あんふぁんがお届けする新着記事一覧 (18/46)
「わが子にはいろいろな事に自信をもって取り組んでほしい!」これは、多くのママの願いではないでしょうか?しかし、ママの対応で子どもの自信を奪ってしまうこともあります。今回は子どもの自信を奪う、親の行動についてお伝えします。褒められると自信がつく私が保育士として勤務していた頃、園で見つけた子どもの成長は、できる限り保護者に伝えていました。子どもの成長を保護者と共に喜び合えることは保育士としてとても幸せな時間でしたし、大切な仕事のひとつでもありました。その時に必ず「お家でもたくさん褒めてあげてくださいね」と伝えていました。先生だけではなく、1番大好きなパパやママから認められるということが、子どもにとって大きな満足感や自信に繋がるからです。ママになって感じた人前で褒める難しさでは逆に親が子どもの自信を奪ってしまうのはどんな時でしょうか?自分がママになって感じたことは、子どもが他人に褒められたとき素直に認めることの難しさでした。特にママ友同士の会話では、「○○くん、すごいね!」と言われると、相手の子をたてたいという思いから「そんなことないよ~」と、つい謙遜(けんそん)してしまいがち。でもその話の内容を、そばにいる子どもはしっかり聞いていることが多いのです。私も実際に、謙遜の言葉をわが子に聞かれてしまったことがあります。それは、息子が耳コピで覚えたいろいろな曲を、ピアノで得意気に弾いていた時のこと。友達が遊びにきて、そのママに「こんなに弾けてすごいね!」と言ってもらいました。相手の子がピアノを習っていたので、つい私は「全然だよ~!なんとか弾けてはいるけど、元々リズム感がないから、リズムが合ってないんだよね、○○ちゃんの方がずっと上手だよ」と返してしまいました。ママとしての私の本音は「うまい、ヘタは関係なく、いつも楽しんで弾いていてうれしい」という想いだったのに…。私たちの会話をしっかり聞いていた息子は「ぼくはリズム感がないの?」と不安になったようで、その後ピアノを弾くことが減っていきました。ママ友の受け答えがとてもステキこのときの私のように、子どもが褒められるとつい謙遜することがクセのようになってしまっているママも多いのではないでしょうか。そんな中、ステキだなと思うのは、「○○が上手だね!」と言ったときに、「そう?ありがとう!」と褒め言葉を素直に受けとるママ友。そしてその後、「上手になったのは、こういう経験をしたのがよかったのかも」と、それまでの過程の話をしてくれるので、こちらも参考になり、楽しく会話ができるのです。子どもの年齢が上がるほど、子ども自身は直接の褒め言葉だけでなく、間接的に聞こえてくるママの「本音」の言葉にも敏感になると思います。そのママ友のような受け答えを普段からしていると、その会話が子ども耳に入った時、きっと自信をもてますよね。親の謙遜が子どもの自信を奪ってしまう親の言葉は子どもにとって影響が大きいのだと改めて感じ、反省しました。今回は、息子がわかりやすく反応してくれたのでこちらも気づくことができましたが、このまま「謙遜」を続けていくと、小さなショックの積み重ねで、だんだんと自信をなくし苦手意識を持ってしまうと思います。それからは子どもが褒められた時は、なるべく「そうなんだよ」「頑張ってるんだ」などと受け止めて返答するようにしています。同意が厳しい時は「そうかな~」とあいまいに答えることもありますが、せっかく子どもが頑張っていることに対し、親の私が否定するような受け答えはしないよう気をつけています。親の「謙遜」によって子どもが自信をなくすことは、本当にもったいないと思います。ママ友同士であっても、お互いに自分の子どもの良いところを認め合うことを、当たり前にしていきたいですね。<文・写真:ライターnicoai>
2019年09月16日園生活や新しいクラスの先生や友達にも慣れてきた2学期以降、イベントが目白押しですよね。秋に運動会がある幼稚園は、本格的な練習がそろそろ始まる頃でしょうか。子どもの成長がとても楽しみな運動会ですが、そこでママを悩ませるのはお弁当、場所取り、撮影、そして「運動会ママコーデ」ではないでしょうか。動きやすさ、日除けや体温調節の機能面に、少しオシャレをプラスして、ママも応援や親子競技を楽しんじゃいましょう! 今回は実際に過去着ていったものも含め、7コーデを紹介します。運動会ママコーデ、おさえたいポイントまずはコーディネートを考える前に、おさえたいポイントを挙げてみます。・親子競技で動きやすいこと・撮影でしゃがんでも裾を引きずらないこと・日焼け対策もまだまだはずせない・急な雨の冷えや、気温上昇にも対応できること・家族のカメラからも見つけやすいこと・できればオシャレも楽しみたい!以上をふまえて、コーディネートを考えました。親子競技出場の有無や、運動会の担当の係がある場合は活動量も変わってきますので、事前に先生や先輩ママへ簡単に聞いておくとより安心です。動きやすさ&機能面をおさえたコーデ2選まずはベーシックアイテムであるボーダーカットソー、白シャツを使った動きやすさを重視したシンプルなコーデを2つ。ボーダーは無地の体操着の子どもたちの中で目立つので、親子競技でも映えます。しかし、着ているママやパパが多いのも事実。そこで、定番のデニム合わせではなく、あえてグリーンのチノパンを合わせました。カラーアイテムをプラスすると人混みに紛れにくいですよ。また、シャツは体温調節もぴったり! 動きやすいスウェットパンツも白シャツを合わせれば、パジャマ感が出ずキレイに着ることができます。中から子どものクラスカラーのTシャツなどを覗かせても一体感が出て楽しい気分が盛り上がりますよね。暑くなったら前を開けたり脱ぐことが可能です。目をひく!パパカメラも安心なカラー&柄コーデ3選人であふれる運動会でわが子を探すのは一苦労。そこで、色や柄を使って、親子競技でまず「一緒に出場するママが」パパやじぃじばぁばのカメラから見つけやすくなるコーデを3つ。色鮮やかなワンピースやチュニックは面積が大きい分、目をひきます。ただ、マキシ丈だと裾を競技中に引っかけてしまったり、待機場所にしゃがむ際に裾を引きずることもあるので、丈はふくらはぎのあたりまでのものがおすすめです。チェックシャツも色柄で目をひきますし、サロペットもあまり被らないアイテムなので見つけやすいです。サロペットはスカーフなどの小物を合わせると幼い印象になりませんよ。服の色や小物に前述同様、クラスカラーを選んでもよいです。風景とどう馴染む?実際に着たリアルコーデ2選いずれも、実際に私が運動会に着て行ったリアル「運動会ママコーデ」です。色を意識して選んで行ったので、見つけやすかったようで、パパカメラが困らなかっただけでなく、娘もすぐ見つけて手を振ってくれたり、仲良しのママ友が気づかないうちに写真を撮っておいてくれたりしました。反省点は左のコーデの日、突然の激しい雨が降った後、気温がかなり上昇したのですが、朝までの曇り空を見て選んだトップスがとても暑くなってしまったこと。脱ぐこともできず、ひたすら暑さに耐えるのはとても大変でした。秋の運動会は天気も変わりやすいので、長時間の運動会を快適に過ごせる工夫が必要です。また、7コーデに共通しているのは帽子やターバンなど頭に小物を足したこと。日焼け対策だけでなく、こちらも見つけやすくなるポイントのひとつです。いかがでしょうか? 幼稚園生活の一大イベントである運動会、子どもの応援に全力を注ぎながら、ママのオシャレも一緒に楽しんじゃいましょう。<文・写真:ライターちゃおこ>
2019年09月15日わが家は3歳と6か月の息子、夫の4人家族。元気いっぱいの長男とまだまだ手がかかる次男との毎日はバタバタ!朝起きてから夜寝るまで、あっという間に時間が過ぎていきます。あまりの慌ただしさのために、座って化粧する時間すらありません。そんな毎日ですが、先日、先輩ママから「部活や習い事が始まって、一気に家族で過ごす時間が減った」という話を聞き、どんなに忙しくても家族時間はしっかり確保したいと思うように。今回は私が「家族時間」を確保するために、バッサリやめたことと新しく取り入れたこと、そこで生まれた時間について紹介します。バッサリやめたこと「洗濯物は干さない、畳まない」以前は「家族全員がお風呂に入った後に洗濯機を回す→ 脱水まで終わったらお風呂場に干す→ 朝外へ出す」という流れでした。脱水完了音が鳴るのは、たいてい家族時間中。夫か私が遊びから抜けるのを、長男はあからさまに嫌がっていました。また帰宅後は外から部屋へ洗濯物を取りこみ、一旦置いておく。隙間時間を見つけて、畳んだり片づけたり。よく途中の状態で放置してしまっていることもありました。しかし「洗濯物は太陽のもとで干す」という概念を捨て、乾燥機でOKと割り切ることに。また洗面所へ息子カゴと夫カゴを用意し、私は乾燥した洗濯物を洗濯機から取り出し、それぞれのカゴへ仕分けるだけに。あとは息子と夫がそれぞれのタイミングで片づけるようにしました。しっかり者の息子は、入浴後に片づけると決めて毎日せっせと片づけていますが、夫は3日分まとめて片づけている模様。ある程度大きいカゴを用意しているので、夫が片づけていなくても「洗濯物が入らない!」なんてことにならずストレスフリー。このシステムにしてから、部屋に洗濯物の山ができることはなくなりました。週に1、2度は外に干す洗濯物もありますが、それらはハンガーのままクローゼットへ片づけることにしています。これなら一瞬で片づけが終了します。洗濯物を干さない、畳まないことで、洗濯にかけていた時間やストレスが大幅にカットされ、大切な家族時間が中断されることもなくなりました。取り入れたこと「家電タイマーをフル活用」賃貸マンションに住んでいたときは、マンションについている設備の説明書は一通りファイリングするものの、どんな機能があるかを気にしたことはなく、最低限の機能を使用してきました。しかし今年の2月にマイホームへ引っ越してからは、すべてに興味津々。給湯リモコンの説明書にまで細かく目を通すほど。そこで改めて知ったのがタイマー機能!試しに使ってみるとこれが思っていた以上に便利。帰宅したらあったか〜いお風呂が沸いていて、優秀な家政婦さんを雇ったかのよう!そんな感覚がとてもうれしくて、他の家電のタイマー機能も使うように。幼稚園へ送っていく出発時にルンバが掃除を始め、帰宅する時間にお風呂が沸いている。夕食時間にごはんが炊き上がり、朝起きたら洗濯が乾燥まで終了している。私にとって、理想の状況がタイマーセットするだけで可能に!自分が決めたスケジュールに合わせて家事が流れていくので、流れに身を任せておけば、スムーズに家事は片づきゆっくりとした家族時間を過ごせます。時間に追われてきた日々でしたが、タイマー機能を活用するようになってからは、時間を追えるようになりました!意識の改革「スマホの通知音をオフに」これまでスマホは通知音が鳴るように設定。初期の状態から何も変更していませんでした。しかし、いろいろ工夫して確保している家族時間に、スマホの画面に出てきた通知や着信音に気を取られてしまい、夫に注意された経験が。メールにレスポンスよく返信できたり、うまく情報収集ができているように感じますが、目の前にいる大切な家族との時間に集中できていないことに気づきました。そんな経験をきっかけに、通知や着信音を消して自分のタイミングでメールやLINEをチェックするこように。音を消しただけですが、スマホを手にしている時間が少なくなりました。またスマホを見つけるとしきりにハムハムしていた次男が、スマホに見向きもしなくなりました。赤ちゃんはママがよく使うものに興味を示すと言いますよね。息子の行動は、私がスマホから離れたことを象徴しているようでした。生まれたのは時間と気持ちの余裕ほかにも、早く起きられた時に野菜パックを作って冷凍したり、3歳児でもひとりで登園準備ができるような家庭内のシステム()を作ったり、小さな工夫をちょこちょこ。小さな工夫を積み重ねることで、0歳&3歳がいながらも、平日の夜に1時間の家族時間を確保できるようになりました。家族みんなで本気で戦いごっこを楽しんだり、長男はブロック遊び、次男は手遊びと別々に楽しむことも。息子たちの成長を、夫と一緒に語り合うのもこの時間です。さらに時間とともにうまれたのは、気持ちの余裕。気持ちに余裕があると、同じ事象でもプラスに捉えられるから不思議。これから息子たちの成長や仕事復帰に伴って、ライフスタイルの変化はあると思うけれど、日々気持ちに余裕のあるママでありたいです。<文・写真:ライターかつき>
2019年09月14日夏休みも終わり、水遊びの遊具をそろそろ片づけようと思っている人も多いのでは。そこで今回は、浮輪やビーチボール、プールなどのビニール製遊具を劣化させずにきれいに保管する方法を紹介します。きちんと保管しておかないと使用できない状態に!?暑い時期にしか使用しない、ビニール製の水遊びの遊具。ビニールプールなど、かさばるものは保管場所に困ることも。わが家では、屋外用物置にまとめて片づけておいたところ、1年後に取り出してみたら、ビニールが張りつき、カビが生えていて大変なことになっていた!という苦い経験があります。そんな失敗談を整理収納アドバイザーの友人に話したところ、いくつかの指摘がありました。・洗ったつもりでもきちんと遊具を洗えていなかった・ビニール製品をまとめてそのまま圧縮袋に入れたので張りついてしまった・屋外の高温多湿になりやすい環境がよくなかったアドバイスをもらって、さっそく収納方法を見直すことにしました。片づける前に!ビニール製遊具の洗い方収納する前に、遊具の汚れをしっかり落とします。そのときに、水洗いだけではプールの塩素や、海でついた汚れなどが落ちないので、台所用洗剤などの中性洗剤を使用して洗います。洗い終わったら、しっかり乾かすことも大切。水気が残っているとカビが発生する原因になってしまうこともあるので、タオルで軽く拭いてから、直射日光に当てずに陰干しで乾かすのがポイントです。ビニール遊具の保管方法遊具をきちんと洗って完全に乾いたら、収納していきます。空気をしっかり抜いてコンパクトにたたんでいくのですが、そのときにもいくつかのポイントがあります。【ベビーパウダーを使ってビニールが張りつかないようにする】折りたたんだ部分の密着しているビニールが張りつきやすくなるので、ベビーパウダーを少し振りかけてサラサラにしてから収納します。【空気穴を上にしてたたんでいく】買ったときのパッケージの中をイメージして、折りたたんでいきます。空気穴を上にしてたたむと、空気をしっかり抜くことができます。【個別にチャック付き保存袋に入れて収納】折りたためたら、チャック付き保存袋に個別に入れて保存します。ビニールプールなど大きなものは、購入時の箱や大きめのビニール袋などに保存します。【室内の冷暗所で保管】高温多湿になりやすい場所は避けて、なるべく室内の冷暗所に保管します。私は昨年からこの方法を試してみてみましたが、保存袋から出したときにビニールの張りつきや、ヌメヌメした感じ、イヤな臭いもなく、そのまま気持ちよく使うことができました!少し手間に感じるかもしれませんが、きちんとお手入れすればお気に入りのアイテムを長く使うことができます。ぜひ、みなさんも試してみてください。<文・写真:ライターやまさきけいこ>
2019年09月13日運動に苦手意識のある子が運動会を少しでも前向きに運動会、どうしても苦手意識のある子どもっていますよね。運動会を前に「休みたい」と言い出す子も…。親としては、結果はともあれ、楽しんできてほしい。そのために、ちょっと絵本の力を借りてみましょう。かっこいいジィちゃんに憧れて、少しは走ってみたくなるかな?「ぼくのジィちゃん」作:くすのきしげのり、絵:吉田尚令、出版社:佼成出版社【概要】運動会の応援に田舎からやってきたジィちゃん。なんだかかっこ悪いなぁと思っていたけれど、運動会当日、「昔は速かった」というジィちゃんの走りを見たみんなはビックリ!その走りっぷりに、みんなが「ジィちゃんかっこいい」と思わず声を出してしまいます。本の中で、ジィちゃんは速く走るコツを教えてくれています。それをおまじないのようにとなえて練習すれば、速く走れるようになるかもしれません。本番ではかっこいいジイちゃんがついていてくれるような、後押ししてくれているような気になって、力がわいてきますよ。運動会はかけっこだけじゃない!自由な楽しさを見つけてみよう「むしたちのうんどうかい」文:得田之久、絵:久住卓也、出版社:童心社【概要】たくさんの虫が原っぱに集まって運動会を始めます。かけっこだけでなく、飛びっこ競走、ダンゴムシをつかった玉入れ、チョウチョウたちの踊りや綱引きも。それぞれの個性を活かして運動会を楽しみます。個性豊かな虫たちがそれぞれ得意な種目に参加している楽しそうな表情が、運動会のいろいろな楽しみ方を教えてくれます。もちろん、お昼ご飯の時間も楽しみです。「運動会には楽しいことがいっぱいあるよ」ということを、親子で絵本を読みながら伝えられたらいいですね。上から読んでも下から読んでも、とにかく楽しもう!「さかさことばでうんどうかい」作:西村繁雄、出版社:福音館書店【概要】さまざまな動物たちが登場し、いろいろな種目に参加します。そこに添えられた文章は、上から読んでも下から読んでも同じ「回文」で書かれていて、すごい記録も、ちょっとした失敗も、動物たちのとぼけた表情とともに、笑いをさそいます。回文をじっくり読んで楽しむもよし、動物たちのおとぼけぶりを笑うもよし。親子で運動会を回文づくしで楽しみましょう。昼休みのみんなのひとことも読み飛ばさずにじっくり読んでみて!そして、負けても「わたしまけましたわ」のひとことで、みんなで笑ってハッピーエンド。もっとがんばりたい!気持ちがわいてくるかも「うんどうかいがなんだ!」作:きむらゆういち、絵:大木あきこ、出版社:新日本出版社【概要】運動が苦手でいつもビリ競争をしているブブタンとポンスケ。この二人が二人三脚で組むことに。まわりのみんなはこの組み合わせなら自分たちは絶対ビリにはならないと笑います。そんな二人が力をあわせてがんばると、力がわいて、なんと一番に。「運動は苦手じゃないけれど、やる気がない」「負けても悔しいと思っていない」「親としてはもうちょっとがんばってほしい」。そんなお子さんに、ぜひ読んであげてほしい運動会絵本です。「負けたらくやしい」「くやしいから次はがんばろう」と次へのステップにつながるといいですね。運動が苦手な子にとっては、本当にイヤな季節です(私がそうでした)。でも、運動会は楽しくない、休みたいではなく、運動が得意な子も苦手な子も、みんなで楽しく過ごせるイベントになるよう、親としてバックアップできたらいいなと思います。<文・写真:ライター鳥居由紀>
2019年09月12日近年、大流行のマスキングテープ。小物の飾りや、園の先生へのカード作りなど、活躍する場面も多いですね。でも今回のオススメは、ひと味違う「インテリアマスキングテープ」。ちょっとした工夫で、お気に入りの部屋作りに大活躍。わが家の活用法を紹介します。インテリアマスキングテープって?普通のマステとどう違う?DIY向けに壁の装飾用などとして販売され、5~20㎝超と幅が広く、色柄がインテリアに馴染みやすいのが特徴です。マスキングテープなので、貼ってはがせて壁などを傷めないのがうれしいところ。お部屋やトイレの模様替えに!オシャレな統一感も【お部屋編】なんと、コンセントプレートがかわいく変身!この部分は日常生活で触れる回数が多いため、経年劣化が目立ちやすいですよね。汚れや日焼けの変色が気になった時の対策としても重宝します。スイッチプレートもおそろい柄で。【トイレ編】トイレ窓下の棚は、ぱっと視線がいく場所。しかも棚上は、ほこりも溜まりやすいところです。きれいに模様替えできて、汚れたら貼り替えOKなのもうれしい!トイレットペーパーラック上部の棚もおそろいの柄にするのがおすすめ。壁にも安心!お絵かきコーナーも作れちゃう市販のホワイトボードシート(100円ショップにもあり)と組み合わせると、子どものお絵かきコーナーが完成。いきおい余ってはみ出してしまうのは子どもにありがちなこと。幅広のインテリアマスキングテープなら、シートからマーカーが多少はみ出しても壁をカバーできます。汚れがひどくなったら貼り直せばOK。子どもの描いた絵が額縁に飾られているようで、とってもステキですよ。その横には、マーカー入れを作ると便利。インテリアマスキングテープと同シリーズで「シェルフステッカーポケット」という小物入れを見つけました。これを貼って、ホワイトボードマーカー入れに。オシャレで使い勝手の良いお絵かきコーナーは、娘に大好評でした!見た目よし!機能よし!活用の幅は無限大【小物のデコレーション】日用品など小物のデコレーションなら、簡単にトライできます。洗面所の綿棒ケースまでおしゃれに!ブラシやヘアゴムを入れる箱も、娘と一緒にデコレーションしてみました。【ポスターを壁にペタペタ…でもお部屋に統一感!】あいうえお表や世界地図・国旗など、ポスター類を部屋に貼ることも多いのでは?あちこちにペタペタ貼っていると、部屋が雑然とした印象になりがち。でも、同じ種類のインテリアマスキングテープで丁寧に貼れば、部屋に統一感が生まれ、すっきりとした印象にまとまります。【ロボット掃除機を使う人に朗報!】便利なロボット掃除機をわが家でも愛用していますが、時々ゴムのすり跡が床から数センチ上(ちょうど巾木の位置)についていることが。でも、そこにインテリアマスキングテープを貼っておくと、見た目もキレイに保護してくれるので安心。汚れたら張り替えればOKです。「インテリアマスキングテープ」を活用して、手軽で楽しいDIYにトライしてみてはいかがでしょうか。<参考>ニトムズdecolfaニトムズdecolfaインテリアマスキングテープニトムズdecolfaシェルフステッカーポケットmtCASAfleece<文・写真:ライター石川友美>
2019年09月10日わがままばかり言う、約束を守らないなど、気づけば毎日わが子を叱ってばかり…。そんなママたちに「子どもを伸ばすには褒めるのが一番!」という教育評論家の親野智可等さんが〝褒め育児〞について教えてくれました。イラスト/柴田ケイコお話を聞いたのは:親野智可等さん(おやのちから)/教育評論家、「ほめ写プロジェクト」発起人〝無条件の褒め〞が人としての土台をつくる子育てしていると、思い通りに動いてくれない子どもにカリカリ、イライラ…なんてことは日常茶飯事ですよね。この世に生を受けて数年の子どもたち、大人のようにできないのは分かっていても、思わず感情的に怒ったりしていませんか?「子どもは褒められることで自信がつきます。それはすなわち自己肯定感が高まるということ」と話す親野さん。自己肯定感の高い子どもは、さまざまなことを頑張れる、乗り越えられる子に成長するということが、多くの専門家の研究により明らかになっています。そして、自分を認めてもらえた安心感から、他人にも優しくできるようになるとも言われています。反対に自己肯定感が低いと「自分なんて存在しないほうがいい」などと考えて、生きるエネルギーが湧いてこなくなってしまうこともあるのだとか。幼い子どもは、まだ自分のことがよく分かっていません。ですから、自分以外の人の言葉で自分のありようを認識します。この時期に無条件に褒めてもらえた、例えば「生まれてきてくれてありがとう、大好きだよ」と存在を丸ごと受け入れる「褒め言葉」を掛けられてきた子は、自分の存在全てを肯定されているという確信がもてるようになります。そしてそれが、人としての土台をつくっていくのです。否定的な言葉掛けは親のストレスを子どもに背負わせる行為褒めることで自己肯定感が高まることは理解できても、目の前にいる子どもは今日もとんでもないことをしている…。そんな姿を見たら、思わず「なんでそんなことするの!?」と叱りたくなりますよね。でも、こういった否定的な叱り方、特に「なんで○○なの!?」という疑問形の投げ掛けは、一番やってはいけないことだと親野さんは言います。「これは、詰問することで子どもを困らせて溜飲を下げたいという意図が無意識のうちにあるからです。さらに悪いのは、そうやって親が発散したストレスを子どもに背負わせてしまうこと。また、疑問形で叱るとき、子どもに回答を求めている親はあまりいません。逆に答えると〝口答えしないの!〞なんて親に言われてしまうことも。つまり子どもは〝答えなくちゃいけない・答えてもまた叱られる〞というストレスまで抱え込むことになるのです」子どもを褒めることで親にも好影響が褒めることは、親にとっても良い側面があります。誰かを褒めるということは、相手の良いところを見つけることです。褒めることを繰り返し習慣付けることで、人・物事の良いところを見つけようというマインドが培われていきます。これは子育て以外の日常生活においてもとても有効で、例えば混んでいるスーパーに行ったとき、「レジが混んでいて嫌だなあ」と思うより、「人気のあるスーパーで買い物ができて良かった」と思えた方が楽しいですよね。つまり、プラスの側面を見ることでプラス思考が身に付くというメリットがあるのです。このように、褒めることは親子それぞれにとって良いことがたくさんあります。ぜひこれを機に、「褒め育児」を始めてみませんか。ママの“しまった!”エピソード● 「なんでこんな簡単なこともできないの?」など、ついつい言ってしまいます。そのせいで「自分はみんなよりできない子なんだ…」と自己評価の低い、自信のない子になってしまいました。(はな丸)● お友達とトラブルになったとき、他の人の手前、子どもの言い分を聞く前に怒ったり注意したりしてしまいます。本当は状況を把握してから、必要であれば注意するべきなのに…。(Kokorita)● 自分が「後でね~」と先延ばしにしておいて、いざ後になって言われると、「もう時間ないよ、分かるでしょ!」などと逆切れしてしまいます。(@ひかな)● あれやりなさい、これやりなさい、と注意はするのに、子どもがそれをきちんとできたとき、褒めてあげるのを忘れてしまったこと。(あっこまんちゃん)● 「〇〇ちゃんはできるのに」とお友達と比べてしまったり、「〇〇しないと、〇〇してあげないよ」など条件付きで叱ってしまうことがあります。(すまいる41)褒めたいけれど、褒めるところが見つからない!でも、待って。視点を変えれば褒めることは簡単です。今すぐできる〝褒めテク〞を親野さんに聞きました●「条件付きの褒め」の前に、たくさんの「無条件褒め」を親が子どもを褒めるときは、何かを頑張った・やるべきことがちゃんとできた・できなかったことができるようになった、などの場合が多いでしょう。これらのケースで褒めるのはもちろん大切。ただ、このように「〇〇を頑張った」ことでしか褒められないと、子どもは「頑張らないと褒められない、認めてもらえない」と思い込んでしまうことも。こういった条件付きの褒めだけではなく、相手を無条件に肯定する「あなたが大好き」という言葉をたくさん贈ると、子どもの自己肯定感が大いに高まります。●否定的な言葉はこんなふうに言い換えて子どものためを思えばこその言葉も、言い方次第では悪影響を与えることも。否定形で話しがちな人は、特に注意しましょう。・「頑張らなきゃダメだよ」→「頑張ろう」だけでOK・「靴は靴箱に入れなきゃダメでしょ」→「靴箱にしまうとスッキリするね」・「今から用意しておかないと、明日の朝間に合わないよ」→「今から用意しておけば、明日の朝は余裕だね」どのケースも、後者のように言われた方がすんなり受け入れられます。●やりたいことを、やらせてあげよう危険なことと他人に迷惑を掛けること以外は、子どもがやりたがっていることはできるだけやらせてあげましょう。「そんなことやっちゃダメ」ではなく、「やってみよう!あ、上手にできたね、すごいね」と良いところを褒めてあげて。自己肯定感アップと共に、物事を主体的に考える思考も身に付きます。●子どもができないときはやってあげよう例えば、どんなに注意してもお片づけができない…。そんなときは、いっそママが片づけてしまいましょう。叱ってばかりだと「片付けのできない僕のこと、ママは嫌いなんだ」と、自己肯定感が下がってしまいます。ママが片づけてあげることで、自分ができないことをやってくれているママのことをもっと好きになりますし、片づいた状態は子どもの頭にインプットされます。「やってあげると自立できない」という話をよく耳にしますが、最新の心理学では「叱り続けるより、気持ちよくやってあげた方がかえって自立できる」と言われています。● 「ステキな絵を見せてくれてありがとう」「できると信じていたよ」など、褒める+私の気持ちを伝えるようにしています。(*macchi*)● 「一番早くできたね」ではなく、「最後までよくできたね!」など、褒めるときは周りと比べないようにしています。(こりんぬ)● 子どもが得意げに報告してきたときは、たくさん褒めて話を聞く。聞く時間がないときでも、笑顔だけは忘れないようにしています。(さとーゆき)● 元保育士のママ友は、自分の子だけでなく他の子のことも肯定的に長所をたくさん見つけてくれます。短所だと思っていたわが子の特徴も長所として捉えてくれていて、目からうろこでした。短所にばかり注目し、言葉をつなげてしまう自分を反省しました。(☆☆れい☆☆)● しっかり子どもの目を見て褒める。きょうだいがいるときは、一人のときを狙ってその子だけに向けた褒め方をして、特別感を出しています。(よつばりんご)あんふぁんも応援親野さんが発起人「ほめ写プロジェクト」知ってますか?親野さんが小学校教師をしていた頃、家庭訪問などを通じ「自己肯定感の高い子どもの家庭には、写真を貼られていることが多い」という気付きを得たそうです。“子どもが頑張ったときの写真や、大切な家族の写真を家の中に飾る”その行為そのものが、子どもの存在を認めることにつながり、写真を見ながら自然な会話の中で褒めることができます。「ほめ写プロジェクト」は、写真を貼って褒めることで、子どもの自己肯定感を向上させよう。そして、その効果を客観的・科学的に研究し、結果を広く発信しようという取り組みです。
2019年09月10日子どもが学校に通い始めると、今までとは異なる学習・生活環境にわが子が適応できているのか、楽しく過ごせているのか、と心配になりますよね。特に第1子の場合、子どもはもちろん、親にとってもすべてが初めて尽くし。私も少し緊張感のある毎日を送っていました。そんなある日、「もしかして娘がいじめられているのでは!?」と、私自身が冷静さを失うできごとが起きました。今回の記事では、その時の私がとった行動と、そこから学んだ教訓をお伝えします。小学校に入学して初めて娘が泣いた日長女は、小学校に入学してから毎日帰宅後に「今日も学校楽しかったよ!」と笑顔いっぱいで報告してくれていました。しかし、入学から数か月が経過したある日、とても暗い表情で帰宅。気になって「どうしたの?」とたずねたところ、ポロポロと泣き始めました。娘が絞り出した言葉は、「怖かった」のひとことのみ。しばらく時間をおいて再度理由をたずねたところ、教室で1人ひとりが自分のイスを持って整列している時に、後ろに並んでいる男の子が、何かをきっかけにして怒り出し、イスを娘に投げつけようとしたとのことです。娘いわく、「自分は何もしていないのに、そのような態度を取られてとても怖かった。先生もその時の状況を見ていなかった」と。この話を聞いたとき、私は怒りに震えあがりました。大事に育ててきた娘が、楽しく通っていた学校で初めて怖い思いをしたと聞いて、冷静でいられなくなったのです。「ウチの子は何もしていないのに、なんでそんな怖い目に遭わされなきゃいけないの!その男の子の親はどんな教育をしているの!」まず私は「その男の子の家に文句を言いに行かねば」と思いました(娘と学童が一緒だったので、その子の家の場所もわかっていました)。ただし、私ひとりでは心細かったので、夫が帰ってくるのを一旦待つことに。怒りに震える私が冷静さを取り戻すまで夫が帰ってきて事情を話すと、夫は意外なまでに冷静でした。「娘は自分に非はないと言っているけど、もしかしたらそうじゃないかもしれない。まずは担任の先生に相談してみよう。先輩ママにもこういうときどうしたらよいか、聞いてみたら?」夫に諭されたこともあり、まずは連絡帳に娘から聞いたその日のできごとを記載し、先生からのコメントを待ちました。また、先輩ママたち数人にもすぐ連絡を取り、アドバイスをもらうことにしました。先輩ママたちからは、・決して男の子の親に直接話に行くべきではない(相手も突然のことで冷静さを失う可能性が高い)・まずは教育のプロである先生にフォローをお願いする、それでも解決できない場合は学年主任、校長先生、教育委員会、外部機関など、順を追って対応していくとよいと助言をもらいました。特に、先輩ママのひとりには、「その男の子も、小学校に入学して環境が変わり、少し心に余裕がなくなっただけかもしれない。この行動がどんどんエスカレートするのか、落ち着きを取り戻すのか、経過を見守ってあげたら?」とのアドバイスが。その言葉を聞き、自分の子どもを心配するあまり、視野が狭まっていたこと、まわりの子に気配りする(見守る)余裕がなくなっていたことに気づきました。翌日、担任の先生からは、(列の先頭に立っていたため)その状況を見ていなかったことに対するお詫びと、・男の子と娘、双方の言い分を聞き、今回の場合は男の子に非があった・男の子から謝罪させ、娘もそれを受け入れたと連絡があったこともあり、私の心も落ち着きを取り戻したのでした。トラブルに冷静に対処できるよう、第三者の助言を求める意識を持とうこのできごとの後、先輩ママからの助言を自分なりにかみ砕いた結果、その男の子に学校や学童で会った時には、必ず笑顔で話しかけるようにしました。また、男の子の両親とも積極的にコミュニケーションを取るようにしました。その後、娘はその男の子とも仲良く遊ぶ仲になったので、あの時見た娘の悲しい顔を再度見ることはなく、今はとても安心しています。幼稚園や保育園とは異なり、小学校以降はどんどん子どもが親の手から離れていきます。友人同士のトラブルに巻き込まれることもあるでしょう。だれでも、最初のトラブルには気が動転してしまうもの。そんな時は、自分ひとりでどうにかしようとするのではなく、子どもに寄り添いながら、家族で対応を話し合う、学校に相談する、先輩パパママにアドバイスをもらうなど、第三者の視点を踏まえて、最適な解決策を導くのが大切だと実感するできごとでした。<文・写真:ライターnanahi>
2019年09月09日子どもたちが楽しみにしている秋の運動会の季節となりました。運動会といえば、家族で囲む楽しいお弁当ですが、朝5時起きで作ったのに家族の反応が…なんてことはありませんか?今回は忙しいパパやママにおすすめ、簡単にできて、見た目もバッチリの運動会のお弁当アイデアを紹介します。取り分けの紙皿は使わない!カップ使いの達人になろう運動会のお弁当は家族が多ければ多いほど、取り分けスタイルが一般的だと思います。でも、平らな紙皿での取り分けは子どもにとって意外とむずかしいもの。うっかり落としたり、こぼしたりで慌てることも…そんなときは手軽に食べられるように、最初からカップや紙コップに盛り付けるのがおすすめです。私は主宰している料理教室で材料分けに使う透明のプリンカップを使っていますが、かわいい浅めのカップや、洗う手間いらずの紙コップも。紙コップの場合はお弁当箱の高さにカットして。切り口にマスキングテープを巻けば、手を切る心配もありません。浅めのカップにはピンチクリップなどをつけると子どもも取り出しやすいですよ。わが家は揚げ物やマリネなどのおかずをカップに詰めますが、友人はそうめんやちらし寿司を詰めて家族に大好評だったとか。子どもが大好きなカレーや焼きそばを詰めたり、アイデア次第で色々な使い方ができるのもカップの魅力です。お重はいらない!お気に入りの空箱をみつけよう!運動会のお弁当というと、お重を使う人も多いと思います。近年はおしゃれお重もあり、時間をかけて盛り付けるのも楽しいと思いますが、私が毎年使っているのは「空箱」。いただきもののお菓子が入っていた大きめのステキな箱が家に眠っていませんか?その箱にお気に入りのペーパーナプキンを敷いて、カップを並べていけばあっという間に運動会のお弁当のできあがり。お重の盛り付けに悩む必要もなければ、重いお重を持ち帰る手間もいりません。ペーパーナプキンの代わりにワックスペーパーやソフトペーパーを使っても。子どもと一緒に選ぶと運動会のワクワク感もアップします。お手伝いにもぴったり!フラッグピックをつくろう!子どもが大好きなお弁当ピック。色々な種類がありますが、ピックに統一感があると、お弁当がぐっとおしゃれになります。でも、年に一度の運動会のためだけに大量のピックを購入するのはもったいない。そんな時に活躍してくれるのが、マスキングテープとつまようじを使って作るフラッグピック。つまようじのもち手にマスキングテープをくるりと貼るだけの簡単作業なので、わが家では運動会前日の恒例の息子のお手伝いでした。子ども向けのクッキングクラスでもフラッグピック作りは大人気です。ハチマキおにぎりで運動会気分アップ!お弁当の定番メニューのおにぎり。運動会気分が出るおにぎりを作りたいけど、キャラ系は苦手というパパやママに簡単に出来るハチマキおにぎりを紹介します。【材料】(10個分)ごはん…500gかにかまぼこ…5本のり…2枚塩…少々【前日準備】・前日にかにかまぼことのりでパーツを作る。まず、かにかまぼこを開いて、赤い部分と白い部分に分け、それぞれ割いて赤いハチマキ5本と白いハチマキ5本を作る・残った赤い部分のかにかまぼこをタピオカ用ストローで抜いて、頬を10組作る・のりは1/8枚を10枚用意し、それぞれはさみで切り、前髪のパーツを作る。余ったのりで目、鼻、口の顔のパーツをのりパンチで抜いて10組分を準備する※密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存する【作り方】1. ご飯は10等分(1個当たり50g)にし、塩をふったラップで包み、平らなだえんににぎる2. 前日に準備しておいた前髪のパーツののりをはりつけ、ラップで包んで10分程度おいてなじませる3. のりがなじんだら、ピンセットを使ってのりの顔のパーツをはり、マヨネーズを接着剤代わりにかにかまぼこの頬をのせていく。最後にはちまきをのせてできあがりポイント・のりの前髪のパーツ部分は全体に切り込みを入れておくと、食べやすくなります・目のパーツは少し左右離れ気味に、鼻のパーツは目の高さに、口のパーツは鼻のすぐ下に、できるだけ全体を中心よりにのせていくとかわいい顔ができます・マヨネーズが使えない場合は短く折ったパスタを使って頬を固定します。おにぎりを食べる頃にはご飯の水分でやわらかくなっています定番のから揚げやおにぎりも、箱とカップとフラッグピックの組み合わせで華やかに。頑張る子どもたちを応援するお弁当で、運動会を盛り上げましょう!<文・写真:ライター稲井華子>
2019年09月08日あまりの暑さに食欲がなくなり、適当な食事ですませていませんか。夏こそ、積極的にビタミンやミネラルを補って、免疫機能の向上を!夏野菜を中心にしたレシピは夏バテ対策対策にも免疫力アップにも大活躍!夏野菜とは?夏野菜とは、文字通り夏に収穫される野菜をいいます。キュウリ、ピーマン、オクラ、ニラ、ズッキーニ、ゴーヤなどがあり、カロチン、カリウム、ビタミンC、ビタミンEなどを多く含む野菜が多いです。旬の野菜にはその季節に必要な栄養効果があるといわれます。夏に不足しがちなカリウムやビタミン類といった栄養素をこれらの旬の夏野菜から摂るようにしたいものですね。海鮮と夏野菜のサラダ海の幸は生でも冷凍でもOK!冷凍はボイルしてあるので自然解凍し、そのままサラダに使えます。海の幸と山の幸で夏を乗り切りましょう。材料(1人分)・タコ15g・ミニエビ10g・ベビーホタテ15g・わかめ15g・板のり5g・キュウリ50g・オクラ2本・ お好みのカットサラダ野菜適量(レタス、サラダ菜、キャベツなどの葉物)A・しょうゆ大さじ1・酢大さじ1/2・人工甘味料大さじ1/2・ねりごま大さじ1/2・すりごま大さじ1/2・ごま油小さじ1/2・すりおろし生姜小さじ1/2作り方STEP1材料すべてをひとくち大に切り、食べやすい大きさにするSTEP2Aの生姜ドレッシングの材料をすべて混ぜ合わせるSTEP3皿に1の材料を盛り、のりを飾り盛りし、ドレッシングをかけてできあがりサラダ 1人分エネルギー 50kcal/タンパク質 8.8g/脂質 0.4g/糖質 1.8gドレッシング 1人分エネルギー 116kcal/タンパク質 3.3g/脂質 10.2g/糖質 1.9g
2019年09月08日秋の運動会へ向けて練習をしている学校もあるのではないでしょうか。息子が通う学校でも、運動会の練習の真っ只中。小学1年生の息子は、「かけっこで1位になる!」と張り切っています。自信たっぷりなのにもかかわらず、走るのがとても遅い息子。そこで、かけっこ教室もしているスポーツトレーナーの瀬戸綾子さんに、早く走るための練習方法を教えてもらいました。1.ひじは90度をキープ!「腕ふり」の練習法早く走るために一番大切なことは、腕をふること。腕がきちんとふれていないと、うまく走れません。手ぬぐいや薄手のタオルを使って、腕ふりを体に覚えさせましょう。(1)タオルを二つ折りにして、輪を腕に引っ掛けます。タオルは、ひじが90度になる長さに調節して手に持ちます。(2)腕を固定したまま、スイングさせます。「1、2、1、2」とリズミカルに手のひらにパンチしてもらいましょう。このとき、肩がブレないように注意!(3)上手に腕がふれるようになったら、この状態のまま走ります。腕ふりはフォームの中でも基本中の基本です。腕ふりを練習するだけで、早く走れるようになることもあるそうです。2.自然とできる「もも上げ」の練習法足がおしりの方に蹴り上がっていると、前へ進む力が後ろに逃げてしまいます。ももをしっかり上げて、前方に進む力を伸ばしましょう。坂を登るときは、自然とももが上がるので、坂道で練習するのがおすすめです。(1)坂になっている場所で、「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10」と、もも上げをします。(2)10数え終わったら、上までダッシュ。坂道を登るのは疲れやすいので、「あの木まで競争しよう」「3回やったら休憩しよう」と目標を決めながら走りましょう。3.マス目を使ったリズム感を鍛える練習法走るときはリズム感も重要。公園の歩道で見かける、小さめのブロックを利用してリズム感を鍛えてみましょう。動きを制限することで、練習した腕ふりともも上げの動きをひとつにまとめる効果もあります。(1)小さめのブロックを1マスずつ駆け足で進みます。(2)次に、グー、パー、グー、パーで進んでいきます。(3)黄色が右足、白色が左足の順でリズミカルに進んでいきます。今回はブロックとトレーニング用のラダーを使いましたが、砂のグラウンドに枝でマス目を描くのが簡単。ほかにもいろいろな動きができるので、子どもの好きなように動いてもらってもOK。走り込みも大切!体力をつける腕ふりやもも上げなどのトレーニングも必要ですが、走り込むことも大切です。追いかけっこやジョギングなども効果的。「この子が集中して走れる距離はどのくらいだろう?」 と考えながらムリがない距離を設定しましょう。パパやママと競争するときは、実力にあわせてハンデをつけ、大人も全力で走りましょう。そこで、勝ったら自信がつくし、負けてもパパやママみたいに走りたいと思ってもらえます。「もっと腕ふりを頑張る」「最初のダッシュに集中する」など勝つためにはどうすればいいか、一緒に作戦を練ってみましょう。集中力・やる気がないときはどうすればいい?年齢が低い子や練習がキライな子は、なかなか集中力が続きません。一度にたくさん練習するよりも、少ない時間でも継続することが大切です。子どもが楽しめる方法、やる気が出る声がけをしながら練習しましょう。<例>・「3本だけ」など、回数を決めて見通しを立てる・ダラダラ続けるより、その子が集中できる時間内で終わらせる・タイムを縮めることにやりがいを感じるならタイムを計る・興味があるものに話につなげてモチベーションを上げる・シートを敷いてうつ伏せになり、「よーい、どん」でペットボトルを取りに行くなどゲーム性を持たせる走るフォームは人それぞれ!結果ではなく頑張ったことをほめてあげて大人がやりがちなのは、あれこれ細かくフォームを指導すること。一度にたくさん言われると、子どもは「できない!」になってしまいます。早い人でもフォームは人それぞれ。走り方の個性を生かして、伸ばしていきたいですね。運動会では、緊張して練習の成果を発揮できないこともあります。「かっこよく走れたね! 」「ちゃんと腕がふれてたね!」など、それまでの練習で頑張ったことをほめて次につなげたいですね。取材協力:フリースポーツインストラクター瀬戸綾子<文・写真:ライター三浦綾子>
2019年09月07日わが家が夏休みになると欠かさず行っているのは、「野菜の収穫体験」です。これは、近所の農家さんのイベントに参加したり、義両親の畑を借りたりし、長男が1歳の頃から毎年続けて今年で5回目になりました。子どもたちと一緒に楽しむ収穫体験を通じて得られた、3つのことを紹介します。想像力と観察力を身につけられるまずは、収穫体験前にやっておくとよいことがあります。それは“予想をたてること”。「ピーマンはどうやって実になっているのかな?」「大きくなる前のトマトはどれくらいの大きさかな?」と、これから収穫する野菜について、子どもと一緒に考えて予想をたてておきます。畑に到着したら、いざ答え合わせタイム!スーパーに並ぶ前の野菜の状態に興味津々です。予想をたてて、答え合わせをすることで、想像力と観察力を同時に鍛えるチャンスになります。大人も知らなかった発見があり、面白いですよ。農家さんから教えていただいた「オクラの実のつき方」。太陽に向かって生えるそうです野菜を育てる大変さを学び、食育に5歳の長男は幼稚園でもミニトマトやキュウリを育てた経験があります。種をまくところから実が大きくなって収穫するまでの過程を見てきたこともあり、野菜が食べられる状態になるまでには「こんなに時間をかけているんだ」「太陽の光や水をあげて、お世話をすることが大切なのだ」ということを、収穫体験をした広い畑の中で改めて感じたようです。いろいろな力が合わさった結果で野菜ができることを学び、大切に食べようとする気持ちが芽生えるきっかけになりました。採れたての野菜のおいしさを知り、好き嫌い克服!自分の目で選び、自分の手で一生懸命に収穫した野菜は、子どもたちにとって特別なもの。今まではお皿の端のほうによけたり、最後まで手をつけようとしなかったりする苦手な野菜も、自分で収穫した野菜は食べてみようという意欲がわくようです。長男がこれまでの収穫体験を通じて好き嫌いを克服した野菜は、ミニトマトとナスです。ピーマンとナスが苦手な3歳の次男も、この方法で!と思い、今回チャレンジしたところ、見事に克服しました。「自分で採った!」という特別感は大きなパワーとなり、子どもの成長につながります。好き嫌い克服レシピ「豚とピーマン・ナスの甘辛みそ炒め」ピーマンとナスが苦手な次男が、おかわりをするほど気に入ったわが家のおかず「豚とピーマン・ナスの甘辛みそ炒め」を紹介します。甘辛なタレが食欲をそそりますよ。【材料】(4人分)・豚バラ薄切り肉 300g・ナス 2本・ピーマン 3個・ショウガ チューブ 1センチ分・ニンニク チューブ 0.5センチ分・サラダ油 適量・みそ 大さじ3(★)・酒、みりん、しょうゆ、砂糖 各大さじ1.5(★)【作り方】1.ナスとピーマン、豚肉を食べやすい大きさに切ります。好き嫌いを克服する子ども用は、小さめに切るほうが成功率がアップします2. フライパンにサラダ油を敷き、ショウガとニンニクを入れて中火で炒めます。香りがたったら豚肉を入れます3.豚肉に火が通ったら、ナス、ピーマンの順に入れ、しんなりするまで炒めます4.★印を混ぜ合わせたタレを加え、中火から強火でサッと炒めてできあがりわが家は夏の収穫体験で、苦手な野菜を克服しましたが、これからの季節は、いろいろな野菜がますますおいしくなります。全国各地で収穫体験ができる催しが開催されており、体験を通じて食育をする、好き嫌いを克服するチャンスですよ。子どもが苦手な野菜に向き合う時間をつくってみてはいかがでしょうか。<文・写真:ライター郡司佳奈>
2019年09月06日あまりの暑さに食欲がなくなり、適当な食事ですませていませんか。夏こそ、積極的にビタミンやミネラルを補って、免疫機能の向上を!夏野菜を中心にしたレシピは夏バテ対策対策にも免疫力アップにも大活躍!生姜スープ冬のモノと思われがちな生姜ですが、中国には夏の生姜は医者を遠ざける、という言葉があり、夏こそ食べたい食材のひとつです。エアコンによって冷えた身体を温め、食欲増進、血液循環促進作用などがあり、代謝もアップ!材料(4人分)・水500ml・鶏ガラスープの素大さじ1・しょうゆ大さじ2・塩、こしょう少々・卵1個・絹豆腐150g(3個パックの豆腐のうち1個)・ほうれん草3束・生姜10g作り方STEP1鍋に水、しょうゆ、鶏ガラスープの素、塩・こしょうを入れるSTEP21が沸騰したら溶き卵を入れる。ひとくち大にカットした豆腐を入れるSTEP3ほうれん草は5センチ幅にカットし、600Wのレンジで1分加熱するSTEP43を鍋に入れ一緒に1~2分ほど煮るSTEP5鍋の火を止めて生姜をすり下ろし、鍋に入れる。軽く混ぜ合わせて完成!1人分エネルギー 103kcal/たんぱく質 9.3g/脂質 3.6g/糖質 4.4g
2019年09月06日子ども同士のやりとり、口を出したことある?あんふぁんWebの「どっちだポン!」コーナーで「子ども同士のやりとり、口を出したことある?」と聞いたとこ65.6%が「ある」と回答。そのときの状況とママの気持ちを紹介します。つい口出ししてしまう■ 気の弱い息子は、公園の砂場で自分のスコップやバケツを奪われることが多い。しばらくは様子を見ているけれど、あまりにも返してもらえないと、つい間に入って取り返してしまう私…。本人に頑張ってほしいとは思いつつ。(はるまきさん/36歳)■ 2歳の娘が砂場遊びをしていたら、ほかの子どもに意地悪なことを言われていることがあった。しばらくは娘の反応見ていたけど、うまく遊べず「仲良く遊ぼうね、ちょっと貸してね」と言った。 やっぱり自分の子どもが一番かわいいから。最近は3歳間近になって、自分から話しかけるようになり遊び上手になって、あまり口出ししないようになった。(カシューナッツさん/40歳)■ 息子が公園のブランコに並んでいると、一番前に並んでいる子を押しのけて、ブランコに乗っている子がいることに気づきました。 最初は黙って見ていましたが、あまりに何度も繰り返すので、その子も含めてブランコに並んでいる子ども全員に声掛けしました。 子どもだけで解決できなさそうだと判断したら口を出しています。(ゆさらさん/38歳)■ 息子の年長クラスのリーダー的な女の子は、なぜかいつも自分のお気に入りを数人決めて、ほかの子をハブろうとする。そして、なぜかその子に気に入られようと奮闘する息子(涙)。不憫でついつい「みんなで遊ぼうねー」「●●(息子)も入れてー」と入り込んで仲を取り持とうとしてしまう…。よくないと思いながら。 (めこりんさん/30歳)■ わが家でテレビゲームをするとき、ゲームの順番を決めるときにもめて決まらないときについつい口出してしまう。(かっちさん/33歳)■ 小学校2年生の息子、トラブルになることが多くて…。(母です。さん/52歳)■ できるだけ自分たちで解決してほしいと見守るようにしていますが、明らかにイジワルな振る舞いや相手が悲しむ言動があったときは、その場で話をするようにしています。わが子にもほかの子にも同様に!(らなさん/39歳)■ しばらく様子見て..見守りますが、どちらかが泣き出したら口を出しますね。子ども同士でラチが明かない状態と判断して。相手の親の手前…というのもありますが、相手の子を責める(叱る)ような言い方はしないよう気を遣いますね。でも中には「わが子は悪くない。〇〇ちゃんがそー言うからうちの子もそー言うの!」って。いやいやいやいや。お宅のお子さんの方が先ですけど!と心の中で。(よちままさん/37歳)■ 未就学のうちは仲裁しますね。小1になった上の子はケンカしながらもうまく友達づき合いしているようなので、そっちは口出ししません。(ゲストさん)■ 危ない所までは止めないし、口を出さない。 明らかに危険が伴う事や人として言ってはいけない事「死ね」とか「消えろ」とか。そういう事を言い始めたら口出しします。(うーこさん/37歳)ないしないようにしている■ 時と場合によりますかね。 とりあえず様子見ます。あまりにもエスカレートしそうであれば、さとします。 独り言のようにボソッと、あの言い方好きじゃないんだよなぁ~っとか。(はるはるさん/35歳)■ 今のところガマン(笑)しています。お迎えに行った時や公園遊びの時、ちょっとわんぱくなお友達に叩かれたり押されたりするのを見ることがあり、口を出したいのですが、仲が悪いというわけではなさそうなので、見守り中。モヤモヤすることはあるんですが…。(ねるねるさん/34歳)投票期間/2019年8月22日〜9月4日<あんふぁんWeb編集部>
2019年09月05日あまりの暑さに食欲がなくなり、適当な食事ですませていませんか。夏こそ、積極的にビタミンやミネラルを補って、免疫機能の向上を!夏野菜を中心にしたレシピは夏バテ対策対策にも免疫力アップにも大活躍!夏野菜とは?夏野菜とは、文字通り夏に収穫される野菜をいいます。キュウリ、ピーマン、オクラ、ニラ、ズッキーニ、ゴーヤなどあり、カロチン、カリウム、ビタミンC、ビタミンEなどを多く含む野菜が多いです。旬の野菜にはその季節に必要な栄養効果があるといわれます。夏に不足しがちなカリウムやビタミン類といった栄養素をこれらの旬の夏野菜から摂るようにしたいものですね。ゴーヤチャンプル夏本番の暑さに負けない料理といえばコレ!ビタミンCたっぷりのゴーヤがあなたの夏を応援してくれます!材料(1人分)ゴーヤ1/4本豚薄切り肉25g木綿豆腐1/4丁卵1個ごま油小さじ1鰹節0.5g(1/4袋)塩適量A醤油小さじ1酒大さじ1オイスターソース小さじ1和風だしの素(顆粒)小さじ1/2作り方STEP1ゴーヤは縦に切り、白い綿の部分と種はスプーンなどを用いて丁寧に取り除き、塩をひと振りしもみ込む。10分後に2ミリ幅で半月切りにするSTEP2豚肉をひとくち大に切るSTEP3豆腐を水切りし、3センチ角に切るSTEP4卵は解きほぐすSTEP5Aの調味料は混ぜ合わせておくSTEP6フライパンにごま油を引き、強火で豚肉とゴーヤを炒める。火が通ったら豆腐を入れて軽く炒めるSTEP75の調味料を6に入れて、豆腐を崩さないように混ぜ合わせる。具材に味がなじむように混ぜるSTEP8溶き卵を全体に混ぜ、火が通ったら火を止めるSTEP9皿に盛り付けて完成!1人分エネルギー 270kcal/タンパク質 20.5g/脂質15.9g/糖質4.8g
2019年09月05日夏の暑さが過ぎ、いよいよ食欲の秋ですね。果物もとてもおいしい季節です。わが家は昨年、果物が大好きな子どもを連れて、梨狩りとブドウ狩りに出かけました。イチゴ狩りやサクランボ狩りの経験はありましたが、秋の果物狩りは初めて。そこでわたしが気づいた、子連れでの秋の果物狩りにおすすめの役立つアイテムを紹介します。持参して大正解!大人も本当にお役立ちなアイテム果樹園では、果汁が飛んできたり、木からの雨水が落ちてくることもしばしば。帽子や着替えは必須です。また、暑さが落ち着いてきたとはいえ、果樹園は蒸し暑いことが多いので、着替えも持っていくと安心です。さらに果樹園は地面がデコボコ、水を撒いているのでぬかるんでいるところも多いです。そのため、子どもの分だけでも長靴を持っていくと、汚れや転倒を気にせず思いっきり楽しめます。そのほか、虫よけスプレー、ウエットティッシュ、除菌ジェル、絆創膏も持っていって重宝しました。上級者は持参していた!持っていけば楽しさが倍増郊外にあることが多い果樹園。虫捕り網や虫カゴを持ってきている親子が多かったです。果樹園の中では使いませんが、近くの公園に寄ると普段とは違う虫に出会えるかもしれません。また、果物ナイフや紙皿もあるとよし。果物ナイフと皮を入れるバケツを貸してくれる果樹園が多いのですが、たくさんの人が使っていることもあり、切れ味がいまいちな場合も。使い慣れたナイフがあると、よりスムーズに食べられます。紙皿も人数分はないことが多いです。わが家は昨年梨狩りに行って、皮をむいた梨を置く場所がなく、私は常に梨の皮をむき続け、息子と夫は食べ続けるという事態になってしまいました(笑)。人気の品種、果樹園はすぐ埋まっちゃう!予約は早めが〇果樹園によりますが、人気の品種は8月から予約を開始しているところもあり、早めの予約がおすすめです。また、果物は生育状況が天候に左右されるので、当日のホームページのチェックも必須です。昨年、私たちは予約不要のシャインマスカット狩りを狙って千葉県に行き、お昼前に到着。しかし、すでに人気のシャインマスカットは受付終了しており、たくさん作られているという他の品種のみとなってしまいました。その品種もとてもおいしかったのですが、やはり2種類のブドウを食べ比べているお客さんを見て、とても楽しみにしていた子どもに残念な思いをさせてしまいました。事前予約を受け付けていない果樹園に行く場合は、まだ日差しも強くない、朝イチを狙うのがおすすめです。今年の9月は3連休が2回ありますね。子どもと一緒に秋の果物狩りへおでかけはいかがでしょうか。<文・写真:ライターゆかダコ>
2019年09月04日息子が幼稚園の年中だった頃、朝の忙しい時間にずっとテレビを見ていました。毎朝、登園の身支度が一向に進まず、イライラが募っていた私は「いつまでテレビ見てるの!」と大きな声を出すこともしばしば。そんなある時、もしかしたら息子は、私からの「指示待ち」なのでは?と思ったのです。そこで「自分で考えて行動できる子」への成長を願い、ある工夫を始めました。身につけるもの、持ちものを2択から選ばせる当時の息子は、幼稚園に行くための身支度を、母親に言われたから「やらなければならないこと」という程度にしか思っていなかったのだと思います。そこで、まずは身支度そのもので「自分で選ぶ」練習をしようと思いました。それまでの息子の朝の支度は、私が渡したものを身につけるという流れでした。シャツや靴下、ハンカチに至るまで、持ち物もすべて私が用意して渡していました。それに慣れている息子は、私の指示を待って動くことになります。それでは「自分で考えて動く」からはほど遠いので、まずは、朝の支度に必要なものを2つずつ用意して、息子に「どちらにする?」と選ばせることにしました。「シャツの色はどちらがいい?」「ハンカチはどっちにする?」「靴下はどっち?」と問いかけながら、毎朝根気強く続けること数か月。少しずつ、自分のものを選ぶことに慣れてきて、朝の支度が「自分の意志ですること」に変化していきました。年長になったある日、幼稚園で使う持ち物を買い替えたいと言い出した息子。園生活最後の1年で買い替えるのは、まだ使えるのにもったいないと思い、私としては使わせたいところでした。しかし、息子の気持ちを聞いてみると、入園時に私が買いそろえたものではなく、自分で選びたいとのこと。そこで、一緒に買い物に行き、本人に選ばせました。多少の出費はありましたが、息子は自分で選んだ持ち物に愛着をもち、登園準備は、私に言われなくても進んでするようになりました。小学生になり、その日に着ていく服を決めたり、時間割や持ち物をチェックしたりと、息子は私の手を借りずにできるように。服装に関しては、上下の柄や色合いに思わず口を出したくなることもしばしばですが、それらも含めて、小学3年生になった今は、「自分で選ぶ」ことが定着しています。おやつや休日の過ごし方も選べるシステムに「今日のおやつは何がいい?」と幼稚園に送り出す前に、息子に問いかけます。最初は「アイス!」とか、「チョコ!」など、すぐに返事が。時々「プリン作って」と言われ、時間がない日はこちらが困ることがありました。そんな時は「買ってきたプリンでもいい?」と交渉することに。後日「時間があったらプリン作って!忙しかったら買ってきたプリンでもいいよ」と、自分の要求だけでなく、相手の状況まで考えて話をするようになってきて、成長を感じました。食べ物だけではありません。休みの日の予定を立てる場合に、「プランA」「プランB」というように、ある程度私が考えた遊ぶ計画を知らせて、子どもに選ばせます。話し合いながら、別のプランが立つこともあります。交通手段や、所要時間、持ち物等、必要な情報を一緒に調べたり準備をします。親がすべてを決めてしまったら、子どもはついてくるだけになってしまうので、わが家ではなるべく子どもを巻き込み、一緒に考えるようにしています。積み重ねていくと、子どもも経験値が上がってきます。小学生になってからは、「前回〇〇して困ったから、次回は〇〇したらどうかな」という提案をしてくれるようになりました。選べる〇〇がもたらしたこと何かをする時には「誰と一緒に?」例)「ママ」or 「パパ」と映画を観に行く寝る前の読み聞かせ「ジャンルは?」例)ゆかいな話 or 怖い話これはほんの一例ですが、生活の中で、選べる物事は数えきれないほどあると思います。一つひとつを私が決めてしまうと、下の妹とのケンカの種になることが多く、経験上、当事者同士で選択させた方が私のストレスが少ないのです。親子で楽しみながら小さな選択を続け、5年が経ちました。「どうして、言われなければできないの?」といつも怒ってばかりの私が、「どうしたら自分で考えられるか」を子どもの気持ちに寄り添って考えられるようになったことが、親としての大きな変化です。息子は遊び感覚でリクエストや交渉を生活に取り入れ、妹とのケンカもうまく収めています。何より時間やお金の使い方を自分で考える習慣が少しづつ身につき、頼もしく成長しています。これからも息子には、誰かからの指示待ちではなく、自分が主体的に物事に関わっていく姿勢を、身につけていってほしいと思います。選ぶ権利は自分にあり、意見が尊重されているという実感が、子どもの自己肯定感をゆっくりと育んでいくと信じて。<文・写真:ライターよしだひろこ>
2019年09月03日おなかがすいてもう限界!そんな糖質コントロール中のおなかを満足させて、食のストレス軽減にも役に立つのがこの「豆腐ごはん」!栄養豊富で、心もおなかも納得のスペシャルメニューを紹介します。豆腐ごはんの作り方どうしてもごはんが食べたくなったときに大活躍するのがこの豆腐ごはん。豆腐にひと手間かけるだけで、ごはんの代用品が完成します。「畑の肉」とも言われる大豆からできた豆腐はタンパク質、サポニン、イソフラボン、カリウムなどが豊富に含まれ、食事の栄養面をサポートしてくれる心強い味方です。さらに「おから」をプラスすることで、カルシウム、食物繊維なども補給。おなかの調子も整えてくれますよ!材料(2人分)木綿豆腐…1丁(300g)おから…50g作り方木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、お皿に入れて電子レンジ(500W)で2~3分温め、水切りするフライパンに水切りした木綿豆腐とおからを入れ、水分が抜けてそぼろ状になるまで乾煎りする※時間があるときは、豆腐に皿などの重しを乗せ、しっかり水切りすると乾煎りの時間が短くなります野菜たっぷり卵とじ丼材料(2人分)豆腐ごはん2人分卵3個鶏もも肉100gタマネギ20gしいたけ(生)2個キャベツ1/4個三つ葉適量煮汁水200ml和風だしの素小さじ1酒大さじ2みりん大さじ1人工甘味料大さじ1濃口しょうゆ大さじ2作り方STEP1、卵は2個と1個に分けて割り、軽くほぐすSTEP2、鶏もも肉は小さめのひと口大、タマネギはくし切り、キャベツは食べやすい大きさ、しいたけは石づきを切り落とし、軸とかさに切り分け、軸は縦に裂き、かさは薄切りにするSTEP3、鍋に煮汁の材料を煮立て、鶏もも肉、タマネギ、しいたけ、キャベツを加え、全体がしんなり柔らかくなるまで中火で煮るSTEP4、溶き卵2個分を回し入れ、菜ばしで軽く混ぜ合わせる。卵のまわりが少しかたまって中心が半熟状になったら、残り1個分の溶き卵を回し入れて火を止め、ふたをして1分間蒸らすSTEP5、丼に豆腐ごはんを入れ、4を煮汁ごとかけ、三つ葉を乗せれば完成1人分エネルギー 335kcal/タンパク質 33.1g/脂質 17.3g/炭水化物 10.5g/食物繊維5.6g/糖質4.9g
2019年09月03日ニュースを見ていると、子どもが被害に巻き込まれる痛ましい事件や事故が後を絶ちません。子どもが生まれてからは、こういったニュースにいっそう胸が痛みます。世の中のママやパパも、同じように感じているのではないでしょうか。たまたまそこにいたから、運が悪かったからではすまされない事故や事件。もし、子どもがそんな事故や事件に遭遇したらどうすればいいのだろうと真剣に考えてみたものの、不条理な事故や事件を避けて生きていくというのは、現実問題として難しいもの。だったら何かあった時のために、救命処置の知識をつけることが、いま私が子どもの身を守るためにできる一番の方法かも。そう思い、救命処置の講座を受けてみることにしました。日本赤十字社が開催する救命講習へ調べてみると、日本赤十字社と消防庁で、誰でも参加ができる、いろいろな手当や救命法の講習を行っていることが分かりました。そこで、まずは講習の中でも一番時間が短い、日本赤十字社で行われる「幼児安全法」の「幼児ワンポイント講習」に申し込んでみることに。インターネットか電話で申込みができ、講習時間は2時間、費用は無料でした。服装は長袖と長ズボン着用で、スカートやホットパンツ、胸元の開いたシャツは不可との指定が。また、持ち物は、筆記用具、それから子どもと一緒の場合はおもちゃや飲み物など。そう、「幼児安全法」の講習は、子連れで参加することができるのです。実際に参加してみると、赤ちゃん連れの人がチラホラ。あとは、子育て中のママのほか、保育学校の学生さんが多く参加していました。肋骨圧迫と人工呼吸は1分でグッタリ…講習の内容は主に、気道異物の除去方法とAEDを使った心肺蘇生でした。気道の異物除去は、子どもと大人で方法が異なるほか、ひとつの除去法を試して取り除けない時は、他の除去法を試みるとすんなりと上手くいくことがあるなど、アドバイスを交えて、いくつかの方法を教わりました。また、AEDを使った心肺蘇生は、意識がない子どもを発見したあとの対応、協力者への指示と119番通報、AEDや救急車が到着するまでの肋骨圧迫と人工呼吸の方法を教わりました。さらに、AEDの正しい使い方も勉強。その後、実際に心肺蘇生練習用の人形で実技を行いました。私の住むマンションでは、年に1度AEDの使い方の説明を聞く講習があるので、ある程度理解していたつもりだったのですが、聞くとやるとは大違い!特に肋骨圧迫と人工呼吸は、1分続けただけで、汗ばんでグッタリするほど。救急車の平均到着時間は約8分とのことですが、実際にやってみると、8分間も続けるのはかなり大変だと実感しました。もっとしっかり救命について学びたい!今回、講習で専門的な医学知識がなくてもできる救命処置の基礎を学び、少し安心できるかと思ったのですが、逆に自分の無知に気づかされました。そして、息子が6歳になる今まで、救命処置が必要になるようなことがなかったことに、感謝する気持ちになりました。さらに、今後子どもに何かあったときに、救急車が到着するまで適切な措置ができるようになったかもと思うと同時に、救命処置についてもっとしっかり学びたいと思いました。今回学んだことが、万が一必要となった時はしっかりと活かせるように、今後は検定が必要な講習などにも参加していきたいと思っています。日本赤十字社が開催している講習東京消防庁が開催している講習<文・写真:ライター芳賀千歳>
2019年09月02日「災害時にできることは限られています。大切なわが子の命を守れるかどうかは、災害が起こる前にいかに準備できているかにかかっています」。これは、子育て中のママ向けに防災講座を行う永吉美さとさんの言葉。9月1日の「防災の日」がよいチャンスです。いま一度見直してみませんか?まず準備・確認すべきこととして挙げられるのが“室内の安全”、“避難経路と避難場所”、“備蓄品”の3つ。これらについて詳しく聞きました。地震直後に死なないために!~室内の安全確認~はじめに家族が一番長く時間を過ごす寝室、リビング、キッチンの安全確認から始めましょう。地震直後の“1秒”で動ける動作を想像し、落下物や倒れてくるもの、移動してくるものがないか確認します。1秒では2、3メートル動くのが精一杯。テーブルで食事中ならテーブルの下に、リビングで過ごしているなら照明の真下を避け部屋の隅っこに移動する、また膝かけなどをかぶるなど、1秒でできそうな動きをイメージしてみるのです。大きな家具は転倒防止の対策を、テレビもテレビ台や壁にしっかり固定しましょう。ピアノやキャスターつきのベビーベッドも横揺れで激しく動くので要注意!ストッパーで対応しましょう。そして各部屋で、何も落ちてこないであろう場所=“安全スペース”を確保し、いつでも逃げ込めるようにしておく準備も。津波や火災で死なないために!~避難経路と避難所の確認~災害の種類によって避難経路や避難所は異なります。例えば津波、火災、川や山からの土石流では逃げるルートも変わってくるでしょう。それぞれの場合を想定して、避難ルートを再確認。家から出る際も玄関だけではなく、裏口やベランダから出られるか確認しておくことも必要です。私も引っ越してきたときに、子どもと避難ルート確認のために山道を歩きました。子どもたちは土地勘ゼロなので、1回ではなく何回か歩いてみることが必要で、また家族間の連絡方法もあわせて確認しておかねばと思いました。栄養不足やストレスで死なないために!(災害関連死)~備蓄の準備~3.11の東日本大震災までは、食糧の備蓄品は3日分と言われていましたが、現在は最低でも7日分となっているようです。水は多めに、食品は缶詰に偏ってしまうと塩分を摂り過ぎになるので、バランスを考えた備蓄を心がけましょう。野菜不足になりがちなので、食塩無添加の野菜ジュースはおすすめのアイテム。子どもは食べたことのないものを嫌がる傾向がありますので、子どもが食べて慣れているものを中心に準備するのもポイントだそうです。それに加えておやつも必要だと聞き、驚いた私。永吉さんいわく、「災害時は非日常で、それだけでもストレス。子どものストレス緩和のためにも、おやつは必要です」とのこと。実際の避難生活では、ストレスや栄養失調での災害関連死も問題視されているので、再度チェックしておきたい点です。その他、オムツ等は配給で子どもにぴったりなサイズを受け取れるとは限らないので、日常から1カ月分はストックしておくよう心がけましょう。あったら便利なグッズとアプリ非常時用持ち出し袋は多くの家庭で準備していると思いますが、小さな子どもを連れて避難する場合は荷物が重すぎたり、また子どもをおんぶするなどでリュックを背負うことができない場合も。そんなときは持ち出し袋の代わりに、“防災ベスト”がオススメ!背負う子どもの体重+防災ベストで10kgを目安に荷物を準備をするとよいそうです。ベストのポケットに入る量は限られますが、最低限入れてほしいものは、”ヘッドライト、水、行動食、呼子、そしてゴミ袋”。ゴミ袋は雨具や風よけにもなります。魚釣り用のベストやカメラマンベストでも代用可その他、便利な防災アプリも。永吉さんがインストールしているアプリを見せてもらいました。永吉さんが使っている防災関連のアプリ「避難所ガイド」は出先でも最寄りの避難所を確認できるそうなので、私も早速インストールしました。「ゆれくる」は緊急地震速報以外にも観測後の震度情報、津波警報・注意報の発表・解除も教えてくれます。使えそうなアプリを事前に調べ、インストールしておくことも準備のひとつです。子どもを守る=災害前にいかに準備ができているか永吉さん自身は3歳と0歳児を育てるママ。ママになってから防災の"抜け"に気づき、“子連れのための防災が必要”だと、改めて学び直したのだそう。子育てママ応援サロン「ほっこり~の」にて、ママ向けの防災講座実際に永吉さんの防災講座を受講したママからは、「何とかなるだろうと思っていたけど、自分の考えの甘さに気づかされた」、「 自分が死ぬ可能性を想定していなくて、親が死んだときに子どもがどう生き抜くかを考えたことがなかった」と、リアルな感想が聞かれます。「子どもを守れるかは、子どもと一番長く過ごす母親(または父親)にかかっています。実際に災害が起こったときにできることはほとんどなく、災害が起こる前にいかに準備するかです」と、永吉さん。そしてまずは夫婦で災害や防災について話すことが大切だと話してくれました。これまでそれなりに準備をしてきたつもりのわが家ですが、今回の取材で、災害情報やアプリ、また私たちの心構えも定期的にアップデートしなければいけないなと、改めて感じました。何事もイメージが大切。もしものときを想定し、子どもを守れるようにしっかり備えておきたいですね。取材協力:<文・写真:ライター林未香>
2019年09月01日調理するとパサパサとした食感になりがちな鶏の胸肉。もも肉ばかり好んで食べるわが家の子どもたちが、喜んで食べてくれるようにと、いろいろな調理方法を試してみました。その中で、お弁当に入れても人気があった簡単に作れる3つの胸肉レシピを紹介します。マヨネーズでやわらか『唐揚げあんかけ』マヨネーズの下味でお肉をやわらかくしてから揚げるのがポイント。和風の甘いあんかけで子どもたちが喜ぶ味つけに。【材料】・胸肉500g・マヨネーズ大さじ2・片栗粉適量《あんかけ》・水150cc・めんつゆ大さじ2・しょうゆ大さじ1・みりん大さじ1・片栗粉大さじ1【作り方】1.胸肉を一口サイズに切りビニールに入れ、マヨネーズをよくもみこんで冷蔵庫で30分~1時間ねかせる2.袋の中に片栗粉をまんべんなくいきわたるように入れて、まぶす3.170度に温めた油でキツネ色になるまで揚げる4.フライパンに水、めんつゆ、しょうゆ、みりんを入れて煮立たせて水溶き片栗粉でとろみをつける(めんつゆは、4倍希釈のものを使用。使う商品に合わせて味の濃さを調整してください)5.4のなかに3で揚げた唐揚げを入れてあえたらできあがり大人用にあんかけの代わりに、ピりっと甘いチリソースをかけてもおいしいです。お弁当にもおすすめ『ふっくらチキンナゲット』スパイスの隠し味がポイント。ニンニクを使わないチキンナゲットレシピです。【材料】・胸肉300g・マヨネーズ大さじ1・卵1個・小麦粉大さじ2・塩コショウ少々・ナツメグ少々【作り方】1.胸肉を包丁で細かくたたきます(多少粗くても大丈夫です)2.ボウルに1の胸肉、塩コショウ、ナツメグ、マヨネーズ、卵、小麦粉を入れて粘りが出るように混ぜます。水分が多いようなら小麦粉で調整してください3.スプーンを2本使って170度に温めた油でキツネ色になるまで揚げたら、できあがりとても簡単に作れるチキンナゲット、ナツメグを隠し味に使っていますが、コンソメやクミンを使ってもおいしいです。レシピ3.常備しておきたい『鶏の胸肉ハム』そのまま食べるのはもちろん、ラーメンの上にのせたり、チキンライスに使ったり冷蔵庫に常備しておくと便利な鶏ハム。【材料】・胸肉300g・塩大さじ1・砂糖大さじ1【作り方】1.フォークで胸肉に穴をさして、塩、砂糖を刷り込みます2.耐熱ジッパー袋に入れて冷蔵庫で一晩ねかせます3.鍋に水を入れ沸騰したら2を入れて中火で約5分加熱する。そのあと火を止めてお湯が冷めるまで約1時間置いたらできあがり下味にスパイスやめんつゆを使うと、違う味が楽しめますのでアレンジしてみてください。肉の中でも安価で購入できる鶏の胸肉。やわらかくなるようにマヨネーズで下味をつけたり、細かく刻んでみたり、調理方法を工夫するだけで子どもが喜んで食べてくれるようになりました!ぜひ、みなさんも試してみてくださいね。<文・写真:ライターやまさきけいこ>
2019年08月31日新学期がスタートすると、「また毎日宿題の心配をしなければいけないな…」と少し気の重い人もいるのではないでしょうか。私の息子は現在小学2年生。1年生の1学期は毎日宿題について頭を抱えていましたが、2学期に入り、自ら宿題に取り組むようになりました。悩んでいた日々と、声をかけなくても宿題をするようになった経緯をお伝えします。宿題に口出しをしていた日々入学した当初は、「宿題はやったの?」「夜になると疲れちゃうから、今のうちに宿題終わらせようよ」と、私が宿題に取り組むように促していました。素直に宿題に向かうこともあれば、「うーん、あとで」と動く様子がなく、いつやるのかとイライラすることもありました。子どもには自ら宿題に取り組んでほしいと思っていたので、口出しはしたくなかったのですが、親としてはついつい口をはさみたくなります。個人面談の際に、どうしたら自主的に宿題に取り組むか、担任の先生にも相談してみました。そこでわかったことは、・小学校低学年のうちは、時間の感覚があまりないので、時間管理を自分でするのは難しいこと・学校から帰ってすぐに宿題に取り組ませている家庭が多いことということでした。そこでひとまず、まわりの家庭を見習い、わが家でも「帰宅後遊びに行く前に宿題をする」というルールを息子と一緒に決めました。しかし、このルールは早々に撤廃。学校で帰宅時間が決められていることにより、先に宿題をすると、外遊びの時間が短くなってしまうことに、私が抵抗感を覚えたからです。わが家では「子どもには、勉強よりも遊びを優先させること」を重要視しています。遊びのなかで何かに夢中になったり、自分で想像したり、友達と関わったり、そういったことが生きる力になると考えているからです。そこに立ち返ると、私たち夫婦にとって、子どもの宿題は二の次であることを改めて感じました。また、宿題をしなくて困るのは子ども本人ですから、その状況をどうするか、どう考えるかもまた、子どもが考えて学べばいいと思ったのです。宿題をするための環境を整えることに自分自身の考えが整理できたことで、少し気持ちがラクになりました。とはいえ、宿題をすることに越したことはなく、しないことで授業についていけなくなり、勉強が面白いと思えなくなるのは望ましくありません。そこで、息子自身が宿題があることを忘れないようにするための環境作りをすることにしました。1:声かけの方法を変えた前述したような「宿題はやったの?」という声かけは、「宿題をまたやってないでしょ!」という気持ちが含まれていて、子どもを信頼していないように感じます。そこで、「今日は音読と何だっけ?」「ダイニングテーブル片づけたから、ここで宿題やってもいいよ」と、宿題をやる意思があることはわかっているという、親から子どもへの信頼のメッセージを含んだ声かけにしました。信頼しているのなら声かけは不要なのでは?と思われるかもしれませんが、遊びに夢中で本当に宿題のことを忘れていることがあるので、その確認の意味の声かけです。2:声をかけるタイミングを変えた遊びに夢中になっていたり、何かを作っている最中など、何かに集中しているときに、宿題についての声かけすることをやめました。何かに没頭しているときは声をかけたところでムダですし、集中力を削ぐことにもなってしまいます。子どもの様子を観察し、キリのいいところや、子どもが少し集中力を切らしたタイミングなど、隙間を狙って声をかけるようにしました。3:宿題置き場を作った宿題の存在自体を「忘れてた!」ということがしばしばあったので、忘れないように常に目につく場所に、宿題置き場を作ることにしました。わが家の場合は、「ダイニングテーブルの上に100均のトレイを置く」というシンプルなもの。学校から帰ってきたら、そこに宿題を置くという流れは自然とできあがりました。なお、1、2の“声かけ”についてですが、声をかけたタイミングで宿題をしなくても何も言わないようにしました。親が何か言ったところで、やる気のないときにはしませんし、やるタイミングは本人に任せました。わずか1週間!自分で決めた時間に宿題をするように環境を整えてから、子どもが自分で宿題に取り組むようになるまでに、1週間もかかりませんでした。わが家は平日パパの帰りが遅いので、夕食を済ませた後は私と子ども3人でお風呂に入ります。私と1歳児がお風呂に入り、体を洗い終わったら小学生の息子と当時4歳の娘の2人を呼び出す、という流れです。いつものように上の子2人を呼んだら、娘ひとりしか入ってこなかったので「おにいちゃんは?」と娘に尋ねたところ、「今宿題やってるから、もうすぐ来るよ」と答えが返ってきました。私と1歳の息子が入ってから呼び出すまでの時間は、およそ20分。この時間を生かして、小学生の息子はお風呂に入る前に宿題をやる、というリズムを自分で作りだしたようです。もともと宿題をするのがイヤだったわけではなく、遊びに夢中になって宿題を先送りしているだけだったため、宿題に気づくタイミングと取り組めるタイミングが合えば、すんなりと宿題に向かうことができるのだと、初めて気がつきました。日によっては違うときに取り組んでいますし、金曜日に出た宿題はその日のうちにやらないことも多いです。しかし、どこかで宿題に取り組む時間を自分で作っています。宿題をやったかどうか不透明な日については、「宿題は終わってるんだよね?」とやはり信頼を込めた言葉で確認を行うようにしています。今回の宿題の件でわかったのは、子どもを変えようとするより、子どもの環境や親の意識を変えるのが大切だということ。また子どもは自分の時間の流れやタイミングがうまく合えば、自ら動き出すということです。これからの成長過程でもそれを忘れずに見守っていきたいと思います。<文・写真:ライター沖田かへ>
2019年08月30日朝が苦手な子どもたち、どうやって起こしていますか?お子さんの目覚め、いかがですか?わが家は3人の子どもがいますが、どの子も起こしても起こしても、なかなか起きてくれません。知り合いの子どもは自分で目覚まし時計で起きてくると聞き、そんな子がいるのかと仰天しました。わが子たちは1歳を過ぎ、おしゃべりもできるようになった頃から、起こしても起こしてもなかなか起きてくれず…。いえ、無理やり立たせたら起きることは起きるのですが、起きた後、朝ごはんを前にして座ったままでなかなか進まない、着替えさせるのも機嫌が悪くて泣くか怒るか。まともに動き出すまでに30分はかかってしまうのです。朝の30分、働く母にとってはとても貴重。こちらもイライラ、子どももごきげん斜めで…。今回は、そんな状況を打破するためにどうやったら効率よく、気持ちよく起きてもらえるか、わが子にいろいろ試した中で一番効果的だったものを紹介します。きょうだい重なり合っても爆睡です。さて、これを起こすにはどうしたものか…やさしい歌声で、こちょこちょ遊びも取り入れて!声をかけてもかけてもなかなか起きてこない!するとこちらも、イライラ~っとして、「早く起きて!」と大声を出したくなりますが、そこはグッとこらえて。やさしい歌声で少しずつゆさぶりをかけていきます。わが家の定番は、ふれあい遊びの「きゅうりができた♪」歌にあわせて、なでなでしたり、ゆさゆさしたり、トントン切って、最後は「いっただきまーす」で、こちょこちょ。いきなりくすぐると、子どもも不機嫌になりがちですが、その前のゆさゆさで少しずつ目覚めているようで、こちょこちょが来る頃には、半分目覚めて身構えています。くすぐることで完全に目覚めたら、「つかまって~!」と声をかけて起き上がるのを手伝って(←これ大事!あくまでも「一方的」でなく「一緒に」のスタンスで)、よいしょと立たせて仕上げです。朝からアクロバティックに、ひこうきブンブン歌で起こす方法がちょっとじんわりなのに対して、こちらは激しめ。カウントダウンで飛行機が飛び立ちます。「朝ですよ~。飛行機出ますよ~。もう行っちゃうよ!5・4・3…」で、小さい頃はすねに乗せてわきを支えて、少ししっかりしてきたら、足の裏に乗せて高く飛行機。少し揺らしてあげると目覚めるようです。行けそうな時は、飛行機を通り超して、くるりんぱで頭の上に着地させます。「もう1回!」となることも多いですが、アクロバティックな動きにスッキリ目覚めて、その後の動きはスムーズです。「きゅうりができた」や「ひこうき」は、親にとっては大変そうですが、時間にしたら5分程度。エンジンがかかるまで30分かかっていたことを思うと、その後の動きがスムーズになるので、親子で楽しく朝を迎えられるようになりました。太陽光を浴びさせて、じわじわ、少しずつ太陽光を浴びることが、体を目覚めさせるホルモンを分泌させるということもわかってきています。脳の専門家の書籍によると、朝の光を室内に取り入れ、音楽をかけるなど少しずつ環境を整えていく、大きな声を出さずにやさしく声をかける、そうやって徐々に起こしてあげるのが、一番いいそうです。小学校高学年にもなるわが家の子どもたち、さすがに「ひこうきブンブン」は厳しいので、最近はまずは早めにカーテンをあけるようにしています。夏休みも終わり、幼稚園・学校が始まる時期です。夏休みの朝は少しゆっくり、というお子さんも多かったかもしれません。スムーズに幼稚園・学校生活に慣れるためにも、まずは生活リズムを整えて、早めに寝るのが鉄則です。どんなに朝にがんばっても、睡眠時間が足りていなければスッキリ起きられません。それぞれにあった方法があると思いますので、いろんな方法を試して、親子ともども、ストレスをためず、気持ちよく朝を迎えられるようにしたいですね。<文・写真:ライター鳥山由紀>
2019年08月29日3歳の息子はプラレールが大好き。でも、ハマればハマるほど、車両やレールなどがどんどん増えて、片づけ場所に困っていました。そこでわが家では、100均アイテムを活用し整理収納することに。思った以上に使い勝手よくまとまった収納方法を紹介します。カラーボックスを横にして車両基地にカラーボックスは立てて置くことが多いと思いますが、子どもが登ったり地震で倒れたりするのが怖いので、わが家では横に倒して使用しています。こうして、横に置くことで上面が広くなるため、ここに車両を並べて車両基地ふうにしています。しかし、ただ並べただけだと、なんとなく雑然とした感じになってしまいます。そこで、わが家では100均で購入した「隙間テープ」を線路代わりにしました。「隙間テープ」とは両面テープにウレタンスポンジがついているものです。販売されているものは幅が1センチくらいなので、ハサミで半分に切り、幅5ミリにして貼っています。この車両基地のいいところは、並べるだけで片づけになるので作業しやすいこと。引き出し式の場合、引き出しを出して、車両入れて、引き出しを戻すという3ステップが必要なため、低年齢の子どもにはハードルが高い場合がありますが、これなら「車両を置く」という1ステップで完了!大人にとっても、食事前にパパッと片づけたいときなど、置くだけで済むの簡単で助かっています。車両は引き出し式の書類トレイに車両基地に置ききれない車両の収納にはA4サイズの書類整理用トレイを使用します。「キャンドゥ」で購入した、積み重ねてラックとして使用できる「A4レタートレーワイド」と、引き出しとして使用できる「A4インデックストレーワイド」。この2種類を組み合わせて、引き出し式のプラレール車両の収納場所にします。ひとつのトレイに3両編成の3台分を寝かせた状態で収納可能です。レールは種類別に分けてカゴへレールはプラスチック製のカゴに種類別に分けて入れています。ひとつの大きなカゴにまとめて収納する方が片づけは簡単ですが、レールを組むときには種類別になっていた方が作業しやすいです。特に、わが家ではをレールを組むのは、主に親なので、効率重視の結果、この形になりました。車両収納で使用したラックをここでも使用します。ラックには高さを変えられるジョイントが付属しているので、カゴが入るように調節すれば、カゴを引き出しのように使えます。カゴのサイズを選ぶとき、縦はプラレールの直線レールの長さ(23センチ)を基準にします。横幅は上記のラック内に2つ並べることができるものを選ぶとスッキリ置けます。子どもにとってレールを種類別に収納するのは最初は難しいかもしれませんが、カゴにレールのラベルを貼ったり、一緒に片づけすることで徐々に慣れていきます。ラベルはホームページの画像を印刷したり、カタログを拡大コピーすると分かりやすいです。情景パーツはワイヤーネットで棚を組み立てトンネルや駅などの情景パーツは形も大きさも様々で、どれもそこそこの大きさなのでまとめてカゴに入れるのはムリがあります。そこで100均のワイヤーネットを使って簡単な棚を作りました。購入したのは「キャンドゥ」(「ダイソー」にも同じ商品がありました)の「フリーマルチネット」および「フリーマルチパネル」。高強度のワイヤーで作られているので、情景パーツをたくさん並べても歪むことがありません。ワイヤーが格子状になっているマルチネットは棚柱にし、プラスチックシートが貼ってあるマルチパネルは棚板にします。こうすると、格子を利用して好きな高さの棚が作れます。なお、棚板を格子状のものにしてしまうと、収納する際に引っかかって使いづらいです。こちらの商品には別売のジョイント部材がありますが、決められた場所以外を連結するのには向きません。そのため連結は結束バンドを使用しました。100均で揃えたわが家のプラレール収納、要した金額は総額3000円(カラーボックスを除く)でした。今後、プラレール用品が増えた場合は、気軽に増設できるのも100均アイテムのいいところです。<文・写真:ライターnekotaaya>
2019年08月28日子どもに新しいおもちゃを買ってもすぐ飽きてしまう…なんてことはありませんか?今回は、現在小学1年生の息子と4歳の娘のために購入してきたおもちゃの中から、「これは買って正解!」の長く使えるわが家のベストおもちゃ3選を紹介します。図形感覚が養える「マグフォーマー」ボーネルンド社の「マグフォーマー」は、三角、四角、さまざまな図形のマグネットのおもちゃ。平面、立体、と発想豊かに作ることができ遊びながら図形感覚が養えます。他のブロックとは違って、ピースをはめる必要がないため、ひらめいたらすぐ繋げたり、壊したりできるのがポイントです。最初に「マグフォーマー」がやってきたのは、息子が2歳前のクリスマス。1歳~2歳では車が作れる1番少ないセットを与え、くっつけたり、並べたり、親が作った車を走らせて遊んでいました。またこの年齢は崩すのも大好き!磁石ならではの感覚で、ぐしゃっと潰れるところがお気に入りでした。ママが料理中はキッチンに来て、冷蔵庫に貼って遊ぶことも。だんだんと付属の図面に合わせて三角、四角を並べられるようになり、立体を作り始めた3歳のクリスマスには、妹と一緒に使うということもあり、大容量のセットを購入しました。それから図面通りに作ったり、オリジナル作品を作ったり、年齢に合わせて高度な作品を作れるように!小1の現在は、こんな大作をわずか5分程度で作るようになり、来客時には「見て見て~」と得意気に披露しています(笑)。小学校で立体図形の勉強が始まった頃にも活躍しそうです。水の力を学ぶ「アクアプレイ」同じくボーネルンド社の「アクアプレイ」は水遊びのおもちゃ。ハンドルを回して水の流れの力で船を動かしたり、ポンプで水を貯めて一気に流すことで船が進むという運河の仕組みを学ぶことができます。色々な仕掛けがあり、連結して大人数で遊ぶこともできます。セットで購入すると1万円以上と、水遊びおもちゃの中では高額ですが、成長とともに遊び方が変わって長く使えるのでコスパは決して悪くないと思います。コンパクトなものを選べばベランダやお風呂場でも遊べますよ。息子3歳、娘1歳前の夏に購入したときは、息子は船や車を手で動かしたり、ハンドルを回して船が進むことにも喜んでいました。娘は座ってパシャパシャ水遊びを楽しんでいました。次の年の夏には、付属のポンプで水を汲みあげるのが楽しくなり、きょうだいで取り合いに!家にあった水汲み用のカップや、船、人形をプラスして遊ぶとケンカになることなく遊べました。次の年、5歳になった息子は少しずつ運河の仕組みを考えだし、現在は友達や妹に「ここをせき止めてから、水を汲み上げて…」と解説しています。夏だけという期間限定で出すため新鮮さもあり、まだまだ使えそうです!女の子もハマる「プラレール」男の子に大人気の電車やレール、駅などがセットになったタカラトミーの「プラレール」。わが家では息子が1歳過ぎに1本の電車と単品のレールを購入。その後、成長とともに大型セットやレールを増やしたり、その時マイブームの電車や新幹線を買い足していきました。プラレールは、最初は大人がレールを組み立てなくてはいけないので大変なのですが、だんだんと子どもがレールを組み立てるようになります。少しずつコースが広がっていき、立体パーツを組み合わせられるようになり、そこに駅や踏切を追加したりと、楽しみが広がります。「プラレール」は、男の子のおもちゃというイメージがあったのですが、兄が楽しんでいる姿を見て育った妹も、興味津々!パズル感覚でレールを組み立てています。また電池の具合や元々の設定で電車ごとに速さが違うので、兄妹で競争してみたり、衝突させてみたり(笑)。ぶつからないよう駅で停めたりと、工夫して遊ぶ姿も。ほかにも「この電車はどこの県を走ってる?」と興味を持ち、一緒に調べることも。「プラレール」は、さまざまな刺激を与えてくれるおもちゃだと思います。子どもが主役になれるおもちゃ選びテレビゲームなど刺激の強いおもちゃは子どもの反応はよいと思いますが、受け身になりがちですよね。今回紹介した3つおもちゃは、どれもその子ならではの発想や気づきを生かして遊べるもの。子ども自身が主役になり工夫できるおもちゃであれば、年齢に応じて使い方を変えながら長く遊べるのでおすすめです。<文・写真:ライターnicoai>
2019年08月27日最近、時間は短いながらも子育てへの参加意欲がめざましいわが夫。おかげで5歳の息子と1歳の娘をパパに預けて、昼間の美容院や、深夜映画などでひとり時間をかみしめることもできるようになりました。ただ、預けるにもそれなりに準備が必要です。今回は、気になる隣の子育て事情をリサーチ。まわりの友達に「パパに子どもを預けるときの準備や工夫」を聞いてみました。ひとり時間の過ごし方周囲のママの「ひとり時間の過ごし方」でダントツだったのが、2~3時間で美容院。次は3~4時間で友達とランチや買い物。その他は半日ぐらいで仕事だったり、夕方以降からの飲み会だったり。2日程度の旅行という人も。あとは、育児疲れか体調を崩してしまって、どうにも動けなくなってしまったというものまで、ママの事情はさまざまでした。パパへの預るときの準備や工夫は?パパに預けるときに、準備することや工夫していることを、【食事】【家事】【子ども】に分けて聞きました。【食事編】・料理がまったくできないので、夫のものと子どものものとそれぞれ作っておく(長女1歳)・そもそも食事時間にかぶらないようにでかける(長男0歳)・夫の実家に子どもを連れて遊びに行ってもらい、義母に作ってもらう(長男9歳、長女5歳)【家事編】・基本、子どもを見ることでキャパシティがいっぱいになってしまうので、ほかの家事はお願いしない(長女0歳)・食器を洗ったり、掃除や洗濯をしてくれるが、やり方が気になる…。でも決して文句を言わないようにしている(長男5歳、長女1歳)【子ども編】・今、何が好きでどんなオモチャでよく遊ぶのかや、気をつけることを事前に伝える(長女1歳)・着換え、オヤツ、飲み物などのお出かけセットは一式バッグに入れて玄関にスタンバイしておく(長女10歳、長男5歳)・小さいのでどれくらい理解できているかは分からないけれど、事前にママがお出かけすることを子ども自身に言い聞かせている(長男0歳)ママが頭を抱えたくなることも…ママが事前に準備をしていても、自分が食べたいラーメン屋さんに子どもが食べられるものがあるかを気にせず、「どうにかなるから大丈夫!」と行ってしまうパパや、まだ子どもと2人だけでの外食自体したことがないママの知らない間に、子どもと2人だけの外食に挑戦して洋食屋に入ってみて、ハチャメチャになって帰ってきたガッツのあるパパもいたり。食洗器に入れてはいけないお気に入り食器を洗われてしまい、思わず声を上げてしまったり、乾いてシワシワの洗濯物を見て、文句のひとつも出そうになってしまったり…とママはさまざまな想いを飲み込んでいる様子。事前に細かく準備をしたにもかかわらず、薄着で出かけて風邪をひかせてしまったり、日焼けを気にして、こまかく日焼け止めを塗っていたのに、パパはノーガードでお出かけをし、帰ってきたときには二人ともこんがり…など楽しい時間と引き換えにママのため息も聞こえてきます。パパに預けるのはヒヤヒヤの連続だけどわが家の場合も、事前準備が大変なので、もし預けられるのなら義母や実母に預けたほうが格段にラク。ですが、やっぱり気兼ねなく預けられるのは夫なのです。ひとり時間のリフレッシュと引き換えに、家を出るまではヒヤヒヤの連続なので、出かけない方がいいのではとも思いますが、無理やりでも育児参加させたい気持ちもあるのでお願いするようにしています。夫の甘やかし攻撃で、私が帰った時に子どもがいつもよりわがままになったりすることもあるけど、楽しく過ごしてた証拠と思って、怒らないように気をつけています。まわりのママ達に預けることの大変さや気持ちを聞いてみると、一つひとつのエピソードにわかる!と共感の嵐でした。子どもたちが大きくなり、どんどん自分ひとりで世界を広げていって、気づけばひとり時間の方が多いとなる日が今はまだ想像できませんが、そんな日がきたら夫と優雅にランチでもしながら、今のこの大変さを一緒に分かち合いたいなと思っています。<文・写真:ライター水玉445>
2019年08月26日きょうだいゲンカ、止める?止めない?あんふぁんWebの「どっちだポン!」コーナーで「きょうだいゲンカ、止める?止めない?」と聞いたところ、約6割は「止める」、約4割は「止めない」と回答。それぞれの理由を聞きました。激しくなっていくので【止める】■ 姉妹ですが、最後には下の子が噛む、叩くなどして、いつも乱闘状態へ。激しくなりそうなら、止めに入ります。(ドドリゲスさん/36歳)■ きょうだいゲンカは難しいですよね。兄は口で攻めるから、弟は結局手を出す。叩き合っても取っ組み合いになっても基本的には止めませんが、物を使い出したらストーップ!!!です。ケガする前に一回止めています。あとはさりげなくケンカさせる環境も作ったりしています(笑)。きょうだいゲンカはたくさんしていい!と思ってる母なので。そのかわり、仲のいい時はほほえましいほど仲良しです!(まいまいさん/34歳)■ 姉(5歳)と弟(2歳)の2人兄弟です。弟がだんだんと凶暴化してきて、遊びがヒートアップすると暴力に発展してしまいがち…。一方、姉はマイペースで暴力は絶対にふるわないタイプなので、やられっぱなしで弟に泣かされることが多く悩んでいます。弟がひどいようなら止めに入っていますが、やられっぱなしの姉にどう教えたら良いか悩んでいます。(Tさん/42歳)■ どちらかが泣くか、どちらかが手を出した時点で止める。(ゆうけんさん/41歳)■ お友達にはなかなかハッキリと言えない性格の娘。 きょうだいゲンカくらいはさせたいと思っています。でも、ついこちらに余裕がない時は、うるさい!と怒鳴りつけて、止めてしまうことも…。自分達で解決できるようになってほしいのですが、なかなかうまくいきません!(アヤコさん/35歳)■ 9歳男の子、7歳女の子、5歳男の子の3人。 いつまででもケンカを続けるのでとりあえず、「うるさいーい!」で、止めてからそのあと理由を聞きます。(くみさん/33歳)■ 止めます。自由なことと、しつけがなっていない、ガマンがきかないことは別だと思うので。(すいすいさん/38歳)■ 13歳、10歳、6歳がガチでケンカします。それぞれ理由はあるかもしれないけど、ひたすらうるさい。ので、「うるっさーーーい!」で止めます。うるさいことや、人にケンカの声を聞かせて嫌な気持ちをさせることが悪いから止めるというのも充分止めるに値する理由だと思ってます。(ゆう子さん/41歳)■ 叩いたり手を出した時点で声がけする。泣いても助けない。当人同士でなんとかさせる。基本兄弟大好きな子たちだから、ひどく叩いたりしないし、泣いたら慰めるから声かけだけですんでるかな。(SAKIさん/35歳)■ 悪いことに気づかないので、ひと言助ける。下の子にも上の子にも平等にしてるつもりも、上の子に当たりやすい私。(むらさんさん/38歳)疲れるし、キリがないから【止めない】■ あまりにもヒドくなったら止めるけど、ある程度は静観します。(ゆうちょりんさん/33歳)■ どちらかが泣き出すまで止めない。途中で止めてもやめないし、こっちも神経質になるのは疲れるしキリがない。(ちーさん/40歳)■ 男の子きょうだいで毎日のように大ゲンカ。 やられてやり返して、痛さを覚えて加減を覚えていくものかと止めずに見ています。 さすがに腕や指を折りそうになったら止めますが。でも最終的には襖を壊して全員正座です。 (mieさん/36歳)■ 基本きょうだいゲンカは止めません。きょうだいのどちらかが親に言いに来ない限りは、子どもたちにまかせています。(きなこもっちさん/40歳)■ 長女9歳、長男4歳、次男3歳。男同士が、叩いた、蹴った、取った、取られた…でいつもやりあっています。基本、私は静観。なぜならキリがないから…。最後はママより怖い長女の喝!で終了(笑)。長女よ、いつもありがとう!(れいにいさん/40歳)投票期間/2019年7月31日〜8月21日<あんふぁんWeb編集部>
2019年08月26日夏休み明けは「学校に行きたくない」と言う子がもっとも増える時期。気持ちを吐き出せずに抱え込んでしまうと、不登校になってしまうこともあるそうです。そうならないためにも、子どもが話してくれたときに、きちんと話を聞いてあげることが大切。スクールカウンセラーの先生に教えてもらった子どものストレス対処法を紹介します。必要なのは共感! 話を「聞く」と「共感」するのは違う息子が小学校へ上がったばかりのとき、「学校でイヤなことがあった」と毎日のように言ってくる時期がありました。話を聞いてあれこれ試しましたが、なかなか解決できず、スクールカウンセラーの先生に相談することに。先生いわく、子どもが問題を抱えているときに一番必要とされているのは、“共感”することだそう。「うれしかったんだね」「悲しかったんだね」子どもの気持ちに寄り添うのが共感。それとは逆に、してはいけない返しのパターンが9つあります。「学校で友達とイヤなことがあった…学校へ行きたくない」と言われたときの例で見てみましょう。<9つのパターン>1.命令:つべこべ言わず学校へ行きなさい2.脅迫:学校に行かないともっと仲悪くなるよ3.説教:あなただって兄弟に同じことするでしょ4.提案:イヤだって言ってみたら?5.非難:あなたが気にしすぎる性格なのよ6.称賛:イヤなことがあってもガマンしたのね7.同情:かわいそうに…あなたは悪くないわ8.侮辱:そんなこと言うなんて性格悪いわね9.分析:いつ?誰と?それでどうなったの?私の場合、状況を把握したいために根掘り葉掘り状況を聞き出そうとして、どうにかしてあげたいという気持ちから「ああした方がいいんじゃない?」「こう伝えてみたら?」と言っていました。上の例でいう提案と分析です。ある日、息子から「学校であったイヤなことを話したときに、いろいろ聞かないでほしい」と言われてしまいました。これではいくら話を聞いてあげても、問題が解決しないわけです。暴力的な表現にはどう対処する?共感するのが大切とはいえ、「ぶん殴りたい」など暴力的な言葉に対してはどう対処すればいいのでしょう。共感したら暴力を肯定することになるのでは?親としてはどんなことがあっても殴るのはよくないと言いたくなるのが本音です。すると先生は、「子どもは本当に殴りたいと思って言っているわけではありません。“殴りたいくらい怒っていたんだね”と、そのときの感情を代弁すればいいんです」と話されました。早速、「もう〇〇くん大っ嫌い!」と息子に言われたとき、「大っ嫌いになるくらい悲しかったんだね」と気持ちを代弁してあげました。すると、「なんでぼくの気持ちわかったの?」と急に笑顔に。普段は、プンプン怒りながら長々と話をするのに、共感した日はそれでおしまい。息子の場合、問題を解決してほしかったわけじゃなく、気持ちをわかってもらいたかっただけなんだと気がつきました。引きずってしまうイヤな気持ちを手放す方法話を聞いてもらっただけでスッキリする子もいますが、中には上手に気持ちの切り替えができず、引きずってしまう子もいるそうです。そこでイヤな気持ちを手放す方法を教えてもらいました。<イヤな気持ちを手放す方法>1.イヤな気持ちの顔を想像しながら紙に描きます。間違えてはいけないのは、描くのはイヤなお友達の顔ではありません。あくまで自分のイヤな気持ちを具現化させます。紙以外にも風船に直接描いてもOK2.紙を枕やクッションに貼りつけ、パンチしたりキックしたりして気がすむまでやっつけます3.最後にビリビリにやぶいてイヤな気持ちにさようならをします。そのあとは、アイスクリームを食べに出かけるなど親子で楽しいことをして過ごすといいそうこの方法を息子に提案したら、「かわいそうだからイヤだ」と言われてしまいました。「じゃあどんな方法ならいいと思う?」と聞いたところ、「おしっこと一緒に出して、ジャーって流す」「手の平にのせてフーって吹き飛ばす」という回答が帰ってきました。どんな方法でも、その子がスッキリするならいいとのことです。親がお手本になって最後に先生から「もっとお母さんも気を抜いていいんですよ」とアドバイスをもらいました。「今日こんなイヤなことがあってね」と子どもにグチを聞いてもらうのもあり。最後に「聞いてもらったらスッキリしちゃった!」と言えば、イヤな気持ちを手放す方法を教えることもできます。アドバイス通り、息子にイヤな出来事を話すと、「お母さんにもイヤなことがあるんだね! ぼくと同じだね!」とイヤなことがあるのは自分だけじゃないとわかってくれました。最近は、先生の話を参考にして、「休みの日はのんびり過ごそう!」「今日は疲れたからレトルトでもいいよね〜」などほどよく適当に過ごすようにしています。親子で上手にガス抜きしながら、子どもにはイヤな気持ちとのつき合い方を学んでもらえたらうれしいです。<文・写真:ライター三浦麻耶>
2019年08月25日ハンバーグやオムライスのような子ども向けの洋食メニューだけでなく、煮物などのおいしい和食の味わいも子どもに知ってもらいたいと思いませんか?そんな和食好きへの導入にオススメなのが、最強調味料とも言える「焼き肉のタレ」なのです。焼肉のタレが"調味料”として優秀な理由とは?焼き肉、BBQに欠かせない「焼肉のタレ」。実は調味料として活用するととっても優秀なのです!その理由は、たくさんの香辛料や果物などがブレンドされていること。旨味がギュッとつまっていて、まさに最強調味料と言えます。これだけで味に深みのあるコクが出るので、時短調味料としてもバツグンの効果!中でも、”甘口”の焼肉のタレは、ちょっと地味な煮物などを、子ども好みの味に変身させてくれます。焼き肉のタレを調味料として活用した子ども向け和食レシピを、肉料理・魚料理・野菜料理、それぞれ紹介します。【肉料理】もっともっと食べたくなる!「鶏肉と大根・にんじんの煮物」<材料>・鶏モモ肉…1枚(300g程度)・大根…1/2本・ニンジン…1/2本・しょうゆ…小さじ2・みりん…大さじ1・焼き肉のタレ…大さじ2・水…200CC・青ネギ…お好みで<作り方>1)鶏肉は一口大にカット、大根とニンジンは皮をむいて乱切りにしておく2)鍋に1)と水、調味料をすべて入れて火にかける3)落し蓋をして(アルミホイルでOK)、中火~弱火で材料が柔らかく、味が染み込むくらいに煮込んだら完成冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもピッタリです!【魚料理】魚臭さゼロ!「絶妙ダレのブリ照り焼き」<材料>・ブリ切身…3切れ・しょうゆ…大さじ1弱・酒…大さじ1・みりん…大さじ1・焼肉のタレ…大さじ3・サラダ油…大さじ1<作り方>1)ブリは両面に軽く塩をふって数分おき、ペーパータオルで水分を拭き取る2)サラダ油以外の調味料をすべて合わせておく3)フライパンにサラダ油を入れて熱し、ブリの両面を焼いて火が通ったら、2)をまわしかけ、少し煮詰めて照りが出てきたら完成ブリに小麦粉をつけなくても、炊き肉のタレのとろみでタレが絡みやすくなります。つけ合わせは、大人なら”ししとう”を使うところを、子ども向けには”オクラ”がオススメ。軽く茹でて添えてみて。絶妙ダレをつけて食べるとおいしいですよ!【野菜料理】冷凍でも、まろやかな旨味!「かぼちゃの煮物」<材料>・冷凍かぼちゃ…1袋(350g程度)・めんつゆ…大さじ1・焼肉のタレ…大さじ2・水…150㏄<作り方>1)鍋に冷凍かぼちゃと水、調味料をすべて入れ、火にかける2)ほどよくねっとりする程度に煮詰めたらOK保存がきいて便利な冷凍かぼちゃですが、水っぽくなったり、甘味が少なかったり…。上手く味が決まらなかった経験はありませんか?焼き肉のタレを加えると、まろやかな旨味がプラスされて、ねっとりとおいしい煮物に仕上がります。かぼちゃのパサパサ感やモサモサ感が苦手だった娘にも好評でした!作り置きの副菜としても便利です。焼肉のタレの旨味は、子どもはもちろん、多くのパパも好きな味なのでは?ショウガやニンニクなどがブレンドされていて食欲をそそる味なので、わが家でも大好評です。子どもにもパパにも好評で、作り方も簡単。さらに「おかわり!」の声が聞こえてきたら、ママはとってもうれしくなりますね。ぜひ、試してみてください!<文・写真:ライター石川友美>
2019年08月24日子どもの幼稚園選び、何を基準に考えますか。わが家の娘は好奇心旺盛で、なにごとにも前向きな性格。そんな娘に合った幼稚園を探していた時、「3年間でできるだけ多くの経験ができる」幼稚園に出合いました。そこには、専任の先生が体育、英会話、音楽、絵画造形、コンピューター、科学あそびなどを指導するカリキュラムがありました。今回は、娘の幼稚園の特徴とともに、入園から卒園までに感じた思いがけない成長についてお話しします。逆上がりは年中でできるように娘が通った幼稚園は、その名前をほかの園ママに言うと「あのお勉強系の幼稚園ね」と言われる幼稚園。毎日のカリキュラムがしっかりと組まれていて、子どもたちはそれに取り組んでいくのですが、中には親が「それはまだ難しいのでは?」と思うようなことも。たとえば、「逆上がり」。娘の園では、年中クラスでできる子どもが約8割、卒園までにはほとんどの子どもができるようになります。娘も年中の終わり頃になると、「逆上がりができるようになりたいな」と言うようになりました。体育の専任教諭は全国展開するスポーツクラブから派遣されていて、自分の背の高さにあった鉄棒や足台を使って逆上がりの練習が始まります。中には「将来フェアリージャパンに入りたい」と話すくらい運動神経抜群の子もいて、娘は、そういうお友達に逆上がりのお手本を見せてもらいながら、逆上がりのコツをつかんだようです。逆上がりができた子はカラー帽子をひっくり返し、応援団やお手本担当になります。カラー帽子が白くなるとかっこいい!という憧れが園児たちの頑張りを引き出していたようでした。ネイティブの先生による英会話指導娘の幼稚園ではネイティブの先生が教えてくれる英会話の時間がありました。耳で聞こえた音をそのまま発話するので、ABCの歌も子どもたちは私より上手に歌います。How are you?の返事も Fineだけではなく、SleepyやHappyなど、自分の今の感情を表す言葉を習い、表現豊かだなという印象がありました。卒園までには、名前や年齢、どこの国に暮らしているかなど、簡単な自己紹介ができるくらいになります。春休みにタイに旅行した際、日本料理が恋しくなった子どものために、最終日はすき焼き店でディナー。そんなに混んでいなかったためか、タイ人のウェイトレスさんがどこから来たの?何歳?と娘に聞いてきました。普段は恥ずかしがりな娘が、堂々と幼稚園で習った英語で答えた時、娘の成長を感じることができました。年長さんはコンピューターや科学あそびも年長になるとコンピューターや科学あそびというカリキュラムも始まります。お泊まり会、サッカー・ドッヂボール大会など年長さんだけの行事もあり、年長さんになったらできるという憧れをもつのも、子どもたちの意欲につながっていました。運動会の組体操も音楽会の歌や演奏も、父兄が感動するレベルまで仕上げてくることに、本当に驚きました。いろいろなカリキュラムが盛りだくさんなので、それに対して「詰め込み教育」など揶揄(やゆ)する声もあるかもしれませんが、その幼稚園に通う親から見ると、子どもがどれも楽しそうに取り組んでいるのが印象的でした。柔軟な幼児期だからこそ、「勉強」ではなく「楽しいことの一環」として体育、英会話、音楽、絵画造形、コンピューター、科学あそびに取り組めたのだと思います。それが身につくかどうかは、その後の取り組み方で変わってくると思いますが、一度経験したことで、次に遭遇した時の抵抗感はないような気がしています。園長先生が卒園式で「失敗を恐れず、新しいことに挑戦してみてください」と話をされましたが、この幼稚園でのいろいろな経験により娘は、「身のまわりにはたくさん楽しいことがある」、「知らないことを知るのは楽しい」、「できないことができるようになると自信につながる」など、多くを学ぶことができたと思います。これから園を選ぶママの選択肢のひとつになると嬉しいです。空気砲で遊ぶ科学あそび<文・写真:ライターふたえにじ>
2019年08月23日