ウーマンタイプがお届けする新着記事一覧 (1/4)
今年6月、日本経団連初の女性役員が誕生した。外資系通信会社BTジャパンの代表取締役社長を務める吉田晴乃さんだ。30歳でカナダに渡って通信業界で働き始め、その後ニューヨークでもキャリアを積んだ。一方でプライベートでは離婚を経験し、娘を育て上げたシングルマザーでもある。頼れる人がいない海外でハードな仕事と育児の狭間で企業の経営トップにまで駆け上がってきた吉田さんに、「女性はなぜ働くのか」という問いをぶつけてみた。■日本には300万人の“貧困層”の子どもがいる今回のインタビューは「私たちはなぜ働くのか」がテーマだそうですが、本当は女性たちがそんなことを考えなくてもいい社会にする必要があるんじゃないでしょうか。「仕事か、家庭か」ではなく、ごく当たり前に「仕事も、家庭も」選ぶことができる。それが今後の日本が目指すべき社会のあり方です。少し前まで、日本の女性が自分を表現する方法は「専業主婦になって子どもを産み育てる」という非常に画一的なものに限られていました。しかし本来、女性の生き方には他のオプションもあるはず。特に今の時代、女性が家に入って夫の稼ぎだけで食べていくというライフプランはほとんど崩壊しています。離婚する夫婦も多いし、パートナーが病気や事故で働けなくなることもある。ダイナミックに経済が変化する中で、会社が倒産したり、社員がリストラされることも珍しくなくなりました。その時、唯一の収入源を失った女性が、果たして家庭を維持できるのか。 >>続きを読む
2015年11月30日「無駄遣いは控えているのに、なかなかお金が貯まらない……」というお悩みを抱えてマネー相談に訪れる女性は少なくありません。そんな人たちの家計を見てみると、家計に占める「住居費」の割合が高い傾向にあるように感じます。実際、通勤に便利な都心部に家を借りるとなると、収入の35%を超えるということも珍しくありません。そうなると、「家賃を払っていても自分の家になるわけじゃないし、いっそのこと買ってしまった方がいいのかな」と、賃貸に住むのか購入するのかで迷ってしまう人も多いのでは? そこで今回は、住宅にかかる費用をテーマにしたいと思います。■一見すると、住宅を購入した方がお得かも? 実際、費用の面ではどちらがお得なのでしょうか? 30歳から50年間恵比寿に1LDKの部屋借りる、あるいは買う場合を想定して比較してみましょう。 >>続きを読む
2015年11月29日「結婚したら寿退社」はすっかり陰をひそめ、国も企業も、女性がずっと仕事を続けられるような環境をつくろうとしています。20~30代の働く女性215人に「あなたは長く仕事を続けていきたいと思いますか?」と聞いてみると、「思う」と答えた人は8割以上。当事者である女性の多くも、長期的にキャリアを築いていきたいと考えていることが分かります。でも、そもそもなぜ長く働きたいと思うのでしょうか? 一番に頭に浮かぶのは「生活のため」というもの。男性の年収が上がりにくくなっていることを背景に、共働きが当たり前となりつつある世の中、金銭的な不安を払拭する意味で「長く働きたい」と考える人は多そうです。そこで次はこんな質問。「もしも生涯の生活が保障されるくらいのお金があったとしたら、今の仕事を続けますか?」すると「辞める」と回答した人が6割強と半数以上を占めました。最初の質問では8割以上の女性が「長く続けたい」と答えていましたが、こちらの質問では一変して「続ける」が少数派に。では「続ける」と回答した人たちが、生活が保障されてもなお今の仕事を続ける理由を見ていきましょう。 >>続きを読む
2015年10月23日仕事をしていると、誰にでも「今の状況を変えたい」と思う瞬間がやってくる。向いてないのかも、と思ったとき。大失敗をしたとき。いやなことがあったとき。キャリアの行き詰まりを感じたとき…。そのとき初めて、「働くって、何だろう?」と深く考えることになる。働くことは国民の義務。そして生活のため、食べていくため。でも、そう考えている読者の皆さんはきっと少ないだろう。では何のため、と問いかけると、かなり多く出てくるのが「自己実現のため」という答えではないだろうか。しかし私はこの「自己実現」という言葉があまり好きではない。実現すべき「自己」など最初からないと考えているからだ。先日、やきものの取材で、とある地方の窯の八代目に出会った。セント・ジェームスのボーダーカットソーにチノパン、足元はスリッポン。黒縁メガネを粋にかけた30代の彼は、そのまま『POPEYE』の誌面から出てきたようにおしゃれだった。その八代目から聞いた話がとても印象的だった。私は、やきものといえば、やきもの作家の存在がすぐに思い浮かぶ。都内で触れるやきものといえば、作家の個展、というシーンが多いからだ。実際に世間のイメージもそうらしいけれど、実は「やきものと作家性が結びついたのはごく最近のことなんですよ」、と彼は言う。では、もともとは何だったのかというと、「産業」なのだという。長年、その地域で一番、生産量の多い窯。その器の裏にはいわゆる「銘」が刻まれていない。見せてくれた過去の器の展示には、私の実家にあるものもいくつかあった。そうか、あの器はここでつくったものだったんだ! 「やきものは、使うための器なんです。作品ではない。だから、我が家では代々、銘を刻まないことにしています。飾っておくのではなく、日常的に使ってほしいものですから」「作品ではない」という彼の言葉からも、やはり「自己実現」とは遠い意識を感じた。 >>続きを読む
2015年10月21日上司に対して日々感じている「なんでそんなこと言うの?」「どうしてそういうことするの?」という不満や疑念。それを直接上司にぶつけたいと思っても、「余計に怒られるんじゃないか」「印象が悪くなるんじゃないか」とモヤモヤしたまま自己完結してしまっている女性も多いのでは? そんな働く女性たちの疑問に、最強ワーキングマザー・堂薗稚子さんが、上司の立場からズバッと解説! 上司って、ホントはすごくあなたのことを考えてるのかも!? こんにちは、堂薗です。急に秋めいてきましたね。実はこの連載も丸1年! よく続いたなあと読者の皆さまに感謝しつつ、上司に対するいろいろな思いは永遠になくならないものなのだ…とつくづく感じさせられています。特に30代になってくると、身近な人が昇進したり自分が管理職になることも視野に入ってきたり、「上司」への見方も変わってくるのかもしれません。「私ならこうする」とか「こんな管理職は反面教師にしたい」など、より具体的でリアリティーある思いを持つ方が増えてくるように思います。先日も、「同期が昇進したんです」という30代女性と話をしました。「なぜ昇進するのが私じゃなくてあの人なの?」ということではなくて、「何だか変な関係になっている」と戸惑っている様子でした。聞いてみると、昇進した同期は男性だったそうなんですが、昇進した途端、直属の上司でもないのに「上司づら」してくるようになったらしいのです。これまでは一緒に会社への不満なんかを酒のつまみにして話していたし、仲の良い仲間の一人だったそうですが、昇進してから飲みに行ったとき、「そんな風に捉えているのは、視点が低い」とお説教をされ、極めつけに、「お前の成長について考えている」とあからさまに上から目線で言われたんですって。腹が立ったというより茫然とし、「これからコイツとどう付き合うか」考えてしまったのだそうです。こういうの、本当にありがち! 思わず「オトコって馬鹿だよねえ」と語り合ってしまいました。■昇進したからといって、すぐに「上司」にはなれない20歳になったら「大人」「成人」、だけど昨日までは19歳で「未成年」というのと同じように、一晩寝て立場が変わったからといって、人は大きく変われるわけがありません。だけど、「変わらねば!」という役割意識が強く働き、一生懸命に振舞うあまりに、周囲を白けさせてしまう。これは男性によくある傾向な気がします。 >>続きを読む
2015年09月23日日のように顔を合わせる同僚女性。職場だけの付き合いに留まらず、プライベートでも親交があるという人は多いのではないでしょうか? そこで今回は、「同僚との女子旅」をクローズアップしてみました。「会社の同僚と女子旅に行ったことがありますか?」と聞いてみると、「ある」と答えた人は3割強。仕事後や休日に飲みに行ったり遊びに行ったりすることはあっても、旅行となるとなかなかハードルは高いもの。そう考えると、なかなか多い数字と言えそうです。旅行は深くお互いを知ることができる絶好の機会。非日常をともにしたからこそ見えた、同僚女子の意外な一面を教えてもらいました。【女子力、侮るなかれ】「普通体型だと思っていた先輩が、お風呂で脱いだらナイスバディーで驚いた」(27歳/秘書)「旅行前に東京駅に寄ったからと、お土産に話題のスイーツを買ってきた同僚。みんなの分がしっかり用意されていて、さりげない気遣いができることに感動しました」(32歳/マーチャンダイザー)【飲み過ぎ注意】「2夜連続、同じ話で説教してきた…」(30歳/一般事務)「酔いつぶれて、部屋のお風呂で眠ってしまったA子。起こしても起きないし、そのままにもしておけないし、どうしていいか困りました」(36歳/営業事務)【その理由が判明】「軽く飲みながらご飯を食べて、その後コンビニで買出しをして再び部屋飲み。さらに寝る前にカップ麺の大盛を食べていた同僚。だから太っているんだ、と思ってしまった」(37歳/エステティシャン)「遅刻の多い同僚が、夜の肌のお手入れに1時間以上掛けているのを目撃。思わず納得」(38歳/総務・人事)【性格が不一致です】「海外旅行でまったく英語をしゃべらず、全てこちら任せ。私も得意ではないのに、値切り交渉まで通訳させられてつらかったです」(36歳/管理栄養士)「体力がなく、すぐに休憩したがるので、いろいろなことをしたい欲張りな私はヤキモキしっぱなし!」(34歳/マーチャンダイザー)【マイペースにもほどがある!】「一緒に行動しているのに、自分が見たいお店があると、周りを気にせずに立ち寄ってしまう。勝手だな、と思いました」(27歳/スクールマネジャー)「眠くなったと言って、ホテルに戻って寝てしまった。私は1人でパリを満喫しました(笑)」(35歳/クリエイティブ)【身近にいた汚ギャル予備軍】「さんざん歩いて汗もかいたのに、夜、お風呂に入らない…」(36歳/経理・財務)「疲れたからと、買ってきたソフトクリームを地べたに座って食べ始めた。さらに次の朝、洗面台に大量の抜け毛が…。普段ファッショナブルな人だけに、とても残念でした」(28歳/総務・人事) >>続きを読む
2015年09月20日学生のころの就活では、今まで自分が勉強してきたことや、部活・アルバイトなどの経験を振り返り、将来社会人として働いてる姿を思い浮かべて…と、想像を膨らませながら会社を探したもの。しかし実際に社会に出た今、もしも転職をするとしたら、学生時代と会社の選び方はどのように変わるのでしょうか。働く女性270人に「学生のころの就職活動時と現在で、会社を選ぶときに重視することは変わりましたか?」と聞くと、7割近くが「変わった」と回答。その変化を探るため、「学生のころ、会社を選ぶときに重視したこと」と「今現在、会社を選ぶときに重視すること」をそれぞれ聞いてみました。すると、学生時代に重視していたポイントは1位「仕事内容」、2位「給料」だったのに対し、今重視するポイントは1位「給料」、2位「仕事内容」と逆転! 「学生のころは、とにかく給料よりもやりたいことができればいいと思っていました」(31歳/接客・販売)というように、まだ見ぬステージへの期待が大きかった学生時代と比べ、社会に出たことで、生活していく上でのお金の重要性に気付いた人が増えていることが背景にあるようです。 >>続きを読む
2015年08月26日成果が正当に評価されなかったり、上司やお客さんから理不尽なことで叱責されたり…。「毎日頑張っているのに、こんな会社でもうやってられない!」と思う日も、時にはありますよね。そこで今回は、働く女性たちが「転職してやる!」と思った瞬間について探ってみました。まずは、「仕事をしている中で、衝動的に『転職してやる!』と思ったことがありますか?」をクエスチョン。すると、実に84.5%の人が「ある」と答えました。では、最も強くそう思ったときのシチュエーションとは……?■残念過ぎる上司たち「『どうだ? どうだ?』か『できた? できた?』しか言わない上司しかいなくて、ピンチでも助けてもらえなかった時」(29歳/システム開発)「何にも言わずにシフトを勝手に変えていた上司。予定があったのに、キャンセルするはめに」(29歳/接客・販売)「パワハラ上司が、『自分はパワハラをしていない』という言い訳を30分以上した時」(35歳/一般事務)「上司から、『あなたのことは、まだ信用してないから』と面と向かって言われた時。人のことを人と思わない発言が多く、上司の気分によって怒られ方が日々違う……」(39歳/ホテル・宿泊サービス)■ブラック疑惑「お昼ご飯を食べる時間がないのを、『仕方ない』で済まされた時」(30歳/総務・人事)「勤務時間や給与などが、求人票とまったく異なっていました」(23歳/営業事務)「死ぬほど忙しくて毎日残業しているのに、海外で遊んで帰ってきた社長から、『大した仕事してないのに、給料もらえていいな』と嫌味を言われた」(27歳/営業) >>続きを読む
2015年08月19日女性も長く仕事を続けることが一般的となった現代社会。せっかく働いていくならば、ビジネスパーソンとして自分の市場価値を高めていきたいもの。でも、市場価値の高い女性の条件とは一体何なのだろうか。Woman typeでは、その実態を探るべく、日本をリードする企業の現場管理職として活躍する4名の管理職女性にインタビューを実施。それぞれが属する業界・職種・企業において高い成果を挙げている女性の特徴や、これから一緒に働いていきたいと思う人の人物像を聞いていくことで、「市場価値の高い女性像」を浮き彫りにしていった。電通(広告/マーケティング)「あなたにしかできないことなんて何一つない。でも、必ず何かある」――“組織で働く矛盾”を乗り越えた先にある価値一人目は、株式会社電通のiPR局でSNSを使った新たなマーケティング手法の開拓を行っている郡司晶子さん。「自分のやるべきことをきちんと自分で見つけてやっていく人たちと、ただ言われたことをやる人たちでは、ある段階で確実に違いが出てくるように思います。 >>続きを読む
2015年07月21日アスファルトに少しだけ残った昼間の熱気のせいなのか、湿度が高めの風のせいなのか…。なんだかそわそわする夏の夜。友人たちとビールを飲んでばか騒ぎをするのもいいけれど、恋人と花火を見るのもいいけれど、一人で過ごす夏の夜も趣があってたまりませんよね。というわけで今回、働く女性たちに聞いたのは「一人の夏の夜の過ごし方」。どんなアンケート結果になったのでしょうか。まず聞いてみたのは、「夏の夜を一人で楽しむ時の好きな過ごし方はありますか?」という質問。70%の方が「ある」と回答しました。どのような楽しみ方をしているのか、具体的な答えを見てみましょう。【夏の夜空って、いいよね】「星空を見ながらボーッとする」(22歳/一般事務)「ベランダでビールを飲みながら、流れ星をのんびり待つ」(31歳/接客・販売)「ベランダに椅子とテーブルを出して、夜空を見ながらお酒とおつまみを楽しむ」(25歳/管理栄養士)【薄暗闇 × 虫の声】「明るいうちから2時間くらいゆっくりお風呂に入り、オレンジと薄紫の入り交じった空を見ながら、蝉の鳴き声をベランダで聴く」(32歳/営業)「部屋の電気を消し、網戸の状態で、虫の声を聞きながら美味しいものを食べる」(39歳/一般事務)【オトナ、な夕涼み】「部屋を暗くして外に出て、シャンパン片手にタバコをふかす」(28歳/営業)「夕方から近所のオープンカフェでまったりお酒を嗜む」(30歳/MR)情緒が溢れますね。夏の夜は、女性たちの大切なリフレッシュタイムとなっていることが分かります。それにしても、みんなこのような美しい過ごし方をしているのでしょうか? 働く女性のオモテもウラも調べてきた編集部としては、ちょっと疑問が湧くところ。というわけで「夏の夜の『人にはちょっと言えないな』と思うような楽しみ方」についても聞いてみました。 >>続きを読む
2015年07月18日上司に対して日々感じている「なんでそんなこと言うの?」「どうしてそういうことするの?」という不満や疑念。それを直接上司にぶつけたいと思っても、「余計に怒られるんじゃないか」「印象が悪くなるんじゃないか」とモヤモヤしたまま自己完結してしまっている女性も多いのでは? そんな働く女性たちの疑問に、最強ワーキングマザー・堂薗稚子さんが、上司の立場からズバッと解説! 上司って、ホントはすごくあなたのことを考えてるのかも!? こんにちは。堂薗です。先日、20代の女性とランチをしていたら、「私、今の上司に出会えて最高に幸せなんです!」という話題になりました。男性上司のようでしたが、すごく仕事ができて、判断も早くて正しくて、上に媚びないし部下には愛があって、彼女は崇拝というのに近いほど、尊敬しているようでした。そんな彼女の悩みというのは、「めちゃくちゃ尊敬している上司に評価されていない気がする」というもの。幸せそうな悩みのように聞こえて、彼女は、まるで片思いの恋について語っているように、切なそうな苦しそうな様子で話すのです。彼女自身はクレバーで前向きで、仕事ができる雰囲気が漂っています。どうして「評価されない」と感じるのか聞いてみると、いろいろ話してくれていましたが、端的に言うと「構ってもらえない」ということのようです。新しく異動してきた後輩には、厳しく叱責したりもしている。ちょっとくすぶっている先輩とは長時間面談の時間を取り、食事に行ったりもしている。「それなのに、私との打ち合わせや面談はささっと終わるし、提出した資料にも何も言われない。もっと尊敬する上司の役に立ちたいし褒められたいのに、私は眼中にないみたい……」そんな風に感じてしまっていました。思わず、「なんてかわいい部下!」と彼女をハグしたくなるような気持ちと共に、この「罪な上司」に思いをはせて、にやにやしてしまいました。私にも部下として彼女のような気持ちになった記憶があるし、また上司としてメンバーから叱られた経験もあります。■私は都合のいいオンナ? 上司への愛が溢れて思わず涙 >>続きを読む
2015年06月29日働く女性は時にわがまま。毎日、会社と部屋の往復だけでは決して満足できない。会社が終われば、また違う私でいたい――。今、仕事だけではなく幅広い趣味や教養を身につけた、オトナの遊びができる女性が最高にカッコいい。仕事にも遊びにもとことん向き合ってきたエディターの池田美樹さんが、デキる「大人のたしなみ」をレクチャー! 最近、ジャズとラテン・ミュージックのボーカルレッスンを始めた。「自分が本当に好きなことが何だか迷ったら、小さいころに何が好きだったかを思いだしてみるといい」と教わったことがある。異動で部署が変わり、仕事の内容もライフスタイルも激変した私が心身を壊しかけたことは前回書いた。元気が取り柄だった私がこんな状態になるなんて、ということに二重にショックを受け、何もできなくなり、読書という”アクティブ・レスト”でなんとかその危機を乗り越えた。さて、それからである。もうちょっと先に進んで、定期的なアクティブ・レストを生活のサイクルに取り入れたい。果たして私が本当にリラックスできて仕事のことを完全に忘れられる瞬間って、何だろう。そう考えたときに、小さいころに何が好きだったかな、と考えてみたのだ。 >>続きを読む
2015年06月22日前回のコラム で、環境の変化でストレスを感じたときの私なりの対処法について書いた。それで新しい環境にだんだんなじんできたのは良かったのだけれど、また新たな問題が生じた。心身の極度の疲れである。毎日、自宅に帰るとソファに座り、そのまま眠り込んでしまい食事もせず、友達からのメッセージにも気付かず眠り続け、深夜にハッと目が覚めるという日々を1週間ほど繰り返し、「私、疲れているんだな」と、ようやく悟った。そこで、仕事をできるだけ早めに切り上げて帰り、夜の会食も可能な限り断り、土日の予定もカットして、できるだけ家にいてじっとしているようにした。早く回復したかったからだ。 SNSを見ると人々のきらびやかな日々が気持ちに痛く、最低限の自分の投稿をする以外見ないようにした。ここで「私、心も弱っているんだな」と気が付いた。そうしても、いっこうに気分も持ち直さないし、眠くて眠くてたまらないという状況は続く。友人に話すと「脳の疲れは休んで寝るだけじゃ取れないらしいよ」と聞いた。「何か気分転換になることをした方がいいんじゃない?」その医学的な真偽のほどはともかくとして、確かに思い当たることはあった。得意だった早起きもできないし、このままだとずっと「疲れている」状況が続く気がして、だんだん不安になってきていたのだ。そこで知ったのが「積極的休養」という言葉。アクティブ・レストとも言われるこの方法、もともとはスポーツ選手のコンディショニング法の一つで、何もしないよりも疲労物質が除去されやすくなり、肉体疲労が早く回復するのだそうだ。 >>続きを読む (池田美樹)
2015年05月25日4月になって、異動、転職などで職場の環境が変わった人も多いと思う。私も、会社の異動で3月から違う部署に異動した。すると、自分に異変が起きた。自宅に戻るとぐったり疲れて何もする気が起きず、横になってばかりいる。胃が痛い。1週間ほど経つと、それに加えて心臓がキリキリ痛み始めた。あ、これ、ストレスじゃないか、と思った。 私はどちらかというとストレスをあまり感じないタイプだと思っていたのだが、心で感じるより先に体に何らかの症状が出る、という経験がこれまでにもあったような気がする。そこで、『ストレススキャン』というiPhoneアプリで測定してみた。これは、iPhoneのカメラに指先を2分当てると、心拍の変動を解析してストレスの状態を数値で表してくれるというもの。あくまでも簡易測定だが、以前図ったときよりもぐんと高い数値が出た。心拍数もとても高い。ああ、やっぱり私、ストレスを感じていたんだな、と自覚した。「長年社会人をやって、転職や異動をたくさん経験していても、ストレスを感じるんだねえ」と、転職したばかりの友達と話した。彼女もやはり、体に異変を感じてストレスを自覚したそうだ。そこで、一緒に対処法について考えることにした。ストレス源を突き詰めると、主に、慣れない人間関係と新しい仕事。人間関係については、一体どんな人たちなのかが分からないという不安。それは向こうも同じに違いない。私という異分子が入って、ストレスを感じている人もいるかもしれない。そこで、1人1人に何らかの形で話し掛ける、ということを始めてみようと決めた。 >>続きを読む (池田美樹)
2015年05月18日職場でのポジションも上がり、仕事が面白くなってくるのが20代後半。プライベートも何かと忙しく無理をしがちな時期だけど、公私共に楽しむことができるのは健康な体があってこそ。そこで知っておきたいのが、アラサー世代の心や体のこと。せっかくの充実した時期を病気で台無しにしてしまわないように、産業医の石井りな先生にアラサー世代が特に気を付けるべき病気と、健康な体で30代を迎えて過ごすためのコツを教えていただいた。■30代前後は女性の体の“黄金期”。病気知らずなのが普通! アラサー世代になると、「疲れやすくなった」「痩せにくくなった」など、体質の変化を訴える人が増えてくる。加齢とともに女性の体は変化していくものだが、アラサー世代の体は20代前半のころの体と比べて何が違うのだろうか。石井先生は、次のように話す。「30代前後で体調の変化を訴える人は多いものの、実は、体そのものに関していえば20代前半から30代前半まで女性の体に大きな違いはありません。変わるのは体そのものではなく、働く女性たちを取り巻く環境の方。職場での立場が変わって責任が増してくると、部下や後輩への指導、マネジメントの仕事も増え、自分のことだけでなく、周囲への配慮も必要になってきます。あるいは、周囲の友人が結婚して子供を持ったり、転職で職場を変えていたり。同世代の人たちとの生き方の違いも出てきて、周囲と自分の状況を比較して悩む時期でもあります。そうなると、必然的にストレスがたまってしまうのです」このストレスこそ、アラサー世代の働く女性たちの健康を脅かす最たるもの。 >>続きを読む
2015年04月29日周りを見ていて、上司と異常に仲の良い人や上司にひいきされているように見える人に、「もしかして…」と思ったことありませんか? 好奇に満ちた瞳を向けることはできても、本人には聞けず真相は闇の中…。そこで、今回は20~30代の働く女性304人に、「枕営業」について聞いてみました。まずは、女性たちが、どれだけ周囲の枕営業を疑っているかを知るべく「あなたの周りに、仕事上のメリットを得るために、仕事で関わる人と体の関係を持った人はいますか?」という質問をしたところ、およそ6人に1人が「メリット目的で体の関係を持っている人がいる」と回答。それでは、実際どれくらいの人が、仕事で関わる人と体の関係を持ったことがあるのでしょうか。それによってメリットがあったのかと合わせて聞いてみました。興味深いのは、「あなたは仕事で関わる人と、お付き合いをしていない状況で体の関係を持ったことはありますか?」という質問に「ある」と答えた人と、Q1で「周囲に、仕事上のメリット目的で体の関係を持った人がいる」と答えた人の割合がほぼ同じだったということ。お付き合いをしていない中で体の関係を持ったら、利益目的であってもなくても、周りからは「体の関係=メリット目的」と疑われていることが分かります。これから体の関係を持とうとしている人は、注意する必要がありそうですね。 >>続きを読む
2015年04月25日30~40%…。これは一次面接の通過率だ。女性に人気の事務職や、募集枠の少ない求人の場合、この数字はもっと下がる。「面接通過率を上げるための第一歩は、面接官の知りたいことに答えること。自分の話したいことを話すのではなく、相手がこの質問で何を知りたいのか、真意を理解することがポイントです」こう話すのは、3月3日に開催された『女の転職@type』主催の『転職活動初心者のためのはじめての「面接」対策セミナー』で講師を務めた『typeの人材紹介』キャリアアドバイザーの星野莉奈さん。ここではセミナーを通じて見えてきた、面接を通過できない人がやってしまいがちなNG行動を紹介する。■NG1. 職務経歴の説明を1分で簡潔にまとめる会場では隣の人とペアになって、面接を想定した職務経歴を話すワークが行われた。制限時間は3分。ところが、2分が経過する前に多くの人が話すことがなくなるという事態に。「時間が余ってしまった方が多いように見受けられましたが、2~3分が適正。1分程度だとアピール不足の可能性が高く、面接官に採用に価するかどうかの判断材料を伝え切れてないおそれがあります。面接官は人事や担当者に面接結果の報告をしますが、このときに良いと思った理由が話せないと推薦ができず、不合格となってしまう。逆に、面接官が長いと感じ始めるのは3分を超えたくらいから。転職回数が多い方はもう少し長くても大丈夫ですが、2社以内であれば3分、3社以上でも5分以内を目安に話すように心掛けましょう」 >>NG.2~NG.7を読む
2015年03月19日日々の生活の基盤となるお給料。収入に納得感があるか否かで、仕事に対するモチベーションも変わってきそうです。そこで、働く女性284名に「自分の年収は妥当だと思うか」を調査してみました。まずは「あなたのスキルや働きぶり、責任の大きさなどを考えたときに、現在の年収は妥当だと思いますか?」いう質問。「妥当だと思う」「もっと高くてもいいと思う」がほぼ同数という結果となりました。それぞれ、どのような理由からそのように思うのでしょうか? 自分のスキルや働きぶりを「妥当」と謙虚に捉えている人の意見から見てみましょう。「子どもがいて、病気で急に休むこともあるが、役職をつけてくれているから」(31歳/コールセンター、スーパーバイザー)「転職して年収が大きく下がったが、労働時間や精神的負担を考えると妥当だと思えるから」(25歳/総務・人事)「残業なく働ける環境を選んだので、プライベートが充実できる今は妥当な給料であると感じている」(29歳/コールセンター、スーパーバイザー)「大した成果を上げてないから」(34歳/システム開発)という意見もあったものの、妥当派は給与額が必ずしも高くはないけれど、働き方に満足しているといった理由が多い模様。では逆に「もっと高くてもいいと思う」派に寄せられた不満の意見をご覧下さい。■仕事量と年収が比例しません…「入社時からほぼ同じ給与。個人の能力、仕事ぶりで給与を決めていないのが納得いかない。店長に昇格したのに、手当ても少な過ぎる」(26歳/接客・販売)「昇給・賞与がまったくないのに、任される仕事がどんどん増えていくので」(27歳/一般事務)「4年間給料が10円程度しか上がっていないのに、仕事の負担、責任が増えている」(39歳/広報、IR)では、彼女たちはいくら貰えるなら妥当だと思うのでしょうか? 現在の年収額と合わせて聞いてみました。 >>続きを読む
2015年03月16日結婚、出産を経ても働きたいと思っているワーキングウーマンにとって、パートナーの仕事観をしっかり把握しておくことは、とても大切なこと。「ずれている」と思いつつ放っておくと、あとあと重大な問題が発生しかねません。そこで今回は、恋人や夫との仕事観の違いについてアンケート。どのようにすれば、お互いにストレスなく仕事を続けていけるのかを探ってみました。まずは、「社会人になってからお付き合いをした恋人や夫と、仕事観の違いを感じたことがあるかどうか」をクエスチョン。およそ半数の人が「ある」と回答しました。具体的にはどのような場面で仕事観の違いを感じたのでしょうか? ■これぞさとり世代? 「出世に興味がなく、お金に対する執着もない夫の考えが理解できなかった」(33歳/営業)「責任感の違いです。仕事を休んだりできない性分の私ですが、彼は『休んだって仕事は回るから』と……」(33歳/一般事務)「『仕事を一生懸命やる奴はバカらしい、給料分適当にやってりゃいいんだよ』っていう発言を聞いたとき。愕然としました」(31歳/人事・総務)■仕事至上主義「プライベートをおろそかにしたくない私と、何が何でも仕事の彼。家訓が、一に仕事で二に仕事、三四も仕事で五も仕事らしいです」(35歳/医療・介護)「何よりもまず仕事。休日も会社携帯と資料を手放さない……」(26歳/一般事務)■21世紀とは思えない「元カレは、『女だから出来ない』『だから女はだめだ』『女のすることは信用できない』などなど、ありえないほどの男尊女卑でした」(39歳/受付)「夫は、女はそこそこの稼ぎで良くて、男が沢山稼いで家計を支えるべきだという思いが強い。私はガツンと稼ぎたいと思っているので面倒くさい」(36歳/一般事務) >>続きを読む
2015年02月28日海外で働いてみたい、あるいは国内にいても海外と接点のあるグローバルな仕事をしてみたい。そんな憧れを持つ女性は少なくない。だが一方で、「日本とはまったく異なる文化や環境の中で、本当にやっていけるのだろうか」という不安から、その一歩を踏み出せずにいる人も多いようだ。では実際のところ、世界を舞台に活躍している女性たちはどんな資質や能力を備えているのだろうか。そこで、これまでにアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど計7カ国で暮らした経験を持ち、60カ国以上の国籍の人たちと仕事をしてきた国連職員の田島麻衣子さんに「異文化の中で活躍できる女性像」について伺った。■世界で仕事をする中で出会った印象的な2人の女性国連職員として、ほとんどの職場で日本人はただ一人、常に多様な国籍やバックグラウンドを持つ人たちの中で10年間働いてきた田島さん。さまざまな国やオフィスで働く中で、尊敬できる素敵な女性たちに数多く出会ってきたという。特に印象に残っている女性とはどのような人物だったのだろうか? 「私が尊敬するインド人の先輩女性は、とてもチャーミングで愛嬌のある人。ふとした時に見せるいたずらっ子のような笑顔が魅力的で、私もすっかりファンになってしまいました。彼女は好奇心旺盛で、大人になってもワクワクする気持ちを失っていない。私たちが何か話していると、『それ何?』と何のためらいもなく参加してくるんです。そんな彼女のことを、同じ職場で働くベテランから若手まで誰もが大好きで、彼女が開くホームパーティーにはいつもたくさんの人が集まっていました。彼女を見ていると、愛嬌というのは世界共通の魅力であり、人をとりこにするものなのだと実感します」また、イタリアで勤務していたころに仕事を共にしたアメリカ人の先輩女性については、こんな場面が印象に残っている。 >>続きを読む
2015年02月27日働く女性にとって、“健康的で美しい体づくり”は仕事と同様、大事にしたいことの一つ。理想的なボディを手に入れるには、その場しのぎのダイエットではなく、普段から体の内側をキレイに保っておくことが不可欠! そこで、海外セレブの肉体改造も出掛ける料理家・副島モウさんが、話題の「クレンズダイエット」をフード版レシピで新提案。旬の野菜をたっぷり使った栄養満点のヘルシー料理を食べて、体の内側からピカピカにしちゃいましょう! 今回紹介する『カボチャと鶏肉のスープカレー』のレシピは、免疫力を高める旬の食材も豊富に使っているので、風邪予防にもぴったり。年始の忙しい時期を乗り切るためにも、皆さんに食べていただきたいレシピです。■カボチャと鶏肉のスープカレー >>レシピを見る 副島モウ(そえじまもう)1981 年10 月28 日 佐賀県生まれ。エコール辻フランス・イタリア料理カレッジに入学。渡仏。TOULOUSE Les Jardin de l’ Opera にて修行。帰国後、GRAND HYATT TOKYO、BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYOを経て料理研究家パトリスジュリアン師に師事。その後独立。レシピ開発、企業コンサルティング、料理教室(L’atelier nuage)、雑誌、TVフードコーディネーション、ケータラー、調理学校講師、『RENDEZ-VOUS DES AMIS』オーナーシェフ、海外セレブの専属シェフと、その活動は多岐にわたるデトックスしながら免疫力もアップ!
2015年01月29日将来的に転職したいと思いつつも、「30代半ばになってからの転職は難しそう…」と感じている20代の女性は多いはず。しかし、30代半ばの転職活動で実際にどのような壁があるのか、具体的にイメージできている人はあまりいないのではないだろうか。そこで、キャリアカウンセラーの水野順子さんに、実際に30代半ばで転職活動をした女性たちの事例を教えてもらった。■「30代半ば、未経験で事務に転職」は難しい!? 営業職Aさんの場合転職活動時のAさんのプロフィール年齢:35歳ステータス:既婚、子どもなし職種:営業職(正社員)将来的に子どもを持っても長く働きたいと考えたAさんは、落ち着いた働き方が実現できそうな事務職への転職を決意。求人サイトに登録することから転職活動を始めたが、そもそも事務職の求人が非常に少ないことや、30代半ばの女性となると必ず「事務職経験」が求められることに気付き、転職活動は難航。結果的にAさんは、比較的残業が少ないとされている業界の営業職へ転職することになった。水野さんは、Aさんの転職活動事例を見て次のように語る。「35歳を過ぎての転職では、それ相応の経験値が求められるもの。正直なところ、未経験の職種に30代半ばで応募しても、採用される可能性は低いでしょう。しかも、Aさんの場合は常に求人倍率が高い事務職を希望していたのでなおさら。ですが、同職種で業界を変えるというAさんの最終的な選択はとても賢い方法です。30代半ばの女性にとって、王道の転職成功パターンですね」 >>他のケーススタディも読む
2015年01月26日忘年会シーズン到来。社内はもちろん、取引先の方と酒席を共にする機会も増えるが、外部の人との飲み会に参加したことがない若手女子にとっては不安に感じることが多いはず。そこでマナー講師の磯部らんさんに、接待時に若手女子が困りがちなシチュエーションごとの対処法を教えてもらった。いざという時に備えて、飲み会前にチェックしてみて! ■1. お酌を先に先方にされてしまった! →甘えてしまって大丈夫うっかり気付かずに、もし先方がお酌をしてくれそうになった場合は『私がおつぎします』と一度は声を掛け、それでもお酒をついでくれようとするのであれば『では、お先に失礼します』と甘えてしまって大丈夫。もちろん接待する側がお酌をするのが基本ですが、先方も好意でやってくれていること。きちんとお礼を言えれば失礼には当たりませんよ。■2. お酒が強くないのに、執拗に勧められる…→お酌する側に回ってしまおうお酒を勧める行動の裏側には、自分が飲みたいという気持ちがあることが多いもの。『あまりお酒が強くないので、私がお酌します!』とお酒をつぐ側に回ってしまいましょう。もし相手にお酒を注いでもらったら、グラスに口だけつけてテーブルに置けばOK。無理に飲み干す必要はありません。 >>続きを読む
2014年12月08日働く女性にとって、“健康的で美しい体づくり”は仕事と同様、大事にしたいことの一つ。理想的なボディを手に入れるには、その場しのぎのダイエットではなく、普段から体の内側をキレイに保っておくことが不可欠! そこで、海外セレブの肉体改造も出掛ける料理家・副島モウさんが、話題の「クレンズダイエット」をフード版レシピで新提案。旬の野菜をたっぷり使った栄養満点のヘルシー料理を食べて、体の内側からピカピカにしちゃいましょう! 朝、夜の冷え込みも厳しくなり、ベッドから出るのもきつくなってきましたね。こう寒くなってくると、「冬太り」が気になり始める女性も多いのではないでしょうか? また、年末に向けて職場の同僚とのお酒の席も増えていくもの。僕の周りにも、夜の時間帯の暴飲暴食のせいか、「何となく体が重い……」と言っている方が多いように感じます。そんな時、皆さんは朝や昼の食事を抜いたりして、夜の飲み会に備えるといった事をされている人も多いですよね。でも、それだと栄養バランスが偏ってしまいますし、便秘の症状も招きやすくなってしまうんです。そこで今回ご紹介したいのは、白いんげん豆とかぶを入れた、みそ汁テイストのポタージュ。朝ごはん用にするも良し、ジャーやタンブラーに入れて昼のランチにプラスするも良し! 食べ過ぎや飲み過ぎが気になるときの食事にぜひ取り入れてほしいフード・クレンズ・レシピです。■冷蔵庫で3日間保存が可能! 『白いんげんとかぶのポタージュ』 >>レシピを見る
2014年12月01日「女性活用」が盛んに叫ばれている昨今。“女性が長く働ける環境づくり”が日本社会全体にとっての課題となっている。だが、今の働く女性たちからすると、ロールモデルとなるような女性が少なく、生涯をかけて「長く働く」のイメージが持てずにいるという人も多いだろう。一方、イタリアでは、年齢を重ねても仕事を辞めてしまう女性が少なく、ほとんどの女性が長期的に働き続けるそうだ。国ごとの環境や制度の違いはあれど、なぜ、イタリアでは多くの女性たちが長く働き続けられるのだろうか。イタリア発のナチュラルコスメブランド『DR.TAFFI』でセールスマネジャーを務めるイタリア人女性、エリザベッタさんに、イタリア人女性が大切にする、長期的に仕事と向き合い続けるためのワークスピリットを教えてもらった。■父から学んだ根気強く仕事に向き合う姿勢現在29歳のエリザベッタさんは、同社のマーケティングを担う部門のマネジャーとして、『DR.TAFFI』の世界展開を手掛けている。イタリアでは、家族で会社を経営するケースが多いそうだが、『DR.TAFFI』もエリザベッタさんの父、植物博士のエニオ・タッフィ氏が作った、家族経営企業の一つ。そこで、若くして会社で責任あるポジションを任された彼女は、大きなプレッシャーと戦ってきたと語る。 >>続きを読む
2014年11月29日「女性が働きやすい職場がほとんど」とは言い難い、現代の日本社会。「仕事は仕事。楽しみはプライベートで」と割り切って、仕事時間の中でのワクワクやドキドキ感を諦めてしまっている人が少なくないのでは? 2013年から日本でのサービスをスタートした『My Little Box(マイ・リトル・ボックス)』の職場には、仕事を楽しみでいっぱいにするアイデアがあふれているという。 その創設者である、フランス人女性のファニー・ペショダさんに、パリジェンヌ流の仕事の楽しみ方や、長く働き続けるための秘訣を伺った。■友人向けのニュースレターが評判に、100万人以上の読者を持つ『My Little Paris』へと成長お薦めのお出掛けスポットやファッション、生活を彩るアイデアなど、パリの旬な情報を届けるサイト、『My Little Paris(マイ・リトル・パリ)』。元々、化粧品メーカーで会社員をしていたファニーさんだったが、休日の趣味として友人に送っていたニュースレターが評判となり、現在のビジネスへとつながったという。「友人の輪から口コミが広がり、半年で読者が1万人に達しました。それでビジネスとしての可能性を感じ、会社を辞めて『My Little Paris』に専念することにしたんです。もちろん仕事を辞めることへのリスクは感じましたが、自分の人生を変える可能性があるプロジェクトに対し、何も挑戦しないことの方がよっぽどリスクが大きいと思ったのです」 >>続きを読む
2014年11月19日忙しく働いている女性の中には、「職場を離れてもなかなか気持ちが休まらない…」という人が少なくない。また、休日に体を休めても、何となく疲労感が取れずに悩んでいるという人も多いのではないだろうか? そこで、医学博士・米山公啓さんに、脳科学の観点から、心身の健康を維持していくために必要な、疲労解消のコツを教えていただいた。■脳を休めないのは危険、「うつ」や重大な病気の引き金に! 「心身の健康を維持していくためには、体を休めるだけではなく、脳からしっかりリラックスさせ、疲労を回復させることが大切です。脳がリラックスしている状態とは、副交感神経が優位に働いている状態のこと。逆に、交感神経が優位の状態では、脳も活発に働いている状態。この、『リラックス脳』と『働き脳』を上手に切り替えられるようになれば、心身をしっかりと休められるようになるはずです」と米山先生。また、脳をリラックスさせない状態が続くと、精神の安定を促す神経伝達物質であるセロトニンが減少し、「うつ」症状に陥りやすくなってしまう。さらに、血圧の上昇などの身体症状が出ることもあり、重大な病気の引き金になってしまう可能性もあるそうだ。「いつも代わり映えしない、“変化のないライフスタイル”を送っている人は、脳がリラックスしづらくなっているので要注意。例えば、何か緊張することが終わったときに『ほっ』として頭がぼんやりするような感覚を味わったことがある人は多いと思いますが、それは脳がリラックスしている状態だからです。このように、脳をリラックスさせるためには、あえて緊張状態を通過することが必要になるのです」 >>続きを読む
2014年10月28日秋らしくなってきましたね。夏が終わり、気温が寒くなると心理的に落ち込みやすくなると言われています。働く女性の中にも、「秋になると急に不安な気持ちになったり、イライラしたりする気がする」という人も多いのでは? そこで今回は、そんな秋の憂鬱を軽減するのに効果的な栄養素と食品をご紹介します。■不安やイライラを軽減させる2大栄養素「アミノ酸(トリプトファン)」と「ビタミンC」不安やイライラを感じると、そのストレスを和らげようようと、脳はストレスに対抗する神経伝達物質を分泌します。これらを総称して「抗ストレスホルモン」と呼び、「ドーパミン」「セロトニン」「アドレナリン」「ノルアドレナリン」の4つがあります。不安やイライラを軽減させるためには、「抗ストレスホルモン」を体内でつくるために必要な栄養素をしっかり取ることが大切です。1. アミノ酸(トリプトファン)不安やイライラを軽減させるためには、「ドーパミン」「セロトニン」「アドレナリン」「ノルアドレナリン」などの「抗ストレスホルモン」と呼ばれる神経伝達物質の分泌が不可欠。これらの抗ストレスホルモンは、たんぱく質の最小単位であるアミノ酸から作られています。中でも、セロトニンの原料となるトリプトファン(必須アミノ酸の一つ)は、体内で合成されず、食事でしか取れない栄養素。セロトニンは、精神を安定させ、質の良い睡眠をもたらしてくれる大切な物質となるため、その原料であるトリプトファンを食事からしっかりと補う必要があるのです。アミノ酸(トリプトファン)が多く含まれる食材: >>続きを読む
2014年10月27日忙しく働いていると食事が外食に偏ってしまい、充分な野菜を取るのはなかなか難しい。そんな中、健康志向な働く女性の間で注目されている“ボトルサラダ”をご存知だろうか。“ボトルサラダ”とは、ガラス瓶やタンブラーいっぱいにサラダを詰め込む、新しいお弁当のスタイル。アメリカの缶メーカー『Mason Jar』の保存用ガラス瓶からブームに火がつき、2014年5月に発売されたレシピ本『Mason Jar Salads and More: 50 Layered Lunches to Grab & Go』(Ulysses Pr)も、ベストセラーになった。そうしたレシピを参考に、自宅にあるさまざまなタンブラーや瓶を使ってボトルサラダづくりにチャレンジする人が増えているようだ。今回は、フードコーディネーターとしても活躍し、数々のオリジナルタンブラーレシピを考案してきたモデルの近藤しづかさんに、秋のランチにぴったりなボトルサラダレシピを教えてもらった。■最初におさえておきたい、おいしいボトルサラダを作るためのコツボトルサラダづくりに使用する容器は、市販のタンブラーやふた付きのガラス瓶があればOK。新鮮な食材を使って容器を密閉し、冷蔵庫で保存すれば、4~5日程度は保存がきく。週末にまとめて作っておくことも可能なので、平日に料理する時間が取れないという女性にもぴったり。また、「ボトルサラダをおいしく作るためには、野菜を詰める順番が最大のポイント」と近藤さん。「まず初めにボトルへ入れるのは、好みのドレッシング。次に、にんじんやチェリートマト、セロリ、輪切りのタマネギといった水気を吸わない固めの野菜を底に敷いていきましょう。しんなりしやすい葉物野菜は一番上に。また、モッツァレラチーズやトマトなど、カットすると水分が出てきてしまう食材は、なるべくそのままのサイズで食べられるものをチョイスするのがお薦めです」 >>レシピを見る
2014年09月29日転職活動中に会社を選ぶとき、仕事内容や福利厚生の充実度、給与などの条件を重視して、入社を決めることが多いだろう。でもどんなに希望に合った会社でも、もしその会社に将来性がなかったら? 入社時に魅力に感じていた福利厚生が縮小してしまったり、最悪の場合倒産してしまうこともありえる。では、会社の将来性や成長性について、何をもって良し悪しを判断すればいいのだろうか。財務諸表や決算書に関する専門知識が無くても分かる判断のポイントを、資産運用のプロとして数多くの会社を見てきた藤野英人さんに伺った。■成長企業=顧客からの支持が増えている会社売上高と営業利益、株価の3つでチェック! そもそも、会社が成長しているとはどういうことなのだろう。藤野さんは、「お客さまからの支持が増えている会社」こそが成長している会社であると断言する。「お客さまからの支持が増えているというのは、単純に客数が増えている、または、一人当たりが使う金額が増えているということ。そういう会社には勢いがあり、明るく楽しい雰囲気があるほか、給料が増えたりポジションが増えたりすることで、社員自身の成長のチャンスも増えていくと期待できます」その判断は、会社四季報オンラインなどを元に、売上高で見るのが基本となる。売上高が上昇傾向を描いているのが最も理想的だ。続いてチェックしたいのは営業利益。売上高・営業利益が共に増加している状態である「増収増益」が続いていれば勢いがあるという証拠だが、売上は増えていないけれど営業利益が伸びている、売り上げが増えているのに営業利益が出ていないといった場合は、いろいろな可能性を考えておくべき。 >>続きを読む
2014年09月28日