故マイケル・ジャクソンの親友で「ネバーランド」にもたびたび訪れていたマコーレー・カルキンが、パリス・ジャクソンとオシャレなひとときを過ごしたようだ。パリスが“ゴッドファーザー”(名付け親、後見人の意)であるマコーレーに赤いペディキュアを塗っている画像をインスタグラムで公開し、「モデル?違うわ。私はヒップスターの足の爪にマニキュアを塗って生計を立ててるのよ」とコメントを載せた。今年3月、女優やモデルとして活動するためにレオナルド・ディカプリオのマネージャーと話合いを持ったと報道されていたパリス。コメントは「自分はモデルではない」との主張か…。マコーレーは以前から手の爪のネイルアートを楽しんでいたが、今回は足の爪まで!親友の娘の膝に足を乗せ、ペディキュアを塗ってもらっている姿がとてもうれしそう。2009年にマイケルが亡くなってからも、パリスとマコーレーの交流は続いているようで、パリスは10月にもインスタグラムにマコーレーとのツーショットを投稿。「最高のゴッドファーザーが自画像を描いてくれたときをふり返って」とキャプションを付け、プラチナブロンドでベリーショートのパンキッシュなヘアスタイルだった頃、マコーレーに描いてもらったという自画像を真ん中に、おどけた表情のマコーレーとともに写っている。(Hiromi Kaku)
2016年12月19日ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)による「アンルート(EN ROUTE)」から、水洗いできるコットンタイプライターのセットアップが登場。2017年2月末に発売予定だ。コットン100%を使用。そこに張り感のある加工を施し独特なシャリ感を添えた。ジャケットは薄く軽いので、シャツのように気負わず羽織れるのがポイント。ボトムスはゆったりとしたサイズ感に整え、イージーな着心地を与えた。きれいめなシルエットながら、リラックス感のある素材を用いているので、普段使いにも最適。水洗いできるのも嬉しい点だ。【アイテム詳細】アンルート セットアップ発売時期:2017年2月末(予定)価格:・ジャケット 26,000円、パンツ 14,000円カラー:カーキ、ネイビー【問い合わせ先】アンルート 二子玉川TEL:03-5797-3184
2016年12月12日ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)6階では12月1日より、「ドーバー ストリート マーケット ホリデー スペシャル」と題した企画を実施している。会期中は、ロシアを拠点とするブランド、ゴーシャ ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)の17SSコレクションより、ドーバー ストリート マーケット限定のアイテムを用意。フィラ(FILA)やカッパ(Kappa)、セルジオ タッキーニ(Sergio Tacchini)などのイタリアのスポーツウエアブランドとのコラボレーションによるアイテムが展開される。さらに、ステューシー(STUSSY)のソーシャルマーケティングマネージャーのNeek Lurkが率いるブランド、アンタイ ソーシャル ソーシャル クラブ(ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB)のドーバー ストリート マーケット限定アイテムも登場。蛍光色を帯びたサーモンピンクのTシャツやクルーネックスウェット、フーディーなどが展開される。フロント部分には「Foreshadow」、バックには「ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB」の波打ったようなブランドロゴが施されている。その他にもグッチ(GUCCI)、ラフ・シモンズ(Raf Simons)、ヴェトモン(Vetements)などのブランドからの限定アイテムも発売予定。
2016年12月03日ピーター・ジャクソンとフラン・ウォルシュがプロデュースする『Mortal Engines』の北米公開日が、2018年12月14日と発表された。フィリップ・リーヴスが書いたSF小説シリーズの映画化で、ジャクソン、ウォルシュ、ふたりが『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズで組んだフィリッパ・ボウエンが脚色を手がける。その他の情報監督は、『ラブリーボーン』でビジュアルエフェクト・スーパーバイザーを務めるなど、過去のジャクソン作品に関わったクリスチャン・リバーズ。キャストは発表されていない。12月のこの週は、ジャクソンの『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』全作品が北米公開された週で、彼にとって縁起の良い週である。つい最近、『アバター2』もすぐその次の週である12月21日に公開が決まったと報道されており、再来年の12月は、映画ファンにとって待ち遠しい月になりそうだ。文:猿渡由紀
2016年11月26日王道の大人気ブランド 株式会社フィッツコーポレーションが「エビアン」から発売されている「エビアン フェイシャルスプレー」のデザイナーズモデルを2016年11月19日(土)から発売を開始する。「エビアン」はフランスのウォーターブランドで、エビアンウォーターのデザイナーコラボは10年目となり、今年は初めてフェイシャルスプレーでもコラボモデルが登場する。デザインも機能性もいい2016年のデザインはエビアンウォーターが初めてファッションの世界に踏み込んだ時に、デザイナーズボトルでコラボした、クリスチャン・ラクロワと再びコラボレートする。エビアン フェイシャルスプレーは導入化粧水という、つけた後に使う化粧品のために肌にうるおいを与えて、浸透を助けてくれるものだ。カルシウムイオンが豊富に含まれているのでうるおいをしっかり閉じ込めてくれ、ミネラルバランスの整ったスプレーで心地よく角質層まで浸透し、肌本来の美しさへと導いてくれる。「エビアン フェイシャルスプレー リミテッドエディション(クリスチャン・ラクロワ)」は内容量300gで価格は税抜1,450円、2016年11月19日(土)から全国発売される。全国のバラエティショップや小売店などで購入可能。限定発売なので早めにチェックしてみてほしい。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社フィッツコーポレーションプレスリリース(Dream News)
2016年11月16日俳優の大倉孝二と劇作家・演出家のブルー&スカイによる演劇コンビネーション「ジョンソン&ジャクソン」の第2回公演『夜にて』が、10月20日(木)からスタートする。ふたりで脚本を書いて演出し、ナンセンスに徹しているこの企画。稽古場を覗くと、今回も、さびれた温泉街を舞台に犯人探しのサスペンスが繰り広げられているにもかかわらず、前回以上のくだらなさが爆発していた。ジョンソン&ジャクソン『夜にて』チケット情報稽古場に組まれていたのは、とある温泉街にあるスナックのセットだ。そこに、週刊誌のライターをしているという男(大倉孝二)が、ある殺人事件の取材のために現れるところから物語は始まる。町に着いた途端、黒い影が現れてカバンも財布も奪われたと訴える男。それは、いにしえからの伝説の巨大コウモリの仕業だという町の人々。と、怪しげに話が進んでいくなかでのワンシーンが始まった。このスナックに夜ごと集うのは、ママ(佐藤真弓)とホステス(菊池明明)をはじめ、どうもおかしな人間ばかりのようである。刑事(大堀こういち)に、医者(ブルー&スカイ)に、この町を牛耳る一族の跡継ぎにして町長の息子(鎌田順也)、そして、旅館の若女将(佐津川愛美)。このシーンでも、彼らは次々と変なことをしでかしていく。つまみを周りに吹きかけ出て行く鎌田。大倉の飲み物に得体の知れない何かを入れる佐藤。通常なら緊迫感あふれるシーンだが、その緊迫感を訳のわからないものに例えて飛び出していくブルー&スカイと、大倉と佐藤の妙な間が、何とも言えないおかしみを醸し出す。その後、大堀の登場で新たな殺人事件が発覚してそれぞれが焦るなか、佐津川が、“それ、絶対アリバイ証明にならないから!”とツッコミたくなるようなアリバイを披露する場面も。それをまた、全員が大真面目に演じるから、面白さが倍増する。どう考えてもあり得ないだろうと思うことに真剣に反応したり、そこにドラマチックな音楽が流れたり。演出も、よりリアリティのあるリアクションを求めていたのが印象的だったが、本気でバカバカしさを追求しているのである。ヒロインに迎えた佐津川と小劇場の手練たちとのほかでは見られない化学反応や、普段は表に出ることが少ないブルー&スカイとナカゴー主宰の鎌田順也の味わい深い演技も必見。ただただ笑って観ているうちに、このバカな人たちがきっと愛おしく思えてくるだろう。公演は10月20日(木)から30日(日)まで、東京・CBGKシブゲキ!!にて。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2016年10月14日ドミニク アンセル ベーカリー(DOMINIQUE ANSEL BAKERY)が、ハロウィン気分を盛り上げるかぼちゃ尽くしの期間限定メニューを発売している。「ハロウィン ルリジューズ」(680円)は、季節毎にユニークな装いで登場するドミニク アンセル ベーカリーのシュークリームをハロウィンバージョンに仕立てたもの。かぼちゃの頭にコウモリが乗ったハロウィンらしいデザインとなっており、甘酸っぱいブラックベリークリームと爽やかな柑橘系のマンダリンジャムを合わせ、芳醇でやわらかな香り広がるスイーツに仕上げた。ハロウィンやサンクスギビングなどのアメリカのイベントに欠かせないスイーツ「パンプキンタルト」(680円)も登場。シナモンなどのスパイシーな香りと旬のかぼちゃの甘みを活かし、伝統的な本場アメリカの味を再現した、パーティーシーズンにおすすめのスイーツとなっている。パンでは、メロンパンとクリームパンを掛け合わせたようなハイブリッド系のパンとして人気の「ミスター ロボット」が、ハロウィンに合わせてジャックオーランタンになって登場。ふわふわでしっとりとしたココア生地の中に優しい味わいのパンプキンクリームがたっぷりと詰め込まれた。また、人気のアーモンドクロワッサンの中にやわらかい甘みのパンプキンクリームとチェーリージャムを詰めた「パンプキン チェリー クロワッサン」(350円)も販売される。さらに、10月28日の18時から20時までは、「パンプキンスイーツ&ジャックオーランタン作り」を開催。同店自慢のシェフ陣による丁寧な指導のもと自分だけのオリジナルランタンが作れる他、ドミニク アンセル ベーカリーオリジナルのパンプキンスイーツも楽しめる。参加費はひとり税込5,800円で受付は当日の17時30分から。
2016年10月14日ジャネット・ジャクソン(50)がついに自ら妊娠を認めた。半年前に夫ウィッサム・アルマナと「家族計画を立てている」ためにツアーを延期していたジャネットは、たびたびおなかの膨らんだ姿を目撃されてきていたが、これまでそれについてコメントすることはなかった。ここにきて、ジャネットはピープル誌に妊婦姿を公開し、インタビューで「神の恵みに感謝します」と発言して、妊娠を認めたかたちだ。以前には、ジャネットがつわりには苦しんでいるものの、妊娠に喜びを感じていると伝えられていた。関係者の1人は「ジャネットはかなり喜んでいますよ。順調です。ジャネットはとても強さを感じていますし、赤ちゃんが誕生することにただとても興奮しているのです。これまでで最高の出来事の1つだと感じているみたいです」と話していた。さらに、マイケル・ジャクソンを兄に持つジャネットはずっとベッドで安静にしているようで、別の内部関係者は「ジャネットはことの複雑さを理解していますが、今は医師団がジャネットは大丈夫と言っています」と話していた。また、赤ちゃん誕生までまだ時間があるものの2012年に結婚した夫と一緒にジャネットは名前も考え始めているという。ある情報筋は「ジャネットのサポート環境は強固なものです。彼女は最近はリラックスしていて、気分もよいみたいですが、生活の中でやりすぎないようにしています。自身のためにも赤ちゃんのためにも、ジャネットは健康を保っています」「長い間子供が欲しいと願っていましたから、ジャネットはすでに赤ちゃんの名前を考え始めているのですよ」と明かしていた。(C)BANG Media International
2016年10月14日Netflixとカナダのテレビ局CBCが、『赤毛のアン』をテレビドラマ化すると発表した。タイトルは『Anne』。脚本は、『ブレイキング・バッド』でエミー賞を受賞したモイラ・ウォーリー=ベケットが執筆する。その他の情報全部で8話からなるミニシリーズで、初回は2時間。初回は『クジラの島の少女』のニキ・カーロが監督する。カナダではCBCが放映し、それ以外の全世界ではNetflixがストリーミングする。放映およびストリーミング開始は来年。撮影は来月、カナダのオンタリオ州でスタートする。原作が出版されたのは1908年。以後、カナダやイギリスなどで、何度もテレビドラマ化や映画化がされてきた。今年11月には、アメリカのPBSチャンネルが、カナダのテレビが製作した別のテレビ用映画『赤毛のアン』を放映する予定だ。文:猿渡由紀
2016年08月23日TOURSミュージカル『赤毛のアン』東京公演が17日、東京・新宿文化センターで行われ、上白石萌歌、さくらまやが報道陣向けの取材に応じた。同ミュージカルは、日用雑貨メーカーのエステーが1998年より毎年夏にオリジナル舞台を主催。今年は14年連続でミュージカル『赤毛のアン』が公演され、14日の北海道公演を皮切りに、全国8都市9公演が行われる。主人公のアン・シャーリーは上白石萌歌が務め、アンの親友ダイアナ・バリーをさくらまやが務める。初ミュージカルで主演を務める上白石は「昨日までは北海道から仙台と東北を周り、ついに東京に来たという感じで緊張しています」と初の東京公演で緊張した表情だったが、「ドラマや映画といった映像の世界とは全く違って、稽古で何日かかけて作り上げていく感じがすごく楽しいです。皆さんを信じて最後まで走って行きたいと思います」と初ミュージカルに意欲満々。昨年の公演では姉の萌音がアン役を演じたが、「毎日のように姉からアドバイスを受けたりしていますが、全く違うものになっていると思います。姉のいい部分をもらいながら、自分の演じたいように演じられるように工夫しています。姉よりもまっすぐなアンを演じたいです」と話した。昨年に続いてアンの親友役を演じるさくらまやは「基本的にはお姉さんと全然違います。でも、ふとした瞬間に言い方とかちょっとした影がたまに似ているところがあって、懐かしいと思いつつ新鮮さもあって楽しいですね」と笑顔を見せた。同公演は東京以外の地方での公演も予定している。上白石は「(15日の)仙台に行った時は牛タン弁当などたくさん美味しい物を食べたので、各地に回って美味しい物を食べたいですね」と食いしん坊な一面を見せ、さくらも「打ち上げが必ずあるんですけど、(14日の)北海道ではカニを食べました。福岡ではやっぱりモツ鍋ですね。食い倒れ紀行だ(笑)。踊ってなければ太ってます(笑)」と話していた。ミュージカル『赤毛のアン』は、8月18日に東京・新宿文化センター、8月19日に埼玉・大宮ソニックシティ、8月22日に愛知・日本特殊陶芸市民会館、8月23日に広島・広島文化学園HBGホール、8月24日に福岡・福岡市民会館、8月25日に大阪・メルパルク大阪でそれぞれ公演される。
2016年08月18日サンローラン(SAINT LAURENT)が、今年の4月に着任したばかりの新クリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)による初のキャンペーンヴィジュアルと4つのムービーを公開した。アメリカのアーティスト、コーリア・ショア(Collier Schorr)がディレクションした同ビジュアル。モデルには全15人のフレッシュな新顔が起用された。スタイリストはアラスタ・マッキム、ムービーディレクターはナタリー・カンギレム(Nathalie Canguilhiem)が担当した。動画引用元: (サンローラン オフィシャルYouTube:
2016年08月05日『イングロリアス・バスターズ』のダイアン・クルーガーとTVシリーズ「FRINGE/フリンジ」などのジョシュア・ジャクソンが交際10年の末に破局したことが明らかになった。2人の代理人は「People.com」に「ダイアン・クルーガーとジョシュ・ジャクソンは別れて、今後も友人のままでいることを決意しました」とコメントした。ドイツ出身で英語とフランス語も堪能な40歳のダイアンは、フランスの俳優・監督のギヨーム・カネと5年間の結婚生活に終止符を打った後に2歳下のジョシュと交際を始めた。2人はフランスのパリとカナダのヴァンクーヴァーに家を所有し、ニューヨークで一緒に暮らしていた。15日(現地時間)はダイアンの40歳の誕生日だったが、2人はニューヨークでいつもと変わらぬ様子で一緒に歩いているのを目撃されていただけに、突然の破局発表は驚きだ。ダイアンは誕生日当日、インスタグラムに寄せられたお祝いメッセージに感謝するタグ付きで「今日は私のパーティだから、泣いてもいいわよね」と投稿していたが、そこには「新しい始まり(#anewbeginning)」というタグも付けられていた。破局報道後には、窓から写した夜空の写真に「夜明け前が最も暗いものよ」というコメントを添えて投稿している。(text:Yuki Tominaga)
2016年07月20日大倉孝二とブルー&スカイが、2014年からスタートさせた演劇コンビネーション「ジョンソン&ジャクソン」の第2回公演が、実力派若手女優・佐津川愛美を迎えて、10月20日(木)より東京・CBGKシブゲキ!!で上演されることになった。タイトルは『夜にて』。あくまでも役に立たないくだらない演劇を標榜するこのチームは、可憐なヒロインと謎めいたタイトルを携えて、どこに向かうのか。【チケット情報はこちら】2012年に「ナイロン100℃Side SESSION」として上演された『持ち主、登場』から数えると、2014年の『窓に映るエレジー』に続き、今度で3度目となる大倉孝二とブルー&スカイの企画。まずふたりで描いたのは、大倉曰く、「これまでよりはダークで濃密なものにしたいなと思ったんです。で、緊張感のあるものなのに、なんだかくだらないっていう(笑)、そういうミスマッチができればなと」という展望である。ブルー&スカイも「この『夜にて』っていうタイトルは大倉さんの案なんですけど、クールな感じでいいなと思って。たぶん、あれやこれやがクールに描かれると思います(笑)」と夢想する。サスペンス要素も盛り込んだこれまでとはちょっと違う作品に向かうために、ヒロインにもこだわりたかったそうだ。前2作の小劇場仲間の手練れたちももちろん面白かったが、カラーの異なる人材をと探していたところに大倉が出会ったのが、同じドラマに出演していた佐津川だ。「共演シーンはなかったんですけど、わざわざご挨拶をしに来てくださって、顔を見た瞬間にピンときたんです」とは大倉。それを聞いた佐津川は「あの一瞬がご縁でお話をいただいたなんてびっくり」と驚きながらも、「舞台は怖いなって思ってるんですけど、しかもコメディと聞いてできるのかなと思うんですけど、何でもやります!」と心強い。ブルー&スカイも佐津川の出演作は観ていて、「声がいいなと思ってました」と期待する。コメディといっても、やりたいのは笑わせるための笑いではない。「本気でやればやるほどおかしく見えるっていうものをやっているので、佐津川さんも笑わせようとしなくていいですし、そもそもこの人(ブルー&スカイ)がそういうことを書く天才ですから」と大倉が言うように、ただただバカバカしいことを全力でやりたいだけなのだ。「だから、演劇は敷居が高い……と思ってる人も絶対に楽しんでもらえると思いますし。演劇好きの人も、いい作品はほかで観て(笑)、ぜひくだらないのも選択してもらえたら」と大倉はアピール。愛おしいバカたちの奮闘を今回も期待したい。ジョンソン&ジャクソン「夜にて」は10月20日(木)から30日(日)まで、東京・CBGKシブゲキ!!で上演。現在ぴあでは、ぴあ特別席(8列目まで)も対象の有料会員向けインターネット抽選先行「いち早プレリザーブ」を実施中。受付は7月18日(月・祝)午前11時まで。取材・文:大内弓子
2016年07月14日『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』シリーズのピーター・ジャクソン監督と、スティーヴン・スピルバーグ監督が秘密のプロジェクトを進行中だという。ジャクソン監督とスピルバーグ監督は2011年に『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』を共同製作した仲であり、『タンタン』シリーズ2作目はジャクソン監督がメガホンを取ることが発表されていた。しかし1作目からすでに5年が経過しているが一向に続編製作の進み具合が聞こえてこない。「TimesOut」がスピルバーグ監督に話を聞いたところ、「ピーターはここ数年『ホビット』シリーズで忙しかったから『タンタン』からは遠ざかっていたね。それに、彼は私の製作会社でもう1本の映画を作っているんだ。誰も知らない秘密の映画だよ。それが終わったら『タンタン』に着手するだろう」と密かに1本の映画が製作進行中であることを明らかにした。また、『タンタン』2作目に関しては、まだ公開日は決定していないとのことだが、タイトルは「The Adventures of Tintin: Prisoners of the Sun」(原題)に決まっており、脚本は出来上がっているそうだ。スピルバーグ監督は、「ピーターは私の製作会社と『タンタン』シリーズを3作一緒に製作する契約を結んでいる。2作目は私がプロデューサーで彼が監督、3作目はまだ誰とは言えないけれど、新たに監督を選ぶつもりだ」と語っている。『タンタン』2作目よりも早く公開が見込まれる秘密の映画とは一体何なのか、情報解禁を乞うご期待!(Hiromi Kaku)
2016年07月04日マイケル・ジャクソンがプリンスに対して苦言を呈しているインタビューが発見されたという。極秘に録音されたというこのテープには、2009年に他界したマイケルが、今年4月に急死したプリンスに嫉妬心や嫌悪感を抱いていることをうかがわせる発言が含まれているようだ。ザ・デイリー・ミラー紙が入手したそのテープの記録によれば、マイケルがプリンスのことを「ひどくて意地悪」な男だとした後、「プリンスと比べられたくなんかないよ」「僕は小さい頃から自分の力を証明してきたんだ。不公平だよ。彼は僕のライバルだと思っているみたいだけどね。それが変わることを願っているよ。だってそうじゃなきゃ彼が傷つくことになるからね。彼は自殺とか図るようなタイプだろ」「彼はすごく失礼だったんだ。僕が出会った中でも最も失礼な人の類だったね。プリンスはとてもライバル心が強いんだ。彼は僕の家族にもすごく意地悪でひどい態度を取ってきているよ」と続けた。マイケルはそのインタビューの中で、プリンスがジェームス・ブラウンのコンサートでセットの街頭を本物だと思ってつかまってステージから転倒した一件についても触れており、「彼はばかみたいなことをしたよね。アホみたいだったよ。みんなは走り回りながら叫んでいて、僕は恥ずかしかったね。すべてビデオに収められていたんだから」と苦言を呈している。またマイケルは、プリンスだけでなく自らの家族に対してもキツい言葉の数々を発しており、兄ランディは「頭の堅い人間」、ジャッキーは「ネガティブ」、ジャーメインは「才能はあるけど自信が足りない」としたほか、妹ジャネットがおてんば娘だったことを明かしたり、姉ラトーヤは「変わり者」などとそのテープの中で口にしているようだ。(C)BANG Media International
2016年06月28日警察がマイケル・ジャクソンのことを「性欲に飢えたプレデター」と表現したことを受け、マイケルの娘パリス(18)が父を擁護した。2003年の警察による報告書の中でマイケルの自宅ネバーランドから「子供が虐待されている様子や、子供と大人が裸である姿、また、女性を縛り付けたサディスティックな写真」が見つかったと21日に報道されており、パリスはツイッターで父を擁護するコメントを出した。「残念ながら、ネガティブなことはいつもお金になるのでしょうね。父を中傷しようとしてキャリアを手に入れようとするこのくだらない寄生虫みたいな輩はみんな無視してね」「もっとも純粋な人々がいつも打ちのめされる。私の愛する父がいつまでも永遠に無罪であることはこれからも証明され続けるでしょう」パリスの反論に続き、マイケルの遺産管理団体もマイケルを擁護する声明を出している。その声明には「世界で最も素晴らしいアーティストであり、世界中の恵まれない子供たちを支援していた博愛主義者を我々が失ってから今週の土曜日でちょうど7年になります。遺産管理団体を含むマイケル・ジャクソンのファンは、タブロイドのくだらない人々によってまたもやマイケルが否定的に話されていることに注目するよりもマイケルが残してくれた素晴らしいギフトを思い出すほうを好みます」と記されている。そして、「サンタバーバラ郡が『インターネット、もしくは、不特定の情報筋から入手したと思われるコンテンツ』と呼んでいるものを含むこれらの情報は、間違っていますし、マイケルの命日にタイミングを合わせているのは明らかです」と主張。「恥を知ることなく、ネット上でうすっぺらな人目を惹くタイトルをつけてマイケルを不当に利用し続ける人々は、魔女狩りかのようにマイケルにかけられた14のわいせつ容疑が2005年に陪審で無罪となったことを無視しています。マイケルは自身を擁護することさえもできませんが、生前も他界した後もマイケルはこれらの汚名に対して無罪であり続けます。もうたくさんです」としている。マイケルは、性的虐待の7つの容疑と薬物を与えた2つの容疑で2005年に無罪判決を受けている。(C)BANG Media International
2016年06月24日「キング・オブ・ポップ」のマイケル・ジャクソンがこの世を去った2009年6月から7年。このたび、ワーナー・ブラザース・テレビジョンが、J.J.エイブラムスの制作会社「Bad Robot」が、21日(現地時間)に発売されたタヴィス・スマイリー著の「Before You Judge Me: The Triumph and Tragedy of Michael Jackson’s Last Days」を元に、マイケルの最後の日々をテレビドラマ化すると発表した。「E!News」によると、今作ではJ.J.とタヴィスが製作総指揮を務めるが、2人とワーナーがタッグを組んだのは今作が初めてではないという。タヴィスが書いたマーティン・ルーサー・キング牧師の伝記のドラマ化も昨年発表され、現在進行中である。前述のタヴィス著のマイケルに関する本は、彼が亡くなる数か月前に焦点を当て、常にプライバシーをさらされる危機にあったマイケルの苦悩や、抱えていたプレッシャー、生きているのが辛くなるほど追い詰められていた繊細な精神について描かれているそうだ。先日、マイケルの娘パリス・ジャクソンが、父の日にSNSに父マイケルについて何も投稿しなかったことでファンから非難を浴びた。マイケルの死から7年経ってもなお、熱狂的なファンが後を絶たない。このドラマの需要は多いだろう。(Hiromi Kaku)
2016年06月21日女優のアン・ハサウェイが国連ウィメン親善大使に任命された。アンは世界中における女性の権利を訴えるこの役目を与えられたことについて「男女平等推進の支援に携わるこの機会を得られたことを誇りに思うと共にやる気があふれ出てきます。すでに顕著な前進が見られますが、力を合わせて私たちの努力を強化し、本当の男女平等というものを気づかせる時が来たのです」とコメントした。一方で、国連ウィメンのプムジレ・ムランボ・ヌクカ事務局長も「今回のアンの任命は絶好のタイミングでした。なぜなら今年国連ウィメンはよりポジティブな考え方を育成し、仕事場での女性の平等の権利を築き上げ支援する実用的な取り決めを助長しようと熱心に取り組んでいるところだからです」「父親の育児休暇を取りづらくさせているステレオタイプな考え方は『男性が大黒柱』という形から残された時代遅れの考え方であり、現代の男女混同した仕事環境においては存在する余地がありません」とアン任命に当たっての意欲を表した。そんな大役を任されたアンは、2カ月ほど前に夫アダム・シュルマンとの第1子となる息子を出産したばかりで、育児を楽しんでいるところだと言われている。ある関係者は「アンはただ息子との一時一時を楽しんでいますよ。2人とも両親としての全ての瞬間を喜んでいます。赤ん坊はとてもかわいらしく良い子です。アンとアダムを混ぜ合わせたような容姿ですね。アダムはとても素晴らしい旦那さんで、アンを支えています」「2人のもとにはロスから友人や家族がたくさん訪れていますよ。アンとアダムの両親も赤ん坊に関してとても助けになってくれています。アンは母乳で育てるつもりですし、新米ママとしてのすべてを経験したいと思っています。2人とも夜中は順番に起きて赤ん坊の世話をしているようですよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年06月17日マイケル・ジャクソンの娘パリス(18)が、マイケルのアルバム『デンジャラス』のカバーデザインのタトゥーを腕に入れたようだ。先月に誕生日を迎えた際にマイケルの手書きの文字「Queen of My Heart」を左手首に刻んだばかりのパリスだが、再び父をトリビュートするタトゥーを彫ったことをインスタグラムで報告した。その投稿には、新しいタトゥーの写真と共に、「『人生の意味は、人生のあらゆる表現の中に現れている。全ての創造物の中に存在する形や現象の中に、それは存在する』。あなたのルーツを忘れることはない。あなたのルーツをいつも誇りに思います」と1992年に発刊のマイケル著作『ダンシング・ザ・ドリーム』の中からの言葉を引用しながら、父への想いをつづったコメントが添えられている。『リメンバー・ザ・タイム』『ヒール・ザ・ワールド』などを収録する1991年リリースされたマイケル8枚目のアルバムのデザインをかたどったそのタトゥーには、マイケルの目、王冠、象、猿、孔雀が登場する。マイケルが亡くなった時まだ11歳だったパリスは2011年、父の誕生日8月29日にちなんだタトゥーを入れたいとツイートしていたこともあった。そんなパリスは、大好きなバンドであるモトリー・クルーのタトゥーを下唇の裏にも入れている。(C)BANG Media International
2016年05月25日アン・ハサウェイが、舞台劇『Grounded』の映画版に主演することになった。プロデューサーも兼任する。その他の情報ハサウェイは、同作品のオフブロードウェイでの舞台版に主演している。舞台版の演出は、ジュリー・テイモア。舞台版はひとり芝居で、ハサウェイは批評家から絶賛を受けている。ハサウェイが演じる女性パイロットは、妊娠のため、ラスベガスでドローンを操縦する任務に回されたという設定。映画版の監督は明らかになっていない。ハサウェイの最近作『マイ・インターン』は、全世界でスマッシュヒットとなった。次回作は、今月末北米公開予定の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。文:猿渡由紀
2016年05月06日今月16日(現地時間)に50歳の誕生日を迎えるジャネット・ジャクソンが第1子を妊娠したようだ。ジャネットは先月、昨年から続けてきたワールド・ツアーの残りの日程延期を発表したが、その理由として、彼女の3番目の夫でカタール人のビジネスマン、ウィッサム・アル・マナ氏(41)と “家族を作ること”を挙げていた。ジャネットとアル・マナ氏は2012年に極秘結婚し、2013年になってから公表した。4月にSNSに投稿された動画メッセージでジャネット自身は妊娠を明言していなかったが、「夫と私は家族計画をしていて、ツアーを延期しなければなりません」「医師からの指示で休養しなければならないのです」と語っていた。「E!News」では関係者が、不妊治療に成功したジャネットは妊娠第二期に入っていると話している。(text:Yuki Tominaga)
2016年05月06日米歌手ジャネット・ジャクソンが第1子を妊娠中だと報じられている。今月16日に50歳を迎えるジャネットが夫ウィサム・アル・マナとの第1子を妊娠中であると『エンターテイメント・トゥナイト』が伝えた。ジャネットは約1カ月前に「家族を計画している」ことを理由にワールドツアーの延期を発表。当時ビデオメッセージの中でジャネットは、「今、ツアーは第2節に突入しているけど、急な変更があったの。そして、このことをみんなに最初に知ってもらうのが重要だと思ったのよ」「夫と私は子供のことを計画しているの。だから、ツアーを延期しなければならないの」「できるならことなら、今これをすることが私にとって重要だってことを理解してくれたらうれしいです。今、お医者さまの判断で休まなければならないの。でもみんなを忘れたわけじゃないのよ。できるようになったらすぐにツアーを継続するわ」とツアー延期の理由を説明していた。ジャネットは手術を受けることをアドバイスされたという理由で29日間のアメリカ公演を7月と8月に延期していた。その延期の告知の際、ジャネットは公式ウェブサイトで「ねぇみんな・・・幸せなホリデーをね!今日私の医師団から手術がすぐに必要だと言われたことをみんなにお伝えしなくちゃいけないわ」「それで春まで『アンブレイカブル・ツアー』を延期しなくてはならなくなったことをみんなにお伝えするのはとても心が痛いんだけどね」「このつらい時期に私と家族、そして私たちの会社の全ての人たちのために祈ってください...これ以上はコメントを出さないわ」と説明していた。(C)BANG Media International
2016年05月06日インドに全長3メートルを超すマイケル・ジャクソンの石像が登場した。1枚の黒色花こう岩からできたこの石像は、マイケルの大ファンだという石材店の社長がVels 大学総長にプレゼントしたものだという。この石像の制作にはおよそ270万円が費やされたそうで、インドのマイケル・ジャクソンと呼ばれるダンサーのプラブー・デーヴァによって披露された。(C)BANG Media International
2016年04月12日アン・ハサウェイがなんと2週間も前の3月24日(現地時間)に第一子を出産していたことが分かった。アンの代理人が「E!News」に正式に認めた。「ジョナサン・ローズバンク・シュルマン」と名付けられた赤ちゃんはとても元気な男の子で、現在ロサンゼルスで家族や友人に囲まれて過ごしているそうだ。2008年から交際を始め、2012年9月にアダム・シュルマンと結婚したアンは、かねてより母親になりたいと強くアピールしていた。結婚して4年半、待望の我が子の誕生に夫婦そろって大興奮。夫のアダムは非常に協力的で、出産までの過程でアンとの絆がさらに深まったという。出産から2週間経ってやっと公になった大ニュースだったが、実は出産後6日目にアンはある記事の画像をインスタグラムに投稿していた。内容は、「ジョージア州知事がゲイ差別を正当化してしまう可能性のある『信教の自由』に拒否権を行使した」ことであり、同性愛の兄を持つアンにとっては「これで息がしやすくなった」とキャプションを付けるほどホッとするニュースだったらしい。この記事の画像が投稿されたコメント欄では、内容についての議論が活発にやり取りされていたが、「アン出産」が報道されるやいなや、ファンからの「おめでとう!」コメントで埋め尽くされている。(Hiromi Kaku)
2016年04月08日パリス・ジャクソンが、亡き父マイケル・ジャクソンの思い出をタトゥーで刻んだ。3日に18歳を迎えたばかりのパリスは、マイケルの手書きによる「Queen of My Heart(心の女王)」を刻み込んだ左手首の写真をインスタグラムに投稿し、「お父さんの手書きの『Queen of My Heart』。他のみんなにとってはキング・オブ・オップ。でも私にとっては心の王様」とコメントを添えた。このタトゥーを担当したジャスティン・ルイスは、インスタグラムにパリスとタトゥー店を一緒に訪れたいとこのオースティン・ブラウンの写真を投稿して、「パリス・マイケル・ジャクソンが父の言葉をタトゥーにした。とてもかわいらしいね」とその喜びをつづっている。パリスは、1958年8月29日に生まれた父の思い出となるタトゥーを入れたいという意向を以前から表しており、2011年には「August XXIX(8月29日)っていうタトゥーを背中に入れたい気がする」とツイートしていた。急性プロポフォール中毒によりマイケルが50歳で他界してから、今年の6月で7年を迎える。(C)BANG Media International
2016年04月07日歌手のジャネット・ジャクソンが、ヨーロッパ公演を延期した。イギリス公演を3週間後に控え、アイルランド、ドイツ、フランスを回る予定であったジャネットは「アンブレイカブル・ワールド・ツアー」のヨーロッパ公演延期を発表したが、現在のところ振り替え公演日については決定していない。チケットマスター社からチケット購入者に送信されたメールには「同イベントの主催者はスケジュール上の困難により『アンブレイカブル』ツアーが延期を余儀なくされることになった旨を皆さまにお伝えするよう連絡を受けました」「現時点では新たな公演日程が確定されていないため、チケット購入者の皆さまには全額返金をさせていただきます」と書かれている。ジャネットはすでに全米公演も延期しており、その際にはオフィシャルページで「ねぇみんな・・・幸せなホリデーをね!今日私の医師団から手術がすぐに必要だと言われたことをみんなにお伝えしなくちゃいけないわ」「それで春まで『アンブレイカブル・ツアー』を延期しなくてはならなくなったことをみんなにお伝えするのはとても心が痛いんだけどね」「このつらい時期に私と家族、そして私たちの会社の全ての人たちのために祈ってください...これ以上はコメントを出さないわ」と発表していた。(C)BANG Media International
2016年03月10日1億ドル(約110億円)で売りに出ているマイケル・ジャクソンのネバーランド牧場の販売促進のためのプロモーション映像が作られたようだ。不動産会社コロニー・キャピタルは、カリフォルニア州ロス・オリヴォスにある同物件への興味をひきつけるための5分間の映像を制作したが、関係者の1人がゴシップサイトTMZに指摘したところによれば、コロニー社は無断でマイケルの音楽を映像の中で使っているようだ。映像の中では、物件の中や外をバーチャルツアーで見ることができるようで、そのBGMとして「マン・イン・ザ・ミラー」が流れているのだという。さらにTMZは、長らく市場に出されているネバーランドが売却となれば、マイケルの遺産管理団体も利益を得ることになる可能性があるとも分析。1987年にマイケルが1,950万ドル(約22億円)で購入し、童話『ピーターパン』の中に登場する夢の島の名ネバーランドが名前となったこの物件は、2008年11月にはマイケルによって名を正式にシカモア・ヴァリー・ランチ・カンパニー・LLCと変えており、コロニー社とマイケルの共同ベンチャーとなっていた。昨年には、マイケルの娘パリス(17)が禅をテーマとした庭を造り、庭の中心にはピーターパンに似た少年が月に座っている絵を彫り込んでいた。(C)BANG Media International
2016年02月26日歌手のリアーナが、故マイケル・ジャクソンをしのいで全米チャート1位獲得曲数記録で3位となった。リアーナは最新シングル『ワーク』がビルボード・ホット100のトップを飾った14曲目となったことで、マイケルの保持していた13曲という記録を破った。ビートルズが20曲で史上最高記録を保持しており、マライア・キャリーが18曲で2位につけている。そんなリアーナは、24日に予定されているブリット・アワードでのパフォーマンスのためロンドン入りしたところ。昨年の同式典への出演をキャンセルした過去があるリアーナは先日、グラミー賞への出演と「アンチ・ワールドツアー」の一部日程を中止していたため、今年の出演も疑問視されていた。しかし、式典の司会を務めるアント&デックのアントはザ・サン紙に「リアーナの飛行機が着陸したから、パフォーマンスをしてくれることを僕たちはほぼ確実視しているよ。去年は飛行機にさえ乗らなかったからね。今年は少なくともイギリスにいるってことさ」と話していた。(C)BANG Media International
2016年02月24日この記事の前編はこちら:「新たなアリアドネーの糸、欧州の次世代ロケット「アリアン6」の設計固まる - 紆余曲折を経て決まったアリアン6」アリアン6は、第1段と第2段に液体酸素と液体水素を使う液体ロケット、補助ブースターに固体ロケットを使う構成自体は、アリアン5を踏襲している。また第1段エンジンはアリアン5にも使われている「ヴァルカン2」というエンジンを改良したものが用いられる。一方、第2段には、より高性能な「ヴィンチ」というエンジンが使われる。ヴィンチは2000年代から開発が進められていたエンジンで、当初はアリアン5の改良型に搭載される計画だったが、予算などの都合で頓挫。アリアン6でようやく日の目を見ることになった。ヴィンチの最大の特長はエンジンの再着火ができることで、これにより衛星をより正確な軌道に投入したり、あるいは複数の衛星をそれぞれ異なる軌道に投入することが可能になる。固体ロケット・ブースターには、P120Cという新しいモーターが使われる。これはイタリア主導で開発され、アリアンスペースが運用する小型の固体ロケット「ヴェガ」の第1段モーターを改良したもので、また現在、同じP120Cを第1段に使う「ヴェガC」という改良型ロケットの開発も進められている。つまり、第1段は既存のエンジンの改良、第2段は2000年代から長年開発が続けられていたエンジン、固体ブースターも他のロケットの改良で、共用もされるという、あまり新しい開発要素のない、堅実な設計を採用している。一方、アリアン5と大きく変わっているのは、ブースターの装着基数を2基と4基で選ぶことができ、より柔軟な打ち上げが可能になっている点である。ブースター2基の構成は「A62」と呼ばれ、静止衛星を打ち上げる際に投入される静止トランスファー軌道という軌道に、最大5トンほどの打ち上げ能力をもつ。ブースター4基の構成は「A64」と呼ばれ、こちらはアリアン5と同じ、静止トランスファー軌道に10.5トンの打ち上げ能力をもつことが計画されている。アリアン5はその大きな打ち上げ能力を活かして、1機のロケットで静止衛星を2機同時に打ち上げるという芸当を強みとしていた。アリアン6がかつてトリプル・セヴンと呼ばれていたころには、この2機同時打ち上げを止め、ロケット1機あたりの価格を安くすることで他国のロケットと勝負するという方向が検討されていたが、最終的には続ける方針で固まった。ただ、2機同時打ち上げを行うためには、当然2機の衛星が揃わなければならず、顧客の好きなときに衛星を打ち上げられなかったり、同乗相手の衛星の製造が遅れた際に、自分の衛星の打ち上げも延期となったりするなどの短所もあった。そこで衛星が1機のみ打ち上げることに特化したA62が用意されることになった。たとえば打ち上げまでの時間を最優先にする顧客や、また軍事衛星などを迅速に打ち上げたい欧州各国の政府からの打ち上げ需要が期待されている。またA62は、ESAの地球観測衛星や、欧州各国の偵察衛星、欧州版GPSこと「ガリレオ」衛星など、低軌道、中軌道に向けた衛星の打ち上げにも使われることになっている。これらの衛星は従来、ロシアから輸入した「サユース」ロケットを使って打ち上げられていたが、安全保障にもかかわる衛星の打ち上げを他国のロケットに委ねることに、かねてより批判が出ており、アリアン6で改められることになったようである。ただ、今後の欧州によるサユースの運用をどうするかについて、まだ明確なスケジュールは発表されておらず、サユースの使用を止めるのか、アリアン6と並行して運用が続けられるのか、それはいつまでなのか、といった具体的なことはまだ不明である。○価格はアリアン5の半額、再使用も視野アリアン6の打ち上げコスト、価格について、明確な数字は出されていないが、アリアン5の半額になると表明されている。アリアン5の価格も公表されていないので推測にはなるが、A62は7500万ユーロ(現在の為替レートで約97億円)、A64は9000万ユーロ(約117億円)ほどになるとされる。A64は衛星の2機同時打ち上げが可能なので、発注側はこの価格を、衛星質量の割合に応じて出し合うすることになる。ちなみに、現在のファルコン9の価格は公称で6120万ドル(約71億円)であり、A64の2機同時打ち上げであれば十分に戦える数字ではある。もっとも、ファルコン9は現在、打ち上げコストの大幅な削減を目指し、ロケットの機体を再使用する構想をもっている。スペースXは最終的に、現在の100分の1まで安くすると豪語しているが、たとえ2分の1や3分の1程度になったとしても、アリアン6はとたんに戦えなくなる。ただ、フランス国立宇宙研究センター(CNES)やエアバスでも、「アデライン」(Adeline)と呼ばれるロケットの再使用に向けた研究は進められている。アデラインは、第1段機体すべてを回収、再使用するファルコン9とは違い、第1段ロケットエンジンのみを回収して再使用するという計画である。今のところはまだ、アリアン6に実際に採用されるという話はないが、いずれ具体的になる可能性はある。○迷宮入り口での駆け引き現在、新しいロケットを開発しているのは欧州だけではない。2020年代に向けて、世界各国で新型ロケットの開発ラッシュが起きている。米国ではスペースXがファルコン9の改良型「ファルコン9 v1.1 フル・スラスト」を完成させ、さらに強力な打ち上げ能力をもつファルコン・ヘヴィの開発も行われている。同社がロケットの再使用による低コスト化に成功すれば、市場の勢力図は大きく塗り変わるだろう。また、スペースXに似た宇宙ヴェンチャーのブルー・オリジンも再使用可能な大型ロケットの開発に着手しており、2019年ごろの初打ち上げを目指すとしている。また、アトラスVやデルタIVロケットを運用するユナイテッド・ローンチ・アライアンスでは「ヴァルカン」ロケットの開発を進めており、こちらもエンジンの再使用による打ち上げコストの低減を視野に入れている。ロシアは近年ロケットの失敗が頻発しているが、新型の小型、中型、大型「アンガラー」ロケットを開発し、商業打ち上げ市場に投入しつつある。中国も新型の大型ロケット「長征五号」、小型ロケット「六号」、中型ロケット「七号」を開発しており、このうち六号はすでに打ち上げられ、五号、七号も今年中に初打ち上げが行われる予定だ。インドも大型ロケット「GSLV Mk-III」の開発を進めており、数年のうちに実運用に入る予定となっている。そして日本では、H-IIAロケットの後継機となる「H3」の開発が進んでいる。H3もまた、コストを現行機の半額にすることを目指しており、初飛行も2020年と同じで、アリアン6と直接競合することになる。こうした世界各国の次世代ロケットがひしめく中で、アリアン6によって今のシェアを維持できるのか、そもそも生き残れるのかはまだ未知数である。しかし、現行の半額というコスト目標や今後のトレンドを見越した打ち上げ能力の設定、そして開発体制の変化は、打てるだけの手が打たれた結果といえよう。果たしてアリアン6は新しいアリアドネーの糸になれるのか。一方、ファルコン9やH3など他のロケットは、その糸を食い千切られるほどのミーノータウロス役になれるのか。クレーテー島から宇宙開発の世界へと舞台を移し、新しい物語が始まろうとしている。参考・Ariane 6 / Launch vehicles / Launchers / Our Activities / ESA・Airbus Safran Launchers・Ariane 6・Ariane 6, un chantier européen pour rester dans la course spatiale・Airbus Defence and Space’s solution to reuse space Launchers
2016年02月12日欧州が開発を進める次世代ロケット「アリアン6」。検討中の紆余曲折を経て、今年1月に設計が完了し、いよいよ開発が本格化する。アリアン・ロケットを運用するアリアンスペースは現在、世界の商業衛星打ち上げ市場において約半分のシェアを握っているが、米国スペースXの「ファルコン9」ロケットが、その安さを武器に、徐々にシェアを広げつつある。また世界各国でも、今後数年のうちに続々と新型ロケットが登場し、アリアン6は生まれる前から大きな課題を背負わされている。果たしてアリアン6は、この難題を解決できる「アリアドネーの糸」となれるのだろうか。○アリアドネーの糸、みたびギリシア神話によると、地中海に浮かぶクレーテー島にはかつて、ミーノータウロスという怪物が棲んでいた。この怪物に脅かされていたアテーナイ国のテーセウス王はこの怪物を倒すことを決意し、いざクレーテー島に乗り込む。しかしミーノータウロスは脱出不可能な迷宮の中におり、テーセウスが生きて帰れる保証はなかった。そこに、テーセウスに惚れた、クレーテー島の王の娘アリアドネーが現れ、彼に糸を手渡す。迷宮の入り口に糸をくくりつけて垂らしながら進み、帰りはその糸を辿ることで、迷わずに帰ってこられるのではないかという機転のきいたアイデアだった。そしてテーセウスは見事ミーノータウロスを倒し、無事に迷宮から抜け出すことに成功したのだった。――この「アリアドネーの糸」の伝説や言葉は、混迷から抜け出したり、難問を解決したりするため鍵という意味で、さまざまなところで使われている。それは宇宙開発も例外ではない。1960年代、英国やフランス、西ドイツなどの欧州各国は、お互いに協力して大型ロケットを開発するという計画を立ち上げたが、足並みがそろわず、一切の成果を残せないまま失敗に終わる。しかしフランスは諦めず、仕切りなおしの計画として「アリアン」ロケットの開発計画を立ち上げる。アリアンとはアリアドネーのフランス語表記「Ariane」(アリアーヌ)を英語読みしたものである。ロケットなどの乗り物に神話に由来する名前を付けることは欧米ではある種の慣例であり、また「アリアーヌ」自体、フランスでは人名としてごく普通に使われるものではあったが、その背景には、欧州共同でのロケット開発の失敗という苦い経験から抜け出したいという意図があったといわれている。このアリアン・ロケットの開発は成功し、1979年に「アリアン1」が誕生した。翌1980年にはアリアンを運用するための「アリアンスペース」という会社が設立され、それまで米国が幅を利かせていた人工衛星の商業打ち上げ市場に参入した。ロケットも「アリアン2」、「アリアン3」と改良が重ねられ、1988年から「アリアン4」が登場。アリアン4は性能、成功率ともに申し分ない傑作機で、アリアン・ロケットは世界で最も成功した商業ロケットとなった。そして1996年には最新型の「アリアン5」ロケットが登場し、現在までに84機が打ち上げられ、70機の連続成功を達成。アリアンスペースも静止衛星の商業打ち上げ市場で約半分の市場占有率(シェア)を維持し続けるなど、順風満帆な歩みを続けている。だが近年、その風向きが変わりつつある。2010年に米国の「スペースX」が送り出した「ファルコン9」ロケットが、アリアン5の3分の1ほどという安さを武器に徐々に勢力を伸ばし始めたのである。現在では、ロシアのロケットの信頼性低下も相まって、市場はアリアンとファルコン9でほぼ二分されており、さらにこのままアリアンのもつシェアさえも侵食する可能性があった。新たに立ちふさがったファルコン9という怪物を迎え撃つため、三度目のアリアドネーの糸となるべく、次世代ロケット「アリアン6」の検討が始まった。○アリアン6もっとも、ファルコン9が登場したからアリアン6の検討が始まった、というのは正確ではない。欧州宇宙機関(ESA)は2004年から、当時、最大の競争相手だったロシアや中国のロケットに対抗するために「次世代ロケット」(Next-Generation Launcher)というアリアン5の後継機の検討を続けていた。その後状況が変わり、ファルコン9が主たる敵となったが、競争相手に勝つためという意図は変わっていない。この次世代ロケットがアリアン6という名前で呼ばれ始めたのは2012年ごろからで、当時は第1段と第2段に固体ロケット、第3段に液体ロケットをもつ「PPH」という構成が検討されていた。現在のアリアン5は液体ロケットを第1段と第2段にもち、その両脇に固体ロケットを補助ブースターとしてもつ構成をしているため、このアリアン6の構成は大きな変化であり、挑戦でもあった。これには第1段と第2段を基本的に同じつくりにすることで、大量生産による低コスト化を図るという考えがあった。ロケットの完成予想図はいくつか変わったものの、しばらくはPPH構成は維持された。当時、この構成は「トリプル・セヴン」とも呼ばれていた。これは7年で開発し、静止衛星の打ち上げ能力が7トン、そして打ち上げコストが7000万ユーロという、7尽くしであったことに由来する。ところが2014年、アリアン5の製造を行っている欧州の航空宇宙大手「エアバス」と、エンジン・メーカーとして知られる「サフラン」が、共同でロケット開発会社「エアバス・サフラン・ローンチャーズ」(ASL)を立ち上げると発表。それまでESAやフランス国立宇宙研究センター(CNES)といった国の機関が主導していたアリアン6の検討を、産業側が主導する形に改められることになった。これは非常に大きな変化、決定だった。アリアン5までは、ESAやCNESが開発を主導し、ESAに加盟している欧州各国の企業に対し、その出資比率に合わせて部品の発注を分ける、「ジオリターン」(GeoReturn)という方法がとられていた。これは安全、確実に開発でき、ESA加盟国すべてがロケット開発で潤うという利点はあったものの、開発スピードは遅く、またロケットに採用する技術や部品を、純粋に技術や性能の高さやコストの安さで選べないという欠点もあった。ただ1社でファルコン9を開発したスペースXと対峙していくことを考えると、これらの欠点は致命的な弱みとなる。そもそも産業側からは、ESAやCNESの考える「トリプル・セヴン」案では「打ち上げ能力が足らない上に価格が高い」、つまり市場で勝てないという意見が出ており、危機感を強めた産業側が立ち上がり、ロケットの開発体制から設計に至るまで、大きな変化が起こることになったのである。その結果、アリアン6ではジオリターンに原則的にこだわらない開発、製造が行われることになった。そしてASLが出した案は、現在のアリアン5と同じ第1段と第2段に液体ロケットを、補助ブースターとして固体ロケットという構成をもち、打ち上げ能力も維持、その上で打ち上げコストを半額にするというものだった。その後も検討が続けられる中で、第1段と第2段の直径や、ブースターの形が変わるといった変化はあったものの、構成やコスト目標はこれで定着し、今年1月には設計と、製造に向けた産業側の準備が完了。これからいよいよ、実際の部品を造ったり試験をしたりと、開発が本格化する。順調に進めば、2020年にも1号機が打ち上げられることになっている。(後編に続く)参考・Airbus Safran Launchers: a highly promising first year・Ariane 6・Ariane 4 / Launchers / Our Activities / ESA・Airbus, Safran Form Space Launch Joint Venture | AWIN ONLY content from Aviation Week・Airbus Group and Safran Launch Joint Venture
2016年02月10日