ディズニー映画『ヘラクレス』をフィーチャーした「ディズニー・オン・クラシック」の新演目が、2018年9月22日(土)から12月24日(月・祝)まで、全国27都道府県で51公演行われる。2002年の開催第1回目から指揮・編曲を務めているブラッド・ケリーが、今回の公演をもって勇退することを発表。コンサートの顔として活躍してきたケリーが最後のツアーのメイン演目に選んだのは、巨匠アラン・メンケンが音楽を手掛け、壮大でソウルフルな名曲が詰まったミュージカル仕立てのアニメーション映画『ヘラクレス』だ。”本当のヒーロー”を目指して修行へと旅立ったヘラクレスの愛と勇気の物語が、フルオーケストラによる演奏、ニューヨークで活躍するヴォーカリストたちの歌やダンス、そして大スクリーンに映し出されるアニメーションによる演出で、現代に蘇る。公演では、「ゴー・ザ・ディスタンス」「ゼロ・トゥー・ヒーロー」「恋してるなんて言えない」「スター・イズ・ボーン」といった映画『ヘラクレス』からの楽曲はもちろん、ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年を祝した『蒸気船ウィリー』全編の生演奏、『アラジン』や『美女と野獣』『リトル・マーメイド』などを手がけたアラン・メンケンの名曲を集めたセレクションなど、ディズニーの歴史に残る楽曲の数々が演奏される。なお、12月をもって勇退するブラッド・ケリーは、今後新しいディズニーコンサートである「ディズニー・ワールド・ビート!」の立ち上げを発表。2019年度以降の「ディズニー・オン・クラシック」については、ブロードウェイ・ミュージカル『オペラ座の怪人』の指揮者を努めたリチャード・カーシーが指揮者として就任する。【開催概要】「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会 2018」Find Your Hero 〜そして君のもとへ公演期間:2018年9月22日(土)〜12月24日(月・祝)会場:全国27都市51公演チケット優先予約:2018年6月8日(金)12:00より、全国公演一斉に受付開始※東京都内公演は、6月15日(金)12:00より受付開始。※チケットの詳細は、オフィシャルWEBサイト(d-classic.jp)より。Presentation licensed by Disney Concerts. (c) Disney
2018年06月08日プラダ(PRADA)の2018年春夏コレクションを紹介する部数限定コレクションブック『PRADA Black Nylon』が、銀座 蔦屋書店に登場。プラダ18年春夏を紹介する書籍『PRADA Black Nylon』2018年春夏シーズンでは、マンガやコミックなどをモチーフにコレクションを展開したプラダ。『PRADA Black Nylon』ではそんな2018年春夏コレクションを、写真家ウィリー・ヴァンデルペール(Willy Vanderperre)の写真と共に、メゾンのアイコニックな素材や柄、モチーフにフォーカスをあてて紹介していく。日本ではわずかしか販売されない完全部数限定の希少なアイテムとなっており、プラダの象徴ともいえる素材、ブラックナイロンで装丁されたファンにはたまらない1冊に仕上がっている。サラ・ムーンの新刊写真集も銀座 蔦屋書店では、世界的写真家サラ・ムーン(Sarah Moon)の新刊写真集『FROM ONE SEASON TO ANOTHER』も限定650部で販売。『FROM ONE SEASON TO ANOTHER』は"色"をテーマにカテゴライズした5つの章で構成されており、人・動物・植物を写した写真が入り交る幻想的な作品となっている。また、章の冒頭には、各章のイメージと色をより一層強く結びつけるサラ・ムーンのテキストが記されている。写真作品だけでなく、本そのもののデザイン、装丁、印刷など細部にまでこだわりを詰め込んだ1冊だ。【詳細】銀座 蔦屋書店 新刊発売中場所:銀座 蔦屋書店(東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F)TEL:03-3575ー7755■「PRADA Black Nylon」16,800円+税著者:ウィリー・ヴァンデルペール仕様:W290×H590mm/カラー/英語■「FROM ONE SEASON TO ANOTHER」15,000円+税<650部限定>著者:サラ・ムーン仕様:ハードカバー/W230×H250mm/カラー/英語・日本語
2018年04月30日ライアン・レイノルズが、『アベンジャーズ』や『X-MEN』を生み出したマーベル史上最も過激なヒーローを演じる第2弾『デッドプール2』。予算もスケールも超グレードアップした本作から新たな予告編が到着、デッドプールが結成した最強“鬼やば”チームのヒーローたちが明らかになった。デッドプールの前に、強敵マッチョなクソ野郎・ケーブルが現れ、謎の力を秘めた子どもの命を狙うことから、特殊能力を持つメンバーを集めて最強“鬼やば”チーム・Xフォースを結成し、対抗する本作。■デップー、『アベンジャーズ』最新作の“ラスボス”をイジる到着した映像では、荒ぶるケーブルに対してデップーが「サノス、イキってる」と、ひと言。ケーブルを演じるジョシュ・ブローリンが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では史上最凶の敵サノスを演じていることを早速イジっていく。そんなイキったケーブルに対抗するために、マブダチのウィーゼルとヒーロー求人を開始したデップー。近接格闘術の達人べドラムや、二刀流剣士シャッタースターに続いて、面接に来たのは「幸運(ラッキー)なの」と自信満々のドミノ。そんな彼女に対して「運は能力じゃないぞ。映画的にも地味じゃね!?」と厳しいお言葉。さらには「映画ナメんな」と言い放ちながらも、特殊能力はなく「仕事が欲しくて」という求職中のフツーのおっさんピーターを即採用してしまうというハチャメチャぶり!■あの“ライバル”シリーズまでも…イジりもアクションもスケールアップ!映像後半では、デップーとケーブルのタイマン勝負も描かれる。「ヒーローというよりお前はピエロだ、オモチャのな」とケーブルに言われてしまったデップーは、そのシリアス過ぎる展開に「DCユニバース出身かよ」と、アメコミ界のもう一つの雄を血だらけになりながらもしっかりとイジっていく。かと思えば、別の勝負では、「来いよ。片目のウィリー」とブローリンのデビュー作『グーニーズ』に登場する伝説の海賊の名前を入れ込む、お約束通り(!?)のイジりも。また、前回の予告編では「『プラダを着た悪魔』のスタジオが贈る」という惹句が話題になったが、なんと今回は「ウルヴァリンを殺したスタジオが贈る」と、自虐的な毒舌も炸裂する。そんなおふざけもさることながら、脚本家であり、製作総指揮を務めるレット・リースが「彼は世界屈指のアクション監督の1人で、“おそろしいほどのレベル”にアクションを仕立てた」という言葉を裏付けるように、デヴィッド・リーチ監督の手腕を見せつけた激しいアクションにも目を奪われる。シャーリーズ・セロン主演『アトミック・ブロンド』やキアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』を手掛け、『ワイルド・スピード』初のスピンオフ作品も決まっているだけに、リーチ監督が繰り出すアクションシーンには注目だ。『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年04月21日日々アップデートを続ける、榮倉奈々さんが、眩しい。「29歳の一年というのは、環境の変化も大きかったので、あまり年齢を意識していなかったです。きっと年齢は関係ないと思えるところにいるんですね、今は(笑)」と話す彼女に、女性として輝き続ける秘訣をたっぷり伺いました。進化し続ける人、榮倉奈々さんの生きるヒント。男女問わず多くの人を魅了する愛くるしい笑顔と、その奥にある芯の強いまなざしが印象的な、榮倉奈々さん。デビューは中学3年生の時に、渋谷でスカウトされたのがきっかけ。女優として数々のドラマや映画に出演し、今や日本を代表する女優の一人となった。プライベートでは20代で結婚と出産を経験し、今年2月に30歳になったところだ。年齢とともに少しずつステージを変えながら、常に自分自身をアップデートする榮倉さんに、女性として輝き続ける秘訣を聞いた。「今は『何か新しいことを始めよう』という余裕がないほど、毎日が目まぐるしく過ぎていきます。環境の変化が大きすぎて、自分自身では『私、何も変わっていない』と思うほど。でも一つ挙げるとすれば、身近に素敵で自分が憧れる年上の先輩方がいてくれることがとても心強いですね。仲良くしていただいている20歳年上の先輩がいるのですが、その方が私と近いタイミングで誕生日を迎えた時に、『あなたが50歳になるのが楽しみになるような、50代を送れるように頑張るね』と言ってくれて。そんな言葉を聞くと、年齢を重ねるのも楽しみになりますね。ライフスタイルも環境も全然違う方なのですが、その方と話をしているととても楽しいですし、常に綺麗にしていて、何事にも冷静で、家族思いなところも尊敬できる、憧れの存在なんです」女優としては、約3年ぶりに主演を務める映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が公開になる。安田顕さんと結婚3年目の夫婦を演じ、タイトル通り、“夫が帰宅すると必ず死んだふりをして迎える妻”という、少々破天荒な役回りに挑戦している。「まずタイトルを知った時に、インパクトがあるなと思って興味を持ちました。もちろん全部死んだ“ふり”なんですけど、ある時は頭を矢で射抜かれていたり、ある時は名誉の戦死を遂げていたり、ある時はワニに食べられていたり…(苦笑)。夫に伝えたいことがあるのに、それを言葉で表せない妻のちえさんを、私も最初は『不器用な人だな』と思いましたが、よく考えてみると、言葉にすることって案外難しくて…。同じ出来事でも人によって違う言葉を使ったり、別の意図で捉えられたりもする今の時代、メールや電話一本で済んでしまうことを、遠回りですが、自分なりの方法で表現するちえさんは、ある意味正しいのかな、と思います。『言葉なんて本当はつたないものなのかもしれない』と、私自身が演じているうちに思うようになりました」さまざまな人間模様が交錯するストーリーは、榮倉さんが夫婦や家族の在り方についても考えるきっかけになったという。「結婚するのは二人なのに、結婚は二人だけのものじゃない。ある時は相手のお父さんの立場になって考えてみたり、いろんな側面で物事を捉えることができたのは、私にとっても新鮮な体験でした。今まで他人同士だった二人がいきなり家族になるのはとても不思議なことですが、人と関わっていくことこそが人生。そう思うと、この作品に出てくるいろんな夫婦がせつなく思えたり、あたたかく思えたりもしました」映画の冒頭のシーンで、じゅんとちえの夫婦は「結婚生活が3年経ったら、継続するかをお互いが決める」とある。そこで、榮倉さん自身が普段の生活の中で“定期的に見直していること”を尋ねてみると…?「具体的な期間は決めていないですが、自分が『窮屈だな』と思った時に、胸に手を当てて考えてみることはあります。結局、自分で勝手に“自分ルール”を作ってそこに自分をはめようとしているから、苦しくなっているだけなんですよね。なので、そういう時は自分と全然違うことをしている人に会うことが多いかもしれません。実は、いちばん仲のいい友人が私と正反対の性格で。その人に会うと、『別にこうじゃなくてもいいのかな』とか『そういう考え方も正解かも』と思えることがよくあります。最近にいたっては、直接会わなくても、『たぶんあの人だったらこう言うだろうな…』という想像がついてしまうので、その通りにやってみたり。友人を通した、究極の俯瞰ですね(笑)」常に冷静な視点を持って、自分自身を軌道修正しながら高めている榮倉さん。日々の生活に話が及ぶと、「新しいことに挑戦するというよりも、生活環境をきちんと整えていきたい。それが何よりも優先です」と語っていたのも印象的だった。では女優としては、これからどんなバージョンアップをしたいですか?「バージョンアップという表現が正しいかわからないですが、仕事へのスタンスは家庭を持ったことで確実に変わりましたね。今までは自分の体調や都合や気分、それだけを基準に考えていればよかったんだな、と思います。『仕事が忙しい』とはいっても、結局100%自分の時間だったので、贅沢だったなと…。でも逆に、今は物理的にたくさんのお仕事をすることができないぶん、一つ一つが新鮮に感じられるようになりました」竹を割ったような性格の榮倉さんだけど、迷わずスパッと決められる時もあれば、もちろんそれができない時もあるという。「何事も体験してみないと、本当のことはわからないと思います。実際に挑戦してみて『必要だったな』とか『必要じゃなかったな』というふうにしか気づけなかったものを、先に自分で判断するのが私にはとても難しくて。選択権があるって自由で幸せなことですが、今までの経験をあまり過信せず、できるだけその精度を高めていければいいなと思っています。まだまだ、“アップデート最中”という感じです」えいくら・なな1988年2月12 日生まれ、鹿児島県出身。主演を務める映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が6月8日(金)に公開。コート¥105,000Tシャツ¥13,500パンツ¥106,000(以上プールby クラス/ウィリーTEL:03・5458・7200)シューズ¥82,000(ニコラス カークウッド/シジェーム ギンザTEL:03・6263・9866)※『anan』2018年4月25日号より。写真・土屋文護(TRON)スタイリスト・上杉美雪(3rd)ヘア・KENICHI for sense of humour(eight peace)メイク・Sada Ito for NARS cosmetics(DONNA)取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年04月19日世界中で展開していた、オンラインで最旬のフランス映画を楽しめる映画祭「第8回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)」が2月19日(月)をもって閉幕。映画監督による審査員賞や一般視聴者が選ぶ観客賞などが決定した。MyFFFは、ユニフランスが世界中で展開するオンライン映画祭。第8回となる今年は、全世界で延べ1000万回以上の視聴を記録し、昨年の670万回を大きく上回ってこれまでで最も多い数字となった。また、フランス時間の2月19日夜に各受賞作品が発表された。アカデミー賞受賞『グレート・ビューティー/追憶のローマ』やジュード・ロウ主演ドラマ「ピウス13世美しき異端児」などで知られるイタリアの名匠パオロ・ソレンティーノが審査員長を務めた映画監督審査員賞には、失われつつあるパリの下町であがく住民たちの姿を通して、“パリは誰のものか”を問う『パリ、ピガール広場』が選出。監督を、フランスのラップ界で絶大な人気を誇るグループ「La Rumeur」のアメとエクエが務めている。審査員特別賞に選ばれたのは、適応障害を持つウィリーが自立しようと奮闘する『ウィリー ナンバー1』。主演のダニエル・ヴァネは地域の人気者だった一般人で、彼の自伝的な要素を含む今作のヒットにより、一躍有名人となった。さらに、パキスタン系ベルギー人の18歳の少女を主人公にしたフランス・ベルギー合作『婚礼』及び、天使になりたい死神の息子をストップ・モーション・アニメで描いた短編作品『死と父と息子』は、それぞれ外国報道機関賞と観客賞のラコステ賞をW 受賞。ラコステ賞は投票総数5万票以上となる観客のオンライン投票により決定した。■受賞結果映画監督審査員賞『パリ、ピガール広場』(監督:アメ&エクエ)映画監督審査員特別賞『ウィリー ナンバー1』(監督:ルドヴィック・ブケルマ、ゾラン・ブケルマ、マリエル・ゴティエール、ユーゴ・P・トマ)審査員長 パオロ・ソレンティーノ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『グランドフィナーレ』)審査員 ナビル・アユチ(新作『Razzia』が2018 年春に公開予定)、キム・シャピロン(『Sheitan/変人村』『スマート・アス』)、ジュリア・デュクルノー(『RAW 少女のめざめ』)、ブリランテ・メンドーサ(『ローサは密告された』『マニラ・デイドリーム』)外国報道機関賞およびラコステ賞(観客賞)※W受賞長編:『婚礼』(監督:ステファン・ストレケール)短編:『死と父と息子』(監督:ヴィンシュルス、ドゥニ・ヴァルゲンヴィッツ)(text:cinemacafe.net)
2018年02月20日ミニーマウスがロサンゼルスの「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」の星型プレートに名前を刻み、記念セレモニーにディズニーのCEOボブ・アイガー、ケイティ・ペリー、ハイディ・クルム、ミッキーマウスと参加した。今年はミッキー&ミニーのデビュー映画『蒸気船ウィリー』の誕生から90周年。「People」誌によれば、ミニーの恋人ミッキーはこの映画が50周年を迎えた1978年にアニメのキャラクターとして初の殿堂入りを果たしていたという。それから40年後の今年、ミニーはついに2,627番目の星を手に入れ殿堂入りした。お祝いに駆け付けたこの日のケイティのファッションは、ミニーの象徴ともいえる赤白の水玉模様で全身をコーディネート。「クリスチャン・シリアーノ」の迫力あるボディコンシャスなドレスでセクシーさを強調していたが、つばの大きい帽子とハートのフレームのサングラスで遊び心も感じさせた。主役のミニーも負けてはいない。現在ディズニーとコラボしたコレクションを発売中の「コーチ」が特別に手掛けた水玉のワンピースと、トレードマークの大きなリボンを頭につけておめかし。一方、ハイディは黒白の水玉模様のドレスにスパンコールでできたミニーの耳&リボンのヘアアクセサリーでシックな装いだった。(Hiromi Kaku)
2018年01月23日ユニフランスが世界中で展開するオンライン映画祭「第8回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)」の開催が今年も決定。日本劇場未公開のフランス映画を自宅で楽しめる本映画祭のラインナップも決定した。本国や国際映画祭で高い評価を得ながら、日本未公開となっている最新のフランス映画を日本語字幕付きで楽しめることで話題を呼ぶ「MyFFF」。2011年よりスタートし、昨年は200以上の国と地域でのべ670万回の視聴回数を記録した。第8回となる2018年は、コンペティション部門に長編と短編それぞれ10作品が出品されるほか、カナダやベルギーなど、フランス語圏の作品からの招待作品も。日本国内では長編12作品、短編11作品が視聴できる。配信作品は、マリオン・コティヤールのパートナーである人気俳優ギヨーム・カネの監督・主演による自虐コメディ『ロックンロール』、適応障がいを持った俳優経験のない男性が一躍有名人となった『ウィリー ナンバー1』、カンヌ映画祭「国際批評家週間」に出品された新鋭レア・ミシウス監督の『アヴァ』、移民が集まる地区の多様な子どもたちの個性をフィクションシーンも交えながら追ったドキュメンタリー 『スワッガー』、カトリーヌ・ドヌーヴや『夜明けの祈り』ルー・ドゥ・ラージュが出演するダークでファンタジックな短編『美味しい美女』など、注目作がずらり。審査員長のパオロ・ソレンティーノ(『グランド・フィナーレ』)ほか国際的な映画監督が決める「審査員賞」のほか、観客の投票による「観客賞」、各国のジャーナリストたちが決める「国際報道機関賞」など、会期後には各賞の発表も行われる。また、アンスティチュ・フランセ東京では過去の配信作を含めた特集上映(2月2日~4日)を実施し、都内各所の様々な場所で上映会を企画する「cafe de cinema」では短編作品を上映予定。スクリーンで鑑賞できる機会も要チェックだ。(text:cinemacafe.net)
2018年01月09日スティーブン・スピルバーグとジョージ・ルーカスの黄金タッグで贈る、世界的大ヒットアドベンチャーシリーズ『インディ・ジョーンズ』が、フジテレビ土曜プレミアム枠にて10月28日(土)より4週連続で放送されることが決定した。考古学者であり、秘宝を求めて世界中を駆け回る冒険家でもあるハリソン・フォード扮する主人公インディアナ・ジョーンズの冒険を描き、数々の賞に輝いたアクション映画の金字塔ともいえる『インディ・ジョーンズ』シリーズ。2019年7月には、第5弾となる最新作がアメリカで公開することが発表され話題となっているが、今回放送されるのは、『レイダース 失われたアーク』『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の映画作品全4部作。■『レイダース 失われたアーク』/10月28日(土)まず10月28日(土)に放送されるのは、1981年に公開され、第54回アカデミー賞最多5部門受賞作『レイダース 失われたアーク』。時は1936年。世界征服をめざすヒトラーは、手にした者に不思議な力が宿るという謎の伝説に包まれた黄金のアーク(聖櫃)を手中に納めようとした。このヒトラーの野望を断つために、アメリカ合衆国は若き考古学者インディアナ・ジョーンズに密命を託す。先手を取ってアークを奪いとることが彼の使命だ。はるかエジプトの砂漠の中に眠ると言われるアークとは一体何なのか?またその不思議な力とは?そしてそのアークがひそかに眠る場所はどこなのか――?■『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』/11月4日(土)また翌週、11月4日(土)に放送されるのは、1984年公開、上海、インド、マハラジャの宮殿を舞台に、危機また危機の大冒険を繰り広げる元祖ジェット・コースター・ムービー『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』。1935年、上海。クラブ“オビ・ワン”では美人歌手ウィリー・スコット(ケイト・キャプショー)を中心に華やかなショーが繰り広げられていた。クラブの階段を一人の男が降りて来た。男の名は、インディアナ・ジョーンズ。高名な考古学者にして、秘宝を求めて世界中を駆け回る冒険家でもある。今夜、インディは自分が探し当てた満州王朝初代皇帝ヌルハチの遺骨を、上海マフィアのボス、ラオ・チェ(ロイ・チャオ)の持つダイヤと取引しに来たのだが…というストーリー。クライマックスの“トロッコ・チェイス”は必見。■『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』/11月11日(土)続いて11日(土)に放送されるのは、若き日のインディ役にリバー・フェニックス、そして父親役にショーン・コネリーも登場する1989年公開の『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』。1912年、ユタ州でボーイスカウトに参加していた少年・インディは“コロナドの十字架”を盗掘している男たちと遭遇。このときインディは、人類の遺産は博物館に納めるべきものと、盗掘者たちから十字架を奪うが、結局悪党一味に丸め込まれてしまう。それから26年後の1938年。大学で教べんをとるインディは、大富豪ウォルター・ドノヴァン(ジュリアン・グローバ―)からイエス・キリストの血を受けたといわれている“聖杯”の捜索を依頼される。それはインディの父で中世史学者であるヘンリー・ジョーンズが生涯をかけて研究しているものだった。ドノヴァンによると、当初ヘンリーに聖杯の捜索を依頼していたのだが、ヘンリーは行方不明になってしまったという。インディは、ヘンリーから託された“聖杯日誌”を手掛かりに、マーカス・ブロディ(デンホルム・エリオット)と共に、ベニスへと飛び…。■『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』/11月18日(土)そして18日(土)に放送されるのは、シリーズ第1弾のカレン・アレンが再び登場する、2008年公開の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』。舞台は東西冷戦時代の1957年。アメリカ国内の米軍基地を女KGBスパイ、イリーナ・スパルコ(ケイト・ブランシェット)率いるソ連軍が襲撃。捕らえたインディに銃を突きつけ、神秘の力を秘めたクリスタル・スカルの捜索を強要する。インディはなんとか逃げ延びたものの、彼の前にマット(シャイア・ラブーフ)という謎の青年が出現。マットによると、クリスタル・スカルを追っていたインディの旧友オックスリー教授(ジョン・ハート)に危機が迫っているという。クリスタル・スカルの謎を解くため、インディとマットはオックスリーを探しにペルーへ飛ぶが…。また番組では、この放送を記念して特別プレゼント企画を実施。ハリソンの直筆サイン入りポスターが当たるチャンスもあるとのことなので、気になる方は番組公式Webサイトを確認してみて。土曜プレミアム映画『インディ・ジョーンズ』は10月28日(土)21時~『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』、11月4日(土)21時~『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』、11月11日(土)21時~『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』、11月18日(土)21時~『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 2008年6月14日、15日先行公開、6月21日より全国にて公開TM & (C) 2008 Lucasfilm Ltd.. All Rights Reserved. Used under authorization.
2017年10月24日世界で1億4,000万人以上のユーザーに利用されている音楽ストリーミングサービス・Spotifyで、2017年夏に最も聴かれた楽曲のランキングが8月31日、発表された。再生回数7億8,600万回超えを記録し、1位に輝いたのはルイス・フォンシ、ダディー・ヤンキー「Despacito -Remix(feat.Justin Bieber)」。ついでDJ Khaled、リアーナ、ブライソン・ティラーによる「Wild Thoughts」、フレンチ・モンタナ、スワエ・リーの「Unforgettable」。ラテン系ソングが世界の音楽シーンを席巻したのも今年のトレンドで、トップ30の中で5曲がスペイン語の楽曲(上記「Despacito」のジャスティン・ビーバーをフィーチャリングしたリミックスとオリジナルバージョン、J バルヴィン、ウィリー・ウィリアム「Mi Gente」、マルマ「Felices los 4」、ダニー・オーシャンの「Me Rehúso」)。一方、日本国内の1位はロングヒット中のエド・シーラン「Shape of You」。10位には、韓国のガールズグループ・TWICEの「TT - Japanese ver.」が入った。○今夏の再生数世界ランキングTOP301 Despacito - Remix (feat. Justin Bieber) / ルイス・フォンシ、ダディー・ヤンキー2 Wild Thoughts (feat. Rihanna & Bryson Tiller) / DJ Khaled3 Unforgettable (feat. Swae Lee) / フレンチ・モンタナ4 I’m the One (feat. Justin Bieber, Quavo, Chance The Rapper, Lil Wayne) / DJ Khaled5 Mi Gente / J バルヴィン、ウイリー・ウィリアム6 Shape of You / エド・シーラン7 Feels (feat. Pharrell Williams, Katy Perry, Big Sean) / カルヴィン・ハリス8 Attention / チャーリー・プース9 Strip That Down (feat. Quavo) / リアム・ペイン10 Thunder / イマジン・ドラゴンズ11 Mama (feat. William Singe) / ジョナス・ブルー12 2U (feat. Justin Bieber) / デヴィッド・ゲッタ13 XO TOUR Llif3 / リル・ウージー・ヴァート14 There’s Nothing Holdin’ Me Back / ショーン・メンデス15 More Than You Know / アクスウェル /\ イングロッソ16 HUMBLE. / ケンドリック・ラマー17 Swalla (feat. Nicki Minaj & Ty Dolla $ign) / ジェイソン・デルーロ18 Something Just Like This / ザ・チェインスモーカーズ、コールドプレイ19 Felices los 4 / マルマ20 Believer / イマジン・ドラゴンズ21 Me Rehúso / ダニー・オーシャン22 Despacito (feat. Daddy Yankee) / ルイス・フォンシ23 Congratulations (feat. Quavo) / ポスト・マローン24 Pretty Girl (Cheat Code X CADE Remix) / マギー・リンデマン、チート、コーズ、ケイド25 Your Song / リタ・オラ26 Slow Hands / ナイル・ホーラン27 Sorry Not Sorry / デミ・ロヴァート28 There For You / マーティン・ギャリックス、トロイ・シヴァン29 Symphony (feat. Zara Larsson) / クリーン・バンディッド30 That’s What I Like / ブルーノ・マーズ○国内ランキングTOP101 Shape of You / エド・シーラン2 Despacito - Remix (feat. Justin Bieber) / ルイス・フォンシ、ダディー・ヤンキー3 I’m the One (feat. Justin Bieber, Quavo, Chance The Rapper, Lil Wayne) / DJ Khaled4 2U (feat. Justin Bieber) / デヴィッド・ゲッタ5 Feels (feat. Pharrell Williams, Katy Perry, Big Sean) / カルヴィン・ハリス6 Stay (with Alessia Cara) / ゼッド、アレッシア・カーラ7 Mama (feat. William Singe) / ジョナス・ブルー8 Something Just Like This / ザ・チェインスモーカーズ、コールドプレイ9 Wild Thoughts (feat. Rihanna & Bryson Tiller) / DJ Khaled10 TT - Japanese ver. / TWICE
2017年09月01日アダム・ドライバーが“インディーズ映画の雄”ジム・ジャームッシュとタッグを組み、昨年のカンヌ国際映画祭でも絶賛された『パターソン』。その公開を記念して行われたジャームッシュ監督初期3部作の投票の結果、カンヌでカメラ・ドール(新人監督賞)を受賞した『ストレンジャー・ザン・パラダイス』が第1位となり、劇場上映が決定した。最新作の『パターソン』は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『沈黙-サイレンス-』に出演し、いまや次世代ハリウッドを代表する俳優となったアダムが、“パターソン”という街に住む、バスの運転手パターソンを演じる珠玉作。「君のことを思いながらこのシーンを書いた」という監督たっての希望で、永瀬正敏が『ミステリー・トレイン』(’89)以来ぶりにジャームッシュ作品に再出演していることでも話題を呼んでいる。そこで、「もっとジャームッシュを若者にも知ってもらいたい!」と、ヒューマントラストシネマ渋谷主催で今回の投票&上映キャンペーンを実施。80年代の公開以来、現在もカルト的な人気を誇る初期3部作『パーマネント・バケーション』(‘80/卒業制作)、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(’84)、『ダウン・バイ・ロー』(’86)の中から、ファンたちが好きな1作品に投票。ジャームッシュ作品のTシャツを着た熱狂的なファンを思わせる方から感度鋭い若者たちまで、10代~60代近くの幅広い層から票を得て、最後は『ダウン・バイ・ロー』と得票数を競り合った結果、1位は『ストレンジャー・ザン・パラダイス』に決定!8月22日(火)の1夜限りの上映で、渋谷のスクリーンに公開当時の興奮が蘇る。この結果に際し、ヒューマントラストシネマ渋谷の支配人は「投票期間中は、たくさんの方にご参加いただき誠にありがとうございました。過去に某アパレルブランドで販売されたジャームッシュの作品Tシャツを着て投票してくださった方もいて、企画側の人間として目頭が熱くなりました…!イベント当日が楽しみです!」と喜びいっぱいにコメント。1986年4月19日より日本公開された『ストレンジャー・ザン・パラダイス』は、ミニシアター・ブームの草分け的作品としてロングランヒットに。ニューヨークに住む若者ウィリーとハンガリーからやって来た彼の従妹エヴァ、ウィリーの相棒エディという3人の若者の触れ合いを描く。印象的な音楽を手がけたのは、主演を務めたジョン・ルーリー。「新世界」「一年後」「パラダイス」の3部構成で、全編モノクロで撮影。35ミリ長編映画としては第1作目。同作の公開当時には、錚々たる面々からコメントが寄せられた。※1986年公開時パンフレットより転載(敬称略/順不同)■山田洋次(映画監督)とても感心しました。三人の貧しい若者たちに熱い愛情のまなざしをなげかけながら、自由への憧れをせつせつと謳った作品。素晴らしい才能です。■村上春樹(小説家)とても面白い映画で、知人にも勧めております。ゴダールをもっとポップにしたみたいな感じだけど、嫌み・臭みがないのが良かったです。■坂本龍一(ミュージシャン)ワンカット、ワンカットが昔のアルバムを見るときの様に甘酸っぱいものを漂よわせている。アメリカという国への愛、小津の反映、ウィリーたちのライフ・スタイルetc。どれをとっても好感がもてる。ジャームッシュの初期作にして、永遠の代表作ともいわれる1本。集大成的作品『パターソン』とともに堪能してみては?『ストレンジャー・ザン・パラダイス』は8月22日(火)18時40分の回のみ、ヒューマントラストシネマ渋谷にて上映。『パターソン』は8月26日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月17日ZUCCa(ズッカ)から、ミッキーマウスが登場する短編映画『蒸気船ウィリー(STEAM BOAT WILLIE)』をモチーフにした「ミッキーマウス コレクション(MICKEY MOUSE COLLECTION)」が、2017年8月11日(金)より全国のZUCCa、CABANE de ZUCCa、HUMOR SHOPにて発売される。ZUCCaとディズニーによるアイテムは、ミッキーマウスをモチーフにした「Round Mark Product」を2006年に販売して以来11年ぶり。セカンドコレクションでは、1928年にアメリカで公開されたミッキーマウスの短編映画『蒸気船ウィリー』をテーマに、本作と同様モノトーンカラーで映画の世界を3つのシリーズに落とし込む。船員帽や黒目など、1928年当時のミッキーマウス仕様にした「STANDING MICKEY」シリーズからは、箔プリントのTシャツとダブルジャガード編みのニットが展開される。また、「MICKEY CREST」は、ひび割れプリントによって古着のような風合いを出したシリーズ。Tシャツとワンピースには、プレイフルなプリントが重なっており、その中には一ヶ所だけ本物のポケットが隠れている。ミッキーフェイスを迷彩風にアレンジした「MICKEY CAMO」シリーズからは、Tシャツ、ポケッタブルバッグ、トートバッグ、ベルトスニーカーが登場する。これら豊富なアイテムはメンズ・ウィメンズともに展開。『蒸気船ウィリー』のプレイフルな世界とズッカのカジュアルモードな世界が融合している。【詳細】MICKEY MOUSE COLLECTION発売日:2017年8月11日(金)取り扱い店舗:全国のZUCCa、CABANE de ZUCCa、HUMOR SHOP価格:・STANDING MICKEY T 10,000円+税展開:ウィメンズ・メンズ色:ホワイト・ブラック ※ともにシルバー箔プリント※EC限定カラー:ホワイトのボディにゴールド箔プリント・MICKEY CREST T ワンピ―ス 14,000円+税、Tシャツ 12,000円+税展開:ウィメンズ(ワンピース)・メンズ(Tシャツ)色:ホワイト・グレー・MICKEY CAMO T 変形Tシャツ 14,000円+税、Tシャツ 13,000円+税展開:ウィメンズ(変形Tシャツ)・メンズ(Tシャツ)色:ブラック・STANDING MICKEY KNIT 36,000円+税展開:ウィメンズ・メンズ色:ブラック・MICKEY CAMO BAG トートバッグ 12,000円+税、ポケッタブルバッグ 5,500円+税展開:トートバッグ・ポケッタブルバッグ色:ブラック・MICKEY CAMO SNEAKERS 15,000円+税展開:ウィメンズ・メンズ色:ブラック【問い合わせ先】ZUCCa(A-net Inc.)TEL:03-5624-2626
2017年08月05日突然の年金打ち切りに端を発した、平均年齢80歳以上のジーサンたちの“銀行強盗”を描く痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』。6月24日の公開以来、名優たちの豪華共演やジーサンズが奮闘する様子が評判を呼び、SNS上でも鑑賞後の絶賛コメントが相次ぐなど、好調なスタートを切っている本作から、銀行強盗の“予行演習”で大目玉をくらう本編映像が解禁となった。退職後、慎ましくも幸せな老後生活を送っていたウィリー、ジョー、アルの3人。ところがある日、長年勤めていた会社の吸収合併によって、年金を止められてしまう。このことをきっかけに、ジョーの発案からある企てを決意。何としても年金を取り戻し、愛する孫たちや仲間たちとの幸せな余生を続けられるよう、3人は大胆で危険な賭けに出るが…。40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から年金打ち切りを宣告され、銀行からも冷たくあしらわれたジーサンたちが、80歳オーバーにして一世一代の賭け=銀行強盗に出る本作。体力以外は誰にも負けない、最強のジーサンたちを演じたのは、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという、全員アカデミー賞受賞者のハリウッドのレジェンドたち。今回届いた本編映像では、銀行を襲う前に、まずは予行演習としてスーパーで万引きを目論むジーサンズたちのその後が…。彼らの万引きに気づいた女性警備員から逃走するも、追い詰められたウィリーとジョーはとっさに老婆から電動車椅子を奪い、“ET”のごとく車道へ!小麦粉をばらまき、追跡を振り切ろうとするが、そこはジーサン、あっさりと捕まってしまう。そしてスーパーの事務所に連れてこられた3人は、店長(キーナン・トンプソン)に監視カメラの映像を見せられる。そこには、ズボンの中にブロック肉を押し込むウィリー(モーガン・フリーマン)の姿がはっきりと収められている。80歳オーバーのハリウッドの名優たちが、「ママが泣くぞ」と叱られるシーンはまさに見もの。こんな調子で“本番”の銀行強盗は成功するのか!?その結果はスクリーンで確かめてみて。『ジーサンズ はじめての強盗』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月10日昨年10月、ワーナーブラザースが、『チャーリーとチョコレート工場』の工場長ウィリー・ウォンカをテーマとした新たな映画を構想中だと発表した。9か月を経て、新たな情報が入ってきた。ワーナーが主役のウィリー・ウォンカ役に29歳から35歳の主演俳優を探しており、現在36歳でワーナーが求める年齢層よりもほんの少し上ではあるものの、ライアン・ゴズリングが興味を示しているようだと「The Hashtag Show.com」が報じている。ウィリー・ウォンカ役は過去にジーン・ワイルダーが『夢のチョコレート工場』(1971年製作)、ジョニー・デップが『チャーリーとチョコレート工場』(2005年製作)で演じてきた。前者はいまだにカルト的人気を誇り、後者は世界で約4億7,500万ドルを売り上げる大ヒット作に。ライアンが3人目のウィリーを演じるのか、あるいは誰がウィリーを演じるにせよ、作品に対するファンの期待は高そうだ。『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズの敏腕プロデューサー・デヴィッド・ヘイマンが手掛けることもあり、かなり規模の大きい映画になることが予想される。『インサイド・ヘッド』のサイモン・リッチが脚本を担当する。(Hiromi Kaku)
2017年07月07日“海に選ばれた”少女モアナの成長と冒険の物語を描き、興行収入50億円突破の大ヒットを記録したディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』MovieNEX発売を記念し、シネマカフェはアメリカ・バーバンクにある、ウォルト・ディズニーの歴史が詰まったディズニー・アニメーションのスタジオを現地取材!取材記事第1弾となるこちらでは、スタジオ・ツアーの模様をご紹介し、実際に現場に行って発見したスタジオの魅力や特色を現地の写真とともにお送りする。■レジェンド・プラザまず向かったのは、スタジオの入り口にある「レジェンド・プラザ」。こちらにはウォルト・ディズニーの銅像があるほか、ディズニー・アニメーションに関わった“レジェンドたち”の手形が柱に所狭しと掲げられている。写真には、アーティストのエルトン・ジョンの手形も。■ウォルト・ディズニー・スタジオ(本社)ウォルト・ディズニー・スタジオでは、『ダンボ』から『オリビアちゃんの大冒険』が作られた歴史ある場所。映画『ウォルト・ディズニーの約束』の撮影場所にも使われており、どこか見覚えのある方もいるのでは?広大な敷地を持つスタジオでは現在、アニメーションは作られていないものの、映画・ドラマの撮影や、試写会などが行われているスタジオのほか、約100年前から使われているカフェテリア、ディズニー・スタジオ全体に使われる貯水タンクなど驚きの設備まである。また、元々シルバーレイクにあった建物を現在の場所に移転し、1926年~40年まで脚本を書く場として使われていた「ハイペリオン・ロット」や当時アートスクールとして使用されていた場所が、現在のグッズなどが売られているスタジオ・ストアとしていまも残されている。ちなみにこのストアでは、ほかでは手に入らない『蒸気船ウィリー』のミッキーをモチーフにした限定グッズなどもあり、ファンにはたまらないものが取り揃えられている。当時のアニメーション制作現場は、セクションごとに場所が区切られ(ペイント室、アニメーション室など)、さらに上下のフロアで監督とスタッフとで分かれ作業が行われていた。現在は、ディズニー・アニメーションが生んだ技術革新にまつわるアートワークやスケッチなどが展示されている。例えば、当時ウォルトが制作に採用した“ストーリーボード”という、作品全体の流れを掴むための展開するコマを並べたものは、いまでは当たり前にある技術だが、これらは後にアルフレッド・ヒッチコック監督も制作に取り入れるなど、当時としては画期的な技術であった。■ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ続いて、『ノートルダムの鐘』から最新作『モアナと伝説の海』までの製作が行われており、現在のディズニー・アニメーションのインスピレーションやアイディア、CGテクノロジーなどのクリエイティビティが詰まったウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオに潜入!中に入ると早速『モアナと伝説の海』のアートギャラリーがずらりと並び、当日は本作のプロデューサー、オスナット・シューラー氏の解説とともに見て回った。まず、ディズニー・アニメーション作品の不変的なやり方として、アニメーションのキャラクターを作る際は、世界中のアニメーターからアイディアを募って、キャラのルックスを模索し、そこから性格付けをする。そのため、初期にはかなりのパターンのルックスが候補として挙げられていく。そして、それぞれの描いたキャラの特徴をパッチワークのようにして繋いでいき、最終的には、キャラクターアートディレクターが立体的なキャラクター像を完成させていく。この画はアート・ディレクターのジム・キム氏によるもの。表情豊かな作風が特徴で、本作のキャラクターのビジュアルづくりにも多く貢献した作品でもある。フランスで子どもの絵本を描くアネット・マーナット氏による作品。この画のボディの形や、髪の毛などがモアナのルックスの参考にされた。モアナが旅の途中に出会う伝説の英雄・マウイのキャラクターの初期のデザイン。スー・ニコル氏によるアイディアで、最終的にこの設定は映画に採用されなかったものの、タトゥーがマウイの体を飛び出し、武器のように操る様子が描かれている。半神半人であるマウイの巨大なフック。アニメーションを作る際、より立体的にイメージするために、実際に登場するものを3Dで作ることもあるそう。マウイはこのフックの力で様々な生き物に変身していく。ちなみにマウイのこの設定は、ポリネシアの神話に基づいたもの。『アナと雪の女王』にも携わったリサ・キーン氏によるアートワーク。色でキャラクターの表情を作り出し、海に生命感を与えたように感じさせる。ポストカードを並べて、全体的なカラースクリプトを表したもの。ディズニー・アニメーションにおいて、色の使い方は、表情やムード、気持ちを表すための需要な手段であるため、このようにして色の流れを確認するという。続いて、「レガシーホール」という、ジョン・ラセターが厳選したディズニー・アニメーションのアートワークが集った場所へ。ここでは、『白雪姫』から、最新作『モアナと伝説の海』までの作品の膨大なアートワークの中から厳選された1枚の画が飾られている。1930年当時に描かれた画も飾られ、さらには油絵のようなディズニー・アニメーション作品としては珍しいタッチのものもあり、それらを歴史を追うようにして見ることができる。「レジェンド・ホール」は、それぞれの作品ごとのブースが置かれ、さまざまなアニメーター・CGクリエイターによるアートワークが一挙に集った場所。キャラクターの初期のアイディア段階のアートワークなどもあり、本編では見ることのできないキャラたちのバラエティ豊かな姿が楽しめる。そしてスタジオ内にはほかに、スタッフの憩いの場として使われるカフェテリアや、ディズニーキャラたちのぬいぐるみがぎゅっと詰まったジョン・ラセターの部屋、また日本で大人気のゲームアプリ「ディズニー ツムツム」のゲーム機など、驚きのものまであった。今回のツアーでは、数多くのアートワークやスタジオ模様をご紹介。次回は、ディズニー・アニメーション作品のセル画や作品にまつわる資料が収蔵されている「ARL」(アニメーション・リソース・ライブラリー)の中身をご紹介!一般非公開のこちらで、作品にまつわる資料の活用法やそして、どのようにして保存されているかなどを取材した模様をお伝えする。『モアナと伝説の海』は6月28日(水)より先行デジタル配信開始、7月5日(水)よりMovieNEX発売。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウォルト・ディズニーの約束 2014年3月21日より全国にて公開(C) 2013 Disney Enterprises, Inc.モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月15日モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという3人のアカデミー賞俳優が夢の共演を果たす『ジーサンズ はじめての強盗』。このほど、彼らハリウッドのレジェンドたちがそろって登場する本作のプロモーション映像が到着した。年金打ち切りというかたちで、40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇”状態となったジーサン3人組、ウィリー、ジョー、アル。彼らがどん底から這い上がるため、思いついたのは、なんと銀行強盗だった!?80歳オーバーのジーサンたちが、生まれて初めて真面目な生き方を捨て、命がけの大勝負に出る痛快コメディとなる本作。ウィリー役を務めるのは、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、数々の作品で活躍するモーガン・フリーマン。ジョーを演じるのは、『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で2度のアカデミー賞に輝き、『ダークナイト』シリーズや『キングスマン』などでも知られるマイケル・ケイン。そしてアル役には、『リトル・ミス・サンシャイン』でアカデミー賞を受賞、ベン・アフレック監督の『アルゴ』でもノミネートされたアラン・アーキン。家族との生活のためなら怖いものなどない!とばかりに銀行強盗に挑んでいく、彼らジーサンズ…だが、今回届いた映像では、ウィリー、ジョー、アルを演じるモーガン、マイケル、アランは、どうやらSNSが苦手な様子…?映像には、本作を見た観客たちにSNSでの口コミのお願いをする様子が収められている。しょっぱなからアランが、「ソーシャブル・メディアやガーグルに投稿してください」と言い間違えると、それを言うなら「ソーシャル・メディアだ」「グーグルだ」と2人からWツッコミ。だが、それを指摘したモーガンも「ツイットも忘れずに」とドヤ顔で言い間違い。役柄と同じく、一番しっかり者のマイケルに「ツイッターだ」と正される一幕も。「いまの説明でわからないなら老人だな」と自虐混じりにコメントするアランにも、思わず笑みがこぼれてしまう。ジーサンズたちの一生懸命な告知がどこかカワイイ映像を、ぜひ確かめてみて。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月13日梅雨入り間近の6月。これから夏にかけて、ジメジメとした雨や猛暑にやられた心を回復させること間違いなしの、笑って泣ける注目作が続々と登場!バテた心にオススメの映画とドラマをタイプ別にご紹介しよう。■仕事に疲れたアナタにオススメ映画『ちょっと今から仕事やめてくる』(公開中)仕事のノルマが厳しく、精神的に追い詰められていた主人公・青山隆(工藤阿須加)。疲労のあまり駅のホームで意識を失い、電車に跳ねられそうになったところを、幼なじみのヤマモト(福士蒼汰)と名乗る青年に助けられる。その青年に見覚えがなかった隆だが、ヤマモトとの交流を通して徐々に明るさを取り戻し、仕事も順調に進むようになっていく…。幼なじみだと名乗る男・ヤマモトとの出会いを機に、本来の自分を取り戻していく主人公が体験する不思議な出来事を描く本作。工藤さんと福士さんという注目の若手が、『八日目の蝉』『ソロモンの偽証』の成島出監督のもとで鍛えられ、新境地を見せていることでも話題。そんな彼らが演じる隆とヤマモトに元気をもらえる『ちょいやめ』。本作をチェックして、月曜日を前に憂鬱になる“サザエさんシンドローム”を吹き飛ばせ!?■癒しが欲しいアナタにオススメ映画『ジーサンズはじめての強盗』(6月24日(土)公開)ウィリー(モーガン・フリーマン)、ジョー(マイケル・ケイン)、アル(アラン・アーキン)の3人は平和な老後生活を送っていたが、40年以上勤めていた会社の合併によって状況が一変。年金の打ち切りで会社から見放され、どん底に落ちてしまった彼らが、80歳をオーバーして初めて“強盗”を決意するが…。モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという3人のオスカー俳優が、平穏な余生を取り戻すために銀行強盗を企てる老人3人組を演じた全米大ヒットの犯罪コメディ。そんな一世一代の賭けに挑むジーサンたちの一生懸命な姿は、どこか愛らしく、癒されること間違いなし!?■とにかく笑いたいアナタにオススメ映画『銀魂』(7月14日(金)公開)「週刊少年ジャンプ」連載の空知英秋原作による大ヒットコミックを、TVドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや『HK 変態仮面』『女子ーズ』の福田雄一がメガホンをとり、小栗旬主演で実写映画化。宇宙人に支配された江戸で万事屋(よろずや)を営む侍・坂田銀時と仲間たちの活躍を描く。主役の銀時を演じるために地毛を銀髪に染めた小栗さんをはじめ、志村新八役に菅田将暉、神楽役に橋本環奈、脇を固めるキャストも長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、柳楽優弥、堂本剛など超豪華俳優陣が集結!原作を忠実に再現したシュールなキャラクターや世界観はもちろんのこと、抱腹絶倒の“ギャグ”連発な展開、意外にほろりとさせるストーリーにも目が離せない!■近ごろ“感動不足”なアナタにオススメNetflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」(7月7日(金)配信スタート)幼いころから何をやってもダメだった少年が、ひとりの天才お笑い芸人に出会い、導かれ、失敗を繰り返しながらもやがて“本当の自分の道”を見つけ出すまで――。明石家さんまが芸歴42年目にして初の企画・プロデュースを手掛け、芸人であり画家であるジミー大西と自身との関係性を主軸に、夢を追う人々とそれを応援する人々の姿を描いた本作。突拍子もない言動を繰り返し、幼いころから失敗ばかりの大西秀明(ジミー大西)役に、中尾明慶。そんな大西と「なんば花月」で運命的な出会いを果たす人気絶頂の天才お笑い芸人・明石家さんまを、小出恵介が演じる。そのほか芸人仲間やマネージャーなど、ふたりを取り巻く人々に尾上寛之、六角慎司、宇野祥平、濱田マリ、木南晴夏ら個性と実力を併せ持つキャストがずらり。さらに、佐藤浩市、生瀬勝久、温水洋一ほか、豪華な実力派俳優陣も出演し、ジミー大西が“本当に巻き起こした”爆笑エピソードを共に盛り立てながら、時にツッコミ役、時にスパイスとなって物語を彩っていく。そんな本作で描かれる“実話”は、新喜劇の舞台で放送禁止用語を叫んだり、病院で点滴を飲もうとしたり…という、ジミー青年による“ありえへん”エピソードの数々。ジミーさんの信じられないような驚愕の実話の数々に笑いながらも、孤独感や劣等感と向き合いながら成長していく姿、それを支える人々の愛と友情には胸が詰まり、最後は思わず涙してしまうはず!?そんな、笑って泣いて、最後には感動をもらえる本作。「映画を観に行きたいけど、外に行く体力が…」という心身共にヘトヘトなあなたも、家にいながらにして楽しめる。夏バテで疲れた心も体も(?)浄化してくれる今夏話題の4作品を、ぜひチェックしてみて。Netflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」は7月7日(金)よりNetflixにて世界190か国同時オンラインストリーミング開始(全9話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会ちょっと今から仕事やめてくる 2017年5月27日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会
2017年06月05日突然の年金打ち切りにより絶望にくれた平均年齢80歳以上のジーサンたちが、どん底から這い上がるため、生まれて初めて銀行強盗という命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』。本作に登場するのは、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという全員アカデミー賞俳優のレジェンドたち。そんな中、彼らが銀行強盗の“予行演習”に挑む本編シーンがシネマカフェに到着した。年金が突然打ち切られ、40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくされたジーサンたち、ウィリー、ジョー、アル。 彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗だった!?平均年齢80オーバーのジーサンズが銀行強盗をするなんて、どう考えてもひと筋縄ではいかなそう。何事も基礎が大切、とばかりに、彼らは“強盗のリハーサル”を行うことに。今回到着したのは、そんなジーサンたちが銀行強盗の予行練習として行った万引きがバレ、命からがら逃亡するシーンの本編映像。銀行を襲う前に、予行演習としてスーパーで万引きを目論むジーサンズ。真面目に働き、つつましい生活を送ってきた彼らの“初万引き”は、商品は落とすわ、監視カメラにもハッキリと映るわで、モロバレ状態。コミカルな行動が満載のこのシーンについて、ウィリー役のフリーマンは「いちばん大変だったのは、ズボンの中にローストポークを隠そうとしたときだな。あと、シャツの中に卵を1ダース隠して駐車場を走り回るというのもあったな」と、楽しそうにふり返って語る。しかし、逃走のため、車で待たせていたはずのアル(アラン・アーキン)がいつの間にかいなくなり、警備員に追い詰められたジョーはとっさに老婆から電動車いすを奪い、車道へ!“盗んだバイク(!?)で走り出した”ジョー役のケインは、このシーンについて「あれは古典的でちょっとスローなカーチェイスさ」と笑う。電動車いすの前カゴにすっぽりとはまり、“ET”さながらのフリーマンはすっかりその場所がお気に入りになってしまったよう。「モーガンはほぼ1日中、あのカゴの中で過ごしていました」 と明かすのはザック・ブラフ監督だ。「撮影の合い間、トレーラーに引っ込む人は誰もいませんでしたよ。マイケルは車のスタントもかなりの部分を自分でこなしました。交通量のある通りでカートを操縦し、目の前に割り込んできたバスをかわしたり。あのシーンの4分の3ぐらいはスタントが必要だったんですが、彼らはその大部分を自分でやりました。3人ともやる気満々だったな」と、撮影時の3人をふり返っている。まずは手始めに万引きに挑戦してみたジーサンズ。80歳の“ミッション:インポッシブル”は“ワイスピ”ばりのチェイスシーンへ!?その華麗なる(?)逃亡劇を、映像でチェックしてみて。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月03日NHKの番組「おかあさんといっしょ」の11代目うたのおにいさんで知られる“だいすけおにいさん”こと横山だいすけが、今秋公開予定の映画『トムとジェリー 夢のチョコレート工場』で初の声優に挑戦することが分かった。ウィリー・ウォンカのチョコレートは、世界中の子どもたちに大人気!ある日、ウォンカのチョコレートに5枚だけ入れられた“ゴールデン・チケット”をみつけた子には、秘密の工場にご招待!というお知らせがあり、世界中のウォンカチョコレートはあっという間に売り切れてしまった。貧しいけれど心やさしい少年チャーリーは、トムとジェリーの助けもあり、見事ラッキーな5人のうちの1人に選ばれた。トムとジェリーもチョコレート工場に潜入し、おいしいお菓子が作られる夢の世界への旅が始まる。でも、本当の秘密はまだまだこれから…。本作は、チャーリーとチョコレート工場の世界に、世界一有名なネコとネズミ「トムとジェリー」が飛び込んで繰り広げる物語。今回出演が決定した横山さんが演じるのは、『チャーリーとチョコレート工場』でジョニー・デップがで演じたことが印象強い“ウィリー・ウォンカ”役だ。横山さんは、「今回のお話をいただいたときはすごくうれしかったです。子どもたちが大好きなトムとジェリーが『チャーリーとチョコレート工場』の世界に飛び込んでいくという夢のようなお話の声優、しかもウィリー・ウォンカ役をやらせていただけるなんて、本当に光栄です!」と喜びを語り、「しかもこの作品はミュージカル。“うたのおにいさん”のときとはまた違った、ちょっと“おじさん”な歌声をお届けします(笑)」と劇中で歌唱することも明かしている。『トムとジェリー 夢のチョコレート工場』は2017年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年06月01日今日も世界中を夢中にさせるディズニー・アニメーション。そんな夢と魔法の世界が、今年お台場にやってきます!約450枚にもなる原画は、ほぼ日本初上陸。ミッキー誕生の瞬間から、最新作「モアナと伝説の海」まで、ディズニー・アニメーションの高度な技術の結集と豊かな想像力に満ち溢れた裏側が今ここに。ウォルト・ディズニーの夢へようこそ。秘密の鍵をにぎる 圧倒的な原画の数々円筒の中を覗き込めば、先ほどまで止まっていた絵が動き出す…そんな、魔法のような体験で幕を開ける本展覧会。手書きの鉛筆の線が、いのちを得たかのように生き生きと躍動を始めます。ミッキーのデビュー作「蒸気船ウィリー」からミッキーの仲間たちの初期の姿、世界初の長編カラーアニメーション「白雪姫」。現在のディズニー・アニメーションの礎を築いた初期作品群には、最高峰の技術と研究がなされていました。そんなディズニー作品の秘密を、約500点にもなる珠玉の原画の数々とともに紐解きましょう。アナ雪 ズートピア、そしてモアナ 魔法の世界はこれからも2013年に公開され、全世界中で異例の大ヒットとなった3DCGアニメーション「アナと雪の女王」や心温まる兄弟愛と激しいロボットアクションが人気を博した「ベイマックス」、そして動物たちが多様性の社会を生きる話題作「ズートピア」など、ディズニー・アニメーションは時代や変化する価値観を反映し、進化を続けてきました。初期のコンセプトアートといった、貴重なバックグラウンドを垣間見ることができるのも魅力のひとつ。知られることのなかった舞台裏は、スタッフの熱い情熱と温かい愛情で満ち溢れています。ぜひその目で確かめて。取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法催行期間:2017年04月08日 〜 2017年09月24日住所:東京都江東区青海2丁目3番6号電話番号:03-5777-8600
2017年05月10日モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという全員オスカー俳優の3人が、年金ストップに奮起し命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』。このほど、本作に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの発明家“ドク”ことクリストファー・ロイドが出演、そのあまりのボケっぷりにジーサンズもドン引きしていることが分かった。突然の年金打ち切りというかたちで、40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇”状態のジーサン3人組、ウィリー、ジョー、アル。彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗! 80歳オーバーのジーサンたちが、どん底から這い上がるため、生まれて初めて真面目な生き方を捨てることを決意し、すべてを失うかもしれない命がけの大勝負に出る!北米では、公開4週目も『ワイルド・スピード ICE BREAK』『美女と野獣』など超大作とともにトップ10入りを果たすなど、“ジーサンズ”だけにまさに息の長い興行を続けている。体の不調が気になる実直なウィリー役のフリーマン、冷静沈着な知能派のジョー役ケイン、心配症で気難しいアル役アーキンと、ハリウッドのレジェンドたちが夢の豪華共演を果たしているなか、レジェンドたちの脇を固めるのも実力派の俳優陣たちばかり。まず、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでタイムマシンを研究する奇天烈な発明家ドクを演じたロイドは、本作ではウィリー、ジョー、アルの3人から「あれはちょっと…」と思われてしまうほどのボケっぷりを見せるジーサン、ミルトン役に。彼は、ウィリー、ジョー、アルが所属する老人クラブの仲間。ぼーっとしたり、何かと間違えたり、つじつまが合わなかったり、耳も聞こえているのか、いないのか…。おそらく、“仕切り役”としては最もふさわしくないキャラクターを、ロイドはユーモアたっぷりに演じている。ボケを連発しながらも、どこか威厳が漂う役柄について、ロイドは「ミルトンは気のいいじいさんなんですよ。自分が何をやっているのかすぐに分からなくなるし、間違いばかりする。その上、少し耳も聞こえなくて…。でも、老人クラブでは物事をコントロールしたり、まとめたりする権限を与えられています」と、自ら説明。「それをミルトンはとても誇りに思っているんです。彼は、みんなが規則・決まり事を守り、スケジュールを乱さないように、自分なりに努力する。それが彼の役割なんです。私はこの役がとても気に入っていたし、どう演じるかのチャレンジを大いに楽しみました」と語っている。ザック・ブラフ監督はロイドに特に決まった演出はつけず、自由に演じるように話したという。アドリブとは思えない、ロイドの軽妙でユニークな姿は要チェックだ。また、“モテ”ジーサン、アルのロマンスのお相手!?陽気で情熱的なアニーには、『愛の狩人』『Tommy/トミー』で2度アカデミー賞にノミネートされたアン=マーグレット、ジョー最愛の孫娘でキュートで冷静なブルックリンには、ブラフ監督の『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』のジョーイ・キング、ジーサンズに初めての銀行強盗のイロハを教え込む男には『キングコング:髑髏島の巨神』のジョン・オーティス、闇の世界に精通する(?)あやしいハッパを扱う元娘婿・マーフィーには『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『SPY/スパイ』のピーター・セラフィノウィッツ、やけに勘が鋭いスーパーの店長には「サタデーナイトライブ」のキーナン・トンプソン、そして銀行強盗の真実に迫るFBI捜査官ハマーにはマット・ディロンと、芸達者な個性派がずらり。レジェンドの“ジーサンズ”を盛り上げている。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月03日待ちに待ったGWがやってきました!今年はどう過ごそうかな?と悩んでいる人に、この記事ではGW期間中に行ける、東京都内開催の展覧会をご紹介します。歴史ある絵画からポップアートまで、感性を刺激されること間違いなし!アートな休日を過ごしてみませんか?遊びに行きたい!GW開催のイベントまとめはこちら今だからじっくり見たい!芸術・歴史にじっくり触れられる展覧会6選原故郷のスラヴ民族トゥーラニア族の轍とゴート族の剣の間にプラハ市立美術館今年も貴重な美術品が来日中!中でも国立新美術館で開催中の「ミュシャ展」では、チェコ以外では日本初、「スラヴ叙事詩」全編が公開されています。ファンも多いブリューゲルの「バベルの塔」や、ロシア・エルミタージュ美術館秘蔵の美術品を見られる「大エルミタージュ展」も見逃せません。東京ステーションギャラリーでは、今まで日本ではほとんど知られてこなかったブリューゲルの大規模な回顧展を開催。独特の世界観に引き込まれること間違いなしです。《坂本龍馬湿板写真》慶応2年または3年頃高知県立歴史民俗資料館蔵展示期間:4/29~5/1※3日間限定公開、以降は複製展示幕末好きには「没後150年坂本龍馬」がおすすめ。近年龍馬のものと判明した刀などの新資料で、新たな龍馬の魅力を発見できるかも!?日本の「イマ」を感じる!現代アート・建築展4選国立新美術館では「草間彌生 わが永遠の魂」が開催中。2009年から草間彌生が精力的に取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中心に、一挙約130点が日本初公開という、ファンならずとも必見の展覧会です。「世界のKUSAMA」の魅力を存分に味わえます。また、日本の家にフォーカスした珍しい展覧会「日本、家の列島 フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン」も面白い視点。古典である浮世絵をデジタル化して、浮世絵の世界に没入できる「スーパー浮世絵江戸の秘密」展、和食がアートになる「食神さまの不思議なレストラン展」は2施設同時に観るとお得になるチケットが販売されています。自然の魅力にどっぷり!注目の科学展示2選「始祖鳥CG画像」©The Trustees of the Natural History Museum, LondonMuseum Alive 3D, Produced by Atlantic Productions for Sky今までイギリス・ロンドンに行かないと見られなかった、大映自然史博物館の貴重な収蔵品が世界初巡回!上野の国立科学博物館では、「大映自然史博物館展」が開催されています。絶滅した生きものの化石や眼を見張るような宝石など、魅惑的な世界を堪能できます。池袋で開催中の「「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどく展2)」は、去年好評だった展示がパワーアップ!死に至る毒を持つ!?生きものも展示されますよ。ファンにはたまらない!ポップアート・キャラクターの展覧会8選+1開館から1周年を迎えた六本木のスヌーピーミュージアム。1周年記念展では貴重な原画の公開があり、ファンは必見です。1周年記念のキャンペーンも開催中で、かわいいマスキングテープがもらえます。世田谷美術館で開催中なのは、絵本「はらぺこあおむし」の作者、エリック・カールの展覧会。優しいタッチに懐かしさを覚える人も多いのでは?《蒸気船ウィリー》より 1928年© Disney Enterprises, Inc.その他ディズニーのアートや日本初となるマーベルの大型総合展など、気になる展示が目白押しです。横浜の開催ですが「シルバニアファミリー展 わくわくミュージアム2017」も気になるところです。上野をお得に満喫できるパスポートも!東京国立博物館、国立西洋美術館、上野動物園など、東京・上野地区にある10施設を1回ずつ利用できる共通入場券「UENO WELCOME PASSPORT」が販売中です。2,000円で常設展のみ、3,000円で常設展と特別展1回を観覧できます。GWの機会にいろんな施設をはしごしたい!と思っている人にはおすすめです。
2017年04月28日モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンというアカデミー賞俳優が命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』(原題:『Going in Style』)。全米でも大ヒット中の本作から、“ジーサンズ”によるコミカル、でも必死な予告編と、クールすぎるポスターが解禁された。年金打ち切りというかたちで40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇“状態のジーサンたち、ウィリー、ジョー、アル。平均年齢80歳以上の彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗だった――!?北米では4月7日に公開されるや、3日間で1,250万ドルという大ヒットスタートをきり、2週目もトップ5入りを果たすなど、大ヒットとなっている本作。体力以外は誰にも負けない最強のジーサンたちを演じたのは、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという、全員アカデミー賞受賞者であるハリウッドのレジェンドたち。このたび公開された予告編では、銀行強盗に至るまでの3人のジーサンズの様子がコミカルに描かれている。ジョー(ケイン)は住宅ローンの相談に訪れた銀行で、偶然にも銀行強盗に遭遇。社会的弱者に冷酷な銀行から、あざやかな手口で1億7,000万円もの大金をかすめとるさまを間近で見たジョーは、同じく年金打ち切りにあった友人・ウィリー(フリーマン)、アル(アーキン)に「銀行を襲って、俺たちの年金を取り戻すんだ!」と持ちかける。決意を固めた彼らが、“準備運動”と称してはじめての万引きに挑戦する姿や、警備員から電動カートで逃げ惑う様子には思わず笑みがこぼれてしまう。また、そんな姿とは裏腹に、スーツに身を包み銃をぶっ放す超クールな3人の姿は必見だ。また、併せて解禁となったポスターでは、ボストンバッグから札束をのぞかせるジーサンたちの姿が印象的。「最後に輝くのはシルバーだ。」とのコピーにあるように、名優たちがどのようなきらめきを見せるのかは要注目。本作でメガホンをとったザック・ブラフ監督は、「この映画には、ハリウッドの真の名優たちが登場します。私はそれが本当にうれしかった。彼らがコメディやアクションの要素と、ストーリー上でやはり重要な部分である、もっと感動的、情緒的な要素を見事なバランスで演じるのを観客はきっと楽しめると思います」と3人の名優たちについてコメント。「私は彼らが大好きなんですよ。当然ですよね?彼らを見ていると、あのキャラクターたちがいい時代も悪い時代も互いを支え合って生きてきた40年来の親友同士だと心から信じることができるんです」と称賛を贈る。この言葉をうけたフリーマンも、「私たちはとにかく楽しかったので、それがスクリーンを通して感じられるはずです」と自信をにじませている。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月21日モーガン・フリーマン&マイケル・ケイン&アラン・アーキンという平均年齢80歳以上の3人が、どん底から這い上がるべく大勝負に打って出る痛快コメディ『Going in Style』が、早くも邦題『ジーサンズ はじめての強盗』として6月に日本公開されることが決定した。つつましくも、幸せな老後生活を送っていたウィリー、ジョー、アルの3人。ところがある日、長年勤めていた会社の合併によって、年金を止められてしまう。このことをきっかけに、彼らはある企てを決意。なんとしてでもいままでの生活を取り戻し、愛する家族と仲間たちとの幸せな余生を送り続けられるよう、3人は銀行のお金を奪おうと、大胆で危険な賭けに出るが…。40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された揚げ句、年金は打ち切り、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇”状態となってしまった、おじいさん3人組。そんな彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗!?先週末4月7日より北米公開された本作は、当初の期待値を大きく上回る初日3日間で1,250万ドルという大スタートに。劇場に足を運んだ観客層の90%が35歳以上、特に50歳以上の観客から驚異的な支持を集めているという(Box Office Mojo調べ)。ウィリーを演じたのは、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『ショーシャンクの空に』『インビクタス/負けざる者たち』などでも高い評価を得ているモーガン・フリーマン。近ごろ体の不調が気になる、孫にメロメロの実直ジーサンは、アメリカ映画界で最も尊敬される俳優の1人であるモーガンにピッタリ!?また、ジョーを演じるのは、『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で2度のアカデミー賞に輝くマイケル・ケイン。『ダークナイト』シリーズの執事アルフレッド役や『キングスマン』のアーサー役でも知られる彼は、本作では銀行強盗を企てる冷静沈着な知能派ジーサンに。さらに、アルを演じるのは、『リトル・ミス・サンシャイン』でのおじいちゃん役が絶賛され、アカデミー賞や英国アカデミー賞を受賞、ベン・アフレック監督の『アルゴ』でもアカデミー賞にノミネートされたアラン・アーキン。サックスプレイヤーであり、心配症で気難しい“モテ”ジーサンに扮する。体力以外は誰にも負けない(?)最強の3人は、いずれもアカデミー賞俳優で、内外から高い支持と尊敬を集めるハリウッドのレジェンドたち。この名優たちが体を張ったアクションで挑むのは、年金、住宅ローン、病気という身近な問題やリタイア後の生活など、現代の社会問題を軽妙に描きつつ、大切な家族や仲間との愛もにも触れた一発逆転ストーリー。「こんな破天荒なジーサンたちに会いたかった!」と元気がもらえること請け合いの痛快コメディを、期待して待っていて。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月11日約500点の貴重な原画が出展される「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」の内覧会が4月7日、会場となる東京・お台場の日本科学未来館で行われた。4月8日(土)から9月24日(日)まで開催。ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリーのキュレーターが厳選した約500点の原画が出展される本展。日本では過去2回、ディズニー作品に関する展覧会が開催されているが、初期のミッキーマウスから、最新作『モアナと伝説の海』までが一堂に展示されるのは、初の試みとなる。オープニングセレモニーには『モアナと伝説の海』日本語吹き替え版で、モアナ役を演じる屋比久知奈、ライブラリーのマネージング・ディレクターを務めるメアリー・ウォルシュ氏、日本科学未来館館長の毛利衛氏が出席した。来日したウォルシュ氏は「過去90年の歴史が生み出した、クリエイティブな遺産を日本の皆さんと共有できて、とてもうれしい」と話し、「ディズニー・アニメーションならではの芸術性、職人技、革新性の魅力を掘り下げた展示になっています。アニメーションは世代や国境を超えて、20世紀の芸術手法として、とても特別な存在。ぜひ展示品を通して、皆さんとディズニー・アニメーションとの新しい関係を築いてもらえれば」と期待を寄せた。また、屋比久さんは「会場全体がディズニーの世界観があふれていて、ずっとワクワクしっ放しでした。それぞれの展示品に夢とストーリーがあって、いまにも動き出しそうな感じ。(展示を見終わり)もう一度作品を見直したくなりました」と大満足の表情。映画の主題歌「どこまでも~How Far I’ll Go~」を熱唱し、「長い歴史があるディズニー・アニメーションの最新作に関わることができたこと、改めて幸せです」と感無量の面持ちだった。本展覧会では、1928年公開『蒸気船ウィリー』以前に製作されたミッキーマウスの“幻のデビュー作”とも言うべき『プレーン・クレイジー』の貴重な原画を展示する「動きだすいのち~重力をもったキャラクターたちの誕生~」をはじめ、『白雪姫』『ピノキオ』『バンビ』『ダンボ』といったクラシックの誕生秘話をひも解く「魔法のはじまり~あくなき研究と開発の日々~」、才能あふれるアーティストによる多様なスタイルを紹介する「魔法の使い手たち~表現の多様化とひろがる世界観~」。そして、『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『ライオン・キング』を中心に、ミュージカル作品を個別のブースで体感できる「新たな次元へ~デジタル、ミュージカルの海へ~」、最後に『塔の上のラプンツェル』『シュガー・ラッシュ』『アナと雪の女王』『ベイマックス』『ズートピア』から、最新作『モアナと伝説の海』までを展示する「つながるいのち~多様な社会や地球の未来に向けて~」という5つのゾーンが展開され、傑作の裏に隠された数々の魔法を解き明かしている。「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」は日本科学未来館企画展示ゾーン(東京・お台場)にて4月8日(土)~9月24日(日)まで開催。開館時間は10時~17時(入場券の購入および会場への入場は閉館時間の30分前まで)※休館日は火曜日(ただし、5月2日、7月25日、8月1日、8日、15日、22日、29日は開館)(text:cinemacafe.net)
2017年04月08日ロンドンの出版社「IDEA」が3月1日、『/12』を創刊。国内では3月10日よりBOOKMARC TOKYO、代官山蔦屋書店にて販売を開始する。本書は、ベルギー出身のファッションフォトグラファーであるウィリー・ヴァンダピエールと「IDEA」によって手がけられており、毎号300部の限定販売となっている。ヴァンダピエールが12人のモデルを撮影し、その写真をもとに毎号1人ずつをフィーチャーし、毎月1日に刊行するファンジンプロジェクトとなっており、創刊月となる今回は1号、2号を同時リリースする。今回フィーチャーされたのはグッチ(GUCCI)、ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の顔として活躍するフランス人モデルのクレマン・シャベルノーと、ウィメンズショーに多数出演し正統派モデルとして活躍するオーストラリアジンモデルのジュリア・ノビスの2人。本書では普段トップモデルとしてブランドを体現しているときとは違い、個人としてのありのままの姿をクローズアップしたものや、ロングショットなど様々なアプローチで撮影されたイメージなど、信頼関係無しでは作ることのできない瞬間ばかりが収録されている。【書籍情報】WILLY VANDERPERRE 『/12』出版社:IDEA275×200mm/24ページ発刊:2017年3月1日(国内では3月10日より)価格:3,800円
2017年03月06日「ディズニー・アート展いのちを吹き込む魔法」が、東京・お台場の日本科学未来館で開催されます。期間は2017年4月8日(土)~9月24日(日)です。約90年にわたるディズニー・アニメーションの歴史を紐解く、原画やスケッチ、コンセプトアートなど約450点が日本にやってくる貴重な機会。ディズニーファンならずとも、見逃せない展覧会です。「ディズニー・アート展いのちを吹き込む魔法」が開催決定●約90年分の原画が出展!その数なんと450点以上《アナと雪の女王》より 2013年© Disney Enterprises, Inc.「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」では、ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリーのキュレーターが厳選した450点以上の原画が出展されます。日本でディズニー作品についての展覧会は過去2回開催されましたが、初期のミッキーマウスから、最新作「モアナと海の伝説」までが一堂に展示されるのは、初の試みです。《モアナと伝説の海》より 2016年© Disney Enterprises, Inc.●ディズニー・アニメーションの想像力と技術の秘密に迫る《ピノキオ》より 1940年© Disney Enterprises, Inc.ディズニー・アニメーションは想像力を駆使しながら、つねにその時代の最新技術をとりいれることで、いのちを吹き込む技=魔法を生み出してきました。展覧会では、傑作の裏に隠された数々の魔法を解き明かし、その鮮やかな魔法を生み出すために費やされたリサーチや開発といった側面もフィーチャーされます。副題のとおり、まさに「いのちを吹き込む魔法」の秘密に迫る内容です。●ミッキーマウスのデビュー作、 その貴重な原画が初登場《蒸気船ウィリー》より 1928年© Disney Enterprises, Inc.ミッキーマウスの公式デビュー作は1928年に公開された『蒸気船ウィリー』ですが、実はその前に、『プレーン・クレイジー』という作品が作られています。事情があり公開の順番は前後されましたが、ミッキーマウスの真のデビュー作とも言うべき作品です。この両作品の貴重な原画を、同時初公開。とても90年近く前に描かれたとは思えない、鮮やかな鉛筆画のタッチをじっくりと堪能しましょう。気になる作品をチェックしよう●1.動き出すいのち~躍動するキャラクター~《ミッキーのハワイ旅行》より 1937年© Disney Enterprises, Inc.回転する円筒をスリットから覗き込むと絵が動いて見える“ゾートロープ”、重ねられた紙をパラパラとめくることで、そこに描かれている絵が動いて見える“パラパラマンガ”。アニメーションのルーツはそんな素朴な“動かす喜び”から始まりました。1928年、ウォルト・ディズニーは『蒸気船ウィリー』を公開。一枚の絵に“いのちを吹き込む魔法”の歴史のはじまりが、ここにあります。●2.魔法のはじまり~あくなき研究と開発の日々~《バンビ》より 1942年© Disney Enterprises, Inc.ウォルト・ディズニーは、“キャラクターとアニメーションの動きに合った音楽を付ける”というミッキーマウスの短編を作ると同時に、“音楽に合わせてキャラクターやアニメーションを作る”というシリー・シンフォニーの短編制作を開始しました。この二つのシリーズで作画や映像の技法や表現を試行錯誤し、アニメーションならではの、“いのちを吹き込む魔法”を磨き上げます。そして、これらのノウハウをもとに大きな賭け、世界初の長編カラーアニメーション映画の制作に挑みました。その研究と開発の努力が、魅力的な作品とともに解説されています。●3.作品世界のひろがり~魔法の使い手たち~《ふしぎの国のアリス》より 1951年© Disney Enterprises, Inc.1950年代に入ると『ふしぎの国のアリス』や『眠れる森の美女』など、立て続けに名作が生み出されました。ナイン・オールド・メンをはじめとするベテランアニメーターたちと、メアリー・ブレアやアイヴァンド・アールなど新進気鋭のアーティストたちが登場。アートスタイルの異なる作品群がさらにディズニー作品の世界観をひろげることになりました。●4.新たな次元へ~デジタルがもたらした革新~《リトル・マーメイド》より 1989年© Disney Enterprises, Inc.『リトル・マーメイド』のヒットをきっかけに、ディズニー・アニメーションは見事に復活、二度目の黄金時代を迎えます。この頃より、CGをはじめとしたデジタル技術を徐々に取り入れ、デジタルならではの表現も多く登場。また、自らの意思で力強く生きるプリンセスやヒーローたちを盛り立てる、豪華絢爛なミュージカルシーンや美しい楽曲が、多くのファンを獲得しました。●5.いのちの新時代~多様な社会や地球の未来に向けて~《ベイマックス》より 2014年© Disney Enterprises, Inc.1995年、世界初のフル3DCG映画『トイ・ストーリー』が公開されました。3DCGという新たな手法が取り入れられ、アニメーションの世界はさらに広がります。2006年にディズニーとピクサーが一緒になってからは、ジョン・ラセターが両社の作品の製作総指揮としてクオリティ管理を担当。作品では、多様な価値観や地球の未来など、より社会的なテーマが色濃く描かれていくようになりました。オリジナルグッズと特典付きチケットも見逃せない●オリジナルグッズも多数登場会場では、作品の魅力を生かしたオリジナル商品も販売されます。コンセプトアートから、あの有名原画まで、いろいろな場面をきりとった絵柄が可愛いプレミアム豆皿、ルートートとコラボし使いやすいバッグなど、豊富な品ぞろえです。詳しくは公式ホームページをチェックしてみましょう!●会場では手にはいらない!プレミアムグッズつきチケット通常チケットの他に、早割ペアチケットやプレミアムグッズつきチケットも発売されます。『アナと雪の女王』の原画の世界を1冊の本に閉じ込めた、オリジナルカプセルがついた「カプセルトイ付チケット」や、可愛らしいミッキーのマスキングテープがついた「マスキングテープ付チケット」など、ファンにはたまらない特典が目白押し。お出かけの予定が決まっているのなら、事前にこちらの購入もおすすめです。詳しくは公式サイトをチェックしてみましょう。歴史的にも価値の高い手描きの原画やスケッチが世の中に公開されることは非常に珍しく、今回はそのほとんどが日本初公開です。ディズニー・アニメーションが歩んできた想像力と技術革新の軌跡は、きっと子どもも大人も夢中に、そして、未来の創造性に思いを馳せるきっかけとなるはずです。展覧会の開催が、いまから待ち遠しいですね。【開催概要】ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法開催期間:2017年4月8日(土)~9月24日(日)開館時間:10:00〜17:00※入場券の購入および会場への入場は閉館時間の30分前まで会場:日本科学未来館1階 企画展示ゾーン休館日:火曜日※5月2日、7月25日、8月1日、8日、15日、22日、29日は開館チケット:当日大人(19歳以上)1,800円、中人(小学生~18歳以下)1,200円、小人(3歳~小学生未満)600円※土曜は中人1,100円前売大人(19歳以上)1,600円、中人(小学生~18歳以下)1,000円、小人(3歳~小学生未満)500円※土曜は中人900円公式サイト:
2017年02月01日プラダ(PRADA)が新たな広告キャンペーン「365」のヴィジュアルを発表した。同広告キャンペーンは、シーズンを通して1つのアイデアを体現したイメージを提案していたこれまでとは異なり、1年を通してイメージを創り、多面的なコンセプトで複数の物語を展開していくという新たなアプローチ。今回は廊下(Pathways)、国境(Frontiers)、駅(Stations)、出口(Exits)、地形(Terrains)と題した5つのヴィジュアルアイデンティティが紹介される。同じストーリーの異なるシーンやイメージの連なりが表現されているが、それぞれが他とは異なる完全に独自なものとして、ウィリー・ヴァンデルペールの作品特有の写真的言語と、プラダの美学によって表現された。砂丘の中でモノクロで映し出された 2017 年春夏メンズ広告キャンペーンの主役を務めるのは俳優 のジュード・ロウ(Jude Law)。「365」とは個々のプラダのイメージの背景にあるビジョン、そして新広告コンセプト全体の背景にあるビジョンに絶えず変化するニーズと人生における日々の欲望が反映されたものとなっている。
2017年01月26日ディオール オム(DIOR HOMME)が、2017年サマーコレクションの広告キャンペーンを公開した。フランス パリのストリートとスタジオでウィリー・ヴァンデルペールにより撮影された同広告キャンペーンでは、ダイナミックなエネルギーを放つ新世代のインスピレーション溢れる4人の表現者たちにディオール オムのビジョンが投影された。オリヴィエ・リッツォのスタイリングが光るポートフォリオ仕立てのキャンペーンの中で、4人のインターナショナルな表現者たちが個性溢れる表情を見せている。アメリカのラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP ROCKY)は、自身が過去のキャンペーンで見せた骨太なエレガンスを破壊するかのごとく、日本人アーティストの亀井徹によるダークなフローラルパッチワークを纏ってパリのストリートに立つ。音楽史において全く異なる世界への扉を開く存在と言えるボーイ・ジョージは、エッジを裁ち落としたハーネスのテーラリングに彼自身が有するブランドの帽子を合わせた。ドラマ「MR.ROBOT」で知られるアメリカ俳優のラミ・マレックは、アイレットあるいはレースアップが施されたアウターウエアを着用し、スタジオにてポートレイトを撮影。モデルのエルネスト・クリムコは、2017年サマーコレクションのランウェイショーの舞台装飾である「ファン フェア(移動遊園地)」と直接的にリンクしている。なお、同広告キャンペーンの公開に伴い、ディオール オムの公式Instagramアカウント()が開設された。
2017年01月20日「ディズニー・アート展いのちを吹き込む魔法」が、宮城県美術館で2018年6月16日(日)から9月30日(日)まで開催される。ディズニーアニメの原画やコンセプトアートなど約500点が集結「ディズニー・アート展」は、初期作品だけでなく、現代作品をも網羅した日本では初めての試みであり、展示作品のほとんどが日本初公開。ディズニー・アニメーションの活動の集大成ともいえる展覧会となっている。ミッキーマウスの誕生作となった『蒸気船ウィリー』にはじまり、『白雪姫』、『ダンボ』など初期の作品から『アナと雪の女王』、『ズートピア』、『モアナと伝説の海』に至るまで、約90年にわたるディズニー・アニメーションの歴史を紐解く原画やスケッチ、コンセプトアートなど約500点が集結する。作品に“いのちが吹き込まれた瞬間”を目撃クリエーターたちが想像力を羽ばたかせスケッチを重ね、また、その時代の最新技術を駆使することでいのちを吹き込む技=魔法を生み出してきたディズニー・アニメーション。歴史的にも価値の高い手描きの原画やスケッチが世の中に公開されることは非常に珍しい。数々のディズニー作品の“いのちが吹き込まれた瞬間”に立ち会うことができる、貴重な機会となっている。家族やカップル、あらゆる世代が楽しむことができる本展に、ぜひ足を運んでみて。【開催概要】「ディズニー・アート展いのちを吹き込む魔法」開催期間:2018年6月16日(日)~9月30日(日)会場:宮城県美術館住所:宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1開館時間:9:30~17:00(観覧券の購入は16:30まで)※7月~8月中の金曜日、土曜日、祝前日、8月6日(月)~8日(水)は19:00まで延長開館休館日:月曜日、7月17日(火)、9月18日(火)、9月25日(火) ※7月16日、8月6日、9月17日、24日は開館観覧料:一般 1,500(1,300)円、学生 1,300(1,100)円、小・中・高校生 750(650)円※()内は前売券及び20名以上の団体料金前売券販売期間:2018年6月15日(金)まで当日券販売期間:2018年6月16日(土)~9月30日(日)販売場所:宮城県美術館、藤崎、仙台三越*、チケットぴあ(Pコード:768-884)、ローソンチケット(Lコード:21628)、セブンチケット、イープラス、ミヤテレチケット、ミヤギテレビ事業部、宮城県庁1階売店*、みやぎ生協共同購入部*、コープふくしま共同購入部*※*は前売券のみ■七夕キャンペーン内容:仙台七夕期間中は、19:00まで開館時間を延長開館。当日先着200名に、オリジナルうちわをプレゼント。対象日:8月6日(月)~8月8日(水)■夏休みキャンペーン内容:7月~8月中の金曜日、土曜日、祝前日に19:00まで延長開館を実施。対象日:7月6日(金)、7日(土)、13日(金)、14日(土)、15日(日)、20日(金)、21日(土)、27日(金)、28日(土)、8月3日(金)、4日(土)、10日(金)、11日(土)、17日(金)、18日(土)、24日(金)、25日(土)、31日(金)■ディズニー映画上映会対象日:・7月7日(土)「白雪姫」(1937年・88分)・7月14日(土)「ファンタジア」(1940年・125分)・7月21日(土)「101匹わんちゃん」(1961年・79分)時間:各日とも14:00~上映開始(12:00~整理券配布/13:30~開場)会場:宮城県美術館 講堂(定員300名)参加方法:申込不要(要観覧券)、参加無料※入場時には本展観覧券の提示必要※都合により内容の変更有り。その際は当館ウェブサイトにて発表。
2016年12月08日ディズニー・アニメーションの歴史を紐解く「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」が、17年4月8日から9月24日まで東京・江東区にある日本科学未来館1階の企画展示ゾーンにて開催される。クリエイターたちが想像力を羽ばたかせたスケッチに、その時代の最新技術を駆使することで、いのちを吹き込む技=魔法を生み出してきたディズニー・アニメーション。同展では“いのちを吹き込む魔法”と題し、これまでに発表されてきたディズニー・アニメーション作品の原画やスケッチ、コンセプトアートなど約450点を展示。ミッキーマウス誕生作となった『蒸気船ウィリー』から、『白雪姫』や『ダンボ』などの初期の作品、『アナと雪の女王』、『ズートピア』、17年3月日本公開予定の最新作『モアナと伝説の海』まで、約1世紀に及ぶディズニーアニメーションの歴史を紐解く。なお、ディズニーが歴史的にも価値の高い手描きの原画やスケッチを公開することは非常に珍しく、今回展示されるほとんどの資料が日本初公開。数々のディズニー作品の“いのちが吹き込まれた瞬間”に立ち会うことができる貴重な機会となっている。【イベント情報】「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」会場:日本科学未来館1階 企画展示ゾーン住所:東京都江東区青海2-3-6会期:17年4月8日~9月24日《蒸気船ウィリー》より1928年(c)Disney Enterprises, Inc.
2016年11月29日