産後クライシス…という言葉をご存知ですか? 「なんか、ママがイライラしてるヤツだよね」と甘く見ているパパの皆さん、要注意です。夫婦の溝が修復できないレベルまで広がる前に…読んでいただきたい。ぜひ、パパに! という意見も多く届いたコミックライター雨さんの漫画のご紹介です。編集部も驚くほどの数が寄せられた読者コメントにも、ママやパパが一歩前進できるヒントが盛りだくさん!■「俺も育児する」って言っていました。産まれるまでは…姉妹を育児中の雨と申します!長女を出産したときは、産前産後ともに夫のことが大嫌いになってしまいました。妊娠中からずっと無理解で、何も変わってくれない夫…。長女を妊娠中だったあの時から、現在に至るまでのことを綴ります。夫婦の意見が食い違い、子どもをもつ決心がつくまでたくさん話し合いを重ねました。「俺も育児する、2人で頑張ろう」という夫の言葉を信じていたのに…。現実は違いました。■「ベビー服は2着で足りるよ」妊娠中から夫の言葉にイライラ…産後クライシスとは言いますが、もはや私は妊娠中からイライラが募っていました。その原因は、夫の無理解です。そしてもちろん産後も…さらにイライラは増していく…! 女性はお腹に赤ちゃんがいる時期があるというのが男性とは決定的に違います。そのため男性は当事者意識をもちにくいらしい…。とはいえ、それじゃ困る!! パパは、このまま変わらないのか? 夫婦の亀裂は広がる一方なのか…? さて、雨さん夫婦の将来はいかに!?こちらは2月20日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■同じ経験をしている人がいる。それだけで救われた…編集部には、雨さんと同じような経験をした方からのコメントが多数寄せられました。・まるで我が家を取材していたのかと思いました。私だけじゃないんだ、と安心しました。・うちの旦那だけではなかったことに、驚きと喜び。 ・こういう記事が出ることによって、たくさんの男性の目に留まると良いなと思いました。変わるきっかけになって欲しい。・男にとって「お母さん」はパーフェクトウーマンなんだろうなと。・わかりすぎて当時を思い出し腹わた煮え返りまくりました。・世の中の子育てママがぶつかる壁はこの10年…20年経っても変わらないものだと痛感しています。■読者のツラい産後クライシス体験談も…! 中には雨さんを超えるような、産後クライシスエピソードも! 一部をご紹介します。・子どもをあやすだけで、俺イクメン。て言っている旦那にイラつき、他のこともやってと言うと「俺は仕事をしているから無理」と言われました。・妊娠中に太ってしまい…外出先で後ろにいた主人が溜め息混じりで 「みっともない体…隠して」と言われました。・産後、夫には家事をしてもらうことになっていましたが、産後2週間で「産休中でいわば専業主婦なのに、まだ家事できないのか!」と夫が憤慨しました。・専業主婦でワンオペの私を、夫は、「あいつは遊んで暮らしてる」吹聴していました。・子どもが1ヶ月頃、「俺の事を優先しろ。でも泣かせるな」と言われました。ひどい…。新しい家族が生まれ、幸せになっていくはずなのに…多くの夫婦が経験する産後クライシス。夫婦の感覚のズレるかもしれないという前提でコミュにケーションを取り、互いに歩みよることが大切なのかもしれませんね。雨さんの体験談を知ることで、産後クライシスを抜ける夫婦が1組でも増えますように…。▼漫画「産後クライシス」
2022年05月02日BS朝日は9月26日(日)よる9時から「地球クライシス2021~気候変動 壊れゆく世界~第2弾」を放送します。番組ナビゲーターは女優・柴咲コウが務めます。環境に強い関心を持っている柴咲が、環境問題をテーマにした番組をナビゲートするのは初めてといいます。同番組は今年3月に放送したスペシャル番組の第2弾。柴咲は自然環境との調和を目的にした製品や事業を展開する会社を立ち上げ、2018年には環境省の環境特別広報大使に就任。番組では、気候変動の世界の現状を描いた英国BBCのドキュメンタリーと、番組独自の取材映像を見ながら、地球の今と未来を、気象予報士・依田司、気候科学者・江守正多とともに考えていきます。番組ナビゲーターを務める柴咲コウ昨年から北海道へ移住を進め、有機栽培農業などにも取り組んでいる柴咲は、VTRを見ながら熱心にメモ。「幼い頃から自然への尊敬の思いがあって、自然と消費のバランスが取れているのかという疑問がありました。北海道の自然の中で暮らしていると、地球温暖化の影響を都会よりもダイレクトに感じることがあります。気候変動はこれまで地球の歴史の中でも何度もあったことと言われてきましたが、今は、気候変動は自分たちのせいだったと突きつけられている、これからは本気で考えていかないといけないと思います」と力を込めて話します。柴咲は、ソロモン諸島での海面上昇の実態について、「島の人たちが直接の原因を作ったわけではないのに、被害者になってしまう。その事実を私たちはどう受け止めるのか。数センチの海面上昇は小さいと感じるかもしれないけれど、その積み重ねで、島が消えてしまう。自分たちの経済で自分たちの首を絞めてしまう。それが、いつ自分たちに降りかかるか分からない」と語りました。温暖化の影響は日本の食卓にも。2100年には「コシヒカリがなくなる」という衝撃の独自取材もあり、「今夏は北海道でも、気温36度を超し、全く雨が降らない。ジャガイモ、タマネギが不作で、地元の方も『こんなことは初めてだ』と言っていました」と、実体験も交えて語りました。番組の中で一番衝撃だったというのは、日本の森林での異変。「初めて知る事実がありました。私たちの食卓に並ぶご飯にも影響があって、それが目の前に迫っていることも感じ取ることができました。根本的な解決は一筋縄ではいきませんが、どんどん議題にあげる、話し合っていくことが大事だと実感しました」。気候変動について「本気で考えないといけない」と語る柴咲コウ現在、都内と北海道の2拠点生活を続ける柴咲。「その比重は仕事に左右されるのですが、いずれは向こうが拠点になればいいなと考えています。自給自足で体感したものを財産にしたい。もっともっと自分も知識を蓄えていかなければならないと思います。今回の、この番組で初めて知ったこともあるので、もう一度見て、保存版にしたいですね。気候変動問題はデータに基づいて、話さないといけないと思うので、(出演者の)みなさんと勉強会みたいなものができたら。」と話していました。■収録を終えて柴咲「私は環境に関して発信している方だとは思うのですが、どうしたらもっと受け取る側の方々にも自分事として受け取ってもらえるか、という思いがあリました。今回の特集は、我々人間一人ひとりが自分事として向き合うべき問題を取り上げています。自分たちの食卓も変わってしまうし、自分たちの生活も変えていかないといけないと感じることができました」(左から)八木早希、柴咲コウ、依田司、江守正多依田「柴咲さんが北海道で暮らしていらっしゃるということで、非常に知識が豊富でした。日本に住んでいると、自分の目の前のことしか気がつかないのですが、この番組は海外でどんな異常気象が起きているのか、どんな影響が出ているのか、目で見て、すぐに分かる、非常にいい番組です。最新のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書が出たばかりで、江守先生の貴重なお話が大変勉強になりました」江守「海面上昇で島が沈むのは、その人のせいではなく、先進国や我々のCO2のせいだという話に、柴咲さんがものすごく反応してくださったことが非常に良かったです。これは「気候正義」と言いまして、世界的に問題になっているいわば人権侵害なんです。日本では話題になることが非常に限られているので、このことが皆さんに伝わるといいと思いました」八木「海面上昇についても遠い国で行われていることと想像できなかったですが、誰かの故郷がなくなるんだ、という実感が湧きました。これは、遠い島の話ではなく、日本にも迫っている。自分自身の問題として捉えられるいい機会になりました」――視聴者へのメッセージをお願いします。柴咲「今まで他人事だと思っていたことがそうではない、という番組になっていると思いますので、自分事として捉えて、どう感じたか、ご意見もいただきたいと思います」■番組概要地球クライシス2021~気候変動 壊れゆく世界~ 第2弾2021年9月26日(日)よる9:00~11:00 <二か国語放送>番組HP: 大洪水、強大な台風、山火事、熱波、氷の融解、海面の上昇…。今、地球は転換期に立たされています。これら地球全体を襲うさまざまな異常事態に関係しているのが「地球温暖化」です。その温暖化から引き起こされる「気候変動」によって、自然環境や私たちの暮らしには、大きな影響が出始めています。世界では今、一体何が起きているのか?私たちにできることとは?2021年3月に放送した、英国BBC制作・世界各地で起きている気候変動による影響を描いた最新ドキュメンタリーと、国内の独自取材を交えながら地球の今と未来を考える大型ドキュメンタリー「地球クライシス2021~気候変動 壊れゆく世界~第2弾」の放送が決定!11月に開催されるCOPを目前に、改めて脱炭素社会を宣言した日本の対策をはじめ、全世界の「気候変動対策」に注目します。■番組内容(1) BBC制作の気候変動シリーズ「Climate Change:Ade on the Frontline」車いすバスケ選手・Adeさんが世界各地へ赴き、気候変動の現状を取材する、BBCで2021年4月に放送された最新ドキュメンタリー。今回は、「オセアニア編 海面上昇、生態系への影響、風力発電」を放送。「海面上昇により沈みゆく島」、「温度上昇によって生まれてくるウミガメの赤ちゃんの99%がメスに」、「毎年のように犠牲者を出す山火事の現場」、そして未来への取り組み…。オセアニアの気候変動最前線の現場をお届けします。世界各地へ赴き、気候変動の現状を取材する 車いすバスケ選手・Adeさん(2) 日本での独自取材国内の独自取材では、日本の温暖化事情の最前線にも迫ります。「今、日本のお米にある異変が!」。さらに、今まで経験したことがないような災害をもたらす、その名も「スーパー台風」が日本に上陸する可能性。そして近年、大きな被害を及ぼす「土砂災害」。森に潜む意外な原因が、今後、土砂災害を増加させる可能性について取材します。秋田県におけるナラ枯れ被害 大きな被害を及ぼす「土砂災害」の一因に…スタジオには気象予報士の依田司さん、国立環境研究所地球環境研究センター 副センター長の江守正多さんなど、地球温暖化に詳しい専門家もゲストに迎え、今地球を襲う危機についてわかりやすく解説。今、私たちはどうすればいいのか?徹底討論します。■CASTナビゲーター:柴咲コウ出演 :依田司(気象予報士)江守正多(気候科学者)進行 :八木早希 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月22日“男だから女だから”と決めつけず、どんな時でも対等に付き合ってきた、ある夫婦。ところが理想的だった夫婦関係は、出産を機にガラガラと音を立てて崩れ始めます。「夫がこんな人だとは思わなかった…」、そんな妻の不満と憤りを描いたコミック『産後クライシス〜理子と健斗編』には、想像をはるかに上回る共感の声が寄せられました。実際に出産するのは、もちろん妻。ですが、産後の負担も妻ばかりが負わなくてはいけないのでしょうか…?■産後に夫婦関係が激変…夫を信じた妻の誤算主人公・理子は、結婚から1年で妊娠。「彼がいるから大丈夫」と、里帰りせずに出産することを選びます。無事に女の子を出産すると、夫の健斗は大喜び。ところがそれは、ほんの一時のことで…。出産したばかりだというのに、夫は常に仕事を優先し、お見舞いにすら来てくれません。さらに予めスケジュールをあけておくよう頼んでいた退院日も、結局仕事で来られないという夫。「せめて荷物を取りに来て」とお願いすると、「仕方なくやってあげている」と言わんばかりの態度をぶつけてきます。■令和になってもまだ滅びない「育児は母親の仕事」発言産後、夫は本当に力になってくれるのか。育児の負担を分担してくれるのか。でもこればかりは産んで暮らし始めてみないとわからない…。主人公の理子は、産後の夫の態度を目の当たりにして初めて、そのことを痛感します。慣れない育児に気力も体力も奪われていく妻。それを横目で見ながらも、自分のペースをいっさい変えずに生活を続ける夫。これまでの“各自好きにやる”というスタンスが変わらぬまま、母親にだけ育児がプラスされているという現実に、妻の不満は溜まり…ある晩ついに限界を迎え、妻は倒れてしまうのです。いよいよ自分一人で赤ちゃんのお世話をせざるを得なくなった夫。突然の育児にテンパりきった末に妻に向かって吐き出した言葉は、あまりの内容でした。読者からは、・自分中心で腹が立った。母親の仕事って言うが父親の仕事もしてない人に言う資格はない。・旦那さん。「ざまぁみろ」じゃないよ。子育ては母親の仕事じゃないよ。 父親も一緒に育てるんだよ。・夫婦はやはりもとは他人なんだなと深く実感させられます。・旦那さんも不安だったんですよね、でも経験してくれないと子育ての大変さは分からない。など多くの反論や励ましの声が寄せられました。■「読んでいて涙がでました」「自分と重なる」妻たちは泣いていた…!女性の「産後うつ」や「産後クライシス」問題に光が当てられるようになってきたり、男性の育児休暇取得への働きかけも少しずつ見られるようになってきた現在。しかし本作に寄せられた多くの共感の声を目の当たりにすると、この「育児をやってくれない夫」の問題にも、まだまだ課題が山積みであることを実感します。寄せられた声のほんの一部ですが、ご紹介します。・主人公の女性が自分と重なり心が苦しくなりました。夫の『世話をさせられてる』感ありありな言動がわが夫と重なります。・この記事を見るととても心が痛む気持ちになります。自分の時もそうだったようにこの方も大変苦労されたのだと思います。・産後のメンタルや体調をいくら事前に相談しても理解できないししようとしない。ほんとに危機に直面しないと分かんないんだよなって虚しくなったのを思い出した。・私は180度生活が変わり、夫は変わらず。自分中心。産後の恨みは一生忘れません。・読んでいて涙がでました。出産は交通事故にあったくらいのダメージを体に受けると聞きましたが、傷は体内にあり、目には見えません。そのことを男性は学ぶべきですよね!!『わからない!』で片付けないでほしいです。・読んでて私のことのようにイライラするので、スッキリ終わってくれることを祈ります。わかり合っているようでやはり他人同士だった夫婦が、産後の余裕のない中で、いかに衝突し決着をつけるのか。読者の“産後トラウマ”がよみがえってしまうほどの辛いエピソードが満載な『産後クライシス〜理子と健斗編』。その結末はウーマンエキサイトに掲載されています。
2021年08月15日産後、急激に夫婦仲が悪くなる「産後クライシス」を乗り越えた先には何が待っているのでしょうか。産後クライシスの実情を見てきた前編に続き、今回は、その後夫婦がどんな道を歩んでいるのか、ウーマンエキサイトに寄せられたアンケートを元に考えてみたいと思います。■産後クライシスを機に別れを選んだ夫婦たち産後クライシスをきっかけに、夫婦がそれぞれに別の人生を歩むことにしたというコメントも寄せられていました。「産前より抱えていた問題が、産後の生活リズムの変化により噴出。何もかもがすれ違い、修復不可になりました。離婚調停の手続きを経て離婚。今は実家で両親子どもと4人暮らし、つつましく平穏な生活を送っています」「わが家は、産後も夫は何かと理由をつけて、毎週末深夜まで飲みに出かける人でした。産後6ヶ月目で、夫が家計の貯金を使い込んでいた事や、結婚前からの隠し借金が発覚。うそつきで反省せず責任転嫁ばかりの不誠実さにあきれて離婚しました」「ウチも『家事育児は女の仕事でしょ』と言い切り、時短で仕事再開してからも、家の事は一切何にもしない夫だった。たまに保育園のお迎えを頼んでも、『俺と同じだけ稼いだらやってもいいけど』と言ったので離婚した。周りに助けられ、夫と暮らしていた時のストレスがなくなり。今は幸せです」「出産して退院後、『夜泣きがうるさいから2階で寝る』と言われ、何も手伝ってくれなかった。子どもが泣き出したら『泣いてるよ』と私に報告に来る。離婚しました」産後クライシスになり、相手の許せない一面が見えて、別れを選択する人もいるようです。育児についてのお互いの認識が、修復できるくらいの小さなズレならなんとかできても、大きければ大きいほど、尾を引くことがわかります。■「話し合いをしてから協力してくれるように!」夫婦仲が改善した人もまた、「その後夫婦仲が改善した」というコメントも寄せられていました。「産後娘が旦那に懐くまで、よくケンカしていました。しっかりケンカして不満を口にすることで夫婦の絆はとても強くなりました」「産後、旦那のモラハラとも取れる言動に悩まされました。子どもが8ヶ月になり、少しずつ私の辛さなどにも目を向けるようになってくれました。まだ憎しみや腹立たしさは残っていますが、子どものために夫婦として頑張っていこうと思っています」「産後、腱鞘炎になり、泣いている子どもを抱っこもできず、追い詰められていた。寝ている夫に我慢の限界で怒鳴ってしまったら『自業自得、アホ』と言われ、張り詰めていたものが壊れ、1ヶ月半実家に帰った。怒りしかなかったが、相手を許す事、認める事を課されたと思い直した」「初めての出産が双子でした。私のおなかの調子が悪く、トイレに行ったり来たりを繰り返してる時に授乳の時間。双子はギャン泣き、主人はうたた寝。私がパニック寸前のところで起きた主人に『授乳が終わったら耳かきして』と言われたときは、悲しさと怒りでどうにかなりそうでした。その翌日、帰ってきてから話し合いをして、それから協力してくれるようになりました。今は結婚して10年。子どもたちも大きくなってパパ大好きです」産後クライシスを乗り越えて、夫婦の絆を強くした人たちもいるようです。お互いに、悪気なくひどい態度をとってしまっている場合もありますが、話し合うことで解決できたというコメントもありました。話し合うことでお互いのズレを認識し解消していく、この積み重ねがとても大切なようです。また、どちらか一方だけが我慢している場合もあるようですが、気持ちの落ちつかせ方はとても参考になります。次のページでは、どんな方法で乗り越えているのか、みなさんのコメントから具体的な方法を見ていきましょう。■産後クライシスを軽やかに乗り越えるためにできることそれでは、産後クライシスを迎えてしまった場合、どうすれば深刻化せずに、乗り越えることができるのでしょうか。参考にできそうなコメントが多く集まっていました。「お互いの認識や気持ちがズレる前に、毎日の出来事を共有して話し合いを重ねる。あとは、具体的な仕事を振る。うちは育児はママ担当、家事はパパ担当なので、23時に帰宅して、頑張っています」「夫だ、父親だと思うからイライラするので、私は、夫を親戚のおじさんと思うようにしています。親戚なら、育児はしないのは当たり前、何か手伝ってくれたら、最高に嬉しくて、『ありがとう』と素直に言えます。これで、私は気持ちを保っています」「旦那にも産後の女性の変化を知ってもらい、少しずつわかってもらっていました。2人目が生まれたときには、先に『イライラするから』と伝え、なるべくため込まないようにしていました」「自由すぎる旦那に私の気持ちを伝えて、日曜は半日私に自由時間をもらうことにした。1人の時間を手に入れたことで、リセットする時間ができて、優しくできるようになった気がします」「あまりにも育児に関わらないので、我慢の限界で子どもが1歳半を過ぎてから土曜にパートに出ました。そんな娘も4歳になり、パパが大好き! 1人で面倒を見る事で、パパも自信がついたようです」「子どもができても生活を変えない夫との間にズレが生じ、衝突しました。『24時間体制、日勤夜勤の連続勤務で、生命を相手にしています。そろそろ疲労からのミスや、過労による精神状態の悪化が考えられます。私の休暇はいつですか?』と、状況を仕事に置き換えて伝えたところ、理解を得ることができました」そもそも、夫婦は他人からのスタートで、身体的にも精神的にも溝がある状態から始まっていますよね。産後クライシスを迎えた場合、その溝がさらに深まるか、そこから再び絆を深められるかは、夫婦によってさまざまなようです。もし、夫が育児や家事を手伝ってくれず、ワンオペ育児でつらい思いをしているならば、行政が家事代行サービスの補助を出してくれる場合もあるので、それを頼るのも一つの手です。お住まいの自治体でそういった支援があるかどうか、確認してみましょう。コメントにもありましたが、ママがリフレッシュして心の余裕を持つことが大切です。また、気分の落ち込みやイライラについては、ホルモンの影響も考えられ、本人にはどうしようもできない場合もあります。必要に応じて、医療機関や自治体の子育て世代包括支援センターや地域の保健センターなどで相談して、今の自分の状況を相手に説明することが必要かもしれません。夫からしたら、「妻が突然変わってしまった」と、戸惑い不安に思うかもしれませんが、事前に説明することで、すれ違いが減り理解が深まって、最悪の状態を回避することができるかも。どんな時も大切なのは、子どもが健やかに育ち、親である夫婦も心身ともに健やかであることです。産後のお母さんたちは体力的につらい状態で、いっぱいいっぱいになるのが当たり前です。頼れる人に助けを求めながら、夫婦で力を合わせて産後を乗り越えていってほしいと思います。前編はこちら 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> 旦那も、地獄の新生児編 この連載の全話を見る >>
2021年01月06日産後に急速に夫婦仲が悪化する現象を「産後クライシス」と言います。仲が良かった夫婦が、産後不仲になってしまうのはなぜなのか、ウーマンエキサイトに寄せられたアンケートから考えてみましょう。■「なんで寝ていられるの!?」変わらない夫に怒り多く寄せられたのが、子どもが生まれても、父親としての自覚を持たない夫のエピソードです。「離乳食を開始して間もなく、夫が自分の食べているチャーハンを子どもに食べさせようとしたので止めたら、『僕の子どもにご飯を食べさせて、何が悪い』と怒り、食べさせてしまった。すると、子どもの口や顔が腫れ、卵アレルギーを起こした」「東日本大震災の前日に出産し、ただでさえ産後のつらさと地震の怖さと子どもを守らないといけない使命感で押しつぶされそうだったのに、『子どもの夜泣きがうるさいから』と別室で寝られ、夫は今までと何も変わらないような生活を続け、私が体調を崩して仕事を休んでほしいとお願いしても休んでくれず、とうとう私は病気で入院した」「『育児は女のすること』と言い、子どもが泣いても、夫は隣で熟睡していました。夫に数分間みてもらったことはありますが、膝の上にのせて、ゲームをしていました」「夫は単身赴任で、娘が生まれてしばらく完全ワンオペでした。毎日娘の世話と寝不足との闘いで、精神状態はギリギリ。最初は毎日テレビ電話をしていた夫ですが、次第に回数が減り、たまにこちらからかけると、飲み会中だったり、趣味のサッカーをしていたり、自分はやりたい放題。離婚を考えました」「出産後、出生届の提出を夫に頼んだら、市役所が混んでいることに腹を立てたり、ひどいことをメールしてきてすごくショックだった。出産したばかりで不安定だったので、幸せな気持ちになれなかった。夫も大変だったんだと自分に言い聞かせているが、今もモヤモヤしていて、夫婦の亀裂になっていると思っている」出産を終えた女性の体は、疲れ切っていて、サポートが必要な場合もあります。そんな中で新生児のお世話をするのは、並大抵のことではありませんよね。もし初産であれば、初めてのことばかりで戸惑ってしまうでしょうし、2人目以降だとしたら、上の子のお世話もあって、目が回るような日々が過ぎていきます。そうした日々の中で、一番支えてほしい相手である夫の態度や行動に傷ついているママが多くいるようです。■「夫がバイキンに見える…」変わってしまった妻たち一方で、産後、妻が変わってしまったという夫からのコメントや、妻自身が自分の変化について認識したというコメントも寄せられていました。「ずっと旦那に対してイライラしていました。外から帰ってくる旦那がなぜかバイキンに見え…。いろんなことに余裕がなくなって爆発していました」「産後、主人のイビキと歯ぎしりが我慢できなくなり、イライラして同じ部屋で寝られなくなった。帰る前の電話も、子どもが起きてしまいそうでイライラするし、勝手に帰ってこられると玄関を開ける音にイライラ。主人の音が全部嫌」「第1子の産後、赤ちゃんが神聖な存在すぎて、洗濯はもちろん別なのですが、干すのでさえ、大人のものとは距離をあけて干していました。今思うとピリピリしすぎてたなと思いますが、そういうのが態度に出て、不穏な空気でした」「産後寝不足、初めての育児の緊張感、でも家事はちゃんとやらないとと気を張りすぎて、たぶんノイローゼでした。旦那がスマホを触ってるのも、テレビをみて笑うのも、都合のいい時だけ子どもをかわいいとあやすのも、イビキをかいて寝てるのも全てにイライラして私が毎日けんか腰。この人はいない方がいいと思いました」「妻が出産後、産後うつというかガルガル期に入り、それが一年弱続いた。モラハラと感じられるような罵声を浴びせられ続け、夫である自分が突発性難聴、自律神経失調症にまでなり、限界を感じ別居に至りました」妻たちが産後、心の余裕をなくしている実情が伝わってきます。子どもを守りたいと言う気持ちが強くあるがために、夫に対して攻撃的になっている様子もうかがえます。自分自身が変わったと認識している人もいましたが、夫たちからの悲痛なコメントをみていると、いかなる理由があっても、夫の人格自体を否定するような言葉を発してはいけないと、改めて感じます。■なぜ夫婦間でズレが生じる?ここまで、夫と妻のそれぞれの産後の様子について、みてきました。多くの場合には、どちらか一方だけに原因があるわけではなく、お互いの認識のズレが原因となっていることが多いように感じます。「子どもができて関係性が悪化した。妊娠による体と心の変化にお互い勉強不足だった。私はねぎらってもらえないことに不満を募らせ、夫は私の変化についていけず、私以上にイライラし私に当たった。 出産後も赤ちゃんのお世話は夫の仕事ではないと言われ、孤立した」「旦那も子どものことを考えて行動してくれるのですが、今してほしいことと、後でしてほしいことの優先順位にズレがあって私がイラッとしてしまったり機嫌が悪くなることがありました」妻は母性が強まって夫より子どもを優先させる、対する夫は父親になった自覚がなかなか芽生えにくい場合もあり、それに伴い育児への参加も少ない、そこにギャップが生まれてしまい、放っておくとその溝はどんどん深くなっていくように感じます。産後クライシスを迎えた夫婦は、それからどのように歩んでいくのでしょうか?後編に続く 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> 旦那も、地獄の新生児編 この連載の全話を見る >>
2021年01月05日妻の産後、夫婦仲が悪化する現象を意味する言葉『産後クライシス』。言葉自体が生まれたのは2010年代初期と最近ですが、これまでに多くの夫婦がこの産後クライシスを経験してきたといわれています。ことり(@mamakyoja)さん夫婦もまた、この産後クライシスを経験していました。これは、産後に夫婦仲が急速に悪くなっていく過程と、産後クライシスを乗り越えた妻の『誓い』を描いた体験記。妻であることりさんが描く『夫を傷つけた後、私が誓ったこと』をご紹介します。心身ともに限界を迎えていた当時のことりさん。ある日の晩のこと、夫に不満をぶつけたことりさんは、ついに『いってはいけない言葉』を口にしてしまったのです…。夫「こんなこといわせんなよ…」産後クライシス⚡夫を傷つけた後、私が誓ったこと (1/4) pic.twitter.com/iw8pHvx25X — ことり (@mamakyoja) July 1, 2020 育児に追われる日々の中で、次第にことりさんは「仕方がないからここにいる」と自分自身にいい聞かせることで、心を守るようになっていました。もしもあの時、そうでもして自分を慰めていなければ、ことりさんの心はもっと早くに壊れていたかもしれません。しかし、誰かをいいわけの理由にしていたことで、大切なものが見えなくなっていたのも事実。産後クライシスを経て、「相手に伝わるまで、何度でも話をしよう」と心に誓った、ことりさんだったのでした。【ネットの声】・すごく共感します…。まるで自分のことのようでした。・当時のことりさんを、あそこまで追い詰めた社会の構造にも問題があると思います。・胸をえぐられる作品でした。似た経験があります。本当に、自分が愚か者であると痛感しています。この作品に出会えて身の引き締まる思いです。伝える前に「察してほしい」というのは、きっと誰もが抱く思い。しかし、相手は自分とは違う人間です。察することが得意な人もいれば苦手な人もいます。産後クライシスを乗り越える夫婦の絆を育むためには、どんなささいな気持ちでも相手に伝え合える関係性が大切なのだと思わされます。[文・構成/grape編集部]
2020年07月02日前回 からのあらすじ(全6回)父親としての自覚を持って家族を支えるつもりだったのに、いつの間にか家に居場所がなくなったゆうすけは…ゆうすけとケンカしたせいで、ルイ起きちゃった…また、寝かしつけは最初からやり直しか…私は、赤ちゃんのお世話で自分がこんなに追い詰められると思ってませんでした…。自分のペースで食事や睡眠が取れないこと、赤ちゃんの命を守るプレッシャーにどんどん不安が膨らんでしまったこと、そして私が追い詰められているのに、ゆうすけは以前と変わってなく、なぜか気持ちがすれ違ってしまうこと…同じような思いをしている人は、たくさんいるようです。さらに、この時期に溝が深まり「夫なんて…いない方がまし」と諦めて、夫婦仲が冷え冷えと冷え切ってしまう夫婦も多いようです。出産後は「産後クライシス」という夫婦の危機が起こりやすい時期であることを知って欲しい…そして、夫婦でなぜすれ違ってしまうかを考えるキッカケになればと思います。 「夫婦の危機」連載 過去記事を見る休日遊びに出かける夫にモヤモヤ…私は24時間休めないのに…/産後クライシス(1)作画: tomekko
2020年05月25日私はゆかり32歳。陣痛から20時間…ようやく赤ちゃん(ルイ)を産んだところです。初めての赤ちゃんのお世話は、幸せな気分…というよりは必死。ちょっとのことで死んじゃいそうで、心配で心配で…退院当日…張り切っている夫のゆうすけには悪いと思いつつ、頼りになる看護婦さんのいる病院から離れるのが不安で…家に帰りたくなくて…家に帰ってからは、授乳とオムツ替えで寝れない…ただでさえ、細切れ睡眠で寝不足なのに…ルイに何かあったら…と思うと心配で、ルイが寝ている間にも、なんども息をしているか確かめる日々…私はもともと心配性気味の性格だったのですが、ルイが生まれてからは、いろいろなことが不安…ゆうすけがバタン!とドアをしめる音にもイライラ…ルイはちょっとの物音で起きちゃうんだから…今まで通りの生活じゃダメってことをわかって…?私は全然寝れてないのに、ゆうすけが…ぐっすり寝ている姿は、非常に腹立たしい…そんなある日…ついに…全然寝ないルイをずっと抱っこしていて、もう肩も腰もガッチガチ…やっと寝そうなタイミングで…え…私が感じ悪い?私がどんなに疲れていて、どんなに緊張しているのか、ゆうすけが全然わかってくれてないのに…子どもが産まれて、幸せなはずなのに…なんで私たちケンカばかりしてるんだろう…次回は5/24更新…夫ゆうすけのエピソードです!作画: tomekko
2020年05月23日サッカークラブや各種スポーツ団体を対象に「スポーツマンのこころ」と銘打つ講義で、一流アスリートになるための心得を伝え続ける岐阜協立大学経営学部教授の高橋正紀先生。ドイツ・ケルン体育大学留学時代から十数年かけ、独自のメソッドを構築してきました。聴講者はすでに6万人超。その多くが、成長するために必要なメンタルの本質を理解したと実感しています。高橋先生はまた、「スポーツマンのこころ」の効果を数値化し証明したスポーツ精神医学の論文で医学博士号を取得しています。いわば、医学の世界で証明された、世界と戦える「こころの育成法」なのです。日本では今、「サッカーを楽しませてと言われるが、それだけで強くなるのか」と不安を覚えたり、「サッカーは教えられるが、精神的な部分を育てるのが難しい」と悩む指導者は少なくありません。根性論が通用しなくなった時代、子どもたちの「こころの成長ベクトル」をどこへ、どのように伸ばすか。「こころを育てる」たくさんのヒントがここにあります。(監修/高橋正紀構成・文/「スポーツマンのこころ推進委員会」)<<前回|連載一覧>>(写真は少年サッカーのイメージです)■新型コロナウイルス感染不安の中、少年サッカー活動はどう判断すればいいのかみなさんご存知のように、Jリーグは新型コロナウイルス感染拡大の状況を重く見て、3月15日までのJ1第2~4節などのJ1から3の全94試合を延期することを決めました。Jリーグが自然災害以外で中断するのは初。日本国内の主要プロスポーツが今回のウイルスの影響で日程変更するのは初めてのことになります。24日に政府の専門家会議が「今後1~2週間が拡大の瀬戸際になる」との見解を発表したことを受け、Jリーグは25日に緊急会議。全会一致で延期を決定したものです。私は3月1日のJ1リーグのマッチコミッショナーを請け負っていたので、リーグから連絡が入りました。さまざま意見はあるかと思いますが、個人的には正しい判断だととらえています。密閉されたドームや体育館内で行われる競技と違ってサッカーは屋外なので「大丈夫なのではないか」という声も聞かれますが、席と席の間が密接したスタンドでは飛沫感染や濃厚接触の可能性は限りなく高いのですから。そのような周囲の状況をみるにつけ、少年サッカーの指導者や保護者の方のなかには気をもんでおられる方もいらっしゃると推測します。練習や練習試合、大会参加など、活動の在り方について「やっていいのか?」「中止にすべきか?」と迷いますね。地域によっても判断が分かれるところでしょう。■子どもがサッカーをしたいと言っても親は説得して止めなければならない少年サッカーの活動について、今考えたいことを五つ挙げてみました。ひとつめ。当然ではありますが、学校閉鎖になった時点で実施は慎むべきでしょう。千葉市などのように、新型ウイルス患者が出てすでに学校閉鎖を行っている自治体があります。厚生労働省は今後、同じ市町村の学校で新型コロナウイルスの感染が拡大した場合、患者がいない学校でも休校や学級閉鎖の検討を要請する方針を示しています。そうなった場合、保護者はお子さんがサッカーをしたいと言っても止めなくてはいけません。その場合、「ダメなものはダメなのよ」と強い言葉で抑えつけるのはやめましょう。これがふたつめです。たとえ低学年であっても、コロナウイルスが蔓延している状況をきちんと説明します。そして、サッカーすることが自分のためにならないばかりか、他の人にも迷惑をかけるかもしれないことをなどもです。三つめ。このようなときだからこそ、"日ごろやりたくてもできなかったこと"に取り組むことを勧めてください。読書をする。漫画でもよいでしょう。攻略したかったゲームをやる。生活リズムを狂わせるものでなく、時間を区切ってやればいいでしょう。海外のサッカーをテレビやパソコンで観る。レベルの高いプレーを観るだけでも、スキルが向上するベースがつくれるでしょう。ほかにも芸術や音楽に親しむ。遅れがちだった算数や漢字をやっておく。そんなふうに、"日ごろやりたくてもできなかったこと" はたくさんあるのではないでしょうか。■危機に関する感覚は人によって違う。各家庭の指針を持って行動をこのような非常事態のなかで、どれだけ平常心で、でも注意を怠ることなく有意義に過ごせるかを親子で話し合うことは大きな学びになります。クラブによっては、学校閉鎖になっても休みにしないところもあるでしょう。複数の異なる市区町村から選手がやってくるクラブは、練習や試合に来れる子どもがいる限り運営を続けるかもしれません。そういったケースは仕方ないかもしれませんが、困ってしまうのは「よそが休んでいるときに練習しよう」とコーチが言うクラブです。クラブの判断をおかしいなと感じたら、きちんと意見を言ったほうがいい。これが四つめです。このようなクライシスに対する認識や感覚は残念ながら人によって違ったりもするので、「うちはお休みします」というように家庭での指針をもって行動しましょう。もちろん、その際も、子どもときちんと話し合って、納得した状態で休むことが肝要です。説明を省略してしまうと「A君は出ているのに」と子どもが疑心暗鬼になります。あくまでも、お父さんやお母さんが「あなたのためにどうしたらいいか」を一生懸命考えた結果だと言うことを知らせましょう。五つめ。こういうときこそ自己管理を教える良い機会ともとらえられます。なるべく人ごみに行かない。手洗いやうがいの正しいやり方を教えて、こまめにやってもらいます。毎朝、自分で熱を測る。そういった自己管理を学んでもらいます。■今、大人がもっとも気を付けなければならないこと(写真は少年サッカーのイメージです)そして、大人がもっとも気をつけなくてはいけないのは、基礎疾患のある子どもへの対応です。すでに報道されているように、子どもでもぜんそくなど持病があると重症化するリスクが高まります。指導者は、こまかく様子を見てあげましょう。ともあれ、Jリーグが国内の主要プロスポーツで最初にリーグ中止という英断を下せたのは、サッカー界が世界の反応を知りえる立場にいることが大きいと思います。リーグ中止を決める前に23歳以下のテストマッチに、南アフリカが来日を拒否しました。サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)は22日、23日に予定されていたインテル・ミラノ対サンプドリア、アタランタ対サッスオロ、ベローナ対カリャリの3試合を、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期しました。Jリーグが中止を決める3日前のことです。アメリカの国務省は22日、日本と韓国への渡航警戒レベルをこれまでの1から2(注意の強化)へと引き上げました。Jリーグの村井チェアマンは「ある種の国難。Jリーグとして協力していく必要がある」と述べています。大人として私たち私たちが協力し合って、子どもたちを守りたいものです。<<前回|連載一覧>>高橋正紀(たかはし・まさのり)1963年、神奈川県出身。筑波大学体育専門学群ではサッカー部。同大学大学院でスポーツ哲学を専攻。ドイツ国立ケルンスポーツ大学大学院留学中に考察を開始した「スポーツマンのこころ」の有効性をスポーツ精神医学領域の研究で実証し、医学博士号を取得。岐阜協立大学経営学部教授及び副学長を務めながら、講演等を継続。聴講者はのべ5万人に及ぶ。同大サッカー部総監督でもあり、Jリーガーを輩出している。Jリーグマッチコミッショナー、岐阜県サッカー協会インストラクター、NPO法人バルシューレジャパン理事等を務める。主な資格は、日本サッカー協会公認A級コーチ、レクリエーションインストラクター、障害者スポーツ指導員中級など。
2020年02月26日産後クライシスは時間が経てば治ると分かってはいるけど今がつらい。イライラや不安を少しでも和らげる方法があれば少しは気持ちが楽になるかも知れません。今回は産後クライシスの薬についてご説明していきます!目次 1 産後クライシスとは?2 病院に行くべき?3 イライラを抑えるサプリ3.1 ビタミンC3.2 プロテイン3.3 ビタミンB群3.4 ヘム鉄3.5 DHA3.6 ハーブティー4 薬やサプリを使わなくてもできる対処法4.1 血の道症5 まとめ産後クライシスとは?産後クライシスとは、産後から2〜3年後に夫婦仲が急激に悪くなってしまう現象のことで、2012年にNHKが提唱しました。出産後の妻は子供を育てる中で、やらなくてはならないことが一気に増えます。女性は、『子供を守らなければならない』という思いが強いです。子供のことが優先になってしまうため、夫の事は二の次。むしろ、子供の面倒を見てくれない夫にイライラしてしまうのです。子供が生まれる前は仲良しだった夫婦でも、子供が生まれた途端急激に夫婦仲が悪化、その後の夫婦関係にも悪影響を及ぼし、最悪の場合、離婚に至るケースもあるようです。病院に行くべき?産後クライシスになった時、病院には行ったほうが良いのでしょうか。イライラが全く収まらない場合や、あまりにもイライラがひどく、家族や物に当たってしまう状態の場合にはカウンセリングや病院に行くことをおすすめします。無料のカウンセリングもあるのでご自分に合った対応をしてみてください。心療内科や精神科のような病院で、授乳中でも飲める薬を処方してもらえるところもあるそうです。カウンセリングについて詳しくはこちらの記事をご覧ください!関連記事一人で抱え込まないで!産後クライシスのカウンセリング産後のイライラが溜まって日に日に夫婦の関係は悪くなって行くばかり…解決策が見つからない場合には専門家を訪ねてみるのも良いかもしれません。しかし、「カウンセリングって効果あるの?」「お金がかかりそう」「そもそもカウンセリングなんて行っ[…]イライラを抑えるサプリ産後のイライラを軽減させる栄養素をご紹介していきます!これらの栄養素を含んだサプリメントを摂取すると良いですね。●ビタミンCビタミンCは、ストレスによる影響を緩和するために必要なコルチゾールというホルモンを作るのに必要な栄養素です。コルチゾールはストレスでどんどん消費されてしまうので、毎日摂るように心がけましょう。その他にも、体のサビつきを抑える、疲労回復や免疫力を向上させる、肌のシミやシワを予防するなどの効果が期待できます。大量に摂ると下痢をすることがありますので、その場合は摂取量を減らしてください。●プロテインプロテインはうつや不安を和らげるセロトニンやGABAといった物質の原料になります。魚や肉、卵、大豆製品、乳製品などを食べていればプロテインは摂取できますが、多くの人は足りていないのが現実です。そんな人はプロテインを補助的に摂取してみてください。ストレス対策としてのプロテインは、糖質が入っておらず、プロテインスコアまたはアミノ酸スコアが100のものを選ぶと良いです。●ビタミンB群プロテインをセロトニンやGABAに変換するために必要なのがビタミンB群です。ビタミンB群はビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種のです。ストレス対策にはビタミンB6、葉酸、ナイアシンが重要です。また、ビタミンB群は細胞がエネルギーを作るときにも必要なので、足りなくなると疲労感にもつながります。エネルギーを作るためには複数の種類が必要なので、まとめて摂るのが効果的です。●ヘム鉄鉄は身体中に酸素を運ぶ赤血球という細胞の材料です。鉄が不足すると、動悸やめまい、肩こり、頭痛、イライラなど、まさにストレスによる症状とよく似た症状が現れます。また、鉄も細胞がエネルギーを作るために必要な栄養素なので、不足すると疲れやすくもなります。●DHADHAとは魚に多く含まれている油の一種で、神経細胞の膜の原料です。神経細胞の機能の維持に役立ちます。●ハーブティーハーブティーには心を落ち着かせる作用があります。イライラ解消に役立つカモミールよく眠れない時にオレンジピール元気が出ない時にシソハーブティーにはカフェインが含まれていないので、授乳中でも安心して飲むことができます。薬やサプリを使わなくてもできる対処法●血の道症皆さんは「血の道症」という言葉を知っていますか?「血の道症」とは東洋医学での呼び方で、月経時、更年期、産後などの女性に見られる頭痛、めまい、のぼせ、肩こり、疲労感、月経異常などの諸症状のことです。「血の道症」は東洋医学では、何か不調が起きるのはからだのバランスが崩れているからと考えます。からだのバランスを保っているのは「気」「血」「水」と呼ばれる3つの要素。この3つがバランスよく保たれていると健康でいられるという考えです。「気」とはからだと精神の活動に必要なエネルギーを指します。「元気」「気力」など言われるように、「気」は目には見えませんが、生命活動の源を指します。「血」とはその字の通り血液のことです。からだを巡ることで、栄養や老廃物を運びます。「水」は体液や分泌液のこと。血液以外のからだに必要な水分が、「血」と同様、からだに栄養を与えたり、不要なものを排出して、活動を支えます。妊娠・出産は、血を消費するため、出産直後は血が不足します。また、母乳も血液から作られるため、さらに血が不足します。血はからだに栄養素を送るだけでなく、精神を安定させる働きもあるため、血が不足するとイライラしたり不安を引き起こす原因になるのです。食事や生活リズムに気をつけることで「気」「血」「水」のバランスがよくなり、症状も緩和していきます。まとめいかがでしたでしょうか。今回は産後クライシスの薬についてご説明しました。イライラに効果がある栄養や、産後の女性に不足しがちな栄養を補うことでみなさんのイライラや不安が軽減するかもしれません。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。●ライター/パピマミ編集部
2019年08月23日こんにちは!マメ美です!突然ですが、皆さんは産後クライシスになりましたか?産後クライシス とは産後2年以内に夫婦間の愛情が冷めてしまったり、関係が悪くなってしまう事です。我が家の場合、産後半年くらいはくらいクライシスもガルガル期もなく、関係は以前と変わらず良好でした。しかし…それはこんな感じで突然やってきました…。生後半年の子供と夫の飲み会シーズン仕事をしているとそりゃあ飲み会シーズンもありますよね。私と夫は元々は同僚だったので、仕事の忙しさや飲み会に関しては理解していました。ここでなんだか分からないイライラスイッチ が入ったのが、自分でもわかりました。飲み会が続くのは仕方ないけれども、そのままソファで寝ていたり夜中まで出歩いていた夫に、風邪をひかないように気をつけてね!と口酸っぱく言い続けていました。そこへまさかの(いや当然の)風邪…そして冒頭の夫がバイ菌に見えるシーンに戻る訳です。「0歳の子供がいる事をもっと自覚してほしい!」「今風邪を持ってくるなんて信じられない!」「夫自体がバイ菌そのものじゃないか!!」と、もう本当に黒い気持ちが止まらなかったです。その後最悪な事に夫の風邪が私にうつってしまい、更にバイ菌に見えてしまうのでした…。私にうつった風邪によって気付けた事その後入れ替わりで私が風邪をひき、ちょうど仕事も連休に入った夫は私の代わりに家事育児をこなす事になりました。1番困ったのは、自分のトイレやご飯のタイミング だと言っていました(笑)最初は『夫が風邪をもってきたのだから、私の代わりなんて当然だろ!』と、黒い気持ちが止まらなかったのですが、連休の予定も全部キャンセルして反省しながら頑張っている姿を見て気持ちが落ち着いてきました。同時に、もしかしたら私は夫に『飲み会オッケー』なんて言いながら、どこかで不満を溜め込んでいたのかもしれない。一人で色々とやろうとしていたのかもなぁ… と反省しました。それからは夫は飲み会や遊びも私たちの様子を見て程よく行くようになり、家事も育児も率先して参加するようになりました。私も不満や不安はその都度相談するようになり、以前より2人で育児をしている実感があります。子供の事を産院等で教わっているママに比べて、パパの知識や意識に差が大きいと感じます。それは私たち夫婦にとっても当てはまりました。やはり夫は、0歳児の風邪から起こりうる事を理解していなかったのです。なのでこの勉強会はお互いに良い機会でした。今となっては笑い話ですが、あの時のクライシスをそのままにしていたら本当に夫婦間が悪くなっていただろうなぁとも思います。でもそれがあったから、お互いを見つめ直せた と思います。産後クライシスを悪いことに捉えずに、2人での育児や生活を考えるチャンスだと思えたら良いですね。●ライター/マメ美
2018年09月10日焦りや悩みの多い、20代。思い描いた姿と、現在の自分の不一致からストレスを抱くこともあるでしょう。そこで今回は、クオーターライフ・クライシスと呼ばれる時期の過ごし方についてご紹介します。20代の「クオーターライフ・クライシス」を迎えたあなたへ出典:byBirth理想の姿と現在の自分の不一致に悩んだり、周囲との差に焦りを感じたり…。20代は、何かとストレスを抱えることの多い年代ともいわれています。もしあなたが20代特有の焦燥感に悩まされているのなら、それは「クオーターライフ・クライシス」かもしれません。クオーターライフ・クライシスとは“人生1/4の危機”と訳される、精神の状態を指す言葉です。20代後半から30代前半に感じる戸惑い、不安、孤独、困惑の正体は、クオーターライフ・クライシスである可能性が高いといえるでしょう。そこで今回は、クオーターライフ・クライシスを迎えたあなたに、クオーターライフ・クライシスを乗り越えるとっておきの過ごし方をご紹介します。得体の知れない焦燥感は、成長するために大事な要素なのだと理解しましょう!非現実的な期待は抱かない出典:byBirth「パイロットになりたい」とか「パリコレモデルになりたい」とか、幼い頃に見た大きな夢を大事にするのは素敵なことです。しかし、私たちは大人になり、今ではパイロットになる現実的な方法や、パリコレに出演するモデルの苦労を知っています。あまりに大きな夢や希望に押しつぶされる前に、現実的な目標を持つべきなのです。クオーターライフ・クライシスは、20代後半から30代前半のうちに何度も繰り返されるといわれています。非現実的な期待に胸を躍らせたり、そんなことはあり得ないとなげやりになったり…。これから何度も悩みに振り回される可能性があります。このときにあなたを支えるのは、現実的な目標です。「こんなはずではなかった」なんて、これ以上言わないで。あなたには、あなたの人生を過ごす務めがあるのです。幻想に惑わされることなく、確実に人生を歩んでいきましょう。「負け」なんて、ない出典:byBirthときにはあなたが選ばれないことも、望んでいたものが手に入らないこともあるでしょう。しかし、それは負けではありません。あなたには合わなかったということなのです。私は、人生には勝ち負けなんてないと信じています。あなたの劣等感だって、いつかはバネになるはず。負けだと諦めるのは、まだ早いのではないでしょうか?あなたが選ばれ、望んだものを手に入れることのできる日は、そう遠くはないはずです。クオーターライフ・クライシスに打ち勝つためには、弱い心と向き合うしかないのです。自身を客観的に見る出典:byBirth他人と比べることによって、劣等感や焦燥感に苛まれるのは、自身を客観的に見ることができていないからです。あなたは、あなたが感じているほど悲しい人生を歩んでいるのでしょうか?クオーターライフ・クライシスの最中にいると“あの子にはあって、私にはない”と感じることが多々あります。しかし、自身を冷静かつ客観的に見ることができれば、あなたの手にしているものの大きさに気付くことができるでしょう。必要なのは、競争心ではなく、向上心です。他人ではなく、自身を客観的に見つめてクオーターライフ・クライシスから脱却しましょう。ときには流れに身を任せる出典:byBirth踏ん張ることも、一歩踏み出すことももちろん大事なことですが、悩みに囚われたときは流れに身を任せる勇気だって必要です。頑張っても、頑張らなくても、人生は少しずつ進んでいきます。悩みの多い20代を過ごすだけでも大変なことなのに、最後まで抗おうなんて気の滅入ることは考えなくてもよいのです。「なるようになるさ」と、どっしり大きく構えてみましょう。悩んでいるのは、あなただけではない出典:byBirthクオーターライフ・クライシスに直面している方の中には、悩んでいるのは自分だけなのではないかと不安を抱えている方もいるかもしれません。しかし、それは大きな間違いです。クオーターライフ・クライシスは、誰にでも起こり得ることなのです。悩みの多い20代後半から30代前半をどう過ごすかによって、あなたの人生は大きく変わるでしょう。悩みに押しつぶされるか、うまく感情をコントロールして乗り越えるか。あなたは、クオーターライフ・クライシスをどう過ごしますか?
2018年07月09日赤ちゃんが生まれて、幸せいっぱいのはずの家庭に忍び寄る、「産後クライシス」という恐ろしい現象をご存知ですか?すれ違いを防ぎ、夫婦仲を良好に保つためのコツをご紹介します。ホルモンバランスについて知っておく出産すると、女性の暮らしは一変します。それまでどんなに夫のことが大好きだったとしても、それをたやすく上回る存在が赤ちゃんです。すると、これまで気にならなかった夫の言動や見た目、においなどが、やけに気になり始めます。「わたしと赤ちゃんに近づいてほしくない」とさえ思ってしまう場合も。女性は妊娠出産を経て、ホルモンバランスが通常とは違った状態になります。産後の動物は気が立っていて攻撃的になりますが、人間も同じように、子どもを守ろうとする本能がはたらくのです。通常、時間が経てば少しずつ元の状態に戻っていきます。このホルモンの仕組みを夫婦で理解しておかないと、夫は「俺より子どもの方が大事なんだ」とヤキモチを焼き、それに対して妻はどんどん苛立つという悪循環に陥ります。これが、いわゆる産後クライシス(産後、夫婦仲が悪化すること)のきっかけになるのです。家事にまで手がまわらないことを理解してもらう産後、何より重視すべきはママの体力を回復させること。次に赤ちゃんのお世話、家事はもっとも後回しです。産褥期に無理をすると、体の回復が遅くなるばかりでなく、最悪の場合、命に関わることにも……。ママが無理をしないで済むためには、パパをはじめ周りの人の理解が欠かせません。洗濯やゴミ出しなど、パパに代わってもらえるものは徹底的にやってもらえるよう、産前からお願いをしておきましょう。掃除やご飯の用意などは、自治体のサポートや家事代行に頼むことも検討します。1ヶ月だけは、宅食を頼むのも手ですね。どうしたって、赤ちゃんのお世話はせざるを得ません。夜だって数時間おきに授乳が必要になるので、まとまった睡眠時間を確保することもできません。そのうえ家事までなんて、とても無理!これをあらかじめわかっておいてもらうだけで、その後の夫婦関係が変わってきます。まとめ初めての妊娠・出産では、パパもママもわからないことだらけ。手探りで試行錯誤していくなかで、戸惑いや苛立ちを感じることもあるでしょう。その都度お互いにきちんと話し合い、不満を溜め込まないこと。これが、産後クライシスを防ぎ良好な夫婦関係を維持していくコツですよ。Written by 七尾 なお
2018年02月27日5月27日(土)今夜の土曜プレミアム「絶体絶命クライシス ~ その瞬間 命は救われた!」に、好評放送中のドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」から主演・小栗旬と西島秀俊の2人が出演。世界の“クライシス”の数々に迫っていく。番組は小栗さん、西島さんのほか野間口徹、新木優子、出川哲朗、小島瑠璃子らも出演。「FBI人質救出チームと5歳児監禁立てこもり犯の闘い」や「米史上最悪の山岳事故」など、世界で実際に起きた事件・事故などの生死がかかった“クライシス(危機)からの救出劇”の実録映像を紹介。「こういう映像を見たら、アクションとか危ないことはもうやりたくないです(笑)」(小栗さん)、「あまりに絶体絶命な状況でハラハラの連続でした」(西島さん)と2人が語るほど緊迫感あふれる実際の映像から、事件の解決策や結末などについて迫っていく。また小栗さんと西島さんの俳優人生における“クライシス”"をカミングアウト。これまでの撮影シーンでのスタントの恐怖や負傷体験を告白するほか、小栗さん、西島さんと共演している野間口さん、新木さんらも交え撮影のマル秘エピソードも語られていく。また数々の体を張ったパフォーマンスで知られる出川さんの「ガチでリアルなクライシス体験」に対する小島さんの絶妙なツッコミなども見どころだ。「視聴者の皆さんにもこの緊張感を感じていただきたい」(小栗さん)、「最後に爽快感が訪れるので是非楽しんで見ていただきたいです」(西島さん)と2人がオススメする迫力のリアルドキュメントをお見逃しなく。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。5月30日(火)放送の第8話では新興宗教団体“神の光教団”が企む文部科学大臣を標的にしたテロと、その情報を公安にリークした協力者とその妻の夫婦、新興宗教団体“神の光教団”に潜入している公安の協力者、林智史(眞島秀和)から、2日後に文部科学大臣を標的にしたテロが行われるという情報を入手した特捜班が、間一髪でテロを阻止するも教団には真の狙いがあって…というストーリーが展開。公安と協力者とその妻、そして西島さん演じる田丸との関係など今回も様々な人間ドラマが展開する。土曜プレミアム「絶体絶命クライシス ~ その瞬間 命は救われた!」は5月27日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年05月27日出産2~3年後に訪れると言われる夫婦関係の危機…。産後クライシスとも呼ばれていますが、そんな状況に陥らないためにも“夫婦会議”を勧める“父親学級”が注目を浴びています。講師は現役パパだというから興味津々!潜入取材決行です!産前・産後の子育て力アップセミナーある月の日曜日、千葉県流山市の福祉会館にて「産前・産後の子育て力アップセミナー」が行われました。主催は子育て支援団体Nakocco(なこっこ)。“子育てを共に楽しむ・考える・助け合う”ことを目的として活動する特定非営利活動法人です。この日は夫婦8組と、パパが急遽参加できなくなったママ1人が参加。実母が広報誌でセミナーを見つけて勧められ参加した妊娠6カ月のM・Mさん。パパも「子どもが生まれてくる前に受けておいたほうがいいと思って!」と、とても前向きです。男性女性、互いの認識の“ズレ”を知ることがスタート広い畳の会場、真ん中を境に男性と女性別に座った参加者、その中で3~4人のグループに分かれ「90秒で互いの共通点を多く見つけよう!」というセッションから始まります。この最初の質問でグループの連帯感が生まれ、静かだった会場が一気に良い雰囲気になりました。ちなみにこの質問を夫婦間でやった場合、共通点が12個見つけられるとコミュニケーションが上手に取れている証拠なのだとか。結婚13年目の私たち夫婦は12個も見つけられるのだろうか…ドキッとしました。講座の主な内容は、“女性と男性の認識のズレを知る”ワークショップ。男女それぞれのグループで話し合い、答えを考えるのですが、ここではっきりとわかったのが「思っていたよりも妻のことを知らなかった…」「妊娠・出産の負担を知っているようで、実はあまり知らなかった…」など、男性陣の認識が思ったよりも甘かったこと。「甘いからといってパパを責めたり辱めたりするのではありません。まずは“知らなかった”ことを知ることが大切なのです」と講師の渡辺大地さん。3児の父でもある渡辺さんは「この父親学級はイクメン講座でもないし、イクメンを勧めるものでもありません!」ときっぱり。その後、妊娠中の母体の変化と体の負担や産後の体と心のいたみ、女性が口にしないで我慢している心の内、孤独感や焦燥感などを自身の経験も交えながら自然体で話す渡辺さん。妻が夫に理解してほしいと思う点ばかり、私もうなずきながら話を聞きました。参加者のパパとママも“夫婦といえども話さなければわからない”ことを改めて知ることができた様子。“脱・産後クライシス”夫婦で育児をはじめるために!講師の渡辺さん、実は第1子が生まれた後に離婚の危機が訪れます。「自分が良いと思ってやっていたことが、妻にとっては不満だった。妻の思いをまったく知りませんでした…」と当時を振り返りました。その頃から妻の気持ちを理解するために、夫婦で話し合いの時間を持つように。以降定期的に“夫婦会議”を行い、離婚の危機を回避できたそう。そのおかげで今では夫婦円満、去年3人目の子どもにも恵まれました。2012年、第2子の妊娠時に“産後サポートサービス(家事代行サービス)「ままのわ」”を立ち上げました。当時のスタッフから「産後ケアの必要性にパパたちの理解が追い付いていてなくて、思うようなサポートができない」という声が耳に入るようになります。このことがきっかけとなり“父親学級”をスタート。今では全国各地で年間約100の講座を持つまでに。反響の大きさがうかがえます。どれだけ妻の気持ちに寄り添うことができるか、夫婦で育児をスタートさせられるかがその後の夫婦関係を左右すると渡辺さん。「それには出産前から“夫婦会議”をする習慣をつけてほしい。この講座がそのきっかけになるとうれしいです」。夫婦間のコミュニケーション、夫婦会議のススメこの日、1歳の男の子と夫の3人で参加していたY・Kさん。第2子を妊娠中の彼女も産後危機を体験した1人。「第1子の産後は夫婦でかなりぶつかり、すれ違いました…」とY・Kさん、ちょうど数カ月前に渡辺さんの著書『赤ちゃんがやってくる!』(KADOKAWA/メディアファクトリー)を見つけて購入、すぐに夫にも読んでもらったそう。そしてこの日はパパ自身が講座を受講する!という気持ちで参加してくれたのだとか。受講後にパパにも話を聞くと、「講師が男性で自分と同じ立場、共感する部分が多くてよかったです。さっそく帰って夫婦会議をしていきたい」と、すがすがしい表情。夫婦のカタチも十組十色、夫婦間の“ズレ”もそれぞれ。渡辺さんは、夫婦会議をしても意見が一致するとは限らない、夫婦といえども他人であるから意見が違うのは当たり前だと言います。「大切なのはそれぞれの夫婦がお互いの考えを言い合える、一緒に考えることができる関係になることです。今夜は夫婦会議をしましょう!」と締めくくりました。産前・産後の夫婦だけでなくどの夫婦にも共通して言える大切なことを、改めて学ばせてもらいました。わが家も夫婦会議をしなくちゃ。<取材協力>アイナロハながれやま子育てコミュニティNakocco<文・写真:フリーランス記者林未香>
2017年04月02日産後クライシスとは産後クライシスとは、産後に起こる夫婦の危機のことで「出産後2年以内に、夫婦の愛情が急速に冷え込んでしまう状況」を指します。それまで良好だった夫婦でも、子どもの誕生や、パパとママ双方の心情的な理由などから関係が変化し、一時的から慢性的に至る夫婦不仲や、離婚にまで発展することもあります。産後クライシスが起きる原因って?出産によってママの生活が激変し、自分の心身を顧みる時間が激減することと、対するパパの親の自覚のなさによる夫婦間の意識のずれが原因だと言われています。パパの家事育児参加が期待できなかったり、無遠慮なパパの言動を実感したりしたことから、ママの、パパへの愛情が急激に低下することなどが原因の一つです。出産後は24時間365日いつでも赤ちゃんのお世話中心の生活を送るママと、出産前と同じ生活を送る傾向が高いパパの暮らし方の差は大きく、溝が埋まらないまま離婚を迎えることは少なくありません。また実際に夫婦生活が破たんしたケースでは、子どもの年齢が0歳~2歳の間に離婚した夫婦が全体のおよそ30%を占めると言われ、離婚につながる重度の産後クライシスは子どもが2歳までの間に発生しやすいと考えられています。ママがこんな態度の場合、産後クライシスに陥っている可能性がある?ママがパートナーへの愛情を低下させている場合、パパ自体はその自覚がないことが多いと言われます。ママの愛情低下は、主に本人の態度から推測することができます。・子どもが生まれてから、夫婦の時間や会話が減った・夫婦の会話のぎこちなさが増えた・出産後、セックスレスである・ママの態度が冷たくなった・ママが常にイライラしており攻撃的に見える・ママになじられたり、責められたりする・ママが子どもと家にこもることが多くなり、出かけなくなった・ママが実家に帰省する回数が極端に増えた・ママに、当てにされていないと感じる・ママが自分のことを見ていない時間が増えた・夫婦喧嘩が増えた・よそのご主人との比較をされる・周りのイクメンブームに焦りを感じる・父親としての自覚が持てないと感じることがあるこんなパパが産後クライシスを引き起こす!産後クライシスは夫婦の関係性や環境、意識のずれの大きさ、お互いの家事育児への貢献度など、さまざまな理由が複合的に絡み合い、さまざまな形で現れます。症例は夫婦ごとに異なりますが、産後クライシスを引き起こしやすいパパのタイプがあります。言われなければやらないタイプ家事育児には協力的な姿勢を見せるものの、言われなければやらないタイプ。口癖は「言ってくれたら俺がやるから」などであることが多く、ママが依頼するまで気が回らないときは自分からは動きません。自分の生活が大切なタイプ子どもが生まれてからも、独身時代と同じ生活を送りたがるタイプ。自分の趣味にお金を投じたり、休日に一人で出かけたりするほか、友達の予定を優先する人もここに含まれます。産後、生活が激変したママの心身のストレスを理解していながら、自分の人生とはどこか関係がないと線引きをしている傾向があります。仕事が忙しすぎるタイプ早朝に出勤して深夜に帰宅するなど、付き合いの飲み会などの回数も多く多忙を極めるため、家では体を休めることが大切だというタイプ休日は睡眠に充てることが多く、家事育児への貢献度は低い傾向があります。ワガママな子どもタイプ赤ちゃんのお世話に追われ、家事を充分に行える時間が取れないママを責めるタイプ。代わりに自分が家事を行おうという意識も低く、家事能力にも期待できません。赤ちゃんのお世話にも非協力的である傾向があります。産後クライシスの乗り越え方産後クライシスに陥ったら、率先して家事育児参加を行うよう意識を変えてみましょう。手伝うではなく “ママに負担をかけないという意味で”ママを当てにせず、自分でやる”という考え方が大切で、パパ自らが、家庭の中心人物であるという当事者意識を持つことが大切です。また、夫婦のコミュニケーション不足から産後クライシスに陥る傾向も強くあります。1日のうち5分でも、お互いがお互いをしっかり認識して言葉を交わすことがコミュニケーションの軸となります。会話を意識的に増やし、1日の出来事や、感じたことなどをパートナーと共有しましょう。また、ママが心身のストレスを感じ、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう場合にも現れやすい傾向があります。ママ一人の時間を意識して作ったり、実家などを頼ることをパパから提案したりすることで、ママの心にも余裕が持て、結果的に産後クライシスを回避できることがあります。ママは、パパの家事育児参加や、これまでの関係改善のための工夫を感じたら、感謝の気持ちと労いの言葉をこまめにかけていきましょう。その行動は“ママと赤ちゃんを労わる気持ち”や“自分が頑張ろうという気持ち”が動機になっています。パパの当事者意識や親の自覚を大切に伸ばしながら、お互いが家庭内のどんなことでも頼れるパートナー同士として、ともに成長していきましょう。
2016年04月04日2013年、鈴木亮平を主演に空前のヒット作となった『HK/変態仮面』。先日、約3年の時を経てまさかの続編『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』の公開決定が発表されたが、この度本作の主題歌を「CTS」が担当することが明らかになり、併せて予告編&ポスターも解禁された。パンティが消えるニュースが連日メディアを賑わせていたが、狂介(鈴木亮平)は相変わらず愛子(清水富美加)のパンティを被って悪を倒していた。複雑な想いを抱く愛子はパンティを返してもらうが、徐々に二人の心はすれ違い始める。気づかぬうちに愛子を傷つける狂介のことを、同級生の真琴正(柳楽優弥)が憎しみに満ちた目で見つめていた。愛子を失った上に世界中からパンティが消えるという未曾有の危機を迎えた変態仮面の前に、最強の敵が現れる――。1992年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載されていた「究極!!変態仮面」を原作とした本作は、パンティを被った興奮の力で悪を倒すヒーローを主人公にいままでにないアクションを描いている。2013年に前作が実写化されると、海外映画祭で賞を受賞するなど海外からも注目を集めていた。そして続編となる本作は、近年「天皇の料理番」『俺物語!!』で、ほかの人では考えられない肉体改造を行い、舞台で王様役、4月にはうさぎの死神役とその幅広い役柄を演じ分ける鈴木さんをはじめ、清水富美加、ムロツヨシ、片瀬那奈などの主要キャストが再集結し、新たに『ディストラクション・ベイビーズ』の公開を控える柳楽優弥も参加している。そして本作の主題歌には、前作は“狼バンド”「MAN WITH A MISSION」が担当していたことに続いて、“未来人”3人で構成される謎のLED覆面ユニット「CTS」と、“マジック・ヴォイス”と表現される、ゆるふわと透明感が共存する声で注目の南波志帆というアブノーマルなコラボが決定した。タイトルは「WAVINESS feat.南波志帆」で、哀愁ある「CTS」のダンスミュージックとPOPSが融合した楽曲に、南波さんという女性ボーカルが参加し、狂介と愛子の心の移り変わりが大きなポイントとして描かれている本作の、複雑な想いを抱き時には傷つきながらも狂介を守る愛子の心情を表現している。今回映画主題歌を担当するのはともに初となる「CTS」と南波さん。「CTS」のメンバー・Circle(サークル)は、「映画のように切なくもアツく、色丞狂介と姫野愛子の関係性を歌に込めて、南波志帆さんとの掛け合いもこだわっています」と話し、またロッテガム「Fit’s」のCMソングの歌唱などを担当する南波さんも「こんなに素敵な作品に、まさか音楽で関わることができるなんて夢のようです。今回、『CTS』さんとコラボレーションをさせていただいているのですが、私は愛子さんの純粋さを表現出来たらと思い、彼女に寄り添うよな気持ちで歌わせていただきました」と曲に込めた想いを語っている。また今回解禁された予告編では、たくさんのパンティが空を舞う場面から始まり、驚く狂介の母・色丞魔喜、「変態仮面は死んだんですから」と言い放つ真琴正が映し出されている。狂介は相変わらず愛子のパンティを被って悪を倒していたが、ある日、複雑な想いを抱く愛子から「私のパンティを返して」と言われる。「俺が変態仮面だと、愛子ちゃんをまた危険な目に会わせるだけだ」と自分を納得させた狂介だったが、再び愛子が敵に捕らわれてしまう。「エクスタシー!!」「フォオオオオオ!!」などお馴染みのセリフとともに禁断の再起動、醜悪な敵とのバトルシーンや、ビル街を自在に飛び回る華麗なフライングアクションなど迫力満点だ。大学生になった狂介ということで、前作よりも一回り体を大きくして挑んだという鈴木さん。同時に解禁された愛子をお姫様抱っこするポスターもからも、その作り上げられた肉体を覗かせている。『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は5月14日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月21日年を重ねるごとに体のあちこちのメンテナンスが必要になるが、じつは「心」のケアも重要なことをご存じだろうか。最近話題になっている「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」もそのひとつ。働き盛りの40歳前後に訪れる、精神的な危機のことだ。中年期を迎えると、体力の衰えだけでなく、老後への不安や年老いた両親の介護問題、職場環境の変化などさまざまなストレスがのしかかってくるものだ。そういった環境に置かれたとき、「今までの生きかたでよかったのか?」、「今が人生を変える最後のチャンスではないか?」という悩みが生まれるとのこと。その結果、うつ病になる人や、離婚や転職によって環境を変えようとする人が多くなるという。今回、マイナビニュースでは、会員の男女300名を対象に「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」についてのアンケートを実施。同調査は同サイトを利用している30歳から50歳までの読者を対象として実施した。○公私ともに悩んでいる人は約4割まずは、ミッドライフ・クライシスを起こしやすい年代の人たちに対して、「悩み」にまつわるアンケートを実施した。「仕事やプライベートを問わず、何か悩みはありますか?」と尋ねたところ、半数以上(57.3%)の人が「はい」と回答。仕事とプライベートでは、どちらの悩みが多いかといえば、「両方(37.2%)」が最も多く、「仕事(32.0%)」、「プライベート(30.8%)」が続いた。公私ともに悩みを抱えている人たちは、つねに心が休まらない状態といえよう。悩みの原因については、「人間関係(50.6%)」を筆頭に、「体力の低下(42.4%)」、「環境の変化(23.3%)」が続く。ミッドライフ・クライシスを引き起こす原因で悩んでいる人は多いことが明らかになったが、具体的にはどのようなことに悩んで、どのように対策をしているのだろうか?続いては、会員が抱える悩みと対策をジャンルごとに紹介したい。○仕事に関する悩み悩み1「仕事はできるけど、YESマンにはなれないので、未だに平社員、かといって業績好調な会社ではないので、自分の考えは間違っていないので、余計に悩み中」対策「転職の為に、資格勉強しています。後は、BIGで高額当選したら会社を辞めるのもあります」(44歳男性/情報・IT/技術職)悩み2「社長との意見や相性が合わないから、精神的に疲れる」対策「どうすれば疲れが取れるかを考えて、リフレッシュしようと努力している」(39歳男性/商社・卸/事務系専門職)悩み3「このまま今の仕事を続けていて未来はあるのか」対策「Uターンも視野に入れて職を探しています」(31歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)仕事に関する悩みは、「転職」にまつわるものが多かった。職場環境や人間関係に悩んだり、業績に不安を覚えたりしたときに、「このままでいいのだろうか?」と考えてしまう人は多い様子。すでに転職活動を進めている人がいる一方で、ストレス解消法を見つけてその場をしのいでいるという声も見受けられた。悩み4「仕事で要求されているレベルについていけていないこと」対策「何ができないのかを整理して、若い時に教わったことをもう一度思い出す」(35歳男性/情報・IT/技術職)年齢とともに責任が大きくなることで、悩みを抱えてしまう人も少なくない。また、職場のIT化が進んでついていけない、という悩みも散見された。これも、環境の変化についていきにくい中年期ならではの悩みではないだろうか。○家庭に関する悩み悩み1「常に何かを批判したり文句を言ったりする傾向があり、一緒にいることがしんどくなることがある。距離を取って付き合っているが、やはり精神的なダメージになることもある。かと言って、別れるにも至れない」対策「しんどいと思ったらそう伝えるようにする。まともに相手をするから自分が疲れると言うのもあるので、嫌な話をされそうだったら態度で示すようにする」(41歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)夫や妻にイライラして、離婚にまで発展してしまうのもミッドライフ・クライシスの特徴のひとつ。言い争いを避けるためにグッと我慢していることもあり、さらにストレスを抱えてしまうケースも見受けられた。悩み2「収入が少なく、子供にお金が掛かる今後が心配」対策「妻の仕事の時間を長くしてもらった」(49歳歳男性/自動車関連/事務系専門職)中年期を迎えると、子どもの進学問題が浮上することもあるはず。夫婦共働きで進学費用をねん出することは珍しくないが、専業主婦が、社会に出ることに対して不安を抱えてしまうケースもあるようだ。○健康に関する悩み悩み1「疲れが取れにくく、体が重く感じる事が多いです」対策「サプリメントを摂ったり、ウォーキングをして体の調子を整えています」(31歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)30歳を過ぎたころから体力の衰えを実感する人も多いだろう。体力作りに励む人もみられたが、日々の疲れがとれず、なかなか対策できずにいる人も目立った。悩み2「メンタルの面で社会人になってから急激に弱くなり、休むことがたびたび起こっている。しかし、それがすでに何度かなっているため友人にもあまり言えないことであるし、それが外に出ていくことに抵抗があったりと逆効果になって改善がされていない」対策「なるべく人のいるところでもいられるように出かける」(33歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)ストレスが積み重なり、心の病を抱えてしまう人も見受けられた。リフレッシュするように努めているものの、なかなか改善されずに悩んでしまう様子がうかがえた。○プライベートに関する悩み悩み1「同じ趣味を持つ同士で話をしても深く掘り下げた話ができなくてつまらない。人と会うのは楽しいが好きなことを十分楽しめない気分が常にある」対策「積極的に話し掛けるようにしているが逆効果になることが少なくないのも悩み」(45歳男性/ソフトウェア/技術職)大人になると、新たに友人を作ることが難しくなる。旧友ともなかなか会えず、寂しい思いをしている人は少なくないようだ。悩み2「結婚したくないが、親を安心させたいので結婚しなければならないと思うのが悩みです」対策「街コンや出会いがありそうなイベントに行ったりしています」(32歳女性/商社・卸/事務系専門職)結婚や出産にまつわる悩みも多数寄せられた。「子どもがほしいけれど、なかなか授からない」、「結婚しろと周りがうるさい」など、当人にしかわからない悩みも多い。○ミッドライフ・クライシスの認知度は1割弱アンケートからも、中年期の男女がさまざまな悩みを抱えていることが明らかになった。これらが原因で、ミッドライフ・クライシスを引き起こす可能性があるわけだが、このミッドライフ・クライシスを「知っている」と回答したのは7.7%だった。まだまだ認知度は高くはないようだ。ミッドライフ・クライシスを乗り越えるには、自分の悩みと向き合い、改めて人生設計を行うことが重要と言われている。「このままでいいのか?」と考えたときに、単なる「悩み」と片づけてしまうのではなく、専門家などにアドバイスを求めることも大切かもしれない。
2015年03月12日出産後、夫の何気ない一言でイライラしたり、育児に対する協力が見られないことがストレスとなったりして、夫への愛情が薄れてしまうことを「産後クライシス」と呼んでいます。出産後の女性は、急激なホルモンバランスの変化で、体だけでなく精神的にもデリケートになる時期。そんな大切な時期に夫の理解が得られないと、その後の夫婦関係に亀裂が生じてしまい、夫に対する愛情がなくなってしまうことも。最悪の場合、離婚に至るケースもあるようです。産後クライシスは事前の工夫で、防ぐことができます。今回は、産後クライシスに陥らないためにしておきたい3つのポイントをピックアップしてみました!■1.実母や義母など、家族に協力してもらう産後のデリケートな時期は、ホルモンバランスの乱れも影響しているので、ママだけの力でどうこうできるものでもありません。1人で頑張りすぎると余計にストレスを感じて精神的にまいってしまい、夫婦関係が悪化しやすい原因となってしまいます。夫のちょっとした言葉にもイライラしてしまい、かえって負のスパイラルが生じてしまうおそれがあるので、夫だけでなく、実母や義母などの家族にも協力してもらえるよう、事前に働きかけておくことが大切です。双方の両親が遠方に住んでいる場合は、電話で愚痴を言ったり、相談をしたりして、精神的な負担を軽減する工夫をしてみましょう。■2.自分の気持ちは素直に夫に伝えよう出産した女性の悩みや体の変化は、男性には到底理解できないものです。そのため、今どんな状態なのか、どうしてほしいのかを明確に夫に伝えることが必要になります。要領の良い男性なら、一を伝えるだけで十を理解してくれますが、大抵の男性は1つずつわかりやすく説明しないと理解してくれないようです。たとえば、洗濯物を干しておいてもらいたい時に、「洗濯を干しておいて」とだけ伝えても、思った通りにはしてもらえないことが多いもの。実際に、「洗濯物は干してくれていたけど、雨が降ってきたのに取り込んでくれていなかった」というケースがあります。男性の言い分としては「干しておいてとは言われたけど、取り込んでとは言われていないから」だそう。こうした事態を避けるためには、「ここに洗濯を干して、雨が降ったらすぐに取り込んでおいてね。あと、洗濯物が乾いていたら、片付けてくれたら嬉しいな」と、面倒でも細かく伝えておくことが大切です。そのほか、「イライラしてぶつかるときもあるけど、本音じゃないからわかってね」と、あらかじめ伝えておけば、多少は衝突が防げるはずです。■3.夫婦で家事や育児の担当を決める産後クライシスで悩むママの多くは、夫が家事、育児に協力的ではないと思っているようです。まずは、少しずつでも夫に、家事へ協力する姿勢を持ってもらうことが、産後クライシスを防ぐポイントになるでしょう。まずは家事をやってもらうことからスタート。いつもやっている家事を1つずつ箇条書きにして、それぞれ夫と妻、どちらが担当するかを決めておくと、ママの負担や不満も解消されるはずです。初めての家事に戸惑う男性もいると思いますが、はじめから完璧を求めるのはNGです。。最初は、家事をすることに意義がある、ということをわかってもらうことが大切。「本当に助かる!」「パパがしてくれるから安心ね」などと褒め言葉を添えて、感謝の気持ちを伝えておきましょう。夫としても、妻がいつもこんな大変な思いをしているのかと理解するきっかけとなり、より一層労わってくれるようになるかもしれません。夫婦で互いに理解し、歩み寄ることで、産後クライシスを防いでください!
2014年11月27日出産後、夫婦仲が急激に冷え込む状態を指す言葉として、昨今メディアで取り沙汰されることが多くなった「産後クライシス」。医学的にこの現象を説明することはできるのだろうか。産婦人科医で性科学者の宋美玄医師に、医学的知見から解説してもらった。○産後に起きる急激なホルモンバランスの変化「産後の女性に起こる変化として、まずは出産直前は平常時の150倍ぐらい出ていたエストロゲンが一気に低下します。そうなると、更年期と同じようなメカニズムでうつ症状が出ることがあります。産後うつやマタニティブルーとも呼ばれるように、精神的に不安定になります」。また、産後の妻は夫婦生活に消極的……という話もよく聞くが、これも女性の体のメカニズムを知っていれば、致し方ないこととわかる。というのも、「授乳をしていると、プロラクチンというホルモンが分泌されます。これは性欲が減退するホルモンなのです」。妻の妊娠中は仕方がないと我慢していた夫側は、産後は「そろそろ……」という気持ちになるだろうが、妻はといえば、身体的な準備がまだできていないということだ。さらには、「何より授乳などで寝不足で、それどころじゃないですよね(笑)」。それを"クライシス"などといって煽ることで問題視しすぎてしまい、過度の不安に襲われてしまうことでさらなる支障をきたす……といった悪循環をうむ可能性すらある。産後に起きる夫婦関係の変化は、ある意味正常なことと捉えておくくらいがいいのかもしれない。○宋美玄(そん みひょん)医師産婦人科女医・性科学者1976年兵庫県神戸市生まれ。2001年大阪大学医学部医学科を卒業。同年医師免許取得、大阪大学産婦人科入局。2007年川崎医科大学講師就任、2009年イギリス・ロンドン大学病院の胎児超音波部門に留学。2010年には日本国内の病院にて産婦人科医として従事する傍ら、「女医が教える本当に気持ちいいセックス」を上梓。50万部突破の大ヒットとなる。2012年には第一子となる女児を出産。現在、フジテレビ「とくダネ!」火曜日レギュラーコメンテーターとしても出演中。
2014年03月24日先日発表された“台湾のアカデミー賞”とも言われる金馬奨に4部門のノミネートを果たした大迫力アクション・エンターテインメント『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black&White Episode1』の続編の製作が早くも本国・台湾で決定したようだ。台湾で放送されて人気を博したドラマ「ブラック&ホワイト」を台湾映画では破格とも言える10億円という大金をかけて映画化。熱血新米刑事・インション(マーク・チャオ)と人情に厚いチンピラ・ダーフー(ホァン・ボー)の2人はひょんなことからハーバー・シティの爆破計画が秘密裏に進められていることを知り、計画を阻止すべく奔走する。興行収入1位を獲得した台湾に続き、中国本土でも公開より2週連続で興行収入3位を記録したモンスター・ムービーとなった本作だが、続編の予算規模は前回を上回る10億円以上となり、今後2年以内での製作を予定しているという。そして朗報がもう一つ!同作が早くもブルーレイ、DVDとなってこの冬に登場する。今回のセル版パッケージは、日本未公開となる劇場公開版よりも15分長いディレクターズカット版を収録しているとのこと。続編の公開も楽しみだが、まずは台湾で社会現象を巻き起こした本作の迫力のアクションシーン、迫力の映像をご自宅で楽しんでみては?『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black&White Episode1』[DVD]価格:2,625円(税込)『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black&White Episode1』[Blu-ray]価格:3,675円(税込)発売日:2013年1月25日(金)発売元/販売元:アミューズソフト© 2012 Hero Pictures Corporation Limited. ALL RIGHTS RESERVED.■関連作品:ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode1 2012年9月8日より全国にて公開© 2012 Hero Pictures Corporation Limited. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年10月12日今週末からいよいよ公開となる、台湾発の刑事アクション・ムービー『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode1』。本作で主演を務める注目の若手華流スター、マーク・チャオからシネマカフェ読者に向けて独占メッセージが到着!台湾で圧倒的な支持を集める本格刑事ドラマ「ブラック&ホワイト」(’09)の待望の映画化となる本作。熱血新米刑事・インション(マーク)と人情に厚いチンピラ・ダーフー(ホァン・ボー)の2人はひょんなことからハーバー・シティの爆破計画が秘密裏に進められていることを知り、計画を阻止すべく奔走する。劇中では坊主頭の熱血漢を演じているマークだが、今回到着した映像では、髪もすっかり伸び、爽やか男子に大変身。日本語でしっかりと本作をアピールしてくれた。3年前にスタートしたドラマで俳優デビューを果たしたばかりのマークだが、いまやすっかりスターとしての貫禄も。この映像に後に続く本作の予告編ではチンピラ・ダーフーと共にハーバー・シティを駆け巡るマークの熱い活躍の一部も楽しむことができる。観光地としても大人気の台湾の街中で展開するハラハラドキドキの疾走劇はぜひ劇場で楽しみたいところ。まずはこちらの映像から、爽やか&熱いマークの魅力をチェック!『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode1』は9月8日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode1 2012年9月8日より全国にて公開© 2012 Hero Pictures Corporation Limited. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年09月07日