「シカゴ・ファイア」「シカゴP.D.」に続く“シカゴ”シリーズ第3弾は、命を救う最後の砦・救急医療現場を舞台にした「シカゴ・メッド」。10月11日(水)よりついにDVDがリリースされる本作で、“命を救う”最前線に立つ、新任の外科医コナー・ローズ役を演じるコリン・ドネル、小児科医ナタリー・マニング役のトーリー・デヴィート、感染症専門医イーサン・チョイ役のブライアン・ティーのインタビューが、シネマカフェに到着した。本作は、消防士や警察官たちが直面する緊迫の火災現場や事件・事故を通して、登場人物たちの人間関係をも掘り下げていく“シカゴ”シリーズから生まれた本格医療ドラマ。誰の身近にもある生と死。命を救う現場・救急医療の描写とそれに携わる人々の活躍や葛藤をリアルに描き出している。また、“イケメン率が高い”といわれるのが“シカゴ”シリーズ。中でも、「シカゴ・メッド」随一のセクシー系でクールな外科医コナーを演じているのが、「ARROW/アロー」や「アフェア 情事の行方」などで知られるコリン・ドネルだ。本作について、「病院に関わる看護師から管理者、精神科医、外科医、小児科医までいろんな職種や、病院に関わる様々な人たちが出てくるんだ、病院全職員のアンサンブルのようにね。忙しい病院の絶えることのない目まぐるしい活気と共に、登場人物のプライベートな生活の奥深くまで描いている」と説明する。「僕が演じているコナー・ローズ医師は外傷外科医で、シカゴの医療チームに新しく入ったメンバーなんだ。初めのころはどこか謎がある雰囲気を見せるんだけれど、話が進んでいくと、いろいろなことが明らかになっていくよ」と明かす。優秀な医師だが、謎めいたキャラクターだ。そして、「プリティ・リトル・ライアーズ」のスペンサーの姉メリッサ役や「ヴァンパイア・ダイアリーズ」「Major Crimes ~重大犯罪課」などで知られるトーリー・デヴィートは、「私が演じるのは小児科医のナタリー・マニング。救急外来に勤務しているの。だから、あらゆる患者に対応しているわ。ナタリーは妊娠していて、プライベートではいろんなことが起きているの。性格はとてもしっかりしていて、思いやりもあって、共感できるタイプだわ」と自身のキャラクターを紹介。彼女演じるナタリーは妊娠中の身ながら、軍人である夫を亡くしたばかりという設定だ。さらに、「GRIMM/グリム」『ジュラシック・ワールド』などに出演してきた日系俳優ブライアン・ティーが演じるのは、イーサン・チョイ医師。「シカゴ・メッドの感染症の専門医なんだ。退役軍人で、世界中で医療の分野の奉仕活動をしていたんだ。シカゴに戻ってからは市民のために働いているけれど、自分が抱えているトラウマの治療もしている。少し不安な状態ではあるけれども、自分の患者には真摯に向き合っているんだ」と語る。元軍人だけあり、チョイ先生は鍛え上げた肉体美もたびたび披露してくれる。“シカゴ”シリーズといえば、いずれも大都市シカゴを舞台に同じ世界観で描かれていることが特徴。そのため本作には、シカゴ消防局51分署のケリー・セブライド(テイラー・キニー)やシカゴ警察21分署の特捜班ハンク・ボイト刑事(ジェイソン・ペギー)ら、「シカゴ・ファイア」「シカゴP.D.」のキャラクターたちが登場、異なる魅力を持つ者同士の化学反応も人気の要因となっている。もちろん、それぞれが1本の消防ドラマ、刑事ドラマとしても見応え十分であるように、本作も医療ドラマとして「ER緊急救命室」や「Dr.HOUSE」などと同様、その本格さは申し分ない。トーリーは、そんな本作が世界中で人気を得ていることについて、「私たちのドラマはとても共感できるものだと思うの。世界中で起こっていることがこのドラマの中では扱われているためよ」という。「私の演じるキャラクターで気に入っているところは、ナタリーの経験する多くのことが私個人のことのように感じられるところなの。だから、たくさんの女性は彼女に共感できると思うわ」と語る。すると、ブライアンも「そういったところが医療ドラマの人気の理由だと思うんだ。世界中の誰もが病院に行った経験があったり、病院で働いている人を知っていたりすると思う。その本質が世界中に向けて表現されているのは間違いないと思っている。僕らはそういうことを肝に銘じていて、世界中の人が僕らのドラマに共感してもらいたい思いがあるんだ」と熱くコメント。コリンも「まさにみんなの言う通りだね」と同意する。撮影現場には実際の医師や看護師も立ち会っており、本格的な医療シーンを後押しする。「素晴らしい専門家がいて僕らは恵まれている」とブライアンが言えば、「僕らの特殊効果チームは素晴らしい、特殊効果はすごいんだよ」と話すのはコリン。そのため、緊急で切開する場面や手術など、医療行為のシーンはリアルすぎて「ソーシャル・メディア上ではどれも見せることができない」のだとか。しかも「どういうわけか、ドラマに出てくる役者の中で僕が一番多くの血を顔に浴びているんだ」と、劇中のクールさとはまた違う恨み節(!?)も打ち明ける。さらに、現地シカゴで撮影することにより、「ドラマの雰囲気がかなり深まった」とトーリーは言う。「お互いに頼り合って仲間意識とモラルを迅速に築けた。シカゴはまさに私たちのドラマの主役なの。とても重要な役割を果たしているわ。シカゴで撮影したことで、ドラマの雰囲気は本当に高まったわ」と、言葉に力を込めている。そんな本作をはじめ、大人気の“シカゴ”シリーズを生み出したのは、「LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー」シリーズで知られるヒットメーカー、ディック・ウルフ。コリンは、「視聴者の観たいものに対する勘がディックにはある」と分析する。「『シカゴ・ファイア』に始まって、『シカゴP.D.』が加わり、今回は『シカゴ・メッド』が追加され、さらに『Chicago Justice』(原題)がこれから放送される。この手のマーケットには可能性があるってことをディックは本質的にわかっているんだ」。「みんなを代弁して言うけど」と言葉を続けて、「彼の世界の一部になれたことはとても光栄なことだね。なぜなら、あのようなビジネスセンスを持っている人はこの世界にほとんどいないんだ。自分のしていることに対するプライドと細心のこだわりを持っている人もほとんどいないね。ディックは現場を大切にして、とても驚くほどの思いやりのあるプロデューサーなんだ。僕らはみんなとても気遣われていると感じているし、このドラマが彼の素晴らしい創造力に委ねられていることを僕らは実感しているよ」と、“生みの親”に絶大な信頼を寄せている様子だ。そんな彼らの信頼関係や結束力は、画面からもひしひしと伝わってくる。コリンたち3人も息ピッタリで、“誰が一番いたずら好きか?”との質問には、「今年(シーズン1)はお互いに探り合っているようなものだったね」とコリンが言えば、「現場では、みんないつも笑っているの。でも、まだお互いをからかうようなことはないわ」とトーリー。「その質問は2回目なの。だから、いま、私の頭の中では『撮影までまだ1か月あるから、何かいたずらを考え始めようかしら』って思いが駆け巡っているわ」と、楽しそうに語ってくれた。(text:cinemacafe.net)
2017年10月10日「シカゴ・ファイア」「シカゴ P.D.」に次ぐ、全米メガヒットシリーズ第3弾「シカゴ・メッド」が、12月9日(土)より海外ドラマ専門チャンネル「AXN」にて放送されることが決定。それに先駆け、「シカゴ・メッド」のキャラクターたちが登場するお披露目エピソード、「シカゴ・ファイア」シーズン3第19話が9月21日(木)に放送される。本作は、テイラー・キニーを一躍人気者にした「シカゴ・ファイア」、そのスピンオフとなる「シカゴ P.D.」に次ぐ「シカゴ」シリーズの第3弾。シカゴ医療センターを舞台に、人々を救う使命に一身を捧げる医師たちの活躍と人間模様を描く本格派医療ドラマで、同じく「LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー」などで知られる海外ドラマ界の巨匠ディック・ウルフが製作総指揮を務める。シカゴ消防局51分署を舞台に、救命活動に挑む勇敢な消防士たちを描く「シカゴ・ファイア」は、2012年よりアメリカで放送開始され、大ヒットシリーズに。それがきっかけとなり、2014年には「シカゴ・ファイア」に登場する悪徳警官ボイトを主人公に迎えた「シカゴ P.D.」、2015年には「シカゴ・メッド」が放送開始された。それぞれ、「シカゴ・ファイア」はシーズン6、「シカゴ P.D.」はシーズン5、「シカゴ・メッド」はシーズン3への継続が決定しており、いまやアメリカのTVドラマ界を代表するメガヒットシリーズとなっている。そして、この「シカゴ」3部作は、各番組の登場人物たちが互いに密接な関係を持っており、番組同士を日常的に行き来していることが大きな特徴。「シカゴ・メッド」にも「シカゴ・ファイア」の消防士たちが登場したり、メインキャラクターの内科医ウィル・ハルステッドの弟が「シカゴ P.D.」に登場する刑事ジェイ・ハルステッドだったりと、ダイナミックにリンクするストーリーの醍醐味を味わうことができる。第1話は、シカゴ医療センター(シカゴ・メッド)の救急外来がリニューアルされ、華やかな式典が行われるところから始まる。管理部長のグッドウィンが挨拶をする中、電車が脱線事故を起こし多数の負傷者が搬送。電車に乗り合わせていた新任の外科医コナーは、自ら負傷しながらもすぐに治療を開始する。主任看護師のマギー、内科医ウィル、小児科ナタリー、感染症専門医のチョイらも総出で乗客の治療に当たるが、医学部4年生のサラは現場の厳しさを痛感する。緊迫した現場で全力を尽くす彼らだったが、私生活を含めてそれぞれに複雑な思いを抱えていた…。「シカゴ」ファンはもちろん、医療ドラマファンも見逃せないシリーズを、ぜひチェックしてみて。「シカゴ・メッド」は12月9日(土)22時~ AXNにて放送開始。「シカゴ・メッド」お披露目エピソード 「シカゴ・ファイア」シーズン3第19話は9月21日(木)22時~放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月09日先週末、シカゴのローガン・スクエアに、大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」の世界観を体現したバー「The Upside Down」がオープン。9月末まで期間限定で営業中だ。「Digital Spy」によれば、店内は一歩足を踏み入れるとドラマのような不気味な雰囲気が漂い、壁面に描かれた「ストレンジャー・シングス」の主役イレブンの顔のほか、ワイヤーが巻かれた封鎖的なフェンス、ホーキンス国立研究所への案内看板などを忠実に再現。一番の見どころは、ドラマの中でウィノナ・ライダーが演じるジョイスが書いたウィジャボード(降霊術に使われるアルファベットの文字版)を電飾で照らしている壁面だという。もちろん、そんな“セット”のみならず、ドリンクにも「ストレンジャー・シングス」らしいこだわりが反映されている。その1つの「Eleven’s Eggo’s」は、イレブンの大好物の「Eggo」のワッフルでグラスのふちを飾り、バーボン、レモン、オレンジ、クランベリー、メープルシロップを混ぜ合わせたカクテル。「The Upside Down」では「ストレンジャー・シングス」の雰囲気をより楽しめるよう、登場人物と似たファッションでの来店を歓迎している。公式ページでは営業期間内にスペシャルなゲストによるパフォーマンスも開催すると告知している。(Hiromi Kaku)
2017年08月22日女優・米倉涼子が、7月3日(現地時間)ニューヨークのブロードウェイでミュージカル「シカゴ」の大舞台へのカムバックを5年ぶりに果たしたことが分かった。終演後、米倉さんは「前回はチャレンジャーの気持ちだったが、今回はちゃんとやりきらないと意味がないと思っていたので、違う緊張感があった。いまになって感動してきた」と語った。ミュージカル「シカゴ」は、1920年代の禁酒法時代のシカゴを舞台に、愛人を殺した悪女ロキシーが悪徳弁護士とマスコミの力を借りて無罪を勝ち取っていくまでを軸に描く。本作は、米演劇界で最高権威トニー賞で6部門を獲得、大ヒットを記録し、20年以上のロングランとなっている。米倉さんは2008年に本作の日本公演に参加し、2012年にはブロードウェイデビュー。5年ぶりとなる今回もロキシー役で出演を果たした。終演後に会見に応じた共演者アムラ=フェイ・ライトは、「今回、リョウコはアクセントをとにかく努力したことに疑いの余地はない」と力説し、弁護士ビリー役を演じたトム・ヒューイットも、「彼女は美しいだけではない、文化という国境を超えて輝ける才能を兼ね備えている。幼少期から慣れ親しんだ言葉を使っていないのにもかかわらず、ユーモアで感情表現に富んでいるのがとても素晴らしい」と絶賛。そして米倉さんは、「(オープニングのハシゴをのぼるシーンから)観客の皆さんの反応が聞こえてきて、背中を押してくれました。後ろにたくさんの仲間がいて本当に助かりました」とふり返り、「今回は歌に重点を置いてトレーニングしてきて、楽しく歌えるようになってきた」とコメント。また「5年前より力ついたかもしれません」と話す米倉さん。NY公演を終えた後日本に戻り、『ブロードウェイミュージカル「シカゴ」20周年記念ジャパン・ツアー』が、8月2日(水)から東京・東急シアターオーブにて行われるということで、「アメリカ人になりたい気持ちでやってきたので、あとNY公演を10回やってスキルアップして日本に帰って、観客の方に喜んでいただけるよう頑張ります。ぜひ見に来てください!」とメッセージを送った。『ブロードウェイミュージカル「シカゴ」20周年記念ジャパン・ツアー』 は8月2日(水)~13日(日)東京・東急シアターオーブ 渋谷ヒカリエ11階にて上演(生演奏、英語上演、日本語字幕あり/アメリカ・カンパニー来日公演)。(cinemacafe.net)
2017年07月05日米倉涼子が2012年以来となるニューヨーク・ブロードウェイでのミュージカルに挑む「シカゴ」の都内スタジオでの稽古の模様が5月18日(木)、報道陣に公開され、歌唱とダンスを披露すると共に、公演に向けての意気込みを語った。ニューヨーク・ブロードウェイでの初演から昨年11月で20年を迎えた「シカゴ」。愛人を殺害し、服役したロキシーがマスコミや世論を巧みに味方につけつつ、スターとなっていくさまを描く。米倉さんは2008年に本作の日本公演に参加し、2012年にはブロードウェイデビューを飾った。今回、ニューヨーク公演に加え、8月には日本での公演も行われる。この日は、一躍スターダムに上り詰めたロキシーが、自らの過去と夢を語りつつ、喜びを歌いあげる「Roxie」、自らの妊娠をマスコミに宣言し、メディアの寵児として(想像上の)赤ちゃんとのデュエットで歌う「Me and My Baby」、そして本編最後の楽曲で、いまを生きる女性の喜びを力強く歌う「Noadays-Hot Honey Rag」を披露した。前回のブロードウェイ公演から5年の歳月で落ちた筋肉を、今回のためにもう一度、鍛え直したという米倉さん。「足とお尻も大きくなって(笑)、舞台の練習をしていると『生きてるな』という感覚があって、貴重な時間です」と充実した表情を見せる。2012年以来となるニューヨークの舞台に向けて「5年前は、あそこに立った時点で『日本人、アジア人としてここに立てたのはすごいこと』と言われて嬉しかったんですが、今回は初めてではないので『変わらないね』じゃなく、5年分の歳はとっているけど(苦笑)、その経験をパフォーマンスに生かせていると思ってもらえるようにしたい」と意気込む。日本を離れての“アウェー”での戦いとなるが「ミュージカルをやるってこと自体が私にとってはアウェー(笑)。宝くじに当たったような特別な感じで、『シカゴ』に携われていることは、本当にすごいこと」と余計なプレッシャーは感じていないよう。8月には日本での凱旋公演も控えるが「今回で最後かもしれないし、そう思ってやってます。私の思いを全部、お届けするつもり」と気合十分。「(2008年の初参加から)10年くらい経っちゃいましたが、『いつまでも掴んだこの手を離したくない!』という思いはずっとあったし、『また次もやりたい』という気持ちだった」と本作、そしてブロードウェイへの強い思いを改めて口にした。「なぜ20年もこの作品が続けられるのか?肌と心で感じてもらいたい。それだけです」と幕開けを待ちわびる観客にメッセージを送った。7月のブロードウェイ公演に続き、「シカゴ」20周年記念ジャパン・ツアーは8月2日(水)より東急シアターオーブにて開幕する。(text:cinemacafe.net)
2017年05月18日消防隊員たちの活躍を描く全米大ヒットのドラマシリーズ「シカゴ・ファイア」に出演するテイラー・キニーが初来日。5月11日(木)に都内で会見を行い、「皆さんの応援のおかげで、シーズン6の製作にゴーサインが出たんだ」とファンへの感謝を示した。シカゴ消防局51分署に所属する消防隊員と救命士たちが、命がけで職務に立ち向かう姿を描くレスキューアクションドラマ。本作のシーズン2のDVDリリース&シーズン3放送開始を記念したプロモーションで初来日を果たしたテイラーは、レディー・ガガの元婚約者としても知られる35歳。本作で、オンライン投票で決まるピープルズ・チョイス・アワードの最も好きなドラマ部門男優賞を2016年に受賞している。そんなテイラーが演じるのは、救助/レスキュー第3小隊の小隊長を務める優秀な消防士、ケリー・セブライド。消防アカデミーを優秀な成績で卒業し、最年少で消防隊員に抜擢され、女性にもモテモテという役どころだ。「人間的に欠陥もあるけれど、その分、誰もが共感できるキャラクターだと思うよ。もちろん、仕事には真摯に向き合い、一途な性格。彼にとって、心が休まる場所は現場なんだ」とテイラー。救助シーンのスタントにも果敢に挑んでおり、「僕自身、じっとしているのは苦手なタイプ。本作を通して、体験できる冒険が大好きだよ」と少年のような素顔ものぞかせた。会見には祖父が消防士だったというタレントの関根麻里が、初夏を思わせるさわやかな着物姿で登場し、テイラーに日本語で名前が入った特製の法被をプレゼント。「早速、着てみてもいいかな」と大喜びのテイラーは、「日本に滞在している間は、ずっとこれを着ているよ」とすっかりご機嫌だった。「シカゴ・ファイア」シーズン2DVDは6月7日(水)より発売。※レンタルはVOL.1~6が6月7日(水)、VOL.7~11が7月5日(水)より開始。「シカゴ・ファイア」シーズン3は5月18日(木)22時~AXNにて日本独占初放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月11日命がけで職務に立ち向かう消防隊員たちの姿を描く、全米大ヒットのドラマシリーズ「シカゴ・ファイア」。この度、本作のシーズン2のDVDリリースと、シーズン3放送開始前の5月上旬に、シリーズでケリー・セブライドを演じるテイラー・キニーが、作品プロモーションのために初来日することが決定した。本作は、シカゴ消防局51分署に所属する消防隊員と救命士たちが、命がけで職務に立ち向かう姿を描くレスキューアクションドラマ。ディック・ウルフ製作によるこの人気シリーズは、スピンオフシリーズが続々と登場しており、消防署を舞台とする「シカゴ・ファイア」から始まり、警察署を舞台とする「シカゴ P.D.」、病院を舞台とする「シカゴ・メッド」が登場。さらに、今年の3月には法曹界が舞台の最新スピンオフ「Chicago Justice」(原題)がアメリカで放送開始され、「シカゴ・ファイア」「シカゴ P.D.」「シカゴ・メッド」はそれぞれ1,000万人以上、「Chicago Justice」(原題)は約890万人の視聴者数を獲得するという快挙を達成している人気のシリーズだ。今回、初来日が決定したテイラー。レディー・ガガの元婚約者としても話題の彼は、現在35歳。本作「シカゴ・ファイア」で、オンライン投票で決まるピープルズ・チョイス・アワードの最も好きなドラマ部門男優賞を2016年に受賞。そのほか、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」や『ダメ男に復讐する方法』『JUKAI 樹海』『ゼロ・ダーク・サーティ』などに出演し、今後の活躍がますます期待されている。そんな彼が本作で演じるのは、シカゴ消防局51分署に所属する、救助/レスキュー第3小隊の小隊長を務める優秀な消防士、ケリー・セブライド。ケリーは消防アカデミーを優秀な成績で卒業し、最年少で消防隊員に抜擢された過去が。レスキュー隊に全てを捧げ、常に冷静でカリスマ性がある反面、傷つきやすい内面も持つ女性に大モテのイケメンキャラクター。一体シーズン3ではどんな活躍を見せるのか…?なお今回の初来日でテイラーは、PRイベントや各取材に応じる予定だという。「シカゴ・ファイア」シーズン2DVDは6月7日(水)より発売。※レンタルはVOL.1~6が6月7日(水)、VOL.7~11が7月5日(水)より開始。「シカゴ・ファイア」シーズン3は5月18日(木)22時~AXNにて日本独占初放送。(cinemacafe.net)
2017年04月18日女優の米倉涼子が主演を務めるブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ』が、今年の夏に再演されることが20日、明らかになった。米倉は「自分にも悔いのないよう全力で挑みます!」と意気込みを語っている。米倉は、2012年7月に同作のロキシー役で、日本人女優として54年ぶりとなるブロードウェイの主演に挑戦。 ニューヨークでの公演(全6回)と直後に行われた東京凱旋公演(全23回)のチケットは完売の盛況で、プロデューサーからは「いつでも米倉に戻ってきてほしい」とラブコールを受けていた。そして、昨年の11月にロングラン20周年を迎えた『シカゴ』から、正式にオファーがあり、米倉は快諾。 今年7月3日から13日までの予定でブロードウェイのアンバサダー劇場で公演が行われ、8月2日から13日まで、東京・東急シアターオーブでの20周年記念ジャパン・ツアー公演に出演する。米倉は「20周年という節目の年に、CHICAGOに再挑戦できること、とても光栄です」とコメント。「私の女優人生においてとても大切な作品で、この作品と出逢えたことは運命だと思っています。5年というブランクに不安もありますが、それ以上にロキシーをもう1度演じることのできる喜びで胸がいっぱいです!」と興奮を語りながら、「歳を重ねたことでまた違った世界観を表現できるのではないかと今から楽しみです」と期待を示している。また、『シカゴ』エグゼクティブ・プロデューサーのバリー・ワイズラー氏は「愛と努力、そして類稀なる才能を注いでくれている涼子が、ブロードウェイに戻ってくれることは、この上ない喜びです」と歓迎。「2012年のブロードウェイ・デビューから5年がたち、女優、そして女性として経験を積んだ涼子を客席から観ることが今から楽しみです」と言い、「気がはやいですが、『涼子、お帰りなさい』」とメッセージを寄せている。『シカゴ』は数々の賞を受賞し、アメリカ(ブロードウェイ)作品で歴代1位のロングランを誇る作品。米倉演じるロキシーは、 欲望の為には手段を選ばないが、なぜか憎めないキャラクターで、不倫相手を殺害した罪で起訴されながら、弁護士やメディアを利用してスターの座をつかもうとする。
2017年01月20日スパイシーな味わいがクセになる♡ 一番人気メニュー開店当初からの1番人気メニュー「デビル・ワークス」(1,750円)。本場シカゴの本格シカゴピザでありながら、日本人の舌にあうようにアレンジを加えたという特性ソースは、スパイスの効いた風味豊かな味わいです。さらにソーセージも自家製で、スパイシーな味わいがクセになります♡カットした時に溢れ出るチーズがたまらない!シカゴピザは、普段親しんでいるピザとは作り方が反対なのです。「ビッグ・チーズ」(1,250円)の場合は生地の上にチーズ、自家製トマトソース、そしてチーズの順番で焼き上げます。そのため中のチーズがとろっとろにとろけて、ピザをカットした際にはチーズが溢れ出ます!ふわっとした生地との相性も抜群♡黒ビールと合わせて楽しむ濃厚の甘さデザートには、ビターなチョコクッキーとフランボワーズの甘酸っぱいソースが絶品の「デビルズ ディケイデンス ベイクド チーズケーキ」 (600円)がおすすめ。濃厚なチーズケーキと、フランボワーズの甘酸っぱいソースが絶妙にマッチして、甘すぎずさっぱり食べられます。お店オリジナルの黒ビール「パパーズ ポーター」(パイント 1000円/ハーフ650円)と合わせてれば、苦味と甘みがマッチして絶妙な味わいに!まだシカゴピザ食べてない…という方はぜひ五反田「DevilCraft」に足を運んでみてください! 今回紹介したメニューだけでなくどれも絶品ですよ♡スポット情報スポット名:デビルクラフト 五反田住所:東京都品川区西五反田2-7-8電話番号:03-6421-7788
2017年01月06日次々と新たなショーがオープンし、クローズしていくNYブロードウェイにあって、今年で20年目というロングランを続けているミュージカル『シカゴ』。日本でも何度も上演されている人気演目だけど、一昨年に制作された宝塚歌劇OGによるバージョンは、歴史的にも初の女性キャストのみのプロダクションとして大きな注目を集めた。振付や演出を本場のクリエイティブチームが務め、メインキャストの3役を演じたのは、すべて宝塚歌劇の元トップスターたちだ。このOG版『シカゴ』が、なんと今年、本場NYで公演し、話題を呼んだばかり。日本凱旋公演を前に、ヴェルマ役の和央ようかさんに、作品の見どころを伺いました。殺人を犯しながら、名声を得てのし上がろうとするふたりの悪女、ヴェルマとロキシー。そして彼女らの代理人を引き受け、汚い手段で無罪を勝ち取る悪徳弁護士のビリー。「出てくるのは、皆悪人ですが、ネガティブな人はひとりもいなくて、したたかだけど必死に生きようとする姿が、見ていてスカッとします。私の演じるヴェルマもセクシーな悪女なのに、ロキシーに出し抜かれたりとドジなところも。憎めない登場人物ばかりです」と和央さんはいいます。『シカゴ』といえば、退廃の匂いを感じさせる妖艶なボブ・フォッシー振付のダンスが有名。’75年の初演以来、何度もリニューアルしながらも、このフォッシースタイルはずっと受け継がれてきている。「体の一部分だけを動かすフォッシー流のダンスは、一見簡単そうですが、すごく難しいんです。でも顔はあくまでも何事もないようにクールにオシャレに、が振付のこだわりだそう。宝塚歌劇OGならではの呼吸の合い方、一体感もすごいです」作曲を手掛けたジョン・カンダー&フレッド・エッブは、ブロードウェイを代表するヒットメーカーコンビ。「冒頭にヴェルマが歌う『オール・ザット・ジャズ』は、“何でもあり”の作品の世界観を象徴する曲。素晴らしい名曲ですから、『シカゴ』をご覧になったことがない方でも、耳にしたことがあるはずです。これ以外の曲もどれもが素晴らしく、クールでカッコいいものばかり。音楽を聴いているだけでも楽しめる作品です」また、男役のキャストについては、「宝塚の男役は衣装や補正で男性的なシルエットを作りますが、この作品では衣装も露出が多いため、男性パートはかなり苦労されているはず。それでも、現役当時の感覚を思い出すのではなく、新たに男役に取り組もうとする姿勢は素晴らしい。私を含め、元男役の面々も容赦なくぶつかっていくので、迫力ある対決が見られるはず。物語は結構過激ですが、どこか品があるのは宝塚ならではですよね」とのこと。終演後には日替わり企画も。要注目!◇わお・ようか'88年に宝塚歌劇団に入団し、'00年より6年半、宙組トップスターとして活躍。一昨年、世界的作曲家、フランク・ワイルドホーン氏との結婚を発表したことでも話題に。◇ブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョン浮気相手を殺害し収監されたロキシーは、悪徳弁護士のビリーの画策で世間の同情を集めることに成功する。ヴェルマは自分から世間の注目を奪ったロキシーを苦々しく思うが…。8月10日(水)~21日(日)有楽町・東京国際フォーラム ホールCS席1万3000円A席9000円B席5000円U‐25(当日引換券、25歳以下対象、要証明書)5000円シカゴ事務局 TEL:0570・08・9940(10:00~18:00)8月25日(木)~31日(水)に大阪・梅田芸術劇場メインホールでも公演あり。※『anan』2016年8月3日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・林 智子インタビュー、文・望月リサ
2016年07月27日米 NY 時間7月20日、ニューヨークのリンカーン・センター内にあるデビット・H・コーク・シアターにてブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョンのニューヨーク公演が初日を迎えた。初日にもかかわらず、2500席が満員御礼状態となり、劇場の外にはチケットを求めるアメリカ人が辺りの来場者に声を駆け回っている一幕もあったほど。客席は地元ニューヨーカーが多数を占め、最後にはスタンディングオベーションが巻き起こる開幕となった。ブロードウェイミュージカル「シカゴ」宝塚歌劇 OG バージョン チケット情報ミュージカル『シカゴ』は、夜の街にジャズの音色が響き、マフィアが暗躍する1920 年代、禁酒法時代のアメリカ・イリノイ州シカゴが舞台。トニー賞最優秀リバイバル・ミュージカル作品賞に輝き、アメリカ作品としてはブロードウェイ史上1位の ロングラン記録を更新し続け、現在20年目を迎えている。宝塚歌劇OGバージョンは、1996年よりブロードウェイでロングラン公演を続けているリバイバル・プロダクションと同じ製作陣による舞台というのが特徴で、2014年の日本公演の成功を受けて、今回のニューヨーク公演が実現した。そしてニューヨーク公演では本編のカーテンコールの後に、宝塚歌劇の名曲の数々をちりばめたおよそ20分のレビューが披露された。客席がムービングライトに照らされ、“TAKARAZUKA ENCORE(タカラヅカ・アンコール)”と書かれた煌びやかな舞台装置が登場。今回の渡米メンバー全員が総出演する圧巻のサプライズだ。同ミュージカルのブロードウェイ初演で主役のひとりヴェルマ・ケリーを演じたダンスの名手チタ・リベラも会場に駆けつけており、本編のフィナーレが近づくにつれ上半身を乗り出し、のめり込むように観劇。「女性が男性を演じるのが違和感なくゴージャスで完璧な舞台だった」と絶賛。また同作品の作曲家であるジョン・カンダ―は、男役により演じられる主役の弁護士ビリー・フリンについて、「ブロードウェイの公演も男役で上演すれば良いのに」と感銘を受けていた。今回のミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョンは、米演劇界にも大きな足跡を残すことになりそうだ。ニューヨーク公演のあと、8月からは東京、大阪へと続くが、この評判は日本にも伝わりチケット争奪戦になることは間違い無いだろう。公演は、8月10日(水)から21日(日)まで東京国際フォーラム ホールC。8月25日(木)から31日(水)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演。チケットぴあでは、WEBと店頭でのみ明後日7月27日(水)午前10時より、東京公演の横濱・NYギフトセット付チケットを発売する。
2016年07月25日2014年に宝塚歌劇100周年を祝して元トップスターたちによって上演されたブロードウェイミュージカル「シカゴ」宝塚歌劇OGバージョン。今年は日本のみならず、ニューヨーク公演にも初挑戦するなどワールド・ツアーで大きな注目を集める本公演の、幕開けの地となる横浜公演にて、限定特典付きチケットの販売が決定した。宝塚歌劇の元トップスターたちで作り上げるブロードウェイミュージカル「シカゴ」宝塚歌劇OGバージョン。本公演は、女性キャストのみで作られ、“世界一エレガントで華々しいシカゴ”と評されるなど、「セクシーでスタイリッシュな世界」が観客を魅了する。今年は、7月9日(土)KAAT神奈川芸術劇場を皮切りに東京・大阪の国内公演に加えて、本場ニューヨークでも上演。ニューヨーク公演では演出家・三木章雄が構成する特別なレビュー・ショー「宝塚アンコール」も上演される。これはニューヨーク公演限定のプログラムなのだが、ニョーヨーク公演に先駆けて開幕する横浜公演でも毎公演終了後に行われる「お見送りセレモニー」にて「宝塚アンコール」の一部が披露。曲目は当日発表というサプライズで、元トップスターたちのパフォーマンスにファンの期待は膨らむばかりだ。ファン必見の横浜公演に、さらに見逃せないチケット情報が発表。横浜の老舗「近沢レース店」のオリジナルレースをあしらった、横浜限定で販売されているミニタオルハンカチと、みなとみらい限定で販売されている薄くソフトなカステラ生地に栗餡をやさしく包み込み、しっとりとした食感が絶妙な横濱ハーバーダブルマロンが特典として付いてくるチケットが発売中。予定枚数終了次第、受付終了なので気になる方はお早めにチェック!また、稽古も大詰めに差し掛かっている本公演から、ロキシー・ハート役(ダブルキャスト)として出演する大和悠河が「シカゴ」の公演を行うニューヨークでロケを行った番組「徳井と後藤と芳しの指原が今夜くらべてみました 2時間スペシャル!!」が、今夜6月22日(水)21時より日本テレビにて放送予定。さらに、6月23日(木)9時半より放送「フォンデュ」(TOKYO MX)には大和さんをはじめ和央ようか、星奈優里も出演するという。ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」宝塚歌劇OGバージョンは、7月9日(土)よりKAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて横浜公演を上演。以降、7月20日(水)よりデビット・H・コーク・シアター(リンカーン・センター内)にてニューヨーク公演。8月10日(水)より東京国際フォーラム ホールCにて東京公演。8月25日(木)梅田芸術劇場メインホールにて大阪公演。(text:cinemacafe.net)
2016年06月22日全米で人気を集めるドラマ『シカゴ・ファイア』が、23日(木)から海外ドラマ専門チャンネルAXNで日本独占初放送される。アメリカではすでにシーズン4まで製作され、スピンオフも誕生した人気作で、日本でも注目を集めることになりそうだ。その他の画像本作の舞台はアメリカ・シカゴの消防局51分署。そこには正義感の強い“はしご第81小隊”のマシュー・ケイシーや、クールな“救助第3小隊”のケリー・セブライドら様々なメンバーが集まっている。彼らの仕事は救助で、24時間いつでも出動がかかり、火災現場だけでなく、交通事故や崩落寸前の工事現場にも出動。少しでも気を抜けば命の危険がある場所で、瞬時の判断が求められる。本作は、命がけで仕事に挑む者たちのドラマと、そこに集う者たちの濃密な人間関係を描くシリーズで、エピソードを重ねるごとにストーリーがさらに深く、熱くなっていったことから人気が拡大。『Dr.HOUSE-ドクター・ハウス-』のジェシー・スペンサーらキャストの人気も高まっている。『シカゴ・ファイア』海外ドラマ専門チャンネルAXNで6月23日(木)スタート
2016年06月17日海外ドラマ専門チャンネル「AXN」にて日本独占初放送される、全米大ヒットのドラマシリーズ「シカゴ・ファイア」。このほど、レディー・ガガの婚約者としても話題のテイラー・キニーが主演を務める本作のエンディングテーマに、ガガの楽曲「ユー・アンド・アイ」が決定した。舞台は、シカゴ消防局51分署。ある日、いつものように出動要請があった現場で、仲間のダーデンが殉職してしまう。彼の死が原因となり、はしご81小隊の小隊長ケイシー(ジェシー・スペンサー)と、レスキュー3小隊のセブライドは仲たがいをするように。1か月後、新人の消防士候補生としてミルズ(チャーリー・バーネット)がやってくるが…。「シカゴ・ファイア」は、命がけで職務に立ち向かう消防隊員たちの姿を描く大人気ドラマシリーズ。大迫力の救助シーンや個性豊かな隊員たちの人間ドラマが話題となり、アメリカでは2012年に放送がスタートして以来、現在はシーズン4まで放送、シーズン5への継続も決定している。また、警察署が舞台の「Chicago P.D.」(原題)、医療現場が舞台の「Chicago Med」(原題)といったスピンオフドラマも制作されている。そんな本作で主人公の1人、“女たらしのモテ男”セブライドを演じるテイラーは、視聴者の投票でノミネートと受賞が決まる「ピープルズ・チョイス・アワード2016」でドラマシリーズ男優賞を受賞したばかり。アメリカでも絶大な人気を誇り、ガガの婚約者としても知られている。実は2人の出会いは、ガガの「ユー・アンド・アイ」のミュージックビデオで共演したことがきっかけ。今回、その「ユー・アンド・アイ」が本作のエンディングテーマとなり、ドラマに華を添えるとともに、消防隊員たちが繰り広げる熱の込もった人間ドラマをいっそう盛り上げてくれるに違いない。「シカゴ・ファイア」シーズン1はAXNにて6月23日(木)22時より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日アメリカの8人組バンド、Chicago(シカゴ)の4年ぶりとなるジャパンツアーが1月9日、大阪国際会議場メインホールよりスタートした。【チケット情報はこちら】3名のホーン隊を含む9人のメンバーが登場すると、オープニング曲はデビュー作の冒頭を飾ったプログレッシヴな曲展開で圧倒する『イントロダクション』。各パートのソロも随所にたっぷりと盛り込みながら、ベースのジェイソン・シェフのハイトーンな歌声が映える楽曲を挟んで場内のハンドクラップを誘うグルーヴィーなナンバーへと流れ込んで盛り上げると、結成時から在籍するトロンボーン奏者のジェイムズ・パンコウが「また会えてメッチャ嬉しい。準備はできてますか?いくで。Let’s Do It!」と大阪弁も交えたMCで挨拶。その後は、AOR的なメロディの良さが映えるヒット曲『愛ある別れ』をはじめとする70年代の多彩な名曲の数々、最新作のタイトル曲であるアーバン・メロウな「Now」、打楽器奏者がラテン色を全開にしてラテン・ジャズ的な展開をみせるインスト曲も披露され、進化を続けるバンドの現在もしっかりとアピールした。ステージ前方にキーボードが置かれての中盤は、ジェイソンが弾き語りで歌う『スティル・ラヴ・ミー』、キーボードのロバートが歌う『雨の日のニューヨーク』、そしてもうひとりの鍵盤奏者のルーが歌う『ルック・アウェイ』と新旧のメロウな代表曲を披露。続いては、一転して2ndアルバムの収録曲を中心に複雑なホーン・アンサンブルと力強いボーカルが交錯するジャズ・ロック色の強い楽曲を連発して圧倒したところで第一部を終えた。休憩を挟んでの第2部は、デビュー作から『シカゴ17』までと幅広い時代から選ばれた楽曲を多彩に聴かせながら徐々にロックなテンションを高めると、スペンサー・デイヴィス・グループの熱い名カバー『アイム・ア・マン』を演奏。その後は『ストリート・プレイヤー』で熱気を高めた後に、ジェイソンがボーカルを取るスウィートな楽曲を挟むと、おなじみのピアノのイントロから大ヒット曲の『素直になれなくて』を披露した。そのままテンポを上げて『ゲット・アウェイ』へと流れ込むと客席は堰を切ったように総立ちとなり、クライマックスは土曜日の夜にふさわしく『サタデイ・イン・ザ・パーク』、『フィーリン・ストロンガー・エヴリ・デイ』を演奏。アンコールのラストには彼らの代名詞的な名曲である『長い夜』も披露。代表曲から新旧のコアな楽曲までしっかり網羅した決定版的なセットでバンドの音楽的な多彩さ、歴史の深さ、そして現役ぶりを再認識させてくれた。ツアーはこの後、1月12日(火)に愛知・刈谷市総合文化センター、15日(金)に神奈川・パシフィコ横浜・国立大ホール、16日(土)宮城・仙台イズミティ21にて。チケットは発売中。取材・文:吉本秀純
2016年01月12日ブロードウェイで歴代2位のロングラン記録を更新中のミュージカル、『シカゴ』の来日公演が12月4日、東京・東急シアターオーブで開幕した。1999年の初来日以降、日本人キャストによる日本語版、米倉涼子が来日カンパニーに混ざった英語版、さらにはオール女性キャストによる宝塚OG版など、日本でも様々なバージョンが製作されている人気作。今回の目玉は、NHK連続テレビ小説「マッサン」で一躍人気者となったシャーロット・ケイト・フォックスが、2週間のブロードウェイ公演を終えて“凱旋”する形で主演していることだ。ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』チケット情報シャーロットが演じるのは、不倫相手に捨てられそうになり、逆ギレして殺してしまう主婦ロキシー。敏腕弁護士の力を借りて無罪を勝ち取ろうとするばかりか、スキャンダルを利用してスターになろうとまで目論む、紛れもない悪女役だ。下品なセリフも数多く、「マッサン」の聡明で愛情深いエリーとは真逆とも言える役だが、舞台が進むうち、シャーロットが演じるからこその共通点も見えてくる。それは、観ている側が応援せずにはいられなくなる、絶大な“愛され力”。身勝手な嘘を次々と繰り出すロキシーだが、シャーロットが演じるとそこに打算は感じられず、ひたすらキュートでコケティッシュに見える。元々の実力と努力もさることながら、これはやはり天性のものだろう。ロキシーと反目し合うヴェルマを演じる、アムラ=フェイ・ライトとの相性も抜群だ。ブロードウェイをはじめ世界各地で同役を務め、史上最高のヴェルマ女優と謳われる彼女は、2010年には日本で、日本語でも同役を演じている。知らない言語で芝居をして共感を得る、という途方もない難題を見事にクリアしたという意味で、シャーロットとは同志でもあるわけだ。劇中には、ふたりのそんな絆を感じさせるアドリブ的な掛け合いもあり、観る者の胸を熱くする。ふたりの好演が、スタイリッシュでクールな作品本来の魅力を際立たせながら、どこか身近にも感じられる『CHICAGO』を作り出していた。初日に先駆けて3日に行われた記者会見には、「マッサン」でエリーの義母を演じた泉ピン子がサプライズ登場。それまで笑顔で取材に応じていたシャーロットだが、花束を持って現れた泉の姿を見るや、抱きついて大粒の涙をこぼした。「びっくり、うれしい、かんどう、ほんとに!」と日本語で感激を表すシャーロットに対し、「うちの“嫁”が本当に頑張っているロキシーをひとりでも多くの人に観てほしい」と“親心”を見せる泉。最後には、TVカメラに向かってPRするシャーロットに、泉が「観に来てね、ってちゃんと言わないと!」とダメ出し(?)して見せ、感動と笑いの会見は幕となった。東京公演は12月23日(水・祝)まで。その後、12月26日(土)・27日(日)に大阪・梅田芸術劇場メインホールでも上演。取材・文:町田麻子
2015年12月07日アメリカの8人組バンド、Chicago(シカゴ)が2016年 1月9日(金)より4年ぶりのジャパンツアーを開催する事が決定した。ツアーは大阪・神奈川・愛知・宮城の4か所で開催。【チケット情報はこちら】シカゴは1967年に結成。『素直になれなくて』、『君こそすべて』、『長い夜』、『サタデイ・イン・ザ・パーク』などのヒット曲で知られ、全世界で1億2200万枚を超えるセールスを記録している。チケットの一般発売は12月13日(日)より。なお、一般発売に先がけて、先行先着プリセールを実施中。受付は12月1日(火)午後11時59分まで。■Chicago JAPAN TOUR 20161月9日(土)大阪国際会議場メインホール(大阪府)開場 17:00 / 開演 18:001月12日(火)刈谷市総合文化センター大ホール(愛知県)開場 18:00 / 開演 19:001月15日(金)パシフィコ横浜国立大ホール(神奈川県)開場 18:00 / 開演 19:001月16日(土)イズミティ21大ホール(宮城県)開場 17:00 / 開演 18:00
2015年11月25日ジャパンフリトレーは9月1日、「ギャレット ポップコーン ショップス」創業66周年を記念して、新フレーバー「シカゴピザ」と「Garrett 66缶」を国内の「ギャレット ポップコーン ショップス」店舗で期間限定発売する。ギャレット ポップコーン ショップスは、1949年にアメリカのシカゴで創業し、世界9カ国41店舗(2015年8月時点)を展開するポップコーンブランド。ポップコーンの粒には、契約農家で特別に栽培した大粒のトウモロコシのみを使用し、素材から手づくりしている。シカゴピザは、定番のチーズコーンをベースに厳選した素材を使用し、リッチでコクのある濃厚なピザフレーバー。価格は、Sサイズ390円、Mサイズ620円、Lサイズ930円、Jサイズ1,850円、クォート缶1,240円、1ガロン缶2,880円、2ガロン缶5,400円。販売期間は9月30日まで。Garrett 66缶は、同店第1号店の近くに位置するアメリカ国道線「Route 66」と創業66周年をかけて、日米合同で制作されたデザイン缶。価格は、クォート缶1,030円~、1ガロン缶2,570円~。販売期間は10月31日まで。この商品のデザインをモチーフにしたマグカップが数量限定で発売される。価格は、1,200円。※価格は全て税込
2015年08月27日元宝塚星組トップスターの湖月わたるが、12月の来日公演『シカゴ』にアメリカカンパニーの一員として出演を果たす。シカゴSPマチネ(8公演限定)での出演ながら、ブロードウェイ版キャストとの共演は快挙。元ヴォードヴィルダンサーのヴェルマ・ケリー役を全編英語で演じる。ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」チケット情報湖月は2012年『DANCIN’ CRAZY 2』のダイジェスト版で同役を演じ、2014年には宝塚OGバージョン『シカゴ』で全編ヴェルマを演じ切った。その努力が素晴らしい形で実ったのだ。今作は連続テレビ小説『マッサン』のシャーロット・ケイト・フォックスが悪女のヒロイン、ロキシー・ハートを演じるのも話題。来日公演が決定したとき、「『私も参加したい!』と心がザワザワしちゃったんです」と明るく話す。女性だけで堂々と演じたOGバージョン。実はその前から週1回を目標に英会話教室に通い、英語で歌や台詞を覚えていた。「ヴェルマの英語の使い方に彼女の性格が見えて、役作りでの発見が多かった。あちらのスタッフの方に『英語を話せることが世界に出る大きなカギなんだよ』と言われて夢が膨らみました。私は昔から頑張っていれば誰かが見てくれていると信じ、諦めないでいろんな準備をしておくことを大切にしてきたけど、英会話教室の門を叩いたことが今回大きな後押しに。そうでなかったらヴェルマ役に手を挙げられなかった。こんな人生を賭けられる経験ができて“奇跡”ですね」と屈託なく笑う。ロキシーとヴェルマを中心に、虚飾と退廃に満ちた世界観の中で名ナンバーが繰り広げられる『シカゴ』。トニー賞にも輝きブロードウェイ歴代2位のロングランを記録する名作を、湖月は何十回も観劇している。「罪を犯してでものし上がる!という女性の、がむしゃらに生きる姿に勇気づけられ、毎回最後はハッピーな気分に。出演したときはクリエイティブスタッフの方たちの、ボブ・フォッシーさん(初演版演出・振付)への愛が詰まっていることに感動しました。フォッシー・スタイルは“シンプル・イズ・ザ・ベスト”、10を1の動きで見せるセクシーな魅力が。私はバレエのバーレッスンや、身体の部分部分を動かす“アイソレーション”などでインナーを鍛えました」。身体に染みついているヴェルマ役だが、今回来日版のキャストといつ合流できるか未定で「そういう意味でもプロの厳しさをかみしめています。共演する大澄賢也さんは『シカゴ』を知り尽くしているので頼りにしています」。ロキシーと敵対しながらも手を組もうとするヴェルマ。長身でパワフルな湖月にはぴったりな印象だが、タフなだけではないヴェルマを模索中だ。「実は根はピュアで可愛い人だと思います。冒頭のナンバー『ALL THAT JAZZ』はとにかく格好よく、あとはどんどん叩かれて不器用に生きる姿をお客様が応援したくなるようなヴェルマを演じたいです」。公演は12月4日(金)から23日(水・祝)まで東京・東急シアターオーブ、12月26日(土)から27日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:小野寺亜紀
2015年08月19日トヨタ自動車はこのほど、12日に開催した『シカゴオートショー』(一般公開は14日~22日)にて、マイナーチェンジした高級セダン「アバロン」を公開したと発表した。同車は、2015年秋以降に発売を予定。アバロンは、1994年から米国ケンタッキー工場で生産され、北米を中心とする海外ではトヨタブランドのフラッグシップモデルとなっている高級セダン。現在は米国人チーフエンジニアのもとで、米国の研究開発拠点が中心となって開発に携わっており、トヨタの北米事業およびその現地化推進を象徴するクルマの1つ。今回のマイナーチェンジでは、フロントグリル形状やLEDテールランプを変更・改良するなど、エクステリアデザインに磨きをかけると共に、内装でもグレーのステッチを取り入れるなど、質感の向上を図っている。
2015年02月17日本田技研工業(ホンダ)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは12日、『2015年シカゴオートショー』(一般公開は14日~22日)にて、新型「パイロット」を世界初披露したと発表した。パイロットは、米国オハイオ州にあるホンダR&Dアメリカズが開発した、ホンダのトップレンジに位置付けられるSUV。3代目となる新型は、モダンで洗練されたデザインと車格にふさわしい堂々としたフォルムを実現し、LEDヘッドライトやLEDリアコンビネーションランプ、20インチアルミホイール、パノラミックルーフなどがそれを際立たせている。インテリアは、キャビンに採用されたソフトタッチな素材やLEDルームランプなどによりプレミアムな質感で統一され、シートヒーターや2列目キャプテンシートを設定することで快適性も高めている。3.5L直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンを搭載し、トランスミッションは6速オートマチックに加えて、上級グレードには9速オートマチックを採用。そのほか、トップレンジにふさわしい数々の快適装備や高レベルの衝突安全性能、ミリ波レーダーと単眼カメラによる先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を採用している。
2015年02月13日曲芸師のニック・ワレンダが3日(現地時間2日19:00~21:20)、アメリカ・シカゴの高層ビルで命綱なしの目隠し綱渡りに挑戦する。これまでグランドキャニオンやナイアガラの滝など、さまざまな場所の綱渡りで8つの世界記録を樹立してきたニック。今回はシカゴの50階建て以上の高層ビルの間を、命綱や安全ネットなしで歩行する。ニックは、「空飛ぶワレンダー一家」と呼ばれる曲芸ファミリーの7代目。今回の無謀とも思える挑戦を通じて、1978年にプエルトリコの綱渡りで命を落とした曽祖父カール・ワレンダの追悼と共に、見守る3人の子どもたちが「綱渡り師として後を継ぎたい」と思うきっかけになればと願っている。綱の上を歩くのはシカゴ川に面したマリーナ・シティの西棟(約178mの65階建て)から対岸のレオ・バーネットビルディング(約193mの50階建て)までで、傾斜角度は過去最大の15度にもおよぶ。舞台として選ばれたシカゴは、「ウィンディー・シティー(風の街)」として知られており、ニックが挑戦する地点は市内で最も強風が吹く場所の1つ。11月の冷え込む気候では筋肉が収縮して動きが鈍くなるなど、悪条件がそろっている。今回の挑戦について、ニックは「私のキャリア史上、もっとも驚きに満ちた挑戦であり、シカゴはその舞台に最適な街です」と語り、「"風の街"と呼ばれているシカゴで、この寒い気候のなか綱渡りをするということは私にとって大きな挑戦です」と説明。人々が不可能と思うことへの挑戦に喜びを感じつつ、「私は常に、さらなる大きなハードル求めていて、世界が今まで目にしたことのないことを成し遂げたいと考えています。歴史的記録達成の瞬間を家族に見てほしいし、彼らが一緒に成功を祈ってくれていると感じることで安心してパフォーマンスができるのです」とコメントしている。この模様は、世界220の国と地域で生中継され、日本でも3日9:00から11:20まで、ドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」で生中継される。(C)2014 Discovery Communications, LLC.
2014年10月31日米シカゴ大学は10月22日、「OTS964」という開発中の治療薬に肺がんを消滅させる効果があることを確認したと発表した。同研究成果は同大学の中村祐輔教授らによるもので、10月22日付け(現地時間)の米医学誌「Science Translational Medicine」に掲載された。「OTS964」は中村教授のがん遺伝子に関わる成果を基に設立されたベンチャー企業であるオンコセラピー・サイエンスが開発したもの。同薬は、がんを発生・増殖させるとされる「TOPK」というタンパク質の働きを阻害することができる。今回、肺がん細胞を持つマウスを作成し、2週間にわたり「OTS964」を投与したところ、腫瘍が縮小したほか、投与後も縮小を続け、6匹中5匹で完全に消滅したという。「OTS964」より以前に開発された「OTS514」という薬においても、がんに対する効果が報告されていたが、赤血球や白血球の生成に悪影響を与えるなど、副作用が課題となっていた。同研究グループは薬をリポソーム製剤とすることで副作用を小さくすることにも成功した。「TOPK」は乳がんなど、さまざまながんで発現するため、今回の成果は肺がん以外のがん治療に対しても活用が期待できるとのことで、2015年秋には人を対象とした治験を開始する予定だという。
2014年10月23日『素直になれなくて』など世界的ヒット曲で知られるバンド、シカゴのジャパンツアー東京公演が10月20日(土)に東京国際フォーラム・ホールAで行われた。【公演情報はこちら】これまでのレコードやCDの総売り上げが全世界で1 億2,200万枚を突破。まさに世界的スーパーバンドの2年ぶりの来日を一目見ようと、多くの観客が来場した今回の公演。開演時間になり、アナウンスが流れるといきなり演奏がスタート。初っ端から息の合ったプレイを披露し、さすが40周年を超えるバンドは違うなと感じさせた。数曲披露し、MCに入ると「コンニチハ、トーキョー!・・・コンバンハ、スミマセン、ガイジンナノデ・・・」と流暢な日本語と茶目っ気溢れる言葉で、ファンを沸かせた。この日の会場は東京国際フォーラム・ホールAという着席形式のライブではあったが、前方の熱心なファンは立ったまま音楽に合わせて手を突き上げたり、リズムに乗っている姿が見受けられ、座ったままの観客も素晴らしい演奏に浸っているのが良く分かった。楽曲は皆が待ち望んでいるヒット曲はもちろん、熱心なファンでも生で聴くのは初めてという曲もあり、ライトなファンからコアなファンまで楽しめる構成になっていた。また、通常の楽曲の他にもドラムのトリス・インボーデンとパーカッションによる即興のセッションや、ステージ横で映し出されたスクリーンによる映像など、見た目でも飽きさせない仕掛けが用意されていた。「シカゴは日本が大好きです」という意味合いの英語のMCも披露されたが、確かに2時間近いライブの間、メンバーの顔は非常にリラックスして見え、それでいて楽曲を届けようという熱い想いが伝わってくるようなライブだった。公演終了後は、別れを惜しむように、前方の観客と何度も握手をしながらステージを去っていった。シカゴ ジャパンツアー2012は10月22日大阪・オリックス劇場、10月24日(水)新潟・新潟県民会館まで続けられる。
2012年10月22日アメリカのロックバンド、シカゴが来日公演を行う事が決定した。【公演情報はこちら】シカゴは1967年にアメリカで結成。ロックにブラスを取り入れた先駆的存在と言われている。『素直になれなくて』、『君こそすべて』、『長い夜』、『サタデイ・イン・ザ・パーク』などのヒット曲で知られ、全世界でレコードセールスは1億2200万枚を突破している伝説的バンド。今年の5月には1972年に大阪で行われたライブの模様を収めたアルバム『シカゴ ライヴ・イン・ジャパン』が、リマスターされ再発。国内でも世代を超えて愛されているバンドだ。東京公演は10月20日(土)に東京国際フォーラム ホールAにて行われる。今回の来日は約2年半ぶり。デビュー40周年を超え、さらに円熟味を増したステージを見せてくれそう。なお、チケットぴあでは10月20日(土)東京公演のプレイガイド最速先行プリセールを実施。受付期間は9月5日(水)午前10時から9月14日(金)午後11時30分まで。
2012年09月05日8月30日から赤坂ACTシアターでブロードウェイミュージカル『シカゴ』が上演中だ。主役のロキシーを演じる米倉涼子は7月に米・ブロードウェイデビューを果たしたばかり。その米倉に公演への思いを訊いた。ミュージカル『シカゴ』といえば、1996年に開幕以来16年もの間ロングランを続け、アメリカのミュージカル作品として歴代1位のロングラン記録を築いている人気作。2008年にこの日本版に初主演した米倉は、2010年の再演を経て、今年7月とうとう本場ニューヨークの舞台に立った。そして今回、本場のキャストと共に日本での凱旋公演が行われる。実に54年振りという日本人女優のブロードウェイ主演。その貴重な経験をくぐりぬけた米倉に感想を聞くと、「『日本人として54年振り』というフレーズは強いかもしれませんが、だからすごいでしょ、なんて気持ちは少しもありません。ただ、日本人でもロキシーという名のついたネイティブという存在であり得るように演じたいという思いです」と淡々と語る。ニューヨークのプロデューサーとの演技や歌、ダンスを収録したビデオのやり取りは1年前から始まり、英語の訓練なども過酷を極めたという。「最初の頃はひどいビデオを送ってたものだな、と今では思います。英語の発音も一語一語直されましたし、歌もダンスもまた一からやりました。終わりはないんだなと改めて思いました」。ただ、ブロードウェイ公演を経てロキシーを演じることが楽になったのだという。「『ロキシーはこうあるべき』という頑なな気持ちがなくなって、すごく素直に演じられるようになりました」。6日間の公演は連日溢れんばかりの満員。「すごくうれしかったけれど、何も覚えていないほど緊張したりする自分は本当にまだまだだなと思いました。達成感よりも、またブロードウェイに行きたいという思いのほうが強い。プロデューサーにも頼んで帰ってきました」と笑う。日本の凱旋公演については「とにかく必死にやるから見守ってほしい」と話す。「通常の来日公演は外国人ばかりで親近感はあまりないかもしれないけれど、そこに日本人である私がひとり入っているだけで、観てくださる方も安心感とともに『大丈夫なのかしら?』ってお母さんみたいな気持ちも持ってくださると思うんです。だから今回は、ふつうの来日公演とも日本版公演とも違う。私自身も同じロキシーだけど、日本公演よりもうちょっと『ワイルドだぜぇ』みたいな(笑)」。今までとは違う、新たなロキシー像が観られそうだ。公演は9月16日(日)まで東京・赤坂ACTシアターにて上演。チケットは発売中。取材・文:釣木文恵
2012年09月03日ショービジネスの聖地ニューヨーク・ブロードウェイで、女優・米倉涼子が現地時間の7月10日(日本時間の翌11日)、ミュージカル『シカゴ』の主役ロキシー・ハート役で主演デビューを飾った。日本人女優のブロードウェイ主演は、『フラワー・ドラム・ソング』のナンシー梅木以来54年ぶりの歴史的快挙。終演後、米倉と、共演のアムラ=フェイ・ライト、トニー・ヤズベックが囲み取材に応じた。ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」チケット情報ミュージカル『シカゴ』は、ブロードウェイの鬼才ボブ・フォッシーによる演出・振付で1975年に初演、1996年に開幕した再演版は現在ロングラン16年目に突入した大ヒット作。禁酒法時代のシカゴを舞台に、愛人や夫を殺害した罪で起訴されたふたりの悪女、ロキシー(米倉)とヴェルマ(ライト)が、敏腕弁護士ビリー(ヤズベック)の手を借りて一躍マスコミの寵児となっていくさまをシニカルかつユーモラスに描く。日本版『シカゴ』(2008年、2010年)でも同役で主演を務めた米倉は、今回のブロードウェイデビューに当たって英語を猛特訓。演出家が彼女仕様に特別にチョイスした短い日本語のせりふ1~2つを除き、すべて英語のせりふと歌でパフォーマンスを完遂した。マスコミや世間を手玉に取り、夢に見るスターの座を手に入れようとするロキシーに扮する米倉は、コケティッシュな愛らしさと転んでもただでは起きない不屈の精神で周囲を虜にしていくキャラクターそのもの。くるくると豊かに変化する表情や、大舞台での計り知れない緊張感さえもエネルギーに代える圧巻の舞台度胸で観客を魅了した。日本で経験済みの役柄とあって、水を得た魚のように楽しんで演技していたのも印象的だ。気になる英語だが、日本人訛りは当然残りつつ、若干聞き取りにくい箇所もあったとはいえ、英語での演技が初挑戦とは思えないほど、見事なせりふ回しとこなれた発音を披露。ほんの一瞬言い回しに詰まった以外は、2時間半の舞台全編で流れるようなパフォーマンスを見せた。英語の歌も素晴らしい表現力で、デビュー公演としては100点満点と言えるのではないか。囲み取材での米倉は、「今でも手の震えが止まらないほど緊張しましたが、同時にすっごく楽しかった。稽古は苦労の連続でしたが、これぞ生きている証だと思えた。(共演の)アムラがいなかったら、この舞台をやり遂げる勇気も、ここまで来ようと思うチャレンジ精神も持てなかったはず。キャスト・スタッフ全員が本当に温かく迎えてくれて最高に幸せです」と、時折涙で声をつまらせながら、笑顔で初日の感動を打ち明けた。ニューヨークのアンバサダー劇場での主演は7月15日(日)まで。その後、8月30日(木)から9月16日(日)まで日本凱旋公演として、米倉、ライト、ヤズベックの主演3人とアメリカ版ツアーカンパニーが東京・赤坂ACTシアターで来日公演を行う。チケットは発売中。取材・文:武次光世(Gene & Fred)
2012年07月13日『イントゥ・ザ・ワイルド』のヴィンス・ヴォーンが2日、婚約者のカイラ・ウェバーとシカゴで挙式していたことが明らかになった。オーウェン・ウィルソンとコンビを組んだ『ウェディング・クラッシャーズ』や『ドッジボール』など、アメリカではジャック・ブラックやベン・スティラーと並んでコメディ作で鉄板の人気を誇る39歳のヴィンスだが、ブラッド・ピットと離婚直後のジェニファー・アニストンと『ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き』の交際をきっかけに一時期交際していたことでも知られている。お相手のカイラは29歳でカナダ人の不動産エージェント。ヴィンスとは共通の友人の結婚式で知り合い、一昨年から交際が始まり、昨年3月に婚約報道が流れた。今回は、ヴィンスの自宅マンションのペントハウスで、年越しを祝う形で大晦日からパーティは始まり、家族や友人を中心とした65名ほどの招待客はその後、近くのホテルに滞在し、1月2日にレイクフォレスト・アカデミーにあるアーモアハウスの大広間で結婚式が挙げられた。ジェニファー・アニストンと交際していたときも、インタビューなどでプライベートな話題はほとんど口にしなかったヴィンスは、カイラとの婚約についてもほぼノーコメントを貫いてきた。この先も、おそらく多くを語ることはなさそうだが、それだけプライバシーを大切にしていれば、幸せな家庭は築けそう。末長くお幸せに。(text:Yuki Tominaga)昨秋、『Couples Retreat』(原題)のプロモーションで訪れたローマにて。© Features/AFLO■関連作品:イントゥ・ザ・ワイルド 2008年9月6日よりシャンテシネ、テアトルタイムズスクエア、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開© MMVII by RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC and PARAMOUNT VANTAGE, A Division of PARAMOUNT PICTURES CORPORATION.All Rights Reserved.■関連記事:エミール・ハーシュのサイン入り『イントゥ・ザ・ワイルド』ポスターを3名様にプレゼントエミール・ハーシュが壮絶18キロ減ダイエットで挑んだ『イントゥ・ザ・ワイルド』柔道・野村忠宏「まだ答えは求めないで…」五輪に懸ける複雑な思いを語るショーン・ペンの渾身の一作『イントゥ・ザ・ワイルド』鑑賞券を5組10名様にプレゼントショーン・ペンが描く真実の物語『イントゥ・ザ・ワイルド』試写会に5組10名様ご招待
2010年01月06日ジョニー・デップが実在の銀行強盗犯を演じた最新作『パブリック・エネミー』(原題)のプレミアが18日、映画の舞台にもなったシカゴで開催され、監督のマイケル・マン、共演のクリスチャン・ベイル、マリオン・コティヤールとともにジョニーも出席した。1930年代、アメリカ中西部で銀行強盗を重ねた実在の人物、ジョン・デリンジャーを演じるジョニーはデリンジャーについて「とても忠実な男だ。ああいうことをしでかす人物にしては珍しいことじゃないかな」と語る。デリンジャーは当時、現代版ロビン・フッドとみなされることもあった人物だという。ラルフ・ローレンパープル・レーベルのストライプのスーツを着たジョニーは、この日もレッドカーペットに集まったファンたちの声援を受け、出来る限りサインや写真のリクエストに応じていた。TV番組「Entertainment Tonight」の取材を受けたジョニーはファン・サービスについて「だって、僕がここにいられるのは彼らのおかげだから」とファンについて語った。「いまも仕事があるのは、彼らがこうしてサインをもらおうと、あるいは挨拶や握手をしようと、待っていてくれるからだ。彼らが僕に『ハイ!』と挨拶してほしいなら喜んでするし、彼らが望むことを出来る限りしてあげたい」。『パブリック・エネミーズ』は7月1日より全米公開、日本では年末年始に公開予定。(text:Yuki Tominaga)© Reuters/AFLO■関連作品:パブリック・エネミーズ (原題)■関連記事:ジョニー・デップ、ロケ先で交わした少年との約束通りにプレゼントジョニー・デップ待望の新作撮影現場で、ファンに大サービス!ジョニー・デップの次回作、相手役にマリオン・コティヤール
2009年06月22日