トム・クルーズが、新作映画の撮影現場で重症を負ったクルーに、自分のプライベートジェットの利用を提供した。トムが『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督作『Oblivion』(原題)を先月撮影していた際に、イギリス人クルーのデヴィッドさんが巨石に押し潰されてしまうという事故が発生。デヴィッドさんは意識不明状態に陥り、半身不随になるのを心配したトムは、デヴィッドさんを胸髄損傷の専門クリニックに搬送するため自身のプライベートジェットを提供したという。ある関係者は英「Daily Mirror」紙に、「トムは冷静で、すぐに行動を起こしたんです。他人事のように振る舞うことなど全くなく、搬送に必要になった場合のために自分のプライベートジェットの“ガルフストリーム V”がすぐに離陸できる準備をさせました。とっさの判断でした。デヴィッドは永久に骨髄損傷を被る可能性があったので、すぐに病院に搬送されるのは大事なことだったんです」と語った。さらにトムは、デヴィッドさんが搬送されて4時間の集中治療を受けたルイジアナ州の病院にも訪れたという。先の関係者は「トムは素晴らしかったですね。デヴィッドとその家族に多大なサポートをしていました。ひどい事故でしたが、別にトムがあのように行動する義務は無かったわけですからね。そのトムの行動が、残された映画セットのクルーたちを勇気づけたと思いますね」と続けた。『Oblivion』(原題)は、あるひとりのベテラン兵士が、エイリアン種族を絶滅させるため地球外惑星へと派遣されるという設定のストーリー。トムのほかにモーガン・フリーマンやアンドレア・ライズブローが出演している。現在、デヴィッドさんは理学療法中で、同作品のスタッフとして外されるかどうかはまだ分からないようだ。■関連作品:トロン:レガシー 2010年12月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
2012年06月21日遊園地の花形はなんと言ってもジェットコスーター。その人気ゆえに遊園地には必ずあるジェットコースターですが、一体いくらぐらいあれば建設できるのでしょうか。また何回ぐらいお客さんが乗ればその建設費をリクープできるのでしょうか?日本のジェットコースターのメッカと言えば、東は『富士急ハイランド』、西は『ナガシマスパーランド』にとどめを刺すんだそうで。総工費がいくらかかったのかを調べてみました。まずナガシマスパーランドに電話で取材の申し込みをしたところ、「そういう数字は外へ出さない」とのことでした。一方、関東で富士急ハイランドといえば、絶叫マシン好きが集まるところ。『ええじゃないか』は座席が縦回転する世界初のマシン。『高飛車』は2011年にお目見えした最新マシンで「落下角度世界一のローラーコースター」として2011年にギネスブックに認定されています。『ドドンパ』はスタートから1.8秒で時速172kmに達するゼロヨン感覚のダッシュマシン。『FUJIYAMA』は最高時速130km、最大落差70m、最高部79mととにかく規格外のマシン。この4基はいずれも大人気です。これらの建設費について富士急ハイランドさんに聞いてみました。お答えは以下のようでした。『ええじゃないか』総工費:36億円『高飛車』総工費:30億円『ドドンパ』総工費:30億円『FUJIYAMA』総工費:30億円ちなみに東京ディズニーシーの『レイジングスピリッツ』は木製のジェットコースターで有名ですが、これは総工費約80億円。ちょっと趣は異なりますが、『タワー・オブ・テラー』が総工費約210億円のようです。世界に展開するディズニーブランド、建設費も高額です。上記のとおり大体30~40億円あればジェットコースターが建設できるようです(もちろん土地代は別)。40億円で作って、20人乗りの車両を走らせるとしましょう。1人の運賃を1,000円とすれば20人で20,000円。満員の車両を20万回走らせれば回収できます(笑)。1年で回収しようとすると、満員列車を1日に547.9回走らせればいいのですが、さすがにそれはムリでしょう。10年だとすると3,650日です。これでも1日に満員列車を54回走らせないといけません。しかもその回数を10年、毎日続けないといけないのです(笑)。単純に乗り物代だけではリクープすることは非常に困難なわけです。1基40億円なんていうと、もう高いんだか安いんだかよくわかりません。高いんですけどね。故マイケル・ジャクソン氏ぐらい大金持ちになったら、自分の家の横にジェットコースターを1基いかがでしょうか?(谷門太@dcp)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日2010年に公開されるや否や全米初登場1位という華々しい記録を打ち立てた大ヒットアクション・ムービーの続編『エクスペンダブルズ2』の日本公開が10月20日(土)に決定し、このたび本作の最新ポスター・ビジュアルが到着した。シルヴェスター・スタローンを筆頭に、ジェイスン・ステイサムやジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリスら名だたるスーパースターたちが「アクション映画史上の最高傑作を作る」という決意のもと製作・出演に名を列ね、世界中を席巻した『エクスペンダブルズ』。待望の続編となる本作では、その“地上最強軍団”の奇跡の集結に強力なメンバーも加わり、前作を上回るスケールとアクションでパワーアップした戦いを繰り広げていく。公開に先駆けて今回到着したのは、軍用銃のエキスパートであり、エクスペンダブルズのリーダーでもあるバーニー・ロス(シルヴェスター・スタローン)を始めとする男たちの姿を写し出した12枚のポスター!そこには前作に引き続き登場するナイフのスペシャリストで元SAS(英国特殊部隊)のリー・クリスマス(ジェイスン・ステイサム)や思慮深いマーシャル・アーツの達人、イン・ヤン(ジェット・リー)のほか、本作から初登場となるメンバーたちの姿も。一匹狼として闘う伝説の男“ザ・ローン・ウルフ” J・Bブッカー役のチャック・ノリスと最強・最悪のボス、ジーン・ヴィラン役のジャン=クロード・ヴァン・ダムも待望の初参戦!そして、一際目を引くのが、ユー・ナン演じる唯一の女性、マギー・チャン。エクスペンダブルズと行動を共にすることになるようだが、果たしてその実力とは…?前作でメガホンを握ったスタローンは、本作では監督をアクション映画の名匠サイモン・ウエスト(『コン・エアー』、『トゥームレイダー』)に任せて自らはアクションと演技に専念し、かつてないハードな見せ場の数々に挑むとのこと。さらに、前作ではアクションなしだったブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーも本作では銃を手に大激闘!まだまだ詳しいことはベールに包まれた状態の本作だが、アクション映画史の総決算とも言うべき究極の“スーパーヘビー級エンタテインメント・ムービー”になること間違いなし!『エクスペンダブルズ2』は10月20日(土)より全国にて公開。■関連作品:エクスペンダブルズ2 2012年10月20日より全国にて公開© 2012 Barney’s Christmas, Inc.
2012年05月02日最新のビジネスツールやデジタルガジェットは、日々の仕事を効率化し、生産性を向上させてくれる便利な存在。それらのアイテムを日々の仕事に生かし、第一線で活躍中の2名のビジネスリーダーに、ビジネススピードを加速するモノ選びの秘訣を伺った。まずお話を伺ったのが、『HACKS!』シリーズなどの著書で知られる小山龍介さん。自身も日頃から最新のガジェットを徹底的に駆使し、仕事の効率化を図っている。「僕は新しいガジェットを購入する際、費用対効果を強く意識します。多少値が張っても、生産性の向上がのぞめるモノであれば、出費は惜しみません」たとえばパソコンは、日々の仕事の核となるアイテム。動作が遅い旧式を使い続けていては、仕事のパフォーマンスは落ちる。小山さんは常に快適な作業環境を維持するために、年に一度のペースで最新のモデルに買い換えている。スマートフォンも然りで、iPhoneも、常に最高のパフォーマンスを得るために、新機種が出る度に即座に購入する。「パソコンやスマートフォンは、現代のビジネスマンにとって欠かせないアイテムですよね。決して安いモノではありませんが、毎日使うと考えれば、1日あたりのコストは安くつく。“価格÷使用頻度”で費用対効果を想定するようにしています」また、カメラを自己表現ツールのひとつとして捉え、Facebookなどにアップする写真のクオリティにこだわっている。現在の愛機はパナソニックのコンパクト一眼「LUMIX DMC-GF3」。これにライカのレンズを装着して持ち歩き、日常のふとした瞬間を切り取っている。「カメラもレンズもそれなりに高価ですが、発信する情報のクオリティが問われる時代。アウトプットの質を高める投資と考えれば効果は高いですね」大学で教鞭を執りながら複数の企業の取締役を務め、テレビなどのメディアにも出演。ひとつの場所にとどまることなく国内外を飛び回っている夏野剛さん。その移動の多さゆえ、持ち物を極限まで減らしている。「iPad2と、ガラケー。僕の普段の荷物はこの2台だけです。常に身軽でいたいから、カバンも現金も持ち歩きません」iPadに関しては、「僕ほど使いこなしている人はいないんじゃないか」と自負するほどのヘビーユーザー。メール、スケジュール、書類など、ビジネスに必要なあらゆるものはすべてGoogle AppsやEvernoteで管理。そして移動の時間はネットのニュースやTwitter、Facebookを駆使し、情報収集にあてる。そのため常にネットに接続されていることが求められ、「iPadは3G版でなくては駄目」というのが夏野さんの主張だ。「そこをケチってはいけない」とも。いわゆるガラケー(ガラパゴスケータイ)に関しては、日本の携帯電話を揶揄する言い方ではあるが、おサイフケータイの便利さは捨てがたいものがあるという。また、夏野さんは多忙な日々を送っているため、買い物は「即決主義」を貫いている。「欲しいと思ったらすぐに買う。迷うくらいなら買わない。もちろん失敗することもありますが(笑)、迷っている時間さえもったいないですからね」そう語りながらiPad2をぺらぺらめくり、「お、これいいね」と新たなiPad用のケースをオンラインで即座に注文した。小山龍介(こやま・りゅうすけ)株式会社ブルームコンセプト代表取締役。ライフハック系の著書を手掛けるほか、新商品開発や新規事業立ち上げのコンサルティングを行っている。夏野剛(なつの・たけし)NTTドコモ在職時代にiモードやおサイフケータイなど数々の新規事業を手掛ける。慶應義塾大学政策・メディア研究科特別招聘教授。ドワンゴやぴあほか複数の企業の社外取締役も兼務。※掲載アイテムはすべて私物。価格はすべて編集部調べ※マイナビニュースマガジン創刊号(2011年12月10日発行)より転載関連リンク【マイナビニュースマガジン】がWebで読めるebookはこちら!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月30日格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは8日、当初予定していた12月から大幅に前倒ししての国内線就航を発表した。同社は日本航空(JAL)が出資するアジア・太平洋地域のLCCで、運航開始日は今年7月3日。就航するのは成田空港を拠点に、札幌、関空、福岡、那覇の5空港となっている。どの空港を結ぶ路線を運航するのかと、便数は現在調整中で、新路線は段階的に開設していく予定で、最初のスタートが7月3日になる、というわけだ。また、整備などの拠点は成田だが、成田発着以外の路線も開設する。航空券の販売チャネルもウェブサイトだけでなく、SNSやキオスクなどへ広げて行くという。これにより、既に成田発着便を格安運賃で運航しているスカイマーク、夏に就航予定のエアアジア・ジャパン、関空発着のピーチ・アビエーションなど、他のLCCとの格安運賃競争の激化は必至。例えばスカイマークの成田 - 札幌の運賃(2012年3月8日)を見ると、最も安い「WEBバーゲン」運賃が片道5,800円、次に安い「WEB割10」が同7,800円、普通運賃が同1万6,800円。これに対しジェットスター・ジャパンは、「プライス・ビート・ギャランティ(最低価格保証)」の提供を目指している。これは、同一路線、同一日、同一時間帯で同社よりも安い運賃を他社が出していた場合、その金額よりさらに10%割り引くというもの。スカイマーク成田 - 札幌線の「WEBバーゲン」運賃がこの最低価格保証の条件に当てはまった場合、5,800円の10%引き、5,220円で乗れる計算になる。「たとえ原価割れしても最低価格保証は行う」(ジェットスターグループCEO ブルース・ブキャナン氏)。ジェットスター・ジャパンが運航を開始を7月3日に前倒ししたことで、ライバルである全日本空輸(ANA)出資のLCC、エアアジア・ジャパンの就航よりも1カ月ほど早くなった。エアアジア・ジャパンは8月1日の就航を予定しているので、今回の就航前倒しは明らかにライバルを意識したものだろう。いよいよ低コスト航空会社の本格的な競争が幕を開けるが、「競争が激化し運賃が下がれば、勝ち組はすなわち消費者」(同氏)ということになる。果てして、ジェットスター・ジャパンはどの程度の格安運賃を提供してくれるのか。運賃発表が楽しみだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月09日ヒット舞台をスクリーン上映するゲキシネ『蛮幽鬼』の初日舞台挨拶が10月2日(土)、東京・新宿区の新宿バルト9で行われ、主演の上川隆也、共演の山内圭哉がトークショーを行った。昨年9月〜11月に東京、大阪で上演された「劇団☆新感線」の舞台で、アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」をモチーフに無実の罪で幽閉されていた監獄島から脱走した男・伊達土門(上川さん)の復讐を描く物語。山内さんはMCを務め、冒頭、上川さんの「取材の方もいらっしゃっていて…」の言葉に思わず「今日、内野さんは来ませんよ」と本作とは関係ない、W不倫と飲酒運転疑惑の渦中にある、俳優仲間の名を口走り、上川さんから「止め!」と一喝されて苦笑い。一方で、観客から事前に寄せられた質問に回答する場面も。謎の殺し屋を演じた堺雅人との共演の感想について、山内さんは「(堺さんは学生時代)体育が2やったんですって。リー・リンチェイ(=ジェット・リー)みたいな役なのに。最初の本読みの日、真っ青になっていましたよ」。上川さんも「ひとつ公演が終わるたびに、必ず堺とお風呂に入っていた堺の全てを知る男として君臨していますが…」と前振りし、「だんだんマッチョになっていくんです。いわゆる細マッチョです。モヤモヤと想像してください、堺の穏やかな顔の下にマッチョな体ですよ」と暴露合戦。満場の女性ファンを悩ましい気持ちに誘った。『蛮幽鬼』は新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:蛮幽鬼 2010年10月2日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2010 松竹、ヴィレッヂ■関連記事:『蛮幽鬼』上川隆也×稲森いずみ舞台に立つ“覚悟”と舞台裏の意外な“素顔”ゲキ×シネ『蛮幽鬼』で堺雅人の魅力的な“ギャップ”が際立つ!アンケート結果発表「マークスの山」に高良健吾!高山ロケにベテラン俳優陣は恨み節迫力の映像と音で演劇を堪能せよ!『蛮幽鬼』特別試写会に40組80名様ご招待「殺陣の振り付けを一度で覚えちゃう」上川隆也早乙女太一を大絶賛
2010年10月02日シルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演を務め、ジェイスン・ステイサムにジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーまでが出演する『エクスペンダブルズ』が全米で公開を迎え、興行ランキングで初登場第1位を記録した。法外な報酬で雇われ、たとえ死んだとしてもその事実すら公表されない使い捨ての傭兵軍団“エクスペンダブルズ”が、南米の軍事独裁国家壊滅という困難な依頼に従事する姿を描いた本作。スタローンの下に、ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、ドルフ・ラングレン、そして現カリフォルニア州知事のシュワルツェネッガーなど、数々のアクション大作で主演を張ってきた錚々たる面々が集結!“使い捨て”と呼ぶにはなんとも贅沢な本作だが、8月13日(金)の公開から3日間で3,503万ドル(約30億円/3,270館)を記録し、堂々の初登場1位!過去のスタローンの主演作のオープニング記録(『ランボー/怒りの脱出』/2,017万ドル)、同じく監督作での記録(『ロッキー4/炎の友情』/1,999万ドル)を共に塗り替えることになった。スタローンは本作について「今年で映画界でのキャリア40年目になるが、ファンの目に映る俺の姿はシルヴェスター・スタローンではなく、ロッキーやランボーなんだ。これが俳優としての俺の宿命だと思う。今回また『エクスペンダブルズ』のバーニーというキャラクターが加わることになれば」と語っているが、このヒットスタートでその願いも現実味を帯びてきたと言えるかも?また、大ヒットスタートを受けてスタローンは、スケジュールの都合で出演がかなわなかったジャン=クロード・バンダムに「だから出演すればよかったのに!」と話したとか…。ズラリと並んだマッチョな男たち。白黒の写真なのに“熱”が伝わってきそう!?『エクスペンダブルズ』日本での公開は10月16日(土)より全国にて。■関連作品:エクスペンダブルズ 2010年10月16日より全国にて公開© 2010 ALTA VISTA PRODUCTIONS, INC
2010年08月18日塚本晋也監督の最新作『鉄男 THE BULLET MAN』がついに北米に上陸!第1回グリーンプラネット・フィルム・アワードにて、アメリカ映画以外で2010年に最も期待される映画に贈られる「MOST ANTICIPATED INTERNATIONAL FILM of 2010:ACTION FILM」を授与され、4月にニューヨークで開催される第9回トライベッカ映画祭への出品決定も発表された。グリーンプラネット・フィルム・アワードは2009年度に各国の映画祭および映画賞で脚光を浴び、既に世界的な話題を巻き起こした2010年公開作へ贈られる賞で、スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、マーティン・スコセッシ、オリバー・ストーンを含む7人の選出委員会が協議の上で選出、ちなみに「MOST ANTICIPATED FILM of 2010」(アメリカ映画で最も期待される作品)は『シャッター アイランド』が受賞した。授賞式に参加した塚本監督は「この映画は、流行の3DもCGもほとんど使っておらず、昔ながらのアナログの方法で撮影しました。CGでは出せない本物の迫力が出せたと思っており、本物の鉄の男が大暴れします。『アバター』とは対極のアナログ映画ですが、体が受けるインパクトは 同じだと観た人には言われます。上映時間は『アバター』の3分の1ですが、観た後の疲労度は『アバター』の3倍は間違いなくあります。どうかみなさん、期待して、体感してください」と挨拶した。『鉄男 THE BULLET MAN』は、20年前に世界に衝撃を与えた塚本監督の代表作『鉄男』を、リメイクとも続編とも違った形で、新たに描いた作品。昨年のヴェネチア国際映画祭でコンペティション部門に出品されるなど、すでに各国の映画祭で大きな話題を呼んでいる。また、この日の授賞式典のもう一つの趣旨となっていたのが「黒澤明生誕100年トリビュート」。塚本監督は「ポスト・アキラ・クロサワ」と紹介され、多くのアメリカの報道陣が訪れる中、黒澤作品への熱い思いを語った。さらに会見では、『鉄男 THE BULLET MAN』が第9回トライベッカ映画祭に出品されることも発表されたが、ロバート・デ・ニーロが創設した映画祭とあって、塚本監督は「デ・ニーロさんが観て、何を感じるかを確認したい」と期待を口にした。また、アジア人俳優に贈られる「MOST OUTSTANDING ASIANS in HOLLYWOOD(ハリウッドで最も活躍しているアジア俳優)」を真田広之が受賞。チョウ・ユンファ、ジェット・リー、チャン・ツィイー、コン・リー、渡辺謙といった錚々たる顔ぶれを抑え見事、栄誉を手にした真田さんは「自分の功績が、後に続く若い人たちのためになればと思いやってきました。この賞をもらって今後10年頑張れます」と誇らしげに語った。『鉄男 THE BULLET MAN』は5月22日(土)より全国にて公開。なお公開に先駆けて、「塚本大図鑑−SHINYA TSUKAMOTO FILM FESTIVAL 2010」と題して、5月8日(土)から5月21日(金)の2週間にわたり、シアターN渋谷にて塚本監督の過去の全作品の特集上映も開催される。「塚本大図鑑−SHINYA TSUKAMOTO FILM FESTIVAL 2010」■関連作品:鉄男 THE BULLET MAN 2010年5月22日より全国にて公開© TETSUO GROUP 2009■関連記事:マット・デイモン、主演するソダーバーグ監督の新作を携えてヴェネチア映画祭に登場!塚本晋也、深夜のヴェネチアを興奮の渦に「レッドカーペット歩けるのはすごいこと」塚本晋也最新作、ヴェネチア国際映画祭出品決定初コンペ出品の快挙!世界のツカモト、全篇英語で挑んだ21世紀版『鉄男』で“全世界同時”会見
2010年03月29日冷静沈着、最強&最速の運び屋に仕掛けられた三度目の罠。愛車から20メートル離れると――爆死。赤い代物に“お約束”の謎の美女。限界を超える危機にどう立ち向かう?ジェイスン・ステイサム主演の人気アクションシリーズ第3弾『トランスポーター3アンリミテッド』が公開を迎える。ジェイスンにその魅力を語ってもらった。スーツをドライクリーニングして、現場に行けばフランクの出来上がり?「僕にとってはまさにターニング・ポイントとなった作品」――。2002年から始まり、第3弾を迎えた『トランスポーター』シリーズの自らの中での位置づけについてジェイスンはこう語る。「ジェット・リーの作品も手がけているプロデューサーのスティーブン・チャズマンが、僕のための作品が何かやれないかとリュック・ベッソンに持ちかけたんだ。僕が子供のときから培ったフィジカルな能力を生かしたものでね。それはとても光栄なことだし、人々がこの作品を喜んでくれて、3本もこの作品をやれたことに感謝しているよ」。さすがに3作目ともなると、“運び屋”フランクを演じるのも慣れたもの?「少し簡単になってきているよ。スーツをドライクリーニングして、現場に行けばいいわけだからね(笑)。このシリーズの楽しみのひとつは、(武術指導の)コーリー・ユンと仕事が出来るということ。彼が作品に持ち込んでくれるものはとてもユニークで、僕は彼と彼が連れてくるチームの仕事に対する姿勢が大好きなんだ。それはとても素晴らしいオーガニックなプロセスだったよ」。「プリズン・ブレイク」のティーバッグ役で一躍、人気者となった個性派俳優、ロバート・ネッパーとの共演が話題を呼んでいるが…。「彼はすごい人気者さ!特にフランスではね。道を歩いてると、まるでエルヴィス・プレスリーって感じだった。彼を悪役にするというのは素晴らしい選択だったと思う」。鍛え上げられた肉体の秘密は?“完璧”という言葉がよく似合うタフガイ、フランクをジェイスン自身はどのように捉えているのだろうか?「黒いスーツを着たハゲさ(笑)。正直、よく分からないけど、彼は実際の僕よりはずっとクールだよ。みんなは彼のことをストイックと呼ぶよね。無口な男だけど、はっきりとした行動原理と素晴らしい道徳観を持っている。僕はそう感じているよ」。そんなフランクを特徴づけているのが、鍛え上げられた肉体美!さて、いったいどのようにこの鋼のような肉体をキープしているのかというと…。「いいボディ・ダブル(スタント)を用意するだけだよ。そして僕の頭をCGで入れ替えるんだ(笑)。それは冗談だけど、全てはダイエットとエクササイズだね。とても厳しくやらないといけないし、いい体を作るためにはそうしないといけないのは誰もが知っていることだよね。そういったルールを守るまでさ。それだけだよ」。最後に、さらなる続編の可能性について聞くと、こんな嬉しい答えが。「あと何本やれるか分からないよ。人々がこの作品に飽きたり、『もうこれまで』と言ったりしない限り、僕はやり続けるよ!」© KaoriSuzuki■関連作品:トランスポーター3アンリミテッド 2009年8月15日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2008 EUROPACORP-TF1 FILMS PRODUCTION-GRIVE PRODUCTIONS-APIPOULAI PROD■関連記事:郷ひろみ、ジャケットの次は“脱ぎプレイ”?変わらぬダンディズムの秘訣を披露限界を超える危機!『トランスポーター3 アンリミテッド』試写会に20組40名様をご招待飛ぶ!跳ねる!廻る!超える!『アルティメット2マッスル・ネバー・ダイ』独占試写会に40組80名様ご招待あなたがいま最も気になる“肉食系”を投票!「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼントシネマライブ!リニューアル第一弾“俺がお前を守る!”『トランスポーター3』カップル限定試写会に100組200名様ご招待
2009年08月15日アシュトン・カッチャー&デミ・ムーア夫妻が乗ったプライベート・ジェットが6日、エンジントラブルを起こし、ラスベガスの飛行場に緊急着陸した。夫妻はアシュトンの新作『Spread』(原題)のラスベガス・プレミアに出席した後、ニューヨークへ向けて午後1時前に飛び立った。ところが離陸して数分後、エンジンの調子がおかしくなり、ラスベガスに引き返して緊急着陸となった。幸い夫妻に怪我はなかった。緊急着陸するやいなやアシュトンはTwitterに「僕の乗った飛行機が緊急着陸した。エンジンがオーバーヒート。消防車がたくさん来てる」と書き込み、デミも「緊急着陸とか、ベガスではいつもの冒険よ」と自らのアカウントに書き込んだ。しばらく時間が経過してから「生きていることがハッピー」と書き込んだアシュトンは、ファンと一緒にお祝いをしようと提案。マンハッタンの「タートル・ベイ・バーでパーティだ!入るときに『Spread』と言えばドリンクは半額!僕のおごりだよ!」と付け加えた。写真は2人がtwitterに掲載した機内での様子。© Splash/AFLO(text:Yuki Tominaga)■関連作品:ベガスの恋に勝つルール 2008年8月13日、14日、15日先行公開、8月16日より有楽座ほか全国にて公開© 2008 Twentieth Century Fox Film Corporation■関連記事:キャメロン・ディアス、うわさの彼とN.Y.でテニス観戦デートファッション小噺vol.89キャメロンに学ぶ、ワンピ着こなし術とミニ着用の自由アシュトン、愛妻デミ・ムーアと仲良く登場!『ベガスの恋に勝つルール』プレミアキャメロン・ディアス、酒の上での過ちは「一度だけよ…思い出せないけど(笑)」恋愛は妥協も必要?『ベガスの恋に勝つルール』特製グッズを合計4名様にプレゼント
2009年08月10日