ジェーンマープルドンルサロン(Jane Marple Dans Le Salon)より、2018年夏コレクション「GOOD DAY SUNSHINE」の新作シリーズ“Old New York”のアイテムが登場。古き良き時代のニューヨークを思わせる“Old New York”シリーズでは、手描きのようなタッチで描かれたカラフルな建物や蒸気船、馬車をプリントしたシャツやワンピースが登場。開襟のアロハワンピースやアロハシャツは、オーセンティックで上品なシルエットがレトロな雰囲気を演出する。プリントと同系色の生地をギャザー、フリルで切り替えたスカートや、無地のカットソーとプリント素材を組み合わせたワンピースなどは、リラックスした空気感が魅力。組み合わせるアイテム次第で、カジュアルにも可愛らしくも着こなせるアイテムだ。また、柄プリントとも相性抜群のシンプルなデニムスカートやパンツ、レッドやブルーの1色にカラーリングされたTシャツも展開。いずれもプレーンなフォルムで仕立てられている。Tシャツにはポケット部分にリボンをあしらい、デニムのボトムスにはバックにリボンをパッチワークすることで、さりげなくフェミニンな要素をプラスし、遊び心を感じさせるデザインに仕上げている。【詳細】ジェーンマープルドンルサロン“Old New York”発売中■アイテム例・Old New York のメンズアロハ 28,500円・Old New York のアロハワンピース 48,500円・ギザンティ天竺のリボンポケットTシャツ 10,500円・バックリボンのデニムスカート 19,500円【問い合わせ先】St Mary Mead co.,ltd.TEL:03-3468-0232
2018年05月17日ジェーン スミス(JANE SMITH)が2018-19年秋冬コレクションのルックを公開した。前シーズンのエレクトロな雰囲気から一変し、英国ロックバンドのプライマル・スクリーム(PRIMAL SCREAM)のアルバム「RIOT CITY BLUES」をテーマにした今シーズン。中でもバンドのメンバーのヴォーカル、ボビー・ギレスピー(Bobby Gillespie)の柄シャツにジャケットやコートを羽織るスタイルにフォーカスした。打ち込みと脱脂を施したチェックやストライプ柄の別注ウール素材のジャケットやチェスターコートにパンツ。インナーには、ヒョウ柄やドット柄のシャツ、そして毛足の長いフリースやボア、アーガイル柄のモヘア、クラシカルなトレンチや光沢のあるエナメルムートンなどをレイヤリング。アクセントでアーミーキルト(リップストップ)やダウン(ナイロン)を重ねてスポーティーさも取り入れ、英国ロックのムードを表現した。テーマになったプライマル・スクリームのアルバム「RIOT CITY BLUES」の楽曲はこちらからチェック!
2018年05月06日ジェーンマープルドンルサロン(Jane Marple Dans Le Salon)2018年春コレクション「GOOD DAY SUNSHINE」より「Flower parlour」シリーズが登場。「Flower parlour」シリーズでは、クラシカルなインテリアファブリックに使用されるような花々をデザインしたワンピースやドレス、カーディガン、シャツワンピースなどが展開される。全体に花々がプリントされたゴア―ドドレスは、縦に布の切り替えを施しており、シルエットを細身に見せてくれる。しかし袖部分はゆとりがあるので、生地感と相まって女性らしいふんわりとした印象も与えてくれる。胸元に花々が刺繡されたカーディガンは、花とカーディガンの色合いが異なる3色展開。どのシーズンにも着やすいグレーとこれからの季節にぴったりのイエロー、爽やかなブルーの花々をあしらったピンク、と季節や好みのカラーリングに合わせて選びたい。他にも、夏らしいブルー×ホワイトのストライプシャツワンピースやドレープリボンのボレロ、ヴィンテージチュールのチュチュスカートなどブランドのガーリーな世界観を持ったアイテムばかりだ。【詳細】ジェーンマープルドンルサロン 2018年春コレクション「Flower parlour」発売日:発売中取扱店舗:ジェーンマープル取り扱い直営店価格例:・Flower parlourのゴアードドレス 52,500円・Flower parlour EMBのカーディガン 38,500円・ドレープリボンのボレロ 26,500円・ヴィンテージチュールのチュチュスカート 29,500円【問い合わせ先】St Mary Mead co.,ltd.TEL:03-3468-0232
2018年04月12日ジェーン・バーキンの長女で写真家の故ケイト・バリー(Kate Barry)追悼写真展が、マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)が手がけるブックストア「BOOKMARC」にて4月9日から15日まで開催される。ケイトは、鋭い感性や斬新な構図で『VOGUE』や『ELLE』などの女性ファッション誌で活躍し、評価と期待を集める中、2013年12月にパリのアパルトマンにて身を投げ46歳で逝去。パリを悲しみに染めた。その後、欧州を中心に開催された追悼展がこの度日本初上陸する。今回の日本の展示にあわせて特別に作られた高品質な白黒オフセット印刷による、限定500部のエキシビション図録(3,500円)も発売。8日夜には、歌手・女優の妹、シャルロット・ゲンズブール(Charlotte Gainsbourg)を招いてオープニングレセプションも行われる。【イベント情報】ケイト・バリー写真展 “ACTRICES”会期:4月9日〜4月15日会場:BOOKMARC住所:東京都渋谷区神宮前4-26-14時間:12:00〜19:00オープニングレセプション会期:4月8日会場:BOOKMARC時間:18:00〜【書籍情報】『Kate Barry』出版社:SUPER LABO並製本(手綴じ) /32ページ/210×148mm白黒オフセット印刷価格:3,500円 ※限定500部
2018年04月02日ジェーンマープルドンルサロン(Jane Marple Dans Le Salon)の2018年春コレクションから新作「クレマチス ガーデン(Clematis garden)」シリーズが登場。「クレマチス ガーデン」では、クレマチスの花言葉"美しい精神"を表現したドレスやスカート、カーディガンなどが展開される。ドレスに描かれたのは、庭園に静かに咲き誇るクレマチス。ロマンティックなシルエットやディテールに対して、カラーはラベンダーとブルーグレイのクールな2色を揃え、上品なスタイルに仕上げた。透け感が軽やかさを演出するシアードレスや、優しい雰囲気を纏ったタブリエドレス、シャツと重ねてアレンジを楽しめるストラップドレスなど、バリエーションも豊富に用意。また、同様のデザインのスカートも登場する。その他にも、襟もとにフリルをあしらったTシャツや、華やかなリボンを結んだカーディガンなど、ロマンティックなムードを一層高めてくれるアイテムが揃った。【詳細】ジェーンマープルドンルサロン 2018年春コレクション「クレマチス ガーデン」発売時期:2018年1月より順次発売取り扱い店舗:ジェーンマープル取り扱い直営店、その他取扱店舗アイテム例:・シアードレス 46,500円・タブリエドレス 51,500円・ストラップドレス 45,500円・サイドレーススカート 35,500円・シアースカート 35,500円・マキシスカート 32,500円・ピマコットンタックフリルカラーのTシャツ 13,500円・ボウリボンカーディガン 32,500円【問い合わせ先】St Mary Mead co.,ltd.TEL:03-3468-0232
2018年02月02日ジェーン スミス(JANE SMITH)が2018年春夏コレクションを発表した。ジェーン スミスは、架空の左利き人物ジェーン・スミスと、ジョン メイソン スミス(JOHN MASON SMITH)によるシグネイチャーレーベル。ヴィンテージ、ワーク、ミリタリーのディテール、素材、縫製を可能な限り継承しながらも現代的なシルエット、デザインを取り入れ、懐古主義ではないリベラルな物作りを行っている。 今シーズンのテーマは、トーキングヘッズ(Talking Heads)の1984年のライブ映像『STOP MAKING SENSE.』がテーマ。ステージで、ヴォーカルのデヴィッド・バーン(David Byrne)が着用していたビッグショルダージャケットや、タックスラックスで80年代の時代感を再現した。パープル、ピンク、オレンジ、ベージュ、グリーン、バーガンディといったカラーパレットと、塩縮素材、レーヨン、キュプラ、合繊、オーガンジー、麻の素材など様々な要素をミックスし、ポストパンクを表現している。
2018年01月31日2018年1月21日(現地時間)に開催される第24回全米映画俳優組合賞のノミネーションが発表された。テレビ部門で目を引くのは、候補者5人が2つの作品に集中しているテレビ女優賞(テレビ映画/ミニシリーズ部門)。また、昨年わずか12歳で女優賞(ドラマ部門)にノミネートされた「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンが今年もノミネートを果たし、13歳で受賞となるかにも要注目だ。【テレビ部門】男優賞(テレビ映画/ミニシリーズ部門)ベネディクト・カンバーバッチ「シャーロック」ジェフ・ダニエルズ「ゴッドレス -神の消えた町-」ロバート・デ・ニーロ「The Wizard of Lies」ジェフリー・ラッシュ「ジーニアス:世紀の天才 アインシュタイン」アレクサンダー・スカルスガルド「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」女優賞(テレビ映画/ミニシリーズ部門)ローラ・ダーン「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」ニコール・キッドマン「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」ジェシカ・ラング「Feud: Bette & Joan」スーザン・サランドン「Feud: Bette & Joan」リース・ウィザースプーン「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」男優賞(ドラマ部門)ジェイソン・ベイトマン「オザークへようこそ」スターリング・K・ブラウン「THIS IS US 36歳、これから」ピーター・ディンクレイジ「ゲーム・オブ・スローンズ」デヴィッド・ハーバー「ストレンジャー・シングス」ボブ・オデンカーク「ベター・コール・ソウル」女優賞(ドラマ部門)ミリー・ボビー・ブラウン「ストレンジャー・シングス」クレア・フォイ「ザ・クラウン」ローラ・リニー 「オザークへようこそ」エリザベス・モス「The Handmaid’s Tale」ロビン・ライト「ハウス・オブ・カード 野望の階段」男優賞(コメディ部門)アンソニー・アンダーソン「Black-ish」アジズ・アンサリ 「マスター・オブ・ゼロ」ラリー・デヴィッド「ラリーのミッドライフ★クライシス」ショーン・ヘイズ「ふたりは友達? ウィル&グレイス」ウィリアム・H・メイシー「シェイムレス 俺たちに恥はない」マーク・マロン 「GLOW:ゴージャス・レディ・ オブ・レスリング」男優賞(コメディ部門)ウゾ・アドゥバ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」アリソン・ブリー「GLOW:ゴージャス・レディ・ オブ・レスリング」ジェーン・フォンダ「グレイス&フランキー」ジュリア・ルイス=ドレイファス「Veep/ヴィープ」リリー・トムリン「グレイス&フランキー」アンサンブル賞(ドラマ部門)「ザ・クラウン」「ゲーム・オブ・スローンズ」「The Handmaid’s Tale」「ストレンジャー・シングス」「THIS IS US 36歳、これから」アンサンブル賞(コメディ部門)「Black-ish」「ラリーのミッドライフ★クライシス」「GLOW:ゴージャス・レディ・ オブ・レスリング」「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」「Veep/ヴィープ」スタント・アンサンブル賞「ゲーム・オブ・スローンズ」「GLOW:ゴージャス・レディ・ オブ・レスリング」「Homeland/ホームランド」「ストレンジャー・シングス」「ウォーキング・デッド」(Hiromi Kaku)
2017年12月14日ちょっとニッチで、なかなか他人には理解されない個人的な“萌え”を、ジェーン・スーさんがアツく語ってくれました。ジェーン・スーさんが愛するのは“TBSラジオな男”です。知識量とセンスがラジオでわかる。「大人の男は、圧倒的に話が面白い」とジェーン・スーさん。「大人の面白さは、知性に裏打ちされている」とも。「知識が偏愛的な方向に構築された結果、独自の解釈を紡ぎ出せる人の話は、ほんとうに面白い。しかも、知性を使って人を楽しませるには、技術とセンスが必要。その力量が如実に出るのがラジオ。視覚情報がない分、その人の面白さがはっきり出ます」ネクスト大人の男として挙げるのは、講談師で『問わず語りの松之丞』(TBSラジオ)パーソナリティの神田松之丞さん。「鬱屈したものを抱えていて、めんどくさいおじさんになる可能性にワクワクします。今後、狂気がどう花開いていくのか、目が離せません」『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』の宇多丸さん通称「タマフル」の人気コーナーは「ムービーウォッチメン」。「宇多丸さんはラッパーとしてのキャリアとスキル、メッセージ性の強さが抜群。さらに映画批評のために、何度も作品を観て自分の角度を見極め、プレゼンするということを、長年続けてるのがすごい」土曜22:00~24:00放送中『東京ポッド許可局』のマキタスポーツさん、プチ鹿島さん、サンキュータツオさん“屁理屈をエンターテインメントに”をモットーに、3人が喋り尽くす。「それぞれが偏愛するものを持ち、私の本名を考えるだとかどうでもいい話を、聞くに値するレベルに昇華することができる大人の男たち。突き詰め方がくどくて面白いので、ぜひ聴いてほしい」月曜24:00~25:00放送中『JUNK 山里亮太の不毛な議論』の山里亮太さんラジオではテレビ以上に本音を吐き、リスナーからイジられる山里さん。「ルサンチマンを抱えた面倒くささから生まれる、重箱の隅をつつくようなトークがプロフェッショナル。でも、ほんとうはすごく配慮があり、友達のお母さんのように優しい人です(笑)」水曜25:00~27:00放送中ジェーン・スーさんTBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』のパーソナリティを務める。最新刊は『未中年~四十路から先、思い描いたことがなかったもので。~』。※『anan』2017年11月15日号より。イラスト・中根ゆたか文・小泉咲子(by anan編集部)
2017年11月09日72歳のヘレン・ミレン、79歳のジェーン・フォンダのベテラン女優たちが「パリ・ファッションウィーク」で開催された「ロレアル(L’Oreal)」のファッションショーでランウェイを闊歩した。ヘレンとジェーンは「ロレアル」のアンバサダーを務めている。ヘレンは163センチとモデルとしては小柄ではあるが、長身のスーパーモデル、アドリアナ・リマやウィニー・ハーローに負けない存在感を発揮。ワイドパンツにトレンチコート、マニッシュなレースアップシューズと黒い杖をアクセサリーに、堂々とキャットウォークを披露した。ランウェイの先端では仁王立ちポーズも!クールにキメたヘレンとは対極に、ジェーンはトラ柄のグラマラスなロングドレスで登場。先日のエミー賞授賞式で、アリアナ・グランデ風のポニーテールに劇的イメチェンした髪型もすっかり元通りで観客を安心させた。エミー賞では「ワースト・ドレッサー」として各メディアに取り上げられ、憂き目を見たジェーンだったが、この日のドレッシーな出で立ちは淑女そのもの。ランウェイからフロントロウに座っていたナオミ・キャンベルを見つけて握手とキスを交わしたり、歩きながらピースサインをするなど、終始ご満悦だった。(Hiromi Kaku)
2017年10月02日ジェーンマープルのハイエンドライン、ジェーンマープルドンルサロン(Jane Marple Dans Le Salon)より、2017年秋の新作「The good old」シリーズが登場。「The good old」シリーズは、古き良きロンドンをモチーフにしたシリーズ。懐かしい電話ボックスやオールドカーを描いたオリジナルプリントがドレスやスカート、カーディガンを遊び心いっぱいに彩る。プリントの細部に注目すると、2階建てバスやロンドンの近衛兵など、ロンドンの街並みが目に浮かぶようなイラストがポップなタッチで描かれている。ポストやバスのレッド、オールドカーのブルーが、ブラックやパステルブルー、クリーム色の生地に映え、上品でレトロな世界観が広がる。「Cheer up!」などの言葉と一緒に、オールドカーの立体的な刺繍を施したニットやスカートも登場。ユーモアたっぷりにノスタルジックなロンドンを表現した、表情豊かなコレクションに仕上がっている。【詳細】ジェーンマープルドンルサロン 「The good old」発売時期:2017年9月23日(土)取扱店舗:ジェーンマープル取り扱い直営店、そのほか取扱店舗■アイテム詳細・The good oldのカーディガン 29,500円・The good oldのブラウス 28,500円・The good oldのダンドールスカート 38,500円・The good oldのコクーンスカート 34,500円・The good oldのフリルヨークドレス 44,500円・The good oldのワーキングドレス 43,500円・The good old EMBのセーター 24,500円・The good oldのcar EMBポケットスカート 29,500円【問い合わせ先】St Mary Mead co.,ltd.TEL:03-3468-0232
2017年09月23日17日(現地時間)に開催されたエミー賞で「People」誌などが取り上げたベストドレッサーをご紹介。「ウエストワールド」のテッサ・トンプソンは、「ロージー・アスリーヌ(Rosie Assoulin)」のメタリックで虹色に光るドレスで登場し、レッドカーペットで輝きを放った。ミニマルなジュエリーとシンプルに後ろに流したヘアスタイルがドレスを主役級に目立たせ、各メディアがこぞってベスト・ドレッサーとして取り上げている。「ビッグ・リトル・ライズ~ママたちの憂うつ~」のゾーイ・クラヴィッツは、およそ1か月前に披露したブルネットのピクシーカットの毛先とリンクするフェザー素材の「ディオール(Dior)」のオートクチュール・ドレスがぴったりマッチ。トップはブラック、腰から下のスカートのフロントはオレンジ、イエロー、レッドのグラデーションが見事だが、バックはブラック、グレー、ブルー、グリーンのカラーで構成されていて360度全方位で目を楽しませる。「カルバン・クライン(Calvin Klein)」の“顔”を務めている「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンは同社のドレスが「プリンセスのよう」と評判に。13歳という年齢にふさわしく、華美なジュエリーを身に着けなかったのも高評価のポイントのようだ。今年は「ビッグ・リトル・ライズ~ママたちの憂うつ~」で自身初のエミー賞を獲得したニコール・キッドマンは、ミリーと同じく「カルバン・クライン(Calvin Klein)」をセレクト。ホルターネックラインがエレガントな真っ赤なAラインのドレスに、ピンクのサテン地のサンダルを合わせた。「最も衝撃を受けた」との声が上がったのは、ジェーン・フォンダだ。まもなく80歳を迎えるジェーンはいままでショートヘアが定番だったが、アリアナ・グランデ風のポニーテールで現れ、「誰だかわからない」と人々を困惑させた。ホットピンクのドレスも不評であった。(Hiromi Kaku)
2017年09月19日ジェーンマープルのハイエンドライン、ジェーンマープルドンルサロン(Jane Marple Dans Le Salon)2017年秋コレクションから、完全国内生産にこだわったライダースジャケットが登場。2017年9月3週目より発売を予定している。ジェーンマープルドンルサロンが8年ぶりに挑む、レザーライダースジャケットは、完全国内生産は希少な一着。牛革を選び、なめし加工を施すことでソフトな肌触りに仕上げた。デザインのベースになったのは、フランスのヴィンテージライダース。それにリメイクを加え、女性らしいコンパクトなシルエットに仕立てている。ブラックレザーで一見ハードな印象だが、タグの上にあしらわれたゴールドのチェーンなど、ジェーンマープルドンルサロンらしいフェミニンな遊びも添えられている。また、前身頃にはジップ付きポケットも配され機能性も抜群だ。丁寧に作られているため、長い時を一緒に歩めるのもポイント。着古すごとに独自の味わいが出て、魅力が増していくはず。【アイテム詳細】ジェーンマープルドンルサロンレザーライダースジャケット95,000円+税発売日:2017年9月3週目取扱店舗:ジェーンマープル取り扱い直営店、そのほか取扱店舗【問い合わせ先】St Mary Mead co.,ltd.TEL:03-3468-0232
2017年09月16日ジェーンマープルのハイエンドライン、ジェーンマープルドンルサロン(Jane Marple Dans Le Salon)2017年秋コレクションから、2017年8月初旬より順次展開される新作ウェア&小物を紹介する。”動きのある”スカート&ワンピースジェーンマープルドンルサロンの2017年秋は、”動きのある”スカートやワンピースに、ポップな色柄のオーバーニーを合わせるのがムードだ。「FRESH CREAM」の名がついたスイーツモチーフのワンピースは、ウエストから斜めにギャザーを配して、アシンメトリーなシルエットに。ウエストリボンのフレアスカートは、プリーツ加工を施して広がりを持たせた。また、コットンタイプライター地のスカートは、数段フリルを重ねてダンドールスカートへとアレンジ。花柄&ボーダー模様オーバーニー、リボンのヘッドリボン足元は、小花模様の「The little flowers オーバーニー」や、マルチボーダー柄の「カラーパレット オーバーニー」で決めて。ヘアに、コットンベルベットのヘッドリボンを纏えば、頭の先からつま先までクラシック&ガーリーなルックが完成する。【アイテム詳細】ジェーンマープルドンルサロン 2017年秋コレクション展開時期:2017年8月初旬より順次展開予定取扱店舗:ジェーンマープル取り扱い直営店、そのほか取扱店舗<アイテム例>・FRESH CREAM ワンピース 23,500円+税・The little flowers オーバーニー 4,000円+税・カラーパレット オーバーニー 4,000円+税・タイプライター フレアプリーツスカート 32,500円+税・コットンベルベット ヘッドリボン 6,000円+税・コットンタイプライター ダンドールスカート 25,500円+税
2017年07月31日キース・リチャーズが、元恋人で3人の子どもをもうけたアニタ・パレンバーグへの追悼を表明した。キースは15日(現地時間)、13日(現地時間)に73歳で亡くなったアニタの若き日のモノクロ写真(撮影:マイケル・クーパー)をツイッターにアップし、「最も素晴らしい女性。いつも俺の心の中に」とコメントを添えた。キースとアニタは1965年にローリング・ストーンズのドイツ公演のバックステージで出合ったが、彼女はキースではなくブライアン・ジョーンズと恋人同士になった。その後、ブライアンとの関係は悪化して破局、キースとつき合うことになった。47歳の息子マーロンと45歳の娘アンジェラ、1976年に生後数週間でこの世を去った息子タラをもうけたが、正式に結婚はしないまま、1980年に破局した。70年代からキース共々、重度のドラッグ中毒に陥っていたが、80年代に克服していた。最近は闘病生活を送っていたというが、死因は明らかにされていない。アニタはドイツ系イタリア人で、60年代にモデルとして活躍。女優としてジェーン・フォンダ主演の『バーバレラ』やミック・ジャガー主演の『パフォーマンス』などに出演した。「ローリング・ストーンズ」のミューズでもあったアニタは「悪魔を憐れむ歌」のバックコーラスにも参加している。(text:Yuki Tominaga)
2017年06月16日ジェーン・バーキンが8月19日(土)に東京・オーチャードホールで来日公演「バーキン - ゲンズブールザ・シンフォニック」を開催する。今回の公演はジェーン・バーキンがセルジュ・ゲンズブールの曲を東京フィルハーモニー交響楽団の演奏をバックに歌う一夜限りのスペシャルライブ。【チケット情報はこちら】彼女は4月26日に発売した最新アルバム『シンフォニック・バーキン&ゲンズブール』において、ゲンズブールの楽曲をオーケストラ・アレンジでカバー。同作は東日本大震災直後に来日した際に出会った日本の作曲家、中島ノブユキと共に作り上げたアルバムで、公演にも中島はオーケストラ編曲・ピアニストとして参加する。ジェーン・バーキンはインタヴューでセルジュ・ゲンズブールがこのアルバムにどんな言葉をかけてくれると思いますかという質問に「泣いたと思います、絶対に。感動して。セルジュが生きていたら、ノブのような作曲家がこうして人生の一部を捧げてくれたことに喜ぶのではないかしら。心打たれるに違いありません」と答えている。来日公演に際し、彼女の動画メッセージが公開中。下記リンクより。チケットは本日5月26(金)午後11時59分までプリセールを実施中。一般発売は5月27日(土)午前10時より。■バーキン - ゲンズブールザ・シンフォニック日時:8月19日(土)開場17:00 / 開演18:00会場:オーチャードホール(東京都)オーケストラ編曲・ピアノ:中島ノブユキ指揮:栗田博文管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団料金:S席25,500円 / A 席13,500円 / B席11,500円(全席指定・税込)※S席には最新アルバム『シンフォニック・バーキン&ゲンズブール』付き
2017年05月26日現在公開中の『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』で悲運のファーストレディを演じるナタリー・ポートマンが、プロデュース・主演を務めた映画『ジェーン』のBlu-ray&DVDが発売日を迎え、これを受けてポートマンとユアン・マクレガーのコメントが到着した。本作は愛する家族を守るため、過酷な運命に立ち向かう一人の女性ジェーンの戦いを描いた本格アクションドラマ。『ザ・コンサルタント』のギャヴィン・オコナーが監督を務め、主演のナタリーに加え、『ブラック・スキャンダル』のジョエル・エドガートン、『T2 トレインスポッティング』『美女と野獣』など、2017年度は公開作が目白押しとなっているユアン・マクレガーというハリウッドのトップスターが豪華競演を果たしたことでも話題に。ジェーン・ハモンド役のナタリーは、「ギャヴィンは本当に力強いリーダーね。自分の描くビジョンに対して非常に具体的で、すぐにみんなの尊敬を集めて指揮を執る。さらに彼は、自分がどのようにストーリーを語りたいのか、そして歴史的に何を意味するのかを明確に理解しているの」とオコナー監督との共同作業についてコメント。ジョン・ビショップ役のユアンは、「悪い奴だからこう、良い奴だからこう演じるというような取り組み方はできない。演じなければいけないのは、人間なんだ。だからほかの役を演じるのと何の違いもなく取り組んだよ」と、演じがいのあるキャラクターについて回想した。特典映像として、「撮影の舞台裏&ジョエル・エドガートンほかインタビュー」「海外版TV SPOT集」「海外版予告編」「日本版予告編」などを収録。また初回限定特典も実装する予定。『ジェーン』Blu-ray&DVDは4月5日(水)より発売中。※同日レンタル(text:cinemacafe.net)
2017年04月05日ハリウッドでの女性の権利向上を求めるフェミニストの1人、ブリー・ラーソンがウェブマガジン「The Edit」でジェーン・フォンダと対談した。話題はブリーが初めて女性誌の見開きページに抜擢されたときのことに。用意された衣装のサイズが、ランウェイからそのまま持ってきたモデルサイズの1種類しかなく、ブリーは「雑誌に出るためにはこのサイズじゃなきゃダメなの?」と思わずスタッフに尋ねたが、沈黙が流れたそうだ。「男性なら身体に合うスーツやシャツを仕立ててもらえるのに、女性だともし用意された衣装が入らなければ、キャリアの壁にぶち当たることになるなんて」と憤りを露わにしている。ブリーは続けて、「私たち女優はみんな、体重の数字が精神にも重圧をかける“虐待の連鎖”から抜け出したいと思っている」とジェーンに訴えた。ジェーンはハリウッドではたびたび問題に上がる女優の「サイズ問題」を声高に叫ぶブリーに敬意を表した。2人は男女間におけるギャラの差問題などにも語り合い、ブリーはジェーンから「『No』と言える強い心」を持つようアドバイスされた。自分への扱いがひどいと感じながらもオファーされたら何に対しても「Yes」と言ってきたジェーンは「No」が言えるまでに60年かかったという。ハリウッド女優としてのキャリアを左右する強力な一言だが、自分の権利を守るための大切な言葉である。(Hiromi Kaku)
2017年03月08日トランプ大統領就任式翌日、女性権利デモに参加したジェーン・フォンダ(写真:REX FEATURES/アフロ) 二度のアカデミー賞に輝いた女優ジェーン・フォンダ(79)が、オンラインガジン「Edit」で行ったブリー・ラーソンとの対談の中で、10代のときにレイプ被害に遭っていたことを明かした。 ヘンリー・フォンダの娘であるジェーン・フォンダは、幼い頃から舞台に立っていた。1960年に映画デビューし、『コールガール』(1971)、『帰郷』(1978)でアカデミー主演女優賞を獲得。女優として輝かしいキャリアを築き続ける一方で、反戦運動や女性の権利向上を訴えるフェミニズム活動にも力を注いだ。 ラーソンに「なぜフェミニストになったのですか」と問われたフォンダはこう答えた。 「私は50年代に育ち、フェミニズムに目覚めるまでには長い時間がかかったわ。これまでに会った男性の多くは素晴らしい人たちだったけれど、父権制度を信じこまされた犠牲者でもあった。私は貶められていると感じていたの。(中略)私はまだ子どもだった頃にレイプされ、性的虐待を受けていた。ボスと寝ることを拒んだら、仕事をクビになったこともあったけれど、それは自分が悪いんだと思い込んでいた。私がしたのは正しいことじゃなかった、とね。他にもレイプされた女の子たちがいたのを知っていたけど、それがレイプだとは思っていなかった。彼女たちも『いや』と言うことが間違っていると考えていたのよ」 男性優位のハリウッドで、女性は虐げられ、食い物にされ続けてきた。性的搾取を受けた経験が、フォンダをフェミニズムへと駆り立てたのだ。 大先輩の告白を受けて、ラーソンは「私は性的虐待被害に遭う役を2度演じたことで、被害女性と共にたくさんの活動を行っています。虐待が自分の責任だと考えることを被害者に許すべきではありません。それは“人を喜ばせたい病”なんですよね」と続けた。 レイプ被害に遭うと、女性は自分に非があったと思い込み、心を病んでいく場合が多い。フォンダはこの精神状態を「疫病」と表現した。今年80歳になる彼女は、今後も女性のための活動を続けていく。
2017年03月03日昨年10月、日本でも公開されたナタリー・ ポートマン主演作で製作にも名を連ねた『ジェーン』。この度、本作のBlu-ray&DVDの発売が4月5日(水)に決定し、合わせて日本語吹き替え版のキャストとして人気声優の坂本真綾や森川智之らが担当することが明らかになった。アメリカ西部で夫と娘とともに穏やかに暮らしていたジェーン(ナタリー・ポートマン)。しかしある日、夫が撃たれ、逃げ帰って来たことでその平穏は奪われてしまう。相手は悪名高きビショップ一家。地の果てまで追い続け、全てを奪い去るビショップ(ユアン・マクレガー)の恐ろしさを知るジェーンは、瀕死の夫と愛する娘を守るため、わらにもすがる思いから南北戦争の英雄でかつての恋人・ダン(ジョエル・エドガートン)に助けを求める。迫る敵を前に、徐々に明らかになるそれぞれの過去、そして人生の真実。 運命に抗い、戦うことを決意したジェーン。彼女はいま、愛のために銃を取る――。『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、新作『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』でも再度同賞にノミネートされ注目を集めているナタリーがプロデュースし、主人公ジェーンも務めた本作は、命に翻弄されながらも家族のために生きる、勇気ある女性の姿を描き出す物語。またジェーンの宿敵役には、『スター・ウォーズ』シリーズエピソード1~3で共演経験のあるユアン・マクレガー、ジェーンのかつての恋人役を『ブラック・スキャンダル』に出演し、『ザ・ギフト』の監督・脚本など製作側にも活動の場を広げるジョエル・エドガートンが演じている。そして今回、Blu-ray&DVD発売決定に伴い、吹き替えを担当する豪華声優陣が決定!ナタリー演じる主人公ジェーン役には、かつて『スター・ウォーズ』シリーズや『ブラック・スワン』などでナタリーの声を演じてきた坂本さん、ユアン演じるジェーンの宿敵ジョン・ビショップ役には、同じく『スター・ウォーズ』シリーズなどでユアンの声を演じた森川さんが担当。坂本さんは、「西部劇という埃っぽい舞台の中でも変わらず凛とした美しさのナタリー・ポートマン。彼女自身も母親になり、本作ではジェーンの“母”としての強さが表現されていたので、そこに力強く寄り添えたら、と思い吹き替えを演じました」と役作りについて語り、「恋をしている若い頃から、苦労を重ね“母”として周りを圧倒していくまで、主人公ジェーンが変貌していく姿を楽しんで演じたので、ぜひその変化を感じていただけたら」とメッセージ。また、ユアンが臨むその新境地をどう演じているのかなと考えながら、痛いところをつくやっかいなキャラクターを意識して演じたと言う森川さんは、「ユアンの悪役姿、とてもはまっているので、その姿をぜひ楽しんでもらいたいですね」とコメントを寄せた。さらに、ジョエル演じるジェーンのかつての恋人ダン・フロスト役を、本作の監督であるギャヴィン・オコナー監督が手掛ける『ウォーリアー』でもジョエルの吹き替え務めた咲野俊介が担当する。なお、Blu-ray&DVDの特典映像には、撮影の舞台裏&キャストインタビューや、海外版&日本版予告編などが収録予定となっている。『ジェーン』Blu-ray&DVDは4月5日(水)よりリリース。※レンタル同時スタート(cinemacafe.net)
2017年02月07日NARS(ナーズ)と、ジェーン・バーキンの娘であるシャルロット・ゲンズブールのコラボレーションコレクション「シャルロット・ゲンズブール・フォー・ナーズ・コレクション(CHARLOTTE GAINSBOURG FOR NARS COLLECTION)」が、2017年5月19日(金)より発売される。「シャルロット・ゲンズブール・フォー・ナーズ・コレクション」からは、アイ・リップ・チークなど全6アイテム16種が限定発売される。シャルロットおなじみのアンニュイな目もとや、紅潮した頬、自然な輝きのある肌などをNARSの視点で再解釈した、特別なメイクアップコレクションに仕上がっている。チーク・リップ・アイなどに使えるマルチスティックが"ティント"タイプにナチュラルでフレッシュなシャルロットの魅力をメイクアップで引き出すために、ナーズはティントアイテムに注目。「NARS マルティプルティント」は、アイ、チーク、リップ、ボディーなどマルチに使用できるナーズの定番スティック「ザ マルティプル」を、ティントタイプで目元と唇用に仕上げたものだ。シアーなテクスチャーで、肌にほのかな輝きと色味をもたらしてくれる。官能的な目元を演出するアイシャドー&アイライナーアイシャドー2色がセットになった「デュオアイシャドー」と、クリーミーな描き心地のアイペンシル「コーライナー」には、印象的な目元を演出する限定カラーが登場。アイシャドーは、深みのあるブルーと煌めくシャンパンゴールドの組み合わせと、グリーンとラメが輝くフロストシャドーのセットの2種類。アイライナーの限定色は、ディープネイビー、ディープモスグリーン、グレーの3色。アイシャドーと同色なので、一緒に使うとさらに効果的に仕上がるカラーが揃っている。フレンチビューティを叶えるフェイスティントシャルロットのリクエストによって誕生したというジェルクリーム「ハイドレイティンググローティント」は、本コレクションならではの個性的なアイテムだ。重ね付け可能な爽快な付け心地で、くすんだ肌に健康的な輝きをもたらすテクスチュア。4色から選べるシェードカラーは、シャルロットが提案するフレンチビューティーを叶えてくれる。特別なハンドルデザインのブラシセットさらに、ハンドルデザインが1本1本異なるブラシ5本がセットになった「ブラシセット」も登場。アイブレンディングブラシ、コンシーラーブラシ、アイシャドーブラシ、フェイスハイライティングブラシ、フェイスブラシと、ブラシロールケースが付属する。シャルロット自身が、本コレクションの中でもお気に入りのアイテムだと話す「ブラシセット」は、伊勢丹新宿店、銀座三越、⻄武百貨店池袋本店、阪急うめだ本店の4店舗限定での販売だ。詳細「シャルロット・ゲンズブール・フォー・ナーズ・コレクション(CHARLOTTE GAINSBOURG FOR NARS COLLECTION)」発売日:2017年5月19日(金)アイテム:・NARS マルティプルティント 限定3色 各4,800円+税<数量限定品>・NARS リップティント 限定3色 各3,300円+税<数量限定品>・NARS ハイドレイティンググローティント 限定4色 各4,500円+税<数量限定品>・NARS デュオアイシャドー 限定2色 各4,200円+税<数量限定品>・NARS コーライナ― 限定2色 各4,200円+税<数量限定品>・NARS ブラシセット 19,500円+税<数量・店舗限定品> ※伊勢丹新宿店、銀座三越、⻄武百貨店池袋本店、阪急うめだ本店のみの販売。■シャルロット・ゲンズブールフランスの女優であり、歌手、ミュージシャン、ファッションアイコン。イギリスの女優ジェーン・バーキンとフランスの歌手で作詞家セルジュ・ゲンズブールの娘としてロンドンで生まれ、パリで育った。彼女はキャリアを通して、様々なミュージック・アルバムをリリースし、2009年カンヌ映画祭で主演女優賞を獲得した映画『アンチクライスト』を含め、たくさんの映画に出演してきた。彼女の影響力は、音楽やフィルムの分野を越え、バレンシアガ(BALENCIAGA)のフレグランスやルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のアイコンとなるなど、ファッションの領域にも及ぶ。また2017年には、ソロアルバムのリリースも予定している。【問い合わせ先】NARS JAPANTEL:0120-356-686
2017年01月26日映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』の試写会イベントが1月18日(水)、都内にて開催され、コラムニストでラジオパーソナリティのジェーン・スーが音楽ジャーナリストの高橋芳朗を相手に作品の魅力を語った。略奪婚した夫を前妻に返そうとする現在の妻、夫、前妻の不思議な三角関係を描いて話題の同作は、ダメ夫を前妻に“お返しします”という、なさそうでありそうな(?)ヒロインの活躍を描くハートフル・コメディ。『フランシス・ハ』のグレタ・ガーウィグがおせっかいだけど愛すべき主人公マギーを、実力派俳優イーサン・ホークが2人の女性の間で揺れるダメ夫ジョンを、アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが前妻ジョーゼットを演じる。メガホンをとったのは、『50歳の恋愛白書』で年の差がある男女の恋愛描写が高評価を受けた女性監督レベッカ・ミラー。ニューヨークの大学で働くマギーは、妻子持ちの文化人類学者ジョンと恋に落ちる。ジョンの妻ジョーゼットは教授としてバリバリに働き家庭を顧みない。ジョンは離婚を決意し、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚した。数年後、娘も授かり幸せに見えたジョンとマギーだが、マギーは、仕事を辞めて小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安を感じる。一方、マギーは忙しいジョーゼットの子どもたちの面倒を見るうちにジョーゼットと親しくなり、ジョーゼットがいまでもジョンを愛していることに気が付く。トークショーは女性たちが多く詰めかけた会場で行われた。ジェーンさんは、最初の話題として、イーサン・ホークがある時期から「男の情けなさみたいなもの」を上手に演じる俳優として磨きが掛かってきていると指摘し、「今回も、益々、その情けなさに磨きが掛かっておりました」と声を弾ませた。続けて、ジェーンさんは、同作が広義のラブコメディーであるものの「いままでになかったような内容」と紹介。「一番心に残ったのは、(いままでなら)前の嫁のジョーゼットとマギーは対立構造にしか絶対ならないのです。お互いを憎み合ったりとか、嫌い合ったりとか」といい、「何を思ったのかこの2人が、いい友達になってしまう」と目を輝かせた。ジェーンさんは、「男の敵は男」という言葉は聞かない一方で、「女の敵は女」という言葉がよく使われていることを例にして、「女は一枚岩でなければいけない」とする通念が存在することや、一枚岩を壊した(=略奪婚などをした)女性が悪く言われることを指摘。ジェーンさんはそんな通念や現象に疑問を感じていたところで同作と出会ったそう。「『そうじゃないよ』ということをちゃんと、映像で、物語で見せてくれたので、そこはすごく感激しました」と、「女は一枚岩でなければいけない」などという通念に対して同作から「そうじゃないよ」というメッセージを受け取り感動したことを実感を込めて語った。ほかにも、「私は夫を奪われた悲劇の妻でいるつもりはないわ」などの劇中の印象的なセリフを紹介。また、観終わってニューヨークに行きたくなったそうで、「こういう映画を観ちゃうと、住んでいる人のふりをして、斜め掛けのバッグでポケットに手を突っ込んで」などと願望を語るなど、同作の魅力がたっぷりと語られた。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は1月21日(土)より全国にて公開。(竹内みちまろ)
2017年01月19日俳優のジャック・ニコルソン(79)が60年間の俳優人生に終止符を打ったようだ。『イージー・ライダー』の共演者であったピーター・フォンダは、『シャイニング』などで知られるジャックが俳優業を引退したのだと話している。ピーターは、ロサンゼルスで行われた英国アカデミー賞ティー・パーティーの会場でザ・サン紙に対し、「彼は事実上、俳優業を引退していると思うよ。彼についていろいろと言うつもりはないけど、たくさんの仕事をこなしてきたし、お金もしっかりと稼いできたからね」と告白。「時に人は誰も知らない理由を持っているものなんだよ。それが何か僕に聞く権利もないよ。僕は彼のことをジョニー・ホップと呼んでいるんだけど、彼に電話して『やあ、ジョニー、何してるの?』『ご機嫌はいかが?』なんて聞いたりはしないよ」と語った。ジャックはこれまでにアカデミー賞で12回のノミネート経験と3度の授賞歴を持つ。さらに、ジャックの映画界での功績を称えられ、1999年に受賞したセシル・B・デミル特別功労賞を含む7つのゴールデン・グローブ賞に輝いている。ジャックは以前、年を取るにつれて自身の演技に磨きがかかってきていると語っていたことがあるが、その一方で人々から「リンカーン記念像」のようにあがめられたくないため、脚光を浴びるのが好きではないとも話していた。(C)BANG Media International
2017年01月18日アカデミー女優のナタリー・ポートマンが製作・主演を務め、運命に翻弄されながらも家族のために生きる、勇気ある女性の姿を描き出す『ジェーン』。「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のイメージモデルとしても活躍し、プライベートでは第2子を妊娠中と、躍進を続ける彼女に注目した。雄大な西部の大地を舞台に、瀕死の夫と愛する娘を守るため、銃を手に取る女性・ジェーンの姿を描き出す本作。彼女を追い詰める敵役には、本人と分からぬほどの怪演で批評家を唸らせたユアン・マクレガー。絶体絶命のジェーンに救いの手を差し伸べる、かつての恋人役には『ザ・ギフト』『ブラック・スキャンダル』のジョエル・エドガートンが扮している。映画『レオン』の、ジャン・レノ扮する殺し屋と出会う少女マチルダ役で鮮烈なデビューを飾ってから20年。『スター・ウォーズ』など人気シリーズにも出演し、『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞するなど、ハリウッドを牽引するトップ女優として走り続けてきたナタリー・ポートマン。本作のみならず、12月には巨匠テレンス・マリック監督『聖杯たちの騎士』も控え、ジャクリーン・ケネディを演じた最新作『Jackie』(原題)が早くも高い評価を獲得。現在、第2子を妊娠中の彼女は、先日、リリー・ローズ・デップと姉妹役を演じた『Planetarium』(原題)がプレミア上映されたヴェネチア国際映画祭のレッドカーペットにマタニティ姿で登場し、世界中のメディアの話題をさらったことも記憶に新しい。また、以前よりイメージモデルを務める「ディオール」では、新作の真っ赤な口紅をまとったセクシーなCMが日本だけでなく世界中を虜にし、その人気はいまもなおとどまることを知らない。子役の時代から世界中に愛され、現在は1人の母親となったナタリーが、ハリウッドにおける優秀脚本“ブラックリスト”選出の脚本を読み、ほれ込んだという本作は、西部の時代に翻弄されながらも、自らの意思で人生を切り開いていく女性の物語。ナタリーは、自身の役について「ジェーンが多くのことに向き合い、自分自身の強さを見出していく過程がとても気に入ったの」と語り、また「ジェーンのプロセスは私のプロセスでもあったのよ。それは、いかにして自分の立場を築き、困難な時期に立ち向かい、“崩れ落ちないようにするか”を学ぶ点で、(私自身と役柄が)同時に進行していくような感覚だった」と、強い女性を演じるうえでの役へのアプローチを明かす。さらに、ジェーンのかつての恋人のダン・フロストを演じたジョエルも、「ジェーンは実にタフな女性にならなくてはならない。ナタリーには優しいところがあるけれど、彼女の中に本当の強さへのスイッチがあることも分かる。彼女はもろさとともに、鋼のような強さを持ち合わせている。あの強さは内面からやってくるんだ」と大絶賛、「さらに興味深いのは、ナタリーがスクリーンで演じる役柄の中にもその強さを垣間見ることができるんだ」と、母親になった現在のナタリーだからこそにじみ出る、女性としての強さにコメントを寄せている。今回、出演だけでなく、プロデュースも買って出た理由は「結婚&出産を経たいま、本当に描きたかった愛の形がそこにあったから」とも語っているナタリー。母になったナタリーだからこそ説得力を持って演じることができた、新たな代表作に注目だ。『ジェーン』は10月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月10日妻・ジェーンとの胸打つロマンスあふれるドラマと、迫力の爽快アクションが評価を集め、日本でも大作ひしめく中、“洋画実写NO.1”を獲得した『ターザン:REBORN』。このほど、本作最大の見せ場となる、捕らわれのジェーンを追うターザンの激走をとらえたクライマックスシーンの一部が解禁となった。世界中を魅了し、これまで何度も映画化されてきた名作「ターザン」が、『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフによって現代に生まれ変わる本作。全米では、スピルバーグ監督の新作『BFG』や『インデペンデンス・デイ』続編を大きく引き離し、ターザン映画の歴史を塗り替える2週連続実写No.1を記録。すでに全世界では興行収入3億ドルを突破している。そして、ついに日本での公開を迎えた本作は、人気俳優・桐谷健太の日本語吹き替え版ターザン役への起用、日本版主題歌に音楽業界でいま最も勢いのあるバンド[Alexandros]が起用されたことでも話題に。10~20代男女や女性層を中心に観客を集めている。そんな本作から解禁となったのは、本編クライマックス映像の一部。ターザン(アレクサンダー・スカルスガルド)とともに、地響き鳴らす数万匹のヌーの大群による疾走が圧倒的スケールで描かれるシーンだ。捕らわれた妻のジェーン(マーゴット・ロビー)を救うため、2万人を超える強大な軍隊を前に身体ひとつで立ち向かうターザン。貴族として持てる全てを捨て、ジャングルの王として再び目覚めた彼は、百獣の王・ライオンや、森の精霊・ゴリラなど、かつての“旧友”たちと心を通わせ、ジェーン奪還に挑む。映像では、圧倒的戦力を従え、ターザンを待ち構えるロム(クリストフ・ヴァルツ)に対し、“旧友”たちとともに草原にいたヌーの大群を向かわせ、ジェーンが捕らえられている港町へ正面突破を試みるという、ド迫力アクションが映し出されている。また、SNSなどでも「ターザンとジェーンの絆の深さ」に胸をときめかせ、感動したと明かす女性が続出している中、身体ひとつで傷つきながら、命懸けでジェーンのもとへと走り続けるターザンの勇ましい姿は、女性なら誰もが胸を打たれること間違いなし。だが、目前まで迫ったものの、あと1歩のところで再び連れ去られてしまうジェーン。ターザンはジェーンを救い、ジャングルを救うことができるのか。2人を待ち受ける運命を、スクリーンで確かめてみて。『ターザン:REBORN』は丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月04日『ブラック・スワン』でアカデミー賞を獲得し、その年の主演女優賞を総なめにしたナタリー・ポートマンが製作と主演を務め、ユアン・マクレガーと共演する『ジェーン』。このほど、本作の初映像となる、壮大な愛を感じさせる予告編がポスタービジュアルとともに解禁となった。アメリカ西部で夫と娘とともに穏やかに暮らしていたジェーン(ナタリー・ポートマン)。しかしある日、夫が撃たれ、逃げ帰ってきたことでその平穏は奪われてしまう。相手は悪名高きビショップ一家。地の果てまで追い続け、全てを奪い去るビショップ(ユアン・マクレガー)の恐ろしさを知るジェーンは、瀕死の夫と愛する娘を守るため、わらにもすがる思いから、南北戦争の英雄でかつての恋人ダン(ジョエル・エドガートン)に助けを求める。迫る敵を前に、徐々に明らかになるそれぞれの過去。運命に抗い、戦うことを決意したジェーンが愛のためにした選択とは…?『ブラック・スワン』から5年。母となったナタリーが、ハリウッドにおける“未映画化の名脚本”「ブラックリスト」に選出された物語にほれ込み、自ら製作・主演を務めた本作。運命に翻弄されながらも、家族のために生きる女性ジェーンの姿を体現する。彼女を追い詰める敵役で怪演を見せるのは、『スター・ウォーズ』新3部作で彼女と共演してきたユアン。また、絶体絶命のジェーンに救いの手を差し伸べるかつての恋人役には、『ブラック・スキャンダル』『華麗なるギャツビー』などの演技派ジョエル・エドガートンが務めている。今回到着した予告編には、南北戦争直後のニューメキシコ周辺で、ならず者に追われる身のジェーンが「もう逃げない」と決心し、自ら銃を手に取り、戦う決意を固める姿が収められている。さらに、全米批評家を唸らせる怪演を見せつけたヒゲ面のユアンにも注目。本人と気づかないほどのカメレオンぶりで見事に演じきった悪役は、圧巻の一言だ。「この愛だけは、奪わせない。」という力強いコピーとともに、ナタリーが描きたかった愛の形が伝わる、期待高まる映像を、こちらから確かめてみて。『ジェーン』は10月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月15日<a href="">『ダークナイト』</a>シリーズのマイケル・ケインや『スモーク』のハーヴェイ・カイテル、さらに<a href="">『大統領の執事の涙』</a>のジェーン・フォンダら豪華キャストが集う<a href="">『グランドフィナーレ』</a>。このほど、“21世紀の映像の魔術師”とも称されるイタリアの奇才パオロ・ソレンティーノが放つ、時を忘れさせるほど甘美な本編映像の一部が解禁となった。本作は、ハリウッドスターやセレブが宿泊するアルプスの高級ホテルを舞台に、世界的にその名を知られる英国人音楽家フレッド(マイケル・ケイン)、彼の親友で映画監督のミック(ハーヴェイ・カイテル)、フレッドのひとり娘レナ(レイチェル・ワイズ)、かつて出演したロボット映画のイメージから逃れられない人気俳優(ポール・ダノ)らが、改めて自分の人生と向き合う物語。監督は、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』でアカデミー賞「外国語映画賞」に輝き、新作を発表するたびにカンヌ国際映画祭コンペティション部門への正式出品を勝ち取ってきた、パオロ・ソレンティーノ。今回解禁となったのは、「フェリーニに継ぐ、21世紀の“映像の魔術師”」と称されるソレンティーノ監督が放つ、風光明媚なアルプスのもとで映し出された圧倒的な世界観の本編映像だ。映像では、USインディー界の重鎮的フォーク/ロック・ミュージシャンのマーク・コゼレックによる、「イエス」のカバー楽曲「ONWARD」の優しいメロディに乗せ、まるで”絵画“のような美しいシーンが次々に映し出される。広大なアルプス山脈で静かに浮かぶ(?)僧侶の後ろ姿に、山脈のふもとにある高級リゾートホテルに集う、セレブたちのどこか“異質な”バカンス姿。はたまた周囲の目も気にせず、1人黙々と食事を続ける“ヒトラー風“の男性…。本編でこれらのシーンがどのような意味を持つのかに期待が高まりつつ、映像の最後には、引退したはずの音楽家フレッドが指揮をとる場面も収められている。名優マイケル・ケインをして「(本作への出演は)これまでのどの作品よりもこの作品を誇りに思っている」と言わしめるソレンティーノ監督の手腕には、ほかのキャスト陣も魅了されたようで、「非常に才能ある、非凡な監督。神秘的で美しくかつ悲哀に満ちていて、畏敬の念を抱いたよ」と語るのはポール・ダノ。また、レイチェル・ワイズは「彼はとても感情のこもった人だから、彼の作品も感情にあふれている。そして、皆大きな疑問について考えていると思うの。自分はなぜここにいるのか、人生の意味とは何か、ということを。とても詩的に、豊かに、面白く、心地いい方法でね」とコメント。さらに、本作でまるで自身さながらのベテラン女優を演じ、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたジェーン・フォンダも、「パオロ・ソレンティーノには“マエストロ”という言葉がぴったりだと思うわ。映像にも音楽にも造詣が深い監督はそんなに多くない。彼の音楽の使い方は、天才的だと思う」と、監督の“名指揮者”ぶりに大絶賛を寄せている。人生の機微をエレガントで甘美に、ときに辛辣に映し出す映像と、それを彩るメロディを、スクリーンでも確かめてみて。『グランドフィナーレ』は4月16日(土)より新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月06日『キングスマン』や『インターステラー』『ダークナイト』3部作などで知られるイギリスの名優マイケル・ケインを主演に迎え、引退した音楽家の愛と葛藤を描く『グランドフィナーレ』。アルプスのふもとにある“セレブ御用達の高級ホテル”が舞台となった本作では、見ているだけでも贅沢な旅行気分が味わえるポイントが随所に盛り込まれていることが分かった。クライマックスで演奏される「シンプル・ソング」がアカデミー賞「主題歌賞」に、そして大女優役を演じたジェーン・フォンダが圧巻の演技でゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、本年度の賞レースを賑わせた本作。主人公の引退した音楽家フレッド(マイケル・ケイン)は、マッサージを受けてのんびり過ごす日もあれば、アルプスの絶景が堪能できる道を散歩したり、夜にホテルで行われる催しを堪能したり…などなど、その高級ホテルで贅沢な生活を満喫している。そんな中、英国女王から彼の代表曲「シンプル・ソング」の指揮を依頼されるが、なぜかフレッドは頑なに断り続けるのだった――。■ポイント1監督こだわりの高級ホテルがすごい!舞台となる“アルプスの高級ホテル”は、瀟洒で歴史を感じさせる建物ながら、サービスは至れり尽くせり、いわばセレブも御用達の “若返りホテル”だ。本作を手がけたパオロ・ソレンティーノ監督は、並々ならぬこだわりを持っていたようで、「映画のロケーションについては、山間の場所を探していたのだが、それというのも、私がスパのあるホテルにこだわっていたからで、以前はサナトリウム(療養所)だったのを改築したホテルを私が見つけ出した」と語る。「偶然にも、そこは(ドイツのノーベル文学賞作家)トーマス・マンが『魔の山』に書いた場所だったが、映画は全くその本と関係なく、全くの偶然なんだ。見つけにくいような古いホテルを探していたんだけど、撮影に使ったホテルはスイスにある。トーマス・マンと所縁のあるホテルなので、所有者たちが改築などには慎重で、当時のままを留めるようにしていた。だから美しさという点でもとても良くて、登場人物たちの年代にも非常に合っていた」。映画全体を包むどこか“幻想的”な雰囲気は、もしかしたら、監督が必死で見つけ出したこのホテルが作り出しているのかもしれない。フレッドのホテル暮らしを目のあたりにすれば、優雅なセレブのバカンス気分を疑似体験できそうだ。■ポイント2スイス、ヴェネチア…世界の絶景が贅沢すぎる!スイスの緑あふれる山道を散歩するシーンも多い本作。広大な大自然は、観ているだけで時間がゆったり流れていくような感覚が味わえるそう。さらに、“世界の最も美しい広場”との呼び声が高いヴェネチアのサンマルコ広場は、本作の中でも、印象的な形で登場する。CGを施し、フレッドが湖に浮かぶ一本道を歩くシーンは、撮影時が夜ということもあって見事にライトアップされ、より幻想的なシーンに仕上がっている。常に観光客で賑わうサンマルコ広場を、まるで独り占めしているかのような気分を味わえる、なんとも贅沢なシーンだ。■ポイント3ポップスからオペラまで…極上な音楽も旅のお供!アカデミー賞ノミネートの主題歌『シンプル・ソング』を始め、ストラヴィンスキーやドビュッシーといったクラシックから、ファレル・ウィリアムズまで、さまざまなジャンルの名曲が彩る本作。劇中では、ホテルの夜の催しでアルプホルンが演奏されたり、ライブが行われたり…と、一日の終わりにさまざまな音楽が華を添えてくれるのも、セレブたちが集う高級ホテルならでは。そして旅行といえば、旅先での出会いもその醍醐味の一つ。本作では、フレッドが親友の映画監督ミック(ハーヴェイ・カイテル)や、娘のレナ(レイチェル・ワイズ)、そしてホテルで出会う人気俳優のジミー(ポール・ダノ)たちと関わっていく中で、心にある変化が生じていく。彼がホテルで共に過ごす人々の人間模様も必見なのだ。高級ホテルに絶景、そして極上の音楽、個性豊かな人々との出会い…。本作でセレブな旅行気分を味わってみては?『グランドフィナーレ』は4月16日(土)より新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamura ル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月15日映画『グランドフィナーレ』が4月に公開になる。本作は、オスカー受賞作『グレート・ビューティ/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティーノ監督の最新作で、俳優たちは彼が監督ということで出演を熱望したという。ソレンティーノ監督はイタリアの映画作家で、『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』がカンヌ映画祭の審査員賞を受賞。続く『きっと ここが帰る場所』が同映画祭のエキュメニカル審査員賞に輝き、2013年に発表した『グレート・ビューティ…』はアカデミー外国語映画賞に輝いた。脚本家でもあり、人物を重層的に描写していく能力と、こだわり抜いた映像美が高く評価されている。その他の画像そんな監督の能力を高く評価している俳優のひとりが、英国の至宝マイケル・ケインだ。アカデミー協会の会員でもあるケインは、『グレート・ビューティ…』に1票を投じたそうだが、その後に1本の電話がかかってきたという。「ある日『彼が、あなたのために脚本を書いたよ』って電話がきた。私は『誰が?』と聞いたらパオロ・ソレンティーノだと言うじゃないか。彼はイタリア人の監督だし、私は82才の英国人役者だ。信じられなくて思わず質問したんだ」ケインが受け取った脚本に描かれていたのは、引退を表明し、アルプスの高級ホテルで優雅に暮らす世界的な音楽家フレッドの物語だった。フレッドは自身の道を歩み、大きな成功をおさめてきたが、娘に家族を顧みなかったと責められ、これまでの自分の人生に果たして意味があったのかと自問する。老境に差し掛かった男が“これまで”を振り返り、“これから”を高らかに告げるグランドフィナーレを鳴らすまでの物語は、ケインを魅了し、彼は出演を快諾。本作をひっさげて49年ぶりにカンヌ映画祭に出席し「何ももらえなければここまで来ないが、この映画とても気に入っていて、賞がとれなくても関係ないと思った」とスピーチした。主人公の娘を演じたレイチェル・ワイズ、主人公の親友を演じたハーヴェイ・カイテル、ホテルに投宿中の俳優を演じたポール・ダノも、“ソレンティーノが監督を務めるから”という理由で出演を決めたそうで、伝説的な名女優ジェーン・フォンダは「ソレンティーノには“マエストロ”という言葉がぴったりだと思うわ。映像にも音楽にも造詣が深い監督はそんなに多くない。彼と仕事ができるのは光栄なことよ。そして彼の作品にすっかり魅了されるの」と語る。名優たちから絶大な信頼を集めるソレンティーノ監督の新作『グランドフィナーレ』は、日本の観客からどのような評価を集めるのか? 公開が楽しみだ。『グランドフィナーレ』4月16日(土) 新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー(C)2015 INDIGO FILM. BARBARY FILMS. PATHE PRODUCTION. FRANCE 2 CINEMA. NUMBER 9 FILMS. C -FILMS. FILM4
2016年03月11日©Accorhotelsフランス統治時代の建物が今も多く残るハノイ。なかでも、ホアンキエム湖の東側に位置し、オペラ座やベトナム歴史博物館などにも近く、街のランドマークともなるホテルが、「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」。エントランスの上の壁を見ると、創業年である1901の数字が刻まれています。©Accorhotels創業時より著名人や外交官が集う名門ホテル創業当時は、「グランドホテル・メトロポール」という名で、著名人や外交官などが集い、喧噪のハノイでの文化の中心でありオアシスでもあった場所だそう。当時、アジア各地各地を訪れていたイギリス人作家のグレアム・グリーンやサマセット・モームなども訪れています。1954年、ベトナムがフランスから解放された後は、国営のホテルとなり、1992年には、フランス資本との合弁ホテルに。1996年には、新館のオペラウィングが建設されて現在のような姿になりました。著者撮影旧館のメトロポールウィングは、時代を経た木の風合いが素晴らしく、コロニアルスタイルの雰囲気たっぷり。階段は100年前のオリジナルで、クラシカルなライトを備える吹き抜けの部分は、宿泊者だけが目にできる歴史の残り香です。新館オペラウィングの客室も、ネオクラシカルなモダンテイストで、気分がぐんと上がる!居心地のよさ。著者撮影ベトナム戦争時代の防空壕を見学さて、「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」に宿泊したら、ぜひ訪れてみたいのが、防空壕跡です。ガーデンにあるプールとオープンスタイルのバンブー・バーの間、地下に降りてゆく階段がひっそりと存在しています。これが、ベトナム戦争時代の防空壕跡へと続く階段。空爆が行われた際に、宿泊客をかくまった防空壕です。著者撮影1964年から1975年まで続いたベトナム戦争中は、ホテル内に各国の大使館が移設されていて、反戦運動で知られるアメリカの映画俳優ジェーン・フォンダも2ヶ月間ほど滞在。同じく反戦運動に熱心だった歌手ジョーン・バエズも、この防空壕に入ったことがあるのだとか。戦後、防空壕は閉鎖されていましたが、2011年にバンブー・バーを改築した際に、プールの片方が浅くなっていることを不思議に思ったスタッフたちにより発掘、再度発見されました。著者撮影ヘルメットをかぶって降りてみると、分厚いコンクリートで固められた防空壕内は、華やかなホテルの雰囲気とはまったく異なり、シンと静まり返った別世界。くねくねと折れ曲がった内部は、思いのほか奥が深く、当時の恐怖が染み付いているような気も……。ときには、ここに、40名以上がひしめき、1日に6度も、防空壕に逃げ込むこともあったとか。内部には、1972年のクリスマスにジョーン・バエズが、かつてこの防空壕内で“Where Are You Now My Son”を歌ったときの音源も、流されています。著者撮影ハノイの戦争博物館など、ベトナム戦争の史実を知る場所も興味深いですが、実際に防空壕に入って、場の空気を感じることができるのは、とても貴重な体験。あらかじめの予約で、宿泊者だけに許された特権です。著者撮影つい見逃しがちですが、ロビーには、ジョーン・バエズが2013年にホテルを再訪した際に描いた、ベトナムの子供の絵画も飾られているので、ぜひ一見して。著者撮影「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」は、泊まることで、街の歴史を体感することが出来るホテル。単にラグジュアリーなだけではなく、知的好奇心を刺激するステイがお好みなら、ぜひここへ。ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ : 坪田 三千代)大人の東南アジアご褒美旅~テーマとスタイルのある旅~その他の記事を読む>
2016年03月09日本年度アカデミー賞「主題歌賞」にノミネートされているマイケル・ケイン、レイチェル・ワイズ、ポール・ダノ、ジェーン・フォンダら共演の『グランドフィナーレ』から、優美なアルプスを舞台に壮大な音楽が奏でる“シネマティックオペラ”の予告編映像が到着した。世界的にその名を知られる、英国人音楽家フレッド。いまでは作曲も指揮も引退し、ハリウッドスターやセレブが宿泊するアルプスの高級ホテルで優雅なバカンスを送っている。長年の親友で映画監督のミックも一緒だが、現役にこだわり続ける彼は若いスタッフたちと新作の構想に没頭中だ。そんな中、英国女王から彼の代表曲「シンプル・ソング」の指揮を依頼されるが、なぜか頑なに断るフレッド。その理由は、妻とのある秘密にあった――。老齢の名指揮者が人生のすべてを賭けて大舞台に挑むまでの愛と葛藤を、“21世紀の映像の魔術師”と称される『グレート・ビューティー/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティーノ監督が壮麗な映像美で描き出す本作。映像では、アルプス山脈の広大な風景とともに、高級リゾートホテルに集うセレブたちの豪華な生活が壮大で美しい音楽とともに映し出される。華やかな隠居生活を送っているように見えるフレッド(マイケル・ケイン)。友人の映画監督ミック(ハーヴェイ・カイテル)とスパにいれば、驚くような肢体の若い女性が入ってきたりするのも刺激的ではある。だが、女王陛下からの依頼であるにもかかわらず、自身が作曲した「シンプル・ソング」の指揮を頑なに断る様子が描かれる。家族を顧みず、音楽にすべてを捧げてきたフレッドが娘のレナ(レイチェル・ワイズ)にも話していない、妻との秘密とは何なのか、また、ホテルでのさまざまな出会いを通じ、彼はどのような人生のクライマックスを迎えるのかが、気になる映像となっている。アカデミー賞ノミネートされた主題歌「シンプル・ソング」をはじめ、ストラヴィンスキーやドビュッシーなどの名曲が彩る、“シネマティックオペラ”。ヨーロッパ映画賞で「作品賞」「監督賞」とともに「俳優賞」を受賞し、「名誉賞」を贈られたマイケル・ケインが見せる名演と、自身のような大女優を演じゴールデン・グローブ賞にノミネートされたジェーン・フォンダら豪華キャストによる競演が奏でるフィナーレを楽しみにしていて。『グランドフィナーレ』は4月16日(土)より新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほかで全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日