現在、活躍しているハリウッド・スターの中で、すべてを兼ね備えた完璧な俳優は誰?と聞かれたとしたら、多くの人がヒュー・ジャックマンと答えるのではないだろうか。当たり役となった『X-MEN』シリーズのウルヴァリン役で確かな地位を確立し、その素晴らしい演技力と端正なルックス、たくましい肉体美で多くの女性を魅了し続ける──。さらに、私生活では浮いた話ひとつない愛妻家の夫、子煩悩な父親として有名だ。そんな“完璧”な男ヒュー・ジャックマンが、12月9日(金)公開の新作『リアル・スティール』で演じるのは、恋人としても父親としても“ダメ”なレッテルを貼られた男・チャーリー。負け犬ヒーローが立ち上がり、愛を育んでいく姿を感動的に演じている。『ロッキー』や『炎のランナー』、『いまを生きる』などスポーツをテーマにした作品に影響を受け、いつか自分も出演してみたいと心待ちにしていたヒューにとって、夢をなくした元ボクサーの再起、母を亡くした息子と父親の絆、ロボットが繰り広げる格闘技の迫力、そのすべてが詰まった『リアル・スティール』の世界感は、まさに彼が「待ち望んでいた」ものだった。この作品の魅力を語るとき、ヒューの眼差しは艶やかな大人の色気からやんちゃな少年に変わる。「製作のスティーブン・スピルバーグ、監督のショーン・レヴィ(『ナイト ミュージアム』シリーズの監督)、彼らと一緒に仕事ができるということは確かに大きな決め手だった。けれど、それ以上に僕が惹かれたのは、ストーリーの良さ。大好きなスポーツ映画の醍醐味があって、父子の関係を中心に人間ドラマが描かれている。しかも負け犬が這い上がっていくストーリーに惚れてしまったんだ」と熱く語るように、ダメな父親と心を閉ざした息子が徐々に心を通わせていく絆は、涙なしには見られないだろう。観客の涙を誘うのは、チャーリーの息子・マックスを演じた子役のダコタ・ゴヨの名演技にもあると賛辞を贈る。「とにかく、ダコタは素晴らしい俳優だね。撮影の間は毎日一緒に過ごして2人ともチャーリーとマックスになりきっていたんだけれど、チャーリーはマックスに向かって、僕の普段の生活では絶対に口にできないような暴言を吐きまくるんだ。ダコタは『もっとつらくあたってもいいよ』、『意地悪してもいいよ』って言ってくれたけれど、僕の性格的になかなかつらくあたることはできなくてね。でも、あんな暴言を口にしたことでストレス発散になっていたかもしれない(笑)」。心底、チャーリー役を楽しんだようだ。ダコタ・ゴヨの演技もすごいが、レヴィ監督が「本物の感情を表現できる稀有な役者」と絶対的な信頼を寄せるだけあり、ダメな父親を愛すべきキャラクターに創り上げることができたのは、ヒュー・ジャックマンだからこそ成し得た業。ヒューはチャーリーの魅力をこう語る。「チャーリーはサバイバーで、あの手この手で人生をすり抜けてきたような男。もともと魅力を兼ね備えているけれど、自分を見失い、自分を信じることができなくなっている男でもあるんだ。そんなチャーリーを立ち直らせてくれる、魅力ある人間だと気づかせてくれるのが、息子のマックス。父と子の絆も映画の核になっているんだ」。また、「実は自分の子供たちが僕の出演する映画を観たのは、『リアル・スティール』が初めてなんだ」というコメントは老若男女、幅広い人たちに響く映画であることを証明している。「ウルヴァリンはまだちょっと早いなと思って見せていなかったんだけれど、今回の映画は素晴らしい家族向けの映画だからね。もう3回も一緒に観ているよ。子供たちの同級生まで一緒に連れて行かされたうえ、妻と義理の母も加わって、家族総出で観に行ったんだ(笑)。みんなとても気に入ってくれて、特に女性たちはポロポロ泣いていたね。そして、初めて子供に見せられたという意味では、お父さんの職業は格好いい職業なんだぞ!と、やっと認めてもらえた気がするんだ。ただ、ベイリー役のエヴァンジェリン・リリーとのキスシーンがあることをうっかり忘れていて、隣で観ている子供が『お家に帰ったらお母さんに怒られるよ〜!』ってささやいたときはドキッとした(笑)」と、はにかみながら家族とのエピソードを語る姿からは、やはり良き父親であることが伝わってくる。スピルバーグが11年にわたり温めて映画化を実現させたロボット格闘技というアイディア、そこに添えられたメッセージついては、こう代弁する。「この映画のもうひとつのメッセージとして、“使い捨て文化”に対する批判が込められていると思うんだ。今の時代は新しいもの、最新のものに飛び付いて、用が済んだら捨ててしまう傾向にあるけれど、そうではなく、古い中にも良いものがある、大切に使えば良い結果が待っているということを、旧型ロボットATOMを通じて伝えている。それは人間にも言えることで…僕自身、年を重ねてオンボロになっても味が出てくるような、そんな人間を目指したいと思っているよ。ATOMと同じようにね」。ちなみに、ヒューが捨てられずにずっと大切にしているのは車。「ものすごくポンコツですぐに壊れるんだけど、どうしても手放せなくてね。今でも大切に乗っているよ」。話を聞けば聞くほど“完璧”な男であることを実感させられる。生き方すべてが格好いい男が最後に語ってくれたのは、スピルバーグがタイトルに込めた「リアル・スティール=本当の強さ」にも通じるヒュー・ジャックマン流の強さ。それは──「勇気を持つこと、自分を信じること、つらくても真実を口にすることだと思う。本当のことを言えることが真の強さなんじゃないかな」。特別ではない、当たり前だけれどなかなか言えないことを、何の迷いもなく照れもなく語れること、それこそが彼の最大の魅力なのかもしれない。(text:Rie Shintani)■関連作品:リアル・スティール 2011年12月9日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© DreamWorks II Distribution Co. LLC■関連記事:芦田愛菜、キュートな笑顔で『リアル・スティール』続編の出演ゲット!?天海祐希「まるで母親の気持ち」スピルバーグも認める天才子役と再会シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第21回)あなたの理想のコンビ俳優は?堀内葉子がおすすめ『リアル・スティール』の楽しみ方「カレと一緒に観たい映画!」天海祐希インタビュー女性が憧れる女性の「理想の女性」とは?
2011年11月30日「ジャックピアス」とは、スマートフォン用のピアス。2011年4月に世界で初めて発売し、既に1万個以上の出荷実績を持つ人気商品だ。今回この「ジャックピアス」の新モデル、 シリーズ史上最小『ジャックピアス Baby』が登場。2011年中に「ジャックピアス」のオフィシャルサイトで、¥4,000円以上をお買物をすると、100名に小型ガラスケースがプレゼントされるキャンペーンを実施中。120種類以上の豊富なバリエーションから、あなた好みのアクセサリーを選んでみては?お問い合わせ: ジャックピアス オフィシャルサイト
2011年11月25日12月9日(金)から公開されるお正月映画『リアル・スティール』で主人公を演じたヒュー・ジャックマンがインタビューに答えてくれた。本作では父親を演じているジャックマンだが、彼のイメージとは大きく違うダメな親父役。しかし、当人は「それこそが本作で重要だった」という。その他の写真『リアル・スティール』は2020年という近未来が舞台。この時代でリングにあがるのは人間ではなくロボット。ロボット格闘技が大人気なのだ。ジャックマン演じるチャーリーは元ボクサーで、今ではロボットを連れて巡業する運に見放されたプロモーター。そんな彼の前に、かつての恋人が遺した息子マックスが現れる。「でも冒頭、息子を(親戚に)売り飛ばし、その金で新しいロボットを買うんだ。本当にサイテーな父親だが、これはセカンドチャンスの物語だから、そういうサイテーさを描かなきゃいけなかった」それを知って失望するマックスだが、ふたりをつなぐ存在が現れる。マックスがゴミ集積所から掘り出してきたオンボロで旧式のロボット“ATOM”だ。「チャーリーとマックスは、そのATOMのおかげでひとつになる。そして3人ともが起死回生をかけてロボット格闘技で闘うんだ。この映画のロボットバトルシーンが、アクション映画のように激しいだけではなくよりエモーショナルなのは、そういうヒューマンなストーリー、つまり、彼らのセカンドチャンスが描かれているからだと思う。セカンドチャンスは、どんなダメ野郎にも訪れるというのが僕の持論なので、このストーリーにはとても共感したよ」子煩悩としても知られるジャックマンである。こういう子供がらみのキャラクターや映画には思い入れもひとしおなのでは?「実はこの映画、僕の子供たちがスクリーンでパパの姿を初めて見た映画なんだ。今まで声優を務めたアニメーションしか見せていなかったからね。それがこの『リアル・スティール』というのはパパとしてかなり誇らしい。息子はATOMをとても気に入ったみたいで、今ではそのフィギュアと一緒に寝てるんだ。いやあ、とってもかわいいよ(笑)」と、親ばか丸出しのジャックマンだった。取材・文:渡辺麻紀『リアル・スティール』12月9日(金)全国ロードショー
2011年11月18日岡田将生が、手塚治虫の不朽の名作「ブラック・ジャック」の主人公ブラック・ジャックの若き日を描いたスペシャルドラマ「ヤング ブラック・ジャック」に主演することが明らかになった。自身も医師免許を持つ巨匠・手塚治虫の手による、日本の医療漫画の先駆けにして金字塔でもある「ブラック・ジャック」。真夏でも真っ黒のマントをまとい、手術の痕の残るツギハギの顔をした天才無免許医師ブラック・ジャックが、様々な患者を治療する姿を通じて、命の重さや医療の抱える問題を描き出し、いまなお多くの人々に傑作として愛され続けている。今回のドラマでは、彼の医学生時代にスポットを当て、なぜ彼が無免許医師であり、患者に法外な報酬を請求するようになったのかなどを描く。原作でも彼が医者を志すことになった経緯などはたびたび描かれているが、今回のドラマはオリジナルストーリーで展開。9歳のクリスマスに、連続爆破事件に巻き込まれた時生は、外科医の本間の手術で一命を取り留めるが、一緒にいた母親は意識を取り戻すことなく眠り続ける。15年ののち、24歳となった時生は、いまだ目覚めぬ母親と共に地下室で暮らしながら医大へ。時生は、この頃から訳あって病院に行けない患者を無免許で治療していたのだが…。原作にもたびたび登場する宿命のライバル、ドクター・キリコとの因縁なども描かれるという。『告白』、『瞬またたき』、『悪人』、『雷桜』と小説を原作にした映画作品でそれぞれに全く異なるキャラクターを好演し、高い評価を得た岡田さん。今年も、直木賞候補作の映画化作品『プリンセス・トヨトミ』にさだまさしの小説を映画化した『アントキノイノチ』、そして連載中の人気漫画の実写版『宇宙兄弟』と話題作品への出演が決まっているが、今回、幅広い世代で読み継がれる名作の主人公の若き日をどのように演じているのか?今回の発表に際し、岡田さんからは「原作のブラック・ジャックのファンの方々や、これから観て頂く方々の期待を決して裏切らない作品になっていると思うので、是非楽しみにしていて下さい!」との自信をうかがわせるコメントが到着した。これまでに映画に連続ドラマ、ビデオ作品にスペシャルドラマとたびたび実写化され、宍戸錠に加山雄三、隆大介、そして本木雅弘と錚々たる、そして個性豊かな面々が挑戦してきたブラック・ジャック。今回、公開された画像では、岡田さんがこれまでの作品とはまた違った雰囲気で、鋭い目つきをこちらに向けている。また、共演陣にも演技派の面々が集結!時生が偶然出会う、医大生の優奈を仲里依紗が、その恋人を小澤征悦が演じるほか、時生の母を戸田菜穂、そして時生の命の恩人である本間医師を市村正親が演じる。『NANA』シリーズをはじめ、最近では海堂尊の医療ミステリーを映画化した『ジーン・ワルツ』を手掛けた大谷健太郎監督がメガホンを握る。闇の医師、ブラック・ジャック誕生の全てがここに!岡田さんのダークヒーローぶりに注目の「ヤング ブラック・ジャック」は4月23日(土)21:00より日本テレビにて放送。■関連作品:悪人 2010年9月11日より全国東宝系にて公開© 2010「悪人」製作委員会 告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会 瞬またたき 2010年6月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010「瞬」製作委員会プリンセス トヨトミ 2011年5月28日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン 関西テレビ放送 東宝 アントキノイノチ 2011年秋、全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会宇宙兄弟 2012年春、公開■関連記事:『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化第5回アジア・フィルム・アワード開催。登壇者から日本の被災者にお見舞いのコメント岡田将生×榮倉奈々×ベルリン2冠の瀬々監督で『アントキノイノチ』映画化木村佳乃、涙のブルーリボン生田斗真は「ほかの人がやらないことやりたい」と決意毎日映画コンクール授賞式稲垣吾郎、極悪人役にSMAPメンバー「地が出てるね」
2011年04月01日日本で8月に公開される3Dアニメーション『カンフー・パンダ2』で、主人公のパンダの声を担当しているジャック・ブラックがアトランタ動物園のジャイアントパンダの赤ちゃんの命名式に出席。自身の役柄と同じ“ポー”という名前を授け、ノリノリでお得意のカンフーポーズを披露した。2008年に公開されて世界的な大ヒットを記録した『カンフー・パンダ』の続編で、カンフーを習得し“龍の戦士”となった小心者で食いしん坊のパンダ、ポーと“マスター5”と呼ばれる仲間たちが、新たな敵、孔雀のシェン大老らに立ち向かう姿を描く。パンダの帽子をかぶった子供たちの歓声に迎えられて登場したジャックが、生後3か月のジャイアントパンダの赤ちゃんの名前として発表したのは、シリーズの主人公と同じポー。このポーとの対面を果たしたが「前々からパンダに会うのを楽しみにしていたんだ、面白い奴だったらいいなぁと思いながらね。でも、僕がポーに触ろうとする直前に『(ポーは)触られるのが好きじゃないの、力が強くて爪が鋭いから注意して!』って言われたんだ(笑)。だから緊張しながら頭をなでたよ(苦笑)。でも本当に会えて良かった!」と安堵の表情を浮かべながら緊張の瞬間について明かした。ドリームワークスアニメーションは、絶滅危惧種でもあるジャイアントパンダ保護のため、アトランタ動物園への寄付を行っており、動物園の担当者は、今後もパートナーシップを組み、パンダ保護プログラムへ協力をしていくと語った。今回の続編には、ジャックだけでなく、アンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマン、ジャッキー・チェンら前作の主要ボイスキャスト陣が続投。新たにゲイリー・オールドマンにミシェル・ヨー、ジャン=クロード・ヴァン・ダムらの参戦も明らかになっている。日本語吹替え版でも、前作に引き続きハリウッドのご指名で、ポーの声を「TOKIO」の山口達也が担当!初めて明かされるポーの出生の秘密に、デジタル3Dによる大迫力のカンフーシーンなど見どころ満載で、夏休み映画として話題を呼びそうだ。『カンフー・パンダ2』は8月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:カンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2011年02月18日ジョニー・デップ主演の人気シリーズ第4弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』のジャック・スパロウ船長のコメント付き予告編が公開された。その他の画像『…生命の泉』は、前作『…ワールド・エンド』のラストで示唆された永遠の命をもたらす“生命(いのち)の泉”を巡って、海賊ジャック・スパロウと仲間たちが新たな戦いと冒険が展開。ペネロペ・クルス演じる謎の女海賊・アンジェリカを始め、史上最恐の海賊“黒ひげ”、生命の泉の秘密を解く手がかりとなる人魚や、恐ろしいゾンビなど新キャラクターも登場する。先日、全世界同時解禁で本作の第1弾予告編が公開されたが、本動画はその予告編の冒頭にデップ演じるスパロウ船長のコメント動画を追加したもの。ジャングルのような場所に置かれた椅子でくつろいでいるスパロウが観客に向かってあいさつした後、相変わらずの自由さでラム酒をぐいっとあおったかと思えば、すでにアナウンスされている次なる冒険=生命の泉を探す旅にについて「デタラメ」と一蹴。いつも相手を翻弄し、ここぞという場面でキメてくれるスパロウ船長らしい動画に仕上がっている。本予告編は、本日より日本公開されている映画『トロン:レガシー』の本編上映前に3Dで上映。これまで3D版が公開されることはアナウンスされてきたが、実際に3D映像でスパロウ船長の活躍を楽しめるのは本予告が初となるだけに、多くのファンの注目を集めそうだ。『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』2011年5月20日(金) 全世界同時公開(C)Disney Enterprises Inc. All Rights Reserved.
2010年12月17日全世界待望の大ヒットシリーズの最新第4弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』の予告編および最新ビジュアルが解禁!ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウと、今回からシリーズに参加するペネロペ・クルス扮する女海賊“アンジェリカ”の共演シーンをはじめ、物語の一端が明らかに…。タイトルにある“生命の泉”とは、永遠の命をもたらすとされる泉で、前作『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のラストでもその存在が示唆されていた。永遠の命を手に入れようとする者たちの野望が渦巻く中で、我らが“キャプテン”ジャック・スパロウもまた新たな冒険へと旅立つ。ジョニーの続投、そしてペネロペがジャックを惑わす女海賊アンジェリカを演じるということが以前より報じられていたが、ほかのメンバーも徐々に明らかに!キャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)に、ジャックの長年の相棒であるギブス航海士(ケヴィン・マクナリー)というおなじみの2人が今回の冒険にも参戦。さらに、シリーズ史上最強の敵とうわさされる、“黒ひげ”(イアン・マクシェーン)の姿も今回到着した予告編でお目見えとなった。ほかに、伝説の鍵を握る美しき人魚(アストリッド・ベルジェ=フリスペ)、密航者の宣教師(サム・クラフリン)など、魅力的な新キャラクターも登場し物語を盛り上げる。そして「ストーンズ」ファンに吉報!?前作に続き、キース・リチャーズが演じる、ジャックが唯一恐れをなす存在である父親、キャプテン・ティーグ・スパロウも健在!『シカゴ』、『NINE ナイン』を手がけたロブ・マーシャル監督は今回、この豪華な面々でいったいどのような冒険譚を描いているのか?『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』は2011年5月20(金)より全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:ジョニー・デップは電話嫌い。家庭では電話禁止、携帯電話も所有せずジョニー・デップ告白「映画会社はジャック・スパロウが気に入らなかった」『パイレーツ』最新作邦題は『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』に決定ペネロペ、バルデムと共にお出かけで大きくなったお腹を披露
2010年12月14日ジョニー・デップが「Vanity Fair」誌のインタビューで、自身の最大のヒット作となった『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで演じたジャック・スパロウを、製作会社のディズニーは当初気に入っていなかったことを明かした。「Vanity Fair」1月号で、友人のロック・アーティスト、パティ・スミスによるインタビューに応えてジョニーはシリーズ第1作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のとき、自ら考案したピアスにアイラインを引いたジャック・スパロウ像に対してディズニーの重役たちが難色を示したと話した。重役のひとりはジョニーに「ジャックはゲイなんですか?」と尋ねたという。そこでジョニーは「僕が演じるキャラクターは全員ゲイなんです」と答えた。「その答えを聞いて(質問をした重役の女性は)、すごく不安になってたよ」。だが、周知の通り、映画は空前のヒット作となり、最新作となるシリーズ4作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』も来年5月公開予定だ。来年はアンジェリーナ・ジョリーと共演の『ツーリスト』の公開も控えるが、この作品の撮影時に苦労したのは、やはりパパラッチたちの猛攻勢。写真を撮られてアンジーと不倫のうわさなど流されないように、不用意にツーショットにならないよう気をつけていたという。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ツーリスト 2011年3月11日より日劇3ほか全国にて公開パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:わがままプリマドンナを演じたウィノナ・ライダーが思い出した初恋の人とは?ブランジェリーナ、養子縁組家族を祝福する日に15万ドルを寄付【ハリウッドより愛をこめて】クリスマス・シーズン突入…で結婚式ラッシュ!?『パイレーツ』最新作邦題は『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』に決定ペネロペ、バルデムと共にお出かけで大きくなったお腹を披露
2010年12月01日昨年12月に急死した女優のブリタニー・マーフィの夫で脚本家のサイモン・モンジャックが23日夜、ハリウッド・ヒルズの自宅で亡くなった。モンジャックは、5か月前に最愛の妻・ブリタニーが倒れたのと同じ家の主寝室で意識を失っているのをブリタニーの実母・シャロンさんに発見された。すぐに救急隊が呼ばれ、蘇生を試みたが、モンジャックの意識が戻ることはなかった。死因は心臓発作と思われるが、現在もまだ調査が続いている。奇しくも、昨年12月20日、バスルームで意識不明で倒れていたブリタニーを発見したのもシャロンさん。ブリタニーの死因は肺炎と貧血、治療薬の摂取が重なって引き起こされた心臓発作、と死因も似ている。ブリタニーは当時32歳、モンジャックは39歳。妻の後を追うような最期となった。ブリタニーの突然の死は当初「ドラッグが原因?」という憶測が流れ、ショックを受けたモンジャックはうつ状態だったという。3月には、今回の悲劇の舞台となった自宅を売りに出したが、ブリタニーの遺品を残したまま購入検討者に家の中を見せたくないというシャロンさんの希望で4月には売り出しを中止するという出来事があったばかりだった。(text:Yuki Tominaga)サイモン・モンジャックとブリタニー・マーフィ(写真は昨年11月に撮影されたもの)。© Splash/AFLO■関連作品:ラーメンガール 2009年1月17日よりテアトル新宿にて公開© 2008 Digitalsite Corp./Media 8 Entertainment■関連記事:急逝のB・マーフィを偲び、かつての共演者たちが愛情あふれるコメントを次々と発表ブリタニー・マーフィ、自宅で倒れ32歳の若さで急死日本生まれ、ハリウッド風味の一杯のラーメンが元気をくれる『ラーメンガール』一杯のラーメンが運命を変える!『ラーメンガール』試写会に5組10名様ご招待
2010年05月25日当代きってのスターとして幅広い活躍を見せるヒュー・ジャックマン。彼にとってハリウッド進出のきっかけとなったのが、2000年に始まり、これまでに3作品を数える人気シリーズとなった『X-MEN』である。彼が演じる、どこか悲しみを湛えた瞳が印象的なウルヴァリンというキャラクターは、性別を問わず多くのファンの心をわしづかみにした。ヒューが、プロデューサーとしても製作に携わり、満を持して送り出す最新作『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で描かれるのは、ウルヴァリンの誕生の秘密。“最もセクシーな男”が演じる、シリーズで最も高い人気を誇る最強の戦士の物語――これが面白くないはずがない!公開を直前に控え来日した彼に話を聞いた。「自分とかけ離れたキャラクターだからこそ、やりがいを感じる」続編を製作するということは、当然のことながら前作を超える面白さを要求される。彼の手元には、本シリーズ以外の様々な企画、多彩な役柄のオファーが届いているはず。それでもなお4度にわたってウルヴァリンを演じたいと思わせる、この役柄の魅力はどんなところにあるのだろうか?「まず第一に言えるのは、僕自身、常に挑戦する気持ち、もっと高いところ、さらなる深みを求める気持ちを持っているということ。ウルヴァリンは、葛藤や対立など多くのものを抱えている。僕自身とは全く違う、かけ離れたキャラクターだからこそ、やりがいを感じるんだ。今回の作品に関して言えば、これを僕は『X-MEN4』だとは考えていなくて、新鮮な気持ちで臨む新たな出発点としたかった。この作品で、僕自身が思い描いていた『ウルヴァリンはこうあるべき』という姿に到達できたと思う。単に強大な筋肉を持っているというだけでなく、動物的で危険なオーラをまとったウルヴァリン――イメージしていたのは『ケープ・フィアー』(’91)に出演したロバート・デ・ニーロなんだ。シャツを脱いだ瞬間に観る者に恐怖を感じさせる、そんな雰囲気を出したかったんだ」。特異能力を持ったミュータント同士の戦いのシーンは息をもつかせぬ激しいアクションの連続!ウルヴァリンの前に立ちはだかる兄・ビクター(リーヴ・シュレイバー)とのシーンでは、思わず本物のパンチが相手に入ってしまうこともあったとか。「できる限りのリアリティを求めて撮影を進める中で、それは致し方ないこと。実際、リーヴが僕に向かって飛び込んでくるシーンでは、彼がワイヤーに吊られている状態ですごいスピードで突っ込んできて、肋骨が折れるんじゃないかと思ったよ。彼は彼で、腕を脱臼しかけていたよ」。気になる次作…日本での撮影のうわさは?こうしたアクションに加え、ウルヴァリンと彼の周囲の人々との人間ドラマの部分もまた、本作の見どころとなっている。「実は、アメリカでは過去の3作に比べて女性客の割合が多くて、48%とほぼ半数を女性が占めているんだ。今回の作品ではラブシーンも、兄弟のドラマもある。ウルヴァリンが愛する女性のために生きる姿が描かれるし、一方で本能のままに進むのか?それとも人間の世界にとどまるのかという内面的な葛藤も映し出される。こうした部分に多くの女性が共感してくれたんじゃないかな」。さて、新作が到着したばかりで少し気の早い話ではあるが、巷ではすでに次作についてのうわさが…。次作は日本を舞台としたエピソードになると言われているのだが、日本人俳優の起用も含め、進行状況はいかに?「僕自身、原作の中で一番面白いと思うのが『日本編』のエピソードで、ぜひこれを映画化したいんだ。とはいえ、まだ脚本を執筆している段階だよ。『ユージュアル・サスペクツ』や『ワルキューレ』を手がけたクリストファー・マッカリーが担当しているんだ。(日本国内の)本格的なロケハンはまだまだ先のことだけど、個人的にやってるよ!すでにウルヴァリンが食事をするレストランはいっぱい見つかったね(笑)。現段階で、3人の重要な女性キャラクターが出ることが決まっていて、そのうち2人は日本人であることが確実だね」。最後に、4作にわたってウルヴァリンを演じてきヒューが得たものは?と尋ねると、こんな答えが返ってきた。「僕自身、若い頃は結構短気で、すぐにカッとなっていたものだけど、ウルヴァリンを演じる上ではそうした感情の昂ぶりが必要になってくるんだ。そうすると、それが一種の“セラピー”のような役割を果たしてくれて、演じているうちにいろんなものが体から抜けていくんだ。撮影中に家に帰ると妻が言うんだよ。『あなた、ウルヴァリンを演じているときが一番いいわ!』って(笑)」。■関連作品:ウルヴァリン:X-MEN ZERO 2009年9月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開X-Men Character Likenesses TM & © 2009 Marvel Characters, Inc. All rights reserved. TM and © 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.■関連記事:ヒュー・ジャックマン最新作『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』オリジナル腕時計を1名様にプレゼント佐藤隆太、ヒュー・ジャックマンに続編出演を懇願「ウルヴァリンのためなら何でも!」ヒュー・ジャックマンの魅力を詰めこんだ『ウルヴァリン』特別映像が到着!負けず嫌いウルヴァリン「俺が主役だ!」ヒュー・ジャックマン来日で続編の真相も?キャスト陣舞台挨拶付き『ウルヴァリン』ジャパン・プレミアに15組30名様ご招待
2009年09月08日