アカデミー賞受賞監督コーエン兄弟の華麗なる集大成とも言うべき最新作『ヘイル、シーザー!』。ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら超豪華スターが出演する本作から、彼らがそれぞれ写るゴージャスすぎるキャラクターポスターがこのほど解禁された。1950年代、ハリウッドが“夢”を作り世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑む――!『ファーゴ』『ノーカントリー』で知られるジョエル&イーサン・コーエン兄弟が描く本作は、ハリウッド全盛期を舞台に、世界的スターの誘拐事件解決に挑むサスペンスコメディ。キャストには、コーエン兄弟作品常連のジョシュ、ジョージ、スカーレット、フランシス・マグドーマンド、ティルダ・スウィントンをはじめ、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、チャニングなどハリウッド主役級のスターら豪華俳優陣が集結している。本作の現場は常にリラックスした雰囲気で、監督の常連キャスト、スタッフはもちろんのこと、初めて参加した人々も楽しみながら撮影に取り組んでいたそう。スカーレットはその素晴らしい環境について、「ハリウッド黄金期の人物を演じるのは楽しいだろうと思った。考えてもみてよ、あの衣装、あの輝き、あのクオリティに、あの舞台裏の状況!心を奪われたわ!それに、コーエン兄弟は現場で遊び心があった。安心できるクリエイティブな環境だったの」と当時の様子をふり返った。そして今回到着したのは、それぞれのカラーで華やかに彩られた豪華7名のスターがザ・ハリウッドなポーズを決めているポスター。ジョシュは“スタジオの何でも屋”、ジョージは“突然消えた世界の大スター”、レイフは“キレたら超危険な映画監督”、ジョナは “バカ真面目な公証人”、スカーレットは“お色気で勝負する若手女優”、ティルダは“ネタを探すしつこい双子の記者”、チャニングは、“歌って踊れるみんなの憧れミュージカルスター”と、それぞれ想像力を掻き立てるキャラクターの一言紹介が添えられている。これまで世界中の観客たちに強烈なインパクトを残した独特なキャラクターを創り続けてきているコーエン兄弟。過去には『バートン・フィンク』の“狂気に囚われる劇作家”、『ファーゴ』の “臨月妊婦の警察署長” などが登場し、カンヌ国際映画祭男優賞やアカデミー賞し注目を浴びている。そんな今回も注目を集めそうな本作のポスターは、TOHOシネマズみゆき座をはじめ、全国の上映劇場にて7連貼りで掲出されるとのこと。『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月13日『スター・ウォーズ/エピソードVIII』のキャストに、ローラ・ダーンが新しく加わることがわかった。また、出演が噂されていたベニチオ・デル・トロの参加も確認された。ふたりの役柄はわかっていないが、デル・トロは悪役ではないかという説が強い。その他の情報今回の監督は『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソン。撮影は15日(月)にロンドンでスタートした。公開は2017年12月15日。ダーンは『わたしに会うまでの1600キロ』で、昨年のオスカー助演女優部門にノミネートされた。最新作は現在日本公開中の『ドリーム ホーム99%を操る男たち』。デル・トロの最新作は、4月に日本公開予定の『ボーダーライン』。共演はエミリー・ブラント、ジョシュ・ブローリン。文:猿渡由紀
2016年02月16日ジョージ・クルーニー、ジョシュ・ブローリンをはじめ豪華俳優たちが、4本のオスカー像を持つコーエン兄弟のもと集結する最新作『ヘイル、シーザー!』。先日、開幕した第66回ベルリン国際映画祭で名誉あるオープニング作品に選ばれた本作から、コーエン兄弟監督やキャストたちによるゴージャスなレッドカーペットイベントと記者会見の模様が到着した。1950年代、ハリウッドが“夢”を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、主演俳優であり世界的大スター(クルーニー)の誘拐事件が発生することから始まる物語。事件解決への白羽の矢を立てられたのは、演じる“スタジオの何でも屋”(ブローリン)。彼は、お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、人気ミュージカルスター(チャニング・テイタム)、パッとしない若手アクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性あふれるスターたちを巻き込み、世界が大注目する難事件に挑んでいく。世界3大映画祭のひとつに数えられるベルリン国際映画祭のオープニング作品といえば、過去にはコーエン兄弟北米最大のヒット作となった『トゥルー・グリット』をはじめ、アカデミー賞にも直結する超話題作が選出されることでも有名。66回目を数える歴史ある本映画祭のオープニングで選ばれた本作からは、ジョエル&イーサン・コーエン監督、ブローリン、クルーニー、アルデン・エーレンライク、ティルダ・スウィントン、チャニング・テイタムが参加した。鬼才コーエン兄弟の最新作としての期待の高さはもちろん、豪華スターが顔を揃えることでもその注目度は高く、監督とキャスト陣がレッドカーペットに登場すると、ベルリンの観客からは大きな歓声が!主演のブローリンは婚約者のキャスリン・ボイドとレッドカーペットに入り、ベルリンのファンたちの声援に堂々と応えていた。また、クルーニーは愛妻アマルさんをエスコートしながら颯爽と登場、本作で演じるスター俳優らしく、精力的にファンサービスを行っていた。さらに、白のドレスに個性的な髪型で登場したスウィントンには、報道陣のカメラから多くのフラッシュがたかれた。特に会場の女性からひときわ黄色い声を浴びていたのは、テイタム。自身の“セクシー写真”にサインを求められた際には、苦笑いで応えるひと幕も。まさに、豪華スターが共演する本作にふさわしい、華々しいレッドカーペットイベントとなった。その後、監督とキャストが参加した記者会見も、みな仲良くジョークを飛ばし合い、終始和やかな雰囲気で行われた。■ジョシュ・ブローリンコメントコーエン兄弟と一緒に仕事できて楽しかったよ。彼らは良い友だちだし、彼らの映画も好きだし、彼らがCM作ることになったら、ビールでも下着でもやるよ。ちょっと痩せなきゃいけないだろうけどね。彼らの映画には3本半(本作と『ノーカントリー』『トゥルー・グリット』、『それぞれのシネマ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画』はショートフィルムのため半分とカウント)出演させてもらっているけれど、今後も彼らと仕事ができればそれだけで満足だね。当時のハリウッドのことは分からないけれど、僕らの働いている世界を面白おかしく茶化すのは好きだよ。だって、とても馬鹿げてる業界だからね。(映画業界の)進化を見ると、当時はもっと大変だっただろうね。東部で40,000ドル稼いでいたヤツが突然2.5億ドル相当のお金を生み出すんだから、頭がおかしくなきゃできないだろう。コーエン兄弟はそれをシニカルなユーモアに昇華させてるんだ。■ジョージ・クルーニーコメント彼ら(コーエン兄弟)はとにかく楽しいんだ。素晴らしいフィルムメーカーで、一緒に仕事をするのは楽しいよ。良いヤツらだし、とても働きやすいんだよ。■アルデン・エーレンライクコメントコーエン兄弟は、リラックスして楽しい環境を作ってくれるから、最後には家に帰りたくなくなっちゃうくらい面白いんだ。■チャニング・テイタムコメント実は当初、この映画で何をやるのかは知らなくて、脚本には3文字くらいで、その後に「ダンス」としか書いてなかったんだ。いままでタップダンスもやったことないし、映画で歌ったこともなかった。でも、ほかにこんな映画はないし、目を閉じて崖から飛び降りるような気持ちでやったよ!そこにはコーエン兄弟がいたし、彼らは(当時の映画について)とても勉強していて、これまで作られた映画について全部知っていた。僕は彼らに完全に任せっきりだったよ。ユーモアにあふれた魅力的な映画だね。僕らも彼らも当時生きていたわけじゃないけど、当時を舞台としたコーエン兄弟なりの面白い解釈だよね。ドキュメンタリー的映画ではなく、本当に面白いエンターテインメント映画だ!『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月14日ジョージ・クルーニー演じる大スターの誘拐事件を、ジョシュ・ブローリン、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら、“最高にゴージャス”なキャストで贈る『ヘイル、シーザー!』の日本公開日が5月13日(金)に決定。アカデミー賞を4度受賞したコーエン兄弟の集大成ともいうべき最新作から、本予告とポスタービジュアルが解禁となった。ハリウッドが“夢”を作り、世界に贈り届けていた1950年代。スタジオの命運を賭けた超大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決を頼まれたのは、“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がド下手なアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性あふれるスターたちをも巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑む!今週2月11日より開催されるベルリン国際映画祭のオープニング作品として、華麗なる祭典の開幕を告げる本作。先週末2月5日に公開された全米では、同週公開作の中で1位となる好成績で、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『レヴェナント:蘇えりし者』を抑えて週末興行ランキング初登場2位を獲得した(BOXOFFICE MOJO調べ)。今回到着した本予告映像では、“最高にゴージャス”な大捜査がついにスタート。登場するのは、豪華スターたちの個性的な役柄と、ハリウッドという“夢”の製作会社を舞台にした華麗なシーンの数々だ。ローマ皇帝に扮して凛々しい姿で登場しながらも、セリフをド忘れする間抜けな大スター役のジョージや、海兵服でおどけるように踊るチャニング、人魚のコスチュームでセクシーさが滴るようなスカーレットをはじめ、演技がド下手な気の抜けたアクション俳優(アルデン・エレークライク)、神経質そうな監督(レイフ・ファインズ)、バカ真面目そうな公証人(ジョナ・ヒル)、ひと癖ありそうな記者(ティルダ・スウィントン)、正体不明の編集者(フランシス・マクドーマンド)ら、豪華な面々が次々に顔を現す。突然消えた世界の大スターを捜索すべく、ブローリン演じる“スタジオの何でも屋”はこうした“濃いキャラ”に翻弄されながらも、難事件解決に挑んでいくが…。コーエン兄弟が最も得意とする、予想もつかない結末を期待させるサスペンス・コメディでありながら、今回は、劇中劇で繰り広げられる華やかなミュージカルシーンにも要注目!併せて解禁となったポスタービジュアルからも、オールスターキャストによる“最高にゴージャス”な本作の魅力が伝わってきそうだ。『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら超豪華スターたちが競演する『ヘイル、シーザー!』。2月2日(日本時間)、ロサンゼルスにてワールド・プレミアが開催され、監督を務めたイーサン&ジョエル・コーエン兄弟を始め、豪華キャスト陣が登場した。本作の舞台は、1950年代、ハリウッドが“夢”を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、なんと主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!スタジオが大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性あふれるスターたちを巻き込み、“最高にゴージャスな大捜査”が幕を開ける――。コーエン兄弟最新作として期待の高さはもちろん、豪華スターが顔を揃えるということもあり製作時から注目を集めていた本作。寒空の下にも関わらず多くのファンが待ち構える中、1950年代という時代設定に合わせ、リムジンではなく年代物のクラシック・カーで登場したのは、ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル。俳優たちにとってもクラシック・カーでの登場は新鮮に感じられたようで、自身の写真撮影中にレッドカーペット入りしたクラシック・カーを見つめていたジョシュは、後部座席にいたチャニングの姿を見つけると嬉しそうに手を振り、仲の良さを感じさせる一幕も。ジョシュはコーエン監督作の出演に「コーエン兄弟は自分が知る中でも最高のコンビだ。彼らと一緒にいるのは本当に楽しいんだよ。どのくらい楽しいかって?それはジョージ・クルーニーを引っ叩くことと同じくらいだね(笑)!」とジョーク交じりに話した。チャニングも「『ヘイル、シーザー!』はいままで出演した中で大好きな映画のひとつだよ。もっともっと彼らの作品に出たいんだ」とコーエン兄弟を絶賛した。そんなジョージは「ジャンバティスタ ヴァリ(GiAMBATTiSTA VALLi)」のオートクチュールを身に纏った妻・アマルをエスコートしながらレッドカーペットに登場。本作について聞かれると「コーエン兄弟は脚本を送ってきては『この大バカモノは君のために書いたんだ』って言ったんだ。彼らは狂ってるよ。でも最高に楽しいんだ!」と興奮気味にコメント。また、「21ジャンプストリート」で共演し名コンビとなったジョナとチャニングは、チャニングがジョナに向けておふざけでキスを贈るというサプライズで会場を笑わせていた。『ヘイル、シーザー!』は5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日コーエン兄弟が監督・脚本を手掛ける『ヘイル、シーザー!』に出演しているチャニング・テイタム。この作品でチャニングはタップダンスに挑戦している。『ステップ・アップ』や『マジック・マイク』シリーズでストリートダンスやセクシーなストリップダンスを踊ったことはあるが、今回のタップダンスは彼にとって全く初めてのジャンル。「The Insider With Yahoo」の取材に応じたチャニングは、練習中のちょっとした屈辱を語った。「2か月以上かけて練習した成果を妻(ジェナ・ディーワン・テイタム)に見せたら、彼女はiPhoneの動画を1回見ただけで同じことができちゃって。挫折感を味わったよ。でも一度恥をかけば、なんてことないよね」それからジェナはコーチになり、徹底的にタップを教えてくれたという。女優になる前はダンサーとして、ジャネット・ジャクソンなど、有名歌手のツアーやPVに出演していたジェナ。タップダンスもお手の物だ。「New York Magazine」誌によると、映画で振付を担当したクリストファー・ガッテッリから「10年分のタップダンスの訓練を3か月でやってくれ」と言われ、休みの日も必死に練習したチャニング。しかし、劇中でタップダンスを披露する時間はどうやら6分間の模様。「6分のシーンのために、3か月の準備期間を費やしたのは初めてだよ!」と語っている。ジョシュ・ブローリンやジョージ・クルーニーも出演する『ヘイル、シーザー!』の日本公開は5月の予定だ。(Hiromi Kaku)
2016年02月03日『ノーカントリー』でアカデミー賞「作品賞」など4冠を獲得し、カンヌ国際映画祭「監督賞」を3度も受賞したイーサン&ジョエル・コーエン兄弟。本年度アカデミー賞でも脚本を手がけた『ブリッジ・オブ・スパイ』が「脚本賞」「作品賞」などにノミネートされている彼らの華麗なる集大成ともいうべき最新作「Hail,Caesar!」(原題)が、『ヘイル、シーザー!』として5月に公開されることが決定。ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら超豪華スターたちが競演する場面写真も到着した。本作の舞台は、1950年代、ハリウッドが“夢”を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、なんと主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!スタジオが大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性あふれるスターたちを巻き込み、“最高にゴージャスな大捜査”が幕を開ける!?古き良き(?)ハリウッド全盛期を舞台に、スタジオの何でも屋が個性あふれるスターたちを巻き込んで、世界的スターの誘拐事件解決に挑むサスペンス・コメディとなる本作。2月11日(現地時間)から開催される第66回ベルリン国際映画祭のオープニング上映にも決定している。世界三大映画祭の1つとなるベルリンのオープニングといえば、これまで、コーエン兄弟が監督・脚本を務めた『トゥルー・グリット』や本作同様に豪華キャスト共演の『グランド・ブダペスト・ホテル』といった、その年のアカデミー賞にも直結する超話題作が選出されることでも有名。本作も、コーエン兄弟最高傑作と名高い『ファーゴ』や『ノーカントリー』を彷彿とさせる“突然消えた人物を探す”サスペンスあふれる展開がベースとなりながら、『ビッグ・リボウスキ』や『オー・ブラザー!』で魅せた独特のブラックユーモア満載のコメディ要素を合わせ持ち、何よりも心に訴えかけるドラマティックなエンディングは、『トゥルー・グリット』や『インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌』を想起させ、まさに “集大成”というにふさわしい1本となっている。個性的なキャラクターを見事に演じ切るのは、コーエン兄弟常連のジョシュ・ブローリンや、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンをはじめ、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、チャニング・テイタムなど、ハリウッドの主役級スターからアカデミー賞常連の名優まで、コーエン兄弟だからこそ実現できた豪華スターたち。また、コーエン兄弟としても新たな試みとなった、このスターたちが体を張って唄って踊る、華やかなミュージカルシーンも必見だ。『ヘイル、シーザー!』は5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月01日ジョエル&イーサン・コーエンの最新作『ヘイル、シーザー!』が5月に日本で公開されることが決定した。1950年代のアメリカ・ハリウッドを舞台にしたサスペンス・コメディで、ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンドらが出演する。その他の写真様々な題材、ジャンルの作品を手がけ、全世界の映画ファンから絶大な信頼と支持を集めているジョエル&イーサン・コーエン監督の最新作は、1950年代のハリウッドで、世界的なスターで大作映画『ヘイル、シーザー!』の主演を務めるウィットロック(クルーニー)が何者かに誘拐されるところからはじまる。スタジオは騒然となり、スタジオの“何でも屋”のマニックス(ブローリン)は捜査を開始する。本作はこれまでのコーエン作品以上に豪華なキャストが顔を揃えており、先にあげたキャストのほかにもアルデン・エーレンライク、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、ティルダ・スウィントン、チャニング・テイタムらが出演。巧みな構成と会話劇はコーエン作品の魅力だが、本作にはミュージカル・シーンも登場するという。50年代の豪華絢爛な“映画の都”を描き出すべくスタッフも豪華な面々が集まっており、名撮影監督のロジャー・ディーキンスが全編を35ミリフィルムで撮影。『トゥルー・グリット』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』など監督と繰り返しタッグを組んでいるジェス・ゴンコールがプロダクションデザインを手がけ、監督自身が編集を担当している。『ヘイル、シーザー!』5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2016年02月01日本年度アカデミー賞にて「撮影賞(ロジャー・ディーキンス)」ほか3部門にノミネートされた、エミリー・ブラント主演最新作『ボーダーライン』。このほど、彼女が体感する、死と隣り合わせの麻薬戦争の極限状態が30秒に凝縮された特別予告が解禁となった。巨悪化するメキシコ麻薬カルテルを殲滅すべく、アメリカ国防総省の特別部隊にリクルートされたエリートFBI捜査官ケイト(エミリー・ブラント)。特別捜査官(ジョシュ・ブローリン)に召集され就いた極秘任務は、謎のコロンビア人(ベニチオ・デル・トロ)と共に、アメリカとメキシコの国境付近を拠点とする麻薬組織を撲滅させるミッション。仲間の動きさえも把握できない常軌を逸した極秘任務や、人が簡単に命を落とす現場に直面したケイトは、しだいに善と悪の境界が揺らぎ始める…。本作の舞台は、アメリカとメキシコ国境の町フアレス。暴力、麻薬、死が日常と隣合わせに存在する無法地帯で繰り広げられる最前線の攻防を、エミリーをはじめ、『トラフィック』や『チェ』2部作のベニチオ・デル・トロ、『エベレスト3D』『ノーカントリー』のジョシュ・ブローリンという実力派たちで描き出す。撮影監督を務める『007 スカイフォール』やコーエン兄弟作品などで知られるベテラン、ロジャー・ディーキンスは、2月6日公開『不屈の男 アンブロークン』も手がけており、本作の撮影で実に12度目のアカデミー賞にノミネート。監督のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督とは、ついに始動した『ブレードランナー』の続編でもタッグを組むことで注目を集めている。今回の30秒の特別予告には、いまなお継続するメキシコ麻薬戦争が切り取られている。ミッションの具体的な内容を知らされぬまま、無法地帯に足を踏み入れ、突如始まった銃撃戦に戸惑いを隠せない、エミリー演じる主人公ケイト。特別捜査官グレイヴァーを演じるブローリンは不敵な笑みを浮かべており、デル・トロ演じるアレハンドロが「悪党を殺すなら、善人の皮は捨てろ」とまで言い放つ…。善と悪の境界(ボーダーライン)すらも分からなくなる、ショッキングな現実を一切の妥協を許さず描き切ったクライム・アクションを、まずはこの映像から体験してみて。『ボーダーライン』は4月9日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月28日『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラントが主演を務め、ジョシュ・ブローリン、ベニチオ・デル・トロらが出演する映画『ボーダーライン』の特別映像が公開になった。『ボーダーライン』特別映像本作は、アメリカとメキシコの国境付近にある街フアレスを舞台に、エリートFBI捜査官のケイトが、凶悪化する麻薬カルテルを撲滅させるためのミッションに挑むも、その非情な捜査方法に疑問を抱き、善悪の境界が揺らいでいく様を描いた作品で、『複製された男』『プリズナーズ』の鬼才ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が麻薬戦争の現実を生々しく描いていく。このほど公開になった映像も、緊迫感のあるシーンの連続だ。ケイトは「ここの捜査方法は君の想像を超えている」と告げられるが、その言葉通りに想定外の出来事が次々に起こり、熾烈な戦いが繰り広げられ、時には彼女が認められないような捜査も行われる。短い映像だが、登場人物たちが対峙する場面やガンアクションのシーンがふんだんに盛り込まれており、目が離せなくなる内容になっている。『ボーダーライン』4月9日(土) 角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
2016年01月28日『プリズナーズ』『灼熱の魂』を手がけ、SF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編にも決定している注目のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によるエミリー・ブラント主演作『ボーダーライン』。全米では限定公開から大ヒットとなり、先日はナショナル・ボード・オブ・レビュー「スポットライト賞」を受賞するなど、本年度の賞レースでも注目を集める本作から待望の予告編映像が解禁となった。舞台は、アメリカとメキシコ国境の町フアレス。巨悪化するメキシコ麻薬カルテルを殲滅すべく、エリートFBI捜査官ケイト(エミリー・ブラント)は、特別捜査官(ジョシュ・ブローリン)に召集され、謎の男(ベニチオ・デル・トロ)と共に国境付近を拠点とする麻薬組織・ソノラカルテルを撲滅させる極秘任務に就く。そこは、暴力、麻薬、死が日常と隣合わせに存在する無法地帯だった…。本年度カンヌ国際映画祭コンペティション部門、およびトロント国際映画祭に正式出品され、混戦模様の賞レースにおいてもサテライト賞「作品賞」&「助演男優賞」(ベニチオ・デル・トロ)にノミネートされている本作。衝撃的な現場に送り込まれるFBI捜査官を演じるのは、トム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』でも本格アクションを披露したエミリー・ブラント。また、『トラフィック』に続くアカデミー賞獲得なるかというベニチオ・デル・トロが謎のコロンビア人コンサルタント役を怪演、物語に凄味を加えている。さらに、『ノーカントリー』でアカデミー賞にノミネートされたジョシュ・ブローリンが特別部隊リーダー役をひょうひょうと演じる。麻薬戦争の最前線を臨場感たっぷりに映し出す、アカデミー賞ノミネート歴11回を誇る名匠ロジャー・ディーキンスが撮影を担当していることにも注目だ。予告編映像では、なぜ自分が麻薬捜査特別チームに選ばれたのか分からぬまま、重要参考人輸送の任務に赴いたケイトが、国境の町フアレスで繰り広げられる最前線の現場に衝撃を受けるシーンが連続する。ケイトが行動を共にすることになった2人の男の行動は理解不能、任務の全体像を掴むことすらできない。捜査の目的自体に疑念を抱きながら、次第に闇の世界に引きずりこまれていくケイト。善と悪の境界(ボーダー)に迫る極限の心理戦をも匂わせる映像を、まずはこちらから確かめてみて。『ボーダーライン』は2016年4月9日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月07日『複製された男』『プリズナーズ』の鬼才ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作『ボーダーライン』の予告編映像が公開になった。『ボーダーライン』予告編映像映像の冒頭に登場するのは、アメリカとメキシコの国境付近にある街フアレス。ここは暴力と麻薬、死が支配する一帯だった。エリートFBI捜査官のケイトは凶悪化する麻薬カルテルを撲滅させるために極秘ミッションにつくが、その捜査は次第にエスカレートしていき、彼女は善悪の境界の間で迷いながら、闇の世界の深い場所へと足を踏み入れていく。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラントが主演を務め、ジョシュ・ブローリン、ベニチオ・デル・トロらが出演。『プリズナーズ』でもヴィルヌーヴ監督とタッグを組んだ名撮影監督ロジャー・ディーキンスの描き出す映像は圧倒的で、フレームいっぱいに広がる広大な光景と、躍動感あふれるカットが交互に登場。街のすべてを敵にまわしてしまった捜査官たちはつねに命を落とす危険があり、予告編でも、観る者の予想を裏切る展開や、衝撃的なカットが次々に登場。緊張感あふれる内容になっている。『ボーダーライン』2016年4月角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
2015年12月07日公開中の映画『エベレスト3D』が公開になった。本作は、世界最高峰エベレストに挑む者たちのドラマを、1996年に起こった実話を基に描く超大作で、氷河や雪渓などに形成された深い割れ目“クレバス”を渡る緊迫の場面が描かれている。本編映像の一部エベレストは、ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰の山。標高8848メートルの山頂を目指す者たちはあとをたたないが、山頂部では風速320キロメートルもの風が吹き、気温は零下26度にまで下がる。気圧は地上の3分の1ほどで、酸素を供給しなければ、肉体と意識は停止してしまう過酷な場所だ。本作では多くの者を魅了する“極限の地”を臨場感あふれる3D映像で描き、さらに1996年に起こった実話を基に、自然が猛威をふるう中で必死に生き抜こうとした人々のドラマを描き出す。このほど公開されたのは、雪山に現れたクレバスにハシゴをかけてゆっくりと渡るシーン。裂け目は深さ数10メートルにもなり、一歩間違うと“死の入り口”になってしまう。映像ではジョシュ・ブローリン演じるベックが、クレバスに設置されたハシゴを渡るも雪の塊か崩れたことでパニックになり、危機が訪れる場面。気が動転するベックの叫びと、ジェイソン・クラーク演じるロブ・ホールたちが彼を必死に救出しようとする場面は観ているだけで息がつまりそうになる。クレバスに設置されたハシゴは多くの場合はこのシーンのような事態になることはなく、安全に渡ることができるが、慎重に歩を進めるため、どうしても登山隊全員が進もうとすると時間がかかってしまう。近年はエベレスト登頂を目指す者が多いため、ハシゴの部分で“待ち行列”ができてしまい、その間に手足が凍えてしまう登山者が出たり、予定よりも時間がかかってしまった結果、悪天候やトラブルに巻き込まれるケースもあり、映画『エベレスト3D』ではそのような問題点やトラブルを物語の中に巧みに取り入れている。なお、本作は3Dで観客が“体感”できる画面づくりがされており、このほど公開になった映像も、大きな画面と大音響、立体映像で観ると印象は大きく異なる。映像で確認した“死の入り口”は、映画館のスクリーンでどのように映し出されるのだろうか。『エベレスト 3D』公開中
2015年11月11日ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰のエベレストで繰り広げられた実話を基に映画化した『エベレスト3D』。この度、今月6日の公開を目前に控えた本作が、過酷な撮影を通して一致団結した豪華キャスト達が、共演者たちに対しての想いをそれぞれ語る特別映像がシネマカフェに到着した。1996年、ニュージーランドで登山ガイド会社を営むロブ・ホールの率いる登頂ツアーがネパールに到着したところから始まる。エベレストのベースキャンプ(標高5334m)で約1か月間入念な準備を整えたあと、はるか3500m上の頂上を目指す4日間の冒険に出発した一行は、別のツアーと協力体制を組みながら順調に第4キャンプ(標高8000m)まで登っていく。しかし、ついにやって来た頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。デス・ゾーンで散り散りになった登山家たちは、ブリザードと酸欠との過酷を極めた闘いの中で個々の生き残りの能力を試されることになる――。ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰・エベレスト。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けるその山は、同時に地球上で最も生きるのが難しい場所でもある。山頂では風速は時速320kmを超え、気温は零下26度まで低下、気圧は地上の1/3。酸素の供給を受けずに長時間留まれば、肉体と意識の両方の機能は停止。まさに死の領域<デス・ゾーン>。本作は、登頂の夢をかなえるためエベレストへやって来た世界各国の登山家たちが、自然が猛威をふるうデス・ゾーンで生き残りを賭けた闘いに挑む姿を、3Dならではの圧倒的な迫力で映像化。その臨場感あふれる映像は、極限状況に置かれた人々の群像劇を緊張感満点に描き出し、ハリウッドの山岳映画史上最もエキサイティングで最も壮絶なサバイバルを体感させる超大作だ。今回到着した映像は、実際にエベレストに行き、現地で長期間の撮影を行い、過酷な撮影を通して一致団結した豪華キャスト陣が共演者たちに対して語る映像。ジョン・クラカワー役のマイケル・ケリーが「24時間ずっと一緒さ、寝ても覚めても同じ顔ぶれだ」と語るように、文字通り寝食を共にし、撮影に望んだキャストたち。水が凍結し、部屋に暖房はなく、電気毛布にくるまって眠る。そんな一歩間違えると命を落すような環境下で苦労を共にした彼らは、すぐさま結束を固めた。「テントで登山用具を身につけたり、昼食を共にするのは楽しかったよ」と語るのはスコット・フィッシャー役のジェイク・ギレンホール。本映像では、彼らがチームとして団結し、楽しみながら撮影に望んでいる姿を垣間見ることが出来る。そして彼らが口々に話すのが、この撮影を通して得た仲間への想い。「この映画では、最高の仲間ができた。一生の友になると思う」とケリーが語れば、ダグ・ハンセン役のジョン・ホークスは「一緒に困難を乗り越えたから、みんなと家族になれたよ」と絆の強さをアピール。そして、ベック・ウェザーズ役のジョシュ・ブローリン、ロブ・ホール役のジェイソン・クラークが、「こういう映画には滅多に出会えない」などと本作がいかに特別な作品だったかを語っている。また最後に「これほどいい雰囲気の撮影現場は、今までに一度しかない。そこで生まれた人間関係は何よりも貴重かもしれない」とギレンホールがまとめ、子どものように仲良く雪の上ではしゃぐキャストたちの姿が現れる。彼らの絆の強さを感じさせる、和気あいあいとした映像だ。本作のキャスティングにあたり、バルタザール監督は「嵐に向き合い恐怖心を克服できる俳優が必要だった。」と語っている。その期待通り、本作のキャストたちは一致団結してこの過酷な撮影を乗り越え、素晴らしい作品を完成させた。実際のエベレストで撮影した過酷な大自然の驚異を感じさせる映画をスクリーンで体感してみて。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:エベレスト 3D 2015年11月6日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2015年11月04日実話をもとにエベレスト登頂に挑む登山家たちのサバイバルを描いたスペクタクル超大作『エベレスト 3D』。ロケ地となったネパールの大震災復興支援を目的に10月26日に、都内でチャリティー試写会が実施され、来日中のバルタザール・コルマウクル監督が出席した。その他の写真『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークをはじめ、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリン、サム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイ、ロビン・ライトら豪華キャストが集結し、雄大な自然を背景にした極限の人間ドラマが展開する本作。コルマウクル監督は、「ハリウッドでしか実現しないスケールの大きさ、名優たちのアンサンブル、何より舞台がエベレストですから、私自身、監督のオファーを断る理由はなかった」と振り返る。標高5000メートル超の現地ロケは、「寒さと高山病との戦い。映画の登場人物同様に、我々も常にギリギリの状態でした。でも、それは観客に自然の厳しさをリアルに実感してもらうため。監督としてチャレンジを忘れず、エベレストという題材に対し、正直かつフェアに向き合いたかった」と作り手としての強い信条を語った。それだけに「もし自分がその場にいたら…。そんなことを想像しながら、感覚を研ぎ澄ませて、何より暖かい服装でご覧ください(笑)」とアピールにも熱がこもった。この日はエベレスト登頂を達成し、世界的にも活躍しているアルピニストの角谷道弘さん、登山番組への出演を機にプライベートでも日本中で登山を楽しむタレントの釈由美子が出席。「とにかくすべてがリアル。映画は20年ほど前の出来事を描いていますが、登山の装備なども当時のものを忠実に再現している」(角谷さん)、「先ほど監督がおっしゃった通り、とにかく寒いです! 映画を観ているのに、空気が薄くなる感じで、とにかく覚悟してご覧ください」(釈)と本作のリアリティに太鼓判を押した。『エベレスト 3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年10月26日第28回東京国際映画祭が開催中の東京・六本木ヒルズで10月25日に、特別招待作品『エベレスト3D』の公式会見が行われ、バルダザール・コルマウクル監督、唯一の日本人キャストとして七大陸最高峰を制覇した登山家・難波康子さんを演じる森尚子が出席した。その他の写真世界最高峰の山・エベレストに挑む登山家たちの壮絶な冒険と山にかける想い、そして登山の過程で目にした雄大な風景を3D映像で描くアドベンチャー超大作。ネパールでの現地ロケでは、ジョシュ・ブローリン、ジェイク・ギレンホールら著名なハリウッドスターが5000メートル級の高地を訪れ、「彼らには自分の荷物を背負ってもらい、かなりの距離を歩いてもらった。気温はマイナス30度にもなるので、キャストには嫌われました」(コルマウクル監督)。過酷な撮影について、森は「まつ毛も髪の毛も凍るような現場。監督は『自然vs.人間』のドラマにこだわっていたので、私たち役者にもacting(演技)ではなく、reacting(反応)してほしいと演出があった」とコメント。高山病の症状を訴えるクルーもいたが、「苦労が多い現場だったからこそ、チーム一丸で撮影に取り組み、最後は皆が家族のような絆で結ばれた」と振り返った。この日の会見は『EVEREST フレンドシップ会見』と銘打ち、来年3月12日に公開される日本映画『エヴェレスト 神々の山嶺』の角川歴彦製作代表、平山秀幸監督、原作者の夢枕獏氏が駆けつけた。角川代表は「とてもすばらしい作品でした。両方の作品を見れば、エベレストという山が、人間を拒絶する森厳な場所だとお分かりいただけるはず」と『エベレスト3D』を絶賛。コルマウクル監督も「完成したらぜひ拝見したい」と『エヴェレスト 神々の山嶺』に強い関心を示した。会見では角川代表が、今年4月に大地震が起こったネパールにエールをおくるため、駐日ネパール大使のマダン クマール バッタライ大使に義援金を手渡す場面もあった。『エベレスト 3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開『エヴェレスト 神々の山嶺』2016年3月12日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年10月26日『プラダを着た悪魔』『イントゥ・ザ・ウッズ』のエミリー・ブラントが、ヒュー・ジャックマン&ジェイク・ギレンホールの競演で話題を呼んだ『プリズナーズ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のもと主演し、現在、全米大ヒット中の『Sicario』(原題)が、邦題『ボーダーライン』として2016年4月、日本公開されることが決まった。巨悪化するメキシコ麻薬カルテルを掃討すべく、アメリカ国防総省の特別部隊にリクルートされたFBI捜査官ケイト(エミリー・ブラント)。特別捜査官(ジョシュ・ブローリン)に召集されて就いた極秘任務とは、謎のコロンビア人アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)と共に、アメリカとメキシコの国境付近を拠点とする麻薬組織を撲滅させるミッション。仲間の動きさえも把握できない常軌を逸した極秘任務、そして人が簡単に命を落とす現場に直面したケイトは、次第に善と悪の境界が揺らぎ始める――。トム・クルーズの『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で初の本格アクションに挑み、タフ女戦士を演じていたエミリー・ブラントが、今回、目を覆うような暴力と死が日常と隣合わせに存在する国境麻薬戦争に放り込まれるエリートFBI捜査官を演じる本作。本国アメリカでは、9月19日(現地時間)より6スクリーンの限定公開で封切られ、1館あたりの興収が『ジュラシック・ワールド』『エベレスト3D』のジョシュ・ブローリンが脇を固める。監督は『灼熱の魂』でアカデミー賞「外国語映画賞」にノミネートされ、SF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編監督に決定するなど、いま最も注目され、期待されている映画監督のひとり、ドゥニ・ヴィルヌーヴ。『ゼロ・ダーク・サーティ』や『アメリカン・スナイパー』に続く、極限の臨場感がほとばしるリアル・クライムアクションで奮闘する、エミリーにぜひ注目していて。『ボーダーライン』は2016年4月、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月08日『複製された男』『プリズナーズ』の鬼才ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作『ボーダーライン』が来年4月に公開されることが決定した。メキシコの麻薬カルテルを撲滅するため、熾烈な戦いを繰り広げる捜査官の姿を描いたクライムアクションだ。その他の情報本作の主人公はエリートFBI捜査官のケイト。彼女は凶悪化する麻薬カルテルを撲滅させるために極秘ミッションにつく。仲間との連絡がとれない状況下で、彼女の善悪は揺らぎはじめる。彼女は潜入した世界で、どこまで踏み込み、悪に対して合法的な手段をとることができるのか?『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラントが主演を務め、ジョシュ・ブローリン、ベニチオ・デル・トロらが出演。『プリズナーズ』でもヴィルヌーヴ監督とタッグを組んだ名撮影監督ロジャー・ディーキンスが引き続き、撮影を担当する。『ボーダーライン』2016年4月角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー(C)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. Photo Credit: Richard Foreman Jr. SMPSP
2015年10月08日米BOX OFFICE MOJOは9月18日~9月20日の全米週末興業成績を発表した。謎の巨大迷路に閉じ込められた若者たちの戦いを描いた、ジェームズ・ダシュナー原作のSF小説『メイズ・ランナー』の映画化第二作『メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮』が初登場首位にランクイン。前作で迷路から外の世界へ辿り着いた主人公・トーマスとその仲間たちが"第2ステージ"に挑む。ウェス・ボール監督の他、主役のディラン・オブライエン、カヤ・スコデラリオらキャスト陣も前作から続投している。2位の『ブラック・スキャンダル』も初登場。FBI史上最高の懸賞金で指名手配された、実在の凶悪犯をジョニー・デップが演じる犯罪ドラマ。『クレイジー・ハート』『ファーナス 訣別の朝』のスコット・クーパー監督がメガホンを取る他、『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』のベネディクト・カンバーバッチ、『華麗なるギャツビー』のジョエル・エドガートンなど豪華キャストが顔を揃える。5位に初登場の『エベレスト 3D』は、1996年に実際に起きたエベレストでの遭難事故を元に描いたサバイバル冒険劇。人間が生存できないとされる死の領域"デス・ゾーン"で生き残りをかけた戦いに挑む登山家たちの姿を、ジェイソン・クラーク、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリンなど演技派俳優たちが演じている。前週トップの『The Perfect Guy(原題)』は4位に急降下。その他前週2位の『ヴィジット』も3位に順位を下げるなど、以下9位『Straight Outta Compton(原題)』までの作品は揃ってランクダウンした。10位『Grandma (2015) (原題)|』は、公開5週目で初のトップ10入り。『アメリカン・パイ』、『アバウト・ア・ボーイ』などのポール・ワイツ監督・脚本の最新作で、孫娘の中絶費用のために昔の友人を頼りに旅に出るリリー・トムリン演じる老婦人を主役にしたコメディだ。
2015年09月21日ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰・エベレストで繰り広げられた実話を基に映画化した『エベレスト3D』。このほど、大自然の脅威をひしひしと感じる日本版予告編と、その恐怖に青ざめるジェイク・ギレンホールの新たな場面写真が到着した。1996年、世界最高峰エベレスト登頂ツアーの参加者たちは、日本人登山家を含め数々の山を踏破してきたベテラン揃いだった。だが、ついにやってきた頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに、未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。人間が生存できないといわれる死の領域<デス・ゾーン>で、登山家たちは散り散りになる――。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けるエベレストを舞台に、自然が猛威をふるう<デス・ゾーン>で生き残りを賭けた闘いに挑む登山家たちの姿を、3Dならではの圧倒的な迫力で映像化した本作。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジョン・コナー役で注目を集めるジェイソン・クラークや、8月22日より『ナイトクローラー』の日本公開も控えるジェイク・ギレンホール、『ノーカントリー』『ミルク』などのジョシュ・ブローリン、『アバター』のサム・ワーシントン、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のキーラ・ナイトレイ、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でゴールデン・グローブ賞に輝いたロビン・ライトら、ハリウッド屈指の演技派たちが集結する。届いた予告編映像では、冒頭から、ツアー参加者の命を預かる隊長のロブ(ジェイソン・クラーク)の口から「エベレストは完全に獣だ」と語られるように、大自然の脅威をひしひしと肌で感じさせる映像が連続。極限状況に置かれた彼らに襲いかかる試練を、緊張感たっぷりに描き出すとともに、ロブと彼の妻(キーラ・ナイトレイ)との無線でのやりとりが胸を打つ、夫婦愛をも感じさせる映像となっている。キャストたちは、実際にエベレストの約4,880mまで上り、体感温度マイナス30度の生命の危険にさらされるような高度での撮影に臨んだといわれ、撮影期間は2014年1月14日~2015年4月25日まで1年4か月に及んだという。併せて到着した新場面写真では、ロブとは別のツアーを率いる、もうひとりの隊長・スコット役を演じるジェイクの姿が映し出されているが、その青ざめた表情はリアルそのもの!彼の目線の先には、いったいどんな光景が広がっているのかが、気にならずにいられない1枚となっている。ハリウッドの山岳映画史上、最も壮絶なサバイバルを体感させる本作。まずはこちらの予告編から、確かめてみて。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日ベニチオ・デル・トロが、『スター・ウォーズ/エピソード8』で悪役を演じることになるかもしれない。まだ決定ではなく、ホアキン・フェニックスも候補に上がっているらしい。その他の情報『エピソード8』の監督は、『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソン。今年12月の『エピソード7』の公開を待たずして、すでに製作準備は進んでおり、『エピソード7』に出演するオスカー・アイザック、デイジー・リドリー、ジョン・ボヤーガらの復帰も決まっているという。公開は2017年5月。デル・トロの次回公開作は、5月のカンヌ映画祭で上映された『Sicario』。共演は、エミリー・ブラント、ジョシュ・ブローリン。また犯罪スリラー『The Trap』にも出演が決まっている。共演はアル・パチーノ、ジェームズ・フランコ。文:猿渡由紀
2015年07月22日『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ジョン・コナー役で注目度上昇中のジェイソン・クラークを始め、『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホール、さらにサム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイら、ハリウッド屈指の演技派たちが集結する映画『Everest』(原題)。その邦題が『エベレスト3D』に決定し、美しくそびえ立つエベレストの迫力あるポスタービジュアルと、思わず震えあがってしまいそうな超迫力の特別映像が到着した。世界最高峰エベレスト登頂ツアーの参加者たちは、日本人登山家を含め数々の山を踏破してきたベテランたち。ついにやってきた頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに、未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。人間が生存できないとされる死の領域<デス・ゾーン>で、登山家たちは散り散りになるーー。ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰エベレスト。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けると同時に、地球上で最も生きるのが難しい場所とされている。標高8,848メートルの山頂では、風速は時速320kmを超え、気温は零下26度まで低下、気圧は地上の1/3。酸素の供給を受けずに長時間留まれば、人間としての機能は停止するという、まさに死の領域<デス・ゾーン>。本作は、そのエベレストを舞台に、登山家たちの生き残りを賭けた闘いに挑む姿を、圧倒的な3D映像でとらえたサバイバル・アドベンチャー。1996年にエベレストで繰り広げられた実話を基に映画化され、ハリウッドの山岳映画史上、最も壮絶なサバイバルと極限状況における群像劇を観る者に体感させていく。出演は、ジェイソン・クラークを始め、『ナイトクローラー』でも怪演を見せるジェイク・ギレンホール、『ミルク』でアカデミー賞にノミネートされたジョシュ・ブローリン、『ハイネケン誘拐の代償』のサム・ワーシントン。さらに、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のキーラ・ナイトレイ、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でゴールデン・グローブ賞に輝いたロビン・ライト、『セッションズ』のジョン・ホークス、『奇跡の海』『博士と彼女のセオリー』のエミリー・ワトソンと、豪華な顔ぶれがずらり。世界最高峰の山で、突然崩れる雪塊、急激に変化する天候、酸素切れで倒れていく登山者たち…ブリザードと酸欠との過酷を極めた状況下で試されるものとは?彼らの無事を祈る家族たちの声は届くのか?大自然の驚異をひしひしと肌に感じさせる迫力のあるリアルな映像は、心身共に思わず震えあがってしまうに違いない。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日世界最高峰エベレストに挑む者たちのドラマを、1996年に起こった実話を基に描く超大作『エベレスト3D』が11月に公開されることが決定し、本作の特別映像が公開になった。『エベレスト3D』特別映像エベレストは、ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰の山。標高8848メートルの山頂を目指す者たちはあとをたたないが、山頂部では風速320キロメートルもの風が吹き、気温は零下26度にまで下がる。気圧は地上の3分の1ほどで、酸素を供給しなければ、肉体と意識は停止してしまう過酷な場所だ。本作ではこの多くの者を魅了する“極限の地”を臨場感あふれる3D映像で描き、さらに1996年に起こった実話を基に、自然が猛威をふるう中で必死に生き抜こうとした人々のドラマを描き出す。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークをはじめ、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリン、サム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイ、ロビン・ライトらが出演。公開された映像では力を合わせて山の頂を目指す人々の姿と、そこで発生したトラブル、迫り来る自然の脅威が緊張感あふれる演出で描かれている。『エベレスト3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
2015年06月26日世界三大映画祭で監督賞を制覇したポール・トーマス・アンダーソンの最新作『インヒアレント・ヴァイス』(4月18日公開)の新たな場面写真が13日に公開され、主演のホアキン・フェニックスの変装姿などがお披露目された。本作は、謎の天才覆面作家トマス・ピンチョンが、初めて自身の作品の映画化を許可したという『LAヴァイス』(新潮社刊)が原作。1970年代のロサンゼルスでヒッピー探偵・ドックが元恋人・シャスタの依頼を受けたものの、殺人のぬれぎぬを着せられ、元恋人も捜査対象も失踪。巨額が動く土地開発に絡む、国際麻薬組織の巨大な陰謀に巻き込まれていく様子を、コメディタッチに描いた探偵サスペンスで、不条理で愛に満ちた"不都合な世界"を描き出す。探偵・ドックを演じるのは、『ザ・マスター』でアカデミー賞にノミネートされたホアキン・フェニックス。どこか憎めない、ゆるふわアフロでマリファナ中毒のヒッピー探偵を演じる。このほかにも、ジョシュ・ブローリン、オーウェン・ウィルソン、リース・ウィザースプーン、ベニチオ・デル・トロと、実力派が名を連ねる。今回公開されたのは、立派なモミアゲが目を引く探偵ドック(ホアキン・フェニックス)がビジネスマンに変装した潜入捜査中の写真や、ベルベットスーツに幅広ネクタイという怪しそうな歯科医(マーティン・ショート)が少女に羽交い絞めにされる写真など、登場人物のユニークさが伝わる場面写真。そのほか、ビーチでたたずむドックと元カノのシャスタ(キャサリン・ウォーターストン)の2ショット、ドックの相棒デニスがなぜかハンドルだけを握っている写真、マッサージ店で働く中国人・ジェイドがドックに重要情報を伝える写真がお披露目された。なお、本作は今年のアカデミー賞で「衣装デザイン賞」にノミネートされた70年代ファッションも見どころ。支配者層や反体制者層(ヒッピーたち)など、それぞれのキャラクターのバックグラウンドや生活スタイルに合わせてデザインされた衣装が、次々と目に飛び込んでくる。(C)2014 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC,AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年03月13日世界三大映画祭(ベルリン・カンヌ・ヴェネツィア)すべてで「監督賞」を受賞している鬼才ポール・トーマス・アンダーソン。4月18日(土)から公開する最新作『インヒアレント・ヴァイス』の主演は、前作『ザ・マスター』に続き、ハリウッドの“超問題児”にして天才俳優のホアキン・フェニックス。実は本作では、『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』で夫婦を演じたリース・ウィザースプーンと、グルーヴィーな恋人役で再共演を果たしている。このたび、息ぴったりな2人のセクシーショット場面写真が解禁された!ロサンゼルスに住む私立探偵ドック(ホアキン・フェニックス)の前に、忘れられない元カノのシャスタが現れた。不動産王(エリック・ロバーツ)の愛人になった彼女は、カレの妻と愛人の悪巧みを暴いてほしいと涙を流して依頼する。調査を始めたドックだが、殺人の濡れ衣を着せられた上に、不動産王とシャスタは失踪。やがて巨額の金が動く土地開発に絡む国際麻薬組織に引き寄せられていく。シャスタの行方は?果たして、この事件の先に“愛”はあるのか…?原作「LAヴァイス」(新潮社刊)の著者は、現代のアメリカ文学を代表する小説家トマス・ピンチョン。その素性すら知られていないため“天才覆面作家”といわれる彼が、自身の作品の映画化を許可したのは、本作が初めてだ。70年代のロサンゼルスを舞台に、ヒッピー探偵“ドック”が、忘れられない昔の恋人から依頼を受け、思わぬ陰謀に巻き込まれていく様子をコメディタッチで描きながら、アメリカの光と影を浮き彫りにする。主演は、アンダーソン監督の前作『ザ・マスター』に引き続き、ハリウッドきっての異端児、でも天才俳優のホアキン・フェニックス。さらに、ジョシュ・ブローリン、オーウェン・ウィルソン、ベニチオ・デル・トロ、マーティン・ショートなど、ひと癖もふた癖もある個性派俳優が脇を支える。今回注目したいのは、2005年『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』で、ミュージシャン夫婦を演じた、ホアキンとリースの再共演だ。同作でホアキンはアカデミー賞「主演男優賞」にノミネート、リースは同「主演女優賞」を見事受賞した。美しいハーモニーを奏でる夫婦を演じた2人は、本作ではヒッピー探偵とバリキャリの検事補、でもなぜか恋人同士の2人を演じている。もちろん息ぴったりの掛け合いは健在。『ウォーク・ザ・ライン』では、リースにゾッコンなホアキンが、何度もアタックしては砕け散っていたが、このたび解禁された写真では、不釣合いだけど、それでもちょっといい感じ!?美脚をさらしながら、パンツ一丁のドックに妖艶にもたれかかるペニー(リース)の姿を見る限り、2人は信頼し愛し合っている…かのように見えるが、そうひと筋縄でいくわけもなく、嵐の前の静けさのようにも見える。さらにもう1枚は、ベンチに座って会話をする2人。今季のトレンドである70年代ファッションに身を包んだ2人は、普段とはまた違うレトロな雰囲気がグルーヴィだ。ホアキンは「リースとの共演はいつも楽しいよ。前回からは10年も経つけど、何も変わってない感じだった。いつも彼女がリードしてくれるんだ。素晴らしい女優だよ」と絶賛。一方のリースも、「違う役で共演できることにワクワクしたわ。ホアキンはいつも見事に変身するの!」と、友人でありながら、俳優仲間として尊敬していることが分かるコメント。自然と息が合う様子が伝わる。70年代のポップカルチャーが彩る、ハッピーでロンリーな探偵サスペンス。グルーヴィな世界観を、この2人からも感じ取ってみて。『インヒアレント・ヴァイス』は4月18日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月04日『マグノリア』や『ザ・マスター』などの作品で知られるポール・トーマス・アンダーソン監督が、米文学界の異才トマス・ピンチョンの小説を映画化した『インヒアレント・ヴァイス』の予告編映像が公開になった。これまでも様々な手法を駆使して観客を驚かせ、賞賛を集めてきたアンダーソン監督らしく、予告編映像も最後まで展開の読めない映像になっている。『インヒアレント・ヴァイス』予告編映像本作は、ロスで暮す私立探偵のドックが元恋人のシャスタから調査を頼まれたことをきっかけに、殺人の濡れ衣を着せられながら、失踪した不動産王の行方や、土地開発の絡む巨大な陰謀に迫っていく様を描いた作品。『ザ・マスター』に続いてホアキン・フェニックスが主演を務め、ジョシュ・ブローリン、オーウェン・ウィルソン、リース・ウィザースプーン、ベニチオ・デル・トロが出演する。このほど公開された予告編は、主人公のドックに元恋人から依頼が持ち込まれる場面から始まって、彼が調査する様が描かれる定番の構成だが、観客をアッと驚かせるシーンが次から次へと登場する。ドックが警察官とすれ違うだけのシーンで予想外の出来事が起こり、ブローリンはなぜか日本語でパンケーキを注文。フェニックスもメーターを振り切った演技で観客を翻弄する。また、アンダーソン監督と撮影監督のロバート・エルスウィットは全編を35ミリフィルムで撮影しており、70年代のアメリカを再現した美術、衣裳や映像にも注目だ。アンダーソン作品は練りに練った脚本と魅力的な人物描写で知られるが、暴力や衝撃的な表現を巧みに駆使して観客を刺激し、翻弄し、スクリーンに惹き付けてきた。このほど公開された映像もひと筋縄ではいかない展開が次から次へと登場しており、最新作もこれまで同様、まだ誰も観たことがない、観客の予想の遥か上をいく作品になりそうだ。『インヒアレント・ヴァイス』4月18日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田ほか全国公開
2015年02月24日『マグノリア』や『ザ・マスター』などの作品で知られるポール・トーマス・アンダーソン監督が、米文学界の異才トマス・ピンチョンの小説を映画化した『インヒアレント・ヴァイス』のポスター画像が公開された。本作は、70年代のアメリカを舞台にした作品で、ポスターもレインボーカラーに彩られたデザインになっている。その他の画像本作は、ロスで暮す私立探偵のドックが元恋人のシャスタから調査を頼まれたことをきっかけに、殺人の濡れ衣を着せられながら、失踪した不動産王の行方や、土地開発の絡む巨大な陰謀に迫っていく様を描く。ピンチョンは『競売ナンバー49の叫び』や『重力の虹』など優れた作品を発表し続け、全世界に熱狂的なファンや研究者を生みながら、その素性がいまだに謎に包まれている天才作家だ。本作は彼が2009年に発表した小説『LAヴァイス』が原作になっており、監督の強い要望で、日本でも小説の原題通り“インヒアレント・ヴァイス(物事に内在する欠陥)”のタイトルで映画が公開される。映画は、『ザ・マスター』に続いてホアキン・フェニックスが主演を務め、ジョシュ・ブローリン、オーウェン・ウィルソン、リース・ウィザースプーン、ベニチオ・デル・トロが出演。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『ザ・マスター』でもタッグを組んだジョニー・グリーンウッドが音楽を担当する。『インヒアレント・ヴァイス』4月18日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田ほか全国公開(C)2014 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年02月17日ベルリン、カンヌ、ヴェネツィアと世界三大映画祭すべてで「監督賞」に輝いた、世界で唯一の映画監督ポール・トーマス・アンダーソンが、“異端俳優”ホアキン・フェニックスと『ザ・マスター』に続いてコンビを組んだ最新作『INHERENT VICE』(原題)の邦題が、『LAヴァイス』に決定。4月18日(土)より日本公開されることになり、ぶっ飛んだ(!?)場面写真も解禁となった。“天才監督”の名を欲しいままにしているポール・トーマス・アンダーソンが料理する次なる題材は、現代世界文学の最高峰に君臨し続ける“天才覆面作家”トマス・ピンチョンが初めて自身の作品の映画化を許可したという「LAヴァイス」。70年代のロサンゼルスを舞台に、ヒッピー探偵“ドック”が元恋人の依頼を受けたことから、思わぬ巨大な陰謀に巻き込まれていく様子が、シュールなコメディタッチで描かれ、アメリカの“光と影”を浮き彫りにしていく本作。第87回アカデミー賞では、アンダーソン監督自身が手掛けた脚本で「脚色賞」と、70’sのポップな空気感を再現させたヒッピーファッションで「衣装デザイン賞」にノミネートされている。主演を務めるのは、第85回アカデミー賞「主演男優賞」にノミネートされた『ザ・マスター』以来、アンダーソン監督と2度目のタッグを実現させたホアキン・フェニックス。マリファナに堕落しながらもどこか憎めない、ゆるふわアフロ+強烈もみあげのヒッピー探偵を体現。ほかにも、ジョシュ・ブローリン、オーウェン・ウィルソン、リース・ウィザースプーン、ベニチオ・デル・トロと、ひとクセありそうな実力派の豪華スターたちが勢ぞろい。早くも全米では、「小説家が魔法をかけた犯罪と幻覚とわいせつさのクレイジーな万華鏡を見事に復元し、映像化した」(ロサンゼルス・タイムズ紙)、「ポール・トーマス・アンダーソン監督作品史上最高の1本」(コライダー)、「素晴らしい才能のなせる業。この映画の楽しさは否定できない」(ローリングストーン紙)など、絶賛の声が数多く挙がっている。天才監督×天才作家×異端俳優のコラボレーションが生んだ、ラリっぱなしの探偵コメディサスペンス、公開まで楽しみにしていて。『LAヴァイス』は4月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月03日タレントのカイヤが1月7日(水)、都内で行われた米映画『シン・シティ復讐の女神』のヒット祈願イベントに出席。昨年末、自身が放った“離婚宣言”は「本当です」と説明し、「(別の男性と)結婚して、幸せになりたい。麻世、バイバ~イ」と笑顔で手を振った。カイヤさんと言えば、昨年末にフジテレビで生放送されたカウントダウン番組で、夫で俳優の川崎麻世に対し「今年離婚しま~す!」「結婚するの、ダーリンと。準備はできてる」「麻世にはまだ言ってない。知らない」などと爆弾発言したばかり。その真意を問われると「本当です」とはっきり答え、「私の人生、すべて逆。子どもを産んでから(川崎さんと)結婚したし、今度も結婚してから、(川崎さんと)離婚する」と話していた。イベントにはJ1浦和の槙野智章選手(27)と交際しているタレントの水沢アリーも登場し、「お話がヘビー過ぎて…。結婚にはいいイメージを抱いているので、実際は大変なんだなと」とドン引き。すかさず、カイヤさんが「何でも相談して!」とアドバイザーに名乗り出ていた。そんなふたりについて、同じくイベントに出席した占い師のゲッターズ飯田は「水沢さんは変わり者で、自由人。正義感が強いが、空気が読めず、男を見る目もない」「カイヤさんは真面目な分、火がつくと情熱的で止められなくなる。男性に尽くし過ぎるので、浮気される」とバッサリ。それでも、「カイヤさんは年末から運気があがるので、来年(2016年)、再来年にはいい男が現れる」そうで、当のカイヤさんは「イエス!」と大喜びだった。カルト的人気を誇るグラフィックノベルを、前作『シン・シティ』に続きロバート・ロドリゲスと原作者のフランク・ミラーが共同監督を務めて映画化。悪徳がはびこる街“シン・シティ”を舞台に、復讐に燃えるアウトサイダーたちの生きざまが、モノクロを基調にし、ビビッドな色彩が映える独特の映像スタイルで描かれる。ジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ロザリオ・ドーソン、ブルース・ウィリスら多くの人気スターが前作から続投し、ジョシュ・ブローリン、エヴァ・グリーン、昨年末に結婚したばかりのジョセフ・ゴードン=レヴィットが初参戦しており「ひとりひとりが主人公のように描かれていて、斬新」(水沢さん)、「とてもセクシーな映画なので、恋人や夫婦で見るといい。麻世と一緒には見ない」(カイヤさん)とアピールしていた。『シン・シティ復讐の女神』は2015年1月10日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて3D/2D公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・シティ復讐の女神 2015年1月10日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 Maddartico Limited. All Rights Reserved.
2015年01月07日お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部が25日、都内で行われた3D映画『シン・シティ 復讐の女神』の映画公開を記念したイベントに登場した。芸能界最強の3D(3人でダチョウ倶楽部)ということで、本作の応援団長に就任。12月25日に渋谷のカジュアルアメリカンダイニングHOOTERS で、ダチョウ倶楽部応援団が結成された。『シン・シティ 復讐の女神』は、"シン・シティ(罪の街)"を舞台に、繰り広げられる壮絶な復讐劇を描くグラフィックノベルの映画化作品。前作に続きバート・ロドリゲスと原作者のフランク・ミラーのコンビがメガホンをとり、前作から続投となったジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリスらに加え、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ジョシュ・ブローリン、エヴァ・グリーンら豪華キャストが集結した。映画に合わせ、革ジャンを着た強面男として登場したダチョウ倶楽部の3人。寺門ジモンは映画について「暴力が美しく見える」と興奮しながら言うと、肥後克広も「血しぶきがきれい。女がエロい」と絶賛。上島竜兵は「ブルース・ウィリスだよ。ふんがー!」と言うと、肥後から「それ、狼男じゃん」とツッコミが入り、会場は大爆笑。3人揃ってノリノリの「ヤー!!」もキメた。3人のクロストークの後に、「HOOTERS」のスタッフ、フーターズガールが、シン・シティガールとして特別チアリーディングのセクシーパフォーマンスを披露。ダチョウ倶楽部の3人は彼女たちに近づくと「香水の良い香りがする」とうっとりした後、「ムッシュムラムラ!」をお見舞いし、会場は大爆笑。続いて、お約束のアツアツおでんの土鍋が登場。肥後が「火を止めてもぐつぐつしてる」と苦笑いすると、上島は「スタッフがバラエティの人じゃないからわかってない。これ、本気だよ」とのけぞる。上島は熱い卵を口に入れられたり、こんにゃくをほっぺに当てられたりして、「わーっ!バカヤロウ!」と大騒ぎ。イベントは終始笑いに包まれ、大いに盛り上がりを見せた。『シン・シティ 復讐の女神』は1月10日(土)より全国公開。
2014年12月26日