10月9日(金)、スペースシャワーブックスより映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のオフィシャル本「バック・トゥ・ザ・フューチャー大図鑑」が発売される。シリーズ第一作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が公開された1985年から30周年を迎える今年は、同じく『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』の舞台となった年でもあり、シリーズのファンや映画好きの間で大きな盛り上がりを見せている。このほど発売決定した「バック・トゥ・ザ・フューチャー大図鑑」は、シリーズ三作を監督したロバート・ゼメキスによる資料提供を得て制作されたオフィシャルブック。制作にかかわったユニバーサル・スタジオやインダストリアル・ライト&マジックの協力もあり、全ての記事が当時の主要な関係者による証言から構成された、ファン垂涎の内容に仕上がっている。主要キャスト&クルーへのインタビューをはじめ、名シーンの初期コンセプト、メカニックやギアの下絵、未公開画像から小道具ほか、超貴重な資料が盛りだくさん。主人公マーティを演じたマイケル・J・フォックスは「(シリーズの舞台となった)ヒル・ヴァレーの住人になりたいなら必読だね」と推薦のコメントを寄せている。また、初版の3,000部には特典として「マーティンの兄姉が消える写真」を付録。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』アニバーサリーイヤーに便乗して、タイムトラベルムービーの傑作であり金字塔の本作の魅力を堪能してみては。「バック・トゥ・ザ・フューチャー大図鑑」は10月9日(金)発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バック・トゥ・ザ・フューチャー 1985年12月より公開バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 1989年12月より公開バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 1990年7月より公開
2015年08月28日ネットアップは8月5日、同社が6月に発表したオールフラッシュ ストレージ製品「NetApp AFF 8000シリーズ」の性能や技術についての説明会を開催。同社として、この製品をメインに、オールフラッシュ製品の訴求を積極的に行うことをアピールした。ネットアップ システム技術本部 コンサルティングSE部 コンサルティングシステムズエンジニア 岩本知博氏はまず、フラッシュの価格について触れ、「ネットアップは性能も高いが値段も高いフラッシュメディアを使う予定はない。フラッシュは今後製造が終了するSASの代わりで、今後は、メインストリームで利用していくのは、値段が下がっていくcMLCやTLCだ。われわれは、もっとお安く、身近なフラッシュを作ろうとしている」と語り、同社として、「NetApp AFF 8000シリーズ」でフラッシュ製品のコストパフォーマンスを追求していく姿勢を明らかにした。同社の製品では、既存製品であるFASシリーズもオールフラッシュ化は可能だが、ハイブリッド構成も可能なため、調査会社のカテゴリでハイブリッドに位置づけられてしまうという。そのため、ネットアップがオールフラッシュ製品をやってるイメージがユーザーに伝わりにくく、そこで新たなオールフラッシュブランドとして、「NetApp AFF(Al-Flash FAS))」をリリースしたという。NetApp AFFはOSとしてClustere dNetApp Data ONTAPを搭載しており、FASシリーズと機能的に違いはないが、今後はよりフラッシュの最適化を行っていく予定だという。近々では、8月末~9月上旬にかけて、性能を10%向上させた新バージョン8.3.1をリリースする予定だという。ただ、NetApp AFFには、オールSSDで構成したFASシリーズの違いも若干ある。岩本氏が説明したのは、価格、バンドルソフト、保証期間の3点だ。価格については、ライセンスの考え方を変えたという。これまでは、コントローラの性能に合わせて価格もアップさせていたが、それを止めたほか、バンドルソフトも、SnapMirror、FxlexCloneなど、これまでは機能を付加するごとに追加課金していたため、他社に対する価格競争力がなくなる面もあったが、NetApp AFFでは、搭載するSSDの容量に応じた課金に変更したという。これにより、ハイエンドのコントローラを搭載した場合、よりFASシリーズに比べコストパフォーマンスがよくなり、今後の拡張を見越して、あらかじめ余裕をもった製品の導入が可能になるという。具体的には、20TBモデルでは、SASモデルよりオールフラッシュのNetApp AFF 8000のほうが安くなり、40TBモデルでは、ほぼ同等だという。岩本氏は「もはやSASを使う理由はない」と強調した。保証面では、FASシリーズの最長5年保証に対して、NetApp AFFでは延長で7年保証に対応する。同社では今後、FASシリーズでハイブリッドシステムを検討するユーザーに対しても、積極的にNetApp AFF 8000のオールフラッシュを提案していくという。なお、NetApp AFF 8000シリーズは、容量の異なる4つのモデル(NetApp AFF 8020(5TB)、NetApp AFF 8040(10TB)、NetApp AFF 8060(20TB)、NetApp AFF 8080(40TB))があり、最小構成価格は1,300万円~(税抜参考価格)となっている。
2015年08月06日東芝と米SanDiskは、次世代NANDフラッシュメモリとなる256Gbit NANDチップを開発し、両社が共同で運営している三重県・四日市市の工場にてパイロット生産を開始したことを発表した。新型となる「256Gbit X3 BiCS 3D NANDチップ」には、3bitセルのX3テクノロジ、48層BiCS(Bit Cost Scalable)テクノロジが用いられている。3D NANDは、セルを垂直方向に積層したNANDチップであることを示す。プロセスルールの微細化で大容量化を実現してきた従来の「2D NAND」と比較して、3D NANDは、書き換え耐久性や速度の向上、エネルギー効率の向上といった利点を持つ。なお、3D NANDフラッシュメモリを採用した実際の製品としては、韓国のサムスン電子がすでに投入済み。一例として、コンシューマー向けの2.5インチSATA SSD「Samsung SSD 850 PRO」シリーズや「Samsung SSD 850 EVO」シリーズがある。東芝とサンディスクこれを追いかける形となり、今回の「256Gbit X3 BiCS 3D NANDチップ」を採用した製品は、2016年以降、コンシューマー向けやエンタープライズ向け、モバイル機器向けなど、幅広い製品領域で出荷を開始する予定。東芝は、256Gbit 3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」として、9月からサンプル出荷を開始するとしている。
2015年08月04日PQIは7月31日、Apple MFI認証取得済みのLightningコネクタと、USB 3.0 Type-Aコネクタの両方を装備したフラッシュドライブ「PQI iConnect」を発表した。8月17日発売予定。容量は16/32/64/128GBを揃え、価格はオープン。店頭予想価格はそれぞれ税込で4,990円、9,800円、14,800円、24,800円。カラーバリエーションはシルバー、グレー、ゴールドを揃える。iPhone、iPad、iPod touch用の音楽・動画プレイヤー機能を持つ無料アプリ「PQI iConnect+」により、PQI iConnect内の動画のストリーミング再生も可能。同アプリは写真やMicrosoft Officeファイルの閲覧、ファイル管理なども行える。本体サイズはW54.2×D31.3×H8.3mmで重量は21g。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8、iOS、OS X 10.1以降。
2015年08月03日LINEは7月22日、LINEアプリにて展開するフラッシュセールサービス「LINE フラッシュセール」内に、海外ブランドのファッション・雑貨などのアイテムを現地価格で購入できる「LINE トリップバザール」を開設した。LINEフラッシュセールは、ファッションアイテムやコスメ、食品など曜日ごとのテーマに合わせ、毎日1万点以上の商品を追加し、1週間限定で販売するフラッシュセールサービス。LINEトリップバザールでは、海外ファッションブランド・雑貨メーカーの商品を現地価格で購入することが可能となる。海外の販売元に一定期間 商品をキープしてもらい、売れた分だけ発注する独自の受発注システムのほか、販売元から商品をユーザーに直接発送する独自のビジネススキームを構築し、国際便の送料も含め、商品の現地価格(同じ商品が日本で販売されている場合の1/3~1/4程度の価格)で提供するという。ユーザーは、英語での購入情報の入力や、国際便・税金などの輸入に関する手続きなどをせずに利用できる。また、日本での流通網を持たず、知名度がまだ高くない海外ブランドも、同仕組みの活用により日本国内での展開を拡大することが可能だ。なお、同サービスは、バッグを扱うブランドとなる「MelieBianco」やジュエリーブランド「Marida」などアメリカの約15ブランドの取り扱いからスタート。今後、ヨーロッパやアジアのブランドを追加し、年内に100ブランドの取り扱いを目指す。
2015年07月23日マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)のバックパックシリーズ“ドーモ アリガト”から新作が登場。“ドーモ アリガト”は、アメリカのロックバンド、スティクス(STYX)の曲「Mr. Roboto」にある冒頭の日本語フレーズから引用したというユーモラスなシリーズ。新柄として登場したのは、黒に白いペイントを散らしたような、躍動感のあるしずく柄。 モノトーンカラーと、ハンドルやジップのパーツにレザーを用いたスタイリッシュさで、旅先のレジャーにはもちろん、タウンユースにもマッチするデザインだ。レザーパッチを正面に配した「DOMO ARIGATO OIL DROPS」(H33cm×W24cm×D10cm 2万8,000円)は、小サイズ。そして、一泊旅行ほどの荷物が収まる大サイズは、口をヘの字に曲げた“スマイリー”ではなく“アンスマイリー”を大胆にあしらった「DOMO ARIGATO JUMBLED PRINT」(H38cm×W32.5cm×D18cm 3万3,000円)。ジップのダブルポケットとショルダーストラップには、手描き感のあるフラワープリントが採用されており、さりげなく柄が切り替えられている。また、ショルダーにはパットが付いており、長時間背負っていても疲れにくいのもポイント。更に、つるっとした表面加工を施したナイロンライナーにより、汚れも拭き取りやすい。旅先で、スーツケースにしまう際にはオーガナイザーとして使うのもひとつの手。<問い合わせ先>マーク ジェイコブス カスタマーセンターTEL:03-4335-1711
2015年06月29日ピュア・ストレージ・ジャパンは6月9日、同社のオールフラッシュ・ストレージ・アレイ「FlashArray」の第4世代である「FlashArray//m」を発表した。「FlashArray//m」は、同社が2年をかけて開発した新しいハードウェアで、アップグレード可能なモジュラー型アーキテクチャを採用しており、従来のFlashArray製品と比較してパフォーマンスは50%、密度は2.6倍、1TB当たりの電力効率は2.4倍、それぞれ向上したという。同社はこれまで他社からハードウェアを調達し、自社開発のソフトウェアを搭載して製品を提供してきたが、「FlashArray//m」は自社開発のハードウェアだ。米Pure Storageの創設者でチーフアーキテクトのジョン・ヘイズ氏は、自社でハードウェアを開発した理由を「抜本的に効率的なものを作りたかった。また、新しいハードウェアを使えることも考慮した。これにより、効率、パフォーマンス、シンプルさが解決できる」と説明した。米Pure Storage 製品担当副社長のマット・キックスモーラー氏は、「ピュアストレージはソフトウェアの面では成功を収めてきたが、さらに、コスト、シンプルさを追求するためにハードの上でもイノベーションを起こしたいと思った。今回の製品で初めて、ソフトウェアからハードウェアまで、エンド・ツー・エンドでイノベーションを起こせるベンダーになった」と述べた。「FlashArray//m」は、「Purity Operating Environment 4.5」を実行する2つの高性能なインテルのHaswellコントローラと、新しいNV-RAMキャッシュモジュール、3つのラックユニット(RU)シャーシ内の新しいデュアルドライブ・フラッシュ・モジュールを統合する。「FlashArray//m」では、さまざまなパフォーマンスと容量のニーズに応えるため、「//m20コントローラ」(最大120TBの有効容量(5~40TBの非圧縮容量)、150,000 32K IOPS(1秒当たりのI/O処理))、「//m50コントローラ」(最大250TBの有効容量(30~88TBの非圧縮容量)、220,000 32K IOPS)、「//m70コントローラ」(最大400TBの有効容量(44~136TBの非圧縮容量)、300,000 32K IOPS)の3つのコントローラオプションを提供する。「FlashArray//m」は新しいハードウェアにより、3Uラックに15~120TBの有効容量をサポートし、消費電力は従来製品の半分以下の1kWに抑えている。パフォーマンスは、1ミリ秒未満の平均レイテンシー(遅延)を実現する。そして、高可用性やスナップショット、レプリケーション、暗号化、管理ソフトウェアなどのソフトウェアは基本料金に含まれている。なお、同社では、毎月一定額を支払うことで、3年ごとに新しいコントローラにアップグレードできる「Forever Flash」プログラムを提供しているが、今回はさらに、2015年2月以降にFlashArray 400シリーズを購入した顧客は、次の容量拡大の際に、「FlashArray//m」シャーシとコントローラを無償でアップグレードできる「Pure Storage Upgrade Assurance Program」が2016年1月31日まで自動的に適用される。また同社は同日、クラウド(SaaS)ベースのストレージ管理とサポートのためのプラットフォームである「Pure1」も発表した。「Pure1」は、IT担当者がモバイルデバイスから世界中のストレージを監視できるようにしたプラットフォーム。これまで断片化されていた管理とサポートのプロセスをクラウド上に集約する。既存のCloudAssistテクノロジーの拡張版である「Pure1」は、Pure1 Cloudを基盤としており、「Manage」、「Support」、「Connect」、「Collaborate」の4つの要素で構成されている。「Pure1 Manage」では、担当者はWebブラウザで、世界中に分散しているFlashArray製品をどこからでも単一の画面で監視できるほか、ファイアウォールを通じた接続によって管理できる。「Pure1 Support」は、スキルの高いエンジニアと組み合わせた、プロアクティブなサポートで、導入環境を監視するためにオートメーションを活用することにより、潜在的な問題を事前に検出して警告する。「Pure1 Connect」には、顧客のクラウド環境のFlashArray製品管理を自動化する権限を与える最新式のREST APIが含まれ、スターター・スクリプトとPowerShellコマンドレットをはじめとする自動化ツールキットで、カスタマイズされたワークフローの開発を促進する。「Pure1 Collaborate Community Site」は、導入企業、テクノロジー・チャネルパートナー、ピュア・ストレージ社員のつながりを築くためのディスカッション・フォーラムや各種リソースを提供するためのコミュニティだ。Pure1 Manage、Connect、Collaborateは6月9日から販売を開始し、FlashArray製品の購入ユーザーは、現在有効な保守サポート契約があれば、追加費用なしで提供される。
2015年06月10日レノボ・ジャパンは29日、対象製品の購入者に最大1万円のキャッシュバックを行う「レノボ・ジャパン 誕生10周年 キャッシュバックキャンペーン」の実施を発表した。キャンペーンの対象となる購入期間は5月30日から7月12日で、応募期間は5月30日から7月31日まで。「レノボ・ジャパン 誕生10周年 キャッシュバックキャンペーン」は、5月30日から7月12日までに対象製品を購入すると、10,000円または3,000円のキャッシュバックを受けられるキャンペーン。キャンペーンの対象となる製品は、10,000円キャッシュバックがLenovo YOGA 3 Pro、Lenovo YOGA 3、Lenovo HORIZON 2/2e。3,000円キャッシュバックがYOGA Tablet 2 Pro、YOGA Tablet 2、YOGA Tablet 2 with Windows、Lenovo MIIX 3。
2015年05月29日LINEは5月14日、LINEアプリにおいて、フラッシュセール事業「LINE FLASH SALE」の提供を開始した。「LINE FLASH SALE」は、曜日ごとにテーマを決め、毎日1万点以上商品を追加し、1週間限定で販売するフラッシュセールサービス。取扱商品を特定のカテゴリーに偏らせず、ファッションアイテムや家電製品、コスメ用品など豊富な商品ラインナップを用意する。また、商品とユーザーをマッチングしやすくするため、「月曜日 : メンズファッション」「火曜日 : 家電」など、曜日ごとに日替わりでレギュラーとなるテーマを設定しており、ユーザーは、事前に商品を予測しやすいほか、取扱いアイテムが1週間ごとにすべて切り替わるため、毎週新たな商品を閲覧・購入することができるという。同サービスは、外部アプリのインストールが不要で、LINEアプリ上からそのまま購入可能。支払いは、クレジットカードやコンビニ払い、LINE Payなどの方法で行うことができる。なお、同サービスでは、リアルタイムな購買体験を実現するためパートナーとの提携を行い、新たな受発注システムを構築しているという。
2015年05月15日ノバックは3日、PCを接続せずにHDDやSSDを複製できる、クローンコピー作成ディスクスタンド「コピー一発!!2レンジャー改二 UASP(NV-HSC374U3)」を発表した。発売は4月10日で、価格はオープン。店頭予想価格は税込4,980円前後。「コピー一発!!2レンジャー改二 UASP」は、本体正面のボタンを押すだけで、PCを使用せずとも、HDDやSSDをまるごと複製できるディスクコピースタンド。Windowsの起動ファイルを含んだ完全なクローンディスクを作成することができるため、起動ドライブのバックアップにも最適だ。LEDランプの進捗インジケータを搭載し、コピーの進捗状況がわかるようになっている。また、コピー開始と終了時には音で通知し、コピーが完了すると自動的に電源が停止する。PCとUSB接続を行えば、外付けディスクスタンドとしても利用できる。本体サイズはW95×D125×H80mm、重さは約221g(本体のみ)。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。本体インタフェースはSATA、搭載可能なHDD / SSDは2.5 / 3.5インチのSATA HDD / SSD。購入から2週間以内のハードディスク相性保証が付属する。
2015年04月03日東芝は26日、48層積層プロセスを用いた128ギガビットの2ビット/セル3次元フラッシュメモリを、世界で初めて開発したと発表した。同日よりサンプル出荷を開始する。48層積層プロセスを用いたフラッシュメモリ。現行製品と比べ、書き込み速度の高速化、書き換え寿命など、信頼性向上を実現している。2016年前半に竣工予定の同社四日市工場新・第2製造棟でも生産を行う予定。SSDを中心に、市場ニーズに合わせて展開するという。
2015年03月26日東芝は3月24日、JEDEC eMMC Version 5.1に準拠した組み込み式NAND型フラッシュメモリ(eMMC)の新製品として、同規格のオプショナル機能である「コマンドキューイング機能」と「セキュアライトプロテクション機能」を備えた製品を開発したことを発表した。同製品は15nmプロセスを採用したNAND型フラッシュメモリチップとコントローラチップを一体化した制御機能付の組み込み式NAND型フラッシュメモリ。コマンドキューイング機能は、ユーザー(ホスト)が複数のコマンドを発行した場合、それらのコマンドにより生じたタスクをいったん待ち行列に入れておき、ユーザーがそれらのタスクを都合のいい順番で処理できるようにした機能で、ランダム読み出し性能の向上に寄与する。そのため、同機能が付いていない従来製品に比べてランダム読み出し速度は最大約30%向上するという。一方のセキュアライトプロテクション機能は、従来のライトプロテクト機能を拡充したもので、ユーザーが指定したエリアに記録した情報が他人から上書き、または消去されるのを防ぐことを可能とする。すでに16GBならびに64GB品のサンプル出荷が開始されているほか、32GBおよび128GBの製品も今後順次サンプル出荷を開始していく予定だという。
2015年03月24日モデルのマネキンがすべて後ろ向きの婦人服売り場が誕生した。伊勢丹新宿店本館4階で3月4日よりスタートした「バックシャン・ビューティー(BACK SCHOEN BEUTY)」は女性の後ろ姿の印象にスポットを当て、自社独自企画オンリーエムアイ(ONLY MI)企画として、19ブランド全80型(内、三越伊勢丹限定76型)でキャンペーンを展開。同企画は三越日本橋店、三越銀座店でも同日よりスタート、同様に後ろ姿のマネキンで展開されている。”バックシャン”とは、バック(英語の後ろの意味)と、シャン(ドイツ語schoenで美しいの意味)の造語で昭和の流行語。今回、三越伊勢丹がMI企画として打ち出した背景は、女性の社会進出にともない可処分所得が多く感度の高いミドル世代が、オフィシャル、ソーシャルな場でのインプレッションマネージメント(印象操作)の重要性を意識。後ろ姿、見えない部分をチェックする女性が潜在的にマーケットに存在するという背景から、同社が手掛けている国産アパレルのエレガンスマーケットのブランドと「バックシャン・ビューティー」のアイテムを共同開発した。「バックシャン・ビューティー」のアイテムの特徴は大きく、1.柄、2.シルエット、3(.ディテールの)デザイン、の3要素。背中にプリントを大きく使用したドレスやブラウス、背中のドレープを美しく見えるドレス、背中にデザインとしてのジップアップを施したドレスなど。さらにジャケットの後ろのハギを通常より枚数を多くすることで面数を増やしたジャケット、切り替えにシャーリングを施しウエストを細く見せる工夫や、背中をレースやシフォン、オパール加工などトランスペアレントな素材への切り替えなど、通常より工程数が増加しているものが多く、価格は通常の各ブランドの中心価格帯より若干高め。「オンリーMI企画は新客創造という目的があり、これまでにもトリップドレスとして出張着の提案や、前シーズンはドレス・オン・ドレスというテーマでドレスの上に着るドレスとしてアフターオフィスのフォーマル、ソーシャルシーンへの対応した企画が好評を得た。今回の”バックシャン”は、日本でも見返り美人という文化的背景も有り、従来“フロントシャン”中心に開発されてきたデザインから、視点を違えた企画で新しい顧客創造につながれば」と担当バイヤーは話す。今回、同企画に参加している主なブランドは、アクアスキュータム、アマカ、アンテプリマ、エポカ、自由区、シンクロクロッシングズ、スキャパ、ダックス、WB、ハロッズ、フィロ・ディ・セタ、フランコ フェラーロ、ブラン ルビエ、ベラルディ、ポールスチュアート、モガ、モディファイ、ユマコシノ、レオナールなど(*ブランドは展開店舗によって変わる)。
2015年03月10日Spansionは、最新のシリアルNORフラッシュメモリ「Spansion FS-S」ファミリの新製品として、512Mビットのメモリ容量を持った「S25FS512S」を発表した。FS-Sファミリは、モバイルおよび組込みアプリケーションに不可欠な柔軟性と性能を兼ね備える。動作周波数80MHzのQuad DDR(ダブルデーターレート)の採用により、動作電圧1.8VのSPI(シリアルペリフェラルインタフェース)で80MB/sの読み取り性能を実現する。クロックスピード133MHzのシングル、ダブルおよびQuad IOモードでの読み取り、およびスループット1.08MB/sでの高速プログラミングをサポートする。また、産業用(-40Cから+85C)および産業用プラス(-40℃から+105℃)の動作温度範囲に対応。4から6本の信号ラインですべての制御信号、アドレス、データをシリアルに転送する。これにより、メモリパッケージのコストと信号のスイッチング電力消費を削減させると共に、ホストシステム側のピンカウントにおいて、メモリに接続する信号ラインの数を減らし、他の機能に利用する信号ラインに割り当てる。今回発表したS25FS512Sは、同ファミリの特徴を生かしつつ512Mビットの大容量を実現。16ピンSOIC(300mil)、6mm×8mm 8ピンWSONおよび6mm×8mm 24ピンBGAパッケージを採用している。現在サンプル出荷中で、2015年4月に量産提供が可能となっている。
2015年03月10日2月18日、サンディスクは車載用のフラッシュストレージソリューションを発表した。同製品はカーオーディオやシンプルなアプリ、2D/3Dナビゲーションシステムを備えた従来のベーシックナビ市場はもちろんのこと、4G LTEによるインターネット接続により車内の情報端末化を進め利便性を高める「コネクテッドカー」市場、そして先進運転支援システム(ADAS)や自動運転システムなどによってさらに需要が広がるであろう未来のドライビングシステムを見据えたものだ。2014年にはApple CarPlayやAndroid Autoなど、数多くのカープラットフォームへの参入が発表された。このたびの発表は、こういった車載システムに対応したフラッシュストレージへサンディスクが本格的に参入する決意の表れと言えるだろう。NANDフラッシュメモリの製品マーケティングを担当しているラッセル・ルーベン氏に、サンディスクが車載用フラッシュストレージソリューション向けの製品を発表した経緯についてお話を伺う機会を得られたので、その様子をお伝えしよう。なお実際に出荷される製品は、4GB~64GBのSDカードと、8GB~64GBのiNAND組み込みフラッシュドライブ(EFD)となる。いずれも一次サプライヤーを通じて自動車メーカー各社にすでに供給されており、現在は実際に製品に組み込むための評価テストが行われている最中だという。○コネクテッドカー市場をフラッシュメモリ技術で支えるサンディスク──フラッシュメモリのパイオニアとして市場を牽引してきたサンディスクまずはサンディスクについてお話します。ご存じのとおり弊社はNANDフラッシュメモリを専門としている会社です。8,700人以上の社員が世界中で働いておりまして、25年以上にわたってNANDフラッシュメモリ市場をリードしています。数多くのデジタルカメラやモバイル機器用のフラッシュメモリ、PC用のSSDなどを生産していますので、リテール製品が主力と思われるかもしれません。しかし弊社の売り上げでいうとリテール品は33%でして、残りの67%はビジネス向けに出荷されているOEM製品が占めています。今回発表した車載向けSDカードと車載向けiNANDのNANDフラッシュメモリの製造は四日市の工場で行っておりまして、アセンブリ工程をサンディスクの上海工場で行っております。──車載用フラッシュメモリに求められる高い信頼性とは調査会社のガートナーでは、2020年には世界中で走行する自動車のうち、およそ20%がなんらかの通信接続を利用することになると予想しています。つまり、2億5千万台以上の自動車がインターネットに接続する時代がやってくるのです。そんな自動車の情報端末化に向けて、いま信頼性と応答性、そして容量に優れたフラッシュメモリが求められています。しかし、車載に耐えうるフラッシュメモリを製造するのは簡単ではありません。自動車市場には、大手自動車メーカーおよび電子部品メーカーによって作られた車載用電子部品の信頼性についての規格「AEC-Q100」(Automotive Electronics Council)というものがあり、この規格をクリアした製品でなくては自動車メーカーも製品を採用できないのです。サンディスクの車載用フラッシュストレージはこの「AEC-Q100」に準拠した車載用途に耐えうる製品です。動作温度は-40℃~85℃となり、一般的なモバイル機器向けの製品の-25℃~85℃に比べてより温度の低い環境で動作可能です。読み書き耐性や動作速度なども求められるため、信頼性を重視した設計にしています。また車載向けiNANDはeMMC 4.51(HS200モード)規格に準拠した製品となり、連続書き込み最大30MB//読み出し最大120MB/秒を実現しています。地図読み込みの高速化やタッチスクリーンの応答速度向上などに高い効果を発揮することでしょう。──サンディスクが自動車メーカーの厳しい基準をクリアできる理由サンディスクがこういった車載向けの厳しい基準をクリアできる理由は、垂直統合モデルを採用していることにあります。製品の開発・生産・販売を一社で行うことにより、徹底した品質管理と、迅速な対応を実現しているのです。ファームウェアやコントローラも自社で開発しており、他の会社は介在していません。このような一貫した生産体制により、顧客の要望や不具合にも即座に対応が可能なのです。また自動車に電子機器を組み込むためには、1~2年という非常に長い評価テストが必要となります。そして、一度採用された製品は長い間使用され続けます。つまり、品質を保ったままひとつのプロセスを長期間供給し続けなくてはならないわけです。ですが、サンディスクなら生産ラインを自社でコントロールできるため、このような厳しい要求にも答えられるのです。──サンディスクの車載向け市場への参入の意気込み今回の車載用フラッシュストレージソリューションの発表以前から、サンディスクでは自動車向けにNANDフラッシュメモリの供給を行っていました。過去の評価テストでも他社と比べて信頼性で高い評価を得ています。今後、車載向け市場はより多くの需要が見込まれており、求められる品質も高くなっていくでしょう。サンディスクでは、そんな車載向け市場の動向に合わせて社内組織を改編し、自動車メーカーの要望に答えられる新製品の開発を進めてきました。これから一層、車載向けフラッシュメモリの製造・販売に注力していきます。***ラッセル・ルーベン氏のお話の通り、サンディスクは今後、本格的に車載向けフラッシュメモリの開発・生産・販売を行っていく方針だ。NANDフラッシュメモリに特化したビジネスを行ってきたサンディスクが長い歴史で培ったノウハウが、これから車載向けフラッシュメモリの製造にも活かされることだろう。急速に進んでいる自動車の情報端末化。サンディスクはそんな高度情報処理システムを支える重要な役割を担うことになりそうだ。
2015年02月27日ルネサス エレクトロニクスは2月25日、フラッシュメモリ内蔵マイコン(フラッシュマイコン)向けに、さらなる高速読み出し・書き換えを実現するフラッシュメモリ技術を開発したと発表した。詳細は、2月22日から米国サンフランシスコで開催されている「国際固体素子回路会議ISSCC 2015(IEEE International Solid-State Circuits Conference 2015)」にて発表された。セルの微細化により、メモリセルの読み出し電流は減少する。ワード線(メモリセル選択用ゲート)電圧のオーバードライブにより必要な読み出し電流を確保することもできるが、周辺トランジスタの高温下での信頼性悪化が懸念されている。今回、メモリセル電流と周辺トランジスタの信頼性の温度依存性が逆依存であることを利用し、ワード線電圧に負の温度依存性を付加することにより、周辺トランジスタの信頼性寿命を、単純なワード線オーバードライブに対して10倍以上改善し、200MHzの高速読み出しと高信頼性を両立させた。さらに、消去速度をモニタし、消去が速い時は消去の最高電圧を抑制するよう制御することで、絶縁膜の信頼性が厳しい高温で消去ストレスを緩和する技術を開発した。これにより、微細化に伴うメモリセル、および高電圧メタル配線間の絶縁膜の薄膜化による消去時の高電圧ストレスへの耐性低下に対しても高い信頼性を実現できる。また、書き込み動作時にメモリセルのウエル電位を負電圧とすることによる書き込みパルス印加時間短縮技術と、複数のフラッシュモジュールの並列書き込みによる高速書き込み技術を開発した。これにより、混載フラッシュとしては最速クラスの書き込みスループットとなる2.0MB/sを達成した。加えて、フラッシュ書き換えのための高電圧を発生する昇圧回路の駆動クロックをSSCG(Spread-Spectrum Clock Generation)化し、フラッシュ書き換え時の電源/EMIノイズを大幅に低減する技術を開発した。これにより、OTA(Over-The-Air)によるプログラム更新など、フラッシュ書き換え時の電源/EMIノイズによるシステム全体動作への影響を最小限に抑えられる。そして、これらの技術を適用した、28nmフラッシュによる4MBプログラム格納用フラッシュメモリと64KBデータ格納用フラッシュメモリを試作し、大容量プログラム格納用フラッシュメモリで業界最速となる200MHz以上、6.4GB/sの高速読み出し動作を実現した。従来の40nm世代プロセス品では160MHzまでの読み出し動作を確認していたが、同技術により25%の特性改善が確認できた。また、大容量化されてくるプログラム格納用フラッシュメモリにおいて要求される書き込み時間の高速化では業界最速となる2.0MB/sの書き込みスループットを確認した。これは、40nm世代プロセス品の約2倍の特性改善であるという。
2015年02月25日日本IBMは2月24日、企業向けのフラッシュ・ストレージ・ソリューションの新製品として「IBM FlashSystem 900」および「IBM FlashSystem V9000」を発表した。最小構成価格はいずれも税別で、FlashSystem 900が1,339万2,000円、同V9000が3,625万1,200円。出荷開始はFlashSystem 900が3月20日、同V9000が4月24日。FlashSystem 900は2Uサイズであり、2.4TBから57TBの使用可能容量と、最速で110万IOPSの速度を確保した。FlashSystem V9000は同900をベースに、同社の「Software Defined Storage機能」を統合。10年以上の実績があるというストレージ仮想化により、高速コピー/遠隔コピー/リアルタイム圧縮などの機能を250種類以上の主要ベンダーのストレージで利用できる。既存ストレージ・システムの非効率性を解消しつつ、複雑で管理方法が異なる複数ストレージの一元的な管理を実現するという。6Uサイズから34Uサイズまでの拡張が可能で、リアルタイム圧縮と組み合わせて圧縮率20%の場合で最大2.2PBのデータを最速252万IOPSでアクセス可能だとする。同社は新製品のためMicron Technologyと共同で、MLCフラッシュ・チップをベースに10倍の信頼性を持つeMLCフラッシュ・チップとほぼ同等の書き込み回数を実現する、高密度MLCフラッシュ・チップを新たに開発した。新チップを搭載する新製品は、最大容量が約40%増加したという。さらに、企業向けストレージとしての信頼性や可用性、運用容易性を高めるため、サイバー犯罪やデータ・セキュリティの脅威からリアルタイムにデータを保護するハードウェアベースの暗号化機能、フラッシュ・モジュール内で発生した障害のリビルドを数秒から数分で完了し多重障害によるデータ消失のリスクを最小化する「Variable Stripe RAID」、システムを止めることなく最新の状態に保つファームウェアのコンカレント・ロードなど、自社独自の技術を採用した。専用回路によるフラッシュ・チップの制御により、24個のSSDを搭載する2Uストレージ装置と比較し、同じく2UのFlashSystem 900では最大67倍の同時並列読み書き処理を実現したとしている。
2015年02月25日セイコーエプソンは2月18日、1.2Vで動作する低消費電力16ビットフラッシュメモリ内蔵マイコン「S1C17W00」シリーズに小型パッケージの「S1C17W03/04」2品種を追加したと発表した。同シリーズは消費電力が特徴で、小型・小容量のコイン型電池などで駆動する携帯電子機器への組み込みに最適な製品であり、幅広いセンサへの対応も可能である。また、従来はデジタルウォッチやプライスタグ(電子棚札)などを主要ターゲットとし、その表示用途のために液晶ドライバ回路を内蔵していた。しかし近年では、産業分野や住宅設備に使われるガス警報機、人感センサ、電子鍵などのセンサ端末や、スマートフォンとの連携を前提としたウェアラブル機器向けに、表示機能を持たないシンプルで小型化された低消費電力マイコンのニーズが高まってきている。そこで今回、表示機能を割愛することで、従来品に比べ、表面積を削減した小型パッケージ品を同シリーズに追加した。具体的には、電源電圧1.2V~3.6Vの広範囲駆動で、ボタン型の酸化銀電池からリチウムイオンコイン電池まで、多種多様な電池に対応できるだけでなく、独自の低リークプロセスと電源回路技術により、待機時消費電流を電圧に関わりなく0.15μAに抑えている。さらに、12ビットA/D変換器と温湿度計測に最適化されたR/F変換器やUART、SPI、I2Cの各種シリアルインタフェースを内蔵しており、さまざまなセンサとの接続が可能であるため、センサノードコントローラとして幅広い分野に応用することができる。なお、パッケージは「S1C17W03」が32ピンSQFN5。また、パッケージだけでなくベアチップでの出荷も可能となっている。サンプル価格は「S1C17W03」が160円(税抜き)。両品種とも月産20万個を予定している。
2015年02月19日SanDiskは2月18日、次世代のコネクテッドカーや車載インフォテインメントシステムを対象とする車載向けに堅牢なNANDフラッシュソリューションを発表した。今回発表の車載用ストレージソリューションのポートフォリオには、車載使用に耐えうるSDカードと、iNAND組み込みフラッシュドライブ(EFD)があり、最大容量64GBまでラインアップされている。独自のフラッシュストレージアーキテクチャにより、これらのソリューションはデータインテンシブな車内インフォテインメントやコネクテッドカーアプリケーションの優れた体験を可能にし、地図の読み込みの高速化、タッチスクリーンの応答性の向上、起伏のある道を運転する際の干渉の軽減などが図れる。また、自動車市場の厳しい信頼性、耐久性、品質、温度要件に対応しており、AEC-Q100認証を取得している。動作温度範囲は-40℃~85℃である。さらに、徹底した垂直統合により、フラッシュメモリウェハの製造から製品の組み立て、試験、分析、顧客への提供まで品質管理を強化している。そして、主な車載向けチップセットベンダーと緊密に連携し、新たな車載向けストレージソリューションを最新アプリケーションプロセッサ向けに最適化し、自動車メーカーによる導入プロセスをさらに簡素化している。この他、車載用iNAND EFDのみ、eMMC 4.51 HS200規格に準拠し、最大30MB/秒のシーケンシャル書き込み、最大120MB/秒のシーケンシャル読み込みを実現している。なお、車載用ストレージソリューションは、ティア1サプライヤーを通じて世界中の主な自動車メーカー向けにサンプル出荷を開始している。
2015年02月18日サンディスクは18日、次世代の「コネクテッドカー」や車載インフォテインメントシステムを対象とした、車載用のフラッシュストレージソリューションを発表した。サプライヤー向けのラインナップとしては、車載使用に耐えうるSanDisk SDカード、iNAND組み込みフラッシュドライブ(EFD)を用意。容量は最大64GBとなる。信頼性を重視して開発、製造されており、AEC-Q100認証を取得。今回のソリューションによって、カーナビ地図の読み込みを高速化したり、タッチパネル応答性を向上したりといった効果を実現できるとしている。
2015年02月18日フラッシュバックジャパンは、Adobe After EffectsやAdobe Premiere Proなどの映像制作ソフトに対応したNewBlueFX社のプラグイン製品のラインナップをリニューアルし、効果ごとに6つの製品に再編成したと発表した。このたびラインナップが再編成されたのは、After EffectsやPremiere Pro、EDIUS、Media Composer、Black Magic DaVinci Resolve、Final Cut Pro X に対応したNewBlueFX社の映像制作ソフト向けプラグイン製品で、効果ごと6つの製品に編成される。これまでの「Titler Pro 3 NLE / AE」は「Titler Pro 3 シリーズ」へ、「tFX Bundle GPU対応版」は「Transitions 3 シリーズ」へ、「cFXBundle GPU対応版」は「Filters 3 シリーズ」もしくは「Stylizers 3 シリーズ」へ、「eFXBundle GPU対応版」は「Elements 3 シリーズ」もしくは「Essentials 3 シリーズ」へと、それぞれエフェクトの統廃合や名称変更がなされている。旧製品体系のプラグインを探している人は、新製品ページを参照してほしい。なお、旧製品体系の製品サポートは継続されるということだ。
2015年02月13日リコーイメージングは10日、PENTAXブランドのデジタル一眼カメラ用コンパクトオートフラッシュ「AF201FG」を発表した。近日発売予定としており、価格はオープン、推定市場価格は1万円台の半ば。防塵・防滴構造のオートフラッシュで、ホットシューを含む18カ所をシーリングしている。小型軽量の本体は、PENTAX「Q」シリーズで使用するのに適したデザインだ。ガイドナンバーは「20」。上下方向への角度調節が可能で、調整角度は-10度 / 0度 / 30度 / 45度 / 60度 / 75度 / 90度 / 105度 / 120度 / 130度となっており、バウンス撮影にも対応する。発光モードはP-TTL調光(先幕シンクロ・後幕シンクロ)、マニュアル発光(FULL・1/4)の4種類。スライド式ワイドパネルを内蔵し、使用時には20mm相当の画角(35mm換算)をカバーする。主な仕様は、照射角度が水平70度/垂直53度、ワイドパネル使用時が水平98度/垂直53度、感度連動範囲がISO25~1600、発光間隔が7秒、発光回数が約80回(単4形乾電池使用時)。電源には単4形乾電池型×2本を用いる。本体サイズはW約65×D31×H72.5mm、重量は約141g(電池のぞく)。
2015年02月10日フラッシュバックジャパンは1月9日、ビデオスタビライザーソフトウェアの最新バージョン「Mercalli V4 STANDALONE」を提供開始した。動画の揺れなどを解析してリアルタイムで補間する。価格は税込40,170円で、1月30日18時までの期間限定価格は税込32,130円。なお、画面のユーザーインタフェースとマニュアルは英語のみ。Mercalli V4 STANDALONEは、CMOS歪曲除去機能搭載のビデオスタビライザーソフトウェア。カメラ自体の揺れだけでなく、CMOSセンサーに起因する映像の歪みや小刻みな揺らぎ、伸縮なども補整可能だ。アクションカメラやドローンを用いて撮影した動画に使用することを想定している。対応OSはWindows 7/8/8.1(いずれも64bit OS)。推奨環境はプロセッサがIntel Core i7、メモリが128GB以上(ただし4GB以上あれば動作する)、1GB RAM搭載グラフィックスボード。対応フォーマットは、入力がmov、mpg、mpeg、mp4、mts、m2t、m2ts、m2v、avi、wmv、mxf、vob、vcd、3gp、mkv、jpg、tif、png、tga、gif、bmp、dpx。出力がH.264(mov/mp4)、H.265(mov)、Apple ProRes(mov)、MotionJPEG(mov)、Apple Lossless Audio Codec(ALAC)、AAC、AC-3、PCM。
2015年01月09日クレジットカードのポイントには、景品との交換やオンラインショップでの買い物、キャッシュバックなど、様々な使い道がある。その中でも、多くの人が利用している使い道を調査するため、マイナビニュース会員の男女300名を対象に「クレジットカードのポイントを利用したことはありますか?(商品と引き換えも含む)」というアンケートを実施し、「はい」と回答した170人(56.7%)に、どんなことに利用したのかを尋ねてみた。Q.クレジットカードのポイントをどんなことに利用しましたか?■商品券やギフト券などと交換・「商品券や旅行券に交換した」(32歳女性/医療・福祉/専門職)・「商品券と引き換えた」(44歳男性/医療・福祉/技術職)・「Amazonギフト券に交換」(30歳男性/情報・IT/技術職)■オンラインショッピングで利用・「Yahoo!ポイントにしてショッピングのとき利用した」(32歳女性/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)・「Tポイントへ交換して、ネットショッピングに利用しました」(30歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)・「楽天ポイントに変えて、楽天でお買物に使う」(40歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)■電子マネーのチャージ・「ポイントをSuicaにチャージ」(44歳男性/情報・IT/技術職)・「ショッピングか電子マネーに変える」(23歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「電子マネーに交換した」(25歳男性/情報・IT/経営・コンサルタント系)■景品との交換や購入・「果物を買うのに使った」(29歳女性/運輸・倉庫/技術職)・「家具購入」(25歳男性/印刷・紙パルプ/技術職)・「書籍購入など」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「少し良い化粧品を購入」(26歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)■その他・「旅行会社のポイントに交換して旅行に行きます」(40歳女性/団体・公益法人・官公庁/専門職)・「高速バスの料金の足しにした」(30歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「飛行機のチケット」(33歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「ホテルの宿泊費に充てることが多いです」(35歳男性/機械・精密機器/営業職)・「キャッシュバック」(28歳女性/生保・損保/事務系専門職)■総評今回のアンケートで、クレジットカードのポイントの利用方法を回答してくれた170人中、「キャッシュバック」と答えたのはわずかに3人で、景品と交換したという人も少なかった。多く人が、商品券やギフト券、オンラインショップのポイントと交換したり、電子マネーのチャージを行うなどして、買い物に利用しているようだ。理由としては、クレジットカードのポイントを商品券や他のサービスのポイントなどに交換できるサービスが充実し、それらのサービスがキャッシュバックよりも高い移行レートで利用できるためだろう。クレジットカードのポイントが溜まる上手な支払い方法が様々なメディアで紹介されている中で、貯めたポイントの賢い利用方法も実践されていることが確認できたアンケートであった。調査時期: 2014年6月26日~6月28日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性137名 女性163名合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2014年12月09日アメリカのハードロックバンド、バックチェリーが12月8日(月)東京・TSUTAYA O-EASTより東名阪で行なう来日公演にオープニングアクトとしてJake Stone Garageの出演が決定した。Jake Stone Garageは2002年に結成された日本の3人組ロックバンド。今年の7月にライブ会場限定でミニアルバム『HEART』をリリースしている。Jake Stone Garageは全公演でオープニングアクトを務める。バックチェリーの約1年9か月ぶりの来日公演。気になる方はご確認を。チケットは発売中。■Buckcherry Japan Tour 201412月8日(月)TSUTAYA O-EAST(東京都)開場 18:30 / 開演 19:3012月9日(火)梅田クラブクアトロ(大阪府)開場 18:30 / 開演 19:3012月10日(水)名古屋クラブクアトロ(愛知県)開場 18:30 / 開演 19:30料金: 6,600円 (税込・ドリンク代別・オールスタンディング)※6歳未満は入場不可。6歳以上はチケット必要。
2014年11月21日オリンパスイメージングは11月21日より、「OM-D キャッシュバックキャンペーン!」を実施する。キャッシュバック金額は最大50,000円で、対象製品により異なる。対象製品は、OM-D E-M1 シルバーボディーおよびブラックボディー、OM-D E-M5 エリートブラック、OM-D E-M10、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ。キャッシュバック金額は下表のとおり。
2014年11月20日TDKは11月18日、約30mm×50mmと小型サイズのSSDでありながら、128GBまで対応可能なシリアルATA II対応の産業用NAND型フラッシュメモリモジュール「SMG4A」シリーズを発表した。2015年1月より販売を開始する。近年、産業用PCボードでは、mSATAインタフェースを設ける例が増えてきている。そのため、同社も独自のコントローラを搭載した同シリーズをラインナップし、従来品の「SMG3B」シリーズに加えて、mSATAタイプのNAND型モジュールの対応領域を強化した。その中でも、MLC NAND型フラッシュメモリ搭載品のニーズが増えているため、今回標準対応した。一方で、MLC NAND型フラッシュメモリは突然の電源遮断が発生した際に書き込み対象データ以外のデータを破壊するといった影響をおよぼすことがあるため、産業用途で使用するためには、その対策が必須となる。同シリーズでは、独自のコントローラIC「GBDriver RS4」の電源遮断耐性アルゴリズムに加え、内部電源バックアップ回路を合わせて使用することで、突然の電源遮断時の書き込み対象データ以外のデータを破壊するといった影響をおよぼすことを完全に阻止した。また、「GBDriver RS4」を搭載することで、Enhanced ECC機能、リードリトライ機能、オートリカバリ機能、データランダマイズ機能、オートリフレッシュ機能といったデータ信頼性を高めるための機能を有することはもちろんのこと、寿命診断ソフト「TDK SMART」を用いることで定量的な寿命管理も容易であるという。さらに、データセキュリティ機能も充実しており、ATAのセキュリティ機能、AES 128ビット暗号化機能だけでなく、TDK独自のセキュリティ機能も実装している。これらにより、データを暗号化して記録することができるため、データ改ざん、漏洩など万が一の場合においても、強固なセキュリティを提供するとしている。
2014年11月20日Spansionは、車載グレードのシリアルNORフラッシュメモリ「Spansion FL-S」ファミリの新製品として、動作温度範囲を125℃まで拡張した「S25FL128S/256S」2品種を発表した。128MBの「S25FL128S」と256MBの「S25FL256S」は、-40℃~+125℃の幅広い温度範囲での動作が保証されている。同社では、今回の2品種が動作温度を拡張しながら、AEC-Q100に準拠するなど、車載品質と性能基準を満たしており、4MB~1GBの既存のシリアルフラッシュメモリポートフォリオが強化されたとしている。なお、パッケージはSOIC、WSONもしくはBGA。すでにサンプル出荷を開始している。
2014年11月14日Spansionは11月11日、民生/通信/産業機器向けe.MMC NAND型フラッシュメモリ製品ファミリ「S4041-1B1」を発表した。同ファミリは8GBならびに16GBの2種類の容量ならびに153 BGA(0.5mmボールピッチ)および100 BGA(1.0mmボールピッチ)と、-25~+85℃および-45~+85℃の動作温度範囲で分けられた合計8製品がラインアップされている。プロセスは19nmを採用しており、1ダイ当たり8GBのMLC品を採用。今後のロードマップとして4GB品と32GB品も提供する予定だとしている。いずれの製品もJEDEC e.MMC 4.51コマンドセットをサポートしているほか、フィールドファームウェアのアップデート、健全性診断レポート、自動バックグランド処理などのe.MMC 5.0で選定された機能サポートも含んでいる。またe.MMCモジュールにはPHISON Electronicsのコントローラを搭載することで、パフォーマンス管理やバッドブロック管理、ウェアレベリングなども可能となっており、組込機器など長期間での使用時に求められる品質の要件に対応を可能としたとする。さらに同社では、組み込み市場向けにメモリソリューションの検証作業を支援する「Memory Diagnostics Toolkit(メモリ診断ツールキット)」も提供しており、これによりエンジニアリング診断、解析、構成、書き込みを可能とし、メモリの検証・品質認定プロセスを迅速化することを可能にしたとする。なお、同ファミリはすでに量産出荷を開始しており、主に産業機器や医療機器、通信機器などに向けて提供を行っていく予定とするほか、2015年には自動車分野の要求に対応した製品の提供も行っていく計画としている。
2014年11月11日サイオステクノロジーは、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズと共同で、SQL Serverとフラッシュ・ストレージを用いた低コスト・高速・高可用性サーバの構築に関するセミナーを11月14日に開催する。セミナーでは、「フラッシュ・ストレージの動向とioMemory製品」「Haswellプロセッサ搭載のSystem x製品の最新情報と、フラッシュ・ストレージの実機による効果」「フラッシュ・ストレージを使用した高速データベースサーバの可用性を向上する方法」について講演が行われる。具体的には、「IBM System x3650」+「 ioDriveによる高速データベースサーバ」のHAクラスターシステムを、「Windows Server フェールオーバー クラスタリング」+「DataKeeper」によって、非共有ディスク構成の高速HAクラスターシステムとして構築する方法が紹介される。加えて、Windows 2012からサポートされたSQL Server Always On可用性グループ機能を用いたクラスターシステムとの性能比較を行った実測データに関する解説も行われる。概要は以下のとおり。開催日時: 2014年11月14日(金)14:30-17:20(受付開始 14:00)開催場所:レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 秋葉原本社セミナールーム定員:35名受講対象:System xを取り扱っているビジネス・パートナーのエンジニア申し込みはWebサイトから行うことができ、参加者はサイオスの 「LifeKeeper/DataKeeper 有償テクニカルトレーニング」(5万円相当)を無償で受講可能なクーポンがもらえる。
2014年11月06日