伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』がハリウッドで実写映画化。映画『ブレット・トレイン』として2022年9月1日(木)に公開される。主演はブラッド・ピット、監督はデヴィッド・リーチ。伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』がハリウッド実写映画化伊坂幸太郎の『マリアビートル』は、新幹線に乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯するサスペンスフルなストーリーが魅力のベストセラー小説。今回はハリウッドの⼀流キャスト&スタッフの手により、アクション・エンタテインメント映画『ブレット・トレイン』として実写化される。舞台は日本!新幹線に乗り合わせた殺し屋たちが大暴れ物語の舞台となるのは⽇本。劇中には富⼠⼭がそびえ⽴ち、ライトアップされた東京タワーなど東京の街並みも映し出される。世界で最も運の悪い殺し屋・レディバグは、久しぶりに任務に復帰しあるブリーフケースを奪うよう謎の女性から電話越しに指令を受けた。レディバグは、気合たっぷりに<東京発・京都行>の超高速列車に乗り込むが、それは彼にとって人生最悪な120分間の始まりだった。弾丸列車に次々と乗り込んでくる、キャラ濃すぎの殺し屋たちが、全く身に覚えのないレディバグにどんどん襲い掛かって来る。ブリーフケースを奪ってすぐ降りるだけの簡単な任務のはずが、時速350㎞の社内では決死のバトルが繰り広げられることに。予期せぬ最悪が折り重なり、終着点・京都に向けて<絶望>が加速。やがて繋がる、殺し屋たちの過去の因縁。エルダーがレディバグに諭す「お前の運命だ」という言葉が意味するものとは?主演ブラッド・ピットが殺し屋に・主人公:レディバグ…ブラッド・ピットいつも事件に巻き込まれ、自分とは無関係な人の死に遭遇してしまう、世界で最も運の悪い殺し屋。謎の女性から電話越しにブリーフケースを奪うよう指令を受け、東京発・京都行の超高速列車に乗り込む。・プリンス...ジョーイ・キング⾞内で起こる全ての出来事を裏で掌握し、レディバグたちを翻弄する謎の⼥⼦学⽣。「キスから始まるものがたり」シリーズのジョーイ・キングが演じる。・タンジェリン&レモン...アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー裏社会の⼤物から密令を受けた腕利きの殺し屋コンビ。『TENET テネット』のアーロン・テイラー=ジョンソン、『エターナルズ』のブライアン・タイリー・ヘンリーが担当。・ウルフ...バッド・バニーどういうわけかレディバグに強い恨みを抱くメキシコNo.1の殺し屋。歌⼿・ラッパーのバッド・バニーこと、ベニート・A・マルティネス・オカシオが出演する。・ホーネット...ザジー・ビーツ変装の達⼈で毒使いの暗殺者。『ジョーカー』のザジー・ビーツが務める。・キムラ...アンドリュー・⼩路息⼦に重症を負わせた犯⼈を捜す元殺し屋。・エルダー...真⽥広之キムラの⽗親。なにかと「運命」を語りたがる剣の達⼈。・ホワイト・デス...マイケル・シャノン世界最⼤の犯罪組織を率いる冷酷⾮道な男。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕⽣』のマイケル・シャノンが担当する。・サン...ローガン・ラーマンホワイト・デスの息⼦。犯罪組織の後継者と⽬される。演じるのは、『フューリー』のローガン・ラーマン。・モモもん...??テレビ番組「モモンガ テレビキッチン」の人気マスコットキャラクター。監督は『デッドプール2』デヴィッド・リーチ監督は『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ。原作者の伊坂幸太郎は、解禁された映像を受けて「何この⽇本!?と驚きつつ、豪華な俳優さんたちが活き活きと暴れていることに興奮しました︕暗い気持ちを吹き⾶ばす楽しい映画になるのでは︕と期待しちゃいます。」とコメントを寄せている。日本語吹替版に堀内賢雄、津田健次郎ら豪華声優集結日本語吹替版の主要キャストとして、豪華声優陣が集結。『セブン』や『Mr.&Mrs. スミス』など約25年にわたりブラッド・ピットの吹替を務めてきた堀内賢雄をはじめ、津田健次郎、関智一、木村昴、井上和彦、阪口周平、立川三貴が声の出演を果たす。〈日本語吹替版 声優キャスト〉・レディバグ(ブラッド・ピット)…堀内賢雄・タンジェリン(アーロン・テイラー=ジョンソン)…津田健次郎・レモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)…関智一・ウルフ(バッド・バニー)…木村昴・エルダー(真田広之)…井上和彦・キムラ(アンドリュー・小路)…阪口周平・ホワイトデス(マイケル・シャノン)…立川三貴【詳細】映画『ブレット・トレイン』日本公開日:2022年9月1日(木)全米公開日:2022年8⽉5⽇(金)予定原題:BULLET TRAIN原作:伊坂幸太郎『マリアビートル』(⾓川⽂庫刊)監督:デヴィッド・リーチ脚本:ザック・オルケウィッツ出演:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ザジー・ビーツ、ローガン・ラーマン、マイケル・シャノン、アンドリュー・小路、ベニート・A・マルティネス・オカシオ、福原かれん、真田広之〈日本語吹替版声優〉出演:堀内賢雄、津田健次郎、関智一、木村昴、井上和彦、阪口周平、立川三貴上映時間:2時間6分レーティング:R15+上映形式:IMAX / Dolby CinemaTM(2D 字幕版のみ)MX4D / 4DX / ScreenX / 4DXScreen (2D 字幕版 & 吹替版)※上映に関する詳細は、各映画館ホームページにて告知。■ムビチケカード 一般1,500円発売日:2022年5月27日(金)特典:オリジナル手汗ぬぐい※数量限定のため、なくなり次第終了。※ムビチケカード1枚につき、特典は1枚。※特典は非売品。※取り扱い・販売状況は、近隣の映画館まで要問合せ。
2022年03月06日伊坂幸太郎のベストセラー小説「マリアビートル」を、ブラッド・ピット主演、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督で映画化した『ブレット・トレイン』(原題:BULLET TRAIN)が2022年に劇場公開決定。初の予告映像と海外版ポスターが世界一斉解禁された。本作は、新幹線に乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯するサスペンスフルなストーリーを、ハリウッドの一流キャスト&スタッフで実写化した、ユニークなアクション・エンタテインメント。舞台は日本。解禁された映像の冒頭では富士山がそびえ立ち、ライトアップされた東京タワー、高架とネオンなど東京の街並みも映し出される。久しぶりに任務に復帰した殺し屋(ブラッド・ピット)は、あるブリーフケースを盗むよう電話越しに謎の女性から指令を受ける。彼はコインロッカーに用意されていた銃を敢えて受け取らず、「この仕事には良い運気を感じる」と意気込み超高速鉄道に飛び乗るが、偶然乗り合わせていた超クセ強の面々に命を狙われるはめに…。出演はブラッドに加え、『キスから始まるものがたり』シリーズのジョーイ・キング、『TENET テネット』アーロン・テイラー=ジョンソン、『エターナルズ』ブライアン・タイリー・ヘンリー、『デッドプール2』『ジョーカー』ザジー・ビーツ、『フューリー』ローガン・ラーマン、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』マイケル・シャノンほか、アンドリュー・小路、歌手・ラッパーのバッド・バニーことベニート・A・マルティネス・オカシオに加え、「ザ・ボーイズ」の福原かれん、真田広之の姿が確認できる。ジョーイ・キング映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の主題歌でもあった軽快な「ビージーズ」の「ステイン・アライブ」に乗せ、デヴィッド・リーチ監督らしい本格アクションとユーモアが融合した本作に、原作の伊坂氏は「何この日本!? と驚きつつ、豪華な俳優さんたちが活き活きと暴れていることに興奮しました! 暗い気持ちを吹き飛ばす楽しい映画になるのでは! と期待しちゃいます」と、大きな期待を寄せている。『ブレット・トレイン』は2022年、全国にて公開(全米7月15日公開予定)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレット・トレイン 2022年、全国にて公開
2022年03月03日ユニバーサルがマドンナの伝記映画『Blond Ambition』(原題)の製作に着手する。昨年、まだ映画化されていない名脚本を選ぶ「ブラック・リスト」の第1位に輝いたエリース・ホランダー著の「Blond Ambition」。1980年代初期のニューヨークを舞台に、業界の女性の扱いに葛藤しながら、ファーストアルバムの製作に取り組むマドンナの物語だ。恋愛模様や初めて手にする名声についても描かていれるという。「The Hollywood Reporter」によれば、ホランダーは以前、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督や、「フアン家のアメリカ開拓期」のプロデューサーのコートニー・カンのアシスタントを務めており、脚本家としては本作がデビュー作となる。製作陣は、プロデューサーに『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のマイケル・デ・ルーカが決定。ブレット・ラトナー監督の製作会社「RatPac-Dune Entertainment」とともに手掛ける。2005年から発表が始まった「ブラック・リスト」は、映画化された脚本は300本以上を越え、世界興収は260億ドルにも上る。そのクオリティーにも定評があり、『スラムドッグ・ミリオネア』、『英国王のスピーチ』、『アルゴ』など、アカデミー賞に合計264ノミネート、48受賞を果たした作品を送り出している。(Hiromi Kaku)
2017年04月25日ブリー・ラーソンが、アメリカ史上初の女性大統領候補ヴィクトリア・ウッドハル役を演じることになった。女性参政権運動家のヴィクトリアは、まだ女性に参政権が与えられていなかった1872年に大統領選挙に出馬。初めての女性大統領候補として歴史に名を残している。日頃からフェミニストであることを公言しているブリーにまさにぴったりの役であろう。そのヴィクトリアをテーマとした映画をアマゾン・スタジオが製作することが発表された。「Deadline」によると、主演のブリーは、「アラフォー♀とルーキー♂」のロイド・ブラウン、『LBJ』(原題)のアンドリュー・ミットマンとともにプロデューサーも務めるという。ブリーが監督・主演した『Unicorn Story』でも製作総指揮を担当したアン・ウッドワードが今作でも同ポジションに。脚本はブレット・ラトナーが監督、ジョニー・デップが主演予定で進められていることで話題の『The Libertine』(原題)のジョン・コピットが手掛ける。昨年『ルーム』でアカデミー主演女優賞を獲得して以来、ひっきりなしに映画に出演しているブリー。日本では3月25日(土)から公開されるの『キングコング:髑髏島の巨神』、製作総指揮にマーティン・スコセッシを迎えた『フリー・ファイヤー』も4月29日(土)に公開が決定している。少し先のことではあるが2019年には超大作『Captain Marvel』(原題)も公開予定。それまでにも現時点で4,5本の新作出演を控えている。(Hiromi Kaku)
2017年03月23日米映画『ヘラクレス』のジャパンプレミアが19日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、主演を務めるドウェイン・ジョンソンが出席した。主人公・ヘラクレスを演じるジョンソンの来日は実に12年ぶりで、「東京は思い出の地。(レスラーとして)東京ドームで試合をしたことは、今も素晴らしく鮮明な記憶だよ。今回、自分にとって意義深い作品をみなさんに紹介できるのが、本当にうれしい」と喜びを噛みしめた。その他の写真本作は、全能の神ゼウスと人間アルクメネの間に生まれたヘラクレスが、不死身の獅子や地獄の番犬ケルベロスといった魔物たちとの戦いを通して、自身の出自や犯した罪と向き合い、真の英雄として目覚める冒険アクション大作。俳優転身後のジョンソンにとって、長年実現を夢見てきた企画で、“伝説の英雄”を演じるため、8か月におよぶトレーニングを積んで撮影にのぞんだ。そんなドウェインがレッドカーペットに姿を現すと、ファンは一斉に「ロック様」「ロッキー!」と愛称を叫び、会場のボルテージは一気に最高潮。今や米経済誌フォーブスが発表する“2013年世界興行収入が高かった俳優ランキング”でトップに君臨するジョンソンだが、ファンへのサインや写真撮影に気さくに応じ、「髪の毛のケアはどのくらいの頻度で?」と質問した女性ファンに「電気カミソリで1~2日に一度剃るんだ。触ってみるかい?」と自ら近づいていくなど、ファン思いの一面を垣間見せた。ジャパンプレミアにはブレット・ラトナー監督(『ラッシュアワー』シリーズ、『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』)、プロデューサーのボー・フリン氏が来場。また、日本ゲストとして、タレントのすみれ、プロレスラーの武藤敬司が駆けつけた。ジョンソンは「伝説でいらっしゃるムタさんとお会いできて光栄」と武藤との対面に感激しきりだった。『ヘラクレス』10月24日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2014年10月20日米俳優のドウェイン・ジョンソンが10月19日(日)、東京・六本木ヒルズで行われた主演作『ヘラクレス』のジャパンプレミアに出席した。12年ぶりとなる来日“降臨”に、駆けつけたファンからは、レスラー時代の愛称「ザ・ロック」「ロック様」と大歓声があがった。映画は誰もが知るギリシャ神話の英雄伝説を、肉食系アクションとして昇華させた超大作。全能の神・ゼウスと人間との間に生まれた“半神”ヘラクレスが、自ら犯した罪にさいなまれ、その救いを求めるために魔物たちとの戦いに挑む“12の難業”に身を投じる。もちろんドウェインが演じるのは、超人的な怪力と人間の心を合わせ持つ最強ヒーローのヘラクレス!来日を前に「この役を演じるために生まれてきた」と豪語していたドウェインだが、この日もスーツに身を包んでも隠しきれない肉体美で、ファンや報道陣を圧倒し、あふれんばかりのカリスマ性を放っていた。久しぶりの来日に「忘れられない思い出といえば、東京ドームで試合したという素晴らしい体験だね。また東京に戻ってきて、自分にとって重要な意味を持つ映画を紹介できるのがすごく嬉しいよ」と本人もしみじみ…。客席からの質問コーナーでは、ある女性ファンから「すてきな髪型はどのくらいの頻度で、お手入れしているんですか?」という誰もが気になる疑問が。ドウェインが「電気カミソリで1~2日に一度剃るんだ」と答えると、今度は「頭を触らせて!」と無茶なリクエストも飛んだが、ドウェインは「滅多に触らせないけど」と言いつつ気軽に応じ、気さくな人柄をのぞかせた。ジャパンプレミアには、ブレット・ラトナー監督(『ラッシュアワー』シリーズ、『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』)、プロデューサーのボー・フリン氏が来場。また、日本ゲストとして、タレントのすみれ、プロレスラーの武藤敬司も“緊急参戦”し、「ドウェインさん、本当に良い方!惚れちゃいましたね。He is perfectでしょ」(すみれさん)、「これからもプロレスや映画を通じて、世界中の人に希望を与えてください。それとオレのこと、ハリウッドに売り込んで」(武藤さん)とドウェインにメッセージを送った。『ヘラクレス』は10月24日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヘラクレス 2014年10月24日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年10月20日ギリシャ神話最強の英雄"ヘラクレス"の伝説を描く『ヘラクレス』のジャパンプレミアが、10月19日に六本木ヒルズで開催。主演のドウェイン・ジョンソン、ブレット・ラトナー監督、プロデューサーのボー・フリンが来日し、レッドカーペットを歩いた後、TOHO シネマズ 六本木ヒルズで舞台あいさつを行った。ドウェイン・ジョンソンは、ザ・ロックのリングネームで活躍しているプロレスラーで、昨今は俳優としても活動。2013年の米・経済紙『フォーブス』が発表した「2013 年最も世界興行収入が高かった俳優」として選ばれている。『ヘラクレス』は、ドウェイン・ジョンソンが長年、映画化を希望したというプロジェクトで、『ラッシュアワー』シリーズのヒットメーカー、ブレット・ラトナー監督がメガホンをとった。WWFでプロレスラーのザ・ロックとして名を馳せたドウェイン・ジョンソンは「子供時代はハワイで育ち、日本のプロレスラーから大いに影響を受けたよ。アントニオ猪木やタイガーマスクなどに憧れた」とコメント。続いて「今回は、僕にとって重要な作品『ヘラクレス』を紹介できてうれしく思う。東京のファンのみなさんに会えてとてもうれしい」と笑顔を見せた。ブレット・ラトナー監督も「日本のファンは、世界でいちばん素晴らしい」とリップサービスした。続いて、女優・歌手のすみれが、ギリシャ神話の女神のようなドレスで駆けつけ、ドウェインについて「本当に良い方で、惚れちゃいました。He is perfect!」と大興奮。最後に、プロレスラーの武藤敬司が、劇中のヘラクレスのような衣装で乱入。「史上最強の男はこの俺だ!」と殴りこみにかかるかと思いきや、ドウェインと会うと、上機嫌で握手。武藤は「これからもプロレスや映画を通じて、世界中の人に希望を与えてください」と言った後「ハリウッドに俺のことも売り込んで」と、ちゃっかりアピールをした。『ヘラクレス』は10 月24日(金)より全国公開。
2014年10月20日『ラッシュアワー』シリーズのブレット・ラトナー監督が贈る、世界で最も有名な勇者を描いた映画『ヘラクレス』。主演を演じるのは『ワイルド・スピード』シリーズを始め、数々のアクション映画で世界にその名を轟かせた“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソン。魔物を相手に立ち向かうドウェインの暴れっぷりが見どころでもある本作だが、シネマカフェでは、伝説が生み出される歴史の裏を支えていた4人の“ヨーロッパ美女”に注目した。恐るべき怪物と戦う“12の難業”を成し遂げ、生きる伝説となったヘラクレスは、いつしか金のためだけに戦う傭兵となり、仲間とギリシャ諸国を彷徨っていた。あるとき、国を守る依頼を受けた彼は国王の娘ユージニアとの出会いで何かが変わり、過酷な闘いへと挑んでいく…。いずれも劣らぬ4人の美女たち。まずは、ドウェイン演じるヘラクレスが仕える、トルキア国の王女・ユージニアを演じるスウェーデン出身の女優レベッカ・ファーガソン。ドウェインは「レベッカには目に見えない未知の資質があって、人を夢中にさせてしまうんだ。彼女は非常に美しくて、この役に命を吹き込んでくれた」と大絶賛!実はハリウッドではまだ無名ながらも、大人気シリーズ『ミッション・インポッシブル』の新作にトム・クルーズのヒロイン役に大抜擢される期待の新星だ。続いて、ヘラクレスの妻として妖艶な姿を披露するのはイリーナ・シェイク。サッカーポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウドの恋人である彼女は本作で映画デビュー。米男性誌で「最もセクシーな女性100人」で4位に選ばれるなど、本作でもセクシーさを存分に発揮している。そしてアテネの王女、アンティマケをフレッシュに演じるのは、ハンガリー出身バーバラ・パルヴィン。バーバラも本作でハリウッドデビューとなる。2010年ミラノ・コレクションでランウェイ・デビューしている彼女は、実は日本でもグリコ・ドロリッチのCMに出演の経歴も!最後にイングリッド・ボルゾ・ベルダル。ノルウェー出身の彼女は『ヘンゼル&グレーテル』にも出演しており、本作ではヘラクレス率いる傭兵軍団の紅一点、アタランテを演じており、美しい身のこなしで戦闘シーンに挑んでいる。『ヘラクレス』は10月24日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヘラクレス 2014年10月24日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年10月09日ドウェイン・ジョンソンが最強の英雄を演じるアクション・アドベンチャー超大作『ヘラクレス』の特別映像が公開になった。迫り来る敵をヘラクレスと仲間たちが倒す圧巻のバトルシーンを作り出すべく、俳優たちは過酷なトレーニングを積んだようだ。特別映像ギリシャ神話に登場する“ヘラクレス”は、全能の神ゼウスと人間との間に生まれた最強の英雄だが、映画は、仲間とともに傭兵として諸国を放浪していたヘラクレスが、ある戦いに巻き込まれる中で真の強さに目覚めて、英雄になるまでを豪快なアクションシーン満載で描いていく。これまで繰り返し語られてきたヘラクレスの物語では、最強の英雄ヘラクレスがひとりで敵を倒すことが多かった。しかし、本作では彼と仲間たちが力を合わせて壮絶な戦いを繰り広げる場面が大きな見どころだ。メガホンをとったブレット・ラトナー監督が「どのキャラクターにもスキルと持ち味がある。武器や役割、バックグラウンドも様々なんだ」と語るとおり、ヘラクレスと仲間たちは得意の武器、戦術で敵に立ち向かう。圧倒的なパワーを誇るヘラクレスの武器は、先端にネメアの獅子の牙がついた巨大なこん棒で、ジョンソンは「ヘラクレスらしい力強い戦い方を心がけた。より遠くまで敵をなぎ倒し、激しくやっつける。残忍さを極めた戦い方だ」と説明する。彼のいう通り、劇中に登場するヘラクレスが巨大なこん棒をふるうと敵がアッいう間に倒され、馬に乗った敵は怪力を駆使して馬ごとなぎ倒している!他にも短剣を駆使するアウトリュコスや、斧で残忍に敵を仕留めるテュデウス、目にもとまらぬ速さで矢を射るアタランテらヘラクレスの仲間も登場。演じる俳優たちは自身が“兵器”となって戦うため、撮影前から特訓を重ねた。ジョンソンは特訓の成果に大きな自身を抱いており、「観客は息をのむアクションにくぎづけになるだろう」と語っている。『ヘラクレス』10月24日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2014年10月08日中国の女優チャン・ジンチューが、『ミッション・インポッシブル』5作目に出演することがわかった。ジンチューはすでにイギリスのロケ現場で撮影に入っているらしい。ジンチューの役柄は明らかになっていないが、ストーリー上で重要なキャラクターだという。ジンチューは、2007年のブレット・ラトナー監督作『ラッシュアワー3』でハリウッド映画デビューを果たしている。『ミッション・インポッシブル5(仮題)』は、トム・クルーズと何度もコラボレーションをしているクリストファー・マッカリーが監督。前作に出演したジェレミー・レナー、サイモン・ペッグも再登場し、アレック・ボールドウィン、『ヘラクレス』のレベッカ・ファーガソン、『裏切りのサーカス』のサイモン・マクバーニーが新たに加わる。北米公開は来年12月25日の予定。文:猿渡由紀
2014年10月07日世界で最も有名なギリシャ神話の英雄伝説を描く“肉食系”アクション大作『ヘラクレス』が、10月24日(金)より劇場公開されることに先駆け、主演を務めたハリウッド最高のアクションスター、“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンが、実に12年ぶりに来日を果たすことが分かった。全能の神ゼウスと人間との間に生まれた“半神”であるヘラクレス(ドウェイン・ジョンソン)。超人的な怪力と人間の心を合わせ持つ、ギリシャ神話最強の英雄にして、地上最強の男は、我が子を殺してしまった罪にさいなまれ、その救いを求めて“12の試練”に挑戦する…。恐ろしい魔物たちとの壮絶な戦いの末、神話に名高い“12の難業”を成し遂げたヘラクレスの英雄伝説を、ドウェイン・ジョンソンを主演に迎えて、まったく新しい“肉食系”アクションへと昇華させた本作。世界最高峰のプロレス団体「WWE」で8度の王者に輝く元・人気プロレスラー“ザ・ロック”として知られたドウェインは、俳優に転身後、『ワイルド・スピード』シリーズを始めとする数々のアクション映画をメガヒットに導き、世界にその名を轟かせた。そして、アメリカの経済誌「フォーブス」が発表した「2013年世界興行収入が高かった俳優」ランキングでは、なんと並み居るスターたちを抑えて堂々の第1位を獲得。いまや、名実共に“ハリウッド最強の男”No.1に君臨している。ドウェインの来日は、『スコーピオン・キング』(’02)のPRで来日して以来、実に12年5か月ぶりの3度目。ドウェイン自身が「この役を演じるために生まれてきた」と豪語し、8か月におよぶトレーニングで、“さらなる”肉体改造を成し遂げたというだけに、気合いも十分だ。また、本作の監督を務めたブレット・ラトナーは、ジャッキー・チェン&クリス・タッカーの『ラッシュアワー』シリーズや、『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』で知られるヒットメーカー。ラトナー監督も『レッド・ドラゴン』のPR以来、11年9か月ぶりの来日となる。初タッグとなったドウェインについて、監督は「これまで僕の最愛の俳優はジャッキー・チェンだと思っていたが、今回新しい最愛のキャストに出会った。ドウェインだ。あれほど自分に厳しくトレーニングする人間は知らない。彼のプロ根性はすごいよ」と絶賛。2人は、ドウェイン史上最高の当たり役となる本作をひっさげて、10月19日(日)、20日(月)に来日し、プロモーションにあたるという。『ヘラクレス』は10月24日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月06日人類が、ウィルス性の寄生生物"ガストレア"との戦いに敗北した近未来を舞台に、異能を持つ高校生・里見蓮太郎と藍原延珠の活躍を描くTVアニメ『ブラック・ブレット』の関連商品3品がグルーヴガレージよりリリースされる。■40S&Wバラニウム弾キーホルダーガストレアの再生力を阻害できる金属「バラニウム」を弾頭部分に使用して作られた対ガストレア戦用の特殊銃弾をイメージした金属製キーホルダー。この銃弾は、里見蓮太郎の使用銃40S&WスプリンフィールドXDにも装填されている。カートリッジ底面には、銃の口径と、バラニウムの刻印まで施されたマニアックなグッズとなっている。【製品名】ブラック・ブレット40S&Wバラニウム弾キーホルダー【サイズ】(弾丸部分)全高:29mm / 直径:10mm※実弾40S&W弾と同サイズ【素材】合金 / スチール【価格】1,000円(税別)【発売日】7月下旬予定■民警IDカードケース型パスケース (里見蓮太郎IDカード付き)民警に所属することを証明する里見蓮太郎のIDカード入りパスケース。原作1巻に描かれたイラストから忠実に再現されたマニアックな商品で、ICカードをIDカードの下に収納可能。使うたびに蓮太郎の気分になれるプチコスプレグッズとなっている。【製品名】ブラック・ブレット民警IDカードケース型パスケース【サイズ】(パスケース部分)101mm×74mm / (ストラップ部分)115mm【素材】合皮 / PP / 合金 / 紙【価格】1,500円(税別)【発売日】7月下旬予定■"きゃらいど"ニンジン延珠ラバーストラップグルーヴガレージのオリジナルブランド、何かの上にキャラが乗っかった"きゃらいど"シリーズから、初のラバーストラップが登場。第4話のエンドカード、ニンジンロケットに乗った延珠をイメージした可愛いラバーストラップとなっている。【製品名】ブラック・ブレット"きゃらいど"ニンジン延珠ラバーストラップ【サイズ】66mm×60.5mm【素材】PVC【価格】800円(税別)【発売日】8月上旬予定(C)2013 神崎紫電/KADOKAWAアスキー・メディアワークス刊/ブラック・ブレット製作委員会
2014年06月04日ヒュー・ジャックマンを始め、オールスター“ゴージャス”キャストを徹底的に無駄遣いし、全米をドン引きさせた映画『ムービー43』の予告編と場面写真がついに解禁。映倫がかろうじて「R-15指定」と判断するほど、放送禁止用語&場面がヒド過ぎてこれ以上は踏み込めないという、その内容の一部が明らかになった。『レ・ミゼラブル』のヒューや、『タイタニック』のケイト・ウィンスレット、『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツ、『アメイジング・スパイダーマン』のエマ・ストーン、さらにハル・ベリーやリチャード・ギア、ジェラルド・バトラー、ユマ・サーマン、ナオミ・ワッツといった、超豪華トップスターたちが名を連ねている本作。ところが、興行的には大惨敗で、有名な映画評論サイト「ロッテン・トマト」では支持率わずか4%という絶望的な数字を記録。辛口の大物批評家、故ロジャー・エバートからも「観てから5分後には早くも後悔する」「観たことを記憶から消したくなるほどの映画」という、最大限の酷評を浴びせられている。そして今回予告編と同時に公開されたのがヒューが喉を抑えているビジュアル。何か詰まらせている様子で、ついつい「どうした!?」と心配してしまう。そもそもの始まりは、これまで弟のボビーとともに『メリーに首ったけ』『愛しのローズマリー』などのヒット作を世に送り出してきたピーター・ファレリー監督が、本作の企画を立ち上げたこと。そのプロジェクトは、製作資金を提供するはずだったスタジオが、あまりに非常識すぎる内容に怖じ気づいて撤退するなどの迷走を重ねながらも、構想&撮影に6年間もの歳月を費やし公開に至ったのだ。ピーター・ファレリーほか、『ラッシュアワー』のブレット・ラトナー、『スーパー!』のジェームズ・ガンなど、総勢10人のキレ者&クセ者監督が腕によりをかけて製作したはずが、彼らの意図とはまったく異なる形で、もはや都市伝説と化してしまった本作。「これで公開していいの?」と思わず叫びたくなる、前代未聞の3G(下品、下劣、下衆)コメディの衝撃度を、この予告編で確認してみて。『ムービー43』は8月10日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。※『ムービー43』の予告編映像はcinemacafe.net記事ページよりご覧いただけます。(C) 2013 Relativity Media(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムービー43 2013年8月10日より全国にて公開(C) 2013 Relativity Media
2013年06月21日スクリーンからご無沙汰気味だったエディ・マーフィと、ついに再会できる。ベン・スティラーとコンビを組む『ペントハウス』(2月3日(金)公開)で、マーフィはお得意のギャグを連発。華やかに帰ってきてくれた、世界中が愛してやまないコメディの王に話を聞いた。その他の写真「そろそろ家を出て何かやらなきゃまずいぞと思ってさ(笑)。ずいぶん家でのんびりしてきたからね。僕は前からベン(・スティラー)のファンで、一度共演したいとずっと思ってきた。今回、すばらしい形でその夢が実現したわけだ。それに、集団で何かを盗むというタイプの映画もやったことがなかった。経験のない分野に挑戦もしてみたかったのさ」投資詐欺の被害に遭い、将来の年金を失ってしまった高級コンドミニアムの従業員たちが、詐欺をした張本人の住むペントハウスに忍びこんで、隠されているに違いない財産を盗もうとする物語。スティラー演じるマネージャーをはじめ、従業員たちはまじめな人間ばかりで、盗みのノウハウなど持ち合わせていない。そこで助っ人となるのが、マーフィ演じるチンピラだ。ウォール街で抗議運動が展開される今、まさにタイムリーな話と言えるが、製作も兼ねているマーフィが原案を思いついた時には、それらの要素は含まれていなかった。「僕が思いついたアイデアは、不満を抱える従業員たちが、力を合わせて自分たちが勤務するビルから何かを盗もうとする、というものだった。そういった細かい部分は、(大物プロデューサー)ブライアン・グレイザーらと話を練っていくうちに付け足されていったんだよ」今月末に行われるアカデミー賞授賞式で、司会を務めることになっていたマーフィ。この取材でも、「オスカーは楽しいイベント。プレッシャーなんかないよ。舞台に立って、次に出てくる人を紹介すればいい。ついでにばかばかしいジョークをいくつか言うだけさ」と喜びを見せていたが、その後、授賞式のプロデューサーを務めるはずだったブレット・ラトナー監督がスキャンダル発言のため降板すると、マーフィも司会を辞退することに。『ペントハウス』で組んだばかりのラトナーへの忠誠心を示す行動と思われるが、マーフィの司会ぶりを楽しみにしていたファンには、残念なニュースだった。それだけに、次はどんな作品で笑わせてくれるのかが、ますます気になるところだ。『ペントハウス』2月3日(金)全国公開(C)2011 Universal Pictures. All Rights Reserved.
2012年02月02日ベン・スティラーとエディ・マーフィという2大コメディスターが初競演した話題作『ペントハウス』の日本公開が2012年2月3日(金)に決定し、予告編映像が公開された。『ペントハウス』予告編『ペントハウス』は、NYマンハッタンの一等地に立つ全米一の最高級マンション“ザ・タワー”を舞台に、ビルの管理マネージャー(ベン・スティラー)と使用人たちが、最上階(ペントハウス)に住むVIP居住者に騙し取られた自分たちの財産を奪い返すため、隠された20億円を強奪する作戦に出るという物語。本作でスティラーは熱血過ぎる管理マネージャー役を、マーフィは強奪作戦の助っ人を頼まれる泥棒役を演じている。今回公開された予告編では、タワーに勤めるマネージャーのスティラーが「本当の価値は極上のサービスだ」と仕事に胸を張る場面から始まり、最上階の住人である金融王に全財産を奪われてしまったことを知った使用人たちが、助っ人を頼んだ泥棒から盗みの技を習う様子がコミカルに描かれている。FBIが24時間監視する中、トリックが仕掛けられたペントハウスへ乗り込むために、最高級マンションの外壁を伝うスリリングなシーンも。予測不能でハチャメチャな強奪ミッションに出る使用人たちの奮闘に、ワクワクさせられる映像となっている。『ラッシュアワー』シリーズのブレット・ラトナー監督がメガホンをとり、ケイシー・アフレックや、『プレシャス』でアカデミー主演女優賞にノミネートされたガボレイ・シディベなど豪華キャストが顔を揃えた『ペントハウス』は、2012年2月3日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほかで全国ロードショー。『ペントハウス』2012年2月3日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
2011年12月22日『ラッシュアワー』シリーズなどヒット作の監督で、来年の第84回アカデミー賞授賞式TV中継のプロデューサーに決定していたブレット・ラトナーが8日、この大役を辞退したことが明らかになった。ラトナーは最近、TV番組である女優との性的関係について実名で面白おかしく語ったが、後にそれはうそだったと自ら認めた。さらに最新作『ペントハウス』の試写会で演出スタイルを語る際に同性愛者の差別用語を使うなど、笑えない失言続きで非難の声が高まる中、ラトナーは8日に映画芸術科学アカデミーにプロデューサーの辞退を申し入れたという。ラトナーは映画業界に宛てて公開書簡を発表。「この数日間、業界で最も尊敬する多くの人々から怒りや落胆の言葉をいただきました。数々のメディアで、人を傷つける愚かな言動をしたからです。私の発言に傷つき、気分を害された全ての方々に、この場を借りて心から謝罪したいと思います。私たちの業界には同性愛者のアーティストやスタッフが大勢います。彼らを傷つけてしまったことで私の心も深く痛んでいます」と反省の弁を語ったうえで、「今朝、トム・シェラック氏(映画芸術科学アカデミー会長)に連絡し、第84回アカデミー賞授賞式のTV中継のプロデューサーを辞退しました」と明かした。「オスカー授賞式の手伝いを依頼されたのは、私のキャリアで最も誇りに思える瞬間でした。この決断はとても辛いものですが、私が関わることで、アカデミーの高い理想の妨げとなってしまうとしたら、それは堪えがたいことです」と綴るラトナーの決断にシェラック会長は理解を示し、「彼はアカデミーのためにも、彼自身のためにも正しいことをしました。(中略)ブレットは善良な人間ですが、彼のコメントは受け入れがたいものでした。今回の件が、無神経で乱暴な発言がもたらす被害についての認識を高める良い機会となることを、私たちは願っています」と声明を発表した。ラトナーに代わるプロデューサーは現時点では未定。司会のエディ・マーフィはラトナーの抜擢だが、このキャスティングに変更はないものと見られている。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:ペントハウス 2012年冬、TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開© Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:エディ・マーフィー節、復活?ベン・スティラーと初競演『ペントハウス』が公開決定
2011年11月10日レオナルド・ディカプリオがFBIの創立者J・エドガー・フーバーを演じる『J・エドガー』のロサンゼルス・プレミア後のアフターパーティにリンジー・ローハンが押しかけ、ちょっとした騒動を引き起こした。リンジーは3日、「PLAYBOY」誌の撮影を終えた後、パーティ会場のハリウッド・ルーズヴェルト・ホテルに撮影時の衣裳とメイク((黒のミニドレスに真っ赤な口紅)のまま現われ、中に入ろうとした。「セキュリティと口論になったリンジーは、あらゆるセレブの名前を挙げて、『レオに会わなきゃいけないの』と訴えていました」と目撃者は「New York Post」紙に語る。強引に入場した彼女に招待客はドン引き状態だったという。「彼女は会場内をすごい勢いで歩き回ってレオに近づこうとしましたが、彼はセキュリティや友達に囲まれている状態でした」。それでもあきらめがつかず、レオがクリント・イーストウッド監督や脚本を手がけたダスティン・ランス・ブラックと話しているときに、一緒に写真を撮ってほしいと人を介して頼んだが、断られたという。パーティにはロン・ハワードやハーヴェイ・ワインスタイン、ブレット・ラトナーといったハリウッドの一流映画人たちの姿もあり、リンジーは『J・エドガー』も手がける大物プロデューサー、ブライアン・グレイザーに会いたいと探しまくっていたが、グレイザーはすでに会場を後にしていたという。リンジーのスポークスマンは「彼女はパーティに乱入したのではありません。出席者の1人に誘われていたのです。レオとクリントに一緒に写真を撮るようお願いしたかについては知りませんが、会場から出るようには言われていません」とコメントしている。リンジーは保護観察の条件に違反したという理由で30日間の禁固刑を言い渡されていて、9日に収監される予定だ。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:J・エドガー 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】2012年アカデミー賞はビッグネームの対立に?レオナルド・ディカプリオ、うら若きモデル2人を手玉にとる二股交際?クリント・イーストウッド、3年ぶりに俳優業に復帰か?映画主演を検討中レオ、FBI長官役で悲願のオスカーなるかイーストウッド監督作とのタッグ作公開決定
2011年11月07日みなさん、こんにちは!アメリカでは暦上で秋の季節に突入したのに伴い、各TV局が新しいドラマ、そして私のお気に入りドラマ「NCIS」、「glee/グリー踊る♪合唱部!?」をはじめとするシリーズの新シーズンを迎えるにあたり、一大プロモーションを行ってきました。しかし、本日みなさんにお届けしたいのは、今年の夏の映画事情の話題。あなたの今年の夏の映画のお気に入りの一本は何ですか?私のお気に入りは、夏に予想外のヒットを記録した『Bridesmaids』(原題)と言えそう。さて、ここアメリカの深刻な経済危機が連日ニュースで報道されていますが、映画の市場も打撃を受けていると思っている方も多いのでは?ところが、実際にはこの不況により映画市場はかえって好影響を受けており、例年の夏の映画市場の中でも群を抜いた盛況ぶりだったのです。信じられますか?実は、ボックスオフィスでは、今年3月まで興行はひどい低迷を見せていたのですが、サマーシーズンに入り状況は一転!その理由としては、『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『トランスフォーマー』、『ハリー・ポッター』、『X-MEN』、そして『ハングオーバー』など、たくさんのシリーズ作品が次々とヒットを打ち出したことはもちろん欠かせません。これらの映画により、夏のボックスオフィスは総計44億ドルという莫大な興行成績を記録しました!すごいと思いませんか?もちろん全米のみならず世界的にもこの夏の興行は好調だったようで、バラエティ誌の記述によれば、海外興収は前年度の422%で82億ドルを記録しているとのことです。この嬉しい記録は、ただ家でDVDやブルーレイを楽しむだけでなく、劇場に足を運んで映画を楽しんでいる人がまだまだたくさんいることの証ですよね。映画にまつわる他のニュースでは、先日コメディ俳優のエディ・マーフィーが来年のアカデミー賞授賞式の司会を務めることが発表されました。これはかなり驚きのニュースでした…と言うのも、ここ最近エディはずっと大人向けの映画に出演していないため。多くの人が彼は既にハリウッドから消えた存在として捉えており、今回の決定に疑問を感じています。しかし、個人的にはこの選択は悪くはないのでは、と思っています。この一大イベントの司会は並大抵の人物で務まるものではありませんし、今年のアン・ハサウェイとジェームズ・フランコという采配ミス(2人はとても頑張っていましたが、務まりきってはいませんでした…)から、来年のアカデミー賞は挽回をしなければなりませんからね。来年は面白くなりそうです。それはさておき、興味深いのは同授賞式のプロデュースを手がけるのが、ブレット・ラトナー監督だということであり、奇しくもエディは11月に全米公開されるラトナー監督の最新作『Tower Heist』(原題)に出演しているということ。これって何か関係が…?あなたは来年のハリウッド最大のイベントでエディ・マーフィーの司会ぶりに期待しますか?(text:Lisle Wilkerson)(英語原文)Hi everyone!!! We have now officially entered the fall season here in the US.All the networks have been advertising their upcoming new shows, as well as promoting the new seasons of fan favorites such as NCIS, GLEE, just to name a few.But today I am going to talk a bit about this past summer...did you have a favorite film that you went to see this summer? Probably my favorite movie this summer was the summer surprise hit "Bridesmaids".You would think that with all the bad news about the economy here in the US, that the movie theaters might be suffering as well...? Well, it seems that the current recession has had the EXACT OPPOSITE effect! In fact, this summer was one of the biggest summers of all time as far as movies goes!! Can you believe that?Box office sales for films were terrible until March, and then all of a sudden things started picking up. And OF COURSE it helped that there were SO many successful sequels that came out this summer as well...such as "Pirates of Caribbean", "Transformers", "Harry Potter", "X-Men", and even "Hangover". These movies helped bring the total box office revenue for the summer up to $4.4 billion !!!! Isn’t that crazy??!!!?But OF COURSE we mustn’t forget about the huge international audience as well, and according to an article in Variety magazine, the overseas numbers were up 422% to $8.2 billion!! So all things considered, I guess that is a very good sign that people still love going to the movie theater to watch films. It ISN’T just about sitting home and watching a DVD or Blu-Ray..Now in other movie news, last day it was announced that comedian/actor Eddie Murphy will be hosting the Academy Awards next year!! This is quite a bit surprise to many of us because....well, we haven’t really seen Eddie Murphy in a film that is targeted towards ADULTS in a LONG time!! And there are many people that think that the actor is no longer really "relevant" in Hollywood, therefore he isn’t a good choice. BUT I think he is a great choice for the awards show. After all, the Academy Awards is considered to be one of the hardest shows to host. And after last year’s terrible choice of Anne Hathaway and James Franco (who tried to get along, but just couldn’t get it right) the Academy DESPERATELY needs a hit. So I am hoping that next year will be it. It IS quite interesting that the producer of the Oscars next year is director Brett Ratner, and it just so happens that Eddie Murphy is going to be starring in Brett Ratner’s upcoming film "Tower Heist" which comes out in November. So what do you think? Are you excited about seeing Eddie Murphy host Hollywood’s biggest night next year?■関連作品:X-MEN :ファースト・ジェネレーション 2011年6月11日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開X-Men Character Likenesses TM & © 2011 Marvel Characters,Inc.All rights reserved. / TM and © 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.All rights reserved.トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 2011年7月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© TR3ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 2011年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.Bridesmaids (原題)© 2011 Universal PicturesTower Heist(原題)© 2011 - Universal Picturesハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES■関連記事:ジェニファー・ロペス、新恋人はハリウッドのモテ男?今度は『スマーフ』鑑賞ブランジェリーナ一家、日曜にロンドンのお気に入り映画館へ『ハリポタ』シリーズのドラコことトム・フェルトン、脳腫瘍の少年支援を呼びかけダニエル・ラドクリフ、交際中の恋人と結婚か?まさにダニエルの成長記『ハリー・ポッター』シリーズ総集編映像が到着!
2011年09月21日1年が過ぎるのは早いなと、思うこの時期。お正月、クリスマスなどもそんな風に思いますが、やはり映画業界にいると、オスカーをひとつの区切りとすることもしばしば。ですから、そろそろ今年のオスカーの話題でも書いてくださいとお声がかかると、「もうそんな時期ですか…」と思うのです。そのわりに、去年の話題作、つまり受賞作やノミネート作品については、すっかり“過去の映画”のような気もしたりして(失礼!)。でも、オスカー受賞者やオスカー候補者の場合は、その後の活躍次第で、旬が続いていたりもするもの。決して“過去の人”にならない俳優もいるものです。ちなみに、前回のオスカー受賞者&ノミニーは覚えていますか?主演男優賞は、ジェフ・ブリッジス、ジョージ・クルーニー、コリン・ファースにモーガン・フリーマン、ジェレミー・レナー。ほとんどが、言うまでもなく引き続き第一線で大活躍している人ばかり。コリン・ファースとジェフ・ブリッジスに至っては、今年もそれぞれ『英国王のスピーチ』と『トゥルー・グリット』(右写真)で印象深い演技を見せ、同賞を競います。前回はブリッジスの勝利となりましたが、今回はどうなるでしょうか。もうひとつ気になる部門が主演女優賞。勝者はサンドラ・ブロックでしたが、こちらもオスカーを獲ろうが獲るまいが、その後の活躍に何ら変わりはなさそうなメリル・ストリープとへレン・ミレンに肩を並べてノミネートされたのが、『17歳の肖像』のキャリー・マリガンと『プレシャス』のガボレイ・シディベでした。どちらもフレッシュな顔ぶれで、その後の活躍が期待される若手ですが、キャリー・マリガンは期待以上の成長を見せています。オリヴァー・ストーン監督作『ウォール・ストリート』でもなかなかの評判を得ていますが、素晴らしかったのが『わたしを離さないで』(上写真)の彼女。寄宿舎で育った幼なじみ、2人の女性と1人の男性との間に生まれた切ない恋物語のようでいて、もっともっと壮大な愛を語ったお話です。また、物語を推し進めていくのが3人の人生に埋め込まれた痛ましいまでの秘密。カズオ・イシグロの小説が原作なので、物語はドラマティックでありながら淡々としていて、主人公たちの切なすぎる運命を、神のような慈悲深い視点で見つめているのです。非現実的とも、SF的とも思える物語ですが、人々の感情をデリケートに切り取ったこの作品は、極めて現実的な情感にあふれています。そんな作品だからこそ、キャスティングはひときわ大きな意味を持っていたことでしょう。過酷な運命を静かに受け入れていく様子を表現するには、諦めの中にも魂や愛を感じさせる力を持っている俳優でなければすべてが台無しに。若くしてそれが出来る人はそう多くはないはずです。でも、「キャリー・マリガンなら」と、製作陣が語り手であるヒロインに、彼女を選んだわけは本編が始まってすぐにわかることでしょう。彼女の演技について、いろいろ語ることはできるのですが、私が強烈にキャリーの才能を確信した理由について書くことで、その代わりとしたいと思います。それは、終演後のこと。彼女が随所で見せてきた表情が、作品の余韻として脳裏に深く刻まれていたことに気づいたのです。映画を観終わってから数時間は、その余韻を味わうたびに、涙がこぼれそうになって困ったほど。『17歳の肖像』でも素晴らしい演技を見せていましたが、『わたしを離さないで』で彼女が見せたのは、数段に奥が深く力強い才能だったのです。オスカー候補者としての誇りをいまも見せ続けているキャリーですから、本作で再度ノミネートされても不思議ではないのですが、今年は残念ながらノミネートなし。こうなると、もう何が基準なのかワケが分からなくなってしまうのですが、今年の主演女優賞候補者はまた凄腕ぞろい。ちょっと怖すぎる顔ぶれなので、キャリーには来年再度狙ってもらいましょう。もう1人のガボレイ・シディべですが、かなり個性が強いだけに、キャリーのように出演作が続々…というわけにはいかないと思いますが、その個性と才能を放っておくほどハリウッドも野暮ではありません。『ラッシュアワー』でおなじみのブレット・ラトナー監督の最新作『Tower Heist』(原題)に出演するそう。エディ・マーフィー、ベン・スティラー、マシュー・ブロデリック、アラン・アルダら個性派の大物が登場する作品の中で、ガボレイがどう光るかが見ものですね。出来上がりが楽しみ!このように、オスカーを機に注目される俳優たちは多いですが、引き続き活躍できるかどうかは本人次第。運も才能なのだとすれば、良い作品、製作陣と出会う運命をフルに使って、「オスカーを獲ったけど、その後見ないね」とか「その後、作品に恵まれないね」と言われない道を歩んでほしいものです。せっかくの才能ですからね。(text:June Makiguchi)特集「2011年 第83回アカデミー賞」■関連作品:わたしを離さないで 2011年3月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマにて公開© 2010 Twentieth Century Foxウォール・ストリート 2011年2月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOXプレシャス 2010年4月24日よりシネマライズほか全国にて公開© PUSH PICTURES, LLC 17歳の肖像 2010年4月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開トゥルー・グリット 2011年3月18日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.■関連記事:毎年恒例オスカー候補者の昼食会が開催。話題の中心は、映画よりもファッション!?オスカー最多ノミネート作『英国王のスピーチ』再編集の動きに、G・ラッシュが猛反発働き女子の心得vol.1『英国王のスピーチ』に見る、尊敬&憧れの英国レディアカデミー賞最多部門ノミネート!『英国王のスピーチ』試写会に20組40名様ご招待オリヴァー・ストーン監督インタビュー「お金?危険な麻薬だね(笑)」
2011年02月09日その街は多くの人々を魅了し、また惑わし、時に温かく迎え、時に冷たく突き放す――。人も、出会いも、別れも愛も悲しみも…その全てを包み込む街、ニューヨーク。そびえ立つ摩天楼のはざま、公園、街角、バーなど、この街のどこかで生まれる様々な“愛”を世界各国から集まった監督たちがオムニバス形式で綴った『ニューヨーク,アイ ラブ ユー』。唯一、日本から参加となったのは海外にも多くのファンを持つ岩井俊二監督。ジョン・レノンゆかりのダコタハウスを印象的なロケーションとして使った作品で一編を担っている。岩井監督はニューヨークで何を思い、どのようにこの作品を作り上げていったのか?映画の公開を前に話を聞いた。岩井監督の作品に出演しているのは、オーランド・ブルーム&クリスティーナ・リッチという日本でも高い人気を誇る2人の俳優。互いに直接会ったことはない、仕事上のつながりだけの関係の男女の、携帯電話を通じてのコミュニケーションが軽妙に描かれる。この一編を引き受けることになったきっかけは、この作品のプロデューサーから届いた一通のメールだった。「ごく普通にメールが届いたんです。『こういう企画をやってるんだけど参加しませんか?』と。それで『じゃあやります』って。メールで依頼が来ることは多いですよ。今回に関して言えば、実際にニューヨーク入りして撮影が始まるまでは全て電話とメールのやり取りだけでしたし。まさにこの映画と同じ(笑)。直接会わずにメールと電話だけで仕事が進んでいく感じでした」。オーランドの起用に関してもひょんなきっかけから決まった。「僕はハリウッドの俳優さんは詳しくなくて、プロデューサーやキャスティング・ディレクターにいろいろ見せてもらったり紹介してもらったりしてて…。そんなことを繰り返してるうちにたまたまオーランドに行き当たったんだけど、実は彼はすごい親日家で、僕の以前の作品も観てて、すごく気に入ってくれてるということだったんです。最初はスタッフたちも『こういう内容の作品だし、キャストは大スターじゃない方が…』とか言ってたのに、オーランドがっていう話になった途端、女性スタッフは『キャー!』って(笑)。それから喫茶店で彼と会って話をして、すでに彼は役作りの話までしてくれてました。(印象は)猪突猛進型で、男らしいタイプですね(笑)」。岩井監督の本作に対するスタンスは「自然体」。本作の原案となっているパリを舞台にした『パリ、ジュテーム』を引き合いに出しつつ、監督はこう語る。「今回作るに当たって考えたのは、肩に力を入れずにフッとボールを投げようということ。個人的に、『パリ、ジュテーム』は18人の監督たちが18分の1の中で何とか特徴を出そうとユニークさを追求したのかな、と。ともすればそこに力みを感じなくもない気がして――。だから僕は力を入れずに自然体を心がけたんですが、完成した作品観たらほかのどの作品も全く力みがなくて同じ球筋でしたね(笑)」。では、その中で特に気に入っているのは?「個人的にはブレット・ラトナー監督の撮った車椅子の女の子の作品(アントン・イェルチン、オリヴィア・サールビー出演)が好きですね。まさに力が入ってない、いい感じの展開の物語でした」。監督はこの作品以前にニューヨークに1か月ほど住んでいた経験があったということだが、監督にとってこの街はどんな街なのだろうか?「自分にとって一番思い出深いのはダコタハウス。ここでジョン・レノンを殺したチャップマンという男についてのルポルタージュを読んだことがあって、すごく印象に残ってたんです。彼はポケットに『ライ麦畑でつかまえて』(J・D・サリンジャー著)を入れてるんだけど、『ライ麦畑』にもニューヨークが出てくる。ジョン・レノン殺害までの数日間、町をうろつくさまが(小説の主人公の)ホールデンと重なって…。自分で実際に(ダコタハウスに)訪れてみると、ただの場所でしかないんだけど、すごく(自分の中で存在が)大きくて。その後に作った『リリイ・シュシュのすべて』にもすごく影響を与えましたね」。最後に、もし監督が東京でこうしたオムニバスを撮るとしたら、どこを舞台にどんな物語を作るか聞いてみた。「どこだろう…恵比寿とか目黒かな?深い意味はないんですが慣れ親しんでいて、好きな街なんです、渋谷から少し離れていて…。等身大の気張らない物語を撮ると思います」。シネマカフェSweet「大人な恋愛映画ガイド特集」■関連作品:ニューヨーク,アイ ラブ ユー 2010年2月27日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© NY5,LLC-All Rights Reserved.■関連記事:「最も胸きゅんな映画」ランキング!1位はラブコメの帝王のあの群像劇『ニューヨーク,アイラブユー』公開記念恋愛力アップグッズを合計8名様プレゼント一緒にこたつでミカンを食べたい俳優第1位は…この冬こたつを買ったばかりの堺雅人!オーランド・ブルーム、『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作出演をきっぱり否定街角から生まれる愛のドラマ『ニューヨーク,アイ ラブ ユー』ブックカバーを5名様プレゼント
2010年02月26日名だたる映画監督たちに愛され、数々の名作が誕生してきた夢の舞台、ニューヨーク。世界各国の監督とハリウッド・スターが集結し、それぞれのこの街への想いを映画にした、オムニバス・ラブストーリー『ニューヨーク、アイ ラブ ユー』(原題)の待望の日本公開が、2010年2月に決定!さらに、迫る10月16日(金)の全米公開に先駆けて、本作のキービジュアルが解禁となった。文化や流行の発信地であり、人種のるつぼのニューヨークを舞台に、出会いや別れ、様々な「愛」の物語を紡ぎだす本作は、パリの街を舞台に映画化され2007年に日本でも公開された『パリ、ジュテーム』にインスパイアされる形で製作された。ニューヨークと言えば、これまで夢や栄光、成功を追い求める映画の舞台として描かれてきたが、9・11以降は、人と人との繋がりが叫ばれる風潮の中で、人間味あふれる人々が出会う新たな町として描かれてきた。今回、監督それぞれの目に映る街の景色が、どんな映像や物語に反映されているのか楽しみなところ。ナタリー・ポートマンの初映画監督&脚本でも話題を集める本作だが、日本からも岩井俊二、ほかにイヴァン・アタル(『フレンチなしあわせのみつけ方』)、アレン・ヒューズ(『フロム・ヘル』)、ブレット・ラトナー(「プリズン・ブレイク」製作総指揮)など多彩な顔ぶれが世界各国から集結。キャスト陣には、岩井監督作にオーランド・ブルームとクリスティーナ・リッチが、そのほかヘイデン・クリステンセン、シャイア・ラブーフ、アンディ・ガルシアなど錚々たる俳優陣がそろった。10篇にわたるオムニバス形式で、初恋や痛みを伴う愛、つかの間の愛、忘れられない愛、拒まれる愛、そして永遠に続く愛まで、様々な形の愛が描かれる。『ニューヨーク、アイ ラブ ユー』(原題)は2010年2月、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。■関連作品:ニューヨーク、アイ ラブ ユー (原題) 2010年2月、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開■関連記事:オーランド・ブルームがユニセフ親善大使に。水の大切さを訴えるオーランド・ブルームのハリウッドの自宅に空き巣!被害額は50万ドル?スカーレット・ヨハンソン、ドルチェ&ガッバーナの顔でミラノ・コレクションに登場
2009年10月15日