高視聴率ドラマ「THE MENTALISTメンタリストの捜査ファイル」の美人捜査官テレサ・リズボン役でおなじみ、ロビン・タニーに直撃インタビュー!前篇に続き、後篇をお届けします。『エンパイア・レコード』、『ザ・クラフト』から『バーティカル・リミット』、『ハリウッドランド』まで、映画女優としても注目を集めてきたロビン。20年におよぶキャリアを、彼女は「幸運なもの」と捉えているそうです。「この20年間、作品に出演し続けられてきたのは幸運だったと思う。もちろん、その間には波もあって、『エンパイア・レコード』『ザ・クラフト』を皮切りに3年間ほど注目を集めた後、2年間ほど注目されない時期もあった。そういった波を20代のうちに経験していると、現状に対して謙虚な気持ちになれるものよ。いまの私を認知してくれている人の存在をありがたく思える一方、自分だけの成功じゃないと考えられるようになるの」。映画界を中心に活動してきたロビンの目が、キャリア初期を過ごしたドラマの世界に再び向き始めたのは「プリズン・ブレイク」のベロニカ役から。こんなことがあったそうです。「あれは『プリズン・ブレイク』に出る前のことだったわ。スターバックスで会った人が『ザ・クラフト』の私を覚えてくれていて、『あら、あなた!『ザ・クラフト』の子じゃない!どうして最近は演技をしていないの?いまは何をしているの?』なんて話しかけてきたの。私はもちろんずっと女優を続けてきていたから、すごくショックだったわ。“あなたが観ない映画に出ているだけで、演技は続けているわよ…”ってね。でも、だからと言って、自分をスターとして見てもらいたいと思い始めてしまうと、役者は役者ではなくなると思う。だって、人が何を思うかは自分にはコントロールできないことでしょう?コントロールしたくなってしまうと、全てを失ったときに対する恐怖心が大きくなるだけ。人が見る私と自分自身を直結して考えないようにしてきたからこそ、ドラマに出演することで女優としての認知度が高くなった現状を冷静に受け止められているのだと思うわ」。だからこそ、ロビンは常に自然体。40歳を迎えた美貌からも、ナチュラルな魅力が伝わってきます。「大切なのは、日に当たり過ぎないこと!洗顔してきちんと保湿すること!食べ物に気をつけること!美味しくて体にいいものを食べなくちゃね。痩せ過ぎは駄目よ。30歳を過ぎたら顔がどんどん下がってきちゃうから、持ちこたえるだけのお肉はある程度必要(笑)。容姿って、誰でも人とは違う部分があるものでしょう?それを私たちは欠点だと思ってしまいがちだけど、実はチャームポイントなの。みんなが同じ顔をしていたらつまらないしね。自分自身を愛して満足すれば、周りにも美しく見えるものよ。もちろん、美顔ローラーは使うべきだけど(笑)」。ところで、ロビンが前回プロモーションのために来日した際の作品は『バーティカル・リミット』。この映画で、ロビンはクリス・オドネル扮する主人公の妹を演じていました。クリスと言えば、「THE MENTALISTメンタリストの捜査ファイル」と同じCBSネットワークで放送中の人気ドラマ「NCIS:LA極秘潜入捜査班」の主演スター!『バーティカル・リミット』の兄妹が揃ってCBSを背負って立つ存在になるとは、ちょっと面白いです。「しかも、どちらも犯罪捜査ドラマなのよね!(笑)クリスとはCBSのイベントで顔を合わせることも多いわ。彼は仕事熱心で真面目な努力家。私たちは2人でいまの状況を笑い合っているの。『お互い頑張ってるよね』って。彼って、年齢の重ね方がすごく上手だと思わない?いまの方が以前よりずっとハンサムだわ。俳優の中には、若い頃は素敵だったのに…っていう人も大勢いるのにね。え?サイモン・ベイカーと比べて、どちらが素敵か??うーん…、選べないわ…。2人とも本当にとってもハンサムだもの!」(text:Hikaru Watanabe)「THE MENTALISTメンタリストの捜査ファイルシーズン3」スーパー!ドラマTVにて毎週水曜日22:00~放送中公式サイト:© Warner Bros. Entertainment Inc.■関連作品:THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル [海外TVドラマ]
2012年07月05日海外ドラマのスターたちに直撃するインタビュー・シリーズの第4弾。今回は「THE MENTALISTメンタリストの捜査ファイル」の美人捜査官テレサ・リズボン役でおなじみ、ロビン・タニーに話を聞きました。型破りな犯罪コンサルタント、パトリック・ジェーンの面倒を見つつ(?)、数々の犯罪に立ち向かう敏腕捜査官・リズボン。全米放送開始の2008年以来、ロビンは4シーズンにわたってリズボンを演じてきました。「ドラマの撮影で楽しいのは、演技にアレンジの幅を持たせられるところ。でも、それは同時に大変なことでもあって、特にこういった犯罪捜査ドラマの場合、お約束の展開の中で違った見せ方をしなくてはならないのが難しいわ。死体を発見したときの反応や遺族との話し方が毎回同じだったら、視聴者は飽きてしまうでしょう?どうすればエキサイティングに見えるか、飽きさせないようにできるかを考えるのは私にとっても大きなチャレンジよ。その点、サイモン・ベイカーのような共演者に恵まれている私はラッキーね。彼は常に新鮮な演技をするから、彼に触発されて私もいい演技ができるの。すごく勉強になるしね」。ジェーン役の主演俳優・サイモンとの相性の良さは誰もが認めるところ。彼ら自身もすごく仲良しなのだそうです。「私たち自身の関係が深まるにつれ、ジェーンとリズボンの関係も親密になっていると思う。サイモンはいまや私の家族のような存在。いなくなったら心に大きな穴が開いちゃうわ。いま、私は新居を探している最中なんだけど、サイモンが候補の家をチェックしてくれているの。写真を見ながら、“この塀はよくない!”“この窓はありえない!”ってね。彼は何事にもこだわりのある人で、ちょっと細か過ぎるくらいなんだけど…。でも、すごく腹立たしいことに、彼の言うことって大抵正しいの!逆に、私が彼にアドバイスをすることだってあるのよ。“奥さんへのプレゼントはこれがいいんじゃない?”“髪の毛をそろそろ切るべきじゃない?”“今日は歯医者さんに行くべきよ!”ってね。彼は60%の確率で私の言うことを聞くわ。悪い数字じゃないわよね(笑)」。そのサイモンはいまやドラマ界のセクシー男優ランキングの常連。彼を間近で見ているロビンにとっても彼はセクシー?それとも、世間が騒ぐほどでもない…?「悔しいことに、やっぱりセクシーよ(笑)。サイモンは私が求める男性像の水準を上げたわ。彼は本当に家族を大切にしていて、土曜の朝5時まで撮影が続いても、8時には息子のサッカーの試合を観に行くの」。ところで、相棒以上恋人未満とも言えるジェーンとリズボンの関係。2人の仲はロマンスに発展すると思う?「視聴者の意見は両極端で、“2人は結ばれるべき!”と主張する人と“結ばれたら観るのをやめる!”と言う人がいるそうよ。私としては、たとえ結ばれるとしてもシリーズが最終回を迎えるときがいいんじゃないかなと思う。だって、一度結ばれたら、後は別れるしかないでしょう(笑)?別れる2人を見たくはないから、最後のお楽しみにしておきたいわ。もちろん、このドラマの製作陣は本当に頭が良くて優秀だから、彼らが決める展開を絶対的に支持するけど。ただ、サイモンにキスするのはちょっとね…。兄弟にキスするみたいで変よ」。インタビュー後編では、ロビン自身をクローズアップ。キャリアのこと、美しさの秘密などを語っていただきました。そして、ロビンが大絶賛するセクシー俳優とは…?サイモン・ベイカーに強敵現る!?(text:Hikaru Watanabe)「THE MENTALISTメンタリストの捜査ファイルシーズン3」スーパー!ドラマTVにて毎週水曜日22:00~放送中公式サイト:© Warner Bros. Entertainment Inc.■関連作品:THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル [海外TVドラマ]
2012年06月28日