人気タイトル「進撃の巨人」における異例のスピンオフ作品として話題のTVアニメ『進撃! 巨人中学校』だが、何とアニメパートに加え、出演キャストによるスペシャルコーナーが放送されることが決定した。スペシャルコーナーは2つのコーナーで構成されており、1コーナー目の『進撃! トレジャーハント』ではエレン役の梶裕貴、ミカサ役の石川由依、アルミン役の井上麻里奈に加え、ベルトルト役の橋詰知久の4人が出演し、学校を舞台に繰り広げられるさまざまな試練を4人が乗り越え、隠されたお宝を目指していく。2コーナー目の『サシャがひとりで○してみた!!』は、サシャ役の小林ゆうがソロで出演。巨人中きっての食いしん坊キャラとして、一度はやってみたかったあれこれにチャレンジするという、まさにサシャらしい欲張り企画となっている。ちなみにTVアニメ『進撃の巨人』シリーズではお馴染みの『巨人くん』も、本コーナーでは小林ゆうとともにチャレンジしている。気になる内容が盛りだくさんのスペシャルコーナーは、『進撃! 巨人中学校』アニメパート放送後にて順次放送される予定。○○してみた」PVTVアニメ『進撃! 巨人中学校』は、2015年10月3日(土)にMBSで放送されるのを皮切りに、TOKYO MX、BS11、RKK(熊本放送)、SBS(静岡放送)にて放送予定。(C)中川沙樹・諫山創・講談社/「進撃!巨人中学校」製作委員会
2015年09月21日「進撃の巨人」のスピンオフ作品として話題を呼び、2015年10月より放送開始となるTVアニメ『進撃! 巨人中学校』だが、その放送に先んじて、先行上映会が開催されることが決定した。上映会は9月26日(土)に東京2回、27日(日)に大阪2回の計2カ所・計4回の日程で開催される。先行上映会には、出演声優によるキャストトークも合わせて開催される予定となっており、1日目の東京では、エレン・イェーガー役の梶裕貴とミカサ・アッカーマン役の石川由依、そしてアルミン・アルレルト役の井上麻里奈が出演。2日目の大阪では石川由依に加え、サシャ・ブラウス役の小林ゆうと、ベルトルト・フーバー役の橋詰知久が出演する。こちらの先行上映会は、通販サイト「きゃにめ,jp」にて9月7日(月)23時59分まで先行エントリーを受付中。詳細ならびにエントリーは、特設サイトをチェックしてほしい。■TVアニメ『進撃! 巨人中学校』先行上映会 - 開催概要【東京】日時 : 9月26日(土)1回目 / 18時開演2回目 / 19時30分開演場所 : 新宿バルト9出演 : 梶裕貴、石川由依、井上麻里奈内容 : 上映会+キャストトーク料金 : 2,000円(税込)【大阪】日時 : 9月27日(日)1回目 / 13時30分開演2回目 / 15時30分開演場所 : MBS 1Fちゃやまちプラザステージ出演 : 石川由依、小林ゆう、橋詰知久内容 : 上映会+キャストトーク料金 : 2,000円(税込)TVアニメ『進撃! 巨人中学校』は、2015年10月よりMBSほかにて放送開始予定。(C)中川沙樹・諫山創・講談社/「進撃!巨人中学校」製作委員会
2015年08月26日岡田准一、榮倉奈々、福士蒼汰らを迎え、有川浩原作の大人気小説シリーズを実写化する第2弾『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』。こちらの公開を記念して、過去の“実写&アニメ”劇場版『図書館戦争』をファンと振り返る「図書館戦争ファンミーティング カミツレの夕べ」の開催が決定。原作者・有川氏がゲストとしてイベントに出演することが分かった。本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川氏原作の「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。スピンオフ小説や漫画化など様々なメディアで展開されており、2008年4月からは井上麻里奈、前野智昭、鈴木達央ら豪華人気声優陣が集結しフジテレビ・ノイタミナ枠にてTVアニメ化。2013年には、岡田さん、榮倉さん、福士さんに、栗山千明、田中圭ら原作ファン納得のキャスト陣を迎え実写版映画『図書館戦争』が公開、大ヒットを記録した。公開直後から続編を望む声が上がっており、ファン待望の続編となる本作が10月10日(土)より公開される。本作の公開を記念した今回のイベントでは、実写版『図書館戦争』とアニメ『図書館戦争 革命のつばさ』の2作品を上映。実写とアニメのコラボレーションに加え、当日は原作者の有川氏がスペシャルゲストとして出演。実写版映画の佐藤信介監督と辻本珠子プロデューサー、そしてアニメ劇場版の渡邊隆史プロデューサーとともに、図書館戦争の製作にまつわる“図書館戦争マル秘裏話”について語るトークイベントが開催される。さらに、最新作『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』の舞台裏についても語られるかもしれない(!?)とのことなので、ファン必見の内容になるようだ。先日、アニメ版で手塚光を演じた声優・鈴木さんの本作出演が発表され大きな反響を呼んだことからも、原作、アニメ、実写とカテゴリーの垣根を超えて愛されていることが伺える「図書館戦争」。すべての「図書館戦争」ファンが集まる、またとない貴重な本イベントは、図書館戦争KADOKAWA総合サイトにて現在参加者受付中だ。(9月2日(水)23時59分まで)。「図書館戦争ファンミーティング カミツレの夕べ」は9月11日(金)18時より開場予定。『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』は10月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月26日公開初日を迎えたアニメーション映画『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』の初日舞台あいさつが27日、東京・新宿バルト9で行われ、主要キャストとスタッフが登壇した。この日の舞台あいさつには、全国から4万人を越える応募があり、その中から選ばれた420名で来場。本作の主人公エレン・イェーガー役を務め、調査兵団のジャケット姿を羽織った梶裕貴は、身に付けたマントを放り投げるパフォーマンスを見せると、会場はファンたちの黄色い歓声に包まれた。ステージには、梶に加え、ミカサ・アッカーマン役の石川由依、アルミン・アルレルト役の井上麻里奈、荒木哲郎監督の4名が登壇し、作品についてさまざまなトークを繰り広げた。ようやく初日を迎えたことに対して、梶は「TV放送開始から3年経って、やっと作品を客観的に見れるようになりました」と感慨深げに心境を吐露。「特にこの主役の声をやっている人、叫びまくっているけど、声大丈夫かなって(笑)」と、自身のことを他人事のように話して会場を沸かせた。また、作品を作り続けた荒木監督は、「キャストの皆さんがそれぞれのキャラクターに似てきたというより、それぞれのキャラクターがキャストの皆さんのキャラに似てきましたね」と、本作を通じてキャラクターの成長を感じ取っていたことを明かした。会場には、映画の大ヒットを記念した約1メートルの巨大な巨人の顔の形をしたくす玉が用意されており、会場全員でのカウントダウン。その後梶による「進撃開始!!!」という号令でくす玉が割られ、会場は大きな拍手で包まれながら幕を閉じた。なお、本作の舞台あいさつは、関東近郊ほか大阪・名古屋など、全国17カ所で行われる。『進撃の巨人』は、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で2009年9月から連載スタートした諫山創氏による人気漫画で、8月7日にはコミックス第17巻が発売される。2013年4月~9月にはTVアニメ(全25話)が放映され、同年末の「NHK紅白歌合戦」にアニメ版の主題歌が選出され大きな話題となった。2014年11月22日から、TVアニメの第1話~第13話を新タビングによる5.1chリマスターした総集編『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』が公開され、Blu-ray初回限定版(9,720円)&通常版(5,184円)、DVD初回限定版(8,640円)&通常版(4,104円)がポニーキャニオンから発売中。また、三浦春馬が主演を務める実写版の映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前後編)が、8月1日と9月19日に連続公開される。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
2015年06月28日アニメーション映画『劇場版進撃の巨人後編~自由の翼~』が6月27日(土)に公開を迎え、声優を務めた梶裕貴、石川由依、井上麻里奈に荒木哲郎監督が揃って舞台挨拶に登壇した。累計5千万部突破の諌山創の大ヒット漫画のTVアニメシリーズの総集編として製作された本作。新たに製作されたシーンを加えつつ、今回の後編はTVシリーズの14話~25話をベースに、主人公・エレンら調査兵団と巨人の戦い、彼らが巨人の謎に迫っていくさまを描き出す。梶さんらはマントに身を包んだ姿で客席後方より登場し、壇上に上がるとマントを脱ぎ捨てたが、その下には調査兵団のジャケットを着ており、会場は歓声に包まれる。梶さんは「やっとみなさんにご覧いただけます。『進撃の巨人』はいろんなコラボレーションがありますが、その神髄はやはり、本編のドラマにあります。前編を見て僕自身も早く後編を見たいと思ってました!」と興奮した面持ちで語る。石川さんは後編の見どころとして「調査兵団としての戦い」を挙げ「女型の巨人が…」とその一部を明かすが、すかさず梶さん、井上さんから白々しく「えぇ?そんなのが出てくるの?」と追及。石川さんは苦笑交じりに「きっと戦うんです(笑)。わかんないですけど(笑)、いろんなシーンが盛り上がって『面白かった!』と思ってもらえる映画になってると思います」と語る。井上さんは、そんな石川さんからの流れを完全に無視し、あっさり「女型の巨人が出てきて、それを中心に展開します!」とあっさりと明かし、会場は爆笑。自身が演じるアルミンについても「見どころ満載です!アルミンの良さが前面に出てきます」とアピールした。荒木監督は、梶さんが語ったのと同様に「もちろんアクションが見どころではありますが、『進撃の巨人』のいいところはアクション以上にドラマです」とエレンらが織りなすドラマこそがポイントだと強調。TVシリーズを2時間の映画にするうえで、もう一段階、磨き上げる作業を行い、この作品の本質を明らかにすることができたと思います」と自信をのぞかせた。梶さんは改めて本作、そしてTVシリーズについて「魂を込めて収録した」と強い思い入れを吐露。最後は観客と一緒に「心臓を捧げよ!」のポーズを決め、作品の船出を祝った。『劇場版進撃の巨人後編~自由の翼~』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月27日実写映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』前後篇(8月1日、9月19日連続公開)と、『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』(6月27日公開)の『進撃の巨人』2大映画の公開を記念し、実写映画版&劇場アニメのダブルキャストによるインタビューが行われた。その模様は、6月23日より発売される講談社18誌で順次掲載され、今回その一部が先行で公開されている。公開されたインタビューは、実写版で主人公・エレンを演じた俳優の三浦春馬×劇場アニメでエレンの声を担当した声優の梶裕貴、原作でも人気の高いキャラクター・ミカサを実写版で演じた水原希子×アニメ版の石川由依という組み合わせ。役柄に対する思いはもちろん、撮影中の意外なエピソードも明かされた。実写版での演技の参考にするために、梶が声優を務めたTVアニメ版を何度も見たという三浦。対する梶も、事前に実写映画を見てインタビューに臨んだ。三浦がアニメ版について「最初は『参考にするシーンだけ……』と思っていても、面白くて見続けちゃうんですよ」と告白すると、梶は「そう言っていただけると、出演者として本当にうれしいです」と笑顔を見せた。お互いにエレンを演じた上での苦労について、梶が「エレンは叫んでいるセリフが多いので、声帯への負担も大きく、喉のメンテナンスが大事だと痛感しました」と語った一方、三浦は「一番キツかったのは砂ぼこり」と実写ならではの要素を挙げ、「撮影の時は、小さな発砲スチロールや砂を巨大な扇風機のような機械で飛ばしてほこりを表現しているんですが、それが顔にばしばし当たるんです」とエピソードを披露した。さらに対談では、三浦が梶に声優の道に進もうと思ったきっかけを尋ねるなど、踏み込んだ話題も。梶が「『声優という職業は、努力すれば何事も全て自分の力になる』という言葉を知って目指し始めたのがきっかけです」と明かすと、それを聞いた三浦は「『頑張っていることが全部、自分の力になる』というのはすてきですね」と、その言葉に感動した様子だった。一方、本作のヒロインであるミカサを演じた水原と石川。水原が「ミカサって口数が多くないですから、ちょっとした一言に表現されるものが多くて、私も演じてて難しさを実感しました」と語ると、石川も「確かにミカサって感情の起伏がそんなにないんですが、その中にいろいろな気持ちが込められているんですよね」と同じ役柄に抱いた印象を共有する。また、実写版の撮影前には石川から水原に激励のメッセージが送られていたことが明らかに。それについて石川は、「別の作品で御一緒した方が、実写映画でハンジ役を務められている石原さとみさんとお友達だったんです。それで実写映画版でハンジを演じられているという縁で、『ミカサ役の水原さんにメッセージを』って流れになって…」とその内幕を語る場面もあった。両作の原作である『進撃の巨人』は、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で2009年9月から連載スタートした諫山創氏による人気漫画。『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』は、TVアニメの第14話~第25話を新ダビングによる5.1chリマスターでまとめたもので、2014年11月に公開された『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢』の続編となる。一方の 実写映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』前後篇は、原作者・諫山氏の監修のもと、樋口真嗣監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。共演には本郷奏多(アルミン)、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)、石原さとみ(ハンジ)、長谷川博己(シキシマ)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)、武田梨奈(リル)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)らが出演する。なお、三浦×梶のインタビューは『週刊少年マガジン 2015年31号』(7月1日)、『なかよし 8月号』(7月3日発売)、『月刊少年マガジン 8月号』(7月6日発売)、『別冊少年マガジン 8月号』(7月9日発売)、『FRaU 8月号』(7月12日)に掲載。水原×石川のインタビューは『ViVi 8月号』(6月23日)、『デザート 8月号』(6月24日)、『月刊アフタヌーン 2015年8月号』(6月25日)に登場する。さらに、実写版でアルミンを演じた本郷奏多×アニメ版の井上麻里奈、実写版ハンジの石原さとみ×アニメ版の朴璐美、実写版監督の樋口真嗣氏×劇場アニメ監督の荒木哲郎氏らによるWインタビューも順次公開されるという。(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会(C)諫山創/講談社
2015年06月18日全世界累計発行部数5,000万部を超える超人気コミック「進撃の巨人」。この度、アニメ『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』が6月27日(土)より、実写版『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』前後篇が8月1日(土)、9月19日(土)より公開されるのを記念して、実写映画版と劇場アニメのWキャスト&W監督によるインタビューが実現。エレン役を務める三浦春馬と、声優・梶裕貴、そしてミカサ役を務める水原希子と声優・石川由依の対談模様の一部が解禁された。原作は、「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載中の諫山創による同名漫画。2013年にはアニメ第1期が放送され、その完成度の高い映像で話題を集めた。2016年にはアニメ第2期の放送が予定されており、その人気と勢いは留まるところを知らない。そして、満を持して発表された実写化では、主演の三浦さんを始め、水原さん、石原さとみ、本郷奏多、長谷川博己、ピエール瀧、監督は樋口真嗣という豪華スタッフ&キャスト陣が集結し、全世界大注目の本作の世界を描き出す。今回、アニメ版と実写版で“「進撃の巨人」ワールド”に携わったキャスト陣の夢の対談が実現。前述したエレン役、ミカサ役のWキャストに加え、アルミン役・本郷さんと声優・井上麻里奈、ハンジ役・石原さんと声優・朴ロ美、さらに、樋口監督と荒木哲郎監督(劇場アニメ監督)という超大型対談が続々と登場。そのインタビューの内容の一部がこの度明らかとなった。主演を務める三浦さんと梶さんの“Wエレン・スペシャルインタビュー”では、互いの撮影秘話について語った。――三浦さんは原作だけでなく、テレビアニメも全話ご覧になっているんですよね。三浦さん:演技の参考にと、テレビアニメ版を何回も観ていました。最初は「参考にするシーンだけ…」と思っていても、面白くて観続けちゃうんですよ。梶さん:そういっていただけると、出演者として本当に嬉しいです!僕も実写映画版を観させていただいたんですが、迫りくる巨人の姿を見て、実写映画ならではの不気味さを感じました。撮影は相当大変だったんじゃないですか?三浦さん:一番キツかったのは砂ぼこりでしたね。撮影のときは、小さな発砲スチロールや砂を巨大な扇風機のような機械で飛ばしてほこりを表現しているんですが、それが顔にばしばし当たるんです。――梶さんも劇場アニメの収録では、ご苦労されたのでは?梶さん:テレビシリーズの収録で僕が苦労したのは、喉のケアでした。テレビアニメのアフレコは、1話あたり通常3~5時間くらいかかるんですが、エレンは叫んでいるセリフが多いので、声帯への負担も大きく、喉のメンテナンスが大事だと痛感しました。三浦さん:梶さんは、なぜ声優の道を進もうと思われたんですか?梶さん:小学生の頃は「将来の夢のために頑張る」ことが好きで、3日ごとに夢が変わったりしてました(笑)。その後、「声優という職業は、努力すれば何事も全て自分の力になる」という言葉を知って目指し始めたのがきっかけです。三浦さん:「頑張っていることが全部、自分の力になる」というのは素敵ですね。またミカサ役の2人は、実写映画撮影時に石川さんから水原さんへエールを送ったという間柄だそう。ここではそれぞれの作品の印象について改めて明かした。――劇場アニメと実写映画版をご覧になった印象はいかがでしたか?石川さん:ミカサとか、エレンとか、キャラクターの名前は原作と共通しながらも、実写映画版らしいお話になっていて。テレビアニメにもあったシーンが盛り込まれていたりして、原作やテレビアニメを知っている人も、あらためて楽しめそうだなって思いました。水原さん:ありがとうございます(笑)。私は撮影前にテレビアニメを観たときは、「これをどうやって映像化するんだろう?」っていう不安がすごくて(笑)。――劇場アニメのミカサに対しては、どんな印象を抱かれましたか?水原さん:ミカサって口数が多くないですから、ちょっとした一言に表現されるものが多くて、私も演じてて難しさを実感しました。石川さん:確かにミカサって感情の起伏がそんなにないんですが、その中に色々な気持ちが込められているんですよね。水原さん:実写映画のミカサは、抱えているものが違うんですよね。でも原作のミステリアスな雰囲気はそのまま伝えたかったので、そこをリンクさせることを色々考えました。ファン必見のスペシャルインタビューの全貌は、6月23日発売の「ViVi」8月号を皮切りに、「週刊少年マガジン」「なかよし」「FRaU」「VOCE」など講談社18誌で順次掲載とのこと。アニメ『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』は6月27日(土)より公開。前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は8月1日(土)より、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2015年06月18日3人組ロックバンド・くるりの新曲「ふたつの世界」が、高橋留美子原作のTVアニメ『境界のRINNE』(NHK Eテレ 毎週土曜17:30~)のエンディングテーマとして起用されることが明らかになった。同バンドがアニメのテーマソングを担当するのは初となる。来年秋には、バンド結成20周年を迎えるくるり。過去には、『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)をはじめとした映画作品や、『まほろ駅前狂騒曲』(2014年)など数々のドラマやCMに楽曲を提供している。今回初のアニメ主題歌に挑むべく、事前に原作を読み込み、テーマを「登場人物二人の恋心」に設定して曲作りを行ったという。完成した新曲「ふたつの世界」は7月4日の放送回より使用され、アニメの世界観とのコラボレーションに注目が集まる。TVアニメ『境界のRINNE』は、『うる星やつら』や『らんま1/2』で知られる漫画家・高橋留美子の同名コミックが原作。霊を浄霊する死神の仕事をしている男子高校生・六道りんねと、幼い頃から幽霊が見える少女・真宮桜の活躍を描いた学園コメディーで、りんねを声優の石川界人が、ヒロイン・桜を声優の井上麻里奈が演じている。
2015年06月12日全世界累計発行部数5,000万部を超える諫山創原作の大人気コミック「進撃の巨人」。このたび、同作をムービーコミック化した「Beeマンガ 進撃の巨人」が6月1日(月)よりdTVにて独占配信されることが決定。梶裕貴、石川由依、井上麻里奈といったTVアニメシリーズで人気を博した豪華声優陣が再び集結することが明らかとなった。原作マンガ「進撃の巨人」は、2009年に講談社・別冊少年マガジンで連載を開始。2013年4月にアニメ放送が始まると、その人気は一気に加速し社会現象となった。さらに、監督に樋口真嗣、主演の三浦春馬を始め、水原希子、石原さとみ、本郷奏多、長谷川博己、ピエール瀧ら豪華スタッフ&キャスト陣を迎えた実写版の公開も控えており、8月1日(土)から前編、9月19日(土)から後編が全国にて連続公開される。マンガをコマ割りして動かし、声優陣がセリフを吹き込んだdTVの人気ジャンル「Beeマンガ」で配信されるのは、原作コミック1巻から4巻までに収録された全14話。巨人がすべてを支配する世界で、巨大な壁を築き、外壁の自由と引き換えに巨人の侵略を防いでいた人類の前に、突如現れた想定外の超大型巨人によって脆くも平和が崩れ去り、人類存亡を賭けた巨人との闘いが描かれる。主人公エレン・イェーガーの声をTVアニメシリーズで多くのファンから支持を集めた人気声優・梶裕貴、エレンの幼馴染みで、常にエレンと行動を共にする人気キャラクター・ミカサ役を石川由依、同じく主人公エレンの幼馴染で物語の主要キャラクターのひとりアルミン役を井上麻里奈が務めるなど、TVアニメシリーズで人気を集めた豪華声優陣が再び勢揃いし、各キャラクターたちに、新たな息吹を吹き込んだ。エレン役の梶さんは「改めて壮絶な作品だなと感じました。一度アフレコしたシーンを再度演じることによって気付くこともあったりと、濃厚で充実した収録でした」とコメント。「アニメで一度演じたシーンを、2年の時を経て再度演じるのは、不思議な気分でした。しかも私も何度も何度も読んだ、あの漫画に声を吹き込むことができるなんて、嬉しいです!」(ミカサ役・石川さん)「まさかあの演説シーンをもう一度演じる事になろうとは思いもしませんでした(笑)。アニメと違って掛け合いではなくゲームのように自分の台詞のみを録っていったのですが、ヒントとなる絵があるので自分の感じるまま、自分の間で演じていきました。改めて演じてみて本当に熱量を必要とする作品だと実感しました」(アルミン役・井上さん)とそれぞれに、アニメにも登場するシーンを演じることで、改めて作品のパワーを感じたようだ。さらにdTVでは「Beeマンガ 進撃の巨人」の配信を始め、8月より公開される実写版『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』との大型連動企画であるオリジナル実写ドラマの配信も決定。原作ファンはもちろん、アニメ版のファンも、まだ一度も「進撃の巨人」に触れたことがない人でも、余すことなく「進撃の巨人」の世界を楽しむことができそうだ。「Beeマンガ 進撃の巨人」は6月1日(月)よりdTVにて独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2015年05月28日井上芳雄が主演する舞台『正しい教室』が3月21日にZeppブルーシアター六本木で開幕した。ミュージカル界のプリンスが、気鋭の演出家・蓬莱竜太とともにガッツリと骨太なストレートプレイに挑む注目作。前日の20日には井上、共演する鈴木砂羽、近藤正臣が意気込みと見どころを語った。舞台『正しい教室』チケット情報井上が蓬莱の書いたストレートプレイをやりたい、とラブコールを送ったことから実現した今回の作品。とある地方の小さな町、小学校の6年2組の教室に、かつて一緒に学んだ同級生たちがやってくる。現在はその学校で教師をやっている元クラス委員長の男の企画で、事故で息子を亡くしたかつてのマドンナを元気付けようと同窓会が開かれるのだ。思い出話に花を咲かせる同窓生たちだが、そこに厳しい指導で生徒たちに嫌われていた当時の担任教師がやってきて空気は一変。険悪なムードの中、思いもよらない過去の出来事が次々と暴かれていく…。会見では井上が「僕は本当にやりたいと熱望して、今回の舞台をやらせてもらった。出来上がった台本もとても面白いと思いましたし、何度も何度も繰り返す百本ノックのような蓬莱さんの稽古も楽しかった」と振り返ると、嫌われ者のかつての教師を演じる近藤は「俺は苦しかったよ…」とポツリ。「もっと嫌われて、もっと嫌われてと繰り返されて…。物語のためだからいいんだけど、やっぱり精神的にキツかった!」と言う近藤に、マドンナ役の鈴木も「私の役もかなり傷が深い役。舞台上に居ながらずっと黙っているという、あまりこういう役をやらないので、家でも悶々としていました」と明かす。負けじと元委員長役の井上も「僕もどんどん状況が悪くなるという役なので、追い詰められていきました。この稽古に入ってからずっと胃の調子が悪かった(笑)。この役のような大ピンチになることはそうそうない!」と苦労をアピール。とはいえ「やっている方は大変ですが、観る方は「ちょっと笑えるミステリかな」くらいの気持ちで気楽に、でも注意深く観てください」と近藤が楽しみ方を伝授。井上も「僕らと一緒に同窓会に参加するくらいの気持ちで観に来てください。思いもよらない体験が待っていると思います」、鈴木も「同窓会というテーマは皆さんにも近しい話題だと思います。その題材が蓬莱さんの手で迫力のある会話劇になりましたので、とても見応えのある舞台です」とそれぞれ見どころを語った。どんでん返しの連続から、各々が隠していた裏の顔が見えてくるスリリングな物語。ひと筋縄ではいかない物語を楽しんで欲しい。六本木公演を経て、3月24日(火)には愛知・名鉄ホール、3月26日(木)には福岡国際会議場 メインホール、3月28日(土)には大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。その後ふたたび東京に戻り4月2日(木)から19日(日)にPARCO劇場で上演される。チケットはいずれも発売中。
2015年03月24日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介と、アジアンの馬場園梓が23日、映画『ジュピター』(3月28日公開)のトークイベントに登場。井上は"今狙っている相手"として「石原さとみ」の名前を挙げ、「出会ったら恋に落ちる可能性もある」と、強い自信をのぞかせた。本作では、2012年People誌の最もセクシーな男性第1位のチャニング・テイタムと、2012年米Esquire誌の最もセクシーな女性第1位に輝くミラ・クニスという2大セクシー俳優が共演を果たしていることにちなみ、それぞれが演じるキャラクターのコスプレで登壇した2人。井上は、3時間以上かけて作り込んだ金髪と口ひげ、とがった耳という特殊メイクに加え、右腕にタトゥーも入れてチャニング・テイタム演じるケインに変身し、「僕の内なるオオカミが出てしまいました。セクシー過ぎてすいません!」と勝手に謝罪。黒のピチピチ衣装でミラ・クニス演じるジュピターを意識した馬場園は「くまモンではありません(笑)」と笑いを誘った。また、人類の危機を救うために運命に導かれた2人の戦いを描いていることから、それぞれの恋愛トークに発展。井上は「遠距離恋愛や、結ばれない恋も経験しましたました」という過去を明かし、今ターゲットにしている女性に「石原さとみ」の名前を挙げて「出会ってしまったら恋に落ちる可能性もある。まだ出会っていないだけ!」と自らのスキャンダルを予告した。一方、馬場園は「小出恵介」の名前を挙げて「本当に好きなんです」とラブコール。馬場園も「私も出会っていないだけ」と強がり、2人の自意識過剰ぶりが報道陣を沸かせた。さらに、ケインのような力強い男をアピールするため、井上が馬場園の"お姫様抱っこ"にチャレンジ。気合の雄たけびをあげて持ち上げるも、あえなく馬場園の下敷きとなり、「股関節をやってしまった。最近ロケで持った、丸太よりも重かった」と、その重さを木材に例えた。最後に、本作について語った井上は「映像がハンパない。どこまでがCGでリアルなのかわからないほど」と興奮。「ぜひ劇場で、未来の映像を目で耳で体感してほしいです」とPRした。一方の馬場園は「デートムービーとして素晴らしい。登場する豪華な衣装もかわいく、なんと言っても主人公ケインの肉体美がすごい」と見どころを解説。「女性ホルモンがあふれでてくるので、女子力が上がる映画です!」と、女性でも楽しめる映画であることを紹介した。『ジュピター』は、ウォシャウスキー姉弟監督が『マトリックス』以来初となる完全オリジナル・ストーリーを書き上げた作品。人類の危機を阻止するため、身分の違う2人が、宇宙最大の王朝を相手にした戦いを描く。(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年03月23日「映画ドラえもん」シリーズ35周年記念作となる『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』が3月7日(土)に公開。水田わさびをはじめとするレギュラー声優陣が35周年の感慨、そして2代目の声優を襲名しての10年について、ファンへの感謝を口にした。この日はレギュラー声優陣の水田わさび(ドラえもん)、大原めぐみ(のび太)、かかずゆみ(しずか)、木村昴(ジャイアン)、関智一(スネ夫)に、本作のみ出演の井上麻里奈(アロン)、能登麻美子(バーガー監督)、大杉宜弘監督、そしてゲスト声優で宇宙海賊の幹部・ハイドを演じた田中裕二(爆笑問題)も登壇した。水田さんは「35周年を迎えましたが、応援してくださるみなさんのおかげです。(原作者で故人の)藤子・F・不二雄先生も見守ってくれていると思います」と語る。大原さんは2代目の声優陣がちょうど10周年を迎えたことに触れ、「みなさんの応援のおかげで10年やってこれました。これからも支えてください!」と呼びかける。かかずさんは、幅広い世代で埋まった客席を見渡し「(2代目がスタートした時には生まれていない)10歳よりも小さいお子さんもいるし、大きなベテランのファンの方もたくさんいますね(笑)。藤子先生の原作から始まって、(映画開始から)35年、世代を超えて足を運んでくださったお客さまのおかげです」と感謝を口にする。木村さんは10年前に2代目ジャイアンを襲名した当時はなんと14歳!「私事ですが14だった私も24歳になり、大人になりました!」と笑顔。共演陣を見やり「このみんなと歩んでこられたのが幸せです。これからも何十年も続けていきたいです」と語る。爆笑問題の田中さんとは、別番組でナレーションを務めていることもあって以前より親交があるが、田中さんは木村さんの成長に目を細め「いま24歳ならあと60年はできるよ!」と太鼓判。木村さんは「嬉しいです。やりたいです!」と80代までジャイアン継続に意欲を燃やしていた。この日、会場を笑いに包んだのは、関さんによる“生実況”スネ夫トーク。スネ夫の声色で観客に「僕の映画館に来てくれてありがとう。この劇場、僕のパパが建てたんだ」と語り、さらに、ゲストの田中さんや司会を務めたアナウンサーに関しても「ギャラはパパが出しているんだ」と豪語。その後、関さんは、スネ夫ではなく自分の声で「僕のギャラも骨川さんから出てる(笑)」と語り、笑いを誘っていた。35周年を記念して、水田さんはドラえもんの鈴型のくす玉を割ったが「グッと来てます!今年は特別。いい時間をみなさんと過ごせて嬉しい」と感慨深げ。田中さんは「おめでとうございます」と祝福し、「35年前は子どもで(映画を)見に来ていて、いまは親として自分の子どもを連れて見に来るひともいるだろうし、その子どもが今度は親になって子どもを連れてきて…そんなアニメはなかなかにない!今後も続けていってほしい」とエールを贈った。『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ) 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2015
2015年03月08日公開初日を迎えたアニメーション映画映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)の初日舞台あいさつが7日、東京・TOHOシネマズ日劇2で行われ、主要キャスト陣が登場した。舞台あいさつには、ドラえもん役の水田わさび、のび太役の大原めぐみ、しずか役のかかずゆみ、ジャイアン役の木村昴、スネ夫役の関智一らメインキャストに加え、映画オリジナルキャラクターであるアロン役の井上麻里奈、バーガー監督役の能登麻美子、ゲスト声優のお笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二、そして『映画ドラえもん』を初めて手がけた大杉宜弘監督が登壇した。映画『ドラえもん』シリーズは今年で35周年を迎え、同時に先代からドラえもんの声優を引き継いで10周年を迎えた水田は、その喜びと感謝をファンに伝えたつつ「藤子・F・不二雄先生も見守ってくれていると思います」としみじみ。関は「今日は僕のパパが建てた映画館に来てくれてありがとう。ゲスト声優のギャラもうちのパパが出すんだよ」とスネ夫になりきり、会場の笑いを誘っていた。ゲスト声優として出演した井上が「映画ではドラえもんたちと戦いますが、子供の頃からいつもそばにいたドラえもんの映画に出られてうれしい」と"ドラえもん愛"を語ると、能登も映画出演の喜びと感謝を述べ「これからも皆さんと一緒にドラえもんを好きでい続けます」と生涯ドラえもん宣言。その後、スペシャルゲストとして、宇宙海賊一の参謀・ハイド役を演じた爆笑問題の田中がステージに登場。「ドラえもんとのび太に立てるなんて夢のよう」と感激した様子を見せる一方で「楽屋でほかの声優さんと一緒だったんですが、芸人より声がでかい!」とひと笑い起こした。さらに「もしドラえもんにひみつ道具を出してもらえるなら?」という問いには「スモールライトでみんなを小さくして優越感に浸りたい」と回答。また、ジャイアン役の木村とは10代の頃から交流があるという田中は「14歳の頃からジャイアンをやっていて今は24歳。あと60年は大丈夫!」と木村にエールを送っていた。最後に『映画ドラえもん』35周年を記念し、「映画ドラえもん35周年記念くす玉」を水田が割り、舞台あいさつは閉幕。『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記』は、宇宙の平和を守るヒーロー映画を作ろうと、ひみつ道具を使って撮影を始めたドラえもんやのび太たちが、本物のヒーローと間違われ、一緒に宇宙にでかけるという物語が描かれる。
2015年03月07日映画化35周年を迎えたシリーズ最新作『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記〈スペースヒーローズ〉』が3月7日に全国365スクリーンで封切られ、同日正午の集計で前作『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』(興収:35.8億円)対比107%を記録し、興収35億円突破確実の好スタートを切った。配給の東宝によると今後、春休みに入り、ファミリー層の動員増も予想されるといい、「40億円も目指せる」と期待を寄せた。『映画ドラえもん』舞台挨拶その他の写真同日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で初日舞台あいさつが行われ、水田わさび(ドラえもん役)、大原めぐみ(のび太役)、かかずゆみ(しずか役)、木村昴(ジャイアン役)、関智一(スネ夫役)、井上麻里奈(アロン役)、能登麻美子(バーガー監督役)、ゲスト声優の田中裕二(宇宙海賊・ハイド役)、大杉宜弘監督が勢ぞろい。ドラえもんのトレードマークである“鈴”型のくす玉で、本作の公開と映画35周年を祝った。水田らレギュラー声優にとっては、キャスト交代から10年の節目にもあたり、「これも皆さんのおかげ。天国の藤子・F・不二雄先生も見守ってくださっている」(水田)、「応援のおかげで丸10年が経ちました。ぜひこれからも支えてください!」(大原)とファンに感謝の意。ジャイアン役の木村は当時14歳での大抜てきで「僕も24歳になり、すっかり大人になりました。これから先、何十年と続けていきたい」と抱負を語った。ドラえもんのひみつ道具“バーガー監督”を使って、ヒーロー映画を撮影していたのび太と仲間たちは、地球に不時着したポックル星人のアロンに本物のヒーローだと勘違いされ、恐ろしい計画を企む宇宙海賊と戦うことに…。さまざまな苦難を乗り越え、のび太たちが本物のヒーローに成長する姿を描いた。『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記〈スペースヒーローズ〉』全国東宝系にて公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年03月07日ミクシィが展開するスマートフォン向けアクションRPG『モンスターストライク』と、3月7日に公開されるアニメーション映画『映画 ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』が、3月6日~20日の期間限定でコラボレーションすることが明らかになった。今回のコラボでは、ドラえもんとのび太が使用キャラクターとしてゲーム内に登場し、期間中は「タイトル画面」「背景画面」「ボス出現画面」など、ゲーム内が『ドラえもん』仕様に。また、クエスト内の背景には、映画の舞台となるポックル星や見覚えのある土管が配置された"空き地"が登場、さらに回復アイテムがドラえもんの大好物「どら焼き」になるなど、ゲーム内のさまざまな場所をドラえもんがジャックするという。キャラクターの入手方法はそれぞれ異なり、ドラえもんは「曜日クエスト」「亀クエスト」をクリアすると一定確率でドロップ、もしくは「フレンドガチャ」で一定確率で排出。のび太はSNSで投稿されるミッションをクリアすることで入手でき、獣神玉も同時に配布される。そしてコラボがスタートする3月6日からは「モンスターストライク×映画ドラえもん」のTVCMが全国で放送され、"ひっぱってはじく"という『モンスト』のアクションを『ドラえもん』らしい世界観で表現したCMに仕上がっている。『モンスターストライク』は、2013年10月から提供開始、自分のモンスターを指で引っ張って弾き、敵のモンスターに当てて倒していくターン制のアクションRPG。壁やモンスターへの"跳ね返り"や"ぶつかり"を上手く活用し、さまざまなクエストを攻略していく。最大4人まで同時に遊べる協力プレイ(マルチプレイ)により、人気を博している。。対応機種は、iOS 6.0以降、Android 2.3.3以降。そして、3月7日に公開となる『映画 ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』は、宇宙の平和を守るヒーロー映画を作ろうと、ひみつ道具を使って撮影を始めたドラえもんやのび太たちが、本物のヒーローと間違われ、一緒に宇宙にでかけるという物語。ゲスト声優として、宇宙海賊の首領・イカーロス役に市村正親、気性の激しい女海賊・メーバ役に観月ありさが演じるほか、爆笑問題の田中裕二、声優の井上麻里奈や能登麻美子らが出演する。(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2015
2015年03月06日3月7日より全国公開されるアニメーション映画『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』の完成披露試写会が1日、東京国際フォーラムで行われ、主要キャスト陣に加え、主題歌を歌うシンガーソングライターのmiwaが登壇した。試写会の冒頭にはドラえもん、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫がステージに登場。しずかちゃんが「私たちと一緒に宇宙を冒険しましょう!」と呼びかけると、観客の子供たちから「はーい!」という元気な返事。しかし、テンションが上がったジャイアンが「今回の主題歌はオレ様が歌う! 映画を見る前にジャイアンリサイタルだー!」とお得意の「ジャイアンにボエボエ」を歌い始めるが、のび太はすぐさま音楽を止め、リサイタルの阻止に成功した。その後、昨年末の『今年最後のドラ笑い!!年忘れだよ!ドラえもん1時間スペシャル』でオリジナルキャラクター「ワーミー」で声優に初挑戦したmiwaが、双子の子役ダンサー「ミニ☆ミワズ」を率いて登場。「ドラえもんと言えば、どこでもドア。どこでもドアのように360°どこでもいける可能性は広がっているんだ、という気持ちで歌っています」と思いを込めた本作の主題歌「360°」を熱唱し、バックダンサーのドラえもんたちと共に会場を盛り上げた。続いてドラえもん役の水田わさび、のび太役の大原めぐみ、しずか役のかかずゆみ、ジャイアン役の木村昴、スネ夫役の関智一のレギュラー声優が登壇し、それぞれの役柄であいさつ。大原は映画が35周年を迎え、自身が声優を担当して10作品目となることを喜ぶとともに、『STAND BY ME ドラえもん』が日本アカデミー賞・最優秀アニメーション作品に輝いたことについて「すべては皆さんのおかげです」と感謝を述べた。また、かかずは「今回、みんながそれぞれ必殺技を繰り出すので、ぜひ見てください。個人的には、武さん(ジャイアン)の必殺技が大好きです」と見どころを明かしていた。そして、ゲスト声優である市村正親、観月ありさが登場。市村は「映画では悪役ですが、本当はとっても優しくていいお父さんです! 大好きなドラえもんの映画に出られて、俳優にやっていて本当によかった」と感慨深げ。すると、観月も「私も悪役なんですが、普段はとっても優しいお姉さんです!」と市村に同調し、声優初挑戦の喜びをあらわにしていた。最後にmiwaは「すでにTVアニメでもエンディング曲として『360°』が流れていて、ドラえもんやのび太くん、みんなが歌ってくれています。今日も一緒に振り付けを踊ってくれている子供たちもいて、本当にシンガーソングライターをやっていてよかったと思います」と感無量の様子だった。『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記』は、宇宙の平和を守るヒーロー映画を作ろうと、ひみつ道具を使って撮影を始めたドラえもんやのび太たちが、本物のヒーローと間違われ、一緒に宇宙にでかけるという物語。ゲスト声優として、宇宙海賊の首領・イカーロス役に市村正親、気性の激しい女海賊・メーバ役に観月ありさが演じるほか、爆笑問題の田中裕二、井上麻里奈、能登麻美子らが出演する。
2015年03月01日人気ミュージカル『モーツァルト!』で2002年の初演以来、4回にわたり、主役のヴォルフガング・モーツァルト役を務めてきた井上芳雄。5度目の今回が主役として最後の出演となる井上に、現在の心境を聞いた。ミュージカル『モーツァルト!』チケット情報「最後といっても別に引退するわけではないですから(笑)。稽古では冗談で『芳雄先生、ここはどうでしたか?』と聞かれるぐらい僕にとっては居心地のいい作品。でも僕はひとつの場所に留まっているのはあまり良しとしない。15年間の役者人生の中ですべてを教えてくれた役ですが、新しいところに行くためには、何かを手放すことも必要だと思っています」。天才音楽家、モーツァルトの一生を青年ヴォルフガングと、彼の才能をつかさどる分身アマデのふたりで表現する。ヴォルフガングの父親との確執や、作曲家としての苦悩を力強い楽曲で描いた力作だ。「初演では、僕は経験も少ないし、ヴォルフガングみたいに激しい人生でもない、分からないことだらけで、なかなか彼に共感できなかった。でも今は、天才ではないけれど、表現者の苦しみは分かりますし、何か運命に導かれてここまでやってこられたと思う。それに、人生が思い通りにいかなかったり、良かれと思ってやったことが裏目に出たり、現状と戦うことは多い。前よりも、今はずっと彼に共感できますね」。井上も35歳で亡くなったモーツァルトと同じ年を迎えた。「モーツァルトは神に愛された人で幸福だけど、同じ分だけの不幸もあったはず。その振れ幅が激しいだけで、結局は凡人である僕たちの人生と変わらないかもと思うんです」初演からモーツァルトの父、レオポルトを演じ、病気で療養していた市村正親が本作で復帰するのも注目だ。「以前よりお元気です。市村さんのすごいところは心のありようと若さ、そのエネルギーですね。『モーツァルト!』でオファーがきたとき、父親役ではなく、ヴォルフガング役と思っていらっしゃったぐらいですから(笑)。今回で辞めると言った僕には、またリターンしろと言って下さっています(笑)」今やミュージカルは井上にとって「運命の相手と結婚しているようなもの」だという。「別れ話も出ていないですし、結婚生活は順調です(笑)。でも、子供ができて、親も年を取り役割が大きくなった。法事を取り仕切る長男の感じですね(笑)」。その結婚相手との幸福な時間をじっくりと見届けたい。ミュージカル 『モーツァルト!』は1月15日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演中。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2015年01月07日“ミュージカル界のプリンス”と称され、その歌声に定評のある俳優・井上芳雄が『アナと雪の女王』の「Let It Go」など、ディズニーの名曲をカバーしたアルバム『井上芳雄・ミーツ・ディズニー ~プラウド・オブ・ユア・ボーイ~』を発売した。それを記念し、2月18日(水)に一夜限りのコンサート「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」を開催する。本公演にかける思いを井上が語った。「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」の公演情報本アルバムは、井上が自身の好きな曲を中心に選曲。普通のカバー曲集ではなく「ひとつの物語が感じられるような内容にしようと思い、作った」という。2部構成となるコンサートの第1部では、それをいかしストーリー仕立てで贈る。「最初はCDだけの話でしたが、その物語を舞台上で、生のお客さまの前でやれるのは、さらに面白いと思いました。CDにはブックレットが付いていて、曲と曲の間にちょっとした台詞が挟み込まれています。その台詞を自分で声に出して読んで、お客さまに届けたい」。第2部では、スペシャルゲストとして坂本真綾を招く。「デュエットはもちろんありますが、真綾さんの声でこの曲を聞きたいと僕からリクエストしているものもあるんです」。さらに「ディズニーは、舞台のミュージカルもたくさん作っているので、その魅力もお届けできればと思っています。『美女と野獣』にしても『アラジン』にしても、アニメには入っていないけれど舞台版にはあるナンバーも結構多い。あとは『アイーダ』のようにアニメにはないミュージカルも存在するので、いわゆる映画のディズニーファンの方も知らないかもしれない曲も聞いていただけるんじゃないかな」と意欲を燃やす。もともと新譜が出るたびに「日本版が出る前に、輸入盤を買っちゃいます。どんな音楽で、どんな作曲家で、どんな人が歌ってるんだろうとすごい気になります」というディズニーミュージカルのファン。その魅力を「独特の高揚感、幸福感みたいなものがありますよね」と分析する。「夢と魔法の世界を作って、それを守っていくには本当に努力が必要なんだと思います。ここまで徹底して作るからお客さまが入り込んで、こんなにも熱狂するんだということがすごくよくわかって勉強になりました」「ディズニーの力を借りて、タイトルどおり、一夜限りの夢ではありますが、できるだけ極上の夢を見られるような時間にしたいなと思っています」と井上。壮大なファンタジーの世界を、歌を中心に舞台でどう表現していくのか、期待が膨らむ。公演は2月18日(水)に東京国際フォーラム ホールAで上演。
2015年01月05日公開初日を迎えたアニメーション映画『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢』の初日舞台あいさつが22日、東京・新宿バルト9で行われ、キャストから梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、荒木哲郎監督が登壇するとともに、上映のラストではアニメ第2期が2016年に放送されることが発表された。『進撃の巨人』は、コミックの累計発行部数が4,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で諫山氏が連載中の漫画をアニメ化し、人類を捕食する巨人との絶望的な戦いを描いた作品。先日には実写版のキャストも発表され、大きな盛り上がりを見せているが、今回の劇場版は昨年4月より放送されたTVアニメ第1期を再編集した内容となっている。続編の『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』は2015年6月27日より全国公開予定。キャスト陣と荒木監督は、調査兵団の兵装姿で登場。梶は「見終わった皆さんの緊張感と高揚が伝わって、僕も緊張してきました。TVシリーズだと何回にも渡って見る内容を一気に見るとなんだか疲れますよね。2時間ずっとクライマックスのような緊張感があったんじゃないかと思います」と編集版ならでは流れを実感。続いて、舞台あいさつが初めてだという石川は「梶さんのおっしゃる通り独特の緊張感を感じます。『進撃の巨人』がなければ今の私はないと思います。TVシリーズの頃からいつか劇場で見たいと思っていたのが、こんなに早く夢が叶うとは思いませんでした。きっと『進撃の巨人』すごいなって思ってもらえる作品になっていると思います」と作品の出来に自信を覗かせながら、出演の喜びを噛み締めていた。そして、井上は「劇場で見る価値がある作品で、この大スクリーンで超大型巨人を見られるのはすごいことだと思います。一話から通してみるのはやっぱりつらくて、同じ演技は二度とできないです。その時の全てを賭けていたんだと思います」と、アルミンの名シーンを思い起こしながら語っていた。同日の上映では、アニメ第2期が2016年に放送されることも决定。梶は「2期が決定しました。ずっとやりたいやりたいと言っていたのが、ようやく皆さんにご報告できました。2016年の放送を原作とともに楽しみにしてほしいです」と2期決定の喜びを伝えた。荒木監督は「すごくエキサイトしています。さぁ来い! という感じです」と静かな闘志を感じさせたが、キャストによれば今日の監督は「念願の兵団服を着られていつもよりテンションが高い」という。また、総集編を作る苦労について荒木監督は「原作がこう編集してくれとアピールしてくるんです。具体的なセレクトは迷いますが楽しい作業でした」と笑顔を見せていた。舞台挨拶のラストには超大型巨人を象ったケーキも登場。梶が音頭を取っての「この世から一匹残らず駆逐してやる!」の声と共に入刀。劇場版の公開と2期決定を祝っていた。『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』は全国公開中。
2014年11月23日アニメーション『劇場版「進撃の巨人」前編~グレンの弓矢~』が11月22日(土)に公開を迎え、声優を務める梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、荒木哲郎監督が初回上映後の舞台挨拶に登壇した。累計4,000万部突破の諌山創の大人気漫画のアニメ版で、昨年4月より放送されたTVシリーズを前後編二部の総集編として映画化。謎の巨人に脅かされ、人類が高い壁の中で暮らす世界で、巨人を駆逐すべく戦う主人公たちの姿を描くと共に、巨人に隠された恐るべき秘密が明かされていく――。登壇陣は、荒木監督も含め、調査兵団の制服姿で現れ、会場を沸かせる。また、映画の終わりにはTVアニメシリーズの第2期の放送決定が発表されたが、改めてエレン役の梶さんが「第2期決定しました!」と告げると温かい拍手が沸き起こった。梶さんは「僕らも『やりたい』と思ってました。2016年以降も楽しみにしていてください」と笑顔で語る。ミカサ役の石川さんは「まさかこんなに早く劇場版が実現するとは思ってなかった」と喜びを口にし「最後は私も泣きました!」と明かす。アルミン役の井上さんは「第1話からまた見るのがつらかった…。いろいろ思い返して感慨深いです。あの芝居はもう二度とできないし、あのシーンはもうやりたくない(苦笑)!」とアルミンとしてのつらい思い出も含め、TVシリーズの頃をしみじみとふり返る。TVシリーズの総集編として2時間の映画の中に収めるためにエピソードやシーンを抽出するのはさぞやつらい作業だろうが荒木監督は「原作が『こうしてくれ』とアピールしてくれる」という素敵な言葉で映画作りを表現。「大変だけど楽しい」と語る。この日は、映画公開を記念して“超大型巨人ケーキ”が登場!これに梶さんらは得意の(?)ナイフでカットを入れたが、ここでも「うなじを狙えばいいの?」(井上さん)などといったやりとりでファンを喜ばせる。梶さんの「一匹残らず」の掛け声に合わせて劇場全体で「駆逐してやるぜ!」と声を合わせてナイフを突き刺した。そして舞台挨拶の最後にはこれも劇場全体で「心臓を捧げよ!」の声に合わせてポーズ!最後まで熱気に包まれた舞台挨拶となった。『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版「進撃の巨人」前編紅蓮の弓矢 2014年11月22日より全国にて公開(C) 諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
2014年11月23日人気TVアニメを前後編で公開する『劇場版 進撃の巨人 前編~紅蓮の弓矢~』のキャストによる追加舞台あいさつが、11月29日(土)、30日(日)にミッドランドスクエアシネマほか全4館で開催されることが決定した。その他の写真本作は、2009年に別冊少年マガジンで連載を開始した諫山創の人気コミックを原作にしたTVアニメを、未公開シーンを追加し、2部作で劇場公開するもの。ある秘密を抱えたエレン・イェーガーをはじめとする人間たちと巨人の戦いが描かれる。追加舞台あいさつは、11月29日(土)にミッドランドスクエアシネマ、T・ジョイ京都で実施され、30日(日)は、梅田ブルク7、なんばパークスシネマで行われる。登壇者は、梶裕貴(エレン役)、石川由依(ミカサ役)、井上麻里奈(アルミン役)。チケットは、いち早プレリザーブ(最速抽選)が11月14日(金)より受付を開始し、プレリザーブ(先行抽選)は、16日(日)より受付を開始する。一般発売は、22日(土)午前10時より開始される。『劇場版 進撃の巨人前編~紅蓮の弓矢~』追加舞台挨拶11月29日(土)■会場:ミッドランドスクエアシネマ(愛知県)10:10の回上映後/13:20の回上映前■会場:T・ジョイ京都(京都府)14:50の回上映後/18:00の回上映前11月30日(日)■会場:梅田ブルク7(大阪府)9:40の回上映後/12:50の回上映前■会場:なんばパークスシネマ(大阪府)13:20の回上映後/16:30の回上映前登壇者(予定):梶裕貴、石川由依、井上麻里奈料金:2000円(税込)いち早プレリザーブ:11月14日(金)11:00AM~20日(木)11:00AMプレリザーブ:11月16日(日)11:00AM~21日(金)11:00AMチケット発売:11月22日(土)10:00AMより
2014年11月13日人気TVアニメを劇場用に再構築し、前後編で公開する『劇場版 進撃の巨人 前編~紅蓮の弓矢~』のキャストと監督による舞台あいさつが、公開初日の11月22日(土)と23日(日)に新宿バルト9ほか全7館で開催される。その他の写真本作は、2009年に別冊少年マガジンで連載を開始した諫山創の人気コミックを原作にしたTVアニメを、未公開シーンを追加し、2部作で劇場公開するもの。ある秘密を抱えたエレン・イェーガーをはじめとする人間たちと巨人の戦いが描かれる。舞台あいさつは、11月22日(土)に新宿バルト9、TOHOシネマズ 日本橋、シネマサンシャイン池袋、MOVIXさいたまで行われ、23日(日)は、横浜ブルク13、TOHOシネマズ 川崎、シネマサンシャイン平和島で行われる。登壇者は梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、荒木哲郎監督。なおシネマサンシャイン平和島のみ、日本アニメ史上初となる4DXでの上映となり、キャストと監督が冒頭で舞台あいさつを行ったあと、観客と一緒に作品を鑑賞する。チケットは、いち早プレリザーブ(最速抽選)が11月7日(金)より受付を開始し、プレリザーブ(先行抽選)は、9日(日)より受付を開始する。一般発売は、15日(土)午前10時より開始される。『劇場版 進撃の巨人前編~紅蓮の弓矢~』舞台あいさつ付きファン参加型イベント11月22日(土)■会場:新宿バルト99:00の回上映後/12:10の回上映前■会場:TOHOシネマズ 日本橋12:50の回上映後/舞台あいさつ■会場:シネマサンシャイン池袋16:30の回上映前/舞台あいさつ■会場:MOVIXさいたま18:50の回上映前/舞台あいさつ11月23日(日)■会場:横浜ブルク139:00の回上映後/舞台あいさつ■会場:TOHOシネマズ 川崎11:50の回上映後/舞台あいさつ■会場:シネマサンシャイン平和島16:00の回上映前&後登壇者(予定):梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、荒木哲郎監督料金:2000円(税込)※シネマサンシャイン平和島のみ:3300円(税込)いち早プレリザーブ:11月7日(金)11:00AM~13日(木)11:00AMプレリザーブ:11月9日(日)11:00AM~14日(金)11:00AMチケット発売:11月15日(土)10:00AMより
2014年11月06日10月4日、金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAにて「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」がスタート。初日の開場式には井上雄彦も登場し、自らの手でテープカットを行った。「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」は、7月から約2か月にわたり東京・森アーツセンターギャラリーで開催され、その斬新な内容が好評を博した展示会だ。19世紀末~20世紀初頭のスペインで活躍した建築家アントニ・ガウディと、現代日本を代表する漫画家である井上雄彦。時代も、国も、バックボーンも違うふたりを組み合わせる、いまだかつてないアイデアが大きな話題となった。金沢展は東京展に続いての2会場目。実物を含む資料約100件、井上による描きおろし作品約40点と、基本的な作品数は同じだが、ギャラリーの規模や環境に合わせ井上自身が若干のアレンジを加えている。展示レイアウトはもちろんのこと、作品と作品の間にある白壁に注訳やイラストを加筆。こちらは金沢展オリジナルの内容も含まれる。井上雄彦という稀代の漫画家を組み合わせることで、アントニ・ガウディの創作の原点にまで光を当てることに成功した本展。展示会の今後も感じる「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」は、11月5日(水)まで金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAにて開催される。ぴあ中部版WEBでは、井上雄彦へのインタビューを含めた初日レポートが掲載中なので、こちらもチェックしてみよう。■「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」会期:開催中 ~ 11月5日(水)10:00~18:00会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA料金:前売券/大人-1,100円・中高生-800円・小学生-600円※入館は閉館の30分前まで。会期中無休。未就学児童無料。
2014年10月16日咽頭がん治療のため4月から演奏活動を休止していた指揮者の井上道義が、10月2日、活動復帰記者会見を東京芸術劇場で行った。「井上道義」の公演情報「今はまるで生まれ変わったような気持ち」と語る井上道義。闘病中は喉の痛みや咳、不眠などとても音楽を聴く心境ではなかったという。「本当に辛いときは音楽は全然助けにならない。それよりもどうしたら咳が止むか、眠れるのか必死だった」と過酷な闘病生活を打ち明けた。「この場に戻ってこられたのは、たくさんの人たちの温かい応援があったから」と、オーケストラやファン、友人から贈られた千羽鶴や寄せ書きを紹介。「どう生きていくか。改めて自分の使命について考えさせられた。これからはひとつひとつをもっと大切に考えたい」と真剣な面持ちで語った。治療の経過は順調で、7月の退院後はリハビリテーションに努めている井上道義。復帰後初の公演は、10月11日(土)に鎌倉芸術館でNHK交響楽団、ヴァイオリニストの前橋汀子と共演する。また、今後は「大きな生きがい」と語る新曲の創作活動に加え、演出家・野田秀樹と共に手がけるオペラ『フィガロの結婚』(2015年に10都市13公演を予定)の準備にも取り組むという。<井上道義 今後の公演スケジュール>■NHK交響楽団 井上道義×鎌倉芸術館「いざ、鎌倉への道」Vol.410月11日(土) 鎌倉芸術館 大ホール(神奈川県)■上田市交流文化芸術センター開館記念事業 NHK交響楽団上田公演10月12日(日) 上田市交流文化芸術センター 大ホール(長野県)■大阪フィルハーモニー交響楽団 第482回定期演奏会10月23日(木)・24日(金) フェスティバルホール(大阪府)■佐倉市民音楽ホール会館 30周年記念 東京交響楽団演奏会11月3日(月・祝) 佐倉市民音楽ホール■大阪フィルハーモニー交響楽団 マチネ・シンフォニーVol.1211月13日(木) ザ・シンフォニーホール(大阪府)■オーケストラ・アンサンブル金沢 ファンタスティック・クラシカルコンサート11月23日(日・祝) 石川県立音楽堂 コンサートホール(石川県)■新日本フィルハーモニー交響楽団 埼玉会館公演11月29日(土) 埼玉会館 大ホール(埼玉県)
2014年10月03日ユニットコムは26日、TVアニメーション「デート・ア・ライブII」(KADOKAWA富士見ファンタジア文庫原作)をテーマにした10.1型ビジュアライズタブレットを発売した。「夜刀神十香」モデル、「時崎狂三」モデル、「誘宵美九」モデルをそろえ、税別価格は69,980円。同日より受注を開始し、2014年11月中旬から下旬の出荷予定となっている。本体背面に専用の描き下ろしイラストを高画質プリントし、デスクトップテーマには夜刀神十香(CV.井上麻里奈)、時崎狂三(CV.真田アサミ)、誘宵美九(CV.茅原実里)の録り下ろし音声や、多数の専用壁紙を収録した。キャラクターごとにツンとデレ、2つのテーマを収録しており、切り替えて使える。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2807(1.58GHz)、メモリがDDR3L 2GB、ストレージが64GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。OSにはWindows 8.1 with Bing 64bitを搭載している。インタフェース類は、microSDカードリーダ、無線LAN、Bluetooth 4.0、microUSB 2.0、microHDMIなど。10.1型の液晶ディスプレイはマルチタッチに対応し、解像度は1280×800ドット(WXGA)。バッテリ駆動時間は約6時間20分。本体サイズは約W258×D172.6×H10.5mm、重量は約0.65kg。(c)2014 橘公司・つなこ /KADOKAWA 富士見書房刊/「デート・ア・ライブII」製作委員会
2014年09月26日ユニットコムは26日、TVアニメーション「デート・ア・ライブII」(KADOKAWA富士見ファンタジア文庫原作)の15.6型ビジュアライズノートPCを6モデル発売した。スタンダードモデルとハイスペックモデルを用意し、それぞれに「夜刀神十香」モデル、「時崎狂三」モデル、「誘宵美九」モデルをそろえた。税別価格はスタンダードモデルが138,800円、ハイスペックモデルが156,800円。同日より受注を開始し、2014年11月中旬から下旬の出荷予定となっている。本体の天板には専用の描き下ろしイラストを高画質プリントし、デスクトップテーマには夜刀神十香(CV.井上麻里奈)、時崎狂三(CV.真田アサミ)、誘宵美九(CV.茅原実里)の録り下ろし音声や、多数の専用壁紙を収録した。キャラクターごとにツンとデレ、2つのテーマを収録しており、切り替えて使える。スタンダードモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4100M(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリがDDR3 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 850M 2GB。OSにはWindows 8.1 Update 64bit版を搭載する。15.6型の液晶ディスプレイは光沢(グレア)タイプで、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)。バッテリ駆動時間は約4時間50分。インタフェース類は、マルチカードリーダ、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×1、eSATA/USB 3.0コンボポート×1、D-Sub、HDMIなど。本体サイズは約W374×D249.5×H14.8~32.8mm、重量は約2.6kg。オフィスソフトとして、Kingsoft Officeシリアルカードが付属する。ハイスペックモデルは、CPUがIntel Core i7-4710MQ(2.5GHz)に、ストレージが120GB SSDとなるほかは、スタンダードモデルとほぼ共通。(c)2014 橘公司・つなこ /KADOKAWA 富士見書房刊/「デート・ア・ライブII」製作委員会
2014年09月26日(画像はニュースリリースより)「リポビタンファイン」の新しいテレビCMに、「井上真央」さんが登場!大正製薬株式会社は、テレビや映画でも活躍している「井上真央」さんを「リポビタンファイン」の新しいテレビCMに採用した。新しいテレビCM「ブランコ篇」は、全国で7月15日からオンエアされる。「リポビタンファイン」は2005年発売以来、たくさんの消費者から好評な「糖類ゼロ」のドリンク剤だ。井上真央さんは新CMポイントの「私の元気のつくり方」をもとに、日々積極的に元気よく生きる女性を表現している。また大正製薬が「井上真央」さんを採用したことについて、年齢に関係なく人気があることと、井上真央さん自身のキャラクターが新CMキャラクターにピッタリだったことが理由だという。井上真央さんはメイキングの映像の中で、「撮影はとても楽しくて、気持ちよかったです」(大正製薬株式会社 TVCMメイキングの映像より)とうれしそうに語っていた。新CMの内容は?空中でふしぎなブランコに乗りながら現実世界と抽象世界を行き来する、ピンク系の愛らしいドレスを身につけた井上真央さんが登場する。そして自由な気持ちで楽しそうにブランコをこぐ井上真央さんの姿を通して、「リポビタンファインを飲めば、無邪気な自分自身をオープンにできる」というメッセージが込められており、新しいCMを見ている視聴者が製品に興味を抱き、さわやかな気分で元気になれるようなCM内容に仕上げられている。【参考】・大正製薬株式会社 ニュースリリース
2014年07月23日スペインの建築家アントニ・ガウディ(Antoni Gaudi)と、「スラムダンク」「バガボンド」漫画家・井上雄彦のコラボレーション展「特別展 ガウディ×井上雄彦―シンクロする創造の源泉―」が、六本木・森アーツセンターギャラリーにて開催される。会期は7月12日から9月7日まで。ガウディは19世紀から20世紀に掛けてバルセロナを中心に活動。1882年に着工以来、今も作り続けられているサグラダ・ファミリアをはじめ、グエル公園、カサ・ミラなど、数々の独創的な作品を遺してきた。本展では、スペイン・カルターニャ工科大学の監修のもと、素描、設計図、模型、家具等、ガウディの偉業を振り返る貴重な資料約110点が展示される。また、ガウディに範を求めてバルセロナに赴き、「日本スペイン交流400周年事業」の親善大使にも任命されている井上雄彦が、鋭い観察力と創造力で“人間・ガウディ”像を描き下ろし表現する。2011年には『PEPITA 井上雄彦MEETSガウディ』(日経BP社)が出版されている。同展は今後1年を掛けて、金沢21世紀美術館、長崎県美術館、兵庫県立美術館、仙台(会場は後日発表)を巡回予定。【イベント情報】特別展 ガウディ×井上雄彦ーシンクロする創造の源泉ー会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階会期:7月12日から9月7日まで
2014年01月17日舞台『組曲虐殺』の公開稽古が12月6日、東京・天王洲 銀河劇場で行われ、出演する井上芳雄、石原さとみらが会見を行った。『組曲虐殺』公演情報2010年に死去した井上ひさし最後の作品で、官憲の拷問によって29歳の若さで命を落としたプロレタリア文学の旗手、小林多喜二を題材にしたもの。2009年に初演され、その年の演劇賞を総なめにした。今回の3年ぶりの再演には、初演時と同様、演出に栗山民也、キャストも同じ顔ぶれが揃った。多喜二を演じる井上は、初演の時は初日4日前に台本が完成したことを明かし「台本がギリギリだと言い訳がきくけど、今回そうはいかない。厳しさを感じます」と気を引き締めながら、「井上先生は(再演を)喜んでらっしゃいますかね。きっと舞台が始まったら、(天国から)毎日劇場に来てくださるんじゃないかな」と亡き劇作家に思いを寄せた。一方、多喜二の恋人役の石原は「先生がいらっしゃらないな、と寂しい思いもありますが、先生が命を削って書かれた言葉を大切に丁寧に伝えていきたい」と気合を入れた。公演は12月7日(金)から東京・天王洲 銀河劇場にて。その後、福岡、愛知、大阪ほか全国を巡演。
2012年12月07日今年、公開された映画の中で「ベスト親子賞」を選ぶなら井上真央と松坂慶子が『綱引いちゃった!』で演じた娘と母は有力候補となること間違いなしである。井上さんにとってはNHKの連続テレビ小説「おひさま」後に出演した最初の作品。「おひさま」では愛情あふれる家族の絆が描き出されたが、本作でも母と娘の2人ながらも「おひさま」に負けず劣らず温かい親子の姿が映し出される。かつてはオリンピックの正式種目だったという歴史を持つスポーツ“綱引き”を題材にした本作。「いつかご一緒させていただきたいと思っていたけれど、初共演でまさか一緒に綱を引くことになるとは…(笑)」とふり返る松坂さんとの共演を始め、大分で行われた撮影、本気で挑んだ綱引きなどについて井上さんが語ってくれた。井上さんが演じた千晶は大分市の広報課職員。市長の命令で市のPRを目的に女性だけの綱引きチームを結成する。「最初は綱引きと聞いて、スポ根映画をイメージして、綱引きをガムシャラにやる汗と涙の結晶という感じだろうと思いましたし、映画になるのかな?という思いもありました」と井上さんはふり返る。千晶という役柄については「私と結構、近かったかもしれない。だからこそ難しかったのかな?」とも。だが「役づくりは、綱引き!」と語る通り、役の内面については事前に作り込むことはせず、現場で方向性を決めていったという。「千晶を明るく演じるのか?それともしっかり者のキャリアウーマンとして演じるのか?すごく難しかったですが、ずっと大分にいて大分弁を話す中で段々と『こんな感じかな』という形が出来上がっていきました。何より、綱引きを一生懸命やって技術がアップしてチームも一つになっていく過程が、お芝居にリンクしていけばいいなと思っていましたので。だから現場では、いかに姿勢を保つかとか、どうやって綱を引っ張るかといった話し合いをみんなでしていましたね」。ちなみに綱引きのシーンに関しては「全てガチです!」。劇中のチーム「綱娘」さながら毎日トレーニングを積んで撮影に臨んだ。「最初にみんなで大会を見に行ったら、想像以上にパワフルで地面に着くんじゃないかってくらい低い姿勢なんですよ。松坂さんも最初、綱引き部分にはスタントがいると思っていらしたみたいです(笑)。『あの姿勢を?』と思いつつやってみたら、1人や2人で引くのと8人で引くのとでは全く違って、体力だけでなく全員で息を合わせる大変さがありました。やっていくうちに1日でも綱を引かないと落ち着かなくて(笑)、感覚を忘れないよう『早く引きたい!』って気持ちでした」。「相当、インパクトのある作品じゃないと『おひさま』の陽子役は抜けきらないと思った」という井上さんは、『舞妓 Haaaan!!!』や『なくもんか』といったコメディ映画を世に送り出してきた水田伸生監督の下で新たなスタートを切った。千晶はどちらかと言えば、周囲のボケにビシバシとツッコミを入れる役柄だが、水田監督が求める独特の笑いを存分に楽しんだようだ。「水田監督は結構、その場で思いついたことを提案して、たまたま見た人がクスっと笑ってしまうような小さな笑いを散りばめるので、笑いを堪えるのが大変でした。お芝居をしている本番の最中に監督の笑い声が響いて、音声さんが『シーっ!』って怒っているような現場でした(笑)。逆に感動的なシーンでフッと監督を見たら、号泣されているんです(笑)。監督が一番のお客さんでしたね」。しっかり者としてツッコミを入れるだけでなく今後、コメディエンヌとしてボケ倒す井上さんを見てみたい気もするが…。「どうでしょう…(笑)?笑いのツボはみんなそれぞれ違うので、難しくもありますがコメディは楽しいですね。面白いと思ってやっていても『あれ?』となることもあるから、脚本を読んで面白ければ面白いほどプレッシャーもあります。テンポがちょっと違うだけで面白くなくなったり、セリフ一つ削るだけで面白くなったり、本当に難しい。でも現場で笑いが起きるのはやっぱり楽しいです。私もどちらかというと思い切り笑わせるというよりも、地味に小さく笑えるようなものが好きなので、そういう作品もやれたらいいですね」。そして、ギャグシーンではないのに観ているだけで思わずクスっと笑ってしまうのが井上さんと松坂さんの母娘のやりとりだ。年の功でチーム「綱娘」をまとめる精神的な支柱であり、家ではまるで友達のように娘・千晶と何でも言い合える母・容子。井上さんは「小さい頃から映画館で観てきた作品に出ていた大好きな女優さん」という松坂さんとの共演をこうふり返る。「チームメイトであり親子でもあるという2人の距離が、緊張や遠慮もなく自然にできたと思います。松坂さんは誰に対しても壁を作られることが全くないので、一緒にいたら甘えたくなっちゃうような本当に優しいお母さん。家での2人のシーンのときは『こないだウチの娘がね』と娘さんやお母さまの話をしてくださったり。『おひさま』を見てくださっていたのでその話をしたりもしました」。特に家で松坂さんとマッサージをし合うシーンは、井上さんにとってもお気に入りになったようだ。「日常の親子の雰囲気が好きですね。台本には『マッサージをし合う』とは書いてなかったんですが、松坂さんが私の上に乗ってきたので、その場で思わず『重い~!』とアドリブで言ってしまいました。後で考えると、とても失礼なセリフなんですが、私自身が実際に母とそういうやり取りをしたことがあったので。完成した映画を観たら、ウチの母とのやり取りに近くて、自然にできた良いシーンになっていました」。多くの俳優が、朝ドラや大河ドラマへの出演をきっかけに成長や変化を感じると口にしている。井上さんは慎重に言葉を選びながら「確かに10か月も同じ役をやるというのは大きなことです」とうなずく。自らの変化を知覚するのはこれからかもしれないが、ハッキリと感じるのは周囲の反応の変化だ。「いままでは若い人に声を掛けられることが多かったのですが、最近は、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんの世代の方にも『見ていました』と言っていただけて嬉しいです。大分でも『陽子ちゃん、陽子ちゃん』と声を掛けていただきました(笑)」。そして、最後にこうつぶやいた。「何より震災があった年にあの作品に出られたというのが一番大きなことかもしれません」。年が明けて少し経てば26歳になる。20代の後半戦、女優・井上真央はどのような道を歩んでいくのか?楽しみに待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開(C) 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月20日