3月末にNHKを退社し、フリーとなった有働由美子アナウンサー(49)。所属事務所や民放初出演番組がどこになるのか注目が集まっていましたが、このたびマツコ・デラックスさんやくりぃむしちゅーらを擁する芸能事務所「ナチュラルエイト」への所属が決まりました。 そして5月29日、今回有働アナをナチュラルエイトへ勧誘した張本人と噂のマツコ・デラックスさんの番組『マツコ、昨日死んだってよ。(テレビ東京)』でナレーターを務めることが決定。人気者とはいえ、一人のアナウンサーの一挙手一投足にここまで注目が集まることもそうないでしょう。 『あさイチ』で築いた人気は言わずもがなですが、気になるのは彼女の魅力を形容する際、多くの人が“庶民的”“飾らない”など従来の女性アナウンサーとかけ離れたイメージを口にすることです。 親しみやすくて仕事ができて魅力的な女性。そんな有働由美子さんの魅力はどこにあるのか。今回2014年に発売となり、今月に文庫版が発売になったエッセイ『ウドウロク』を紐解き、彼女の魅力を考えます。 ■『ウドウロク』逆から読むと『クロウドウ』 有働由美子アナといえば、2011年に『あさイチ』でみせた“脇汗事件”が有名です。ただ彼女の魅力の1番はやはりダメ恋愛や下ネタ、円形脱毛症や幼少期のおもらしの話まで赤裸々に語る“さらけ出し力”にあります。 本エッセイではとにかく「ウドウさん、そこまで言っていいんかい?」と読んでいるこちらが心配になるほど、軽快な口調でさらけ出しが続きます。 「犬を飼っている独身の友人をあざ笑っていた。あ?あ、ついにそちら側へ。(中略)ワタシはしばらく恋もしていないが、まだペットには逃げていない、と、なんとなく上から目線で語っていた。長い間。しかし、ワタシは犬をかった」 「(パートナーと一緒に住むという話題に対して)いざ現実として、この空間を二人でシェアしようといわれると、怖くなる。シェアが、怖い」 「ひとりだから、休みの朝から長風呂に入れる。しかも、新聞を持ち込んで。トイレなのに、料理本を並べてある。(中略)急に友達を連れてきちゃいけなくて、変える時間を知らせなくちゃいけなくて、その日のうちに食卓を片付けなくちゃいけなくて、酔っ払ってすっ裸で寝ちゃいけなくて。共同生活が怖い。別居も寂しい」 タレントさんならいざしらず、元NHKの女性アナウンサーがすっ裸とかトイレとか衝撃を覚えます。でもこの羞恥心とマナーの微妙な境を渡り歩けるのが、有働由美子という女性の知性ある最たる部分かもしれません。 ■「40代独身」という微妙さの活かし方 有働さんといえば独身であまり浮ついた話がなく、エッセイの中でもダメ男に引っかかってばかりを自称するほど“恋愛ベタ”なのだそう。 「そうなんだ~」と自然と視聴者は情報を受け流してしまいがちです。でも実はブランディングの観点からみても“気のいい不器用な40代独身女性”というキャラクターはまだ押し出している人が少ない上、ニーズも高い。有働さんは時代にマッチした存在であるということもいえそうです。 また「40代で独身」をキャラクターとして押し出して活動する芸能人は、なぜか好感度が高い人が多いのも注目すべき点。タレントであれば井森美幸さん(49)や島崎和歌子さん(45)。お笑い芸人であれば大久保佳代子さん(47)やいとうあさこさん(47)などなど。名前を挙げていくと、それぞれ個性は違ってもどこか似たような空気感をまとっているような気がします。 有働さんの魅力はもともとあったものではありますが、今の爆発的な人気のキッカケは時代も味方していたようです。 ■とにかく「真面目でいい人」そう! 有働さんの庶民派な空気感には、同時に「いい人そう」というイメージも多くの人に抱かせています。 実際エッセイの中でも、結婚式の司会を職業もあいまって200件以上受けたことを暴露。また彼氏の浮気相手が逆上したため女性の説得に当たったら、最終的に浮気相手と彼氏がくっついてしまったなど“ビンボーくじ”を引いた経験もたくさんあるようです。 ここ数年、芸能界は清廉潔白な優等生タイプが愛される傾向があります。ただ有働さんのこうした不器用だけどいい人な部分も清廉性を強め、人気を高めることに繋がっているのかもしれません。 本書あとがきでは『あさイチ』降板について「その理由が、寿かプライベートの充実か、とまことしやかに報道されました。が、そんなことで、大切な番組を降りるほど、やわな仕事の仕方はしてこなかったつもりです」と語っています。 エッセイは赤裸々で自虐的で、でもカラッとしていて面白い。それと同時に、仕事に対する真摯な取り組みが垣間見える瞬間が多々あります。彼女の魅力がそのままエピソードにも反映されていますが、その良さがフリーアナウンサーとなった今後活かせるのかどうか。応援と注目の気持ちでいっぱいです。
2018年05月23日川中美幸が座長を務める『川中美幸特別公演』が大阪・上本町の新歌舞伎座で3月15日(木)より幕を開ける。第一部は「七変化!美幸一座~母娘愛情物語~」を上演。大衆演劇の“かわなか一座”が『ねずみ小僧』や『八百屋お七』など古典の名作を劇中劇で演じるほか、俳優の赤井英和を相方に夫婦漫才を披露する。第二部は新曲『深川浪花物語』から『二輪草』『ふたり酒』など往年のヒット曲まで織り交ぜた歌謡ショー「川中美幸オンステージ 人 うた 心」を贈る。「川中美幸 特別公演」チケット情報第一部の芝居はパロディで展開。「古典作品の“いいとこ取り”です。七変化もやったことないので、じゃあ、挑戦してみようかと。今、暗いニュースも多いでしょう?だからこそ笑いも必要ですし、楽しいものをお見せしたいと思います」。あの手この手で見せる七変化、お手本をしている人物を明かした。「以前、中村勘三郎さんの平成中村座を拝見して、斬新な演出にすごいなぁと思ったんです。お客様がお芝居の世界に参加しているような感覚で楽しんでいらして、本来、お芝居というのはこれなんだなぁと思ったんです。この座長公演でもお客様参加型の場面も考えています」川中は昨年、愛する母を亡くした。「七変化!美幸一座」は本来、母を元気づけるために考えたものだったという。「お母ちゃんが楽しんでくれるものをと思いながら作ってきたのですが、10月に旅立ってしまって…。母は苦しい時こそ笑っていたんです。“笑顔が大事なんや”でといつも言っていました。そうやって生前、教えてくれたこともたくさん、セリフに入れています。このお芝居でたくさん笑って、ちょっと泣いて、元気になっていただきたいと思います」。ファンからの声援が何よりもうれしいと顔をほころばせる。「ステージに出たとき“美幸ちゃん、待ってたよ!”と言われると、ああ、私の居場所はここやなって、頑張らなあかんなと思うんです。第一部ではお客様に喜んでいただける、おもちゃ箱をひっくり返したようなお芝居を楽しんでいただいて、第二部では歌をじっくり聴いていただいて。“もう、寝てる暇なかったわ!”と言ってもらえる舞台をお届けします!」。「母とのお別れはありましたが、いろんな方の心の痛みが分かるようになりました。だからこそ歌に深みが出てきたと思います。いい歌をお届けできるのはこれからかなと思います」と情熱をさらに傾ける。ますます円熟味が出た舞台に期待が募る。公演は、3月15日(木)から27日(火)まで大阪・新歌舞伎座にて。チケットは発売中。取材・文:岩本和子
2018年02月28日日テレの人気バラエティ2本が合体した「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007」が2月12日(月)今夜オンエア。俳優の斎藤工、女優の天海祐希、江口のりこら豪華ゲストを迎え2時間にわたり、トークに企画にと盛り上がる。スペシャルコメンテーターを今田耕司が、司会を羽鳥慎一が担当する「深イイ話」パートは「いいところのお嬢様は本当に幸せなのか?SP」と題してお届け。斎藤さんのほか「チュートリアル」の徳井義実と福田充徳、朝比奈彩、井森美幸、後藤輝基、滝沢カレンらもゲスト出演し、女優・野際陽子の一人娘である真瀬樹里の告白や天才バイオリニスト・千住真理子の超せっかちな時短&超高額バイオリン生活を紹介するほか、体重100キロ超の美女芸人も登場、その驚きの食生活に密着する。斎藤さんは現在長編初監督を務めた映画『blank13』が現在公開中。高橋一生、松岡茉優、リリー・フランキー、佐藤二朗らのほか斎藤さんも出演、13年前に突然失踪した余命3か月の父と再会した息子、だが父はこの世を去り、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードから、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく…という物語が繰り広げられる。「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当する「しゃべくり」パートには天海さん、江口さんがゲスト出演。天海さんは50歳となったいまの私生活をトークするほかスタジオで熱唱。さらにネクストブレイク芸人も登場、爆笑ネタを披露する。また個性派女優として数々の作品に出演する江口さんは風呂、トイレ無しアパートで暮らしたという衝撃の下積み時代を明かすほか、超人気俳優とのキスシーン秘話なども披露。「しゃべくり」パートのゲスト、天海さんが主演するSPドラマ「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」は2月23日(金)21時~読売テレビ・日本テレビ系で放送予定。天海さんが天才数学者の夫を支え続けた妻を演じ、佐々木蔵之介がその天才数学者に扮するほか、生瀬勝久、立川談春、笹野高史、寺田農、渡辺哲、内場勝則、萬田久子、泉ピン子ら豪華俳優陣が脇をかためる。また江口さんが出演しているドラマ「anone」は毎週水曜22時~日本テレビ系で放送中。広瀬すずが主演、「Mother」「Woman」の坂元裕二が脚本を手がける本作。江口さんは田中裕子演じる法律事務所職員の娘で、家出しシングルマザーとして子どもを育てている青島玲を演じている。「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007 合体SP」は2月12日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月12日俳優の間宮祥太朗が7月22日(土)に行われた主演映画『劇場版 お前はまだグンマを知らない』の初日舞台挨拶に出席。「群馬では空前の、局地的大ヒットとなっている」と群馬を自虐的な視点から描く本映画がご当地で大ヒットとなっている喜びを語った。本作は、群馬県の“あるある”を圧倒的熱量で描いた井田ヒロトによる同名コミックをもとにしたテレビドラマの劇場版。グンマに転校してきた高校生・神月が、郷土愛あふれるクラスメイトたちに翻弄されながら、奮闘する姿を描く。この日は、吉村界人、馬場ふみか、入江甚儀、加治将樹、山本博(ロバート)、水野格監督、群馬県のマスコット、ぐんまちゃんも登壇した。群馬では7月15日(土)より先行公開されているが、3日間で3,000人以上の観客が駆けつけたそう。間宮さんは「群馬で局地的大ヒットとなっている。全国の方に観ていただける日が訪れて、楽しみです」とにっこり。水野監督も「満席でした」と続けると、群馬出身の山本さんは「実家では、『ものすごい数の人が入った』と号外が出たらしい!」と明かし、「群馬のことを全国の人に見てもらうことはない。ちょっと恥ずかしい」と複雑な心境を語っていた。山本さんは「“群馬の姫”と言われている井森さんから『絶対に外すんじゃないぞ』と言われている」と同じく群馬出身の井森美幸から脅しのようなエールをもらったそう。劇中には井森さんの踏み絵が登場するシーンがあるが、「僕は絶対に踏めません」と話して会場の笑いを誘っていた。顔芸をはじめ、振り切った演技で主演を果たした間宮さんだが、本人は「神奈川県出身」とのこと。「この作品を観終わった後に、地元である神奈川のことをまだまだ知らなかったと感じた。これから知っていかなきゃなと思った」と自身も改めて地元愛に目覚めたそうで、「ただただくだらない映画ではない。もちろんくだらないですが、その奥には自分の生まれ育った場所への愛があることが伝わる映画」と熱くアピールしていた。『劇場版 お前はまだグンマを知らない』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月22日1月3日(火)14時30分より、出川哲朗と横山裕(「関ジャニ∞」)という“イガイな組み合わせ”の2人をMCに迎え、「イガイ星人ジャパパパーン」が放送。出川さん、横山さんから2人が臨んだ“ガチンコ勝負”をふり返るコメントが到着した。見た目や肩書きからは想像もできない、意外な一面を持つ「イガイ星人」を紹介する本番組。MCの出川さんと横山さんがプレゼン形式で紹介する「イガイ星人」たちを、千原ジュニア(「千原兄弟」)、井森美幸、佐藤栞里、高山一実(「乃木坂46」)、小木博明(「おぎやはぎ」)がその意外性を採点し、日本一の「イガイ星人」を決定することに。昼間は中華鍋をふる老舗ギョーザ店の81歳になる女将が、深夜に歌舞伎町で見せる驚きの姿とは?さらに、ある凶暴な生き物を自由自在に操る女子高生も登場。将来の夢をかなえるため、かわいらしい見た目からは想像できないほどストイックな生活を送る姿に、審査員からは「カッコイイ!」という声が次々にあがる。日本各地に散らばる「イガイ星人」を紹介していく一方、注目となるのは、トップアイドルの横山さんが芸人・出川さんに敗北するという「イガイな瞬間」を目撃してみたいと、MC2人が挑む禁断のガチンコ勝負!ボウリング、卓球といったスポーツのほか、まさかの熱湯風呂、洗濯バサミ我慢対決など、リアクション芸人・出川さんの“得意分野”に横山さんが挑戦。さらには、「歌が得意ではない」と言う横山さんが出川さんとカラオケ対決。出川さんの熱唱に応えるように、紅白出場歌手の誇りにかけてマイクを握った横山さん。普段が見せないような(?)「イガイな姿」を見せる。果たして、出川さんが横山さんを打ち負かす「イガイな瞬間」は訪れるのか?そして審査員が選ぶナンバーワンの「イガイ星人」に、乞うご期待。収録後、横山さんは「楽しくやれました」とふり返り、「出川さんのスゴさというのが改めてわかったというか、やっぱ持ってる人は違うなと思いました。何でも笑いに変わんねんな~というか、すごいなと思いました、ホントに」と真面目にコメント。「僕は、まず横山君が洗濯バサミとか熱湯風呂をやってくれたのが嬉しかったですね」と出川さん。「洗濯バサミであんな痛いのは久々だったし、『まだいける』とか言って目の上まで自分でやって傷になっていて…。次の日コンサートって言っていて、やっぱり顔が命ですから、一瞬現場もピリッとしたんですけど、『関係ないッス、こんなの!』って言ってくれて、現場も笑える空気になったし、熱湯風呂も普通にやってくれました」という。「やっぱりジャニーズの人で第一線でやってる人は、ちゃんとバラエティーに向き合ってくれてるんだなあと感じて嬉しかったですね」と、こちらも真摯に応じた。「僕はホンマに、ただ単にガチで出川さんに負けたくなかった(笑)」という横山さんに、出川さんも「横山君もガチだから面白いわけで、たぶん歌あたりから横山君も焦り出しちゃってて、だんだん後半は自分もガチで負けたくないって感じになりました」とコメント。見どころについては、「イガイ星人はホントにいっぱいいたんで…でもやっぱり僕らの対決見てほしいな(笑)」と出川さん。「自分らで言うのは恥ずかしいですけど、あんなハネてると思わなかったです、“あの戦い”が。出川さん、僕の横で自分のコメントとかにめっちゃ笑ろてるんですよ。自画自賛がすごいっすよ。『へへへ、へへへ』って(笑)」と横山さんも明かしている。「イガイ星人ジャパパパーン」は1月3日(火)14時30分~カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年01月02日フジテレビの単発バラエティ番組『聞いてた話と違います!~ブームに潜む落とし穴~』が21日(24:45~25:45)に放送され、枕営業の暴露話でスタジオが騒然とする場面があった。アイドル業界のタブーが次々と暴露される中、元ケガドルの野中比喩(31)は「お偉いさんが『デビューさせてやるから』とか。最初の手口はみんな一緒なんですよ」と切り出し、「『一緒に打ち合わせしませんか?』の軽い誘いから『もう電車で帰れないよね? 泊まる?』みたいな流れになってしまうことが」「無理矢理キスされました」と経験談を打ち明けた。一方、Pimm’s所属の郡司英里沙(23)も「そういうのをアイドルの方から求める人も多いらしくて。有名になりたいから」と業界内の一部では枕営業が行われていると報告。「そういう人たちが集まったアイドルグループがあるというのも、噂ですけど聞いたことがあります」と語り、出演者を驚かせた。さらに郡司は「もしかしたらご存知じゃないかもしれないですけど……」と前置きし、枕営業をしているとされる人物とグループ名を暴露。ピー音で消されていたが、番組のテロップでは「(若手アイドル)さんとか」「(人気アイドルグループ)さんとか」と表示された。これには博多大吉、ハライチ・澤部佑、小島瑠璃子、井森美幸の出演陣も「えー!?」と驚がく。中でも小島は「マジで!?」「ぎょえー!」と声を上げ、澤部は「一流どころ……トップクラスの……」と言葉を失っていた。
2016年12月22日タレントの小島瑠璃子らが、あす21日(24:45~25:45)に放送されるフジテレビの単発バラエティ番組『聞いてた話と違います!~ブームに潜む落とし穴~』に出演、アイドルの実態に驚かされる。この番組は、世の中に存在する甘い話を信じ、実際にやってみたら「聞いてた話と全然違う!」と落とし穴にハマってしまった人たちが、驚きの実態を暴露していくというもの。憧れの職業である「アイドル」も取り上げられ、プロデューサーによるウソの数々、低給与による極貧生活、女同士の泥沼の戦い・イジメ、そして売れるためのある"営業"まで明かされる。小島は「アイドルの闇というか芸能界の闇にまで踏みこんでいたので驚がくしました」と衝撃を受けた様子。澤部佑は「自分はアイドルが好きなので、現役アイドルの赤裸々告白にはビックリしました。今後、彼女たちを見る目がかわってしまいそうです」と考え方が変わってしまったようだ。また、博多大吉は「アイドル業界に憧れている人には参考になると言いますか、十分教訓になると思います」と冷静にコメント。井森美幸は「昔と今ではアイドルの方向性が随分かわってきてますよね。本当に厳しい世界ですよね。私は早めにアイドルやめておいて良かったです(笑)」とホッとした心境を明かしている。番組では他にも、全然儲からず、身体も病気だらけという「ラーメン店開業」の実態にも迫っていく。
2016年12月20日ニュースの疑問をオリジナルドラマで解説する日本テレビの単発バラエティ番組『ドラマちっくニュース』が、きょう29日(13:30~15:30)に放送される。第3弾となる今回は、2時間の拡大版。いずれも、朝の情報番組に出演するバナナマンの設楽統と、日テレの桝太一アナウンサーがMCを務め、生徒役のゲストとして、鈴木福、藤田ニコル、井森美幸、あばれる君が登場する。ラインナップは、蛭子能収が出演する「もしも年金制度がなくなったら」。コージー冨田がタモリ風にストーリーテラーを務め、日テレに眠る取材映像から知られざる"奇妙な映像"を公開する「世にも奇妙な昔話」。さらに、選挙におけるタレント候補を「中学校の生徒会選挙」に置き換えて解説するドラマや、救命病院を舞台にニュースで耳にする病気を取り上げる作品、国の借金といったテーマも放送される。
2016年10月29日「森三中」の大島美幸と「メイプル超合金」の安藤なつが姉妹役で主演するドラマ「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」が10月14日(金)今夜からテレビ東京にて放送を開始する。本作はマキヒロチによる同名コミックが原作、住みたい街の上位に必ず名前が上がる“吉祥寺”を舞台に、吉祥寺の街で不動産屋を営む大島さんと安藤さん演じる重田姉妹(ツインズ)が、なぜか来た客に吉祥寺以外の街ばかり提案するというドラマだ。“住みたい街ナンバーワン”に何度も輝いた人気の街、吉祥寺に古くから居を構える1軒の不動産屋、重田不動産。「住みたい街=吉祥寺」という幻想を抱く人々が、今日もこの不動産屋を訪れる。だが家賃は高い、狭い、駅から遠いなど、条件に見合う物件は吉祥寺になかなかない…。はたして吉祥寺だけがそんないい街なのだろうか?東京に数多ある街、ランキングには決して載ることのない、住みたい街がきっとどこかにあるはず。重田不動産を営む双子の重田姉妹(ツインズ)は、なぜか吉祥寺以外の街ばかり提案。いぶかしむ客たちだが、重田ツインズに案内されながら、いつしか吉祥寺から離れたその街に魅かれ、自分だけの帰ってきたい街をみつけ、引越しを決めるのだった…。キャストは大島さんと安藤さんをはじめ“重田ツインズ”が足しげく通う吉祥寺のカフェの女性店員・温井しずかに、NHKの朝の連続テレビ小説「マッさん」で注目されたちすん。重田ツインズが尊敬するカフェのマスター・御厨(みくりや)三郎に『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』の馬頭役などで知られる名優、田口トモロヲ。重田ツインズが営む「重田不動産」唯一の従業員・勲男に『桐島、部活やめるってよ』や『脳漿炸裂ガール』「僕のヤバイ妻」などに出演、ルックスだけでなく高い演技力も話題の浅香航大と、今注目を浴びる実力派俳優陣が集結した。また小説「火花」が第153回芥川賞を受賞、芸人だけでなく作家としても活躍の場を広げているピースの又吉直樹が本人役で出演することも決定。かつて吉祥寺に住み街の魅力をよく知る又吉さんが本作で語る言葉にも期待だ。さらに今夜放送の第1話には女優の山田真歩が重田不動産を訪れる女性客の役でゲスト出演。今後も豪華ゲストが続々出演するとのこと。エンディングテーマには今年結成20周年を迎えたEGO-WRAPPIN’の結成後初めての音源となる「That’s What I Need」が決定。彼らの原点ともいえるサウンドがドラマを盛り上げる。「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」は10月14日(金)今夜、深夜0時52分~テレビ東京、テレビ大阪ほかで放送開始。(笠緒)
2016年10月14日HKT48の指原莉乃(23)が、2日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、自身がランクインしたアンケートについて複雑な心境を語った。番組の冒頭、司会の東野幸治(49)が「テレビでは"モテない女"扱いされているけど、個人的にはキレイだと思う女性芸能人」のランキングで、指原が2位になったことを発表。これは女性情報サイト「VenusTap」が男性500人を対象に調査したもので、1位は井森美幸(47)、3位は島崎和歌子(43)だった。感想を求められた指原は、"ブスいじり"は受け入れる一方、「"モテない"いじりをされたことがなかったので、心外です!」とコメント。ただ、容姿を褒められたことにはついては素直に喜び、芸能界の大先輩の間に入ったことから「まだまだ早いんじゃないかと……」と恐縮した。この結果について、社会学者の古市憲寿氏は「指原さんを個人的に美人と思う人ってどんな人だろう」と回答者の属性が気になる様子。これに指原は「はっ!?」「えっ? 何でですか?」と戸惑い、「別にいいじゃないですか!」「私のこの時間を(番組の)ウォーミングアップに使われている気がしてムカつくんですけど」と不満を漏らして笑いを誘っていた。
2016年10月02日フリーアナウンサーのみのもんたと、お笑いタレントの久本雅美がこのほど、都内のスタジオで、読売テレビ・日本テレビ系『カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW 10年目突入スペシャル!』(10月6日21:00~)の収録後に取材に応じ、みのから司会ぶりを絶賛された久本が「とりあえず、1回抱かれます(笑)」と熱視線を向けた。都道府県の県民性やご当地グルメなどを紹介する同番組は、2007年にスタートし、10月で10年目に突入。「10年目」について聞かれたみのは「あっという間」と感慨深げで、「久本さんにはずいぶんと助けてもらいました」としみじみ語った。みのは久本の魅力について「人の心をつかんで離さないすばらしい才能」と分析。そして「多くの司会者を知っているが、技術はすばらしくとも嫌味だと感じる人はたくさんいた。そういう司会者はだいたい消えていきますね」と得意の"みの節"を披露した。すかさず「厳しいな~」と久本が突っ込む中、みのは「とっておきの話をしましょうか?」と切り出した。同番組スタート当初、司会スタイルとして、みのがゲストに話を振る進行だったそうだが、みのは「2、3本目の収録あたりで、(久本の)間や緩急の自在さに天性のものを感じた。そこでスタッフに言って、(今の久本が回すやり方に)一瞬にして変えてもらったんです」と明かした。その理由は「その方がゲストもスタッフもみんな生き生きとできる」からだそうで、結果として周囲からよい評判を聞くようになったといい、みのは「(スタッフに進言した)僕の勝ちです」とニヤリ。これに久本は大照れで、あわてふためきつつも「何をしていいか分からない。とりあえず、1回抱かれます」とはぐらかし、会場は爆笑に包まれた。今回のスペシャルの見どころについて、大阪出身の久本は「また大阪が面白くさせまっせ」と得意満面の笑顔。みのはそのVTRを見て「初めて泣かされた」と告白し、「人間ドラマ(がすばらしい)。通天閣をそういう目で見る人もいたのかと…」と目を細めていた。この日のゲストには、田中美里、壇蜜、あき竹城、井森美幸、船越英一郎、萩原次春、横澤夏子、柴田理恵、羽場裕一、勝俣州和、千原せいじ、岡田圭右、武蔵、次長課長、陣内孝則、竹内力、ガレッジセール、具志堅用高、土田晃之を迎える。
2016年09月22日お笑い芸人・森三中の大島美幸と、メイプル超合金の安藤なつが、テレビ東京系ドラマ『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』(10月14日スタート 毎週金曜24:52~)にW主演することが6日、わかった。同作は、『いつかティファニーで朝食を』などのヒット作で知られる漫画家・マキヒロチの同名コミック。様々なランキングで住みたい街No.1となっている街・吉祥寺で「重田不動産」を営む巨漢の双子姉妹”重田ツインズ”が、来店する客たちを翻弄しながら東京の街を紹介し、悩んだ心をほぐしていく。ドラマ内では実在の家を内見し、店や触れ合う人々もすべて実際にその街を訪れてロケを行う。重田富子を演じる大島は「前から安藤なつちゃんを見て、他人とは思えませんでした」と告白。「まさか双子の役をいただけるとは!」と驚きつつ、「秋の夜長にみなさまにホッとしていただけるようなドラマになるよう、なつちゃん、スタッフさんと力を合わせて頑張りたいと思います!」と意気込んだ。重田都子役の安藤は、「どうも、双子の妹”富子”と正反対で陰担当の姉”都子”です。自分の感情をうまく表に出せませんが情に熱いタイプではあります」と、作中のキャラクターになりきってコメント。郁子になりきった安藤は「メイプル超合金の安藤なつさんというかたが私の役をやられるそうです。見た目、性格が似ているそうなのできっちり頑張っていただきたいです」と”安藤”に期待を寄せた。そして「それでは安藤なつさん、一言どうぞ」と振ると、安藤に戻り「大先輩の森三中大島さんの胸を借り、一生懸命頑張ります」と応えた。また、テレビ東京 五箇公貴プロデューサーは「この番組をご覧になったすべての女性が、『フッと気持ちが軽くなった』、『自分も知らない街に行ってみようかな…』と思っていただける作品にしたいと思っています」と作品のポイントについて語った。(C)「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」製作委員会
2016年09月06日平成仮面ライダーシリーズ第17作目となる「仮面ライダーゴースト」と、スーパー戦隊シリーズ第40作目「動物戦隊ジュウオウジャー」の映画、『劇場版 仮面ライダーゴースト100の眼魂とゴースト運命の瞬間/劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!』(同時上映)が今週6日(土)より公開となる。これに先立ち、4日(木)今夜放送の「アメトーーク!」では、「ドランクドラゴン」塚地武雅ら“仮面ライダー芸人”登場し、熱いトークを繰り広げるようだ。先日、仮面ライダーゼロスペクターに変身する深海大悟役として、沢村一樹、仮面ライダーダークゴーストに変身するアルゴス役に木村了、さらに「氣志團」のゲスト出演が発表され、大きな話題を集めた『劇場版 仮面ライダーゴースト100の眼魂とゴースト運命の瞬間』。生誕45周年の“仮面ライダー”、そして通算40作を迎えた“スーパー戦隊”。スーパーヒーローイヤーを飾る、人気ヒーローたちの大決戦がここで繰り広げられる。そして今回、「アメトーーク!」に登場する“仮面ライダー芸人”は、熱狂的ファンの塚地さん、土田晃之、「バッファロー吾郎」竹若元博、プロレスラーの棚橋弘至、「アンガールズ」田中卓志、「御茶ノ水男子」しいはしジャスタウェイ、そして「オジンオズボーン」篠宮暁。彼らはそれぞれ腰に好きなライダーの変身ベルトを装着し、首元には仮面ライダー1号を意識したマフラーを身に着け気合十分。番組では、宮迫博之&蛍原徹の雨上がり決死隊の2人と、ゲストの昭和世代代表・井森美幸を前に、仮面ライダーへの熱い想いを語る! これまで仮面ライダーの全シリーズを見ている塚地さんが中心となり、今宵は昭和と平成の仮面ライダー、45年の歴史をふり返っていく。さらに今回は、先日解禁され、いままでの仮面ライダーの常識を覆す奇抜なビジュアルが大きな話題になっている、10月から放送開始の新ライダー「仮面ライダーエグゼイド」が「アメトーーク !」にTV初出演することも決定。登場する仮面ライダーエグゼイドは、人々を守るため、蔓延する謎のゲームウイルス(=バグスター)と戦う仮面ライダー。レベルアップをしながら戦うという特徴を持っており、今回はレベル1の姿で番組に登場するようだ。スタジオでいち早く目撃した仮面ライダー芸人たちは一体どんな反応を示すのか!?また、「アメトーーク!」“仮面ライダー芸人”には、「アメトーーク!」の大ファンと語る「仮面ライダーゴースト」主人公・天空寺タケル役の西銘駿も特別ゲストとして登場する。「アメトーーク!」8月4日(木)23時15分~テレビ朝日系にて放送。『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!』は8月6日(土)より全国にて同時公開。「仮面ライダーエグゼイド」は10月、毎週日曜日8時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年08月04日歌手でタレントのDAIGOが、テレビ東京系バラエティ番組『どこでも絶景ドカン風呂~日本一の絶景探しの旅ベスト9』(17日19:54~21:48)に出演することが16日、わかった。同番組は、芸能人が軽トラにドラム缶を積み、日本全国の知られざる絶景スポットを地元の人に聞き込み、気に入った場所でドラム缶風呂に入るという内容。スタジオMCをDAIGOと、お笑い芸人・大竹一樹(さまぁ~ず)の2人が務め、フリーアナウンサーの伊藤綾子、井森美幸がゲストに登場する。DAIGOは、テレビ東京からの熱烈オファーを受けて実現したという番組出演だが、スタジオ入りすると「まさかの"KGS(会議室)"で、これがテレ東の洗礼なのかと思った」と苦笑いを浮かべ、大竹から「テレ東、こんなもんよ」と慰められた。しかし、実際に芸能人が絶景スポットでドカン風呂に入る様子を見ると「KBIっすね(この番組いい)」「ITですね(行きたい)」「RI(レギュラーいける)」と"DAI語"でべた褒め。「バラエティ番組は出尽くしたと思ったけど、こんなの見たことない斬新な企画で心地よい番組でした」と満足した様子だった。また、VTRを見た伊藤が「星空の絶景に行きたい」と希望を語ると、井森が「長野県の阿智村いいよ」と自身のおすすめスポットを伝えていた。紹介されるVTRでは、児嶋一哉(アンジャッシュ)&田中卓志(アンガールズ)の2人が石川、あばれる君&中村静香が東京・埼玉、IKKO&小沢一敬(スピードワゴン)が北海道、武井壮&ボビー・オロゴン&鈴木あきえが千葉へ行き、それぞれドカン風呂に入っている。
2016年07月16日5月12日、東京・本多劇場にて『美幸-アンコンディショナルラブ-』の初日が幕を開けた。同作は多くのバラエティ番組で放送作家として活躍する鈴木おさむが作・演出を手がけた舞台。題材は妻である森三中・大島美幸の子どもの頃のいじめ体験をもとにしており、タイトルも大島の名前からとっている。【チケット情報はこちら】美幸(大島優子)は新聞社主催の書道コンテストで優勝し、メディアに取り上げられて目立ってしまう。それをきっかけに学校で執拗ないじめにあい、不幸な学生生活を過ごすことに。やがて大人になった美幸は就職先の会社で元役者・雄星(鈴木浩介)と出会う。彼に自分と同じ境遇を感じ、無償の愛を捧げることを決意した彼女は、雄星を悲しませるものすべてを排除しようと企てる……。舞台上に円形のステージが設置され、物語はその中で繰り広げられる。転換作業もすべてキャストが行うため、幕が開いてからの90分間、舞台上にはふたり以外一切誰もいないという状況だ。大島は狂気さえはらんだ美幸を演じきり、一方の鈴木は5役を演じ分ける。演じる側にとってはかなり負担の大きな作品だが、開幕前の囲み取材に登場した大島、鈴木は晴れやかな表情。昨年『No.9-不滅の旋律―』で初舞台を経験し、2作めにして二人芝居に挑戦する大島は「落ち着いています。昨晩も12時半に寝て今朝は7時に起きた。のどのケアもばっちり」と笑顔。対する鈴木は「僕も12時半に布団に入ったけどなかなか寝付けず……。人生初くらいの緊張です」と話すが、こちらも笑みを絶やさない。舞台経験では大先輩の鈴木だが、「僕が稽古中あたふたしても、しっかり受け止めて物語を進めてくれる。とにかく大島さんの落ち着きがすごいんですよ。大島優子最強伝説の幕開けだと思います」と大島を絶賛。それに対して「幕が開く寸前はもちろん緊張するけれど、やらなきゃいけないことを整理した上で舞台に立つことができるのはAKB48での経験が役に立っているのかもしれない」と大島は冷静に自分を分析していた。見どころを問われ、「とくに後半の、大島さんの覚醒ぶりを見てほしい。大島さんの新たな姿が見られる作品です」と語る鈴木。「正直、セリフを追うのでいっぱいいっぱいでまだ読み解けていないかもしれない。舞台というのは悩みながらやるものなんだと知りました」とあくまでも謙虚な姿勢の大島が舞台上で“覚醒”するさまを、中田ヤスタカの音楽が盛り上げる。『美幸-アンコンディショナルラブ-』は5月24日(火)まで東京・本多劇場、5月27日(金) から30日(月)まで大阪・サンケイホールブリーゼで上演。取材・文:釣木文恵
2016年05月13日森三中の大島美幸が丸刈りのおっさんになった!コントの中の話ではない。『全然大丈夫』の藤田容介監督による『福福荘の福ちゃん』で、彼女いない歴=実年齢のおっさん福ちゃんを演じているのだ。しかも本作でカナダのモントリオール・ファンタジア国際映画祭最優秀主演“女優賞”を受賞!笑いの中に人生の切なさを滲ませる本作で、おっさんを演じきった大島と、福ちゃんの想い人・千穂を演じた水川あさみが再会に話を弾ませた。その他の写真「初めて監督とお会いしたとき、監督の手が緊張で震えてたんです。断られたら終わりだと思っていたようですが、おっさんを主演にした映画で、そのおっさん役にオファーしてもらえる機会なんてないですからね。ノリノリで出演をOKしました」と振り返る大島。真面目で働き者、面倒見もいい福ちゃんは、周囲から慕われる好人物。でも女性にはオクテで32年間彼女ナシ。そんな福ちゃんの住むアパート福福荘に、トラウマの元凶というべき初恋の人・千穂が訪ねてくる。「企画書に丸刈り“おっさん”姿の大島さんの絵が描いてあったんです。単純にすごい企画だなって。でも正直、大島さんの福ちゃんはイメージできなくなかったんです。あ、ごめんなさい(笑)」。思わず出た水川の本音に「ううん、嬉しい」と大島はニコニコと答える。おっさんになりきった大島が、なかでも福ちゃんと一体になれた特別な“泣き”の瞬間があった。「私の過去を知っていて、監督が敢えてストーリーに組み込んだんだと思うんですけど、福ちゃんがいじめを受けていた当時を思い出して感情を吐き出すシーンがあったんです。心から泣けました。本当に悔しいという気持ちになれて」。そんな大島を水川は「今、手をつないでとか言われるとすごく恥ずかしいですけど、撮影中は見つめ合ったりしても全く平気でした。大島さんが完璧に福ちゃんだったから」と称賛した。大島と水川からのメッセージは「近くに福福荘があったらいいなと思ってもらえたら」。実際、そう感じられる愛おしい作品だ。『福福荘の福ちゃん』11月8日(土)新宿ピカデリーほか全国公開取材・文・写真:望月ふみ
2014年11月06日現在“妊活中”で芸能活動を休業している女性お笑いトリオ「森三中」の大島美幸が10月20日(月)、主演作『福福荘の福ちゃん』の完成披露試写会に出席し「こういう(公の)場に立つのは久々で緊張しております」と元気な姿を見せた。映画初主演にして、丸刈りで「年齢=カノジョいない歴」という女性恐怖症の塗装職人・福田辰男(通称:福ちゃん)を熱演した大島さん。そのオッサンぶりはすでに海を渡り、カナダ・モントリオールで開催された第18回ファンタジア国際映画祭で見事、「最優秀女優賞」を受賞したばかりだ。この日、初めて賞状を手にした大島さんは「オッサンなのに女優賞?って(笑)。嬉しさと同時に『ウソだろ!』って気持ちで思わず笑ってしまった」。撮影が行われたのは約1年前。昨年夏には「24時間テレビ」のチャリティーランナーを務め、体がシェイプアップされた状態だったため「あの後で、10キロ太ってくれと言われて…。普段ならなんてことないが、筋肉がついていたので、太るのが大変だった」とオッサン役の役作りに苦労したのだとか。東京・新宿ピカデリーで行われた完成披露試写会には大島さんを始め、共演する水川あさみ、荒川良々、徳永ゆうき、藤田容介監督が出席。水川さんは福ちゃんの中学時代の初恋の人で、女性恐怖症の原因でもあるヒロイン・千穂を演じており、「現場の大島さんは…、もう完全にオッサンでしたね。もう同じ女性という感覚もなくて、手を繋いだり、寄り添ったりするのも恥ずかしくなかった。それはそれで失礼なんですけどね(笑)」と太鼓判!「大島さんに断られたら、この映画は終わりだった」とふり返るほど、キャスティングに強いこだわりがあった藤田監督は「紆余曲折あって完成した作品なので、こうしてお披露目できて、こんな嬉しいことはない」と安堵の表情。すでにイギリス、ドイツ、イタリア、台湾など海外での公開が決定しており、「海外の映画祭で何度か上映しているが、まったく壁を感じない」と手応えを示していた。『福福荘の福ちゃん』は11月8日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:福福荘の福ちゃん(C) 『福福荘の福ちゃん』製作委員会
2014年10月21日