2015年2月14日(土)に東京・シダックスカルチャーホールで俳優の入江甚儀と市川知宏によるファンイベント「じんとも」の開催が決定した。入江甚儀と市川知宏は、同時期にデビューを果たし、現在TVドラマや映画などで活躍する若手人気俳優。同イベントは今年の6月に初めて開催され、今回で3回目。初の1日2回公演で行なわれるこの日の公演は、バレンタインデーにちなんで第1部を『Sweet Party』、第2部を『Bitter Party』と銘打ち、『Sweet Party』では「甘い」、『Bitter Party』では「少し大人」のふたりが見られるイベントになる予定だ。同イベントのチケット一般発売は2015年1月10日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけてじんとも特設サイトでは先行を実施。受付は12月6日(土)昼12時から14日(日)午後11時59分まで。■じんとも~Sweet Party~(第一部)2015年2月14日(土)開場11:00 / 開演12:00会場:シダックスカルチャーホール(東京都)出演:入江甚儀 / 市川知宏料金:指定 3500円 ※来場者特典付■じんとも~Bitter Party~(第二部)2015年2月14日(土)開場15:00 / 開演16:00会場:シダックスカルチャーホール(東京都)出演:入江甚儀 / 市川知宏料金:指定 3500円 ※来場者特典付
2014年12月05日人気ドラマの最新作「リーガルハイ・スペシャル」の完成披露試写会で主演の堺雅人とゲスト出演した大森南朋が初めて本格的な共演の喜びについて熱く語った。百戦錬磨の敏腕弁護士・古美門を主人公にした人気ドラマのスペシャル版。巨大総合病院の医療過誤事件に古美門&黛(新垣結衣)の凸凹コンビが立ち向かう。大森さんは、一見、うだつの上がらない中年弁護士だが、実は病院から金を巻き上げることを目的とした“たかり弁護士”の九條を演じており、法廷で古美門と火花を散らす。ほぼ同世代の2人で、これまでも同じ作品に出演したことはあるが、ここまで直接“対峙”する関係性を演じるのは初めて。堺さんが「南朋さんはご一緒したかった先輩」と言えば、大森さんは連続ドラマの頃から本作を見ていたことを明かし「TVで見ていて、ちょうど新垣さんと別の作品でご一緒したときに、堺くんのセリフ回しのスピードや、全てワンカットで撮っているのか?どうやってセリフを覚えているのかなどを聞いた」と堺さんの演技が気になって仕方がなかったと告白する。大森さんはさらに堺さんの名演について「同世代でああいう芝居をやられると迷惑(苦笑)!」とまで言い切り、「『おれは出演の話が来ても受けない』と言ってたんですが(笑)、読んでみたら魅力的で『おれもついにあっち側に行くのか…』という恐怖と好奇心があった」とふり返る。実際に法廷での対決を終えて、堺さんは「楽しかったです。ガッツンガッツンと真っ直ぐに来る芝居で、幸せな日々でした」と述懐。大森さんは「小劇場のようだった」と独特の空気を明かし「楽しくやったし『やはり、この人(=堺さん)は前を走ってるな』と思った」と改めて、称賛を送った。堺さんの法廷で相手を追い込んでいく話術については、同じくゲスト出演しており、その“餌食”となる吉瀬さんが「もうやめてよ!って感じで、本当にすごくイヤな感じです(苦笑)」とその凄まじさを実感のこもった言葉で称賛(?)を送っていた。土曜プレミアム「リーガルハイ・スペシャル」は11月22日(土)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月13日人気ドラマのスペシャル版「リーガルハイ・スペシャル」に主演する堺雅人が、劇中で、本作にゲスト出演している剛力彩芽が得意とする“ラケットダンス”を披露していることが判明!11月13日(木)に行なわれた舞台挨拶で、剛力さんから直接教わったことを明かした。連続ドラマ2シーズンにスペシャルドラマ1本が過去に放送されている人気ドラマの最新スペシャル版で、巨大総合病院で起きた医療過誤事件をテーマとした本作。この日は堺さん、剛力さんに加え、レギュラーの新垣結衣、ゲスト出演の大森南朋、吉瀬美智子も登壇した。堺さんが「ふざけた部分とふざけていない部分がミックスされている」と語るように、堺さん演じる古美門と新垣さん演じる黛の凸凹コンビの個性的なキャラクターを軸に、真面目なテーマを扱いつつもコミカルなやりとりで笑いを誘うのが本作の魅力のひとつ。今回、古美門が終盤に披露するダンスは、ゲスト出演した剛力さんが自身の楽曲「くやしいけど大事な人」のPVで披露しているテニスのラケットを振る“ラケットダンス”を模したもので、堺さんは作品を見終わった観客に「分かりましたか?」と問いかけ、楽しそうにニンマリ。その場でノリノリでダンスを披露し笑いを誘っていた。剛力さんは「(『リーガルハイ』を)ずっと見ていたので、呼んでいただけて嬉しかったです!(堺さん&新垣さんの)お2人が最初にお会いしたときからすごく優しくて…」と笑顔で語るが、堺さんは「僕は、剛力さんにダンスを教えてもらおうという下心があったので優しくしました」と下心全開の告白。剛力さんは自身のダンスが作品に取り入れられたことを「すごく嬉しかったです!」と喜び、堺さんも「まさかご本人に教えていただけるとは…直に教わって光栄でした!」と感謝。今回、堺さんと剛力さんの直接の共演はあまり長くなかったこともあり、堺さんは「今後、ぜひまたご一緒したいです!」と再共演を熱烈に希望していた。土曜プレミアム「リーガルハイ・スペシャル」は11月22日(土)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月13日もし私のお兄ちゃんが玉木宏だったら、あちこち連れまわして皆に自慢しちゃうだろうなぁ……。福山雅治と堺雅人も捨てがたい。あぁ、とにかく素敵なお兄ちゃんを持ってみたかった!! 今回は、マイナビニュースの女性会員400名に「兄にしたい芸能人」は誰か聞いてみた。Q.兄にしたい芸能人といえば、誰を想像しますか?1位 大泉洋 13.2%2位 福山雅治 11.8%3位 堺雅人 7.8%4位 DAIGO 5.5%5位 向井理 5.2%■大泉洋・「面白いところ、実は男らしいところ、なんだか素敵だから」(23歳/自動車関連/事務系専門職)・「一緒にバカできそう、楽しくなると思う」(22歳/生保・損保/営業職)・「落ち込んだときに励ましてくれそう」(34歳/ソフトウェア/技術職)・「しゃべるとうるさいけど一緒にいるとすごい楽しそう」(27歳/医療・福祉/専門職)・「『水どう』の武勇伝を見ていると、こんな兄だったら尊敬できるなと思うから」(27歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「いつも笑わせてくれる優しいお兄ちゃんて感じ、生活力が高そうでいい」(28歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「一緒に遊びに行ったり飲んだりして友達に自慢したい」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■福山雅治・「相談相手になってくれそう」(28歳/電機/販売職・サービス系)・「多趣味なので一緒にいて向上できそう」(33歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「とにかくかっこいい!友達に自慢できる(笑)」(30歳/学校・教育関連/専門職)・「自分にも他人にも厳しそうだけど、大事にしてくれそう」(31歳/医療・福祉/専門職)・「優しそう、かっこいいのにふざけて笑わせてくれそう」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「色んな事を知っていそう、多才だからいろいろ教えてもらえそう」(28歳/食品・飲料/事務系専門職)・「自由奔放なお兄さんという感じがしていい、何よりイケメンなところにひかれてしまう」(28歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)■堺雅人・「優しくて頼りになるから」(37歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「クールな瞳」(23歳/情報・IT/営業職)・「しっかりしていそう」(33歳/医療・福祉/専門職)・「いろいろ教えてくれそう」(31歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)・「物腰の柔らかいところ、包容力がありそうだから」(25歳/小売店/販売職・サービス系)・「かっこいいし、話をしっかり聞いてくれそう」(30歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「年齢的に、なにか相談ごとをするには最適」(35歳/自動車関連/事務系専門職)■DAIGO・「お金持ち」(42歳/医療・福祉/専門職)・「元気になりそう」(33歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「かまってくれそう」(24歳/医療・福祉/事務系専門職)・「単純に面白そう(笑)」(32歳/学校・教育関連/専門職)・「穏やかそうだし、話やすそうだから」(33歳/その他/その他)・「なんだかんだ面倒をみてくれそう」(23歳/情報・IT/営業職)・「優しいところ、遊びに連れてってくれそう」(25歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)■向井理・「料理もできて優しそう」(27歳/医療・福祉/事務系専門職)・「頼りになり守ってくれそう」(27歳/学校・教育関連/専門職)・「かっこいい、ものすごくかわいがってくれそうだから」(24歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「しっかりしていて頼りになりそう」(25歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「若くみえるしカッコイイし、友達に自慢したい」(32歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「優しい、お出掛けしてくれそう」(27歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)■総評女性に聞いた「兄にしたい芸能人」第1位は、バラエティーにドラマに引っ張りだこの「大泉洋」が選ばれた。明るいキャラクターと親しみやすさが魅力のようで、「毎日家庭が笑いであふれそう」「退屈しなさそう」といったコメントが並んだ。大泉出演の人気番組「水曜どうでしょう」を見て、その魅力にハマった女性も多いようだ。第2位には「福山雅治」が続いた。とにかくカッコイイ!!ということで、「これが兄なら無敵」「誰に見られても恥ずかしくない」とのこと。「友達に自慢したい」という声も非常に多かった。家族でもなんでも、とにかく一緒にいたい! というのが本音なのかもしれない。3位は「堺雅人」。包容力や頼もしさに惹かれる女性が多く、「何でも受け止めてくれそう」「いろいろ教えてくれそう」といった声が聞かれた。ドラマ「半沢直樹」での役柄も大きく影響しているようだ。4位には「DAIGO」がランクイン。ちょっと天然なところが「かわいい」「一緒にいて面白そう」と女性に人気のよう。「思いのほか空気が読めてしっかりしている」といった評価もみられた。5位は「向井理」で、福山雅治と同様に「カッコイイ」「友達に自慢できる」といった声が多く寄せられた。料理上手なところもポイントが高いようだ。これ以外にも、櫻井翔や玉木宏、西島秀俊といった名が挙げられていた。こんなイケメンたちが家族だったら確かに最高かも!?※画像は本文と関係ありません調査時期:2014年5月23日~2014年5月31日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性400名調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年06月23日東映製作の特撮映画『キカイダー REBOOT』が、いよいよ5月24日より全国公開される。その公開を記念して、主演の人造人間ジロー/キカイダーを演じる入江甚儀と、1972年に放送されたテレビシリーズ『人造人間キカイダー』でジロー/キカイダーを演じ、今回の映画では心理学者・前野究治郎役で出演している伴大介の「新旧ダブル"ジロー"対談」が実現した。映画『キカイダー REBOOT』は、東映・NET(現テレビ朝日)製作のテレビシリーズ『人造人間キカイダー』(全43話)をベースにしながら、ジローやミツコ、マサル、服部半平などのキャラクター設定、およびストーリーが全面的にリニューアル。2014年の現代にマッチする最先端の映像表現を駆使しての、文字通りのREBOOT(再起動)作品になっている。ただし、テレビシリーズおよび原作者・石ノ森章太郎氏によるコミック版(漫画誌『少年サンデー』連載)における"良心回路"という重要な設定は、ほぼそのまま受け継がれた。ジローは創造主である光明寺博士(映画では長嶋一茂が演じる)から良心回路を組み込まれた人造人間(アンドロイド)だ。そのため、普通のロボットのようにただ人間から命令されて動くのではなく、独自で善悪を判断し、人間らしい感情をのぞかせる。映画初主演となった入江は、端正な顔立ちに鋭く鍛え上げた肉体を備え、まさに人造人間ジロー役に最適の若手俳優。そして、42年前にテレビシリーズでジローを演じた伴氏は、女性ファンからの人気が非常に高かったという"イケメンヒーロー"の先がけともいうべき存在。新旧2人の"ジロー"は今回の映画について、どんな感想を持ったのだろうか。――まずは、無事完成を迎えた新作映画『キカイダー REBOOT』を観られたご感想からお願いいたします。入江:僕が想像していたよりも、何十倍もいい作品になっていて、びっくりしました。スタッフ、キャスト含めいろいろな人の魂が注ぎ込まれた映画だと思います。伴:40年前に自分が出演していた『人造人間キカイダー』と比べると、うらやましいくらいぜいたくな作りの作品でした。とにかく、映画の出来に感動しましたよ。作り手の、作品にかける愛情というものを感じさせる映画でした。――全体的にひきしまった印象のある新キカイダーのキャラクターについては、いかがですか。伴:昔のキカイダーと比べても、ずいぶんカッコよくなったと思いますよ。このスーツがまたすごいよね。筋肉質っていうか、腹筋が割れているもんね(笑)。入江:現場では、よく『キカイダーと顔が似てるね』って言われていたんです。伴:やっぱり、このマスクは入江くんをイメージして作ったの?入江:いえ、そうじゃないらしいんです。僕がジロー役に決まる以前からこのマスクはできていましたから。伴:そうだったのか。私もそうだけれど、多くの人が入江くんの顔に似せたマスクだと思ってるんじゃないかな。入江:劇中で、キカイダーの芝居にも気持ちを入れ込みたかったので、僕がスーツやマスクを着けて演技をしている場面があります。伴:それはすごいね。私は少しマスクを被ったことはあったものの、スーツを着ることはなかったな(笑)。●ジローの感情は観ているお客さんに読みとってもらうようにしたい――お2人とも人造人間を演じられたわけですが、ロボットという存在をどういう風に見せようと思われましたか。伴:僕が演じたかつてのジローは、設定上はロボットなんだけど、あまりロボットということを意識せず、どちらかというと人間味というか、泥臭い部分を出していきたいと思っていました。あえてロボットらしくふるまわないことで、人間本来の繊細さ、内面からにじみでるような感情を表現したかった。黙っているけれど、ジローは何を考えているのかな、と観ている人が思ってくれるようにね。入江:僕の場合、人間のようでいて人間でないということを表現するため、努めて無表情でいるようにしたんです。でも時折、寂しいとか切ないとかの感情が浮かび上がってくるような、繊細な雰囲気を出そうとしました。監督と最初に意見が合致したのは、『ジローの感情は観ているお客さんに読みとってもらうようにしたい』ということだったんです。無表情なジローがミツコやマサルと出会い、物語が進む中でどういう"感情"を示していくのか、そこのところを観ていただきたいです。伴:入江くんが演じたジローの芝居は、とてもよく考えられていましたね。ずっと無表情なままではあるんだけれど、映画の最初のほうと中盤、そしてクライマックスと、ジローの感情の変化がある。そういった部分を緻密に計算して芝居をしていたと思います。入江:ありがとうございます。まさにそういった繊細な感情の変化については、シナリオを読みながら監督と何度も話し合って、作っていったところです。――冒頭場面から、入江さん演じるジローと高橋メアリージュンさん演じるマリとの、激しい格闘シーンがあります。まさに人間離れした人造人間同士の戦いというイメージどおりの、スピーディな立ち回りでしたね。入江:映画冒頭のアクションシーンが、そのままクランクイン(撮影開始)だったんです。初っぱなからあんなに激しいアクションで、驚きました。部分的に吹き替えをお願いしていますけれど、ほとんど僕と高橋さん本人で撮っているんです。事前に練習をしていたんですけれど、撮影初日にいきなり(アクションが)始まったので『あっ、撮影前に準備する時間がない!』なんて思って。この反省を活かし、次の日からは撮影の30分前に現場に入り、準備運動をするようにしました。伴:入江くんと高橋さんとのアクションシーンは、本当に迫力があったよね。――伴さんも『キカイダー』をはじめ、『イナズマン』や『忍者キャプター』といった数々のヒーロー作品で主演を務め、アクションをこなしていましたね。伴:私が『キカイダー』をやっていたときは、アクションというより高いところに登ってギターを弾いていた印象が強いかな(笑)。そういう部分でも、入江くんの身体を張ったハードアクションには感心するね。入江:いえいえ、恐縮です!伴:入江くんは『キカイダー』に合わせたような鍛え上げた肉体を持っていて、そのまま人造人間を演じても違和感のないような雰囲気を持っています。すごいですよ。●キカイダーの本質の部分を見事に受け継いでいる――映画では、腕をもぎ取られて負傷したジローを、前野究治郎が助けるシーンがあります。ここでファン待望の新旧ジローの共演が見られるわけですが、共演シーンのご感想はいかがでしょう。入江:伴さんとは、撮影のときはあまりお話をするチャンスがなかったんですよ。伴:まあ、私の撮影は一日、いや2時間くらいで終わりましたからね(笑)。入江:傷ついて意識もうろうとしているジローの前に、前野先生が現れるんですね。伴:前野は光明寺博士の恩師という設定でね。ロボットのことは分野外の心理学者ですから、ジローの腕を修理してやることはできないんです(笑)。でも、前野がジローに語りかけた言葉が、この映画の"核"になるんですよ。つまりジローの身体に組み込んでいる"良心回路"とは何なのか、を説明するのが前野の役割です。入江:僕は撮影に入る前、参考のために伴さんが主演された『人造人間キカイダー』のDVDを観ていたんですよ。伴:40年ほど前の作品だけど、観てどうだった?入江:当時の最新技術や最高のスタッフ、キャストで、全力でやっているという空気が自分にも伝わってきました。すごく面白かったです。伴さんもかっこよかった。伴:それはうれしいね。前野を演じるときに難しかったのは、齢を重ねた学者という役柄ではあるものの、やっぱり昔のジローを思わせるような雰囲気も残しておきたくて、そんなに老け込んだ格好や芝居にしていないところです。予告編を観られた『キカイダー』ファンの方が、私の映っている場面を観て『あっ、ジローだ』と気づいてくれましたので、狙いは間違っていなかったかなと思います(笑)。――それでは最後に、お2人から『キカイダー REBOOT』の魅力、そして見どころや今後の抱負などをうかがいたいと思います。伴:単純に強いだけのヒーローじゃない、というのがキカイダーの魅力ですね。今度の映画でも、そういうキカイダーの本質の部分を見事に受け継いでいると思います。入江:まずは映画を多くの方々に観ていただき、そしてまたチャンスがあれば、ぜひ今後もジローを演じていきたいと思っています。演技にしてもアクションにしても、もっとやってみたいことがありますし。伴:今回の映画では、入江くん自慢の鍛え上げた肉体を披露できなかったから、女性ファンにアピールする意味でも、次があったら肉体美を見せたらどうかな?(笑)。入江:いやあ、お話の展開次第では3Dディスプレイで裸になる機会があるかもしれないですね(笑)。伴:それにしても、映画はなんというか切ない終わり方をするんで、思わず胸にグッとこみあげるものがありますね。入江:ラストシーンでのジロー(キカイダー)とミツコの会話シーンは、ぜひじっくりと観てほしいポイントのひとつですね。伴:テレビシリーズから40年以上経った、現代のニュー『キカイダー』はこれだ、という作品になっています。みなさん、ぜひ劇場に足を運んでください!(C)石森プロ・東映(C)2014「キカイダー」製作委員会
2014年05月23日入江甚儀、20歳。時折、年相応と言える笑顔をのぞかせるが、インタビューが進むにつれてその落ち着いた佇まいと口調から「本当にまだ20歳?」と疑いたくなってしまう。一方で当人は「もう20歳」と感じているという。ドラマに映画、舞台と活躍の場を広げ、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」にも出演するなど確実に成長を遂げているように見えるが、自らの歩みについて「自分の中ではまだまだ遅いと思ってます」と毅然と語る。ブレイクの萌芽を抱えた20歳は成長を、変革を、ほとばしるエネルギーを発散する舞台を渇望している――。そんな彼にとって武者修行の場として最適と言えるかもしれない。先日より放送がスタートしたドラマ「闇金ウシジマくんSeason2」に入江さんはレギュラー出演を果たしている。10日で5割という暴利の闇金業者「カウカウファイナンス」を営むウシジマとそれでも彼に金を借りに来る切羽詰まった債務者たちの姿を描き、2010年に深夜ドラマとして異例の高視聴率を記録。映画化を経て、連ドラのシーズン2が製作された。入江さんは読者モデルとして名を上げることを志し、やがて悪事へと手を染めていく若者・中田を演じている。本シリーズでウシジマという当たり役をものにした主演の山田孝之を中心に、すでにシーズン1で完成している「ウシジマくん」の世界に飛び込んでいくプレッシャーと緊張感というのはどれほどのものか?「山田さんにやべ(きょうすけ)さん、崎本(大海)さんの3人が揃ってると怖いですよ」と苦笑を浮かべるが、俳優として物怖じすることはなかった。「確かに以前からのみなさんがいて、世界観が出来上がってはいるんですが、このドラマ自体、金を借りに行く側の人間が主体的に存在し、そこに金を貸す『カウカウファイナンス』の人間がいて…という関係性の中で成り立っている作品。だから世界観や空気感になじむことを考えるというより、まず自分の役をきちんと表現するというところからだなという思いが強かったです。それができれば、あとはウシジマくんがいるだけでこの世界の匂いをしっかりと感じさせてくれるので」。中田というのは決して人間として好意を持てる男ではない。「目先の利益に飛びつくタイプで飛びついたら食い散らかして、そこで何かを手にしたはいいけど、見渡すと恋人も友達もいなくなっている。考えが浅はかなんです」と入江さん。「演じる上ではヘラヘラしている感じは意識しましたね。何か疑問に思っても、それを受け止めきれずに流れてしまう。ちゃんと考える人間というのは一度、自分の中で飲みこんで、考えて『こうしよう』となるけど、それができないヤツは笑ったり、黙ってごまかしてしまうと思う。だからヘラヘラしながら、何かに突っかかりを感じても、すぐに『そうっすよね~』とスルーしちゃうような薄っぺらさというのが出せればと思いました」。散々な言いようではあるが、一方で中田を単なるダメな男とは思わない。嫉妬や羨望、野望、人間臭さ…。語弊を怖れず言えば「共感」や「似たもの」を感じているとも言う。「『似てない』と言ったら嘘になると思います。それは中田に限らず、他の役にも感じるし、自分の中に同じような部分があるからこそこのドラマを見て分かるところがあるし『こうはなりたくない』とも思えるんだと思う。中田は『有名になりたい』と思って芸能界にも片足を突っ込んでるけど、僕自身もいま、こういう仕事をさせてもらってて、服を買うのも好きだし上を目指したいって気持ちもすごく強い。そこにはリスクを背負わなくちゃいけない部分もあって、でも中田はそれをうまくコントロールできずに利益だけを求めて堕ちていく。どこかで一歩間違えれば自分も…というのは感じますよ」。そう、単に崖っぷちに立った人間の転落や債務に沈んでいく“負け組”のドラマを見せるだけではないのが本作の特徴。目を背けたくなるのは自分の中にも確実にある感情が描かれているからでもある。ではそこで一線を越えてしまう人間と踏みとどまる人間の違いはどこにあるのか?入江さんは「自分を信じ切れるかどうか」とうなずく。「自分を信じられないからお金の力を借りようとしてしまう。不安で『もっと必要なものがある』と足りないものを埋めようと金を借りてしまうんでしょうね。中田を演じて、改めて感じたのは成長しないヤツだなってこと。成長した気になってるけど、最初から最後まで外見はグレードアップしても中身は変わらない。空回りって言葉がピッタリなんです。何でそうなったのか?順番を間違えたんだと思います。オシャレが好きだから働いて、お金を貯めて好きな服を買って、そこで少しずつ評判を手にして内面も磨きがかかって…と成長していけばいいのに、いきなり金がないから借りる(笑)。苦労しないから身に着かなかったんですね」。入江さん自身は買い物するにも「迷って迷って…というタイプ(笑)」とのこと。親元を離れて一人暮らしを始めて「単純なことですが、遣えばお金はなくなっていくものなんだと実感しました。家にいた頃はお金がどこから出てくるのかさえも分かってなかった」と首を振る。ちなみに、これまでで一番大きな買い物は「思い切って買った革ジャケット」だという。「自分の中で『変わりたい』という思いがあって買いました。それを買ったことで人生の直線にひとつ大きな丸い点が付けられたような気はしています。もちろん、買ったから変わったと思うの浅はかですが、少なくとも“これを着るからには良い仕事しなきゃ”っていう責任やプレッシャーを背負うところはあります。何にせよ、買い物をするときは、この仕事にどう活かせるかってことは常に意識してますね」。自ら事務所のオーディションに応募して芸能界を志したのが中学2年生の時。見事合格するが、そのわずか3日後に連続ドラマのレギュラー出演が決定したというのは語り草である。その後も初舞台で主演を務め、次々とドラマに出演するなど、順調すぎるキャリアを歩んできた。もちろん、それは傍から見てのこと。当人はひとつずつの作品の中で時に葛藤し、もがき、実績を積み重ねてきた。デビューからドラマに映画、舞台とひと通りの作品をこなし、“ふた回り目”と言える周回に入った近年、確実に自分の中の変化や成長を感じている。「去年は特にいろんな監督に出会い、いろんな共演者の方々と仕事をさせていただき、いろんな意見を聞いていろいろ試して、芝居に対する考え方が大きく変わりましたね。特に『ロスト・イン・ヨンカーズ』(三谷幸喜演出)はすごく大きかったです。3か月ずっとあの舞台の世界に居させてもらえたというのは、なかなかない経験で、役者として大きな転換点になった気がしています。改めて感じるのは、お芝居って総合力であり、相手がいてこそ成り立つということ。ただ前に出ればいいってものではないし、時に自分がグイと出ることも必要だし、逆に引くことで自分が生きることもある。駆け引きの面白さを感じました」。経験が自身の血肉になると同時に、自分に足りないものも強く感じるようになった。「これまでは脚本を読んで、パッと自分の中に沸いたイマジネーションに芝居で近づいていくという作業が多かったんですが、それだけじゃ足りない場面が出てくるんです。もっともっと、普段から役作りをしていきたい。それからまだまだできないことがたくさんあって、殺陣もダンスも歌も全然できない。出来ることだけやっていると必ず行き詰まる時が来る。努力しないと演じられない役に挑戦したい。いつか、それができるようになった時にもう一度、原点に戻って“何もしない”役をやってみたいですね」。最後にもうひとつだけ。「年下のカレ」というこのインタビュー企画に合わせて恋愛観を尋ねると、ここでも動じることなく「互いに意見を言い合える仲でありたいですね。“言葉で言わなくても感じて”という部分は、付き合うと出てくると思うけど、そこに頼りたくないんです。伝えたいことはお互いに伝えて理解して、分かり合いたい」と確固たる答えが返ってきた。「年上の女性も大丈夫?」と訊くと、最後の最後で子供のようにはにかんだ表情を見せてくれた。「経験がないので…でも、大丈夫です(笑)!」<プロフィール>入江甚儀1993年5月18日生まれ 東京都出身身長181cm血液型O型「Colorful」(’10)、「人狼ゲーム」(’13)、舞台「ロストインヨンカーズ」(三谷幸喜演出/’13)など、映画・ドラマ・CM・舞台など幅広く活躍中。現在放送中のドラマ「闇金ウシジマくん Season2」のほか、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(’14)にも出演中。「キカイダーREBOOT」(’14・5月公開)に主演決定。<作品>TVドラマ「闇金ウシジマくん Season2」MBS・TBSほか深夜にて放送中!(そのほか地域の放送局情報は公式サイトにて随時更新中)TBS:毎週木曜24:58~/MBS:毎週木曜 24:59~※放送日時は、変更となる場合がございます。<ストーリー>まっとうな金融機関からはもう借りられない「後がない」客に金を貸し、10日で5割という法外な金利をむしり取る闇金カウカウファイナンス。その社長を務めるウシジマのクールな眼差しが捉える群像劇を描いたコミックが真鍋昌平の『闇金ウシジマくん』だ。2010年に深夜ドラマ化されて異例の高視聴率を記録し、2012年公開の劇場版も大ヒット。そのウシジマくんとカウカウファイナンスが、ファン待望の新シリーズとなって深夜ドラマ枠に帰ってきた!ホストや風俗、アルコールやギャンブルといったものに依存する人たちや、有名になりたい、金持ちになりたい、性欲を満たしたい、働かずに暮らしたいといった欲望に取り憑かれた人々の人間模様を描き出す本作。視聴者はきっと、「こうならないように明日から頑張ろう……!」と、不思議とポジティブになれるはず。また、新シリーズにおけるキャスティングの目玉として、山田孝之の盟友・綾野剛がウシジマの幼なじみ役【戌亥】として登場。裏の世界にも通じている情報屋として、ウシジマの依頼を受けての活躍に乞うご期待。<出演者>山田孝之綾野剛、崎本大海、やべきょうすけ、武田航平、入江甚儀、絵美里原作・真鍋昌平『闇金ウシジマくん』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)企画・プロデュース山口雅俊脚本福間正浩演出山口雅俊白川士遠藤光貴コピーライト(C)2014真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん2」製作委員会・MBS(photo / text:Naoki Kurozu)
2014年02月06日漫画やライトノベルの全巻まとめ販売を行っている「漫画全巻ドットコム」が、同サイトのユーザーを対象とした『なんでもランキング 第5回「堺雅人氏に演じて欲しい漫画キャラNo.1」』の投票結果を発表した。今世紀のドラマ最高視聴率を記録し、大きな話題となった『半沢直樹』(TBS系)では銀行員を、現在放送中の『リーガルハイ』(フジテレビ系)では弁護士を演じている堺だが、そのイメージからかランキング上位には医者、会社員、探偵、漫画家といった職業設定のあるキャラクターがこぞってランクインを果たした。1位は、手塚治虫の『ブラック・ジャック』から天才外科医の主人公・ブラック・ジャック。「過去に色々あった背景などを考えてそれを表現できる役者に堺さんがピッタリ」「ぜひ堺さんの演技で観てみたいものです。今のリーガルハイも面白いので期待大」など、見た目よりも堺の演技力に期待する声が寄せられた。2位には「リーマンキャラでもう一つ乗せてみるのが良いと思う」「宅麻伸、高橋克典も良かったけれど、堺さんの方がハマると思います」という声があった『課長 島耕作』。『半沢直樹』から演技のイメージがつきやすく、立ち位置的にも重なる部分がある島耕作がランクインを果たした。3位は『MASTER キートン』の平賀=キートン・太一、4位は『MONSTER』から天馬賢三と浦沢直樹作品が並ぶ。平賀=キートン・太一(ロイズの保険調査員)には「いつもは穏やかだが、いざとなるとサバイバルのスペシャリストとして難を乗り切る。雰囲気などが堺雅人さんにあっている」、天馬賢三(脳外科医)には「シリアスなドラマの主人公で、追い詰められるシーンや葛藤のシーンは、上手く演じてくれそう」との声。両者のキャラクター性は異なるものの、やはり演じ分けができるとの見方が多かった。5位以下には、『名探偵コナン』から毛利小五郎(5位)、『ルパン三世』からルパン(5位)、『ジョジョの奇妙な冒険』から岸辺露伴(8位)と職業設定がはっきりしているキャラクターが多いが、中には『北斗の拳』のケンシロウ(8位)、『NARUTO-ナルト-』のマイト・ガイ(15位)といった肉体派のキャラクターも。そのほか、『鋼の錬金術師』のロイ・マスタング(8位)、『デスノート』の夜神月(8位)、『坂本ですが?』の坂本(15位)、『暗殺教室』の殺せんせー(15位)、『ちびまる子ちゃん』のさくらひろし(15位)と、10位以下はバラエティに富んださまざまなキャラクターが名を連ねている。発表されたランキングは以下のとおり。○なんでもランキング 第5回「堺雅人氏に演じて欲しい漫画キャラNo.1」1位:ブラック・ジャック /『ブラック・ジャック』2位:島耕作 /『島耕作』シリーズ3位:平賀=キートン・太一 /『MASTER キートン』4位:天馬賢三 /『MONSTER』5位:毛利小五郎 /『名探偵コナン』5位:ルパン /『ルパン三世』5位:坂田銀時 /『銀魂』5位:岸辺露伴 /『ジョジョの奇妙な冒険』8位:ロイ・マスタング /『鋼の錬金術師』8位:ケンシロウ /『北斗の拳』8位:はたけカカシ /『NARUTO』8位:夜神月 /『デスノート』8位:サンジ /『ONE PIECE』8位:藤原佐為 /『ヒカルの碁』15位:筧史朗 /『きのう何食べた?』15位:喪黒福造 /『笑ゥせぇるすまん』15位:マイト・ガイ /『NARUTO』15位:坂本 /『坂本ですが?』15位:さくらひろし /『ちびまる子ちゃん』15位:志村新八 /『銀魂』15位:明智健悟 /『金田一少年の事件簿』15位:殺せんせー /『暗殺教室』投票は、漫画全巻ドットコムを運営するTORICOが同サイトのユーザー337名を対象に、10月16日12:00~23日12:00の期間で実施。
2013年10月24日気になるあの人の名前の裏側に隠された秘密は?開運アドバイザーの安斎勝洋先生が、話題のあの人の姓名を鑑定します。話題作続きの実力派俳優・堺雅人さん映画やドラマに欠かせない彼のお名前に秘められた才能とは?主演ドラマが社会現象になるほどのヒットを飛ばし、プライベートでは今春に結婚と、公私ともに順風満帆の堺雅人さん。昨日スタートしたドラマ『リーガルハイ』を心待ちにしていた人も多いことでしょう。お茶目な役から凄みのある役まで自由自在に表現する演技力。穏やかで知的なイメージ。癒しを感じさせるやわらかなキャラクターでありながら、どこかミステリアスな雰囲気…。「喜怒哀楽を全て笑顔で表現する」と言われるほど笑顔に定評のある彼は、本来はどんな人物なのでしょうか。お名前に隠された才能や素顔を探っていきます。堺雅人(人24地14外14総26)1973年10月14日生まれ~節目・転機について~40歳は種まきの時期。さらなる飛躍に向けて地道に足固めをしましょう。「人運」「地運」「外運」と「4」の画数を3つお持ちでその特徴が表れています。「地運」や「外運」が「14」の人は愛情に対して敏感で、さびしがりやな傾向があります。「人運の24」を持っているので創意工夫ができ、どんな仕事でもこなせます。世渡り上手で、周囲との和を保つのも得意。「地運の14」は、甘えん坊な部分や憎めないかわいらしさも感じさせるでしょう。恋愛面で見ると、「外運の14」は相手に求める理想の高さを示します。重い恋愛体質で、特に若い頃は相手を追いかけ、スキンシップを望んだり、いつも自分を見ていてほしいと思うタイプだったようです。「総運の26」は博学で多才な人物であることを表しています。その才能を上手に活かせるかどうかで、運勢の波が大きく変わります。---------------懐が広く、誰に対しても寛容な方です。頼まれたら嫌とは言えないお人好し。周囲の人の意見を聞き入れ、実践することができる素直さもあります。周囲との和を保つのがお上手ですね。他人とは違った着眼点があるので、それを活かすことで、今以上の評価を得られるようになります。ハッキリとした計画性を持つと結果を出せるので、そこを意識していただければと思います。一見おとなしそうに見えますが、心の中には燃えるような野心がありますね。また、実は激しい感情の持ち主でもあります。でも、それを抑えることで物事を円滑に進められるでしょう。押しの強さがありながら強引さを感じさせない部分や、憎めないかわいらしさは、彼の魅力であり、大きな武器でもあります。このお名前の画数の場合、「人運の24」があることで他の画数の短所を打消し、良い方向へと転化させています。バランスの取れた良いお名前ですね。アドバイスたとえ失敗したり、挫折を感じるようなことがあったとしても「まぁ、なんとかなるさ!」という気持ちを忘れなければ立ち直れるでしょう。欲望を抑え、これまで以上に謙虚な姿勢を心がけることで、物事がより良い方向に進んでいくはずです。栗原類さん、綾野剛さん、安藤美姫さんの姓名鑑定や、自分の名前もチェック!姓名は総運・天運・人運・地運、外運の5つで構成されています。・総運…すべての画数の合計⇒一生を司る総合的な運勢・天運…苗字だけの画数の合計⇒先祖代々から受け継がれてきた、一族が共有する宿命・人運…苗字の最後と名前の頭文字の画数の合計⇒思春期(13歳頃)から、さまざまな影響を受けて形成される性格・地運…名前だけの画数の合計⇒生まれてからの後天的な基本運勢・外運…苗字の頭文字と名前の最後の1文字、または2文字の合計⇒周りから受ける影響。自分を中心とした周囲の吉凶ただし、姓名判断では、天運を除く四運で運勢を判断します。天運は天から授かった先祖代々の宿命を表すものであるため、その人自身の判断には用いません。監修者紹介開運アドバイザー安斎勝洋(あんざいかつひろ)昭和20年東京生まれ古くから伝わる「姓名学」「風水学」「九星占術」等を学び、開運アドバイザーとしての仕事をスタート。 30年以上に及ぶ数々の個人鑑定などで、多くの人間と接することにより、姓名・生年月日・住環境と、その人間の運勢との関係を独自の統計データとしてファイル。時代に沿ったかたちで数のもっているより細やかで深い意味を分析した“安斎流 姓名判断”と中国風水をもとに、日本の風土や生活様式に合ったかたちで日常生活に活用できる“安斎流 風水”を確立。メディアではTBS系「悪魔のささやき」フジテレビ系「笑っていいとも!」のレギュラーを経て、ワイドショーやバラエティ番組内での出演、番組名の鑑定、雑誌「an・an」の人気占い特集など、テレビ・雑誌・新聞・ラジオと多方面で活躍中。インターネットサイト「安斎流 姓名判断」や手軽に活用できる携帯サイト「安斎流 開運鑑定」を監修。モバイルサイト「安斎流 開運鑑定」「笑っていいとも!」をはじめTV出演多数!芸能人の鑑定や著書も多く『開運アドバイザー』として有名な安斎勝洋(あんざいかつひろ)先生の本格姓名鑑定サイトです。名前で分かる恋愛、結婚、仕事のこと、安斎流でアドバイスいたします。子育てに役立つ子どもの姓名鑑定、お部屋の開運度チェックなど新コーナーも続々公開中!
2013年10月10日俳優の堺雅人が3日、都内で行われたフジテレビ系主演ドラマ『リーガルハイ』の完成披露試写会に新垣結衣、岡田将生らと出席した。同作は、2012年4月期に放送され、放送批評懇談会が選定する第50回ギャラクシー賞をはじめ、数多くのテレビ賞を受賞した人気リーガル・コメディ待望の続編。偏屈で毒舌だが敏腕弁護士の古美門研介(堺)と、社会正義の使命に燃える生真面目弁護士・黛(新垣)のコンビが、ゆとり世代の弁護士・羽生(岡田)と熾烈な法廷バトルを繰り広げていく。記録的視聴率を記録したTBS系連続ドラマ『半沢直樹』出演後初の連ドラ主演となった堺は「銀行員時代に培ったすべてを、これですべて台無しにしたいと思います」と自虐的に宣言しながら「続編なのでマンネリにならないよう、楽をしないように頑張ろうと思ったけれど、脚本が面白くて、新たな人間関係も増えて、新作ドラマと言ってもいいくらい」と絶賛。そのため堺は「僕らくらいはマンネリでもいいのでは? と新垣さんと相談しました。だから全力とか創意工夫からは遠いところで、現状維持でやっています。僕は省エネでいかせてもらっています」とニンマリ。だが新垣は「省エネとおっしゃっていますが、かなり凄いです。笑いのレベルも高くなって大変です」と前作以上の完成度を匂わせた。丁々発止のやり取りが見どころのドラマだけに、堺は「必要以上に頑張らない。役柄以外では喋らないようにして、笑顔も見せない。脈拍も90位をキープしています。だって疲れるから」と舞台裏を明かした。最近は“視聴率男”との異名をとるだけに「別のドラマを撮影中の監督から、ありがたそうに体を触られました。だからツキは残ってないのでは? 残りカスで頑張りたいですね」と頭をポリポリ。それでも本作から参加した岡田からは「堺さんの勢いに乗っかって、『やられたらやり返す』を言ってみたい」と羨望の眼差しで見つめられていた。フジテレビ系連続ドラマ『リーガルハイ』は10月9日(水)夜10時よりスタート ・公式サイト
2013年10月05日ロンドン五輪男子背泳ぎメダリストの入江陵介選手が、9月9日に発売された「スポーツ男子。Vol.2」の表紙を飾った。同誌は、インタビューとグラビアでアスリートのパーソナルな魅力に迫り、もっとアスリートを応援しよう!というコンセプトのムック。巻頭インタビューで入江選手は、引退を示唆した「世界水泳2013」当時の心境を振り返った。2012年のロンドン五輪では、男子背泳ぎ200mで銀メダル、100mで銅メダルを獲得。これまで世界大会で勝ち続けてきたが、「世界水泳2013」でメダルを獲得できなかったとき、「過去の自分を超えられなかった自分自身」に寂しさを痛切に感じてしまったという。しかしいま振り返ってみると、「辞めるというよりも、“何か”を変えたいという意味で出た言葉なのかな」と分析。メダリストとしての重責と戦いながら、水泳と向き合う方法が見出せたようだ。そんな風に彼の気持ちを突き動かしたのは、競泳界を牽引し続けている先輩の北島康介選手の存在と、メダルを獲れなくても励ましてくれた多くの応援のメッセージだったという。「今年の世界水泳を終えて、応援してもらえる選手になれたことを、いまは嬉しく思います」と、語っている。誌面では、水泳を始めたきっかけ、競泳選手としての日常なども言及。そして「水泳を真摯に受け止めた上で自分自身が水泳を楽しむことが大事」と言いながら、だからこそ目指す世界一への闘志も言葉にした。「スポーツ男子。Vol.2」には、入江陵介のほか、インタビューと撮り下ろしグラビアに、鹿島アントラーズの大迫勇也、卓球の松平健太、 埼玉西武ライオンズの金子侑司、横浜F・マリノスの兵藤慎剛、NBL開幕を控えたトヨタ自動車アルバルク東京の岡田優介、FC東京バレーボールチームの手塚大らが登場。ソチ五輪を控えたフィギュアスケートの高橋大輔、羽生結弦をフォーカスしたアイスショーのレポートや、NEWSの手越祐也のサッカー番組密着、「東アジアカップ2013」で日本代表として躍進した柿谷曜一朗、山口螢、森重真人、山田大記らのJリーガーにも注目。これから観戦に行けるチケット情報も紹介している。
2013年09月10日昨年のロンドン五輪で男子200メートル背泳ぎ・銀メダルを獲得し、日本を勇気づけた水泳の入江陵介選手ら競技者67名を起用し、味の素が夏季オリンピック全28競技が登場する、「アミノバイタル」のTVCMを8月31日(土)からオンエアする。製作スタッフは、各競技のプロモーション映像をつくる感覚で、どうやったら選手の動きが魅力的に見えるかにこだわった。CMは「夏季オリンピック競技 A」篇、「同 B」篇の30秒タイプが2本。その中で、夏季オリンピックの全28競技(2016年リオデジャネイロ夏季オリンピック)が紹介される。スポーツの練習ではこまめに水分を摂るのが常識だが、味の素によると、まだ大事な補給がされずにいるという。それがアミノ酸。運動中の肉体は酷使されており、パフォーマンスを発揮するためには、筋肉中のタンパク質をすばやく補う必要がある。アミノ酸は、そのタンパク質をつくる栄養素となる。CMは「水泳。水。アミノ酸。」、「馬術。水。アミノ酸。」、「ゴルフ。水。アミノ酸。」と、テロップに合せて各競技を紹介。最後に「スポーツ。水。アミノ酸。」のメッセージと共に、「アミノバイタル」が登場する。映像をたたみかけ、各競技の躍動感やそのスポーツにしかない一瞬一瞬の魅力を表現する。「A」篇の冒頭を飾る「水泳。水。アミノ酸。」のシーンで登場するのは、水泳・背泳ぎの入江選手。競技優先であるため時間や泳ぐ本数の限られる中で、撮影では10本近くの背泳ぎを披露した。なおホームページでは、CM映像のほかに入江選手インタビュー映像も順次公開予定となっている。また、スポーツをするすべての人にアミノ酸の重要性を理解してもらうために、出演者は超一流アスリートだけでなく、日常的にその競技をしている人、そのスポーツを愛している競技者を採用し、“スポーツ”それ自体の魅力を表現しようとした。撮影内容については、監督が撮影現場で出演者と何度も協議を重ねたという。「普段どういう練習をしているか?」、「どういう動き方をすることが多いか?」を、スタッフが実際に見てから撮影方法を決めたのだとか。そのスポーツをしている人が見て、リアルな映像になることを目指したという。出演者が映像を確認すると、誰もが開口一番「自分、こんなカッコいいんですね」と思わず呟いたそうだ。自分が競技している様子を客観的に映像で見たことがない選手も多く、「こんな動きなんですね」と、その後の練習に生かそうとする姿勢も見られた。(text:cinemacafe.net)
2013年08月31日俳優の堺雅人と女優の菅野美穂が来月にも結婚するのではと、各メディアが報じている。2人の出会いは映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。本作で堺さんは主人公である大奥総取締・右衛門佐(えもんのすけ)、菅野さんは愛を求め続ける5代将軍・綱吉を演じた。本人たちからの公式なコメントはいまだ発表されていないが、両事務所はこの報道を肯定している。昨年の10月に行われた『大奥』舞台挨拶の際には、堺さんは菅野さんのことを「危険な甘い香りがする。本当にお綺麗な方」と惚れ惚れといった様子で賞賛しており、また、菅野さんも「ニコニコと穏やかな草食系の方だと思ってましたが、マイペースな“植物系”男子でした」と堺さんを分析していた。(text:cinemacafe.net)
2013年03月22日実話をもとにした感動作『ひまわりと子犬の7日間』が16日に全国で封切られ、東京・新宿ピカデリーで主演の堺雅人、共演する中谷美紀、若林正恭(オードリー)、吉行和子、子役の近藤里沙と藤本哉汰、メガホンを執った平松恵美子監督が初日舞台あいさつを行った。その他の写真動物管理所に保護された犬の親子と、1匹でも多くの犬の命を救うべく新しい飼い主探しに奔走する職員たちの姿を描いた本作。堺にとっては、故郷・宮崎県でのロケが行われた思い入れの深い一作で「故郷が舞台と聞いて、すぐに(出演オファーに)飛びつきました。宮崎弁でお芝居するというのが、長年の夢。それが実現し、家宝のような作品になった」と感無量の面持ちだった。宮崎弁へのこだわりは、平松監督や現場の方言指導者よりも強かったといい「かなり練習をしたので大丈夫かと思い、実際みなさんがOKでも、堺さんからNGが出てしまい……」(中谷)、「堺“先生”を前にする緊張しましたね。ちょっとでも間違うと、目元がピキっとなって(笑)」(吉行)とそのスパルタぶりに悪戦苦闘した様子。堺は申し訳なさそうな表情を見せつつも、「宮崎弁の響きの素晴らしさを、改めて実感した」と誇らしげだった。メガホンを執る平松監督は、山田洋次監督のもとで20年にわたって助監督や脚本家として経験を積み、本作で監督デビュー。2009年の企画立ち上げから、ついに作品が封切られたこの日、「ずいぶん時間がかかり、やっと初日を迎えるのは本当に感無量。大切に育てただけに、さみしいが、今日からは観客のみなさんに育てていただければ。映画を通して、愛情の連鎖を感じてもらえれば幸い」とあいさつした。舞台挨拶には主人公の母犬・ひまわりを演じる“主演女優犬”のイチも駆けつけ、観客に愛きょうを振りまいた。『ひまわりと子犬の7日間』公開中
2013年03月18日映画『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』が12月22日(土)に公開を迎え、都内劇場にて主演の堺雅人&菅野美穂を始め、尾野真千子、柄本佑、要潤、椿鬼奴、宮藤官九郎、西田敏行、金子文紀監督による舞台挨拶が行われた。よしながふみ原作の人気漫画を原作に、男女の役割が逆転した江戸時代を舞台にした歴史活劇で2010年の映画『大奥』、先日最終回を迎えたドラマ「大奥~誕生~[有功・家光篇]」に続く本作。なかなか子宝に恵まれぬ女将軍・綱吉と野心を胸に公家の身から大奥取締役まで上り詰めた右衛門佐の交わることのない愛の軌跡を描く。堺さんは初共演となった菅野さんの印象を聞かれ「懐の深い女優さんだと思ってましたが、思ってた以上に深くて得体のしれない人だとやっているときは思いました。全部、菅野さんの役作りだったんですが」と明かす。一方の菅野さんは、堺さんを「ニコニコと穏やかな草食系の方だと思ってましたが、マイペースな“植物系”男子でした」と分析。草食ではなく植物という言葉に堺さんが「格下げですか?エサだよね…?」と首をかしげると、すかさず西田さんが「クレソン系だね」と茶々を入れ会場は笑いに包まれた。堺さんはまた、宮藤さんについて「(役者を)やりながら裏で長い歌舞伎の台本を書かれていてすごいなと思いました」と感服した様子。綱吉の正室役ということで、宮藤さんもきらびやかな着物姿での出演となったが「あの衣裳のままパソコンで書いてたんでいつの時代の人なのか、ちょっとしたSFですね」とシュールな撮影の裏側の様子を明かした。鬼奴さんは江戸へ来る前の右衛門佐が金のために体を売る冒頭のシーンで、相手役として出演しており当然、堺さんとの濡れ場もアリ!「映画を自分で観たら笑うしかなかったです。恥ずかしかったですが、女優としての正念場と思って頑張りました!」と「女優」という言葉を連発しながら述懐。堺さんについて「これまで共演したのはオアシズや森三中だったので、初めてステキな人と…。ステキだろうと思ってましたがその上を行くステキでした」と鼻息荒く語った。これを機に女優としての本格的な活動を画策しているようで、「高いとこから飛び降りるのよりも女優としての活動を…」と訴え笑いを誘っていた。西田さんは客席からの「西やーん」という歓声に「ありがとう」と嬉しそう。対峙した堺さんについて尋ねると「ジュード・ロウだなと思いました。僕は(ロバート・)デ・ニーロの気持ちでいたんですが(笑)」とユーモアたっぷりに称賛を送る。話が来年の抱負に及ぶと「もう齢65で膝がガクガクですが、そういう状態なのにオファーがいっぱい来てるんですよ」とニンマリ。そして最後は「福島出身ですので、東日本大震災からの復興に微力ながら尽くしたい」と語るなど、まさに硬軟を巧みに取り入れた舞台挨拶で客席を沸かせていた。『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は全国にて公開中。■関連作品:大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会
2012年12月22日エイベックスは音楽プロデューサーでm-floのメンバーであるVERBALと、お笑い芸人カラテカ入江がプロデュースしたお菓子、「GOOD SHIT カリントくん」を企画した。12月19日よりドン・キホーテで販売している。同商品は音楽業界を飛び越え多彩な才能を発揮するVERBALと、友達は5,000人・年間500本の合コンを取り仕切るお笑い芸人カラテカ入江がプロデュースした日本の名菓“かりんとう”。VERBALが作ったキャラクター”カリントくん”にカラテカ入江も賛同し、合コンやパーティーなどを盛り上げるパーティースナックとして、共同プロデュースが実現した。かりんとうの味の種類は、黒蜜、白蜜、たまねぎ、ピーナツの4つで、何の味かは袋を開けないと分からないという。出たかりんとうによって罰ゲームがある“GOOD SHITくじ”や、六角柱のパッケージ自体をサイコロのように振って“カリントくん”の数で競う“GOOD SHITサイコロ”など、遊び心に富んだ内容となっている。楽しみながら食べられる工夫がされているので、合コン・パーティーはもちろん、忘年会や新年会などにもお勧めとのこと。同商品は、「ドン・キホーテ(一部の地域を除く)」を中心に販売を開始。価格は498円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日来年3月公開の堺雅人主演映画『ひまわりと子犬の7日間』の予告編映像がこのほど公開され、小さな命を守るために奔走する主人公を演じる堺の新たな一面が紹介されている。『ひまわりと子犬の7日間』予告動画本作の基になったのは、2007年に宮崎県の動物管理所で起こり、テレビ東京『ポチたま』や日本テレビ『ザ・世界仰天ニュース』でも取り上げられ話題となった実話だ。映画は、引き取り手がなく保育所に収容された犬の母子の命を救おうとする保健所職員の神崎(堺)と、周囲の人々の姿を描く。このほど公開された予告編は、神埼が山に捨てられている犬の母子と出会う場面から始まる。保健所に収容された動物に残された命の期限は7日間で、それまでに引き取り手が見つからなければ、母子は処分されてしまう。予告編は、神崎が周囲の人々を巻き込みながら引き取り手を捜し“小さな命”を未来へとつなごうと懸命に行動する姿が描かれる。主演の堺は、シーンを支配するほどの存在感と、高い演技力でファンから信頼を集めている俳優だが、本作では言語が通じない犬を相手に奮闘し、惜しみない愛情を注ぎながら“動物の処分”という厳しい現実に立ち向かう主人公を熱演する。また、獣医役の中谷美紀や、でんでん、吉行和子、夏八木勲ら共演者も演技派が顔揃えており、本作では堺の新たな一面が見られそうだ。『ひまわりと子犬の7日間』2013年3月16日(土)全国公開
2012年11月21日公開中の堺雅人、山田孝之共演の映画『その夜の侍』。本作を鑑賞した俳優の向井理や女優の松雪泰子をはじめ、各界の著名人、ライターから絶賛のコメントが届いている。その他の写真本作は、劇団「THE SHAMPOO HAT」を率いる赤堀雅秋氏が、自ら作・演出・主演を務めた同名舞台を改稿し、監督を務めた作品。ひき逃げ事件で妻を失った思い出から抜け出せず、犯人への復讐を計画することで自分を保っている主人公・健一(堺)と、ひき逃げ犯の木島(山田)、そして彼らを取り巻く周囲の人々が抱える孤独や葛藤を描いた人間ドラマ。試写会では鑑賞後、「すぐに言葉にできない」との声が多く、堺、山田の魂のぶつかり合う演技や、新井浩文、綾野剛、田口トモロヲ、谷村美月、安藤サクラなど脇をかためるキャストに、「とにかく凄かった」と感想が寄せられているようだ。本作は復讐劇という導入から、人との繋がりを問いかけ人間の本質に迫った人間ドラマであるが、松雪は、「観客の想像力も自ずとひろがっていく作品。登場人物達が哀しく、無様であり、滑稽で愛おしく人間的」と語っており、向井も、「荒んでいく人間たちとその様相を淡々と、そしてリアルに切り取っていく。かなり挑戦的な作品に衝撃を受けました」と絶賛している。また、「匂い立つ、汗まみれの人間讃歌!」(演出家・長塚圭史)や、「作家、赤堀雅秋氏の作品には必ずといっていいくらい、ニオイが立ち込める」(女優・鈴木砂羽)と、スクリーンから放たれる独特の“匂い”についてのコメントも。そのほか各界著名人、ライターから寄せられたコメントや、一般試写での感想も本作の公式サイトにて紹介されている。本作は、モントリオール映画祭やロンドン映画祭に出品した際、その演出力が高く評価されただけあり、海外でも日本でも絶賛の声が多く上がっているようだ。『その夜の侍』公開中
2012年11月20日堺雅人と山田孝之の初共演が実現した『その夜の侍』が17日、全国で封切られ、堺、山田をはじめ、新井浩文、綾野剛、谷村美月、メガホンを執った赤堀雅秋監督が東京・有楽町スバル座で初日舞台あいさつを行った。堺が演じる中年男が、山田扮するひき逃げ犯に復しゅうするヘビーな内容で「撮影が大変で覚えていない」(堺)、「そうですね」(山田)と撮影の過酷さを垣間見せていた。その他の写真劇団「THE SHAMPOO HAT」全作品の作・演出・出演を担当する赤堀監督が、上演作を自ら映画化。愛する妻をひき逃げ事件で奪われた工場経営者・中村(堺)が、復讐を果たそうと出所したひき逃げ犯・木島(山田)を追い詰める姿を通して、現代人が抱える孤独と狂気を描く。国内での公開を前に、第36回モントリオール映画祭、第56回ロンドン映画祭に出品された。堺は以前から「THE SHAMPOO HAT」のファンだといい、「私自身は15年ほど前、劇団に所属していたが、劇団員としての夢はついえた人間。この物語がフィルムに焼き付けられたことで夢が実現し、本当に誇らしい気持ち」と感無量の面持ち。すべてを失い、復讐に燃えるという役柄に「終始トランス状態というか、コントロールできないくらい、かき回された。試写で見ても自分がよくわからない顔をしている」と振り返った。かたや山田も「いろんなところで爆発が起こり、刺激を受ける作品。感情がガタガタにされた」とアピール。「食べるのが怖い地獄鍋のような作品。皆さんにおすそ分けするのは胸が痛みます」(綾野)、「こういう映画が好きという人が増えたら嬉しい」(谷村)と共演陣も本作が放つパワーに圧倒されていた。本作が監督デビュー作となった赤堀監督は、新人監督に与えられる「新藤兼人賞」の金賞を受賞したばかりで「このタイミングで出来過ぎですね。もらえるものはもらいますが、すいませんという気持ちも」と恐縮しきり。なお同賞銀賞は『ヘルタースケルター』の蜷川実花監督が受賞。新井と綾野は『その夜の侍』と『ヘルタースケルター』に出演しており、「両方の作品に参加しているうちらの方がよっぽどすごい」(新井)と自画自賛していた。『その夜の侍』公開中
2012年11月19日人気劇団“THE SHAMPOO HAT”の傑作戯曲を映画化した『その夜の侍』で、堺雅人と山田孝之が初共演を果たした。お互いを「いろいろな顔を持っている人」(堺)、「本当の顔が分からない人」(山田)という印象を抱いた撮影を回想する演技派同士が、演じる役柄を通じてむき出しの感情をぶつけ合い、人間の本質をつまびらかにする重厚なドラマを作り上げた。その他の写真「『その夜の侍』はカオスです(笑)」と堺が評する本作は、妻をひき逃げ事故で失い、復讐を誓う中村(堺)と、出所した犯人の木島(山田)の因縁関係を主軸に、孤独な男たちを取り巻く人々の内情や葛藤までも炙り出す。ストーリーこそシンプルだが、人間の心の奥底まで立ち入った濃密なドラマは、観る者に“人間とは何か?”“生きていくこととは?”“他者との関係は?”という身近で深遠なテーマを問う物語に仕上がった。復讐を誓うが、その是非に葛藤する主人公を演じた堺は、「言葉にしてしまうことが難しい作品で(笑)。でも、僕には決して遠い世界には感じなかったです」と本作のリアル感を説明する。暴力的だが、深い孤独を抱えた木島役を怪演した山田も、「僕にはすごく普通の世界で、全然遠くない世界の話だと思いました」とリアルに根差した世界観であることを強調する。忌まわしい事件が起こらなければ中村も木島も出会わず、被害者、加害者の関係にも転化しなかった。緊迫した対立軸の中で、人は予想もしなかった“いろいろな顔”に変わり、“本当の顔”が分からなくなってしまう事態に陥ることがある。その意味で、リアルなのだ。「僕たちは“この中にいる”と思いました。皆、そう感じると思う。それと、木島を演じて、完成した映画を観て、そもそも人には本当の自分さえもないような気がしましたね」(山田)。“人間とは何か?”と本質を問うということは、“自分とは何か?”と自問自答することも意味するはず。逃げ場を失くした孤独な男たちがむき出しの感情をぶつけ合い、やがて辿り着く結末で何を知り、何を想うか。「難しいですよね(笑)。ただ、僕たちだけでなく、それぞれの人たちの人間模様、感情、状況を観てもらえれば。人の、“整理されない気持ち”が分かると思いますよ」(堺)という本作。公開後、大きな反響を集めそうな注目の一作だ。『その夜の侍』11月17日(土)より全国ロードショー取材・文・写真:鴇田崇
2012年11月16日「パンツまで濡れたら人間、何かが終わるんです」。冗談のような答えだが、堺雅人は悟りの境地に達したようにそう語る。映画『その夜の侍』の豪雨の中のぬかるんだ空地でのクライマックスシーンのことだ。山田孝之も「泥が口に入りましたね」と過酷な撮影の記憶を手繰る。意外にも2人は本作が初共演。しかも劇中で、互いに顔を突き合わせるのもこのクライマックスのシーンが初めてだった。妻をひき逃げした犯人への復讐を誓う主人公と、刑務所から出所後も無反省に生きる犯人。おそらく近年、2人が演じた役の中でも最も重く、“理解”からは遠い所に位置するであろうこの役柄をどのように作り上げたのか?どのようにそれぞれのシーンを積み重ね対峙へと至ったのか?公開を前に話を聞いた。「ジレンマの極致のまま終わりたい」赤堀雅秋監督が2007年に作・演出・主演を務めて上演された舞台を自らの手で映画化した本作。妻を失った男と犯人、その周囲の人々のドラマが描かれる――と要領を得ないあらすじだが、登場人物にせよストーリーにせよ“孤独”や“赦し”や“再生”といった分かりやすい言葉で簡単に説明することなどできないのだ。堺さんが作り上げた主人公・健一を見ても、多くの人はそれが堺さんだとにわかには信じられないのではないだろうか。分厚いメガネの奥の表情は常にこわばり、今回ばかりは多くの人を魅了してやまないあの微笑みを拝むことはできない。演じるにあたって赤堀監督から伝えられたのは「ゴールするのではなく、葛藤の極致、ジレンマの極致のまま終わりたい」ということ。「やる側としては落ち着かないですよ。答えがないから収まりが悪いですよね。ジレンマというのはどちらかの間にある状態。どこかに答えを見つけた時点で『そうじゃない』となるわけですから。“葛藤”という言葉すらも収まりがよすぎて、赤堀さんの中では違ったんじゃないかと思います。葛藤かどうかさえも分からないモゴモゴしたところで何かやりたかったような気がしますね。手応え?ないないない(苦笑)!!手応えを掴んでしまえばその時点で足が止まる。赤堀さんはそんな瞬間を嫌ったんじゃないかな」。では、演じ終えた後で改めてふり返ったときに健一という男や物語について理解できたことや掴めたものは?そう尋ねても、やはり堺さんの口から確固たる答えは出てこない。「赤堀さんが書いて自分で舞台で演じた作品をリライトしてほかの誰かに任せるというとき、そこにはすごく高い期待値やハードル、そして本当は自分で演じたかったという思いもあるんじゃないかと思うんです。『オレの舞台のときは、そんなもんじゃなかったぞ』とか『もっと感情が動いたはず』という気持ちがあったかもしれないし、実際に赤堀さんのいろんな思いをぶつけられたと思います。それに応えられたかは分からないけど、なるべく近づけるようにと考えて臨んでいました。もう、そこまで行くと僕がどう感じてどう捉えたか?なんていうことは正直、どうでもいいことだなと思うんです」。一方、暴力的で享楽的で無反省に出所後の人生を歩みつつ、なぜか人を惹きつける木島を演じた山田さんもまた理解や論理性を越えたところで、クライマックスに向けてひたすら木島としての感情を積み重ねていった。「もちろん、最後に2人が対峙するということは分かっているので、そこにテンションをどう持っていくかということは考えますが、だからと言って『最初がこうだから、次がこうで…』という感じではなかったです。スタートからゴールまで点線があってそれをなぞって行くわけでは決してなくて、そのときの木島だと思えることをやる。やっている最中は木島として反応するような感じでした。だから撮影のことをよく覚えてないのかもしれません」。「そこに俳優という仕事の面白さがある」(山田さん)では改めて2人の初めての、そして唯一の共演シーンである豪雨の泥だらけのクライマックスについて。堺さんは「ずっと一緒にやりたいと思っていたし、楽しみにしていた」と山田さんとの対峙を前に抱いた胸の高鳴りを明かすが、実際に撮影が始まるとそれどころではなかった。「本当にね、パンツまで濡れた時点で何かがプチンと切れました(笑)。共演しての印象?ずっと楽しみにしてたけど、実際に会ったときは彼を“俳優・山田孝之”として見ているのか?それとも木島として――それも自分が考えた、健一がずっと会いたがっていた木島として見ているのか…?少なくとも『あぁ、オレはいまずっと共演したかった山田孝之と共演しているんだ』という気持ちではないですよね。いろんな考えがあって、雨があって、アクションまであって…むしろ山田さん個人の印象というよりも、みんなで大変な撮影を成し遂げた仲間たちという思いの方が強かったです。これだけの大変なシーンを信頼し合って一緒に作ることができたというのはすごく嬉しい。いまになって改めて山田さんでよかったなと思います」。雨に打たれ、泥に足を取られながら殴り合う男たち。その姿は激しく胸を打つが、決してカッコいいとは言えない。「この作品はカッコよく見せる必要がないですからね」と山田さん。10月の寒空の下、2夜にわたって行われた撮影を終えたときは、さぞや達成感に包まれていたことだろう…と思いきや、山田さんは静かに首を振る。「全くないです。達成感を感じる余裕すら残ってなかったです。0.1でも力が残っていれば達成感もあったんでしょうが、かなり早い段階でゼロまで行ってましたんで、そんなものは…なかったですね」。理解も、手応えも、達成感さえもない現場…。だが山田さんは言う。「そこに俳優という仕事の面白さがあるのかも」と。「僕自身、木島という役に限らず人が人を理解できないなんて当たり前だと思ってます。人間は常に新しいものを得て、同時にどんどん何かを失って生きていくわけで、どんなにその人の隣にいても完璧に理解するなんて無理でしょう?でもその理解できない意味の分からないものを映画の中で成立させなくちゃいけないわけで。『理解できない』という感覚を抱きながらも役のことを理解しようとして『オレはこの人なんだ』と思い、これが正解だと思いながら演じる。それはすごく変な仕事だし、だからこそ面白いなと思ってます」。一方、インタビューを通じて5~6回は「びしょ濡れのパンツ」の苦労を強調していた堺さんだったが、ことさら俳優としてのやりがいやこの作品ならではの特別な思いを尋ねらると「僕自身としては『やれ』と言われた仕事ができたこと、監督の“受注”に応じられた時点で嬉しいです。特別という言い方をするなら毎回が特別で、それが日常になってますから。そういう意味で通常業務ですね」とサラリと言ってのける。その顔には映画の中で決して見せることのなかった楽しそうな笑みが浮かんでいた。(photo&text:Naoki Kurozu)■関連作品:その夜の侍 2012年11月17日より全国にて公開© 2012「その夜の侍」製作委員会
2012年11月15日堺雅人と山田孝之が共演する映画『その夜の侍』のメイキング映像が公開された。愛する妻を失い復讐だけを考えて生きる男と、出所した犯人の男。対峙したふたりの男の姿を演じる俳優陣の緊迫した空気が伝わってくる映像だ。『その夜の侍』メイキング映像本作は、5年前に妻をひき逃げされて復讐を誓う男、中村(堺)と、刑期を終えて出所したひき逃げ犯・木島(山田)を主軸に、彼らを取り巻く人々の孤独や葛藤を描いた人間ドラマ。劇団“THE SHAMPOO HAT”を率いる赤堀雅秋氏が主演も務めた舞台を、自ら映画化した作品だ。このほど公開されたのは、殺された妻の5回目の命日の夜、ついに中村と木島が対峙する重要なシーンの撮影現場をおさめたもの。撮影現場では大量の雨を降らせたが、中村役の堺は傘もささずに包丁を握る右手に力を込め、愛していた妻を想い、復讐して良いのかと葛藤する男を熱演する。これまで堺は、相手を翻弄する食えない男を演じることが多かったが、本作では急に訪れた妻の死に翻弄され、苦しむ男を全力で演じており、映像では「カット」の声がかかった後の苦渋に満ちた表情が印象的だ。一方、山田演じる木島は不敵な表情を浮かべ、暴力的な行動に出るもその内面には人知れぬ孤独を抱えている人物。雨のシーンでは、木島に不釣合いな赤い花柄の傘が彼の恐ろしさを引き立てており、カメラがまわる前に赤堀監督の演出を受けながら、徐々にテンションをあげていく山田の姿を見ることができる。さらにメイキング映像は、中村が木島に出会い、刃を向ける緊迫したシーンへ。圧倒的な量の雨を降らせながら、ふたりが格闘する複雑なシーンだが、堺、山田とも緊張感が切れることがなく、ふたりの気迫に応えるように赤堀監督らスタッフたちが撮影を進めていく様を確認できる。堺と山田が、むき出しの感情をぶつけ合い、人間の醜さやその本質を体現する映画『その夜の侍』。行き場をなくしたふたりの男が物語の結末でどこにたどり着くのか気になるところだ。『その夜の侍』11月17日(土)より全国ロードショー
2012年11月09日17日公開の堺雅人主演映画『その夜の侍』の完成披露試写会が7日にユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、堺、山田孝之、新井浩文、綾野剛、谷村美月、田口トモロヲ、赤堀雅秋監督が舞台あいさつに登壇した。その他の写真本作は、劇団“THE SHAMPOO HAT”を率いる赤堀氏が、自ら作・演出と主演を務めた同名舞台を改稿し、監督を務めた作品。ひき逃げ事件で妻を失った思い出から抜け出せず、犯人への復讐を計画することで自分を保っている主人公・健一(堺)と、ひき逃げ犯の木島(山田)、そして彼らを取り巻く周囲の人々が抱える孤独や葛藤を描いた人間ドラマ。堺は本作について、「とても生々しくグロテスクで汚いんだけど、観終わったあとに美しく、崇高なものを観た不思議な気持ちになる」と話し、「大事な人を亡くした主人公が弔いへ向けて一歩踏み出す話ですが、僕自身も3.11の震災後に抱いていた、弔いたいけどどうしたらいいのか分からない心情が主人公と重なり、この役をやりたいと思いました」と語った。堺と山田は初共演となったが、堺は、「3年分くらいガッツリ共演したので、しばらくは顔も見たくない(笑)」と山田へ本音をぽろり。山田も、「僕も撮影が終わってから、CMで堺さんを見ると『うぇー』ってなりましたね」と反撃した。さらに、「堺さんとの共演シーンを楽しみにしていたが、撮影が始まるとつらい・寒い・帰りたいで最悪でした」と吐露し、本人たちにとってはそれほど濃密で重厚な撮影だったようだ。また、「非常に緊張してます」と、冒頭からハンカチで何度も汗を拭う姿が見られた綾野があいさつ後に中座する場面も。数分後舞台へ戻り、「貧血でした」と苦笑しつつも、「決して面白い作品ではないですし、かつ分かりやすい感動があるわけでもない。でも人間の愚かな姿が実直に出ていて、すごい作品が出来たのではないかと思う」と自信を見せた。続けて堺も、「おすすめしにくい映画だけど、僕は大好きです。願わくば、みなさんの心に突き刺さる作品でありますようにと祈るばかりです」と本作をアピールした。『その夜の侍』11月17日(土)より全国ロードショー取材・文・写真:滝島千尋
2012年11月08日興行収入23億円を記録し、大ヒットした『大奥』の続編『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』が完成し25日、都内の劇場で堺雅人、菅野美穂、柄本佑、西田敏行、金子文紀監督が出席して完成披露試写会が行われた。作品の画像よしながふみの人気コミックを原作に、本作では前作より過去にさかのぼり、五代将軍綱吉の時代が舞台。謎の疫病によって男女の立場が逆転してしまった江戸時代で、女将軍や女人禁制の大奥が誕生した過程が絢爛豪華に描かれる。映画公開前に放送されるテレビドラマ版『大奥有巧・家光篇』との二部構成。堺は放送中のドラマ版で野心的な主人公・有巧(ありこと)を演じ、映画と合わせて1人2役を務めており「有巧と違って、右衛門佐は包容力があるタイプ」と分析した。一方、“生類憐みの令”で知られる五代将軍・綱吉を演じる菅野は「綱吉といえば、犬将軍ですもんね。お話をいただき、『犬を抱っこできたらいいな~』という下心があったんですが(笑)、台本をいただいて何という大役なんだと震え上がった」と振り返った。そんな菅野について、“お仕えする”堺は「まるで1本の大きなの木のような存在で、僕はそこにまとわりつく“つる植物”のようだった」とコメント。「本当にお美しくて、危険で甘い香りもある」とゾッコンの様子だった。西田は綱吉の父・桂昌院を演じ、「菅野さんがとても素晴らしくて、圧倒されました。(役柄同様)溺愛することができましたし、その気持ちは僕自身もストレートに持っている」と目尻が下がりっぱなし。一方、右衛門佐の右腕を演じ、今作の語り部も兼任する柄本は「ナレーションはほぼ初めてで…」と恐縮しきりだった。前作『大奥』、そして放送中のドラマの演出も手掛ける金子監督は「前作は10代をメインにした青春群像劇で、今回は堺さんが30歳から60歳くらいまでを演じている」と説明。「抵抗できない現実を受け入れて、いかに生き抜くか。登場人物が葛藤する姿は共通している」と両作品に共通するテーマ性を語り、「今まで4本の映画を作ったが、一番気に入っている。正直、反省点がない」と誇らしげな様子だった。映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』12月22日(土)全国ロードショー
2012年10月26日2007年、宮崎県の保健所で起こった犬と人間の奇跡の実話を、20年にわたり山田洋次監督作品の共同脚本・助監督を務めてきた平松恵美子監督が、堺雅人を主演に迎えて映画化する『ひまわりと子犬の7日間』。このたび本作の主題歌が、初の武道館ライブが3分でソールドアウトとなるなど絶大な人気を誇る音楽グループ「ソナーポケット」による書き下ろし曲「花」に決定した。ある日、母犬・ひまわりと生まれたばかりの子犬が、保健所に収容される。飼い主が見つからなければ、母子ともども“処分”されてしまうことになるが、保健所の職員・彰司やその家族、仲間たちは必死に子犬を守ろうとするひまわりの姿に心打たれ…。現在の日本で、飼い主のいない犬が置かれている状況を逃げることなく真っ直ぐに描く本作。彰司役の堺さんを筆頭に、中谷美紀、吉行和子、檀れい、小林稔侍など数々の映画賞に輝く実力派俳優陣が名を連ねており、オードリーの若林正恭の映画初出演作としても注目を集めている。今回、ひと足先に同作を鑑賞したソナーポケットは「僕らは3人共、実家で犬を飼っているので、感情移入せずにはいられず、犬と人間の家族愛に終始感動しっぱなしでした」と感想を語る。さらに「僕らは普段、“笑顔の連鎖”を合言葉に日々活動しています。この映画を観てくれる人たちにも笑顔があふれるような、そんな素敵な主題歌を作りたいと思います。いざ!笑顔の連鎖!」とコメントが寄せられている。果たして彰司やその仲間たちは、信じる心を失ってしまった母犬にもう一度愛を伝えることができるのか?ソナーポケットの楽曲が本作にどのように寄り添い、彩りを与えてくれるのか公開を楽しみに待ちたい。『ひまわりと子犬の7日間』は2013年3月9日(土)より宮崎先行公開、3月16日(土)より全国にて公開。■関連作品:ひまわりと子犬の7日間 2013年3月9日より宮崎先行公開、3月16日より全国にて公開© 2013「ひまわりと子犬の7日間」製作委員会
2012年10月17日堺雅人主演の映画『鍵泥棒のメソッド』が30日、インンターネットで予約できる前売券“ムビチケ”の販売で本作がナンバーワンを記録したTOHOシネマズ西宮OSで舞台あいさつを実施し、堺、内田けんじ監督が登壇したその他の写真本作は、『運命じゃない人』『アフタースクール』を手がけた内田監督が4年ぶりにメガホンを執った最新作。売れない貧乏役者の桜井(堺)、転倒して記憶を失った殺し屋のコンドウ(香川照之)、婚活中の女性(広末涼子)の三人が巻き起こす事件を描く。当日は台風直撃だったため、「大変な日に大丈夫ですか? お帰りの足は。我々も新幹線でこちらに伺って、神社のえびすさまのお導きかとうれしく思っています。映画をご覧いただいたみなさんの上気したお顔を見られるのが役者にとって望外の喜びです」という、観客を気づかう堺の言葉ではじまった舞台あいさつ。“本当にダメダメ”な主人公・桜井を演じての感想を聞かれると堺は、「案外素だったりして。いろんな方にヘタなお芝居が絶妙だったと言われるたびに、心の柔らかい部分が傷ついたりして。売れていない役者ですが、純粋だし、楽観的に物事をとらえるし、僕はすごくいい役者だと思っています。売れてないのが致命的ですけど(笑)」と苦笑していた。殺し屋役を演じた香川との一騎打ちのシーンについては、「あのシーンはエアガンが不調で、何度かお芝居できないほど本当に痛いこともありました。香川さんからあれは笑いをこらえるのが大変だったと言われました」と堺が振り返ると、内田監督は、「本番で堺さんが突然、『てめぇ』としがみつくアドリブをして、香川さんが笑いを堪えるのが大変だったと言ってました。あれが唯一のこの映画のアドリブです。あのシーンは面白かったので6回やってもらいました(笑)」と、わきあいあいとした現場でのエピソードを明かしていた。また、本作の大ヒットを祈願して、西宮中央商店街のキャラクター・ふくみみ福ちゃんが登場。耳たぶが幸運を呼ぶと言われていることから、狭い階段のなか堺が自ら触ろうとすると、ふくみみ福ちゃんが落ちそうになる場面も。その光景を見ていた内田監督に「(落ちたら)記憶がなくなっちゃうよ」と茶化されると、堺は「僕と福ちゃんが入れ替わるかもしれないね(笑)」とすかさず返し、会場を笑いの渦に巻き込んでいた。『鍵泥棒のメソッド』公開中
2012年10月01日堺雅人、菅野美穂が主演する映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』の主要キャストが揃った華やかなポスター画像がこのほど公開された。その他の写真本作は、2010年10月に公開された『大奥』の続編となる劇場版第2弾。謎の疫病によって男性の数が激減し、男女の立場が逆転してしまった江戸時代を舞台に、五代将軍綱吉(菅野)を頂点とする“大奥”の人間模様を描く。このほど公開されたポスター画像の中心には、才覚と野心で“大奥”の世界をまい進していく右衛門佐(堺)と、将軍綱吉(菅野)の姿があり、ふたりを取り囲むように、側用人として綱吉に使える柳沢吉保(尾野真千子)、右衛門佐の片腕となる部屋子の秋本(柄本佑)、綱吉の側室である伝兵衛(要潤)、大奥の御台所(正室)信平(宮藤官九郎)、そして綱吉を溺愛する父・桂昌院(西田敏行)が並ぶ。キャッチコピーには、“孤独なふたつの魂は、やがて永遠の愛に”とあり、“大奥”での陰謀や愛憎劇が渦巻く中で、右衛門佐と将軍綱吉にどのような運命が待っているのか気になるところだ。このポスターや映画チラシは、29日(土)より本作を上映する予定の劇場に設置、配布される。映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』12月22日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年09月26日内田けんじ監督の4年ぶりの新作『鍵泥棒のメソッド』が15日に全国で封切られ、内田監督をはじめ、堺雅人、香川照之、広末涼子、森口瑤子が新宿バルト9で初日舞台あいさつに登壇した。その他の写真本作は、『運命じゃない人』『アフタースクール』など先が読めないスリリングな悲喜劇で高く評価される内田監督の最新作で、キーワードはずばり“胸キュン”。広末は「堺さんのモンチッチヘアがすごく可愛い。映画ではもっと長いし、こんな短いの初めて」とこの日珍しく短髪で登場した堺に思わず胸キュンした様子。堺は「若い人はモンチッチってわかるのかな。でも非常に光栄」とニンマリしていた。その後広末が「髪は短ければ短いほど好き」だと告白すると、内田監督はすかさず帽子を脱ぎ、坊主頭をアピール。香川は「バリカン持ってこい!」と息巻いた。その香川は一昨年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』を皮切りに、広末と3年連続で共演しており「『龍馬伝』では広末さんを追いかけ回す役で、去年共演した役ではちょっと好きになってくれて、今回やっと両思いになれるんです」と満面の笑み。さらに「そして今年の秋の舞台では、僕がついに広末さんを振るんです」とドヤ顔を見せた。銭湯で記憶を失った殺し屋コンドウ(香川)のロッカーの“鍵”を、売れない役者・桜井(堺)が盗んだことからふたりの人生が逆転。桜井が危険な裏稼業に巻き込まれ、ピンチに立つ一方、コンドウは婚活中の女性編集長・香苗(広末)と出会い、逆プロポーズされてしまう。「本当に面白い映画。期待してください。以上です」(堺)、「幸せな時間を過ごせるはず。僕も一緒に座ってみなさんと見たい」(香川)、「きっと3連休がハッピーになる映画。たっぷり笑って、楽しんで」(広末)とキャスト陣も自信のアピールだった。映画は第15回上海国際映画祭で、日本映画として初の最優秀脚本賞を受賞。9月11日(現地時間)には、トロント国際映画祭のコンテンポラリー・ワールドシネマ部門で上映され、会場を笑いに包んだ。『鍵泥棒のメソッド』公開中
2012年09月18日映画『鍵泥棒のメソッド』が9月15日(土)に公開を迎え、堺雅人、広末涼子、香川照之、森口瑤子、内田けんじ監督が都内劇場で舞台挨拶を行なった。『運命じゃない人』、『アフタースクール』と巧妙な仕掛けのどんでん返しに次ぐどんでん返しで、観る者を魅了した内田監督の最新作。売れない役者と堅物の女性編集者、冷徹な殺し屋の運命が、殺し屋の記憶喪失をきっかけに交錯していく。これから映画を鑑賞する観客を前に、堺さんが「本当に面白いんで期待して観てください!」と満面の笑みで語ったのを始め、キャスト陣はみな作品の完成度に自信を覗かせる。内田監督は「みなさん、ハードルを上げるので…」と苦笑しつつも、「リラックスして楽しんでください!」と笑顔で作品を送り出した。この日は劇中のキーワードでもある“胸キュン”経験をキャスト陣がそれぞれ発表。広末さんは「堺さんのモンチッチヘアー」と書かれたボードを掲げ、「撮影中はもっと長かったので、今日お会いしてキュンとしました。かわいいです」と堺さんを見つめてニッコリ。堺さんは「光栄です!そうです、モンチッチを意識しました!」と大喜びだったが、広末さんは男性のヘアスタイルに関し「短ければ短いほど好き」なのだとか。するとこれまで公の場で常に帽子をかぶり続けてきた内田監督がおもむろに帽子を取り、坊主頭を披露。広末さんは大感激だったが、その様子を見た香川さんが「バリカン持ってきて!」と舞台袖に向かって叫び、客席は笑いに包まれた。そんな香川さんの胸キュンは「広末さん」。実は2人はここ数年、続けて共演しているそうだが香川さんは「最初の『龍馬伝』では僕が広末さんを追いかけるけど、振り向いてももらえなかった。去年の『世にも奇妙な物語』ではちょっとだけ好きになってもらえて、今回でやっとお互いに…。今年の秋にも舞台で共演しますが、ここでは僕が広末さんを振ります!この先、どうなるんでしょう」と得意満面に広末さんとの関係の“ステップアップ”を明かし、再び劇場は笑いに包まれた。ちなみに堺さんのボードに書かれた回答は「…」。堺さんは「生まれてから1回もキュンとしたことがない」と明かしたが、ここで客席は「えー…?」という落胆のため息に包まれ、テンションは急降下。堺さんは「こんなひどい空気になるとは…」と困惑しつつ申し訳なさそうに頭を下げていた。森口さんは、昨年の冬に貰ったというカブトムシの幼虫が、気が付いたらおしりを振りながら成虫になっていたというエピソードを披露し、その様子にキュンとなったと告白。堺さんはこのエピソードに「少しキュンとなりました」と必死に胸キュン経験をアピールしたが、広末さんから「人生の初キュンがカブトムシって…」と呆れられていた。内田監督は、そんな堺さんを見やり「この年で初めてキュンとなったらタチが悪そう(笑)。いつか堺さんから恋の相談を受けたい」と爆笑していたが、堺さんは「この年で初めて胸がキュンとなったら心臓麻痺ですよ!」と苦笑していた。『鍵泥棒のメソッド』はシネクイントほか全国にて公開中。■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年09月16日2010年に一世を風靡し、時代劇映画No.1の大ヒットを記録した“男女逆転”『大奥』。あれから2年――堺雅人を主演に迎え、豪華さもドロドロ感もさらなるスケールアップを遂げた続編『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』が今冬より公開となる。このたび、本作の待望の予告編がついに解禁!“犬将軍”と呼ばれた徳川綱吉の時代。自らの野望を叶えようと暗躍する男・右衛門佐(堺さん)が大奥に現れる。不安と孤独に身を焦がし愛を求め続ける女将軍・綱吉(菅野さん)を、己の野心のために利用しようと近づいていく右衛門佐の謀略を軸に、大奥に渦巻く究極の愛憎劇が描かれる。今回届いた映像でまず目を引くのが、その豪華な世界観。将軍・綱吉を演じる菅野さんらの衣裳はもちろん、彼女を取り巻く美しき男たち、その数なんと3,000人!女子にとっては、まさに時代劇版“イケメン・パラダイス”?しかしご存知の通り、大奥はそんな楽園とは程遠い世界。男たちの業がひしめく中、一際ダークな魅力を放つのが堺さん演じる大奥総取締・右衛門佐。綱吉の心の隙間に優しく、かつ計画的につけ入ろうとするが、そうそう簡単には彼の野望は成就しない。次なる将軍を生むために数多の男たちと床を共にし、自身を「卑しい女」と嘆く綱吉の悲しみは右衛門佐の想像を超えており、自身の野望との間で葛藤する。そして、西田敏行演じる綱吉を溺愛する父・桂昌院の陰謀により、この愛憎劇はさらなる悲恋と男たちの嫉妬で激しく燃え上がっていく。さらに、先日発表されたMISIAが歌う本作の主題歌「Back In Love Again(feat.布袋寅泰)」をバックに、堺さんと菅野さんが切なく抱きしめ合うシーンはもちろん、2人のあわやベットシーン!?という際どい映像まで収められ、『大奥』の魅力を存分に味わえる仕上がりとなっている。宮藤官九郎を始め尾野真千子に要潤と、脇を固める華やかなキャスト陣に重厚感ある撮影セット、これぞ豪華絢爛と呼ぶに相応しい世界観である。まずはこちらの映像で、悲哀と欲望に満ちた『大奥』の世界を覗いてみて?映画『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は12月22日(土)より全国にて公開。映画同様、堺さん主演で“男女逆転”大奥の誕生秘話と、その過程で引き裂かれる純愛を描くTVドラマ「大奥~誕生~[有功・家光篇]」は10月、TBS系列にて放送開始。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会
2012年09月13日堺雅人主演の映画『鍵泥棒のメソッド』が、現地時間11日に開催されたトロント映画祭のコンテンポラリー・ワールドシネマ部門で上映され、本作のメガホンを執った内田けんじ監督が上映後に行なわれた舞台あいさつに登壇した。その他の写真『鍵泥棒のメソッド』は、人生が入れ替わってしまった貧乏役者(堺)と記憶を失った殺し屋(香川照之)、婚活中の女性(広末涼子)の三人が巻き起こす喜劇を描いたヒューマンドラマ。内田監督ならではの先の読めない展開と絶妙な笑いを盛り込んだ本作は、“世界的な視野と注目すべきストーリー性を持つ作品”をセレクションする本部門に選出された。トロント映画祭への参加は初となる内田監督。観客から撮影エピソードについて聞かれると「キャストの演技が素晴らしく、演出しながら笑いをこらえることに必死だった」と回答。さらに劇中に登場するクッキーの缶には2000万円の大金が入っていたことを明かし、「紛失したら困るので、撮影が終わったらすぐにプロデューサーが持って帰った」という裏話を披露し、笑いを誘った。また「次の作品を早く観たいです。構想はありますか?」と質問されると、内田監督は「頭の中には構想があるのですが、この作品がヒットしないと次の作品が作れないので応援して下さい」と語り、次回作への意欲をのぞかせた。早い段階でチケットが完売し、上映が始まると序盤から笑い声が多く上がったという本作とあって、終了後には「最高でした!」「ファンタスティック!」など絶賛の声が次々と寄せられ、内田監督は笑顔でサインや写真撮影に応じたという。『鍵泥棒のメソッド』は、9月15日(土)より公開される。『鍵泥棒のメソッド』9月15日(土)よりシネクイント他 全国ロードショー
2012年09月12日