●登場人物の振る舞いや言葉に「支えられて生きている」テレビやラジオ、雑誌などに出演するほか、執筆業でも活躍している宇垣美里。大の漫画好きとして知られ、『週刊文春』の連載「宇垣総裁のマンガ党宣言!」では、独自の目線で選りすぐった漫画の魅力を紹介している。漫画から多くのことを学び、生きる力をもらっているという宇垣に、漫画の魅力を聞くとともに、執筆業のやりがいも聞いた。「両親が読書家で家に本がたくさんあり、読むものに困ったことはなかったです」。両親の影響で読書家になったという宇垣。漫画との出会いは小学生のとき。「お小遣いで『りぼん』を買っていて、妹が『ちゃお』、友達が『なかよし』を買っていたので、シェアしていました。そこから漫画が好きになり、たくさん読むようになりました」と明かす。そして、漫画は宇垣の人生と切り離せない大切な存在に。「物語の主人公や登場人物の振る舞い、言葉に支えられて生きているなと思います。特に漫画は世相を反映するものだと思うので、世の中のこういったことに傷つけられたという気持ちを昇華する漫画が多く、とても救われています」と漫画への思いを語る。好きな漫画は、多様性を描いた作品だという。「『自分とあなたはこんなにも違って、こんなにも分かり合えない部分があって、それでも一緒に生きるために頑張る』という作品がすごく好きで、そういう作品を読むと元気が出ます。分かり合えないことは誰だってあるのだと思えるし、ある種の諦めを抱いていいのならば生きていけるという、そこに気づけたのは漫画が大きい役割を担っていると思います」。特に大きな影響を受けたのが『美少女戦士セーラームーン』。この作品を見て育ったことで、「自分の力で生きていないと楽しくない」という思いが根底にあるのだという。「幼稚園のときから『セーラームーン』を見て育ち、女の子が戦って自分の大切な人や生きている場所を守るということを刷り込まれたので、自分の力で生きていく意識が強くなったのだと思います。友達も同じものを見ていた影響なのか、自分の足で立って生きていくという人が多いです」。また、自身の性格について「子供の頃から、納得していないことはできない性格でした」とも明かし、「理由がちゃんとあればできるけれど、なんだかよくわからないことはやりたくないという、昔から気難しい子だったと思いますが、ちゃんと説明してくれる両親や教師に恵まれていました」と語った。昨年12月には、「宇垣総裁のマンガ党宣言!」をまとめたコラム集『今日もマンガを読んでいる』を発売。連載で紹介した漫画54作品の評に加え、宇垣が敬愛する作家・恩田陸氏との対談や、TBSアナウンサー時代に執筆したエッセイ「拝啓、貴方様」も収録している。宇垣は「いつの間にかこんなにたくさんの漫画を取り上げていたんだなってびっくりしました。どれも大好きで、その時々に勇気をもらった作品ばかりなので、好きな作品がギュッと詰まっている宝物だなと思います」と愛情たっぷり。「漫画が大好きという方にも、あまり漫画を読んでこなかったという方にも読んでいただきたいなと。幅広いジャンルの漫画を取り上げているので、読みたくなる作品があると思います。特別な一冊がきっと見つかると思うので、お手に取っていただけたら嬉しいです」と語っている。●執筆業にやりがい「好きなものを紹介する仕事を増やしていけたら」執筆業において、その文才も注目を集めている宇垣。「小学生の頃から、いろいろな宿題の中で、読書感想文が一番得意でした」と言う。「走るのが速い子もいれば、私は書くことが得意だったという、それだけの差だとは思いますが、本に囲まれて育ったので、一般的な文章はこういう感じだよねとか、こういう語彙があるよねというのは、小さい頃から慣れ親しんできたので、そういったストックはあったのかなと思います」。高校生のときから毎日、日記もつけている。「そのときに思ったことを忘れるのはもったいないという気持ちがあって書いているところが大きいです。社会人になってからは『3年日記』を書くようになり、1年前と同じページに書くので、去年の今、何をしていたかわかって面白いです」。さらに、「日記を書くと、1日の中で一番印象に残っていることがわかる。ご飯のことばかり書いてあると、よほどおいしかったんだなとわかるし、寒かったことばかり書いてあると、本当に寒かったんだなと。書き終わって読んだときに、ここが一番印象に残っていたんだなって、自覚してなかった部分に気づくことができます」と日記を書く面白さを語る。今では執筆が仕事に。「書くことがすごく好きなので、とても幸運なことだと思っています」と喜び、「そもそも表現することが好きで、感じたことや思ったことを言語化するのがすごく好きなんです。そして、書く言葉は流れていかず残るので、即時性はないけれど、しっかり推敲することができて、一番自分の本心に近い形で表現できる方法だと思います」とやりがいを感じている。執筆業での野望を尋ねると、「漫画以外の作品も紹介したいと思っていたら書評を書くお仕事をいただいて、映画も好きだなと思っていたら映画のコラムを書かせていただけるようになって、やった! と思っています。自分が大好き作品を人に広めたい、あわよくば見てほしいという気持ちがあるので、好きなものを紹介する仕事をどんどん増やしていけたら」と語った。■宇垣美里1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。2014月4月にTBSに入社。アナウンサーとして数々の番組に出演。2019年3月にTBSを退社し、同年4月よりオスカープロモーションに所属。現在はフリーアナウンサーとして、テレビ、ラジオ、雑誌、CM出演のほか、女優業や執筆活動も行うなど、幅広く活躍している。
2022年01月23日女優の前田敦子が22日、都内で行われた『ホークアイ』マーベルクリスマス・トークイベントに、声優の小野賢章とともに登壇した。マーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ最新作『ホークアイ』が、毎週水曜17時にディズニー公式動画配信サービス・Disney+(ディズニープラス)で独占配信中。このたび最終話の配信を記念してマーベルクリスマス・トークイベントが開催された。前田は、本作について「盛りだくさん。すごい贅沢で、ホークアイの戦闘シーンはかっこいいです。まだ何も腑に落ちてなくて、誰が一番の黒幕なのか気になって仕方ないです」と熱く語り、最終話を「早く見たいです」と声を弾ませた。また、マーベル作品の魅力について、「本当にこの世界にいるんじゃないかと思わせてくれる。いろんな意味で心のヒーロー。会えるんじゃないかなって。すごいリアルに感じられる。もともとはコミックの世界なんでしょうけど、現実にいてほしいなと思っています」と熱弁。「大好きです」とにっこり笑った。家族との平和なクリスマスを目前に大事件に巻き込まれ、愛する家族の元を一時離れて戦いへと挑むホークアイの姿が描かれる本作にちなみ、クリスマスについてもトーク。予定を聞かれると、前田は「私は子供と“夢の国”に行こうと思っています」と話した。
2021年12月22日株式会社ブランジスタメディアは、宇垣美里さんが表紙の、住宅・インテリア電子雑誌「マドリーム( )」Vol.41を公開いたしました。■ 暮らしスタイルマガジン「マドリーム」■ Vol.41テーマ「ゆるやかに時間が流れるあったか冬ごもり」表紙・巻頭インタビュー:宇垣美里さん 「マドリーム」は、20代後半〜40代の男女に向けて自分らしさを大切にしたライフスタイルを指南するウェブマガジン。おうち時間が増えたいま、暮らしを豊かにするヒント満載です。最新号には、「あったか冬ごもり」がテーマの最新号には、宇垣美里さんが登場。小説、マンガ、映画、コスメ、チョコレートなど、好きなものがたくさんある宇垣さんですが、寒い冬にはどんな過ごし方をしているのでしょうか? また、年末年始にチェックしたい、この冬おすすめの小説やドラマなどもご紹介くださいました。動画コメントでは、愛用しているピンクの湯たんぽのお話しや、この冬ゲットしたいあったかアイテムについても教えてくれています。ぜひチェックしてください。宇垣美里さんインタビュー 宇垣美里さん愛用品紹介ムービー 動画1: 第一特集:北風吹く日は、おうちが一番It's best to spend the cold season at home.暮らしの実例で見る「楽しく暖かく暮らす工夫」 日が短くなって、北風が吹いて、雪が積もって。冬は「早く家に帰りたい」と思う季節。だからこそ、家は暖かく、快適に、親しい人と一緒に楽しくいられる場所であってほしいもの。「手作りニット」でぬくもりあるリビングにしている家、「薪ストーブ」でぬくぬく快適な家、「日本の知恵・こたつ」で家族が集まる家など、冬のおうちでのほんわり暖かな暮らし方をご紹介します。第二特集:魅力を解説! 今住みたい街「寒くても、ほっこりとこもれる街」 ちょっとした用事でも「寒いから」とためらいがちになる冬。だけど、歩くだけで体も心もあったかくなれるなら、外に出るのが楽しくなりますよね。今回は、「素敵な街並み」「商店街」「カフェ」をキーワードに、ほっこりとこもれる街をご紹介。再開発で活気づく「下北沢(東京都)」、日本一の長さといわれる商店街がある「南森町(大阪府)」、名湯・道後温泉でほっとできる「松山(愛媛県)」に注目して、街の魅力やおすすめスポットを解説します。愛用品特集:あの人が語る 眠る前の愛用品Vol.14「インテリアにもなる音グッズ」星小結季さん(ネイビーズ営業部)・武居詩織さん(モデル) <動画企画>がんばらなくてもおいしい からだが整う 発酵食品レシピ今号の発酵食品は「甘酒」 ◎ 好評企画:街の目利きが案内する 住まいのタウンガイド街の魅力や生活に役立つ情報を教えてくれる不動産会社を取材した、住むためのタウンガイドです。[売買編]はこちらから: [賃貸編]はこちらから: <株式会社ブランジスタメディア 会社概要>URL : 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4 ネクシィーズスクエアビル代表者 :代表取締役社長 井上秀嗣事業内容 :電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月14日株式会社ブランジスタメディアは、宇垣美里さんが表紙の、住宅・インテリア電子雑誌「マドリーム( )」Vol.41を公開いたしました。■ 暮らしスタイルマガジン「マドリーム」Vol. 41テーマ「ゆるやかに時間が流れるあったか冬ごもり」 表紙・巻頭インタビュー:宇垣美里さん 「マドリーム」は、20代後半〜40代の男女に向けて自分らしさを大切にしたライフスタイルを指南するウェブマガジン。おうち時間が増えたいま、暮らしを豊かにするヒント満載です。最新号には、「あったか冬ごもり」がテーマの最新号には、宇垣美里さんが登場。小説、マンガ、映画、コスメ、チョコレートなど、好きなものがたくさんある宇垣さんですが、寒い冬にはどんな過ごし方をしているのでしょうか? また、年末年始にチェックしたい、この冬おすすめの小説やドラマなどもご紹介くださいました。動画コメントでは、愛用しているピンクの湯たんぽのお話しや、この冬ゲットしたいあったかアイテムについても教えてくれています。ぜひチェックしてください。マドリームVol.41表紙:宇垣美里さん宇垣美里さんインタビュー: マドリームVol.41巻頭:宇垣美里さんマドリームVol.41インタビュー:宇垣美里さん宇垣美里さん愛用品紹介ムービー: 第一特集:北風吹く日は、おうちが一番It’s best to spend the cold season at home. 暮らしの実例で見る「楽しく暖かく暮らす工夫」 日が短くなって、北風が吹いて、雪が積もって。冬は「早く家に帰りたい」と思う季節。だからこそ、家は暖かく、快適に、親しい人と一緒に楽しくいられる場所であってほしいもの。「手作りニット」でぬくもりあるリビングにしている家、「薪ストーブ」でぬくぬく快適な家、「日本の知恵・こたつ」で家族が集まる家など、冬のおうちでのほんわり暖かな暮らし方をご紹介します。マドリームVol.41楽しく暖かく暮らす工夫第二特集:魅力を解説!今住みたい街「寒くても、ほっこりとこもれる街」マドリームVol.41寒くても、ほっこりとこもれる街ちょっとした用事でも「寒いから」とためらいがちになる冬。だけど、歩くだけで体も心もあったかくなれるなら、外に出るのが楽しくなりますよね。今回は、「素敵な街並み」「商店街」「カフェ」をキーワードに、ほっこりとこもれる街をご紹介。再開発で活気づく「下北沢(東京都)」、日本一の長さといわれる商店街がある「南森町(大阪府)」、名湯・道後温泉でほっとできる「松山(愛媛県)」に注目して、街の魅力やおすすめスポットを解説します。愛用品特集:あの人が語る眠る前の愛用品Vol.14「インテリアにもなる音グッズ」 星小結季さん(ネイビーズ営業部)・武居詩織さん(モデル) マドリームVol.41愛用品特集<動画企画>がんばらなくてもおいしい からだが整う 発酵食品レシピ今号の発酵食品は「甘酒」 マドリームVol.41動画企画発酵食品レシピ◎ 好評企画:街の目利きが案内する住まいのタウンガイド街の魅力や生活に役立つ情報を教えてくれる不動産会社を取材した、住むためのタウンガイドです。[売買編]はこちらから: [賃貸編]はこちらから: <株式会社ブランジスタメディア会社概要>URL: 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4 ネクシィーズスクエアビル代表者:代表取締役社長井上秀嗣事業内容:電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月14日元AKB48で女優の島崎遥香、フリーアナウンサーの宇垣美里、モデルで女優の紺野彩夏が出演するドラマ『黙食女子』(全6話 毎週金曜22:30~)が、12月3日からひかりTVで独占配信される。同作は、うどん好きたちが至福の一杯を求めて名店を巡り、日々の喧騒も雑念も忘れ、黙々とうどんと向き合うグルメンタリードラマ。うどん好き女子役を島崎(中西千佳)、宇垣(滝田凛)、紺野(須藤由紀)の3人が務め、1話に1人ずつ主人公として出演する。また、同作には都内近郊に実在するうどんの名店が実名で登場し、全6話でうどん好きがうなる6つの名店を取り上げる。配信終了後には、毎回同店舗の別メニューを満喫するスピンオフも配信される。出演者コメントは以下の通り。■島崎遥香一緒にごはんを食べているような感覚で、ドラマを楽しんでもらえたらないいなと思います。食べたことのないうどんがたくさん出てきますので、ぜひご覧ください!■宇垣美里基本的にモノローグで展開する作品です。画として私がしゃべっているシーンはほとんどないので、集中して観ていただけるのかなと思います。ただ黙々と食べているところを見ているだけで、きっとお腹が減ること間違いなしです。ぜひご覧ください!■紺野彩夏みんなで一緒にうどんを食べる感じで、お家でも食べながら観てもらえたらいいなと思います。このドラマは、全国のいろんなうどんが見られるところが見どころです。ぜひご覧ください!
2021年11月19日いまや“まえだまえだの…”なんて前置きなど必要ないくらい、ドラマに映画にと活躍を見せ、俳優として高い評価を集める前田旺志郎さん。現役大学生でもある彼の、いま思うこと。連続テレビ小説『おちょやん』をはじめ、『夢中さ、きみに。』『DIVE!!』『珈琲いかがでしょう』…。今年出演したドラマを挙げるだけでも、その活躍ぶりが見て取れる。そんな状況に言及すると、少しはにかみつつ「ありがたいです」との言葉を何度も口にした。精悍さと愛らしさの両方を持ち、聡明さの中に無邪気さと謙虚さを漂わせる、前田旺志郎さんという人とは。――目前に舞台『愛するとき 死するとき』が控えていますが、公演が発表になったとき、これまであまりやったことのないような作品でドキドキしてます、というコメントを出されていました。そこから心境の変化はありました?前田旺志郎さん(以下、前田):最初脚本を読んだとき、悪い意味じゃないんですけど、すごく読みづらかったんです。3幕あるんですが、どれもテイストが違うし、モノローグと会話が混在していたりもして。でも実際稽古が始まってみると、いろいろ演劇的な演出があってすごく楽しいです。自分が出てない場面も舞台上にいて、着替えもそこでしたり、着替えながら歌を歌ったり。道具を役者が運んできたり、舞台にメインで立っている人に僕らが服を渡したり。出演者全員で舞台を作っている感じが、すごく演劇っぽい。題材的に重たい作品なるかなと思っていたけれど、今は面白い作品になると確信しています。――前田さんは舞台という場所を、どうとらえています?前田:自分が生き生きできる場所というか、幸せな空間って印象が強いですね。舞台は今回で3回目ですが、毎回毎回すごい楽しみで。――なにが魅力なんでしょう。前田:お客さんがいる生の空間というのもそうですし、やっぱりみんなで稽古しながら少しずつ作り上げていく過程がすごく面白いし、幸せだなって感じるところですね。――本番もお好きなんですね。前田:お客さんが入ると、やっぱり稽古のときとは全然お芝居が違うんですよ。みんなのモチベーションも変わりますし、変えようとしなくてもお客さんとの無言の対話の中で自然と変わっていく。今までなかった感情が出る日もあります。――お芝居が楽しいなって思ったのは、どんなときですか?前田:直近で言うと、去年の夏頃コロナで最初の緊急事態宣言が解除されたときです。撮影が全部止まって家にいる生活になって…撮影が再開したときに、「うわっ、こんなに芝居をするってことが幸せだったんだ」って実感したんです。今までもちろん感じてはいたけれど、そのときにもう一つギアが上がったというか、頑張ろうって思いました。――その後くらいの撮影だったと思うのですが、『おちょやん』で注目度がグッと上がりましたよね。前田:『おちょやん』は、周りのキャストさんとか監督さん、スタッフさんも含めた座組み自体が本当に恵まれていて、天国みたいでした。その中で4か月近く作品に携われたのは、すごく貴重な経験でしたし、(杉咲)花ちゃんや成田(凌)さんから、お芝居の中だけでなくプライベートでも本当にたくさんのことを学べた現場でした。――得たものの中で、とくに印象的なことというと。前田:なんですかね…言葉とかより、3人で一緒にシーンを作っていく過程の中でのことですかね。なかなか言語化するのは難しいんですけど、おふたりと芝居のキャッチボールしていると…うわぁーって瞬間があるんです。おふたりとも、僕にすごく優しい球を投げてくれて、それをキャッチするだけで、僕の感情が一つずつ上がっていくような。そういう…人に何かを与えられる芝居をつねにされていたので、そこからもらうものも学ぶことも多かったです。――『おちょやん』でもありましたし、ドラマ『猫』でも、前田さんが感情をうわーっと出すシーンがとてもリアルでした。計算のないまっすぐな感情があふれ出してきている感じがして…。前田:確かに、あんまり計算はしてなかったかもしれないです。映像作品の場合、撮ろうと思えば何回でも撮り直しができる。だから駄目なら駄目で監督から言われるだろうという気持ちで、こうしたほうがいいかなということはあまり考えず、まず自分の感じたストレートな気持ちでとりあえずやってみるっていうことが多いです。――演じるときは、役に入り込んでいる感覚ですか?それとも少しずつ役に歩み寄っていく?前田:今の言葉を借りるならば、少しずつ役に歩み寄っていくほうが近いです。脚本をもらったら、自分の役の特徴的な部分が描かれてるシーンをヒントにしながら作り上げていく感じです。何も考えずにスッて役に入れたらいいんですけど、それこそ泣かないといけないシーンで、そこまで感情を持っていくには、それなりに積み上げていくものが必要で。ただ、ある段階までいけたら、そこから先はもう…感情に任せています。――今回の舞台は、舞台がドイツですしヒントが少なそうですね。前田:もう想像力です。脚本に書いてない役の空白の部分を自分で埋めていく作業。少ないセリフの中や、シーンへの関わり方、作品の中でのポジションなどから、どういうバックグラウンドなら成り立つかを考えます。それが合っているかはわからないんですけどね。言い方とか口調、感情の操り方とかから生まれ育ちを想像して、それを紙に書いたりしています。前田旺志郎さん出演の舞台『愛するとき 死するとき』は、ベルリンの壁崩壊前後のドイツを舞台に、3部構成で愛すること、生きることを描いた人間ドラマ。翻訳・演出は小山ゆうなさんが手がける。11月14日(日)~12月5日(日)三軒茶屋・シアタートラムほか、愛知、兵庫で公演あり。世田谷パブリックシアター TEL:03・5432・1515まえだ・おうしろう2000年12月7日生まれ、大阪府出身。子役の傍ら、兄・航基と共にお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。’15年の映画『海街diary』などさまざまなドラマや映画で活躍。’17年には『レミングスの夏』で映画単独初主演。近作に映画『キネマの神様』など。出演映画『彼女が好きなものは』は12月3日に公開予定。オーダーデニムスーツ¥53,900納期約1か月(IKSTILE TEL:080・3472・7868)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年11月17日号より。写真・成田英敏スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・佐藤健行(HAPP’s.)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年11月13日今年はどんなコト、モノが人気だったのか、そこにはどんな背景があったのか、カルチャー好きの「SHOWROOM」代表の前田裕二さんとフリーアナウンサー・宇垣美里さんの2人が考察。その魅力をたっぷり紹介します。今年はどんなカルチャーが人気だったのか。まずは、トレンドの動向にも敏感な「SHOWROOM」代表の前田裕二さんに、ご自身が注目したことについて伺うと、「個人的にインパクトが大きかったのは、韓国カルチャーです。昨年から『梨泰院クラス』や『愛の不時着』など、エンタメの勢いはすごいものがありましたが、今年も9月から配信が始まった『イカゲーム』(すべてNetflixオリジナルドラマ)が、Netflixで過去最高の視聴者数を記録。僕の会社でも、『smash.』でBTSのコンテンツを立ち上げ、その反響の大きさを実感しています。ただ、これは韓国カルチャーに限ったことではなく、今年のトレンド全般に言えることですが、ヒットするコンテンツに共通しているのは、“顧客目線”をこれでもかというくらいに徹底的にやりきっているところ。受け手の感動に関して半端じゃないくらい研究している。また、設定が小難しくなく、間口が広いこともポイントです。特にこの一年の映像作品やゲームのヒットにはこの傾向を顕著に感じます」人気の秘訣は、いかに「ハラハラドキドキ」をやりきるか。映像作品では、映画『東京リベンジャーズ』や、Netflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』など、「渋谷」を舞台にした映像作品が目立った一年に。「妻夫木聡さんが出演していて日本でもヒットした中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』にも渋谷が出てきましたよね。私の大好きな漫画『GALS!!』は、渋谷のギャルの物語ですが、原作と東京ガールズコレクションがコラボするなど人気です。渋谷はこれまでも注目されてきた街ですが、今年はなぜかな…。『東京2020オリンピック・パラリンピック』が開催されて、東京に注目が集まり、なかでも渋谷は象徴的な街だからかもしれませんね。特に駅前のスクランブル交差点は、関西出身の私も上京する前から知っていましたし、海外でもあの光景を見れば東京だとわかる人は多いと思います。“画”としての強さが、選ばれる理由なのでは」(フリーアナウンサー・宇垣美里さん)また、渋谷の雑多なイメージが、今どきヒットする作品のムードにハマりやすいと、前田さんは感じている。「『今際の国のアリス』でいうと、登場人物が、歩きスマホをしたり、吸ったタバコを道にポイ捨てするんです。TVでは扱えないような表現ですよね。渋谷は、そんな一種の危うさや、社会的に必ずしも許容されがたい人間の業や荒削りさも内包されている街。ちょっとハラハラする街です。デスゲームを軸とした『イカゲーム』しかり、最近人気になるコンテンツに共通しているのは、共感できるベースシナリオの上に、ピュアなハラハラドキドキが乗ってくるところ。そういう刺激的な描写と相性がいい街なんですよね。僕は以前から、渋谷が併せ持つ危うさの側面と希望の側面という一見相反するエネルギー、いわば、どこかベンチャー的な性格が大好きです。大きなリスクを張って勝負しに来て、ぺしゃんこに潰されちゃうかもしれないけれど、一方で何かすごいことが起こりそうな、えも言われぬ期待もある。僕の会社も渋谷にありますが、そういう常にドキドキと向き合えるところに惹かれて、ベンチャーが多く集まるのかなと思います」今年はコロナ禍も2年目となり、カルチャーを摂取する場は家の中が基本という人も多かったはず。インドアな娯楽の代表格ともいえるゲームでは、バトルロイヤル系の『Apex Legends』や、宇宙を舞台にした人狼ゲーム『Among Us』など、前田さんの話ともつながるハラハラドキドキ系タイトルがトレンドに。「僕が今年よくやっていたのは、『グランド・セフト・オート V』という、プレイヤーが街で車を盗むなど、かなりの悪事を働くゲームで、現実の世界では体験しないことの連続です。ちょっと悪さをするとすぐ警察が追いかけてきますが、捕まらないように逃げるというハラハラを一瞬で味わえます(笑)。『Apex Legends』や『Among Us』はオンライン上でプレイヤーが殺し合うゲームですが、今はまったり楽しむということより、こうした現実とはかけ離れた刺激がバーチャル空間で求められていると感じます」(前田さん)その理由には、昨今のユーザー側の志向の変化が影響していると考えられるという。「ある大ヒットネット配信ドラマの脚本を友人が手がけていたのですが、物語の開始5分で“事件”を起こす、つまり早い段階で刺激を作ることを意識していたと言っていて、これは面白いと思いました。配信ドラマでは、映画館と違って、ドキドキしない単調な流れに直面すると視聴者がすぐに離脱できてしまうからです。サクッと体験できるインスタントな刺激を提供することが重要なのでしょう。1.5倍速での再生が増えているのも、サクサク進んでほしいからだと思います。これはゲームにも言えることで、ヒットゲームに共通することは、実況映えすること。つまり、プレイ実況動画がたくさん上がるゲームは流行ります。最近は面白い実況を見て、自分でもプレイするという人がかなりいると思いますが、では、どうやったらたくさんプレイされるか?それは、「リアクションがとりやすい」ことです。つまり、ここでもやはり“刺激”です。『うわあびっくりした!』などリアクションをとれないと実況が面白くならない。となると、必然的に刺激的な展開が次々起こるゲームがプレイされますよね。FPS系(プレイヤー視点のシューティングゲーム)の、人を銃で倒し、倒される世界はまさに刺激の巣窟です。また、今年人気を集めたのは、最後の一人になるまで殺し合うなど設定がシンプルで初心者でも入りやすい、かつAPEXなど初心者でも熟練者に勝ちやすいタイトルでした。これらのわかりやすく始めやすいゲームが、コロナ禍を機にゲームを始めたライトゲーマー層を多く取り込んだのだろうと思います」(前田さん)現実世界では癒しやエンパワーメントを感じたい!ほかにもカルチャー系で話題だったものといえば、ストップモーションアニメの『PUI PUI モルカー』が印象的。羊毛フェルトでできたモルモットの姿の車“モルカー”は、SNSで話題となり、日本はもちろん台湾など海外でも大人気に。「私が出演している『アフター6ジャンクション』のパーソナリティの宇多丸さんが、『PUI PUI モルカー』放送開始前の記念イベントに参加されていたこともあり、私も最初から見ていて大好きでしたが、まさかこれほどブレイクするとは!まずはもふもふと丸いフォルムがめちゃくちゃかわいいのと、トコトコした動き…。たまらないです!なのにストーリーにはシュールなところがあって。そこも含めて楽しめたのが、多くの人の心を掴んだ要因だったのではないでしょうか」(宇垣さん)もふもふしたフォルムで、かわいいだけじゃないというのは、個人のクリエイターが手がけ、販売すると争奪戦になるという一点もののユニークなぬいぐるみのブームにも共通する模様。「余白というか、突っ込みどころがあるというのも愛される理由だと思います。人は誰しも矛盾やいびつさを抱えながら生きていると思いますが、そんななか、剛速球ストレートど真ん中みたいな、ただ純粋にかわいいだけ、というキャラは、劣等感すら覚えてしまう。その点、たとえばモルカーの場合は、行動も良い意味でツッコミどころが多いですが、そもそも“モルモットが車になる”なんて、ある意味、設定が狂気じみているところがむしろいい(笑)。しかも、モルカーも最近流行りの韓国ドラマの主人公も、原則弱い人の目線に立って寄り添います。こうしたキャラクターが報われる過程で心打たれるし、共感できる。コロナ禍で弱い立場に置かれた人が多い今、優しい弱者の勝利に自分を投影しやすいのかもしれません」(前田さん)もふもふつながりでいうと、上野動物園に双子のパンダが生まれたことも話題に。「ぬいぐるみに触ったり、うちにはワンコがいるのでその子を抱っこしたり、もふもふに触れて癒されていますが、家で動物の赤ちゃんの動画を見ているだけでも、ほっこりできる。直接会いに行きづらい今、動物園の職員さんが以前にも増して動物の動画をネットで配信してくれるので、それを私のようにありがたく享受している人はたくさんいると思います」(宇垣さん)一方、エンタメ作品では、昨年、アカデミー賞4部門受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』など、社会問題が盛り込まれた物語がヒットする傾向が続いているが、今年は女性たちが自らの生きづらさを解消するために連帯するシスターフッドもののドラマや映画が豊作だった一年でもある。「私も今年、『17歳の瞳に映る世界』や『モロッコ、彼女たちの朝』『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』などシスターフッドが感じられる作品をたくさん観ました。私はシスターフッドものが好きで以前からよく観ていましたが、最近は作品数が増えているなと思います。『#MeToo』運動からの価値観のアップデートが目覚ましく、幸せな関係性の象徴として描かれてきた恋愛も、今はそれだけがすべてではないということが浸透し始めているからかもしれませんね。女性同士の連帯からは、すごくエンパワーメントされますし、女性特有の辛い現実があるからこそ、シスターフッドものが響くところはあると思います」(宇垣さん)「それこそ優しい弱者の勝利ではないですけど、難局を乗り越えるために弱い立場の人同士が手を取り合うのは、現実でもフィクションでも今の時代、とても必要とされている。それに、愛のカタチは恋愛だけじゃないという価値観は、確かに広がっていますよね。世の中には男女の恋愛ありきという風潮に息苦しさを感じている人もいて、そういう人たちが生きやすい社会にしたいと活動する人が増えると、そこを目掛けてコンテンツを作る人も多くなる。シスターフッドのような作品は、今後ますます増えていくと思います」(前田さん)まえだ・ゆうじ1987年生まれ、東京都出身。「SHOWROOM」代表。日本テレビ系『スッキリ』火曜コメンテーター。著書『メモの魔力 The Magic of Memos』(幻冬舎)がロングヒット。愛読者による“メモ魔会”も開かれている。うがき・みさと1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。フリーアナウンサー。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』火曜パートナー。『週刊プレイボーイ』(集英社)などでコラムを連載中。著書に『愛しのショコラ』(KADOKAWA)ほか。ニット¥35,200ワンピース¥39,600(共にドレステリア/ドレステリア 京都店 TEL:075・211・0213)ネックレス¥20,900リング¥18,700(共にココシュニック TEL:03・5413・5140)クオーツリング¥19,580(ステラハリウッド TEL:03・6805・0390)シューズ¥56,100(ザ・グランドインク〈ロランス〉/ザ・グランドインク TEL:03・6712・6062)※『anan』2021年11月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・滝沢真奈(宇垣さん)ヘア&メイク・山下智子(宇垣さん)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年11月13日10月1日公開の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のバーチャルイベントが27日、都内で行われ、片岡愛之助、前田敦子が出席した。前作『007 スペクター』から6年の時を経て、シリーズ最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が10月1日に待望の初日を迎える。公開に先立って行われたこの日のイベントは、主演のダニエル・クレイグをはじめ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、キャリー・ジョージ・フクナガ監督のいるロンドンと東京を繋いだバーチャルイベントで、日本からは片岡愛之助、前田敦子が東京会場に駆けつけてダニエル・クレイグらとの時間を共有した。『007』シリーズの熱狂的な大ファンだという片岡は「ドキドキですよ。まさかお話できるなんて思ってもいませんでしたし、このお話をいただいた時は何が何でも来たい! と思い、今日は舞台の稽古の最中なのに早く終わらせて来ました」と気合十分。対する前田も「うれしいですし不思議な感覚です」と笑顔。2人がイギリスにいるダニエル・クレイグらに質問するコーナーもあり、片岡が「ダニエルさん、私は歌舞伎でも同じ役を務めるというのがよくあります。時代を超えて同じ役を演じてますが、今回ダニエルさんが16年間務めてきたダニエル・ボンドをどう評価しますか?」と質問すると、ダニエル・クレイグは「最初の『カジノ・ロワイヤル』は原作第1作目でジェームズ・ボンドがジェームズ・ボンドになったところからスタートしました。自分の考えや感情などを入れ込むことができたし、このキャラクターは非常に複雑で面白いキャラクターだと思います。色んな感情を自分の中でジェームズ・ボンドは誰なのか? ということを考えながら16年かけて誰なのか分かったような気がします」と回答した。また、前田もダニエル・クレイグに対して「今回でラストのジェームズ・ボンドと聞いてすごく寂しいなと思います。本当にラストになってしまうんですか?」と問いかけると、ダニエル・クレイグは「本当に最後です。そして本当に今は色んな思いがあります。甘酸っぱい思いですね。でも十分やり切ったと思います。ですから私は前進していく、次のことに挑戦していくという気持ちですよ。もちろん悲しさや寂しさはありますが、次のボンドに託したいですね」と次世代のボンドに期待を寄せていた。中継ではあるが、ダニエル・クレイグらとの時間を共にした片岡は「夢のようです。ただただファンの1人として呆然と見てましたね」といまだ信じられない表情で、前田も「分かります。ボーッとしちゃいました」と片岡に納得顔。また、前田はジェームズ・ボンドを16年間務めてきたダニエル・クレイグについて「目の前にいると恋するに決まってますね。ボンドガールの気持ちがよく分かります。私は今までのボンドはダニエルさんが一番セクシーだと思いますね」と心を奪われたようで、「映画館で見るのがすごく楽しみです」と公開が待ち遠しい様子だった。映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、10月1日より全国公開。
2021年09月28日フリーアナウンサーの宇垣美里が27日、都内で行われた宝酒造「タカラcanチューハイ『すみか』」の新商品発売記者発表会に出席した。缶チューハイのイメージキャラクター起用に「お酒大好きなのでうれしい」とにっこり。コロナ禍で自宅飲みも増えたが、冷蔵庫には手作りのおつまみを常備しているという。「煮玉子と浅漬けは常備していますね。冷蔵庫の中に食べるものが何もないと寂しくなる(笑)。煮玉子は一気に10個くらい半熟卵を作ってパックの中に醤油とみりん、しょうがを入れる。置いておいたら美味しくなる。あと卵はいくら食べても罪悪感がなくていいですよね」と紹介した。また餃子を作って焼く機会も多く、「すごく好きなので一気に焼いて残りを冷凍して後で食べる。スタンダードのひき肉も好きですが、大葉やパクチー、エビを入れるのも美味しい。つけダレもたくさん用意します」といい、特におすすめの味は「大葉。最高です、いい仕事します」とアピールした。コロナ禍でおうち時間が増えたが、自宅での“ちょっと贅沢”を聞かれると「旅行ができないからこそ、北海道だったり北の方のほうのカニを取り寄せたり、ちょっといいお肉を食べたり、主に食の部分を贅沢にしている」と告白。お酒を飲むことも好きだが、「食べることも大好き!」と無邪気に笑った。コロナが落ち着いたら「遠出がしたい」と宇垣。「旅行に行きたいですね。海外にも行きたい。季節ごとのスポーツを楽しむのも好き。夏だったらダイビング、冬ならスノーボード。意外とアクティブなんです。それを楽しむのが許される環境に早くなればいいなって。それを待つばかりです」と収束を願った。新CMでは自宅勤務後の女性が仕事終わりにお酒を楽しむ姿が描かれている。宇垣は「おうち風のスタジオで撮りました。みんな優しくてリラックスして、自然体のまま撮影できました」と振り返った。
2021年09月27日フリーアナウンサーの宇垣美里が5日、京セラドーム大阪で行われた「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2021 AUTUMN & WINTER」に出演。初めて関コレでメインMCを務めた。午後1時のスタートから約7時間。フィナーレとなったランウェイには出演者がマスクを着用して登場した。今回初めて関コレのメインMCを務めたフリーアナウンサーの宇垣美里は「楽しくてめちゃめちゃ興奮しました!」と振り返り、「ありがとうございました。バイバ~イ」と感謝した。抜群の美貌を誇る宇垣。イベント中に人気YouTuberのヒカルは、「女の子に着てほしいコスプレは?」と聞かれた際、「女子アナです。僕フリーのアナウンサーが好きです」と答え、さらに宇垣の名前を挙げて「今日は正直これ目当て」と話した。また、シークレットゲストとして出演した5人組YouTuber・コムドットのやまとも、トークの際に「えっ宇垣アナかわいすぎない? かわいすぎて話が入ってこない」とその美貌に驚いていた。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベント。21回目となる今回は「J/COLOUR~日本の自然が育んだ四季折々の色彩」をテーマに、人気モデルやタレントによるファッションショーやトーク、アーティストによるライブステージを展開する。前回に引き続き、有観客での実施となった。
2021年09月06日フリーアナウンサーの宇垣美里が5日、京セラドーム大阪で開幕した「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2021 AUTUMN & WINTER」に出演。初めて関コレでメインMCを務める。袖部分がシースルーの大人ワンピースを着用した宇垣。耳には大ぶりの白いピアスで、髪は1つにまとめている。宇垣は「もうスタートから本当に華やか。これからショーやライブが楽しめるということで、とってもわくわく。一緒に盛り上がっていきましょう!」と来場したファンとオンライン視聴者に呼びかけた。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベントで、今回で21回目の開催。人気モデルやタレントによるファッションショーやトーク、アーティストによるライブステージを展開する。前回に引き続き、有観客での実施となる。
2021年09月05日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』が現在公開されている。小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握った同作は、映画監督を目指し夢を追っていた若き日のゴウ(菅田将暉)と、ギャンブル漬けで借金まみれとなった現在のゴウ(沢田研二)に起こった奇跡を描き、映画愛溢れる作品となっている。現代パートで、沢田演じるゴウこと円山郷直の孫・勇太を演じたのが、俳優の前田旺志郎だ。小学生の時には兄・前田航基とお笑いコンビ・まえだまえだとしても活躍、現在は20歳となり現役大学生として勉学に励みながら俳優として精力的な活動を行っている。今回は前田にインタビューし、同作への思いや、俳優として思うことなどについて話を聞いた。○■今の時代にはいない「トップスター」との共演――今回松竹映画100周年記念映画で、主演の沢田さん演じるゴウの孫としてキーになる役でしたが、お話を聞いた時にはどのような気持ちでしたか?もう、「うおお! 頑張るしかないな」という感じでした(笑)――沢田さんについては、どのような印象だったんでしょうか?ゴウは勇太の前ではとても自然体ですし、沢田さんが役の内側の部分で会話してくださっているのを感じました。この役は2人とも少し変わったところがありますが、互いに周りの情報にあんまり左右されず、偏見なく人として向き合えるところがあって、相性が良かったんじゃないかと思います。沢田さんも大先輩で大スターで、緊張もしましたが、お芝居の中ではゴウとして向き合っていましたし、おじいちゃんとしての優しさも、常に感じていました。撮影現場にいる時は僕も「ゴウおじいちゃん」という気持ちで接していました。――前田さんの世代だと、沢田さんについてはどのようなイメージを持たれていたんですか?父親がよく車で沢田さんの曲を流していました。共演が決まってから若い頃の動画も見させてもらって、すごくかっこよかったですし、今の時代にはいないトップスターだと思いました。現代は自分を表現する媒体が良くも悪くも多いので、色々なフィールドの中でのスターはいますけど、誰もが共通認識として知っているスターは生まれづらいと思うんです。みんながスターだと思える存在というのは、やっぱりすごいなと。――そういう存在って、改めて欲しいと思いますか?それぞれが自分の得意なことで自分を表現できる媒体が増えるのは、めちゃくちゃいいことだと思っています。多様性はすごく大事なので、いろんな人がメディアに出ることによって、見る方の認識も自然と養われていくでしょうし、そういう意味では現代の情報社会になって良かったです。でもそれはそれとして、やっぱりみんなが共有できるものがあった時代への憧れみたいなものもあります。どちらがいい、という話ではないんですけど、メディアはその時代に合ったものが流れるのでしょうし、社会全体として見たときに、今はこれがベストなんだろうと思ったりはします。○■同世代に「負けてられへんな」――前田さんは現代パートに出演されていますが、過去パートを観て何か感じたことはありましたか?ゴウがまっすぐに進んでいるのが、すごくいいなと思いました。今は情報が入りすぎて、夢を抱く前に諦めてしまうこともあるけど、実際にやってみないとわからないこともありますし、ゴウのように夢を持てるのはすごくいいな、と。――前田さんはもちろん子役の時から活躍されていますけど、もし今から役者を目指そうとしていたら無邪気に夢を抱くのは難しい、と思うところもあるのでしょうか?大変だろうなあ、と思います。だからこそ、今、同世代で役者を始めた人、夢を追いかけてる人たちの熱量はすごいですし、その熱量に対して「負けてられへんな」という気持ちもあります。――今は大学で演劇教育をテーマに学ばれてるんですよね。はい。でも舞台の演出やお芝居自体を学んでいるというよりも、演劇を教育に導入することの可能性を探っていて、教育の色の方が濃いかな、という感覚です。演劇を通して学べることはたくさんあって、多様性や行動力、創造力、主体性もそうです。演劇に触れることで、他人の普段見られない部分に触れたり、その場でコミュニケーションが取れたり、それから演劇を完成させた時の成功体験が自己肯定感を上げてくれたりと、色々なことにつながるんじゃないかと、僕は思っています。2020年に学習指導要領が変わって、今までは詰め込み型教育だったところへ、問題解決力の重要性が提唱されだしていて、色々なアクティブラーニングも導入されているので、PBL(Project Based Learning)の1つとして、演劇の可能性もあるんじゃないかと思っています。――お話を聞いていると地に足がついているというか、本当にしっかりされているんですが、長く芸能活動をされていて、そういったことは意識されているんでしょうか?「真面目に生きよう」「地に足をつけよう」と考えているわけではないんですけど、僕に唯一あるのは「調子に乗らない」です(笑)。調子に乗るなんて、絶対にありえないことなんですけど、自分がそうありたいという理想ではあります。――では最後に改めて、作品について感じたところを教えてください。僕はこの作品を観ると「いろんな愛に溢れた作品だな」と思うんです。山田監督がずっと描かれてきた家族の愛情はもちろん、恋愛もあれば友達への愛もあり、映画への愛情もある。誰が観てもどこかで共感できたりとか、何か励みになったり学べたりすると思うので、あまり映画を観ない人、よく観る人、色んな方に観ていただけたら嬉しいです。■前田旺志郎2000年12月7日生まれ。大阪府出身。子役としてデビューし、2007年からは兄の前田航基とともにお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。俳優として活躍の幅を広げ、是枝裕和監督作品の映画『奇跡』(11年)では主演を務める。 近年の出演作に映画『キネマの神様』(21年/山田洋次監督)、『彼女が好きなものは』(21年/草野翔吾監督)、『うみべの女の子』(21年/ウエダアツシ監督)、ドラマ『猫』(20年/TX)、連続テレビ小説『おちょやん』(20-21年/NHK)など。
2021年08月16日モロッコの長編劇映画として、日本で初めて劇場公開される『モロッコ、彼女たちの朝』から、踊りながらクッキー作りを楽しむ女性たちの本編映像が到着。さらに、宇垣美里や枝元なほみ、角田光代らのコメントが到着した。到着した本編映像は、妊婦のサミアとパン屋の店主アブラ、娘のワルダの3人が楽しそうに踊りながら様々なお菓子を作るシーン。陽気なアラブ音楽が流れる中、もうすぐやってくるお祭りに向けてパン屋のキッチンは大忙し。ビスコッティにもよく似た「フッカス」や、三日月の形をした「ガゼルホーン」など、たくさんの焼き菓子を作り上げていく。ワルダも一緒に手伝い、材料の粉をふりかけながら踊り出し、それを見たサミアも一緒になって楽しそうに踊っている。卵を割り、生地を混ぜ、型を抜き、オーブンで焼き…3人の手つきをクローズアップで捉えた映像からは、お菓子作りの喜びが溢れ出してくるよう。完成品は、甘い香りが漂ってくるような美味しそうな出来栄えとなっている。さらに、各界の文化人から絶賛コメントが到着。また、モロッコに住み料理の修行をした経験のある小川歩美(モロッコ料理 エンリケマルエコス オーナーシェフ)は「観る人をモロッコにワープさせてくれるでしょう。現地で生活していた時をリアルに思い出させてくれました」と作品のリアリティに太鼓判を押している。宇垣美里(フリーアナウンサー)伝統のパン、ルジザを作り上げるたおやかな動作にアイラインを引いた後の1ミリの微笑言葉よりも雄弁な横顔と瞳の揺らぎで閉塞的な世界に生きる孤独な2人の女の心情と心通わせ支え合う過程が繊細に丁寧に描かれていた枝元なほみ(料理研究家)偶然出会って、ふと<信じられる>と思う瞬間が訪れる。女同士が、それぞれの傷や痛みや優しい柔らかい心や言葉にできない気持ちの棲む生きることの<芯>で繋がっていく。悲しい映画ではないのに何故か泣けてしかたなかった。角田光代(小説家)すべての場面が、それぞれ一枚の絵画のようだ。苦悩を抱き、かなしみを背負っていても、彼女たちの生きる姿はなんとうつくしいのかと驚いてしまう。深田晃司(映画監督)女性への差別や偏見の厳しい現実を背景に、異性により消費されることのない俳優の身体や仕草、その表情が描かれること、ただそれだけでこれほど心地よい時間が流れることに驚かされる。新旧混濁としたモロッコの景観に加え、ザワザワとした街のさざめきがずっと聞いていたくなるほど心地よかった。山内マリコ(作家)行き場のない妊婦と彼女を受け入れるシングルマザー。連帯する女と女(とその娘)の物語に、こう問いかけられた。あなたにはこれができる?ジェンダーギャップ指数144位の国モロッコから届いた映画に、120位の日本の、ひっそり産み棄て罪に問われる女性たちが重なる。まったく他人事ではない。『モロッコ、彼女たちの朝』は8月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モロッコ、彼女たちの朝 2021年8月13日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©︎ Ali n’ Productions – Les Films du Nouveau Monde – Artémis Productions
2021年07月31日女優の前田敦子が23日、自身のインスタグラムを更新し、俳優の勝地涼と離婚したことを報告。勝地も公式サイトで報告した。前田は「私事ですが、私、前田敦子は、勝地涼さんと何度も話し合いを重ね、過日、離婚届けを提出したことをご報告いたします」と報告。「3年間の結婚生活において生活スタイルや価値観の違いで、少しずつ、お互いの歩幅や方向が変わり、別々の道を歩くことになりました。夫婦ではなくなりましたが、一人息子にとっては永遠に父親であり、母親でありますので、今後も力を合わせて育てていきます」とつづり、「これまでの経験を生かしこれからの前田敦子も役者業を精進して参りますので、勝地涼さんともども、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。勝地も「前田敦子さんと時間をかけて協議を重ねて来ましたが離婚という選択になりました事をここに報告させて頂きます。このような結果になったのは、自分の至らなさによるものだと思っています」と報告。「息子に対しては、父親として立場は変わる事はありません。息子としっかり向き合い、今後も引き続き協力して子育てして参りたいと思っています」とし、「今後とも前田敦子さん共々、御指導の程よろしくお願い致します」と締めくくった。2人は2018年7月に結婚し、2019年3月には第1子となる男児の誕生した。
2021年04月23日元AKB48で女優の前田敦子さん(29)と俳優で夫の勝地涼さん(34)が離婚協議に入ったことがサンケイスポーツで報じられ、世間を賑わせています。前田さんといえば“不動のセンター”と呼ばれ、”神7”の中で1番早くに結婚と妊娠を発表した人物でもあります。常にAKBのアイコン的な存在であり、アイドルとしての先陣を切り続けてきた前田さん。離婚というチャレンジも1番最初にするとは……。とはいえ、ニュースを読んだ人のリアクションの多くは「すると思っていた」「逆にやっとなんだ」「2年は持ちこたえたほうだと思う」と比較的想定内といった声が大きいのも特徴です。正直筆者も結婚当初から不穏な未来を若干予想していましたが、そもそもプライベートをまったく知らない一般人の外野すら離婚を予想する夫婦ってそういません。人は一体どこに、離婚しそうな空気を感じるのでしょう。■スピード婚×情緒×実家関係そもそもスピード婚と離婚率は連動しているとのこと。交際1年未満で結婚したカップルは3年以上交際した上で結婚したカップルよりも離婚率は39%高く、交際1~2年のカップルよりも20%高いことがアメリカのエモリー大学の研究で明らかになっています。前田さんと勝地さんは交際期間4カ月ということで、そもそも結婚報道時から「早すぎでは」という声が漏れていました。その上で他の要素をみていくと、前田さんのイメージや前評判にも離婚を想起させる要素が2つほどあったのかもしれません。・情緒的なイメージ前田さんといえば、AKB在籍時代からやや感情的で情緒的な性格であることが報じられていました。たとえば卒業直後に泥酔して泣きじゃくり、俳優の佐藤健さんにお姫様だっこをされたこと。昨年夏には前田さんが自宅近くで癇癪を起こし、勝地さんがなだめるといったシーンがスクープされています。それぞれ起きた原因はどうあれ、前田さんは気持ちが高まると感情的になるというイメージは周知されていました。この感情のアップダウンと子育ての大変さが相まって、「離婚を決めてしまうのでは……」と当初から多くの人に思わせていたかもしれません。・母親と仲良しすぎる前田さんは母親と非常に仲が良いと言われていました。出産後も一時期は同じマンションに家族を呼び寄せ、サポートを頼むなどの濃い関係性が築かれていたようです。一般的に、育児を実家がサポートしてくれる体制はありがたいこと。しかし同時に実家が子ども(今回であれば前田さん)と近すぎると、家の中には夫婦と実家という2つの判断軸が生まれることに。今回であれば、勝地さん側は難しい立場に置かれることとなります。常に2つの判断軸があると例えば何か意見が別れた際、多数決で実家側の意見が通ることが多くなりがち。その結果、夫婦の関係がギクシャクすることもあるのです。前田さんと勝地さんの実際の関係はわかりませんが、報道によると勝地さんが前田さんに合わせる形で生活が成り立っていたようです。その苦労も、かなりのものだったのかもしれません。現時点では協議に入ったとの報道ですし、記事内で前田さんの事務所は「事実ではありません」と否定。勝地さんの事務所は「聞いていない」と答えているとのこと。まだ離婚が成立しているわけでもありません。果たして、これからどうなるのでしょうか。■離婚してもイメージダウンのない不思議さそんな「離婚しても仕方ないかもね~」というイメージを抱かせている前田さん。興味深いのは今回の離婚協議報道やその前の夫婦不仲報道が出ても、前田さんのイメージがあまり落ちていない点です。なぜだろうと考えてみると、そもそもアイドル時代からあっちゃんのセンターとしての魅力は“今にも倒れそうな必死さや危うさ”。めちゃくちゃ輝いているのに、どこか影を感じる奥深さだったからかもしれません。今後も主演映画が控えている前田さん。離婚してもしなくても、らしさをより輝かせてほしいもの。でも同時に、情緒の激しさはちょっと心配もしちゃう……。ただ結局、この心配させちゃうほどの要素が“あっちゃんの魅力”なのかもしれません。(文:おおしまりえ)
2021年01月31日「私、本当は何がしたいのかな?」働いていれば誰だって、一度は考えたことがあるはず。アナウンサーとして活躍していた前田有紀さんも悩みを抱える一人だった。「仕事はやりがいもありましたが、5年ほど過ぎてから迷いが生じてきて。自分が夢中になれることを見つけようと必死でした」彼女を変えたのは、スーパーのレジ横で何気なく購入した花。「玄関に花を飾ったら、空間がパッと明るくなり、疲れて帰った時にすごく癒されて。もっと植物と触れ合う時間が持てたらと考えるようになりました。その気持ちが強くなり、花にまつわる仕事がしたいと思うように。会社を辞めることは人生のレールから外れる気がしてなかなか決断できませんでしたが、不安よりも好奇心が上回り、転職を決意したんです」会社を辞め、イギリスのガーデナーの下でインターンを経験。「想像以上に重労働で、毎日泥だらけになっていました。少し前までは身なりをきちんと整えて、カメラの前に立っていたのに、すごい変わりようですよね」周りの目も気にせず、植物に触れていると心が満たされていたという。修業を経て、帰国後は自由が丘にある生花店に就職した。「会社員を10年間やっていたので、世の中のことを知っているつもりでしたが、レジ打ちも梱包もまともにできなくて。でも、日々植物に囲まれ、気持ちはとても前向きでした。また、店に立っていると、想像以上に、限られた人しか花を買わないということもわかって。特別な日だけじゃなく、もっと日常で自然の息遣いを感じられる暮らしを多くの人に楽しんでもらいたいと思うようになりました」約2年半、勤務した後、独立。“都会の暮らしをもっと花と緑に溢れたものにすること”をテーマにオリジナルブランド『gui』を立ち上げた。店舗は持たず、オンラインで注文を受け、フラワーロスを抑えながら、花や緑のある暮らしを提案。また、カフェやアパレルブランドなどに積極的にポップアップショップを出店するなど、植物と触れる機会の少ない人にも出合いの場を創出している。転職後、着実にキャリアを進めてきた前田さんだが、起業する時には大きな葛藤もあった。「当時、妊娠していたので、“子育てしながら会社の経営なんて難しいんじゃない?”と、周囲から心配されました。でも、やってみなきゃわからないと思ったし、事実、大変なことはあったけれど、周りに助けてもらいながらできたこともたくさんありました」やりたいことを叶えるためには、周りの人に助けを求める姿勢も大切だと気づいたという。「昔は“できない”と言えなかったんです。今思えば、会社員の時は受け身で仕事をしていたし、周りの目が気になって、選択肢も消極的になっていたと思います。でも、好きなことを見つけてからは、人生の舵を切るのは自分しかいないと思えるようになり、やりたいことがクリアになって、すごく強くなったと思います」順調に仕事も増えていったが、コロナ禍の影響も受けたという。「イベントの装花の案件はほぼなくなってしまいました。そんな時、花を出荷しても値段がつかないと困っている農家さんもいると知って。もともと関心があった“農家さんの花の直送サービス”をスタートすることに。購入してくださる方が徐々に増え、新たな手応えを感じました」また、花の農家を取材し、記事を執筆したり、農園の人とインスタライブをして、花作りの現場を伝える取り組みも行っている。「どういう人がどういう環境で育てているのか、フラワーロスの実情など、知られていないことがこの業界にはたくさんあって。メディアの世界にいた私だからできることがあると思っています」花を飾る提案以外にも、花を使ったアクセサリーを作ったり、廃棄寸前の植物を活用してドレスを製作するなど表現の幅も広げる。「全く違う業界から入ってきたので、“花屋さんってこうだよね”っていう常識に縛られずに活動していきたいなと思います」HISTORY22歳:テレビ局入社。アナウンサーとして多くの番組で活躍。スポーツ番組を中心に担当。現場に出向いて、直接話を聞き、感じたことを自分の言葉で伝える大切さを学んだ。25歳:家に花を飾り、植物のある暮らしの心地よさに開眼。深夜に帰宅することも多く、不規則だった会社員時代。スーパーで購入した花に癒されている自分に気づく。32歳:会社を退職後、イギリスのガーデナーの下で修業。コッツウォルズでホームステイをしながら、中世の古城で庭を管理するガーデナーの下で下働き。泥だらけになりながらも花の仕事が好きだと再確認。33歳:自由が丘の生花店に勤務。店舗に立ちつつ基礎を学ぶ。店頭に立ち、花屋の仕事を基礎から学ぶ。「不慣れなため、怒られることもありましたが(笑)、できることが一つずつ増えていき、充実していました」34歳:花屋の仕事を応援してくれていた彼と結婚。大学の同級生とパートナーとして歩むことに。36歳:初めての子供を妊娠。生花店を退職し、独立。妊娠がわかり、花屋を退職して独立。起業し、ブーケや祝い花など個人向けのオーダーを中心に受ける。37歳:オリジナルフラワーブランド『gui』を立ち上げる。自身のフラワーブランドをスタート。育児と両立しながら商業施設のイベントの作品提供や企業コラボなどを行う。39歳:オンラインサイトで農家の花の直送サービスを強化。コロナ禍の影響で花を出荷できない農家を支援するため、直送サービスを強化。全国から多くのオーダーを受ける。まえだ・ゆき1981年生まれ、神奈川県出身。2003年、テレビ朝日入局。2013年に退社し、イギリスで見習いガーデナーとして修業。帰国後、都内の生花店に勤務し、独立。オリジナルブランド『gui』を立ち上げ、草花の魅力をさまざまな角度から発信中。※『anan』2021年1月13日号より。写真・大内香織取材、文・浦本真梨子(by anan編集部)
2021年01月07日映画『私をくいとめて』(12月18日公開)特別試写会が7日に都内で行われ、宇垣美里、牛窪恵、大九明子監督が登場した。同作は作家・綿矢りさによる同名小説の実写化作で、ロングランを記録した『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が監督・脚本を務める。30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子(のん)は、脳内の相談役「A」と一緒に平和なおひとりさまライフを過ごしていたが、ある日年下の営業マン・多田くん(林)に恋をしてしまう。きっと多田くんと自分は両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れきってしまったみつ子は20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、一歩前へ踏み出すことにする。第33回東京国際映画祭」(TIFF)の観客賞も受賞した。自身の脳内相談役は? という質問について、宇垣は「います。相談役というか、発破をかける人が心の中に住ん出るので『やれ、やれ!』と言ってくれるんですけど、色んなタイプの相談役が人の心には住んでるんだろうなと思います」と明かした。事前に全国の25歳〜35歳の女性にとったアンケートでは、恋愛に慎重に相手を見極めようとする今時の女性たちの様子が明らかに。またイベントを配信していたLINE LIVEでは「お一人様がいいか、お二人様がいいか」という質問に視聴者の意見が拮抗するという状態にもなった。大九監督は、同じ質問に「何人の家族になろうが、何人と仕事してようが、常に1人であるという感覚が拭えた時がないので、恋愛をするからお二人様なのかというとそうでもないし、なんとも言えないですね」と慎重に答える。「恋は、しないよりはしたほうがいいと思います。必要悪くらい。しんどい部分もあるけど、恋より楽しいことはないという感じもあるし、チャンスがあるならしたほうがいいと思います」と結論づけていた。宇垣も「もちろん、1人でいるのはとてつもなく孤独なんですが、びっくりするくらい自由で。その楽しみもある一方、どれだけ人と一緒にいても芯からわかり合うことは絶対にできないと思っていて」と持論を展開する。「ただ、たまに指が少し触れ合うような、伸ばした伸ばした伸ばした手の先がちょっとだけ触れるような瞬間があって。人と一緒にいて良かったとか、手を伸ばして良かったと思う瞬間が、恋愛や、人と向き合う根元の力になるのかな。それがあるから人と一緒にいられるんだと思います。わかりあえることはないけれど、たま〜にあるから」と語ち、「違う生き物ですから」と頷いていた。
2020年12月07日「好きなメイクランキング」で上位独占の宇垣さんフリーアナウンサーの宇垣美里さんがコスメについてや、セルフメイク、スキンケアなどについて語っている新刊『宇垣美里のコスメ愛』が発売された。宇垣さんは美容雑誌『美的』に登場し、読者が選ぶ「好きなメイクランキング」で上位を独占。新刊では3人の人気アーティストが引き出した新たな表情や、生い立ち、趣味、内面などについても綴られており、A5判、144ページ、1500円(税別)の価格にて、小学館より発売中となっている。メイクは自信を持って生きていくための魔法2014年にTBSに入社した宇垣美里さんは、1年目から数々のテレビ番組、ラジオ番組にレギュラー出演し、人気アナウンサーとなる。2019年にTBSを退社し、オスカープロモーションに所属。コスメオタクではあるが、メイクは頑張らなくてはならないものではなく、自由なものだと語る。宇垣さんにとって、メイクは自分を鼓舞し、人生を思いきり楽しむためのものであり、自信を持って生きていくための魔法だという。新刊では笹本恭平さん、中山友恵さん、林由香里さんという人気アーティストが宇垣さんの新たな表情を引き出し、続いて「宇垣流セルフメイク」を紹介する。さらに朝と夜のスキンケア、トラブル対策や目的別のケア、ボディケア、ヘアケアなどの「美肌の秘密」、読書、スイーツ、料理などの「趣味の世界」を紹介。宇垣美里年表、美容オタクなどの「宇垣的精神論」も掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※宇垣美里のコスメ愛 - 小学館
2020年11月27日フリーアナウンサーで、数々の女性誌のビューティ企画に登場し、女性たちの憧れでもある宇垣美里が自身の美容法をまとめた美容本『宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK』を出版した。No.1美容誌『美的』編集部と組んで制作された本書には、彼女のふだんのメイクやスキンケア、ボディケアから愛用のベストコスメ、たくさん持っている趣味のことまで、彼女の美と健やかな内面まですべてがわかる一冊となっている。自他ともに認める“コスメオタク”の宇垣にその美しさの秘密を訊いた。ぜんぜん違う自分になれるのがメイクの楽しさ! 真似してもらいやすいメイク法を紹介しました――美容本『宇垣美里のコスメ愛』が発売となります。企画はどのように決まったのでしょうか?編集者さんといろいろ話し合って、私の美容法をお伝えして、「じゃあこういうのどうですか?」とご提案をいただきながら一緒に作り上げました。私はメイクの何が好きって、いろいろな自分になれるところが好きなので、「じゃあ変身する内容にしましょうか」と言っていただいて、メイクアップアーティストの方々と一緒に「変身メイク」企画をやってみることにしたり。――いろいろな表情の宇垣さんが見られるのがファンにはたまらないですね! そしてご自身のセルフメイクもご紹介されています。セルフメイクはお仕事やデートなどの状況別というよりは、このイメージだったらどういう風にメイクするかなというのをいつも使っているコスメで考えました。私物のコスメのHow Toも紹介しているので、みなさんにトライしてもらいやすい内容にできたかなと思います。――宇垣さんがメイクを始めたのはいつからなんですか?始めたのは大学生のときなんです。入学式のときに私以外の子が全員メイクしていて、「これはあかん」と思って始めたのがきっかけで。最初は義務みたいに思っていてあまり好きではなかったんです。やらなきゃいけないものだからやりたくない、と思っていたんですけど、やってみるとすごく楽しくて、幾通りもの自分にもなれますし、お絵かきみたいでそもそも楽しいし、というのでどんどんハマっていったのかなと思います。――始めたてのころは失敗もありましたか?わりと器用なほうなので、失敗といえるような失敗はしなかったんですけど、たとえばアイラインを引こうと決意するまでに時間がかかったりしました。目に筆を当てるって怖いじゃないですか。でも引いてみるとすごく楽しかったですし何事も挑戦なんだなって思いました。メイクって変化できるのがすごく楽しいですよね。それに気づいてからはどんどんハマっていきました。――朝時間がないときのメイク法は?私、メイク時間はけっこう短い方だと思います。だいたいトータル30分で終わるので、家を出る前にぱぱっとメイクするのが癖になっています。でもすごく時間がなかったら眉毛と目でしょうか。単色アイシャドウで、肌はファンデーションをぬらないかなと思います。ファンデーションはいつも薄めです。肌荒れしてしまうので、お仕事のときも薄めに塗っています。――その美肌も多くの女性たちの憧れの的ですが、スキンケアはすごくこだわっていらっしゃるようですね。それが、私、スキンケアには気合をいれているつもりはなかったんです。でもこの本を作ることになって、編集者さんにこういうスキンケアをしている、というのを伝えたら「それは全然ふつうではないです」と言われて。よくわかっていなかったんです。アイテムもすごく多いので、意外と頑張っていたみたいで(笑)。編集者さんが、私がこれを使っています、と伝えたものを使ったみたら、「確かにすごい肌が綺麗になった」とおっしゃっていたので、みなさんにもご紹介しているアイテムをぜひ手に取っていただければなと思います。――ひとつここでお気に入りのスキンケアアイテムをご紹介していただくとしたら何をあげますか?アルビオンの化粧液「フローラ ドリップ」はすごくおすすめです! 良い匂いだし、しっかり浸透してくれるし、ぴりぴりもしないし保湿もしてくれるし、すごくいい化粧水です!(早口)――その語り口だけでコスメ愛が伝わりました。あはは! 本当にコスメが好きなので、ひとつひとつについて、しっかりどんなコスメなのか、どんなところがいいのか、語っているので、一文一句読んでいただければなと思います。――お肌、とても白いですが、これも秘訣が……?ロート製薬のサプリメント「へリオホワイト」を飲んでいます。めちゃくちゃいいです!コロナの自粛中、外に出られなかったので、逆に美白しようと思って毎日飲んでいたんです。そうするとすごく効果があったなと思います。おうちの中にいて外に出ない日も、朝、化粧水や乳液を塗ったあと、最後に日焼け止めは塗るようにしているので。――それはすごい。コレクターなんですよ。選んで集めるのがすごく好きなので。――コスメはどのようにして選んでいるのですか?雑誌や雑誌のインスタを見て、新作をチェックして、これ良さそうだなって思ったものをメイクさんとか編集者さんに「これどうなんですか?」って聞いて、良いと言われたものを買いに行って試したりしています。――美容はなりたい女性像があってやっているんでしょうか?誰になりたいと思ったことはないんですけど、メイクはその日、なりたいイメージを決めてしています。今日は強そうな感じにしてみよう、とか、今日はロック感じにしたいとか、ふわふわなニットが似合う感じの病みメイクっぽくしたい、とか。こんな感じの女の子になりたい、というイメージを持ってメイクしてます。もちろんTPOは大事なので、そこは気にしていますが、このアイシャドウが使いたいから、これに合うのはこのリップ、このチークでこの服、というのを決めたらなりたい女の子イメージが決まります。もしくはこの服が着たいからこのアイテムでメイクする、とか何かひとつ出発点を決めて、考えています。――オタクのやりかたですね!たぶんそうだと思います(笑)。――今の宇垣さんにとって、美容ってどんな存在なんでしょうかスキンケアは私にとって“ご褒美”です。これは頑張っていなくて、「今日一日お疲れさま!」という気持ちで自分のケアをしているので、苦にならないですし、つらいなと思うことはしません。帰宅してどんなに疲れていても、絶対にメイクを落としますし、時間があれば2時間、お風呂につかります。どんなに疲れていても、30分でもお風呂に入ったほうが睡眠の質もあがりますし、私の場合、「今日はもう終わり!」というスイッチの切り替えになるので湯舟につかることはすごく大事にしています。お風呂の中ではスマホを見ることもありますし、本や漫画を読んで過ごします。でもわりと何もせずに考え事をすることの方が多いかもしれません。明日の仕事はこれで何時に終わるから、じゃあ何時からは書く仕事ができて、とか段取りを考えたり。新しいことに挑戦するのが生きる目的なんです。――コスメの他にもたくさんの趣味をご紹介されていますね。本もたくさん!自分の家の本棚にある本の一部を撮影現場に持っていって、私の本棚にはこういうものが入っていますというのを再現しました。――「腐女子のつづ井さん」が入っているところにものすごい親近感を感じました(笑)。つづ井さん、大好きなんですよ!最高ですよね!抜け感がいいですよね。この緩さが良い。――本はどれくらい持っていらっしゃるんですか?本棚は自宅に大きめのものが2つあって、入りきらない本が床にも積んであるので、200冊はあると思います。怖いですよね。いつか本に飲まれる(笑)。マンガは基本デジタルで読んでいるんですけど、小説とか活字は紙で買っています。紙のほうがやっぱり読みやすいです。――好きなお菓子の紹介もされていますね。すッパイチューは私が大学生のときに買いすぎて、よく行っていた京都のコンビニに絶対置いてもらえるようになりました。「どこ?」って探してたらコンビニのおばさんが「あっちにおいてるよ」って教えてくれたり。――お料理のページもありますが、すごい凝っていらっしゃる!これはがんばったときの写真ですけど、自分の味が一番安心するので、お外で買ってきたものや外食よりもおうちで作るほうが好きです。自分で品目やカロリーをコントロールできるので。メニューは冷蔵庫にあるもので食べたいものを作ります。器もすごく好きなので、いっぱい集めてます。――飼い始めた、わんちゃんのぺージも。ずっと犬は飼いたかったんですけど、いつもは寄らないペットショップになぜかふらふら入って行ってしまって、「好き♡」ってなって、そのときは帰ったんですけど、もう一回見に行ったときにいなかったら泣いてしまう、と思って、「飼いたいんですが」ってその日のうちにお店に戻りました。犬は祖父母の家では飼っていたんですけど、ゴールデンレトリバーとラブラドールだったので、小型犬とはちょっと勝手は違いましたけど、慣れてはいました。この子を食べさせるために働かなきゃ!って言う気持ちになります。――すごくたくさん好きなものがあって好奇心をずっと保っていられるのは何か秘訣があるんですか?うーん、そういうタイプなんだと思います。知りたいことがたくさんあって、新しいことに挑戦するのがすごく好きなんです。それが生きる目的なので、逆に新しいことに挑戦できなかったり、同じことの繰り返しの毎日になると疲れてしまってそっちのほうが私には合っていないので、ストレスになってしまうんです。――そうすると旅行もお好きですか?旅行も大好きです! 人におすすめするなら、スペインがすごく良かったです。食べ物が日本人が好きな味だと思うし、めちゃくちゃワインが安いし、人がすごく陽気で、その国にいるだけで私もなんとなく朗らかな気持ちになれるというか、「ま、いっか」という気持ちになれたので、すごく好きな国です。サクラダファミリアとか、建物がすごく素敵で、エネルギーにあふれた色彩の建築物を見ていると小さなことにこだわるのがばかばかしくなるので、すごくいい国でした。違う価値観とか、基準に触れられるのが海外旅行の良さですよね。――メンタルケアについても教えてください。すごく嫌なことがあった日は何をしますか?甘いものを食べます。あとなんでもないことを妹とか友達にLINEしたりとかして、だいぶ切り替えられます。寝たら嫌なことも忘れてしまいます。これは性格なので頑張っているとかではないんですけど。寝て起きてもまだ引っかかっていることって、解決しないから。じゃあ、もう忘れたらよくない?ってなっちゃうんです(笑)。わりと省エネというか、これをしても意味がないなということをやりたくなくて、システマティックに生きているところがあるので効率的かもしれないです。――ではお仕事仲間が非効率な仕事のしかたをしていたら、気になるほうですか?他の人の仕事の段取りについてはあまり気にならないんですけど、私に何かが降りかかるようであれば「こうしたほうがいいんじゃない?」って言うことはあります。その人が自分のリズムでやっているのであれば私には関係ないので。――そんなマイペースなところも憧れです。いえ、単純に、マメじゃない、っていうことなんだと思います(笑)。――では最後にこの本の見てほしいポイントを教えてください。私の写真がたくさん出てくるんですけど、全部ぜんぜん違う表情、雰囲気なのでひとりの人間がメイクでこんなにも幅を出せるんだな、こんなに変身できるんだなというところをぜひ見ていただきたいです。あと、中には私の好きな本や映画、食べ物、私自身のこともぎゅっと詰まっているので、まるっと宇垣美里を楽しんでいただければ嬉しいです。『宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK』は11月18日(水)発売宇垣美里さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント! ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=09afdec7-32c8-4977-866c-0c74cd1a2f0b&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/奥田耕平、取材・文/藤坂美樹衣装協力/ブラウス¥33000(テラ/ティースクエアプレスルームtel.03-5770-7068)スカート¥25000(オットダム/ストックマンtel.03-3796-6851)イヤリング¥32000、ブレスレット¥9000、リング¥11000(エテtel.0120-10-6616)靴¥14500(ダイアナ 銀座本店tel.03-3573-4005)
2020年11月18日前回からのあらすじ(【気遣い皆無モンスター】全3回)結婚前までは自分への意識を高く持ち、気遣いも完璧だった美里さん。しかし出産後、その気持ちが失われていき…結婚するまでは美男美女のカップルと言われ、新婚生活もラブラブだったはずの美里さんと祥太さん。でも、いまや夫婦生活は、設定温度が低すぎるエアコンのように、冷え切っています。仕事が多忙な夫と、ワンオペ育児に追われる妻、というのはよく聞く話ですが、事態を悪化させた原因は、他にもあったようです。美里さんは、どんどん楽な方向に流れていき、祥太さんが帰ってきても、起きた時と同じ服のままだったり、キッチンも朝の食器まで洗わずにシンクの中に残っていたりとなっていきました。そのだらしなさは部屋だけではなく、美里さん自身にも色濃く表れるようになっていったのです。気がつけば、どんどん溝が広がっていく美里さんと祥太さん。結婚前に描いていたすてきな未来予想図は、早くも崩れ去っていました。次回に続きます※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ 鈴木し乃 ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA) 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年10月09日自分へのモチベーションを意識したことってありますか? 自分磨きに余念がなかった美里さんの場合、最上級のパートナーをゲットし、羨望の眼差しを浴びた結婚式の日が、その頂点をマークした日でした。美里さんは、その最高値をキープし続けようと、新婚生活も日々頑張ってきましたが、長男の健くんを出産後、ワンオペ育児となってから、そのモチベーションが右肩下がりになっていきました。こんにちは、「恋人・夫婦仲相談所」の三松真由美です。今回の問題点として、パートナーの祥太さんの態度もあるでしょう。でもそれを引き起こしたのは、出産後、モンスターワイフ化した美里さんにも原因があったようです。美里さんは、出産するまでは子どもがいても毎日メイクをきちんとして、キレイなママでいようと心に決めていたと言います。しかし結婚前は会えば毎日褒めてくれた祥太さんも何も言ってくれず、美里さんの中で何かがキレた音がしたそうです。昼間は泣いてばかりの息子・健くんと2人だけの生活。出産後にはすぐに体型も戻そうと思っていたけれど、自分の体型を気にかける時間を取ることもできません。そうして次第に美里さんは変化していきます…。脇毛も気にすることがなくなり、食事も食べたいだけ食べる生活へ…。子どもに恵まれ、よりハッピーな生活になるはずだったのに、少しずつ夫婦の間に吹き始めた隙間風。美里さんはその風に気がついていませんでした。次回に続きます※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ 鈴木し乃 ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA) 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年10月08日元AKB48の前田亜美が、10月7日に『前田亜美1stフォトブック AMI』を発売する。11歳から芸能活動をはじめ、2016年にAKB48を卒業。女優やタレントとして活動する中、以前よりファンから「写真集を出してほしい」と熱望されてきたことから、今年25歳を迎えた節目のタイミングで初のフォトブック発売を決意した。タイトル、表紙から中面まですべての写真セレクト、配色から構成に至るまですべて自らプロデュース。様々な表情を見せながらすべてのシーンにおいて好きな花を添え、「最初で最後」というランジェリーカットにも挑んだ。また、これまで語ることのなかった「AKB48時代の葛藤やつらさ」「ファンや家族に対する思い」などを、「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」という5つのエッセイに込めた。前田は、「11歳から芸能活動を始めて、今年で25歳。1stフォトブックで、産まれてから今に至るまでの過去や未来を赤裸々にお話します。華やかな世界にいながらも、誰にも言えなかったあんなことやこんなこと。花が好きなので花と共に作り上げた1冊になっております」とアピール。帯にはAKB48時代から前田をかわいがっていたという篠田麻里子が、「すっかり大人の色気も出てきた25歳の前田亜美ちゃん。様々なお花のような可愛らしさ・美しさ・儚さ・・・芯が強く魅力的な少女から大人になった渾身の一冊です」と絶賛コメントを寄せている。(C)KADOKAWA PHOTO/MAKINO SHOTA
2020年09月07日2020年9月5日に、俳優の前田敦子さんがInstagramを更新。いきすぎた取材や報道の在り方について、苦言を呈しました。前田敦子「面白おかしく物語を作らないで」「真剣な内容を失礼します」という1文とともに、前田さんは同日起きた出来事について投稿。幼い我が子を連れてスーパーマーケットへ行く道中、記者に後ろから突然声をかけられたといいます。取材を断っても記者はついてきて、前田さんの行く先にはカメラを持った人が待ち構えていました。今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました。後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました。子供との写真はもちろんやめてほしいです。atsuko_maeda_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 前田敦子(@atsuko_maeda_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月5日午前1時27分PDT前田さんは、生活をおびやかされるような取材の在り方について、胸の内をつづっています。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います。自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました。毎日安全に穏やかに過ごせますように。atsuko_maeda_officialーより引用前田さんはいきすぎた取材に対し「面白おかしく物語を作らないでほしい」「悲しいし、危ない目に遭いかねないと危機感を抱いた」と訴えました。切実な呼びかけに対し、ネット上では労わりの声が上がっています。・子供が一緒にいる時に、そういう取材は本当に控えるべき。・最低限の配慮は持ってほしい。プライベートはそっとしてあげて…。・ほかの芸能人も同じような被害に遭っていそうなので、前田さんが声を上げてくれてよかったと思う。いうまでもなく、芸能人も私たちと同じ人間です。プライベートな領域を侵すような過度の取材に、不安や恐れを抱くこともあるでしょう。この呼びかけが然るべき相手のもとに届き、芸能人を取り巻く状況が少しでも改善されることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年09月06日元AKB48で女優の前田敦子が5日、インスタグラムを更新し、過度な取材を控えるよう訴えた。前田は、「真剣な内容を失礼します」と切り出し、「今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました」と説明。「後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました」とその状況を伝えた。「子供との写真はもちろんやめてほしいです。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います」と吐露する前田。「自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました」と今回の投稿の経緯に触れ、「毎日安全に穏やかに過ごせますように」とつづっている。
2020年09月05日フリーアナウンサー・宇垣美里のコスメ愛をまとめた美容本『宇垣美里のコスメ愛』(仮)が、11月18日に発売されることが17日、明らかになった。2014年にTBSにアナウンサーとして入社、数々の人気番組の担当を経て、昨年4月よりフリーアナウンサーとして活躍している宇垣。現在、宇垣が注目を浴びているのが、その「コスメ愛」だ。大学入学を機にメイクの面白さに開眼。さらにTBS時代は多忙な日々をスキンケアで癒やされて乗り越えていた。そんな彼女は自他共に認める美容オタク。独特のマニアックな目線で細かくチェックし、様々なコスメを試してきて身につけた幅広い知識はプロ顔負け。また、実際にプロのへア&メイクアップアーティストたちが驚くのが、その圧倒的な美肌。さらに、美容誌『美的』に登場するたびに、読者が選ぶ「好きなメイクランキング」で上位を独占するなど、美容好き女子の間で注目を集めている。同書は、「宇垣がリアルに選んだアイテムを使った本人によるメイクHow to」、「いろいろ試した結果使い続けている宇垣ベストコスメ〈スキンケア編〉で美肌の秘密を紹介」、「第一線で活躍するへア&メイクアップアーティストたちが“宇垣美里”を変身」、「生い立ち、今まで&これからについて語る」など、自身のSNSアカウントを持っていない彼女の、今まで語りきれなかったコスメのこと、自分の内面のことまでまとめた1冊となっている。予約は、本日8月18日より開始された。
2020年08月18日元AKB48で現在女優の前田敦子さん(28)と夫で俳優の勝地涼さん(33)が別居中であると、7月1日発売の週刊文春が報じました。前田さんは2019年3月に第一子を出産。現在は子育てをしながら女優として復帰していますが、国民的アイドルの元センターは子どもを生んでも人気健在のようです。そんな彼女の尻に敷かれていることが夫の別居原因……と記事では書かれていましたが、個人的に1つ気になることがあります。それは前田さんと前田さんのお母さまがすごく仲良しで、ご実家が同じマンションの別フロアに住まうほどであるという点です。結婚後の実家との距離感は、一般的に両者の物理的な距離に比例する傾向があります。今回のように意図的に自分の親と距離を詰め、夫婦関係が悪くなるというのは、そこに何かしらの弊害が起きることもあります。母親と娘の距離感というのは、いくつになっても難しいものです。とさらりと書きましたが、ここで言う「難しい」に納得した方は今現在で自分の母親との関係にネガティブなモノを感じているか、はたまた好きすぎて依存的になっているかもしれません。前田さんのご家庭がどうか、記事には詳細は書かれていませんでした。ただ一般的に必要以上に実の母親と近すぎる距離に住もうとする場合、両者の間には共依存的な愛情のつながりが続いている可能性があります。いつまでも母娘が仲良しといった表現は一見すると微笑ましく思えますが、それも程度問題。本来、結婚したら妻が1番に優先していくべきは、夫との家族を築くことです。しかしここで母娘の距離が近すぎると、夫婦の関係性に母の存在が割って入ることになり、パワーバランスが崩れます。例えば夫と妻が話し合って決めるというシーンにおいて、母親が横から「こうした方がいいんじゃない?」と口出ししたとしましょう。その結果として夫の意見が不本意に押し込められるというのは、よくないやり取りの代表です。はたまた物理的な干渉が母親側になくとも、妻が何かと実家にばかり寄り付いているような関係は夫からすれば面白くない部分があるものです。三者でのやり取りが基本となると、夫は2人の依存関係を壊す要因になる。そうするとだんだんと関係性から排除されていくか、夫側が強引に抵抗してきます。具体的には空気のように扱われたり、いつも言いなり的な役割になったり……。逆に夫が妻に対して、モラハラにも似た強引な態度で自分をアピールしてくるなどもあるでしょう。どちらにせよ、母親が過剰に間に入った関係は健康的な夫婦円満とはなりにくいのです。母と娘の関係がべったりで、夫は傍観者としてそれを眺めている。それを「バランスが取れているんだし、良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、人間関係に近すぎて良いことはありません。ここでの本当の問題は、母も娘も相手を求め続けるあまり、いつまでも心の隙間が埋まらないことが問題です。例えば娘の中には、いつまでも母親からの愛への渇望があります。「母親にべったりなのに?」と疑問に思うかもしれませんが、ありのままに母から愛されている感覚がないため、それを欲して母親にいつまでも執着するのです。その根底には母親の期待に答えられない自分への罪悪感や、長年愛されてこなかったという感覚への後ろめたさなど、いろんなものが蓄積されています。べったりすればするほど心の穴が満たされるわけでもないから、娘としては辛い状態が続きます。ではそんな不憫に見える娘に対して母親はどうなのかというと、実は母親も心のどこかでは同じようにありのままに愛されることを渇望しています。つまり母と娘、お互いがお互いの目線で「私を愛して」というメッセージを発し続け、そして見当違いのエネルギーを出しまくっている。なので、いつまでも関係は発展しません。ああ辛い。前田さんと勝地さんご夫婦がどういう関係性で成り立っているかは、これから明らかになっていくのでしょう。現在、夫婦は別居中とのこと。ただ今回ご紹介したような母娘の依存関係が根っこにある場合、別居を続けても根本的な解決にはなりにくいものです。AKB48の“神7”としては初めて結婚したあっちゃん。神7で初の離婚も、やはりあっちゃんなのか……。それだけは、避けて欲しいところです。(文:おおしまりえ)
2020年07月08日フリーアナウンサーの宇垣美里が14日、都内で行われた映画『スキャンダル』(2月21日公開)の公開記念イベントに、社会学者の古市憲寿氏とともに出席した。2016年全米ニュース放送局で視聴率No.1を誇っていたFOXニュースを吹き飛ばした衝撃のスキャンダル。巨大権力に立ち向かった3人のキャスターたちの華麗なる戦いと逆転劇。セクハラ・パワハラ・トランプ政権の裏側など、社会を揺るがす事実を描いている。映画の主人公たちと同様にテレビ局のアナウンサー経験を持つ宇垣は、本作を見た感想を聞かれると「つい最近、アメリカで実際に起きたということにも驚きましたし、なおかつそんな最近の出来事をアメリカは映画にできるんだということに驚かされました」と吐露し、「映画の中で描かれているセクハラというものはすごく醜悪なもので、でもどこか見覚えのあるというか、"きっとこういうことあるだろうな"って、どこか現実を諦めてしまう気持ちにもなりました。その中で葛藤する女性たちには共感しかなくて、胸がギュって苦しくなる中で、最初に声を上げた人に続く女性たちの勇気に、私も頑張らなきゃなっていう気持ちにさせられました」と熱く語った。また、自身がセクハラやパワハラを受けた経験や、身近な人がそのような体験をしたという話を聞いたことがあるか尋ねられると、宇垣は「私は恵まれていることに、アナウンサーという仕事だったので、1年目からある程度の発言権があったんですけど、ほかの技術職の友だちだったり、地元の友達の話を外から聞いていると、『それセクハラだよね』って思うことも、中に入ってしまっている人は感じなくて、第3者から見たらすごくびっくりすることも、まかり通ってしまっていることは、どの会社にもよくあることなのかなって、何となく経験上思います」とコメント。ハラスメントをなくすにはどうすべきかとの問いに宇垣は「1つは自分よりも弱い立場の人を、同じ人間であることを再確認できるかどうかというのが大事だと思っていて、あとはやっとこの時代になって、世間一般が『NOだよ』って突きつけることが一般化して、みんなの中で常識としてなっていったら、もしかしたらそう言った人を傷つけるような社会構造は無くなっていくのかなという期待はしています」と持論を語った。なお、この日はバレンタインデーで、バレンタインチョコは自分のために買っているという宇垣は「3つくらいデパートを回って、この時期にしか出店していないお店ってたくさんあるので、狙っているチョコレートを買いました」と声を弾ませ、「でも食べるのがもったいなくて、無くなってしまうのが悲しいところなので、1日3つくらいかなあって自分の中で決めて、ありがたがって拝んでから食べるようにしています」とニッコリ。それでも義理チョコは配っているそうだが、義理チョコを廃止している会社があるという話題になると、宇垣は「"よくない?それで"って思います。ほしいものは自分で買えばいいし、好きじゃないのにたくさんもらって困る人もいるだろうし、お返しを考えるのが大変な人もいると思うので、あげたい人があげたい人にだけあげたらいいんじゃいかなと思います」と賛同し、古市氏から「(チョコが)もらえなくてショックを受けるおじさんがいるんでしょうね」と想像すると、宇垣は「一周回ってかわいいですね(笑)」と目を細めた。
2020年02月15日フリーアナウンサーの宇垣美里が27日、都内で行われたTVアニメ『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』プレス向け試写会・発表会に出席した。2014年7月のリリース以降、人気を博しているスマホゲーム『白猫プロジェクト』のアニメ化が決定。4月6日からAT-X(毎週月曜 22:00~22:30)、TOKYO MX(毎週月曜 22:30~23:00)、BS11(毎週月曜 23:00~23:30)で、4月7日からMBS(毎週月曜 26:30~27:00)でそれぞれ放送される。すでに同アニメの第1話を観賞したという宇垣は「戦闘シーンに惹かれてしまいました。ファンタジーならではの世界観や魔法もそうですが、どういう動きをするのか毎回目を奪われてしまいます。本当に耳が心地良いですね」と絶賛し、「ロミオ&ジュリエット方式で恋愛模様もチェックして欲しいし、ゲームが好きな方も原点の目線で見られると思います。魔法やアクション、戦闘シーンもあってファンタジーの要素がたくさん詰め込まれているし、善悪や敵味方が分かりやすい構図にもなっているので、アニメ初心者はもちろん、ファンタジーが好きな方にも刺さる作品だと思います」とアピールした。アニメ好きとして知られる宇垣は、「大学生になった時に、先輩から『"ミサト"っていう名前なんだ。私がすごく好きなアニメに"ミサト"という人が出てくるんだけど』と言われて、そのアニメ(『エヴァンゲリオン』)を見たらズブズブとハマってしまいました」と、アニメ好きになったきかっけについて語り、この日にお披露目された宇垣をモチーフにしたキャラクターを見て「二次元になれるとは思っていなかったのでうれしいです」と満面の笑みを浮かべて、キャラクターの声優オファーがあったら「やりたいです。声を吹き込めて客観的に見ることができたら冥土の土産にそれで充分という感じがすると思います。孫にまで語り継ぎますよ」と話していた。
2020年01月28日渡辺美里が本日1月1日、LINE CUBE SHIBUYA「35th Anniversary Live Love Life Sweet Emotion Tour 2019-2020」を開催する。渡辺美里は1985年に『I’m Free』でデビュー。翌年にリリースした『My Revolution』で一世を風靡し、その年から20年連続で西武球場でのワンマンライブをおこなうなど長年にわたり一線で活躍している。2019年は彼女にとってデビュー35周年のアニバーサリーだった。20枚目のアルバム『ID』の発表、それにともなうツアー「35th Anniversary Live Love Life Sweet Emotion Tour 2019-2020」もスタート。この勢いは36年目も収まる気配がない。今夜の公演は前述のツアーにおける、2020年最初のステージだ。タイトルには感謝の気持ちや、うまくいかない葛藤まで含めた「SWEET EMOTION」を届けにいくという想いが込められている。昨年行った22本の公演を経た、本日のパフォーマンスはいったいどんなものになるのだろうか。彼女の歌声で新年をさらに明るい気持ちで過ごしてほしい。■公演情報「35th Anniversary Live Love Life Sweet Emotion Tour 2019-2020」日時:1月1日開場17:00/開演17:30場所:LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
2020年01月01日オタク心を持つ、フリーアナウンサー、タレントの宇垣美里さん。「これだ!」という作品に出合い、熱狂的にハマる理由を存分に語っていただきました。撮影開始まで少し時間があると聞いて、さっと自分のバッグの中から本を取り出し、黙々と読みはじめた宇垣美里さん。空き時間を読書に費やすのはいつものこと。「週にだいたい1~2冊、多い時は4冊くらいの本を読んでいます。お仕事関係の課題図書もあるのですが、自分が読みたいと思って選んだ小説も多いです。漫画やアニメと一緒で、私にとっては完全に娯楽の一つですね」両親の影響で、幼い頃から大量の本に囲まれて育ってきた。小・中学生の時に好きだったのは、『ハリー・ポッター』シリーズや『指輪物語』などのファンタジー。「学校の図書室の本を片っ端から読みたいと思っていて」と当時のことを振り返る。「小説と同じくらい、映画や漫画も大好きでした。一度ハマると没頭するタイプで、たとえば映画なら“この監督の作品を全部観よう”と自分に課すことも。10代の頃よく読んでいた漫画は『カードキャプターさくら』『美少女戦士セーラームーン』『NARUTO‐ナルト‐』『ONE PIECE』に『鋼の錬金術師』…。『銀魂』は今も全巻持っています。趣味の本やDVDが大量にありすぎて“いつか床が抜けるんじゃないか”とハラハラしていたほどです(笑)」大学時代には、宇垣さんの“好きなものリスト”に「アニメ」が加わる。「私と同じ名前の登場人物がいることを知って『新世紀エヴァンゲリオン』を見はじめたのがきっかけ。アニメの中では『コードギアス』シリーズが大好きで、何度も繰り返し見ていました」小説、映画、漫画、アニメ。各ジャンルの作品に対する熱は、大人になった今でも変わらない。「趣味に費やせるお金が増えたぶん、時間は圧倒的に足りなくなりました。読みたい本も、見たい映画もアニメもありすぎてしんどいです(笑)。だから、“休みの日に何をしていいかわからない”という人の気持ちにはあまり共感できないかも。最近は、小野不由美さんの小説『十二国記』シリーズにハマっています。仕事でなかなか時間はとれないのですが、どうしても読むのをやめられなくて」自分が好きなものを、堂々と胸を張って「好き」と言える。その潔さが、宇垣さんの人としての魅力の一つでもある。「たまたま私にはそれを発言する機会があっただけで、誰にでも好きなものってあると思うんです。それこそ、私の会社員時代の同僚には四六時中ゲームをしているような人もいれば、車マニアの女性もいました。その人たちを見ていて思ったのは、“自分の好きを伝えたい”という熱量が、語彙力を増やすきっかけになるということ。一方で、私は愛が強すぎると言葉が暴走してしまうので(笑)、アナウンサーとして、作品の魅力をわかりやすく伝えていくことを今後の課題にしたいと思っています」実は宇垣さん、舞台を観劇したり、一人旅で海外の美術館を訪れたり、コスメオタクの一面があるなど、他にも幅広い趣味のアンテナを持っている。好きなものに対する情熱の源とは一体?「“人間の感情をピアノだとすると、人によって鍵盤の多寡がちがう。多く持ってうまれた人は、ときに現実以外のことでも感情の音律が鳴って、そのぶんだけ人生が感覚的に豊富になる”。司馬遼太郎さんの著書『アメリカ素描』の言葉を目にした時、ハッとしたんです。つまり、何かで心がすごく揺れたり、感動しすぎて泣いてしまったりというのは、良し悪しではなくて、ただ自分に鍵盤が多いだけなんだってこと。私にとっては、素敵なモノや作品との出合いこそが人生の活力。たとえ日常で辛いことやしんどいことがあっても、“生きててよかった!”と本気で思える瞬間なんです」宇垣さんが熱狂するモノマンガ:『窮鼠はチーズの夢を見る』水城せとな小学館鋭く冷静な目線とキレのある言葉に夢中!揺れ動く2人の男性の切なくも狂おしい恋を描く。来年映画化予定。「水城先生の漫画の大ファンです。地獄のような世界の中にもどこか救いがあり、生きるうえでの糧になります」小説:『十二国記』シリーズ『白銀の墟 玄の月』小野不由美新潮社王朝の繁栄と没落を描く異世界ファンタジー。’91年から読み継がれる『十二国記』シリーズ。「18年ぶりに新作が発売されるタイミングで友達に薦められ、読みはじめたら見事にハマりました。壮大な世界観に魅せられます」マンガ:『カードキャプターさくら』シリーズCLAMP講談社大人になった今も、グッズに目がありません。主人公のさくらが愛と魔法を通じて大人に近づく成長物語。’96年の『なかよし』での連載開始から多くの小・中学生に人気を博した少女漫画。「アニメもリアルタイムで見ていました」うがき みさと1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。フリーアナウンサー、タレント。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』『篠田麻里子のGOOD LIFE LAB!』レギュラー。多くのテレビ番組や広告、雑誌に出演するほか、『週刊文春』にてコラム「宇垣総裁のマンガ党宣言!」を連載するなど、趣味を生かした執筆活動も行う。ニット¥20,000(イエナ)バングル¥16,000(フィリップ オーディベール)共にメゾン イエナ TEL:03・5731・8841※『anan』2019年12月18日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・武政ヘア&メイク・北 一騎取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年12月16日