日本を代表する劇団である劇団四季。数多の人気作品をレパートリーに持つが、今のような専用劇場でのロングラン公演のきっかけとなった重要な作品が、このたび21年ぶりに名古屋にて上演する『キャッツ』だ。現在では、国内通算公演回数10,849回、観客動員数1,060万人以上(2022年4月17日福岡千秋楽時点)を数える、劇団四季の代表作となる。物語の舞台は、都会のゴミ捨て場。登場するのはそこに集まる猫たちだ。『キャッツ』には主役がいない。個性豊かな猫たちが、猫らしい自由さでそれぞれの人生を歌とダンスでみせていく。それにより、観る人の年齢やそのときの生活環境によって大きく感じ方が違う結果となる。そして、それこそが『キャッツ』の魅力でもあるのだ。そんな『キャッツ』に魅せられ、今回、泥棒稼業に勤しむメス猫・ランペルティーザ役を演じる長谷川彩乃の話から、本作の魅力を探ってみよう。ミュージカル『キャッツ』撮影:重松美佐――劇団四季を初めて観たのが『キャッツ』だと聞きました。長谷川小学校4年生のときに、初めて観たミュージカルが『キャッツ』でした。ずっとクラシックバレエはしていましたが、こんな風に歌って踊る世界もあるんだ!と感動したのを覚えています。そこからミュージカルスクールにも行くようになったのが、劇団四季に入ることにも繋がっていきますね。――『キャッツ』は観る時々で印象が変わる作品だと思います。小学校4年生のときはどのように感じたのでしょうか?長谷川あまりしっかりとは覚えてないのですが、すごい!と圧倒されたのは記憶しています。猫たちが近くまでくる迫力や、強い目線などもよく覚えています。その時から、ランペルティーザが1番好きだなと思っていました。――そんな出会いも経て、今思う『キャッツ』の魅力とは何でしょうか?長谷川歌とダンスがすごいのはもちろんですし、魅力はいっぱいあります。原作が詩なので答えがなく、観るときの自分のバックボーンによって感想が違うのですよね。例えば辛いことがあったときには、すごく悲しいお話に感じられるかもしれませんし。自分にすごい良いことがあったときは、すごくハッピーな作品に思えたりする。同じ作品でも全然違う捉え方になると思うのです。また、個性的なキャラクターの猫がいっぱい登場するので、自分の好きな猫を探すのもおすすめです。本当に楽しみ方が無限大にあるのが魅力ですね!猫たちの自由な動きも見どころのひとつランペルティーザ役 長谷川彩乃撮影:重松美佐――ランペルティーザを演じるうえで、どういった役作りをしているのでしょうか?長谷川最初は先輩の見様見真似でした。でもある人に『彩乃は彩乃のランペルティーザでいいんだよ』と言われたのです。そこからは自分なりのランペルティーザを見つけていきました。本番に出演しながらも、日々もっとこうしてみようとか、私とランペルティーザをどう繋げようかとか、探りながら演じています。――ロングラン公演なので複数回観る方もいるかと思います。そういった方にぜひ注目して欲しいポイントはありますか?長谷川劇場猫・アスパラガスが俳優だった若い頃の栄光を懐かしんで昔の話をしているときに、後ろで猫たちが寝ていたりするのですが、みんな自由に過ごしています。今日は聞いてみようとか、今日は興味ないから寝てしまおうとか、今日は他の猫と遊ぼうとか。それは日によっても、キャストによっても違います。ぜひ注目していただきたいです。――そのあたりの自由さは猫っぽいですね。猫の動きの研究もするんですか?長谷川『キャッツ』の稽古はまず猫になるところから始まり、歩き方など猫の動きから教えてもらいます。私も、ずっと猫の動画を見たり、飼っている猫の動作を見たり。日々、鏡を見て猫っぽいポーズを研究しています(笑)。――名古屋は21年ぶりの上演ですが、前回からの違いはあるのでしょうか?長谷川音楽面でテンポや曲調が変わっている曲があるので、昔を知っている方は雰囲気がだいぶ違うと感じると思います。また、コロナ禍の影響もあり、猫たちが客席に散らばってセリフを言っていたところを、舞台上でみんなでぎゅっと固まる演出に変わっているシーンがあります。猫たちが集まって、訴えかけるのは、すごくグッとくるものがあります。――最後に名古屋公演へ向けての意気込みを聞かせてください。長谷川今は無料で見られるコンテンツも多くある中で、お金を払ってチケットを買って劇場に足を運んでくださるというだけで、私は泣きそうになるぐらい嬉しいです。目で見て、肌で感じてとよく言われる様に、生でしか感じられないものが絶対にあると思います。なので、感謝の気持ちを持って、いつも本番に立たせて頂いています。『キャッツ』名古屋公演は、7月18日(月・祝) にいよいよ開幕する。そして、『キャッツ』と縁も深い「ぴあ」も今年で50周年を迎える。今回、『キャッツ』名古屋公演の1日を〈ぴあ創業50周年記念〉として開催することが決定した。ぜひとも劇場に足を運び、あなたならではの『キャッツ』を感じてほしい。<公演情報>ぴあ創業50周年記念劇団四季 ミュージカル『キャッツ』2022年8月5日(金) 名古屋四季劇場13:30公演【チケット料金】S1席-11000円S席大人-11000円S席子ども-5500円A1席大人-8800円A1席子ども-4400円A2席大人-8800円A2席子ども-4400円B席-6600円C席-3300円※公演当日3歳以上有料、2歳以下入場不可。子どもは公演当日3歳~小学校6年生以下対象。※劇場内は常時マスク着用必須。未着用の場合、ご入場をお断りする場合があります。急遽公演中止の可能性があります。ご来場前に劇団四季HPをご確認ください。また、劇団四季「連絡先登録フォーム」へ登録お願いします。問:劇団四季 TEL 0570-008-110Pコード:512-026チケットはこちら:その他の公演のチケットはこちらからご購入ください。劇団四季 ミュージカル『キャッツ』2022年7月18日(月・祝) ~ロングラン上演名古屋四季劇場【チケット料金】S1席-9900~12100円S席大人-9900~12100円S席子ども-4950~6050円A1席大人-8250~9350円A1席子ども-4125~4675円A2席大人-8250~9350円A2子ども-4125~4675円B席-6050~7150円C席-2750~3850円※公演当日3歳以上有料、2歳以下入場不可。子どもは公演当日3歳~小学校6年生以下対象。※公演日程により料金が異なります。チケットはこちら:
2022年06月21日株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022年5月26日に宮部みゆき著『子宝船――きたきた捕物帖(二)』を発売しました。『子宝船』は、宮部みゆきさんが「現役であるかぎり書き続けていきたい」と考えている捕物帖シリーズの最新刊です。前作『きたきた捕物帖』は、単行本と文庫あわせて30万部を超えるベストセラーとなっています。2年ぶりの続編とあって、『子宝船』には書店注文や読者予約が殺到し、その数が初版部数8万部を大きく上回ったため、発売日を待たずして1万部の重版が決定しました。宮部みゆき著『子宝船』表紙前作を上回る勢いの「船出」前作『きたきた捕物帖』は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下の2020年5月発売だったものの、1カ月後に重版1万部を決定するなど順調に売れ行きを伸ばし、10万部を突破しました。この前作と『子宝船』の発売初日の動きを、紀伊國屋の出版社向け販売データ提供サービス「PubLine」で比較すると、『子宝船』の販売冊数は、『きたきた捕物帖』の約8割増となっています。この発売初日の勢いからも、「きたきた捕物帖」シリーズ最新刊への期待度の高さがうかがえます。発刊記念の読者プレゼントは特製巾着『子宝船』発刊記念「特製巾着」を150名にプレゼント「きたきた捕物帖」シリーズ最新刊の『子宝船』発刊を記念して、読者プレゼントを実施中です。『子宝船』をお買い上げいただいた読者の中から抽選で150名に、物語のキーアイテムの1つである「朱房の十手」をプリントした特製巾着を差し上げます。【対象書籍】『子宝船』【応募方法】帯袖の応募券を郵便ハガキに貼って応募【宛先】PHP研究所『子宝船』発刊記念読者プレゼント係【締切】2022年7月31日(当日消印有効)【発表】8月下旬(予定)、当選者への発送をもって発表に代えます 書誌情報ほか著者略歴宮部みゆき(みやべ・みゆき)1960年、東京生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でオール読物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年、『火車』で山本周五郎賞、97年、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年、『理由』で直木賞、2007年、『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞。著書は、時代物に『桜ほうさら』『〈完本〉初ものがたり』『あかんべえ』『この世の春』『荒神』、「きたきた捕物帖」「三島屋変調百物語」「ぼんくら」のシリーズ、現代ものに『模倣犯』『小暮写眞館』『ソロモンの偽証』などがある。「きたきた捕物帖」シリーズとはヘタレで半人前の岡っ引き見習い・北一が、湯屋の釜焚き・喜多次とともに、様々な事件に翻弄されつつ成長していく時代ミステリー。謎解きに怪異、江戸庶民の人情も堪能できる。『子宝船きたきた捕物帖(二)』【シリーズ最新刊】書名:子宝船副題:きたきた捕物帖(二)著者:宮部みゆき価格:1,760円(10%税込)ISBN978-4-569-85198-3発行:PHP研究所PHP文芸文庫『きたきた捕物帖』【(文庫判)シリーズ第1弾】書名:きたきた捕物帖著者:宮部みゆき価格:968円(10%税込)ISBN978-4-569-90201-2レーベル:PHP文芸文庫発行:PHP研究所 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月30日「劇団こどもSET」は、劇団スーパー・エキセントリック・シアターが昨年10月・11月サンシャイン劇場にて上演した第59回本公演「太秦ラプソディ~看板女優と七人の名無し~」を、座長・三宅裕司直接演出のもと2022年8月24日(水)~26日(金)、スクエア荏原ひらつかホール(東京都品川区)にて上演いたします。本作は太秦映画村を舞台に、斬られ役の大部屋俳優たちの悲喜こもごもを描いた物語です。作中には時代劇の撮影、日常の稽古、自分たちの撮影所を守ろうとする場面など多くの殺陣シーンが盛り込まれています。子供たちは1年をかけ、基礎から殺陣を学びました。大人に負けない迫力とスピード、子供たちが魅せる華やかな立ち廻りは必見です!小学1年生から中学3年生の総勢36名がお送りする真夏の大舞台!子供だからこそ表現できる殺陣の迫力、コメディーの笑い、大部屋俳優たちの人情、夢溢れる大団円をぜひ劇場でご覧ください!!太秦ラプソディ~看板女優と七人の名無し~【劇団こどもSETとは】「劇団こどもSET」は、劇団スーパー・エキセントリック・シアターが未来のエンタメ界を担う新たな才能を発掘すべく、小中学生を対象に三宅裕司所属事務所であるアミューズ全面協力のもと、2018年に創立。同年の旗揚げ公演では大成功をおさめ、第2回・第3回公演も大盛況のうちに幕を閉じました。劇団SETのコンセプトである「ミュージカル・アクション・コメディー」をこども達に余すことなく継承し、こども達用に書かれた作品ではなく、これまで劇団SETの俳優たちが演じてきた本公演を、毎年こども達だけで上演していきます。【劇団こどもSET出演実績】■舞台新橋演舞場進出5周年記念・熱海五郎一座「船上のカナリアは陽気な不協和音~Don't stop singing~」ミュージカル「忍たま乱太郎」第11弾 忍たま 恐怖のきもだめし「夫婦漫才」■テレビCX「ノンストップ!」CX「Live News it!」TX「池上彰の世界情勢一触即発SP」キッズステーション「晴れ時々モンスト」■映画「レンタルファミリー」■CM丸美屋食品 釜めしの素「味方」編■ラジオニッポン放送「三宅裕司 サンデーヒットパラダイス」ニッポン放送「大橋未歩 金曜ブラボー」■雑誌・新聞読売ジュニアプレス読売KODOMO新聞月刊「灯台」■VP学研ホールディングス 教材用VP■イベント・その他第5回春日野音楽祭 特別奉納オープニングダンス「手をつなごう・手を洗おう」ラサール石井と劇団こどもSET「老人と子供のポルカ2020」【ストーリー】時代劇が衰退する中、自分の居場所を守るために奮闘する斬られ役の無名俳優たち。そして、そんな彼らを支援する一人の若手女優。降りかかる数々の困難に立ち向かう中、一人の無名俳優に千載一遇のチャンスが訪れ、人気俳優の仲間入りを果たす。彼は自身の主演最新作の相手役に支えてくれた女優を指名するが、彼女は若年性アルツハイマーに冒されていた。最高のチャンスに訪れた最大のピンチ。しかし、彼らはこの危機を乗り越えるべくある作戦を実行する。果たしてその結末は・・・。太秦ラプソディ~看板女優と七人の名無し~ 2【公演詳細】丸美屋食品Presents 劇団こどもSET第4回公演ミュージカル・アクション・コメディー「太秦ラプソディ~看板女優と七人の名無し~」脚本:吉高寿男演出:三宅裕司出演:劇団こどもSET<劇場>スクエア荏原 ひらつかホール〒142-0063 東京都品川区荏原4-5-28東急目黒線 武蔵小山駅 徒歩10分東急池上線 戸越銀座駅・荏原中延駅 徒歩10分都営浅草線 戸越駅(A3出口) 徒歩12分<日程>2022年8月24日(水)~26日(金)・8月24日(水) 17時・8月25日(木) 13時・17時・8月26日(金) 13時・17時※開場は開演の30分前。4歳以下入場不可/車椅子のお客様は、事前にご連絡ください。※情勢を鑑みて時間などは変更となる可能性がございます。ご了承ください。<料金>大人:前売4,000円/当日4,300円子供:前売2,000円/当日2,300円※価格は税込です。※子供券(5歳~中学3年生)の方は、当日年齢を確認できる物をご提示頂く場合がございます。<チケット一般発売>2022年5月29日(日)10時<チケット取扱い>〇チケットぴあTEL:0570-02-9999(Pコード:512-486) 〇イープラス 〇品川文化振興事業団(6月21日(火)より)販売窓口 9:00~スクエア荏原、メイプルカルチャーセンター〇美術館(販売日翌日以降 10:00~)〇電話予約 10:00~文化企画係 TEL:03-5755-2064※電話予約では、座席の選択はできません/土日を除く17時まで〇インターネット 9:00~ ※翌日以降、24時間受付〇賛助会員先行予約 6月13日(月)~17日(金)TEL:03-5755-2064<主催>劇団スーパー・エキセントリック・シアター<共催>公益財団法人品川文化振興事業団<協賛>丸美屋食品工業株式会社<企画・制作>株式会社スーパーエキセントリックシアター株式会社アミューズ【お問い合わせ】SETインフォメーション:03-6433-1669(平日11:00~18:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月27日劇団四季による創作ミュージカルのひとつの到達点、と思えたのが『バケモノの子』だった。主題、美術、舞台転換、俳優のメイキャップ、そして映像……。つまり、総合力で楽しませるエンタテインメント作品だ。とにかく対立、対比、対照化が徹底している。舞台はバケモノが棲む世界の渋天街と東京の渋谷。どちらも現代である。その対比。第1幕は渋天街でバケモノたちを束ねる宗師の演説から始まる。ふたつの世界を行きつ戻りつして進むのだが、主に、装置が時計回りになると渋谷、その反対回りでは渋天街に変わる。転換がスピーディでスムーズなので飽きさせない。100年に一度、宗師が交代するため後継者を選ぶ。候補の熊徹と猪王山も対照的だ。9歳から始まる主人公・蓮が弟子入りして九太と名付けられるが、その父親代わりが熊徹、対する猪王山にはふたりの男児がおり、長男・一郎彦が第2幕で明らかになる出生の秘密があった。子供世代がともに「自分とは何か?」と問い掛けている。「自分を発見する」「共に成長する」という作品の主題が対照化によって明確になった。一番の見せ場であり驚きが対決場面だ。第1幕では熊徹と猪王山の激闘アクション。剣を振る中でライオンに似た顔、龍のような胴体のパペット2体と一緒に闘う。赤が熊徹、黄が猪王山。ともに3人遣いなのはまるで文楽の人形遣いではないか。撮影:阿部章仁第2幕では巨大な白鯨が宙を飛ぶ。こちらは6人遣い。色々な形に分裂し、また元の形になる。よく訓練された俳優たちの操作は、『キャッツ』で人気の夜行列車の場面や『美女と野獣』といった一連のミュージカル作品で蓄積された劇団のお家芸と言えよう。第1幕が物語世界の解説といった要素が濃く、第2幕が俄然、面白くなった。蓮(九太)の成長、一郎彦の謎解き、宗師の後継者の決着。「信じよう、心の声を」。17歳になった蓮が歌う姿は胸が熱くなった。高橋知伽江の脚本・歌詞、青木豪の演出による多彩・多様で映像が重なるスピーディな新作ミュージカルは、上演を重ねる中で、より密度を増すだろう。そしてー。地球という星には人間世界だけではなく、様々な生き物の世界が存在するのだ、と再認識するのである。プロフィール大島幸久(おおしま・ゆきひさ)東京都生まれ。団塊の世代。演劇ジャーナリスト。スポーツ報知で演劇を長く取材。現代演劇、新劇、宝塚歌劇、ミュージカル、歌舞伎、日本舞踊。何でも見ます。著書には「名優の食卓」(演劇出版社)など。鶴屋南北戯曲賞、芸術祭などの選考委員を歴任。「毎日が劇場通い」という。
2022年05月25日「東京湾納涼船」の3年ぶりの運航が決定。2022年7月1日(金)から9月11日(日)まの73日間、竹芝客船ターミナル発着で東京湾内を周遊する。「東京湾納涼船」が3年ぶりに運航夏の夜に6,000トンクラスの大型客船「さるびあ丸」で東京湾をクルージングする「東京湾納涼船」。美しい夜景をバックに、船上でバリエーション豊かなフード&ドリンクや音楽イベントが楽しめる、東京の夏の風物詩だ。乗船料は大人1,500円(小学生500円)で、船内で購入できるドリンクおよびフードは別料金。通常の乗船券に加えて、飲み放題や料理、座席がセットになったレストラン/個室プランも販売予定だ。なお、乗り場から徒歩2分の竹芝客船ターミナル内にオープンする「東京湾納涼船公式ゆかたショップ」では、持ち込んだ浴衣、もしくはショップでレンタル出来る浴衣の着付けを行ってくれる。詳細2022年夏「東京湾納涼船」期間:2022年7月1日(金)~9月11日(日)スケジュール:19:15竹芝客船ターミナル出航~東京湾内周遊~21:00竹芝客船ターミナル帰着乗船料:大人 1,500円、小学生 500円※ドリンク・フードは船内にて別途有料。ゆかた割引:ゆかた姿で乗船の大人は、男女ともに上記料金より500円引※ゆかた割引は金・土・祝日を除く。大人のみ対象。割引の併用不可。甚平、作務衣は対象外。【予約・問い合わせ先】東海汽船 納涼船予約係TEL:03-3437-6119※全日予約制。※乗船日の1ヶ月前から予約受付を開始。
2022年05月16日4月30日、劇団四季の最新作『バケモノの子』が、東京・竹芝のJR東日本四季劇場[秋]で開幕した。製作費や公演期間など様々な点で、劇団史上最大規模のオリジナル作品となる。原作は、15年公開の細田守監督による同名アニメーション映画で、脚本・歌詞を高橋知伽江、演出は青木豪が手がけている。まず気づいたのは、劇団四季は決してアニメ映画の忠実な再現を目指したのではないということだ。『美女と野獣』『ライオンキング』など、ディズニーミュージカルの上演で培ったノウハウを生かしながらも、四季オリジナルの作品であることが随所に窺える。アニメと同じオーヴァーチュア「祝祭」が流れ、幕が開くと、そこはバケモノたちが暮らす渋天街。この渋谷の街のすぐ裏側にある異界に、母親を亡くした9歳の少年蓮が迷い込む。折しも渋天街では、10万のバケモノを束ねる宗師(増山美保)が、9年後、100年に一度巡ってくる機会に神へ転生することを宣言し、跡目候補には、多くの弟子たちに慕われる猪王山(芝清道)と、乱暴者で弟子が居つかない熊徹(伊藤潤一郎)の名が挙がっていた。両者の対決では、“ビーストモード”と呼ばれる3人でパペットを操る仕掛けが用いられ、身体を大きく見せるのも面白い。宗師から弟子を取るように言われた熊徹は、蓮を九太と呼び、弟子にする。「修行」のナンバーでは、熊徹の仲間の百秋坊(味方隆司)や多々良(韓盛治)に加え、近所の世話好きの女性たちや、街の八百屋や肉屋、魚屋などが材料を持ち寄り、蓮に洗濯や掃除、料理のし方を教えていくが、アニメには街の人々は出て来ない。蓮が渋天街に受け入れられていく様子を歌とダンスで見せる、ミュージカルならではのシーンだ。もうひとりの“バケモノの子”こうして熊徹をはじめ、周囲に支えられて成長していく蓮(大鹿礼生)に対し、高橋の脚本は、自分の出自に疑問を持ち、孤独を深めていく猪王山の長男一郎彦(笠松哲朗)を、もうひとりの“バケモノの子”として大きく膨らませることで、父と子の絆という作品のテーマをより鮮明にした。これには二重盆を使ってふたつの空間を同時に見せる演出も生きている。熊徹と稽古を続けるうち、蓮は見違えるほど逞しくなり、熊徹も、独りよがりだった戦い方が洗練され、“父親”の自覚さえ生まれてくる。これは“父と子”ふたりの成長物語でもあるのだ。2幕冒頭、17歳になった蓮が戻った渋谷の街は、2018年のハロウィンの夜。このシーンもアニメにはなく、人間がバケモノに仮装して騒ぐ横を、バケモノの世界から来た蓮が戸惑いながら歩く様子は、皮肉な取り合わせに映る。蓮が人間界との境を通る際に使われる、松澤延拓による映像が効果的だ。蓮は楓(柴本優澄美)という女子高生と知り合い、音信不通だった実父とも再会。熊徹との“親子関係”にも変化が見える中、跡目を決める試合の日がやって来る。物語もクライマックスを迎え、意外な展開で新たに起こった壮絶な戦いに、蓮や楓も巻き込まれていく。このシーンは、トビー・オリエのデザインによるパペットと、映像を駆使して表現され、栗原直樹が付けた鮮やかな擬闘も観応えがある。最後に熊徹や蓮が歌う、富貴晴美作曲のミュージカルナンバー「胸の中の剣」と、「バケモノの子」が感動的だ。取材・文:原田順子
2022年05月12日劇団かかし座(代表:後藤圭)主催、劇団かかし座『三枚のおふだ』『かぐや姫』が2022年7月2日 (土) ~2022年7月3日 (日)に関内ホール大ホール(神奈川県横浜市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ KAKASHIZA 70th Anniversary 第1弾ワクワク・ドキドキ・大笑い!?「三枚のおふだ」美しくも切ない、日本で最初の物語「かぐや姫」劇団かかし座は本年7月に創立70周年を迎えるにあたり、記念企画第一弾として影絵劇の二本立て公演を開催します。演目は、恐ろしい山姥と小僧さんのスリリングな追いかけっこや山姥と和尚さんの対決をユーモラスかつ驚きの影絵表現で魅せる『三枚のおふだ』、一般公演としては10年ぶりの上演となる『かぐや姫』の、日本人が愛する昔話の二本立てです。キャストは変わらず、両作品を同日にマチネとソワレで上演する、一般公演としては珍しいスタイルで上演致します。『三枚のおふだ』恐ろしいけれど、歌って踊るユニークな山姥とかわいい小僧さんの、生身の俳優と影絵人形を駆使して表現するスリリングな追いかけっこ。和尚さんと山姥の対決を変幻自在の手影絵表現で描くなど、俳優と影絵の一体感で魅せる影絵劇です。『かぐや姫』ユーモラスな狂言と美しい影絵の融合で紡ぐ、日本最古の物語。実に10年ぶりとなる一般公演での上演です。狂言様式を取り入れたお芝居とかかし座が70年培ってきた影絵の手法をふんだんに使った、笑いと驚きに満ちた影絵劇!繊細な影絵人形の表現と、優しく、切ない音楽が融合した美しいクライマックスにもご注目ください。劇団かかし座1952年創立。今年2022年に70周年を迎える、日本で一番最初に誕生した現代影絵劇団。生身の俳優のドラマチックな歌と演技とダンスが美しい影絵と融合した、唯一無二の影絵劇(シャドウ・ファンタジー)公演から、独自のレイヤーアートによる影絵作品の制作等、影絵に関する総合的な活動を多角的に展開。また、人間の素手と身体の一部で100種以上の動植物等のモチーフを表現する手影絵(ハンド・シャドウ)パフォーマンスは、現在までに世界24カ国で絶賛され、様々なメディアやミュージックビデオやコンサートへの出演、音楽LIVE等のアーティストへの指導・監修も行う等、活動の幅を広げています。公演概要劇団かかし座『三枚のおふだ』『かぐや姫』公演期間:2022年7月2日 (土) ~2022年7月3日 (日)会場:関内ホール大ホール(神奈川県横浜市中区住吉町4丁目42-1)■出演者飯田周一 / 西垣勝 / 櫻本なつみ / 西出早織■スタッフ脚本・演出:太宰久夫音楽:石川洋光舞台美術:方勝照明プラン:菊地芳子照明オペレート:伊藤豪俊(伊藤舞台照明)音響プラン&音響オペレート:都藤守(SoundMethod)衣装:中矢恵子大道具製作:イトウ舞台工房影絵美術監修:後藤圭影絵美術製作:劇団かかし座美術部・小田純治(designBee)2Dデジタルエフェクト:とうたいよう宣伝美術:小田純治(designBee)制作:劇団かかし座企画営業部■公演スケジュール7月2日(土) 14:30「三枚のおふだ」/ 17:30「かぐや姫」7月3日(日) 10:30「三枚のおふだ」/ 13:30「かぐや姫」※開場は、開演の30分前※上演時間三枚のおふだ70分/かぐや姫80分■チケット料金大人:3,500円、子ども:2,000円(3歳~中学生)※2歳児以下は膝上鑑賞の場合は無料。座席を使用する場合は有料。(全席指定・税込)【カンフェティ限定】大人:3,500円 → カンフェティ席2,500円!(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月09日北海道・知床半島沖で遊覧船「KAZU1(カズ・ワン)」が沈没した事故から約2週間。5月6日には船体の引き上げ費用の一部を国が負担する見通しであると、「FNNプライムオンライン」が報じた。記事によると運行会社「知床遊覧船」の桂田精一社長は当初、知人に「(乗客は)24名だから1人最高1億円とか出してもまだ余るような形なので。そちらのほうは問題ないかと思うんですけど」と話し、定員65人分の保険金から船の引き上げ費用を捻出できると考えていたという。しかし保険が適用されるのは事故に遭った24人分のみだと判明したため、一部を国が負担する方針になったというのだ。さらに、運航会社への費用請求はついては「社長には資産がない。国が負担せざるを得ない」とする関係者のコメントも伝えられている。これに対して、ネット上では怒りの声が続出している。《我々の税金が使われますよー。ふざけるな》《知床の沈没船の引き上げに数十億かかるらしいが、税金でそれをするのはなんとも納得できない》「運行会社側が費用をまかなえない可能性については、数日前からすでに一部メディアでも指摘されていました。“保険金で引き上げ費用をまかなえる”という桂田社長の考えは、あまりにも甘すぎたと言わざるを得ません。そもそも今回の事故については、会社側のずさんな管理体制が問題視されてきていました。それが改めて浮き彫りになった形です。全容解明のためにまずは国が負担することになるとしても、その原資は税金です。桂田社長が負担しないままというのは、国民感情としても納得がいかないでしょう。今後は費用負担のあり方について検討する必要があるとともに、桂田社長の説明責任も再び問われることになりそうです」(全国紙記者)
2022年05月07日北海道・知床半島の沖合で起こった、観光船「KAZU 1」の遭難事故。発生から5日目となる4月27日、観光船の運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)が乗客の家族に向けて説明会を開催。その後、責任感の乏しい“土下座”記者会見を開いた。そんななか『ダイヤモンド・オンライン』に27日午前中まで掲載されていた記事が波紋を呼んでいる。それは18年4月1日に配信された、経営コンサルティングなどに携わる会社社長A氏によって書かれた記事だ。(現在は削除されている)“経営のカリスマ”とも謳われているA氏。「なぜ、世界遺産知床の『赤字旅館』はあっというまに黒字になったのか?」と銘打たれたその記事によると、『知床遊覧船』の桂田社長はA氏の会社が展開する“経営サポート”というコンサルティングを受けていたという。A氏は記事で、桂田社長について「元陶芸家で、突然ホテル経営を任され、右も左もわからないド素人」といい、「運よく何もわからないから、A氏(記事内では実名)にアドバイスされたことは『はい』『YES』『喜んで』ですぐ実行した」とコメント。さらに「知床観光船が売り出されたとき、私は、『値切ってはダメ!言い値で買いなさい』と指導した」とも明かしている。桂田社長は、A氏の会社が運営する経営塾にも参加していたようだ。’14年6月4日、A氏はTwitterにスーツを着た2人組の写真をアップし、《実践経営塾に参加者の桂田社長(右)は知床》と投稿。その4日後には《桂田社長は48期です。今は、二回目の参加中です》(どちらも原文ママ)ともツイートしている。さらに’17年7月24日、A氏のTwitterには《世界自然遺産の知床半島に来た。しれとこ村桂田社長に知床に来て下さいと言われて、一生行かないとキッパリ断った。カバン持ちで妻も同席の食事時に、知床に来て下さいと言われて、実現した。昨日、アレコレと指導中心のスケジュールになったた》(原文ママ)ともある。桂田社長がA氏を慕っていた様子が窺える。そのいっぽうで現在、桂田社長の経営方針が問題視されている。「もともと『知床遊覧船』にはベテランばかりいたといいます。ただ給与が高くつくので、コロナ禍の昨年、話し合いをして、会社を去ったベテラン船長もいました。そのため、同社には経験の浅い人が集まっていたそうです。そして事故当日、現地では荒天が予想されていました。別の運航会社の船長が『やめたほうがいい』と船長に伝えたそうですが、それでもKAZU 1は出航しました。会見では桂田社長は『収益のために無理に出航させたことはない』と否定していましたが、“安全面よりも利益を優先していたのでは?”という疑惑は消えません」(全国紙記者)本誌はA氏の会社にKAZU 1の事故についてコメントを求めたが、「広報が不在なのでお答えできません」と、期日までに回答はなかった。KAZU 1は、乗客乗員26名のうち子供を含む11名が死亡。そして、いまだ15名の行方が分かっていない。今後は桂田社長の誠意ある対応を願うばかりだ。
2022年04月28日4月27日、北海道斜里町の知床半島沖で観光船KAZU1が遭難した事故について、観光船の運行会社の桂田精一社長が事故後初めて記者会見を開いた。各メディアによると桂田社長は会見冒頭「皆さん、この度はお騒がせして申し訳ありませんでした」と発言。約10秒間土下座した。乗船していた被害者やその家族への言及はその次となり、「当社の船舶のクルーズの中で、大変な事故を起こしてしまい、亡くなられた被害者の方々、捜査中の被害者の方に対して大変申し訳ございませんでした。亡くなられた被害者のご家族、捜索中の被害者の家族に大変な負担をかけている。申し訳ございませんでした」と謝罪。再び約5秒間土下座したという。乗客と乗員合わせて26名が乗船していたKAZU1。事故発生から5日目のこの日までに11人の死亡が確認され、15人の行方がいまだ分かっていない。2021年にも2度の座礁事故を起こしていたことも報じられており、運営会社のずさんな実態が明らかになるなか、ようやく開かれた会見。しかし、第一声が被害者やその家族への謝罪ではなかったことに違和感を覚える声がSNS上で相次いだ。《一発目の言葉として「お騒がせして申し訳ない」って凄くズレてない?》《たしかに第一声が「お騒がせして申し訳ない」は違うなこいつ全然分かってねえな》《遊覧船の社長、第一声がお騒がせしてって何かおかしくないか。亡くなった方や不明の方、そのご家族に謝罪すべきなのに》《お騒がせ、などという軽い言葉に違和感しかない》元フジテレビアナウンサーの山中秀樹(63)もTwitterを更新し、苦言を呈した。《言葉尻をとらえる気はないんだが「この度はお騒がせして申し訳ありませんでした」と土下座する社長。第一声で「この度は多くの尊い人命を失う結果になって・・・」となぜ言わないのか。違うだろう》
2022年04月27日2022年4月23日に北海道の知床(しれとこ)半島沖で発生した、観光船『KAZU Ⅰ(カズワン)』の浸水事故。同観光船には子供2人を含む24人の乗客と2人の乗員が乗っていたとされ、同月27日18時現在、11人の死亡が確認されています。事故が起こった同月23日は、地元漁師が出航しないほどの強風で、波も高かったといいます。ネットでは『KAZU Ⅰ』が昨年も何度か事故を起こしていたことが話題になり、事故後、経営姿勢や危機管理の甘さが以前から指摘されていた点が明らかになりました。知床観光船事故、社長が会見を実施今回の事件を受け、観光船を運営する運航会社『知床遊覧船』は、同月27日に会見を実施。説明会後に行われた記者会見で、社長は「この度は、大変申し訳ありませんでした」と床に頭を付けて土下座をしました。同月24日午後に開かれた被害者の家族への説明会で、社長は荒天の中で出航した理由について「私は行けると思った」と述べたといいます。記者会見前に再度行われた、被害者の家族に向けた説明会について尋ねられると、社長はこのようにコメントしました。今のところ、私としては正直なところ、謝罪をするしかございません。内容としては、大切な家族を失ったわけですし、まだ捜索中の方もいらっしゃいます。ただ、もう見つかった方もいらっしゃいます。謝罪しても、謝罪のしようがございませんでした。「私ができる限りのことをやってあげたい」、それしか私には今、考えることはできないと思いました。過去の事故で船尾を擦ったものの、修理を行い、その後の検査を合格したという『KAZU Ⅰ』。社長によると、整備やテスト走行、安全確認なども行っていたといいます。報じられている「ほかは出ているのに、なぜうちの船は出さないんだ」といった過去の発言について、社長は「記憶にございません」とコメント。また、これまでの出航の判断については、「最終的に判断はすべて私にある」と述べると同時に、「基本的に、船の出航の判断は船長に任せていた」と発言しています。続いて、事故当日にほかの船が出なかったにもかかわらず出航した理由については、このように述べました。その(出航した)時点で海を見ても荒れてはいないですし、天気予報を見ても問題ないということで。あの、お客様もですね、やっぱり一番このような(北海道の)先端まで来てですね、「できればちょっとでも走ってほしい」というご要望がすごいあります。ですので(波の高さを)体感していただければ、揺れて「(元の場所に)帰ってくれ」みたいな気持ちになって、納得していただく方向をなるたけとってました。捜索活動を行う漁船今も現地では、多くの人による懸命な行方不明者の捜索活動が行われています。少しでも早く、行方不明者が見つかること。そして、今回の事故の原因を突き止めた上で、二度と同じ惨劇が起こらないことを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2022年04月27日『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』のスタジオコロリドが贈る長編アニメーション映画第3弾となる、夏の終わりの冒険ファンタジー『雨を告げる漂流団地』。この度、メインキャストが発表され、メインビジュアルと特報映像第2弾も公開された。本作は、幼なじみで小学生の航祐と夏芽が、夏休みのある日、同級生の譲と太志、令依菜と珠理の6人で取り壊しの決まった団地に集まっていると、不思議な現象に巻き込まれてしまう冒険物語。航祐と夏芽、漂流団地での不思議な冒険を通して成長する幼なじみのふたりを演じるのは、「映像研には手を出すな!」金森さやか役、「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」エルメェス・コステロ役の田村睦心と、「ちはやふる」綾瀬千早役、「呪術廻戦」釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美。また、物語の謎に大きく関わってくる少年・のっぽを村瀬歩、航祐の遊び仲間で穏やかな性格の譲を山下大輝、同じく航祐の遊び仲間で好奇心旺盛な太志を小林由美子、裕福な家庭で育った学校のマドンナ的存在・令依菜を水瀬いのり、令依菜の親友・珠理を花澤香菜と、実力派が揃った。併せて公開された映像では、航祐と夏芽たちが大海原を進む漂流団地で、夏らしさを満喫する姿が映し出されている。また、突然現れた謎の少年・のっぽの登場、団地が沈んでいることも明らかになっていく。そんな瑞々しい夏の情景を彩るのは、アニメーション初のタイアップとなる「ずっと真夜中でいいのに。」による書き下ろし挿入歌「夏枯れ」。ノスタルジックで心地よい音楽に注目だ。<キャストからのコメント全文>■熊谷航祐役/田村睦心みんな誰しもが感じた事があるかもしれない思春期の時の心の揺れや複雑な想いが詰まっています。ごめんって言いたいけれど言えない。大切すぎるから離れたくない。懐かしくもあり、胸がきゅっとなるようなお話でした。映像もすごくよく動いていて、本当にそこに生きているようでワクワクしました。航祐くんは素直になれない思春期真っ只中の男の子ですが、リーダーシップも、いざという時の勇気もいっぱいの優しさも持っていて、愛らしくて大好きなキャラクターになりました。早く皆さんに観ていただきたいです!■兎内夏芽役/瀬戸麻沙美夏芽役として声の出演をさせていただくことが決まってから、小学生6年生の夏休みってどんなだったかなぁと思い出していました。あの頃は家や学校その近所が自分の世界の全てで、一歩その外に踏み出すと大冒険だったような気がします。大人になってからは感じにくくなった1日の時間の長さも、夏芽はいま感じているんだろうなと思うと、より慎重に丁寧に夏芽に向き合わないといけないなと思いました。どこか懐かしい夏の匂いと、夢みたいな不思議な作品の世界に、夏芽を通してどっぷりと浸かって、アフレコに臨みました。皆さんに楽しんでいただけたら幸いです。■のっぽ役/村瀬歩のっぽという役を演じるにあたり、収録の前に監督と色々お話をさせていただけた事がとてもありがたかったです。監督の頭の中にたしかに居る「のっぽ」を感じることができたので、色々なアプローチを試すことにとても楽しんで挑めました。役柄的にあまり話すことができないのが残念ですが、そこはお察しください(笑)あったかくてちょっと切ない、そんな素敵な作品です。公開をお楽しみに!■橘譲役/山下大輝ガッシリとした譲くんを演じさせて頂きました。皆が安心できるような優しくて温かい雰囲気の子です。そして、ここぞという時は誰よりもパワフルで頼りになるかっこいい部分もあります。老若男女問わず楽しんでいただける作品だと思いますので、沢山の方に観ていただきたいです!■小祝太志役/小林由美子このお話、めっっちゃくちゃ面白いです!!一気に引き込まれました!今回やらせていただいた太志役は漂流する少年少女達の中で一番精神年齢も見た目も幼い少年ですが、彼の持ち前の明るさと無邪気さと私お得意のIQの低さで漂流中はみんなの足を引っ張らないようもがきました(笑)皆様に是非是非観ていただきたい至極の作品です!!■羽馬令依菜役/水瀬いのり団地がテーマな本作品。皆さんは団地と聞くと何を思い浮かべますか?私はお婆ちゃんが団地住まいだったこともありとても懐かしく親しみのある存在として胸に残っています。たくさん遊びたくさん冒険しました。本作は皆さんの記憶に語りかける様な作品です。誰の中にもある幼少期の思い出。ぜひアルバムを片手にご覧頂きたいです。■安藤珠理役/花澤香菜石田監督が手掛ける作品の水の描写が大好きなのですが、今作はそれが盛りだくさんでとても楽しみです!声を担当した珠理ちゃんは、やわらかい印象の心の優しい女の子です。おてんばな親友の令依菜ちゃんとのコンビが微笑ましくも、展開によってぐっとくるように、令依菜ちゃんへの想いを大切に演じています。『雨を告げる漂流団地』は9月16日(金)よりNetflixにて全世界独占配信、日本全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:雨を告げる漂流団地 2022年9月16日よりNetflixにて全世界独占配信&日本全国にて公開©コロリド・ツインエンジンパートナーズ
2022年04月26日多くの名作を上演し、専用劇場を持ち、多くのロングラン公演を行っている劇団四季。『キャッツ』はそんな劇団四季が今のような上演形態をとった先駆けの作品だ。初演となる1983年、テント式の仮設劇場で、日本初のロングラン公演を行った。これは演劇界に衝撃をもたらし、当時、誰もが想像しえなかった1年間もの長きにわたって上演するという偉業を達成した。実はその功績の一助を担ったのがチケットぴあ。ロングラン公演を実現させるためには、コンピューターでチケットを売るシステムが必要だと、劇団四季より開発中のシステムを使わせてほしいとぴあに依頼があったという。その要望に応え、当初は『キャッツ』専用のシステムとしてスタート、10万枚のチケットを3日半で売り切った。『キャッツ』は、それ以降、絶えることなく上演し続け、国内通算公演回数は10,800回、観客動員数は1,060万人以上(2022年3月末時点)を数える。そんな重要な名作でもある『キャッツ』だが、名古屋公演はなんと21年ぶり。待ちに待った!と言う人も多いはずだ。そんな『キャッツ』の魅力、そしてコロナ禍ならではのエンタテインメントが持つ力について、ランペルティーザ役の長谷川彩乃、ランパスキャット役の政所和行、劇団四季の吉田智誉樹社長に話を聞いた。長谷川彩乃(ランペルティーザ)撮影:重松美佐政所和行(ランパスキャット)撮影:荒井 健長谷川「コロナ禍によって、友達と普通にしゃべり、ご飯に行くことができなくなり、今まで当たり前だと思ってたことが、当たり前じゃなかったんだと感じたんです。それを感じる中で、グリザベラが歌う『メモリー』の、当たり前だった華やかな世界が今はなくなり、でも明日へ向かって生きたいという歌詞が、自分とすごく重なったんです。いろんなシーンで素晴らしい歌詞があるので、よく聴いてもらえたら嬉しいです」政所「『キャッツ』は猫たちの生きざまを描いていますが、そこを通して見えてくるのは自分たち自身の生きざま。自分がどう生きてるかをすごく感じる作品です。舞台を生で観ることで、自分が進む原動力になるきっかけの作品だと思います」吉田社長「我々がジャンル分けされるライブエンタテインメントというのは、本当に不自由なものなのです。観せる側が集まって稽古し、観る側はわざわざ足を運ぶ。新型コロナの感染拡大によって、我々もどうあるべきか、本当に悩みました。それでもやはり同じ場所に集まり、俳優と同じ空間の中にいることで心を動かすことができる。これは一種の同時性だと思います。そして、『キャッツ』のようなロングラン公演でも同じ舞台はないという一回性。お客様が感じる不自由さの中で、同時性と一回性が重なった瞬間にもたらす力はとてつもなく大きいと思います」劇団四季『キャッツ』名古屋公演は、7月18日(月・祝)に、名古屋四季劇場にて開幕する。そして、『キャッツ』と縁の深く、エンタテインメントを応援し続けてきた「ぴあ」も今年で50周年を迎える。今回、『キャッツ』名古屋公演の1日を〈ぴあ創業50周年記念〉として開催することが決定した。ぜひとも不朽の名作『キャッツ』の世界に足を運んでほしい。劇団四季『キャッツ』舞台写真撮影:山之上雅信公演情報ぴあ創業50周年記念劇団四季ミュージカル『キャッツ』▼8月5日(金) 13:30名古屋四季劇場S1席-11000円 S席大人-11000円 S席子ども-5500円 A1席大人-8800円 A1席子ども-4400円 A2席大人-8800円 A2席子ども-4400円 B席-6600円 C席-3300円※公演当日3歳以上有料、2歳以下入場不可。子どもは公演当日3歳~小学校6年生以下対象。※劇場内は常時マスク着用必須。未着用の場合、ご入場をお断りする場合があります。急遽公演中止の可能性があります。ご来場前に劇団四季HPをご確認ください。また、劇団四季「連絡先登録フォーム」へ登録お願いします。【ご来場の皆様へ 衛生対策ご協力のお願い】劇団四季[TEL]0570-008-110一般発売:4月23日(土)Pコード:512-026★いち早プレリザーブ受付期間:4月17日(日)11:00~4月22日(金)11:00★その他の開催日のチケットはこちらからご購入ください。▼7月18日(月・祝)~ロングラン上演名古屋四季劇場S1席-9900~12100円 S席大人-9900~12100円 S席子ども-4950~6050円 A1席大人-8250~9350円 A1席子ども-4125~4675円A2席大人-8250~9350円 A2子ども-4125~4675円 B席-6050~7150円 C席-2750~3850円※公演当日3歳以上有料、2歳以下入場不可。子どもは公演当日3歳~小学校6年生以下対象。
2022年04月21日有限会社劇団俳優座(代表:東京都港区)主催による、劇団俳優座『カミノヒダリテ』が2022年1月7日 (金) ~2022年1月16日 (日)に劇団俳優座5階稽古場(東京都港区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ アメリカの劇作家R・アスキンズによって書かれた本作は、2011年と2014年にオフブロードウェイ、2015年にブロードウェイにて上演され、5つのトニー賞にノミネートされた作品です。来日公演として2019年に中野ポケットにて上演されましたが、日本語では本邦初演となっております。本作のテーマは「自分自身との対峙」。人と人のつながりの中で、何を善とし、悪とするのか…俳優座の次世代を担う若手俳優を中心に挑む意欲作。【あらすじ】テキサス州、サイプレスの教会の地下室。一年前に夫を亡くしたマージェリーは教会の勧めで週に一度パペット劇のクラスを開いていた。そこに通うのは気弱な息子のジェイソン。友達のいないジェイソンは普段からパペットのタイロンが話し相手だ。ある日、マージェリーは牧師にパペット劇の発表を催促され、息子に出演を迫ると親子の間に亀裂が入る。その翌晩、ジェイソンの左手のタイロンが、生きているかのように、そして何やら…悪魔的に…喋りはじめる。悪魔という存在を介し、「信仰」の本質を問うブラックコメディー。劇団俳優座1944年の創立以来、劇団俳優座は創立メンバーである千田是也、東野英治郎らが掲げた「汝は人間である、常にそのことを自覚して忘れるな」という理念を胸に、人間を多角的に見つめ、生きる為の不条理を深く掘り下げながら、俳優の肉体を通して「人間は何者か」という命題に向き合い、日々演劇創造と普及に取り組んできました。以来77年にわたり、時代の息吹を体現した新しい作家・演出家・作品を積極的に取り入れ、広範囲にわたる仕事を続けています。常に高い理想をかかげ演劇の正道を歩み続け、舞台演劇制作を中心に活動しています。演劇制作で生みだされた古典・翻訳劇・現代劇多数あります。長年の貴重な伝統を引き継ぐとともに、その中に積極的に新しい血を導入して自己改革を計ってきました。近年では、これまで行われてきた大・中劇場での上演にとどまらず、六本木の稽古場を小劇場空間としたスタジオ公演やラボ公演、海外演劇祭への参加作品を創作するなど、多様化する演劇界においても老舗劇団の暖簾だけに頼らず、活動範囲を拡げています。公演概要劇団俳優座『カミノヒダリテ』公演期間:2022年1月7日 (金) ~2022年1月16日 (日)会場:劇団俳優座5階稽古場(東京都港区六本木4-9-2 5F)■出演者渡辺聡 / 福原まゆみ / 小泉将臣 / 森山智寛 / 後藤佑里奈■スタッフ作: ロバート・アスキンス翻訳・演出: 田中壮太郎美術: 竹邊奈津子照明: 桜井真澄音響: 木内拓衣装: 吉原顕乃舞台監督: 宮下卓演出助手: 和田沙緒理制作: 劇団俳優座演劇制作部■公演スケジュール1月7日(金)19:001月8日(土)14:00/19:00★1月9日(日)14:00★1月10日(月)14:001月11日(火)19:001月12日(水)14:001月13日(木)14:00/19:00◆1月14日(金)14:001月15日(土)14:00◎1月16日(日)14:00★=アフタートーク◆=プレトーク◎=バックステージイベント※開場は、開演の45分前■チケット料金一般:5,500円→☆カンフェティ席:4,500円!シニア席(65歳以上):5,000円学生:3,850円ハンディキャップ:3,330円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月22日●原作との出会い“芸人の美学”が心に刺さった劇団ひとりが監督・脚本を務め、ビートたけしの自叙伝を元に映画化した『浅草キッド』。「人類の中でもっとも尊敬する人」とたけしを敬愛してやまない劇団ひとり監督にとっては、「たけしさんに憧れて芸人を目指したあの日から、この作品を撮るための準備期間だったようにも思う」と夢が叶った形だ。たけしと共演を重ねるようになりつつも、「一緒にいるけれど遠くにいるような人。どんなに近くに座っていても、たけしさんの頭の中がまったくわからないんです(笑)。たけしさんは孤高の存在であり、永遠に越えられない人」という劇団ひとり監督。たけしへの憧れがどのように自身の背中を押し続けてくれているのか――。たけしとの出会い、本作に込めた思いを明かした。本作の舞台は、昭和40年代の浅草。大学を中退し、“お笑いの殿堂”と呼ばれていた浅草フランス座に飛び込み、伝説の芸人・深見千三郎(大泉洋)に弟子入りしたタケシ(柳楽優弥)。彼が個性と才能に溢れる仲間たちと出会い、芸人・ビートたけしとして開花していくまでを描く青春ドラマだ。原作の大ファンだった劇団ひとり監督は、7年ほど前から自発的に脚本を書き始め、あちこちに企画を持ち込んでいたという。晴れて映像化の企画が進行することとなり「本当にうれしかった。僕はたけしさんが大好きだから」と目尻を下げるが、もちろん「プレッシャーもあった」そう。「僕らお笑い芸人にとってたけしさんは、神様みたいな人。信者も多いですからね。信者に怒られるようなものにしてはいけない」と覚悟した。原作『浅草キッド』との出会いは、「15歳くらいの頃に、家の近所の古本屋で手に取って。それで初めて読んだんです」とのこと。本の中に描かれた、お笑いの世界の裏側に一瞬にして魅了されたそうで「テレビでお笑いを見ていただけなので、その裏側なんて全然知らなくて。今みたいにいろいろな情報があるわけではないですからね。お笑い芸人になるためには、浅草に行ってストリップ劇場で修行したりするものなんだって思ったりして。なんだか泥臭くて、かっこいいなと思った」とにっこり。「昭和、浅草の芸人像ってとてもかっこいいけれど、今ああいった生き方ができるかと言えば難しいですから。僕にとってはアメコミのスーパーヒーローに近い存在なのかもしれない」と話す。芸人たちが人を笑わせている裏ではあらゆる苦労を重ねている点も、劇団ひとり監督の心に刺さった。「本書には、芸人の美学のようなものがつづられていました。特にたけしさんの師匠である深見さんというのは、美学の塊のような人。はたからみれば照れ屋で不器用だったりするんだけれど、“顔で笑って腹で泣いているのが美しい”ということを体現されているような方。芸人のそういった面って、表には見せなくていいとは思っているんです。それが芸人の仕事ですから。でもどうしても僕は、芸人だって本当は腹で泣いているんだよという姿が好きで、そういうのを見せたくなっちゃう。僕はお笑いも好きだけれど、お笑い芸人が大好きだから」と芸人への愛をにじませる。○■たけしと柳楽優弥に共通するのは“さみしげな雰囲気”タケシを柳楽優弥、彼の師匠であり“幻の浅草芸人”と呼ばれていた深見千三郎さんを大泉洋が演じている。柳楽はまばたきや首の動かし方といったたけしのクセだけではなく、若き日のたけしが持ち合わせていた情熱と危うさ、そして優しさまでを表現した。タケシ役に柳楽を抜てきした理由については、2人に共通する“さみしげな雰囲気”がポイントになったという。「たけしさんって、すごくさみしげな感じがするんです。天才がゆえに誰ともわかり合えない感じがある。バラエティに出ていてもふと一瞬、さみしげな表情を見せたりする。柳楽さんも、そういった雰囲気を持っていらっしゃると感じました。柳楽さんはどんなに笑っていてもどこかさみしげだし、たけしさんの持っている孤高の感じがぴったりだと思った。そういうものって、その人の生き方でしか表せないものなんだと思います」。また大泉演じる深見師匠は、芸人としての誇りを持ち続ける姿がかっこよくも切なく、粋で色気のある人物として登場する。劇団ひとり監督は自身の書き下ろし小説を初監督で映画化した『青天の霹靂』(2014)でも大泉を主演に迎えているが、「深見師匠はなかなかのコワモテな方だったようで、大泉さんと深見師匠のパブリックイメージとはかけ離れている。だから最初は候補じゃなかったんです。でも『青天の霹靂』を見返していたら、大泉さんの演じる深見師匠を見たくなってしまった」のだとか。「深見師匠は、原作を読んでからずっと僕の頭の中にいた存在。それよりも大泉さん演じる深見師匠のほうが、はるかにすてきでした。色気があって優しくて。本当に感謝しています」と最高のキャスティングが叶ったことを喜ぶ。●「僕にとっては、坂本龍馬よりもたけしさんのほうが上」たけし本人とも、やりとりができたという劇団ひとり監督。「本作のためにわざわざ時間をとってもらって、当時の演芸場の雰囲気や深見師匠はどんな方だったのかなど、改めて教えていただきました」と感謝。まだ完成作は見てもらっていないといい、「たけしさんは照れ屋ですからね。何と言ってもらえるかわかりませんが……。ちょっと怖いところもありますが、楽しみですね」と自身も照れ臭そうに語る。改めて、劇団ひとり監督にとってたけしとはどのような存在なのか?「両親以外では、人類の中でもっとも尊敬する人。どんな歴史上の偉人よりも尊敬しています。僕にとっては、坂本龍馬よりもたけしさんのほうが上」と楽しそうに告白。「最初は『オレたちひょうきん族』を見て面白いなと思って。あとは『北野ファンクラブ』ですね。そこで“たけしさんって面白い”から、“たけしさん、かっこいい”に変わった。面白いってかっこいいことだなと思った」と憧れを募らせ、高校生にして『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』内のコーナー「お笑い甲子園」に出場。そこから芸人として歩み始め、深夜バラエティ番組『新橋ミュージックホール』にお笑いコンビ・スープレックスとして出演したときに、生のたけしと初対面を果たした。「スタジオの脇のピアノがあって、休憩時間にたけしさんがピアノを弾いているのを遠くから見たりして。それがものすごくかっこよくて、また惚れちゃった(笑)。エレベーターから降りてくるだけでもかっこいいですから。ちょっと猫背でポケットに手を突っ込んだりしてね」とぞっこんだが、今やそのたけしと共演を重ねるまでになった。「追いかけてきた人のそばにいられるというのは不思議な感覚ですよね。でもどんなに共演させていただくようになっても、一緒にいても一緒にいる感覚がしないというか。近くに座っていても、たけしさんの頭の中がまったくわからないし、やっぱりなんだか遠くにいるんですよね。この人はどこまで行っても、誰ともわかり合えないんじゃないかという“孤高”を感じる」といつまで経っても遠い存在だという。劇団ひとり監督は、ネタを作る上でも、たけしから忘れられない言葉をもらったと続ける。「僕は、ノートを開いてそこに文字を書いてネタ作りをしていました。でもたけしさんは『縦笛を持ってきて、そこからネタができないか?』と。台本としてネタ作りをしていると、どうしても自分の経験則から生まれたネタしかできない。“まったく別のところから突拍子もないものを持ってきて、それをどうにかしようとすることで化学反応が生まれる”という考え方は、すごく刺激になりました」としみじみ。今でもたけしは自身の背中を押し続けてくれる人だと明かし、劇団ひとり監督は「ここでたけしさんならアクセルを吹かせるはず。そこでブレーキをかけてしまう自分がいると、落胆することも多い」と苦笑い。「大人になってくると、どうしても空気を読んでしまう。空気を読んでいたら、たけしさんみたいに他人の車で壁に突っ込んだりできないでしょう(笑)?今のテレビでは当時のたけしさんのようなことはできないし、そういった意味でもたけしさんは永遠に越えられない存在」だと話す。本気の悪ふざけが炸裂するバラエティ番組『ゴッドタン』など攻めた笑いに挑んでいるようにも思うが、「『ゴッドタン』でやっていることは今のテレビ的に言えばギリギリ、アウトですよね(笑)。なぜか『ゴッドタン』ならば許されている部分がある。『ゴッドタン』は存分にアクセルを吹かすことができるので、僕にとってもとても大事な場所です」と目尻を下げていた。「一番大好きで、大切なものを映像化してしまったので、多少空っぽになってしまった感じはあって。やり終わっちゃったなあって」と素直な胸の内を吐露した劇団ひとり監督。「これで悔いはないというぐらいの気持ちですが、僕はお笑いの世界に入って、お笑いにいろいろ教えてもらって、助けてもらって、ここまで来ました。たけしさんや、たけしさんの師匠のことを知ってもらえる機会を作れたことで、初めてお笑いに恩返しができたのかなと思っています」と優しい眼差しで語っていた。『浅草キッド』はNetflixにて全世界独占配信中。■劇団ひとり1977年2月2日、千葉県出身。1993年にデビュー、2000年に劇団ひとりとしてピン芸人になる。2006年には「陰日向に咲く」で小説家デビュー。2014年、自身の書き下ろし小説を映画化した『青天の霹靂』で初監督を務め、第6回TAMA映画賞・最優秀新進監督賞や、第24回東京スポーツ映画大賞の新人賞に輝く。2016年には共同脚本作品である劇場アニメ『クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』が公開となるなど、お笑い芸人、作家、映画監督など幅広いジャンルで才能を発揮している。ヘアメイク:小出みさ(MIXX JUICE)スタイリスト:星野和美(MIXX JUICE)
2021年12月10日福岡県北九州市に、『若戸渡船(わかととせん)』という航路があります。同市内にある、『若松渡場』と『戸畑渡場』をつなぎ、乗車時間は3分と短めです。1962年、同航路の上にかかる若戸大橋が開通するまで、市民の重要な足として使われていました。2021年12月現在も、同市若松区と戸畑区を行き来する市民や、自転車を船に乗せるサイクリストからの需要があり、運航を続けています。同月5日、■ぶらくら■(@blackcrag1117)さんは、この片道3分の船に、最初の便から最終便まで、実に17時間ほど乗り続けました。片道3分間の便に、17時間ほど乗り続ける!朝5時から22時まで、およそ15分間隔で運航されている同航路。最初の便は夜明け前 #朝から晩まで若戸渡船 「山万20時間耐久のN番煎じだろ」と言われるのは承知の上ですが…個人的に何年も前からやりたかったので、やってみることにしました。若戸渡船の上から感じたことを発信してみます。マスクも消毒用アルコールも飲み物もカイロも買った!回数券も1000枚買った!行ってきます!! pic.twitter.com/bzy8V9L0NZ — #■ぶらくら■乗り物好き北九州市民 (@blackcrag1117) December 4, 2021 ぶらくらさんは、最初の便から最終便まで、実に64往復して乗ったといいます!17時間ほど乗り続けたぶらくらさんに、話を聞きました。ぶらくらさんは、同市に住んでおり、同航路の乗車時間は知っていたとのこと。今回、挑戦するにいたったきっかけは、さまざまあるようです。乗船時間3分の中で、朝から晩まで乗り続けていたら、どんな発見があるのか。また、「30代後半だし体力が必要なことはあるうちに早めにやってみたい」といった気持ちなどいろんなきっかけが、今回の挑戦につながりました。17時間ずっと同じ航路ですが、乗船中にぶらくらさんは多くの発見をしたといいます。一隻も交換せず同じ船で運航していたり、船長や両渡し場にいた係員さんが、15分から20分程度おきに9時間ずっと仕事をし続けていたり…。挑戦するまで、「たった3分間、たまに乗船する便」という印象でしたが、乗り続けてると変わりゆく景色なども目にして、驚くほど疲れも感じずに乗ることができました。朝焼けや夕焼けがあっという間に沈んでいる光景を見ると、短時間で明るさがこんなにも変わるのかと驚きました。乗船中にはきれいな夕焼けも15分ごとに券を渡された係員の反応は…今回、ぶらくらさんは、1000回分の回数券を購入して乗船していたとのこと。1000回分の回数券通勤定期券だと1か月で3600円ですが、1000回の回数券だと6万5000円に!なぜ、これほどの大金を払ってまで回数券にしたのかというと…。係員さんの立場で考えた時、定期券1枚を、15分ごとに延々と見せ続けられたら…なんだか申し訳ない気持ちになるでしょう。一方、乗車ごとに回数券を係員さんに渡せば、「これから乗る」という気持ちを表明できます。また、『1000枚』というインパクトから、SNSで注目を集めることができると思いました。「厚みが減った」と実感を抱いたり、私の投稿を見て応援に来た人に回数券を渡して、一緒に船に乗ったりもできます。ぶらくらさんから、15分ごとに回数券を渡された係員さんの反応は意外なものだったといいます。意外ですが、変化がなかったんですよ…!逆に、何回目の回数券を渡しても、係員さんから同じトーンで「ありがとうございます!」と元気よく返ってきたので、「1回1回をちゃんと『お客様』として見てくれている」と実感し、嬉しくなりました。ただ、出航時刻が近付いているのに私がまだ桟橋にいると、「乗らないの?」といった目線をかけてくることがありましたね。今回の挑戦に対し、「猛者だ」「すごいことを思いつくな…」といった反応が上がりました。ぶらくらさんは、自身のYouTubeチャンネル『-ぶらくら-すくらんぶる』で、公共交通機関に乗る様子などを投稿しています。興味のある人は、ぜひ見てください!※画像は■ぶらくら■さんの投稿より[文・構成/grape編集部]
2021年12月06日『劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバー コンサート ~アンマスクド~』が12月5日、神奈川・相模女子大学グリーンホール大ホールで開幕した。劇団四季はこれまでショー作品は数々作ってきているが、“コンサート”と銘打つ公演は初めて。『キャッツ』『オペラ座の怪人』等々を生み出した稀代の作曲家、アンドリュー・ロイド=ウェバーの美しい楽曲にフォーカスした2幕構成のステージだ。『Unmasked』は2018年のロンドン・ワークショップ公演を経て2020年アメリカで開幕した作品だが、日本版は劇団四季オリジナル要素も多分に組み込まれた内容となっている。『ジーザス・クライスト=スーパースター』の序曲から始まる幕開け。劇団四季がロイド=ウェバー作品を最初に上演したのは、1973年の本作初演(当時のタイトルは『イエス・キリスト=スーパースター』)である。その後、『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』『アスペクツ オブ ラブ』を上演、今ではロイド=ウェバー作品は劇団にとってはなくてはならない存在になっている。これらの作品からのナンバーももちろん当コンサートでは多数登場。実際に役として演じている江畑晶慧の「メモリー」(キャッツ)、谷原志音の「共にいてアルゼンチーナ」(エビータ)、飯田洋輔の「オペラ座の怪人」(オペラ座の怪人)などは、やはり「待ってました!」のワクワク感。圧巻の歌唱力で聴くものを魅了する。一方で劇団四季未上演の作品ナンバーも多数あり、中でも『オペラ座の怪人』の続編である『ラブ・ネバー・ダイ』の名曲「君の歌をもう一度」を現役ファントム俳優である飯田洋輔が歌う場面などは目新しくも、非常に聴きごたえがある。ほか今年ロンドンで開幕したばかりのロイド=ウェバーの新作ミュージカル『シンデレラ』からのナンバーも早くも登場。こちらは平田愛咲がコケティッシュに凛々しく歌いあげていた。劇中ではロイド=ウェバー本人が映像で登場、作品解説でコンサートをガイドしてくれるのも注目ポイント。ほかの作品用に作っていた楽曲がピンと来ず、あるいは依頼者からその後連絡が来なかったり(!)などの理由でこの作品のこの楽曲として生まれ変わった……というような裏話や、「素晴らしいストーリーによってまあまあの音楽を支えることはできるが、いくら音楽が素晴らしくても出来のよくないストーリーを支えることはできない」といったぶっちゃけ話もユーモアたっぷりに披露。また少し前に話題になった、生涯猫派だったロイド=ウェバーが映画『キャッツ』の出来にショックを受けて飼い始めたという愛犬モヒートも登場するサービスっぷりだ。そして劇団四季の創設者である故・浅利慶太氏とのエピソードも語り、長野オリンピックの開会式で歌われた『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド』を浅利氏に捧げる一幕も。“コンサート”らしく、派手なショーシーンや、大掛かりなセットチェンジ、衣裳チェンジなどはないものの、たとえば蝋燭で『オペラ座の怪人』の荘厳な雰囲気を演出したりと、シンプルに作品の世界観を創出して魅せるのはさすが劇団四季だ。とはいえ何と言っても主眼は歌。コンサートの名にふさわしく、歌の力でロイド=ウェバー音楽の素晴らしさをとことん堪能できる作品になっている。前述のメンバーのほか、ロックナンバーを多数担った白瀬英典のパワフルな歌声、「サンセット・ブールバード」の熱唱が素晴らしかった飯田達郎、「オペラ座の怪人」のソプラノを生歌で聴かせた真瀬はるか、「レクイエム」の柔らかいソプラノからパンチのある歌まで幅広い歌声を聴かせた吉田絢香、ジーザスからラム・タム・タガーまで様々な顔を見せた山下泰明、歌とともに身体能力の高さを活かしてステージを彩った笠松哲朗と、計10人のキャストが、生バンドともに、素晴らしい楽曲たちを次々と披露。クリストファー・キー演出らしく、台詞っぽく歌を聴かせるようなところも多々あり、フェイクを利かせた歌唱をする四季俳優たちを見るのもなかなか珍しい。また、現在劇団四季で上演されている作品も、四季での上演バージョンとは少し違うアレンジで演奏されるものなどもあり、そのあたりも新鮮だった。解説映像で、「音楽は子どもたちに力を与えると信じているし、今は子どもだけでなく世界中の人たちが音楽を必要としている時代」と語ったアンドリュー・ロイド=ウェバー。その“音楽の力”を最大級に感じられる、現代のモーツァルト、アンドリュー・ロイド=ウェバーの珠玉の楽曲を隅々まで味わえるコンサート。観劇後、何かしらのパワーをもらえるに違いない。公演は2月10日(木)まで、全国12都市で開催される。取材・文・撮影:平野祥恵
2021年12月06日劇団四季が挑む、新たなショー形式のコンサート『劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバーコンサート~アンマスクド~』が、12月5日(日)、神奈川県相模原市の相模女子大学グリーンホールで開幕する。この相模原公演を皮切りに、来年2月10日まで、東京・池袋の東京建物Brillia HALL、横浜のKAAT神奈川芸術劇場をはじめ、大阪、京都、福岡、仙台、静岡、名古屋、広島、神戸、札幌と、全国12都市を巡演するツアーを行なう予定だ。劇団四季のレパートリーの中でも、アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手がけたミュージカルは人気が高い。その巨匠ロイド=ウェバーが作曲した数々のミュージカルから、珠玉のナンバーを選りすぐって、歌とパフォーマンス、生バンドの演奏でたっぷりと聴かせてくれる贅沢な舞台が、この『アンマスクド』だ。曲の合間には、ロイド=ウェバー本人のビデオメッセージが流され、それぞれの曲について、創作秘話や裏話をウィットに富んだ語り口で披露するのも、ファンにとっては嬉しい演出だろう。『アンマスクド』は、2018年にロンドンのジ・アザーパレスでワークショップ公演が開かれ、20年にはアメリカ・ニュージャージー州のペーパーミル劇場でも公演が行なわれた。続く今回の劇団四季による日本版は、そこに新たな要素が盛り込まれ、より演劇的な面が際立ったオリジナルバージョンになると言う。11月初旬からは、演出のクリストファー・キー、音楽スーパーバイザーのマイケル・パトリック・ウォーカーが来日して、対面による本格的な稽古がスタートし、その後、装置デザインのサイモン・ウェルズも加わった。曲目は、四季が繰り返し上演している『ジーザス・クライスト=スーパースター』『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』『アスペクツ オブ ラブ』の5作品から、それぞれ主要なナンバーが歌われるのはもちろんだが、さらに、ロイド=ウェバーが1968年に作詞家ティム・ライスと組んで発表した、記念すべきデビュー作『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』から、今年9月、ロンドンのジリアン・リン劇場で開幕した最新作『シンデレラ』まで、四季が上演していないものも含め、全15作品を彩る名曲や代表曲が、1幕、2幕を通してずらりと並ぶ。ミュージカルに詳しくなくても、一度は耳にしたことがあるメロディーがたくさん登場し、楽しい時間を過ごすことができるだろう。文:原田順子『劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバーコンサート』2021年12月5日(日)~2022年2月10日(木)会場:相模女子大学グリーンホール 大ホール、東京建物Brillia HALL、KAAT神奈川芸術劇場ほか、全国12都市で上演※本文内で紹介しているナンバーは、都合により急遽変更になる場合がございます。
2021年12月03日1983年より大阪市内で観光船を運航している大阪水上バス株式会社(本社:大阪市中央区 社長:奥村茂之)が運航する観光船「サンタマリア」では、タコのぬいぐるみを使った船内探検コンテンツ「タコ探し」を展開しており、2021年10月はハロウィン月間として、「タコ探し ハロウィンver.」が登場します。「サンタマリア」は、大阪ベイエリアの雄大な風景や、海風を感じながらの爽快なクルーズを楽しむことができる観光船で、「タコ探し」は、サンタマリアの乗組員の間で囁かれている「5匹のタコ(多幸)の兄弟を見つけると、ご多幸(5タコ)が得られるかも…」という噂をもとに、1F~4Fの各フロアのどこかに隠れたタコを探しながら、サンタマリアの船内を回遊し、大きな船ならではの船内探検を楽しんでいただこうというものです。サンタマリアにご乗船いただいた方は、どなたでも無料でご参加いただける企画となっており、2020年8月の開始以来たいへん好評をいただいている企画です。2021年10月はハロウィン月間として、タコの兄弟(タコ一郎、タコ二郎、タコ三郎、タコ四郎、タコ五郎)が、ハロウィンの仮装をして船内に登場。かぼちゃのオバケやコウモリの仮装をしたタコ達は、ちょっと恥ずかしくて隠れているので、船内を探して、見つけて、幸運を吸い寄せましょう!また5匹全て見つけ写真に撮った上で、当社のSNS(twitter、Instagram)をフォローした画面、またはご自身のSNSに船の写真を投稿したものを、スタッフに見せていただくと「大阪水上バスオリジナル缶バッチ」をプレゼントしています。(缶バッチはなくなり次第終了となります。)クルーズに関する詳細は、次をご確認ください。大阪水上バス(株)は大阪城や中之島を巡る「アクアライナー」、大阪城と道頓堀を行き来する「アクアmini」、大阪港を周遊する「サンタマリア」、船内で食事ができる「ひまわり」、2020年新たに登場した「アクアCielo」の5つのクルーズ船をもつ観光船事業者です。“水都大阪観光”を切り口に、定番の大阪観光コースや、食事付クルーズ、音楽クルーズなど水上を楽しむ様々なイベントクルーズも積極的に実施し、魅力溢れる水辺創造に力をいれています【クルーズの詳細】コロンブスが新大陸に到達した時の旗船「サンタマリア号」を約2倍の大きさで建造した、大阪ベイエリアを巡る観光船。約45分のクルーズ中には天保山大橋や大観覧車、コンテナ埠頭など、大阪港の迫力ある景色が楽しめます。■船内の各フロアのご紹介■1F コロンブスの部屋大航海時代について学べるパネルや、船の道具などを展示しています。船が好きな方におすすめの場所です。2F 中庭の部屋ドリンクや軽食を販売するフードカウンターをご用意しています。座席でゆっくりしたい方におすすめです。3F / 4F デッキ開放感溢れる船上デッキです。海風を感じながらの爽快クルーズを楽しみたい方は、ぜひご利用ください。※タコの兄弟は、1F~4Fのどこかに隠れています。(2Fの中庭の部屋にはいません)■運航内容■運航日 :公式HP( )をご確認ください。出航時間:12:00~16:00の間、毎時00分出航乗船料 :大人1,600円 / こども(小学生)800円<前日までに大阪水上バス公式HPのWEBチケットページより、WEBチケットをご購入いただくと、乗船料が2割引に!>下記ページまたはQRコードを読み取ってページにアクセスしてください。 お問い合わせ:大阪水上バス予約センター 06-6942-5511(10:00~16:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月08日1983 年より大阪市内で観光船を運航している大阪水上バス株式会社(本社:大阪市中央区 社長:奥村 茂之)は、2021 年10 月1 日より小型船で楽しむ『ほんわかファミリー号』を運航します。『ほんわかファミリー号』は、大阪市内の河川で、大切な方とゆったりとした時間を過ごしたいというニーズにお応えした商品です。秋の紅葉シーズンには、お弁当やスイーツなどを持ち込み、自分達だけの時間をご満喫いただけます。船は、オープン船「アクアmini」を使用し、水の音や風をたっぷり感じていただけます。ご乗船は、貸切になっておりますので、新型コロナウイルス感染症の心配もなく、お楽しみいただけます。ほんわかファミリー号・アクアmini船内イメージ【ほんわかファミリークルーズの概要】対 象:家族け日 程:2021 年10月1日より開始貸切時間:10時00分〜17時00分の間装 備:人工芝・簡易テント・テーブル・クッション 他料 金:35,000円/50分(ルート:50分定番コース)乗船人数:10名程度食 事:持ち込みのみ可能用 途:お祝い、お昼寝、ランチ、デート等お問合せ:06-6942-5511(10:00〜16:00)表1: 大阪水上バス(株)は大阪城や中之島を巡る「アクアライナー」、大阪城と道頓堀を行き来する「アクアmini」、大阪港を周遊する「サンタマリア」、船内で食事ができる「ひまわり」、2020 年新たに登場した「アクアCielo」の5 つのクルーズ船をもつ観光船事業者です。”水都大阪観光”を切り口に、定番の大阪観光コースや、食事付クルーズ、音楽クルーズなど水上を楽しむ様々なイベントクルーズも積極的に実施し、魅力溢れる水辺創造に力を入れています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月28日『ペンギン・ハイウェイ』、『泣きたい私は猫をかぶる』に続くアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」の新作長編アニメーション映画第3弾『雨を告げる漂流団地』の公開・配信が決定。公式スペシャルイベント「TUDUM: A NETFLIX GLOBAL FAN EVENT」にて、“Netflix映画”として製作されることが発表された。小学6年生になった幼なじみの航祐と夏芽は、最近、お互いを避け、ギクシャクしている様子。夏休みのある日、2人の姿は取り壊しの決まった団地にあった。その団地は、2人がかつて育った思い出の場所。航祐たちが団地で遊んでいると、突然不思議な現象に巻き込まれ、気づくとそこは、あたり一面の大海原に。航祐たちを乗せ、団地は謎の海を漂流する――。本作は、小学生たちが取り壊し前の団地に入り込んだことから始まる、夏の終わりの冒険ファンタジー。監督は、『ペンギン・ハイウェイ』にて長編監督デビューを果たし、これが長編映画2作目となる石田祐康。キャラクターデザイン及びキャラクターデザイン補佐も、『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』の永江彰浩と加藤ふみが再タッグを組む。公開決定と併せて、特報映像とキービジュアルも到着。大海原を漂流する団地や、そこに迷い込んでしまった航祐たちが描かれ、彼らの冒険に期待高まるものとなっている。『雨を告げる漂流団地』特報映像団地に惹かれたという石田監督は「この映画に登場するある少女は団地をかけがえのない場所と思っています。しかし周りは理解できません。オンボロ団地だのオバケ団地だの言いたい放題です。取り壊しさえ始まってしまいます。少女の思いなど、関係なく。きっと誰にでもある大切な場所は往々にして他人にとっては他人事。でもだからこそ”自分だけの特別な体験”がそこにあったはず。そういう個人的な体験を他人に伝えるのは難しい事ですが、そこから飛び出てくる熱量を前にすると、せめて自分だけでも信じてやれないものかとなって…。この映画はそういうことを信じた結果、タイトルにしてしまうほど団地に思いを寄せた作品となりました」と製作の経緯を明かし、「自分にとっても一つの挑戦となります。分かりやすく学校にするなどの意見もありました。苦しんで、悩んで、それでも信じるままに!逆に皆で一緒になって知恵を絞りつつ!…団地を船出させることになりました」とコメントしている。『雨を告げる漂流団地』は2022年、Netflixにて全世界独占配信&日本全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年09月25日1983年より大阪市内で観光船を運航している大阪水上バス株式会社(本社:大阪市中央区 社長:奥村 茂之)は、2021年10月3日(日)、親子向けに学習船「スイスク親子教室」を運航します。学習船『スイスク』は、淀川について学び、水辺をもっと楽しもうという趣旨で企画したクルーズです。船内で「水辺の歴史」「水辺の生き物」「水辺のまちづくり」などを学び、淀川アンバサダーを目指します。今回、親子向けに特別講座「スイスク親子教室」を開催。淀川環境委員なども務める、河合典彦氏が講座を担当いたします。内容は「淀川や大川の生き物」について、わかりやすく説明いたします。また船上からは普段はあまり見る事のない「毛馬閘門」などの施設も見る事が出来るのが魅力のひとつとなっております。観光と体験学習が楽しめる学習船「スイスク親子教室」は、大川・淀川を巡る観光船で、その川の生態を知り、実際に見学できるクルーズです。ぜひお越しください。(淀川のシンボルフィッシュ イタセンパラ/photo:河合典彦)【クルーズの概要】名 称:学習船スイスク 親子教室日 程:2021年10月3日(日)料 金:大人3600円/小学生1300円時 間:10:00~/13:30~(約130分)乗 船:八軒家浜船着場問い合わせ:0570-07-5551(10時~16時)大阪水上バス株式会社とは・・・大阪城や中之島を巡る「アクアライナー」、大阪城と道頓堀を行き来する「アクアmini」、大阪港を周遊する「サンタマリア」、船内でお食事ができる「ひまわり」の4つのクルーズ船をもつ観光船事業者。”水都大阪観光”を切り口に、定番の大阪観光コースや、食事付クルーズ、音楽クルーズ、演劇クルーズなど水上を楽しむ多種多様なイベントクルーズも積極的に実施している。川と寄り添いながら暮らしてきた大阪の街とともに、今後の魅力溢れる水辺創造にも力をいれている。【スイスク親子教室 概要】講師:河合典彦氏(国土交通省 淀川環境委員会委員)内容:淀川や大川の生き物「淀川や大川にはどんな生き物が住んでいるのでしょうか?」「川の生き物にとって、どんな環境が大切なのでしょうか?」淀川のヨシ(秋の風景)淀川のヨシ(秋の風景)淀川に生息するクロベンケイガニ学習船スイスクで使用する観光船ひまわり時間:【午前】10:00~12:10 ※受付は、30分前【午後】13:30~15:40 ※受付は、30分前料金:大人 3,600円/小学生 1,300円ルート:八軒家浜船着場~大川~毛馬閘門~淀川(赤川鉄橋辺りでUターン)~八軒家浜船着場のりば:八軒家浜船着場 京阪電車・OsakaMetro谷町線「天満橋」駅下車すぐ問合せ:0570-07-5551 大阪水上バス予約センター(10:00~16:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月17日ドラマ『JAM -the drama-』に主演する劇団EXILEメンバーがぶっちゃけトーク。鈴木伸之さん、八木将康さん、佐藤寛太さんの3人にがドラマや劇団メンバーの素顔について話します。展開が読めないから面白い!小澤さんの表情にも注目!鈴木伸之×八木将康×佐藤寛太――ドラマ版を作るというお話を聞いた時のお気持ちは?八木:個人活動が多くて全員で集まる機会があまりなかったので、またみんなでできるというのが嬉しかったです。鈴木:でもどうなるんだろうっていうのはありましたよね。僕は映画で一言も喋ってないし。佐藤:僕も映画ではラーメン屋だったのに、ドラマではいきなり香港から帰ってきたアクションスターっていう設定になっていて。そんな続編ある!?っていう、展開が読めない期待の裏切り方が面白いなと思いました。――撮影現場で印象的だったエピソードを教えてください。鈴木:小澤(雄太)さんて、喋る時にすごい口角を上げるんですよ。それが途中から面白くなってきちゃって、小澤さんが口角上げるたびに“これヤバいなー”と思う瞬間は多々ありました(笑)。佐藤:一回、めちゃくちゃ噴き出してましたよね?(笑)鈴木:小澤さんは先輩なんですけど、いじられキャラみたいな感じなんです。八木:小澤さんは絶対何かやってくれるからなー(笑)。――登場人物はさまざまな「狂気」をはらんでいますが、一番「狂気」を感じるメンバーは?佐藤:鈴木さんかな?小澤さんの、ここだけはいじらないでくれっていう最後の砦みたいなものを、いともたやすく足蹴にしていく勇猛果敢さ(笑)。しかもそれを必ず笑いに変えるのがすごいですよね。八木:小澤さん、なんならいじられるの嫌いだよね(笑)。佐藤:確かに(笑)。鈴木:だから俺が抗体になろうと、この10年ちょっとずつワクチン打ってるみたいなもんなんですよ。昔は本当にいじられたくない人だったけど、でもやっぱり彼は天然だし、いじられて輝くタイプなんで。佐藤:その例え方が、狂気!八木:俺は寛太だと思うけど。いきなり呼吸荒くなって噛み付いてきたりするんで、狂気でしかないですよね。佐藤:持病みたいなもんなんで仕方ないです。急に噛みたくなるんですよ。あ、今はご時世的にダメなので、つねってます!鈴木:僕は将康さんかなって。劇団メンバーの中でも一番いい人ですけど、俺が小澤さんいじってる時、一番楽しそうなんですよ。普段、自分が言えないようなことを俺が言うから。佐藤:確かに!(笑)僕、聞いてませんっていうていなのに、目と耳が完全にこっち向いてるんですよ!嬉しそうな顔して。鈴木:俺、コントローラー握られてるようなもんですよ。八木:鈴木くんのいじりが面白すぎて、確かにもっといかないかなって思ってるところはちょっとあります(笑)。――今後、CL(LDHの動画配信)では誰とコラボ配信してみたいですか?八木:兄(EXILE SHOKICHI)!最近、僕に子供が生まれてからよく連絡を取り合うようになったので、八木家の昔話をしたいですね。鈴木:歌も二人で歌ってほしい。八木:それ親が喜びそう(笑)。鈴木:僕はATSUSHIさんとお話ししてみたい。個人的に好きというのもありますし、音楽と俳優って全然違うジャンルなので音楽のトップを極めた人から刺激をいただきたいですね。佐藤:そういう意味でいうと、僕は(橘)ケンチさんですかね。いろんな勉強をしていろんな方にお会いして、いろんな価値観を持たれてる方なので、そういう部分を見習いたいなって。――今後この9人でやってみたいことはありますか?八木:野球チーム?佐藤:それ9人に引っ張られすぎじゃないですか?まぁ野球経験者多いですしね。鈴木:あと、2時間1本にまとめた9人の短編映画とか?佐藤:それでどっかで誰かと誰かが繋がってるみたいな!八木:それ、めっちゃいいじゃないですか。やりたい!すずき・のぶゆき(写真右から3番目)1992年10月14日生まれ、神奈川県出身。『HiGH&LOW』や『PRINCE OF LEGEND』シリーズ、ドラマ『お茶にごす。』、映画『東京リベンジャーズ』など出演作多数。やぎ・まさやす(写真左から2番目)1987年8月28日生まれ、北海道出身。EXILE SHOKICHIは実兄。「CRAZY四角形」名義で歌手活動も行う。今年の出演作に、舞台『“STRAYDOG” Produce「夕凪の街 桜の国」』など。さとう・かんた(写真左から3番目)1996年6月16日生まれ、福岡県出身。『HiGH&LOW』シリーズのテッツ役として知られる。映画『いのちスケッチ』に主演。最近の出演作に映画『花束みたいな恋をした』など。げきだんエグザイル2007年旗揚げ、現在は9名で活動する劇団。昨年初めてのメンバー全員出演公演『勇者のために鐘は鳴る』を行った。メンバーは、劇団作品以外の映画、ドラマ、舞台などでも幅広く活躍中。『JAM -the drama-』『JAM -ザ・リサイタル-』映画の登場人物たちのその後が描かれる『JAM -the drama-』は、ABEMA SPECIALチャンネルにて独占無料放送中(毎週木曜22時~・全8話※8話のみ23時30分~ABEMA SPECIAL2)。演歌歌手や謎の青年、チンピラたちの事情や思惑が入り乱れ、巡り巡って皆で一大エンタメショーを作り上げていく物語。八代亜紀や純烈との豪華共演も必見!10月中旬より、作品世界を舞台上で繰り広げる『JAM -ザ・リサイタル-』も開催。※『anan』2021年9月15日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・礒野亜加梨高尾奈菜風祭友希子(以上studio mam)取材、文・菅野綾子保手濱奈美撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2021年09月12日アヤーム(AYÂME) 2022年春夏コレクションのテーマは、「SPACE CRAFT」。“宇宙船”という意味を持つこの単語を分解し、手仕事を通じて(craft)形つくられた服、個の視点や思いが反映できる空間・余地(space)の残る服という意味をかけあわせた、アヤーム流のスペーシーな洋服を制作する。近未来的なワークウェアイメージしたのは、前向きな気分を纏うフューチャリスティックなワークウェア。ミニマルなシルエットをベースにしながら、キー素材である“チュール”のギャザーレイヤリングが、有機的なシェイプを生み出している。その好例となるのは、ベアトップと合わせたシンプルな黒のスカート。裾にかけてチュールをふんわりと重ねることで、浮遊感のあるユニークな表情を加えている。オリジナルのチェック柄生地また今季は、チュールレースの上に、京都の職人による手染めのシルクスクリーンを重ねたオリジナル生地も登場。半透明のラバー風なギンガムチェック柄は、どこか近未来的でありながらも、懐かしさを合わせ持つ独特な空気を醸し出している。スポーティーなディテール自分の意図する未来に向かう前向きな姿勢。今季の理想像として掲げる、こうしたオプティミスティックなムードは、アクティブなスポーツディテールで表現した。ハイネックのチェック柄ドレスを駆け回るのは、自由に調節ができる複数のジップ。またレイヤードしたチュールのピースにも、ひらりと宙に舞うドローコードが、意外性のある装飾として採用されている。レーシーなメンズ服一方ランウェイに登場したメンズコレクションは、ハーフパンツを起用したアクティブな装いながら、ジェンダーの境界線をまたぐ、フェミニンな素材使いも見て取れる。例えばベージュのハーフパンツに合わせたのは、オートクチュールのように繊細なブラックのレースを採用したロングシャツ。またコンパクトなサイズ感に仕上げた白のポロシャツは、裾から花模様入りのシアー素材で切り替わっていて、どこかノスタルジックで可憐な表情をプラスしている。
2021年09月06日クラスメイト36人が、学校ごと異次元に漂流する。“令和の『漂流教室』”ともいえるアニメ『Sonny Boy』が放送中。監督・脚本は『ワンパンマン』などの人気作で期待を集める夏目真悟さん。自身でも「自分の全部、空っぽになるくらい詰め込んで作った」という本作。モノローグは一切なし、そして第1話ではBGMを使わない、勇気ある演出が話題になった。夏目監督に直撃すると「まさに“勇気がいる”っていうのが的確な表現ですね」と一言。中高生と、中高生だった全ての人に送る青春SFアニメ。「登場人物に心情を説明させず、起きた現象を切り取ることにこだわりました。36人全員に背景があって、育った環境も違えば、同じ制服でも着方が少しずつ変わる。そういう差異を積み重ねていけば、モノローグがなくても“あぁ、この子ってこういう子なんだ”と伝わるものがあると思うんです。自分としては、必要な情報は映像に入っているかなと。だから、彼らがどう行動していくか注目してもらえたら…。とはいえ自分でもなかなか怖くて、冷静に見られなかったりするんですが(笑)。プロデューサーに『好きなように』と言ってもらえたので、ありがたくわがままにやらせてもらってます」挑戦するのは、言語化しにくいものを言葉にせずに表現すること。「例えば“悲しい”という感情一つとっても、実は一言で表せるほどシンプルじゃない。登場人物の外見も一見テンプレート的でわかりやすいんですが、中身は乖離していたり倒錯していたりする部分も。そこに奥深さや共感が生まれるんじゃないかと」注目は銀杏BOYZ書き下ろしの主題歌。ほかにも楽曲制作には、ミツメやtoeなど豪華な顔ぶれが。「好きだから主題歌を銀杏BOYZにお願いしたい、って最初はおこがましい気がして(笑)。でも、スタッフに相談したら『受けてもらえるかどうかは別だけど、好きならお願いしたらいいじゃん』と言ってくれたので、思い切ってオファーしたら、快諾していただけました」「少年少女」を初めて聴いた感想は。「ど真ん中を突いてくれるぴったりの曲でした。峯田和伸さんをはじめにアーティストのみなさんは感受性が豊かで、むしろ自分が“この話って、こうだったんだ”と気づかされたりも。原作がないからこその醍醐味を感じました」最後に、どんな人に見てもらいたいか尋ねると。「中高生と、中高生を経験してきた全員ですね。とにかく今っぽいアニメじゃないということに尽きます。変わった作品になったので、先入観なく見てもらえたら嬉しいです」長い夏休みの半ばを過ぎた8月16日。学校に集まっていた中学3年生の長良(ながら)たちは、学校ごと異次元に漂流するという、思いもよらない事態に巻き込まれる。突如始まったサバイバルから、元の世界に戻れるのだろうか…。『Sonny Boy』中学3年生のひとクラス36 人が突然異次元に漂流する“SF青春群像劇”アニメ。毎週木曜24:30~TOKYO MXで放送中。サブスクリプションや配信など各サイトでも配信中。詳しくは公式HP をチェック。©Sonny Boy committee※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。(by anan編集部)
2021年08月17日劇団EXILEが総出演するドラマ『JAM -the drama-』(全8話)と、ドラマと異なる新しい世界観でステージを盛り上げる劇団公演『JAM -ザ・リサイタル‐』の製作発表会見が8月12日、都内で行われた。2018年に公開された映画『jam』以来、約3年ぶりとなるJAMプロジェクトの再始動。会見に参加した青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、八木将康、佐藤寛太、SABU監督が意気込みを語った。ドラマ『JAM -the drama-』は、ABEMAにて8月26日から放送開始。劇団EXILEをはじめ、筒井真理子、清水くるみ、清水葉月、恒松祐里らが出演するほか、八代亜紀、EXILE NAOTOが特別出演する。また、純烈がカメオ出演し、落ち目のアイドル演歌歌手・横山田ヒロシ役の青柳、演歌歌手となった元付き人・港町タカシを演じるSWAYとのコラボ楽曲「今夜 涙じゃ帰れない」の発売も決まっており、青柳は「さまざまな形で楽しんでいただけたらと思います」とアピールしていた。今回のプロジェクト再始動にあたり、鈴木はソロ楽曲「君のすべてに僕はなる」をリリースすることが決定。ギターと歌唱に初挑戦しており「緊張しましたし、ギターはすごく難しかったです」と振り返ると、歌詞を手がけたSABU監督は「すごくうまいし、感動しました。泣きそうになりました」と絶賛した。一方、劇団公演『JAM -ザ・リサイタル‐』は10月中旬より、宮城を皮切りに愛知、山梨、東京、福岡、和歌山、大阪にて開催される予定。劇団EXILEの面々がドラマの姿そのままに舞台でパフォーマンスを行うほか、写真集、グッズ、楽曲リリースなど、さまざまな企画がメディアミックス展開されることになっている。鈴木は「僕らは応援してくださる皆さんとお会いする機会がなかなかないので、ありがたいですね。舞台上のパフォーマンスで、少しでも元気になっていただければ」と意気込み。町田は「今はまだ、どういう内容になるのかわからない、ビックリ箱みたいな感覚。いろんな可能性もあり、存分に楽しんでもらえると思うので、ご期待ください」と声を弾ませた。取材・文・写真=内田涼ドラマ『JAM -the drama-』初回放送日時:2021年8月26日(木)より毎週木曜22:00放送放送チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル(※第8話のみSPECIAL2チャンネル)放送URL: 劇団EXILE公演『JAM -ザ・リサイタル‐』10月中旬より、宮城を皮切りに愛知、山梨、東京、福岡、和歌山、大阪にて開催される予定。日程は後日発表。川本成(2020年劇団EXILE舞台『勇者のために鐘は鳴る』)が脚本・演出を手がける。
2021年08月12日劇団EXILEが12日、都内でドラマ『JAM -the drama-』・劇団EXILE公演『JAM -ザ・リサイタル-』制作発表会見を開催し、2018年の映画『jam』公開以来、約3年ぶりとなるJAMプロジェクトについて発表。町田啓太は自身の役のやりがいや意気込みを語った。劇団EXILE総出演×鬼才SABU監督でタッグを組んだ因果応報エンターテインメントムービー『jam』を皮切りに始動したJAMプロジェクトが再始動。2021年、第2弾としてABEMAにてドラマ『JAM -the drama-』(8月26日スタート 毎週木曜22:00~/全8話)を配信、そして、第3弾としてJAMのキャラクターが舞台でパフォーマンスを行うハイブリットエンターテインメントショーとして劇団EXILE公演『JAM -ザ・リサイタル-』を届ける。ドラマ『JAM -the drama-』では、登場人物それぞれの運命が激変していくという。実はヤクザの若頭・西野タケル役の町田は「服装がだいぶ変わっているんですけど、深い事情があり、深すぎて全部ネタバレになってしまうのでこれ以上何も言えないんですけど、楽しみにしていただきたいと思います」と話し、「前作よりもトラブルメーカーです。こんな二面性のあるヤバさを演じさせてもらえるのはSABUさんのおかげなのでありがたいなと思っています」とやりがいを語った。また、『JAM -ザ・リサイタル-』について、「どうなるかわからないびっくり箱みたいな感覚がしているんですけど、存分に楽しんでいただけると思いますし、リサイタルを見てからこの世界観に入っても楽しめるようなリサイタルを作れればと思っています」と意気込み。「みなさんはパフォーマンスがあるんですけど、僕だけ何をするんだろうかと1人だけぞわぞわしていて、SABUさんから『飛んだらいいんじゃない?』って言われていたので、今回は僕が飛ぶかもしれないです」と笑った。JAMプロジェクトでは、連続ドラマや舞台の展開に加え、ドラマの劇中歌・純烈とのコラボレーション楽曲のリリース、ドラマ撮影時の未公開写真やメンバーの等身大の姿を映し出した写真集『JAM the PHOTOBOOK-』の発売も予定している。会見には、青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、八木将康、佐藤寛太、SABU監督が出席。SWAYは、DOBERMAN INFINITYのメンバーであるGSとKAZUKIが新型コロナウイルスに感染し、濃厚接触者の疑いがあるため、欠席した。
2021年08月12日44年前のLAZYデビューシングル発売日となる7月25日(日)にLAZYとして初の配信となる。「7 SAMURAI PROJECT LAZY「宇宙船地球号」完全再現配信ライブ」が開催された。太陽の光が地球を照らす壮大な映像が、ステージ中央のヴィジョンに映し出された後、『宇宙船地球号』のアルバムジャケットのアートワークが神々しくそこに掲げられ、ステージを見守った。SEは、LAZYの最後のライブで使われた第1期のSE。宇宙映画を思わす壮大なそのSEは、幕開けの高揚感を煽るにはもちろん、当時を知るファンにとっては最高に感動的なポイントとなったに違いない。高崎、樋口宗孝の一番弟子であるという加藤剛志、JAM Projectのバンマスでもある山本直哉、井上、の順にステージに姿を現し定位置に着くと、アルバムの1曲目を飾る「DREAMER」が放たれた。アルバムに収録された原曲の素晴らしさも然る事乍ら、それぞれがミュージシャンとして重ねたキャリアとスキルが深みとなって、最強の「DREAMER」となって放たれたのである。イントロで下手から走り出て来て、センターで流石のボーカル力をヘヴィなサウンドに乗せた影山。揺るぎない伸びやかな圧巻のボーカルは当時以上にパワフルであったのに加え、白いマイクスタンドを操りながらパフォーマンスするヤンチャな姿は紛れもなく“あの頃のままのミッシェル”だった。圧巻のギターソロ、間奏後の息の合ったブレイク、ギターと鍵盤のユニゾン。ステージに立つ彼らに、“あの頃のまま”という懐かしさを感じさせられつつも、さすがの演奏力に、今もなお、こんなにも成長し続けているバンド力を感じ、息をするのも忘れる勢いであった。間髪入れずに届けられたのは「DREAMY EXPRESS TRIP」。その曲は、ライブ前に公言していた“高崎晃によるボーカル”で届けられた。2曲目に高崎のボーカルのLAZYを聴けるのも、この企画ならではの最高の演出であった。『宇宙船地球号』のアルバム収録順のセットリストとあって、画面越しにライブを観ていたオーディエンスの頭の中には、前曲のアウトロで早くも次曲のイントロが流れていたに違いない。が、しかし、それは退屈な予定調和の出来レースに映ることは全くなかった。広いステージを上手く使いこなす影山の“魅せ方”は、バンドのみの世界では培えなかったであろう、アイドル時代に習得したのであろうカメラワークに対してのアプローチも大きく影響していると感じた華やかさがあった。そんなアイドル時代から、間奏では一瞬にしてアイドルから離脱し、輝かしいライトハンドを披露していた高崎。もちろん、この日もラウドネスのギタリストとなってからも世界を唸らした絶品のライトハンドで楽曲を彩った。「天使が見たものは」で高崎が魅せた哀愁のアルペジオも、“世界の高崎晃”を感じさせる憂いを漂わせ、激しさと力強さだけでは無い高崎晃のギターの魅力をまじまじと感じさせられる瞬間の連続を、早くも3曲目にして味わうことが出来た。柔らかなメロディの中にエッジの効いた鍵盤音を差し込む井上のセンスも、LAZYのサウンドに無くてはならない重要な音である。シンバルを両手で静かに叩くプレイスタイルが樋口宗孝を彷彿とさせる加藤のドラミングも、主張し過ぎず全体のサウンドを大きく支える山本のベースも、とても大切にLAZYの音を積み上げていった。後半の激しい展開への見せ場の高揚感はあのときのままである。この激しい場面展開の物語を見事に歌い上げていた影山はホンモノである。ここまで素晴らしい表現力を持つボーカリストには、なかなかお目にかかれない。MCでは約1年半ぶりとなるLAZYのステージが、『7 SAMURAI PROJECT』という新たに発足したプロジェクトの第一弾であることを説明し、それぞれを当時のステージネームであるミッシェル、スージー、ポッキーで紹介しつつ、近況を報告した。洋楽からの色濃い影響を感じさせるリフを持つ「TIME GAP」や、当時LPのA面を締めくくっていた壮大なインスト「遥かなるマザーランド」と続けられたのだが、この曲達をオリジナルメンバーによって、2021年という未来であった現代にリアルに体感させてもらえているという幸福感にただただ包まれた瞬間でもあった。ここで急いでLPをひっくり返し、B面の1曲目である「EARTH ARK(宇宙船地球号)」に繋いだものだが、ライブでは「遥かなるマザーランド」「EARTH ARK(宇宙船地球号)」と間髪入れずに届けられたのだった。「遥かなるマザーランド」のスモーク、「EARTH ARK(宇宙船地球号)」のステージ後ろから彼らを浮かび上がらせたブルーの照明。その全てが掲げられた『宇宙船地球号』のジャケットアートワークを幻想的に演出していた。「こうやって演奏してると、目の前にお客さんが居てくれないのが、なんか悪い冗談みたいに思えるんだけど、みんなが家でめっちゃ盛り上がってくれてることを信じてます!このアルバムは1980年くらいにレコーディングしてリリースされたLAZY最後のスタジオアルバムです。今から41年前にこのアルバムを当時ハタチくらいの自分達がレコーディングしたんだなって思うと、すごい感慨深いものがあります。あの頃は本当にアナログな時代で。樋口さんがカウントを入れて、みんなで音を出すっていうスタイルで全ての曲がレコーディングされました」(影山)影山の言葉を中心に3人は“5人で力を合わせて作った手作りのアルバムだった”と、当時を振り返った。そして、この『宇宙船地球号』が、これからも自分達のターニングポイントであることは間違いないと語ったのだった。その言葉は、当時から彼らを支えて来たファン達にとっても、ここでこのアルバムに出逢うことになった新たなリスナーにとっても、心に深く刻まれる一言になったであろうと感じた。「今日の様な機会を持てたことを嬉しく思います。そして、この企画を作ってくれたタッカン(高崎)に感謝します」(影山)41年。残念ながら樋口と田中の姿はそこには無く、当時のままでは無いが、影山、高崎、井上と、当時を知るファン達が、未来を向いて集まれている今という奇跡を、改めて嬉しく思った。そんなMC明けに届けられたのは、「僕らの国でも」。“当時このアルバムを作っていたとき、ヨーロッパで戦争が起こっていた時でもあって、たくさんの人たちが亡くなったり苦しんでいる状況を目の当たりにして、自分たちなりに世の中に対して思う事を書いて曲を作ったというのは大きかった”(井上)と、インタビューで教えてくれた井上。この曲をキッカケに『宇宙船地球号』は生まれたのだと言う。小学生だった当時の筆者は、そこまで深く歌詞の意味を理解せずに聴いていたこともあり、後から歌詞を目で追いながらこの曲を聴き返した。深く、大切なメッセージがそこには描かれていた。41年という時を経て、改めて出逢いなおしたこの曲の意味と、世界がコロナによって変わってしまった今、この曲のメッセージに改めて向き合うことになった意味に、偶然では無い必然を感じた気がした。本編・第一部をアルバムのラスト曲「LONELY STAR」で締めくくると、彼らは、アンコールとして用意された第二部で、いろいろな時代とメッセージを込めた展開をオーディエンスにプレゼントしたのだった。LAZY 40周年のときにリリースされた最新のLAZYの楽曲「Wandering Soul」と「1977」を届け、その進化を見せつけた後、高崎のこんなメッセージを挟み、『7 SAMURAI PROJECT』の為に作られたと言う「All will be Fine with You」が贈られたのだった。「このコロナの中で、元気を無くしている人も多いと思いますが、僕らの音楽と歌詞で、この苦しい状況を乗り越えてもらえたらなと思います。自分も幾度か精神的にまいったときとか、音楽とかロックに助けられてここまで来たんで、今、自分達が立ち上がって、日本の皆さんやファンの皆さんに元気を与えられたらなと思ってこのプロジェクトを立ち上げました。ずっと続けていくことを望んでいますが、まずは、LAZYで聴いて下さい。僕が書き下ろした曲です「All will be Fine with You」」(高崎)ギターの音1本から始まる潔く優しいミディアムチューン。それは暖かく包み込みながらも、力をくれ、そっと背中を押してくれるメッセージだった。この曲をLAZYが最初に唄う意味の大きさを魅せられた気がした。この曲が、『7 SAMURAI PROJECT』を通して、この先の未来に、どんな広がりと笑顔を繋げていってくれるのか、とても楽しみなところである。そして、アンコールを締めくくったのは、LAZYの代表曲でもある「ベイビー・アイ・メイク・ア・モーション」「感じてナイト」が披露された。ベイ・シティ・ローラーズの様なポップな振り付けを加えながら届けられたヒットチューンは、嫌なことや辛いことも全部投げ出して、何も考えず手放しで楽しむ前向きな時間を思い出させてくれた瞬間だった。世界的なパンデミックの中で生まれたこの企画が、新たなエンタテイメントの形と、未来を照らす大きなきっかけとなってくれますように。“地球は一つの大きな宇宙船”今こそ、『宇宙船地球号』に込められた本当の意味が、どうか多くの人達に届いてくれますように。そして、多くの人を笑顔に導いてくれますようにーーーー。取材・文/武市尚子写真/岩佐篤樹■視聴チケット視聴期間:7月31日(土)23:59まで視聴チケット販売期間:7月31日(土)20:00まで★公演概要・視聴チケット詳細は こちら() からご確認ください。※よくばりぴあニスト(月額有料会員)は割引価格でご購入いただけます。-7 SAMURAI PROJECTLAZY「宇宙船地球号」完全再現配信ライブセットリスト-1.DREAMER2.DREAMY EXPRESS TRIP3.天使が見たものは4.TIME GAP5.遥かなるマザーランド6.EARTH ARK7.僕らの国でも8.美しい予感9.LONELY STAREN1.Wandering SoulEN2.1977EN3.All will be Fine with YouEN4.ベイビー・アイ・メイク・ア・モーションEN5.感じてナイト
2021年07月26日「劇団EXILE」が総出演する連続ドラマ「JAM -the drama-」が8月26日(木)より「ABEMA」にて配信されることが決定。劇団EXILE全員で連続ドラマの主演を務めるのは、今回が初の試みとなる。落ち目のアイドル演歌歌手・横山田ヒロシ(青柳翔)。ふとテレビを見ると、彼が過去に捨てた曲「MASAKO」を歌う元付き人・港町タカシ(SWAY)の姿が。ヒロシは再びスポットライトを浴びるべく、タカシからの楽曲争奪作戦をたてていたが、なぜか師弟ユニットとして活動するハメに。それを企てたのは、意識を失ってしまった恋人の回復を祈るタケル(町田啓太)。彼にはある計画が…。一方、青年・テツオ(鈴木伸之)はある女性と出会い、初めて恋を知る。元ラーメン屋店員の香港スター・レスリーチャンチャン(佐藤寛太)、チンピラヤクザの世良(小澤雄太)と滝口(小野塚勇人)、過去にヒロシのコンサートで強盗事件を起こした山下(秋山真太郎)とその事件以降、超能力が使えるようになった金城(八木将康)。そんな彼らにもまた、タケルの計画により、運命が激変する出来事が――。本作は、「劇団EXILE」総出演の因果応報エンターテインメントムービー『jam』の世界観をそのままに、SABU監督が織りなす新たな物語。「劇団EXILE」のメンバーのほかにも、筒井真理子、清水くるみ、清水葉月。特別ゲストとして歌手の八代亜紀が本人役で出演し、劇中で演歌歌手を演じる青柳さんと八代さんの初デュエットが実現。引き続き青年・テツオを演じる鈴木さんは「映画の時にはセリフがなく、一匹狼のような役どころでしたが、今作では人との絆というところにも重きを置く、成長したテツオを皆さんに観ていただけると思います!」とアピールし、タケル役の町田さんも「この作品をドラマ化できるのかと驚きました。前作よりもユーモラスで刺激的になっています」とコメントを寄せている。また、「劇団EXILE」メンバーが唄って、踊って、騒ぎまくる特報映像と、場面写真も公開された。コメント■青柳翔『jam』の続編がドラマとして放送されることが決定しました。監督SABUさん!そして、八代亜紀さんという豪華な特別ゲスト!劇団EXILE全員でお届けする「JAM -the drama-」皆さんお楽しみに!!■秋山真太郎世界のSABU監督の元、あのキャラクター達が再集結しました!「JAM -the drama-」を観れば、続きが、そしてその前のストーリーが気になる展開になっています!濃度を増すキャラクター、ストーリー、そして新たな登場人物……。おそらく、予想だにしない展開に皆さんを巻き込んでいけると思います!まずは、騙されたと思って「JAM -the drama-」是非ご覧下さい!■小澤雄太まずこの作品の続編を皆様にご報告出来ることが本当に光栄です!!そして皆で力を合わせ、また新しいエンターテイメントをお届け出来る事を嬉しく思います。SABU監督の持ち味と自分達の勢いが重なって迫力ある作品になっているかと思います。是非ご期待下さい!!■鈴木伸之『jam』がドラマとして帰ってきました!その名も「JAM -the drama-」!引き続き、テツオ役を演じさせていただきます。映画の時にはセリフがなく、一匹狼のような役どころでしたが、今作では人との絆というところにも重きを置く、成長したテツオを皆さんに観ていただけると思います!ぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです!■町田啓太この作品をドラマ化できるのかと驚きました。前作よりもユーモラスで刺激的になっています。SABU監督の作り出す不穏感の中に潜む可笑し味を是非体感してみてください。■小野塚勇人この度「JAM -the drama-」が解禁されました!あの映画から3年、今度はドラマで劇団EXILEが全員集合します。映画では描ききれなかったキャラの背景や、そこからどう展開されて繋がっていくか楽しみにして頂ければと思います。正直ビックリする展開です。■SWAYようやく皆さんに大声でお伝えできる日が来ました!劇団EXILEの自分達も想像しなかった物語になっております!SABUさんと劇団EXILEが作り出すクレイジーなJAMの世界に是非ご期待ください!■八木将康自分たちとしても待望のJAM第二弾が放送決定となり嬉しい気持ちでいっぱいです。第一弾を見ていただいた方は前作からは想像もつかない展開が待ち受けていいます。皆さんの反応、感想がとても楽しみな作品となりました。劇団EXILEにとって特別な作品であるJAMを1人でも多くの方に見て頂きたく思っています。是非、JAMの世界観を楽しんでください!■佐藤寛太映画『jam』では、ラーメン屋の店員として出演させていただいた自分ですが、今回、彼のその役がとんでもないことになっております。一つ先の展開が全く読めない、とんでもないドラマになっていると思います。SABU監督の世界観に携われて光栄でした。是非、「JAM -the drama-」楽しみにしていてください。全ての常識が覆ります。■筒井真理子大好きなキャラクターの昌子再び!SABU監督とエネルギー溢れる劇団EXILEの皆さんとチャーミングなお二人とのハードで楽しい撮影でした。熱とパワー、歌とダンス!観たことのないエンタテインメントです。ぜひ一緒にexciteして下さい!■SABU監督演歌にポップス、純愛にお化け、ヤクザとダンス、コメディでカンフー、そして妄想と疾走と花魁とアマゾネス…。頭の中は混沌を極め、様々な要素が入り混じったエンターテイメント作品が完成しました。是非ご覧ください!「JAM -the drama-」は8月26日より毎週木曜日22時~ABEMAにて配信(全8話)。(cinemacafe.net)
2021年07月22日劇団四季が新作オリジナルミュージカル『バケモノの子』を2022年4月より東京・JR東日本四季劇場[秋]で上演する。劇団四季史上、最大規模の新作オリジナルミュージカルとなる本作。原作は2015年公開のスタジオ地図作品・細田守監督による長編アニメーション映画『バケモノの子』だ。同社の大ヒット作のひとつで、翌年の「第39回日本アカデミー賞」では最優秀アニメーション作品賞を受賞している。スタジオ地図作品のミュージカル化は本作が初。四季はこの『バケモノの子』で、国産ミュージカルとして最大級の長期公演に挑む。舞台は、バケモノたちの棲む異世界と東京・渋谷。多種多彩なバケモノや祝祭感あふれる異世界、迫力のある戦闘シーンなどを表現するため、特殊メイクやパペットなどあらゆるクリエイティブ要素を用いるという。壮大な物語が圧倒的なエンターテインメント性とシアトリカルな手法で描かれるもようだ。一方、作品を通して描かれるのは、バケモノの熊徹と主人公の少年・九太ふたりの相互成長や本当の親子のような固い絆、己のアイデンティティを模索し葛藤する九太の姿。「自分は何者なのか」という問いに対し、大切な誰かと手を携えて力強く人生を歩んでいくことの価値を教えてくれるだろう。なお今回も各分野で、一線級の外部クリエイターが集結。脚本・歌詞に高橋知伽江、演出の青木豪をはじめとする強力な陣容に、劇団内の才能が合わさって目下創作が進められているという。なお本作のオーディション実施も決定している。募集されるのは主人公・蓮(九太)、猪王山の息子・一郎彦、二郎丸の少年時代を演じる子役。こちらは応募ぺージをぜひ確認してほしい。<スタジオ地図:細田守・コメント>私たちスタジオ地図のアニメーション映画作品『バケモノの子』が、劇団四季の皆さんによってミュージカル化されることになり、大変光栄に思っています。来年の春から上演されると伺い、どのような作品になるか私も楽しみにしております。ぜひ多くの皆様にご覧いただけますと幸いです。<演出:青木豪・コメント>未曾有の危機的状況に毎日ヒリヒリとしながらも、五十代の私は「バケモノの子」という作品に巡り合えたことに奇跡を感じています。この物語には、他人が産んだ子どもを育て、そこに愛を覚え、生き物の宿命として親の世代は先に死ぬ、というテーマがあるからです。海外で生まれたミュージカルというジャンルを劇団四季が愛をもって日本で育て、ある時期の四季作品を見て育った私が、この物語を今、世に放つ。生きとし生けるもの、死ぬのが宿命であるならば、「人生は生きるに値する」と思える瞬間とは、次世代にバトンを渡す時だと思うのです。次を育てる世代、次に育つ世代のすべての人々に、この作品が愛されることを願って、四季オリジナルミュージカル『バケモノの子』を育てていきたいと思います。<劇団四季代表取締役社長:吉田智誉樹・コメント>スタジオ地図作品として大ヒットを記録したというこの超大作の舞台化に挑戦できることを大変光栄に思います。本作が伝えるのは、大切な人と共に強く生きていくことの素晴らしさです。これは、創立以来四季作品に受け継がれる「人生の感動」「生きる喜び」というテーマにも通じると言えます。今回、脚本・歌詞はこれまでも数々の四季作品にご参加頂いている高橋知伽江さん、演出は『恋におちたシェイクスピア』でご一緒した青木豪さんに再びお願いしました。その他、心強いクリエイターの方々と共に、四季の経験知を結集して創作に励んで参ります。近年、オリジナル作品創作に力を入れている中、今回は国産ミュージカルとして最大級の長期公演に挑みます。四季の創作活動においてひとつの到達点とも言える作品になることでしょう。どうぞご期待ください。■公演情報三井不動産創立80周年記念公演劇団四季オリジナルミュージカル『バケモノの子』2022年4月30日(土)より上演会 場: JR 東日本四季劇場[秋]チケット:2022年2月一般発売予定オーディション情報ページ:
2021年06月08日