大阪・万博記念公園で29日~5月1日の3日間、「Warai Mirai Fes 2022~Road to EXPO 2025~」が開催。初日の29日、4月より吉本興業所属となった久代萌美アナウンサーがメインステージ「M-stage」(お祭り広場)のアシスタントMCを務めた。初日の「M-stage」は「EXPO LAUGH」と題し、吉本興業のお笑い芸人が続々登場。3部構成で行われ、3部は陣内智則と久代萌美アナウンサーがMCを担当した。1部は大雨の中での開催。その後、少しずつ天気は回復したものの、強風で厳しい寒さとなった。出演後、久代アナは、陣内、トリを務めたフットボールアワーとともに取材に応じ、「本当に土砂降りで、滝のような雨が降っていたのでお客さん帰っちゃうんじゃないかなと思ったら、皆さん8時間居続けてくださって、たくさんの生の笑い声が聞けて、本当に大阪のお客さんは笑いに貪欲なんだなと思いました」と感想を語った。「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」は、大阪・関西を国際的な文化芸術・エンターテインメント・スポーツ都市として発展させることを目指し立ち上げた14社による協議会「チーム関西」の第1弾イベント。2025年の大阪・関西万博の開催に向けて、未来のためにみんなの心をつなげたい、SDGsの目標達成を旗印に、大阪のエネルギーの源たる笑い、食、そして音楽の力でムーブメントを関西から日本中へ、そして世界へと拡げる。囲み取材では、SDGsを意識した取り組みをそれぞれ語り、2020年にYouTuberコンビ・北の打ち師達のはるくんと結婚した久代アナは「私は収録とかで置いてあるロケ弁を必ず全部持って帰ります。主人の夕飯にしています。『ご飯だよ』って言って出しています」と笑顔で明かした。
2022年04月29日上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを演じる、親子三代100年のファミリーストーリー連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。この度、本作の総集編が放送決定した。史上初の3人のヒロインが登場した本作は、ラジオ英語講座とあんこと野球とジャズと時代劇を題材にした、母から娘へとバトンをつなぐ物語。上白石さん演じる安子と松村北斗(SixTONES)演じる稔の物語は大きな話題となり、村上虹郎、甲本雅裕、濱田岳、小野花梨、YOU、世良公則ら豪華キャストたちが演じる魅力的な登場人物たちも注目を集めた。長年すれ違い、互いに心の傷を抱えて生きてきた安子と娘・るいは、様々な登場人物が織りなす縁によって再会を果たし、半年間続いた物語は優しさに包まれて幕を降ろした。今回の総集編では、ヒロインたちそれぞれの物語のハイライトをたっぷりと放送。制作統括は、今回の放送について「本編をただ短くしただけではありません」と言い、「大胆な編集をほどこし、一本の別の作品としても楽しめるくらい初めから紡ぎ直した総集編になっています。ちょっとした驚きの仕掛けもありますし、新たな編集の効果で印象深いあの場面に違う感動を感じるなど、さまざまな工夫が加わりました」とコメントしている。連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」総集編安子編・るい編・ひなた編は5月1日(日)13時30分~BS4K、5月4日(水・祝)14時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2022年04月23日内村光良率いるコント番組「LIFE!春 ~君の声に捧げるコント~」の出演者が発表され、上白石萌音が番組初登場することが分かった。季節ごとに放送し、放送のたびに座組が変わっていく「LIFE!」。今回は、座長の内村さん、じろう(シソンヌ)、田中直樹(ココリコ)、塚地武雅(ドランクドラゴン)、西田尚美といったお馴染みメンバーに加え、番組3回目の出演となる山田裕貴、川西賢志郎(和牛)、初出演となる上白石萌音が出演。「LIFE!はお母さんも大好きな番組で、ずっと出演したかったです」と話す上白石さんは、「撮影現場では、皆さんの真面目にふざけるという真摯な姿に感動しました。まるで朝ドラを撮っているのかと思いました」と撮影の雰囲気を明かす。とあるコントでは、閻魔大王の娘役を熱演しており、全力で演じきったコメディエンヌぶりは必見。一方の山田さんは、内村さんと2人きりでの親子役コントに挑戦。息の合った二人芝居が繰り広げられたという。和やかなムードの中で行われたスタジオ収録後、内村さんは「すごく良かったよ!」と山田さんを絶賛したそうだ。「LIFE!春 ~君の声に捧げるコント~」は5月6日(金)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2022年04月21日■前回のあらすじずっと仲良い両親だと思っていたのに、父が入院中の母に無理させようとしている事実を知り落胆する準一。しかし萌は義母の境遇と自分を重ねて怒りを爆発させる…! >>1話目を見る 正直、私が体調が悪いときの夫の態度を思い出しては、いまだにモヤモヤすることがあります。ただ私もお義母さんと同じで、夫に本心をきちんと伝えていなかったことも今回の夫婦の危機に至った原因のひとつだと思っています。今回のことがなく、もし離婚もしなかったとしたら、私の将来はお義母さんと同じようになっていたかもしれません。私が復職したこともあり、少しずつですが準一も家事や育児をするようになりました。「自分が異常にかまってちゃんだったとしても、相手のことはあまり考えてない」そんな夫が、今後もまた同じようなことが起きれば、今度こそ細かく要望しようと思います。長年耐えてきたお義母さん、妻の苦労を少しも理解していなかったお義父さん、そして「母はいつだって元気」と思い込んでいた夫、「なぜ私ばかり」と悩んできた私。全員が少しずつ変わることができて、本当によかったです。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2022年04月20日4月より吉本興業所属となった久代萌美アナウンサーが20日、都内で行われた吉本興業110周年感謝祭「西川きよしのコツコツ全国ツアー」開催発表会見で、陣内智則とともにMCを務めた。久代アナと陣内は、2日前に都内で行われた「2025年大阪・関西万博3年前イベント~テーマ事業いのちの輝きプロジェクト発表会」でもMCを務めたばかり。陣内が「よく会いますね、久代さん。よく働かされますね」と言うと、久代アナは「同じくですよ」と返した。そして、陣内が「前回は万博。すごいお堅いイベントのあとに『西川きよしのコツコツ全国ツアー』というね。吉本の振り幅すごいでしょ? 前回は大臣が来てくれましたけど、今回はダイアンですから」と笑いを誘うと、久代アナは「お上手」と爆笑。また、陣内が「前回よりも緊張しているみたいですね」と尋ねると、久代アナは「レジェンドというか大先輩なので。どうせこの台本意味ないんだろうなという謎の緊張感があります。はじめましてですよ。昨日全然眠れませんでしたからね。どうしようと思って」と西川との初対面に緊張していると明かした。その後、きよし、千鳥、ダイアンが登場。緊張していると話していた久代アナだが、陣内とともにしっかりと進行していた。同ツアーは、6月25日の東京・有楽町よみうりホールを皮切りに全国8カ所11公演を開催。西川きよしを中心にベテラン芸人から若手芸人の寄席・コーナーやご当地素人参加型企画など内容盛りだくさんで全国に笑いを届ける。千鳥は、来年3月5日の大阪・なんばグランド花月、ダイアンは来年1月29日の広島・呉信用金庫ホールに参加する。
2022年04月20日■前回のあらすじ義母の入院の知らせに夫の準一と病院へ。しかしそこには、入院したばかりの義母を連れて帰ろうとする義父の姿が…! >>1話目を見る 義父の態度や看護師の方に説明されても、「夫婦仲が良い自分の両親に限ってそんなことは起こるわけがない」と、準一は事態が飲み込めていないようでした…。次回に続く(全7話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2022年04月18日上白石萌音が、全国ツアー『yattokosa』Tour 2022を開催することを発表した。昨年の『yattokosa』Tour 2021からはや1年。全国から「私の街にも来て欲しい」とのリクエストが届き、今年もツアー開催を決定。北は札幌から南は那覇、そして今や第2の故郷と言っても過言ではない岡山に、東京を含めた全国4公演での開催となる。上白石はツアーについて「東京以外はまだライヴをしたことのない都市です。すごく思い入れのある場所もあったりしますので、皆さんに楽しんでいただけるように頑張って歌いたいと思います。そしていつか47都道府県を制覇できたらいいなと思っております。」と意欲を語っている。また、上白石は7月に新アルバムをリリースすることも決定した。<ツアー情報>上白石萌音『yattokosa』Tour 2022【日程】7月16日(土) 那覇文化芸術劇場なはーと17:00 OPEN / 18:00 START7月21日(木) 札幌文化芸術劇場hitaru18:00 OPEN / 19:00 START8月6日(土) 岡山シンフォニーホール17:00 OPEN / 18:00 START8月11日(木・祝) 東京国際フォーラムホールA17:00 OPEN / 18:00 START【チケット料金】■ファンクラブ会員限定記念グッズ付一般チケット:9,800円(税込)記念グッズ付学割(中高生)チケット:8,000円(税込)記念グッズ付学割(小学生)チケット:5,500円(税込)一般チケット:7,300円(税込)学割(中高生)チケット:5,500円(税込)学割(小学生)チケット:3,000円(税込)■一般一般チケット:7,800円(税込)学割(中高生)チケット:6,000円(税込)学割(小学生)チケット:3,500円(税込)※全席座席指定・消費税込※未就学児は、一般チケットをお持ちの保護者1名の同伴に限り1名まで入場可、膝上鑑賞※ファンクラブ会員限定記念グッズは「れもねこ」ペンライト 2022 ver.になります。※ファンクラブ会員限定記念グッズ付チケットをご購入のお客様は、通常のシステム利用料の他に、1件に付き別途送料(900円)が必要となります。ファンクラブ会員限定記念グッズ「れもねこ」ペンライト イメージ■ファンクラブ先行予約予約期間:4月17日(日) 12:00~5月1日(日) 23:59※ファンクラブ先行は上限2枚までの受付となります。応募方法はこちら:オフィシャルファンクラブ申し込みはこちら:kamishiraishimone.com/signup■オフィシャル先行予約予約期間:5月14日(土) 12:00~5月22日(日) 23:59※受付URLは後日お知らせします。【問い合わせ】那覇公演:PM AGENCY098-898-1331(平日 / 月~木11:00〜14:00)札幌公演:WESS011-614-9999(平日 11:00〜15:00)岡山公演:YUMEBANCHI(岡山)086-231-3531(平日12:00〜17:00)東京公演:ディスクガレージカスタマーセンター050-5533-0888(平日12:00~15:00)■ユニバーサルミュ-ジック カスタマー・サービスセンター0570-044-088(代表)営業時間:10:00~18:00(土日・祝祭日を除く)上白石萌音『yattokosa』Tour:関連リンク上白石萌音オフィシャルサイトユニバーサルミュージック 上白石萌音サイト上白石萌音 Instagram上白石萌音オフィシャルブログ上白石萌音マネージャーTwitter東宝芸能オフィシャルサイト
2022年04月17日■前回のあらすじ赤ちゃんを抱え、病気で体調が悪い萌。必死の思いで夫の準一に食事を頼むも、なぜだかこってりステーキを買ってきてしまう。しかも準一は、「せっかく買ってきたのに」と怒る始末。そんな準一に萌は諦めを感じていて…。 >>1話目を見る 次回に続く(全7話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2022年04月15日こうして私が具合が悪くなっても、体調を気にしてくれるわけでもなく、食事を考えてくれるわけでもない準一。もっと細かくお願いすればいいんだろうけれど、具合が悪いときにメッセージを書くのもツラくて…。しかも私が病気のときには無頓着な準一だけど、自分が病気のときの要求はすごいんです…。次回に続く(全7話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2022年04月14日京都発の老舗・お香専門店「薫玉堂」が、2022年4月24日(日)京都・寺町二条界隈に路面店をオープンする。日本最古のお香の専門店「薫玉堂」「薫玉堂」は、1594年に京都西本願寺前で創業以来、428年に渡って“香り”を作り続けてきた、日本最古の御香調進所だ。現在は、京都の時間や季節、情景などをテーマに、古都の様々な表情を感じられるような香りなどを提案している。京都イメージの線香や和のフレグランス香りは、代々伝わる調香帳(レシピ)をもとに、天然の原料にこだわりながら制作。コロンとした形が愛らしい「印香」や、和のフレグランスとして楽しめる「塗香」、京都の情景をイメージした「紙箱線香」などのお香に加えて、フレグランスオイルやディフューザー、ハンドクリーム、ソリッドソープなど、コスメや雑貨なども展開している。“香りが選べる”線香セット&限定のお香も新店舗「薫玉堂寺町店」は、“こころを癒やす香りを誂える”がコンセプト。好みの香りを選べて詰め合わせにできる線香セットや、寺町二条界隈の町並みをイメージした限定品の線香「寺町705」などを販売する。香袋ワークショップも体験OKまた、体験型イベントとして、自分だけの香りを調合できる香袋ワークショップも実施。ハーブやお香をブレンドしてオリジナルの香袋が作れる、ユニークなイベントとなる。【詳細】薫玉堂寺町店オープン日:2022年4月24日(日)営業時間:10:00~18:00住所:京都市中京区寺町通二条上ル西側要法寺前町 705–2TEL:075–222–5860<薫玉堂寺町店 限定品>・線香寺町 20g 1,980円■ワークショップ・香袋ワークショップ 2,200円・香木のたき方ワークショップ 3,300円※開催日程と予約方法は都度ホームページにて案内。■ノベルティオープン日より、3,300円(税込)以上購入者に数量限定で、香木の香りを愉しむための道具をモチーフにした限定の栞をプレゼント。
2022年04月14日東宝創立90周年プロジェクトとして、6年ぶり9回目となる「東宝シンデレラ」、かつての「東宝ニューフェイス」を引き継ぐ「TOHO NEW FACE」のオーディション開催がそれぞれ決定した。1984年に東宝創立50周年記念イベントとして始まった「東宝シンデレラ」オーディション。初代シンデレラに沢口靖子、4代目に野波麻帆、5代目に長澤まさみ、7代目に上白石萌歌、8代目に福本莉子。2011年第7回では、審査員特別賞に上白石萌音、山崎紘菜、ニュージェネレーション賞に浜辺美波など、第一線で活躍する女優(シンデレラ)を数多く生み出してきた。さらに1946年から60年代後半にかけて俳優発掘のためのオーディションとして開催され、三船敏郎や平田昭彦、宝田明、佐原健二、岡田真澄らの名優を輩出した「東宝ニューフェイス」。「TOHO NEW FACE」は、この歴史あるタイトルを引き継いだ、新たな男性オーディション企画である。両オーディションの応募期間は4月7日(木)~7月18日(月・祝)まで。応募資格は満10歳から満22歳まで(2022年7月18日時点)の女性と男性。1次審査へのエントリー方法は、公式サイト内にある応募フォームでの、ウェブ書類と1分程度の自己PR動画の提出となる。7月の1次審査を経て、8月から全国6都市(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)で2次審査。9月に東京と大阪で3次審査を実施後、10月に「シンデレラ」と「NEW FACE」の2グループに分かれ、都内で4次審査となる合宿が行われる予定だ。そして最終審査の舞台は11月6日(日)に都内にて行われる「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」グランプリ&受賞者発表会となる。オーディンション告知ポスター&映像に起用されたのは上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波の3名だ。彼女たちが共演するのはデビューするきっかけとなった、2011年の第7回「東宝シンデレラ」オーディション以来、11年ぶり。本オーディション最大の特長は、受賞後の東宝作品への出演だろう。上白石萌歌は『羊と鋼の森』(2018年 / 橋本光二郎監督)、上白石萌音は『君の名は。』(2016年 / 新海誠監督)や上演中の舞台『千と千尋の神隠し』、浜辺美波は『君の膵臓をたべたい』(2017年 / 月川翔監督)などに抜擢されている。今やあらゆる分野で活躍中の3人と同じ様に東宝の映画、演劇への出演から羽ばたく未来の「シンデレラ」と「NEW FACE」の登場に期待したい。<市川南(「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」オーディション実行委員会実行委員長、東宝株式会社取締役 常務執行役員)・コメント>東宝創立90周年プロジェクトとして、第9回「東宝シンデレラ」オーディションと、新たに「TOHO NEW FACE」オーディションをあわせて行うことになりました。以前から、このオーディションの最大の売りは、東宝製作の映画、ドラマに出演して頂くということ。さらに加えて今回は、演劇、ミュージカルの出演もお約束します。10月実施の4次審査となる合宿審査には、東宝の映画プロデューサーや演劇演出家の審査はもちろん、沢口靖子、髙嶋政宏、髙嶋政伸、そして長澤まさみも是非現場に行きたいと言ってくれています。もちろん、今回のオーディションをPRしてくれている3人、上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波も審査に加わってもらいます。東宝創立90周年プロジェクトである今回の「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」オーディションは、東宝芸能の俳優さんたちも含めて、総出で審査を行い、東宝らしいやり方で新しい才能を見つけていきたいと思います。<池田篤郎(東宝芸能株式会社代表取締役社長、東宝株式会社常務執行役員)・コメント>東宝創立90周年として、「オール東宝」で展開し、これから100周年そして更に、弊社に限らずその先のエンターテイメントを担っていける人材を発掘し、大きく展開していきたいという目的で、このプロジェクトは始動しました。新たな男性部門のオーディションとして「TOHO NEW FACE」オーディションを立ち上げました。「東宝シンデレラ」は約40年の歴史の中で、ひとつのブランドとして皆さまに大きく育てて頂きました。今回、男性部門の名称を考えるにあたり、1946年から開催されていた「東宝ニューフェイス」オーディションから数々の東宝作品で活躍する俳優を輩出した歴史に着目し、「TOHO NEW FACE」オーディションと命名しました。また、映画だけではなく演劇でも活躍できるような優れた才能を見出すため、今回から新たに「ミュージカル賞」を創設しました。ミュージカル俳優になるためには、歌や踊りの技術の鍛錬を日々重ねなければいけません。興味のある若い方々に早いうちからトレーニングを積んで頂き、ミュージカルの世界に飛び込んで欲しいと願っています。東宝が映画も演劇も力を入れて、とびきりのコンテンツを提供いたしますので、そこに参加してくれる才能を見出し、大きなサイクルを創り上げながら展開していきたいと思っています。<上白石萌歌(第7回「東宝シンデレラ」グランプリ)・コメント>「東宝シンデレラ」オーディションは、今思えば私の人生の大きな分岐点でありスタート地点でした。オーディションを受ける前の私は、表現することは大好きなのに人前に出ることは大の苦手で、いつも誰かの後ろに隠れ、俯いてばかりいるような子供でした。姉と一緒だから、という理由で思い切ってオーディションに応募したことを覚えています。あれから11年が経ち、沢山の宝物のような出会いと経験をさせていただきました。間違いなくあの時の決断が私を大きく変えてくれました。勇気を振り絞って踏み出した一歩が、人生を変える大きな一歩になるはずです。ご応募お待ちしております!<上白石萌音(第7回「東宝シンデレラ」審査員特別賞)・コメント>歌と踊りが大好きだった私に習い事の先生が勧めてくださったのが「東宝シンデレラ」オーディションでした。「シンデレラ」という言葉が自分と結びつかなくて、そもそも自信が全くなくて、応募するまでとても悩みましたが、背中を押してくださった先生と勇気を出した自分に、今ではとても感謝しています。何も知らず何もできなかった私でしたが、沢山の方々が根気強く教え導いてくださいました。あの頃の学びは宝物です。このオーディションで、本当に人生が変わりました。どうかじっくり考えて、心が決まったら、一歩を踏み出してみてください。自信がないなら、「好き」という気持ちを信じてみるのもいいと思います。ご応募お待ちしています。<浜辺美波(第7回「東宝シンデレラ」ニュージェネレーション賞)・コメント>私は俳優になりたいと思ったことは全くありませんでした。だからといって将来何の職業に就きたいという意思もありませんでした。引っ込み思案だった私の気まぐれの1歩が今ここに繋がっています。「東宝シンデレラ」オーディションを受けて、選んでいただいて、私は夢をみつけることができ、そして夢をみさせていただいています。私は不器用なので何かを熟すとき普通の方の何倍も時間がかかるので、比較的小さい頃から始めていて救われた部分がとてもあります。夢があるから、だけではない、私はそうではなかったからこそ、なんてことのないささやかな理由のあなたの一歩を心から応援しております。■企画情報「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」オーディション応募期間:4月7日(木)10時00分~4月18日(月・祝)23時59分応募資格:満10歳から満22歳まで(2022年7月18日時点)の女性、男性応募方法:公式HPにて<賞金・副賞>各グランプリに各300万円※グランプリ受賞者には賞金のほか、セイコーウオッチ株式会社より副賞としてグランドセイコーが贈呈予定。各ミュージカル賞に各100万円※「東宝シンデレラ」「TOHO NEW FACE」ともに、全応募者の中からグランプリを各1名ずつ、さらにミュージカルで活躍が期待される人を各1名ずつ、ミュージカル賞として選出予定。
2022年04月07日《安子の再登場あるんじゃないか!?》『カムカムエヴリバディ』最終回での“カムバック”待望論が、SNS上で巻き起こっているのは上白石萌音(24)。初代ヒロイン・安子を好演した彼女が、「同作に与えた影響は大きい」とNHK関係者は明かす。「上白石さんは撮影チームがまだまとまっていないドラマ立ち上げの時期に、持ち前の明るさを武器に座長として現場を一つにしてくれました。撮影期間自体は4カ月ほどでしたが、上白石さんのおかげで、いい流れができましたね」そんな上白石のもとへさらなる吉報が届いたという。「上白石さんは昨年は大河ドラマに出演し、朝ドラ主演を務め、そして紅白にも歌手として出場しました。本人は『’21年がピークかも』と言っていましたが、なんと今年の紅白の司会に内定したようです」(前出・NHK関係者)上白石はすでに司会者としての経験を積んでいる。「昨年10月に放送された“なにわの紅白”ともいわれる音楽番組 『わが心の大阪メロディー』(NHK総合)で司会に挑戦。常に笑みを絶やさず、そつなくこなす彼女の進行は、視聴者にも関係者にも大好評でした。今年は新曲『懐かしい未来』も発表しているので、司会兼歌手としての選出もあるかもしれません」(前出・NHK関係者)3月18日には自身のインスタグラムを更新し、《カムカムエヴリバディの世界が、50回目の終戦の日を迎えました。どこの国とも自由に行き来できる、そんな世界であってほしいと心から願った朝でした》『カムカム』と絡めながら、世界平和への願いを明かしていた上白石。そんな同作もクライマックスに迫る3月下旬、本誌は東京都内の大通りを、黒いジャケットにスニーカー姿でウオーキングする上白石を目撃。彼女はひとりで閑静な寺院に入っていった――。「上白石さんは境内に美しく咲き誇る桜に目を奪われていました。スマホを取り出し、夢中で撮影。満開の桜に、思わず顔もほころんでいましたよ」(目撃した参拝客)はかなく散る桜とは対照的に、萌音と朝ドラの縁は続いていく。「萌音さんは妹の萌歌さんと同居しています。萌歌さんは次の朝ドラ『ちむどんどん』に主要キャストとして出演。“先輩”として朝ドラの心得を伝授しているみたいですよ」(芸能プロ関係者)ヒロインとして満開の花を咲かせた上白石。再登場を期待したい!
2022年04月07日吉本興業は7日、3月末でフジテレビを退社した元アナウンサーの久代萌美と4月2日よりマネジメント契約を締結したと発表した。同社は今後、アナウンサー、タレントとしての久代萌美の活動をサポートしていくという。久代は「今まで培ってきた経験を活かしながら、様々なお仕事に挑戦していきたいです。新入社員のような気持ちで頑張ります!」と意気込んでいる。
2022年04月07日6年ぶり9回目となる「東宝シンデレラ」オーディションの開催が決定。上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波が、オーディション告知ポスター&映像で11年ぶりの共演を果たした。1984年に東宝創立50周年記念イベントとして始まった同オーディション。初代シンデレラの沢口靖子をはじめ、長澤まさみ(5代目)、上白石萌歌(7代目)、福本莉子(8代目)を輩出。また、審査員特別賞に上白石萌音、ニュージェネレーション賞に浜辺美波など、第一線で活躍する女優を数多く生みだしてきた。そんなオーディションが今年、東宝創立90周年プロジェクトとして、6年ぶりに開催される。さらに、かつて1946年から60年代後半にかけて、俳優発掘のためのオーディションとして開催され、三船敏郎、平田昭彦、宝田明、佐原健二、岡田真澄らを輩出した「東宝ニューフェイス」の歴史あるタイトルを引き継ぎ、男性オーディションとして表記も改め「TOHO NEW FACE」オーディションが始動することも決定。オーディションの応募は本日からスタートし、満10歳から満22歳まで(2022年7月18日時点)で募集。7月の1次審査を経て、8月から全国6都市(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)で2次審査、9月に東京と大阪で3次審査実施後、10月に「シンデレラ」と「NEW FACE」の2グループに分かれ、都内で4次審査となる合宿審査、最終審査は11月6日(日)。都内にてグランプリ&受賞者発表会の開催が決定している。開催に際し制作された告知ポスター&映像には、上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波を起用。3人がデビューするきっかけとなった2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディション以来となる、11年ぶりの共演が実現した。上白石萌歌さんは「今思えば私の人生の大きな分岐点でありスタート地点」と同オーディションについて語り、「あれから11年が経ち、沢山の宝物のような出会いと経験をさせていただきました。間違いなくあの時の決断が私を大きく変えてくれました。勇気を振り絞って踏み出した一歩が、人生を変える大きな一歩になるはずです。ご応募お待ちしております!」と呼びかける。上白石萌音さんは「『シンデレラ』という言葉が自分と結びつかなくて、そもそも自信が全くなくて、応募するまでとても悩みましたが、背中を押してくださった先生と勇気を出した自分に、今ではとても感謝しています」と当時をふり返り、「このオーディションで、本当に人生が変わりました。どうかじっくり考えて、心が決まったら、一歩を踏み出してみてください。自信がないなら、『好き』という気持ちを信じてみるのもいいと思います」と話した。そして、浜辺さんは「私は俳優になりたいと思ったことは全くありませんでした。だからといって将来何の職業に就きたいという意思もありませんでした。引っ込み思案だった私の気まぐれの1歩が今ここに繋がっています。『東宝シンデレラ』オーディションを受けて、選んでいただいて、私は夢をみつけることができ、そして夢をみさせていただいています」とコメントを寄せている。(cinemacafe.net)
2022年04月07日橋本環奈と上白石萌音が、千尋をWキャストで演じている現在上演中の舞台「千と千尋の神隠し」。この度、御園座大千穐楽公演が生配信されることが発表された。宮崎駿不朽の名作を、「レ・ミゼラブル」「ナイツ・テイル」のジョン・ケアードが舞台化した本作。初舞台となった橋本さん、舞台出演や歌手としても活躍の場を広げている上白石さんに加え、夏木マリ、朴璐美、田口トモロヲ、橋本さとしらが出演。公演チケットが各地完売が続き、観たくても観られない、また、もう一度観たいという方のために、愛知・御園座公演の大千穐楽を、今回生配信することが決定した。橋本さんが千尋を演じる7月3日(日)、上白石さんが千尋を演じる7月4日(月)の回が、Huluストアにて独占生配信となる。(cinemacafe.net)
2022年03月29日ときめくデザインと、環境への配慮や快適な着心地。6つの人気ブランドが提案する最新の高機能服を俳優・上白石萌歌が着こなす。【beautiful people】サステナブルで高機能なダブルエンドのアノラック。花柄のフリルブラウスとテーパードパンツに合わせたのは、上下逆さにして2パターンの着方が楽しめるスポーティなアノラック。表にオーガニックコットン、裏に和紙を用いて、環境に配慮した技術でレイヤー構造に仕立てた素材は、吸水性、抗菌防臭性、調温調湿性に長けている。アウター¥85,800ブラウス¥165,000パンツ¥59,400シューズ¥55,000バッグ¥49,500(以上ビューティフルピープル/ビューティフルピープル 青山店 TEL:03・6447・1869)【TICCA】ふんわりと軽やかなアウターと一緒に春の旅へ。襟元や袖口にギャザーをたっぷりと寄せたマウンテンパーカは、丸みのあるシルエットが印象的。イタリアのリモンタ社のナイロンストレッチ素材は、弱撥水性の軽くて上品な質感が魅力。フードに収まるパッカブル仕様は旅先で重宝するはず。アウター¥39,600(ティッカ/ビショップ TEL:03・5775・3266)中に着たブラウス¥19,580(ロワズィール/ロワズィール 代官山アドレス・ディセ店 TEL:03・3770・2605)レギンス¥8,800(リノ/グッドスタンディング TEL:03・6447・2478)【HELLY HANSEN】アウトドアブランドの機能性をタウンユースに。撥水加工を施したオーガニックコットンのワンピースは、ウエストのタブでシルエットをいろいろと変えることが可能。コーディネートのアクセントにした水色のバックパックは、防水性や耐久性が高く、収納力も優秀。ワンピース¥19,800バックパック¥17,600(共にヘリーハンセン/ヘリーハンセン原宿店 TEL:03・6418・9669)肩にかけたニット¥25,300(スローン/スローン プレスルーム TEL:03・6421・2603)ハット、ソックス、シューズはスタイリスト私物【HYKE】超軽量でタフな生地をスタイリッシュにアレンジ。パーテックス・クァンタムの高機能素材を用いたブルーのセットアップは、スポーティでありながらモダンな表情を併せ持つ。非常に軽量ながら撥水性と耐摩耗性が高く、高密度に織られているので強度も優れている。ヴェジャのスニーカーもリサイクル素材などを使用。トップス¥28,600中に着たタンクトップ¥8,250スカート¥27,500デニム¥31,900(以上ハイク/ボウルズ TEL:03・3719・1239)シューズ¥26,400(ヴェジャ/シードコーポレーション TEL:03・6709・9662)【Y’s】ハイテクスニーカーがシックな装いに映えて。くしゃっとした表情のコートとワンピースは、さらりとした肌触りで、しわになりにくいポリエステル100%のタイプライター素材。こなれ感を添えるアディダスとのコラボスニーカーは、頑丈さと機動性を兼ね備えたミリタリー用トレイルシューズをベースに、都会的なニュアンスを加えたY’s50周年記念モデル。アウター¥103,400中に着たワンピース¥96,800シューズ¥48,400バッグ¥41,800(以上ワイズ/ワイズ プレスルーム TEL:03・5463・1540)ハット¥7,150(ザ・ノース・フェイス/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター TEL:0120・307・560)【SCYE BASICS】春先のお出かけに重宝する高密度タフタのコート。フロント比翼仕立てのバルカラーコートは、ポリエステルナイロンの割繊糸を用いた高密度タフタ素材を使用。軽い着心地で、しわを気にせず着られる上、防風性と暖かい空気を内側にキープできるので多少の保温性も。自宅で洗濯が可能なのも嬉しいポイント。アウター¥80,300パンツ¥39,600(共にサイベーシックス)バッグ¥22,000(サイ) 以上マスターピースショールーム TEL:03・5414・3531中に着たTシャツ¥9,680(スローン/スローン プレスルーム TEL:03・6421・2603)メガネ¥36,300(アヤメ TEL:03・6455・1103)おしゃれの新たな気づき、そして、最新映画のこと。オーバーサイズの古着のニットにデニムをさらりと合わせて、シンプルな中にも自分らしさを感じさせるおしゃれな装いでスタジオに現れた上白石萌歌さん。「お休みの日や友達と会う時は凝ったデザインの洋服を着ることも多いのですが、仕事の現場では、楽な着心地のものを優先しちゃいます」今回、上白石さんが挑戦したのは、環境への配慮やテクノロジーを駆使しながら、快適な着心地とファッション性を叶えた人気ブランドの新作。「ランニングウェアやインナーを選ぶ時は、防水性や軽さなど機能性も重視するけれど、普段着ではあまり意識していなかったかも。でも、高機能でありながら、気分が上がるデザインの洋服がこんなにあるとは!ワードローブに普通に取り入れたくなりました。SDGsもおなじみのファッションブランドが取り組んでいると、身近なこととして考えるいいきっかけになります」そんな上白石さんが出演する最新映画は、最先端のおしゃれや暮らしとは真逆の、むしろ昭和的な世界観が新鮮な『KAPPEI カッペイ』。文明社会から隔離され、終末の戦士として修行に励んできた主人公の勝平が、辿り着いた平和な大都会・東京で一目惚れをする純真な女子大生・山瀬ハルを演じている。「勝平をはじめ、個性的すぎる終末の戦士たちが繰り広げるバトルは最高におかしくて、お芝居をしながら笑いを堪えるのが大変でした。でも、単なるコメディではなく、純愛の話でもあると私は思っていて。好きな人を思って空回りしたり、傷ついたり…笑いの裏にちりばめられたピュアな部分も感じてもらえたら」かみしらいし・もか2000年2月28日生まれ、鹿児島県出身。映画『KAPPEI カッペイ』は3月18日(金)より公開。4月スタートのNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』、ドラマ『金田一少年の事件簿』にも出演。※『anan』2022年3月23日号より。写真・北村圭介スタイリスト・山本香織(+chip)ヘア&メイク・猪股真衣子(TRON)構成、文・野尻和代(by anan編集部)
2022年03月20日女優の上白石萌音が出演する、不二家「ミルキー」の新CM「不二家ミルキー いやしのミルキー」編が、22日より放送される。新CMでは、オンライン会議を終えた上白石がちょっと一息。机の上の同商品に手を伸ばし、包み紙をあけると、癒しの象徴をイメージした“ミルキーの精”が現れる。そして「ミルキー」を一粒口に運んだ上白石は、おいしい表情のまま“ミルキーの精”に体を預け、癒される。シーンは変わり、部屋でくつろぐ上白石。冷蔵庫から「生ミルキー」を取り出し、一粒手に取ると、今度は複数の“ミルキーの精”たちが出現する。そして同商品を口に運び、またまた“ミルキーの精”に体を預け、癒される上白石なのだった。○■上白石萌音インタビュー――CM撮影の感想を教えてください。いろいろな種類の「ミルキー」をたくさん食べることができて、すごく癒されました! 幸せでした。――CM出演が決まった時の心境を教えてください。誰もが知るお菓子ですし、私も小さな頃から慣れ親しんできた味だったのでとても嬉しく光栄に思いました。――今回のCMの見どころについて教えてください。見どころはやはり“ミルキーの精”ではないでしょうか? 完成した姿を見るのが楽しみです。きっとかわいい妖精になっていると思います。――「ミルキー」にまつわる思い出はありますか?私が中学生か高校生くらいの時に「10ペコ」というものが流行っていました。「ミルキー」の包み紙にどこも切れていない完全なペコちゃんがごく稀に10人いる時があるんです。見つけたらその包み紙を大事にとっておいたりしていたので、青春の味です! なかなか出てこないので、またリベンジしてみようと思います。――ご自身が癒されたい時は何をされますか?私は音楽に癒しを求めます。声が優しかったり、柔らかい方の歌を聞くのが好きなのでそういう曲を流して、ぼーっとしたりしていますね。静かに癒されています。あとは部屋を真っ暗にしてひたすら寝ることもあります。“ミルキーの精”のような大きい抱き枕にしがみついて寝ます。――CMをご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。本当に私は、「ミルキー」の優しい甘さが大好きです。「今日は頑張ったなぁ」という時や「これからもうちょっと頑張らなきゃ」という時に「ミルキー」で一息入れて癒されてください!
2022年03月16日上白石萌音と屋比久知奈が出演するミュージカル「ジェーン・エア」が来春、上演決定。「ナイツ・テイル―騎士物語―」「千と千尋の神隠し」のジョン・ケアード演出で新たに生まれ変わる。1800年代ビクトリア朝のイギリス。ジェーン・エアは孤児となり、叔母(ミセス・リード)に引き取られるが、いじめられ不遇な幼少期を送る。プライドが高く媚びることをしないジェーンは、叔母に嫌われ、寄宿生としてローウッド学院に行くことに。そこは規則が厳しく、自由がなく、ジェーンは教師たちに反抗的であった。ただ、ヘレンというかけがえのない友に出会い、「信じて許すこと」を学ぶ。しかし、彼女は病気で死んでしまう。成長したジェーンは、ローウッド学院で教師をしていたが、自由を求めて家庭教師として学院を出て、広大なお屋敷の主人・ロチェスターの被後見人アデールの家庭教師となる。主人のロチェスターは孤独で少し皮肉で謎めいた男だが、ジェーンは自分と共通する何かを感じ、この出会いが自分の人生を大きく変えていくことになる――。原作は、1847年に刊行されたシャーロット・ブロンテの同名長編小説。これまで何度も映像化され、1996年にジョン自ら脚本を担当、ポール・ゴードンが音楽を担当し、ミュージカル化。2000年にブロードウェイにてロングラン上演されると、トニー賞で作品賞など主要5部門にノミネートされた。日本では2009年・2012年に上演。今回、11年ぶりの上演となり、さらに“新演出版”として新たに生まれ変わる。今回は、「ナイツ・テイル―騎士物語―」「千と千尋の神隠し」にも出演している上白石萌音と、ディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』にて、日本語版のヒロイン・モアナの声優を務め、「レ・ミゼラブル」ではエポニーヌを演じた屋比久知奈が、主人公ジェーン・エアとその親友ヘレン・バーンズを、役替わりのWキャストで演じることが決定。キャラクターについて「きっと共感していただける」と語った上白石さんは、「今から稽古してしっかりとジェーンの意思を舞台によみがえらせることができるように頑張ります」と意気込み、屋比久さんも「2役を演じることでそれぞれの役の気持ちがずっと深まると思うので、真摯に2人の女性と向き合いたいです」とコメントしている。さらに、井上芳雄がジェーンが家庭教師として訪れる屋敷の主人エドワード・フェアファックス・ロチェスター役で出演。春野寿美礼、仙名彩世、樹里咲穂、大澄賢也、春風ひとみも参加する。▼コメント全文ジョン・ケアードミュージカル「ジェーン・エア」は、どんな時代でも普遍的に人々に愛され続ける物語だと思います。何も持たないところから人生をスタートさせる1人の女性の物語です。ジェーンには両親も、お金も、希望もなくどこを取っても絶望的です。それでも彼女は道を切り開き、自分自身を新たに作り上げていくのです。そんなジェーンに萌音と知奈の2人は適役です。2人とも素晴らしい歌声を持ち、キャラクターの豊かな内面を表現する技量を持っています。ジェーンの魂を見事に演じることができるでしょう。相手役のロチェスターを演じる井上芳雄さんは素晴らしい舞台俳優であり、キャラクターの内なる感情を歌に込めて見事に演じることができる俳優です。初日を楽しみにしています。上白石萌音この作品は、愛する勇気を持つこと、人を許すことといった常に人として大切にしたい普遍的なテーマを持っています。ジェーンは厳しい環境に生まれ育ったにもかかわらず、その逆境を乗り越えてきた強さ、たくましさのある女性だと思います。同時にとても賢くて思慮深くて、それゆえ葛藤も多い役ですが、きっと共感していただけると思います。音楽はドラマチックでロマンチック、そして壮大でエネルギーがあふれていて、ジェーンの心の叫びが音になっている魅惑の楽曲です。今から稽古してしっかりとジェーンの意思を舞台によみがえらせることができるように頑張ります。屋比久知奈当時の時代背景を考えると、女性であるジェーンが自立して自ら道を切り開いていく姿は、かっこ良く、私自身勇気をもらえ、魅力に感じています。育った環境ゆえに、何を信じ、どう生きたらいいのか、怒りもがいている女性でもあると思いますが、繊細で優しくて愛されたい、とても多面的な女性で、難しいけれど興味深い役だと思います。また同時にヘレンというジェーンの価値観を変える人も演じることは、本当に大きな挑戦だと思っています。2役を演じることでそれぞれの役の気持ちがずっと深まると思うので、真摯に2人の女性と向き合いたいです。観てくださったお客様に、明日に向かっていく希望や勇気、信じる大切さといったポジティブなエネルギーを持って帰って頂けるよう精一杯努めます。井上芳雄イギリス文学の名作を、ジョン・ケアードが壮大なミュージカルに作り上げ、ジェーン・エアの生涯を通じ、お客様がたくさんの勇気や希望をもらえる感動的な作品となっています。私が演じるロチェスターは、金持ちですが苦しみや悩み、秘密を持った男で、ジェーン・エアと出会い、人生が変わり救われていきます。その人生のドラマティックな変化をどう演じるかが挑戦ですが、やりがいしかないのではと今から楽しみにしています。ジョンは演劇の魔法が使える素晴らしい演出家で、心から信頼しています。カンパニーのみんなと一緒に、今回の新演出版に参加できることを光栄に思います。ミュージカル「ジェーン・エア」は2023年3月東京芸術劇場プレイハウスにて、2023年4月梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演予定。(cinemacafe.net)
2022年03月11日映画『KAPPEI カッペイ』(3月18日公開)の女性限定試写会が6日に都内で行われ、伊藤英明、上白石萌歌、西川貴教(主題歌)、平野隆監督が登場した。同作は『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳が手掛けた同名ギャグ漫画の実写化作。「1999年7の月、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言を信じ、人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たちがいたが、世界は一向に滅亡しなかった。社会常識のない戦士たちは、平和な大都会で初めてのピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心と遅すぎた青春を知っていく。「筋肉系男子」「文化系男子」どちらが好きか聞かれた上白石は「断然、文化系男子ですね」と即答。作中でも筋肉を披露していた伊藤だが「僕、文化系ですよね。本気で文化系だと思ってるんです。こだわりを追求するタイプだし、本も読むし」とアピールする。さらに西川に「今、トレーニング毎日されてますよね?」と"筋肉男子"枠を押し付けようとするも、「ここは分けない方がいい。同じ方向いていると思います」とたしなめられた。上白石は改めて「私も文化、カルチャーが好きで、本を読んだり美術館に行ったりすることが好きなので、それを共有したいなという気持ちはあります」と理由を説明する。さらに会場の女性たちにパネルでアンケートを取ると、若干文化系男子派の方が多い結果に。すると伊藤は「今、バックヤードで筋肉系の人たちがいますから! これもう、出てこれないです」とこの後の展開のネタバレ。さらに「何でこの質問したんですか? 朝から電車に乗って来ているわけですよ! ずっと支度して!」と筋肉男子たちの気持ちを慮って抗議する。「僕も撮影でふんどしをしたのでわかるんですけど、やっぱりお腹を下したらどうしようもないので、食べるものにも気をつけるわけです。多分みんなの前で見せるから、昨日もジムに行ってると思うんですよね。プロテイン飲んで、ちょっとふくらますために、ジャガイモを食べてるかもしれないです。それがもう出て来れない!」と嘆き、司会から「後ほどフォトセッションがありますので」と止められていた。フォトセッションでは実際にふんどし姿の筋肉男子たちが登場し、伊藤、上白石、西川と共に写真に収まる。最後には伊藤が自身の携帯電話を取り出し、全員で仲良く自撮りをしていた。
2022年03月06日舞台『千と千尋の神隠し』の初日記念会見が3日に東京・帝国劇場で行われ、千尋役の橋本環奈、上白石萌音、湯婆婆/銭婆役の夏木マリ、朴ロ美(※ロは王偏に路)が登場。青蛙役のおばたのお兄さんがMCを務めた。同作は宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』の舞台化作。少女・千尋(橋本環奈、上白石萌音 ※Wキャスト)が引っ越し先に向かう途中で八百万の神々の世界へ迷い込み、様々な出会いを経て、人間の世界に戻るため生きる力を呼び醒ましながら奮闘する。英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクタージョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、2022年2月・3月の東京・帝国劇場を皮切りに、4月大阪、5月福岡、6月札幌、6月・7月名古屋と、4大都市でも上演される。2月28日、3月1日のプレビュー公演を終え、2日に初日を迎えた橋本・夏木と、会見後に初日を迎える上白石と朴。原作を手がけた鈴木敏夫プロデューサーからは「お世辞なしに本当におもしろかったです。とにかくジョンの演出とキャストの皆さんが素晴らしくて、原作へのリスペクトが感じられて嬉しかったです。印象的なシーンを言い出したらきりがありませんが、キャストが大勢が出てくるシーンはどのシーンも観ていて気持ちが高揚しましたし、千尋とカオナシが電車に乗って行くシーンは実は観るまで少し心配だったのですが、非常にうまくできていると感動しました。映画の公開から20年が経っていることを考えるとキャストの方々の中には当時まだ生まれたばかりだった方もいて、幼い頃に映画『千と千尋の神隠し』をご覧になっている方もいる。その経験が舞台の迫力に繋がっているような気がして感慨深いです。皆さんがんばってください!」というメッセージが届く。橋本は「安心します。認められたというのがすごく嬉しくて、『千と千尋の神隠し』が好きなみんながそろっているからこそ、鈴木さんにどう思われるか、ジョンもめちゃくちゃ心配してたと思うんです。これだけお褒めの言葉をいただけるとなると本当に嬉しいですね」と喜ぶ。上白石は「お稽古に入る前から何度映画を観たかわかりませんし、フィルムコミックや絵に励まされお手本にしながら稽古を進めてきて、作品の素晴らしさに助けられることもあれば壁に感じることもあって、本当にどきどきしていたので、鈴木さんにそう言っていただけて」と感極まる。「私がやった回をご覧になったわけじゃないんですけど、ほっとしています」と笑顔を見せた。鈴木プロデューサーとも交流の深い夏木は「自分の作品がどういう風に舞台化されるのか、正直不安だったんでしょうね。だけどジョンが私たち俳優の肉体を使ってあれだけ再現してくれたし、2度と同じ場面がないという素晴らしいセットなので、きっと楽しんでいただいて、メッセージをくださったんだと思います。『パーフェクト』と言ってくれたってジョンが言ってたよね。出演者にもその言葉が力になります」と述べる。28日のプレビュー初日について、朴は「ゲロ吐くかと思った」と苦笑しながら、「ゲネプロができなくて、そのままプレビュー初日で通しだったもので、本当に緊張したんだけど、夢中になってやってしまったという感じがあります」と振り返った。稽古での大変なことを聞かれると、おばたは「全部です」ときっぱり。橋本は「千尋は本当にステージにずっといるのと、ドジな一面があって転んだりするけど、怪我をしない転び方を研究するのが難しかった。実は身体能力めちゃくちゃ高いんです」と説明する。上白石は「運動量がはんぱなくて、『もう無理です』というところまで走らなきゃいけない。体を追い込む役」としみじみとし「はじめて通した日には、1.5kg落ちてました。いくら食べても太らない無双状態で楽しもうと思います」と語る。7月まで続く公演での健康対策を聞かれると、橋本は「特にやってないですけど、いたって健康です」と答え、上白石は「この人、ストレッチもしないんです。丸腰なの」と明かす。「アキレス腱は伸ばします」と言う橋本には、上白石が「ストレッチだけはして!」と懇願するなど、仲の良い様子。さらに夏木が「とにかく大変ですよ。終わったらケアにいく。東宝さんがマッサージさんを用意してくれてますから、朝やっていただく。そんな感じでやらないと続かないですね」と続ける。しかし夏木と同じ役の朴は「環奈ちゃんと一緒で……」と体のケアや喉のケアもしていないということで、「ギリギリが好きなんです。まったくしないです。ごめんね、ちゃんとやります」と謝る朴に、夏木が「自分のペースがあるからね」と声をかけていた。舞台写真提供:東宝演劇部
2022年03月04日アイドルグループ・アンジュルムの上國料萌衣が出演する、日本マクドナルドの「マックフルーリー」とネスレ日本の「キットカット」がコラボレーションした「マックフルーリー キットカット」「マックフルーリーキットカット ストロベリー」の新CM「春一番」編が、23日より全国(※一部地域を除く)で放送される。上國料が同CMに起用されるのは3年連続となる。今回は女子高生を演じる上國料が、知らない女の子とおしゃべりを始めた好きな人を、カップの陰からチラチラと覗き見。最後は「あ、あの……!」と勇気を振り絞って声をかける青春の1コマを描いた。上國料が歌い、その歌唱力で魅了するキャンディーズの「春一番」がBGMに流れ、春らしさを演出している。web限定で公開されたロングバージョンのスペシャルムービーには、制服姿でレコーディングに挑む様子も収められた。上國料は「3年連続マックフルーリーのCMに出演させて頂き、とてもうれしいです」と喜び、「撮影時にスタッフさんが紙で作られた桜の花びらを降らせていたのですが、ひらひらと舞う姿を見て、春を先取りした気分になり、とてもウキウキしました」と撮影を振り返った。
2022年02月17日女優の上白石萌歌が8日、都内で行われた映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(公開中)の大ヒットバレンタインデーイベントに、お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)とともに出席し、バレンタインの思い出を語った。1984年に公開され世界中で大ヒットを巻き起こした『ゴーストバスターズ』、その5年後に公開された『ゴーストバスターズ2』の正統続編となる本作。オリジナル版のゴーストバスターズ4人がニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年後、封印されていたゴーストたちが田舎町に出現し、主人公の少女フィービー(マッケナ・グレイス)たちが立ち向かう。日本語吹替版で主人公フィービー役の声優を務めた上白石は、実写吹き替え初挑戦。「新鮮でした。体や表情を使ってお芝居しているのとは全く異なるアプローチで、普段とは違う筋肉を使ってお芝居をしている感じがしました」と振り返り、「これだけ長い間、世界中の皆さんに愛されている作品の新作で、声を当てて命を吹き込ませていただけたことをすごく光栄に思っています」と語った。続けて、「両親がゴーストバスターズの初代のファン」と明かし、「私が新作をやらせていただいて、親子で話が盛り上がったので、世代を超えて皆さんで会話して楽しんでいただける作品になっていると思います」と魅力を伝えた。バレンタインの思い出を聞かれると、「小学生のときにみんなで手作りでチョコレートを作るのが流行っていて、クラス全員分作ったことがあって、バレンタインの前日は寝られず、すごい目で登校してみんなに配っていました」とエピソードを披露。本命の人には「ちょっと形のいいものをあげたりとか…」と明かし、お返しについては「クラスの男子たちが結束して女子分をみんなで大量に作ってくれて、クラスの絆が深まりました」と話した。イベントでは、ミニ・マシュマロマンの姿をしたマシュマロを食べる場面も。上白石は「おいしいです。ありがたみを感じました」と味わっていた。
2022年02月08日●『ゴーストバスターズ』参戦に大ファンの両親も大喜び昨年デビュー10周年を迎え、確かな演技力で着実に存在感を増している女優の上白石萌歌。今春スタートのNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で念願の朝ドラ初出演をつかみ、日本テレビ系『金田一少年の事件簿』でヒロイン・七瀬美雪役を演じることも先日発表され、今年さらに注目を集めそうだ。世界的大ヒット作の正統続編となる映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(公開中)では、主人公役でハリウッド映画の吹替に初挑戦。家族の物語を描いた本作にちなみ、上白石に家族についての話を聞くとともに、女優業における転機や、今後の抱負についても語ってもらった。1984年に公開され世界中で大ヒットを巻き起こした『ゴーストバスターズ』、その5年後に公開された『ゴーストバスターズ2』の続編となる本作。オリジナル版のゴーストバスターズ4人がニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年後、封印されていたゴーストたちが田舎町に出現し、主人公の少女フィービー(マッケナ・グレイス)たちが立ち向かう。上白石は、『ゴーストバスターズ』の大ファンである両親と一緒にオリジナル版を見ていたという。「最新作『アフターライフ』の作風とは違ってコメディ要素が強く、家族みんなでゲラゲラ笑いながら見ていたのを覚えています」。そして、本作への参加に、家族は「すごく喜んでくれました」と反応を明かし、「両親が好きだったものがまだ続いていて、私たちの代まで知られているというのはすごく感慨深いです」をしみじみと話した。上白石が演じたフィービーは、初代ゴーストバスターズの1人であるイゴン・スペングラー博士の孫で、科学オタクの少女。彼女の魅力について、「演じられたマッケナさんのファンで、『gifted/ギフテッド』を見てこの方の輝きすごいなと思っていたので、とにかくマッケナさんが素晴らしい。また、登場するキャラクターの中で一番冷静で、すごく達観している感じで、その聡明さ、男気みたいなところも魅力だなと思いました」と語る。演じる際には「10代の役ですが、今の自分よりも達観しているようなところがあったので、少女性よりも、意志や少女なりの賢さ、聡明さを意識してお芝居しました」とのこと。また、本作は「フィービーという少女の成長物語でもある」と言い、「最初は言葉のあどけなさも意識していましたが、途中から、はっきり明瞭な感じに聞こえるようにしました」と、声でもフィービーの成長を表現した。自身とフィービーの共通点を尋ねると、「私も昔から、外に出て遊ぶのが好きというより、科学ではないですが、本を読んだり文学が好きだったので、何かにとりつかれたように熱中するところは似てるかな」と回答。そういった部分で共感できたものの、科学の専門用語には苦戦したようで、「自分が発したことがない言葉がたくさん出てきて、科学の仕組みを人に説明したりするシーンなどは、一個一個かみ砕きながらお芝居しました」と振り返った。アニメ映画『未来のミライ』、『劇場版ポケットモンスター ココ』でも声優を務めたが、実写吹替は今回が初めて。「吹き込む対象がキャラクターではなく人というのがすごく新鮮で、アメリカンジョークを日本語に訳して言うとニュアンスが変わったりするので、いかに違和感なく落とし込めるか考えながら演じました」と述べ、声優業の面白さについて「自分の体を使ったお芝居では絶対にできないこと……空を飛べたり、自分の中での不可能が自分じゃないものを通して可能になることが、夢があって楽しい」と話した。そして、「お芝居において声はすごく大事なんだなと今回学びました」と、声に対する意識が増したと告白。「演出の方が『声は衣装みたいなものだから、いかようにも着替えられるし、お芝居をする上で助けになる』とおっしゃっていて、これは自分の体を使った普段のお芝居にも生きることだなと思ってメモしました」と明かし、今後の出演作では「今まで以上に声の表現を意識してお芝居したい」と、本作での学びを生かすつもりだ。●家族で受け継ぐエンタメ愛「両親だけでなく祖父母も」主人公フィービーが、初代ゴーストバスターズであるイゴン・スペングラー博士の孫であることを知り、祖父の遺志を継ぎ、兄トレヴァーらと復活したゴーストに立ち向かう本作。母キャリーと祖父イゴンの親子の物語も描かれる。家族の愛を感じることができる作品だが、上白石にとって家族はどんな存在か尋ねると「本当になくてはならない存在」と表現。「自分の両親のもとに生まれてこられてよかったなって日々思いますし、血の繋がっている家族のことをすごく大事に思っています」と語る。両親や祖父母からいろいろなものを受け継いでいる上白石。自身の姉・萌音も俳優だけでなく歌手としても活躍しているが、音楽の先生をしていた母親の影響で音楽が常に身近にあり、父親も音楽好きだったという。「よくよく考えたら両親だけではなく、祖父母も歌や観劇が好きなので、エンタメが好きなところは引き継がれているんだなって最近気付きました。祖父が家にカラオケの機械を買って歌うぐらい好きだったって最近知って、歌への愛が引き継がれているんだなって感じます」と、音楽やエンタメ好きな一面は両親だけでなく祖父母からも受け継いでいるものだった。大切にしている両親の教えは「ウソをつくな」ということ。「子供の頃にウソをついたことがバレてすごく怒られて、『自分がついたウソを書き出しなさい』とノートに書かされたことがあって、ウソって恐ろしいものだとその時に感じたので、ウソはつかないように心がけています。人のためについてしまうウソもあるので難しいですが、人を傷つけるようなウソはつかないようにしています」。本作は、フィービーと兄トレヴァーが力を合わせて戦う“兄妹の絆”も描かれているが、姉・萌音との姉妹の関係性と重なるところもあったという。「兄妹2人が結託して敵を向かっていくところは、うちの姉妹の戦友感とちょっと似ているなと。同じ仕事をしていて血が繋がっているというのはすごく不思議で、姉妹であり、ライバル関係でもあり、戦友でもあり、同じものに立ち向かっているという意味では共通しているなと感じました」と説明。同じ業界で活動していることはお互いにとってとてもプラスになっていると言い、「誰よりも仲いいと思いますし、仕事について話したり、吐き出したりする場所があるというのはすごく心強いです」と語った。そして、本作について「ご家族やお友達と観て、いろんな話をしてほしい」とメッセージ。また、オリジナル版を見ていない若い世代に向けて「前作から繋がる部分があってエモーショナルなので、絶対に前作を観てほしい。最後にすごいサプライズが待っているので、そこを楽しみに観てほしいです」と呼びかけた。●女優としての覚悟が決まった『ぎぼむす』は「自分の原点」上白石は、2011年に「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、2012年にドラマ『分身』(WOWOW)で女優デビューを果たした。デビュー当時は小学生。女優業を仕事にしていく覚悟や責任感が生まれたのは3、4年前だという。「それまではずっと迷ったりしていました。大学で学んでいることが楽しくて、自分はこのまま就職するべきなのか、それとも今の仕事を続けるべきか、揺らいでいた時期がありました」。覚悟が決まるきっかけになったのが、主人公・亜希子(綾瀬はるか)の義娘・みゆきを演じたTBS系ドラマ『義母と娘のブルース』(2018)だった。「自分が今まで得られてきたと思っていたものが全く通用せず、お芝居することの難しさを感じ、すごく悩んで苦しんで、この仕事をやるべきではないって思ったんです。でも、それだけやりがいもあることに気づき、険しい道かもしれないけど、お芝居をやっていきたいなって思いました」。『義母と娘のブルース』の心温まる物語は大きな反響を呼び、2020年、そして今年の正月に、スペシャルドラマも放送された。上白石は「シリーズ化される作品も珍しいですし、自分の原点がこの作品な気がしているので、すごく大事に思っています」と、女優としての転機となった『ぎぼむす』に感謝している。そんな上白石の原動力は「エンタメが大好き」との思い。「音楽も映画も演劇も、自分がお仕事で関わっているものがとにかく好きで、休みの日も何か1本作品を見たりするのが好きなので、好きという気持ちが原動力になっているかなと。自分の好きなものの延長に自分が立っていると思えることがすごくうれしいです」と語った。思い描いている将来像を尋ねると、「あまり器用なタイプではありませんが、とにかくこれから出会う作品のことを一生懸命愛して、『あなたが演じてくれてよかった』って言われるような役者になれたら」と答えた。今春スタートの『ちむどんどん』で念願の朝ドラ出演もつかんだ。演じるのは、ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)の妹・比嘉歌子。「朝ドラに出演するのはずっと夢でした。しかも歌子という役で、私の名前の一部である“歌”がついているというのも運命を感じているので、一生懸命、自分の役目を全うしたいです」と意気込む。『ゴーストバスターズ/アフターライフ』への参加が発表された際に、「できることなら実際に出演したい。プロトンパックを私も構えてみたい(笑)」と、今後あるかもしれない続編への出演に意欲を見せていた。改めてその野望も尋ねると「高望みな感じになるとは思いますが……」と照れ笑いを浮かべ、「でも、日本語が好きなので日本でお芝居していきたいです」と話していた。■上白石萌歌2000年2月28日生まれ、鹿児島県出身。2011年に第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し芸能界デビュー。以降、テレビ、映画、舞台、「adieu」名義での音楽活動など幅広く活躍。『羊と鋼の森』(18年)で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。そのほかの主な出演作に、ゲスト声優を務めた『劇場版ポケットモンスター ココ』(20年)、主演映画『子供はわかってあげない』(21年)、ドラマ『義母と娘のブルース』シリーズ、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(19年)、『教場II』(21年)など。映画『KAPPEI カッペイ』が3月18日公開予定。2022年度前期NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』、4月スタートの日本テレビ系ドラマ『金田一少年の事件簿』も控えている。
2022年02月05日岸谷香が、2月13日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催するライブイベント『岸谷香 感謝祭2022』の模様を生配信することが決定した。2019年より行われている『岸谷香 感謝祭』は、岸谷が毎年元気に楽しく音楽をやれている事に感謝し、毎回様々なゲストとセッションをする恒例のコラボイベント。今回は自身のガールズバンド・Unlock the girlsを従え、根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)といったそれぞれ交友のある実力派のフロントマンふたりと豪華セッションを披露する。視聴チケットは1月23日12時より発売中。なお生配信終了後から2月19日23時59分までアーカイブ配信も予定されている。<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30ゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット情報】・有観客チケット:全席指定9,000円(税込 / ドリンク代別)・配信視聴チケット:4,000円(税込)チケット購入リンク:岸谷香 オフィシャルサイト:
2022年01月31日女優の上白石萌歌が26日、都内で行われた映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』公開前スペシャルイベントに声優の梶裕貴と共に出席。母親の驚くべき霊体験を明かした。1984年に公開され世界中で大ヒットを巻き起こした『ゴーストバスターズ』、その5年後に公開された『ゴーストバスターズ2』の続編となる本作。オリジナル版のゴーストバスターズ4人がニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年後、彼らによって封印されたゴーストたちの封印が解かれ、田舎町に出現。そんなゴーストたちに立ち向かう新たなるバスターズたちの姿が描かれる。本作でゴーストと戦うバスターズの1人、イゴン・スペングラー博士の孫娘フィービーの声を務めた上白石。両親が初代『ゴーストバスターズ』のドンピシャ世代だと言うと「家族で観ていて魅了されていた作品だったので、まさか最新作で声を務めることができるなんて思っていませんでした」とオファーを受けたときは感激したことを明かすと「大いなる挑戦だなと思いつつ、すごく光栄でした」と笑顔を見せる。過去、声優の経験はあった上白石だが、洋画の吹き替えは初めて。「いつものお芝居とはまったく違いました」と戸惑いがあったことを明かすも「声を吹き込むのがキャラクターではなく人だったので、(フィービーを演じる)マッケナ・グレイスさんの仕草や息遣い、リップを見て意識しながらお芝居をしました。難しかったけれど、たくさん収穫がありました」と大きな経験だったことを明かしていた。劇中には、個性的なゴーストたちがたくさん登場する。司会者から霊感体験を聞かれた上白石は「私自身は全くないのですが、母親がすごく霊感が強かったみたいなんです。以前聞いたのは、両親が新婚旅行にエジプトに行ったとき、取りつかれてしまって、数日間日本語じゃない言語を、普段よりも低い声で話していたと言うんです」という話を披露する。その後、姉である萌音と自身を産んでから母親の霊感はなくなったというが「母の話を聞くと、霊みたいなものは本当にあるんだなと思っています。姉も私も全くないんですけれどね」と語っていた。そんな上白石の発言に梶も「僕も霊感はまったくないのですが、うちの奥さんは強いようで、見えるときは見えるみたいです」と苦笑いを浮かべると「コロナ前に旅行に行ったとき、奥さんが一点を見つめているときがあって『何かいるの?』と聞いたら『うん』って答えていました。僕はそういう話は怖いので、詳しくは聞かなかったのですが」と家族の霊体験を話していた。吹き替え前に出来上がった作品を観て、号泣してしまったという上白石。「本当にめちゃくちゃ泣いてしまって、マスク交換しなければいけなくなっちゃったぐらい」と感動したことを明かすと「シリーズ最新作は、さらにゴーストがブラッシュアップされてとてもリアルです。そしてこれまで以上にハートフルになっていて、楽しくそして感動できます」と作品をアピールしていた。
2022年01月26日adieu(上白石萌歌)が、新曲「灯台より」を1月19日に配信リリースすることが決定した。「灯台より」はシンガーソングライター柴田聡子が作詞作曲、音楽プロデューサーのYaffleが編曲を担当。2人の登場人物がそれぞれに向き合ったり、自分のことだけを考えてみたりしながら、ぎりぎりあと1歩でなにかを踏み外してしまいそうな感情、心の中の情景が次々に繋がり方もわからないまま繋がっていく愛らしさと抑えきれない熱っぽさのような心象風景を描いており、そこに様々なメロディーとリズムがadieuのヴォーカルと渾然一体となった聴き応えのある楽曲となっている。併せて同曲が本日1月17日に放送されるTOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内で初オンエアされることが発表された。adieuは、TVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章1月クールエンディングテーマ「穴空きの空」を2ndシングルとして3月2日にリリースする予定だ。■柴田聡子 コメントadieuさんの柔らかく穏やかに感じられる歌声や人柄の内に光る、ばちばちっと火花の散るような瞬間、びくともしない意思や考えのようなもの、たしかにある若さ、そして「海」の景色をふと感じたので、それを私なりの道筋で束ねていってみたのが「灯台より」という曲です。adieuさんが歌う、という強い軸があってくれたので出てきた言葉とメロディーだと思います。誰かに歌って頂く曲を書いていく時に、これほど頼もしいことはありません。ありがとうございました!これからもadieuさんの歌がたくさん聴けますように!<配信情報>adieu Digital Single「灯台より」2022年1月19日(水) リリースadieu「灯台より」ジャケット配信リンク:<リリース情報>adieu 2nd Single『穴空きの空』2022年3月2日(水) リリース●初回生産限定盤(CD+DVD):7,000円(税込)※紙ジャケット仕様※CD全3曲収録【DVD収録内容】・adieu First Live 2021 -à plus-・Making of adieu First Live 2021 -à plus-●期間生産限定盤(CD+DVD):2,000円(税込)※アニメ描き下ろしジャケットイラスト※CD全3曲収録【DVD収録内容】TVアニメ『半妖の夜叉姫』ノンクレジットエンディングムービー●通常盤(CD ONLY):1,500円(税込)※CD全4曲収録<番組情報>TVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章読売テレビ・日本テレビ系 毎週土曜夕方5時30分~放送中※一部地域を除くTVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章 キービジュアル(C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020番組公式サイト:番組公式Twitter:番組公式Instagram:番組公式LINE:アニメ『半妖の夜叉姫』PV関連リンクadieu OFFICIAL WEBSITE Instagram Twitter YouTube: 特設ECサイト「Shop-adieu」:
2022年01月17日アイドルグループ・日向坂46の宮田愛萌と声優の石原夏織が、29日(18:00~)に放送される文化放送『文化放送サタデープレミアム まなもの部屋with石原夏織』でパーソナリティを務める。初の直接共演となる2人は、約10年前から石原のファンであると公言している宮田のもとに石原がサイン入りアルバムCDを届けたり、石原のYouTube配信で宮田からの手紙が読まれたり、間接的な交流を続けてきた。今回はタッグを組み、ラジオ特番でパーソナリティを務める。同番組では、宮田の名前からもじった「まなもの部屋」に石原が遊びに来る設定のもと、石原がいるからこそ見える宮田の姿や、一方で宮田が聞くからこそ見えてくる石原の姿を引き出していく。また、日向坂46レギュラーラジオの文化放送『日向坂46の「ひ」』(毎週日曜18:30~)のスタッフが集結し、番組内の人気コーナー「ワザトカワイイ」を実施。日向坂46随一の“ぶりっこキャラ”で“宮田プロ”と呼ばれる宮田と、プロの声優である石原が“あざとかわいさ”を披露し合う。
2022年01月14日2022年2月13日に開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に先駆けてのホストとゲストの対談。岸谷香×和田唱(TRICERATOPS)の後編では、『感謝祭』でのコラボレーションのアイデアがたくさん出てきた。岸谷のプライベートスタジオでの取材であり、すぐそばにピアノとギターがあるので、弾きながら会話が進行。対談自体がコラボレーションの一部分みたいでもあった。一緒に演奏する楽しさは、言葉はもちろんふたりが奏でる音からも伝わってきた。バンドについて、当日の演出について、それぞれの性格についてなど、会話の内容も自在。『感謝祭』への期待が広がる対談となった。※前編は こちら()――岸谷さんと和田さんと根本さんに共通するのは音楽・バンド・楽器への情熱なのではないかと感じます。和田一緒に飲んだ時にも楽器トークで熱く盛り上がったんですよ。女子でこういう人あまりいなかいよなぁって新鮮な驚きがありました。香さん、本当に楽器のこだわりがあるよね。岸谷唱くんのこだわり方とはまたちょっと違うんだけどね。唱くんはギター小僧がそのまま大人になったみたいなタイプじゃない?(笑)ちっちゃい頃からギターが大好きで、ずっと弾いていたんだろうと思うんですね。私は踊りや振り付けが嫌で、「楽器を持たないのは嫌だ」「それは自分じゃない」ってところから始まって、長年かけて、本番のステージで弾けるようになってきたタイプだから。「楽器を離さないぞ」という気持ちは強いんですが、唱くんは自然にギターが大好きだよね。唱くんのライブでの演奏を観ると、「ギター、うまいなぁ」っていつも思いますね。岸谷香和田いやいや(笑)。――2016年にはそれぞれのライブにゲストで出演しています(TRICERATOPS『PREMIUM ACOUSTIC LIVE』2016年4月17日SHIBUYA CLUB QUATTROと『KAORI PARADISE 2016ーはじめてのひとり旅ー』2016年7月24日品川プリンスホテルクラブex)。その時の感想を教えてください。和田僕はいまだにクラブexでの「Diamonds」の最後の締めのフレーズが悔しいよ。本番でしくじりまくって、「もう1回!」「ああ、もう1回!」って4回繰り返したんだよね。(ここでギターを手にして、実際にそのしくじったリフを何度も再現する)あのしくじりはいまだに自分の中でもしこりとして残っている(笑)。岸谷じゃあ『感謝祭』で、そこの部分やる?(笑)和田ぜひぜひ、リベンジさせて!(笑)岸谷TRICERATOPSのアコースティックライブに出た時にも「Diamonds」やったじゃない?和田ああ、やったね。岸谷その時、とても新鮮だった。私は男の子と女の子が無理して同じキーでやるのって、好きじゃないのよ。和田「Diamonds」は男にはキーが高いしね。岸谷だからどっちかがすごくよろしくない状態になるのよ。和田あるある。男のキーに合わせたら女子には低すぎるし。どっちかが無理することになるよね。岸谷だから私は唱くんが歌うところは唱くんのキーにしたんですね。「Diamonds」は普段はEなんだけど、Aでやったのね。出だしが唱くんだったから。和田そうか、途中で転調したんだ(ここで再現して、ギターを弾きながら歌う)。岸谷そうそう、それで間奏で知らんぷりして原曲のキーに戻って、2番は私が歌い出すというアレンジだったんですけど、唱くんの「Diamonds」、とても新鮮でした。あの時はギターなしでハンドマイクだけで歌ったもんね。――それはとてもレアではないですか?岸谷そう。私がピアノを弾いていたんですよ。吉田佳史くんもドラムを叩きながら、笑っていました(笑)。和田僕がギターを弾かないで、ハンドマイクで歌うことって、そうはないからね。岸谷そう。Aのキーでやった「Diamonds」もとても新鮮だった。キーっておもしろいなと思って。あと、来てもらった時に、TRICERATOPSの「ポスターフレーム」を一緒にやって、すっごく楽しかった。この曲は分数コードだから、ピアノに任せて!みたいな(笑)。あれでコラボで伴奏する喜びを知りました。和田香さんとの付き合いのブランクが長かっただけに、その後、お互いのライブに参加したり、一緒に曲を作ったり、レコーディングをしたり、いろんなことを一緒にできて、うれしかったですね。岸谷レコーディングでもTRICERATOPSの中に混ぜてもらって、4人で録るのがおもしろかった。バンドっていいなあと実感しました。バンドっていいテイクが出る時って、あっ、出た!って感じになるよね(笑)。和田その場で何か思いついたら、「おっ、これをやってみようよ」ってすぐにできるしね。「My Life」のサビにギターで「こういうフレーズを入れてみない?」って香さんが言って、その場で一緒にやったの覚えてる?(そのサビのギターのフレーズを弾いてみせる)和田唱(TRICERATOPS)岸谷あっ、やったやった。ふたりで同じ部屋に入って、マイク1本で「せーの」でギターを録ったよね。和田そう、このアルペジオ。(ギターで弾いてみせる)岸谷やったね。(ユニゾンでピアノで同じフレーズを弾く)同じフレーズを一緒に録ったね。和田そうそう、「そこ、同じでいいの?」って僕が聞いて、香さんが「同じでいいの」って。こうやって一緒に演奏していると、どんどん思い出すね(笑)。(しばらく当時のレコーディングを再現して、ふたりでギターとピアノを弾きまくる。さらに一緒にハモっていく。音楽の楽しさ、美しさがスタジオ内にも漂っていく。取材中とは思えない、やわらかくて温かな空気だ)岸谷なんか、止まらなくなっちゃうね。後半のここのところもさ、私が「4小節ぶちぬきでGで行こうよ」って言ってやってたら、唱くんが遠慮なく、「いや、ベースは絶対にBに上がりたい」って言うから「わかりました」って(笑)。林幸治くんが途中で「どっちをやればいいの?」って顔をしていたよね(笑)。ふたりとも一番大事にしているのは、音楽としてグッと来るかどうかだっていうところ(岸谷)和田やりとり、楽しかったよね。ふたりでああだこうだ言い合ってて。しかもそのやりとりのテンポが早い。香さんは僕のことを「せっかちだ」って言うけれど、違うんですよ。香さんのほうがせっかちなんです(笑)。岸谷お互いにそう思っている(笑)。林くん、せっかちがふたりもいるから、困ったんじゃないかな(笑)。音符を数音弾くたびに「違う!それじゃない!」「あっ、それそれ!」とか、どんどんふたりの声が入ってくるから。和田多分、あのレコーディングの日、林は相当疲れたと思う。僕と香さんがあまりにも「ああだこうだ」っていうから。しかもふたりともどんどん思いついちゃうし、その思いつきのテンポが異常に早いでしょ?(笑)。岸谷唱くんが「あっ!」って言った瞬間に、「よし!わかった!」って(笑)。説明しなくても、「あっ」っていうだけで、何を言うかが想像がつくんですよ。途中からマネージャーとか、みんな笑っていたよね(笑)。――以心伝心というか、まさに息が合っているんでしょうね。岸谷すごいスピードで物事が決まっていきました。でもふたりとも一番大事にしているのは、音楽としてグッと来るかどうかだっていうところも良かったですね。――最終的にやっぱり音楽的な共通点があるんですね。和田「My Life」で作った三声のコーラスがあって。「この曲を参考にして、コーラスを作ってきてほしいんだけど」って、香さんが聞かせてくれたブライアン・ウィルソンの曲、実は僕がメチャメチャ好きな曲だったんですよ。『Brian Wilson Reimagines Gershwin』というガーシュウィンのカバーアルバムの2曲目の「The Like in I Love You」。みんなが聞いているようなメジャーな作品じゃないだけに、あれはとてもびっくりした。岸谷そういうことも含めてツーカーでした。「ブライアン・ウィルソンみたいなコーラスを作ってきて」って頼んだら、唱くんが水を得た魚みたいに喜んでやってくれました(笑)。で、唱くんが作ってきたものをその場で歌ったら、それで本チャンOK(笑)。――「ミラーボール」と「My Life」は『感謝祭』でも聴きどころになりそうです。岸谷「ミラーボール」はTRICERATOPSのアコースティックライブにお呼ばれした時にやっただけで、エレクトリック編成のバンド演奏ではやってないんですよ。Unlock the girlsでは演奏しているんだけど、その時は同期ものを使ってエレクトロな感じのポップスでやっているので、実はレコーディングしたあの形は生ではやったことがないのよ。和田そうか、まだ1度もやってないんだ。僕が“girls”の演奏で感心したのは大サビのところで、一拍あけたこと。このやり方っていいなって思った。だってクロスしなくて済むでしょ。岸谷そう。レコーディングはクロスしてたから、あけたの。(ここでギターとピアノでの確認作業がしばし続く)――今回は根本さんとも共演することになります。和田要さんとは『クリスマスの約束』で顔合わせはしていますが、実際の共演は意外にないんですよ。同じ番組に出ているけれど、直接的なコラボはほぼしてないんじゃないかな。――『感謝祭』のコラボ、貴重なものになりそうですね。岸谷要さんもギターが大好きで、ギターソロ、ガンガン弾くんですよ。80年代の超絶ギターソロみたいなのをやるので驚きました。和田ギタリストとしての要さんは僕とはタイプが違うんですよ。プレイはかなりテクニカル。しかも要さんってとてもフレンドリーな性格で、普段はいっぱいおしゃべりして場を和ませてくれるけど、ギターソロになると、真顔になって表情をまったく変えないから、びっくりですよ(笑)。――それだけ真剣に集中しているということなんでしょうね。岸谷私の場合はYukoというギタリストが同じバンドの中にいるから、「ここは弾かなくてもいいや」ってこともあるんだけど、唱くんも要さんもギターを弾かないことはほぼないわけじゃない?ボーカル&ギターが3人いるので、いろいろできそう。ギターを持ってきてもらって、それぞれのギターソロを楽しみたいな。和田僕は精いっぱいやりますよ。今、ギターの話ばかりしてますけど、要さんも香さんもまずボーカリストとして素晴らしいので、そこも気合が入りますね。岸谷要さんはすごいよ。夜中までずーっと歌って、次の日は朝早くから歌っているから。和田ライブで疲れたと思ったこと、1回もないらしいよ。「ライブって疲れないじゃない?」って言うから、「いやいや疲れますよ」って(笑)。岸谷一番年上なのにね。和田喉の調子が悪くても、ライブは楽しいって言いますもん。あれはすごいな。僕は調子が悪い時はライブ、つらいですもん(笑)。要さんの境地に一生のうちに到達できるのかな。岸谷でも要さんも若い時は頑張っちゃってたって話を聞いて、少し安心しましたけど。――和田さんはUnlock the girlsの中で演奏するのはどうですか?和田女性バンドに加わるのは未経験ですから、楽しみです。なんかプリンスみたいですよね(笑)。プリンスも一時期、やってたんですよ、プリンス以外は全員女子。岸谷3RDEYEGIRL(サードアイガール)ね。和田どんなふうになるんだろう?Unlock the girlsでのライブも観させていただきました。いい演奏するし、彼女たちいい表情でやってるし、とても楽しみですね。岸谷彼女たちもメッチャ楽しみにしてますね。彼女たちは年齢的にも多分、TRICERATOPSを聴いていた世代だろうし。和田FLiPとは随分前に対バンしたことがあるので、ギターのYukoちゃんとドラムのYuumiちゃんは前から知ってました。Yuumiちゃんは対バンした流れで、何度か僕らのライブも観に来てくれました。ベースのHALNAちゃんとは共演したことがありませんが、楽しみです。最近は女子のバンドが増えて、いいプレイをする子がたくさんいるよね。岸谷うちのバンドのメンバーも、女の子だからってことではなくて、それぞれいちミュージシャンとして、いいグルーヴを出すんですよ。だから歌っていて、とても気持ちいいの。でありつつ、女の子としての良さも持っているので、いいなあと思っています。――バンドとソロの魅力ということについても聞きたいのですが。おふたりともバンド活動もソロ活動もやっているという共通点があります。和田いや、僕はそんなにソロをやった感はなくて。岸谷ええっ?思いっきりソロじゃない?和田ソロなんだけど、ひとりでやってきたからね。これがバックバンドを入れてやっていたら、ソロ活動をやっているという感覚が強くなるのかもしれないけれど、僕の場合はレコーディングもひとりだけでやったし、ライブもひとりだけでしょ。岸谷ああ、そっか。和田だからひとりでやりましたというだけで、ソロ活動をやりましたという認識があまりないの。岸谷でもそうかもしれない。ソロ活動って、バンドと何が違うかというと、1対サポートという関係性があって、他の人がいることが大きな違いになるわけだけど、ひとりでやってると、そこはないもんね。和田そうなんだよね。バンド以外の他の人とやったことがなくて、そこも未経験。僕は未経験が多いですね(笑)。――サポートメンバーとやることはイメージできないんですか?和田今のところはそうですね。自分がソロをやるとなった時に、考えはしたんだけど、まだ今は違うかな、どこまでひとりでできるか確かめたいなという気持ちが強かったんですよね。岸谷バンドを解散したわけではないことも大きいんじゃない?“バンドがあるのに、なんで他の人とやるの?”みたいな感覚もあるでしょ。和田ああ、それはちょっとあるね。岸谷私もプリンセス プリンセスで活動していて、ソロをやった時には、全然違う音楽性でやることを意識しました。オーケストラを入れるとか、これだったら、まったく違うものだから、他の人とやるのもわかるよねって、誰しもが納得する形でやっていた気がします。だって、ソロをやると言いつつ、違うバンドみたいな形でやると、浮気してるみたいになるじゃない?和田そうなるよね。浮気感はどこかで出てくる気がする。サポートメンバーとやるんだったら、バンドでやればいいんじゃない?とか、いろいろ考えますね(笑)。岸谷私はバンドを体験して解散して、その後、サポートのメンバーもひとりぼっちも体験して、またUnlock the girlsをやっているわけじゃない?プリンセス プリンセスが解散した時、「ガールズバンドはもうやらないぜ」って思ったんだけど、今はまたこういう形でやることができて良かったなと思っていますね。和田今言われるまで、プリンセス プリンセスとUnlock the girlsが同じくガールズバンドだってこと、まったく意識してなかった。岸谷私は男性ミュージシャンとやる時には“1対サポート”という関係を感じるのね。だからバンドをやるなら、やっぱり女の子がいいなあって思いました。バンドって、きっと気質だよね。もともとソロで活動している人がバンドをどう捉えているかはわからないけれど、“1対サポート”と“バンド”って、外から見ると、同じ形態に見えるかもしれないけれど、まったく違うものだから。同じように歌っていても、感覚もまったく違うしね。私はやっぱりバンドが好きだな。理由はわからないけれど、されどバンドなんだよね。和田僕は子供のころからバンドへの憧れがあったからね。自分がデビューする時もバンドでデビューしたいと思っていたし。バンドって、実際にやってみるまではどういうものなのかよくわからないのに、その一員になりたいという憧れだけはずっとあって、今もその感覚は続いてますね。岸谷バンドって、その人たちが集まっただけで、音を出さなくてもバンドのたたずまいがあって。どんなに演奏がうまくても、バンドとそうじゃない人たちとでは出てくる音が違うと思うんですよ。精神の違いみたいなものが出るというか。僕は要さんが仕切るんじゃないかと思っていますよ(和田)――『感謝祭』では岸谷さん、和田さん、根本さんで、ギター、キーボード、コーラス、いろいろな組み合わせが考えられますが、今の時点で考えていることはありますか?岸谷とりあえずステージに鍵盤も置くことだけは決めているから、唱くんとピアノとギターでふたりだけというのはやりたいですね。和田それもいいね。――さっきからピアノとギターでふたりでやってる感じ、いいですよね。和田そう、あの感じですよね。「My Life」みたいな曲をふたりでやるのもありだし。岸谷要さんともふたりでやりたいし、唱くんともやりたいですね。あとはそうだな、生まれて初めてのガールズバンドの一員に加わっての演奏も楽しんでいただきたいですね。うちのバンドのメンバー、みんな、コーラスがめっちゃ上手だから。和田あ、それはいいね。そう言われると、「My Life」もコーラスがほしくなっちゃうな。歌えるっていいねぇ。岸谷あとは唱くんとの出会いの曲でもある「Fever」を、許してもらえるなら、私たちでアレンジして、鍵盤を入れたり、コーラスを足したり。和田もちろん。岸谷女子の「Fever」にしたりとか。和田ああ、いいね、だったら僕はギター、弾かないな(笑)。それもいいでしょ、ハンドマイクを持って、ノリノリで踊りながら歌う(笑)。岸谷それはおもしろそう。でも唱君はギターがないと、途中で間が持たなくなるかもよ。和田あり得るけれど、それはそれで楽しもう!(笑)。岸谷ただお呼びして、私たちがバックバンドをやりますっていうだけだともったいないから、せっかくだから、驚かせるくらいこっちでアレンジしちゃいたい。和田ああ、いいね!岸谷「もし嫌なところがあったら言ってね」って。和田OK、OK。じゃあアレンジしておいて。キーだけは現キーで、アレンジはもうおまかせ。岸谷やったー!(笑)岸谷楽しみだなあ。ツインギターをやろうよ。オクターブでハモったり。和田いいよ。楽しみだね。曲、何をやるか考えておいて。岸谷はい!(笑)――岸谷さんと根本さんの対談では、和田さんがリハを仕切るのではないかとの話になっていましたが。和田いやいや、僕は要さんが仕切るんじゃないかと思っていますよ。多分、僕がいちばんおとなしいですよ。――『感謝祭』のトーク、かなりにぎやかになるんじゃないですか。和田要さんとは先日放映された『クリスマスの約束』でもご一緒しましたけど、要さん、転換の時もいろいろ話していたんですよ。放送されないところも、要さんが全部つないでいた。あのパワーはすごいですよ。僕はきっと本番ではそんなにしゃべらないと思いますよ。最近、わかったことなんだけど、まわりがあまりしゃべらないと、結構喋るんですよ。ここは僕がまとめなきゃいけないんだなっていう本能が働くんですね。でもまわりに喋る人がいると、おとなしくなる傾向があります(笑)。――責任感ゆえに話すということですね。和田TRICERATOPSでは、今は林も喋るようになりましたが、以前はほとんどしゃべらなかったので、僕が話すようにしてましたし、うちの家族といる時、母がいて、奥さんがいる時って、僕はまったく喋らないです。要さんがいて、香さんがいるでしょ。きっとそれと同じ現象が起こるような気がする。僕は時と場合によって、すごく変わるんですよ(笑)。岸谷私も実はそうだから、シーンとなる場面があるかも。いや、ないかな(笑)。そこは要さんを頼りましょう。和田要さんは「何も考えてなくても、口を開けば、どんどんトークが勝手に出てくる」って言ってましたからね!「でまかせでいいんだよ」っていうんですが、でまかせにしては気が効いた言葉がたくさん出てくる。やっぱり才能ですよね。――今回の対談でもふたりのかけあいは相当おもしろいですよ。和田香さんはどんどん返してくれますからね。岸谷お互いにせっかちだから、言葉の頭でさんざんかぶっちゃって、聞いてる人はわけがわからないかも(笑)。――セッション的な楽しみもありそうです。岸谷スリーコードのロックンロールで、それぞれのソロで好きにやるとかね。プリンセス プリンセスのロックンロールもあるから、そこから発展させていくとか。和田あっ、それはいいね。お客さんもそれはうれしいんじゃないかな。岸谷お客さんに楽しんでもらうことはもちろんなんですが、バンドのみんなも楽しみにしているし、待ち遠しいですね。和田普段はないシチュエーションだから、意外と女子の中に入って、緊張するかも。僕、どうしょう、カチカチに緊張しちゃったりしたら(笑)。――逆に超ノリノリで、ゴキゲンで演奏するかもしれませんよ。和田味をしめて、ハマって、女子でバンドを結成したりとか(笑)。岸谷唱くんの女子力が発揮されるかもしれませんね(笑)。本番はもちろんですが、まずはリハが楽しみです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■TRICERATOPSオフィシャルサイト:
2022年01月12日女優の上白石萌歌が、映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2022年2月4日公開)で、元祖ゴーストバスターズの一人イゴン・スペングラー博士の孫である主人公フィービー役(マッケナ・グレイス)の日本語版吹替声優に決定したことが12日、発表された。1984年に公開され、その年の全米年間興行収入No.1、日本でも年間配給収入No.1(1985年)に輝く歴史的大ヒットを記録した映画『ゴーストバスターズ』。公開後、No Ghostのマークは一躍有名になりグッズ化、テーマソングは連日ヒットチャートを賑わすなど、世界中で社会現象を巻き起こした。1989年には続編となる『ゴーストバスターズ2』が公開。そして、その正統続編となる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が2月4日公開となる。このたび、元祖ゴーストバスターズの一人イゴン・スペングラー博士の孫である主人公フィービー役(マッケナ・グレイス)の日本語版吹替声優に上白石萌歌が決定。上白石は、本作で初めてハリウッド映画の吹替に挑戦することとなった。初代ゴーストバスターズの4人がニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年。彼らによって封印されたはずのゴーストたちの封印が突如解かれ、田舎町に出現したゴーストたちの復讐が始まる。そんなゴーストに立ち向かうのが、本作の主人公フィービーだ。祖父が遺した古びた屋敷で暮らし始めたフィービーは祖父がスペングラー博士だったことを知り、30年前にニューヨークで何があったのかを調べ始める。空白の30年の間にゴーストバスターズたちに一体何があったのか?そして、フィービーがたどり着いた“家族の秘密”とは?上白石はフィービー役の声優が決まった時のことを「すごく驚きました。喜びと同時にプレッシャーや、本当に私で良いのだろうか? という気持ちが湧き上がってきました」と振り返る。『ゴーストバスターズ』(84)、『ゴーストバスターズ2』(89)は上白石が生まれる前に公開された作品だが、30年以上に渡り愛され続ける「ゴーストバスターズ」シリーズについて、「私の両親がドンピシャの世代なんです。いかに面白いかというのは小さい頃から聞いていましたし、実際に親と一緒に観たこともあります」と語った。一足早く本作を鑑賞した上白石は「マスクがびしょびしょになるくらい泣いた」と号泣したという。本作に感動した点については「フィービーがおじいちゃんを想う気持ちが全編を通して描かれるので、家族の縦の絆を感じられるんです。私自身も祖父母にお世話になったというか、おじいちゃん達との関係をすごく大切にしていたので、フィービーの気持ちもよくわかるし、誰にとってもおじいちゃんやおばあちゃんの存在って胸を熱くさせるところがあると思う」と話した。また、初めての実写の吹替は難しかったそうで、アフレコについて「普段からだを使ってお芝居をするのとは違う感覚」と説明。「日本人である我々とは習慣や文化も違うので、そこをどうやって越えるか」と、悩みながら取り組んだことを明かす。反対にうまくいった点を聞かれると「ゴーストとの対決のシーン」を挙げ、「私の体は映らないけど、(アフレコでは)実際に汗をかくくらい、アクションシーンのように体力を使って白熱したので、そこは声にものっていると思います」と自ら太鼓判を押した。最後にシリーズの魅力について「人が信念を持って立ち向かう様子が描かれていて、勇気をもらえる」と力説。「できることなら実際に出演したい。プロトンパックを私も構えてみたい(笑)」と、今後あるかもしれない続編への出演にも意欲を燃やした。さらに、本作では一作目から30年以上に渡り愛され続けているマシュマロマンやスライマーのレガシーを受け継いだ“ゴースト”たちが登場するが、その中でも上白石はお気に入りのゴーストとしてミニ・マシュマロマンを挙げ「子供みたいで、いたずらっ子なんですけど、噛まれるとすごく痛い。一見かわいいけど、凶暴なところが好き」と魅力を語った。また日本語版吹替声優として上白石のほかに、フィービーの兄トレヴァー役(フィン・ウルフハード)を梶裕貴、ミニ・マシュマロマン役やゴーストのラスボスなどの声優を渡辺直美が務めることが発表されている。
2022年01月12日女優・上白石萌歌が、『ゴーストバスターズ』シリーズの正統続編『ゴーストバスターズ/アフターライフ』にて、主人公のフィービーの日本語吹き替えを担当することが決定した。初代ゴーストバスターズの4人が、ニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年。彼らによって封印されたはずのゴーストたちの封印が突如解かれ、田舎町に出現したゴーストたちの復讐が始まる今作。そんなゴーストに立ち向かうのが、元祖ゴーストバスターズの一人イゴン・スペングラー博士の孫フィービー(マッケナ・グレイス)。祖父が遺した古びた屋敷で暮らし始めたフィービーは、祖父がスペングラー博士だったことを知り、30年前にニューヨークで何があったのかを調べ始めるのだ。今回、初めてハリウッド映画の吹き替えに挑戦することとなった上白石さんは「すごく驚きました。喜びと同時にプレッシャーや、本当に私で良いのだろうか?という気持ちが湧き上がってきました」と当時の気持ちをふり返る。一足早く本作を鑑賞し「マスクがびしょびしょになるくらい泣いた」と告白した上白石さん。感動した点については「フィービーがおじいちゃんを想う気持ちが全編を通して描かれるので、家族の縦の絆を感じられるんです。私自身も祖父母にお世話になったというか、おじいちゃん達との関係をすごく大切にしていたので、フィービーの気持ちもよくわかるし、誰にとってもおじいちゃんやおばあちゃんの存在って胸を熱くさせるところがあると思う」と明かしている。アフレコについては「普段からだを使ってお芝居をするのとは違う感覚」と言い、「日本人である我々とは習慣や文化も違うので、そこをどうやって越えるか」と悩みながら取り組んだそう。上手くいった点は「ゴーストとの対決のシーン」を挙げており、「私の体は映らないけど、(アフレコでは)実際に汗をかくくらい、アクションシーンのように体力を使って白熱したので、そこは声にものっていると思います」とアピール。さらに、「できることなら実際に出演したい。プロトンパックを私も構えてみたい(笑)」と今後あるかもしれない続編への出演にも意欲を燃やした上白石さん。本作では、1作目から愛され続けているマシュマロマンやスライマーのレガシーを受け継いだ“ゴースト”たちが登場するが、その中でもお気に入りのゴーストとしてミニ・マシュマロマンを挙げており、「子供みたいで、いたずらっ子なんですけど、噛まれるとすごく痛い。一見かわいいけど、凶暴なところが好き」と魅力を述べている。『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ゴーストバスターズ/アフターライフ 2022年2月4日より全国にて公開
2022年01月12日