“ダウンタウンの育ての親”として知られる吉本興業ホールディングス代表取締役会長・大崎洋氏(崎はたつさきが正式表記)。まだ無名だった頃、ダウンタウンの才能に惚れ込み、自らマネージャーを買って出て、2人をスターへと押し上げた。自身初の単著『居場所。ひとりぼっちの自分を好きになる12の「しないこと」』でダウンタウンとの歩みもつづった大崎氏。今年60代に突入するダウンタウンの今後に期待していることとは――。○■「60代どうするんだろうという意味では楽しみ」「あの頃、ダウンタウンの二人は、『ほんの少し先のほうに光が確実に見えているのに、いくら手を伸ばしても届かない』という状態でした。でも、松本くんは『お笑い』という唯一の武器を手にして、居場所をつくろうとしていた。そして平凡な僕は、その花が咲く場所をつくろうとしていました」『居場所。』でこうつづった大崎氏。ダウンタウンをはじめとする芸人たちの居場所を作りつつ、自身の居場所も探しながら進んできた。「自分の居場所を見つけたい」。そうもがいている多くの人たちの心を少しでも軽くしたい。そんな思いで同書を上梓した。「吉本に入っていろんなことがあって、気がついたら社長になって、会長になって、でもサラリーマン生活の半分くらいは窓際にいました。皆さん働いていたら嫌なことや悩み事がたくさんあると思いますが、そんなに悩まなくてもいいんじゃないかということを若い人や子供たちに伝えたかったというのが出版の基本的なところです」『居場所。』というタイトルは、大崎氏が多くの芸人たちの場をつくってきたということに加え、遊び心も。「松本人志くんの本『遺書』が280万部売れましたが、『遺書』の間に『場』をつくって『居場所。』という、裏ストーリーもあります」と明かした。松本人志は帯に「一気に八回読んだ」とコメントを寄せたが、大崎氏は「松本は1回も読んでないと思います(笑)」と予想する。「BSよしもとの番組のときに会って、頼み事を3つして、2つは『いいですわ~』と(断られた)。最後に『本を書いたんだけど帯にコメントくれへん?』とお願いしたら、『全然大丈夫です』と言ってくれて、1勝2敗でよかったなと(笑)。後日ゲラを渡したら、『ゲラって読みにくいんですよ』と言っていて、『どっちにしても読めへんやん』と言ったら『まあね~』と。たぶん読んでない!」同書では、ダウンタウンとの出会いから、「なんで俺ら売れへんのですか」ともがいていた時代、ブレイクのきっかけとなった『4時ですよーだ』の舞台裏など、ダウンタウンと大崎氏の歩みがつづられている。いまや吉本の“看板”となり、お笑い界を牽引しているダウンタウン。2人とも今年60歳。大崎氏は70歳を迎える。「松本くんや浜田(雅功)くんが60歳というのもショックでね(笑)。まだ32、3歳ぐらいの感じがして。今田(耕司)くんや東野(幸治)くんは27、8歳。いつまでも出会った頃の感じで思っているけど、現実はもう60歳なんですよね」しんみりしつつ、60代のダウンタウンの挑戦に注目している。「60のええ年したおじさん2人ですからね。でも、60代どうするんだろうという意味では楽しみでもあるし、この10年間でどんなチャレンジをしてどんなことが起こるのか、なんとか長生きして見てみたいです」○■「居場所は世界中にあるんだよと伝えられたら」また、ダウンタウンの世界進出にも期待しているようだ。「15年ぐらい前の松本くんの大喜利の番組をヒントに大喜利のアプリを作っている男の子2人がいて、この間ご対面させたんですよ。『僕たち松本さんの大喜利の番組をパクッて15年やってきたんですけど、これからどうしたらいいですかね?』と言ってみんなで大笑いして。作家の高須(光聖)くんもいたので、一緒にやろうかという話をしていて、松本くんのアイデアがスマホのアプリを通じて世界デビューできるみたいなことがある」そして、世界に進出する姿を見せることで、居場所は世界中にあるということも伝えられたらと願っている。「クラスや学校で嫌われていて友達が1人もいないという子もいるかもしれませんが、そんな狭いところで悩まなくても、居場所は世界中にあるんだよということをうまく子供や若い人たちに伝えられたらいいなと。世界デビューみたいなことで世界のマーケットで勝負して、そういうことも伝えられたらなと思います」さらに大崎会長は、本作に込めた思いを語る。「居場所について悩んでいる若い人や子供がいっぱいいると思います。置かれた場所で頑張りなさいということも大事ですが、それだけが唯一の選択肢ではないよと。置かれた場所で咲くのもいい花だけど、ふわふわと風に乗って違う場所に行ってもいいんじゃないかというのを気楽に……そのときは気楽に考えられないと思いますが、気楽に考える癖をつけると乗り越えられるんじゃないかなと思っています」ダウンタウンをはじめとするお笑い界のトップスターたちとの秘話を交えながら、自分や大切な人たちの居場所をつくるために心がけてきた12の「しないこと」をつづった同書は、発売から約2カ月で6万部を売り上げ好調だ。「100年計画で沖縄をエンタメ産業創出の島にしたい」との思いで、「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」を毎年開催するなど、沖縄にも力を入れている大崎会長。吉本興業が設立した「沖縄ラフ&ピース専門学校」の1階では、子供たちの居場所として「子ども食堂」を展開しているが、「『居場所。』の印税を『子ども食堂』のプロジェクトに全部使えたら」とも話していた。■大崎洋(おおさき・ひろし)1953年7月28日生まれ、大阪府出身。1978年4月、吉本興業入社。数々のタレントのマネージャーを担当。1980年、東京事務所開設時に東京勤務となる。1986年、プロデューサーとして「心斎橋筋2丁目劇場」を立ち上げ、この劇場から多くの人気タレントを輩出。1997年、チーフプロデューサーとして東京支社へ。その後、音楽・出版事業、スポーツマネジメント事業、デジタルコンテンツ事業、映画事業など、数々の新規事業を立ち上げる。2001年に取締役、その後、専務取締役、取締役副社長を経て、2007年に代表取締役副社長、2009年に代表取締役社長、2018年に共同代表取締役CEO、2019年に代表取締役会長に就任。
2023年05月12日琵琶湖汽船株式会社(本社:滋賀県大津市浜大津、社長:川添 智史)は、3月25日(土)から4月16日(日)までの期間、「海津大崎桜クルーズ」を運航します。“日本さくら名所100選”にも選ばれている『海津大崎の桜』。樹齢80年を越える老桜から次世代へ引継ぐ若木まで約800本の華麗なソメイヨシノが、びわ湖岸延々4キロにわたり桜のトンネルをつくります。びわ湖と桜、自然が織り成す美しいコントラストをぜひ船上よりお楽しみください。クルーズ詳細は別紙のとおりです。海津大崎の桜とメグミ<別紙>運航期間:2023年3月25日(土)~4月16日(日)【事前予約制】◆長浜港発着便◆◎就航船:高速船リオグランデ(旅客定員200名)◎乗船料(往復):大人3,600円、小学生1,800円2便限定食事付セット 大人6,500円、小学生4,900円(乗船料・花見弁当代・お茶代)花見弁当◎運航ダイヤ:表1: ◆今津港発着便◆◎就航船:高速船メグミ(旅客定員200名)◎乗船料(往復):大人3,500円、小学生1,800円◎運航ダイヤ:表2: ※幼児は大人1名につき1名無料。但し、座席が必要な場合は小学生料金が必要です。※料金は全て税込です。【航路図】海津大崎港 デッキからの眺望湖上からの海津大崎ご予約・お問い合わせ:2/10(金)12:00より予約受付開始◎長浜港発着便 受付(長浜港) TEL:0749-62-3390(9:00~16:30)◎今津港発着便 受付(今津港) TEL:0740-22-1747(9:00~16:30)公式ホームページからのご予約も承ります。 ご注意事項:※桜の開花時期が運航期間と多少ずれる場合がございます。予めご了承ください。※びわ湖の「あゆ」の漁期の為、運航時間が変更になる場合がございます。※最少催行人員20名に満たない場合は運休いたします。※多客時や貸切および強風・悪天候により、運航スケジュール(ダイヤ)や出入港の変更または着船できない場合がございますので、予めご了承ください。※ご宴会目的でのご乗船はご遠慮ください。※船内は全て禁煙です。各港までのアクセス:長浜港 JR長浜駅から徒歩約10分、北陸自動車道長浜ICから車で約15分今津港 JR近江今津駅から徒歩約5分※画像は全てイメージです以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月08日北海道 東川町は、1月16日(月)、鹿児島県大崎町と東川町オフィシャルパートナーシップ協定締結の調印式を行いました。町として初めての自治体間協定の締結となった長崎県の壱岐市、北海道内初の自治体間協定となった美唄市に続き、3つめとなる自治体との協定締結となりました。「東川町オフィシャルパートナーシップ」制度は、慶應義塾大学SFC研究所(社会イノベーション・ラボ)と共同研究開発してきたものです。締結式の様子。左から、東川町長 松岡市郎、慶應義塾大学 総合政策学部教授 玉村雅敏氏、大崎町長 東 靖弘氏鹿児島県大崎町は、リサイクル率日本一(80%以上)を誇り、全国でも循環型社会の一歩先を行く“サーキュラーヴィレッジ”として注目を集める自治体です。今回の協定は、これまでに両自治体が協力して取り組んできた、大崎うなぎと東川米のコラボ商品「東川米贅沢うなぎグルメギフトセット」の開発や、実施準備を進めてきた「リサイクル留学生」の本格始動を目指すものです。「リサイクル留学生」は、大崎町で日本一のリサイクル技術である「大崎システム」を学びたい留学生が、まずは東川町立日本語学校で日本語や日本の社会・文化を学ぶ、という仕組み。将来的に世界各地で資源リサイクル問題に挑戦、グローバルに活躍する人材を、2つの自治体が協力し育成することを目指しています。協定の概要「東川町オフィシャルパートナーシップ協定」■締結日:2023年1月16日■締結内容(協定締結書 一部抜粋)鹿児島県大崎町(以下「甲」という。)と北海道東川町(以下「乙」という。)は、パートナーシップを構築し、新たな社会価値を共創する事業(以下「共創事業」という。)を推進するために、次のとおり協定を締結する。(目的)第1条共創事業は、それぞれの特性を生かし、甲と乙の連携による取り組みを推進し、相互が発展することにより、広く社会の活性化に寄与することを目的とする。(連携事項)第2条前条の目的を達成するため、甲及び乙は次の事項について連携する。当該各号の具体的事項等については、甲及び乙協議の上、決定するものとする。(1)甲及び乙の課題解決及び価値創造への取り組みに関すること(2)甲及び乙のネットワークを活用した新たな取り組みに関すること(3)甲及び乙の人材育成への取り組みに関すること(4)甲及び乙の新たな働き方への取り組みに関すること(5)甲及び乙に災害等が発生した際の応援に関すること(6)甲及び乙のその他、本協定の目的を達成するために必要な事項及び情報交換2甲及び乙は、前項に掲げる事項に関する取り組みを効果的に実施するため、必要に応じて具体的事項等について協議の上、別に定めることができるものとする。松岡市郎東川町長のコメントこの度、北海道と鹿児島という、北と南の自治体同士による連携が実現しました。日本語教育、人材育成による連携に加えて、大崎町の先進的な取り組みから、たくさんの刺激をいただけることに期待をしています。東川町が抱える、次世代への継承も含めたSDGsやゼロカーボンの課題に対し、大崎町と共に広く社会貢献できる仕組みを構築したいと考えております。東靖弘大崎町長のコメントこの度、写真甲子園、公立日本語学校などの町の特性を生かした斬新な取り組みを行うことで、関係人口創出から定住人口増加へとつなげている北海道東川町との連携により、得るものが多いと考えています。今回の連携をもとに大崎町の地域課題解決はもちろんのこと、北と南の自治体同士がともに地域課題に取り組むことで、持続可能な地域社会づくりを進めていきたいと考えています。20221007東川パートナーシップハンドブック(公共連携版).pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月17日株式会社いぶき(本社:宮城県仙台市代表取締役:中村望成)は宮城県大崎市にある自社工場でナノファイバー及びナノファイバーを使用した製品の製造を行っており、10月7日にナノファイバー工場の所在地である宮城県大崎市に弊社の商品であるナノファイバーマスクMIKOTOを10,000枚寄附致しました。弊社代表取締役社長中村望成より大崎市松山に工場を設立してから1年半が経過し、より一層地域経済の発展の為とコロナウイルスへの対策の一環として大崎市で働く皆様へナノファイバーマスクMIKOTOを寄附させて頂きました。伊藤康志 市長より大変高い性能を有したマスクであり、また着け心地も非常に良く、口元に余裕のある安心できるマスクであるとのご評価をいただきました。今回、寄付致しましたマスクは各介護施設において、感染予防対策としてご使用頂く予定になっております。ナノファイバーマスクMIKOTOについてはこちらをご覧ください。 会社概要会社名:株式会社いぶき所在地:宮城県仙台市青葉区中央三丁目6番22号駅前のぞみビルホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月11日海津大崎の桜とメグミ琵琶湖汽船株式会社(本社:滋賀県大津市浜大津、社長:川添 智史)は、3月26日(土)から4月17日(日)までの期間、「海津大崎桜クルーズ」を運航します。“日本さくら名所100選”にも選ばれている『海津大崎の桜』。樹齢80年を越える老桜から次世代へ引継ぐ若木まで約800本の華麗なソメイヨシノが、びわ湖岸延々4キロにわたり桜のトンネルをつくります。びわ湖と桜、自然が織り成す美しいコントラストをぜひ船上よりお楽しみください。クルーズ詳細は次のとおりです。運航期間:2022年3月26日(土)~4月17日(日)◆長浜港発着便◆◎就航船:高速船リオグランデ(旅客定員200名)◎乗船料(往復):大人3,600円、小学生1,800円2便限定食事付セット 大人6,000円、小学生4,400円(乗船料・花見弁当・お茶)花見弁当◎運航ダイヤ:※1 2便は自由席エリアと食事付セットエリアに分かれております。予めご了承ください。◆今津港発着便◆◎就航船:高速船メグミ(旅客定員200名)◎乗船料(往復):上陸コース(1便・2便・4便)/大人3,400円、小学生1,700円周遊コース(3便・5便)/大人3,200円、小学生1,600円◎運航ダイヤ:※2 5便は30名以上のご予約がある場合のみ運航します。※幼児は大人1名につき1名無料。但し、座席が必要な場合は小学生料金が必要です。※最大乗船人数を抑制して運航します。※料金は全て税込です。【航路図】海津大崎港デッキからの眺望湖上からの海津大崎ご予約・お問い合わせ:【事前予約制】◎長浜港発着便 受付(長浜港) TEL:0749-62-3390(9:00~16:30)◎今津港発着便 受付(今津港) TEL:0740-22-1747(9:00~16:30)ご注意事項:※桜の開花時期が運航期間と多少ずれる場合がございます。予めご了承ください。※びわ湖の「あゆ」の漁期の為、運航時間が変更になる場合がございます。※最少催行人員20名に満たない場合は運休いたします。※多客時や貸切および強風・悪天候により、運航スケジュール(ダイヤ)や出入港の変更または着船できない場合がございますので、予めご了承ください。※船内でのご飲食やお食事中の会話は最低限にお控えください。お弁当やアルコールのお持ち込みはお断りいたします。各港までのアクセス:長浜港 JR長浜駅から徒歩約10分、北陸自動車道長浜ICから車で約15分今津港 JR近江今津駅から徒歩約5分当社における新型コロナウイルス感染防止対策について(公式HP)当社では所有する全ての船舶に抗菌・抗ウイルス加工を施しています ※画像は全てイメージです以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月01日鹿児島県大崎町は、11月12日(金)に、同町大崎町出身の天竺鼠 川原克己さんを「大崎町ふるさとPR大使」に任命致しました。今後は、大崎町の自然・産業・文化・環境・ふるさと納税などの魅力を広く発信していき、町の更なる発展に資する目的で活動して頂きます。また、既に2020年度に大崎町公式YouTubeチャンネル内で「大崎ゆうちゅ~部」を設立し、独特の芸風とマルチな才能を発揮している川原克己さんと、その相方で「死ぬこと以外NGなし」と豪語しメディアに引っ張りだこの瀬下豊さんに、同町の観光、ふるさと納税やSDGsの先進的な取組などを全国へ発信頂いております。この度の「大崎ゆうちゅ~部」シリーズ第2弾では、川原克己さんと瀬下豊さんが地元に凱旋し、ふるさとPR大使就任式の模様や、母校でのトークライブ、ゴルフガチ対決、その他大崎町が誇る焼酎蔵の見学、非公認のご当地キャラなど…普段見れないような地元ならではのお二人の素のトークにご注目頂ければと思います!(シリーズ第1弾で登場したあの方たちにも再開するシーンも!?)大崎町公式YouTubeチャンネル 任命式1任命式2ふるさとPR大使任命【「大崎ゆうちゅ~部」について】同YouTubeチャンネルは、昨年12月から大崎町出身の芸人 天竺鼠が、大崎町の魅力を発信していくプロジェクトとして設立。動画内では、大崎町の知られざる観光スポットの紹介や、過去全国町村の部において日本一に輝いたふるさと納税・特産品の紹介、更には大崎町流SDGsの取組など、様々な魅力を天竺鼠 川原さんと瀬下さんが町民とふれあいながら発信しています。昨年の未公開動画は今年の10月から配信スタートしており、シリーズ第2弾の公開は2021年12月頃を予定しています。サムネ#12サムネ#13※未公開動画シリーズ 今年の10月から公開中!【川原克己 氏からのコメント】「今も両親が大崎町に住んでいまして。ロケで大崎町長(東町長)にミミグッドのギャグをして頂いたことを知って、そしたら両親からもう大崎町を歩けないと連絡が届きました。今後もまだ両親が大崎町にいますんで、両親が歩けるように、責任を持って大崎町をPRしていきたいです。特に(大崎町には)美味しい物が沢山あるので、せっかくなすびを被っているので食材系をしっかりアピールできたらと思います。」【瀬下豊 氏からのコメント】「誰に託しているんですか!心配しかないです、僕は(笑)ただ、単純に(川原が)うらやましいです。いい意味で砕けた大崎町だと感じました。僕は鹿屋市という隣の市の出身ですが、そこはサンシャイン池崎がPR大使をしているので…ぜひ鹿屋市から何かオファーお待ちしています!笑」【鹿児島県大崎町について】大崎町は広大なシラス台地が広がる自然豊かな大隅半島に位置し、自治体としてリサイクル率12年連続全国1位を達成し、第2回ジャパンSDGsアワード副本部長賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「大崎システム」として世界的に評価されています。また、温暖な気候と溢れる湧水で育む農畜産物は、生産量も国内最大級ながら、高い品質を求め常に挑戦し続けています。URL : 所在地 : 鹿児島県曽於郡大崎町仮宿1029番地代表者名: 町長 東靖弘【出演者 プロフィール】■天竺鼠(てんじくねずみ) コンビ結成:2004年4月 大阪NSC26期生天竺鼠2008年 2009年 2013年 TBSキングオブコント2008 ファイナリスト2013年 CX THE MANZAI2013 ファイナリスト2014年 ABCお笑いグランプリ 第35回 優勝■川原克己 氏(かわはら かつみ)左生年月日 :1980年1月21日(41歳) A型 鹿児島県大崎町出身趣味・特技:猫好き(3匹飼っている)、大の絵本好き(数多くの絵本を収集している。)野球(学生時代野球部所属、高校野球部特待生)本人のイラストのLINEスタンプ有り。SNS :Twitter(@kawaharakatumi)57.6万人フォロワー、Instagram(TENJIKUNEZUMIKAWAHARA)22.3万人■瀬下豊 氏(せした ゆたか)右生年月日 :1979年7月29日(42歳)A型 鹿児島県鹿屋市出身(大崎町のお隣)趣味・特技:野球(学生時代野球部所属)SNS :Twitter(@tjkseshita)YouTube「全力戦士セシタマン」( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月15日グラビアアイドルの大崎菜々子が、最新イメージDVD『親密な関係』(発売中 4,180円税込 発売元:エスデジタル)をリリースした。現役女子大生でもある大崎菜々子は、これまでデジタル写真集や「ミス東スポ2020」でファイナリストになるなどグラビア経験も豊富な23歳。待望の1stDVDは、上からB83・W56・H83というスレンダーボディーを大胆に披露するなど、意欲に充ちた1枚となっている。グラドル経験が豊富なこともあり、初めてのDVDからエンジン全開だ。メイド服ではセクシーなキャンディー舐め、23歳とは思えないセクシーな誘惑目線が印象的な車内のシーン、バスルームでは泡ブラを披露するなど大胆なシーンにも果敢にチャレンジしている。ロリータフェイスなだけにコスプレ姿も見逃せない。特にメイド服はキャラ的にもマッチしており、キャンディー舐めから下着風水着へと展開するシーンはセクシーさも満喫できる。
2020年08月28日グラビアアイドルの大崎由希が、最新イメージDVD『微熱』(発売中 4,180円税込 発売元:apricot)をリリースした。2012年頃からグラビア活動を本格化させた大崎由希は、上からB88・W54・H84のスレンダーボディーにGカップバストという圧倒的なスタイルを誇る人気グラドル。最近はグラビア以外にもOLカフェ「8style」のプロデュースやガールズバンド「リトルリリス」のドラマーなど多方面で活躍している。そんな彼女の最新作は、限界露出に挑戦するなど意欲に充ちた1枚だ。前作から髪の毛をちょっと切ってさらに大人っぽくなった印象。そんな彼女をカメラが舐め回すように捉え、随所で抜群のスタイルが映し出されている。特に過激なV字形水着を着用したシーンは必見。露出度の高いバストやボディーはもちろん、大人の表情が何とも色っぽい。そのV字形水着以上にセクシーなのが、バスルームとベッドのシーン。過激さに定評のある大崎がさらに一段加速させた印象で、32歳の大崎がバスルームやベッドの上で咲き乱れる。
2020年08月27日グラビアアイドルの大崎由希が、最新イメージDVD『誘惑』(発売中 4,180円税込 発売元:スパイスビジュアル)をリリースした。2012年頃からグラビア活動を本格化させた大崎由希は、上からB88・W54・H84のスレンダーボディーにGカップバストという圧倒的なスタイルで人気グラドルに。昨今はグラビア以外にもOLカフェ「8style」のプロデュースやガールズバンド「リトルリリス」のドラマーとしても活躍している。本作では、露出度の高い水着を着用。超Y字形水着をはじめとする過激な水着でセクシーさをアピールし、ビーチでは眼帯ビキニを着用。野外の撮影にも関わらず、水着の中に手を潜らせて自らバストを揉む過激なシーンも収録されている。ラストを締めくくるベッドのシーンでは水着を脱ぎ捨ててバストを揉んだりセクシーな動きを見せるなど、32歳の大人フェロモンが全開だ。
2020年05月20日矢島弘一率いる「東京マハロ」の新作『彼の名はレオナルド』に、劇団参加は2度目となる中島早貴と、初となる大崎捺希が参加する。そこでふたりに、本作への想い、稽古の感触などを聞いた。【チケット情報はこちら】『最後の晩餐』などで知られるイタリアの美術家レオナルド・ダ・ヴィンチと、彼を取り巻く多彩な人間模様を描き出す本作。中島は「わりと重いシーンもありますが、矢島さん特有のクスッと笑える部分もあって。人間ってちっぽけだよな、アホだよなってことが会話だけで展開されていく、とても面白い作品だと思います」と、脚本の印象を語る。また稽古を重ねる中でも日々脚本に変更は加えられているようで、大崎は「次はどうなるのか、毎日ワクワクしています」と期待を寄せる。ふたりが演じるのは、レオナルドの妹ベアトリーチェと、1番弟子のサライ。自らの役づくりについて「レオナルドの一家ってすごく不思議な家族なんですよね。ベアトリーチェはそこで育ったからこそ、どこかませている部分があって…。いわゆるイマドキ女子を演じられたらいいのかなと。だから歴史的背景よりも、最近の高校生はなにをしているのかってことを調べています(笑)」と中島。大崎は「サライも実在した人物で、1番気に入られていた弟子ではあるんですが、レオナルドに対して結構悪いこともしている。でも彼はサライを手放さなかったわけで、そこにちゃんと説得力を持たせられるような人物にしたいと思います」と明かす。稽古開始から数日のある日、中島はひとつの問題に直面したようで…。「家族それぞれの年齢を決めないままお稽古を始めたんですけど、どうしてもつじつまが合わなくなってしまったんです。それで1時間くらい、それこそ家族会議をしたら(笑)、すごくすっきりして。こういうディスカッションが出来るのが、マハロさんのよさだなと思います」。また大崎は、当初考えていたサライ像に対し、矢島からあるダメ出しを受けたという。「最初僕は女性寄りのサライをつくっていったんですが、矢島さんから“だったらレオナルドは普通に女の子を好きになるはずだから、それは違うと思う”と言われてしまって。確かにその通りですし、今はまたゼロに戻ってつくり直しですね」。なお本作は、『最後の晩餐』に登場するイエス・キリストと12使徒をモチーフにした、『あるいは真ん中に座るのが俺』(再演)との同時上演。また違う視点でレオナルドの世界を楽しむことが出来そうだ。取材・文:野上瑠美子
2020年03月02日グラビアアイドルの大崎由希が、最新イメージDVD『濡れてしまいました…』(4,104円税込 販売元:グラッソ)をリリースした。2007年から女優として芸能活動をスタートさせ、2012年頃からグラビアに活動の軸を移すと、スレンダーボディーながらもFカップバストという凹凸ボディーで人気者に。2012年にはサンケイスポーツプロデュースのユニット"SIR サンスポアイドリリポーター"のメンバーにも選ばれた。昨今はドラマーとしての活動も急増。"グラビアドラマー"と呼ばれて注目を集めている。そんな彼女が、約1年ぶりにDVDをリリース。グラビア歴も長く、これまで過激なグラビアを披露してきた大崎が、タイトルからもイメージできるように、さらに過激さがエスカレートする。着衣のまま入ったプールのシーンに透け感たっぷりの襦袢を着用したシーンや、マッサージに入浴シーンと、大崎の色気をたっぷりと楽しめるものが展開。特に入浴シーンでは自らバストを揉み、恍惚の表情を見せるなど、ファンの期待を裏切らない妖艶さを披露している。なお、同DVDの発売を記念したイベントが9月16日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館7F(15:00~)で開催される。
2019年09月12日〔成城石井ゲートシティ大崎店〕が、2019年2月7日(木)にオープンしました!店内には〔成城石井〕初のデリオーダー式「フードカート風スタンド」があり、ランチタイム限定の《デリごはん》や時間帯限定のスイーツメニューなど、できたての味を楽しめちゃうんです♡オフィスワーカーのみなさん、毎日のランチに迷ったら要チェックですよ~!もちろん、食品スーパーとしても大崎エリアでの生活に欠かせない存在になりそう。新たなグルメスポット〔成城石井ゲートシティ大崎店〕の魅力をリポートします。〔成城石井〕初の試み!注文を受けてから仕上げる「バイオーダー」式のフードカート風スタンド♡新たにオープンした〔成城石井ゲートシティ大崎店〕で注目なのが、なんといってもこちら!注文を受けてから一つ一つ仕上げる「バイオーダー」式で、おいしいメニューが楽しめる「フードカート風スタンド」です。11:00~14:00のランチタイムにはラインアップ豊富な《デリごはん》が、11:00~20:00までの時間帯にはスイーツメニューとドリンクメニューがそれぞれ販売されますよ♪《デリごはん》はあらかじめ〔成城石井〕のセントラルキッチンで、プロの調理人の手によって半加工されたものを店内で最終的に仕上げるのだそう。これによって、味にブレがなく、スピーディーな提供が可能になるのだとか!ラインアップは、季節に合わせて楽しめる約12種類の定番メニュー+週替わりの1品と豊富。忙しいときには手早く済ませてしまいがちなランチタイムですが、できたての味を手軽に味わえるので、メニューを選ぶのも楽しみになりそうですね♡それでは、その中からおすすめをピックアップしてご紹介します!「ロカボ」「エスニック」がキーワード!《デリごはん》《ロカボ生活!成城石井自家製ローストビーフ丼~キャロットラペとアーリーレッドのトマトサラダ~》799円(税別)〔食・楽・健康協会〕が推奨する1食あたりの糖質量を「40g」に抑えた、ロカボ生活を意識する方におすすめの《デリごはん》です。〔成城石井〕のセントラルキッチンで焼成したローストビーフを、店内で一枚一枚スライス。半熟卵、ネギをトッピングし、素材の味わいを引き立たせるしょうゆベースのタレをかけたローストビーフ丼で、お肉をさっぱりといただきたいときにおすすめです♡ブロッコリーとカリフラワーを和えた変わり種ごはんは、食べ応えがあるのに「ガッツリ炭水化物を食べてしまった……」なんて罪悪感も抱かずにすみそう。お弁当に入っている野菜って温めるとしんなりしてしまいがちですが、こちらの《ロカボ生活!成城石井自家製ローストビーフ丼~キャロットラペとアーリーレッドのトマトサラダ~》に使われているブロッコリーとカリフラワーは、店内でロースト処理をしているそうで、フレッシュな歯応えが楽しめます。副菜にはキャロットラペをトッピングしたサラダがイン。見た目も味も楽しめる《デリごはん》です♪《鹿児島県産赤鶏さつまとパクチーのカオマンガイ~ガラスープで炊いたジャスミンライス~》799円(税別)「カオマンガイ」とは、東南アジアの諸国で親しまれている屋台料理で、ごはんの上に蒸し鶏を乗せた料理のこと。昨今のエスニックブームもあり、日本でも人気のメニューですよね♪鹿児島産の赤鶏さつまを使用した《鹿児島県産赤鶏さつまとパクチーのカオマンガイ~ガラスープで炊いたジャスミンライス~》は、ヘルシーな蒸し料理を食べたいときにおすすめです。お米はガラスープ、鶏油、ショウガで炊き上げたタイ米のジャスミンライスでさっぱりとした味わい。シラチャーソースや仙台味噌を使用した特製のエスニックソースは、「これだけでごはんが食べられちゃうかも!」というくらい、とってもおいしいですよ♡《成城石井自家製ローストビーフとパクチーのバインミーサンド》599円(税別)ボリュームたっぷりの《成城石井自家製ローストビーフとパクチーのバインミーサンド》は、数量限定の商品。ベトナムのサンドイッチ「バインミー」を〔成城石井〕流にアレンジしたという一品です。フランス産全粒粉を配合し、ゲランドの塩やココナッツシュガーを使用した自家製のドッグパンは、パンだけでも味わいたくなるほどのおいしさ♡半分にカットしたところ。パクチーの風味とシャキシャキの食感を楽しめます♡ドッグパンの中には、バターと〔成城石井〕自家製の国産豚のレバーパテが塗られていて、店内でスライスするというローストビーフとの相性もバツグン♡さらに、スイートチリソースで味付けした自家製のベトナム風生酢とパクチーをトッピングし、上からエスニックソースをかけて仕上げるのだそう。満足感たっぷりのメニューです♪お腹を満たしたら、なんだか甘いものが食べたくなりませんか?続いてはスイーツメニューからおすすめの一品をご紹介します♡「モーモーチャーチャー」って一体何?《ハイブリッドスイーツ》も必見♡《成城石井自家製モーモーチャーチャーソフトクリームのせ》499円(税別)インパクト抜群の気になる語感、「モーモーチャーチャー」……。実はこの言葉、「ごちゃ混ぜ」を意味していて、マレーシアなどで親しまれているデザートのことなんです!〔成城石井〕でも大人気の自家製スイーツ《モーモーチャーチャー》が、〔ゲートシティ大崎店〕のみの限定商品としてアレンジされて登場♡ココナッツブラマンジェとアングレーズソースがベースとなったムースと、上に乗ったソフトクリームをかき混ぜて食べると、さらに濃厚なおいしさを楽しめる一品に仕上がっていますよ。手に持ってみると、見た目よりもずっしりと重みを感じます。こだわりの低温殺菌製法で作られているという《成城石井牛乳》を使用したソフトクリームは、さっぱりとした甘みで、ムース部分のココナッツミルクの甘い風味とも相性◎。トッピングされたサツマイモの甘露煮と赤えんどうかのこ、自家製の羽二重餅の食感も楽しめます。また、同じくトッピングされた黒豆は塩気が利いていて、お口の中でアクセントになってくれるので最後まで飽きずにぺろりと食べられちゃいますよ♪ご紹介したものはどれもとってもおいしいメニューばかりでした。ぜひ実際に味わってみてください!店内にはプロテインやオーガニックコスメコーナーも!「真のライフスタイルスーパー」を目指す〔成城石井ゲートシティ大崎店〕では、「健康」「美容」のキーワードに着目し、通常の食品だけでなくプロテインコーナーやオーガニックコスメコーナーも設置されています。プロテインを扱っているお店というと薬局やスポーツ用品店といったイメージがありますが、いつも立ち寄るスーパーでお買い物のついでに手に入れられるのはうれしいですね♪「サステナビリティ」という言葉がありますが、まさに持続的な習慣付けにも一役買ってくれそう。JR「大崎駅」からアクセス便利な〔成城石井ゲートシティ大崎店〕に立ち寄ってみては?2019年2月7日(木)に新しくオープンした、〔成城石井ゲートシティ大崎店〕をご紹介しました。店内にはできたての味が楽しめる「フードカート風スタンド」をはじめ、プロテインコーナー、オーガニックコスメコーナーなどがあり、大崎エリアでの新たな食の選択肢として定着していきそうな予感♡また、〔ゲートシティ大崎〕は、JR「大崎駅」からデッキで直結とアクセスも便利で、雨の日でも比較的濡れずに立ち寄れるのが魅力です。ぜひ足を運んでみてくださいね♪●店舗名:〔成城石井ゲートシティ大崎店〕●店舗住所:東京都品川区大崎1-11-1ゲートシティプラザ地下1階●営業時間:【平日】8:00~22:00【土日祝】10:00~21:00●フードカート風スタンド営業時間:【デリごはんメニュー】11:00~14:00【スイーツメニュー】11:00~20:00●売り場面積:233.2平方メートル(70.5坪)●取扱予定商品:グロサリー、菓子、酒、パン、乳製品、日配品、加工肉、塩干、総菜、雑貨など
2019年02月17日松山ケンイチ主演で夭逝した棋士・村山聖の人生を描いた『聖の青春』が11月19日(土)に公開。松山さん、東出昌大、リリー・フランキー、柄本時生が登壇した舞台挨拶に、東出さんが演じた羽生善治三冠も来場し、松山さん、東出さんに初段の免状を授与した。過去にもドラマ化された大崎善生の同名小説を映画化。病に侵されながらも、羽生らライバルとしのぎを削り、名人位を目指した村山聖の姿を描いている。珍しく、初日を前に前夜は眠れなかったという松山さん。この日はあいにくの天気だったが「上にいる、村山さんのひねくれた感じが出たんじゃないかと思います」と語り「寝れないけどやることなくて、鼻毛でも切るかって、鼻毛を切って、肉まんを食べて寝ました」と飄々と語る。松山さんが約20kg増量して撮影に臨んだことが大きな話題となっているが、松山さんと撮影以来、久々に顔を合わせた森師匠役のリリーさんは「久しぶりに会ったら痩せてて、師匠としては悲しい…」と寂しそう。「コロコロしているときの松山くんの方が好き」と残念そうに語るが、松山さんは「ヨメにもそう言われます。(太ったままでは)村山さんか、相撲取りの役の二択しかなくなるので…。それで子どもが成人するまでもてばいいけど…」と自ら妻の小雪の話題や子どもの存在について語るリップサービスを見せる。リリーさんは、そんな松山さんの役作りについて、増量部分だけでなく、内面の部分でのアプローチにも驚かされたそう。「映画の中で、森師匠に教わったのは酒と麻雀だけというセリフがあり、実際には麻雀をするシーンはないんですけど、松山くんから『撮影前に一回、リリーさんと麻雀がしておきたい』と連絡があったんです。そのために、映画に全然関係ない、新井浩文とピエール瀧が動いてくれました(笑)。撮影協力で名前を出してもいいくらい」と新井さん宅で雀卓を囲んだことを明かした。リリーさんと松山さんは、撮影を通じて、劇中の森と村山の関係にも通づるような独特の関係性を築いたよう。松山さんは「現場でリリーさんに言われて嬉しかったのが、『子どもがいるくせに童貞臭がすごい』ということ。僕は20代、ずっと周りから“童貞俳優”と言われてきたので」とノリノリで語り、会場を笑いに包んだ。この日はゲストとして、東出さんが演じた村山さんのライバル・羽生三冠も来場。映画について羽生さんは「この作品を通じて村山さんのことを知ってもらえたら嬉しいです」と語り、撮影を通じて将棋道場に実際に通い研鑽を積んだ松山さん、東出さんに自らの署名の入った初段の免状を手渡した。『聖の青春』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:聖の青春 2016年11月19日より全国にて公開(C) 2016「聖の青春」製作委員会
2016年11月19日●村山聖が憧れた羽生善治と向き合う感覚29歳の若さでなくなった天才棋士・村山聖。少年時代から、難病と戦いながら将棋にすべてを賭けてきた彼の人生を描いたノンフィクション小説『聖の青春』が、発表から16年を経て映画化されることとなった。2008年に映画化の企画が生まれてからさらに、公開まで8年の月日をかけ、監督の中でも熟成された作品に挑むのは、松山ケンイチと東出昌大だ。"怪童"村山聖を松山、将棋界でも100年に1度の天才と呼ばれ現在も活躍する棋士・羽生善治を東出が演じた。先に行われた東京国際映画祭では、東出から「ヒロイン・羽生善治役」とジョークも飛んだが、ライバルであった2人の対局シーンには映画というフィクションを超えた迫力、そして将棋盤をはさんで育まれた絆が宿っていた。○戦っているのが見えた――おふたりは初共演とのことですが、お互いの印象はいかがでしたか?松山:東出くんが出ている作品も観ていましたし、(早乙女)太一くんと共演した時に東出くんの話を聞いたりしていたので、「どんな人なのかな」と楽しみにしていました。かといって、色々とプライベートな話をするような状況でもなかったような気がします。現場に入ったらもう東出くんじゃなかったですね。自分の中ですごく戦っているのが見えました。最初は本当に対局シーンだったんだよね、大阪で。東出:はい、そうでしたね。松山:一発で、「羽生さんだな」と思いました。村山さんが、尊敬や憧れを感じていただろう"羽生さん"が目の前に現れたんですよね。東出さんがすごくリサーチをかけて役を作ってきたのも見えましたし、何より羽生さんと将棋に対する愛情をすごく感じて、それがひとつのオーラになっていました。だから、羽生さんを演じる東出くんを素直に尊敬できたし、憧れることができて、「これからすごく面白いことになるな」と思いえました。自分自身も、もっともっと村山さんに向き合って演じていけば、それこそ作中で対峙した時のように、深い海に2人で潜っていけるな、という実感がありました。東出:僕は、クランクインする前から、プロデューサーさんや監督さんから「松山さんがすごく過酷な増量をしている」とか、「将棋連盟に通っている」とか、色々とお話を聞いていたんです。クランクインして2週間ほど経ってから現場に入ったんですが、それまでに「村山聖の組として現場を作っておくから、お前はそこにライバルとして入ってこい」と監督から言われていて。実際に現場に入ったらもう、ライバルとしての村山聖がいました。松山さんの気迫あふれる村山聖を前にして、やっぱり僕も嬉しかったです。元々松山さんの作品も見ていますし、尊敬する先輩としての印象は大きかったんですけど、現場に入ってからは村山さんとして向き合う感覚でした。鬼気迫るものがありましたね。●向かい合うシーンは、ある種の殺し合い○「この人大丈夫か」という感覚――対局シーンにしても、食堂でお酒を飲むシーンにしても、お二人が向かい合ってるシーンが多くて印象的だったのですが、どういう気持ちで対峙していたのでしょうか。松山:ずっと、東出くんが前にいるというよりも、羽生さんが前にいるという感じだったんですよね。東出くんがそこまで役を昇華させて自分のものにしているから、すんなり入ることができて、こちらとしてはありがたかったです。そこに支えられている部分もありました。東出:僕は松山さんから、鬼気迫るものを感じていました。先日、行われた羽生さんと(原作の)大崎善生さんのトークショーで、羽生さんは生前の村山さんに対して「この人大丈夫か」と思っていたと話されていたんです。それは村山さんの病のこともあるし、将棋の指し手に鬼気迫るものがあったからだそうで。まさしく、僕が松山さんに抱いていた気持ちそのまんまだなと思いました。羽生さんが病のことを気にされていたように、僕も増量による松山さんの体の負担のことも考えましたし。松山さんが村山聖として、対局中に肩をいからせて入ってくる姿は、威圧感がありながら繊細さもはらんでいて、ある種の”殺し合い”という感じはありました。――作中の対決だけでなく、演技の上でも対決、みたいな感覚は少しあったんでしょうか?東出:「現場であまり松山さんと話さないように」というお話は、監督からありました。もちろん、みんなで軽く待ち時間に「この掛け軸、いいね」みたいな話などはしたんですが。僕等に限らず、みなさんが役を引っ張って、ずっとギアを上げている状態だったと思います。全員で同じ方向を向いていたのがこの現場のすごさですし、俳優部だけでなく、全体的にずっと緊張感のある現場だったと思います。松山:スタッフの方々の、環境づくりみたいなところは凄まじかったですよね。東出:本当に。松山:やっぱりみんな、将棋が好きなんじゃないかなと思いました。中にはもちろん、将棋を知らない人もいたと思うんですけど、愛がありましたよね。○森監督にききたいこと――棋士の役作りということで、将棋連盟にも通われていたという話ですが、どのような雰囲気を意識されましたか?松山:撮影に入る前の準備段階で、実際に対局室にお邪魔した時に、普段自分が吸っている空気とは明らかに次元の違う空気感があったんです。それをどう演技で表現していくかはすごく大事なことだと思っていましたし、ある意味一番時間かかかっている部分かもしれません。やっぱり、棋士役の人たちはみんな、プロ棋士としての佇まいを身につけるのに苦労したんじゃないでしょうか。きっと裏では各々が一つのコマを持って、ずっと将棋をさしていたんだと思うんです。――ぜひ今回メガホンをとった森監督に言いたいこと、聞きたいことがあれば教えていただきたいです。松山:監督は8年間企画を進めようとしていて、僕は途中の段階から入ってきているんです。「ぜひ村山さんを演じたい」とアプローチをして、選んでいただきました。すごく嬉しかったし、選んでいただいたからこそ、限界以上のものを出さなきゃいけない、という覚悟もありました。だから、単純に、なぜ僕を選んでくれたのか聞いてみたいですね。東出:監督は村山聖のことが大好きですし、映画が大好きだと思うんですけど、この映画を撮っていて「楽しかったですか?」と聞きたいですね(笑)。撮影している時に、気迫がすごくて。この映画にかける思いを聞いてこなかったように思うんですよね。楽しかったとしたら、どのシーンを撮っていたときが楽しかったのか教えていただきたいです。※監督からの回答は次のページに掲載●俳優2人からの質問に、監督の回答は?2008年に 『ひゃくはち』で映画監督デビューし、2012年には『宇宙兄弟』が大ヒット。テレビ、映画、舞台と幅広く活躍しながら、この『聖の青春』を映画化するために8年もの間動き続けてきた森義隆監督は、俳優2人から預かってきた質問に快く答えてくれた。○監督の回答・松山ケンイチさんからの質問:なぜこの映画で僕を選んでくれたんですか?森:8年前から君の名前は挙がっていました(笑)。その上、こっちが「撮れるぞ」というタイミングで自ら手を挙げてくれたことに、運命を感じたんです。企画から8年もかかっていると、もう「この作品が動く時って運命しかないな」と思うんですよね。やっぱり実在した人物の物語を撮る時に、作り物じゃないものにしていこうと思うと、ある大きな流れの中でしか撮れないんじゃないかと思い始めて。30歳の松山くんが、29歳で死んだ男の話に手を挙げてくれたことにも、必然を感じました。・東出昌大さんからの質問:この映画を撮っていて楽しかったですか?森:めちゃめちゃ楽しかったし、鬼気迫ってないですよ!(笑) 僕が20年やっている中で、一番楽しかったし、一番笑顔が多かった現場です。もちろん集中はしていましたが、撮影できるまでに8年もかかってるし、気負わないことは逆にテーマにしていました。しびれたのは最終対局ですね。2人の対局シーンを3時間長回しなんて、試したこともなかったし、俳優を信じるしかなかった。クライマックスシーンだから失敗できなかったし、僕の経験値でも2人の経験値でも、やれるかやれないかわからなかったけど、2人とも「やりたい」と言ってくれたので、一緒に飛び込めました。想像を超えた感覚があって、楽しかったです。■聖の青春(11月19日公開)"西の怪童"と呼ばれる新世代のプロ棋士・村山聖(松山ケンイチ)。現在七段の聖は幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患いながら、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指して快進撃を続けてきた。そんな聖の前に立ちはだかったのは、将棋界に旋風を巻き起こしていた同世代の天才棋士・羽生善治(東出昌大)。どうしても羽生の側で将棋を指したいと思った聖は上京を。そんな折、聖の身体に癌が見つかった。「このまま将棋を指し続けると死ぬ」と医者は忠告。しかし聖は聞き入れず、将棋を指し続けると決意。もう少しで名人への夢に手が届くところまで来ながら、彼の命の期限は刻一刻と迫っていた…。
2016年11月18日「ずっと探していた、ということだと思います。いろんなめぐり合わせで、村山聖という人物を演じられたことに感謝しなければいけないし…、やっぱり10年に1本の作品なんですよ。自分はこの役を演じるために、俳優になったんじゃないかとふと思っちゃって」。そう思わせるほどの役柄、作品との出合いが俳優にとって、どれほど幸福なことであるかは、想像に難くない。松山ケンイチが、29歳で急逝した天才棋士・村山聖を演じた『聖の青春』。幼い頃に難病のネフローゼを患いながら、将棋の才能を開花させた村山聖が、プロとして当時「東の羽生、西の村山」と並び称された最大のライバル・羽生善治と文字通りの死闘を繰り広げた青春の1ページを描く。大幅に増量した、命がけの役作りも話題だ。■村山聖を演じるためなら、命を燃やせる「体型の変化やそういう表面的なことが話題になるのは仕方ないと思いますけど、役者にしてみるとマストというか、最低限やらなきゃいけないことなので…。村山さんの体型には、持病が関係していたし、それを自分が肉体で表現することで初めて、村山さんの体の使い方、生活のリズム、クセや考え方に近づくことができたと思うので。歩き方も変わるし、『こんな場所が凝るんだな』とか(笑)。そういう意外な発見は、どんどん役作りに活かしましたね」。「村山さんが命、そして生きることに向き合う姿に、ものすごく感銘を受けたんです。男としてカッコいいなと思うし、20代で演じた平清盛もそうですが、何かに夢中になって生きているほうが面白いと思うんですよ。僕はまだ31年しか生きていないですが、常にそうありたいと思いますし、それを改めて実感させてくれたのが村山さんの存在。だからこそ、村山聖を演じるためなら、命を燃やせると思ったし、そうでなければ表現できないんです」。■村山聖の“鏡”として浮上した羽生善治メガホンをとるのは、『ひゃくはち』『宇宙兄弟』を手がけた森義隆監督。当初は「村山の内面に徹底的にフォーカスした」というが、大崎善生氏による原作小説をベースに、羽生善治本人を含めた関係者への取材を重ねる過程で、「村山と戦った人々、支えた人たちの心情にも目が届くようになった。結果的には、周囲を振り回しながら、それでも強烈な魅力を放つ村山を軸にした群像劇になった」のだとか。それでも“村山の不在”だけは解消されず…。「当然ながら、村山さん本人にだけは取材ができない。でも、きっと彼がお墓まで持って行った、誰も知りえない思いや言葉があるはずじゃないですか。そこを僕らが想像し創作して、村山さんの抱いていたかもしれない気持ちを羽生さんに対し吐露させた…、つまり村山聖の“鏡”として羽生善治が浮上したんです。村山の魂がどんな形をしているのかを突き詰める上で、羽生さんの存在がどうしても必要だった。ライバル同士の切磋琢磨だけじゃなく、孤高の天才二人にしか分からない魂の対話にグッとフォーカスしたんです」。■松山ケンイチvs東出昌大約3時間の長回しの“極限”舞台裏とは?最大の見どころは、やはり村山と羽生が繰り広げる対局シーンだ。松山さん、そして羽生を演じる東出昌大が、将棋指しにとっての“生きざま”そのものである棋譜を覚え込み、盤上で再現した。「本物の瞬間を撮りたかった」という森監督の意向に、2人の人気俳優も「ぜひ、やりたい」と応じ、約3時間に及ぶ長回し撮影が敢行された。現場に漂う“極限”の緊張感を想像するだけで、鳥肌が立つが、果たしてどんな舞台裏だったのだろうか?「単に棋譜を覚えるだけじゃなく、それを忘れながら、次の一手を必死に迷えるか。そのあたりは、事前に俳優と話し合うのもヤボだし、とにかく2人がやりたいと言ってくれたから。実際、カメラが回る3時間の間にも役作りがどんどん進む感覚で『ああ、村山が降りてきたな』と。役柄と役者の魂が渾然一体となって、もはや誰も寄せ付けない2人だけの“空間と時間”が生み出された」(森監督)「頼りになるのは、僕ら2人の体と駒だけ。ふり返ると、カメラ(の存在)も忘れてるし、役柄と自分自身の一体化というか、役柄すら捨てて、自分との対峙、そして東出くんとの対峙になっていたと思いますね。村山さんと羽生さんがそうであったように、僕らも“潜って”対話をしながら、いかに相手に火をつけていくか…。そんな3時間でした。その間、東出くんの顔は一切見ていないし、指し手のキャッチボールだけを続けました」(松山さん)最後に、松山さんに「もし、村山聖に会えるとしたら、どんな言葉をかけたいですか?」と質問すると、こんなシンプルで力強い言葉が返ってきた。「愛していたし、大好きでした」。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:聖の青春 2016年11月19日より全国にて公開(C) 2016「聖の青春」製作委員会
2016年11月17日2016年11月19日(土)に公開される映画「聖の青春」が、東京国際映画祭のクロージング作品に選ばれたことを記念し、主演の松山ケンイチさんらによる舞台挨拶がおこなわれました。この記事では記者会見の様子と、映画のみどころをご紹介します。記者会見の様子舞台挨拶は、11月2日(水)、EXシアター六本木で行われました。メディア関係者のほか一般のお客さんも集まり、会場はほぼ満席状態!まずは主演をつとめる松山さんの挨拶から。日本の将棋をテーマにした映画が、国際的な映画祭で評価されクロージング作品に選ばれた事を嬉しく思っているとのことでした。今回、国際映画祭に参加した感想をきかれると「メリルストリープや安倍マリオさんに…いや安倍総理にあえて嬉しかったです」とコメントし、会場が笑いに包まれました。また映画祭で多くの人と接することで、パワーをもらえる、次のステップに進む勇気をもらえるというお話も。「海外の方にもこの映画が届くといいですね」という司会者の問いかけには、「将棋という日本の粋な美しさが世界に届けばいいと思います」というコメントも。また羽生善治を演じた東出昌大さんは、「人の生き方であったり、男同士の闘いというテーマは、世界共通のものだと思っている」とコメントし、世界中の多くの人に届くことを願っていました。ここで、同作が闘いの世界を描いた映画ということで、プロの世界で闘うアスリート3名が登場!羽根田卓也さん、三宅宏美さん、吉田沙保里さんらが花束をもって登場しました。華やかですね!そして花束贈呈へ。花束の大きさ、そして東出さんの顔の小ささがすごい…。病気をかかえながらも自分のやりたいこと、好きな事、成し遂げたいことを貫いた村山聖の生き様に感銘をうけたという三宅選手。生き様という点に関して松山さんも、俳優=生きる事という自分に村山聖の姿を重ね、通じる部分があると語りました。最後に、司会者の方から「最近なにか闘ったエピソードはありますか?」という質問が。「闘い…うーん…」と考える松山さん。考えた末「トイレに行きたくなったがエレベーターがなかなか来なくて…」という状況を闘い抜いたエピソードを披露。会場が笑い声で包まれました。これに対し、森義隆監督は「僕もおとなになってから同じような闘いを経験して…2回くらいは、敗戦しました」と被せ、キャストも大爆笑!東出さんから、「国際映画祭ですよ!」とたしなめられていました。敗戦…つまり…そういうことですね!会場がざわついたところで、フォトセッションへ。映画「聖の青春」の上映は11月19日(土)から!公開が待ちきれません!「聖の青春」ってどんな話?東の羽生 西の村山といわれた伝説の棋士、村山聖。5歳のときに難病 ネフローゼを患い小学校にほとんど通えなかった聖は、父親から病室で教わった将棋に没頭していきます。「負けるのは死ぬほど悔しい」と言い徹底的に勝ちにこだわった少年は、いつしかプロを目指すように。 厳しい関門を勝ち抜きつかんだプロの世界でも闘い続けた聖が目指したのは、将棋界最高峰のタイトル「名人」。しかし、憧れの棋士 羽生善治との対局が現実味をおびてきた27歳のとき、彼の体にガンが見つかります。命の期限が迫るなか、将棋と、そして自分自身の人生とどう向き合うのか―。29年の生涯を駆け抜けた男の奇跡の実話を、松山ケンイチら豪華キャストが熱演します。映画のみどころこの映画のために20kg増量し「全身全霊を懸けても足りない」と語った松山ケンイチさんの徹底した役作りが注目されています。じつは、映画化が決まる前から原作を読みこんでいたという松山さん。映画化が決定した際には、みずから村山聖役に名乗り出たそうです。また、将棋好きの東出昌大さんも「どうしてもやりたい。自分以外の人にやって欲しくない」という熱意をもって、羽生善治役を演じたとのこと。2人の熱演に目が離せません。とくに、実際の棋譜を覚え、撮影は2時間30分にもおよんだという村山と羽生の張り詰めた対局シーンのクライマックスは必見です。そして将棋ファンにはたまらないのが、実際のプロ棋士が映画に出演していること。山崎隆之八段が将棋会館の受付役を演じているほか、中村真梨花女流三段も登場します。ぜひ作品中で見つけてくださいね!■映画情報作品タイトル:聖の青春出演:松山ケンイチ / 東出昌大 / 染谷将太 / 安田 顕 / 柄本時生 / 鶴見辰吾 / 北見敏之 / 筒井道隆 / 竹下景子 / リリー・フランキー原作:大崎善生(角川文庫/講談社文庫)監督:森義隆脚本:向井康介主題歌:秦 基博「終わりのない空」 AUGUSTA RECORDS/Ariola Japan公開日:11月19日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国で公開公式HP:satoshi-movie.jp配給:KADOKAWA(C)2016「聖の青春」製作委員会
2016年11月02日100年に1人といわれる天才・羽生善治と互角に渡り合いながら、29歳で急逝したプロ棋士・村山聖の、全力で駆け抜けた生涯を描く『聖の青春』。このほど、本作の主題歌に泰基博が書き下ろした「終わりのない空」が決定、併せて、その楽曲がドラマティックに彩る予告編映像と新ビジュアルが解禁となった。本作は、幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患いながら、羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称された村山聖の全力で駆け抜けた生涯を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く感動作。主人公・村山聖には、役づくりのため体重を大幅に増量させた松山ケンイチ。また、ライバル・羽生善治には早くも「激似」と話題の東出昌大。聖の弟弟子・江川貢役に染谷将太、聖を支えた師匠・森信雄役にリリー・フランキー、母・村山トミコ役に竹下景子、さらに安田顕や柄本時生、鶴見辰吾、北見敏之、筒井道隆ら、豪華キャスト陣が脇を固め、伝説の将棋指しの短い人生を、周りの人々から愛された記憶と共に愛情豊かにスクリーンに昇華する。そして今回、本作の主題歌を担当することになったのが、今秋デビュー10周年を迎え、幅広い世代のファンを惹きつける秦さん。名人になることだけを夢見て、命を削りながら将棋に全てを懸けた村山聖の一生に感銘を受けたという秦さんは、本作のために主題歌を書き下ろし、力強くも儚い、ドラマティックな名曲が完成した。その主題歌「終わりのない空」に乗せて映し出される予告編では、「さっき、村山くん亡くなりました…」と電話口で語る彼の師匠・森(リリーさん)の言葉から始まる。そして、“西の怪童”と呼ばれた天才棋士・村山聖(松山さん)が、最大のライバル・羽生善治(東出さん)と死闘を繰り広げる一方、医師から進行性の膀胱がんを宣告される場面も。「負けたくない」という心の叫びのごとく、短くも全力で駆け抜けた聖の生き様が、泰さんが歌い上げる楽曲とマッチ。羽生との勝負を超えた心のつながりも胸を打つ、「どう生きるか、どう死ぬか」を問いかける映像に仕上がっている。■泰基博コメント主題歌のお話をいただき、村山聖さんという稀代の棋士のストーリーということで気合いが入りました。曲作りは5月ごろから。完成直前の映像を拝見し、将棋を通した魂のぶつかり合い、聖の、病気という困難に直面しながらも、名人という夢に突き進んでゆくその姿に感動をおぼえました。エンドロールに流れることをイメージしながらまず曲を、そしてアレンジを考えていきました。ちょうどツアーで全国を回っている時期だったので、その移動中に原作を読み進めながら歌詞の構想を練っていきました。サビには聖のその瞬間、瞬間にいのちを燃やし、全身全霊ぶつかっていくさま、そして、彼が手記に遺した「人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ。」という言葉から汲み取った想いを込めています。映画とともにこの「終わりのない空」を受け取っていただけたら嬉しいです。■監督・森義隆コメントまた一人、村山聖の生き方に魅せられ、その才能を『聖の青春』に注ぎ込んでくれた仲間が増えました。秦さんは今回、その美しくやさしい歌声で、誰もが限りある人生を生きていることの刹那、そしてその現実の前でのわれわれの無力さ、そして、それでも生きることのなかにある希望を歌いあげてくれました。このエンディングテーマを通して、村山聖の短い人生の物語は、映画を観てくれたみなさん自身の人生の物語と重なり合っていくんだなぁ、と。感慨です。■原作者・大崎善生コメント考えてみればはじまりは森信雄と私。いつも二人きりで白黒の画像の中にいた。二人で村山君の物語をいったいどのくらい語り合ったろうか。いつの間にかそれが画像になり、カラーになり多くの人たちが私たちの世界に色と光をもたらしてくれた。そしてついにはこんなに美しい音楽までが抽出された。まるで何かを絞り出したような清らかなメロディーが、この世界に生まれ落ちた。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月02日シンガーソングライター・秦基博が、29歳で亡くなった棋士・村山聖さんの生涯を俳優・松山ケンイチの主演で描く映画『聖(さとし)の青春』(11月19日公開)の主題歌として、書き下ろしの新曲「終わりのない空」を提供することが2日、明らかになった。合わせて、同曲を使用した新たな予告映像が公開された。原作は、大崎善生氏による同名の処女小説。「東の羽生、西の村山」として羽生善治と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた"怪童"の一生を描く。精神面、肉体面の両方から聖にアプローチしている松山のほか、東出昌大が羽生役として登場。聖の師匠・森信雄役のリリー・フランキー、母・村山トミ子役の竹下景子、弟弟子・江川役の染谷将太らが脇を固める。秦は、命を削りながら将棋に全てを懸けた村山さんの一生に感銘を受け、主題歌を書き下ろし。完成直前の映像を見た際も、「将棋を通した魂のぶつかり合い、聖の、病気という困難に直面しながらも、名人という夢に突き進んでゆくその姿に感動を覚えました」と語っている。曲作りは、全国ツアー中の5月頃に開始。エンドロールに流れることをイメージし、「曲を、そしてアレンジを」といった順に着手した。歌詞の構想を練ったのは、「移動中に原作を読み進めながら」。サビでは「聖のその瞬間、瞬間にいのちを燃やし、全身全霊ぶつかっていくさま、そして、彼が手記に遺した『人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ』という言葉からくみ取った思いを込めています」と明かした。メガホンを取る森義隆監督は、「秦さんは今回、その美しくやさしい歌声で、誰もが限りある人生を生きていることの刹那、そしてその現実の前でのわれわれの無力さ、そして、それでも生きることのなかにある希望を歌いあげてくれました」と絶賛。原作の大崎氏も「まるで何かを絞り出したような清らかなメロディーが、この世界に生まれ落ちた」と口をそろえる。公開された映像は、冒頭から森の「さっき村山くん、亡くなりました」との淡々とした知らせが映し出される。最大のライバル・羽生と死闘を繰り広げる一方、医師からがんを宣告される聖。余命三カ月という過酷な状況の中、周囲にかみつきながらも彼は必死に盤面に向かう。短くも全力で駆け抜けたその生きざまが、秦による主題歌と合わさり、「どう死ぬか、どう生きるか」を真摯に訴えかける仕上がりになっている。(C)2016 「聖の青春」製作委員会
2016年09月02日俳優・松山ケンイチが、29歳で夭折した天才棋士・村山聖に扮して主演を務める映画『聖(さとし)の青春』(11月19日公開)の初映像となる特報が15日、公開された。原作は大崎善生氏による同名の処女小説。羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた"怪童"の一生を描く。精神面、肉体面の両方から聖にアプローチしている松山のほか、東出昌大が羽生役として登場。聖の師匠・森信雄役のリリー・フランキー、母・村山トミ子役の竹下景子、弟弟子・江川役の染谷将太らが脇を固める。特報に収められているのは、聖八段が羽生四冠に対局を挑む劇中の名シーン。当時の戦績が、5勝6敗とほぼ互角の実力者であった2人の熾烈な対局を、1997年の竜王戦1組1回戦での実際の棋譜を元に忠実に再現している。この場面は、プロ棋士・金井恒太六段が現場に指導役として張り付き、細かな所作に至るまでリアリティのある画作りを行ったという。さらに、対局中に聖が思わず倒れてしまうシーンや病床の場面も映し出されている。(C)2016 「聖の青春」製作委員会
2016年07月15日羽生善治と互角に渡り合った薄命の棋士・村山聖(さとし)の生涯を、実話をもとに描く松山ケンイチ主演映画『聖の青春』の特報映像とポスタービジュアルが公開になった。公開された特報映像映画は大崎善生のノンフィクション小説が原作。「東の羽生、西の村山」と並び称されながらも29歳にして亡くなった実在の棋士・村山聖が、全力で駆け抜けた生涯を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描かれる。松山のほか、東出昌大が羽生役を演じ、『宇宙兄弟』『ひゃくはち』の森義隆が監督を務め、『クローズEXPLODE』『陽だまりの彼女』の向井康介が脚本を手がける。特報映像は、将棋を指す駒音から始まり、本作の最大の見どころである村山聖八段(松山ケンイチ)が羽生善治四冠(東出昌大)に対局を挑むシーンがわずかだが垣間見られる。当時の戦績は5勝6敗とほぼ互角の実力であったふたりの対局は、実際の棋譜(1997年竜王戦1組1回戦)をもとに、プロ棋士・金井恒太六段の指導のもと、細かな所作に至るまで忠実に再現したという。特報映像にはそのほか、聖の師匠・森信雄役のリリー・フランキー。母・村山トミ子役の竹下景子。弟弟子・江川役の染谷将太。安田顕、柄本時生、北見敏之らも登場する。「負けるのは死ぬほど悔しい……生きる時間を削ってでも勝ちたい」「勝つことが、生きること。」と、病と闘い、将棋と戦う村山聖の生き様は、観る者に感動以上のメッセージを届けることになりそうだ。『聖の青春』11月19日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国公開
2016年07月15日俳優の東出昌大(28)が、松山ケンイチ(31)の主演映画『聖(さとし)の青春』(今秋公開)で将棋棋士・羽生善治氏を演じることが17日、発表された。本作は大崎善生氏の同名小説を原作に、「東の羽生、西の村山」と並び称されながら名人への夢半ばで倒れた天才棋士・村山聖の一生を描く。村山の最大のライバルで、松山が本作の「ヒロイン」と語る羽生役。東出は徹底した"羽生研究"を重ねた上で挑み、あまりにも本人に似ていたことから撮影現場からは驚きの声が上がったという。スタッフいわく、その姿は「本人と瓜二つ」。また、劇中の"羽生メガネ"は、1996年に史上初となった七大タイトル戦七冠独占達成時に実際にかけていたものを羽生氏本人から譲り受けた。村山役の松山と羽生役の東出が、実際の棋譜を覚えて臨んだ2時間半の長回し撮影では、緊迫感と臨場感あふれる対局シーンに仕上がったという。「とにかく素晴らしい原作と脚本で、現場に入る前からこの作品に携われることに大きな幸福感と闘志を抱いていました」と興奮する東出。「実際にご本人がお使いになっていた眼鏡をご本人からお借りできたことが、大変有り難く、幸運でした」と羽生氏の厚意に感謝し、「この作品には、人生、青春、生きがい、誇り、尊い多くのものが映っています。一人でも多くの方に観てもらいたい。月並みな事を言うようですが、切に思います」と本作に込めた思いを語った。一方の羽生氏は、「村山さんの生きざまを描いた聖の青春が映画化されると聞いて、彼の存在の大きさを感じました」と思いをはせる。東出が自分を演じることについては、「自分も出てくるので気恥ずかしいところもありますが東出さんに演じていただいたのはとても名誉な事だと思っています」と受けとめ、「将棋を知らない人たちにも楽しんで感じて観てほしいと思います」と呼びかける。本作のメガホンを取る森義隆監督は、東出の役作りを「羽生さんへの心の底からの尊敬を足場にし、たたずまい、所作、棋譜、精神性まで徹底した研究に研究を重ね、実際に羽生さんと対戦してきたプロ棋士たちも納得の若き羽生像を作り上げました」と絶賛。「これまでの俳優東出昌大のキャリアにおいて、ベストアクトなのではないかと思っています」と太鼓判を押している。そのほか、10代の聖を大阪に引き取って共同生活をしながら彼を支えた師匠・森信雄役をリリー・フランキー、母・村山トミ子役を竹下景子、弟弟子・江川役を染谷将太が演じ、安田顕、柄本時生、北見敏之、筒井道隆といった俳優陣が脇を固める。(C)2016「聖の青春」製作委員会
2016年06月17日俳優の松山ケンイチが、29歳で夭折した実在の天才棋士・村山聖の生涯を描く映画『聖(さとし)の青春』(今秋公開)で主演を務めることが3日、発表された。原作は大崎善生氏による同名の処女小説。羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた"怪童"の一生を描いたことで、読者から「人生の一冊」「涙なしに読むことができない」などと高い評価を受けてきた作品だ。幼少期より腎臓の難病・腎ネフローゼを患い、入退院を繰り返した聖。入院中のある日、聖は父が何気なく勧めた将棋に心を奪われ、その日から将棋の最高峰・名人位を獲る夢を抱き、将棋の道に突き進む。本作では、自らの命を削りながら将棋を指し、死の床まで将棋のことを口にしていた聖が駆け抜けた壮絶な一生を描く。メガホンを取るのは、森義隆監督。人生を将棋に捧げた天才棋士役を演じるプレッシャーに対し、自ら東京将棋会館に通いつめ、これまでにない役作りで精神面、肉体面の両方から聖にアプローチした松山。「全身全霊をかけても足りない役だと思いました。そういう仕事は大好きです」と感慨深げで、原作を読んだ上で、聖を「命を燃やしている方」と感じたという。また、「病を背負われているので内面が一番難しいです」と役作りにも苦労があっただけに、「ヒロインが羽生善治さんという硬派な作品です。将棋が好きな方はもちろん、人生をつまらなく感じている方も、何かに夢中になっている方でも、こんな人間がいたんだと魅かれる作品」「"村山聖"は必ず見る人の心に何かを残します」とアピールにも熱がこもる。一方の森監督も「村山聖の生き様は『人生とは、何なのか』という普遍的な問いをわたしたちに突きつけてきます」とその重みを説明。2月中旬のクランクアップを前に、「30才の松山ケンイチが、映画の中で、29年という村山聖の短い人生を全力で生き抜いた先に、その答えの一端があるのだと信じて、日々、撮影に挑んでいます」と松山の"仕上がり"を報告した。「角川映画になるというのは宿命的なものを感じる」というのは、原作の大崎氏。滝田和人プロデューサーからオファーを受けた森監督は、ドキュメンタリー作品の経験もあったことから誰よりも実写化の難しさを感じ、何度も打ち合わせを重ねた。脚本が決定稿に至るまでには20稿、5年の歳月。提案の段階から数えると約10年が経過していることに触れ、大崎氏は「粘り強く交渉を重ねて、現実まで持っていってくださった制作スタッフの執念には頭が下がる」と称賛しつつ、演じる松山にも脱帽せずにはいられない。役のために聖を真似て右手の爪を伸ばし、体重も増やした松山。大崎氏は、その姿を目の当たりにした時の心境を「村山聖さんに似ているのに驚いた」と伝え、「意志の強そうな瞳。内面からにじみ出てくるような自然なユーモラス。そして人へ対する好奇心、優しさ。17年ぶりに村山くんがいた」と内からにじみ出る類似点を興奮気味に列挙。「村山聖が17年ぶりにこの世に戻ってくる。松山ケンイチに姿を借りて。限定的なカーニバルのようなものだ」と呼びかけている。(C)2016 「聖の青春」製作委員会
2016年02月03日病と闘いながら将棋に全人生を賭け、29歳にして亡くなった実在の天才棋士・村山聖のノンフィクション小説「聖の青春」の映画化が決定。この度、ふっくらとした顔つき、体つきで話題となっていた俳優・松山ケンイチが体を張って村山氏を演じていることが分かった。1994年、将棋のプロ棋士・村山聖(さとし)六段は、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指し、15歳の頃から10年間弟子入りし同居していた森師匠の元を離れ、上京しようとしていた。聖の上京を広島の両親は強く反対する。その理由は、聖が幼少期より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っていたからである。彼は、常に死と隣り合わせで生きていたのだった。東京――。聖が七段に昇段したころ、同じ年齢の羽生善治が前人未到のタイトル五冠を達成し、「名人」のタイトルを獲得する。聖は強烈に羽生を意識、彼に対し、ライバルのような、憧れのような想いを抱いていた。羽生に刺激を受けた聖は更に将棋に没頭し、並居る上段の先輩棋士たちを下して、快進撃を続ける。そんな中、聖の身体に癌が見つかる。だが、「このまま将棋を指し続けると死ぬ、手術し、療養すべし」という医者の忠告を聞き入れず、聖は将棋を指し続けると決意する。彼の命の期限は刻一刻と迫ってきていた…。100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、そして羽生氏らいまも将棋界で活躍する仲間たちとの友情を通して描く、号泣必至、感動のノンフィクションを基に描いた本作。人間の知の限界に挑戦し続けた天才将棋指しの人生を、師匠、ライバルほか周囲から愛された記憶と共に描くのは、『ひゃくはち』で監督デビューを果たし、2012年に手掛けた『宇宙兄弟』が大ヒット、第16回プチョン国際ファンタスティック映画祭でグランプリ、観客賞をダブル受賞した森義隆監督。主人公・村山聖を演じるのは、現在公開中の『の・ようなもの のようなもの』や『珍遊記』など多くの主演作を持つ俳優・松山ケンイチだ。今回の役柄について「全身全霊をかけても足りない役」と話す松山さんは、自ら東京将棋会館に通いつめ、これまでにない驚異的な役作りで精神面、肉体面の両方から村山聖を熱演している。ビジュアルでも分かるように増量し容姿も変えて演じた松山さんだが、一番難しかったところは内面だという。自らの命を削りながら将棋を指し、死の床まで将棋のことを口にしていたという村山氏を自分自身で理解し撮影に挑んだようだ。松山さんはファンに向けて「ヒロインが羽生善治さんという硬派な作品です。将棋が好きな方はもちろん、人生をつまらなく感じている方も、何かに夢中になっている方でも、こんな人間がいたんだと魅かれる作品です。“村山聖”は必ず見る人の心に何かを残します。宜しくお願い致します」とコメントを寄せた。<以下、スタッフコメント>■森義隆監督村山聖の生き様は「人生とは、何なのか」という普遍的な問いをわたしたちに突きつけてきます。30才の松山ケンイチが、映画のなかで、29年という村山聖の短い人生を全力で生き抜いた先に、その答えの一端があるのだと信じて、日々、撮影に挑んでいます。■原作者:大崎善生私のデビュー作である「聖の青春」が角川映画になるというのは宿命的なものを感じる。はじめて映画化の話を聞いてからもう10年近くになる。その間も粘り強く交渉を重ねて、現実まで持っていって下さった制作スタッフの執念には頭が下がる。最終的には最高の形となった。この作品を愛し、信じそして丁寧にまとめあげてくれた。はじめて松山ケンイチさんとお会いしたとき(※撮影が始まったころ)、村山聖さんに似ているのに驚いた。体重を増やして役に備えたという。右手の爪は村山を真似て長く伸びていた。森さんがいたら「村山君、こんなに長い間どこにいっとったんや」と手をさすったかもしれない。私も酔っぱらっていれば昔のように頬っぺたを軽くつまんでいただろう。意志の強そうな瞳。内面からにじみ出てくるような自然なユーモラス。そして人へ対する好奇心、優しさ。17年ぶりに村山くんがいた。本作は、天才羽生善治に挑む、西の怪童と恐れられた村山聖の真摯な闘いの物語である。森信雄という類まれな師匠との愛情の物語でもある。幼い日から病気と闘い、そのハンディをものともせず乗り越えていった努力の物語であり挫折の物語でもある。将棋を目指すものたちのストイックな青春がそこにはある。29歳で村山がこの世を去って17年。その歳月をものともせず村山はまだ多くの人に愛され慕われ続けている。その過酷な宿命の故か、彼の持つ特有の純粋さの故か。その村山聖が17年ぶりにこの世に戻ってくる。松山ケンイチに姿を借りて。限定的なカーニバルのようなものだ。もちろん私もはやく村山くんに会いたい。一人でも多くの人にこのお祭りに参加してもらいたい。■プロデューサー:滝田和人以前2本の映画でご一緒した際の印象と、『男たちの大和』の演技が非常に素晴らしく、その頃から松山ケンイチさんに注目していました。そして数年後、事業化が決まりかけた頃、松山さんご本人が原作を読み、村山聖役を熱望しているという情報を耳にしました。「逃してなるものか!」と、本人に監督と一緒にお会いし話してみて、松山さんならば重責を受け止め、必ずや私たちと同じ方向を見つめながら「村山聖」という人間に挑戦することができる、と強く感じました。役作りについて、松山さんとは、広島のご両親への訪問と聖さんのお墓参り、そして師匠森信雄さんの元も訪れ、大阪福島の前田アパート、関西将棋会館、更科食堂と聖縁の大阪の地を巡りながら、聖とのエピソードをじっくりうかがいました。元々、将棋はお好きでたしなまれていたようで、将棋指導の先生からの指導含め、将棋会館の一般道場にふらりと現れては手合いをつけてもらい普通に指されていたりなど、めきめき上達されました。また、聖が罹ってしまったネフローゼという難病を理解するため、実際の患者さんへも取材をして、撮影に臨まれました。実在の人物でも、もう亡くなられているので、当然会うすべはなく、聖を支えた方々の人柄に触れることと、聖が実際身を置いた空間に浸ることで、役作りのヒントしようとされていたのだと感じます。聖の強烈な個性は、内面のみならず、迫力と愛嬌が奇妙に入り混じる見た目も大きいですから、当時の写真、対局のビデオも参考に肉体改造も大変だったと思います。「でも、食べて飲むしかないんですよね」「おいしいものもおいしく感じなくなるんです」と言う松山さんは本当に苦しそうでした。これまでにないほどの役へののめり込み方や周囲が危惧したほどの増量計画。クランクイン前、村山聖を感じるために、松山ケンイチはあえて苦しみや悩みを求め、もがいているように見えました。もう会うことの叶わない生きた村山聖がスクリーンに出現することを、私は確信しています。どうぞご期待ください。『聖の青春』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日電通国際情報サービス(ISID)のオープンイノベーション研究所(イノラボ)とスポーツクラブNAS、大崎駅西口商店会の3者は、3月2日~29日まで、大崎駅周辺のオフィスワーカーと住民を対象とした参加型実験イベント「エブリスポ!」を開催すると発表した。このイベントでは、ウエアラブルデバイスやSNS、デジタルサイネージなどを活用して、日々の運動を楽しく継続しながら、地域に拠点を置く企業と地元商店会、オフィスワーカーと住民が交流し、地域での楽しみをともに広げる仕組みづくりを目指す。歩く・走る・階段を上るといった日々の運動を、ウエアラブルデバイスやSNSを用いてチーム対抗のゲーム仕立てにすることで、参加者がどれだけやる気を維持して頑張れるかを検証する。また、日頃はあまり接点のないオフィスワーカーと近隣住民がチームを組んだり、地域内に設けられたタッチポイントに必ず訪れるという仕組みが、地域コミュニティの形成に寄与できるかについても調査していく。実験における3者の役割は、イノラボが本実験の企画・運営をはじめ、デジタルサイネージシステムの提供、SmartBand Talkからのデータ収集やクラウド連携、各種コンテンツ管理用システムのプロトタイプ開発および実験データの解析を実施する。ほかに、スポーツクラブNASは、参加各チームに効果的なアドバイスや激励を送るスポーツインストラクターの配置や、スポーツ医科学の観点からのデータ分析。大崎駅西口商店会は、街からのごほうびとして割引チケットやグッズを提供したり、表彰イベントに商店会の名物ご当地キャラ「大崎一番太郎」を登場させるなど、イベントを盛り上げる。
2015年02月15日品川区は12月16日、大崎に品川産業支援交流施設「SHIP(Shinagawa Industrial Platform)」を2015年6月にオープンすると発表した。同施設は、起業を目指すエンジニアやデザイナー、ベンチャー・中小・大手企業などが交流する場として設立される。イベントホールやオフィス、オープンラウンジ、3Dプリンタを備えた工房などの設備の提供を通じて、次世代の産業を支援するハブとして多彩なイノベーションの創出を目指していく。2015年1月16日までオフィス入居者の1次募集を実施しており、入居すると専任スタッフやオープンラウンジ利用者とビジネスアイデアをブラッシュアップすることができるなど、さまざまなサービスを受けることができる。また、法人登記が可能で、コンシェルジュによる郵便・宅配の受け取りサービスも提供される。さらに、入居後に開かれるコンペティションで優秀な成績を納めた場合、賃料の優遇措置を受けることができるという。なお、賃料や募集要項について詳しくは、同施設のホームページにて確認できる。
2014年12月17日サッポロライオンは、7月17日から8月10日の期間中、東京・大崎ニューシティー内の広場「Oパティオ」にて、「ライオンビアガーデンIN大崎」を開催する。同ビアガーデンでは、「サッポロ生ビール(450円~)」「ヱビスビール(500円~)」「ヱビス<ザ・ブラック>(500円~)」「ヱビスハーフ&ハーフ(500円~)」「琥珀ヱビス(550円~)」「エーデルピルス(550円~)」「白穂乃香(650円~)」の、7種類のビールが提供される。また料理は、「北海道の枝豆(400円)」、「北海道ソーセージ盛り合わせ(800円)」、「ライオン特製チキンの唐揚げ(500円)」、「ライオンミックスピザ(900円)」などのビアガーデン定番メニューのほか、東北の「宮城笹かま(500円)」や「牛タンのスモーク(800円)」、「気仙沼産さんまつくだ煮(580円)」なども販売するという。同会場は、大崎駅から徒歩1分とアクセスも便利なので、仕事帰りも気軽に立ち寄ることが可能。また、土日も営業することから、近隣住民にも利用してもらい、平日・休日ともににぎわうことで、地域活性化にも役立ちたいとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日