香取慎吾と三谷幸喜がタッグを組み、Amazon Originalドラマシリーズ「誰かが、見ている」を配信することが決定。初回収録を終えた2人からコメントも到着した。大河ドラマ「新選組!」や『ギャラクシー街道』、舞台「日本の歴史」などでもタッグを組んできた2人。今回配信されるのは、“シットコム”と呼ばれるシチュエーションコメディの略で、海外で親しまれているドラマジャンル。「フルハウス」などがこれにあたり、同じ舞台と主要キャストで繰り広げるコメディドラマの形式だ。三谷監督ならではの洒落た会話や、思いがけない仕掛けの数々が展開され、香取さんがその高い要求に応えていく。「17年前にやはりシットコムの『HR』をやって、またいつか香取さんとこのジャンルに挑戦したい、と思っていました」と語る三谷監督は、本作の初回収録を終え「『日本の歴史』を終えた時、(香取さんに)『次は何をやるんでしたっけ?』と聞かれ『シットコムです!』と答えた。その時の香取さんの嬉しそうな顔が印象的でした。シットコムは俳優としての柔軟性も含め香取さんにぴったりだなと思います。今まで僕の作品では“周りに振り回される香取慎吾”が多かったですが、今回は香取さんの方がみんなを振り回していくパターン」とコメントしている。一方、香取さんは「『どこから見ても、どこを見ても面白い、それがシットコムだ』と三谷さんが教えてくださったとおりの作品になっていると思います」と自信を見せ、「Amazon Prime Video で配信されるので、誰もが観たい時に観られるのはもちろんのこと、ぜひ皆さんに繰り返し何度でも見ていただき、笑顔になっていただけたら僕もうれしいです」と呼びかけている。Amazon Originalドラマシリーズ「誰かが、見ている」は秋、Amazon Prime Videoにて独占配信予定。(cinemacafe.net)
2020年03月24日三谷幸喜脚本・監督×香取慎吾主演によるAmazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』が、2020年秋にAmazon Prime Videoで独占配信されることが決定した。Prime Videoのプライム会員向けサービスが日本で開始して5周年を迎える2020年に配信される本作。三谷氏と香取のプロジェクトにAmazonが企画から参加し、製作する日本オリジナルドラマシリーズの記念すべき第一弾となる。2004年のNHK大河ドラマ『新選組!』をはじめ、2018年に上演された舞台『日本の歴史』など、大きな反響を得た魅力的な作品を創り出してきた2人が今回挑むのは“シットコム”。 “シットコム”とはシチュエーションコメディの略で、海外で親しまれているドラマジャンルであり、同じ舞台と主要キャストで繰り広げるコメディドラマの形式だ。三谷氏ならではの洒落た会話や、思いがけない仕掛けの数々が展開され、香取がその高い要求に応えていく。初回収録を終え、三谷氏は「17年前にやはりシットコムの『HR』をやって、またいつか香取さんとこのジャンルに挑戦したい、と思っていました。『日本の歴史』を終えた時、(香取に)『次は何をやるんでしたっけ?』と聞かれ『シットコムです!』と答えた。その時の香取さんのうれしそうな顔が印象的でした。シットコムは俳優としての柔軟性も含め香取さんにぴったりだなと思います。今まで僕の作品では“周りに振り回される香取慎吾”が多かったですが、今回は香取さんの方がみんなを振り回していくパターン。それもわくわくしています」とコメント。香取は「三谷さんとまたお仕事ができて本当に楽しかったです。難しいことへの挑戦でもありましたが、いつも現場は笑いに包まれていました。『どこから見ても、どこを見ても面白い、それがシットコムだ』と三谷さんが教えてくださったとおりの作品になっていると思います」と手応えを述べ、「Amazon Prime Videoで配信されるので、誰もが観たい時に観られるのはもちろんのこと、ぜひ皆さんに繰り返し何度でも見ていただき、笑顔になっていただけたら僕もうれしいです」とメッセージを寄せた。また、Amazon Prime Videoコンテンツ事業本部長の児玉隆志氏は「脚本家・演出家・映画監督としても幅広く活動されている三谷幸喜氏と、ミュージシャンやアーティスト、そして俳優としても活躍されている香取慎吾氏。そんな才能溢れるお二人と、『フルハウス』や『フレンズ』のような海外で親しまれているシットコムに挑戦できることを心よりうれしく思います」と喜び、「プライム会員の皆様のご愛顧のお陰で、Prime Video のプライム会員向けサービスを日本で開始してから5年を迎えます。2020年という節目の年にプライム会員の皆様に本作品をお届けできることが楽しみでなりません」と語っている。
2020年03月24日崖っぷち出版社を舞台に、仁義なき騙し合いバトルを繰り広げる大泉洋主演映画『騙し絵の牙』。この度、大泉さん演じる速水を中心にオールスターキャストが集結した豪華第2弾ポスタービジュアルが公開された。先日公開された第1弾ポスタービジュアルでは、口元が破かれた変わり者編集長・速水が不敵に笑う姿が大きく写し出された。今回到着した第2弾では、速水のほかにも本作に出演する松岡茉優、佐藤浩市、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、斎藤工ら、豪華キャストたちが大集結。微笑む速水とは裏腹に、騙し合いバトルを繰り広げる彼らの表情は真剣だ。また、ポスター全体がビリビリに破かれたような加工がされ、さらに速水の顔の部分も破られたような仕上がりとなっている。『騙し絵の牙』は6月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年03月23日篠原涼子がスーパーハケン社員・大前春子を演じる4月スタートの水曜ドラマ「ハケンの品格」に、前作で犬猿の仲(!?)だった“東海林”役大泉洋も帰ってくることが分かった。働き方もカオスと化したこの令和の時代に、篠原さん演じる一匹狼の最強ハケン社員・大前春子が再び大活躍。これまで、新メンバーとして杉野遥亮、吉谷彩子、山本舞香、中村海人(Travis Japan)、塚地武雅、伊東四朗のほか、13年前の前作と同じ役で小泉孝太郎、勝地涼、上地雄輔の出演が発表されていたが、この度、東海林武役の大泉洋の特別出演が決定。前作では、春子に次第に恋心を抱くようになっていた東海林。ラストでは名古屋支店へ異動になり、春子との恋の行方も不透明なままだったが、13年の時を経たいま、一体どんな関係になっているのか…。当時も話題になった、篠原さん演じる春子との丁々発止のやりとりも見逃せない。「続編のお話をいただいた時には既に舞台の出演が決まっていまして…」という大泉さんだが、本作は「非常に思い出深い作品ですので何としても出たい、とスケジュールなど色々調整し、何とか出演できる事になりました」と明かす。「確か前作の時も舞台とスケジュールが被っていたような気がします。不思議な話ですが、なんであれまた出演させていただけるのは光栄ですし、13年ぶりにまた皆さんにとお会いできると思うと今からとても楽しみです。台本を見る限りまた篠原さん演じる大前春子とやり合う事になりそうです」とアピールしている。「ハケンの品格」は4月15日より毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年03月18日俳優の大泉洋主演の映画『騙し絵の牙』(6月19日公開)予告編が17日、公開された。同作は塩田武士が大泉を主人公に当て書きし、表紙モデルにも起用した同名小説の映画化作品。創業一族の社長が急逝した大手出版社「薫風社」で、会社のお荷物雑誌『トリニティ』の変わり者編集長・速水(大泉洋)は、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。今回解禁された予告編では、廃刊危機の迫った雑誌「トリニティ」の編集長・速水(大泉)が、雑誌存続のために「才能を集めれば、まだまだ雑誌だって戦えるんだから!」、企画について「面白ければ、目玉は何個あったっていいんだ!」と編集部員たちに熱弁をふるう姿が描かれ、出版社の危機に社員一丸となって立ち向かう感動のお仕事エンターテインメントが描かれる……かと思いきや、予告編後半では全く別の展開を見せる。予告編中盤、「危機を乗り越えた彼らには想像を超える感動が……いや!この笑顔を信じてはいけない!」というナレーションから、場面は転換し、リリー・フランキー演じる謎の男の「結局、“この人”の仕掛けにハマった。」という一言を皮切りに急展開。「こんなやり方許せません!」と意見する伝統的文芸誌「小説薫風」編集長(木村佳乃)、「戦争だな!」と出版社の危機に直面する文学界の超大御所小説家・二階堂(國村隼)、「タヌキ黙らせろよ!」と語気を強める専務・東松(佐藤浩市)など、バラエティに富んだクセモノたちの壮絶な騙し合いバトルが幕を開ける。「人を騙して、そんなに楽しいですか?」と怒りを露わにする高野に対し、「めちゃくちゃ面白いです!」と自信に満ちた表情で不敵な笑みを浮かべた速水が言い放つシーンで予告編は締めくくられた。また、同作の鑑賞者アンケート(調査機関2020年2月25日、27日松竹調べ)では、騙された回数平均9.4回、騙される率平均97%と、逆転連発の展開で高い満足度を獲得した。
2020年03月17日大泉洋を主人公にあてがきされ、ベストセラーとなった小説を大泉さんを主演に映画化する『騙し絵の牙』。初映像、第1弾ビジュアルと情報が解禁される度に注目を集める本作から、豪華キャストの場面写真が到着した。本作で描かれるのは、大手出版社「薫風社(くんぷうしゃ)」を舞台にした熾烈な騙し合いバトル。先日、大泉さん演じるカルチャー誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水が不敵な笑みを浮かべる第1弾ビジュアルが解禁されると、「すごいインパクトのあるポスター!」「洋ちゃん格好良い~」「あまりの格好良さに恐れおののいてる」とSNSでは大反響を呼んでいる。この度解禁されたのは、大泉さん演じる主人公の速水や、同じ「トリニティ」編集部の高野(松岡茉優)、次期社長候補の専務・東松(佐藤浩市)、大御所小説家・二階堂(國村隼)、薫風社の文芸誌「小説薫風」編集長・江波百合子(木村佳乃)らを収めた場面写真。飄々としながらも常に何かを企んでいる速水の姿や、鋭い眼光で一点を見つめる東松、自身のパーティで貫禄たっぷりにふんぞりかえる二階堂と、それを挟んで火花を散らす江波と速水。さらに「トリニティ」を持って飛行場を猛ダッシュする高野の姿まで!クセモノ揃いのキャラクターたちのバトルはもちろん、実力派キャストたちの演技合戦にも期待が高まる場面写真となっている。また、今回の場面写真には写っていない、宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、中村倫也、佐野史郎、リリー・フランキーといった豪華キャストたちも登場する、待望の予告映像も解禁予定という。『騙し絵の牙』は6月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年03月13日主演の大泉洋をはじめ、松岡茉優、佐藤浩市、中村倫也、斎藤工、リリー・フランキーら豪華キャストが集結した『騙し絵の牙』。この度、本作第1弾となるポスタービジュアルが到着した。累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説「罪の声」の著者として知られる塩田武士が、大泉さんを主人公にあてがきしたベストセラー小説「騙し絵の牙」の映画化となる本作。大手出版社「薫風社」を舞台に描く本作で大泉さんが演じているのは、カルチャー誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水。権力争いが勃発する中、専務が進める大改革で雑誌が次々と廃刊のピンチに、速水も無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めており…。今回到着したポスタービジュアルでは、あらゆるクセモノたちを翻弄していく速水が不敵に笑う姿が写し出されている。そして、「バカか救世主か」のキャッチコピーと共に、牙のようにも見える口元には、「この笑顔にだまされる」のメッセージも添えられている。『騙し絵の牙』は6月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年03月06日本誌グラビア撮影で「バレンタインデー公開なので楽しそうにお願いします」というリクエストに2人はユーモアあふれる表情を次々と。大泉洋(46)と小池栄子(39)が主演する映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』(2月14日公開)は、戦後混乱期の日本を舞台にした泣き笑い必至の珠玉の喜劇。劇中で演じた偽夫婦のまんま息ピッタリの2人に話を聞きました。対談は笑いが絶えず……。小池「大泉さんが演じた田島は、情けないダメ男なのに女にやたらとモテる。その人たらしな感じは、大泉さんご自身もあると思うなあ。つい構いたくなるし、ツッコミたくなっちゃうし(笑)。それでいて時折ふと見せる表情が色っぽかったりして。この人だったらしょうがないなあって許せちゃうんです」大泉「たまに?僕のなかでは全編セクシーに決めてるつもりなんだけどな。小池さんのキヌ子は、泥だらけで担ぎ屋をしているところから絶世の美女になるのよね」小池「“小池栄子ってきれいだったんだ”と思ってもらえたらうれしい(笑)」大泉「よくさ、モテる人ってマメだって言うじゃない。田島もそうなんだけど、僕にはマメさはないなあ。面倒くさいんだもの、何をするのも(笑)」実生活で家庭を持つ2人。夫婦の間で大切だと思っていることは?小池「信頼かなあ。それさえあれば大概のことは目をつぶることができると思います。夫婦といえどもそれぞれの人生があるだろうし、同じ方向さえ向いていれば細かいことはいいのかなって。束縛するのもされるのもあまり好きじゃなくて」大泉「僕が思うのは、相手に期待しないってことかなあ。期待しないけど、何かしてくれたら感謝する。結婚したらいろんなことをしてもらえると思ってしまうんですよ、とくに男は。でも、嫁さんって肉親じゃないからね。他人だから。腹立つこともあるし、けんかすることもありますよ。でも、最終的には戻るわけ、“俺みたいな人と一生いると決めてくれたこの人に感謝しなきゃならんな”というところに」小池「素晴らしいですね」「女性自身」2020年2月25日号 掲載
2020年02月16日大手出版社を舞台に、主演の大泉洋が会社のお荷物雑誌の変わり者編集長を演じる『騙し絵の牙』。この度、本編映像初公開となる特報映像、大泉さん演じる速水の場面写真も到着した。今回到着した映像では、廃刊の危機が迫る編集部だが、「まだまだ戦える」と速水は雑誌を立て直そうと奮闘。しかし、一方で超大御所作家(國村隼)や専務・東松(佐藤浩市)からは「戦争だな」「狸黙らせろよ」というセリフも飛び出し、なにやら不穏な雰囲気も感じられる。また、先日発表された超豪華追加キャスト、松岡茉優、佐藤浩市、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、斎藤工、國村隼らの姿も次々と登場。“クセモノ”たちが繰り広げる、仁義なき騙し合いバトルに期待高まる映像となっている。『騙し絵の牙』は6月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月23日俳優の大泉洋が15日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われた「PARCO劇場お披露目&オープニング・シリーズ記者会見」に出席。6月20日~8月8日に上演される三谷幸喜作品『大地』のキャストとして登壇したが、三谷氏が「(出演は)まだ決まってない」と冗談交じりに告げ、2人で爆笑やりとりを繰り広げた。大泉は「PARCO劇場に出させていただくのは初めて。20歳の頃に演劇を北海道でやっていた頃、憧れて見ていたPARCO劇場についに出るのかと、感慨深いものがあります」としみじみ。「私はこの舞台に立っても、昔と何が違うのかまったくわからない。そういった意味ではあんまり感慨はない」と加えて笑いを誘った。舞台への抱負を聞かれると、「抱負と言われましても、どんな話かも何にも知らない。脚本家の頭の中にはあるらしいですけど、それも教えられてないですし」と返答。また、「先ほど脚本家にお会いしたところ、僕の顔を見てびっくりされまして。『なんでいるんだ!』という顔をされ、『まだ決めてないのに』と言われて」と三谷氏とのやりとりを明かし、「今日が私の最終審査だと。今日の会見で私は出られるか決まる。なんとか出たい」と笑わせた。報道陣から「大泉さんは出演が決定ということで大丈夫ですか?」という質問が飛ぶと、三谷氏は「まだ決まってないです。どういう気持ちで今、彼がここにいるのか僕はよくわからない」と冗談を続け、大泉が「私はあなたの舞台に出るって決まっているから!」と主張するも、「まだ決まってない」と三谷氏。さらに三谷氏は、自身の舞台に出演したいと話していた市川猿之助に「猿之助さん、空いてます?」と声をかけ、大泉は「むちゃくちゃじゃない」とぼやいていた。会見にはそのほか、渡辺謙、宮沢氷魚、森新太郎、石田明、吉田一輔、山本耕史、竜星涼、長田育恵、宮藤官九郎、河原雅彦、生瀬勝久、池田成志、古田新太、前川知大、杉原邦生、天海祐希、G2も出席。司会は藤井隆が務めた。
2020年01月15日脚本家の三谷幸喜氏が15日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われた「PARCO劇場お披露目&オープニング・シリーズ記者会見」に出席。生まれ変わったPARCO劇場を饒舌トークでPRした。渋谷PARCO建て替えのため、2016年夏より休館していたPARCO劇場が、1月24日にオープンする。1月24日からのこけら落とし公演『志の輔らくご ~PARCO劇場こけら落とし~』、2月12日からの『ラヴ・レターズ ~こけら落としスペシャル~』に続き、3月13日より2021年5月上旬まで、オープニング・シリーズとして全14作品を上演。この日の会見には、オープニング・シリーズ作品のクリエイターとキャストが集結した。6月中旬から8月下旬にかけては、三谷作品『大地』、『三谷幸喜のショーガール』、三谷文楽『其礼成心中』を3作品連続上演。三谷氏はステージに登壇すると「新しくできたPARCO劇場のシステムについてお伝えしたいと思います」と切り出し、「みなさんが座っている椅子は、本番中に携帯を鳴らした瞬間、8万ボルトが流れます。それから、後方に3つレーザー銃が用意されていて、寝てしまったマスコミ関係者を狙い撃ちするように。そして、緞帳は、必要のないカーテンコールが3回以上続いたときは自動的に降りてくる」と冗談を連発して笑いを誘った。また、1作目の『大地』について、「関係者のみなさんにうれしいニュースがあります。もう本はできています」と発表。会場から拍手が起こる中、三谷氏は「頭の中に。あとは書くだけです」と続け、再び会場から笑いが。さらに、3作品の上演期間が東京オリンピック・パラリンピックとかぶっていることに言及し、「東京オリンピックと丸かぶりですけども、ぜひみなさん、スポーツに興味のない方はこちらに」と呼びかけた。オリンピックに負けないような秘策を聞かれると、「ないですね。相当敵は強大なので」と回答。続けて、「そんなときに上演しようと思ったPARCOさんには信頼を感じたので恩義に応えたい。ただ、出演者の中に、オリンピックの聖火ランナーをやるヤツもいて、そいつはちょっと許せないなと。でも頑張ります」と冗談交じりに意気込みを語った。会見には、渡辺謙、宮沢氷魚、森新太郎、石田明、吉田一輔、大泉洋、山本耕史、竜星涼、長田育恵、宮藤官九郎、河原雅彦、生瀬勝久、池田成志、古田新太、前川知大、杉原邦生、市川猿之助、天海祐希、G2も出席。司会は藤井隆が務めた。
2020年01月15日「罪の声」の塩田武士が、大泉洋を主人公にあてがきし、表紙モデルにも起用した小説を、大泉さん主演で映画化する『騙し絵の牙』。松岡茉優、佐藤浩市に続き、新たに12人の追加キャストが発表された。本作は、雑誌が次々と廃刊のピンチに立たされる大手出版社「薫風社」を舞台に、大泉さんが会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水を演じ、生き残りを賭けた仁義なき騙し合いバトルが繰り広げられる。そして今回、“クセモノ揃い”の豪華追加キャストが発表。ミステリアスでカリスマ性のある新人デビュー作家・矢代聖役には、「偽装不倫」で注目を集め、『his』がもうすぐ公開を迎える宮沢氷魚。そんな矢代と共に速水率いる「トリニティ」を盛り上げる超人気ファッションモデル・城島咲役には、自身もモデルで「ホクサイと飯さえあれば」『一礼して、キス』など女優としても活躍中の池田エライザ。亡くなった「薫風社」社長の息子・伊庭惟高役には、朝ドラ「半分、青い。」や「凪のお暇」が大きな話題に、1人7役を演じる『水曜日が消えた』も注目を集める中村倫也。その惟高の後見人で保守派の常務・宮藤和生役に、怪演が度々話題となる佐野史郎。伝統ある薫風社の文芸誌「小説薫風」編集長で速水と敵対する江波百合子役に木村佳乃。江波の部下・三村洋一役に和田聰宏。速水を疎ましく思う「トリニティ」副編集長・柴崎真一役に坪倉由幸。専務・東松(佐藤さん)と手を取る大手外資ファンド代表の郡司一役に斎藤工が決定。ほかにも、新人編集者・高野の父を塚本晋也、高野が接触する謎の男をリリー・フランキー、速水の良き相談相手で文芸評論家・久谷ありさを小林聡美、速水の前に立ちふさがる文学界の大御所作家を國村隼が演じる。『騙し絵の牙』は6月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月15日俳優の大泉洋主演の映画『騙し絵の牙』(6月19日公開)キャストが15日、明らかになった。同作は塩田武士が大泉を主人公に当て書きし、表紙モデルにも起用した同名小説の映画化作品。創業一族の社長が急逝した大手出版社「薫風社」で、会社のお荷物雑誌『トリニティ』の変わり者編集長・速水(大泉洋)は、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。これまでに、「薫風社」の大改革を進める専務・東松(佐藤浩市)、速水に巻き込まれる新人編集者・高野(松岡茉優)の配役が発表されていたが、今回は一気に12人が明らかに。ミステリアスでカリスマ性のある新人デビュー作家・矢代聖に宮沢氷魚、矢代とともに速水率いる『トリニティ』を盛り上げる超人気ファッションモデル城島咲に池田エライザが発表された。また亡くなった「薫風社」社長の息子・伊庭惟高役の中村倫也、惟高の後見人で保守派の常務・宮藤和生役の佐野史郎、伝統ある薫風社の文芸誌『小説薫風』編集長であり速水と敵対する江波百合子役の木村佳乃、江波の忠実な部下である編集者・三村洋一役の和田聰宏、編集長の速水を疎ましく思う『トリニティ』副編集長・柴崎真一役の坪倉由幸、改革派の専務・東松(佐藤)と手を取る大手外資ファンド代表の郡司一役の斎藤工が出演する。さらに、ヒロイン・高野の父で、小さな書店の店主・高野民生役に塚本晋也、高野が接触する謎の男役にリリー・フランキー、速水のよき相談相手であり、お茶の間でも人気の文芸評論家・久谷ありさ役に小林聡美、そして、速水の前に立ちふさがる文学界の大御所作家・二階堂大作役に國村隼と、若手からベテランまで、日本を代表する豪華キャストが勢ぞろいとなった。
2020年01月15日三谷幸喜が劇団東京ヴォードヴィルショーのために書き下ろしたシチュエーションコメディが、装いも新たにお目見えだ。『「罪のない嘘」~毎日がエイプリルフール~』と題されたその舞台が、本日1月9日に開幕する。物語の舞台は、とあるマンションの一室。以前、この部屋に住んでいた男が、テレビの修理屋を装ってやってくる。離れて暮らす娘が婚約者を連れてくるため、4日前まで住んでいたこの部屋が留守になる日を調べあげ、ひと芝居打とうというのだ。しかし、今の居住者である夫婦が突然の帰宅。さらにはマンション自治会の副会長夫妻や不動産屋、娘の婚約者の両親までが、続々と部屋を訪れる……。同作が初めて上演されたのは1996年。『アパッチ砦の攻防』のタイトルで、喜劇通を大いに唸らせた。今回はモトイキシゲキの演出で、今までとは違った新味あふれる舞台となる。出演は片岡鶴太郎、鈴木杏樹、ふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大(1・2月公演)、関西ジャニーズJr.の室龍太(3月公演)らバラエティ豊かな顔ぶれに加え、佐藤B作、あめくみちこ、佐渡稔ら、いつもの東京ヴォードヴィルショーのメンバーも大いに喜劇魂を炸裂させる。喜劇を知り尽くした作家が作った芝居を、喜劇を知り尽くした俳優たちが演じる。嘘をつけばつくほど、ピンチがどんどんふくらんでいく様はまさに圧巻。2020年の初笑いに、おすすめの一本である。1月19日(日)までヒューリックホール東京、1月23日(木)から25日(土)までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、2月18日(火)に広島JMSアステールプラザ 大ホール、2月20日(木)に福岡市民会館 大ホール、2月22日(土)に北九州芸術劇場 大ホール、3月27日(金)から29日(日)まで愛知県産業労働センター ウインクあいちで上演される。文:小川志津子
2020年01月09日三谷幸喜と戸田恵子。一人芝居『なにわバタフライ』(2004年初演)でミヤコ蝶々をモデルとした喜劇女王の生涯を描ききり、喝采を浴びた黄金コンビだ。そんなふたりが手を組む舞台『虹のかけら ~もうひとりのジュディ』が、全国ツアーを経て、東京・スパイラルホールにて12月19日(木)から25日(水)まで上演される。この作品で描かれるのは、ジュディ・シルバーマンという名の女性の生涯。映画『オズの魔法使』をはじめとする作品群で子役時代から世界中に知られたジュディ・ガーランドの影となって生き抜いた人物だ。ある時は、付き人として。またある時は、専属の代役として。ジュディ・ガーランドの女優人生とは切っても切れないパートナーである。ガーランドが輝けば輝くほど、誇らしい。そして、それと同じくらい、憎らしい。そんな筆舌に尽くしがたい“もうひとりのジュディ”の心理を、もはや円熟の域に達した三谷の構成・演出、戸田の出演で描いていく。本作は昨年5月、「Keiko Toda 60years Anniversary」として初演されたもの。ピアノやコントラバスの生演奏にのせて、少女のときめきから大人の屈折まで、自在に行き来する戸田の熱演に拍手がはじけた。1年半ぶりとなる今回の再演では、さらに磨きをかけたステージになること必至。私たちがうっとりと見惚れる名作の影には、たくさんの人たちの知られざる心理がうごめいている。それを踏まえて、年末年始、改めてジュディ・ガーランドの出演作を観なおすのも一興かもしれない。文:小川志津子
2019年12月17日大泉洋が三谷幸喜とタッグを組むPARCO劇場オープニング・ラインナップ第3弾「大地」に、新たに山本耕史、竜星涼らの出演が決定。さらに続けて上演される三谷さんのライフワーク「ショーガール」、三谷文楽「其礼成心中」についても発表された。1994年「出口なし!」からPARCO劇場をホームグラウンドとして、新作を発表し続けている三谷さん。新生PARCO劇場ではオープニング・シリーズ“夏の陣”として3作品を3か月連続上演。「大地」は舞台、映画、ドラマで様々な俳優へ台詞を書き下ろしてきた三谷さんだからこそ描けるテーマであり、俳優への愛を込めて描く三谷流俳優論。大泉さんに加え、三谷幸喜の「俳優論」に挑むのは山本耕史、三谷作品では「おのれナポレオン」以来7年ぶりの舞台となる。さらに現在放送中のテレビドラマ「同期のサクラ」での好演をはじめ目覚ましい活躍を見せている竜星涼、三谷幸喜が出演を熱く願っていた辻萬長、小澤雄太、まりゑが初参加。オープニング・シリーズ第1弾「ピサロ」に続くPARCO劇場登場の栗原英雄、映画『記憶にございません!』で中井貴一演じる総理大臣の息子をナイーブに演じてみせた濱田龍臣、そして三谷作品に欠かせない藤井隆、相島一之、浅野和之が集結。新たな顔ぶれと“三谷組”が一堂に介する。また、旧PARCO劇場で17年間ロングランした「ショーガール」の故・福田陽一郎へ最大限のリスペクトを持ってDNAを受け継ぎ、2014年からスタートした「三谷幸喜のショーガール」。「いつか自分も福田さんのショーガールのような舞台を」という三谷さんの熱い思いが形になった本作は、新生PARCO劇場で三谷流「ちょっと小洒落た大人のコイバナ」ショーとして渋谷の大人の夜を彩る。第1部が大人のコイバナを三谷さんの書き下ろし脚本とともに荻野清子が作曲し、ちょっとこじゃれたショートミュージカルに、第2部は華やかなショータイム。誰もが聞いたことのあるポピュラーナンバーを、圧倒的な歌唱力を持つ川平慈英とシルビア・グラブが歌い上げる。そして文楽の伝統と技芸を忠実に踏襲し、三谷さんが文楽の魅力を彼の筆と演出で自由に創作した庶民の喜劇「其礼成心中」。「ワインをデキャンティングして美酒にするように僕があらたな器になります」と自ら宣言、三谷流デキャンティングで創作。2012年のPARCO劇場での初演以来、三谷作品として毎年どこかで上演されており、久々のPARCO劇場凱旋公演となる。PARCO劇場オープニング・シリーズ三谷幸喜 三作品三ヶ月公演「大地」は2020年6月20日(土)~8月8日(土)、「三谷幸喜のショーガール」は2020年7月16日(木)~8月7日(金)、三谷文楽「其礼成心中」は2020年8月13日(木)~8月20日(木)PARCO劇場などにて上演。(text:cinemacafe.net)
2019年12月10日俳優・大泉洋を主人公にあてがきし、2018年本屋大賞にランクインされ話題となった小説を、大泉さん主演で映画化する『騙し絵の牙』。この度、松岡茉優と佐藤浩市を共演に迎え、来年6月に公開することが決定した。大手出版社「薫風社」に激震走る!かねてからの出版不況に加えて創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発。専務・東松が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされる…が、この一見頼りない男、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。嘘、裏切り、リーク、告発。クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野を巻き込んだ速水の生き残りを賭けた“大逆転”の奇策とは――。大泉さんが演じるのは、主人公・速水。本人のイメージ通り、飄々とした性格と軽妙なトークで親しみをみせる一方、“いつもとは違う大泉洋”が魅せる、速水の裏に隠された別の顔も秘めているという。そして、今回新たに発表された『万引き家族』『蜜蜂と遠雷』などでも話題となった松岡さんが演じるのは、速水の策略に巻き込まれていくヒロイン・高野恵。大泉さんと映画初共演となる松岡さんは、志のある文芸誌編集者だったが、不本意にも速水の部下になり、ふり回されながらも強い信念を貫き、成長していく女性を演じる。また、現在『楽園』(瀬々敬久監督)が公開中の佐藤さんが演じるのは、薫風社専務の東松。傾きかけた会社を立て直すべく、次期社長候補のライバルたちを蹴落として改革を断行する容赦のない男だ。なお、監督は『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八。『東京喰種トーキョーグール』の楠野一郎と共に、自ら脚本も手掛ける。<キャスト・監督コメント>大泉洋私を主人公として当て書きした塩田先生のベストセラー小説の映画化が決定し、いよいよ撮影に入ります!もちろん主演は私が務めさせていただきます。とりあえず別の俳優さんに役を奪われなくて良かったと、ホッとしております(笑)また共演に松岡茉優さん、佐藤浩市さんと伺い、これほど心強い共演者は居ないと歓喜しております。お2人とは「上司と部下」という関係になりますが、台本上も一癖も二癖もある役どころなので、今からどんなお芝居になっていくのか楽しみでしかありません!吉田大八という素晴らしい監督と共に、原作とはまた違う、映画版としての魅力を持った『騙し絵の牙』を創り上げたいと思います。ご期待ください。松岡茉優高野恵役の松岡茉優です。実家が町の本屋さんをやっている恵は小さい頃から本、そして本が好きな人たち、人と本との出会いを日常的に目撃してきました。私自身小さい頃から本が好きで、小説も漫画も雑誌も実用書も読みますが、その形は年々変化し今では紙の本と電子が半々です。出版業界の今を描く今作で、これからの本はどうなっていくのか、どうなっていけるのか、皆様と模索していけたらと思っています。吉田監督とは『桐島、部活やめるってよ』以来となります。16歳だったあの時から8年経ち、私は24歳になりました。有難いことにあれから様々な現場を経験させて頂きましたが、8年経ったのに、とがっかりされないか。あの時より成長出来ているのか、もしかしてあの時より良くなかったりして。などなど吉田監督への想いで溢れます。時間が経ってまた呼んで頂けたことを誇りに思い、緊張感を持ち、憧れの先輩方との共演に胸を躍らせながら日々過ごしていけたらと思います。ぜひ楽しみにしていてください。佐藤浩市大泉洋くんとは前作『こんな夜更けにバナナかよ』ではほとんど絡みはなく、『清須会議』以来のお芝居になります。突っ走り続ける大泉洋を間近で見るのを楽しみに現場に行かせてもらいます。吉田大八監督誰しもいつかは負けるので、人間はいま負けているか、勝ちながら負けることを予感しているかに分かれます。それがわかっていても何故か戦ってしまう、どうしようもなく面倒で熱苦しい人間たちの映画を作りたいと思います。テーマはもちろん「負けて勝つ!」です。初めましての大泉洋さんと佐藤浩市さん、そしてお久しぶりの松岡茉優さんとの仕事を心から楽しみにしています。『騙し絵の牙』は2020年6月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年10月30日俳優の大泉洋が、映画『騙し絵の牙』(2020年6月公開)の主演を務めることが30日、明らかになった。同作は塩田武士が大泉を主人公に当て書きし、表紙モデルにも起用した同名小説の映画化作品。創業一族の社長が急逝した大手出版社「薫風社」で、会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)は、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。主人公・速水を演じる大泉は、飄々とした性格と軽妙なトー クで親しみをみせる一方で本当の顔を隠す。また速水の策略に巻き込まれていくヒロインの編集者・高野役に松岡茉優、次期社長候補のライバルたちを蹴落として改革を断行する出版社の重役・東松役に佐藤浩市が決定した。監督は『桐島、部活やめるってよ』(12)で第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞及び最優秀監督賞、 『紙の月』(14)で第38回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した、吉田大八。『天空の蜂』(15)の楠野一 郎と共に、監督自ら脚本も手掛ける。○大泉洋 コメント私を主人公として当て書きした塩田先生のベストセラー小説の映画化が決定し、いよいよ撮影に入ります! もちろん主演は私が務めさせていただきます。とりあえず別の俳優さんに役を奪われなくて良かったと、ホッとしております(笑)また共演に松岡茉優さん、佐藤浩市さんと伺い、これほど心強い共演者は居ないと歓喜しております。お2人とは「上司と部下」という関係になりますが、台本上も一癖も二癖もある役どころなので、今からどんなお芝居になっていくのか楽しみでしかありません!吉田大八という素晴らしい監督と共に、原作とはまた違う、映画版としての魅力を持った『騙し絵の牙』を創り上げたいと思います。ご期待ください。○松岡茉優 コメント高野恵役の松岡茉優です。実家が町の本屋さんをやっている恵は小さい頃から本、そして本が好きな人たち、人と本との出会いを日常的に目撃してきました。私自身小さい頃から本が好きで、小説も漫画も雑誌も実用書も読みますが、その形は年々変化し今では紙の本と電子が半々です。出版業界の今を描く今作で、これからの本はどうなっていくのか、どうなっていけるのか、皆様と模索していけたらと思っています。吉田監督とは『桐島、部活やめるってよ』以来となります。16歳だったあの時から8年経ち、私は24歳になりました。有難いことにあれから様々な現場を経験させて頂きましたが、8年経ったのに、とがっかりされないか。あの時より成長出来ているのか、もしかしてあの時より良くなかったりして。などなど吉田監督への想いで溢れます。時間が経ってまた呼んで頂けたことを誇りに思い、緊張感を持ち、憧れの先輩方との共演に胸を躍らせながら日々過ごしていけたらと思います。ぜひ楽しみにしていてください。○佐藤浩市 コメント大泉洋くんとは前作『こんな夜更けにバナナかよ』ではほとんど絡みはなく、『清須会議』以来のお芝居になります。突っ走り続ける大泉洋を間近で見るのを楽しみに現場に行かせてもらいます。○吉田大八監督 コメント誰しもいつかは負けるので、人間はいま負けているか、勝ちながら負けることを予感しているかに分かれます。それがわかっていても何故か戦ってしまう、どうしようもなく面倒で熱苦しい人間たちの映画を作りたいと思います。テーマはもちろん「負けて勝つ!」です。初めましての大泉洋さんと佐藤浩市さん、そしてお久しぶりの松岡茉優さんとの仕事を心から楽しみにしています。
2019年10月30日三谷幸喜監督最新作で、公開40日間で動員数260万人、興行収入33億円を超す大ヒットとなっている『記憶にございません!』。その最初の海外公開地・台湾にてプレミア上映会とティーチインが行われた。日本での公開後、海外からの配給オファーが続々と入るなか、10月25日より公開される台湾。ドラマ「古畑任三郎」をはじめ三谷作品の台湾での人気は高く、過去には映画『THE 有頂天ホテル』『ザ・マジックアワー』『ステキな金縛り』『清須会議』も公開されており、三谷監督は今回の台湾公開を機に熱烈な訪台オファーに応じた。プレミア上映会の会場には、三谷監督の最新作を心待ちにしたファンが上映前から長蛇の列を作り、観客の中には、三谷監督の似顔絵の入った特製のうちわを持って応援に来るファンの姿も。そして上映中は、満席の会場から劇場の外まで笑い声が聞こえるほどの大爆笑が起こっていた。こっそり上映中の様子を見た三谷監督も、場内の笑い声の多さに驚いていた様子。上映後のティーチインでは、北京語で「こんばんは、三谷幸喜です。僕の北京語わかりますか?僕には自分の北京語がわかりません」とユーモアを交えて流暢に挨拶すると、会場は大爆笑。観客からの質問で、「次に仕事をしてみたい俳優さんは?」という問いにも、すかさず「リン・チーリンさんです」と答え、場内はまたもや大爆笑に。その後も続々と質問が続き、ティーチインは終始、観客の笑い声に包まれ大盛況に終了。監督は舞台上で「僕は台湾の皆さんが大好きです。皆さんは映画館で、全力で映画を楽しんでくれているように思います。映画館の中から聞こえてくる笑い声の大きさは日本の映画館以上かもしれません(笑)」と語り、「次も必ず、皆さんに楽しんでもらえるような映画を作って、またここに戻って来たい」と“公約”を口にした。また、映画を見た観客からは「今作品も面白くて、温かい気持ちになりました。三谷監督大好きです!」(30代男性)、「ずっと楽しくて、笑いすぎてお腹が痛かった。ジェットコースターに乗っているみたいで楽しかった」(40代女性)、「三谷監督は、ズバリ好きなタイプでした。とてもいい作品を作ってくれてありがとうございます!一週間明るい気分で入られます!」(20代女性)といった声が続々。イベント後には、来場したファンとハイタッチをかわし、のべ400人の観客と交流を深めていた三谷監督。台湾での公開のほか、韓国からはリメイクのオファーも届いているという。『記憶にございません!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:記憶にございません! 2019年9月13日より全国東宝系にて公開©2019フジテレビ東宝
2019年10月24日三谷幸喜の作・演出による新作舞台『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』が9月1日の開幕以来、快走を続けている。シャーロック・ホームズ好きのことを“シャーロッキアン”と呼ぶのね……と今回のプログラムを読んで初めて知った浅学の筆者でも、十二分に楽しめる痛快な舞台が誕生。登場するのはまだ探偵としては駆け出しの青年シャーロック(柿澤勇人)で、推理劇というよりもひとりの青年の成長譚であることは、開幕前の取材で柿澤から聞かされていた。ところが、そこはやっぱり三谷マジック!単なる群像劇で終わらせてはシャーロッキアンの血が許すまじ!?とばかり、シャーロックと彼を取り巻く人々との生き生きとした会話の中に、さまざまな伏線、謎解きを絡ませて、疾走感のある人間ドラマに仕立て上げた。適材適所の配役も心憎い。気分屋で子供染みた振る舞いのシャーロックに的確な助言をし、父親のような慈愛の目を向けるワトスン博士(佐藤二朗)、このふたりの絶妙なバランスが心地良い。佐藤が抑制の利いたコミカルな味わいで、笑いを引き出しながらも頼もしく知的な存在感を見せる。兄マイクロフトを演じる横田栄司は、シャーロックにとって岩のような“永遠のライバル”を見事に体現。弟への微妙な愛憎がにじむ声の深みに魅せられた。謎の女性ヴァイオレット役・広瀬アリスのハツラツとした思い切りのいい演技、ハドスン夫人役・はいだしょうこの涼やかな声と美しい所作にも見惚れるばかり。シャーロックに翻弄されまくりのレストレイド警部・迫田孝也の陽気なダメっぷりが、のちに活きてくる展開には抱腹だ。そしてワトスン夫人、ある意味キーウーマンとなるこの役を、三谷の信頼するコメディエンヌ(と言っていいはず)の八木亜希子が演じている。ワトスン&ワトスン夫人が登場する2幕冒頭、サービスタイムのような愉快な時間を呑気に楽しんでしまったが、これも三谷による周到な仕掛けだったか……と、振り返って味わうのはなぜか嬉しい敗北感である。音楽は、三谷芝居に欠かせないブレーンである荻野清子が担当。荻野のピアノ生演奏で展開する贅沢な舞台、特にカードゲームのシーンで音楽とともに緊迫感が加速する様は出色だ。そこで三谷が「僕のシャーロック」と惚れ込んだ柿澤の、持ち前の茶目っ気と優れた身体能力が炸裂。場の空気を掌握する、実力と華を存分に見せつけた。この愛しいシャーロックがこの後、名探偵の名をほしいままにしていく過程をぜひ見たい! シリーズ化を強く望みつつ、遅まきながらもシャーロッキアンを目指して修行を積まねば、と思った。この舞台、どうやらシャーロッキアンなら見破られるツボがところどころに隠されているらしいのである。腕に覚えのある方は、そんな三谷シャーロックとの謎解き合戦にもぜひ挑んでいただきたい。東京・世田谷パブリックシアターで9月29日(日)まで上演の後、10月3日(木)から6日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、10月12日(土)と13日(日)に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホールで公演を行う。取材・文:上野紀子(演劇ライター)
2019年09月24日先週より三谷幸喜監督作を連続放送中のフジテレビ系「土曜プレミアム」。9月21日(土)今夜は三谷監督が自身の小説を映画化、2013年に公開され大ヒットした『清須会議』を本編ノーカットでオンエアする。舞台演出家、作家、俳優、脚本家、映画監督と様々な顔を持つ三谷氏がメガホンをとった6作目となる本作。公開前年に発表された同名原作の映像化となり、天正10年(1582年)、安土桃山時代に実際にあった史実をベースにした物語となっている。本能寺の変で織田信長(篠井英介)が死に、その後見に名乗りを上げたのが筆頭家老・柴田勝家(役所広司)と、のちの豊臣秀吉である羽柴秀吉(大泉洋)だった。勝家は信長の三男でしっかり者の信孝(坂東巳之助)を、秀吉は次男で大うつけ者とうわさされる信雄(妻夫木聡)をそれぞれ信長の後継者として推す。勝家、秀吉は2人とも信長の妹・お市様(鈴木京香)に思いを寄せていたが、お市は秀吉への恨みから勝家に肩入れする。一方秀吉は、軍師・黒田官兵衛(寺島進)の策で、信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方につけ、妻・寧(中谷美紀)の内助の功もあり家臣たちの心をつかんでいく。そして勝家、秀吉に加え、勝家の盟友であり参謀的存在の丹羽長秀(小日向文世)、立場をあいまいにして有利な方に着こうと画策する池田恒興(佐藤浩市)も加わり、この4人による清須会議が開かれることに。繰り広げられる一進一退の頭脳戦、取り巻く全ての人々の思惑が猛烈に絡み合うなかで信長の後を継ぐのは勝家派か、秀吉派か――というストーリー。勝家役には『三度目の殺人』『孤狼の血』などで幾度も日本アカデミー賞に輝く役所さん、秀吉役には『探偵はBARにいる』シリーズや先日放送終了した「ノーサイド・ゲーム」も好評だった大泉さん。信孝役には『東京喰種トーキョーグール』シリーズの坂東さん、信雄役には『怒り』『ミュージアム』の妻夫木さん。お市には『ジャッジ!』の鈴木さん、官兵衛役には『エイプリルフールズ』の寺島さん、信包役には『翔んで埼玉』も話題となった伊勢谷さん。長秀役には『アルキメデスの大戦』の小日向さん、恒興役には三谷監督最新作『記憶にございません!』にも出演する佐藤さんといった豪華キャストでお送りする。三谷監督最新作『記憶にございません!』は現在絶賛公開中。土曜プレミアム『清須会議』は9月21日(土)20時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)■関連作品:清須会議 2013年11月9日より全国東宝系にて公開© 2013 フジテレビ 東宝
2019年09月21日9月14日、15日の全国映画動員ランキングは、日本の政界を舞台にした三谷幸喜監督の新作『記憶にございません!』(全国352館)が初登場で首位を飾った。公開2週目の『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』(全国292館)は先週1位から2位に。公開9週目の『天気の子』(全国365館)は先週2位から3位になった。太宰治の名作が誕生した舞台裏を虚実を交えて描いた蜷川実花監督の『人間失格 太宰治と3人の女たち』(全国320館)は初登場4位。公開6週目の『ライオン・キング』(全国373館)は先週3位から5位になった。公開4週目の『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(全国314館)は先週4位から6位に。そのほか新作では犬と恩人である飼い主の絆を描いた感動作の続編『僕のワンダフル・ジャーニー』(全国254館)が初登場7位に入った。また、公開2週目の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』(全国83館)は先週6位から8位になった。次週は『アイネクライネナハトムジーク』『アド・アストラ』『アナベル 死霊博物館』『3人の信長』『HELLO WORLD』『見えない目撃者』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『記憶にございません!』2位『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』3位『天気の子』4位『人間失格 太宰治と3人の女たち』5位『ライオン・キング』6位『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』7位『僕のワンダフル・ジャーニー』8位『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』9位『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』10位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
2019年09月17日三谷幸喜(58)監督4年ぶりの新作映画『記憶にございません!』(9月13日より全国東宝系にて公開)は、中井貴一(57)演じる記憶喪失の総理大臣が主人公。ディーン・フジオカ(39)はじめ、脇を固めるキャストも超豪華な本作について、3人が話してくれました。映画と同じく笑いあふれる鼎談に!三谷「試写を見た安倍首相は、パジャマ姿の中井さんが、警官役の田中圭さんにツンツンされるところがいちばん面白かったそうです」中井「そんなとこかい!(笑)」ディーン「僕も、5分に1回笑わせてもらいました」三谷「ディーンさん、5分に1回って結構、コメディでは少ないですから。1分に1回くらいにしてもらっていいですか」ディーン「じゃあ、(127分の作品なので)127回笑いました(笑)」三谷「安倍首相のSPは全く笑わないで見てましたよ。笑っちゃいけないのかな?」中井「三谷さん、撮影中に軽い熱中症になりましたよね。つらいときくらい、ネクタイを外してもいいんじゃないの」三谷「みなさんがきっちりした格好をされているのに、僕だけラフな格好をしているのは申し訳なくて。あとやっぱり、映画の現場に行くときは勉強をさせてもらっているという気持ちが強いんですよ」ディーン「今思い返すと、ぜいたくな日々だったなあと思います。素晴らしい役者さんとご一緒できて。あと三谷さん、めちゃくちゃ肩が凝ってますよね(笑)」三谷「現場でディーンさんがマッサージをしてくださって。逆に緊張してバリバリになりました(笑)。マッサージが好きなんですか?」ディーン「筋肉とか関節とか、人体のしくみについて考えるのが好きなんですよ」三谷「解剖学が好きなの?」ディーン「膝の下をたたくと、なぜ足が前に跳ね上がるんだろう?とか。面白くないですか?」中井「面白いけど、好き、の意味がわからない(笑)」ディーン「映画だと、もともとオラオラだった人が記憶をなくしてピュアになって。記憶をなくしたら、ああやって赤ちゃんみたいになっちゃうんですかね」三谷「いろいろなケースがあるみたいです。僕も書いていていろいろ調べたんですけど」中井「僕は、逆にオラオラになりたい。(ダミ声で)『なんだよ、ディーン』みたいにさ(笑)。記憶をなくすと、理性で抑えている部分が出てくるんじゃないのかなって」ディーン「え〜っ!今のままでいてください(笑)」三谷「わかります。昨年、人間ドックをやったとき、鎮静剤で意識を低下させて検査をしたんですよ。で、目が覚めたら、『すごく大変だったんですよ』って言われて。自分は全く記憶にないんだけど、ものすごく暴れたらしいんですよ。『やめろ〜!やめろ〜!』って(笑)」中井「嘘!(笑)」三谷「『トラになった』って先生がおっしゃっていました。本来の自分が出たんだとしたら、僕はトラなんだ!って。しばらくそのキャラクターでいきたい気も(笑)」ディーン「トラはカッコいいですね(笑)」中井「でも、ディーンくんはピュアでいいんだよ(笑)」
2019年09月16日三谷幸喜(58)監督4年ぶりの新作映画『記憶にございません!』(9月13日より全国東宝系にて公開)は、中井貴一(57)演じる記憶喪失の総理大臣が主人公。ディーン・フジオカ(39)はじめ、脇を固めるキャストも超豪華な本作について、3人が話してくれました。映画と同じく笑いあふれる鼎談に!中井「僕たち世代は、総理大臣になりたいという子が必ずクラスに数人いたんです。僕自身はそういう願望はありませんでしたが、総理大臣役で疑似体験ができて、本当に楽しかったです」三谷「僕は、とにかく、中井貴一さんでコメディをやりたかった。だから、まずは、中井さんの演じる総理大臣を真ん中に、彼を取り巻く人たちを考えていきました。そのなかで、首相秘書官はスッとしたカッコよさがあって、人を背後から操るような切れ者。誰に演じてもらおうかなあ?と考えたとき、ディーンさんが適任だ、と」ディーン「最初、僕が演じた井坂という男は、すごい悪いやつだと思っていました。でも、演じてみたら、気持ちが真っすぐすぎてどこかでこじれちゃった人なんだろう、と思うようになりましたね」三谷「ディーンさんとは、クランクイン前にちょっと役について話したいと言われて会ったんです。クランクイン前に役者さんと話し合ったことなんて、昔、真面目だったころの佐藤浩市以来(笑)」中井「ずいぶん前ですね(笑)」三谷「それだけ役に対して、真剣なんだなって感じまして。お会いしてドキドキしました、断られたらどうしようって。でもディーンさんて真面目な方だけど、そこから垣間見られる隙みたいなものがすごく面白いので、そこを生かせたら楽しいだろうな、とも思いました」中井「本当、好青年ですよね」三谷「中井さんは、こんなに動きの面白さがある人はいない。慌てぶりなんてもう、中井さんの真骨頂(笑)。走ったりするだけで面白いので、引きの画を撮りたくなる」中井「三谷さんの脚本に、コメディが書き込まれているから、役者は、ただただ必死にやることが笑いにつながっていくんですよね」
2019年09月16日フジテレビ系「土曜プレミアム」では『記憶にございません!』の公開を記念して三谷幸喜監督作品を連続放送する企画を実施。9月14日(土)今夜は2011年公開の『ステキな金縛り』を三谷監督の再編集による“令和バージョン”でお届けする。本作は2011年の邦画実写興行収入No.1となった大ヒットコメディ。『寄生獣』『岸辺の旅』の深津絵里が失敗続きの三流弁護士を演じ、裁判の証人となる落武者幽霊の六兵衛には『釣りバカ日誌』『アウトレイジ』シリーズの西田敏行、霊の存在など信じない検事・小佐野に『記憶にございません!』でも主演を務めるほか三谷作品の常連でもある中井貴一を迎える。失敗続きで後がない三流弁護士エミ(深津さん)が担当したとある殺人事件。アリバイの内容は事件当夜、旅館の一室で金縛りで動けなかったという本人の証言だけで、無実を証明できるのはこともあろうか一晩中彼の上にのし掛かっていた落ち武者の幽霊だけ。エミはその幽霊・六兵衛(西田さん)に会い、彼を証人として法廷に召喚するのだが、六兵衛は全ての人に姿が見えるとは限らなかった。しかもエミの前には一切の超常現象を信じない、敏腕カタブツ検事・小佐野(中井さん)が立ちはだかる。人生のどん詰まりに立たされたダメダメ弁護士と、421年前に無念の死を迎えた落ち武者幽霊の奇妙な友情。果たして彼らは、真実を導き出すことができるのか…という物語。深津さん、西田さん、中井さんのほか「下町ロケット」『のみとり侍』の阿部寛、「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」『長いお別れ』の竹内結子、大河ドラマ「いだてん」『マイティ・ソー』シリーズの浅野忠信、「銭の戦争」『台風家族』の草なぎ剛らも共演する。本作に出演している中井さんが記憶喪失になってしまう総理役で主演する三谷監督最新作『記憶にございません!』は現在絶賛公開中。史上最悪のダメ総理が演説中に投石を受け記憶喪失になってしまう。それを知るのは秘書官3名のみ。部下らしき男から「総理の記憶喪失はトップシークレット、我々だけの秘密です」と告げられた“総理”が他国首脳、政界のライバル、官邸スタッフ、マスコミ、家族、国民を巻き込み、捨て身で自らの夢と理想を取り戻す…というストーリーが展開。中井さんが総理役で主演、佐藤浩市、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、草刈正雄、小池栄子、斉藤由貴、木村佳乃、吉田羊らが脇をかためる。土曜プレミアム『ステキな金縛り』令和バージョンは9月14日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ステキな金縛り 2011年10月29日より全国東宝系にて公開© 2011フジテレビ 東宝
2019年09月14日脚本家で映画監督の三谷幸喜が9月13日(金)今夜のフジテレビ系「ダウンタウンなう」に出演。「本音でハシゴ酒」でダウンタウンと“トークバトル”を繰り広げる。また先日結婚した元AKB48総監督の高橋みなみも登場、新婚エピソードを語る。「古畑任三郎」や大河ドラマ「真田丸」など脚本家として活動する一方、『ザ・マジックアワー』『THE 有頂天ホテル』などの映画では監督としての手腕も発揮。本日最新作『記憶にございません!』が公開になったばかりの三谷さん。店に到着したダウンタウン一行を真顔でじっと見つめるなど、“鬱陶しいキャラ”全開の三谷さんに浜田さんが「待ってる姿がめっちゃ腹立つ」と突っ込むところからトークはスタート。『記憶にございません!』で主演を務めた中井貴一やディーン・フジオカらキャスト陣から寄せられた三谷さんへのクレームが紹介されていく。「台本が届くのが、いつもギリギリすぎる」ゆえ現場からは“稽古にさく時間が十分に確保できない”という声には、かつて三谷さんが手掛けた時代劇ドラマに出演していた浜田さんも同調。台本が届かないゆえに起こった事件についてふり返ると、三谷さんからは「台本があればいい芝居ができるのか?」という反論が。坂上さんが「ちょっと待って、台本がなかったら芝居ができないじゃないですか!」と指摘するも、しばらく黙り込んだ三谷さんは「だいたいどんな感じか(予想すれば)分かるじゃないですか?」と屁理屈で応戦。さらに三谷さんがとある出演者の台本を隠して現場を混乱させたエピソードなどが紹介されると、松本さんが「ことごとく鬱陶しいです」と言い放つ場面も。そのほか以前三谷さんが浜田さんに「殺されかけた」というエピソードも披露される。さらに三谷さんは松本さんを「本当に素晴らしい方。映画も全部拝見してます」と評しつつ「でも役者としては使いたくない」とバッサリ。鬱陶しいキャラ全開で一行に絡みまくる三谷さんと、ヒートアップした松本さんのトークバトルにも注目。続いて今年5月に一般男性との結婚が報じられた高橋さんは夫婦の力関係について「10:0。私が10で旦那が0ですね」と明言。夫からも「自分が正しいと思ったものを曲げないし、否定されると怒ります。怖いです」との情報が寄せられるなど早くも鬼嫁疑惑が。これに高橋さんはどんな反論をするのか?また夫との馴れ初めなども赤裸々にテレビ初告白してくれる。さらに「AKB48」時代に坂上さんを待ち伏せしてまで「飲みに連れて行ってほしい」と頼みこんでいたことが明らかに。さらに「俺、1回タクシーで家まで送っていったことがある」と坂上さんも爆弾発言。浜田さんも思わず疑いの目を向けた2人の関係とは!?また小嶋陽菜、峯岸みなみらAKB時代のメンバーや後輩たちからの“少し恥ずかしい”タレコミも紹介される。今夜のゲストである三谷さんが脚本・監督をつとめた最新作『記憶にございません!』は全国東宝系にて大好評公開中。「ダウンタウンなう」は9月13日(金)今夜21時55分~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年09月13日三谷幸喜が作・演出を手掛け、柿澤勇人が主演を務める舞台『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』が東京・世田谷パブリックシアターにて上演中。その開幕に先駆けフォトコール(マスコミ向け写真撮影会)と囲み取材が行われた。【チケット情報はこちら】本作は、シャーロック・ホームズファンである三谷が「シャーロック・ホームズは如何にして、偉大なる名探偵になったのか?」をテーマに書き下ろした新作。若きホームズとワトソンが、小説シリーズ最初の作品『緋色の研究』で描かれた最初の事件に遭遇するまでの数カ月間を描く。囲み取材にはホームズ役の柿澤、ワトスン役の佐藤二朗、依頼人ヴァイオレット役の広瀬アリス、そして三谷が出席。三谷は「ホームズは子供の頃から大好きだったので、いつか自分のカタチで新しいホームズができないかなと思っていました」と肝いりの作品であることを明かし、「ホームズにも当然若い時代があったわけで。描かれてない、まだ未熟な彼はどんな人だったんだろうと思ったとき、柿澤さんの芝居を観て“あ、ここにホームズがいた”と思いました」と語る。それを受けて柿澤は「稽古最終日にそのような言葉をかけていただいて。泣きそうでした」と笑顔を見せる。三谷とは初タッグとなる3人。佐藤が「三谷さんは憧れに近い存在。でも憧れと言っていても誰のためにもなりませんので、この期間は忘れて“幸喜ちゃん”と呼んでいます」と話すと、三谷は「柿澤さんも廣瀬さんもすごく一生懸命。でも二朗さんがちょっと僕にはめんどくさい」と仕返し(?)し、取材陣を笑わせる。広瀬が「稽古場での三谷さんは母のよう。やさしく見守ってくださって、やさしくいろいろおっしゃってくださる。“そこで変顔して”とか」と話すと、三谷は「彼女は言えばなんでもやってくれるんです。素敵なおもちゃをいただいたみたい」と絶賛した。最後に柿澤が「皆さんご存知のシャーロック・ホームズが誕生する瞬間が見られると思います。ホームズを知らない方でも楽しめます!」と話した。フォトコールでは冒頭15分を公開。三谷が「最高のホームズ」と語った柿澤は、小説のホームズの片鱗も見せつつも子供のような言動が愛らしい。ホームズが甘え放題わがまま放題の同居相手ワトスンは父親のようで、既に名コンビの香りが漂う。そこに依頼に訪れるヴァイオレットは癖が強く、さてどんな展開に…というところでフォトコールは終了した。公演9月29日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演後、10月3日(木)から6日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、10月12日(土)13日(日)に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホールを巡演。9月7日(土)12:00~立見席・見切れS席をチケットぴあにて販売。取材・文:中川實穂
2019年09月02日自他ともに認めるシャーロック・ホームズファンである三谷幸喜さんが彼を主人公に書き下ろした、新作舞台『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』が上演される。シリーズ最初の作品『緋色の研究』で、シャーロックが相棒のワトソンと共同生活を始めて最初の事件に遭遇するまでの空白の数か月を描いたものだ。「描かれているのは、みなさんがご存じのシャーロックになる前。推理好きな天才ではあるけれど、まだその才能が開花しきれていない状態で、すぐ拗ねるし、すぐ怒る。三谷さんからは、最初は精神年齢8歳くらいでいてほしいと言われています」そう話すのは、シャーロック役に抜擢された柿澤勇人さん。これが初の三谷作品。「ワトソン役の佐藤二朗さんと共に、稽古場でテンパりながらも楽しんでいます」と話す。「細部まで計算されて脚本を書かれている印象があったんですが、稽古初日からいきなり『まず自由にやってみてください』と言われて戸惑いました。今回は僕以外も三谷さんと初めての方ばかりなので、稽古を見ながら、それぞれどんな人なのかを探っているのかもしれませんね」柿澤さんといえば、もともとミュージカル出身。今回は武器である歌を封印するわけですが…。「歌を自分の武器だと思ってないんです。むしろカラオケは好きだけれど、舞台上で歌うのはプレッシャーでしかなくて。音を外しちゃいけないっていう責任の気持ちのほうが強くて、歌っていて気持ちいいと思うことはほぼないです。ただ、ミュージカルに限らず、役としてのセリフや歌を本当に言えたと思える瞬間がたまにある。その一瞬があるから続けているようなものです。今回のシャーロックに関しては、一幕は完全に推理に没頭して周りのことはまるで気にしてない人なので、まずは三谷さんと僕で作ったものを貫いていけたらと思っています」『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』ベーカー街221bでワトソン(佐藤)との共同生活を始めたシャーロック(柿澤)。まだ20代で探偵としても未完成だった彼が大きな試練に遭遇し…。9月1日(日)~29日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作・演出/三谷幸喜出演/柿澤勇人、佐藤二朗、広瀬アリスほかS席9800円A席7800円(共に税込み)ホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949大阪、福岡公演あり。かきざわ・はやと1987年10月12日生まれ。神奈川県出身。劇団四季を経てミュージカル『メリー・ポピンズ』などの舞台で活躍する一方、ドラマ『TWO WEEKS』など映像作品にも出演。シャツ¥20,000(サイベーシックス/マスターピースショールーム TEL:03・5414・3531)※『anan』2019年9月4日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・椎名宜光へア&メイク・松田蓉子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年08月28日映画『記憶にございません!』で主演を務める中井貴一と監督の三谷幸喜がユニットを組み、楽曲「まったく記憶にございません」をリリースすることが分かった。映画公開前にはオリジナル・サウンドトラックがリリースされることも決定しているが、今回中井さんと三谷監督がユニットを組んだ楽曲は、そのサントラのボーナストラック曲。1961年生まれの同い年となる中井さんと三谷監督。本作撮影中もあうんの呼吸で演じ、演出していた2人が今回は音楽でタッグ!サラリーマンあるあるの事柄を三谷監督が作詞し、中井さんは突き抜けた調子のいい爽快な歌声を披露。さらに、三谷監督は合いの手で参加し、思わず口ずさみたくなる新しい音頭が誕生。しかも、このサントラでしか聴けない「まったく記憶にございません」。映画本編には、“まったく”入っていないので要注意だ。「最後から二番目の恋」エンディングテーマ以来の歌唱となる中井さん。「この曲は、映画とはまったく関係ないですけれど、世の中が明るくなるような歌なので、そんな歌が歌えて、夢が叶ったと言えば叶ったのかなと思います」と楽曲について話し、「三谷さんの合いの手は完璧で、まるで谷啓さんが歌っているように聞こえました。歌を聞いていただければ想いは伝わると思いますが、誰でも『記憶にない』と言いたくなるときがありますから、現実と掛け離れているようで、とても身近な歌になっていると思います」とコメントしている。『ステキな金縛り』の主題歌以来の作詞となる三谷監督は「この曲は、実は映画とはまったく関係ありません。劇中にも出て来ません。僕の映画は、いつもはどちらかというと音楽に溢れているのですが、今作はやや少なめ。劇中音楽を集めてみたら、意外にサントラを作るには尺が足りないことがわかって、何か足そうということになり、急きょ作ったのがこの『まったく記憶にございません』です」と最初予定には無かったと明かす。また「予想外のクオリティとなり、びっくりしています」と言い、「植木等さんが歌った人生の応援歌みたいな曲を目指しました。僕は青島幸男さんになりきって詞を書き、中井さんは植木さんになりきって歌いました。極論ですが『記憶にございません!』という映画が後世に残らなくても、この歌は残る、そのくらい素晴らしい曲になったと僕は思っています」と楽曲に自信を見せている。「記憶にございません!」オリジナル・サウンドトラックは9月11日(水)リリース。ボーナストラック曲「まったく記憶にございません」は9月4日(水)先行配信。『記憶にございません!』は9月13日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:記憶にございません! 2019年9月13日より全国東宝系にて公開©2019フジテレビ東宝
2019年08月28日三谷幸喜の最新作『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』が9月1日(日)、世田谷パブリックシアターにて開幕する。“無類のシャーロック・ホームズ好き”を自認する三谷が思い入れ深く描いた本作は、まだ“名探偵”の評判を得る前の、未熟でがむしゃらな青年ホームズの冒険譚だ。主演に抜擢されたのは、出演舞台を観た三谷に「僕のシャーロック・ホームズがここにいる」と言わしめた柿澤勇人である。「嬉しかった。ああ、観てくれている人っているんだな、頑張って来てよかったなと思いました」稽古が始まったばかりの今は、ほぼ出ずっぱりの主人公のセリフを覚え、その人物像をいち早く捉えるべく、「稽古場で談笑している余裕がないです」と苦笑する。「いわゆる皆さんがご存知のシャーロック・ホームズではないんです。もちろん天才的な要素は持っているけれど、まだまだ子ども。三谷さんには“精神年齢は8歳くらいで、10秒以上じっとしていられず、何かしら動いていてほしい”と言われています。人にどう思われるかは気にせず、自分の世界に没頭している。そしてワトソンのことを父親のように慕っているので、ワトソンの奥さんに嫉妬したり(笑)。周囲の人たちが、“まともな仕事にもつけず、人の気持ちがわからないこんな子どもみたいなヤツを、どうしたら救ってやれるか”という視線でホームズを見ているんですね」ワトソン役の佐藤二朗とはすでに共演済みで気心の知れた間柄。佐藤独自の愉快な個性が三谷舞台でどう発揮されるかも気になるが、柿澤は「皆さんがイメージする二朗さんではないですね」と悪戯っぽく微笑む。「もちろん二朗さんがやるから要所要所面白いんですが(笑)、今回のワトソンは、父親のようにホームズを見守っている人物。笑いを仕掛けにいくのではなく、僕らのやりとりから自然な笑いが生まれるんじゃないかなと思っています。ホームズとワトソンの関係性がかなりキーになるので、今、僕と二朗さんは相当アタフタしています(笑)」佐藤と同様に、ホームズの兄を演じる横田栄司もかつて共演した心強い先輩だが、柿澤を含め3人ともに三谷ワールド初参戦。「二朗さんも栄司さんも、稽古場で“どうしよう~!”と初めての顔を見せてます(笑)。たぶん、僕もそう。そんな新鮮な緊張を楽しんでいますね」。そのほか、事件の依頼人である令嬢役の広瀬アリス、ワトソンの妻役の八木亜希子など、魅力の顔合わせで綴る“シャーロック・ホームズの成長物語”。三谷が仕掛ける世界で、うごめく人間たちの妙味を存分に味わいたい。「自己中心的で浅はかで、傲慢なホームズだけど、やっぱり愛される人でなければ。皆に愛されるホームズになって舞台に立ちたいと思います」予定枚数終了していた東京公演で追加席を発売中。取材・文上野紀子
2019年08月20日