自転車の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、2023年6月21日(水)に千葉県総合スポーツセンター内スポーツ科学センター第一研修室で行われた『令和5年度高等学校安全教育指導者養成講座』にて、自転車通学指導セミナーを実施し、千葉県内の高等学校の教職員約140名が参加されました。千葉県は中学生・高校生の通学時の自転車事故が多く、当委員会の調査では、2021年に発生した1万人あたりの自転車事故件数は中高生ともに多く、高校生は全国ワースト14位、中学生は全国ワースト17位となっています。千葉県は特に高校生の自転車事故多く、2022年に発生した年齢別自転車事故件数では、突出した数となっています。また時間帯では、朝の通学時、7時台から8時台の間に集中しており、発生場所は交差点が約7割、中でも信号機のない交差点が多くなっています。千葉県では自転車利用者の悲惨な事故を減らすため、2022年7月から「千葉県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」を改正し、自転車損害保険等への加入を義務化しています。講演では、県内の高校生の自転車事故の特徴や事故データに触れ、全国の自転車通学指導事例を紹介しました。また、見落とされがちな自転車自体の安全性(BAAマークについて)の大切さについて解説しました。講師の遠藤まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)は、「車の運転免許を持っていない高校生は、道路標識等を正しく理解できておらず、道路交通法を前提とした指導が必要です。生徒が加害者になってしまう事故に関して、交通ルールだけではなく、なぜルールが必要なのかを伝えていくことが重要です。」と解説しました。「自転車側が弱者とは限らず、事故の加害者になってしまうケースは、リアルな情報を伝えることで、重大さの理解につながります。万が一事故が起きた際には、ヘルメットの着用有無が被害の大きさの分かれ目になり、保険加入の有無がその後の生徒や家族の人生を左右します。事故に遭わない・起こさないための教育のほか、事故に遭ってしまった・起こしてしまった時のことを考え、ヘルメット着用や自転車保険の加入はしっかりと指導していきましょう」と強調しました。また、通学自転車は毎日乗るため、BAAマークなどの安全マークが付いた自転車を選び、車検のように定期的にメンテナンスをすることが重要です。」と解説しました。講演後は「実践している自転車教育についての意見交換と、それを踏まえて二輪・自動車事故削減に向けてどのようなアプローチをしたら有効か」をテーマに各学校の教職員で話し合っていただきました。新年度が始まり、新入生の自転車通学が本格的に始まります。当委員会の調査では、中学生、高校生の自転車通学による事故は5・6月が最も多いことがわかっています。ルール・マナーだけでなく自転車の車体自体の安全性についても改めて理解いただき、他県の指導事例を参考に教職員の皆様が自転車通学の安全指導について考える機会となりました。【参加した教職員の感想】・自転車の乗り方・ルール・他県の指導事例について細かいことを知ることができたので、今後の指導に生かしていきたいと思いました。・自転車保険のことや、BAAマークの付いた自転車の選び方・メンテナンスについても学ぶことができ参考になりました。当日の様子1当日の様子2■参考資料≪講師略歴≫遠藤 まさ子自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い各誌に寄稿。自転車の中でも子ども乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、各種メディアで自転車の利活用、安全指導等解説を行う。遠藤 まさ子氏≪自転車の安全利用促進委員会≫自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送っていただくため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。 ≪BAAマーク≫BAAマークは、一般社団法人自転車協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準には全部で約90項目の検査項目があり、ブレーキ制動性能、フレーム・駆動部の強度、ライトの光度、リフレクターの反射性能などの検査に合格する必要があります。BAAマーク1BAAマーク2≪2021年都道府県別 自転車通学時の事故件数ランキング/千葉県≫2021年都道府県別 自転車通学時の事故件数ランキング/千葉県 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月23日自転車に乗った女性が、男性にベルを鳴らしたところトラブルに発展した動画がSNS上で注目を集めている。争点になっているのが、自転車が“歩行者にベルを鳴らす”ことの是非だ。ことの発端は、6月18日にTwitter上であるユーザーが投稿した動画。動画では、投稿者とその子供が乗る自転車の前カゴを掴み男性が「それじゃあ通りますっていいえばいいじゃん!知らんか!おい!」などと、激昂する男性の姿が映されていた。ユーザーは《狭い通路だったので注意喚起のため一度ベルを鳴らしただけなのに、前カゴを捕まれ離してくれませんでした》とコメントしており、自転車が通ることを知らせようとベルを鳴らしたところ男性とトラブルに発展したことが見て取れる。この投稿に対しては、男性に対し“怒りすぎ”などの批判や女性に対し“お疲れ様です”と同乗の声がある一方で、女性が歩行者にベルを鳴らしたという点に対し注目が集まっている。《さすがに前カゴ掴んだりゴネたりはしないけど私も歩道歩いててチャリにベル鳴らされたら「ここ歩道やぞ?」って大きめの声で言うな》《ママさん、歩道で歩行者にベル鳴らすのはダメっす逆ギレされる事もそりゃありますよ… 自転車は車両ですから優先は歩行者っすよ》《おじさんが怒るのは仕方ない。歩道を歩いていて、自転車に当然のようにチリンチリンされたら、ここまで怒りはしないけれど私だってムカつくもん。》ベルを鳴らしたことに対し、相次ぐ批判。そもそも自転車がベルを鳴らすのはナシなのだろうか?実は、道路交通法の第五十四条(警音器の使用等)2項には《車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない》と記載されている。“法令の規定により警音器を鳴らさなければならない”場合の定義については、《左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき》《山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上を通行しようとするとき》となっている。となると、「左右の見通しのきかない交差点や曲がり角などの場合」、「『警笛鳴らせ』の標識がある場合」「やむを得ない危険が迫っている場合」以外は基本的にはベルを鳴らすのは道路交通法違反となる。つまり、街中でしばしばみかける、歩行者を自転車が後ろから追い越す際にベルを鳴らすのは、道路交通法違反になる可能性があるのだ。罰則は、2万円以下の罰金または科料だという。また、自転車は、歩道と車道の区別のあるところでは原則車道を通らなければならないが、やむを得ないと認められるときなどは歩道を走ってもよいという。しかし、自転車が歩道を走る場合は、車道寄りの部分を徐行しなければならず、歩行者の通行を妨げるような場合は一時停止しなければならない。こちらも違反すると2万円以下の罰金または科料となる。もちろんベルを鳴らして歩行者をどかすのはNGだ。自動車と違い免許のいらない自転車。ルールがあやふやになっているという人も多いようだ。今回問題となっている動画で、女性がベルを鳴らした際の状況などは明らかにされていないが、少なくとも歩行者とのコミュニケーションにベルを使うのは控えたほうがよさそうだ。
2023年06月19日皆さんは、危険運転をする自転車に遭遇したことはありますか?今回は「自転車で迷惑走行を繰り返す女」を紹介します。イラスト:あしたのLaw毎日大急ぎ絶対に時間を無駄にしたくない主人公。パートや子どもの送迎には、いつも自転車を飛ばしていました。そんなある日、いつものように自転車でパート先へ向かっていると…。警察に止められた出典:あしたのLaw警察に「自転車を止めてください!」と言われ、主人公は慌てて止まります。なんと主人公は一時停止違反をし、自転車で歩道を走っていたのです。しかし警察と別れた主人公は、警告を無視してまた爆走するようになりました。そして後日、子どもを迎えに行こうと急いでいた主人公は人と衝突。過失傷害と道路交通法違反に問われた主人公は、罰金と損害賠償金を支払うことに。さらに罪を隠そうとしたことが夫にバレてしまい、離婚を突き付けられてしまうのでした…。命より大事なものはない自転車の事故は恐ろしいですよね。時間よりも人の命を大切に、ルールを守ろうと思えるエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月15日暑い季節に、子供を自転車の後ろに乗せて出かける時、どのように日差し対策をしていますか。子供に帽子をかぶせる人や、日除けが付いたシートに乗せるという人もいるでしょう。「三度見ぐらいしそう」な自転車にコメント続出そんな中、もがママ(@sobakasu_shimie)さんが、2019年ごろに考案した『アイテム』が話題になっています。町中で見かけたら、ついつい目が行ってしまいそうな自転車をご覧ください。なんと、すだれ付きのシート…!日差しをよけつつ、通気性もいいため、熱がこもることもなさそうです。ちなみに、注目を集める純和風な見た目は、機能性を重視した結果なのだとか。もがママさんは「知恵を振り絞った結果、昔の貴族が乗るような籠(かご)ができちゃった」と振り返っています。【ネットの声】・こ、高貴〜〜〜!!・涼しそうだし、風通しもバッチリだし、何より風流でかっこいい。・子供を降ろす時、どこからか、すだれを上げる黒子さんが現れそうですね。・もしすれ違ったら、三度見ぐらいしてから「いいな、あれ…」ってなりそう。この『すだれシート』に合わせて、自転車も和風にデコレーションしたくなりますね…!ちなみに、もがママさんは、子育てをする女性と在宅ワークに関するコミュニティ『マムズウェル』(@mamswell2023)を運営しているそう。興味がある人は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年06月08日✅吉木りささん「授乳しながらトーク番組の収録」まさかの展開に驚きと感謝ワンオペ2人育児での送迎に限界(※画像は吉木りささんオフィシャルブログより)吉木りささんは2017年に俳優の和田正人さんと結婚し、2019年10月に第一子の女の子、昨年10月に第二子の男の子を出産しました。3歳の長女は幼稚園に通っており、0歳の長男を連れて送迎している吉木さんですが、「最近どんどん暑くなり、キッズ2人をベビーカーで連れていくのが熱中症などの心配もあり大変だなと感じるように」なったといいます。本当は自転車に子どもたちを乗せて短時間で移動したいものの、息子はまだ生後7~8ヶ月。吉木さんは、法令では赤ちゃんもおんぶで自転車に同乗できると知っていましたが「息子はチャイルドシートに乗れる1歳になってからと心の中で決めていた」のだそう。しかし、ワンオペで2人を連れての移動はやはり大変すぎて、「限界を感じ…息子用のヘルメットをついに購入」と、長男をおんぶして自転車に乗るときにかぶせるヘルメットを紹介しています。吉木さんは1歳から被れるヘルメットを探し、「しっかりしていてかつ小さくて軽いもの」を吟味。長男の頭囲も計測して調整し、装着して負担にならないかを確認し、抱っこ紐でおんぶしてウエストベルトをしっかり止めたら、「いざ出陣」!ゆっくり安全運転で走行しながら自転車で登園しましたが、移動中、長男は全然嫌がることなくスヤスヤ寝てくれていたよう。また、吉木さん自身も、オシャレな帽子にも見えるような素敵なヘルメットを新調したと報告していました。改正道路交通法の施行により、今年4月1日から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されました。13歳未満の子ども(児童または幼児)に関しても、これまでと変わりなく保護者がヘルメットをかぶらせるよう努めなければなりません。子どもがひとりで自転車を運転する場合だけでなく、保護者の自転車に同乗する場合も同様です。警視庁交通総務課の資料によれば、自転車死亡事故の約7割が、頭部に致命傷を負っているといいます(※平成30年から令和4年までの東京都内における自転車乗用中死者の損傷部位の割合)。ヘルメットを着用していない場合の致死率は、着用している場合と比較すると約2.3倍も高くなっていることも報告されています。子どもの命を守ることはもちろん、大人自身も安全な移動ができるよう、ヘルメットをきちんと装着して自転車に乗りましょう。また、子どもを自転車に同乗させる際は、幼児用座席を使用するか、おんぶしなければならないと規定されています。抱っこ紐をつけていても、前抱っこでの同乗は大変危険であり違反となります。同乗させることができるのは子ども2人までで、違反した場合は2万円以下の罰金または科料が科されます。
2023年06月07日子ども乗せ自転車での事故ゼロを目指して活動する「おやこじてんしゃプロジェクト」(所在地:東京都千代田区、代表:宮本 直美)は、2024年4月に保育園入園を予定している親に向けて、「保活」のノウハウが学べる無料オンライン講座「はじめての保活を応援」を2023年6月21日(水)・7月26日(水)・9月13日(水)に開催します。子ども乗せ自転車ユーザーの7割が、入園のタイミングで子ども乗せ自転車を購入するため、自転車で安全に送迎するポイントをお伝えします。◆「おやこじてんしゃ勉強会」を同時開催◆本年4月から全ての自転車ユーザーに努力義務化されたヘルメット。当プロジェクトが本年2月に実施した調査では7割が「今後も着用しない」と答えました。着用しない理由として挙げられた内容と、それを補う商品などを紹介し、着用率向上につなげたいと考えています。保活講座「はじめての保活を応援」おやこじてんしゃ勉強会:中継タイム■3回シリーズでスムーズな保活を例年、保活は、役所などでの下調べ、気になる保育園を数園見学、10月に役所に書類を提出、翌年2月に結果発表、入園に向けの準備…の流れで進みます。希望の保育園に入れるかどうか、自分たちの生活にマッチする保育園を探せるか…。親にとっても、子どもにとっても長い時間(期間)お世話になる場所なので、悔いのない「保活」をすることが、復帰後の生活の質にかかわります。◆3回シリーズ:講座のテーマ◆【6月21日(水)】第1回:保活のはじめ方【7月26日(水)】第2回:保育園見学のポイント【9月13日(水)】第3回:提出直前最終チェック6月21日(水) 第1回:保活のはじめ方■タイムテーブル13:50~入室受付開始14:00~保活コンシェルジュが教える保活講座14:30~おやこじてんしゃミニ勉強会15:00 終了15:00~質疑応答&フリートーク(自由参加※)※チャットでのちょっとした質問に講師や関係者が答えます。■アーカイブ付だから安心3日間全てに参加できなくても大丈夫。お申込みいただいた方全員に、開催後アーカイブ動画のURLをお送りします。(参加者のお顔やお声は録画されません)■昨年度の実績昨年は約350人が参加。「オンライン講座は、赤ちゃんの生活リズムを崩さず情報収集できて嬉しい!」「子ども乗せ自転車のことを教えてくれる人ってなかなかいない。便利アイテムや交通ルールを知れて助かった。」「ほかの育休ママたちと不安の共有ができて、気持ちがラクになった!」などの声多数!■講師保活コンシェルジュとして育休ママ・パパに寄り添う活動をする水信 典子さん(葛飾区の子育て支援施設の職員でもあります)保活コンシェルジュとして育休ママ・パパに寄り添う活動をする水信 典子さん■イベント概要開催日: 2023年6月21日(水)・7月26日(水)・9月13日(水)時間はいずれの日も14:00~15:00※※13:50~入室開始会場 : オンライン会議システムZoomウェビナー参加費: 無料協力 : オージーケー技研株式会社株式会社オージーケーカブトヤマハ発動機販売株式会社おやこじてんしゃプロジェクトbyOGK出産準備・親子の学び場「ともえスクール」詳細 : ■申込・参加方法申込フォームよりお申込みいただくと、自動返信メールにて参加に必要な情報が届きます。 ■主催おやこじてんしゃプロジェクトbyOGK 「おやこじてんしゃプロジェクト」は、2013年の子ども乗せ自転車での死亡事故をきっかけに、全国の子育て期の起業・フリーランスママ2,000人が参加するコミュニティ「PowerWomenプロジェクト」が2013年にスタートした子ども乗せ自転車の安全運転を啓発する草の根運動です。利用者の意識が変わらなければ事故は減らないと考え、勉強会を開催してきました。2017年より本格的に始動し、2018年4月からオージーケー技研がメインスポンサーになりました。多くの自転車関連企業や自治体と連携し、子ども乗せ自転車を購入する全ての親が勉強会に参加できる環境をつくり、事故ゼロを目指します。■調査報告(2023年2月実施)\パパ・ママ意識調査/7割が「かぶらない」自転車ヘルメット着用努力義務って何のため? 大人の自転車ヘルメット着用調査■おやこじてんしゃプロジェクト概要団体名 : おやこじてんしゃプロジェクト代表 : 宮本 直美(PowerWomenプロジェクト代表)所在地 : 〒102-0084 東京都千代田区二番町5番地2麹町駅プラザ901(プロジェクト株式会社 内)設立 : 2015年4月事業内容: おやこじてんしゃ(子ども乗せ自転車)安全運転啓発活動 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月07日自転車の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、鹿児島市教育委員会主催のもと、2023年6月1日(木)サンエールかごしまで行われた『安全指導担当者研修会』にて、自転車通学指導セミナーを実施し、市立小・中・高等学校及び鹿児島大学教育学部附属中学校の安全指導担当約120名が参加されました。当日の様子1当日の様子22021年に発生した鹿児島県の中高校生の通学時1万人当たりの自転車事故件数は、中学生は1.95件、高校生は7.59件(当委員会調査)と多くはありませんが、悲惨な事故を防ぐために決して油断はできません。鹿児島県では自転車利用者の悲惨な事故を減らすため、県交通安全条例の改正がなされ、自転車保険の加入義務化がされています。講演では、鹿児島県内の自転車事故の特徴や事故データに触れ、全国の自転車通学指導事例や年齢に合わせた指導法を紹介しました。また、見落とされがちな自転車自体の安全性(BAAマークについて)の大切さについて解説しました。講師の遠藤まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)は、「成人に比べ車の運転免許を持っていない中学生、高校生は道路標識等を正しく理解できておらず、道路交通法を前提とした指導が必要です。11歳以上の事故の死傷者数が増加傾向にあるからこそ小学校高学年以上の自転車の安全教育に関しては改めて考えていただきたい。また低年齢の場合は、まずは「自分に気づいてもらうこと」を優先した指導が大切です」と伝えました。また、万が一事故が起きた際には、ヘルメットの着用有無が被害の大きさの分かれ目になり、保険加入の有無がその後の生徒や家族の人生を左右します。事故に遭わない・起こさないための教育のほか、事故に遭ってしまった・起こしてしまった時のことを考え、自転車保険の加入、またヘルメット着用はしっかりと指導していきましょう。自転車も「乗り物」だということを自覚し、BAAマークなどの安全マークが付いた自転車を選び、定期的にメンテナンスをすることの重要性について解説いたしました。新年度が始まって約1か月が過ぎ、新入生の自転車通学が本格的に始まります。当委員会の調査では、中学生、高校生の自転車通学による事故は5・6月が最も多いことがわかっています。ルール・マナーだけでなく自転車の車体自体の安全性についても改めて理解いただき、他県の指導事例を参考に教職員の皆様が自転車通学の安全指導について考える機会となりました。【参加した教職員の感想】・県内の自転車事故の実態やデータに基づいた情報を知ることができ説得力があった(教員)・小学生は自転車通学はないが、BAAマークなどの安全基準について家庭での定期メンテナンスの重要性を喚起していく必要があると思った(教員)■参考資料≪講師略歴≫遠藤 まさ子自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い各誌に寄稿。自転車の中でも子ども乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、各種メディアで自転車の利活用、安全指導等解説を行う。遠藤まさ子氏≪自転車の安全利用促進委員会≫自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送って頂くため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。 ≪BAAマーク≫BAAマークは、一般社団法人自転車協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準には全部で約90項目の検査項目があり、ブレーキ制動性能、フレーム・駆動部の強度、ライトの光度、リフレクターの反射性能などの検査に合格する必要があります。BAAマーク1BAAマーク2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月05日歩くよりも速く、遠くへ行くことができる、自転車。通勤や通学で使う人も多いでしょう。そんな中、夜へ急ぐ人(@onodashimuracha)さんは、自転車で『大冒険』に出かけ、その一部始終をTwitterに投稿しました。川崎から神戸へ、6日間自転車の旅『#チャリ神戸』投稿者さんは、サッカー・Jリーグ『川崎フロンターレ(以下、フロンターレ)』のサポーター。2023年5月29日、神奈川県川崎市中原区にある、等々力陸上競技場を出発しました。同年6月3日に予定されていた『ヴィッセル神戸(以下、ヴィッセル)』との試合を観るため、兵庫県神戸市兵庫区にあるノエビアスタジアム神戸へ、自転車で行くことにしたのです。『#チャリ神戸』と題した6日間の行程は、まさに山あり谷あり。初日から峠越えを経験し、駿河湾や琵琶湖など、数々の絶景に出会いました。豪雨が明け、神戸に向かうも…?4日目の同年6月1日、本州の太平洋側を中心とした線状降水帯が迫っていたため、日程を変更することにしました。すると、滋賀県大津市に差し掛かったところで、突然豪雨が…。1時間ほど迷子になりましたが、無事ホテルに到着しました。雨雲の通過を待ちながら英気を養い、同月3日未明、いよいよノエビアスタジアム神戸へ向け出発。しかし、大阪府内で朝を迎えた頃に『悲報』が届きます…。なんと、豪雨の影響でフロンターレの選手たちが移動できず、試合が中止されてしまいました。残り36km旅人の決断は総距離622kmの旅、ついに完結!待ち受けていたのは…?目的地まで、残り36km。投稿者さんの体力は限界を迎えていたものの、全行程走破を決意し、ノエビアスタジアム神戸に向かいました。そして、同日午後2時ごろ、ついに歓喜の瞬間が…!長い道のりお疲れ様でした!♂️@onodashimuracha さんまたいつでも神戸にお越しください! pic.twitter.com/fdhSoKj3Kh— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) June 3, 2023 旅の様子がTwitterで話題になっていたのを聞きつけて、なんと、ヴィッセルのサポーターと職員が出迎えたのです!さらに、職員の厚意で、自転車と一緒にスタジアムの中へと案内されました。フロンターレ側のスタンド席で、自転車と一緒に記念撮影こうして、6日間の大冒険は幕を閉じました。波乱万丈の自転車旅について、夜へ急ぐ人さんに、話をうかがいました。天候の影響は当初から予想していたので、4日目までに大阪入りする日程を考えていましたが、想像以上の豪雨だったので、無理しなくて正解でした。3日目までの悪天候も、安全第一の意識が身に付いたので、結果的によかったと思います。道中は、『名古屋グランパス』サポーターの方に差し入れをいただいたり、他のクラブのサポーターからも温かいメッセージを多くいただいたりしました。フロンターレサポーター以外と交流する機会はあまりなかったので、本当に嬉しかったです。実は、ダイエットを裏テーマに掲げていたのですが、体重はなぜか増加しています。筋肉量が増えたのだと思いたいですね(笑)。神戸でのお出迎えは、まったく知りませんでしたし、とても驚きました…!試合中止が決まってから、たくさんの激励をいただきましたが、しっかり読む時間がなく、スタジアムでの動きも気が付かなかったです。こんなにも温かく見守ってくださり、感謝しかありません。みなさんのおかげで、とても素晴らしい、最高のゴールを迎えることができました。またいつか、『#チャリ神戸』にリベンジしたいと思います!総走行距離は622kmにも及んだという、投稿者さんの『大冒険』。多くの人からのパスを受けて、到達したゴールは、一生の思い出になったでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年06月04日皆さんは子育て中にトラブルに見舞われたことはありますか? 今回は、親子の危機を救ったエピソードを紹介します。イラスト:CHIHIRO自転車がバランスを崩し…双子の子どもが幼かったころ、移動手段で自転車を利用していた主人公。まだ幼い双子を乗り降りさせるのは大変でした。ある日、双子を自転車に乗せた途端、自転車がバランスを崩して傾いてしまいます。とっさの出来事に…出典:lamire主人公が必死で支えたため、双子に大きな怪我はありませんでした。しかし、驚いた双子たちは泣いてしまい、主人公も恐怖と焦りでパニックになります。すると、反対の道を歩いていた男性が駆け寄ってきて「怪我はないですか!?」と声を掛けて自転車を起こしてくれたのです。遠くを歩いていたにもかかわらず助けてくれた男性に、年月が経った今も感謝の気持ちでいっぱいの主人公でした。男性の思いやりのおかげ男性の思いやりのおかげで、ピンチを回避できてよかったですよね。親子の危機を救ったエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年05月24日イヤイヤ期が始まった2歳の冬、私は自転車で20分程の距離にある実家に娘を連れて来ていました。両親と遊ぶのが楽しい娘は、夕方になっても帰りたがりません。帰る時間になっても娘は動こうとはしなかったため、無理やり帰ろうとしたのですが……。 帰りたくない娘の最後の抵抗実家から帰りたがらない娘……。まずはお菓子で釣って両親との遊びを切り上げることに成功しましたが、今度はコートを着たくないと娘は言い出しました。しかし、季節は冬。私は別の話題で気を逸らしながら、コートをさっと着せ、素早く自転車の後ろに乗せました。とにかく家路につきたかった私は、乗せてしまえばこっちのものだと思っていましたが、出発してすぐに自転車の後ろで娘が泣き始めました。コートを着たくないと言ったはずなのに、着ていることに気付いたようです。私は娘に話しかけながら、自転車を必死に漕ぎました。さらに、自宅へ向かっていることにも気付いた娘の怒りは激しいものになり、「戻って!」と泣き叫びました。そして娘は家に着くまでの20分間、自転車の後ろで泣き叫び続けたのです。自転車を降りた娘は、最後の抵抗を見せました。 マンションのエントランスから動こうとしないのです。他の住民の目も気になる私は、なんとか家に入ろうとしましたが、娘の怒りは収まらず、マンションの周りを逃げ回りました。ついに私は折れ、実家には戻れないけど、ここから歩いて行けるところに行こうと提案すると、娘は「公園」と言いました。 日も暮れたころすっかり日も暮れたころ、私は娘を連れて近所の公園に行きました。夕飯の準備を諦めた私は、夜の公園で娘の気が済むまで過ごすことになったのです。 そして、しばらくすると娘の怒りは収まり、家に帰ることができました。こうして、娘と過ごした夜の公園は、イヤイヤ期の思い出として、忘れられないものになったのでした。 このとき、無理やり連れ帰ったことで、結果的に遠回りすることになってしまいました。やはり無理強いではなく、本人を納得させることが大事だと学んだ一件です。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:矢飼ふゆ子4歳の娘と夫との3人暮らし。趣味は映画や海外ドラマを観ること。
2023年05月23日5月22日はサイクリングの日。車よりも手軽さがあり、徒歩よりも速く移動できる自転車は、ちょっぴり遠出をしたいときにぴったりですよね。そこで今回は、どの自転車が好きかにより「仕事運をアップさせるアクション」がわかる心理テストをご紹介します。Q.あなたはサイクリングに出かけるなら、次のうちどれに乗りたいですか?A:緑の自転車B:青の自転車C:白の自転車D:赤の自転車あなたはどれを選びましたか?さっそく結果を見てみましょう。この心理テストでわかるのは?「あなたの仕事運をアップさせるアクション」深層心理において“サイクリング”は、あなたの自由さと好奇心を表すアクション。その相棒である自転車は、あなたがどんな気分のときにタスクを気持ちよくクリアできるかと関連しています。そのためどの自転車が好きかにより、「あなたの仕事運をアップさせるアクション」がわかるのです。A:「緑の自転車」を選んだあなた…1日のスケジュールを手帳に書き込むあなたはリーダーのそばで適切な支援ができるような、サポート力が抜群のタイプでしょう。そんなあなたは、1日のスケジュールを手帳に書き込むと、さらに思考がクリアに。思い通りに状況が動きやすくなり、仕事に取り組むのが楽しくなるはずです。事前準備をきちんとすることで能力が最大限に発揮され、まるでパズルのピースがハマるように、しっくりいく形で成果を上げられるでしょう。逆算思考で、道筋を明確にすることを意識してみてください。B:「青の自転車」を選んだあなた…成功した姿をイメージするあなたは自立心が強く、何事も自分の力で納得するまでやり遂げるのが得意なタイプと言えるでしょう。仕事運をアップさせたいなら、目をつぶった状態で成功した未来をイメージするとエネルギーが身体に宿り、仕事運が開けていくでしょう。その結果、あなたと一緒に仕事をしている仲間にも良い影響が及ぼされ、チームワークがバツグンに。皆で一丸となって取り組むことで、さらにやりがいが生まれるでしょう。ランチミーティングも実施するのもおすすめです。C:「白の自転車」を選んだあなた…いつもと違う行動を織り交ぜるあなたは自分のやるべきことを自分で見つけていける、開拓者タイプと言えます。仕事運アップのアクションは、日々の中にいつもと違う行動を織り交ぜること。エレベーターではなく階段を使うなど、簡単に取り組めることでも構いません。行動に変化をもたらすことで、あなたの仕事に対する姿勢がより良い方向へ進みそう。やるべきことを効率化するための発見がもたらされ、仕事において時間的余裕をつくりやすくなるでしょう。空いた時間を有効に使って、自分のためになる予定を組んでみてください。D:「赤の自転車」を選んだあなた…周囲の人と密にコミュニケーションをとるあなたは人を楽しませたり、喜ばせたりするのが得意なタイプのよう。そのサービス精神を活かして、周囲とのコミュニケーションに時間をかけてから動き出すのがおすすめ。いつもより精力的に仕事に打ち込めて、業務内容はいつもと同じでもマンネリを感じずにこなしていけるでしょう。その結果、自分に対する自信が生まれ、堂々と物事に取り組めるようになるはず。あなたの前向きな姿勢は、周囲を元気づけるきっかけにもなるはず。おわりに仕事ができる人は、プライベートと仕事を切り替えるスイッチを持っていることが多いもの。そのスイッチとは、簡単な掃除をしたり、ドリンクを飲んだりと、自分なりのジンクスのような習慣であることも。そんな自分なりのスイッチを身につけられれば、仕事への姿勢も変化していくでしょう。脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。©素材ごよみ/PIXTA(ピクスタ)文・脇田尚揮
2023年05月22日自転車の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、沖縄県教育委員会主催のもと、2023年5月10日(水)県立武道館会議室(那覇・南部地区)・11日(木)県立美里高等学校(北部・中部地区)・16日(火)県立宮古高等学校(宮古地区)・17日(水)県立八重山高等学校(八重山地区)で行われた『令和5年度 高等学校交通安全指導者連絡協議会』にて、自転車通学指導セミナーを実施し、県内の高等学校等の教職員70名が参加されました。当日の様子1(那覇・南部地区)当日の様子2(那覇・南部地区)当日の様子(北部・中部地区)沖縄県は、県全体の自転車利用率は全国と比較し少ないものの、高校生の自転車事故時に加害者となる割合が全国ワースト15位となり、高い割合となっています(当委員会調査)。本講演では、沖縄県の高校生に自転車事故の多い要因について考えるほか、本年4月より施行されたヘルメット着用努力義務化によるヘルメットの重要性、また他都道府県の自転車通学指導の好事例紹介を交えて解説、講演いたしました。また、講演後は「実践している自転車教育についての意見交換と、それを踏まえて二輪・自動車事故削減に向けてどのようなアプローチをしたら有効か」をテーマに各学校の教職員で話し合っていただき、発表をしていただきました。講演では、沖縄県内の高校生の自転車事故の特徴や事故データに触れ、全国の自転車通学指導事例を紹介しました。また、見落とされがちな自転車自体の安全性(BAAマークについて)の大切さについて解説しました。講師の遠藤まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)は、「二輪や車の運転免許を持っていない高校生は、道路標識等を正しく理解できておらず、道路交通法を前提とした指導が必要です。生徒が加害者になってしまう事故に関して、交通ルールだけではなく、なぜ必要なのかを伝えていくことが重要です。」と解説しました。「自転車側が弱者とは限らず、事故の加害者になってしまうケースは、リアルな情報を伝えることで、重大さの理解につながります。万が一事故が起きた際には、ヘルメットの着用有無が被害の大きさの分かれ目になり、保険加入の有無がその後の生徒や家族の人生を左右します。事故に遭わない・起こさないための教育のほか、事故に遭ってしまった・起こしてしまった時のことを考え、ヘルメット着用や自転車保険の加入はしっかりと指導していきましょう。」と強調しました。また、「通学自転車は毎日乗るため、BAAマークなどの安全マークが付いた自転車を選び、車検のように定期的にメンテナンスをすることが重要です。」と解説しました。新年度が始まり、新入生の自転車通学が本格的に始まります。当委員会の調査では、中学生、高校生の自転車通学による事故は5・6月が最も多いことがわかっています。ルール・マナーだけでなく自転車の車体自体の安全性についても改めて理解いただき、他県の指導事例を参考に教職員の皆様が自転車通学の安全指導について考える機会となりました。【参加した教職員の感想】・自転車通学に関する様々な指導のアプローチ法や、県外の学校の取り組みがすごく参考になりました。(教員)・BAAマークなどの安全基準や保険の話を知ることができ勉強になりました。(教員)・ワークショップでは他校の自転車通学の状況を知ることができて参考になりました。(教員)■参考資料≪講師略歴≫遠藤 まさ子自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い各誌に寄稿。自転車の中でも子ども乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、各種メディアで自転車の利活用、安全指導等解説を行う。遠藤 まさ子氏≪自転車の安全利用促進委員会≫自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送って頂くため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。 ≪BAAマーク≫BAAマークは、一般社団法人自転車協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準には全部で約90項目の検査項目があり、ブレーキ制動性能、フレーム・駆動部の強度、ライトの光度、リフレクターの反射性能などの検査に合格する必要があります。BAAマーク1BAAマーク2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月19日自転車の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、2023年5月16日(火)に三木町文化交流プラザ メタホールで行われた『香川県交通安全教室講習会』にて、自転車通学指導セミナーを実施し、香川県内の小・中・高等学校、特別支援学校の教職員約190名が参加されました。香川県は中学生・高校生の通学時の自転車事故が非常に多く、当委員会の調査では、2021年に発生した1万人あたりの自転車事故件数は中高生ともに多く、高校生は全国ワースト4位、特に中学生は全国ワースト2位となっています。香川県では自転車利用者の悲惨な事故を減らすため、2021年3月から「香川県自転車の安全利用に関する条例」を改正し、自転車損害保険等への加入を義務化しています。講演では、香川県内の自転車事故の特徴や事故データに触れ、全国の自転車通学指導事例や年齢に合わせた指導法を紹介しました。また、見落とされがちな自転車自体の安全性(BAAマークについて)の大切さについて解説しました。講師の遠藤 まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)は、「成人に比べ車の運転免許を持っていない中学生、高校生は道路標識等を正しく理解できておらず、道路交通法を前提とした指導が必要です。万が一事故が起きた際には、ヘルメットの着用有無が被害の大きさの分かれ目になり、保険加入の有無がその後の生徒や家族の人生を左右します。事故に遭わない・起こさないための教育のほか、事故に遭ってしまった・起こしてしまった時のことを考え、自転車保険の加入、またヘルメット着用はしっかりと指導していきましょう」と強調しました。また、自転車も「乗り物」だということを自覚し、BAAマークなどの安全マークが付いた自転車を選び、定期的にメンテナンスをすることの重要性について解説いたしました。新年度が始まって約1か月が過ぎ、新入生の自転車通学が本格的に始まります。当委員会の調査では、中学生、高校生の自転車通学による事故は5・6月が最も多いことがわかっています。ルール・マナーだけでなく自転車の車体自体の安全性についても改めて理解いただき、他県の指導事例を参考に教職員の皆様が自転車通学の安全指導について考える機会となりました。【参加した教職員の感想】・小学校から中学校に上がる時に、保護者からどのような自転車を買ったらよいかと相談を受けるので、BAAマークのことを知ることができ良かったです。(中学校教諭)・生徒に教えるための知識が教員側に足りていない部分もあったので、指導のポイントをたくさん知ることができ良い機会になりました。(小学校教諭)当日の様子1当日の様子2■参考資料≪講師略歴≫遠藤 まさ子自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い各誌に寄稿。自転車の中でも子ども乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、各種メディアで自転車の利活用、安全指導等解説を行う。遠藤 まさ子氏≪自転車の安全利用促進委員会≫自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送って頂くため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。 ≪BAAマーク≫BAAマークは、一般社団法人自転車協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準には全部で約90項目の検査項目があり、ブレーキ制動性能、フレーム・駆動部の強度、ライトの光度、リフレクターの反射性能などの検査に合格する必要があります。BAAマーク1BAAマーク2≪2021年都道府県別 自転車通学時の事故件数ランキング/香川県≫2021年都道府県別 自転車通学時の事故件数ランキング/香川県 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月18日0歳と3歳を連れて、抱っこひもとベビーカーでの通園。子ども2人を連れて片道約2kmの徒歩通園にクタクタの毎日でした。そんな毎日に限界を感じ、なんとか保育園の送迎をラクにしたいという思いで、下の子が1歳になると同時に電動自転車を購入。安全性を重視し前座席がしっかりとしたものを選びました。これで送迎がラクになる、行動範囲が広がるとわくわくしていた矢先……。 試しに自転車でショッピングモールまで出かけることに 念願の電動自転車を購入した翌日、さっそく3歳の長男を後ろに乗せて、徒歩では行けなかったショッピングモールへ行ってみることに。買い物を終え、外に出ると雨が降っていました。大降りではなかったため、自転車で帰ることに。しかし、雨はだんだん激しくなり視界不良。ゆっくり走っていたものの雨で路面がすべりやすくなっていたため、坂道でブレーキのコントロールを失い転倒。幸い、子どもはシートベルトをしていたため外へ投げ出されることはなく、ヘルメットも被っていたため、けがもありませんでした。 安堵の思いで自転車を起こそうとしましたが、電動自転車が想像よりも重く、私の力だけでは起こせません。子どもも「ママ、怖かった」と泣きそうな表情。どうしようと焦っていると「大丈夫?」と車で通りがかった中年の女性が降りてきました。一緒に電動自転車を起こしてくれホッとしたのもつかの間、自転車は傷だらけ、雨よけのカバーも破れていました。自転車に乗りペダルを踏むと「ギーギー」と変な音も。さらには、タイヤがスムーズに進みません。 すると、子どもが「修理に出さなきゃ、ぼく歩けるから大丈夫だよ」とひと言。幸い購入した店舗が徒歩圏内だったため、電動自転車を押して店舗に。店に着くと前日の店員さんに「結構激しく転んだね、けがをしなくてよかった」と言われ、無償で修理をしてもらいました。子どもがけがをしなくて本当によかったという思いと、やさしくしてくれたみなさんの温かい心で、胸がいっぱいになり涙が出ました。今でも自転車の傷を見るたびに、転倒してしまった日の事を思い出します。安全運転を心がけ、雨の日には極力乗らないように心に決めた出来事です。 作画/ひのっしー著者:井島りほ
2023年05月17日ある日、用事を済ませた私は電車で最寄り駅まで戻り、そこから自転車に乗ってスーパーへと向かいました。しばらくしてスーパーにたどり着いたとき、自転車のある異変に気がついたのです……。 ナプキンをあまり交換しない私私は普段から経血量が多く、大きいサイズのナプキンを使用しています。あまり汚れていないときは短時間で交換せず、そのナプキンをつけたままにしてしまうことも少なくありません。衛生的によくないとはわかっていますが、肌もそこまで弱くないため、気持ち悪くなったら取り替えることが多いです。 大きいナプキンを使っている私ですが、デメリットとなるのはやはり値段。1パッケージに入っている数が少なくコスパが悪いため、できるだけ使う枚数を減らして節約したいのが本音です。 こういった経緯から、私はその日、経血量が最も多くなる生理2日目であるにもかかわらず、日中に1度ナプキンを取り替えただけでした。用事を済ませて帰りの電車に乗っているとき、なんとなく下半身に違和感を覚えたものの、家に着くまではナプキンを交換しなくても大丈夫だろうと思い、最寄り駅に着いてもトイレに寄らず、今度は自転車に乗ってスーパーへと向かったのです。 サドルが赤くなってる…まさか!スーパーに到着して自転車を降りた私は、サドルになにか赤いものが付着していることに気づきました。本来は白いはずのサドルですが、なぜか赤くなっているのです。一瞬どういうことかわからず考え込み、ハッとしました。赤いものの正体は経血汚れだったのです! おそらく自転車に乗ることで、ナプキンが圧迫されたのでしょう。今にも経血が溢れ出しそうだったナプキンは限界を迎え、私のショーツやボトムスを通り越し、自転車のサドルが汚れてしまったのです。電車で違和感を覚えたときにトイレに寄ってナプキンを交換すればよかったのですが、もうすぐ家だしナプキンがもったいないと考えた挙句、このような事態になってしまいました。 それからの私は、以前よりもこまめにナプキンを交換するようにしています。特に自転車に乗るときはサドルでナプキンが圧迫されるので、できるだけ自転車に乗る前に新しいナプキンに替えるようになりました。 著者/遠山あかね作画/モリナガアメ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2023年05月07日自転車のルール・マナー等の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、2023年4月27日(木)に福井県立科学技術高等学校の自転車通学を始めた新一年生に向けて『自転車の交通安全教室』を実施し、生徒約170名が参加しました。福井県の高校生の通学時1万人当たりの自転車事故は、47都道府県中44位と全国的には少ない傾向にあります(2021年当委員会調査)。事故の発生時間帯では朝・夕の通勤・通学時間帯に多く、生徒の並進する自転車や、イヤホンの使用の問題もあり高校生の自転車の安全利用が重要な課題となっています。講演では、高校生の自転車事故の特徴や事故が起きる状況について、〇×クイズを交えながら説明しました。また、講師の遠藤まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)は、「自分の身だけでなく相手の身を守る。守る運転できていますか?」と問いかけ、自転車運転中のイヤホン・携帯電話を使用する事での危険性や、事故において加害者になってしまうケースは、高額な賠償金だけでなく刑事罰を受けると免許や資格が与えられない職業もあり、将来的にも大きな損害になってしまうと強調し、自転車も交通社会の一員として、自分の身だけでなく相手の身を守るため、ルールを守っていくことが大切ですと伝えました。さらに、「通学自転車は毎日乗るため、BAAマークなどの安全マークが付いた自転車を選び、自動車の車検と同じように定期的にメンテナンスをすることが重要です」と解説しました。本年4月より施行されたヘルメット着用努力義務化によるヘルメットの重要性をはじめ、ルール・マナーだけでなく自転車のメンテナンスの大切さについても理解いただき、一人一人が自転車の安全について考える機会となりました。【参加生徒の感想】・BAAマークやTSマークなどの安全マークがついているか、自分の自転車のことはあまり知らなかったので、改めて今日帰る時に自転車をチェックしてみようと思いました。また、タイヤの空気やブレーキ等定期的なメンテナンスの必要性も感じました。・ヘルメットがない時の危険性が良く分かったので、自転車に乗る時は通学以外でもヘルメットを被っていかないといけないと思いました。当日の様子1当日の様子2≪講師略歴≫遠藤 まさ子自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い各誌に寄稿。自転車の中でも子ども乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、各種メディアで自転車の利活用、安全指導等解説を行う。遠藤まさ子氏≪自転車の安全利用促進委員会≫自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送って頂くため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。 ≪BAAマーク≫BAAマークは、一般社団法人自転車協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準には全部で約90項目の検査項目があり、ブレーキ制動性能、フレーム・駆動部の強度、ライトの光度、リフレクターの反射性能などの検査に合格する必要があります。BAAマーク1BAAマーク2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月02日自転車のルール・マナー等の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、2023年4月25日(火)に兵庫県立東播磨高等学校、4月26日(水)に稲美町立稲美中学校、稲美町立稲美北中学校の自転車通学を始めた、新一年生に向けて『自転車の交通安全教室』を実施し、3校合わせ生徒約500名が参加しました。兵庫県の中高校生は、全国と比較しても自転車事故件数が増加傾向となっています。また、通学時自転車事故の加害者となる割合が、中学生全国ワースト3位・高校生全国ワースト4位となっており、約9割以上が事故時に法律違反をしていることも判明しました(自転車の安全利用促進委員会調査)。自転車の運転により他人に損害を与えた場合、加害者に対して高額な賠償金の支払いが命じられるなど自転車の安全利用が重要な課題となっています。講演では、中高校生の自転車事故の特徴や事故が起きる状況を説明し、「自転車も交通社会の一員として、自分の身だけでなく相手の身を守るため、ルールを守ることは大切です」と強調し、自転車運転中のイヤホン・携帯電話使用する事での危険性や、事故において加害者になってしまうケースは、高額な賠償金だけでなく刑事罰を受けると免許や資格が与えられない職業もあり将来的にも大きな損害になってしまうと伝えました。さらに、「通学自転車は毎日乗るため、BAAマークなどの安全マークが付いた自転車を選び、自動車の車検と同じように定期的にメンテナンスをすることが重要です。」と解説しました。本年4月より施行されたヘルメット着用努力義務化によるヘルメットの重要性をはじめルール・マナーだけでなく自転車も加害者になってしまうことの重大さについても理解し、一人一人が自転車の安全について考える機会となりました。【参加生徒の感想】・自転車通学で細い道や坂道を通っている時に車と隣り合わせになることも多く、改めて自転車に乗る時のルールを知ることができて良かった。(生徒)・自転車通学をしていると危険な場所も多いので、自転車は気軽な乗り物と思いがちですが、自分にも他人にも命に危険がある乗り物だと分かった。(生徒)兵庫県立東播磨高等学校の様子稲美町立稲美北中学校の様子≪講師略歴≫遠藤 まさ子自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い各誌に寄稿。自転車の中でも子ども乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、各種メディアで自転車の利活用、安全指導等解説を行う。遠藤 まさ子氏≪自転車の安全利用促進委員会≫自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送って頂くため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。 ≪BAAマーク≫BAAマークは、一般社団法人自転車協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準には全部で約90項目の検査項目があり、ブレーキ制動性能、フレーム・駆動部の強度、ライトの光度、リフレクターの反射性能などの検査に合格する必要があります。BAAマーク1BAAマーク2≪2021年都道府県別高校生の通学時自転車事故の加害者(一当)割合ランキング/兵庫県≫中学生ワースト3位高校生ワースト4位 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月28日4月中旬の朝、都内の幼稚園に息子を連れてきた滝川クリステル(45)の姿があった。滝川といえば、息子を乗せて自転車に乗っている際に転倒し、目元を10数針縫うケガを負ったことを4月5日にインスタグラムで報告したばかり。転倒の影響か、この日は幼稚園まで車で来ていた滝川親子。園の前で息子は登園をいやがり、彼女の腕にしがみついていた。園児の母ならば誰しも一度は経験する場面だろう。一度は当惑した表情を見せたが、子育てでもクールな姿勢を崩さない滝川。自身が率先して園に入っていくと、息子は母を追っていった。「息子さんが通っているのは、国際社会に貢献するリーダーの育成を理念に掲げた、日本語と英語のバイリンガル教育をしている幼稚園です。トリリンガルの滝川さんと、政治家の小泉進次郎さんとの間に産まれた息子さんにはピッタリかもしれませんね」(幼児誌編集者)滝川は雑誌のインタビューで息子の性格をこう語っている。《(仕事で3日間家を空けると、息子は自分のことを無視してきて)私が何を言っても全く反応しないのです。背を向けておもちゃをいじったり、抱っこしようとすると大泣きしたり……。そんな状態が3日続いて、ほとほと困り果てました。ショックで母親をやめたくなったほどです(笑)。4日目にはやっともとに戻りましたが、それぐらい息子にとって、私がいないことが許せないことだったのだと痛感しました。そして思い込んだらテコでも動かない、彼の頑固な性格も知りました》(『プレジデントベイビー』‘22年)息子の性格を熟知した上で、ときには愛を持って自立を促す。母の強さが垣間見れる「お・み・お・く・り」だった。
2023年04月21日自転車の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、2023年4月19日(水)に群馬会館で行われた『交通安全指導対策協議会』にて、自転車通学指導セミナーを実施し、群馬県内の中学、高等学校等の教職員約80名が参加されました。群馬県は中学生・高校生の通学時の自転車事故が非常に多く、当委員会の調査では、2021年に発生した1万人あたりの自転車事故件数は中高生ともに多く、特に高校生は8年連続全国でワースト1となっています。群馬県では自転車利用者の悲惨な事故を減らすため、2021年4月から県交通安全条例の改正がなされ、自転車保険の加入義務化のほか、全国にさきがけ、自転車に乗る際のヘルメット着用を努力義務化しています。講演では、群馬県内の高校生の自転車事故の特徴や事故データに触れ、全国の自転車通学指導事例を紹介しました。また、見落とされがちな自転車自体の安全性(BAAマークについて)の大切さについて解説しました。講師の遠藤 まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)は、「事故を少しでも減らすためには、学校での自転車通学指導が要です。日常的に気を付けたいポイントがあります。また、万が一事故が起きた際には、ヘルメットの着用有無が被害の大きさの分かれ目になり、保険加入の有無がその後の生徒や家族の人生を左右します。事故に遭わない・起こさないための教育のほか、事故に遭ってしまった・起こしてしまった時のことを考え、自転車保険の加入、またヘルメット着用はしっかりと指導していきましょう」と強調しました。また、「成人に比べ車の運転免許を持っていない中学生、高校生は道路標識等を正しく理解できておらず、道路交通法を前提とした指導が必要です。また、通学自転車は毎日乗るため、BAAマークなどの安全マークが付いた自転車を選び、定期的にメンテナンスをすることが重要です」と解説しました。新年度が始まり、新入生の自転車通学が本格的に始まります。当委員会の調査では、中学生、高校生の自転車通学による事故は5・6月が最も多いことがわかっています。ルール・マナーだけでなく自転車の車体自体の安全性についても改めて理解いただき、他県の指導事例を参考に教職員の皆様が自転車通学の安全指導について考える機会となりました。【参加した教職員の感想】・「ヘルメットの重要性をより詳しく講演で知ることができた。特に啓発動画は生徒たちに大切さを伝えるため見せたい」・「自転車そのものがしっかりしていないと、事故の可能性が高まることを生徒だけではなく保護者にも伝えたいと思った」・「自転車の製品事故についても改めて認識させられた。BAAマーク付き自転車の重要性を知るきっかけになった」当日の様子(1)当日の様子(2)■参考資料≪講師略歴≫遠藤 まさ子遠藤 まさ子氏自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い各誌に寄稿。自転車の中でも子ども乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、各種メディアで自転車の利活用、安全指導等解説を行う。≪自転車の安全利用促進委員会≫自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送っていただくため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。 ≪BAAマーク≫BAAマークは、一般社団法人自転車協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準には全部で約90項目の検査項目があり、ブレーキ制動性能、フレーム・駆動部の強度、ライトの光度、リフレクターの反射性能などの検査に合格する必要があります。BAAマーク(1)BAAマーク(2)≪2021年都道府県別 自転車通学時の事故件数ランキング/群馬県≫通学時の1万人当たり自転車事故件数ランキング 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月20日フリーアナウンサーの滝川クリステルさんが、2023年4月5日にInstagramを更新。ノーヘルメットの状態で、乗っている自転車が転倒する危険を身をもって知ったとして、注意喚起をしました。自転車から転倒、顔から落ちた滝川クリステル同月の4日、購入済みのヘルメットを着用し忘れていた滝川さん。停止した状態から自転車を動かそうとした時、足をコートに引っ掛かけてバランスを崩してしまいます。自転車と、乗っている子供の重さが一気に腕にかかり、とっさには支え切れませんでした。子供と自分の頭をなんとか守ろうとした結果、顔面にサングラスが刺さるような形で落下してしまったのです。滝川さんは、10数針縫った痛々しい目元の写真と眼帯姿を公開するとともに、ヘルメット着用の重要性についてもつづりました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 滝川クリステル(@christeltakigawa)がシェアした投稿 ヘルメットをしていれば、頭は守られるので頭から落ちようとしたかもしれません、、ヘルメット、ちゃんと買っていたのに、やはりまだ着けて出かけることに慣れていなくて忘れてしまっていたのです、、あー、ヘルメットを忘れた!!と思ったその日にこの始末みなさんもご自身を守るため、是非ヘルメットを。そして、ちょっとした油断も大変なことになるので気をつけてくださいねchristeltakigawaーより引用滝川さんは「もしこれが車道だったら…と思うとゾッとします」と振り返っています。改正道路交通法の施行により、同月1日から、自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されましたが、もしかしたらまだ他人事に感じている人もいるかもしれません。自転車を運転するすべての人と、同乗者にもヘルメットをかぶらせるよう努めなければならないのは、何よりも自分や同乗者の命を守るため。少しでも身近な危険だと感じてもらおうと、滝川さんが明かした出来事には、大きな反響が上がりました。・自転車で子供の送り迎えをしている親にとって、ヘルメットは必需品ですね…。・子供を乗せた電動アシスト自転車は、本当に重いんですよね。私も気を付けたいです。・痛々しいですが、命に別状はなくてよかったです!1日も早い回復をお祈りいたします。・自転車のヘルメットが努力義務化したのを忘れていました。絶対に買います…!滝川さんの投稿を見て、ヘルメットの重要性を再認識した人は多いようです。万が一はあるものだと考え、命を守る対策を取り入れていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月05日子ども乗せ自転車での事故ゼロを目指して活動する「おやこじてんしゃプロジェクト」(所在地:東京都千代田区、代表:宮本 直美)は、豊洲公園(東京都江東区)で3月26日、「入園おめでとう!交通安全を体験する豊洲親子フェスタ」を開催します。子ども乗せ自転車デビューをする親子が多い春に向けて、子ども乗せ自転車に関わる企業が、ステージやブースで自転車の楽しさと、安全に利用するためのルールやマナー、乗り方のコツなどをレクチャーします。また本年4月1日より全年齢で努力義務化されるヘルメット着用の重要性も伝えていきたいと考えています。イベントの様子1■入園の季節、子ども乗せ自転車デビューをする親子に向けて当プロジェクトの調査では、8割の方が入園のタイミングで子ども乗せ自転車デビューをしています。しかし、大人1人での運転とは違い、子どもを乗せているためハンドル操作が難しく、乗せ降ろしの際に転倒するなどのリスクがあります。また警察庁によると、自転車事故で死亡した人の68%が頭部に致命傷を負っており、ヘルメットを着用していない場合の致死率は、着用している場合と比較して約2.3倍も高くなっています。(※平成29年から令和3年までの東京都内における自転車乗用中死者の損傷部位の割合/ヘルメット着用状況の致死率)そこで、子ども乗せ自転車を安全に利用できるよう、この春入園を予定されている親子を主な対象として、当イベントを企画しました。■スタンプラリーなど楽しく学べる仕掛けを充実ステージでは、子ども乗せ電動自転車の安全な乗り方教室、雨の日も風の日も安全に乗れるようにする自転車アクセサリー紹介、交通安全紙芝居などを実施します。また、親子ヘルメットコーデファッションショーなどを通じて、全年齢でのヘルメット着用の努力義務化についても伝えます。このほか、スタンプラリーやブース展示、セルフ撮影フォトブースなど、親子の視野を広げる便利な「子ども乗せ自転車」の交通安全について、家族で楽しく学べる仕掛けを充実させています。■入園おめでとう!交通安全を体験する豊洲親子フェスタ概要開催日: 3月26日(日)11:00から16:00会場 : 江東区立豊洲公園(花木とモニュメント広場)参加費: 無料主催 : 入園おめでとう!交通安全を体験する豊洲親子フェスタ 実行委員会共催 : 豊洲パークマネジメントJV協力 : 株式会社イーチャリティ、オージーケー技研株式会社、株式会社オージーケーカブト、ヤマハ発動機販売株式会社、おやこじてんしゃプロジェクトbyOGK、出産準備・親子の学び場「ともえスクール」後援 : 江東区、東京都私立幼稚園連合会詳細 : ■ステージ タイムテーブル11:30~ 子ども乗せ電動自転車の安全な乗り方教室(提供:ヤマハ発動機販売株式会社)12:00~ 雨の日も風の日も安全に!自転車アクセサリー紹介(提供:オージーケー技研株式会社)12:30~ 『とまれ!』でとまろう!トコトコレース※(参加賞:YAMAHAオリジナルハンドタオル)14:00~ 交通安全紙芝居(提供:株式会社イーチャリティ)14:30~ 子ども乗せ電動自転車の安全な乗り方教室(提供:ヤマハ発動機販売株式会社)15:00~ 親子ヘルメットコーデ、ファッションショー※(提供:株式会社オージーケーカブト)15:30~ スタンプラリー抽せん会※一部事前予約制: ■オンライン講座も開催リアルイベントに参加できない方向けにオンライン講座を開催します。イベント名: 復職&入園応援!親子ひろば特別講座開催日 : 2023年3月15日(水)14:00~15:30(13:50入室スタート)参加費 : 無料内容 : 1部「時短濃厚コミュニケーション」2部「おやこじてんしゃミニ勉強会」3部「リトミック」詳細・申込: ■おやこじてんしゃプロジェクト 「おやこじてんしゃプロジェクト」は、2013年の子ども乗せ自転車での死亡事故をきっかけに、全国の子育て期の起業・フリーランスママ2,000人が参加するコミュニティ「PowerWomenプロジェクト」が2013年にスタートした子ども乗せ自転車の安全運転を啓発する草の根運動です。利用者の意識が変わらなければ事故は減らないと考え、勉強会を開催してきました。2017年より本格的に始動し、2018年4月からオージーケー技研がメインスポンサーになりました。多くの自転車関連企業や自治体と連携し、子ども乗せ自転車を購入する全ての親が勉強会に参加できる環境をつくり、事故ゼロを目指します。■おやこじてんしゃプロジェクト概要団体名 : おやこじてんしゃプロジェクト代表 : 宮本 直美(PowerWomenプロジェクト代表)所在地 : 〒102-0084 東京都千代田区二番町5番地2麹町駅プラザ901(プロジェクト株式会社 内)設立 : 2015年4月事業内容: おやこじてんしゃ(子ども乗せ自転車)安全運転啓発活動 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月10日母親が自転車の後ろに子供を乗せている様子は、見ていてほほ笑ましいものですよね。やさしいタッチで描かれた子育て絵日記が人気の、もそ子(msk.msk.333)さんのInstagramには、保育園の帰り道に見かけた、自転車をこぐ女性のエピソードが投稿されていました。前から走ってくる自転車に乗った女性が、「かー、かー、かーらーすー」と大声で叫んでいる様子を目撃し、一瞬驚いてしまったという、もそ子さん。しかし、その直後なぜか、もそ子さんは女性に「戦友よ、今日もお疲れ様」という言葉をかけたくなったといいます。その理由とは…こちらを見れば納得です!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る もそ子(@msk.msk.333)がシェアした投稿 大きな声で「からす」と叫んでいた女性の後ろには、娘らしき女の子が乗っていたのです!自転車に乗っていると、前の人の声は後ろの人には聞こえにくいもの。走行中に振り返るわけにはいかないし、どうしても進行方向に向かって大声を出すことになってしまいます。そのことを察した、もそ子さんは「声を張らなきゃいけないの分かる」と共感しつつ、自身が自転車に乗っていた時のことを「はっ!」と思い出しました。子供と昼ご飯の話をしていた時、つい自分もマクドナルドのCMでおなじみの「グラコロ、グラコロ~」という、あの曲を歌ってしまっていたのです…。このエピソードには、「めっちゃあるあるだよ」「意識してないけれど、自分もやらかしてるかも」という共感の声が寄せられていました。もそ子さんは振り返りながら「あぁ、やっちまった…」と思ったようですが、子育て中の『自転車リサイタル』をする人は、意外に多いのかもしれませんね![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年03月07日幸い事故は起こらなかったものの、一歩間違えれば大変な事態になっていた…という状況を、ネットでは『ヒヤリハット案件』と呼びます。どれだけしっかりとした人でも、時には気がゆるんでしまうもの。きっと誰もが一度は、そういった事態に直面したことがあるでしょう。大変な事態が発生しなかったのは、単にその時、運がよかっただけ。世の中には、さまざまな『ヒヤリハット案件』が転がっています。自転車での『子供放置』にヒヤッ!花森はな(@hanamori_h)さんが『ヒヤリハット案件』を目にしたのは、自転車置き場。スーパーマーケットで買い物を終えた際、ふと自転車置き場に目をやると…そこには、親の自転車に腰掛けている幼い子供の姿が!きっと親が店に入る際、子供を自転車の上に乗せた状態で、待たせることにしたのでしょう。花森さんは子を持つ1人の親として、その光景に不安を感じたといいます。昨日の話です。自転車に子供だけ放置するのダメ、絶対…! #コミックエッセイ #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/HvVlgy6A1E — 花森はな12月7日書籍発売 (@hanamori_h) March 1, 2023 これまで、自転車に取り残された子供が転落する姿を何度も見てきたため、この男児を放っておけなかった花森さん。子供は好奇心おうせいなため、何をするかが予測できません。うっかり自転車から転落してしまい、ケガをしてしまうこともあるでしょう。また、目を離した隙に子供がどこかへ行ってしまう恐れも。最悪の場合、何者かに連れ去られる可能性もあります。あまりにも危険だったため、子供に声をかけ、親が戻ってくるまで見守ることにした花森さん。そのおかげで、今回のケースでは何事も起こらずに済みました。「自転車に子供だけ放置するのはダメ、絶対!」と呼びかけた、花森さん。漫画を読んだ人たちも、ヒヤッとさせられたようです。・男の子が無事でよかったー!誘拐の危険性もあるもんね…。・本当に危ないですよね。自転車の転倒事故で、大ケガを負った子供を見たことがあります。・世の中の親御さん、気を付けて~!「短い時間だから」と思っても、こっちは見ていてヒヤヒヤするよ。大変な事態が起こってからでは、もう遅いといえるでしょう。少しでもトラブルを防ぎ、子供の身を守るためにも、常に最悪の状況を想定したいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月06日自転車の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、2023年1月30日(月)に兵庫県教育委員会主催(文部科学省委託事業)の「令和4年度学校安全総合支援事業学校安全対策合同会議」にて自転車通学指導セミナーを実施し、市町組合教育委員会事務局の学校安全担当者・教育事務所学校安全担当者・県立学校教職員約70名が参加されました。兵庫県の高校生は、全国と比較しても自転車事故件数が増加傾向となっています。また、通学時自転車事故の加害者となる割合が全国ワースト4位となっており、約9割以上が事故時に法律違反をしていることも判明しました(当委員会調査)。自転車の運転により他人に損害を与えた場合、加害者に対して高額な賠償金の支払いが命じられるなど自転車の安全利用が重要な課題となっています。また兵庫県では「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」において、2015年10月より、自転車損害賠償保険等への加入を義務づけるなど、自転車の安全利用について促進する取り組みを行っています。本講演では、高校生の自転車事故の傾向や特徴、事故データに触れ、自転車を取り巻く法律、マナー、学生のリスク予測・技術力の向上のポイント等を挙げ、全国の学校で実際に行われている交通安全の取り組み事例を具体的に紹介しました。講師の遠藤 まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)は、「成人に比べ車の運転免許を持っていない高校生は、道路標識等を正しく理解できておらず、道路交通法を前提とした指導が必要です。生徒が加害者になってしまう事故に関して、交通ルールだけではなく、なぜ必要なのかを伝えていくことが重要です。自転車側が弱者とは限らず、事故の加害者になってしまうケースは、リアルな情報を伝えることで、重大さの理解につながります。」と解説しました。さらに、見落としがちな自転車自体の安全性に触れ、「大きな事故の約3分の1は製品にも原因があったと考えられます。90項目以上の厳しい検査に合格した自転車にのみ認定されている、安全基準をクリアしたBAAマークの貼られた自転車を選ぶことで、製品不良による事故を未然に防ぐことができます。また、日ごろのメンテナンスを指導していくことも重要となります。」と説明しました。また、「万が一事故が起きた際には、ヘルメットの着用有無が被害の大きさの分かれ目になり、保険加入の有無がその後の生徒や家族の人生を左右します。事故に遭わない・起こさないための教育のほか、事故に遭ってしまった・起こしてしまった時のことを考え、ヘルメット着用や自転車保険の加入はしっかりと指導していきましょう」と強調しました。【参加した教職員の感想】・具体的なデータや事例を豊富に提示いただき大変勉強になりました。(教職員)・各学校の先進的な取り組みをたくさん紹介いただいた事で実践にいかしていきたいと感じた。(教職員)・安全基準をクリアしたBAAマーク付き自転車を選ぶことの大切さを感じました。(教職員)当日の様子(1)当日の様子(2)当日の様子(3)■参考資料≪講師略歴≫遠藤 まさ子遠藤 まさ子氏自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い各誌に寄稿。自転車の中でも子ども乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、各種メディアで自転車の利活用、安全指導等解説を行う。≪自転車の安全利用促進委員会≫自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送って頂くため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。 ≪BAAマーク≫BAAマークBAAマーク(2)BAAマークは、一般社団法人自転車協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準には全部で約90項目の検査項目があり、ブレーキ制動性能、フレーム・駆動部の強度、ライトの光度、リフレクターの反射性能などの検査に合格する必要があります。≪都道府県別高校生の通学時自転車事故の加害者(一当)割合ランキング(2021年)≫※高校生ワースト4位都道府県別高校生の通学時自転車事故の加害者(一当)割合ランキング(2021年) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月31日自転車の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、2023年1月23日(月)に文部科学省・大阪府教育庁主催の「学校安全総合支援事業成果発表会」にて「自転車通学指導セミナー」を実施し、府内の府立学校・市町村立学校・私立学校において安全教育で指導的な役割を果たす教職員・市町村教育委員会安全教育担当指導主事等約40名が参加されました。大阪府の事故状態別死傷者数の割合は、自転車乗車中が全体の約3割自動二輪・原付を含むと半数を占めています。中でも高校生の交通事故は自転車乗車中が全体7割以上で主に交差点および交差点付近で発生しています。本講演では、小・中・高校生の自転車事故の傾向や特徴、事故データに触れ、自転車を取り巻く法律、マナー、学生のリスク予測・技術力の向上のポイント等を挙げ、全国の学校で実際に行われている交通安全の取り組み事例を具体的に紹介しました。講師の遠藤 まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)は、「成人に比べ車の運転免許を持っていない高校生は、道路標識等を正しく理解できておらず、道路交通法を前提とした指導が必要です。生徒が加害者になってしまう事故に関して、交通ルールだけではなく、なぜ必要なのかを伝えていくことが重要です。自転車側が弱者とは限らず、事故の加害者になってしまうケースは、リアルな情報を伝えることで、重大さの理解につながります。」と解説しました。さらに、見落としがちな自転車自体の安全性に触れ、「大きな事故の約3分の1は製品にも原因があったと考えられます。90項目以上の厳しい検査に合格した自転車にのみ認定されている、安全基準をクリアしたBAAマークの貼られた自転車を選ぶことで、製品不良による事故を未然に防ぐことができます。また、日ごろのメンテナンスを指導していくことも重要となります。」と説明しました。また、「万が一事故が起きた際には、ヘルメットの着用有無が被害の大きさの分かれ目になり、保険加入の有無がその後の生徒や家族の人生を左右します。事故に遭わない・起こさないための教育のほか、事故に遭ってしまった・起こしてしまった時のことを考え、ヘルメット着用や自転車保険の加入はしっかりと指導していきましょう」と強調しました。【参加した教職員の感想】・他県、他校の安全指導事例も知ることができ参考になった。(教員)・自転車が身近な乗り物になりすぎていて危機意識が、こども達自身・保護者・教職員にも薄いことが課題感に感じました。(教員)講演の様子(1)講演の様子(2)【参考資料】≪講師略歴≫遠藤 まさ子遠藤 まさ子氏自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い各誌に寄稿。自転車の中でも子ども乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、各種メディアで自転車の利活用、安全指導等解説を行う。≪自転車の安全利用促進委員会≫自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送っていただくため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。 ≪BAAマーク≫BAAマークBAAマークは、一般社団法人自転車協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準には全部で約90項目の検査項目があり、ブレーキ制動性能、フレーム・駆動部の強度、ライトの光度、リフレクターの反射性能などの検査に合格する必要があります。≪都道府県別高校生の通学時自転車事故の加害者(一当)割合ランキング(2020年)≫※詳細についてはこちらをご参照ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月24日私は生まれてからずっと都市部に住んでいて、運転免許は持っていません。移動は徒歩、自転車、公共交通機関のいずれかになりますが、不便を感じることはなく、運転免許をとる必要性も感じていませんでした。そんな私が出産後4カ月で地方都市に移住。幸い街中に近いところに住まいがあるため、車がなくても生活ができます。ただ雨の日も、暑い日差しの日も、自転車で移動する私と一緒にいる子どもには我慢させているかもしれません。妊娠判明と同時に引っ越しが決まる夫の仕事の関係で引っ越しが必要だとわかったのは、私の妊娠がわかったのとほぼ同時期。夫から引っ越し先は車社会の土地だと聞いたので、私は妊娠中に免許を取ることも考えました。 しかし私に持病はないものの高齢出産ということで、新しい環境やテストなどが精神的にも体力的にも負担になるかもしれないと考え、妊娠中に教習所通いはしないことに。教習所について調べるうちに、今は託児所付きの教習所もあることを知り、子育てが落ち着いたら免許を取ることにしました。 いざ子育てが始まるとしかしいざ子育てが始まると、私には物理的にも、精神的にも、体力的にも教習所に行く余裕はありませんでした。夫がいないときに子どもと出かけるときは抱っこまたはベビーカー。どうしてものときはタクシーを使いました。 子どもが2歳になり、自転車の後部座席に座らせられるようになると、移動手段はほぼ自転車に。雨の日は子どもの座席部分にレインカバーをかけ、私もカッパを着て自転車に乗っています。 雨の日になると雨の日にたまに子どもが「父さんの車がいい……」ということがあります。確かに都心部では当たり前のように見かけた雨の日の自転車での子ども園の登降園も、私たちの住んでいる地方都市ではかなり珍しい光景です。 子どもは同級生の様子を見てうらやましくなったのかもしれません。私はというと、雨の日は車のほうが快適だろうなと思いつつも、時間や労力を考えると積極的に教習所に行こうとは思えないのが正直なところ。子どもには「ごめんね、お母さんは車の運転ができないんだ」と謝るばかりです。 引っ越し当初は「早く免許を取らなければ」と考えていたものの、免許がなければないで生活ができてしまい、私は免許取得に積極的になれないでいます。周りの様子を見て車に乗りたがる子どもには、今のところただただ「ごめんね」と謝るばかりです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2023年01月09日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!なくした切符は…新幹線に乗る時間を変更しようと、窓口で並んでいたときの話です。あるお客さんが、切符をなくしたのを駅員さんのせいにして「無料で新幹線に乗せろ!」と理不尽な要求をしていました。なくしたのはあなたの責任でしょ?と思っていたら、並んでいたお婆さんが「あなたが切符なくしたんだから、また再度買うのは普通でしょ?コンビニで買った商品を自分の責任でなくして、ただでよこせと言ってるのと同じよ。大人だから自分の責任を人のせいにしちゃダメよ」と諭すように言ってくれました。サラリーマンは恥ずかしさのせいかその場を逃げるように去っていきました。その光景を見てスカッとしました。(男性/会社員)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年12月09日近年、街中では電動キックボードをはじめ、最新の乗り物に乗る人が増えてきました。目新しい乗り物には、「一度は乗ってみたい」と思いますよね。警視庁交通総務課は、ある乗り物に乗る時の注意点をTwitterで呼びかけました。それは、見た目が自転車にそっくりな乗り物。しかし自転車と違い、ペダルをこぐことなく、エンジン動力だけで進みます。そのためバイク扱いとなり、運転をするには免許やヘルメット、ナンバープレートが必要だというのです。【自転車?バイク?】見た目は自転車なのに、ペダルをこがずにエンジン動力だけで進めるこの乗り物、実は「バイク」です。電動アシスト自転車と違い、運転するには、運転免許やヘルメット、ナンバープレート等が必要です。交通ルールを守り、安全運転を心がけましょう! pic.twitter.com/SLwotMYHgA — 警視庁交通総務課 (@MPD_kotu) November 28, 2022 自転車に似た見た目をしているため、交通ルールを守らずに運転している人がいるのでしょう。しかし自転車と同じ感覚で運転してしまうと、交通ルールを破るだけでなく、事故を起こしかねません。乗る時は、バイクに乗っているという意識を持ち、交通ルールを守って運転することが求められます。[文・構成/grape編集部]
2022年12月02日通学や通勤、子供の送迎などで、自転車を利用している人は多いものです。ちょっとした移動や車がない場合などに使えるため、便利な自転車。しかし、時に誤った運転行為により、危険な事故を起こしてしまう場合もあるのです。子供を抱っこして自転車の運転は危険!消費者庁は、我が子を抱っこした状態で自転車を運転することは、危険な行為だとTwitterで注意喚起をしました。抱っこをした状態で運転をすると、ハンドル操作が難しくなったり、足元の視界が悪くなったりして、転倒や子供の転落につながる可能性があります。同庁が投稿を引用した国民生活センターによると、子供が頭部に大ケガをする事故が実際に起きたそうです。【事故発生!自転車の子どもの抱っこ乗車は危険】×抱っこ乗車は禁止×前後座席とおんぶの3人同乗(4人乗り)は禁止幼児用座席を使用する際は、対象年齢、体重等を確認!座席のベルトとヘルメット着用も忘れずに。※幼児用座席を2つ取付けの際は「幼児2人同乗用自転車」適合の確認を pic.twitter.com/5TSU40LxoK — 消費者庁 子どもを事故から守る! (@caa_kodomo) November 16, 2022 また、チャイルドシートを使う時は、対象年齢や制限体重を確認し、座席のベルトとヘルメットの着用も忘れないようにすることを同庁は呼び掛けています。同庁が注意を呼び掛けた、今回のような危険な運転行為に対し、さまざまなコメントが上がりました。・この運転、意外と道端で見かけることがあるんですよね…。その度に「危ないのでは」とヒヤヒヤしています。・子供の将来を考えたら絶対にやめてもらいたい行為。「ちょっとそこまでだから大丈夫」ではないんですよ。・抱っこも見るけど、重量をオーバーしていそうな子供が自転車のチャイルドシートに乗っているのも見かけます。抱っこをすることで、我が子を守ろうとする人もいるのかもしれません。しかし、転倒や転落の発生が高まり、取り返しのつかない結果になりかねないのです。正しい方法で、自転車に乗ることを心がけたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年11月18日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!迷惑なおじさん友達と歩いて移動していたときの話です。歩道と自転車道が分かれている場所だったのですが、目の前から自転車に乗ったおじさんが来て、「邪魔なんだよ!」といきなり怒鳴られました。友達が「ここは歩道なので、自転車道はあっちですが」と丁寧に話しても「うるせえな、邪魔だ邪魔!」と言い、自転車ごと突っ込んできたのです。私たちは急いで自転車を避け、行ってしまったおじさんをうしろから見ていたのですが、なんとそのおじさん、下のブロックに気づかずに自転車で突っ込み、そのまま倒れてしまったのです。すぐに起き上がって何食わぬ顔で行ってしまいましたが、罰が当たって少しスカッとしました。「神様はちゃんと見てくれているんだね〜」と友達と笑いながらカフェへ向かいました。(女性/主婦)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年11月16日