乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が8日、自身のブログを更新。姉の小林麻耶との2ショット写真を公開した。麻央は「帰りに」というタイトルで更新。麻耶との笑顔の2ショット写真をアップし、「病院帰りに、水分補給休憩」と報告した。そして、「姉が一緒でひとりより元気が湧きます」と続け、「姉は、私のいろいろの源。生まれたときから一番長く知ってる人間だもの」といつも支えてくれている麻耶に感謝。さらに、ジュースの写真を添えて「キノコジュースは帰ってからの、、、抗酸化作用免疫アップ!」と期待を込めた。
2017年02月08日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が3日、自身のブログを更新。「子供達の言葉に色々気づかされます」とつづった。この日、長女・麗禾ちゃんと長男・勸玄くんは、夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵と共に成田山新勝寺の節分会に参加し、夜には、海老蔵が主演を務める六本木歌舞伎第2弾『座頭市』の公開舞台稽古を観劇。麻央は、「帰ってきて寝る準備をする前に眠ってしまった娘。歯磨きをしていなかったので、なんとか起こしました」と帰宅後の麗禾ちゃんの様子を伝えた。そして、起こそうとすると麗禾ちゃんが「あー まってまって目つむって これだけ見なきゃだめなのだめなの! 目つむらせて。ドーナツが ドーナツが、、、」と発したそうで、「夢を見ていたようです。子供の発する言葉って本当に予想外です」と記した。また、「息子は眠るとき『今日も いい日だったね』と言うようになりました。ばぁばの影響かな。退院してから、知りました」と勸玄くんの言葉も紹介し、「子供達の言葉に色々気づかされます」としみじみ。「パパの真似してうまぁーいでかーいと言ってると、ママ、本格復帰を早くせねば!と焦りますが」という麻央だが、「私が『ありがとう ありがとう、、、』一日1000回を言っている間、『違うよぉ。ありがとうございます。愛してます。だよ!』と娘がアドバイスしてくれました。愛してます、もきっとパパかな」とつづった。
2017年02月04日俳優の佐々木蔵之介、アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕、小林聖太郎監督が2日、映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。公開5日目を迎えたこの日は、ダブル主演の佐々木蔵之介と横山裕、小林監督が登場して大ヒット御礼舞台あいさつ。佐々木は「公開して大ヒットの舞台あいさつをさせていただけるほど、幸せなことはありません」と感謝し、横山も「大ヒット御礼ということで皆さんの前に立たせていただいていることに幸せに思っています」とコメント。すでに公開中ということもあり、「公開後の今だから言える好きなシーン」について佐々木は「御堂筋で橋爪功さんに怒られたシーンを選びました。御堂筋は淀屋橋と本町の間にあって、僕が会社員時代に京セラドームをどうやって作るかということで、竹中工務店さんとお仕事をしてました」と感慨深げ。一方の横山は母役のキムラ緑子とのシーンをあげて「間がすごくリアルでした。小道具の爪楊枝を使ってほじくっていたのを覚えていて、大好きなシーンです」と話した。また、舞台あいさつの翌々日(2月4日)は佐々木蔵之介の49歳となる誕生日ということもあり、舞台あいさつの終わりに横山が「ちょっと待った! 2月4日は蔵之介さんの誕生日ですよね。このままでは帰しません。スタッフさんよろしくお願いします」とスタッフを促してバースデーケーキを佐々木に贈呈。予期せぬサプライズに佐々木は「おおきに!」と笑顔を見せていた。黒川博行による直木賞受賞作『破門』を、佐々木蔵之介、横山裕のダブル主演で映画化した本作。イケイケなヤクザ(佐々木)とヘタレ建設コンサルタント(横山)が詐欺師を追跡する姿を描く。
2017年02月03日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が2日、自身のブログを更新し、長女の麗禾ちゃんの可愛らしいエピソードを披露した。1月29日に退院してから、自宅での日々についてつづっている麻央はこの日、「娘のなかのおばさん」というタイトルで更新。「娘が『たいへん。わたし、おばさんになっちゃった。』と言うので、ん?ん?ん?どういうこと?!『かかとが ガサガサになっちゃってる』と言うのです」と麗禾ちゃんとのやりとりを明かした。そして、「可笑しくて、笑いながらクリームを塗ってあげました」と報告し、「次の日、『まだ 少しおばさんだ』はい!クリーム。クリーム」と翌日の愉快なやりとりも告白。「本当、可笑しいです」と自宅での子供たちとの日々を楽しんでいる様子がうかがえる。
2017年02月02日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が29日、自身のブログを更新し、退院したことを報告した。麻央は「退院!」というタイトルで更新し、「いつも、いいね!やコメント、リブログ本当にありがとうございます」と感謝。「癒しの写真や動画を撮って下さったり、同じように酵素風呂体験してみて下さったり、情報、励まし、祈り、共感、、、本当にありがとうございます」とつづった。そして、「今日、退院してまいりました!!」と報告。「今回の入院は底まで行って、考え、弱気になりました。暗くなりました」と入院生活での苦悩も打ち明け、「ブログを書くことで奮い立っていました。いつも、KOKORO.を見て下さり、本当に、ありがとうございます」と続けた。さらに、自宅に帰って子供たちからのプレゼントに囲まれている笑顔の写真もアップ。「ピンクの冠は、れいかから、絵は、かんげんからのプレゼントです」と説明している。
2017年01月29日グラビアアイドルの橋本マナミが28日、都内で行われた映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の初日舞台あいさつに、共演の佐々木蔵之介、横山裕(関ジャニ∞)、北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、矢本悠馬、橋本マナミ、木下ほうか、小林聖太郎監督とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。背中と胸元が大胆に開いた黒のドレスで現れた橋本は「今日は大ヒット祈願ということで、小清水さん(橋爪)がだまし取ったくらいの金額のアクセサリーをつけてきました。レンタルですけどね」と発表。作中では、橋爪演じる映画プロデューサー・小清水が3,000万円の出資金を騙し取るという展開だったため、集まった観客からは驚きの声が上がった。橋爪の愛人役を務めた橋本だが、共演の北川も「(自分は)マナミちゃんの役はできないなと思いまして」と称賛。「あの色気はマナミちゃんにしか出せないので」と語り、「適材適所」と表現した。橋本も「そう言っていただけると嬉しいんですけど、私も愛人は愛人でいいかなという」と自分の役に満足気な様子を見せた。横山演じる二宮を叱咤するしっかり者のいとこを演じた北川に、「北川さんの役だと浮いちゃうと思うので、この役でよかったです」と、互いに適材適所だったことを話した。
2017年01月28日佐々木蔵之介と横山裕(関ジャニ∞)のW主演映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』が1月28日(土)に公開初日を迎え、佐々木さん、横山さんに北川景子、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、矢本悠馬、橋本マナミ、木下ほうか、橋爪功、小林聖太郎監督が舞台挨拶に登壇した。黒川博行の直木賞受賞小説「破門」の実写化。キレキレイケイケのヤクザとヘタレな建設コンサルタントの凸凹コンビが出資詐欺の映画プロデューサーを追いかけるが、その追走劇は他の組をも巻き込んだ大きなトラブルへと発展し…。この日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた舞台挨拶は、朝7時台に上映が始まった正真正銘の初回上映後に行われ、公開初日に朝イチで劇場に駆け付けた観客に登壇陣一同、感激の面持ち。橋本さんは「ヒットを祈願して(橋爪さん演じる詐欺師)小清水さんが騙し取ったくらいの金額のアクセサリーをつけてきました!」と明かし、会場をわかせる。劇中、小清水に出資した額は3,000万円となっているが…橋本さんは「レンタルですよ」とニッコリ。この日のトークでは、○と×の札を使って質問に答えるぶっちゃけの質疑応答が行われたが、「やれるならほかの役を演じたかった?」という質問には、矢本さんを除く全員が「×」を掲げ、自身の役に満足していると回答。何かと二宮の世話を焼く従妹の悠紀を演じた北川さんは「女性の役がそもそも少ないですが、マナミちゃんが演じた愛人の役は私にはできない(笑)!あの色気はマナミちゃんにしか出せないので適材適所だと思います」と語る。橋本さんは「愛人は愛人の役でいいのかなと。逆に私が北川さんの役をやると浮いちゃうと思います。適材適所ですね」と笑顔で頷いた。大阪を舞台にした本作、メインキャストの多くが関西出身だが「東京に魂を売ったと思う?」という問いに、京都出身の佐々木さんが「〇」と回答。「最初に東京着たのは受験のときですが、東京駅から新宿行きたくて聞こうと思ったときに『新宿どこですか?』と標準語が出てへこみました(苦笑)」と初の上京時に既に魂を売っていたと告白し笑いを誘っていた。最後の質問「またこのメンバーで映画を撮りたい」という問いにはもちろん全員が「〇」!…と思いきや、橋爪さんは「×」を掲げ「え?新しいところに行った方がええやない?このメンバーでやったらまたこんな感じになるし」と飄々と語る。原作は「疫病神」シリーズとして人気を博しており、映画の続編製作にも期待が寄せられるが、それを聞いた橋爪さんはあっさり「シリーズ化ならやります!」と翻意!横山さんは「まず、この映画を観ていただいてから。ここからが勝負です!」と力強く語っていた。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:破門ふたりのヤクビョーガミ 2017年1月28日より全国にて公開(C) 2017『破門 ふたりのヤクビョーガミ』製作委員会
2017年01月28日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕と佐々木蔵之介が28日、W主演の映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の初日舞台あいさつに、共演の北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、矢本悠馬、橋本マナミ、木下ほうか、小林聖太郎監督とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。出演する俳優もほぼ関西出身者を揃えたが、「東京に魂を売ったか?」という質問に、佐々木、横山、橋本、木下、小林監督がマルのカードを掲げた。「25で上京しましたけど、早い段階で魂を売りました」という木下は「やっぱりね、ガラ悪いじゃないですか大阪って」と説明。東京は「ちゃんと並ぶし、クラクション鳴らさないし、急にどついてくる人いないから」と良さをうったえた。同意を求められた横山が「この前大阪でロケしてて、普通に大阪のおばちゃん近寄ってきて、僕のポケットにそっと飴ちゃん入れていきましたよ」と大阪の”ぐいぐい”エピソードを披露すると、木下は「ありがとうやん、それは」とツッコミ。横山は「だから、いい街ですよね」と大阪をフォローした。また、バツを掲げた濱田は「大阪で活動させていただいておりまして。ここでイエスってやっても嘘になったので」と意図を表した。濱田が「(東京に魂を売ったと言うのも)面白いかなと思ったんですけど、嘘はいけないと思ったので、こっちにしました」と語ると、会場は微妙な雰囲気となり、横山は「なんかすいません本当いつも、後輩が」と謝罪。2人で「へへへ~」と笑って場を収めた。
2017年01月28日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が24日、自身のブログを更新し、看護師と医師から聞いた"深いお話"を明かした。麻央は「患者」というタイトルで更新。以前、クリニックの看護師から「癌の患者さんは、真面目な方が多く、患者であることを真面目にやってしまう」と言われたことを明かし、「真面目に『患者』をやってしまう。うーん。なんとも深いお話だと感じました」とつづった。また、主治医から「最終目標は自分が『患者』であることを忘れること」と言われたことも明かし、「うーん。なんともつながる深いお話」と感慨深げに記した。麻央は23日のブログで、骨への放射線治療が終了したことを報告。「これからもゆるやかに効果が出てくるそうなので、期待したいです。痛み止めを飲まなくても良いくらいになりたいなぁ。貪欲」とつづっていた。
2017年01月25日フリーアナウンサーの小林麻耶が20日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妹・小林麻央の飲食の力が戻ってきたことを喜んだ。麻耶は「妹の飲食の力が戻ってきてようやく、すこしほっとしました」と安心した様子で、「昨日は『退院したら○が食べたいな』と、話していて、退院のことを口にし始めたこと、食べたいものが出てきたなんて、感動の領域です」と打ち明けた。そして、「感動なんて、大げさと思われるかもしれませんが...感動の領域なんです」と伝え、「食べられること本当に有難いことですね」としみじみ。「食べたいものがある、というこの気持ちも大事にしたいと思います」と記した。麻央も19日に自身のブログで、「食べる私が戻ってきて、家族が喜んでくれています」と明かし、「食べているだけで誰かに喜んでもらえるなんて、照れくさいですが、ありがたいです」とつづっていた。
2017年01月20日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が19日、「退院を目指す」というタイトルで自身のブログを更新した。麻央は、姉の小林麻耶からプレゼントされたというパジャマを着て笑顔でガッツポーズしている写真をアップし、「点滴がはずれ、飲食の力も、戻り、これからは、歩いて、筋力を回復させ、家族の元へ戻る準備へ気持ちを向かわせます」と宣言。「『退院目指そうね!』と主治医の先生にもお言葉を頂きました」と報告した。また、「食べる私が戻ってきて、家族が喜んでくれています」と明かし、「食べているだけで誰かに喜んでもらえるなんて、照れくさいですが、ありがたいです」と感激している様子。「基本の大切さを噛み締めます」とつづった。
2017年01月19日歌舞伎俳優の市川海老蔵が16日、自身のブログを更新。乳がん闘病中の妻・小林麻央の姉、小林麻耶が自宅に来ていることを明かし、「我が家の変化の主」と表現した。海老蔵はまず、子供たちの写真を公開。「おーきた」というタイトルで、ディズニー映画『トイ・ストーリー』シリーズに登場するキャラクター・リトルグリーンメンのかぶりものを身に着けた長女の麗禾ちゃんの写真をアップし、「可愛いのかぶっとる笑」とコメントした。続いて、「お!カンカン」というタイトルで更新し、ピースサインをしている長男・勸玄くんの写真もアップ。「なんだなんだ?!我が家の雰囲気が何か違うぞ、なんだなんだ?!」と記し、「わかりますか?」と問いかけた。そして、「いた!我が家の変化の主」というタイトルで、ぬいぐるみなどに囲まれて子供たちと遊んでいる笑顔の麻耶の写真を公開し、"変化"の原因が麻耶であると発表。「こんなところに」「な、なにをしてるだー笑笑」と楽しそうにつづった。
2017年01月16日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が15日、自身のブログを更新し、子供たちの写真にパワーをもらっていることを明かした。麻央は「がんばれ」というタイトルで更新し、「今日は、朝からモンキーまおと化し、バナナを完食」と報告。「負けないスイッチを忘れないように子供たちの写真や動画に底力を支えてもらっています」と明かし、「がんばれ自分」と自身を奮い立たせた。そして、鉄棒に挑戦している長女の麗禾ちゃんと長男の勸玄くんの写真を公開し、「今日は、体操のお兄さん先生に鉄棒を教えて頂いたようです」と説明。「がんばれ 子供たち」とエールを送った。
2017年01月16日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が9日、自身のブログを更新し、"食べる"という壁を初めて経験していることを明かした。「食べること」というタイトルで更新した麻央は、「大好きな 加島屋さんのさけ茶漬け。復活!今日は、母が届けてくれたピーナツ豆腐と無農薬の菜の花と芽キャベツもあります」というコメントと共に、それらの写真をアップ。「人生で初めて『食べる』ということの壁を経験しています」と打ち明け、「これまで何があっても『食べられる』ことだけが自信だったので、こんなにただ一生懸命に食べるということがあるのだと、、、知りました」と吐露した。そして、「普段は遠くて会えませんが愛の喝を入れてくれるお姉さまがいて、今日、お見舞いに来てくれました。『ここまで乗り越えて来られたのは、まおちゃんは、どんなときでもとにかくたくさん食べてきたからだよ。食べるのだーーっ!!!喝』そして、私は、今、いつもより食べました」と報告。「お姉さまは、私が弱り続けることは許してはくれません!また 愛の喝を入れに現れてくれました」と続け、「だから、今回も大丈夫だ!という気がしました。感謝」とつづった。
2017年01月09日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が8日、自身のブログを更新し、読者のメッセージに感謝した。7日に「眠れない夜のひとりごと」というエントリーで、家族が麻央の食欲や痛みについて心配し、いろいろ提案してくれたときに「私の身体は私が一番わかってるから」と言ってしまったことを明かし、「病室で ひとりになり、家族にとっては悲しい一言だったのではないかと、、、私も寂しい気分になってきました。ごめんね」と後悔していた麻央。この日は「ありがとうございます」というタイトルで更新し、「皆さまからのメッセージで心がほぐれ、安心して横になっていました」と伝え、「皆さまが残して下さる言葉には人生がつまっていて、気持ちを動かされます」とつづった。そして、「どれだけの経験がその一言一言につながっているのかと思うと、かけて頂いている言葉の重みが本当にありがたいです」と感謝。「ありがとうございます」という言葉で締めくくった。
2017年01月08日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が7日、自身のブログを更新し、家族に放ったひと言を反省する思いをつづった。麻央は「眠れない夜のひとりごと」というタイトルで更新し、家族が麻央の食欲や痛みについて心配し、いろいろ提案してくれたときに「私の身体は私が一番わかってるから」と言ってしまったことを告白。「うん。そうだよね!」と優しく返されたというが、「病室で ひとりになり、家族にとっては悲しい一言だったのではないかと、、、私も寂しい気分になってきました。ごめんね」と反省した。そして、「『苦しい、痛い、疲れた』と家族の前で、口に出して言ってしまう時があります。病気の本人は許されるけれど、支えている家族は、『苦しい、疲れた』と言えない空気があるかもしれません」と麻央。「私がいないところで、皆で言い合ってくれていたらよいな、、、と思う時があります」と打ち明けた。さらに、「病人と、看病する家族の立場を越えてお互い、ちょっと疲れたねと、泣いて抱き合うこともありだと」とし、「私は、母と一度そんなふうに抱き合って泣いたことがあるので、思います。母は前よりとても痩せていました。でも、弱っている私でも、母を抱きしめてあげられました」と回顧。「私が ごめん と思うほどきっと家族は笑顔になるし。闘病が特別でなく、日常にならないと解決しないのかもしれません」と記し、「そんなことは望んでいませんが」と加えた。
2017年01月08日体調不良で休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が3日、自身のブログを更新。乳がん闘病中の妹・小林麻央の長男、勸玄くんの優しさに感動したエピソードを披露した。麻耶は「任務 完了!」というタイトルで更新し、「姪っ子甥っ子と会って病院に来ました」と報告。勸玄くんから「まやちゃん!これ、まおちゃんに渡して~」と託されたという飴の写真をアップし、「カンカン!ちゃんと、届けたよ~」とつづった。そして、「実は、最初は、2つの飴だったのですが、家を出るとき、玄関で『待ってー!もう一個持っていって』と、合計3個も」と1つ追加で渡されたことを明かし、「入院中のママを少しでも元気付けようと大事な飴をプレゼントするカンカン。優しい気持ちにぐっときました」と打ち明けた。
2017年01月04日体調不良で休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が24日、自身のブログを公開。妹で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央のお見舞いに訪れたことを報告した。麻耶は「"乾杯" with 妹」というタイトルで更新し、「今日は、妹が大好きなケーキを届けに病院に行ってきました」と報告。「しかーし痛恨のミス。サンタさんの帽子を忘れていってしまいました。『メリークリスマス』と、低めの声で!帽子をかぶって病室に入りたかったのに...」と残念がった。そして、「でもとっても喜んでくれて笑顔も見られて幸せな時間を過ごせました!」とつづった麻耶。「やぁと言ってハグをして帰ってきましたドラマ逃げ恥のみくりちゃんの真似です」と、20日に最終回を迎えたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で新垣結衣演じた森山みくり風のハグをしたことを明かした。麻央も同日、ブログで「私のサンタが来てくれました」と麻耶の訪問を報告し、2ショット写真を公開。「しかし、サンタの帽子を忘れて、落ち込んでいる。帽子なくても、私にはサンタにしか見えないよ」とつづっていた。
2016年12月25日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が24日、自身のブログを更新。クリスマスイヴにお見舞いに訪れた姉でフリーアナウンサー・小林麻耶との2ショット写真を公開した。麻央はこの日、「クリスマスイヴ」というタイトルで更新。「今日は特別に、、、ケーキが食べたいな。きっと、あの人がもってきてくれる予感私のサンタさん」と"サンタ"が訪れてくれることを期待した。その後、「乾杯」というタイトルで更新し、シャンパングラスを手にした麻耶との2ショット写真を添えて「私のサンタが来てくれました」と報告。「しかし、サンタの帽子を忘れて、落ち込んでいる。帽子なくても、私にはサンタにしか見えないよ」とつづった。さらに、クリスマスケーキの写真もアップし、「あー久しぶりに 酔っちゃおっと。主治医の先生がブログ見ませんように。、、、という人になってみたい」とおちゃめにコメント。「もちろんノンアルコールです」と付け加えた。
2016年12月25日体調不良で休業中のフリーアナウンサー・小林麻耶が20日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妹・小林麻央について「入院してくれてよかった」とつづった。麻耶は、入院していることを報告した麻央の投稿をリブログ。「自宅にいたい気持ちも充分すぎるほど、分かる。けど、けど、今回は...入院を選択してくれて良かった」と安心した気持ちを明かした。そして、「『今は、がんばる時ではないよ。医療の力を借りて、回復させよう』という先生のお言葉、優しいお気持ちに妹の心が動かされました」と説明。「頼ろう、頼ろう。力を借りよう。今回の自分の学びです!!」と記した。また、「今夜は、TBSドラマ『逃げ恥』最終回だー!!」と、新垣結衣主演の人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の最終回を楽しみにしている心境もつづった。
2016年12月21日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が20日、自身のブログを更新し、入院中であることを明かした。麻央は「体力回復に向けて」というタイトルで更新し、「入院中」と報告。「本当は自宅にいたかったので、気力で復活させようとしてきたのですが、『今は、がんばる時ではないよ。医療の力を借りて、回復させよう。』と主治医の先生に言われ、ここ最近の踏ん張りを一度、休止することにしました」と説明した。そして、「入院しようと何度か言われても『負けてたまるかー』と謎のひとり勝負を続け、そして今になり、あっけなく入院。またやってしまいました。頑固」と反省するようにコメント。「自分を思い知らされることばかりです」とつづった。
2016年12月20日体調不良で休業中のフリーアナウンサー・小林麻耶が17日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妹・小林麻央について「偉いなぁ」「多くのことを学ばせてもらっています」とつづった。麻耶は自身の今年の漢字を「生」とし、「生きている!生きる!について向き合った一年でした」と説明。「愛する人が今、生きていることがどれほど有難いことなのか...大事に大切にしていきたいと思っています」と記した。そして、「自分自身は五月に心身ともにダウンし何もできなくなり、、、たくさんの気づきがありました」と回顧。「自分を生きる当分は、これしか、ないですね休養中、とことん練習します」と宣言した。さらに、「今年の一文字」と題した麻央のブログも紹介し、「本当によく頑張っています。偉いなぁ。その姿勢から多くのことを学ばせてもらっています。ありがとう」と締めくくった。
2016年12月18日フリーアナウンサーの小林麻耶が16日、8日ぶりに自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妹・小林麻央を心配しすぎてしまうという思いをつづった。麻耶は「お久しぶりです!!」というタイトルで更新。「『心配ではなく、信頼だよ』健康に戻る!妹を信頼することが大事。と、アドバイスを頂き、なるほど!と、思ったものの...妹を前にすると心配しすぎてしまうアタシです」と打ち明けた。そして、「なので、、子供たちの信じる力から学ばせてもらっています」と続け、麻央の長女・麗禾ちゃんと長男・勸玄くんと一緒にお絵描きなどを楽しんだことを報告。「この日はサンタクロースや雪だるま、クリスマスツリーを作れてクリスマス気分を楽しめました!」とコメントした。さらに、「今日は金曜日...TBSドラマ『砂の塔』だーーー!誰だぁーー?!犯人!!毎日、妹と予想していました」と麻央との日々についてつづった。妹の麻央は15日に更新したブログで、「ブログが久しぶりになってしまいました。だいぶ弱ってしまい、すみません」と体調が悪かったことをを明かし、「昨夜は姉が一晩中私の背中をさすってくれました。本当に優しい手。みんなみんなありがとう」と麻耶への感謝の思いを伝えていた。
2016年12月17日女優の北川景子が13日、都内で行われた映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の完成披露イベントに、共演の佐々木蔵之介、横山裕(関ジャニ∞)、橋爪功、橋本マナミ、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、小林聖太郎監督、原作者の黒川博行とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。全編大阪弁で繰り広げられる物語に、役者陣も関西出身者を集めた。北川は神戸出身で神戸弁を話すが、大阪弁のテープを聴いて勉強するほどの気合いを入れて撮影に臨んだという。仕事では標準語だが、「プライベートで、お友達と話すときは普通に関西弁」と語る北川は「神戸は神戸弁といって、また大阪弁とは違ったイントネーションだったりするんです。できるだけ完璧に大阪弁をやりたいなと思って練習しました」と、テープを用意してもらった理由を述べた。北川が「結局、現場では横山さんにすごい聞いた気がします」と振り返ると、横山は「ものすごい関西弁しゃべってきたんで、びっくりしました、僕も」と驚きの様子。横山は「北川景子ちゃんのイメージは標準語だったので。すっごい関西弁しゃべるなって」と感想を語ると、北川は大阪の「『何してんねん!』」が、神戸は「『何しとうねん』って言うんですよね」と違いを語り、「そこはちゃんと区別して」撮影に臨んだことを明かした。小林監督も「最初から『いらないんじゃないですかね』と言ったんですけど、すごく慎重に準備をされてて、ありがたいなと思いました」と感謝すると、北川は「心配性で……」と照れた様子で恐縮していた。
2016年12月14日映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』の完成披露イベントが12月13日(火)、都内にて開催され、W主演の佐々木蔵之介、「関ジャニ∞」の横山裕、共演の北川景子らが出席。横山さんが、北川さんとの撮影エピソードを明かした。同作は、共に関西出身の佐々木さんと横山さんが、ボケとツッコミのような史上最強(?)の凸凹コンビを演じる大追跡エンタテインメント。映画プロデューサーが金を持ち逃げしたことで、うだつの上がらない建設コンサルタントの二宮啓之(横山さん)と強面ヤクザの桑原保彦(佐々木さん)は資金回収のため、関西、マカオを奔走するも、巨額の資金を巡る争いはやがて組同士のトラブルに発展し、二宮と桑原はいつの間にか追われる側に!?イベントでは、3人のほか、共演の橋爪功、濱田崇裕、橋本マナミ、小林聖太郎監督、原作者の黒川博行が登壇。野外のアーケードにてアライバルセレモニーが行われた後、劇場に場所を移して舞台挨拶が実施された。アライバルセレモニーでは、W主演の2人を除く出席者たちが登壇したのち、佐々木さんと横山さんが、ステージに貼られた幕を破って姿を現す演出が行われた。強面ヤクザを演じた佐々木さんは、幕を足で蹴り破りながら登壇。役柄を、ケンカにめっぽう強く、金勘定ができて、ユーモアもあり、裏社会を生き抜いている「男がほれる男」とふり返った。「なかなかこんな役がないので、ものすごく楽しかったです。関西弁も自在に使わせていただきました」と目を輝かせた。「ヤクザの役で自分の殻を破ったような役でした」とも。一方、佐々木さんと2人で幕を蹴り破って登場した横山さんは、「寒い中こんなにたくさんの方が集まっていただいて感謝です」と口にした。続けた、「たくさんしゃべりたい思いがあるのですが、北川景子ちゃんがあまりにも寒そうなので」と、ノースリーブの衣装で登壇していた北川さんを気遣った。横山さんの粋な言葉に、北川さんは、満面の笑顔を弾けさせた。舞台挨拶では、横山さんにとって、同作が「関ジャニ∞」を離れて単独で出演する作品としては初主演となったことが話題にあがった。ただ、「座長は意識した?」との質問を向けられると、横山さんは、「そこはぜんぜん意識していなかったです。蔵之介さんもいらっしゃいますし、諸先輩方がすごい方ばかりなので、胸を借りるつもりで挑んでいました」と素直な心境を明かした。神戸出身の北川さんは、大阪が舞台となる同作のために、関西弁を勉強してから撮影に臨んだそう。北川さんは「現場では横山さんにすごく聞いた気がします」と横山さんに関西弁を教えてもらったエピソードを回顧。横山さんは、「(北川さんが)ものすごく関西弁をしゃべってきたので、びっくりしました。北川景子ちゃんのイメージが標準語だったので。『すっごい関西弁しゃべる!』と思って」と驚きを語り、トークを盛り上げた。映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は、2017年1月28日(土)より全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年12月13日グラビアアイドルでタレントの橋本マナミが13日、都内で行われた映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の完成披露イベントに、共演の佐々木蔵之介、横山裕(関ジャニ∞)、北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、小林聖太郎監督、原作者の黒川博行とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。ケンカに強く、金勘定もできて、ユーモアもあるヤクザという役どころで、戦うシーンも多かった佐々木。出演者陣を見回し「だいたい殴りました。だいたい刺したし、橋本さんにも乱暴しました」と明かすと、橋本は「殴られました」と頷いた。また、橋爪演じる映画プロデューサーの愛人役だった橋本は「劇中にハプニングがありまして」とエピソードを披露した。「橋爪さんと縛られるシーンがありまして、なぜか橋爪さんの後頭部が私の胸にあたりまして」と言うと、場内は微妙な空気になった。そのシーンを覚えているかと聞かれた橋爪は「忘れるわけないじゃないか」ときっぱり。橋本は「むしろ私の方が忘れていたくらいです」とフォローしつつ、「本当にすごく佐々木蔵之介さんも怖くて、お芝居じゃなくて本当に驚いているくらいの迫力でした」と撮影を振り返った。
2016年12月13日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が13日、都内で行われた映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の完成披露イベントに、共演の佐々木蔵之介、北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、小林聖太郎監督、原作者の黒川博行とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。グループ以外の映画主演が初となる横山と、映画出演自体が初となる濵田。「めちゃめちゃ緊張してます」と語る濵田だが、小林監督から「5人くらいの衣装合わせでも緊張していた」と暴露され、「コンサートでも緊張する」と明かすと、先輩の横山から「逆に聞くわ、何が緊張せえへんの?」と質問された。濵田は「家で1人でいる時くらいで」と答え、「いまだに横山くんにごはん誘っていただいても緊張します」と告白した。横山が「その割にばくばく食うよね」と突っ込むと、「いや、美味しいんでね……」と答え、周囲を笑わせた。映画が決まった時も、横山から誘われて家に行ったという濵田だが、「もう気合いが入りすぎて、帰り際に玄関のところで、『横山くん、頑張りましょね!』と言ったんですよ」とエピソードを披露。少し上から目線な物言いに、横山は「『俺が言うはずやな』と思ったんですよ。まさか後輩から『頑張りましょね!』と言われて、『はい』と言いましたけど」と苦笑した。濵田は「あれ、俺、今間違ったかな~と思って」とその時の心境を振り返り「やっと言えました」と安心していた。
2016年12月13日テレンス・マリック監督の最新作『聖杯たちの騎士』が12月23日(金・祝)から公開される前に、主演のクリスチャン・ベイルのインタビューが届いた。様々なジャンルの作品に出演し、観客、評論家から高い評価を集めているベイルは、マリック監督と長年に渡って連絡を取り続けていたようだ。その他の画像ベイルは子どもの頃から俳優として活躍し、近年は徹底的に役に向き合う実力派俳優として『ダークナイト』『アメリカン・ハッスル』などに出演。『ザ・ファイター』ではアカデミー助演男優賞に輝くなど、人気・実力ともに世界のトップクラスにある俳優だ。そんな彼は、マリック監督の『ニュー・ワールド』に出演して以降も、監督と連絡を取り合っていたという。「いつも素晴らしい会話をしているけど、何度か新作の話が持ち上がった。この作品に関して彼は、僕に役の説明をしたいと言ってきたんだ。そしてそれだけだとも言った。“何が起きるか試して見よう”的なアプローチだとね」。通常、ベイルほどのスター俳優になると、完成した脚本か、しっかりと書かれたシノプシスを読んで出演を決めることが多い。しかし、ベイルは「すべての監督とこのような撮影方法が出来るわけではないけど、テリーとだったら間違いないと思った」という。監督が、ベイルに与えたのは“リック”という役だ。ベイルは監督から受け取った断片的なエピソードや情報を基に、想像を膨らませ、監督に伝えては、リックという男が形作られた。「多くのことが実際の映画では出てこない情報だけど、僕はそれらの情報に頼るしかなかった」。リックは脚本家で、大成功を収めているが、妻や実家の両親、兄弟とはトラブルを抱えていて、心の中に大きな“空白”を抱えている。「周りから見れば彼は成功者だけれど、彼は自分自身のことをそうは思っていない。だからこそ彼は旅路に出る。行き先がどこかもわからないけれど、いつか忘れてしまった何かを再び取り戻そうとしているんだ」映画は、リックが様々な女性と出会い、交流を重ねながら自身の進むべき道を見つけようと彷徨う姿が描かれる。ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマンら演技派女優たちとの演技もまた、“段取り”を繰り返すものではなかった。「この撮影でのスタンスが“準備が整う前に始めよう”だったので、自分がまだ何をするかもわかっていないうちからカメラが回り始めた。人生みたいだよね。次に何が起きるかなんてわからないのだから」。観客もまた、ベイルと同じように次に何が起こるかわからない気持ちを抱えて、リックの“心の旅”を見守ることになるだろう。「とにかく撮影中、素敵な“わからない”という要素がたくさんあった。他の監督では楽しむことはできないだろうけど、テリーとだからこそ、楽しむことができたんだ」『聖杯たちの騎士』12月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー
2016年11月30日松山ケンイチが驚異の体重増量と役作りで、病いと闘いながらわずか29年の生涯を駆け抜けた伝説の棋士を熱演する『聖の青春』。その松山さん演じる村山聖と「東の羽生、西の村山」と並び称され、現在もなお棋界の頂点で活躍する羽生善治を演じるのは、精神面・肉体面の両方からアプローチし、激似ぶりが話題となっている東出昌大。それぞれ渾身の役作りが話題になっているこの2人。お互いが最大のライバルでありながら、村山さんにとっての羽生さんは「ヒロイン」ともいえる存在であったという。将棋界の最高峰「名人」を目指し、人生をかけ、短い命を燃やした村山聖九段。彼の最大のライバルにして、憧れの存在でもあったのが、100年に1人と称される天才棋士、羽生善治だ。村山さんにとって、同世代ながらトップ棋士として活躍する羽生さんは凄まじいライバル心を燃やす相手である一方、「羽生さんと同じ空気を吸いたい」と、当時拠点を置いていた大阪から上京するほどの憧れの存在だった。対する羽生さんにとっても、村山さんは強烈な存在だったよう。先日行われた映画公開記念イベントでは、羽生さん本人が、かつて負けた一戦を回顧しながら「彼の手の動きが印象的で、いまでも覚えている」と語っており、短い期間ながらも、濃い時間を過ごした2人の確かな関係性をうかがい知ることができる。本作においても、松山さん演じる村山聖と、東出さん演じる羽生善治の関係性は物語の核となる重要な部分。これまで、『ひゃくはち』で万年補欠の野球部員、『宇宙兄弟』で宇宙飛行士を目指す兄弟という“名ライバル”を描いてきた森義隆監督は、撮影にあたり、2人の距離感を大事にするため、松山さん、東出さんに演技以外での会話を禁止するなど、徹底した関係作りを行ったという。そして、棋譜すべてを覚え、約3時間にもおよぶ長回しを行った伝説の対局シーンを、「2人が勇気を持って『やる』と言ってくれた」と嬉々として語りながら、「想像のはるか上をいくものが出来上がった」と自信のほどを語っている。松山さん、東出さんの2人もまた、撮影中、互いの演技に触発されていた様子だ。先日行われた村山さんの地元・広島での舞台挨拶で、「羽生役が東出くんで本当によかった」と話した松山さん。「羽生さんというオーラを身に纏ってくれたから、村山さんが羽生さんに抱いていた尊敬の念を自然と持つことが出来た」と語り、自ら「本作のヒロイン」と言ってはばからない東出さん演じる“羽生善治”への気持ちが、“村山聖”という役と見事にシンクロしたことを明かしている。一方、東出さんも、「松山さんの演技に負けないよう、真剣で切り合うつもりで挑んだ」と、松山さんの演技に大いに刺激を受けた様子。盤上で棋力を存分に引き出しあっていた村山さんと羽生さん同様、互いの力を限界まで引き出しあった松山さん、東出さんの両名の熱演は必見だ。また、本作では対局を離れた2人の会話シーンも見どころとなる。“激戦”の後、2人っきりの食堂で、将棋に対する想いや、対局における“潜る”という感覚、そして対局の先にあるまだ見ぬ世界への憧れを語り合う2人の姿にもグッとくるものがあるはず。最大のライバルであり、“将棋”という道を究める同志でもあった村山さんと羽生さん。松山さんと東出さんが渾身の役作りで演じた、この2人のアツい関係にぜひ注目していて。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:聖の青春 2016年11月19日より全国にて公開(C) 2016「聖の青春」製作委員会
2016年11月18日●村山聖が憧れた羽生善治と向き合う感覚29歳の若さでなくなった天才棋士・村山聖。少年時代から、難病と戦いながら将棋にすべてを賭けてきた彼の人生を描いたノンフィクション小説『聖の青春』が、発表から16年を経て映画化されることとなった。2008年に映画化の企画が生まれてからさらに、公開まで8年の月日をかけ、監督の中でも熟成された作品に挑むのは、松山ケンイチと東出昌大だ。"怪童"村山聖を松山、将棋界でも100年に1度の天才と呼ばれ現在も活躍する棋士・羽生善治を東出が演じた。先に行われた東京国際映画祭では、東出から「ヒロイン・羽生善治役」とジョークも飛んだが、ライバルであった2人の対局シーンには映画というフィクションを超えた迫力、そして将棋盤をはさんで育まれた絆が宿っていた。○戦っているのが見えた――おふたりは初共演とのことですが、お互いの印象はいかがでしたか?松山:東出くんが出ている作品も観ていましたし、(早乙女)太一くんと共演した時に東出くんの話を聞いたりしていたので、「どんな人なのかな」と楽しみにしていました。かといって、色々とプライベートな話をするような状況でもなかったような気がします。現場に入ったらもう東出くんじゃなかったですね。自分の中ですごく戦っているのが見えました。最初は本当に対局シーンだったんだよね、大阪で。東出:はい、そうでしたね。松山:一発で、「羽生さんだな」と思いました。村山さんが、尊敬や憧れを感じていただろう"羽生さん"が目の前に現れたんですよね。東出さんがすごくリサーチをかけて役を作ってきたのも見えましたし、何より羽生さんと将棋に対する愛情をすごく感じて、それがひとつのオーラになっていました。だから、羽生さんを演じる東出くんを素直に尊敬できたし、憧れることができて、「これからすごく面白いことになるな」と思いえました。自分自身も、もっともっと村山さんに向き合って演じていけば、それこそ作中で対峙した時のように、深い海に2人で潜っていけるな、という実感がありました。東出:僕は、クランクインする前から、プロデューサーさんや監督さんから「松山さんがすごく過酷な増量をしている」とか、「将棋連盟に通っている」とか、色々とお話を聞いていたんです。クランクインして2週間ほど経ってから現場に入ったんですが、それまでに「村山聖の組として現場を作っておくから、お前はそこにライバルとして入ってこい」と監督から言われていて。実際に現場に入ったらもう、ライバルとしての村山聖がいました。松山さんの気迫あふれる村山聖を前にして、やっぱり僕も嬉しかったです。元々松山さんの作品も見ていますし、尊敬する先輩としての印象は大きかったんですけど、現場に入ってからは村山さんとして向き合う感覚でした。鬼気迫るものがありましたね。●向かい合うシーンは、ある種の殺し合い○「この人大丈夫か」という感覚――対局シーンにしても、食堂でお酒を飲むシーンにしても、お二人が向かい合ってるシーンが多くて印象的だったのですが、どういう気持ちで対峙していたのでしょうか。松山:ずっと、東出くんが前にいるというよりも、羽生さんが前にいるという感じだったんですよね。東出くんがそこまで役を昇華させて自分のものにしているから、すんなり入ることができて、こちらとしてはありがたかったです。そこに支えられている部分もありました。東出:僕は松山さんから、鬼気迫るものを感じていました。先日、行われた羽生さんと(原作の)大崎善生さんのトークショーで、羽生さんは生前の村山さんに対して「この人大丈夫か」と思っていたと話されていたんです。それは村山さんの病のこともあるし、将棋の指し手に鬼気迫るものがあったからだそうで。まさしく、僕が松山さんに抱いていた気持ちそのまんまだなと思いました。羽生さんが病のことを気にされていたように、僕も増量による松山さんの体の負担のことも考えましたし。松山さんが村山聖として、対局中に肩をいからせて入ってくる姿は、威圧感がありながら繊細さもはらんでいて、ある種の”殺し合い”という感じはありました。――作中の対決だけでなく、演技の上でも対決、みたいな感覚は少しあったんでしょうか?東出:「現場であまり松山さんと話さないように」というお話は、監督からありました。もちろん、みんなで軽く待ち時間に「この掛け軸、いいね」みたいな話などはしたんですが。僕等に限らず、みなさんが役を引っ張って、ずっとギアを上げている状態だったと思います。全員で同じ方向を向いていたのがこの現場のすごさですし、俳優部だけでなく、全体的にずっと緊張感のある現場だったと思います。松山:スタッフの方々の、環境づくりみたいなところは凄まじかったですよね。東出:本当に。松山:やっぱりみんな、将棋が好きなんじゃないかなと思いました。中にはもちろん、将棋を知らない人もいたと思うんですけど、愛がありましたよね。○森監督にききたいこと――棋士の役作りということで、将棋連盟にも通われていたという話ですが、どのような雰囲気を意識されましたか?松山:撮影に入る前の準備段階で、実際に対局室にお邪魔した時に、普段自分が吸っている空気とは明らかに次元の違う空気感があったんです。それをどう演技で表現していくかはすごく大事なことだと思っていましたし、ある意味一番時間かかかっている部分かもしれません。やっぱり、棋士役の人たちはみんな、プロ棋士としての佇まいを身につけるのに苦労したんじゃないでしょうか。きっと裏では各々が一つのコマを持って、ずっと将棋をさしていたんだと思うんです。――ぜひ今回メガホンをとった森監督に言いたいこと、聞きたいことがあれば教えていただきたいです。松山:監督は8年間企画を進めようとしていて、僕は途中の段階から入ってきているんです。「ぜひ村山さんを演じたい」とアプローチをして、選んでいただきました。すごく嬉しかったし、選んでいただいたからこそ、限界以上のものを出さなきゃいけない、という覚悟もありました。だから、単純に、なぜ僕を選んでくれたのか聞いてみたいですね。東出:監督は村山聖のことが大好きですし、映画が大好きだと思うんですけど、この映画を撮っていて「楽しかったですか?」と聞きたいですね(笑)。撮影している時に、気迫がすごくて。この映画にかける思いを聞いてこなかったように思うんですよね。楽しかったとしたら、どのシーンを撮っていたときが楽しかったのか教えていただきたいです。※監督からの回答は次のページに掲載●俳優2人からの質問に、監督の回答は?2008年に 『ひゃくはち』で映画監督デビューし、2012年には『宇宙兄弟』が大ヒット。テレビ、映画、舞台と幅広く活躍しながら、この『聖の青春』を映画化するために8年もの間動き続けてきた森義隆監督は、俳優2人から預かってきた質問に快く答えてくれた。○監督の回答・松山ケンイチさんからの質問:なぜこの映画で僕を選んでくれたんですか?森:8年前から君の名前は挙がっていました(笑)。その上、こっちが「撮れるぞ」というタイミングで自ら手を挙げてくれたことに、運命を感じたんです。企画から8年もかかっていると、もう「この作品が動く時って運命しかないな」と思うんですよね。やっぱり実在した人物の物語を撮る時に、作り物じゃないものにしていこうと思うと、ある大きな流れの中でしか撮れないんじゃないかと思い始めて。30歳の松山くんが、29歳で死んだ男の話に手を挙げてくれたことにも、必然を感じました。・東出昌大さんからの質問:この映画を撮っていて楽しかったですか?森:めちゃめちゃ楽しかったし、鬼気迫ってないですよ!(笑) 僕が20年やっている中で、一番楽しかったし、一番笑顔が多かった現場です。もちろん集中はしていましたが、撮影できるまでに8年もかかってるし、気負わないことは逆にテーマにしていました。しびれたのは最終対局ですね。2人の対局シーンを3時間長回しなんて、試したこともなかったし、俳優を信じるしかなかった。クライマックスシーンだから失敗できなかったし、僕の経験値でも2人の経験値でも、やれるかやれないかわからなかったけど、2人とも「やりたい」と言ってくれたので、一緒に飛び込めました。想像を超えた感覚があって、楽しかったです。■聖の青春(11月19日公開)"西の怪童"と呼ばれる新世代のプロ棋士・村山聖(松山ケンイチ)。現在七段の聖は幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患いながら、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指して快進撃を続けてきた。そんな聖の前に立ちはだかったのは、将棋界に旋風を巻き起こしていた同世代の天才棋士・羽生善治(東出昌大)。どうしても羽生の側で将棋を指したいと思った聖は上京を。そんな折、聖の身体に癌が見つかった。「このまま将棋を指し続けると死ぬ」と医者は忠告。しかし聖は聞き入れず、将棋を指し続けると決意。もう少しで名人への夢に手が届くところまで来ながら、彼の命の期限は刻一刻と迫っていた…。
2016年11月18日