1月21日、22日の週末に東京都内・横浜で開催されるおすすめのイベントを7選ご紹介します。今週からはじまった大規模な展覧会や、冬にぴったりのグルメフェアなど、気になるスポットが盛りだくさん。最近寒い日がつづいていますが、こんな時こそ元気にお出かけしちゃいましょう!特別展「春日大社 千年の至宝」(東京国立博物館 平成館)上野・東京国立博物館 平成館で特別展「春日大社 千年の至宝」が開催されています。社外ではめったに拝観できない春日大社伝来の貴重な古神宝や選りすぐりの名品が、かつてない規模で展示されています。見ごたえたっぷり、いまイチオシの展覧会です!ティツィアーノとヴェネツィア派展(東京都美術館)ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《ダナエ》 1544-46年頃、油彩、カンヴァス、120×172cm、ナポリ、カポディモンテ美術館© Museo e Real Bosco di Capodimonte per concessione del Ministero dei beni e delle attivita culturali e del turismoイタリア屈指の美術館が所蔵する数々の素晴らしい絵画が、東京都美術館にやってきます。ティツィアーノの『フローラ』や『ダナエ』といった傑作や、ヴェネツィア黄金期の作品を鑑賞できるとあって、開催前から早くも話題です。百段雛まつり九州ひな紀行II(目黒雅叙園百段階段)目黒雅叙園にある東京都指定有形文化財「百段階段」を舞台に、美しいひな人形が大集合。連続テレビ小説でも人気を博した、村岡花子が愛したお雛さまも展示されます。20畳の座敷いっぱいに並ぶひな人形「座敷雛」は、なんと日本最大級です。毎年大人気のイベントなので、ぜひお見逃しなく!au CLIMBING FES(二子玉川ライズ ガレリア)二子玉川ライズ ガレリアに、いま注目のスポーツである「クライミング」を体験できるイベントが登場!小学生以上の子どもから楽しめる初級者コースから、世界選手権の壁を再現した超難関コースまで用意されています。超難関コースをクリアすると、豪華景品がもらえるかも…?おそ松さん×サンリオキャラクターズ カフェ(西武池袋本店)西武池袋本店に、サンリオとおそ松さんのコラボカフェが期間限定オープン!ニート脱出をめざしてカフェで働き始めたおそ松さんたちが、可愛らしいメニューで表現されています。限定グッズも発売されるので、こちらも気になりますね。冬の北海道物産展(小田急百貨店)北海道の約60の人気店が出店する物産展が、小田急百貨店新宿店で開催されています。人気店同士のコラボメニューや東京農業大学の学生が作った新名物など、ここでしか味わえないメニューが目白押し。会期が短いので、気になる方は早めに行ってみてくださいね。鍋小屋 2017(横浜赤レンガ倉庫)冬の醍醐味「鍋」を開放的に味わえる、冬ならではのイベントも注目です。横浜赤レンガ倉庫に設置された特設テントは、懐かしい昭和の世界観。自分だけのオリジナル鍋が作れるメニューも用意されています。みんなでワイワイ楽しみたいですね。
2017年01月20日世田谷美術館では、2017年4月22日(土)~7月2日(日)の期間中、「エリック・カール展The Art of Eric Carle」が開催されます。ベストセラー絵本『はらぺこあおむし』で知られる、アメリカの絵本作家エリック・カール。カラフルで、驚きに満ちた仕掛けが満載の絵本を数多く手がけ、世界中の子どもたちを魅了し続けています。今回の展覧会では、米国・マサチューセッツ州にあるエリック・カール絵本美術館の全面協力を得て、選りすぐりの絵本原画など、約160点の作品が展示されます。また、パウル・クレーやレオ・レオニなど、影響を受けた作家の作品も同時に紹介し、エリックの創作のルーツに迫ります。子どもと一緒にでかけても楽しめる展覧会ですよ。絵本の鮮やかな色彩を眺めて、アートな休日を過ごしてみませんか?■開催概要名称エリック・カール展The Art of Eric Carle会期2017年4月22日(土)~2017年7月2日(日)会場世田谷美術館(世田谷区砧公園)主催世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、エリック・カール絵本美術館、読売新聞社
2017年01月18日2017年1月17日(火)から3月12日(日)まで、上野・東京国立博物館 平成館で特別展「春日大社千年の至宝」が開催されます。奈良の春日大社の貴重な宝物や名品を東京にいながらにして見られる、またとない機会です。asoview!編集部が取材してきましたので、見どころや詳細についてレポートします!春日大社の貴重な古神宝を、かつてない規模で展示!春日大社は、奈良時代のはじめに国家の平安と国民の繁栄を祈願するために創建された神社で、今年で創建1249年を数えます。時の天皇、貴族、武家など当時の最高権力者が、自分の持っているものの中で最高のものを奉納し、祈りを捧げる場でもありました。京都では応仁の乱の際に貴重な宝物がほとんど失われてしまいましたが、春日大社には平安時代の技法で創られたものが1,000年以上の長きに渡り伝えられてきました。中には春日大社にしか残っていない技法も数十点あると言われています。春日大社では、20年に1度「式年造替(しきねんぞうたい)」と呼ばれる社殿の建て替え・修繕が行われます。平成28年には60回目の式年造替を迎えました。この大きな節目に、社外ではめったに拝観できない春日大社伝来の貴重な古神宝や、神々への祈りが込められた選りすぐりの名品を、かつてない規模で展示するのが今回の特別展です。出展数約250点、そのうち100点近くが国宝または重要文化財に指定されているという、まさにお宝だらけ!気になる内容を早速見ていきましょう。第1章神鹿の森武甕槌命(たけみかづちのみこと)が鹿に乗り、常陸国鹿島(ひたちのくにかしま)から春日の地に降り立ったことが春日大社のはじまりと伝わっています。そのため奈良では鹿は神の使い、「神鹿(しんろく)」と呼ばれ大切にされてきました。この章では、神々しくも親しみにあふれる「神鹿」に関わる美術が展示されています。春日神鹿御正体南北朝時代14世紀京都・細見美術館まず展示室に入ると迎えてくれるのは、かわいらしい鹿。神が春日大社に降り立ったエピソードを伝える「鹿島立神影図」を立体的に表現したもので、平安時代以降さかんに制作されたのだそうです。キリリとした顔はまさに神の使いという言葉がぴったりと当てはまります。鹿島立神影図(かしまだちしんえいず)南北朝~室町時代・14~15世紀春日大社通期展示武甕槌命(たけみかづちのみこと)が鹿に乗り、春日の地に降臨した様子を描いています。後小松天皇が奉納したものと伝わります。背後には御蓋山と月の昇る若草山が描かれています。今の春日大社と変わらない光景です。鹿図屏風(しかずびょうぶ)江戸時代・17世紀春日大社通期展示画面に収まりきらないほどの大きな金屏風です。雌鹿、雄鹿の群れが描かれていて、なかにはかわいい子鹿の姿もあるので、じっくりと見て見つけてみてください。イキイキとした鹿達は、今にも屏風から飛び出してきそうです。●実物大の社殿を再現!第1章の終わりには、なんと実物大で春日大社第二殿が再現されています。左右の絵は実際に春日大社の壁に描かれていたものです。式年造替に伴い、役目を終えた絵画が今回ここに展示されています。通常は一般の参拝者はこの社殿をそばで見ることはできません。貴重なこの機会にじっくりと拝見しましょう。第2章平安の正倉院春日大社には神々の調度品として奉納された古神宝が数多く伝わります。中でも平安時代の貴族文化を伝える品々が数多く、「平安の正倉院」とも呼ばれるほどです。ここでは主に平安時代の雅な品の数々が展示されています。展示室の左側には「本宮御料」、右側には「若宮御料」と呼ばれる奉納品が展示されています。平胡簶(ひらやなぐい)(若宮御料のうち)平安時代・12世紀 春日大社展示期間:1/17(火)~2/12(日)平胡簶とは矢を差し、携帯する用具です。背板両面には貝を用いた螺鈿細工で、尾長鳥や宝相華文が表現されています。左大臣となった藤原頼長(ふじわらのよりなが)の所用品と伝わるものです。日本史を習った人ならこの名前にピンとくる人もいるのでは。金地螺鈿毛抜形太刀(きんじらでんけぬきがたたち)平安時代・12世紀春日大社展示期間:1/17(火)~2/19(日)今回絶対に見るべき一品がこちら!まばゆく輝く黄金の太刀です。柄や鍔などの金具は金メッキではなく、純金を用いています。さらに鞘には金粉を蒔き、貝を使った螺鈿細工で雀を追う竹林の中の猫を表現しています。現代でも再現するのが難しいほどの細かい技法でつくられています。そのほか、銅鏡や鏡台、弓矢など、平安貴族たちの美意識や、大切にしていたものが伺える展示となっています。第3章春日信仰をめぐる美的世界貴族をはじめとする多くの人々が春日の地に参詣し、祈りを捧げてきました。神々の姿は本来目に見えないとされていますが、神と仏が一体であるとする「神仏習合」の思想、もしくは神は仏が仮の姿で現れたとする「本地垂迹(ほんじすいじゃく)」という考え方が広がります。こうして神々はさまざまな造形に現されていきました。文殊菩薩騎獅像(もんじゅぼさつきしぞう)および侍者立像(じしゃりゅうぞう)康円(こうえん)作鎌倉時代・文永10年(1273)東京国立博物館通期展示春日大社の境内南側に鎮座する祭神、若宮。若宮は文殊菩薩と同体と考えられていました。神と仏が一体となったことを表す例のひとつです。春日大社に隣接する興福寺に伝来したものです。春日宮曼荼羅(かすがみやまんだら)鎌倉時代・13世紀東京国立博物館展示期間:1/17(火)~2/12(日)春日大社に日常的に詣でられない人のために編み出された礼拝画が、春日宮曼荼羅です。春日大社の社殿を中心に、画面上部に御蓋山(みかさやま)、春日山、若草山が描かれています。聖地・春日野かすがのを一望にする礼拝画の大作です。曼荼羅はこのほかにも数多くつくられています。ここに描かれている春日の森、社殿、山の様子は今に至るまでほとんど変わっていません。春日権現験記絵(かすがごんげんげんきえ)(春日本)巻十二(部分)江戸時代・文化4年(1807)春日大社通期展示(場面替有)春日の神々の霊験を描く全二十巻の絵巻です。もともと鎌倉時代に制作された絵巻物ですが、多くの写しがつくられています。春日本と呼ばれるこちらは江戸時代、松平定信の指示で制作されました。鹿に囲まれている牛車の中には、春日三宮が化身した地蔵菩薩の姿がチラリとのぞいています。この他にも春日の神に関連した様々なエピソードが描かれています。神様に地獄を案内されるエピソードなど、クスリと笑ってしまうものもありますよ。第4章奉納された武具鎌倉時代以降は武家の社会になり、春日大社には多くの武具が奉納されました。春日大社に伝わる国宝の甲冑や刀剣などが一堂に会す、見ごたえある展示です。赤糸威大鎧(あかいとおどしおおよろい)(梅鶯飾うめうぐいすかざり)鎌倉時代・13世紀春日大社展示期間:1/17(火)~2/19(日)力強くきらびやかで、これぞ甲冑!と言いたくなる日本甲冑の傑作、赤糸威大鎧。なんだか見たことあると思いますよね?こちらはなんと、五月人形の兜のモデルになっているのだそうです。日本一有名な甲冑とも言えます。黒韋威伊予札胴丸(くろかわおどしいよざねどうまる)南北朝~室町時代14世紀春日大社展示期間:1/17(火)~2/19(日)こちらは黒が強い印象を与える甲冑。赤糸威大鎧とならんで国宝に指定されています。春日大社にはこの他に2つの国宝に指定された甲冑があります。こちらの展示は2月14日から。すなわち、2月14日から2月19日の1週間だけ、4体の甲冑が一堂に会します。甲冑ファンならずとも見ておきたい迫力の展示です。甲冑のほか、武士には欠かせないアイテムである刀剣も数多くあります。沃懸地酢漿紋兵庫鎖太刀(いかけじかたばみもんひょうごぐさりたち)鎌倉時代・13世紀春日大社展示期間:1/17(火)~2/12(日)帯取に鎖を用いて太刀を収めた刀装を「兵庫鎖太刀」といいます。公家や武家に好まれ、神社への奉納品としても用いられていました。力強くも優美な刀剣は、鞘、刀身ともにじっくりと見ていたくなる一振です。武具のコーナーを抜けると、春日大社に実際に奉納された灯籠が飾られています。幻想的な雰囲気を醸し出しています。この場所では、毎年2月と8月に春日大社で行われる万燈籠が再現されています。この写真の前に立って、記念撮影もできます!第5章神々に捧げる芸能ここでは祭礼の際に神前に奉納された舞楽や能など、芸能に関わる作品が紹介されています。舞楽面 納曽利なそり(写真左)平安時代・12世紀春日大社通期展示祭りの際に神の前に奉納する舞で用いられるお面です。納曽利は龍が舞い、遊ぶ様を表したとされる舞です。舞の動きに合わせて目や顎が動き、表情に変化が出る仕組みです。春日大社では年間を通して多くの神事や祭りが行われていますが、その中でも12月に行われる「若宮おん祭」は国の重要無形民俗文化財に指定されている重要な祭祀です。若宮と呼ばれる神様を本殿にお呼びする儀式は、平安の昔から途絶えることなく続いているものです。かつては伊勢神宮も、遷宮の際に同様の儀式を行っていたと伝わっています。この巨大な太鼓は「鼉太鼓(だだいこ)」といい、神事の際に音楽を奏でる太鼓です。こちらには龍が描かれていますが、もう1つ、鳳凰が描かれた太鼓と対になっています。この太鼓は複製で、春日大社には源頼朝が寄進したとされるものがあります。第6章春日大社の式年造替春日大社では、社殿の建て替えや修繕が20年に一度行われます。これを式年造替といい、平成28年に迎えた式年造替は60回目を数えました。この章では式年造替に関わる記録とともに、今回の式年造替で徹下、すなわち役目を終えて神殿から降ろされた獅子・狛犬などが展示されています。獅子・狛犬(しし・こまいぬ)鎌倉時代・13世紀春日大社通期展示4対8体の獅子・狛犬は、春日大社の第一殿から第四殿までを守っていたものです。こちらは第一殿を守っていた獅子・狛犬です。こちらは第二殿にいたもの。4対を見比べると、顔も体もだいぶ違います。どの獅子・狛犬が好きかな?と思いながら見るのも面白いですよ。展覧会限定グッズもチェック!ミュージアムショップでは、展覧会限定のグッズが多数販売されています。展覧会オリジナルのゆるキャラ、「ニャデンとチュン」「シカスガさん」「シシコマくん」が描かれたグッズも登場。ちなみに「ニャデンとチュン」は、金地螺鈿毛抜形太刀の「螺鈿」、そして猫が雀を追う姿に着想を得ています。ゆる~い雰囲気がたまらない…。春日大社由来のお神酒や、奈良の銘菓なども販売されています。国宝が描かれたクリアファイル。まばゆい雰囲気に、持っているだけで運気が上がりそう?気になるグッズがたくさんあるので、買いすぎ注意です!今しか見られない、お宝が勢揃いした見応えたっぷりの展示です。展示替えもあるので、前半と後半で2回訪れてみてもいいかもしれません。千年の昔にタイムスリップできますよ!開催概要名称:特別展「春日大社 千年の至宝」会期:2017年1月17日(火)~3月12日(日)会場:東京国立博物館 平成館所在地:東京都台東区上野公園13−9拝観時間: 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日料金:一般1,600円、大学生1,200円、高校生900円 ※中学生以下は無料電話番号:03-5777-8600公式サイト:取材・撮影・文:藤井みさ
2017年01月17日日本を代表する前衛芸術家「草間彌生」の展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」とX-girl(エックスガール)・X-LARGE(エクストララージ)によるコラボレーションコレクションが登場。さらに、ポーター(PORTER)、G-SHOCK(ジーショック)が参加したトリプルコラボレーションアイテムも。2017年2月10日(金)より発売される。草間彌生のアイコン「ドット柄」「INFINITY MIRRORED ROOM」をアウターやTシャツにX-girlとのコラボレーションでは、草間彌生のアイコン「ドット柄」を大胆にデザインしたコーチジャケットや、体験型アートの名作「INFINITY MIRRORED ROOM」の展示風景をそのまま全面にインクジェットプリントしたビッグサイズTシャツが登場する。コーチジャケットには、草間彌生のサインプリントも入っている。さらにX-LARGEとのコラボレーションでは、草間彌生が活動のコンセプトとして訴え続けているメッセージ「LOVE FOREVER( 愛はとこしえ)」のアイコニックなロゴをバックプリントに採用したコーチジャケットや、フード裏にドット柄プリントをあしらったフーディーが登場する。その他、草間彌生がモデルとなった1960年代の作品をバックに取り入れたTシャツも。ポーターのバッグ&G-SHOCKのウォッチも「ドット柄」にXgirlとXLARGEに加え、ポーターが参加したトリプルコラボレーションアイテムにも注目。同ブランドを代表する定番バッグ「2WAY HELMET BAG」などに、イエローやピンクの鮮やかなドット柄が全面にあしらわれた。中でもXLARGEとのタッグによるイエロードットの「2WAY BOSTON BAG 」や「WALLET」などは、ナイロンツイル生地にボンディング加工を施し、軽く柔らかい感触に仕上げた。裏地のカラーも表地の水玉に合わせイエローで統一されている。G-SHOCKが参加したトリプルコラボレーションウォッチは、定番モデル「DW-5600」をベースにフェイスとベルト部分にドット柄をデザイン。ELバックライトには「LOVE FOREVER」のメッセージが浮かび上がる。さらに、パッケージボックスにも水玉が全面にプリントされ、草間彌生のアートエッセンスが凝縮された特別ウォッチに仕上がっている。コラボを記念したムービー公開今回のコラボレーションを記念して、ミュージックビデオ「Timeless」を発表。映像作家・古谷蔵人による水玉をテーマにした独特の映像が、90年代生まれのガールズラップユニット「チェルミコ(chelmico)」の音楽とともに前衛的な世界を創り上げる。【詳細】展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」とのコラボレーションコレクション発売日:2017年2月10日(金)※2017年2月9日(木)19:00よりcalifにて先行販売取り扱い:・XLARGE直営店、全国のXLARGE取り扱い店舗、ZOZOTOWN・X-girl直営店、全国のX-girl取り扱い店舗、ZOZOTOWN・ビーズインターナショナル オンラインショップ calif・国立新美術館・伊勢丹新宿本館2階=センターパーク/TOKYO解放区期間:2017年2月15日(水)〜27日(月)※2月21日(火)、2月28日(火)の2日間は店舗休業。住所:東京都新宿区新宿3-14-1・伊勢丹オンラインストア期間:2017年2月15日(水)〜・イセタン羽田ストア(レディス)ターミナル12017年2月15日(水)〜28日(火)場所:羽田空港 国内線 第1旅客ターミナル2階 ゲートランウンジ(南)搭乗口10番付近価格帯:・コーチジャケット 20,000円+税・Tシャツ 6,000〜9,000円+税・ハット 5,000〜6,000円+税・バッグ 10,000〜60,000円+税・ウォッチ 18,000円+税【問い合わせ先】・XLARGE HARAJUKUTEL:03-3475-5696・X-girl storeTEL:03-5772-2020
2017年01月16日展覧会「北斎-富士を超えて-」が、2017年10月6日(金)から11月19日(日)まで、大阪・あべのハルカス美術館にて開催される。本展覧会は、北斎が高い創造性を発揮した晩年30年間の人生と作品に焦点を当て、代表作《富嶽三十六景》をはじめ、北斎の貴重な肉筆画を紹介するもの。近年注目度の高まっている北斎の娘・応為(おうい)の作品も展示される。なお、本展はイギリス・大英博物館との国際共同プロジェクトによるもので、北斎研究の第一人者である、あべのハルカス美術館館長・浅野秀剛と、大英博物館の北斎研究者とが協力して企画した。大英博物館では、日本での開催より一足早い、2017年5月25日(木)から8月13日(日)まで、同様の展覧会「Hokusai-beyond the Great Wave」が行われる。【詳細】大英博物館国際共同プロジェクト 展覧会「北斎-富士を超えて-」会期:2017年10月6日(金)~11月19日(日)会場:あべのハルカス美術館住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階休館日:10月10日(火)、16日(月)、23日(月)、30日(月)、31日(火)開館時間:火~金 10:00~20:00、月・土・日・祝 10:00~18:00※いずれも入館は閉館の30分前まで。料金:一般 1,500(1,300)円、大学・高校生 1,000(800)円、中学・小学生 500(300)円※()内は前売りと15名以上の団体料金。※障がい者手帳を持つ者は、本人と付き添い1名まで当日料金の半額。※前売券は7月29日(土)~10月5日(木)まで販売予定。
2017年01月15日週末のお出かけ先はお決まりですか?1月14日・15日に東京で開催されるイベントを、厳選して5選ご紹介!漫画「ドラゴンボール」のグルメフェスや、雑誌「りぼん」の展覧会など、気になるイベントが目白押しです。お出かけの参考にしてみてください。250万乙女のときめき回廊 (TOKYO SKYTREE(R))「天使なんかじゃない」や「ママレード・ボーイ」、「姫ちゃんのリボン」など数々の名作が、体感できる展示となって大集結。地上450mの絶景スポットで、胸キュンしちゃいましょう。「ふろく」風のグッズ付きチケットも発売されていたりと、「りぼん」の世界観が忠実に再現されています。占いフェス2017 in HARAJUKU(ラフォーレ原宿)2017年の運勢がよりハッピーになりそうなイベントが、ラフォーレ原宿で開催されます。鏡リュウジさんなど、人気の占い師たちが「占いフェス」ステージに登場し、恋愛や運気にまつわるトークを展開。直接占ってもらえるブースもあるので、気になる方は早めの予約がオススメです。「ドラゴンボール」のコラボメニュー(東京駅周辺・各施設)JR東京駅構内と周辺の商業施設で、あの人気マンガとコラボしたグルメフェアが開催されています。星が並んだ「ドラゴンボール」をモチーフにしたチョコレートやもなかは、ファンなら是非ともゲットしたい一品ですね。マティスとルオー展(パナソニック 汐留ミュージアム)20世紀前半のフランスを代表する画家、アンリ・マティスとジョルジュ・ルオーの友情と芸術の軌跡をたどる展覧会です。山田五郎氏によるアートトークや、学芸員によるギャラリートークも予定されているので、アート好きな方はチェックしてみてくださいね。クラーナハ展(国立西洋美術館)ルカス・クラーナハ(父)《不釣合いなカップル》 1530-1540年頃ウィーン美術史美術館 ©KHM-Museumsverband.クラーナハの日本初となる回顧展が、日曜日で会期終了です。世界10カ国から集められた名作が一堂に集結。クラーナハが描く特別な官能美を醸し出すヴィーナスを鑑賞できる貴重な機会です。
2017年01月13日無印良品が1月27日から3月26日まで、展覧会「民藝運動フィルムアーカイブ 名も無き美を求めて1934-2017」を無印良品有楽町内のATELIER MUJIにて開催する。柳宗悦、濱田庄司、河井寛次郎などが参加し、美術品ではなく、庶民が日常的に扱う日用品としての工芸品の価値を提唱していた民藝運動。そのメンバーの1人であるバーナード・リーチは、当時貴重であった16ミリの機材で、民藝運動を起こしたメンバーの姿や、当時の日本各地のものづくりの現場やさまざまな風土、風景などを記録していた。そのフィルムを譲り受け、劣化したフィルムをデジタル化したのはカナダ人映像作家のマーティ・グロス。マーティは撮影された内容を確認しながら、民藝をテーマにした映像作品を製作したり、日本に眠っている映像資料を掘り起こす活動を続けてきた。同展では、そんな先人達が残してくれた貴重なフィルムを通じて、未来へつながるものづくりや暮らしのヒントを探る。また、関連イベントも開催。2月2日の15時から16時30分までは日本民藝館の杉山学芸部長を迎えて、柳宗悦や濱田庄司、河井寛次郎、そしてバーナード・リーチの仕事と民藝運動についてトークをする。3月23日の18時30分から19時20分までは、トークイベント「民藝フィルムアーカイブが未来に遺すもの」を開催。プロデューサー兼監督であるマーティが、バーナード・リーチ撮影のフィルムや修復・編集作業などについて、映像を参照しながら解説する。定員はともに40名で、参加費は無料。【イベント情報】「民藝運動フィルムアーカイブ 名も無き美を求めて1934-2017」展会場:ATELIER MUJI住所:東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 無印良品 有楽町2階会期:1月27日~3月26日時間:10:00~21:00入場無料
2017年01月12日ベストセラー絵本『はらぺこあおむし』で知られるアメリカの絵本作家、エリック・カール(Eric Carle)による展覧会「エリック・カール展The Art of Eric Carle」が、17年4月22日から7月2日まで東京・世田谷の世田谷美術館にて開催される。カラフルな絵と驚きに満ちた仕掛けが満載の絵本で、世界中の子どもたちを魅了し続けているエリック・カール。アメリカ・マサチューセッツ州にあるエリック・カール絵本美術館の全面協力を得て開催される同展では、カールが絵本作家として活躍するきっかけとなった『くまさん くまさん なにみてるの?』や、超人気作品『はらぺこあおむし』の原画など、厳選した約160点以上の貴重な資料が展示される。また、パウル・クレー(Paul Klee)やレオ・レオニ(Leo Lionni)など、影響を受けた作家の作品も同時に紹介。日本の作家のいわむらかずおとの共作絵本の原画や、舞台の衣装デザイン、立体作品なども展示され、カールのアーティストとしての側面にも迫る。なお、東京会場閉幕後は美術館「えき」KYOTOへの巡回を予定している。【イベント情報】「エリック・カール展The Art of Eric Carle」会場:世田谷美術館住所:東京都世田谷区砧公園1-2会期:17年4月22日~7月2日
2017年01月11日世界有数のアート都市でもある東京では、2017年も刺激的な展覧会が目白押し!エルメス財団が運営する銀座メゾンエルメス フォーラムや東京都写真美術館、岡本太郎美術館などエッジの効いたアート作品に触れられる場所が至るところにある。その他、横浜、金沢、青森でも魅力的な展示が開催中。アートに触れて、心身をリフレッシュしよう!■オブジェと身体の共犯、銀座メゾンエルメス フォーラムで「曖昧な関係」展世代や国籍、表現方法の異なる3人のアーティストの作品を通して、作品と身体との間に生まれる関係性について考察した「曖昧な関係」展が、2月26日まで銀座エルメス フォーラムで開催される。気鋭の現代アーティストが生み出す珠玉の作品をお見逃しなく。■森山大道、ホンマタカシ、畠山直哉らが様々な視点から“東京”の街を切り取った写真展東京都写真美術館が“東京”をテーマに収蔵品で構成するコレクション展「TOPコレクション 東京・TOKYO」を1月29日まで開催する。「東京を表現、記録した国内外の写真作品を収集する」という収集方針の一つのもと、荒木経惟、森山大道らの作品を展示する。■ターナー賞受賞、15人の建築家集団アセンブルの展覧会が表参道でスタート現代美術界で最も重要な賞の1つといわれるターナー賞を受賞した建築家集団のアセンブル(Assemble)を紹介する「アセンブル_共同体の幻想と未来」展が、2月12日まで東京・表参道のEYE OF GYREにて開催中。建築に留まらず活動する彼らの作品に触れてみよう。■舘鼻則孝が岡本太郎記念館をジャック!「舘鼻則孝 呪力の美学」展開催東京芸術大学の卒業制作「ヒールレスシューズ」がレディー・ガガの目にとまり、一躍アートシーンに躍り出た舘鼻則孝の展覧会「舘鼻則孝 呪力の美学」が、3月5日まで東京・南青山の岡本太郎記念館にて開催中。岡本太郎記念館をジャックした最大規模の展覧会となる。■「篠山紀信展 写真力」が横浜美術館で開幕、ゆずや草笛光子など新出展作を含む約120点を公開全国25会場を巡回し75万人を超える人々を魅了してきた「篠山紀信展 写真力THE PEOPLE by KISHIN」が2月28日まで横浜美術館にて開催される。ジョン・レノン(John Lennon)、三島由紀夫、勝新太郎など著名人の写真の他、東日本大震災を映した作品も公開。■金沢21世紀美術館で「工芸とデザインに境目はあるか」を探る展覧会開催。監修は深澤直人「工芸」と「デザイン」の曖昧さに注目した「工芸とデザインの境目」展が、3月20日まで金沢21世紀美術館で開催される。プロダクトデザイナー深澤直人が監修を務め、「プロセスと素材」「手と機械」などのテーマから、工芸とデザインの境界を浮き彫りにしてゆく。■写真家トーマス・ルフが東京に続き金沢へ。東京展でも未発表の新作を含む約160点を公開現代の写真表現をリードしてきた写真家のトーマス・ルフによる日本初の回顧展となる「トーマス・ルフ展」が東京に続き、12月10日から17年3月12日まで石川県の金沢21世紀美術館にて開催される。初期作品から代表作「Portrats」などを含む大規模な展示となる。■ヨーガン レールが最後に残したメッセージ。海辺のゴミで制作した光のオブジェなど約140点を十和田市現代美術館で公開衣服、インテリア用品、家具、キッチンウェアなど、ライフスタイル全般のデザイナーとして知られるヨーガンレール(Jurgen Lehl)。没後初の回顧展となる「On the Beach ヨーガン レール 海からのメッセージ」が、2月5日まで青森の十和田市現代美術館で開催される。
2017年01月07日アニメ「マクロスΔ(デルタ)」の展覧会「マクロスΔの世界展」が、2017年1月19日(木)から2月6日(月)まで、東京・池袋パルコのパルコミュージアムで開催される。本展は、2012年「MACROSS THE DESIGN」、2015年「マクロス シブヤックデカルチャー」に続く、3度目となるアニメ「マクロス」シリーズの展覧会。会場を「マクロスΔ」のキャラクター・メカニックなどの設定資料等が並ぶ展示エリア、空中騎士団を中心とした「ウィンダミア」エリア、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」エリアに分け、本アニメーションを構成する様々な資料が展示される。また、物販エリアでは本展覧会限定グッズなどの商品が販売されるほか、入場者特典として、特製プロマイドが全15種からランダムに1枚プレゼントされる。【開催概要】「マクロスΔの世界展」期間:2017年1月19日(木)〜2月6日(月)会場:池袋パルコパルコミュージアム(PARCO MUSEUM)/本館7F入場料:一般500円・学生400円(税込)・小学生以下無料入場特典:特製ブロマイドを全15種からランダム配布※有料入場者のみ対象。絵柄は選べない。無くなり次第終了。
2017年01月07日1月7日・8日・9日は2017年最初の3連休です!早くも気になるイベントが盛りだくさん。東京近郊で開催されるイベントやスポットの中から、おすすめのものを厳選して9選お届けします。今年もとことん楽しみましょう!大回顧展「DAVID BOWIE is」(寺田倉庫G1ビル)2016年1月に亡くなったアーティスト、デヴィッド・ボウイの大回顧展が天王洲で開催されます。「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」といわれる彼の、50年にわたるクリエイティビティの軌跡をたどります。会場では日本限定のグッズも販売されるのでお見逃しなく。篠山紀信展 写真力THE PEOPLE by KISHIN(横浜美術館)写真家・篠山紀信の写真約120点が大集結する「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」。美術館の大空間に展示される大型パネルの作品は、圧倒的なインパクトです。「写真力」対「空間力」の世界を堪能しましょう。新春企画「博物館に初もうで」(東京国立博物館)上野の東京国立博物館で、新春企画「博物館に初もうで」が開催中です。国宝「松林図屏風」などの大作も登場し、新しい年の幕開けを華やかに彩ります。今年の博物館はじめに、ぴったりの展覧会です。特別展白洲正子ときもの「特別展 白洲正子ときもの」は、着物好きには見逃せないイベントです。きものに見る白洲正子の生涯と、その暮らしぶりを辿りましょう。当時使われていた装身具などを見ていると、なんだかノスタルジックな気分に浸れそうです。岩合光昭「ねこ写真展」(小田急百貨店)小田急百貨店で開催中の猫の写真展は、癒し度100パーセント。ゆるりと寛いだり、シュッとおすまししたり…猫たちの表情がたまりません。千疋屋とのコラボスイーツもあるので、合わせて楽しみたいですね。特別展 カナヘイのゆるっとタウン(サンシャインシティ)大人気キャラ「カナヘイ」の本格的展覧会も、いよいよ会期終了です。会場は池袋のサンシャインシティ。いたるところにフォトスポットが用意されています。小動物のいる街にみんなでお出かけしちゃいましょう!ステーキハウス 「オーク ドア」(グランドハイアット東京)腹ごしらえには、贅沢な限定ハンバーガーはいかがでしょうか。味わえるのは、六本木にあるグランドハイアット。1月のメニューは、マッシュルームのソテーとたっぷりのグリュイエルチーズのハーモニーが絶品です。東京ミッドタウンのお正月 2017(東京ミッドタウン)東京ミッドタウンでは、ちょっとハイクラスなお正月が味わえます。今週末は日本の伝統楽器「箏(こと)」の生演奏が開催予定です。日本の伝統行事を堪能しましょう。併設されているスケートリンクも気になりますね。新春パラダイス2017(八景島シーパラダイス)八景島のシーパラも、お正月仕様に大変身。アシカの仲間であるオタリアが特製の筆をくわえ、2017年の干支である「酉」の字を書きます。他にも期間限定のコンテンツがたくさんあるので、チェックしてみましょう!
2017年01月06日横浜美術館で「篠山紀信展 写真力THE PEOPLE by KISHIN」が開催されます。期間は2017年1月4日(水)から2月28日(火)です。篠山紀信の50年余年にわたる歴史の中から、彼自身が厳選した約120点の写真が展示されます。大迫力の大型パネル!美術館で「体感する」篠山紀信の写真写真家・篠山紀信の50余年にわたる膨大な仕事の中から彼自身が選んだ写真約120点が集結。大型パネルに仕立てられ、美術館の空間に展示されます。手元でひらく本のサイズでなく、メートル単位の巨大な大きさに仕立てられた写真の数々は圧巻です。ダイナミックな作品は観る人の思い出を生き生きと呼び覚まし、展示室を新たな出会いの場へと変えていきます。美術館の大空間と、圧倒的インパクトのある写真との対決、「写真力」対「空間力」の世界を堪能しましょう。5つのセクションで作品を味わおう●GOD鬼籍に入られた人々ジョン・レノン、三島由紀夫、勝新太郎、美空ひばりなど、多くの人にその死が惜しまれ、今もなお人々の心の中に生き続ける著名人が集められたセクションです。写真を撮る行為そのものが相手をリスペクトすることだと語る篠山紀信は、相手の最良の姿を写真にする姿勢を一貫して堅持しています。モデルが瞬間的にみせる絶妙なしぐさなど、決定的な偶然が作用した写真の美を堪能しましょう。●STARすべての人々に知られる有名人山口百恵、吉永小百合、AKB48、松田聖子など、1970年代から現在まで、その時々のグラビアや写真集を彩ったスターたちが題材のセクション。「写真は時代の映し鏡」と語る篠山紀信の仕事のベースはここにあります。撮影された時のモデルの顔つきやファッション、構図などから、撮影のコンセプトやストーリーがにじみでる作品です。スターたちのあのころのイメージに、観る人自身の過去を重ねることもできるでしょう。●SPECTACLE私たちを異次元に連れ出す夢の世界東京ディズニーランド、歌舞伎など、現実の中にありながら、そこには日常を超えた世界が展開する場も、篠山紀信の重要なレパートリーの一つです。観客が一人もいないディズニーランドに独自キャラクター「シノラマン」に扮して潜入した篠山紀信。そこで写したキャラクターたちの「休日」は、誰もが知るディズニーランドの、誰も知らないもうひとつの夢の世界です。複数の写真をつなげる篠山紀信独自のパノラマ写真「シノラマ」も見どころの一つ。複数のカメラを同時にリリースしたり、自在に遠近を使い分けて奥深い世界観を表現したり、制作の手法はさまざまです。情感豊かで新しい写真の世界を味わいましょう。●BODY裸の肉体-美とエロスと闘い樋口可南子、宮沢りえ、浅岡ルリ子などが被写体となっているヌード作品。写真にとって、ヌード作品は発明以来の重要なモチーフです。1968年に発表された「The Birth」をはじめとして、さまざまなヌードを手がけてきた篠山紀信。単身、集団、女、男、大都会、大自然。モデルとロケーションの組み合わせひとつひとつが濃密な絵巻となって、それぞれの時代に新たな美学が提示されてきました。その中でも、篠山紀信選りすぐりのショットを集めたセクションです。●ACCIDENTS2011年3月11日-東日本大震災で被災された人々の肖像2011年3月11日の東日本大震災で被災された人々を写した作品です。人知を超えた一瞬の大震災で家族、大切な人を失い、家をなくした数多くの人々。普通ではない理不尽を体験した人々の表情を、その時代を、写真家として残さないわけにはいかなかったと篠山紀信は語っています。写真は、話を聞いて心を開いてくれたと思う人にのみ同意を求め、撮影されました。背景をぼやかし、ピントを人物に集中させた写真は、大震災を人と人、人と場のつながりからとらえた作品です。開催されるコンテンツをチェックしよう●篠山紀信のアーティスト・トーク写真家・篠山紀信によるアーティスト・トークが開催されます。日程:2017年1月7日時間:15:00~16:30(開場14:30)会場:横浜美術館レクチャーホール定員:240名※当日13時30分より総合案内で整理券が配布されます。●学芸員によるギャラリートーク学芸員によるギャラリートークが開催されます。日程:2017年1月28日、2月11日、2月25日時間:15:00~15:30会場:企画展展示室●夜の美術館でアートクルーズ閉館後の美術館を参加者だけで独占できる特別な展覧会です。学芸員の解説とともに贅沢な時間を楽しみましょう。申し込みはウェブサイトの専用申込みフォームで可能です。日程:2017年2月4日時間:19:00~21:00会場:企画展展示室定員:18歳以上・60名参加費:3,000円コレクション展も合わせてチェック!横浜美術館では、「篠山紀信展 写真力」の開催に合わせて「写真」に焦点を当てた特集展示を行います。商業写真発祥の地・横浜に設立された美術館として、写真をコレクションの大きな柱に掲げて収集活動を行ってきた横浜美術館。横浜美術館開館以来の試みとして、全館での写真展示が行われます。「写真力」のチケットを持っている人は当日に限り、コレクション展を無料で観覧できます。ぜひ合わせて観覧してみてください。●昭和の肖像-写真でたどる「昭和」の人と歴史1926年から1989年の長きに渡った「昭和」の時代。関東大震災からの復興に始まり、二度に渡る世界大戦、敗戦からの再びの復興、高度経済成長を経てバブルへ。日本の歴史の中で最も揺れ動いた「昭和」を無数の写真とともに振り返ります。いきいきとした表情をうつしだす人物のポートレート、風景や風俗写真など興味深いものばかりです。●“マシン・エイジ”の視覚革命-両大戦間の写真と映像第一次・第二次大戦間はアメリカで「マシン・エイジ」(機械の時代)と称されます。この間に飛躍的進化と爆発的普及を遂げた写真と映像。この時代だからこその写真・映像芸術について、2つのメディアの関係性に焦点をあてながら振り返ります。●関連イベントもチェック●アーティストトーク沖縄在住の女性写真家、石川真生氏によるアーティストトークです。講師: 石川真生(写真家)日時: 2017 年2 月24 日(金) 18:30~20:00(開場18:00)会場: 横浜美術館レクチャーホール申込み・参加費: 不要(240 席)、無料●ギャラリートークさまざまな切口で学芸員やエデュケーターが作品の見どころや楽しみ方を紹介します。日時: 2017 年1月13日、1月27日、2月10日、2月24日いずれも金曜日、14:00~14:30会場: コレクション展展示室申込み・参加費: 不要、無料(当日有効の観覧券が必要)イベント概要名称:篠山紀信展 写真力THE PEOPLE by KISHIN開催期間:2017年1月4日(水)~2月28日(火)開催場所:横浜美術館開催時間:10:00~18:00※2月23日(木)は16:00、2月24日(金)は20:30まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:木曜日※ただし1月5日、2月23日は開館チケット:一般1,500円(1,300円)、大学・高校生900円(700円)、中学生600円(400円)、小学生以下無料、65歳以上1,400円※()内は2017年1月3日(火)までの前売り価格※65歳以上は要証明書、美術館券売所でのみ対応公式サイト:名称:横浜美術館コレクション展2016年度第3 期開催期間:2017年1月4日(水)~2月28日(火)開催場所:横浜美術館開館時間 10:00~18:00 (入館は閉館の30 分前まで)※2月23日(木)は10:00~16:00、2月24日(金)は10:00~20:30休館日 木曜日 *2017年1月5日、2月23 日を除く観覧料 一般 500(400)円 大学・高校生300(240)円 中学生100 (80)円 ※小学生以下無料※企画展ご観覧当日に限り、企画展の観覧券でコレクション展もご覧いただけます。
2016年12月27日12月23日・24日・25日は3連休!お出かけ先はもう決まりましたか?今週末も気になる展示会やイベントが盛りだくさんです。ここでは、東京で開催されるイベントを5つピックアップしてご紹介します。特別展 カナヘイのゆるっとタウン(東京・池袋・サンシャインシティ)ゆるりとキュートな人気キャラ「カナヘイ」のはじめての特別展が、池袋・サンシャインシティで開催されます。会場全体が可愛いキャラクターであふれ、カナヘイワールド一色に!限定グッズやコラボカフェも展開されるとあって、ファンならずとも必見のイベントです。上野夜公園(東京・上野公園)夜のアート・イベントシリーズ「上野夜公園」。第一弾は「ミナモミラー」です。不忍池をキャンバスにたとえ、光を不忍池に投影。風の流れによって時間とともに変化する、水面にたゆたう反射光がなんともロマンチック。いつもとは違う幻想的な上野公園を散策しましょう!酒フェス(東京・青山)利き酒し放題&飲み放題の大人気イベント「酒フェス」。今回はなんと「スパークリング日本酒」限定で開催されます。会場には日本酒に合うおつまみも登場するので、思う存分お酒を堪能しましょう。たくさん飲み比べて、お好みの一杯をみつけてはいかがでしょうか。東京スカイツリータウンプロジェクションマッピング(東京スカイツリー)東京スカイツリー初のプロジェクションマッピングも見逃せません。複雑な構造体の間を光が動き回る様子は、まるで生命が宿っているかのよう。また、東京スカイツリータウンもロマンティックに大変身。約40万球のキャンドルカラーイルミネーションが、東京スカイツリータウンを華やかに彩ります。ピクサーアドベンチャー「もしも」から始まる、冒険の世界(東京・二子玉川ライズ)「もしも、あなたの知らないうちに、オモチャたちが動き出していたら…」そんな「もしも」を体感できるミュージアムが、二子玉川にやってきます。ディテールまで徹底的につくりこまれた創造的な世界は、子どもだけでなく大人も夢中になること間違いなし。トイ・ストーリーやモンスターズ・インクの世界トリップしてみましょう!
2016年12月22日2016年1月に惜しまれつつこの世を去ったロック界の伝説的スター、デヴィッド・ボウイ。来年1月8日から満を持して東京・天王洲アイルでデヴィッド・ボウイの大回顧展〈 デヴィッド・ボウイ・イズ(DAVID BOWIE is)〉が開催されます。展覧会では、手書きの歌詞やオリジナル衣装、写真・映像、ライブのセットデザイン、アルバムワーク、そして過去50年に渡るライブ道具など300点にのぼるアイテムが一堂に会す初の機会として現在世界各国を巡回しています。各界の著名人がコメントを寄せている公式サイト内の #davidbowieis ページを見れば、その影響力の偉大さを感じることができるはず。1月7日よりドキュメンタリー映画〈 デヴィッド・ボウイ・イズ 〉が各地で公開加えて、来年1月7日(土)より、ドキュメンタリー映画〈 デヴィッド・ボウイ・イズ 〉の劇場公開という朗報が!劇中ではキュレーターが展覧会で見るべきポイントについて解説してくれるため、大回顧展へ行く予定の人は予習・復習として、そして大回顧展へ行く予定のない方々もこの映画で大回顧展の醍醐味を堪能してみてはいかが?公開日別 上映予定映画館- 1月7日(土)東京: 新宿ピカデリー札幌: 札幌シネマフロンティア宮城: MOVIX仙台埼玉: MOVIXさいたま大阪: なんばパークスシネマ名古屋: ミッドランドスクエア シネマ福岡: KBCシネマ愛媛: 西条市総合文化会館 小ホール- 1月10日(火)高知: 高知県立美術館ホール- 1月14日(土)京都: 立誠シネマ- 1月21日(土)東京: YEBISU GARDEN CINEMA- 3月公開予定群馬: シネマテークたかさき※ 新宿ピカデリー / 札幌シネマフロンティア / MOVIX系 / なんばパークスシマ / ミッドランドスクエア シネマでは、劇場HPにて2017年1月1日 元日にチケット発売を開始予定※ 福岡KBCシネマ: 当日券のみの販売※ 愛媛: 2016月11日18日より前売券発売中 / 問合せ先:西条市総合文化会館(0897-53-5500)※ 高知: 2016月11日18日より前売券発売中 / 問合せ先:シネマ四国(088-855-9481)【 作品情報 】- 原題: 『 DAVID BOWIE IS 』- 監督: ハミッシュ・ハミルトン(BAFTA受賞監督)- 出演: ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ、デヴィッド・ボウイ、山本寛斎- 製作国:イギリス展覧会開催概要展覧会名: デヴィッド・ボウイ・イズ(DAVID BOWIE is)会期:2017年1月8日(日)〜 4月9日(日)時間:10:00 〜 20:00(最終入場 19:00)※金曜日のみ21時まで(最終入場 20:00)休館日: 毎週月曜日(1/9、3/20、3/27、4/3は除く)会場:寺田倉庫G1ビル(Google Mapsへ飛ぶ)チケット料金:〈一般〉前売 ¥2,200 / 当日 ¥2,400〈中学生・高校生〉前売 ¥1,000 / 当日 ¥1,200〈限定オリジナルグッズ付き〉 ¥5,000 ※前売りのみ〈ALL TIME〉 ¥3,000 ※前売りのみ公式サイト / Facebook / Twitter / Instagram【 一般発売 】( チケットぴあにて販売中 )主催: DAVID BOWIE is 日本展実行委員会企画: ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)音響協力: ゼンハイザー特別協賛: 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント一般協賛: ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社 / 寺田倉庫後援: 駐日英国大使館 / ブリティッシュ・カウンシル / 品川区 / TOKYO MX / テレビ神奈川 / WOWOW / J-WAVE / TOKYO FM / InterFM897 / 文化放送協力:日本貨物航空株式会社 / 日本航空株式会社/ ムービープラス / 東京臨海高速鉄道株式会社 / 東京モノレール株式会社※ 劇場公開記念キャンペーンのお知らせ松竹マルチプレックスシアターズ系上映館クイズキャンペーン映画上映を記念して、SMT上映館のキャンペーンページで出題されるクイズに答えて応募すると、デヴィッド・ボウイ関連アイテムが当たるキャンペーン実施が決定!A賞:公式図録「デヴィッド・ボウイ・イズ復刻版」(1名)B賞:書籍「デヴィッド・ボウイーー気高きアーティストの奇跡」(3名)C賞:劇場公開用ポスター(非売品)(3名)D賞:大回顧展「DAVID BOWIE is」公開記念ステッカー5枚セット(非売品)(10名)キャンペーン期間2016年12月23日(金)〜2017年1月13日(金)詳細は松竹マルチプレックスシアターズHPをチェック。All Pictures (c) Victoria and Albert Museum, London Culture-VIlle() Text. Midori Tokioka (@mdrtkk)
2016年12月22日展覧会「麻のきもの・絹のきもの」が、2017年1月6日(金)から2月20日(月)まで、東京・新宿の文化学園服飾博物館で開催される。縄文や弥生時代の遺跡からの出土品や『魏志倭人伝』の記述で知られている通り、日本人は古代より衣服の材料として麻と絹を利用してきた民族だ。これは麻が高温多湿の日本の気候において良く育ち、絹もまた蚕蛾の育ちやすい環境である日本において、この二つが身近に手に入れられる材料だった事に起因する。本展では、そんな麻と絹がそれぞれが糸となるところから、織られて布となり、そして着物になるまでの経過をたどりながら、それぞれの材料の特色や染織技術との結びつきなどを紹介する。【開催期間】展覧会「麻のきもの・絹のきもの」開催期間:2017年1月6日(金)〜2月20日(月)会場:文化学園服飾博物館住所:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1階時間:10:00〜16:30※1月20日、2月10日は19:00まで休館日:日曜日、1月9日入館料:一般 500円、大高生 300円、小中生 200円※20名以上の団体は100円引、障がい者とその付添者1名は無料。■ギャラリートーク開催日:1月14日(土)、2月11日(祝)時間:各回13:30〜(12:30より受付順30名)■講演会 第11回東京文化財研究所無形文化遺産部公開学術講座「麻のきもの・絹のきもの」日時:1月18日(水) 13:00〜17:00会場:文化クイントサロン
2016年12月19日陶芸家・アーティストの鹿児島睦が、17年1月28日から3月12日まで福岡にてふたつの展覧会「#鹿児島睦展」を開催する。今回は様々な分野で稀有な才能を発揮するアーティスト・鹿児島の仕事を“図案作品”と“造形作品”に分け、同時期にふたつの展覧会を開催。天神にある三菱地所アルティアムでは図案にフォーカスした展示が、太宰府天満宮では造形にフォーカスした展示が行われる。三菱地所アルティアムでは、「鹿児島睦の図案展」を開催する。同展は植物や動物をモチーフに独自の世界観で図案を施した器やオブジェを製作し、その圧倒的な構成力で人々を魅了する鹿児島が13年より東京・青山のショップ・ドワネル(doinel)にてスタートしたもの。これまでに「鹿児島睦の作品世界の魅力は図案にある」として、図案を抜き出す、図案を再構成する、新たな図案を描くなど様々な方法によって制作された作品を紹介してきた。福岡で初めての大規模な展示となる今回は、これまでの図案展でも展示されたアーカイブ作品に加え、一つひとつ異なる図案が施されたハンドメイドの器を壁一面に展示。その他、平面作品にフォーカスしたプロダクトや、様々なブランドとコラボレートした作品も紹介される他、壁画空間も登場する。多彩なマテリアルによる表現を通して、鹿児島睦の世界観に触れられる展覧会となっている。一方、大宰府天満宮宝物殿では「鹿児島睦の造形展」と題し、鹿児島の陶製の造形作品をメインに展示しながら、開放的な展示空間に鹿児島ならではのインタープリテーションによる「曲水の宴」を出現させる。この「曲水の宴」は宝物殿横の文書館梅園の曲水に沿って参宴者が座り、上流から流れる杯が自分の前を通り過ぎる前に和歌を詠み、お酒を飲むという平安時代の宮中の遊びを今に伝える神事であり、この度は鹿児島の造型表現による「曲水の宴」とともに境内6千本の梅の香を楽しめる。【展覧会情報】「鹿児島睦の造形展」会場:大宰府天満宮宝物殿 企画展示室住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1 会期:17年1月28日~3月12日時間:9:00~16:30(入館は16:00)料金:一般400円(300円)、高大生200円(100円)、小中生100円(50円)※()内は30名以上の団体割引料金休館日:1月30日を除く、月曜休館「鹿児島睦の図案展」会場:三菱地所アルティアム住所:福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8階会期:17年1月28日~3月12日時間:10:00~20:00料金:一般400円(300円)、学生300円(200円)、高校生以下無料※()内は前売り料金休館日:2月21日、22日
2016年12月18日12月17日、18日に開催されるイベントの中から、asoview!編集部のおすすめを5つご紹介します。今週末の東京の天気予報は晴れ!せっかくなのでお出かけしたいですよね。みんなでワイワイ盛り上がれるスポットから、あったか室内の展覧会まで、5選をご紹介します。SMIRNOFF ICE WONDER ROOF(東急百貨店本店屋上)オリンピックなどで話題に上ることも多い、氷上のチェス「カーリング」に挑戦できるBARがオープンしました。渋谷の東急本店の屋上と、アクセス抜群なのも嬉しいところ。みんなでワイワイしたい忘年会シーズンにピッタリです。2016 CHANKO-1 グランプリ(池袋西口公園)「CHANKO-1 グランプリ」では、選りすぐりのちゃんこ料理が池袋に集結します。つくねの食感とあんかけの風味が新感覚の「ちゃんこバーガー~PCAP~」も限定発売。寒い冬にピッタリ、ホカホカのちゃんこ料理を思う存分味わうチャンスです。プラネタリウム『MOON』(“天空”in東京スカイツリータウン®)東京スカイツリータウンのプラネタリウムで、新プログラム「MOON」の上映が開始しました。サカナクションの流れる様な音楽にのせて、松田翔太さんのナビゲートが優しく響きます。ロマンティックな空間はデートにもオススメです。週末は月の世界へトリップしてみてはいかがでしょうか。マリメッコ展(Bunkamura ザ・ミュージアム)ファブリック≪シィールトラプータルハ≫(市民菜園)、図案デザイン:マイヤ・ロウエカリ、2009年Siirtolapuutarha pattern designed for Marimekko by Maija Louekari in 200912月17日から「マリメッコ展」がはじまります。今年で創業65周年を迎えるマリメッコの国内初となる大規模な巡回展です。ヘルシンキのデザイン・ミュージアムの所蔵作品から、ファブリック約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点、デザイナー自筆のスケッチなど、200点以上が来日。独創的なマリメッコの世界を堪能しましょう。リサ・ラーソン&北欧アーティストフェア(松屋銀座)松屋銀座で2つの会期にわたり展開されている北欧フェア。今週は「リサ・ラーソン&北欧アーティストフェア」が開催中です。リサ・ラーソンのヴィンテージ作品や、ネコのマイキーのオリジナルグッズなど、キュートな品物が目白押し。北欧好きにはたまらないイベントです。
2016年12月16日12月10日・11日にお出かけしたい、東京のおすすめのイベント5選をご紹介します。大人気の「ダリ展」や「平安の秘仏展」もいよいよ会期終了。冬の酒フェスも開催されます。今週末だけの見逃せないコンテンツをチェックしましょう!暖だんマーチ(マーチエキュート神田万世橋)マーチエキュート神田万世橋が、暖かな光のイルミネーションで彩られます。クリスマスマーケットをテーマにしたショップが並び、いつもとひと味違った楽しげな雰囲気に。各店舗で発売されている、期間限定商品も注目です!冬限定の酒フェス(青山・EDITION)「冬限定の酒フェス」では、様々なお酒をホットで飲み比べが可能です。イタリアンとスイーツのビュッフェも付いているので、お酒だけでなく食事を楽しむこともできます。冬に飲む温かいお酒は至福の極み。年末にピッタリのイベントで盛り上がりましょう。平安の秘仏-滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち(東京国立博物館)東京国立博物館で開催中の特別展が、日曜日で会期終了です。滋賀県・櫟野寺に伝わる重要文化財の仏像20体が寺外で展示されるのは初めての試み。美しく表現された穏やかな表情をながめながら、癒しのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。ダリ展(国立新美術館)世界的なダリ・コレクションが一同に集結した展覧会も、いよいよクライマックス!初期から晩年まで、ダリの創作の軌跡を堪能しましょう。不思議なダリの世界へ迷いこんでみませんか。限定グッズも魅力的なものばかりなので、ぜひチェックしてください。SWEETS by NAKED(表参道ヒルズ)表参道ヒルズで開催中の「SWEETS by NAKED」も見逃せません。8つのスイーツブランドとコラボした魅惑の世界を堪能しましょう。実際にスイーツが食べられるコーナーもあるので、女子にはたまらないイベントです。
2016年12月09日松屋銀座では2016年12月27日(火)~2017年1月16日(月)の期間中、「特別展白洲正子ときもの」が開催されます。独自の美意識を貫いた正子のきものに焦点を当てた展覧会です。半幅帯各種撮影=伊藤千晴きものに見る正子の生涯と、その暮らし今回の展覧会では、母方の樺山家伝来のひな人形や母親から受け継いだ着物などの展示を通し、きものとの出会いとなったルーツから紹介されています。幼い頃から能に親しんだ正子は、きものの着こなしにも能から影響を受けた美意識があらわれているようです。また、銀座の染織工芸の店の経営にかかわることになった正子は、きものを着て店に通いました。当時の装いや、職人との交流からうまれた着物や帯なども紹介されます。白洲次郎との結婚後、移り住んだ町田市の家は「武相荘」と名付けられ、生涯をここで過ごしました。日常のなかで身に付けた着物や和装小物、普段使いの器など正子たちの生活を感じられる品々も並びます。●白洲正子 プロフィール1910年に樺山伯爵家の次女として東京に生まれ、14歳から4年間米国へ留学しています。1929年に、戦後経済の復興に尽力することになる白洲次郎と結婚。また幼少期より梅若流に能を学び、1943年に、はじめての著書「お能」を出版しました。小林秀雄や青山二郎らと交流し、文学や骨董の世界にも傾倒していきました。1956年には銀座で染色工芸の店「こうげい」の経営者となります。1998年で88年の生涯を終えるまでさまざまな文化に親しみ、独自の美意識を貫き通しました。■イベント詳細名称:特別展白洲正子ときもの開催期間:2016年12月27日(火)~2017年1月16日(月)※1月1日休業開催時間:10時~20時(入場は閉場の30分前まで。最終日は17時閉場)※12月31日(土)10時~18時、1月2日(月)9時半~19時半主催:朝日新聞社監修:旧白洲邸武相荘協力:新潮社入場料:一般1,000円、高大生700円、中学生500円、小学生300円問い合わせ:松屋銀座03-3567-1211(大代表)
2016年12月08日いくつ知ってる?誕生から現在まで1000のスヌーピー誰もが愛するスヌーピーですが、最初は四足歩行だったって知っていましたか? 入場してすぐのシアターでは、作者チャールズ M. シュルツ氏がスヌーピーを思いついた誕生秘話から現在の姿になるまでのスヌーピーの変遷を映像で見られます。さらに選りすぐりの原画約80点や日本初公開のスケッチ等を通して初めて見るスヌーピーに出会いましょう♪影絵、のぞき穴、シャンデリア…。館内には仕掛けもいっぱい!カラフルな館内では至る所にスヌーピーの影があって、床の足跡はついつい追いかけてしまいそう。影絵のスヌーピーのドジっぷりを堪能したらのぞき穴から色んなスヌーピーを見つけてみて。さらに約100体ものスヌーピーで作られたシャンデリアアートやヴィンテージグッズにはスヌーピー愛がたっぷりつまっています。さらに絶対に触ってほしいスヌーピーの毛並みを再現した柱も! 恥ずかしがらずにぎゅっと抱きついてみて♡ミュージアムのグッズショップには初期スヌーピーのぬいぐるみをはじめ、ここでしか買えない物がたくさん。365日ストラップは全て絵柄が違うので、特別な日の記念にぴったりです。20時(最終入場19時30分)までオープンしているから、仕事帰りにスヌーピーに癒されに来ることもできちゃいます。© Peanuts Worldwide LLC取材・文/藤井ちひろイベント情報イベント名:もういちど、はじめましてスヌーピー。催行期間:2016年10月08日 〜 2017年04月09日住所:東京都港区六本木 5-6-20スヌーピーミュージアムスポット情報スポット名:スヌーピーミュージアム住所:東京都港区六本木5-6-20電話番号:03-6328-1960
2016年12月08日幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師であり、日本画家でもある河鍋暁斎(かわなべきょうさい)(1831〜1889)の展覧会「ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力」がBunkamuraのザ・ミュージアムで開催されます。会期は2017年2月23日(木)〜4月16日(日)です。河鍋暁斎 《三味線を弾く洋装の骸骨と、踊る妖怪》 明治14-22(1881-89)年 紙本淡彩イスラエル・ゴールドマン コレクションIsrael Goldman Collection, LondonPhoto:立命館大学アート・リサーチセンター河鍋暁斎ってどんな人物?河鍋暁斎(1831-1889)は、時代が大きく揺れ動いた幕末から明治を生きた絵師です。幼い頃に浮世絵師の歌川国芳に入門したのち、狩野派に学び19歳の若さで修業を終え、さらに流派に捉われず様々な画法を習得しました。仏画から戯画まで幅広い画題を、ときに独特のユーモアを交えながら、圧倒的な画力によって描き上げた画家です。河鍋暁斎 《象とたぬき》 明治3(1870)年以前 紙本淡彩イスラエル・ゴールドマン コレクションIsrael Goldman Collection, LondonPhoto:立命館大学アート・リサーチセンター今回の展示は個人コレクターであるイスラエル・ゴールドマンが所有する河鍋暁斎作品の展覧会となっています。天才絵師の作品を堪能しよう●第1章万国飛河鍋暁斎 《烏瓜に二羽の鴉》 明治4-22(1871-89)年 絹本着彩イスラエル・ゴールドマン コレクションIsrael Goldman Collection, LondonPhoto:立命館大学アート・リサーチセンター明治3年の秋、上野の料亭で催された書画会で大酒した暁斎は、新政府の役人を風刺する滑稽画を描き、その場に居合わせた警吏に捕縛されてしまいます。入牢3か月、鞭打ち50回という刑を受け、ようやく釈放されました。彼は当時「狂斎」と名乗っていましたが、この恥辱を深く後悔し、筆名を「暁斎」と変えます。この事件が災いしてか、第一回内国勧業博覧会に暁斎がよばれることはありませんでした。しかし4年後の第2回内国勧業博覧会では出品が許可され、「枯木寒鴉図」など4点を出品。この図は事実上の最高賞である妙技二等賞牌を得ました。鴉は暁斎を一気に海外に知らしめた作品となり、暁斎は海外に飛んでいく鴉を思い、鴉と万国飛の文字を組み合わせた印を作りました。●第2章躍動するいのち河鍋暁斎 《動物の曲芸》 明治4-22(1871-89)年 紙本着彩イスラエル・ゴールドマン コレクションIsrael Goldman Collection, LondonPhoto:立命館大学アート・リサーチセンター暁斎は鴉をはじめ、鷲、虎、象、狐、また蛙や昆虫などの動物を自在に描きました。その多くは実物の写生に基づいています。暁斎は動物たちを擬人化し、まるで人間社会の縮図のように描きましたが、大小の異なる動物が同じ画面の中で生活していても、暁斎の観察力と描写力のもとでは不自然さを感じません。河鍋暁斎 《猿「枇杷猿」「瀧白猿」》 明治21(1888)年 絹本着彩イスラエル・ゴールドマン コレクションIsrael Goldman Collection, LondonPhoto:立命館大学アート・リサーチセンター躍動感あふれる、さまざまな動物の表情や動きに、ぐっと惹きこまれます。●第3章幕末明治河鍋暁斎 《名鏡倭魂 新板》 明治7(1874)年 大判錦絵三枚続イスラエル・ゴールドマン コレクションIsrael Goldman Collection, LondonPhoto:立命館大学アート・リサーチセンター江戸から明治の動乱の時代、人々は大きな断絶と価値観の変化を受け入れざるを得ませんでした。しかし暁斎は冷静に時代を観察し、人間の本質に変わりはないということを見抜きます。西洋の船にのる外国人、博覧会場の日本人と西洋人、瓦を焼く職人などが、まったく同じ視点で描かれています。版画の世界では描写が過激になり、師の歌川国芳を凌駕するほどのダイナミックさです。●第4章戯れる河鍋暁斎 《鍾馗と鬼》 明治15(1882)年 紙本着彩、金泥 イスラエル・ゴールドマン コレクションIsrael Goldman Collection, LondonPhoto:東北芸術工科大学 杉山恵助暁斎にとって、七福神は特別な意味を持っています。暁斎は七福神や鐘軌を使っていろいろな場面を演出しますが、日本画の世界でこのようにキャラクターを自在に使って描くのは、ただ一人でしょう。鐘軌の太刀や着物は精密に描かれ、鬼たちも手足の先々まで丁寧に描かれています。河鍋暁斎 《地獄太夫と一休》 明治4-22(1871-89)年 絹本着彩、金泥イスラエル・ゴールドマン コレクションIsrael Goldman Collection, LondonPhoto:立命館大学アート・リサーチセンター抜群の描写力を誇る暁斎の技を堪能しましょう。●第5章百鬼繚乱河鍋暁斎 《百鬼夜行図屏風》 明治4-22(1871-89)年 紙本着彩イスラエル・ゴールドマン コレクションIsrael Goldman Collection, LondonPhoto:立命館大学アート・リサーチセンター暁斎は写生をもっとも重視していました。では、実在しないものはどうやって描いたのでしょうか。ここでは、幽霊や百鬼、闇鬼や鬼が描かれた作品が集まっています。また暁斎は、さまざまな流派の研究に対しても熱心でした。暁斎はそれぞれの絵師の立場になって、その筆意を表現。先達たちの作品を参考にしながら描かれた異界は、ユーモラスで繊細な描写がなされています。●第6章祈る河鍋暁斎 《達磨図》 明治4-22(1871-89)年 紙本淡彩イスラエル・ゴールドマン コレクションIsrael Goldman Collection, LondonPhoto:立命館大学アート・リサーチセンター狩野元信、長谷川等の達磨など、名品といわれる達磨図は数多くあります。暁斎は達磨図を多く描き、名品の系譜に連なった作品を残しました。轟音のような滝を前にする李白、雨中の山水の中を静かに飛翔する鶴の群れ、滝の前に座る観音など、派手な暁斎の他作品に比べると別人の作品かと思うほどの静けさにあふれています。激動の時代を生きた、パワーあふれる絵師・暁斎の作品を一挙に見られるまたとない機会です。浮世絵好き・日本画好きでなくても満足できること間違いなしの展覧会です!【イベント概要】開催場所:Bunkamura ザ・ミュージアム開催日程:2017年2月23日(木)〜4月16日(日)※会期中無休電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)営業時間:10:00~19:00(入館は18:30まで)12月31日を除く毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)入場:一般1,400円(当日)、大学・高校生1,000円(当日)、中学・小学生700円(当日)WEBサイト:
2016年12月07日ハトラ(HATRA)のこたつとクッションが、東京・御徒町で開催の展覧会「卍エターナル・ポータル卍 輪廻MX」に登場する。期間は2016年12月4日(日)から12月25日(日)まで。こたつは、インターネット上で集めた画像をコラージュして絵を作る梅沢和木と、ドット絵を制作するたかくらかずき、2人の美術作家による図案をもとに制作された。会場ではコタツに座りながら、たかくらかずき作品のRPGゲームを楽しむことができる。他のアート作品と同じく販売され、こたつの値段は150,000円+税で1点限り、同柄のクッションは20,000円+税で2点限りとなっている。なお、展覧会では“画像”をテーマに作品を制作してきた梅沢と、“ピクセル”をテーマに作品を制作してきたたかくらが、互いの作品を画像化、ピクセル化した新たな作品が展示される。【詳細】ハトラ×「卍エターナル・ポータル卍 輪廻MX」制作協力品:こたつ 150,000円+税 1点限りクッション 20,000円+税 2点限り■展覧会概要卍エターナル・ポータル卍 輪廻MX会期:2016年12月4日(日)~12月25日(日) ※月曜定休時間:12:00~20:00会場:mograg gallery住所:東京都台東区元浅草1-5-1TEL:03-5830-7647
2016年12月06日日伊国交樹立150周年を記念して「ティツィアーノとヴェネツィア派展」が、台東区・東京都美術館 企画展示室で行われます。開催期間は2017年1月21(土)〜4月2日(日)です。イタリア屈指の美術館が所蔵する数々の素晴らしい絵画を通して、ヴェネツィア派の魅力を存分に堪能してみませんか。ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《フローラ》 1515年頃、油彩、カンヴァス、79×63cm、フィレンツェ、ウフィツィ美術館© Gabinetto Fotografico del Polo Museale Regionali della Toscana「ティツィアーノとヴェネツィア派展」がついに開催!アドリア海に面する水の都ヴェネツィアは、15世紀から16世紀にかけて、海洋交易によって飛躍的に繁栄するとともに、フィレンツェ、ローマと並ぶルネサンス美術の中心地として輝かしい発展を遂げました。絵画の分野を中心に美術の進展をみたヴェネツィアでは、ベッリーニ工房、ヴィヴァリーニ工房から、多くの優れた画家たちが輩出されました。今回の展覧会では、ベッリーニ工房を中心に展開するヴェネツィア・ルネサンス初期、ティツィアーノの円熟期とヴェネツィア派の画家たちの時代、ティツィアーノ以後の巨匠たちの時代という流れに沿って、70点近い絵画、版画が紹介されます。ティツィアーノの《フローラ》や《ダナエ》といった傑作や、イタリア屈指の美術館が所蔵する数々の素晴らしい絵画を通して、ヴェネツィア派の魅力を存分に堪能しましょう。●「画家の王者」ティツィアーノの真髄に迫る!ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《復活のキリスト》 1511-12年、油彩、板、116×91cm、フィレンツェ、ウフィツィ美術館© Gabinetto Fotografico delle Galleria degli Uffiziヴェネツィア・ルネサンスを代表する画家、ティツィアーノ。“画家の王者(プリンス・オブ・ペインター)”と呼ばれ、神話の登場人物から教皇や貴族の肖像まで、人間味あふれる姿で描き、ヨーロッパ中から人気を博しました。その斬新な油彩画法は、近代絵画の先駆とも評されます。「ティツィアーノとヴェネツィア派展」はティツィアーノに光を当て、その真髄に迫る日本初の大規模展です。●色彩美が際立つ《ダナエ》日本初公開!イタリアの至宝《フローラ》も来日! ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《ダナエ》 1544-46年頃、油彩、カンヴァス、120×172cm、ナポリ、カポディモンテ美術館© Museo e Real Bosco di Capodimonte per concessione del Ministero dei beni e delle attivita culturali e del turismo《ダナエ》を見たミケランジェロは、ティツィアーノの色遣いと様式に脱帽しました。日本初公開となるこの《ダナエ》のほか、あでやかな「肌」を描き、イタリアの人々にこよなく愛されてきたバラ色の女神《フローラ》も来日します。天才画家が描いた官能的な神話の世界を堪能しましょう。●ヴェネツィアの黄金期、花開いた才能が勢揃い! ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《マグダラのマリア》 1567 年、122×94 cm、油彩、カンヴァス、ナポリ、カポディモンテ美術館© Museo e Real Bosco di Capodimonte per concessione del Ministero dei beni e delle attivita culturali e del turismoルネサンス期、レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロらが活躍していたフィレンツェに比肩し、ベッリーニ、ティツィアーノ、ヴェロネーゼ、ティントレットなど次々と偉大な画家を生み出したヴェネツィア。光あふれる水の都、その黄金期に花開いた芸術が紹介されます。ヴェネツィア派とはヴェネツィアは総督(ドージェ)を頂点とする共和制国家として強大な力をもち、経済的には海洋貿易によって繁栄したことで知られます。富と国際的な政治力、そして東西文化が交わる特異な立地条件とがあいまって、水の都は芸術の中心地へと変貌し、15世紀から16世紀にかけて美術の黄金時代を迎えました。 ルネサンス時代のヴェネツィアを活動の拠点とした芸術家たちは、「ヴェネツィア派」と総称されます。ヴェネツィア派に分類される画家たちは、おもにベッリーニ一族の工房を中核に形成されました。●色彩の絵画フィレンツェやローマでは素描を基礎とし、明確な線描と明暗による立体感の表現、合理的な空間構成が重視されたのに対し、ヴェネツィアでは、明るく大胆な色彩と自由でのびやかな筆触が好まれ、近代の油彩画にもつながる「絵画的(ペインタリー)」な絵画が生み出されました。この豊かな色彩感覚と柔らかな造形が、ヴェネツィア派絵画の最大の魅力です。●油彩画の技法海に囲まれたヴェネツィアは湿気が多いため、壁に直接に描くフレスコ画よりも、持ち運び可能なカンヴァス画が適していました。聖堂や邸宅の室内装飾のほとんどは、カンヴァスに油彩で描かれています。ヴェネツィア派の画家たちが新たな油彩画の表現を切り開いた背景には、ヴェネツィアという土地ならではの気候風土も関係していたのです。【開催概要】「ティツィアーノとヴェネツィア派展」会場:東京都美術館企画展示室期間:2017年1月21(土) 〜 4月2日(日)時間:9:30~17:30 (入室は閉室の30分前まで)※金曜は20:00まで 休室日:月曜日(ただし、3月20日(月・祝)、27日(月)は開室)、3月21日(火)お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)公式サイト:
2016年12月05日12月3日・4日に東京で開催されるおすすめのイベントを、厳選して7つご紹介します。12月、街にはイルミネーションが灯り、いよいよ冬も本番です。あたたかな室内で楽しめる展覧会や、ムード満点のイルミネーションなど、今週も気になるイベントが盛りだくさん!大人気の「NAKED」の新しい催しも要チェックです。お出かけの参考にしてみてくださいね!SWEETS by NAKED(表参道ヒルズ スペースオー)大人気「NAKED」の今回のテーマは「スイーツの世界」。本物のスイーツとプロジェクションマッピングが融合した、魅惑の世界が広がります。なんと中には「マグノリアベーカリー」の本物のカップケーキが使われている作品も。会場では実際にスイーツを食べられるブースもあり、女子にはたまらないイベントです。カードキャプターさくら クリスマスパーティー in HARAJUKU(キュープラザ原宿)「なかよし」で連載されていた大人気マンガ、「カードキャプターさくら」のコラボカフェが出現!オリジナルグッズの販売や、会場に設置された大画面モニターでの上映、そしてケロちゃんの来店などファンにはたまらない企画がもりだくさんです。会場にはあの、「クロウカード」も隠されているそう。これは見つけてみたいですね。ムーミン絵本の世界展 トーベ・ヤンソンの原作から、描きおろし新作絵本ができるまで(松屋銀座)「ムーミン絵本の世界展 トーベ・ヤンソンの原作から、描きおろし新作絵本ができるまで」が、松屋銀座8階イベントスクエアで開催中です。新しいムーミン絵本の原画約80点も日本初公開とあって、注目度は抜群。やわらかなカラーで彩られた世界に思わずうっとりしてしまいそうです。品川シーズンテラス イルミネーション ~ミライへ願いを~(品川シーズンテラス)品川駅周辺では初となる大型イルミネーション「品川シーズンテラス イルミネーション ~ミライへ願いを~」がはじまりました!いつものオフィス街が、体験型イルミネーションと光の演出によって魅惑の空間に生まれ変わります。東京駅グランルーフ Light on Train(東京駅グランルーフ)東京駅のグランルーフ全面が、インスタレーションに大変身!コンセプトは、「グランルーフをプラットホームに見立て、光を載せた列車が発着する」というもの。全長約200mにわたる大迫力の光の競演は見逃せません。アクセスも抜群なので、お出かけがてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。東京タワー クリスマス・ライトダウンストーリー(東京タワー)東京タワーでは、期間限定で光と音のライティングショーが開催中です。19時30分に東京タワーが一旦消灯され、真っ暗に。そして空を見上げると…大展望台にはピンク色のハートマークが!クリスマスにピッタリのロマンティックな演出なので、デートの締めくくりにもおすすめです。常陸野ブルーイング・ラボ Tokyo Station(東京駅)世界で一番売れている日本のクラフトビールである「常陸野ネストビール」を堪能できるスポットがオープンしました。ビールは10種類、ビールに合わせたフードも20種類取り揃えられています。先着順でオープン記念のノベルティがもらえるキャンペーンもあるので、この機会は見逃せません。
2016年12月02日ターナー賞を受賞した建築家集団のアセンブル(Assemble)を紹介する展覧会「アセンブル_共同体の幻想と未来」が、12月9日から17年2月12日まで東京・表参道のEYE OF GYREにて開催される。アセンブルは、10年に15人のメンバーによって結成された建築家集団。アート、デザイン、建築といったジャンルを超えた市民的公共性に根差したアクチュアルな社会的活動を行っており、リバプールのトックステス、グランビー・フォー・ストリーツの地域住民と取り組んでいるプロジェクトでイギリスを拠点に活動する50歳未満のアーティストを対象に行われた第31回ターナー賞を受賞した。同展では、そんなアッセンブルの活動を紹介しつつ、現代社会における“芸術の存在理由”そのものが問われていることを提議していく。【展覧会情報】「アセンブル_共同体の幻想と未来」展会場:EYE OF GYRE/GYRE3F住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1会期:12月9日~17年2月12日時間:11:00~20:00休館日:17年1月1日
2016年12月01日2016年12月22日(木)から2017年1月9日(月)まで、池袋で「特別展 カナヘイのゆるっとタウン ~小動物のいる街に みんなを魔法でご招待~」が開催されます。イラストレーター・漫画家「カナヘイ」初めての特別展となる今回は、これまでのカナヘイイベントにはないスケールで展開されます。気になる内容をさっそくチェックしてみましょう。カナヘイのゆるかわワールド全開!カナヘイ自身が本展プロデュースに携わり、空間全体がカナヘイワールドとなっているのが本展覧会の特徴です。●会場内いたるところがフォトスポット!会場内には、カナヘイがうみ出すかわいい小動物があちこちで見られますので、どこにいてもフォトスポットになるくらいキュートな空間になっています。●限定グッズ多数!カナヘイギャラリーでは、カナヘイの作品をずらりと展示しています。ファンにはたまらない貴重な作品も並ぶのでぜひチェックしてくださいね。ショップではイベント限定のグッズが販売されます。ぬいぐるみなどキュートな商品が勢揃いしていますよ。●カフェブースにも注目そしてイベント限定オリジナルメニューが楽しめるカフェブースも登場!おもわず写真を取りたくなるかわいい見た目は必見です!パチパチピスケのホワイトチョコレートバナナスムージー 880円(税別)魔法で仕上げて召し上がれピスケとウサギのマジックパスタ1,480円(税別)ゆるふわなカナヘイワールドをぜひお楽しみください!カナヘイプロフィール1985年、愛媛県生まれ。イラストレーター・漫画家。自作待受画像の配信から全国女子中学生の間でブームとなり、2003年に現役女子高校生イラストレーターとして「Seventeen」(集英社)にてプロデビュー。以降、雑誌イラスト、モバイルコンテンツ、キャラクターデザイン、企業広告、グッズ展開、「りぼん」(集英社)での漫画連載など、幅広く活動。2014年と2015年の LINE Creators Stamp AWARD にて準グランプリを2年連続受賞。■イベント詳細タイトル 特別展 カナヘイのゆるっとタウン ~小動物のいる街に みんなを魔法でご招待~会期2016年12月22日(木)~2017年1月9日(月) 11:00~18:00 ※無休会場池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル3F展示ホールC(豊島区東池袋3-1-4)入場料一般1,500 円(1,300 円)、小学生以下900 円(700 円) ※( )内、前売料金、3歳未満無料ファミリーマート/ サークル K・サンクス限定特典付き前売入場券(一般、小学生以下共通) 1,800 円公式HP主催カナヘイのゆるっとタウン実行委員会お問い合わせ(ハローダイヤル)03-5777-8600(全日8:00~22:00)
2016年11月28日12月2日(金)~ 7日(水)の期間、表参道ヒルズ同潤館3階 表参道ROCKETにて、kisimari×WACOAL「Lingerie meets Fantasy(ランジェリー ミーツ ファンタジー)」~フォトジェニックなランジェリーたち~ が開催。同展覧会ではワコールのランジェリーをファンタジックな世界観で撮り下ろしディレクションしたフォトグラファーkisimari(キシマリ)氏の写真と、実際に衣裳として撮影で使用したランジェリーを展示。いまでは市場で見かけなくなったサーキュラーステッチのブラジャー※1、タミーガードル※2、ビスチェなど、創業70周年を迎えたワコールの歴史の中で輝きを放ち、女性たちに愛されてきた名品ランジェリーの数々を現代のモード感覚で表現しています。new work for WACOL CALENDAR 2017 . . direction&photo @kisimari_love (W) stylist 相澤 樹 @mikitiaizawa hair @kuniokohzaki (W) make masayo tsuda(mod’shair) props @kuniyuki.sasaki retocher @takakosanokisimariさん(@kisimari_love)が投稿した写真 - 2016 11月 21 11:54午後 PSTファッション雑誌などの第一線で活躍するフォトグラファー kisimari 氏が、名品の魅力を改めて発見しようとレンズを通して鋭く観察し、175年前のクラシックなレンズを復刻したLomography Petzval Art Lens(ロモグラフィー ペッツバールアートレンズ)※3 で撮影。彼女の得意とするガーリーな世界に不思議なおとぎ話のエッセンスを加え、大人ファンタジーな世界観を表現しています。会場では7枚の写真それぞれのシチュエーションをiPhoneで撮影した初公開ムービーもあわせて上映。また、これらの写真やランジェリーが登場する「Wacoal 2017 Calendar」も販売されます。ファンタジーな可愛いお部屋のようなギャラリーの中で、フォトジェニックなランジェリーの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。※1 サーキュラーステッチのブラジャーカップ部分に円形(サーキュラー)のステッチを施したブラジャー※2 タミーガードルダイヤ形のタミーカットという設計で、おなかを無理なくおさえながら楽に着用できるガードル※3 Petzval Art Lensロモグラフィーが175年前のレンズを復刻し、背景が渦を巻くようなボケ感に仕上がるレンズkishimari プロフィールフォトグラファー。1978年生まれ、跡見女子短期大学生活芸術科卒。クリエイティブ カンパニーWに所属し、雑誌、広告、カタログ、CDジャケット、ムービーなど幅広く活躍。空間演出も手掛ける。2016年にはトータルディレクションをした『超ハッピーになれる♡部屋 by kisimari』を出版。HP / Instagram『Lingerie meets Fantasy』~フォトジェニックなランジェリーたち~会場:表参道 ROCKET東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ同潤館3階会期:2016年12月2日(金)~ 12月7日(水)11:00~21:00 (日曜は20:00、最終日は18:00まで。)TEL:03-6434-9059入場:無料
2016年11月26日2016年11月23日(水・祝)から30日(水)の8日間、ラフォーレミュージアム原宿にて「株式会社カラー10 周年記念展~過去(これまで)のエヴァと、未来(これから)のエヴァ。そして現在(いま)のスタジオカラー」が開催されます。庵野秀明氏率いるスタジオカラー初となる展覧会です。大注目の展示を早速取材してきました。「スタジオカラー」とは?放映開始から20年を経た今も多くのファンを持つ「エヴァンゲリオン」シリーズ。TVシリーズ放映時より監督を務めている庵野秀明氏が代表となり設立したのが、映像企画・制作会社である株式会社カラーです。展覧会のコピーにも入っている「スタジオカラー」は、株式会社カラー内のアニメ制作に携わるスタジオ部門です。これまでに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなどの制作を行ってきました。今回の展覧会では、株式会社カラー、そしてスタジオカラーの濃密な10年間をたどります。ファン垂涎!貴重な資料が300点超!この展覧会では、ファン必見の資料が多数展示されています。その数なんと300点超!どれもこれもじっくりと見たくなるものばかりです。入り口から順番に見ていきましょう!●「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの貴重原画・資料●ヱヴァンゲリヲン新劇場版「序」「破」「Q」の原画まず入って広がるのは、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の世界。2007年公開の「序」、2009年公開の「破」、2012年公開の「Q」の順に展示が行われています。作品の世界観を反映するように、背景の色が異なっています。原画は額に入ったものと、アクリル板に挟まれたものがあります。ここで注目したいのは、アクリル板に挟まれた原画。これはほとんどが今回の展示会で初公開のものなのだそうです。第3新東京市の街並みも細かく描き込まれています。「Q」のこのシーン、覚えている人も多いのでは?もちろん額の中に入った原画も貴重なものばかり。こちらは「破」のもの。シンジやアスカの顔のアップが印象的です。●宇多田ヒカル「桜流し(ヱヴァ:Qバージョン)」のミュージックビデオ期間限定で公開されていた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」のテーマソング、「桜流し」のミュージックビデオ上映も行われています。宇多田ヒカルの歌声と映像がシンクロし、新たな魅力を生み出しているように感じられます。●年表で見るヱヴァこちらのコーナーには、年号とともに原画が展示されています。少しずつ変化する絵をじっくりと比べてみるのもまた楽しみです。「序」のポスターにも使われていたイメージ。覚えている人も多いのでは?作品集の表紙などに使われた美麗なカラー原画も必見です。●妻・安野モヨコが描く庵野秀明とスタジオカラー庵野氏の妻は人気漫画家・安野モヨコです。彼女の作品の一つに庵野監督のとの私生活を描いた「監督不行届」があります。今回の展覧会のために安野モヨコが書き下ろしたのが、番外編である「おおきなカブ(株)」。庵野氏がカラーを設立してから現在までの10年間がコミカルに描かれます。マンガの原画はもちろん、このマンガをスタジオカラーがアニメにしたものが上映されています。この話の中で庵野氏は「おじいさん」として描かれるのですが、かの有名監督が「超・おじいさん」として登場したりと、クスリと笑える作品になっています。このアニメのための設定資料も展示されています。こちらは漫画的なコミカルな絵ではなく、写実的に描かれた庵野氏。妻の前だから見せている穏やかな表情にも注目です。●小さくても大迫力!「シン・ゴジラ」の雛形2016年、大ヒットとなった「シン・ゴジラ」。その第2、第3、第4形態の雛形が展示されています。ネットでは「蒲田くん」と呼ばれている第2形態。サイズは小さいですが、禍々しいオーラが湧き出しているようです。第3形態。こちらは巷では「品川くん」と呼ばれています。まだ腕が小さく、立ち上がったばかりの様子がよくわかります。そして人類を脅かす第4形態。いずれもものすごい迫力がこちらに伝わってきます!実際の映画ではすべてCGで描かれていますが、CGを作成する前にこちらの雛形を作成したのだそうです。●特撮アーカイブスタジオカラーでは、文化事業の一環として過去の特撮資料の保存、アーカイブを進めています。ここにはその一部が展示されています。「巨神兵東京に現わる」に使用された特撮模型もあります。今にも動き出しそう!●日本アニメ(ーター)見本市スタジオカラーとドワンゴの共同企画として、ネット上に発表された数々の作品。この企画の題字を描いたのが巨匠・宮崎駿です。宮崎監督直筆の原画も。「つづく」を何度か描いたところも気になりますね!このコーナーには「西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可」や「旅のロボから」などの原画が展示されています。決して広くはないスペースに、ぎっしりとカラーの魅力が詰まった展示でした!庵野秀明氏インタビューこの展覧会開催にあたって、庵野秀明氏への取材も行われました。記念展の「過去(これまで)のエヴァと、未来(これから)のエヴァ。そして現在(いま)のスタジオカラー」というコピーには、まずカラーの代表作がエヴァであり、この作品抜きには会社について語れないということ。そしてスタジオカラーという現在が積み重なって過去を作っていて、これからのエヴァもスタジオカラーが作っていく、という意味が込められているのだそうです。展覧会の見どころとして、この展覧会の展示物がほとんど「絵」であることに触れ、絵の素晴らしさ、原点のようなものに触れてもらいたいとも語っていました。また、エヴァの最新作はいつ出るのか?という質問には「頑張っています」との答え。「Q」を作った後は全て出し切ってしまい、もう何も生み出せない…という状況だったところから、徐々に庵野氏の中に生み出す力が戻ってきているようです。「東京オリンピックまでに見れますか?」という質問には笑顔で言葉を濁していましたが、新作が見られる日を待ちたいですね!来場者全員に記念冊子をプレゼント株式会社カラーの10周年を記念して制作された小冊子が、来場者特典として全員に配布されます。カラーの社歴や庵野氏、取締役の鶴巻氏のインタビュー、安野モヨコ氏描き下ろしのマンガ「よい子のれきしえほん おおきなカブ(株)」などがぎっしり掲載された、フルカラー88ページの充実の内容です。こちらの小冊子は、展覧会終了後に通信販売を予定しているそう。(本体無料、送料のみ)詳細は決まり次第、株式会社カラーの公式サイトで告知されます。会場限定オリジナルグッズ物販コーナーには、エヴァンゲリオンやシン・ゴジラ関連のグッズがずらり。ここでしか手に入らないオリジナルグッズもあります。メインビジュアルがプリントされたバームクーヘンや、安野モヨコイラストの缶バッジ、ポストカードなどはこの展覧会の限定品。シン・ゴジラの名セリフがエヴァ風に表現された缶バッジやキーホルダーも!あ、これこのシーン…なんて見た人同士で会話が弾みそうです。会期は8日間とかなり短い期間ですが、ファンなら絶対予定を合わせて見に行ってほしい!といえる充実の内容でした!今後の庵野氏、スタジオカラーの活躍にもますます注目です。開催概要名称:株式会社カラー10 周年記念展~過去(これまで)のエヴァと、未来(これから)のエヴァ。そして現在(いま)のスタジオカラー会場:ラフォーレミュージアム原宿(東京都渋谷区神宮前1丁目11−6 ラフォーレ原宿6階)期間:2016年11月23日(祝・水)~11月30日(水)の計8日間時間:11:00~21:00 (最終入場は20:00)※場内の混在状況によっては入場が制限される場合がありますURL:料金:500円 (税込)当日券購入方法:11月23日(祝・水)よりラフォーレミュージアム会場入り口での販売問い合わせ先:03-6712-7839 株式会社カラー10年記念展事務局(平日 10:00~18:00)
2016年11月22日2017年3月8日(水)~6月5日(月)の期間中、「ミュシャ展」が開催されます。会場は東京都港区の国立新美術館。アール・ヌーヴォーを代表する芸術家、アルフォンス・ミュシャの作品がかつてない規模で展示されます。注目は連作『スラヴ叙事詩』。20作すべてがチェコ国外で一度に公開されるのは世界初です。この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。アルフォンス・ミュシャとは?1860年に当時のオーストリア領モラヴィア(現在のチェコ東部)に生まれたアルフォンス・ミュシャは、グラフィックデザイナー、宝飾デザイナー、画家など幅広く活躍した芸術家です。アール・ヌーヴォーに華々しく現れ、1939年に没するまで多くの作品を制作しました。流麗で洗練された女性像を描いたほか、故郷のチェコやスラヴ民族を題材にした作品でも知られます。特に晩年の17年間を制作に費やした『スラヴ叙事詩』は、スラヴ民族のアイデンティティをテーマに、民族の栄光と歴史をめぐる壮大なスペクタクルを全20作にわたって描いた傑作です。●初日は講演会を開催ミュシャの生涯や作品の背景をより深く知るなら「ミュシャ展」初日、3月8日(水)の講演会に参加するのがおすすめです。今回の「チェコ展」の監修も行った美術評論家のヴラスタ・チハーコヴァー氏を迎え、講演会「ミュシャとムハ、アール・ヌーヴォーから《スラヴ叙事詩》への道」がおこなわれます。聴講無料、展覧会の半券で入場可能です。講演会「ミュシャとムハ、アール・ヌーヴォーから《スラヴ叙事詩》への道」講師:ヴラスタ・チハーコヴァー(美術評論家・「ミュシャ展」監修者)開催日時:2017年3月8日(水)14:00~15:30(13:30開場)会場:会場:国立新美術館3階講堂※定員は先着260名。内容や日時は都合により変更となる場合があります。「ミュシャ展」のポイントはここ!3つの見どころをチェック●圧巻!最大6m×8mサイズの超大作連作『スラヴ叙事詩』は「時間と空間を体験するかのような絵画」、「まるで演劇を見ているかのような作品」と称されます。その理由の1つが作品の大きさです。カンヴァスいっぱいに描かれた風景や人物に、鑑賞者は引き込まれずにいられません。大きなものでは6m×8mのサイズにもなります。ときに繊細でときに荒々しいタッチ、アール・ヌーヴォー時代には見られなかった写実的な描写など、1つひとつの表現に目を奪われるでしょう。●チェコ国外では世界初!全20作を一挙公開ミュシャが17年かけて制作した『スラヴ叙事詩』は全部で20作。チェコ国外で20作すべてが一度に公開されるのは、本展が世界ではじめてです。スラヴ民族の祖先を描いた「原故郷のスラヴ民族」を皮切りに作品を順に鑑賞すれば、スラヴ民族の歩みを追体験することができます。『スラヴ叙事詩』は、2012年5月にプラハ国立美術館ヴェレトゥルジュニー宮殿(見本市宮殿)で全作品が公開されるまで、ほとんど人目に触れることがありませんでした。20作が一挙に公開される、貴重な機会は見逃せません。●華麗にして妖艶!アール・ヌーヴォーの逸品も必見縦長の画面に描かれた女性像は、ほぼ等身大。茶色と黄金色を主とした柔らかな色調の衣をまとった、威厳ある姿です。神々しさすらただよう数々の女性像は、華麗にして妖艶。作品を通じて女性美の極致に触れることができます。本展ではミュシャを一躍時代の寵児に押し上げたアール・ヌーヴォーの舞台ポスターや商業ポスター、装飾パネルも公開されます。至宝と称えられたミュシャデザインの「蛇のブレスレットと指輪」も展示。『スラヴ叙事詩』に至るまでのミュシャを、100点あまりの展示でたどりましょう。本展の前売りチケットの販売期間は、2016年11月2日(水)~2017年3月7日(火)です(国立新美術館での販売は3月6日まで)。ミュシャの最高傑作を間近で堪能できるチャンスです。■イベント概要名称:国立新美術館開館10周年チェコ文化事業「ミュシャ展」開催期間:2017年3月8日(水)~6月5日(月)時間:10:00~18:00※毎週金曜日は20:00まで。入場は閉館の30分前まで。休館日:毎週火曜日 ※5月2日(火)は開館。会場:国立新美術館 企画展示室2F所在地:東京都港区六本木7-22-2料金:※中学生以下は無料【前売り券】大人1,400円、大学生1,000円、高校生600円【当日券】大人1,600円、大学生1,200円、高校生800円【チケット取り扱いサイト】展覧会公式チケットサイト:チケットぴあ(Pコード:767-931):ローソンチケット(Lコード:38800):セブンチケット(セブンコード:049-880):イープラス:公式サイト:
2016年11月20日箱根のポーラ美術館では現在、企画展「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線」が開催されています。期間は2017年3月3日(金)まで。19世紀末から20世紀へ、激しく変化していくパリに生きた3人の芸術家。それぞれのまなざしを通して、「時代の変貌」をさぐります。展覧会のみどころ20世紀初頭、パリの下町「モンパルナス」に住んでいたという共通項をもつアンリ・ルソー、レオナール・フジタ(藤田嗣治)、ウジェーヌ・アジェの3人。彼らは華やかな市街地ではなく、郊外に視線をむけました。都市と素朴な自然が交わる境界線を描くことで感じた、新世紀の詩情を表現しています。また、3人それぞれが非常に型破りな芸術家であったというバックグラウンドにも注目したいところ。ルソーは税関吏として、フジタは職人として、そしてアジェは記録写真家として、いわゆるアカデミックな芸術とは異なるアプローチで独自の芸術を生み出しました。既存のものにとらわれない独創的な作風に垣間見える、それぞれの人間性も魅力的です。パリの境界線にみた時代の変貌かつて壁や防塁に囲まれていた城砦都市パリ。20世紀初頭には、都市の周縁に移民や貧困者が住み着き、パリの街が拡張されてゆきました。ルソー、フジタ、アジェらは特に都市中心部ではなく郊外に目を向け、パリの変貌する姿をそれぞれの作品を通じて描き出していきます。3人の作品と同時代の作家の作品も合わせて紹介しながら、都市の境界線に映し出される「時代の変貌」へ向けられた視線をたどります。彼らの作品の一部を見てみましょう。こちらはルソーの作品です。大きな橋が印象的ですね。こちらもルソーが描いた橋の絵。パリの象徴、エッフェル塔も描かれています。美しい空にふわりと飛行船が飛んでいます。林のようにみえるものの向こう側にはどんな風景が広がっているのでしょうか。見えない部分を想像するのも楽しいですね。 最後はアジェの写真。パリ中心部の様子です。人が多く行き交う活気ある町の一瞬をとらえています。この企画展では、同じ時代を捉えた写真と絵画をいっしょに展示しているのが特徴です。また、3人それぞれの視点でみた街がどんなものだったのか。比べてみるのもおもしろそうですね。芸術の秋、箱根でアートを感じてみてはいかがでしょうか。イベント詳細名称:ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線開催期間:2016年9月10日(土)~2017年3月3日(金)※会期中無休入館料:大人1,800円シニア割引(65歳以上)1,600円大学・高校生1,300円中学・小学生700円主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館作品点数:約130点会場:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285お問い合わせ:0460-84-2111開館時間:9:00~17:00公式サイト:
2016年11月19日