阪神電気鉄道とそのグループ会社である六甲山観光は11月24日まで、六甲山上の9会場において開催している現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014」で、パフォーマンスイベントの「ザ・シアター」を実施する。○アーティストとふれあえる参加型プログラムも実施11月2日と3日には、"なにわのコリオグラファー・しげやん"こと、北村成美の「しげやんと行く! 六甲の休日」を開催。六甲オルゴールミュージアムが所蔵する自動演奏楽器の演奏に乗せて、ソロダンスを披露する。時間は18時から。料金は無料、定員80名で予約が必要。予約は公式WEBサイトで受け付けている。また、同日には、11時から天覧台、14時から六甲山カンツリーハウスにてミニライブも行う。公演時間は約20分間で、予約は不要。14時からのライブでは、事前に「六甲ダンス」の振り付けを動画で公開し、当日一緒に踊ってくれる人を募集している。11月23日と24日には、自然や都市などのさまざまな環境でスリリングなパフォーマンスや、映像、写真作品を制作するグループ「contact Gonzo」の「yama surfer, returns.」を開催。六甲山カンツリーハウス内にある「斜面」にて15時から。料金は無料となる。なお、それぞれの公演会場への入場は、同展の鑑賞チケット、または、各会場施設の入場券が必要となる。鑑賞チケット(税込)は、大人が1,850円(中学生以上)、小人は930円(4歳~小学生)。同チケットで「自然体感展望台 六甲枝垂れ」「六甲山カンツリーハウス」「六甲高山植物園」「六甲オルゴールミュージアム」に入場が可能となる。
2014年10月24日青森の十和田市現代美術館は、11月1日より展覧会「田中忠三郎が伝える精神」を開催する。本展は、生涯を懸けて青森の民俗文化を研究した田中忠三郎にフォーカスしたもの。アンティークコレクターとしても有名な田中が収蔵した、貴重な衣服や民具などを展示。更に、南部菱刺しや刺繍、衣装など独自の視点で素材と向き合う、山下陽光、「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」の山縣良和ら現代の作家による作品も多数出展される。期間中には館内に「手わざ工房」がオープン。刺し子や刺繍、あやとりなど、指先を使った仕事や遊びを楽しむ空間として開放される。また、週末にはワークショップも開催される予定。11月23日には青森伝統の南部菱刺しを用いて、小さなアート作品を製作出来る。12月7日には「津軽こぎん刺し体験」が、1月10日には「南部菱刺しでよみがえる思い出の服たち」が催される予定だ。その他、11月1日には宮城県の震災復興や障害者表現活動などをテーマに、様々な映像作品を撮り続ける監督、泉山朗土による作品を上映。翌日には“消えゆく昔の暮らしを体験し「ものにこめられた思い」をうけとる旅”と題して、バスツアーが開催される。【イベント情報】田中忠三郎が伝える精神会場:十和田市現代美術館住所:青森県十和田市西2-10-9会期:11月1日から2015年2月15日時間:9:00から17:00休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月26日から1月1日入場料:1,000円高校生以下無料
2014年10月23日イギリスのバンド、オアシスの歴史に迫る展覧会が10月28日(火)までLAFORET MUSEUM 原宿で開催中。同展覧会は、オアシスがデビューを果たしてから世界的現象となるまでの1993年から1997年までを振り返るプロジェクト、「チェイシング・ザ・サン」の一環として開催。すでに今年の4月にイギリスのロンドンで初開催され、4万人以上を動員。日本はロンドンに続き世界で2か所目の開催。展覧会ではバンド初期の秘蔵写真や、メンバーの楽器や私物などレアグッズの展示、デビューアルバム『Definitely Maybe』のジャケット写真が再現できるコーナーなど、オアシスが世界的バンドに登りつめるまでの足跡を様々な展示物で知る事ができる。また、日本だけのスペシャルコンテンツとして、ジャパンツアーに同行していたMITCH IKEDAによる写真の展示や、1994年に渋谷CLUB QUATTROで行われた初来日公演のライブ映像上映、オアシスの日本限定スペシャルグッズの販売が行なわれる。入場券は発売中。■「CHASING THE SUN: OASIS 1993 ~ 1997 ♯あなたにとってのオアシスとは」開催期間:10月25日(土)~10月28日(火)開館時間:【10月25日(土)~10月27日(月)】11:00~21:00【10月28日(火)】11:00~18:00※最終入館はそれぞれ閉館の30分前まで前売券:一般1,200円(税込) / 学生1,000円(税込)チケットは、期間中1回有効。小学生以下は無料。公演内容に関する詳細は公式サイトまで。
2014年10月22日スイス発の時計ブランド「オメガ(OMEGA)」は、希少なウィメンズタイムピースを展示する展覧会「A Journey Through Time」を全国4店舗で開催する。本展ではオメガミュージアムに収蔵された様々なコレクションを展示。その中でも1956年に発表された「レディマティック」は当時、世界最小だった女性用時計で、その名前は“レディ”と“オートマティック”から付けられたもの。他にも、50年代に登場したシークレットウォッチでは、ダイヤル部分にダイヤモンドカバーを付けたモデルや、バゲットカットのオレンジトパーズを使用したものなどがお披露目される。開催期間は阪急うめだ本店が10月29日から11月4日まで、新宿高屋店が11月12日から25日まで、ジェイアール名古屋タカシマヤ店が12月2日から7日まで、大阪高島屋店が12月17日から23日まで。オメガは、1848年にスイスのラ・ショー・ド・フォンで創業。1932年のロサンゼルスオリンピックで初めて一つのブランドで公式計時を務めて以来、五輪公式タイムキーパーブランドとして採用された最多記録を持つ。1969年、人類初の月面着陸に携行された、NASAの正式装備品であり、また、ジャック・マイヨールが無酸素潜水の記録を打ち立てた際に着用していたのもオメガだった。その一方で、ハイジュエリーウォッチを始めとする、ウィメンズウォッチも古くから製作。英国王室御用達であったアンドリュー・グリマや、ジルベール・アルベールといった各時代を代表するデザイナー達も数多くのオメガのデザインを手掛けてきた。1900年のパリ万国博覧会でのグランプリ受賞を始め、数々の賞も受賞している。
2014年10月15日カネカは9月29日、京都国立博物館で10月7日~11月24日の期間中に開催される特別展覧会「国宝 鳥獣戯画と高山寺」に同社の有機EL照明パネルが展示照明として採用されたと発表した。「鳥獣人物戯画」は動物を擬人化して生き生きと描いた、日本の古美術の中でも最も知名度が高い作品のひとつで、同展覧会は全4巻の保存修理が完成した記念として開かれる。同社の有機EL照明パネルが採用された理由は、薄く、軽量で発光に伴う発熱も抑えられるため、展示物や展示空間と調和した照明設置が可能であることや、面で発行し全体的に柔らかく照らすため展示物全体に均等に光が広がることに加えて、紫外線や赤外線の発生がなく保存科学の観点から「国宝」を照らす照明に適している点だという。同社は「東洋美術をはじめ、あらゆる絵画・美術品の展示照明分野に有機EL照明パネルを積極展開し、新しい用途を開拓するとともに、国内および欧米の市場への事業展開を加速さえていく」とコメントしている。
2014年09月29日ファッションデザイナーとアーティストの二つの顔を持つ小篠弘子(コシノヒロコ)が8月24日まで、東京・銀座のKHギャラリーで展覧会「樹、そして生、輝、軌、喜、気・・・」を開催している。2012年のギャラリーオープンから7回目となる今回の展覧会は、小篠が長年描いてきた「樹」をテーマにした15体の作品を集めたもの。新作の他、以前パリで展覧会を行った時に発表した作品や今年1月に京都で行われた小篠の喜寿を祝う会で飾られた屏風などを展示している。オープニングレセプションに出席した小篠氏は「13年前、芦屋にアトリエをオープンした時には、そこに植えたセンペルセコイヤのように、一生みずみずしく、若々しくいたいと思い、アトリエをセンペルと名付けた。今も自然の中で生活することが大切だと考え、東京でファッションの仕事をし、週末には芦屋に戻って自然や樹から元気をもらって作品を作るという生活を続けている。ある意味で、樹は私の永遠のテーマ。人間には無い自然のエネルギーの強さや大地に根を張り、でんと構える姿や生き様に憧れている」と話した。【イベント情報】樹、そして生、輝、軌、喜、気・・・会場:KHギャラリー銀座住所:東京都中央区銀座4-3-13和光並木通りビル地下1階会期:8月24日まで時間:10:30から19:00会期中無休(8月9日から17日は夏期休業)
2014年06月16日フランス・ノルマンディーのクリスチャン ディオール ミュージアムでは、「ディオール(Dior)」の世界的な成功において写真がどのように貢献したかを振り返る展覧会「ディオールレジェンダリーイメージズ(Dior: The Legendary Images)」が開催されている。9月21日まで。同展では、フォトグラファーの視点、そこから生まれるディオールのスタイル、ディオールのイメージがどう作られたかの三つのテーマに焦点を当てる。リチャード・アヴェドン、アーヴィング・ペン、ピーター・リンドバーグといった戦後から現代に至るまでの写真家達による200点を超える作品を約60体のオークトチュールドレス、アーカイブ資料とともに展示。60年以上にも渡るファッションフォトグラフィーの歴史を辿ることができる。更に、同展と同名の写真集も発売中。アメリカ人写真家のパット・イングリッシュによるディオールの最初のショーを撮影した歴史的な写真を始め、セシル・ビートンが自宅でのクリスチャン・ディオールの姿を撮影した作品など、これまでに公表されてこなかった写真も収録されている。【イベント情報】ディオールレジェンダリーイメージズ(Dior: The Legendary Images)会場:クリスチャン ディオール ミュージアム住所:1 Rue d’Estouteville, 50400 Granville,会期:9月21日まで時間:10:00から18:30(最終入場18:00)料金:7ユーロ
2014年06月15日大阪生まれの人気絵本作家・長谷川義史氏の作品を一堂に集めた展覧会『ようおこし 長谷川義史 絵本原画の世界』が、4月26日(土)から京都・美術館「えき」KYOTOで始まる。どこか優しくてほっとするストーリーと個性ある登場人物が、独特のタッチで描かれる作品は、子供から大人までを虜にする不思議な魅力にあふれている。「ようおこし 長谷川義史 絵本原画の世界」チケット情報展覧会では、デビュー作『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』をはじめ、『いいからいいから』『オツベルと象』『大阪うまいもんのうた』『だじゃれ日本一周』『おかあちゃんがつくったる』『シバ犬のチャイ』など代表作の絵本原画を中心に、スケッチや演劇ポスターなどの作品も展示。長谷川義史氏の作品と魅力を堪能できる絶好の機会となる。また、実際に絵本を読むことのできるコーナーの設置や、オリジナルグッズの販売も行われるなどのお楽しみも!子どもや家族と一緒にユニークな長谷川義史ワールドを体感しに、お出かけしてみてはいかがだろうか。■プロフィール長谷川義史(はせがわよしふみ)1961年大阪府藤井寺市生まれ。グラフィックデザイナーとして活動の後、絵本作家として活躍。『おたまさんのおかいさん』(解放出版社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。精力的に絵本作品を発表し続けている。また、現在MBSの人気情報番組『ちちんぷいぷい』の「とびだせ!えほん」コーナー(木曜・不定期で放送)にも出演中。■『ようおこし 長谷川義史 絵本原画の世界』会期:4月26日(土)~5月25日(日)10:00~20:00※最終入館は閉館30分前まで。 <会期中無休>会場:美術館「えき」KYOTO料金:一般-600円 高・大学生-400円 小・中学生-200円※料金はチケットぴあでご購入いただいた場合の優待料金です。※小学生未満は無料。期間中1回有効。
2014年04月22日武蔵野美術大学 美術館・図書館は、造形学部卒業制作および大学院修了制作における優秀作品を集めた展覧会「平成25年度 武蔵野美術大学 造形学部卒業制作・大学院修了制作 優秀作品展」を開催する。会期は4月7日~4月30日。会場は武蔵野美術大学美術館。入館は無料。本展は、造形学部卒業制作および大学院修了制作において"優秀賞"を受賞した学生作品を一堂に集めて展示するもので、1967年より続く歴史ある展覧会となっている。今回展示される平成25年度の受賞作品(約100点)には、絵画、彫刻、メディアアートなどの美術作品、グラフィック、工芸、建築などのデザイン作品などのほか、研究論文なども含まれており、いずれも"ムサビ"を代表する学生たちの独創的な表現が楽しめるとのこと。また、会場となる美術館・図書館全体を使った展示手法も特徴のひとつで、美術館に5つある展示室には絵画、デザイン、映像、インスタレーションといった多岐に渡る作品が展示されるほか、図書館では大階段を使って造形理論や美術史、デザイン論についての論文などが展示されるという。さらに、吹き抜けになっている美術館アトリウムにも、彫刻などの立体作品が並ぶ予定となっている。
2014年03月11日建築家・永山祐子の展覧会「建築から始まる未来-豊島×横尾忠則、宇和島×束芋×ほしよりこ-」が、東京・表参道のジャイル(GYRE)内アートスペース、アイ・オブ・ジャイル(EYE OF GYRE)で開催されている。11月24日まで。入場無料。本展では、今夏永山が手掛けた瀬戸内海周辺での二つのアートプロジェクトを、映像や写真、建築模型を用いて紹介。建築やアートのエネルギーによる地域再生を目指し、新たなコミュニティーを創造する取り組みとして話題となったプロジェクトのビジョンを提示する。一つ目の「豊島横尾館」は、現代美術家の横尾忠則の絵画作品「原始宇宙」の平面作品11点と、円塔の中や庭園でのインスタレーション作品、建築と一体となった美術館。もう一つの「AT ART UWAJIMA 2013」からは、作家の司馬遼太郎らが滞在したことでも知られる1911年創業の宇和島の老舗の「木屋旅館」をリノベーションするというアートプロジェクトを紹介。畳の一部をアクリル板にし、欄間(らんま)や壁、天井などに漫画家・ほしよりこが書く小説に基づき現代美術家の束芋が制作した映像が映し出された。他にも、宇和島のアーケードにある文具店をリノベーションしたプロジェクトや、 理想の街をつくる観客参加型の展示も登場する。会期中の11月17日には、永山と束芋によるトークショー「建築×アートの可能性」も開催。司会は、アートダイナミクスの生駒芳子が担当する。また関連商品の販売も実施。「AT ART UWAJIMA 2013」のために書かれた、ほしよりこの小説「そういう事がずっと続く」(700円)、束芋デザインの「宇和島Tシャツ」(2,500円)、宝飾品にならない真珠を蘇らせた「リパール」で作った、ほしよりこ、束芋、永山祐子監修のオリジナル限定商品などがそろう。
2013年11月08日インテリアデザイナー・小林幹也の新作家具やプロダクトを集めた展覧会が6月6日より東京・初台のリビングデザインセンターオゾン(OZONE)4階「にっぽんフォルム」にて開催される。7月30日まで。新しい生活・住まいをテーマに、にっぽんフォルムの定番アイテムである置畳を使った低座の暮らしを、小林が考える理想の家具や道具を用いてコーディネート。食事の支度、団欒、片付けなど日々繰り返される日常と調和した空間が提案される。会場には小林がこれまでコラボレーションしてきた数々のシリーズから新作を中心に50種以上のプロダクトが並ぶ。カリモク家具とコラボしたシリーズ「ハル(HARU)」からはウォールナット仕様のアームチェアが登場。HARUは“住空間で圧迫感を与えず、存在を主張しすぎず、どんな生活空間にも調和して、心地良い佇まいを醸し出す家具”として小林がデザイン。「貫(ぬき)」と言われる脚部の補強材を使用せず、「フィンガー・ジョイント」と呼ばれる高度な接合技術により強度を確保し極力軽やかに仕上げられている。その他にも、徳島県の冨士ファニチア「nagiシリーズ」、北海道旭川の木工職人と協働したプロダクト「kime」の新作カードケース、富山県高岡の鋳器や銅器の道具コレクション「IKI」や「KANAYA」、小さな木片を再利用した家具・道具「chii」、代表作「UKI HASHI」「TATE OTAMA」、最新プロダクトのドアチャイム「Timbre」が展示される。小林は1981年生まれ。2005年武蔵野美術大学卒業。06年にMIKIYA KOBAYASHI DESIGNを設立。10年、ドイツの「iF product design award」にて最高位である金賞受賞。11年にはショップ「タイヨウのした(TAIYOU no SHITA)」をオープン。12年には社名を株式会社小林幹也スタジオへ改名し、法人化。また、7月5日には文筆家で写真家のジョー・スズキをインタビュアーに迎えたトークイベントも開催される。【イベント情報】MIKIYA KOBAYASHI × NIPPON FORM タイヨウのした、新しい生活ハジマル。会期:6月6日から7月30日場所:にっぽんフォルム住所:東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワーリビングデザインセンターOZONE4階時間:10:30から19:00休館日:水曜日トークイベント「デザインクロストーク:小林幹也の魅力を探るージョー・スズキインタビュー」会期:7月5日17:00から19:00まで(終了後、交流会を予定)場所:リビングデザインセンターOZONE8階セミナールーム定員:50名(予約制)無料
2013年05月28日自分の部屋のインテリアにこだわりがあるという人は多いかもしれません。どんなコンセプトのインテリアにしていますか? 単に居心地のよさや癒やしを求めるだけでなく、純粋に美しさを求めたり、もっと自分自身の内面に訴えかけてくるような、強い印象を放つインテリアはいかがでしょうか。これまでにない、新鮮で豊かな部屋作りの参考になりそうな展覧会が行われます。それは、5月24、25、26日の3日間、表参道のスパイラルガーデンで行われる展覧会『妖しのインテリア』。この展覧会では、FREDERIQUE MORRELとBOKJAの新作が一同に発表されます。FREDERIQUE MORREL(フレデリック・モレル)は、パリでスタートしたアヴァンギャルドなインテリアブランドで、アダムとイヴ、エデンの園、失楽園やノアの方舟といった神話的な要素にインスピレーションを受け、スピリチュアルな美意識溢れる作品を多く発表しています。また、BOKJA(ボクジャ)は、レバノンの首都、ベイルートに拠点を置くHoda Baroudi(ホダ・バロウディ) とMaria Hibri(マリア・ヒブリ)による才能豊かなデザインデュオです。キリムなどの伝統的工芸に尊敬と情熱を注いでおり、叙情的な色づかいが美しく、ハンドメイドならではのクラフトマンシップを感じる、高い芸術性を持った作品を生み出しています。この2組の作家をはじめ、インテリアの世界ではミニマルからデコラティブへトレンドは移り、心の内面や、外へのメッセージを、ストレートに表現する作家が世界で台頭してきているそう。常識や合議とは無縁な、作家個人の魂が込められた作品は、面妖にさえ感じる美しさを放ちます。作品から受ける鮮烈な印象、妖しげな個性は、自分の部屋のインテリアを改めて見直すきっかけになるかもしれません。この展覧会を開催するトーヨーキッチン&リビングは、 インテリアの世界にこの妖しさが、一つの方向性を示唆して行くと考えているとか。同時に別会場、ルーチェ・トーヨーキッチンスタイルにて坂井直樹氏の新作照明と食器の展示発表を行なわれます。ドクロの絵柄が強烈な印象の髑髏伊万里(ドクロイマリ)など、こちらも気になる作品が見られそうです。これまで見たことのないような、妖しいほどに美しい作品との出会いが待っているかも。ぜひ足を運んでみては?・妖しのインテリア会期:5月24~26日 11:00~20:00会場:スパイラルガーデン同時開催:ルーチェTOYO KITCHEN STYLE 公式サイト
2013年05月21日神奈川県・箱根の「彫刻の森美術館」は、俳優・井浦新さんの撮影による2013年カレンダーの発行を記念して、同氏の写真活動を紹介する展覧会「井浦新 空は暁、黄昏れ展」を、12月22日から3月3日まで開催。同館の本館ギャラリーが会場となる。同展では、同氏が今まで撮りためた写真や、カレンダー撮影のために当館の風景を納めた写真、箱根を含めた自然や文化、風土、歴史を撮影した写真を3つのセクションにわけて展示。また、同氏のアイデアで構成した、五感で感じる写真展会場を構築する。ギャラリー入り口のガラス面には、箱根旧街道の石畳の写真を展示。石畳の写真は1階展示室の床面にも貼りめぐらし、同氏の考える「新・富嶽シリーズ」や、箱根のさまざまな祭りや自然を納めた写真のほか、床一面を使った巨大な作品を展示する。中2階展示室は、モノクロームの部屋となり、小田原ぢょうちんをはじめ、和紙を使った作品などを展示。2階展示室は”映画館”をコンセプトにし、展覧会に向けての撮影を追ったドキュメンタリー映像と、同氏が撮り続けた写真をスライドショーで投影する。開館時間は9時から17時まで、入場料は一般1,600円、65歳以上1,100円、大学生・高校生1,100円、中学生・小学生800円。詳細は、同館公式ホームページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日今年で創業140周年を迎える資生堂と毎日新聞社は、いわき産業創造会館にて展覧会「希望 イロイロ バルーン展」を2012年12月21日(金)~25日(火)の期間中に共催する。会期中は、子供向けのワークショップなど様々な関連イベントが実施される。資生堂と毎日新聞社は、福島の“未来や希望を探す”ことをテーマに取り組む「ふくしまの希望ふくらむプロジェクト」を立ち上げた。子供たちのいろいろな夢を「お化粧のチカラ」で美しくかなえ、「活字のチカラ」で広く伝え日本中に希望を伝える「希望 イロイロ バルーン展」を開催する。展示する作品は、「絵」と「作文」の2部門を福島在住の小学生を対象に募集。合計305点の応募の中から、絵部門では「未来のワタシ・未来のボク」をテーマに将来の自分をイメージした絵をテーマに24作品、作文部門では「すてきになってほしいおとな」をテーマに8作品が選出された。それらの作品を、資生堂のクリエイター、ヘア・メーキャップアーティストが協力し、オリジナルポスターを創作。応募作品は展示会場およびウェブサイトにも公開される。【希望 イロイロ バルーン展】会期:2012年12月21日(金)~25日(火)時間:10:00~20:00(最終日のみ15:00まで)会場:いわき産業創造会館(JRいわき駅徒歩3分、ラトブ6階)いろいろバルーン特設サイト:元の記事を読む
2012年11月17日BEAT TAKESHI KITANOの国内初の展覧会『BEAT TAKESHI KITANO絵描き小僧展』が4月13日(金)から東京オペラシティ アートギャラリーで開催。開催を目前に控えた11日には同会場で、内覧会と会見が行われた。『BEAT TAKESHI KITANO絵描き小僧展』開催情報同展は2010年にパリで開催され人気を呼んだ展覧会の日本凱旋版。アクリルを使った鮮やかな絵画や巨大インスタレーション、パリ展後に制作された版画など約80点を展示する。現代アーティストとして会見に登場したBEAT TAKESHI KITANOは、「あんまり褒められて困っちゃてる。浅草の花やしきに飾ってあるようなものなのに。6、7歳の子どもが描いたものだと思ってもらえればいい。ただひとつの願いは、楽しんでもらうことです」と挨拶。また、内覧会に駆けつけた女優の黒谷友香は「たけしさんの頭の中に入っていく感じ。刺激を受けて思わず見入ってしまいました」と、BEAT TAKESHI KITANO作品の魅力について語った。『BEAT TAKESHI KITANO絵描き小僧展』は4月13日(金)から9月2日(日)まで、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催。■『BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展 Fondation Cartier pour l’art contemporain』開催期間:2012年4月13日(金)~9月2日(日)開館時間:11時~19時 (金、土は~20時最終入場30分前)休館日:毎週月曜(祝日の場合は翌日、※GWは無休)、8月5日(日)
2012年04月12日子どもは好奇心がいっぱい。元気よく駆け回り、遊んで、言葉やモノを覚えていくためには、住まいにもちょっとした工夫が欲しい。リビングデザインセンターOZONEでは、春休みからゴールデンウィークの期間にかけて、子どもと暮らすインテリアをテーマにした展覧会「子どもとつむぐ、住まい時間」を開催する。リビングデザインセンターOZONEでは、デザイン性の高いリフォームやインテリアを応援するプログラム「OZONEデザインリフォーム&インテリア」を常時実施している。そこで活躍するインテリアデザイナーが、これまでお客様に提案やアドバイスしてきたことを元に空間展示をする。インテリア事例紹介やワークショップなどを通して、インテリアのコツを多面的に紹介する。今回の見どころである空間展示の1つは、土間のような使い方ができる「広めの玄関」。新築やリフォームの際に、玄関を広く取ることを提案する。ベビーカーや自転車、子どもが外で遊ぶための玩具や道具を仕舞う場所として活用できるからだ。また、玄関の近くに家族が共有して使える「ファミリークロゼット」を置くのも手。家族全員のコートや帽子、バッグなどを収納すれば、おでかけの際に皆で一緒に身支度ができて便利である。ワークショップでは収納や片づけの方法、安全な内装材選び、マネープランなどをテーマに実施予定。子育てを楽しみながら、家族が心地よく暮らせる住まいとは? 本展はそのヒントを教えてくれる絶好の機会と言える。入園や入学、進級を控えた子どもと一緒に出かけてみてはいかが?「子どもとつむぐ、住まい時間」日時:2012年3月22日(木)~5月8日(火)10:30~19:00 水曜日休館会場:リビングデザインセンターOZONE 3階OZONEプラザ東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワーTel. 03-5322-6500 ※掲載写真は前年の展覧会の空間展示、及びワークショップ風景取材/杉江あこ
2012年03月10日「ノンタン」の作者である絵本作家キヨノサチコさんの初の本格的展覧会が2012年1月18日から松屋銀座で開催される。ⓒキヨノサチコ/偕成社 絵本作家キヨノサチコさんによって生み出された猫の男の子 「ノンタン」。2人のお子さんのお母さんでもあったキヨノさんは自らをママノンタンと呼び、いつもあふれるばかりの愛情でノンタンを描き、40作以上もの作品を子どもたちのもとへと送りだした。2008年、キヨノさんは亡くなったが、「自分がいなくなっても、子どもたちのなかでノンタンはずっと生き続けてほしい」という願いどおり、「ノンタン」は親から子へと世代を越えて愛されている。 「あかんべぎつね」ⓒキヨノサチコ本展では、1976年『ノンタン ぶらんこのせて』(偕成社)が刊行されてから35年を記念して、初公開となるノンタン誕生のきっかけであった「あかんべぎつね」の原画をはじめ、キヨノさん没後2011年に刊行の『ノンタン スプーンたんたんたん』を含む絵本原画、スケッチなど約150点を展示し、キヨノさんが「ノンタン」に込めたメッセージと作品の魅力存分に堪能することができる。また、会場では展覧会限定品や先行販売商品をはじめ、絵本、ステーショナリー、ぬいぐるみまでさまざまなグッズを販売する。ⓒKIYONO/K※写真:展覧会限定『ノンタン スプーンたんたんたん』(ぬりえブック付き) 630円(税込)ⓒKIYONO/K※写真:展覧会限定ノンタンマグカップ/はみがきはーみー 1,365円(税込)※デザインは変更になることがございます。展覧会限定「ノンタンマグカップ/はみがきはーみー」は『ノンタン はみがきはーみー』で、ノンタンが使っているマグカップとお揃い。「ノンタン」の絵本で育ったママも多いはず。親子で楽しめる展覧会となっているので是非足をはこんでみてはいかがだろうか。[作者 キヨノサチコ]1947年東京に生まれる。1976年に『ノンタン ぶらんこのせて』でデビュー。子どもたちにとって友だちのようなノンタンは、たちまち大人気に。著書は〈ノンタン〉シリーズのほかに、〈トムトム・ブー〉シリーズ、幼年童話〈いたいのかいじゅう〉シリーズがある。ノンタンは3Dのアニメーションにもなっている。2008年逝去。誕生35周年記念キヨノサチコ絵本原画の世界「みんな大好き!ノンタン展」会期:2012年1月18日(水)~1月23日(月)時間:10時~20時 (入場は閉場の30分前まで。最終日は17時閉場)会場:松屋銀座8階イベントスクエア内容:キヨノサチコさんが描く絵本シリーズ「ノンタン」の誕生35年を記念し 原画やスケッチ、画材など約150点を一堂に展示。入場料:大人1,000円(700円)、高大生700円(400円)、中学生以下無料。 ()内は前売料金お問い合わせ:松屋銀座 03‐3567‐1211(大代表)今回、この『キヨノサチコ絵本原画の世界 みんな大好き!ノンタン展』の招待券をペアで4組にしてプレゼント。【プレゼント応募は終了しました】【応募方法】1、おうちスタイルのTwitterアカウント@ouchistyleをフォローしてください。 ★フォローする★ ※当選された際にDMをお送りするために必要となります。フォロー頂かないとキャンペーン応募は無効となりますので、ご注意ください。※Twitterアカウントをお持ちでない方は、 新規登録 を行ってください。2、あなたの「ノンタン大好きエピソード」をつぶやいてください。【例】「子どものころ一番好きな絵本が「ノンタン」です!」「飼ってる猫の名前が“ノンタン”」・・・などあなたの“ノンタン大好きエピソード”をつぶやいてください。*ハッシュタグ #ouchi_nontan をつけて応募してください。 ★今すぐつぶやく★ ※1人何回つぶやいてもOKです。※応募締め切りは2012年1月9日(月)※応募にかかわる通信料は、ご利用者様のご負担となりますのでご了承ください。※当選者には応募締切後にTwitterのダイレクトメッセージで詳細をご連絡いたします。送信後48時間以内にご返信がない場合やご連絡前にTwitterのフォローを外された場合は当選が無効になります。※下記、応募要項をご確認の上、ご応募くださいますようお願い致します。【応募要項】・ご応募に際しお客様に入力いただいた情報は、ご希望いただきましたエキサイトの各種サービスのお知らせメールの送付のために、利用させていただくほかは、抽選・当選者へのプレゼント発送にのみエキサイト(株)にて使用いたします。・正確な情報をご入力いただけない場合およびご登録の内容によって任意項目が空欄である場合、サービスの全て又は一部の提供ができない場合がありますのでご了承下さい。・当選に関する個別のお問合せへの回答はいたしかねますので、ご了承ください。・当選の権利を譲渡することはできません。・プレゼント発送に際しては、ご連絡いただいた氏名・住所等をエキサイト(株)と契約している発送業者、または賞品手配を委託している賞品提供会社にて使用させていただきます。・ご連絡いただいた内容について、開示・訂正・追加・削除・利用停止・消去・第三者提供停止またはお問い合わせを希望される場合は、下記までご連絡ください。エキサイト株式会社 ヘルプセンター エキサイト株式会社個人情報保護管理者
2011年12月28日絵画や彫刻など、美術館や博物館が海外から展覧会のために借りる美術品損傷リスクを国が補償する法案について、開会中の臨時国会に政府が提出することになりそうだ。これは朝日新聞が報じたもの。画像:kubotake’s photostreamこれまで展覧会を開く主催者は、事故や地震などによる損壊に備え、掛け捨て保険を掛けている。しかし近年は、美術品の評価額が国際的に高騰し、またテロなどによる保険料率自体も上昇しているため、展覧会の規模縮小や開催すら断念する事例が生じているという。海外へ出かけずとも著名作品の鑑賞が可能に!このため、菅首相が20日の参院決算委員会で、「制度の内容が固まり次第、法案を国会に提出していきたい」と、提出を急ぐ姿勢を示したもので、来年4月の施行を目指しているとのこと。この内容は、被害額が50億円を超える(最大1千億円までの)部分については国が補償し、これ以下の被害は展覧会主催者が民間保険でまかなうため、国の負担額は最大950億円となる。また補償対象の展覧会は、文化審議会の意見を踏まえ、国公立の施設に限らず年10件程度を選ぶ予定とのこと。美術館の負担が軽くなれば、世界的に著名な作品の展覧会を地方でも行われ易くなるため、わざわざ海外へ出かけずとも作品を鑑賞することができることになりそうだ。
2010年10月22日