映画『こんにちは、母さん』(公開中)の公開中舞台挨拶が13日に都内で行われ、吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、宮藤官九郎、寺尾聰、山田洋次監督が登壇した。同作は山田洋次監督によるオリジナル作。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れると、割烹着を着ていたはずの母親が艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活していることに驚く。恋愛までしているようで戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。○永野芽郁の挑んだシーンに、大泉洋「すごいシーンだった」永野は「山田監督が現場でいつも『(演じた)舞ちゃんのおへそをもうちょっと見せてくれよ!』とおっしゃるので、そのために人生で1番腹筋を鍛えました」と暴露する。この指示について、山田監督は「言ってはいないと思いますけど、1回くらいは言ったかもしれない。大変申し訳ないと思います」と謝罪した。また永野は作中で涙を流すシーンについて「舞が思っていることを初めて告白するシーンだったので、緊張感もありながら撮影していたんですけど、1回目を撮った時に『思ったよりも涙を流してしまったな』なんて思いながらいたら、監督が『舞ちゃんはきれいに泣く必要ないです。顔を崩していいから、もう1度やってみようか』と言ってくださって。そのカットが使われていると思います」と明かす。「きれいに泣かなくていいってのも分かってはいたけど、どこかでセーブしながらやっているところがあったのは、きっと監督が気づいて声をかけて下さったので、自分の中でも思い入れの深いシーンになったなと思います」と語った。そのシーンは大泉も横で見ていたそうで「ウルトラD、Eの難度を見ているようなすごいシーンだったと思います。監督がいろいろ説明して『期待してます、スタート!』という掛け声だったんですよ。それがすごい技だなとおもって。なんでしょうね、本当にワールドカップの選手にテレビを見ている人の感想が届いているような『期待してます!』という言葉と共に『スタート!』と入ったから」と状況を説明。永野も「ちょっとパニックになりますけどね。『期待してます!』と言われると。よかったですけど、無事にできて」と苦笑すると、山田監督は「あんまり覚えてない、僕もちょっとパニック状態になってた」と明かし、会場には笑いが起こっていた。
2023年09月13日映画『こんにちは、母さん』(公開中)の公開中舞台挨拶が13日に都内で行われ、吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、宮藤官九郎、寺尾聰、山田洋次監督が登壇した。同作は山田洋次監督によるオリジナル作。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れると、割烹着を着ていたはずの母親が艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活していることに驚く。恋愛までしているようで戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。○吉永小百合がお祝いきょう13日に92歳の誕生日を迎えた山田監督は、元気な様子で登場。作中では大泉と宮藤の取っ組み合いの喧嘩シーンがあるが、宮藤は「やってると監督がツラツラって入って来たんですね。『もっと速く速く』とかって言って入ってきて、そうすると助監督さんが『危ない危ない』と引き下げる。で、やってるとまた『違う違う』と入っちゃうんで、『危ない危ない危ない』と言って、3人で喧嘩してるみたいな。すごい楽しかったです」と明かし、大泉も「熱の入った演出だったと記憶してます」と爆笑していた。イベントではこの日の観客とキャストからの寄せ書きメッセージボードも登場し、監督も「わあ、すごいなこれ」と喜ぶ。吉永が「お誕生日おめでとうございます。百寿、そして(監督作)100本を目指して、また歩いていただきたいと思います。私たちもついてまいります。おめでとうございます」とメッセージ。監督は「小百合さんにお祝いを言っていただくのは最高ですね」と喜んでいた。
2023年09月13日竹野内豊と山田孝之のW主演で贈るサスペンススリラー映画『唄う六人の女』から場面写真が一挙解禁。また、モントリオールヌーヴォーシネマ映画祭にてワールドプレミア上映されることが決定した。今回解禁となったのは、森の奥深くに迷い込んだ萱島(竹野内豊)と宇和島(山田孝之)、そして2人を監禁する六人の女たちの場面写真。仄暗い森をバックに佇む萱島と、顔に傷を負った宇和島の不穏な姿や、うつろに何かを見つめる“刺す女”(水川あさみ)。寝転びながら優雅に酒を嗜む“濡れる女”(アオイヤマダ)、炎をバックに天を仰ぐ“撒き散らす女”(服部樹咲)。顔を血で染め、獲物を捕えるような目の“牙を剥く女”(萩原みのり)、ニワトリの頭を手に持ち、頬を撫でる男をじっと見る“見つめる女”(桃果)、何かに気づいたような表情の“包み込む女”(武田玲奈)と六人の女たちが勢揃い。彼女たちの表情が際立ち、それぞれの個性溢れるキャラクターが垣間見える場面写真となっており、謎めいた彼女たちの正体がますます気になるものとなた。さらに本作は、10月4日より開催されるモントリオールヌーヴォーシネマ映画祭にてワールドプレミア上映が決定。同映画祭は1971年にはじまったカナダ最古の映画祭で、トロント、バンクーバーと共に国内最大級の映画祭として広く認知されている。本作の招待部門の「TEMPS 0」は、過去に塚本晋也監督、ギャスパー・ノエ監督、デヴィッド・クローネンバーグ監督など、異彩を放つ著名な監督たちの作品も上映してきた観客にも人気の高い部門で、本作の石橋義正監督の『オー!マイキー』シリーズも第33回モントリオールヌーヴォーシネマ映画祭にて上映されている。『唄う六人の女』は10月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:唄う六人の女 2023年10月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023「唄う六人の女」製作委員会
2023年09月11日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が、映画『サイレントラブ』(2024年1月公開)の主演を務めることが11日、明らかになった。ヒロインを浜辺美波が務める。同作は内田英治監督がオリジナル脚本で描くラブストーリー。主人公の青年・蒼(山田涼介)が心惹かれたのは、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏(浜辺美波)。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼は、「ピアニストになるという君の、美しい夢を叶えたい」願いながら美夏とのかけがえのない時間を過ごしていく。山田は主人公の蒼を演じ、ラブストーリー映画初主演となる本作で、声を発することをやめた不器用な人物を繊細に演じ新たな境地を見せる。浜辺は不慮の事故で目が不自由になり、絶望の中でもがくピアニスト・美夏(みか)として、蒼と出逢うことで絶望の淵から希望を見出していく難しい役どころを演じ切る。音楽は、『風の谷のナウシカ』『千と千尋の神隠し』『君たちはどう生きるか』などスタジオジブリをはじめとした作品で音楽を担ってきた久石譲が担当。優しくもどこか切ない音色が2人の物語に花を添える。今回解禁となった特報映像では、蒼と美夏の出会いの場面をはじめとした美しい映像が収められている。ピアノを弾く美夏の姿を偶然見かけた蒼、彼女の手のひらに触れたその時から静かなラブストーリーが始まる。ある出来事から声を発することをやめた蒼と、ある事故により絶望の淵にいるピアニスト志望の美夏が次第に交流を深めていく様子が描かれ、言葉と表情で心を通わすことができない2人だが、お互いの手に触れた感触を確かめ合うように、ゆっくりと心が交差していく。最後には、降りしきる雨の中で悲しみの表情を見せる蒼の姿も。ティザービジュアルには、美しい光の中で互いの存在を確かめあうかのように惹かれあう蒼と美夏の姿が描かれている。○内田英治監督 コメント言葉が氾濫する時代に、極端までにセリフのない映画を作りたい。そう考えて出来上がったオリジナル作品でございます。役者さんの表情や、内面の気持ちの変化だけでストーリーが進んでゆく。優しさや怒りや悲しさが、音楽によって静かに奏でられてゆく。そんな静かな静かな純愛物語でございます。本作では山田涼介さん、浜辺美波さんと初めてご一緒させていただきました。極度に純粋な若い二人の愛の感情を、ほとんどセリフに頼らずに表現しなければならない。そんな難しい役を最高な形で演じていただきました。撮影現場では驚くほど静かに佇んでいながら、その視線の力強さが印象的だった山田さん。静かな優しさがそのまま演技に投影されていた浜辺さん。お二人が持つ素の魅力がより作品に力を与えたと思います。そして音楽を久石譲さんに担当していただきました。その昔、映画を夢見ながら記者をやっていた頃に憧れからインタビューさせていただき「いつか映画監督になったら音楽を作っていただきたい」とお話しして、25年がたちました。今回はその夢が叶った作品でもあります。出来上がった曲を聴いただけで涙してしまいました。そんな曲の数々が、山田さん、浜辺さんの静かな演技と融合します。みなさんぜひお楽しみに。内田英治(C)2024「サイレントラブ」製作委員会
2023年09月11日『ミッドナイトスワン』の内田英治監督オリジナル脚本の最新作『サイレントラブ』が、山田涼介(Hey! Say! JUMP)主演で公開されることが決定。特報映像も到着した。希望もなく、ただ生きているだけの蒼がある日出会ったのは、事故で目が不自由になった音大生の美夏。何があってもピアニストになるという夢を諦めない美夏に心を奪われた蒼は、彼女を全ての危険から守ろうとする。だが、美夏に想いを伝える方法は、そっと触れる人差し指とガムランボールの音色だけ。蒼の不器用すぎる優しさが、ようやく美夏の傷ついた心に届き始めたとき、運命の濁流がふたりをのみこんでいく――。『鋼の錬金術師』シリーズや「王様に捧ぐ薬指」、今月末にはクライムサスペンスエンタテインメント『BAD LANDSバッド・ランズ』の公開を控える山田涼介。今回、ラブストーリー映画初主演となる山田さんが演じるのは、声を発することをやめた不器用な主人公・蒼。繊細に演じ、新たな境地で魅せる。そして、不慮の事故で目が不自由になり、絶望の中でもがくピアニスト・美夏は、朝ドラ「らんまん」ヒロイン役も話題の浜辺美波が演じる。蒼と出逢うことで、絶望の淵から希望を見出していく。また、蒼と美夏の出会いをはじめとした、美しい映像が収められた映像も到着。ピアノを弾く美夏の姿を見かけた蒼。彼女の手に触れたそのときから、ラブストーリーが始まる。そして、次第に交流を深めていく2人。最後には、雨の中で悲しみの表情を見せる蒼の姿が見られる。併せて公開されたティザービジュアルには、美しい光の中でお互いの存在を確かめあうかのように惹かれあう、蒼と美夏の姿が写し出され、切なくて繊細なラブストーリーを期待させる仕上がりとなっている。内田監督は、本作について「言葉が氾濫する時代に、極端までにセリフのない映画を作りたい。そう考えて出来上がった」と経緯を明かし、「山田涼介さん、浜辺美波さんと初めてご一緒させていただきました。極度に純粋な若い二人の愛の感情を、ほとんどセリフに頼らずに表現しなければならない。そんな難しい役を最高な形で演じていただきました。撮影現場では驚くほど静かに佇んでいながら、その視線の力強さが印象的だった山田さん。静かな優しさがそのまま演技に投影されていた浜辺さん。お二人が持つ素の魅力がより作品に力を与えたと思います」とコメントしている。本作の音楽は、スタジオジブリをはじめとした作品を担当してきた久石譲が手掛け、優しくもどこか切ない音色が2人の物語に花を添える。『サイレントラブ』は2024年1月、全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:サイレントラブ 2024年1月、全国にて公開予定(C)2024「サイレントラブ」製作委員会
2023年09月11日スタジオn主催、『山田奈々子メモリアル公演』が2023年11月1日 (水) ~2023年11月2日 (木)に俳優座劇場(東京都港区六本木4-9-2)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて9月10日(日)10:00よりチケット発売開始です。カンフェティにて9月10日(日)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ Twitter Facebook instagram Youtube 2022年帰幽したモダンダンスの巨匠、「山田奈々子」を偲ぶメモリアル公演に、豪華ダンサーが集結!「父、山田五郎、師の高田せい子から受け継がれる日本独自の「現代舞踊」、そして、盟友ワダエミ、吉原幸子、斎藤香らと模索し続けた「アバンギャルド」が交錯する、、、「女」を最後まで描き続けた、山田奈々子の魂(踊り)はどこからくるのか?舞踊評論家うらわまこと」本舞踊公演は、山田奈々子の一周忌に合わせ「偲ぶ会」の代わりとして企画されました。生前の山田奈々子と所縁のあったモダンダンス、コンテンポラリーダンス、舞踏のダンサーが、山田奈々子の名作や山田奈々子に捧げる新作を上演します。出演折原美樹幼少の頃、劇団若草にて正田千鶴退団後、山田奈々子に師事。87年グラハム舞踊団正式入団、2015年まで在籍。2010年、ニューヨークダンス/パフォーマンスアワードのベッシィー賞を受賞。自身のソロ公演シリーズ、Dancing for JAPAN, NuVu Festivalのディレクター、国連にて作品を発表、グラハムテクニックダンスディレクター、National Arts Clubにてレクチャー、piergroupdance にてスティーブン・ピアとのワークショップとパフォーマンス、ブロードウエイ「王様と私」出演。日本では作曲家野澤美香氏とのユニットLotuslotusにて活動、日本向けオンライングラハムクラスも開催中。現在ニューヨーク在住、カンパニーのコーチ、レジサーとして振り付けと作品指導、グラハムスクール、ハートスクールで指導。ベルリンに拠点を置くDance On Project所属。三浦一壮1977年 フランスNancy演劇祭 舞踏舎 門 を上演。Kantor 死の教師 Pina Bausch カフェミューラーの世界初演に遭遇。フランスNancy演劇祭に参加。同年イタリア ベルガモにてGROTWOSKY,Eugenio Barbaの第一囘インターナショナルワークショップフェスティバルに参加。 1989年東西ドイツで統一ベルリンに遭遇。フランスポーランドを中心にヨーロッパ各地を巡回。30年の空白を経て、2018年ラテンアメリカペルーのアヤクーチョART ミーティングに参加。 80歳にして再活動。2021年ラテンアメリカARTミーティング ペルーのリマ、アヤクーチョに参加。2022年フランス・パリ、ドイツ・ケルン、スペイン・セビリアにて筑前琵琶横田桂子とツアー。川口隆夫のバラ色ダンスに客演(2022、2023)。ラテンアメリカARTミーティングの聖地アヤクーチョアンデス山脈の麓海抜3000メートル を、ART パフォーマンス復帰の原点とする。 古武道からの呼吸法を身体表現の根幹に据えるワークショップを各国各地にて…囲碁七段格。妻木律子be offデイレクター正田千鶴モダンダンスフラグメントメンバー東京と宇都宮を拠点にダンス活動を展開する。アメリカ、カナダ、韓国、ドイツ、ラトビアなどの海外公演を行う。1996年より宇都宮に移転、2004年大谷石蔵を利用したユニークなスタジオbe offを設立。現在、be offの運営プロデュースを主軸に、保育園・小学校・美術館等でワークショップを行い「からだを養う場作り」を有機的に展開。栃木県文化協会奨励賞受賞、(一社)現代舞踊協会奨励賞/ベストダンサー賞受賞文化庁派遣在外研修員としてマース・カニンガムスタジオにてダンサー研修(1990年~1991年)、ロンドンTheplaceにてコミュニティダンスのオーガナイザー研修(2004年)を行う。川村美紀子東京都生まれ。2011年より、本格的なダンス活動を開始する。以後、コンテンポラリーダンスの分野で注目に値する活動を繰り広げてきた。2014年に出演・振付した『インナーマミー』でトヨタ コレオグラフィーアワード「次代を担う振付家賞」と「オーディエンス賞」を受賞。2015年、同作で横浜ダンスコレクションEX2015「審査員賞」と「若手振付家のための在日フランス大使館賞」受賞。2016年に渡仏。フランス国立ダンスセンターのCCN/Rを拠点に半年間のアーティスト・イン・レジデンスを体験。パリやリヨン、グルノーブル、マルセイユ、カーン、ル・アーブルで過ごす。近年の出演作として、映画『N・P』(監督:Lisa Spilliaert / 原作:吉本ばなな)、音楽劇『バッコスの信女 ー ホルスタインの雌』(作・演出:市原佐都子)、土方巽『疱瘡譚』の完全コピー役としてTokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13 「TOKYO REAL NDERGROUND|三」がある。山田奈々子 略歴父山田五郎・高田せい子・櫻間金太郎に師事1968年第1回リサイタル虎ノ門ホール以後、額縁舞台を飛び出し意欲的に活躍。1979年詩人吉原幸子、美術ワダエミとダンスグループ活動を開始。女性ならではの繊細で華麗な作品を発表し続け注目される。音楽には竹本弥之太夫・川瀬白秋・半田淳子・西潟昭子など一流邦楽家を迎え、その生演奏により、日本人の感性に響くモダンダンス作品を数多く発表した。2022年11月22日帰幽。受賞歴全国舞踊コンクール技術部門 第3位全国舞踊コンクール創作部門 第1位高松宮賞・文部大臣賞受賞世界平和友好祭国際コンクール銀賞第22回 江口隆哉賞山田奈々子公演概要『山田奈々子メモリアル公演』公演期間:2023年11月1日 (水) ~2023年11月2日 (木)会場:俳優座劇場(東京都港区六本木4-9-2)■出演者折原美樹、三浦一壮、妻木律子、川村美紀子根尾櫻子、清水依子、イトカズナナエ、安藤眞奈子、菊地絹子、渡部里菜、須藤安純、中川亜希、石丸麻子■スタッフ照明:斎藤香音響:吉塚永一舞台監督:専修定雄衣装:山田靖子アナウンス:池田正子制作:村山香澄(SUN ARTS ダンス事務局)撮影:オプトインク協力:俳優座劇場■公演スケジュール11月01日(水) 19:00開演(18時半開場 19時開演)11月02日(木) 14:00開演(13時半開場 14時開演)※開場は開演の30分前■チケット料金一般:5,500円<カンフェティ限定!>カンフェティ割引チケット:4,500円(全席自由・整理番号付き・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月10日「松本さんの40歳の誕生日には、親友の小栗旬さんをはじめ、大河ドラマで共演中のムロツヨシさん、山田裕貴さんらが駆け付け、“殿の不惑”をお祝いしたそうです」(番組関係者)松本潤(40)主演の『どうする家康』(NHK)では、そのムロが演じる豊臣秀吉が関白となった。さらに後半戦を盛り上げる追加キャストとして佐藤浩市(62)が登場。家康を苦しめる“最後の策士”真田昌幸を演じる。佐藤は前作『鎌倉殿の13人』に引き続き、異例の大河2年連続出演となる。その際、こんなコメントも出している。《2年連続での出演依頼があったときは驚きました。ただ、座長の松本潤さんのことは昔から知っていますから、何かご縁があればお手伝いできたらなという思いはありました》テレビ局関係者によれば、2人の交流は20年におよぶという。「もともと松本さんと、浩市さんの奥さんの友人が知り合いだったそうです。その縁で、松本さんの舞台を奥さんと息子・寛一郎さんが見に来て、奥さんから『ぜひ自宅に遊びにきてください』と招待されたのだとか」当時、佐藤家はクリスマスにホームパーティを開いていたという。「浩市さんはそこで初めて会った松本さんと意気投合。以来、松本さんは定期的に佐藤家に出入りすることになったと聞きました。あるときは深夜まで飲んで、2人でカルボナーラを食べに出かけたり、浩市さんが憧れる勝新太郎さんの自伝本を松本さんに貸したこともあったようです」(前出・テレビ局関係者)かつて松本は佐藤との対談で、佐藤からは演技だけでなく、多くのことを学んだと語っていた。その一つがゴルフ。《九州のロケ先で、撮影の合間に浩市さんが打ちっぱなしに行くっていうので連れていってもらって。浩市さんにクラブの握り方から教えてもらったら、初めてなのにちゃんと当たりましたよね(笑)。その気になって今、練習してる最中です》(『MORE』2010年5月)前出のテレビ局関係者は続ける。「浩市さんの奥さんの妹さんがボイストレーニングの先生をやっていたため、松本さんが発声練習を習うようにもなりました。あまりに佐藤家にお世話になりっぱなしだったため、松本さんは“何か僕にも手伝わせてください”と提案。まだ小学生だった寛一郎さんを学校まで送りに行くこともあったといいます。数年前、寛一郎さんが松本さんの家に遊びに行った際、『これから映画の共演者と食事会に行く』と伝えると、松本さんが『大丈夫?一緒に行こうか?』と言ったそうで、“いまだに兄のように心配される”と苦笑いしていました」佐藤家の“長男”となっていた不惑の松潤。殿が惑うのは、佐藤家の一大事のときかも!?
2023年09月08日安藤サクラと山田涼介(Hey! Say! JUMP)が、姉弟役で初共演する映画『BAD LANDSバッド・ランズ』より、2人の悪巧みをとらえた新場面写真が公開された。第151回直木賞を受賞した「破門」や、「後妻業」などで、人間を突き動かす欲望を描いてきた黒川博行による、重厚な傑作小説「勁草」を、原田眞人監督が映画化した本作。安藤さんが特殊詐欺を生業とする橋岡煉梨(ネリ)、山田さんが矢代穣(ジョー)という、社会の最底辺に生きる姉弟を演じている。金髪に黒キャップのネリは、安藤さんが原田監督と話し合いながら作り上げたキャラクター。現場では、本番前に独自の発声をして喉をほぐしたり、柔軟体操のように体を動かしながら、コンディションを整えていたそうで、それを目にした原田監督は、劇中のネリの言動として採用。「監督はその場で思いついたことをも味方につけて演出されるので、どんなハプニングや出会いがあっても楽しめるように、監督の発想に対応できるよう常に“漂っている”状態でいることを、一番大切にしていました」と安藤さんもふり返っている。一方でジョーは、黒い革ジャンがトレードマーク。ネリの前では、可愛げのある表情を見せるも、いないところではサイコパス全開で狂気に満ちた表情を見せる。「自称“サイコパス”なんですけど、ネリ姉といるときはどこか可愛い弟でありたいなという思いが、常に頭の中にあって」と話す山田さんは、「可愛いけど危ない人、みたいな。美しいものには毒があるじゃないですか(笑)。脚本からジョーのバックグラウンドを想像したりもしましたね。漢字の読み書きが苦手なのに、数字にだけ異常に強いのは、小さい頃から悪さばかりしてきたからだろうなとか。そういうところは大切に演じようと思っていました」と明かしている。『BAD LANDSバッド・ランズ』は9月29日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:BAD LANDSバッド・ランズ 2023年9月29日より全国にて公開©2023「BAD LANDS」製作委員会
2023年09月06日映画『ゴジラ-1.0』完成報告会見が9月4日(月)、都内にて行われ、主演は神木隆之介&ヒロインは浜辺美波が務めることが解禁となった。神木さん&浜辺さんと言えば、現在、NHK連続テレビ小説「らんまん」に出演中の名コンビ。しかし、本作の撮影のほうが先だったそうで、神木さんは「“(この二人を)見たことあるな”って思われるかもですけど…『ゴジラ-1.0』のほうが前ですから(笑)!」と記者陣に話す。浜辺さんも「『ゴジラ-1.0』の撮影前後に朝ドラが確定したので“長い間ご一緒させていただきます”と挨拶しました」と言い、神木さんも「こちらこそお世話になってます!」と浜辺さんに返し、ほっこりなやり取りが行われていた。『ゴジラ-1.0』は1954年から続く怪獣「ゴジラ」の70周年記念作品で、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という節目の1作ともなる。焦土と化した日本に突如ゴジラが現れ、残された人々は生きて抗う術を模索するというストーリーの模様だ。まだまだ謎に包まれた本作、一般へのお披露目は公開2日前の東京国際映画祭のクロージング上映のみとなっている。記者から「一言で言うならどんな作品?」という質問が飛び出し、浜辺さんは「“夢”。撮っているときは夢見心地のようでした。ゴジラがどう出現するんだろうって。出演できる喜びもありましたし」と表現。神木さんは「“見よ、これが絶望だ”って言いたい!」と編み出す。山崎貴監督は「難しいねえ…再生の物語でもあります。最悪の状況の中で、それでも人は諦めないんだって。一番まずい状態で人々はどうあがくのかを観ていただきたいです」と期待を煽った。この日、神木さん、浜辺さん以外に解禁されたキャストは山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介と、日本映画界屈指の演技派揃い。キャスティングにあたり、山崎監督は「ゴジラは虚構の存在なので、本当にいる、怖い感じを(観客に)感じていただくために役者さんが上手でないとダメでした。本当に信じ込ませてもらうお芝居をしてもらわないといけない。神木さん、浜辺さんはもちろん“まずうまい人で”という話をして、皆さん凄腕の人たちばかりで現場はめちゃくちゃ楽しかったです」と語っていた。また、完成報告会見には、製作の市川南も出席した。『ゴジラ-1.0』は11月3日(金・祝)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2023年09月04日山田洋次監督の、なんと90作目。『こんにちは、母さん』が9月1日(金) より公開される。主演の吉永小百合とは『母べえ』『母と暮せば』に続く、いわば、“母3部作”の3作目だ。息子役は、いまや国民的人気俳優の大泉洋。『男はつらいよ』シリーズのテイストを引き継ぐ、まさに下町の母と子の人情ドラマ。やっぱりこういうの、いいですよね。『こんにちは、母さん』永井愛の同名戯曲が原作。2001年に新国立劇場で幕を開けたときは、加藤治子が母を、平田満が息子を演じ、同じふたりでNHKドラマにもなっている。山田監督は、初演を観て一度映画化を考えたそうだが、当時は成立せず、20年も温め、吉永小百合主演で今回結実した。6月に開催された上海国際映画祭のコンペ部門に出品されているが、映画祭に参加した山田監督は次のように語ったという。「かつて小津安二郎という監督が『僕は豆腐屋だから、豆腐に近いものは扱えるけれども、豆腐に縁のないハンバーグステーキを作れと言われたって僕は出来ないんだ』、そうおっしゃったことがあります。僕は豆腐屋と同じだと言ったのはつまり、映画を作るのは僕の職業だという意味だと思うんだけれども、そういう意味では僕も豆腐屋さんが豆腐を作るように、僕は映画を作ってきたという気持ちがします。僕の生活なんです、映画は」。「キネマ旬報」誌のインタビューでも、若い頃は反発した小津映画も「(いまは)心地いいんだね。年を取るとだんだん小津さんの映画がわかってきた」と話している。舞台は向島。浅草や東京スカイツリーにほど近い、隅田川に臨む、花街もあるこの町で足袋屋を営む家族の物語だ。足袋職人だった夫はすでに他界し、息子・昭夫(大泉洋)は家を出てしまって、母・福江(吉永小百合)はひとり暮らし。足袋を売ってはいるがお客もなじみだけ。ほぼ年金生活といっていい。大会社の人事部長である息子は、会社ではリストラの旗振り役で神経をすりへらし、家では妻との別居、大学生の娘との関係にも頭を痛めている。そんな息子が、ちょっとした用事ができ、2年ぶりに、母の住む家に帰って来た……。導入部は、オフィス街や、隅田川沿いの風景がインサートされ、バックにかかる音楽も、小津映画のイメージ。話の運びも実に自然で、なんとなくウキウキとしてくる。久しぶりに会った母は、印象が一変していた。髪もショートにして、近所の友達と、ボランティアの仕事をしているというし、どうやら、恋もしているみたいだ……。恋に夢中の兄、気をもむ妹、とくれば寅さんだけれど、この映画ではそれが母と息子。気をもむのは息子の方だ。さあ、ここからは、お豆腐屋さんの職人芸に近い展開だ。軽やかで、まことに心地よい。気持ちをよくさせてくれる大きな要因は、吉永小百合の演技にあるように思える。吉永小百合さんというと、10代の頃からずっと続く真面目でひたむきな姿や、『夢千代日記』などにみる不幸をけなげに背負うイメージが、近寄りがたい高貴さを醸し出していて、つい距離をおいて見てしまう感じがあった。でも、この作品は、そうではない。何が違うって、言葉使い、なんだろうな。体を動かす時に、「よっこらしょ」といったり、ついひとり言をいったり、時には酔っぱらったり、そのセリフがとても自然だ。髪の色の変化に気づいた息子が「あ、髪染めた?」と声をかける。母は「悪いねえ〜」と鼻歌でも歌っているように、言葉を返す。ぜんぜん悪いと思っていない。わたしゃ好きでこうしているんだ、もう好き勝手にやらせてもらうんだ、そんな時にいう「悪いねえ〜」。この自由に生きるんだ、と決めた母の姿が、映画全体の雰囲気を作っている。吉永は、役作りのために、大泉の子どもの頃の写真をかき集めてもらい、じっくり見たという。「ホントによくしゃべる子でねえ」というセリフもおかしい。昭夫の娘・舞役に永野芽郁。母が思いをよせる牧師に寺尾聰、ボランティアで関わるホームレスの老人を田中泯が、昭夫の会社の同僚で昔からの友人を宮藤官九郎が演じている。なるほどそういう結末できたか、と思うけれど。何かこの先、希望が持てそうな、「私もうかうかしてられないね。がんばんなきゃね」。お母さんの元気な声ではげまされる、そんな映画です。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】笠井信輔さん(フリーアナウンサー)「……母が年甲斐もなく恋愛をしていることがいやで仕方がない息子。それでも牧師さん(寺尾聡)のことが好きでしょうがない吉永さんが、もう実にかわいらしい。……」笠井信輔さんの水先案内をもっと見る()平辻哲也さん(映画ジャーナリスト)「……こういう人情話にほっとし、心が温かくなる。……」平辻哲也さんの水先案内をもっと見る()(C)2023「こんにちは、母さん」製作委員会
2023年08月28日山田洋次監督最新作『こんにちは、母さん』の本編映像が公開された。山田監督にとって90本目の映画となる本作で描かれるのは、東京の下町で令和の時代を生きる、“等身大の家族”の姿。大企業の人事部長として神経をすり減らす毎日を送る神崎昭夫(大泉洋)は、職場でのトラブルに加え家庭での問題にも頭を悩ませる中、久しぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす東京下町の実家を訪ねる。そこには艶やかなファッションに身を包み、イキイキと暮らす母の姿が。おまけに母の恋愛事情まで耳にし、久々の実家にも居場所がなく戸惑う昭夫だったが、お節介が過ぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気づかされていく――。このたび公開されたのは、福江と牧師・荻生(寺尾聰)の“切ない恋の行方”を収めた本編映像。リサイタルと遊覧船デートを楽しんだ福江と荻生。デートを終えた帰り道、荻生が福江の自宅に立ち寄ると、荻生は福江にある大事な話を切り出す。荻生は教団から北海道の教会へ移るよう異動命令があったことを明かすが、予期せぬ突然の告白に驚いた表情を浮かべる福江。揺るがない覚悟と決意を打ち明ける荻生の言葉に、福江は静かに耳を傾ける。そして「あなたには最初にお伝えしたいと思っていました」と力強く語りかける荻生と、「今日(デートに)誘ってくださったのは、それをおっしゃるためだったのね。今の今まで今日はとっても楽しい日だと思っていたのに」と寂しそうに微笑む福江の姿も。ショックを隠しきれない恋する母・福江の切ない表情や、相思相愛ながらもうまくいかない大人の恋模様がうかがえる映像に仕上がっている。“恋仲”という役どころを演じた吉永と寺尾だが、ふたりの共演はきょうだい役を演じた1969年放送のTVドラマ『愛ある限り』以来、今回が54年ぶり。牧師・荻生役を演じた寺尾は、本作のオファーを受けた際、二つ返事で承諾するつもりが、牧師役での出演ということで当初は二の足を踏んでしまったとのことで「役を作るとき、演じる役の職業はその人の骨格になるもの。僕の人生で全く縁のなかった牧師という役だったので思わず悩んでしまったのですが、山田監督が何度も僕を訪ねてくださって、いろいろとお話しする中でお引き受けすることになりました」と語っている。そんな荻生に恋をする福江役を演じた吉永は「こういう牧師さんいるんじゃないかなって。宗教を押し付けるんじゃなくて、人柄で信者の方々を魅了するような、素敵な牧師さんでした。私だけではなくて、話を聞きに来た人はみんな恋をしちゃうんじゃないかなと思いました(笑)」と絶賛。さらに「恋をすることは、とても大事だと思います。どんなに歳を重ねても、ときめく心は持っていないといけない」と福江に共感しつつ、撮影についても「寺尾さんに恋する役というのは、なんだかウキウキして楽しかったです」と振り返った。映画『こんにちは、母さん』本編映像<作品情報>映画『こんにちは、母さん』9月1日(金) 公開公式サイト:「こんにちは、母さん」製作委員会
2023年08月27日映画『BAD LANDSバッド・ランズ』(9月29日公開)の完成披露試写会が24日に都内で行われ、主演を務める安藤サクラ、山田涼介、宇崎竜童、生瀬勝久、吉原光夫、天童よしみ、サリngROCK、原田眞人監督が登場した。同作は黒川博行氏による小説『勁草』の実写化作。特殊詐欺に加担するネリ(安藤)と弟・ジョー(山田)はある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出すだけだったはずの2人に様々な巨悪が迫る。○■生瀬勝久、“ほぼ初対面”安藤サクラの奇声に驚愕「カオスだった」安藤らキャスト陣が、客席の間に敷かれたレッドカーペットを歩きながら登場すると、集まった観客から大きな歓声が上がる。主人公のネリを演じ、山田の姉役となった安藤は「今日1日ずっと山ちゃんと作品についての取材にお答えしていて、インタビューを受ければ受けるほど、なんて素敵な現場だったんだろうとすごく噛みしめています」としみじみ。「大勢の皆様と共に今日迎えられることはすごく嬉しいなあと心から感じております。原田監督、素敵な作品に出会わせていただきまして、本当にありがとうございます」と感謝を伝えていた。安藤はさらに、自身が演じたネリの印象を「主人公であるけど印象の薄い人。だけど、観終わったあとに彼女の存在が残るようなものにできたらいいなと思いながら現場に入りました」と話し、「すごく緻密に描かれているこの世界の役柄と自分の要素を、原田監督がすごく軽やかにつなげてくださる演出をしてくださった」と明かした。また、姉弟役を演じた山田との共演については「最初に山田くんとご一緒できると聞いて、しかもこの作品でバディ役ということがすごく楽しみでした」とコメント。「きっと自分も知らない自分のお芝居に出会えるんじゃないかなという期待を持って挑みました」と語った。今作で原田監督作品に初参加の生瀬は、ほぼ初対面の安藤に驚かされたそう。「(台本の)読み合わせのときに監督から非常に厳しい言葉をかまされて、“えらいところに来たな”と思っていたら、休憩時間に安藤さんが『うわぁぁぁ~』と奇声を発したんですよ。そのときに“あ、終わった”と思いました。カオスだったんですよ」とエピソードを披露し、笑いを誘った。
2023年08月24日映画『BAD LANDSバッド・ランズ』(9月29日公開)の完成披露試写会が24日に都内で行われ、主演を務める安藤サクラ、山田涼介、宇崎竜童、生瀬勝久、吉原光夫、天童よしみ、サリngROCK、原田眞人監督が登場した。同作は黒川博行氏による小説『勁草』の実写化作。特殊詐欺に加担するネリ(安藤)と弟・ジョー(山田)はある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出すだけだったはずの2人に様々な巨悪が迫る。○■山田涼介、吉原光夫の存在感に驚き「また身長伸びました……?」『燃えよ剣』に出演し、今回が2度目の原田監督作品となる山田は、「撮影は2年前。ものすごい寒い日に撮影していたので、今の時期に公開するのが自分としては不思議な感覚」と公開を控えた現在の心境を明かす。作品についても「闇の世界の住民たちの話で、その人たちの考えや生き方を肯定したいわけではないんですが、こういう不器用な生き方でしか生きられないんだというのをこの映画に出て感じました」と話した。同じく原田組3度目の参加となる吉原は、大阪出身の刑事を演じるため実際に大阪を訪れたそうで「西成とかの辺りで生まれた刑事役なので、そこクリアしなきゃいけないかなと。歩かないほうがいいと言われたんですけど、夜とかいろんな時間に歩いて、安い宿に泊まったりしていたのが役作り。ちょっと危ないこともあったんですけど、持ち前の威圧感で……(笑)」と驚きの役作りを明かしつつ、笑いを誘う。そんな吉原の姿を見た山田は、「また身長伸びました……? お久しぶりに会うと大きいなって」と改めてその存在感に驚きの表情を見せると、吉原も「大きくてすみません……」とポツリ。山田も「小さくてすみません……」と返し、テンポのいい掛け合いを披露した。イベント中盤には、同作の内容にちなみ「天国な瞬間、地獄な瞬間」をテーマにトークを展開。山田は、「『燃えよ剣』で池田屋として使っていた場所があるんですが、(今作同じ場所で撮影し)そこで『なんか懐かしい感じがする』というセリフを言った時に、監督の遊び心と愛をすごく感じた。あのセリフをあの場で言えたのがすごく嬉しかったですし、天国だな~と思いました」と笑顔を見せ、原田監督の粋な演出に感無量の様子だった。
2023年08月24日映画『BAD LANDSバッド・ランズ』(9月29日公開)の完成披露試写会が24日に都内で行われ、主演を務める安藤サクラ、山田涼介、宇崎竜童、生瀬勝久、吉原光夫、天童よしみ、サリngROCK、原田眞人監督が登場した。同作は黒川博行氏による小説『勁草』の実写化作。特殊詐欺に加担するネリ(安藤)と弟・ジョー(山田)はある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出すだけだったはずの2人に様々な巨悪が迫る。○■山田涼介、演じたジョーは「ただのアホなやつ」客席の間に敷かれたレッドカーペットを歩きながら登場した山田。「原田監督とは作品をご一緒するのは2度目ということで本当に嬉しく思っています。毎日が刺激的な日々でしたし、現場は安藤さんと共にすることが多かったですが、素敵なキャストの皆さんと一緒に仕事できたことが僕のこれからの力になると思っています」と振り返る。自身が演じたジョーという役についても「ポスターで見るジョーの険しい顔を見るとクールなやつかと思うんですが、ただのアホなやつ」と表現。「クールに演じてしまうと、ただつまらないやつになってしまうな、という印象を受けたので、どこか憎めない愛くるしい弟像をうまく出せないかなと。現場で四苦八苦しながら、安藤さんに引っ張っていただきながら演じました」と話した。また、今作で初共演となった安藤の印象を聞かれると、「安藤サクラさんと一緒にお芝居できるなんて、そんな楽しい現場はないだろうと。本当に簡単な言葉で言うと、“超いい人”です」とコメント。「変に飾ることなく、自分のペースがあって。原田監督も安藤さんの空気感になるくらい、安藤さんワールドがある」と明かしていた。一方、ネリとジョーを見守る曼荼羅を演じた宇崎は、山田に言いたいことがあるそうで、「2人で走るシーンがあったんですが、ものすごく速い……速くて追いつけない。きょう山田さんの年齢を知りましたが、僕と47歳違います。年寄りに対する忖度が全くありません!」と話し、笑いを誘う。大先輩からの訴えに山田は「すみませんでした!」と平謝り。会場からを大きな笑いが起こっていた。
2023年08月24日山田洋次監督最新作『こんにちは、母さん』の新たな場面写真が公開された。山田監督にとって90本目の映画となる本作で描かれるのは、東京の下町で令和の時代を生きる、“等身大の家族”の姿。大企業の人事部長として神経をすり減らす毎日を送る神崎昭夫(大泉洋)は、職場でのトラブルに加え家庭での問題にも頭を悩ませる中、久しぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす東京下町の実家を訪ねる。そこには艶やかなファッションに身を包み、イキイキと暮らす母の姿が。おまけに母の恋愛事情まで耳にし、久々の実家にも居場所がなく戸惑う昭夫だったが、お節介が過ぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気づかされていく――。このたび公開されたのは、うろたえているような表情で天を仰ぐ姿や、苦悶の表情を浮かべながらソファーに倒れ込む姿など、山積みだらけの問題に動揺しきりの昭夫の様子がうかがえる新カット。中には、ただならぬ剣幕で昭夫に詰め寄る同僚・木部(宮藤官九郎)に、戸惑いの表情を浮かべながら母・福江を盾にする昭夫のどこか情けない姿も。そんな昭夫の“タジタジ顔”が詰め込まれた新カットからは、仕事では木部をはじめとする社員のリストラ問題、家庭では妻との離婚問題や上手くいかない娘との関係に加え、母親の“恋愛問題”も重なり、翻弄されっぱなしの昭夫の苦悩が映し出されている。そんな昭夫のキャラクターについて大泉は「末っ子っぽいような、母親に対して甘えているところもある男」と表現。「母親には多少理不尽な態度を取ってもいいと思っているところがあるんだと思います。いろんな辛い目に遭っているんだけれども、母親には愚痴を話したりして楽になりたいんでしょうね」と語り、演じていて同世代の男性としても重なる部分もあった様子。「それが突然、母親ですら自分が見たことのない姿を見せてくる。突然好きな人がいて、という話になって、さらに昭夫が追い込まれていくというか。監督もおっしゃっていましたが、昭夫という人物がどんどん色々なことで追い込まれていく物語でもあるんだなと思いながら演じていました」と撮影を振り返っている。また、大泉が役を膨らませていけたのは、山田監督との対話の時間が大いに影響しているという。撮影現場では監督といろいろな話をする機会も多かったそうで、「たとえば、僕が演じる昭夫は人事部長という立場なので、仕方なく“肩たたき”をしなきゃいけないだとか。いかに会社勤めが厳しいのか、リストラをさせる時の会社員の心情みたいなものまで、丁寧に伝えてくださいました」とコメント。さらに、監督の丁寧な演出に大泉は「やっぱり監督が語ると非常に高尚で大変アカデミックな説明なんですよね。ここまで雄弁に、シーンや役の心情・背景というものを語ってくれた監督を僕は知らないです」と感銘を受けた様子で振り返った。そんな大泉を監督は「大泉さんは、相手の役者が発散するものをちゃんと受け止めて引き立てることができる、天性の才能を持った人だと思う」と手放しで賞賛している。<作品情報>映画『こんにちは、母さん』9月1日(金) 公開公式サイト:「こんにちは、母さん」製作委員会
2023年08月24日映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦- 』(6月30日公開)のタイ先行上映イベント with 山田裕貴」(英語表記:First screening event in Thailand with Yuki Yamada)が20日にタイの首都・バンコクの映画館で行われ、山田裕貴が登場した。同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)とともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。北村匠海、山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。前後編合わせて49.3億円を突破するという大ヒットとなった同作。31日からのタイ上映スタートに先立ち、リベンジャーズの中でもタイで特にドラケンが爆発的な人気を誇ることから、山田が計2回行われた後編『-決戦-』のプレミアイベントに登壇した。バンコクの中心地にあり、若者たちも多く集う映画館にて行われた本イベントには、延べ1000人を超える熱狂的なリベンジャーズファンが大集結。今回タイを初めて訪れたという山田は、詰め掛けたファンたちの熱量と大歓声に圧倒されながらも、ところどころ英語も交えながら丁寧に様々な質問に対応した。北村、吉沢など本作の仲間や自身が演じるドラケンに対する熱い想い、現地のローカルフードに感動したトークや、「タイ語で『愛してる』と言ってほしい」というリクエストにも快く応え、会場が割れんばかりの歓声に包まれる一幕も。イベントのラスト、山田は「この作品がタイでもみなさんに愛してもらえていることに心より感謝します。山田裕貴としましては、日本だけでなく世界でも愛される存在にこれからもなれるように、今回のタイのみなさんの声援のおかげでちょっと自信をもつことができました。日本だけではなく世界にも目を向けて頑張っていければいいなと思います。そしてこれからも日本の作品が世界にも愛されることを祈っています」と語った。
2023年08月23日「#たまにはイラスト書いてもらって#お弁当作るのいいね」(※画像は山田優さんオフィシャルブログより)山田優さんは2012年3月に俳優の小栗旬さんと結婚し、2014年10月に第一子、2017年1月に第二子、2020年4月に第三子、そして2022年の春に第四子を出産しています。山田さんはSNSで定期的にお弁当の写真を公開。21日のInstagram投稿では、子どもにリクエストされたおかずを忠実に再現したお弁当を作ったことを報告しています。(※画像は山田優さんオフィシャルブログより)お弁当のおかずは、子どもが描いたイラストに基づいてチョイス。チャーハンの上に卵焼きをのせているほか、マヨネーズがかかったブロッコリー、たくあん、タコさんウインナーのケチャップ炒めが詰められています。ファンからは「イラストでリクエストしてくれるの可愛いですね」「たくあんシブい」などとコメントが寄せられていました。(※画像は山田優さんオフィシャルブログより)今回の投稿に「#たまにはイラスト書いてもらって#お弁当作るのいいね」というハッシュタグを添えていた山田さん。自分が描いたイラストのお弁当を再現してもらうことができ、子どもも喜んだことでしょう。以前はこんなお弁当も披露!「ライスとおかずが混ざらない仕切りカップ」が最高とのこと。(※画像は山田優さんオフィシャルブログより)「詰め方にセンスがなくて絶望的」なお、菊地亜美さんも子どものお弁当に関するInstagram投稿をアップ。娘が「9月から半年間お弁当が始まる」ことから、お弁当作りについて勉強中だという菊池さん。実は「お弁当作りのモチベーションだけあって何も分からなかった」ため、お弁当講座を受けたそうです。お弁当作りに際して「どうにかしていろんなお野菜を食べてほしい」「レパートリーが欲しい」「詰め方にセンスがなくて絶望的」という悩みがあったという菊池さんですが、先生に教えてもらい、お花の肉巻き、ピカタ、ポテサラサンドウィッチの作り方を習得。どれもおいしそうなことはもちろん、彩りもとってもキレイ。映えるお弁当が作れそうですね。お弁当作り、食べ物を傷みにくくする対策を!気温が上がって暑い日が続く時に心配なのが食べ物が傷むこと。特に、作ってから何時間も経過してから食べる上に、小さなスペースにいくつもの料理を詰め込むお弁当は、食材が傷まないかとても気になるところ。お弁当を傷みにくくするためには、とにかく雑菌が増えるのを防ぐことが大事。雑菌を増やさないための対策としては、以下のようなものがあります。まず、お弁当箱の蓋はすぐには閉めず、中身が冷めるまで待ってください。蒸気を逃がしてから閉めることで、蓋の内側に水滴が付くのを防ぎます。水滴が付くと、その水分で食物の痛みが進みやすくなってしまいます。もし水滴が付いた場合は、拭き取ってください。お弁当箱は通気性が良く、湿気が逃げて結露が付きにくい木などで作られたものを選ぶと、雑菌の繁殖を抑えやすくなります。もし朝炊いたご飯がなかなか冷めないといったときには、お弁当箱に保冷材を当てて急冷却するなどの方法を試してみてくださいね。また、お弁当を保管する際の温度も大事。冷蔵庫に入れられなくても、保冷剤で冷やすことはできますよ。なお、雑菌は「増やさない」だけでなく、「付けない」「やっつける」ことも大切です。手や食材をしっかり洗うことはもちろん、包丁やまな板などの調理器具、弁当容器を清潔にして雑菌が付かないようにしましょう。また、雑菌をやっつけるためにも、調理の際は中心部まで十分に加熱し、作り置きしたものもそのまま詰めるのではなく再加熱しましょう。参照:梅雨~夏は特に気を付けたい!傷みにくいお弁当作りのポイント(マイナビ子育て編集部)
2023年08月22日声優の梶裕貴が17日、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」の育成トークバラエティ番組『ニシナナステーション』にゲスト出演。同日より上演がスタートしたミュージカル『スクールオブロック』で共演する西川貴教の歌唱と座長ぶりを絶賛した。○■梶裕貴、西川貴教と『スクールオブロック』で共演西川がデューイ・フィン役、梶がネッド・シュニーブリー役を演じるミュージカル『スクールオブロック』。梶は「西川さんのデューイのセリフもさることながら、歌の説得力が素晴らしくて。“喋るように歌う”ってこういうことなんだなって感じました」としみじみと伝える。一方の西川も「僕が楽曲提供させていただいた作品で、梶くんが主演をされていたりという形でご一緒させていただくことはこれまでにもたくさんありましたけど、こういうね(キャストとして共演はなかった)。しかも、ネッドとデューイは幼なじみ。そういう役をやらせていただけるなんて」と感慨深げに語った。○■梶裕貴、西川貴教の座長ぶりを絶賛また、梶が「西川さんの座長ぶりといいますか、求心力がやっぱり(すごい)。(舞台で共演する)子どもたちもそうですし、大人も『この人についていきたい』と思うようなエネルギーがある方だと感じました」と、西川の座長ぶりを絶賛すると、西川は「いやいやいや……僕は何もできてない」と謙遜しながら、「だから逆に、僕は何もできてない大人代表でそこに存在することが座長の仕事だと思っています」と返答。西川の言葉を受け、梶は「いやいやいや。でも、デューイもそういうところがあるじゃないですか。今は何も持ってないけど、自分の夢に向かって真っ直ぐ突き進んでいくところが魅力ですから」と、座長の西川とデューイを重ね合わせていた。○■新番組『ニシナナステーション』17日にスタートした新番組『ニシナナステーション』は、西川のソロプロジェクト「T.M.Revolution」のデビュー25周年の節目である2021年に開始したライブ配信番組『西川貴教のニシナナLIVE』が配信開始から丸2年を迎え、大幅にリニューアルした番組。今年6月に「17LIVE」からデビューしたVライバーガールズユニット・戦国武将「武士来舞(BUSHILIVE)」のメンバーがサブMCを務め、西川やゲストタレントとのトークはもちろん、さまざまな企画に挑戦する。次回配信は28日(20:00〜)を予定。
2023年08月22日竹野内豊と山田孝之のW主演で贈るサスペンススリラー映画『唄う六人の女』から、水川あさみをはじめとする女たちが続々登場する不穏な本予告映像&本ビジュアルが解禁。主題歌に「NAQT VANE」の「NIGHTINGALE」の起用が決定した。映画の公開に先駆け、気鋭の新人作家・ヤマサキリョウが手掛けるコミカライズ版「劇画 唄う六人の女」が連載中という異例の展開にも注目を集めている本作。今回解禁された本予告は、萱島(竹野内豊)と宇和島(山田孝之)が乗る車の前に真っ白な着物姿の女(水川あさみ)が突如立ちはだかり、森の奥深くに迷い込むシーンから始まる。目を覚ますと監禁されていた萱島と宇和島。萱島を木の枝のようなもので何度も突く“刺す女”をはじめ、顔を血で染め、凄みのある表情の“牙を剥く女”(萩原みのり)、空虚を見つめるような瞳の“見つめる女”(桃果)、子どもと戯れる“包み込む女”(武田玲奈)、寝転びながら酒を嗜む“濡れる女”(アオイヤマダ)、松明に囲まれ天を仰ぐ“撒き散らす女”(服部樹咲)…。それぞれ異なる雰囲気を持つ謎めいた“六人の女”たちが次々と登場。さらに、謎に迫っていく萱島と粗暴なふるまいをみせる宇和島の対照的な人物像も浮かび上がる。併せて解禁された本ビジュアルは、仄暗い森をバックに佇む女たちと、萱島と宇和島の対照的な表情が不穏さを一層際立てるものに。また、本予告とともに解禁された主題歌は、アーティストへの楽曲提供、ドラマ、アニメ、映画の劇伴など多方面にわたり作曲家、音楽プロデューサーとして精力的に活動する澤野弘之トータルプロデュースによるチームプロジェクト「NAQT VANE」の「NIGHTINGALE」に決定。幻想的な雰囲気の楽曲が怪しくも美しい本作の世界観にマッチした主題歌となっている。さらに追加キャストとして、津田寛治、白川和子、竹中直人などの出演も明らかに。禁断の森に隠されている秘密、2人がこの森に迷い込んだ理由、そして怪しく不穏な女たちの正体から目が離せない。『唄う六人の女』は10月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:唄う六人の女 2023年10月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023「唄う六人の女」製作委員会
2023年08月16日俳優の竹野内豊と山田孝之がW主演を務める、映画『唄う六人の女』(10月27日公開)の本予告&本ビジュアルが16日、明らかになった。同作は、石橋義正監督によるオリジナル作。車の事故で美しい村に偶然迷い込んでしまった正反対の性格の2人の男・萱島(竹野内)と宇和島(山田)。目が覚めると、その村に住む美しくも奇妙な6人の女たちに監禁されている。2人は、本能で動く女たちの行動に次第に翻弄されていく。本予告は、萱島(竹野内豊)と宇和島(山田孝之)が乗る車の前に真っ白な着物姿の女(水川あさみ)が突如立ちはだかり、森の奥深くに迷い込むシーンから始まる。目を覚ますと監禁されていた萱島と宇和島。萱島を木の枝のようなもので何度も突く”刺す女” を始め、顔を血で染め、凄みのある表情の”牙を剥く女”(萩原みのり)、空虚を見つめるような瞳の”見つめる女”(桃果)、子供と戯れる”包み込む女”(武田玲奈)、寝転びながら酒を嗜む”濡れる女”(アオイヤマダ)、松明に囲まれ天を仰ぐ”撒き散らす女”(服部樹咲)と、それぞれ異なる雰囲気を持つ謎めいた「六人の女」たちが次々と登場。さらに、謎に迫っていく萱島と粗暴なふるまいをみせる宇和島の対照的な人物像も浮かび上がる。併せて本ビジュアルも公開され、仄暗い森をバックに佇む女たちと、萱島と宇和島の対照的な表情が不穏さを一層際立てるものとなった。本予告とともに明らかになった主題歌は、音楽プロデューサーとして精力的に活動する澤野弘之トータルプロデュースによるチームプロジェクトNAQT VANEの「NIGHTINGALE」に決定。幻想的な雰囲気の楽曲が怪しくも美しい本作の世界観にマッチした主題歌となっている。さらに追加キャストとして、津田寛治、白川和子、竹中直人などの出演も解禁された。(C)2023「唄う六人の女」製作委員会
2023年08月16日8月28日(月)放送の「山田裕貴のオールナイトニッポンX」では、ムロツヨシをゲストに迎える。毎週月曜日24時からの「オールナイトニッポンX」は、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」、「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」、『東京リベンジャーズ』シリーズなどに出演する俳優・山田裕貴がパーソナリティを担当。スペシャルウィークの今回は、山田さんが本多忠勝役で出演する大河ドラマ「どうする家康」にて、豊臣秀吉を演じているムロさんが生登場。2人で役者に関する話題を中心に、自由にトークを展開していく予定だ。また、ムロさんも参加する特別コーナーも実施予定で、詳細は番組公式Xアカウントにて後日、発表される。山田さんも「ムロさんがどんな話をしてくれるかがとても楽しみです」とムロさんの出演決定に喜び、「ムロさんは記憶力が良いと思うので、僕とのエピソードも覚えていてくれるはず!?お楽しみに!!!」と呼びかけている。「山田裕貴のオールナイトニッポンX」は8月28日(月)24時~ニッポン放送にて放送。※バーティカルシアターアプリsmash.と同時配信(シネマカフェ編集部)
2023年08月15日山田洋次監督最新作『こんにちは、母さん』が、9月1日(金) に公開される。このたび、山田監督が主演・吉永小百合にオファーした理由や撮影秘話を明かした。山田監督にとって90本目の映画となる『こんにちは、母さん』は、監督が20年もの間構成を温め続け、脚本作りにも約1年半の歳月を費やすほど、並々ならぬ想いで挑んだ渾身作。描かれるのは、東京の下町で令和の時代を生きる、“等身大の家族”の姿。大企業の人事部長として神経をすり減らす毎日を送る神崎昭夫(大泉洋)。職場でのトラブルに加え家庭での問題にも頭を悩ませる中、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪ねると、そこには艶やかなファッションに身を包み、イキイキと暮らす母の姿が。おまけに母の恋愛事情まで耳にし、久々の実家にも居場所がなく戸惑う昭夫だったが、お節介が過ぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気づかされていく――。今回が123本目の映画出演となる吉永は、本作では『母べえ』『母と暮せば』などの過去に山田監督作品で演じてきた母親像とは一味違う役どころに挑戦。監督も「今作は“恋をするお母さん”という役どころですから、これまで小百合さんに僕の映画で演じてもらったお母さんとは違うと思います」と証言している。映画化が検討されていた当時、舞台で福江役を演じた加藤治子を主演に迎える話もあがっていたというが、スケジュールの問題もあり叶わず、そこで白羽の矢が立ったのが吉永だったという。監督は自身の世代にとって“ミューズ”のような存在の吉永に、当初はおばあちゃん役を頼んでもいいものか迷いがあったと明かす。次第に「小百合さんは美人だし、可愛らしい方ですが、そういうおばあちゃんがいてもちっともおかしくないなと。美人で可愛いおばあちゃんが恋に悩む。そんなところも小百合さんにピッタリな役」と感じ、決め手となったという。しかし今までそのような役を彼女が演じていたことがなかったため、オファーを受けてくれるか不安もあったというが、吉永は監督からのラブコールに快く承諾し、本作への出演を果たした。監督の期待に応えるように、劇中では悩みが尽きない息子・昭夫や、将来への不安を抱く孫娘・舞(永野芽郁)を時には力強く、時には優しく温かく見守る一方、息子が知らない“恋する母”の一面を巧みに演じ分けている。そんな吉永へ監督は、撮影中次のようなことを伝えたと明かす。「女性の多くは“自分を若く見せたい”という気持ちがあると思いますが、小百合さんはそういう努力をしなくても十分お綺麗なので、“若く見せたい”という部分は外して考えましょうと言いました」。さらにもう一つお願いしたというのが、仕草や動作の芝居だったという。「小百合さんは日頃から体を鍛えられていることもあり、つい動きが速くなってしまうことがありました。例えば立ち上がる場面でも“机に手をついて上がってみましょう”と。細かい動作を取り入れることで女性の年齢が表現できる。小百合さんの場合は、年を取っているように見せるのが大変でした」と撮影秘話を明かしている。<作品情報>映画『こんにちは、母さん』9月1日(金) 公開公式サイト:「こんにちは、母さん」製作委員会
2023年08月13日安藤サクラと山田涼介(Hey! Say! JUMP)が初共演で姉弟を演じる映画『BAD LANDSバッド・ランズ』より、奇奇怪怪な姉弟、ネリとジョーの謎めく場面写真が公開された。安藤さんが演じるネリは、NPO法人の理事長でありながら、特殊詐欺グループの名簿屋・高城(生瀬勝久)のもとで受け子のリーダー・通称「三塁コーチ」をしている。一方、山田さん演じるジョーは、刑務所から出所してきたばかりでほかに頼る宛もなく、高城に仕事を紹介してもらおうと姉・ネリを頼りにやってきたところから、物語は大きく動き出す。そしてネリとジョーは、受けた仕事を2人でこなすようになっていく。仕事の合間のふとした瞬間に、過去に一緒に過ごしていた頃の話や未来について言葉を交わすようになる2人。完全には気を許せないその微妙な距離感が、共犯関係である血の繋がらない姉と弟の関係性の最大の肝であり、大きな魅力。公開された場面写真では、ビリヤード台で真剣に向かい合っている様子や、花札を持ったジョーとその隣に座るネリが力強く何かを睨みつけている、裏社会での顔が垣間見えるカットとなっている。『BAD LANDSバッド・ランズ』は9月29日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:BAD LANDSバッド・ランズ 2023年9月29日より全国にて公開©2023「BAD LANDS」製作委員会
2023年08月12日島袋優(BEGIN) / 山田孝之 / キヨサク(MONGOL800) / 玉城千春(Kiroro)BEGINのギタリスト、島袋優が沖縄の音楽仲間である俳優の山田孝之、キヨサク(MONGOL800)、玉城千春(Kiroro)の4人で結成された椰子唄楽団(やしうたがくだん)が、「NHKみんなのうた」2023年8月-9月放送に書き下ろした楽曲『からっぽカタツムリ』を2023年8月9日(水)にデジタルシングルとして配信リリースする事が決定しました。『からっぽカタツムリ』はメインボーカルと作詞を山田孝之が、作曲を島袋優が手掛けた楽曲でふと自宅の壁に付いていたかたつむりを手に取って中を見てみたら“空っぽだった”、というところから着想を得た歌詞となっている。またBEGINは9月20日(水)に14年振りの日比谷野音公演となった『祝・日比谷野音100周年 第26回 BEGINコンサートツアー 2023』のDVD&Blu-rayをリリースする。現在、オリジナル特典が付く早期予約を8月13日(日)まで受け付けている。リリース情報椰子唄楽団(やしうたがくだん)『からっぽカタツムリ』■椰子唄楽団(やしうたがくだん)デジタルシングル『からっぽカタツムリ』「NHKみんなのうた」2023年8月-9月放送2023年8月9日(水)配信リリース ■BEGINDVD&Blu-ray「祝・日比谷野音 100 周年 第26回 BEGINコンサートツアー2023」2023年9月20日(水)リリース【Blu-ray】¥7,480(税抜価格:¥6,800) / TEXI-66067【DVD】2枚組¥6,380(税抜価格:¥5,800) / TEBI-63709<収録楽曲>1, STAND BY ME2, BLOWIN’ INTHE WIND3, 恋しくて4, もう話したくない5, 時代遅れのバースディプレゼント6, 防波堤で見た景色7, 東京8, Goodby days9, 灯り10, 誓い11, 結の唄12, Little Blue Fish13, Live in a Town14, ハイサイCalifornia15, 苗16, 笑顔のまんま17, ボトル二本とチョコレート18, 黄昏19, 流星の12 弦ギター20, マルシャ ショーラメドレー愛が走る〜帰郷〜海の声〜三線の花〜バルーン〜国道508 号線〜オジー自慢のオリオンビール〜かりゆしの夜〜ソウセイ〜涙そうそう21, 島人ぬ宝◯早期予約特典&先着購入者特典早期予約期間内にご予約頂いた方には、早期予約特典+購入特典の両方をプレゼント。特典は無くなり次第終了となります。▼早期予約特典内容A!SMART:フォトブック(A6サイズ、20P予定)テイチクオンライン:フォトブック(A6サイズ、20P予定)▼ご予約対象期間2023年7月21日(金)18:00 ~ 8月13日(日)23:59まで▼ご予約URLA!SMARTBlu-ray: DVD: BEGIN / IMPERIAL RECORDS : BEGINオフィシャルサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月04日安藤サクラと山田涼介(Hey! Say! JUMP)が初共演する映画『BAD LANDSバッド・ランズ』から、本作初となる場面写真が一挙解禁となった。今回解禁となったのは、スマートフォンで会話をするネリ(安藤さん)と、その隣に寄り添い真剣な表情を浮かべるジョー(山田さん)や、黒塗りの車を背に何かを受け渡す姉弟の様子など、2人のバディ感が垣間見えるカットなど5点。社会の“最底辺”で生きているネリと、弟のジョー。特殊詐欺グループの名簿屋を名乗る高城(生瀬勝久)から「日本の根幹をゆるがすビッグビジネス」と話を振られたことをきっかけに物語は大きく動き出す。そしてある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にした2人は、大きな巨悪の渦に巻き込まれていくことに――。黒いキャップを目深にかぶり真意の読み取れない表情で1点を見つめる、どこか影のあるようにも見えるネリの緊迫感のあるカットや、「ふれあい荘」に住む<持たざる者>たちを引き連れて歩く姿。名簿屋の高城と暗がりの部屋で話し込むその手元にしっかりと金が握られている様子など、ネリの“仕事中”と思われる姿が切り取られたカットも含まれている。「ホンマもんの詐欺師にはなりとうない」と言いながら身動きが取れない現実の中で葛藤するネリと、そんなネリに執着する純粋無垢なサイコパス、ジョー。果たして、ネリとジョーは“危険な地”から逃れられるのか。気になる場面写真となっている。『BAD LANDSバッド・ランズ』は9月29日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:BAD LANDSバッド・ランズ 2023年9月29日より全国にて公開©2023「BAD LANDS」製作委員会
2023年08月02日前編『-運命-』、後編『-決戦-』で紡がれた『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』がカナダ・モントリールのファンタジア国際映画祭にて海外初上映され、英勉監督&岡田翔太プロデューサーが登壇。さらに、タイで開催される本作のプレミアイベントに、ドラケンこと山田裕貴の登壇が決定した。前編『-運命-』と後編『-決戦-』の2作品をあわせると、動員348万人、興行収入46.5億円を突破している本作(7月31日時点)。多くのファンを魅了し続ける本作の勢いは海外にも波及し、すでにインドネシア、タイ、香港、シンガポールでの上映も決定している。この度、7月20日~8月9日まで開催中の第27回ファンタジア国際映画祭にて特別招待作品として上映され、舞台挨拶に本作の監督を務めた英勉監督と岡田プロデューサーが登壇。北米やヨーロッパ、アジアの作品を中心に数多くの映画が上映される本映画祭。これまで数多くの日本映画が本映画祭で上映されてきたが、『東京リベンジャーズ』への海外ファンの熱狂ぶりは目を見張るものがあり、カナダ以外の国から本作を観るために訪れたファンや、特攻服を着て舞台挨拶に参加するファンも。英監督は舞台挨拶に登壇すると「モントリオールの皆さまと一緒に映画を観られるのはすごいハッピーです!」と会場に集まった観客に感謝を伝えた。また、岡田プロデューサーは「初めて海外で『東京リベンジャーズ2』を上映することができて、嬉しく思っております」と喜びを口にした。7月29日に前編『-運命-』、翌30日に『-決戦-』の上映が行われ、上映前に詰めかけたファンの行列は100mほどの長蛇の列となり、前後編合わせて600人のファンが集結。各シーンで大歓声や爆笑が沸き起こり、『-決戦-』のラストでは涙を見せるファンもおり、上映が終わると大きく温かい拍手が巻き起こっていた。本映画祭の審査員を務めるニコラス氏は、「『東京リベンジャーズ』は、今まで見た中でおそらく最高の漫画実写映画の一つであると思います」と絶賛し、「第一作目のインターナショナルプレミアをこの映画祭で実施し、その続編である『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-/-決戦-』を東京で見る機会に恵まれまして、この作品が本当に大好きになりました。東京での本作に対する観客の反応は凄まじかったですし、ここファンタジア国際映画祭の観客も日本のポップカルチャーについてもよく知っているので、この映画を観てもらう観客として、まさにふさわしいと感じました」とコメントを寄せている。そして、8月20日(日)に開催されるタイでのプレミアイベントに、ドラケンを演じた山田さんの登壇が決定。タイでの熱狂的なドラケン人気がきっかけで実現した本イベントは「タイ先行上映イベントwith山田裕貴」(英語表記:First screening event in Thailand with Yuki Yamada)として開催。山田さんがタイのファンの前でどんな言葉を発するのか、期待されている。『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-/-決戦-』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命- 2023年4月21日より全国にて公開©和久井健/講談社 ©2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦- 2023年6月30日より全国にて公開©和久井健/講談社 ©2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会
2023年08月01日最新作『こんにちは、母さん』が、9月1日(金) より公開される山田洋次監督初のオフィシャルWEBサイト「山田洋次 Official Site」がオープンした。91歳となった現在も精力的に創作活動に取り組み、新しい映画を世に送り出し続ける山田監督。トップページには今に続く監督人生の軌跡を辿るように、若かりし頃の姿や『男はつらいよ』シリーズで主演を務めた渥美清さんとの貴重な2ショット写真など、様々な時代の写真をローテーションで掲載。また、監督作90作品を網羅した「FILMS:作品一覧」ページには、各作品に向けた監督自身の「演出のことば」も掲載されている。山田洋次 Official Site:
2023年08月01日2023年8月11日(金・祝)より、渋谷区神宮前のワタリウム美術館では、『トルコ共和国建国100周年記念 山田寅次郎展 茶人、トルコと日本をつなぐ』が開催される。トルコ共和国建国100周年を記念して、親日国として知られるトルコと日本との友情の原点に焦点を当てる展覧会だ。山田寅次郎(1866-1957)とは、125年前にトルコに渡り、日土友好に尽力した人物である。1890年(明治23年)オスマン帝国最初の親善訪日使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が、台風により、現在の和歌山県串本町樫野埼沖で座礁した。世に言う「エルトゥールル号遭難事件」だが、この時亡くなった約500人の遺族のために、一民間人ながら現在の金額で1億円といわれる資金を集めたのが、山田寅次郎である。26歳の時、オスマン帝国にたどり着き、義損金を渡した寅次郎は、当時の皇帝(スルタン)、アブデュルハミト二世に気に入られ、皇帝のアートディレクターとして、日本美術の輸入などに携わることになる。以来寅次郎は、実質的な民間大使のような仕事をしながら約10年間トルコで過ごし、日露戦争時には、日本政府の依頼でボスポラス海峡近くからロシアのバルチック艦隊の動静にも目を配った。帰国後は、製紙会社を設立するなど事業家として活躍、その後は茶道家元となり、91歳でこの世を去った。同展では、寅次郎のオスマン帝国見聞録『土耳古畫觀(とるこがかん)』の挿絵をデジタル映像(アニメーション)で紹介するなど、当時のトルコの様子や、皇帝との関係とともに、寅次郎の生涯を紐解いていく。さらに、山田寅次郎について深く知るトークプログラムや、トルコならではの工芸や食、音楽に触れるトルコ体験プログラムなど関連イベントも数多く用意されている。興味のある方は美術館ホームぺージで確認を。<開催情報>『トルコ共和国建国100周年記念 山田寅次郎展 茶人、トルコと日本をつなぐ』会期:2023年8月11日(金・祝)~11月19日(日)会場:ワタリウム美術館時間:11:00~19:00休館日:月曜(9月18日、10月9日は開館)料金:大人1,400円、大人ペア2,400円、大学(25歳以下)・70歳以上1,200円、中小700円※ひとり 200 円を義捐金としてトルコ地震の被害地へ寄付公式サイト:
2023年08月01日俳優の北村匠海が主演を務める、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦- 』(6月30日公開)がファンタジア国際映画祭で上映され、また「タイ先行上映イベント with 山田裕貴」が開催されることも明らかになった。同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)とともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。北村匠海、山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。同作はインドネシア、タイ、香港、シンガポールと世界4の国と地域での上映も決定。7月20日~8月9日に開催される、第27回ファンタジア国際映画祭にて特別招待作品として上映され、舞台挨拶では英勉監督と岡田翔太プロデューサーが登壇した。カナダ以外の国から本作を観るために来たファンや、特攻服を着て舞台挨拶に参加するファンも見受けられた。英監督は舞台挨拶に登壇すると「モントリオールの皆さまと一緒に映画を観られるのはすごいハッピーです!」と会場に集まった観客に感謝を伝える。また、岡田プロデューサーは「初めて海外で『東京リベンジャーズ2』を上映することができて、嬉しく思っております」と喜びを口にした。7月29日に前編「-運命-」、翌30日に「-決戦-」の上映が行われ、上映前に詰めかけたファンの行列は100mほどの長蛇の列に。前後編合わせて600人のファンからは各シーンで大歓声や爆笑が沸き起こり『-決戦-』のラストでは感動で泣いている様子も見受けられ、上映が終わると温かい拍手が巻き起こったという。映画祭の審査員を務めるニコラス氏は「『東京リベンジャーズ』は、今まで見た中でおそらく最高の漫画実写映画の一つであると思います。第1作目のインターナショナルプレミアをこの映画祭で実施し、その続編である『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』を東京で見る機会に恵まれまして、この作品が本当に大好きになりました。東京での本作に対する観客の反応は凄まじかったですし、ここファンタジア国際映画祭の観客も日本のポップカルチャーについてもよく知っているので、この映画を観てもらう観客として、まさにふさわしいと感じました」とコメントを寄せている。8月20日に開催される、タイでのプレミアイベントには、ドラケンを演じた山田裕貴の登壇が決定。タイでの熱狂的なドラケン人気がきっかけで実現した本イベントは「タイ先行上映イベント with 山田裕貴」(英語表記:First screening event in Thailand with Yuki Yamada)として開催される。
2023年08月01日中村倫也主演の木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」から、噂の消防団と担当編集・中山田を中心にしたスピンオフドラマ「恋の妄想・消防団」が誕生、第3話放送終了後からTELASA(テラサ)にて独占配信される。国民的ヒットメーカー・池井戸潤氏が描いた“戦慄の田園ミステリー”を、変幻自在の実力派・中村さん主演で映像化。川口春奈が物語の鍵を握るミステリアスなヒロインを演じているほか、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久ら名うてのバイプレイヤーたちがズラリ集結。スタートから大反響を呼び、怪しいキャラクターが入り乱れていることもあって、SNSでは犯人考察が大いに盛り上がっているなか、今回スピンオフドラマの配信が決定。本編の「ハヤブサ消防団」では、山間の集落“ハヤブサ地区”で起きた不穏な連続放火事件を描いているが、今作は“戦慄”とは無縁。完全に“別次元”の妄想ラブコメディーが展開していく。始まりは、主人公のミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)と映像ディレクター・立木彩(川口春奈)の間にほのかな恋が芽生えつつあることに、藤本勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)、森野洋輔(梶原善)ら消防団員たちが感づいたこと!そこに太郎の担当編集者・中山田洋(山本耕史)も加わって、2人の恋愛がどうやったらうまくいくのか、ああでもないこうでもないとお節介な作戦を練っていく…というストーリー。しかし、“自称”恋愛マスターの中山田をのぞいて、恋愛はご無沙汰なメンバーばかり。彼らはいったいどうやって太郎と彩の恋を成就させようというのか!?ただひとり冷静なのはハヤブサ地区唯一の居酒屋「サンカク」の店主・賀来武彦(福田転球)。彼が本作のナビゲーター的役割を果たしていく。「それぞれのメンバーにちょっとずつ寄せて演じている」中村倫也に注目そんな消防団チームの妄想の世界を実際に演じているのは、中村さんと川口さん演じる太郎と彩。本編では連続放火事件の闇に迫っていく主人公・太郎だが、スピンオフでは、胸キュンなセリフをささやいたり、絶望の果てに絶叫したり…と、らしくない行動の連続!さらに本編では疑惑のヒロインをミステリアスに演じている川口さんも、このスピンオフでは太郎の甘々なアプローチにはにかんだり、方言でまくしたてたりとハジけた表情をたっぷり見せている。中村さんは「本編では絶対に見ることができないであろう、太郎と彩のやり取りが最大のみどころですね。みなさんの妄想の中という設定なので、本来ならありえない2人の愉快なかけあいが展開していきます」と語り、川口さんもまた「本編と違ってコメディ感が爆盛りで、とても楽しいです」とコメント。「それぞれのメンバーにちょっとずつ寄せて演じている中村さんのお芝居も面白いですよ」と見どころを明かしている。満島さん、岡部さん、福田さん、梶原さん、山本さんら“イケおじ”たちも、“恋”を描くスピンオフ作品に超ノリノリ。腕に覚えのある俳優陣が揃っているだけに、わちゃわちゃしながら、絶妙なセリフの応酬を繰り広げている。それぞれの家族構成や恋愛歴など本編では明かされていない彼らのプライベートや秘密にも注目だ。木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。スピンオフドラマ「恋の妄想・消防団」は8月3日(木)、「ハヤブサ消防団」第3話放送終了後からTELASAにて配信。(シネマカフェ編集部)
2023年07月31日