『デトロイト・メタル・シティ』では松山ケンイチを“ヨハネ・クラウザー・II世”へと変貌させ、過激な漫画原作を見事に“映画”として表現、先頃公開された『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』では、ナインティナインの岡村隆史を“コント”ではなく“ドラマ”の中で輝かせるなど、その演出手腕が注目を集める李闘士男監督。最新作『ボックス!』はボクシングを題材にしたバリバリの青春映画で、市原隼人、高良健吾という才能を若き主人公とその親友役に配した。先日公開を迎えた映画、そして撮影について李監督に直接話を聞いた。ボクサーとして天賦の才能を持つカブと、その幼なじみでカブに憧れボクシングを志すユウキ。彼らの挫折や葛藤、成長がリアルなボクシングの試合と共に映し出される。まずは直球。主人公を演じた市原さんの魅力とは?「イッチー(=市原さん)はやんちゃで未完成な勢いとでも言うのかな。あいつはテストと本番で芝居が変わるんですよ。監督からしたら最悪な役者ですよ(笑)。集中すればするほどそうなるんですね。普通は止めるんだけど、おれは『面白いからそのまま行っとけ!』って(笑)。あるシーンで、あいつがポツンとひとりで取り残されるところがあるんですが、本番になったらなぜかあいつ、走り出しやがった!『何やねん、お前』と思いつつ、そこがかわいいし、彼にしかない瞬発力が魅力ですね」。一方、ユウキ役の高良さんに対して、監督はこんな注文を。「原作にも書かれていないけど、なぜカブとユウキの間にここまでの友情があるのか?そこを分かってやってほしいとは伝えましたね。表現が下手くそなカブの本当の優しさをユウキはずっと前から知ってる。ユウキもうまく自分を外に出せないヤツだけど、カブはそれを分かってる。高良には『君は、カブのことを好きで好きでたまらない。そこをどうやって出していくか?という部分しかないんだぞ』と言いました。ユウキとカブが拳を交えるとき、ユウキはカブを倒すんじゃなくて“過去の自分”を倒そうという意識なんじゃないか。その後、自分の一番大切な大好きな人を超えてしまった瞬間に感じる戸惑いを見せてほしかったんです。高良は薄〜い皮を一枚まとってる感じ…牛乳温めたときにできる膜みたいなものを持ってて(笑)。それを『破るのか?破らんのか?いつ破るねん?』ていうじれったさがヤツの魅力かな」。リアリティを追求したボクシングシーンの中でも、クライマックスの県予選決勝、カブと宿敵・稲村の試合の決戦のラウンドは圧巻!「俳優たちが僕の想像を超えたシーン」と語る監督。撮影を前にある決断があった。「1ラウンドを丸々、1カットで撮ったんです。リングに向かって『お前ら、止まるな。やれっ!』って(笑)。アマチュアルールなので、1ラウンド2分ですが相当きついですよ。僕が出した指示は『休まずに必ずどちらかが手を出せ』ということ。『カブが倒れようと、稲村が倒れようとおれが芝居を繋ぐから心配するな、本気でやれ』と。試合が終わった後の2人の行動も、全く脚本にはなくて、あいつらが勝手にそうしたんです。半分ドキュメンタリーですよ」。天才と呼ばれつつ、勝ち続けるのでなく、挫折を繰り返すカブ。これまでにないタイプの“天才”であるが、監督は、自身の内にある、映画制作に対する情熱と絡めてこう説明する。「僕は、“人”が撮りたい。とにかく人に興味があるんです。その中でも、自分で自分のために頑張るヤツには何の共感もわかない。今回で言うと、カブはアホやけど、負けて、負けて、そこから他人のために本気を出す。そこがかわいくて仕方なかった。それをどう描くかと考えたとき、大切にしたのは、“痛み”をしっかりと描くことだった。だから、ボクシングのシーンでも、カブがパンチを打つところよりも、打たれるときの方が大切なんです。映画の中のイッチーを見て、若い女の子はキャーキャー言うと思うけど、男の子や僕みたいなおっさんが見ても『あの坊主頭の役者いいなぁ』って思わせたかった。だからこそ痛みや負けたときの切なさをしっかり描こうと思ったんです」。「ボクシングの魅力はシンプルさとストイックな部分。勝ちか負けか、明暗がはっきりするからこそ“暗”の部分を鮮やかに描き出せる」と監督。「そう言えば、僕自身は映画ってあまり観ないんですが(苦笑)、でも『ロッキー』だけはよく観てました。『ロッキー』で、スタローンが階段を走って上って『ウォー!』ってやるシーンあるでしょ?撮影中も冗談で『イッチー、高良!あれやれ!』って(笑)」。ぜひそのシーンも見てみたかったが…。ともかく『ボックス!』に監督が込めた“人間愛”をぜひ感じてほしい。シネマカフェ撮影現場レポート特集■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:メイド喫茶市原「一度行きたい」高良「一回行った」市原隼人“初ライヴ”で初ダイブ「夢、あるだろ!」『ボックス!』市原隼人×高良健吾熱く、鋭く…交錯する2つの才能市原隼人、『ボックス!』試写会で『ROOKIES』“安仁屋”口調で悩み相談!市原隼人、高良健吾が拳に青春をかける!『ボックス!』試写会に50組100名様ご招待
2010年05月25日今年、“不惑”の40歳を迎える…などということなど感じさせず、いまなお芸能界でトップ集団を全力疾走で駆け抜けるナインティナインの岡村隆史と近年、主演、助演を問わず次々と話題の映画に出演し、確かな存在感を見せつける松雪泰子。この2人が夫婦役、と聞いただけでもあれこれ想像してワクワクしてしまうが、実際に映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』を観ると意外にも(失礼!)、“似たもの夫婦”という言葉がぴったりの、同じ空気感を持ったお似合いの夫婦姿を見せてくれるのだ。互いの印象は?作品への思いは?静かに…本当に静かに2人が口を開いた。これまでにも『岸和田少年愚連隊』や『無問題』シリーズなどで俳優としてしっかりと活動してきた。“俳優”岡村隆史として役を演じることを楽しんでるように見えるが?そう尋ねると、即座にかぶりを振り、苦笑いを浮かべてこう語った。「いやぁ、本当にいっぱいいっぱいですよ。役にチャレンジしている、という気分でもなく、とにかく迷惑をかけないようにという感じです。“役作り”と言われても『え?役作り?キャラ作りならできるけど…』って」。“役作り”と“キャラ作り”。その違いとは?「例えば、バラエティなら、色を大げさに黒く塗って金城さん(※岡村さんが演じた健司の実在のモデル)の口癖を誇張して言って、という形でできるけど、役ってのはそういうもんじゃない。(李 闘士男)監督からも『コントにならないように』って言われまして。一度、(衣裳で)白衣を着てみたんですが、着た瞬間に監督が『ギャー!コントになるなー』と。楽しくやろうと思いつつ、かなり大変でした」。岡村さん演じる健司を、叱り、励まし支える妻の由莉。「健司を信じ、深く愛しているがゆえ、動じず、ブレない」とは松雪さんによる由莉評。では、松雪さんの目に健司の生き方はどう映る?「新しい環境で新しいスタッフさんたちとものづくりに関わっていくのが私の仕事。そういう意味で、常に恐怖はありますよ。未知の世界で何が生まれるのか分からない…いつもチャレンジです。未知の世界で、考えるよりトライしてみよう、そうすることで、昨日分からなかったことが今日は分かるし、明日はもっと分かるかもしれない――。何もないところから自分の意志ひとつで始まるというのは、金城さんの生き方を見て、改めて強く感じました。分からないことに対してトライしてみよう、と」。岡村さんはそんな松雪さんを手放しで絶賛。「完璧ですね。いつも松雪さんが僕に『大丈夫ですか?やりにくくないですか?』って聞いてくださるんですが、僕の方こそ『大丈夫ですか?』って感じでした。監督が、松雪さんに『もう少し包み込むような感じで』とか指示出すんですが、『いや、俺もう十分包み込まれてるねんけど…』って(笑)。僕の方は、これまで数々のコントやらしてもらったけど、全く出来ない自分がいました。(洗濯物を)たたみながら喋る、ご飯食べながら話すという普通のことが出来ないんですよ」。いささか否定的に自らを語る岡村さんだが、松雪さんの印象は?「とっても自然にしてらっしゃいましたよ。現場でも必要以上に気を遣われるでもなく、すごく自然な感じがしましたけど?」松雪さんがそう言うと、岡村さんは照れくさそうに「アガってるとこ見せたら恥ずかしいと思ってたので…。テンパってるのはテンパってるんですが、そこまで見せられないから」とモゴモゴ。そんな岡村さんに、松雪さんは「女優も同じですよ!」とニッコリ。「すごく緊張してて、でもそれを乗り越えなきゃ怖くて進めなくて、もう行き切るしかないって。20年もやってるのに何でいつもこんなにドキドキするんでしょうね(笑)?だから、静かにしてるときほど緊張してるんですよ。舞台前とかに緊張したくなくて、リラックスするために『あぁー』って力抜いていると、態度デカく見えるらしいです…(苦笑)」。これに岡村さんも「損しますよね〜」と苦笑い。やはり似たもの夫婦な2人でした…。(stylist:Die-co★/衣装協力:athe Vanessa Bruno/EMMA CASSI)■関連作品:てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜 2010年4月24日よりバルト9ほか全国にて公開© 『てぃだかんかん』製作委員会■関連記事:美しい海で生まれた感動ストーリー『てぃだかんかん』サンゴペンを5名様にプレゼントナイナイ岡村婚活宣言「プライベート充実させていけたら、頑張ります」ナイナイ岡村「鳥肌立った」山下達郎が新曲のミュージックビデオを自身のHPで公開ナイナイ岡村、モデルデビュー控える吉沢悠に婚活協力願い?岡村隆史ほか舞台挨拶付き『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』試写会25組50名様ご招待
2010年04月30日映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』(李闘士男監督)の初日舞台挨拶が4月24日(土)、東京・新宿バルト9で行われ、主演のお笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史、ヒロインの松雪泰子らが出席した。岡村さんは劇中、松雪さんと夫婦になり2児の父に。“結婚生活”をふり返り「短い期間でしたけど、松雪さんと夫婦を演じられて本当に楽しかった。プライベートも充実させていけたらいいなと思います。頑張ります」と婚活宣言。長男役の子役、金城琉斗から岡村さんら“家族4人”を描いた絵をプレゼントされ、「岡村さんと松雪さんのこと大好き?」との問いに「はい!」とうなずく姿に、目を細めニッコリ。「琉斗から絵をもらうのは2度目ですけど、また上手くなっているな。(僕の)髪の毛、もうちょっと描いといて」と父の顔。長女役の子役、比嘉奈菜子と琉斗くんを代わる代わる見つめ「クランクアップの日に号泣している2人を見て、感動して泣きそうやったけど、お父さんなので泣いたらいかんと思って、家に帰ってウルウルしていました。2人からは感動をもらいました」と父性全開だった。世界で初めて養殖サンゴの移植・産卵を成功させた沖縄県在住の金城浩二氏の実話と金城さんを支えた家族の絆を描く物語。松雪さんは「前向きに取り組めば何事もできないことはないと感じさせてくれた作品」と清々しい表情。奈菜子ちゃんから手紙をプレゼントされ、「ディズニーランドに行きたいんだよね?機会があったら一緒に行こう」と母の顔を見せていた。『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜 2010年4月24日よりバルト9ほか全国にて公開© 『てぃだかんかん』製作委員会■関連記事:ナイナイ岡村「鳥肌立った」山下達郎が新曲のミュージックビデオを自身のHPで公開ナイナイ岡村、モデルデビュー控える吉沢悠に婚活協力願い?岡村隆史ほか舞台挨拶付き『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』試写会25組50名様ご招待【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」サンゴ礁再生の感動の実話!『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』試写会に15組30名様ご招待
2010年04月24日ナインティナインの岡村隆史が主演する『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』がまもなく公開を迎える。本作の主題歌で、岡村さんがそのミュージックビデオにも出演している「希望という名の光」を歌うのは山下達郎。その山下さんのホームページ上(ワーナーミュージック・ジャパン)で、同楽曲のミュージックビデオ映像30秒分が公開され、話題を呼んでいる。このミュージックビデオ出演について、岡村さんからも改めてコメントが到着した。ナインティナインのレギュラーラジオ番組「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)への山下さんのゲスト出演をきっかけに、岡村さんの出演が決まったこちらのミュージックビデオ。岡村さんは出演が決まった瞬間について「鳥肌が立ちました。マネージャーも泣いていましたし」とふり返り、完成したミュージックビデオについても「本当にミュージックビデオの映像は良かったですね。自画自賛ですけど(笑)。ずっと後に残りますから、僕の中ではこれは一生の宝物です。金城さんからも『凄く良かったです。ありがとう』ってメールをいただきました。金城さんよりも僕の方が嬉しかったんですけど(笑)」と喜びを語る。映画では、岡村さんは養殖サンゴの移植、産卵に挑む真っ直ぐな男を演じたが、こちらのミュージックビデオでは映画とはまた違った世界が展開!岡村さんが演じるのは、何もない真っ白な空間に迷いこんでしまったサラリーマンの男。そこから、ひとりで壁や床にサンゴの絵を描いていくというもので、内容を聞くと映画との繋がりがイメージされるが、実際の映像は映画とは全くタイプが異なり、幻想的な雰囲気を漂わせる仕上がりになっている。映画とあわせて岡村さんの“名演”ぶりにぜひご注目!『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』は4月24日(土)よりバルト9ほか全国にて公開。山下達郎公式サイト(ワーナーミュージック・ジャパン)■関連作品:てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜 2010年4月24日よりバルト9ほか全国にて公開© 『てぃだかんかん』製作委員会■関連記事:ナイナイ岡村、モデルデビュー控える吉沢悠に婚活協力願い?岡村隆史ほか舞台挨拶付き『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』試写会25組50名様ご招待【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」サンゴ礁再生の感動の実話!『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』試写会に15組30名様ご招待ナイナイ岡村、山下達郎が歌う主演映画主題歌でミュージックビデオ初出演!
2010年04月22日ナインティナインの岡村隆史が主演する映画『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』。夢に向かって真っすぐに走る主人公(岡村)と、彼を支える妻(松雪泰子)の“奇跡”を描いた作品だが、製作においても“奇跡の連続”だったという。その他の写真映画は、沖縄のかつての美しい海を、愛する妻と子どもたちに見せたいとの思いから、絶滅の危機にひんしたサンゴを養殖、海に移植し、世界初の産卵に成功した金城さんの物語。岡村は笑いを一切封印し、久々の主演、初の父親役に挑んだ。「金城さんとは2008年5月に初めて会ったのですが、翌年5月にはクランクインしていました。1年後に撮影を開始できたことが奇跡だと思います。映画の製作が決まるまで時間がかかるものなのですが、プロデューサーが即断即決。岡村さんも出演即決だし、松雪さんにもすぐに快諾していただいて」と李闘士男監督。多忙を極める岡村は、脚本に目を通すまでに多少時間を要したが、初稿を読んで「出演を即決しました」と快諾。事務所サイドからも「やります」という返事が返ってきた。クランクイン後も奇跡は起こった。象徴的なのは、クライマックスとなるサンゴの産卵シーン。李監督は「CGだと思っている方がいるみたいですが、本物のサンゴの産卵シーンを撮影するために1か月間、沖縄のあちこちの海にもぐり続けました。産卵は5月下旬から6月上旬で、産卵しない可能性もあると言われて心配しましたが、この年は例年より2週間以上遅れて産卵しました。奇跡というまさしくドキュメンタリーを撮影しているような感じでした」と振り返る。苦労が生んだ映像はまさに神秘的で圧巻の一言だ。共演は、吉沢悠、國村隼、原田美枝子、長澤まさみ、渡部篤郎ら。プロデューサーは「第一希望の方ばかりでしたね」とキャスティングにも自信を見せている。『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』4月24日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
2010年04月16日20代男性にはキッズアニメ映画も十分ストライクゾーン!うららかな春の陽気に誘われて外出したくなる4月。楽しいお花見の後には、映画館にでも寄ってテンションを持続させるのも悪くないですよね。そんな胸躍る季節に20代ビジネスマンの皆さんはどんな作品を見たいのでしょう?季節柄か、ハッピーな気持ちになれるような作品が上位に名を連ねました!>>女性編も見るQ.4月公開の映画で、あなたが観たい作品を選んでください。(複数回答)1位『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』19.1%2位『アリス・イン・ワンダーランド』13.9%3位『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』13.5%4位『映画クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』12.1%5位『ダーリンは外国人』8.8%■内容&タイトルに惹かれた!派・『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』:「この手のファンタジーアドベンチャー映画は、映画館で観た方が面白いと思う」(24歳/警備/サービス)・『アリス・イン・ワンダーランド』:「3D映像が見たい」(25歳/卸/総務)・『オーケストラ!』:「音楽系の映画が好きなので」(25歳/食品/研究開発)・『ソラニン』:「予告編を観て面白そうだと思ったから。また、好きなASIAN KUNG-FU GENERATIONが主題歌を歌うから」(27歳/証券/金融系専門職)・『ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い』:「オペラが好きだから」(29歳/機械/企画開発)・『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』:「『前編』を観たときのインパクトがとても強く、今後の展開が気になった」(25歳/IT/SE)・『映画クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』:「『クレヨンしんちゃん』の映画版は感動させてくれる要素が多い。毎回楽しみにしている」(26歳/繊維/研究開発)・『海の金魚』:「青春ものを観ると、素直に『もっと頑張ろう!』という気持ちになれる」(28歳/商社/企画開発)・『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』:「『名探偵コナン』映画版の内容は、毎回アニメと侮れないものばかりだから」(28歳/運輸/その他[電車車掌])■原作が好き!派・『TRIGUN THE MOVIE』:「原作をとても気に入っている。ハードかつハートフルで、芯が通った世界観を表現し続けていることに感銘を覚えずにはいられない」(27歳/IT/システム)・『ダーリンは外国人』:「原作を読んでいるので、それがどう映像化されているのか楽しみ」(29歳/教育関連/研究開発)■スタッフ&キャストが好き!派・『アリス・イン・ワンダーランド』:「ティム・バートンとジョニー・デップのコンビにはハズレがない」(24歳/自動車関連/財務)・『沈黙の鉄拳』:「スティーヴン・セガールのファンだから。タイトルも良い」(26歳/IT/販売)・『矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ』:「矢島美容室の歌が好きだから、映画にも興味がある」(28歳/運輸/営業)・『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』:「芸人・岡村隆史の違う一面を見ることができそう」(27歳/小売/販売)総評1位と2位には洋邦の大作2本がランクイン。テレビCMなどで目にする機会も多い両作だけに、期待するなというのが無理な話ですよね。注目したいのは、3位と4位のアニメ2作品でしょうか。キッズ向けのイメージとは裏腹に、「大人の鑑賞にも耐えうる」とストーリーに定評のある両作ですが、幼少のころより馴染みのある20代の皆さんはそのことをちゃんと分かっているのでしょうね。(文・大城健太郎)調査時期:2010年2月23日~3月8日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性215名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク謎解き映画『シャッター アイランド』を10倍楽しむ! 作品に没入したいなら「超」日本語吹替版に注目!【男性編】恋人と観たい恋愛映画ランキング【男性編】好きなシリーズもの映画ランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年03月29日第2回沖縄国際映画祭の「Peace部門」出品作の映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』の舞台挨拶が3月25日(木)、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンター内のシアターで行われ、主演の岡村隆史(ナインティナイン)、女優の松雪泰子らが出席した。養殖サンゴの移植・産卵を世界で初めて成功させた金城浩二氏の実話の映画化で、岡村さんが金城さんを演じ、松雪さんは金城さんの妻・由莉役。この日が一般の観客への初披露。岡村さんは「ムービースター、岡村でございます」と切り出したが、「役者ではないのでたくさんの方にご迷惑をかけたかもしれませんが、松雪さんやスタッフのみなさんに助けていただき、何とか観ていただけるレベルの演技ができた」と謙虚な素顔。と言いつつ、満場の観客を前に緊張気味で小声の息子役、金城琉斗の口に耳を当てては言葉を伝える“通訳”役を務め、会場の笑いを誘った。夫婦役とあって劇中で松雪さんにプロポーズするが、「僕自身は独身ですけど、プロポーズするときは、この映画と同じようにあの場所で、と決めました」と真顔(?)で宣言。ドラマ―の沼澤尚と昨年初めに破局していたことが先頃、報道されたばかりの松雪さんは「プロポーズ?機会があればいいですね」と言葉少なだった。挨拶にはほかに李闘士男監督、金城浩二さんも参加。松雪さんらとシアター前のレッドカーペットを緊張気味に歩いた黒スーツ姿の金城さんは「このスーツ、昨日ジャスコで買ったんですけど」と温かい笑顔を浮かべて観客や俳優陣を和ませていた。『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』は4月24日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜 2010年4月24日よりバルト9ほか全国にて公開© 『てぃだかんかん』製作委員会■関連記事:【沖縄国際映画祭】パンク黒瀬、“セクシー”谷村美月に「ヤキモチ焼いています」【沖縄国際映画祭】矢島美容室「グランプリ獲って来年も来ます!」【沖縄国際映画祭】哀川翔、安室奈美恵ら約200人がセレモニーに登場し華やかに開幕サンゴ礁再生の感動の実話!『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』試写会に15組30名様ご招待ナイナイ岡村、山下達郎が歌う主演映画主題歌でミュージックビデオ初出演!
2010年03月25日第2回沖縄国際映画祭が3月24日(水)に開幕し、メイン会場の沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われたレッドカーペット・セレモニーに岡村隆史(ナインティナイン)、世界のナベアツらお笑い芸人のほか哀川翔、安室奈美恵ら総勢約200人のゲストが顔を揃え、観客約35,000人を集めた。ゲスト陣は昨年の2倍以上。レッドカーペットは約50メートル延びて300メートル。オープニングセレモニーは2年目を迎えて“スケールアップ”した。映画『私の優しくない先輩』などに出演している、はんにゃの金田哲は「気分?サイコーです」と声を弾けさせてピースサイン。主演映画『ゼブラーマンゼブラシティの逆襲』を引っ提げて来場した哀川さんは「なかなかいいねぇ〜。直線(に敷かれた距離が)長くて、見る人が見やすい感じ」とテンション高め。オープニング作品の『矢島美容室THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜』のストロベリー・カメリア・ヤジマ(とんねるず・石橋貴明)らは、ひときわ大きな大声援を浴びた。サプライズで安室さんの来場がアナウンスされると「キャー!」と大歓声。コメント出しや取材に応じることなく歩いたのみだったが、細いウエストを強調したドレス姿で観客の視線を釘づけにしていた。同映画祭は「Laugh&Peace」をテーマに28日(日)まで開催。同所のほか那覇市の桜坂劇場などを会場に、長編プログラム26作品などが上映される。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜 2010年4月29日より全国にて公開© 矢島美容室プロジェクト私の優しくない先輩 2010年夏、公開© 2010 アニプレックス/講談社/アスミック・エースエンタテインメント/グッドスマイルカンパニー/ファントムフィルムゼブラーマンゼブラシティの逆襲 2010年5月1日より全国にて公開© 2010「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」製作委員会第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」【沖縄国際映画祭】パンク黒瀬、“セクシー”谷村美月に「ヤキモチ焼いています」【沖縄国際映画祭】矢島美容室「グランプリ獲って来年も来ます!」禁断のブラックジョークに一瞬ヒヤリ?J・デップに負けじと矢島美容室が熱唱マナーを守らネバダ!矢島美容室が出演する劇場用マナーCMが到着!
2010年03月25日ナインティナインの岡村隆史が、主演映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』の主題歌で山下達郎が歌う「希望という名の光」のミュージックビデオに出演することが発表された。岡村さんがミュージックビデオに出演するのは今回が初めてで、すでに収録は終了しているという。映画は故郷の美しい自然を取り戻すべく奮闘し、世界で初めて養殖サンゴの移植・産卵に成功した男性の実話に基づいた物語。岡村さんは主人公の金城健司役で、松雪泰子と夫婦を演じている。そもそも、山下さんが本作の主題歌を担当することになったのには、小さな偶然…いや、映画さながらの“奇跡”の積み重ねが。山下さんは昨年、全国ツアーを行ったが、当初のスケジュールにはなかった沖縄公演が急遽決定。6年前に初めて行われた沖縄ライヴに続く“山下達郎沖縄再訪”の報に地元は沸き立ち、その公演を前に連日ラジオなどで山下さんの楽曲が流れるという現象が起きた。この時期に偶然にも、ロケハンのため沖縄を訪れていた李闘士男監督らは、カーラジオから流れてきた山下さんの「ヘロン」を聴いて直感的に車窓から見える海岸をロケ地に決めたという。そのとき、監督は主題歌を山下さんにお願いすることを心に誓ったのだとか。さらに、今回の岡村さんのミュージックビデオへの出演決定にはこんないきさつが。事の発端はナインティナインのレギュラー番組「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)への山下さんのゲスト出演。これが初対面だったが、山下さんもかつて同番組のレギュラー経験があり、ラジオ談義に花を咲かせた。さらに、話題は『てぃだかんかん』にも及び、山下さんが岡村さんの名演を讃える一方、岡村さんは中学生の頃から達郎ソングをリスペクトし、沖縄での本作撮影の際にはiPodで毎日、山下さんの歌を聴いて演技に臨んでいたというエピソードを明かした。約40分の番組を終えた頃には2人は意気投合、引き寄せられるようにどちらが言い出すでもなく、ミュージックビデオへの岡村さん自身の出演という流れができあがった。岡村さんは今回の発表に際し「初めてのPV出演ということで、いろいろ緊張しましたが、2日間の撮影、楽しくやらせてもらいました。バラエティの現場とは違う雰囲気で、とてもスピーディでびっくりしました。どんな仕上がりかまだ分かりませんが、映画に続いて、またキャラにないことをしてしまいました。一生残るものなので、“永久保存版”として大切に置いておきたいと思います」とコメント。ビデオの中で岡村さんは、何とサラリーマンを演じている。何もない空虚な白い空間にひとりぼっちで迷いこんだ岡村さんが、絵の具を見つけてぎこちなくひとりで壁や床に絵を描き始める。どうやら描いているのはサンゴ。失敗したり、考えたり、眠ってしまったりしつつも、次第に白い空間は美しい海底になっていく。部屋を埋め尽くす海底の絵が完成したかに見えたそのとき、絵の具を持った子供たちが突然現れ、次々と魚の絵を描き始めていく。そして最後に岡村さんはまたひとりぼっちになるが、ひとりではなくみんながいたからこそ完成した夢の世界の中で、達成感に満ちた表情を見せ、その目線の先には、美しい本物の沖縄の海が広がっている、という内容。何やら想像するだけでもワクワクしてしまうが、岡村さんの言葉通り、撮影もかなり楽しいものだったよう。子供たちとのシーンでは、手のひらサイズの魚を描くようにという監督の指示に対して、夢中になった子供たちが描く魚はどんどん巨大化し、しまいには関係のないカメやウツボまで登場!子供たちにツッコミを入れる岡村さんの姿に、現場のスタッフたちは大笑いだったという。また、ラストで、絵の具が入った缶を足でひっかけて倒すというシーンでは、足が絵の具の缶にはまってしまい、青いペンキまみれになってしまうというハプニングも発生!「お笑いの神様が『なにカッコつけてんのや!』と怒ったんかな〜」とは岡村さんの弁。映画と共にこちらのミュージックビデオも楽しみだ。マキシシングル「希望という名の光」は4月14日(水)発売。『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』は4月24日(土)よりバルト9ほか全国にて公開。■関連作品:てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜 2010年4月24日よりバルト9ほか全国にて公開© 『てぃだかんかん』製作委員会■関連記事:岡村隆史&松雪泰子、沖縄を舞台に夫婦を熱演『てぃだかんかん』公開決定!
2010年03月10日前回アンケートを取った「海に行きたい異性タレント」の、同性編です。サーフィンやダイビングなどのマリンスポーツを楽しむ?思い切ってナンパに興じる?それとも男同士で海をバックにアツク語り合う?それぞれ思い描く過ごし方があるでしょう。20代男性227名の意見やいかに?結果はコチラ!1位坂口憲二7.0%2位木村拓哉5.2%3位所ジョージ4.8%4位反町隆史4.4%5位福山雅治3.0%・アクティブ派坂口憲二:サーフィンを教えてもらいたい(29歳/電気/人事)所ジョージ:いろいろと遊びを知っていそう(26歳/商社/営業)所ジョージ:遊びの天才。何やっても面白いと思う(28歳/小売/販売)岡村隆史:一緒にサーフィンやマリンスポーツをしてみたい(28歳/電気/営業)桑田佳祐:一緒に『TSUNAMI』を歌いたい(26歳/IT/SE)上地雄輔:性格がいいし、一緒に遊ぶと楽しそう(27歳/団体/事業開発)アンタッチャブル山崎:芸人さんとみんなでワイワイ楽しみたい(29歳/小売/販売)さまぁ~ず:テンションがあがりそうだから(26歳/通信/SE)石塚英彦:現地のおいしい食材をほとんど網羅できそうだから(25歳/建築/総務)・モテたい派木村拓哉:おこぼれにあずかりたい(28歳/理容/サービス)反町隆史:一緒に「ビーチボーイズ」してみたい(28歳/男性/官公庁/総務)福山雅治:一緒に女の子をナンパしたい(笑)(23歳/建築/財務)速水もこみち:一緒にいるだけで自分も注目されそう(22歳/飲食/財務)瑛太:砂浜と海がとても似合いそうだから(25歳/官公庁/公安職)・アツク語らい派イチロー:夕方の海で語らいたい(29歳/食品/研究開発)阿部 寛:人生観を語り合ってみたい(31歳以上/ソフトウェア/プログラマー)明石家さんま:どんなに暑くてもしゃべり続けていそう(25歳/医療品/研究開発)・その他ソフトバンクのお父さん犬:散歩してあげたい(27歳/官公庁/その他)北島康介:平泳ぎ対決をしてみたい(25歳/卸/法務)梅宮辰夫:トローリングをしてみたい(28歳/官公庁/その他)完全版(画像などあり)を見る
2009年07月17日「てぃだかんかん」=沖縄の方言で、“太陽さんさん、太陽ギラギラ”を意味する。沖縄のかつての美しい海を、愛する妻と子供たちに見せたいというたった一つの願いがきっかけで、サンゴ礁の再生に挑み、世界で初めてサンゴの産卵に成功した男・金城浩二と、彼を支える家族の絆を描いた感動の実話『てぃだかんかん』が来年公開される。主演を務めるのは、人気お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史。その愛妻に『容疑者Xの献身』や『余命』など女優として確固たる地位を築いてきた松雪泰子が扮し、この異色コンビが固い絆で結ばれた夫婦を演じる。『無問題2』(’01)以来の主演作となる岡村さんは、バラエティで見せるキャラクターを一切封印し、今回俳優として本格的な演技に挑戦。久しぶりの演技に「プレッシャーを感じております。周りのみなさんに迷惑をかけないよう必死です。父親役はプライベートでも体験していないので、完全に想像で取り組んでいます」と緊張の伝わる意気込みを見せる。共演の松雪さんについては「役柄もそうですが、本当に人魚みたいな方だなーと思いました」と、その美貌にすっかり虜になっているよう。一方、松雪さんは、「金城さんのエピソードは信じることで物事を具現化していく力強さやポジティブな生命力を感じるので、とてもやりがいがあります」とコメント。自身も一児の母親だが、物語の発端となった金城さんの親心について、「とても純粋で素晴らしいと思います。物質的なことにとらわれず、生きることはいまの世の中難しい部分もあるかと思いますが、人間が生きる上で本質的に必要なことを改めて再認識させてくれる気がします」と共感を寄せている。また、夫役の岡村さんの印象を聞かれると、「(岡村さん扮する)健司というキャラクターをとてもチャーミングに、豊かに表現されていると思います」と称賛の言葉を贈った。メガホンを握るのは、『デトロイト・メタル・シティ』の李闘士男。『デトロイト〜』では松山ケンイチをパンクに大変身させたが、本作で、李監督の手で岡村さんがどう変身するのか楽しみなところ。沖縄の美しい自然を背景に、2人が築き上げる夫婦像とは――。『てぃだかんかん』は2010年G.W.、全国にて公開。■関連作品:てぃだかんかん 2010年G.W.、全国にて公開© 『てぃだかんかん』製作委員会
2009年06月22日