映画『セイジ−陸の魚−』が開催中の第24回東京国際映画祭で特別招待作品として上映され、メガホンを握った伊勢谷友介と主演の西島秀俊が記者会見と舞台挨拶に出席した。辻内智貴の小説を映画化した本作。学生生活最後の夏休みに自転車での一人旅に出た青年が、旅先でひょんなことから手伝うことになった寂れたドライブインの物静かな店主との交流を通して人生を模索する姿を描く。2002年の『カクト』以来8年ぶりの最新監督作について伊勢谷さんは「映画化するのも売るのも難しいテーマの作品。本質的に人が生きるということを考えさせられる要素を含んでいると思います」と語る。「自分のために撮るのではなくなった」と8年前との映画を作る上での姿勢の違いを語り「自分の成長を考えると意味をなした8年だったと思います」とふり返った。西島さんは森山未來、津川雅彦、裕木奈江、新井浩文、渋川清彦といった共演陣の名を挙げ「俳優の世界で、徹底的に役作りをし、先輩だろうと遠慮なく演技をする役者が揃っていた。その中の一人に選ばれて光栄でした」と語り、オファーを受けた理由を「セイジという役はとてつもなくハードルが高かったこと」と説明した。伊勢谷さんは現場での西島さんについて「難しいシーンもサラッとやって、サラッと帰っていく。何てドライな人だろうと思いました。ほとんど演出はしてないですよ」と語る。一方の西島さんは伊勢谷“監督”を「普通の監督のように外から客観的に見て演出するのではなく、俳優と一緒に役を作っていく。それぞれの役柄に愛情を注いでくれる監督でした」と評した。また、西島さんは役作りのために徹底的に体を絞り込み、体脂肪率はほとんどゼロになっていたという。伊勢谷さんは「本当に脂肪ないです。『あしたのジョー』に出て、そういうのは僕のお株だと思ってたんですが、まさか自分の監督作品でそんなことになるとは…(笑)」と冗談交じりに西島さんのストイックな姿勢を称えた。東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『セイジ−陸の魚−』は2012年2月18日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:セイジ−陸の魚− 2012年2月18日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltd第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.■関連記事:【TIFFレポート】仲里依紗、“妊婦パワー”で「日本を元気に!」宣言名匠が被災地に捧げる3分11秒の短編が東京初上映!ワークショップも開催決定【TIFFレポート】岡田将生&原田泰造通訳付き映画祭公式上映にハイテンション!【TIFFレポート】加瀬亮、デニス・ホッパーの息子と朝4時までの付き合いを明かす【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問
2011年10月27日第24回東京国際映画祭が開催中のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで10月27日(木)、石井裕也監督の最新作『ハラがコレなんで』が特別招待作品として上映され、石井監督をはじめ、主演の仲里依紗、中村蒼、石橋凌が舞台挨拶に立った。映画、ドラマに大活躍の仲さんが、臨月を迎えながら「自分のことよりも他人のため」の精神で人助けに奔走するヒロイン妊婦を大熱演!この日、映画祭のテーマカラーである緑のワンピースに身を包んだ仲さんは「国際映画祭という場で、昔ながらの“粋”や義理人情を世界中の人に見てほしい。きっと『ニッポン、カッコイイ』って思ってもらえるはず。元気がない日本のプラスになるような映画」とPR。“妊婦パワー”で新境地を切り開いた本作で、日本を元気にする意気込みだ。仲さんに負けじと、幼なじみの陽一を演じる中村さんも「いまどき珍しい(陽一の)男らしさや責任感の強さを世界中の人に見てもらえれば」と“世界”にアピール。撮影中に20歳を迎えたといい、本作への思い入れも格別だ。石橋さんは陽一の叔父を演じ「コメディですが、日本の再生や復興がテーマに織り込まれている」と挨拶。“コワモテ”の印象も強い石橋さんだが「確かにいままで演じた役柄の7割は、危ない男か悪党で、最後には殺されてしまう。今回はおかげさまで最後まで生きております(笑)」とお茶目な一面を披露してくれた。妊娠9か月の光子(仲さん)は、お腹の子供の父親が行方不明で、お金も家もないという限界ギリギリの状況。それでも、子供の頃に住んでいた長屋で暮らす、貧乏で優し過ぎるがゆえに“パッとしない住人たち”のために一肌脱ごうと決意する。『川の底からこんにちは』、『あぜ道のダンディ』でその才能に注目が集まる石井監督は、「妊娠はたぶん(笑)自分が一生経験できないこと。だからこそ描く価値があると思ったし、人間のたくましさを描く上で母性が必要だと思った」。見どころは「役者さんがイキイキとお芝居する姿」だと言い、「論理的には解釈してほしくない作品。ぜひ自由な頭で自由に解釈してほしい」と客席にメッセージを送った。東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『ハラがコレなんで』は11月5日(土)よりシネクイント渋谷ほか全国にて公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.ハラがコレなんで 2011年11月5日よりシネクイント渋谷にて全国公開© 2011『ハラがコレなんで』製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】西島秀俊、“力石”伊勢谷友介も認める体脂肪ゼロの役作り!名匠が被災地に捧げる3分11秒の短編が東京初上映!ワークショップも開催決定【TIFFレポート】岡田将生&原田泰造通訳付き映画祭公式上映にハイテンション!【TIFFレポート】加瀬亮、デニス・ホッパーの息子と朝4時までの付き合いを明かす【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問
2011年10月27日だれからも愛されるあのロボットがトップ!!日本だけでなく、アメリカ・ヨーロッパ・アジアの各国に作品が輸出され、世界中の子どもたちに夢を与えた"マンガの神様”手塚治虫先生。名前を聞いただけで、さまざまな作品が思い浮かんでくるのではないでしょうか?そこで20代女性680名に「THE手塚治虫マンガの主人公」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.THE手塚治虫マンガの主人公といえば?(複数回答)1位アトム『鉄腕アトム』75.9%2位ブラック・ジャック『ブラック・ジャック』32.9%3位レオ『ジャングル大帝』19.4%4位火の鳥『火の鳥』13.7%5位サファイア『リボンの騎士』7.8%■手塚治虫マンガの主人公といえばアトム・「かわいくて、かっこよくて、ちょっと切なくて、親しみやすいところが好きです」(25歳/電機/事務系専門職)・「今でもCMで使用されるぐらい人気のキャラクターだからです」(27歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「あの時代に、こんな設定を思いつくなんてすばらしいと思うから」(27歳/建設・土木/事務系専門職)・「このキャラクターを知らない人はいないと思う。どの年代の人にも愛されるキャラクター」(29歳/金融・証券/営業職)・「手塚治虫と聞いて、真っ先に思い浮かんだ」(23歳/食品・飲料/その他)■手塚治虫マンガの主人公といえばブラック・ジャック・「子どものころに読んで、『こんな医者がいたら!』と思った。今でもインパクトが強い」(28歳/生保・損保/事務系専門職)・「主人公だけどひねくれているのがいい。でも正義感がある」(25歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「あこがれて医師になりたいと思ったから」(25歳/医薬品・化粧品/専門職)・「大好き。『結婚したい』と今でも思う」(24歳/その他/事務系専門職)■手塚治虫マンガの主人公といえばレオ・「家族を失いながら、どんな逆境にも負けず、仲間を見つけ成長していく姿がたくましく感じた」(29歳/金融・証券/専門職)・「勇敢さを感じられるから」(24歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「とてもかわいくて、好き」(27歳/医療・福祉/事務系専門職)■手塚治虫マンガの主人公といえば火の鳥・「これこそが手塚治虫先生のマンガの象徴ともいえるから」(24歳/機械・精密機器/営業職)・「人の深い心理や行動が見抜かれている気がして、考えさせられる」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「家にマンガがあった影響。断トツで火の鳥です」(27歳/その他/販売職・サービス系)■手塚治虫マンガの主人公といえばサファイア・「子どものころ、アニメでいつも見ていた思い出の作品。自分にとっては『リボンの騎士』こそがTHE手塚治虫!」(23歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「かっこよくてかわいくて好き」(24歳/電機/事務系専門職)・「アクティブな主人公が大好きです」(28歳/通信/営業職)■番外編:手塚治虫マンガの主人公といえばこのキャラ・トリトン『海のトリトン(青いトリトン)』:「孤独だけど海の仲間と暮らしていて勇敢だから」(28歳/自動車関連/営業職)・ブッダ(シッダルタ)『ブッダ』:「先日映画を見て、すごく感動した作品。ブッダが常に、良心と戦い、解決策を模索している様子が印象的でした」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・結城美知夫『MW(ムウ)』:「心情の複雑さをとても明確に表現している」(27歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)・天外奇子『奇子』:「ドロドロした感じが手塚マンガの中でも特徴的だから」(27歳/医療・福祉/専門職)総評75%以上の高い支持を得て見事1位に輝いたのは『鉄腕アトム』の主人公、アトム。「どの年代でも知っている」という高い知名度から選ばれました。今でもCMなどで見かけることがあり、何度もアニメ化、映画化され、いまだに多くの人から愛されています。頭脳めいせきで強く優しく、完ぺきに見えるアトム。しかし、人間のように苦悩する姿はロボットというより、一人の少年のよう。ちなみに、ピンと立った髪の毛は手塚先生の寝癖がヒントとなっているのだとか。2位は『ブラック・ジャック』のブラック・ジャック。実写化、映画化、アニメ化などされ続けており、最近では岡田将生さんが実写ドラマに挑戦しました。お金持ちなどからは高額な治療費を取り、お金のない人や事情のある人には慈悲深さを見せるけれど、決して善人ではないブラックでクールな一面に引かれる女子も多いようです。なかには「結婚したいと思っていた」という人までいました。先生の本格的なデビュー作となった『ジャングル大帝』のレオは3位。臆病(おくびょう)だったレオが成長していく姿が感動的ですね。1、2位同様、映画やアニメになり、多くの人に愛されています。最近でも2009年にアニメが放送されました。未完マンガ『火の鳥』の主人公、火の鳥は4位。手塚先生のライフワークであり、壮大なスケールで描かれる作品に登場する火の鳥は、「手塚治虫マンガの象徴」的な存在。5位は少女マンガ『リボンの騎士』の男装のヒロイン、サファイア。目の中にキラキラと星を描いた表現方法などで、その後の少女マンガに大きな影響を与えた作品です。女の子と男の子2つの心を持った活発なサファイアを見て、あこがれていた女子がたくさんいました。『鉄腕アトム』にブラック・ジャック、『ブラック・ジャック』にアトムやサファイアが登場するなど、他作品にキャラクターを出演させるスターシステムを導入していた手塚先生。今回のランキングのマンガを読み直し、好きなキャラを探してみるのも面白いかもしれませんね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2011年8月2日~8月16日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性680名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】名作と思える少女漫画ランキング【ランキング女性編】好きな手塚治虫のテレビアニメのシリーズランキング【ランキング女性編】現実に「あったらいいな」と思うアニメ・マンガのロボットランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年10月27日『殯の森』で2007年にカンヌ国際映画祭のグランプリに輝いた河瀬直美監督の発案で、世界中の名だたる映像作家21名が、3月11日の東日本大震災の被災地に捧げるために製作した3分11秒のショートフィルムを集めた『3.11 A Sense of Home Films』。先日より開催中の「第24回東京国際映画祭」と「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」の連動企画として10月27日(木)より開かれる「フォーカス・オン・アジア&ワークショップ」において本作が上映される。同時に本イベントにおいて、山田孝之主演の『指輪をはめたい』の岩田ユキ監督が、クリエイター育成を目的としたワークショップを行うことも決定した。『3.11 A Sense of Home Films』は、タイトルにもある“A Sense of Home(「家」という感覚)”をテーマに、「家族・ふるさと・祖国への想いを世界中の人と考えること」を目的として、河瀬監督の発案で企画がスタート。女優で監督経験も持つ桃井かおりを始め、スペインが生んだ名匠ヴィクトル・エリセに国際映画祭の常連である中国のジャ・ジャンクー、『母なる証明』、『殺人の追憶』などを手がけ日本でも高い人気を誇る韓国のポン・ジュノら21名が賛同し、それぞれが3分11秒の作品を手がけている。ポン・ジュノ監督は参加に際し「私は、自分のカメラを通して、慰めの言葉を届けられればと思いました」とコメント。震災から6か月の節目となる9月11日には、河瀬監督のホームタウンである奈良県・吉野の金峯山寺にて奉納野外上映が行われた。「信じよう。映画の力。」をスローガンに掲げる東京国際映画祭では、今年もアジア最大級の国際短編映画祭である「SSFF & ASIA」とのコラボレーションで「フォーカス・オン・アジア&ワークショップ」を開催。東京都美術館にて10月27日(木)から10月30日(日)までの日程で行われ、『3.11 A Sense of Home Films』の東京初上映に加えて、今年の「SSFF & ASIA」の受賞作品、さらに『オールド・ボーイ』で知られるパク・チャヌク監督がiPhone4で撮影し、ベルリン国際映画祭2011にて短編映画金熊賞を受賞した『波瀾万丈/Night Fishing』なども上映される。ワークショップは最終日の10月30日(日)に開催。スキマスイッチの楽曲「8ミリメートル」のミュージックビデオを手がけ、今年の映画祭にも出品された『指輪をはめたい』のメガホンを握った岩田監督が、映画製作のノウハウについて講義を行う。長編映画だけでなく、ショートフィルムでも世界の錚々たる名匠たちの作品が東京に集結!彼らが“Home”に込めた思いを体感してみては?「フォーカス・オン・アジア&ワークショップ」は東京都写真美術館にて10月27日(木)から30日(日)まで開催。岩田ユキ監督によるワークショップ概要日時:10月30日(日)14:00〜18:00(予定) ※途中休憩あり参加費:無料(※事前登録制、定員になり次第受付終了)会場:東京都写真美術館(東京・恵比寿)※申し込みは公式ホームページにて。公式ホームページ:■関連作品:指輪をはめたい 2011年11月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltdショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.■関連記事:あなたは見つけられる?『指輪をはめたい』特製デコトラ“迷走”中!【TIFFレポート】岡田将生&原田泰造通訳付き映画祭公式上映にハイテンション!【TIFFレポート】加瀬亮、デニス・ホッパーの息子と朝4時までの付き合いを明かす【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問【TIFFレポート】小栗旬「毎日、逃げ出したいと思ってた」と監督経験を述懐
2011年10月26日映画『アントキノイノチ』が10月24日(月)、東京国際映画祭で公式上映され、主演の岡田将生と榮倉奈々、原田泰造、瀬々敬久監督が舞台挨拶に登壇した。遺品整理業者で働くことになった青年・杏平が同僚の少女・ユキとの出会いや様々な現場での経験を通じて“生”の意味を問い直し、壊れた心を再生させていく姿を描く。英語通訳付きの映画祭での公式上映とあって岡田さんはハイテンションで「I’m Masaki Okada」と英語で挨拶。映画の内容にちなんで「いま『ありがとう』と伝えたい相手は?」と尋ねられると「すごく恥ずかしいんですが、いまここ(客席)に家族が来てるんです。いつも支えてくれてありがとう」と照れくさそうに語り、会場は温かい拍手に包まれた。榮倉さんは同じ問いに「私は現場でいろんな人と出会うことがすごく好きなんです。だからこの作品のスタッフや関係者のみなさんに『ありがとう』と伝えたい」と思いを語った。原田さんは「財布の中は2千円。原田泰造です!」「大好物はジャスミンティー。原田泰造です!」、「銀座・原宿・六本木〜原田泰造です!」と歌いながら自己紹介。通訳によって英語に訳されるのを聞いてご機嫌だった。監督は3月11日の大地震で映画を作る気持ちが揺らいだことを明かしつつ「瓦礫を拾っている人の姿を見て『作らなきゃ』と思い直した」と告白。最後に、岡田さんは「難しいことは分かりませんが、この映画は人と人の繋がりを描いています。僕自身、この仕事を通じて『誰かと繋がっていたい』と思うようになりました。みなさんにも同じ気持ちになってもらえたら嬉しいです」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『アントキノイノチ』は11月19日(土)より公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】加瀬亮、デニス・ホッパーの息子と朝4時までの付き合いを明かす【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問【TIFFレポート】小栗旬「毎日、逃げ出したいと思ってた」と監督経験を述懐【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ“笑い”から読み解く!東京国際映画祭コンペティション部門の楽しみ方
2011年10月24日開催中の第24回東京国際映画祭の特別招待作品としてガス・ヴァン・サント監督の最新作『永遠の僕たち』が10月24日(月)に上映され、日本から元特攻隊員の“幽霊”の役で出演している加瀬亮が舞台挨拶に登壇した。ヒロシ(加瀬さん)という名の自分にだけ見える幽霊が唯一の話し相手である青年が、余命3か月の少女との交流を通じて「生」について見つめ直す姿を描く。故デニス・ホッパーの息子・ヘンリーが主人公のイーノックを演じるほか、『アリス・イン・ワンダーランド』で鮮烈な印象を残したミア・ワシコウスカががんに侵された少女・アナベルに扮する。元々、監督の作品のファンで「学生の頃に『マイ・プライベート・アイダホ』を何度も観た」という加瀬さん。その後、監督と知己を得たが、本作に参加することになった経緯について「ある日、夜中にパソコンを開いたら『今度の作品で役があるかもしれない』というメールが来てて脚本が添付してあったんです。読んで『良かった』と感想を返信したら『じゃあオーディションを受けてみろ』と言われました」と明かす。その後、参加が決まってポートランドの撮影現場へ。「ヘンリーとミアは2週間ほどのリハーサルを終えた後だったんですが、監督と4人でカフェに行って『仲良くやれよ』と言われました」。特に共演シーンが長いヘンリーについて、加瀬さんは言葉を濁しつつ「みなさんのイメージとはものすごく違うと思います。お父さんの血を継いでるだけあります。こないだある映画祭から逃げ出して戻ってこなかったという話も聞きました」とその素顔を明かした。撮影中もホテルの非常階段を通じて互いの部屋を行き来していたそうで「いつも朝の4時くらいまで僕の部屋にいました。僕は英語のセリフは初めてなので、撮影の前日も覚えたりしたかったんですが全く出来ず…。ヘンリーもセリフを全く覚えておらず(苦笑)。でも監督は何をしても現場で笑ってました」と2年前の撮影を楽しそうにふり返った。劇中、ヒロシが手紙を読むシーンがあるが、それが日本語の手紙ということで小道具スタッフから手紙を用意するように頼まれたそうで「でも昔の言葉で旧仮名遣いなので、文学を教えている友人や100歳を超えている方、実際の特攻で生き残った方の元を訪れてチェックしてもらいました」と明かした。『硫黄島からの手紙』に続いてのハリウッド作品となったが「自分の中に新しい風が入ってくる」という加瀬さん。さらに監督がゲイである点に触れ、本作で描かれる男女の愛やヒロシの存在について、マイノリティに属する監督ならではの視点、描写に言及。「現場でそうした部分を理解していなくて申し訳ない。僕がファンタジーであると感じていた部分が監督にとってはリアルだったのだと思います」と真摯に語っていた。東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズほか都内各所で開催中。『永遠の僕たち』は12月23日(金・祝)より公開。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.永遠の僕たち 2011年12月23日よりTOHOシネマズシャンテ、シネマライズほか全国にて順次公開■関連記事:【TIFFレポート】岡田将生&原田泰造通訳付き映画祭公式上映にハイテンション!【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問【TIFFレポート】小栗旬「毎日、逃げ出したいと思ってた」と監督経験を述懐【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ“笑い”から読み解く!東京国際映画祭コンペティション部門の楽しみ方
2011年10月24日10月22日(土)、今年で24回目を迎えるアジア最大級の映画の祭典、東京国際映画祭が東京・六本木ヒルズにて開幕し、各上映作品の俳優陣や監督らが国内外から駆けつけ、グリーンカーペットに華を添えた。午前中はあいにくの雨天によりグリーンカーペットイベントの実施が危ぶまれたが、開始時間近くになると空は一気に晴れ模様に。オープニング上映作品『1911』を引っさげ、先陣を切って登場したジャッキー・チェンは、「約束したとおり、僕が来たら雨がやみましたね。ここを離れてしまうのが心配です」とジョークを交えながらの挨拶。3月11日の震災以来となる日本での映画祭の開幕を迎え「来日して一番嬉しかったことは、日本のみなさんの笑顔を見られたこと」と満面の笑みを見せた。昨日の会見に続いて、この日は日本語吹替えを務めた江角マキコと中川翔子がそれぞれ和服と白のミニワンピ姿で共に登場したが、「声だけとはいえ、ジャッキーの妻を演じられて光栄でした」(江角さん)、「喋るだけで魂が出てきそう」(中川さん)と、偉大なるスターとの共演の喜びを語った。グリーンカーペットイベントでの最大の見どころと言えば、国内外の女優たちの美しいドレスファッションは外せない。今年は、女性らしさを引き立たせる透け感のあるレースやシフォンをあしらったドレスが目立ったが、中でもその長身スタイルを生かしていたのは、『アントキノイノチ』の榮倉奈々。黒のレースが美しいドレスでシックな雰囲気に仕上げていてとてもお似合いだった。また、今年人気が高かったのは白や黄色、ピンクなど春のような明るい色のドレス。ウエディングドレスのような長いベールが美しいドレスから、へそ出しのシースルーがセクシーなものまで、同じ白でも異なるデザインで全く違う印象を与え、見る者を魅了していた。中でも目を引いたのが、審査員を務める中国一の美貌を誇る、ファン・ビンビン。個性的なビビッドカラーのドレスがお気に入りな彼女が今回選んだのは、胸元は白とゴールドが輝き、腰からロングのピンクスカートがふんわりと広がるドレス。その美貌にファンも大興奮の様子だった。個性的といえば、日本からも『ハラがコレなんで』の仲里依紗が肩を出した鮮やかな赤のドレスを着こなし、強いインパクトを残した。共演のベテラン俳優、石橋凌にエスコートされ、ますます大人の女度がぐんとアップ!さらに、日本の作品からは『アントキノイノチ』の岡田将生と先述の榮倉さん、『キツツキと雨』の小栗旬と臼田あさ美、『麒麟の翼〜劇場版・新参者』の阿部寛と黒木メイサなどの美男美女のショットが見られたが、この人は美女スケーターたちに囲まれ、登場!『指輪をはめたい』の主演・山田孝之はタキシードをビシっと決め、沿道のファンからのサイン攻撃にじっくりと時間をかけて応じるなど、ファンサービスに余念がなかった。黄色い歓声に交じり、ひときわ視線を集めていたのは、引っ張りだこの人気子役・芦田愛菜(『マジック・ツリーハウス』)。昨年は笑福亭鶴瓶にエスコートされていた愛菜ちゃんだったが、今年は着ぐるみたちを引き連れて堂々と一人で闊歩し、愛くるしい笑顔を振りまいていた。さらに、大勢のSPを引き連れて登場したのは、野田佳彦内閣総理大臣。経済産業大臣・枝野幸男と仲良く登場するも、「『三銃士』のキャスト陣と歩けると聞いていたのですが…」と本音をポロリ?そして、一際大きくなった歓声の中、グリーンカーペットのラストを飾ったのは、震災後初のハリウッドスター来日として注目を集めていた、ミラ・ジョヴォヴィッチを始めとする『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』チーム!元モデルの抜群のスタイルで黒のトップレスドレスを見事に着こなし、夫のポール・W・S・アンダーソン監督と仲良く登場したミラ。「日本は国・文化ともに大好きです。3.11後にこうして来ることができて本当に嬉しいです」と喜びを語り、映画祭の幕開けを祝った。第24回東京国際映画祭は10月30日(日)までの9日間にわたり、六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催中。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:マジック・ツリーハウス 2012年1月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© メアリー・ポープ・オズボーン/「マジック・ツリーハウス」製作委員会麒麟の翼〜劇場版・新参者〜 2012年1月、全国東宝系にて公開© 2012映画「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜(仮題)」製作委員会ハラがコレなんで 2011年11月5日よりシネクイント渋谷にて全国公開© 2011『ハラがコレなんで』製作委員会サラリーマンNEO 劇場版(笑) 2011年11月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会指輪をはめたい 2011年11月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltdキツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.1911 2011年11月5日より丸の内TOEI ほか全国にて公開2011 JACKIE & JJ PRODUCTIONS LTD. All Rights Reserved.第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.■関連記事:中川翔子“神”ジャッキー・チェンにお願い「不老不死でいて!」“笑い”から読み解く!東京国際映画祭コンペティション部門の楽しみ方結婚報道直後の安めぐみ、幸せふりまきバロック・スタイルのドレスに大興奮!第24回TIFF観客賞授賞式&受賞作上映回に15組30名様をご招待ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?
2011年10月22日6日(木)に開幕した第16回釜山国際映画祭の“アジアの窓”部門で13日、岡田将生と榮倉奈々が主演した『アントキノイノチ』が上映され、岡田と瀬々敬久監督が舞台あいさつに登壇した。その他の写真『アントキノイノチ』は、過去のある出来事がトラウマとなり心を閉ざしてしまった杏平(岡田)とゆき(榮倉)が“遺品整理業”という職業を通して出会い、次第に心を通わせて生きる勇気を取り戻していく姿を描いた作品で、第35回モントリオール世界映画祭では“イノベーションアワード”を受賞した。岡田は自身の主演作『雷桜』(廣木隆一監督)で昨年も釜山国際映画祭に参加しており、今回で二度目。満席となった会場で岡田が韓国語であいさつをすると場内からは歓声があがった。岡田は「吃音という病気を抱える主人公を悩みながら演じた」と撮影を振り返り、「僕自身これまでは、演じてきた役は全て自分とは違う、自分だと思ってほしくない、と子供のような気持ちを持っていたが、今回は(主人公)永島杏平を岡田将生として見てもらってもいい。今回は1番僕なのではないかと思っている」と話した。瀬々監督は「“遺品整理業”と言うのは日本に実際ある仕事です。撮影中に震災が起こり、がれきの中から遺品や写真を探すということがたくさんあって、あらためて人間は人と人とのつながりや関係性を求めているのだと感じた。人とのつながりを大切にするような社会になるように、この映画を観ていただけたら。人と人との間、国と国との間も、他人のことを思い、気づかうことでもっといい世界になると思う。日本と韓国も、もっとよりよい関係になれたらと思います。カムサハムニダ」と語った。『アントキノイノチ』11月19日(土)全国ロードショー
2011年10月14日先日より開催中の第16回釜山国際映画祭で、日本から出品された『アントキノイノチ』の3度目の上映が10月13日(木)に行われ、上映後には主演の岡田将生と瀬々敬久監督が舞台挨拶に登壇。熱烈な韓国の観客の質問に答えた。歌手のさだまさしの手による小説を映画化した本作。高校時代のある出来事がきっかけで心が壊れてしまった主人公が、遺品整理業に従事する中で少しずつ再生していくさまを描く。8月にはモントリオール世界映画祭に出品され「イノベーションアワード」を受賞するなど海外の注目も高く、この日も客席は超満員。上映後に舞台挨拶の実施がアナウンスされると多くの観客がステージ前方に殺到し会場は熱気にあふれた。昨年の『雷桜』に続き、主演作を携えて釜山再訪となった岡田さん。モントリオールではフランス語で挨拶を決めたが、この日は「みなさん、こんばんは。岡田将生です。映画はいかがでしたか?心に響くものがあったならとても嬉しいです。韓国最高!釜山最高!」と韓国語で挨拶し喝采を浴びた。映画は、岡田さん演じる心が壊れてしまった杏平が、家の屋根の上に全裸で座り、眼下の街を眺めるという衝撃的なシーンでスタートするが、このシーンの撮影について問われると岡田さんは「とても寒かったです。住宅街だったので知らない方が通ったりするとビックリされてました」と明かし、会場の笑いを誘った。一番印象的なシーンとして、榮倉奈々演じるゆきと共にラブホテルに入るシーンを挙げ「脚本では最後、自分が泣くことにはなってなかったのですが、なぜか分からないですが、とても感情があふれてしまいました。だからこのシーンが最も愛着がありますね」と己の内からわき上がってきた感情について語った。韓国では岩井俊二監督の『Love Letter』が非常に人気があり、観客からは同作にも登場し、『アントキノイノチ』にも出てくる「元気ですか?」というセリフについての質問も。瀬々監督は「韓国では『Love Letter』が有名なので、その質問は絶対来ると思ってました。私は『Love Letter』も観てます。『元気ですか?』は日本のプロレスラー、アントニオ猪木さんの決め台詞なので使っています。そして、この映画の撮影中に地震が起こりました。いま、日本は大変なんですけれど、その中でみんなに『元気ですか?』とメッセージを訴えたい映画を作ろうと思いました」と説明。客席に向けて「元気ですかー!?」と叫んだ。本作以前より、岡田さんは韓国で最も人気の高い俳優のひとり。観客からこれまでの出演作の中で最も自分に近い役柄は?と問われると「僕自身、これまではいつも、いままでやってきた役は全部、自分とは違うと思って演じてきました。それは自分を見せるのがとても恥ずかしくて、これを自分だと思ってほしくなかったという子供のような気持ちからきたものです。それが今回は永島杏平として見てもらってもいいし、岡田将生として見てもらってもいいと思っています。今回が1番“僕”なのではないかと思っています」と本作に込めた特別な思いを明かしてくれた。監督は映画の根底にある、人と人の繋がりが希薄になった社会に関して「いまの世界で共通する問題だと思っています」と語り、「この映画を作りながら思ったのが、他人のことをどれくらい思ってあげられるか。若い頃はみんな、自分のことで一生懸命なんですが、そればかりでなく、他人のことを思い、気遣う。そういうことでもっといい世界になるかと思います。人と人との間、国と国との間にもあると思います。日本と韓国もより良い関係になれたらいいと思います。カムサハムニダ(ありがとう)」と“繋がり”の重要性を訴えた。舞台挨拶終了後には観客がステージに殺到し、岡田さんにサインや握手を求める姿も。改めて岡田さんの韓国での人気の高さを証明した。『アントキノイノチ』は11月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:岡田将生×榮倉奈々主演『アントキノイノチ』独占試写会に35組70名様をご招待海外での活躍に期待する俳優は?「acteur」最新号を5名様にプレゼント「平清盛」岡田将生による白髪交じり&ヒゲの源頼朝の姿が解禁!岡田将生&榮倉奈々、トロフィーの重みで受賞を実感!『アントキノイノチ』モントリオールで高評価岡田将生は仏語でスピーチ決めた!
2011年10月14日岡田将生と榮倉奈々主演で、さだまさし原作の同名小説を映画化した『アントキノイノチ』の公開を記念した試写会&懇親会が10月1日に行われ、レストランで行なわれた懇親会には瀬々敬久監督、平野隆プロデューサー、辻本珠子プロデューサー、松竹の上田有史プロデューサーが参加。参加者たちからの質問に気軽に答えるなど活気に満ちたイベントとなった。その他の写真試写会後に行なわれたティーチインで、瀬々監督は「無縁社会とか孤独死とか、世の中で言われていた数年前の時代、老人が一人で亡くなっているのも気付かない世の中になって、人と人との関係が薄くなっていって。そういったバックグラウンドで若い2人の目線で描かれているのがすごくいいなって思った」と本作に惹かれた理由をコメント。映画に登場する遺品整理という仕事については「現場のような部屋を実際に作るため、どういう風に亡くなっているのかを検証しに行きました。そのあと榮倉さんと岡田くんもそれぞれ別の現場で、当然遺族の方に許可を得てですが、キーパーさんたちと働いてもらいましたね」と語った。主演の榮倉、岡田については「岡田さんは『シザーハンズ』の頃のジョニー・デップみたい。カメレオン俳優というか何でもやっちゃうというか。ずっと素直で居られることが色んな役を出来る理由だと思いました。榮倉さんは、みんな良いところはあるんだという考えの持ち主なんだと感じた。ただ、ご自身はすごく負けず嫌いなところがあって、自分に負けたくないという厳しさと優しさがある女優さん。その性格が映画の役柄にもマッチしているなと感じましたね」と話した。また、参加者からの質問タイムには、劇中の細かなシーンについての質問も上がったほか、モントリオール世界映画祭で受賞したイノベーションアワードのトロフィーを監督が披露する場面も。ティーチイン後の懇親会では、参加者の各テーブルに監督らが座り、本作について、参加者と気軽に語り合うなど、盛り上がりを見せた一日となった。『アントキノイノチ』は、それぞれ過去のトラウマで心を閉ざしてしまった杏平(岡田)とゆき(榮倉)が“遺品整理業”という職業を通して出会い、次第に心 を通わせ、生きる勇気を取り戻していく姿を描いた作品で、先日行われた第35回モントリオール世界映画祭では“イノベーションアワード”を受賞した。『アントキノイノチ』11月19日(土)全国ロードショー
2011年10月11日赤塚不二夫の代表作『ひみつのアッコちゃん』の実写映画化が決定し、主演に綾瀬はるか、初恋の相手役に岡田将生が出演することがわかった。その他の写真本作は、1962年より漫画誌『りぼん』で連載を開始、過去3回TVシリーズが放送された人気作で、小学5年生の主人公・アッコちゃんが鏡の精からもらったコンパクトを片手に「テクマクマヤコン…」と呪文をとなえて変身する設定は、当時社会現象にもなった。アッコちゃんの誕生50周年を記念して映画化される本作は、原作とは全く違ったオリジナルストーリーで、メイクやファッション、初恋、そして魔法によって叶えられる変身願望をテーマにしている。監督は『こち亀 THE MOVIE』の川村泰祐、脚本は『カイジ 人生逆転ゲーム』の大森美香で、メイクやおしゃれが大好きな今どきの小学5年生のアッコちゃんが魔法のコンパクトで22歳の女性(綾瀬)に変身し、運命的に出会ったエリートサラリーマン(岡田)ために買収問題に巻き込まれた化粧品会社の危機に立ち向かう姿を描く。映画では綾瀬がフィギュアスケーター、キャビンアテンダント、OL姿、婦人警官、バイクレーサーなどの姿を披露するようで、七変化も映画の見どころになりそうだ。綾瀬は「魔法使いに憧れていた幼い頃を思い出します。変身願望を叶えてくれる魔法のコンパクト、そして初恋と、胸がときめくような夢のある作品をみなさんにお届けしたいです」とコメントしている。『ひみつのアッコちゃん』2012年9月公開予定
2011年10月05日赤塚不二夫の人気漫画で3度にわたってアニメ化もされて長年親しまれてきた「ひみつのアッコちゃん」が綾瀬はるかと岡田将生らを迎えて実写映画化されることが決定。綾瀬さんが七変化を遂げることが明らかに!おませで泣き虫、でも正義感の強い小学5年生のアッコちゃんが、鏡の精からもらった“魔法の鏡”を手に「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン…」と唱えると、お望みの姿に大変身!“変身型”魔法少女の先駆けとして女の子の変身願望に火をつけ、瞬く間に爆発的人気を博し、その後の少女が登場するファンタジー作品に多大な影響を与えた本作が、誕生50周年を機についに実写化されることになった。原作は「天才バカボン」、「おそまつくん」などのギャグ漫画の神様・赤塚不二夫。「バカボン」(1967年連載開始)以前の1962年に少女コミック誌「りぼん」(集英社刊)にて連載が開始され、時代に合わせて3度もTVアニメ化。「魔法使いサリー」(原作:横山光輝)をしのぐヒットで社会現象を巻き起こした。今回の劇場版ではオリジナルストーリーが展開。メイクやおしゃれが大好きな小学5年生のアッコちゃんが魔法のコンパクトで22歳の女性に変身し、運命的な恋に落ちると共に、子供ならではの奇想天外なアイディアで化粧品会社の買収問題に立ち向かっていく。2013年の大河ドラマのヒロインにも決定し、幅広い女性から支持を集める綾瀬さんが外見は22歳、中身は小学生のアッコちゃん役に。常にその天然ぶりが話題を集める彼女だが、心は小学5年生のアッコちゃん役はピッタリ?アッコちゃんならではの七変化ももちろん再現。フィギュアスケーター、キャビンアテンダント、OL、婦人警官、バイクレーサーなどへの変身ぶりも要チェックだ。さらに、アッコちゃんが憧れる初恋の相手役を演じるのは、『プリンセス トヨトミ』で綾瀬さんと共演を果たしている岡田将生。エリートサラリーマンという役柄だが、一体どんな奇想天外な恋に発展するのか?切ない(?)恋に胸キュン必至!綾瀬さんからは「魔法使いに憧れていた幼い頃を思い出します。変身願望を叶えてくれる魔法のコンパクト、そして初恋と胸がときめくような、夢のある作品をみなさんにお届けしたいです」とのコメントが到着。岡田さんも「アッコちゃんの世界観にどっぷり入り込んで楽しみたいと思います」と撮影が待ち遠しい様子だ。メガホンを握るのは『のだめカンタービレ 最終楽章』(前後編)、『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜』など人気漫画の実写映画化を手がけてきた川村奏祐。脚本は数々のヒットドラマを手がける大森美香。川村監督とは「不機嫌なジーン」や「ランチの女王」といった人気ドラマでもコンビを組んでおり、どのようにオリジナルストーリーを紡ぎ出していくのか注目が集まる。綾瀬さんの変身に岡田さんとの胸キュンの初恋、いまだ明らかにされていない共演陣にも期待したいところ。『ひみつのアッコちゃん』は2012年9月公開予定。■関連作品:ひみつのアッコちゃん 2012年9月、公開予定
2011年10月05日来年のNHK大河ドラマ「平清盛」で岡田将生が演じる源頼朝の姿が初めて公開された。物語の語り部でもある頼朝を演じての岡田さんのコメントも到着した。武士の棟梁として平家一門の栄華と繁栄を築いた平清盛(松山ケンイチ)の生涯を全50回で描き出す本作。頼朝は、清盛と覇権を争い敗れ去った源義朝を父に持つ源氏の正統な後継者。父が敗れた際になぜか清盛は頼朝を殺さずに罪人として伊豆に流す。尊大な父の憎き仇・清盛を倒すことを夢見て頼朝は鍛錬を重ね、39歳で鎌倉にて決起。やがて壇ノ浦で平家を打ち滅ぼし、源氏の棟梁として幕府を興す。1月8日(日)の第1回目の放送では、まず誰よりも最初に頼朝が映し出される。平家を滅ぼして歓喜する兵たちを見ながら頼朝は「平清盛とはいかなる男だったのか?」、「私はあの男に本当に勝ったのだろうか…」と自らに問いかける。そこから頼朝の目線で、創成期の武士たちの物語、そして武士として初めてこの国の覇権を握った清盛という男の偉大さが綴られていく。今回、初めての大河ドラマ出演となった岡田さん。実際に参加してみての感想を尋ねると「まず、ロケの規模の大きさにビックリして、本当に凄いなあと思いました。かつらも衣裳もすごく凝っていて、気持ちが上がって、役にすんなり入れました。すんなり入れた分、思っていたより緊張せず楽しんでやれました」と手応えをつかんだ様子だ。第1回放送で誰よりも早く登場することになるが「台本を読んだ時点でそのことを知り、とても恐縮しています」とも。決起の時点で39歳、平家滅亡のときにはすでに40歳を超えているため、今回、解禁となった写真でも頼朝は白髪交じり。凛々しさとどこか憂いを感じさせる表情が印象的な岡田版・頼朝。史上最年少で務めるナレーションにも期待したい。「平清盛」は2012年1月8日(土)よりNHKにて全50回で放送。■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:岡田将生&榮倉奈々、トロフィーの重みで受賞を実感!『アントキノイノチ』モントリオールで高評価岡田将生は仏語でスピーチ決めた!ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!冒頭でいきなり全裸…?岡田将生の様々な表情に注目の『アントキノイノチ』予告編榮倉奈々、岡田将生は「小学生」!?「もう22歳なんですけど」と本人苦笑
2011年09月27日第35回モントリオール世界映画祭でイノベーションアワードを受賞した『アントキノイノチ』の受賞報告会見が30日に松竹本社で行なわれ、瀬々敬久監督、主演の岡田将生と榮倉奈々が登壇した。その他の写真『アントキノイノチ』は、さだまさしの同名小説が原作。過去のある事件がきっかけで生きることに希望を見出せなくなった男女が“遺品整理業”という職業を通して出会い、生きる勇気を取り戻していく姿を描く。イノベーションアワードは、“その年の映画祭で最もインパクトを与え、革新的で質の高い作品”に贈られる賞で、岡田と榮倉は19日(現地時間)のプレミア上映会と記者会見に出席した。瀬々監督は「3月以来、死と生があり、僕たちはその渦中にいるんだと、第三者的に物事を見るのではなく、ど真ん中で僕たちは生きていると、ダイレクトに伝わったのだと思う」と話し、岡田は「僕の演じた役は、自分と重なる部分もあって非常に思い入れのある作品になった」とコメント。榮倉は「監督の哲学と私たち若い世代の感覚が合わさったいろいろなものの融合で“イノベーション(革新)”と言ってもらえたと理解している」と述べ、ふたりとも「一般の方々と一緒に自分の出ている作品を観る機会はないので反応がわかって良い経験になった」と現地での出来事を振り返った。瀬々監督は「僕たちは日本のことを描いていると思っていたが、世界に共通する問題でもあると改めて気付かされた。この作品のテーマでもある“人と繋がっていく”という意味も含めて今回の受賞は第1のスタートとなった。若いふたりの目線で死と生を見続けた作品なので、ぜひ未来を担う若者に見ていただきたいのだ!と思っております」と力強くPRした。『アントキノイノチ』11月19日(土)全国ロードショー
2011年08月30日先日までカナダのモントリオールで開催されていた「第35回モントリオール世界映画祭」でイノベーションアワードに輝いた『アントキノイノチ』主演の岡田将生、榮倉奈々と瀬々敬久監督が凱旋。8月30日(火)の夜、松竹本社(東京・東銀座)で開かれた受賞報告会見に出席した。歌手・さだまさしの手による同名小説を原作に、遺品整理という仕事で出会った2人の若者の姿を通じて“生”を描き出す。2004年の『風音』(東陽一監督)以来となる、その年の映画祭で、最もインパクトを与え、革新的で質の高い作品に与えられるイノベーションアワードを受賞した。帰国したばかりの瀬々監督は、「『イノベーション?何だ?』とよく分からずに出ていき、帰ってきました(笑)」と受賞の瞬間をふり返るが、地元の観客に作品の面が伝わったということはひしひしと感じていたよう。「観終わって観客の方が泣きながら『よかった』と言ってくださったのが印象的でした。中には実際に、身内を亡くされて部屋を片付けた経験のある方もいて『思い出した』と言っていただきました」と感慨深げだ。岡田さんは「朝ご飯を食べているときにマネージャーから電話がかかってきて知った」とのこと。「そのときは理解できなかったんですが、(共演の)原田泰造さんから『やったな』とメールをいただき実感しました」と心境を明かした。榮倉さんも「作品全体にいただけたということで嬉しいです」とニッコリ。「モントリオールでは私や岡田くんに対してイメージや先入観を持たずに、各国の方に観ていただけて感想を間近で聞けました。言葉は違っても心で観ていただけたと感じました」とふり返った。実際にトロフィーを持ってみて「金だなー」と感想を漏らす岡田さんに「メッキだろ、メッキ!」と監督が突っ込む一幕も…。トロフィーの重みで改めて受賞を実感したようだ。イノベーションアワードについて榮倉さんは「監督の中の哲学や若い私たちの感覚などいろんなものが合わさって“革新的”と評価されたのでは」と語り、「海外の映画祭は何度でも行きたい」と充実した表情を見せた。映画について「撮影のときから役に強い思い入れがありました」と岡田さん。いじめなどの社会問題も描かれるが「自分も経験したこともあり、心の叫びなど響いてくるものがたくさんありました」と特別な一作となったことを明かしてくれた。榮倉さんも「(岡田さんが演じた)杏平の言葉に助けられたりヒントをもらった」と頷いた。監督は東日本大震災を踏まえ「3月に大変なことが起こり、自分たちが事件の渦中にいるという気持ちが芽生えた。第三者として傍から見ているのではなく、ど真ん中にいるという気持ちで作りました。それがオリエンタリズムではなく、自分たちの身の回りのこととして(世界に)伝わったのだと思う」と思いを吐露。そして岡田さんと榮倉さんに向き直り「これからの未来を背負う若い君たちに観てほしい!」と語りかけた。『アントキノイノチ』は11月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:『アントキノイノチ』モントリオールで高評価岡田将生は仏語でスピーチ決めた!ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!冒頭でいきなり全裸…?岡田将生の様々な表情に注目の『アントキノイノチ』予告編榮倉奈々、岡田将生は「小学生」!?「もう22歳なんですけど」と本人苦笑岡田将生×榮倉奈々を絶賛!『アントキノイノチ』がモントリオールへ
2011年08月30日先日より開催中の第35回モントリオール世界映画祭にて8月19日(現地時間)、日本から参加している映画『アントキノイノチ』の記者会見とプレミア上映が開催。主演の岡田将生、榮倉奈々、瀬々敬久監督が出席した。歌手のさだまさしによる同名小説を映画化した本作。あることがきっかけで心を閉ざし、遺品整理業の現場で働く青年とひとりの女性。命が失われた場所で働き、“死”と接することで生への繋がりを取り戻していく2人の姿が描かれる。上映に先立って行われた会見には各国のプレスが集結した。決してセリフが多くない中で心情を表現しなければならなかった点について岡田さんは「言葉で言うことは伝えやすくて、僕自身も言葉にすればすぐに伝わるのにと思っているのですが、今回は心が傷ついた青年役で、言葉に出せない役柄でもあったので、とても苦労しました。僕の表情で伝わっているのかどうか毎日毎日監督に確認していました」とふり返る。榮倉さんも「確かに言葉で表せてしまえば伝わりやすいと思いますし、言葉での切り返しが多い子供や家族で楽しむコメディドラマは私自身も大好きです。でもやっぱり自分たちの生活の中では、育った環境や、いまある状況によって同じ単語でも違った意味に伝わることはあると思いますし、言葉や行動が全てではないと思っています。だから、たくさんの人に伝えるのはすごく難しいと思いましたが、監督やプロデューサーに中に伝えたいことの芯があったので、それを信じてやっていきたいと思いました。確かに難しかったです」と少ないセリフの中に込めた思いを明かした。瀬々監督は本作に込めたテーマについて尋ねられ「2000年代に入って最大の悲劇は9.11があると思います。復讐から復讐へ繋がるという社会になっていきました。最近では日本でも津波という大きな災害がありました。それは、僕たちの誰が悪いわけでもないのに、突然起こった災害でした。僕たちはこういう世の中に生きているのだと考えています。そういった厳しい現実、暴力的な世界がありますが、そういう中でもより良く生きたいと常に思っていますし、実際に生きていこうと思っているのが人生だと思います。先ほど9.11の話をしましたが、これからは憎しみの連鎖が繋がるのではなく、命が繋がっていくことをテーマにしたいと思いました。この映画はそういうテーマの映画です。ですので、一方で暴力を描かなければ、もう一方の命の繋がりが見えないと思い、本作の中では暴力も描きました。最終的に映画で描きたかったのは、新しい生が誕生すること、命が次の世代に繋がっていくこと、より良く生きていくにはどうしたらいいかを探っていこうとした作品です」と命の繋がりを強調した。同日のプレミア上映では、21時30分からという遅い時間の上映にかかわらず、若い世代を中心に多くの観客が劇場に足を運んだ。上映後は温かい拍手がわき起こり、涙をぬぐう観客の姿も。壇上に上がった岡田さんは「今日はありがとうございます。歴史あるモントリオール世界映画祭に来ることができて良かったです。この映画では、人と人がつながっていく大切さを描いていますが、いま、みなさんとつながれた気がします。またモントリオールに来たいです」とフランス語で挨拶。榮倉さんもフランス語で自己紹介し「いま、日本の人たちが、命や、生きることについて考える機会が多くなっているこの時期に、この映画に出会えて、私はとても幸せです。みなさんにも同じ気持ちになっていただけたら、すごく嬉しいです。ありがとうございます」と満員の客席に笑顔で語りかけた。映画を観終えた観客からは「生と死の側面をうまく表現していた」(20代・男性)、「今年観た映画の中で一番良かった」(20代・女性)など、好意的な感想が寄せられ、特に岡田さんと榮倉さんの演技を絶賛する声も多く、プレス試写で鑑賞したマスコミからも高い評価が聞こえてくる。邦画との相性の良さでも知られるモントリオール世界映画祭。昨年の『悪人』の深津絵里の主演女優賞に続く主要部門での受賞に期待がかかる。『アントキノイノチ』は11月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!冒頭でいきなり全裸…?岡田将生の様々な表情に注目の『アントキノイノチ』予告編榮倉奈々、岡田将生は「小学生」!?「もう22歳なんですけど」と本人苦笑岡田将生×榮倉奈々を絶賛!『アントキノイノチ』がモントリオールへ岡田将生は心の叫び、榮倉奈々は泣きながら願う――『アントキノイノチ』特報到着
2011年08月22日来年のNHKの大河ドラマ「平清盛」で松田聖子が、白河法皇の寵姫にして、清盛の成長を見守る祇園女御(ぎおんにょうご)役で大河ドラマ初出演を果たすことが明らかになった。主演に松山ケンイチをはじめ、節目となる大河ドラマ50年目を煌びやかに壮大に描き出すべく日本を代表する俳優陣の出演が明らかになっている本作。つい先日、岡田将生が最年少で源頼朝を演じることが発表されたばかりだが、さらにもうひとり、重要な役どころで大物スターの参加が明らかに!松田さんが演じるのは、清盛の実の父である白河法皇(伊東四朗)の寵愛を受ける祇園女御。長く法王の傍らで過ごす中で、そう遠くない未来にこの国の仕組みが大きく変わることを予見。平忠盛(中井貴一)の武勇に目をつけ、同じく白河法皇の愛人である舞子(吹石一恵)が身籠った子・清盛を忠盛が育てることを後押しする。その後、清盛の成長を見届けて都を去るが、乙前(おとまえ)と名を変え、歌舞音曲の名手に。そのうわさを聞きつけた後白河天皇(松田翔太)の強い誘いで、今様(※当時の流行歌)の師として京に戻り、清盛とも再会。清盛や後白河天皇の良き相談相手となる。祇園女御と乙前を同一人物とするのは、本作の脚本を務める藤本有紀によるオリジナル。清盛や白河法皇、後白河天皇という男たちにとって、母親のようであり、時に師であり最も愛される存在でもある彼女。歌舞音曲の名手という設定のため印象的な歌声に持ち主であることがキャスティングの絶対条件だったが、磯智明チーフ・プロデューサーは「聖子さんの清らかで日本人のハートに響く歌声は、時空を超えて、平安時代末期の夢中で生きた人々の生き様を時に優しく、時に華やかに包み込んでくれると思います」と語り、「ドラマのテーマ曲とも言うべき今様の一節『遊びをせんとや生まれけむ(子供が遊ぶように夢中で生きたいという意)』を聖子さんの声で聞けることは本当に楽しみです。いつも凛としていて、いつまでも輝きを失わない女性であり、その意味でも聖子さんはぴったり」とその歌声と存在感に期待を寄せる。今回の出演決定に対し松田さんは「台本を読ませていただき、今回、お話しをいただいた祇園女御という役に、そして物語にすっかり魅せられてしまいました。初めて大河ドラマに出演させていただきますが、全力で祇園女御という素晴らしい役を演じさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします」と意気込みを語る。華麗な平安装束を身にまとい、大河初出演となる松田さんがどんな輝きを見せてくれるのか?松山さんや松田翔太さんら若手キャストとの掛け合いも楽しみなところだ。松田さんは1月の第1回放送から登場の予定。NHK大河ドラマ「平清盛」は2012年放送開始。■関連作品:うさぎドロップ 2011年8月20日より渋谷シネクイント、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011『うさぎドロップ』製作委員会矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜 2010年4月29日より全国にて公開© 矢島美容室プロジェクト■関連記事:浴衣の芦田愛菜からの手紙に松山ケンイチ感激!「そこらへんの女優よりセクシー!」松山&芦田、話題の2人が共演『うさぎドロップ』試写会に25組50名様ご招待芦田愛菜の関西弁&キュートなダンスに“保護者”松山ケンイチもメロメロPUFFY動画メッセージ到着「うさぎドロップ」を熱烈オススメも「独占したい!」松山ケンイチ、中国初上陸!サプライズ舞台挨拶に上海のファン熱狂
2011年08月13日先日、第35回モントリオール世界映画祭「コンペティション」部門への正式出品が決定した岡田将生×榮倉奈々共演の感動作『アントキノイノチ』の予告編がこのほど解禁となった。原作は歌手のさだまさしによる書き下ろし小説。高校時代に親友を亡くしたことをきっかけに、心を閉ざしてしまった少年・杏平(岡田さん)、自ら死を選ぼうとした過去を持つ少女・ゆき(榮倉さん)。遺品整理業を通して出会った2人が、それぞれの命と向き合い壊れかけた心を再生していく姿を描く。今回到着した予告編では、冒頭から青空の下、岡田さんが全裸らしき姿で登場。虚無感、悲しみ、心の叫びが彼の表情に映し出され、やがてゆきとの出会いによってその表情に変化が―ー。笑い、抱きしめ合い、命の尊さや繋がりを強く感じさせる映像に仕上がっており、主題歌を担当する「GReeeeN」の歌声が物語に彩りを加える。そしてついにメインキャスト以外の共演者もお目見え!杏平のクラスメイトを演じる松坂桃李と染谷将太、遺品整理業の上司役の原田泰造、そして壇れいに柄本明、鶴見辰吾と若手実力派からベテラン陣まで、それぞれの演技が作品に深みを与える。18日から開幕するモントリオールでの評価は果たして?授賞式前に、まずはこちらの予告編を確認しておくべし。『アントキノイノチ』は11月19日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:榮倉奈々、岡田将生は「小学生」!?「もう22歳なんですけど」と本人苦笑岡田将生×榮倉奈々を絶賛!『アントキノイノチ』がモントリオールへ岡田将生は心の叫び、榮倉奈々は泣きながら願う――『アントキノイノチ』特報到着「女神のイタズラ」松坂桃李動画インタビュー!共演の杏を大絶賛の理由とは…?作業着姿の岡田将生&榮倉奈々の画像が解禁!『アントキノイノチ』豪華共演陣も発表!
2011年08月11日岡田将生と榮倉奈々主演で、さだまさし原作の同名小説を映画化した『アントキノイノチ』の完成報告会見が10日に都内で行われ、岡田、榮倉をはじめ、原田泰造、松坂桃李と瀬々敬久監督が登壇した。その他の写真本作は、それぞれ過去のトラウマで心を閉ざしてしまった杏平(岡田)とゆき(榮倉)が遺品整理という命と向き合う仕事を通して出会い、次第に心を通わせ“自身と人とのつながり”について向かい合う姿を描いた作品。撮影中に東日本大震災が発生し、瀬々監督は「このまま撮り続けてもいいものかと考えたが、震災後に命の大切さや絆が大事だと語られるようになったので、この映画を通してよりみなさんに伝われば」とあいさつ。“命の大切さ”を訴える本作についてキャスト陣も「この時期に参加できてよかった」と口を揃えた。その瀬々監督の印象について榮倉は「私の顔を見ながら“岡田さん”と呼ぶので、まず監督に名前を覚えてもらうのに必死だった」と話し、松坂も「岡田くんとのシーンでは“松岡くん”と言うからどっちを呼んだのか分からなかった」と暴露。岡田は榮倉との初共演について「僕より2歳上だけど、とても話しやすくて心が和らいだ」と話す一方で、榮倉は「岡田くんはとても純粋で、小学生と話してるみたいだった」とコメント。岡田は赤面しながらも「僕もう22歳なんですけど…でも嬉しいです」と複雑な表情を見せる場面もあった。本作は第35回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門で正式出品が決定し、現地時間19日に予定されている公式上映には岡田、榮倉、瀬々監督が登壇する予定で、岡田は「世界の方々に見てもらえると思うと嬉しい。映画祭を楽しみながら、みなさんと映画を共有できたらいいな」と喜びの表情を浮かべた。『アントキノイノチ』11月19日(土)全国ロードショー
2011年08月10日第35回モントリオール世界映画祭の「ワールド・コンペティション」部門に正式出品されることが決定した『アントキノイノチ』の完成報告会見が8月10日(水)、都内ホテルで開かれ、主演を務める岡田将生、榮倉奈々をはじめ、原田泰造、松坂桃李、メガホンを取った瀬々敬久監督が出席した。原作はさだまさしの同名小説。ある事件を機に、心を閉ざしながら生きる2人の男女(岡田さん、榮倉さん)が、遺品整理業の現場で、死者が人知れず遺したもの、そこに込められた思いに触れることで“イノチ”の尊さを取り戻していく姿を描く。今回が初共演となる岡田さんと榮倉さん。岡田さんは「積極的に話しかけてくれて、とてもしゃべりやすい人。僕の心も和らいだ」と榮倉さんの印象をコメント。一方の榮倉さんは「目が純粋で、まるで小学生と喋ってるみたい(笑)。かわいらしい人」。これには岡田さんも「もう22歳なんですけど…」と苦笑しきりだった。撮影中に東日本大震災が発生。瀬々監督は「当初は人々の絆が失われた“無縁社会”がテーマだったが、震災後、人々の心の中に絆を求める気持ちがあるんだとハッキリした。作品に対する決意を新たにする部分も大きかった」と神妙な面持ち。そんな監督についてキャスト陣は「私のことをずっと“岡田さん”って呼んでいた。名前を覚えてもらったのは、撮影が終わる1週間前」(榮倉さん)、「現場で“松岡くん”って呼ばれて、僕も岡田くんも一瞬『誰?』って振り向いてしまった」(松坂さん)と瀬々監督の天然ボケな素顔を暴露した。また、原田さんは「オファーをいただいたときは、プロレス映画かと思った。主演2人の演技がとにかくすごくて、抱きしめてあげたくなるほど。それと2人を見守る自分も自分で抱きしめてあげたい」と面白おかしく語っていた。モントリオール世界映画祭は8月18日(現地)に開幕。翌19日に本作をプレミア上映し、主演の2人と瀬々監督が現地入りする。「とてもびっくり。世界のみなさんと楽しみながら、作品を共有できれば」(岡田さん)、「ずっと海外の映画祭に行ってみたいと思っていた。国境を越えてこの作品を観てもらえるのが、いまから楽しみ」(榮倉さん)と期待を寄せていた。同映画祭は、トロント国際映画祭と並ぶ北米最大規模の国際映画祭。2006年に奥田瑛二監督の『長い散歩』、2008年には『おくりびと』がグランプリを受賞したほか、2009年の監督賞を『ヴィヨンの妻』の根岸吉太郎監督が、そして昨年は『悪人』で深津絵里が主演女優賞を受賞。近年、日本映画を高く評価する映画祭として、その動向が注目を集めている。『アントキノイノチ』は11月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:岡田将生×榮倉奈々を絶賛!『アントキノイノチ』がモントリオールへ岡田将生は心の叫び、榮倉奈々は泣きながら願う――『アントキノイノチ』特報到着「女神のイタズラ」松坂桃李動画インタビュー!共演の杏を大絶賛の理由とは…?作業着姿の岡田将生&榮倉奈々の画像が解禁!『アントキノイノチ』豪華共演陣も発表!“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?
2011年08月10日岡田将生、榮倉奈々主演の『アントキノイノチ』が、8月18日(木)より開幕する第35回モントリオール世界映画祭の「ワールド・コンペティション」部門に正式出品されることが決定した。歌手のさだまさしが2009年に発表した同名小説を映画化。ある事件から他人に心を開くことなく生活を送る2人の男女が、“遺品整理業”という仕事を通じて、失われた命や遺されたもの、そこに込められた思いに触れることで生とのつながりを取り戻していくさまを描く。モントリオール世界映画祭は、トロント国際映画祭と並ぶ北米最大規模の国際映画祭。近年、日本映画が毎年のように受賞しており2006年には奥田瑛二監督の『長い散歩』、2008年には『おくりびと』がグランプリを獲得。同じく2008年の脚本賞を君塚良一の『誰も守ってくれない』、2009年の監督賞を『ヴィヨンの妻』の根岸吉太郎監督が、そして昨年は『悪人』で深津絵里が主演女優賞を受賞している。特に『おくりびと』はこのモントリオールでの受賞を皮切りに国内外で絶賛を浴び、オスカーの最優秀外国語映画賞にまでのぼりつめたこともあり、今後の賞レースを予測する上でも注目を集める。同映画祭のセルジュ・ロジーク代表からは「心を失ってしまった2人が、死に接することによって生きることの幸せと儚さに気付く物語です。主演2人の演技は完璧の一言につきます」と作品、主演の2人の演技を絶賛するコメントが寄せられている。瀬々敬久監督にとっては、今年のベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞と最優秀アジア映画賞の2冠に輝いた『ヘブンズ ストーリー』に続く最新作として期待を集める本作。今回のノミネートに際し、監督からは「いまの日本の現実の中で“生きること”とは何なのかと考えながら作った映画なので、まず最初は日本の観客のみなさんに観ていただくことが一番だと思っていましたが、こういう機会をいただいたからには、この映画を通して世界の人たちと想いを共有できることを願っています」とのコメントが到着。岡田さんは「素直に『嬉しい』の一言につきます。嬉しいです!」、榮倉さんも「海外の映画祭に出品されるなんて、夢を見ているようです。携わったみんなの愛が吹き込まれたこの映画をよりたくさんの方に観てもらえること、嬉しく思います」と喜びを語り、日本以外の国の多くの人々の反応に期待を寄せる。なお、本作のほかに今年のモントリオールには、板尾創路監督、主演に浅野忠信、石原さとみも出演している『月光ノ仮面』、窪田将治監督作『クレイジズム』が「フォーカスオンワールドシネマ長編」部門に、齊藤潤一監督によるドキュメンタリー作品『平成ジレンマ』が「世界のドキュメンタリー」部門に出品される。第35回モントリオール世界映画祭は8月18日(木)より8月28日(日)まで開催。『アントキノイノチ』は開幕直後にプレミア上映が予定されている。現在、監督およびキャスト陣の出席については調整が進められているという。『アントキノイノチ』は11月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:岡田将生は心の叫び、榮倉奈々は泣きながら願う――『アントキノイノチ』特報到着「女神のイタズラ」松坂桃李動画インタビュー!共演の杏を大絶賛の理由とは…?作業着姿の岡田将生&榮倉奈々の画像が解禁!『アントキノイノチ』豪華共演陣も発表!“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗
2011年08月02日先日、最後のスペースシャトルとしてNASAケネディ宇宙センターから打ち上げられたアトランティス号に、映画『宇宙兄弟』に出演している小栗旬と岡田将生の宇宙服姿の写真が搭載されていることが明らかになった。小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡の帰還に、古川聡宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船の宇宙基地での長期ミッションなど昨年来、日本でも宇宙にまつわるニュースが昨年来、大きく扱われているが、今回、スペースシャトルの最後のミッションと邦画の“ドッキング”という驚愕の知らせが届いた。1981年の初飛行から30年。1986年のチャレンジャー号の爆発事故の悲劇、毛利衛さんのエンデバー搭乗をはじめ、幾人もの日本人飛行士の活躍など宇宙開発の歴史に新たなページを刻んできたスペースシャトルの歴史がついに幕を閉じることとなった。海洋調査船にその名が由来するアトランティス号は、1985年の初フライト以降、89年には金星探査機マゼランと木星探査機ガリレオを宇宙に送り出すなどしてきた。当初、昨年の5月が最終ミッションとされてきたが、その後、追加ミッションが発表され、最後のスペースシャトルという大役を果たすことに。7月8日(現地時間)に飛び立ち、人類が初めて月面着陸に成功したのと同じ7月20日に帰還する予定。アトランティス号は、5台の実用機のうち唯一、日本人宇宙飛行士が搭乗していないシャトルであったが、今回、小栗さんと岡田さんが写真で最後のスペースシャトルに乗り込むことになった。人類が製造した中で最も複雑な機械とも言われるだけあって、飛行士の私物をのぞいてたった1グラムの写真であれどミッションと直接関係ないものを機内に持ち込むことは通常不可能なこと。だが、JAXA(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)が開始した、ISS「きぼう」日本実験棟を民間で活用する新しい枠組みが、それを可能にした。2009年の、日本初の有人実験施設「きぼう」の完成により、JAXAは「きぼう」を利用した実験テーマの公募に加え、企業との共同研究やビジネス展開を開始した。人々がより身近に“宇宙”を感じ、宇宙開発技術を利用するための試みが行われることになり、今回の企画もその枠組みの中で実現した。人気漫画を原作に、宇宙飛行士を目指す兄弟と仲間たちの奮闘を描いた本作。宇宙飛行士の存在を身近に感じさせる物語であり、この宇宙利用を展開する株式会社ラグランジェが写真の打ち上げを熱望。「震災の影響が色濃く残る中、最後のスペースシャトルに夢を乗せて打ち上げたかった」と担当者は語る。『宇宙兄弟』に許さたのは重量2グラム、写真2枚分のスペース。アトランティス内のミッドデッキロッカーに収納されている。小栗さんと岡田さんの写真は7月1日(金)にクランクアップした本作の現場で撮影されたもので、宇宙服姿で揃って笑顔を浮かべている。小栗さんは「(写真とは言え)”兄弟で宇宙へ行く”という夢が叶って嬉しく思います。最後のスペースシャトルが無事に帰還することを祈っています」とコメント。岡田さんも「いつか本当に僕らが宇宙に行ける日が来るかもしれない、と思いながら空を見上げたいと思います」と喜びを語っている。『宇宙兄弟』は2012年春、全国東宝系にて公開。■関連作品:宇宙兄弟 2012年春、全国東宝系にて公開■関連記事:『宇宙兄弟』に麻生久美子&堤真一が出演!“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化
2011年07月11日小栗旬&岡田将生を主演に迎えての映画化が発表されている『宇宙兄弟』に麻生久美子と堤真一が出演することが明らかになった。原作は現在も「モーニング」(講談社刊)に連載中で、小学館漫画賞と講談社漫画賞のW受賞という「20世紀少年」以来の快挙(※同年W受賞は史上初)を成し遂げ、累計400万部を突破した人気漫画。幼い頃に宇宙飛行士になると誓い、約束通りに宇宙飛行士となった弟と、会社をクビになり無職となった兄。だが、弟からの一通のメールをきっかけに、兄も再び宇宙を目指し始める!そんな兄弟と仲間たちの奮闘が人間味たっぷりに描かれる。麻生さんが演じるのは、小栗さん扮する六太(ムッタ)と共に宇宙飛行士を目指す才女・伊東せりか。幼い頃のムッタと日々人(ひびと/岡田さん)を知るJAXA職員で宇宙飛行士選抜試験官のひとりでもある星加正に堤さんが扮する。今後、公開される作品だけでも『日輪の遺産』に『ロック 〜わんこの島〜』、『モテキ』、『ガール』に『幸運の壺 Good Fotune』といま、日本で最も多忙な女優のひとりである麻生さん。「私は原作の大ファンなので、正直、嬉しさと戸惑いがありました。でも、ほんの少しでもせりかさんの人生を歩きたいと参加させて頂くことになりました。不安もありますが、才能ある監督のもとでお仕事できること、とても嬉しく思っています」と出演への喜びを語り、堤さんも「このような希望あふれた作品に関われることを非常に嬉しく思っています。私が演じる星加は、かつて宇宙飛行士を志したが叶わず、宇宙を目指す者を支える立場として、再び夢をもつ人物です。宇宙に興味のある方もない方も、わくわくする気持ちや、“夢”を感じていただける映画になると思います」と意気込みと期待を明かす。ほかにムッタのライバルであり親友でもある真壁ケンジを、ミュージカル界のスター、井上芳雄が演じ、溝口大和、古谷やすし、福田直人といった、同じく彼らと共に宇宙飛行士を目指す仲間に新井浩文、濱田岳、塩見三省が扮する。JAXAからの全面協力を得て撮影も中盤に差し掛かっており、7月中にはクランクアップの予定。小栗さん、岡田さんはもちろん、麻生さんの宇宙服姿は…?新たな仲間を得て、ますます期待と注目を集めそうだ。『宇宙兄弟』は2012年春、全国東宝系にて公開。■関連作品:宇宙兄弟 2012年春、全国東宝系にて公開■関連記事:“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化
2011年06月23日「解夏」、「眉山」の著者であり歌手のさだまさしの書き下ろしになる感動小説『アントキノイノチ』。先日、岡田将生、榮倉奈々主演により映画化されることが発表されたが、このほど本作の特報が解禁となった。2009年に発売され、幅広い年齢層の感動をよんだ「アントキノイノチ」は、高校時代のとある事件をきっかけに心を閉ざしてしまった永島杏平(岡田さん)と、心に闇を抱える久保田ゆき(榮倉さん)の2人の男女の心の交流を描き出す。遺品整理業の現場で知り合った2人は、命の失われた場所で、徐々に心を通わせていくのだが…。監督は『ヘヴンズ ストーリー』でベルリン映画祭2冠を制した瀬々敬久。『余命1ヶ月の花嫁』、『Life 天国で君に逢えたら』など“命”をテーマとした作品を手がけてきた製作チームが集結し、感動のドラマを紡ぎだす。冒頭から岡田さんの叫びで始まるこちらの特報。一方、榮倉さんは涙を流しながら「死のうと思った」とつぶやく姿が。心に傷を負った主人公の2人が自らを再生していく姿と、背景で流れる壮大なメロディに、思わず心がじんわり。まさしく希望をつなぐ“命”の物語となっている。共演者には松坂桃李や染谷将太、壇れいが名を連ねているが、今回の特報ではまだ姿が見ることができない。今後どのように登場するかも気になるところ。『アントキノイノチ』は11月、全国にて公開。※こちらの特報はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月、全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:「女神のイタズラ」松坂桃李動画インタビュー!共演の杏を大絶賛の理由とは…?作業着姿の岡田将生&榮倉奈々の画像が解禁!『アントキノイノチ』豪華共演陣も発表!“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗岡田将生×榮倉奈々×ベルリン2冠の瀬々監督で『アントキノイノチ』映画化
2011年06月03日映画『プリンセス・トヨトミ』が5月28日(土)に公開を迎え、主演の堤真一をはじめ、綾瀬はるか、岡田将生、沢木ルカ、森永悠希、中井貴一に鈴木雅之監督が舞台挨拶に登壇した。万城目学の同名小説を原作に、豊臣家の末裔を密かに守り続けてきた“大阪国”と、その存在を認めようとしない会計検査院の調査官たちの戦いが描かれる。舞台挨拶の前には来日中のアイルランド出身の女性ユニット「ケルティック・ウーマン」がスペシャルゲストとして来場し、エンディングテーマを歌い上げ、観客は荘厳なその歌声に酔いしれた。この日は、物語にちなんで父親との思い出を一同に質問。堤さんは、20歳のときに死別したお父さんとの思い出として「オヤジが酒屋の立ち飲みに、休みの日に行くのを一緒についていって、オヤジが飲んでいる横で立っていたのを覚えています。つまみのウィンナーをじっと見ていたら、気づいたオヤジが買ってくれて…」と懐かしそうな表情を浮かべた。劇中で、予期せぬ“奇跡”を次々と巻き起こし“ミラクル”の異名を取る鳥居を演じた綾瀬さんは「お父さんの足にお腹を乗せて飛行機遊びをしてもらったことが」とごく普通の微笑ましい思い出を明かしたかと思いきや、「あと、うちはお父さんが仕事に行くのを家族で見送る習慣があったんですが、『いってらっしゃい』って見送った後で、(父親の運転する)車に足をひかれたことがあります。なぜか痛くはなかったんですが…」と劇中そのままのミラクルエピソードを披露。ツボにはまった中井さんは観客に背を向けて爆笑する一幕も。その中井さんの父親は昭和の名優・佐田啓二。中井さんは2歳の頃に死別しているためにほとんど思い出がないとのことだが、綾瀬さんの爆笑エピソードに触発されたのか「姉と一緒に車のトランクに入って遊んでいたら、父がそれを忘れて車を発進させたことがありましたね」と、車に関する災難エピソードを披露してくれた。また劇中に登場する、中井さんが総理を務める“大阪国”に合わせて、もし自分が独立国の総理になったら?というお題では、堤さんが「映画のスタジオとブロードウェイのような劇場街を作りたい」と俳優らしい夢を語った。綾瀬さんは「農家の方を増やして桃農園とぶどう農園を作って…あと劇場も作りたい」とここでも不思議発言で会場をわかせた。綾瀬さんのボケっぷりにばかり注目が集まるが、堤さんによると、綾瀬さんと岡田さんが“Wボケ”なのだとか。それを聞いた岡田さんは「おれ?ボケですか?綾瀬さんにはかなり突っ込んでましたけど」と綾瀬さんと同格扱いに心外そうな表情を見せていた。ボケ揃いの“先輩たち”に若い沢木さんと森永さんは困惑気味?緊張した表情を見せつつも、地元の関西を舞台にした作品とあって「光栄です」と喜びを語った。『プリンセス トヨトミ』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:プリンセス トヨトミ 2011年5月28日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン 関西テレビ放送 東宝■関連記事:堤×綾瀬×岡田が大阪に攻め込む!『プリンセス トヨトミ』試写会に10組20名様ご招待綾瀬はるか、やっぱり天然?大阪城は「お寺、じゃなくて神社」“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗『プリンセス トヨトミ』大阪府庁で快調に撮影!堤、綾瀬、岡田がそれぞれの印象を…
2011年05月30日「AKB48」の前田敦子が、この夏、フジテレビで4年ぶりに“復活”する連続ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス」でドラマ初主演を飾ることが明らかになった。中条比紗也の人気漫画「花ざかりの君たちへ」を原作に、2007年に堀北真希を主演の迎えて全12話でドラマ化された「イケパラ」。平均視聴率は17.3%、特に最終回の2時間スペシャルは21.0%という高視聴率を記録した。堀北さん演じる主人公・芦屋瑞稀が男子を装って、全寮制の男子校に舞い込むという学園青春コメディで、小栗旬に生田斗真、水嶋ヒロ、岡田将生、山本裕典に溝端淳平などなど、若きイケメンたちがズラリ。彼らの大ブレイクのきっかけを作ると共に、世に空前の“イケメン”ブームをもたらした。ちなみに、本作の公式ホームページへの週間アクセス数が最高で3,864万ページビューを記録しており、こちらは4年経ったいまでも破られていない同局の最高記録だという。この伝説的ドラマが4年の時を経てキャストを一新して復活。そのイケメンたちの中心に位置する男装の美女役として、人気絶頂の前田さんに白羽の矢が立った。前田さんと言えばAKBの中心メンバーとしての活躍は言うに及ばず、主演映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら〜』がまもなく公開となり、その挿入歌で6月22日(水)にはソロデビューが予定されるなど、幅広い活躍を見せているが、「イケパラ」では当然、男装に挑戦!髪もショートカットにするということで、新たな一面を見せてくれそうだ。また、ドラマ主題歌をAKB48が担当することも併せて決定。こちらは、6月9日(木)の開票が迫る「第3回総選挙」で1位を勝ちとったメンバーがセンターで歌うことになる。映画主演にソロデビューと勢いに乗る前田さん。昨年の雪辱を果たして2年ぶりの1位に返り咲き、ドラマ初主演をセンターで飾ることができるか?「前作ももちろん知ってましたし、漫画も読んだことがあり大好きです」という前田さん。「自分が参加できるのでワクワクとドキドキがいっぱいです」と出演の喜びを語ると共に「原作の漫画のようにみなさんに愛されて楽しんでもらえるようなドラマにしていけるよう頑張ります!」と気合十分。フジテレビの後藤博幸プロデューサーは「前作から4年が経ち、いま、新世代のスターたちが生まれようとしている、そんな気がしてなりません。彼らと共に今年の日本の夏を元気にしたい!そんな思いからこのドラマを企画しました」と企画の意図を説明。さらに「“男子校に男のふりをして転入してくる女の子”という難しい役どころをAKB48のメインとして国民的存在となった前田敦子さんが初の男装&ショートカットで挑みます。ここがこのドラマ最大の見どころです」と“主演・前田敦子”をアピール。前田さんの男装ぶりはもちろん、女性ファンにとっては新たな“イケメン”たちの顔ぶれも気になるところ。「前作に勝るとも劣らないイキのいいイケメンの面々にもどうぞご期待ください!」と後藤プロデューサー。4年ぶりの復活でイケメンブーム再燃?「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス」は7月より、日曜日の21:00からのドラマチック・サンデー枠にて放送開始。■関連作品:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 2011年6月4日より全国東宝系にて公開© 2011「もしドラ」製作委員会■関連記事:AKB峯岸「あっちゃんは甘えん坊」と証言&大泉の“パンツ”暴露に恥ずかしそうに抗議AKB48前田敦子初主演作!『もしドラ』試写会に10組20名様ご招待前田敦子主演『もしドラ』主題歌がAKB48の新曲に決定!総選挙の投票券入り大島の1位を脅かすのは?AKB48、今年も総選挙開催!メンバーの新たな活動も続々『もしドラ』前田敦子クランクアップ!真冬の撮影に半袖で高校野球の女子マネ熱演
2011年05月13日エイベックス通信放送が運営する携帯電話専門の動画配信サイト「BeeTV」で3月より配信され、松坂桃李、鈴木亮平、忍成修吾という、豪華キャストの共演が話題となっている「女神のイタズラ〜キミになったボク〜」。本ドラマに出演している松坂桃李の動画インタビューをシネマカフェが独占入手!2008年に雑誌「FINEBOYS」の専属モデルとして芸能活動を開始し、2009年に戦隊ドラマ「侍戦隊シンケンジャー」(テレビ朝日)のシンケンレッド役で俳優デビュー。同作の劇場版にてスクリーンデビューも果たし、若い女性を中心に人気を集めている松坂さん。そのほかTVドラマやバラエティーをはじめ、今年9月に公開を控える『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』にも主要キャストとして出演。さらに、さだまさしの書き下ろし小説を映画化した『アントキノイノチ』への出演も控えるなど、いま最も注目されている若手俳優のひとりだ。本作で、松坂さんは9歳の少年・拓海と魂が入れ替わってしまった23歳の二代目親方・秀之という難解な役柄に挑戦。さぞ役づくりも大変だろうと思いきや、今回届いたインタビューで松坂さんは「こういう役をやったことがなかったので楽しめた」と、むしろこの役を楽しんでいた様子。女神役を演じたモデルで女優の杏さんとの共演については、「あんなにストイックに役作りをする女優さんは初めて」と大絶賛!松坂さん曰く、コミカルなシーンが多い本作だが、知的で“歴女”のイメージが定着している杏さんからは想像もつかない演技を披露しているとのこと。さらに、インタビュー収録中に本作で共演している田島優成も乱入し、和気あいあいとミニコントを披露する場面も。どんな役にも果敢に挑戦していく松坂さんから今後も目が離せないが、まずはその魅力をこちらの映像でチェック!※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「女神のイタズラ〜キミになったボク〜」BeeTVにて配信中© BeeTV<アクセス方法>ドコモの携帯電話で、iモード版⇒iMenu>動画>BeeTVもしくはich>BeeTVスマートフォン版⇒ドコモマーケット>動画>BeeTViモードとスマートフォンでは、提供条件・内容などが一部異なります。※BeeTVはdocomoの機種でのみご利用になれます。(一部機種を除く)※iチャネルのご利用には157.5円/月がかかります。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月、全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズアントキノイノチ 2011年秋、全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:作業着姿の岡田将生&榮倉奈々の画像が解禁!『アントキノイノチ』豪華共演陣も発表!“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗ガーリーなファッションが似合う俳優ランキング!混戦を制したのは向井理岡田将生×榮倉奈々×ベルリン2冠の瀬々監督で『アントキノイノチ』映画化
2011年04月28日歌手のさだまさしによる同名小説を映画化した『アントキノイノチ』の撮影現場の写真が到着!また、主演の岡田将生、榮倉奈々に加え、共演陣として原田泰造、松坂桃李、檀れい、柄本明らが出演することも明らかになった。映画化もされた「解夏」、「眉山」(いずれも幻冬舎刊)など感動的な小説を世に送り出してきたさださんの原作を、『ヘヴンズ ストーリー』で第61回ベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞とNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)をダブル受賞した瀬々敬久監督の手で映画化した本作。高校時代のある事件がきっかけで、心を閉ざしてしまった青年・杏平(岡田さん)が、遺品整理業という仕事を通じて、ゆき(榮倉さん)、佐相(原田さん)と出会い、少しずつ心を開いていくが、ある日、杏平はゆきの衝撃的な過去を知ってしまい…。今回、解禁となったのは遺品作業員としてユニフォームに身を包んだ岡田さん、榮倉さん、原田さんの写真。お揃いの青いジャンパーにキャップという「遺品整理業クーパーズ」のユニフォームで微笑む3人が写っている。また、役柄に関しては不明だが、そのほかの共演陣には岡田さんと同世代で、人気急上昇中の松坂さんをはじめ、檀さん、柄本さん。さらには染谷将太、鶴見辰吾、堀部圭亮、吹越満、津田寛治、宮崎美子といった演技派が脇を彩る。『余命1ヶ月の花嫁』、『Life 天国で君に逢えたら』など“命”と向き合う作品を送り出してきた製作チームによる本作。“天国の引越し屋さん”とも言うべき遺品整理業の青年たちを通じて何を問いかけるのか?『アントキノイノチ』は今秋、全国にて公開。■関連作品:ヘヴンズ ストーリー 2010年10月2日よりユーロスペース、10月9日より銀座シネパトスほか全国順次公開© 2010 ヘヴンズ プロジェクトアントキノイノチ 2011年秋、全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会余命1ヶ月の花嫁 2009年5月9日より全国東宝系にて公開©“April Bride”ProjectLife 天国で君に逢えたら 2007年8月25日より全国東宝系にて公開©2007「天国で君に逢えたら」製作委員会■関連記事:「女神のイタズラ」松坂桃李動画インタビュー!共演の杏を大絶賛の理由とは…?“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗岡田将生×榮倉奈々×ベルリン2冠の瀬々監督で『アントキノイノチ』映画化第61回ベルリン国際映画祭、金熊賞はイラン作品に。日本映画も健闘
2011年04月28日「鴨川ホルモー」、「鹿男あをによし」などで知られる人気作家・万城目学の直木賞候補にもなったベストセラーを映画化した『プリンセス トヨトミ』の完成披露会見が4月19日(火)、都内で行われ、メガホンをとった鈴木雅之監督をはじめ、堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、中井貴一が出席した。国家予算の使用用途についての会計検査院による査察をきっかけに、大坂夏の陣で断絶したはずの豊臣家の末裔が秘密裏に生き延びていたことが発覚し、この秘密をめぐって大阪が“独立国家”を宣言する、という本作。東京からやって来た会計検査官の3人(堤さん、綾瀬さん、岡田さん)が、400年間“ある秘密”を守り続ける男たちとスリリングかつコミカルな攻防を繰り広げる。「豊臣家の末裔が生きていた」、「大阪は独立した国家だった」など万城目さんらしい奇想天外な設定が満載だが、主演の堤さんは「どう映像化するのか、そもそも可能なのか。実は撮影が終わってからも(映画として)成立するのか不安だった」と本音をポツリ。ところが完成した作品は「自分で言うのもなんですが、『おもしろっ』って。さすが鈴木監督。お酒を飲んでるときは、どうしようもないおじさんなんですけど(笑)」と大満足の様子だ。昨年、記録的な猛暑が続く中、大阪で撮影が行われ「歴史上の人物も出てくるし、大阪の街を探検しているような気持ちになった」(綾瀬さん)、「これを見たら、きっと大阪を冒険したくなりますよ」(岡田さん)。ちなみに綾瀬さんは、大阪城を見て「やっぱりお寺はいいですね…あっ、間違えた。神社ですね」と天然ぶりを発揮したのだとか。堤さんは「綾瀬さんは群を抜いて天然」、岡田さんも「僕もその場にいましたが、自分の耳を疑いました」と絶句!すかさず中井さんは「綾瀬さんは天然ではない。トンチンカンなんです」とフォロー(!?)を入れ、会見場は爆笑に包まれた。その後も、堤さんが「岡田くんの体に、せみの死骸をくっつけて遊んでいた」と暴露すれば、岡田さんは「撮影中はずっと“おっちゃん”と呼んでいた。とても尊敬していますが、親戚のおじさんみたいで」と反撃。大人げない会話のキャッチボールが続く中、中井さんが「そんなコメント、記事にできないでしょ!こんな無駄な会見はない」と呆れ顔でたしなめる場面もあった。当の中井さんは劇中で“大阪国総理大臣”を演じ「橋下さん(橋下徹大阪府知事)をパクっているんですよ」と役作りについてコメント。大阪府庁で行った大規模なロケをふり返り「4,000人くらい来てくれたエキストラさんが、まったくダレることなく、ワンカット終わるたびに拍手をくれた。すっかり大阪が好きになりました」とご機嫌だった。『プリンセス トヨトミ』は5月28日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:プリンセス トヨトミ 2011年5月28日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン 関西テレビ放送 東宝■関連記事:“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗『プリンセス トヨトミ』大阪府庁で快調に撮影!堤、綾瀬、岡田がそれぞれの印象を…
2011年04月19日スペシャルドラマ「ヤング ブラック・ジャック」の試写会が4月18日(月)、日本テレビで行われ、主演の岡田将生と仲里依紗が上映後の記者会見に出席した。手塚治虫の不朽の名作「ブラック・ジャック」の主人公で、医師として天才的な腕前を持ちながらも医師免許を持たず、法外な報酬を要求するブラック・ジャック。その若き日の物語がオリジナルストーリーで描かれる。劇中の暗いイメージと打って変わって、すっきりとした表情で現れた岡田さんは、ドラマを鑑賞したばかりの観客を前に「髪を切りました」とニッコリ。今回、“漫画の神様”手塚治虫の名作の主人公を演じたが、「やると決まってからプレッシャーを感じました。プロデューサー陣の熱弁を聞いて『ヤバいな』と思いました」と明かす。顔の傷跡や、髪の毛の特殊メイクには毎回、1時間ほど時間がかかったそうだが「ずっと寝てて、目が覚めて鏡を見ると、髪が半分黒くなっていて…」とふり返った。仲さんは、若き日の時生(=ブラック・ジャック)と出会う医学生を演じているが、実写版「ブラック・ジャック」への出演オファーに「正直、最初はピノコ(※原作に登場する女の子)の役かと思いました」と告白。周囲からも「ピノコやるの?」と聞かれることが多かったそう。今回の役柄について「(これまで)キャラクターの強い役が多かったので、お嬢様の大人しい役ということで、自分を抑えつつ成長していく。ひとりの人間を変えていくというのは難しいなと思ってましたが、意外とできました」と笑顔を見せた。同い年の2人は、高校3年生のときに出演した映画『ハルフウェイ』以来となる共演。岡田さんが「『ハルフウェイ』のときは高校3年生ならではの話をよくしてましたね。共演できると聞いて嬉しかった」と素直に喜びを語るも、仲さんからは意外な暴露が!「(『ハルフウェイ』のときの)第一印象は怖かったです。人見知りで、高校生なのでイキがってたのかな…?」と切り出すと、岡田さんは「ちょっと待って!そんなことないでしょ」と慌ててストップ。すると、仲さんは「(今回、再会して)すごく大人になっていて、役への取り組み方など、同い年として勉強になりました」と今度はベタ褒め。岡田さんは「絶対、嘘だろ!いつも“仲里依紗ペース”なんです」と笑顔でボヤいていた。さらに“仲里依紗ペース”はとどまるところを知らず!手塚作品について、好きなキャラクターを尋ねられると「アトムですね。足がプリッとしててすごくかわいくて。私、脚フェチなので!」と大胆に告白し、会場は笑いに包まれた。「生きること、命が重たいということを受け止めた」(岡田さん)という「ヤング ブラック・ジャック」。4月23日(土)21:00より日本テレビ系列で放送。■関連作品:宇宙兄弟 2012年春、公開アントキノイノチ 2011年秋、全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会プリンセス トヨトミ 2011年5月28日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン 関西テレビ放送 東宝 ゼブラーマンゼブラシティの逆襲 2010年5月1日より全国にて公開© 2010「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」製作委員会■関連記事:岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化岡田将生×榮倉奈々×ベルリン2冠の瀬々監督で『アントキノイノチ』映画化仲里依紗×行定勲監督インタビュー 監督も魅了された無防備な素顔ドSから尽くす女に束縛女…仲里依紗の過激“妄想”5段階変化の画像が到着!
2011年04月18日