藤原竜也の「カイドウ」シリーズ第3弾「藤原竜也の三回道」に中村勘九郎と溝端淳平がゲスト出演することが分かった。藤原さんの素顔に迫り、多忙なスケジュールの合間を縫って冠番組にふさわしく様々な企画にチャレンジする姿は、バラエティーでありながらドキュメントドラマのような、普段は見ることのできない姿が見られる本番組。そして今回、藤原さんとプライベートでも親交の深い、“「カイドウ」シリーズ準レギュラー”の勘九郎さんと溝端さんが引き続き登場。「藤原竜也の三回道」では、沖縄が舞台。そこで藤原さんが勘九郎さんに“ある対決”を挑むという。さらに、仲良し後輩・溝端さんも駆けつけ、3人で珍道中を繰り広げる。ドラマパラビ「藤原竜也の三回道」は4月15日より毎週水曜日深夜0時58分~テレビ東京、テレビ大阪にて放送(全6回予定)。(cinemacafe.net)
2020年04月08日女優の川口春奈(かわぐち・はるな)さんが、自身のYouTubeチャンネル『はーちゃんねる』を2020年3月29日に更新。『川口春奈のできるまで』と題して、ヘアメイクアーティストの高取篤史さんによるメイク動画を公開しました。川口春奈のメイク動画に「すっぴんがすでにきれい」と反響タレントによるメイク動画は多数公開されていますが、ヘアメイクアーティストによるものは貴重です。川口春奈さんのすっぴんのきれいさもあって、この動画は2020年4月1日現在で200万回近く再生されるほどの大反響となりました。川口春奈のできるまで動画冒頭で川口春奈さんは「しっかりと保湿をすることが大事」とコメントし、それを補足する形で高取篤史さんが家庭でできる簡単な方法を紹介。要所要所で、高取篤史さんがメイクのポイントを教えてくれるのもファンにとっては嬉しいところです。この動画を見た人からは「やっぱりプロってすごい」「目のメイクが決め手なのがよく分かる」といった、プロのテクニックに感心する声が寄せられました。2020年4月からは、スポーツ情報番組『Going! Sports&News』(日本テレビ系)でキャスターに初挑戦する川口春奈さん。持ち前の明るさを活かしたアスリートたちとの掛け合いが楽しみですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月01日俳優・藤原竜也が出演する「カイドウ」シリーズ第3弾「藤原竜也の三回道」の放送が決定。この春からドラマパラビ枠にてスタート、「Paravi」では独占先行配信もする。2014年10月に初の冠番組「藤原竜也の一回道」が放送、続く2018年10月には「藤原竜也の二回道」が放送された「カイドウ」シリーズ。映画やドラマでは決して見ることのできない藤原さんの素顔に迫り、様々な企画にチャレンジする姿はバラエティーでありながら、まるで藤原さんの生き方のドキュメントドラマそのもの。「一回道」では大阪~愛媛、そしてハワイを旅し、「二回道」ではカレー作り、UFOとのコンタクトなどに挑戦したが、今回の最新作では、沖縄からスタートするという。今回の放送について藤原さんは「この番組のスタッフは“信頼”はできますが“信用”はできないので、今回は事前に何をするのか全て確認してから撮影をしました。冬の沖縄を舞台に健康的な企画をしております」とコメント。また、前作では中村勘九郎、小栗旬、吉田鋼太郎、溝端淳平ら豪華ゲストの登場も話題に。藤原さんは「ありがたいことに番組撮影の情報を聞きつけた、準レギュラーのメンバーも自ら出演希望をしてくれ、わざわざ沖縄まで足を運んでくれたことには感動しました」と出演者についても明かし、「とにかくこのシリーズは何も考えずに観てもらい、楽しんでいただければ幸いです」とメッセージを寄せている。ドラマパラビ「藤原竜也の三回道」は4月15日(水)よりテレビ東京、テレビ大阪にて放送(全6回予定)。(cinemacafe.net)
2020年03月06日女優の川口春奈が29日、都内で行われたネイリスト直接予約アプリ「Nailie(ネイリー)」新CM発表会に出席。2月10日に25歳の誕生日を迎える川口への誕生日サプライズが行われ、“ネイル一生分”の権利が贈られると、「今までもらったプレゼントの中で一番うれしいです」と喜んだ。「ネイリー」は、ネイリストが投稿したネイル画像からデザインを探したり、気に入ったネイリストに直接予約できるアプリ。発表会では、川口を起用した新CM「ネイル失敗しちゃった」篇が公開された。今年初となるPRイベント登場となった川口は、 今年初のネイルをお披露目。「マットとミラーで、色は春っぽく」と説明し、「ネイルは女の子のモチベーションの一つだし、テンションが上がることの一つなので、それをCMで表現できるのはうれしかったです」とCM出演の喜びも語った。また、川口への誕生日サプライズが行われ、「え!?」と驚いた表情に。最初に特製ケーキが運ばれてくると「ありがとうございます。すごい。かわいい」と喜んだ。そして、「あんまり年は意識しないんですけど、数字で見ると、大人の階段みたいなイメージがあるので頑張りたいなと思います」と25歳の抱負を語った。さらに、“ネイル一生分”の権利が贈られると、「え、うれしい! どういうこと? 一生分って。いいんですか」と大喜び。「たまらないですね。めちゃくちゃテンション上がってます。ありがとうございます。最高ですね。今までもらったプレゼントの中で一番うれしいです」と笑顔で話した。
2020年01月29日女優の川口春奈(24)が1月19日、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第1話に出演した。川口は後に織田信長の正妻となる帰蝶(濃姫)として、番組後半に登場。短時間だが、乗馬のシーンも披露し注目を集めた。各メディアによると、初回の平均視聴率は19.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と好発進だったという。川口は沢尻エリカ被告(33)が昨年11月16日に麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたことを受け、代役に抜てきされた。ドラマは1月5日に初回放送される予定だったが、放送日を19日に変更。12月から川口が撮影に加わり、急ピッチで撮り直しが行われたという。「川口さんは13年に『夫のカノジョ』(TBS系)でゴールデンタイムの初主演に抜擢されました。39歳の女性と身体が入れ替わる20歳の女性という難役を熱演したものの、結果は低視聴率。川口さんは、そのことをとても気にしていたといいます」(テレビ誌ライター)しかし、そんな川口が成長をみせている。今年1月4日と5日に放送された木村拓哉(47)主演の『教場』(フジテレビ系)では、警察学校の生徒役を熱演。視聴者からも『良い演技だった』と好評を博していた。「川口さんは警察学校のリアルな訓練シーンは、これまでで最も厳しい経験だったと振り返っていました。なかでも体力以上に、周囲と呼吸を合わせる難しさを痛感したようです。ただそこで団結力やチームワークの大切さを学んだ彼女が今回、大河に初挑戦することになりました。短期間での撮り直しが順調に進んだのも、『教場』で培った団結力が活かされたのでしょう」(テレビ局関係者)そんな川口の成長ぶりに、視聴者からはエールが寄せられている。《楽しみにしてた、今年の大河ドラマ 『麒麟がくる』 初回から私は好きになった。 とくに、川口春奈ちゃん!!めっちゃ合ってた!!違和感ゼロよ》《「麒麟がくる」の川口春奈さんは姿勢の良さとか、きびきびした男勝りな動きなどはドラマ「教場」の訓練で身につけたものが活かされてるんじゃないかな》《#麒麟がくる #教場 でも可愛くて素晴らしい演技だった川口春奈ちゃん帰蝶としても可愛い上に凛とした強さが出てましたね次の登場も楽しみ》
2020年01月20日9年ぶりにスクリーンに帰ってきた映画『カイジ』。その第3弾であり、シリーズ最終作となる『カイジ ファイナルゲーム』にて、我らが“カイジ=藤原竜也”もいよいよ見納めとなる。1996年よりヤングマガジンにて連載され、24年たった現在でも圧倒的な人気を誇り、シリーズ累計2100万部を超える大ヒットコミック『カイジ』。実写化されたシリーズ前2作はいずれも大ヒットを記録し、いまや日本を代表する超人気シリーズだ。本作は、原作者の福本伸行による完全なオリジナルストーリー。舞台となるのは、東京オリンピック後に景気が最低レベルまで落ち込んだ世界だ。金を持つ強者だけが生き残り、金のない弱者は簡単に踏みつぶされてしまう。これから東京オリンピックに向かうとあって、なんとも気分の悪くなる設定だ。想像するだけで恐ろしい。そんな東京で、借金まみれの“底辺男”・カイジ(藤原)は這い上がるために立ち上がる。カイジを演じる藤原といえば、これまでに多種多様なキャラクター演じ、当たり役・ハマり役は数多くあるが、中でもカイジ役が一番のハマり役といったところ。お笑い芸人のみならず、多くの一般の人々にもモノマネをされるほど、藤原の演じるカイジは国民的キャラクターになっている。生ビール片手に口にする「キンキンに冷えてやがる!」をはじめ、本作にも数々の名言が登場。圧倒的な熱量で数々のパフォーマンスを披露し、新たな次元へと到達している。本作からの新キャストとして、総理秘書で“ゴールドジャンケン”を得意とする高倉浩介役に福士蒼汰、カイジに協力するヒロイン・桐野加奈子役に関水渚が登場。さらに、伊武雅刀が演じる大富豪・東郷や、その秘書・廣瀬湊役に新田真剣佑が参加している。また、カイジが所属する派遣会社の社長で“日本の派遣王”と呼ばれる黒崎義裕役を吉田鋼太郎が演じている。その他、山崎育三郎、瀬戸利樹などの参戦に加え、天海祐希、松尾スズキ、生瀬勝久といった過去シリーズにも参加したお馴染みの面々も登場。彼らが物語のフィナーレを華々しく飾っている。想像を絶するオリジナルゲームの数々や、先の読めない展開の連続……果たしてカイジは、天国と地獄、どちらにたどり着くことになるのか。そして何より、“カイジ=藤原竜也”の最後の絶叫を、ぜひとも劇場で楽しんでいただきたい。『カイジ ファイナルゲーム』全国公開中
2020年01月14日1月10日(金)から公開の映画『カイジ ファイナルゲーム』で共演! 藤原竜也さん・吉田鋼太郎さんのサイン入りチェキを1名様に!応募はぴあ(アプリ)にて1月18日(土)まで受付中。ぜひご応募下さい!お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=7ed3b9f2-0937-4f35-adf4-dc1e790bab56)
2020年01月11日1月10日公開の映画『カイジ ファイナルゲーム』の特別試写会イベントが7日、都内で行われ、藤原竜也、福士蒼汰が出席した。本作は福本伸行による、シリーズ累計発行部数2,100万部を超えるコミック『カイジ』を実写化。過去には藤原竜也主演で公開した2009年の『カイジ 人生逆転ゲーム』、2011年の『カイジ2 人生奪回ゲーム』が共に大ヒットを記録し、本作はシリーズ最終章として9年ぶりの公開となる。藤原は「約1年前に撮影を終えまして、ようやく公開を迎えられると思うとうれしいんですが、お客さまにどう受け入れてもらえるか、9年ぶりで不安もあります」と告白。藤原が演じる主人公・伊藤カイジの敵役・高倉浩介を演じた福士蒼汰は「ワクワクしていますね。映画が始まるといつもドキドキというか不安と期待感がありますが、今回は見てみて楽しかったので、期待感が大きくあります」と自信を見せた。福士は藤原との共演が夢だったそうで、「藤原さんのカイジを目の当たりにできてうれしかったです。近くでザワザワしながら見ていました」と振り返り、藤原も「福士くんは高倉というエリート官僚。高圧的にカイジを追い詰めるんですが、自分の中で上手くセリフを言えない時に福士くんが見事なテンションできてくれたので、こっちがひるんだなというシーンが多々ありましたね」と福士の演技に刺激を受けた様子だった。本作には、新田真剣佑も出演しており、福士が「初日の撮影が夜中の11時に終わったんです。次の日も撮影する日だったんですが、にも関わらず『福士くんご飯行こうよ』とずっと言ってきたマッケンはコミュニケーションを取るのが下手だなと。それが会った初日で、『福士くん福士くん! 福士くんが同世代で共演したことがなくて』と言っていて、可愛いんだけど11時はキツイなと思いましたね(笑)」と話し、藤原も「奴はすぐ懐に入ってくるから気をつけなければいけない(笑)」と苦笑いを浮かべていた。映画『カイジ ファイナルゲーム』は、1月10日より全国公開。
2020年01月08日オール新キャストで上演される『デスノートTHE MUSICAL』が2020年1月20日(月)に開幕する。その稽古場にて歌唱披露と囲み取材が行われ、取材には夜神月役の村井良大と甲斐翔真(Wキャスト)、エル役の高橋颯が出席した。【チケット情報はこちら】本作は、「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語を描いた漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)を原作に、<音楽フランク・ワイルドホーン×音楽監督ジェイソン・ハウランド×演出 栗山民也>という世界的コラボで2015年に初演された作品。これまでにない役柄となった村井の月、初ミュージカルで大抜擢の甲斐による月、同じく初ミュージカルのミュージシャン高橋によるエル、舞台ではミュージカル『ピーターパン』のピーターパン役以外を初めて演じる吉柳さくらの弥海砂、韓国版で同役を演じた歌姫パク・ヘナが日本語で演じるレムなど、“未知”という言葉がピッタリの今作。この日歌われたのは、教室で月が教師に正義を問うオープニングのナンバー『正義はどこに』(甲斐、川口竜也ら)、月とエルが疑念を抱き合いながら歌う『死のゲーム』(村井・甲斐、高橋、吉柳ら)、死神レムが愛を知り自らの命を捨てても人間を助けると決意し歌う『愚かな愛』(パク・ヘナら)、エルがキラを見つけ出して逮捕することを誓う『ゲームのはじまり』(高橋)、キラとして崇拝される月が自らの正義を貫くと決める一幕ラストの大ナンバー『正義はどこにリプライズ』(村井、高橋ら)の5曲。甲斐による『正義はどこに』の月はまっすぐすぎる瞳が印象的で、村井による『正義はどこにリプライズ』の月は自信に満ちた表情にゾクッとさせられる、高橋のエルはまばたきひとつなくあの独特な雰囲気を纏い、吉柳による海砂は凛とした透明感が吉柳ならでは、パクによるレムは愛や戸惑いが届く深い歌声が圧倒的。そんなキャスト陣の歌唱に加え、こちらも一新されたアンサンブルキャストによるコーラスも迫力があり、早く劇場で観たいと思わされる歌唱となった。その後の囲み取材で村井は「新生『デスノート』。さあ、どうなんだい?というものをすごく感じています。それに負けないように僕らの新しい『デスノート』を見せていきたい」、甲斐は「世界中のクリエイターが集結していて、自分が新人であることを抜きにしても200%、300%でいかないともったいない作品」、高橋は「本当に大きな作品。大切に稽古して本番を迎えたい」とコメント。そんな意気込みでつくられる本作、期待して本番を待ちたい。公演は2020年1月20日(月)から2月9日(日)まで東京・東京建物 Brillia HALLのこけら落としシリーズとして上演後、静岡、大阪、福岡を巡演。取材・文:中川實穂※高橋颯の「高」ははしごだか
2019年12月25日2020年放送の大河ドラマ「麒麟がくる」への出演が決定した川口春奈の撮影が12月初旬からスタートし、順調に進んでいるという。そんな中今回、川口さんが役衣装を身に着けた写真とコメントが到着した。長谷川博己が明智光秀を演じる「麒麟がくる」は、第29作「太平記」を手掛けた池端俊策のオリジナル作品。戦国初期の1540年代、群雄割拠の戦乱の中、若き明智光秀、織田信長、斎藤道三、今川義元、そして、秀吉や家康ら各地の英傑たちが、天下を狙って戦う姿を、戦国時代を描く大河としては初めて4Kでフル撮影。長谷川さんのほかにも、門脇麦、岡村隆史、伊藤英明、染谷将太らが参加する。そんな中、先月に急遽出演者変更の発表があり、斎藤道三の娘・帰蝶(濃姫)役を大河ドラマ初出演となる川口さんが務めることが決定。この帰蝶は、明智光秀とは姻戚関係にあり、政略結婚によりのちに織田信長の正妻となる人物だ。川口さんは「時代劇は初挑戦で、帰蝶という役柄を大切に、大胆かつ丁寧に、そして芯のある様を全身全霊で演じさせて頂いています」と現状を明かし、「帰蝶は知れば知るほど奥が深く、激動の時代を生きた姿は皆様に共感して頂けると思いますので、是非ともご覧ください」と視聴者へアピールしている。また、今回の川口さん起用にあたって制作統括は「戦国の美濃で守護代の娘に生まれた姫・帰蝶は、気丈に生きていくことを運命づけられた役柄です。川口さんの背筋の通った凛とした立ち姿は、まさに信長の妻として織田家を率いていく風格に満ち満ちていました。またその吸い込まれそうな大きな瞳は、どんな困難にも立ち向かうことのできる意思の強さを表現していただけると思いました」と語っている。なお、川口さんは第1回より登場予定となっている。大河ドラマ「麒麟がくる」は2020年1月19日(日)20時~総合にて放送。※初回75分(cinemacafe.net)
2019年12月13日吉田修一の「太陽は動かない」と「森は知っている」を原作に、秘密組織のエージェントを藤原竜也、その相棒を竹内涼真が演じ初共演を果たす『太陽は動かない』。この度、2人がそれぞれ映る2つの超特報映像が到着した。今作で主演の藤原さんと共演の竹内さんは、心臓にあるものを埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫るという、極限まで追い詰められた秘密組織のエージェントを演じている。今回到着した映像では、椅子に縛られている藤原さん演じる鷹野、上半身裸で腕を縛られ横たわる竹内さん演じる田岡という2人のそれぞれの映像。30秒ほどの映像からは、絶体絶命の危機しか感じられない。また、映像には年表のようなものも映し出され、「死神のノートを操る新世界の神」、「車に乗る変身ヒーロー」などとこれまで彼らが演じてきたキャラクターが記されている。さらに映像と一緒に「藤原竜也、今度は何だ?!」「竹内涼真、いったいどうした?!」というコピーが目を引く、2人の心臓部分が赤く光を放つビジュアルも到着。なお、本作は東欧ブルガリアでの約1か月にも及ぶ海外ロケでは市街地の道路を完全封鎖したカーアクションシーンの撮影や、列車を丸ごと貸し切り、首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーンの撮影など、超異例づくしの大規模な撮影をこなし、日本国内での撮影も無事に終えて8月にクランクアップしている。映画『太陽は動かない』は2020年5月15日(金)より全国にて公開。ドラマ「太陽は動かない」は2020年5月、WOWOWプライムにて放送予定。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年5月、全国にて公開予定©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2019年12月10日俳優の藤原竜也が27日、都内で行われた「LINE:ディズニー ツムツム」新ツム及び新CM発表会に出席した。LINEは、カジュアルパズルゲーム「LINE:ディズニー ツムツム」の新CMを11月29日より順次全国で放映。新CMでは、「LINE:ディズニー ツムツム」が世界累計8,000万ダウンロードを突破していることや消されたツムの数がもうすぐ100兆へ到達することを皮切りに、CMキャラクターである藤原竜也が「アドベンチャーアナ」と「アドベンチャーエルサ」のツムが新登場することをまるで企業のCEOのように熱いプレゼンテーションで紹介する。発表会ではCMで演じたCEOに扮しての登場となった藤原は「楽しかったです。非常に難しいけれど、多くの人たちの前で発表したり演説することは、演劇に似ているかなと思って楽しかったです」とCEO役に満足げ。新CMについては「結構長い時間撮影させてもらいました。監督が若い方でエネルギッシュでどんどん攻めてくるタイプの方でしたから、もっとエネルギーを多く! とかもっと大声で大衆を説得するようにと言われ、まるで演説のようでシェイクスピア劇のようでした。エキストラさんも多く集めてもらい、まさに映画やドラマを撮影する感じでやらせてもらい、非常に迫力のある現場でしたね」と振り返った。また、「僕の中では大きな作品があり、半年ぐらいかけて撮影しました。非常に大きな作品だったので、長時間集中力を切らせないで撮影するのが困難でしたけど、それを乗り越えたことが大きかったです。演劇にも関わることができて、充実した1年だったんじゃないかなと思います」と今年1年を振り返った。一方、今年やり残したことについては「12月1日から新ツムをやるまでは終われないですね。CMもまだ見てないので早く見たいです」と自身も同ゲームのユーザーだけあって興味津々だった。
2019年11月27日女優の川口春奈(24)が20年の大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)で、沢尻エリカ容疑者(33)の代わりに濃姫の役を演じると11月21日に発表された。しかしネットでは思わぬ反応が上がっている。今回の起用は、沢尻容疑者が麻薬取締法違反容疑で逮捕されたことを受けてのもの。大河初出演となる川口だが、濃姫は織田信長の正妻となる役柄。作品に欠かせない重要なキャラクターを演じることとなる。思わぬタイミングでの大抜擢となった川口。Twitterでは「川口春奈」がトレンド入りを果たし、さらに《めっちゃプレッシャーやろなぁ でも、チャンスやと思って頑張ってほしい!》《春奈ちゃんがやったらいいのにって思ったんだ。綺麗だし強さもあるからピッタリだって思ってた》《超うれしい。来年も全話観るぞ!》と喜ぶ声が上がっている。そんななか、川口が過去に演じたキャラクターにスポットライトが当たった。それは宮藤官九郎氏(49)が脚本を務めた13年の映画「謝罪の王様」での女優役だ。同作で川口は07年の映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶に登壇した当時の沢尻容疑者のような格好で、「別に」と発言していたのだ!そのため、ネットではこんな声が上がっている。《謝罪の王様の映画の時の、川口春奈が沢尻エリカの「別に」を真似してたやつ。大河ドラマ、沢尻エリカの代役、川口春奈抜擢されてて面白い》《エリカ様の代役としてキャスティングされた川口春奈ちゃん、過去作品で「別に」パロやってたって知ってめちゃくちゃ笑った しかも今年の大河コンビの作品だし》《川口春奈ってクドカン映画で『別に』って言うだけ役の女優じゃねえか!プロの沢尻エリカじゃねえか!NHK攻めすぎ!(歓喜)》
2019年11月21日原作者・福本伸行による完全オリジナルストーリーで描かれる藤原竜也主演『カイジ』シリーズ最終章『カイジ ファイナルゲーム』。この度、本作の場面写真が一挙到着した。今回到着した場面写真は、カイジの過去作から格段にパワーアップした顔圧のオンパレード!インパクト大なシーンが多く公開された。物語の舞台は、帝愛グループが営む地下ギャンブル場・帝愛ランド。そこを訪れるのは、カイジ(藤原さん)、ヒロイン・桐野(関水渚)、廣瀬(新田真剣佑)ら。そんな彼らが不気味な存在を前に立ちすくむ様子や、カイジとカイジが所属する派遣会社の社長・黒崎(吉田鋼太郎)が真っ向から対峙する姿。総理秘書・高倉(福士蒼汰)がカイジの胸ぐらを掴み地面に叩きつける場面と公開に期待高まる写真ばかり。さらに、先日発表された天海祐希、生瀬勝久ら演じるシリーズお馴染みのキャラクター、山崎育三郎演じる新キャラクターの姿も登場。ほかにも、原作者・福本氏が考案したオリジナルゲーム「最後の審判~人間秤~」で勝負する、カイジと黒崎のカットも到着している。『カイジ ファイナルゲーム』は2020年1月10日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カイジ ファイナルゲーム 2020年1月10日より全国東宝系にて公開©福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会
2019年11月14日櫻井翔(37)が主宰する「兄貴会」メンバーらの中で、“若頭”と呼ばれるKAT-TUN上田竜也(36)の櫻井への心酔ぶりは飛び抜けているという。「’16年にメンバーが3人になったKAT-TUNは、1年8カ月の充電期間に入りましたが、その間、上田さんを励ましていたのが櫻井さんでした。デビュー時は6人いたメンバーが3人となり、当時はグループの存続すら危ぶまれました。上田さんも苦悩の日々を過ごすなか、最初に連絡をくれたのが櫻井さんだったんです。上田さんはジャニーズの中ではもともと一匹狼でした。2人きりでご飯に行ったり、自宅に行ったことのある先輩は櫻井さんだけ。それだけ櫻井さんを慕っているのでしょう」(前出・音楽関係者)当の上田は、今夏の音楽番組『バズリズム02』(日本テレビ系)で櫻井への感謝をこう語っている。「基本的には『誰にも頼らないで生きていこう』という精神でやってきたけど、プライベートでも仕事でも悩んでいた時期にたまたま『どうした?』と話を聞いてくれて。『こんな俺にこんな優しくしてくれる人いるんだ』と感激しました。それに『ひとつ質問をしたら最後までちゃんと面倒を見てくれる方』なんです」櫻井は今年8月17日、大阪城ホールで行われたKAT-TUNのライブにサプライズ出演している。『24時間テレビ』やラグビーワールドカップの取材で超多忙だったにもかかわらず、上田のために大阪まで出向いたのだという。「上田さんはじめ、KAT-TUNメンバーは誰も櫻井さんが来ていることを知らされていませんでした。メンバーのソロパートがあり、上田さん恒例のラップバトルのコーナーで突然、櫻井さんが登場して会場は大盛り上がり。上田さんも感極まり、ハグをして涙を浮かべていました」(音楽ライター)Sexy Zoneの菊池風磨(24)は櫻井と同じ慶應義塾大学出身の“直系”後輩。彼の父・菊池常利氏は、嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』の作詞者でもある。「櫻井さんと菊池くんは本当の兄弟のように気さくに接していますね。一時期、菊池くんが学業と芸能活動の両立で苦労し伸び悩んでいた時期があったのですが、櫻井さんが自分の経験を話して乗り越えることができたそうです」(前出・音楽関係者)Kis-My-Ft2は藤ヶ谷太輔(32)と千賀健永(28)が「兄貴会」に参加。「もともと千賀くんはジャニーズ入所前から櫻井さんと家族ぐるみの付き合いだったそう。藤ヶ谷くんもデビュー前に嵐の全国ツアーのバックメンバーに選ばれ、櫻井さんから『お前のおかげで助かった』と声をかけられて以来、尊敬しているそうです」(音楽ライター)ジャニーズWESTの中間淳太(32)は大阪の情報番組『教えて!ニュースライブ正義のミカタ』(朝日放送テレビ)で識者と議論するなど、報道志向が強い。「櫻井さんは中間くんには報道番組へのかかわり方や情報収集の方法などキャスターとしての心得を教えています。櫻井さんの“司会の極意”を聞ける絶好の機会なので、メンバー一同、熱心に耳を傾けています」(テレビ局関係者)「兄貴会」を知る関係者は言う。「いまやメンバー内でも役割分担ができていて、上田さんが若頭的存在で、櫻井さんに対してやんちゃな態度をとる菊池さんを統制。藤ヶ谷くんがなだめ役。千賀くんがイベントを発案することが多く、増田さんは終始、櫻井さんからいじられるムードメーカーですね」兄貴会で「嵐20年の信念」が直接、伝えられているようだ――。
2019年11月06日女優の川口春奈が16日、東京・渋谷のn_space–エヌスペース-で行われたカルビー「じゃがりこミュージアム」発表会に出席した。カルビーは、10月17~20日の期間限定で、じゃがりこの歴史や美味しさと楽しさを演出する「じゃがりこミュージアム」を東京・渋谷のn_space–エヌスペース-で開催。開催前日となったこの日はオープニングイベントが行われ、CMキャラクターを務める川口春奈が登壇した。ミュージアムの受付嬢が着用するような制服姿で登場した川口は「受付のお姉さんをイメージしました。スカーフを巻いちゃったりして(笑)」と笑みをこぼし、「可愛いですよね」と自画自賛。イベントが行われば場所は、「じゃがりこの日」にあたる昨年の10月23日に開催されたイベントで訪れて以来だといい、「1年あっという間でしたね。その間にもじゃがりこのCMとか撮影もいっぱいしましたし、本当にあっという間の1年で早かったです」と振り返った。また、今年の4月に放送された平成最後のじゃがりこのCMについても言及。同CMは24年前に同商品が誕生した時のCMを復刻し、さらには平成を振り返るというもので、「当時のCMをを似せてコピーするという感じでした。本当に肩の角度といい腕の位置とか気だるい感じとか全部をシンクロさせたい感じだったので、当時の映像を見ながらやるのは難しかったです」と語りつつ、「本当に面白かったですよね。一番印象的なのはギャルやシノラー的なもの。メイクとファッションがこんなに違うのかと思いました。(ガングロのギャル風メイクやファッションを)やってみたいかは別ですけど、通らなかった道だったので面白そうですよね」と興味を示した。イベント中は、川口が期間限定商品『じゃがりこ 激辛インドカレー』などを試食。「辛いの大好きなんです!」と興味津々で「美味しいですね。止まらないですよ(笑)。確かに辛いものが苦手な方は辛いかもしれませんが、辛いお菓子ってないじゃないですか。なのでずっと売っていて欲しいぐらい好きです。皆さんにも食べていただきたいですね」と話していた。
2019年10月16日藤原竜也、鈴木亮平らが小学生を演じる舞台『渦が森団地の眠れない子たち』が10月4日(金)~20日(日)に新国立劇場で上演されている。脚本は劇団モダンスイマーズの蓬莱竜太の書き下ろし。子どもの目線から「団地」という閉鎖的な世界と、そこで起こる様々なドラマを群像劇として描く“団地大河ドラマ”だ。【チケット情報はこちら】渦が森団地の外から引っ越してきた、小学生の田口圭一郎(鈴木亮平)。母からは「この団地に住む親戚とは関わるな」と言われていた。それでも偶然出会ったいとこの佐山鉄志(藤原竜也)と親友になり、いつも遊ぶようになる。しかし、ある事件があり……37歳の藤原と鈴木をはじめ、大人の俳優が小学生を演じることに、演劇の醍醐味がある。藤原の出演が決まった当初、蓬莱が「演劇で竜也君と遊べないかな」と考え、小学生という設定にしたそうだ。子どもはいつも全力だ。遊ぶ時も、泣く時も、嘘をつく時も100%。主演のふたりも会見で「子どもの時はこんなふうに声をあげて泣いてたな」など振り返る。舞台上での彼らは、身体も声もしっかり大人だけれど、小学生に見える。むしろ彼らが大人だから、子どもの世界と大人の観客を繋いでくれている。団地の「キング」である鉄志は傍若無人だ。親分のように仲間を守ろうとするかと思えば、暴力的にも振る舞う。しかしひとつの事件をきっかけに、圭一郎がキングの座を脅かす存在に。対立するのは、親友だからか、血縁だからか……周囲の子ども達も戸惑うなか、キング争いは過激さを増していく。蓬莱作品は勢いがあり笑いも多い。同時に、人間の弱さをえぐり出す。客席で大笑いした後、ふと「あれ、これ笑えることなのかな」と背筋が寒くもなる。鈴木が「子どもの世界も大変。パワーバランスがある」と言うように、子ども社会にもルールがある。その中に、子ども達の不安定さが見え隠れする。しかし同時に、“大人”を演じる奥貫薫と木場勝己にも、表に出さないフラストレーションがあることが描かれる。大人も、子どもも、鬱屈した思いを抱えているのだ。ステージ上、『渦が森団地』の中心にぐるぐると渦巻かれた舞台美術に、全員が飲み込まれそうに錯覚する。しかし、子どもの世界の外に大人の世界があるように、『団地』の外にはもっと広い街がある。どうしようもなく大きな世界に影響されながらも生きなければいけないのだと、キングを巡る攻防を通して子ども達が教えてくれる。取材・文・撮影:河野桃子
2019年10月09日藤原竜也と鈴木亮平という“同級生コンビ”が舞台で共演するのは、本作『渦が森団地の眠れない子たち』が実に10年ぶり。さらに作・演出は、人間ドラマを真っ向から描く骨太な作風で、岸田國士戯曲賞を受賞するなど高い評価を得ている劇作家・演出家の蓬莱竜太。となれば、タイトルから想起するようなチャイルディッシュな内容で終わるはずもない。9月上旬、その気になる内容を確認すべく、稽古が始まったばかりのスタジオを訪れた。【チケット情報はこちら】稽古場に入ると、キャストたちが“本読み”(台本を見ながらセリフを読む)の真っ最中。しかし藤原や鈴木をはじめ全員が、まるで“立ち稽古”のように声を張り、表情豊かに会話するさまが圧巻だ。同じ団地に住む小学生という設定の佐山鉄志役・藤原と田口圭一郎役・鈴木にしても、ことさら“子供らしく”演じている様子はない。頭の回転が早く、圧倒的な力で周りの人間を掌握してゆく鉄志と、そんな鉄志たちを一歩引いて見ているかのような圭一郎。それはそのまま大人の縮図だが、時折見て取れる短絡的な行動は、彼らがまだ“子供”である証拠だ。ギャップは笑いを生みつつ、ゾッとするような怖さも含んでいて……。短い時間ながら、思わず引き込まれる稽古場見学となった。稽古後のインタビューには藤原と鈴木、蓬莱が参加。やはり気になるのは、蓬莱が“あて書き”として、藤原と鈴木を子供に設定した点だ。藤原と飲み仲間という蓬莱は「藤原さんが時々見せる子供っぽさが、僕は面白いなと感じていて。それと対比する意味でも、鈴木さんにはもともとの誠実性は保ちつつ、小さな罪を犯してしまうような役を演じてもらいたいなと。それでこういう設定になりました」と語る。藤原は「せっかく子供の頃の苦い思い出を掘り起こして蓬莱さんに2時間ほど語ったのに、全然採用してくれなかった……」と笑わせながらも、「“あて書き”というのは僕たちにとってぜいたくなこと。大きなチャンスでもあるので、蓬莱さんの期待に応えていきたい」と意気込む。鈴木もうなずきながら、「蓬莱さんの観察眼がすごいと思うのは、圭一郎が経験したことって、僕自身も確かに覚えがあるんですよ。子供の頃って苦しいこともいっぱいありましたよね。そんな生々しい気持ちと向き合って、きちんと演じなければと思っています」と話した。多くの舞台に出演してきた藤原だが、蓬莱自らの演出を受けるのは今回が初めて。「すごく新鮮だし、楽しいです。一緒にモノづくりをしていると、改めて演劇って大事だなと思うし、“ホームに戻ってきたな”という気持ち」と充実の表情だ。鈴木も「蓬莱さんは台本も演出もすごく繊細で緻密で、しかも面白い。蓬莱さんの色に染まれることが幸せだなと感じています」と語る。キャスト・スタッフともに盤石の布陣で贈る本作。その世界観が立ち現れる本番を、楽しみに待ちたい。公演は本日10月8日から20日(日)まで、東京・新国立劇場中劇場にて。その後、全国を巡演。取材・文:佐藤さくら
2019年10月08日夏休み真っただ中の8月26日の夕方。大勢の観光客でにぎわうハワイ・ホノルルにあるアラモアナセンターにいたのは藤原竜也(37)だ。その腕には愛するわが子が抱かれていた――。13年に9年間交際していた3歳年上の一般女性と結婚、16年6月には第1子に恵まれた藤原。今年2本の映画に出演するなど大忙しの藤原だが、この日はつかの間のバカンスを満喫したようだ。「インタビューでも『いつかハワイでカフェのオーナーをやってみたい』と語るほど藤原さんは大のハワイ好き。2年前の俳優20周年を祝うファンクラブツアーも、藤原さんたっての希望によりハワイで開催したといいます。10月に行われる主演舞台の稽古が始まる前に、友人一家と少し遅めのバカンスにきていたそうです」(舞台関係者)プライベートを自ら語らないことで知られる藤原は、南国の楽園で意外な素顔を見せていた。「奥さんが買い物を楽しんでいるときには、藤原さんが率先してお子さんと遊んでいたそうです。多忙な藤原さんを日ごろ支えてくれる奥さまへの“感謝を込めた夏休み”でもあったのでしょう」(目撃した観光客)しかし、そんな藤原もかつては自由奔放な生活を送っていた。「以前の藤原さんはギャンブルが大好きで、仕事が終わると俳優仲間と連日飲み歩いていました。当時まだ交際中だった奥さんとは、よくケンカをしていたそうです。しかし3年前に子どもが生まれてからそんな生活も一変。お子さんにぞっこんのようで、飲みに行くこともめっきり減ったそうです」(前出・舞台関係者)藤原と公私ともに親しい吉田鋼太郎(60)は、今年8月に出席したイベントでこう証言していた。「藤原くんは結婚して子どもができて、とっても子煩悩。家族を大事にするので、2人、あるいは俳優仲間といっしょに飲みに行くことが最近少なくなって、僕はさみしい……」さらに、藤原の趣味にも大きな変化が見られているという。「藤原さんはこれまでほとんど料理をしなかったのですが、今年公開された主演映画『Diner ダイナー』で天才シェフ役を演じるにあたって猛勉強したそうです。それから料理にハマって、自宅で家族や友人に藤原さん自ら料理を振る舞うこともあると聞いています」(前出・舞台関係者)パパとして奮闘する藤原。ますます演技にも磨きがかかりそうだ。
2019年09月12日今季、川崎フロンターレで頭角を現してきたイケメンドリブラー・長谷川竜也選手の独占インタビューです。サッカーについてはもちろん、新婚さんなのに恋愛のこと、交遊録、あの芸人さんについてなど、アレコレお聞きしました! 梅雨空を吹き飛ばすほどの爽やかな笑顔をご堪能ください!写真・黒川ひろみ 文・伊藤順子肝心な時にカッコつける「ダサい男」になりたくない2016年に川崎フロンターレに入団し、今季4年目となるミッドフィールダー(MF)・長谷川竜也選手。これまで途中出場もあわせて13試合に出場し、4アシストと絶好調! いまやクラブにとってなくてはならない頼もしい存在となっています。また、プライベートでは5月1日の令和初日に入籍したという新婚さんでもあり、 公私ともに順調な長谷川選手の素顔に迫りました。ーー目覚ましい活躍をされていますが、まずは「ココを見てほしい!」というご自分のプレーを教えてください。長谷川選手 ドリブルが得意なので、相手を抜くシーンに注目していただきたいです。ーー細かい動きで相手を翻弄するお姿は本当にカッコいいです。何か信条とされていることはありますか?長谷川選手 伝わりにくいかもしれませんが、ダサい男にはなりたくないんですよね。ダサい男というのは、がむしゃらにやらなければいけない場面で、気取ったり、カッコつけたり、相手や自分としっかり向き合うことをしない人だと思っています。泥臭くても、やるべきところはやる。負けず嫌いの完璧主義なので、自分がこだわりたいと思ったら、ところんやるというスタンスで昔からやってきています。ーーそのモットーがいまの長谷川選手を作っているわけですね。長谷川選手 考えることが好きなので、自分を成長させるためには時間や労力を惜しまないですね。もっと視野を広げると、今後のライフプランなども考えたりしています。人と関わることが好きだし、周囲の人に支えられ、助けられてここにいられるので、サッカーを通じて成長できた部分を踏まえて、将来的には誰かの役に立てることができたらいいな、とも思っています。いまはもちろんサッカー選手としての仕事に全力を注いでいますけれど。ーー25歳で人生設計もしっかりされているんですね。日々のスケジューリングはどうですか?長谷川選手 オフは限られた時間なので、人と会うためにいろいろと調整します。朝、昼、夜とそれぞれ違う人と会ったりもします。でも、いつも予定をびっしり入れるわけではなく、ボーッとする日も確保しています(笑)。何もないときや試合の移動中などは、漫画をよく読んでいますね。おもに携帯のアプリを利用していて、恋愛系、アングラ系、青春系と何でも読みます。特別好きなものはないですが、強いて言えば『キングダム』や『ONE PIECE』などがおもしろいと思います。ーー熱中して奥さまに怒られたりしませんか。(笑)長谷川選手 そこまで長時間は読まないので何も言われないですね。昔は自分の予定を優先して、はっきり言って彼女は二の次という感じだったのですが、いまは配慮できるようになりました。一緒に生活するようになって、感謝も伝えるようにしています。恋愛は自分から告白するタイプですーーご結婚されたばかりで恐縮ですが、そのルックスではさぞかしおモテになったのでは……。長谷川選手 いえいえ、全然そんなことないです(笑)。それに、そもそも僕は自分から告白するタイプ。大学時代は、何でも自由にやらせてくれる人が好きでした。いまは、自分にないものを持っている女性に惹かれますね。これまでの恋愛は、友だちから始まるパターンが多かったです。話をしていて、相手の反応や会話のテンポが合ったら、いいなと思って自分から気持ちを伝えていました。フラれたことはないですが、経験自体そう多くないので。(笑)ーーさらにすみません、キュンとする女性の仕草なども教えていただけますか。長谷川選手 例えば、その子が漢字の読み方を間違っているのに気づかなくて、違うよと指摘したときに、ちょっと照れるというか、恥ずかしそうなリアクションをしたときに、かわいいなと思いますね。ーーまだ夢を見ていたい! と思う女性に向けて、理想のデートコースは?長谷川選手 僕は性格が子どもっぽいので、遊園地が好きです。絶叫系などのアトラクションに一緒に乗りたいですね。体を動かしたり、体感したりするのが好きなので、水族館といった単に見るだけのものは苦手かもしれません。だったら動物園のほうがワクワクしますね(笑)。日中はアクティブなデートをして、夜は温泉というコースもいいと思います。似てると言われる、ミキの亜生さんにお会いして…ーー妄想を楽しめそうです(笑)。異性についてお聞きしたところで、今度は交友関係について。仲がいい選手の方を教えてください。長谷川選手 同じクラブで先輩のFW・小林悠選手、GK・新井章太選手、同じ歳のMF・鈴木雄斗選手、後輩のFW・知念慶選手などと仲がいいですね。小林選手と新井選手は、歳が離れているのに子どもっぽいところがあり、ふざけたりくだらないことが好きなのでおもしろいです。ーーたとえばどんなことでしょうか?長谷川選手 小林選手は、僕らによくかまをかけてきますね。ご自分が全然知らない情報をさも知っているかのように言ってきて、僕らからその情報を聞き出し、そうなの? って返してきます(笑)。新井選手はカードゲームでふざけたり、よく変顔をするので、僕も含めてみんなからいじられています。ーーお笑いといえば、ミキの亜生さん似と言われるそうですね。長谷川選手 よく言われますね。普段は髪を下ろして眼鏡をかけているので、余計に似ていると言われます。一度、本物の亜生さんが試合を観にいらして、お会いしたことがあります。正直、僕はそこまで似ているかなぁ? と思いました。(笑)サッカーはひとりじゃできない、みんなで力を合わせるのが魅力ーーどことなく似ているような気もします(笑)。それにしても、みなさん、仲良しで楽しそうですね。川崎フロンターレに限らず、多くのクラブは選手のみなさんの気持ちが通いあっている印象を受けます。それは、サッカーが与えてくれた恩恵のような気がしますが、長谷川選手はどうお考えになりますか?長谷川選手 そうですね、サッカーはひとりではできないプレーが多いスポーツ。ボールに関わっていないように見えても、実はその場所にいることで、他の選手が活きたり、ひとつのゴールに何人もの選手の思いが込められていたり。11人がつながってできるプレーが数多くあるので、それが素晴らしいと思います。ひとりの力が1しかなくても、3人だと10出せるような、そういう一丸となって強大なパワーを生み出せるのが魅力だと思いますね。ーーその魅力を感じるために「サッカーを観たい!」となったら、何をどうすればいいのでしょうか?長谷川選手 まずはスタジアムに来ていただきたいです。イベントやセレモニーなど、試合前に楽しんでもらえるものもありますし、試合直前はサポーターによる応援を生で感じていただければ。その迫力は実際に目の当たりにすると、すごい世界だなと思うので、サッカーを知らなくても雰囲気を味わうだけでもいいと思います。また、ゲームでいうと、なかなか点が入るスポーツではありませんが、得点シーンの盛り上がりは選手でも鳥肌が立つほどすごいので、ゴールの瞬間はぜひ見逃さないようにしていただきたいです。ほかにも、ディフェンスが体を張ってボールを止めたり、プロならではの個人技など、気持ちのこもった熱いプレーを見てほしいですね。ーーJリーグだけでなく、7月19日には、イングランドの名門サッカークラブ・チェルシーと対戦する「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019」がありますね。意気込みをお願いします。長谷川選手 世界のビッグクラブとやれる機会は日本にいる限りそうそうないので、そのチャンスを無駄にせず、自分の特徴をしっかり出して、恐れずに戦いたいです!ーーチェルシー戦に向けて決意を語ってくれた長谷川選手。日本代表についても「常に上のレベルを目指してきたので、その先にある日本代表にも、もちろん入りたい。川崎フロンターレで結果を出し続けて、限られた選手の一員になりたいです」と力強く答えてくれました。今後も「とことん追求する」精神で、キレ味鋭い攻めのプレーを披露してくれることでしょう。どんどん進化していく長谷川選手、今後も注目です!
2019年07月13日全員殺し屋のダイナー<食堂>を舞台に繰り広げられる蜷川実花監督のノンストップ・エンターテインメント映画『Diner ダイナー』。この度、主演の藤原竜也が、シンプルだがとても印象的な「俺はここの王だ!」とセリフを言う場面の裏側を収めたメイキング映像が公開された。強烈な美術セットの中で、藤原さんをはじめ、窪田正孝、本郷奏多、斎藤工、小栗旬ら演じる癖の強すぎる個性抜群のキャラクターがひしめき合う本作。だが、中でも本作の予告編を観た人に強く印象を与えたのは、藤原さん扮する主人公・ボンベロの「俺はここの王だ!」というインパクト絶大なセリフだろう。Twitterでは「これだよ、我々が待っていた藤原竜也だよ」「これだけで映画を見たくなるわwww」「好きすぎる」「最高最高最高すぎて何度観ても飽きないし、もう今もすぐにでも観たい状態だし、観たすぎてこのセリフ自分でぶつぶつ呟いてしまう」「セリフが頭から離れない」「鳥肌立つ」と予告編でのこのセリフに対する反応が続々。今回蜷川監督は、そんな名台詞の複数のパターンを撮影しており、到着した映像には、何度も同じセリフを繰り返す藤原さんの姿がとらえられている。藤原さんは「撮った芝居をOK、もしくはキープしてもう一つ、もう1カット、異なる感情のものを撮る、というのが多かったです。実際にどのカットをチョイスするかは監督が繋げてみてジャッジするのですが、僕としては新鮮で楽しく、何度も違うアプローチでチャレンジさせてもらいました」とその撮影方法を明かす。蜷川監督も「“俺はここの王だ!”という台詞は、作品の方向性を決める大事なセリフ」と言い、「もっと変わったパターンをやってみようかとか、あと一つなにか足すとどうなるんだろうと欲張りながら撮影をしているうちに、あんなすごいのが出てきて。結果、一番振り切れてるものを使ってるんですけれど」と名台詞誕生の裏側を語っている。『Diner ダイナー』は7月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:Diner ダイナー 2019年7月5日より全国にて公開©2019 「Dinerダイナー」製作委員会
2019年06月28日モダンスイマーズの蓬莱竜太が作演出を担い、藤原竜也と鈴木亮平がダブル主演を務める新作舞台『渦が森団地の眠れない子たち』。そこでビジュアル撮影中の藤原と鈴木を直撃、現在の心境を聞いた。【チケット情報はこちら】骨太な人間ドラマを、笑いとリアリティのある会話で紡ぎ出してきた蓬莱。その魅力について、「お客さんに対していろいろな変化球を投げてくるんですけど、訴えかけてくるメッセージはとても強い。物語のつくり方が非常に優れている作家さんだと思います」と藤原。また鈴木は、「セリフがとにかくうまいですよね。伝えたいことをはっきり見せるのではなく、その一歩手前、想像の余地は残しつつもしっかりと伝わる。そのバランス感覚が素晴らしいと思います」と絶賛する。藤原は2013年に蓬莱が書き下ろした『木の上の軍隊』に出演。それを機に親交を深め、今回の企画が実現したという。今回蓬莱から提案されたのは、“団地の王座を争う少年ふたりの物語”。小学生役だと聞かされたふたりは…。「特に違和感はありませんでしたね。皆さんは僕の体の大きさや顔の老け方が気になるでしょうけど、僕からは見えませんから(笑)」と鈴木。そんな鈴木を見つつ、「こんな小学生いたよね」と笑う藤原。だが「たぶん蓬莱さんは、竜也くんを見てこの設定を思いついたんだと思いますよ。だってここまで童心を持ち続けている人ってなかなかいないですから」と鈴木も笑う。内容としては、蓬莱いわく「団地の子供たちのスペクタクルものになる」と。そんな本作の主軸となる子供たちについて、藤原は蓬莱にこんなことを言われたと明かす。「“すごく力のある俳優に直接声をかけて集めるから。きっと彼らにとってもビッグチャンスになるだろうし、いい芝居をしてのし上がるための土台を僕はつくるんだ”って。それって企画として本当に面白いと思いますし、僕らにもいい化学反応が起きると思います」。さらに10年ぶりの共演となる藤原と鈴木が、いかなる化学反応を見せてくれるかも楽しみのひとつだ。「僕と藤原くんはキャリアが全然違いますから。こうしてふたりで並んでやらせてもらえるということで、自分の成長を見せられたらなと。そして竜也くんを受け止める、キャッチャー的な存在でいい仕事ができればと思っています」と鈴木。藤原も「10年ぶりの共演でがっちり組ませてもらえるということで、亮平の存在は本当に頼もしいです」と久々の顔合わせに期待を寄せていた。取材・文:野上瑠美子
2019年06月21日俳優の藤原竜也が6月6日(木)、東京国際フォーラムにて行われた『Diner ダイナー』ジャパンプレミアに、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、金子ノブアキ、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二、蜷川実花監督と共に登壇。藤原さんにとって、恩師とも言える故・蜷川幸雄さんの娘・実花さんとの初タッグに「断る理由が見つからなかった」と作品への熱い思いを吐露した。■人生における貴重な時間!藤原さんは1年前の撮影を振り返り「今回実花さんとご一緒したことに縁を感じます。『竜也一緒にやろう』と言われて、僕には断る理由が見つかりませんでした」としみじみと語ると「撮影はとても大変でしたが、なにか感慨深い、妙な縁を感じました。僕の人生にとって、とても貴重な時間でした」と笑顔を見せる。蜷川監督は「私の作品のなかで、男性が主演というのは初めて。しかもジャンル的にも特異な題材でした。竜也を主演に迎えて、どのように挑戦し、プラスにしていくのかが課題でした」と語ると「竜也はもちろんですが、この豪華キャストが次々にクランクインし、やりたい放題やって帰っていく。竜也も受けるのが大変たったと思います」と慮っていた。■武田さんの筋肉キャラブレイクは蜷川実花監督のおかげ!?藤原さんにとって非常に感慨深い作品になった本作。同じく蜷川幸雄さんと縁があるのが武田さんだ。「僕も『身毒丸』という舞台で幸雄先生とご一緒したんです」と語ると「実花さんにも5年前に写真集をとっていただきました。それを見てNHKさんが声をかけくれたんです」と現在の筋肉キャラとしてのブレイクは実花さんのおかげであると述べる。さらに武田さんは「写真集のときは『早く脱いじゃいなよー』なんて言われてたのですが、今回の現場はすごくフワッとした演出をされていて、すごく進化を感じました。それでいて作品は骨太であり、文学的。演出方法が変わってきたけれど、才能は受け継がれていくんだなと実感しました」と蜷川監督を絶賛していた。■一番ぶっ飛んだ演技を披露しているのは?本作は、藤原さん演じる元殺し屋のボンベロがシェフを務めるレストラン・ダイナーを舞台に、ひょんなことからメイドとして働くことになった玉城さん扮するカナコ、さらに個性の強い殺し屋たちの壮絶なバトルが繰り広げられる。この日は「誰が一番ぶっ飛んだ演技を見せているか」というテーマでトークが展開されると、藤原さんは真矢さんを指名。「ずっと一緒にいることが多かったのですが、ものすごく強敵で、ただただ格好良かった」と佇まいを絶賛すると、武田さんも真矢さんの格好良さに同調。そんな真矢さんは「(殺し屋という役に)意外性があるのかな。朝の番組出ているので」と発言し会場を笑わせると「私はやっぱり本郷さんですね。まだ映画をご覧になっていないと思うので、詳しいことは言えませんが、とにかくすごいんですよ」と客席を煽っていた。『Diner ダイナー』は7月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Diner ダイナー 2019年7月5日より全国にて公開©2019 「Dinerダイナー」製作委員会
2019年06月06日「怒り」「悪人」などヒット作を生み出し続ける人気小説家・吉田修一のサスペンス・アクション小説を、藤原竜也主演、『MOZU』シリーズの羽住英一郎監督で映像化する『太陽は動かない』。この度、藤原さん演じる主人公の“相棒”役に竹内涼真の出演が決定。2人のインタビュー映像が到着した。映画と同時進行で、吉田氏自ら監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送される巨大プロジェクトとなる本作。藤原さんが、心臓に小型爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫るという、極限まで追い詰められた主人公・鷹野一彦を演じる。そしてこの度、鷹野の後輩であり、相棒の田岡亮一役として竹内さんの出演が決定。2人は本作が初共演。竹内さんは、藤原さんの印象について「ふとした時の台詞だったり、表情だったり、一緒に撮影をさせていただいていてすごく勉強になりますし、自分からも仕掛けたいなと思っています。先輩ですけど食らいついてやっていかないといけないと思います」とコメント。さらに「竜也さんからコミュニケーションを取ってくださり、食事にも何度も連れて行っていただきました!頼りになるお兄ちゃんという感じです」と、初共演の藤原さんへの思いを明かす。一方、藤原さんは竹内さんについて、「すごく力のある俳優さんです。勉強していて、頭の回転の速い俳優だなというイメージで、初共演なのですが、彼に引っ張られる部分もあったし、彼がいたからこそ助かったなというシーンもいっぱいありました」と語り、「撮影以外のところでもコミュニケーションを取って仲良くなりました」とコメント、劇中同様に息の合った様子が伺える。竹内涼真、海外ロケ&本格アクションに挑戦!また、世界各国を舞台に物語が展開する本作の撮影は、ハリウッドのブロックバスター大作の制作で数々の実績を作ってきたブルガリアの制作チームとタッグを組み、ブルガリアの首都ソフィアで1か月にも及ぶ大々的なロケを敢行!バルカン半島で最も美しいと称され、ソフィアを代表する観光名所でもあるアレクサンドル・ネフスキー寺院での映画史上初となる撮影や、ブルガリア最古のソフィア大学では現地エキストラが参加したパーティーシーンの撮影、また、ソフィア市街地の道路を完全封鎖して車を横転、爆破させたカーアクションシーンの撮影、鉄道駅・ソフィアセントラルステーションから実際に列車を40kmも走らせながら終日撮影を行うなど、邦画、連続ドラマという枠に収まりきらないスケールの大きいアクションシーンを繰り広げ、日本では実現不可能な超異例づくしの撮影が連日続いたという。竹内さんは3月末からブルガリア入りし、約1か月の海外ロケに参加。本格的なアクションは初めてという竹内さんだが、本作に向けた身体作りをしっかりと取り組み、現地では陸橋から飛び降りるワイヤーアクションや、激しい肉弾戦にも挑んでいる。実際にアクションシーンを撮影した竹内さんは、「毎日反省点もあり、楽しかったなとか、こういう風に撮るんだとか、充実感はすごくあります。アクションをやっていたら、次の日とか2日後に、こんなところに痣があったっけとか、ここ痛いなというのは当たり前ですね。本番中は興奮しているし、気付かないこともあるんですが、それが自分の体でアクションをやっている証拠なのかなというのを噛み締めながらやっています」と初挑戦のアクションを楽しんでいる様子も。今回、役柄同様、先輩である藤原さんとの“バディ感”が垣間見える貴重な2ショットのセルフィー写真も解禁。ブルガリアのソフィア市内で撮影されたセルフィー写真は、撮影の合間に後輩・竹内さんが撮影。初共演ながら、お互いに刺激し合い、息の合った芝居を見せる2人の貴重なオフショットとなっている。ブルガリアでの撮影を終えた本作は、4月末から日本国内で引き続き撮影中。まだまだベールに包まれた本作に、引き続き注目していて。羽住監督&吉田修一氏からもコメント到着監督:羽住英一郎「より逞しくそして脆く儚く時には艶っぽく」極限状況の中にありながら、自らの正義感と冷徹なミッションの狭間に揺れる若者「田岡」という男が、竹内涼真さんが文字通り身体を張って演じていく事で、より逞しくそして脆く儚く時には艶っぽく、目を離せない存在となりつつあります。毎日がクライマックスシーンを撮影しているようなハードなアクションシーンの連続の日々が続いていますが、藤原竜也さん演じる鷹野と田岡のキャメラ前で魅せる追いつめられた表情と、撮影の合間で時折見かける二人の笑顔のギャップが、たまらなく素敵な撮影現場になっています。原作:吉田修一「久々に『太陽』を感じさせる俳優さん」久々に「太陽」を感じさせる俳優さんが登場したなぁと、眩しく拝見しておりました。竹内さんなら、きっとこの映画も燦々と輝かせてくれるのだろうと思います。ブルガリアでの撮影当初、原作も読んでくれたという竹内さんは今回の役作りに少しだけ悩んでいるようでしたが、圧巻のアクションシーンを見せてもらった瞬間、紛れもない田岡亮一がそこに立っていると感じました。おそらく撮影に向けた過酷なトレーニングの間に、肉体そのものがすでに田岡亮一になっていたのだと思います。完成が楽しみでなりません。「太陽は動かない」映画は2020年5月、全国にて公開、ドラマはWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年5月、全国にて公開予定©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2019年05月21日アイドルグループ・KAT-TUNの上田竜也が6日、舞台『ポリティカル・マザーザ・コリオグラファーズ・カット』のフォトコールに登場し、中村達也、TOKIE、舞踊家ホフェッシュ・シェクターとともに取材に応じた。同作は、現在舞台界で最も注目を浴びる舞踊家ホフェッシュ・シェクターが振付・音楽を担当して世界各国で絶賛されている。41名のアーティストが出演し、轟音と静寂、光と影が交錯し、圧倒的エネルギーとフルスピードの疾走感に溢れた75分の公演を行う。シェクターは同作について「とにかくたくさんのエネルギーに溢れてます。政治的に抑圧されたような背景もあるんですけど、そういった人たちはおそらくヘヴィ・メタルだったり音楽、あるいは支配者を見つけて従う、あるいは政治に完全につぶされてしまうということがあると思うんですが、基本的にはこの作品のエネルギーを感じていただけたらと思います」と語る。3人のアーティストについても「すぐに大好きになった」と明かし、「上田さんはすごくカリスマ性がありますし、トータルとしてのすばらしいパフォーマーだと思います。とてもパワフルなエネルギッシュなパフォーマンスを見せてもらっています」と称賛。「中村さんは、とてもグループのあるサウンドで、これだけの方がこの作品のためにものすごく時間を費やして貢献してくれました。TOKIEさんも素晴らしい音ですし、素晴らしいグルーブのある方です」と印象を表した。主人公を演じる上田は、初演を前に「とにかくわくわくしてます。いかにお客さんが入ってステージ上で暴れられるかが楽しみで、早く(公演時間の)9時にならないかなと思ってます」と意欲十分。一方中村は「緊張しちゃって」と苦笑する。TOKIEが「ここ一週間ちょっとリハーサルも自分なりにがんばって、あとは楽しむだけなので、私も上田くんと同じく、早く9時にならないかなと思ってます」と意気込むと、中村は「(楽しみにできて)いいなあ~」と羨ましがっていた。「自分が演説するシーンがある」という上田だが、演出としては「好きにやっていいという要望だった」と振り返る。「強いていうなら、いかに政治家らしく胸をはって、脚を揃えて、姿勢正しくやるというのは、教えていただきました」と語り、「本能のままに感じていただき、おとなしく見るというわけじゃなく、音で体で感じて、正直に表現を出してくれれば僕たちも嬉しいですし、この舞台の楽しめるとこかなと思う」と見どころをアピールした。公演はBunkamura オーチャードホールにて4月6日~11日。
2019年04月06日渡辺直美主演ミュージカル『ヘアスプレー』が、全公演中止。チケットの払い戻し詳細は、公式ホームページにて随時告知される。当初は、新複合施設「ハレザ(Hareza)池袋」内にオープンする東京建物 ブリリア ホールにて2020年6月14日(日)から28日(日)まで、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて2020年7月5日(日)から13日(月)まで開催される予定だった。人気ミュージカル『ヘアスプレー』が初の日本人キャスト版上演ミュージカル『ヘアスプレー』は、1988年の映画「ヘアスプレー」をもとに、2002年にブロードウェイで開幕され、トニー賞13部門ノミネート8部門を受賞(主演女優賞、主演男優賞、助演男優賞、ミュージカル作品賞、演出賞、脚本賞、音楽賞、衣裳賞)した人気ミュージカル。2007年には、このミュージカルをベースに再び映画化され、世界中でヒットした。ストーリーは、1960年代のアメリカ・ボルティモアを舞台に、明るくパワフルなビッグサイズの女の子がテレビのダンス番組出演を目指して奮闘するというもの。人種・体型・性別の差別問題も絡めながらもエンターテインメント感あふれるストーリーで、自分らしく前向きに生きる大切さを教えてくれる作品でもある。渡辺直美、初のミュージカル主演作品2020年に上演が決定した『ヘアスプレー』は、初の日本人キャスト版。色使いや装飾の細部にまでこだわった衣裳、出演者と役柄の魅力を十二分に引き出したヘアメイクは必見だ。渡辺直美が、ダンスが大好きなビッグサイズの女の子・主人公トレイシーを演じる。なお、渡辺は本作が初のミュージカル主演作となる。渡辺にとって初のミュージカル主演作品ともなる今回、次のようなコメントを寄せている。「めちゃくちゃ喜んだのと同時に、「私に出来るかな」という心配も襲ってきました。でも、この『ヘアスプレー』は私も大好きな作品で、いつか日本版の上演があったら「私がやりたい!」とずっと思っていたので本当に嬉しいです!初めての主演なので不安もありますが、自分が持っている魅力を精一杯出していきたいと思っています。トレイシーの可愛らしいキャラクターを私のキャラクターと合わせて、舞台で発散出来たらいいなと思っています。出演者の皆さんと楽しくやっていきたいです。楽しく、感動もあり、そして差別問題なども描かれていて、いろんな感情がつまった物語です。そこをどうやって表現していくか自分でも楽しみにしているので、ぜひ皆さんに見ていただきたいです。」Crystal Kay、山口祐一郎などメインキャストまた、Crystal Kay、三浦宏規、平間壮一、清水くるみ、田村芽実、上口耕平、石川禅、瀬奈じゅん、山口祐一郎といった豪華キャストも出演。ビッグサイズで引っ込み思案なトレイシーの母・エドナを演じるのは、「レ・ミゼラブル」「エリザベート」など数々のミュージカルに出演してきた俳優の山口祐一郎。また、Crystal Kayは、劇中の「コーニー・コリンズ・ショー」で月に一度行われる“ブラック・デー”の司会者・“モーターマウス”メイベルを演じ、主人公・トレイシーの憧れの人・リンクは三浦宏規が演じる。配役トレイシー:渡辺直美“モーターマウス”メイベル:Crystal Kayリンク:三浦宏規シーウィード:平間壮一ペニー:清水くるみアンバー:田村芽実コーニー・コリンズ:上口耕平ウィルバー:石川 禅ヴェルマ:瀬奈じゅんエドナ:山口祐一郎スプリッツァー:川口竜也ダイナマイツ:青野紗穂、MARIA-E、原田真絢プルーディー:可知寛子リトル・アイネス:荒川玲和作品詳細【詳細】ミュージカル『ヘアスプレー』〈開催中止〉※全公演開催中止。チケット払い戻しの詳細は、公式ホームページにて随時告知される。脚本:マーク・オドネル/トーマス・ミーハン歌詞:スコット・ウィットマン歌詞・音楽:マーク・シェイマン演出:山田和也主演:渡辺直美出演:Crystal Kay、三浦宏規、平間壮一、清水くるみ、田村芽実、上口耕平、石川禅、瀬奈じゅん、山口祐一郎■東京公演公演期間:2020年6月14日(日)~28日(日)場所:東京建物 ブリリア ホール(豊島区立芸術文化劇場)住所:東京都豊島区東池袋1-19-1 複合施設「ハレザ池袋」内問い合わせTEL:03-3213-7221(帝国劇場内「ヘアスプレー」公演係)■大阪公演公演期間:2020年7月5日(日)~13日(月)場所:梅田芸術劇場メインホール住所:大阪府大阪市北区茶屋町19-1問い合わせTEL:06-6377-3800(梅田芸術劇場メインホール)
2019年03月16日藤原竜也が主演する、蜷川実花監督の最新映画『Diner ダイナー』(7月5日公開)のティザーポスター&場面写真が14日、公開された。同作は平山夢明による冒険小説『ダイナー』を実写映画化。殺し屋専用のダイナーにウェイトレスとして売られる羽目になってしまったオオバカナコの前に現れたのは、元殺し屋で天才シェフの店主・ボンベロ(藤原)。極限状態の最高にブッとんだ世界が繰り広げられる。今回公開された場面写真では、立ちすくむ少女の首に、鋭い眼光で包丁を突き立てているボンベロの姿が。また同作の料理シーンとして初解禁となる写真では、巨大な肉の塊を切り落とす。一体"何の生肉"を切っているのか、不気味さを感じさせる一枚となっている。同時に公開されたティザーポスターでは、赤やピンクの鮮やかな色の花で彩られたダイナーで、血みどろのボンベロが1人佇んでいる。蜷川ワールド全開のゴージャスな空間と、手に包丁を携え返り血で染まる切り裂けたシェフ姿が強烈な印象を作り出した。
2019年03月14日高橋一生と川口春奈の初共演&W主演で贈る映画『九月の恋と出会うまで』。3月12日(火)、公開後記念舞台挨拶が開催され、ホワイトデー間近ということで高橋さんと川口さんが観客に白いバラを渡しながら登場、会場は大歓声に包まれた。新宿ピカデリーにて行われた今回の公開後記念舞台挨拶。W主演の高橋さんと川口さんが1人1人に握手を交えながら丁寧に白バラを渡していく姿に、中には泣き出す人も。高橋さんは「今日は本当のサプライズ登場にしようと思っていたんですけど、司会の方に言われてしまったので、サプライズにはならなかったんですが(笑)皆さんのお顔を拝見して、映画を観終わったあとの反応を間近で伝えていただけたので、とても嬉しかったです」と満足げに挨拶。川口さんも「お花を配りながら『映画良かったよ』と直接言っていただけて、とても嬉しかったです。白いバラの花言葉は、『ひと目ぼれ』ということで、作品にもピッタリですよね」と語った。■高橋一生、高校生カップルに「観るー」宣言される!?映画を鑑賞した観客から「2回目だからこそ2人の行動や言動も理解度が高まった」「平野の先読みした瞬間や志織の確信した瞬間の心の動きが微かな表情で伝わり、涙をこらえるのに必死でした」といった声が寄せられていることについて、周囲からの反応を聞かれた高橋さん。「実はさっき控室の出入り口を間違って、映画館のエスカレーターに繋がる扉を開けてしまいまして。そしたら、ちょうど高校生のカップルがいらっしゃって、すぐ扉を閉めたんですけど、扉越しに『観るー!!』っていう声が聞こえまして。観てくれるんだなって思いました(笑)直の声が聞こえたのでとても嬉しかったですね」とほっこりするエピソードを披露。川口さんも「志織ちゃん可愛かったよとか、お部屋もすごい可愛かったとかたくさん嬉しい声が届いています」と周囲からの声に感謝していると明かした。■“もう一度観たい泣けるシーン”発表に高橋一生「恥ずかしかった(笑)」また、二度、三度と鑑賞している方が多いことから、事前に公式SNSで募集していた“もう一度観たい泣けるシーン”の投票結果の発表が行われた。候補に挙がったのは「(1)丘の上で誕生日プレゼントを渡すシーン」「(2)公園で平野が切ないウソをつくシーン」「(3)すれ違ってしまった2人が部屋で涙するシーン」「(4)平野が想い出の写真を見て泣き崩れるシーン」の4つ。今回1位に選ばれた「(4)平野が想い出の写真を見て泣き崩れるシーン」の映像がスクリーンで流れると、会場からは自然と温かい拍手が!映像をみた高橋さんは「とにかく恥ずかしかったですね(笑)この大画面でしかも皆さん観たばっかりなのに(笑)」と照れ気味。撮影時の思い出を聞かれると、「平野とか志織の部屋のシーンをまとめて撮っていたので、割と撮影の前半でしたね。お互い話しながら、監督を交えて流れを確認しながら撮影していましたね」と淡々と語るも、川口さんは「私もここのシーンの一生さんに泣かされましたね。自分が参加していないシーンでもあるので、完成した映像を観たときにゾクッとしましたね」と感動を告白した。■「普段あまり泣かない」高橋一生、「お芝居の時だけ感情が豊かになっているのかも」さらに会場からの質問で、「涙は自然と流れるものなのか、意識して泣くものなのか」と訪ねられた高橋さんは「泣くぞ! とはやらないですね(笑)あまり意識して泣かなきゃってやると、泣けなくなっちゃうんじゃないかと思うので。普段あまり泣かないので、お芝居の時だけ感情が豊かになっているのかもしれないですね」と自己分析。一方、川口さんは「この映画に関しては自然に涙がこぼれたなって思いますね。脚本を読んだだけでもグッときましたし、そこに平野さんが立つと余計にくるものがありました」と明かした。最後に、川口さんは「こうして足を運んでくださったり、日々色んなところからメッセージを届いていることに感謝しております。もし映画を気に入っていただけたなら、大切な人と何度でも観ていただけたらと思いますので、これからもよろしくお願いいたします」と挨拶。そして、高橋さんは「今日皆さんとかなり近い距離で反応を見れたことは僕にとって収穫だったなと思っています。1つの作品をこうして皆さんが観て下さっているんだと改めて思い知りました。僕がお芝居させていただいているものが、1人1人の心に少しでも残っているということは、これから前に進んでいくときに原動力になるなと思いました」と観客の反応に感謝を寄せて語り、イベントは幕を閉じた。『九月の恋と出会うまで』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:九月の恋と出会うまで 2019年3月1日より全国にて公開Ⓒ松尾由美/双葉社Ⓒ2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会
2019年03月13日映画『九月の恋と出会うまで』の公開後舞台あいさつが12日、都内で行われ、ダブル主演の高橋一生、川口春奈が出席した。ラスト20分で切ないウソに涙する奇跡の物語に、鑑賞した多くの女性たちから「また恋をしたくなった!」「もう一度見たい」などのコメントが多数寄せられた本作。公開からもうすぐ2週間が経過しようとするこの日は、ダブル主演の高橋一生と川口春奈が登壇して舞台あいさつが行われた。多くの観客を前にしてステージに立った高橋は「公開からしばらく経ってこんなにも多くのお客さんに来ていただいてありがたいと思っています。見終わった後のお客様のお顔を拝見していると、感動している方が中にはいらしゃったのでうれしく思います」と感謝の言葉。一方の川口も「公開して時間が経ってもこんなにもたくさんの方に来ていただいて、(登場する際に観客から)『映画良かったよ』と直接お声をいただけて本当にうれしいです」と笑顔を見せた。2人は本作で初共演を果たし、お互い惹かれ合っていく男女を演じた。周囲の反響として高橋が「先程控室の出入り口を間違えて映画館のエスカレーターにつながるところを開けてしまったんです。そうしたら男女の高校生がいて、『うわー! 見るー!』と言われるという直の反響がありました(笑)」と明かした。友人や家族が観てくれたという川口は「ほっこりしたとか、(川口が演じた)志織ちゃんが可愛かったよとか、優しい気持ちになれたよとか、嬉しいお声ががたくさん届きました。(衣装なども)細かく見てくれてよかったですね」と反応は上々のようだった。この日の舞台あいさつでは、公式Twitterで募集した本作の「もう一度見たい泣けるシーン」の第1位を発表。高橋扮する平野が思い出の写真を見て泣き崩れるシーンが第1位となり、そのシーンがスクリーン上に映し出されると高橋は「とにかく恥ずかしいですよ。皆さんが映画を見た後にリピートする恥ずかしさ(笑)」と赤面する場面も。そんな高橋に川口は「私もここが一番一生さんの表情で泣かされました。すごいゾクッと来て切なかったです」と褒め称えていた。"書店員が選んだもう一度読みたい恋愛小説"第1位に選ばれた松尾由美による同名小説を、高橋一生と川口春奈の初共演にしてダブル主演で映画化した本作。時空を超える一途な思いと切ない嘘に涙する大人のラブストーリーを描く。
2019年03月13日■恋愛に人生を左右されることはない、けれどときとして恋愛は、自分を前に進ませてくれる。良くも悪くも、大きな影響力を持っていることが多い。このたび『九月の恋と出会うまで』で、はじめて恋愛映画の主演を務めた高橋一生。彼が演じる平野は、恋をきっかけに自分の殻を破り、小説家という夢に向かって歩き出す。高橋さんにとっても、恋愛は人生の原動力になりうるのか、と尋ねようと思っていた。しかし彼を目の前にして、言動の端々に揺るぎない強さを感じ、思わずその質問をひるがえす。「本作で高橋さんが演じた役は、恋心を糧に成長します。でも高橋さんは、恋愛や他者の存在を、自分の原動力にするタイプではなさそうですが……」高橋一生は「そのとおりです」と、おかしそうに笑った。そして、続ける。「自分が前に進むためには、まず自分を信用してあげないと始まらない。人からどう見られているかを意識せず、本質的な自分に向き合うことが、大事なんだと思います。だから、自分を信じることが、僕の原動力です」(高橋)10代のころから、そうやって生きてきた。自分に興味がないふりをして、人生のジャッジを他人に委ね、行く先を見失う人は少なくない。だからこそ、まずは自分のことを好きだと認めて、みずからの判断を信じたうえで、舵を切る。他者の存在は、生きるために必要で大切な“外部の刺激”ではあるけれど、それ以上の期待はしないのだという。その考え方に基づいた恋愛とは、いったいどのようなものなのか。「恋愛は“外部の刺激”の最たる例です。『この人に触れたくなってしまった』みたいな気持ちって、相手からもたらされる感情だから、自分では予想も制御もつかないもの。そして恋が実ったあとは、お互いがお互いの分身のように感じられたりする。僕はこれが好きだから、きっと彼女も好きだろう……というような。自分のなかに部外者が入ってくるようなその感覚が、すごく楽しいし、恋愛の面白いところだと思います」(高橋)同じく主演を務める川口春奈にも、恋愛について尋ねてみる。彼女が演じる志織は、困っている人がいたら放っておけない、まっすぐで律儀な性格。恋愛にも真正面からぶつかっていく姿を、みずみずしく演じていた。「志織は、平野のことが好きなのに、うまく恋心が表せないんですよね。平野もそうで、悩んだり、もがいたり……そういうふたりのぎこちない空気とか、あいまいな距離感が、すごく“恋愛”って感じがして、いいなぁと思いました。自分が演じているんだけど、私にはそういう経験がないから、素直にうらやましいと思えた」(川口)少女漫画に憧れるような口調で、ゆったりと話す。「……私自身はけっこうはっきりしているから、うまく言えない、みたいなことってないんですけど」と、いたずらっぽく笑った。■好きな人のために力を尽くす、どこにでもある物語『九月の恋と出会うまで』は、タイムリープ要素もある、大人のラブストーリーだ。ある日、引っ越してきたばかりの自分の部屋で、志織は不思議な声を聞く。「こちらは一年後の未来です。あなたに危険が迫っている」――それは、強盗殺人にあうところだった志織を助けるため、時空を越えて届いた“未来からの声”だった。声が導くままに行動することで、命拾いをする志織。しかし、このまま時間が経過すると、一年後にはタイムパラドックス(時間をさかのぼることで生まれる矛盾)が生じ、志織の存在は消えてしまう……。それに気づいた平野が、必死に志織を助けようとするなかで、ふたりに恋心が芽生えていく。そんな物語の魅力を、川口さんはこう語る。「タイムリープというと、リアリティーのない設定なんですけど……感情の動きはめちゃくちゃリアルだし、どこにでもある“ストレートな恋愛の形”だと思うんです。だから、先入観を持たずに観てもらえれば、人物にも感情移入して楽しめる作品になっています」(川口)たしかに「時空を越えて好きな人を救う」という物語には、実感がわかない。けれど「好きな人のために力を尽くす」ことなら、程度の差こそあれ、多くの人に経験があるのではないだろうか。高橋さんは、もともとSF小説を読むのが好きだから、世界観にもすんなりなじめたという。「僕は、タイムリープ×恋愛という掛け合わせも、とても面白いと思いました。この映画でタイムリープするのは、声だけなんです。身体ごと時間をさかのぼる物語はほかにもあるけれど、声だけというのはめずらしい」(高橋)■心のドアをバーンと開け放して、生まれた信頼はじめての共演、しかもラブストーリー。ふたりはどのようにして、その信頼関係を築いていったのだろうか。「お会いするまで、高橋さんはすごく物静かで、寡黙な方だと思っていました。でも、実際はたくさんおしゃべりしてくれるし、とにかく聞き上手。本当にどうしようもないような雑談でも、一緒に盛り上がってくれるんです。1投げたら、10返ってくる(笑)。その感じは予想外でしたね」(川口)川口さんがそう評すると、高橋さんも微笑みながら応える。「それは単純に僕が、川口さんと話していて面白いと思ったからです。川口さんは、自分の思っていることをストレートに話してくれる方。ふつう、初対面の人と対峙するときって、ドアの隙間から様子をちらちら見ながらいく感じだと思うんですが、川口さんはいきなり『バーン!』とドアを開け放してくれたから……それに対して、こちらも『バーン!』となったんです(笑)」(高橋)とはいっても、自分をオープンにして周りと向き合うのは、なかなか難しい。川口さんは、どうしてそんなコミュニケーションを選べたのだろう。向かい合って尋ねてみた。「昔は、本当に人見知りがひどかったんです。連ドラの現場だったら、撮影が終わるくらいにようやくみんなと打ち解ける、みたいな。でも20代になって、まずは自分から話してみよう、挨拶してみようと思えるようになってきたんですよね」(川口)やっぱり、ナチュラルな人間関係は、仕事にもいい影響を与えると感じる。「自分から周りに興味を持ってアプローチしてみたら、意外と共通の趣味があったりして、どんどん話が広がるんです。そういうコミュニケーションは、仕事にも、結果にもつながっていく。現場を重ねて、すこしずつそういう実感を得てきました」(川口)心のドアを開くことで、仕事がしやすくなった。本作で、志織と平野が醸し出すおだやかな空気は、そんなリアルの関係に支えられていたのかもしれない。自分の殻を破った川口さんは、やさしい笑みを浮かべている。では、高橋さんはどうだろう?他者とのコミュニケーションを深めるには、まず確かな自分を築くところから。そんな彼が大切にしていることを、尋ねた。「自分のなかで“問題”だと感じていることを、どれだけ“課題”に置き換えられるか、です。“問題”だと困ってしまうけれど、“課題”だと思えば、それを解決する楽しみも出てくる。どうやってクリアしようかな? と、客観的にとらえられるようになるんです。まるで、ちょっとしたギフトのように」(高橋)彼はいつもこんなふうに、自分の歩き方を自分で整えながら、やってきたのだろう。「そのくらい楽観的なほうが、人生は生きやすいでしょう」と、茶目っ気たっぷりに。自分を深める高橋さんと、他者とふれあう川口さん。一見するとまったく違うアプローチだけれど、自分の人生をよりよいものにしていこうと、みずから考えて行動するのは、同じだ。ふたりのしなやかな強さに、なんだかこちらまで、力が湧いてくる。取材・Text/菅原さくら撮影/飯本貴子ヘアメイク/田中真維 (MARVEE)(高橋一生)・笹本恭平(川口春奈)スタイリスト/秋山貴紀(高橋一生)・壽村 太一(川口春奈)映画『九月の恋と出会うまで』情報3月1日(金)ロードショー出演:高橋一生川口春奈/浜野謙太中村優子川栄李奈古舘祐太郞ミッキー・カーチス監督:山本透配給:ワーナー・ブラザース映画公式サイト:
2019年03月01日