アリをひたすら捕まえる この投稿をInstagramで見る Maya Yoshida(@mayayoshida22)がシェアした投稿 2012年9月に一般女性と結婚し、2016年に第一子となる長女が誕生している吉田さん。21日放送の番組ではリスナーの「麻也さんが今ハマっているものがあったら教えてください」という投稿に回答しました。「ちょっと前はサウナにハマっていた」そうですが、最近、もうすぐ7歳になる娘さんと一緒にハマっているのは「生き物」。長女は動物や昆虫など生き物に興味を持つようになり、「昨日もレストランで花がいっぱいあって、アリがすごく(たくさん)いたんですけど、(娘が)アリをひたすら捕まえる」と、ごはんよりもアリに夢中な様子です。そんな長女に触発されて生物や動物などの図鑑を買ったといい、就寝前には絵本の代わりに図鑑を娘さんと一緒に読んだりもするのだそう。また、レストランで蚊に刺された吉田さんは、長女に対して「蚊に刺された。この蚊はオスでしょうか、メスでしょうか?」と出題。長女が「メス」「メスしか血を吸わないから」と回答すると、吉田さんは「なんでメスしか血を吸わないんでしょう?」と、さらに突っ込んで質問したといいます。すると長女は「卵を産むのに必要だから」と答え、「正解!」と吉田さん。よく理解していますね。吉田さんは「びっくりするぐらいそういう知識を子どもは学んでいく。とくに不思議な生物、蚊とかカタツムリとか」とうれしそうで、こんなやりとりを家族でよくしているのだそうです。他愛ない日常の出来事から図鑑レベルの内容に会話を発展させる……子どもが興味を持ったものに吉田さんも向き合い、同じように興味を持って図鑑を読んでいるからこそのコミュニケーションといえますね。
2023年07月01日一般社団法人 日本CFA協会(以下、「日本CFA協会」)は、大学生・大学院生による企業分析および株式評価を競う国内唯一のグローバル金融大会『CFA協会リサーチ・チャレンジ(CFA Institute Research Challenge) 2023-2024』の日本大会出場チームを下記内容にて7月中旬まで募集します。<応募資格>・国内大会キックオフミーティング開催時に学部または大学院の学生であること。・国内大会キックオフミーティング開催時に企業分析を主たる業務とする仕事に就いていないこと。(インターンを除く)・CFA(R)資格者でないこと。(以前、または現在)<参加チームの要件>・1つの大学から複数チーム参加可能。・1チーム3~5名のメンバーで構成。・1チームに学部生と大学院生が混在しても可。・各チームに1名の指導教官が必要。指導教官はチームのメンバーが在籍している大学の教職員であること。<応募受付期間>2023年6月上旬から2023年7月中旬※応募をご希望の方は、募集要項の詳細について事前に日本CFA協会事務局( info@cfaj.org )迄お問い合わせ下さい。『CFA協会リサーチ・チャレンジ』は年に一度開催されるグローバルな大会です。昨年は世界の1,100を超える大学から6,300人を超える大学生・大学院生が参加しました。日本大会では全参加チームが同一の分析対象企業を分析し、株式投資のプロフェッショナルであるメンターの指導の下、売り買いの投資推奨をまとめた英文調査レポートを書き上げます。その調査レポートに基づく一次審査を通過したチーム(昨年は8チーム)は最終審査会において英語でのプレゼンテーションと質疑応答を行い、プレゼンテーションと調査レポートの評価の合計得点によって優勝チームが決定されます。日本大会の優勝チームは、アジア太平洋小地区大会に進みます。そしてアジア太平洋小地区大会を勝ち抜くと、アジア太平洋地区大会、そして世界大会へと続きます。日本大会は、学生の将来を応援するためにボランティアとして参加している約85名の第一線の金融専門家と、参加大学の教授陣等の協力の下で運営されています。日英バイリンガル人財との出会いの場として、そして、金融業界のみならず日本のビジネス界の将来を担う若い人財の育成と実践教育の場として、産業界、教育界からも注目を集めています(注)。また、大学生・大学院生にとっては、就職前に職業倫理や企業分析手法を金融業界で活躍するメンターや審査員から直接指導を受けて実践する機会となり、卒業後の進路決定の判断材料となる情報を集められます。参加した学生は、自身のチームが作成したレポートを面接企業に参考資料として提出することも可能であり、就職活動におけるアピール材料になっています。過去の参加者からは、「リサーチ・チャレンジを通して飛び込んだ金融業界。知的好奇心が駆られる世界が広がっていて、気付けば勉強が好きになっていました。将来の目標を見つけ、縦と横の繋がりが増えたことは大きな財産です。」というお声をいただいています。今年も大学生・大学院生が、職業倫理やグローバルな金融・経済・ビジネスの知識習得、卒業後の進路決定に資する判断材料の収集、そして、卒業後の財産となる縦横の人脈形成などの機会が得られるよう、多数の専門家ボランティアのご協力のもと取り行われる、『CFA協会リサーチ・チャレンジ 2023-2024』日本大会への奮ってのご参加をお待ちしております。注)現時点ではリサーチ・チャレンジのスポンサー企業になっていただきますと下記の特典がございます。・参加学生の履歴書へのアクセス権(学生の事前同意が前提)・最終審査での参加学生とコンタクトの機会・参加学生へのメール送付(一度のみ・学生の事前同意が前提)・指導教官へのメール送付(一度のみ・指導教官の事前同意が前提)※スケジュール等の詳細は、以下をご覧ください。(※一部変更される可能性があります。)6月上旬 :応募受付開始7月中旬 :応募受付締め切り8月5日(土) :キックオフミーティング(大学生チーム・指導教官・メンター・グレーダーが参加。ルール・スケジュール・評価基準の確認、質疑応答を行う。ここで分析対象企業を発表)8月5日(土) :ファクトセットデータ端末トレーニング9月初旬 :企業説明会(アナリスト・ミーティング)、質疑応答9月中旬 :分析対象企業フォローアップ・ミーティング9月22日(金) :調査レポート案をメンターに提出10月21日(土):調査レポート最終提出期限11月2日(木) :一次審査結果発表12月2日(土) :最終審査(学生チームによるプレゼンテーションを審査員が審査し優勝チームを決定)及び表彰式<参考>前回大会2022-2023日本大会スポンサー企業プラチナ・スポンサー- SMBC日興証券株式会社- ファクトセット・パシフィックゴールド・スポンサー- インベスコ・アセット・マネジメント株式会社- 東京海上アセットマネジメント株式会社- 野村アセットマネジメント株式会社過去のCFA Institute Research Challenge日本大会 分析対象企業- ダイキン工業株式会社(2022年大会)- ポーラ・オルビス ホールディングス(2021年大会)- 株式会社ディスコ(2020年大会)- 株式会社ニチレイ(2019年大会)- TOTO株式会社(2018年大会)- ヤマハ株式会社(2017年大会)- テンプホールディングス株式会社(2016年大会)- 楽天株式会社(2015年大会)- ガリバー・インターナショナル株式会社(2014年大会)- 株式会社サンリオ(2013年大会)- パーク24株式会社(2012年大会)- 株式会社フェローテック(2011年大会)- クックパッド株式会社(2010年大会)- 株式会社ぐるなび(2009年大会)- 花王株式会社(2008年大会)CFA協会リサーチ・チャレンジ 日本大会プロモーション動画(YouTube)(日本語字幕) (英語字幕) 世界大会優勝チーム プレゼンテーション資料・レポート 2023 世界大会 プレゼンテーション動画(YouTube) 2022 世界大会優勝チーム プレゼンテーション動画(YouTube) 2021 世界大会優勝チーム プレゼンテーション動画(YouTube) <CFA協会について>CFA協会(CFA Institute)は投資専門職の卓越性と資質の基準を設定する投資専門家の世界的な団体です。当協会は投資市場における倫理的行動の推進者であり、世界の金融業界における知識の発信者として高く評価され、投資家の利益を最優先し、市場が最高の機能を発揮し、経済が成長する環境を作ることを目指しています。CFA協会は世界160以上の国と地域に18万人を超えるCFA資格者を有し、日本CFA協会を含む160のメンバーソサエティが所属しています。詳細は をご覧いただき、LinkedIn( )およびTwitter(@CFAInstitute)のフォローをお願いします。<日本CFA協会について>日本CFA協会は、日本におけるCFA資格者や受験者に対して、専門知識の向上と相互交流の場を提供する非営利組織です。倫理規範および職業行為基準、資産運用や調査に関する専門能力の向上と普及をめざし、会員向けに金融市場、財務会計、経済動向などをテーマとした講演会、セミナー、勉強会などを開催しています。また会員相互間の交流会なども行なっています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月29日NPO日本はんだ付け協会(滋賀県東近江市:以降 協会)は、新たなサービスとして昨年4月に開始した「初級検定」を受験費用・練習費用ともにお手頃な価格で7月1日より新しく提供いたします。初級検定実技試験用教材この初級検定の利点は、従来のはんだ付け検定(1級~3級)対象者より経験の浅い方や初心者の方が低コストで受験できることです。多くの方にはんだ付け技術のスキル向上の機会を提供します。さらに、補助教材として基礎知識講習・実技講習のeラーニングと練習用教材も提供しております(※別途購入が必要)。この教材を活用することで、受験者は自社内で勉強会や練習会を開催することができます。自社のメンバー同士で学び合い、実践的な環境でスキルを向上させることが可能です。はんだ付け初級検定は、経験の浅い方や初心者の方に最適な内容となっています。検定は基礎知識を身につけたかを問う筆記試験と、実技試験で構成されています。合格者には、協会から認定証が授与されます。日本はんだ付け協会は、はんだ付けの技術向上と品質の向上に努め、業界の発展に貢献することを使命としています。新しい価格設定の初級検定のリリースにより、より多くの方々がはんだ付け技術を学び、安心・安全なはんだ付け作業が行えるようになることを願っております。■試験科目☆基礎知識講習と理解度を測る筆記試験(制限時間30分)☆実技試験(制限時間50分)※「はんだ付け初級検定用実技試験教材」を制限時間50分間内ではんだ付けした後、完成した実技教材を協会へ送付はんだ付け初級検定の詳しい内容と申し込みは下記サイトから ※今回の具体的な変更点:今回の改定により、eラーニングによる教育と検定試験を切り離して、それぞれの料金を抑え利用しやすくしました。当初 :eラーニング(基礎知識・実技)+受験料(検定用部材1セット)=23,000円/人改定後:受験料(検定用部材1セット)=12,000円(税抜)再受験(検定用部材1セット)=11,000円(税抜)別売りeラーニング(基礎知識・実技)=6,000円※視聴期限(2カ月間)であれば、何人でも何回でも視聴可別途練習用教材ありこのプログラムの利点としては以下の点が挙げられます。・協会の実施する試験会場から遠い地方の方でも受験できます。・所属団体の施設内で受験できるので便利で安心です。・会場までの移動や宿泊の経費が削減できます。・自社の研修制度や教育制度として活用できます。・組織全体のスキルレベル向上に貢献します。・モチベーションアップに貢献します。・受験者数が多い場合、スキル向上の各自進度に合わせ、少人数ずつ年度内に計画的に受験できます。■別売りeラーニング詳細1:基礎知識講習はんだ付けが初めての方にも、わかりやすいように、糸はんだやフラックス、ハンダゴテの選定、コテ先の選定、コテ先温度、コテ台、スポンジ、工具類、検査方法、はんだ付けの用語解説などを徹底して解説。eラーニングには、各章ごとに小テストを設け、設問に80%以上合格しないと次の章に進めません。すべての章を終了するとはんだ付けに必要な基礎知識を習得することが出来ます。2:わかりやすい実技指導初心者のために、部品の見た目、実装位置の確認、注意点、C型・D型コテ先を使った場合のそれぞれのコテ先の当て方、糸はんだの供給ポイント、タイミング、考え方、発生しやすい不良例まで実際のはんだ付け実技試験用教材を用いてわかりやすく解説。■背景はんだ付け技術は、エレクトロニクスには欠かせない重要な根幹技術であり、ISO9001(国際標準化機構が発行した品質マネジメントシステムの国際規格)で特殊工程に位置付けられています。ISO9001では「はんだ付け作業を行うものは、はんだ付け技能の資格、あるいは教育を受けており、そのスキルを管理すること」を求めています。自社のはんだ付け技術を証明し、第3者機関の認定を受ける必要があるわけです。しかし、不思議なことに日本では、工業高校や専門学校、工業系の大学、大学院まで含めてはんだ付け技術を学ぶ機会がほとんど与えられていません。さらには、電機・電子機器製造メーカに入社してからも、はんだ付け技術を学ぶ機会を得られることは非常に少なく、はんだ付けの基礎知識すら学ばずに、いきなりはんだ付け作業に携わる人が大半です。アルバイト、パートなど、実際にはんだ付けに従事するほとんどの人は、見よう見まねではんだ付け作業をやっており、実は自分が作業したはんだ付け作業が正しいのかどうかについては自信を持てないでいます。この状況を打破するため、はんだ付け協会では、2010年より「はんだ付け検定」事業を立ち上げ、全国主要都市で会場を設け、はんだ付け講習と検定を行ってきました。ところが、主要都市まで来ることが出来ない地方の企業や、就業時間内の制約で出張できないアルバイト、パートに関しては、はんだ付け検定を受けることが出来ず、多くの要望を受けながら受講・受験の機会を用意することが出来ませんでした。このため、はんだ付け協会では、補助教材としてのeラーニングを使用し、自社内で学んだ後、会場にいかずとも自社で検定を受けられるシステムを開発いたしました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月29日サッカー日本代表でプレミアリーグ・ブライトン所属の三苫薫選手が、6月25日都内で自身初の著書「VISION 夢を叶える逆算思考」(双葉社刊)の出版記念イベントに出席しました。【三苫薫『VISION夢を叶える逆算思考』(双葉社)】トークショーでは、サッカーとの出会いから現在に至るまでのサッカー人生の中で得た目標を達成するための逆算思考やドリブル練習法、栄養と休息の大切さ、小学生から大学生までの全世代からの選手の伸ばし方、親子関係の在り方まで、指導者や保護者にも参考になるメソッドがつまった書籍の内容の一部を取り上げながら語りました。トークショーの後は子どもたちからの質問タイムや書籍のお渡し会など、日本のファンと交流を図った三苫選手。子どもたちからの「試合で緊張してしまうのですが、三苫選手は緊張することはありますか?」という質問には、「僕も緊張することがたくさんあります。緊張することは悪い事じゃないですし、今僕はいろんな経験をして、何となくどういう風にすれば緊張しなくなるか分かってきているけど、緊張するという事は、それだけその試合に気持ちが高まっていたり、いい試合にしたいと思っていることなので良い事だと思います。だからポジティブに考えて、できることを増やしていくこと。練習でやれることを増やしていけば、それが自信になって緊張しにくくなると思います」と真摯に回答していました。『VISION夢を叶える逆算思考』は、普通のサッカー少年だった三笘選手が、今や日本を代表する選手にまで成長し、2022年に開催されたワールドカップではスペイン代表戦での決勝ゴールをアシスト演出した"三笘の 1 ミリ"は世界的に話題を呼ぶなど、今や世界の"世界の MITOMA"と評価されるようになったのか。少年時代から三苫選手がどのように考えながらサッカーに取り組んできたのか、夢を実現するためのブレない考え方が詰まった、サッカーに関わる親も子もぜひ読んでみてほしい内容となっています。
2023年06月26日2023年6月20日、大阪府吹田市にあるパナソニックスタジアム吹田で、サッカー日本代表が、アウェイのペルー代表と対戦しました。3万5千1人の観客が見守った一戦は、日本代表が4対1で勝利を収めましたが、『試合以外にも注目されていたこと』があるのを知っていますか。地球の反対側から1万5千kmペルー代表サポーターの数は…サッカーの試合では、各チームを応援するサポーターがスタジアムに駆けつけ、大きな声を出して応援する光景が見られます。ですが、代表戦のような国際試合となると、アウェイチームのサポーターが足を運ぶのは困難な場合も。日本からおよそ1万5千km離れたペルーの代表チームとなると、サポーターの数は少なくなるのでは…と、思いきや!提供:在日ペルー大使館ゴール裏スタンド1階のおよそ半分を、ギッシリと埋め尽くすペルー代表サポーターの姿が!同じスタジアムで開催されている、Jリーグ『ガンバ大阪』の主催試合でも、この規模のアウェイチームサポーターはなかなか見られません。代表戦を訪れたペルー人の中には、先住民族のようなコスチュームを着て、交流を楽しむ人の姿も見られました。提供:在日ペルー大使館在日ペルー大使館によると、日本には約5万人のペルー人が在住しているといいます。スタジアムがある大阪府を含めた関西地方、および近隣の中部地方には、合わせて2万人近くのペルー人が住んでいるのだとか。代表戦には、およそ5千人のペルー代表サポーターが来場したとのこと。つまり、日本にいるペルー人の10分の1が、スタジアムに来たということに…!2023年は日本とペルーの国交樹立150周年実は、ペルーは日本にとって、中南米で初めて国交を結んだ国なのです。1873年8月21日に『日秘和親貿易航海仮条約』が結ばれて以来、さまざまな分野で協力し、深い友好関係を築いてきたといいます。試合が行われた2023年は、国交樹立から150周年となる節目の年で、試合前には在日ペルー大使館による映像も放映されました。出典:提供ペルー大使館ペルー代表は、サッカーの世界大会『FIFAワールドカップ』に5回出場した実績があり、サッカーはペルー国内でもっとも人気のスポーツだといわれています。スタジアムにやってきたペルーの人たちにとっては、母国の代表チームを日本で応援することができ、思い出の1日となったことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年06月23日2023年6月22日、公益財団法人日本サッカー協会は、日本のサッカーにおいて功績を残した人を称える『日本サッカー殿堂』に、漫画家の高橋陽一さんを選出したことを明らかにしました。産経ニュースによると、高橋さんのほかに、元サッカー選手で現在は解説者を務めるセルジオ越後さんや、2011年に行われた、女子サッカーの世界選手権である『FIFA女子ワールドカップ』で優勝を収めた女子日本代表(通称:なでしこジャパン)も選出されたといいます。世界中に影響を与えた『キャプテン翼』「40年以上描いてきて…」高橋さんは、1960年7月28日生まれの東京都葛飾区出身。1980年、少年漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で、自身の代表作である『キャプテン翼』の読み切り版で漫画家デビューし、1981年から連載をスタートしました。『キャプテン翼』をきっかけにサッカーを始めた子供が続出したほか、リオネル・メッシ選手やアンドレス・イニエスタ選手など、世界のトッププレイヤーたちも、同作に馴れ親しんだといいます。また、高橋さんは自身のTwitterアカウントで、殿堂入りについてコメントを投稿しました。本日のJFA理事会にて「日本サッカー殿堂」に掲額されることが決まったと連絡をいただきました。歴代のメンバーを見ると本当に錚々(そうそう)たる方々ばかりで恐縮するとともに、40年以上にわたって『キャプテン翼』を描いてきたことが、少しは日本のサッカー界の役に立てたのかなと、うれしい気持ちもあります。@0728takahashiーより引用ネット上では、高橋さんの殿堂入りを祝福するとともに、「『キャプテン翼』なしに今の日本サッカーはない」「個人的には国民栄誉賞を与えてもいいと思う」などのコメントも寄せられました。高橋さんのこれからの活躍も、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2023年06月23日日本スポーツ界に、連綿と続く体罰の連鎖。競技を問わず、指導者の体罰、暴力、暴言は、令和に入っても後を絶ちません。2023年3月、日本バレーボール協会は「暴力撤廃アクション」を発表。川合俊一氏が会長に就任以降、改革を進めるべく、様々なアクションを起こしています。インタビュー後編では、川合会長に「暴力指導がなくならない理由」と「暴力指導では、トップレベルの選手が出て来ない理由」をうかがいました。(取材・文鈴木智之)日本バレーボール協会の川合俊一会長(C)新井賢一<<前編:それって指導?暴力?バレーボール協会が取り組む暴力撤廃アクション、暴力と指導の間にある「未暴力」とはサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■「東洋の魔女」時代に練習は厳しいものというイメージがついてしまった2023年に入っても、バレーボール強豪高の監督が部員に暴力を振るい逮捕されたり、解任されるニュースが報じられるなど、体罰は根強く残っています。川合俊一会長は「バレーボールの場合"東洋の魔女"の時代に、バレーの練習は厳しいものなんだというイメージがついてしまったんです」と、その一因を述べます。「それを全国の監督が見て、きついイコールひっぱたく、きついイコール『なにやってんだ!』と怒鳴ることだと解釈し、体罰に発展していった経緯があります」体罰を含む暴力指導はあってはならないことですが、それによって選手の成長やチームの強化につながった経験を持つ人がいるのも事実。川合会長は言います。「僕はバレーボールを始めたとき、やる気のない子どもでした。当時の監督が、練習をちゃんとしなかったり、試合に負けるとビンタをするような人で、『ミスをしたらビンタされるんだ』と思うと必死にやるようになるし、その結果、上達もしたんですよね」川合会長は暴力的な指導によって自身の上達につながった経験を認めた上で「それでも、絶対にあってはいけない」と語気を強めます。「僕のように、体罰や暴力的な指導で伸びる子もいるかもしれないけど、本当に能力のある子は頭がいいから、ミスや連帯責任で殴られるなんてバカバカしいと感じて、辞めてしまうんです。体罰をすると、チームの平均値は上がります。全体の下の方にいる選手は殴られるのが嫌で、一生懸命練習するようになるから。そうすると、下のレベルは上がるかもしれないけど、飛び抜けてすごい選手がいなくなるんです」サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■誰かにやらされてやるのではなく、自分たちで考えて取り組むことで伸びる川合会長は、世界のスポーツ界でトップに立つ選手を例にあげます。「野球の大谷翔平選手やゴルフの松山英樹選手など、スポーツでトップになる選手って、自分で考えて行動することのできる選手です。簡単に言えば、頭がいい選手。もし彼らが暴力的な指導を受けていたら、いまのようなスターにはなっていないでしょう」周囲から抜きん出るためには、自分で課題をみつけて、それを克服するために考えて取り組む力が不可欠です。暴力的な指導で選手を「やらせて」も、その能力は身につきません。「私がバレーボール選手として、一番成長したのが高校3年生のときでした。というのも、監督が月に1日しか練習に来なかったんですね。その他の日は、3年生が中心になって練習をしていました。監督が来ないとなると、練習を休みたいと思わなくなるんです」当時、川合会長が通っていた高校は、バレーボール部にも関わらず、屋外の土のコートで練習していたそうです。「コートが外なので、雨が降ると練習ができないんです(笑)。体育館を使えるのは、日曜日の午前中だけ。どうしたかというと、チームメイトの父親のツテを頼って、遠方にある幼稚園の体育館を借りて練習していました。それも、自分たちで『使わせてください』と交渉して」体育館で練習ができる時間は貴重なので「めちゃくちゃ集中して練習するようになった」そうで、「僕個人もチームメイトもすごく成長しました」と振り返ります。「その結果、1年生のときは東京都でベスト4だったのが、3年生のときは関東大会で優勝しました。誰かに言われてやらされるのではなく、自分たちで考えて取り組むことで、伸びていくんですよね」■今の時代、指導者も大変常にアップデートしないといけない川合会長は「いまの時代の指導者は、大変だと思います」と話します。「極端に言うと、昔はやる気がない選手がいたら、殴ってやらせればよかった。でもいまの時代は、選手に話をして理解して納得させて、やる気を出させなければいけません。そのためには、指導者が学ぶこと。考え方をアップデートさせなければいけない時代に来ているんです」バレーボール協会は講習会やWebサイトを通じて、指導に対する考えを積極的に発信し、指導者への啓蒙活動を続けています。「だけど、時間はかかりますよ。何か一つの時代があって、それが変わるって大変なことですから。スポーツ界が体罰禁止と声をあげ始めたのが、ここ10年ぐらいですよね。当時、体罰をしていた人が40歳だとして、まだ50歳。なかなか一気には変わらないです。それでも、バレーボール協会としてもそうですし、私としても、指導者に会うたびに『バレーボールの指導とはね――』と言い続けていくしかないんです」■ミスにいちいち怒っていたら競技が成り立たない川合会長は「バレーボールはミスありきのスポーツ。ミスのたびに怒っていたり、イライラしてもしょうがない」と諭すように言います。「我々はイライラするスポーツの指導者なんだから。ミスしたからって、いちいち怒っていたら、バレーボールという競技は成り立ちませんよ」これはサッカーも同じでしょう。足を使ってプレーする時点で、ミスをする可能性は大いにあります。「ミスをするのは当たり前で、じゃあどうすればミスをしなくなるんだろうと考えるのが、指導者の仕事です。選手がミスをするのであれば『自分が指導できていなかったんだな』と、自身の指導内容に目を向けてほしい。バレーボール協会としても、指導をアップデートするための情報提供は続けていきますから」■競技団体を超えて暴力をなくすことがスポーツの価値を高める川合会長はサカイク読者に向けて、バレーとサッカーの垣根を越えて、次のようなメッセージをくれました。「残念ですが、いまなおスポーツ界には暴力、未暴力があります。スポーツや競技団体の垣根を越えて、暴力をなくそうと努力することは必要だと思いますし、それがスポーツの価値を高めることにつながると思います。ぜひスポーツ界で連携して、暴力をなくしていきましょう」バレーボール協会『暴力撤廃アクション』の詳細はこちら>>サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年06月20日株式会社ひまわり(本社:山口県下関市、代表:穴見 俊一)は、公益社団法人 日本図案家協会の「日図展」デザインを用いた新柄のステッキを、2023年6月1日(木)に発売いたしました。■公益社団法人 日本図案家協会とは前身である日本染織図案家連盟の結成より創設60余年の歴史を有する、文部科学省認定の日本最大の図案家(デザイナー)集団です。京都市左京区に、事務局を設置し、併設の日図デザイン博物館の運営と共に、伝統的な図案文化の継承新しい作品の発信と人材の育成に努め、展覧会、公募展、日本文様検定、図案の調査・研究など様々な事業・イベントを行っています。■日図展とは日図展は、日本国内の図案家やデザイナーが参加し、独自のデザインやアートワークを発表・展示する場です。多様なテーマやスタイルの作品が披露され芸術性や創造性の豊かさが評価されます。■新発売のステッキについて近年、杖が一般に普及し市場には多様な杖が存在しています。ひと昔前の単なる補助具としてのイメージとは異なり今ではスタイリッシュなアクセサリーとしての役割を果たすようになりました。各デザインは独自のテーマやアートワークを持ち個性的な柄や色彩が特徴です。この特別なステッキは、自分自身へのご褒美や、大切な方へのプレゼントとしても最適です。■抗菌グリップ仕様抗菌グリップが杖に新たな価値をもたらし、ユーザーの健康と安全を守ります。抗菌グリップイメージ■雨の日の転倒リスクを軽減する杖先ゴムを標準装備杖先ゴムイメージ杖先ゴムデータ【商品スペック】《2段伸縮タイプ》品名 :ささえ細首抗菌グリップ 雨にも負けず(全6種類)付属品:ワンタッチストラップ(ブラック)、取扱説明書、保証書、タグ梱包 :PVC袋 SGマーク付きささえ細首抗菌グリップ 雨にも負けず 2段伸縮タイプ《4つ折伸縮タイプ》品名 :ささえ細首抗菌グリップ 雨にも負けず(全4種類)付属品:ワンタッチストラップ(ブラック)、取扱説明書、保証書、タグ梱包 :PVC袋 SGマーク付きささえ細首抗菌グリップ 雨にも負けず 4つ折伸縮タイプ【株式会社ひまわり について】株式会社ひまわり■会社概要社名 : 株式会社ひまわり本社所在地: 〒751-0817 山口県下関市一の宮卸本町3番30号代表取締役: 穴見 俊一設立 : 昭和60年9月1日事業内容 : 介護用品・福祉用具の製造、卸、販売HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月20日6月中旬、都内のサッカー場で走り回る男性が。白いサッカーシャツに黒いビブスをつけているのは、俳優の櫻井海音(22)だ。8人制サッカー・ソサイチの大会に出場し、華麗な足技でゴールを量産していたーー。櫻井はバンド『インナージャーニー』のドラマーとして活躍する一方で、月9『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)や、映画『嘘喰い』、Netflixドラマ『君に届け』に出演するなど、活躍の場を広げている。櫻井がファインプレーを連発していた理由を芸能関係者は明かす。「櫻井さんは幼い頃からサッカー教室に通い、中学時代は東京ヴェルディのジュニアユースに所属していたそうです。高校ではフットサルに打ち込み、高校生日本代表にも選ばれたことがあるといいます。サッカー日本代表の久保建英選手(22)と、小学校の時に一緒にプレーしたことがあり、今でも連絡を取り合う関係だとか」ソサイチ大会で櫻井は大活躍していた。「ハイレベルな大会だったのですが、海音さんは活躍していました。両手を広げて走るゴールパフォーマンスが印象的でした。ただ優勝のかかった大事な試合の終盤にめぐってきたチャンスで外してしまい、悔しがっていました。チームメイトには俳優の佐野岳さん(31)の姿も」(観客のひとり)’22年7月に『TV LIFE web』で配信されたインタビューで、《聞こえは悪いかもしれないけど、常に上に立ちたい、だから負けたくない、という感じです(笑)。小さいときにサッカーをやっていたときも、地域の選抜で小学4年生の枠は3人しかなくて。それに選ばれなかったのが悔しくて、そこから1年間ずーっと個人でも練習して試合に出られるようになったんです。徒競走やリレーでもずっと一番でした。頑固というか意固地なんです(笑)》と語っていた櫻井。芸能界でも、のぼりつめることができるだろうかーー。
2023年06月17日算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:高田 忍、以下「当協会」)は、公益財団法人数学オリンピック財団(所在地:東京都新宿区、理事長:藤田 岳彦、以下「数学オリンピック財団」)が2023年7月2日から13日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催する「第64回 国際数学オリンピック日本大会IMO2023(IMO:The International Mathematical Olympiad、以下「国際数学オリンピック」)」のシルバーパートナーとして、このたび、7月12日(水)に行われる表彰式で、プレゼンターとして受賞者にメダルを授与することが決定いたしましたのでお知らせします。「国際数学オリンピック日本大会(IMO2023)」ロゴ「国際数学オリンピック日本大会IMO2023」公式サイト ■国際数学オリンピックとは国際数学オリンピックは、世界中の国々の数学的才能に恵まれた若者を見出し、その才能を伸ばすチャンスを与えること、および、数学好きの少年・少女や教育関係者の互いの交流をめざすことを目的として、1959年から毎年7月に、参加各国の持ち回りで開催されています。日本は1990年から参加し、2003年には数学オリンピック財団が日本大会を東京で開催しました。そして2023年には、20年ぶり2回めの日本開催が予定されています。算数・数学の普及啓発等を理念として掲げている当協会は、国際数学オリンピックの開催趣旨・意義について賛同し、シルバーパートナーとして支援することで、わが国の数学および数学教育の振興、ならびに青少年の健全育成に寄与していきたいと考えています。■当協会の応援メッセージなお、当協会の理事長・高田 忍による参加選手への応援メッセージは、以下のとおりです。日本数学検定協会 理事長・高田 忍【高田 忍/公益財団法人 日本数学検定協会 理事長】日本で開催される国際数学オリンピック2023のパートナー団体として関わることができますことを、たいへん光栄に思います。数学は、紀元前から多くの人々が努力を重ね、創り上げてきたもので、人類の叡智の結晶といえます。現在も、その努力は継承され、多くの人々が一線で奮闘しています。参加選手のみなさんは、各国の予選を勝ち抜いた若手のホープとして、今後、数学の新たな創造や応用などを担っていただくことになるでしょう。みなさんの益々のご発展、ご活躍を心から期待しています。当協会は、国際数学オリンピックのような理数教育の充実に向けた普及推進イベントなどに積極的に関わることで、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させてまいります。◆開催概要大会名称 :国際数学オリンピック日本大会(IMO2023)主催 :公益財団法人 数学オリンピック財団共催 :国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)後援 :文部科学省/一般社団法人 日本数学会/公益社団法人 日本数学教育学会/公益財団法人 ちば国際コンベンションビューロー協力団体 :神田外語大学/国際基督教大学/早稲田大学/東京理科大学/株式会社steAm開催日程 :2023年7月2日(日)~13日(木)開催地 :幕張メッセ(千葉県千葉市)支援企業・団体:●エグゼクティブ・プラチナスポンサー富士通株式会社 ジブラルタ生命保険株式会社●プラチナパートナーArithmer株式会社●ゴールドパートナー株式会社ナガセ 株式会社公文教育研究会 株式会社東京出版●シルバーパートナー上野製薬株式会社 日本アイ・ビー・エム株式会社日本電気株式会社 第一生命ホールディングス株式会社明治安田生命保険相互会社 株式会社みずほフィナンシャルグループ日本生命保険相互会社 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社ヤフー株式会社 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ株式会社三井住友フィナンシャルグループ ロート製薬株式会社トヨタ自動車株式会社 東亜薬品株式会社カラクリ株式会社 日鉄ソリューションズ株式会社東京海上日動火災保険株式会社 三菱電機株式会社学校法人駿河台学園 公益財団法人豊田理化学研究所一般財団法人数理科学振興会 一般社団法人東京倶楽部公益財団法人孫正義育英財団 公益社団法人日本アクチュアリー会学校法人河合塾 公益財団法人 日本数学検定協会※以上、順不同、2023年6月現在「国際数学オリンピック日本大会IMO2023」公式サイト内「国際数学オリンピック日本大会IMO2023スポンサーリスト」ページ ◆数学オリンピック財団について公益財団法人 数学オリンピック財団(The Mathematical Olympiad Foundation of Japan:JMO)は、内閣府所管の公益財団法人で、「国際数学オリンピック(The International Mathematical Olympiad:IMO)」「アジア太平洋数学オリンピック(Asian Pacific Mathematics Olympiad:APMO)」および、これらと関連する国際的な数学の競技会への参加者の選抜・派遣等に係る事業を行うとともに、その成果を踏まえ広く高等学校および中学校等における数学教育に関する調査研究、普及啓発等の事業を行い、わが国の数学および数学教育の振興ならびに青少年の健全育成に寄与することを目的としています。【「数検」について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も18,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【データサイエンス数学ストラテジストについて】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「データサイエンス数学ストラテジスト」は、データサイエンスの基盤となる数学スキルとコンサルティング力を兼ね備えた専門家として認定する資格制度で、2021年9月に新設しました。資格試験は、中級と上級の2つの階級があり、5肢択一のIBT(Internet Based Testing)形式で行います。データサイエンスの基盤となる基礎的な数学(確率統計・線形代数・微分積分)と実践的な数学(機械学習系・アルゴリズム系・ビジネス系数学)の理解度・習熟度を測定します。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 高田 忍会長 : 甘利 俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4)数学の普及啓発に関する事業(5)数学や学習数学に関する学術研究(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月15日指原莉乃と川島明がMCを務める『推しといつまでも』(MBS/TBS系全国ネット)。2023年6月12日(月)放送回では、9歳のサッカー少年が元サッカー日本代表・槙野智章さんをおもてなし。2人のサッカー少年の時を超えた奇跡の出会いにSNSでも感動の声が多く寄せられ、Twitterでは「#推しといつまでも」など関連ワードがトレンド入りする反響を呼んでいます。サッカー元日本代表・槙野智章【番組概要】[タイトル]「推しといつまでも」[放送日時]6月12日(月) 午後10:00~10:57 MBS/TBS系列全国ネット[出演者] MC :指原莉乃、川島明(麒麟)レギュラー :有岡大貴(Hey! Say! JUMP)“推しゲスト”:槙野智章スタジオゲスト:小山慶一郎(NEWS)、陣内智則■憧れの槙野さんが我が家にやってくる!この番組は、“推し”と“推す人”の絆を描くバラエティ。一般人が“推し”を自宅に招き、日頃の感謝をこめて“おもてなし”をする目玉企画が毎回、感動を呼んでいます。12日放送回の“推しゲスト”は、サッカー日本代表として2018年のロシアW杯ベスト16進出にも貢献した元プロサッカー選手・槙野智章さん。そんな槙野さんに憧れる9歳のサッカー少年・ちはやくんの、5日間のおもてなし準備の日々に密着しました。槙野さんの選手時代の成績や好きな食べ物などをまとめた“特製槙野さんノート”をもとに、準備を進めたちはやくん。槙野さんの好物を取り入れたおもてなし料理に、選手時代の背番号やエピソードから思いついたゲームなど、ちはやくんの思いがつまったおもてなしに、指原らスタジオメンバーも準備段階から涙…。自宅で感動のおもてなし■「槙野JAPANで活躍したい」ちはやくんの夢に、槙野さんは…槙野さんは昨年現役を引退し、今は「Jリーグの監督、そしてゆくゆくは日本代表チームの監督に」という新たな夢に向かって走り始めています。そしてちはやくんの夢は、いつの日か槙野さんが監督を務める日本代表チーム“槙野JAPAN”に入って世界で活躍する選手になること。おもてなし当日、ちはやくんの自宅を訪れた槙野さんは、ちはやくんの夢を聞いて「嬉しいねぇ…」と感激の面持ち。「ちはやはサッカー選手になることが夢であり目標だし、俺は日本代表の監督になるのが夢。いつか俺が見に行った時に『あいついい選手だな』って思うような成長をしてほしいね」「10年後の約束ですよ」とエールを送りました。実は槙野さんも小学生の時、当時のスター選手・森保一選手から「頑張ればプロになれる」と声をかけたもらったことが、プロを目指すきっかけになったのだそう。夢をかなえて森保JAPANで活躍した槙野さんと、今、未来の“槙野JAPAN”での活躍を夢見るちはやくん。時を超え、2人のサッカー少年の夢が一つになった特別な瞬間に、視聴者からも「槙野さんのやさしさと、ちはやくんのキラキラした瞳に心洗われた」「槙野JAPANで活躍するちはやくんを見られる日が楽しみ!」「2人の夢がかないますように」の声があふれました。■ヴィッセル神戸、全面協力!番組史上最大規模の“お返し”に反響!特別な1日の終わりに、槙野さんはスペシャルな“お返し”を用意していました。それは、槙野さんのかつての所属チームであり、ちはやくんが応援するヴィッセル神戸の本拠地・ノエビアスタジアム神戸のスタジアム見学ツアー。ヴィッセル神戸全面協力のもと、広いピッチをいっぱいに使って、ユニフォーム姿の槙野さんからマンツーマンでサッカー指導を受けたちはやくん。その姿に、スタジオで見守ったメンバーからも「“人の夢が濃くなる瞬間”を見られたのがすごく嬉しい」(指原)、視聴者からも「槙野選手のお返しカッコよすぎる!!」「最後の粋なお返しで涙腺崩壊した~!」と、感動の声が続出。Twitterでは「#推しといつまでも」がエンタメカテゴリでトレンド入りしたほか、「槙野さん」「ちはやくん」もトレンドトピック入りする反響となりました。MCの川島明(麒麟)と指原莉乃 推しゲストの槙野智章■TVerにて2023年6月19日(月)21:59まで配信中TVerでは、槙野さんとちはやくん、2人の夢と感動が詰まった6月12日放送回が6月19日(月)21:59まで配信中!次回:地上波放送・TVerのリアルタイム配信は6月19日(月)22:00から新企画!『ファンが選ぶ神曲SP』DA PUMP・Every Little Thing・MAXが登場!TVer : 番組公式HP : 番組公式Twitter : 番組公式Instagram: MC川島明(麒麟) 指原莉乃 レギュラー有岡大貴(Hey! Say! JUMP)また、「MBSコラム」では著名人によるコラム企画<読む「推しといつまでも」>も好評連載中!これまでにお笑い芸人・ラランドのニシダさんや小説家・一穂ミチさん、コントユニット・ダウ90000の蓮見さん、作家・吉本ユータヌキさん執筆のコラムがサイト内ランキングで上位にランクインする注目を集めているほか、今後もAV女優・紗倉まなさんはじめ、様々なジャンルで活躍中の著名人によるコラムが登場予定です! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月14日日本サッカー協会は2002年の日韓ワールドカップを機に、サッカーの普及・拡大につなげるため、「JFAキッズプロジェクト」を立ち上げました。翌2003年からは47都道府県サッカー協会とともに、保育園や幼稚園での巡回指導をはじめ、キッズフェスティバルや指導者養成(キッズリーダー)がスタート。20年あまり継続しています。巡回指導は、サッカー経験の少ない幼稚園、保育園(一部小学校)に、各都道府県サッカー協会のスタッフが赴き、子どもたちと一緒にボールを蹴り、サッカーの楽しさを感じてもらう取り組みです。今回はJFAキッズプロジェクトのメンバーとして巡回指導にも携わり、山梨県の名門「フォルトゥナサッカークラブ」の代表も務める皆川新一さんに、巡回指導の目的と意義について、話をうかがいました。記事の最後には、巡回指導時にもらえるサッカーボール、サッカーゴールの情報もありますので、ぜひご覧ください。(取材・文鈴木智之)贈呈されたゴールでサッカーを楽しむ園児たち写真提供(C)JFA<<関連記事:楽しみながら身体の動かし方を身に付ける、日本サッカー協会のボール・ゴール贈呈事業がもたらす効果未就学児にぴったりな2m×1mのアルファゴールはこちら>>■子どもたちにサッカーの楽しさを知ってもらい、サッカーファミリーを増やす2003年にスタートした巡回指導の目的は、子どもたちにサッカーの楽しさを知ってもらい、サッカーファミリーを増やすこと。長年、各都道府県サッカー協会のスタッフが園を回り、たくさんの子どもたちにサッカーをする場を提供してきました。そして昨年(2022年)には、全国の巡回指導先の保育園・幼稚園を対象に、無料でボールとミニゴールを贈呈する事業がスタート。JFAキッズアンバサダーのストライカーポケモン「エースバーン」がデザインされたオリジナル幼児向けサッカーボール10球とミニサッカーゴール2台を贈呈する取り組みで、保育園・幼稚園から好評を博しています。山梨県で巡回指導に携わる皆川新一さんは「ミニゴールはポケモンのエースバーンがプリントされていてかっこよく、子どもたちにも受けがいいんです。ゴールに向かってボールを蹴り、ネットを揺らすことに関して、モチベーション高くやってくれています」と笑顔を見せます。山梨県では4つのクラブが巡回指導を担当しており、年間250園ほどうかがっているとのこと。巡回指導がきっかけでサッカークラブに入る子も多く、サッカーファミリーの拡大に一役買っているのは間違いありません。■遊び感覚でボールを蹴ることを楽しんでほしい「巡回指導でサッカーに触れて『楽しかった!』と、クラブに入会してくれたケースはたくさんあります。巡回指導がきっかけでサッカーを始めて、千葉の名門校から高校選手権に出場した選手もいたりと、普及の意味ですごく意義のあるものだと思います」巡回指導では、サッカーを中心に行いますが「遊び感覚で、ボールを蹴ることを楽しんでほしい」と話す皆川さん。「具体的には、鬼ごっこ、動き作り、ボールフィーリング、ゲームを行います。ボールを初めて触る子や、サッカーに苦手意識のある子もいるので、そのような子に『サッカーって楽しいんだ』と思ってもらえるような活動を心がけています」未就学児にぴったりな2m×1mのアルファゴールはこちら>>■サッカーを楽しんで継続してもらうために行っていること巡回指導の目的のひとつに、サッカーに触れ合うだけでなく、サッカーを楽しんで、継続してもらうことがあります。そのため保育士さんに、サッカー指導を体験してもらうこともあるそうです。「保育士さんには、サッカー経験のない方もいます。巡回指導の前に20分ほど、『サッカーは難しくないですよ』と感じてもらう時間を設けて、保育士さんたちにアプローチをしています。子どもたちへの声のかけ方や、簡単な練習をやってもらい、サッカーの楽しさを感じてもらうことが目的です」子どもたちの安全面を考慮すると、保育士さんが強い口調で注意することも必要ですが、子どもたちのサッカーで奨励されている「ポジティブな声かけ」をすることで、「今までは注意するだけでしたが、褒める方法もあるんですね」など、新たな気づきを得ることもあるようです。■サッカーの楽しさを伝えるために、指導者自身が楽しむように心がけている巡回指導がスタートして20年、皆川さんが携わって10年を越えますが「サッカーファミリーの輪は確実に広がってきています」と実感を語ります。「念頭に置いてるのは、サッカーの楽しさを伝えること。なかでも、我々指導者が楽しむことを心がけています。その雰囲気は子どもたちに伝わると思うので、我々が笑顔で、ポジティブな気持ちで過ごすことは大事だなと改めて思います」巡回指導では、基礎的な体力・運動能力を向上させるための動きづくりにも取り組んでいます。外遊びや体を動かす経験が減っている現代の子どもたちにとって、体を動かすことの楽しさを感じてもらう面からも、意義あるものと言えるでしょう。■目標は日本にあるすべての保育園・幼稚園を巡回すること皆川さんは巡回指導の醍醐味を「サッカーに興味がない子にアプローチができること」と話します。「サッカーを広めることを考えると、すごく大事な活動だと思います。いまの目標は、日本にあるすべての保育園・幼稚園に巡回指導をすること。各都道府県サッカー協会の担当者も、同じ想いで取り組んでいます」園児用のボール・ゴールの配布対象となりうるのも大きなポイントです。興味のある保育園・幼稚園関係者の方は、JFAのHPにアクセスしてみてください。子どもたちにとって、新たな体験をもたらす貴重な機会になることでしょう。ポケモンオリジナルデザインのボール10球とミニサッカーゴール2台贈呈JFAキッズ巡回指導ボール・ゴール贈呈プロジェクトお問い合わせ先はこちら>>未就学児にぴったりな2m×1mのアルファゴールはこちら>>
2023年06月14日チリで行われたサッカーの試合で起きたハプニングが話題になっています。現地時間2023年5月14日、チリのプロサッカーリーグの試合が開催されました。前半8分をまわったところで突然、フィールドに『乱入者』が現れたのです。どこからともなく全速力で走って来た『乱入者』は、ボールを持っている選手に向かって一直線。そしてなんと、選手からボールを奪ったのです!しかし、選手はもちろん、観客の中にも、その『乱入者』に対して怒っている人はいませんでした。なぜなら…実際の試合の映像を見れば分かります。試合に乱入したのは…犬!しかもボールをくわえたまま離しません!結局、『CDパレスティーノ』のマクシミリアーノ・サラス選手が優しく犬を抱きかかえて『強制退場』となりました。運ばれていく犬に対して、なぜか観客席からは大きな拍手が起きていますね。この動画は49万件の『いいね』が集まり、見た人みんなを笑顔にしたようです。・最高にかわいい!その犬にボールをあげて!・運ばれていく時の犬の表情が誇らしげなのが笑える!・この犬は前世でサッカー選手だったに違いない。ボールを追いかけることが好きな犬は多いもの。この犬は、選手たちがボールを追いかけるのを見て、一緒に遊びたくなってしまったのですね。試合には参加できませんでしたが、たくさんの声援と拍手を浴びたこの犬は間違いなく、観客のハートを勝ち取ったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年06月12日一般社団法人 日本CFA協会(以下、「日本CFA協会」)は、6月11日(日)および6月25日(日)に、大学生・大学院生による金融業界の倫理判断を競う国内唯一の大会『日本CFA協会エシックス・チャレンジ2023』を開催いたします。エシックス・チャレンジ(Ethics Challenge)は将来の活躍が期待される学生向けに開催されるイベントで、金融業界の中でも重要性が高まっている資産運用業界の様々なセクションにおいて倫理観に基づいて行動できるプロフェッショナルの育成を目指しています。大学(院)生で構成されるチームに、資産運用における倫理上のジレンマや倫理基準違反を含んだケースが与えられ、そのジレンマや違反を発見し、各チームで議論の上、審判員にプレゼンテーションを行ない、厳正な審査の末に優勝チームが決定されます。2018年からCFA協会(CFA Institute)アジア・太平洋地域(APAC)で開始され、一昨年ならびに昨年に国内で大会を開催しました。今年は3回目の大会となります。今年の大会は4月28日(金)に募集を開始し、5月18日(木)と23日(火)には説明会をオンラインで開催、5月31日(水)に登録を締め切りました。6月11日(日)にキックオフ・ミーティングを開催し、ルール説明や出題ケースの提示を行います。参加チーム数によりアブストラクト(出題ケースの分析内容のサマリー)等に基づき25日(日)に開催されるジャパン・ファイナル(国内決勝大会)への進出チームを選出する予選が開催されます。決勝大会では参加チームが10分間のプレゼンテーションと10分間の質疑応答を行ない、資産運用業界もしくは規制当局での業務経験を有するプロフェッショナルからなる審判員による厳正な審査の結果、国内優勝チームが決定されます。本年については、決勝大会は対面での開催を予定しております。エシックス・チャレンジ国内大会のルールは以下のとおり規定されています。【学生チームと指導教官】各大学から選出されたチーム(学生3名で構成)が倫理上のジレンマや倫理基準違反を含むケースに対して以下の点につき分析の優劣を競う。・ケースの中でどの事象が「CFA協会倫理規範および職業行為基準」のどの項目に違反しているかを正しく指摘しているか・なぜそれらの事象が違反に該当するのかにつき、その内容を具体的かつ的確に説明しているか・「CFA協会倫理規範および職業行為基準」への違反と、明確には違反といえないジレンマへの対処に関するアクションの推奨に焦点を当てたプレゼンテーションになっているか・そのようなアクションは、実務において現実的か、問題なくプロセス化することができるのか・プレゼン資料の質はプロフェッショナルなものか及びプレゼン自体が自信を持って行われているか・審判員からの質問に的確に答えているか【参加資格】国内の大学(院)に在籍中で以下に該当しない学生。・キックオフ・ミーティングの時点で資産運用業界のコンプライアンスに従事している・これまでにエシックス・チャレンジに参加し、優秀な実績を挙げたことがある・CFA(R)資格を有しているあるいは過去に有していた・CFA協会に雇われている・CFA協会の倫理規定等に違反し、何らかの処罰に服している。違反の有無の審理中【参加大学への要件】・各大学からは、2チームまで参加可能・大学での指導教官がメンターの役割を果たすが、学生への助言時間の上限は延べ2時間とする。指導教官が直接ケースの違反事項等を指摘することはできない【審判員の構成・役割】・プレゼンテーション及び質疑応答の評価・判定は、運用業界あるいは規制当局での経験と実績を有するプロフェッショナルである審判員により行われる・スコア表に基づく各審判員の点数により優勝チームが決定されるエシックス・チャレンジへの出場を通じて、参加学生には以下のメリットがあります。・資産運用業界、あるいは広く金融業界に関心のある学生にとって、資産運用業界のプロが実務で直面するあるいは直面している倫理上のジレンマにはどの様な事象があるのかを学ぶよい機会となる・倫理が資産運用においてなぜ重要であるかを学ぶよい機会となる・倫理的意思決定のスキルを学ぶ機会を提供する・実際に資産運用等に従事しているプロフェッショナルである運営ボランティア、審判員等との交流、そして参加他大学の学生との交流も貴重な財産になり得る・発表やチームワークのスキルを上達させる機会となる【日程】○ 『エシックス・チャレンジ2023』キックオフ・ミーティング(ルール説明、出題ケースの提示)6月11日(日)午前10時~11時(オンライン開催)○ 一次選考アブストラクト等提出期限6月18日(日)正午○ 一次選考結果発表6月20日(火)午前中○ 『エシックス・チャレンジ2023』ジャパン・ファイナル(国内決勝大会)2023年6月25日(日)午後1時~6時(会場開催)運営会場:FinGATE KAYABA東京都中央区日本橋茅場町一丁目8番1号エシックス・チャレンジ2023は、以下の企業・団体様からのご協賛・ご後援をいただいて、開催されます。<協賛>平和不動産株式会社平和不動産株式会社<後援>Fincity.TokyoFincity.Tokyo【参考】<CFA協会について>CFA協会(CFA Institute)は投資専門職の卓越性と資質の基準を設定する投資専門家の世界的な団体です。当協会は投資市場における倫理的行動の推進者であり、世界の金融業界における知識の発信者として高く評価され、投資家の利益を最優先し、市場が最高の機能を発揮し、経済が成長する環境を作ることを目指しています。CFA協会は世界160以上の国と地域に18万人を超えるCFA資格者を有し、日本CFA協会を含む160のメンバーソサエティが所属しています。詳細は をご覧いただき、LinkedIn( )およびTwitter(@CFAinstitute )のフォローをお願いします。<日本CFA協会について>日本CFA協会は、日本におけるCFA資格者や受験者に対して、専門知識の向上と相互交流の場を提供する非営利組織です。倫理規範および職業行為基準、資産運用や調査に関する専門能力の向上と普及をめざし、会員向けに金融市場、財務会計、経済動向などをテーマとした講演会、セミナー、勉強会などを開催しています。また会員相互間の交流会なども行なっています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月07日サカイクが開発・制作し、これまでサッカーノートが続かなかった子たちにも「書きやすい」と評判の「サカイクサッカーノート」。質問に答える形で書き進めていくことで、目標設定や振り返りができると同時に、自然と思考が深まっていくノートです。今回はサカイクキャンプに参加してくれた、小学2年生のコウスケくんとお母さんに、「サカイクサッカーノートの活用」について話をうかがいました。「サッカーノートに何を書けばいいのかがわからない」「書くことでどんなメリットがあるの?」などの疑問点がある方や、サッカーノートに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。(取材・文:鈴木智之)サカイクキャンプにも参加してくれたコウスケくん、サッカーノートを書き始めて「自分の考えがまとまる」ことを実感していると教えてくれました<<堂安律を輩出した西宮サッカースクールが導入!サッカーの理解度が上がり、書かない子と成長に雲泥の差が出るサッカーノートサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■親がサッカーノートを書いてほしいと思っていた理由コウスケくんがサッカーノートを始めるきっかけになったのは、小学1年生で参加したサカイクキャンプです。サカイクキャンプでは、低学年向けの簡易版サッカーノートを通じて、自分の考えを書くことに取り組んでいます。また、サカイクキャンプ参加者に向けた、オンラインのフォローアップセミナーも開催しており、その中で「サッカーノートの書き方」や「書くときのアドバイス」などを行ってきました。もともとコウスケくんは市販のサッカーノートを使っていたそうですが、お母さんによると「書く項目が難しすぎて、すぐに止めてしまった」と言います。それが「サカイクサッカーノートを使ってから、試合に行く前と後に、ノートを書くようになった」と、ノートを活用できるようになったそうです。お母さんは言います。「もともと、文字や絵で自分の考えを書いて、視覚的に残すことができるのは貴重だなと思っていました。サッカーの思い出というか、日記的な感じなのもいいですね。ただコウスケは字を書くのがあまり上手ではなくて、字を間違えることもあるので、書くという作業に慣れてほしいと思ったのが、サッカーノートを書かせるようになったきっかけです」■市販のノートでは項目が抽象的過ぎて低学年には難しく、すぐ止めてしまったしかし、最初に使った市販のノートは「書く項目が抽象的で、難しかった」と言います。「市販のノートは、良かったこと、うまくいかなかったこと、学んだこと、今やるべきことなど、質問がざっくりしていたので、小学1年生だとちょっと難しいかなって感じました」サカイクのサッカーノートは「今日の練習や試合の後、どうなっていたら最高ですか?」という質問から始まり、書く項目も具体的なので、書きやすくなったそうです。「サカイクのノートは、試合に行く前に書けるのがいいですよね。今からやることをしっかり考えて文字にして、それを見て試合に行くのは、モチベーションにもなるし、書いたことに対して頑張ろうという気になります」サッカーが上手くなる仕掛けがあるサッカーノートの秘密とは■指導者もサッカーノートを通じて選手の考えや努力しているところを知れるサカイクのフォローアップセミナーを通じて、コーチたちもコウスケくんの成長を感じています。サカイクキャンプのヘッドコーチを務める菊池健太コーチは「まずは書こうとする姿勢が大事なので、コウスケくんは『書く』というハードルをクリアしているのがすごいし、コーチとしてもうれしいです。コウスケくんが書いたノートを見させてもらって、『今はこういうことに努力しているんだな』『こんなことを思ってサッカーをしているんだな』と理解できるのも、ノートの魅力ですよね」と、優しいまなざしで語ります。柏瀬翔太コーチも「1、2年生のときって、文字を書くこと自体が大変ですし、自分で目標を決めて考えたことを言葉にするのは、すごく大変な作業だと思います。コウスケくんはそれができていることに驚きましたし、1、2年生でも考えることで書けるようになるんだなと、改めて思いました」と、話してくれました。練習前に左のページに目標を書き、練習後に右ページで振り返りを行います■低学年でも「試合の前に考えがまとまる」ことを実感お母さんによると「次のサカイクキャンプのときに、書いたノートをコーチに見てもらう」という目標を立てたそうで、「それまで、一生懸命書いてみようね」と話をしたそうです。コウスケくんは「ノートを書くことで、試合の前に考えがまとまるし、サカイクのノートは書くのが楽しい」と、感想を教えてくれました。お母さんは「試合前に考えを文字にして、終わってから振り返りができて、いつでも読み返すことができるのが、サッカーノートの良いところだと思います」と振り返ります。ノートを書くことで「シュートを打つ意識が強くなった」と、お母さん自身も感じているようで、「普段から試合の後に、『良かったよ』『上手だったよ』などと口頭で褒めたりするのですが、目で見て聞くことに加えて、文字として読むことで、頭に残りやすいのかなと思います」と、目を細めます。■最初から全項目埋められなくても大丈夫!プレーを記録し、「なぜ」を考えることで思考が深まり書けるようになる低学年だと、サッカーノートは難しいかな? と思う人に対して、菊池コーチは次のようにアドバイスを送ります。「低学年のうちは、焦る必要はありません。何を書いていいかわからないところは、書かなくていいと思います。年齢的に、考えを言語化することが難しいこともあるので、そこは心配しなくて大丈夫です」さらに「高学年になるにつれて、個人の課題やチームとしての取り組みが明確になるはずです」と話し、こう続けます。「まずはサッカーを楽しむことが第一で、例えば『今日は1点取れた』とノートに書いたとして、そのときに『なぜゴールを決めることができたんだろう?』と考えることで、より思考も深まっていくと思います。ノートを書くことで、考えるきっかけにしてくれたらと思います」柏瀬コーチも「良いプレーができたら、メモ程度でもいいので、ノートに書いてみるといいと思います。その積み重ねが記憶になり、プレーにも反映されると思いますし、振り返るのも上手くなるはずです」と、笑顔で話します。これからも、「サッカーノートを続けたい」と話すコウスケくん。考えてプレーできる選手になるために、ノートが成長を手助けしてくれることでしょう。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2023年05月30日日本サッカー協会(JFA)は2011年に、ジュニア年代(4種)のサッカーを11人制から8人制に変更。人数を少なくすることで、一人あたりのプレー機会を増やし、適切な育成環境の創出を目指しました。それと同時に「低年齢期には、スモールサイドゲームを活用しよう」という指針も出しています。スモールサイドゲームとは、少人数、小スペースで行うゲームのことで、3対3や4対4、5対5、6対6といった形式を指します。8人制導入からおよそ10年を経た、2022年1月。JFAは「スモールサイドゲームガイドライン」を発表し、U-10以下にスモールサイドゲームを推奨することを、改めて打ち出しました。そこで今回は、日本サッカー協会の技術委員会で普及ダイレクターを務める中山雅雄さんに「スモールサイドゲームが、子どもたちの成長に及ぼすメリット」について、話をうかがいました。記事後編では「スモールサイドゲームをする際のグラウンドの作り方や指導者の心構え」について紹介します。(取材・文鈴木智之)(C)JFA<<前編:JFAが推奨!少人数、小スペースでの「スモールサイドゲーム」が適切な育成につながる理由スモールサイドゲーム推奨サイズ2m×1mのアルファゴールはこちら>>■スモールサイドゲームに適正なピッチサイズスモールサイドゲームを導入するにあたり、ハードルになるのがピッチのサイズです。指導経験の浅いコーチの中には「どのぐらいが適正なのだろう?」と悩む人も多いのではないでしょうか?JFAが発表した「スモールサイドゲームガイドライン」には、8人制ピッチを基にしたピッチ設定が、わかりやすく提示されています。(C)JFAこれを参考にすると、8人制のピッチをベースに作ることができるので、手間もそれほど多くはなく、幼児、小学1・2年生であれば一度に6面、小学3・4年生であれば4面を作ることができます。■そのゲーム形式が本当に子どもたちのためになっているのか、を考えよう中山さんは「小学校の校庭で活動しているチームを見ていると、小学6年生の8人制コートで低学年が試合をしていて、そこでは人とボールが入り乱れている一方、隣のコートはがら空きで、誰も使っていないことがあります」と話し、こう続けます。「そのゲーム形式が、本当に子どもたちのためになっているのか? を、指導者を含めた我々大人が、改めて考えるべきなのではないでしょうか」また、スモールサイドゲームを行う際は、コーチが各ピッチを巡回し、プレー経験のある人は子どもたちと一緒にプレーをすることで、新たな気づきを得るためのきっかけを作ることもできます。「サッカー経験のあるコーチがスモールサイドゲームに入ると、いいところにパスを出してくれたりするんですよね。そうすると、子ども同士だけではできないような経験ができます。『ここに走ったら、ボールが出てくるんだ』と感じると、コーチがオフザボールの動き云々と言わなくても、自然とそうするようになり、成功体験が得られます。実際にそのような場面でプレーが成功し、嬉しそうにしている子もたくさんいるんですよね」スモールサイドゲーム推奨サイズ2m×1mのアルファゴールはこちら>>■子どもとプレーするときこそ、大人は手を抜かずに真剣にやろう中山さんは指導者の方たちにアドバイスをするときに「子どもとプレーをするときこそ、大人は手を抜かずに真剣にやろう」と言っているそうです。「子どもだからといって手を抜くのではなく、大人が真剣にやることで、子どもたちも真剣になります。そうすることで、子どもたちが持っている能力を引き出すことができる。そう思っています」スモールサイドゲームに限らず、幼児や小学校低学年、中学年を指導する際に、頭に入れておきたいこと。それが「子どもは小さな大人ではない」ということです。中山さんは次のように語りかけます。「指導者のみなさんは重々承知だとは思いますが、小さいときはとくに、他の人と一緒に、協力しながらプレーすることを難しく感じる子も多いです。その状況で無理強いして、大人のサッカーのコピーをさせるのではなく、現時点で持っている能力を最大限に活かしながら、楽しんでサッカーができる環境を、どうしたら作ることができるのだろうと考えることは、すごく大事なことだと思います」■普及現場で広がりを見せつつあるスモールサイドゲームスモールサイドゲームは、グラスルーツを中心に広がりを見せているそうで、中山さんは「多くの人たちが賛同してくれて、やるたびに『良かった』と言ってくれています。ただ、これまで通り、フォーマルな形で大会を運営したいという、指導者側の願望があることも理解しています」と現状を述べます。その気持ちに理解を示した上で「ルールや考え方をアレンジしていただいても構わないので、まずは我々が提示したものを受け止めていただき、ピッチの中で何が起こっているかを見ていただけると嬉しい」と言います。「スモールサイドゲームにトライした上で、こういうやり方の方がいいんじゃないかと感じて、アレンジいただくのは大歓迎です。JFAとしても、状況に即してガイドラインを修正していくことは、やるべきだと思っています」■プレー機会の増加だけでなく、サッカーを楽しむ環境づくりでもお薦め中山さんはインタビューを通じて「子どもたちのためになる、良いサッカー環境を作っていきたい」と繰り返し、口にしていました。U-10以下のスモールサイドゲーム導入は、子ども一人あたりのプレー機会の増加に加えて、サッカーを楽しむ環境を作るという観点からも、トライする意味が大いにあると言えるでしょう。この記事を読み、興味を持った人は、JFAスモールサイドゲームガイドラインを見てみてください。きっと、いくつもの発見や気づきがあるはずです。※記事内の写真、データは『JFA スモールサイドゲーム ガイドライン』より引用スモールサイドゲーム推奨サイズ2m×1mのアルファゴールはこちら>>
2023年05月16日日本サッカー協会(JFA)は2011年に、ジュニア年代(4種)のサッカーを11人制から8人制に変更。人数を少なくすることで、一人あたりのプレー機会を増やし、適切な育成環境の創出を目指しました。それと同時に「低年齢期には、スモールサイドゲームを活用しよう」という指針も出しています。スモールサイドゲームとは、少人数、小スペースで行うゲームのことで、3対3や4対4、5対5、6対6といった形式を指します。U-10以下で使用するゴールサイズは2m×1mです。JFAが全国の巡回指導先の保育園や幼稚園、認定こども園に贈呈しているミニゴールとも同等のサイズとなります。8人制導入からおよそ10年を経た2022年1月。JFAは「スモールサイドゲームガイドライン」を発表し、U-10以下にスモールサイドゲームを推奨することを、改めて打ち出しました。そこで今回は、日本サッカー協会の技術委員会で普及ダイレクターを務める中山雅雄さんに「スモールサイドゲームが、子どもたちの成長に及ぼすメリット」について、話をうかがいました。U-10以下の年代を指導するコーチのみなさんは、ぜひ参考にしてみてください。(取材・文鈴木智之)(C)JFA<<関連記事:楽しみながら身体の動かし方を身に付ける、日本サッカー協会のボール・ゴール贈呈事業がもたらす効果スモールサイドゲーム推奨サイズ2m×1mのアルファゴールはこちら>>■4年生以下が6年生と同じピッチサイズで良いのか?適正な環境とはU-12年代のサッカーが8人制になり、12年が経過しました。中山さんは「8人制が定着し、育成面から考えると、デメリットよりもメリットの方が多いと感じています」という前提のもと、こう続けます。「一方で、小学4年生以下の試合環境を見ていると、6年生のお兄ちゃんたちと同じサイズで8人制をしています。それが果たして、小さな子どもにとって、適切な環境なのか。それを改めてみなさんに考えていただきたいというのが、20x22年にJFA スモールサイドゲームガイドラインを発表したきっかけです」JFA スモールサイドゲーム ガイドライン(PDF)では、「年代に応じた、より適切なゲーム形式を提案する」「ガイドラインの柔軟な運用を推奨し、指導者の裁量を尊重する」をモットーに、幼児、小学校1・2年生、小学校3・4年生のカテゴリーに分けて、推奨人数、ピッチサイズ、ゴールサイズ、ボールサイズ、プレー時間などが定められています。(C)JFAスモールサイドゲーム推奨サイズ2m×1mのアルファゴールはこちら>>■プレーに関与する機会が増えることで、スペースの使い方などを学んでいくガイドラインには、リスタートの仕方や得点後の始め方、ゴールキックの仕方など、低年齢の子どもたちが、発育発達の状況に応じた適切なプレー環境のもと、サッカーを楽しむことができるように、ルールが提案されています。中山さんは「JFAはキッズプログラムが誕生した2003年から、10歳以下はスモールサイドゲームにしましょうと提唱してきました」と言います。「10歳以下の子どもたちが8人制をすると、どうしてもみんながボールに群がって、サッカーのプレーがままならないことがあります。この写真はJFAのスモールサイドゲーム ガイドラインに掲載されているものですが、小学2年生で8人制を行うと、ボールに対して子どもたちが集まってきて、ボールに触れない、プレーに関与していない子が多くいます」(C)JFAそしてこちらが4人制です。スペースの有無は一目瞭然です。(C)JFA「4人制の方が、ボールを持っている子の周りにスペースがあります。そのため、ドリブやパスがしやすくなります。そしてボールを持っていない子が、ボールから離れたポジションをとることにより、パスを受けやすくなることを学ぶこともできます」■プレー機会が増えるから、サッカーの楽しさをより多く感じられるスモールサイドゲームガイドラインによると、8人制に比べて、4人制の方が一人あたりのプレー回数やドリブル回数が倍増。シュート数は小学1・2年生で6倍、3・4年生で 3.5 倍。得点(ゴール数)は倍増という変化がありました。このデータからもわかるとおり、8人制でプレーに関わる機会が少ない状況で試合を繰り返すのと、ボールに関与しやすい4人制を日々積み重ねるのとでは、1年後、2年後には、大きな成長の差となって現れると言えるのではないでしょうか。(C)JFA「データを見ると、明らかに子どもたちのプレー機会が増え、『楽しかった』という声を聞くことができました。スモールサイドゲームをする中で、もっとこうした方がいい、こういう工夫ができるといった意見も出てくると思います。指導者のみなさんの現場の感覚を大事にしながら、ぜひ前向きに取り組んでいただけたらと思います」子どもたちのプレー機会を増やし、サッカーの楽しさを感じてもらうためにも、スモールサイドゲームを積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?きっと、いつも以上に子どもたちの笑顔や充実した表情が見られることでしょう。次回の記事では、スモールサイドゲームをする際のグラウンドの作り方や指導者の心構えを紹介します。※記事内の写真、データは『JFA スモールサイドゲーム ガイドライン』より引用スモールサイドゲーム推奨サイズ2m×1mのアルファゴールはこちら>>
2023年05月15日かえるのピクルスが5月より日本自然保護協会の大使になりました!2023年5月より、ピクルスが公益財団法人 日本自然保護協会(以下「NACS-J」)の大使を務めることになりました!ピクルスの就任式NACS-Jは「自然のちからで、明日をひらく」をテーマに、人と自然がともに生き、赤ちゃんからお年寄りまでが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会をつくることを目指して活動する自然保護NGOです。「みんなに寄り添い、みんなを笑顔にしたい」というピクルスの想いとNACS-Jの想いが重なり、大使任命の運びとなりました。コラボストーリーアート「かえる」は日本の豊かな里山を象徴する生き物。そんな「かえるのピクルス」が、里山のみならず、イヌワシやウミガメなど、日本各地の絶滅の危機にある生き物とその生き物が暮らす環境を守る活動を応援します。他にも、自然の守り手を増やしたり、自然の恵みを有効活用する方法を考えるNACS-Jの皆様と一緒に活動に参加する予定です。まずは売上の一部がNACS-Jに寄付される「アース&ピクルスビーンドール」を6月に発売。そごう横浜店で開催のピクルス期間限定イベント「Happy Birthday!」では5月27日より先行発売します。アース&ピクルスビーンドール今後のピクルスの活動にご注目ください!■かえるのピクルスpickles the frogプロフィールかえるのピクルスは1994年に雑貨系ぬいぐるみとして誕生し、今年で29年目を迎えます。やわらかい手ざわりとまんまるの瞳と笑顔に癒される!と、発売当時からカエル好きの方はもちろん、多くの皆様より可愛がられてきたキャラクターです。<日本自然保護協会オフィシャルサイト> <かえるのピクルス pickles the frog公式ホームページ home> <かえるのピクルスInstagram> <かえるのピクルスNews Twitter> ■問い合わせ先株式会社ナカジマコーポレーションライセンスイベント部 license@nakajimacorp.co.jp ■日本自然保護協会に関する問い合わせ公益財団法人 日本自然保護協会広報担当:金 press@nacsj.or.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月10日日本サッカー協会(JFA)は、2022年9月より、全国の巡回指導先の保育園や幼稚園、認定こども園を対象に、無料でボールとミニゴールを贈呈する事業を行っています。無料ボール、ミニゴールともに、JFAキッズアンバサダーのストライカーポケモン「エースバーン」が入っていることもあり、子どもたちに大人気です。栃木県益子町にある『認定こども園 たから幼稚園』は、寄贈されたモルテン社製の3号球とアルファギア社製のアルファゴール(折りたたみ式)を、子どもたちのサッカーに活用しています。そこで今回は、たから幼稚園園長の馬場章信さんと、栃木県サッカー協会の稲垣浩充さんに、ボールとミニゴールを使用した感想をうかがいました。(取材・文:鈴木智之)贈呈されたゴールでサッカーを楽しむ園児たち写真提供(C)JFA<<関連記事:2,438の保育園・幼稚園にサッカーゴールとボールを無料贈呈!JFAが巡回指導を拡大贈呈された「アルファゴール」はこちら>>■一昔前から、園庭でケガをする子が増えたたから幼稚園は、およそ25年前から、子どもたちの成長にサッカーを取り入れています。その理由を、馬場園長は次のように話します。「昔は園庭でブランコをしたり、自転車に乗ったり、かけっこをしたりと、それぞれが好きなことをしていても、ぶつかってケガをする子はあまりいませんでした。でも25年ほど前からケガをする子が増えてきたので、楽しみながら周りを観たり、自分の行動をコントロールできるような活動を取り入れたいと思い、幼稚園にサッカー部を作り、親子サッカーなどの活動を始めました」幼児期は身体操作の他に、道具を使うことを通じて、巧緻性(こうちせい、運動の際に体を器用に動かす能力)を身につけていくことに適した時期です。馬場園長は「サッカーボールは足で扱うので、なかなか思い通りにはなりません。その中で、思い通りにコントロールする力が大事だと思っています」と話します。贈呈された「アルファゴール」はこちら>>■いかにして楽しみながら身体の動かし方を身に付けるかいかにして、楽しみながらボールを操る力を身につけるか。そこで出番となるのが、栃木県サッカー協会の巡回指導スタッフのみなさんです。長年巡回指導をしてきた稲垣浩充さんは「ボールとたくさん遊ぶ中で、気がつくと『ボールを追いかけて止まることができた』『相手にぶつかりそうなときに、避けることができた』など、自然に体が動くようになるよう、構成しています」と述べます。「たから幼稚園には1人1個ボールがあるので、まずはゆっくり歩きながら『先生にボールをぶつけてみよう』『先生にぶつからないように逃げよう』『止まっている子には行かないけど、動いてる子には近づくよ』などと言うと、子どもは自然と止まることを覚えたりします。そういう繰り返しが、サッカーにつながっていけばいいなと思っています」■JFA寄贈のボール、ゴールは子どもたちに大好評たから幼稚園には大小様々なゴールがありますが、その中でも「特別なゴールに見えるからか、寄贈されたゴールの人気は絶大」と稲垣さんは言います。「『ゴールはたくさんあるから、どこのゴールにシュートしてもいいよ』と言うと、子どもたちはこのゴールを一目散に目指します。そこで私が、あえてゴールの前でシュートの邪魔をすると、なかなかシュートが入らないわけです」さらに、こう続けます。「他のゴールには邪魔をする人がいないので、そちらを見つけて方向を変えれば、シュートも入ります。そのときに、周りを観ることや空いている場所を探すこと、ドリブルで方向を変えることなどを学んでいくのかなと思います」馬場園長は「JFAさんからいただいたボールには、ポケモンのキャラクターが描いてあって、カラフルなので、子どもたちの食いつきが違います。子どもたちの意欲を喚起してくれるボールだと思います」と笑顔を見せます。■ゴールにシュートを入れた感覚があるゴールについては「大きさがちょうどいいですよね。ネットにポケモンのキャラクターが入っていて綺麗ですし、シュートを打って、ゴールに入れた感覚がしっかりあるのもいいと思います」と述べます。長年、巡回指導に携わる稲垣さんも「大きいゴールの場合、パワーのある子が力いっぱい蹴ると、入ってしまいがちです。でもミニゴールはサイズが絶妙なので、コースを狙って蹴るようになります」と話してくれました。「ゴールが大きいと、10m離れていても、シュートを打てば入るかもしれません。でも寄贈されたゴールは小さいので、『確実にシュートを決めるために、あと5m進もう』といったアドバイスもできます。それがドリブルなどサッカーにもつながるので、その上でゴールを決めた喜びを体感してほしいと思っています」簡易的なゴールだと、シュートを打ったとしても、ボールがゴールネットに吸い込まれる感覚が乏しかったり、強いシュートを打つと動いたり、強風に煽られて倒れてしまうこともあります。稲垣さんは「アルファゴールはそういったことがないところも良いですよね」と、使用感を話します。■ボール、ゴールのプレゼントは継続中サッカーを始めとする様々な活動を通じて、子どもたちの成長に寄与するたから幼稚園。今後も、楽しみながら成長するために、JFA寄贈のボールとゴールを活用するそうです。ボールとゴールを贈り、子どもたちに日常的に楽しく身体を動かしてもらうこのプロジェクトは、保育園・幼稚園が対象で、各都道府県のサッカー協会から申し込むことができます。費用は無料なので、興味のある方はアクセスしてみてはいかがでしょうか?きっと、子どもたちの喜ぶ顔がたくさん見られるはずです。●贈呈品・ボール10球幼児向けサッカーボール軽量3号球(モルテン社製)・ミニゴール2台据置型(モルテン社製)あるいは折畳型(アルファギア社製)から選択●贈呈先2022年の贈呈先はこちら>>●申込み新規巡回指導のご希望は各都道府県サッカー協会で受け付けています>>(JFA問合せ窓口050-2018‐1990)※寄贈するボール・ゴールは数やお届けする期日に限りがある場合があります贈呈された「アルファゴール」はこちら>>
2023年04月27日算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人 日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:高田 忍、以下「当協会」)と、株式会社データミックス(所在地:東京都千代田区、代表取締役:堅田 洋資、以下「データミックス」)は、2023年4月28日(金)に、「数理・データサイエンス・AI教育」に関するオンラインセミナー「文系理系学部を問わず、すべての学部で『データサイエンス』の必修化が広がる理由」(以下「本セミナー」)を開催いたします。本セミナーでは、「大学でのデータサイエンス必修化の広がり」をメインテーマに、関係庁省の有識者や実際に企業でデータ活用を推進している関係者、また高等学校の教諭をお招きして、「数理・データサイエンス・AI教育」について解説します。「数理・データサイエンス・AI教育」に関するオンラインセミナー メインビジュアル「数理・データサイエンス・AI教育」に関するオンラインセミナー 特設サイト <本リリースのポイント>(1) 当協会とデータミックスが、「数理・データサイエンス・AI教育」に関するオンラインセミナーを4/28に開催(2) デジタル人材育成の関係省庁の有識者や実際に企業でデータ活用を推進している関係者、また高等学校の教諭が登壇(3) 本セミナーを通じて、当協会が「データを活用できるデジタル人材の育成推進」に寄与することをめざす■セミナー内容:文系理系学部を問わず、すべての学部で「データサイエンス」の必修化が広がる理由近年、社会ではデータサイエンスやDX(デジタルトランスフォーメーション)などの言葉を見聞きする機会が急増しています。大学においても、データサイエンスや情報などの言葉を含んだ学部や学科の新設が目立ってきました。政府の「AI戦略2019」において、「数理・データサイエンス・AI」を理解し活用できる人材の育成が喫緊の課題となっており、2025年度までに文理を問わず、年間約50万人が「数理・データサイエンス・AI」に関するリテラシーレベルを修得するために、各大学では「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」の認定申請を始めています。本セミナーでは、「大学でのデータサイエンス必修化の広がり」をメインテーマに、関係庁省の有識者や実際に企業でデータ活用を推進している関係者、また高等学校の教諭をお招きして、「数理・データサイエンス・AI教育」について解説します。学校教育で育んだ数学リテラシーを実社会で生かす産業人材育成をめざし、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム※」に賛同・支援する当協会は、本セミナーを通じて、データを活用できるデジタル人材の育成推進に寄与していく所存です。経済産業省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム支援サイト」 ※当協会とデータミックスは、政府の推進する「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の趣旨に賛同し、「MDASH SUPPORTER」に登録されています。■おもな対象本セミナーは、おもに以下のような方を対象としています。・高等学校進路指導および数学・情報科の教員・教育委員会・教育センター関係者■申込方法本セミナーの定員は500人(先着順)で、特設サイトのお申し込みフォームから無料でお申し込みになれます。申込締切日は、4月25日(火)までで、定員になり次第、申し込みを締め切ります。くわしくは、以下をご覧ください。「数理・データサイエンス・AI教育」に関するオンラインセミナー 特設サイト内「お申し込みフォーム」ページ 当協会は、本セミナーのようなデータを活用できるデジタル人材の育成推進をめざすイベントなどを実施することで、実社会における数学的リテラシーの向上や、企業の効率的な人材育成につなげるためのビジネス数学事業をこれまで以上に推進し、今後も充実させてまいります。【参考資料】◆開催概要名称 : 文系理系学部を問わず、すべての学部で「データサイエンス」の必修化が広がる理由開催日時 : 2023年4月28日(金)15:45~17:45開催場所 : オンライン(Zoomミーティング)参加費 : 無料主催 : 公益財団法人 日本数学検定協会共催 : 株式会社データミックス定員 : 先着500人(定員になり次第、締め切ります)申込方法 : 特設サイトのお申し込みフォームからお申し込みになれます。 申込締切日 : 2023年4月25日(火)タイムテーブル:15:45~15:50 主催者挨拶15:50~16:10 数理・データサイエンス・AI教育とDX人材育成について(文部科学省 高等教育局 専門教育課 ご担当官)※調整中16:10~16:30 中学数学から始めるデータサイエンス教育~年間2,000名以上の社会人が学ぶデータサイエンス教育のポイント~(株式会社データミックス 代表取締役 堅田 洋資)16:40~16:55 データ活用の基本~学校で学ぶ数学と社会で使う数学の違い~(公益財団法人 日本数学検定協会ビジネス数学コンテンツ部ビジネスグループ マネジャー近藤 恵介)16:55~17:10 社会における実用的な「数学」の重要性(学校現場から)(東山中学・高等学校 数学科教諭 鶴迫 貴司氏)17:10~17:30 企業におけるデータ活用の現場から(データを活用する日々の業務とは)(EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社Associate Partner 青木 健泰氏)17:30~17:40 「福島ならではの教育」の実現とDX人材育成の必要性(福島県教育庁 教育総務課 課長 堀家 健一氏)17:40~17:45 クロージング特設サイト : ※くわしくは、特設サイトをご覧ください。◆講演者プロフィール ※順不同、敬称略●堀家 健一(福島県教育庁 教育総務課 課長)平成23年に文部科学省に入省。入省以来、学習指導要領の改訂や基礎研究・学術研究振興に関する予算総括、地方大学の振興や大学の質保証システム改革等に取り組む。令和4年4月より現職。第7次福島県総合教育計画に基づく「学びの変革」の実現や「福島ならではの教育」の推進に取り組む。堀家 健一氏●鶴迫 貴司(東山中学・高等学校 数学科教諭)立命館大学数学物理学科を卒業後、同大学院物質理工学部で修士号を取得。その後、愛知県、高知県の私立中学・高等学校で務め、現在は東山中学・高等学校教諭。また、中高教員向けのセミナーや生徒向けのセミナーをはじめ、大学での初学生向けのセミナーを行うなど、入試分析と日常生活を往還する学びを含めた多彩な活動(執筆活動含む)を行っている。鶴迫 貴司氏●青木 健泰(EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 Associate Partner)Big4ファームを中心に15年のコンサルティング経験を有し、セールス&マーケティング領域における戦略構想策定、プロセス改革、デジタルソリューション導入を支援「デジタルエクスペリエンス」テーマの専門家として、顧客起点のDigital化トレンドに併せた顧客データ活用&顧客接点デジタル化の案件多数、過去には大手マッチングメディア企業の住宅メディアプランナーを経験。青木 健泰氏●堅田 洋資(株式会社データミックス 代表取締役)一橋大学卒業後、外資系メーカー、KPMG FAS等を経てデータサイエンスの修士号を取得するために渡米。修士号取得後、監査法人トーマツやスタートアップでデータサイエンティストとして活躍。2017年に「1企業1データサイエンスチーム」をめざしデータミックスを創業。年間2,000人以上のビジネスパーソンにデータサイエンス教育を提供しリスキリングと企業のデータドリブンな文化作りを支援。堅田 洋資●近藤 恵介(公益財団法人 日本数学検定協会 ビジネス数学コンテンツ部ビジネスグループ マネジャー)東京工業大学大学院生命理工学研究科修了後、予備校講師などを経て現職。数学と社会の関わりについて研究し、「ビジネス数学」という新しいジャンルを開拓。「ビジネス数学」に関する講座や検定試験などの企画・運営を手がける。近藤 恵介◆株式会社データミックスについてデータサイエンスをさまざまな領域と結びつける「オープンラボ」をめざし多角的に事業展開。年間2,000人以上のビジネスパーソンにデータサイエンス教育を行うデータサイエンス教育事業を中心に、データ人材と企業をマッチングする人材事業、自社開発のオンライン試験プラットフォーム「Excert」を資格試験団体や適性検査を行う企業に提供するEdTech事業を運営。公式サイト: 【「数検」について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人 日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も18,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【データサイエンス数学ストラテジストについて】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「データサイエンス数学ストラテジスト」は、データサイエンスの基盤となる数学スキルとコンサルティング力を兼ね備えた専門家として認定する資格制度で、2021年9月に新設しました。資格試験は、中級と上級の2つの階級があり、5肢択一のIBT(Internet Based Testing)形式で行います。データサイエンスの基盤となる基礎的な数学(確率統計・線形代数・微分積分)と実践的な数学(機械学習系・アルゴリズム系・ビジネス系数学)の理解度・習熟度を測定します。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 高田 忍会長 : 甘利 俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4)数学の普及啓発に関する事業(5)数学や学習数学に関する学術研究(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月07日公益財団法人日本城郭協会(理事長:小和田 哲男)は、小和田理事長を審査員長とする審査会にて第2回日本城郭協会大賞の選定を行い、日本城郭協会大賞に「久野城址保存会」の受賞を決定しました。併せて城郭城址の維持・整備を自主的に行うボランティア団体等を賞する日本城郭文化振興賞に「可児市山城連絡協議会」を、城郭文化の普及に寄与した個人・団体を賞する特別賞を「香川元太郎氏」と「島充氏」に授与することを決定いたしました。また、今回から城郭管理者として特筆すべき成果を挙げた自治体等を別枠で顕彰することとなり、「福島県白河市」と「福山城」に調査・整備・活用賞を授与することを決定し、本日4月6日(城の日)に発表しました。それぞれの受賞理由は以下の通りです。◆「日本城郭協会大賞」久野城址保存会(静岡県袋井市)久野城址保存会は昭和52年に宅地造成計画が持ち上がった城址を残すべく、当時約200人の地元有志で結成された団体。袋井市指定史跡化を目指した活動の結果、昭和54年に認定された。史跡化が実現して以降は、単に城址の保存と顕彰だけを目的とするのではなく、城址を地域のシンボルとして、地域活動や地域づくりの核と位置づけ、平成元年からは市全域の保存会へと飛躍・発展させるため、法人会員を募集する等、組織の強化・拡大を図るとともに、会員自らの会費により保存会活動を展開している。団体結成以来、地元の北小学校6年生を対象にした久野城教室を毎年開催したり、年数度の広大な城址の草刈りを行うなど、長きにわたる地道な取り組みを評価した。久野城址久野城址保存会 草刈り大作戦◆「日本城郭文化振興賞」可児市山城連絡協議会(岐阜県可児市)岐阜県可児市には、小さな村の城から地域支配の拠点となった大規模な城まで多様な城跡が残っている。とりわけ天正12年(1584)の小牧・長久手の戦いの際に改修された遺構が良好な状態で残っている城跡が多く、その特性を地域団体がよく理解し、継続的な整備活動を行っている。山城を地域の誇りとなる資源としてとらえる行政(文化財課・観光交流課)と連携し、保存と活用のバランスを考えた整備活動に取り組んでいる。また城跡の持つ魅力や整備活動の成果を多くの方に知ってもらう機会として、行政や専門家、企業や他地域の城跡の整備に関わる団体、山城ファンが一体となったイベント「山城に行こう」を開催しており、保存整備・活用のあり方のモデルとして評価した。可児市山城連絡協議会 ガイド風景可児市山城連絡協議会 久々利城守隊◆特別賞 香川元太郎(かがわ げんたろう)(イラストレーター)香川氏の姿なき戦国時代の山城を見事に可視化した鳥瞰イラストは、城ファンの理解の手助けになり、今や城の本質に迫るための教科書となっている。緻密で丁寧な作品群は専門家から信頼も厚く、イラストの範疇を超えた学術資料に匹敵すると評価する。同氏の長年にわたる膨大な山城イラスト作品制作実績を評価した。◆特別賞 島充(しま みつる)(模型作家)島充氏は城郭模型の製作を長年にわたって行っており、多くの作品が各地で常設展示あるいは巡回展示されている。島氏が製作した城郭模型は、天守や城郭建造物、あるいは城郭全体を対象としたものであり、その模型は復元模型・破損状況模型・再建工事中模型など多岐にわたる。特に天守および城郭復元模型は学術的成果物として他の模型製作者と一線を画すものである。復元模型の制作にあたって、島氏は古写真や古絵図などの各種資料を渉猟し、それをもとにして綿密な復元考察を行っている。その研究成果物である城郭復元模型は、それまでの復元研究で見落とされてきた点や誤って復元された点が完璧に修正されたものである。また、模型の製作技術は全国一と高く評価され、城郭のもつ荘厳さや華麗さにおいて実物を目の当たりにしているがごとくに詳細かつ写実的に再現しており、芸術作品としての価値をも示すものである。城郭復元模型の価値を学術的かつ芸術的水準に高めた点において、島充氏の業績は並ぶ者がないと高く評価した。◆調査・整備・活用賞 福島県白河市~東日本大震災で被災した石垣を復旧した白河小峰城跡~白河小峰城は史跡指定後の2011年3月11日に発生した東日本大震災で、東北地方の城郭の中でも最大級の被害を受けたが、2022年に本丸西側から北側にかけて取り囲む「帯曲輪」の整備が完了し、一般公開が始まった。石垣の再建は難しい作業となったが、震災から11年を経て完全復活を果たした。江戸時代の伝統工法を用いつつ、大きさや形状、加工の痕跡を記録する「カルテ」も作成された。これらの手法は、熊本地震で石垣が大破した熊本城(熊本県)、西日本を襲った豪雨や台風の被害を受けた丸亀城(香川県)などの修復にも参考とされ、石垣復旧のモデルケースとして認知されている。災害大国の日本で、大震災による苦難を経つつ、石垣という文化財を後世に守り伝える取り組みを評価した。◆調査・整備・活用賞 福山城福山城の天守外観復元 ~全国唯一の北側鉄板張りを復元~福山城は城郭自体は戦後の復元城ではあるが、福山藩の城下町としての町おこしが熱心で、市役所を中心に、市民も参加し、近年、オペラなどの文化事業にも取り組んでいる。2022年の事業の中心である「令和の大普請」の目玉として、かつて天守北側に張られていた黒塗り鉄板を復元。2022年8月、77年ぶりに真っ黒の頑丈そうな重みのある城壁が完成した。報道にも大々的に取り上げられ、全国に城郭の話題を提供した功績を評価した。受賞者の表彰は6月の日本城郭協会総会にて執り行う予定です。また、年末にパシフィコ横浜にて開催される「お城EXPO2023」(主催:お城EXPO実行委員会)にて受賞者による記念講演等を予定しています。◆第2回日本城郭協会大賞審査員小和田哲男(協会理事長・文学博士・静岡大学名誉教授)三浦正幸(協会評議員・工学博士・広島大学名誉教授)千田嘉博(協会理事・文学博士・奈良大学教授)中井均(協会評議員・滋賀県立大学名誉教授)加藤理文(協会理事・文学博士)小和田泰経(協会理事・静岡英和学院大学非常勤講師)萩原さちこ(協会理事・城郭ライター)安形哲夫(協会会員・株式会社ジェイテクト前社長)森忠彦(毎日新聞元編集委員)宮代栄一(朝日新聞編集委員)多可政史(読売新聞文化部)◆公益財団法人日本城郭協会日本城郭協会は、昭和30年に設立後、昭和42年に文部省の認可を受け、「日本および世界各国の城郭に関する研究、調査、啓蒙を通じて、民族、歴史、風土に関する知識の普及を図り、もって教育、文化の発展に寄与すること」を目的として城郭関連団体で唯一の公益財団法人として活動しています。主要な事業としては「日本100名城・続日本100名城」の認定とスタンプラリーの運営や「お城EXPO」「日本城郭検定」「城の自由研究コンテスト」の主催などを行っています。◆日本城郭協会大賞2022年に公益財団法人移行10周年を記念して城郭文化の振興に貢献した団体・個人を顕彰する制度として創設しました。第1回の日本城郭協会大賞は「大東市・四條畷市(国指定史跡につながった飯盛城跡の発掘・調査)」が受賞、日本城郭文化振興賞は「番場の歴史を知り明日を考える会(鎌刃城跡の啓発・普及・保存活動)」が受賞、そして日本城郭文化特別賞として「春風亭昇太師匠」が受賞しました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月06日算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:高田 忍、以下「当協会」)と、福島県いわき市(市長:内田 広之、以下「いわき市」)、株式会社データミックス(所在地:東京都千代田区、代表取締役:堅田 洋資、以下「データミックス」)は、データを活用して「稼ぐ力」などの新しい価値を創出できる人材「次世代型産業創出人財」の育成を図るための連携協定を、2023年3月15日(水)に締結いたしました。協定締結の様子(写真左からデータミックス 堅田 洋資代表取締役、いわき市 内田 広之市長、日本数学検定協会 理事長 高田 忍)この取り組みは、いわき市の産業界における生産性向上や経営力強化を支えるデジタル人材の育成モデルを、他の地域に先駆けて構築しようとするものです。具体的には、データの力を借りて状況や問題などを把握し、課題を解決するような新規事業やプロジェクトをデータの裏付けとともに提案し、実際に運用するなど、社会実装につなげられる人材の育成をめざし、相互に連携して取り組んでまいります。■連携協定の目的本連携協定は、産学官が相互に連携・協力することで、データを活用して「稼ぐ力」などの新しい価値を創出できる「次世代型産業創出人材」の育成を推進することを目的としています。背景には、いわき市において、データを分析・活用するスキルを身につけた人材の育成が不十分なことにあります。このような、いわゆる「データを活用できるデジタル人材」には、一定の数学力とデータを取り扱う能力(データサイエンス力)が求められますが、その能力が、実際の経済活動の場で発揮されるためには、「誰が、どのようなスキルを、どのようなレベルで、どのように育成するか」が重要です。職種や業務、経験、それぞれの課題やめざす姿に応じた最適な形で、カリキュラムや挑戦・実装の場を整える必要があります。こうした背景があるなか、政府の推進する「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の趣旨に賛同し、「MDASH SUPPORTER」に登録されている当協会とデータミックスが同市と連携して、数学力やデータサイエンス力の底上げを図る専門的で多様なカリキュラムを、地域の産学官が提供するさまざまなフィールドで実践・検証を行い、同市の産業界に適した、同市ならではのカリキュラムや推進体制を磨き上げることをめざし、連携して取り組んでいくことになりました。■協定にもとづく連携項目(1)次世代型産業創出人材の情報の収集や共有に関すること。(2)次世代型産業創出人材の育成に必要なプラットフォーム「いわき版データ・インテグラル・プラットフォーム(いわき版DIP)※」の構築に関すること。(3)いわき版DIPにおける取組に関すること。(4)その他、三者が新たに提案するものに関すること。※データ・インテグラル・プラットフォーム(DIP)とはデータ・インテグラル・プラットフォームは、数学力とデータサイエンス力の向上のための「学びの場」だけでなく、「稼ぐ力」へと昇華させる実践舞台までを含めたプラットフォームです。実践舞台があるからこそ、「問題発見力」と「デジタル自走力」が定着します。また、実践舞台は「地域の強みとすべき次世代産業」をカスタマイズしてプラットフォームを創りあげていきます。【いわき版】データ・インテグラル・プラットフォーム■三者の代表者によるあいさつ【内田 広之 市長/いわき市】いわき市が激動の時代を乗り越え、どのようなまちになるのかは、市民1人ひとりの多種多様なチャレンジの積み重ねにかかっていると考えています。あらゆる分野で、市民のみなさまのチャレンジ機会の創出に注力し、「人づくり日本一」をめざしています。失敗を恐れることなく、そういった新たなチャレンジをするためには、データの力で問題を見つけ、データを利用して課題を解決していく力が大きな支えになります。本協定に基づく取り組みを着実に進め、未来に向かってともに挑戦し、ふるさといわきを、躍動する「人づくり日本一」のまちにしていきます。【堅田 洋資 代表取締役/株式会社データミックス】当社がこれまで進めてきた、社会人向けのデータサイエンス教育においていちばん大切なことは、「問題を見つけること」です。また、机上で学ぶだけではなく、産業や社会のなかで実践することができてこそデータサイエンスであると考えています。データサイエンスだけを学ぶことは、車でたとえると、アクセルやブレーキの踏み方がわかっても、なぜ車が動くかわからないのと一緒です。ですので、数学という背後のしくみに興味をもっていく、これがデータサイエンスと数学を同時に学ぶ価値です。これによって、次世代の産業を増やす人材が生まれてくると考えています。今回の取り組みのような、データサイエンス人材・次世代型産業創出人材の育成に参画できることを、とてもうれしく思っています。これまで当社が経験してきた知見を還元しながら、いわき市に貢献できたらと思います。【高田 忍/公益財団法人 日本数学検定協会 理事長】いま、いわき市も含めた日本経済は、たいへん激動のなかにあります。この荒波を乗り越えるには、データに基づきながら、現状を把握し、地域・社会の課題をどう解決していくかが求められています。その一翼をになうのが「データサイエンス」であり、その根底に「数学」があることはいうまでもありません。いま日本政府は、データサイエンス人材を養成することに注力していますが、「数学」をある程度理解してデータサイエンス教育を推進していかなければ、しっかりとした学びにつながっていきません。当協会は、これまで実用数学技能検定「数検」を30年以上実施しており、これまで700万人を超える方に受検いただいています。データサイエンスも含めて、社会と接点となる数学はどういったものなのかということをこれまで研究してまいりました。このような知見を、いわき市に還元することを通じて、数学力の向上に貢献する。そしてこれから次世代の産業をつくっていく人材の育成にも貢献してまいります。当協会は、今後も地域における産学官が連携した「データを活用できるデジタル人材」の育成などに関する取り組みを継続的に行ってまいります。また、実社会における数学的リテラシーの向上や、企業の効率的な人材育成につなげるためのビジネス数学事業をこれまで以上に推進し、充実させてまいります。【「数検」について】実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も18,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。【データサイエンス数学ストラテジストについて】(当協会の行うその他のおもな公益事業)「データサイエンス数学ストラテジスト」は、データサイエンスの基盤となる数学スキルとコンサルティング力を兼ね備えた専門家として認定する資格制度で、2021年9月に新設しました。資格試験は、中級と上級の2つの階級があり、5肢択一のIBT(Internet Based Testing)形式で行います。データサイエンスの基盤となる基礎的な数学(確率統計・線形代数・微分積分)と実践的な数学(機械学習系・アルゴリズム系・ビジネス系数学)の理解度・習熟度を測定します。【法人概要】法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階理事長 : 高田 忍会長 : 甘利 俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)設立 : 1999年7月15日事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供(4)数学の普及啓発に関する事業(5)数学や学習数学に関する学術研究(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業URL : ※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月23日サカイクが提唱している、子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに大切にしてほしい"親の心得"をまとめた「サカイク10か条」。「実践している」「周りにも紹介している」という声をいただくこともありますが、まだその存在を知らない保護者の皆様にもぜひ知っていただきたいと思い、卒団式後の保護者会などで「サカイク10か条」を知っていただく機会を設けました。今回は、三重県亀山市で活動する野登SC、東京都町田市で活動する町田相原FCにご協力いただき、保護者会にてサカイク10か条を紹介しました。オンラインを使ってサカイク10か条の紹介を行いました(写真は町田相原FCのみなさん)子どものサッカーに関わる保護者に大切にしてほしい"親の心得"【印刷してチームに配布できます】■指導者が上手く説明できていなかったことを理解してもらえたどちらのチームも、サカイクキャンプのヘッドコーチでもありシンキングサッカースクールのコーチも務める菊池健太コーチが、サカイク10か条が大事な理由などをお話すると、集まった保護者の皆さんは真剣なまなざしでモニターを見つめ、その内容に耳を傾けていました。野登SCのスタッフ堀口さんによると、以前から指導者たちの中ではサカイクに共感していただいていた方が多く、情報を共有しあっていたそうです。保護者の皆さんにも知ってほしいとチームの情報を共有しているツールにアップしたりしていたそうですが、あらためてサッカー少年少女をサポートする親の心得として「サカイク10か条」というものがある、と伝えたかったのだと教えてくれました。普段から櫻木監督やコーチたちがサカイク的な指導に共感いただいて実践しているため、保護者の皆さんも納得して見守ってくださっているとのことですが、試合などで指導者の対応に疑問を抱いて質問された際に、指導者側が伝えたいことがきちんと言葉にできなくて、コミュニケーションのズレが生じることもあったそう。そんな悩みもあり、この度卒団式の後に保護者の皆さんに集まっていただき、サカイクのスタッフからオンラインを使ってサカイク10か条を紹介する時間を設けてくださいました。保護者会終了後には、親御さん同士で「こんな時は○○すると良いんだね」など話しあっていたそうです。チームスタッフの堀口さんは、「これをきっかけに、子どもたちがのびのびサッカーを楽しめる環境を保護者も理解して一緒にやっていけたらいいと思っています」とチームにとっていい機会になったと教えてくれました。■子どもより自分が焦っていたことに気づいた保護者も東京都町田市で活動する町田相原FCは、昨年7月に出張サカイクキャンプを体験していただいたチームで、以前より代表の宮崎さんをはじめ、指導者の方々もサカイクに賛同くださっていましたが、保護者の皆さんにもこの機会に知ってほしいということで、オンラインでご紹介いただく機会を設けました。コーチの話が終わった後は保護者の方からの質問タイムを設け、「やる気が見えない時の声かけ」「自主練をしないが見守るしかないのか」「ケガからの復帰が不安そうな時どうすればいいか」など、親御さんのお悩みに回答。「そういう悩みがあるときは、いつでもコーチに相談してください。一緒に取り組んでいきましょう」と代表の宮崎さんが保護者に語りかけるなど、今回の10か条紹介をきっかけに、保護者とのコミュニケーションを深める機会にもなったようでした。参加した保護者の方からは、「子どもより親の自分が焦っていたと気づいた。これからは見守るようにしたい」などの感想をいただきました。今回のことが、チームと保護者が子どもたちのためにより良い環境を作るにはどうすればいいか、共通認識を持って関わっていけるきっかけになれば幸いです。最近では、チームに入団する際にサカイク10か条を保護者の方にお渡ししているという嬉しいご報告をいただくこともあります。子どもがサッカーを楽しむためには、技術の習得も大事ですが、何よりサッカーが好きで楽しめることが大事です。「サカイク10か条」はページのURLを共有するだけでなく、印刷して配布することもできますので、ぜひみなさんのチームでもご活用ください。「サカイク10か条」をダウンロード>>
2023年03月13日サカイクではオリジナルの「サッカーノート」を制作・販売しています。質問に答える形で書き進めていくことができ、目標設定や振り返りが可能なノートです。今回はシンキングサッカースクールに通う、小学5年生のアツシくんとお母さん、そしてスクールの菊池健太コーチに「サカイクサッカーノートの活用」について話をうかがいました。「サッカーノートに何を書けばいいのかがわからない」「書くことでどんなメリットがあるの?」などの疑問点がある方や、サッカーノートに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。(取材・文:鈴木智之)サッカーノートを書きはじめて自分が変わってきたと実感していると教えてくれたアツシくん<<堂安律を輩出した西宮サッカースクールが導入!サッカーの理解度が上がり、書かない子と成長に雲泥の差が出るサッカーノートサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■サッカーノートは高学年になってから始めた小学5年生のアツシくんは、スクールの特別クラスに入った約1年前から「サカイクサッカーノート」を書き始めました。市のトレセンに選ばれ、将来は「リバプールに入りたい」と話すアツシくん。夢を実現するために、ノートを通じて様々なことを考えながら練習に励んでいるそうです。シンキングサッカースクールの菊池健太コーチは「アツシくんは、自分の考えを持っていて、それを相手に伝えることができる子です。ノートを書くという行為を通じて、いろんなことを考えているのだと思います」と成長に目を細めます。■得意なプレーはサイド突破、あこがれは南野拓実アツシくんの得意なプレーは、サイドを突破してチャンスメイクすること。なかでも小学生になったときから、両足で蹴る練習をしてきたそうで、「どちらの足でも、クロスを入れることができます」と自信を持って話します。「(逆足は)最初はうまく蹴ることができなかったけど、周りに両足で蹴ることができる人がいなかったので、自分はできるようになりたいと思って練習しました」練習の甲斐があり、いまでは両足のキックが得意になったアツシくん。好きな選手は、リバプールに所属していた南野拓実選手(現ASモナコ)で「反転の速さやボールキープが上手なところが好き」なのだそうです。サッカーが上手くなる仕掛けがあるサッカーノートの秘密とは■サッカーノートをかくようになってから、周りを助けられるようになった「将来はリバプールに入りたい」と目を輝かせ、夢を話してくれたアツシくんですが、小学5年生のときからサカイクサッカーノートを書くようになったそうで、「最初はめんどくさかったけど、書き始めて自分が変わってきたのがわかった」と感想を教えてくれました。「僕は試合中、焦ってボールを蹴ってしまうことがあったのですが、サッカーノートを書くようになってから、少しずつキープすることをやり始めて、チームのみんなを助けられるようになりました」ほかにも「ノートを書いて、プレーについて考えることで、ボールが集まってくるようになり、点が取れるようになった」と笑顔を見せます。サカイクサッカーノートには、練習前に書く欄と練習後に書く欄があり、練習前に家でノートを書いて、グラウンドに向かうそうです。「ノートに練習の目標を書くところがあるのですが、『シュートを10本以上打って、8本以上を枠内に入れて、3点以上取る』と書いています。そう書くことで、シュートを意識するようになりました」「ドリブルで3人以上抜く」と書くこともあり、「僕はドリブルがあまり得意ではないのですが、3人抜く気持ちでやれば1人ぐらいは抜けるかなと思って」と、自分なりに工夫している様子。ノートを書くことで、考えてプレーすること、落ち着いてプレーすることなど、心理面に良い影響があるようです。「ノートを書くときに『もうちょっと落ち着いてシュートを打てば良かった』と反省し、次の試合で点を決めたこともありました。ノートを書くようになって、自分のプレーを振り返るようになったし、考えてプレーするようになりました」練習前に左のページに目標を書き、練習後に右ページで振り返りを行います■指導者にとっては選手の考えを知る手がかりの一つ菊池コーチも「点を取ろうとする意欲が強くなった」と成長を実感しています。「僕たちコーチは、彼らがどんなことを考えてプレーしていたのかを、ノートを読むことで確認できますし、彼らの目標は何なのかを、練習中、常に探っています。練習後にノートを読むと、答え合わせになるんですよね」アツシくんはサカイクサッカーノートについて「最初は書くのに時間がかかっていたけど、いまは慣れてきたので、5分ぐらいで書けるようになった」と胸を張ります。菊池コーチは「ノートは強制ではないので、書けるところだけ書けばいいと思います。年齢とともに言葉のレパートリーも増えてくるので、それに伴って書けるようになるんです」と話し、こう続けます。「コーチや保護者に見せるためではなく、自分の成長のために書いてほしいです。自分と向き合う時間にしてくれたらと思っています」■書くことで自分の「苦手」が分かるようになり、練習への取り組みが変わったアツシくんはサカイクサッカーノートを書き始め、3冊目になります。保護者にもたまに見せることがあるそうで「成長したねと言われて、うれしかった」と言います。アツシくんのお母さんも「書いている内容は、段々成長していると思います」と優しい顔で語ります。「(ノートを書くことで)苦手な部分が、自分でわかるようになったのだと思います。練習の様子を見ていても、それを踏まえてやっているのかなと感じることがあります」アツシくんは将来に向けて、「まずはトレセンでスタメンに入ること。中学に上がったら、他の地域の人と戦うこともあるので、負けないようにしたい」と、目標を話してくれました。夢を叶えるためのツールとして、ノートを使って頑張るアツシくん。今後の成長が楽しみです。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2023年03月08日累計発行部数2200万部を突破する人気サッカー漫画を原作にした舞台『ブルーロック』が初めて舞台化される。その稽古に先駆け、社会人サッカーチーム「エリース東京FC」の選手である色摩雄貴、松岡ジョナタン、神田凜星によるサッカー指導が行われ、出演者の主人公の潔 世一(いさぎ・よいち)役の竹中凌平、蜂楽 廻(ばちら・めぐる)役の佐藤信長、千切豹馬(ちぎり・ひょうま)役の佐伯亮が参加した。舞台「ブルーロック」 チケット情報「ブルーロック」(原作・金城宗幸/漫画・ノ村優介)は、2018年より「週刊少年マガジン」(講談社)に連載中のエゴイスト FW 育成サッカー漫画。「世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーになれない」と、日本フットボール連合がW杯優勝に導くストライカーを育てるためにある計画を立ち上げ――という物語が描かれる。晴れ渡る屋外フットサルコートで挨拶を交わした6人は、サッカーの基本「とめる・蹴る」の練習からスタート。松岡と竹中、神田と佐藤、色摩と佐伯がそれぞれペアを組み、ボールを蹴り合う。経験者の佐伯も含め、はじめは緊張気味だった俳優陣も、選手たちの丁寧な指導でみるみる上達。「楽しくなってきた!」と良い表情を見せた。基礎的な動作を教わったらミニゲームへ。メンバーをミックスしたり、俳優チームと選手チームでわかれたりしてゲームをするうちに、俳優、選手関係なく6人全員でチームメイトのような空気が生まれ、チームプレーも次々と飛び出し始める。技術の習得はもちろん、競技そのものの楽しさも体験できたようだった。練習後の囲み取材で松岡が「皆さん、才能がありすぎてびっくりです」と笑顔で話すと神田も「吸収力がすごかった」、色摩も「教えることがなかった」と絶賛。竹中は「サッカーの楽しさを知れたことが大きな収穫でした」、佐藤は「サッカーがより好きになりましたし、身近になった気がします」、佐伯は「サッカーの“みんなで取り組む”というところは舞台と同じだなと思いました。今日僕は(佐藤)信長くんと初対面でしたが、パスをし合ってコミュニケーションが取れました」とそれぞれ良い時間になった様子。本作には、神田が「エゴ=自分が勝負を決めるんだという、プレイヤーとして大切なことが描かれている」と話すように、チームスポーツにおいての“エゴ”が描かれている。そこは俳優の仕事と重なるかを問われると、佐伯は「俳優として個性はあったほうがいいけど、舞台では協調性が一番大事」、佐藤も「観てほしいところを観てもらうためには自分も押さえる」と明かし、竹中も「協調性が大事な舞台で描く作品のテーマが“エゴ”というところもおもしろい。どんな作品になるかワクワクしています」と話した。公演は、5月4日(木・祝)から7日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼ、5月11日(木)から14日(日)まで東京・ サンシャイン劇場にて。3月8日(水)18:00から12日(日)23:59までプレイガイド最終先行(抽選)を受付。取材・文:中川實穂衣裳協力:DESCENTE UMBRO
2023年03月08日悲しいことに、子供をターゲットにした事件がなくならない世の中。親がどんなに気を付けていても、ふとした瞬間に悪意ある人たちに狙われることもあるのです。サッカー元日本代表の本田圭佑さんは、そんな世の中の先行きについて憂いました。2023年3月2日にTwitterを更新した本田さんは、日本の治安が悪くなっていることを感じているといい、「子供だけで外で遊ばせられない」とコメント。習いごとなど、子供が外に出かける時には周囲の送迎が必要だと本田さんは考えています。「何か起きてからでは遅いと思わせる国になってきている」ともつづりました。日本の治安がどんどん悪くなってる気がする。子供だけで外で遊ばせられへん。習い事も送り迎えが必要。何かあってからでは遅いと思わせる国になってきてる。幸いなことに多くの外人はその事実にまだ気付いていない。— Keisuke Honda (@kskgroup2017) March 3, 2023 それでも、「日本の治安は他国と比べればいいほう」だともコメントした本田さん。日本で生まれ育ち、海外でも暮らしたことがある本田さんだからこそ、世の中がよくない方向に進んでいると感じたのかもしれません。ネットでは、本田さんの意見にさまざまなコメントが上がっています。・1人の幼い子供がいる親としては、とても共感できる。・昔みたいに、地域全体で子供を育てる感覚がなくなっているからかなあ…。・子供だけで外で遊ばせたり、習いごとに行かせたりすることはあるけど、遅くとも19時頃には帰宅させています。一人ひとりの子供は、国の未来を担う大切な存在。その子供たちの未来を奪ってしまうのは、許されないことです。社会全体で、子供たちが犯罪に巻き込まれないよう、見守っていくのが大切ではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月03日冬晴れの2月上旬、神奈川県の横浜スタジアムで、6歳以下の未就学児を対象としたイベント「JFAユニクロサッカーキッズ in 神奈川」が行われました。たくさんの子どもたちが詰めかけ、楽しそうにボールを蹴る姿が印象的なイベントの様子をレポートします。(取材・文:鈴木智之)JFAユニクロサッカーキッズ in 神奈川でサッカーを楽しむ子どもたち(C)JFA■エースバーンが描かれたリュックとボールがもらえる「めざせクラッキ!」「JFAユニクロサッカーキッズ in 神奈川」の会場となったのは横浜スタジアム。少年サッカーが盛んな神奈川県だけあって、たくさんの子どもたちが集まり、その様子を保護者の方々が客席から見守っていました。JFAユニクロサッカーキッズ in 神奈川にてクラッキダンスで準備運動をする子どもたち(C)JFA県内の幼稚園に通うヒロヤくんのお母さんは「このような会場でサッカーができる機会は、なかなかないのでうれしいです」と笑顔を見せます。隣で観戦していたお父さんも「いい経験になると思う。これをきっかけに、もっとサッカーが好きになって欲しい」と話してくれました。ヒロヤくんは「めざせクラッキ!」にも取り組んでいます。これはJFAが作ったプログラム「JFAチャレンジゲーム」の初級版で、動画あるいはハンドブックを参考にボールコントロールやステップができるようになったらステージが上がり、未就学児だとリュックサックとボールなどがセットになった「スターターキット」がもらえるというもの。「めざせクラッキ!」の6ステージに加えて、イベント参加もクリアの条件になっていて、ヒロヤくんのお母さんは「幼稚園の大会でイベントに参加できたので、後は2つのステージにクリアできれば合格です」と、弾んだ声で言います。家族で協力しながら「めざせクラッキ!」にチャレンジしているそうで、「楽しみながらやれています」と、一致団結して取り組んでいるようです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■動画でフェイントを学んだり、子どもも興味を持ちやすい「JFAユニクロサッカーキッズ in 神奈川」には、「めざせクラッキ!」に取り組んでいる子も多く参加していました。宮の台幼稚園(横浜市泉区)の子どもたちは「(クラッキは)楽しかった!リフティングができるようになった」「もうリュックとボールもらったよ!」「ボールは毎日使ってる!」など、アピールしてくれました。「今日のイベントにリュック持ってきた!」と話してくれたのが、幼稚園年長のテルマサくん。「将来はサッカー選手になりたい」という彼は、年末に開催されたワールドカップも「朝早く起きて見た」と、日本代表を熱心に応援していた様子。全ステージクリアしてもらったスターターキットのリュックを見せてくれたテルマサくんクラッキには「お兄ちゃんと一緒に、動画を見ながら公園でチャレンジした」そうで、お母さんによると「動画がわかりやすくて、フェイントなどを学べました。ポケモンも好きなので、すぐに興味を持ちました」とのこと。課題をクリアするともらえる「スターターキット」について、お母さんは「公園でサッカーをするときに、リュックにボールを入れて持っていっています」と話し、テルマサくんも「物がいっぱい入って使いやすい!」と使い心地に満足しているようでした。■ポケモングッズが欲しいから頑張るのもモチベーションの一つ「吉田麻也選手が好き」という6歳のジョウくんは、「JFAユニクロサッカーキッズ in 神奈川」を満喫したようで「みんなでサッカーの試合ができて楽しかった。5点ぐらい取った!」と、はにかみながら話してくれました。JFAユニクロサッカーキッズin神奈川で話を聞かせてくれたジョウくんジョウくんは、クラッキのステージ5までクリアしたそうで、「足でボールを転がすやつと、的当てキックが楽しかった。少しはうまくなったような気がする」と感想を教えてくれました。ジョウくんは幼稚園に行く前に「クラッキの練習をする」と言って、朝早く起きて、家の前で練習をしているそうです。幼稚園に行く前に「めざせクラッキ!」の練習をしていたそうお父さんは言います。「そういう姿を見ていると、良い試みだなと思います。サッカーに興味がない子の中には、エースバーンをきっかけに、サッカーが好きになる子もいるかもしれません。ポケモンのグッズをもらいたいから、頑張るのもモチベーションのひとつ。クラッキのような題材があることで、頑張るきっかけになりますよね」「めざせクラッキ!」は8歳(小学校2年生)以下を目安に、体を動かしたり、手や足でボールを扱うという、運動の基礎にアプローチしていくものです。多様な運動経験が必要な幼少期に、楽しみながらチャレンジできる題材があることについては「この年代で体を動かす経験をすることで、将来にもつながっていくと思います。サッカーに限らず、どんなスポーツをするにしても大切なことですし、体を動かすきっかけになるのが、今回のようなイベント(JFAユニクロサッカーキッズ in 神奈川)や、めざせクラッキ!だと思います」と話してくれました。■今後も子どもたちがサッカーを楽しむ場所として全国で開催予定参加者のみなさんから、たくさんの笑顔が見られた「JFAユニクロサッカーキッズ in 神奈川」。「めざせクラッキ!」とともに、今後も子どもたちがサッカーを楽しみ、上手くなるための場所として、全国で開催される予定です。お近くで開催される際には、足を運ぶとともに、オンラインでも参加できる「めざせクラッキ!」にも、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。「めざせクラッキ!」8歳(小学2年生)までを対象にした、様々な動きやテクニックをどんどん身に付けられるゲーム。全ステージクリアしたらエースバーンが描かれたスターターキットがもらえます。内田篤人さんのチャレンジや、音楽に合わせて楽しく体を動かせるEXILETETSUYAさん監修のダンス動画も!エースバーンが描かれたリュックとボールがもらえるJFAチャレンジゲーム「めざせクラッキ!」の詳細はこちら>>めざせクラッキ!全ステージクリアしたら次は中~上級者向け「めざせファンタジスタ!」に挑戦してみよう>>サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!
2023年03月03日NPO法人 日本腎臓病協会(東京都文京区、理事長:柏原 直樹、以下「日本腎臓病協会」)と協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本 昌志、以下「協和キリン」)は、2019年5月に締結した「腎臓病の疾患啓発活動に関する連携協定」に基づき、腎臓病に対する啓発活動の一環として、慢性腎臓病(CKD)の疾患認知に関するアンケート調査を継続的に実施しています。今回は2022年11月に実施した最新の調査結果についてお知らせします。CKDは脳卒中、心臓病、認知機能障害とも関係しており、国民の健康寿命を損なう要因となっています。日本では1,330万人の患者がいると言われています※。これは成人の約8人に1人という計算になり、特に高齢者では有病率が高いとされています。※:エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2018(編集 日本腎臓学会)より今回は、20歳から70歳代の一般市民1,630名を対象に、慢性腎臓病(CKD)に関する認知度について、インターネットによる全国アンケート調査を実施しました。その結果、慢性腎臓病(CKD)を「症状も含めてよく知っている」あるいは「病名だけは知っている」と回答したのは全体の63.9%でした。年代別にみると、若年層(20及び30代)においては半数以下の認知度であるが、年齢層が上がるにつれて認知度が向上し、70代では83.7%でした。図1 慢性腎臓病の認知度慢性腎臓病(CKD)に当てはまる症状に関する設問に対して、むくみと回答した割合が63.9%と最も多く、次いでタンパク尿58.4%でしたが、両項目ともに、20~30代の若年層ではその割合は低いものでした。また、健康診断における腎機能と尿検査の項目(複数回答可)では、尿蛋白が55%と最も高く認知されており、次いで血清クレアチニン28.5%、eGFRの認知度は16.9%にとどまりました。今回の調査結果について、日本腎臓病協会理事長、川崎医科大学副学長 腎臓・高血圧内科学 主任教授の柏原 直樹先生は次のように述べています。「慢性腎臓病(CKD)は糖尿病や高血圧、高脂血症、肥満症と関連が深く、20代、30代といった若年期からの生活習慣が発症に大きく影響していることから、若年層への啓発活動や健康診断における尿蛋白の意義やeGFRの認知を高めていくことが重要です。その一方で慢性腎臓病に罹患している方の重症化を防ぐためのサポート体制や早期の診断・治療の体制を全国でさらに整備していくことも望まれます。」今回のアンケート調査の詳細については、今後学会発表を予定しています。日本腎臓病協会と協和キリンは今後も「腎臓病の疾患啓発活動に関する連携協定」に基づき、慢性腎臓病に関する疾患認知度調査の実施をはじめ、医療連携に関する医師向け講演会や報道関係者対象のセミナーの開催など、腎臓病の疾患啓発と対策活動に協力して取り組みを進めていきます。【eGFRとは】Estimated glomerular filtration rate(推算糸球体ろ過量)の略。腎移植ドナーなど正確な腎機能評価が必要な場合にはGFR測定のgold standardであるイヌリンクリアランス法を実施しますが、日常臨床では血清クレアチニン値の測定結果を基に算出されるeGFRが用いられます。【日本腎臓病協会について】日本腎臓病協会は、医療者、市民、関連企業、行政等が連携し腎臓病を克服するために、立ち上げた組織です。腎臓病の普及啓発、診療連携体制の構築、腎臓病療養士制度の運営、患者会との連携、アカデミアと関連企業、行政等が連携するプラットフォームである「Kidney Research Initiative-Japan(KRI-J)」を運営します。日本全国どこにいても、良質な医療の恩恵を享受できる環境の実現に尽力します。「腎臓病の克服」が私共の願いです。詳細は をご覧ください。【協和キリンについて】協和キリンは、Life-changingな価値をもつ新しい医薬品を創出し、患者さんへ届けることに真摯に取り組んでいます。70年以上の歴史をもつ日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして、腎、がん、免疫・アレルギー、中枢神経などの様々な治療領域において、抗体医薬品の研究をはじめ最先端の科学・技術の応用に邁進し、患者さんと社会のニーズに応えます。4つの地域 -日本、アジア/オセアニア、北米、EMEA- にわたり、協和キリンは共通の価値観であるコミットメント・トゥ・ライフ、イノベーション、チームワーク/和・輪、インテグリティのもと、病気と向き合う人々に笑顔をもたらすために尽力します。協和キリンの事業について、詳しくはこちらのサイトでご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月02日サッカーを楽しみ、サッカーが上手くなる。そのために必要なのは、技術練習だけではありません。自分で考えてプレーする力や、仲間との協力、感謝など人間的な面での成長も大事です。そのため、サカイクキャンプではサッカーに大事な「5つのスキル」を子どもたちに教えています。どれも日常で身に付けられる力ですが、家庭でそれを教えるのが意外に難しいという声も。昨秋、サカイクで行った読者アンケートできいた「サッカーで大事な5つのスキル、家庭で身に付けるのが難しいと感じるのは?」の回答をランキングで紹介します。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■「5つのスキル、家庭で身に付けるのが難しいと感じるのは?」のランキングリーダーシップ 49.3%考える力 25.3%チャレンジ 12.8%感謝の心 7.6%コミュニケーション4.9%一番多かったのは「リーダーシップ」で全体の約半数という結果に。ついで「考える力」が25%と、約4分の1の保護者が思考力を家で身に付けるのが難しいと感じているという結果になりました。それぞれの回答理由の一部を以下にご紹介します。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■5位:コミュニケーション(4.9%)「外部との関わりあいの中で身に付ける要素が大きい」「コミュニケーションは一種類ではなく多様性があるので家だけでは限界がある」「家族とのコミュニケーションと他人とのコミュニケーションは根本的に異なるため」「考え方が異なる相手とどのようにコミュニケーションを取るかは、家庭だけでは学べない」家庭内での親子のコミュニケーションと、外の世界でのコミュニケーションは違うので難しいと感じている保護者が多いようです。上記以外だと、「コミュニケーションについて家で言葉にして伝える機会が少ないため」など、あえて意識して伝えたりしていないから、という声がありました。■4位:感謝の心(7.6%)「親が言葉にして言えていない」「身近にいると感謝などの気持ちが伝えづらい」「大人が環境を整えすぎてしまう」「自分も子どもの頃から感謝の心は大事と言われていたが、いろんなことが『当たり前』だったので、正直よくわかってなかった。なので、子どもに伝えるのも難しいと感じている」「家族間ではなんだか軽い感じになってしまい、感謝の気持ちがどんなものかを理解させにくい気がする」など、親御さん自身が家庭で感謝を表現できていない、という声や親自身も周りへの感謝を表面的にしか理解していなかったので、いざ子どもに教えるとなると難しさを感じているということでした。ほかには「周りにしてもらって当たり前だと思ってる」という声も。兄弟姉妹の末っ子だったり、祖父母が可愛がってくれたりすると色々してもらうことが多く、それが当たり前なので感謝の心を家庭で教えるのが難しいと感じている、という回答も見られました。■3位:チャレンジ(12.8%)「ミスを恐れがちな性格なため」「失敗を恐れている為」「上手くできないと消極的になってしまう」「親の声かけで挑戦しようと意欲を出させてあげられない」「親子で継続的に時間を設ける事が難しい」チャレンジしてミスすることを怖がる、失敗を恐れるという回答が多く、親が思っていても子どもの性格によるため難しいと感じている保護者が多いことが伺えました。日々の仕事や家事育児に忙しく、何かにチャレンジするための機会や時間を設けるのが難しいと考えている保護者もいるようです。■2位:考える力(25.3%)「つい、あれしろこれしろと言ってしまう」「どうしても言われた事をするという思考から抜け出せない」「我慢出来ずに答えを言ってしまう」「甘えて考える前にすぐに親を頼ってしまう」「思わず先走りしたり、答えを言ってしまう。待つ余裕が持てない」子どもに考える力をつけたいと思って接しているのに、家だと甘えが出て「早く答えを教えて」となりがちだったり、親御さん自身が待てずに答えを言ってしまうといった葛藤が伺える回答が多くありました。中には「思考を深める会話が家庭内で足りない」など、家庭内での会話の質についてのコメントもありました。■1位:リーダーシップ(49.3%)「グループや仲間の中にいてこそ養われる能力だから」「親がいると、子どもはついつい親に頼りがちになってしまう」「リーダーシップを取るより人について行く状況が多い」「家庭の中では甘えが出てしまうため」「親が先導してしまう」など、家庭以外の環境の中で身に付けるスキルであるという回答や、家庭ではどうしても親があれこれ指示を出す場面も多いという理由が多く挙げられました。それ以外で多かったのは「親自身にそのスキルがない」「リーダーシップについてどう指導したらいいかわからない」という回答。保護者自身が自分にリーダーシップがないと感じているため、家庭で教えるのが難しいスキルだと感じていることが分かりました。いかがでしたでしょうか。サッカーというチームスポーツでも、自分で考えてプレーするだけでなくチームメイトとの意思疎通やチームワークを大事にして周りに感謝するなど、「リーダーシップ」「考える力」「チャレンジ」「感謝の心」「コミュニケーション」の5つのスキルは、良い選手になるためにも大事なスキルです。いずれも「スキル」なので後天的に身に付けることが可能なものです。今後もサカイクではご家庭でも身に付けさせるためのヒントを発信していきます。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年02月21日関西屈指の育成クラブとして知られ、カタールW杯で大活躍した堂安律選手の出身クラブとしても有名な、西宮サッカースクール。個の成長にアプローチする指導方針のもと、たくさんの子どもたちが力をつけ、上の年代でもサッカーを楽しんでいます。西宮サッカースクールの3年生は、昨年夏に開催された『ジュニアサッカーワールドチャレンジ』がきっかけとなり、『サカイクサッカーノート』を導入してくれました。そこで今回は3年生の監督をつとめる大禮剛さんと子どもたちに、サッカーノートの使い方と効果をうかがいました。(取材・文鈴木智之)西宮サッカースクール3年生の選手たちと大禮監督(後列右)写真提供:西宮サッカースクールサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■これまでは指導した内容が頭の中に残っていなかった西宮サッカースクールの3年生は、2年生のときからサッカーノートを導入しているそうで、大禮剛監督は「うちのクラブは練習試合をたくさんするのですが、試合をして終わりという感じで、子どもたちの頭の中に残っていないと感じることがありました」と話します。そこで「考える力をつけるために、サッカーノートが良いのではないか」と考え、子どもたちにノートを書いてもらうようにしたそうです。「サッカーノートを始めた頃は、私が書く項目を考えていました。将来の夢や1年間の目標、日々の目標を書くところがあり、毎回の試合後に、今日の試合で『できたこと』『できなかったこと』『その理由』『どうしたらできるようになるか』の4つを書いて、提出してもらっていました」書き始めた頃は、小学2年生ということもあり、「支離滅裂な文章も多かったですが、書き続けることで、少しずつ内容も変わってきました」と言います。■ノートを見れば言われたことをどれだけ理解しているかわかるサッカーノートの活用は、指導者側にもメリットがあるようです。大禮監督は次のように話します。「コーチが言ったことを、どれだけ理解しているかが、ノートを見ることでわかります。この子は、心と頭では理解はしているけど、プレーで表現することはまだできていないんだなど、コーチが気がつくようになりました」2022年10月には、サカイクサッカーノートを導入。質問に沿って答えていく形式のノートなので「子どもたちは書きやすくなったのか、書く量が増えて、提出するスピードも早くなりました」と笑顔を見せます。「以前は私が考えた項目に答えてもらう形で書いていたのですが、サカイクさんのノートにしたことで、内容がさらに細分化されて、具体的な回答が増えてきました。それはこのフォーマットというかノートのおかげだと思います。子どもたちの頭の中が、整理されてきていると感じることが増えました」サッカーが上手くなる仕掛けがあるサッカーノートの秘密とは■子どもたち自身も自分の成長を感じている子どもたち自身も自分の成長を感じているDF 福島誠哉くん好きな選手:ガレス・ベイル得意なプレー:パスとドリブルで切れ込んでシュート「サカイクサッカーノートは、詳しく書けるので、頭の中に入ってきやすいです。目標とか、前回は何ができなかったとか、試合のときに思い出します。最近は『絶対に相手にボールを触らせない』『ロングパスのボールを味方に届ける』などを書きました。書くときは、試合でどんなプレーがあるかを考えながら書いています。試合の後は、できなかったことについて書いています。できなかったことが、できるようになりたいからです」FW/MF清野羽雲くん好きな選手:エムバペ得意なプレー:ドリブルで駆け引きをして、サイドを突破してクロスを入れること「サカイクサッカーノートは、質問があるので書きやすいです。うまくいかなかったことやどうすればよくなるとか、考えるための質問があるのが良いと思います。ノートに書いたことを、プレーに活かしています。最近は、周りを見て相手の位置を確認することや、パススピードを意識することなどを書いています。ノートを試合前に読んで、目標を確認して試合に入ることで、良いプレーができるようになった気がします」MF グロス大河モリスくん好きな選手:クリスティアーノ・ロナウド得意なプレー:ボールを奪って、味方にパスをつなぐこと「サカイクサッカーノートは細かく書けるので良いと思います。試合前と試合後に書いているのですが、前の試合で自分はどこがよくなくて、次にできるようにしたいことを書いています。ノートを書くことで、試合中に意識するようになりました。前の試合でうまくできたプレーをもう一回しようとしたり、似たようなプレーをしようという気持ちになります。監督がノートにコメントを書いてくれるので、自分が思ったことと監督が思ったことの両方を、試合に活かしていきたいです」GK 大禮篤矢くん好きな選手:オリバー・カーン、オチョア得意なプレー:シュートを止めること「ノートには失点場面や自分が止めたところを書いています。いままでのノートとは違って、細かくていねいに書くようになりましたし、あそこができなかったから、ここを頑張ろうと思ったり、自分で自分の評価をできるようになりました。また、質問に沿って考えられるので、表現も変わってきたと思います」みなさん、3年生とは思えないほど、しっかりと答えてくれました。これも普段から、自分のプレーについて考えることを習慣化しているからかもしれません。▼以前のノート▼サカイクサッカーノート■続けると続けないでは成長に雲泥の差が出る大禮監督は「この子たちが卒業するまで、ノートを書くことは続けていきたい」と話します。「ノートを書くことで考える力がつきますし、記憶にも残りやすいですよね。試合前に目標を書いて、試合に臨むことで、入り方も変わってきました。頭で考えたことを、プレーで表現することができるようにもなってきたので、ノートは続けていきたいです。これを卒業までの3年間、続けると続けないのとでは、成長に雲泥の差が出ると思います」ノートを書くことで「考える力、整理する力がついてきた」と話す大禮監督。サッカーだけでなく、勉強や日常生活にも影響を及ぼしてくれることでしょう。ノートを成長に活かす彼らの今後の成長、そして活躍に期待大です。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2023年02月14日