森山大道×YOSHIROTTENによる空間・ビジュアルデザインや、新宿の名店とクリエーターのコラボレーションアイテムを発売します。さまざまな顔を併せ持ち、雑多な雰囲気を持つ私たちの街「新宿」1923年の関東大震災時に地盤が強くほとんど影響を受けなかったため、駅周辺に交通が集中し発展したこの街。戦後の闇市から商店街化、60年代商業の急激な発展により今の新宿のベースができあがった、高度経済成長期に西新宿側は再開発ラッシュとなり、91年の都庁移転後も街は変容を続けている。そんなヒストリーとともに、複雑な街のつぎはぎの表情は、褪せない魅力を醸し続けている。RESOLUTION - 解像度解像度をあげることによって初めて、眼前に表出するもの解像度を下げ抽象化を進めることで立ち現れるもの単純に、図像を拡大⇆縮小するという行為によって、獲得できる感覚を超えてわたしたちは、表現を読み感じることができる。いくつも複層の視座に、解像精度は存在する。商いをおこなうもの、生活を営むもの、目的や想いをもってやってくるものここを訪れる人々そのものが街の景色を構成する、複層的な人の営み新宿の有り様と、新宿へ向けられた眼差しは、表現者を刺激し、文化を刺激する。この度、伊勢丹周辺を取り巻く歴史あるお店やエリア、そしてそこにゆかりのあるアーティストとを組み合わせ、同質化してしまった街にはない魅力をひきだす試みを企画した。今回メインビジュアルと空間デザインを構成するのは、日本を代表する写真家・森山大道とアートディレクター・YOSHIROTTENが率いるYAR。森山大道によって切り取られデジタル化された新宿の断片のレゾリューション(解像度)を行き来しながら、YOSHIROTTENがその中に新しいイメージを見出したビジュアルとなっています。森山大道コラボレーション限定アイテムイベント限定MDとして森山大道の写真をデザインに落とし込んだアイテムが登場。氏が惹きつけられてやまないという新宿の街を撮りためた写真集「ニュー新宿」からの抜粋した作品を中心に、5クリエーターが限定アイテム14種類を販売します。<MIN-NANO×森山大道>Tシャツ2種 各8,250円<SECRET BASE×森山大道>1/1スケール 三沢の犬フィギュア(シリアルナンバー入り) 82万5,000円*発売日についての詳細は、ISETAN THE SPACE公式インスタグラムでお知らせいたします。画像の作品のほか、スモール 三沢の犬フィギュア3色 各16,500円もご紹介いたします。<森山大道×PORTER>バッグ 各1万9,800円<PAKE×森山大道>ジッパーバッグ3個セット2種(上段・下段) 各2,200円<森山大道×YOSHIROTTEN>特殊紙ポスター6種 8万2,500円新宿名店・名所コラボレーション限定アイテム目まぐるしいスピードで姿を変えていく街がある一方で、都市開発と昔ながらの街並みが共存する雑多な街、新宿。そんな新宿の文化を担ってきたお店やスポットとゆかりのあるクリエイターがコラボレーションした、本イベントならではの限定アイテムを21種類販売。<Ken Kagami×伊勢丹>Tシャツ 5,500円Thermo mug 各4,290円、BAGGU 2,530円<TACOMA FUJI RECORDS×新宿西口 思い出横丁×五木田智央>Tシャツ 6,930円<TACOMA FUJI RECORDS×新宿ゴールデン街×丹羽洋己>Tシャツ 6,930円<OLGA-goose candle-×新宿高野・フルーツパーラー>キャンドル:パフェ 1万8,700円、フルーツサンド 各5,500円キャンドル:メロンゼリー 7,700円、フルーツチョコ 各5,500円<PURPLE THINGS×珈琲西武>Tシャツ 6,600円カップ&ソーサ― 2,750円、灰皿 1,980円<RURU MARY’s×新宿御苑>新宿サブレ 1,320円写真家・森山大道氏による写真作品のゼラチンシルバープリントを受注販売をいたします。会場の展示作品の一部の中からご希望のサイズでオーダーが可能。額装は新宿に本店を構える文具画材の専門店・世界堂が行います。作品サイズ・254 x 305mm (10x12inch)・279 x 356mm (11x14inch)・356 x 432mm (14x17inch)・457 x 560mm (18x22inch)・508 x 610mm (20x24inch)・600 x 900mm・1000 x 1500mm※価格は店頭にてご案内いたします。サイズにより会場での額装対応が出来かねますのでご了承ください。スペシャル情報■本イベント開催にあたりショートムービー公開本イベントの開催にあたり、新宿のランドマークである新宿アルタビジョンにて、森山大道とYOSHIROTTENによるショートムービーを公開します。8月20日(木)~26日(水)10:00~24:00 毎時4回放映予定。■三越伊勢丹オンラインストア ISETAN THE SPACE特集ページでのスペシャルコンテンツ森山大道×YOSHIROTTENインタビュー、各クリエイターのコメントはISETAN THE SPACE特集ページにて掲載予定です。■企画概要「SHINJUKU_RESOLUTION」・会期:2020年8月21日(金)~9月23日(水)・会場:伊勢丹新宿店本館2階=イセタン ザ・スペース※価格はすべて税込となります。関連情報■ISETAN THE SPACE公式インスタグラム@ISETAN_THE_SPACE■ISETAN THE SPACEショップページ企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年08月14日『百円の恋』「全裸監督」の武正晴監督が、森山未來、北村匠海、勝地涼をキャストに迎えた最新作『アンダードッグ』の公開初日が決定。併せて、特報とキャラクターポスターが解禁となった。今回解禁された特報映像は、リングでタバコをふかしながら、大の字に寝転ぶ森山さん演じる晃に、「さすがにヤバいでしょ、リングでタバコ吸ってたら」と北村さん演じる龍太が語りかけるシーンから始まり、3人の男たちを紹介するアッパーな映像が展開される。顔面アザだらけでリング上に倒れる晃、ミット打ちで素早くパンチを繰り出す龍太、試合の対戦相手に押され気味になっている瞬が映し出され、最後はスウェット姿で嗚咽をもらす晃と「まだ、くすぶってる」の文字で締めくくられる。3人の男が人生の再起を賭け、戦う姿に期待が膨らむ内容に仕上がっている。併せて、キャラクターポスターも解禁。崖っぷちボクサーの晃がサウナスーツを着て息があがる姿をとらえたポスターには、「夢みる燃えカス。」というコピーが添えられている。秘密の過去をもつ若き天才ボクサーの龍太が先を見据える姿をとらえたポスターには、「夢あふれる悪童。」の文字。「負けたら芸能界即引退!」と書かれたTシャツを着た芸人ボクサーの瞬の姿をとらえたポスターには、「夢さがす半人前。」と、それぞれのキャラクターを象徴するコピーがうたれている。また本作は、劇場版と配信版が製作され、劇場版には前編・後編があり3人の男たちのドラマを中心に描かれ、全8話からなる配信版は、3人の男たちと彼らをとりまく登場人物の群像劇になっている。どちらかにしかない映像もあり、どちらを先に見ても、両方見ても楽しめる構成になっている。劇場版『アンダードッグ』前編・後編は11月27日(金)よりホワイトシネクイントほか全国にて公開。配信版『アンダードッグ』は、ABEMAプレミアムにて11月より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2020年07月28日新国立劇場がこどものためのバレエ劇場として、オリジナル作品「竜宮」を上演する。新作の世界初演まであとわずか。振付・演出を手がける森山開次がインタビューに答えた。実は、「シンプルな話なのでバレエにはしにくい、と候補から外していた」と、モチーフとなった浦島太郎の物語について語る森山。「が、昔話にはいろんな伝わり方があって面白い。『御伽草子』の浦島太郎は、彼がおじいさんになって終わるのではなく、鶴の神に変化すると書かれている!」という。バレエの副題は、「亀の姫と季(とき)の庭」──。『御伽草子』をもとにしたこのバレエでは、太郎が助けた亀は実はプリンセスで、彼が招かれた竜宮城には、春夏秋冬の美しい四季が堪能できる不思議な季(時)の部屋が登場する。「『御伽草子』に出会って、これは“時の話”だったんだ、とても深い話だったんだと思ったのです。これならばバレエにできると。竜宮は、ある種の桃源郷、異世界の一つの象徴と考えています。そこにある季の部屋というものを表現することで、日本の四季のうつろいの美しさ、素晴らしさをもう一度見つめ直してもらえたら」コンテンポラリー・ダンスの世界で、ダンサー、また振付家として活躍、子ども向けの舞台、映像にも積極的に取り組んできたが、「ちゃんとバレエを創りたい、という思いがあります。バレエのファンの方や子どもたちが観て、バレエっていいなと思ってもらえるよう、バレエの醍醐味をしっかりと伝えたい。バレエには懐の深さ、広さがあります。また、トウシューズならではの表現や、バレエダンサーの持つ身体の軸の強さに、僕は惹かれるのかもしれません」そう話す森山の手には、自作の可愛らしい亀の模型が。美術、衣裳のデザインでもその才能を発揮、おもてなし担当のお茶目なフグ、タンゴを踊るイカの三兄弟など、遊び心満載のキャラクターを生み出した。森山ワールドとも呼ぶべきそのユニークな発想の源は──?「妄想、です(笑)。語呂合わせや駄洒落で遊び、出演者の皆にも楽しんでもらいたいと思っているんです」主演は米沢唯と井澤駿、池田理沙子と奥村康祐、木村優里と渡邊峻郁という3組のカップルだ。「バレエ団のモチベーションは高まっている。新型コロナウイルスのことがあって、自粛生活があって、皆さんの中で時間の感覚に対する意識が変わった部分があるのでは。劇場は玉手箱、時を封じ込めた場所でもある。時とともに、皆の思いも閉じ込めたこの劇場に、足を運んで頂けたら嬉しく思います」公演は7月24日(金・祝)から31日(金)、東京・新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2020年07月20日6月2日(火)から再開となった東京都写真美術館では、写真家の森山大道の個展『森山大道の東京ongoing』が、9月22日(火・祝)まで開催されている。1960年代に写真家として活動をはじめた森山は、スナップショットの名手として知られ、そのハイコントラストや粗粒子画面による作風は「アレ・ブレ・ボケ」と形容され、写真界に衝撃を与えてきた。近年は、世界各国の美術館で大規模展が開かれ、2019年のハッセルブラッド国際写真賞をはじめとする数々の国際的写真賞を受賞するなど、デビューから55年を経た現在もなお世界の第一線で活躍し続けている。同展は、ハッセルブラッド国際写真賞受賞後、国内の美術館において初めてとなる大規模個展。「ongoing=進行中、進化し続ける」をテーマに、今なお疾走し続ける森山がレンズを通してとらえ続けてきた街・東京を、カラーとモノクロの最近作を中心に見ることができる。新宿ゴールデン街や池袋の路地裏など、森山作品を代表するディープなスポットから、渋谷スクランブル交差点、新宿駅東口、JR沿線など、東京で暮らす人々にとって身近な東京の風景が多数登場。また、「森山大道=モノクローム写真」というイメージを刷新するように、カラーによる最近作も数多く展示。カラーとモノクロームの鮮烈な色彩対比によって構成される展示空間で、オリジナルプリントが持つ迫力を体感してほしい。【開催情報】『森山大道の東京ongoing』9月22日(火・祝)まで東京都写真美術館にて開催【関連リンク】東京都写真美術館()『Pretty Woman』より 2017年 (c)Daido Moriyama Photo Foundation『記録35号』より 2017年 (『記録35号』より 2017年 (c)Daido Moriyama Photo Foundation『記録35号』より 2017年 (c)Daido Moriyama Photo Foundation『Pretty Woman』より 2017年 (c)Daido Moriyama Photo Foundation『Pretty Woman』より 2017年 (c)Daido Moriyama Photo Foundation『Pretty Woman』より 2017年 (c)Daido Moriyama Photo Foundation
2020年06月04日京都を拠点に、国内外問わず現代アートや舞台芸術、インスタレーションから映画音楽まで幅広く活躍する音楽家・原 摩利彦による「Passion」のミュージックビデオが解禁となった。同MVには、俳優、ダンサーとして活躍する森山未來を迎え、通常は非公開となっている京都の「建仁寺両足院」にてロケ撮影が行われた。表題曲は6月5日にリリースされる最新作『PASSION』に収録される。彫刻家の名和晃平と振付家のダミアン・ジャレによる舞台作品『VESSEL』をはじめ、原が楽曲制作に携わった映像作品やインスタレーションを通じて親交のある森山未來は、本作品において出演のみならず、振付のクリエイション、演出やコンセプトのアイディアまで、幅広く関わっている。原 摩利彦によるミュージックビデオ「PASSION」へのコメント翁(おきな)のアイディアを聞いたとき、すぐに奈良県談山神社で観た三番叟(さんばそう)のことを思い出した。山を背にした野外舞台で演じられ、お囃子の音は山間に響いていた。翁は五穀豊穣や国土安穏と関わりがあるとされるが、謎に満ちている。急速に事態が変化していった4月の撮影日。静寂につつまれた街に隣接する建仁寺両足院で、未來さん演じる怯える人間はやがて翁に転じ、ゆっくりと、時に倒れながらも前進していく。その姿を見ながら、「PASSION」というタイトルについて今一度考えていた。これから起こるであろう幸せも苦難もすべて受け入れていくという決意を込めて「情熱」と「受難」という二つの訳語をもつこの言葉を選んだ。当初、この決意は一個人としてのものであったが、世界の状況とともにその意味が変わってきた。未來さんと振付の山本さんは、このタイトルの意味が変化していったことを汲み取って、それを新しい解釈で表現してくれた。この映像作品は、いまの世界に対するレスポンスになったのではないだろうか。原 摩利彦 「PASSION」1. Passion2. Fontana3. Midi4. Desierto5. Nocturne6. After Rain7. Inscape8. Desire9. 6529010. Vibe11. Landkarte12. Stella13. Meridian14. Confession15. Via Muzio Clementi6月5日発売国内盤CD BRC-619 ¥2,400+税購入特典:「Scott Walker - Farmer In The City (Covered by Marihiko Hara)」CDR>>その他、アート・カルチャー関連の記事はこちらから
2020年05月15日映画『アンダー ドッグ』が、2020年11月27日(金)よりホワイトシネクイント他全国で、<前編><後編>同時公開。森山未來×北村匠海×勝地涼が共演する。“アンダードッグ”とは?映画のタイトルに選ばれた“アンダードッグ”とは、ボクシング界で“咬ませ犬”を意味する言葉。つまりは、対戦相手からも観客からも敗北を期待されているロートルボクサーを指し示している。『百円の恋』武正晴監督&スタッフ再集結!新たなボクシングストーリー本作は、そんな“アンダードッグ”の役割を担う3人のボクサーたちの物語。2019年にドラマ「全裸監督」(Netflix)で総監督を務めた武正晴がメガホンを握り、自身の監督作『百円の恋』以来、再びボクシングを題材にした作品に挑む。オリジナル脚本を手掛けるのは、同じく『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳。そのほかスタッフ勢も同作の制作チームが再集結する。森山未來×北村匠海×勝地涼が、ボクサーに!ボクサー役に選ばれたのは、日本を代表する3人の人気俳優。『怒り』の森山未來、『思い、思われ、ふり、ふられ』『とんかつDJアゲ太郎』など、20年話題作の出演がたえない北村匠海、『サイレント・トーキョー』の公開を控える勝地涼が、互いのプライドをかけて拳を交える。<キャラクター紹介>末永晃(森山未來)スターダムに駆け上がっていく選手たちの陰で〝咬ませ犬〟として踏み台にされながらも、這い上がろうともがく崖っぷちのプロボクサー。大村龍太(北村匠海)児童養護施設で育った経歴を持つ成長著しい若手ボクサー。過去にある秘密をもつ。宮木瞬(勝地涼)大物俳優の二世タレントで、テレビ番組の企画でボクシングに挑戦する鳴かず飛ばずの芸人ボクサー。“プロボクサー”並みの、本格的な役作り主演を務める森山未來は、撮影の始まる半年以上前からボクシング練習を開始。その肉体・動き共に鍛え上げた本格的な役作りから、“プロボクサーにしか見えない”と監督からは絶賛の声が寄せられている。またそんな森山とリングで戦うことになる北村、勝地も、同じく負けじと練習を重ねてきた。人間ドラマを交えながら、3人がボクサーとしてどのように成長していくのか?人気俳優3人による、大迫力の試合シーンにも高い期待が募る。物語を支えるバラエティー豊かな俳優陣物語を支えるバラエティー豊かなキャスト陣にも注目。『喜劇 愛妻物語』主演の水川あさみや『火口のふたり』で好演した瀧内公美、萩原みのり、柄本明など、若手からベテランまで実力派俳優陣が集結した。佳子(水川あさみ):晃の妻明美(瀧内公美):晃が送迎ドライバーとして日銭を稼ぐデリヘル店にやって来る謎めいた女加奈(萩原みのり):龍太を養護施設時代から支える妻愛(冨手麻妙):宮木が唯一心を開く恋人木田(二ノ宮隆太郎):晃と腐れ縁のデリヘル店の店長兼子(熊谷真実):木田を支えるベテランデリヘル嬢幸三郎(風間杜夫):宮木の父で有名俳優作郎(柄本明):晃にチャンピオンの夢を託した父またボクシング界からは、元WBA世界スーパーバンタム級王者の佐藤修と、元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二の2名が参加。お笑い界からは、プロボクサーでありトレーナーライセンスも取得しているロバートの山本博や武組常連の友近のほか、バッファロー吾郎 A、好井まさお、じゅんいちダビッドソン、ツムラフェスティバル、ジャッキーちゃんらの出演が決定している。石崎ひゅーい書き下ろしの主題歌本作の主題歌を務めたのは、シンガーソングライターの石崎ひゅーい。主題歌「Flowers」について石崎は「『アンダードッグ』というリングに立たせて頂いた事、そして一緒に戦える事に心底興奮している。」とコメント。3人の男たちの心情を代弁するかのような楽曲が、物語に花を添える。第33回東京国際映画祭のオープニング作品にそんな公開前から注目が集まる映画『アンダードッグ』は、第33回東京国際映画祭(10月31日(土)~11 月9日(月))における、オープニング作品として選出。また「観客賞」の対象となる「TOKYO プレミア 2020」作品としても上映され、「観客賞」は、11月9日(月)TOHO シネマズ六本木で開催される本映画祭のクロージングセレモニーにて発表される。〈劇場版〉と〈配信版〉なお「AbemaTV」と東映ビデオの共同制作作品のため、「AbemaTV」プレミアム会員向け<配信版>も2020年11月より実施。全8話から成る<配信版>では、3人の男たちと彼らをとりまく登場人物の群像劇を展開。また前編・後編で構成される<劇場版>では、3人の男たちのドラマを中心に描くという。どちらを先に見ても、両方見ても楽しめるストーリー構成なので、気になる人は是非両方ともチェックしてみてほしい。作品詳細映画『アンダー ドッグ』公開時期:2020年11月27日(金)より、ホワイトシネクイント他全国で <前編><後編>同時公開※配信版『アンダードッグ』は、「AbemaTV」プレミアムにて11月~配信出演:森山未來、北村匠海、勝地涼、瀧内公美、熊谷真実、水川あさみ、冨手麻妙、萩原みのり、風間杜夫、柄本明 ほか監督:武正晴原作・脚本:足立紳企画・プロデュース:東映ビデオ製作プロダクション:スタジオブルー配給:東映ビデオ製作:AbemaTV 東映ビデオあらすじ一度は手にしかけたチャンピオンへの道……そこからはずれた今も〝咬ませ犬〟としてリングに上がり、ボクシングにしがみつく日々をおくる崖っぷちボクサー・末永晃(森山)。児童養護施設で育ち、過去にある秘密をもつが、ボクシングの才能が認められ、将来を期待される才能豊かな若きボクサー・大村龍太(北村)。大物俳優の二世タレントで、芸人としても鳴かず飛ばずの芸人ボクサー・宮木瞬(勝地)。リングの上で、人生から見放された三匹の負け犬たちが巡り合う——。たった一度でもいい・・・人生の輝きを求めて戦う男たちの物語は、観る者の魂を揺さぶる。
2020年02月03日東映ビデオが「AbemaTV」初となる本格映画作品『アンダードッグ』を共同製作することが決定。併せて、主要キャストの森山未來、北村匠海、勝地涼と、武正晴監督のコメントが解禁となった。本作のメガホンを取るのは、2019年最も話題を呼んだNetflixオリジナルドラマ「全裸監督」の総監督を務め、『百円の恋』では日本アカデミー賞、ブルーリボン賞など数々の映画賞を総なめにし、米アカデミー賞では外国語映画部門の日本代表にも選出された武正晴監督。タイトルの“アンダードッグ”とは、ボクシング界では“咬ませ犬”を意味する言葉。武監督は今回、『百円の恋』以来のボクシングを題材にした作品に挑む。オリジナル脚本を手掛けるのは『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳。そのほか、プロデューサー、音楽、撮影、照明、美術など『百円の恋』の製作チームが再集結して新たなボクシング映画の金字塔を世に放つ。主演を務めるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『モテキ』『怒り』の森山未來。本作では、スターダムに駆け上がっていく選手たちの陰で“咬ませ犬”として踏み台にされながらも、這い上がろうともがく崖っぷちのプロボクサー・末永晃を演じる。共演には、『君の膵臓をたべたい』で主演を務めたほか、『とんかつDJアゲ太郎』『思い、思われ、ふり、ふられ』など今後も出演作の公開を控える北村匠海。本作では、児童養護施設で育った経歴を持つ成長著しい若手ボクサー・大村龍太を演じる。そして、テレビ番組の企画でボクシングに挑戦する鳴かず飛ばずの芸人ボクサー・宮木瞬を、『亡国のイージス』『阿波DANCE』「“くたばれ”坊っちゃん」など数々のテレビドラマや映画で活躍する勝地涼が演じる。ボクサー役が初となる森山さんは撮影が始まる半年以上前から本格的なボクシング練習を開始し、現在では武監督が「もはやプロボクサーにしか見えない」と語るほど、動き、肉体共に鍛え上げているという。また、森山さんとリングで対決する北村さん、勝地さんも負けじとボクシング練習を重ねてきた。三者三様の生き様を抱えた男たちが、互いのプライドを賭けて拳を交える熱い人間ドラマに注目が集まる。本作は、すでに2020年1月初旬より撮影を開始。2月にはボクシングの聖地・後楽園ホールなどでクライマックスの試合シーンなどの撮影が行われる予定で、大人数のエキストラ出演者も募集中だという。■キャスト・監督コメント森山未來(末永晃役)リングに倒れたまま、そこを降りることも立ち向かうこともできず、身動きのとれない男。意識はあるのに動けない。満たされない心だけがふらふらとさまよう。それでもいつかは立ち上がらなければならない。負けを自覚して、そこから前に進む道もあるのだと思います。お楽しみに。北村匠海(大村龍太役)出演が決まった時は確実に自分への挑戦状だと思い、そのリングに上がらない訳がないと気持ちが熱くなりました。龍太は何かを背負い、抱えているけど誰かの為に強い拳を前に突き出せる男。共にぶつかり共に立ち上がり共に成長出来たらいいなと思います。武監督のもと素晴らしいキャストの皆様と同じ時間を過ごせることがとても楽しみです。勝地涼(宮木瞬役)台本を読ませて頂いた時、登場人物の男達のそれぞれの生き様に惹かれるものを感じました。決してクリーンでもなく、良い人でもない男達が描かれているのですが、その泥臭さ、人間臭い生き方が格好いいと思えました。挫折を味わいながら、人はどんな人生を選択していくのか?作品を通して、色々なメッセージを受け取ってもらえるはずです。自分が演じる宮木については、“何者かになりたい”という想いを捨てきれずにいる男という印象です。芸人として才能がないことを分かっている男が、ボクシングと出会い、芸人としてどう輝くのかという所を大事に演じていきたいです。どんな作品になるのか、楽しみにしていてください。武正晴(監督)拙作「百円の恋」から6年。観ていただいた皆様のおかげで、再びボクシング映画に挑む機会を与えていただいたことに感謝します。ボクシングになぜ魅せられてしまうのか。1ラウンド3分、1時間にも満たない試合に魅了されてしまうのは、リング上に人生の縮図を垣間見せられる刹那があるからだと考える。憎くもない相手と殴り合う因果のボクサー達にとって、リングという領域は勝敗を超えた何かを掴み取れる場所だと考える。この非情の世界には「噛ませ犬」と呼ばれるボクサー達が存在する。対戦相手からも観客からも敗北を期待されているボクサーだ。初めから負けるつもりでリングに上がるボクサーは一人としていないはずだ。人生も同じだ。そんな「噛ませ犬」と揶揄されるロートルボクサーが本作の主人公だ。5時間に渡るシナリオを、足立紳さんが1人で書き上げてくれた。必然的にこの素晴らしいシナリオに、素晴らしいスタッフ、キャスト、才能達が集結してくれた。主人公のロートルボクサー役の森山未來さんを筆頭に、ボクサー役の北村匠海さん、勝地涼さんの献身的なトレーニング姿は我々スタッフの力となり、作品の推進力となっている。彼ら3人のボクサーを取り巻く人間模様を描くべく素晴らしいキャスト達が集結してくれた。タイトル「アンダードッグ」が「負け犬」という意味ではなく、人間の持つ底力、人間力の可能性を知らしめるタイトルへと変貌する作品に仕上げることが、自分の本懐であり、使命だと考えている。『アンダードッグ』は2020年冬、劇場用映画および「AbemaTV」(プレミアム会員向け)にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年01月31日シンガーソングライターの森山直太朗(43)が11月13日、「スッキリ」(日本テレビ系)に生出演し、『さくら(二〇一九)』を披露した。同局で現在放送中のドラマ「同期のサクラ」の主題歌となっている同曲。もともと03年にリリースされたが、「“今”の森山が歌唱する同曲を提供してほしい」というドラマ制作陣の依頼を受けて森山が19年バージョンとして提供した。本作で主演を務める高畑充希(27)もVTR出演し、森山の歌声を「性別を超えた神様」と絶賛していた。さらに、MCを務める水卜麻美アナウンサー(32)は森山の歌唱中に目頭を押さえるなど感涙。歌唱後には「人生の節目を思い出す曲ですね。ずっと大事なときに必ず聞く歌じゃないですか」と涙ながらに曲との思い出を明かしていた。MCの加藤浩次(50)から涙の理由について聞かれると、「いろんないいひとと出会ってきたなって……。いろんな友とか同期とかを思い出す曲ですね」とまた号泣する一幕も。水卜アナの思いを聞いた森山は「こんなに素直に感情を表現していただけて本当にうれしいです。ありがとうございます」と感謝の気持ちを露わに。最後には水卜が「本当にこんな素敵な歌を目の前で届けてくださって本当に感謝しています」と語り、森山と握手を交わしていた。こうした水卜アナの姿に思わずもらい泣きした視聴者の声がSNSでは相次いでいた。《水トちゃんが……号泣わたしも同じ……感動し号泣森山直太朗さんの歌声はヤバい》《森山直太朗さんのさくらでスッキリ水卜アナ泣いててもらい泣き。そしてはるなさん優しい》《水卜アナが、歌ってる時号泣して、それを見て 不覚にも、もらい泣きしてしまった。歌を聴くと、あの頃の事が一瞬で蘇る。わかるわかる。。》名曲の力が色あせることはまだまだなさそうだ――。
2019年11月13日森山未來が初めて海外作品に挑み、第24回釜山国際映画祭オープニングを飾った日本・カザフスタン合作映画『オルジャスの白い馬』から、待望の予告編が解禁となった。主演を務めるのは、若手実力派俳優である森山未來と、『アイカ』(原題)で2018年カンヌ国際映画祭女優賞に輝いたサマル・イェスリャーモワ。アジアを代表する若手国際派俳優ふたりによるW主演を果たした。現在開催中のアジア最大級の第24回釜山国際映画祭では、日本が製作に関わった作品として16年振りにオープニング作品に選出という快挙となった本作。10月3日、ワールドプレミア上映されたばかりだが、国際的な映画ビジネス誌である英国「スクリーン・デイリー」誌は、早くも「寡黙だが、ゆっくりと燃え上がるこのドラマは、劇場の大画面でこそ、より一層高い効果を発揮する」と絶賛評を掲載した。そんな本作から、カザフスタンの大草原を舞台に描かれる予告編が解禁。広大な空に抱かれた草原の小さな家に暮らし、仕事に出かける父と畑仕事に勤しむ母アイグリと息子オルジャス。家族はいつもと同じ朝を過ごしていた。そんな中、突然父が銃弾に撃たれ、帰らぬ人に。一家の大黒柱を失い、大きな岐路に立たされてしまった母子のもとに、ひとりの男・カイラートが訪ねてくる。実は、オルジャスはカイラートとアイグリの間にできた子どもだったが、オルジャスはそのことを知らない。本当のことを伝えられないカイラートと、母から“馬飼い”と聞かされ本当のことを知らないオルジャスの束の間の心の触れ合いが、詩情豊かでありながら抑制されたタッチで描かれ、本作の魅力の一端を感じられる映像となっている。本作の監督のひとりで、原案に加えてカザフ側のキャストやスタッフを取りまとめたエルラン・ヌルムハンベトフは、「この映画で、私は家族の失われた物語を照らしたかった」と作品に込めた想いを説明する。カザフ語で“強い男”の意味である“カイラット”にちなんだ名前である、森山さん演じるカイラートと父を失った少年の心の触れ合いを描く普遍的な父子のドラマと、大らかにそれを包み込むカザフの果てしない空と大地や光を美しく捉えた映像美にも注目。『オルジャスの白い馬』は2020年1月18日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月10日関ジャニ∞・村上信五(37)が20年に開催される東京オリンピックのメインキャスターをフジテレビ系で務めると8月15日に発表された。大役を務める村上に、ネットでは祝福の声が上がっている。各メディアによると村上は今回の大抜擢について「うれしさ半分、やはりドキドキ半分。いつもとは違うプレッシャーを抱えながらの挑戦ではあるのかなと思っています」とコメント。さらに「アスリートの方が少しでもホッとできるようなインタビューや、リラックスした表情を引き出せるようなキャスターになれるといいなと思います」と意気込んでいるという。「村上信五∞情熱の鼓動」や「村上信五のスポーツ奇跡の瞬間アワード」(ともに同局)といったスポーツ番組に出演し、体操・内村航平選手(30)やゴルフ・錦織圭選手(29)といった数々の名アスリートたちを取材してきた村上。特にサッカー好きで知られており、「2018FIFA ワールドカップロシア」のプレゼンターをテレビ朝日系で務めた際も大きな話題となった。Twitterでは「村上信五」だけでなく、村上のニックネーム「ヒナちゃん」もトレンド入り。さらに祝福する声が上がっている。《世界の村上信~~~!!!!!おめでとう村上くん!!!!!》《村上さんすごくない?どこまでBIGになれば気が済むの彼は笑 とにかくおめでとう!!》《ヒナちゃんおめでとう日本で開催されるオリンピックでメインキャスターとかほんっとすごい!ヒナちゃんの今までの努力の賜物ですね》
2019年08月15日アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五が27日、自身がパーソナリティを務める文化放送『村上信五くんと経済クン』(毎週土曜 9:00~10:00)で安倍晋三首相と面会し、インタビュー取材を行った。インタビュー冒頭、村上は安倍首相と名刺の交換を行い、和気あいあいとした雰囲気でインタビューは始まった。初めて日本で行われる「G20」のホスト国・議長として臨む安倍首相に意気込みを聞き、米中貿易摩擦の収束をどうリードするか、直球で質問を投げかけた。また、デジタル課税問題への取組みや海洋プラスチック問題についての取り組みも質問。安倍首相からは日本が議長国として新たなルール作りの主役となる決意表明を引き出した。また村上は、日米首脳会談や日露首脳会談での課題と問題点についても聞き、安倍首相からは2国間の首脳会談の難しさと面白さについて語られた。インタビューの様子は29日の番組内で放送される。
2019年06月27日シンガーソングライターの須澤紀信が自主企画ライブイベント「キシン伝心 Vol.1」を3月9日に下北沢CLUB 440で開催。TBSラジオのレギュラー番組と同タイトルを名付け、ラジオさながらのたっぷりのトークと趣向を凝らした歌の数々で観客を楽しませた。【チケット情報はこちら】普段から敬愛するシンガーソングライターをゲストパートナーに迎え、この日限りの音楽ユニットでそれぞれの持ち歌によるセッションや影響を受けたアーティストのカバーなどを繰り広げる、1月26日に開催されたVol.0に続き今回2回目となる本イベント。オープニングナンバーは、1stシングル『はんぶんこ』のアコースティックギター弾き語りからスタート。須澤の透き通った優しい歌声に観客はうっとりと聴き入った。続いてこの日のゲストパートナーであるピアノ弾き語りのシンガーソングライター坂本タクヤをステージに迎え入れ、ここからはお互いが生まれ変わりたいものから命名したという“生イルカメロン”とのユニット名でセッション。坂本の最新ミニアルバムに収録の『日々』をコラボし、坂本は心をこめたハイトーンボイスによる甘い歌声で観客を魅了した。ミニアルバム表題曲の「帰ろうか」では、須澤がバイオリンで参加し、美しい音色を聴かせた。また、須澤の1stアルバム『半径50センチ』から『いいんだよ』も演奏し、ふたりで美しいコーラスを響かせた。影響を受けたアーティストを紹介するコーナーでは、須澤が「すべての楽器をレコーディングするセルフプロデュースで憧れている」という斉藤和義の『空に星が綺麗』や、坂本が「歌を始めたきっかけ」という中孝介の『花』をふたりで歌い上げた。観客のアンケートに答えるコーナーもあり、「過去と未来に行けるとしたらどっち?」や「自分自身で変えたいところは?」など、多くの質問に回答。息の合ったふたりの軽快なトークに会場は爆笑の渦になった。最後は、須澤が坂本をイメージして書き下ろしたという、生イルカメロンの唯一のオリジナルソング『アソート』を披露。本作は「タクヤさんがラブソングをあまり書かないので」という理由から須澤が制作したラブバラード。ふたりの温かく包み込むような歌声に拍手喝采となり、須澤の自主企画イベントは大成功で幕を閉じた。今後のコンサートは、5月18日(土)渋谷RUIDO.K2での2ndワンマンライブ「~ボクの街、キミの街~」が決定している。今回の「キシン伝心」の、人となりや内面にフォーカスを当てたアットホームなイベント内容とは別の側面である、須澤が音楽に真摯に向き合う姿をバンドサウンドで魅せる、エネルギッシュなステージになるという。「この5月という季節は出会いや別れがあり、新しい生活が始まり、その後にちょっとホームシックになったりもするタイミング。地方から上京組の僕だからこそ、そんな心に寄り添える歌も歌ってみたい」と須澤が語るように、この日のために新曲を鋭意制作中。このワンマンライブに足を運び、“須澤ワールド”にどっぷり浸ってほしい。チケットは発売中。取材・文:門 宏
2019年03月20日アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五が出演する新テレビCM「リケンのノンオイル 青じそブランド篇」「リケンのノンオイル 青じそレシピ篇」が23日より全国で放映される。「リケンのノンオイル青じそ」は、2019年に30周年を迎え、ブランドの”顔”として、ノンオイルレシピをつくり、食べ、喜ぶ姿が魅力的な、村上を起用。CMでは、使い慣れた雰囲気のキッチンスペースで、村上がノンオイルレシピを試作し食べる姿が描かる。背景に流れる楽曲の歌詞は「♪リケンのノンオイル、かける炒めるノンオイル、ルルルノンオイル」と、「る」というフレーズが繰り返される。撮影現場は「男の秘密基地キッチン」を想定し、壁には村上が試したノンオイルレシピのポラ写真とメモが貼ってある設定。元気な笑顔で登場した村上は、10代から自炊をしているだけあり、監督の演技指導に対しての反応も早く、料理をする姿も自然体で、終始順調に進行した。冷蔵庫から食材を出す、フライパンをコンロで熱する、炒め合わせる等、細かな調理の手慣れた動作は、現場スタッフも見惚れるほど。セッティングの合間も、村上はセット横のガスストーブの前に座り、近くのスタッフに気さくに話しかけるなど、和気あいあいとした雰囲気だった。
2019年03月12日九段下駅から歩いて程なく見えてきたのは、1927年に建てられた旧山口萬吉邸。2018年に国の有形文化財にも指定されたこの場所は、改築を経て、現在は会員制サロン「九段ハウス」として利用されています。この九段ハウスにて1月24日〜26日の3日間、アートサロン企画第一弾「森山大道展」が開催されました。展示作のキュレーションを担当したのは、アマトリウム株式会社とアート・コレクターの宮津大輔さん。大道さんが50年にわたって撮影された20点あまりの名作を選りすぐり、作品を囲いながらアートについて気軽に話し、学べる場をご用意いただきました。■DRESS部員の皆さんをご招待今回の展示会に特別に招待されたのは、DRESSアンバサダーの神吉さんとDRESS部員の伊原さん、國谷さん。みなさん美術館巡りも好きで、今回の森山大道展もとても楽しみにされていたそう。作品の解説をしてくださるのは、東京藝術大学大学院にて研究助手をしている加藤杏奈さんと、本展示会の企画を担当するアマトリウム株式会社の丹原健翔さんです。参加者に解説をする加藤さん(一番右)今回の展示会では、今までアートに興味があったものの、あまり触れてこなかった方でも気軽に楽しめるような工夫が散りばめられています。例えば美術館でよく見られる、作品前に置いてある立ち入り禁止のロープ。ここにはそのような境界線はありません。また、完全招待制のため人混みで作品が見えない、といったこともなし。作品を間近で鑑賞することができます。作品名の記載がないところも、見ている人の想像力を掻き立てます。シャンパンを片手に、来場者の方は会話を楽しんでいました。■写真に現れる、光と陰の世界今回展示されている作品はすべて白黒写真。写真の現像は大道さん自身でおこなっているのですが、印刷用の特殊な薬品を調合し、色を出すのがとにかく至難の技だそう。大道さんが見せたい色を突き詰めて出した「鮮明な黒」こそが、作品の美しさを形作っています。今回ご紹介したいのは「Osaka, Daido hysteric no. 8」シリーズからの作品。Osaka, Daido hysteric no.8 (1997)© Daido Moriyama Photo FoundationCourtesy of Taka Ishii Galleryどこまでも続くかのような真っ直ぐな線路に、引き込まれそうになります。最近の大阪の駅にも見えるし、どこか懐かしい風景にも見えるこの写真について、加藤さんからは「白黒だからこそ、時を超えることができるのかもしれないですね」との解説が。作品を囲んで、それぞれ感じたことが言葉で溢れます。また、ボケ写真の先駆けとも言われる大道さんの作品の中には、あえてピントを合わせない写真も並びます。DOCUMENTARY 78(’86.4 Setagaya-ku, Tokyo) (1986, printer later)© Daido Moriyama Photo FoundationCourtesy of Taka Ishii Gallery■展示されなかった作品を見せてもらう展示は、どの作品をどこに飾るか、見る人のリズムを考えた上で構成されています。そのため、今回どうしても展示することができなかった作品もあります。解説をする丹原さんその作品の一部を、丹原さんが特別に見せてくださいました。会場には展示できなかった作品がこちら特別な機会に、さらに本来見ることができなかった別の作品まで見ることができ、参加者の皆さんは感動していました。展示されている作品は、購入も可能だそうです。アートのある生活は、心を豊かにしてくれますね。今回の森山大道展を皮切りに、今後も現代アート推進活動の一環として、継続的にアートサロンを開催予定です。開催情報はDRESS読者の皆さんに、いち早くお届けします。アーティスト・プロフィール森山大道1938年大阪府池田市生まれ。デザイナーから転身し、岩宮武二、細江英公の助手を経て、1964年にフリーの写真家として活動を始める。1967年『カメラ毎日』に掲載した「にっぽん劇場」などのシリーズで日本写真批評家協会新人賞を受賞。近年では、サンフランシスコ近代美術館(1999年・メトロポリタン美術館、ジャパンソサイエティー(ニューヨーク)巡回)、国立国際美術館(2011年)、テートモダン(ロンドン)で行われたウィリアム・クラインとの合同展(2012~13年)他、国内外で大規模な展覧会が開催され、国際写真センター(ニューヨーク)Infinity Award功労賞を受賞(2012年)するなど、世界的に高い評価を受けている。写真集『新宿』(2002年、2003年 第44回毎日芸術賞受賞)、『モノクローム』『カラー』(2012年)、『犬と網タイツ』(2015年)等多数。
2019年02月08日井上道義が総監督・指揮、森山開次が演出・振付を手掛ける歌劇『ドン・ジョヴァンニ』が富山オーバードホールで1月20日に開幕した。【チケット情報はこちら】スタンディングオベーションの中、初日を終えた井上は「賭けに勝ったよ!“演出を踊りの方がやる”、“日本語でモーツァルトのオペラをやる”という賭けに。本当に、素晴らしい初日だった。舞台はこれからもどんどん伸びていくでしょう。僕も東京で新しいオーケストラで練習して頑張りますし、この初演の緊張感がすべての公演に現れるよう、みんなで頑張っていきます」と笑顔で話した。森山も「このお話をマエストロからいただいたのが、もう1年以上前の話。それからずっと『ドン・ジョヴァンニ』を聴き続け、すっかり『ドン・ジョヴァンニ』オタクになっています。初日は、本当にパワフルで素敵でした。自分も踊り出していってしまいそうになるのをグッとこらえて(笑)あと3公演、頑張っていきます!」とコメントした。全国共同制作プロジェクトモーツァルト歌劇『ドン・ジョヴァンニ』はこの後、1月26日(土)・27日(日)東京芸術劇場、2月3日(日)熊本県立劇場にて行われる。
2019年01月23日今年限りで芸能活動を引退する滝沢秀明(36)が12月29日、「超豪華!!最初で最後の大同窓会!8時だJ」(テレビ朝日系)に出演。番組内で関ジャニ∞・村上信五(36)から意外な思いをぶつけられたことが、話題を呼んでいる。もともと2人は同じ学年だが、事務所に入所したのは滝沢のほうが1年先輩だったという。さらに知名度に差があり、滝沢がドラマやバラエティ番組などで引っ張りだこだったために嫉妬心を抱いていたと村上は告白。「むっちゃ嫌いやった」とも語った。横山裕(37)も「タッキーが売れてるから、俺らが売れてないんや」と言っていたそうで、だからこそ関ジャニ∞は頑張ることができたと村上は回想した。いっぽう同じくメンバーである錦戸亮(34)からは「仲が悪かったのは2人だけ」と同意は得られず、嵐・二宮和也(35)からも「村上ごときがタッキーに嫉妬するなんておこがましい」と厳しいツッコミが。村上も「そうやねんニノ!」と同調し、和やかなムードに包まれていた。「実は当時ジャニーズJr.を仕切っていた滝沢さんも、あまり言うことを聞かない関西組が得意ではなかったそうです。ですが一念発起し、村上さんを遊びに誘いました。そのことがキッカケで2人の距離は次第に縮まり、誕生日を祝い合ったり2人きりで遊びにいくほどの仲に。今では大親友同士であり、当時の話も思い出話の1つのようです」(音楽関係者)番組の終盤、「20年前からずっと応援してくれた『8時だJ』のファンの皆さんの声があったからこそ、今日は(この番組が)実現しました」「僕はこれからJr.たちに気持ちを乗せて頑張っていきたいなと思いますので、みなさんも応援宜しくお願いいたします」と語った滝沢。指で“J”の形を作るおなじみの“Jポーズ”で番組を締めくくっていた。
2018年12月31日アイドル離れした抜群のトーク力で人気を集める関ジャニ∞の村上信五(36)。その能力が“ある議論”を呼んでいるという。舞台となったのは11月9日放送の『ミュージックステーション(以下Mステ)』(テレビ朝日系)。乃木坂46や桐谷健太(38)といった豪華メンバーが顔を揃えるなか、この日の目玉は椎名林檎(39)とエレファントカシマシ・宮本浩次(52)による“夢の共演”だった。『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のエンディングテーマとしてもおなじみのコラボ楽曲「獣ゆく細道」をテレビ初披露ということもあって、放送前から大きな注目を集めていた。そんななか、出番前のトークコーナーで事件は起きた。司会のタモリ(73)が「どこでそういう話になったの?」とコラボの経緯を尋ねると、少ししどろもどろになる宮本。すると、宮本の真後ろに座っていた村上がすかさず「宮本さん!どこでかを言ってください!」と勢いよくツッコんだのだ。さらに、椎名からのオファーが17年の紅白歌合戦出演時にあったことを明かし「『来年宮本さんどうされてますの?』と林檎さんから聞かれたんです。あ、来年って要するに18年のことなんですけど」と天然トークが炸裂。それに対し「みんなわかってますって!」と村上がまたもやツッコみ、スタジオが笑いで包まれる一幕も。村上が見せた名ツッコミを、関ジャニとエレカシ両ファンも《場を盛り上げようとした村上くんさすがのMCスキル!》《宮本さんのことフォローしてくれてありがとう!》と高く評価していた。しかし、そんな村上に一部エレカシファンが激怒。《MCうまいのはわかるけど、宮本が喋ってる時にしゃしゃりでないでほしい》《村上くんさすがにちょっとうるさい!》と村上が宮本の会話を遮ったと捉えたファンも少なからず登場。ネット上で議論になっていたのだ。「たしかに宮本さんが村上さんに『ちょっとあんた黙んなさい』と言った瞬間は、私も『大丈夫かな?』と思いました。エレカシファンからすると村上さんがしゃしゃり出たように見えるのも仕方ありません。ですが、宮本さんのトークはかなり独特でコントロールするのが難しいのも事実。放送ではタモリさんも少し困っているように見えました。そこで別の音楽番組で共演経験もある村上さんが助け舟を出したのだと思います。実際、去り際に宮本さんが村上さんに向かって『ありがとう』と声をかけていましたが、フォローを感謝してのことなのでしょう」(レコード会社関係者)
2018年11月13日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が刊行するフォトブック『ファッション・アイ』シリーズに、篠山紀信による『シルクロード』など、新たに5タイトルが登場。『シルクロード』発売を記念して、ルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店と新宿店では、11月20日まで作品を展示するスペシャル・ディスプレイが展開されている。新宿店「Women of Silk Road」をテーマに赤を基調にした店内六本木ヒルズ店「Blue of Silk Road」をテーマに青を基調とした店内ルイ・ヴィトンは、1998年から自社で出版を手掛け、『シティ・ガイド』や『トラベルブック』など現在までに80タイトル以上を刊行してきた。2016年に誕生した『ファッション・アイ』は、ファッションフォトグラファーが街や地域、国の魅力を独自の視点で捉えたフォトブック。ラグジュアリー・メゾンであるルイ・ヴィトンが制作する旅に関連する書籍コレクションを充実させるものであり、ファッション分野の作品で最も知られるフォトグラファーたちの才能を通じて、写真が間接的にファッションを引き立たせる。現在10タイトルで展開されている同シリーズに、今回、篠山紀信による『シルクロード』を含む5タイトルが新たに登場する。篠山紀信による『シルクロード』風景と地形の驚くべき多様性を備えたユーラシアは、昔から勇敢な旅人を引きつけてきた。篠山紀信もその一人。『シルクロード』は、1981年と1982年に出版された8巻に収められた写真から選び抜かれた写真を収録し、人々の生き様を教えてくれる。食べることが好きな彼は、生鮮食品であふれかえる露店が立ち並ぶ市場のシーンを堪能。数々のおいしいものを味わうが、シルクロードに点在する礼拝所を見過ごすことはない。シルクロードに沿った諸文明の相互的な繋がりのおかげで、信仰は、仏教または、イスラム教、キリスト教に由来するものであれ、命脈を保っている。また同書は、戦争と狂信の暴力によって今や地図から消し去られた場所を垣間見せることも目指している。アフガニスタンのバーミヤン大仏や、パルミラの古代都市、シリアのアレッポの青空市場といった文化遺産の貴重な記録をなすこれらの写真の多くは、今や、過ぎし時代を偲ぶよすがとなっている。この他、オリビエーロ・トスカーニ(Oliviero Toscani)による『クレット・ディ・ブッリ』 、ハーリー・ウィアー(Harley Weir)による『イラン』、ポール・ルーストー(Paul Rousteau)による『ジュネーブ』、クエンティン・デ・ブリエ(Quentin de Briey)による『バリ』が刊行。各タイトルは、厳選された写真を大判で紹介するとともに、フォトグラファーの経歴と、フォトグラファーへのインタビューまたは批評的エッセイを収録している。販売は、ルイ・ヴィトンストアならびに公式サイトにて。【イベント情報】『LOUIS VUITTON FASHION EYE SILK ROAD by 篠山紀信』発売記念 SPECIAL DISPLAY会期:11月2日~11月20日<六本木ヒルズ店>時間:12:00〜21:00※11月3日は展示エリアへの入場は17:00まで<新宿店>時間:11:00〜20:00【書籍情報】『シルクロード』写真:篠山紀信言語:略歴ならびにインタビュー、エッセイ、キャプションは、フランス語・英語2ヶ国語表示304ページ/235×305mm発刊:2018年11月
2018年11月01日森山直太朗の全国ツアー「森山直太朗 コンサートツアー2018~19『人間の森』」が10月26日、埼玉県・川口総合文化センターリリアメインホールで幕を開けた。【チケット情報はこちら】11月13日(火)より地上波で放送スタートするドラマ『記憶』の主題歌『人間の森』(フジテレビ
2018年10月29日『NEWS ZERO』(日本テレビ系)の元キャスター・村尾信尚氏が、18日に放送された文化放送『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』に生出演し、『news zero』について語った。『NEWS ZERO』卒業後も、生活のリズムは「全然戻っていません」と明かし、「なにが辛いって、時差ですね。タイムラグというか、夜のお仕事ですから、今こう…お日様あがってますでしょ。その調整で四苦八苦しています」と話した。また現在は有働由美子アナウンサーがメインキャスターを務める『news zero』については、「時差調整が大変で、体が9時や10時になると眠くなっちゃうんですね。本当に申し訳ないんですが、見るという機会は少ないんですね」と明かした。「真面目で誠実そうな感じ」「あんまり意見がプロっぽくなくてよかった」といった街頭インタビューの声が紹介されると、村尾氏は「ありがたいご意見多くて僕も元気になりました」と話し、「たしかにプロっぽくなかったというのはその通りで。その前は国家公務員をやっていたのでアクセントもイントネーションもヘンなんですが、真面目にやろうはとずっと思っていたのでそれをわかっていただけたなら本望です」とうれしそうに話した。そして来年夏の参議院選挙に出馬の可能性については、「ありません」と否定。「声はかかってるんじゃないですか?」との質問に対しては、「かかっているというのか…どうかは…わかりませんが、ただ、私は有権者の皆さんの考えをもっといろいろ…もっといろいろ…対話したいんですよね」と語った。
2018年10月19日デビュー50周年を超えてなお変わらず精力的な活動を展開している森山良子。そんな彼女の恒例となるBunkamuraオーチャードホール公演が2019年1月16日(水)に開催される。【チケット情報はこちら】長年彼女の歌声に魅了されてきたファンにとっても特別なイベントとなる本公演だが今回は「普段のコンサートにプラスしてクラシックも楽しめる盛り沢山な内容となるのでお楽しみに」と森山は話す。これまで限りない数のライヴを行ってきた彼女だが、ステージは歌手である自身を磨き、高める場所であり続けると感じているとのこと。「ステージはいちばん活き活きとして、いちばん自分らしくいられる場所。そしてライヴは、昨日より今日、今日より明日と一歩一歩前に進んでいくために必要なものでもある。毎日同じであったとしたら気持ちとして許せない(笑)。自分がつねに前進し続けることができるという確信を得られる場所でなくてはならないと思っています」明日を見つめるキラキラした目、というのは森山の最新アルバム『Ryoko Classics Ⅱ』のあちこちで発見できるものだ。クラシックや映画音楽の名曲を採り上げたシリーズの第2弾となる本作で彼女はオペラに取り組んでいる。原調で歌うことを課題とし、息継ぎなどさまざまなテクニックと向き合いながら出したことのない音域に挑戦。四苦八苦しながらもしっかりとハードルを乗り越え、美しい響きを獲得することに成功した。練習やレコーディングを振り返りながら、勉強ができたことの有難さを嬉しそうに語ってくれた彼女。「好きだってことと実際にやってみるのはこんなに違うものかと痛感しました。でも引き出しが増えたということで得したなと思うんです。中学2年生から習っているクラシックの声楽家、坂上昌子先生から教えてもらってきたことを形にできた喜びが何よりも大きいですね」昨日より若く、という目標を掲げ、しなやかに走り続ける森山良子。オーチャードホールのステージでも昨日とはまた違う新しい彼女に出会えるだろう。公演は1月16日(水)東京・Bunkamuraオーチャードホールにて。チケットは発売中。取材・文:桑原シロー
2018年10月17日9月28日の放送をもって、村尾信尚(62)が「NEWS ZERO」(日本テレビ系)を卒業。メインキャスターとして村尾は同番組に12年間出演していた。エンディングで「いろいろな出来事を皆さんとともに喜び、ともに悲しみ、ともに考えることができました」と明かした村尾。「そんな日々を今日まで続けることができたのは、ひとえに皆さんの支えがあったからこそだと思います」と感謝の気持ちを述べた。「06年から『NEWS ZERO』でキャスターを務めた村尾さんですが、キャスター仕事自体が初めてですし表舞台に立つ機会も多くはなかった。そのため当初はかなりガチガチでした。しかし『世の中を変えたい!』という一心でニュースの現場に立ち続けたといいます」(テレビ局関係者)そんな村尾は6月22日、本誌にその12年間の苦労ぶりを明かしている。貧困やセクハラといった社会問題に興味があったというが、自分の言葉だけでは心もとないと感じていたようだ。そんなとき、“若い世代”に助けられたという。「何かを発信したくても、難しい話では聞いてもらえないし、ちゃんと伝わらない。櫻井翔さん(36)や桐谷美玲さん(28)ら若い世代だからこそ伝えられることもあるのだと、番組を通してさまざまなことを学びました」12年間、支えられながらも“夜の顔”を務め上げた村尾。Twitterでは《村尾さん、本当に12年間お疲れ様でした。ZEROは本当に大好きで毎日見てました》《村尾さんの優しく、時には厳しく考えさせられるコメントが好きだったな》《村尾さんは他のキャスターと違い、淡々とした中にも視聴者へ問いかけるような締め方が多く、内面には熱いモノをお持ちの方なのではなかろうかと常々思っておりました》といった惜別の声が上がっている。本誌に「『社会を変えたい』『日本をよくしたい』という思いは常に持っています」と明かしつつ、かねてから噂されていた政界進出について「いまは特定の政党から特定の選挙に出るつもりはありません」と否定している村尾。これからも日本のために活躍して欲しい!
2018年10月01日「関ジャニ∞」村上信五が、「FNS27時間テレビ ~にほん人は何を食べてきたのか?~」内にて放送される国民的アニメ「サザエさん」に出演することが決定。今回“本人役”で出演となる村上さんは、アフレコを終え「手応えしかないですね、笑」と自信を見せている。今年の「FNS27時間テレビ」は、総合司会・ビートたけし、キャプテン・村上信五を迎え、楽しくも奥深い“にほんの食”にたっぷり向き合う。来年50周年を迎える「サザエさん」。今回番組内で放送されるのは、「わが家のみそ汁紀行」「姉さんと花沢さん」「ボクたち起こし隊」の3エピソード。村上さんが登場するのは、その中のひとつ「わが家のみそ汁紀行」。日本の伝統食品“味噌”に詳しい関西弁の青年・村上信五役で、磯野家メンバーとの会話を通して味噌のおいしさや効用を伝えるのだという。アフレコに挑戦した村上さんは、「自分の役をやるというのは不思議な感覚でしたが、アフレコは“楽しい”しかなかったです。素晴らしいストーリーに、自分でも驚くほど溶け込めたなと」と自信満々の感想。また画になった自身を見て、「新鮮でしたね!ディテールの部分までこだわって下さって、よく見ていただいているなと。磯野家の食卓まで一緒に囲ませていただいて、初めてとは思えないなじみ方でしたね」と喜び、「この話を見ていただければ“みそ汁”が飲みたくなる、そんな内容になっていると思います。時間帯的にもこの話をきっかけに夕食にもう1品“みそ汁”を足していただけたらうれしいです。ぜひご家族で楽しんでご覧ください」とメッセージを寄せている。◆「わが家のみそ汁紀行」ストーリー朝、マスオが財布を無くしたと騒いでいる。どうやら昨夜、波平と飲みに行ったとき落としたらしい。マスオと波平は泥酔していて、どこで落としたのか記憶がない。そんなとき、村上という青年がマスオの財布を届けに来る。マスオがどこで拾ったのか聞くが、村上は磯野家の朝食のみそ汁のいい匂いのほうが気になってしまい――。「FNS27時間テレビ ~にほん人は何を食べてきたのか?~」は9月8日(土)18時30分~フジテレビにて放送。※「サザエさん」は9日(日)18時30分~(cinemacafe.net)■関連作品:リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
2018年09月02日2015年に『フランス芸術文化勲章』シュヴァリエを受勲し、フランスを中心に海外で精力的に活動するダンサー・伊藤郁女と、ダンサー、俳優の枠を越えて活動する森山未來による初クリエーションKAAT DANCE SERIES 2018『Is it worth to save us?』が10月に横浜・KAAT 神奈川芸術劇場にて世界初演される。演出も手掛ける伊藤に話を聞いた。【チケット情報はこちら】伊藤と森山の共演は初めてのこと。「KAATでこの企画を実施することになり、誰と一緒にやろうかという話になったとき、“未來くんと共演したい”と言いました。私は昔から“お人形さんみたいに踊りますね”と言われたりするのですが、未來くんも舞台では何を考えているかわからないような、お人形みたいな感じのところがあると思うんです。それに、いろんな想像ができる顔だちや身体を持っているとも思います。あとは、私が普段からあまり踊りや演劇の境のないところでやっているので、そういう人がいないかな、と頭の中を探ったときに未來くんがいました。踊れるだけでなく歌も歌えるし、台詞も言える人だから、そういう意味でもすごくいい。良いダンサーはいっぱいいるんですけど、光のあるダンサーはあまりいないですからね」。森山個人の印象は「繊細。いろんなことを考えて生きているし、いろんなことに疑問を持ってやっている人だと思います」作品のもとになるのは三島由紀夫のSF小説『美しい星』。自分たちを宇宙人だと思った家族が地球を救おうとする物語だ。だが、本作ではその物語を上演するのではない。「『Is it worth to save us?』は、“社会からはずされていきそうな自分の感情”を元につくっています。みんな、人と違うことをダメだとか怖いと思い、仲間外れにされないように生きていますよね。『美しい星』の中では、それを“宇宙人だから”と思うことで解消しているところがありますが、今回はポジティブに考えたらどうかという提案をする作品です」昨年の3月から始まった稽古は、今年の2月に日本でも行い、今後はフランスなど世界各地で断続的に続けていくという。「最終的なところは私がやっていますが、人とつくるのが好きですし、なにかを“しなさい”と言うのが嫌なんですよ。未來くんはそこに驚いてましたね。“へー、けっこう聞くんだ、人の話”とか言われて(笑)」。「まだ今は、話をしている段階で何も固まっていないです」と話すが、最終形は「笑ってほしいな、というのはあります。でもそれはハハハじゃなくて微笑んでしまうような感じ。“メッセージ”にはしたくないのですが、ふたりの人間的なものを出したいということがベースにあります」公演は10月31日(水)から11月4日(日)までKAAT神奈川芸術劇場大スタジオにて上演。チケットの一般発売は9月1日(土)より。なお、本日8月31日午後11時59分までチケットぴあにて先着先行受付中。取材・文:中川實穂
2018年08月31日9月8日(土)から9日(日)にかけて放送される「FNS27時間テレビ ~にほん人は何を食べてきたのか?~」の番組「旅する落語」に「関ジャニ∞」の村上信五が登場。千原ジュニアとビートたけしの前で、初の落語に挑戦することが分かった。「旅する落語」は、自身の舞台でも落語を披露する腕前の千原さんとぶらり旅をして、そこであつめたネタを、後日自分の落語に仕上げて、スタジオで披露するという番組だ。「FNS27時間テレビ」で放送する今回は、噺家ゲストに村上さんが登場し、テーマである「食」になぞらえて、平安時代に親しまれていた「蘇(そ)」というチーズのもとになった食材を体験するところから旅はスタート。東京・大泉学園の町を千原さんと2人で歩く。実は大泉学園に通ったことがある村上さんはこまめにメモを取るなどし、ジュニアさんに「やりよった!ガリ勉出たでー」といじられつつも真面目にネタ探しにいそしんだそう。道中では、ドラマの撮影中だった村上さんの大物先輩にばったり会うなどうれしいハプニングも。そんな2人をロケの3週間半後にスタジオで待っていたのは、総合司会のたけしさん。村上さんにとって自分で落語を作るのも、テレビで披露するのももちろん初めてのことで、スタジオにはなんともいえない緊張感が走る。村上さんは、大泉学園で出会った人たちの関係性をベースに架空の人物でストーリーを展開し、ところどころに町で見つけたトピックスを盛り込んだ落語を披露する。先日行われた「FNS27時間テレビ」の記者会見で、村上さんは「スタジオ収録の時に、“ビート”が客席から聞いているわけですよ!一生に一回しかない緊張感でした。動いていないのに汗びっちょりで。どんな顔していたのかオンエアで見たくないです」とたけしさんの前で落語を披露した心境を語った。千原さんもたけしさんの前で落語を披露するのは「ペレの前でリフティングをするようなもの!」と、いまなお緊張を隠せない様子だった。果たして村上さんの初落語はたけしさんにどのように映ったのか?気になる内容は番組放送で。「旅する落語」は9月8日(土)18:30~の「FNS27時間テレビ ~にほん人は何を食べてきたのか?~」内にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年08月22日氣志團の綾小路翔さんと親友の森山直太朗さんがMCを務める音楽トーク番組『深夜喫茶スジガネーゼ』。音楽はもちろん、トークも実力抜群のふたりだからこそ、超豪華な“スジガネ”入りのミュージシャンのゲストたちから、ディープな音楽話や普段は見られない素をどんどん引き出します。ふたりだから集う!豪華ゲストと深夜のたっぷりトーク。――収録中、おふたりのマシンガントークが止まりませんでしたね。綾小路:俺、ほんとは緊張しいなんですよ。いつもテレビや雑誌の仕事のときは、直太朗がいたら…と思ってるくらい。この番組では、直太朗がいてくれるから楽しくやれますね。森山:翔やんの気持ち、すごく嬉しいんだけど、このインタビュー、ドッキリじゃないですよね…?綾小路:俺もそれ思ってたんだよ。『アンアン』がこの番組に来てくれるはずないって。真面目に答えてるとこOAされたらどうしよ…。――ドッキリじゃないです(笑)。森山:ほんとに大丈夫ですね?その確認が取れればめっちゃ語ります。綾小路:脱ぐのも辞さない!――ぜひ、語りの続きを(笑)。綾小路:俺は予定調和が嫌いで、全然関係ない話を仕掛けたり、余計なことして現場を困らせちゃうんですよ。直太朗は、脱線もするんだけど、言わなきゃいけないこともしっかり言うし、バランス感覚がすごい。俺だけだったら、石橋凌、横山剣……という、とてつもないゲスト相手に、何も話せないですね。森山:よく言えばオールラウンダーなのかな。家族に個性が強い人が多いから、ここでふざけたことを言うと場が和むかなとか、人の顔色を窺いながら生きてきた結果ですね。綾小路:俺は、テレビに対する恐怖心から、キャラクター作っちゃうところがあるんだけど、昔のガールフレンドに「そういうの誰も求めてないから」って説教されて。森山:いい元カノ!綾小路:この番組は唯一、うまく運ぼうとも、必死で笑い取ろうとも思わずやれる。直太朗とのんきに過ごせる場所なんだよね。森山:平たく言うと、普段バーで飲んでる延長線上にある番組。――清春さん、BUCK‐TICK、GLAYのHISASHIさんまで、ゲストがほんとうに豪華です。綾小路:「直太朗と綾小路だったらいいか」と来てくださるのが嬉しいですね。ゲストは神様!プロモーションの方もいますけど、あえて新曲について聞かないこともある。この番組では、ミュージシャンの日常だとか、普段見えないチャーミングな部分を引き出せたらと思ってます。森山:ミュージシャンって、表現が難しいんだけど、“イッちゃってる”んですよ。その紙一重の面白さや、日常的な部分を垣間見ることで、きっと視聴者の方々は、彼らがすごい音楽を作っているその“すごさ”を、改めて感じられると思いますよ。(直近のゲストの)KREVAくんも、やんちゃな部分とか、素が出れば出るほど一筋縄ではいかない感じとかがわかって、面白かった。綾小路:KREVAくんは氣志團とデビューが同じ年で、直太朗はその翌年。僕らなんて当時、鳥肌実の隣にCDが置かれていたようなバンドで(笑)、ヒップホップ代表の彼には、尊敬も嫉妬もライバル心も共感もあった。そんな人と時を経て3人で話せるってすごい。森山:今だから話せることがたくさんあったね。――スタッフに偉人が憑依してトークするコーナーは、バカバカしさが最高です!綾小路:ミュージシャンは忙しいんで、なかなかスケジュールが合わない。予算もないしどうする?ってところから、融通がきくビッグなゲストといったら、死んでる偉人じゃないかと始まったんです。亡くなってるからNGなくざっくばらんに話してもらえそうですし(笑)。森山:あんだけ会議して、新しい風を入れようと始まったけど、和田さん(憑依される元プロデューサー)の底が知れてきたんで、そろそろ終わるんじゃないかな。今日の収録も、段取り全部すっ飛ばしてた(笑)。綾小路:最初はフレディ・マーキュリーとかミュージシャンだったけど、そのシバリもなくなって、戦国武将とか出てきちゃったし!――(笑)。前身番組を含めると、7年続いてます。綾小路:改編時期はいつも「これで最後」とみんな思ってるのに、改編の嵐が吹き荒れても残ってる(笑)。森山:「いつまで続くの?」って不安視されてる割に続いてる(笑)。綾小路:『ウォーキング・デッド』にも、すぐ死ぬと思ってたのに全然死なず、気づいたら憎めなくなってるキャラっているじゃないですか。そういう立ち位置の番組なんでしょうね。やっていくうちに制作側が愛着持っちゃって、マニアックなファンがいてくれるみたいな。――番組で成し遂げたい野望は?森山:「番組グッズ作って予算を潤そう」とか言ってるけど、実現したためしがない。作ったところで大量の在庫抱えるだけでしょう(笑)。綾小路:始まった頃は、ゴールデン進出とかあったけど、もうないなあ。森山:深夜帯を漂ってるのがいい!『深夜喫茶スジガネーゼ』 綾小路さんがマスター、森山さんがバイトの喫茶店に、ミュージシャンが訪れトークを展開。毎週土曜25:45~フジテレビにて放送中。フジテレビNEXT(CS放送)で、未公開分を含めた1時間完全版〈延長営業〉を月1放送。あやのこうじ・しょう4月26日生まれ、千葉県出身。’01年、氣志團のメインボーカルとしてメジャーデビュー。キャッチコピーは“房総の狂犬”。ニューシングル『週末番長』が8/8に発売されたばかり。もりやま・なおたろう1976年4月23日生まれ、東京都出身。’02年メジャーデビュー。翌年発表した『さくら(独唱)』が大ヒット。8/22、新曲「人間の森」を収録したニューアルバム『822』がリリースされる。※『anan』2018年8月15・22日号より。写真・内山めぐみインタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2018年08月17日今年2月にも大成功を収めた森山良子と東京フィルハーモニー交響楽団のサントリーホール公演が、9月に再度開催される。2013年に初のクラシックアルバム『Ryoko Classics』を発表した彼女は、さらに一歩前進した第2弾『Ryoko ClassicsⅡ』を8月にリリース予定。公演のプログラムはその収録曲が中心で、プッチーニ『私のお父さん』、ヴェルディ『乾杯の歌』、『オー・ソレ・ミオ』など、誰もが知る珠玉の名旋律が厳選されている。【チケット情報はコチラ】「今私が歌いたい11曲を選んだ欲張りなアルバムを予定しています。オペラ・アリアやカンツォーネはせっかく挑戦するのだから、キーを変えず、歌詞も原語で歌うことにしました。現在はそのためにプロの先生にレッスンを受けている真っ最中。私は両親がジャズ・ミュージシャンの音楽一家に生まれましたが、歌の道に進みたいならば基礎をしっかり学べと言われて、この先生に14歳の時からずっと師事しているんですよ」今回はクラシック以外にも、『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』『サウンド・オブ・ミュージック』より『私のお気に入り』など、ポップスやミュージカルの名曲もバランスよく選ばれているのが嬉しい。「『タイム・トゥ~』は、私なりの解釈で訳した“希望のある明日への別れ”がテーマの歌詞でお届けします。『サウンド・オブ~』は、少女時代、母親になってから、そして娘に孫が生まれてからと、3世代に渡って何百回も観続けている大好きな作品。え、息子とは?直太朗はサッカーばかりしていたので、一緒に観た記憶はありませんね(笑)」さらに、レコード大賞に輝いた代表作『さとうきび畑』や、森山が作詞を手がけた『涙そうそう』なども予定演目に並ぶ、まさに“欲張り”な当公演。共演は2月と同じ、鈴木織衛指揮・東京フィルと、ピアニストの中島剛、ホールも日本クラシック音楽の殿堂サントリーホールという盤石の環境で、森山の美しい歌声を存分に堪能できそうだ。「東京フィルも、鈴木さんも、中島さんも、数えきれないくらい共演してきた本当に息の合う方々。今回の録音でもご一緒したので心強いですし、ふたたび共演できるのが楽しみでなりません。サントリーホールの温かく洗練された空間と音響に包まれながら、皆さんどうぞリラックスしてお楽しみください!」公演は9月20日(木)東京・サントリーホール 大ホールにて。チケット発売中。取材・文:渡辺謙太郎(音楽ジャーナリスト)
2018年07月04日今年の「FNS27時間テレビ」は昨年に引き続き、ビートたけしが“総合司会”、「関ジャニ∞」の村上信五が“キャプテン”を務め、「FNS27時間テレビ~にほん人は何を食べてきたのか?~」を9月に放送することが決定した。30年続けた“お笑い生放送”ではなく、「れきし」というテーマを持った番組スタイルに変え、4万年の歴史の旅を27時間かけて紹介した昨年の「FNS27時間テレビ」。たけしさんが21年ぶりの総合司会を務め、あらゆる分野の豊富な知識に基づいて、多角的に歴史を掘り下げた。そして、そのたけしさんが太鼓判を押す巧みなトーク力と親しみやすいキャラクターで人気の村上さんが、“キャプテン”としてアシスト。彼もまた歴史へのあふれる興味を存分に発揮し、27時間の企画を大いに盛り上げてくれた。■東京オリンピック・パラリンピックを前に、“にほんの食”を紐解く!2020年東京オリンピック・パラリンピックまであと2年。これまで以上に世界中からたくさんの外国人が訪れる中、私たち日本人はまだ、彼らをおもてなしする準備ができていないのではないか?として、今年のテーマは「にほん人は何を食べてきたのか?」に決定。和食の枠を超えた“にほんの食”とは、何千年もかけて日本人そのものを作ってきた食べ物のこと。私たちが親しんでいるカレーやラーメンは外国がルーツにも関わらず、日本で独自の進化を遂げて、もはや大事な“にほんの食”となった。また、世界の多くの街で寿司店やラーメン店などは大人気で、外国人が日本を訪れる際、“日本の食べものを堪能すること”を一番期待している、ともいわれている。今回のテーマである“食”は、私たちの生活の根幹。日本列島に、どんな食べ物が、いつ、いかなる理由で、いかにして出現し、形を変えていまに至るのか?単なるグルメ番組ではなく、“食”から紐解く人々の暮らし、“食”から紐解く日本の文化、“食”から紐解く日本人のロマンまで…面白くアカデミックに迫っていく。醤油はなぜ日本一の調味料になったのか?すし、そば、うどん…日本のソウルフードはどのように生まれたのか?カレー、ラーメンはいつから「日本食」になったのか?大切な主食であるお米の味はどうやって進化したのか?1,000年前の日本のスイーツは、どのようなものだったのか?よくよく考えてみると、意外と知らないことだらけの“にほんの食”。挙げればきりがないキーワード1つ1つを各コーナーに盛り込んだ、見応えたっぷりの構成でお届け。■2年連続、たけし&村上の最強コンビが「にほんの食」の奥深い道のりを旅する総合司会を務めるたけしさんは、「“食”っていうのは、人間が生きていく上で基本なんだけど、食にまつわることってなると、縄文式土器、弥生式土器を使ったり、農耕が始まったり…と、結局は歴史なんだよね。日本は極東の島国だから、独自の文化もあったし、戦争もやっているし、戦後の食えない時代も経験しているし、いまは海外からファストフードやジャンクフードも入ってきて、時代に合った食べ物が進化している、とかね。今回は“食”に重きを置いてやれば、歴史的なことは付随してくると思うけど、楽しくできるんじゃない?」と早速、奥深いコメント。「村上くんにはね、『虚数の情緒ー中学生からの全方位独学法ー』(吉田武・著)っていう分厚い本を薦めたんけど、読んだかね?実は俺も半分読んでないんだけどさ(笑)。あの本ね、かなり数学ができるヤツでも解けないんで、悪戦苦闘していると思うけど、感想聞いてみたいね。読んだら歴史もわかるようになるはずだよ。村上くんって真面目な子だしさ、こういう司会者みたいな仕事上手いからね~今回も期待しているよ!面白くなるんじゃないの?」と、信頼を寄せている様子だ。一方、キャプテンを務める村上さんは「勧めていただいた『虚数の情緒』という本は読ませていただきました。アホなりに歴史も感じながら…。感想はお会いしてお話できればと思いますが、難しすぎるわっ!!!!僕に何故この本を勧めて下さったのかを、ぜひたけしさんに聞いてみたいと思います(笑)」と返答。「今年もたけしさんと27時間テレビでご一緒させていただくことになり、心から感謝の気持ちでいっぱいです。現代の日本には、あふれすぎるくらいの“食”がありますが、そのルーツや日本古来の料理に対する知識を問われたときに、パッと即答出来ない僕がいました」と語り、「今年の27時間テレビを通して、改めて“食”という概念がどういうものなのかも勉強させてもらいながら、『何を食べようかな?何を作ろうかな?』と日々迷えるくらいに、“食”と徹底的に向き合い、掘り下げていければと思います!」と意気込みを明かしている。「FNS 27時間テレビ~にほん人は何を食べてきたのか?~」は9月8日(土)~9日(日)、フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月21日オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)は、写真家・篠山紀信の作品「nudé」とコラボレーションしたカプセルコレクションを、2018年6月8日(金)に発売する。篠山紀信は、山口百恵や宮沢りえ、またジョン・レノンと オノ・ヨーコなど著名人のポートレートを撮影したことで知られる写真家。今回発売されるカプセルコレクションでは、人の身体を官能的に捉えた作品の数々がスウェットやトップス、ドレスに大胆にプリントされている。双子のモデルを撮影した「Twins」を引用したオーガンザのトップスは、淡い陰影が印象的な1着。双子ならではの、相似型の身体が織り成す不思議さと官能性を表現した作品をウェアに落とし込でいる。風景の色彩とともに、顔をダイナミックにプリントしたTシャツは、プリントの織り成す鮮やかなグラデーションがアイキャッチなデザインだ。【詳細】オープニングセレモニー×篠山紀信「nudé」発売日:2018年6月8日(金)アイテム例:・ORGANZA DRESS 74,000円+税・ORGANZA TOP 49,000円+税・COZY SWEATSHIRT 35,000円+税・FACE T-SHIRT 28,000円+税・HOOK AND EYE DRESS 46,000円+税・Nude TOTE 13,000円+税■オープニングセレモニー 表参道住所:東京都渋谷区神宮前6-7-1-BTEL:03-5466-6350営業時間:12:00~21:00
2018年06月10日俳優の森山瑛(15=もりやま・あき)が、映画『テイク・オーバー・ゾーン』でスクリーンデビューを果たす。映画『テイク・オーバー・ゾーン』に出演する森山瑛第2回ジュブナイル脚本大賞受賞シナリオを映画化する本作(脚本:岩島朋未)。同賞は、少子化の中でもコンスタントにその時代の青春像を残していいきたいという意図で創設され、第1回大賞受賞の『がらくた』(脚本:永井優唯)は2016年に映画化・公開され、ロケ地の香川県で1カ月半のロングラン上映されるなど、好評を博した。今作では、陸上競技に打ち込む少女と、同級生や家族との葛藤を描く。森山は、吉名莉瑠が演じる主人公・田中沙里のボーイフレンド・高須光星を演じる。沙里は、中学校・陸上部の短距離エースだが、3年前に両親が離婚して母と弟が出ていってから、心が荒んでいくばかり。光星は、そんな沙里の理解者として登場する重要な役どころだ。森山は、桐谷美玲や高杉真宙らの芸能事務所・スウィートパワーに所属。2002年6月12日生まれの東京都出身で身長は168センチ。2017年にスカウトされ、芸能界入りした。
2018年06月08日