映画『ファミリア』(1月6日公開)の公開記念舞台挨拶が6日に都内で行われ、役所広司、吉沢亮、サガエルカス、ワケドファジレ、アリまらい果、MIYAVI、佐藤浩市、成島出監督が登場した。同作は山里に暮らす陶器職人の父・誠治(役所)と海外で活躍する息子・学(吉沢亮)、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコス(サガエルカス)の3人を中心に国籍や育った環境や話す言葉などの違い、血のつながりを超えて強い絆で“家族”を作ろうとする姿を描いたオリジナル作品。『八日目の蝉』『ソロモンの偽証』『いのちの停車場』など、人間ドラマの名手の成島出が監督を務める。役所は「みなさん、あけましておめでとうございます。新年早々に本作を見に来ていただきありがとうございます。たくさんの人に観ていただけるよう、宣伝部として頑張ってください」と新年の挨拶。役所と初共演で誠治の息子・学を演じた吉沢は「学と自分の共通点は……ない。というか自分が憧れる理想の詰まっている役でした。僕はビビリなので出来ませんが、学は自分の知らない世界に躊躇なく飛び込んでいく勇気を持っている。世界に飛び込む楽しさを感じているところは羨ましかった」と演じたキャラクターへの憧れを明かした。また学の妻・ナディア役のアリまらい果は、撮影現場での吉沢の様子に触れ「本番前に私はガチガチに緊張しているのに、吉沢さんは普通に話しかけてくる。何も考えてないの? 準備いらないの?と思った。これがレベルの違いかと感じた」と驚きを伝える。吉沢は、あくまで緊張をほぐすためのコミュニケーションだったと弁解しつつも「そうですよね、考えたいですよね……大変失礼いたしました」と恐縮しながら頭を下げて笑いを誘っていた。誠治が唯一心を許せる刑事・駒田隆役の佐藤は、役所との久々の共演について「芝居の話はしたことがない。そこに居たらスッとテストに行けるみたいな。そんな自然の流れの中で入っていける」と関係性を述べ、「数十年映画という世界で色々な監督と色々な現場をやってきたという、そんな思いがお互いを支えてくれている」と熱い信頼関係について話す。役所も佐藤を「安心感」と笑顔で表しながら「浩市ちゃんが劇中で初めて僕のところに訪ねて来てくれる場面はすごく嬉しかった。来てくれた~! という感じで。その後のシーンも心地よく何かが伝わってきました」と久々の共演を噛みしめていた。本作が新春公開ということもあり「家族で過ごしたお正月の思い出」をそれぞれ発表する一幕も。役所は「大みそかは家族みんなで餅つき」と幼少期を振り返り、吉沢は今年「実家の犬2匹を脇に抱えてテレビを見ていた。犬たちに愛された正月でした」と語った。
2023年01月07日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事もあるのではないでしょうか?そこで今回は、実際に募集した“モヤモヤを吹き飛ばしたスカッと体験談”「役所の窓口で…」を漫画にしてご紹介します!「役所の窓口で…」おじさんが長時間クレーム…待っている人がたくさんいるのに…的を得たツッコミ…!おじさんは退散…スカッと!待っている人がたくさんいるのに自分の主張を訴え続けるおじさんには呆れてしまいます…。男性のツッコミにスカッとしました!次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/こたつラボ)"
2023年01月04日映画『ファミリア』(2023年1月6日公開)の完成披露上映会が22日に都内で行われ、役所広司、吉沢亮、サガエルカス、ワケドファジレ、アリまらい果、シマダアラン、スミダグスタボ、成島出監督が登場した。同作は山里に暮らす陶器職人の父・誠治(役所)と海外で活躍する息子・学(吉沢亮)、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコス(サガエルカス)の3人を中心に国籍や育った環境や話す言葉などの違い、血のつながりを超えて強い絆で“家族”を作ろうとする姿を描いたオリジナル作品。『八日目の蝉』『ソロモンの偽証』『いのちの停車場』など、人間ドラマの名手の成島出が監督を務める。イベントの最初には、役所のマイクが入らず地声であいさつをするというハプニングも。初共演で親子役となった役所について、吉沢は「すごく嬉しかったです。いつかはご一緒させていただきたいと思った方でした。話自体も素晴らしいですし、役所さんとお芝居ができることもこの作品に参加させていただける重要なことの一つだったので、緊張しましたけど楽しみにしてて、実際にお芝居して学ばせていただけるところもたくさんありました」と振り返る。吉沢が「役としての佇まい、本当にその場に存在してこの人の日常がこれなんだという説得力が凄まじくて、もうすごかったです」と感嘆すると、役所は「立派な息子ですよね、お父さんのことこんなに褒めてくれて。撮影中も吉沢くんは自然にシーンに入ってきて、会話するシーンも自然に存在してくれる。彼の存在感が体の中に入ってきたように思います」と讃えていた。この日はオーディションで選ばれ同作に参加した若者たちも登場し、格闘家としても活動するルカスは「役所広司さん、吉沢亮さん、佐藤浩市さんにMIYAVIさんと、テレビの向こう側でしか見たことなかった人たちとこのような形で映画に出られること、本当に想像もしてなかった」としみじみ。吉沢の妻役のアリが「役所広司さんも吉沢亮さんもシーンの前で全然違う話をしてきてくださって、私たちが自然にいられるようにしてくれて最後までできた」と感謝すると、吉沢が「優しかったよね、多分」と顔を見合わせて笑う。ファジレは「役所広司さんがブラジルで映画の撮影したことがあると聞いて、ポルトガル語もちょっと話してくれたので、びっくりした。『しゃべれるじゃん!』と思って」とフレンドリーな様子で会場を笑わせる。役所は彼らについて「(今日は)ブラジルの子達がこんないい子でおとなしくて、僕が知ってる子たちと違う感じがするんだけど。立派なスピーチするし」とツッコミ、成島監督も「みんないい子でお利口で、これだったらすぐオーディションに落ちてたと思います。本当は言うこと聞かない子ばかりなんだけど、そこがどうにもかわいくて、一緒にやってきました」と紹介していた。
2022年11月22日映画『メグレと若い女の死』が、2023年3月17日(金)より順次公開される。パトリス・ルコント監督の最新作映画『メグレと若い女の死』は、第42回カンヌ国際映画祭にノミネートされた『仕立て屋の恋』や、第16回セザール賞にて7部門ノミネートされた『髪結いの亭主』を世に送り出し、“恋愛映画のマエストロ”とも称されるフランスのパトリス・ルコント監督による最新作。8年ぶりに制作した『メグレと若い女の死』は、パトリス・ルコントの出世作でもある『仕立て屋の恋』の原作者ジョルジュ・シムノンのミステリー小説「メグレ警視シリーズ」を実写映画化するものだ。ジョルジュ・シムノン「メグレ警視シリーズ」を映像化映像化するのは、ジョルジュ・シムノンの代表作「メグレ警視シリーズ」の中でも特に人気の高い、1954年発行の小説『メグレと若い女の死』。犯人捜しの謎解きを軸にしながら、メグレ警視が身元不明で亡くなった女性の素性と生涯を探り、手がかりが極端に少ないながらも徹底した聞き込み捜査を行い、事件の真相に迫っていく様を鮮やかに描き出した。華やかな世界を夢見て、都会で暮らす女性たちに降りかかる現実の厳しさ、それゆえの貧困と都会の闇を炙りだしていく。ジェラール・ドパルデューがメグレ警視に主人公メグレ警視役を演じるのは、フランスの名優ジェラール・ドパルデュー。身長180センチ、体重100キロという、原作に忠実な姿を生かしながら、重厚さと渋みを漂わせる演技を見せる。<映画『メグレと若い女の死』あらすじ>1953年のパリ。ある日モンマルトルのヴァンティミーユ広場で、シルクのイブニングドレスを着た若い女性の刺殺体が発見される。血で真っ赤に染まったドレスには5か所もの執拗な刺し傷。この事件の捜査を依頼されたメグレ警視は、死体を見ただけで複雑な事件になる予感がするのだった……。死体のそばに持ち物類は何もなく、事件を目撃した人もいない。彼女が誰なのか、どんな女性だったのかを知る人もいない。そんな状況で、若い女性には不釣り合いなほど高級なドレスが彼女を特定する唯一の手がかりに。メグレ警視は捜査を進めていくうちに、身元不明の彼女がどうして殺されなくてはいけなかったのか、彼女はどんな人生を送ってきたのかを探っていく。この事件に異常にのめり込んでいくメグレ警視。何が彼をこれほどまでに駆り立てるのか……。【詳細】映画『メグレと若い女の死』公開日:2023年3月17日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開原作:ジョルジュ・シムノン監督:パトリス・ルコント脚本:パトリス・ルコント、ジェローム・トネール撮影:イヴ・アンジェロ音楽:ブリュノ・クーレ出演:ジェラール・ドパルデュー、ジャド・ラベスト、メラニー・ベルニエ、オーロール・クレマン、アンドレ・ウィルム2022年/フランス/89分/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:Maigret/日本語字幕:手塚雅美
2022年11月14日皆さんは、日常生活で何かトラブルに巻き込まれたことはありますか? 今回は「トラブルエピソード」を募集して作成した記事について、読者からの感想をまとめてみました!救世主あらわる!まだ小さい子どもを連れて役所に行ったときの話です。その日は窓口が混んでおり、抱っこ紐で寝ていた子どもが起きて、ぐずりはじめてしまいました。子育て支援と高齢者支援の窓口が合同となっていて、席は2つ。そのうちの1つの席に、おじさんがクレームめいた口調で長時間居座っていて、スタッフが対応に追われている状況でした。出典:lamire残ったもう1つの窓口には、順番待ちの子連れや高齢者がたくさん…。すると、他の窓口で手続きを終えたらしき男性が、そのクレーマーのおじさんのところへ行き、「ここは行政への不満を言うところじゃない。ここは地域の役所。あなたが言っているようなことは、ここの人らではどうにもできない。もっと大きい窓口へ行け!」と言ってくれました。注意されたおじさんはぐうの音も出ない様子で、慌てて役所から出て行きました。その後は2つの窓口でサクサクと進んだので、ひと安心。男性の対応に、スカッとした出来事でした!(女性/主婦)読者の感想こんなクレーマーのおじさん、役所でよく見かけます。こんな場面に遭遇するとスタッフもかわいそうだし自分も腹立たしいと思いつつ、なにもできずにいました。この男性、お見事です。読んでいて私までスッキリしました。(58歳/主婦)すばらしい男性ですね。そんなことが言える人になりたいです。(匿名)窓口担当の方をストレス解消に使う人ってときどきいますよね。順番待ちの人がいるのに、本当に自分のことしか考えていないし、相手が反論してこないと分かって言っている卑怯な小心者ですよね。撃退した男性に拍手です。(32歳/アルバイト)以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年11月10日国籍・文化・境遇の違いを超えて《家族》を作ろうとする人々を描いた役所広司と吉沢亮の初共演作『ファミリア』より、予告映像と本ビジュアルが解禁された。本作は、役所広司と吉沢亮が父子役で初共演し、国籍や育った環境、話す言葉などの違いを超えて、大切な人と共に生きていきたいと願う人々の姿を描いた成島出監督の最新作。役所さんと吉沢さんのほか、佐藤浩市、MIYAVI、松重豊、中原丈雄、室井滋ら日本映画界を代表する豪華キャストが出演している。このたび解禁された予告映像は、息子の結婚を喜ぶ父・誠治(役所広司)、そして難民出身のナディアと結婚し日本で家庭を築くことを決めた息子・学(吉沢亮)の幸せそうな表情から始まる。そんな幸せな家族のもとに、半グレに追われて傷ついたブラジル人青年・マルコス(サガエルカス)が迷い込んでくる。窮地に陥っていたマルコスは、「日本人にもなれない!ブラジル人でもない!」と辛い胸の内をぶつけるが、そんな彼の想いを受け止め、まるで本当の父のように助言をする誠治。そんな姿に、マルコスは亡き父の面影を重ね、やがて心を開いて焼き物の仕事を手伝うようになる。言葉や育った環境が違っても、絆を深めていく誠治、学とナディア、そしてマルコスやエリカ(ワケドファジレ)らブラジル人の若者たち。しかし、そんな彼らの身に人生を揺るがす大きな事件が…。映像後半は、理不尽な悲劇に見まわれる大切な息子たちを想い、「息子はどうなる!」「死ぬなよ」と感情を抑えられない誠治の姿、そして「夢を持つことは怖いことじゃないよ」「話す言葉も育った環境も違うのにさ、俺たち家族になるんだよ」と学の希望溢れる言葉が紡がれていく。若者たちの幸せを願う“父”誠治の姿、そしてセリフの数々に胸打たれる映像となっている。併せて解禁された本ビジュアルは、強い眼差しでマルコスと向き合う誠治の印象的な表情、人生の門出を迎えた学の笑顔、その明るさで日々奮闘するマルコスの恋人・エリカらの姿が捉えられ、「その願い、絶望よりも深く、憎しみよりも強靭」というコピーが、国籍・文化など様々な垣根を越えた絆の強さを感じさせるビジュアルとなっている。『ファミリア』は2023年1月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファミリア 2023年1月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2022「ファミリア」製作委員会
2022年11月09日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!救世主あらわる!まだ小さい子どもを連れて役所に行ったときの話です。その日は窓口が混んでおり、抱っこ紐で寝ていた子どもが起きて、ぐずり始めてしまいました。子育て支援と高齢者支援の窓口が合同となっていて、席は2つ。そのうちの1つの席に、おじさんがクレームめいた口調で長時間居座っていて、スタッフが対応に追われている状況でした。出典:lamire残ったもう1つの窓口には、順番待ちの子連れや高齢者がたくさん…。すると、他の窓口で手続きを終えたらしき男性が、そのクレーマーのおじさんのところへ行き、「ここは行政への不満を言うところじゃない。ここは地域の役所。あなたが言っているようなことは、ここの人らではどうにもできない。もっと大きい窓口へ行け!」と言ってくれました。注意されたおじさんはぐうの音も出ない様子で、慌てて役所から出て行きました。その後は2つの窓口でサクサクと進んだので、ひと安心。男性の対応に、スカッとした出来事でした!(女性/主婦)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年10月24日俳優の役所広司が主演を務めるオリジナルドラマ『THE DAYS』が2023年にNetflixで全世界同時配信されることが14日、わかった。同作は、2011年に起きた福島第一原発事故を入念なリサーチに基づき、三つの異なる視点から克明にとらえたオリジナルドラマ。あの日あの場所で本当は何が起こっていたのかを、政府、会社組織、そして現場で命を懸ける者たちそれぞれの視点から緊迫の7日間を描いている。Netflixシリーズ初主演となる役所は、最前線で指揮をとった福島第一原発所長の吉田昌郎さんをモデルとした人物を演じる。同作の企画・プロデュースは『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズなど大ヒット作を手掛ける一方、『はだしのゲン』といった骨太な社会派ドラマを世に送り出してきた増本淳氏。監督には、『コード・ブルー』シリーズで増本氏と長年タッグを組んできた西浦正記氏と、『リング』シリーズの中田秀夫氏が2人で担当する。コメントは以下の通り。■役所広司最初は題材が題材なだけに「これをエンターテインメントにしていいのか?」という気持ちがありましたが、プロデューサーの話をお聞きして意義を感じ、出演を決めました。私が演じた役は、チェルノブイリでさえ経験しなかった全電源喪失といった極限状況下でも信念を持って指揮をとるリーダーですが、英雄として描かれるわけではありません。原子炉が落ち着いた後も続く、事故に対する彼の終わりなき問い、そこにこそ本作の意義があるのだと思います。■増本淳プロデューサー勇気ある者たちが日本の危機に立ち向かったという美談、英雄譚にはしたくありませんでした。原案のタイトルにもあるとおり、4機の原子炉が同時に暴走するという、まさに死の淵に立たざるを得なかった人々が味わった恐怖と不条理をできうる限り事実に忠実に伝えることをテーマとしました。そして、10年以上が経過した今もなお終わりの見えないこの事故の存在を世界の人々に忘れずにいてもらいたいという願いから制作に至りました。■西浦正記監督映像化には苦労しました。3.11のニュース映像は世界中が目にしている。現実の映像が持つ迫力にどれだけ迫れるかは大きな挑戦でした。とは言え、空撮を多用したハリウッドのディザスター映画のようにはしたくなかった。地を這う者の目線にこだわり、被災した人々の恐怖を少しでも自分のものとして感じてもらえるようにしました。また、役所さんをはじめ、普通の人として演出することも挑戦でした。■中田秀夫監督目に見えない放射線への不安や恐怖感をどう描くか。それが演出上、最重要な点でした。吉田所長以下、現場の方々が知恵と体力を振り絞り、その恐怖に立ち向かって行く。それでも容赦無く放射線量は増大していく。彼らが経験した極限状態の緊迫感を身近に感じてもらうため、我々も事前に実際の建屋内に入り、セットに反映しました。尋常ではない不安や恐怖を抱えつつ「これは仕事だ」と職務を続けた彼らの内面に肉迫したいと常に考えていました。
2022年09月15日俳優の役所広司が主演を務める、映画『ファミリア』(2023年1月6日公開)の特報とティザービジュアルが4日、公開された。同作は山里に暮らす陶器職人の父・誠治(役所)と海外で活躍する息子・学(吉沢亮)、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコス(サガエルカス)の3人を中心に国籍や育った環境や話す言葉などの違い、血のつながりを超えて強い絆で“家族”を作ろうとする姿を描いたオリジナル作品。『八日目の蝉』『ソロモンの偽証』『いのちの停車場』など、人間ドラマの名手の成島出が監督を務める。公開された特報映像は、誠治たちが一人息子・学と、学が赴任先のアルジェリアで出会った難民出身のナディアとの結婚を祝福する幸せなシーンから始まる。久しぶりに焼き物の粘土を父子一緒にこねるなど、ささやかながら幸せな時間を過ごす家族のもとに、ケガを負った在日ブラジル人青年・マルコスが迷い込んできたところから物語が動き出す。厳しい生活を送る中で半グレ集団にも目をつけられ追い詰められたマルコスは、亡き父の面影が重なる誠治に「日本人にもなれない! ブラジル人でもない」とやり場のない憤りをぶつける。そして映像後半は壮大な音楽とともに、理不尽な出来事に慟哭する誠治の姿や、彼を慕うマルコスやエリカの姿を次々と捉え、「父さん! 話す言葉も育った環境も違うのにさ、俺たち家族になるんだよ」という学の幸せそうな言葉と、それを噛みしめるかのような“父”誠治の姿が映し出された。演技初挑戦の国際的キャストについて役所は「オーディションで出演が決まった演技経験のない若い俳優たちがとてもフレッシュで魅力的です」、吉沢も「国際色豊かなキャストの皆さんの、とてもフィクションとは思えない、生々しくもキラキラしたお芝居が本当に素晴らしいです」と絶賛。彼らが当事者ならではの存在感を放つ特報ともなっている。併せて解禁となるティザービジュアルには「その願い、絶望より深く、憎しみより強靭」とコピーが添えられ、大切な人々と共に生きることを強く願う父・誠治の表情が印象的なビジュアルとなっている。(C)2022「ファミリア」製作委員会
2022年09月05日『八日目の蝉』『いのちの停車場』の成島出が監督を務め、役所広司、吉沢亮が父子役で初共演を果たす映画『ファミリア』の特報映像とティザービジュアルが解禁された。本作は、山里に暮らす陶器職人の父・誠治と、海外で活躍する息子・学、隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコスの3人を中心に、国籍や言語、血のつながりを超えて強い絆で“家族”を作ろうとする人々を描いたオリジナル作品。息子の幸せを願う不器用な陶器職人の主人公・神谷誠治を役所広司、一流企業のプラントエンジニアとして海外赴任している誠治の息子・神谷学を吉沢亮、本作のキーとなる在日ブラジル人青年・マルコスと彼の恋人エリカを、共にオーディションで選ばれた在日ブラジル人のサガエルカスとワケドファジレが演じる。さらにマルコスら在日ブラジル人を執拗に追いかける半グレのリーダー・榎本海斗をMIYAVI、誠治が唯一心を許すことのできる友人の刑事・駒田隆を佐藤浩市、地元のヤクザ・青木を松重豊が演じるほか、中原丈雄、室井滋も顔を揃えた。解禁となった特報は、誠治たちが一人息子・学と、赴任先のアルジェリアで出会った難民出身のナディアとの結婚を祝福するシーンから始まる。久しぶりに焼き物の粘土を父子一緒にこねるなど、ささやかながら幸せな時間を過ごす家族のもとに、ケガを負った在日ブラジル人青年・マルコスが迷い込んで来る。厳しい生活を送る中で半グレ集団にも目をつけられ追い詰められたマルコスは、亡き父の面影が重なる誠治に「日本人にもなれない!ブラジル人でもない」とやり場のない憤りをぶつける。やがて、理不尽な出来事に慟哭する誠治の姿や、彼を慕うマルコスやエリカの姿が壮大な音楽とともに映し出され、「父さん!話す言葉も育った環境も違うのにさ、俺たち家族になるんだよ」という学の幸せそうな言葉と、それを噛みしめるかのような“父”誠治の姿が胸を打つ。役所と吉沢が、演技初挑戦の国際的キャストについて「オーディションで出演が決まった演技経験のない若い俳優たちがとてもフレッシュで魅力的です」(役所)、「国際色豊かなキャストの皆さんの、とてもフィクションとは思えない、生々しくもキラキラしたお芝居が本当に素晴らしいです」(吉沢)と語っている通り、特報映像でも存在感を放つ、国際的キャストの鮮烈な演技にも注目だ。また併せて解禁されたティザービジュアルには「その願い、絶望より深く、憎しみより強靭」とコピーが添えられ、大切な人々と共に生きることを強く願う父・誠治の表情が印象的な仕上がりとなっている。国籍・文化・境遇の違いを超えて、“家族”を作ろうとする人々を描いた本作。豪華キャスト・スタッフ陣が生み出す衝撃の物語に期待だ。『ファミリア』2023年1月6日(金)全国公開
2022年09月05日このお話は作者たぷりくさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ園長に不信感を抱いたひとりの保護者が、役所に電話をしていたことが判明。担任として、保護者が一体どんな内容を話したのか気になり…。ついに、保護者が役所に電話をした経緯が明らかに…!次回に続く「保育園いじわる園長トラブル」(全20話)は12時更新!
2022年08月05日このお話は作者たぷりくさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじある日、“園長がホールの電気を消した件”について、ひとりの保護者が園長に話をしたという情報が。園長は「節電のため」と誤魔化したものの、不信感が募った保護者は役所に電話をしたそうで…。保護者はいったい、役所にどんな話をしたのでしょうか…?次回に続く「保育園いじわる園長トラブル」(全20話)は12時更新!
2022年08月04日アメリカには各州に動物保護シェルターがあります。施設によっては収容できる動物の数を超えると、安楽死を余儀なくされる場合があります。野良犬だったところを保護されたオス犬のベアも、なかなか里親が決まらず、ついに安楽死のリストに入ってしまいました。元気な保護犬を安楽死から救いたい!ベアが暮らすシェルターでボランティアをしているマデリン・ガービスさんは、初めてベアを見た時、「こんなに悲しそうな犬は見たことがない」と感じたのだとか。彼女は、まもなく安楽死させられる28匹の犬の中に、ベアが含まれていることを知り、信じられない気持ちになります。なぜならベアは、大人しくて人懐っこい性格のとてもかわいらしい犬だからです。しかし、長い間シェルターの中で生活しているベアは、マデリンさんが入って来ても、顔を上げようともせず、まるで生きる希望を失ったように見えました。自分が置かれている状況を、理解していたのかもしれません。そこで彼女は、元気のないベアを屋外に連れて行ってみることにします。彼女に「さあ、外に行こう!」といわれても、なかなか腰をあげなかったベア。恐るおそる廊下を歩いて外に出た瞬間、ベアは驚くべき変化を見せたのです。@madgarv go change some lives @BARC ANIMAL SHELTER VOLUNTEERS #fyp #adoptdontshop #fosteringsaveslives ♬ Married Life (From "Up") - Sergy el Som久しぶりに外の空気を吸ったベアは、目をキラキラ輝かせてとても嬉しそうです!屋内にいた時とは、まるで別の犬のような生き生きとした表情をしています。マデリンさんは、このベアの動画をTikTokに投稿。「いくつかの命を救うために、シェルターへ行ってください」と呼びかけました。実はこの動画の投稿日の前日が、ベアの安楽死が行われる予定日でした。しかし、彼女がベアを屋外へ連れ出し、本来の明るい性格をベアが取り戻した後、里親が決まったのです!ベアが安楽死させられるまで、あと1時間というギリギリのタイミングでした。ベアのように、家族との出会いを待ち望んでいる動物たちはたくさんいます。一匹でも多くの保護動物が、太陽の光を浴びて幸せに生きられることを願わずにいられません。[文・構成/grape編集部]
2022年08月02日動画共有アプリ『TikTok』ユーザーのKitty(thekittyandmarley)さんは、犬と猫とのにぎやかな暮らしを動画でシェアしています。2021年の春、Kittyさんは生後10週間の2匹の子猫の仮里親になりました。子猫たちは姉妹で、『小脳低形成』という先天性疾患をもっていました。この病気は『ふらつき症候群』とも呼ばれ、重症度によって、頭の震え、体のバランスの低下などが症状として現れるそう。そのため2匹とも、常に頭の震えが止まらない状態でした。獣医に安楽死を勧められるも…当時、Kittyさんは2匹を診た獣医から「安楽死させたほうがいいですよ。この子たちは見ていてつらいし、充実した生活は送れないでしょう」といわれてしまいます。しかし、彼女の選択は違いました。子猫たちに『ウープシー・デイジー』と『タイニー・ティナ』という名前を付けて育て始めます。Kittyさんは2匹の猫の筋肉を鍛えるため、おもちゃなどを使ってたくさん遊んであげました。そんなふうに楽しく毎日を過ごすうちに、2匹の頭の震えが少しずつ治まってきます。さらに3か月後には、2匹とも健康な猫と変わらないほど、症状が落ち着いてきたのです!そして2022年7月、Kittyさんは2匹が変わりゆく姿を振り返った動画を投稿しました。@thekittyandmarley Sometimes, vets don’t know best. CH cats can live quality lives - they just need a little more help #chcat #chkitten #cerebellarhypoplasia ♬ original sound - NickKittyさんの家にやってきた当初は、頭の震えに加えて、バランスを崩して倒れることもあったウープシー・デイジーとタイニー・ティナ。今では2匹とも、健やかな毎日を過ごしています。この動画は350万回再生され、Kittyさんへの称賛と、喜びの声が殺到しました。・感動して涙が出た。猫たちが素晴らしい生活を送っていることが分かる。・2匹とも立派に成長したね。猫たちを助けてくれてありがとう。・私はいつも獣医にこういうわ。「この子たちが闘うつもりなら、私はその闘いを手助けする」って。@thekittyandmarley As a responsible pet owner - educate yourself, advocate for your pet, and find a vet who will work with you as a team to provide the best care for your pet. #chcats #cerebellarhypoplasia #responsiblepetowner ♬ Living My Best Life - Ben Rector動画のコメントでKittyさんは、次のようにつづっています。時に、獣医は最善が分からないこともあります。小脳低形成の猫は質の高い生活を送ることができます。彼らはもう少し助けが必要なだけなのです。この投稿は決して、獣医の分野を非難する意図はありません。私は、いい獣医の皆さんにとても感謝しています!獣医は人間であり、間違いを犯すこともあります。優れた獣医は、自分がよく知らない病状に対して、それを認め、学ぶことをいとわず、あなたに専門医を紹介してくれるでしょう。thekittyandmarleyーより引用(和訳)猫の小脳低形成は進行性ではなく、猫自身も痛みはまったく感じていないため「飼い主がサポートをすれば幸せで健康的な生活が送れるだろう」ともいわれます。Kittyさんの愛情と献身的なケアのおかげで、奇跡的な回復を遂げたウープシー・デイジーとタイニー・ティナ。今こうして元気に過ごす2匹の姿は、同じ病気の猫と暮らす人たちに希望を与えてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年08月02日動物病院では、病気で苦しんでいるペットを楽にしてあげたいなど、やむを得ない事情で飼い主から安楽死の依頼を受けることがあります。ところが、ある動物病院に連れて来られた猫は、信じられない理由で安楽死させられそうになりました。16歳のオス猫のマックスは健康そのもの。しかし、飼い主は高齢というだけで、マックスの安楽死を依頼してきたのです。元気な高齢の猫を安楽死させたくない!病院のスタッフはマックスを気の毒に思い、なんとか新しい里親を探そうとします。しかし、なかなか里親が見つからず、スタッフは猫好きの友人であるラーミア・マラノさんに相談しました。ウェブメディア『The Dodo』によると、ラーミアさんも里親探しを手伝ったところ、一時は決まりかけたそうです。しかし、最終的には断られ、マックスの安楽死の施術をする日が迫ってきてしまいます。もう時間がないことを知ったラーミアさんは、車で1時間半ほどかけて病院へ向かい、自らがマックスを引き取ったのです。初対面のマックスは不機嫌そうで、体にはノミがいて、爪を除去されていました。そんなマックスをラーミアさんはためらうことなく、優しく抱きしめました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Maximilian Maxx Attack (@maximilian_theorange_chillin) ラーミアさんはすでに1匹の犬と、4匹の猫を飼っていました。気難しそうに見えるマックスですが、あっという間に先住犬や猫たちと仲よくなったそう。そして、もちろんラーミアさんの愛情もすぐにマックスに伝わりました。 View this post on Instagram A post shared by Maximilian Maxx Attack (@maximilian_theorange_chillin) マックスの写真を投稿したInstagramには、ラーミアさんとの新しい生活を祝福する声が寄せられています。・とってもハンサムな猫だ。この子を助けてくれてありがとう。・マックスはパーフェクトな家族を見つけた。・この猫は今が一番幸せに違いない。・素晴らしいハッピーエンドだね! View this post on Instagram A post shared by Maximilian Maxx Attack (@maximilian_theorange_chillin) 前の飼い主さんは動物病院にマックスを連れてきた時、「この猫は噛むし、トイレを使わない」など苦情を並べ立てていたのだとか。しかし、ラーミアさんの家にやって来た当日から、マックスの行動にはなんの問題もなかったといいます。命を失う危機を逃れただけでなく、心から愛してくれる家族にも出会えたマックス。ラーミアさんとの幸せな生活が、これからまだまだ長く続いていくといいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月19日東京都写真美術館で『TOPコレクション メメント・モリと写真死は何を照らし出すのか』が6月17日(金)より開催されている。「メメント・モリ」をテーマに、死や生について考える収蔵品展だ。9月25日(日)まで。「TOPコレクション」は、東京都写真美術館の収蔵品から珠玉の名品を紹介する展覧会シリーズ。これまでにもさまざまなテーマで展覧会を開催している。同展は、ラテン語で「死を想え」という意味の「メメント・モリ」をテーマに、人々が死とどのように対峙し、生きてきたかを写真作品を通して探っていくものだ。「メメント・モリ」という言葉は、戦争や病気など、現在よりも死が身近にあった時代に、人々の日常がいつも死と隣りあわせであることを示す警句として生まれたもの。ペストの数回に及ぶ大流行により、人口が激減した14~17世紀の中世キリスト教世界で「メメント・モリ」という言葉は、骸骨と人間が踊る「死の舞踏」のイメージと結びつき、さまざまな芸術作品のモチーフとなっていく。そして、近代になり生まれた写真芸術にもその影響を強く与えているのだ。同展では、3章構成でこの「メメント・モリ」と写真との関係性を見つめ直していく。序章は、ハンス・ホルバイン(子)による『死の像』から、死のイメージや表現について考えていく。ハンス・ホルバイン(子)『死の像』より、左から《教皇》(試し刷り)、《国王》(試し刷り)、《枢機卿》(試し刷り)1523〜26年頃国立西洋美術館蔵第1章「メメント・モリと写真」では、死を連想させる写真と無常との結びつきを考える作品を展示する。ロバート・キャパやW.ユージン・スミス、澤田教一による戦場の写真や、セバスチャン・サルガドによる過酷な環境で生きる人々、マリオ・ジャコメッリによるホスピスで過ごす人々の写真からは、生物が決して逃れることができない死の存在が突きつけられている。右:W.ユージン・スミス 〈第二次世界大戦〉より1944年 東京都写真美術館蔵左:澤田教一《泥まみれの死》1966年右:澤田教一《安全への逃避》1965年ともに東京都写真美術館蔵第2章「メメント・モリと孤独、そしてユーモア」は、人々の心のなかに潜んでいる隣り合わせの感情、孤独とユーモアについて取り上げる。人々は孤独を抱えながらも、決してユーモアを絶やすことなく、生や死について絶えず問いかけ続けている。ロバート・フランクや荒木経惟の作品からは、深刻さとおかしみが複雑に入り組んだ状況や感情をつぶさに感じ取る事ができる。荒木経惟〈センチメンタルな旅〉より 1971年東京都写真美術館蔵ロバート・フランク《ミシシッピ川、バトン・ルージュ、ルイジアナ》〈アメリカンズ〉より1955年東京都写真美術館蔵そして、第3章「メメント・モリと幸福」では、死や死にまつわるものごとを徹底的に見つめることを通して、生について想起させる作品を紹介する。藤原新也はアジア各国を旅するなかで、「日本人に決定的に欠けているものは死であり、生の輝きを取り戻すために死が必要である」と考えた。ウジェーヌ・アジェが失われゆくパリの街並みを捉えた作品は、生のはかなさ、無常さを思い起こさせる。ここでは、「死を想う」きっかけとなりうる写真作品を紹介することで、鑑賞者が「生」や「幸福」を捉え直すことをうながしていく。藤原新也〈メメント・モリ〉より東京都写真美術館蔵藤原新也〈メメント・モリ〉より東京都写真美術館蔵左:ウジェーヌ・アジェ《サン・ジェルヴェ=サン・プロテ境界の内部、フランソワ=ミラン通り》1904年中:《ヴォージュ広場》1899年右:《ノートルダム寺院の広場》1904年いずれも東京都写真美術館蔵中世のペストが大流行した時のように、新型コロナウイルスの大流行や世界情勢により「死」を身近に感じる機会が増えている昨今。死にまつわるイメージとそこから照らし出されたものについて、さまざまな角度から考えることができるコンパクトながらも非常に示唆に飛んだ展覧会だ。取材・文:浦島茂世【開催情報】『TOPコレクション メメント・モリと写真死は何を照らし出すのか』6月17日(金)~9月25日(日)、東京都写真美術館にて開催
2022年06月27日こんにちは、エェコです。今回は公園の遊具で怪我をして、肝を冷やした話です。■公園で遊んでいた娘が遊具から転落!いつもはルールを守って楽しく遊んでいる娘。このときはテンションが上がってしまい、すべり台の途中から飛び降りようとしてそのまま頭から転落してしまいました。私もあっという間の出来事で止めることができず…。慌てて駆け寄ると、娘は意識もあってぱっと見、目立った怪我は見当たりませんでしたが、吐いてしまいました。頭をうって吐くって確かヤバかったんじゃないかとパニック。まわりの人の助言もあって救急車を呼びました。病院についてからも娘の意識はハッキリしていました。さまざまな検査を行ったところ、異常はないとのこと。しかし「頭をうって吐く」のはこの後、急に体調が悪化したりすることがあるとのことで念のため入院になりました。娘、はじめてのひとりでお泊まりが入院…。コロナのため、3歳以上は付き添い入院も面会も禁止されてました。でもなんとか一晩過ごし、異常は確認されなかったので退院できました。しかし…。■知らない番号から電話が…救急隊員さんに言われたときは、治療室で泣き叫ぶ娘が気になってパニックになっていた私。(点滴の針が怖いといって娘が泣いていた)「役所に電話番号伝えていいですか?」と聞かれて、「はい」と答えたのを思い出しました。管理課によると遊具に過失があって怪我をした場合、公園の管理者と治療費や損害賠償などのお話になるそうです。公園は楽しいところですが、正しくルールを守らないと自分自身が怪我をするだけでなく、まわりや関係者にまで迷惑をかけてしまうことを実感して、娘ともども大反省です。5月になり、お出かけが楽しい季節になってきました。我が家を反面教師にして、皆さまもどうかお気をつけ下さい…。
2022年05月15日死に関するさまざまな問いを来場者に投げかける参加型の展覧会『END展~死から問うあなたの人生の物語~』が、5月27日(金)より、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズにて開催される。人生100年時代。世界に類を見ない超高齢社会を迎えている日本では、「老後の生活」のイメージは徐々に刷新されつつある。同展では、超高齢社会において、生活者一人ひとりのこれからの人生を心豊かで充実したものにすることを目指し、普段あまり考えることのない死について思いを巡らせる機会を提供。会場には、死や人生に関するさまざまな問いを軸に、テーマと関連する「名作マンガの1シーン」のセットが登場するほか、自分の大切な人へ「最後に伝えたい言葉」を参加者から事前に募集し、展示する作品《Type Trance/Last Words(10分遺言)》、 テクノロジーが進展する時代の新たな死のありようを描いた短編マンガ作品などを展示する。展覧会をめぐりながらひとつひとつの問いと向き合うことで、自分の「生」をどう紡ぐかに思いを馳せ、これからの人生をより前向きに歩むためのきっかけになりそうだ。【マンガ・1シーン出典作品(予定)】赤塚不二夫『天才バカボン』/五十嵐大介『海獣の子供』/板垣巴留『BEASTARS』/市川春子『宝石の国』/岩明均『寄生獣』/ウチヤマユージ『よろこびのうた』/遠藤浩輝『EDEN~It’s an Endless World!~』/大島弓子『ダリアの帯』/岡崎京子『リバーズ・エッジ』/おざわゆき『傘寿まりこ』/オノ・ナツメ『僕らが恋をしたのは』/鬼頭莫宏『ぼくらの』/さくらももこ『コジコジ』/士郎正宗『攻殻機動隊』/たらちねジョン『海が走るエンドロール』/萩尾望都『トーマの心臓』/平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』/星野之宣『ヤマタイカ』/水木しげる『カランコロン漂白紀』/山下和美『ランド』/矢口高雄『釣りキチ三平』/よしながふみ『大奥』/ヤマシタトモコ『違国日記』/山田参助『あれよ星屑』/横山光輝『三国志』空間イメージ五十嵐大介《「遠野物語」より》【開催概要】『END展~死から問うあなたの人生の物語~』会期:2022年5月27日(金)~6月8日(水)会場:iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ時間:11:00~20:00、土日は10:00~20:00、最終日は17:00まで ※事前日時予約制/入場にはWEBサービス「Hiraql(ヒラクル)」への登録が必要END展公式サイト:
2022年05月03日ミネラルたっぷり!死海の塩配合のスクラブでうるツヤ肌に仕上げよう!出典:byBirth死海の塩が入ったボディスクラブは使ったことはありますか?さまざまなスクラブがある中で、なぜ死海の塩が入っているスクラブがおすすめなのかをご紹介します。死海の塩が配合されているスクラブってなに?出典:byBirthそもそも死海とは、イスラエルとヨルダンにまたがる海抜マイナス400mの湖のことです。塩分濃度が海水の10倍ほどと言われています。また、天然ミネラルが一般の海水の約30倍含まれているといわれているため、死海の塩が配合されたスクラブは、美容に敏感な方に人気なアイテムなんです。ただ、少し粒子が荒いスクラブが多い印象なので、肌が敏感な方は避けた方が良いかもしれません。その場合は、粒子の細かいスクラブを探してみると良いでしょう。死海の塩が配合されているスクラブの選び方出典:byBirthここでは、死海の塩が配合されているスクラブの選び方をご紹介します。粒子の細かさで選ぶ死海の塩が入っていると、どうしても粒子が荒いものが多くなってしまいます。肌が敏感な方で、死海の塩が入っているスクラブを使いたいという方は、なるべく粒子が細かいアイテムを選ぶと良いでしょう。保湿成分で選ぶスクラブの中にたっぷりのオイルが入っているなど、うるおい成分が豊富に含まれているものがおすすめです。また、肌が敏感な方は、香料や着色料などが無添加のスクラブを選びましょう。香りで選ぶお好きな香りのスクラブを使えば、浴室でリラックスタイムが過ごせますよ。また、お風呂を上がってもほんのり香りが続くものもあります。おすすめの死海の塩が配合されているスクラブをご紹介!サボンボディスクラブ この投稿をInstagramで見る SABON Japan(サボン ジャパン公式)(@sabon_japan)がシェアした投稿 死海の塩が配合されているスクラブと言ったら、サボンを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?ベストコスメを多数受賞している人気のボディスクラブ。パッケージも高級感がありますよね。粒子が荒めのスクラブですが、オイルがたっぷり入っているので、肌にうるおいを与えながらスクラブケアができる商品です。そのため、お風呂上がりに急いで保湿クリームを付けなくても良いくらい肌がうるおいで満たされます。ミネラル豊富な死海の塩が肌の角質層へ溶け込み、きめ細やかな美しい素肌に磨きあげます。また、4種のボタニカルオイルが、肌をうるおいで包み、つややかに整えます。香りも豊富で、なりたい気分やシーンに合わせて、お好きな香りをお選びいただけます。人気の香りは、「パチュリ・ラベンダー・バニラ」や「デリケート・ジャスミン」などです。同じ香りのシャワーオイルや保湿クリームを使って楽しむのも良いですね。ラリンボディスクラブ この投稿をInstagramで見る ラリン LalineJAPAN(@lalinejapan)がシェアした投稿 死海のミネラルソルトと植物由来のシードオイルが余分な角質を取り除きながら、同時に保湿も叶えてくれるボディスクラブです。専用のウッドスプーン付きで、スプーン1杯で全身1回分となっています。週2回程度のスペシャルケアとして取り入れるのがおすすめです。上記のサボンのスクラブに比べると粒子は若干細かめです。人気の香りは「バニラピンクペッパー」や「ロマンティックローズ」などです。また、サイズは500gと240gの2種類があります。まずはお試しで使いたい方は、小さい方から始めてみても良いかもしれませんね。Alepiaソルトスクラブ DEAD SEA この投稿をInstagramで見る Alepia公式(@alepia_japan)がシェアした投稿 天然ミネラルが凝縮された死海の恵みをたっぷり詰め込んだボディスクラブです。死海の塩が入っていますが、粒子が細かいのが特徴です。ミネラル成分豊富な塩が肌の角質をケアして、肌をひきしめます。また、無着色・無香料・無鉱物油・界面活性剤不使用・アルコールフリー・パラベンフリー・旧指定成分無添加となっており、肌のことを考えて作られたスクラブということが分かりますね。まとめこの記事では、死海の塩が配合されているスクラブってなに?・死海の塩が配合されているスクラブの選び方・おすすめの死海の塩が配合されているスクラブをご紹介しました。死海の塩が入っているスクラブを使えば、ミネラルたっぷりで肌に嬉しいことばかり。ぜひこの記事を参考にして、死海の塩が入ったスクラブを選んでみてくださいね。
2022年03月17日大人気マンガシリーズ、今回は作者のじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介! 「高校生で親の介護を体験した話」第34話です。 前回、父がいる時しか料理をしなかった母について思い返していたのじさんでしたが…?#34 高校生で親の介護を体験した話出典:instagram郵便物のチェックをしていると…出典:instagram役所から…?出典:instagram金額は…!?出典:instagramある日実家に郵便物を取りに行くと、役所から固定資産税の支払い用紙が…!のじさんは支払えるのでしょうか…!?次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@noji09noji)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年02月09日気になる彼とのデートでは、彼に「かわいい!」って思ってもらいたいもの。でも、どんな仕草が男性のハートを掴むのでしょうか?そこで今回は、男性がデートでキュン死する、女性の「かわいすぎる仕草」についてご紹介します。■ 指さしで物を選ぶたくさんあるなかから1つ選ぶときに、「どれにしようかな~」と指を指して選ぶ行為。これって、意外と男性でやる人は少ないです。そのため男性には、新鮮に映るよう。とくに人前で「うーん」と頭を悩ませながらアレコレ考える様子は、男性にはとても微笑ましく見えるのだとか。また、「どれにしようかな〜」に節をつけて歌う……なんてのも古風ですがかわいいものです。■ コクっと首をかしげる考えごとをしたり、難解なことがあったりすると、思わず首をかしげることがあります。男性は女性のこの仕草を見ると、子どものような愛らしさを感じて胸キュンするのだとか。「この子を守らなきゃ」という父性本能が刺激されるようです。また失敗したときに舌を出す、ウインクをするといった仕草も人気です!自然と顔に目線が行きますから、デートで自分を印象付けるのにも効果的でしょう。■ ツンツン突っついて相手を呼ぶ彼をこちらに振り向かせたい……でも、外なので大きな声で名前を呼ぶのも恥ずかしい。そんなときは、ツンツンと彼を突っついて呼んでみて。こういった様子は、まるでかわいいキャラクターのように見える男性もいるのだとか。声をかけたいのにかけられないという、もどかしい素振りに胸キュンするのでしょう。同じく、彼と腕組みたくても恥ずかしさから組めず、指先でちょっとつまむ姿も人気です。もし照れて真っ赤になっていれば、なおさら胸キュンしてくれるでしょう。■ 「照れ」も効果バツグン!男性が思わず胸キュンする、かわいい仕草。これらは実際にやろうとすると、恥ずかしくて照れてしまうかもしれません。でもその照れている感じも、男性にとっては胸キュンポイントの一つ。ぜひ少しずつ試してみましょう。(如月柊/ライター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年12月09日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ親、妻、そして幼い娘をのこして、夫は突然天国へと旅立ってしまいました…。あまりに突然すぎた夫の死。現実から目を背けるのが精いっぱいで、とても受け入れることはできませんでした。次回に続く。「『当たり前』を失った朝」(全6話)連載は12時更新!
2021年12月07日命あるものは、いつか必ず終わりの時が来ます。しかし、まだ幼い子供は『死』という概念を理解することができません。誰かが亡くなった時、周囲の人が悲しむ姿を見たり、大人の「遠くに行っちゃったからもう会えないんだよ」といった言葉を聞いたりして、子供は永遠の別れを察するのでしょう。2020年の春に義母を亡くした、なりたりえ(@rienarita)さん。まだ幼い次女のあゆかちゃんは、大好きな祖母の『旅立ち』を理解できておらず、祖母は病院にいると思っていたそうです。娘が、亡くなったおばあちゃんに、どうしても聞きたいこと。(再掲) #子育て漫画 #コミックエッセイ #エッセイ漫画 pic.twitter.com/6cYgDaZV2t — なりたりえ (@rienarita) November 20, 2021 いつも穏やかで優しかった、祖母。「もう会えない」ということが分かってきたあゆかちゃんは、別れを実感し涙を流しました。そんなあゆかちゃんは、最後に『祖母に聞きたいこと』があるといいます。それは、今着ている服が似合っているかどうか。きっと、あゆかちゃんにとって、その日来ていた服はお気に入りだったのでしょう。大好きな祖母に、かわいい服を見せたかったのかもしれませんね。純粋で愛らしいエピソードに、漫画を読んだ人からは「心が温かくなった」「親子のやり取りに泣いた…」といった声が寄せられました。あゆかちゃんの姿を雲の上から見守る祖母は、間違いなくこういっていたはずです。「世界一かわいいよ!」[文・構成/grape編集部]
2021年11月22日Eve(イブ)が新曲「遊生夢死」を発表。日本初・最大規模のインディーアニメの祭典「Project Young.」主題歌となる。Eveの新曲「遊生夢死」Eveは、映画化も控えるTVアニメ「呪術廻戦」第1クールオープニングテーマ「廻廻奇譚」で人気を集めるアーティスト。2021年7月には、人気ボカロPぬゆり(Lanndo)が作詞・作曲を担当し、ヨルシカのボーカル・suis(スイ)と共に歌唱した新曲「宇宙の季節」も注目を集めた。そんなEveが新曲「遊生夢死」を発表。「遊生夢死」は、8月21日(土)より開催される日本初・最大規模のインディーアニメの祭典「Project Young.」のために書き下ろしたテーマソングとなっている。「遊生夢死」MVも公開新曲「遊生夢死」のミュージックビデオも公開に。新進気鋭の映像クリエイターniLと初タッグを組んだもので、現実と非現実が交差したような世界観のアニメーションに仕上がっている。インディーアニメの祭典「Project Young.」主題歌になお、「Project Young.」は、“好きなことを諦めない”をテーマに掲げ、自主制作アニメ作家による新作アニメ一斉公開イベントや、インディーアニメ作品にまつわるユーザー参加型企画などを行うプロジェクト。イベントのテーマと連動し、新曲「遊生夢死」にも、Eveによる“好きなことを諦めない”哲学が込められている。【詳細】Eve 新曲「遊生夢死」※配信日・CD発売日等、リリース情報未定。
2021年08月24日俳優の役所広司が20日、松坂桃李主演の映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)へコメントを寄せた。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。この度、前作の主演・役所広司からのコメントが到着。さらに、映画を一足早く見た朝倉海(総合格闘家/YouTuber)、もっちゃん(YouTuber)、丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)、板垣巴留(『BEASTARS』 作者)、Ms.Ooja(シンガーソングライター)、糸井重里(「ほぼ日」代表)、おおのこうすけ(『極主夫道』 作者)、笠井信輔(フリーアナウンサー)、藤原ヒロシ(音楽プロデューサー)、ケンドーコバヤシ(お笑い芸人)、アイナ・ジ・エンドなど各界の著名人から興奮の声が届いた。○役所広司 コメント『孤狼の血』じゃけぇ、何をしてもええんじゃ!前作を遥かに凌ぐアクション・バイオレンス!呉原のカタギを守る松坂桃李と、呉原が生んだ怪物・鈴木亮平の対決が凄まじい!吉田鋼太郎、音尾琢真のユーモアが映画を盛り上げる!役者たちは皆、活気に溢れている。○朝倉海 コメント"松坂さん、鈴木さんをはじめ俳優の凄まじい演技、時には目を背けたくなるようなリアリティ、アクション、前作にも増して凄い迫力でした。終始興奮が止まらず、格闘技の試合で僕もスリルを感じていますが、そんな僕でも十分に衝撃を受けるようなスリルが感じられる。映画でテンションをあげたい、刺激を感じたい人はぜひ!○もっちゃん コメントヤクザ映画に苦手意識があった私がこんなにもハマってしまうとは…!おかえり日岡!と叫びたくなる冒頭、立ちはだかる悪魔のような敵、目を瞑ってしまうほどのバイオレンスの裏側には各々の正義。体の芯からゾクゾクするLEVEL UPしたエンターテイメントでした。○丸山ゴンザレス コメント警察、ヤクザ、どんな組織にも飼い慣らすことができない獣がいる。強烈な個性を放つ奴らに、どうしようもなく惹きつけられてしまうのだ。本作は複雑に絡み合いループするストーリー、正義なんてかき消してしまう圧倒的な展開で、魅せる悪の華をこれでもかと描いている。○Ms.Ooja コメント最高!! 衝撃でした。観終わった後にもう1回観たいと思える映画ってなかなかない。上林はひりひりするほどの殺気で、悪魔のように見えました。日岡の変化にも驚いたし、その振り切ったかっこよさに痺れました。危険な香りしかしないけど、その男臭さに惹かれる。そしてラスト、上林と日岡の死闘はずっと見ていたかった。いろいろな形の正義があり、何が正しいのか。コンプラなんて完全無視した、白石監督の潔さに感謝です。○糸井重里 コメントモンスター映画。ホラー映画。10,000カロリー!韓国映画よりバイオレンスがきつい。観てただけなのに疲れ果てた。誰にでもはおすすめしない映画(褒めてます)。怖かったす。最後に「この映画はフィクションです」の文字が出て、ちょっとうれしく感じたくらい(わしはこどもか?!)。メモみたいですが、観た直後に思ったことそのままです。○笠井信輔 コメントめちゃくちゃ面白かった。荒ぶる日岡の“優しさ”があだとなる松坂桃李の深い芝居。そして、日本映画史上最強最悪と思える鈴木亮平の怪演。その二人の壮絶な肉弾戦。何もかも期待を上回る仕上がりだった。エモーショナルな部分を担っている村上虹郎の芝居に心動かされ、前作で内偵者だった日岡が真相に気づく幕切れも鮮やか。早くも『LEVEL3』が楽しみな自分がいる。日岡ぁ! お前はこのままでは終われないはずだ。○藤原ヒロシ コメント縮みあがるほどバイオレンスな上林の恐怖政治。鈴木亮平のあまりの怪演に、1回目の鑑賞ではそれしか覚えていない(笑)。すべての恐怖が上林に詰め込まれていた。自分の生活圏にあんな人が生息していたら怖すぎる。前作の竹野内豊然り、ヤクザ役とは縁がなさそうな役者がいい具合に演じているのも面白い。○ケンドーコバヤシ コメント色々考えましたが、やはりほとぼりが冷めるまでは鈴木亮平に近づかないようにします…○アイナ・ジ・エンド コメント映像の破壊力が凄く、「久々にとんでもないものを観た」という感覚でした。スリル満点な場面の連続なのに、どこか人間の生々しさや暖かい部分が垣間見えて、目を離すことができませんでした。女性はキャラクターに母性を感じてしまうようなところもあると思うので、そういう観点から映画を観ても楽しいはずです。
2021年08月20日動物の健康を守り、時には命を救う使命を担う獣医師。やりがいのある仕事であると同時に、つらい仕事でもあります。海外の画像投稿サイト『Imgur』に投稿された、ある獣医師の告白が反響を呼んでいます。獣医師としてもっともつらい『3つ』のこと3年間獣医師として働いてきたという投稿者さんは、ペットを安楽死させる時に、飼い主から決まって「これはあなたの仕事の中でもっともつらいことだろうね」といわれるのだそう。しかし「それは違う。全然違う」といい切ります。投稿者さんいわく、ほとんどの安楽死のケースではそれほど悲しみはないのだとか。もちろん、家族を失った人たちを見て打ちひしがれたり、その人たちを慰めたりもするといいます。それでも「動物の苦しみを終わらせることができるのは獣医師の特権であり、動物の体がギブアップするまで苦しむ姿を見ているほうがより悲しい」のだそう。では投稿者さんにとって、安楽死よりつらいこととは何なのでしょうか。それは3つあるといいます。It’s not even close1.ペットを助けられる治療法があると分かっているのに、飼い主がその費用を支払えない時。かわいそうな飼い主とペットに対して心が痛み、自分にもっとできることがあればいいのにといつも思います。2.治療や診断の費用のことで毎日毎日飼い主から怒鳴られ、感情的にとても消耗します。私が価格を設定しているのではないということを人々に知ってもらいたい。もし私が決められたとしても、獣医の診療所を経営するには少額の費用がかかり、治療費や診察代がそれをカバーしています。人々はクロスブリードのためにブリーダーに2500ポンドから3000ポンドを払うことはいとわないのに、健康診断と最初のワクチンに70ポンドは不当に利益を得ていると思うのですか?3.私たちよりもFacebookを信頼している人たち。人々は私の5年間の医学の学位を、「このノミとり首輪やワクチンが犬を殺す」という人と比べて、価値がないとみなしています。GaelicandUnpronounceableーより引用(和訳)クロスブリードとは、違う種類の犬種を交配させることです。投稿者さんは、助かる見込みのない動物を苦しみから救うための安楽死にはそれほど悲しみは感じないのだそう。それよりもつらいのは、飼い主が費用を出せないためにペットを助けられない時や、治療費について文句をいわれ、獣医師の知識や経験を信頼してもらえないことだといいます。獣医師になった人たちはみんな、何年も必死に勉強して、やっと夢の職業につけたのでしょう。しかし実際は、飼い主の経済的な理由で助かる命を助けられないこともあるのです。そんな状況の獣医師のやるせない気持ちを想像すると胸が締め付けられます。ペットを飼うにはフード代やワクチン代はもちろん、病気になった時は治療費がかかります。ペットが健やかに長生きできるかどうかは、飼い主の経済力が大きく影響するといっても過言ではありません。ペットを家族に迎える人は、いざという時に高額の費用がかかっても、ペットの命を救うために全力を尽くす覚悟があるかを、自身に問う必要があるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年05月04日西川美和監督が役所広司を主演に迎え、初めて実在の人物をモデルとした原案小説を現代に置き換えて脚本・映画化に挑んだ『すばらしき世界』。この度、主人公・三上が服役中に失効した免許証を取り直すべく、教習車に乗り込む本編映像が解禁となった。現代社会に鋭く切り込みつつも、西川監督の生み出す、軽やかで人間味に溢れたユーモアが所々で顔を覗かせるのも見どころとなる本作。「今度こそカタギになる」と強く胸に誓った三上(役所広司)は、ドライバーの職を得るため、服役中に失効した運転免許証をゼロから取り直さなくてはならなかった。夜な夜な学科の勉強にも取り組み、ついに迎えた技能試験。緊張の面持ちで、刑務所仕込みの癖はそのままに真っすぐすぎる行進と、「受験番号8番、三上正夫!」と響き渡る点呼で気合十分。意気揚々と車に乗り込むも、シートベルトをし忘れ、エンジンを派手に吹かし、ギアもあやふや。しまいにはワイパー誤作動と凡ミスを連発…。緊張と焦りがもう止まらない!?なんとも言えない空気が車中に漂う中、この不器用で真っすぐな男は、無事にこの試験をクリアすることができるのか。本映像に登場する三上の身体に染み付いてしまった行進は、役所さんが『うなぎ』で故・今村昌平監督から受けた演出が生かされているそう。本作の撮影時には「今の受刑者はそんな歩き方はしない」ということだったが、「三上は“ベテラン”の受刑者だから」と役所さん。三上正夫という男を演じるにあたっても、役所さんはミシン掛けやケアホームのベッドシーツ替えなど、様々な技術を身に付けたという。壮絶な前科をもつはずの三上という男に役所さんが魂を吹き込むと、不器用で荒々しくもどこか愛らしく、その一挙手一投足から目が離せなくなるに違いない。『すばらしき世界』は2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すばらしき世界 2021年2月11日より全国にて公開©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
2021年02月09日映画『すばらしき世界』(2月11日公開)のプレミア上映イベントが21日に都内で行われ、役所広司、仲野太賀、長澤まさみ、西川美和監督が登場した。同作は佐木隆三の小説『身分帳』を原案とした、西川美和監督の最新作。実在の人物をモデルとした原案小説をもとに、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化に挑んだ。下町の片隅で暮らす短気ですぐカッとなる三上(役所広司)は人生の大半を刑務所で暮らした元殺人犯。何とか再生しようと悪戦苦闘する三上に、若手テレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)がすり寄りネタにしようと目論むが、三上の過去と今を追ううちに、逆に思いもよらないものを目撃していく。シカゴ国際映画祭で役所が最優秀演技賞、作品が観客賞に輝いた同作。盾とトロフィーが届けられると、役所は「作品の力があってこそなので、できるなら切り刻んで分けたいんですけど、もったいないので僕が持っておきます」と笑顔を見せる。西川監督は「映画を撮るようになって、今回初めて1度も海外の映画祭に赴くことができませんでした。リアクションもつかみ取れなかったので、シカゴのお知らせをいただいた時も狐につままれたような気持ちで信じがたいと思ってたんですけど、海を渡ってトロフィーと盾が来てくれてよかったな」と喜びを表した。作中では長澤がプロデューサー、仲野がディレクターに扮したため、2人がレポーターとなり役所にインタビューをすることに。仲野が「撮影中大変だったこととか……」と尋ねると、役所は「それ、俺たちがいつも聞かれて困る質問じゃない!」とつっこみ、仲野は「台本にあったので……」と苦笑する。さらに仲野が「ぶっちゃけ、仲野太賀どうでしたか?」と尋ねると、役所は「出てたっけ? ああ、あの俳優さんね」とボケつつ、「彼はね、もう映画小僧ですね。映画大好き。で、カメラ大好き。素晴らしい俳優さんだと思いますよ。愛されキャラですね。なかなかやるんですよ。かわいがられるタイプの人間を普段から演じてますね」と評し、仲野は「いや〜、ずる賢いですね」と嬉しそうににしていた。長澤が「便乗して、長澤まさみは……」と尋ねると、役所は「綺麗ですよ、あの人は、ものすごく綺麗」と回答し、長澤は「ありがとうございます!」と喜ぶ。役所は「ディレクターが逃げるところを追いかけていくんですけど、ハイヒールであのスピードで走るって、すごいなと思いました。啖呵を切るシーンを観た時には、思わず『その通り』と拍手したくらいの素晴らしいシーンでした」と絶賛していた。
2021年01月21日「これまで数多くの女性高齢者の取材をしてきましたが、家で死にたいという人が9割。施設などで死にたいという人は1割くらい。そのうえで一人暮らしの女性が在宅死をしたいと望む場合、数多くのハードルがあることを覚悟すべきことも事実です」こう話すのは、おひとりさまの終活を応援するNPO法人「SSS(スリーエス)ネットワーク」を立ち上げた作家の松原惇子さん。最新著『ひとりで老いるということ』が話題の松原さんに、女性が安心して、ひとり在宅死を迎えるための心得を聞いた。「まず最初に言いたいのは、自分の体調が悪くなってからでは遅い。まだ自分に気力がある時期に、つぎのことを実践すること。耳当たりの厳しいことも言いますが、全部これまで私が見聞きした現実をもとにお話しするものです」(松原さん・以下同)【1】近所の地域包括支援センター(もしくは社会福祉協議会)とつながりをもっておく「遠くにいる親族は全く頼りにならないと考えてください。頼りになるのは、住んでいる地域の人だけ。まずは公的支援先である地域包括支援センター(もしくは社会福祉協議会)を知っておくこと。地元の役所に聞けば、場所がわかりますので、一度、パンフなどをもらいに足を運んでほしいんです。ここが自分の最後の砦になるところだと、確認してきてください」地元の地域包括支援センターは想像以上に丁寧に応対してくれるはず。臆することなく出向いて、担当者と顔見知りになっておくことが、いざ介護が必要となったとき、心強い窓口になる。【2】元気なうちに親しい人に自宅のカギを渡しておく「老後、ひとりで暮らすときには、自分から地域とつながらないと孤立してしまいます。億劫がらずに、地域のボランティア活動や習い事、スポーツクラブなど、なんでもよいので、地元の社交場に顔を出すこと。これがいざというとき、生きる絆に。こうした存在ができたら、自宅のカギを預けるようにすると、自分が身動きできなくなる不測の事態に対応でき、安心」ただ実際には、自宅のカギを渡すほど親しい人がすぐにできるわけではない。いますぐに渡すというよりも、カギを渡してもよいというレベルの友人作りから始めてはどうだろうか?【3】書類の処理を頼める若い友人を見つける「高齢になると、税金や福祉関係などの書類の処理がだんだんむずかしくなってきます。これをサポートしてくれる若い人が身近にいると心強い。これも地域の社交場に参加することで知り合うことができると思います」【4】親切な友達には注意が必要「これは【2】【3】と矛盾すると思われるかもしれませんが、やたらに親切に近づいてくる人には注意も必要です。高齢になると、寂しい気持ちに負け、親切にされるとつい他人にダマされやすくなることはさけられません」松原さんによれば、親戚などから「養女」をとるケースもトラブルが多くおすすめできないとか。【5】銀行、郵便局のカモになるな「世知辛い世の中で、昔は信用がおけた銀行や郵便局の訪問員に不必要な金融商品を売りつけられる事件も多発しています。とくに銀行の窓口がもっとも危険。金融に知識のない老人は銀行や郵便局にはむやみに近づかないことがいちばん安全です」不安が多いウィズコロナ時代を乗り切る知恵としても、この心得を活用してはいかが。「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月21日直木賞作家・佐木隆三の小説「身分帳」を原案とした、主演・役所広司、西川美和が監督を務める映画『すばらしき世界』より、ポスタービジュアルと予告編が公開された。本作は、生きづらい社会の中で一度レールを外れても懸命にやり直そうとする実在の男と、彼を追う若きテレビマンのカメラを通して、社会と人間のいまをえぐる問題作。本年度第56回シカゴ国際映画祭にて、観客賞と最優秀演技賞(役所広司)の2冠の快挙を成し遂げ、すでに国内外で話題の本作。到着した予告編では、役所さん演じる三上の出所シーンからスタート。「今度ばかりは堅気ぞ」と新たな生活に意気込むが、社会福祉課や教習所の教官らに厳しくはねつけられ、13年ぶりの社会復帰は思うように運ばない。そんな中、テレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)が三上に近寄ってくる。チンピラに絡まれているサラリーマンを見かねた三上は、暴力で叩きのめしてしまい、それを見た津乃田は、三上の一面に言葉を失う。そして、「何で闘ってぶちのめすしか策が無いと思うんですか。そこが変わらない限り、あなたは社会じゃ生きていけない」と三上に社会復帰への姿勢を諭す津乃田だが、それに対し三上は「お前らみたいな卑怯な人間になるくらいなら、死んでけっこうたい!!」と激しく言い放つ。さらには、吉澤が声を荒げるシーンや、三上が出会うスーパーマーケットの店長役の六角精児、そして安田成美らの姿も確認することができる。また、三上がこちらを向くポスタービジュアルには、“この世界は 生きづらく、あたたかい”というコピーが書かれ、辛いだけではない、希望も想起させるかのようだ。『すばらしき世界』は2021年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:すばらしき世界 2021年2月11日より全国にて公開©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
2020年11月25日