松田翔太が主演を務め、本日6月14日(火)深夜に最終回を迎えるドラマ「ディアスポリス-異邦警察-」に続き、9月3日(土)には映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』がスクリーンに登場する。その劇場版のテーマソングを、大阪で活躍する“平成のゴッド姉ちゃん”こと、大西ユカリが務めることが決定。安藤サクラ演じるオリジナルキャラクターの、登場の合図となることが分かった。東京在住の密入国異邦人たちが自らを守るために作った秘密組織、裏都庁の警察組織「ディアスポリス」。ある日、裏都民のマリアの誘拐事件が発生。異邦警察の警察官・久保塚早紀(松田翔太)は相棒の鈴木(浜野謙太)と共に捜査に乗り出し、監禁先を突き止めるもひと足遅く、マリアは殺されてしまう。マリアの殺害現場から逃げた若者たちは、留学生崩れのアジア人犯罪組織「ダーティイエローボーイズ」の周(須賀健太)と林(NOZOMU)だった。その情報を久保塚にもたらしたのは、黒金組の若頭である伊佐久。さらに、日本国内に点在する地下教会の存在が周と林を追う唯一の手掛かりだと知る。周と林の足取りを辿り、西へ西へと移動する久保塚と鈴木。そこに付きまとう伊佐久らヤクザたち。周と林が西へ向かう目的とは?伊佐久の思惑とは?異邦人誘拐事件は、いつしか壮絶な三つ巴戦となり…。松田さんが、長年熱望していたという本作。ドラマ、映画で主演を務めるほか、浜野謙太、柳沢慎吾、康芳夫、須賀謙太、さらに安藤さんといった個性豊かな豪華キャストが集結する。そんな本作で、テーマソングを務めることになったのが、大西さんだ。自身が務めるレギュラー番組、FM大阪「GOOD MORNING OSAKA」で、テイチクレコードへの移籍第1弾シングル「大阪に雨が降れば/ユカリ☆EXPLOSION」を7月20日(水)にリリースすることを発表したばかり。そのシングルに収録の「ユカリ☆EXPLOSION」は、宮藤官九郎が作詞、横山剣(クレイジーケンバンド)が作曲・アレンジという豪華コラボ実現の楽曲で、映画の世界観に“どうしても必要”でテーマソングとしてオファーしたという。本作のプロデューサーは、劇場版は「久保塚署長(松田さん)が外国人犯罪集団『ダーティイエローボーイズ』を逮捕するため、東京から神戸までひたすらチェイスする作品」と説明。「東西をまたにかけたチェイスを描く中で、大阪は事件の重要なターニングポイントとなる場所。そこには、ひと声で大阪の景色に変えてしまう大西ユカリさんの力強い楽曲がどうしても必要でした。『ユカリ☆EXPLOSION』の流れるシーンは実写版唯一のオリジナルキャラクター・夢子(安藤さん)の登場の合図でもあります」とコメント。映画の中でも「際立つ異色のシーン」となるという、安藤さん演じる夢子の登場シーンには注目だ。『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』は9月3日(土)より全国にて公開。ドラマ「ディアスポリス-異邦警察-」最終回は6月14日(火)深夜25時28分~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月14日原作漫画「ディアスポリス -異邦警察-」で最も人気のあるエピソードの1つ、“ダーティイエローボーイズ編”を描く松田翔太主演映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』。この度、先日発表された須賀健太らキャストに加え、新たに安藤サクラが本作に加わる事が明らかにされた。東京在住の密入国異邦人たちが自らを守るために作った秘密組織、裏都庁には日本の官庁が関与しない銀行や病院、警察組織「ディアスポリス」がある。久保塚早紀(松田翔太)は異邦警察の警察官として日々奮闘していた。そんなある日、裏都民のマリアの誘拐事件が発生。久保塚は相棒の鈴木(浜野謙太)と共に捜査に乗り出し、監禁先を突き止めるもひと足遅く、マリアは殺されてしまう。マリアの殺害現場から逃げた若者たちは、留学生崩れのアジア人犯罪組織「ダーティイエローボーイズ」の周(須賀健太)と林(NOZOMU)だった。その情報を久保塚にもたらしたのは、黒金組の若頭である伊佐久。さらに、日本国内に点在する地下教会の存在が周と林を追う唯一の手掛かりだと知る。周と林の足取りを辿り、西へ西へと移動する久保塚、鈴木。そこに付きまとう伊佐久らヤクザたち。周と林が西へ向かう目的とは? 伊佐久の思惑とは? 異邦人誘拐事件は、いつしか壮絶な三つ巴戦となり――。原作は、漫画家・すぎむらしんいちと、リチャード・ウー脚本による「ディアスポリス -異邦警察-」。東京に密入国をしている外国人だけの秘密の自治社会があるというアンダーグランドな舞台設定と、その自治社会で弱き者を助ける裏警察官・久保塚早紀の個性的なキャラクターで人気を博し、漫画ファンの間では傑作と呼び名も高い作品。現在TBS系にてドラマ「ディアスポリス -異邦警察-」も放送されており、いま最も注目されている新進気鋭の監督、冨永昌敬、茂木克仁、真利子哲也、熊切和嘉が各回の演出を務めているとあって、一般視聴者のみならず各界から絶賛の声を集めている。キャストには、ドラマに引き続き、主人公の複数言語を操る国籍不明の裏の警察・久保塚早紀役には、松田さんが好演。そして、留学生崩れのアジア人犯罪組織「ダーティイエローボーイズ」に属する中国人・周役に須賀さん、周と同郷の林役に、オーディションから大抜擢された逸材、NOZOMUが出演。そのほか、浜野謙太、柳沢慎吾、康芳夫らも続投する。そんなバラエティ豊かなキャストたちに加え、今回新たに出演が明らかになった安藤さんが演じるのは、松田さん演じる異邦警察が行方を追う、アジア人犯罪組織ダーティ・イエロー・ボーイズの関西支部長・ロドリゴ(宇野祥平)の女役。殺害を繰り返しながら西へ進むダーティ・イエロー・ボーイズの目的をいち早く察知する、物語のカギを握る女性という役どころだ。主演作『百円の恋』で「第39回日本アカデミー賞」最優秀女優賞を受賞し、さらに、現在放送中の「ゆとりですがなにか」ではヒロインを演じるなど、その演技に注目が集まる安藤さん。今回は、金髪レインボーカラーというヘアスタイルにし、本作に挑むという。コミカルかつクールな役柄を演じ演技の幅を広げる松田さんと、インパクトあるビジュアルで挑む安藤さんが、本作でどういった共演を果たすのだろうか。『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』は9月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日女優の桐谷美玲が月9初主演を務める、7月スタートのフジテレビ系ドラマ『好きな人がいること』(毎週月曜21:00~21:54)に、大原櫻子、佐野ひなこ、吉田鋼太郎、浜野謙太が出演することが11日、分かった。今月1日に、ウェブの生配信で制作発表が行われたこのドラマは、桐谷演じる恋愛下手な主人公・櫻井美咲が、三浦翔平・山崎賢人・野村周平演じる柴崎三兄弟が経営する海辺のレストランで、住み込みのアルバイトをすることで始まる、ひとつ屋根の下でのラブコメディ。大原が演じるのは、このレストランに突然やって来る西島愛海で、三兄弟に近寄り、何かを探ろうとしているミステリアスな役柄だ。今作は、桑村さや香のオリジナル脚本で、プロデューサーの藤野良太氏、音楽の世武裕子氏、演出の金井紘氏といった、昨年7月クールの月9『恋仲』を手がけたチームが集結。野村と同じく、大原も『恋仲』に続けて2度目の月9で、「夏ということで恋の話だったりしますが、新しい大原櫻子を出していければと思います」と意気込みながら、「『なに、この女の子!?』となるような、スパイスのような存在になれれば」と抱負を語る。佐野が演じるのは、海辺のサーフショップで働く柴崎夏向(山崎)の同級生・奥田実果子。浜野演じるサーフショップのオーナー・日村信之と"バカップル"という関係だ。月9初出演の佐野は「バカップルで、メロメロになる役なので、実際のカップルの皆さんにも憧れてもらえるよう、ラブラブぶりをアピールしていきたいと」、相手役の浜野は「超すてきな皆さんとの共演。燃えてきました! 上り詰めます!」と、それぞれ力が入っている。そして吉田は、三兄妹のレストランを買収しようともくろむ、巨大外食チェーンのカリスマ経営者・東村了を演じる。月9初レギュラーに、周囲から「とうとう月9ですか!?」と言われているそうで、「スタッフ、出演者の皆さまと力を合わせて、"月9"の名に恥じない、すばらしいドラマにしたいと思っております」と話している。藤野プロデューサーは、自身がプロデュースした『水球ヤンキース』(14年)出身の大原と佐野について「魅力を最大限に引き出すキャラクターを演じていただこうと思っています」と予告。吉田と浜野については「ドラマに最高のスパイスを加えていただけると確信しています」と自信を示している。
2016年05月12日松田翔太が主演を務める映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』が、2016年9月3日(土)より全国の劇場で公開される。同年4月よりMBS、TBSのドラマイズム枠で放送がスタートした連続ドラマの劇場版となる。原作は、2006年26号から2009年47号まで『モーニング』に連載されていた、漫画・すぎむらしんいち、脚本・リチャード・ウーによる青年漫画作品。東京にいる密入国外国人約15万人が自分たちを守るために作り上げた秘密組織「異邦都庁(通称:裏都庁)」。そこに存在するのは、金融庁の関与しない銀行、厚労省の認可しない病院、そして異邦警察「ディアスポリス」。本作は、そんなアンダーグランドな世界・裏都庁で働く警察署長であり、世界各国の言語に精通した国籍不詳の男・久保塚早紀(松田翔太)の活躍を描いた作品だ。主演の松田翔太以外にも、久保塚の部下として働く鈴木博隆を演じる浜野謙太、裏都庁ナンバー2の「助役」アー役の柳沢慎吾、伝説の殺し屋「黒長臂(ハッチョンベイ)」役の中村達也、謎の“男”「大津」約の福島リラと、個性派キャストが脇を固める。映画版の監督を務めるのは、熊切和嘉。『鬼畜大宴会』でのデビュー以来、監督作品がベルリン・ヴェネチアをはじめ世界中の映画祭に招待されており、近作『私の男』は第36回モスクワ国際映画祭で最優秀作品賞と最優秀男優賞(浅野忠信)をW受賞。ヒロインの二階堂ふみも第38回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど、現在最も次回作を期待されている監督の一人だ。【作品情報】映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』公開時期:2016年9月3日(土)※ドラマ版はMBS、TBS“ドラマイズム”枠にて4月放送スタートキャスト:松田翔太、浜野謙太、須賀健太、NOZOMU、安藤サクラ、柳沢慎吾ほか監督:熊切和嘉©リチャード・ウー,すぎむらしんいち・講談社/「ディアスポリス」製作委員会
2016年04月26日松田翔太を主演に迎え、すぎむらしんいちの伝説漫画を映像化する「ディアスポリス - 異邦警察-」。今回映画のタイトルを『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』とし、9月3日(土)に公開することが決定。さらに、須賀健太とNOZOMUが出演することが明らかになった。東京在住の密入国異邦人たちが自らを守るために作った秘密組織、裏都庁には日本の官庁が関与しない銀行や病院、警察組織「ディアスポリス」がある。久保塚早紀(松田翔太)は異邦警察の警察官として日々奮闘していた。そんなある日、裏都民のマリアの誘拐事件が発生。久保塚は相棒の鈴木(浜野謙太)と共に捜査に乗り出し、監禁先を突き止めるもひと足遅く、マリアは殺されてしまう。そんなマリアの殺害現場から逃げた若者たちは、留学生崩れのアジア人犯罪組織「ダーティイエローボーイズ」の周(須賀健太)と林(NOZOMU)だった。その情報を久保塚にもたらしたのは、黒金組の若頭である伊佐久。さらに、日本国内に点在する地下教会の存在が周と林を追う唯一の手掛かりだと知る。周と林の足取りを辿り、西へ西へと移動する久保塚、鈴木。そこに付きまとう伊佐久らヤクザたち。周と林が西へ向かう目的とは?伊佐久の思惑とは?異邦人誘拐事件は、いつしか壮絶な三つ巴戦となり――。今回決定した正式タイトルは、原作漫画「ディアスポリス -異邦警察-」で最も人気のあるエピソードの1つ、ダーティイエローボーイズ編を今回の映画で描いていることに由来しているという。漫画ファンの間では傑作と呼び名も高い作品であるがしかし、そのキワどすぎる世界感から実写化不可能と称されいままで映像化されなかった本作に挑むのは、『私の男』でモスクワ国際映画祭グランプリを受賞した熊切和嘉監督。また守屋文雄と共に、脚本も担当している。現在放送中のドラマに引き続き、今回の映画で主人公の複数言語を操る国籍不明の裏の警察・久保塚早紀役には、松田さんが好演。そして今回新たに、留学生崩れのアジア人犯罪組織「ダーティイエローボーイズ」に属する中国人・周(ジョウ)役として須賀さん。また、周と同郷の林(リン)役に、本作が演技初挑戦となるものの、熊切監督のこだわりによりオーディションから大抜擢された逸材、NOZOMUさんが出演することが決定。初主演作『花田少年史幽霊と秘密のトンネル』で、「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞し、『シマウマ』『バースデーカード』『獣道』と続々と公開作が控える須賀さんが今回が演じる周は、非常に残忍で狂気的な男。そしてNOZOMUさん演じる林は、同郷の周を絶対的に信頼し周の命令ならば殺人も厭わないという役どころだ。そんなただでさえ難しいこの役を、なんと2人はほぼ全編中国語で演じるという。松田さん演じる久保塚とどう対峙していくのか、期待が高まる。『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』は9月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月23日日本の7人組ファンクバンド、在日ファンクが9月23日(水・祝)に東京・北とぴあさくらホールでライブを開催する。【チケット情報はこちら】同公演は、在日ファンク初のホールワンマンコンサート。ライブの開催に際し、在日ファンクのボーカルを務める浜野謙太は「東京でのライブはこれまでいくらでもやっている中で、ホールで、デカい会場で、それも北区で!っていうのは大いに意味があるはず。ファンの方の中には“北区に来てくれて嬉しいです”という人が結構いました。在日ファンクのお客さんは北区民が多いのかもしれない(笑)」とコメント。さらに会場の印象について「実際に見たんですが、ライブハウスと違って床も木で良いなって。ライブハウスだけでするのがライブじゃないし、観に来る方にはホールっていう堅苦しいイメージや雰囲気とかに流されないでほしいですね」と語っている。在日ファンクは浜野謙太を中心に2007年に結成。2014年にメジャーデビュー。今年の5月にメジャー1stシングル『ぜいたく』をリリースしている。チケットは発売中。■在日ファンク・アワー2015 in 北区公演日:9月23日(水・祝)開場17:00 / 開演18:00会場:北とぴあ・さくらホール(東京都)料金:前売り4,000円
2015年09月09日●竹内「ニンニンジャーは格段にチームワークが良くなっている。アフレコが上手い!」8月8日より、毎年恒例となった「仮面ライダー&スーパー戦隊」の「夏映画」が公開されている。2015年は、2大ヒーロー初の夏映画『仮面ライダーアギト』『百獣戦隊ガオレンジャー』(2001年)から15年という節目の年でもあり、『劇場版仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』と『手裏剣戦隊ニンニンジャーTHE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』という強力な2作品で、夏休みの子供たちの心をつかむ趣向。『ドライブ』では仮面ライダードライブ/泊進ノ介の頼もしい味方であるはずの「ベルトさん」が、実はロイミュードに君臨する邪悪な存在だった? という、TVシリーズの根幹を揺るがす衝撃的なストーリー。未来から来たという進ノ介の息子・泊エイジ(真剣佑)や彼を追ってきた刺客・ダークドライブなど、さまざまなキャラクターが絡み合い、熱き感動を呼び起こすドラマを生み出した。『ニンニンジャー』は、お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史が、忍隠れ城の城主・八角辰之助としてゲスト出演。祟りによってなんともコミカルな「恐竜殿さま」に変えられた辰之助を守り、忍隠れの里に「LOVE&PEACE」をもたらす使命を担ったニンニンジャーたちが、牙鬼軍団を相手に大暴れするアクションムービーとなった。TVシリーズでは、いよいよクライマックスを迎える『ドライブ』と、頼もしいオトモ忍や忍術を次々と味方に加えてますますパワーアップする『ニンニンジャー』。今回は、仮面ライダードライブ/泊進ノ介役の竹内涼真と、アカニンジャー/伊賀崎天晴役の西川俊介という2大作品の主演に、映画の見どころや互いの魅力などを語り合ってもらった。――お2人とも、完成された映画はご覧になりましたか。竹内:観ました! 率直に言って、2本とも良かったです。過密なスケジュールの中、短いスパンで(映画の)撮影に入るのですが、みんな集中して撮影に臨み、出来上がった映画はすごく良いものに仕上がっていると思いました。本当に、撮影期間はあっという間でした。西川:面白かったです! 観ていてハマっちゃうというか、作品の世界に入り込んでしまいましたね。『ドライブ』は進ノ介とベルトさんとの絆の深さに、グッときました。――竹内さんと西川さんは、今年の春に放映した『ニンニンジャー・ドライブ合体スペシャル』で共演されていたと思いますが、あの時は『ニンニンジャー』が始まったばかりで、『ドライブ』はちょうど半年を過ぎたころでしたね。竹内:そうですね! 合体スペシャルの頃よりも、格段にチームワークが良くなっていると思います。西川くんが上手くなったな~と感じたのは、変身後のスーツアクションに声を入れる「アフレコ」です。西川:ありがとうございます!竹内:すごくレベルアップしていましたよ。アカニンジャーの気持ちが観ている方にも伝わってきて。1年間近く『ドライブ』をやってきて、何が難しいかというとやっぱりアフレコなんです。スーツアクションを担当される高岩(成二)さんと気持ちをひとつにしなければならない。台本の流れでただ台詞を喋るだけではなく、演じる方と声を入れる方の気持ちがリンクしていないと。そういう難しさを知っているだけに、西川くんの上達ぶりに感動しました。西川:「合体スペシャル」のアカニンジャーは藤井祐伍さん(レギュラーでは第7話まで)だったのですが、映画では浅井宏輔さんに代わっています。そんなこともあって、浅井さんとの連携をそれまで以上に強めていこうと話し合っていますので、アフレコが上手くなったと言ってもらえると、とてもうれしいですね。――『ニンニンジャー』今回の見どころのひとつは、なんといっても伊賀・甲賀・上田・小田原など忍者ゆかりの地でロケを敢行したところですね。絶好の景色に彩られ、ニンニンジャーたちの変身前のアクションもたくさんありました。西川さんもかなり身体を張っています。西川:いろいろやりましたが、印象的なのは「川」の中を走ったことですね。竹内:あのシーン凄いよね(笑)。撮影の時はまだ寒い時期?西川:5月くらいでしたから、ちょっと暖かくなってきたころかな? でもハードでした。川から上がったらジュッカラゲ(敵の兵士)がいて、それを倒して、刀のアクションがあり、屋根を走って、石垣を上って……と、アクションだらけの映画でしたね。●西川「進ノ介がベルトさんを思って、涙を流すシーンには感動しました」――怖かったアクションはありましたか?西川:屋根から飛び降りるシーンです。あれは怖かった! でも、普段なら屋根の上を走ったり、飛んだりなんでできませんから。貴重な体験ができました(笑)。貴重といえば、あのお城の石垣は国宝に指定されているそうです。竹内:藤本(敏史)さん演じる殿さまが恐竜に姿を変えられたまま、天晴と昼間から酒飲んでるところとか、面白かった。あそこ、新橋のガード下(のお店)だよね?西川:そうです。よくわかりましたね(笑)。――『ドライブ』チームと『ニンニンジャー』チームが撮影所で会うことはあるのでしょうか?西川:朝、撮影所に行く時とか、ロケの帰りなどで一緒になることはあります。でも、基本スケジュールが違いますから、現場ではあまり会話をすることは少ないかな。竹内:西川くんには、彼にしか作り出せない独特な雰囲気があって、みんなにすごく愛されているのがわかります。『ドライブ』とも少し違って、家族感というものがあって。西川:もともと、親戚が集まっている戦隊ですからね(笑)。『ニンニンジャー』の場合、現場ではみんながそれぞれ個人個人でワチャワチャしてる……みたいな雰囲気です。もちろん、撮影に入ればガラッと気持ちが切り替わりますが。みんなやるべきことがちゃんとできているというか、誰かがまとめる、というものでもない。でも、まとめなきゃいけないんですよね(笑)。竹内:『ドライブ』チームは『ニンニンジャー』に比べると、年齢層が高めなのかな? 年上の片岡鶴太郎さん、吉井怜さん、浜野謙太さんたちが、年齢を感じさせない空気を作り出してくださるので、いい雰囲気を出していると思います。こちらもすごくバランスがよくて、何も言わなくても気持ちが集まるし、僕としてはみんなの胸を借りて自由に気持ちよく演技することができますね。――『ドライブ』はTVシリーズの最終展開と並行しての映画だったと思いますが、テレビと映画とでテンションの違いなどはあったのでしょうか。竹内:今回の映画のストーリーは本編とつながっていて、気持ちが入りやすかったです。TVシリーズがクライマックスを迎える直前に大きなドラマをやれたというのは、メンタル的にも、とてもいいモチベーションになりました。スケジュール的には、春の映画『仮面ライダー3号』の方が厳しかったのですが、気持ち的な部分で、今回の映画はかなりキツいものがありました。やはり、進ノ介がベルトさんを「壊す」というのは、演じていても辛かった。気持ちが入れば入るほど……。このシーンを撮った翌日にテレビのほうの撮影がありましたが、直前になるまで立ち直ることができなかったくらいです。なぜ、進ノ介がベルトさんを壊そうとするのか――そこに至るまでの葛藤を観てもらえたらいいですね。――先ほど西川さんもおっしゃっていましたが、映画では特に進ノ介とベルトさんとの心の交流が丁寧に、深く描かれていましたね。竹内:撮影が始まって半年くらい過ぎたあたりから、もうベルトさんはただのベルトではなく、普通の人間だと思って演技をしています。そんなこともあって、人間の情みたいなものが一連のシーンにすごく出ていると思います。西川:進ノ介がベルトさんを思って、涙を流すシーンには感動しました。竹内:ありがとう。ここで「涙を出そう」と思ってやったシーンはひとつもなくて、ストーリーにそって芝居をしているうちに、自然と涙が出てきました。今回はかなり泣いている進ノ介ですが、涙を流すことに関して辛かったことはなかったですね。●竹内×西川が考える"理想のヒーロー"とは?――今回の2作品は「明るく激しいニンニンジャー」、「シリアスなドラマで魅せるドライブ」と、非常に好対照な内容になりました。それぞれの監督さんの印象はいかがでしたか。竹内:柴﨑(貴行)監督は、昨年の『MOVIE大戦』、そして『仮面ライダー3号』をはじめ、TVシリーズでもご一緒しています。最初から、ずっとやってきた信頼感もあり、監督の言葉は自分の中にすっと入ってきます。今回の映画に関していえば、自分のやりたいように役を作りこむのではなく、監督を信じて、監督の言われることを忠実に再現していくよう努めました。テレビでは複数の監督が交代で演出を担当されるので、監督によって進ノ介に求めるものが違っていて、始まったばかりの頃は、どう演技をしていいか混乱したこともありました。しかし今では、どんな状況にあっても、進ノ介ならこうだという演技を乗せていくことができるようになったと思います。西川:中澤(祥次郎)監督は優しいですし、芝居についても、僕たちの好きなようにやらせてくださいます。それでいて、監督なりのこだわりを持っている方です。中澤監督の出す「OK」は、絶対的なOKだ! というくらい、みんなからの信頼を得ているんです。――お2人がヒーローを演じるようになってから、ご自分の中で気持ちが変化したことはありますか。西川:常に、誰かに見られているような感覚になりました(笑)。外で小さい子を見かけると、あの子も『ニンニンジャー』観てくれてるかな~なんて思うようになったり。それだけに、普段から自分の行いをちゃんとしておこう! と心がけています。電車に乗る時のマナーとかね(笑)。小さいこと、当たり前のことをちゃんとして、もしどこかで子供に気づかれても大丈夫なようにしておこうと思いました。あまり気づかれないですけど……。竹内:うそっ!? 気づかれるでしょう。西川くんって、普段も天晴そのままじゃない(笑)。西川:いや~、ふだんは帽子とか被ってるからかな(笑)。竹内:僕の場合、最初の頃から比べたらめちゃくちゃ気づかれることが多くなりましたね。でも、親御さんから声かけられることが多いかな。子供たちは、テレビの中の人間が実際にいるわけないって思っているからか、ピンときていないことが多い。目の前にまで近づいて行って、初めて進ノ介だ! ってわかる感じ(笑)。やっぱり応援してます、って言われるとうれしいです。西川:ありがたいですよね。それだけに、いつも子供たちのお手本になっていないといけないなと思います。――最後に、おふたりにとって「理想のヒーロー」とはどういうものか聞かせてください。竹内:よく尋ねられることですね。とても難しいですが、あえて言いますと、身近な人が困っていたり、悩んでいたりしたら、すっとそばに行って気持ちを汲み取ってあげられるような――そんな人間がヒーローなんじゃないかと思います。今回の映画での進ノ介がまさにそういう描かれ方をしています。自分はヒーローだから……と意識するのではなく、自然な感じで人に寄りそってあげられる、そういうものを持っている人がヒーローなんじゃないでしょうか。西川:やっぱり、困っている人を助けたりとか、ピンチのときにかけつけたりするのが僕にとってのヒーローですね。野球で言えば、大ピンチのときに逆転ホームランを打つような、それまでの空気をガラッと変えることができる人、というのがヒーローかな~と思っています。■プロフィール竹内涼真1993年4月26日生まれ。東京都出身。2013年、女性ファッション誌『mina』初の男性専属モデルオーディション「minaカレ」でグランプリを受賞。日清カップヌードルCM「SURVIVE! 就職氷河期編」(2014年)、dビデオ『10日間で運命の恋人をみつける方法』(2014年)などに出演し、2014年10月より『仮面ライダードライブ』で主演を務める。ファースト写真集「Ryomania」発売中。■プロフィール西川俊介1994年4月4日生まれ。群馬県出身。2013年、第26回ジュノン・スーパーボーイコンテストで準グランプリを受賞して芸能界入り。2013年のバラエティ番組『キャサリン3世』や2014年のテレビドラマ『GTO』などに出演した後、2015年2月2日より『手裏剣戦隊ニンニンジャー』にアカニンジャー/伊賀崎天晴役でレギュラー出演中。現在、初のオールハワイロケで撮影した2015スクールカレンダーが発売中。購入は西川俊介公式サイトまで。
2015年08月15日8月8日に公開される特撮映画『劇場版 仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー/手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』の予告編が公開された。『仮面ライダードライブ』の予告では、主人公のドライブ/泊進ノ介の相棒であるベルトさんを、進ノ介が自ら破壊するまさかの展開。ベルトさんの真の狙いは、ドライブを利用して世界を滅亡させることにあるらしく、制御不能になったドライブが起こした破壊行為が原因で、進ノ介は警視庁から指名手配されてしまう。さらに未来から、進ノ介を守るために駆けつけた息子のエイジ、そのエイジを追ってきた仮面ライダー・ダークドライブとドライブの新たな姿「超デッドヒートドライブ」の激闘も描かれている。そして『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の予告では、忍隠れ城の殿様が恐竜になってしまうという衝撃の展開からスタート。本作の撮影は、忍者の里でもある甲賀・伊賀で行われており、日本一高い石垣と言われる伊賀上野城の石垣を駆け上るシーンも公開されている。さらに、新たなロボ「シュリケンジンダイノ」の姿も明らかになり、たたりによって姿を変えられてしまった殿さまを救うために奮闘するニンニンジャーたちの姿を見ることができる。さらに今回は、TVドラマ本編さながらのこだわりで撮影された、前売り券プレゼントスペシャル映像も公開。本作の前売り券(一般1,400円/3歳~中学生800円/親子ペア2,100円)を購入すると、仮面ライダードライブ、アカニンジャーを乗せて走るプルバックミニカー「乗せたら走る!真夏の爆走ヒーロー!」がプレゼントされ、「仮面ライダードライブバージョン」か「アカニンジャーバージョン」のどちらか一つを選ぶことができる。また、7月11日に発売開始となる数量限定のプレミア前売り券(一般1,900円/3歳~中学生1,300円)の購入者向けには、プライズ向けフィギアシリーズとして人気を博している全長1.5㎝の超絶精密マイクロフィギュア「MICRO」に加えて、「シフトカー」と「忍シュリケン」の劇場オリジナルバージョンも登場。「MICRO」は登場したばかりの新フォーム「仮面ライダードライブ タイプトライドロンバージョン」と「アカニンジャーバージョン」どちらか一つがプレゼントされる。映像では、『仮面ライダードライブ』からは詩島霧子(内田理央)、西城究(浜野謙太)、本願寺純(片岡鶴太郎)ら警視庁特状課の面々が、一方の『手裏剣戦隊ニンニンジャー』からは伊賀崎天晴(西川俊介)、伊賀崎風花(矢野優花)らニンニンジャーのメンバーが登場している。なお、映画の入場者特典には、仮面ライダードライブの「ドライバーズライセンス」、ニンニンジャーの「ニンジャ弟子入り認定証」、「劇場限定ガンバライジングカード」の3枚がセットになった「真夏の最強トリプルパック」を用意。「ドライバーズライセンス」を巡っては、7月放送のTVシリーズ『仮面ライダードライブ』で、チェイスがライセンス取得のため試験を受けるという特典とリンクした展開も放送されるという。劇場版「ドライブ・ニンニンジャー」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映(C)2015 テレビ朝日・東映AG・東映
2015年06月19日日本のインストゥルメンタルバンド、SAKEROCKが6月2日(火)に東京・両国国技館で解散ライブを開催する。【チケット情報はこちら】ソロでも活動している星野源や浜野謙太を擁するSAKEROCKは2000年に結成。近年はメンバー個々での活動が増え、バンドでの活動ができなかったことから、2月に解散を発表。4月8日にはラストアルバム『SAYONARA』を発売した。6月のラストライブには、バンド結成時のオリジナルメンバーで、すでにバンドを脱退していたKeyの野村卓史とBの田中馨も参加する。チケットの一般発売は4月25日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中。受付は4月20日(月)午前11時まで。■SAKEROCK LAST LIVE ”ARIGATO!”6月2日(火) 開場18:00 / 開演19:00会場:両国国技館(東京都)
2015年04月16日コントグループ、東京03の公演『東京03 FROLIC A HOLICラブストーリー「取り返しのつかない姿」』が6月4日(木)東京・赤坂ACT シアターより上演される事が決定した。同公演は東京03と放送作家のオークラが、仲間たちと共に“もっと自由に”“もっとふざけて”というコンセプトではじめたライブ「東京03悪ふざけ公演」から派生したもの。「東京03悪ふざけ公演」はスタートから回を重ねるごとに規模を拡大し、2013年の結成10周年にはゲストを迎えた公演を行い、大盛況の内に幕を閉じた。そして今回、まだ新しいアイデアがあること、“ふざけていいなら参加したい”という様々なジャンルの仲間たちと出会ったこと、この公演を楽しんでくれる心の広い観客が増えている気がすること。これらの要素からライブタイトルを新たに『東京03 FROLIC A HOLIC』という名前に変え、再始動が決まった。出演者は東京03のほか、おぎやはぎ、浜野謙太、GENTLE FOREST JAZZ BANDが決定。さらに、豪華ゲストの出演が予定されている。ライブ『東京03 FROLIC A HOLICラブストーリー「取り返しのつかない姿」』は6月4日(木)から7日(日)まで、東京・赤坂ACT シアターで上演。チケットの一般発売は5月9日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけてチケットぴあではオフィシャル最速先行を実施。受付は2月14日(土)午前11時から23日(月)午前11時まで。■東京03 FROLIC A HOLIC ラブストーリー「取り返しのつかない姿」日時:6月4日(木) 開場17:30 / 開演18:306月5日(金) 開場17:30 / 開演18:306月6日(土)<1回目>開場12:30 / 開演13:30<2回目>開場17:30 / 開演18:306月7日(日)<1回目>開場12:30 / 開演13:30<2回目>開場17:30 / 開演18:30※休憩あり会場: 赤坂ACT シアター(東京都)出演:東京03 / おぎやはぎ / 浜野謙太 / GENTLE FOREST JAZZ BAND / ほか豪華ゲストあり作:オークラ / 飯塚悟志演出:オークラ料金:全席指定 SS席 12,000円 S席9,800円 A席8,500円
2015年02月13日レシピ本としては異例の累計532万部を突破した「体脂肪計タニタの社員食堂~500kcalのまんぷく定食~」をモチーフに映画化した『体脂肪計タニタの社員食堂』で、デブで気弱な二代目副社長・谷田幸之助を演じた浜野謙太が、本作に込めた真のテーマを熱く語った。その他の写真社長の父・卯之助(草刈正雄)が病気で倒れ、二代目の幸之助が大事な新商品発表会の責任者に。ダメ男の幸之助は一念発起、社員自らダイエットを行い、経過を発表するキャンペーンを立案。幸之助は同級生で、かつてはポッチャリだった栄養士の菜々子(優香)を雇い、体脂肪率40%以上ある社員を中心にした一大プロジェクトをスタートする。もちろん、浜野の太った姿は特殊メイク。実は、これに苦労したという。「自分が思っている演技上の表情が、いつものやり方では表に出ていかない(笑)。最初は自分の思った通りになかなかいかなかったので、まるで俺が俺じゃなくなってるような気がして、不安でショックな毎日でした(笑)」。体脂肪率40%以上ある社員がダイエットに挑戦するという主軸があるが、肝心な点は太っていること=マイナスという意図はないこと。この点、「この映画、太っていることが悪いのでやせましょうという図式ではないです。それは李闘士男監督の想いで、タニタの考え方でもあると思います」と浜野自身も力説する。タニタの場合、体脂肪計を作っている会社の社員という大義名分はあるものの、これは怠慢な人生を送った者たちの、人生リベンジの熱い話なのだ! 「ただのダイエット指南ではないわけですよね。そこには哲学や思想もあるような気がして。特殊メイクまでして撮影してよかったなと思うテーマですね(笑)」。実は本作、幸之助に着目してドラマを追っていくと、観る者はスンナリ感情移入して楽しめる。ニッコリとうなずいて、浜野は言う。「コネ入社で物事にウジウジしていた男が、ダイエットをやるって言い出しただけの話です。でもそれだけのことだけれど、彼にとっては難しいことだったわけです。だから、その一歩前に踏み出す姿を観て、どこか共感できる存在になっていることに感動しました。彼は多くの人たちの共感を集めそうですね(笑)」。『体脂肪計タニタの社員食堂』5月25日(土)より、全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2013年05月23日演技派・森山未來が金なし・夢なし・彼女なしのモテないアラサー男子を好演し、大反響を呼んだ恋愛エンターテインメント「モテキ」。高視聴率をマークしたドラマ版に続き、昨年9月に公開され大ヒットを記録した劇場版が、日本映画専門チャンネルにて7月15日(日)にTV初登場となる。これに先駆けて、本作でメガホンを取った大根仁監督と“自称”「モテキ」通の南海キャンディーズ・山ちゃんこと山里亮太の2人が特別番組収録のため、ドラマ・映画のロケ地を巡るツアーを敢行!森山未來や劇場版のヒロインのひとり、長澤まさみとの舞台裏の秘話が続々と飛び出した。東京・下北沢の雑貨店「ヴィレッジヴァンガード」前でスタートしたこのロケ地巡り。いきなり大興奮の様子で「やだ、かっこいいじゃん!」と言いながら大根監督と落ち合う山ちゃんだが、この違和感たっぷりな登場は劇中の長澤さん扮する“モテ”女子・みゆきを再現したもの。森山未來扮する幸世とみゆきが初めて出会うこのシーンは、大根監督曰く「長澤まさみの可愛さでこの映画の2時間をもたせる」という考えのもと、特別に気合を入れて撮ったシーンだという。自らを“モテナイ男子”と呼ぶ大根監督だが、職権乱用とも思える「女性のエロいカットは自らカメラを持って撮る」という主義も堂々と告白。どのシーンがそれにあたるかは観る方のご想像にお任せするとして、一方でリアリティを大事にするというこだわりも外せないという監督。居酒屋シーンでは、自然な演技を引き出すために女優・長澤まさみに対して無茶な依頼をしてみたり、ゲリラ的な撮影に臨むこともしばしばだったよう。また、主人公・幸世がフラれてしまうおなじみのシーンでは、初めて野外フェス「TAICOCLUB」での潜入ロケを敢行したが、その中の最大の見せ場である幸世の“フラれ”シーン(大江千里の「格好悪いふられ方」が流れる)で見せた、監督のこだわりが光る斬新な撮影法も明かされた。その後も、撮影現場でのアクシデントをそのまま採用するなど、アドリブを生かす柔軟なクリエイティビティを感じさせるエピソードの数々に「モテキ」大のファンである山ちゃんも興味津々。収録の終盤に訪れたさいたまスーパーアリーナ付近では、その興奮も最高潮に!そう、ここは「Perfume」本人たちも登場する、かのミュージカルシーン。抜群の身体能力をもつ森山未來を真似てシーンを再現する山ちゃんだが、その出来栄えには監督は失笑ぎみ?数々のロケ地を一緒に回ってきた大根監督と山ちゃんはすっかり意気投合した様子だが、最後には映画の“その後”について、監督の口から飛び出す一幕も。果たして大根監督が考える、モテナイ男子・幸世の恋愛の行く末とは…?さらに、これに被せるように“リアル”モテナイ男子(?)の山ちゃんから、森山未來演じるモテナイ男子に対して不服の発言も!?撮影現場に込められた大根監督のこだわりももちろん、キャストの意外な素顔を明かす舞台裏エピソードまで、見どころ満載のこの2人の旅模様は、大根監督監修のオリジナル特別番組「モテキ巡り」で楽しむことができる。このほかにも「モテキ」をこよなく愛する人々から届いたラブコールや、オム先生役(ドラマ版)でおなじみの浜野謙太(SAKEROCK、在日ファンク)と監督の爆笑対談など、ほかでは見られないマル秘ネタはチェック必至!真夏の「モテキ」祭り日本映画専門チャンネルにて放送7月15日(日)21:00~劇場版『モテキ』TV初放送7月15日(日)23:45~ほか特別番組「モテキ巡り」7月29日(日)14:00~「モテキ」TVドラマ&劇場版一挙放送!番組公式サイト:■関連作品:モテキ 2011年9月23日より全国東宝系にて公開© 2011映画「モテキ」製作委員会
2012年07月11日映画『婚前特急』が4月1日(金)に公開を迎えた。翌2日(土)に都内劇場で、主演の吉高由里子、共演の加瀬亮、浜野謙太(SAKEROCK)、前田弘二監督による舞台挨拶が行われた。5人の男と同時に付き合うOLのチエが、“本当の相手”を探し当てるまでを描いたラブコメディ。吉高さんが「おもしろかったですか?」と観客に問いかけると、拍手と歓声が。吉高さんはこれに気をよくしたのか、「もっとちょうだい(笑)!」とおねだり。この日は吉高さんの父親と祖母が来場していたそうだが、「おばあちゃんには『5人の男の人と!』って怒られました」と明かし、会場を笑いに包んだ。さらに、撮影をふり返り「監督からはイジメというか、無視されてました」と告白。これは、感情の起伏が激しいチエという役柄に合わせ、吉高さんをイライラさせるための監督の作戦だったそう。監督は「つらい思いをさせてしまいました。すいません」と謝罪した。加瀬さんは、5人の男のひとりでバツイチで、チエの良きアドバイザーでもあるみのるという役柄について「結構、(自分と)近いと思います。吉高さんとの関係はそんな感じ。バーッと話しかけられても、話半分で聞いている感じ」と語り、再び会場は笑いに包まれた。浜野さんは、図々しくお調子者のタクミという役に「あんまり自分とのリンクはないけど憧れます」と語ったが、吉高さんは「チエもダメだし、男たちもダメ!ダメな奴はダメな奴とくっつくんですよ」とバッサリ!さらに浜野さんとの共演に関して「私がベソかいて、現場が止まったことがあったんですが、隣りで助け舟出してくれるかと思いきや、サーッとセットから出ていっちゃったんですよ」と告発。さらに、加瀬さんについても「2年前に共演したときは『笑っちゃうから視界に入らないで』と言われました」と告発し、会場を沸かせた。最後に吉高さんは「こういう時期だからこそ、ホッコリ笑える映画でありたい。フラッと来てください」と呼びかけ舞台挨拶は幕を閉じた。『婚前特急』はテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。特集「『婚前特急』“ほんとうの相手”は誰?」■関連作品:婚前特急 2011年4月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2011『婚前特急』フィルム・パートナーズ■関連記事:『婚前特急』吉高由里子インタビュー 「がむしゃらに“人”を感じたい」5人の彼氏。“本当の相手”は?『婚前特急』マスコミ用プレスを5名様にプレゼント全速力で突っ走る痛快恋愛活劇!『婚前特急』試写会に20組40名様ご招待“魔性の女”吉高由里子の知られざる過去が明らかに?「生きることに欲深い」と告白!吉高由里子彼氏5人とキスをして…「人間の唇はいろんな種類がある」と新発見!?
2011年04月04日映画について、自身について、初挑戦となったコメディについて、時折、地の関西弁をのぞかせながらあけすけに語ってくれているのに、どこから本気でどこから“演じて”いるのか分からない。冗談を飛ばしたかと思えば、ふと詩的とすら感じさせる言葉で自らの内面や演じることの本質を語る――やはり、というべきなのか、吉高由里子は簡単にはつかめない。『蛇にピアス』以来となる主演映画『婚前特急』では、5人の男たちと同時に付き合い、たった一人の本当の相手を見つけようとするヒロインのチエを演じている。「普段は自分の出てる映画を見返すのは一度くらいだけど、この映画はもう3回も見た」と言うくらい気に入っている作品なのに「好きか嫌いで言ったらチエは嫌い。撮影が終わるまでずっと好きになれなかった。自分と関わってほしくないタイプ」とのたまう。改めて吉高由里子に問う!理想の恋愛、結婚とは何ぞや?「フワッと『結婚しよう!』ってなって、ビューッと行っちゃうかも(笑)」チエは、自分がいま何を必要としているかによって5人の男を“付き合い分ける”。逆に言うと「居てほしいときに居てくれないならいらない」というスタンスである。では、吉高さん自身が相手に求めるものはというと…。「お互い、平等な立ち位置で話したいというのはありますね。年上であれ、年下であれ、相手に対する尊敬は必要ですけど、対等な目線で話ができる人じゃないと一緒にいられないですね」。さらにはこんな過激な(?)一面も。「この仕事していると、(夕方の)5時とか6時に終わることってあまりないんですが、たまにそうなると、とりあえずひとりで遊ぶ時間がほしいんですよ。買い物に行ったり、ひとりで漫画喫茶やゲームセンターに行ったり。そういうときに(相手から)電話がかかってきたりしたら、『めんどくさい』って思っちゃうかもしれませんね(苦笑)。いや、お互いにひとりの時間は必要だと思うんですよ!」女の子に「めんどくさい」と言われたら(言われなくても思われたら)男は死にたくなるのだが…話を進めよう。自らの結婚観については「フワッと『結婚しよう!』ってなって、ビューッと行っちゃうかもしれないですけど(笑)」と言いつつ「どんな形が良いかっていうのはまだ自分の中であまり具体的じゃないかな」と慎重。改めて“理想の関係”についてこんなことを語ってくれた。「こんな感じと思ってるのは、振り子のような関係。お互い何かに触れて揺れているんだけど、気が付いたら同じ振れ幅、方向で揺れていられたら気持ちよくいられるかな、と」。いまは恋愛よりも仕事!かと思えば、コトはそんな一筋縄ではないようで…。「演じることを始めて5年くらいになるけど、いまだに慣れない」、「本読みやリハーサルのときは行きたくなくて吐き気がするし、嫌になると眠気が襲ってくる」と仕事に対しても超ネガティブ発言を連発する。「いまだに職業欄に“自由業”とか震える手で書いてますからね(笑)。でも、行かないことの方が怖くて、自分を待っている人たちを蹴ってまで進める目的もないので、拾いに行ってます(笑)。ただ今回、目覚めたという部分では、初めてのコメディで、みんなで『ヨイショ!』ってやったらリアルに『ワッショイ!』って返ってきたんですね。その“ヨイショ、ワッショイ”が楽しくて。人がゲラゲラ笑ってくれるのがこんなに嬉しいことなのかって知りましたね。感動する映画に出て泣かれるよりも、笑ってもらった方が純粋に嬉しいんだなって」。「本能以外の感情や言葉、表情、気持ちをさらけ出すのが女優」逃げ出したくなるような“恐怖”で自分を追い詰めつつ、彼女は楽しんでいる(勝手に断言させてもらうが…)。そして、彼女が発するエネルギーは巨大だ。最後にもう一歩だけ踏み込んで聞いてみた。吉高由里子にとって“女優”であることの楽しさは?「みんなで完成に向けて進んでいくことが楽しいのかな。たぶん、現場が好きなんでしょうね。自分の芝居には自信はないです。芝居についての理論も言えない…私の中で思いはうねっているけど、それを明確に説明する言葉は持たないです。常に“逃げたい”っていう文字が見えていて、後ずさりしたい気分になるけど、逃げる方が怖くて、一生懸命歩いて…。女優として何ができるんだろう?女優としての目標は何だろう?と考えて、思ったのは、生き物の中で人間にしかない、本能以外の感情や言葉、表情、気持ち、というものをさらけ出すのが女優という職業だということ。人として生まれて、その上でさらにこんな贅沢な仕事に就かせてもらってるんだな、と。だからその中にいるなら、がむしゃらに“人”を感じたい。人を表現することに尽力したい」。ほかにも各共演者との思い出話――ハマケンこと浜野謙太(SAKEROCK)との初対面の際に、彼が新調してきたシャツの脇が汗でびっしょり濡れるくらい力んでいたことに吉高さんは「喜びを覚えた」ことや、再共演となった加瀬亮と「次は恋人役じゃなくて、兄妹役で。暗いヤツで…近親相姦か(笑)!」と盛り上がった(?)こと。青木崇高がテストの段階から本当にキスをしてきてスタッフからストップがかかったり、逆にキスシーン初挑戦の吉村卓也は前の晩から4回も歯磨きしていた事実などなど、彼女の口からは次々と、非常に興味深いエピソードが語られたのだが…それはまた、別の話。とりあえず、ウエディングドレスを身に纏うにいたるまでの、吉高由里子のエネルギーをギンギンに感じてほしい。(text:Naoki Kurozu)特集:「『婚前特急』“ほんとうの相手”は誰?」■関連作品:婚前特急 2011年4月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2011『婚前特急』フィルム・パートナーズ■関連記事:5人の彼氏。“本当の相手”は?『婚前特急』マスコミ用プレスを5名様にプレゼント全速力で突っ走る痛快恋愛活劇!『婚前特急』試写会に20組40名様ご招待“魔性の女”吉高由里子の知られざる過去が明らかに?「生きることに欲深い」と告白!吉高由里子彼氏5人とキスをして…「人間の唇はいろんな種類がある」と新発見!?吉高由里子、2年ぶり主演映画でワガママ5マタ女!ウエディングドレス姿も披露
2011年03月25日吉高由里子が“5マタ女”を演じる話題作『婚前特急』の完成披露試写会が12月14日(火)、東京・スペースFS汐留で行われ、吉高さんをはじめ、加瀬亮、浜野謙太(SAKEROCK)、青木崇高、吉村卓也、榎木孝明ら5マタを掛けられてしまう、哀れな(?)俳優陣が勢揃い。5人全員が「今回、彼氏役を演じました…」と自己紹介し、笑いを誘った。主人公は時間を有効に使うべく5人の男と同時に付き合っているという24歳のチエ(吉高さん)。友人の結婚に刺激されたチエは“たった一人の本当の相手”を選ぶべく、彼氏5人を査定することに。幻滅とすれ違いを繰り返しながら、猛スピードで駆け抜けるチエがたどり着く“終着駅”とは?ドラマ「美丘−君といた日々−」(日本テレビ)や話題の超大作『GANTZ』など出演作が相次ぐ吉高さんが、『蛇にピアス』以来となる主演映画で、どこか憎めないヒロインを好演。携帯配信によるオリジナルドラマからスタートし、今回新たに映画として製作された。吉高さんは純白のファンシーなドレス姿を披露。その姿はまるで男たちを魅了する美の女神…それとも小悪魔?今回演じたチエを「アグレッシブでポジティブ。似てる部分は自分じゃ分からないけど、違う魅力を持った5人の男性と付き合うなんて欲張りだなって思います」と分析し、5人全員と繰り広げたキスシーンに「人間の唇って、いろんな種類あるな、と。いろんな年齢の方々(の唇)を総ナメさせていただき、ありがたい」と“吉高節”で感想を語っていた。そんな吉高さんに、5人の男優陣は役柄同様、翻弄された様子。『重力ピエロ』でも共演した加瀬さんは「一緒にいると、とにかく笑っちゃってしょうがなかった」。ミュージシャンで俳優としても活躍する浜野さんからは「吉高さんとのやりとり自体が強烈だった。自分の中に潜む野獣性が、引き出されるのを感じました」と肉食男子宣言も飛び出した。キスシーンに臨んだ青木さんは、リハーサル段階からキスしていたそうで「助監督さんから『リハでは(キスは)いいです』と言われちゃって…」と照れ笑い。一方、期待の若手俳優・吉村さんは「ムードメーカーとして現場を盛り上げてくれた。キスもリードしてくれて(笑)、楽しかったです」と“先輩”吉高に感謝。そしてベテラン俳優の榎木さんは「吉高由里子がこの時代にウケるのがよく分かる作品。キュートで天然、よくわかんない部分も魅力だと思う」と手放しで絶賛していた。メガホンをとった前田弘二監督は「常識に縛られず、自分のルールで生きるヒロインを描きたかった」と本作の着想を語り、「実は最初は彼氏が(5人ではなく)7人だった」と知られざる事実を暴露。今回が長編デビュー作となるが「吉高さんが素敵な演技で、チエを素敵な女性にしてくれた」と大満足の表情だった。『婚前特急』は2011年4月1日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:婚前特急 2011年春、テアトル新宿ほか全国にて公開■関連記事:吉高由里子、2年ぶり主演映画でワガママ5マタ女!ウエディングドレス姿も披露
2010年12月15日吉高由里子が『蛇にピアス』以来となる主演映画『婚前特急』で、5人の男と同時に付き合うワガママ女に扮することが明らかになった。携帯配信によるオリジナルドラマからスタートし、このたび新たに映画として製作されることになった本作。主人公のチエ(吉高さん)は、時間を有効に使うべく5人の男と同時に付き合っているという24歳女子。友人の結婚に刺激された彼女は、自分にも“本当の相手”がいるのかを知るべく男たちを査定し始める。時に幻滅し、時にすれ違いを味わう彼女の姿を通して、本当の幸せとは何かが描き出される。吉高さんとって、彼女の名を一躍全国区に押し上げた『蛇にピアス』以来となる映画主演作。放送中の主演ドラマ「美丘−君といた日々−」をはじめ、次々と話題の作品へと出演している彼女が、5マタを掛けつつもどこか憎めない主人公を溌剌と演じている。吉高さんは今回演じたチエという役柄について「5人の男性と同時に付き合うのは私生活では出来ないので、お芝居の場を借りていい体験をさせていただいたなぁと思いますが、ちょっと体力と根気がいりました」と感想を語ってくれている。また、劇中でウエディングドレス姿も披露しているが「プライベートでも仕事でも着たことがなかったので、ドキドキしました」と初々しいコメントも。吉高さん以外の共演陣も豪華!加瀬亮に青木崇高、榎木孝明、浜野謙太らがチエの彼氏役で出演するほか、チエの友人・トシコに杏、さらに石橋杏奈が劇中、チエが企むある“復讐”の計画に組み込まれるミカを演じている。果たしてチエは誰と結婚することになるのか…?すでに携帯ではチエが17歳のころの物語「婚前特急〜ジンセイは17歳から」が配信されているが、映画の公開の直前となる2011年の1月には、21歳時の物語「婚前特急〜ジンセイやっぱ21から」が配信されることも決定した。空前の“婚活”ブームの日本。5マタのワガママ女の行動が、結婚とは?幸せとは?という問いに一石を投じる!『婚前特急』は2011年春、テアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:婚前特急 2011年春、テアトル新宿ほか全国にて公開
2010年08月16日