今年はどんなコト、モノが人気だったのか、そこにはどんな背景があったのか、カルチャー好きの「SHOWROOM」代表の前田裕二さんとフリーアナウンサー・宇垣美里さんの2人が考察。その魅力をたっぷり紹介します。今年はどんなカルチャーが人気だったのか。まずは、トレンドの動向にも敏感な「SHOWROOM」代表の前田裕二さんに、ご自身が注目したことについて伺うと、「個人的にインパクトが大きかったのは、韓国カルチャーです。昨年から『梨泰院クラス』や『愛の不時着』など、エンタメの勢いはすごいものがありましたが、今年も9月から配信が始まった『イカゲーム』(すべてNetflixオリジナルドラマ)が、Netflixで過去最高の視聴者数を記録。僕の会社でも、『smash.』でBTSのコンテンツを立ち上げ、その反響の大きさを実感しています。ただ、これは韓国カルチャーに限ったことではなく、今年のトレンド全般に言えることですが、ヒットするコンテンツに共通しているのは、“顧客目線”をこれでもかというくらいに徹底的にやりきっているところ。受け手の感動に関して半端じゃないくらい研究している。また、設定が小難しくなく、間口が広いこともポイントです。特にこの一年の映像作品やゲームのヒットにはこの傾向を顕著に感じます」人気の秘訣は、いかに「ハラハラドキドキ」をやりきるか。映像作品では、映画『東京リベンジャーズ』や、Netflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』など、「渋谷」を舞台にした映像作品が目立った一年に。「妻夫木聡さんが出演していて日本でもヒットした中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』にも渋谷が出てきましたよね。私の大好きな漫画『GALS!!』は、渋谷のギャルの物語ですが、原作と東京ガールズコレクションがコラボするなど人気です。渋谷はこれまでも注目されてきた街ですが、今年はなぜかな…。『東京2020オリンピック・パラリンピック』が開催されて、東京に注目が集まり、なかでも渋谷は象徴的な街だからかもしれませんね。特に駅前のスクランブル交差点は、関西出身の私も上京する前から知っていましたし、海外でもあの光景を見れば東京だとわかる人は多いと思います。“画”としての強さが、選ばれる理由なのでは」(フリーアナウンサー・宇垣美里さん)また、渋谷の雑多なイメージが、今どきヒットする作品のムードにハマりやすいと、前田さんは感じている。「『今際の国のアリス』でいうと、登場人物が、歩きスマホをしたり、吸ったタバコを道にポイ捨てするんです。TVでは扱えないような表現ですよね。渋谷は、そんな一種の危うさや、社会的に必ずしも許容されがたい人間の業や荒削りさも内包されている街。ちょっとハラハラする街です。デスゲームを軸とした『イカゲーム』しかり、最近人気になるコンテンツに共通しているのは、共感できるベースシナリオの上に、ピュアなハラハラドキドキが乗ってくるところ。そういう刺激的な描写と相性がいい街なんですよね。僕は以前から、渋谷が併せ持つ危うさの側面と希望の側面という一見相反するエネルギー、いわば、どこかベンチャー的な性格が大好きです。大きなリスクを張って勝負しに来て、ぺしゃんこに潰されちゃうかもしれないけれど、一方で何かすごいことが起こりそうな、えも言われぬ期待もある。僕の会社も渋谷にありますが、そういう常にドキドキと向き合えるところに惹かれて、ベンチャーが多く集まるのかなと思います」今年はコロナ禍も2年目となり、カルチャーを摂取する場は家の中が基本という人も多かったはず。インドアな娯楽の代表格ともいえるゲームでは、バトルロイヤル系の『Apex Legends』や、宇宙を舞台にした人狼ゲーム『Among Us』など、前田さんの話ともつながるハラハラドキドキ系タイトルがトレンドに。「僕が今年よくやっていたのは、『グランド・セフト・オート V』という、プレイヤーが街で車を盗むなど、かなりの悪事を働くゲームで、現実の世界では体験しないことの連続です。ちょっと悪さをするとすぐ警察が追いかけてきますが、捕まらないように逃げるというハラハラを一瞬で味わえます(笑)。『Apex Legends』や『Among Us』はオンライン上でプレイヤーが殺し合うゲームですが、今はまったり楽しむということより、こうした現実とはかけ離れた刺激がバーチャル空間で求められていると感じます」(前田さん)その理由には、昨今のユーザー側の志向の変化が影響していると考えられるという。「ある大ヒットネット配信ドラマの脚本を友人が手がけていたのですが、物語の開始5分で“事件”を起こす、つまり早い段階で刺激を作ることを意識していたと言っていて、これは面白いと思いました。配信ドラマでは、映画館と違って、ドキドキしない単調な流れに直面すると視聴者がすぐに離脱できてしまうからです。サクッと体験できるインスタントな刺激を提供することが重要なのでしょう。1.5倍速での再生が増えているのも、サクサク進んでほしいからだと思います。これはゲームにも言えることで、ヒットゲームに共通することは、実況映えすること。つまり、プレイ実況動画がたくさん上がるゲームは流行ります。最近は面白い実況を見て、自分でもプレイするという人がかなりいると思いますが、では、どうやったらたくさんプレイされるか?それは、「リアクションがとりやすい」ことです。つまり、ここでもやはり“刺激”です。『うわあびっくりした!』などリアクションをとれないと実況が面白くならない。となると、必然的に刺激的な展開が次々起こるゲームがプレイされますよね。FPS系(プレイヤー視点のシューティングゲーム)の、人を銃で倒し、倒される世界はまさに刺激の巣窟です。また、今年人気を集めたのは、最後の一人になるまで殺し合うなど設定がシンプルで初心者でも入りやすい、かつAPEXなど初心者でも熟練者に勝ちやすいタイトルでした。これらのわかりやすく始めやすいゲームが、コロナ禍を機にゲームを始めたライトゲーマー層を多く取り込んだのだろうと思います」(前田さん)現実世界では癒しやエンパワーメントを感じたい!ほかにもカルチャー系で話題だったものといえば、ストップモーションアニメの『PUI PUI モルカー』が印象的。羊毛フェルトでできたモルモットの姿の車“モルカー”は、SNSで話題となり、日本はもちろん台湾など海外でも大人気に。「私が出演している『アフター6ジャンクション』のパーソナリティの宇多丸さんが、『PUI PUI モルカー』放送開始前の記念イベントに参加されていたこともあり、私も最初から見ていて大好きでしたが、まさかこれほどブレイクするとは!まずはもふもふと丸いフォルムがめちゃくちゃかわいいのと、トコトコした動き…。たまらないです!なのにストーリーにはシュールなところがあって。そこも含めて楽しめたのが、多くの人の心を掴んだ要因だったのではないでしょうか」(宇垣さん)もふもふしたフォルムで、かわいいだけじゃないというのは、個人のクリエイターが手がけ、販売すると争奪戦になるという一点もののユニークなぬいぐるみのブームにも共通する模様。「余白というか、突っ込みどころがあるというのも愛される理由だと思います。人は誰しも矛盾やいびつさを抱えながら生きていると思いますが、そんななか、剛速球ストレートど真ん中みたいな、ただ純粋にかわいいだけ、というキャラは、劣等感すら覚えてしまう。その点、たとえばモルカーの場合は、行動も良い意味でツッコミどころが多いですが、そもそも“モルモットが車になる”なんて、ある意味、設定が狂気じみているところがむしろいい(笑)。しかも、モルカーも最近流行りの韓国ドラマの主人公も、原則弱い人の目線に立って寄り添います。こうしたキャラクターが報われる過程で心打たれるし、共感できる。コロナ禍で弱い立場に置かれた人が多い今、優しい弱者の勝利に自分を投影しやすいのかもしれません」(前田さん)もふもふつながりでいうと、上野動物園に双子のパンダが生まれたことも話題に。「ぬいぐるみに触ったり、うちにはワンコがいるのでその子を抱っこしたり、もふもふに触れて癒されていますが、家で動物の赤ちゃんの動画を見ているだけでも、ほっこりできる。直接会いに行きづらい今、動物園の職員さんが以前にも増して動物の動画をネットで配信してくれるので、それを私のようにありがたく享受している人はたくさんいると思います」(宇垣さん)一方、エンタメ作品では、昨年、アカデミー賞4部門受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』など、社会問題が盛り込まれた物語がヒットする傾向が続いているが、今年は女性たちが自らの生きづらさを解消するために連帯するシスターフッドもののドラマや映画が豊作だった一年でもある。「私も今年、『17歳の瞳に映る世界』や『モロッコ、彼女たちの朝』『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』などシスターフッドが感じられる作品をたくさん観ました。私はシスターフッドものが好きで以前からよく観ていましたが、最近は作品数が増えているなと思います。『#MeToo』運動からの価値観のアップデートが目覚ましく、幸せな関係性の象徴として描かれてきた恋愛も、今はそれだけがすべてではないということが浸透し始めているからかもしれませんね。女性同士の連帯からは、すごくエンパワーメントされますし、女性特有の辛い現実があるからこそ、シスターフッドものが響くところはあると思います」(宇垣さん)「それこそ優しい弱者の勝利ではないですけど、難局を乗り越えるために弱い立場の人同士が手を取り合うのは、現実でもフィクションでも今の時代、とても必要とされている。それに、愛のカタチは恋愛だけじゃないという価値観は、確かに広がっていますよね。世の中には男女の恋愛ありきという風潮に息苦しさを感じている人もいて、そういう人たちが生きやすい社会にしたいと活動する人が増えると、そこを目掛けてコンテンツを作る人も多くなる。シスターフッドのような作品は、今後ますます増えていくと思います」(前田さん)まえだ・ゆうじ1987年生まれ、東京都出身。「SHOWROOM」代表。日本テレビ系『スッキリ』火曜コメンテーター。著書『メモの魔力 The Magic of Memos』(幻冬舎)がロングヒット。愛読者による“メモ魔会”も開かれている。うがき・みさと1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。フリーアナウンサー。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』火曜パートナー。『週刊プレイボーイ』(集英社)などでコラムを連載中。著書に『愛しのショコラ』(KADOKAWA)ほか。ニット¥35,200ワンピース¥39,600(共にドレステリア/ドレステリア 京都店 TEL:075・211・0213)ネックレス¥20,900リング¥18,700(共にココシュニック TEL:03・5413・5140)クオーツリング¥19,580(ステラハリウッド TEL:03・6805・0390)シューズ¥56,100(ザ・グランドインク〈ロランス〉/ザ・グランドインク TEL:03・6712・6062)※『anan』2021年11月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・滝沢真奈(宇垣さん)ヘア&メイク・山下智子(宇垣さん)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年11月13日フリーアナウンサーの宇垣美里が27日、都内で行われた宝酒造「タカラcanチューハイ『すみか』」の新商品発売記者発表会に出席した。缶チューハイのイメージキャラクター起用に「お酒大好きなのでうれしい」とにっこり。コロナ禍で自宅飲みも増えたが、冷蔵庫には手作りのおつまみを常備しているという。「煮玉子と浅漬けは常備していますね。冷蔵庫の中に食べるものが何もないと寂しくなる(笑)。煮玉子は一気に10個くらい半熟卵を作ってパックの中に醤油とみりん、しょうがを入れる。置いておいたら美味しくなる。あと卵はいくら食べても罪悪感がなくていいですよね」と紹介した。また餃子を作って焼く機会も多く、「すごく好きなので一気に焼いて残りを冷凍して後で食べる。スタンダードのひき肉も好きですが、大葉やパクチー、エビを入れるのも美味しい。つけダレもたくさん用意します」といい、特におすすめの味は「大葉。最高です、いい仕事します」とアピールした。コロナ禍でおうち時間が増えたが、自宅での“ちょっと贅沢”を聞かれると「旅行ができないからこそ、北海道だったり北の方のほうのカニを取り寄せたり、ちょっといいお肉を食べたり、主に食の部分を贅沢にしている」と告白。お酒を飲むことも好きだが、「食べることも大好き!」と無邪気に笑った。コロナが落ち着いたら「遠出がしたい」と宇垣。「旅行に行きたいですね。海外にも行きたい。季節ごとのスポーツを楽しむのも好き。夏だったらダイビング、冬ならスノーボード。意外とアクティブなんです。それを楽しむのが許される環境に早くなればいいなって。それを待つばかりです」と収束を願った。新CMでは自宅勤務後の女性が仕事終わりにお酒を楽しむ姿が描かれている。宇垣は「おうち風のスタジオで撮りました。みんな優しくてリラックスして、自然体のまま撮影できました」と振り返った。
2021年09月27日フリーアナウンサーの宇垣美里が5日、京セラドーム大阪で行われた「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2021 AUTUMN & WINTER」に出演。初めて関コレでメインMCを務めた。午後1時のスタートから約7時間。フィナーレとなったランウェイには出演者がマスクを着用して登場した。今回初めて関コレのメインMCを務めたフリーアナウンサーの宇垣美里は「楽しくてめちゃめちゃ興奮しました!」と振り返り、「ありがとうございました。バイバ~イ」と感謝した。抜群の美貌を誇る宇垣。イベント中に人気YouTuberのヒカルは、「女の子に着てほしいコスプレは?」と聞かれた際、「女子アナです。僕フリーのアナウンサーが好きです」と答え、さらに宇垣の名前を挙げて「今日は正直これ目当て」と話した。また、シークレットゲストとして出演した5人組YouTuber・コムドットのやまとも、トークの際に「えっ宇垣アナかわいすぎない? かわいすぎて話が入ってこない」とその美貌に驚いていた。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベント。21回目となる今回は「J/COLOUR~日本の自然が育んだ四季折々の色彩」をテーマに、人気モデルやタレントによるファッションショーやトーク、アーティストによるライブステージを展開する。前回に引き続き、有観客での実施となった。
2021年09月06日フリーアナウンサーの宇垣美里が5日、京セラドーム大阪で開幕した「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2021 AUTUMN & WINTER」に出演。初めて関コレでメインMCを務める。袖部分がシースルーの大人ワンピースを着用した宇垣。耳には大ぶりの白いピアスで、髪は1つにまとめている。宇垣は「もうスタートから本当に華やか。これからショーやライブが楽しめるということで、とってもわくわく。一緒に盛り上がっていきましょう!」と来場したファンとオンライン視聴者に呼びかけた。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベントで、今回で21回目の開催。人気モデルやタレントによるファッションショーやトーク、アーティストによるライブステージを展開する。前回に引き続き、有観客での実施となる。
2021年09月05日モロッコの長編劇映画として、日本で初めて劇場公開される『モロッコ、彼女たちの朝』から、踊りながらクッキー作りを楽しむ女性たちの本編映像が到着。さらに、宇垣美里や枝元なほみ、角田光代らのコメントが到着した。到着した本編映像は、妊婦のサミアとパン屋の店主アブラ、娘のワルダの3人が楽しそうに踊りながら様々なお菓子を作るシーン。陽気なアラブ音楽が流れる中、もうすぐやってくるお祭りに向けてパン屋のキッチンは大忙し。ビスコッティにもよく似た「フッカス」や、三日月の形をした「ガゼルホーン」など、たくさんの焼き菓子を作り上げていく。ワルダも一緒に手伝い、材料の粉をふりかけながら踊り出し、それを見たサミアも一緒になって楽しそうに踊っている。卵を割り、生地を混ぜ、型を抜き、オーブンで焼き…3人の手つきをクローズアップで捉えた映像からは、お菓子作りの喜びが溢れ出してくるよう。完成品は、甘い香りが漂ってくるような美味しそうな出来栄えとなっている。さらに、各界の文化人から絶賛コメントが到着。また、モロッコに住み料理の修行をした経験のある小川歩美(モロッコ料理 エンリケマルエコス オーナーシェフ)は「観る人をモロッコにワープさせてくれるでしょう。現地で生活していた時をリアルに思い出させてくれました」と作品のリアリティに太鼓判を押している。宇垣美里(フリーアナウンサー)伝統のパン、ルジザを作り上げるたおやかな動作にアイラインを引いた後の1ミリの微笑言葉よりも雄弁な横顔と瞳の揺らぎで閉塞的な世界に生きる孤独な2人の女の心情と心通わせ支え合う過程が繊細に丁寧に描かれていた枝元なほみ(料理研究家)偶然出会って、ふと<信じられる>と思う瞬間が訪れる。女同士が、それぞれの傷や痛みや優しい柔らかい心や言葉にできない気持ちの棲む生きることの<芯>で繋がっていく。悲しい映画ではないのに何故か泣けてしかたなかった。角田光代(小説家)すべての場面が、それぞれ一枚の絵画のようだ。苦悩を抱き、かなしみを背負っていても、彼女たちの生きる姿はなんとうつくしいのかと驚いてしまう。深田晃司(映画監督)女性への差別や偏見の厳しい現実を背景に、異性により消費されることのない俳優の身体や仕草、その表情が描かれること、ただそれだけでこれほど心地よい時間が流れることに驚かされる。新旧混濁としたモロッコの景観に加え、ザワザワとした街のさざめきがずっと聞いていたくなるほど心地よかった。山内マリコ(作家)行き場のない妊婦と彼女を受け入れるシングルマザー。連帯する女と女(とその娘)の物語に、こう問いかけられた。あなたにはこれができる?ジェンダーギャップ指数144位の国モロッコから届いた映画に、120位の日本の、ひっそり産み棄て罪に問われる女性たちが重なる。まったく他人事ではない。『モロッコ、彼女たちの朝』は8月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モロッコ、彼女たちの朝 2021年8月13日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©︎ Ali n’ Productions – Les Films du Nouveau Monde – Artémis Productions
2021年07月31日西島秀俊主演、濱田岳、神尾佑、石井杏奈ら共演の「シェフは名探偵」第6話が7月12日オンエア。濱田さん演じる高築の母への優しさに「良い話じゃないか」「良い息子!」など感動の声続出。濱田さんの演技にも絶賛する投稿が多数送られている。穏やかでお節介焼き。訪れた客の悩みや抱えている問題を解決していく「ビストロ・パ・マル」の“名探偵”シェフ、三舟忍を西島さんが演じる本作。西島さんのほか、その優れた記憶力をかわれ「ビストロ・パ・マル」のギャルソンになった高築智行に濱田さん。高級ホテルのメインダイニングから「パ・マル」のスーシェフになった志村洋二に神尾佑。交際相手と破局し「パ・マル」に帰ってきたソムリエの金子ゆきに石井杏奈。失踪した三舟の父を探している探偵の上原美里に橋本マナミ。「パ・マル」のオーナーでもある若き青年実業家の小倉大輔に佐藤寛太といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。常連客の西田(新納慎也)が婚約者を連れて来店する。婚約者は小劇団の人気俳優・串本法子(真飛聖)だが、金子が店の外に出ると店の様子を伺う女性の影が。再び来店した西田はおなかの調子を崩しており、串本が作ってくれたフランス料理を食べ過ぎたというのだが、“キャラメル色のタルト・タタン”がオーブンで焼き上がっていたと語る西田の言葉に、三舟は驚いた顔を見せ、その料理は串本が作ったものではないことを見抜く。金子が見かけた女性は串本の熱烈なファンで、串本が役者を辞め結婚することに知り西田を逆恨み。下剤を混ぜたフランス料理を作り、串本が作ったと嘘をついて西田に提供するよう進言していた。一方、西田の話から深夜に店の灯りが点いていたことを知った三舟は、店の防犯カメラを確認。高築が深夜に店に忍び込んでいたことを知る。さらにレシピが書かれたノートが店から消えており、高築がヴァン・ショーのレシピを聞いてきたことを合わせて、高築がヴァン・ショーのレシピを知るためノートを持ち出したのでは?と疑う。さらに志村のロッカーには脅迫状としか思えない手紙が置いてあって…というのが今回のおはなし。熱烈なファンが“推し”の恋人に“毒を盛る”という展開に「ファンとの距離が近いとはいえ食べ物の差し入れとかって怖いよね…」「ファンと距離が近すぎるのも問題」などの声が上がる。その後、帰路で忘れ物に気づき店に戻った三舟のもとに高築の母が現れ、三舟に感謝の言葉を送るとともに高築から送られてきた動画を見せる。そこには画像や動画で写されることを嫌がる三舟に配慮して、深夜の店内で「ビストロ・パ・マル」を紹介する高築の姿が。「高築くんスゲーーー良い息子!!!!!!!心配してくれてるお母さんにちゃんと職場の紹介もして!!!」「高築くん、夜中に店に忍び込んで動画撮ってたのか」など、母想いの高築にも絶賛の声が続々。「殺害予告もほっこり動画撮影もしそうなキャラを演じられる人ってあまりいないよな。やっぱり濱田岳さんは巧い」「高築はただの親孝行だったというオチ。視聴者を不安にさせて、最後に涙を誘う展開、上手いな~」といった声も多数送られている。(笠緒)
2021年07月13日映画『ハニーレモンソーダ』(7月9日公開)のしゅわきゅん・スパークナイト(・はハート)が8日に都内で行われ、ラウール(Snow Man)、吉川愛、堀田真由、濱田龍臣、坂東龍汰、岡本夏美、神徳幸治監督が登場した。同作は村田真優による大ヒット作の実写映画。中学時代「石」と呼ばれていじめられていた自分を変えるため、自由な高校に入学した石森羽花(吉川愛)は、その高校を選んだ理由であるレモン色の髪をした三浦界(ラウール)に出会う。2人の距離はどんどん縮まっていくが、実は界には誰も知らない秘密があった。同作のキャッチコピーが「あなたに出会い、世界が変わる」であることから、「○○に出会って自分が変わった」という出来事について聞かれたキャスト陣。胸キュン青春映画のイベントだが、ウルトラマン好きで知られる濱田は「ウルトラマンですかね」と、ブレない姿勢を見せる。濱田は「4年前にここ(丸の内ピカデリー)で初めてウルトラマンの役としてお客様の前に立つ機会をいただいて、またここに『戻ってきた』という気持ちが勝手にあります」としみじみ。「そこから色々お仕事をいただいたり。もともと好きだったのもあって、すごく色々なことをさせていただいています。最初に出会ったのは2〜3歳の頃、車でDVDを観てたのが始まりなんですけど、そこから自分が役者になる、役者を続けようと思えるきっかけにもなったし、出会って全てが変わったと思います」と語り、周囲も「いい話」と感心していた。
2021年07月08日「Snow Man」ラウールが映画単独初主演を務めた『ハニーレモンソーダ』より、ラウールさんが演じる三浦界の親友、友哉(濱田龍臣)と悟(坂東龍汰)の場面写真がシネマカフェに到着した。レモン色の髪がトレードマークの学校の人気者である界。彼の良き理解者で親友の高嶺友哉と瀬戸悟は、クラスメイト。そこに、羽花(吉川愛)と界の元カノ・芹奈(堀田真由)、悟の幼なじみのあゆみ(岡本夏美)が加わり、6人でいつメンとなるのだ。今回到着した場面写真に写る大人びた性格の友哉は、界だけでなく、いつメンみんなのことをよく分かっており、羽花や芹奈の相談相手になることも。自分の本心に気づけていない界に対して、さりげなく助言をする場面もあり、界と羽花の恋を後押しするキーパーソンのひとり。また、独り言のような話し方をするところが特徴的でもある。対して明るく天真爛漫な性格の悟は、みんなの盛り上げ役。恋愛に関して疎いようで、幼なじみのあゆみが片想いをしていることにも全く気がついていない。また、何かを隠して羽花らに冷たい態度を取る界を気遣い、悟ならではの行動をとる、界や羽花らを見守る存在だ。場面写真では、海辺にいる友哉と屋上にいる悟のそれぞれのカットに加え、屋上での2人のワンシーンも切り取られている。羽花との関係に悩んでいる界に、さりげなく助言をする友哉に対して、助言の意味がイマイチ分からない鈍感な悟。2人のキャラクター性が感じられる場面となっている。そして本編では、そんな男子3人の高校生らしい掛け合いも必見だ。『ハニーレモンソーダ』は7月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハニーレモンソーダ 2021年7月9日より全国にて公開(c) 2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会(c)村田真優/集英社
2021年06月09日映画『ブレイブ -群青戦記-』が現在公開されている。笠原真樹氏による人気漫画『群青戦記 グンジョーセンキ』を実写化した同作では、いつも通りの日常を過ごす高校生たちが、ある日突然学校まるごと戦国時代にタイムスリップ。スポーツの名門校で活躍していた彼らは「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を活かして、戦国時代を生き延び、平和な現代に戻ることを目指す。弓道部所属で驚異的なポテンシャルを持つが、引っ込み思案で歴史オタクの主人公・西野蒼(新田真剣佑)、蒼を支える幼なじみであるヒロイン・瀬野遥(山崎紘菜)、蒼の幼馴染で剣道部の主将・松本考太(鈴木伸之)など魅力的な生徒達が多く登場する中、キャスト陣も「実は最強なんじゃないか」と口をそろえるのが、技術と知識で活躍する科学部のメンバーだ。国際科学オリンピックで金メダルをとった吉元萬次郎を演じたのは、子役として活躍し、いまや20歳になった濱田龍臣。ドラマや映画出演も相次ぎ、昨年からはSNSも始めるなどますます活動の場を広げる濱田にインタビューした。○■タイムスリップしたらTwitterができない――吉元萬次郎役に決まった時はどうでしたか? 運動系の部員の役が多い中で、ちょっと特殊な立ち位置の役でもありましたね。オーディションで役をいただいたので、嬉しかったです。スポーツ強豪校と言いつつ、勉強ができる人たちで、戦国時代から現代にいたるまでおよそ500年くらいの文明の進化があるので、その知識を使って色々できるというのは強みだと思います。知らないものに対する恐怖はどういう生物にでもあると思うので、そこで対抗できるのは「やるな」という感じです。――濱田さんご自身もスポーツ系よりも科学部系なんですか?あんまり運動が得意でもないので、合っているんじゃないかな、と(笑)。オーディションも、科学部の役を対象としたものに参加させていただきました。原作の方でも科学に対してのこだわりやアイデンティティがあったので、大事に向き合いたいと思っていました。――高校生役については、自身の経験と重ね合わせたりされましたか?僕自身とは全然違う高校生でした。自分は学ランじゃなかったんですけど、色々な役で学ランを着る機会も増えていて、いつ着ても新鮮な気持ちになれます。あとはやっぱり、校舎まるごとタイムスリップする……という状況が自分に起こるとは想像がつかないし、生き残れる自信が全然ないです! こういうことを考えると、改めて電気に頼って生きていると実感します。――タイムスリップしたらTwitterもできないですし…。そうなんです。タイムスリップしてTwitterができないと言われたら、どうしたらいいかわからないです(笑)。――濱田さんは深いウルトラマン愛から「龍臣プロ」「濱田プロ」と呼ばれ愛されてるし、昨年から始められたTwitterも話題ですよね。とんでもないです! ひたすら楽しく使っているだけで……。でも、色々な方が共感してくださったり、交流できたりすることは、心の支えになっています。――20歳になった時にSNSを始められたとのことで。「20歳になったし、いいんじゃないか」という話し合いの結果、始めることになりました。お仕事と言うよりも日常のことをつぶやきまくっているアカウントなので、「いつ怒られるかなあ」と思いながら(笑)。でも、自分でもラインを決めてやってはいるので、探りつつも楽しく使っています。――見ている方としても伝わってきます。SNSとの付き合い方がうまいのは、世代的なところもあるのでしょうか?学校の授業でもネットリテラシーについて学ぶ機会がありましたし、自分がつぶやくときも、1回は下書きに残して見てみるようにしています。もちろん1番は楽しくですけど、はしゃぎすぎて使えなくなってしまったら、意味がないので!○■つながりに感謝しながら…「日々、ゲーム」――今回の作品は大勢の同年代の方がいて、学園ものでもこれだけの人数が集まることはなかなかないようにも思いましたが、どのような雰囲気でしたか?皆が和気藹々としてて、すごく幸せな現場でした。昼食休憩でも毎回あたたかいごはんを給食のように並んで食べることができて、学校の空気を感じました。スタッフさんや足軽の方も一緒で、ゆったりした食事がもたらしてくれるストレスフリーな環境がすごくありがたかったです。足軽さん達もほどよく装備を解除して、みんなであたたかいごはんを囲んでいました。――主演の新田さんとはどのようなお話をされましたか?よくゲームをなさるみたいで、僕もやっていたので、意気投合しました。ゲームに関して話したり、「一緒にやろうよ」と誘っていただいたりもして、すごく楽しかったです。――最近は俳優の皆さんがゲームでつながってることも多いイメージがあります。僕も、共演したことがないのに、ゲームは一緒にしたことがある、という方もいます。ゲームだったりSNSだったり、自分が発信することによってつながれるし、今の時代に外に出ないでも会話ができる。電話やチャットをつないだりすることも多いので、すごく素敵なことだなあと思いながら、日々、ゲームしてます(笑)。――作品では生徒達の恋模様も描かれますが、萬次郎も気になるシーンがありますね。あるシーンでは、監督から「こういうことをしてもらうから、練習してね」と言われたんですが、いざやってみるとめちゃくちゃ恥ずかしくて……。撮影でも、スタッフさんたちが皆ニヤニヤしてるんですよ! 実際に完成した時に試写で観たら「これは確かにニヤニヤするな……」「恥ずかしい! これ、流れるんだ!?」と、すごく照れくさかったです。そんなところも、萬次郎のかわいらしさにつながったかなと思いました。生徒達の中でも萬次郎は1番、息抜きができるキャラクター。信長も元康も張り詰めた空気感の中で、すごくみんなギラギラしている中で、出てくるとにっこりできるキャラクターだなと思います。必死な萬次郎の良さが伝わると嬉しいです。■濱田龍臣2000年8月27日生まれ、千葉県出身。幼少期より子役として活躍し、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)、ドラマ『怪物くん』(10年)などの出演が話題に。2017年の『ウルトラマンジード』では主演を務め、近年の出演作にドラマ『モブサイコ100』『花のち晴れ~花男 Next Season~』(18年)、映画『記憶にございません!』(19年)、『記憶屋 あなたを忘れない』(20年)など。公開待機作に映画『ハニーレモンソーダ』(7月9日公開)がある。
2021年03月14日累計500万部突破の人気少女コミックを、ラウール(Snow Man)主演、ヒロイン・吉川愛で実写化する『ハニーレモンソーダ』。この度、堀田真由、濱田龍臣、坂東龍汰、岡本夏美の出演が決定し、本編映像初公開となる特報映像も到着した。今回出演が発表された4人が演じるのは、界(ラウールさん)と羽花(吉川さん)の同級生たち。「恋はつづくよどこまでも」では吉川さんと共演し、「いとしのニーナ」、連続テレビ小説「わろてんか」などに出演、ゼクシィ13代目CMガールも務める堀田さんが演じるのは、学校で話題の美少女で実は界の元カノ・菅野芹奈。「ウルトラマンジード」「花のち晴れ~花男 Next Season~」などに出演、『ブレイブ-群青戦記-』の公開を控える濱田さんは、界のよき理解者であり、ミステリアスな高嶺友哉。『弱虫ペダル』「スパイの妻」、現在は「夢中さ、きみに。」に出演中の坂東さんが、少年のようなキャラクターでみんなの盛り上げ役となっている瀬戸悟を。「non-no」専属モデルであり、「賭ケグルイ」シリーズでは西洞院百合子役が話題になった岡本さんは、明るく活発で羽花の親友になる遠藤あゆみを演じる。到着した特報映像では、界と羽花の2人の出会いとなる、絡まれた不良たちにレモンソーダをかけようとするが、うっかりそれを羽花が被ってしまうシーンからスタート。“ないしょポーズ”や“頭ポン”など、胸キュンシーンと共に、友人たちとの交流で笑顔に変わっていく界や羽花の様子が映し出されている。新キャストコメント堀田真由出口のない日々に手を差し伸べてくれたあの人。強くなるために泣いたあの日。私も過去の記憶を辿ると自分ではない誰かのために紡いだ日常がありました。以前から読ませて頂いていた「ハニーレモンソーダ」が実写化するにあたり心躍る作品にお声がけをして頂けたこととても光栄に思います。しっかりと責任を感じながらも同世代の皆様と青い夏を過ごさせていただきました。切なくも優しい未完成な私達の物語がこの夏公開されます。是非お楽しみに!濱田龍臣今回、「ハニーレモンソーダ」に高嶺友哉役で出演させて頂くということで、自分は恋愛系の作品に出演させて頂くのはまだあまり機会がなかったのもあり、とても楽しい撮影でした。原作を読んでから撮影に望みましたが、友哉は掴みどころがない、雲のような感じだなと思ったので、そんな中にもカッコ良さが見えるといいなと思っています。坂東龍汰原作を読ませていただき、とにかくキュンキュンしました。僕の学生時代にこんなキュンな出来事はどこにもなかったので、「ハニーレモンソーダ」の世界観に少しでも近づけられるようキャストの皆さんと精一杯頑張りました。僕が演じさせていただく悟という役は友達想いで、とても明るく周りを盛り上げるムードメーカーです。同世代のキャストの方々と元気に撮影させて頂きましたので、楽しみにしていて下さい!岡本夏美「ハニーレモンソーダ」は、おもいっきり遊んで、思いっきり恋をする。そんな、みずみずしくて爽やかな青春が、宝物の様に輝くことを教えてくれました。昨今の状況から、様々な事に我慢を強いられる中、こうして映画をお届け出来る喜びを噛み締めています。そして、皆さんにも存分にハニレモの世界を楽しんでいただけたら嬉しいです!しゅわっと胸キュンして下さい!『ハニーレモンソーダ』は7月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハニーレモンソーダ 2021年7月9日より全国にて公開(c) 2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会(c)村田真優/集英社
2021年01月27日映画『私をくいとめて』(12月18日公開)特別試写会が7日に都内で行われ、宇垣美里、牛窪恵、大九明子監督が登場した。同作は作家・綿矢りさによる同名小説の実写化作で、ロングランを記録した『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が監督・脚本を務める。30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子(のん)は、脳内の相談役「A」と一緒に平和なおひとりさまライフを過ごしていたが、ある日年下の営業マン・多田くん(林)に恋をしてしまう。きっと多田くんと自分は両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れきってしまったみつ子は20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、一歩前へ踏み出すことにする。第33回東京国際映画祭」(TIFF)の観客賞も受賞した。自身の脳内相談役は? という質問について、宇垣は「います。相談役というか、発破をかける人が心の中に住ん出るので『やれ、やれ!』と言ってくれるんですけど、色んなタイプの相談役が人の心には住んでるんだろうなと思います」と明かした。事前に全国の25歳〜35歳の女性にとったアンケートでは、恋愛に慎重に相手を見極めようとする今時の女性たちの様子が明らかに。またイベントを配信していたLINE LIVEでは「お一人様がいいか、お二人様がいいか」という質問に視聴者の意見が拮抗するという状態にもなった。大九監督は、同じ質問に「何人の家族になろうが、何人と仕事してようが、常に1人であるという感覚が拭えた時がないので、恋愛をするからお二人様なのかというとそうでもないし、なんとも言えないですね」と慎重に答える。「恋は、しないよりはしたほうがいいと思います。必要悪くらい。しんどい部分もあるけど、恋より楽しいことはないという感じもあるし、チャンスがあるならしたほうがいいと思います」と結論づけていた。宇垣も「もちろん、1人でいるのはとてつもなく孤独なんですが、びっくりするくらい自由で。その楽しみもある一方、どれだけ人と一緒にいても芯からわかり合うことは絶対にできないと思っていて」と持論を展開する。「ただ、たまに指が少し触れ合うような、伸ばした伸ばした伸ばした手の先がちょっとだけ触れるような瞬間があって。人と一緒にいて良かったとか、手を伸ばして良かったと思う瞬間が、恋愛や、人と向き合う根元の力になるのかな。それがあるから人と一緒にいられるんだと思います。わかりあえることはないけれど、たま〜にあるから」と語ち、「違う生き物ですから」と頷いていた。
2020年12月07日俳優の濱田岳と水川あさみが29日、東京・府中の森芸術劇場 どりーむホールで行われた第12回TAMA映画賞 授賞式に登場した。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる"いきのいい"作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。『喜劇 愛妻物語』でW主演を務めた濱田と水川がそれぞれ最優秀男優賞、最優秀女優賞に輝き、予告編が流れると水川のキレのいい罵倒と濱田ののらりくらりっぷりに会場も爆笑。水川は受賞について「飛び上がるほど嬉しかったです」と喜び、役柄については「運命的なものを感じました。絶対にこの役を私がやりたいと心から強く思って、そんな役でこの賞をいただけたというのがとても嬉しいです」と明かした。役作りについて、水川は「濱田岳くんの横にはモデルとなる監督がいつもいたので、2人が並んだ顔を見てると、自然と怒りがこみ上げるというか、自然とイライラするという状態でした」と入り込めた様子。一方、濱田は水川の迫力について「撮影に入るまではイメージで、台本と向き合ってもあくまで机上の空論だなって、水川さんに教えていただきましたね。『あれ、そんな言う!? 撮影持つかな!?』みたいな」と苦笑しつつ、「奇跡的にあの男と僕の図太さがシンクロしていたみたいで、日に日に慣れていった感じでしたね」と説明した。「台本以上のだらしなさ」と評する水川に、濱田は「これといった台詞がないんですよ。ひたすら彼女の罵声にどう耐えるか、ボクシングのスリッピング・アウェーのような、当たってるように見せて当たってない、ギリギリの戦でかわして生きていく毎日でした」と振り返る。水川は「図太さがはんぱじゃなかった」と称賛した。授賞式にはモデルとなった足立紳監督、足立晃子氏の夫婦も登場し、2人に花束を渡す。足立監督は「素晴らしいと思いましたけ。横で撮影風景を見てて、素敵な夫婦だなと思いながら、たまに水川さんの罵声がフラッシュバックして頭痛がすることはありました」と撮影の日々を語った。■最優秀作品賞『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(大林宣彦監督、及びスタッフ・キャスト一同)『ラストレター』(岩井俊二監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞城定秀夫監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『アルプススタンドのはしの方』)岩井澤健治監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『音楽』)■最優秀男優賞福山雅治 (『ラストレター』『マチネの終わりに』)濱田岳 (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』ほか)■最優秀女優賞水川あさみ (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『ミッドナイトスワン』)長澤まさみ (『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』)■最優秀新進監督賞HIKARI監督 (『37セカンズ』)ふくだももこ監督 (『君が世界のはじまり』)■最優秀新進男優賞宮沢氷魚 (『his』)北村匠海 (『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』『影踏み』ほか)■最優秀新進女優賞松本穂香 (『君が世界のはじまり』『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』『his』ほか)森七菜 (『ラストレター』『青くて痛くて脆い』『地獄少女』『最初の晩餐』)
2020年11月29日「好きなメイクランキング」で上位独占の宇垣さんフリーアナウンサーの宇垣美里さんがコスメについてや、セルフメイク、スキンケアなどについて語っている新刊『宇垣美里のコスメ愛』が発売された。宇垣さんは美容雑誌『美的』に登場し、読者が選ぶ「好きなメイクランキング」で上位を独占。新刊では3人の人気アーティストが引き出した新たな表情や、生い立ち、趣味、内面などについても綴られており、A5判、144ページ、1500円(税別)の価格にて、小学館より発売中となっている。メイクは自信を持って生きていくための魔法2014年にTBSに入社した宇垣美里さんは、1年目から数々のテレビ番組、ラジオ番組にレギュラー出演し、人気アナウンサーとなる。2019年にTBSを退社し、オスカープロモーションに所属。コスメオタクではあるが、メイクは頑張らなくてはならないものではなく、自由なものだと語る。宇垣さんにとって、メイクは自分を鼓舞し、人生を思いきり楽しむためのものであり、自信を持って生きていくための魔法だという。新刊では笹本恭平さん、中山友恵さん、林由香里さんという人気アーティストが宇垣さんの新たな表情を引き出し、続いて「宇垣流セルフメイク」を紹介する。さらに朝と夜のスキンケア、トラブル対策や目的別のケア、ボディケア、ヘアケアなどの「美肌の秘密」、読書、スイーツ、料理などの「趣味の世界」を紹介。宇垣美里年表、美容オタクなどの「宇垣的精神論」も掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※宇垣美里のコスメ愛 - 小学館
2020年11月27日フリーアナウンサーで、数々の女性誌のビューティ企画に登場し、女性たちの憧れでもある宇垣美里が自身の美容法をまとめた美容本『宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK』を出版した。No.1美容誌『美的』編集部と組んで制作された本書には、彼女のふだんのメイクやスキンケア、ボディケアから愛用のベストコスメ、たくさん持っている趣味のことまで、彼女の美と健やかな内面まですべてがわかる一冊となっている。自他ともに認める“コスメオタク”の宇垣にその美しさの秘密を訊いた。ぜんぜん違う自分になれるのがメイクの楽しさ! 真似してもらいやすいメイク法を紹介しました――美容本『宇垣美里のコスメ愛』が発売となります。企画はどのように決まったのでしょうか?編集者さんといろいろ話し合って、私の美容法をお伝えして、「じゃあこういうのどうですか?」とご提案をいただきながら一緒に作り上げました。私はメイクの何が好きって、いろいろな自分になれるところが好きなので、「じゃあ変身する内容にしましょうか」と言っていただいて、メイクアップアーティストの方々と一緒に「変身メイク」企画をやってみることにしたり。――いろいろな表情の宇垣さんが見られるのがファンにはたまらないですね! そしてご自身のセルフメイクもご紹介されています。セルフメイクはお仕事やデートなどの状況別というよりは、このイメージだったらどういう風にメイクするかなというのをいつも使っているコスメで考えました。私物のコスメのHow Toも紹介しているので、みなさんにトライしてもらいやすい内容にできたかなと思います。――宇垣さんがメイクを始めたのはいつからなんですか?始めたのは大学生のときなんです。入学式のときに私以外の子が全員メイクしていて、「これはあかん」と思って始めたのがきっかけで。最初は義務みたいに思っていてあまり好きではなかったんです。やらなきゃいけないものだからやりたくない、と思っていたんですけど、やってみるとすごく楽しくて、幾通りもの自分にもなれますし、お絵かきみたいでそもそも楽しいし、というのでどんどんハマっていったのかなと思います。――始めたてのころは失敗もありましたか?わりと器用なほうなので、失敗といえるような失敗はしなかったんですけど、たとえばアイラインを引こうと決意するまでに時間がかかったりしました。目に筆を当てるって怖いじゃないですか。でも引いてみるとすごく楽しかったですし何事も挑戦なんだなって思いました。メイクって変化できるのがすごく楽しいですよね。それに気づいてからはどんどんハマっていきました。――朝時間がないときのメイク法は?私、メイク時間はけっこう短い方だと思います。だいたいトータル30分で終わるので、家を出る前にぱぱっとメイクするのが癖になっています。でもすごく時間がなかったら眉毛と目でしょうか。単色アイシャドウで、肌はファンデーションをぬらないかなと思います。ファンデーションはいつも薄めです。肌荒れしてしまうので、お仕事のときも薄めに塗っています。――その美肌も多くの女性たちの憧れの的ですが、スキンケアはすごくこだわっていらっしゃるようですね。それが、私、スキンケアには気合をいれているつもりはなかったんです。でもこの本を作ることになって、編集者さんにこういうスキンケアをしている、というのを伝えたら「それは全然ふつうではないです」と言われて。よくわかっていなかったんです。アイテムもすごく多いので、意外と頑張っていたみたいで(笑)。編集者さんが、私がこれを使っています、と伝えたものを使ったみたら、「確かにすごい肌が綺麗になった」とおっしゃっていたので、みなさんにもご紹介しているアイテムをぜひ手に取っていただければなと思います。――ひとつここでお気に入りのスキンケアアイテムをご紹介していただくとしたら何をあげますか?アルビオンの化粧液「フローラ ドリップ」はすごくおすすめです! 良い匂いだし、しっかり浸透してくれるし、ぴりぴりもしないし保湿もしてくれるし、すごくいい化粧水です!(早口)――その語り口だけでコスメ愛が伝わりました。あはは! 本当にコスメが好きなので、ひとつひとつについて、しっかりどんなコスメなのか、どんなところがいいのか、語っているので、一文一句読んでいただければなと思います。――お肌、とても白いですが、これも秘訣が……?ロート製薬のサプリメント「へリオホワイト」を飲んでいます。めちゃくちゃいいです!コロナの自粛中、外に出られなかったので、逆に美白しようと思って毎日飲んでいたんです。そうするとすごく効果があったなと思います。おうちの中にいて外に出ない日も、朝、化粧水や乳液を塗ったあと、最後に日焼け止めは塗るようにしているので。――それはすごい。コレクターなんですよ。選んで集めるのがすごく好きなので。――コスメはどのようにして選んでいるのですか?雑誌や雑誌のインスタを見て、新作をチェックして、これ良さそうだなって思ったものをメイクさんとか編集者さんに「これどうなんですか?」って聞いて、良いと言われたものを買いに行って試したりしています。――美容はなりたい女性像があってやっているんでしょうか?誰になりたいと思ったことはないんですけど、メイクはその日、なりたいイメージを決めてしています。今日は強そうな感じにしてみよう、とか、今日はロック感じにしたいとか、ふわふわなニットが似合う感じの病みメイクっぽくしたい、とか。こんな感じの女の子になりたい、というイメージを持ってメイクしてます。もちろんTPOは大事なので、そこは気にしていますが、このアイシャドウが使いたいから、これに合うのはこのリップ、このチークでこの服、というのを決めたらなりたい女の子イメージが決まります。もしくはこの服が着たいからこのアイテムでメイクする、とか何かひとつ出発点を決めて、考えています。――オタクのやりかたですね!たぶんそうだと思います(笑)。――今の宇垣さんにとって、美容ってどんな存在なんでしょうかスキンケアは私にとって“ご褒美”です。これは頑張っていなくて、「今日一日お疲れさま!」という気持ちで自分のケアをしているので、苦にならないですし、つらいなと思うことはしません。帰宅してどんなに疲れていても、絶対にメイクを落としますし、時間があれば2時間、お風呂につかります。どんなに疲れていても、30分でもお風呂に入ったほうが睡眠の質もあがりますし、私の場合、「今日はもう終わり!」というスイッチの切り替えになるので湯舟につかることはすごく大事にしています。お風呂の中ではスマホを見ることもありますし、本や漫画を読んで過ごします。でもわりと何もせずに考え事をすることの方が多いかもしれません。明日の仕事はこれで何時に終わるから、じゃあ何時からは書く仕事ができて、とか段取りを考えたり。新しいことに挑戦するのが生きる目的なんです。――コスメの他にもたくさんの趣味をご紹介されていますね。本もたくさん!自分の家の本棚にある本の一部を撮影現場に持っていって、私の本棚にはこういうものが入っていますというのを再現しました。――「腐女子のつづ井さん」が入っているところにものすごい親近感を感じました(笑)。つづ井さん、大好きなんですよ!最高ですよね!抜け感がいいですよね。この緩さが良い。――本はどれくらい持っていらっしゃるんですか?本棚は自宅に大きめのものが2つあって、入りきらない本が床にも積んであるので、200冊はあると思います。怖いですよね。いつか本に飲まれる(笑)。マンガは基本デジタルで読んでいるんですけど、小説とか活字は紙で買っています。紙のほうがやっぱり読みやすいです。――好きなお菓子の紹介もされていますね。すッパイチューは私が大学生のときに買いすぎて、よく行っていた京都のコンビニに絶対置いてもらえるようになりました。「どこ?」って探してたらコンビニのおばさんが「あっちにおいてるよ」って教えてくれたり。――お料理のページもありますが、すごい凝っていらっしゃる!これはがんばったときの写真ですけど、自分の味が一番安心するので、お外で買ってきたものや外食よりもおうちで作るほうが好きです。自分で品目やカロリーをコントロールできるので。メニューは冷蔵庫にあるもので食べたいものを作ります。器もすごく好きなので、いっぱい集めてます。――飼い始めた、わんちゃんのぺージも。ずっと犬は飼いたかったんですけど、いつもは寄らないペットショップになぜかふらふら入って行ってしまって、「好き♡」ってなって、そのときは帰ったんですけど、もう一回見に行ったときにいなかったら泣いてしまう、と思って、「飼いたいんですが」ってその日のうちにお店に戻りました。犬は祖父母の家では飼っていたんですけど、ゴールデンレトリバーとラブラドールだったので、小型犬とはちょっと勝手は違いましたけど、慣れてはいました。この子を食べさせるために働かなきゃ!って言う気持ちになります。――すごくたくさん好きなものがあって好奇心をずっと保っていられるのは何か秘訣があるんですか?うーん、そういうタイプなんだと思います。知りたいことがたくさんあって、新しいことに挑戦するのがすごく好きなんです。それが生きる目的なので、逆に新しいことに挑戦できなかったり、同じことの繰り返しの毎日になると疲れてしまってそっちのほうが私には合っていないので、ストレスになってしまうんです。――そうすると旅行もお好きですか?旅行も大好きです! 人におすすめするなら、スペインがすごく良かったです。食べ物が日本人が好きな味だと思うし、めちゃくちゃワインが安いし、人がすごく陽気で、その国にいるだけで私もなんとなく朗らかな気持ちになれるというか、「ま、いっか」という気持ちになれたので、すごく好きな国です。サクラダファミリアとか、建物がすごく素敵で、エネルギーにあふれた色彩の建築物を見ていると小さなことにこだわるのがばかばかしくなるので、すごくいい国でした。違う価値観とか、基準に触れられるのが海外旅行の良さですよね。――メンタルケアについても教えてください。すごく嫌なことがあった日は何をしますか?甘いものを食べます。あとなんでもないことを妹とか友達にLINEしたりとかして、だいぶ切り替えられます。寝たら嫌なことも忘れてしまいます。これは性格なので頑張っているとかではないんですけど。寝て起きてもまだ引っかかっていることって、解決しないから。じゃあ、もう忘れたらよくない?ってなっちゃうんです(笑)。わりと省エネというか、これをしても意味がないなということをやりたくなくて、システマティックに生きているところがあるので効率的かもしれないです。――ではお仕事仲間が非効率な仕事のしかたをしていたら、気になるほうですか?他の人の仕事の段取りについてはあまり気にならないんですけど、私に何かが降りかかるようであれば「こうしたほうがいいんじゃない?」って言うことはあります。その人が自分のリズムでやっているのであれば私には関係ないので。――そんなマイペースなところも憧れです。いえ、単純に、マメじゃない、っていうことなんだと思います(笑)。――では最後にこの本の見てほしいポイントを教えてください。私の写真がたくさん出てくるんですけど、全部ぜんぜん違う表情、雰囲気なのでひとりの人間がメイクでこんなにも幅を出せるんだな、こんなに変身できるんだなというところをぜひ見ていただきたいです。あと、中には私の好きな本や映画、食べ物、私自身のこともぎゅっと詰まっているので、まるっと宇垣美里を楽しんでいただければ嬉しいです。『宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK』は11月18日(水)発売宇垣美里さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント! ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=09afdec7-32c8-4977-866c-0c74cd1a2f0b&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/奥田耕平、取材・文/藤坂美樹衣装協力/ブラウス¥33000(テラ/ティースクエアプレスルームtel.03-5770-7068)スカート¥25000(オットダム/ストックマンtel.03-3796-6851)イヤリング¥32000、ブレスレット¥9000、リング¥11000(エテtel.0120-10-6616)靴¥14500(ダイアナ 銀座本店tel.03-3573-4005)
2020年11月18日前回からのあらすじ(【気遣い皆無モンスター】全3回)結婚前までは自分への意識を高く持ち、気遣いも完璧だった美里さん。しかし出産後、その気持ちが失われていき…結婚するまでは美男美女のカップルと言われ、新婚生活もラブラブだったはずの美里さんと祥太さん。でも、いまや夫婦生活は、設定温度が低すぎるエアコンのように、冷え切っています。仕事が多忙な夫と、ワンオペ育児に追われる妻、というのはよく聞く話ですが、事態を悪化させた原因は、他にもあったようです。美里さんは、どんどん楽な方向に流れていき、祥太さんが帰ってきても、起きた時と同じ服のままだったり、キッチンも朝の食器まで洗わずにシンクの中に残っていたりとなっていきました。そのだらしなさは部屋だけではなく、美里さん自身にも色濃く表れるようになっていったのです。気がつけば、どんどん溝が広がっていく美里さんと祥太さん。結婚前に描いていたすてきな未来予想図は、早くも崩れ去っていました。次回に続きます※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ 鈴木し乃 ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA) 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年10月09日自分へのモチベーションを意識したことってありますか? 自分磨きに余念がなかった美里さんの場合、最上級のパートナーをゲットし、羨望の眼差しを浴びた結婚式の日が、その頂点をマークした日でした。美里さんは、その最高値をキープし続けようと、新婚生活も日々頑張ってきましたが、長男の健くんを出産後、ワンオペ育児となってから、そのモチベーションが右肩下がりになっていきました。こんにちは、「恋人・夫婦仲相談所」の三松真由美です。今回の問題点として、パートナーの祥太さんの態度もあるでしょう。でもそれを引き起こしたのは、出産後、モンスターワイフ化した美里さんにも原因があったようです。美里さんは、出産するまでは子どもがいても毎日メイクをきちんとして、キレイなママでいようと心に決めていたと言います。しかし結婚前は会えば毎日褒めてくれた祥太さんも何も言ってくれず、美里さんの中で何かがキレた音がしたそうです。昼間は泣いてばかりの息子・健くんと2人だけの生活。出産後にはすぐに体型も戻そうと思っていたけれど、自分の体型を気にかける時間を取ることもできません。そうして次第に美里さんは変化していきます…。脇毛も気にすることがなくなり、食事も食べたいだけ食べる生活へ…。子どもに恵まれ、よりハッピーな生活になるはずだったのに、少しずつ夫婦の間に吹き始めた隙間風。美里さんはその風に気がついていませんでした。次回に続きます※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ 鈴木し乃 ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA) 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年10月08日9月11日公開の映画『喜劇 愛妻物語』の公開直前イベントが3日、都内で行われ、濱田岳、水川あさみ、新津ちせ、足立紳監督が出席した。『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた足立紳が、自身の夫婦生活を赤裸々に綴った自伝的小説を自ら監督・脚本を務めた本作。いつまで経っても売れる見込みがない脚本家の豪太を濱田岳、その情けない夫に絶望している酒好きの妻・チカを水川あさみが演じ、結婚10年目にして倦怠期の真っ只中にいるセックスレス夫婦の痛快な愛憎劇を描く。足立監督の分身とも言える売れない脚本家を演じた濱田は「最初にお話をいただいた時は『うわぁー! こいつはやりたくない』と正直に思いました」と明かしつつ、「足立さんの脚本は映画界が認めているし、1冊の書籍のような面白さがあります。それにキーマンの鬼嫁と呼ばれる奥さんを水川さんが演じると聞いて、こんなにやりたい映画はないと思いました」と足立監督や水川の存在が出演を決めた理由だという。劇中で妻を演じる水川からは「現場で『おはようございます』と『お疲れさまでした』以外は怒鳴られている感じでした(笑)。初日に水川さんから罵声を浴び、思っていたよりも汚く来るじゃんという驚きと明日への活力になり、楽しみに変わっていきました。水川さんが奥さんで本当に良かったです」と水川を感謝し、「豪太の図太さと僕の図太さがシンクロしていて、僕も意外に図太さがあるんだなと思いました」と最初は拒絶したキャラクターも演じていくうちに共感した部分を見つけて満足そうだった。その濱田に罵詈雑言を浴びせた妻役の水川は「37年間生きてきて、『痰壺』は発したことがない言葉でした」と具体的な言葉を挙げながら脚本のセリフに驚いたようで、「豪太や監督にイライラしながら撮影していましたが、エネルギーの高い女性だったので楽しく撮影することができました」と満足げ。共演した濱田については「大信頼しているので、いくら私が当たりに行っても上手く受けてくれるのは分かっていました。芝居の前に一度も話したことはありません。そのぐらい信頼してお芝居させてもらいました」と振り返っていた。映画『喜劇 愛妻物語』は、9月11日より全国公開。
2020年09月04日フリーアナウンサー・宇垣美里のコスメ愛をまとめた美容本『宇垣美里のコスメ愛』(仮)が、11月18日に発売されることが17日、明らかになった。2014年にTBSにアナウンサーとして入社、数々の人気番組の担当を経て、昨年4月よりフリーアナウンサーとして活躍している宇垣。現在、宇垣が注目を浴びているのが、その「コスメ愛」だ。大学入学を機にメイクの面白さに開眼。さらにTBS時代は多忙な日々をスキンケアで癒やされて乗り越えていた。そんな彼女は自他共に認める美容オタク。独特のマニアックな目線で細かくチェックし、様々なコスメを試してきて身につけた幅広い知識はプロ顔負け。また、実際にプロのへア&メイクアップアーティストたちが驚くのが、その圧倒的な美肌。さらに、美容誌『美的』に登場するたびに、読者が選ぶ「好きなメイクランキング」で上位を独占するなど、美容好き女子の間で注目を集めている。同書は、「宇垣がリアルに選んだアイテムを使った本人によるメイクHow to」、「いろいろ試した結果使い続けている宇垣ベストコスメ〈スキンケア編〉で美肌の秘密を紹介」、「第一線で活躍するへア&メイクアップアーティストたちが“宇垣美里”を変身」、「生い立ち、今まで&これからについて語る」など、自身のSNSアカウントを持っていない彼女の、今まで語りきれなかったコスメのこと、自分の内面のことまでまとめた1冊となっている。予約は、本日8月18日より開始された。
2020年08月18日松田翔太、桐谷健太、濱田岳がお馴染みの「三太郎」ではなく、現代に登場する新CM「au 5Gその手に」篇がスタート、「SEKAI NO OWARI」が楽曲を書き下ろし、CMにも登場している。本CMは、マツダ(松田さん)、キリタニ(桐谷さん)、ハマダ(濱田さん)の3人が5Gの世界に入り込み、5Gで実現される世界を体感するストーリー。サッカースタジアムで、目の前で試合の臨場感を味わうマツダ、「攻殻機動隊」に登場する多脚思考戦車「タチコマ」が高速道路を猛スピードで走り抜け、SFの中に入り込んだかのような街中に圧倒されるキリタニ。そして、ライブ会場で盛り上がるハマダは、柵を飛び越えステージに向かって飛び込んでいく。また、そのライブシーンで使用されている「Dropout」は「SEKAI NO OWARI」が今回のために書き下ろした楽曲で、本人たちが楽曲を披露している。撮影を終えたSaoriさんは「濱田さんが飛ばれるシーンは、じっくり見てはいけないと思いつつ、すごく見てしまいました」とコメント。また、楽曲についてFukaseさんは「今までの僕らの感じとは違うので、もしかしたらファンはびっくりするのかなと思ってます」と期待を込めて語っている。「au 5G」新CM「au 5Gその手に」篇はOA中。(text:cinemacafe.net)
2020年03月30日安蘭けいと濱田めぐみがWキャストで主演を務めるミュージカル『サンセット大通り』が3月14日(土)に開幕する。その稽古場に潜入した。【チケット情報はこちら】本作は、『キャッツ』『オペラ座の怪人』などで知られるアンドリュー・ロイド=ウェバーにより1993年にロンドンで初演された作品で、かつての栄光を忘れられない大女優ノーマの妄執と、それがもたらす悲劇を描く。日本では鈴木裕美の演出で2012年に初演。2015年の再演を経て、今回が3度目の上演となる。ノーマ役は、初演から3度目の安蘭けい、再演から2度目の濱田めぐみがWキャストで演じ、ノーマ邸で住み込みでシナリオを書く売れない脚本家ジョー役は再演から2度目の平方元基、今作から参加する松下優也がWキャストで演じる。ペアは固定制で、安蘭×松下、濱田×平方で上演される。まず始まったのは、劇中歌「With One Look」の歌唱シーン。無声映画で栄光を築いた大女優ノーマが、自分のまなざしは言葉より世界をふるわせると歌う楽曲で、ノーマとジョーが出会う場面でもある。まずは安蘭×松下のペアからスタート。プライドと強さ、そしてどこか哀しさが、迫力と共に伝わってくる安蘭のノーマ。一方、松下のジョーはそんなノーマに引き気味で、若者らしいともいえるその態度から、ノーマと世間とのギャップや孤独が痛いほどに際立つ。続いては濱田×平方のペア。濱田のノーマは、変わらぬ輝きと諦めを反復するかのようなゆらぎが、全てを内包するような歌声から伝わってくる。平方のジョーは、そのノーマに心掴まれた様子で、ふたりの世界が繋がった瞬間が感じられ、これから向かっていく未来を想像し胸がヒヤッとした。全く違うふたつのペアは、Wキャストであること、3度目の上演ならではの深み、演じることと役者自身が持つ魅力の組み合わせの面白さなどを存分に感じさせてくれた。続いては、ジョーが仕事を得ようとハリウッドの撮影所を訪れ、のちに恋に落ちる脚本家(平野綾)、大物プロデューサー(戸井勝海)、親友(太田基裕)らと次々遭遇するシーンの稽古に。「Let’s Have Lunch」のポップなメロディーに乗せて、ジョーが撮影所で働く仲間たちに挨拶したり、脚本を酷評されたり、借金取りから逃げたりと、セットもめまぐるしく動く賑やかなシーンだ。ここでも松下、平方のジョーはそれぞれの魅力があり、それにより周りの登場人物の存在も違うものに見えてくるのが面白い。演出の鈴木がハリウッドという場所ならではの人間たちのアクの強さを引き出し、ジョーの心に迫るものを際立たせていくのも印象的な稽古だった。稽古場にて開幕がより楽しみになった本作は、3月14日(土)から29日(日)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて。取材・文:中川實穂
2020年03月06日伊藤英明が僧侶で救命救急医の主人公を演じる「病室で念仏を唱えないでください」の7話が2月28日放送。ムロツヨシ演じる濱田があおば台病院でやろうとしていることとは!?いままでにないムロさんの演技に視聴者が絶賛の声を寄せている。伊藤さんが僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円を演じ、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う医療ヒューマンドラマとなる本作。伊藤さんのほか中谷美紀が松本と共に働く救命救急医の三宅涼子を、ムロさんが大学からあおば台病院にやってくる有名心臓外科医の濱田達哉を、松本穂香が新人心臓外科医だが松本に誘われ救急で働くことになる児島眞白を、片寄涼太が救急で研修医をしている田中玲一を、安井順平が濱田の元で働く心臓外科医・瀬川修二を演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。あおば台救命救急センターにスーパーで転倒し意識不明の前田鮎子(戸田菜穂)が搬送されてくる。三宅は鮎子が持っていたメモを見つけるが、そこには「自分は末期の乳がんで心肺蘇生は望まない」ということが書かれていた。意識が戻った鮎子に松本は、チャプレンとして寄り添う。そんななか松本は突然鮎子をデートに誘う。次いで14歳の少年が搬送されてきた。緊急手術しなければならない状態で、松本は少年の心臓に小さな古い手術痕を見つける。手術を始めようとすると濱田が突如オペ室に現れ、自ら執刀する。救急の医師たちは濱田の真意に想いを巡らせる。その頃、濱田は投資家・リチャード(近藤公園)や医療コンサルタントの長谷(淵上泰史)と秘密裏に会い、投資の話を進めていた。一方度重なる暴言に耐えかねた瀬川は濱田と言い争いに。止めに入った松本は濱田の胸元に手術痕があることに気づく…というのが今回のストーリー。掴みかかってきた瀬川に、大学病院の老人たちがいなくならないとやりたいことができないと話す濱田。「その間に子どもたちの心臓がいくつ止まると思うか」と続け、次第に声を荒げる。その様子を見て松本は子ども向けのハートセンターを作るつもりなのではないかと、濱田の真意を推し測る…。怒りを噴出させる迫真の演技をみせたムロさんに「見たことないムロさんの演技が見れたような気がする」「あえてこの言い方するけど…クソ濱田最高」「ムロ節を入れつつもあのシリアスなキャラの感じこの人とんでもねーな」など、ムロさんの演技に魅了された視聴者からの声が続々とSNSに投稿されている。一方、救急には立て続けにペースメーカーを埋め込まれたホームレスが搬送されており、そのペースメーカーはあおば台病院で入れられたものだった…ラストではペースメーカー埋め込み手術の様子を見ながら目を細める濱田の姿が…濱田は何を企んでいるのか?「ねんとな」の今後から目が離せない。(笠緒)
2020年02月29日フリーアナウンサーの宇垣美里が14日、都内で行われた映画『スキャンダル』(2月21日公開)の公開記念イベントに、社会学者の古市憲寿氏とともに出席した。2016年全米ニュース放送局で視聴率No.1を誇っていたFOXニュースを吹き飛ばした衝撃のスキャンダル。巨大権力に立ち向かった3人のキャスターたちの華麗なる戦いと逆転劇。セクハラ・パワハラ・トランプ政権の裏側など、社会を揺るがす事実を描いている。映画の主人公たちと同様にテレビ局のアナウンサー経験を持つ宇垣は、本作を見た感想を聞かれると「つい最近、アメリカで実際に起きたということにも驚きましたし、なおかつそんな最近の出来事をアメリカは映画にできるんだということに驚かされました」と吐露し、「映画の中で描かれているセクハラというものはすごく醜悪なもので、でもどこか見覚えのあるというか、"きっとこういうことあるだろうな"って、どこか現実を諦めてしまう気持ちにもなりました。その中で葛藤する女性たちには共感しかなくて、胸がギュって苦しくなる中で、最初に声を上げた人に続く女性たちの勇気に、私も頑張らなきゃなっていう気持ちにさせられました」と熱く語った。また、自身がセクハラやパワハラを受けた経験や、身近な人がそのような体験をしたという話を聞いたことがあるか尋ねられると、宇垣は「私は恵まれていることに、アナウンサーという仕事だったので、1年目からある程度の発言権があったんですけど、ほかの技術職の友だちだったり、地元の友達の話を外から聞いていると、『それセクハラだよね』って思うことも、中に入ってしまっている人は感じなくて、第3者から見たらすごくびっくりすることも、まかり通ってしまっていることは、どの会社にもよくあることなのかなって、何となく経験上思います」とコメント。ハラスメントをなくすにはどうすべきかとの問いに宇垣は「1つは自分よりも弱い立場の人を、同じ人間であることを再確認できるかどうかというのが大事だと思っていて、あとはやっとこの時代になって、世間一般が『NOだよ』って突きつけることが一般化して、みんなの中で常識としてなっていったら、もしかしたらそう言った人を傷つけるような社会構造は無くなっていくのかなという期待はしています」と持論を語った。なお、この日はバレンタインデーで、バレンタインチョコは自分のために買っているという宇垣は「3つくらいデパートを回って、この時期にしか出店していないお店ってたくさんあるので、狙っているチョコレートを買いました」と声を弾ませ、「でも食べるのがもったいなくて、無くなってしまうのが悲しいところなので、1日3つくらいかなあって自分の中で決めて、ありがたがって拝んでから食べるようにしています」とニッコリ。それでも義理チョコは配っているそうだが、義理チョコを廃止している会社があるという話題になると、宇垣は「"よくない?それで"って思います。ほしいものは自分で買えばいいし、好きじゃないのにたくさんもらって困る人もいるだろうし、お返しを考えるのが大変な人もいると思うので、あげたい人があげたい人にだけあげたらいいんじゃいかなと思います」と賛同し、古市氏から「(チョコが)もらえなくてショックを受けるおじさんがいるんでしょうね」と想像すると、宇垣は「一周回ってかわいいですね(笑)」と目を細めた。
2020年02月15日フリーアナウンサーの宇垣美里が27日、都内で行われたTVアニメ『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』プレス向け試写会・発表会に出席した。2014年7月のリリース以降、人気を博しているスマホゲーム『白猫プロジェクト』のアニメ化が決定。4月6日からAT-X(毎週月曜 22:00~22:30)、TOKYO MX(毎週月曜 22:30~23:00)、BS11(毎週月曜 23:00~23:30)で、4月7日からMBS(毎週月曜 26:30~27:00)でそれぞれ放送される。すでに同アニメの第1話を観賞したという宇垣は「戦闘シーンに惹かれてしまいました。ファンタジーならではの世界観や魔法もそうですが、どういう動きをするのか毎回目を奪われてしまいます。本当に耳が心地良いですね」と絶賛し、「ロミオ&ジュリエット方式で恋愛模様もチェックして欲しいし、ゲームが好きな方も原点の目線で見られると思います。魔法やアクション、戦闘シーンもあってファンタジーの要素がたくさん詰め込まれているし、善悪や敵味方が分かりやすい構図にもなっているので、アニメ初心者はもちろん、ファンタジーが好きな方にも刺さる作品だと思います」とアピールした。アニメ好きとして知られる宇垣は、「大学生になった時に、先輩から『"ミサト"っていう名前なんだ。私がすごく好きなアニメに"ミサト"という人が出てくるんだけど』と言われて、そのアニメ(『エヴァンゲリオン』)を見たらズブズブとハマってしまいました」と、アニメ好きになったきかっけについて語り、この日にお披露目された宇垣をモチーフにしたキャラクターを見て「二次元になれるとは思っていなかったのでうれしいです」と満面の笑みを浮かべて、キャラクターの声優オファーがあったら「やりたいです。声を吹き込めて客観的に見ることができたら冥土の土産にそれで充分という感じがすると思います。孫にまで語り継ぎますよ」と話していた。
2020年01月28日『ウィキッド』エルファバ役や『フランケンシュタイン』エレン/エヴァ役、そして『デスノートTHE MUSICAL』死神レム役と、国を超えて同じ役を演じてきた濱田めぐみとパク・ヘナ。それぞれの国でミュージカル界に欠かせない存在であるふたりが顔を揃え、取材会が開かれた。「デスノート THE MUSICAL」の公演・チケット情報これが初対面となった濱田とパクだが、取材会は終始和やか。『デスノートTHE MUSICAL』再演(20年1月20日開幕)のため日本に滞在中のパクに濱田が日本での暮らしぶりを尋ねるなど、温かな空気が漂う。同じ役を演じてきたことで「私たち似てるのかな?」と言う濱田に、パクは日本語で「背(身長)が似ている」と笑いかける。その中でも大きな共通点は『デスノートTHE MUSICAL』という同じつくりの作品で死神レムを演じたこと。濱田は15年の初演と17年の再演で、パクも同じく15年の韓国キャスト版初演と17年の再演、そして今回のオール新キャスト版に出演。韓国キャスト版を観劇した濱田は「(パクが演じるレムは)自分が思い描いているレムと根幹が一緒だったから、今日初めて会ったけどそんな気がしませんでした。きっと似たところがあるんだろうなと思いました」と言い、パクも頷く。「韓国キャスト版で演じて、今度は日本で演じるというのはかなりの冒険だしチャレンジだと思う。ワクワクする半面、言葉の問題もあるだろうし、レムという役柄、そしてフランク・ワイルドホーンの曲も難しいだろうなと思います」とパクを気遣う濱田。パクは「でもお稽古に行くのが楽しいです。フランク・ワイルドホーンの楽曲は美しいので、『歌いたい』という気持ちになりますし。母国語でない難しさはありますが、今作のキャストの中で作品を経験しているのは私ひとりだから、時間は稼げました(笑)」と笑顔を見せた。取材時、濱田は『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』、パクは『デスノートTHE MUSICAL』の稽古中。今、感じている舞台の魅力を尋ねると、パクは「どうやって表現したら伝わるでしょう、この楽しさを。日本に来る前はいろんな心配をしましたが、現実は想像していた以上に楽しいです。“感謝”だなと感じています」、濱田は「この頃は“自分からいく”ということがなくなって、すべてを俯瞰で見るようになりました。それぞれの喜ぶ姿や活躍を見るのがすごく嬉しいんですよ」とそれぞれの女優としての“今“を語った。濱田が出演するミュージカル『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』は2月2日(日)まで東京・シアタークリエにて上演中、パクが出演する『デスノートTHE MUSICAL』は、1月20日(日)に東京建物 Brillia HALL(東京・池袋)にて開幕する。
2020年01月17日渡辺美里が本日1月1日、LINE CUBE SHIBUYA「35th Anniversary Live Love Life Sweet Emotion Tour 2019-2020」を開催する。渡辺美里は1985年に『I’m Free』でデビュー。翌年にリリースした『My Revolution』で一世を風靡し、その年から20年連続で西武球場でのワンマンライブをおこなうなど長年にわたり一線で活躍している。2019年は彼女にとってデビュー35周年のアニバーサリーだった。20枚目のアルバム『ID』の発表、それにともなうツアー「35th Anniversary Live Love Life Sweet Emotion Tour 2019-2020」もスタート。この勢いは36年目も収まる気配がない。今夜の公演は前述のツアーにおける、2020年最初のステージだ。タイトルには感謝の気持ちや、うまくいかない葛藤まで含めた「SWEET EMOTION」を届けにいくという想いが込められている。昨年行った22本の公演を経た、本日のパフォーマンスはいったいどんなものになるのだろうか。彼女の歌声で新年をさらに明るい気持ちで過ごしてほしい。■公演情報「35th Anniversary Live Love Life Sweet Emotion Tour 2019-2020」日時:1月1日開場17:00/開演17:30場所:LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
2020年01月01日オタク心を持つ、フリーアナウンサー、タレントの宇垣美里さん。「これだ!」という作品に出合い、熱狂的にハマる理由を存分に語っていただきました。撮影開始まで少し時間があると聞いて、さっと自分のバッグの中から本を取り出し、黙々と読みはじめた宇垣美里さん。空き時間を読書に費やすのはいつものこと。「週にだいたい1~2冊、多い時は4冊くらいの本を読んでいます。お仕事関係の課題図書もあるのですが、自分が読みたいと思って選んだ小説も多いです。漫画やアニメと一緒で、私にとっては完全に娯楽の一つですね」両親の影響で、幼い頃から大量の本に囲まれて育ってきた。小・中学生の時に好きだったのは、『ハリー・ポッター』シリーズや『指輪物語』などのファンタジー。「学校の図書室の本を片っ端から読みたいと思っていて」と当時のことを振り返る。「小説と同じくらい、映画や漫画も大好きでした。一度ハマると没頭するタイプで、たとえば映画なら“この監督の作品を全部観よう”と自分に課すことも。10代の頃よく読んでいた漫画は『カードキャプターさくら』『美少女戦士セーラームーン』『NARUTO‐ナルト‐』『ONE PIECE』に『鋼の錬金術師』…。『銀魂』は今も全巻持っています。趣味の本やDVDが大量にありすぎて“いつか床が抜けるんじゃないか”とハラハラしていたほどです(笑)」大学時代には、宇垣さんの“好きなものリスト”に「アニメ」が加わる。「私と同じ名前の登場人物がいることを知って『新世紀エヴァンゲリオン』を見はじめたのがきっかけ。アニメの中では『コードギアス』シリーズが大好きで、何度も繰り返し見ていました」小説、映画、漫画、アニメ。各ジャンルの作品に対する熱は、大人になった今でも変わらない。「趣味に費やせるお金が増えたぶん、時間は圧倒的に足りなくなりました。読みたい本も、見たい映画もアニメもありすぎてしんどいです(笑)。だから、“休みの日に何をしていいかわからない”という人の気持ちにはあまり共感できないかも。最近は、小野不由美さんの小説『十二国記』シリーズにハマっています。仕事でなかなか時間はとれないのですが、どうしても読むのをやめられなくて」自分が好きなものを、堂々と胸を張って「好き」と言える。その潔さが、宇垣さんの人としての魅力の一つでもある。「たまたま私にはそれを発言する機会があっただけで、誰にでも好きなものってあると思うんです。それこそ、私の会社員時代の同僚には四六時中ゲームをしているような人もいれば、車マニアの女性もいました。その人たちを見ていて思ったのは、“自分の好きを伝えたい”という熱量が、語彙力を増やすきっかけになるということ。一方で、私は愛が強すぎると言葉が暴走してしまうので(笑)、アナウンサーとして、作品の魅力をわかりやすく伝えていくことを今後の課題にしたいと思っています」実は宇垣さん、舞台を観劇したり、一人旅で海外の美術館を訪れたり、コスメオタクの一面があるなど、他にも幅広い趣味のアンテナを持っている。好きなものに対する情熱の源とは一体?「“人間の感情をピアノだとすると、人によって鍵盤の多寡がちがう。多く持ってうまれた人は、ときに現実以外のことでも感情の音律が鳴って、そのぶんだけ人生が感覚的に豊富になる”。司馬遼太郎さんの著書『アメリカ素描』の言葉を目にした時、ハッとしたんです。つまり、何かで心がすごく揺れたり、感動しすぎて泣いてしまったりというのは、良し悪しではなくて、ただ自分に鍵盤が多いだけなんだってこと。私にとっては、素敵なモノや作品との出合いこそが人生の活力。たとえ日常で辛いことやしんどいことがあっても、“生きててよかった!”と本気で思える瞬間なんです」宇垣さんが熱狂するモノマンガ:『窮鼠はチーズの夢を見る』水城せとな小学館鋭く冷静な目線とキレのある言葉に夢中!揺れ動く2人の男性の切なくも狂おしい恋を描く。来年映画化予定。「水城先生の漫画の大ファンです。地獄のような世界の中にもどこか救いがあり、生きるうえでの糧になります」小説:『十二国記』シリーズ『白銀の墟 玄の月』小野不由美新潮社王朝の繁栄と没落を描く異世界ファンタジー。’91年から読み継がれる『十二国記』シリーズ。「18年ぶりに新作が発売されるタイミングで友達に薦められ、読みはじめたら見事にハマりました。壮大な世界観に魅せられます」マンガ:『カードキャプターさくら』シリーズCLAMP講談社大人になった今も、グッズに目がありません。主人公のさくらが愛と魔法を通じて大人に近づく成長物語。’96年の『なかよし』での連載開始から多くの小・中学生に人気を博した少女漫画。「アニメもリアルタイムで見ていました」うがき みさと1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。フリーアナウンサー、タレント。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』『篠田麻里子のGOOD LIFE LAB!』レギュラー。多くのテレビ番組や広告、雑誌に出演するほか、『週刊文春』にてコラム「宇垣総裁のマンガ党宣言!」を連載するなど、趣味を生かした執筆活動も行う。ニット¥20,000(イエナ)バングル¥16,000(フィリップ オーディベール)共にメゾン イエナ TEL:03・5731・8841※『anan』2019年12月18日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・武政ヘア&メイク・北 一騎取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年12月16日元TBSアナウンサーの宇垣美里が14日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店でカレンダー『宇垣美里 2020年カレンダー』(発売中 各2,700円税抜 発売元:トライエックス)の発売記念イベントを行った。今年3月にTBSを退職し、4月からフリーとして活動している宇垣美里が、初めてのカレンダーを発売。今年9月に千葉で撮影されたという同カレンダーは、B2サイズ8枚物の壁掛けタイプで、宇垣の魅力が詰まったカレンダーとなっている。宇垣は「これだけの大きさで私の顔を見ることはなかなかないので、うれしさと恥ずかしさがあります」と照れ笑いを浮かべつつ、「色んな表情や服装をしているので、皆さんがお持ちの私のイメージとは違った一面を見てもらえると思います。それと何度かお仕事をしたカメラマンさんやメイクさんとご一緒できたので、楽しく撮影できました。素で楽しんでいる姿も出ているんじゃないかなと思います」とアピールした。お気に入りは「赤いワンピースを着用したカット」といい、「淡い色が好きなんですけど、赤い服を着て色んな表情が撮れたので、締めくくりに一番良い写真だと思います」と理由を説明。飾って欲しい場所については「私は割と心が強めなので、鬼門に貼っていただくと良いんじゃないですか?(笑)」と笑いを誘った。また、カレンダーのイベントということで、今年1年を振り返り「4月からフリーで活動させていただいて、色んなことを経験させてもらいました。おもちゃ箱のような1年だったなと思います。仕事で長く東京を離れることも初めての経験でしたし、海外の俳優の方にインタビューさせていただいたりとか、多岐にわたった年でしたね」としみじみ。来年の目標は「引き続き新しいことや見たことのない景色を見たいですね。その中で自分の好きなことが何なのか、一つずつ精査していければと思っています」と抱負を語り、もうすぐ訪れるクリスマスの予定は「24日と25日は仕事が入っています。(自分への)プレゼントは買っていませんが、スノーボードが好きなのでウエアを買おうかな」と目を輝かせていた。
2019年12月14日元TBSのフリーアナウンサー・宇垣美里が28日、都内で行われた「SMALL WORLDS TOKYO」プレス向け発表会に出席した。SMALL WORLDSは、世界最大の屋内型ミニチュアテーマパーク施設「SMALL WORLDS TOKYO」を、2020年4月25日に東京・有明でグランドオープン。その発表会にスペシャルゲストとして登場した宇垣美里が、事前に体験した同施設の魅力などを語った。宇垣は「すごく楽しくて『これは何ですか? あれは何ですか?』と色々聞きながら回りました。ワクワクする時間でしたね」と楽しみながらの体験だったそうで、「何といっても作りの細かさを実際に知っている視点で見られるので、喜びと驚きがありました」と感想を。「SMALL WORLDS TOKYO」は、『エヴァンゲリオン』の舞台である「第3新東京市」や「格納庫」を再現したエリア、「美少女戦士セーラームーンエリア」や「関西国際空港エリア」など様々なミニュチュアがある。「登場人物と一緒の目線で見られるので、神様の気持ちですね。エヴァファンは絶対うれしいと思うので必見ですね」と話しながら、「作りが細かいので見始めたらキリがなくてあっという間に時間が過ぎてしまいました。その時間を過ごしているだけで心が落ち着くというか、明日から頑張ろうと思いました」と満喫した様子だった。また、今年も残り約1カ月ということで、2019年を振り返り「ありがたいことにたくさんのお仕事をさせてもらいました。一番の変化は毎日行く場所が違って、仕事の幅が広がったことですね。挑戦の多かった1年だったと思います」と充実した表情を見せた。来年の抱負については「今年の勢いをそのままに、たくさんのことに挑戦したいし、自分にとって何が一番楽しいのかを見つけたいです」と話しつつ、「旅行が好きなので、新しい場所や行ったことがない場所に行ってその魅力を伝えられるようなお仕事をしたいです」と願望を語った。プライベートでも「今年は忙しくて旅行に行けなかったので、たくさんのところに行きたいです。ウラジオストックとかノルウェーに行ってみたいですね」と目を輝かせていた。
2019年11月29日フリーアナウンサーの宇垣美里が22日~24日、千葉・幕張メッセで開催された世界最大級のポップ・カルチャーイベント「東京コミコン2019」に、同イベントの広報部長として参加。最終日の24日は、シースルーのワンピース姿で登場した。初日のオープニングセレモニーから最終日のクロージングセレモニーまで、3日間にわたってさまざまなステージを盛り上げた宇垣。最終日は、胸元、背中、両腕、ひざ下が透けて見えるシースルーワンピースを身にまとい、大人の色気を放った。オーランド・ブルームを迎えたステージでは、そのカッコ良さにうっとりした表情を見せ、“ハーレイ・クイン”のコスプレコンテストでは「みなさん楽しそうで、チャーミングですね」とそれぞれの衣装に興味津々。「ハリー・ポッター」ステージでは、同シリーズでロン・ウィーズリー役を演じたルパート・グリントにさまざまな質問をぶつけた。真の東京コミコンコスプレイヤーを競い合う「コスプレチャンピオンシップ」では、コスプレイヤーたちによる名シーンの再現に「一つ一つ物語を見ているようでしたね」と魅了された様子。そしてラストのクロージングセレモニーでは、オーランド・ブルーム、ジュード・ロウら来日ゲストの豪華共演に目を輝かせながら、しっかりと進行を務めた。
2019年11月25日今年、TBS職員からフリーに転身して、活動の幅を広げている宇垣美里さん。宇垣さんはアナウンサーとして、しいたけ.さんは占い師として、言葉を扱う仕事という共通点がある二人。共に唯一無二のコメントが注目を集めているが、その根底にあるものとは?しいたけ.さんの「カラー心理学」に加えて、言葉に対する意識についても聞きました。――しいたけ.さんは宇垣さんが独立を発表する直前に、TBSの番組で共演していたんですよね。その時の宇垣さんの印象は?しいたけ.:共演する以前から、宇垣さんっておもしろい方だなと思っていて。というのも、人間って大人になると、今いる環境に適応するために、自分の役柄を演じ切らなければいけない部分がどうしてもあると思うんです。とくにアナウンサーという職業はそれが求められそうですが、宇垣さんからはその場に呑み込まれない努力みたいなものを感じたというか。理不尽だったり、失礼だったりする状況を笑って受け流さず、ちゃんと心に刃物を持っている。その姿に勇気を与えられたんです。宇垣:ありがとうございます(笑)。もちろん受け流すことができないわけじゃないし、そうしていた時期もありました。でも、「嫌だけど喜んだほうがいいな」って思って呑み込んでいたものって、あとから自分を刺すんですよね。自分で自分を責めてしまうくらいなら、その場で意思表示したほうがいい。そう思って、今はきちんと言うように心がけています。しいたけ.:宇垣さんはクレバーな方なので、適当な言動を見過ごせないんじゃないでしょうか。宇垣:確かに、咀嚼されていない言葉に対しては、「どういう意味ですか?」って聞くことはあります。ただそれは職業病のようなもので、「これ読んで」と渡された原稿に明らかに誤りがあるとわかったら、そのまま読むことはできません。ある種、アナウンサーという仕事に対するケジメというか。内容の誤りはもちろん、人を傷つけるような表現がないように、ということも大切にしています。しいたけ.:人を傷つけるとは?宇垣:なんだろう…。たとえば結婚した女性に、「次はお子さんですね」とか。「勘弁してくれ~」って思うんですよ。私そんなこと言わないし、私はその原稿を絶対に読めないって。「それ男性にも聞く?」みたいなことに対する怒りも、たぶんすごく強いんだと思います。――しいたけ.さんは言葉に対して、何か意識していることは?しいたけ.:僕が占いという仕事を選んだ時に、とにかく気にしたのは、「この人が帰りの電車の中でどんな表情をするのか」なんです。もしかしたらただの自己満足かもしれないんですけど、僕が占うとか、それを読むとかしていただくことで、その日のお弁当のランクがひとつ上がる、みたいなことがあったら嬉しいな、と。宇垣:しいたけ.さんの占いって、すごく寄り添ってくれている感じがするんです。人間が12星座の12タイプに分かれるとは思えないのに、「私のことを言ってくれている」って気持ちになれる。読んでいてほっとするんですよね。しいたけ.:手紙だと思って書いているからかな?手紙なら公表するものではないので、かっこつけずに済むというか。読んでくれている人と同じ言葉遣いで書きたい、とはいつも思っています。子どもらしさと正直さを持っている人なのでは?しいたけ.:以前もそう感じましたが、今日もお話を聞いていて、宇垣さんはカラー心理学的に白と黄色が強い人なのかな、と。白は中学生の色なんです。宇垣:中学生?しいたけ.:いわゆる思春期の子どもっていうか。頭の悪い大人に嫌気がさしてくるんです。白はある種の潔癖なので、それに耐えられなくなると、一気に景色を変えたくなる。だから白には旅行好きの人が多いんです。宇垣:旅行は大好きです。しいたけ.:それと、生きることへの本気度が異様に高い。でも、常に本気だと社会の中では生きづらいところがあるので、あえて鈍感でいようともしている。あと、黄色っていうのは幼稚園児の色。好奇心が旺盛で、見たことがないものを見たい気持ちが大きい。白と黄色は、どちらも子どもらしさを持っていて、正直者なんです。宇垣:潔癖な部分はあると思います。ちゃんとしていないと嫌。それは身だしなみとかそういうことではなく、本気じゃないとか、一生懸命じゃないって、私は好きじゃないですね。「人生一度きりなんだから、ちゃんと生きろよ!」と思うし、自分に対しても手を抜きたくないって思っています。――ちなみに宇垣さんは、好きな色ってありますか?宇垣:赤が好きです。それも真っ赤よりは、紅葉したような赤。あと、からし色とか深緑も好きです。しいたけ.:白をベースに持っている人って、“無”なんです。面倒くさがりという気質もかなり持っているから、もしかしたらギアを上げるきっかけとして、赤とか刺激のある色を選ばれるのかな、とちょっと思いました。宇垣:私、洋服もメイクも毎日いろいろ変えたいんです。「こういう人」って決めたくなくて。色もそうですが、森ガールみたいなふわふわした服も好きだし、モードな格好も大好き。「そのほうが楽しくない?」って思います。しいたけ.:すみません、全然関係ない話かもしれないんですけど、数年前にハワイに行った時のことを思い出して。その時に衝撃だったのが、街を歩いている外国の人たちの格好。おじさんとか、お腹が出ているのも気にせず、好きな服を着ているのがすごく素敵で。宇垣:私もそれ、この間アメリカに行った時に思いました!みんな体型も性別も気にせず、好きなキャラのコスプレをしていて、すごく楽しそうだったんです。あれはハッピーな光景だったなぁ。――宇垣さん、しいたけ.さんに何か聞いてみたいことはありますか?宇垣:今日は何て言ってくださるのか楽しみに来ましたが、潔癖なところであったり、常に本気を追求するところであったり、それは白と黄色なんだって。言葉にしていただくとスライムが形を持った、みたいな気持ちになりますね。――そのカラーは、自分にどう生かしていくといいですか?しいたけ.:カラー心理学って18色もあるし、自分のカラーが1色ではなかったりもするから、自由に解釈してもらっていいと思います。それにカラーは、生まれながらに決まっている12星座と違って、今の自分の感覚で選んでもらえる気楽さが僕は好きなんですよね。今日この対談で気づいたんですけど、僕はカラーを通して「ハワイのおじさんの風を届けたい」って思っていたんじゃないかって。宇垣さんみたいに、ある意味、不真面目に受け止めてもらえたほうが…。あ、宇垣さんが不真面目って言っているわけではないですよ?宇垣:はい(笑)。しいたけ.:「白と黄色。そうなんだ」ぐらいが幸いです。うがき・みさと1991年4月16 日生まれ、兵庫県出身。2014年、TBSに入社。『あさチャン!』などに出演し、今年3 月に退社。現在、テレビ、ラジオ、執筆業などで活躍中。しいたけ.さん占い師。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究する傍ら占いを学問として勉強する。著書に『しいたけ占い 12星座でわかるどんな人ともうまくいく方法』(小社刊)、『しいたけ.の12星座占い 過去から読むあなたの運勢』(KADOKAWA)など。※『anan』2019年11月27日号より。イラスト・100%ORANGE写真・小笠原真紀スタイリスト・小川久美子 ヘア&メイク・高梨祐子インタビュー、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2019年11月23日