HARIOが、ピンポイントに注げる注ぎ口にこだわった「ガラスドリップケトル」を、11月上旬にネットショップ限定発売します。ハンドメイドだからなせる究極。ここ数年で、サードウェーブのコーヒーの流行により、コーヒーを抽出する器具や周辺の器具が、数多く世の中に登場しています。「せっかくの美味しい豆なのだから、飲むための道具にこだわり、美味しく飲みたい」という声が多く聞かれます。そんな中、「V60ドリップケトル・ヴォーノ」や電気ケトル「V60細口パワーケトル・ヴォーノ」「V60温度調整付きパワーケトル・ヴォーノ」などで知られるHARIOから、この度「ガラスドリップケトル」が新登場!こだわりは、ピンポイントに注げる注ぎ口。そして、一日に何度もコーヒーを淹れても疲れない「軽さ」です。ガラス製で注ぎ口の中が見えるから、思いのままに注げます。水切れの良い滑らかな注ぎ口は、ひとつひとつガラス職人が手加工で作っています。ガラス製といっても、オール耐熱ガラスなので、熱湯・電子レンジ使用OK。何度コーヒーを淹れても疲れにくい、プロユースの逸品です。ワールドブリューワーズカップ2016年世界チャンピオン・粕谷哲バリスタも、「じっくり、ていねいに、コーヒーを淹れたい方におすすめです」と高く評価しています。製品仕様□品名:ガラスドリップケトル□価格:4,320円(税込)□サイズ:幅190×奥94×高110mm、実用容量360ml□材質:耐熱ガラス□原産国:日本□発売日:11月上旬HARIOネットショップ限定発売。予約販売受付中!HARIOネットショップ「ガラスドリップケトル」ページ
2017年09月22日いま注目の若手俳優・稲葉友が、「くりぃむしちゅー」有田哲平が連続ドラマ初主演を務める「わにとかげぎす」に出演することが決定。稲葉さんは、9月13日(水)放送の第8話から、有田さん演じる富岡の人生を狂わす吉くん役で登場する。ドラマは、有田さん演じるスーパーの夜警をしている32歳の富岡が、孤独から抜け出そうともがくも様々トラブルに翻弄される姿を描くストーリー。ヒロイン役を本田翼が演じるほか、賀来賢人、吉村界人、コムアイ(「水曜日のカンパネラ)」らが脇を固める。今回出演が決定したのは、「ひぐらしのなく頃に」や「レンタル救世主」「キャバすか学園 」、現在公開中の『HIGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』などに出演する稲葉さん。彼が登場する第8話では、38歳、独身・童貞、孤独な富岡に千載一遇のチャンスが!なんと隣人の羽田(本田翼)から告白されたのだ。羽田の恋心にまったく気付いてい なかった富岡は、動揺しながらもお付き合いすることを決意する。さらに富岡は、運動公園での警備の仕事も決まり順風満帆。ところが、どうやらこの仕事にはなんだか裏が…。怪しげな男(稲葉さん)が影から富岡を監視している様子なのだ。ある日、借金の返済に困った羽田の元彼・灰野(森優作)が、羽田の盗撮映像を使って羽田をゆすろうと画策。羽田は、富岡に心配をかけまいとそのことを秘密にするが、ひょんなことからその映像を富岡に見られてしまう。そして富岡は、ある決意を胸に一世一代の告白をするが…というストーリー。順風満帆だと思われた富岡の人生を狂わす怪しげな男役で出演する稲葉さん。自身の役柄については「“鈍感さ”と“キレやすさ”が特徴的だなと思いました。色んな世代の“いまどきの若者”感が複合されていて、ノリの良さとタチの悪さが凄まじいです」とコメント。また、共演陣については「有田さんが以前出演されていたコント番組が大好きで、そのことをお伝えしたら当時の裏話など色々なお話をしてくださって嬉しかったです。永瀬匡さんと小柳心さんとは役のように他愛のない話で終始盛り上がっていました」と撮影現場も和やかな様子だったようだ。一方プロデューサーは、「吉くんという役は、有田さん演じる富岡を大きく揺さぶる若者軍団のリーダー」と明かし、「追い込まれていく吉くんたちの結末も見どころなのでぜひお楽しみにしてください」と語っている。「わにとかげぎす」は毎週水曜日23時56分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月12日10月13日(金)に東京・サントリーホールにて「独奏35周年メモリアル・コンサート あしたの太鼓打ちへ」のステージに立つ林英哲。太鼓奏者としての新たな門出を迎えるにあたって、林はソロ活動を開始した1982年当時を振り返り、その足跡を懐かしく紹介しつつ、ピアニストの新垣隆をゲストに迎えて行う今回のコンサートについて語った。【チケット情報はこちら】創設に携わった「鼓童」をはじめ、アンサンブルでの演奏が一般的だった当時の和太鼓。前例のなかった独奏にひとり立ち向かった過去を、林は「チャレンジのしがいがあると思いました」と力強く振り返る。和太鼓を伝統工芸の世界になぞらえ、「古来の技術を活用ながら、現代社会に受け入れられる新作をつくるのと一緒。和太鼓を使って、新しい音楽も可能だということを示してみたかった」とも。たったひとりで2時間近く観客を魅了し続けるには、大音量で打ち鳴らす必要があったのでは? という問いかけには、手のひらを広げた。激しい練習の勲章をイメージさせる“マメ”が見当たらない。感心の言葉を伝えると、林は笑って「手抜きを覚えただけ」と謙遜。「若い時はパワフルさを見せないと、観客の方がついてこないような気がして。でも今は演奏の幅が広がったことでペース配分がうまくいき、無駄な力を使わずに済むようになりました」と柔らかな手のひらの秘密を明かした。ソロプレイヤーとしての新たな試みは、演奏技術やスタイルだけではなかった。和太鼓の演奏に、動きやパフォーマンス、照明デザイン(海藤春樹)といった、全体としての“魅せる” 舞台の要素を加えたのもそのひとつ。特に「打ち手の全身を見せる、というのは僕が特化してやったこと」と紹介する。やがて林の思いに共鳴する若手ユニット「英哲風雲の会」を率いることになり、演出・振付・作曲を手がけるように。今では国境や音楽ジャンルの垣根を超えた活躍を果たし、その功績を認められ、今年3月には松尾芸能賞の大賞にも選ばれた。今回のコンサートについて、林は「僕がひとりでやる曲と、ゲストを迎えて演奏する曲、若手(英哲風雲の会)を交えた曲の3種類を聞いていただく会にしようと思っています」とその構想を語る。ゲストの新垣とは、2016年にNBAバレエ団の新作プログラムに採用された『死と乙女』を披露。英哲風雲の会メンバーとは、林が現代音楽に取り組むきっかけとなった、石井眞木作曲の「モノクローム」を演奏する。ラストは林が作曲した『七星』を披露する。「全員で“これぞ太鼓!”って曲をやります。響きの良いサントリーホールの中で、他で体験できないような音の体験をしていただけたら」と語り、インタビューの時間を結んだ。チケット発売中。またコンサート会場では、25年前、未来の太鼓打ちに向けての“英哲メソッド”を記した名著『あしたの太鼓打ちへ』の増補新装版(自筆画や秘蔵写真、この25年間のエッセイや書き下ろし原稿も収録)も先行販売される。取材・文:岡山朋代
2017年08月22日有田哲平さん(くりぃむしちゅー)初主演ドラマ『わにとかげぎす』にて、吉岡華役を演じるコムアイさんに見どころをうかがました。初めて人に振り回されたときの衝撃を、思い出すはず。「くりぃむしちゅー」の有田哲平さんが初めて主演を務める話題のドラマ、『わにとかげぎす』。有田さん扮する警備員の富岡ゆうじが、“友達づくり”を目指したことで、人生が思わぬ方向に転がっていく姿を描く。そのなかで、ヤクザの組長の愛人であり、男を誘惑して利用する魔性の女・吉岡華を演じるコムアイさん。これが連続ドラマ初出演となる。「演技には興味があったし、古谷実さんの原作が面白すぎるのと、出番が少ないわりに、物語の鍵を握る美味しい役だったこともあり(笑)、出演を決めました。ただ、脚本が決まっている中で演じるというのは、私にとっては難しいと痛感したんです。演じるということは、自分の中に存在するキャラクターから、役に合うものを選んでチューニングをしていくものだと思うのですが、うまくいかないまま芝居していくとリアルでないし、自我を置いていってしまう。役者自身が空虚になるんだと思いました。反省しっぱなしで、観るのが怖いです。過去に演技をしたときは全てアドリブで、言葉も間も自分で決められたのでラクでしたが、今回は、全く違いましたね。でも、有田さんや、ラッパーのDOTAMAさん、ACEさんと、アクロバティックなキャスティングが多い現場だったからか、のびのび挑戦させてもらえる空気があって感謝しています」共演シーンが多かったのが、雨川勇を演じる、俳優の吉村界人さん。「ほかの作品でのお芝居を観たときに、生き物としてのエネルギーのようなものが画面から伝わってきて、“面白い人だな”と思っていたんです。今回、私が演じる吉岡が雨川を誘惑するのに対し、彼が落とされないように頑張るという駆け引きのシーンがあるんですが、やりがいがありました。演技のはずなのに、雨川の純粋さをすごく感じて、あおられて…。だから私も、“ここにアゴを乗っけてみようかな”とか、いろいろ悪い知恵が働きましたね。界人さんが相手役で本当によかったです」今作は、38歳で独身&童貞の男が主人公。人と関わりを持とうとしてもがく姿に、「誰しもが共感するところがあるはず」とコムアイさん。「他者と関わると、自分の思いどおりにならないことが絶対に出てくるじゃないですか。子どもの頃、喜んでもらおうと好きな女の子に花をあげたら握りつぶされる、みたいな。主人公の富岡は、そんな、人に振り回されるという苦しくも楽しい経験を、38歳になって初めてするわけです。彼が、人に対して“何かをしてあげたい”と思って行動し、一喜一憂する姿を見て、小さい頃に経験した衝撃を思い出し、ドキッとする人は多いはず。感情を揺さぶられながら、楽しんでほしいですね」コムアイ1992年7月22日生まれ。「水曜日のカンパネラ」にて主演と歌唱を担当。今年3月に行われた武道館公演「八角宇宙」を収めたBlu-rayが7月26日に発売。ラジオ番組『SPARK』(J-WAVE)にレギュラー出演中。TBS系列にて、7月19日よりスタート。毎週水曜23:56~放送。共演者は、本田翼さん、賀来賢人さん、光石研さんなど個性豊か。※『anan』2017年7月26日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・秋鹿裕子インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2017年07月23日大のプロレスファンで知られる「くりぃむしちゅー」の有田哲平が贈るトークバラエティ「有田と週刊プロレスと」が、11月23日(水・祝)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信されることが決定。その特報映像と番組ビジュアルが解禁となった。この番組は、プロレス好きで知られる有田さんが、1983年の週刊化以来、すべて購入し続けているという「週刊プロレス」を教科書代わりに、毎回多彩なプロレス初心者をゲストに迎えて、プロレスから学ぶべき人生の教訓を伝授するというもの。 毎回、番組冒頭で1冊の「週刊プロレス」が有田さんに手渡されるが、どの年のどの号か、事前情報は一切ナシ。突然渡される「週プロ」をテーマに、有田さんが語って、語って、語りまくる、“プ女子”(プロレス好き女子)も、プロレス初心者も見逃せない番組となっている。今回解禁となるビジュアルでは、天に右手人差し指を掲げ、緊迫感に満ちた厳しい表情を浮かべる有田さん。このポーズは、「100年に1人の逸材」といわれる「新日本プロレス」の棚橋弘至選手を彷彿とさせる、プロレスファンにはお馴染みのポーズだ。さらに特報映像では、「遂に! あの男が」とのコメントとともに、とある店から出てくる有田さんに突撃取材を敢行するスキャンダランスな展開に。「やるんですか?」とのパパラッチからの質問を遮るように自転車で去っていく荷台には、“週刊プロレス”が積まれ…。そして、画面には「有田哲平、プロレス番組やります」の文字とともに、まるで世紀の一戦を行うかのような厳しい眼光をこちらに向け「プロレスとは人生である」と語りかけている。有田さんがガチで贈る、“あなたの人生に役立つ”かもしれないプロレストークバラエティに、期待していて。「有田と週刊プロレスと」は11月23日(水・祝)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信開始(※毎週水曜日更新)。(text:cinemacafe.net)
2016年11月15日コーヒーイベント「COFFEE COLLECTION around KANDA NISHIKICHO 2016 AUTUMN」が、10月29日、30日に東京・神田のテラススクエアにて開催される。同イベントでは、参加店すべてが同一の抽出器具を使用してそれぞれ1種類のコーヒー(税込500円)を提供。全店が同じ条件でコーヒーを入れることで、各店の豆の性質や焙煎方法、抽出技術による味の違いが体感できるコーヒーイベントとなっている。また、コーヒー5店の味を楽しめるテイスティングセット「5cups TICKET」と、ビーン トゥー バー専門店のMinimalによるひと口サイズのチョコレートが3種類付いたセットをそれぞれ税込1,000円で限定販売する。参加店のラインアップは、10月29日がシングル オー ジャパン、トランクコーヒー、ポール バセット、エルスカ+ハートコーヒー、カウンターパート コーヒー ギャラリー、10月30日が、フグレン トウキョウ、ヴァーヴ コーヒー ロースターズ シンジュク ステーション、バー・ジンガロ、ファイブエレファント バイ オールシーズンズコーヒー、グリッチコーヒー&ロースターズ。10月29日には、コーヒーの豆選びから抽出技術までの総合力を競う「世界ブリュワーズカップ」の16年優勝者である粕谷哲によるハンドドリップセミナーを開催。また、神田錦町エリアではコーヒーをより楽しむための多彩のコンテンツも多数開催される。中でも注目なのが、個性の光るカフェの魅力を届ける写真共有カフェアプリ「CafeSnap」と協同で開催する写真展。同アプリ内に掲載されているカフェを被写体に、“空気”をテーマとした作品を募集する。なお、応募期間は10月10日まで、審査結果の発表は10月14日。その他、活版印刷を体験してオリジナル活版コースターがもらえるワークショップなどのイベントが予定されている。【イベント情報】「COFFEE COLLECTION around KANDA NISHIKICHO 2016 AUTUMN」会場:テラススクエア他住所:東京都千代田区神田錦町3-22会期:10月29日、30日時間:11:00~18:00
2016年10月01日2015年10月より今年3月までTBSでレギュラー放送されていた有田哲平(くりぃむしちゅー)がMCを務める異性観トークバラエティ『アリよりのアリ』が、6月7日(24:10~)に特番として復活することが1日、わかった。"アリよりのアリ"とは、最上級を意味。今回の特番は「理想独女VS現実人妻結婚の幸せって何だスペシャル」と題し、独身・既婚女性ゲストが"アリよりアリ"="最上級"の結婚生活をテーマにトークを展開し、「理想の結婚」と「結婚の現実」が語られる。独身ゲストは上田まりえ、紗蘭、ダレノガレ明美、室伏由佳、既婚ゲストは井上和香、ギャル曽根、小島奈津子、そして男性ゲストとしてオリエンタルラジオの藤森慎吾も出演する。有田は「今回の既婚者のメンバーは幸せと言っていた人が多く、結婚に対してのイメージが良くなりました。普通は皆が嫌がるようなことが、既婚者の方には癒やしにさえなっているのだと」とコメント。一方、独身ゲストについては「独身の方の"アリよりのアリ"な結婚生活については、正直、とんでもないことを考えているんだなと思いました(笑)」と驚いたようだ。また、自身の理想の結婚のワンシーンについて、「仕事で帰りが遅くなり家に帰宅すると、奥さんがついついソファで寝てしまっている。ふとテレビを見ると、普段は全然、僕の仕事に興味ないと言っているのに、自分が出演している番組を録画して見てくれていた様子。実はちゃんと見てくれているんだなと。でも次の日には特にその件には触れない…みたいな感じですかね!」と明かした。そして、「これから結婚しようとしている方、既婚者の方、皆さんの結婚の理想は千差万別。既婚者の方もちょっと前までは独身で、結婚したら幸せだと思う価値観が変わる。そういう目線で番組を見ていただいても、今回は笑って楽しむ以外にも学べます」と番組の楽しみ方をアピール。「感動すら覚えました!」と語っている。(C)TBS
2016年06月02日お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平が5日、都内で行われた、英映画『007 スペクター』の公式アンバサダー就任式に出席した。12月4日に全国公開する本作は、ジェームズ・ボンドが活躍するスパイ映画『007』シリーズ最新作。日本初の公式アンバサダーに任命された有田は、「タダで見られるのかな? くらいの感覚だったのでビックリ。プライベートを投げ打って精一杯やらせていただきたい」と意気込みを。また、アンバサダーとして紳士的な振舞いを求められると、「最近は合コンでも女性をお持ち帰りするような汚いことはしておりません! サラダを取り分けたり、紳士的に振舞ってます!」とアピールして笑いを誘った。就任式終了後、報道陣の取材に応じた有田は、本作の内容にちなんだ自身の"敵"について聞かれると、「1番の味方だったザキヤマが結婚するという奇襲作戦に出た。(夫婦)2人で家に帰っていく姿とかアツアツっぷりを見せられると、どんどん寂しくなってくる」とポツリ。続けて、「千原ジュニアも『最近、オネエ度が増してきた』とか、麒麟の川島も『お互い頑張ろう』と言ってたのに……。裏切られてばっかり」と相次ぐ芸人仲間の結婚に寂しそうな表情を浮かべ、「(自分の)結婚はまだ先ですね」と話していた。一部報道で、モデルでタレントのローラとの熱愛がささやかれている有田。「噂はありがたいけど、それに関しては本当に……」と真相については言葉を濁し、「1年間個人的な連絡をとっていない。週刊誌によると、結婚を決めてくれたみたいんですけど(笑)。週刊誌を信じたい」と苦笑い。一方で、交際相手の存在について、「『いない』って言い続けても気持ち悪い年なんでね。『いますよ』って言っておきます。外国人でも日本人でもハーフでも、世界中から受け入れたい」とのらりくらりと答えていた。
2015年10月05日1982年のソロ活動開始以来、内外のアーティストやオーケストラとジャンルを超えた共演を重ね、太鼓奏者として常に新たな世界を切り開いて来た林英哲。一昨年演奏活動40周年の節目を経て、美術家をテーマにしたシリーズの最新作を東京・世田谷パブリックシアターで初演する。これまでマン・レイ、伊藤若冲、藤田嗣治らを取りあげて来たが、7年ぶりとなる第6弾『迷宮の鼓美術少年』は横尾忠則だ。林英哲(和太鼓) チケット情報若き日にグラフィックデザイナーを夢見て上京した林にとって横尾は「神様みたいな方なんです。スタイルを様々に変えていく表現者としての歩みや、日本的な要素をポップに表現する手法に影響を受けて来た」。これまでにCDジャケットのデザインを依頼するなどの交流があったが、美術家シリーズに取り上げるのは「いつかやりたいとは思いつつ、恐れ多いという気持ちが先立って。でも僕も還暦を過ぎましたから、新作を創造するパワーがあるうちにやらないと(笑)」と意を決して、アトリエを訪問。シリーズ初、テーマとなる美術家自身によるポスターが制作されることとなった。コンサートは2部構成を予定。「1部は〝横尾少年〟が見た原風景を、ドラマチックに構成しようと思ってます。2部は美術家・横尾忠則のスピリチュアルな側面や、スタイルを次々と変化させていく姿をコラージュ的に。今回の出演者は僕と、英哲風雲の会のメンバーの太鼓奏者のみなんで、太鼓だけで横尾さんのカラフルな世界を表現するのに四苦八苦してます。本番までドキドキですね」と目を輝かせる。林自身、「伝統芸能の出身でない自分は、ちょうど美術家のような気持ちで、太鼓を用いた現代的な表現を目指してきた」という。時代の先を行く前衛的な表現は、ときに周囲の理解が追いつかないこともあるが、反対に思いもよらぬ人からの絶賛を受けることも。「以前、写真家である奥様のおおくぼひさこさんに無理矢理(笑)連れられて来た仲井戸麗市さんが『こんなことをやってる人がいたなんて!』と仰って下さったことがあります。今回のコンサートも、元々太鼓やアートに関心のある方はもちろん、どちらにも興味のない方を“目から鱗状態”にできたらとってもうれしいですね」公演は10月30日(水)から11月3日(日)まで。チケット発売中。取材・文:山上裕子
2013年10月09日