育休取得するまでの不安や葛藤を乗り越えて、半年間の育休をスタートさせたパパ社員。仕事とはまったく異なる苦労や感動があったそうです。育休を取得したからこそ味わうことができた特別な日々について、詳しく話を聞いてみました。パパが育休を取得してみた vol.1はこちら【育休取得パパのプロフィール】開発部エンジニア2022年1月に長男が生まれる育休復帰後、ままのてアプリの開発に携わる育休中のエピソード大変だったこと育児がスタートして、特に大変だなと感じたエピソードがあれば教えてください。夜間のおむつ替えやミルクにひとりで対応するのが大変でした。我が家は妻とお互いの睡眠時間を確保するためにシフト制を組んでいるのですが、妻が寝ているあいだは完全にワンオペなんですね。そのあいだに赤ちゃんがおしっこをまき散らしたりミルクを吐き戻してしまったり、赤ちゃんが服や布団を汚すと全部ひとりで取り替えないといけないので、それがめちゃめちゃつらかったです。夜中1時とか2時とかにひとりで心を無にして対応するというか、修行だと思ってやっていたという感じはあります(笑)。ワンオペだと相手に苦労がわかってもらえず不満がたまるケースが多いようです。夫婦で大変さを共有するために、どんな工夫をしていたのでしょうか?妻からは朝起きたときに「お疲れ様」や「大変だったね」といった声かけがありました。あとは育児アプリで赤ちゃんのお世話の記録をつけていたので、夫婦で共有するためにその日にあったできごともメモに残していましたね。それを見返して「ああ、大変だったんだね」とお互いをねぎらうことが多かったです。そのほかに、想定していたよりも大変だったことはありますか?やはり赤ちゃんが生まれると、おでかけがかなり難しくて…。趣味の映画を見に行くことも基本的にできないですし、生活の切り替えが必要だと感じました。買い物に行くにしてもコロナ禍なので赤ちゃんを連れていくのは…という気持ちがありました。夫婦のどちらかが赤ちゃんを見て、どちらかが買い物をするというのも、ふたりとも結構疲れていたので大変だった印象です。すぐに必要なものや卵や牛乳などの食材は買いに出かけて、急ぎではないものや重いものはネットスーパーを使っていました。良かったこと育休を取得したからこそ経験することができた「良かったこと」を教えてください。赤ちゃんの日々の成長を細かく見られることはすごく良かったです!「今日初めて笑ったよ」「寝返りが打てるようになったよ」というのを仕事から帰ってきて妻に聞くのではなくて、自分の目で成長を追えているというのは、育児休業を取っていなければできなかっただろうなと実感しています。毎日赤ちゃんを見ているので「あぁ笑うようになったか」と一つひとつの成長が感慨深いこと、やっぱりめちゃめちゃかわいいこと、写真もたくさん撮れることが最高です。妻ともふたりで「赤ちゃん笑ってるね」と言いながら、一緒に笑っていました。あと育休を取得して良かったことは、家族や友人が家に遊びに来てくれることですね。平日だから来れるという人もいるので、そういう人が来てくれて子どもをかわいがってくれるという機会があり、すごく楽しかったですね。育休中、夫婦トラブルはあった?育児に対する価値観の違いなどから喧嘩になってしまうことがありますよね。育休中に夫婦でのトラブルなどはありましたか?基本的にお互いに喧嘩にならないように気をつけていましたが、ちょっとした衝突はありましたね。たとえば、子どもがお腹が空いていそうで泣いているとき、僕はわりとすぐにミルクあげるんですけれど、妻は決まった時間に決まった量をあげて生活リズムを大事にしたいという考え方だったので、イライラさせてしまったかもしれません。ただ、お互いに気をつけていたので大きな喧嘩はなかったです。育児の理想と現実のギャップはじめての育児を経験していく中で、理想と現実のギャップを感じる瞬間はありましたか?楽観的なところがあったと思いますが、育児はしんどいと思いつつ、最初の1ヶ月ぐらいは赤ちゃんのかわいさのほうが大きかったです。ただ育児に少し慣れて育休の生活にも慣れてくると、わりと疲労の蓄積が重くのしかかってきました。夜間にお世話をしているときに、睡眠不足の影響もあって赤ちゃんがかわいいはずなのにちょっとかわいく見えなくなるという瞬間は正直ありました。同じように妻も感じることがあったようです。そんなときは疲れているというのを正直に共有して「じゃあ身体を休めて良いよ」と話したこともあります。少し休むとスッキリしてまたお互いに気遣えるという感じですね。疲れたときはそれぞれ休もうと明確に話し合ったわけではないですが、お互いにつらくなったら話し合おう、順番に休もうという雰囲気でいました。持続可能な生活が必要だと思ったので、できるだけ無理をしないよう意識していました。このインタビューは2022年8月時点のものです。パパが育休を取得してみた1はこちらパパモードもOK!ままのてアプリ「ままのて」アプリには、パパ向けに赤ちゃんの週数や月齢にあったメッセージが届くパパモードもあります。妊娠記録や育児日記など新機能も充実し、より毎日のココロと身体に向き合えるようになりました。医師監修のQ&Aや体験談が豊富なので、「プレママ・ママ・パパにぴったりのアプリ」と好評です。赤ちゃんに出会える日を楽しみにしながら、ママの体調変化や赤ちゃんへのメッセージ、妊婦健診などの大切な予定をままのてアプリに記録してみませんか。
2022年09月08日パパが育休を取得することで、ママの負担が減ったり家族の絆が深まったりとメリットは大きいですよね。しかし実際に育休を取得している男性は現在12%ほどで、少しずつ増加はしているものの決して高い数字ではありません。周囲に育休を取得している人がいないため、男性の育休に関する情報が少ないと感じているパパも多いようです。不安や葛藤がありながらも半年間の育休を取得を経験し、「男性も育休をとるべき」と語るパパ社員に男性育休について詳しく話を聞きました。【育休取得パパのプロフィール】開発部エンジニア2022年1月に長男が生まれる育休復帰後、ままのてアプリの開発に携わる育休取得のきっかけや不安・葛藤育休を取得しようと思ったきっかけなぜ育休を取ろうと思ったんですか?元々、妻と妊娠中から育休が取れるなら取りたいねという話をしていました。出産後に妻がひとりで育児をするのは大変ですし、ワンオペで育児をするのはつらいという話を周囲の女性からよく聞いていたこともきっかけのひとつですね。妻と出産予定日の5ヶ月ほど前から育休が取れるのかどうかを調べて、その後、出産予定日の3ヶ月ほど前に職場の上長に相談しました。すると最大半年間の育休が取得できるということがわかったので、まずは半年間の育休取得を検討しました。半年間の育休が取得できるとわかり、奥様もきっと嬉しかったでしょうね。それはもう本当に良かったという感じでした。半年も取れるとは思っていなかったようでちょっと驚いていましたが、本当に嬉しそうにしていました。育休中も「育休を取ってくれて良かった」と言ってくれましたね。育休を取っていなかったら育児が大変すぎてどう乗り切るか想像ができないと感じる場面もありました。仕事や収入に対する不安・葛藤半年間の育休を取得すると決めたとき、仕事や金銭面に対する不安や葛藤はありましたか?半年も仕事をしなかったら、仕事のやり方を忘れてしまうんじゃないかという不安がありました。技術的なことが必要な仕事なので、業務内容を忘れてしまったら復職したときに会社に迷惑をかけてしまうのではという心配もありました。不安な気持ちがある反面、育休中にまとまって机に向かう時間はなくても隙間時間に単語帳アプリなどを活用して資格の勉強や、新しい技術を暗記しようと考えていましたね。スキルアップの時間を確保することで育休の半年間は乗り越えようという気持ちに切り替えました。毎日単語帳アプリを消化することをノルマとしていましたが毎日続けることは難しかったですね。やっぱり育児に追われて勉強に集中できない日もありました(笑)。金銭的な面では、育児休業給付金が出ることはわかっていましたので大きな不安はありませんでした。給付金と貯金でなんとかいけそうかなという感じでしたね。育休取得に対する会社からの反応は?育休取得を希望する際に、会社から嫌がられたり出世にひびいたりしないか気になるパパが多いようです。実際に会社はどんな反応でしたか?育休を取ると伝えたときに僕が担当していた業務は、僕ともうひとりのふたり体制でした。僕が抜けるとひとりになってしまうので心配でした。その後、育休取得までにさらに人員不足が起こってしまい、あらためて育休に入って大丈夫か上長に話したところ「絶対に大丈夫だから、どうにかするから。安心して育休を取ってください」と言ってもらい、背中を押してもらいました。僕が半年間抜けても大丈夫なように、体制を整える準備期間もありました。会社のバックアップが大きかったのはとても感謝しています。育休取得前に夫婦で話し合ったこと育休が取得できることが決まった後、夫婦でどんな準備や話し合いをしましたか?赤ちゃんの月齢によってどんな生活になりそうかとか、買っておいたほうが良さそうなものや育児関連の情報を調べました。その中で事前に対策を考えたものもありました。たとえば、赤ちゃんは最初の数ヶ月は夜も2〜3時間ごとに起きることを知り、パパ・ママがふたりとも2〜3時間ごとに起きるのは多分しんどいよね…ということで、夜間はシフト制を組もうという話になりました。妻が19時〜3時まで寝て、僕が3時〜11時ぐらいまで寝るというシフトを組むことで、とりあえずお互い8時間の睡眠を確保していましたね。これは育休を取らなければできなかったことです。8時間の睡眠が確保できるのは身体的にもかなり大きいですね。そのほかに、事前に決めておいて良かったと感じていることはありますか?できるだけ家事の負担は減らしたいと話していたので、お役立ち家電に頼ることを決めていました。たとえば、お皿洗いは食洗機に全部任せるとか、掃除はお掃除ロボットに任せるとか、乾燥機能までついている洗濯機にするなどです。人手は夫婦ふたりしかいないので、任せられる家事は全て家電に任せるという方針を話し合っておいて良かったです。家電は出産前に揃えておくことを視野に入れていましたね。事前に準備しておいても良かったと思う、役立ったおすすめの育児グッズがあれば教えてください。赤ちゃんが生まれてからですが、哺乳瓶が挟み込めるクッションを買いました。クッションを置いておくと哺乳瓶が斜めに固定できるというもので、赤ちゃんの哺乳の際に役立ちました。首がすわるまでは上手に飲めてはいなかったですが、生後6ヶ月くらいになるととても上手に飲めるようになって、これは単純に人手がひとり増えた感覚でしたね(笑)。もちろんクッションを使っているときは目の届くところで使用していますが、このクッションを使ってミルクをあげながらおむつのゴミを片付けたり、簡単な洗い物ができたりします。少し疲れたときも一緒に横になりながら哺乳でき、我が家では重宝しています。このインタビューは2022年8月時点のものです。パパが育休を取得してみた vol.2はこちら育休を取得したパパのおすすめグッズはこちらパパモードもOK!ままのてアプリ「ままのて」アプリには、パパ向けに赤ちゃんの週数や月齢にあったメッセージが届くパパモードもあります。妊娠記録や育児日記など新機能も充実し、より毎日のココロと身体に向き合えるようになりました。医師監修のQ&Aや体験談が豊富なので、「プレママ・ママ・パパにぴったりのアプリ」と好評です。赤ちゃんに出会える日を楽しみにしながら、ママの体調変化や赤ちゃんへのメッセージ、妊婦健診などの大切な予定をままのてアプリに記録してみませんか。
2022年09月05日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが旦那さんに「育児と仕事どっちが大変?」と聞いたときのお話です。 よく話題になるあの質問! 夫に聞いてみると…? 「仕事と育児どっちが大変か?」 よく言われる、この質問。 両方を経験した夫はなんと答えるのかな?と思い、育休を終えるときに聞いてみました。 すると、「そもそもなんで比べるの?」との答えが。 確かに! と驚きながらも、比べる必要なんてないんだと気付かされました。 比べることで、「そっちのほうが大変じゃない」と言われた方は嫌な思いをするはず。 無意味な比較はやめて、人の大変さを理解できるようになりたいな……。そう気付かされた出来事でした。著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年08月17日CONTENTS■パパの育休取得率ってどれくらい?■そもそも、パパの育児休業制度ってどんなもの?■パパが育休を取得するメリットは?■「産後パパ育休」の創設で育休が取りやすくなる!?■パパが育休に入る前に、家庭で確認すべきことは?■実際に育休を取得したパパたちのエピソードを紹介!教えてくれた人広中秀俊さん育Qドットコム株式会社代表取締役社長「育休で日本を元気にする」をミッションに、男性育休が当たり前になる世の中を目指して、自治体や企業向けに研修・コンサルを展開。2児の父親であり、厚生労働省から「イクメンの星」に認定される。育Qドットコムパパの育休取得率ってどれくらい?日本の育児休業制度は、実は世界的に見て、とてもすぐれているんです。有給で取得できる期間が長いことから、ユニセフの子育て支援策の報告書では、制度的には世界で1位とランクづけされているほど。ただ残念なことに、この制度を活用している人が少ないのが現状です。厚生労働省の調査によると、令和2年度にパパが育休を取得した割合は12.65%、2022年7月末に発表された最新の調査によると、令和3年度は13.97%でした。ここ数年で上昇傾向にあるものの、世界的に見るとまだまだ低い水準。東京都では、「育休=休む」というイメージを変えるために、「育休」という愛称が「育業」に変更されましたよね。これを機に、育休のネガティブなイメージが払拭され、パパが育児休業を取得しやすい雰囲気に、日本全体が変わっていくことを期待します。参考:厚生労働省「令和2年度雇用均等基本調査」「令和3年度雇用均等基本調査」よりそもそも、パパの育休制度ってどんなもの?パパもママと同じように育休が取得できますが、パパの場合はまわりに取得する人が少ないことから、制度を理解している人が少ないのが現状。「育児休業」とは、育児休業法に基づき法律で定められているものなので、雇用保険に加入する、1歳になるまでの子どもを育てる男女労働者であれば取得できるのです。しかし、「うちの会社ではそういった制度がないから取得できない」と勘違いしている人が多く、その勘違いが、取得しづらくしている原因のひとつであると考えられます。こうした中、2021年6月に改正育休法が成立。第一段階として2022年の4月からはじまったのが、企業においての、育児休業の周知・意向の確認義務です。これは、妊娠・出産を届け出た労働者に、事業主が育休取得の意向を個別に働きかけるというもの。これにより、育休を取得しやすい社内の雰囲気づくりが進み、制度への理解が進むのではないでしょうか。さらに2022年10月からは、「産後パパ育休」がスタート。こちらは、後ほど詳しく解説します。参考:労働省「育児・介護休業法」についてパパが育休を取得するメリットは?生後1年間は、子どもがぐんぐん成長していくプレミアムな期間。あっという間に過ぎ去ってしまう、この限定的な時間を子どもとじっくり過ごすことは、パパにとって貴重な経験になることでしょう。また、ママは出産後にホルモンバランスの影響で不安定になりがち。体力も本来の状態ではありませんから、適切なサポートが必要です。パパとママが一緒に子育てに向き合うことで、ママの気持ちの安定にもつながります。そのほかのメリットとしては、パパの育休取得が、子どもの発達に影響するとも言われていること。ノルウェーで行われた研究では、パパが育休を取得した場合、子どもが16歳になったときの偏差値が1ほど上がったという報告が※。わずかな育休取得でも、その後のパパのライフスタイルに影響を及ぼし、子育てに熱心になった可能性があるとのことです。参考:「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった 結婚、出産、子育ての真実/山口慎太郎著(光文社新書)※Cools S, Fiva JH, Kirkebøen LJ. Causal Effects of Paternity Leave on Children and Parents. Scand J Econ. 2015;117(3):801‐828. doi:10.1111/sjoe.12113「産後パパ育休」の創設で育休が取りやすくなる!?パパが育休を取得できない原因のひとつとして、育休中の代替要員が準備できず、長期の休暇が取りづらいことが挙げられます。2022年の10月からはじまる「産後パパ育休」は、パパがより育休を取りやすくするための施策で、子どもが1歳になるまで、育休を分割して取れるというもの。上図のように、出生時に1回、生後8週目までにさらに1回取得。さらにママと交代しながら取ったり、ママの復職のタイミングなどで取ったりと、家庭の事情に合わせて自由にカスタマイズできます。長期の育休取得が難しい人も、数週間を数回に分けて取るのであれば、育休取得のハードルも下がるのではないでしょうか。ただし、自由にカスタマイズできる分、複雑化してしまうという懸念も。ですから、制度を活用する側が、内容をきちんとインプットしておくことが必要です。参考:育児・介護休業法 改正ポイントのご案内(厚生労働省) 3 産後パパ育休(出生時育児休業)の創設4 育児休業の分割取得 パパが育休に入る前に、家庭で確認すべきことは?ママが働いているのであれば、お互いの育休期間をスケジューリングしておきましょう。育児休業給付金は、半年間であれば給与の67%が支払われますが、それ以降は50%になります。つまり、ママが半年、パパが半年取得するのが、いちばん給付金の恩恵が受けられるのです。また、給付金を申請してから振り込まれるまでは2ヵ月くらいはかかるのもの。それまでの生活費など、お金の相談をしておくことも必要です。ほかには、簡単な家事・育児の分担表を作成しておくとスムーズ。きっちりつくりすぎると負担になることもありますが、「それどっちがするの?」といった議論を避けるためにも、簡単な分担表はあった方が便利です。実際に育休を取得したパパたちのエピソードを紹介!#01.りょうすけさん職業:会社員・営業育休取得期間:4週間(第二子)パパ「所属する部署での男性育休が初のケースだったことや、職種が営業で自分でなければ対応できないことがあったため、会社からのサポートもあったものの、完全に仕事を切り離すことは難しかったです。ただ、基本的には休業中なので、子どもとたっぷり過ごせましたし、妻のサポートもできたので、制度を活用してよかったと感じています。新生児期の成長を見守る喜びを実感できたこと、お兄ちゃんの成長を肌で感じられたことは貴重な経験に。また育休中はスパイスカレーづくりにハマり、やってみたかったことに挑戦できたのもよかったです」ママ「普段は仕事で不在にしがちなので、毎日一緒に過ごせたことが何より嬉しかったです。帝王切開後で思うように動けなかったため、授乳以外の家事育児はすべて夫が担当! とても心強く、心身ともに休めました。夫婦の時間も増え、子どものことや将来のことなどコミュニケーションを以前より取るようになりました!」#02.海老原佑輔さん職業:会社員育休取得期間: 1週間(第一子)、10日間(第二子)、2週間(第三子)パパ「育休が取りやすい仕事環境なので、スムーズに取得できました。1人目のときはすべてが手探り状態。苦戦しながらも妻とふたりで協力し合ったのが、今ではいい思い出です。2人目のときは役割分担やルールはあえて決めなかったので、育児も家事も、気づいた方がする、という風に自然となっていきました。3人目は帝王切開で妻は体が辛そうでしたが、夜間の授乳は彼女でなければできせん。ですから、日中は妻を休ませることに専念。3人の育休を通して、夫として父親として成長できた気がしました!」ママ「3人とも、夫が進んで育休を取得。3人目の休業中は、パパが毎日いてくれたことで、上の子どもたちが大喜び! 1人目2人目とスキルアップしているので、育児も家事も安心して任せられました。帝王切開のときは痛みが強く、いちばん辛い時期に夫が家事も育児も担ってくれてことで、体調をスムーズに整えられました」#03.ツトムパパさん職業:会社員育休取得期間;7ヵ月(第一子)パパ「期間が長かったことから、まわりの反響は大きかったですね。管理職なので、社内の雰囲気を変えていくためにも、育休は率先して取得したいと思っていました。育児に関しては、第一子ということもあり毎日がサバイバル。とくに生後3ヵ月までは24時間体制でのお世話だったので、妻と協力し合いながらの育児なのに、寝不足の連続でした。ですが、初めて笑った、寝返りをした、掴まり立ちをしたなど、すごい速さで成長していくわが子の姿を夫婦が同時にシェアできたことはとても貴重な経験に!」ママ「子どもの成長に夫婦で手を叩いて喜び合い家族三人で抱き合って笑い合い、たくさんの喜びをわかち合えたことが印象に残っています。お互いが同じように育児に携わることで、夫にも私にも「ふたりで育てる」という意識が芽生えました。これは、将来の家族の在り方に大きな影響があるのではないでしょうか」パパの育休がもっとわかる!広中さんおすすめの動画5分でわかる改正育休法(育Qチャンネル)広中さんが運営するYouTubeチャンネルで、2021年6月に成立した改正育休法をわかりやすく解説。「育Qチャンネル」教えて!育休先輩!!同じく広中さんのYouTubeチャンネル内で、育休経験者のインタビュー動画を配信。具体的なエピソードを聞くことができる。WBS原田アナ3ヶ月取得後復帰(テレ東BIZ)WBSフィールドの原田アナが3ヵ月の育休から復帰。育休前〜育休中のリアルな声を紹介するとともに、広中さんが制度について解説。2022年4月から、企業において育児休業の周知や意向の確認が義務化。その一方で、職場の環境により制度を活用できないパパがまだまだ多いのが実状です。しかし、ここ数年でパパの育休取得率は少しずつ上昇し、パパ自身や社会の意識の変化も感じ取れます。家族全員にとってメリットの多い、パパの育児休業。あと数年後には、“パパの育休があたりまえ”という世の中になっていてほしいですね。
2022年08月11日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回はこむぎさんが育休を終え、仕事に復帰したときの話です。 ママが仕事復帰すると、赤ちゃんに変化が…! 保育園の慣らし保育期間は夫に任せ、私は夫より1カ月早く仕事に復帰しました。 それまでと比べて、夫が娘といる時間が長くなった結果……。 何をしても「パパがいい!」とばかりに、パパにべったりな娘になりました。 私が抱っこしても泣いてパパを求め、何をしててもパパパパ……。 1歳の誕生祝いの席でもパパにべったりで、両親もびっくり。 よく言われる「ママじゃなきゃダメ」はママだからなのではなく、世の中のママ達が長い時間子供と接し、育児を頑張ってるからなのだと思いました。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年08月09日東京都は2022年6月29日に育休取得応援サミットを開催し、「育休」の愛称を「育業」とすると発表しました。「育休」には「休む」という漢字があるのでイメージを変えるためとのこと。一般の方に募集をかけ8800件を超える応募から選考委員によって選ばれたのが「育業」でした。「育業」にはどんな期待が込められているのでしょうか。これからどのように変わっていくのでしょうか……? 育休応援サミットの内容を詳しくみていきます。 なぜ「育業」に? 愛称変更の狙いとは?小池都知事は、「育休」の愛称変更の狙いのひとつにマインドチェンジがあると説明しました。「『育児のために仕事を休むのではなく、大事な仕事である育児に取り組む』とマインドをチェンジしたい。女性だけでなく男性にも、職場の業務と同じように育業してほしい」 これは「業」には「努力して成し遂げること」という意味があるからだそうです。育児はお休みではなく育「業」なので、育児のために仕事を休むという意味ではなく、育児という仕事に取り組む期間であるとマインドチェンジし、希望者みんなが育業できる社会を目指すとしています。具体的には、育児休業の取得率が低い男性について、東京都は2030年までに取得率90%を目指すと説明しました。 ちなみに、「育業」は多くの方から応募があった愛称とのこと。応募者の想いは、「出産したあとの子育ては業務を上回る尊い仕事。休業というネーミングで申請することにモヤモヤしていました」「私は2児の父ですが、私の勤める企業では男性の育休が浸透していません。男性が育休を取得しやすくなればと、微力ながら応募しました」などさまざま。またほかに今回候補に挙がった愛称には、「育児シフト」、「育児出向」、「育児留学」、「子育てワーク」、「はぐくミッション」、「はぐくみらい期間」などがあったそうです。 サミットに参加した著名人たちは…子どもとの接し方がわからないお父さんたち4人の子どもの父親でもある杉浦太陽さんは、父親の中には、子どもが大きくなったら子どもとどう接していいかわからない、家族の中の自分の立ち位置とは……と悩んでいる方がいると言いました。そして、父親が産後に育児休業を取ることが、そのような問題回避につながるのではないかと述べています。 「産後すぐに父親が育児休業をとることで、父親も育児の基礎を学べます。また家事も覚えますし、夫婦2人で料理や掃除を一緒にしていると、子どもたちのことを夫婦で会話する機会が日常生活の中で自然と出てきます。父親が家庭の事情を把握することはとても大切。また、子どもとのコミュニケーションがとれて、夫婦の絆も深まる……」 杉浦さんは、このように話し、これまでの育休中に、自分の立ち位置、役割も見つけていったと経験談を語りました。こういったことから、男性も育休をとった方がいいと強く感じているそうです。 そして愛称の変更についても深く賛同している様子。 「僕は、育休を取得したら『お休みでいいね』と言われたんです。『実際育児したことある? こんなに大変なんだよ』と思いました。だから『育業』はぴったりだと思います」 「男性こそ社会進出すべき」とは…!?サイボウズの青野社長は、3度育休を取得した体験を振り返り、仕事よりも大変だったと言いました。 「子育てが大変でびっくりしました。育休という言葉にだまされていたところがあり、普段ハードワークしてるんだから育児の方がラクだろうと思っていたんです。これが大きな勘違いで、育児は夜いきなり呼び出されますからね。どんなブラックな職場なんだってことですよね。しかも命がかかっているから疲れても次の日休むということができません。はるかに普段の仕事よりも大変でした。言葉が通じないのもつらいですよね。これはひとりでやることではない、夫婦で分担して、もっと言うと社会全体でやるべきことだと感じました」 さらに、育児をすることで、社会のことがわかったと言います。それは、保育園の自治体への申請、保育園への送迎、小学校へ行くこと、PTAをすること、病院に連れていくこと……。これらを通して社会ってこうなっているんだと学ぶことが多いと感じたのだとか。 「育休をとる前は会社の経験しかなかったから、子育ては社会勉強になりました。よく”女性の社会進出”なんていうけれど、男性こそ子育てを通して社会進出しないといけないと思います」と青野社長は言いました。 男性が育休をとることは妻と子ども2人の命を守ることワーク・ライフバランス小室社長は、産後の妻の死因の1位が自殺であることを取り上げ、防止には産後すぐに妻がひとりにならないことが大切で、男女ともに育休がとりやすくなるよう「誰が休んでも仕事が回る職場にすることが重要」と訴えました。 女性は妊娠と出産でホルモンバランスが崩れ、とくに産後2週間から1カ月の間は産後うつの発症率が高くなるそうです。「赤ちゃんがかわいいと思えない」「自分はダメな母親だと思ってしまう」など、症状はさまざま。そして幼児虐待は、核家族が増えて妻がひとりで育児をするようになってから件数が伸びてしまっていると説明しました。 そこで、「実は男性が育児休業を取ることは、妻と子ども2人の命を救うことにつながるということ」だと小室社長。産後うつを回避するには、妻がまとまった7時間の睡眠時間をとること、朝日を浴びて散歩してセロトニンを増やすことなどが大切なのだそうです。これらはひとりで育児をしていたら難しいので、ぜひ男性に育休をとってもらって一緒に育児をしてほしいと言いました。 「この愛称変更を機に、誰が休んでも回る職場を作っていただきたい」と小室社長はさまざまな企業に対しても呼びかけています。 「すいません、育休とります」はもう終わりに「『すみません、結婚することになりました』『すいません、出産することになりました』『すいません、育休をとることになりました』と、結婚・出産・育児休業に『ごめんなさい』がつくうちは少子化が止まらないと思っている」と小池都知事は言いました。また、次のようにも、新しい愛称に込めた思いについて語っています。 「『育業してきます』『育業中です』と胸を張って言える社会にしたいと思っています。なぜなら子育ては未来を担う子どもたちを育てる大切で尊い仕事だから。業務と同じように、周囲や職場の協力、チームワークが育児には必要です。これからは東京が率先して『育業が常識』という日本を作りたい。新しい名称とともに男女問わず誰もが育児にしっかり取り組む社会作りを進めていきたい」 子育てがしやすくなる社会を目指し、さまざまな取り組みをしている東京都。そのひとつが今回の「育休」から「育業」への愛称変更ということでした。「育業」という愛称には、社会全体が育児の理解を深めて、誰もが育業を取得できるようになればという願いが込められているのですね。みんなで子育てを支える社会になったらとても素敵ですよね。一方、愛称の変更に、「言葉だけ変えても……」という声もあったようです。言葉だけにならないように、私たち全員が他人ごとでなく自分ごととして捉えることが大切なのかもしれません。ベビーカレンダーもみんなが「育業」をとりやすい社会になるよう、応援していきたいと思います。
2022年07月31日私は週に5日働きながら4歳の息子を育てています。夫は仕事が激務で家には不在がちなため、私はワンオペ育児。育休から職場復帰をするとき、保育園の開園・閉園時間を考えるとフルタイムでの復帰は難しいため、夕方までの時短勤務を希望しました。当時の上司は事情を理解してくれてスムーズに復帰ができたのですが……。 困った! 勤務時間を延ばすよう打診され…職場復帰して1年ほど経ったとき、直属の上司が異動し、他部署から明るく元気で仕事に熱意がある上司が着任されました。高校生の娘さんを育てるママです。 着任後すぐに、私を含む時短勤務をしている社員だけ呼び出されました。そして、「今後はフルタイムで働いてほしい」「残業もできるだけしてほしい」と言われたのです。私が勤める会社で時短勤務をしている人は、全員が小さい子どもを育てているママ。みんなが勤務時間を増やすことは現実的に難しい旨を伝えると、上司は厳しい表情になりました。 時短勤務はやる気がない証拠!?さらに、上司はこのように言いました。「私の子どもが小さいとき、早朝から夜遅くまで保育園へ子どもを預け、保育園が休みの土日は両親に頼り、仕事をしていました。工夫をすればできます。時短勤務しかできないのは仕事にやる気がない証拠です」。あぜんとして何も言えない空気が流れました。 両親に助けてもらえる環境ではない人、子どもを長時間預けられる保育園が近くにない人もいます。そして、私は仕事も大切ですが、子どもと過ごす時間も大切に思っています。会社の制度として時短勤務は認められており、時間内は一生懸命に働いている私たちに対し「やる気がない」と言い切られ、理解してもらえない悔しさが残りました。 さまざまな考え方の人がいるということその後、別の上司から「各々の家庭事情があるので、フルタイム勤務の強要はできない」と話があり、私たちは今まで通り時短勤務で働いています。しかし直属の上司の考えを知り、ママたちの中にはモチベーションが下がり退職をしてしまった人もいます。 確かに勤務時間が短い方がいると、他のフルタイムで働く方へ少なからず業務負担の皺寄せがくるとは思います。そんな中で時短勤務の私たちは申し訳ないと思いながらも、一生懸命に働いています。上司が自分の経験だけで私たちを「やる気がない」としたことは悔しいことではありますが、同じママでもそのような考えの方がいるということを知ることができました。 最終的には上司に自分たちの意見を言うこともできず、現状は何も変わっていません。しかし、大きな学びはありました。同じママでも考え方は人それぞれだということ。私も無意識に自分の経験だけで物事を断定するようなことはしていないか、見直す機会にもなりました。今回のことがあって以来、自分の経験がすべてではなく、常に相手のことを考えた言動ができるよう気をつけています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/山口がたこ著者:海原えめ4歳の男の子を育てるアラフォー母。幼児食インストラクターの資格を保有。育児において食生活を大切にすることを重視している。
2022年07月27日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、かわいい娘さんの写真が撮れたときのエピソードになります。娘さんのかわいい写真や動画がたくさん撮れて、大満足のこむぎさん。早速、実家や義実家、友人に送ろうとするのですが……!? かわいい写真が撮れたのに、誰にも共有できなくて… 娘が生まれてから、「写真見せて!送って!」と言ってもらえる機会が増えました。 普段からシャッターチャンスは逃さないよう、娘のかわいい姿はたくさん写真に収めています。 しかし、いつもとっさに撮るため、娘とともに映っているのは、ぐちゃぐちゃになった部屋、すっぴん部屋着の私など、とても人様には見せられない姿ばかり……。 そのため毎回、「子どもはかわいく撮れたけど、やっぱり送るのやめよう……」となってしまうのでした。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年07月14日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回はこむぎさんが仕事復帰したときのお話です。復職してから2カ月ほど経ったある日のこと。保育園からまたお迎えの電話がかかってきて……!? 保育園からお迎えの電話が! 再び職場にかかってきて… 保育園では、37.5度を超えるとお迎えの連絡がきます。 ですが、熱はあるものの、娘はとても元気! 保育園に行けないため、自宅で育児することになりましたが……。 「丸一日育児するって、こんなに大変だったっけ?」と、驚きました。 まだ仕事に復帰してひと月程度でしたが、一日中育児をおこなう大変さをすっかり忘れていました。 加えて、娘も成長してますます行動的になっており、保育士さんたちに、改めて感謝した一日でした。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年07月11日■前回のあらすじ保活を始め、保育園入所希望の申し込みが終わったが…こんにちは、宝あり子です。保育園への入所希望の申し込みが終わりましたが、0歳児クラスの途中入園に空きが出ないまま時は過ぎていきました。保育園に入れないと復職できない。でも子どもともう少し一緒にいたい。複雑な心境でした。■4月度入所希望の結果が届いたが…そしてついに4月度入所希望の結果が届きました。申し込んだ保育園、すべて入所することができず、待機児童となりました。わたしが長女を出産した当時(2015年)は1歳で保育園に入所できない場合、1歳6ヵ月まで育休を延長することができました。こうして、わたしは育休を1歳6ヵ月まで延長することにしました。■復帰のタイミングついて育休延長の手続きで会社へ行き、手続きが終了。久しぶりに同じ部署だった上司と後輩と話すことができました。現在の部署の状況や人の異動など、さまざまな話をしました。すると後輩が…。私の先輩は復職した数ヵ月に再び産休をとった際、周りから「また産休に入るなら復職しないで育休延長すればよかったのに」と、心ないことを言われていました。この発言はとてもショックで、わたしの中でずっと引っかかっていました。わたしも育休延長後に復職できたとして、またすぐ第2子の産休に入る可能性もある…。もしそれで引継ぎなどで周囲に迷惑をかけてしまうのなら、2人目の産後に復職する方が迷惑を少しでも減らせるのだろうか?それはわたしも保育園へ入所ができず、育休を延長することになったときに少し考えました。 ■本来ならどのタイミングでも産休育休を取ることができるはずだが…産休、育休は働く者の権利です。本来ならば、どのタイミングであろうと取得することができます。しかし、仕事、職場の人間関係などにより、産休育休のタイミングを考えざるをえない状況の人もいます。今年(2022年)10月から育児休業制度は改正の予定です。育休を分割して取得することができ、夫婦で育休を途中交代することもできます。しかし、改正しても取得できなければ意味がありません。やはり職場によってはまだ「育休が取得しづらい雰囲気がある」という話も耳にします。幅広い世代で意識改革が進み、男性も女性も育休を取得するのが今以上に当たり前である世の中になることを願っています。
2022年06月28日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが娘さんを寝かしたときのエピソードになります。 スヤスヤと眠る娘。かわいすぎて、思わず…!? 赤ちゃんの寝かしつけは本当に大変。 寝たと思ったら、降ろした瞬間起きてしまい、また抱っこしてユラユラ……その繰り返し。 そのため、降ろすときはいつも、ゆっくり、そーっとを心がけていましたが……。 至近距離であまりにもかわいい寝顔を見ているうちに、むっちりとしたほっぺたにキスしたい衝動に駆られ…… 「ここまで頑張ったんだからダメだ!そんなことをしたら起こしてしまう!!」そう頭ではわかっているのに、毎回我慢できなくなって、思わずほっぺにちゅー。 そんなことの繰り返しで、何度も起こしてしまっていました。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年06月07日男性育休推進支援サービスを提供しているセントワークス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大西 徳雪)は、男性育休を取得しやすい雇用環境整備などを進めるeラーニング研修『ワーク・ライフバランスeまなび』のサービスを開始いたします。(2022年6月1日より申し込み開始)『ワーク・ライフバランスeまなび』URL: 【男性育休eラーニング研修サービスを提供する背景(1)】昨年、企業人事担当者へアンケート調査を行ったところ、下記の結果となりました。■法改正対応の課題1位は「男性育休を取得しやすい雰囲気づくり」■「男性育休を取得しやすい雰囲気づくり」への対策は・管理職への研修…5割以上・一般従業員への研修…4割以上・取得対象者への研修…3割弱対象者別に研修を実施したい意向が見えてきました。(図1)図1■「男性育休を推進する目的」について「男女問わず仕事も家庭も両立できる職場作り」と「人材定着」が同率1位となり企業は男性育休推進を法改正対応だけでなく人材戦略として考えており、重要テーマであることがわかりました。■「育児・介護休業法の改正に向けた、企業の課題と取り組みに関するアンケート調査」実施 :2021年7月対象者 :企業の人事担当者回答数 :534回答者属性:男性 394(73.8%) 女性 140(26.2%)企業規模 :従業員 50~300名未満 171(32.0%)300~1,000名未満 114(21.3%)1,000名以上 249(46.6%)*少数第二位以下を四捨五入により合計は99.9%となっています*ここでは男性の育児休業を男性育休としていますアンケート調査結果の詳細はこちら: 【男性育休eラーニング研修サービスを提供する背景(2)】セントワークスでは、2022年4月の育児・介護休業法の改正に向け、昨年6月より毎月「男性育休 法改正対応セミナー」(対象:人事担当者)を開催し、情報提供及び人事担当者と意見交換をしてきました。参加者アンケート(回答数134)を実施したところ、“男性育休推進の課題”は1位「管理職の意識・理解」(73.1%)2位「男性育休取得者が出た時の業務のやりくり」(56.7%)3位「男性育休推進の周知方法」(53%)管理職に対して男性育休の理解促進と、取得者が出た時のやりくりについて苦慮していることが見えてきました。また、意見交換タイムでは「取得率は高いが取得期間が短く、形式的なものになっているので本質理解を進めたい」という声も多数ありました。2017年から自治体の働き方改革アドバイザーとして企業の男性育休に関する相談を受けてきた経験と、自身も男性育休を2回取得した講師が、セミナーにて育休体験談や職場の取得事例を交えて男性育休についてご案内したところ「男性育休の必要性が腑に落ちた」「同じ内容を研修で伝えてほしい」「知らないことが問題であり、知る機会をつくっていきたい」と研修のご依頼、動画制作のご依頼を頂くようになりました。また、eラーニング研修サービスがあると嬉しい、との声から本サービスを提供することにしました。【男性育休を取得しやすい雇用環境整備に向けて】男性育休を取得しやすい雇用環境の整備には、下記の各対象者別にアプローチが有効と考えます。・管理職の理解…職場の雰囲気に大きな影響がある管理職の理解は非常に重要です。・取得対象者の理解…取るだけ育休にならない有意義な育休にすることが大切です。・周囲の理解…本人が取りたい、上司が取らせてあげたいと考えても、周囲へ業務負荷がかかる可能性もあり、周囲の理解を得ることも大切です。各対象者へ男性育休の理解を進めると共に、育休取得者が出た時の業務引継ぎも含めて、研修プログラムを組んでいます。【eラーニング研修なら、必要なすべての人に、少ない労力、低コストで研修を受講して頂くことができます】男性育休を取得しやすい職場作りに向け、管理職、取得対象者、周囲(一般従業員)の全てに研修を多数実施するのは、人事担当者の労力とコストの負担が大きくなります。そこで、少ない労力、低コストで、必要なすべての従業員が受講できるeラーニング研修サービス『ワーク・ライフバランスeまなび』を提供していきます。【ワーク・ライフバランスeまなびは、こんな企業・組織にお勧めです】・法改正対応として研修を実施したい・男性育休を取得しやすい職場作りを進めたい・男性育休取得率を上げたい・男性育休取得期間を伸ばしたい・コストパフォーマンスよく男性育休研修を実施したいこれから男性育休推進を進める職場も、既に推進してきた職場のどちらにもご活用頂けます。【ワーク・ライフバランスeまなび 講師紹介】一之瀬 幸生 2児の父 育休2回取得(2015年、2020年)育休体験談は厚生労働省イクメンプロジェクト ハンドブック「父親の仕事と育児両立読本」(令和3年度版)でも紹介されました。株式会社ワーク・ライフバランス認定上級コンサルタントNPO法人ファザーリング・ジャパン 講師講師:一之瀬 幸生【『ワーク・ライフバランスeまなび』の特徴】■特徴(1) 対象者別に4コースをご用意管理職向け、一般従業員向け、取得対象者(プレパパ)向け、両親講座の4コースをご用意。企業・組織は、対象者毎に重要なポイントを伝えることが出来、受講者はそれぞれに必要な情報を、最適なタイミングで得ることが出来ます。~『ワーク・ライフバランスeまなび』で実現できること~●管理職へ法改正対応の理解、ハラスメント防止、男性育休の理解、取得者が出た時のマネジメントなど手厚い研修が可能。●一般従業員へ男性育休の基本的な理解を進めることで管理職と取得対象者が孤立せず、職場全体の意識向上を実現。●取得対象者(プレパパ)へ、男性育休の理解を進めることで取るだけ育休を防止。男性育休が有意義なものとして職場に広がっていきます。●両親講座の準備により従業員の家族のエンゲージメントアップに繋がる。~ここが嬉しい対象者別研修プログラム~「管理職向け講座」・男性育休について本質的な理解が進む・男性育休取得対象者が出たときのチームマネジメントのヒントを得られる・介護と仕事の両立など、今後はお互い様の職場作りの必要性も含まれている「一般従業員向け講座」・なぜ男性育休?について、その背景から理解できる・男性育休について理解が深まり、お互い様の気持ちで応援できるようになる・男性育休をきっかけに時間自律性向上、属人化の廃止など働き方改革が進む「取得対象者向け(プレパパ)講座」・産後の生活の実態を知り、男性育休の必要性と有意義な過ごし方がわかる・男性育休取得に向けて準備の進め方がわかる(育休は権利として取得出来るが周囲への感謝も重要)・家族が笑顔で過ごすための育児、家事の関わり方がわかる「両親講座」・夫婦で受講することができ、育休について夫婦が同じ認識を持つことができる・家族が笑顔で育休中の過ごし方を一緒に具体的に考えることができる・育休終了後の育児と仕事の両立についても考えることができる□各講座は90~120分です。講座は10~20分のチャプターで構成されていますのでまとまった時間が取れない方も、業務の隙間時間に受講することができます。■特徴(2) 男性育休の本質的な理解促進男性育休の理解が進まない背景には、産後の女性の身心の変化、産後生活の実態など「4つの知らない」があると考えます。男性育休を2回取得した講師が、体験談とデータを交えながらお伝えすることで、育児に関わってこなかった管理職やベテラン社員の理解も深まります。ある企業様では男性育休研修を実施した結果、男性育休の必要性を理解していない管理職がゼロに(46%→0%)。また男性育休を部下に勧めたい管理職が20%→73%に増加しました。(ワーク・ライフバランスeまなびの中でも同様の研修内容を受講頂けます)(図3、図4)図3図4■特徴(3) お求めやすい料金設定ワーク・ライフバランスeまなびは、ユーザーID数に応じて以下のプランからお選び頂けます。ユーザーIDの登録内容(受講者)は、毎月1回変更できます。受講対象者が多い場合も、毎月対象者を変更していくことで多くの従業員が受講可能です。例えば管理職が一通り受講終了した後、育休取得対象者や希望する一般従業員が通年でご受講頂くことが出来ます。(図5)図5本サービスは年間契約となります。200以上のユーザーID数もお申し込み可能です。(1ユーザーID…550円、50ID単位で受け付けます)男性育休を取得しやすい雇用環境の整備として男性育休研修をお考えの企業様はお問合せください。【会社概要】商号 : セントワークス株式会社(英文名 SAINT-WORKS CORPORATION)代表者 : 代表取締役社長 大西 徳雪所在地 : <本社>〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-9-1 RBM東八重洲ビル7F設立 : 2006年11月1日事業内容: ・介護経営サポートシステム「SuisuiRemon」の販売・介護記録システム「コネクトケア」の販売・訪問看護アセスメントシステム「看護のアイちゃん」の販売・一般労働者派遣事業、有料職業紹介事業・企業向けワーク・ライフバランスコンサルティングサービス・企業向け介護と仕事の両立支援サービス・業務支援サービスURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月06日育休が終わって職場復帰…期待や不安でドキドキしている人が多いのではないでしょうか。今回の主人公、和久井若菜(仮名)さんのエピソードは職場復帰後にパワハラ上司と同僚に厳しくあたられてしまう体験談です。読者からは主人公に共感する声が多数でしたが、上司や同僚に共感する声もありました。■「突然休むならいない方がマシ」育休明けたら会社が地獄だった…若菜が勤めていたのはアットホームな居心地のいい職場。育休後の復職の不安はありませんでした。新しい上司はワーママをあまりよく思っていない様子。先行きに不安を感じつつも、時短勤務の限られた時間の中で久しぶりの仕事を必死にこなす、慌ただしい毎日を過ごしていました。そんな中、保育園からの呼び出しが来てしまいました…!迷惑そうな吉井の声に、私だってもっと仕事がしたい…と焦る若菜。しかし、さらに追い打ちがかかります。休みの間、大事な会議をオンラインにしてもらい看病しながら参加するものの、子どもがぐずり離席している間に会議は終了。昔からいる同僚は「無理しないで」と気遣ってくれましたが若菜の焦りはますますつのります。やっと休みが終わり出社すると…厳しい吉木の言葉に、なんとか仕事で挽回するしかない!と、残った仕事を家に持ち帰り毎日夜中まで働きました。みんなに迷惑かけた分を取り戻したい。時短であっても一人前に仕事したい。そんな思いから、自分を追い詰めてしまう若菜。■「やめれば?」同僚の言葉に心も体もボロボロに…昼間は会社、夜は自宅で仕事をする日々が続いていました。なんとか以前のような仕事量をこなせても、家事と育児ものしかかり、疲れは溜まります。そんな時、無理がたたって体調を崩してしまいまった若菜。それでも仕事を休まず仕事に行きますが…吉木のきつい一言に、心がボロボロになってしまいます。このまま頑張り続けるべきなのか、仕事をあきらめるべきなのか。未来が見えなくなってしまいました。自分は会社のみんなにとって迷惑な存在なのだと結論付けた若菜は会社をやめることを決意しました。しかし…上司の発言から、自分の問題だけではないと悟った若菜の心に、この会社の一人目のママとして、会社を変えてやる! と、闘志が再燃します。退職願を撤回した若菜は、そして会社は…どのように変わっていくのでしょうか?こちらは投稿されたエピソードを元に5月1日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■読者の関心が高いワーママ問題! 主人公に共感…だけではない様々なコメントが今回のワーママの働き方に関するストーリーには、想像以上にたくさんのコメントが寄せられました。その内容は実に賛否両論。主人公の若菜に共感する人はもちろん、同僚の吉木の気持ちもわかる、という意見も。この問題が、広く読者の関心を集めていることがわかりました。まずは、主人公の頑張りに励まされたという共感のコメントをご紹介します。・嫌みな人に負けずに、気持ちを強く貫いたこと、結果を出したことを尊敬するばかりです。私も頑張ろうと刺激をもらいました。・一度はやめようとしたのに、これから育休復帰する人のために、辞めずに結果を出したのがすごいです。 私だったらそのまま辞めてしまうかも。まだまだ子育てしながらの仕事は弊害が多いなと感じますが、私もこれからの人のために頑張ろうと思いました。・本当にすごくわかります。でも、私も独身の頃、子供の体調不良で休んでばかりいる先輩をみていて、正直あまりいい気分しませんでした。しかし、いざ子をもつとびっくりするくらい熱がでたり、体調不良になることを知り、独身時代に先輩に対して嫌な感情を持っていた自分を思い出したくもないし、あの頃の自分に喝!を入れてやりたいと思います。・まだまだ日本の女性にはキャリア形成が厳しいと思える環境だと思います。 こんな上司本当にたくさんいるし、残業して仕事を片付けることを当たり前と思ってる無期限時間の男性社員には到底理解いただけないと思う。・この部長も同僚もワーママに嫌がらせをすることで、自分たちの将来に呪いをかけていることが分かっていないのでしょうね。人生何が起こるかわかりません。育児だけでなく、親や配偶者の介護、自分自身の怪我病気だってあります。そういう時、柔軟な働き方が出来なかったら、どうするつもりなのでしょうか。一方、仕事のフォローをしないといけない同僚側への共感のコメントも非常に多かったです。・和久井さん、頑張っているかもしれないけど、上司や吉木さんに迷惑をかけていたのも事実。ママだからって仕事を押し付けて帰ったり急に休んだり、フォローって本当に大変なんです。2人のあからさまな態度は、よくないと思うけど、ワーママが勝ちとった!みたいな終わりに、私はモヤっとします。・フォローした側がボーナス貰えるとかが無く、しわ寄せだけ行くから、吉木さんのような不満が出るのは当然だと思う。 ・独身の人はいつもしわ寄せばかりでかわいそう。迷惑なのは事実。給料に差をつけてもらわないと割にあわないだろうなと。変わるべきなのは、しわ寄せが母親側の会社に偏ってしまう仕組み自体という指摘も。・シングルマザーの話ならわかるけど、夫はどこで何をしているのだろう。 共働きなのに、女性側の会社だけが不利益を被って夫側がノーダメージなら、会社は男を雇った方がいいとなるよね。・そもそもなんで男性は育休も時短も取らないでのんびり仕事してるんだろうと、逆に思います。男性も義務付けたら大変さもわかるし、ワークシェアにもなってよいと思うのですが…。・最近はママを擁護する風潮が大半で確かにそれは間違いではないし、この上司の態度は許されない。でも両側の立場から見ると真に必要なのはどちらが善か悪かということよりも日本がもっとシッターとかナニーとか、ママが働きやすい方向に変化していくことなんだろうなと思う。・正直、急な欠勤や早退で周りの人がその仕事をフォローしなければならないのであれば、迷惑なのは本当だと思います。ただし、それは会社側がフォローしている人に手当を出すかその部署の人員を手厚くするなどして解決すべき問題であって、社員側が気に病むことではないとも思います。「子育て中の女性社員 vs 子どもがいない社員」という対立を煽りたい話ではないこと。男性も含め、育児、介護、病気療養などそれぞれの状況に応じて柔軟に働きやすい仕組みが必要であること。…頭ではわかっていても、実際の現場ではそう綺麗に割り切れず、不公平感が出てくるのも当然ですよね。だからこそ、誰もが“その人”にとってのベストな成果を出せる仕組みや、不公平感が出にくい評価制度の整備などを少しずつでも進めるために今回の若菜さんのような先陣を切って踏ん張る人が希望になるんだと思います。▼漫画「育休明けたら地獄だった」
2022年05月31日子供が生まれる時に取得できる、育児休暇。厚生労働省によると、男性の育児休暇取得率は、年々伸びつつあるものの、2020年時点では1割程度にとどまっています。ネットでは、育児休暇を取得した男性から「育児休暇中も、仕事の連絡がきた」「会社の人員が足りず、結局仕事をしていた」などの声も。男性が育児休暇を取得するには、まだまだ周囲の理解や環境整備が必要なようです。育休を取得した男性、上司の対応が「すごかった」2019年に、男の子を出産した母親である、かなか(@KanakaTsubaki)さんのエピソードをご紹介します。かなかさんの夫は、育児休暇を取得。取得した際、上司の対応がすごかったのだそうです。上司に、別室に呼び出され…?かなかさんが出産する前、夫はその会社に転職したばかりでした。入社したばかりの会社で、いきなり、長期の休暇を取得するのは、ためらわれるものでしょう。それでも、2週間の育児休暇を取得することを決めた夫。夫が会社に、そのことを伝えると上司に別室に呼び出されます。※写真はイメージ2人きりの部屋で、険しい顔をした上司がいった内容は…。「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で、君は何をするつもりなの?」息子が生まれる時、夫が育休を2週間取りたいと伝えたら上司から別室に呼び出された。当時転職したばかりで入社から1年1ヶ月で育休を取ることになる。恐る恐る会議室に入ると眉間に皺を寄せた上司が待っていてひと言「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で君は何をするつもりなの?」と。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 上司は、「2週間も休暇を取るの?」といいたかったのではなく、「そんなに短くていいの?」と気遣ってくれたのです!男性の育児休暇取得について、理解が進んでいない中、こんな風に気遣ってくれるのは嬉しいですよね。かなかさんと夫は、2人で改めて話し合い、結局2週間の育児休暇を取得することにしました。夫の育児休暇に関する上司のエピソードは、ここからさらに『神展開』を迎えます。上司の対応、ここからがすごかった!2週間の育児休暇取得が決まり、休暇開始まで、しばらく働く期間があった夫。上司は「妊娠、出産は何が起こるか分からないから」といい、夫の仕事に関するすべてのメールの宛先に、自分も入れるように指示。夫が担当している仕事について、内容を把握することで、いつでも上司が引き継げる環境を整えたのです!※写真はイメージこのおかげで、かなかさんの身に緊急事態が発生した場合でも、夫はすぐに妻の元へ駆けつけることができるようになりました。緊急事態に備えた仕事環境は、かなかさんと夫にとって、精神的に安心できるものだったでしょう。出産予定日の10日前に陣痛がきて…?かなかさんは、出産予定日の10日前に陣痛が始まったといいます。そのことを夫が会社に連絡すると、上司からこのような返事がきました。「承知しました。これ以降、仕事の携帯の電源は落としてください。グッドラック!」※写真はイメージ上司は、夫が担当していた仕事をすべて引き継ぎ、部内で分担して処理したそうです。その後、かなかさんは、息子さんを無事に出産することができました。夫が上司に「安産でした!」と連絡すると…。「安産とは、幸い死ぬような状態ではないというだけ。奥さんを労ってください。育児休暇中は連絡不要」※写真はイメージ無事出産できたことだけでなく、産後のかなかさんの身を案じてくれたのです。また、夫が育児休暇中は、上司のいう通り、仕事の連絡は一切なかったといいます。出産祝いも、社内で準備してくれて?かなかさん夫婦への配慮だけでなく、出産祝いについても準備していた上司。上司は、社内に、1人上限500円の募金箱を設置し、集まったお金をギフト券にして渡してくれたといいます。なんでも、社内にいる子持ちの親に「出産祝いは何がいいか?」と聞き回り、社員にとっても、かなかさん夫婦にとっても負担のない方法を検討してくれたのだとか。さまざまな方向に配慮できる上司に、称賛の声が上がっています。・なんて素敵な上司なんだろう。すべての企業に、このエピソードを知ってもらいたい。・涙が出てきました。まさに『神対応』。上司だけでなく、協力してくれた同僚も素晴らしい。・こんな上司になりたいなと強く思いました。人望が厚い、素敵な人なんだろうな。どこまでもついて行きたくなるよ。・上司の対応に感動した。出産祝いについて、募金箱を設置するアイディア、すごくいいですね。真似します。ちなみに、「過去に、上司本人が半年間の育児休暇を取っていたらしい」と聞いた、かなかさん。その後、上司は異動となり、夫と同じ部署ではなくなってしまったそうですが、今でも心から感謝しているそうです。かなかさんのエピソードに登場した上司のように、育児休暇について理解し、配慮してくれる人が増えてくれるといいですね。投稿の全文はこちら息子が生まれる時、夫が育休を2週間取りたいと伝えたら上司から別室に呼び出された。当時転職したばかりで入社から1年1ヶ月で育休を取ることになる。恐る恐る会議室に入ると眉間に皺を寄せた上司が待っていてひと言「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で君は何をするつもりなの?」と。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 結局夫婦で話し合って育休は2週間にしたんだけどありがたい申し出だった。が、この上司さんのすごいのはここからだった。お伝えした時点から「妊娠出産は何が起こるか分からないから」と夫に関わるメールの全てにccで自分を入れるように指示。夫の仕事をいつでも引き継げるように準備。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 予定日10日前に「陣痛がきた」と連絡したら「承知しました。これ以後仕事の携帯の電源を落としてください。グッドラック!」と夫からの引き継ぎなしで全業務を引き継ぎ、部内で分担(事前に担当者に共有済みで無理のない采配)— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 生まれた後に「安産でした!」と連絡する夫に「安産とは幸い死ぬような状態ではないというだけ。奥さんを労ってください。育休中は連絡不要」連絡をくれ、本当に一切仕事の問い合わせも来ない。(基本土日も何かしら連絡が来るような会社)— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 出産祝いは募金箱を設置して出したい人だけ上限500円という決まりを作る。誰がいくら出したかはもちろん知らされず内祝いもなし。集まった金額をAmazonギフト券に入れて渡してくれた。会社のママさんたちに聞いて回って負担がない方法を検討してくれたらしい。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 後から聞いたら、ご本人は奥様の出産時に半年育休を取ったそう。今は異動されて夫の上司ではなくなってしまったけど、本当に彼が夫の上司の時に出産できてよかったなと心から感謝してる。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 [文・構成/grape編集部]
2022年05月20日■前回のあらすじ退職を撤回した若菜は、子育て中というハンデがある中、成果を出そうと頑張った。そんな彼女に結果はついてきてくれて…。今までつらく当たってきた、同僚からの反応は? >>1話目を見る 人生には予想もつかない出来事がいくつもあって、どうつまずくかわかりません。だからこそ、助け合える仲間を何より大切にしたいと思っています。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・きのこの子
2022年05月08日■前回のあらすじ退職を決意した若菜に上司からかけられたのは、どうしても受け入れられない言葉だった。私が辞めたら同僚たちまでママになろうと思わなくなる? そこで若菜は考えを改める。 >>1話目を見る 次回に続く(全8話)毎日11時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・きのこの子
2022年05月07日■前回のあらすじ頑張りすぎて体調を崩してしまった若菜。体調不良をおしてなんとか出社したものの、同僚からかけられたのは追い打ちをかけるような言葉だった。体も心もボロボロになった若菜は…。 >>1話目を見る 次回に続く(全8話)毎日11時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・きのこの子
2022年05月06日■前回のあらすじ「突然休まれるならいない方がマシ」同僚からの冷たい言葉に、若菜はなんとか挽回しようと奮闘する。子どもがいても一人前に働きたい、そんな若菜の思いは叶うのか? >>1話目を見る あれから、昼間は会社、夜は自宅で仕事をする日々が続いていました。なんとか以前のような仕事量をこなせても、家事と育児ものしかかり、疲れは溜まります。そして限界が来てしまい……。このまま頑張り続けるべきなのか、仕事をあきらめるべきなのか。せっかく産休、育休を経て復帰したのに……。未来が見えなくなってしまいました。次回に続く(全8話)毎日11時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・きのこの子
2022年05月05日■前回のあらすじ子どもが水ぼうそうにかかり1週間も出社できなくなってしまった若菜。在宅ワークで乗り切ろうとするものの、思うようにはいかず…。謝る若菜に、周囲からの反応は冷たいものだった。 >>1話目を見る みんなに迷惑かけた分を取り戻したい。時短であっても一人前に仕事したい。そんな思いから、私は自分を追い詰めてしまったのかもしれません。それがあんなことになるなんて……。次回に続く(全8話)毎日11時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・きのこの子
2022年05月04日■前回のあらすじ職場復帰を果たした若菜。時短勤務は目の回るような忙しさ。そんな中、子どもが熱を出してしまい、保育園からの呼び出しが。周囲からは不満の声が聞こえ始め…。 >>1話目を見る 次回に続く(全8話)毎日11時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・きのこの子
2022年05月03日■前回のあらすじ上司や同僚たちといい関係が築けていた若菜。だからこそ出産後も、今の会社で働こうと決めていたのに…。育休中、すっかり変わってしまった会社の様子に、嫌な予感がする若菜だった。 >>1話目を見る 次回に続く(全8話)毎日11時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・きのこの子
2022年05月02日次回に続く(全8話)毎日11時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・きのこの子
2022年05月01日この4月から法改正に伴いパパの育児休暇が大きく変わりました。父親育児支援専門家であり、3回の育休取得経験者である大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に、育休の取り方や育休中のポイントを解説していただきました。 パパの産休、育休とは「パパの産休」という新しい言葉を知っていますか。パパのための産後育休のことです。これまで産休というと出産したママだけのものでしたが、この春、育児・介護休業法が大きく改正され、パパも産後に育休が取れるようになりました(今年10月から)。この新しい制度は、ママの産後うつの抑止にもなり、パパ自身の成長の機会にもなるとして期待が寄せられています。 そのほか、育休制度も変わります。企業から育休取得を打診する、育休取得のレパートリーを柔軟化できるなど、大幅改正されました。 今回の改正の特徴は、「フレキシブルに取れる」ということ。例えばパパの産後育休では、産後8週間以内に4週間まで2回に分割して取得することが可能です。しかも休業の2週間前からの申し出でOKとされています。そして、労使協定が結ばれていれば、一定の条件のもと、休業中に仕事をすることも可能です。育休制度改正のポイント育休改正は2022年4月から段階的にスタートします。 2022年4月から企業は育休を取得しやすい環境を整備し、対象の従業員に制度を個別周知して取得の意向を確認することが義務化 2022年10月から・育休を分割して2回取得可能に・育休開始日を柔軟化・特別な事情がある場合は再取得可能に・「産後パパ育休」の新設 2023年4月から大企業の育休取得状況の公表が義務化 「産後パパ育休」って?育休改正のひとつとして、2022年10月からはじまる「産後パパ育休」の特徴は次のとおりです。・パパも「産休」がもらえる・産後8週間以内に4週間まで取得可能・休業の2週間前までの申し出でOK・2回に分割して取得することが可能・労使協定を結んでいれば、休業中に働いてもOK「パパの産休は『ママや赤ちゃんのために』と言われることが多いですが、パパのための育休だということを忘れないでいただきたい。パパが自分の人生を豊かにするための休暇なんです」と小崎先生は話します。 出典:「育児・介護休業法 改正ポイントのご案内 P2「育児休業の分割取得」(厚生労働省)産休育休の取り方のポイントとてもフレキシブルな「パパの産休」ですが、自由の幅が大きいだけに「どのタイミングで取ればいいかな」と迷ってしまう家庭もあるかもしれません。 厚生労働省は次のような例を挙げています。 小崎先生は次のような取り方もおすすめしています。 【パパの産後育休】・第2子以降の場合は出産後すぐ上の子がいる場合は上の子どものお世話があるので、入院中も含め、パパが子育てを担当します。退院後のママが心身の回復に集中できるメリットも。 ・退院後/里帰りから戻ってきてすぐ新しい生活が始まるタイミングは、何かと忙しくなります。いろいろなことに配慮が必要な新生児育児を産後のママと一緒に過ごします。ママの食事作り、買い物、掃除などのサポートも。 【パパの育休】・保育所に入る前後保育所に入る準備期間と慣らし保育期間中はより大人の手が必要です。慣らし保育はできるだけ子どもに負担がかからないよう、ていねいにゆっくり進めたいので、育休をとってゆとりを持ちます。 ・ママの育休のタイミングに合わせて2人で交代して育休を取ることもいいですが、あえて一緒に取って「家族の時間」を過ごすのもおすすめです。 いつ申請すればいい?パパの産後育休の申し出期限については「2週間前まで」、育児休暇の申し出期限は「1カ月前まで」となっています。でも実際に職場で2週間前に申し出てもいいものなのでしょうか。小崎先生に尋ねました。 「例えば今日申請したら2週間後には休んでいいということになります。これは与えられた権利なのですが、企業側からするとやっぱり人の手配や業務の担当の問題もあって大変になることもあるでしょう。産後育休から職場に戻ってきた時、お互いが気持ちよく戻れるような手はずを整えておいた方がいいのではないでしょうか。社会人としてのマナーです。いつ頃生まれるかは予め分かっていますから、分かっている段階で上司や同僚と話し合ったらいいのではないでしょうか。無論、緊急時もありますから仕方のない時もありますが」と小崎先生。 また、労使協定が結ばれていれば、休業中に仕事できるという制度を「うまく活用して」とアドバイスします。 「この制度を使って、『週1回、木曜日は仕事します』『在宅で火曜日の午前中はミーティングに参加します』といったように、お互い無理のない形での関係性や連絡を取ることができるといいかなと思います」 育休を取る=他者と共に生きる覚悟を持つこと新しくなった育休制度。これからは社会の空気も変わってくるかもしれません。でも「育休を取ると出世に響くから」と二の足を踏んでいる人もいるようです。そんなパパについて、小崎先生はこう言います。「ちょっと厳しいことを言うようですが、ひと月くらいの育休を“出世できない理由”にするのだとしたら、その先も出世できる人材じゃないって思うんです」 その上で、育児休暇は人生の学びの期間でもあると言います。 「育休というと休みだと思って昼間からビール飲もうとするパパもいます(笑)。資格を取ろうと勉強しようとする人もいる。どれも自由ですし否定はしませんが、子どもをよく見てほしいと思います。育休を取ることは、他者と共に生きる覚悟を持つこと。豊かに生きることです。人生の学びの期間でもある。子どもを育てることを存分に味わってほしい。それが僕の想いです」 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年04月29日主演映画『Rust』の撮影現場でひとりが死亡する誤射事件を起こしたアレック・ボールドウィンが、今週末にも別の映画で仕事に復帰することがわかった。イタリア人監督フランチェスコ・チンクェマーニが監督する実写とアニメーションを混ぜたクリスマス映画で、ボールドウィンの弟ダニエル・ボールドウィンも出演する。兄弟はプロデューサーも兼任するようだ。ボールドウィンは土曜日にローマ入りの予定。弟はすでに現地入りしている。ボールドウィンはこの前にもチンクェマーニ監督と仕事をしており、このクリスマス映画にかかわることは、『Rust』の事件の前に決まっていたとのこと。ボールドウィンは、事件をめぐって複数の民事訴訟に直面している。刑事捜査も進行中だ。文=猿渡由紀
2022年03月24日一般社団法人ワーク・ライフ・インテグレーション協会(本社:広島県広島市、理事長:村重 サチコ)は、男性の育休推進のための「トモダテ育休活用研修」を2022年2月25日(金)より開始いたします。育休活用研修を受けることで、男性の家事力をアップさせ、今後の家族形成をより良くするためのスキルを学びます。また仕事復帰後に活かせるスキルとなるよう、意識づけを行います。男性育休活用研修「トモダテ」【トモダテ育休活用研修URL】 ●研修詳細対象者 :育休を推進する企業・今から育休を取得される社員の皆様受講目的:男性育休が社会的に進む中、「取るだけ育休」にならないために、スキルを持って育休復帰が出来る研修内容となっているため、会社にとっても社員にとっても、社会にとってもWin&Win&Winの研修となります。●カリキュラム(1)これからの男性育児参加に必要なモノ(2)現状を知ろう(3)「トモダテ」が必要な理由(4)産後のママの心と体(5)ママとの意識のズレって?(6)「トモダテ」連想ゲーム(7)我が家の家事タスク(8)「トモダテ」5ケ条●一般社団法人ワーク・ライフ・インテグレーション協会について会社名 : 一般社団法人ワーク・ライフ・インテグレーション協会所在地 : 広島県広島市中区大手町2-5-11 6F代表者 : 理事長 村重 サチコ設立 : 2018年3月20日URL : 事業内容: ワーク・ライフバランスコンサルティング事業時短家事コーディネーターに資する人材の育成事業働き方改革・男女共同参画社会の推進を図る事業仕事・家事・育児の両立のための情報提供、商品開発講演・研修事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月25日お笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建さんが、約1年7か月ぶりに活動を再開すると、所属事務所が発表しました。渡部さんは、2022年2月15日放送予定のバラエティ番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)に、相方である児嶋一哉さんとともに出演するとのこと。同番組の収録は、同月5日に行われています。渡部建の復帰に、妻・佐々木希がコメント渡部さんの復帰に関して、妻であり、俳優やモデルとして活躍する佐々木希さんが、自身のInstagramで想いを明かしました。本日より主人が仕事復帰することとなりました。これからはゼロから頑張る主人の姿を見守ることに決め、今まで以上に感謝の気持ちを持ち、家族と共に前に進んでいこうと思っています。周りの皆様からの温かいお言葉や、このInstagramでも心のこもったコメントをいただき、沢山の方々に支えられここまで来る事が出来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。nozomisasaki_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 佐々木希(@nozomisasaki_official)がシェアした投稿 続けて、「応援してくれる人々からパワーをもらった」「私も何かをお届けできるよう頑張ります!」とつづっています。佐々木さんが投稿した内容に、さまざまな声が寄せられました。・佐々木さんの心労は、他人が推し測れるものではありません。よく支えてこられたと思います。ご自愛くださいね。・やっと再スタートですね!これまで本当にお疲れ様でした。もちろん、これからも応援しますよ!・本当にすごいなと、心から尊敬します。静かに見守っています。・本当につらかったと思います。でも、前進するしかないですよね!ムリだけはしないで、頑張ってください。また、佐々木さんは渡部さんの活動自粛後、「憶測や事実ではない内容の報道に、何度もやるせない気持ちになった」ともコメントしました。騒動が報じられた当時、世間の注目度が高かった分、心ない言葉や事実無根の報道も。渦中にいた佐々木さんのやるせなさや苦しさは、想像を絶するものでしょう。それでも、「見守り続ける」と決めた佐々木さん。そんな彼女の意思に敬意を払い、ただ「頑張れ!」と応援したいですね![文・構成/grape編集部]
2022年02月06日妊娠前から育休の取得に興味があった夫。「2人で一緒に育休取れたらいいね~」なんて話をしていました。そしていざ私が妊娠すると、夫は「育休、取るよ!!」と宣言。そんなわが家の体験談です。 もとから男性育休が取りやすい環境ニュースやSNSで、「男性が育休を取得したら昇進できない」「周りの人から嫌味を言われた」ということを目にする機会がありました。自分が妊娠しても、里帰り出産か、生後1カ月くらいは実家の母に手伝いにきてもらうんだろうなと思っていた私。 しかし、夫の会社は男性の育休取得の実績が多数ある会社でした。もとから子育てに興味があった夫は、私が妊娠後に半年の育休の取得を申請しました。上司に話をしたときに、「半年? 1年取らなくていいの?」と言われたほど、理解のある職場でした。 出産までもサポート出産予定日が1月中旬だったため、夫は1月はたまっていた有休を使いすべて休み、2月から7月末まで、半年間の育休を取得することに。 妊娠期間はマタニティヨガに通ったり、行きたいお店にランチに行ったりと元気に出歩いていた私も、1月に入ってからの外出は夫に付き添ってもらうことが多くなりました。産後だけでなく、初めての出産で不安も多い中、産前もサポートしてくれたのは本当に助かりました。 いざ息子が生まれると無事に出産し、5日後に退院。家族3人での生活が始まりました。出産した病院の規則で、入院中に赤ちゃんに直接触れられるのはママのみ。面会者は新生児室のガラス越しで見学しかできませんでした。そのため、夫は退院してから初めて息子のおむつ替えや授乳をおこないました。はじめはおぼつかない手つきでしたが、徐々に慣れて、1週間もすると私と変わらない対応ができるように。 また、産褥期は家事を積極的におこなってもらえるようお願いし、私は息子のお世話が最優先の生活。生後3カ月ごろまで混合栄養だったため夜中の授乳は私が対応しましたが、おむつ替え、ミルク、そして息子と遊ぶことも、夫は率先しておこなってくれました。 育休を終え、夫は⋯夫婦そろっての育休期間は、親子3人で濃密な時間を過ごせたと思います。特に新型コロナウイルスの影響で家で過ごす時間が多くなりましたが、逆にそれが3人でたくさん過ごした良い思い出です。 夫自身は、息子が生まれて間もない時期からずっと一緒に生活をしたことで「大変さも楽しさもよくわかった」と言っています。ちなみに夫は、もし2人目を授かっても育休を取得する気満々です! 夫は育児や家事を「手伝う」ものではなく、「2人の子どもだから2人で育てる」という意識を持ってくれています。当たり前のことだと思う反面、そう考え、実行してくれる夫は心強い存在。夫や、理解のある会社や周りの環境に感謝を忘れず、今後も2人で子育てをしていきたいと思います。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:森まり子男の子のママ。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして活動中。主に子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの美容記事を執筆している。
2022年01月06日「夫にキレる私をとめられない」第16話。夫の理解と協力を得て育休中に副業にチャレンジしたいくたさん。いよいよ育休が終わり、職場に復帰。しかし、いくたさんは次第に人よりも早く帰る時短勤務に引け目を感じたり劣等感を持ったりするように。仕事も育児もうまくまわらない、仕方ないと思いつついくたさんは……。3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第16話をご紹介します。「夫にキレる私をとめられない」第16話 充実していた育休を終えて仕事に復帰したいくたさん。 しかし、待っていたのは、時短勤務への引け目、同期の出世、花形の部署から異動、慣れない業務でのミス……。 私なんて会社にとって、いてもいなくても変わらない。仕事も家庭もまわっていない。 「これって理不尽じゃない?なんで私だけ……」 と、いくたさんはモヤモヤし始めて……。 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2022年01月02日私の名前は千秋。現在産休中で、初めての出産に備えていました。そして夫の大樹くんは、会社に育休を申請してくれ、これで産後の体制はバッチリだと思っていたのですが…。困ったことに大樹くんは育休を取得した割に自分のことで忙しいらしく、パソコンの前から動こうとしないことが多いのです。これまでは怒る気力もないくらい疲れていましたが、大樹くんのあまりの態度にあきれ果てた私は…!次回に続く(全6話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2021年11月26日10月1日に日本公開される『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』でジェームズ・ボンド役を卒業するダニエル・クレイグが、ブロードウェイに復帰することになった。シェイクスピアの『マクベス』で、『007』のバーバラ・ブロッコリーがプロデュースする。クレイグの役は、主人公マクベス。レディ・マクベス役はルース・ネッガが演じる。演出はトニー賞を受賞したサム・ゴールド。上演は来年3月29日にスタートし、4月28日に正式初演。上演期間は15週間。『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の後、クレイグには『ナイヴス・アウト』の続編が控える。ネッガの次回作は、今年のサンダンス映画祭でお披露目された『Passing』。いずれの作品もNetflixが世界配信権を獲得している。文=猿渡由紀
2021年09月30日