『監獄のお姫さま』第8話のレビュー・あらすじ■『監獄のお姫さま』第9話あらすじ出所したカヨ(小泉今日子)は美容院で働き始めた。スマホも手に入れ、千夏(菅野美穂)たちと連絡を取るために約束していたメールアドレスも登録する。が、千夏たちからは連絡はない。カヨが出所したあとの「自立と再生の女子刑務所」ではしのぶ(夏帆)はいじめを受けつつも、粛々と日々を過ごしていた。そんなしのぶの姿を見ていたふたば(満島ひかり)は、勇介に会わせようとしのぶの母・民世に手紙を出す。しかし、それが結果的にしのぶを追い詰めることになってしまう。出所した面々は少しずつ、娑婆での日常を取り戻していた。そんな2017年のある日。悠里(猫背椿)が店長を務め、カヨも働く美容院にふたばがやってくる。ふたばは特に何も語ることなく、カットを終えると去っていったが、それは“召集”の合図だった。■『監獄のお姫さま』第9話感想 - 明らかになる誘拐の一部始終、そして事件の真実第1話で突然誘拐された板橋吾郎(伊勢谷友介)。なぜ誘拐されたのか、その理由がカヨたちの刑務所での時間を追いながらようやく紐解かれてきた。今回、誘拐シーンの裏側が見せられたことによって、どうしてあのようなミスがあったのか、なぜここにこの人がいたのかなど、引っかかっていた部分がスッキリした。第9話を観てから第1話を観直すと納得する部分が多い。もちろん、初回だけではなく、これまでの伏線が一気に回収されていくのは、観ていてとても気持ちが良い。カヨが刑務所に行く電車の中で会った親子に出所後に再会し、子どもの成長を見て時間の流れを感じる、とか。今まで伊勢谷友介さんが女性陣の回想にいろいろな役で出演していたけれど、今回は千夏がユキ(吾郎の恋人)に憑依するシーンのためにあったのだなあ、とか。小ネタやいろんなドラマのオマージュが入っているのに、ワクワクするのはもちろんのことだけれど、何しろ女性陣がぐんぐん魅力的になってきていて目が離せない。同時にそれぞれに深く関わる男性たちのダメな感じがなんとも。明美(森下愛子)の旦那さんが看護師さんにデレデレしていても「うん、そうか……」となるのはキャスティングのおかげなのかもしれないが。カヨの旦那は自分のしてきたことを棚上げしてよく言えたもんだよ、という話だし、洋子がハマッていた2.5次元俳優もなかなかのものだし、千夏の父親も然り。もちろん、最たるものは吾郎なわけだ。「歴史が証明している。殿と本妻の間に子どもが生まれなかったら、側室が産む」。しのぶのもとに面会にやってきた吾郎の言葉は本音なのか、わざとなのかわからないけれど、現代において聞くとなんともえげつないセリフである。女性たちの前では紳士的で男前だった吾郎の表情が、情けないくらいに歪んでいくのがなんともリアル。おばさんたちの犯罪は不完全犯罪だけれど、吾郎は自分の犯罪は完全犯罪だと疑っていないようにも見える。絶対の自信があったのに、それが破られていくのはやはり不安なものなのだろう。吾郎はほぼ罪を認めたようなものだけれど、証拠がないと言う。一方でのぶりんこと長谷川(塚本高史)が何かに気がついたのか、爆笑ヨーグルト事件が起こった沖縄に行く、と言い出す。何か証拠を見つけるのか。作中では吾郎の妻・晴海(乙葉)もいる状態でプレ裁判が行われている。ふたばが裁判開始前に「容疑者確保から6時間42分です」と時計を見ながら言う。吾郎は「なんだ、2~3カ月経ったような気がするよ」と答える。10月17日の第1話放送からもうすぐ3カ月。ついに来週、決着だ。■『監獄のお姫さま』作品概要女子刑務所の中で生きる、罪を犯した5人の女たち、罪を憎むひとりの女性刑務官――女たちによる群像劇。器用とは言えない人間たちの切なさや悲しさを、時に笑えて、時に泣ける物語として、脚本家・宮藤官九郎が描く。「人はなぜ生きるのか」「幸せとはなにか」「人と人との絆とはなにか」。そんな普遍的なテーマを面白く、明るく、そして深く問いかける、これまでにない「クライムエンターテインメント」に仕上がった作品。第9話12月12日(火)夜10:00〜放送分■『監獄のお姫さま』キャスト小泉今日子満島ひかり坂井真紀森下愛子菅野美穂伊勢谷友介夏帆塚本高史猫背椿乙葉神尾楓珠池田成志ほか
2017年12月13日宮月新(原作)と神崎裕也(作画)による人気コミック「不能犯」を原作とし、来年公開の映画『不能犯』と連動して映像化した、松坂桃李主演オリジナルドラマ「不能犯」が、「dTV」にて配信される。この度、本作の予告編とメインビジュアルを初公開!加えて、新たな場面写真も到着した。ドラマ「不能犯」は、原作屈指の衝撃エピソードを完全映像化。“思い込み”や“マインドコントロール”で人を殺すなど、常識的に考えて犯行を証明できない不気味な能力を持つ“不能犯”宇相吹正と、彼に翻弄される人々の悲惨な運命を描いた新感覚スリラー・エンタテインメントだ。到着した予告編では、松坂さん演じる赤く光る眼により相手をマインドコントロールする宇相吹の不気味な表情が捉えられているほか、沢尻エリカ演じる刑事・多田と新日本プロレスのタイチとの本格的なアクションシーンや、元AV女優役で自身初となる濡れ場に挑戦した永尾まりやの体当たりのベッドシーンが登場。そのほか、永井大、平岡祐太、佐藤仁美ら脇を固めるキャストたちの姿も確認することができる。またあわせて、松坂さんが不敵な笑みを浮かべるメインビジュアルが公開。そして、人々の心を操り支配する宇相吹の恐怖を表現するため、彼の背後には顔のないマネキンを複数配置。心を失い、彼に操られていく愚かな人間たちの哀れな末路が感じ取れる。またその中で、正義の刑事・多田が存在感を放っている。dTVオリジナルドラマ「不能犯」は12月22日(金)より「dTV」にて独占配信(全4話)。※毎週金曜日更新(cinemacafe.net)
2017年12月06日立証不可能な犯罪の影に現れる謎の男とそれを追う刑事として、松坂桃李と沢尻エリカが死闘を繰り広げるスリラー・エンタテインメント『不能犯』。このほど、沢尻さんの部下である熱血新人刑事役を好演する新田真剣佑の、初々しさ全開の場面写真が解禁された。「ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-」などでも知られる神崎裕也が作画、原作を宮月新が担当し、「グランドジャンプ」で連載中の人気漫画を原作として映画化された本作。その中で、新田さんが扮する百々瀬麻雄は、ただただ真っ直ぐな猪突猛進タイプで、上司の多田(沢尻さん)にはなかなか認めてもらえず、“名前すら呼んでもらえない”という熱血新人刑事。大ヒット青春映画『ちはやふる 上の句/下の句』で日本アカデミー賞新人俳優賞に輝き、『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』『ピーチガール』などの話題作に続々と出演、今後も来年3月に『ちはやふる結び』、4月に日本公開を控えるハリウッド超大作『パシフィック・リム』続編に挑むなど、話題作への出演が絶えない新田さんが、初々しさ全開のキャラクターを演じるということで注目を集めている。劇中では、遺体を前にキビキビとした動きで検分する多田とは対照的に、思わず「うわ!」と思わず声を漏らしたり、<不能犯>である宇相吹(松坂さん)を捕まえるべく、がむしゃらに奔走したりする新人らしい姿、飲食店で喧嘩をするカップルをほっておけず、正義感を持って制止する姿など、その熱血キャラを好演。新田さんは百々瀬を演じるにあたり、「新人刑事なので、新人らしく元気にハキハキとした感じで、お芝居もストレートに臨もうと思いました」と役づくりについて明かしており、白石晃士監督も「まだまだ底知れない魅力があるなと感じました」と絶賛のコメントを寄せているという。「立証不可能犯罪」を鍵に、誰もが持つ妬みや嫉妬、人間の心の闇を暴くを描く『不能犯』。不穏な空気に満ちたスリラー・エンターテインメントにさす一筋の希望として、“まぶしすぎる”新人刑事・百々瀬の活躍に期待したい。『不能犯』は2018年2月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月20日宮月新(原作)と神崎裕也(作画)による大人気漫画を、松坂桃李が初めてのダークヒーローに挑み映画化する『不能犯』が来年公開。この度、映画版同様に松坂さんが主演を務めるdTVオリジナルドラマ「不能犯」が12月22日(金)より「dTV」にて配信されることが決定。本作では、原作の衝撃エピソードを映像化するという。憎しみ、ねたみ、恐怖、人間の心の奥底に潜む欲望に囚われ、誰かを殺したいと強く願う殺意を記した紙をとある電話ボックスの下に張り付けると何処からともなく現れる殺し屋・宇相吹正。<思い込み>や<マインドコントロール>で人の心を操り、ターゲットを 死に至らしめる彼は、自らの手を汚すことなく、いとも簡単に命を奪っていく――。自分の過去をひた隠しにしながら幸せを望むOL、ギャンブルによって相手の心が見えなくなってしまったサラリーマン、出会い系サイトで家出少女を物色する教師。ターゲットになった彼らに訪れる悲惨な運命とは…。“不能犯”とは、<思い込み>や<マインドコントロール>で人を殺すなど常識的に考えて犯行を証明できない「立証不可能犯罪」。本作はこの不気味な能力を駆使して、ターゲットを確実に死に至らしめる殺し屋・宇相吹正と彼に翻弄される人々の悲惨な運命を描いたスリラーエンターテインメントだ。宇相吹正役を松坂さんが演じるほか、宇相吹と対峙していく刑事・多田友子役の沢尻エリカも出演。そして、宇相吹のターゲットとして、自らの衝撃的な過去をひた隠しにしながら生きるOL役を永尾まりや、宝くじが当選したことで疑心暗鬼に陥ったサラリーマン役を永井大、出会い系サイトで少女を物色する教師役を平岡祐太。そのほか、MEGUMI、萩原みのり、佐藤仁美。また、映画にも登場する水上剣星らが映画につながる役どころを演じるという。本作の監督を務めるのは、『ライチ☆光クラブ』などを手掛ける、人間の深層心理を描くことに定評がある内藤瑛亮。主題歌は、映画同様に人気ロックユニット「GLIM SPANKY」の「愚か者たち」に決定。なお、脚本は山岡潤平、監修は白石晃士と、映画の脚本・監督をそれぞれ手掛けたスタッフが集結した。dTVオリジナルドラマ「不能犯」は12月22日(金)より「dTV」にて配信(全4話)。※毎週金曜日更新(cinemacafe.net)
2017年11月01日俳優の松坂桃李が主演する映画『不能犯』(2018年2月1日公開)の本ポスター、及び予告編が24日、公開された。同作は、2013年から宮月新・神崎裕也による同名漫画を実写化。電話ボックスの書き置きを通じて殺人を請け負い、病死や事故死といった"不能犯”としてターゲットの命を奪う男・宇相吹正(うそぶきただし)の驚異的な手口と真の目的を描く。『貞子vs伽椰子』が話題になった白石晃士監督がメガホンをとる。本ポスターは、松坂演じる宇相吹の視線が印象的な一枚に。沢尻エリカ演じる刑事の多田、新田真剣佑演じる多田の部下・百々瀬、間宮祥太朗演じる川端のカードが手に取られ、宇相吹の決め台詞「愚かだね、人間はーー」というコピーが乗せられている。また、予告編では宇相吹によるものと思われる変死事件のおそろしい映像と、それを調べる凛々しい女刑事多田、そして初解禁となる百々瀬&川端が登場する。宇相吹の犯行に気づいた多田と百々瀬は、行動を食い止めるべく必死に追う。宇相吹と対峙する百々瀬や、手錠をかけられる川端の映像が続々とたたみかけられ、ラストには「ちくしょー!」と絶叫する多田の姿と、「愚かだね、人間は」と去っていく宇相吹の姿が。予告編にも入っている主題歌は、男女2人組のロックユニット・GLIM SPAMKYの書き下ろし楽曲「愚か者たち」に決定した。監督とも何度も打ち合わせを重ねながら制作したという同曲に、GLIM SPAMKYは「常に自ら選んで生きているということ、もう一度その選択を考えてみてというメッセージで作りました」と明かした。
2017年10月24日オスカー女優ハル・ベリーが製作総指揮・主演を務めるノンストップ・アスションスリラー『チェイサー』が、9月23日(土)より公開される。このほど、彼女が演じるシングルマザーが、息子を誘拐した犯人をとことん追い詰める予告編がお披露目された。シングルマザーのカーラ(ハル・ベリー)は、いつも訪れる公園で、一瞬目を離したすきに最愛の息子フランキーが何者かによって連れ去られていく光景を目撃する。必死で追いかけるも、息子を乗せた車は走り去ってしまった。携帯電話を失くし、犯人の正体も分からず、地元警察も動いてくれない。たった1人で息子を救い出す覚悟を決めた彼女は、“最強の母”へと変貌する――。18歳未満の児童誘拐事件が年間約80万人、1日当たり2,000人超ともいわれる“アメリカの闇”をテーマにした、まさに“女性版『96時間』”というべきノンストップ・アクションスリラー。凶悪犯にたった1人で立ち向かう、美しくもたくましいシングルマザーのカーラを演じるのは、『チョコレート』でアカデミー賞に輝いたハル・ベリー。演技派であると同時に、ストーム役を演じた『X-MEN』シリーズや『007/ダイ・アナザー・デイ』、直近では『キングスマン:ゴールデン・サークル』など、数々のアクション映画にも出演してきた彼女が、今回は超ド級のカーアクションに挑戦。また、自らのプロダクション「606フィルムズ」を率いて、製作総指揮としても参加している。このたび到着した予告編では、目の前で息子フランキーを誘拐されてしまったカーラと誘拐犯による、息を飲む壮絶なカーチェイスが展開される。さまざまな車を巻き込むド派手なカークラッシュや、警察の白バイにまで襲い掛かる誘拐犯など、観る者のド肝を抜くカーアクションが繰り広げられていく。当初は、恐怖と不安に満ちた表情で犯人を追っていたカーラ。だが、彼女が警察の助けも当てにならないと気づいたとき、愛する息子を取り戻すことができるのは自分しかいないと、見る見るうちに鬼のような形相へと表情を変え、犯人を追いつめていく姿は必見!これまでの彼女のイメージからは想像できないような鬼気迫る演技を見せたハルは、「カーチェイスに衝突や爆発!絶対男性が観たくなる映画だわ。でも中心には、子どもを救う母親の、魂にあふれた物語がある。みんなの心に響く映画だと思うの」と、本作の魅力を自信たっぷりに語っている。『チェイサー』は9月23日(土)よりユナイテッドシネマアクアシティお台場ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月13日俳優の松坂桃李が主演する映画『不能犯』(2018年2月1日公開)のティザーポスター、及び特報が9日、公開された。同作は、2013年から宮月新・神崎裕也による同名漫画を実写化。電話ボックスの書き置きを通じて殺人を請け負い、病死や事故死といった"不能犯”としてターゲットの命を奪う男・宇相吹正(うそぶきただし)の驚異的な手口と真の目的を描く。『貞子vs伽椰子』が話題になった白石晃士監督がメガホンをとる。正義感溢れる女刑事・多田を沢尻エリカが演じている他、宇相吹に翻弄される人々に新田真剣佑、間宮祥太朗、テット・ワダ、菅谷哲也、岡崎紗絵、真野恵里菜、忍成修吾、水上剣星 水上京香、今野浩喜、堀田茜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍と豪華キャストが出演する。今回公開されたティザーポスターでは、純白ソファで足を組む宇相吹の、妖しさが際立つビジュアルが明らかに。特報では、「愚かだね、人間は」というドS発言でニヤリと笑う宇相吹が登場する。「視線一つで、すべての人間を死に導く男」というコピーと共に、宇相吹に翻弄され死に導かれる人々の姿や、宇相吹を追う女刑事・多田の葛藤も映し出された。(C)宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会
2017年08月09日松坂桃李が初のダークヒーロー役を務めることで注目を集める『不能犯』。先日、新田真剣佑、間宮祥太朗ら、超豪華キャストの出演が発表された本作だが、このほど、公開日が2018年2月1日(木)に決定。松坂さんの妖しい色気漂う、特報映像とティザービジュアルが解禁となった。都会で次々と起きる変死事件。いずれの被害者も、検死をしても、何一つとして証拠が出てこない不可解な状況で、唯一の共通点は事件現場で必ず目撃される黒スーツの男。その名は宇相吹正(松坂桃李)。彼こそがSNSでうわさの“電話ボックスの男”だった。とある電話ボックスに殺人の依頼を残しておくと、彼が現れ、ターゲットを確実に死に至らしめるという。その死因はどれも病死や自殺に事故――宇相吹の犯行は、すべて立件不可能な犯罪、「不能犯」だった。そんな中、警察はようやく宇相吹の身柄を確保し、任意で取り調べを始める。多田(沢尻エリカ)と部下の百々瀬(新田真剣佑)が見守る中、宇相吹を前に上司の夜目(矢田亜希子)が取り調べを始めるが、次第に夜目の様子がおかしくなり、最終的に宇相吹は解放される。彼の正体とはいったい――。このほど解禁となった特報映像は、物々しい音楽とともに、宇相吹の「愚かだね、人間は…」というドS発言からスタート。その顔に浮かべられた禍々しい笑顔と、挑発的で不気味な様に翻弄され、死に導かれる人々や、女刑事・多田の葛藤が描かれている。「視線一つで、すべての人間を死に導く男」という衝撃的なコピーとともに、うつし出される宇相吹は、まさに“最恐・松坂桃李”!これまでの松坂さんのイメージが根底から覆されるような、熱演を見せている。また、併せて解禁となったティザーポスターも、見ていて不安感がわきおこる、妖しい色気が満載!真っ黒なスーツに身を包んだ宇相吹と、純白のソファのコントラストが印象的なビジュアルは、足を組んで深々と腰掛けてこちらを見つめる気だるげな姿が胸をざわつかせるだけでなく、「上映開始5分、あなたの心(マインド)が支配される」というコピーが気になるところだ。誰もが持つ妬みや嫉妬、その心理に警笛を鳴らす新感覚スリラー・エンターテインメントとして、注目を集める本作。まずはこちらの映像から、宇相吹の妖しい魅力を覗き見してみて。『不能犯』は2018年2月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月09日『22年目の告白―私が殺人犯です―』が大ヒット公開中の藤原竜也が日本全国民から命を狙われることになる凶悪犯を熱演、大沢たかお、松嶋菜々子らと共演した『藁の楯』が6月30日(金)に「金曜ロードSHOW!」にて放送される。漫画「BE-BOP-HIGHSCHOOL」で知られ、その後映画監督、小説家へと転身した木内一裕の「藁の楯」を原作に、『テラフォーマーズ』『無限の住人』などの三池崇史監督がメガホンを取って映像化した本作。少女を殺害した罪で逮捕され出所したばかりの清丸国秀(藤原さん)が再び殺人事件を起こす。殺された少女の祖父で財界のドンの蜷川(山崎努)は清丸を殺せば10億円を支払うという新聞広告を掲載。命の危険を察して福岡県警に自首した清丸は警視庁のSP・銘苅(大沢さん)と白岩(松嶋さん)、捜査一課の奥村(岸谷五朗)と神箸(永山絢斗)、福岡県警の関谷(伊武雅刀)の手で九州から東京まで移送されることになる。だが清丸の居場所は何者かの手によってネット上でリアルタイム実況され行く先々で思わぬ刺客が現れる。いつどこで誰に襲われるかわからない状況下で清丸の残忍な本性に触れ「彼を守ることに意味があるのか」と自問する銘苅たちは、「仲間の中に裏切り者がいるのでは」と精神的にも追い詰められていく。果たして彼らは、リミットの48時間以内に1,200km先の東京に無事にたどり着くことができるのか…というストーリー。『22年目の告白―私が殺人犯です―』では美しい容姿と不敵な笑みを浮かべる“絶対に捕まえられない殺人犯”を演じた藤原さんが、そこに存在するだけで誰もが殺意を覚えるほど憎たらしい“クズ役”を見事に怪演。『世界の中心で、愛をさけぶ』『ストロベリーナイト』の大沢さん、「営業部長 吉良奈津子」や「砂の塔~知りすぎた隣人」などの松嶋さんをはじめ、『日本のいちばん長い日』や本作の三池監督の最新作『無限の住人』にも出演している山崎さん、『夜明けの街で』「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の岸谷さん、『真田十勇士』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の永山さん、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『利休にたずねよ』などの伊武さんといった豪華キャストが顔をそろえた。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品された戦慄のエンターテインメント大作『藁の楯』は6月30日(金)に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で放送。(笠緒)■関連作品:藁の楯 わらのたて 2013年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 木内一裕/講談社 (C) 2013映画「藁の楯」製作委員会
2017年06月30日『そして父になる』の是枝裕和監督のもと、福山雅治と役所広司が弁護士と殺人犯として対峙する『三度目の殺人』。このほど、待望の初映像となる特報と、福山さん、役所さん、さらに広瀬すずの3人の姿を映したティザービジュアルが解禁となった。勝利にこだわる弁護士・重盛が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されたのだ。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸を1つ1つ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく――。本作は、是枝監督が近年描いてきたホームドラマとは一転、オリジナル脚本で描く心揺さぶる法廷心理ドラマ。真実は必要ないと信じる弁護士・重盛を福山さん、重盛に対峙する殺人犯・三隅を役所さんが演じ、物語の鍵を握る被害者の娘役に『海街diary』以来、是枝作品2作目の出演となる広瀬さん、被害者の妻役に斉藤由貴、重盛と事件解明に奔走する司法修習の同期弁護士に吉田鋼太郎、重盛の事務所に所属する若手弁護士に満島真之介、本事件の担当検察官に市川実日子、重盛の父で30年前に三隅が関わった事件の裁判長を橋爪功が演じている。本作の初の映像となる特報では、「自白してるんだろ?だとしたら間違いなく死刑だろう」と、真実は“いらない”と信じる弁護士・重盛(福山さん)の姿から始まる。だが、「本当のことには興味ないかな、重盛さんは」と語る三隅に、ありふれたはずの裁判が変容していく。取調室で繰り広げられる重盛演じる福山さんと、三隅演じる役所さんの演技は、淡々としていながらもそれぞれが気迫に満ちており、ひとときも目がそらせない緊張感に包まれている。また、併せて解禁となったティザービジュアルで映し出されているのは、解禁された映像とは打って変わり、役所さん演じる三隅と広瀬さん演じる被害者の娘・咲江が、親しげに雪合戦に興じている様子をとらえている。2人に挟まれた福山さん演じる重盛の姿は、彼らとは対象的だ。三隅と少女は、いったいどんな関係なのか?果たして、重盛は真実を掴むことができるのか…?真っ白な雪と鮮烈な赤色に彩られたタイトルとのコントラストが、視線をとらえて離さないビジュアルに、本作への期待は膨らむばかりだ。『三度目の殺人』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月21日松坂桃李が、『貞子VS伽椰子』の白石晃士監督のもと主演を果たす人気コミックの実写化『不能犯』。本作で松坂さんが演じる殺しを請け負う主人公・宇相吹正を追いつめる刑事役に、沢尻エリカが決定。初めての刑事役でアクションに挑んでいる。都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男の姿が目撃される。男の名は宇相吹正。彼こそがSNSでうわさの謎の男。“ある電話ボックスに殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると、必ず引き受けてくれる”という殺し屋だった。ターゲットは確実に死に至るが、その死因は病死や自殺に事故──そう、宇相吹の犯行は、すべて“不能犯”。警察の上層部もさじを投げる中、ただ1人、立ち上がったのが、女刑事・多田友子。しかも、何度か宇相吹と“対決”するうちに、多田だけは宇相吹に心を操られないことがわかっていく――。不能犯とは、“呪い”や“洗脳”によって殺人を実行するなど、目的は犯罪だが、常識的に考えて実証が不可能な行為のこと。そのため、たとえ相手が死んでも罪には問われない。本作の主人公・宇相吹正は、赤く光る妖しい瞳から放つ不気味な能力で、人の心を操る不能犯。ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」では、研ぎ澄まされた視覚のみを駆使して事件を解決する探偵を演じている松坂さんが、本作では、妖艶かつ不気味な不能犯・宇相吹に扮している。そして今回、宇相吹がコントロールできない唯一の存在となる女刑事・多田友子役に、沢尻さんが決定。原作では男性だが、宇相吹役が松坂さんに決まったことから、彼の妖艶な魅力を引き立たせるために、女性へと変更された。沢尻さんが初の刑事役に挑む多田友子とは、誰もが振り返る署内一の美女だが、うそと曲がったことが大嫌い、正義感にあふれ、口は悪いが、部下や改心した前科者の面倒見もよく、人望厚い姐御肌の“デキる”刑事。さらに、多田刑事は宇相吹の赤く光る眼と対峙しても、その術が効かない唯一の存在。彼女を演じる女優に最も必要なのは“眼力の強さ”ということで、芝居の熱さと吸い込まれそうな眼力を誇る沢尻さんにオファー。沢尻さんも「いつかアクションをやりたかった」と快諾し、かつてないヒロインが誕生した。沢尻さんは、原作との違いについて「キャラクターのイメージは男性そのままで、正義感や意思が強く、内に秘めた熱いものを持った男っぽい女刑事になっています」とコメント。さらに「松坂さんは、本当に漫画から出てきたんじゃないかと思うほどイメージ通りのミステリアスな宇相吹」と絶賛を贈っている。この美しき刑事VS謎の殺し屋の対決は、新感覚サスペンス・エンターテインメントの大きな見どころとなりそうだ。『不能犯』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月24日女優の沢尻エリカ(30)が、松坂桃李(28)の主演映画『不能犯』(2018年公開)にヒロイン役で出演することが24日、発表された。初の刑事役で、アクションに挑んだという。映画は2016年9月21日にクランクインし、10月23日にクランクアップした。本作は、『グランドジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを『貞子vs伽椰子』(16年)などで知られる白石晃士監督が実写化。電話ボックスの書き置きを通じて殺人を請け負い、病死や事故死といった"不能犯"でターゲットの命を奪う男・宇相吹正(うそぶき・ただし)の驚異的な手口と真の目的を描く。沢尻が演じるのは、正義を貫く女刑事・多田友子。宇相吹がコントロールできない唯一の存在だ。誰もが振り返る署内一の美女で、嘘と曲がったことが大嫌い。口は悪いが部下や改心した前科者の面倒見もよく、人望厚い姉御肌の"デキる"女刑事として描かれる。原作では男性だが、松坂の妖艶な魅力を引き立たせるために、女性へと変更された。今回の発表を受け、沢尻は「初めての刑事役でアクションにも挑戦しました」と報告。劇中で対峙する松坂については、「本当に漫画から出てきたんじゃないかと思うほどイメージ通りのミステリアスな宇相吹を演じられていました。役者として尊敬できる素晴らしい方でした」と絶賛し、「とても楽しい現場でした。すごくワクワク、ドキドキしながら撮影をしていました。素敵な作品に仕上がると思います。是非楽しみにしていて下さい」と呼びかけている。(C)宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会
2017年02月24日俳優・藤原竜也の主演映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年6月10日公開)のスペシャル動画が14日、公開となった。同作は、2012年に韓国で公開され、動員270万人を記録したクライムサスペンス映画『私が殺人犯です』を日本で映画化。1995年に残忍な手口で5人の命を奪った連続殺人から22年後、藤原演じる曾根崎雅人により殺人の告白本が出版される。曾根崎を追う刑事・牧村航を伊藤英明が演じる。動画は「今だから告白できること」という街頭インタビューとして始まり、「妹のプリンを食べてしまった」「彼氏の貯金箱からちょっとお金を借りた」などのたわいない罪の告白をする人々が映し出される。しかし、藤原演じる曾根崎が「初めまして、私が殺人犯です」と告白をすると雰囲気が一変。曾根崎は告白本「私が殺人犯です」を手に会見、握手会、TV出演とキャンペーンを展開し、その美しい容姿に「超タイプ!」「かっこいいと思います」「曾根様!」と、世間の反応が報じられる。
2017年02月14日『デスノート Light up the NEW world』では死神の声を演じている松坂桃李が、初めてのダークヒーロー役に挑戦。人気漫画「不能犯」の実写映画化で、セクシーで謎多き主人公を演じることが分かった。都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男の姿が目撃される。男の名は宇相吹(うそぶき)正、彼こそがSNSでうわさの“電話ボックスの男”だった。とある場所の電話ボックスに、殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると、必ずその“殺し”を引き受けてくれるというのだ。ターゲットは確実に死に至るが、その死因は病死や自殺に事故ばかり。そう、宇相吹のすべての犯行は、実証することが困難な不能犯だった。今日も、愛と欲望、嫉妬と憎しみを抱えた依頼人が、電話ボックスにやってくる。宇相吹の真の目的は、ほかにあるとも知らずに――。集英社「グランドジャンプ」にて連載中の宮月新・原作、神崎裕也・作画の同名大人気漫画を、若手演技派として幅広い作品に引っ張りだこの松坂さんを主演に実写映画化する本作。監督は、国内外で話題を呼んだ『貞子VS伽椰子』や、小栗旬主演『ミュージアム』のアナザーストーリー「ミュージアム-序章-」などを手がける白石晃士が務める。“呪い”や“洗脳”など、常識的に考えて実証が不可能な行為で犯罪を実行し、たとえ相手が死んでも罪には問われない。そんな“不能犯”のプロフェッショナル、宇相吹正を演じるのが、松坂さんだ。松坂さんといえば、戦隊ヒーロー「侍戦隊シンケンジャー」のレッドを演じて注目を集め、『今日、恋をはじめます』の恋多きイケメン、『日本のいちばん長い日』のクーデターに走った若き軍人、『ピース オブ ケイク』の心優しいゲイ、『劇場版MOZU』の残虐なテロリスト、TVドラマ「ゆとりですがなにか」のゆとり世代の教師、『真田十勇士』の伝説の忍者のワケありヒッチハイカーなど、過去に演じた役柄の幅の広さと豊かさは、若手俳優の中でも群を抜く。そんな彼がキャリアの中で初めて、善と悪を超越した危険で魅惑的なダークヒーローに挑む。宇相吹という男は、生まれも経歴も不詳、常にスタイリッシュなワインレッドのシャツに、黒スーツをまとい、ある特別な能力で人の心を操る。時おり赤く光る瞳と、人の裏の裏まで見透かしたような不敵な微笑が、妖しくセクシー。そんな彼が死に追いやる相手は、社会の悪や人間らしい心を失くした者たち。観る者はいつの間にかアウトローの宇相吹を応援し、「愚かだね…人間は──」という彼のキメ台詞にカタルシスを覚えてしまう…という。その驚異の手口と壮大な真の目的は、これまでにない新感覚サスペンス・エンタテインメントとなりそうだ。<以下、コメント>■松坂桃李「不能犯」の作画の神崎先生の「ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-」も読んでいて、好きなタッチ、テイストで、もともと気になっていた原作でしたので、今回主人公・宇相吹を演じることになり、とても嬉しかったです。この作品は、現代版「笑ゥせぇるすまん」のような世界観で、宇相吹という役は、完全な悪者ということではなく、人の欲望や欲求を叶えたりはするけれど、そこに対して何かを問いかけていく。欲望を満たすことで、その人間にとって本当にそれでいいのかという救いも差し伸べていたりもします。えぐい描写もありますが、原作の良さを残しつつ、よりスタイリッシュで、かつリアリティを追求し、エンターテイメント性を打ち出した作品になっていると思います。宇相吹は、年齢不詳で謎が多く、不気味さがあるが、世の中に対して疑問を持っていて、どこか共感を得るような人物です。僕自身、ヒーローも悪役も演じたことはありますが、その両方の要素を持った宇相吹のようなダークヒーローは初めてなので、未知数なぶん、ワクワクしています。原作「不能犯」の魅力を引き継ぎつつ、いい意味でもうひとつの「不能犯」としてお送りできたらと思っています。是非楽しみにしていてください。■原作:宮月新実写映画化、とても興奮しています。松坂桃李さんの演じる妖艶な宇相吹正、今から本当に楽しみです!■作画:神崎裕也「不能犯」実写化すごく嬉しいです!実写の宇相吹がどんな思い込みを仕掛けてくれるのか僕も楽しみでいまからザワァッとしてます!■監督:白石晃士原作漫画の持つ邪悪で悪魔的な魅力を実写映画の魔力に置き換えてドス黒く輝かせつつ、実は物語の中心にある希望への信頼を、娯楽映画として結実させようと奮闘しています。また主人公である宇相吹正のサディスティックでセクシーなたたずまいを楽しんでもらえるような作品を目指しています。松坂さんはそれはもう大変な好青年です。しかし、ひとたび宇相吹を演じれば、その目つきや発語や仕草にゾッとし、何とも底知れない領域を持っている人なのだと感じさせます。きっと、松坂さんの演じる宇相吹に魅了されウットリする人々が続出することでしょう。『不能犯』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月31日宮月新原作、神崎裕也漫画の『不能犯』が、松坂桃李主演で映画化されることが決定した。『貞子VS伽椰子』の白石晃士が監督を務め、2018年に公開される。『不能犯』/その他の情報本作の主人公は、呪いや洗脳など実証が不可能な犯罪で相手を殺す“不能犯”の宇相吹正(うそぶきただし)。黒いスーツに身を包んだこの男は、想像を絶する手口で相手を葬るダークヒーローだ。「この作品は、現代版『笑ゥせぇるすまん』のような世界観で、宇相吹という役は、完全な悪者ということではなく、人の欲望や欲求を叶えたりはするけれど、そこに対して何かを問いかけていく。欲望を満たすことで、その人間にとって本当にそれでいいのかという救いも差し伸べていたりもします」と分析する松坂は、「原作『不能犯』の魅力を引き継ぎつつ、いい意味でもうひとつの『不能犯』としてお送りできたらと思っています」とコメント。緊迫感のある描写と観客を翻弄する語り口が人気の白石監督は「原作漫画の持つ邪悪で悪魔的な魅力を実写映画の魔力に置き換えてドス黒く輝かせつつ、実は物語の中心にある希望への信頼を、娯楽映画として結実させようと奮闘しています」と語っている。撮影はすでに終了しており、編集、仕上げを経て2018年に公開される予定。『不能犯』2018年公開
2016年10月31日俳優・坂口健太郎が、テレビ東京系スペシャルドラマ『模倣犯』(9月21日~22日 21:00~)に、ピース(網川浩一)役として出演することが23日、わかった。同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーを原作に、中谷美紀主演でドラマ化。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。坂口は、主演の中谷と初共演となり、事件の鍵をにぎる悪役を演じることになる。演じるピースについて、坂口は「心の闇、深さを考えていると、今まで演じてきた役の中で一番寄り添えない役」と語りながら、「考え方を理解できるような男ではないとも思っていたので、現場に入って感じるものや(中谷演じる)滋子さんとの空気感を大切にして演じました」と振り返った。さらに坂口は「ピースは色々な"悪役"の要素を沢山持っているので、色々な見え方がしていいだろうと思い、自分なりのピース、坂口健太郎の"網川"を探しながら演じました」と演技について語り、「僕が感じた目が離せなくなるような爽快感、スリル。それを感じてもらえると思います」と自信を見せた。宮部は同作を「私にとっては様々な意味でターニングポイントになった作品」と表現し、「思い入れもあれば後悔もあり、なかなか平らな気持ちで読み返すことができないまま年月を経てきました」と明かす。そして「今回、素晴らしいキャストとスタッフの皆さんによってドラマ化されることを心から喜んでおります」と喜びを語り、「オンエアを楽しみに、指折り数えて待っています」と、期待を寄せた。同作ではさらに、満島真之介、山本裕典、清水富美加、濱田龍臣、杉本哲太、吉田鋼太郎、室井 滋、高畑淳子、岸部一徳、橋爪功といった実力派俳優陣が出演する。
2016年08月23日宮部みゆきの大ベストセラー小説を、2002年の映画化以来、14年ぶりに映像化するドラマスペシャル宮部みゆきサスペンス「模倣犯」が、9月21日(水)&22日(木・祝)の2夜連続、前後篇で放送されることが決定。映画では「SMAP」中居正広が熱演したピースこと網川浩一役を、自身初の“悪役”となる坂口健太郎が演じることが明らかとなり、坂口さん、原作の宮部さんからもコメントが到着した。史上最悪の犯罪者によって仕組まれた連続誘拐殺人事件。比類なき知能犯に挑むルポライター・前畑滋子(中谷美紀)、第一発見者の少年・塚田真一(濱田龍臣)、そして孫娘を殺された有馬義雄(橋爪功)は、それぞれに苦しみながら、必死に事件に関わってゆく。そんな事態を楽しみながら、被害者宅やテレビの生放送に向け、不敵な挑発を続ける犯人…。だが、やがて事態は急転直下、交通事故死した男の自宅から、「殺人の記録」が発見される。男は本当に犯人なのか?女性ルポライターが、少年が、老人が、辿り着いた意外な結末とは…?14年ぶりの映像化に加え、TVドラマ化は初めてとなる本作。坂口さんは、主人公のルポライター・前畑滋子を演じる中谷美紀とは初共演。さらに自身にとって、かつてない複雑なキャラクターへの挑戦となる。『ヒロイン失格』の学校イチのモテ男や、朝ドラ「とと姉ちゃん」での“植物オタク”の学生、「重版出来!」での気の優しい出版社営業マンなど、いま最も好感度が高いといわれる坂口さんが、本作で事件最大のカギを握るピースをどのように演じるのか、いまからも期待は高まる。読書家で知られる坂口さんだけに、「以前から宮部みゆきさんの作品が好きだったので『模倣犯』も高校生の頃に読ませていただいていて、網川、ピースという物語での重要人物のことは記憶にありました」とコメント。「最初お話をいただいたときは、とても演じがいのある役だけれどその分とても難しそうで、ひと筋縄ではいかない役だなと感じ、またピースは色々な“悪役”の要素を沢山持っているので、色々な見え方がしていいだろうと思い、自分なりのピース、坂口健太郎の“網川”を探しながら演じました」と語る。そんなピースこと網川については、「心の闇、深さを考えていると、いままで演じてきた役の中で一番寄り添えない役でした」と明かす。そのため、「考え方を理解できるような男ではないとも思っていたので、現場に入って感じるものや(中谷さん演じる)滋子さんとの空気感を大切にして演じました」という。また、視聴者に対しては「台本をいただいて、僕が感じた目が離せなくなるような爽快感、スリル。それを感じてもらえると思いますし、凄まじい犯罪の傍で起こっている人々の営み、非日常の中での日常性。見る人によっていろいろな見方ができる作品になっていると思います」とメッセージを贈る。この坂口さんの起用について、テレビ東京のチーフプロデューサー・中川順平氏は、「中谷美紀さん、橋爪功さんと正面から対峙しながら作品を支える役であり、俳優として、時代を掴まえる勢いがあること。そして出来れば、まだ世間に悪役のイメージを持たれていないこと。ただ何よりも大切なのは、この魅力的な笑顔の裏側に、深い闇を抱えた怪物的な男を表現するポテンシャルがあること」とコメント。「表面は自己主張が強く押し出されることなく、良い意味で脱力した自然体。それでいて個性が薄いのではなく、確固たる存在感がある。絶対ピース役に嵌まると考えました。すでに撮影はある程度進んでいます。確実にいままで見たことのない坂口健太郎=ピース像が生まれつつあります」と手応えを覗かせる。原作者・宮部さんは、『「模倣犯」は、私にとっては様々な意味でターニングポイントになった作品です。思い入れもあれば後悔もあり、なかなか平らな気持ちで読み返すことができないまま年月を経てきましたが、今回、素晴らしいキャストとスタッフの皆さんによってドラマ化されることを心から喜んでおります。原作はなにしろ長尺で登場人物も多いので、多々ご苦労をおかけすると思いますが、オンエアを楽しみに、指折り数えて待っています』と、期待のコメントを寄せている。六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル宮部みゆきサスペンス「模倣犯」前篇は9月21日(水)21時~、後篇は9月22日(木・祝)21時~テレビ東京系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年08月23日藤原竜也と伊藤英明の2人がW主演を務める映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』が、2017年6月10日(土)に全国で公開される。本作は、2012年に韓国で制作・公開され270万人を動員した映画『私が殺人犯です』を原作にしたサスペンスミステリー。今回の映画化にあたり、日本の社会性や時代性を考慮した脚色が加えられている。阪神大震災や地下鉄サリン事件、混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。22年後のある日、未解決のまま時効を迎えてしまったこの事件の犯人が書き綴った殺人手記が出版される。その出版記念会見に現れたのは、美しき殺人犯・曾根崎雅人。日本中を巻き込むことになる彼の「告白」が、新たな事件のはじまりだったーー。告白本を出版する美しき殺人犯、曾根崎雅人役を務めるのは、日本が誇る演技派俳優、藤原竜也。もう一人の主人公で、事件発生直後から曾根崎を追い続けてきた刑事の牧村航役を、熱い漢から猟奇殺人犯まで幅広い役をこなす伊藤英明が演じる。センセーショナルな登場を果たした殺人犯の行動は、犯行から22年後の被害者遺族・そして事件関係者達の感情を最悪な形で逆なでしていく。そんな“絶対に捕まえられない”美しき殺人犯、曾根崎を憎む9人の重要人物を演じる豪華キャスト陣には、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩松了、岩城滉一、仲村トオルらが名を連ねる。メガホンを取るのは日本映画界期待の新鋭、入江悠。『SR サイタマノラッパー』シリーズで一躍注目を集め、その後も『ジョーカー・ゲーム』などの話題作を手掛けてきた監督が、同世代の俳優2人とタッグを組んで、衝撃のクライムサスペンスに挑む。また、主題歌を歌うのは、インディーズながら唯一無二の存在感を放つ大阪発のバンド「感覚ピエロ」。書き下ろしの楽曲「疑問疑答」で映画初の主題歌を務める。さらに、この映画のはじまりであり、劇中で曾根崎が出版する告白本『私が殺人犯です』と同じ装丁の小説『22年目の告白-私が殺人犯です-』が、2017年4月14日(金)より講談社から発売される。小説は、告白本の編集者目線で描かれるストーリー。彼女がいかにして曾根崎の告白本を出版するに至ったのか、世論の過熱、そして小説ならではのエンディングが待つ、もう一つの“告白本”となっているので、映画と合わせて手に取ってみればさらに楽しめそうだ。【作品情報】映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』公開時期:2017年6月10日(土)主演:藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩松了、岩城滉一、仲村トオル監督:入江悠脚本:平田研也、入江悠原作:映画『私が殺人犯です』(C)2017 映画「22年目の告白―私が殺人犯です―」製作委員会【ストーリー】阪神大震災、地下鉄サリン事件...混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつけること、背後から縄で首を絞めあげること、そして目撃者をあえて殺さずに犯行をメディアに証言させること―その3つをルールとした残忍な犯行は、世間の注目を浴びた。事件を担当する刑事の牧村は、あと一歩のところまで犯人を追い詰めるものの、狡猾な犯人の罠によって敬愛する上司が殺されてしまう。そして、犯人は姿をくらまし、事件は未解決のまま時効を迎えてしまうのだった。そして22年後のある日。一冊の本が日本中を震撼させる。その本のタイトルは、「私が殺人犯です」それは、95年のあの事件の犯人と名乗る男が書き綴った殺人手記。出版記念会見に現れたのは、曾根崎と名乗る妖艶な男だった。反感の情を押さえきれない世間。過熱するマスコミ報道、SNSにより一躍曾根崎は時の人になっていく。日本中を巻き込むその告白は、新たな事件の始まりに過ぎなかった...【告白本詳細】『22年目の告白-私が殺人犯です-』発売日:2017年4月14日(金)価格:単行本 1,850円+税、文庫本 660円+税著者:浜口倫太郎
2016年07月24日テレビ東京が今年、新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル第1弾として宮部みゆきの「模倣犯」がドラマ化されることが決定。主演には、テレビ東京のドラマ初出演の中谷美紀が演じることが分かった。史上最悪の犯罪者によって仕組まれた連続誘拐殺人事件。比類なき知能犯に挑むルポライター・前畑滋子(中谷美紀)、第一発見者の少年、そして、孫娘を殺された老人。皆がそれぞれに苦しみながら、必死に事件に関わってゆく。そしてそんな事態を楽しみながら、被害者宅やテレビの生放送に向け、不敵な挑発を続ける犯人。が、やがて事態は急転直下。交通事故死した男の自宅から「殺人の記録」が発見される。男は本当に犯人なのか? 女性ルポライターが、少年が、老人が、辿り着いた意外な結末とは――!?「模倣犯」は、宮部みゆきの代表作のひとつで、これまでに単行本と文庫本あわせて累計420万部を突破し、「芸術選奨文部科学大臣賞」「司馬遼太郎賞」など合わせて6冠を達成している大ベストセラー。すでに2002年には、中居正広、伊東美咲、木村佳乃らで映画化がされているが、今回が14年ぶりの映像化となり、テレビドラマ化は初となる。“劇場型犯罪”を徹底的に描いた現代ミステリーの金字塔とも言われるこの作品は、未曽有の連続誘拐殺人事件をめぐり、被害者家族、加害者家族、警察、マスコミ、そして犯人などなど、多くの視点から重層的に見つめた、いまなおミステリーファンを魅了し続ける名作。テレビドラマ化にあたり、壮大なスケールで、かつ原作のもつ世界観を丁寧に表現していく。主演を務めるのは、ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」のコミカルな役柄や、舞台での好演が記憶に新しい中谷さん。今回中谷さんが演じるのは、事件を追うルポライターの主人公・前畑滋子。滋子は連続誘拐殺人事件の第一発見者・塚田真一や、被害者家族の有馬義男と関わり、事件の全貌に迫ると同時に、自分にこの事件のルポを書く資格があるのか苦悩する…といった役だ。今回のオファーに中谷さんは「宮部みゆきさんの作品に出演することは今回が初めてで、大変光栄に思っております」と喜んだ。また「この作品のもっとも愛すべきところは、凄惨な事件が繰り広げられるけれど、その一方で、市井のこつこつと生きている人々の日常をものすごくいとおしく描いているところ。そんな日常の尊さをお伝えできたらいいなと思っています」と作品についてコメントしていた。これまでになかった大型スケールの特別番組「模倣犯」。中谷さんのほかにも、いま注目の若手からベテランまで、豪華なキャストが集結するという本作に期待していて。六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」は2016年、テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年06月29日女優・中谷美紀がテレビ東京系ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス『模倣犯』(2016年放送)に主演することが28日、わかった。同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーが原作。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。事件を追うルポライター・前畑滋子を演じる中谷は、「宮部さんは、人間の美しい部分も醜い部分も見事に表現されるので、読んでいて、連続殺人事件の真相をのぞき見したくなるような自分の嫌な部分を突きつけられる気がします」と、原作の深さを讃えた。役柄については「事件が起こったときのテレビの視聴者だったり、新聞や雑誌の読者の方々に一番目線が近い存在」と表現し、「いち主婦が何かを覆してみるというところが、視聴者の皆さんも共感しやすいキャラクターではないかと…夫と共に婚家の工場に住んでいますし、思いっきり庶民派です」と、背景を説明した。そして、「この作品のもっとも愛すべきところは、凄惨な事件が繰り広げられるけれど、その一方で、市井のこつこつと生きている人々の日常をものすごくいとおしく描いているところ。そんな日常の尊さをお伝えできたらいいなと思っています」と意気込んだ。原作は14年前の作品だが、中川順平チーフプロデューサーは「時代設定も、ネットや携帯、SNSの発達した現代にアレンジ」と明言。さらに、「恐ろしい犯罪と立ち向かわざるを得なくなった時、人はいかにふるまい、どう、それを乗り越えていくのか。強烈なサスペンスはもちろん、何よりも、ごく普通の人々が持つ、勇気と希望の物語にしたいと考えます。ご期待ください」と視聴者にメッセージを送った。このドラマは、同局が今年、新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル第1弾。キャスト陣に注目の若手からベテランまでを迎え、大型スケールでの特番となっている。
2016年06月28日こんにちは、保育士ライターのyossyです。2016年3月、埼玉県朝霞市で行方不明となっていた女子中学生が約2年ぶりに保護されました(朝霞市女子中学生誘拐監禁事件)。車に乗せられて誘拐され、長期間にわたって監禁されていたことで大きな話題に。同じ子どもがいる親としては恐ろしくなってしまいます。誘拐事件が起きると、残念ながら手口をまねた犯罪が起きることもあるようです。子どもは大人が守らなくてはいけません。わが子はもちろん、地域の子どもたちの身の安全のために、できる限りの対策をしていきましょう。ここでは、略取・誘拐にスポットをあてて、その対策法をご紹介します。●子どもを狙った犯罪が増えている平成26年の子ども(13歳未満)の被害件数は全体で24,707件。うち109件が略取・誘拐(未遂を含む)で、9年ぶりに100件を超えてしまいました 。警視庁によれば、近年、子どもが事件の被害者になる割合が増える傾向にあるといいます。特に略取・誘拐は子どもが狙われることが多く、全被害のうち実に5割以上は子どもが被害に遭った事件とのこと。警察でももちろんパトロール強化などの対策を講じていますが、私たち親もできる限りのことをしていきましょう。●優しさや不安につけこみ、巧妙にだます手口に注意では、どういった誘拐の手口があるのでしょうか。例えば、・「道案内をしてもらえない?」などと、困っているふりをして優しさにつけ込むケース・「遊園地に連れて行ってあげる」「お菓子をあげる」などと、子どもの興味を引きそうなことを言って誘惑するケースがあります。また、朝霞市の女子中学生誘拐監禁事件では、犯人は「両親が離婚したから弁護士のところに連れて行く」とだましたと報道されています。このように、子どもの不安な心に付け入るような手口 も非常に悪質です。“両親の離婚”以外にも、例えば「お母さんが交通事故にあった」「親族が亡くなった」など、子どもが冷静さを失ってしまうようなことを犯人は言ってくることがあります。「急いで車に乗って!」などと言われてしまうと、子どもは焦ってしたがってしまうかもしれません。まずは、子どもにこういった手口があるということを教えましょう。そして、とにかく“ついていかない”ことを肝に銘じておく ことが大切。例えば、道をきかれて答えること自体は問題ありませんが、「説明がよくわからないから、ついてきて」と言われたら、「ダメと言われているからできません。お店や交番で(大人の人に)お願いしてください」などと断るように指導しましょう。なお、よく「“知らない人”についていかないように」と言われることがありますが、実はこの説明では不十分 。例えば、子どもが1人のときに毎日「こんにちは」と声をかけてくる人がいたら、数日後には子どもにとってその人は“知っている人”に分類されるかもしれませんね。また、ウソをつかれ「僕は学校の先生だよ」「私は○○ちゃん(お友達)のママだよ」といわれたら、自分が覚えていないだけで知っている人なのかもしれない、と思うでしょう。微妙なケースでは大人ですらだまされることがあるのですから、子どもには信じられる大人と信じられない大人の区別はつかないのです。対策としては、例えば「どんなに大変で緊急な事態であろうと、パパ、ママ、担任の先生以外の人が迎えにいくことはないから、ついて行かないで」といったように、具体的な人物を挙げて伝える のがいいですね。もしママ友さんにお迎えを頼むことがあるなら、「ほかの人にお迎えを頼む場合、必ずママかパパが事前に伝えるよ」といっておくといいでしょう。そして、約束したからには事前に伝えることを絶対に忘れてはいけません。●“反対方向に逃げる”! 車に連れ込まれないための対策法有無を言わさず強引に連れていかれるケースでは、車に乗せられてしまう事件が多いようです。セコム会社IS研究所の舟生岳夫氏は、車から声をかけられたケースに対して、以下のように行動すべきだと注意を促しています。**********・車から即座に離れる。大人が両手を広げたくらい距離をおく・どんなことを言われても、車には近づかない・乗らない・車から降りて近づいてきたら、防犯ブザーや大声で助けを呼ぶ・身に危険を感じたら、車の進行方向と逆に逃げる・すぐに大人に知らせ、助けを求める※もしも車から声をかけられたら?子どもの連れ去りをどう防ぐか | セコム より引用**********車はすぐに方向転換できない ので、反対方向に逃げるのは有効ですね。また、無理やりつれていかれそうになったら、できるだけ大きなものにしがみつくのもいいと言われています。駐停車している車があったら「危険かもしれない」と思うようにし、近づかないように指導しておくことも大切です。----------単に「気をつけなさい」「知らない人についていかないで」と言われても、子どもは具体的にどのようにすればいいのかわかりません。まずは私たち親が犯罪の手口を知り、より具体的に子どもに指導をする ことが大切です。わが子だけでなく、地域の子どもたちみんなを守るために、大人たちは不審者や不審な車、子どもたちの様子などに常にアンテナを張っておきたいですね。【参考リンク】・平成27年警察白書 | 警察庁()・子どもを対象とする略取誘拐事案の発生状況の概要 | 警察庁(PDF)()・もしも車から声をかけられたら?子どもの連れ去りをどう防ぐか | セコム()●ライター/yossy(フリーライター)
2016年05月01日生田斗真が主演を務める大友啓史監督の新作『秘密 THE TOP SECRET』の追加キャストが発表になり、吉川晃司が28人殺しの凶悪犯、貝沼清孝を演じることが明らかになった。その他の情報映画は、被害者の脳の記憶を映像化する“MRIスキャナー”を駆使して脳内捜査を行う警察庁の特別機関“第九”が、迷宮入り事件を解決していくミステリー。『るろうに剣心』で鵜堂刃衛役を演じた吉川を起用した理由について大友監督は、「唯一無二の存在。それが吉川晃司を語る、それこそ唯一無二の表現であるように思います」といい、「原作の貝沼像以上に、作品の通奏低音を作り出す。この映画の世界観を決定付けるそんな存在を求めて、『るろうに剣心』でもご一緒した吉川さんに辿りつきました」とコメント。貝沼という人物は、第九が最大の闇として封印しているある事件と関連性があり、さらに生田演じる薪とは因縁もあるという。大友監督は「人の魂を鷲掴みにし、揺さぶり、その人の人生を大きく変えてしまう貝沼という男を吉川晃司がどのように演じたのか。この映画の、間違いなく大きな見所の一つです」と話す。このほど公開になった場面写真では、貝沼の表情をうかがい知ることはできないが、なにやら不穏な雰囲気を漂わせており、吉川が重要な役どころをどのように演じるのか、期待が高まるカットになっている。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土) 全国ロードショー
2016年04月20日森田剛主演映画『ヒメアノ~ル』(2016年5月公開)を始め、多彩な活躍を見せる個性派俳優ムロツヨシが、1月スタートのTBS深夜ドラマ枠“テッペン!水ドラ!! ”「悪党たちは千里を走る」の主演に決定。「下町ロケット」での好演が注目されている山崎育三郎や、主演作『愛を語れば変態ですか』が控える黒川芽以と共演を果たすことが明らかとなった。原作は、2010年に第63回日本推理作家協会賞と第23回山本周五郎賞を受賞した作家・貫井徳郎による同名小説。自己中心的で偏った価値観を持ち、決して他人を受け入れようとしないドラマディレクター・高杉篤郎が、“ジョン・レノン”と名乗る天才犯罪者の指示に従い、実際に誘拐事件を進行しながら、同時にその正体に迫っていくという、クスリと笑えてホロリと泣ける斬新でユーモラスなサスペンスだ。ドラマや映画、舞台をはじめバラエティまで、あらゆるジャンルで豊かな才能を発揮しているムロさんが誘拐事件の犯人にさせられてしまう主人公の高杉役を務め、ミュージカル界のプリンスにして、現在放送中の日曜劇場「下町ロケット」では真野役を演じている山崎さんが“共犯者”(!?)となるアシスタントディレクターの園部優斗、デビュー以来どんな役でもこなし幅広く活躍する黒川さんが謎のアラサー女子・三上菜摘子に。この3人のぶつかり合いながら葛藤する姿を通じて、“人と人とは分かり合うことができるのか”という普遍のテーマを描き出す。ドラマ終盤に明かされる謎解きとともに、ハラハラドキドキの誘拐事件に踊らされ、何かと衝突する3人のやりとりと、“自己中心的なダメ男”の成長物語が、深夜を楽しませてくれそうだ。<キャストコメント>■ムロツヨシ(高杉篤郎役)主演で呼んでくれる人たちが現れました。ドラマ「悪党たちは千里を走る」で走らせてもらえることができます。不器用な男が不器用なまま走るドラマです。そのまま自分に重ねまして、演じるというより、その場に立とうと思います。なんと言いましょう。やりがいと嬉しさ。真ん中立って、いいキャストのみなさん、いいスタッフのみなさんと、「いいドラマ」をしっかりふざけてつくる思いです。走らせてもらいます。主演のムロツヨシです。おはようございます。こんにちは。こんばんは。■山崎育三郎(園部優斗役)「下町ロケット」の真野賢作役とは世界観が変わり、スピーディーな展開で、笑いあり涙ありのユーモラスサスペンス作品。「悪党は千里を走る」の台本を読ませていただいた時、あまりにも面白く、軸になる、高杉、園部、菜摘子のトライアングルから生まれる化学反応、絶妙なバランスで動き回るコンビネーションは、ストーリーが進むに連れて引き込まれて一気に読み終えました。僕が演じる園部は、「幸せな家庭に対する憧れ」を持ちながら、何だか適当なところがあり、頼りなく、フワフワしています。園部から見る、どこか居心地の良い高杉さんとの関係を大事に演じていきたいと思っています。ムロツヨシさん、黒川芽以さん、素晴らしい役者の皆さんとの共演も、とても楽しみにしています。■黒川芽以(三上菜摘子役)今回の作品は、元々原作がありますが、脚本はそこからヒントを得て、新しいものになっている印象です。会話劇が面白く、そこにどう入り込んでいこうかと考えて楽しみです。お話を伺って、プロデューサーの作品に対する熱を、強く感じました。私も心を込めて、みなさんに楽しんで頂けるような作品をつくっていきたいと思います。テッペン!水ドラ!!「悪党たちは千里を走る」は1月20日(水)23:53よりTBS系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月01日ジョニー・デップが実在の凶悪犯に扮する『ブラック・スキャンダル』が来年1月に日本で公開されることが決定し、オールバック&サングラスでジェイムズ・“ホワイティ”・バルジャーに成り切ったデップの画像が公開になった。その他の画像これまでもデップは伝説のドラッグディーラーやFBIに追われる指名手配犯など実在の人物を数多く演じてきたが、本作ではアイルランド系マフィアのボス、ジェイムズ・“ホワイティ”・バルジャーを演じる。物語は、1970年代、FBI捜査官のジョン・コナリーがホワイティに協力を依頼し、イタリア系マフィアを排除しようとするところからはじまる。しかし、ホワイティは密約の縛りを突破し、勢力を拡大。ボストン史上、最も冷酷で危険なギャングへと成長していく。内面だけでなく“見た目”も役になりきるデップだけあって、公開された画像に登場する男は、ふだんのデップとは似ても似つかぬ風貌だ。ジョエル・エドガートンがFBI捜査官コナリーを演じるのをはじめ、ベネディクト・カンバーバッチがホワイティの弟ビリー・バルガーを、ケビン・ベーコンがホワイティの腹心の部下ケビン・ウィークスを演じる。16年もの間、逃亡を続け、2011年に逮捕された時には200万ドル(約2億円)というFBI史上最も高額な懸賞金がかかっていた犯罪者をデップはどう演じるのか? 映画は9月2日に開幕するベネチア映画祭で初披露され、18日から全米公開。日本は来年1月30日(土)から全国公開される。『ブラック・スキャンダル』1月30日(土)より全国ロードショー(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS. LLC. RATPAC ENTERTAINMENT. LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC.
2015年08月31日『96時間』シリーズのリーアム・ニーソンが、自身の知恵と交渉術だけで凶悪犯に追い込みをかけるサスペンス・ミステリー『誘拐の掟』。そのBD&DVDが2015年11月4日(水)、発売が決定するとともに、メイキングやインタビューなど豪華映像特典の内容もわかった。総出演数100本を超え、昨今は『96時間』シリーズをはじめ、数々のアクション映画で敵をバタバタ倒す無双名優、リーアム・ニーソン。その最新作は頭脳戦が主軸のサスペンス・ミステリーで、己の知恵と交渉術だけを武器に史上最悪の猟奇殺人鬼との息詰まる攻防戦に身を投じる私立探偵マット・スカダー役を圧倒的な存在感で熱演している注目作だ。セルBD&DVD収録の「メイキング」(約12分)では、主演のリーアムと共演者が本作の見所や、それぞれが演じるキャラクターの魅力を語るほか、スタッフ・インタビューと撮影現場の風景を収録。また、「マット・スカダー:キャラクターの魅力」(約6分)では、リーアム自身が本作に出演しようと決めた理由を語るインタビュー映像を収録する予定だ。また、初回限定生産で、スリーブケース仕様版も発売に。1999年、ニューヨーク中が震撼した連続誘拐殺人事件をストーリーに、一人の少女の命を懸けて立ち上がった元刑事の私立探偵が繰り広げる絶体絶命の誘拐交渉。手に汗握る迫真の展開を特典一緒に見届けて。<『誘拐の掟』リリース情報>発売日:11月4日(水) ※レンタル同時価格:ブルーレイ:\4,700(本体)+税DVD:\3,800(本体)+税販売元・発売元:ポニーキャニオン(C) 2014 TOMBSTONES MOVIE HOLDINGS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.(text:cinemacafe.net)■関連作品:誘拐の掟 2015年5月30日より全国にて公開(C) 2014 TOMBSTONES MOVIE HOLDINGS, LLC.
2015年08月07日エマ・ワトソンが誘拐の標的にされていたことが発覚した。新作を撮影中のロンドン郊外のスタジオの従業員2人が計画していたという。エマは現在、ロンドン郊外のシェパートン・スタジオで新作『Beauty and the Beast』(原題)を撮影中だが、スタジオで働く男2人が、夜間撮影終了後に乗ったタクシー内で計画を練っているのを運転手が耳にした。「The Sun」紙によると、男たちは運転手に分からないように外国語で会話していたが、実は運転手は彼らの会話をすべて理解していたという。男たちは東ヨーロッパ出身の清掃員と思われる。運転手が上司に報告、上司がシェパートン・スタジオに通報し、翌日からエマのトレイラー前には警備員が配備されている。エマは、アメリカのブラウン大学に在学中にも脅迫文を何度も送られ、フルタイムで警備が付いていた。『ノア 約束の舟』撮影中に、ストーカー化したファンがセットに押し入るという事件に巻き込まれたことがある。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月21日死後35年以上経った今なお、世界の喜劇王として語り継がれているチャールズ・チャップリン。なんと、実際に起きた“チャップリン遺体誘拐事件”が遺族の全面協力でまさかの映画化!世界が驚愕した実話をもとに描かれた話題作『チャップリンからの贈りもの』の全貌とは?スイスのレマン湖畔にある小さな町で、刑務所を出所したばかりのエディは、親友のオスマンの元を訪ねる。真面目に働いていたオスマンだったが、小さな娘を抱えながら、病に倒れた妻の医療費さえ払えず苦しい生活を強いられていた。そんなとき、同じ町に住んでいたチャップリン死去のニュースが2人の元に飛び込み、お調子者のエディはとんでもない計画を思いつく。それは、チャップリンの遺体を誘拐し、身代金で新たな生活を手にしようというものだった。悩みぬいた末、追い込まれたオスマンはその計画に賛同し、2人は決死の犯行に挑むことに。しかし、詰めの甘さと運の無さにより、どんどんと追い詰められていくエディとオスマン。人生のどん底に突き落とされた2人が迎えるまさかの結末とは……?現在も不朽の名作として愛され続けているチャップリン作品の数々へオマージュを捧げている本作。事前にそれらの作品を予習していけば、随所にちりばめられている演出をより楽しめること間違いなし。そして、実際にチャップリンが住んでいた邸宅や埋葬されている墓地で撮影されただけでなく、チャップリンの息子と孫娘が家族役で特別出演しているのも大注目です。「笑いのない一日は、無駄な一日である」という名言を遺したチャップリン。笑いと感動で世界中を魅了したチャップリンは、亡くなった今でも私たちに多くのことを教えてくれます。そんな“弱者の味方”チャップリンが、悩めるエディとオスマンを再び笑顔にした最高の贈りものとは?ちょっとドジで憎めない2人の姿に、天国のチャップリンも私たちと一緒に笑って鑑賞しているかも!?イベントデータ:『チャップリンからの贈りもの』公開表記:7月18日(土)、YEBISU GARDEN CINEMA 他全国順次公開配給: ギャガ©Marie-Julie Maille / Why Not Productions
2015年07月17日ジョージ・クルーニーが初めてディズニー映画の主演を務める『トゥモローランド』が先週末に公開され、同日公開の生田斗真主演『予告犯』や、綾野剛主演『新宿スワン』を超え、週末興行ランキングNo.1スタートを切ったことが分かった。ウォルト・ディズニーが遺した最大の謎にして最高のプロジェクト、“トゥモローランド”。そこは、すべてが可能になるといわれる理想の世界。その謎を託されたのは、未来を諦めない17歳の少女ケイシー、トゥモローランドの存在を知る男フランク、そして、2人をトゥモローランドへと誘う謎の少女アテナ…彼らを待つのは、人類の未来を切り開く鍵なのか?全国643スクリーンでの公開した本作は、公開週末2日間の興行成績は2億6,451万300円、観客動員数は19万216人を記録。“謎”がキーワードの作品だけに、ディズニーランドにある同名エリアとの関連性について様々な憶測が飛んでおり、ディズニーランドが好きな若い世代から大きな期待を集めた。また、“かつて夢見た未来”を象徴するような形でNY万博が描かれていることもあってか、ジョージ・クルーニーと同世代、子どものころに大阪万博を経験した世代からも好評を得、客層は10代から大人の映画ファンまで非常に多様な広がりを見せた。また、本作にはジョージを始め新星女優が登場。その中でも作品を観た人から熱い注目が集まっているのが、謎の美少女アテナを演じた、ラフィー・キャシディ。若干13歳ながら、その憂いさえ感じさせる確かな演技力と、可愛らしい容姿に「アテナちゃん天使」「ニューロリ系スーパーヒロイン」「アテナが可愛すぎてもう一回観に行きそう」とインターネット上でも話題になっている。“ディズニーランド”その言葉から連想するワクワクやミステリー、アドベンチャー…本作はそれだけではなく、確かなメッセージを含んでいることも大人から支持を集めており、「大人にこそ見てもらいたい」といった評論家のレビューも。今後も幅広い層から注目が集まることが予想される。『トゥモローランド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トゥモローランド 2015年6月6日より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年06月08日リーアム・ニーソンが主演する映画『誘拐の掟』が30日(土)より公開される。本作では主人公の私立探偵スカダーが、謎の凶悪犯を相手に迫っていくが、彼に調査を依頼する麻薬ディーラーのクリストを、人気の英国人俳優ダン・スティーヴンスが演じている。甘いルックスで人気を博す“王子さま”キャラのスティーヴンスがなぜ麻薬ディーラー役に? 本人が語るインタビュー映像が公開になった。インタビュー映像『誘拐の掟』は、ある事件をきっかけに警察を引退し、ひっそりと私立探偵を営んでいるスカダー(ニーソン)が、麻薬取引の関係者の身内ばかりを狙った猟奇的な連続誘拐殺人事件に関わり、人質を救出するため、知恵と交渉テクニックを駆使して、殺人鬼に挑んでいくクライム・スリラー。スティーヴンスはTVシリーズ『ダウントン・アビー』で英国の巨大なカントリーハウスを相続することになった青年マシューを演じて大ブレイク。『ナイトミュージアム/エジプト王の秘密』では騎士ランスロットを演じるなど活躍の場を広げている。スティーヴンスは舞台で研鑽を積んだ確かな演技力と、さわやかなルックスが魅力の俳優だが、本作を手がけたスコット・フランク監督は、主人公が誘拐殺人事件に関わるきっかけを持ち込む麻薬ディーラー役には“意外性”を求めていたという。「彼は意外性のある役者を探していたんだ、麻薬の売人っぽくない人をね。その時の僕はピッタリだったんだね。当時の僕は麻薬の売人役は想像できなかったけど『やった事のない役をやってみないか』と言われ興奮したし、初めて暗い役をやることは挑戦し甲斐があったよ」。劇中で彼が演じるクリストは何者かに妻を無惨に殺され、復讐心を抱いてスカダーに調査を依頼する。しかし犯人は容赦がなく、狡猾。さらには2人組であることがわかる。スティーヴンスは「かなり悪い奴らだよね。驚異的なコンビだ。『ダーティハリー』の悪役が2倍になったみたいだ」と言い、「想像し得る悪い事よりもさらに悪い事態が起こる」と宣言する。近年、リーアム・ニーソンは数々のアクション大作に出演し、強敵を相手に“無双”ぶりを発揮してきたが、本作で起こる事件はこれまで以上に恐ろしく、複雑で、ダークで、謎に満ちている。スティーヴンスは「70年代の良い映画を思い起こさせるんだ。『ダーティハリー』や『カンバセーション…盗聴』など好きな映画が脳裏を横切った。物語が興味深いので高い満足感が得られると思うよ」と語る。交渉の通じない殺人鬼を相手に主人公がとる手段とは? そして、妻を殺された麻薬ディーラーの復讐心はどこへ向かうのか? ニーソンとスティーヴンスが本作でみせる“新たな一面”に注目だ。『誘拐の掟』5月30日(土)全国公開
2015年05月28日生田斗真と戸田恵梨香が主演を務める6月6日(土)公開の映画『予告犯』の約1年後を描く「連続ドラマW予告犯ーTHE PAINー」が放送されることが決定。主演をWOWOWドラマ初登場となる、生田さんの事務所の先輩・東山紀之が務めることが分かった。痴漢で逮捕されたウェブライターの水谷(桐谷健太)は裁判で無実を主張したが、有罪判決を下される。水谷は紹介された痴漢冤罪被害者の会に足を運び、素性の知れぬ男・佐久間(東山紀之)と出会う。佐久間は「より開かれた裁判」を提唱し、自身が率いる覆面集団“シンブンシ”のメンバー、沖菜(市川実日子)、田淵(橋本さとし)と共に動画サイト上で身の潔白を改めて世に訴えることを提案。かくして「公開裁判」と称した擬似裁判の予告動画が投稿され、水谷の“裁判”が開廷するが、この公開裁判を取り仕切る佐久間は、なんと現職の裁判官だった。一方、公開裁判を目の当たりにした、警視庁サイバー犯罪対策課・吉野(戸田恵梨香)率いる捜査チームは、“シンブンシ”の身元割り出しを始める。すると、“被告人”としてターゲットにされる人物たちに、ある共通項が浮かび上がり…。新聞紙の覆面マスクをかぶる謎の集団が、動画サイト上で擬似裁判を行ない、闇に葬られかけていた真実を暴いていくクライム・サスペンスとなる本作。映画版『予告犯』のその後を描く形で、原作者・筒井哲也の監修によるドラマオリジナルのストーリーとなっている。今回、東山さんが演じるのは、謎の覆面集団 “シンブンシ”のリーダー、佐久間。「必殺仕事人」や「大岡越前」といったドラマのみならず、舞台、映画でも活躍する東山さんだが、本作ではこれまでにないマッドなキャラクターを演じており、その存在感は圧倒的。そんな東山さんと同じ“シンブンシ”メンバーには、桐谷健太、市川実日子、橋本さとしら実力派キャストが集結。さらに、彼らを追う警視庁サイバー犯罪対策課の吉野刑事として、映画版から引き続き、戸田恵梨香が登場する。また、ドラマのシリーズ構成&チーフ監督には映画版を監督した中村義洋が続投。『白ゆき姫殺人事件』『ゴールデンスランバー』など、映画界をアッといわせる話題作を世に放ち続ける中村監督もまた、WOWOWドラマには初参戦となる。ネットユーザーを巻き込んだ劇場型“裁判”を開き、被告人たちに次々と制裁を加えていく新生シンブンシ”が登場する、映画と連動したオリジナルストーリー。これまでのドラマのセオリーを覆す、新感覚クライム・サスペンスが誕生することになりそうだ。「連続ドラマW 予告犯ーTHE PAINー」は6月7日(日)22:00よりWOWOWにて第1話無料放送(全5話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年04月16日