プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「基本のスープカレー おうちで簡単 絶品すぎる味わい by金丸 利恵さん」 「シナモンライス」 「やみつき!春キャベツサラダの簡単レシピ by金丸 利恵さん」 「カブのアチャ」 の全4品。 春うらら・・眠気が襲うこの時期は、スパイスたっぷりの料理で目と体を覚醒! 【主菜】基本のスープカレー おうちで簡単 絶品すぎる味わい by金丸 利恵さん 調理時間:40分+漬ける時間 カロリー:442Kcal レシピ制作:おうちごはん研究家、管理栄養士、スパイスコーディネーター 金丸 利恵 材料(2人分) 鶏むね肉 1枚 ニンジン 1/3本 水 400ml セロリ 1/4本 新ジャガイモ 1/2個 エリンギ 1/3本 グリーンアスパラ 2本 <カレーベース> 玉ネギ 1/4個 ニンニク (みじん切り)小さじ1/4 ショウガ (みじん切り)小さじ1/4 サラダ油 大さじ1 カレー粉 大さじ2 ケチャップ 大さじ1 ウスターソース 大さじ1 麺つゆ (3倍濃縮)大さじ1 塩 小さじ1/2 ガラムマサラ 小さじ1 <水溶き片栗> 片栗粉 小さじ2 水 大さじ1 【下準備】 ニンジンは皮を剥いて4等分に切る。セロリは筋を引き、4等分に切る。新ジャガイモは皮をよく洗い2等分する。エリンギはスライスする。玉ネギはみじん切りにする。 グリーンアスパラは下のかたい部分を剥き、半分に切り、熱湯でさっとゆでておく。 【作り方】 1. 鍋に水、鶏むね肉、ニンジンを入れ、蓋をして火にかける。沸騰したら鶏むね肉をひっくり返し、火を止めて余熱で火を通す。 2. 鶏むね肉とニンジンを茹でた鍋から、鶏むね肉を取り出しておく。セロリ、新ジャガイモ、エリンギを入れ、野菜が柔らかくなるまで煮る。 鶏むね肉は長時間加熱するとかたくなるので、いったん取り出し、最後に温めるために加えます。 3. <カレーベース>を作る。フライパンにサラダ油、ニンニク、ショウガを入れて火にかけ、香りが出るまで炒める。玉ネギを加え、透き通るまで炒める。 4. (3)に、カレー粉を入れて炒め、玉ネギ全体に回ったら、ケチャップ、ウスターソースを入れ、さらに炒める。 5. (4)を(2)の鍋に入れ、麺つゆ、塩を入れ10分程度煮こむ。仕上げにガラムマサラと食べやすく切った鶏むね肉を加え、<水溶き片栗>の材料でとろみをつける。 6. 器に具材を入れ、スープを注ぎ、グリーンアスパラを飾る。 【主食】シナモンライス シナモンの香りが、スープカレーによく合います。 調理時間:50分 カロリー:413Kcal レシピ制作:おうちごはん研究家、管理栄養士、スパイスコーディネーター 金丸 利恵 材料(2人分) お米 1合 玉ネギ 1/4個 ニンジン 20g ピーマン 1個 バター 10g サラダ油 小さじ1 塩 小さじ1/4 シナモンパウダー 小さじ1/4 コショウ 少々 イタリアンパセリ (あれば)少々 クルミ 5粒 【下準備】 お米は洗って水をきっておく。 玉ネギ、ニンジン、ピーマンはみじん切りにする。クルミはざく切りにし、フライパンで軽く炒っておく。 【作り方】 1. フライパンにサラダ油とバターを入れ、熱する。玉ネギを加え、よく炒めたら、ニンジン、ピーマンを入れ、炒める。 2. (1)に塩、シナモンパウダー、コショウを加え、炒める。スパイスの香りがたったら、お米を入れ、3分くらいさらに炒める。 3. (2)を炊飯器にいれ、1合の分量まで水をたし、炊飯器で炊く。器に盛り、クルミを散らす。イタリアンパセリを飾る。 【副菜】やみつき!春キャベツサラダの簡単レシピ by金丸 利恵さん 調理時間:15分 カロリー:114Kcal レシピ制作:おうちごはん研究家、管理栄養士、スパイスコーディネーター 金丸 利恵 材料(2人分) 春キャベツ 80g キュウリ 1/2本 塩 少々 ハム 2枚 ゆで卵 (固ゆで)1個 <ドレッシング> 砂糖 小さじ1/2 酢 小さじ1 塩 少々 コショウ 少々 マヨネーズ 大さじ1 【下準備】 春キャベツとキュウリは5mmの粗みじん切りにする。ハムは5mm角の色紙切りにする。 ゆで卵は黄身と白身に分け、それぞれを裏ごしする。 【作り方】 1. 春キャベツとキュウリに塩少々をまぶし、しんなりさせる。水で洗い、よく絞っておく。 2. <ドレッシング>の材料をボウルに混ぜ合わせ、(1)、ハムを加えてさらに混ぜ合わせる。 3. 器に盛り、裏ごししたゆで卵をかける。 【副菜】カブのアチャ アチャとはインド料理で漬物のこと。一味唐辛子を入れ、ピリッとパンチを与えます。 調理時間:20分+冷やす時間 カロリー:48Kcal レシピ制作:おうちごはん研究家、管理栄養士、スパイスコーディネーター 金丸 利恵 材料(2人分) カブ (中)1個 カブの葉 20g 塩 少々 <調味料> オリーブ油 小さじ1 レモン汁 1/4個分 塩 小さじ1/4 一味唐辛子 少々 粗びき黒コショウ 少々 【下準備】 カブは皮をむき、半分に切って、スライスする。カブの葉は小口切りにする。カブとカブの葉をあわせ、塩をまぶす。 カブがしんなりしたら、水で洗い流し、しっかり絞って水気をきる。 【作り方】 1. ボウルにカブとカブの葉を入れ、<調味料>の材料を入れ、和える。冷蔵庫で冷やし、食べる前に器に盛る。
2024年04月14日E・レシピで活躍する料理家にスポットを当て、料理家としての想いとレシピをお届けする【料理家の素顔】。第1回は、Eレシピで800件を超えるレシピを公開しているお馴染みの金丸利恵さん。料理研究家への道のりと想いや子育て中のママやパパへのメッセージを伺いました。「家庭料理」をいかにヘルシーに、美味しく作るかのヒントがいっぱいです。栄養学の知識が詰まった金丸さんの献立レシピもぜひあわせてチェックしてみてください!■人生のアンテナは常に「食」に向いていた●料理の本にときめいた小学校6年生小学6年生の時、仕事を始めた母が帰宅するまでにご飯を作っておこうと、自宅にある料理本を見ながら家にある材料で料理を作るようになったんです。本の中には今まで出会ったことがない、お店でしか食べられない味が再現されていて、とても驚いて、楽しくなった記憶があります。それから高校になるまで料理もお菓子もいろいろなものに挑戦しました。●5年間で2,000メニューを開発料理好きが高じて、栄養科の短大に入学。卒業後はコントラクトフードサービスの会社に就職しました。厨房で給食管理、衛生管理の業務を5年間行った後、ついに念願だったメニュー開発を担当! レシピ作成の基本を習得しながら開発したメニューは5年間で2,000メニューです。同時に、パン作りを習い、発酵の面白さを学び、昔から大変興味があったスパイスを使って、自己流のカレー研究をしつつ、スパイスコーディネーターマスターの資格も取得しました。結婚・出産を経て、2人の息子を育てながら、栄養コラム、レシピ提案などの仕事を少しずつ再開。2011年からは特定保健指導の仕事、メタボリックシンドロームや糖尿病の重症化予防の指導、地域で料理教室、食育講座、離乳食講座、市民向けのイベントなどを行なっています。コロナ禍には、ダイエット指導や食事による不調改善に力を入れるため「分子栄養学(オーソモレキュラー)」の認定カウンセラーの資格を取得。栄養に関するコラムやレシピはエビデンスのある情報発信を心がけています。■「美味しさだけ」を追求しない私が考えるレシピは、「美味しさだけ」の追求はありません。実は脳が美味しいと感じる「甘み」「油」「旨み」は積み重なると身体が悲鳴を上げてきます。脳を幸せにする「ハレ(非日常)」の美味しさとは違う、日々の三度の食事では滋味を感じる、身体も心もホッとするような美味しさを、素材の力を生かして表現できたらいいなと考えています。とはいえ、素材の味を引き出すには、素材そのものの力と調理テクニックが必要。良い素材を吟味するあまり、食費が高額になることもあります。そのため、味がぼやけてしまったり手間がかかりすぎると判断したときは、便利な調味料なども使います。食材に関しても、スーパーでも買える食材、旬の食材を使い、作りやすさ、続けやすさを重視した、毎日のおうちごはんを提案していきたいと思っています。●「家庭料理の正解」はその人の中にあるレシピ提案の仕事をしていると、何度も試作を作ることがあります。食材の切り方やわずかな加熱時間の違いで、食感が変わったり、調理器具や熱源によって、仕上がりが異なることがあるんです。同じレシピでも、その人の調理方法や使う器具などのチョイスにより、味もそれぞれなんです。しかし、それが「家庭の味」なんだと思います。みんな違ってみんな良い、正解はその人の中にあるのではないでしょうか。●金丸家のおうちごはんわが家では、一汁2菜、主菜&副菜を揃えることを基本としています。野菜を買う時は、栄養密度の濃い緑黄色野菜を優先し、毎食何かしら入れたり、不足しがちなキノコ類、海藻類も毎日おみそ汁に入れています。ご飯は7分づきを長年食べています。また、「みそ」「塩麹」「しょうゆ麹」「合わせ酢」「めんつゆ」「ラー油」「コチュジャン」などの調味料は自家製です。大変だと思われるかもしれませんが、一度にたくさん作れて、添加物が一切入っていないので、味が美味しく、安心です。最近は、麹の素晴らしさにまたハマり、いろいろと作っています。■一度、身につけた料理技術は一生モノまず小さなお子さんを育てながら、家事もこなし、お仕事もされてるママやパパは1日何時間あっても足りないくらい忙しいと思います。そんな中、家族のために1日2〜3回の食事を準備するのは本当に大変なこと。決して当たり前なことではありません。ですから、それができた日は100点!とご自身を称えてほしいです。自炊できたらプラス10点、カラダ思いの献立ができたらプラス20点と「加点方式」で考えるといいかもしれませんね。●味覚の体験は子どもの財産さらに、子育て中のママさんにお伝えしたいのは、出された食事を「いただきます」と感謝し、なんでも美味しく食べられる、それがその子の財産となる、ということです。小さいお子さんは味覚も食感も経験値が少なく好き嫌いが多いものです。ですが、離乳期、幼少期のあらゆる味覚の体験が、その先の生活に影響を与えます。「食べないから作らない」より「食べてもらう工夫」をすると、料理のスキルが抜群に上がり、一度、身につけた料理技術は一生モノです。お子さんが小さいうちは料理の腕を磨くチャンス! 「ワタシの料理の技術を上げるためにウチに来てくれたのね」とお子さんに感謝し、ネットや本のレシピを見て、さまざまな料理に挑戦してみてくださいね。お子さんの好みを熟知してるママやパパはお子さんの一番のシェフです。 ■栄養指導の知識が詰まった 金丸利恵さんの献立レシピ5選金丸さんのこれまでの栄養指導の実績と経験が反映されたレシピは、身近な食材を使って手軽に作れます。いずれも栄養バランスが考え抜かれたヘルシーで親しみやすい料理なのも魅力です。そんな金丸さんが考案する大満足の献立レシピを5つご紹介しましょう。以下のレシピを参考にして、心と身体がよろこぶ毎日の食事づくりに活かしていきましょう。■腸内環境を整える! 「長芋と豆乳のシチュー 玄米ターメリックピラフ添え」「第二の脳」と言われている腸の環境を整えれば、インタービューティーの輝きを導き出すことも可能に。デトックス食材の長芋、ブロッコリー、ターメリックと、腸のお掃除をする玄米やもずくを使ったこちらの献立レシピは良いこと尽くし! 一人473キロカロリーでダイエットにもピッタリです。低カロリーで満足感があります。玄米がない場合は、白米や雑穀米を使っても問題ありません。お好みの野菜をトッピングしても良さそうですね。普段より少しだけ時間をかけて、内側からキレイになれる美味しい料理を作ってみませんか? ■具だくさんで栄養たっぷり「混ぜご飯&鶏団子とタケノコの煮物」新鮮なタケノコを手に入れたら、ぜひ作りたいのがこちらの献立レシピ。タケノコの下の部分は混ぜご飯で使うので、タケノコを丸ごと味わえます。タケノコ、ニンジン、シイタケ、 油揚げ、板コンニャクの入った混ぜご飯は、ご飯より具が多いのが特徴。一杯で栄養満点です。噛む回数も増えるので、カロリー消費量の増加や食べすぎ防止にも役立ちます。また、タケノコの煮物は、鶏団子の出汁が効いた上品な味わい。どちらの料理も多めに作っておき、翌日のお弁当に入れても良さそうです。無理のない範囲で、食材と調味料を揃えて作ってみたいですね。■ソースに生トマトを使うのがポイント! ご飯が進む「エビと豆腐のチリソース」高カロリーになりがちな中華料理ですが、こちらの献立レシピであれば、カロリーを抑えることができます。ポイントは、チリソースに生トマトを使うこと、エビと豆腐を油通しでなく湯通しすること。また、材料のナスをあらかじめ電子レンジで3分加熱すれば、吸油率を少なくできますよ。ヘルシーなおつまみにも最適。シメジとナメコの中華スープには、お好みで白ネギを飾ってくださいね。1人351キロカロリーで、美味しくお腹を満たせます。食べすぎた次の日や、サッパリとした中華料理が味わいたくなったら、ぜひお試しを。■本格的な味を堪能できる「だし香るショウガ風味のトロミうどん」気温が高まるにつれて、冷たいものを摂取する機会が増えますよね。しかし、それが原因で胃腸に負担をかけてしまうことも。こちらの献立レシピなら、心も体もやさしく温めてくれます。本格的な出汁の香りとショウガの風味がたまりません。あんかけは腹持ちが良いので、うどんを量を少し減らすことも可能です。食べ進めていくうちに、体の内側からホカホカしてきますよ。キレイなかきたまを作りたいのなら、トロミをつけてから卵を流してくださいね。ぜひ副菜の「ニラみそダレ」も作って、うどんと一緒に味わいましょう。■アンエイジング効果が期待できる! 「納豆パスタアマニオイルがけ」アンチエイジング効果大のアマニオイルは、乾燥させた亜麻の種から搾油したオイルで、オメガ3などの含有量が豊富。昨今は健康オイルとして注目を集めています。そんなアマニオイルを納豆パスタにかけていただきましょう。カロリーを抑えたい場合は、パスタの麺にエノキを混ぜてください。和のスーパーフードである納豆、昆布も入れるので、健康美を追求したい人にも最適です。キヌアとロマネスコのナッツ和え、チアシードのみそ豆乳スープも作って、パスタと一緒に味わえば、低カロリーでありながらも、栄養たっぷりのヘルシー献立を実現できますよ。■金丸利恵さんについて管理栄養士、分子栄養医学研究会 認定カウンセラー、食生活アドバイザー、国際薬膳食育師、スパイスコーディネーターマスターの資格など多彩な資格を持つ、おうちごはん研究家の金丸さんは、「作る人と食べる人の絆を結ぶおうちごはん」をテーマに、簡単で楽しく、美味しい料理を提案。メニュー開発、レシピ提案、執筆活動のほか、離乳食や幼児食などの食育活動、料理教室、ブレンドスパイスワークショップなどのスパイス活動、マンツーマンの減量指導も行っています。コロナ禍をキッカケにオンライン料理教室をスタート。栄養のことを考えず、好きなものを作るチートデイ料理教室、スパイス好きが集まる料理教室も計画中。
2021年06月18日山口絵里加が、オンライン講座を開催2021年3月20日(土)、池袋コミュニティ・カレッジにおいて、オンライン講座『山口絵里加の最短で最高の健康”美ボディ”トレーニング3/20』が開催される。スポーツトレーナーの山口絵里加が、健康的に引き締まった美しい身体をつくる”美ボディ”トレーニングをレクチャー。最短で最高の健康”美ボディ”を目指すことができる。開催時間は16:30から17:30まで。同講座はWEB会議用のアプリ「Zoom」を使用したオンライン講座で、受講料は1,760円(税込み)。申し込みは、池袋コミュニティ・カレッジのホームページにて受け付けている。問い合わせは池袋コミュニティ・カレッジ(電話番号:03-5949-5470)まで。「美コア」トレーニングメソッドを考案山口絵里加は1988年生まれ。佐賀県出身。2014年に、体幹(コア)を鍛えながらダイエット効果をもたらす「美コア」トレーニングを考案。パーソナルトレーナー、フィットネスインストラクター、Reebok ONE グランドアンバサダーとして活動し、細くて強い美ボディをつくる「セレブボディの仕掛け人」として注目されている。これまでにボディメイクを手がけた女性はのべ4,000人以上。女性誌、テレビ、YouTubeなどで活躍している。(画像は山口絵里加オフィシャルブログより)【参考】※池袋コミュニティ・カレッジ※山口絵里加オフィシャルブログ
2021年01月31日私たち女性特有のイライラ症状はホルモンバランスの影響と思われがちですが、大もとをたどれば、脳が感じるストレスにあったのです。それを解消するのが「食べること」ーー。「更年期は閉経前後の約10年間、個人差はありますが、一般的には45~55歳を指します。まだまだ若くはありますが、加齢によって体内の老化が進むのは確か。女性ホルモンの分泌や排卵を行う卵巣の機能も、当然ながら低下してきます。しかし、ホルモンの司令塔である脳は“サボるな!”と、以前にも増して強い指令を送ろうとするため、オーバーワークしてしまうのです。特に脳の視床下部は、ほかのホルモン分泌のコントロールや体温調節、呼吸、精神活動などをつかさどる、いわば自律神経と免疫系の中枢です。ここがオーバーワークすると、体のさまざまなところに影響が出てきます。たとえば、感情のコントロールができず気分が上下する、風邪をひきやすくなる、じんましんが出るなど……これら“自分が自分でなくなる感覚”がいわゆる更年期障害と呼ばれる症状の一例です」そう語るのは女性の心と体の悩みに詳しい、産婦人科医の池下育子先生。更年期に入り、自分の意思とは裏腹に起こる“イライラ”症状に人知れず悩んでいる女性は多い。気分が高ぶり冷静な行動がとれない、攻撃的になり周囲の人にきつく当たってしまうなど、日常生活に支障をきたすケースも珍しくはない。それらはホルモン低下に脳が惑いつらい症状を引き起こしているのだという。更年期特有の女性のイライラはある意味、自然な老化現象ともいえそうだが、症状が強い人、そうでない人との違いはどこからくるのだろう。「更年期特有の症状は、(1)体の健常性やホルモンの変化の度合い、(2)心理・性格的な要因、そして(3)環境の3つの要素が複雑にからみ合って生まれます。だから、人によって時期や程度はまったく異なるのです」と池下先生。じつは、先生自身も40代直後から4年近く、重い更年期障害の症状に苦しんでいたという。「離婚調停とも重なり、心身ともに追い詰められていた時期でした。激しいかゆみを伴う湿疹が出て、全身をかきむしって血だらけになったり。生理も止まり、抑えられない感情を持て余し、消えたいと思うこともありました……。お肉もお酒も絶ち、“更年期にいい”といわれることをすべて試してみましたが、状況は悪化するばかりで、日に日に増す絶望感にさいなまれていました。これが更年期障害だと理解したのは、だいぶたってからのことです」当時は仕事に行くのがやっとの生活で、日にも当たらず、運動もせず、免疫力は落ちていくばかり。大好きだった食べることからも久しく遠ざかり、10キロも体重が減ってしまったという。そんななか、希望の光が差し込んだのは、ある出来事がきっかけだった。「ある日、“もうどうなってもいい!”と開き直って、封印していた大好物の焼き肉を食べ、ビールもたっぷり飲んだら、急に不思議なくらい体の調子がよくなったんです。“おいしい!”と感じたとたん気持ちも前向きになり、ストレスからパッと解放された気がしました。そして、自分は“生きている!”と実感することができたんです。ほどなく症状は落ち着き、再び自分の人生を取り戻すことができました」以来、好きなものをおいしく楽しく食べることと、心のケアの深い結びつきに着目するように。それが池下流の「食べて自分を癒す」フードセラピーだ。「更年期障害からくるイライラの解消というと、どうしてもホルモンバランスの改善ばかりに意識がいきがちですが、もとをたどれば脳のオーバーワークが引き起こすコントロール機能の乱れなわけです。だから、脳にアプローチする食事で脳を癒してあげることは、非常に重要です。具体的には、人間のもつ五感をフルに働かせて脳の動きを活性化させること。脳は五感が刺激されると、本来の働きを取り戻そうとします。その意味でも“食べる”という行為は有効ですし、食べるだけでなく、食べるものを“作る”行為も、弱った心にいつしか生きるパワーを与えてくれます」池下先生が提案する「食べるセラピー」に、難しい決まりや節制はない。五感を研ぎ澄ませながら“心を動かす”ことを意識して、“作る”から“食べる”までの過程を楽しみ、慈しめばいいのだ。オーバーワーク気味の脳が元気を取り戻せるのは、味や見た目がいいのはもちろん、聴・嗅・触覚を刺激する食事にあるそう。そこで、体も喜び、心の活力を呼び起こすレシピを、管理栄養士・料理研究家の金丸絵里加さんが紹介。■「聴」食感を楽しむメニュー・ミニトマトとから揚げのマリネ【材料/2人分】鶏もも肉…1枚(250g)ミニトマト…10個玉ねぎ…1/8個A(酒・砂糖…各小さじ1、塩…小さじ1/3)B(酢・水…各大さじ3、粒マスタード・はちみつ…各大さじ1、塩…小さじ1/3)片栗粉…適量揚げ油…適量パセリのみじん切り…適宜【作り方】(1)鶏肉はひと口大に切り、Aをもみ込む。汁けを切って片栗粉を薄くまぶす。(2)ボウルにBを入れ、薄切りにしたミニトマトと玉ねぎを加え混ぜる。(3)フライパンに2cmほど揚げ油を入れ、中温に熱する。1を入れ、上下に返しながら、こんがりと色づくまで約5分揚げる。(4)油を切って2のボウルに入れ、大きく混ぜる。(5)汁ごと器に盛り、パセリを散らす。【栄養のポイント】トマトに含まれるリコピンの抗酸化作用が、万病のもと「酸化ストレス」から体を守ってくれる。アンチエイジングにも効果的。■「嗅」香りを楽しむメニュー・香味野菜と豚しゃぶのごまあえ【材料/2人分】豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用)…140gきゅうり…1本みょうが…2個グリーンリーフ…4~5枚しその葉…4枚A(すり白ごま…大さじ3、おろししょうが…小さじ1、砂糖…小さじ2、しょうゆ…大さじ1と1/2、だし汁…大さじ1~2)【作り方】(1)ボウルにAを入れて混ぜる。きゅうりは麺棒などで3~4cmの長さにたたき割る。みょうがは薄い小口切りに、グリーンリーフは細切りにする。(2)鍋にたっぷりの湯を沸かし、火を弱めて豚肉を1枚ずつさっとゆで、ざるに上げる。(3)1のボウルにきゅうりと豚肉を入れて混ぜ、なじんだらみょうがとグリーンリーフを加え混ぜて器に盛り、しその葉をちぎって散らす。【栄養のポイント】豚肉には、エネルギーの代謝を促して疲労回復や倦怠感を緩和させるビタミンB1がたっぷり含まれている。体の重だるさを軽減したいときに。■「触」手を使い、手ざわりを楽しむメニュー・ひき肉と納豆そぼろのサンチュ添え【材料/2人分】鶏ひき肉…100g納豆…2パック(80g)長ねぎ…1/2本赤パプリカ…1/3個しょうが(みじん切り)…1かけ分豆板醬…小さじ1しょうゆ…小さじ4みりん…小さじ2ごま油…大さじ1/2塩・こしょう…各少々サンチュ…6~8枚【作り方】(1)ねぎは粗みじんに、パプリカは5mm角に切る。(2)フライパンにごま油を中火で熱し、ねぎとしょうがを入れて炒める。しんなりしてきたら、豆板醤とひき肉を加えてほぐし炒め、肉の色が変わってきたら、しょうゆ、みりんを加え混ぜる。(3)納豆とパプリカを加えて、手早く汁けがなくなるまで炒め、塩・こしょうで調味して火を止める。(4)器に盛り、サンチュで包みながら食べる。【栄養のポイント】大豆に含まれる大豆イソフラボンは、エストロゲンと構造が似ているため、更年期障害の緩和や骨密度の維持に対する効果が期待できる。「更年期を迎えたからといって、自分が女性として終わったわけではけっしてありません。むしろ、新たなステージへと進むために、体がサインを送っていると前向きにとらえていきたいもの。食べることで心も人生も豊かにし、イライラともうまくつき合っていけるようになるといいですね」(池下先生)
2019年09月11日「更年期は閉経前後の約10年間、個人差はありますが、一般的には45〜55歳を指します。まだまだ若くはありますが、加齢によって体内の老化が進むのは確か。女性ホルモンの分泌や排卵を行う卵巣の機能も、当然ながら低下してきます。しかし、ホルモンの司令塔である脳は“サボるな!”と、以前にも増して強い指令を送ろうとするため、オーバーワークしてしまうのです。特に脳の視床下部は、ほかのホルモン分泌のコントロールや体温調節、呼吸、精神活動などをつかさどる、いわば自律神経と免疫系の中枢です。ここがオーバーワークすると、体のさまざまなところに影響が出てきます。たとえば、感情のコントロールができず気分が上下する、風邪をひきやすくなる、じんましんが出るなど……これら“自分が自分でなくなる感覚”がいわゆる更年期障害と呼ばれる症状の一例です」そう語るのは女性の心と体の悩みに詳しい、産婦人科医の池下育子先生。更年期に入り、自分の意思とは裏腹に起こる“イライラ”症状に人知れず悩んでいる女性は多い。気分が高ぶり冷静な行動がとれない、攻撃的になり周囲の人にきつく当たってしまうなど、日常生活に支障をきたすケースも珍しくはない。それらはホルモン低下に脳が惑いつらい症状を引き起こしているのだという。更年期特有の女性のイライラはある意味、自然な老化現象ともいえそうだが、症状が強い人、そうでない人との違いはどこからくるのだろう。「更年期特有の症状は、(1)体の健常性やホルモンの変化の度合い、(2)心理・性格的な要因、そして(3)環境の3つの要素が複雑にからみ合って生まれます。だから、人によって時期や程度はまったく異なるのです」と池下先生。じつは、先生自身も40代直後から4年近く、重い更年期障害の症状に苦しんでいたという。「離婚調停とも重なり、心身ともに追い詰められていた時期でした。激しいかゆみを伴う湿疹が出て、全身をかきむしって血だらけになったり。生理も止まり、抑えられない感情を持て余し、消えたいと思うこともありました……。お肉もお酒も絶ち、“更年期にいい”といわれることをすべて試してみましたが、状況は悪化するばかりで、日に日に増す絶望感にさいなまれていました。これが更年期障害だと理解したのは、だいぶたってからのことです」当時は仕事に行くのがやっとの生活で、日にも当たらず、運動もせず、免疫力は落ちていくばかり。大好きだった食べることからも久しく遠ざかり、10キロも体重が減ってしまったという。そんななか、希望の光が差し込んだのは、ある出来事がきっかけだった。「ある日、“もうどうなってもいい!”と開き直って、封印していた大好物の焼き肉を食べ、ビールもたっぷり飲んだら、急に不思議なくらい体の調子がよくなったんです。“おいしい!”と感じたとたん気持ちも前向きになり、ストレスからパッと解放された気がしました。そして、自分は“生きている!”と実感することができたんです。ほどなく症状は落ち着き、再び自分の人生を取り戻すことができました」以来、好きなものをおいしく楽しく食べることと、心のケアの深い結びつきに着目するように。それが池下流の「食べて自分を癒す」フードセラピーだ。「更年期障害からくるイライラの解消というと、どうしてもホルモンバランスの改善ばかりに意識がいきがちですが、もとをたどれば脳のオーバーワークが引き起こすコントロール機能の乱れなわけです。だから、脳にアプローチする食事で脳を癒してあげることは、非常に重要です。具体的には、人間のもつ五感をフルに働かせて脳の動きを活性化させること。脳は五感が刺激されると、本来の働きを取り戻そうとします。その意味でも“食べる”という行為は有効ですし、食べるだけでなく、食べるものを“作る”行為も、弱った心にいつしか生きるパワーを与えてくれます」池下先生が提案する「食べるセラピー」に、難しい決まりや節制はない。五感を研ぎ澄ませながら“心を動かす”ことを意識して、“作る”から“食べる”までの過程を楽しみ、慈しめばいいのだ。自己肯定感が弱まり、自分を責めてしまいがちなときは、“食材が形を変えて料理になる”調理法がおすすめ。「私もパン作りにはずいぶんと助けられました」と池下先生。そこで、弱ったメンタルに必要な「達成感」を味わえるレシピを、管理栄養士・料理研究家の金丸絵里加さんが紹介。■フライパンで焼く「ちぎりパン」【材料/20cmフライパン1枚分】A(小麦粉〈振るっておく〉…200g、ドライイースト…3g、砂糖…15g、塩…小さじ1/2〈3g〉)牛乳(人肌に温めておく)…150mlバター(室温に戻す)…15g【作り方】(1)ボウルにAを入れて混ぜ、牛乳を加えてよくこねる。さらにバターを加え、10分ほどこねて生地をまとめる。(2)大きめのボウルにサラダ油〈分量外〉を薄く塗り、1を丸めて入れる。ラップをして35度の温かい場所に30分ほどおき、2〜3倍にふくらむまで発酵させる〈一次発酵〉。(3)生地を取り出して軽くガス抜きをする。12等分して、空気を抜きながら丸め、閉じ目を下にして、かたく絞ったぬれぶきんをかけて15分ほどおく。(4)生地をきれいに丸め直し、オーブン用シートを敷いたフライパンに閉じ目を下にして均等に詰め入れる。ラップをしてひとまわり大きくなるまで温かいところで発酵させる〈二次発酵〉。(5)ふたをしてごく弱火で15分ほど焼き色がつくまで焼き、裏返して同様に焼く。【調理のポイント】フライパンは、熱伝導率のよい厚手のタイプを使用。さらさらの小麦粉が発酵を経て、ふっくらしたパンに形を変える工程を楽しんで。■ひよこ豆のフムス【材料/作りやすい分量】ひよこ豆(乾燥)…150gA(白練りごま・オリーブ油…各大さじ2、レモン汁…大さじ1、クミンパウダー…小さじ1/4、塩…小さじ1/2、おろしにんにく…1片)ミント…適宜バゲット(薄切り)…適量【作り方】(1)ひよこ豆はたっぷりの水にひと晩ひたしておく。(2)1をざるに上げて水けを切り、鍋に入れる。豆の3倍量の水〈分量外〉を加えて火にかけ、沸騰したら弱火にしてやわらかくなるまで1時間ほどゆでる。ざるに上げ〈ゆで汁50mlはとっておく〉、薄皮をむく。(3)2とAをフードプロセッサーに入れ、なめらかに攪拌する。(4)器に盛り、刻んだミントを散らす。好みでバゲットを添える。【調理のポイント】かたい豆がなめらかに変身。じっくりゆでるうちに心が整うことも。抗酸化作用の高いオリーブ油は、エキストラバージンを使って。■イカめし【材料/2人分】スルメイカ…2杯米・もち麦…各40gA(しょうゆ・みりん…各大さじ1/2)B(〈煮汁〉酒…1/4カップ、砂糖…大さじ2、しょうゆ…大さじ1と1/2、みりん…小さじ2)【作り方】(1)イカは足とわた、軟骨を取り除いて、きれいに洗って水けを拭く。足は粗く刻む。(2)米ともち麦は混ぜて洗い、水けを切ってボウルに入れる。イカの足、Aを加え混ぜる。(3)イカの胴に2を詰めてようじで閉じ、フォークで数カ所刺して穴を開ける。(4)鍋にクッキングシートを敷き、3を並べ入れ、Bとかぶる程度の水〈分量外〉を加えて強火にかける。煮立ったら弱めの中火にし、落としぶたをして40〜50分煮る。(5)イカめしを取り出して器に盛る。残った煮汁をとろみが出るまで煮詰め、上からかける。【調理のポイント】手でさばけるイカは、自分で下処理する達成感を味わえる。肝臓の働きをよくするタウリンも豊富なので、積極的にとりたい食材。「更年期を迎えたからといって、自分が女性として終わったわけではけっしてありません。むしろ、新たなステージへと進むために、体がサインを送っていると前向きにとらえていきたいもの。食べることで心も人生も豊かにし、イライラともうまくつき合っていけるようになるといいですね」(池下先生)
2019年09月11日テレビ番組でも人気の山口絵里加氏女性らしい健康的な筋肉をつけて美しくやせようという新刊『スクワットだけで美しくやせる』が発売された。この新刊は144ページ、799円(税込)の価格で青春出版社から青春文庫の形で発売中となっている。著者はスポーツトレーナーで、「美コアトレーニング」の考案者の山口絵里加氏である。山口氏のトレーニングはテレビ番組などでも人気となり、今年4月、同氏が全面監修しているクリニックジム「美コア東京スタジオ」が東京・麻布十番にオープンする。毎日手軽に日替わり7種のスクワット1988年、佐賀県に生まれた山口絵里加氏はプロ野球選手のコンディショニングをサポートするなど、スポーツトレーナーとして活躍し、ヨガやピラティスのインストラクターの経験もあり、体幹トレーニングにより健康的でスリムな体作りができる独自の「美コア」トレーニングを考案している。山口氏はこれまで著作『美コア 細くて強い美ボディメイク』『美コア食トレーニング 体温を上げてやせる・引き締める・きれいになる』を発表しており、新刊は3冊目で、YouTubeにも「美コア」のトレーニング動画を投稿し続けている。一般的なトレーニングでは筋肉を太くすることを目指すが、新刊のトレーニングは細く美しくなるためのものであり、ヒップや太ももを鍛えることで、筋肉をつけながら脂肪も落とせるものとなっている。掲載のスクワットは日替わりで7種。毎日手軽に実践できるスクワットが紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※スクワットだけで美しくやせる - 青春出版社
2019年04月19日池谷敏郎医学博士による健康コラムも10月17日、こんにゃくを使った美味しくて健康にいいレシピを掲載している新刊『糖質OFF こんにゃく料理レシピ』が朝日出版社から発売された。価格は950円(税込)である。著者は管理栄養士で料理研究家、フードコーディネーター、健康食やダイエット食関連など、多数の著作がある金丸絵里加氏であり、群馬県のこんにゃく体感施設「こんにゃくパーク」が同書を監修している。また、池谷敏郎医学博士の健康コラムも掲載されている。こんにゃくのカレー炒めほかダイエットのため、あるいは健康のための糖質オフの考え方はブームを超えて定着しつつある。ただ、それまで食べてきた食材を制限することになるため、味気ない楽しみの少ない食卓になってしまうこともある。糖質オフの食生活を続けるには美味しい糖質オフ食が必要となる。糖質オフの考え方が普及する以前から、低カロリーで食べごたえもあるこんにゃくはダイエット食品として知られ、様々な生活習慣病の原因になる肥満対策として優れた食材である。発売された金丸絵里加氏の新刊では、体にいい食材として知られるこんにゃく料理の美味しいレシピを紹介。下ごしらえや調理のポイントから始まり、オムライス風こんにゃく、こんにゃくのカレー炒め、こんにゃくステーキ、こんにゃくの角煮風などのレシピを紹介している。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※糖質OFF こんにゃく料理レシピ
2018年10月24日パンを使わない『パンじゃないサンド』9月3日、パンを使わないサンドイッチやオープンサンドのレシピを掲載している書籍『パンじゃないサンド』が発売された。著者は管理栄養士で料理研究家、フードコーディネーターの金丸絵里加氏である。パンが食べたい! でも糖質が・・・現在、ダイエットの常識となりつつある低糖質食。糖質オフとも呼ばれる食事では、米やパン、麺類などをひかえることになる。ただ、日常的に食べていたこれらの食品を避けなければならない食生活は苦痛で、その欲求は募るばかりとなる。新刊『パンじゃないサンド』の著者である金丸絵里加氏は、飲食業界でメニューの開発や提案などを行い、書籍でも『おいしい甘酒レシピ』『糖質オフ&低カロリーでどんどんやせる! やせる常備菜』『レシート貼るだけダイエット』などを発表している。『パンじゃないサンド』では、見た目も食感もパンのようなのに、パンを使っていないサンドイッチなどを紹介。高野豆腐や油揚げ、卵、チーズ、はんぺんで太りにくく罪悪感のないパン風レシピが掲載されている。同書はB5判で80ページ、1,200円(税別)の価格で主婦の友社より発売中である。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※パンじゃないサンド
2018年09月11日こくらクリニック渡辺信幸院長の新刊8月24日、電子レンジ調理による肉類などを積極的に食べて健康的にやせられるというレシピを掲載している書籍『レンチンで肉食やせ!』が発売された。B5判で96ページ、主婦の友社より1,200円(税別)の価格で刊行中である。著者は沖縄・那覇市にあるこくらクリニック院長の渡辺信幸氏で、調理は管理栄養士で料理家、フードコーディネーターの金丸絵里加氏が担当している。1日に肉200g・卵3個・チーズ120g肥満率が高いことで知られる沖縄。こくらクリニックでは、メタボ対策、ダイエットに重点を置いた外来診療が行われている。院長の渡辺信幸氏によれば、肉や卵、チーズ中心の「MEC食」こそが健康的にやせることができ、綺麗になれる食事だという。渡辺氏はこれまでも『肉・卵・チーズで人は生まれ変わる』や『ほったらかし調理で肉食やせ!』などを発表、新刊『レンチンで肉食やせ!』はMEC食のレシピ本第4弾となる。同書では肉200g、卵3個、チーズ120gを1日の食事の中心とし、ひと口に30回噛むことで健康的にやせられるとしており、電子レンジを活用し手早く作ることができるMEC食レシピを掲載している。また、MEC食を続けている人たちの継続のコツも紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※レンチンで肉食やせ!
2018年08月29日糖質制限食の体系を確立した江部康二医師6月14日、それぞれの目標に合わせた糖質オフレシピを掲載している「決定版!スグやせ!糖質オフのラクうまレシピ150」が発売された。B5変型判で176ページ、1,200円(税別)にてナツメ社より刊行中である。著者は日本糖質制限医療推進協会代表理事で、内科医、漢方医、高雄病院理事長の江部康二氏である。また、料理家でフードコーディネーター、管理栄養士の金丸絵里加氏が料理を担当している。京都大学医学部を卒業した江部康二氏は、1978年に高雄病院に医局長となり、1999年には同病院に糖質制限食を導入している。その後、2002年に自らの糖尿病に気付いたことから、糖尿病研究にさらなる情熱を注ぎ、糖質制限食の体系を確立している。外出先からでもスマホで糖質量を確認様々なダイエット法があふれている現代。どのような方法でも挫折してしまう可能性があるが、ダイエット法の定番となった糖質オフでも、自分に合わない方法だと失敗してしまうこともある。新刊「決定版!スグやせ!糖質オフのラクうまレシピ150」では、糖質制限ダイエットの決定版として、一気にやせたい人のための糖質オフ、ゆるくやせたい人のための糖質オフなど、目標やライフスタイルに合った食事法や献立例を掲載している。たくさん食べても問題ないおかずや作り置きできるレシピ、時短レシピ、栄養バランスに配慮された煮込み、スープなどのレシピを作るコツとともに紹介。また、糖質量やたんぱく質量、エネルギー量も記載。主な食材については、外出先からも糖質量が確認できるようQRコードも掲載されている。(画像はAmazonより)【参考】※決定版!スグやせ!糖質オフのラクうまレシピ150
2018年06月22日かんたんレシピでどんどんやせる3月13日、糖質オフ、カロリーオフのおかずのかんたんレシピを紹介している新刊「糖質オフ&低カロリーでどんどんやせる! やせる常備菜」が発売された。著者は管理栄養士で料理研究家、フードコーディネーターの金丸絵里加氏である。主材料別にレシピを掲載著者の金丸絵里加氏は飲食店や宿泊施設、企業などでメニュー開発、提案、改善などを手がけるほか、雑誌やテレビでも活躍。これまで「レシート貼るだけダイエット」や「ダイエットレシピのプロが教える! ラクやせおかず」など、多数の著作を発表している。この新刊では、10分で作れるようなひと品をはじめとしたかんたんで糖質オフ、低カロリーのレシピを掲載。「やせる!主菜の常備菜」として、豚肉、鶏肉などメインとなる食材別にレシピを紹介し、「やせる!副菜の常備菜」では、野菜、乾物、海藻、チーズ、大豆製品のレシピが掲載されている。さらに400kcal以下という「1週間のやせる献立」も掲載。掲載レシピを検索するための「主材料別 料理名索引」も収録されている。同書は1,296円(税込)で、エイ出版社より発売中である。(画像はエイ出版社のサイトより)【参考】※糖質オフ&低カロリーでどんどんやせる! やせる常備菜
2018年03月21日管理栄養士・料理研究家の金丸絵里加氏が協力1月30日、食べた物を記録する「レコーディング・ダイエット」の新しい形を紹介している「レシート貼るだけダイエット」が刊行された。L判サイズで80ページ、800円(税込)にてマガジンハウスより発売されている。同書には管理栄養士で料理研究家、フードコーディネーターの金丸絵里加(かなまるえりか)氏が協力。金丸氏は「ダイエットスーパーフード高野どうふでやせる!きれいになる!」や「かんたん糖質オフで大満足! ラクやせスープ手帖」などの著作があり、テレビ番組などでも活躍している。問題点を視覚化する「レシート貼るだけダイエット」毎日食べた物を記録し、そのカロリー量を計算して見返し、自身の食生活を見直してやせるという方法が「レコーディング・ダイエット」である。 この新刊で紹介されている「レシート貼るだけダイエット」は、その進化形といえるもので、食に関するレシートを貼ることから始まる。期間は60日間。毎日、食べ物を買った時のレシートや外食したレシートなど、飲食に関するレシートを貼り続け、1週間に1度、その週の総カロリー量を軽く計算。これを9週間続けていく。ダイエットにおいては、食生活の見直しが必要となるが、間食などで食べたはずなのに、なかったことにしてしまう場合がある。このレシートを貼る方法では、自身の食生活における本当の問題点が見えてくるとことになっている。(画像はマガジンハウスのサイトより)【参考】※レシート貼るだけダイエット(金丸絵里加 協力)
2018年02月07日コズミックダイナーは11月25日、大阪・梅田に「北海道農家と漁師のレストラン 金丸農園」をオープンした。11月28日には、梅田店に続いて大阪市福島区に福島店もオープンする。「金丸農園」は、北海道の農家と漁師が提携したレストラン。これまでも札幌や神戸などで展開してきたが、今回姉妹店として大阪に2店舗をオープンする。店内では、札幌の店舗ではほとんどの人が注文するという大粒の「生カキ」(100円)や、「猟師の石鍋ガンガン焼き」(ホタテ1枚210円)などを提供。ガンガン焼きは、厚く熱した石鍋にホタテを敷き詰め、客の目の前で酒をかけて仕上げる。福島店では、有頭エビや特大ホッケを丸ごと串に刺し、炉の前で焼く"原始焼き"を提供。その他、タラバガニやズワイガニも用意する。「オホーツク産タラバ蟹足 250g網焼き」は1,280円、「オホーツク産ズワイ蟹むき身入り蟹味噌甲羅焼き」は980円となる。また、いくらを山のようにのせて提供する「こぼれいくら丼」(1,280円)や、「真狩産じゃがいも3種の3色ポテトフライ」(400円)なども用意する。ドリンクは北海道の野菜やフルーツを取り入れた農園カクテルを提供。ジャガイモやクリ、ニンジン、ミルクなどを使用したカクテルで、全12種類を取りそろえる。※価格はすべて税別
2014年11月27日味の素は8月、低カロリー甘味料「パルスイート カロリーゼロ」をリニューアルする。これを機会に9月2日、医療機関に勤務する管理栄養士100名と報道関係者を招いての「栄養指導のための食事管理&試食体験セミナー」を開催する。味の素はカロリー摂取量を控えている人にぴったりな糖類ゼロの「パルスイート カロリーゼロ」を、9年ぶりに大幅リニューアルする。今回開催されるセミナーは生活習慣病に対する関心の高まりを受けて、日常的な食事管理の重要性に注目してきた同社ならではの企画だ。当日は中高年層を中心に話題となっている“カーボカウント(低糖質食)”に着目した栄養指導、食事管理のポイントについて、管理栄養士の足立香代子先生・金丸絵里加先生の実践に基づいた解説と講演が予定されている。また、パルスイート カロリーゼロを使用した主菜・副菜・デザートの試食体験や、生活習慣病などの栄養指導に携わる栄養士・管理栄養士を対象に行った“食事管理実態調査”の結果発表など、充実の内容となっている。日時は9月2日(日)11時~14時。会場は「ホテルフロラシオン青山」(東京都港区) 1階 ふじの間。参加申し込みは8月20日までに氏名、電話番号、会社名、部署(媒体)名、住所、メールアドレスを添えてメールかFAXで受け付けている。定員を超えた場合は抽選となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日亀田製菓株式会社では、世界の“だし”のおいしさに触れる「手塩屋 世界のだし発見キャンペーン」を4月16日より開始。また5月14日には、同社商品「手塩屋シリーズ」から「9枚手塩屋わさび味」を期間限定で新発売する。今回のキャンペーンは、“だし”の旨味が特長の「手塩屋シリーズ」にちなみ、フランス料理やカレーなど世界の料理の“だし”に触れ、多くの人にその魅力を広めようというもの。WEBやハガキにてクイズに回答すると、本場フランス料理とセットの「パリ・ロワール地方への旅」、日本料理「賛否両論」店主・笠原将弘氏プロデュースの限定商品「だし香る和風チキンカレー」などが抽選で当たる。「手塩屋 世界のだし発見キャンペーン」のスペシャルサイトでは、プレゼントキャンペーンの詳細はもちろん、“だしの達人”笠原将弘氏と金丸絵里加氏によるレシピが公開中だ。また、限定発売される新商品「9枚手塩屋わさび味」は,同社が実施した「お煎餅で食べてみたい味」に関する調査(2011年8月に実施)で上位となった「わさび味」に「かつおと昆布だしの風味」を合わせたもの。手焼き風ならではのほどよい硬さの食感と、後を引くだしのうま味、ツーンと効く爽やかな辛さがクセになる味わいだ。全国のスーパーマーケットなどで5月14日から6月下旬まで販売される(実勢価格 200円前後)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月17日