お笑いコンビのシソンヌ(じろう、長谷川忍)が出演する、ユニバーサルホームの新CM「未来エスコートマン」編が5日より、放送されている。新CMでは、シソンヌの二人が春からアップデートするユニバーサルホームのプロジェクト発表を実演。じろう扮する“未来エスコートマン”がプレゼンター役の長谷川をエスコートする様がコミカルに描かれる。○■シソンヌインタビュー――2年連続でのユニバーサルホームのCM出演になりますが、昨年の反響はありましたか?長谷川:(反響)ありましたよ、すごい見るよって言っていただきました。じろう:僕らがお笑い芸人として活動していない、生息したことのない土曜お昼前の時間帯とかに流れているんですよね。長谷川:いろんな方に「家族全員で見たよ」など言われて嬉しかったです! でもリアルタイムでは、僕は1回くらいしか見たことないんです。じろう:僕……1回も見たことないです。やってないと思ってます。長谷川:いや、やってるんです。ちゃんと流れてますから(笑)。じろう:噂では聞きます。Twitterの投稿で「シソンヌのCMまた流れた」みたいな。長谷川:芸人仲間からも、2回くらい「生放送中に流れていた」と言われました。――今回のCMは「アップデート」がテーマでしたが、最近アップデートしたこと、今後アップデートしていきたいことはありますか?じろう:挨拶をアップデートしたいですね。なんとなく挨拶しているな〜という感じがして。長谷川:ああ、なるほど。じろう:気持ちが入っていないなと、事務的な挨拶になっているなと。長谷川:まあそれは否めないかもしれない。じろう:なのでアップデートしました!長谷川:おお! ちょっとやってもらっていいですか?じろう:……チャオ!長谷川:ちょっと! 腰の力抜けたわ! しょうもなさすぎて。こんな丁寧に振るだけ振ったら、もっと強いの持ってこいよ!じろう:でも言われた方は、「おっ! ちょっとギア入れないと」ってならない?長谷川:いやいやいや、言われた方は大変だから(笑)。ちょっと別のアップデートを考えて欲しいな。――CM内で「夏暑く冬寒いそんな住環境を変える」とありましたが、ご自宅でアップデートしたい部分は?長谷川:僕は床暖房本当に欲しいです! 憧れなんですよね……。床が暖かいだけで(暖房をつけなくて)いいんだもん。じろう:僕も初めて電気カーペットを買いましたけど、もう離れられないです。長谷川:友達の家に床暖房が入っているけど、全然違うよ。エアコン使ってない。冷たい空気って下に落ちるから、床が暖かいと寒くないんですよ。裸足で歩けるし。じろう:ぜひ100円で。長谷川:嘘です! 110円で! 消費税分も払います(笑)。――CMをご覧になる皆さんに、注目ポイントなどをお願いします。長谷川:相方のエスコートマンぶりを見ていただきたいです。CM最後は相方の顔で終わりますから、どんな風になっているのか期待したいです。じろう:楽しみですね。
2022年04月05日俳優の長谷川博己が主演を務める映画『はい、泳げません』(6月公開)の場面写真22日、公開された。同作は高橋秀実による同名小説の実写化作。大学で哲学を教える小鳥遊雄司(長谷川)は泳げず人生のほとんどで水を避けてきたが、ある日ひょんなことから水泳教室に足を運ぶ。その日から陸よりも水中の方が生きやすいという水泳コーチ・薄原静香(綾瀬はるか)と、水への恐怖で大騒ぎしながらそれでも続ける雄司の、一進一退の日々が始まる。泳ぎを覚えていく中で雄司は現実とも向き合うことになり、ある決定的な理由で水をおそれることになった雄司の、苦しい再生への第一歩だった。大河ドラマ主演俳優の映画初共演ともなる同作だが、公開されたのhあ水に顔をつけることもできないほどのカナヅチな小鳥遊雄司(長谷川博己)と、水泳を教える熱血コーチ・薄原静香(綾瀬はるか)のプールでのシーンをとらえた場面写真。水がとにかく怖い雄司はプールの中でいつも必死で、ビート板を手に水面を見つめ自分の恐怖心と葛藤し、コーチの静香に腕を掴まれ水中を引っ張られては困惑し、ブルース・リーのような険しい表情で頭でっかちな理屈をこねている。対する静香は、プールの中でリラックスした笑顔を見せ、緊張してこわばる小鳥遊を温かく見つめる。正反対の2人の姿をとらえた場面写真となった。(C)2022「はい、泳げません」製作委員会
2022年03月23日アメリカ・ニューヨークにあるメトロポリタン美術館所蔵の絵画を紹介する『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』が国立新美術館(東京都港区)で開催中だ。1870年に創立されたメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵している。今回は、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する2500点あまりの所蔵品から、珠玉の絵画65点を展示。うち46点は日本初公開作品となる。展示は3章構成。まず「信仰とルネサンス」では、イタリアと北方のルネサンスを代表する画家たちの名画17点を紹介。初期ルネサンスのイタリアを代表する画家フラ・アンジェリコ(本名 グイド・ディ・ピエトロ)の《キリストの磔刑》(1420-23年頃)、ルネサンスの巨匠であるラファエロが20〜21歳の時に描いた《ゲッセマネの祈り》(1504年頃)、ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《ヴィーナスとアドニス》(1550年代)などが日本初公開となる。続いては「絶対主義と啓蒙主義の時代」と題し、君主が主権を掌握する絶対主義体制がヨーロッパ各国で強化された17世紀から、啓蒙思想が隆盛した18世紀にかけての美術を、各国の巨匠たちの名画30点により紹介。20世紀に再評価された画家であるジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》(おそらく1630年代)、17世紀オランダの画家フェルメールによる異例の寓意画《信仰の寓意》(1670-1672年頃)、生命や現世の富・名声のはかなさの寓意を伝える「ヴァニタス(虚栄)」静物画の典型である、ピーテル・クラース《髑髏と羽根ペンのある静物》(1628年)などが見どころとなっている。最後は「革命と人々のための芸術」。市民社会の発展を背景に、絵画に数々の革新をもたらした19世紀の画家たちの名画18点が並ぶ。オーギュスト・ルノワール《ヒナギクを持つ少女》(1889年)、エドガー・ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》(1890年頃)、フィンセント・ファン・ゴッホ《花咲く果樹園》(1888年)、ポール・セザンヌ《リンゴと洋ナシのある静物》(1891-92年頃)、クロード・モネ《睡蓮》(1916-19年)といった名画を見ることができる。会期は5月30日(月)まで。開館時間は10:00-18:00(毎週金・土曜日は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)。休館日は火曜日。ただし、5月3日(火・祝)は開館。取材・文・撮影:五月女菜穂
2022年03月11日今年デビュー35周年を迎えたチェロ奏者・長谷川陽子。記念公演でベートーヴェンのチェロ・ソナタ全5曲を弾く[5月19日(木)東京文化会館 小ホール]。これまでどちらかというと避けてきたというベートーヴェン。「楽譜のあちこちに、暗号のように、いわば〝ベートーヴェン・コード〟が埋め込まれているのですけど、それを読み解く面白さがようやくわかってきました。それを理解したうえで弾くと、やはり作品がものすごく生き生きしてくるんです。いろんな経験を積み重ねて、やっとベートーヴェンを弾く入り口にたどり着いたように感じています」2020年。ベートーヴェンの生誕250周年はコロナ禍と重なり、音楽家は人々の前で演奏する機会さえ奪われた。「チェロ・ケースを開くことさえない時間が続いたのはショックでした。そんな中で、やっぱり自分には音楽しかないのだと再確認させてくれたのがベートーヴェン。彼の意思の強さ、メッセージの深さ、そして人類愛。知識や情報としては知っていたことを、その作品から自発的に感じることができたのです。あの時期、たぶん自分の力だけでは這い上がることができなかった。ベートーヴェンが引っ張り上げてくれました」共演のピアノは松本和将(かずまさ)。新しい扉を開けてくれる、と信頼を寄せる。「音があたたかくてどこにも力が入っていない。飄々としていて、でもどんな球を投げてもうまくキャッチしてくれる。それがすごく魅力的です。音楽性は私と正反対かもしれないのですが、それがかえって互いの長所を引き立てあうのだなあと実感しています」高校1年生で日本音楽コンクール第2位入賞。2年後の1987年にデビュー・リサイタルを開いた。「ずっと手ほどきを受けた井上頼豊先生は、音楽をゼロから作る力を身につけなさいと、レコードで聴くような有名曲はあまり弾かせませんでした。真似をしてしまわないように。ところがデビューしてお仕事で弾かせていただくのは有名な曲ばかり。刺激的でした。憧れだった曲を次々に弾けて、とにかく楽しかったという記憶しかありません」弾くのが楽しい。彼女はそのピュアな感覚をずっと変わらず持ち続けている人だと思う。ナチュラルな音楽家だ。ベートーヴェンはリサイタルに合わせてCDもリリース。充実した録音ができたと手応えを語る。経験を重ねて初めて正面から向き合ったベートーヴェン。ライヴもCDも、名演奏・名盤の予感が漂う。(取材・文:宮本明)
2022年03月02日「スイス プチ・パレ美術館展 花ひらくフランス絵画」が、静岡市美術館にて2022年4月9日(土)から6月19日(日)まで開催される。フランス近代絵画65点、30年ぶりに一挙来日「スイス プチ・パレ美術館展 花ひらくフランス絵画」では、スイス・ジュネーブに1968年に創設されたプチ・パレ美術館の所蔵コレクションを、30年ぶりに日本で一挙に紹介する展覧会。これまで、滋賀や鹿児島などでも開催されてきた、巡回展だ。プチ・パレ美術館では、“平和に奉仕する芸術”という理念のもと作品を収集。コレクションは19世紀後半から20世紀初頭にかけてのフランス近代絵画を中心に構成されており、カイユボットやシュザンヌ・ヴァラドンなど、当時正当な評価を得られていなかった画家の作品も含まれている。1998年以降は休館しているが、充実した所蔵コレクションから、国内外の大規模美術展に継続的に出品協力を行っている。展覧会では、65点の油彩画を展示。オーギュスト・ルノワールやモーリス・ドニ、ラウル・デュフィ、アンドレ・ロート、モーリス・ユトリロ、藤田嗣治といった38作家が手がけた名品の数々が一堂に集結する。印象派からエコール・ド・パリまで、フランス近代美術の潮流を辿る移ろいゆく自然を活写した印象派にはじまり、科学と美術を融合させた新印象派、平坦な色面で神秘的な世界を表したナビ派、色彩の表現性を追求したフォーヴィスム、幾何学的形態で画面を構成したキュビスム、そして各々が個性豊かな具象絵画を追求したエコール・ド・パリに至るまで、様々な芸術運動が生み出された19世紀後半から20世紀前半にかけての、フランス近代美術の軌跡を辿っていく。中でも注目は、印象派を代表する画家・ルノワールの《詩人アリス・ヴァリエール=メルツバッハの肖像》。親しい友人や画商の制作依頼しか受けなくなっていた晩年のルノワールが描いた貴重な肖像画であり、薄い絵具の層を重ねてみずみずしい色調を作る、ルノワールの晩年に特有な独自の手法が見て取れる。【詳細】スイス プチ・パレ美術館展 花ひらくフランス絵画会期:2022年4月9日(土)~6月19日(日)会場:静岡市美術館住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階休館日:毎週月曜日※ただし5月2日(月)は臨時開館開館時間:10:00~19:00(展示室入場は閉館の30分前まで)観覧料:一般 1,400(1,200)円、大高生・70歳以上 1,000(800)円、中学生以下無料※( )内は前売および当日に限り20名以上の団体料金※障がい者手帳等持参者および介助者原則1名は無料※一般前売ペアチケットは2枚1組2,200円※前売券・前売ペアチケットは2月26日(土)~4月8日(金)まで販売※静岡市美術館ホームページにて日時指定予約が可能※来館の際は、最新の開館状況および注意事項を静岡市美術館ホームページ、または電話で確認【問い合わせ先】静岡市美術館TEL:054-273-1515(代表)
2022年02月17日ニューヨーク発のティーブランド、ハーニー&サンズ(HARNEY & SONS)は、東京にて開催の展覧会「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」を記念して、メトロポリタン美術館とのコラボレーションティーを、国立新美術館内特設ショップをはじめ、ハーニー&サンズ表参道、ジェイアール名古屋タカシマヤなどにて発売。ハーニー&サンズとメトロポリタン美術館が共同開発ニューヨークを本拠地とするハーニー&サンズは、同じくニューヨークに位置し、世界屈指のコレクションを所蔵しているメトロポリタン美術館と様々な交流があり、美術館の魅力や芸術性を表現するティーを共同開発した。今回、東京にて「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」が開催されるのを記念し、ハーニー&サンズとメトロポリタン美術館によるオリジナルティーが満を持して本格的に日本上陸する。茶葉を入れる缶には絵画のプリントを施し、アートな佇まいに仕上げている。甘くスパイシーなフレーバーティーなど3種コラボレーションティーは3種類を用意。ハーニー&サンズのシグネチャー「ホット・シナモン・スパイス」にアップル・ピースをブレンドした「HOT APPLE SPICE BLACK TEA」は、甘さとスパイシーな風味の両方を感じられるフレーバーティーだ。また、カモミール、ペパーミント、バーベナをブレンドしたハーバルティー「GARDEN THERAPY HERBAL TEA」は、1800年代後半のモネが描いた風景画の情景を思わせる風味に。紅茶と緑茶をベースに、ベルガモットオイルをプラスした「TASTE OF BRITISH HISTORY BLEND」は、メトロポリタン美術館ブリティッシュ・アート・ギャラリーのリニューアル・オープンを記念して作られた、ベーシックなフレーバーを楽しめる。表参道で期間限定スペシャルメニューもさらに、ハーニー&サンズ 表参道では、「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」開催を記念した期間限定スペシャルメニューを2022年2月16日(水)から提供。桜のアイスクリームや桜のバームクーヘンといった春を感じるスイーツや、華やかな彩りのサラダ、クロワッサンサンドイッチなどを、ハーニー&サンズのティーとともに味わうことができる。【詳細】ハーニー&サンズ「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」コラボレーションティー「HARNEY & SONS×THE MET」発売日:2022年2月9日(水)販売場所:国立新美術館 企画展示室1E メトロポリタン美術館展会場内特設ショップ(東京都港区六本木 7-22-2)、ハーニー&サンズ 表参道、ジェイアール名古屋タカシマヤ 地下2階、ハーニー&サンズ 公式オンラインショップ※ジェイアール名古屋タカシマヤでは2022年3月1日(火)~発売。・HOT APPLE SPICE BLACK TEA 20サシェ入り 3,240円・GARDEN THERAPY HERBAL TEA 20サシェ入り 3,240円・TASTE OF BRITISH HISTORY BLEND 20サシェ入り 3,240円■スペシャルメニュー「ハーニー&サンズ スプリング スペシャル」提供期間:2022年2月16日(水)~場所:ハーニー&サンズ 表参道住所:東京都渋谷区神宮前4-2-14メニュー:トマトと生チーズのミニガーデンサラダ、3種類のクロワッサンサンドイッチ、ハーニー&サンズ スウィーツお重~2022年春バージョン(ダージリンゼリー&ムース、桜のアイスクリーム、桜のバームクーヘン、チョコケーキ、アールグレイマカロン)、好みのハーニー&サンズティー
2022年02月13日成田凌主演「逃亡医F」第5話が2月12日放送。桐山照史演じる長谷川の“活躍”に喜びの声が続々、一方で「犯人にしか見えない」「そこはかとなく、怪しい」など、長谷川“真犯人説”も盛り上がりを見せている。恋人の医師を殺害した容疑をかけられた天才医師と、彼と出会い協力する女性と彼を追う恋人の兄…を中心に繰り広げられる逃走劇となる本作。逃亡中も手近にある器具を駆使して手術を行い、前回は人だけでなく動物まで救った藤木圭介に成田凌。逃亡中の藤木に助けられたことがきっかけで、行動を共にするようになる沢井美香子に森七菜。藤木の恋人・妙子の兄で、藤木が犯人だと思い込み後を追い続ける八神拓郎に松岡昌宏。転落死したとされていたが生存が判明した帝都医大の研究医で藤木の恋人・八神妙子に桜庭ななみ。妙子の親友でバイオベンチャー「バイオネオ」執行役員を務める烏丸京子に前田敦子。事件の鍵を握る帝都医大教授で微生物の権威の都波健吾に酒向芳。藤木の後輩の脳外科医・長谷川輝彦に桐山照史(ジャニーズWEST)。「バイオネオ」の研究者・幹こずえに堺小春。1話ではこずえの涙を舐め、前回は京子に“巻き舌フェロー呼び”を求めた「バイオネオ」フェロー・佐々木世志郎に安田顕といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。八王子までたどり着いた藤木は、都波が参加するシンポジウムが2日後に開かれると聞き、シンポジウムに行く決意をする。2日間身を隠す場所を探していた藤木は寂れた団地を発見。その一角で密かに営業する外国人向け食料品店で食料を買うと、敷地内にある公園のベンチで眠ってしまう。すると食料品店から藤木のあとをつけてきたチュンヤンが藤木のカバンを盗もうとする。藤木は彼女の足にチアノーゼが出ていることに気付きあとを追うが、仲間の外国人たちに囲まれ、リーダー格のモーからこれ以上事を荒立てないようにと藤木に告げる。するとチュンヤンが倒れてしまい…というのが今回のストーリー。一方、外国人たちに自ら素性を明かす藤木に「なぜ直ぐに正体を明かしてしまうのか」「このタイミングで名前明かしちゃうの?」「バレるまで言わなくていいのに(笑)」などのツッコミが続出。その後必要な薬品を入手するため長谷川を頼る藤木。頼られたのが嬉しい長谷川はすぐに手配するが、受け取りにきたのはモーたち。長谷川は藤木から信頼されてないことを残念がりながらその場を後にする…これまでに比べ活躍シーンが多かった長谷川に「今週は長谷川先生いっぱい見れた」「今回は結構出番があった長谷川医師。次回もその調子でお願いします」といった声が。一方「こういう時助ける言うんだいたい真犯人やん」「もう逃亡医F桐山犯人にしか見えないんだけど」「桐山くんがそこはかとなく、怪しい。引っ張り込もうとしてる印象」など、長谷川への“疑惑”の声も上がっている。(笠緒)
2022年02月13日アニメ放送50周年の2019年、10年後の磯野家を描き好評を得た舞台版『サザエさん』が、舞台版オリジナルストーリーで戻ってきた!初演の際には、原作者の長谷川町子(福岡出身)が“サザエさんを発案した地”といわれる福岡・西新商店街での人力車パレードも話題になった主演・藤原紀香が、時代を超えて色あせない原作の魅力、そして舞台ならではの見どころを語ってくれた。「当初は、『藤原紀香がサザエさん?』という声もあったのですが、実はおっちょこちょいでやらかしてしまうことも多く、家族や身近な人には『そのままやん』と言われていました(笑)。とはいえ、私をちゃんとサザエさんにしてくれたのは、すばらしい共演者の方々。父・波平役の松平健さん、母・フネ役の高橋惠子さん、まるでマンガから抜け出してきたような夫・マスオ役の葛山信吾さんなど、ひとりひとりが原作へのリスペクトを持って挑んだ舞台を観て、お客さまが『本当にサザエさんだった~』と言ってくれたときは涙が出ました」。前作から数年後という設定で、出世して多忙になったマスオ、子供たちの心配が尽きないフネ、定年退職した波平など主要キャストはそのままに、今回は中学生になったイクラちゃんも登場する。「いつも平和なサザエさん一家ですが、時がたてば環境も変わりますし、家族もいろいろな悩みを抱えています。そんな皆の悩みを、サザエさんが持ち前のおせっかいで解決し、家族の気持ちをひとつにしていくような作品になると思います」。また前回好評だった、藤原が『あかるいサザエさん』を歌うミュージカルのようなシーンにふれ、「本番10日前に急遽歌うことが決まったのですが、あそこで泣いたというお客さまが多くて驚きました。今回も台本にはありませんが、いつでも脚本・演出の田村(孝裕)さんのリクエストに応えられるよう、発声練習をしてコンディションを整えています(笑)」とやる気を覗かせた。TVアニメも毎週観ているという藤原。『サザエさん』の魅力について「いつ見ても面白いし、同じエピソードを何回見ても飽きない。テーマもメッセージも普遍的で、何年たっても古くならない。それに、サザエさんってすごくおしゃれ!今日の衣装やアクセサリーは、サザエさんをイメージして自分で選んだものです」と、白いビーズの付け襟がポイントのカラフルでキュートなファッションを披露。ちなみに、サザエさんヘアは地毛とパーツで再現しているとか。最後は、「元気と、楽しみと、癒し、そしてさらに進化したサザエさん一家の家族の絆をお届けします。ぜひ、劇場へお越しください」と、サザエさんポーズでメッセージ。藤原紀香のおおらかなコメディエンヌぶりも光る舞台「サザエさん」に注目だ。公演は2月13日(日)まで東京・明治座、2月22日(火)~27日(日)大阪・新歌舞伎座、3月3日(木)~6日(日)福岡・博多座にて。チケットは発売中。
2022年02月09日日本初のタロットカード美術館「東京タロット美術館」が、東京・浅草橋に誕生。2021年11月16日(火)よりオープンする。日本初!タロットカード専門の美術館「東京タロット美術館」は、日本で最初にタロットカードの輸入販売をはじめたニチユーが手掛ける、日本初のタロットカード専門美術館だ。ニチユーの直営施設としてオープンする美術館は、同社が保有する約3,000種類のタロットカードのコレクションをもとに、企画展示を実施。普段はなかなか出会えない希少なタロットカードの公開をはじめ、絶版品を含む約500種類のタロットカードの展示販売も常時実施する。ライブラリースペースを併設また併設のライブラリースぺースでは、約1,000種類のカードの絵柄をオリジナルのカタログで閲覧できるほか、カードサンプルや関連書籍も自由に読むことが可能。そのほか手土産にもぴったりなオリジナルグッズや、セレクト商品の販売も行われる。原画展示や占星術のセッションなどなお「東京タロット美術館」では、今後タロットカードの原画展をはじめ、タロットや占星術を用いた対面セッションなど、タロットにまつわる様々な企画を計画中。来館の際は日時指定の予約制となっているため、気になる人は是非チェックしてみてほしい。【詳細】「東京タロット美術館」オープン日:2021年11月16日(火)住所:東京都台東区柳橋2-4-2 Ubase浅草橋6階営業時間:平日 10:00~20:00、土曜日 9:00~18:00 ※公式ウェブサイトから予約制。入館料:500円定休日:日曜日(イベント開催日は除く)、祝日、年末年始、他季節休業有
2021年11月18日2017年に約30年間活動した旧八戸市美術館が閉館し、生まれ変わった八戸市美術館が11月3日(水・祝)にオープンした。新しい美術館は、建築家の佐藤慎也館長のもとに「種を蒔き、人を育み、100年後の八戸を創造する美術館〜出会いと学びのアートファーム〜」をコンセプトとしている。「もの」としての美術品展示を中心とした従来の美術館とは異なり、アートを介した人の活動に焦点を当て、「もの」や「こと」を生み出す新しい形の美術館となる。同館では、美術館活動に主体的に関わる人を「アートファーマー」、美術館活動を一緒に行う市民や団体、教育機関、企業などを「共創パートナー」と呼ぶ。アーティストや美術館スタッフ、市内外から訪れる多様な人々がともに活動し、新たな文化が創造され、八戸市全体の活性化にもつながることを目指している。テープカット。手前が佐藤慎也館長、隣が開館記念「ギフト、ギフト」のディレクター、吉川由美。老朽化していた建物は、西澤徹夫建築事務所・タカバンスタジオ設計共同体によって全面的に建て替えられた。美術館を象徴する面積約834㎡、天井高約17mの巨大空間「ジャイアントルーム」では、プロジェクトで話し合ったり、つくったり、ライブイベントが行われたりと、多様な動きが同時多発的に起こる。9mのカーテンや家具で自在に空間を仕切ることができるジャイアントルーム。また、展覧会を行う「ホワイトキューブ」やコレクションを展示する「コレクションラボ」、映像展示に適した「ブラックキューブ」、パフォーミングアーツや展示、講演を行う「スタジオ」など、それぞれの機能に特化した「個室群」が並ぶ。その時々でこれらの部屋を自由に組み合わせることも可能だ。開館記念「ギフト、ギフト、」は、アートプロデューサーの吉川由美をディレクターに迎え、八戸のシンボル「八戸三社大祭」を出発点として企画された。9組のアーティストと、共創パートナー「八戸クリニック街かどミュージアム」の浮世絵コレクションからなる展覧会、向井山朋子によるパフォーマンスプロジェクトで構成されている。八戸では、お年寄りから子どもまでが山車造りに参加するなど、世代を超えて祭りが受け継がれている。そうした創造活動を、過去から未来へ、人から人へと循環する「贈与」=ギフトとして展覧会が構想された。大西幹夫「八戸三社大祭絵巻」展示風景切り絵作家、大西幹夫が八戸三社大祭300年の歴史を描いた「八戸三社大祭絵巻」の切り絵とアニメーション映像から始まり、写真家の浅田政志が祭りを支えるコミュニティを撮影した写真群へと続く。山車からイメージを膨らませた桝本佳子の陶器や半磁器。田附勝が八戸発祥といわれるデコトラ(電飾で飾ったトラック)を撮影した写真。いずれも八戸を賑わす音や声が聴こえてくるようだ。浅田政志の新作写真14点と膨大なスナップ写真(市民より提供)を展示桝本佳子《波濤/皿》2021年田附勝が撮影したデコトラ写真の展示風景三社大祭に使われた山車彫刻を、市民から集めた柄毛布で包み、彩った江頭誠のインスタレーションは圧倒的だ。また、美術館を建築した西澤徹夫、浅子佳英、森純平がアーティストとしても参加。八戸の文化をリサーチして制作した「八戸文化資源相関図」では、漁業や遊郭、消防屯所などの解説の合間に、八戸市美術館の所蔵作品が組み込まれている。また、田村友一郎、KOSUGE1-16が現代社会の中のギフトのありように問いを投げかけてもいた。江頭誠《おやすみのあと》2021年西澤徹夫、浅子佳英、森純平《八戸文化資源相関図》展示風景KOSUGE 1-16《インバウンドおじさん》2021年八戸を知ることから、日本及び世界にも通じる問題や提案が、明るさやユーモアを交えて表現された展覧会だった。今後、美術館にどのような景色が繰り広げられていくのか楽しみだ。取材・文・撮影(外観以外):白坂由里【開催情報】『八戸市美術館開館記念「ギフト、ギフト、」』11月3日(水・祝)~2022年2月20日、八戸市美術館にて開催
2021年11月15日女優の長谷川京子が10日、都内で行われた「Netflix Festival Japan 2021」に出席。ボディラインくっきり、さらに美背中が大胆に開いた黒のロングドレス姿で色気を放った。Netflixが2021年冬以降に配信する作品ラインナップを一挙に発表する同イベント。Netflixシリーズ『金魚妻』(2022年全世界独占配信)に出演する長谷川は、主演の篠原涼子、並木道子監督とともに登壇した。本作は、黒沢R氏の同名漫画が原作。夫から言葉と身体への暴力を受けながら家を出ることができない専業主婦・さくら(篠原)は、偶然立ち寄った金魚屋で運命的な出会いを果たす。金魚鉢の中で泳ぐ“金魚”に自分を重ねるさくらと、彼女をまっすぐに見つめる春斗(岩田剛典)。やがて、夫の暴力が限界となって家から逃げ出したさくらは、春斗と一線を越えてしまう。ある事情からさくらに挑むような態度を取るゆり葉を演じた長谷川は、「いわゆる体当たりなシーンが毎回あるんですけど、監督やスタッフの方、キャストの方をとにかく信用して、いい作品に絶対になるであろうと信じてやらせていただきました。なので少しでも多くの方に見ていただけるとうれしいです」と語った。
2021年11月10日プラチナ通りの隠れ家的な串揚げレストラン長谷川稔氏と料理人のタッグが冴えるスタイリッシュな串揚げ一流食材の串揚げを豊富なワインで味わう上質な空間プラチナ通りの隠れ家的な串揚げレストラン串揚げ店のイメージを変えるスタイリッシュな店構え白金台駅から徒歩10分、外苑西通りがプラチナ通りと呼ばれる閑静な一等地にある、串揚げ専門店【長谷川稔Lab串揚げPyon】。15歳から本場・大阪の串揚げ店で働き始め、北新地の創作串揚げ店で腕を磨いた邉(ピョン)さんが手がける串揚げは絶品。広尾の人気店を率いる長谷川稔氏プロデュースで、一流の食材を使用したコース料理という新しい串揚げが誕生しました。カウンター席7名のみで心のこもったおもてなし【長谷川稔Lab串揚げPyon】は、白金台駅からプラチナ通りを少し歩いた落ち着いたエリアに店を構えています。黒い壁とガラスによるシックな外観で、大切な方との素敵な時間に期待が膨らみます。店内の座席はカウンターのみ7席。ゆったりとした時間が流れる、隠れ家的な雰囲気です。長谷川稔氏と料理人のタッグが冴えるスタイリッシュな串揚げ本場・大阪の串揚げ店で修業を積んだ邉修和さん。大衆的な店から創作系まで、さまざまなスタイルの串揚げ店で技法を磨いてきました。長谷川稔氏が惚れ込んだシェフが生み出すメニューのなかから、特にオススメを3品をご紹介します!『土佐赤牛フィレ』半レアに仕上げた絶妙な火入れで肉のポテンシャルを最大限に発揮する『土佐赤牛フィレ』。サクッとした衣と溢れ出る肉汁の組み合わせコース料理16本の最初に登場する、鮮やかな色合いのフィレ肉です。サクサクの衣に包まれた肉の火入れ加減は、シェフ熟練の技。赤身の旨みがしっかりと味わえます。『天然車海老』足まで丸ごとカリッと揚げた、フォルムも美しい『天然車海老』。美しいフォルムでしばらく鑑賞したいオススメの一串サクッとした衣とプリプリでジューシーなエビとの絶妙なマッチング。計算し尽くされた調理法で程よく揚がったパリパリの足の食感もプラスされ、香ばしい天然車エビの串揚げが味わえます。中濃ソースやマスタードソースといった濃いめのソースを軽く付けると、さらに味が引き立ちます。『子持ち蒟蒻』プチプチとした食感と鮪節の豊かな風味に魅了される『子持ち蒟蒻』。ソースは中濃ソース、マスタードソース、大阪で定番の「旭ポン酢」の3種類こんにゃくにシシャモの卵を練り込むという、斬新な発想で生まれた一串。こんにゃくの弾力にシシャモの卵のプチプチとした食感が新鮮です。糸削りの鮪節の風味がさらに食欲をそそります。一流食材の串揚げを豊富なワインで味わう上質な空間幅広い価格帯からその日に合わせて選べるワイン愛好家をうならせる銘柄も含めて、約2,000本という豊富なワインリストを用意。フランスはもちろん、ニューワールドも含めて世界のさまざまな産地をカバーしています。気軽に味わえるリーズナブルな銘柄から、貴重な一本まで、利用シーンに合わせて選べます。串揚げのコース料理に使われる錫製の食器は、富山で100年以上続く鋳物ブランド「能作」が手がけたもの。色はシルバーとゴールドの2色。黒いカウンターとのコントラストを引き立てます。7席のカウンター席のみの【長谷川稔Lab串揚げPyon】は、大人のデートにピッタリです。料理人プロフィール:邉修和さん1984年、大阪府生まれ。串揚げ店がひしめく大阪・新世界近くに通学しているうちに、串揚げへの興味が高まり、15歳から串揚げ店で働き始める。大衆的な串揚げ店のオープニングに参加後、北新地の創作串揚げの店の立ち上げを経験。全国各地を食べ歩いていた名店【長谷川稔】の長谷川稔氏が、邉氏の創作串揚げに一目惚れ、プロデュースが決まった。2020年9月、待望の【串揚げPyon長谷川稔Lab】をオープン。長谷川稔Lab串揚げPyon【エリア】白金/白金台【ジャンル】串揚げ・串カツ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15400円【アクセス】白金台駅 徒歩10分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年11月09日モデルの長谷川ミラが7日、オンラインで開催されたランウェイトークショー「SDGs FES in EDOGAWA supported by TGC」に出演した。長谷川は、「多様性と包摂性(D&I)」をテーマにしたファッションショー「DIVERSITY SPECIAL COLLECTION」に登場。タイトなパンツにミニスカート、ピンクのトップスをあわせたコーディネートでランウェイを歩いた。階段で転んでしまうハプニングもあったが、すぐに立ち上がってウォーキングを再開。その後のトークで、「先ほどのランウェイで転んでしまったんですけど、申し訳ないです。靴ひもがとれちゃって……」と振り返った。SDGsや環境問題などについて、SNSを通して積極的に発信している長谷川。転んでしまったハプニングを「一つの例にしたい」と切り出し、「若い皆さんによく言われるのが、SNSだけではなく、友人間や家族間でコミュニケーションをとるのが恥ずかしい。なぜかというと、間違ったことや失敗したことを言うのが恥ずかしい、もしくは炎上してしまうんじゃないかと恐怖を持っている高校生の声がよく届く。今日の失敗じゃないですけど、どんどんそういった間違ったところを見せて、成長していくのを見せていきたいと思います」と語っていた。SDGs未来都市に選定された江戸川区では、9月25日~11月20日に「SDGs Month in EDOGAWA」を実施し、SDGsを知る・理解することを目的とする複数の普及啓発イベントをオンラインで展開中。その一環として、東京ガールズコレクション(TGC)完全プロデュースの元「SDGs FES in EDOGAWA supported by TGC」を開催した。
2021年11月07日2022年1〜3月に上演される舞台『サザエさん』の新たなキャスト3名が発表された。TVアニメ『サザエさん』は長谷川町子の同名4コマ漫画を原作に、1969年から放送がスタート。以降、昭和・平成・令和と3つの時代を駆け抜け、長く愛され続けてきた国民的人気作品だ。2019年にはアニメ放送50周年を迎え、東京・明治座と福岡・博多座での舞台化が実現。10年後の磯野家を舞台に、少しずつ変化のあった一家の日常を描き大好評を博した。あれから約2年。2022年1・2月にふたたび東京・明治座と大阪・新歌舞伎座での舞台『サザエさん』上演がすでに発表されているが、この度、同年3月福岡・博多座での公演が決定した。さらに今回、本公演の新たなキャスト3名がついに解禁。磯野カツオ役には和田琢磨<東京公演>・近藤頌利<大阪・福岡公演>、フグ田タラオ役には2019年公演同様に大平峻也と若手キャストが舞台を一層盛り立てる。10数年の時を経て、少しずつ変化のあった磯野家。それでも変わらぬ温かな日常を、脚本・演出の田村孝裕が鋭い観察力によって細やかに鮮やかに描く。公演の最新情報は、公式サイトならび公式Twitterにて随時更新。はたして10数年後のサザエさん一家を取り巻く環境はどうなっているのか。成長したカツオ、ワカメ、タラオの現在は?サザエさんと街の人々が織りなす、愉快で心温まる舞台『サザエさん』に期待してほしい。【公演概要】舞台『サザエさん』原作:長谷川町子 / 脚本・演出:田村孝裕<東京公演>会場:明治座(東京都中央区日本橋浜町2-31-1)日程:2022年1月29日(土)~2月13日(日)料金(税込):S席 12,500円(1・2階席)/ A席 6,000円(3階席)出演:藤原紀香葛山信吾和田琢磨大平峻也高橋惠子松平健ほか主催:フジテレビジョン・明治座<大阪公演>会場:新歌舞伎座(大阪府大阪市天王寺区上本町6丁目5番13号)日程:2022年2月22日(火)~2月27日(日)料金(税込):S席 12,500円(1・2階席)/ A席 6,500円(3階席) / 特別席 13,500円(2階最前列)出演:藤原紀香葛山信吾近藤頌利(劇団Patch) 大平峻也高橋惠子松平健ほか主催:新歌舞伎座<福岡公演>会場:博多座(福岡県福岡市博多区下川端町2−1)日程:2022年3月3日(木)~3月6日(日)料金(税込):A席 13,500円 / B席 9,500円 / C席 6,500円出演:藤原紀香葛山信吾近藤頌利(劇団Patch) 大平峻也高橋惠子松平健ほか主催:博多座・テレビ西日本公式サイト: : 企画:フジテレビジョン製作:フジテレビジョン・明治座(C)長谷川町子美術館※葛山信吾の「葛」は旧規格の字形が正式表記
2021年10月26日シソンヌ長谷川まさかの遅刻!?「せとチャレ!STU48」(広島ホームテレビ)今回の放送は、ゲストのシソンヌ長谷川さんと「楽しく激しい科学実験」にチャレンジ!・・・するはずが、まさかの寝坊発覚!?シソンヌ長谷川さんはオープニングから遅刻する事態に。STU48ここあ(甲斐心愛)&そらは(信濃宙花)は、不安を抱えたまま仕切り直してチャレンジスタート!興奮の科学実験にチャレンジ!今回のチャレンジは、実験をサポートしてくれる館長&先生に学ぶ「科学実験」の結果をクイズ形式で予想するもの。難題に苦戦する2人は、何問正解できるかな!?シソンヌ長谷川さんの登場にも注目です♪◇ミニコーナー「ぷちちゃれ」巷の噂検証第2弾!「ぐるぐるバットで回転しても目が回らない」裏技を体験します!ひなちゃん(岩田陽菜)&ありちゃん(峯吉愛梨沙)が、噂は本当か検証する。■放送予定広島ホームテレビ【日時】2021年9月16日(木)深夜0時25分~番組HPはこちら : ※通常より10分遅いスタートです。他エリアの放送予定は番組HPをご覧ください。■出演者◇STU48・甲斐心愛、信濃宙花、岩田陽菜、峯吉愛梨沙◇ゲスト/シソンヌ長谷川忍STU48甲斐心愛STU48信濃宙花シソンヌ長谷川忍■番組紹介STU48のメンバーが、瀬戸内を舞台に様々なチャレンジを行い世界に羽ばたくべく己を磨く挑戦バラエティです。過酷なチャレンジから、ゆる~いチャレンジまで、STU48が全力で挑みます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月14日俳優の長谷川博己、染谷将太が出演する、キリンビール「SPRING VALLEY 豊潤〈496〉」の新CM「スプリングバレー 感動体験編 長谷川さん染谷さん」が、13日より放送される。新CMで、グラスにビールを注ぎながら「スプリングバレー飲んだことある?」と問いかける長谷川。染谷が「初めてなんです」と答えると、グラスを掲げて「違うよねぇ」と語りかけ、「この香りを引き出すためには……」と、その魅力を熱弁する。すると、待ちきれなくなった染谷が「飲んでいいですか?」と制止し、ビールを一口。そして「おおー! おいしいっすね!」と目を見開いて感動すると、長谷川が「だろぉ?」と得意げな顔を見せるという内容になっている。撮影を終え、長谷川は「短い時間でしたけど、染谷さんとご一緒できてよかったです。(以前は緊張感のあるドラマ撮影だったので)こんなに笑顔で平和すぎて大丈夫かなと思いました(笑)。染谷さんと和やかな雰囲気で過ごすことができる状況が、新鮮味があり楽しめました」と回顧。また、染谷の印象については「若いけど落ち着いていますね。吸い込まれそうな素敵な瞳をしているので、見とれていました。 また染谷さんに会って、若いっていいなと思いました」と話した。一方の染谷は「長谷川さんがいると落ち着くというか安心しますね」と語り、「包容力があって、堂々といられるんですよね。何をやっても受け止めていただけるので今回も助かりました」と全幅の信頼を寄せていることを明かした。
2021年09月10日熊本市現代美術館は、展覧会「こわいな!恐怖の美術館」を2021年9月25日(土)から12月5日(日)まで開催する。“恐怖や不安”をアートを通して受け止める「こわいな!恐怖の美術館 展」は、無意識を揺さぶる恐怖や不安を理知的に受け止め、「それ(恐怖や不安)」をテーマにした作品を紹介する展覧会。本展では、天災や疫病など、日常生活の様々なところに偏在する多様な“恐怖と不安”を、人間の持つ自然な感情の1つとして捉え、作品として昇華したアーティスト達の独自のセンスとユーモアを体感できる。作品を通して、恐怖や不安に対する発想の転換や、“こわい”ことに向き合って新たなアイデアを促すポジティブな内容となっている。“恐怖”から“安心”までのお化け屋敷体験迷路のような「お化け屋敷」に象徴されるように、出口がどこかわからない“恐怖”を体感できるのが、会場入口に登場する「南無サンダーの演劇お化け屋敷@大學湯」。恐怖と不安を抱えながら出口を目指し、最後に「あー怖かったね」と安心するまでの“お化け屋敷体験”をセットで楽しめる。尚、「お化け屋敷」が苦手な人には回避ルートも用意する。また、屋敷という場所そのものが悪しき場所であり「化け物」だととらえる西洋型お化け屋敷を見て取れる、オディロン・ルドンが描いた幽霊屋敷の絵画作品、出口の見えなさを“行き止まり”で表現した浜田知明の《行き止まり》なども登場する。恐怖の対象を可視化する「お化け」人々は、得体のしれない“恐怖の対象”に不安を感じ、「お化け」という可視化された存在を求める心情を持っている。実際に、江戸時代から伝わる怪談「百物語」や、都市伝説上の口裂け女、人面犬、人面魚、疫病除けのアマビエなど、数々の「お化け」を定義することで、不可解な存在を受け止めて理解しようしてきた。そんな人々の心情に共鳴するかのような、“得体のしれないもの”に形を与えた田名網敬一や浜田知明の立体作品などが登場する。恐怖と結びつく暗闇、夜の時間さらに、恐怖をあおる暗闇や、ホラー映画で恐怖の出来事が起こる“夜の時間”に着目した作品も展示。薄暗いタッチで描かれた暗闇の作品を紹介する一方で、恐怖とは対照的な“夜の楽しさ”を思わせる田名網敬一のカラフルアートや夜をモチーフにしたコーダ・ヨーコの「ヨルのキオク」シリーズなども登場。様々な真夜中のイメージを目の当たりにすることができる。【詳細】こわいな!恐怖の美術館開催期間:2021年9月25日(土)~12月5日(日)会場:熊本市現代美術館 ギャラリーⅠ・Ⅱ住所:熊本県熊本市中央区上通町2-3 びぷれす熊日会館 3階休館日:火曜日、11月24日(水) ※ただし11月23日は開館開館時間:10:00~20:00(展覧会入場は19:30まで)観覧料:一般 1,100(900)円、シニア(65歳以上) 900(700)円、学生(高校生以上) 600(500)円、中学生以下 無料※( )内は前売/20名以上の団体/各種障害者手帳を提示した人と付き添い1名(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳等)、電車・バス1日乗車券、JAF会員証、緑のじゅうたんサポーター証/美術館友の会証を呈示した人。前売の販売は9月24日(金)まで。※10月10日(日)は熊本市現代美術館開館記念日を祝して入場無料。チケット取扱い:熊本市現代美術館、イープラス(e+)、ローソンチケット“ローチケ”[Lコード:81992]、セブンチケット[セブンコード:090-328]※開催内容の変更、入場制限の実施などの可能性あり。最新情報は、公式ホームページを確認。【問い合わせ先】熊本市現代美術館TEL:096-278-7500
2021年08月13日特別企画展「スイス プチ・パレ美術館展―珠玉のフランス近代絵画―」が、滋賀の佐川美術館にて、2021年9月14日(火)から11月7日(日)まで開催される。なお、鹿児島市立美術館では9月5日(日)まで開催される予定であったが、8月19日(木)をもって終了。フランス近代絵画の充実したコレクションスイス・ジュネーブに1968年に開館したプチ・パレ美術館は、19世紀後半から20世紀前半にかけて芸術の都・パリを中心に制作された、フランス近代絵画を主としたコレクションを所蔵する美術館。1998年以降は休館しているものの、充実した所蔵コレクションから、国外の大規模美術展に継続的に出品協力を行っている。日本では30年ぶり、鹿児島では初となるコレクション展「スイス プチ・パレ美術館展―珠玉のフランス近代絵画―」は、プチ・パレ美術館の主要コレクションが来日する、日本では30年ぶり、鹿児島では初となる本格的なコレクション展だ。印象派のルノワールからナビ派のモーリス・ドニ、フォーヴィスムのヴラマンク、キュビスムのアンドレ・ロート、エコール・ド・パリのユトリロ、スタンラン、藤田嗣治まで、38作家による油彩画65点が一堂に集結する。19世紀後半に“光の描写”に挑んだ印象派が現れて以来、フランスでは画家たちによって次々と革新的な絵画が生み出されてきた。「プチ・パレ美術館」では、時代を象徴する巨匠の作品のみならず、その他多数の優れた周辺作家の作品も所蔵。実験的な精神に満ちた画家たちによる多彩な作品を通して、時代の活況を見て取ることができる。印象派からナビ派/ポン=タヴァン派、新印象派、フォーヴィスム、キュビスム、そしてポスト印象派やエコール・ド・パリに至るまで、フランス近代絵画の全体像とダイナミックな時代の潮流を体感できそうだ。【詳細】特別企画展「スイス プチ・パレ美術館展―珠玉のフランス近代絵画―」会期:2021年9月14日(火)~11月7日(日)場所:佐川美術館住所:滋賀県守山市水保町北川2891開館時間:9:30~17:00 ※最終入館は16:30まで。休館日:月曜日(9月20日は開館)、9月21日入館料:一般 1,200円、高大生 800円(要学生証提示)、中学生無料 ※ただし保護者の同伴が必要。※専門学校・専修学校は大学に準じる。※障害者手帳の持参者(手帳の提示が必要)、付添者(1名のみ)は無料。■終了した会場・鹿児島市立美術館会期:2021年7月23日(金・祝)~8月19日(木)※当初は9月5日(日)までの会期を予定していたものの変更(チケットの払い戻しについては、後日美術館ホームページにて案内)住所:鹿児島県鹿児島市城山町4-36問い合わせ先TEL:099-224-3400
2021年07月09日フランス・シャンパーニュ地方にあるランス美術館は、ルーヴル美術館に次いでカミーユ・コローの作品を多く所蔵するなど、19世紀の風景画が充実していることで有名。本展『ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ』では、このランス美術館のコレクションから厳選した約80点の名作を通して、印象派の中核ともいうべきフランス近代風景画の歴史をたどる。18世紀以前の西洋美術において、風景画は崇高な神話や歴史画の背景にすぎなかった。けれど18世紀末から19世紀初頭にかけて、その風景画に注目が集まり始める。この動きは革命後の社会の変化、新興ブルジョワジーの台頭、産業革命と都市化による田園風景への憧れなど、当時新しく生まれた価値観を受けて引き起こされたもので、画家らはアトリエを出て屋外で風景をスケッチし始めた。そんな風景画家の中でも特に注目を集めたのは「バルビゾン派」と呼ばれる画家たち。彼らはパリ郊外にあるフォンテーヌブローの森に隣接するバルビゾン村に滞在し、大作を生み出してゆく。その写実的な作風がモネやルノワール、シスレーなど19世紀後半に活躍する印象派の画家たちに受け継がれていったのだ。こうしたフランス印象派の成り立ちを余すところなく紹介したのが本展。近代画家の先駆者であるミシャロンやベルタンに始まり、コローやクールベ、ブーダン、さらに印象派のモネやルノワール、ピサロまで、19世紀フランス絵画の巨匠の作品が一堂に会する。会場では時系列に章が展開し、関連する資料も数多く登場。例えばチューブ式絵の具や、エッチング(腐食銅版画)の発明が風景画の発展を加速させたことなど、文明が美術に大きく影響を及ぼしている様子がよくわかる。いま話題となっているデジタルアートも、過去の名作も、技術の発展が新しい芸術を生んでいるという事実は変わらない。心が洗われるような異国の美しい風景画とともに、そんな普遍性にも気づかせてくれる、発見のある内容だ。コンスタン・トロワイヨン《ノルマンディー、牛と羊の群れの帰り道》1856年Inv. 907.19.234ランス美術館©MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerジャン=バティスト・カミーユ・コロー《湖畔の木々の下のふたりの姉妹》1865‐70年Inv.887.3.82ランス美術館©MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerクロード・モネ《べリールの岩礁》1886年Inv. 907.19.191ランス美術館©MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerピエール=オーギュスト・ルノワール《風景》1890年頃Inv. 949.1.61ランス美術館©MBA Reims 2019/Photo : C.DevleeschauWer『ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ』SOMPO美術館東京都新宿区西新宿1‐26‐16月25日(金)~9月12日(日)10時~18時(入館は17時半まで)月曜休(8/9は開館)一般1500円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2021年6月30日号より。取材、文・山田貴美子(by anan編集部)
2021年06月29日東京都世田谷区にある、『世田谷美術館』。砧(きぬた)公園内にある同美術館は、豊かな自然とアートを楽しむことができ、近隣住民の憩いの場となっています。そんな憩いの場に訪れるのは、どうやら人間だけではないようです。美術館に現れた『小さな訪問客』が話題に!ある日の夕方、美術館の職員用通用口の前では、警備員と客の攻防が行われていました。何かの侵入を必死に防ぐ警備員。中に入ろうとしていたのは…!通用口の前にいたのはなんと、赤ちゃんタヌキ…!出典:世田谷美術館母親とはぐれてしまったのでしょうか。ちょうどスタッフが通用口を行き来する時間帯だったため、ドアが開く度に侵入を試みようとしていたそうです。まだ体の小さな赤ちゃんタヌキは、階段を下りるのが怖い様子。その後、スタッフに見守られながらゆっくりと階段を降り、最後は茂みへ帰っていきました。美術館に現れた珍客に、ネット上ではこのような声が寄せられています。・かわいい…!無事お母さんの元へ帰れるといいな。・きぬた公園に、『たぬき』が現れたのか!・なんてかわいいお客様…。ずっと見ていられる。美術館に現れる珍しい客といえば、広島県尾道市の『尾道市立美術館』へやって来る猫も有名ですよね。美術館にやってきた『珍客』警備員とのやり取りに、心がポカポカどうやら美術館には、人間だけではなく動物も引き寄せる不思議な力があるようです…![文・構成/grape編集部]
2021年06月04日上質な日本美術のコレクションで知られるアメリカのミネアポリス美術館の名品がならぶ展覧会『ミネアポリス美術館日本絵画の名品』が、サントリー美術館で6月27日(日)まで開催されている。ミネアポリス美術館(通称 Mia)は、アメリカ中西部にあるミネソタ州最大の都市・ミネアポリスに1883年に設立された美術館。約9万点のコレクションのうち1割を超える約9500点が日本美術のコレクションだ。本展は室町時代から近世までの日本絵画の流れを、Miaの充実したコレクションでたどっていくもの。また、展示作品の3分の1以上が日本に初めて里帰りするものだそう。展示風景より展覧会は、日本絵画の主要ジャンルを8章構成で紹介していく。第一章「水墨画」では、躍動感あふれる描写で鳥を描いた雪村のほか、迫力とかわいらしさが同居する山田道安の屏風などを展示する。雪村周継《花鳥図屛風》室町時代、16世紀山田道安《龍虎図屏風》室町時代、16世紀とくに、山田道安《龍虎図屏風》は、虎の表情や吹きすさぶ風の描写など、細部まで楽しめる作品だ。山田道安《龍虎図屏風》部分室町時代、16世紀山田道安《龍虎図屏風》部分室町時代、16世紀続く第2章「狩野派の時代」では、当時の主流派であった狩野派の作品を展示。仙人と童子を描いた狩野山雪の《群仙図襖》は、9名の仙人と童子が描かれた襖。それぞれの仙人の表情やポーズを描き分けている。狩野山雪《群仙図襖(旧・天祥院客殿襖絵)》江戸時代、正保3年(1646)画面右端にいる仙人は「劉海蟾(蝦蟇仙人)」。糸を通した小銭を使ってガマガエルと遊んでおり、その姿が愛らしい。狩野山雪《群仙図襖(旧・天祥院客殿襖絵)》部分江戸時代、正保3年(1646)第3章の「やまと絵―景物画と物語絵―」では、日本独自の絵画様式となったやまと絵を紹介。もともとは中国的な主題の「唐絵」に対して、日本の風俗や事物を主題にした絵を指していた「やまと絵」は、時代を経ていくうちに日本独自の絵画様式として発展していった。武蔵野の平野を描いた《武蔵野図屛風》はその一例だ。第4章の「琳派」も日本で生まれた独自の様式である琳派を紹介している。作者不詳《武蔵野図屛風》 江戸時代、17世紀第5章の「浮世絵」は、江戸時代に花開いた大衆芸術、浮世絵を紹介。葛飾北斎や東洲斎写楽などの誰もが知る浮世絵版画のほか、肉筆浮世絵も展示。江戸の文化がいかに豊かであったかを垣間見ることができる。三畠上龍《舞妓覗き見図》江戸時代、19世紀三畠上龍《舞妓覗き見図》部分江戸時代、19世紀三畠上龍《舞妓覗き見図》は、謎が多い対幅の作品。左幅には美しい舞妓、右幅にはまぶたをこじ開けている丁稚姿の少年の図が描かれている。作品の主題はなんなのか、現時点ではわからないが、インパクトが強い作品だ。そして、第6章の「日本の文人画〈南画〉」、第7章「画壇の革新者たち」、最終章「幕末から近代へ」と続く。とくに第7章の「画壇の革新者たち」は、伊藤若冲や曾我蕭白など近年人気が高い奇想の絵師たちの作品が並んでいる。伊藤若冲《鶏図押絵貼屛風》は若冲が好んで描いた鶏が並ぶ屏風。筆の濃淡を巧みに使った躍動感あふれる鶏が描かれている。曾我蕭白の《群鶴図屛風》は、若冲とはまた異なるスタイルで鶏を巧みに描いており、両者を見比べると、絵師の特徴をわかりやすく捉えることができる。伊藤若冲《鶏図押絵貼屛風》江戸時代、18世紀曾我蕭白《群鶴図屛風》江戸時代、18世紀本展は室町時代から近代に至るまでの日本絵画の魅力がわかりやすくまとめられている展覧会。豊富なジャンルの日本絵画のなかから、お気に入りの絵師や作品を見つけ出しにいってみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『ミネアポリス美術館日本絵画の名品』4月14日(水)~6月27日(日)、サントリー美術館にて開催
2021年06月02日貸し切りで1組のみ過ごせる、茶室のような空間日本を代表するトップシェフ監修の『酒の肴』大切な人に「フラワーボックス」で真心を贈る貸し切りで1組のみ過ごせる、茶室のような空間白壁にナチュラルな暖簾がひとつのミニマムな外観六本木駅徒歩4分、龍土町美術館通りにひっそりと佇む白壁の店【長谷川栄雅六本木】。暖簾の向こうには、美術館のような販売スペース。さらにその奥では1日5組限定で、極上の日本酒と日本を代表するトップシェフが監修する四季折々の『酒の肴』を楽しめます。茶室を彷彿とさせる和の佇まい店内は1組のみが約40分貸し切りで過ごせる座敷がひとつ設置さています。10畳ほどの畳敷きの和室の奥には季節の草花が生けられ、まさに茶室のような落ち着く空間。日本の伝統美に浸りながら、五感で日本酒の世界が楽しめます。1組4名までで、前日20時までの予約が必要です。日本を代表するトップシェフ監修の『酒の肴』5種類の日本酒に合わせた、四季折々の『酒の肴』を監修するのは日本を代表するトップシェフたち。シェフは数ヶ月ごとに入れ替わり、お酒へのアプローチがそれぞれ異なるため、贅沢な競演が繰り広げられます。ここからは料理とお酒の一例をご紹介します。季節ごとのマリアージュを楽しめる『酒の肴』日本を代表するトップシェフが監修する、5種類の『長谷川栄雅』に合わせたアテ=『酒の肴』の5品。それぞれの季節ごとに異なる極上のマリアージュが楽しめます。芳醇な香りと澄み渡る味わい『栄雅純米大吟醸』華やかさとなめらかさを併せ持つ味わいを目指し、無垢な旨さだけが取り出される「袋搾り」で抽出された『長谷川栄雅』を代表する一品。口に含めば芳醇な香りと澄み渡る味わいで、まさに至福のひととき。果実を思わせる気品ある香り『長谷川純米大吟醸三割五分』果実を思わせる気品ある香りが特長。旨みと甘味が調和し、柔らかく優美な味わいは食中酒としても最適です。米の存在感もしっかりと感じられ、『長谷川栄雅』の個性を体現した一品。大切な人に「フラワーボックス」で真心を贈る中村俊月氏から、その季節折々のお花をお届け華道家・中村俊月氏による、日本庭園を小箱に詰めたような「フラワーボックス」を大切な人にプレゼントできます(10日前までの要予約)。写真の2種類のプリザーブドフラワーはそれぞれ35,200円、生花なら17,600円からオーダー可能です。日本の美とその思いを込めた贈り物をぜひ。長谷川栄雅六本木【エリア】六本木【ジャンル】軽食・その他グルメ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5500円【アクセス】六本木駅 徒歩4分
2021年05月26日東京・六本木の森美術館が、2021年4月22日(木)にリニューアルオープンします。森美術館がリニューアルオープン森美術館が、約3か月の改修工事期間を経てリニューアルオープン。オンラインでのチケット販売やQRコード認証などを活用するとともに、土日休日料金やオンライン事前購入料金を設定し、より快適な鑑賞環境を整えます。ミュージアムショップ旗艦店「森美術館 ショップ」リニューアルにあわせて、ミュージアムショップの旗艦店となる「森美術館 ショップ」を六本木ヒルズウェストウォーク3階にオープン予定。森美術館オリジナルのロゴグッズや展覧会カタログ、森美術館ゆかりのアーティストの限定グッズ、限定作品を展開するほか、花器や酒器といった若手陶芸家が手がける陶磁器、デザイン雑貨なども取り揃えられています。また、「森美術館 ショップ」のオープンを記念して、同店ではモレスキン(Moleskine)のノート「カイエジャーナル」に奈良美智のドローイングをプリントした限定版を展開します。展覧会「アナザーエナジー展」を開催なお、森美術館のリニューアルオープンにあわせて、展覧会「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力──世界の女性アーティスト16人」がスタート。本展では、世界各地で創作活動を続ける70代以上の女性アーティスト16名を取り上げ、それぞれの初期作から代表作、そして本展のための最新作などからそのキャリアを多角的に紹介。【詳細】森美術館 リニューアルオープン開館日:2021年4月22日(木)住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階■森美術館 ショップオープン日:決まり次第告知※2021年4月28日(水)のオープンを予定していたが、4月25日(日)からの臨時休館に伴い延期場所:六本木ヒルズウェストウォーク3階営業時間:11:00〜21:00TEL:03-6406-6280限定グッズ例:奈良美智 モレスキン カイエジャーナル(3冊セット) 3,300円(税込)■展覧会「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力──世界の女性アーティスト16人」会期:2021年4月22日(木)〜9月26日(日)会場:森美術館【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
2021年05月19日俳優の長谷川博己が22日、東京・渋谷ストリームホールで行われた家電メーカー・アクアの新CM発表会に出席した。24日から全国で放送される新CMでは、ギャラリーのような空間の中で、長谷川がアクアの最新家電製品と出合う様子が描かれている。発表会にはCMを手掛けた山下敦弘監督も登壇。長谷川は「アートスペースのようなスタイリッシュなセットが印象的でした。山下監督とご一緒できたのがとてもうれしかったです」と喜びをあらわにした。山下監督は「やったことがないような世界観でしたけど、美術の方がいいものを作ってくれたので、僕も楽しみながら撮影できました」と話し、長谷川と洗濯機のカットについて「洗濯機が長谷川さんのパートナーみたいに見えたらいいなと思って撮影したんですけど、実際に洗濯機がかわいらしく見えたので良かった」と撮影を振り返った。洗濯にこだわりがあるという長谷川は「服が好きなので、色落ちや型崩れしないように1つずつネットに入れたりしています」と語り、慣れた手つきでシャツの洗濯を実演してみせた。また、CMで長谷川が冷蔵庫をなでるシーンについて「触り方がセクシーになりすぎたら困るなと思ったんですけど、爽やかに仕上がってホッとしました」と安堵する山下監督に、「でも、相棒を愛でるようにっていう指示がありましたよね(笑)」と長谷川がツッコミを入れる場面も。司会者に「長谷川さんは何をしてもスタイリッシュになるんですね」とまとめられると「滅相もございません」と謙そんした。そんな長谷川の家電選びは「完全にデザインから入る」。インテリアにこだわる中でも「モダンなものもアンティークも好きで、好きなものを置いているだけ。この時代で統一するとかはしていないです」と説明し、「仕事してるときはぐっちゃぐちゃですね(笑)」と明かした。
2021年04月23日皇居や千鳥ヶ淵、北の丸公園といった桜の名所エリアに立地している東京国立近代美術館にて、毎年恒例の春にちなんだ催し「美術館の春まつり」が3月23日(火)より開催される。所蔵作品展『MOMATコレクション』では、年に一度この時期だけ公開される、桜を描いた重要文化財の川合玉堂《行く春》、しだれ桜ほか40種類を超える希少な桜を描いた跡見玉枝《桜花図巻》や、川瀬巴水などの「新版画」における桜、染織では釜我敏子《型絵染着物春の野》など、花を描いた名画約20点が会場の一室に並ぶほか、13,000 点を超える所蔵作品の中から選りすぐりの約200点を紹介。岸田劉生や安井曽太郎、セザンヌなどおなじみの作品も3フロアにわたって展示される。船田玉樹《花の夕》1938年川瀬巴水《井の頭の春の夜》1931年釜我敏子《型絵染着物春の野》 1992年撮影者:アローアートワークス © 1994同時期開催として、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった「単なる美しいもの」とは異なる表現を紹介する企画展『あやしい絵展』、写真のもう一つの側面を探るコレクションによる小企画『幻視するレンズ』 のほか、桜を見ながらひと休みできるよう、前庭に床几台によるお休み処が設置されるなど春らしい企画も。前庭の様子(2018年撮影)千鳥ヶ淵をはじめ、美術館周辺に咲きほこる桜との競演を楽しみながら、自分だけの花を見つける散策に出かけよう。【『美術館の春まつり』展 開催概要】会期:3月23日(火)~4月11日(日)会場:東京国立近代美術館開館時間: 10:00~17:00(金・土曜は20:00、入館は閉館30分前まで)※企画展『あやしい絵展』は9:30開場休館日:月曜日(3月29日は開館)※コロナ感染症の感染拡大防止のため、開館時間・開催内容を変更する可能性あり東京国立近代美術館公式サイト( )
2021年03月02日お笑いコンビ・タカアンドトシのトシが6日、YouTubeチャンネル「こうもトシんご」で、錦鯉・長谷川雅紀について語った。「【M-1】M-1グランプリ2020について語ります!!トシが同期"錦鯉"との知られざるエピソードを披露!?【エピソード】」と題して公開された動画で、トシは「個人的には去年(の『M-1』)は、錦鯉が出たんですよ」と切り出した。トシにとって札幌吉本時代から交流がある5歳年上の長谷川は、芸歴ではやや後輩ながらもほとんど同期のような間柄だと言い、「ずっと東京でも一緒に飯を食ったり、連絡を取り合っていた」と明かした。長谷川について、トシは「ずーっと日の目を見なかった。ただね、昔から抜群に面白かった。爆発力が半端ないんですよ。だから『絶対に面白いんだから、絶対にやめんなよ』って。俺も相方も『なんとかはせ(長谷川)、どうにかなんねえか』みたいな」と述べ、「本当にギリッギリでしたよ。辞めるギリッギリ」と述懐した。そして錦鯉が『M-1グランプリ2020』の決勝の舞台に立った時を振り返って、トシは「自分のときより緊張したんじゃないかっていうぐらい。テレビの前で。なかなか(順番が)来なくて。冷静にちょっと見られないですね」と語っていた。
2021年02月11日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデル、デザイナーの長谷川ミラさんです。「K-POPが好き!オタクの領域です(笑)」と語る長谷川さんの素顔に迫りました。Z世代が社会に目を向けるきっかけを作りたい。環境や社会問題について発信するインフルエンサーでもある長谷川さん。「留学先のロンドンで、同世代の子たちの社会的意識の高さにカルチャーショックを受けて。“日本のZ世代もみんなでレベルアップしよう”という気持ちで、ファッションの話題と同じ温度感で発信しています。目を向ければ行動したくなるはず。だから興味の入り口を作りたい」。昨年からJ-WAVEのナビゲーターも務める。「ラジオのライブ感が大好き。韓国語を勉強してK-POPアイドルにインタビューするのが、今年の目標!」日用品はできるだけ繰り返し使えるものを。マイボトルなど、いつものバッグの中身。気分がアガるものを選びます。毎週濃ゆい3時間半を過ごしています。J-WAVEの『START LINE』を担当。生放送のドキドキ感がたまりません。去年ゴルフを始め、どハマリしています。自然の中でカラダを動かすのは最高。おばあちゃんになってもやりたい!※『anan』2021年1月20日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2021年01月17日星野源、長谷川博己、橋本環奈らが、1日から放送されるNTTドコモの新CM「先生からみんなへ」編へ出演する。星野、長谷川、橋本と、新田真剣佑、浜辺美波という豪華キャストが高校の先生を演じるCMシリーズの第2弾。本当なら思い切り青春を楽しめたはずなのに、いろいろなことを我慢しなければならなかった生徒たちを喜ばせようと「あるサプライズ」を計画する先生たち。星野先生の合図でカウントダウンをすると、校庭から打ち上げられた花火が空に広がり、教室や通学路、帰宅途中の駅など、さまざまな場所から見上げる生徒たちに先生の優しい気持ちが届く――という物語。今年は花火大会が多数中止となってしまったため、合成ではなく、本物の花火を打ち上げることにこだわって制作された。撮影現場の先生役のキャストと生徒役たちは、本当の先生と生徒のように和気あいあいとした雰囲気。ドコモのロング学割特設サイトで公開される60秒版では、その自然な姿を見ることができる。星野が歌う「ここにいないあなたへ」とともに流れるエモーショナルな表情や、冬の空に打ち上げられた花火の美しさに注目だ。
2020年12月01日国内の近代美術館のなかでも、優れた20世紀美術コレクションに定評のある横浜美術館、富山県美術館、愛知県美術館が協働する展覧会『トライアローグ:横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館20世紀西洋美術コレクション』展が横浜美術館にて11月14日(土)に開幕。2021年2月28日(日)まで開催される。来年3月から約2年間の長期休館に入る横浜美術館にとっては休館前の最後の展覧会だ。トライアローグとは、3者による鼎談(話し合い)を意味する言葉。この展覧会は3館のそれぞれのコレクションを用いて20世紀の美術を概観するもので、3館の担当学芸員が濃密な議論を重ね、ラインナップが構成されていった。このタイトルにちなみ、「3」をキーワードに、3章立て、30年区切りで展開されていく。横浜美術館第1章「1900sーー アートの地殻変動」は1900年から1930年前後にかけての美術を概観していくもの。印象派やポスト印象派などが新しい表現方法を提示した18世紀後半の芸術家たちの地ならしを受け、この時代はフォービズムにキュビズム、表現主義、抽象絵画にダダや構成主義など新しい表現が同時多発的に噴出する激動の時代だった。展示されている作品もバラエティ豊かで濃密な時代であったことが伺える。第1章「1900sーーアートの地殻変動」展示風景展覧会は、美術の流れを概観できるだけでなく、随所に「Artist in Focus」と題された各館の収蔵品を並べるコーナーも展開されている。すべてフェルナン・レジェの作品 左から《緑の背景のコンポジション(葉のあるコンポジション)》1931 愛知県美術館、《コンポジション》1931 横浜美術館、《インク壺のあるコンポジション》1938 富山県美術館たとえば、レジェのコーナーでは3館の所蔵によるレジェの作品をそれぞれ鑑賞できる。同じ年に描かれた愛知県美術館、横浜美術館の作品にくらべ、7年後に描かれた富山県美術館の作品は輪郭線が太くなっていることがわかる。このほか、ピカソやクレー、エルンストなどの作品が並べられ、見比べられるようになっており、作家の画風の変遷だけでなく、各美術館の審美眼などにも想いを馳せることができる。第2章「1930s——アートの磁場転換」 展示風景続く第2章「1930s——アートの磁場転換」では、美術のみならず、映画や文学など芸術全般に大きな渦を巻き起こしたシュルレアリスムからスタートし、1960年代までを俯瞰する。すべてジュアン・ミロの作品 左から《花と蝶》1922-23 横浜美術館、《パイプを吸う男》1925 富山県美術館、《絵画》1925 愛知県美術館第2章「1930sーーアートの磁場転換」 展示風景第2章もまた激動の30年だ。この期間に、第二次世界大戦が勃発。その影響により多くの芸術家たちがヨーロッパからアメリカへと渡り、結果、戦後の美術シーンの中心地はヨーロッパからアメリカへとなっていく。シュルレアリスム作品が多くあった展示室から、サム・フランシスやルーチョ・フォンタナらの作品のある展示室へ移動した瞬間、雰囲気がガラリと変わり驚かされる。通常の美術展では、1945年前後を区切りとして扱うものが多いなか、あえて戦前と戦後を一緒のくくりで扱うことで、美術の大きなながれが見えてくる。第3章「1960sーー アートの多元化」 展示風景そして、最終章である第3章「1960sーー アートの多元化」では、より多様化していく美術のあり方を紹介する。美術作品の表現や考え方がどんどん多様化し、展示場所もギャラリーや美術館を飛び出し、壮大なものに発展していく。3館の収蔵品だけで、約90年の美術の流れを学び取ることができる刺激的な展覧会。現在、海外美術館から作品を借り入れることが難しい状況において、国内の名品を持ち寄るという新しい形の展覧会の作り方は、今後の大きな指針となりそうだ。長期休館に入る横浜美術館に、ぜひ刺激をもらいにいこう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『トライアローグ:横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館20世紀西洋美術コレクション』展11月14日(土)~2021年2月28日(日)、横浜美術館にて開催※日時指定予約制。詳細は公式HPを参照。
2020年11月20日国宝7件、重要文化財88件を含む、日本と東洋の古美術約7400件を所蔵する根津美術館で特別展『根津美術館の国宝・重要文化財』が11月14日(土)よりスタートした。12月20日(日)まで開催されている。根津美術館は、国宝7件、重要文化財88件を含む、日本と東洋の古美術約7400件を所蔵している。同展はそのタイトルのとおり、指定された95件(展示替えあり)をすべて鑑賞できる豪華絢爛な展覧会だ(展示替えあり)。そのコレクションの大半を収集したのは初代 根津嘉一郎(1860~1940)。東武鉄道の社長などを務めた実業家であり、稀代の美術コレクターであった。2020年は根津の生誕160周年に当たる年であり、なおかつ同館の財団創立80周年、そして現在の文化財保護法が制定されてから70年目にあたる年。展覧会はこの節目となる年を記念したものだ。根津美術館のコレクションの核となるのは、初代嘉一郎が特に晩年にこよなく親しんだ茶の湯の道具、そして、大寺院建立を目指して収集した仏教美術の数々だ。これは、本人の好みももちろんあったが、当時日本で進んでいた古美術品の海外流出をくい止めたいという使命感に駆られたものでもあったという。ちなみに95件の国宝・重要文化財の大半は、初代嘉一郎が購入したのちに新たに指定されたものだ。国宝だから、重要文化財だからという理由ではなく、自分がいいと思ったものだから収集していた嘉一郎の優れた鑑識眼が推察できる。展示風景より左から重要文化財《金剛界八重一尊曼荼羅》 鎌倉時代 13世紀、重要文化財《愛染明王像》 鎌倉時代 14世紀、重要文化財《愛染明王像》 鎌倉時代 14世紀、重要文化財《大威徳明王像》 鎌倉時代 13世紀、重要文化財《大威徳明王像》 鎌倉時代 13世紀、重要文化財《大日如来像》 平安時代 12世紀すべて重要文化財!国宝《那智瀧図》 鎌倉時代 13〜14世紀日本の神々は仏が化身したものとして現れている、本地垂迹説(ほんちすいじゃくせつ)に基づいて描かれた垂迹画の作品。熊野三山の御神体でもある那智瀧が壮大に描かれている。本地垂迹説は平安時代から鎌倉時代に盛んになり、この時代に様々な垂迹画が描かれているが、瀧そのものを描いた垂迹がは、現在発見されているものではこの作品のみとなる。重要文化財鈴木其一《夏秋渓流図屏風》 江戸時代 19世紀※11月29日まで展示酒井抱一に師事した江戸琳派の絵師、鈴木其一によるもの。右隻(右側の屏風)が夏、左隻(左側の屏風)が秋を表す。木々や川の濃厚な色彩のなかに、白百合や色づいた葉が優しく佇んでいる。初代 嘉一郎が晩年に入手した作品で、今年になり新たに重要文化財に指定された。茶道具の一部展示品は実際の茶の湯でどのように使われたかをイメージしながら鑑賞することができる。茶道具同士の組み合わせの妙なども楽しめる。そして、人気の青銅器《双羊尊》ももちろん展示されている。あいらしい表情の双羊尊は根津美術館のアイドルとしても知られており、ミュージアムショップでは双羊尊のオリジナルグッズも販売されている。重要文化財《双羊尊》 中国・おそらく湖南省紀元前13〜14世紀重要文化財《双羊尊》 中国・おそらく湖南省紀元前13〜14世紀自然にあふれた庭園は紅葉がすでに始まっている。美術館から外を見ると、すでに葉が色づき始めている。隈研吾設計の建物や、自然豊かな庭園もまた根津美術館の至宝。展示室を出たあとも、たっぷりと根津美術館を散策して楽しみたい。取材・文:浦島茂世【開催情報】『根津美術館の国宝・重要文化財』11月14日(土)~12月20日(日)、根津美術館にて開催※会期中展示替えあり※日時指定予約制。詳細は公式HPを参照
2020年11月19日