高良健吾と谷村美月の共演作『おにいちゃんのハナビ』が6月13日(日)、中国・上海で開催中の「中国 2010 上海万国博覧会」の関連イベント、「2010 上海・日本映画週間」にて上映され、高良さんが国本雅広監督と共に舞台挨拶に登壇した。新潟県小千谷市を舞台に、病弱な妹と彼女の思いを街の伝統行事である花火に託した兄の姿を描いた本作。上海の正大星美国際映城にて行われたオープニング上映の舞台挨拶に立った高良さんは「この映画の一番の見どころは、人と人との絆が描かれているところです」と語り「全てのシーンを見てもらいたい」と呼びかけた。国本監督も「ワールド・プレミア作品として上海で上映できることを心から喜んでいます。みなさんの心に何か残っていただければ幸いです」と喜びを口にした。今回の「2010 上海・日本映画週間」では本作を始め、11作品の日本映画が上映される予定で、同日、開催されたオープニングセレモニーには高良さんのほか、日本から常盤貴子、市原隼人らが出演作を携えて出席し、大きな拍手と歓声を浴びていた。『おにいちゃんのハナビ』は9月11日(土)より新潟にて先行上映、9月25日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて公開。■関連作品:おにいちゃんのハナビ 2010年9月11日より新潟にて先行上映、9月25日より有楽町スバル座ほか全国にて公開© 2010「おにいちゃんのハナビ」製作委員会■関連記事:高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!藤井フミヤ高良健吾主演作『おにいちゃんのハナビ』で映画主題歌を書き下ろす
2010年06月14日映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が6月12日(土)、初日を迎え、東京・新宿ピカデリーで主演の松田翔太、共演の高良健吾、大森立嗣監督らが舞台挨拶を行った。施設で育った幼なじみのケンタ(松田さん)とジュン(高良さん)と2人がナンパした少女・カヨちゃん(安藤サクラ)の3人の刹那的な旅を描く青春ロードムービー。初日を祝い、先ごろ同作の試写会を主催したという青山学院大学総合政策学部の学生たちが、感想など思い思いのメッセージを綴ったフラッグを携えて来場し、キャスト陣にプレゼントした。先日の試写会に松田さん、高良さんは飛び入り参加し、映画鑑賞後の学生らと意見交換をしており、松田さんは「ナメていたって言ったらヘンだけど、学生のみなさんが俺たちと同じ感覚で、映画のことや映画界をどうしよう?ということを考えていることに、衝撃を受けました」と刺激を受けた様子。「学校っていいな、こういう題材で話し合えるってうらやましいなって思ったし、僕たち作る側と観る側が同じ気持ちになったことが嬉しかった」と満足げ。高良さんも「年下なのに、全員、自分より大人に見えた。楽しかったけど、パワーがすごくて、僕らも真剣に言葉を選んで話さないといけないから…すごい疲れた…ドッと疲れました」とふり返った。一方、共演の新井浩文は「個人的な話なんですけど」と前置きし「舞台挨拶は好きなので今日はテンションが上がっていたんですけど、さっきポスターにサインを書いていたらインクがだだ漏れして服について、テンションが下がりました」と不運なエピソードを吐露。会場の笑いを誘っていた。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:松田翔太×高良健吾インタビュー 若き2人がをぶち破った“壁”きっかけは学生からの1通の手紙…松田翔太と高良健吾が学生による試写会に登場高良健吾の凡ミスに松田翔太苦笑い「健吾が忘れちゃった」“ここだけ”の松田翔太が満載!主演映画フォトブック発売19歳の約束とは?松田翔太×高良健吾『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』試写会に10組20名様ご招待
2010年06月12日決して明るく、笑いに満ちた作品ではない。だが、松田翔太はこの『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』に惚れ込んだ。高良健吾もまた、強く共鳴し「(脚本を)読んですぐ、絶対にやりたいと思った」という。孤児院で育ち、どうにも抜け出せない過酷な環境、自らの周りに張り巡らされた壁を“ぶち壊す”ためにハンマーを振り下ろし、足を一歩前に進めた若者たち。旅路の果てに彼らの魂はどこに向かうのか?同世代の俳優陣の中でも群を抜く活躍を見せ、確固たる地位を築いている2人がなぜ、この作品にここまで惹かれたのか?「脚本を読んで、懐かしい香りがした」と言うのは松田さん。「環境は違えど、彼らが考えていることと僕自身が思っていることは同じ部分が多かった。自分の中の思い出とシンクロする部分があって。その“懐かしさ”が何なのかは判らないけれど、その感覚的な部分を信じて演じようって思いましたね。余計な情報を入れるのではなく、深呼吸して、リラックスして臨めばいい、と。実際、演じているときは無意識で、それは例えるなら25メートルのプールをクロールで泳いでいるときのようであり、サッカーの試合の途中のようで、車を運転しているのと同じような感覚。意図的にどうしようってのはなかったので、よく覚えてすらいないんです」。高良さんも松田さんの言葉に頷き「役柄に入るオンとオフの“スイッチ”のようなものがあるわけではなくて…」と前置きした上で、現場の空気をこう説明する。「今回に関して言うと、家に帰らずにずっとみんなで一緒にいたというのは大きかった。僕は、いつも、ジュンがケンタに付いていくように翔太くんの後ろを付いていって…でもそれは役作りのためとかそういうものではなく、ただ付いていってたんです。現場には、ケンタくんがいて、カヨちゃん(安藤サクラ)がいて、僕がいた…。ただそれだけでした」。自然体の演技と語る一方で、シーンごとのケンタ、ジュンの心情に話がおよぶと、2人の言葉に熱がこもる。“脱け出した”ケンタとジュンは北へ――。刑務所に収監されているケンタの兄の元を目指すのだが…。旅路と兄との再会について、松田さんはこう語る。「ふと、自分にも家族(兄)がいることが頭をよぎった瞬間に、そこに何かを求めてしまうんですね。何を求めているのか彼にもきっと分かってなくて。兄が(犯罪を経て)“自由”を手に入れたんじゃないかって想像して、自分も自由を手に入れて、その感覚を共有しに行ったんだと思います。だから、何がほしかったわけでもなくて、『来たんだ?元気?』みたいな反応を求めていたんじゃないかな」。だが、面会室で防護ガラスを挟んでの兄(宮崎将)との対面で、ケンタは思いもよらない“現実”を突きつけられる。「いや、でもそれは決して、考えていたものと真逆の反応なのではなく、もしかしたら心の奥底で思っていたことなのかもしれない。『やっぱりそうなのか…』という絶望感。正直、このシーンも考えてではなく、そのままの気持ちでやりました。将くんとも事前に何も話さず。気軽に『自由だよね?』って聞いたら、本当に想像すらしていなかったテンションの返事を向けられて、そのままのリアクションを返すしかなかった。(セリフの)間も含めて本当に全て、僕のそのままの気持ちで、一切カットもなしでした」。高良さんは「演じている僕らですら理解できない感覚、純粋にケンタとジュンの2人の間でしか分からない部分もあると思う」と語り、大森立嗣監督の演出について、こう明かしてくれた。「とにかく、(監督の)言うことが飛んでるんです。それは時に、僕自身、理解も共感もできないし、きっと観ている人にも伝わらない。けれど、(監督が考える)ケンタとジュンだけが分かってて、それでいいんだ、と。だから、監督を信じて演じて、そこでOK出されるっていうのはすごく役者として幸せを感じました。あるシーンで、テストで何度も『違う』って言われ続けて、監督から言われたのは『ケンタを乗り越えろ』ということ。いまだに、僕の中でもなぜああいう言い方をしたのか?と違和感があるんですが、でも、涙が止まらなくて…。それこそが、ケンタとジュンの2人にしか分からないことなんです」。では、松田さんと高良さん、これまでにケンタやジュンのように閉塞感を感じ、壁をぶち壊したり、乗り越えた経験は?松田さんはそれを「意識の転換」と説明する。「イギリスに留学したとき、俺は一生英語を話せるようにはなれないって思ってたんです。アイディア、きっかけも何もつかめなかったんですが、あるとき自分の考え方を変えただけで、その瞬間に脱け出せたんです。それは友人関係でも何でも同じで、自分の意識を変えるだけで世界が変わるんです。それまで、“物理的に”何かを壊すことで開放されるんじゃないかって思ってたところがあった。でも、映画に出てくる『壊しても、壊しても変わらない』っていうのは本当にそのとおりで、そうじゃなくて意識を変えるだけで道は明るくなるんだというのは感じました」。では、映画の中の2人は、そこまで至らなかったということなのだろうか?「いや、きっと辿りついてるんだよね、最後に。何が幸せか分からないまま飛び出して、北に向かっても、兄ちゃんに会っても自由じゃないし、愛情もない。何度もジュンに『お前、俺と来たいの?』って聞くけどそれが答えでもない。それは周りのものに対して自由を求めているから。でもある瞬間にジュンがドンと体当たりしてきて、このとき、きっと痛みと嬉しさを感じてる。なぜかって言うと、そこで初めて意思の疎通ができたって感じることができて、それを理解した瞬間にきっと幸せを感じてるんです」。高良さんも、自身が熊本から上京してきたときの気持ちを例に、同じく意識の転換について語る。「上京してずっと閉塞した空気を感じていて。自分で(熊本を)出てきたのに、なぜか『閉じ込められてる』って気持ちで、全てを東京のせいにしてたんです。でも、それはやっぱり自分の意識の問題。悪いのは東京ではなく、自分なんだと気づけたからこそそこから脱け出せた。それでも、仕事でも生活でも、“壁”を感じることはいまでもあります。それをぶち破りたくて、きっとこの仕事をしてるんだと思う」。現場に絶対的な安心感を抱きつつ、撮影のさなかに「ケンタだからこその“寂しさ”に僕自身も襲われて、ひとりでレンタカーを借りて、青森の海岸まで行ったこともあった」と明かしてくれた松田さん。そしてしみじみとこうつぶやいた。「人間として、俳優として本当に良い経験ができたと思います」――。この旅路が松田翔太と高良健吾にもたらしたものは?きっと答えは2人がこれから歩む道の先にある。(photo:Yoshio Kumagai)■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:きっかけは学生からの1通の手紙…松田翔太と高良健吾が学生による試写会に登場高良健吾の凡ミスに松田翔太苦笑い「健吾が忘れちゃった」“ここだけ”の松田翔太が満載!主演映画フォトブック発売19歳の約束とは?松田翔太×高良健吾『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』試写会に10組20名様ご招待あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開
2010年06月11日6月9日(水)、青山学院大学の学生らの手によって企画、運営の下、映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の試写会が行われ、主演の松田翔太と共演の高良健吾がサプライズで登場し学生たちとのトークセッションを行った。本作は、孤児院で兄弟のように育ち、人生を選べずに生きてきたケンタとジュンの青年2人の旅の物語。現代社会を生きる若者の不安や苛立ち、そして希望を鮮烈に描き出している。本作の試写会を企画した学生たちは、映画から感じた自分たちの思いを伝えたい、そして松田さん高良さんからも、学生たちに思いを直接伝えてほしいという手紙を執筆。松田さんと高良さんに送ったところ、これに2人は心を打たれ、参加を快諾したとのこと。予想だにしない2人の登場に、客席からは大きなどよめきが巻き起こった。松田さんの「もっと真ん中に集まって楽にやろうよ」というよびかけで、中心に集まった学生たちおよそ100人との意見交換がスタート。様々な質問が飛び出す中で、「うまくいかないことが続くとき、それを乗り越えるにはどうすればいいでしょうか?」という質問に、松田さんは「確かに、大変だとか嫌だと思うこともあるけど、何でもやってみないと分からない。死んだらできない。いま、生きてるし、それ以下はない。システムとか自分の中の意識にやられてるだけ。状況を変えちゃえばいいだけ」と真剣な眼差しで持論を展開。学生へのメッセージとして、高良さんは「この映画の見どころとかはどうでもいい。この映画を観て、ひとりひとりが感じたことが正解」と映画を観て感じたことを大切にしてほしいとの思いを伝えた。松田さんは「この映画ができたってことが面白い。この映画を作ろうと思った人がいるってことに共感してほしい。世間とか一般的な価値観に自分のモラルとか道徳とかが犯されてる。それをちょっと変えるだけで自分らしくなるし、ものの見方がすごい変わる。それをみんなでやればもっとこういう映画が作れるし、もっと(そうした行動が)当たり前でいい。僕らの意識が変わればいいだけ。そういう手助けをしてもらいたい。僕らは俳優でみんなは大学生ってのがあるかもしれないけど、どんどん参加してほしい」とこれからの社会を担う学生たちに熱いメッセージを送った。ちなみに、この日の会場で学生たちから寄せられたり、学生たちが制作したウェブサイトに掲載された言葉を書き込んだフラッグが12日(土)に行われる本作の初日舞台挨拶において、キャスト陣に手渡され、公開劇場の渋谷ユーロスペースに展示される予定だという。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は6月12日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:松田翔太×高良健吾インタビュー 若き2人がをぶち破った“壁”高良健吾の凡ミスに松田翔太苦笑い「健吾が忘れちゃった」“ここだけ”の松田翔太が満載!主演映画フォトブック発売19歳の約束とは?松田翔太×高良健吾『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』試写会に10組20名様ご招待あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開
2010年06月11日松田翔太主演の青春映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』のオリジナルフォトストーリーブック「『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』VISUAL BOOK featuring松田翔太」が発売された。映画は、孤児院で兄弟のように育ち、人生を選べずに生きてきたケンタとジュンの青年2人の旅の物語。現代社会を生きる若者の不安や苛立ち、そして希望を鮮烈に描き出す。今回発売されたフォトブックでは、松田さんが「この映画だからこそ」と語り尽くした、本作のプロデューサー・孫家邦によるスペシャルインタビューに撮り下ろし写真、映画からの全61カット&未公開シーン、メガホンを握った大森立嗣監督から松田さんに宛てた手紙など盛りだくさん。ここでしか知ることのできない、役者・松田翔太の魅力がつまった一冊になっている。松田さんと孫プロデューサーとの間には、5年前、松田さんが19歳のときに交わしたある約束が。兄の松田龍平が出演した『青い春』(’02)の打ち上げの席で2人は出会い、その後、役者になると決めた松田さんは「遠回りになるかもしれないけど、TVできちんと頑張ります。人気者になることを目指し、帰ってきて、自分がいることで映画が盛り上がるような俳優になります」と孫プロデューサーに誓った。その言葉通り、5年の時を経て完成したのがこの『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』なのである。松田さんは言う。「(自身が演じた)ケンタは愛情が足りなくて心がスカスカしているんだけど、細かいところから幸せを見つけて生きていて、自分の世界がある男」。“現場に身を任せる”ことでケンタになりきったそうで「ケンタについて、監督と言葉で確認し合ってはないですね。映画が完成したときも、握手しただけ。言葉で埋めなくても、達成感があったんです」と自信のほどをうかがわせる。映画を観る前に松田さんの熱い思いをこちらのフォトブックで感じてみては?『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は6月12日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』VISUAL BOOK featuring松田翔太発売元:角川書店定価:1,890円(税込)発売中■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:松田翔太×高良健吾『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』試写会に10組20名様ご招待あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開阿部芙蓉美がフォークの神様を歌う!『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』主題歌決定松田翔太、黒のスーツで颯爽とベルリンデビュー!亡き父・優作への思いも吐露若手実力派女優、安藤サクラがアジアのアカデミー賞に助演女優賞にノミネート!
2010年05月26日松田翔太主演の映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』のオリジナルフォトストーリーブックが25日(土)に発売され、その中で松田が俳優になる前に交わした“ある約束”について語っている。その他の写真『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は、施設で育ったケンタ(松田)とジュン(高良健吾)、そしてジュンがナンパしたカヨちゃん(安藤サクラ)の3 人が、ケンタの兄が収監されている北海道・網走に向けて旅する姿を描いた作品。本作のプロデューサー、孫家邦氏が松田と出会ったのは、2002年に兄・龍平が出演していた映画の打ち上げの席だという。その後、19歳の松田は俳優になることを決心し、孫氏と「テレビできちんと頑張ります。人気者になることを目指し、帰ってきて、自分がいることで映画が盛り上がるような俳優になります」との約束を交わした。それから5年後、松田は約束を守り、映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』に主演。本作にかける意気込みは多大なもので、本作がベルリン映画祭に出品された際には自ら渡独するなど、「この映画だからこそ」との想いが強いという。これまで、『花より男子』の茶道の家元の跡取り息子・総二郎役や『ライアーゲーム』の天才詐欺師役・秋山役など、クールなイメージの役柄が続いた松田だが、本作では息苦しい日常にイラ立ち、すべてを捨てて旅に出る男ケンタを熱演。松田は自身の役を「愛情が足りなくて心がスカスカしているんだけど、細かいところから幸せを見つけて生きていて、自分の世界がある男」と分析している。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』6月12日(土) 新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペース、池袋テアトルダイヤ他全国ロードショー
2010年05月26日『デトロイト・メタル・シティ』では松山ケンイチを“ヨハネ・クラウザー・II世”へと変貌させ、過激な漫画原作を見事に“映画”として表現、先頃公開された『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』では、ナインティナインの岡村隆史を“コント”ではなく“ドラマ”の中で輝かせるなど、その演出手腕が注目を集める李闘士男監督。最新作『ボックス!』はボクシングを題材にしたバリバリの青春映画で、市原隼人、高良健吾という才能を若き主人公とその親友役に配した。先日公開を迎えた映画、そして撮影について李監督に直接話を聞いた。ボクサーとして天賦の才能を持つカブと、その幼なじみでカブに憧れボクシングを志すユウキ。彼らの挫折や葛藤、成長がリアルなボクシングの試合と共に映し出される。まずは直球。主人公を演じた市原さんの魅力とは?「イッチー(=市原さん)はやんちゃで未完成な勢いとでも言うのかな。あいつはテストと本番で芝居が変わるんですよ。監督からしたら最悪な役者ですよ(笑)。集中すればするほどそうなるんですね。普通は止めるんだけど、おれは『面白いからそのまま行っとけ!』って(笑)。あるシーンで、あいつがポツンとひとりで取り残されるところがあるんですが、本番になったらなぜかあいつ、走り出しやがった!『何やねん、お前』と思いつつ、そこがかわいいし、彼にしかない瞬発力が魅力ですね」。一方、ユウキ役の高良さんに対して、監督はこんな注文を。「原作にも書かれていないけど、なぜカブとユウキの間にここまでの友情があるのか?そこを分かってやってほしいとは伝えましたね。表現が下手くそなカブの本当の優しさをユウキはずっと前から知ってる。ユウキもうまく自分を外に出せないヤツだけど、カブはそれを分かってる。高良には『君は、カブのことを好きで好きでたまらない。そこをどうやって出していくか?という部分しかないんだぞ』と言いました。ユウキとカブが拳を交えるとき、ユウキはカブを倒すんじゃなくて“過去の自分”を倒そうという意識なんじゃないか。その後、自分の一番大切な大好きな人を超えてしまった瞬間に感じる戸惑いを見せてほしかったんです。高良は薄〜い皮を一枚まとってる感じ…牛乳温めたときにできる膜みたいなものを持ってて(笑)。それを『破るのか?破らんのか?いつ破るねん?』ていうじれったさがヤツの魅力かな」。リアリティを追求したボクシングシーンの中でも、クライマックスの県予選決勝、カブと宿敵・稲村の試合の決戦のラウンドは圧巻!「俳優たちが僕の想像を超えたシーン」と語る監督。撮影を前にある決断があった。「1ラウンドを丸々、1カットで撮ったんです。リングに向かって『お前ら、止まるな。やれっ!』って(笑)。アマチュアルールなので、1ラウンド2分ですが相当きついですよ。僕が出した指示は『休まずに必ずどちらかが手を出せ』ということ。『カブが倒れようと、稲村が倒れようとおれが芝居を繋ぐから心配するな、本気でやれ』と。試合が終わった後の2人の行動も、全く脚本にはなくて、あいつらが勝手にそうしたんです。半分ドキュメンタリーですよ」。天才と呼ばれつつ、勝ち続けるのでなく、挫折を繰り返すカブ。これまでにないタイプの“天才”であるが、監督は、自身の内にある、映画制作に対する情熱と絡めてこう説明する。「僕は、“人”が撮りたい。とにかく人に興味があるんです。その中でも、自分で自分のために頑張るヤツには何の共感もわかない。今回で言うと、カブはアホやけど、負けて、負けて、そこから他人のために本気を出す。そこがかわいくて仕方なかった。それをどう描くかと考えたとき、大切にしたのは、“痛み”をしっかりと描くことだった。だから、ボクシングのシーンでも、カブがパンチを打つところよりも、打たれるときの方が大切なんです。映画の中のイッチーを見て、若い女の子はキャーキャー言うと思うけど、男の子や僕みたいなおっさんが見ても『あの坊主頭の役者いいなぁ』って思わせたかった。だからこそ痛みや負けたときの切なさをしっかり描こうと思ったんです」。「ボクシングの魅力はシンプルさとストイックな部分。勝ちか負けか、明暗がはっきりするからこそ“暗”の部分を鮮やかに描き出せる」と監督。「そう言えば、僕自身は映画ってあまり観ないんですが(苦笑)、でも『ロッキー』だけはよく観てました。『ロッキー』で、スタローンが階段を走って上って『ウォー!』ってやるシーンあるでしょ?撮影中も冗談で『イッチー、高良!あれやれ!』って(笑)」。ぜひそのシーンも見てみたかったが…。ともかく『ボックス!』に監督が込めた“人間愛”をぜひ感じてほしい。シネマカフェ撮影現場レポート特集■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:メイド喫茶市原「一度行きたい」高良「一回行った」市原隼人“初ライヴ”で初ダイブ「夢、あるだろ!」『ボックス!』市原隼人×高良健吾熱く、鋭く…交錯する2つの才能市原隼人、『ボックス!』試写会で『ROOKIES』“安仁屋”口調で悩み相談!市原隼人、高良健吾が拳に青春をかける!『ボックス!』試写会に50組100名様ご招待
2010年05月25日市原隼人、高良健吾らが5月22日(土)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで、映画『ボックス!』(李闘士男監督)の初日舞台挨拶を行った。高校のボクシング部を舞台に、やんちゃな天才ボクサー・カブ(市原さん)と気の弱い優等生タイプのボクサー・ユウキ(高良さん)の幼なじみ2人の友情と成長を描く物語。原作は作家・百田尚樹氏の同名小説。内容にひっかけ、カブのように直感で動くか、ユウキのようにコツコツ努力するか、どちらのタイプ?とMCから質問。主演の市原さんは「直感です」と即答し「最初に思った1%を大事にしたい。歳を取ってくると、情報にまみれて目の前のことがキレイに見えなくなるから」とイッチ―節。高良さんは「僕は考える方ですね。でも意識したことがないから分からない。『あ、いま直感で動いた』とか『いま、考えて動いているな』とか」と天然ぶりを披露。共演の筧利夫は「直感でコツコツと動くタイプです」と持ち前のユーモア感覚全開で、共演陣と観客を大爆笑させた。司会が「聞きたいことある方います?」とファンサービスし、挙手した女性客が「劇中で(カブが)行っていたメイド喫茶に行ったことありますか?」と質問。市原さんは「行ったことがないので、一度行ってみたい」。高良さんが「自分、1回行ったことあります」と答えると、観客は爆笑。同客から「何頼んだんですか?」と突っ込まれると、「え、オレンジジュースとか。(出身地の)熊本で地元の友達みんなで行ったんで、あんまり覚えてないけど」とまた天然ぶりを見せた。一方、李監督は激やせして登場。関係者によると「医者に『このままだと死ぬよ』って言われて、炭水化物ダイエットした」という。『ボックス!』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェ撮影現場レポート特集■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:市原隼人“初ライヴ”で初ダイブ「夢、あるだろ!」『ボックス!』市原隼人×高良健吾熱く、鋭く…交錯する2つの才能市原隼人、『ボックス!』試写会で『ROOKIES』“安仁屋”口調で悩み相談!市原隼人、高良健吾が拳に青春をかける!『ボックス!』試写会に50組100名様ご招待市原隼人、高良健吾トークショー付『ボックス!』中高生限定試写会に25組50名様ご招待
2010年05月22日映画『ボックス!』主演の市原隼人が5月20日(木)、東京・タワーレコード渋谷店屋上で、同作主題歌「LAUGH IT OUT」でコラボレーションするロックバンド「RIZE」と「RIZE with 隼人」として初ライヴを行った。市原さんは5曲目の同曲の途中から登場。「渋谷〜」と絶叫すると、激しく体を動かしながらRIZEのボーカル、JESSEと息の合ったステージパフォーマンス。ファンの中にダイブすると、「イッチー!」の大声援が飛び交った。“僕らは夢があるんだ”の歌詞の後には、「夢、あるだろっ!あるだろっ!」と縦ノリで盛り上がるファンをさらにあおった。歌い終わると拳を突き上げ、「RIZE、サイコー!RIZEの音、サイコー!音の中で泳げるのが気持ちいい」と叫び、額に汗を光らせて笑顔で退場。7曲目の「カミナリ」で、JESSEから「紹介したい人がいます。神奈川県から来た市原隼人くんです」と呼びこまれて再登場。JESSEとがっしり抱き合うと、「LAUGH IT OUT」時以上に激しく腕を振って体を揺らし、歌いまくった。ランニング姿で上半身全体に汗をしたたたらせるJESSEは「お前らと、こういう時間が持てたからタワレコとユニバールありがとう!滅多に大人をほめないけど」とゴキゲン。曇天から霧雨が降りだすと「雨が好きー」。ドラムの金子ノブアキも「モイスチャー!が似合うのよ」と揃ってますます興奮状態に。ベースのKenKenも冒頭から「渋谷〜。アゲ嬢いっぱいいるぜ。俺もアゲ嬢と遊びたい」とテンションを上げていた。映画『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェ撮影現場レポート特集■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:『ボックス!』市原隼人×高良健吾熱く、鋭く…交錯する2つの才能市原隼人、『ボックス!』試写会で『ROOKIES』“安仁屋”口調で悩み相談!市原隼人、高良健吾が拳に青春をかける!『ボックス!』試写会に50組100名様ご招待市原隼人、高良健吾トークショー付『ボックス!』中高生限定試写会に25組50名様ご招待市原隼人と高良健吾が銭湯で裸で“あんな”ことを…?意外な見どころに会場大興奮
2010年05月20日一見して、全く正反対のタイプに見える2人。そしておそらく、俳優としてのタイプも同じではないだろう。あえて言葉にするなら、市原隼人が凄まじいまでの“熱量”をもって役に挑みかかり、役を自分のものにしていくとするなら、高良健吾は“鋭”。冷徹に役柄に入り込み、作品ごとに別人のような表情を見せてくれる…とまあ、こちらの勝手な想像なのだが…。そんな2人が共演したのが高校のボクシング部を舞台にした青春映画『ボックス!』。やんちゃで向こう見ずな天才・カブ(市原さん)と彼に憧れてグローブを手にした努力家で優等生のユウキ(高良さん)。映画の公開を直前に控え、2人に話を聞く機会を得た。若き2つの才能はいま、どこに向かって疾走しているのか――?カブとユウキという正反対の2人の存在にリアルなファイト、などなど映画の見どころを挙げればキリがないが、何より印象的なのは、敗戦を重ねることで2人に訪れる変化。特にカブは誰もが“天才”と認める才能を持ちつつも、よく負けるのだ。そこが魅力…という、こちらのこの言葉が終わらぬうちに、市原さんは堰を切ったように語り始めた。市原:自分にはこれしかない、と思ったものでドン底に落とされて…。そこで「さあどうする?」ってなったときに傍らにユウキがいてくれる。それに最後の方で、もうひとり、大事な人がすごく素敵な言葉を掛けてくれるところがあるんです。作品やカブの存在が“愛おしい”という言葉がぴったりの表情で語る市原さん。カブというキャラクターをどのように捉えたのか?市原:ボクシングの中で生きているカブが少し切なくも見えて…。笑ってる表情からさえも切なさを感じて、やんちゃだけど愛くるしくて、何となく共感できました。「おれにはこれしかない」っていうところがね。自分と重なるところですか?寂しがり屋の単独行動好きなところ(笑)?不器用だからこそ、余計に頑張る姿が印象的です。一方の高良さんは「最初に脚本を読んで、一番共感したのはカブだったんです。好きになっちゃったんですよ」と明かす。その上で、ユウキに対する思いをこう語る。高良:自分の中で、ユウキを好きになったのがロッカールームで「やっぱり僕はNo.2です。カブちゃんがNo.1です」と言うところ。2人とも、最初は受け入れられないんですよ、勝敗や恥やコンプレックスを。でも、徐々にそれを受け入れ、乗り越えて…この言葉に行き着く。ユウキの言う1番とか2番ってのはカブとユウキの2人だけの世界でのことなんですよ。そこで「あぁ、ユウキは本当にカブが好きなんだな」って感じて、すごくユウキを好きになって入っていけたんです。さらに高良さんは「隼人さんがカブを演じているからこそ、そう感じられたと思う」と語り、現場での市原さんの存在感について憧れの眼差しでこう語る。高良:隼人さんが現場に安心感を与えてくれるんです。最近、隼人さんや松田翔太くん(※6月公開の『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』で共演)と一緒にいて感じるのは、何か背負っているものがあるな、ということ。そう、“責任感”なんて、生きていく上で多くの人はできることなら背負いたくないって思ってるけど、2人は責任感とかそういうのを越えている。2人の話に、僕は圧倒されてしまうことがあります。市原さんはそんな高良さんのストレートな褒め言葉に少し照れくさそうにしつつも、そんな生き方をこう説明する。市原:全部、自分のせいにしたくなるんですよね。何かあったとき「あいつがこうだったから、おれもこうなっちゃったんだ」では成長しない。だから全部自分のせいにして、自分が変わればあいつも変わるかもしれない。そしたら互いにもっと上に行けるじゃないか、と思うんです。そう語る市原さんからはポジティブな熱が強く感じられる。とはいえ当然、俳優を続けていく中で不安や苦悩を抱え、壁にぶつかったりすることもあるのでは?そしてそうした思いをどのようにふり切り、乗り越えてここまできたのか?市原:恐怖はありますね。演じていて、本当の自分が分からなくなっちゃうんじゃないか、と。違う感情を持って、違う人間になるわけで、スイッチの切り替えが下手なので(苦笑)、自分が分からなくなることはあります。それは正直、怖いです。でも、そういうもの全部ひっくるめて好きなんでしょうね(笑)、役者という仕事が。『これだけだ』って思えて、真っ直ぐに熱くなれることって芝居しかないんです。高良:僕も毎回、形は違えど悩みは襲ってきますよ、現場で。やり続ければ悩みが消えるかというと、そうでもない。逆に続けることで怖くなることだらけで…。でもいくら『やめたい!』とか思っても実際にはやめなくて…ということは続けたいんですよね(笑)。いまの自分にはこれしかなくて、したいからしてる。演じることに快感?うーん、多分、僕は現場が好きなんですよ。さらに高良さんは、この作品を通じて得たもの、自身の中での成長や変化について、こう言葉を続ける。高良:いつも自分が出た作品を観て「あぁ、もうこの芝居はできないな」って少し寂しく思うんです。いまはもう、そのときの感情の自分ではありえないから。いま『ボックス!』を観たら、もっと違う芝居ができるけど、映画に映っているものはあのときしかできない。それは成長であるかもしれないですが、たとえ下手でも寂しく感じますね。では今後、どんな作品に携わり、どんな役柄を演じてみたいか?そう尋ねると、まず高良さんが口を開いた。高良:今年は、自分で『あっ、怖いな』と思うことをしてるんですよ。『怖いな、できるかな?』って。そう思いつつ、いまはそうやって恐怖心を持ちながら、全部やってやるって気持ちです。市原:僕は多重人格の役をやってみたいです。いろいろと仕込んで、役者として楽しめそうだな、と。最初にやらせてもらった『リリイ・シュシュのすべて』のようなある種、繊細な作品、役柄をもう一度やってみたい気持ちですかね。高良:それなら、僕は“ギャル男”の役とかやってみたいです。ギャル男のチャラい感じってすごく不思議で独特じゃないですか!見てて面白いし。市原:健吾のギャル男、見たい(笑)!…意外な答えが出てきたが、多重人格者であれギャル男であれ、やるとなったらとことんまで突き詰めて、観る者を引き込んでいってくれることは間違いなさそう。まずは、拳に青春をかける2人の姿を目に焼き付けてほしい。(photo:Yoshio Kumagai)■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:市原隼人、『ボックス!』試写会で『ROOKIES』“安仁屋”口調で悩み相談!市原隼人、高良健吾が拳に青春をかける!『ボックス!』試写会に50組100名様ご招待市原隼人、高良健吾トークショー付『ボックス!』中高生限定試写会に25組50名様ご招待市原隼人と高良健吾が銭湯で裸で“あんな”ことを…?意外な見どころに会場大興奮市原隼人ボクサー生活は「鳥肌が立つ」『ボックス!』撮影現場レポート
2010年05月14日先日、堀北真希が自身初となる“悪女”を演じることが発表され、早くも話題となっている映画『白夜行』で、堀北さん演じる唐沢雪穂と並ぶ重要人物・桐原亮司を高良健吾が演じることが新たに発表された。また、2人の“事件”を追い続ける刑事・笹垣を船越英一郎が演じることと本作のメガホンを監督を深川栄洋が握ることもあわせて発表された。本作は東野圭吾のベストセラーとなったミステリー小説の映画化作品であり、これまでにもTVドラマ化、舞台化、さらに韓国で映画化されるなどしてきた。質屋の主人の殺人事件が発生。決定的な証拠がないまま、被疑者の自殺をもって事件は一応の解決を見るが、刑事・笹垣は自殺した被疑者の娘である雪穂と被害者の息子で雪穂の幼なじみである亮司に言い知れぬ“疑念”を感じていた。やがて2人は大人になるが、彼らの周囲で立て続けに不可解な事件が――。まもなく公開の『ボックス!』、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』など話題作への出演が続く高良さん。深い闇を抱え、狂気を心の奥に秘めた亮司という役について「台本を読んだとき、正直『キツイ』と思いました」と率直に明かしつつ、「監督と話すうちに、自分が最初に考えてたより、もっと人間的だし、悩み苦しんでるキャラクターなんだと思いました。いまは監督を信じて役を演じきることが、ボクがやるべきことだと思ってます。きっと、素晴らしい作品になると思うので、本当に多くの人に観ていただきたいと思います」と意気込みを語る。一方、“サスペンスドラマの帝王”の異名をとり、数え切れぬほどの刑事役を演じてきた船越さんだが、今回のヤマはかなりの難関となりそう!今回の映画版・笹垣について船越さんはこう明かす。「映画の世界の笹垣は、最愛の息子を失うという大きな運命、悲劇を背負っています。その子を失った思いを、2人の主人公たちに投影していく。これは、執念で犯人を追いかけていくのとは違います。執念の捜査ではなく、父性愛の捜査であり、何とか主人公たち2人を救いたいという、我が子へのレクイエムであり、(捜査により)自分の中の大きな穴を埋めていく作業です。そうした父性愛に満ちた捜査、優しい捜査をするうち、この事件にむしろ囚われていく。そんな風に(役に)取り組んでいきたいと思っています」。ちなみに、TVドラマでは亮司を山田孝之が、笹垣を武田鉄矢がそれぞれ演じ、高い評価を受けた。今回の映画版で高良さんと船越さんはそれぞれ、どのように亮司の闇や絶望、笹垣の存在感、包容力を体現するのか?監督を務めるのは、『60歳のラブレター』、『半分の月がのぼる空』などで高い評価を受け、つい先日、『洋菓子店コアンドル』の来年公開が発表されたばかりの深川栄洋。また、戸田恵子、田中哲司、姜暢雄ら実力派キャストが出演することもあわせて発表された。『白夜行』は2011年初春、全国にて公開。■関連作品:白夜行 2011年初春、全国にて公開■関連記事:東野圭吾『白夜行』映画化堀北真希が“悪女”に目覚める?
2010年05月10日5月5日(水・祝)、“友情試写会”と銘打って、高校生、中学生を招待しての映画『ボックス』の試写会が行われ、上映後には主演の市原隼人、高良健吾らによる舞台挨拶も行われた。天才的なボクシングセンスを持つ高校生とその幼なじみで努力家タイプの少年がボクシングに青春の全てをかける姿を描いた本作。この日、招待された中高生600人は全員、制服か部活などのジャージを着用。市原さんと高良さんが登場すると「イッチ!」、「健吾!」などの大歓声がわき起こった。2人に加え、劇中の恵美須高校ボクシング部のメンバーを演じた兒玉宣勝、斎藤嘉樹、三浦アキフミ、川並淳一も登場。友情試写会にちなんで、“部員”たちから撮影中に友情を感じた瞬間などが語られ、市原さんが鼻でうどんを吸うシーンの練習を、ホテルでみんなで行ったエピソードなどが明かされた。また、この日は会場の学生たちから集められた青春の悩みを市原さんらが答えるという時間も設けられた。「親友と同じ人を好きになってしまったんですがどうしたらいいか?」という悩みに、市原さんは「あきらめる理由はないので、好きなら好きでいい。(親友に)『おれもあいつが好き』と明かして『勝負だべ』と言いますね」とストレートに回答。この男気あふれるアドバイスに客席からは歓声と拍手がわき起こった。また、ある男子学生の「俳優になりたい」という思いに市原さん、高良さん共に「あきらめないで続けていけばいい」とアドバイス。さらに男子学生が市原さんの主演作「ROOKIES」の名台詞「夢にときめけ!明日にきらめけ!」を絶叫すると、「ROOKIES」の役柄“安仁屋”口調で「あったりめぇだ」と返答するサービスも。最後に市原さんが締めの挨拶をするときには、大歓声でマイクの声がかき消されるほど客席は興奮状態に。大きな盛り上がりの中、友情試写会は幕を閉じた。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:市原隼人、高良健吾が拳に青春をかける!『ボックス!』試写会に50組10名様ご招待市原隼人、高良健吾トークショー付『ボックス!』中高生限定試写会に25組50名様ご招待市原隼人と高良健吾が銭湯で裸で“あんな”ことを…?意外な見どころに会場大興奮市原隼人ボクサー生活は「鳥肌が立つ」『ボックス!』撮影現場レポートTwitter旋風やまず『ボックス!』完成披露試写会の応募に“フォロワー枠”を創設
2010年05月05日高良健吾、谷村美月という旬のキャストを迎え、実話を基に家族の絆を描く感動作『おにいちゃんのハナビ』の主題歌が藤井フミヤの「今、君に言っておこう」に決定した。東京から雪国の小さな町へ療養のために越してきた少女・華とその兄・太郎。この町には、年1回、町民がスポンサーとなって開催される盛大な花火大会があった。太郎は、周囲と打ち解けることができず、自分の殻に閉じこもってしまうが、余命わずかな妹の強い思いに背中を押され、新しい生活をスタート。華のために花火を打ち上げることに没頭していく――。“おにいちゃん”太郎を演じるのは、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』、『ノルウェイの森』など本作を含め今年だけで6本の映画の公開が決まっている、いま、最も注目を浴びる若手実力派俳優、高良健吾。病弱な妹・華には、その確かな演技力で若手女優の中でもトップクラスの評価を受ける谷村美月。2人はまもなく公開される『ボックス!』でも高校のボクシング部員とマネージャーという関係で共演しているが、本作では兄妹に!余命僅かながらも強い思いを持って生きる妹と、彼女の姿に勇気をもらい、再生していく兄という関係性の中でそれぞれ新たな魅力を発揮している。今回、主題歌に決まった「今、君に言っていこう」は藤井さんにとって3年ぶりに詞曲ともに自身で手がけた楽曲。映画音楽を担当するのも2007年1月公開の『夏物語』の日本版エンディングテーマ「大切な人へ」以来のこと。一男一女の父親である藤井さん自身、本作に感銘を受け、主題歌を書き下ろすことが決まったという。物語と共に主題歌も聴いて思わずホロリとくること間違いなし?『おにいちゃんのハナビ』は秋、公開。■関連作品:おにいちゃんのハナビ 2010年秋、全国にて公開© 2010「おにいちゃんのハナビ」製作委員会
2010年04月30日市原隼人がボクシングに本格初挑戦する映画『ボックス!』(李 闘士男監督)の撮影現場の様子が2月下旬、茨城・つくば市の桜総合体育館で公開された。高校のボクシング部を舞台に、幼なじみの天才タイプのアウトロー少年・鏑矢義平(かぶらや・よしへい=市原隼人)と努力型の優等生・木樽優紀(きたる・ゆうき=高良健吾)の挫折と成長を描く青春ストーリーで、原作は「探偵!ナイトスクープ」などを手がける放送作家、百田尚樹氏の同名小説(太田出版刊)。この日は、国体予選で鏑矢がライバル・稲村和明と因縁の対決に挑むクライマックスシーンが撮影された。観客役のエキストラ数百人が見守る中、リング上で稲村を演じる現役プロボクサー、諏訪雅士と対峙。機敏なフットワークで素早いジャブを繰り出す。朝9時から夜遅くまで終日続いた“決戦”で、市原さんの拳が火を噴いた。昨年11月から、日本ウェルター級&スーパーウェルター級元チャンピオンの田端信之氏の下で本格的にトレーニングを積み、昨年公開の映画『ROOKIES−卒業−』の頃よりも胸板の厚さを増して筋肉質の引き締まった体に“改造”した。「最初は動き方も足の使い方も分からなかったけど、面白いです。ジャブひとつでも、やり方で全然違う」と声を弾ませたが、「毎日ボクシングのことを考えて、飯を食ってボクシングをして、生活も自分じゃなくボクサーの生活になる…鳥肌が立つ」とストイックに役柄に入り込んでいる様子。撮影のちょっとした合間も「シュッ!シュッ!」とシャドーボクシングにいそしむ。本作を企画した武田吉孝プロデューサーは、「天真爛漫な魅力で誰にでも愛される市原くんと、繊細で内に情熱を秘めたイメージを持つ高良くんが揃わなかったら成立しなかった」と惚れ込んでキャスティング。内容にも「勝ち負けを追うエンターテイメントではなく、自分なりの栄光の掴み方、カブ(鏑矢)が負けて立ち上がるところを見てほしい。現代特有の閉塞感の中にいる悩める若者たちに見せたいという思いがあります。アメリカ映画『ロッキー』で、くすぶっていたボクサー、ロッキーが試合には負けたけど人生には勝利しましたが、そういう意味では“和製ロッキー”とも言えます」と人間臭さたっぷりのドラマを目指している。「ストイックばかりの内容ではなく、カブの元気でひょうきんな部分も描いて、笑って泣いて強くなる映画にしたい」といたずらっぽい笑顔で付け足した。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。(text:Yoko Saito)シネマカフェ撮影現場レポート特集■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:Twitter旋風やまず『ボックス!』完成披露試写会の応募に“フォロワー枠”を創設『ボックス!』主題歌でRIZEと市原隼人のコラボが実現!熱いラップ披露あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開市原隼人の“セクシー半裸”画像を携帯待受にゲット!『ボックス!』前売特典亀田興毅が映画デビュー!市原隼人主演『ボックス!』で友情タッグ
2010年04月15日先日公開を迎え、若い層を中心に話題を集めている映画『ソラニン』。本作で俳優デビューを飾ったサンボマスターの近藤洋一が、サンボマスターのメンバー、山口隆と木内泰史、人気ラジオ番組「風とロック」(TOKYO FM)のディレクター箭内道彦のための“マル秘”試写会で、3人のためだけに舞台挨拶を行った。また、サンボマスターの5thアルバム「きみのためのつよくなりたい」のオリジナルジャケットを映画の原作者・浅野いにおが担当することも発表され、その画像もいち早く到着した。「祝!近藤洋一俳優デビュー」と称し、記念企画として開催されたこちらの“マル秘”試写会。開始前から山口さんは「普段から一緒にいる近ちゃん(近藤さん)が映画に出ているから、こっちが緊張して観られない」とドキドキ、木内さんも「演技するということは、いままでと全く知らない近ちゃんがいるわけだから、どういう感情になるのか分からない。」と2人とも、花嫁を見守る父親のような心境?…と、思いきや、舞台挨拶が始まるとそんな緊張もどこへやら、山口さんと木内さんは突如、記者に扮して壇上の近藤さんに質問!近藤さんは「僕が演じた加藤は大学6年生のベーシストですが、僕自身、10年前に大学6年生までいくという経験をし、人生を賭けた役づくりをしました(笑)」とおどけつつ「俳優の方でも一生に何度かハマり役があると思うのですが、僕には加藤以上のハマリ役はないと思いました」と力強く語った。その後、いよいよ上映がスタート!鑑賞を終えての山口さんと木内さんの第一声は「最初のセリフを聞いたときから、近藤洋一だと思わなかった!」。その後、箭内さんを交えたトークでも、山口さんは近藤さんの存在感を絶賛しつつ「観ていて、色々な答えがあっていいんだなと思ったし、悲しいシーンはたくさんあるけど力をもらえました」と映画への共感も語ってくれた。木内さんからも「この映画は、10年後でも10代〜20代前半の人たちが観ていく、語り継がれる作品だと思うので、そこに近ちゃんが出ていると思うと誇らしいですね。実は、映画を観る前は恐くて、それはどうしてだろうと思っていたのですが、近ちゃんを見るのを、自分をTVで見るような感じで考えているからだなと思いました。それだけバンドの絆が深いってことなんだなと思いましたね」と近藤さんにとっては仲間からの何よりも嬉しい言葉が!近藤さんはこの日、本作を半年ぶりに観たそうだが「最後のライヴのシーンはすごいリアルで、昔を思い出しました」と感慨深げに語った。なお、こちらの試写会の様子は4月24日(土)の「風とロック」(25:30〜)にて放送され、月刊「風とロック」にも掲載される予定。加えて、サンボマスターにとって5枚目となる4月21日(水)発売のアルバム「きみのためにつよくなりたい」のジャケットのイラストを、『ソラニン』の原作漫画の作者・浅野いにおが描き下ろすことに。女性がサンボマスターの3人を優しく見つめるというこちらのジャケットも大いに話題を呼びそうだ。『ソラニン』は全国にて公開中。「風とロック」公式サイトシネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:映画化を望む漫画ランキング!1位に「スラムダンク」&「天使なんかじゃない」あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開宮崎あおい、桐谷健太の細かいネタに“グッときた!”『ソラニン』三木孝浩監督動画インタビュー!宮崎あおいが監督に漏らした思いとは?芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表
2010年04月15日セレブから政治家、財界人にいたるまでが「ちょいと、ひとつぶやき」とばかり140字の“つぶやき”を投稿、瞬く間に新たなコミュニケーション・ツールとして認められ、すでに時代の大きな波とも言うべき存在となっている「Twitter」。その波は当然のごとく、映画界へも!公開を控える映画作品の公式Twitterが次々と開始され、様々な情報交換の場として盛り上がりを見せているが、このほど市原隼人主演の『ボックス!』でも公式Twitterがスタート。本作の完成披露試写会が4月21日(水)に開催されるが、公式サイト上での完成披露試写会への参加募集に関して、Twitterのフォロワー枠が新たに創設された。140字のつぶやきを投稿し、気になる投稿に対しフォローしたり、そのつぶやきを引用して新たなつぶやきを発信したりという形でのコミュニケーションで、ビジネスツールとしても注目を集めているTwitter。先日公開された映画『ソラニン』は開設から1か月ほどで3,000人を超える“フォロワー”を獲得したと発表されており、映画界でも、新たなプロモーションのツールとして俄然、その需要が高まっている。今回の『ボックス!』に関しては、当初、Twitterとは関係ない公式サイト上で、キャストの舞台挨拶付きの完成披露試写会への参加の募集が開始されたが、50組の招待枠に対し、瞬く間に5,000通を超える募集が殺到する事態に。そこで、追加募集が開始されることになったが、8日(木)に本作の公式Twitterが開設されたのを記念し、フォロワー招待枠を創設…つまり、追加募集に関しては、公式Twitterのフォロワーである、ということが応募の条件として加えられた。応募の締め切りは4月13日(火)の午後6時。レアな完成披露試写会とあって、当選の確率は決して高くはないが、つい先日開設されたばかりで、まだまだフォロワーが少ないため、フォローして損はないかも?映画のスタッフによる、作品に関する貴重な情報も随時つぶやかれるので、そちらも要チェック。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。『ボックス!』公式Twitter■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:『ボックス!』主題歌でRIZEと市原隼人のコラボが実現!熱いラップ披露あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開市原隼人の“セクシー半裸”画像を携帯待受にゲット!『ボックス!』前売特典亀田興毅が映画デビュー!市原隼人主演『ボックス!』で友情タッグ【文豪を演る】インタビューvol.2 優香 as お慶太宰に敗北感味わわす女に快感?
2010年04月09日映画『ボックス!』の主題歌がRIZEの新曲「LAUGH IT OUT」に決定し、主演の市原隼人がボーカルとして同曲に参加することも発表された。百田尚樹の同名小説を原作に、ボクシングに青春をかける高校生たちの姿を瑞々しく描いた本作。市原さんは天才的なボクシングセンスを備えた高校生・カブを演じている。以前から市原さんはRIZEのファンを公言。ライヴにも足繁く通っており、共通の友人を通じてJESSEと出会ったのをきっかけに、その後、公私にわたる交流を続け、時に共に楽曲制作をするまでに親交を重ねてきたという。そんな中、RIZEに本作の主題歌の依頼が届き、“RIZE with 隼人”という形で市原さんがボーカルとして参加することが決まった。「LAUGH IT OUT」は映画の内容にフィットした、ストレートなロックチューン。デビュー10周年を迎え、RIZE史上最もポップな楽曲に仕上がった。特にJESSEと市原さんの聴きごたえ十分の息の合ったラップは注目!市原さんはミュージックビデオにも出演しており、映画、楽曲とあわせてこちらも話題を呼びそうだ。RIZE with 隼人による「LAUGH IT OUT」は5月19日(水)より発売。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開市原隼人の“セクシー半裸”画像を携帯待受にゲット!『ボックス!』前売特典亀田興毅が映画デビュー!市原隼人主演『ボックス!』で友情タッグ【文豪を演る】インタビューvol.2 優香 as お慶太宰に敗北感味わわす女に快感?市原隼人と共演できる!『ボックス!』クライマックス・シーンでエキストラ大募集
2010年04月08日浅野いにおの人気漫画の映画化として早くから原作ファンの期待を集めていた『ソラニン』が大ヒットスタートを切ったが、今回、劇中のワンシーンで、宮崎あおい演じる芽衣子によって顔に落書きをされた、恋人の種田を捉えた画像が初めて公開された。この種田を演じているのは、近年、映画を中心にめざましい活躍を見せている高良健吾。宮崎さんとの初共演作となった2007年の『サッド ヴァケイション』(青山真治監督)で、葛藤を抱えた若者を演じ注目を集め、翌年、蜷川幸雄監督作『蛇にピアス』で全身に刺青を入れ、体中にピアスをしたエキセントリックな青年役を熱演、その後も次々と印象的な役柄を演じ、2009年に公開された作品は5本。今年も本作を始め『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』、『ボックス!』、『ノルウェイの森』など多くの話題作が公開される。原作モノ、オリジナル脚本を問わず役柄になりきり、作品ごとに全く違った表情を見せ、観る者に別人のような印象を与える高良さん。映画を活躍の中心としており、前述の青山監督、蜷川監督に、『蟹工船』ではSABU監督、『フィッシュストーリー』での中村義洋監督など大物監督からの信頼も厚く、いま最も将来を嘱望される若手演技派俳優の一人である。今回画像が公開されたこのシーンは、種田が眠っている間に顔に落書きされたコミカルなシーンに映るが、若い2人の関係性がよく分かるやり取りとして、原作の中でもファンの間で人気の高い一場面。映画を観れば、ビジュアルはもちろん、独特の“空気感”を含め、いかに高良さんが種田という役柄になりきっているかが分かるはず!臨場感たっぷりのライヴシーンも見どころの本作だが、こうした日常の小さなやり取りも要チェック!何気ない若者たちの会話が“共感”を紡いでいく。『ソラニン』は全国にて公開中。シネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治 ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committeeノルウェイの森 2010年秋、全国東宝系にて公開ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:宮崎あおい、桐谷健太の細かいネタに“グッときた!”『ソラニン』三木孝浩監督動画インタビュー!宮崎あおいが監督に漏らした思いとは?芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表映画公開直前!『ソラニン』原作者・浅野いにおから動画メッセージが到着超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント
2010年04月05日宮崎あおいが4月3日(土)、東京・新宿ピカデリーで主演映画『ソラニン』(三木孝浩監督)の初日舞台挨拶を、共演の桐谷健太、高良健吾らと行った。同名漫画を原作に、自由を求めて会社を辞めた芽衣子(宮崎さん)とフリーターのバンドマン・種田(高良さん)、種田のバンド仲間らが夢と現実の間で葛藤しながらも新たな一歩を歩み出そうとする姿を描く青春恋愛ストーリー。キャスト陣はそれぞれ撮影中にグッときた瞬間を告白。今回、歌とギターに初挑戦した宮崎さんは、ラストのライヴシーンを撮影してクランクアップした日をふり返り「朝から夜中の2時ごろまで撮影して終わって、みんなテンションが高くなったままだったので、そのまま(撮影を行ったライヴハウスの)隣の居酒屋に行ったら、健ちゃん(桐谷さん)が『膝笑っているわ』って言って…」と思い出し笑い。すかさず桐谷さんが「膝笑おとる、と言って膝を見せたら笑い顔が描いてあって。反対の膝も笑ってるやろな、と言って見せたら、こっち(反対の膝)は怒っている顔。みんな疲れているやろうなー、笑ってもらおうと思って撮影の後、トイレで着替えながら描いたんです」と解説し種明かし。「そんな細かいネタを仕込んで、あおいちゃんの心をグッと掴んだんです」と拳を握り、共演陣と観客の笑いを誘った。この日は原作者の漫画家・浅野いにおも来場。グッときたのは「高良くんの不器用さ」で「種田のバイクシーンで心情が分からないと悩んでいた高良くんのもやもやしている様子が種田と重なった。ぴったりだと思った」と絶賛。高良さんは「嬉しいです」とひと言述べるだけの不器用な感情表現。会場の温かい笑いを誘っていた。『ソラニン』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:『ソラニン』三木孝浩監督動画インタビュー!宮崎あおいが監督に漏らした思いとは?芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表映画公開直前!『ソラニン』原作者・浅野いにおから動画メッセージが到着超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント桐谷健太×近藤洋一インタビュー「そっくりなベーシストが出てくるマンガがあるよ」
2010年04月03日若い世代を中心に絶大なる人気を誇る漫画家・浅野いにおの作品「ソラニン」の実写映画化を手がけた三木孝浩監督の動画インタビューが到着!宮崎あおいを始めとする若手人気キャストを迎え、主題歌はASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)が担当するなど、公開前から大きな話題を呼んでいる本作。これまで、多くのミュージックビデオの演出を行ってきた監督とあって、映画化に際してもライヴシーンを重視。原作について「音のない表現で音を感じさせて素晴らしい」と絶賛しつつ「映画ではそれとは違う形で音楽が持っている力を表現したかった」と思い入れを明かす。さらに、宮崎さんとのクランクイン前の会話、バンドのシーンにまつわるエピソード、主題歌をアジカンに決定した経緯、自らの青春時代についてまで、落ち着いた口調ながらも熱い思いが感じられるコメントが並ぶ。監督の視点、思いを知ることで、作品の見え方、受け止め方がまた違ってくること請け合い。映画を観る前に、ぜひご覧あれ!『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERYシネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表映画公開直前!『ソラニン』原作者・浅野いにおから動画メッセージが到着超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント桐谷健太×近藤洋一インタビュー「そっくりなベーシストが出てくるマンガがあるよ」宮崎あおいの言葉にアジカンのゴッチ感激!「録音して着ボイスにしたかった…」
2010年04月02日浅野いにおの傑作漫画を人気の若手俳優をキャストに迎えて映画化した話題作『ソラニン』が間もなく公開となる。原作は2005年より連載が開始されたが、どこかで不安や閉塞感を感じている現代の若者たちの心情に寄り添い、その内面を丁寧に描き切り、登場人物たちと同世代の読者を中心に多大な支持を集めている。音楽、青春、恋愛、友情など、胸に迫る見どころを多く持つ本作だが、シネマカフェでは劇場公開を前にカップルを招待して試写会を開催し、先に挙げたポイントを踏まえて男女それぞれにアンケートを実施!その結果見えてくるのは…?宮崎あおい演じる芽衣子と高良健吾扮する種田。互いに寄り添いつつ、東京の片隅に暮らす2人の“繋がり”が物語の核となっているが、アンケートではまず、男性客には芽衣子について、女性客には種田について、それぞれどう思うかを質問。やはりというべきか、それとも予想外になのか?男性のほとんどが芽衣子の生き方、あり方を肯定!「理想。無責任で大人になれない奴にとっては特に」、「素直で自然で魅力のある人だと思います」、「ストライクゾーン!」などといった感想が寄せられ、否定的な意見はほぼゼロ。自然体で、ありのままの自分を受け入れてくれる存在として、芽衣子は現代の男性の“理想の女性”と言えるのかも。逆に女性から見た種田はと言うと「ちょっと頼りない」、「もう少ししっかりしてほしい」といった厳しい意見も多く見られたが、とはいえ「なぜか憎めない」、「頼りないと思いつつ、頼ってしまう…離れられない」という意見も同じくらい多く寄せられた。男性と比べ、女性の意見の方が実感がこもっているように感じられるのは気のせい…?ちなみに、芽衣子と種田のように同棲経験があるというカップルは全体の4割弱。同棲にまつわるエピソードや思い出を記してもらったところ「彼女が実は、片付けられない女だった」、「彼女が白目で寝てた」、「冷蔵庫に(自分は)嫌いな納豆が常備されるようになった」など、同棲してみて相手の意外な一面を知ったというエピソードに加え、「ケンカして出て行った彼が私の好きなコーラを買って帰ってきてくれた」、「よくあんなに狭い部屋に暮らしていたと思う…」といった思い出話が寄せられた。そして、「あなたにとっての青春の思い出の恋愛ソングは?」という質問には、出るわ出るわ!タイトルを聞いただけで、甘酸っぱい想いが蘇ってきそうなナンバーが――。「youthful days」(Mr.Children)、「バンザイ 〜好きでよかった〜」(ウルフルズ)、「夏色」(ゆず)に「チェリー」(スピッツ)、「花火」(aiko)などなど「これぞ青春!」といった趣きの楽曲の名前が次々と挙がった。アーティスト別で特に多かったのは、Mr.Children、ゆず、aikoという、青春、恋愛に関しては“鉄板”とも言うべき3組。さてさてあなたの青春恋愛ソングは――?いま青春真っ盛りという人も、「もう青春は終わった」と思っている人も映画を見てかけがえのない時間に思いをめぐらせてみては?『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。シネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:映画公開直前!『ソラニン』原作者・浅野いにおから動画メッセージが到着超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント桐谷健太×近藤洋一インタビュー「そっくりなベーシストが出てくるマンガがあるよ」宮崎あおいの言葉にアジカンのゴッチ感激!「録音して着ボイスにしたかった…」浅野いにおインタビュー原作者が明かす大人気マンガ「ソラニン」映画化の“奇跡”
2010年04月01日宮崎あおい、高良健吾ら旬の若手俳優陣を配し、間もなく公開を迎える『ソラニン』。その“生みの親”である原作者の漫画家・浅野いにおから公開を前に動画メッセージが到着した。現在、ビッグコミックスピリッツ(小学館刊)で、「ソラニン」とはまた違ったテイストながら、若い読者を中心に多大な支持を集める「おやすみプンプン」を連載中の浅野さん。一方で、映画の公開を記念して、「ソラニン」のサイドストーリーに当たる「はるよこい」が同誌の3月29日(月)発売号に掲載され、反響を呼んでいる。映画化が発表された当初から、原作ファンの間でどのように映画化されるのかと話題を呼んできたが、5年前に発表された「ソラニン」がいまなお、ファンの間でも“特別な作品”であることがうかがえる。原作モノの映画化に際しては、常に原作との比較で賛否が巻き起こるものだが、浅野さん自身、映画の出来映えには満足しているようで「ライヴや演奏のシーンも見どころですが、その前後で描かれる“日常”を見てほしい」と語り、「これからどうしたらいいかと迷っている人が観て、答えを考えるきっかけになってくれたら嬉しいです」と原作者としての思いを明かしてくれた。どことなく、原作の種田(※映画では高良さんが演じている)に似ている(?)浅野さんのメッセージを映画を観る前にチェック!『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。※こちらの動画メッセージはMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERYシネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント桐谷健太×近藤洋一インタビュー「そっくりなベーシストが出てくるマンガがあるよ」宮崎あおいの言葉にアジカンのゴッチ感激!「録音して着ボイスにしたかった…」浅野いにおインタビュー原作者が明かす大人気マンガ「ソラニン」映画化の“奇跡”マンガから生まれた素晴らしき世界『ソラニン』マスコミ用パンフレットを5名様にプレゼント
2010年03月30日人気コミック映画化で話題の『ソラニン』。3月25日(木)、本作のプレミア試写会にこの春、卒業を迎える卒業生500人が招待され、本作に出演する宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一(サンボマスター)、監督の三木孝浩、そしてサプライズゲストとしてメインテーマを歌うASIAN KUNG-FU GENERATIONが登壇し、会場大興奮の舞台挨拶を行った。ハイカットスニーカーにショートパンツ、ポニーテールというカジュアルスタイルの宮崎さんを先頭に、登壇メンバーが客席の間を通り抜けて登場すると、会場はたちまち大歓声。この日の観客は卒業生が中心ということで、キャストそれぞれが「卒業おめでとうございます」と呼びかける中、現場でもムードメイカーだっという近藤さんは、グレー、紺のジャケットを着た高良さん、桐谷さんを横目に「本日は晴れの舞台ということで衣裳を選んできましたが、みなさん意外と地味で…僕だけ頑張っちゃった感じですね(笑)」と、早速場を盛り上げた。この日、劇中に登場する歌「ソラニン」を作曲したASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)と、劇中で同曲を歌う宮崎さんは初対面。「本当に素晴らしい曲だったので、私が歌うことで壊しちゃったらどうしよう…と思い、恥ずかしくないように歌わないと!と思いました。ラストのシーンは種田のことを想いながら、いない種田に想いが届くように歌ってました」という宮崎さんの褒め言葉を聞いて、アジカンのボーカルを務める後藤正文は「嬉しいの一言です。録音すれば良かったです。着ボイスにしたかった…」とやや緊張気味(?)ながらも喜びをコメント。「自分が作った歌を誰かが歌うというのは恥ずかしい気もしますが、素晴らしいシーンで歌ってもらえるというのはスゴイことだなと思いました」と感動を語った。そして、“卒業”に因んで、各々に「卒業」や「新しい一歩」についてエピソードを披露。宮崎さんは「昨年24歳になり、いままで悩むことがなかった私がお芝居について悩むようになりました。でも、それだけ好きということだと思います。つい最近のことだと、ウクレレを始めました!ちょっと上達して、歌って弾けるようになりたいと思います」と新しい趣味を明かしてくれた。対して男性陣は、まず高良さんは高校の卒業式について、「熊本の高校に通っていて、CMの仕事が決まったのですが、卒業式に出たくて仕事を断りました。役者としてはダメな選択かもしれませんが、高校の卒業式は人生に一回なので…つまり、後悔はしていない。みなさんもそういう卒業式を迎えてください」と静かながらも熱いメッセージを。桐谷さんは「20代を卒業しました。三十路です。世界に出ます!デカいことをやります。英語は全然しゃべれないですが…勉強してます!」と宣言した。そして、劇中で演じる役柄と同じく大学に6年間通っていたという近藤さんは「同級生も後輩も先に卒業して…サンボマスターのドラムの木内は同級生なんですが、送る立場はつらかったな」と思い出を語ると、アジカン後藤さんも、「僕ら(アジカン)も大学の同級生ですが、喜多くんは1年目に単位0。一人だけ卒業出来なくて…テスト受けないと0になるので、テストは受けましょう」と卒業生にアドバイス(?)。因みにこの発言に対して、横で「俺、4単位だった…」とツッコム近藤さんに会場は爆笑。三木監督が、「(レコード会社に)会社員として残るか、映画監督を目指すのかとても悩んだ時期がありまして…でも最終的には自分の思いを信じたことによって、いまここに立てていると思うので、良かったと思います」と上手くまとめ、最後に「これから様々な壁にぶつかるときもあると思いますが、へこんだ自分やイヤな自分と向き合って、目の前の壁を登って、前に進んでほしい。大人になっても悩むことはたくさんあると思いますが、そのときはこの映画のことを思い出してほしい」という宮崎さんのエールで盛り上がる舞台挨拶は締めくくられた。『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。シネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:浅野いにおインタビュー原作者が明かす大人気マンガ「ソラニン」映画化の“奇跡”マンガから生まれた素晴らしき世界『ソラニン』マスコミ用パンフレットを5名様にプレゼント『ソラニン』演奏場面のメイキング映像解禁男たちを見守る宮崎あおいの表情にキュンサンボマスター近藤、宮崎あおいの隣での演奏とバンドでの現実のギャップに苦悩?浅野いにお描き下ろし『ソラニン』のもう一つの物語がビッグコミックスピリッツに掲載
2010年03月25日映画『ソラニン』において特別な意味を持つ楽曲「ソラニン」。高良健吾扮する種田が率いるバンド「ROTTI(ロッチ)」が同曲をスタジオで演奏するシーンの貴重なメイキング映像がいち早く、シネマカフェに到着した。浅野いにおの人気漫画の映画化作品として製作当初より注目を集めてきた本作。物語の中でとりわけ大きな意味を持つ音楽だが、ストレイテナーのホリエアツシが「ent」という名義で劇中音楽を担当するのに加え、メインテーマ「ソラニン」の作曲をASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が手がけ、さらにサンボマスターの近藤洋一が映画のキャストに加わるなど、音楽ファンの間でも話題を呼んできた。今回解禁となった映像は、まさにその「ソラニン」演奏のシーン!プロのミュージシャンを目指す覚悟を決めた種田が「ROTTI」の仲間たち(桐谷健太&近藤洋一)とスタジオで「ソラニン」をレコーディングする風景、それを優しく見守る宮崎あおい演じる芽衣子とその友人のアイ(伊藤歩)の姿が映し出される。加えて今回の特別映像には、撮影の合間の現場の様子も収められており、伊藤さんが桐谷健太に「アーン」とたこ焼きを食べさせてあげるなど、キャスト陣の仲の良さがひと目で伝わってくる。男たちが汗だくで楽器を奏でる姿もセクシーだが、何とも嬉しそうに男たちを見守る芽衣子&アイの表情…その後の物語の展開とあわせて思わず胸がキュンとさせられること請け合い!『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERYシネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:サンボマスター近藤、宮崎あおいの隣での演奏とバンドでの現実のギャップに苦悩?浅野いにお描き下ろし『ソラニン』のもう一つの物語がビッグコミックスピリッツに掲載三木孝浩監督が『ソラニン』世代論展開!浅野いにお作品の再映像化にも意欲『ソラニン』Twitterが熱い!フォロワーが3,000人突破宮崎あおい、夢はガソリンスタンドのバイト?『ソラニン』イベントで幻の楽曲も公開
2010年03月23日市原隼人&高良健吾が出演する青春ボクシング映画『ボックス!』。特典として市原さんと高良さんが写ったオリジナル携帯待受画像をダウンロードできる前売鑑賞券が、3月20日(土)より全国の劇場にて発売開始となる。やんちゃな天才ボクサーのカブ(市原さん)と努力型の優等生でカブに憧れてボクシングを始めたユウキ(高良さん)。幼なじみの2人の友情や情熱、熱き青春がボクシングを通じて描き出される本作。昨年、日本中に“旋風”を巻き起こした『ROOKIES−卒業−』の市原さんに、『BANDAGEバンデイジ』、『ソラニン』と話題作への出演が続く高良さん。若い層を中心に高い人気を誇る2人だが、これまでの作品から見ても役作りの段階で決して手を抜くことなく、精神も肉体もギリギリまで追い込むストイックな彼らとあって、ボクサー役をどのように演じているのか?注目したいところ。そんな2人の気になるボクサー姿を収めたオリジナル画像を手に入れられるのが今回の前売鑑賞券の特典。鑑賞券についているQRコードから特設サイトにアクセスすると、全5種類ある画像がダウンロードできる。一体どんな画像かというと、真剣に練習に打ち込む高良さんの横顔を捉えた画像や2人が一緒に映っているものに加えて、ファン垂涎の半裸でバンデージを巻く市原さんを捉えたカットなど、この特典のために特別に撮影された画像も!市原さんのセクシーショットを待受にしてみては?こちらの鑑賞券は3月20日(土)より全国の劇場にて発売開始。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。『ボックス!』公式サイト■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:亀田興毅が映画デビュー!市原隼人主演『ボックス!』で友情タッグ【文豪を演る】インタビューvol.2 優香 as お慶太宰に敗北感味わわす女に快感?市原隼人と共演できる!『ボックス!』クライマックス・シーンでエキストラ大募集
2010年03月19日若い層を中心に支持を集める浅野いにおの青春漫画を映画化した『ソラニン』。制作が発表された当初より話題を集めてきた本作だが、映画の公開を記念して、浅野さんの描き下ろしによる「ソラニン」のサイドストーリー「はるよこい」がビッグコミックスピリッツ(小学館刊)の3月29日(月)発売号で掲載されることが決定した。このサイドストーリーは、「ソラニン」の主人公の芽衣子と種田が暮らしていたアパートの一室を舞台にした、あるカップルの物語。映画の公開を記念して3月30日(火)に出版される、ファン待望の浅野いにお作品集「Ctrl+T浅野いにおWORKS」にも所収される予定だ。また、この3月29日発売号では、浅野さんと主演の2人、宮崎あおいと高良健吾のスペシャル対談も掲載。浅野さんがかつて高校時代に持ち込みをしていたという、ゆかりの深いビッグコミックスピリッツで『ソラニン』が大展開される。作品集「Ctrl+T浅野いにおWORKS」には「はるよこい」のほか、新作読みきり「ひまわり」や幻の筆ペン漫画、さらにここ数年の仕事をほぼ全て網羅した数十点に及ぶ浅野さんによるカラーイラストなどなど、ファン垂涎の作品が詰め込まれている。映画を観る前にまずはこちらで浅野いにおの世界に浸ってみては?『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。ビッグコミックスピリッツ×『ソラニン』発売元:小学館発売日:3月29日(月)「Ctrl+T浅野いにおWORKS」価格:1,974円(税込)発売日:3月30日(火)© 浅野いにお/小学館■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:三木孝浩監督が『ソラニン』世代論展開!浅野いにお作品の再映像化にも意欲『ソラニン』Twitterが熱い!フォロワーが3,000人突破宮崎あおい、夢はガソリンスタンドのバイト?『ソラニン』イベントで幻の楽曲も公開アジカン後藤バンドブレイク前をふり返り「僕らはちょっとおかしい」ふたりの想いをつなぐ歌!『ソラニン』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント
2010年03月19日映画『ソラニン』の試写会が3月15日(月)、若い世代に人気の書店『ヴィレッジヴァンガード」(以下V.V.)主催で開催され、本作の三木孝浩監督とV.V.のオンラインショップの“中の人”こと中本恵二氏によるトークイベントが行われた。トークイベントは作品上映後ということで、中本さんは映画を観たばかり。早速、感想を尋ねると「いまもウルウルしていて、感動冷めやらぬ感じです。印象に残ったのは、最後のライヴシーン。宮崎あおいさんのギターを弾いているときの真剣な表情は、演技を超えてかなり(役に)入っているな、と。ひと言で言えば、観てよかったな、と」と絶賛。三木監督はこの言葉にホッとした様子。その三木監督は、ミュージックビデオの分野で活躍しており、本作で初めて映画監督に挑戦した。以前から(原作の)浅野いにおさんの作品は好きだったものの、「ソラニン」だけは読んでいなかったとか。「読んでみたらまさしく自分がやってきた音楽というフィールドに近い、バンドをやる若者たちの話で、ぜひやりたいと思って(監督の話を)引き受けました。音楽をテーマにしつつ、『夢を持ってるんだけど、まっすぐに進めないモヤモヤした感じ、冷めている感じ、想いと戦っている感じ』に共感できたし面白いと思った」と語った。中本さんは、原作漫画の連載当時、および漫画の発売当時について「よく『浅野いにおの新刊読んだ?』と話してました。読んでみて『なかなかない物語だな。売ってやろう!』という気持ちになって、当時かなり押しましたし、お客さんの反応も良かったですね」とふり返った。さらに話は世代論に。「浅野さんよりも少し上の世代」と言う三木監督は、90年代後半を引き合いに「あの頃は、斜に構える感じでも、根本は明るいというか、少しのん気さがあった。『ソラニン』のシビアな感じ…例えば貯金残高がなくなったり、タイムリミットが差し迫ってるという感覚はこの世代ならではかも。(劇中の)種田(高良健吾)や芽衣子(宮崎あおい)の悩み方ってきっと僕らの世代以降の悩み方だと思うんです。自分の幅が見えてしまい、設定が出来てしまう」とも。これに中本さんも「劇中の、ギターを初めて弾いた少年の『世界が開けたような』感覚を得る機会が少なくなっている。ネットで検索すれば何でも見える時代で、自分の発見に感動することがなくなった」と頷く。監督はさらに、自らの経験を挙げ「僕は徳島の田舎育ちで、高校時代に『映画監督を目指す』と周りに話して、何となくビデオ回して作った作品を『これは傑作なんじゃないか!』って幻想したりして(笑)、それがモチベーションになってた。いまは、例えば曲を作ればすぐにマイスペースに上げられて世間にも評価されてしまう。そこで自分のレベルにある程度、想定がついてしまう」と現代の“手軽さ”が、皮肉なことに若者たちの“熱”を奪っている現状を語った。若い世代を中心とした観客は、真剣な眼差しで監督の言葉に耳を傾けていた。また、トークイベントの最後には三木監督は、『ソラニン』以後について「浅野先生の別作品もやってみたいですね。『世界の終りと夜明け前』(小学館刊)が大好きなのでぜひ映像化したいです」と意欲を語った。『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:『ソラニン』Twitterが熱い!フォロワーが3,000人突破宮崎あおい、夢はガソリンスタンドのバイト?『ソラニン』イベントで幻の楽曲も公開アジカン後藤バンドブレイク前をふり返り「僕らはちょっとおかしい」ふたりの想いをつなぐ歌!『ソラニン』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント高良健吾率いる劇中バンド熱唱のデモCD付き!『ソラニン』特別前売鑑賞券予約開始
2010年03月16日1月下旬より展開中の映画『ソラニン』の公式Twitterのフォロワーが、このたび3,000人を突破した。Twitterを用いての映画のプロモーションという点でも注目を集めている。浅野いにおの人気漫画を映画化した本作は、製作発表時から多くのファンの間で話題を呼んできたが、1月下旬に公式Twitterが開始されると、10日間でフォロワーは1,000人を突破。その後も順調にフォロワーを増やし、3月8日(月)についに3,000人を超えた。140字以内で“つぶやき”を投稿し、みんなで共有するTwitterは、映画のプロモーションにおいても注目を集めているが、過去にプロモーションとしてTwitterを用いた作品とフォロワー数を例に挙げてみると、昨年6月公開の『トランスフォーマー/リベンジ』で1,486、同じく6月公開の『ターミネーター4』で約695、そしてこの2作の公開時と比べ、Twitterへの注目度が飛躍的に高まっている今年1月に公開された『パラノーマル・アクティビティ』で1,159(※数字はいずれも3月9日時点)となっている。Twitter自体への人々の関心の増加という要素を差し引いても、2か月と少しで3,000を超えたという事実は、いかに『ソラニン』への注目度が高いかを如実に物語っていると言えそう。このたび、この3,000人突破を記念し、映画の公開を待ちわびるフォロワーへの御礼を込めて宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一(サンボマスター)、伊藤歩の主要キャスト5人のサインが入ったマスコミ用プレスというレアグッズが当たるフォロワー限定プレゼントキャンペーンが実施されることが決定。応募締切は4月18日(日)で、応募はもちろんTwitterを介して。自分のアカウントから@solanin_movie宛てに「映画「ソラニン」サイン入りマスコミ用プレス希望! #solanin」というコメントを入力したメッセージを送るだけ。ちなみに、まだ公式アカウントからフォローされていない人は、上記のメッセージに「フォロー希望」という文言を追加することをお忘れなく!『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。『ソラニン』公式Twitterアカウント『ソラニン』Twilog※過去のつぶやきを、ブログ形式で閲覧可能■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:宮崎あおい、夢はガソリンスタンドのバイト?『ソラニン』イベントで幻の楽曲も公開アジカン後藤バンドブレイク前をふり返り「僕らはちょっとおかしい」ふたりの想いをつなぐ歌!『ソラニン』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント高良健吾率いる劇中バンド熱唱のデモCD付き!『ソラニン』特別前売鑑賞券予約開始宮崎あおいが歌う!心揺さぶる青春映画『ソラニン』カップル限定試写会に25組50名様をご招待
2010年03月11日映画『ソラニン』に出演する宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太が3月10日(水)に大阪市内のライヴハウスで記者会見に臨み、その後のスペシャルトークショーにも参加した。こちらのイベントでは、劇中の宮崎さんが歌うライヴシーンが初解禁。クライマックスとなる、メインテーマ「ソラニン」のライヴの直前に演奏された楽曲「ささやかな」のメイキング映像が1回限りで公開された。会見で大阪の印象を聞かれ宮崎さんは「1月に撮影で京都にいたので『帰ってきた』という感じがします。早速、お好み焼きとたこ焼きを食べました」と笑顔を見せ、高良さんも「自分も撮影で2週間ほどいたことがあるので、久しぶりに帰ってきた感じです」と頷いた。関西出身の桐谷さんは「ホームに帰ってきたと実感しています。車の中から『アメ村も変わったなぁ』と思って眺めていました」とリラックスした様子で語った。宮崎さんは、高良さんの印象について「原作の種田にそっくりで、さらに自分が漫画を読みながら想像していた声にもぴったりでした」と語り、逆に高良さんは「尊敬する役者さんだったので緊張しました」とふり返った。ちなみに桐谷さんについては「“アニキ”という感じ」(高良さん)とのこと。宮崎さんには今後、歌手としての活動を望む声が高まると思われるが「歌は苦手だったので、考えて、考えて…飛び込む思いでした。ステージに立つのは怖かったですが、幸せで良い時間を過ごせました」と語る一方、「でも、歌に関してはいつまでも自信が持てないと思うので、本業のお芝居で頑張りたいと思います」とファンにとってはちょっぴり残念?その後のスペシャルトークショーでは「ささやかな」のメイキング映像が紹介され、会場はヒートアップ!この曲のシーンは当初から本編ではほとんど使われる予定はなく、そもそもクライマックスの「ソラニン」の前の練習曲として用意された楽曲だった。だが、宮崎さんらバンドのメンバーの強い希望を受け、「ソラニン」を歌う前に急遽、1曲丸々演奏することになったという、まさに“幻の楽曲”。宮崎さんは「最初に聴いた瞬間からすごく好きになってしまって、ギターで全部弾けるようになりたいと思ってしまいました。1曲演奏することになったのは、特に話し合ったわけではなく、当然のことのようだった気がします」とふり返った。桐谷さんも「本編では最後の少しのシーンしか流れていませんが、(クライマックスの)『ソラニン』を演奏するためには、あの『ささやかな』のリアルな汗が必要だったのだと思います」と言葉に力を込めた。高良さんも劇中、「ソラニン」を歌っているが、高良さんは、自分が出演しない、宮崎さんたちが演奏するシーンの撮影現場をわざわざ訪れたのだとか。高良さんは「残された芽衣子たちが、(バンドの)ROTTIを続けている姿に感動しました。苦しんだり悩んだり、生き続ける方がきついけれど、そういう人たちは輝いているということが出ていたと思いました」と感想を語った。こちらのイベントでは、宮崎さんらが観客からの質問に答える時間も設けられたが「子供の頃の夢は?」という質問に、3人はそれぞれ頭を悩ましつつ回答。高良さんは「考古学者になってアトランティス大陸を見つけることでした。でも、勉強をしたくなくて挫折しました」と苦笑気味。桐谷さんは「幼稚園の頃、『グーニーズ』を観て、自分と同じ年の子供が職業で冒険をして、しかも目立っている!ということに腹が立ち、そこからずっと役者が夢でした」と見事に初志貫徹!そして宮崎さんは「ずっとエキストラをしていて気づいたらこの仕事しかしておらず、いつの間にか1番やりたいことにもなっていました。でも、高校生の頃は、ガソリンスタンドでバイトをしてみたかったです」と意外な夢を告白。これに桐谷さんが「宮崎さんがバイトしていたら、1リットルしか減ってなくても、ガソリンを入れに行きます(笑)」と会場の男性ファンの気持ちを代弁し、客席は笑いに包まれた。『ソラニン』が4月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:『ソラニン』Twitterが熱い!フォロワーが3,000人突破アジカン後藤バンドブレイク前をふり返り「僕らはちょっとおかしい」ふたりの想いをつなぐ歌!『ソラニン』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント高良健吾率いる劇中バンド熱唱のデモCD付き!『ソラニン』特別前売鑑賞券予約開始宮崎あおいが歌う!心揺さぶる青春映画『ソラニン』カップル限定試写会に25組50名様をご招待
2010年03月11日映画『ソラニン』のメインテーマとエンディングテーマを担当する4人組ロックバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)のボーカル、後藤正文と、同映画の音楽を“ent”という名義で担当する、ロックバンド「ストレイテナー」のボーカル、ホリエアツシが3月5日(金)、都内で行われた同作のトークイベント付き試写会で、自身らのブレイク前の青春時代をふり返った。プロのミュージシャンになる夢を抱え、フリーターとしてバンドを続ける若者・種田(高良健吾)とその彼女で自由を求めて会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)の姿を描く青春恋愛ストーリーで、原作は漫画家、浅野いにおの同名人気コミック。メインテーマ「ソラニン」は浅野さんが作詞を手掛け、後藤さんが曲を書き下ろしている。感想を求められたホリエさんは「劇中の(※高良さんが歌うバージョン)を聴いたとき、泣いちゃいましたね。いいんですよ」と絶賛。後藤さんは「作風としては前にさかのぼって自分たちの青春時代を投影したようなもの。青臭いものが出てきちゃったな、みたいな。みなさんが喜んでくれるのが複雑です」と照れくさそうにうつむき加減。一方、今回、映画の音楽に初挑戦となったホリエさんは「まず第一に(大切なのが)役者さんであり映像。自分が普段音楽を作るときとは全然違う作業だった」とふり返り「感情移入して泣きながら作っていましたね」とこちらも照れ気味。映画については、後藤さんが「大学に行って帰りに飲み屋でクダを巻いていた頃を思い出しますね、ああ、分かるなって」と登場人物らに共感しつつ「でも、こんなはずじゃなかったと思いながらも、やり続けていればなんとかなるって思っていたんですよね」。ホリエさんも「バンドやって鳴かず飛ばすの頃もあったけど、アホみたいに自信がありましたからね」としみじみ。後藤さんは「こんな風に、ちょっとしたネジが外れている人じゃないと音楽辞めちゃうんですよね。就職とかオヤジが怒っているとかで。僕らはちょっとおかしい」とプロミュージシャンを目指す若者の厳しい現実を伝えていた。『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:ふたりの想いをつなぐ歌!『ソラニン』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント高良健吾率いる劇中バンド熱唱のデモCD付き!『ソラニン』特別前売鑑賞券予約開始宮崎あおいが歌う!心揺さぶる青春映画『ソラニン』カップル限定試写会に25組50名様をご招待『ソラニン』メイキングDVD付き鑑賞券の受付開始早くもネット上で1位獲得!『ソラニン』×アジカンのメインテーマのCDジャケット初披露!
2010年03月05日