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映画『盤上の向日葵』が、2025年10月31日(金)に全国公開される。坂⼝健太郎と渡辺謙が出演。柚月裕子のヒューマンミステリー「盤上の向日葵」原作は、これまで『孤狼の血』や『朽ちないサクラ』が実写映画化された、柚月裕子による同名小説。将棋の世界を背景に、とある山中で発見された白骨死体事件の真相をめぐるヒューマンミステリーとなっている。将棋を知らない読者も多く惹きつけた原作小説は、2018年本屋⼤賞第2位に輝いた。柚⽉は執筆にあたり、<光と影><⼈間の業><⼈⽣を⽣き切る>という3つのテーマを根底に据えたという。容疑者はプロ将棋界に現れた若手棋士事件の鍵を握るのは、死体とともに発見された高価な将棋の駒。この世に7組しか現存しないという貴重な駒の持ち主は、プロ将棋界に彗星のごとく現れた若手棋士・上条桂介だった。やがて上条をめぐる捜査線上には、“賭け将棋”で圧倒的な実力を持ちながら裏社会に生きた男、東明重慶(とうみょう しげよし)の存在が浮かび上がる。東明と上条のあいだにいったい何があったのか?そして明らかになる上条桂介の壮絶な過去とは︖坂口健太郎&渡辺謙で実写化映画『盤上の向日葵』では、一躍時の人として世間を騒がせる若手棋士・上条桂介役に坂口健太郎、上条に⼤きな影響を与える男・東明重慶役に渡辺謙を迎え入れて実写化。劇中では、上条と東明が魂をぶつけ合うようなシーンもあるといい、⽇本を代表する俳優ふたりの演技バトルにも注目だ。映画『盤上の向日葵』登場人物/キャスト主人公・上条桂介…坂口健太郎突如将棋界に現れた異色の天才棋士。幼い頃に父親のせいでプロ棋士になれず挫折を経験するが、強い心で再挑戦し自分の宿命に立ち向かって行く。東明重慶…渡辺謙賭け将棋で生計を立てる真剣師と圧倒的な強さを誇っていた男。人間として最低だが、将棋指しとしては一流。上条に大きな影響を与える。サザンオールスターズ「暮れゆく街のふたり」が主題歌に主題歌は、サザンオールスターズの新作アルバム「THANK YOU SO MUCH」に収録される「暮れゆく街のふたり」。桑田佳祐がかつて読んだ小説にインスパイアされたという楽曲で、切なさに満ちたドラマ性のある1曲となっている。サザンオールスターズの楽曲が映画の主題歌となるのは、結成47年の歴史の中で今回が7度目。2018年公開の『空飛ぶタイヤ』の主題歌「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」、同じく2018年公開の『ビブリア古書堂の事件手帖』の主題歌「北鎌倉の思い出」以来7年ぶりとなる。監督・脚本は熊澤尚⼈監督は、『君に届け』『ユリゴコロ』『隣⼈ X』など、繊細な感情を映した恋愛映画やヒューマンドラマを手掛けてきた熊澤尚⼈。原作小説に惚れ込んだ熊澤は⾃ら脚本を書き上げ、おおまかに5つの時代が宿命と因果で繋がる物語の映画化に挑んだ。【作品詳細】映画『盤上の向日葵』公開日:2025年10月31日(金)監督・脚本︓熊澤尚⼈出演:坂口健太郎、渡辺謙⾳楽︓富貴晴美原作︓柚月裕子「盤上の向日葵」(中央公論新社)配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
2025年01月18日映画『隣人X -疑惑の彼女-』の舞台挨拶が8日・9日に台湾で行われ、上野樹里、熊澤尚人監督が登場した。○■上野樹里、『隣人X』台湾での舞台挨拶に登場「台湾の方の熱量を……」15日から台湾での公開が決定している同作公開前の台湾を、上野は約8年ぶりに訪問した。主演ドラマ『のだめカンタービレ』が人気だったこともあり、空港でもうちわやボードなどをもったファンから熱烈な歓迎を受けた上野。2日間にかけて行われた舞台挨拶付き上映の1,000席は即日完売となった。舞台挨拶では、割れんばかりの大歓声と拍手に迎えられて登壇した上野と熊澤監督。上野が駆けつけた約500人のファンに対して、中国語で「大家好(みなさんこんにちは)」と挨拶すると客席からは大きな歓声が上がった。さらに上野は劇中の中国語のセリフを披露し、中国語で自己紹介も行う。「(映画は)楽しんでいただけました?」と観客に問いかけると、多くの観客から「良かった!」と返事が。その後、上野と熊澤監督は台湾での公開の思いや本作に込めた思いを熱く語った。今作を受けた決め手は何かと問われた上野は、「タイトルにまず魅かれてオファーを受けました。隣の人、親しい人なのに、Xという異質なワードが入っていて。コロナ禍でオファーをいただいたのですが、直接会うことが難しくなり、隣にいる人の心と心が通い合う機会が減っていたタイミングだったんです」と、2年前を回顧。そして、「17年ぶりに熊澤監督とご一緒できることが楽しみでした。ラブストーリーだけでも謎解きのミステリーだけでもない、大切な社会的なメッセージも散りばめられている気がしました」と話した。17年ぶりにタッグを組んだ上野と熊澤監督だが、当時と変わった部分・変わっていない部分を問われると、熊澤監督は「上野さんは17年前と変わってないです」と回答し、会場からは「えー」と驚きの声が上がる。続けて「今回上野さんに主演をお願いしたのは、周りの価値観に振り回されることなく、自分で感じて自分で考えて決められる人だから。そこが素敵で、魅力的だと思っています。そして、今回の主人公はそういう方にやってほしくてお願いしました」とオファー理由を明かした。一方、変わった部分について熊澤監督は「大人になってすごく柔らかい人になりました。大人の魅力がいっぱいになりました」と笑顔。上野も「(監督とご一緒したのが)20歳の頃で、周りが見えない時期でしたが、今回は落ち着いてしっかり向き合うことができて、とても濃い時間になりました。改めて監督はすごいなと思いました」と尊敬の念を口にした。最後に上野は「クリスマス、年末とみんなで盛り上がる楽しい季節ですが、この映画を観ると、自分自身の心の純度が見えてくると思います。台湾の方の熱量を今日感じることができてうれしいです。ありがとうございました」と締め括った。【編集部MEMO】映画『隣人X -疑惑の彼女-』はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野樹里)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹だったが、2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えていく。
2023年12月11日女優の上野樹里が、2日に都内で行われた映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)の公開記念舞台挨拶に林遣都、熊澤尚人監督とともに登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■上野樹里、初共演・林遣都にメッセージ「一緒に共演できてよかった」イベントでは、12月6日に33歳の誕生日を迎える林に花束を贈呈するバースデーサプライズを実施。林は、今作で初共演となった上野について「会うたびに人を感動させる力を持った方」と表現。「先日僕がお米にハマっているとお話したら、きょうも舞台挨拶が始まる直前に、お米をプレゼントしてくださって。もうあと数分で移動しなきゃいけない空気が漂うなか、きれいな爪をしているのに、でっかいダンボールをベリベリと破いてプレゼントしてくれた」と上野の舞台裏の姿を明かす。これには上野も「舞台裏を丸裸にされた気が……」と照れた表情。自らも「確かにプロデューサーさんが『行きますよ』と言っているのにベリベリと(ダンボールを)開けて、『一粒万倍日に精米されたお米だよ~』ってやってました」と振り返っていた。また、上野も「遣都くんとこんな素敵な作品に携われて嬉しい。良子と笹のバランスも絶妙なコンビネーションで、登場人物が多くないんですが、見ごたえのある映画になっているのは、遣都くんのすさまじい集中力と表現力だと思います。一緒に共演できてよかったです」とメッセージを送っていた。
2023年12月02日俳優の林遣都が、2日に都内で行われた映画『隣人X -疑惑の彼女-』公開記念舞台挨拶に、主演の上野樹里、熊澤尚人監督とともに登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■林遣都、33歳の抱負は「好きなことを見つける」イベントでは、熊澤監督から上野と林に感謝と労いの意味を込めた花束が贈呈されるサプライズを実施。さらに、12月6日に33歳の誕生日を迎える林に、上野が花束を贈呈するバースデーサプライズも行われた。MCからきっかけの言葉を受けた上野は、「えっ! まだ? ダブルサプライズ!?」ととぼけた様子で返しながらも、「お誕生日おめでとうございます~!」と林に花束を手渡す。そして、上野の先導のもと観客から「遣都くん、お誕生日おめでとう」という声援を受け取った林は、2つの花束で顔が埋もれ気味になりつつ、「33歳になります。俳優をやっていて良かったなって思えるような、人のためになれる今回のような作品に今後も関わっていけるようにがんばっていきたいと思います」とコメントした。改めて33歳の抱負を聞かれると、「えぇ~っと……」と悩みつつも「好きなことを見つける! なにか自分自身の日々を充実させるようなものを見つけていきたい」と笑顔を見せていた。
2023年12月02日映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)の公開記念舞台挨拶が2日に都内で行われ、上野樹里、林遣都、熊澤尚人監督が登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■上野樹里、『隣人X』公開記念舞台挨拶に登場きのう1日に公開を迎えた同作。上野は7年ぶりの映画主演作を夫でロックバンド・TRICERATOPSの和田唱とともに鑑賞したそうで「これから(映画館に)通い詰めることになりそうです。こんなことは人生で初めて」と話す。「こんなにスクリーンから語り掛けてくる映画に自分が携わっている……ひと言ひと言が胸に突き刺さってくるし、これは映画館で味わうべきだと思いました」とアピールした。内容をすでに知っている上野は、観客の反応を楽しみに劇場に足を運んだそうだが、「わくわくだな~くらいの感じだったんですけど、自分が(作品を)深く理解しているからこそ、どのシーンも突き刺さってくる」と思わず感動してしまったそう。さらに「終始、いろんなところで涙が流れそうになって……お手洗いに行くためにハンカチを持ってきていたのに、まさか涙を拭くために必要になるとは(笑)。でもなかなかカバンから取れなくて涙がダラダラと流れていました」と、笑いを誘った。また、夫・和田の反応を聞かれると、「試写とかで観られた方も、『もう1回観たい』とおっしゃっていた方が多い。私自身もそうなっているし、夫も『すごくおもしろかった。けどもう1回観たい。すごくいい映画』という感想でした」と絶賛を受けたことを明かした。
2023年12月02日映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)の完成披露舞台挨拶が8日に都内で行われ、上野樹里、林遣都、熊澤尚人監督が登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■林遣都、天気に触れた挨拶で笑い誘う「こんな大きな映画館でたくさんの方に来ていただいて、自分自身も久しぶりの舞台挨拶ですので幸せな気持ちでいます」と挨拶した林。続けて「肌寒くなってきましたが……」と切り出すも、昨日が記録的な暑さとなったこともあり、会場から笑いが起こると「昨日は歴史的な暖かさ。きょうから肌寒くなっていくと思います!」と言い切り、笑いを誘った。今作で初共演となった上野の印象を聞かれると「お会いした初日から作品や役への取り組み方がかっこよくて、“この人とご一緒にできるのは楽しみだな”という印象でした」と明かす。隣で聞いていた上野が「査定を受けている感じで緊張する」と話すと、「心から尊敬しているので、いくらでも話せます。樹里さんの魅力について1時間くらい話せますよ?」と返し、会場を盛り上げていた。また、「互いの意外な一面については?」という質問に、上野が「真面目だけど、不良性がある」と回答すると、林は照れたような表情を見せつつも、心あたりもあるように頷く。一方で上野の意外な一面について、林は「撮影現場では人生相談みたいになっていて、考え方や私生活がしっかりしていて参考になるなと。そういうことが全部お芝居や言葉とかに現れている気がします。先生のような感じで言葉に重みがあって、得るものばかりです」と初共演の上野への尊敬の眼差しを向けていた。
2023年11月08日映画『隣人X -疑惑の彼女-』完成披露舞台挨拶が8日に都内で行われ、上野樹里、林遣都、熊澤尚人監督が登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■林遣都、上野樹里のエピソードに驚き「僕と顔合わせをした日も…」上野にとって、熊澤監督と17年ぶりのタッグとなった今作。「上野樹里じゃないと成立しない」という熊澤監督たっての希望でオファーしたそうで、これを受けた上野も「熊澤監督が言うんだし!(と思って)。しかもこの『隣人X』という得体のしれないタイトルが気になった」と快諾したという。続けて「読み進めるとかなりミステリアスな女性だったんですが、監督の意図を汲んで作り上げていけたら、“本当に自分はフィルターをかけずに世の中を見れているんだろうか”ということを伝えられる作品になるなと思って、ものすごくたくさん打ち合わせをしました」と語った。同作の打ち合わせについて、熊澤監督は「ワークショップ中に電話がかかってきて、“じゃあ来週事務所で打ち合わせしましょう”と電話を切ったんですが、翌日また電話がかかってきて、2時間くらい話した。それで翌週に会ってみたら、台本にすごい量の書き込みがあって、その日は結局8時間連続で上野さんの感想や思いを聞きました」と驚きのエピソードを披露する。その後も、上野のドラマ出演クールの合間に脚本を直し、また話し合いという流れを約2年間続けていたそうで、熊澤監督は「上野さんの演じる良子は2人で作っていった感じがしています」と振り返った。このエピソードを聞いた林も「そこまで詳しくは知らなかったので驚きました」とコメントしつつ、「僕と顔合わせをした日も、午前中から8時間くらい(話し合いを)やった」と明かし、「本当は監督、プロデューサーさん、僕と樹里さんで軽く食事でもというお話だったんですが、中止になりました(笑)」と笑いを誘った。
2023年11月08日映画『隣人X -疑惑の彼女-』完成披露舞台挨拶が8日に都内で行われ、上野樹里、林遣都、熊澤尚人監督が登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■上野樹里、林遣都の髭姿を絶賛「すごく色っぽい」今作で7年ぶりの映画主演を務める上野は「こんばんは~!」と観客に向けてフランクに挨拶。久しぶりの舞台挨拶に「懐かしい感じです」と印象を話しつつ、「先日まで舞台をやっていたんですが、全然違いますね! 皆さんがよく見えます! 全員見えてますよ~」と呼びかけ、観客とのコミュニケーションを楽しんでいた。今回初共演となる林の印象を聞かれると、上野は「最初のリハーサルのときにも、なにもないガランとした部屋なのに、ロケーションの風景が見えてくるくらい、身体的な表現がすごかったし、安心感がありました」と明かす。また、熊澤監督の「林くんには髭が似合う」という考えのもと、髭を生やした設定になったというエピソードが披露されると、上野も「遣都くんのイメージに髭ってなかったんですけど、すごく色っぽいですよね。いい意味で色気が感じられます」と絶賛していた。
2023年11月08日深川麻衣主演、熊澤尚人監督の『おもいで写眞』Blu-ray&DVDが、8月25日(水)に発売されることが決定した。本作は、深川所属の芸能プロダクション「株式会社テンカラット」が設立25周年という節目に熊澤監督とタッグを組み、制作を企画したもの。『ユリゴコロ』や『ごっこ』でメガホンを取った熊澤監督が、自身の小説『おもいで写眞』(幻冬舎文庫)を実写映画化。“人が生きる豊かさと年を重ねる美しさ”をテーマに、夢に敗れ故郷へ戻った主人公・結子(深川)が祖父の残した写真館で遺影写真を撮り始め、その中で成長していく様を描き出す。深川は本作で初タッグを組む高良健吾と共演。そのほか香里奈や井浦新、古谷一行や吉行和子など、実力派の豪華キャストが出演する。また主題歌は注目の実力派アーティスト、安田レイの『amber』となっている。ストーリーは、結子がお年寄り向けに「遺影」撮影の仕事を頼まれるところを起点に展開。最初は縁起が悪いと敬遠され撮影をさせてもらえない状況だった。しかし、和子(吉行和子)との出会いをきっかけに、それぞれの思い出溢れる場所で写真を撮る「おもいで写真」を撮り始める。カメラのファインダーを通してその人の人生の思い出に寄り添い、それぞれの思い出を写真という形で残すことにより、永遠に色褪せることのない記憶と記録として残していく。今回発表されたBlu-ray初回生産限定版には、舞台挨拶の映像や、撮影現場の貴重な映像を収めたメイキング映像などを収録。さらに深川、高良、香里奈、熊澤監督のビジュアルコメンタリーも収録される予定だ。■リリース情報『おもいで写眞』8月25日(水)Blu-ray&DVD発売【Blu-ray 初回生産限定版】仕様:3枚組(Blu-ray1枚+DVD2枚)価格:8,140円(税込)<本編DISC>収録分数:本編110分 層数:1層 音声:DTS HD master audio 5.1サラウンド/2ch 画面サイズ:16:9<特典DISCー1>収録分数:約110分(予定)、層数:片面1層、音声:ドルビーデジタル、画面サイズ:16:9LB内容:ビジュアルコメンタリー(深川麻衣+高良健吾+香里奈+熊澤尚人監督)<特典DISCー2>収録分数:未定 層数:片面1層 音声:ドルビーデジタル 画面サイズ:16:9LB内容:本編メイキング、予告編、初日舞台挨拶 ほか<初回生産限定版仕様>特製アウターケース&トールケース仕様封入特典:ポストカード仕様:DVD1枚価格:4,180円(税込)<本編DISC>収録分数:本編110分、層数:片面1層、音声:ドルビーデジタル5.1サラウンド / 2ch、画面サイズ:16:9LB<DVD通常盤>仕様:DVD1枚価格:4,180円(税込)<本編DISC>収録分数:本編110分、層数:片面1層、音声:ドルビーデジタル5.1サラウンド/2ch、画面サイズ:16:9LB
2021年05月28日知られざる、国産醸造酒のおいしさを広めたい日本酒やワインとのマリアージュが楽しいアテ信頼関係を築いた蔵元から直送される限定酒知られざる、国産醸造酒のおいしさを広めたいどこかレトロな風情が漂う外観。2階には系列の貝料理店【ボンゴレ】がJR元町駅から徒歩3分。【酒商熊澤】は、卸売も行う酒店が、「まだ知られていない日本のお酒のおいしさを広めたい」と開店したお店。小さな蔵元の日本酒や日本ワイン、クラフトビールを豊富に揃えています。味わいのある木製カウンターでは、約16人までスタンディング可能。(現在はコロナ対策のため10人まで)元々は2012年、立ち飲み兼酒店として開店しましたが、2020年に酒店は移転。現在は立ち飲み店のみの営業で、料理は、2階の貝料理専門店【ボンゴレ】の板前が腕を振るう貝料理や和食を中心に、刺身やお酒にぴったりのメニューが並びます。日本酒やワインとのマリアージュが楽しいアテ『明石焼き穴子』715円(税込)。近海で獲れる穴子を、信頼をおく卸業者から仕入れるため鮮度も抜群冬は生ガキ、春ならあさりのワイン蒸しなど季節メニューも充実しており、ほぼワンコイン以下でオーダーできるのも魅力。まずご紹介するこちらは、店主の小林摩梨さんおすすめの、ふっくらやわらかに口溶ける『明石焼き穴子』。甘い煮きり醤油がかかっているため、日本酒はもちろん、芳醇な赤ワインとも相性抜群です。『鴨生ハム』495円(税込)お次の一品はワインはもちろん、日本酒も進むという『鴨生ハム』。しっかりと乗った脂のおいしさに、噛み応えのある食感もポイント。シンプルながら奥深い味わいにはまるリピーターが多いそうです。『甲いかうにかにみそ』440円(税込)日本酒を熱燗で提供する際は、冷めにくい錫のチロリと、香りが花開く平皿でそして「これには絶対日本酒を!」と店主さんが太鼓判を押すのは、『甲いかうにかにみそ』。日本酒が魚介独特の臭みを消して、うにとかにみその濃厚なマリアージュが、コウイカの繊細な旨味を際立てます。信頼関係を築いた蔵元から直送される限定酒透き通るような上品さにのぞく米の旨味が魅力の無濾過生原酒『龍勢』(右)ほか、おすすめの日本酒日本酒は、銘酒と名高い京都 藤岡酒造の『蒼空』や姫路の灘菊酒蔵、山口の大嶺酒造のものなど、西日本を中心に、希少な旬の銘柄約50種を用意。冷やは90ml、燗は1合407円(税込)から味わえます。お酒に合わせ、冷や、常温、燗と、ベストな呑み方を提案してくれるのもうれしいところ。ワインの中には、タンクから手で汲み上げ瓶内発酵することにより、酸化防止剤無添加で仕上げる「てぐみ」のスパークリング(左)もワイン、クラフトビールも、少量生産のワイナリー、ブルワリーと信頼関係を築き、直送してもらうレアな品ぞろえで、季節により変化していきます。ワインは赤、白、スパークリングが常時5~6種あり、グラス583円(税込)からオーダー可能。クラフトビールも約5~6種がボトル825円(税込)から揃っています。ほとんどが季節限定醸造の銘柄となるため、入れ替わりが早く、訪れるたびに異なる銘柄に出会えるというクラフトビール希少なお酒に出会えるのはもちろん、蔵元やワイナリーなど、造り手から直接お話を聞くスタッフさんがいるのも、全国からお酒好きが集まる理由。造る側の熱い想いや裏話、意外な楽しみ方を教えてくれる一方、飲み手の声も届けてくれるので、ぜひ話しかけてみては。店主の小林さん(左)とスタッフのMIHOさん(右)酒商熊澤【エリア】神戸元町【ジャンル】日本酒バー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1500円【アクセス】元町駅 徒歩3分※営業時間は状況によって変わります。最新情報はお店のFacebookにてご確認ください
2021年03月28日深川麻衣が主演、高良健吾、香里奈、井浦新ら実力派に、吉行和子、古谷一行と日本映画の歴史を作ってきた名優たちが共演する『おもいで写眞』が、全国にて公開中。本作でメガホンをとった熊澤尚人監督が写真を撮ることの意味、そしてオリジナル脚本で描きたかった想いを語った。本作は、ヘアメイクの仕事を夢見て上京したが夢破れ、地元である富山に帰ってきた結子(深川さん)が、その人の思い出を写真に残す「おもいで写真」の撮影を通して、地元のお年寄りとの交流を丁寧に描いていくオリジナル作品。メガホンをとった熊澤監督は、舞台である富山でオールロケを敢行。自身のオリジナル脚本による蒼井優主演『ニライカナイからの手紙』で長編デビューを果たし、その後は数々の人気原作の映画化を監督しながら、『虹の女神 Rainbow Song』『おと・な・り』『ジンクス!!!』など、オリジナル脚本の映画化にも挑み続けている。本作『おもいで写眞』もオリジナル脚本の映画化であり、原作小説や漫画の実写化が主流になってきている昨今の日本映画界において意欲作といえる。熊澤監督は本作の着想について、「10年ほど前に、新聞で偶然遺影写真についての記事を読んだんです。カメラマンの方が遺影写真を撮ろうとするけど、皆さん『縁起でもない』と言って積極的に撮ろうとしてくれないので苦労している、と。それがきっかけになって、どうやったら自分の親やお年寄りの皆さんが写真を撮ってくれるだろうと考え始めたというのが最初の着想でした」と語る。そこには、熊澤監督自身の母の存在も影響していたようだ。その後に東日本大震災が起き、監督の着想はより具体的なものとなっていった。「大きな被害を受けた場所で泥や瓦礫に埋れてしまった写真を探し出して修復したり、持ち主の元に返すことをなさったりしているのを知って、写真というものが人間にとって非常に重い意味を持ち、大きな影響を与えるものだということを感じたんです」と明かし、本作で描かれる1人ひとりの生きた人生を1枚の写真に込めるというテーマへと繋がっていることを示す。写真というのは過去を懐かしむものではなく、1枚のおもいで写真の存在が明日を前向きに生きて喜びを感じられるものとしてあるべき、という観点から本作は描かれており、劇中で自身の“おもいで写真”を見て、目を輝かせながら喜びを噛みしめる人々の姿はまさに熊澤監督が描きたかった写真という存在の意義。劇中には、富山の現地で声をかけて撮影した本物の“おもいで写真”も登場する。実際にそれぞれのおもいでの場所で撮影された写真の存在が作品により説得力を持たせることにもなっている。『おもいで写眞』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おもいで写眞 2021年1月29日より全国にて公開© 「おもいで写眞」製作委員会
2021年02月09日女優の深川麻衣が主演を務める映画『おもいで写眞』(1月29日公開)の場面写真、そして深川のコメントが31日に公開された。同作は熊澤尚人監督の小説『おもいで写眞』(幻冬舎文庫)を同監督が自ら実写映画化。東京で夢に破れ、祖母の死がきっかけで故郷へと戻った結子(深川麻衣)は、祖母の残した写真館で“遺影写真”を撮る仕事を始める。100人の写真を撮り、人生の先輩たちの話に耳を傾けるうち、それは単なる遺影写真ではなく、色褪せない思い出を写し出す“おもいで写真”へと変わっていく。公開された場面写真は、結子と幼なじみの幼馴染の一郎(高良健吾)がゲートボールをしているシーンのもの。富山県が舞台として撮影され、実際に富山でのロケを行って撮影された。地元の人々も撮影に全面協力してくれたそうで、差し入れ、エキストラとして作品にも参加しているという。地元のお年寄りとの交流があったからこそ、本作で描かれるテーマにしっかりとした説得力をもたらせ、作品全体に優しい雰囲気を漂わせている。大切な祖母を亡くしたことも富山に帰る大きなきっかけとなった結子は、祖母の遺影がピンボケ写真だったことを激しく後悔しており、その悔しさからお年寄りたちにとっての最高の思い出を写真に残す『おもいで写真』の撮影に尽力していく。深川は「映画を観て『最近、おじいちゃんやおばあちゃんに会えていないけど、電話でもしてみようかな』と思い出させてくれたり、何気ない日常の中で『ちょっと写真に残しておこうかな』と思ってもらえるような、人と人が繋がっていく作品になったら嬉しいです」と思いを表した。(C)「おもいで写眞」製作委員会
2021年02月01日映画『おもいで写眞』(1月29日公開)の初日舞台挨拶が29日に都内で行われ、深川麻衣、高良健吾、香里奈、熊澤尚人監督が出席した。同作は熊澤尚人監督の小説『おもいで写眞』(幻冬舎文庫)を同監督が自ら実写映画化。東京で夢に破れ、祖母の死がきっかけで故郷へと戻った結子(深川麻衣)は、祖母の残した写真館で“遺影写真”を撮る仕事を始める。100人の写真を撮り、人生の先輩たちの話に耳を傾けるうち、それは単なる遺影写真ではなく、色褪せない思い出を写し出す“おもいで写真”へと変わっていく。初日を迎えた今の気持ちを聞かれた深川は「やっとこの日を迎える事ができて感無量です。皆さんのもとに届ける事ができて幸せに思います」とコメント。事務所の25周年記念作品の主演を演じ「主演という大役を任せて頂いて凄く嬉しかったのですが、素晴らしい先輩が沢山いらっしゃる中で、自分でいいのかな、というプレッシャーや不安もありましたが、高良さん香里奈さん井浦新さんという頼もしい先輩が近くで見守ってくれていて、その中でお芝居をさせて頂くのは自分にとって幸せで贅沢で豊かな時間でした。20代最後の作品でもあるので10年後でも今の自分を鮮明に思い出せる特別な作品になったと思います」と気持ちを語った。深川の話を聞いた監督は「現場で3人をみていたら本当の家族みたいだなと感じました。高良くんは(深川さんを)暖かく見守ってアシストしていたり、香里奈さんは良いお姉さんとしてアドバイスしたり、家族みたいな暖かいチームだなと思いました」と振り返る。高良は本作について「所属事務所が映画を作る事に驚きましたし、オリジナル脚本で作ることも攻めているなとも思いました。事務所の先輩方やみんなで映画に入っていけるのが嬉しかったです」と喜び、香里奈は「25周年の節目の作品に参加させて頂いて心から嬉しいです。(所属して)18年目になるのですが参加させて頂くことで今後も頑張っていこうと思いますし、事務所のスタッフさんに支えられ、自分にとって居心地の良い事務所なので参加させて頂き素直に嬉しかったです」と感謝の気持ちを表した。イベントでは少し早い節分の豆まきも実施。招きたい福は何かと聞かれた深川は「じゃんけんに強くなれる福が欲しい」と望み、早速高良とじゃんけんし見事勝利する。その勢いで香里奈とのじゃんけんでも勝利し、「もう福が来てるじゃん!」とつっこまれ会場を沸かせた。高良は「ずっと考えていたんですけど、中々思いつかなくて。宝くじが当たってほしいってみんなに言ったら『つまんない』と言われて(笑)。宝くじのCMをやりたいかな」と回答。香里奈は「去年に2回チャレンジして抽選に外れたPlayStation5の抽選にあたりたい」と答え、その回答に対し、高良は「香里奈さんの凄いところは、芸能人パワーを使って手に入れようとしないところですね」と庶民的な部分を絶賛する。監督は「この映画を見て皆さんに笑顔になってもらいたい」と、それぞれの福を願いながら豆まきを行った。最後に高良は「この作品の好きな所は、脚本を読んだ時も、映画を見終わった時も結子という主人公が自分の価値観を押し付けていたが、次第に人の価値観を大切にできるようになっていく成長を描いた物語で、この映画を見た人がその人らしさを大切にする事に気付いてもらえたらこの映画の意味があるのかなと思います」と作品に対する熱い思いを吐露する。深川は「この作品は自分の大切な物や場所や人などに、気づかせてくれる作品になっていると思いますし、この映画をきっかけに写真を気軽に撮ろうかなと思ってもらえると嬉しいです。大変な状況禍ですがこんな時期だからこそ見て頂きたい作品です」と笑顔で語った。
2021年01月30日深川麻衣主演、熊澤尚人監督の『おもいで写眞』が、1月29日(金)に全国公開される。それに先駆けてカメラマン役を演じた深川のメイキング写真が一挙解禁となった。本作は、深川所属の芸能プロダクション「株式会社テンカラット」が設立25周年という節目に熊澤監督とタッグを組み、制作を企画したもの。『ユリゴコロ』や『ごっこ』でメガホンを取った熊澤監督が、自身の小説『おもいで写眞』(幻冬舎文庫)を実写映画化。“人が生きる豊かさと年を重ねる美しさ”をテーマに、夢に敗れ故郷へ戻った主人公・結子(深川)が祖父の残した写真館で遺影写真を撮り始め、その中で成長していく様を描き出す。深川は本作で初タッグを組む高良健吾と共演。そのほか、香里奈、井浦新、古谷一行や吉行和子など、実力派の豪華キャストが出演する。また主題歌は注目の実力派アーティスト、安田レイの『amber』となっている。ストーリーは、結子がお年寄り向けに「遺影」撮影の仕事を頼まれるところを起点に展開。最初は縁起が悪いと敬遠され撮影をさせてもらえない状況だった。しかし、和子(吉行和子)との出会いをきっかけに、それぞれの思い出溢れる場所で写真を撮る「おもいで写真」を撮り始める。カメラのファインダーを通してその人の人生の思い出に寄り添い、それぞれの思い出を写真という形で残すことにより、永遠に色褪せることのない記憶と記録として残していく。今回公開となった写真は、普段からフィルムカメラを持ち歩いているという深川が、カメラマン役に挑戦ということもあり、撮影の合間に共演者やスタッフにカメラを向ける姿が映し出されている。深川の人柄が伝わってくる優しげな笑顔や真剣な眼差しでシャッターを切る姿など、真摯にカメラに向き合っていることが見て取れる写真ばかりだ。大好きだった祖母の遺影がピンボケ写真だったことを悔やんでいた結子。そんな苦い経験もあり引き受けた「思い出写真」の撮影だったが、最初は無愛想にカメラのシャッターを切ってしまう。しかし写真で思い出に浸り笑顔が絶えないお年寄りの姿を見るうちに、撮る者の心や被写体の気持ちをも投影されることを学び、カメラマンとしても成長していく。この役を演じたことについて深川は「フィルムカメラで写真を撮るのは昔から好きだったんですけど、自分で設定して撮るのが初めてだったので、現場のカメラマンさんに撮影前から撮影中もご指導いただいてました」と撮影を述懐している。そして「強く意識したのは声の掛け方です。本当にカメラマンさんって、掛け声とかテンポを作るのが上手なので『はい、チーズ』とか『はい、はい』とか掛け声をちょっとずつ変えていきました」と本作の役づくりについて語った。『おもいで写眞』1月29日(金)全国公開
2021年01月19日深川麻衣の主演映画『おもいで写眞』の主題歌に安田レイの新曲「amber」が決定、ポスタービジュアルと主題歌を使用した予告編が解禁された。『パンとバスと2度目のハツコイ』で、第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞し、その後も『愛がなんだ』『空母いぶき』など話題作への出演が続く深川さんが主演を務める本作。監督は、『おと・な・り』『君に届け』『ユリゴコロ』の熊澤尚人。人間の心の機微をすくい取り高く評価されてきた手腕で、いまの時代にこそ必要な世代を超えた人と人との触れ合いをオリジナル脚本で描く。予告編は、星野(高良健吾)が結子(深川さん)に「カメラマンやってくれま」という富山弁のシーンからスタート。結子は「遺影写真?」と驚くが、遺影写真の撮影を始めることにする。ところが、「お断りです」「遺影なんて縁起でもない」と断られてしまう。そんな中、和子(吉行和子)が「行きたい場所があるんよ、そこで撮るなら」と自分の思い出の場所での撮影に協力してくれる。〈おもいで写真〉は「100人のお年寄りを笑顔にするミッション」という星野。「部屋に飾って毎日見るが、楽しいがー」という和子と共に、たくさんのおもいで写真とお年寄りたちの笑顔が映し出される。かたや、柏葉(古谷一行)の「悔いが残ったんじゃやりきれん」とうなだれる姿、その直後、柏葉を大勢で探す結子たちの姿も。ラストは「彼女が撮っていたのは毎日が宝物に変わる魔法のような写真でした」というナレーションに「撮ってもらって嬉しかったよ」という和子のセリフが重なっていく。予告編にも使用されている主題歌「amber」を歌う安田レイは、2013年7月シングル「Best of My Love」にてソロシンガーとしてデビュー、2015年11月にリリースした「あしたいろ」は、TBS系ドラマ「結婚式の前日に」主題歌として共感を呼び、「第57回輝く!日本レコード大賞」新人賞を受賞した実力派アーティスト。本作では、夢に敗れた結子が世代を超えた人と人との交流をしながら、〈おもいで写真〉を通じてお年寄りたちの日々を次第に輝かせていくという希望の物語を力強い歌声で支える。安田さんは「不器用で、素直に生きるのが下手な主人公の音更結子。なんだか自分のことを見ているような、そんな錯覚に陥りました」と自身を重ねながら、「時には厳しく、時には優しく、愛の形を教えてくれるみんなと共に成長する結子を、自分に投影して歌わせていただきました。不器用なありがとうを、あなたに届けます」とコメント。また、ポスターは、緑の中に佇む深川さん演じる結子と、笑顔の星野役の高良さん。香里奈、井浦新、吉行さん、古谷さんなどのキャラクター写真と「おもいで写眞」〈それを撮ると、あなたの人生が眩しく輝き出す〉という未来に向けたメッセージが印象的なものに仕上がった。『おもいで写眞』は2021年1月29日(金)より全国にて公開。安田レイ「amber」は1月29日(金)から配信スタート。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おもいで写眞 2021年1月29日より全国にて公開© 「おもいで写眞」製作委員会
2020年11月26日映画『おもいで写眞』が2021年1月29日(金)に公開。主演は、元乃木坂46のメンバーで、女優の深川麻衣が務める。“遺影写真”を撮る主人公、そして老人たちの感動ドラマ映画『おもいで写眞』は、祖母の死を機に故郷へ戻った主人公・結子が、祖母の残した写真館で“遺影写真”を撮る仕事を始めたことで、老人たちとの触れ合いを通して人生の意味を見出していく感動ドラマ。原作の同名小説をベースに、同著者の熊澤尚人が本作でも監督・脚本を務めたオリジナルストーリーとなっている。キャスト深川麻衣が主演に抜擢主人公の結子役に抜擢されたのは、元乃木坂46のメンバーであり、近年では『愛がなんだ』『空母いぶき』『水曜日が消えた』など、話題作への出演が絶えない人気女優・深川麻衣。本作では、メイクアップアーティストという夢に破れながらも、“遺影写真”の撮影という新たな仕事を通して成長していくヒロインを熱演する。実力派キャストが集結またそんな深川演じる主人公の幼馴染であり、結子に「遺影」撮影の仕事を勧めることとなる星野一郎役は、『アンダー・ユア・ベッド』の高良健吾が担当。そのほか、香里奈、井浦新、古谷一行や吉行和子ら、実力派俳優が脇を固める。映画実現の背景なお映画『おもいで写眞』は、主演の深川麻衣所属の芸能プロダクション・株式会社テンカラットの25周年企画として、熊澤監督とタッグを組み実現したもの。熊澤監督は映画制作にあたり、以下のようなコメントを寄せている。「このオリジナルストリーを書いたのは9年前。何度か映画化できそうになりましたが上手く行かず、推敲を重ねて粘り強く頑張った所、深川麻衣、高良健吾という魅力溢れる俳優と出会え、やっと映画になりました。映画は主人公がお年寄りと触れ合い、希望を見出す話です。吉行和子、古谷一行という名優と映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。」詳細映画『おもいで写眞』公開日:2021年1月29日(金)監督:熊澤尚人脚本:熊澤尚人、まなべゆきこ出演:深川麻衣、高良健吾、香里奈、井浦新、古谷一行、吉行和子原作:『おもいで写眞』熊澤尚人(幻冬舎文庫)<あらすじ>東京でメイクアップアーティストを志す音更結子は、メイクの仕事をしながら美容部員として働いていたが、嘘が嫌いで頑固な性格が災いし、仕事をクビになってしまう。そんな結子に追い打ちをかけるように、大切な祖母が亡くなったと知らせが――。幼いころ、自分を捨てた母の代わりに自分を育ててくれた祖母を、ひとり寂しく死なせてしまった後悔に苛まれる結子。夢も大切な人も失った結子は、故郷へ戻ることを決める。ある日結子は、幼なじみで役所に勤める星野一郎から、老人向けに「遺影」撮影の仕事をしてみないかと誘われる。写真館を営んでいた祖母の遺影がピンボケ写真だったことを悔やんでいた結子は、その仕事を引き受ける。最初は、縁起が悪いと敬遠され、なかなか老人たちに受け入れられない結子だが、一人暮らしの老人・山岸和子との出会いをきっかけに、「遺影」撮影ではなく、それぞれの思い出溢れる場所で写真を撮る「おもいで写真」を撮り始める。結子は老人達とふれあう中で、次第に赦しの意味を知り、人生の意味を見いだしていく。
2020年10月31日女優の深川麻衣が、映画『おもいで写眞』(2021年1月29日公開)の主演を務めることが28日、明らかになった。同作は熊澤尚人監督の小説『おもいで写眞』(幻冬舎文庫)を同監督が実写映画化。東京で夢に破れ、祖母の死がきっかけで故郷へと戻った結子(深川麻衣)は、祖母の残した写真館で“遺影写真”を撮る仕事を始める。100人の写真を撮り、人生の先輩たちの話に耳を傾けるうち、それは単なる遺影写真ではなく、色褪せない思い出を写し出す“おもいで写真”へと変わっていく。主演の深川は、乃木坂46卒業後女優としてのキャリアを着実に気づき、『パンとバスと2度目のハツコイ』以来の映画主演作となる。共演には、深川麻衣と初タッグとなる高良健吾のほか、香里奈、井浦新などの実力派が揃い、さらに、古谷一行や吉行和子など、日本を代表する俳優陣が出演する。また本作は主演の深川所属の芸能プロダクション・テンカラットの25周年企画となる。数々の俳優、女優を輩出し映画に寄り添ってきたテンカラットが、設立25周年となる節目に、先輩たちからの学びや、自身の振り返り、そして成長というメッセージを込め、熊澤尚人監督とタッグを組み、本作の制作を企画した。撮影は、昨年初夏に富山にて行われた。○深川麻衣 コメント今回、初めてご一緒させていただく熊澤監督と、素晴らしい出演者の皆様と、物語の舞台である富山県で撮影をしてきました。撮影の日々はとても刺激的で、苦しくもあり、あたたかくもあり、自分にとって何ものにも代え難い大切な時間になりました。写真を通して人と人とが繋がり、結子が成長していく姿を感じていただけたら嬉しいです。○高良健吾 コメント台本を読んだ時に驚いた事があります。主人公が祖母の遺影を見て感じたことを、自分も祖父の葬式の時に感じました。これはどこにでもある問題なんだと。だとしたら、映画を通じて世の中になにかを投げかけられると。このおもいで写眞の物語は主人公の喪失感から始まります。主人公の不器用さにハラハラしますが、彼女の真っ直ぐさから伝わるものがあります。この映画があることによって、おもいでというものの価値観も変わるのではないでしょうか。正真正銘本当であるという事がすべてなのか。是非、楽しみにしていてください。○香里奈 コメント大切な思い出や記憶は、人は何歳になっても自分の心の中に大事にしまわれていて、それを思い起こすことでまたキラキラできる。『おもいで写眞』は、写真を通して若者と年配の方々それぞれの角度から、本当に大切なことは何かと気づかせてくれるような温かい映画になっています。今回、たくさんの素敵な俳優さん方とご一緒できて、私にもまたひとつ、大切なおもいでが増えました。○古谷一行 コメント『おもいで写眞』公開決まりましたね。とても待ち遠しかったし、嬉しいです。昨年の夏に暑い富山ロケで、北陸新幹線も初体験しました。深川麻衣さん、健吾君、香里奈さん、ホテルのエレベーター前でいきなりバッタリ紹介者なしで4人が自己紹介。そんなロケの始まりでした。現場では、3人共先輩に気を遣ってくれて、よく話もはずみましたね。最後の写真展のシーンは、とても温かな撮影でした。映画のテーマ通り手作りのやさしい現場でした。○吉行和子 コメントおもいで写眞に出演して、心が軽くなりました。としよりと言われて、人生がだんだんぼやけていく中で、若い人のアイディアで自分の一生が呼び起こされ生き生きとしてくる。ラストの写眞展のすばらしさ。ちからづよいメッセージが溢れています。撮影中は深川麻衣さんの若さとチャーミングさにうっとり!○熊澤監督 コメントこのオリジナルストーリーを書いたのは9年前。何度か映画化できそうになりましたが上手く行かず、推敲を重ねて粘り強く頑張った所、深川麻衣、高良健吾という魅力溢れる俳優と出会え、やっと映画になりました。映画は主人公がお年寄りと触れ合い、希望を見出す話です。吉行和子、古谷一行という名優と映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。
2020年10月28日深川麻衣主演、熊澤尚人監督の『おもいで写眞』が、2021年1月29日(金)に全国公開されることが決定した。本作は、深川所属の芸能プロダクション「株式会社テンカラット」が設立25周年という節目に熊澤監督とタッグを組み、制作を企画したもの。『ユリゴコロ』や『ごっこ』でメガホンを取った熊澤監督が、自身の小説『おもいで写眞』(幻冬舎文庫)を実写映画化。“人が生きる豊かさと年を重ねる美しさ”をテーマに、夢に敗れ故郷へ戻った主人公・結子(深川)が祖父の残した写真館で遺影写真を撮り始め、その中で成長していく様を描き出す。深川は本作で初タッグを組む高良健吾と共演。そのほか、香里奈、井浦新、古谷一行や吉行和子など、実力派の豪華キャストが出演する。撮影は2019年初夏に富山にて行われ、2021年1月29日に全国公開。<キャスト・監督コメント>熊澤監督このオリジナルストリーを書いたのは9年前。何度か映画化できそうになりましたが上手く行かず、推敲を重ねて粘り強く頑張った所、深川麻衣、高良健吾という魅力溢れる俳優と出会え、やっと映画になりました。映画は主人公がお年寄りと触れ合い、希望を見出す話です。吉行和子、古谷一行という名優と映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。この映画の準備が始まる前に深川さんと会う機会がありました。聖母というイメージをお聞きしていましたが、お話ししてみると真の強さ、強い意志、動じない強い心を感じました。そこに『思い出写眞』の主人公結子を感じました。イメージ通りだと感じました。深川麻衣コメント今回、初めてご一緒させていただく熊澤監督と、素晴らしい出演者の皆様と、物語の舞台である富山県で撮影をしてきました。撮影の日々はとても刺激的で、苦しくもあり、あたたかくもあり、自分にとって何ものにも代え難い大切な時間になりました。写真を通して人と人とが繋がり、結子が成長していく姿を感じていただけたら嬉しいです。高良健吾コメント台本を読んだ時に驚いた事があります。主人公が祖母の遺影を見て感じたことを、自分も祖父の葬式の時に感じました。これはどこにでもある問題なんだと。だとしたら、映画を通じて世の中になにかを投げかけられると。このおもいで写眞の物語は主人公の喪失感から始まります。主人公の不器用さにハラハラしますが、彼女の真っ直ぐさから伝わるものがあります。この映画があることによって、おもいでというものの価値観も変わるのではないでしょうか。正真正銘本当であるという事がすべてなのか。是非、楽しみにしていてください。香里奈コメント大切な思い出や記憶は、人は何歳になっても自分の心の中に大事にしまわれていて、それを思い起こすことでまたキラキラできる。『おもいで写眞』は、写真を通して若者と年配の方々それぞれの角度から、本当に大切なことは何かと気づかせてくれるような温かい映画になっています。今回、たくさんの素敵な俳優さん方とご一緒できて、私にもまたひとつ、大切なおもいでが増えました。古谷一行コメント『おもいで写眞』公開決まりましたね。とても待ち遠しかったし、嬉しいです。昨年の夏に暑い富山ロケで、北陸新幹線も初体験しました。深川麻衣さん、健吾君、香里奈さん、ホテルのエレベーター前でいきなりバッタリ紹介者なしで4人が自己紹介。そんなロケの始まりでした。現場では、3人共先輩に気を遣ってくれて、よく話もはずみましたね。最後の写真展のシーンは、とても温かな撮影でした。映画のテーマ通り手作りのやさしい現場でした。吉行和子様コメント『おもいで写眞』に出演して、心が軽くなりました。としよりと言われて、人生がだんだんぼやけていく中で、若い人のアイディアで自分の一生が呼び起こされ生き生きとしてくる。ラストの写眞展のすばらしさ。ちからづよいメッセージが溢れています。撮影中は深川麻衣さんの若さとチャーミングさにうっとり!『おもいで写眞』2021年1月29日(金)全国公開
2020年10月28日() ぴあ編集部員が本気でレコメンド!TSUTAYA TV/TSUTAYA DISCASでコレが観たい!.spNews__pr { padding: 0 24px; margin-top: 24px;}.spNews__pr__button a,.spNews__sns__button a { padding: 5px 10px; color: #A6A6A6; border: 1px solid #A6A6A6; width: 10%; font-size: 1.2rem;}.spNews__link { margin-top: 16px; padding: 0 20px;}.spNews__link__btn { width: 48%; display: inline-block; margin: 0px calc(1% - 1px); border: 1px solid rgb(0, 112, 192); border-radius: 5px; background-color: rgb(0, 112, 192); box-sizing: border-box;}} PR(#)TSUTAYA TV/TSUTAYADISCASのサービス詳細はコチラ!()新作・準新作などを除く、対象作品約10,000タイトル以上が見放題!初めての方は、まず30日間無料お試しから始めよう!新型コロナウィルスの影響によるおウチ時間の拡大により、これまで以上に注目度が上がってきている動画配信サービス。エンタメファンならずともおなじみの存在、TSUTAYAでも、「TSUTAYA TV」というオンライン動画配信サービスを展開中で、新作・準新作などを除く約10,000を越える作品が月額933円(税抜)で見放題に。また、レンタル大手TSUTAYAならではの宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」も合わせれば、豊富な作品数!ここでは、そんなTSUTAYA TVやTSUTAYA DISCASでこの夏観たい作品を、ぴあ編集部の映画好き4人が本気のレコメンド!それぞれのテーマで3作品ずつプッシュします。両サービスを初めての利用であれば、30日間は無料で利用できるので、まずはお試しで登録してみては?TSUTAYA TV/TSUTAYA DISCASのサービス詳細はコチラ!()【編集担当A セレクト】夏だし大暴れするサメでストレス解消しようぜ!な映画3本季節はすっかり夏!ということで、必然的に海や湖が舞台となり、スッキリ爽快&スリル満点なサメ映画をタイプ別にチョイスしてみました!() 『ディープ・ブルー』1999年/アメリカ・オーストラリア監督:レニー・ハーリン出演:サフロン・バローズ、サミュエル・L・ジャクソン、トーマス・ジェーン、L.L.クール・Jほかまずは、サメ映画のパターンのひとつである施設内パニック型から『ディープ・ブルー』!太平洋上の研究施設が舞台の本作で大暴れするのは、遺伝子操作で人間を上回る知能を持った凶悪ザメ!海中のため逃げ出すこともままならず、施設内も浸水していく中で、殺人鬼さながらに人間たちに迫り寄るサメのスリルがたまりません!この施設内型だと『ショーズ3』(1983年)なんかもありますが、今観るとさすがに映像的なチャチさは否めないもの。ですが、その点も『ディープ・ブルー』は無問題!1999年作品ですが、映像的な見劣りはありません。製薬会社社長役で登場するサミュエル・L・ジャクソンの使い方も「分かってる~!」ってカンジ!※この作品は、動画ポイント or 都度課金で視聴可能です!() 『ロスト・バケーション』2016年/アメリカ製作総指揮・監督:ジャウマ・コレット=セラ出演:ブレイク・ライブリー、オスカル・ハエナダ、ブレット・カレン2作目は、技アリな1作として『ロスト・バケーション』を。大ケガをした美人サーファーが岩礁で孤立、そこにサメが寄ってきてしまってサバイバルを強いられる、という本作。ポイントなのは、岩礁は沖ではなく浅瀬にあるという点で、ビーチはすぐそこに見えているものの声はうまく届かないというもどかしい距離感が絶妙。また、主人公は大ケガをしており失血により刻一刻と命が削られていくというタイムリミット設定も、スリルにひと役買っています。肝心のサメは、背ビレだけしか見えないのに存在感をありありと感じさせる初代『ジョーズ』方式ですが、クライマックスではちゃんと全身全霊で大暴れ!ジャウマ・コレット=セラ監督は『エスター』『フライト・ゲーム』などで知られる、サスペンス&スリラー好きにはおなじみの職人監督だけに、86分という短尺も「分かってる~!」ってカンジ!() 『シャーク・ナイト』2011年/アメリカ監督:デヴィッド・R・エリス出演:サラ・パクストン、ダスティン・ミリガン、クリス・カーマック、キャサリン・マクフィーほか最後の作品は、王道でありながらヤリすぎ感あふれる1作『シャーク・ナイト』を。ノーテンキな大学生たちがバカンスに訪れたリゾート地の湖でサメに襲われるという、ざっくりあらすじだけだとホラー映画の定型のような作品だけど、『デッドコースター』などのショッキングホラーの代表格デヴィッド・エリス監督の“味つけ”は超濃い味。そもそも「なんで湖にサメが?」なんですが、それは地元の悪いヤツらがサメを解き放っていたからで、その数なんと46種類!正直劇中で46種類までのカウントは不可能だった気もしますが、まぁそんな細かいことは気にしない。品評会さながらに登場する各種サメたちが、大学生たちだけでなく悪漢もろとも食い散らかしていきます。大学生たちの中にちゃんとカワイイ水着女子が配置されているのも「分かってる~!」ってカンジ!※この作品は、DISCASでのレンタルでのみ視聴可能です!TSUTAYA TV/TSUTAYA DISCASのサービス詳細はコチラ!()【編集担当I セレクト】美味しそうな料理がいっぱい!しかも旅気分も味わえちゃう“飯テロ”映画外出自粛期間におうち時間が増えて、いつもより料理をする人も増えたのでは?そんな方たちにも「食べたい!」「作ってみたい!」と思わせるような美味しい料理が登場する映画をご紹介!しかも旅気分も味わえちゃうというひと粒で二度おいしい映画です。() 『リトル・フォレスト 春夏秋冬』2018年/韓国監督:イム・スルレ出演:キム・テリ、リュ・ジュンヨル、チン・ギジュ、ムン・ソリほかまずは、お隣り韓国の映画『リトル・フォレスト 春夏秋冬』。こちらは“読んで美味しい”と話題の五十嵐大介の大人気コミックが原作で、タイトルにもあるとおり、“春夏秋冬”そのときそのときの変化を楽しみ、ほぼ自給自足の生活で旬の食材を使って料理するその素朴さと田舎の田園風景に心が癒されます。自家製マッコリ、チヂミ、トッポギといった韓国料理の定番から、すいとんや栗の甘露煮など多種多様な料理が登場。特に印象的だったのは、主人公へウォンがケンカした友達に渡すクレーム・ブリュレ。このクレーム・ブリュレは昔、へウォンの傷ついた心を慰めるために母が作ってくれた特別なもの。“美味しいものは人を笑顔にする”、料理は単なる食事ではなく、人と人とを繋ぐ重要な役割なのだと再認識した作品でした。※この作品は、動画ポイント or 都度課金で視聴可能です!() 『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』2014年/アメリカ製作・監督・脚本:ジョン・ファヴロー出演:ジョン・ファヴロー、ソフィア・ベルガラ、ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソンほかそして最後は、もう観ていて生唾ごっくんが止まらない!これぞ“飯テロ”映画の王道とも言える『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』。『アイアンマン』などの監督としても活躍するジョン・ファヴローが、製作・監督・脚本・主演の四役を兼ねていて、ロバート・ダウニーJr.やスカヨハなどファヴロー人脈を活かしたキャストも見ていておいしい!映画は、定番料理を出すことを強要するオーナーと衝突しレストランを辞めた主人公がフードトラックを始め、心をこめた料理で人々を笑顔にしていくというストーリー。一流レストランで振る舞われる眼にも鮮やかなコース料理も魅力的だけど、フードトラックで始めたキューバサンドのなんと美味しそうなこと!バターたっぷりのカリッとしたパンに挟まれたとろ~りチーズとジューシーなお肉!マイアミの開放的な雰囲気の中、ビール片手にこのキューバサンドを頬張るというカジュアルさもグッドで、これなら自分でも作れるかも!TSUTAYA TV/TSUTAYA DISCASのサービス詳細はコチラ!()【編集担当N セレクト】絶対にハズさない極上ミュージカル映画胸躍る音楽、華麗なダンス、ときめく物語……映画に音がついてから、ミュージカルは“観客を魅了する映画界の華”であり続けました。スクリーンの向こうに広がるのは、決して手の届かない夢の世界!でも、憧れの気持ちは映画の作り手だって同じ。いつかは自分でミュージカルを!と思う映画監督たちは“思い入れ”込みでミュージカル黄金期よりも王道なミュージカルを作ってきました。() 『ロシュフォールの恋人たち』1966年/フランス・アメリカ監督・脚本・作詞:ジャック・ドゥミ出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、フランソワーズ・ドルレアック、ジーン・ケリー、ジョージ・チャキリスほかそんな映画の筆頭が、ハリウッドから遠く離れたフランスの海辺の町で撮影された傑作『ロシュフォールの恋人たち』。美しい双子の姉妹、カフェの女主人、理想の女性を探し求める水兵たちの恋模様が名匠ミシェル・ルグランの名曲と、王道ミュージカルの遺伝子を引き継ぐダンスにのせて綴られます。フランス映画界を代表する名女優カトリーヌ・ドヌーヴと実姉フランソワーズ・ドルレアックが演じた姉妹はカラフルな衣装の美しさも含めて映画史に残る愛らしさ!恋と夢と未来がつまったミュージカル映画を自分たちの手で描きたい!ジャック・ドゥミ監督の愛情と憧れが炸裂した本作は、公開から50年以上経った現在も、名作の中の名作として親しまれています。※この作品は、動画ポイント or 都度課金で視聴可能です!() 『サウスパーク無修正映画版』1999年/アメリカ監督:トレイ・パーカー声の出演:トレイ・パーカー、マット・ストーン、アイザック・ヘイズほかこの世には愛情や憧れがまっすぐに現れることもあれば、なんだか不思議な回路を経由して映画に結実することもあります。人気アニメが映画館に進出した『サウスパーク 無修正映画版』は、ギャグアニメなのに、まさかの超王道ミュージカルです!アメリカの田舎町サウスパークで暮らす悪ガキたちを主人公にした本作は、ここではとてもじゃないけど言えないようなお下劣ワードや極悪ギャグが続出!さらにさまざまな勘違いが重なって、ついにアメリカは隣国カナダと戦争状態に……。紹介しているだけでも荒唐無稽なストーリーですが、映画の冒頭から名作『サウンド・オブ・ミュージック』を思わせる流麗なメロディが鳴り響き、R-18な歌詞しか出てこないけど……歌う!踊る!良い曲揃い!歌いながらオナラとかしてるけど!その楽曲の完成度の高さは誰もが認めるところで(こんな歌詞なのに!)アカデミー歌曲賞にノミネート。映画史に残る異色の“王道”ミュージカルです!※この作品は、動画ポイント or 都度課金で視聴可能です!TSUTAYA TV/TSUTAYA DISCASのサービス詳細はコチラ!()【編集担当K セレクト】女たちの壮絶人生を見届けよ。夏にヒンヤリできるイヤミス3選!うだるような暑い夏、映画やドラマを観て涼しくなりたい!そんなあなたにオススメなのが、ゾクっと背筋が寒くなる、イヤな気分になるミステリー、通称“イヤミス”。見てはいけないものほど見てみたい。そんな密かな欲望を刺激してくれるのが “イヤミス”の魅力!残酷でおぞましいし、妙な後味が残る、なのになぜか目が離せない“イヤミス”作品から、特にクセの強い女たちを描いた3作をご紹介します!() 『彼女がその名を知らない鳥たち』2017年/日本監督:白石和彌出演:蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊ほか1作目は、沼田まほかる原作、白石和彌監督による映画『彼女がその名を知らない鳥たち』。主人公・十和子(蒼井優)と下品で不潔な男・陣治(阿部サダヲ)の物語が、とある事件を軸に描かれます。シリアスな展開の中に、陣治を嫌悪しながらも離れられない十和子と、彼女を異常なまでに溺愛する陣治とのねっとりとまとわりつくような関係が映し出されていきますが、それがあまりに人間臭く、視線をそらしたくなるほど生々しい……。やがて物語は、予測不能な愛の物語へと着地。ふたりの暗く薄汚れた日々とは対極にあるかのような、まばゆい“究極の愛”に心をわしづかみにされる衝撃作!() 『ユリゴコロ』2017年/日本監督:熊澤尚人出演:吉高由里子、松坂桃李、松山ケンイチ、佐津川愛美、清野菜名ほか2作目も沼田まほかるの小説が原作で、熊澤尚人監督が映画化した『ユリゴコロ』。“人間の死”を心の拠り所に殺人の衝動を抱えて生きる美紗子(吉高由里子)の人生を、過去と現在を交錯させて描いた感動のミステリーです。凄惨なシーンに目を背けたくなる一方で、人を愛することを知った美紗子が葛藤する姿は狂おしく、その愛が光となり、少しの救いとなっていくさまに強く胸を打たれるはず。() 『フジコ』2015年/日本脚本:高橋泉演出:村上正典出演:尾野真千子、谷村美月、丸山智己、リリー・フランキー、浅田美代子、真野響子ほかそして最後は、殺人鬼・フジコ(尾野真千子)の狂気に満ちた人生を描いた、真梨幸子原作のhuluオリジナルドラマ『フジコ』。見届けるには相当な覚悟が必要な作品で、これぞ“イヤミス”!しかも上級編!背筋も凍る後味の悪さは桁違い!体当たりの演技で女優魂を見せつけた尾野は当時、「断りたいと思った」「(フジコに)一切共感できない」と語りながらも、「人間の深部に問いかけてくれる部分がある」としてチャレンジしたといい、最後には「やってよかったと思えた」と語っています。血しぶき飛び交う衝撃ストーリーでありながら、そこに描かれた“人間”の姿には心揺さぶられるものがあり、引き込まれてしまう魅力的なドラマです。TSUTAYA TV/TSUTAYA DISCASのサービス詳細はコチラ!() TSUTAYA TV/TSUTAYA DISCASの各種プラン、よくある質問などはコチラ!()(C)1999 Village Roadshow Films (BVI) Limited. (C)2000 Warner Bros.Entertainment Inc. All Rights Reserved.(C) 2016 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.(C)2011 INCENTIVE FILM PRODUCTIONS, LLC.ALL RIGHTS RESERVED.(C)Ciné-Tamaris 1996SOUTH PARK, COMEDY CENTRAL and their logos and characters are trademarks of Comedy Partners. (C)1999 Paramount Pictures Corporation and Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.(C)2018 Daisuke Igarashi /Kodansha All Rights Reserved.(C) 2014 Sous Chef, LLC. All Rights Reserved.(C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会(C)沼田まほかる/双葉社(C)2017「ユリゴコロ」製作委員会(C)HJホールディングス/共同テレビジョン (C)真梨幸子/徳間書店
2020年08月12日若手実力派俳優・工藤阿須加が、来年1月放送・配信のドラマ「連続殺人鬼カエル男」で主演を務めることが決定した。本作は、動画配信サービス「U-NEXT」とカンテレがタッグを組み、宝島社「このミステリーがすごい!」大賞の関連作品をドラマ化する「このミス」大賞ドラマシリーズの第4弾。「さよならドビュッシー」「贖罪の奏鳴曲」などで知られる中山七里の同名小説をドラマ化する。「きょう、かえるをつかまえたよ」。口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子どもが書いたような稚拙な犯行声明文。街を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の犯行だった。警察の捜査が進展しない中、第2、第3の殺人事件が発生。ラストにはどんでん返しが待ち受けている…というストーリー。主演を務めるのは、『ちょっと今から仕事やめてくる』、「家売るオンナ」、連続テレビ小説「なつぞら」などに出演、情報番組「ZIP!」のパーソナリティーも務める工藤さん。本作について「次々と起こる猟奇的殺人事件に立ち向かう若手刑事古手川の生き様を描いていく物語」と説明した工藤さんは、「物語が持つエネルギーが凄く、数々の事件に世間がパニックに陥っていくスピーディな展開、繰り返されるどんでん返しに圧倒されました」と作品の印象を明かす。また「僕が演じる古手川は頑丈で信念のある男ですが、過去にある傷を負っています。それがどういう風に事件と絡み合っていくのかがとても楽しみで、役とどう向き合っていくか考える日々です」と自身が演じる役柄についても説明。「全身全霊で古手川という刑事の人生を表現したいと思っています。共演者の方々、スタッフの皆さん、関わってくださる方々と一つになり、素敵な作品にしていきたいと思っています」と意気込みも語っている。なお、監督は、『君に届け』『ユリゴコロ』の熊澤尚人が務める。「連続殺人鬼カエル男」は2020年1月より毎週木曜日24時25分~カンテレにて放送(関西ローカル放送)、毎週金曜日10時よりU-NEXTにて配信スタート(全8話)。(cinemacafe.net)
2019年09月24日公開初日を迎えた映画『ごっこ』の舞台あいさつが20日、都内で行われ、千原ジュニア、平尾菜々花、川谷絵音、熊澤尚人監督が出席した。2016年10月20日に死去した漫画家・小路啓之氏の同名漫画を原作に、『近キョリ恋愛』(2014年公開)nadoの熊澤尚人監督が実写映画化した本作。主人公の城宮(千原ジュニア)と5歳児・ヨヨ子(平尾菜々花)の親子は、仲睦まじい生活を送っていたが、2人には他人に知らてはいけない秘密を抱えていた。そんな城宮とヨヨ子の生活は、ある日突然、衝撃の事実によって崩壊してしまう……というストーリーとなっている。満席の会場に登場したジュニアは「空席が多いとキャンセルしようと思ったんですけど」と公演中止騒動で揺れる沢田研二をイメージさせたあいさつで客席は大爆笑。本作の撮影は、2015年10月から2016年1月に行われ、「3年前の川谷くんは世間を騒がせていた頃で、『大変だなー』と言いながら撮影したのを昨日のことのように覚えています」とベッキーとの不倫騒動で揺れていた川谷をいじりつつ、「原作者の奥様から『旦那が喜んでいると思います』というお言葉をいただけましたので、やった甲斐があったと思います」としみじみと振り返っていた。また、多くのシーンをともにした平尾について「菜々花ちゃんで間違いないという感じでしたよ。完全に天才で、乗っかっていけるかな? と思ったら思いっきりいけました。当時は3歳でしたが、イニシアティブを持たれていた感じでしたよ」と褒め、熊澤監督も「100人以上オーディションをやって天才を選びました。子役さんではなくて女優さんでしたよ」と大絶賛。当の平尾は「そんな"天才"とかじゃないんです」と謙そんし、「千原さんがすごく優しくしてくださって、私もリラックスして演技することができました」と千原の気遣いに感謝していた。
2018年10月21日沼田まほかる原作、熊澤尚人監督、吉高由里子が主演の『ユリゴコロ』のBlu-rayとDVDが、スペシャル・エディションには特典満載で2018年4月4日(水)よりリリースされることが決定した。第14回大藪春彦賞受賞、「このミステリーがすごい!」5位など数々の国内ミステリーランキングをにぎわせた人気女性作家、沼田まほかるの同名小説が原作。凄惨なミステリーを入口に、過去から現代へ続く悲しみの連鎖のなかで愛と宿命の渦に巻き込まれていく男女の姿を描きながら、決して消えることのない生きることの尊さと美しさを描いた力作だ。数奇な人生をたどるヒロインの美紗子を、実に5年ぶりの映画主演となった吉高由里子が熱演。美紗子の生き方に大きな光をもたらす相手の洋介を松山ケンイチ、ノートを発見したことで知られざる運命へ身を投じていく亮介を松坂桃李が演じた。本作での演技が評判を呼び、第41回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞を受賞している吉高の演技も必見だ。また、監督は『近キョリ恋愛』(14)、『心が叫びたがってるんだ。』(17)などの熊澤尚人で、これまでのフィルモグラフィーのイメージをくつがえす題材にトライ。ショッキングな世界観を幻想的な映像美学で撮り上げ、繊細で切なくも美しい愛のドラマを作り出した。なお、Blu-ray&DVDの<スペシャル・エディション>には、豪華ブックレットを封入するほか、メイキングや各舞台あいさつの模様などを収めた特典映像も収録する予定。見えない糸でつながった壮絶なドラマを、充実で多彩な特典の数々とともに見届けてみては。<『ユリゴコロ』リリース情報>『ユリゴコロ』Blu-rayスペシャル・エディション価格:6,800円+税『ユリゴコロ』DVDスペシャル・エディション価格:5,800円+税『ユリゴコロ』DVDスタンダード・エディション価格:3,800円+税発売日:2018年4月4日(水)Blu-ray&DVD発売/同時レンタル開始発売元・販売元:ポニーキャニオン(C) 沼田まほかる/双葉社 (C) 2017「ユリゴコロ」製作委員会※発売情報等はすべて予定です。予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。(text:cinemacafe.net)
2018年01月30日沼田まほかるのベストセラーを吉高由里子主演で映画化する『ユリゴコロ』の初日舞台挨拶が9月23日(土)に開催され、吉高さんをはじめ、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、熊澤尚人監督、主題歌を担当したRihwaが登壇した。本作は、ある一家で殺人者の告白を綴った手記が発見されたことをきっかけに、過去と現在が交錯しながら驚愕の真実が明らかとなる物語。この日は、映画が激しいほどの愛を描くことから、「あなたにとって純愛とは何ですか?」との質問に答えることとなった。松坂さんは「僕の両親のことが思い浮かんだ」と口火を切り、「親父がうちの母親に言ったプロポースの言葉が、お袋に土下座するような感じで『僕は君と結婚できなきゃ死ぬ!』って言ったらしいんです」と両親のエピソードを披露。キャスト陣や会場もどよめくなか、「お袋からそれを聞いたときは、『うわうわうわ、そんなのドラマのセリフでもないよ』と思ったんですが、それくらい思いが強かったんだなと思うと、純愛かなと」と語っていた。吉高さんは「狂気的だね。純愛のような、脅迫のような!」と驚きつつ、「まあ、愛は凶暴なんでね」と大きくうなずく。その吉高さんはと言えば、「愛は、勉強するものじゃないので。知識があったって、何もならない。体験や経験、感じることで育まれていく要素のひとつ。みんなが持っている愛の感覚が純愛」と持論を展開。自分の純愛については、「私は20歳でお酒のCMをいただいて。ハイボールのCMをやっている。日本でも海外でも、家でも外食しても、ハイボール。純愛を貫いています」とニッコリ。「愛の結晶、シュワシュワ。今日は土曜日なので、みなさんもおうちに帰っていかがでしょうか?お後がよろしいようで」ときれいにまとめ、会場の笑いを誘っていた。キュートな笑顔で会場を魅了していた吉高さんだが、劇中では殺人者役を体当たりで熱演。「引きずられた作品。自分自身も磨耗した」と苦労も多かった様子。熊澤監督は「吉高さんなくしては作れなかった作品。吉高由里子の100年残る代表作だと思っている」と心からの賛辞を送っていた。『ユリゴコロ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年09月23日“ユリゴコロ”とは心の拠りどころのこと。人はそれぞれ自分に生き甲斐を与えてくれる拠りどころを持っている。けれど、そのユリゴコロが“人の死を味わうこと”でしか感じられなかったとしたら…。数々の国内ミステリーランキングを賑わせた沼田まほかるのベストセラー・ミステリーの映画化。主演は吉高由里子。彼女に託されたのは、特殊な殺人者であり、悲しみや美しさも表現するヒロイン美紗子だ。2年間の充電期間を経て、5年ぶりに主演映画に挑む吉高さん。ふんわりとした雰囲気、飾らない人柄の彼女が、初めて殺人者を演じる。「ごく最近の私しか知らない人にとっては、こういう役もやるんだ、じゃあこんな役もやって欲しい、とかいろいろな声が聞こえてきたらいいですよね。映画デビュー作『紀子の食卓』も衝撃のミステリーなので、こういう系はひさびさです。しかも、殺人者役。これまで演じたことのない役と観たことのない物語、惹かれる要素はたくさんありました」。どんな準備をしたのか──。「役づくりといっても、殺人者なので事前に何か準備をすることは難しくて。美紗子が登場するのは過去パートなので、衣装はロングコートやレトロなワンピースなど、昭和チックなものばかりでした。メイクはほとんどしていないように見えるメイクです。生きたいという性(さが)を感じないように仕上げてもらっています」。衣装やメイクはもちろん美紗子を演じる手助けになったそうだが、彼女の内面、どういう人物であるのかを説明するのは「すごく難しいけれど…」と説明する。「洋介と出会う前までは、美紗子は愛することもそこから生まれる感情も知らなかった。でも、愛情を知ってしまったことで、怖い、嬉しい、寂しい…生きたいと感じてしまった。生きたいと思う性に戸惑いながら過ごしている女性です。物語としてはミステリーから始まりますが、そこからラブストーリーになっていく。それは(ロマンス的なラブストーリーではなく)、みんなそれぞれ誰かを守ろうとすることで、愛情がこんがらがっていく物語。男女の愛だけではない、家族の愛、血のつながりとか…ですね」。人の死を味わうことと人から愛されること、どちらにもユリゴコロを感じる美紗子。それだけでも難役だが、美紗子の心情はナレーションとして語れるため、吉高さんのお芝居としてのセリフはかなり少なく、しかも受けの芝居。このキャラクターを演じられる女優はそうそういない、吉高由里子だからこそ成立していると思える圧倒的な演技だ。「美紗子のセリフは本当に少なくて、感情も表に出さない役でした。相手の感情を避けることをしないし、構え方も知らない、来るもの全部を受ける。こんなに受け身のお芝居は初めてで。普段はどんな役でも(現場を離れると役に)引っぱられることはあまりないタイプだと思っていました。でも、今回はロケーション地が持っている雰囲気なのか、夏の停滞している暑さや台風が近づく重力なのか、何かに引っぱられていました。撮影中は地方に行ったきりで、ホテルと現場の行き来だけ。自宅から現場に通える場合は、家に帰ることでリフレッシュすることができますが、この作品ではそれはできず…でしたが、結果的によかったと思います。とにかく簡単ではない現場でした」。そのなかでも特に大変だったと記憶しているのは、洋介と別れるダムのシーン。熊澤尚人監督が思い描く理想のダムを見つけるロケーション探しも大変だったそうだが、松山ケンイチさんの演じる洋介の想いと自分自身の想いをぜんぶ受け止るシーンだ。吉高さんは、こうふり返る。「いままで感じたことのないベクトルから感情を持ってきて演じました。たしか撮影は2日間かけて、30カット近くあって、もう『なんなのっ』って思うくらい長い撮影でした。人って、イライラしたりストレスが溜まって、自分なんて幸せじゃない…と思っているとき、1日3回いいことをしたり、人の役に立つことをすると幸福感に満たされるそうなんですね。これはテレビからの情報で、撮影後に知ったことなので、撮影中はもう、ストレスコントロールで大変でした(笑)。それでも、やっぱりこういうテイストの作品、自分が引きずられるような作品が好きだと思えた。オールアップを迎えて『喜怒哀楽、いろいろな気持ちにさせてもらい、ありがとうございました』って言ったのを覚えています。女優として、もの凄くいい経験をさせてもらいました」。今年29歳を迎えた吉高さん。「少しは大人になったかな」と、少し前の自分と向き合い見えてきたのは──。「こう思ってほしい、こう見えてほしい、こういう人間として映りたいとか、そういうことを求めなくなりました。人は、嫌な思いをするから嬉しさを感じるわけだから…そういう物事のつながりが分かってきたのは、大人になったのかな(笑)。年を重ねると、人から怒られることってなくなっていくじゃないですか。そうすると、人って知らず知らずに傲慢になっていくと思うから、そうならないように…。あとは、年を重ねていったとしても、女性らしさも忘れないようにしたいですね」。(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)
2017年09月22日女優の吉高由里子が3日、都内で行われた映画『ユリゴコロ』(9月23日公開)のレッドカーペット&完成披露試写会舞台あいさつに、共演の松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、木村多江、松山ケンイチ、メガホンをとった熊澤尚人監督とともに登壇した。映像化が困難とも言われた沼田まほかるの同名ベストセラーミステリー小説を、熊澤監督が映画化した同作。過去と現代の物語が同時に進行する中、5年ぶりに映画主演を務めた吉高由里子が、生まれながらに「人間の死」を"拠りどころ"とし、絶望的な喪失を抱えながら数奇な人生をたどる悲しき罪人・美紗子を演じる。映画は5日前に完成したそうで、共演シーンが多かったという吉高と松山は、同作を見て回顧したことはあるか尋ねられると、吉高は「ずっと大変だったんですよ。不安なところもいっぱいあったんですけど、出来上がったのを見たら、ねっ!」と明かし、話しを振られた松山は「あの大変な撮影が水の泡になるような作品になっていたら、こういう取材の場でも、ご飯を食べに行った話とか、パチンコに行った話しかしないって由里子ちゃんと言っていたんですけど、そんな話が一切出ないくらい、この作品に打ちのめされました。本当に凄かったです」と絶賛し、吉高も「監督、ありがとうございます」と頭を下げた。また、会場を映画館内に移し、多くの観客を目にした吉高は「クスッとするところが1つもない映画で、見終わった後は魂が抜かれていると思います。感想はぜひどこかで聞かせてください」と紹介し、「出演者全員が泣いています。見終わったあとに誰かと話し合いたくなると思うので、1、誰の涙が1番共感でしたか。2、誰の涙が1番自分と離れていたか。3、誰の涙を舐めたいか。その答え合わせをしてください」とアピールして笑いを誘った。さらに、同作のタイトルにちなみ、自身にとっての"心の拠りどころ"は何か聞かれると、「すごく大きい劇場でこうやって見に来てくださる方を目の前にすると、この映画をやってよかったというか、こうやって見ていただける方がいるということが、私の今の拠りどころだなと思います」と感慨深げに語った。そして、同作を見て印象的だったことを尋ねられた松山は、「聞いたらすぐ忘れてほしいんですけど…」と前置きしながら、吉高とともに裸になって撮影したシーンがあったことを明かし、「僕は撮影のときにどこから撮られてもいいように準備万端で、お尻も出していたんですけど、出来上がった作品を見たら巧妙にお尻が隠されていた」と嘆き節。「(お尻に)ファンデーションまで塗ったのに『何で!』って聞いたら、『レーティングに引っかかる』って。いや、ちょっと待ってよ。本当に危ない狂気的なものはいっぱい出ているでしょ。ワイのお尻はそれを超えちゃったの?」と打ち明けて会場を沸かせると、吉高は「狂気的なお尻(笑)。見たこともない凶暴さを持っていたんでしょうね」と大爆笑していた。
2017年09月03日吉高由里子が主演する、沼田まほかるのベストセラー原作の映画化『ユリゴコロ』。この度、宿命に翻弄される吉高さん、松坂桃李、松山ケンイチが三者三様の表情を浮かべる本作の本ビジュアルと、初公開となる“現代パート”の映像が含まれた予告編が公開された。とある一家で見つかる「ユリゴコロ」と書かれた一冊のノート。そこに綴られていたのは、悲しき殺人者の記憶。これは事実か、創作話か。誰が、何のために書いたのか。そしてこの家族の過去に、一体何があったのか。数々の疑念に先に、運命をも狂わす驚愕の真実が突き付けられる。いま、容赦ない愛と宿命の物語が、静かに動き始める――。2012年大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートを果たし、“まほかるブーム”を巻き起こした、沼田氏の同名ベストセラー小説を、『君に届け』『近キョリ恋愛』の熊澤尚人監督が映像化に挑戦した本作。「一冊のノートが、僕の人生を狂わせたんだ」という松坂さん演じる亮介の言葉とともに、殺人者の記憶を辿る導入部が映し出されていく予告編では、7月上旬に撮影終了したばかりの“現代パート”の映像も盛り込まれ、“過去”と“現代”のシーンが交錯するような仕上がりに。映像には、吉高さん演じる「人の死」でしか満たされない絶望的な喪失を抱えた美紗子が掴んだ、松山さん演じる洋介との運命的な出会いなどが収められ、ラストではこの3人の涙するシーンともに、「あなたの優しさには、容赦がありませんでした」という意味深なセリフで締めくくられている。『ユリゴコロ』は9月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年08月04日劇場版オリジナルアニメの同名実写映画化『心が叫びたがってるんだ。』初日舞台挨拶が7月22日(土)、都内にて行われ、メインキャストの中島健人(「Sexy Zone」)、芳根京子、石井杏奈(「E-girls」)、寛一郎の4名に加え、熊澤尚人監督が顔を揃えた。「あいうえお」作文風に『ここさけ』を1語ずつ担当し、叫んだ4人。「打ち合わせしていないからなあ」と「け」のトリを担当した中島さんが焦る中、サプライズで3人が中島さんへの思いを叫ぶと、感極まった中島さんは「『ここさけ』メンバー、マジ大好き!」とうれしさを爆発させていた。『心が叫びたがってるんだ。』は、目の前の大切な人に「好き」と言えない高校生たちの青春映画。成瀬順(芳根さん)は、小さい頃のあることがきっかけで、うまくしゃべることができなくなってしまう。しかし、「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命されたことから、同級生の本音を言えない坂上拓実(中島さん)、坂上の元恋人の優等生・仁藤菜月(石井さん)、夢に破れた野球部の元エース田崎大樹(寛一郎さん)と触れ合ううちに、徐々に笑顔を取り戻していく。「こ、こ、さ、け」とひとりずつ叫ぶことになり、トップバッターを飾った寛一郎さんは「こんにちは!」と第一声をあげた。続く石井さんが「このメンバーでここまでこれたのも!」、とつなげ、芳根さんが「最高に最強な座長のおかげです!そんなうちの座長は?」と中島さんに振った。見事なパスに、中島さんは「王子」を全開にして「ケンティです!」とポーズを決めながら叫び、観客から大きな拍手が寄せられた。中島さんを除く3人で「実は内容を打ち合わせした」と明かせば、中島さんは「うれしさで叫んでいます、ありがとう!」と、喜びに満ちた笑顔を広げた。本作の「最高の失恋はあなたをきっと強くする」というキャッチコピーにかけて、「自分を強くしてくれた〇〇は?」と尋ねられたキャスト陣。中島さんは「ポジティブシンキングですかね。生きる上で、ずっとポジティブでいたいなと思っていて、運命とかも創造するものだと思っています」と、強く発言。芳根さんと石井さんが『ここさけ』の撮影に触れたエピソードを重ねた後、聞かれた寛一郎さんは「皆、いいことを言っていて、どうしよう…。やっぱ睡眠、ですね。寝るときは12時間くらい寝ます」と素で答えると、中島さんが「それアメリカ行けるよ、すごいなあ」と突っ込みながらも、長時間睡眠にやや感心していた。『心が叫びたがってるんだ。』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:心が叫びたがってるんだ。 2017年7月22日より全国にて公開(C) 2017映画「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会 (C) 超平和バスターズ
2017年07月22日アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人が22日、都内で行われた主演映画『心が叫びたがってるんだ。』(7月22日公開)の公開初日舞台挨拶に、共演の芳根京子、石井杏奈、寛一郎、熊澤尚人監督とともに登場した。同作は2015年に上映され大ヒットした同名の劇場版オリジナルアニメを実写化。やる気のない高校生・坂上拓実(中島)は、幼い頃のトラウマから喋ろうとすると腹痛におそわれるため筆談で交流するクラスメイト・成瀬順(芳根)とともに「地域ふれあい交流会」(=ふれ交)実行委員に任命され、ミュージカルを上演することになる。同作の見どころを聞かれた中島は「この作品の肝ともなる、ミュージカルシーン」と回答。「みなさんすごく努力されて、日々踊りや歌を積み上げて作った」と共演者を讃え、「歌、踊り、込められたメッセージを楽しみにしてください」と観客に語りかけた。作中ではオーラを消すことが求められたが、中島は「監督から『ここは”ケンティー”でいてくれ』という許可が下りたので」と、普段のキャラクターを開放できたことを明かす。熊澤監督も「王子禁止と、王子解禁と、2つありましたね」と、作中の様子を振り返った。また、中島は「ポジティブ・シンキング」に支えられていると語り、「運命も迎え入れるものじゃなくて、創造するものだなと思ってます」と持論を展開。「明るい言葉に、自分は強くしてもらってます。いつも」と明かした。自身の役名である「坂上拓実」を言う際に若干噛んでしまい、「甘噛み拓実になってしまいましたね」と照れるお茶目な一面も見せた中島。「言葉は人を強くしますし、この作品の大テーマである最高の失恋も、みなさんの明日を強くしてくれると思います」と語り、「この最高の失恋映画で、みなさんの明日がより良いものになると信じてますので、ぜひとも『ここさけ』を愛してください」と真摯にメッセージを贈った。
2017年07月22日9月23日公開の映画『ユリゴコロ』のキックオフ会見が9日、都内で行われ、主演の吉高由里子をはじめ、松山ケンイチ、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、木村多江、熊澤尚人監督が出席した。映像化が困難とも言われた沼田まほかるのベストセラーミステリー小説『ユリゴコロ』を、『近キョリ恋愛』 (2014年)や『心が叫びたがっているんだ。』(2017年)などの熊澤尚人監督が映画化した本作。過去と現代の物語が同時に進行する中、5年ぶりに映画主演を務めた吉高由里子が、生まれながらに"人間の死"へ本能的な衝動を感じ、そこから逃れる術を持たなかった"悲しき罪人・美紗子を好演している。全撮影を終えて会見が行われたこの日は、主演の吉高らが勢揃い。吉高は「いつもは脚本を読むのに結構時間がかかかるんですけど、この脚本はあっという間に読み終えました。殺人者の役もこれまでやってこなかったので、すごく興味が湧いて是非やってみたいと思いました」とオファー時の心境を語った。吉高は松山ケンイチ、佐津川愛美らとともに過去編に登場。「現代パートの方たちは(過去編の映像を)見たんですよね? と思って、ズルいなと思いました(笑)」と話し、「私たちも早く現代パートを見たいし、そういった異なる2つのストーリーがどう交わるのか、すごく楽しみです。今皆さんと並んでいますが、全然親近感が湧きません。別の現場の方たちと思うぐらい交わっていませんでした」と笑いを誘った。吉高との共演シーンが多かったという松山は「由里子ちゃんと会ったのは10年以上前で、その時から癖の強そうな女の子だな~と思っていました。共演は何度かありましたが、僕が刺し殺すだけとか出番が違うシーンばかりで、今回ちゃんと出来たのですごくうれしかったです。2人でスッポンポンになりましたね(笑)。過酷なシーンはありましたが、由里子ちゃんだから乗り越えられたというのはあります」と吉高を絶賛。それを受けた吉高も「共演者の方がどんどんクランクアップしていく中、長い間一緒にいた共演者は、松山さんが初めて。ようやく一人ぼっちじゃなくなってホッとしたし、すごくうれしかったです。もっとお芝居が見たいなと思う役者さんでした」と褒めていた。映画『ユリゴコロ』は、9月23日より全国公開。
2017年07月09日吉高由里子の5年ぶりの主演映画で殺人者役を演じる『ユリゴコロ』のキックオフ会見が7月9日(日)に開催され、吉高さんをはじめ、松山ケンイチ、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、木村多江、熊澤尚人監督が出席した。沼田まほかるの人気ミステリを実写化した本作。ある一家で見つかった一冊のノートに綴られた、殺人者の告白を軸に、過去と現代が絡み合っていく。物語は吉高さん、松山さん、佐津川さんが参加した過去編と松坂さん、清野さん、木村さんが出演する現代編に分かれるが、過去編は昨秋に撮影され、現代編は昨日、クランクアップを迎えた。吉高さんは、最初に脚本を読んだ際の印象について「普段、脚本を読むのに時間がかかるんですが、あっという間に読み終えていました。私自身、殺人を犯す役をやったことはなかったので、興味がわいて、ぜひやってみたいと思いました」と語る。本作はラブストーリーでもあり、吉高さんは松山さんとのシーンも多かったそう。物語に深く関わるとあって、話せることが限られており、共演シーンについて「何も言えないね」(吉高さん)、「ダメだね…」(松山さん)と苦笑交じりに互いに顔を見合わせていたが、吉高さんは松山さんについて「もっとお芝居を見たいと思う役者さんでした」と語る。一方の松山さんは「初めて由里子ちゃんに会ったのは10年以上前で、クセの強そうな女の子で…」と語り、すかさず吉高さんは報道陣に「ポジティブに書いてくださいね!」とお願い。松山さんは「そういうクセのある人が大好きで、これまで共演することはあっても、僕が一方的に刺すだけだったり(笑)、出番が違ったりしてたんですが、今回、(初めてじっくりと)共演できてよかったです」とふり返る。明かせないながらも2人でのシーンは「変わったシーンが多かった」と松山さん。「ミステリなのに、ギャグか?ってシーンもあって。2人ともずっとスッポンポンで…」と語り、吉高さんも「金太郎でしたね(笑)」と楽しそうに述懐。果たして、どんなシーンになっているのか…?現代編の中心を担う、告白ノートを見つける亮介を演じた松坂さんは、あえて過去パートのダイジェスト映像を見ないで撮影に臨んだという。「こんなにも(現代と過去で)ハッキリと分かれている作品はなかなかないと思います。監督の絶妙な仕掛けがちょいちょいあるので、それがどう作用して、一つの作品になるか楽しみです」と完成作への期待を口にする。吉高さんは「2か月後に本当に公開できるのか…(笑)?何か手伝う?大丈夫…?って感じですが(笑)、仕上がりがとても楽しみ。2つのストーリーがどうひとつに交わっていくのか?早く見たいです」と完成を待ちわびていた。『ユリゴコロ』は9月23日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月09日