東京都品川区の大井町駅前中央通りで、食べ物の愛好家や専門家に選ばれたメニューがそろう「全国ごちそうフェスティバル2015」が開催される。開催日は5月30日と31日の2日間。時間は30日は11時半から、31日は11時からスタートし、両日ともに17時までの予定。入場料無料、飲食代は別途必要。○グルメマニアや専門家がメニューを厳選同イベントは、グルメマニアや専門家による選りすぐりの全国の料理を堪能する食の祭典。また、全国のグルメマニア協会の中か、所属するマニア協会のテーマを愛し、その素晴らしさを伝える"美しき女性マニア"を決める「ミス協会コンテスト2015」も同時開催する。日本唐揚協会より「からあげ専門店 舷喜屋」、日本ハンバーグ協会から「榎本ハンバーグ研究所」、日本エスニック協会の「インドレストラン モティ」、日本コロッケ協会の「米沢 琥珀堂」など、合計11種類のグルメ協会から23店舗が参加する。ごちフェスステージでは、ジャズやラテン、歌謡曲からアニメソングまで、スタンダード・ナンバーを独自のアレンジで演奏するバンドや、プロバスケットボールチームであるアースフレンズ東京Zを盛り上げる応援パフォーマンスチームなど、大井町ゆかりの様々な団体が出演予定。詳細は、同イベントの情報ページを参照。
2015年05月26日全国ごちそうフェスティバル実行委員会は、30日と31日の2日間、東京都品川区・JR大井町駅前にて、「全国ごちそうフェスティバル2015」を開催する。○グルメマニアが選んだ店が集合同フェスは、唐揚げや丼などの料理を愛してやまない専門家や愛好家によって構成された、さまざまな「グルメマニア協会」が、多くの人たちと魅力を分かち合うことを目的に、今年初めて実施する祭典。出店店舗には、各料理に造詣が深い「グルメマニア協会」が実施するグランプリの受賞店や、推奨店が全国から集結。グルメマニアお墨付きのごちそうを楽しめる。出店協会と店舗は、「日本唐揚協会(全5店)」「日本ハンバーグ協会(全2店)」「全国丼連盟(全4店)」「日本エスニック協会(全3店)」「日本カレー大学(全1店)」「日本コロッケ協会(全1店)」「日本牛肉協会(全1店)」「ニッポンご当地ぐるめ協会(全1店)」「日本餃子協会(全2店)」「日本コナモン協会(全2店)」「日本たこシャン協会(全1店)」。開催日時は、30日11時30分~17時(予定)、31日11時~17時。小雨決行。会場はJR大井町駅前中央通り(JR大井町駅徒歩1分)。入場料無料、飲食代別途。また同日程で、参加協会から事前に募集した各マニア協会を代表する女性グルメマニアによる「ミス協会コンテスト」も開催する。日時は30日12時~13時頃、31日13時~14時頃。投票は30日13時頃~31日15時まで受け付け、31日16時~16時30分に結果発表予定。
2015年05月24日西友はこのほど、「二段加熱製法でふっくらジューシーに! トマトの甘みを閉じこめたごちそうハンバーグ」(税別198円)を発売した。同商品は、同社の100%子会社である若菜が、食肉加工メーカー・米久と共同で開発したもの。素材の吟味や試作を繰り返し、約1年かけて手作り感のある家庭の味を再現したとしている。工場では、ハンバーグの生地を「中具」と「外具」の2つに分け、中具を外具で包み込むように2層に成形することで、ふっくらと仕上げたという。また、具材のトマトの自然な甘さやうま味を引き出すために、相性の良い玉ねぎを加え、野菜たっぷりの味わいに仕上げたとのこと。また、肉汁と野菜汁をしっかり閉じ込めるために、2段階に分けて加熱する「二段加熱製法」を採用した。最終調理は店舗厨房(ちゅうぼう)で行い、オリジナルのデミグラスソースをあわせて提供する。このハンバーグをベースにした商品として、「トマトの甘みを閉じこめたジューシーなハンバーグを2種類の特製ソースで食べる手づくりハンバーガー」(税別250円)と「二段加熱製法でふっくらジューシーに! トマトの甘みを閉じこめたごちそうハンバーグ弁当」(税別370円)も販売している。なお店舗により、品ぞろえが異なる場合もあるとのこと。
2015年04月20日コロワイドのグループ会社であるレインズインターナショナルは19日、「しゃぶしゃぶ温野菜」にて、期間限定「梅だしでさっぱり ごちそうクレソン鍋しゃぶしゃぶ食べ放題コース」を販売開始した。○キレイをつくる最強野菜、旬のクレソンをたっぷりと同コースは、8種類の肉、24種類の国産野菜ほか、前菜、おつまみ、鍋肴など70種類以上のメニューが食べ放題。11種類から選べるデザート1品付きのメニューとなる。野菜は、ビタミン、ミネラル、食物繊維が摂取でき、健康維持に欠かせない食材。同コースでは、定番の23種類の国産野菜に加えて、期間限定で最強野菜と言われる旬野菜「クレソン」を用意する。肌によいとされるβカロチンやビタミンCが多く含まれる「クレソン」は、内側から肌をキレイにしてくれることが期待されるという。同コースでは、このクレソンがお替わり自由となる。同コース限定「クレソンの新緑盛り」は、5種の国産野菜(クレソン、夕採れレタス、やわらかトロ白菜、はりはり水菜、しゃぶしゃぶ大根)と梅ディップの盛り合わせ。旬のクレソンは、梅ディップを付けて生のままや湯通しで楽しめる。豚肉で巻いて食べるのもオススメとなる。〆の食事には、「彩り野菜の香川県産生そうめん」を用意した。だし汁には、ほのかな酸味が絶妙な特製「梅コラーゲンだし」を採用。紀州南高梅を丸ごと1個使用した「梅コラーゲン」を鍋に溶かして完成する。手火山式本枯節のだしの旨みと梅の爽やかな香りと酸味が楽しめる仕上がりとなっている。さらに2色鍋のため、「梅コラーゲンだし」ともう1つ、10種類から好きなだしを選ぶことができる。導入期間は、3月19日~6月3日(予定)。導入店舗は「しゃぶしゃぶ温野菜」全店。価格は、1人前3,580円(税別)。※画像はイメージ
2015年03月20日新発想のトリートメントに“まぜる”ごちそうP&Gは、2014年秋に誕生したヘアケアブランド「ヘア レシピ」より2015年4月11日(土)、洗い流すトリートメントにまぜて使う、新発想オイル「ヘア レシピ グレープ シード ブースター オイル レシピ」と「ヘア レシピサンフラワー シード ブースター オイル レシピ」を全国で発売する。トリートメントとオイルのコンディショニング成分の相乗効果で、髪を守り、たんぱく質などの髪本来の要素をとじこめるトリートメント効果がアップする。芯から潤い、なめらかでツヤやかな輝き、指触りもしっとりとした、まとまり感といった欲しい要素をすべて満たす。近年話題の食材である「種(シード)」の力に注目し、「種」由来のオイルを配合し、軽くて伸びのよい化粧品にも使用される「グレープシードオイル」、コールドプレス製法の「サンフラワーシードオイル」をそれぞれ取り入れた。まぜて作る、自分好みに香りや効果をカスタマイズ栄養士とヘアエキスパートとの共同開発コンセプトのもと誕生した「ヘア レシピ」は、レシピ通りに作った料理に素材やスパイスを足して、自分好みの味や香りに仕上げていくカスタマイズの醍醐味をヘアケアに応用した。新発想のトリートメントに“まぜる”ごちそうオイルは、この春から新たに、“まぜる”という作業にひらめきを得て開発された。オイルをトリートメントにまぜることで、オイルの特徴的な香りがいつもの香りにひと味違うスパイスをプラスする。オイルとトリートメントの組み合わせや、まぜる量により香りや効果を自分好みにカスタマイズできるため、自分だけの香りのレシピを楽しむ至福のヘアケアタイムとなる。髪や地肌に与えるものは、食べるものと同じくらい大切であり、ひとつひとつにこだわり抜いたごちそうは、味だけでなく、香り、触感、色などの五感すべてを満たす要素を兼ね備え心までも豊かにする。(画像はプレスリリースより)【参考】・プロクター・アンド・ギャンブルジャパン株式会社プレスリリース/日経プレスリリース・ヘアレシピ(HAIRRECIPE)オフィシャルサイト
2015年03月14日佐賀県は、1月15日(木)~2月14日(土)の1か月間、東京都内の人気カフェ3店舗で、県産食材を使った特別メニューを提供する「ごちそう佐賀フェア~SAGA Cafe 2015~」を開催する。同フェアは、昨年に続き2回目の開催となる。今回は、都内のお洒落エリアにあるカフェ&ダイニング「碑文谷テラス」、「パームスカフェ自由が丘」、「用賀倶楽部」の3店舗にて開催。佐賀県は、北の玄界灘と南の有明海と2つの海に挟まれ、陸には福岡県境に広がる脊振山地や丘陵が広がり、自然豊かな山や海に育まれた農産物が豊富に揃う。その筆頭に挙げられるブランド牛「佐賀牛」や有明の「海苔」などは全国的にも有名だが、今回のフェアでは、まだあまり首都圏では知られていない、佐賀の魅力がたっぷりと感じられる厳選食材によるメニューが楽しめる。グランドシェフが実際に佐賀県を訪れ、農家や漁師の声を聞き、佐賀の土地と食材の魅力に触れながらスペシャルメニューを考案。各店舗にてそれぞれ異なったメニューを提供する。色鮮やかな肉色で赤身と脂質のバランスがよい「肥前さくらポーク」を香草や岩塩でシンプルに焼き上げた一品や、玄界灘の鮮魚を使ったポワレや刺身の盛り合わせ、地鶏に負けない肉の旨みを持つ「ふもと赤鶏」のハンバーガーなどなど、900円~1,700円の価格帯で提供(一部、仕入れ値により変動)。また、全国で初めて制定された「佐賀県日本酒で乾杯を推進する条例」を記念して、ディナータイムに乾杯用の日本酒、古伊万里酒造「前(さき)純米酒」、お酒が飲めない人には佐藤農場「有機みかんジュース」が1杯無料で提供される。ちなみにこの条例は、古くから県民に親しまれている日本酒で乾杯する習慣を広めることで、郷土愛を盛り上げ、また日本文化への理解を深めることを目的として制定された。東京にいながらにして、佐賀県の魅力を味わえる同フェア。佐賀県出身の人も、そうでない人も楽しめるので、ぜひチェックしてみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年01月14日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ベイマックス』と同時上映される短編アニメーション『愛犬とごちそう』の特別映像が公開になった。『塔の上のラプンツェル』『シュガー・ラッシュ』そして『ベイマックス』にも参加したスゴ腕のアニメーター、パトリック・オズボーンが初監督を務めた作品だ。『愛犬とごちそう』特別映像本作の主人公は、人間の男性の愛犬であり、親友でもある犬のウィンストン。ウィンストンは男性と食べ物を分かち合いながら暮していたが、男性が恋に落ちてからウィストンの食事の時間は一変してしまう。やがて男女の恋に様々な局面が訪れ、犬のウィンストンは予想もしなかった行動に出る。人間と犬の友情、男女の恋模様を“食事”を通して描き出す傑作短編だ。本作は、ディズニー・アニメーション・スタジオ内で、短編のアイデアを全社員から募ったことから誕生した作品。オズボーン監督はこれまで数々の大作でチーフ・アニメーターを務めてきた実力派だが“監督”は初めてだ。「ビッグチャンスに興奮しましたが、同時にディズニーの名作短編アニメーションとその輝ける歴史に、ものすごいプレッシャーを感じました」という監督は本作で、デフォルメされた愛らしいキャラクターを見事に動かして、観客を魅了している。「つねにキャラクターのデザインをシンプルで美しいものにすることを心がけました。その方が観客がストーリーに集中できると思ったんです。画家が美しい芸術作品をつくるときのように“リアル”より“Feel Good”であることを優先にして製作しました」。このほど公開された特別映像にも登場するが、本作のもうひとつの主役は“料理”だ。物語の冒頭ではウィンストンのご主人様は大のジャンクフード好き。フライド・ポテトやパスタなど見ているだけでお腹が空いてくる料理が登場し、ウィストンはご主人様と一緒にそれらをたいらげていく。しかし、ご主人様に恋人ができ、ライフスタイルが変わると、食事のスタイルにも変化が訪れる。オズボーン監督は約6分間の短編の中で、ウィンストンとご主人様の“約1年分のディナー”を描くと決めたそうで、劇中には様々なスタイルの食事が登場。キャラクターの感情や状況を“食事のメニュー”の変化で描く巧みな演出に驚かされるはずだ。オズボーン監督がアニメーション・チーフを務めた『紙ひこうき』をはじめとして、ディズニー・スタジオは傑作短編を次々に送り出しており、『愛犬とごちそう』も歴代の傑作群にその名を連ねることになるだろう。「僕はたくさんの人々に楽しんで観てもらえれば十分満足ですよ。それが、何よりの“ご褒美”です」。『ベイマックス』12月20日(土) 全国ロードショー同時上映:『愛犬とごちそう』
2014年11月28日3月29日(土)についに最終回を迎えた、NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」。20%以上の視聴率が続いていたが、最終回の視聴率は21.3%(ビデオリサーチ3月31日発表/関東地区)を記録し、人気の前作「あまちゃん」超えを果たし、過去10年の作品でも最高を記録した。主役を務めた女優・杏は、4月からも主演ドラマ「花咲舞が黙ってない」(4月16日スタート、日本テレビ系列/水曜22時~)の放送を控えており、飛ぶ鳥を落とす勢いが続きそうだ。そんな絶好調の杏が、イベントに登場した。宝酒造と小学館女性誌編集局は3月20日(木)に、“サプライズ満載の女子会パーティー”を提案するイベント「すっごい!女子会2014」を開催したが、松竹梅白壁蔵(しらかべぐら)「澪(みお)」スパークリング清酒のCMキャラクターを務める杏もこれに参加。4月14日(月)が彼女の28歳の誕生日ということで、会場に集まった60人の女性ファンに囲まれて、ひと足早いサプライズでお祝いが行われた。いざ乾杯というタイミングでバースデーケーキが登場し、1か月近くも早いバースデーケーキに「誰よりも早いです」と驚きを隠せない杏だったが、それだけに喜びもひとしお。さらに会場となった「ラ ターブル ドゥジョエル・ロブション」のシェフからは、杏(あんず)を使用したオリジナル・スイーツのプレゼントも行われ、フレンチとスパークリング清酒のマリアージュを堪能した。「ごちそうさん」で食事に目がないヒロインを演じた杏だが、お酒も大好物。「だいたい毎日飲んでます(笑)。仕事が終わってお家帰って、はぁ~疲れたなぁっていうときにお酒ってすごく助けてくれるので、本当にリフレッシュして、また明日も頑張ろうって思えるんです」と、プライベートでもお酒をたしなみ、多忙を極めるなかでのリフレッシュ方法を語った。「酒器あつめ」「酒器づくり」も趣味と語るが、日本酒にハマったきっかけに関する質問には「いろいろな味があるし、いろいろな料理に合うのでハマりました。『澪』もちょっと甘くて飲みやすいので、さらにいろいろな料理に合いそうで可能性が広がっているのも楽しいです」とコメントし、“ごちそうさん”同様に、私生活でも料理を楽しんでいる様子を印象づけた。また、最近ではTVドラマに映画にCMと引っ張りだこの杏さん。撮影現場での意外な裏側“チーム作り”の方法を明かす。特に昨年の猛暑は大変だったようで、「暑いから『澪』を冷やして飲もうっていう話になったら、みんなすごく喜んでくれて…。撮影を頑張って、一日の終わりに冷やした『澪』をふるまったらすごく喜んでくれて、さらに次の撮影に向けて結束が深まりました」と、晩酌をとおしてチームの結束を深めていったようだ。そして、4月から始まる新ドラマ「花咲舞が黙っていない」に関しては、「原作者が池井戸潤さんなので、そういった共通点から“女半沢”と言われることが多いです」とした反面、演じた本人自身は「あんまりそういう感じはしない」とのこと。「タイトルの『花咲舞が黙っていない』という通り、何事にも黙っていないんです。そういう正義感の強い役です。特に働く女性だったり、ふだんなかなか言えない女性に楽しんでもらえる作品にしたいと思います」と新ドラマをPR。これからもしばらくは、彼女の活躍から目が離せない。(text:cinemacafe.net)
2014年03月31日(画像はプレスリリースより)まるでマジックのように野菜が食べられる理研ビタミン株式会社は、2014年2月27日(木)にドレッシングの新ブランド「ごちそうマジック(R)」の発売記念イベントを開催しました。「ごちそうマジック(R)」は、野菜が苦手な男性やお子様にもたくさん野菜を食べて貰えるよう「バター醤油」や「焼きチーズ」といった今までのドレッシングにない味が揃った新しいカロリーハーフドレッシングです。よしもと芸人がイベントに登場イベントでは、ペナルティの2人がMCを務め、よしもと”ぽちゃパパ芸人”としてレイザーラモンRGさん、くまだまさしさん、野性爆弾の川島さん、アームストロングの安村昇剛さん、そしてスペシャルゲストで元・プロ野球選手の石井一久さんが登場し、トークショーや一般の方を交えた試食会を行いました。試食会での芸人の方たちの「ごちそうマジック(R)」の感想は、「さっぱりしているが、味がしっかりしている」「これだけ味がついているのにカロリーハーフ?」「なんぼでも食べられますね」と好評でした。味はファストフードやファミリーレストランをイメージ味は「バター醤油味」「焼きチーズ味」「プルコギ味」「ゴマねぎ塩味」の4タイプを展開。思わず試してみたくなる新しいコンセプトのドレッシングですね。【参考リンク】▼理研ビタミン株式会社 プレスリリース/PR TIMES
2014年03月04日今さら聞けない社会人のマナーをクイズ方式でお届けします。覚えておけば役に立つことウケアイですよ。Q:目上の知人からフルコースをごちそうになりました。お礼はどうするのがベストでしょうか?A:お礼の品を送るB:手紙かカードを送るC:その場でていねいにお礼を言う(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:B:手紙かカードを送る解説:感謝の気持ちは手紙で表すのが良いとされています。手書きの封書かカード、はがきを送るのが相手に感謝の気持ちが伝わり、ベストとされています。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日日本三大名城に数えられる熊本城。名将加藤清正(きよまさ)が築城し、細川家代々の藩主が当地したこの城内で、江戸時代の武家のごちそうが食べられる。それって、どんな味なのだろう?試食に出掛けてみた。城造りの名人・加藤清正が慶長6年(1601)から7年もの歳月をかけて築いた熊本城。広大な城郭の中に黒壁も雄々しい天守閣と小天守閣がそびえ、櫓(やぐら)や櫓門、城門などの遺構が残る。城内を歩けば見事な曲線を描く「武者返し」と呼ばれる石垣も築かれ、今にもその影から武士が飛び出して来そうな雰囲気だ。そんな堅牢(けんろう)強固な城の中で、当時の殿様・細川氏が武士たちに供した酒宴の料理が楽しめるという。しかも、料理が供される場所は5年の歳月をかけて再現された藩主の居間であり、接客の場でもあった「本丸御殿」の大御(おおみ)台所。一体どんな料理なのか興味はますます募る。料理の名は「本丸御膳」。メニューは江戸時代に書かれた貴重な料理秘伝書「料理方秘」や、近世熊本の食品・料理集「歳時記」を参考に考案。往時の献立を再現した「熊本藩士のレシピ帖」などの文献に基づいている。そして、熊本市内の郷土料理店「青柳」の料理長、松村健司さんが文献に書かれている意味や調理法を研究。専門家に相談しながら、現代人の嗜好(しこう)に合わせてアレンジしたという。さてさて、運ばれてきたのは細川の九曜紋が描かれた漆塗りの立派な御膳。なんともゴージャスで、味への期待は膨らむ一方だ。料理は全8品。係の人が、まずは四角い足付きの器「三方」に盛られた「御肴」から丁寧に説明してくれる。これは前菜のようなもので、中央手前にあるのはアワビとタイで作ったアワビかまぼこ。当時の最高級料理だそうだ。左側の串に刺さったものは魚とエビ、そしてクワイを混ぜてふっくらさせた「たまごかすてら焼き」という卵焼き。ワケギをぐるぐる巻きにして酢みそで食べる「一文字ぐるぐる」や、「からしれんこん」など今に伝わる郷土料理もある。からしれんこんは細川家初代藩主の忠利の滋養のために作られた料理。断面が細川藩の九曜紋(くようもん)に見えることから、明治維新まで門外不出だったという。からしれんこんの右下にある小さな皿は豆腐みそ漬けで、濃厚なクリームチーズのような食感だった。その右側は膾(なます)。現代の刺し身に当たるが、つけるのはしょうゆではない。酒をかつお節や梅干しと煮詰めた「煎酒(いりざけ)」や、裏ごしした梅肉に砂糖を混ぜた「梅醤(うめびしお)」をつけて食べるのだ。江戸時代初期、しょうゆはまだ一般に普及してなかったのだ。しょうゆより先に砂糖があったのは意外だが、オランダと交易が盛んだった長崎から砂糖が熊本まで流通していたようだ。左下のわんものは「タイのくずたたき」と「青まめとうふ」。「タイのくずたたき」はタイの白身をくず粉で固めたもので、しっとりした味わい。「青まめとうふ」は江戸時代の料理書「豆腐百珍」に掲載されていた料理である。そして、黒っぽいわかめのように見えるのは熊本市の伝統野菜「水前寺菜」。その右斜め下の茶わん蒸しのようなおわんは「卵ふわふわ」。溶き卵にダシを加えたもので、ふんわりした食感。江戸時代の料理書にはよく出てきた料理らしい。右下の汁物は「くしいと そそろ麩」。「くしいと」とは、ポルトガルから伝来した「コジイド(ゆでた肉)」に由来するやわらかい鶏肉が入った汁もの。江戸時代、肉は御法度と思っていたが、特別なごちそうの時は鶏を食べていたらしい。ところでこの時代には、すでにデザートもあった。膳の左上のわんに入ったものがそれ。熊本に今も伝わる「朝鮮飴」だ。当時としてはぜいたくな白砂糖と上白もち米を使い、あめというよりやわらかな餅菓子といった感じで、とてもおいしい。そして、わんの右下の小さな甘納豆のようなものは、細川家の菩提(ぼだい)寺に伝わる塩辛納豆「妙解寺納豆(みょうかいじなっとう)」と、熊本伝統の納豆の塩漬けを干したもの「干こる豆」。スイーツではないが、当時の日常食が垣間見える思いがした。以上が本丸御膳の数々。当時はぜいたく品であった肉や魚、卵がふんだんに使われ、栄養豊富なメニューになっていることが印象的だった。殿様を前にこのような料理を振る舞われた武士たちは、細川家の威光を感じたに違いない。現代のわれわれもなんだか背筋がシャンと伸び、改まる気がした。● Information 本丸御膳 提供場所:熊本城本丸御殿大御台所 熊本市中央区本丸1-1 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日お祝い事や客人のもてなしの際に、食卓にごちそうを並べるのはどの国でも同じではないでしょうか。そこで母国のごちそうと言えば何か、外国人20人に聞いてみました。・オーブンで作った一羽丸ごとのローストチキンです。表面の皮がサクサクしておいしいです (フランス/男性/20代後半)欧米のごちそうといえばローストチキンやローストターキー。まるごと一羽がどーんと食卓にのっていると、それだけでワクワクしてきますよね。・ガチョウの丸焼きです。パンとジャガイモの団子、赤キャベツの甘いお漬物と一緒に食べます。ジャガイモをガチョウの肉汁に浸しながら食べるとおいしいです (ドイツ/男性/30代後半) 日本人にとってガチョウ肉はあまりなじみがないですね。ちなみに、ガチョウの肝臓を肥大させたものがフォアグラです。・パンにつけて食べるとおいしいケバブです (シリア/男性/30代前半)日本でもケバブの屋台が増え、食べたことのある方も多いのではないでしょうか。塊肉を削ぎ切りしている様子を見ただけで、期待感が高まりますね。・牛肉の挽き肉とたっぷりのミントが入ったサラダ風のメニューで、ラープという料理です。ライムのいい香りが特徴的で、日本にはない味。ぜひ日本人に食べてもらいたいです (ラオス/女性/20代後半) 初めて聞く料理という読者も多いのではないでしょうか。肉が入っているものの、たっぷりハーブとライムでさっぱりといただけそうですね。・ヤッサです。チキンとたくさんの玉ねぎを煮込んだ料理で、マスタードを入れると非常においしいです。世界中の人が好きになる料理だと思います (マリ/男性/30代前半) こちらもあまり聞きなれない料理ですが、マリでは定番のメニュー。マスタードを加えると味に変化が出ておいしそうですね。・馬、うさぎ、ダチョウ、鴨、鹿など、様々な肉料理です。スイスでは本当によく肉を食べています (スイス/女性/40代前半) さすがヨーロッパ。ジビエ料理が目白押しですね。日本でも食通の人は、冬になると足しげくフランス料理店に通っていますね。・カルビチム(煮込み)、カルビグイ(焼肉)です。お母さんの手作り料理というような家庭料理です (韓国/女性/30代後半)韓国では本当によくカルビが食べられているのですね。カルビチムは宮廷料理として出されていたといいます。ごちそうとして出てくるだけありますね。ごちそうと一口に言っても、国や家庭によって振る舞う料理はさまざま。回答が多種多様でどれを取り上げようか迷ってしまいました。特別な日に振る舞われる料理だからでしょうか、豪華な肉料理が数多く並びました。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月24日ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル(横浜市西区)は、世界各国の絶品レシピを取り揃えた「六大陸ブッフェ ~世界のごちそう~」を同ホテル1階のブッフェ・ダイニング「オーシャンテラス」にて8月31日まで開催している。同フェアでは、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、オーストラリアなど世界各地に展開するインターコンチネンタルホテルならではのネットワークで、世界各国の絶品レシピを取り揃えているという。前菜からメイン、デザートに至るまで『世界のごちそう』が存分に楽しめるのが魅力だ。横浜の地元野菜や地元漁港で獲れた魚介など、厳選食材を使用した各国の多彩な料理がブッフェボードに勢ぞろいする。実演コーナーでは、ランチに「オージービーフのロースト」、鉄板で焼き上げる「韓国風チヂミ」、ディナーには、シェフが目の前で切り分けるジューシーな「黒毛和牛モモ肉のロースト」、「白身魚と野菜のパイ ターンオーバー」など、各国の定番料理をシェフのセンス光るアレンジで提供するという。ランチのメニュー例は、「魚介類のマリネ 大葉ジュレ添え」「白身魚ののマリネ ココナッツミルク和え」「ブラジル風チョリソと豆のサラダ」「鰹のカルパッチョ」など。ディナーのメニュー例は、「フェタチーズと生野菜のギリシャ風サラダ」「牛タンのボイル スティルトンチーズソース」「魚介類とグレープフルーツのカッペリーニ」「スモークサーモン」「冷製スープ ガスパッチョ」など。ランチは11時30分~15時で、料金は平日3,500円、土日祝日4,000円。シニア(65歳以上)は平日3,150円、土日祝日3,500円、小人(5~12歳)1,400円。ディナーは17時~22時で、平日5,200円、土日祝日5,500円。シニア(65歳以上)は平日4,700円、土日祝日5,000円、小人(5~12歳)2,800円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月27日