幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。運動が得意ではなく、体育の授業が好きではないすみかさん。体育の授業で感じたイヤな気持ちが積み重なってスポーツがきらいになり、ついに「もう体育には出ません!」と宣言したのでした。しかし、体育の授業を休む正当な理由が見つからないすみかさん。欠席、遅刻、保健室、早退とさまざまな方法を試し、最後に思いついたのは……?体育を休むために保健室へ行ったものの、微熱のためか保健室を追い出されたすみかさん。そのまま体育館へ行く気持ちにはなれず廊下を歩いていると、スクールカウンセラーの存在を思い出し……? 「もう体育に出ません」って書いたのに… カウンセラールームの雰囲気はすみかさんにとって苦手な部類であったものの、試してみようと意気込んで向かいますが、この日はお休み。体育館へ行くことになるのですが、この状況にやるせなさを感じます。 最終的に1時間目が体育の日は2時間目から登校、5時間目が体育の日は学校を休むという作戦で落ち着いたのでした。 すみかさんは大人になるにつれて、実は自分は運動がきらいなのではなく、苦手な運動があることや体育の授業というものが苦手だったのだということに気づきました。もう少し簡単な内容だったら楽しかったのかなと思いつつ、難しいなと思うすみかさんなのでした。 ありとあらゆる手段で体育の授業を休もうとしていた、中学生のすみかさん。時間はかかりましたが、すみかさんは大人になってようやく運動とのじょうずな付き合い方ができてきたようです。勉強もそうですが、大人になってから楽しさに気づくことってありますよね。 このお話は今回で最終回。癇癪が抑えられなかったすみかさんでしたが、何か問題が起こると自分なりに対策を考えたり、気持ちを整理したりして前に進んできました。諦めずに一歩ずつ前進する……七転び八起きの精神を大切にしたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年12月29日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。運動が得意ではなく、体育の授業が好きではないすみかさん。体育の中で唯一好きだったのが、小学校のときにハマった水泳でした。ですが、男子の目などが気になって中学校の授業を欠席するようになります。水泳以外は出席していましたが、体育の授業で感じたイヤな気持ちが積み重なってスポーツがきらいになり、ついに「もう体育には出ません!」と宣言したのでした。週2回の体育の授業を休むには、理由が必要なことに気づいたすみかさん。頭をひねって思いついたのは……? どの方法が一番休みやすいのかな? 単純に学校を休めば良いと思ったものの、お母さんにみつかり怒られてしまったすみかさん。仕方なく登校すると、1時間目の体育は遅刻で欠席に。こうしてすみかさんは、1時間目が体育の日は遅刻すれば出なくて良いことに気づきます。しかし、問題は5時間目が体育の日です。早退してみたものの、お母さんが仕事を抜けなくてはならず、今後は難しいと判断。次の週には保健室を利用してみますが、微熱のため追い出されてしまいます。体育館に出たくないすみかさんは、次なる手段に頭を悩ますのでした。 今日は出たくない……体育の授業を休む理由を考えた経験がある人もいるのではないでしょうか。すみかさんの気持ちを理解してくれる大人が現れると、学校生活が少しラクになるかもしれないですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年12月28日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。運動が得意ではなく、体育の授業が好きではないすみかさん。体育の中で唯一好きだったのが、小学校のときにハマった水泳でした。ですが、男子の目などが気になって中学校の授業を欠席するようになります。水泳以外は出席していましたが、あることがきっかけで体育への苦手意識はさらに高まり……?前向きな気持ちではなかったものの、水泳以外の体育の授業には出席していたすみかさん。男子VS女子でバスケ対決をする授業でついに……!! うまくなるコツは教えてくれないの? 体育の授業のなかで、男子対女子で行うバスケも不満でしたが、女子のプレーを男子が見学しているのもイヤだなと感じていたすみかさん。自分の失敗したプレーを見て、相手チームが喜んだり、男子がヤジを飛ばしたり。そんなことがあって、スポーツが嫌いになっていきます。 それと同時に、体育の先生はルールややり方をなんできちんと教えてくれないんだろう、というモヤモヤした思いがありました。他の教科ではテストに出るところをきちんと教えてくれるのに、体育では教えてもらった記憶がなく……。イヤな思いしかない!すみかさんは体育の授業には出ない、と宣言したのでした。 もちろん、きちんと指導している体育の先生がほとんどだと思いますが、中学生になってくると全員ができる前提で進んでしまうこともありますよね。自分にあったスポーツや、上手に指導してくれる先生に出会えるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月10日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。すみかさんは中学2年生になり、幼なじみで考え方の似ているムツミと同じクラスに。イベントなど学校行事がきらいな2人は、参加してみると意外と楽しいことはわかっていても、なかなか参加する気になれませんそんな中、今年の球技大会はすみかさんの苦手なドッジボールということがわかり……。事前に休む許可を母から得ておこうと家に帰って交渉しますが、有無を言わさず却下されてしまったのでした。球技大会を休みたいと母に伝えましたが、却下されてしまったすみかさん。休みたかった……と部屋に戻って反省会を開きました。球技大会以外にもプールの授業、体育祭と悩みは尽きずーー。 水泳の授業も休みたい…体育の成績は気にしない! 球技大会は休めなかったものの、なんとかやり過ごしたすみかさん。体育は苦手だと感じていましたが、小学校のときに習っていた水泳だけは楽しみにしていました。 ですが、男子の目が気になりだしたことで水泳の授業も休むように……。休んだとしても体育の成績は変わらないかなと考えます。男女別で体型がバレない水着だったら、泳ぎたかったなと思うすみかさんでした。 次に開かれたのが体育祭。当日に友だちのムツミが休んでしまい、すみかさんはひとりで過ごすことになってしまいます。感情を無にして参加しますが、先生に注意されると泣きそうに……。午後になると、天候不良で体育祭は中止になりました。解散後にひとりで帰る道中、みんなが友だちとお昼ごはんを楽しんでいる姿を目にして、さみしさに思わず涙が出てしまったのでした。 集団行動がメインとなる学生生活では、仲良しの友だちが欠席してしまうと心細く感じてしまうこともありますよね。繊細で気を張りすぎるすみかさん。適度に息抜きをしながら過ごせると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月09日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。中学生になったすみかさん。校則や人間関係など気にすべきことが増えた学校生活に、息苦しさを感じていました。ですが、自分なりに心を平常に保ち、なんとか学校生活を送っています。そして中学2年生になると、ある問題にぶつかり……。中学2年生になったすみかさんは、幼なじみのムツミと同じクラスになりました。すみかさんとムツミは考え方が似ていたので……? イヤなことから逃げてもいい!? すみかさんもムツミも学校行事に参加するのが大の苦手。小学生のころから、なんとかして休もうといつも画策をしていました。すみかさんは初めての場所やふだんと違う行動をすることに、漠然とした不安を抱いて条件反射で拒否してしまうタイプ。 保育園ボランティアのように、実際に参加してみたら案外楽しいこともあるとはわかっていても、参加するまではイヤで仕方がありません。まもなく開催の球技大会では、ドッジボールをすることが決定。ドッジボールが苦手なすみかさんはやはり参加に気が進まず……。 小学生のときは、学校を休めるかどうかは当日朝の母の機嫌次第。今回は事前に母を説得しようと、参加したくない理由をいろいろと伝えましたが、母は「いいから行きなさーい!」と一刀両断。却下されてしまいました。 大人になってからも新しいことに挑戦するとき、新たなところに参加するときなど、少し勇気が必要なことがありますよね。やってみたり、行ってみたりすると楽しいのですが、日によっては気が進まないことも……。みなさんはこんなとき、どのように気持ちを切り替えて参加していましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月08日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。中学生になったすみかさん。このころには怒られて癇癪を起すことはすくなくなっていましたが、感情の起伏によって涙があふれてしまうことも……。その対策として、先生に怒られないように校則を守ったり、行動に気をつけたりと工夫するようになりました。ですが、周りのやんちゃな生徒のせいでどんどん禁止事項が増えていきます。先生によっては生徒のことを気分で怒っているようにも感じ、中学校生活に息苦しさを感じていましたーー。先生から怒られること以外に、すみかさんにはいろいろと気になることが。きっかけは、教室でクラスメイトから指摘されたことでした。 みんなが正しいの?私っておかしいのかな? 小学1年生の妹と一緒に犬の散歩に行ったりお風呂に入ったりすることを、クラスメイトからおかしいと指摘されたすみかさん。妹はまだ小さいし……、一緒に行動することがなぜダメなのかわかりませんでした。ですが、自分が流行りのものを持っていないからバカにされるのかな、となんとなく感じるように。 中学生になると、男子の目を意識して身だしなみを整えたり、小学校は楽しく通っていた子が不登校になったり。人間関係のことを考えると、小学校とは違って息苦しさを感じる場所だなとしみじみ思うのでした。 そんななか、怖いと思っていた派手な子が意外とやさしかったり、自分と趣味があったり、すみかさん自身が人に対して壁を作っていたことに気づきます。そして、見た目のイメージだけで人のことを嫌いにならないようにしようと反省したのでした。 中学生になると異性の目が気になったり、体の成長に心の成長が追いつかなかったり、不安定な気持ちになることが多くなってきますよね。中学校生活は始まったばかりですが、自分の気持ちを大切に学校生活を楽しんでほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月07日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。中学生になったすみかさん。このころには怒られても癇癪を起すことはすくなくなっていたものの、感情が高まると涙があふれてしまうことも……。その対策として先生に怒られないよう校則を守ったり、行動に気をつけていたり、すみかさんなりに工夫をしていました。ですが、周りの生徒のせいでどんどん禁止事項が増えていきます。ついには、防寒として許可されたひざ掛けも1日で使用禁止となってしまい……?校内の禁止事項が増えると、自分の負担も増えていく……。そのことに疲れ始めたすみかさん。この日も何かあったようですーー。 荒れた学校の宿命なのかな… 教科書などを学校に置いて帰ることを禁止するお説教で下校時刻が遅くなり、さらには片道50分の距離を重い荷物を背負って下校していたすみかさん。帰り道に犬の散歩に出ていたお母さんと遭遇し、久しぶりに外で癇癪を起こして八つ当たりしてしまいました。 どうやらすみかさんの通う中学校は元々荒れた学校だったようで、今年1年生の学年主任となった先生が自分の担当する代からは変えていく!と意気込んでいるよう。すみかさんたち1年生が特別厳しく指導されているようでした。 そうはいっても、先生によっては真面目な生徒に難癖をつけて指導することもあり、すみかさんはどんどん不満が溜まっていきます。その一方で、学年主任の先生は、生徒の性格に合わせて指導を変えてくれているようにすみかさんは感じていました。 荒れている学校を変えようと先生たちも必死に頑張っているからこそ、校則が厳しくなっているのでしょう。置き勉なしで片道50分の通学は大変ですが、少しずつ環境が良くなっていくといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月06日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。小学校最後の大会では、食事を節制して自己ベストを記録。中学校で水泳部に入ろうか迷いますが、部活動で求められるものと実力の差に悩んだ末、大好きな水泳を辞めることにしました。中学校に入学すると、すみかさんの性格に関連して勉強や部活以外の問題が発生して……。中学生になったすみかさん。入学してすぐ、校内で目にしたのは……? 校則ってなかなか難しいんだなぁ 中学校に入学したすみかさん。先輩たちがつぶれたカバンや短いスカートを着こなす姿に、かっこよさを感じました。早速次の日からまねをして登校しますが、正門の服装チェックに引っかかり、先生に直すよう指摘されたことで泣いてしまいます。 小さいころのように癇癪を起こして騒ぐことはなくなっていたものの、感情が高ぶると泣いてしまう自分の性格を理解していたすみかさん。先生に怒られないよう、次の日からは生徒手帳に書いてある校則を守るようになりました。 たまに先輩の服装を見て、校則で決められていない着こなしを取り入れてみたりしながら、学校の規則を理解していったのでした。そして、怒られるとわかっていてもカッコイイとされる着こなしをする人を見かけるたび、あんな風に強い心が欲しいなと思うのでした。 制服を着崩すことで個を主張したり、見えない何かに反発したり。思春期あるあるかもしれませんがーー、服装の乱れは心の乱れ。身なりを整える=心も整うとも言われるので、私たち大人も気をつけて生活したいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月05日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。すみかさんが小学4年生から6年生まで続けていた水泳は、楽しい記憶が多かった習い事です。入賞することはありませんでしたが、工夫を凝らしてベストタイムを更新することに楽しさを感じていました。小学校最後の大会では、食事を節制して自己ベストを記録。応援に来てくれていた妹に姉の威厳を見せつけることができて満足していましたがーー。小学校最後の大会を自己ベスト更新という、最高のパフォーマンスで終えたすみかさん。泳ぐことは大好きですが、新たな悩みがあり……。 やめるべきか、続けるべきか… 小学校最後の大会を終えたすみかさん。今後もスイミングスクールに通うのか、水泳を続けるのか、悩みます。水泳は好きですが、今の自分の実力ではスクールで進級するのは難しく……。このままでは小学生と一緒のクラスで泳ぐことになり、中学生の自分がいたらダサいと思われるかもと考えました。加えて、中学校で水泳部に入ることも考えましたが、大会に出場しても入賞できなかったり、タイムが遅くてバカにされたりしそう……と想像するだけでネガティブな気持ちに。 泳げないところから水泳を始めて泳げるようになったんだから、新しいことも練習すれば出来るようになるはず!とポジティブな気持ちで水泳をやめることを決意。お母さんにスイミングスクールを退会したいと伝え、すみかさんの水泳人生は終了となったのでした。進学する前から悩みすぎているようにも見えるすみかさんですが、最終的には前向きにスイミングスクールをやめることを選択。水泳で得た自信や達成感は、ほかのことに挑戦する際に生かせそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月04日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。6年生になったすみかさんは修学旅行へ。友だちのノナちゃんは、お小遣いを多めに持ってきたり、禁止されている買い食いをしたりと、相変わらず自分勝手な行動が目立ちます。クラスのほかの女子もノナちゃんの行動を問題視しており、やっぱりノナちゃんの行動はおかしいんだ……と改めて気づきます。そして、中学生になったら友だちを辞めようと思うのでした。中学生になったらノナちゃんと仲良くするのは辞めようと決めたすみかさん。その後は気持ちがラクになり、我慢することや辛いと感じることもなくなりました。そして、中学生では別のクラスに。近づかないようにしていたら、自然と疎遠になっていきました。話は少し戻りーー、小学校では水泳を頑張っていたすみかさん。中学校でも水泳を続けようか迷っており……、小学校最後の大会を振り返ります。 小学校最後の水泳大会に向けて… 小学4年生から6年生まで水泳を頑張っていたすみかさん。水泳部では一緒に頑張る仲間もでき、楽しく続けられていました。そして、もうすぐ小学校最後の大会。自己ベストを更新するという目標をたてます。 水泳仲間から「大会前日はお肉を食べず、消化に良い物を食べると早く泳げる」と聞いてすぐに実行。自分のタイムに満足して引退したい!と心に決め、練習にも力が入ります。大会の前日はすみかさんの誕生日でしたが、ケーキは我慢してフルーツのみ食べました。 大会当日。お母さんと妹が初めて応援にやってきました。プールへの飛び込み、ターンを決めるすみかさんに、「こんなに泳げたの!?」と驚くお母さん。1着でゴールし、ベストタイムを更新。妹も笑顔で応援しており、すみかさんは満足でした。 すみかさんの成長に、お母さんも驚いたのではないでしょうか。誕生日ケーキまで節制して頑張るなんて、本気の気持ちの表れですよね。自己ベスト更新という最高のパフォーマンスで水泳大会を終えたすみかさん。中学生になっても続けてほしいですが……気になりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月03日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。少しでもイヤなことがあると不機嫌になったり、人にあれこれやってとお願いしてきたり、女王様気質のノナちゃん。人のものを盗むことはしなくなったようですが、人のものを勝手に使うのは日常茶飯事。すみかさんは、そんなノナちゃんと友だちでいることが怖い……と思うときもしばしば。ですが、修学旅行で同じ班になりーー。6年生になり、すみかさんは修学旅行へ。当然のようにノナちゃん、ムツミと一緒に回ることになりました。ノナちゃんは、お小遣いを多めに持ってきたり、禁止されている買い食いをしたりと、相変わらず自分勝手な行動が目立ちます。クラスのほかの女子もノナちゃんの行動を問題視しており、やっぱりノナちゃんの行動はおかしいんだ……と改めて気づきました。そして中学生になったら友だちをやめようと思いーー。 小学校を卒業。中学生になり… 中学生になったらノナちゃんと仲良くするのはやめようと決めたすみかさん。その後は気持ちがラクになり、我慢することや辛いと感じることもなくなりました。そして、中学生ではノナちゃんと別のクラスに。近づかないようにしていたら、自然と疎遠になっていきました。 ですが、上履きを捨てられた子がいるという噂が流れたときは、ノナちゃんがやったのかなと思ったり。一度、ノナちゃんが話しかけてきましたが、その内容というのが「美術室の備品を盗んだ」という報告でした。備品の紛失はすぐバレてしまったようですが……。 中学2年生になり、ノナちゃんのクラスはめちゃくちゃ怖いと恐れられていたベテラン先生が担任に。あの先生が見張っているなら大丈夫かな、と安心したすみかさん。ですが、盗んだ犯人を知っていながら先生に言わなかったことを後悔するときもあり、ノナちゃんについて考えるとモヤモヤするのでした。 物理的に距離をとるのが難しくても、心の距離をとるだけで友だち関係が少しラクになることもありますよね。小学生のときにクラスの子の文房具を盗んでいたノナちゃんですが、反省していなかったようですね。どこかで自分の行動を省みるときがあるといいのですが……。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月02日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。教室でペンやメモ帳の紛失が続くため、先生が個別で事情を聴き始めました。犯人はノナちゃんだと知っていましたが、先生に黙っていたことがバレると怒られるかなと思い、「誰がやったか知ってる?」と聞かれた際、「知らないです」と答えてしまいました。そして、この日から盗難はなくなります。このまま黙っていて良いのか……と迷うすみかさん。ノナちゃんのことを黙っているならば、自分はこれからも変わらずノナちゃんと友だちでいるしかないんだなと考えました。少しでもイヤなことがあると不機嫌になったり、人にあれこれやってとお願いしてきたり、女王様気質のノナちゃん。友だちとして仲良くしていますが、すみかさんが好きなものを否定して「変わってるね」と言ってくることも。人のものを盗むことはしなくなったようですが、人のものを勝手に使うのは日常茶飯事。すみかさんは、そんなノナちゃんと友だちでいることが怖い……と思うときもしばしば。ですが、修学旅行で同じ班になりーー。 修学旅行を心から楽しめない… すみかさんは修学旅行へ。当然のように自由行動はノナちゃん、ムツミの2人と回ることになりました。ノナちゃんはお小遣いを多めに持ってきたり、禁止されている買い食いをしたりと、相変わらず自分勝手な行動が目立ちます。修学旅行中は怒られたくない!と心に決めていたすみかさんは、「アイスを食べない?」というノナちゃんの誘いに流されませんでした。 3人組のため、バスに座るときは2対1にわかれます。ノナちゃんはいつもムツミと座るため、すみかさんはひとりに。その様子を見ていた同じクラスの女子が、「こっちに座らない?」と誘ってくれました。 そして、すみかさんがいつもひとりで座っていること、ノナちゃんが買い食いしていたことが話題に。「すみかは悪くないよ!」と、みんな味方になってくれました。やっぱりノナちゃんの行動はおかしいんだ……と改めて感じたすみかさん。中学生になったら友だちをやめようと思うのでした。 高学年になってくると、ほかの子の行動を冷静に見ていますよね。ノナちゃんの行動はおかしいと改めて気づいたすみかさん。同じクラスですぐに友だちをやめるというのは難しいかもしれませんが、少しずつ距離をとって気持ちをラクに学校生活を送れるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月01日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。ノナちゃんの家に遊びに行ったとき、すみかさんは彼女からキラキラのペンをもらいます。翌日、学校で先生が「最近、ペンがなくなっている人がいる……」と話し始めました。それから、同じクラスのウタちゃんのカバンやノートがなくなったり、図工で作ったものが壊されたりということが続き……。すみかさんとノナちゃんが教室で2人になったときのこと。ノナちゃんはウタちゃんの机にあるメモ帳を見て、「も〜らい♡」と自分のカバンに入れてしまいました。盗った!?と衝撃をうけたすみかさん。ウタちゃんのものを盗っているのはノナちゃん?という疑惑をもち……。ペンやメモ帳の紛失が続くため、先生が一人ずつに事情を聴き始めました。ウタちゃんの気持ちを考えると辛くなり、涙がでてきたすみかさん。ですが、犯人を知っていて言わなかったことが先生にわかると怒られるかなとも思い、「誰がやったか知ってる?」と聞かれた際、「知らないです」と答えてしまいました。そして、この日から盗難はなくなります。このまま黙っていて良いのか……と迷うすみかさん。ノナちゃんのことを黙っているならば、自分はこれからも変わらずノナちゃんと友だちでいるしかないんだなと思い……。 このまま友だちでいいのかな… 少しでもイヤなことがあると不機嫌になったり、人にあれこれやってとお願いしてきたり、女王様気質のノナちゃん。友だちとして仲良くしていますが、すみかさんが好きなものを否定して「変わってるね」と言ってくることも。人のものを盗むことはしなくなったようですが、人のものを勝手に使うのは日常茶飯事。すみかさんは、そんなノナちゃんと友だちでいることが怖い……と思うときもしばしば。 将来の夢の話になったとき。ノナちゃんは、欲しいものをたくさん買いたいからお医者さんになりたいと話します。すみかさんも将来なりたい職業はありましたが、ノナちゃんに否定されると思って話しませんでした。そしてテストで満点を目指すノナちゃんは、漢字テストのときカンペ作成。ある日、ノナちゃんのお母さんが「もっと宿題を出してください」と先生に話しているところを目撃します。クラスで仲良しグループができ始めると、同じグループに気が合わない子がいたとしても、そこから抜け出すのが難しかったりしますよね。自分が言ったこと全てを否定されると、話すこと自体が怖くなることも……。同じクラスなのでなかなか難しいですが、うまく距離をとりながら過ごせるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年10月16日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。仲良くなりたいと思っていた転校生のムツミに話しかけたすみかさん。帰り道、雪で遊んだことでふたりの仲はグッと縮まり、仲良しの友だちに。ふたりが話していると同じクラスの友だち・ノナちゃんがやってきます。そして「ムツミと一緒の班になりたい!」など、すみかさんの気持ちを無視して、ムツミに話しかけます。すみかさんの方が先にムツミと仲良くなったこともあり、なんだかモヤモヤ……。ノナちゃんはムツミと仲良くし、すみかさんを仲間はずれにしようとしてきます。ノナちゃんに仲間はずれにされたすみかさん。ですが、翌日登校するとノナちゃんの機嫌は直っており、何事もなかったかのように接してきました。そして、ノナちゃんの家に遊びに行ったとき、すみかさんは彼女からキラキラのペンをもらいます。翌日、学校で先生が「最近、ペンがなくなっている人がいる……」と話し始めました。それから、同じクラスのウタちゃんのカバンやノートがなくなったり、図工で作ったものが壊されたりということが続き……。すみかさんとノナちゃんが教室で2人になったときのこと。ノナちゃんはウタちゃんの机にあるメモ帳を見て、「も〜らい♡」と自分のカバンに入れてしまいました。盗った!?と衝撃をうけたすみかさん。ウタちゃんのものを盗っているのはノナちゃん?という疑惑をもち……。 自分は犯人を知っている… ウタちゃんのメモ帳を自分のカバンに入れたノナちゃん。すみかさんに、「この前、ウタちゃんにつねられて痛かったから仕返しで盗った」を話します。そして、他のクラスから盗ってきたというペンやメモ帳をすみかさんに見せてきました。すみかさんは、ノナちゃんからもらったキラキラのペンも盗んだものなのかな……と思い始めます。自分のものはあげたくないけれど、人のものは欲しがるノナちゃん。犯人を知ってしまったすみかさんは動揺します。 ペンやメモ帳の紛失が続くため、先生が一人ずつに事情を聴き始めました。ウタちゃんの気持ちを考えると辛くなり、涙がでてきたすみかさん。ですが、犯人を知っていて言わなかったことが先生にわかると怒られるかなとも思い、「誰がやったか知ってる?」と聞かれて「知らないです」と答えてしまいました。そして、この日から盗難はなくなります。 このまま黙っていて良いのか……と迷うすみかさん。ノナちゃんのことを黙っているならば、自分はこれからも変わらずノナちゃんと友だちでいるしかないんだなと思うのでした。 仲の良い友だちが人のものを盗んでいると知ったとき、どうするべきか悩みますよね。犯人が誰かを知るとウタちゃんが悲しむのでは、黙っていたことを先生に怒られるのでは、ノナちゃんに裏切り者と思われるのでは、などいろいろ考えると余計に何も言えなくなると思います。こういうとき、第三者的な立場の人がいてくれると話やすいかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年10月15日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。C君に胸をタッチされたすみかさんは、突然のことに動揺しながらも状況を冷静に分析。触ったのはC君だけど触らせたのはヨッシーだからヨッシーが悪いという結論に。仕返しとして身長測定のときにヨッシーの胸をタッチしますが、やり返したところでスッキリしなかったすみかさんでした。またある日、同じクラスの友だち・ノナちゃんと歩いていたとき、水泳部の友だちとすれ違いました。水泳部の友だちが「すみかー」と親しく話しかけてきたことで、ノナちゃんは不機嫌に……。どうやら、すみかさんに自分より仲のいい友だちがいるのがイヤだったようです。5年生のクラスではノナちゃんと仲良くなっていくのですがーー。仲良くなりたいと思っていた転校生のムツミに話しかけたすみかさん。帰り道、雪で遊んだことでふたりの仲はグッと縮まり、仲良しの友だちに。ふたりが話していると同じクラスの友だち・ノナちゃんがやってきます。そして「ムツミと一緒の班になりたい!」など、すみかさんの気持ちを無視して、ムツミに話しかけます。すみかさんの方が先にムツミと仲良くなったこともあり、なんだかモヤモヤ……。ノナちゃんはムツミと仲良くし、すみかさんを仲間はずれにしようとしてきます。 えっ!?親友の行動に衝撃を受ける ノナちゃんに仲間はずれにされたすみかさん。ですが、翌日登校するとノナちゃんの機嫌は直っており、何事もなかったかのように接してきました。すみかさんのことを心配する、やさしい一面もあるノナちゃん。放課後に2人で遊んだり、おしゃべりをしたり、楽しい時間を過ごしていました。 ノナちゃんの家に遊びに行ったとき、すみかさんは彼女からキラキラのペンをもらいます。翌日、学校で先生が「最近、ペンがなくなっている人がいる……」と話し始めました。紛失したペンは色付きやキャラクター付きのものばかり。すみかさんは、ノナちゃんに貰ったペンのことが少し気になりました。 それから、同じクラスのウタちゃんと遊んでいると、ウタちゃんのカバンがないことに気づきます。クラスみんなで探しましたが、見つかりませんでした。その後もウタちゃんのノートがなくなったり、図工で作ったものが壊されたりということが続き……。 そして、すみかさんとノナちゃんが教室で2人になったときのこと。ノナちゃんはウタちゃんの机にあるメモ帳を見て、「も〜らい♡」と自分のカバンに入れてしまいました。盗った!?と衝撃をうけたすみかさん。ウタちゃんのものを盗っているのはノナちゃん?という疑惑をもつのでした。 いつもかわいい洋服を着て、ぬいぐるみやシールもたくさん持っているノナちゃんですが、なぜメモ帳を盗ったのか気になりますね。それを見てしまったすみかさんは、先生に話すのでしょうか……。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年10月14日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。低学年のころに比べると、平穏な学校生活を送っていたすみかさん。5年生になったある日、4年生のときに交換日記をしていた、いーちゃんに体操着を貸してほしいと頼まれました。すみかさんは自分の体操着を渡します。自分から交換日記をやめたいと言い出し、そこから話しかけられなかったので、仲直りをした気持ちに。なので、同じく交換日記をしていたうちの1人、ヨッシーに話しかけられたときは何の疑いもなく、呼びかけについて行きました。すると、そこにいたC君がすみかさんの胸をタッチ、そしてヨッシーが笑っています。その場は「やだぁーー」と言いつつも、ひどい!とショックをうけます。C君に胸をタッチされたすみかさんは、突然のことに動揺しながらも状況を冷静に分析。触ったのはC君だけど触らせたのはヨッシーだからヨッシーが悪いという結論に。仕返しとして身長測定のときにヨッシーの胸をタッチしますが、やり返したところでスッキリしなかったすみかさんでした。またある日、同じクラスの友だち・ノナちゃんと歩いていたとき、水泳部の友だちとすれ違いました。水泳部の友だちが「すみかー」と親しく話しかけてきたことで、ノナちゃんは不機嫌に……。どうやら、すみかさんに自分より仲のいい友だちがいるのがイヤだったようです。5年生のクラスではノナちゃんと仲良くなっていくのですがーー。 先に仲良くなったのは私なのに… ノナちゃんはすみかさんと仲良くなる前からウタちゃんと親しくしており、3人組になることもしばしば。2人組を作るときはノナちゃんはウタちゃんと一緒になるため、すみかさんはひとりぼっちに……。そんなとき、転校生ですみかさんが仲良くなりたいと思っていたムツミがひとりで座っているのを発見。すみかさんから話しかけ、一緒に帰ることに。 帰り道、雪で遊んだことでふたりの仲はグッと縮まり、仲良しの友だちに。ふたりが話しているとノナちゃんがやってきます。そして「ムツミと一緒の班になりたい!」など、すみかさんの気持ちを無視して、ムツミに話しかけます。すみかさんの方が先にムツミと仲良くなったこともあり、なんだかモヤモヤ……。ノナちゃんはムツミと仲良くし、すみかさんを仲間はずれにしようとしてきます。 学校生活において3人組などグループをつくるときなど、イヤな思いをしたことがある人は多いのではないでしょうか。高学年あたりから仲良しグループができ始め、友だち関係は複雑になってきますよね。以前より心が強くなったすみかさん。この後、どう行動するのか気になりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年10月13日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。ある日、すみかさんは親友のノナちゃんと話し、ノナちゃんのお母さんが宿題を見ることに驚きます。そして、同じ水泳部の仲間・夏子ちゃんのお母さんは「勉強しなさい」と言っていることを知り……。すみかさんは母親のことをうるさいと思っていましたが、算数がわからなくても怒られたことはなく、案外何も言わない方なのかな!?と考えるようになりました。頭がいいお姉ちゃんと比べられたこともなく、自分たち3姉妹のことを見た目や成績で比べない、いいお母さんなのかも……と思い始め、よそのお母さんと比べるのはやめようと思いました。低学年のころに比べると、平穏な学校生活を送っていたすみかさん。5年生になったある日、4年生のときに交換日記をしていた、いーちゃんに体操着を貸してほしいと頼まれました。すみかさんは自分の体操着を渡します。自分から交換日記をやめたいと言い出し、そこから話しかけられなかったので、仲直りをした気持ちに。なので、同じく交換日記をしていたうちの1人、ヨッシーに話しかけられたときは何の疑いもなく、呼びかけについて行きました。すると、そこにいたC君がすみかさんの胸をタッチ、そしてヨッシーが笑っています。その場は「やだぁーー」と言いつつも、ひどい!とショックをうけて……。 体の特徴を指摘されると… C君に胸をタッチされたすみかさんは、突然のことに動揺しながらも状況を冷静に分析。触ったのはC君だけど触らせたのはヨッシーだから、ヨッシーが悪いという結論に至ります。仕返しとして身長測定のときにヨッシーの胸をタッチしますが、やり返したところでスッキリしなかったすみかさんでした。 その後、クラスの友だちと廊下を歩くすみかさん。「ノナちゃんは一番小さいから先頭だね」と言うと、ノナちゃんは「どうせチビだもん」と不機嫌に……。背が小さいと写真撮影や舞台鑑賞など何でも前の方なので羨ましいなと思っていましたが、傷つくこともあるんだなと学びました。そして、体のことは人知れず悩んでいたりするので、言わないようにしようと思うのでした。すみかさんはノナちゃんの気持ちを分かっていませんでしたが、身長が大きいすみかさんは生理やブラジャーについて他の子から質問されることもあり、みんなだって自分の気持ちを分かってないなと気づきます。 またある日、同じクラスの友だち・ノナちゃんと歩いていたとき、水泳部の友だちとすれ違いました。水泳部の友だちが「すみかー」と親しく話しかけてきたことで、ノナちゃんは不機嫌に……。どうやら、すみかさんに自分より仲のいい友だちがいるのがイヤだったようです。5年生のクラスではノナちゃんと仲良くなっていくのですがーー。 何気ない言葉だったとしても、言われた本人にとってはショックなことってありますよね。親しい仲であっても体のことや本人が気にしていそうなことは、相手が話してくるまで触れないほうがいいことも……。関係性によりますが、お互いに気持ちいいお付き合いをしたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年10月12日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。子どもを心配する気持ちからですが、遊びに行くときに誰と?どこに?と口うるさく言ってくるお母さんを、すみかさんは疎ましく思っていました。洋服や流行のモノにも興味がないので、一緒に話せるお母さんが良かったなと考えることもーー。あるとき、お母さんの友だちとの食事会にすみかさんも参加。そこで、お母さんがあまり輪に入れていないことに気づきました。家にいるときはおしゃべりで怒りん坊、外では大人しい、自分と同じじゃん!と思ったすみかさん。ほかの子のお母さんが気になり……。ある日、すみかさんは親友のノナちゃんと話し、ノナちゃんのお母さんが宿題を見ることに驚きます。そして、同じ水泳部の仲間・夏子ちゃんのお母さんは「勉強しなさい」と言っていることを知り……。すみかさんは母親のことをうるさいと思っていましたが、算数がわからなくても怒られたことはなく、案外何も言わない方なのかな!?と考えるようになりました。頭がいいお姉ちゃんと比べられたこともなく、自分たち3姉妹のことを見た目や成績で比べない、いいお母さんなのかも……と思い始め、よそのお母さんと比べるのはやめようと思います。学校では同じクラスや水泳部で仲良しの友だちもでき、平穏に過ごしていたのですがーー。 友だちの不意打ちな行動に… 小学5年生のとき、転校生としてムツミがやってきました。転校した経験のあるすみかさんは、話しかけられずにいる転校生に親近感が湧き……。ムツミと仲良くなりたいなと思います。また同じころ、一部の男子が同じクラスのFくんに意地悪しているところを目撃します。しかし、すみかさんや他のクラスのみんなは男子に同調することはありませんでした。 低学年のころに比べると、平穏な学校生活を送っていたすみかさん。ある日、小学4年生のときに交換日記をしていた、いーちゃんに体操着を貸してほしいと頼まれました。すみかさんは自分の体操着を渡します。自分から交換日記をやめたいと言い出し、そこから話しかけられなかったので、仲直りをした気持ちに。 なので、同じく交換日記をしていたうちの1人、ヨッシーに話しかけられたときは何の疑いもなく、呼びかけについて行きました。すると、そこにいたC君がすみかさんの胸をタッチ、そしてヨッシーが笑っています。その場は「やだぁーー」と言いつつも、ひどい!とショックをうけたすみかさんでした。 転校生や意地悪をされている子を気にかけるなど、以前に比べるとぐっとお姉さんになったすみかさん。ヨッシーは、すみかさんがいーちゃんと話しているのを見て意地悪をしようと思ったのかもしれませんが、本人は遊び感覚のつもりでも絶対にやってはいけないことですよね。ただ、もう以前のようにクヨクヨするだけのすみかさんではなく……ヨッシーに対して何を言うのか気になるところです。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年10月11日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。友だちがかわいい靴を履いているのを見て、お母さんに買ってもらおうと思ったすみかさん。ですが、靴はデザインより機能性ということで買ってもらえませんでした。洋服もすみかさんの意見を聞くことなく選ぶため、言っても分かってくれないと諦めます。そして、前の学校で親友だったモモちゃんとの文通にもお母さんが口出ししてきました。手紙には「彼氏ができた」と書かれており、すみかさんのテンションは上がります。しかし、それを聞いたお母さんは、すみかさんとモモちゃんのタイプが違うと判断。「友達やめたら?」と助言します。なんて事を言い出すんだと思ったすみかさん。お母さんに対していろいろ思うことがあり……。子どもを心配する気持ちからですが、遊びに行くときに誰と?どこに?と口うるさく言ってくるお母さんを、すみかさんは疎ましく思っていました。洋服や流行のモノにも興味がないので、一緒に話せるお母さんが良かったなと考えることもーー。あるとき、お母さんの友だちとの食事会にすみかさんも参加。そこで、お母さんがあまり輪に入れていないことに気づきました。家にいるときはおしゃべりで怒りん坊、外では大人しい、自分と同じじゃん!と思ったすみかさん。ほかの子のお母さんが気になり……。 友だちのお母さんと比べたところ… ある日、すみかさんは親友のノナちゃんと話し、ノナちゃんのお母さんが宿題を見ることに驚きました。すみかさんはお母さんから宿題について聞かれたことがなく、通知表を渡しても見ている様子はありません。そこで、お母さんは私に興味がないのかなと感じます。ですが、お母さんは家でも持ち帰ってきた仕事をしており、夜はお酒を飲んで寝落ち……。疲れているから仕方ないとも思いました。 またあるとき、同じ水泳部の夏子ちゃんと話していたすみかさん。「スイミングスクールには通わないの?」と聞いたところ、「勉強する時間がなくなるからダメなんだ。成績が下がったら部活も辞めさせるって言われてるし……」という返答が。「勉強しなさい」という親がいることを知り、夏子ちゃんの家は厳しいんだなと思います。すみかさんは母親のことをうるさいと思っていましたが、算数がわからなくても怒られたことはなく、案外何も言わない方なのかな!?と考えるように……。 すみかさんのお姉ちゃんが中学校のテストで学年1位になったときも、すみかさんと比べることはなく、「努力よ、努力」と冷静なお母さん。自分たち3姉妹のことを見た目や成績で比べない、いいお母さんなのかも……と思い始めます。ほかのお母さんも厳しそうだし、よそのお母さんと比べるのはやめようと思ったすみかさんでした。 友だちのお母さんが子どもにどのように接しているかを知ったことで、自分のお母さんの良いところを見つけていったすみかさん。きょうだいがいると勉強や運動面など比べてしまうこともありますが、すみかさんのお母さんは一人ひとりの個性を尊重しているのかもしれません。すみかさんが思っているより、子どものことをよく見ているのかも……。今後の親子関係の変化が気になりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年10月10日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。小学5年生になったすみかさん。演劇発表会の練習中、すみかさんは登場のタイミングがつかめず、先頭だった順番を変えられてしまいます。そのことを何気なくお母さんに話すと、「あんたって情けない子ね!ちゃんとやりなさいよ!」と返されました。その言葉にショックを受けたすみかさんは、癇癪を起こします。本当はお母さんから「先頭じゃなくても大丈夫」という言葉が欲しかったのですが……。お母さんとの意見の食い違いは続きーー。親友のノナちゃんは体育がない日はかわいい靴を履いて通学してきます。それを見て、いいなぁと憧れたすみかさん。お母さんに買ってもらおうとしますが、靴はデザインより機能性ということで購入ならず。洋服もすみかさんの意見を聞くことなく選ぶため、言っても分かってくれないと諦めました。そして、前の学校で親友だったモモちゃんとの文通にお母さんが口をはさみます。手紙には「彼氏ができた」と書かれており、すみかさんのテンションはアップ。しかし、それを聞いたお母さんは、すみかさんとモモちゃんのタイプが違うと判断。「友達やめたら?」と助言します。なんて事を言い出すんだと思ったすみかさん。お母さんに対していろいろ思うことがあり……。 母親に言わないことが増えていく… ある日、すみかさんのお姉ちゃんはコンサートに行くことを、すみかさんに伝えました。コンサートのことはお母さんには内緒だと姉妹で約束していましたが、チケットがお母さんに見つかってしまいます。案の定、誰と?どうやって行くの?と質問責めに。 「うるさいなぁ」と言おうものなら「だって心配なのよ!」と返されるので、何も言えなくなってしまいます。そして当日は何事もなく送り出してくれるのですが、であれば最初から笑顔で「楽しんできてね!」と言ってくれたら……とすみかさんは思います。お母さんに話す=面倒なことになるから隠し事をするのになと考えるのでした。 ときは過ぎてお正月。すみかさんのお父さんの妹・ユイコさん一家が遊びにきました。ユイコさんの子どもたちが母であるユイコさんに甘える様子を見て、自分も母親に甘えたくなりますが、母はクールな対応……。一緒にファッション誌を見たり、流行りのテレビ番組の話ができたりするユイコさんが母親だったらいいのにと思いました。 お正月が明けて……学校をサボった日、お母さんからショッピングに誘われました。その日はお母さんの機嫌が良く、すみかさんが選んだ洋服も買ってくれます。そして行った先はママ友とのランチ会。食事をしながらお母さんを観察していると、みんなの輪に入れていない?ことに気づき……。家にいるときはおしゃべりで怒りん坊、外では大人しい、自分と同じじゃん!と気づくのでした。 小学校高学年になってくると、親に秘密にしたいことができたり、親のことをうるさく感じたり……。すみかさんの気持ちが分かる人も多いのではないでしょうか。でもたまに、甘えたくなったりもするんですよね。ママ友と交流するお母さんを客観視して、自分に似ているところがあると気づいたすみかさん。反発心を抱くことが多かったお母さんに対して、少し親近感をもったのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年10月09日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。もうすぐお姉ちゃんとすみかさんの誕生日。お母さんに欲しいものを聞かれ、お姉ちゃんは縮毛矯正したいと答えます。お母さんはそんなもの必要ない!と大反対し、お姉ちゃんは不機嫌に……。翌朝、お姉ちゃんの髪型はベリーショートになっていました。お姉ちゃんの気持ちをお母さんに分かってほしいと思うすみかさんですが、なかなか簡単にはいきません。小学5年生になったすみかさん。演劇発表会の練習中、すみかさんは登場のタイミングがつかめず、先頭だった順番を変えられてしまいます。そのことを何気なくお母さんに話すと、「あんたって情けない子ね!ちゃんとやりなさいよ!」と返されました。その言葉にショックを受けたすみかさんは、癇癪を起こします。本当はお母さんから「先頭じゃなくても大丈夫」という言葉が欲しかったのですが……。お母さんとの意見の食い違いは続きーー。 母の何気ないひと言に落ち込む日々 親友のノナちゃんは体育がない日はかわいい靴を履いて通学してきます。それを見て、いいなぁと憧れたすみかさん。お母さんにスニーカー以外の靴を買ってもらおうとしますが、走れないからダメ!と購入してもらえませんでした。また別の日には、すみかさんの意見を聞くことなく洋服を購入。好みじゃなかったので、今度から自分で選びたいと伝えました。 お母さんに雑誌に載っているファッションを見せますが、「理解できなーい。服が欲しいなら押し入れにたくさんあるから」と言われてしまいます。押し入れにある洋服というのは、お母さんが太って着られなくなったトップス、おばあちゃんが昔履いていたスカートなど、すみかさんが着たいと思うような洋服はありません。言っても分かってもらえないと思い、諦めたすみかさんでした。 5年生になっても前の学校で親友だったモモちゃんとの文通は続いていました。手紙には「彼氏ができた」と書かれており、すみかさんはテンションが上がります。しかし、それを聞いたお母さんは、すみかさんとモモちゃんのタイプが違うと判断。「友達やめたら?」と助言します。なんて事を言い出すんだと思ったすみかさん。友だちは自分で決める!と自室でイライラするのでした。親が着てほしい洋服と子どもが着たい洋服が違うというのは、しばしばありますよね。流行りに敏感になる思春期になると、ぶつかることも増えてくるのかなと思います。「友達やめたら?」という言葉は心に深く残りますね。親子間だと遠慮なく、言いたいことを言いがちですが、親しき仲だからこそ言い方には気をつけたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年09月08日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。小学4年生になり、水泳を始めたすみかさん。夏休みには初めて、大会に出場しました。仲間のことを全力で応援する水泳部のみんなを見て、私も応援したい!という気持ちに。このとき初めて、自分の家以外の場所で大声を出せました。そして5年生になると、他の子と同じ練習メニューをこなせるようになります。もうすぐお姉ちゃんとすみかさんの誕生日。お母さんに欲しいものを聞かれ、お姉ちゃんは縮毛矯正したいと答えます。お母さんはそんなもの必要ない!と大反対し、お姉ちゃんは不機嫌に……。翌朝、お姉ちゃんの髪型はベリーショートになっていました。すみかさんはお母さんに対し、お姉ちゃんの気持ちにもう少し寄り添ってほしいと思いますが、なかなか分かってもらえません。そして、すみかさんの行動にも口を出しーー。 自分のことを理解していない!?母の言葉 小学5年生になったすみかさんには、ノナちゃんという友だちができました。自分から行動を起こしたり、目立つことをしたりするのが苦手なすみかさん。「これやろ〜、あっちに行こ〜」とリードしてくれるノナちゃんは、一緒にいて安心できる存在でもあります。 ある日の演劇発表会の練習中。すみかさんはステージ袖から出る時の先頭に決められてしまいます。何度練習してもタイミングがつかめず、並び順を変更することに。そのことを何気なくお母さんに話すと、「あんたって情けない子ね!ちゃんとやりなさいよ!」と返されました。その言葉にショックを受けたすみかさんは、癇癪を起こします。本当はお母さんから「先頭じゃなくても大丈夫」という言葉が欲しかった……。でも想像と違う言葉が返ってくるから、学校で上手くできなかったことは秘密にしようと心に決めたすみかさんでした。 すみかさんは、発表会の並び順のことでお母さんに怒られた事をノナちゃんに話しました。すると、「スミカはスミカだよ!他の子と比べて落ち込まないの!」と元気づけてくれました。すみかさんは、ノナちゃんの優しさに感動したのでした。 慰めてほしい、分かってほしいと思って話したことに対し、真っ向から批判されると辛いですよね。お母さんの声かけも、すみかさんにもっと頑張ってほしいという思いから出ている言葉だとは思うのですが……。ノナちゃんがすみかさんの「個」を認めてくれる子でよかったです。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年09月07日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。小学4年生になり、学校の部活と習い事の両方で水泳を頑張っているすみかさん。夏の大会へ出場することになりますが、頭から水面に飛び込むなんて怖い……と不安になります。「怖いよね〜」とすみかさんの気持ちに寄り添ってくれる友だちの言葉を聞いて、みんなも初めは怖かったんだ……みんなに追いつきたいから頑張ろう!と前向きな気持ちになりました。迎えた水泳大会の当日。みんなが応援してくれる中、いよいよスタートのときを迎えます。結果、失格にならずに泳ぎ切ることができました。そして、仲間のことを全力で応援する水泳部のみんなを見て、私も応援したい!という気持ちに。このとき初めて、自分の家以外の場所で大声を出せました。そしてこの日を境に声を出すことへの抵抗がなくなり、合唱も怖くなくなります。どんどん成長するすみかさん。最近の家での様子はというと……。 子どもの気持ちを分かってくれない母 ある日、お母さんがお姉ちゃんとすみかさんに、誕生日プレゼントは何がいいか聞いてきました。お姉ちゃんは現金が欲しい、そして縮毛矯正をしたいと話します。しかし、お母さんは縮毛矯正はダメ!そのままで良い!必要ない!と大反対。 お姉ちゃんの髪はくせ毛のボンバーヘア。雑誌のモデルさんのような、さらさらヘアに憧れるのも分かる気がしました。お母さんに反対され、お姉ちゃんに同情したすみかさん。しかし、お母さんの理解は得られませんでした。 翌日。朝ごはんを食べているお姉ちゃんを見ると、髪型がベリーショートになっていました。縮毛矯正をかけられなかったことが関係しているのか、お姉ちゃんは少し反抗的に。お使いで買ってきた卵を割ってしまいますが、お母さんに謝ることなく自室へ。何あの態度……と納得のいかないお母さんに対し、わざとじゃないんだから怒らなくてもいいじゃんとすみかさんは返します。 結果、すみかさんはお母さんと言い合いになりますが、うまく言い返せずに自分の部屋へ。お母さんと口げんかしても腹が立つだけなので、無視して部屋に行く方がマシ!お姉ちゃんの対処法は正解なんだと思ったすみかさんでした。 中学生ぐらいになると髪型だけでなく髪質で悩んだり、ヘアケアに興味が出てきたりしますよね。お母さんはまだ早いと思ったのかもしれませんが、髪の悩みは人によって違うので難しいですね……。すみかさんはお母さんに対し、お姉ちゃんの気持ちにもう少し寄り添ってほしいと思ったようですが、親子だからこそ上手くいかないことってありますよね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年09月06日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。3年生の頃は毎日のように本を読んでいたすみかさん。国語の問題を解くスピードが速くなり、テストの点数も良くなりました。作文のコンクールで入賞し、先生に褒められたことで、自分は書くのが得意なのかも!?と気づきます。少し自信がつき、授業中も挙手できるようになりました。4年生になり、水泳を頑張っているすみかさん。夏の大会への出場が決まりましたが、プールへ飛び込めるか、水面に頭から飛び込むなんて怖い……と不安になります。「怖いよね〜」とすみかさんの気持ちに寄り添ってくれる友だちの言葉を聞いて、みんなも初めは怖かったんだ……みんなに追いつきたいから頑張ろ!と前向きな気持ちに。そして、大会当日を迎えます。 不安を抱えつつ迎えた大会当日 大会当日。今日まで飛び込みの練習ができず、そして競技中の注意事項を聞いて、失格になるのでは…‥と不安になるすみかさん。みんなが応援してくれる中、いよいよスタートのときを迎えます。結果、失格にならずに泳ぎ切ることができました。 そして、仲間のことを全力で応援する水泳部のみんなを見て、私も応援したい!という気持ちに。このとき初めて、自分の家以外の場所で大声を出せました。この日を境に声を出すことへの抵抗がなくなり、合唱も怖くなくなります。 その後、プールの飛び込みにも挑戦したら、コツをつかんで上手く飛び込めるように。5年生になると、他の子と同じ練習メニューをこなせるようになります。夏は学校の水泳部とスイミングスクールの両方で泳いでいましたが、冬の間はスイミングスクールのみ。水泳部が恋しくなるすみかさんでした。 水泳部に入って素敵な仲間と出会い、表情や性格が明るくなってきたすみかさん。応援している仲間の姿に感化され、自分も応援したい!と思うようになりますが、声援の力って大きいですよね。大きな声を出せずに休んでいた音楽の授業も参加できるようになり、すみかさんの成長を実感しますね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年09月05日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。プールが好きなすみかさんは、4年生になってスイミングスクールに通い始めます。学校では水泳部に入りましたが、周りは泳ぎが上手な子ばかり。泳げる子にいじめられるかも……と思いましたが、試合のときの水着をお揃いにしようと言ってくれたり、休み時間も一緒に遊んだりと仲良しに。転校後、いーちゃん以外に友だちができました。3年生の頃は毎日のように本を読んでいたすみかさん。国語の問題を解くスピードが速くなり、テストの点数も良くなりました。そして作文のコンクールで入賞した際、先生に褒められて自分は書くことが得意なのかも!?と気づきます。少し自信がついたことで、授業中も挙手できるようになったすみかさん。部活では水泳を頑張っていますが、ひとつ不安なことがあり……。 水泳大会への出場が決定 スイミングスクールでは進級し、水泳部では大会に出ることが決まり、他の子から「すごい!」と言われたすみかさん。夏の大会に出場することが決まりましたが、すみかさんには懸念していることがーー。それはプールへの飛び込み。 頭から水面に飛び込むのが怖い、と不安になるすみかさん。「怖いよね〜」とすみかさんの気持ちに寄り添ってくれる友だちの言葉を聞いて、みんなも最初は怖かったんだ……みんなに追いつきたいから頑張ろ!と前向きななりました。 以前はクヨクヨすることが多かったすみかさん。水泳を始めてから仲良しの友だちができ、落ち込んでいてもうまく切り替えられるように。コーチや友だちに励まされ、大会では上手に飛び込めるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年09月04日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。4年生になったすみかさんは、一緒に帰っているいーちゃんと同じクラスに。いーちゃんはすみかさんが唯一話せる相手です。楽しい学校生活になるかと思いきや、ヨッシーという子が入ってきて3人組に。3人で遊んでいるとき、2対1とすみかさんがひとりになることが多く、居心地の悪さを感じていました。プールが好きなすみかさんは、4年生になってスイミングスクールに通い始めます。そして学校では水泳部に入りました。いざプールに行くと、みんな泳ぎが上手でびっくり。泳げる子にいじめられるかも……と思いましたが、試合のときの水着をお揃いにしようと言ってくれたり、休み時間も一緒に遊んだりと仲良くなりました。読書そして水泳も好きになったすみかさん。あることがきっかけで、特技に気づき……。 得意なことって何だろう… 3年生の頃は毎日のように本を読んでいたすみかさん。国語のテストの点数が良くなり、問題を解くスピードも早くなりました。とくに好きだったのが夏休みの宿題の読書感想文。どの本で書こうかな〜、一冊しか書いちゃダメなのかな〜、と毎回ワクワクして取り組んでいました。 そして、授業で書いた作文がコンクールで入賞することも。「楽しそうな気持ちが作文から伝わってきた」と先生に言われ、学校で初めて褒められたかも!?とうれしくなります。授業中、感想文が書けなくて困っている子を見て、自分は書くのが得意なのかもしれないと気づきました。特技を見つけたことで、少しだけ積極的に。授業中も手を挙げられるようになっていきます。 他の人より得意なことって、意外と自分では気付きにくいですよね。テストや作文のコンクールがきっかけで、国語が得意なことに気づいたすみかさん。授業にも積極的に参加できるようになったことで、学校生活を楽しめるようになるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年09月03日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。学校ではおとなしいすみかさんですが、転校後も癇癪は治っていませんでした。むしろ学校で自分を抑えている分、家で感情を爆発。お母さんには「学校では大人しいフリをしているんでしょ!ほんとは喋れるくせに」と心ない言葉を言われます。暴言を吐くと怒られるので、見つからないよう自分の学習机をペンなどで傷つけてストレスを発散させる日々を送っていました。4年生になったすみかさんは、一緒に帰っているいーちゃんと同じクラスに。いーちゃんはすみかさんが唯一話せる相手です。楽しい学校生活になるかと思いきや、ヨッシーという子が入ってきて3人組に。3人で遊んでいるとき、2対1とすみかさんがひとりになることも多く、居心地の悪さを感じていました。あるとき、交換日記をやめたいと話したことで、ヨッシーから一緒に帰るのをやめたいと言われ、ひとりぼっちに……。ですが、部活に入ったことで環境が変わり始めます。 いじめられる…と思った水泳部 プールが好きなすみかさんは、4年生になってスイミングスクールに通い始めます。泳いでいるときは他の子と話す必要もないので、水泳はすみかさんに合っていたよう。そして、学校では水泳部に入りました。水泳部のプール解禁日、泳げる子が多くて驚いたすみかさん。コーチが教えてくれると分かり、安心しました。 泳げる子にいじめられるかな……と心配していましたが、そんなことはなく、みんなが話しかけてくれます。試合のときは水着をお揃いにしようと言ってくれたり、休み時間も遊びに誘ってくれたり、いろいろと気にしていたのは自分だけだったと気づきます。 水泳部のみんなと体育館に向かう途中、以前の担任の先生とすれ違いました。「先生のおかげで本が好きになり、そして今はひとりぼっちじゃないよ!」と心の中で思います。クラスの子と遊んでいる姿を先生に見せられて、うれしかったすみかさんでした。 水泳部に入って友だちができ、学校生活が充実してきたすみかさん。休み時間にひとりでいることを気にかけていた先生は、友だちと一緒にいるすみかさんを見て、うれしかったのではと思います。ひとりでいることも決して恥じることではありませんが、転校先の小学校で自分を変えたいと思っていたすみかさんにとって、入部はいいきっかけになったのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年09月02日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。学校にいるときのすみかさんは常に緊張状態。給食の時間も早食いはダメ、きれいに食べなきゃといろいろ考えてしまいます。ある日の給食ですみかさんのお箸が折れてしまい、それを見た先生が「困っている子がいるのにどうして無視するんだ!」とクラスの子を叱りました。私のせいでみんなが怒られてまた嫌われてしまう……と落ち込みます。学校ではおとなしいすみかさんですが、転校後も癇癪は続いていました。むしろ学校で自分を抑えている分、家で感情を爆発。お母さんには「学校では大人しいフリをしているんでしょ!ほんとは喋れるくせに」と心ない言葉を言われます。暴言を吐くと怒られるので、見つからないよう自分の学習机をペンなどで傷つけてストレスを発散させていました。そして、すみかさんは4年生に。クラス替えが行われ、友だち関係にも変化がみられます…。 仲良し2人組から3人組に… 転校前の学校で仲良しだったモモちゃんとは、手紙の交換が続いていました。同級生との会話は苦手ですが、手紙では自分のことを自由に伝えられます。4年生になったすみかさんは、一緒に帰っているいーちゃんと同じクラスに。いーちゃんはすみかさんが唯一話せる相手です。 一緒に楽しい学校生活が送れるかと思いきや、ヨッシーという子が入ってきて3人組に。ヨッシーがいると、思うように話せなくなるすみかさん。3人で遊んでいるとき、2対1とすみかさんがひとりになることも多く、居心地の悪さを感じていました。 そんなとき、ヨッシーが3人で交換日記をしようと提案。モモちゃんへの手紙はスラスラ書けますが、ヨッシーに苦手意識があるからか、筆が進みません。そして、面倒くさいという理由で交換日記をやめると伝えます。その後、ヨッシーから「一緒に帰るのをやめて良い?」と聞かれ、「うん」と答えたすみかさん。交換日記のことを面倒くさいと言ったからかな……と悩みながら、ひとりで帰りました。 いーちゃんと同じクラスになり、楽しい学校生活になるかと思いきや……、なかなか難しいですね。ただ、無理して交換日記を続けても心の負担になるので、「やめたい!」と伝えられたのはよかったですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年09月01日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。学校ではみんなとおしゃべりできず、運動があまり得意でないすみかさんにとって、チームワークが必要とされる体育は苦手な授業でした。クラスメイトから「やる気あるの?」と言われたことをきっかけに、 やっていないと思われないよう自分のなかで独自のルールを考案します。マイルールをクリアできるか!?ゲームをしている感覚で参加すると体育が少し楽しめるように。ただ、日々の学校生活ではまだまだ悩むことも多く……。学校にいるときのすみかさんは常に緊張状態。給食の時間も早食いはダメ、きれいに食べなきゃといろいろ考えてしまいます。ある日の給食ですみかさんのお箸が折れてしまい、それを見た先生が「困っている子がいるのにどうして無視するんだ!」とクラスの子を叱りました。私のせいで怒られてまた嫌われてしまう……と落ち込みます。学校ではクヨクヨしがちなすみかさんですが、果たして家での様子は!? 学校でたまったストレスを家で発散!? 学校では思った事を言えないすみかさんですが、家ではお父さんに対して「ウザッ」と言ったり、物を乱暴に扱ったりと癇癪は治っていませんでした。むしろ学校で自分を抑えている分、家で感情を爆発。お母さんには「学校では大人しいフリをしているんでしょ!ほんとは喋れるくせに」と心ない言葉を言われます。自分の気持ちは誰にもわからない……。暴言を吐くと怒られるので、見つからないよう自分の学習机をペンなどで傷つけてストレスを発散させていました。 小学3年生になってお父さんイヤイヤ期を迎えますが、親子仲は良かったすみかさん。お母さんは怒ることもありますが、すみかさんの誕生日には毎年決まって生まれたときの話をしてくれました。お父さんとお母さんに望まれて産まれてきたことを確かめ、安心するすみかさんでした。 しつけに厳しいお父さん、感情表現豊かなお母さんに育てられたすみかさん。自身の生誕話を聞き、自分が生まれてきてよかったと思えるって素敵ですよね。親としては、聞きたいことを恥ずかしがらずに聞けるという環境作りを心がけたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年08月05日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。小学3年生になったすみかさん。音楽の授業中に「もっと大きな声で〜」と先生に言われ、その注意が「もっと!もっと!」と責められているように感じます。音楽のある日は学校に足が向かず、週1回は休むように。朝起きて「今日は休みたい……」とお母さんに伝えると、「行きなさい!」と怒られることもしばしば。ですが、なんとか休めるよう考えながら生活する日々を送っていました。音楽の授業と同じように苦手意識をもっていたのが体育。うまく動けずにいると、同じチームになったSくんから「やる気あるの?」と言われてしまいました。やっていないと思われないように、バスケはボールを追いかけて走っているフリをする……など独自ルールを考案します。マイルールをクリアできるか!?ゲームをしている感覚で参加すると体育の授業がちょっぴり楽しくなりました。ですが、日々の些細な事で悩んでしまい……。 自分らしく振る舞えず、些細な事が気になる 学校にいるときのすみかさんは常に緊張状態。給食の時間は、きれいに食べなきゃ!といつもに増して神経質に。大きなおかずをひと口で食べるのが恥ずかしいからと箸で切ろうとしたところ、力を入れすぎたのか箸が折れてしまいました。先生は困っている様子のすみかさんを見て、「困っている子がいるのに、なんで無視してるんだ!」とクラスの子を叱ります。私のせいでみんなが怒られてまた嫌われてしまう……しかも「ごめんね」って言えない。学校にいるときは思うように話せず、家での自分と比べて悩みます。 また別の日。すみかさんが消しゴムを拾おうとかがんだとき、Aくんの動かした椅子にぶつかって鼻血が出てしまいました。Aくんはすみかさんに謝り、先生にもすぐ報告したことで怒られず、ほっとしたすみかさん。これをきっかけにAくんとは少し仲良くなり、Aくんの前なら笑えるようになりました。 家の顔と外の顔。意識せずも使い分けている人が多いと思いますが、すみかさんの場合はそのギャップが大きく、自身も戸惑っているようです。そんななか、Aくんとは緊張せず話せるように。これをきっかけに、学校でのすみかさんの言動が変わるかも!?人生の転機って些細な事だったりしますよね。すみかさんの学校生活も過ごしやすくなるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年08月04日