結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートさせたぺ子さん夫妻。タイミングをとったのち、体の変化を感じたぺ子さんが妊娠検査薬で検査をするとーー。妊娠検査薬には、はっきりとした陽性を示す線が! 不安を抱えながらも、無事胎嚢や赤ちゃんの心拍が確認できました。 元気に動く赤ちゃんの心拍にうれし涙を流したペ子さん。しかし、それでも流産の不安が常につきまとうのでした。 母としての葛藤「信じたいけど傷つきたくない…」 ※多嚢胞性卵巣→多嚢胞性卵巣症候群 幾度となく不安な気持ちになるペ子さんでしたが、赤ちゃんは力強い成長を見せ、無事出産! 仕事の都合で長期にわたる別居婚をしていたペ子さん夫妻も、ペ子さんの出産に伴う育児休暇取得によって、夫の暮らす東京に引っ越し、念願だった同居生活を送ることができました。 治療を始めてすぐに妊娠できたこともあり、2人目もすぐに授かることができると考えていたペ子さんは、息子さんが1歳になったら卒乳し、再び妊活を始めようと決めたのでした。 多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)であるゆえ、妊娠しづらいと言われた自分にレッテルを貼っていたペ子さん。 この後、2人の子どもに恵まれたペ子さん。第一子として生まれた息子さんは、きっとぺ子さんに妊娠への前向きな気持ちを運ぶ役割を持っていたのかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年09月15日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートさせたぺ子さん夫妻。タイミングをとったのち、体の変化を感じたぺ子さんが妊娠検査薬で検査をするとーー。妊娠検査薬で検査をすると、はっきりとした陽性を示す線が出ていました。しかし、妊娠検査薬が使用する適切なタイミングは生理予定日の1週間後からとされています。フライングで検査をしたぺ子さんは、不安な気持ちを抱きつつ、クリニックでの診察を待つのでした。 妊娠確定! それでも不安がつきまとうのは… 次の診察日…… 不安を解消するために検索し、余計に不安になるというループに陥っていたペ子さんでしたが、無事胎嚢や赤ちゃんの心拍を確認することができました。 ペ子さんのいう「9週の壁」とは、そもそも医学用語ではなく妊婦さんやメディアが生み出した言葉です。 「9週の壁」という言葉が使われるようになった背景には、妊娠検査薬の普及によって初診の時期が早まったことや、エコー診断の進化によって早期に胎嚢や胎児心拍を確認できるようになったことがあるようです。ペ子さんのように早期であっても診察を受けて妊娠を確認できますが、いざ流産と診断されるのは、次回の健診日として指定されやすい9週ごろになるのです。 こうして妊娠9週目が「壁」と表現されるようになりましたが、これは、妊娠初期に流産が起こりやすいという意味であり、妊娠9週ごろに増えるということではありません。 9週であっても不安になりすぎず、心穏やかに過ごしてほしいと願っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月30日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートさせたぺ子さん夫妻。タイミングをとったのち、様子見となりました。「運動率が悪い」と医師に言われた夫の精子も、タイミングをとったのち病院で診察を受けると、「運動率はそこまで悪くない」という喜ばしい結果に。このまま基礎体温の計測を続け、着床するか様子を見ることになりました。 検索は便利だけれど… 排卵日から高温期が14日間続き、体調の変化も感じたペ子さん。 本来、妊娠検査薬が使用できるのは生理予定日の1週間後からとされていますが、待ちきれずに検査をしてみると、「妊娠している」という判定が出ました。 望んでいた妊娠に喜びでいっぱいになりますが、これはこれはあくまでフライング検査……。ペ子さんは心から信じることができずにいます。 そんなとき、ついやってしまうのがネット検索です。しかし、安心するために検索したはずが、中には不安を煽るような情報も……。 これまで知らなかった数々の情報を目にしたぺ子さんは、不安な気持ちになってしまったのでした。 手元のスマホでなんでも調べることができる昨今。少しでも心配なことがあれば、すぐに検索をしてしまいます。しかし、一度検索したら最後。見る必要のない情報が次々と入ってくることもあるでしょう。ITの進化によって便利なことが増えましたが、特に医療の分野においては、信頼できるサイトを見極めて情報を得る必要がありますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月28日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートしたぺ子さん夫妻。タイミングをとった翌日、クリニックで検査をするとーー。無排卵と診断されたぺ子さんと、精子の運動率が悪いと診断されたぺ子さんの夫。互いに妊娠しにくい要因を抱えていることがわかりました。 いよいよ治療開始! クロミッド(排卵誘発剤)を飲み、タイミングをとることになりました。その翌日、精子の状態を見にクリニックを訪れると、運動率はそこまで悪くないと言われ、様子を見ることになったのでした。 ついに打ち明けた不妊治療。義母の言葉に嫁は… 義両親と旅行に出かけたペ子さん。そこで、妊娠しにくい体であることや不妊治療をしていること、もしかすると孫を見せてあげられないかもしれないことを義母に打ち明けます。 世の中には「孫はまだか」と急かす義母もいるようですが、ペ子さんの義母は心に沁みるあたたかな言葉をかけてくれました。 ますます義母に孫を抱かせてあげたいと考えたペ子さんは、旅行中に立ち寄った伊勢神宮で、赤ちゃんとのご縁を祈願したのでした。 伊勢神宮の内宮には、子宝神社として有名な「子安神社」があります。お祀りしている木華開耶姫命は、安産、子授けの神として崇敬されているのだとか。心からの祈願を捧げたペ子さん。妊活の気分転換には、子授けのパワースポットに出かけるのも一案ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月27日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。妊娠に向け、治療を進めるぺ子さん夫妻。夫も精液検査を受けたところ、精子の運動率が悪いことが判明しました。 夫婦ともに不妊の要因を持っているとわかり、妊娠への焦りが高まるかと思いきや、ぺ子さんは、「子どもができないのは自分だけのせいではないんだ」とホッとしました。しかし同時に、そんな気持ちを抱く自分に、嫌気がさしたのでした。 いよいよ治療開始! タイミングをとってみると… 別居婚をしているペ子さん夫婦にとっては、タイミングを合わせるのもひと苦労。それでも無事タイミングをとり、クリニックでフーナーテストを受けることができました。 フーナーテストとは、腟の中に射精された精子が子宮内に進入できるかを確認する検査です。この検査で、精子が頸管粘液内で進行できるか、また、頸管粘液が精子を受け入れられるのかを診断します。 精液検査の時点では運動量が悪いと言われた夫でしたが、なんとフーナーテストでは「運動率はそこまで悪くない」という結果に。一度は落胆した夫も、うれしそうな様子です。 このまま様子を見ることになり、ペ子さん夫婦はクリニックをあとにしたのでした。 妊娠のチャンスは月に1度きり。その上、卵子が受精可能なのは排卵後12〜14時間と言われています。わかってはいたものの、妊娠とは本当に奇跡のようなものなのですね。ペ子さん夫婦のタイミングが、バッチリ合っていることを願ってなりません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月25日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明したのです。クリニックに初めて同行したぺ子さんの夫は、急きょ精液検査を受けることになりました。まさか自分が検査を受けるとは思っても見なかった夫。心構えができていなかったこともあり、検査のあとも「急にできるわけがない」「男のプライドが……」と、文句ばかり。 これにはぺ子さんも怒り心頭! 「不妊治療に挑むのなら、そんなプライドはさっさと捨てろ!」と、堪えきれずに言ったのでした。 「嫌気がさす!」不妊治療は誰のせい? 夫にとってはただの愚痴でも、ペ子さんにとっては妊娠しにくい自分が責められているような気持ちになってしまいます。怒りを通り越し、悲しい気持ちになるのでした。 精液検査の結果、精子の運動率の悪さが判明。夫は、身をもってペ子さんの気持ちを理解しました。 ペ子さんはというと、夫にも不妊の原因の一端があるということがわかり、複雑な気持ちを抱えています。それは、夫婦ともに妊娠しにくい体であることへの焦りではなく、不妊治療をおこなうのは自分だけのせいではなかったという安堵。 そんな気持ちになった自分に嫌気がさしたのでした。 費用や体調など、何かと負担が大きい不妊治療。「なぜ治療が必要になったのか?」「何が原因か?」と、自分のせい・相手のせいというような責任の所在を考えてしまうこともあるでしょう。自分に要因があれば、申し訳ない気持ちが膨らみ、相手に要因があれば責めてしまうことさえあるかもしれません。 そんな思考に陥らないよう、夫婦で協力して治療にのぞめるのが理想ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月24日アダム エ ロペ(ADAM ET ROPÉ)とアニエスベー(agnès b.)のコラボレーションによるカーディガンが、2023年9月23日(土)よりアダム エ ロぺ全店ほかにて発売される。アダム エ ロぺとアニエスベーのコラボシリーズに新作カーディガン毎シーズン好評を博している、アダム エ ロぺとアニエスベーのコラボレーション。新作では、アニエスべーの人気アイテムである「カーディガンプレッション(CARDIGAN PRESSION)」をベースにした3型のカーディガンを展開する。フロントジップ仕様のユニセックスカーディガン中でも注目は、「カーディガンプレッション」と同じ裏起毛素材を使った、フロントジップ仕様のユニセックスカーディガン。ふんわりと柔らかな裏起毛素材を用いたカーディガンは、秋から春まで、アウターとしてもインナーとしても幅広く活躍。ジップ部分のシルバーや胸元にあしらわれた「b.」のロゴ刺繍がさりげないアクセントを効かせている。カラーはブラックとチャコールの2色を用意。ボタン数をアレンジ、異なるシルエット楽しめるカーディガンまた、アニエスベーが2010年に発売したメンズモデルの「カーディガンプレッション」のシルエットをウィメンズ仕様にアレンジしたカーディガンも登場。メタルボタンを13個から14個へとアップデートしたモデルは、ゆったりとしたボクシーなサイズ感が魅力的だ。一方、ボタンを7個にしたモデルは、スタイリッシュなクロップド丈で。よりフェミニンな着こなしを楽しめる1着に仕上げた。ボタンカーディガンは、いずれも洗練された印象のブラックで展開する。詳細アダム エ ロペ×アニエスベー 新作 カーディガン発売日:2023年9月23日(土)※ジャドール ジュン オンラインで2023年8月下旬現在、予約受付中。販売店舗:アダム エ ロペ全店舗、ジャドール ジュン オンラインストア価格:・CARDIGAN CLASSIQUE ZIP 19,800円 ※ジャドール ジュン オンラインストア限定・CD PRESSIONS / 7buttons 18,700円・CD PRESSIONS / 14buttons 19,800円【問い合わせ先】アダム エ ロペTEL:03-6371-8060
2023年08月24日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を記録したところーー。不妊治療で有名なクリニックへの通院を始めたペ子さん。基礎体温の計測方法さえ知らなかったペ子さんでしたが、医師の指導のもと、妊活をスタートさせました。 四苦八苦しながらも基礎体温を3カ月間計測してわかったのは、生理はあるものの排卵はしていないという事実。この先、どのように不妊治療を進めるのでしょうか。 「男のプライドなんてさっさと捨てて!」爆発した妻の不満 ※多嚢胞性卵巣→多嚢胞性卵巣症候群 次の診察日。仕事の休みが重なってクリニックに同行していたぺ子さんの夫も、急きょ精液検査をすることに……。 「話を聞くだけ……」と、軽い気持ちでクリニックにやってきた夫は、戸惑いながらも検査を受けました。 精液検査がよほど衝撃的だったのか、ブツブツと愚痴をこぼしはじめた夫。しかしペ子さんは、眠気と闘いながらの基礎体温計測、足を大きく開かねばならない診察台、苦手な注射、忙しい合間を縫っての通院など、たくさんの苦労や恥じらいを経験しています。 たった一度の精液検査に文句を言う夫に、喝を入れずにはいられませんでした。 女性主体でおこなわれると思われがちな不妊治療ですが、本来であれば夫婦二人三脚で進めるもの。治療への理解不足から、夫婦間に溝が生じやすいと言われていますが、男性も女性も、治療のすべてを自分ごとと考えて治療を進められるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月21日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、妊娠しにくいと言われるぺ子さんのある体質。ぺ子さん夫妻は、不妊治療をスタートさせることになりました。妊活を始めた矢先、自身が生理不順であることに気づいたぺ子さん。病院を受診してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)のため妊娠しにくい体だということでした。早々に妊娠を望むぺ子さんは、全国から患者がやってくるという有名なクリニックで不妊治療をスタートさせることになりました。 そしてやってきた初回の診察日。ぺ子さんは、生理不順であること、多嚢胞性卵巣症候群と診断されたことを医師に話しました。 侮るなかれ、基礎体温! ※多嚢胞性卵巣→多嚢胞性卵巣症候群 ※2層→2相 不妊治療の最初の難関は基礎体温でした。朝が弱いと数分の体温計測でも命取り。体温を計測しているうちに二度寝してしまったり、計測を忘れてしまったりと、ひと苦労だったようです。 実際に基礎体温を記録したことで、生理が来ていても排卵はしていないということがわかりました。 自分の体を労わろうとせず、不規則な生活を送っていたぺ子さん。今になって自分の生活を振り返り、深い後悔の念にかられたのでした。 自分の生理を知ることは、自分の体と向き合うこと。女性にとってはとても大切なことだと言えます。生理の周期や期間、質などを日ごろから気にかけておくことが重要なのですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月19日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、妊娠しにくいと言われるぺ子さんのある体質。ぺ子さん夫妻は、どのようにして子どもを授かることができたのでしょうか……。遡ること5年前、ぺ子さんの夫は、5年間の東京出向が決まったことをぺ子さんに告げました。これは、結婚以来2年間別居婚を続けていたぺ子さん夫婦にとって、この先もさらに別居婚が続くということです。 そこでペ子さんは、妊娠・出産に伴い取得できる産休と育休を使用して仕事を休み、その間同居をしようという作戦を考えつきました。 自分にとっては普通のサイクルでも… ※多嚢胞性卵巣→多嚢胞性卵巣症候群 望めばすぐに妊娠できると疑いもしなかったペ子さんでしたが、よくよく考えると生理不順な日々。病院を受診すると、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)であることが判明します。 多嚢胞性卵巣症候群とは、卵胞の成⻑が途中で止まってしまうことで未成熟な卵胞が卵巣内にとどまり、排卵しにくくなる病気です。定期的な排卵が起きず、⽉経周期に異常をきたします。 すぐに妊娠を望むのであればすぐに詳しい検査をおこない、場合によっては不妊治療が必要と言われたペ子さん。 全国から患者がやってくるという有名なクリニックで、クールで怖い先生と共に不妊治療を進めることになったのでした。 日々忙しく過ごしていると、生理が来ていないことすら気が付かず、いつの間にか不順になっていることがあります。気にもかけずに年月を過ごしてしまい、いざ妊娠を望んだときに病気が判明するケースもあるでしょう。定期的な健康診断がいかに大切かを感じさせられますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月17日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事に生まれました。その後、マタニティーブルーズに悩まされるぺ子さんですが、無事に退院を迎えます。初めての帝王切開で慣れない育児が始まり、高まった緊張感が体にどっと来て、マタニティーブルーズになっていたぺ子さん。そこへ夫が面会にやって来てくれたのですが……。来て早々にペ子さんのベッドへ横になると、まさかの爆睡! 爆睡した夫に呆れたペ子さんでしたが、帰り際にチョコのお菓子を渡されると、「また絶対来てね」とときめいてしまうのでした。そして、ついに退院の時が……! 帝王切開は“楽なお産”ではないけれど… 術後4日目はスッキリ眠れたペ子さん。点滴も1日1回で、おなかが突っ張るものの痛みもだいぶラクになり、歩けるようにもなって、ようやく人間に戻れたと感じるほどでした。その後はひたすら赤ちゃんのお世話をして入院期間を過ごし、ついに術後8日目……退院の日を迎えることになりました。 帝王切開は決して“楽なお産”ではありません。手術中も手術後もしんどい思いを強いられました。ただ、どのようなお産でも大変な面もあれば、良い面もあります。実際にペ子さんが帝王切開を経験して、最も良いと思ったのは、“命の危険を伴うと判断された子を、無事に取り出してもらえたこと”。 子どもだけではなく、母体も危険な状態になった場合でも対処してもらえる。これは医療の力を借りておこなうからこそ、安心して望めるお産です。出産はあくまで長い育児のスタート地点。いろいろあったけど、このスタートを母子共に無事に切れて、「帝王切開でよかった」と思うペ子さんなのでした。 帝王切開はおなかを切って赤ちゃんを取り出すため、“ラクなお産”だと勘違いしている人もいるかもしれません。しかし、実際には手術中にしんどい思いをする方もいて、さらに産後は傷の痛みもあります。過剰に怖がる必要はありませんが、やはりどのようなお産も命がけ。自然分娩だと子どもや母体の命が危険にさらされることもあるため、手術が必要なのです。ペ子さん親子が無事に退院できて、本当によかったですね! 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年05月26日1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、長男くんも無事に生まれました。産後は傷口や胸の痛みなどとの闘いが始まり、それを乗り越えたころに麻酔の管が抜ける驚きの事態に。それがきっかけで、予定より早めに管を抜くことになり、産後初めてシャワーを浴びるチャンスがやって来ました。久しぶりにシャワーを浴びて身も心もスッキリしたぺ子さん。部屋に戻ると、同室の人の夫が面会に来ていました。ぺ子さんの夫は仕事が忙しく、いつも面会時間ギリギリ。「少しの時間でも毎日来てくれるから寂しくない」と自分自身に言い聞かせるぺ子さんでしたが、涙があふれて止まらなくなり……!? ママが涙を流しているところに、夫が登場! ペ子さんは涙の原因について、マタニティーブルーズだったと振り返ります。マタニティーブルーズとは、産後、主にホルモンのバランスの乱れによって涙が止まらなくなったり、イライラしたり落ち込んだりすること。 初めての帝王切開で慣れない育児が始まり、高まった緊張感がペ子さんの体にどっと来たのです。マタニティーブルーズは無縁だと思っていたペ子さんは、帝王切開でもちゃんとホルモンバランスが崩れるんだなぁと泣きながら冷静に分析していました。 そんなとき、面会にやって来た夫はペ子さんのベッドへ横になり、5分後にはまさかの爆睡……。しかし、帰り際に「ほい」と言って夫から渡されたのは、チョコのお菓子。それを受け取ったペコさんは、「また絶対来てね」と夫にときめくのでした。 産後は体もボロボロで、感情の浮き沈みも激しくなりがちですよね。そんなとき、旦那さんとの面会時間が短くて十分なコミュニケーションが取れないと、心細く感じてしまいそうです。でも、ひょんなきっかけで少し元気を取り戻せたようで何よりです。退院まであと少し、踏ん張って乗り越えてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年05月23日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事に生まれました。しかし、ここから傷口や胸の痛みなどとの闘いが始まります。診察をしてくれた医師から「麻酔の管が背中から抜けてるよ」と告げられたぺ子さん。同時に、ぺ子さんが感じた「ヒンヤリ」は、液がもれている「ヒンヤリ」だったことに気づきます。ですが、そのまま予定より少し早めに管を抜くことになったことで、ひと足早くシャワーを浴びられることに。うれしさのあまり急いでシャワーに向かいますが、そこで思わぬ事実が判明し……!? おなかの肉が…! 入院中、看護師さんが体を拭いてくれていたものの、髪の毛は洗えずにぺったり……。一刻も早くシャワーで洗い流すべく、ルンルンで向かったぺ子さんでしたが、鏡に映った自分の姿を見て、衝撃を受けてしまいます。 「おなかの肉がエグい……」。それは術後の傷口を覆うほどの破壊力でした。しかし、そんなことよりもシャワー!と気持ちを切り替え、至福の時間を味わうぺ子さん。 身も心もスッキリして部屋に戻ると、そこには面会に来ていた同室の人たちの夫の姿がありました。ぺ子さんの夫は仕事が忙しく、いつも面会時間ギリギリ。「たった10分でも毎日来てくれるから寂しくない」と言い聞かせるぺ子さんでしたが、どうしてか涙があふれて止まらなくなってしまうのでした。 産後はホルモンバランスの影響で、気分が落ち込んだり、不安感に押しつぶされたりといった症状が出てくる場合があります。みなさんの中にも、何かしらの不調に悩まされたという人も多いのではないでしょうか。慣れない育児が始まり、目まぐるしい毎日となりますが、ひとりで抱え込まずに助産師さんや家族など頼れる方の力を借りて、一緒に乗り越えていけるといいですね。 監修/助産師 松田玲子このほか、ぺ子さんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月30日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事に生まれました。しかし、次から次へとトラブルに見舞われます。痛み止めを追加して準備万全で向かったはずの沐浴指導でしたが、赤ちゃんの体を洗っているときに急な痛みに襲われたぺ子さん。どんどん強くなる痛みに耐えられず、超特急で沐浴を終わらせて医師の診察を受けます。そこで告げられたのは……!? つらいことばかりではなかった…! ※看護士→看護師 「麻酔の管が背中から抜けてるよ」。診察をしてくれた医師から告げられたのは、衝撃の事実でした。管は背中にあるため、自分では麻酔が追加されているのかどうか確認ができませんが、看護師さんからは「ヒンヤリすれば大丈夫」と言われていたので、その言葉を信じていました。しかし、実際にぺ子さんが感じた「ヒンヤリ」は、液がもれている「ヒンヤリ」だったのです……。 結局、そのまま予定より少し早めに管を抜くことになり、管が抜けたことによって思いがけないご褒美が……。それは、ついにシャワー解禁! これまでは看護師さんが体をふいてくれていましたが、髪はぺったりしたまま……。うれしさのあまり、急いでシャワーに向かったペ子さんでした。 痛みに耐えてきた分、ひと足先にうれしいご褒美がもらえてよかったですね。お待ちかねのシャワーで心も体もスッキリして、かわいいわが子との時間を過ごせるといいですね。 監修/助産師 松田玲子このほか、ぺ子さんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月29日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事に生まれました。しかし、次から次へとトラブルに見舞われます。帝王切開での出産を終え、痛みに耐えながらまともに寝られなかったぺ子さん。体を休めるために夜間のおっぱいは看護師さんにミルクをあげてもらい、寝ることにしました。しかし、眠りについたのも束の間……。今度は傷の痛みではなく乳腺炎の痛みで目が覚めてしまい、結局またもや一睡もできませんでした。そんな中でも、どんどん時間は過ぎていき……!? 痛み止めを追加しているはずなのに… ※点滴刺入部は正しくは前腕になります。 ※点滴刺入部は正しくは前腕になります。※赤ちゃんが助産師さんの手から離れていますが、実際は手で抱えています。また、同じ赤ちゃんを2回連続で沐浴することはありません。 一睡もできないまま迎えた朝。看護師さんから沐浴指導があると告げられます。傷の痛みは徐々におさまっているものの、やはりまだ少し痛みます。実際に立ちあがって歩いてみると「ピリ……」という違和感をおなかに覚えました。これまでの経験で、痛み止めは我慢せずに追加してもいいと学んでいたぺ子さんは、念のため追加してから沐浴指導に向かったのでした。看護師さんからひと通りの流れを教えてもらい、いざチャレンジ。沐浴は順調に進みますが、おなかが徐々に痛みだして……ついにギブアップ。 「おなかが死ぬほど痛いです……」 絞り出した声で看護師さんにそう伝えるのが精いっぱいでした。痛み止めも効かないほどの痛さを感じたこともあり、念のため外科の先生に診察してもらうことにしたのでした。 痛み止めを追加して万全の準備だったはずが、まさかの激痛に襲われることになってしまったぺ子さん。沐浴をするときの少し前かがみになる体勢は、術後の体にはつらそうですね……。体のケアをしながら、限られた入院期間に覚えることも多く、産後のママは大変です。気になることは看護師さんや助産師さんに相談して、少しでも不安を払拭したいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月28日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事に生まれました。しかし、次から次へとトラブルに見舞われます。看護師さんにサポートされながら、なんとか初めてのおっぱいタイムもクリアしました。ホニャホニャでもしっかりとおっぱいを吸う赤ちゃんの姿を見て、ぺ子さんの顔も緩みます。しかし、帝王切開直後は一睡もできず、先輩ママさんからよく聞いていた「入院中しか休めない」という言葉を思い出し、夜中のおっぱいは看護師さんにミルクをお願いして、ゆっくり体を休めることにしたのですが……!? いつになったらぐっすり寝られるのか… ※点滴刺入部は正しくは前腕になります。 ※基本的には炎症部位を冷却する処置が施されます。 帝王切開直後の痛みで一睡もできないまま、抱っこ、おっぱいと目まぐるしく過ぎていきました。さすがにゆっくり休みたいと思い、夜中のおっぱいは看護師さんにミルクをお願いして寝ることにしたぺ子さん。しかし、1時間ほどして違和感で目を覚まします。おっぱいが痛い……。そして熱もあるような気がする……。慌ててナースコールで看護師さんを呼んだぺ子さん。不安そうなぺ子さんに対して、ひととおり状態を確認した看護師さんは「初期になる乳腺炎ですね」と伝えます。結局その夜も、ズキズキとした痛みでまともに眠れないまま朝を迎えてしまったのでした……。 やっと傷の痛みがおさまってきたと思っていたのに、今度はおっぱいに痛みを感じたぺ子さん。術後の傷の痛みだけでなく、岩のように張った胸の痛みも出てくるとは、知らなかったという人も多いのではないでしょうか。短期間で体のあちこちに痛みを感じるのは、かわいいわが子のためだとわかっていても、やっぱりつらいですよね。助産師さんを頼りながら、なんとか乗り越えていってほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月27日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事に生まれました。そこからも覚えることはたくさんあって……。帝王切開を終えた直後は痛みとの闘いでしたが、なんとか赤ちゃんの初抱っこもクリアしたぺ子さん。次は授乳にチャレンジしてみます。こんなにホニャホニャなのに、飲めるの?と思いながら、恐る恐る赤ちゃんをおっぱいに近づけます。すると赤ちゃんは、何かに目覚めたかのようなすごい勢いでおっぱいを吸おうとしますが、なかなかうまくいきません。そんな様子を見て、看護師さんがサポートをしてくれて……!? 初の授乳は3分であっけなく終了 赤ちゃんが乳首に吸いつきそうになる瞬間を逃さず、看護師さんが力強くサポートしてくれたおかげで、赤ちゃんはちゃんとおっぱいを吸うことができました。「ちゃんと吸えてる……!」。初めての経験に、うれしさのあまり思わず声が出てしまうぺ子さん。 とりあえず最初は、右と左で3分ずつ授乳しましょうと看護師さんから提案されます。しかし、右側を3分あげた結果……赤ちゃんは力尽きて寝てしまったのでした。 ごはんが待っているから部屋に戻っていいと言われたものの、ご飯が五分粥だと思うとあまり気が進みません。「早くちゃんとしたご飯が食べたい……」。そんな風に思っていたぺ子さんの前に運ばれてきたのは、4品もおかずがついているごはんでした。思いがけずちゃんとしたごはんが食べられたペ子さんは「食べられることってこんなに幸せなんだなあ……」と当たり前のことがとてもうれしく感じたと言います。 勢いよくおっぱいを探す姿、そしてたった3分で疲れて寝落ちしてしまう姿……どれも赤ちゃんのときしか見られない愛おしい瞬間ですね。そして、ついに食事もおかずがついてランクアップし、思いがけないご褒美とあって、ぺ子さんのうれしさが伝わってきます。しっかり食べて、これから始まるめまぐるしい日々に向けて、体力をつけてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月26日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事生まれたペ子さん。いよいよ初回授乳の瞬間です。帝王切開から一夜明け、痛む体を引きずるようにして会いに行ったわが子を、ドキドキしながらも無事に初抱っこできたペ子さん。小さな手で指をぎゅっと握られて、「本当に生まれたんだなぁ」と実感していると、さらにそのまま初回授乳をすることに。ホニャホニャなわが子は果たして……!? 母も子も未体験のあの瞬間が…! いつでも笑顔の看護師さん、まずは初乳が出るかどうかの乳首チェックを始めます。ここでもまた試練を味わうぺ子さん。 一方、前日に生まれたばかりのホニャホニャの息子くんが、本当におっぱいを飲めるのか心配になるペ子さん。しかし、乳首を近づけると目を見開いてものすごい勢いで乳首を探す赤ちゃんですが、じょうずにくわえることができず、まったく吸えていない様子。無事に授乳できるのかハラハラしてしまいます。 そこへ「ちょっとお手伝いしていいですかー?」と看護師さん。絶妙なタイミングで落ち着いてサポートしてくれる存在が心強いですね。自然分娩・無痛分娩・帝王切開など、産み方にかかわらず、出産したママはこうした痛みにも向き合っているんですよね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月25日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事生まれたペ子さん。痛みで眠れぬ夜も明け、ふらつく体で赤ちゃんを抱っこします。帝王切開後の傷の痛みで眠れぬ一夜も過ぎ、看護師さんのサポートで、ふらふらしながらも新生児室に向かったぺ子さん。そこには、第一印象がお爺ちゃんだったわが子が、かわいらしい赤ちゃんとしてお母さんを待っていました。「命がけで産んだ赤ちゃんを抱っこしてあげてください」と言われ、さっそく抱っこをしてみることに。しかし、新たな試練が……!? そっと抱っこしようとすると…。やっぱりキター!! 赤ちゃんを抱っこしようとした瞬間、やっぱりきました激痛が! 全身震えて「ヤバイヤバイ背中とお腹ヤバイ」と、慌てるぺ子さん。 仕切り直してもう一度挑戦。2度目はうまくいきました。初めての抱っこの感想は、「う…うわー…」。緊張と喜びが混ざったドキドキの瞬間。ぺ子さんも、その小ささにびっくりします。さらに、赤ちゃんなのに強い力でぎゅっと指を握られます。 「ほんとに赤ちゃん、生まれたんだなぁ…」 その後、そのまま授乳をすすめられたペ子さんですが、実は心配なことがあった様子。赤ちゃんを抱っこしつつ、胸が小さくても母乳は出るのかと思わず看護師さんに聞いてしまいました。 鼻息まじりの微笑みが気になるところですが、最終的には「大丈夫ですよ~ 胸の大きさは関係ありませんから」との回答をもらうのでした。 壊れてしまいそうなくらい小さくてやわらかい赤ちゃん。初めてわが子を抱っこしたとき、みなさんもビックリしたのではないでしょうか。赤ちゃんが指を握り返してくる姿は、命の尊さと生きる力強さを感じる瞬間ですよね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月24日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事生まれたペ子さん。痛みで眠れぬ夜も明け、ようやくわが子を抱っこできる日がやって来ます。帝王切開での出産が無事に終わったあと、麻酔が切れてズキズキするおなかを抱え、眠れぬ一夜を過ごしたペ子さん。朝になって子宮収縮剤を手渡されたあと、看護師さんの指示のもと、ふらふらの体に鞭打ってようやく起き上がることができました。そしてついに、第一印象がお爺ちゃんのようだった愛しのわが子と対面するときが……!? お爺ちゃんのようだったわが子は…? ※「つましたよ~」→「つきましたよ~」 ドキドキしながら起き上がり、ゆっくりならやれそう!と気を持ち直したぺ子さん。点滴のスタンドにしがみつきながらも、なんとか立ち上がることもできました。「コレも意外といけるかも」と思っていると、看護師さんから「そのまま新生児室へ行って赤ちゃんに会いましょう!」と言われます。 少しクラっとしながらも、自分の足で歩いてようやく目的地へ到着しました。「お母さんきたよ~」と看護師さんが引き合わせてくれた息子くん。そこで目にしたのは、本当につるんとしたかわいらしい赤ちゃんでした。 思わず「赤ちゃんがいますよ……?」とつぶやいてしまったぺ子さんでしたが、「むくみがとれてより一層かわいらしくなりましたね~」と看護師さんも笑顔。「ぺ子さんが命懸けで産んだ赤ちゃんです」との看護師さんの言葉に、ぺ子さんも無事出産できたことを噛みしめるのでした。 そしていよいよ、待ちに待った初めての抱っこの瞬間。傷の痛みを抱えながらも、愛おしいわが子を抱っこできるなら、ここまで頑張ってきた甲斐がありましたね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月23日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事生まれたペ子さん。縫合後のおなかが痛くて眠れない一夜も何とか過ぎたと思いきや、笑顔の看護師さんが次々と恐怖の指令を出してきました。帝王切開での出産後、目が覚めてからズキズキする痛みを抱えていたペ子さん。おなかが裂けてしまいそうでクシャミをするのも怖く、一睡もできない夜がやっと明けたと思ったら、痛み止めはどんどん追加してもよかったと言われてしまいました。そんなぺ子さんに追い打ちをかけるように、看護師さんがにっこり出してきた指令とは!? 眠れぬ一夜が明け、笑顔の看護師さんから次々と指令が…! 笑顔の看護師さんから手渡されたのは、なんと子宮収縮剤でした。「殺す気か!?」と真顔でツッコミを入れてしまったぺ子さん。そして、次なる指令は体を起こすこと。ぺ子さん、すでに「?」マーク状態。さらに追い打ちをかけるように下された指令は、今日から歩くこと……! もはやすぐには理解できなかったペ子さんは、真っ白になってしまいました。「戻ってきて」と看護師さんに心配されても、「ムリです」と返すのが精いっぱい。 看護師さんの指示に従って横向きになり、ベッドの手すりにしがみつきつつ、ゆっくりゆっくり起きてみたところ……。実際にやってみたら、意外と痛くなくてひと安心。寝ているとおなかの傷が引っ張られるからかもしれないと説明を受け、納得していると、そのまま歩行練習に……! 「今日のタスクおしまい!」と宣言するぺ子さんに、「やりますよッッ!!」とあきらめない看護師さんなのでした。 ここでも「それはムリです」と速攻で断るぺ子さんの気持ち、経験者なら「わかる!」という人もいるかもしれませんね。けれど看護師さん、有無を言わさずの様子にさすが、手慣れている感があります……! ともあれ、早くぺ子さんの体力が回復するといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月22日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事生まれたペ子さん。しかし、麻酔から覚めると激痛との闘いが始まります。帝王切開後、ようやく目が覚めたと思ったら、後陣痛や空手チョップに匹敵する触診の痛みで声が出ないほどの激痛を味わったぺ子さん。無事の出産にほっとする間もなく、麻酔の効き目が薄れた切開後のおなかはズキズキ痛みます。そうして迎えた一夜は、クシャミをするのも怖いくらいで……!? 無事出産も切開後のおなかがズキズキ! クシャミも怖い一夜 「痛かったら痛み止めのボタン押してくださいね~」と朗らかな看護師さん。ですが、ペ子さんは痛みMAX時に薬が終わってしまったらどうしようと怖くて押せませんでした。おまけに元に戻ろうとする子宮と切開した傷の痛みで寝返りを打ちたくても打てず、身動きがとれません。そんなとき、鼻にムズムズとした感覚が……。普段ならなんてことはないですが、今の状況を考えるとクシャミでおなかに力がかかる……それは死を意味すると感じたぺ子さん。しかし、そう簡単にクシャミをコントロールすることはできず……。 「おなか……裂けてない……?」 この苦痛は朝まで続き、一睡もできないまま朝を迎えるのでした。朝になってどんどん痛み止めを入れてもよかったことが判明し、「それを早く言ってほしかった……」と涙するペ子さんでしたが、さらなる「悲報」が待っていたのでした。 ただでさえお産で疲れているのに、一睡もできずに本当につらいですね……。しかも、クシャミによって死を意識する日が来るとは、帝王切開後の苦しみもなかなかに壮絶です。早く体力が回復するといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月21日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事生まれたペ子さん。ようやく覚醒し、ほっとしたのもつかの間、子宮の戻り確認やケアによって思わぬ激痛に見舞われます。想定外の処置はあったものの、帝王切開によって無事に息子くんが生まれました。縫合後には覚醒と寝落ちを繰り返し、ようやく目が覚めたぺ子さん。麻酔が切れてきたためか、ぼんやりしていた意識も段々とはっきりしてきて、おなかがズキズキと痛むのがわかります。そんな中、笑顔でやって来たのは看護師さん。「子宮の戻りと悪露の確認をしますね~」とニコニコ処置を始めます。それがなんと……!? 子宮の戻りチェックで思わぬ激痛が! ※実際はおなかにそっと手を置き、下に向かってゆっくり押すイメージです。 麻酔が切れてきてズキズキするおなかの傷。「ちょっと痛いな」と思っていたペ子さんのところに、「おなかの痛みとかどうですか~?」と、看護師さんが様子を見に来てくれました。 正直に伝えると、後陣痛の痛みも出ているとのこと。そして、ペ子さんのおなかを触診したと思ったら……仁義なき空手チョップが繰り出されました。実際は腹壁にそっと手を置き、下に向かってゆっくり押す処置になりますが、それでも声が出ないほどの激痛だったと言います。予期していなかったこともあり、文字通り全身石化してしまうぺ子さん。 さらに子宮の戻りを促すため、保冷剤でおなかを冷やす処置に身震い……。その地獄は1回では終わらなかったのです。その日中何度も繰り返され、ペ子さんは痛みと恐怖で度々声を失ってしまったのでした。 帝王切開のメリットも理解していたぺ子さんですが、やはり麻酔が切れたあとの痛みは避けられないようです。どのような方法を選んでも、出産って本当に命懸けですよね。帝王切開後の初めての夜は痛みとの闘い……。何とか乗り越えてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月20日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。そんなぺ子さんの帝王切開が開始。おなかを押されて急激に気持ち悪くなったぺ子さんでしたが、無事に赤ちゃんが取り出されて小さな産声が聞こえました。初めて見る長男くんは、おじいちゃんのような顔をしていました。そんな長男くんに驚いていると、「今だけ写真撮れますよ!」と看護師さんから声をかけられました。吐き気がおさまらないぺ子さんでしたが、選択の余地はありません。圧をかけられて赤ちゃんとツーショットで写真を撮った結果、その仕上がりはとんでもないものでした……。その後はウトウトする麻酔を吸入して縫合してもらい、手術は無事に終了したのですが……!? 頭がぼーっとして、二度寝をするとまさかの展開に…!? 第1子の長男くんのときはぐいぐいおなかを押されて気分が悪くなったぺ子さんでしたが、第2子・第3子のときは、少しおなかを押したら出てきて、気分が悪くなることもなくリラックスして出産できたそうです。 そんなぺ子さんが第1子出産後、手術を終えたあと目覚めると……いろいろな物が体についていました。ぺ子さんは頭がぼーっとして下半身も動かず、眠気に襲われてもう一度寝てみることに。 しかし……ズキズキとする痛みで目が覚めてしまうのでした。 予定帝王切開で第1子を出産後、麻酔のおかげで縫合中から眠っていたぺ子さん。パパに起こされて一度は起きたものの、二度寝をした末、ズキズキする痛みで起きてしまった様子……。手術中は麻酔が効いて痛みを感じていませんでしたが、ここで初めて痛みを感じているようです。入院初日に看護師さんから言われた、「手術後は痛すぎて出歩こうなんて気も起きないでしょうけどね」という言葉が思い出されますね……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月19日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。そんなぺ子さんの帝王切開の手術が開始。麻酔はしっかり効いたものの、赤ちゃんを取り出す段になると、おなかを押されて急激に気持ち悪くなり、耐えられないぺ子さんは吐いてしまいます。励まされながら、おなかを押されながらの手術に耐えた末、小さな産声が聞こえ、「生まれましたよ! 元気な男の子です」と、看護師さんがぺ子さんに赤ちゃんを見せてくれました。しかし、赤ちゃんの顔を見たペコさんは……!? 新生児あるある!? 待望の赤ちゃんと対面した感想は… 初めて見る長男くんは……おじいちゃんのような顔をしていました。そんな長男くんに驚いていると……。 「ぺ子さん、今だけ写真撮れますよ! 撮れますか!?」 突然写真撮影を提案されました。撮りたい気持ちはあるものの、ぺ子さんはどうしても吐き気がおさまりません。 「今しかッッ取れませんよォォーッ!」。選択の余地がなく、圧をかけられた結果、写真を撮ることに……。 「笑って! もっと笑って! いい感じですよ!」と言われて撮ってもらった赤ちゃんとのツーショットは、予想通りとんでもない仕上がりでした。その後、ウトウトする麻酔を吸入して縫合してもらい、手術は無事に終了。 しかし、帝王切開の本当の試練はここから始まるのでした。 産後すぐの赤ちゃんと写真を撮れるタイミングは、そう何度もありません。一生に一度しか撮れない写真だからこそ、産院のスタッフさんも写真を撮るタイミングを設けてくれているのかもしれませんね。そして新生児期の赤ちゃんと言えば、シワシワで想像を超えるという表情の子も多く、ビックリしたという声もよく聞きます。みなさんの赤ちゃんは、どんな顔をしていましたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月18日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。そんなぺ子さんの帝王切開がスタート。背中を丸め、1本目に麻酔の痛み止めの注射。麻酔の痛み止めがすでに痛くて心の中で叫ぶぺ子さん。さらに2本目の麻酔の注射を打ったあと、氷を肌にあてて麻酔の効き目を確認。医師から「大丈夫だと思うけど、もし手術中痛かったら教えてねー」と衝撃の発言に驚いたものの、手術が始まっていることがわからないほど麻酔がしっかり効いているようでした。手術開始後、赤ちゃんを取り出す段になると、おなかを押されて急激に気持ち悪くなり、ぺ子さんは吐いてしまいました。「もう出るよ! 頑張って!」と励まされながらぐいぐいとおなかを押され、気持ち悪さに耐えるぺ子さんですが……!? ついに赤ちゃんが出た! なのに産声が聞こえなくて…? ※実際の手術では、おなかだけが露出している状態となります。 赤ちゃんは、押し出され無事に外へ出て生まれてきた様子。赤ちゃんによって押し上げられていた臓器も元の位置へ戻りました。 しかし……生まれたはずの赤ちゃんの産声が聞こえません。ぺ子さんが心配していると……ようやく小さな産声が聞こえ、「生まれましたよ! 元気な男の子です」と、看護師さんが赤ちゃんを見せてくれました。 しかし、赤ちゃんの顔を見たペコさんは驚いてしまうのでした。 帝王切開でも、自然分娩でも、おなかから出てきたはずの赤ちゃんの産声が聞こえないと、「何かあったのかな……」と、不安な気持ちになってしまうもの。ペコさんも一時は心配したものの、無事に産声が聞けて本当によかったですね。ご出産おめでとうございます! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月17日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。そんな中、迎えた予定帝王切開当日。手術の前に浣腸をする際、看護師さんから「10分は我慢して」と言われたぺ子さんでしたが、結果は1分しか持たず、トイレへ直行。そしてついに手術が始まったときのお話。背中を丸め、1本目に麻酔の痛み止めの注射。麻酔の痛み止めがすでに痛くて心の中で叫ぶぺ子さん。さらに2本目の麻酔の注射を打ったあと、氷を肌にあてて麻酔の効き目を確認。すると……。「大丈夫だと思うけど、もし手術中痛かったら教えてねー」と医師から告げられます。痛みに耐性がないぺ子さんは、内心「待って、痛いことがあるの!?」と慌てていたのですが……!? 麻酔のおかげで痛くない! しかし、まさかの事態に耐えられず…!? カーテンによって仕切られているため、どんなことがおこなわれているのかわからず、恐怖を覚えるぺ子さん。しかし、しっかり麻酔が効いてくれていたおかげで手術が始まっていることがわからないほど痛みをまったく感じていませんでした。 ところが……。赤ちゃんを取り出す段になると、おなかを押され、急激に気持ち悪くなり……ぺ子さんは吐いてしまいました。 逆子で出にくいため、ぐいぐいと押されるおなか……。「もう出るよ! 頑張って!」と励まされながら耐えるぺ子さんでした。 大きなおなかをぐいぐい押され、気持ち悪くなってしまったぺ子さん。帝王切開では、おなかの下のほうを切って赤ちゃんを取り出すため、ママのおなかを上のほうから下へ向けて押すことがあるようです。麻酔で痛みを防げても、吐き気はどうにもなりません。つらいですが、赤ちゃんさえ取り出してもらえたら落ち着くはず。あと少しの辛抱ですね……! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月16日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。そんなぺ子さんは、ついに予定帝王切開当日の早朝を迎えました。手術前に浣腸をしてもらった途端、おなかがぐぎゅるるる……と鳴り始め、「10分我慢して」と言われていたにもかかわらず、ぺ子さんは1分しか耐えられずにトイレへ行ってしまいました。その後、点滴を入れていざ手術室へ。案内された手術台は想像よりとても細く、落ちないか不安になるほどでした。そんな手術台へ横になると……!? 麻酔注射を打ち、効き目を確認されるとまさかの発言が…!?※実際は脊髄まで針は入れません。 ※穿刺の位置は実際はもう少し下となります。 下半身麻酔でおこなう帝王切開では、麻酔注射を2本打ちます。背中を丸め、1本目は麻酔の痛み止めの注射を打つのですが、痛み止めの注射が既に痛くて心のなかで叫ぶぺ子さん。さらに2本目の麻酔の注射が終わり、氷を肌にあてて効き目を確認。すると……。 「まぁ大丈夫だと思うけど……もし手術中痛かったら教えてねー」と医師から告げられます。 痛みに耐性がないぺ子さんは、「待て待て待て、痛いことあんの!?」と内心大慌て。しかし、無情にも手術は始まってしまうのでした……。 「痛み止めの注射がすでに痛い」というのは、痛みに弱い人にとっては「あるある」かもしれません。さらに、「帝王切開での手術は麻酔が効いて痛くない」と思っていたペコさんにとって、「手術中痛かったら教えてねー」という医師の言葉はかなり衝撃的だったかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月15日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。そんなぺ子さんが予定帝王切開で手術をする前日から入院すると、次々に驚愕の事実を目の当たりにします。手術や入院に関する説明を受けたぺ子さんがまず気になったのは、9日間という長い入院日数と入院中の食事内容でした。そんな中、迎えた手術当日のお話。入院中の9日間でぺ子さんが行き来できるのは、病室と新生児室のみとなっていたため、コンビニへ行くことはあっさり却下されてしまいました。そして迎えた予定帝王切開当日の早朝。手術の前に浣腸をする際、「できれば10分は我慢してくださいね。すぐトイレ行っていいですけど、なるべく10分は……」と看護師さんに言われたぺ子さんでしたが……!? 浣腸に耐え、準備万全でいざ手術室へ向かうと…!? 浣腸をしてもらった途端、ぺ子さんのおなかがぐぎゅるるる……と鳴り始めました。まだ30秒ほどしか経っていないのに、10分も我慢することに驚くぺ子さん。 「無理無理無理! 痛すぎて死……」 結局1分しか耐えられず、トイレへ行ってしまいました。そして点滴の管を入れ、いざ手術室へ向かうと……案内された手術台は想像よりとても細く、落ちないか不安になるぺ子さんなのでした。 浣腸されると、強い便意を感じます。浣腸液を腸管内にある程度の時間とどめて腸に刺激を与えることが目的とはいえ、10分も我慢できる人は少ないかもしれません。手術室に入ってからも、不安は尽きることはないかもしれませんが、医師や助産師さんを信じて手術に臨めるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子このほか、ぺ子さんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月14日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりました。何かとネガティブなイメージのある帝王切開ですが、ぺ子さん自身は帝王切開でのお産にまったく抵抗がありませんでした。その理由は、出産日を決められること、お産の時間が自然分娩に比べて比較的短いこと。さらに、ぺ子さんは手術でできる傷痕に抵抗がなく、予定帝王切開での出産にデメリットを感じていませんでした。そんなぺ子さんが予定帝王切開で入院すると、次々に驚愕の事実を目の当たりにします。帝王切開の前日から入院し、手術や入院に関する説明を受けたぺ子さん。その説明の最中、ぺ子さんが気になったのは、9日間という長い入院日数。さらに何よりガッカリしたのは……入院中の食事内容。入院した日の夜と帝王切開の2日間は絶食で、食べられるようになった日に口にできるのは“おかゆ”。しかし、院内にコンビニがあることを思い出したぺ子さんは……? え…収監された? 入院中の制限に絶望し… ※浣腸に使用する器具が若干異なります。 院内にコンビニがあることを思い出したぺ子さんでしたが……。「ダメです」と、あっさり却下されてしまいました。その理由は、入院中の9日間でぺ子さんが行き来できるのは、病室と新生児室のみとなっていたため。 「ま、手術後は痛すぎて出歩こうなんて気も起きないでしょうけどね」 そんなまさかの言葉まで聞こえてきました。諸々の説明が終わったあとは、NST(赤ちゃんの心拍とお母さんのおなかの張りを確認するテスト)と、下の毛の剃毛をして、手術前日の予定は終了。 そして迎えた予定帝王切開当日の午前6時。ぺ子さんの産院では、予定帝王切開の前に浣腸をすることになっていました。「できれば10分は我慢してくださいね。すぐトイレ行っていいですけど、なるべく10分は……」と看護師さんに言われたのでした。 入院期間中は病室と新生児室しか往き来できないため、そもそもコンビニへ食べ物を買いに行くこと自体、許可がおりませんでした。さらに、その後看護師さんから「手術後は痛すぎて出歩く気が起きない」という恐ろしい言葉を耳にすることに。この言葉を体感する日が来るのかと思うと、ちょっと怖くなってしまいますね……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子このほか、ぺ子さんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月13日