石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンで、さゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。さゆりさんと初めてランチに行ったとき、「さとこさんから嫌がらせを受けている。さとこさんが私のあとに教室に入ると、私の靴だけ蹴散らされてる」と、さゆりさんから衝撃の告白が。さとこさんは、一見するとやさしそうな雰囲気のママ。さゆりさんの話にとても驚いたかなこさんは、不安な気持ちを抱えたままレッスンに通っていました。さゆりさんには、「義母にいびられ、子どもを義実家の養子にしろと迫られている。夫はモラハラで、自由に使えるお金がほとんどない」という複雑な家庭事情がありました。「お米が買えない」「生命保険の保険料金が払えない」と訴えるさゆりさんに、都度お金を貸していたかなこさん。できる限りさゆりさんを支えようとしていました。 しかし、さゆりさんはかなこさんに嘘をついていたのです。 かなこさんに話していた自身の境遇を、かなこさんに起こっている出来事かのように夫に話しており、「かなちゃんにお願いされて、家に遊びに行ってるだけ。お金に困っているようなので1万円貸した」と夫に説明。そして、なんとさゆりさんの義母はすでに亡くなっていました。夫と話していたさゆりさんのスマホに、「保険料金の支払い大丈夫だった?」とかなこさんからメッセージが。一瞬何のことだかわからないさゆりさん……。「あ~はいはい。保険料金ね」と自分がついた嘘を思い出し、「かなちゃんのおかげで払えたよ!」と伝えます。 ふたりは「来週のランチも楽しみ♡」と同じことを考えていましたが、裏にある気持ちはまったく異なっていて……。 “嫌がらせ”を目の当たりにして…!? さゆりさんが嘘をついていることなど、知るよしもないかなこさん。翌週、リトミックのレッスンへ向かいました。 「すみません!遅れました!」 かなこさんは教室に遅れて到着。急いで中へ入ろうとすると、散らばっているさゆりさんの靴を見つけます。 「さゆりちゃんの靴……! さとこさんの嫌がらせ、本当だったんだ……!」 さゆりさんから聞いていた通りのことを目の当たりにし、驚くかなこさん。散らばった靴をそろえ、複雑な心境のまま教室に入りました。 「……こんにちは。遅れてすみません」 心なしか、ぎこちなくなってしまうかなこさん。すると、目が合ったはずのさとこさんが、不自然に顔を背けたのです。 「さとこさん……私が嫌がらせの現場を見たこと……、気が付いてる……!」 よそよそしいさとこさんの行動に、かなこさんはそう確信するのでした。 やさしそうな雰囲気のママが、子どもじみた嫌がらせをするなんて……。靴を蹴散らすという、にわかに信じがたい内容ですが、目の当たりにしたかなこさんは、とても驚いた様子でしたね。 そして、「気付かれた」と動揺しているかのようなさとこさん。ふたりには今後、気まずい空気が流れてしまいそうです。皆さんがもし、ママ友が嫌がらせした現場を見てしまったら、今後そのママ友とどのように接しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年06月11日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ納得がいかないしげじに、息子が愛されていないことが耐えられないと説明したはる。自分が倒れるわけにはいかないから、ストレスの原因であるしげじと離れたいと言います。それでもしげじは言い返そうとするのですが…。俺だってストレスだったし…しげじ…。あとははるの審判が下るのを待つだけ…。次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年06月10日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことにした近所のリトミック教室で、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと出会い、子どもの名前や誕生日が同じなど、共通点が多いことがわかって意気投合。ある日さゆりさんから、「義母にいびられ、子どもを義実家の養子にしろと迫られている。夫はモラハラで、自由に使えるお金がほとんどない」という衝撃の告白がありました。そんなさゆりさんの状況に、かなこさんは、さゆりさんをできる限り支えようと心に決めます。後日、かなこさんの家で食事を楽しんでいると、さゆりさんから、「義母が家に来ていることもあり、お米が足りないのに買えない。1,000円貸してほしい」とお願いが。そしてその1カ月後、今度は「生命保険の保険料が払えないから、1万円貸してほしい」と頼まれました。かなこさんはお金の貸し借りに抵抗があったものの、「友だち同士、親同士、助け合わなくちゃ」という気持ちで、さゆりさんにお金を貸します。 さゆりさんがかなこさんに1万円を借りた日の夜。自宅でくつろぐさゆりさんは、夫との雑談の中で、「かなこさんにお願いされて遊びに行っているだけ」と嘘を話したのです! 続けて、「義母に子どもを養子によこせと迫られているらしい」など、かなこさんに話していた自身の境遇を、かなこさんに起こっている出来事かのように夫に話しました。 さらに、実はさゆりさんの義母はすでに亡くなっていたことがわかり……。 「楽しみ〜♡」意味がまるで違うふたり 妻が嘘をついているとは、夢にも思わない夫。やさしい妻と結婚し、子どもに恵まれたことに感謝し、「天国の母さんにも会わせたかったよ……」とひと言。 「そうだね〜」 さゆりさんは夫の言葉に、顔をひきつらせながら答えます。すると、かなこさんからメッセージが入りました。 「さゆりちゃん! 今日はありがとう! ところで保険料金、大丈夫だった?」 一瞬、何のことだかわからないさゆりさん……。 「あぁ! はいはい。保険料金ね」 自分がついた嘘を思い出し、「かなちゃんのおかげで保険料金払えたよ! 生活費が入ったら返すから安心してね。本当にごめんね!」とかなこさんに返事をしました。 安心したかなこさんは、「また来週もごはんしようね」と返信。 「うん! する♡ 中華がいいな〜」 さゆりさんはちゃっかり、食べたいメニューをリクエスト。 「来週……楽しみ♡」 同じ思いのふたりですが、裏にある気持ちはまったく異なります。純粋にさゆりさんとの時間を楽しみにしているかなこさん。しかし、さゆりさんはかなこさんに適当な嘘をつき、かなこさんのやさしさに甘えているだけなのでした。 自分がついた嘘すら、忘れていたさゆりさん。かなこさんはさゆりさんの話を真正面から受け止め、なんとか支えようとしていました。しかし、さゆりさんは本当に適当に、その場限りの言葉で話していたようです。かなこさんを思うと、許せないですね……。 かなこさんはさゆりさんを信用している反面、言いようのない違和感を覚えています。皆さんは、さまざまな人と関わるなかで、「なにか、違和感があるな……」と直感的に思ったことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年06月10日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじちゃんとゆうしの面倒を見たのに、離婚したいと言うはる。理由を聞くと「ゆうしを大事にしないから」と言うのです。息子をないがしろにするのは許さない…やっとゆうしがかわいくなってきたのに…しげじ、絶体絶命です!いや…これまでにも何度もチャンスはあったんですけどね…。次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年06月09日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことにした近所のリトミック教室で、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと出会い、子どもの名前や誕生日が同じなど、共通点が多いことがわかって意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。ある日さゆりさんから、「義母にいびられ、子どもを義実家の養子にしろと迫られている。夫はモラハラで、自由に使えるお金がほとんどない」という衝撃の告白がありました。そんなさゆりさんの状況に、かなこさんは、さゆりさんをできる限り支えようと心に決めます。外食のお金を節約するため、ランチするときはかなこさんの家にさゆりさんを招き、料理を振る舞うことに。さゆりさんは、毎週のようにレッスン終わりにかなこさんの家に訪れていました。ある日、さゆりさんから「義母が家に来ていることもあり、お米が足りないのに買えない。1,000円貸してほしい」と頼まれたかなこさん。そしてその1カ月後、今度は「生命保険の保険料が払えないから、1万円貸してほしい」と言われます。かなこさんはお金の貸し借りに抵抗があったものの、「友だち同士、親同士、助け合わなくちゃ」という気持ちで、さゆりさんにお金を貸しました。さゆりさんがかなこさんに1万円を借りた日の夜。自宅でくつろぐさゆりさんは、夫との雑談の中で、なんと「かなこさんにお願いされて遊びに行っているだけ」と嘘を話したのです! そして、「義母に子どもを養子によこせと迫られているらしい」など、かなこさんに話していた自身の境遇を、かなこさんに起こっている出来事かのように夫に話し、さらに……。 まんまと騙される夫… 「お米を買うお金もないって泣きつかれたから、1万円貸してあげたの」 かなこさんに借りたお金の話を、自分が借したかのように夫に話すさゆりさん……。 お金がきちんと返ってくるか心配している夫に、「今はお金のことより、かなちゃんに安心してほしいのよ。かわいそうだしね。えなと名前と誕生日が同じ子……。ほっとけないよ」と、さゆりさんは堂々と“ママ友思いのやさしい妻”であるかのように語りました。 まさか妻が嘘をついているとは、夢にも思わない夫。やさしい妻と結婚し、子どもに恵まれたことに感謝し、「天国の母さんにも会わせたかったよ……」とひと言。 「義母にいびられ、子どもを義実家の養子にするよう迫られている」とかなこさんに話していたさゆりさん。 なんと、さゆりさんの義母にあたる夫の母親は、すでに亡くなっていたのです。 さゆりさんがかなこさんに話していた、問題ばかりの身の上話はすべて嘘だったようです。かなこさんのやさしさにつけ込み、お金まで借りるなんて、許されない行為ですね……。 かなこさんはさゆりさんに対し、“漠然とした違和感”を覚えているようですが、「えなちゃんの存在を無視できない」という気持ちが大きく、さゆりさんを支えようとしています。かなこさんがママ友に裏切られた事実を知ってしまったときに、深く傷つき落ち込まないことを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年06月09日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ2度と倒れることのないよう、ストレスの原因であるしげじと別れることを決意したはる。いっぽうその頃、ゆうしの面倒を見たしげじには父性が芽生えて始めていたのですが…はるは「離婚しよう」と告げるのでした。俺ちゃんとやったのにしげじ猛反発! しかしはるも冷静に反論します。息子を大事にしないと言われたしげじ…何か言い返せるのでしょうか?次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年06月08日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことにした近所のリトミック教室で、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと出会い、子どもの名前や誕生日が同じなど、共通点が多いことがわかって意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。ある日さゆりさんから、「義母にいびられ、子どもを義実家の養子にしろと迫られている。夫はモラハラで、自由に使えるお金がほとんどない」という衝撃の告白がありました。そんなさゆりさんの状況に、かなこさんは、さゆりさんをできる限り支えようと心に決めます。外食のお金を節約するため、ランチするときはかなこさんの家にさゆりさんを招き、料理を振る舞うことに。さゆりさんは、毎週のようにレッスン終わりにかなこさんの家に訪れていました。ある日、かなこさんの家で食事を楽しんでいたさゆりさんから、「義母が家に来ていることもあり、お米が足りないのに買えない。1,000円貸してほしい」とお願いがありました。そしてその1カ月後、今度は「生命保険の保険料が払えなくて解約になってしまうから、1万円貸してほしい」と言われます。 心の中で「本当はお金の貸し借りはしたくない」と思うかなこさん。しかし、義母にいびられ続けている状況や、夫から「やりくりできないお前が悪い」と突き放されていると話すさゆりさんを前に、「友だち同士、親同士、助け合わなくちゃ」という気持ちで、さゆりさんにお金を貸しました。 さゆりさんの気持ちが少しでも休まることを願うと同時に、「でも、なんだろう……この漠然とした違和感……」と、かなこさんはさゆりさんに対して、言葉にできないような違和感を覚えて……。 モラハラ夫のはずじゃ…!? かなこさんがさゆりさんに1万円を貸した日の夜、「この漠然とした違和感はなんだろう……」と、かなこさんが考えていたころ。 さゆりさんは自宅で、ネットショッピングを楽しんでいました。 そこに、「さゆり〜。えなちゃん、ねんねしたよ」と子どもを寝かしつけた、さゆりさんの夫が登場。 「今日はリトミック? どうだった?」 やさしそうな笑顔で、さゆりさんに問いかける夫。 かなこさんの話題になると、「今日もお家にお邪魔したの? いい人だよね」と夫が言いました。 「え〜? 別に行きたくて行ってるわけじゃないよ。お願いされてんの!」 お金がないと話すさゆりさんのため、かなこさんが家で食事を振る舞っていたにもかかわらず、「お願いされて、家に行っている」と話すさゆりさん。 そして、「義母にいびられて、養子に出すよう迫られている」と話していた自身の境遇を、かなこさんに起こっている出来事かのように、夫に話しました。 「私といるとつらいことを忘れられるから、ぜひ遊びに来てくれって言われてるの!」 「えぇ!? なんだその話! ひどい人がいるもんだな〜」 怒りをあらわにする夫に、「だよね〜」と、さゆりさんはのんきな返事をするのでした。 かなこさんに偽りの身の上話をし、毎週のように食事を振る舞ってもらい、お金まで借りていたさゆりさん。さらに、夫に嘘をつき、「かなこさんに頼まれて家に行っているだけ」と話しました。嘘の理由で金銭の援助を求めた上に、「友だちを支えたい」という、かなこさんの純粋な気持ちを踏みにじるような行為は、決して許されるものではないですよね。 かなこさんが抱いていた“違和感”は、どうやら当たってしまったよう……。皆さんはかなこさんのように、“言葉にできない違和感”が的中したことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年06月08日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじはるの診断はストレスによる「胃痙攣」でした。帰路に就く頃、しげじからは無事に眠るゆうしの写真が届いていました。倒れる原因を排除しなくてはようやくしげじが父性に目覚めた!? しかし時すでに遅しなのか…?次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年06月07日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンで、さゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。ある日さゆりさんから、「義母にいびられ、子どもを義実家の養子にしろと迫られている。夫はモラハラで、自由に使えるお金がほとんどない」という衝撃の告白がありました。そんなさゆりさんの状況に、かなこさんは、さゆりさんをできる限り支えようと心に決めます。そして、外食のお金を節約するため、ランチをするときはかなこさんの家に招くことになりました。レッスン終わり、毎週のようにさゆりさんを家に招き、食事を振る舞っていると、さゆりさんから「義母が家に来ていることもあり、お米が足りないのに買えない。1,000円貸してほしい」とお願いがありました。そしてその1カ月後、今度は「生命保険の保険料が払えなくて解約になってしまうから、1万円貸してほしい」と言われたのです。 心の中で「本当はお金の貸し借りはしたくない」と思うかなこさん。しかし、義母にいびられ続けている状況や、夫から「やりくりできないお前が悪い」と突き放されているさゆりさんを前に、「友だち同士、親同士、助け合わなくちゃ」という気持ちでお金を貸しますが……。 ママ友が心配…でも、違和感 さゆりさんの保険料、1万円を立て替えた日の夜。 「さゆりちゃん、無事に保険料払えたかな?」 さゆりさんを心配するかなこさん。「こんなに連続でお金のやりとりはよくないけど……」という気持ちがよぎるものの、「同じ日に生まれた、娘と同じ名前の女の子……。この子が不幸になるのは、見過ごせないよ」とさゆりさんの子どもを心配する気持ちが勝っていました。 「それにしても、さゆりさんの旦那さんとお義母さん、ひどすぎるよ……」 さゆりさんの子どもを養子にしたいと考えている義母は、さゆりさんを説得するため、さゆりさん宅に居座っているそう。 「さゆりちゃん、今夜くらいは気が休まっているといいな……」 かなこさんが保険料を立て替えたことで、さゆりさんの気持ちが少しでも休まることを願っていました。しかし……。 「でもなんだろう……この漠然とした違和感……」 かなこさんはさゆりさんに対して、言葉にできないような違和感を抱いているのでした。 わが子と名前と誕生日が同じ、さゆりさんの娘。かなこさんは、さゆりさんと出会ったころから運命的なものを感じており、「この子が不幸になるのは見過ごせない」と思う気持ちが強くあるようです。 かなこさんとさゆりさんの娘のように、子どもの名前と誕生日が同じママ友と出会うということは、本当に珍しいことですよね。皆さんは、偶然が重なり運命的とも言える出会い方をしたママ友はいますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年06月07日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじしげじに息子のゆうしを託し、病院に運ばれていったはる。ちゃんとゆうしにミルクをあげると言ったしげじですが…。原因はストレス?意外にもちゃんとやっていたらしいしげじ。はるのしげじに対する評価も、これで少しは変わるのでしょうか?次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年06月06日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンで、さゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。ある日さゆりさんから、「義母にいびられ、子どもを義実家の養子にしろと迫られている。夫はモラハラで、自由に使えるお金がほとんどない」という衝撃の告白がありました。そんなさゆりさんの状況に、かなこさんは、さゆりさんをできる限り支えようと心に決めます。そして、外食のお金を節約するため、ランチをするときはかなこさんの家に招くことになりました。かなこさん宅を訪れたさゆりさんは、ご機嫌で食事を楽しんだあと、「1,000円、貸してくれない? お米が買いたいの……」と切り出します。さゆりさんいわく、義母が頻繁に訪れるせいで、お米が足りなくなってしまったのに、夫には「やりくりしなかったお前が悪い!」と突き放され、首が回らない状況とのこと。 かなこさんは、「友だち同士、親同士、助け合わなくちゃ」という気持ちで、さゆりさんにお米とお金を渡したのでした。 さゆりさんに1,000円を貸した日から1カ月、リトミックのあとは決まってかなこさんの家でごはんを食べるようになっていました。さゆりさんの家にはいまだにお義母さんが滞在しており、いびられ続けているそう。 いつものように食事を楽しんでいると、「今度は1万円貸してくれない?」と、またもさゆりさんからお願いが。さすがのかなこさんも、動揺していると……。 ママ友からの涙ながらのお願い…でも… 「恥ずかしい話なんだけど、生命保険の保険料が払えなくて……」 さゆりさんは、「今月中に払わないと解約になってしまう。夫は突き放すし、結婚前の貯金はもうない。子どものためと払ってきたけど、早期解約になると掛け金よりずっと少ない額しか戻らない」と続けます。 「生活費をもらえたらすぐ返せるから、お願いできない?」 さゆりさんに懇願され、「立て替えるだけなら……」と、かなこさんは了承しました。 「本当!? ありがとう……! 助かる」 かなこさんは、喜ぶさゆりさんに1万円を差し出し、「大変だと思うけど、なんとか乗り切ってね」と声をかけました。 「絶対に返すから!」 そう約束するかなこさん。 「本当はお金の貸し借りはしたくないけど……、一時的に立て替えるだけだから平気だよね……?」 かなこさんは、友だちにお金を貸すことに抵抗はあるものの、なんとか自分を納得させようとするのでした。 次から次へと災難が降りかかるさゆりさん。かなこさんはその度に、さゆりさんを支えようと協力してきました。さゆりさんも大変な状況ですが、かなこさんは「友だちのため」という純粋な気持ちから行動しています。 しかし、たとえ友人同士であっても、お金の貸し借りは何かとトラブルが起きがち。さゆりさんが約束通りに借りたお金を返して、ふたりがいい関係のまま過ごせることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年06月06日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ帰宅したしげじが見たのは、泣き叫ぶゆうしの横でうずくまるはるの姿。そんな状況でも、はるは泣いているゆうしにミルクをあげてほしいと頼む。こんな時まで子どものことを考えるはるに驚くと同時に、しげじは「俺がやるの?」と慌て…。父親でしょ戦力外だったしげじに、ゆうしの世話はできるのでしょうか…?次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年06月05日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンで、さゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。ある日さゆりさんから、「義母にいびられ、子どもを義実家の養子にしろと迫られている。夫はモラハラで、自由に使えるお金がほとんどない」という衝撃の告白がありました。そんなさゆりさんの状況に、かなこさんは、さゆりさんをできる限り支えようと心に決めます。そして、外食のお金を節約するため、ランチをするときはかなこさんの家に招くことになりました。レッスンが終わり、ふたりでかなこさん宅へ。ご機嫌で食事を楽しむさゆりさんを前に、「えなちゃんのためにも、少しでもさゆりちゃんの力になれたらなって……」と、かなこさんは自身の思いを吐露しました。 すると、「じゃあさ、お願いがあるんだけど、お金貸してくれない?」と切り出すさゆりさん。突然のことに驚き、心の中で「いやいや、お金の貸し借りはだめでしょ!」と焦っていたかなこさんですが、「1,000円貸してほしい」というさゆりさんに拍子抜け。 思いのほか少額だったため、「1,000円って何を買うの?」と尋ねると、さゆりさんは「お米……買いたいの」と表情を曇らせ、申し訳なさそうに話しました。 義母が頻繁に訪れるため、お米が足りなくなり、夫からは「やりくりしなかったお前が悪い!」と突き放され、首が回らないそう。さゆりさんの強い憤りを感じたかなこさん。「友だち同士、親同士、助け合わなくちゃ」そんな気持ちで、さゆりさんにお米とお金を渡したのですが……。 驚きの要求!離乳食のついでに…!? さゆりさんに1,000円を貸した日から1カ月、リトミックのあとは決まってかなこさんの家でごはんを食べるようになっていました。 さゆりさんの家にはいまだにお義母さんが滞在しており、いびられ続けているそう。 かなこさんが振る舞うカレーのおいしさに感動し、べた褒めするさゆりさん。かなこさんは、「やっぱりさゆりちゃんといると楽しいな」と感じていました。 「あのさ……お願いがあるんだけど……」 かなこさんが用意した離乳食をえなちゃんに食べさせながら、不適な笑みを浮かべるさゆりさん。 「今度は1万円、貸してくれない?」 さすがのかなこさんも動揺し、「えっ……1万円って……。また何か足りないの?」と尋ねます。「うん……恥ずかしい話なんだけど、生命保険の保険料が払えなくて……」 さゆりさんは肩をすぼめて、涙ぐみながらお金を借りたい理由を話すのでした。 「1万円を貸してほしい」と言うさゆりさんに、驚いたかなこさん。少額であってもお金の貸し借りに違いありませんが、1万円ともなると前回のようにサッと出せる金額ではないように思います。しかも、かなこさんはさゆりさんを毎週家に招き、ランチをごちそうしています。さゆりさんはとても大変な状況のようですが、幼い子どもと生活するかなこさんにも負担が大きいですよね。 かなこさんは「大切な友だちのため」という気持ちで、お金を貸したり、ランチを振る舞ったりすることで、さゆりさんを支えようとしています。皆さんはママ友のためにどこまで協力できますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年06月05日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ給料日、生活費を振り込みながらしげじは不満でいっぱい。しかし家に帰るとゆうしが泣いていて、その横ではるがうずくまっていていました。状況がわからずしげじは慌てます…。お腹が痛い!?そうです! あなたがやるんです!!これまでろくにゆうしのお世話をしてこなかったしげじ…ちゃんとできるのか!?次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年06月04日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンで、さゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。ある日さゆりさんから、「義母にいびられ、子どもを義実家の養子にしろと迫られている」という衝撃の告白がありました。かなこさんは、さゆりさんをできる限り支えようと心に決め、「夫がモラハラで自由に使えるお金がほとんどない」というさゆりさんのために、ランチをするときは自宅に招くことに。翌週、かなこさんはさゆりさんを家に迎えるため、準備万端でリトミックの日を迎えました。レッスンが終わり、ふたりでかなこさん宅へ。「お酒が飲みたい」というさゆりさんからのリクエストに応え、かなこさんはお酒やおつまみを準備していました。さゆりさんがご機嫌にお酒を楽しむ様子に、「えなちゃんのためにも、少しでもさゆりちゃんの力になれたらなって……」と、かなこさんは自身の思いを吐露しました。すると、「じゃあさ、お願いがあるんだけど、お金貸してくれない?」と切り出すさゆりさん。突然のお願いに驚き、心の中で「いやいや、お金の貸し借りはだめでしょ!」と焦っていたかなこさんですが、「1,000円貸してほしい」というさゆりさんに拍子抜け。 思いのほか少額だったため、「1,000円って何を買うの?」と尋ねると、さゆりさんは「お米……買いたいの」と表情を曇らせ、申し訳なさそうに話し……。 お米も買えない!お金に困るママ友に… 1,000円を借り、お米を買いたいというさゆりさん。食費は2万円と決まっているものの、お義母さんが来ているとこもあり、お米が足りなくなったそう。 「旦那さんから追加でもらえないの?」とかなこさんが聞くと、「やりくりしなかったお前が悪い! 自分でなんとかしろと夫に突き放された」と話すさゆりさん。 「ひどすぎる……」 さゆりさんの話に強い憤りを感じたかなこさんは、「はいこれ。お米だよ。持って行って」とさゆりさんにお米を差し出しました。 そして、「返すのはいつでもいいから……」と1,000円札もさゆりさんに渡します。 なぜかお米をもらったときに曇っていたさゆりさんの表情は、パッと明るくなり、「ありがとう! うれしい! この恩は一生忘れない!」と歓喜。 「えなちゃんとさゆりちゃんのために使ってね」 かなこさんは、「友だち同士、親同士、助け合わなくちゃ」そんな気持ちで、さゆりさんにお金を貸したのでした。 お米も買えないさゆりさんの状況を知り、すぐにお米とお金を用意して渡したかなこさん。「えなちゃんとさゆりちゃんのためなら……」とさゆりさんのことはもちろん、子どもを案ずる気持ちがありました。 自分と同じように子育てをしている親同士、「子どもが食べるものに困るかもしれない」と感じたら、かなこさんのように「支援しなければ」という思いになるのもわかる気がします。さゆりさんを冷たく突き放した夫は、まずはわが子のことを第一に考え行動してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年06月04日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじはるに家を追い出されコンビニの前で一晩を過ごしたしげじ。その後バイトを増やしたためライブは月3回から1回に。はるとの会話も少なくなり、人生が終わったと感じたのでした。給料日はテンションが低い文句を言いながら帰宅したしげじが見たものは、泣き叫ぶ息子の横でうずくまるはる。いったい何が…!?次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年06月03日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンで、さゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。ある日さゆりさんから、「義母にいびられてる。夫の実家は大地主で、この子を義実家の養子にしろって迫られている」という衝撃の告白がありました。かなこさんは、さゆりさんをできる限り支えようと心に決め、「夫がモラハラで自由に使えるお金がほとんどない」というさゆりさんのために、「これからは私の家でランチをしよう」と提案。「お酒が飲みたい」というさゆりさんの要望に、少々驚いたものの、「私のうちでくらい楽しく過ごしてほしい……」と、普段飲まないお酒を用意することにしました。翌週、かなこさんはさゆりさんを家に招くため、準備万端でリトミックの日を迎えました。しかし教室には、「義母にプレゼントしてもらったの♡」とブランドもののバッグを見せびらかすさゆりさんの姿が。 「義母にいびられている」と聞いていたかなこさんは、さゆりさんに不信感を抱き、レッスンが終わりさゆりさんと家に向かう途中、思い切って「お義母さんと仲良くできてるの?」とさゆりさんに尋ねました。すると、さゆりさんから「プレゼントは、私を手なずけて娘を奪う魂胆」と説明があり、かなこさんはさゆりさんを疑ってしまったことに、ひどく落ち込みます。 「気にしなくていいよ」と笑顔を見せ、かなこさん宅に着いて早々にお酒を飲み始めるさゆりさん。ご機嫌な様子でおつまみも要求し、満足げに話していたかと思うと……。 ママ友からの“お願い”に思わず動揺… 上機嫌でお酒をおかわりするさゆりさん。 「たくさん買ったから遠慮せず飲んでね」 かなこさんは、さゆりさんに楽しんでもらおうと、準備していたお酒を差し出します。 「えなちゃんのためにも、少しでも力になれたらなって……」 さゆりさんに思いを伝えると、「じゃあさ、お願いがあるんだけどいいかな?」とさゆりさんが切り出します。 「お金……貸してくれない?」 かなこさんは「えーっと……いくら?」と尋ねますが、「お金の貸し借りはダメでしょ! 5万円とか言われたらどうすんの!?」と内心焦っていました。 「1,000円、貸してもらえない?」 思っていた以上に少額だったことに驚き、「1,000円ってなに買うの?」とさゆりさんに尋ねます。 するとさゆりさんは、「お米……買いたいの」と表情を曇らせ、申し訳なさそうに話すのでした。 ママ友から「お金を貸してほしい」と切り出され、「お金の貸し借りはだめでしょ」と身構えたかなこさん。いくら仲のいい友だちでも、「金銭の貸し借りはご法度」と思っている方も多いのではないでしょうか。または、相手との関係性や、金額、用途などで貸す貸さないの判断が変わる場合もあるのかもしれません。皆さんはママ友から、お金の相談をされたらどうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年06月03日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ自分から離婚を切り出せば、はるはすがってくるはず…そう考えて「働くくらいなら離婚する」と言い出したしげじ。するとはるが出してきたのは記入済みの離婚届でした。出てけ…妻が怖い!俺のこと大好きだったはずなのに…はるの変化に戸惑うじげじ。はるに追い出されて、夢もここまでなのでしょうか?次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年06月02日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンで、さゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。ある日さゆりさんから、「義母にいびられてる。夫の実家は大地主で、この子を義実家の養子にしろって迫られている」という衝撃の告白がありました。かなこさんは、さゆりさんをできる限り支えようと心に決め、「夫がモラハラで自由に使えるお金がほとんどない」というさゆりさんのために、「これからは私の家でランチをしよう」と提案。「お酒が飲みたい」というさゆりさんの要望に、少々驚いたものの、「私のうちでくらい楽しく過ごしてほしい……」と、普段飲まないお酒を用意することにしました。翌週、かなこさんはさゆりさんを家に招くため、準備万端でリトミックの日を迎えました。しかし教室に入ると、ブランドもののバッグを見せびらかしながら「姑にプレゼントしてもらったの♡ 会社を何個も経営していて、しょっちゅうプレゼントをくれるんだよね〜」と自慢げに話す、さゆりさんの姿が……。 「えっ、大地主なんじゃないの? なんか……おかしくない?」先週、カフェで聞いた話とつじつまが合わず、不信感を抱いたかなこさん。 レッスンが終わり、さゆりさんと家に向かう途中、思い切って「お義母さんと仲良くできてるの? 義実家は会社経営してるって言ってたけど、こないだ大地主だって言ってなかった……?」とさゆりさんに尋ねます。「義実家は会社も経営してるし、大地主。プレゼントは、私を手なずけて娘を奪う魂胆だよ」と説明するさゆりさん。 かなこさんは、「私は人を疑って、なんて情けないんだろう……。恥ずかしい……」とひどく落ち込んでしまいました。 「気にしなくていいよ」と笑顔を見せるさゆりさん。かなこさん宅に着いて早々にお酒をねだり、勢いよく飲み始めると……。 いつも素敵なママ友…!? 「プハーーー! うまーーー! ねぇ! おつまみある?」 勢いよくお酒を流し込むさゆりさん。かなこさんは、準備しておいたおつまみをさゆりさんに出します。 「お口に合うかわからないけど……」 「え〜すごい! うれしい! かなちゃんってセンスあるよね」 キレイに盛られたおつまみを前に、テンションが上がるさゆりさんは、謙遜するかなこさんにを褒めちぎります。 「いつも思ってたよ。かなちゃんって素敵だなぁって」 かなこさんの服装や、お家、お料理などを褒めるさゆりさん。 「え〜そんなことないよ。さゆりちゃんのほうが美人でお話じょうずで素敵だよ」 「え〜やっぱそう? かなちゃんやさしいね♡ 大好き♡」 さゆりさんは上機嫌で、かなこさんが準備したお酒とおつまみを楽しむのでした。 ママ友を家に招き、料理をふるまったかなこさん。幼い子どもがいると、お店に行くより気兼ねなく過ごせる家のほうが気楽なように思います。 手料理となると準備や片付けなど、招いた側のママに負担が大きくなるため、出前を頼んで楽しむという方も多いのではないでしょうか。皆さんは、ママ友と家でランチなどをするとき、食事はどうすることが多いですか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年06月02日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ働かないなら離婚すると言われたことを仲間に愚痴ったしげじ。すると仲間たちは妻はかまってほしいだけで、しげじから離婚を切り出せばすがってくると言います。真に受けたしげじははるに「働くくらいなら離婚する」と言いますが…?しげじから離婚を切り出すと…?もう少し考えてから行動しましょうか…!?自分から離婚を切り出しておいて、はるが離婚届けまで準備していたことを知るとショックを受けたしげじ。そんなしげじにはるは…?次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年06月01日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンで、さゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。ある日さゆりさんから、「義母にいびられてる。夫の実家は大地主で、この子を義実家の養子にしろって迫られている」という衝撃の告白がありました。かなこさんは、「この子のために最後まで戦うの」と言い、子どもを抱きしめながら涙を流すさゆりさんを前に、さゆりさんをできる限り支えようと心に決めます。そして、「夫がモラハラで自由に使えるお金がほとんどない」というさゆりさんのために、「これからは私の家でランチをしよう」と提案したかなこさん。「お酒が飲みたい」というさゆりさんに、少々驚いたものの、「私のうちでくらい楽しく過ごしてほしい……」という思いから、普段飲まないお酒を用意することにしました。翌週、さゆりさんを家に招くため、準備万端でリトミックの日を迎えました。しかし教室に入ると、ブランドもののバッグを見せびらかしながら「姑にプレゼントしてもらったの♡ 会社を何個も経営していて、しょっちゅうプレゼントをくれるんだよね〜」と自慢げに話す、さゆりさんの姿が……。 「えっ、大地主なんじゃないの? なんか……おかしくない?」先週、カフェで聞いた話とつじつまが合わず、不信感を抱いたかなこさん。 レッスンが終わり、さゆりさんと家に向かう途中、思い切って「お義母さんと仲良くできてるの? 義実家は会社経営してるって言ってたけど、こないだ大地主だって言ってなかった……?」とさゆりさんに尋ねます。「義実家は会社も経営してるし、大地主。プレゼントは、私を手なずけて娘を奪う魂胆だよ」と説明するさゆりさん。 かなこさんは、「私は人を疑って、なんて情けないんだろう……。恥ずかしい……」とひどく落ち込んでしまいますが……。 そんなことより…お酒!? 「おっじゃましま〜す♡」 さゆりさんを疑ってしまった自分を責めるかなこさんとは裏腹に、上機嫌なさゆりさん。 「さゆりちゃん……変なこと聞いてごめんね」 「え〜? いいよ〜! 気にしないで! そんなことより、おなかすいちゃった♡」 さゆりさんの言葉に、急いでランチを用意しようとするかなこさん。 「ねぇ……このあいだ言ったけど、お酒ある……?」 不気味に感じてしまうほど、目を輝かせてかなこさんに尋ねるさゆりさん。かなこさんが準備しておいたお酒を差し出すと、「や〜ん!うれしい〜! かなちゃんありがとう♡」と、さゆりさんは上機嫌でお酒を受け取ります。 「プハーーー! うまーーー!」 さゆりさんは満足げに、お酒を勢いよく流し込むのでした。 「おなかすいちゃった♡」「お酒ある?」と、ママ友の家でとてもリラックスしている様子のさゆりさん。何度も遊びに来たことがあるような間柄ならまだしも、初めての訪問で遠慮のかけらもないような様子に、少し驚いてしまいます。これは、“コミュ力”の高さ故なのでしょうか……? 皆さんは、初めて遊びに来たママ友が少々図々しい態度でも、気になりませんか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年06月01日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ働くと2人の夢である武道館でのライブが実現できなくなると言うしげじに対し、夢より生活が大切と伝えたはる。働かないなら離婚すると宣言したはるに、しげじは働くと言うのでした。離婚はただの脅し…?男性の女心会議は9割9分6厘の確率で間違っている可能性があるので、ぜひ女性も交えて話し合ってみてくださいね。「働くくらいなら離婚する」宣言にはるは…?次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年05月31日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンで、さゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。ある日さゆりさんから、「義母にいびられてる。この子を義実家の養子にしろって迫られてて。夫の実家は大地主で、娘は跡取りだから仕方ないって……」という衝撃の告白がありました。かなこさんは、「この子のために最後まで戦うの」と言い、子どもを抱きしめながら涙を流すさゆりさんを前に、さゆりさんをできる限り支えようと心に決めます。「夫がモラハラで、自由に使えるお金がほとんどない」というさゆりさんのために、「これからは私の家でランチをしよう」と提案したかなこさん。翌週、さゆりさんを家に招くため、準備万端でリトミックの日を迎えました。 しかし教室に入ると、ブランドもののバッグを見せびらかしながら「姑にプレゼントしてもらったの♡ 会社を何個も経営してて、しょっちゅうプレゼントくれるんだよね〜」と自慢げに話す、さゆりさんの姿が……。 「えっ、大地主なんじゃないの? なんか……おかしくない?」先週、カフェで聞いた話とつじつまが合わず、不信感を抱いたかなこさん。レッスンが終わり、さゆりさんと家に向かう途中、思い切って疑問に思ったことをさゆりさんに質問してみると……。 ママ友の返答に落胆… 「お義母さんと仲良くできてるの? さっき教室で、義実家は会社経営してるって言ってたけど、こないだは大地主だって言ってなかった……?」 「え……」 ムッとするような表情を見せるさゆりさん。 「聞いちゃった、気まずい……」 微かに流れる険悪な雰囲気に、かなこさんは気まずさを感じていました。 「かなちゃん。義実家は会社も経営してるし、大地主なんだよ」「仲良くってこのバッグのこと? これはただの賄賂だよ」 さゆりさんの説明では、義母はさゆりさんを手なずけて娘を奪う魂胆だと言うのです。 「私はお金ないからさ、もらえるものはもらってるだけ」 「あ……そう……だったんだ……」 バツの悪さから、たどたどしい返事をするかなこさん。 「かなちゃん……私がウソついてるって思った?」 さゆりさんの問いに焦るかなこさんに、「いいよいいよ、私もややこしい言い方しちゃったし」とさゆりさんは笑顔を見せます。 「私は人を疑って、なんて情けないんだろう……。恥ずかしい……」 かなこさんはひどく落ち込んでしまうのでした。 「ブランドバッグは娘を奪うための賄賂」という真実を聞き、さゆりさんを疑ってしまった自分を責めるかなこさん。義母との関係を心配していたさなか、「義母からのプレゼント〜♡」と、バッグを自慢する様子を見てしまったら、疑問に感じるのはしょうがないようにも思います。皆さんはママ友に対して、疑念を抱いてしまった出来事はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年05月31日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ専業主夫になると言ったものの、いい加減な家事しかしないしげじ。はるは専業主夫計画は諦め、しげじに働くよう頼みます。しげじは働くと2人の夢を追えなくなると訴えますが、追いつめられたはるにはもう「夢」の話は響かないのでした。夢より生活もうさっさと働いてください!本気のはるを前に働く宣言をしたしげじ。しかしそんなにスムーズにいくのか…?次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年05月30日もちもちの生地と静岡茶を使ったわらび餅がおいしい、セブンイレブンの和もっち巻き静岡茶のわらび餅♡もっちり噛み応えのあり、お茶の旨みが楽しめる和菓子ですよ♪お茶やあんこが好きな和菓子好きさんは食べてみる価値ありです!パクっと食べやすい形がうれしい◎出典:coordisnapセブンイレブンで5月17日より発売開始した、和もっち巻き静岡茶のわらび餅。価格は162円(税込)です。サイズは手のひらほどです。クルっと巻かれているので持ちやすく、ワンハンドで食べやすいのがうれしいですね。もちもち食感の生地がおいしい出典:coordisnap深い緑色をしたどら焼き生地は、もちもち食感で噛み応えがあります。ほんのりお茶の味も感じられておいしいです!プルンとした静岡茶のわらび餅がポイント◎出典:coordisnap粒あんはあんこの粒も感じられて、ホクホクでおいしい♡プルンとしたなめらかな食感の静岡茶のわらび餅は、お茶の渋みも感じられる本格派です。わらび餅は甘さ控えめで、甘さのある粒あんと相性ばっちり。全体的に甘さのバランスがとてもいいです◎気になるカロリーは?出典:coordisnap195kcalです。200kcal以下なのがうれしいポイントですよね。3時のおやつにもぴったりなサイズ感ですよ!お茶の旨みが堪能できます♪出典:coordisnapセブンイレブンの和もっち巻き静岡茶のわらび餅は、もっちり食感の生地と、お茶の旨みが堪能できるわらび餅がポイント♪粒あんもホクホクで全体的に甘みのバランスがよく、おいしいです◎気になる方はセブンイレブンでチェックしてくださいね!※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>どめさん(@chouchou.kitchen)食べること料理をすることが好き2児のママInstagram
2023年05月30日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンでさゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。その日、さゆりさんにランチに誘われ、かなこさんは楽しい時間を過ごしました。そして、2回目のレッスンのあとも、さゆりさんとランチに行くことに。しかし、ランチを楽しんだ帰り際、さゆりさんから、「私、義母からいびられてるの。この子を義実家の養子にしろって迫られてて。夫の実家は大地主で、娘は跡取りだから仕方ないって……」という衝撃の告白が。「信じられない! いつの時代の話!?」と驚くかなこさんに、さゆりさんは「この子のために最後まで戦うの」と言い、子どもを抱きしめながら涙を流しました。さゆりさんの切実な思いを受け、かなこさんはさゆりさんを少しでも支えようと決心。夫がモラハラで自由に使えるお金が少ないというさゆりさんのため、お願いされたカフェの支払いを済ませ、次回からはお金がかからないよう、かなこさんの家でごはんを食べることに。 翌週、さゆりさんを家に招くため、準備万端でリトミックの日を迎えました。教室に入るとそこには、ブランドもののバッグを見せびらかしながら「姑にプレゼントしてもらったの♡ 会社を何個も経営していて、しょっちゅうプレゼントくれるんだよね〜」と自慢げに話す、さゆりさんの姿が……。 「えっ、大地主なんじゃないの? なんか……おかしくない?」先週、カフェで聞いた話とつじつまが合わず、不信感を抱いたかなこさんは……。 むやみに友だちを疑いたくない…でも…!! レッスンが終わっても、さゆりさんに対するモヤモヤとした気持ちが収まらないかなこさん。 「いろいろな事情があってぼやかしただけで、別に嘘ってわけじゃないのかもしれないからな……」「むやみに人を疑うのはよくないよね……。せっかく友だちになれたのに」 さゆりさんを大切にしたいという気持ちから、かなこさんはさまざまな思いが巡っていました。 そして、さゆりさんとともにかなこさん宅へ向かっている最中、「ひとりでモヤモヤしていないで、ちゃんと聞こう」と決意したかなこさん。 「あの、さゆちゃん。お義母さんと仲良くできてるの? さっき教室でさとこさんに義家族は会社経営してるって言ってたけど、こないだは大地主って言ってなかった?」 かなこさんは思い切って、疑問に思ったことをさとこさんに質問するのでした。 ママ友に対してモヤモヤと気になっていたことを、ストレートに聞いたかなこさん。家庭の事情ということもあり、踏み入りづらいことではありますが、「さゆりさんを疑いたくない」という気持ちがあったのかもしれません。 仲のいい友だちに対して心にわだかまりがあるというのは、つらい状況ですよね。これまでの説明からすると、今回もさゆりさんには複雑な事情があるように思いますが、ふたりの関係が良好に築かれることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年05月30日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ専業主夫になると言ったのにろくに家事をしないしげじのせいで、はるの負担は増すばかり。はるは、しげじは自分と息子にとって不要な存在なのではないかと思うように。専業主夫になるのはナシ!しげじ、切り札の『俺たちの夢』を出しますが、虚無の領域に入ったはるには響かず…!絶体絶命のしげじ! 今度こそ年貢の納め時!?次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年05月29日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンでさゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。その日、さゆりさんにランチに誘われ、かなこさんは楽しい時間を過ごしました。そして、2回目のレッスンのあとも、さゆりさんとランチに行くことに。しかし、ランチを楽しんだ帰り際、さゆりさんから、「私、義母からいびられてるの。この子を義実家の養子にしろって迫られてて。夫の実家は大地主で、娘は跡取りだから仕方ないって……」という衝撃の告白が。「信じられない! いつの時代の話!?」と驚くかなこさんに、さゆりさんは「この子のために最後まで戦うの。私の宝物……」と言い、子どもを抱きしめながら涙を流しました。さゆりさんの切実な思いを受け、「私にできることはなんでも言って! 力になるから」とかなこさんが申し出ると、「ありがとう。じゃあさっそくだけど、ここのお会計……いいかな?」そう言ってカフェの伝票を差し出すさゆりさん。 思いもよらない言葉にかなこさんは戸惑いますが、了承し、「お金はいらないから、これからは家でランチしよう!」と大変な状況のさゆりさんを気遣いました。 その日の夜、「ごはんめっちゃ楽しみ〜♡ かなちゃんちお酒ある? 飲みたーい♡」と、さゆりさんからメッセージが……。 少々驚いたかなこさんですが、「もしかしたら旦那さんやお姑さんに飲ませてもらえないのかも。家でつらい思いしているんだもんね……。私のうちでくらい楽しく過ごしてほしい……」と、さゆりさんの家庭事情に思いが及ぶかなこさん。 「いろいろお酒買ってみよう。さゆりちゃん喜ぶといいな」と、かなこさんは意気込んで、来週のランチを心待ちにしていましたが……。 心配していたのに…「なんかおかしくない?」 さゆりさんを家に招くため、準備万端でリトミックの日を迎えたかなこさん。教室に入ると、さゆりさんとさとこさんが何やら盛り上がっていました。 「すっごーーーーい! うらやまし〜! 信じられな〜い!」 歓声をあげるさとこさん。 「なんの話をしてるんですか?」 かなこさんが声をかけると、「見て♡ このバッグ♡ 義母が家に来てるって言ったでしょ? お土産だって買ってきたの♡」と、さゆりさんはハイテンションでブランドもののバッグを見せびらかしてきました。 「え……すごいね……」 ぎこちない反応のかなこさん。「義母にいびられてるの……。娘のこと奪われるかも……」そう涙していたさゆりさんを思い浮かべていました。 「一体なんだったの……?」 「うちの姑って会社何個も経営しててさ〜。しょっちゅうプレゼントくれるんだよね〜」 自慢げに話すさゆりさん。 「えっ、大地主なんじゃないの? なんか……おかしくない?」 さゆりさんの家庭事情をとても心配していたかなこさん。先週、カフェで聞いた話とつじつまが合わず、不信感を抱いてしまうのでした。 「義母にいびられている」と泣いていたとは思えないほど、楽しそうに義母からのプレゼントを自慢していたさゆりさん。かなこさんはさゆりさんの家庭事情をとても心配していました。「一体なんだったの……?」と不信感を抱いてしまってもしょうがないように思います。 さゆりさんには何か裏があるのか、それとも、またしても何かつらい事情があるのか……。いろいろと勘ぐってしまいますね。どちらにしても、純粋に「友だちを支えたい」と思っていたかなこさんの気持ちが裏切られないことを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年05月29日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじしげじがはるに見せたのは、憧れのユキ様からのお祝いメッセージ。打ち上げに来ていたのでしげじが頼んだそうです。飲んでいて出産に立ち会わなかったしげじに怒っていたはるも、思わず許してしまったのでした。専業主夫になると言ったしげじは…はるの不安は的中! 専業主夫になったしげじはまるで使えません…。もはや、必要ないんじゃ…?次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年05月28日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンでさゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。その日、さゆりさんにランチに誘われ、かなこさんは楽しい時間を過ごしました。しかし帰り際、「実は同じ教室の佐藤さとこさんに嫌がらせをされている」と深刻そうな表情を浮かべ、さゆりさんが打ち明けてきました。かなこさんは不安な気持ちを抱えたまま2回目のレッスンを迎えると、そこには笑顔で「今度ランチしない?」と、さとこさんに声をかける、さゆりさんの姿が。その様子に違和感を覚えるかなこさん。モヤモヤとした気持ちのまま、その日もさゆりさんとランチに行くことになりました。しかしランチでは、そんな気持ちも吹き飛ぶ衝撃の告白が。「義母に子どもを義実家の養子にしろと迫られてる。夫はモラハラで、自由に使えるお金がほとんどない」とさゆりさんは、涙ながらに話してくれたのです。 さゆりさんの切実な思いを受け、「私にできることはなんでも言って! 力になるから」とかなこさんが申し出ると、「ありがとう。じゃあさっそくだけど、ここのお会計……いいかな?」そう言ってカフェの伝票を差し出すさゆりさん。 思いもよらない言葉にかなこさんは戸惑いますが、了承し、「お金はいらないから、これからは家でランチしよう!」と大変な状況のさゆりさんを気遣いました。 その日の夜、「来週はごちそうを作ろう!」と張り切っていたかなこさん。さゆりさんに「大事な話をしてくれてありがとう」とメッセージを送ると、「ごはんめっちゃ楽しみ〜♡ かなちゃんちお酒ある? 飲みたーい♡」と返信があったのです……! 乳児がいても、飲酒してるママはたくさんいるし… お酒が飲みたいというさゆりさんに、「昼から飲んで大丈夫? えなちゃんもいるし……」と問いかけると、「大丈夫」とのこと。 かなこさんはお酒を飲まないため、「私がわからないだけで、乳児がいても飲んでるママもたくさんいるもんなぁ。母乳じゃなければ問題ないし」と、自分を納得させるように考えを巡らせます。 「母親だからって昼からお酒を飲んじゃダメなんてことはないわけで……」 そんなことを考えていると、「もしかして、旦那さんとお姑さんに飲ませてもらえないのかな? それかお金がないから買えないのかも……」と、さゆりさんの家庭事情に思いが及ぶかなこさん。 「家でつらい思いしているんだもんね……。私のうちでくらい楽しく過ごしてほしい……」 さゆりさんを思い、「いろいろお酒買ってみよう。さゆりちゃん喜ぶといいな」と、かなこさんは意気込んで、来週のランチを心待ちにしているのでした。 「お昼からお酒が飲みたい」というさゆりさんに、少々驚いたかなこさんですが、「母親だからってお昼からお酒を飲んじゃダメなんてことはない」と自分を納得させました。かなこさんの言うように、母乳育児でなければ問題はないですよね。 母親にも息抜きは必要です。しかし、子どもと過ごす時間はお世話をしたり、あちこちと動き回る子どもに危険がないよう、気を配らなければなりません。お酒を飲んでも、自身の許容範囲を超えない程度に無理なく楽しめるといいですね。 厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒」は、1日平均純アルコールで約20g程度であるとされています。一般的に女性は男性よりもアルコール分解速度が遅く、体重あたりの飲酒量が同じでも肝臓障害などの臓器障害を起こしやすいことから、半分程度の10gが目安となるそうなので注意しましょう。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年05月28日