エステサロンとの共同開発。防水機能付き「アクリアルピーリングプロ」株式会社COSBEAUTY JAPANは、防水機能付きウォーターピーリングマシン「アクリアルピーリングプロ」を6月から全国の量販店で販売している。この「アクリアルピーリングプロ」は、エステサロンとの共同開発により業務用機器と同じパワーを実現。高いピーリング力で毛穴に詰まった皮脂汚れなどを水と超音波の力でキレイに吹き飛ばし肌をケアしてくれる。製品コンセプトは「引き出される美ヂカラ」紫外線が強くなり、日焼けによる肌のダメージが気になるこの季節、古い角質が溜まるとターンオーバー(皮膚細胞の生まれ変わり)の周期が遅くなり肌トラブルの原因に。古い角質や皮脂汚れなどをキレイに取り除くことが大切だ。そこで、「アクリアルピーリングプロ」は、トラブルの原因となる外側の汚れを取り除き、「引き出される美ヂカラ」として、身体の内側から本来の美しさを引き出す製品として開発された。1台で「洗浄」「浸透」「引き締め」の3種類のモードが使える洗浄のPeelingモードは、1秒間に3万回の超音波振動で毛穴の奥の汚れもすっきり浮き上がらせる効果が。これは、エステサロンの業務用機器と同じパワー。水で洗浄を行うため、肌にもやさしい。浸透のW Moistモード。ビタミン類をイオン導入で、分子の大きさが違うものは超音波の力でと、ダブルの導入効果で美容液をしっかり浸透させる。引き締めのW Liftモードでは、毎秒3万回の超音波でのタッピングと、マイクロカレントのダブルで肌を引き締めてくれる。防水機能が付いているので、入浴中でも安心して使える。1日の終わりのリラックスタイムに自宅でエステ体験をしてみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※「アクリアルピーリングプロ」プレスリリース/@Press※ 株式会社COSBEAUTY JAPAN公式HP※「アクリアルピーリングプロ」販売ページ
2016年06月09日「ウォーターソテー」をご存じでしょうか? その名前の通り、油を使わない“水のソテー”のことです。揚げ焼きのようにフライパンに少量の水を張って野菜を加熱する調理法で、炒め煮、蒸し煮を混ぜ合わせたようなもの。マクロビオティックでも用いられるこの調理法は、油分を控えたい方や酸化したオイルを避けたい方におすすめです。野菜の甘みをぐっと引き出せるので、調味料が少なくて済み、ヘルシーなだけでなく野菜本来の美味しさを堪能できます。今回は、ウォーターソテーの調理方法と、ひじき煮のレシピをご紹介。ヘルシーな調理法にご興味のある方は、ぜひ試してみてくださいね。“ウォーターソテー” で調理するには?まずは水を用意し、フライパンに注いで沸騰させ、野菜を加えて加熱します。その際に塩を少々加え、野菜の水分を引出し、塩味をつけていきます。水はすぐに蒸発してしまうので、薄切りや千切りが向いています。また、食材は固いものから先に入れ、柔らかいものは時間差で後から加えます。食材を加える時はに水分も足していきますが、私のお勧めは「お湯を足すこと」。水を加えるとフライパンの温度が下がってしまうため、後から水分を足す場合はお湯を用意しておきましょう。 ウォーターソテーで作るひじき煮は、いつものひじき煮とは少し違った “澄んだ味わい” に仕上がります。ウォーターソテーのひじき煮<材料 2人分> 芽ひじき 3g にんじん 30g 玉ネギ 30g 塩 ひとつまみ 水 100ml 湯 60ml 醤油 小さじ2/3<作り方>1、芽ひじきはたっぷりの水に10分ほど浸す。2、にんじんは薄切りにしてから千切りにする。玉ねぎは繊維に沿った薄切りにする。3、18cm程度のフライパンに水を入れ、中火にかけ、沸騰したら (2)を加える。火を少し弱め(弱めの中火程度)水が半分ほどになったら、水気を切った目ひじきを加え、全体を裏返すように混ぜる。4、ときどき混ぜながら水分を飛ばし、水気がなくなったら湯を加えてフタをして、2~3分蒸す。5、水分が少なくなったらフタを取り、混ぜながら水分を飛ばす。醤油を加えて混ぜ、汁気がなくなったら火を消す。コツ・ポイント食材は熱してから冷めていくときに味が染みていくので、そのままフライパンで粗熱を取るとお醤油の味がしっかりつきます。 このままでも美味しいのですが、少しもの足りないときはお気に入りの新鮮なオイルを一垂らししても。熱していないオイルは酸化していないので、焼いて食べるよりもヘルシーにいただけますよ。
2016年06月01日サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「朝のホットレモンウォーターでヤセ体質に」を公開した。「ホットレモンウォーター」とは、白湯にレモン汁を入れた飲み物。体を浄化しヤセ体質へと導く効果があると言われており、ミランダ・カーやビヨンセ、ジゼル・ブンチェンら多くの海外セレブたちが、朝に飲むことで話題となっている。白湯を飲む効果としては「内臓が温まり代謝がアップ」「血液循環を良くする」「老廃物が排出されやすくなるデトックス効果」「冷え性改善」「便秘解消」「むくみ解消」などが挙げられる。そのような白湯にレモンを加え、「ホットレモンウォーター」にすることで、美容とダイエットに関する効果はさらにアップするという。同サイトでは、「ホットレモンウォーター」の効果を3点挙げている。1つ目は「美容・ダイエット効果」。レモンには美肌作りに必須の栄養素であるビタミンC、むくみの解消に効果があるというカリウム、代謝をスムーズにするクエン酸が豊富に含まれている。特にクエン酸は血流アップをアップさせ、冷え性の改善やダイエット効率を上げる働きがあるため、疲労回復などにも有効とのこと。温かいホットレモンウォーターにすることで血行はさらに促進されるので、効果がより高まるという。2つ目は「内臓の機能を活性化」。睡眠中に失われた水分を朝一番で補給する際、温かい水を飲むと、内臓が温まるという。血流促進・胃腸の機能が良くなり、腸のぜん動運動も促進させる効果もある。レモン汁は肝機能を活発にする作用もあるため、老廃物や有害物質のデトックスを促す効果も期待できるとのこと。3つ目は「抗菌作用で口臭予防・のどの殺菌」。レモン汁には抗菌作用があり、歯痛の軽減・口臭予防といった効果があるという。のどの痛みなど風邪の症状がある際には、レモン汁入りの水でうがいをするのもよいとのこと。ただし、レモンの酸は歯のエナメル質にあまり良くないため、直後の歯磨きは避けたほうがいいという。同サイトでは、ホットレモンウォーターの作り方も紹介している。材料はレモン1/2個(または市販のレモン汁小さじ2)と、50~60度ほどの白湯をマグカップ1杯(180cc程度)。酸味が苦手な場合は、はちみつを少し入れると飲みやすくなるという。好みでシナモンパウダーや生姜を入れれば、より血の巡りが良くなるとのこと。詳細は、「microdiet.net」内の調査レポート「朝のホットレモンウォーターでヤセ体質に」で案内している。
2016年05月24日カンペール(CAMPER)が2016年春夏の新作レディースサンダル「コバラ(KOBARAH)」を発表。東京の一部店舗にて展開される。ウォータースライダーを思い起こさせるようなユーモアたっぷりのシルエットが特徴的な、ミッドヒールのサンダル「コバラ」。今シーズンのレディースコレクションの中で、もっとも目立つラインといっても過言ではない。シューズのインスピレーション源は、マヨルカ島のパーティ・スポットとして知られる“アレナル”と“マガルフ”をイメージした<アレルフ(造語)>。活気のある街の、自由なエネルギーを表現した一足に仕上げた。履いて街に出れば、気分をあげてくれそうなシューズを、夏に向けてチェックしてみて。【商品詳細】カンペール 2016年春夏新作レディースサンダル コバラ(KOBARAH)価格:ブラック、ピンク 21,600円 / バイカラー 25,920円 ※価格は全て税込発売時期:2016年3月中旬より順次展開店舗:・カンペール ラブ ストア 表参道店 、公式オンラインストアライトブルー×ブルー、ピンク×オレンジ・カンペール ラブ ストア 表参道店、カンペール代官山店、カンペール新宿フラッグス店ブラック、ピンク 【問い合わせ先】CAMPERTEL:03-5412-1844
2016年04月21日ハウステンボスの夏イベント「水と冒険の王国」に、日本最大級の海上ウォーターアトラクションが登場する。期間は、2016年7月1日(金)から9月11日(日)まで。「水と冒険の王国」は2つのエリアで開催されるウォーターアトラクション。1つ目は、海上に広がる巨大アスレチック「海上ウォーターパーク」。2つ目は、180mの日本最長ウォーターロングスライダーがある「水の王国」だ。ファッションプレスでは、本イベントのメインとなる「海上ウォーターパーク」を実際に体験。その模様をレポートする。■ゆらゆら揺れる海上アスレチック約100m×50mの広さを誇る、巨大な海上アスレチック。空気が注入された大きいフロート(浮き島)を渡りながら、途中にあるアトラクションを楽しんで行くのだが、すべて海の上にあるので、風と波で足場は常にゆらゆら揺れている。さらに浮き島はツルツル滑り、前に進むだけで海に落ちそうになる人が続出。腰は低めに、ゆっくり歩くのがコツだ。移動するのに障害が多いので、大人数で鬼ごっこができたら、盛り上がることは間違いない。■豊富な種類の海上フロートフロートの種類は豊富で、夏の海を満喫できるアトラクションが多数用意されている。“Wの字”になったフロートは、人が移動すると重心が変わるので、他の誰かが海に落ちてしまいそうになるくらいアンバランス。また、高いところから海へダイブするフロートや、クライミングができるフロート、滑り台、シーソー、トランポリンなども見逃せない。もちろん、海の上にあるので、間違って落ちても怪我はしない。水深は約3m。参加者は全員ライフジャケットを着用するので、大人も子供も安全に楽しむことができる。■高さ7mのジャンピングスライダーここに来たら絶対にやるべきアトラクションの「高さ7mのジャンピングスライダー」。上に登ると、高いスライダーと低いスライダーの2種類を選ぶことができる。スリルを楽しみたいなら、もちろん高い方を選ぶべき。いざ滑ると、かなり傾斜があり、勢いもつく。両手は胸に交差させ、なるべくスライダーとの摩擦を作らないようにすると、一気に空中へ飛ぶことができるはず。■持って行くべきもの水着はもちろんだが、サンダル、タオルなどがあると、遊んだあとハウステンボス内をスムーズに移動することができる。貸出も実施されているので、手ぶらで行って、遊ぶことも可能だ。大人の水着は1,000円、タオルは200円と一つ一つにお金がかかるのが嫌な人は、持参がオススメだ。【概要】海上ウォーターアトラクション期間:2016年7月1日(金)~9月11日(日)会場:ハウステンボス場内 ハーバータウン ウォーターマークホテル前時間:10:00~18:00料金:・パスポート・年間パスポートがある人 200円・散策チケット、満喫チケット、ハーバータウン入場のみの場合 1,000円制限:10歳以上 ※小学生は保護者同伴その他:専用ライフジャケット装着の上で参加※安全を考慮し、波や風が強いときはアトラクションの停止をする場合がある。【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2016年04月11日アメリカでは常識!?株式会社ニューポートが販売中のStur(スター)ウォーターフレーバーが人気だ。Sturは、全米1位に輝いた実力派のウォーターフレーバー。水に味をつけて水分補給をサポートする。カロリーや糖質、カフェインは一切使用しておらず、人工的な着色料や甘味料も使っていない。天然由来成分のみでできている。1本で約5リットル分の水に味をつけることができ、常温保存が可能なため、外出時に携帯することも可能だ。水分補給が必要な季節水分補給は、健康にはもちろんのこと、美容やダイエットにも必要不可欠。水分補給が足りないと、「水分が必要」というシグナルを「空腹」と間違ってしまい、食べ過ぎてしまうこともあるという。また、肌の乾燥を防ぎ、シワやシミの原因を取り除くためにも水分補給は重要だ。ヘルシーな水分補給Sturは、自分好みに味をつけることができるため、味の濃さも自由。炭酸水に入れたり、かき氷のシロップ代わりにしたりすることでカロリー制限することも可能だ。現在、ホームページでは「ザクロ・グランベリー」「オレンジ・マンゴー」「フルーツパンチ」「ストロベリー・スイカ」「ココナッツ・パイン」「ココナッツ・ライム」の6種を販売中だ。(画像はプレスリリースより)
2016年04月08日GMOクラウドは4月5日、法人向けレンタルサーバ「iCLUSTA+(アイクラスタプラス)」において、オンラインWebページ作成サービス「BiND(バインド)クラウド」をオプションサービスとして提供開始すると発表した。GMOクラウドが提供する法人向けレンタルサーバ「iCLUSTA+」は、耐障害性の高さやサービス品質保証(SLA)の導入といった、レンタルサーバの稼働で重要となる「安定性」を追求したサービス。マルチドメインに対応した共用サーバなら月額934円(税別)から提供している。「BiNDクラウド」は、HTMLやCSSなど難しい専門知識がなくても、閲覧するデバイスのサイズに合わせて自動でレイアウトを最適表示するレスポンシブWebに対応したホームページが簡単に作成できるクラウドサービス。プロのデザイナーによってデザイン・設計されたデザインテンプレートや、高品質な画像・動画を集めた素材集、日本語・欧米のWebフォントなど、Webページ作成に必要となる多彩な機能・パーツを備えているため、顧客は手間と時間をかけることなくWebサイトを開設できる。「BiNDクラウド」で作成したWebページを「iCLUSTA+」上のサーバ領域に手早くアップロードできるのも新サービスの特徴。サービスの保守・バージョンアップは、すべてデジタルステージが行うので、手間のかかるソフトウェアの購入やインストール・バージョンアップ作業は一切必要ない。「BiNDクラウド」の利用料金は、初期設定費用無料、月額利用料金は1500円(税別)で、別途「iCLUSTA+」の利用料金が必要。
2016年04月06日GMOクラウドは5日、同社の法人向けレンタルサーバー「iCLUSTA+(アイクラスタプラス)」において、閲覧デバイスに合わせて自動最適表示が可能なレスポンシブルWebを構築できるサービスを開始することを発表した。サービスは、統一感のある洗練されたWebサイトの構築が可能になるBiNDシリーズを手がけるデジタルステージ社と提携し、同社のBiNDクラウドを、GMOクラウドの法人向けレンタルサーバー「iCLUSTA+」のオプションサービスとして提供するもの。BiNDクラウドは、Web制作者やプロのデザイナーなどの意見を取り入れながら、質にこだわった数百のテンプレートや和文フォント、素材などを使い、統一感のあるデザインのWebサイトを構築できるクラウドサービス。2015年11月からは、スマートフォン専用Webサイト作らずに、自動でスマートフォンサイズに"最適化するレスポンシブルWeb"機能を提供している。GMOクラウドが提供する法人向けレンタルサーバー「iCLUSTA+」は、耐障害性やサービス品質保証(SLA)を導入する安定性、人気Webアプリケーションへの幅広い対応を特徴とするレンタルサーバーで手頃な価格帯でサービスを提供している。同社では、無料のホームページ作成ツール「Web Presence Builder」を提供しているが、スマートフォンやタブレットなどPC以外でのデバイスによるWeb閲覧が増加しており、レスポンシブルWeb対応の要望が増えているとしている。
2016年04月05日女優の永野芽郁が4日、都内で行われたアサヒ飲料の乳飲料『カルピスウォーター』の新TVCM発表会に出席した。初代の後藤久美子を筆頭に、内田有紀や長澤まさみ、能年玲奈ら多くの有名女優を輩出した『カルピスウォーター』のイメージキャラクター。13代目には若手女優の注目株でもある永野芽郁を起用し、永野が出演した新CM「登場」編が5日から全国で放映される。10代の若者の何気ない日常を切り取りながら、今しかない青春を駆け抜けるという内容になっている。CMでも着用した制服姿で登壇した永野は「本当に小さい時から大好きだったカルピスウォーターのCMに出られると聞いてすごく嬉しかったんですが、歴代の先輩たちに負けないように頑張らなければいけないという思いになりました」と負けん気の性格も。CMの撮影を「今回は朝早くから海沿いを走ったりしましたが、走ることは大好きなので海の風に当たりながら撮影できて楽しかったです」と振り返りながら、「これからカルピスウォーターのCMキャラクターとして精一杯全力で駆け抜けますので、よろしくおねがいします!」と意欲を見せた。イベント中にはCMでも見せた全速力のランニングをラニングマシンで披露した永野。走り終わった後にカルピスウォーターを飲んで「走った後に飲むと甘酸っぱくて美味しいですね!」と笑顔を見せ、「大勢で走るのは初めてです。体育祭でも1人では走らないので、恥ずかしかったですが成功して良かったです」と振り返った。永野は現在、高校2年生で学園生活については「今みんなと遊んでいるのが楽しいです。自分自身、楽しみながら高校生活を送れたらと思っています」と話していた。
2016年04月04日サイバートラストは4月1日、DigiCertが提供するSSL/TLSサーバ証明書をDigiCert製品オンライン販売サイトにて販売を開始した。今回販売するSSL/TLSサーバ証明書は、「DigiCert EV マルチドメイン証明書」「DigiCert マルチドメイン証明書」「DigiCert ワイルドカード証明書」の3製品。マルチドメイン証明書は、1枚の証明書で、異なる複数のドメイン(FQDN)で利用することができるもの。ワイルドカード証明書は、「*」で指定したドメインの階層に加え、同じドメインであればドメイン名そのものや、別階層のFQDNも1枚で利用が可能となっている。販売価格は、「DigiCert EV マルチドメイン 証明書」と「DigiCert マルチドメイン証明書」が6万9,600円/1年~、「DigiCert ワイルドカード証明書」が12万円/1年~。いずれも税別価格。
2016年04月01日台湾Synologyは25日、NASサーバー向けOSの最新版「DiskStation Manager 6.0」の正式版を発表した。「DiskStation Manager 6.0」は、Synology製のNAS製品などに搭載されているOSの最新バージョン。「MailPlus Server」パッケージを利用することでプライベートメールサーバーとして活用でき、ラベル、個別の受信トレイ、フィルタなどを設定してメールの送受信や整理などが行える。メールクライアントの配布も可能。コラボレーションツールが豊富に用意されており、「SpreadSheet」ではSynology製NASとブラウザだけでスプレッドシートの作成・編集が行える。「Note Station」は、グラフやtodoリストなどを作成やプレゼンテーションなどを行うツールだ。「Snapshot Replication」は、最大5分おきにバックアップを作成し、エラーが発生してもすぐにリカバリできる機能がある。「Synology Hyper Backup」では、ブロックレベルの増分バックアップと、クロスバージョンの複製を行い、Synology製NASやクラウドストレージなどに複数のバックアップを作成。「Cloud Station Suite」では、プライベートクラウド環境を簡単に構築でき、複数のデバイスでファイルの同期が行えるようになる。「Video Station」と「DS video」は一新され、オフラインコード変換機能を搭載。いつでも好きなときに動画などにアクセスできる。用意されたマルチメディアアプリは、Apple TV、Apple Watch、Windows 10など多くのプラットフォームをサポート。ファイルシステムは新たにBtrfsにも対応した。「DiskStation」や「RackStation」、「Embedded Data Station 11」シリーズ以降を所有していれば、無料でダウンロード可能。対応モデルはSynology製NAS「16」シリーズ、「15」シリーズ、「14」シリーズ、「13」シリーズ、「12」シリーズ、「11」シリーズなど。
2016年03月25日MM総研は3月24日、2015年(1~12月)のPCサーバ国内出荷実績について発表した。これによると、国内PCサーバ出荷台数は、前年比4.5%減の49万906台となった。一方、出荷金額は、前年比7.4%増の2,595億円、出荷平均単価は52万9,000円と前年比5万9,000円の増加となった。2015年のPCサーバ出荷台数は、上半期が2014年同期と比べて3%減の24万7,337台、下半期は同6%減の24万3,569台となり、年後半に減少幅が拡大した。上半期にはWindowsサーバOSのサポート終了に伴う更新需要があり台数減少幅は縮小したが、対前年比での台数増にはつながらなかった。下半期は再び出荷台数が伸び悩んだ。出荷金額は増加を続けており、クラウド基盤としてメモリ性能やサーバ内・サーバ間の高速通信性能の向上が求められていることがその背景にあるという。また仮想化により複雑化するサーバ運用の簡素化や自動化といった、機能面への要求が高まっているとのこと。出荷金額の対前年比を半期別に見ると、上半期は12%増、下半期は3%増であり、上半期に大きく伸びた。サーバ仮想化技術を利用する複数サーバ統合の動きが引き続き加速しており、データセンター専用の高密度サーバなどに需要がシフトしているという。ITのリアルタイム利用やビックデータ利用のため大量のデータ処理の高速化やリアルタイム化が求められており、フラッシュ・メモリやI/O高速化といった分野での需要拡大が単価押し上げの要因だと同社は見ている。2016年の市場はIoTやAI、ビッグデータといった今後のICTを牽引する新技術の適用が活発になり、ますますクラウド化への対応が進むと同社は見る。サーバは仮想化基盤としての利用が広がり高性能化が進むことから、台数は1.4%増の49万7,900台、金額は7.9%増の2,800億円になると同社は見込んでいる。マイナンバー対応については、政府官公庁系基盤はオンプレミスを主体とするプライベートクラウド環境だが、民間企業ではパブリック型クラウドの利用も進んでいるという。IT利用がいっそう進む状況において、サーバベンダーに加えてユーザにおいてもセキュリティ強化などITガバナンスの強化が急務となっており、ベンダー側には製品の提供や保守以外に、運用やガバナンス、ポリシー策定支援など、より上位のユーザ支援が求められていると同社はいう。
2016年03月25日富士通研究所は3月23日、サーバなどICT機器に搭載されているデジタル制御電源のマイコン上にソフトウェアとして実装可能な、電源の交換時期の自己診断技術を開発したと発表した。ICT機器に搭載されている電源は寿命部品であり、特にデータセンターなど大規模な用途では効率的な保守が課題となっているという。今回、富士通研究所独自の電源のモデルベース開発技術を用い、電源の劣化による制御回路上の信号変化の解析に成功し、電源制御のマイコンがこれまで利用していた情報のみから電源の劣化を測定する新しい方式を開発。開発した方式を、電源のモデルベース開発技術を用いた評価環境上にソフトウェア実装し、電源の劣化を監視する部品を追加することなく、交換時期を自己診断できることを確認した。開発した技術は、「電源制御回路の信号解析技術」と「新しい電源交換時期の判定方式」。電源の制御に使用する内部信号は、観測するための測定器を接続するだけで、測定器からのノイズに影響され電源の動作に影響を与えてしまうため、これまで制御回路内部の状態を観測することは困難だった。今回、電源モデルベース開発技術を応用した解析環境を構築することで、回路内部の直接の観測に成功。電解コンデンサーの劣化度合いを変動させて取得したデータを解析した結果、電源出力の急変時の出力電圧を分析することにより電解コンデンサーの劣化が測定できることが判明した。また、制御マイコンが取り込んでいるデータをもとに、普段、ICT機器が動作しているときに発生する負荷変動量に対する出力電圧の変動量と、電解コンデンサの劣化度の関係から、電源の交換時期を判定する新しい方式を開発。同技術により、データセンターなどの運用において、電源の交換を計画的に行うことが可能となり、保守コストの低減と信頼性の向上を実現するという。富士通研究所は、同技術を搭載した電源の実機試作とサーバに接続した実証実験を進め、2018年の実用化を目指し、今後、自己診断の対象となる部品の拡張や、要交換となった電源が接続されたサーバから、動作中の作業を別のサーバに待避させるといった連係機能などの機能追加を進め、さらなるサーバ保守コストの低減、信頼性向上を推進していくとしている。
2016年03月24日伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は3月14日、パロアルトネットワークスが提供する、企業への標的型攻撃からクライアントPCやサーバなどを保護するエンドポイントセキュリティ製品「Traps(トラップス)」の提供を開始すると発表した。製品の販売、システム構築、保守サポートを含めて提供し、初年度の販売目標は10万ライセンスを目指す。Trapsは、標的型攻撃やゼロデイ攻撃に対応したセキュリティソフトウェア。普及している既知の脅威情報に基づいた対策ではなく、標的型攻撃やゼロデイ攻撃が共通して使用するメモリ領域の破壊行為やライブラリファイルの置換などの動作を検知して不正を防止する。従来のウイルス対策ソフトウェアで必要となるシグネチャの更新が必要なく、システムへの負荷がほとんどないとしている。また、パロアルトネットワークスが提供するマルウェア分析クラウドサービス「WildFire」と連携することで、ファイルを詳細に分析し、既知の脅威情報も活用して標的型攻撃やゼロデイ攻撃へのさらなる強固な対策を図れるという。
2016年03月15日警察庁は3月10日、SIPサーバーの探索によるポート「5060/UDP」へのアクセスが増加しているとして注意喚起を行った。IP電話機などで利用されている通信プロトコルSIPが利用する「5060/UDP」へのアクセスは2012年11月頃から増加しており、2013年9月に同庁は注意喚起を行った。ただ、その後も増加の一途を辿っており、今年2月には増加し始めた2012年11月頃の約5.9倍に達した。同庁が観測したアクセスは、SIPサーバーのバージョンや許可されているメソッドと稼働状況などの問い合わせを行う「OPTIONS」メソッドがほとんどとなった。ネットにはOPTIONSメソッドを利用して稼働しているSIPサーバーの探索ツールが公開されており、アクセスの多くはこのツールを使用したものとみられる。また、探索ツール以外にもSIPサーバーに登録されているSIPアカウント探索ツール、SIPアカウントに設定されたパスワードを辞書攻撃などで探索するツールが公開されているため、存在を確認したSIPサーバーに対してSIPアカウントとパスワードの探索を行い、SIPアカウントに推測できるパスワードが設定されている場合には、IP電話が不正に利用される可能性がある。同庁が推奨するセキュリティ対策としては、SIPアカウントのパスワードに、推測されやすいものを設定しないほか、SIPサーバーでアクセス制限をかけて必要なところからのみアクセス許可を行う、ソフトウェアをアップデートで最新の状態に保つことが挙げられている。
2016年03月11日2.99ユーロ/月の安価なベアメタルARMサーバーで話題になった仏Scalewayが、手頃な価格のx86-64サーバー「C2」のプレビュー提供を開始した。プロセッサには、Intelの低電力サーバー向けSoC(開発コード名: Avoton)を搭載する。構成が異なる3つのプランが用意されており、最も低価格なC2Sは、4コア、8GB RAM、50GB SSD、300Mbps(インターネット帯域)、2.5Gbps(内部帯域)で11.99ユーロ/月だ。ストレージは最大1TBまで簡単にアップグレードできる。また最上位のC2Lには250GBのDirect SSDが用意されている。Scalewayはまた、C2シリーズとは別に「Starter VPS」というスターター向けの製品も用意している。x86-64 2コア、2GB RAM、50GB LSSD、200Mbpsという構成。テストや開発、初めてのアプリのデプロイなど、応えられる要求は限られるが、月額2.99ユーロで利用できる。
2016年03月10日しゃがんでウォーターサーバーからマイボトルにお湯を注ぐ。まだ昼前だというのに私は酷く疲れていた。七分目まで注がれたお湯にティーバッグを放り込み、蓋をする。よっこいしょ、と立ち上がると、視界の端に入り込んだ明るい栗毛。心臓が跳ねた。悪い意味で。「お待たせしました」私はその栗毛の持ち主に愛想笑いを浮かべながら、ウォーターサーバーの前を開ける。見慣れた眉間のしわが今日はより一層深く見える。ナチュラルに見えて隙のないアイラインが私は苦手でたまらない。アイラインだけじゃない。緩くカールした髪も腕まくりしたシャツもタイトなスカートも本当に苦手だ。欲しいと思っていたリバティ柄のマグカップも苦手になった。彼女の、畑中美月の存在そのものが私は苦手なのだ。マイボトルをデスクに置いて、ひっそりとため息をつく。水川千陽と自分の名前が書かれたカードーキー兼名札が、胸の前でぽんぽんと揺れる。私にはそれが酷く疎ましいものに見えて、ギュッと胸に押し当てた。この名札を捨ててしまえたら、美月と二度と会わずに済む。けれどそれをしないのは、美月のせいで仕事を辞めるのが癪に障るからだと私は分かっている。美月に負けた気がする。私は一見価値のない対抗心が、私自身を水川千陽たらしめていると知っている。美月は私と同い年で、同じチームで働いている。繋がりといえばそれだけだった。例えクラスメイトであったとしても、会話はおろか挨拶さえ満足に交わさないほどタイプが違う。それが、両手で足りる人数のプロジェクトチームに押し込められたのだから、ウマの合わない人間がいるのも致し方のないことだ。表面上はうまくやっていると思う。何も知らない男性社員に「いいコンビだね」と言われたこともある。その男性社員は私の心の中で抹殺されたが。美月は美人で気が強く、仕事が出来る。何でも勝ち負けで考える所謂「マウンティング女子」だ。そして言葉がきつい。私が先生だったなら、他に言い方があるでしょ、と指導したに違いない。事実、他の女性社員がお昼休みに愚痴っているのを幾度も耳にした。何一つ美月に勝てない私は、その愚痴に賛同しながらも「そうね」としか言えなかった記憶がある。その気の強い美月に、私は先ほどお説教を食らったのである。お説教?違う、あれは八つ当たりだ。プレゼンの資料が揃っていないだのデータが足りないだの、挙げ句「察しが悪い」と有り難い称号までいただいた。私は反論しなかった。事前に依頼されたデータは全て提出したし、見やすいように加工までした。どうやら彼女はその先の踏み込んだデータが欲しかったらしい。秘書でもない私が、美月の仕事内容や状況まで把握するのは無理だし、無意味だ。私には私の担当があり、その範囲内であれば手伝いもしよう。あくまで手伝いだ。私に全うすべき仕事がある限り、それをおろそかにすることは出来ない。誰だってそうだろう。私はティーバッグを捨てて、ゴクリと紅茶を飲み込んだ。いつもより苦々しく感じるのは、今も美月が八つ当たりの嵐をまき散らしているからに違いない。あーあ、あの女の子、太田さん、だっけ?まだ派遣されて1週間経ってないのに。どうしてまだ出来ないのって、そりゃ教わってないからだろ。美月の機関銃というよりは散弾銃のような言葉に耐えている太田さん(仮)が気の毒で仕方ない。あんまり追い詰めると明日から来なくなるぞ。うちらより10才も若いんだから。私は引き出しをあけて、お徳用の袋に入った小分けのチョコレートを1つ取り出した。ミルクチョコレートだった。猫のイラストが描かれた付箋にメッセージを書いて、チョコに貼り付け、少し離れた太田さん(仮)とやらのデスクに置く。まだ支給されたパソコンと筆記用具しか置かれていないデスクが、寂しげで不安そうに見えた。私がFAXを受け取って自席に戻ると、太田さん(仮)が美月の嵐から解放されたところだった。自分の席に置かれた小さなチョコを手にきょろきょろと辺りを見回している。私はにっこり笑って小さく手を振った。太田さん(仮)は疲れた笑顔を見せて、会釈した。数分後、私の社内メールに太田さん(仮)からメールが届いた。『水川さんチョコ、ありがとうございました。メッセージもとても嬉しかったです。太田』どうやら太田さんで合っていたようだ。パソコン画面から目を上げると、太田さんと目が合った。今度はにこっと笑ってくれた。いい子じゃないか。美月は同じ島のデスクでまだ眉間にしわを寄せている。違うな、彼女はデフォルトで眉間にしわが寄っているのだ。目が悪いのか不機嫌なのか、もっと別の理由があるのかもしれないが、憶測に過ぎない。そして尋ねる義理もない。「第一話『チョコレートの魔法』(後編)」に続く
2016年03月08日ウォーターダイレクトという会社をご存じだろうか。ウォーターサーバーを介してミネラルウォーターの宅配事業を展開している企業で、天然水をPETボトルに入れて宅配するワンウェイのシステムを導入している。日本の宅配水市場は、水道水などをろ過したRO水と呼ばれる水が主流で、リターナブル容器に水を入れて宅配し、空きボトルを回収するという方式がスタンダードな中で特徴的な存在と言えるだろう。そのウォーターダイレクトが、他社に先駆けてPepperを導入し、集客に大きな効果を上げているという。今回はウォーターダイレクト 執行役員 加治木 博志氏と、第二営業本部 営業サポート リーダー岩原 俊司氏に、導入の背景や効果、今後の展開についてうかがった。○売り場に変化を起こしたかったウォーターダイレクトの顧客は、20代から40代半ばくらいのファミリー層で、特に小さな子どもがいる家庭は、子どもに良質な水を飲ませたいという意識が強く、メインターゲットとなる。ファミリー層を狙うにベストな場所がショッピングモールや量販店などの商業施設であり、販売契約の8~9割はデモンストレーション販売時に結ばれる。そのため、ここでの集客、接客が重要となる。しかし、施設内で"いい場所"は限られており、場所の奪い合いが起こる。また、デモンストレーション販売を長く続けていると「疲弊感が出てくる」と加治木氏は指摘する。始めた当初は面白がってもらえたが、他社に追随され、ここ数年は「またやっているね」というイメージが付いてしまったという。「売り場に何か変化を起こしたい」と思っていた時にPepperを知り、「現場に違う空気を流せるかもしれない」と思ったことが導入のきっかけだったという。もちろん、その前にもティッシュを配ったり、子ども相手に風船を配ったりなど、集客のためにさまざまな工夫はしてきたが、どれも他社がすぐに真似できるもの。一方で「Pepperは新鮮。新しいことにトライする社風もあって、いち早くやってみたいという気持ちになった」(加治木氏)。○絶大な集客効果Pepperには、一般向けのモデルと、法人向けモデルの「Pepper for Biz」があるが、ウォーターダイレクトが導入したのはPepper for Bizだ。実際にPepperの運用を担当している岩原氏が、「最初は一般向けを使おうと思っていたが、法人向けはシステムのセッティングが不要で、既存アプリを活用した接客が可能ということで、うってつけ」だと判断した。実際に納品されてから、初期設定、アプリの設定などを含め、2~3時間でセッティングを完了しており、3日後には大型ショッピングセンターに配置していたという。導入にあたって、マネージャーやリーダーに「Pepperでやってみたいこと」をヒアリングしたが、まず期待したのがデモンストレーション販売現場への集客だ。Pepperがダンスやゲームをすることで「現場スタッフのパートナーとして一緒に現場を盛り上げ、お客さまとの距離を近づける」ことを狙った。これが大当たりし、むしろ、人が集まりすぎてしまったケースもあるという。Pepperに興味を持った子どもがたくさん集まって通行の妨げになってしまい、撤去を余儀なくされたこともあった苦労も明かす。予想外のトラブルもあったが、Pepperと一緒に働いたほとんどのスタッフが、Pepperがいない時に比べて集客が10%以上アップしたと報告している。集客に大きな効果があることが実証できた。○スタッフは接客に注力できる子どもがそうやってPepperで楽しんでいる間に、販売スタッフは顧客となってくれる親に話しかけることができる。Pepperがいるので子どもは退屈せず、家族一緒に楽しめることに加え、スタッフがPepperをキッカケに話しかけ、ウォーターサーバーの説明できるという効果があった。「お子さまのために、ブロックやパズル、ボールのプールなどを用意したこともあった。それをPepperがすべて肩代わりしてくれるので、現場スタッフの負担が減った」(岩原氏)また、Pepperが商品説明をすると、相手は気軽に話を聞いてくれるという。「スタッフが説明すると、契約させられるのではと構えられる。Pepperだったら押し売りされることはないという安心感がある」と岩原氏。Pepperが新しいライフスタイルを提案することで、ワクワク感を与えているとも感じている。商業施設側からもPepperの導入は歓迎されており、イベントの盛り上げ役として駆り出されることもあるそうだ。近隣のショップからクレームがくるようなこともないという。なお、導入当初は、お勧めの商品を提示する短めの説明をメインとした「接客モード」でPepperを運用していたが、これだと商品の説明が不十分ということで、より多くの文字数で説明ができる「フリーモード」での運用に変更した。話す内容については、PCの管理ソフト「お仕事かんたん生成」を活用して、プログラミングの知識がなくてもPepperを簡単にコントロールできる。岩原氏によるとセリフが現場に合わない時は、PCからリアルタイムで修正できるとのことで、適宜応対が可能だという。操作はGUIベースで直感的なため、「情報システムの担当者じゃなくても使える」(岩原氏)。仮にPepperが複数台あっても、このソフトを使ってPC1台で管理できる。○契約まで至る仕組みを検討Pepperを投入して約3カ月。スタッフからのフィードバックも上がってきているが、Pepperで契約まで持っていくことを最終的な目標に据える。ただし、契約に至るにはより深い説明を必要とし、既存アプリの範囲でPepperができることには限界があるため、ある程度のステップまで進めたら、オペレーターに電話をつなぎ、人が後を引き継げる仕組みを検討しているという。「Pepperとの会話でお客さまの特徴をつかんだら、コールセンターにトスアップして、そこで顔が見える営業兼オペレーターがつなげられるようなところまで持って行きたい。そういった無人デモンストレーション販売ができるようになれば面白い」(加治木氏)アプリ開発にも前向きだが、機能が複雑になりすぎても、現場のスタッフが使いこなせない懸念がある。導入したばかりで、Pepperの能力を理解しきれず、機能を最大限使っていない可能性もある。現在は全国の現場で順次Pepperを配置し、実際に使ってさまざまなデータを収集している最中だ。「ブラッシュアップするにはどうしたらよいかを検討している。人員に余裕があったらPepperプロジェクトを立ち上げて、育てていきたい」(加治木氏)また、台湾支店の責任者でもある加治木氏は、海外での活用にも期待しており、日本での運用が一段落したら台湾でもPepperの活用を検討したいという。新しもの好きの国民性に響くと期待できるのはもちろん、海外では日本よりも人材の採用・育成が難しいため、ロボットで人材不足をカバーしたい考えだ。「人口が減少している日本国内でも同じ問題があるのではないか。流動性の高いマーケットでは考えざるを得ず、その第一歩ではないかと個人的には思っている」(加治木氏)今はまだ可愛い集客ツールとしての役割だが、顧客と販売スタッフをつなぎ、契約までもサポートする貴重な人材となる可能性をPepperは秘めている。ウォーターダイレクトは今後もデータを集めて検証を続け、いい結果が出たらPepperの台数を増やすことも検討しているという。今後のPepperの成長と活躍に注目だ。
2016年03月04日レノボ・ジャパンは23日、エンタープライズ向けのシングルプロセッサ搭載サーバ「ThinkServer」TSシリーズの新モデルとして、「ThinkServer TS150」と「ThinkServer TS450」を発表した。本日より法人向けに販売を開始する。チェーン展開する小売店舗やリモートオフィスにおける最初のサーバーといったニーズに向けた製品。初期導入コストを抑える一方で、高い拡張性によりワークロードの拡大に合わせて拡張が可能。最新モデルでは、従来モデルからプロセッサを刷新したほか、ストレージを強化し、パフォーマンスが向上している。○ThinkServer TS150Intel Xeon E3-1200 v5ファミリを含む最新のIntel CPUに加えて、最大64GBのDDR4 ECCメモリや、ソフトウエアRAID 0/1/5/10、またはハードウエアRAIDに対応した24TBストレージが搭載できるエントリーサーバー。システム管理機能として、Intel AMT 11をサポートする。主な仕様は、CPUがIntel Xeon E3-1200 v5 / Core i3 / Pentium、メモリが最大64GB DDR4 2133MHz ECC UDIMM、ストレージが最大24TB SATA HDD(3.5インチSATA HDD×4)、OSがWindows Server 2012 R2/2012、Red Hat Enterprise Linux 6.7、SUSE Linux Enterprise Server 11 for AMD & EM64T SP4以降。○ThinkServer TS450上位モデルである「ThinkServer TS450」は、「ThinkServer TS150」の特徴に加えて、SATA/SASドライブにより、最大48TBのストレージを搭載可能。また、ホットスワップ対応ドライブと冗長化電源の採用、オプションで10Gbpsを含むNICに対応する。主な仕様は、CPUがIntel Xeon E3-1200 v5 / Core i3 / Pentium、メモリが最大64GB DDR4 2133MHz ECC UDIMM、ストレージが最大48TB(3.5インチSATA/SAS×8) / 最大32TB(2.5型SATA×16) / 最大28.8TB(2.5型SAS×16)、OSがWindows Server 2012 R2/2012、Red Hat Enterprise Linux 6.7、SUSE Linux Enterprise Server 11 for AMD & EM64T SP4以降。
2016年02月23日10代に人気の「ウォータータイプ制汗剤」ニベア花王株式会社は、同社の制汗剤ブランド「8x4(エイト・フォー)」から新製品「8x4 BODY FRESH(以下、ボディフレッシュ)」を2016年2月20日(土)に発売する。制汗剤といえばスプレータイプのものが主流と思われがちだが、ウォータータイプの制汗剤は、10代は48%と約半数が使用しているという。人気の秘密は「肌がひんやりする」「いい香り」「さらさらする」という使用感。一方でウォータータイプは、「こぼれてしまう」「持ち運びに不便」という理由で使うのを止めてしまったという声もあったという。ジェルタイプでたれずにすっと肌になじむ今回発売されるボディフレッシュは、たれずに使いやすいジェルタイプの制汗剤。制汗・殺菌成分、Wクール成分、さらさらパウダーを配合し、すっとなじむジェルが、さらっとひんやりした肌を実現する。また、涼感タイプも2種類用意。ボトルタイプで涼感の強い「ウォータージェルクール」とチューブタイプで涼感の優しい「ウォータージェル」から選ぶことができる。香りは「ウォータージェルクール」はフレッシュソープ・フレッシュフローラル・フレッシュベリーの3種類、「ウォータージェル」はライトソープ・ライトミント(微香性)の2種類を展開。(画像はプレスリリースより)【参考】・ニベア花王株式会社 プレスリリース/PR TIMES
2016年02月17日エクシードは2月2日、複数のパブリッククラウドに対応するパッケージ型の仮想サーバ運用サービス「マルチクラウドマネージドサービス 2.0」の提供を開始した。対応するクラウドサービスは、AWS(Amazon Web Services)、Microsoft Azure、NTTコミュニケーションズ Cloudnとなる。従来、エクシードはカスタマイズ型の「マルチクラウドマネージドサービス」を提供していた。その中で各クラウドサービス共通のベストプラクティスを蓄積したことから、各クラウドサービスに対応可能な運用項目の標準化を実現し、利用しやすいパッケージ型の新サービスとしてリリース。新サービスの特長としては各クラウドサービスに対し、統一した内容・金額の運用サービスの提供が可能なほか、クラウドサービスごとに運用サービスを契約する必要がなく、利用するクラウドサービスを変更した場合でも新サービスを契約変更なく利用できる点がある。また、監視のみのプランから、セキュリティ管理やシステムの設定変更まで含めたプランまで4種類のプランを取り揃え、システムの重要度や運用要件に応じて選択可能としていることに加え、仮想サーバ1台単位の月額課金制でプラン選択が容易だという。ユーザーは、1種類のパブリッククラウドを利用した小規模なシステム環境から、マルチクラウドを利用した複雑・大規模なシステム環境にわたり、標準化された運用サービスを利用することを可能としている。下表は各プランの価格と提供サービス項目。
2016年02月03日富士通研究所とソシオネクストは2月1日、サーバやスイッチで使用される半導体チップと光モジュール間のデータ通信において、従来比2倍高速となる1チャネル当たり毎秒56ギガビット(Gbps)の通信速度の送受信回路を開発したと発表した。両社は、開発した技術をサーバやスイッチのチップと光モジュール間のインターフェース部などに適用し、2018年度の実用化を目指すとしている。従来の送受信回路においては、劣化した信号を補償する回路であるDFE(Decision Feedback Equalizer)と、入力信号のタイミング誤差を検出する回路であるCDR(Clock and Data Recovery)の占める消費電力が、送受信回路の全消費電力の約3分の2と大きく、これらの消費電力を低減することが課題だったという。これまで、DFEは伝送線路によって劣化した波形を入力として、異なるしきい値+αと-αを持った別々の判定回路でビット値を判定し、1ビット前に処理したビット値が0であれば-α、1であれば+αのしきい値を持った判定回路の結果を選択することで劣化した信号を補償。CDRは、入力信号を観測することで、入力信号の波形が最大の振幅となった時にDFEが信号を取り込めるように、DFEの動作タイミングを調整していた。今回、CDRの消費電力を削減できる、新たなタイミング誤差検出方式が開発された。DFE演算後の波形を分析した結果、連続する3ビットの入力信号が100または011となる場合に、DFEの2つの判定回路における結果を比較することで、DFEの動作タイミングの進みや遅れを検出できることが判明したという。これにより、連続する3ビットの入力信号が100または011となるときだけタイミングを検出する、新しいタイミング検出方式が開発された。今回開発されたタイミング検出方式により、従来必要であったCDRの入力信号のタイミング判定回路を削減でき、加えて、DFEとCDRでタイミングが異なっていたために別途必要だったクロック線などの配線も不要に。これにより、従来と同じ消費電力で2倍高速となる、56Gbpsの送受信回路の開発に成功したという。本技術により、従来に比べて消費電力を増加させることなくチップと光モジュール間のデータ通信を高速化し、また、光モジュール通信のOIF次期規格にも対応していることから、現行の28Gbps規格で400Gbpsイーサネットを構築する場合、16個の送受信回路が必要なのに対して、本技術では半分の8個で実現でき、光モジュールの小型化・低電力化も期待できるとしている。
2016年02月02日台湾Synologyは29日、ホームユーザーや小規模オフィス向けの2ベイNASサーバ「DiskStation DS216+」を発売した。価格はオープン、店頭予想価格は58,000円前後。CPUにIntel Celeron N3050(1.60GHz)を搭載する2ベイNASサーバ。Intel AES-NIによる暗号化機能が組み込まれているほか、ハードウェアアクセラレーションによるコード変換エンジンを搭載。H.264の4Kサイズの動画を1080pサイズにコード変換しストリーム再生できる。転送速度はリード/ライトとも最大111MB/sと高速。暗号化されたデータもリード最大113MB/s、ライト最大109MB/sの転送が可能。USBコピーボタンを備え、USBポートにストレージを接続してボタンを押せば簡単にデータをコピー。本体正面にはLEDインジケータを配置し、動作の予約時間などに合わせて4段階で明るさを調整できる。HDDの組み込みはツールレスだ。RAID機能は、RAID 0 / 1 / Synology Hybrid RAID / Basic / JBODなどに対応し、ホットスワップも可能。OSにはDiskStation Manager(DSM)を採用する。直観的な操作で、バックアップやネットワーク管理などを行え、アプリの追加にも対応。ファイルシステムにはBtrfsを採用し、データ保護を強化している。スナップショット技術によるバックアップ、復元やデータの整合性チェック、メタデータのミラーリング、共有フォルダの割り当てコントロールなども利用可能だ。そのほか、メモリはDDR3 1GB、インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1基、USB 3.0×1基、USB 2.0×2基、eSATA×1基。最大ユーザーアカウント数は2,048、ファイル転送の最大数は256。本体サイズはW108×D233.2×H165mm、重量は1.25kg。
2016年01月29日さくらインターネットは1月27日、「さくらのVPS」の新プランとして安定性に優れた物理サーバ1台を専有できる「さくらのVPS ベアメタルプラン」の提供を2016年2月3日から開始すると発表した。さくらのVPSは、専用サーバの自由度とクラウドの拡張性を合わせ持つコストパフォーマンスに優れた仮想専用サーバサービス。月額685円から使える手軽さと、台数無制限の複数台構成に対応するスケーラビリティを兼ね備えている。今回、さくらのVPSの新プランとして、さくらのVPS ベアメタルプランを追加。同プランはCPU、メモリ、ストレージといった物理リソースを利用できるため、他のユーザ―の影響を受けることなく、安定したパフォーマンスを実現する。特に共用サーバでボトルネックになりがちなストレージのI/O性能に優れるため、データベースサーバとして使用することで、より安定したサーバ運用を可能としている。また、さくらのVPSのコントロールパネルにより、物理サーバ(さくらのVPS ベアメタルプラン)と仮想サーバ(既存のさくらのVPS)をシームレスに一元管理することができる。さらに、同コントロールパネルからの操作で物理サーバと仮想サーバ間でのローカルネットワーク接続が可能なため、物理と仮想それぞれのメリットを生かしたハイブリッド構成を容易に実現できるという。メモリは8GB、ストレージ容量はSSD(RAID1)で111GB、CPUは物理2コア、ネームサーバは10ゾーン、ゾーン(サーバ設置場所)は東京となる。価格は月額料金が7776円、初期費用が4万8600円(いずれも税込み)。
2016年01月28日ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は1月25日、企業のクラウドファーストを支援するファイルサーバ「FileServer on Cloud」の販売を開始した。初期費用は45万円(税別)、容量1TBの月額料金は21万円(同)、2TBが23万円(税別)、4TBが29万円(同)、8TBが39万円(同)、16TBが59万円(同)。同社のon Cloudシリーズとして5つ目の製品となるFileServer on Cloudは、Microsoft Azure上でファイルサーバー機能を提供し、社内のActive Directory(AD)と連携することで利用中のAD情報を元にアクセス権の設定が可能だ。同ファイルサーバは可用性が高く、保存領域の拡張も容易に対応が可能であり、ユーザーも従来のファイルサーバと同じ使用感で利用できる。また、これまでMicrosoft製品と独自クラウドサービスを累計500社80万ユーザーに導入した経験で培ったノウハウとソフトバンクとの協業により、ユーザーも従来の使い慣れた操作環境を維持しながらAzureに対してセキュアな接続を実現している。基本機能はクローズドネットワーク経由でAzureに接続し、高速でセキュアなファイルアクセスを実現する「ExpressRpute対応」、使い慣れたWindows Explorerで利用可能な「フォルダ参照」、アンチマルウェアソフトによるリアルタイム監視を行う「ウィルス対策」、24時間365日でシステム管理・監視を実施する「サーバ監視通報」、サービス仕様およびサービス障害時のお問合せ窓口の「お問い合わせ」、直近の変更前ファイルの保持(容量上限あり)する「簡易バックアップ」などがある。また、別途見積でAzureにADの複製を構築する「ADの構築」、ユーザーが使用可能な保存容量の上限をあらかじめ指定する「保蔵容量の上限設定」などのオプションも備える。2017年度末までに100社への導入を目指す。
2016年01月25日エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(NTTPC)は1月21日、WebARENAの共用レンタルサーバサービスに新しいサービスラインアップとして、「WebARENA サイトアドバンス」を提供開始した。同サービスは、WordPressをはじめ特長の異なる3タイプのWebサーバを1アカウントで利用できるサービス。さらに、繰り返し行っていたような初期設定の手間やデータを公開する際に起こりがちな作業ミスの軽減をサポートする、テンプレート作成機能やサイトコピー機能も搭載されているという。利用できるサーバタイプは下記の通り。WPWebWebサイト制作現場で大きなシェアを持つWordPressを快適に使えるよう、独自のサーバーシステムチューニングが施された環境ReadOnlyWebCGIの脆弱性を突いた攻撃による、CGIの改ざん・サイトコンテンツの改ざん・新たな不正プログラムの設置を防止する、ファイル読み込み専用標準WebPerl,Ruby,Python,PHPに対応し、フルスクラッチで作成したオリジナルWebアプリやCMSを使ったホームページ公開環境として、幅広く利用できる有料の利用契約の前にサービスの性能や品質を確認することができる2週間の「WebARENA サイトアドバンス 無料お試しサービス」も用意されている。同サービスの価格は、初期料金が無料で、月額料金が3500円(税別)。
2016年01月21日NECは、IAサーバのExpress5800シリーズに1wayサーバ3機種「Express5800/T110h」「Express5800/T110h-S」「Express5800/R110h-1」を追加し、1月29日から発売を開始する。なお、Express5800/T110hとExpress5800/T110h-Sはタワーサーバ、Express5800/R110h-1はラックサーバとなる。3製品は4コアのインテルの最新CPUとDDR4メモリを搭載し、メモリは最大64GBまで容量拡張が可能。処理速度を従来機比30%向上させており、複数台のサーバ集約やアプライアンス用途で利用できる。さらに、動作環境温度を5℃~45℃(ラックサーバ)または48℃(タワーサーバ)まで保証しており、倉庫や商業施設のバックヤードなど狭く熱がこもりやすい場所や空調が行き届かない場所に設置し、コンピュータを利用した施設管理などを可能にする。また、各機種で二重化された電源ユニットを用意し、ユーザーニーズにあわせた選択を可能にした。万が一、片方の電源ユニットが故障した際にシステムを停止することなく、業務を継続することができるという。価格は3製品ともに税別でExpress5800/T110hが23万5,000円、Express5800/T110h-Sが24万1,000円、Express5800/R110h-1が28万円。
2016年01月20日IDC Japanは1月19日、個別設計サーバに関する国内ユーザー調査の結果を発表した。同調査では、情報サービスを提供する企業と、それ以外の企業に分けて分析されている。調査の結果、サーバの調達に際して、要求仕様に合致する機種が見つからないケースの有無については、「要求仕様に合致する機種が見つからず、スペックダウンして調達した、もしくは調達を中止したことがある」とする回答が、259社の41.3%に当たる107社であった。さらに、107社の88.8%にあたる95社が「要求仕様に合致する個別設計のサーバを供給できるベンダーがあれば採用したい」と回答したという。要求仕様に合致しなかった項目として、「CPUの単体性能」「メモリー容量」「CPUの搭載数」「採用メモリーの種類」の4つの項目が、20%以上の回答があった。一方、個別設計サーバによって差異化し得る「消費電力(省電力性)」「電源仕様」「内蔵ストレージの容量やスロット数」「搭載可能な内蔵ストレージ(HDD、SSDなど)の種類」「動作条件(温度/湿度など)」「障害検知機能」といった項目が要求仕様に合致しなかったとする回答はすべて15%以下と、相対的に低いという結果となった。同社では、x86サーバの大半が搭載するx86プロセッサやチップセットの供給はインテルに頼っており、サーバベンダーが個別設計サーバを提供することで自ら解決できる項目では、ビジネス機会が相対的に小さいと考えられると分析している。また、ODMがODMダイレクトなどの個別設計サーバを一般企業に対して拡販しても、その費用対効果は低い可能性が高いと同社は考えている。その理由としては、国内企業がベンダー選定において最重要評価項目として回答した項目で突出して多かったのは「ベンダーの信用力(業界実績/財務体質/継続性など)」であり、国内市場においてはODMよりもサーバベンダーの方が一般企業における実績が多く、長期にわたり事業展開しており、さらに財務状況を日本語で開示してきたことから、より信用力が高いと一般企業が認識していると想定されるとしている。同社のエンタープライズインフラストラクチャ グループマネージャーの福冨里志氏は「一般企業における市場機会は必ずしも大きくはないが、クラウドサービスプロバイダーからの個別設計サーバに対する需要は今後も堅調に推移し、2019年には国内x86サーバ市場における個別設計サーバの出荷台数は10万8000台(構成比21.9%)、出荷額は363億4000万円(同12.6%)になる」と予測している。なお、「個別設計サーバ」の定義は、マザーボードや筐体を特定の顧客や用途向けに設計したサーバや、オープンソースの設計に準拠したサーバとしている。
2016年01月20日情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンターは1月18日、iOSアプリの「ショッぷらっと」にSSLサーバー証明書の検証不備の脆弱性があるとして、注意喚起を行った。ショッぷらっとはNTTドコモが提供するアプリで、小売店に利用者が来店した時に"来店ポイント"を付与する。来店判断は、チェックイン・ソリューション「Air Stamp」の音波を、スマートフォンのマイクで拾うことで行われており、山手線での採用例がある。この脆弱性は、不正なSSLサーバ証明書を使用しているサーバであっても、警告を出さずに接続してしまうため、中間者攻撃などにより、ユーザーが気付かない状態で悪意ある第三者に通信内容を傍受される可能性がある。対象となるバージョンは「v1.10.00」から「v1.18.00」で、すでに提供されている最新バージョンにアップデートするよう推奨されている。
2016年01月18日KDDI ウェブコミュニケーションズは12月15日、同社のホスティングブランド「CPI」専用サーバに対し、各種スペックの増強や、オンラインストレージ・アプリケーションのインストーラ導入などを行うリニューアルを実施したと発表した。CPIは、物理専用サーバと仮想専用サーバの複数台構成も可能なroot権限付きのハイブリッドプラン「CHP-S」ならびに、root権限を預かり、サーバ運用をすべて同社が行うマネージドプラン「CHM-Z」の2つの専用サーバを提供しているが、今回CHP-Sでは、提供する3プランのうち最上位プランにおいて、標準メモリ容量を32GBに増量したほか、上位2プランにおいて、ディスク容量を最大2.4TBまで増量。加えて、月額料金そのものについては値下げを実施したとする。一方のCHM-Zでは、サーバにオンラインストレージを構築できるオープンソースアプリケーション「ownCloud」のインストーラを導入した。同アプリを利用することで、簡単に専用オンラインストレージの構築が可能になり、安全なファイル共有が可能になるとしている。また、大容量のファイル共有が必要な場合、高速アクセスや高耐久性を実現した1.2TBのSAS HDDをオプションで提供するとしている。なお同社では、今回のリニューアルに伴い、2つのプランともに、初期費用半額キャンペーンを2016年4月28日18時までに複数台構成で申し込みを行った顧客を対象としたサーバ初期費用半額キャンペーンを実施するとしている。
2015年12月16日