2017年の発足以来、オリジナル作品や、国内外のオペラ・文学作品を題材とし多彩な作品に取り組む、日本舞踊未来座=SAI=。「=SAI=」は継承と革新を意味する「Succession And Innovation」の頭文字。現代に息づく、新しい日本舞踊の創造に取り組む公演を毎年上演し、日本舞踊の伝統をつむぎながら、「いま」輝き、「未来」へと光を放つ、そんな願いが込められている。毎年テーマとなる「SAI」には異なる漢字が当てられており、今年は「才」となった。上演作品は誰もが知る普遍的名作『銀河鉄道999』と、5周年にふさわしいテーマ、演目が揃った。脚本は、劇場版『銀河鉄道999』、『さよなら銀河鉄道999』を元に構成。作品のテーマである「受け継がれる想い」に、舞踊家たちが背負う使命ともいえる「芸と思いを受け継ぐ」ことを重ね、オリジナルで書き下ろされた。アニメやミュージカルと、様々な手法で発表されてきた『銀河鉄道999』。今公演では、着物をベースにアレンジされた目に新しい衣装、洋楽・邦楽を取り入れた音楽で舞台を彩り、日本舞踊ならではの表現を駆使した振り付けで、「受け継がれる想い」の大切さを、日本舞踊でしかできない技術と表現で伝える。主演となる星野鉄郎役には、12年に第69回東京新聞主催全国舞踊コンクール邦舞第1部1位、15年には(公社)日本舞踊協会主催各流派合同新春舞踊大会にて大会賞を受賞する他、多数の舞台に出演、振り付け・演出も行う藤間直三。同主演となるメーテル役には、古典演目はもちろん創作舞踊劇場『火の鳥』、『陰陽師』にて主要キャストを勤め、優れた技術と豊かな表現力を持つ、花柳笹公。さらに第4回公演では構成、演出、出演すべてを務め、本作でもプロジェクトメンバーの一人として制作にかかわる松本幸四郎が、星野鉄郎、キャプテン・ハーロックなどの声で出演し、作品にさらなる厚みを持たせる。若手からベテランまで、総勢64名の個性豊かな舞踊家たちが磨き続ける「才」を、ぜひ劇場で体験してほしい。公演は2022年6月3日(金)から6月5日(日)まで、東京・国立劇場 小劇場にて。チケットぴあでは、チケット発売中。
2022年05月24日新国立劇場がオペラ芸術監督大野和士のもとで展開するバロック・オペラシリーズ、その一環として取り組む舞台、グルックの『オルフェオとエウリディーチェ』がまもなく開幕する。指揮者の鈴木優人と、演出・振付・美術・衣裳・照明を担う勅使川原三郎。才気あふれる二人の刺激的なコラボレーションだ。感染拡大予防のためリハーサルは非公開で進められたが、5月上旬に実施された通し稽古の映像には、鈴木と勅使川原の陣頭指揮で、グルックの音楽に真摯に向き合う出演者たちの姿があった。ダンサー、振付家、演出家として国際的な評価を得ている勅使川原。ダンス作品のみならずオペラにも意欲的に取り組み、その身体表現と美意識をもって数々の独創的な舞台を創り上げている。今回の舞台では花器に見立てた円形の舞台装置を用いると明かしていたが、果たして舞台上にどんな世界が立ち上がるのか、自ずと期待は高まる。第1幕第1場、合唱メンバーたちに囲まれ装置の中央に立つのは、オルフェオ役のローレンス・ザッゾ。亡き妻を思う彼の嘆きの歌、その切なげな声が響くと、やがて重々しい足取りの4人のダンサーが登場する。アーティスティック・コラボレーターとして勅使川原の創作で常に重要な役割を担う佐東利穂子と、ドイツの名門ハンブルク・バレエのプリンシパルで、昨年夏に勅使川原版『羅生門』に参加、その世界観を見事に体現したアレクサンドル・リアブコ。また、高橋慈生、佐藤静佳も勅使川原作品に出演した経験を持つ。ファン待望の出演となるリアブコは、勅使川原と佐東が4月にパリで公演を行った際にリアルでのリハーサルが実現したが、それ以外はずっとリモートで稽古を重ね、この通し稽古直前に来日した。空気の中をたゆたうように動く佐東との息の合ったデュエットの美しさは、静けさの中に、私たちを作品世界へとぐいぐいと引き込んでいく力を秘める。エウリディーチェ役のヴァルダ・ウィルソン、アモーレ役の三宅理恵も、勅使川原の身体の使い方に意欲的に取り組んでいた。「このオペラのテーマは、愛の葛藤と矛盾」と動画メッセージで語る勅使川原。「この混迷する時代に共通する普遍的テーマをグルックの美しい音楽とともに上演することは、今の時代にとってとても有意義なことだと思っています」と、充実感にあふれた笑顔を見せていた。公演は5月19日(木)、21日(土)、22日(日)、新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。新国立劇場オ文:加藤智子
2022年05月13日オペラリップティント N(新色1色・限定2色)1,650円(税込) ※限定色は売り切れ次第終了 この投稿をInstagramで見る OPERA公式(@opera_cosmetics)がシェアした投稿 透明感とツヤのある仕上がりで、大人でも「ピュアな色気」をまとえるリップティント。ティント処方なので、マスクにつきにくく、自然な血色感が落ちずに続きます。カラー この投稿をInstagramで見る OPERA公式(@opera_cosmetics)がシェアした投稿 14メロウピンク(新色)大人な可愛さ、デュウィーな赤みピンク111フォギーベージュ(限定色)クールに色っぽい、洗練ヌードベージュ112ライラック(限定色)しなやかで甘い魅力の、透け感あふれるパープル新しく発売された新色・限定色は、どれも違ったニュアンスで、ブルーニュアンスが効いたクールカラー。透ける質感で、どんな肌タイプでも似合うように設計されています。スウォッチ&メイク出典:byBirthスルスルとなめらかな質感。保湿成分がベースとなっているので、唇の気になる乾燥や縦ジワもふっくらとキレイに見せてくれます。リップメイクを落ちにくくするには、いつもより濃く塗ることがポイント!次の手順で簡単に落ちにくいリップメイクが完成します。【メイク手順】リップティントを、唇に2度~3度塗りをしてよく馴染ませるティッシュで軽く上から抑える普通のクレンジングで簡単にメイクオフができるので、お手入れも簡単です。オペラカラーリングマスカラ(限定2色)1,650円(税込) ※数量限定のため、売り切れ次第終了出典:byBirthつややかな発色で、色あざやかにまつ毛を彩る「カラーリングマスカラ」。微細パール配合で、ナチュラルなツヤと軽やかで抜け感のあるメイクが楽しめます。汗や皮脂・涙に強く、1日中にじまずキレイなまつ毛をキープしてくれるので、マスクメイクとしても活躍してくれる優秀マスカラです。カラー この投稿をInstagramで見る OPERA公式(@opera_cosmetics)がシェアした投稿 06ミスティックパープル(限定色)ミステリアスなムードの、スモーキーな青みパープル07シェイドグリーン(限定色)奥行きあるシックな深みグリーンスウォッチ&メイク(06 ミスティックパープル)出典:byBirthほんのりくすんだようなピンクニュアンスも感じるパープルなので、春らしく華やかに目元を彩ってくれます。繊維は入っていないマスカラですが、自まつげが伸びたような自然な仕上がりに。まつ毛1本1本をキレイにカラーリングしてくれるので、ダマになりにくく、自然なボリューム感で印象的な目元に仕上げてくれます。お湯で簡単にメイクオフできる!メイクオフする際は、お湯で簡単にオフができるので、まつ毛に負担をかけず簡単にメイクオフすることができます。オペラアイカラーペンシル(限定2色)1,650円(税込) ※数量限定のため、売り切れ次第終了出典:byBirthグロウな質感で、スルスルとなめらかな描き心地の「アイカラーペンシル」。微細カラーパールが、自然なツヤと抜け感を目元に与えてくれます。きらめく高発色なカラーなのに、肌にキレイに馴染み、印象的な目元に仕上がります。カラー出典:byBirth06フォグブラウン(限定色)繊細な光沢とくすみ感がおしゃれな、フォギーブラウン07ベリーピンク(限定色)果実のような鮮やかさが目を惹く、つややかな赤みピンクスウォッチ&メイク出典:byBirth「06 フォグブラウン」は、くすみ感のある優しい印象に仕上がるブラウンカラー。普段使いしやすいカラーなので、どんなメイクにも合わせやすいです。「07 ベリーピンク」は、大人可愛い印象に仕上がる深みのある赤みピンク。発色が良く、目元のアクセントにもなるカラーなので、大人のピンクメイクにオススメなカラーです。ウォータープルーフでこすっても落ちにくい!ウォータープルーフ処方なので、汗や皮脂・こすれにも強いです。メイクオフの際は、アイメイク専用のリムーバーを使用すると、するんとキレイに落とすことができます。まとめいかがでしたでしょうか?OPERA(オペラ)春の新作コレクションの中から、春メイクにピッタリなカラーをご紹介いたしました。春はファッションだけでなく、メイクも楽しみたい季節。OPERA(オペラ)で、メイクも春一色に染めてみませんか?
2022年04月26日オペラ(OPERA)の2022夏コスメが、2022年5月25日(水)に発売される。“夏の夕暮れ”に着想したサマーコレクションオペラの2022年夏コスメは、“夏の夕暮れ”に着想した「Summer Sunset Dazzle ‘シックにきらめくサンセット’」がテーマ。オペラの人気メイクアップに今季のムードを詰め込んだ、新色・限定色が展開される。夏カラーの“微熱リップ”注目は、ティント処方と潤いを叶えた人気の“透け感リップ”「リップティント N」の新色・限定色だ。夕暮れの陽をうけたようなシックな輝きと、ほのかな熱っぽさを帯びた“微熱リップ”をテーマに、夏にぴったりな全3色を用意した。15 ヌードオレンジ(復刻新色)自然な官能を感じるヌードなオレンジに、ちらっと光るピンクラメ。さりげない色気と可愛さが魅力的な“粘膜カラー”。113 オレンジシトロン(限定色)温度感あふれるオレンジに、クールな渋みのレモンイエローのラメをさりげなく忍ばせた“おしゃれカラー”。114 シアーブロンズ(限定色)夕陽のように煌めくブロンズカラー。ほのかに熱を帯びたシアーなメタリック質感が、色っぽくハンサムな仕上がりに。“スモーキーアイ”を叶えるアイメイクオペラのアイメイクは、陰りゆく夕空をイメージした“スモーキーアイ”を提案。クールなカラーを煌めく質感と掛け合わせた、カラーマスカラとアイカラーペンシルを発売する。カラーマスカラ鮮やかなのに、お湯で簡単オフできるカラーマスカラ「カラーリングマスカラ」には、限定2色を用意。繊細なカラーパールが叶える、色の奥行きと艶やかな発色で、軽やかな抜け感をプラスしてくれるのもポイントだ。05 テラコッタオレンジ(復刻色)夕暮れの赤い光が差す空のように、オレンジにテラコッタの赤みをブレンドした垢抜けカラー。08 ピーコックブルー陰りゆく夕空の光とくすみ感を織り交ぜたような、深いダスティブルー。アイカラーペンシル自然なツヤ感と美発色が続く、“グロウ質感”のカラーライナー「アイカラーペンシル」にも、限定2色が追加。目の際に引けばアイラインに、チップや指でぼかせばアイシャドウとしても使えるので、気分にあわせて使い分けするのもオススメだ。08 トープグレージュ影と光が交じるように、くすみ感と柔らかなきらめきが織りなす、洒落感グレーベージュ。09 ヘーゼルグリーン陽のようなイエローパールの光がほのかに揺れる、スモーキーグリーン。詳細オペラ2022年夏コスメ発売日:2022年5月25日(水)展開店舗/展開製品:■全国のバラエティショップ、イミュ公式オンラインストア発売・オペラ リップティント N 新1色・限定2色 各1,650円■全国のプラザ・ミニプラ・イミュ公式オンラインストア発売・オペラ カラーリングマスカラ 限定2色 各1,650円・オペラ アイカラーペンシル 限定2色 各1,650円※製品によって、販売場所が異なる。【問い合わせ】イミュカスタマーセンターTEL:0120-371367
2022年03月26日日本が生み出したオリジナル・オペラの中でも燦然と輝く金字塔と言えば、團伊玖磨のオペラ『夕鶴』だ。その内容は、日本の伝統的民話『鶴の恩返し』を題材に、木下順二が描き下ろした究極の愛の物語。当時27歳の新進作曲家、團伊玖磨が曲をつけてオペラ化された名作だ。初演は1952年に大阪朝日会館で行われ、以来、海外も含めて800回を超える公演回数を誇る永遠不滅の大ヒット作だ。今回行われる公演(2022年3月20日、21日:兵庫県立芸術文化センター、4月2日:東大阪市文化創造館)では、2013年&18年の演出を手掛けた岩田宗達が再び登場。物語を貫く人間の心の機微が豊かに描き出されるステージに期待したい。そして今年は、関西の地にオペラ『夕鶴』が生まれて70年のメモリアルイヤーだ。関西の精鋭ばかりを集めた同公演によって、名作オペラの新たな魅力を受け止めたい。●兵庫公演3月20日、21日兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール●大阪公演4月2日東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
2022年03月14日一般社団法人伝統文化芸術協会(所在地:愛知県日進市、代表:瑞鳳 澄依)は、オペラ『カーリュー・リバー』を、能楽とクラシックを融合させた「ハイブリッドオペラ」として2022年3月20日に、名古屋能楽堂で開催することをお知らせいたします。イベントチラシ■オペラ『カーリュー・リバー』とはイギリスの作曲家・指揮者・ピアニストでもある、ベンジャミン・ブリテンが、1956年に来日した際に鑑賞した、日本の能楽作品「隅田川」に大いに感銘を受けて作曲した傑作オペラです。物語は、能の形式に従って男性のみが演じる4名の主要人物:修道院長(バス、語り手の役割を果たす)、狂女(テノール)、渡し守(バリトン)および旅人(バリトン)によって語られます。物語の舞台となる「隅田川」を架空の川「カーリュー・リバー」に置き換えて進行されますが、あらすじは、能「隅田川」とほぼ同じ内容になっており、一人の狂女にまつわる奇跡の物語です。今回の開催では、能を原曲とするオペラを能舞台に回帰させて、日本の伝統芸能と西洋音楽を融合させる試みとなっております。どのような化学変化が起こるのか、ぜひ皆さまご自身の目で確かめて頂ければ幸いでございます。■開催概要開催日時: 2022年3月20日(日)開場 13時30分開演 14時00分(終了予定時間 15時50分)会場 : 名古屋能楽堂(〒460-0001 名古屋市中区三の丸一丁目1番1号)アクセス: 地下鉄◆鶴舞線「浅間町」下車 1番出口より東へ徒歩10分地下鉄◆名城線「市役所」下車 7番出口より西へ徒歩12分市バス◆「名古屋城正門前」下車すぐ(栄13号系統、栄27号系統、西巡回系統)なごや観光ルートバス◆メーグル「名古屋城」下車すぐ入場料 : 特別席 8,000円(正面指定席1-3列目)A席 6,000円(正面指定席)B席 4,000円(自由席)オンライン視聴 3,000円※チケットは『メンバーペイ』より購入可能です。 協力 : なごや・万作の会後援 : 名古屋市、中日新聞社、公益財団法人名古屋市文化振興事業団■プログラム1. 解説 林 和利元名古屋女子大学文学部 教授伝承文化研究センター所長文学博士2. オペラ「カーリュー・リバー」■キャスト狂女役 山中 一馬(やまなか かずま)金春流能楽師 画像: 旅人役 森 寿美(もり としみ)バリトン 画像: 渡し守役 大槻 聡之介(おおつき そうのすけ)バリトン 画像: 修道院長役 高崎 翔平(たかさき しょうへい)バス画像: 梅若丸の霊役 束原 由貴(つかはら ゆき)ソプラノ画像: ■団体概要団体名 :一般社団法人伝統文化芸術協会代表者 :瑞鳳 澄依所在地 :〒470-0128 愛知県日進市浅田平子2丁目153番地設立 :2016年11月7日事業内容:子供向けの伝統文化の伝承、老人福祉施設、障がい者福祉施設、学校、地域交流の場へ訪問し、日本舞踊を通じ身体、脳の活性化を図るとともに、癒しによる心の活性化とケアーを目指して日々、ボランティア活動を通して社会貢献する。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月04日俳優の生田斗真がパルコ・プロデュース2022『てなもんや三文オペラ』の主演を務めることが25日、明らかになった。同作は劇作家ベルトルト・ブレヒトによる名作『三文オペラ』を1950年代の大阪に置き換えた鄭義信による音楽劇。原作の舞台・ロンドンの貧民街は第二次世界大戦で破壊された大阪砲兵工廠(現在の大阪城公園・森ノ宮地域にあった大規模な兵器工場)の跡地となり、戦後をかけぬけるアウトローたちのパワーと、生きることへの貪欲さ、戦争を背負いながらもたくましく生き抜いてきた当時の人間模様を重ね合わせる。主演の生田は、本作の主人公で盗賊団のボス、マック(通称:マック・ザ・ナイフ)を演じる。演出の鄭とは今回が初顔合わせで、全編・関西弁での音楽劇に初挑戦となる。東京公演はPARCO劇場にて6月8日~30日。ほか、各地公演を予定している。○鄭義信 コメント『三文オペラ』は乱暴に言うと、盗賊と乞食と娼婦の世界の話です。原作をあらためて読み返すと、思った以上に、猥雑で、下ネタも満載……それでも、当時、この作品が大受けしたのは、時代のなせる業もあったでしょうが、登場人物たちの「どっこい生きてる」的なたくましさに、観客は大いに拍手したのではないでしょうか。今回、一九五〇年代の大阪造兵廠を舞台に選んだのは、当時のアパッチ族と呼ばれた人々の生きざまが、『三文オペラ』の登場人物たちとだぶって見えたからです。彼らを舞台にあげることで、どこまで猥雑で、どこまで生きることの活力にあふれた人たちを描けるかどうかはわかりませんが、コロナですっかり活力を失った生活の、ささやかな精力剤になれればと、思っています。生田斗真さんとのタッグを組むのは、今回、初めてです。もの静かな中にも、燃えるような闘志を感じさせる彼と、ひと癖もふた癖もある共演者たちが、どんな化学反応を起こすのか、今から楽しみにしています。○生田斗真 コメント憧れのPARCO劇場で一カ月お芝居をさせていただける事、大変光栄です。東京の若者文化のど真ん中・渋谷に面白い芝居を上演している劇場が存在する事は、とても大切な事だと思っています。生田初パルコ。気合十分です。そして仙台、福岡、大阪、新潟、長野と今回初めて舞台に立つ場所もあり、今からワクワクしています。台本を拝見したら、戦後の大阪に舞台が置き換えられていて、セリフがすべて関西弁でした。関西弁での演技は、ドラマ・映画も含めて、今回が初挑戦になります。そして、三文オペラは音楽劇ですので、歌唱シーンも沢山登場しますし、沢山稽古して、楽しい舞台になればと思っております。
2022年02月25日「オペラ」の新作コレクション「OPERA(オペラ)」の新作スプリングコレクションが、2022年2月9日(水)に発売される。全国の取扱店および公式オンラインストア(正午12時より)にて購入可能だ。今年のテーマは「ICY FOREST“雫をまとったフォレストカラー”」。まだ霞がかった凜と冷たい空気の中、森が目覚めてほのかな温かみを帯びていく瞬間。みずみずしい雫の色っぽさとクリアな深みを表現したコレクションとなっている。唇に洗練されたムードを大ヒットアイテム「リップティント N」(税込1,650円)からは、新色「14 メロウピンク」、限定色の「111 フォギーベージュ」、「112 ライラック」が登場。クリアでみずみずしい雫のように、漂うブルートーンのラインナップ。唇そのものがパッと色づいたような、透ける発色が長時間続く。絶妙カラーで印象的な目元に昨年11月に新発売された「カラーリングマスカラ」と「アイカラーペンシル」(いずれも税込1,650円)からも春の新色が登場。「カラーリングマスカラ」にはひんやりとした森の空気感や、重なり合う木の葉からインスピレーションを受けた「06 ミスティックパープル」と「07 シェイドグリーン」が、限定色として仲間入りする。また「アイカラーペンシル」には、光と霧が織りなす繊細な空気や、深い森の中の鮮やかな果実をイメージした「06 フォグブラウン」と「07 ベリーピンク」が限定色として登場する。(画像はプレスリリースより)【参考】※「OPERA」公式サイト
2022年02月06日オペラシアターこんにゃく座 創立50周年記念公演第三弾オペラ『あん』が2022年2月10日(木)~2月20日(日)に俳優座劇場(東京都港区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中! 公式ホームページ ドリアン助川氏による小説「あん」、世界中で翻訳され、映画にもなり、多くのひとびとの心を灯してきた小説が原作者本人による台本、寺嶋陸也氏の作曲によってオペラになります。演出は気鋭の上村聡史氏。創立50周年を飾る新作オペラ!開催概要■出演者*ダブルキャスト(左「どら組」/右「春組」)千太郎: 高野うるお、島田大翼 / 徳江: 梅村博美、青木美佐子 / ワカナ: 高岡由季、飯野薫 / 奥さん: 豊島理恵、山本伸子 / 森山: 相原智枝、花島春枝 / 美咲: 西田玲子、沖まどか / あかり: 小林ゆず子、熊谷みさと / どんぐり: 金村慎太郎、泉篤史【楽士】: 橋爪恵一(クラリネット)、入川舜(ピアノ) (2/10、11、13、16、18、19日11時)、草刈麻紀(クラリネット)、五味貴秋(ピアノ) (2/12、14、15、17、19日16時、20)■スタッフ原作・台本: ドリアン助川(ポプラ社刊「あん」より) / 作曲: 寺嶋陸也 / 演出: 上村聡史 / 美術: 乘峯雅寛 / 衣裳: 半田悦子 / 照明: 阪口美和 / 舞台監督: 大垣敏朗 / 演出助手: 谷こころ / 音楽監督: 萩京子 / 宣伝美術: 信濃八太郎(イラスト)、片山中藏(デザイン)■タイムテーブル2022年2月10日(木)19:00*どら組2月11日(祝)14:00*どら組2月12日(土)14:00*春組2月13日(日)11:00*どら組2月14日(月)19:00*春組2月15日(火)14:00*どら組2月16日(水)19:00*春組2月17日(木)14:00*春組2月18日(金)19:00*どら組2月19日(土)11:00*春組/16:00*どら組2月20日(日)14:00*春組※開場は、開演の30分前※上演時間:約2時間■チケット料金前売一般:6,000円学生:2,000円当日一般:6,500円学生:2,500円(全席指定・税込)※「一般ペア」「トクマルシート」「U25」券種あり。詳細はこんにゃく座HPで。■団体概要こんにゃく体操による身体訓練を続け、言葉(日本語)がはっきりわかるオペラを創作上演するオペラ劇団として1971年に創立。マイクを使用しない生の歌声、ピアノを主とした様々な楽器の生演奏による作品を多数上演している。歌役者の歌い語り演じる力によって、こどもからおとなまで楽しめる多彩な作品をレパートリーとし、年間約250公演を上演する。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月21日若い声楽家、ピアニストが研鑽の成果を発表する「サントリーホール オペラ・アカデミーオペラティック・コンサート」が3月9日(水)に開催される。サントリーホール オペラ・アカデミーは、ホール・オペラ(R)のために来日した世界のトップ・アーティストから直接学べる場を提供する目的で1993年に発足。2011年秋より、元世界的テノール歌手で指揮者・声楽指導者のジュゼッペ・サッバティーニをエグゼクティブ・ファカルティに迎え、基礎的なテクニックの習得を目指す「プリマヴェーラ・コース」と、同コース修了生がさらに深い音楽表現を磨くための「アドバンスト・コース」の2コースが開設されている。アカデミーに集う若い才能がその成果を披露するコンサートは2018年に初開催され、好評を集めた。今回はアドバンスト・コース第5期を中心とした現役生4人が、それぞれの声に適したオペラの役を勉強できるよう、日頃指導を受けているコーチング・ファカルティやアカデミー修了生の助演のもとに、アンサンブルを中心としたオペラの名場面を抜粋で、演奏会形式で披露する。サントリーホール オペラ・アカデミーオペラティック・コンサート3月9日(水) 19:00時開演(18時20分開場)サントリーホール ブルーローズ(小ホール)【出演・曲目】モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』K. 492 第2幕 よりスザンナ:岡 莉々香(ソプラノ)ケルビーノ:細井暁子(メゾ・ソプラノ)伯爵夫人:野田ヒロ子(ソプラノ)伯爵:増原英也(バリトン)ロッシーニ:オペラ『オテロ』 第2幕、第3幕 よりデズデモーナ:萩野久美子(ソプラノ)オテロ:石井基幾(テノール)ロドリーゴ:頓所里樹(テノール)プッチーニ:オペラ『ラ・ボエーム』 第1幕、第3幕 よりロドルフォ:石井基幾(テノール)ミミ:迫田美帆(ソプラノ)ムゼッタ:天羽明惠(ソプラノ)マルチェッロ:増原英也(バリトン)ピアノ:古藤田みゆきナビゲーター:朝岡 聡■チケット情報
2022年01月18日labo opera 絨毯座(代表:恵川智美)主催による、絨毯座「言葉を奏でる」シリーズ3~狂乱のパリと『人間の声』が2021年12月14日 (火)に杉並公会堂小ホール(東京都杉並区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にてチケット発売中です。カンフェティでチケット発売中 公式ホームページ 絨毯座「言葉を奏でる」シリーズ3回目は、フランスの詩人ジャン・コクトーの「ことば」に注目し、モノオペラと1920年代の歌曲による舞台をお届けします。作曲家プーランクの到達点と言われる『人間の声』は、戯曲を書いたコクトーをして「僕のテキストを『朗読』する方法を見つけてくれた」と賞賛させたオペラ。愛人に捨てられようとしている女の焦燥と絶望を、電話による会話だけで描き出す代表作です。また、第一部では、コクトーとプーランクのコンビが「シャンソン・パルレ〜話す歌」として生み出した《モンテカルロの女》を中心に、コクトーと同時代の詩人たちの言葉と音楽が濃密に絡み合う歌曲の世界を。言葉を通じて音楽を遊ぶ、絨毯座ならではの舞台にご期待ください。【構成】〈第一部〉狂乱のパリ(歌と朗読とピアノ)《モンテカルロの女》(コクトー詩/プーランク作曲)《ラランヌの三つの詩より》(ラランヌ詩/プーランク作曲)ほか〈第二部〉モノオペラ『人間の声』フランシス・プーランク作曲ジャン・コクトー台本labo opera 絨毯座演出家・恵川智美を中心とするオペラ・プロデュース・グループ。「絨毯一枚あれば上演できるオペラ」をモットーに、シンプルに切り込んでいくフットワークの軽さが身上。最小限の舞台セットで最大限の効果を生み出せるよう、パフォーマーとスタッフ双方にとって、新しいアイデアと実践の場になることを目指し、2012年の旗揚げ公園から数々の主催公演やワークショップを開催。第二回公演『偽のアルレッキーノ/カンパネッロ』にてサントリー音楽財団(現芸術財団)第8回佐治敬三賞受賞。公演概要絨毯座「言葉を奏でる」シリーズ3~狂乱のパリと『人間の声』■出演者川越塔子(ソプラノ) / 森山京子(メゾソプラノ) / 横田桂子(朗読) / 野口幸太(ピアノ) / 谷川瑠美(ピアノ)■スタッフ音楽監督: 横山修司演出: 恵川智美照明: 片山通子(アート・ステージライティング・グループ)舞台監督: 荒川はるか(プロディエーレ)字幕: 品川昌二(アルゴン社)美術: 黒沢みち(東宝舞台)稽古ピアノ: 織井香衣、茶谷本真友奈制作: 福永綾子(ナヤ・コレクティブ)制作補: 堀桐子企画: 恵川智美主催: labo opera 絨毯座協力: THE STATION STUDIO HATAGAYA文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業■チケット料金一般:4,000円学生:3,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月02日世界最高峰のバレエ団パリ・オペラ座の3演目『シンデレラ』『プレイ』『ジェローム・ロビンズ・トリビュート』が全国の映画館にて2021年12月24日(金)より順次公開される。“ハリウッド”が舞台の『シンデレラ』ルドルフ・ヌレエフ振付のバレエ『シンデレラ』は、シャルル・ペローによる有名童話を“ハリウッドが舞台のスター誕生物語”に置き換えた作品。主人公・シンデレラは女優に憧れる少女、王子はスター俳優、仙女はプロデューサーという設定で、劇中には『キングコング』や『ジークフリート・フォリーズ』などハリウッド黄金期に誕生した名作映画へのオマージュも登場する。今回は、カール・パケットの引退公演としても注目を浴びた2018年上演の『シンデレラ』を上映。森英恵が担当した美しい衣装にも注目だ。アレクサンダー・エクマン振付『プレイ』『プレイ』は、スウェーデンの振付家アレクサンダー・エクマンがパリ・オペラ座バレエ団のダンサーたちと初めてコラボレーションした作品。夢のようなイメージの壮大な作品で知られる彼が、ガルニエ宮の舞台を金属製のオブジェや空間に浮遊するダンサーなどで埋め尽くし、モダンでエネルギッシュなバレエ作品を作り上げる。4演目で構成した『ジェローム・ロビンズ・トリビュート』映画『ウエスト・サイド物語』の監督でも知られるジェローム・ロビンスの生誕100周年を記念した『ジェローム・ロビンズ・トリビュート』は、彼が手掛けた4つの演目を集めた作品。一時代を画した著名なバレエ作品「ファンシー・ブリー」をはじめ、「ダンス組曲」「牧神の午後」「グラス・ピーシズ」が披露される。【詳細】パリ・オペラ座バレエ シネマ 2022公開日:・『シンデレラ』全劇場 2021年12月24日(金)~・『プレイ』東劇・札幌シネマフロンティア 2022年2月11日(金)~、その他 2022年2月18日(金)~・『ジェローム・ロビンズ・トリビュート』神戸を除く全劇場 2022年6月24日(金)~(※神戸のみ後日日程決定)公開劇場:東劇/新宿ピカデリー/ミッドランドスクエア シネマ/なんばパークスシネマ/神戸国際松竹/札幌シネマフロンティア/熊本ピカデリー料金:一般 3,300円、学生 2,500円<作品情報>■『シンデレラ』パリ・オペラ座での上演日:2018年12月31日場所:パリ・オペラ座バスティーユ上映時間:2時間30分構成:3幕振付:ルドルフ・ヌレエフ原振付:シャルル・ペロー音楽:セルゲイ・プロコフィエフ指揮者:ヴェロ・パーン舞台美術:パトリカ・イオネスコ衣装:森英恵照明:グィード・レヴィオーケストラ:コンセール・パドルー芸術監督:オーレリ・デュポンキャスト:ヴァランティーヌ・コラサント、カール・パケット、ドロテ・ジルベール、リュドミラ・パリエロ、オーレリアン・ウエット、アレッシオ・カルボーネ、エトワール、プルミエール・ダンスール、パリ・オペラ座バレエ団員■『プレイ』パリ・オペラ座での上演日:2017年12月18日、19日場所:パリ・オペラ座ガルニエ宮上映時間:1時間52分振付:アレクサンダー・エクマン音楽:ミカエル・カールソン舞台美術:アレクサンダー・エクマン衣装:アレクサンダー・エクマン、グザヴィエ・ロンゼ照明:トム・ヴィッサー芸術監督:オーレリ・デュポンキャスト:ステファン・ビュリョン、ミュリエル・ズスペルギー、ヴァンサン・シャイエ、フランソワ・アリュ、パリ・オペラ座バレエ団、カリスタ・“キャリー”・デイ、アデライーデ・ファリエール■『ジェローム・ロビンズ・トリビュート』パリ・オペラ座での上演日:2018年11月8日場所:パリ・オペラ座ガルニエ宮上映時間:1時間54分構成:「ファンシー・ブリー」「ダンス組曲」「牧神の午後」「グラス・ピーシズ」の4演目振付:ジェローム・ロビンズ音楽:ワレリー・オブシャニコフ演奏:パリ・オペラ座管弦楽団芸術監督:オーレリ・デュポン「ファンシー・フリー」音楽:レナード・バーンスタイン振付:ジェローム・ロビンズ!装置:オリヴァー・スミス衣裳:カーミット・ラヴ照明:ジェニファー・ティプトンキャスト:エレオノーラ・アバニャート、アリス・ルナヴァン、ステファン・ビュリオン、カール・パケット、フランソワ・アリュ、オーレリア・ベレ、アレクサンドル・カルニアト「ダンス組曲」音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ振付:ジェローム・ロビンズ衣裳:サント・ロカスト照明:ジェニファー・ティプトンチェロ:ソニア・ヴィーダー=アサートンキャスト:マチアス・エイマン「牧神の午後」音楽:クロード・ドビュッシー振付:ジェローム・ロビンズ装置:ジャン・ローゼンタール衣裳:イレーヌ・シャラフ照明:ジェニファー・ティプトンキャスト:アマンディーヌ・アルビッソンユーゴ・マルシャン「グラス・ピーシズ」音楽:フィリップ・グラス振付:ジェローム・ロビンズ装置:ジェローム・ロビンズ/ロナルド・ベイツ衣裳:ベン・ベンソン照明:ジェニファー・ティプトンキャスト:セウン・パク、フロリアン・マニュネ© Yonathan Kellerman/OnP© Ann Ray / OnP© Sébastien Mathé / OnP
2021年11月20日日本オペラの金字塔、團伊玖磨《夕鶴》を劇作家・岡田利規が演出、主役つうにソプラノの小林沙羅が初挑戦する話題の舞台の上演まで1か月。「全国共同制作オペラ」の記者会見が開かれた(9月28日・東京芸術劇場)。岡田利規は海外でも評価の高い、現代の日本を代表する演劇人。これがオペラ初演出だ。岡田「オペラの演出とは何をすることなのかを見つけたいと思っている。音楽は抽象的な表現形式と思っていたが、じつはオペラは、物語や意味、登場人物の心理など、ほぼすべてを音楽が寄り添って描写していて、そこに演出が関わる必要がない。僕はそこに関わるのが演出だと思っていたので、では代わりに何をするのか。それを見つけられたら楽しい。片鱗は見つけつつある」《夕鶴》は1952年の初演以来、800回以上(2011年の集計)という破格の上演回数を誇る国民的オペラだ。「鶴の恩返し」や「鶴女房」として親しまれている民話をもとにした物語。岡田はそれを現代の私たちの物語として描く。岡田「資本主義に絡め取られてずぶずぶになっていく人間たちに問いかける。そういう物語」そのために、つうの亭主である〝普通の人間〟の与ひょうをキーパーソンとして、われわれ観客を彼に投影する。これは音楽的にも理にかなっているはず。オペラは管弦楽の前奏に出る「与ひょうの主題」で始まり、最後も同じ主題で幕を閉じる。《夕鶴》は与ひょうの物語でもあるのだ。舞台装置も衣裳も現代的。台本にはないダンサーも出演して表現の幅を広げる。つう役の小林沙羅は、中学生の頃からいつか演じたいと憧れていた念願の役だと語る。しかし、ずっとふくらませてきたこの役のイメージを、岡田との稽古のなかでいったんリセットして、ゼロから作り上げているのだそう。小林「今まで感情で歌ってきたのを、感情を一度無にして、そこからどう作っていこうかと歌い出すと、歌も変わってくるし、今まで見えなかった《夕鶴》の面白さがたくさん見えてきている」与ひょう役には美声のテノール与儀巧。与ひょうをそそのかす運ず役と惣ど役に寺田功治(バリトン)と三戸大久(バス・バリトン)。ダンスに岡本優と工藤響子。《夕鶴》は、10月30日(土)の東京芸術劇場コンサートホールを皮切りに、愛知県刈谷市(2022年1月)、熊本市(同2月)と全国3都市を巡演する。指揮は辻博之(東京)と鈴木優人(刈谷、熊本)。(文:宮本明)
2021年09月29日オペラ(OPERA)から、新作アイメイク「カラーリングマスカラ」と「アイカラーペンシル」が登場。2021年11月19日(金)より、プラザ(PLAZA)・ミニプラ(MINiPLA)にて先行発売される。“夢見るカラーアイメイク”を提案<夢見るカラーアイメイク>をテーマにした新作は、自然界にある“うっとりする色”に着想した、抜け感のあるカラーアイメイクを提案。ファッションやムードに合わせて、アイメイクも気軽に“色チェン”できる、豊富なカラーバリエーションを揃えているのも魅力的だ。「カラーリングマスカラ」「カラーリングマスカラ」は、ひと塗りで、見たままの発色を叶えるカラーフィルムマスカラ。鮮やかな発色ながらも、洗練された色づきで、つけたての美しいカラーが一日中持続。また繊細で短いまつ毛も残らずキャッチするスリムブラシを採用しているため、根元から毛先までしっかりと色づけて、一本一本際立つ美しい仕上がりを叶えてくれる。カラーラインナップ気になるカラーは、空や大地、可憐な花々にインスパイアされた全5色。いずれもカラーパールがもたらす繊細な奥行きで、抜け感のある眼差しを演出してくれる。01 ディープパープルさりげない色っぽさが深く繊細にゆらめく、ダークトーンのパープル02 コッパーブラウン可憐さと存在感が同居する、光で明るくきらめく洒落ブラウン03 ブルー冴えた空のような自由なムードをまとえる、軽やかでクリアなブルー。04 ダスティピンクほのかなくすみ感が、大人っぽい可愛さのエッジーピンク05 テラコッタオレンジ<限定色>ヘルシーなオレンジに、テラコッタの赤みをブレンドした垢抜けカラー「アイカラーペンシル」一方「アイカラーペンシル」は、色とりどりの繊細なカラーパールを高配合した、繰り出しペンシル型アイライナー。自然に艶めくカラーラインは、ワンストロークでラインを描くのはもちろん、ほんのりぼかしてアイシャドウとして楽しむのもおすすめだ。また汗やこすれに強いウォータープルーフ処方のため、一日中“よれない”きれいな発色もキープしてくれる。カラーラインナップカラーは、大人可愛いカラーメイクが楽しめる全5色。肌に溶け込むようなグロウな質感で、プレイフルなムードをプラスしてくれる。01 ブラウンレッドブラウンニュアンスで品よくなじむ、エッジィな深みレッド02 ピンクグロウ艶っぽく煌めき自然と馴染む、大人可愛いグロウな抜け感ピンク03 マンダリン熟れた果実のような渋みが大人っぽい、ビタースイートなつやめきオレンジ04 シマーホワイト<限定色>濡れて煌めく朝露のように、冷たくアイシーな抜け感ホワイト05 イノセントゴールド<限定色>繊細なパールが優しく瞬く、柔らかなくすみ感が洗練されたゴールド【詳細】・カラーリングマスカラ 全5色(うち限定1色) 各1,650円・アイカラーペンシル 全5色(うち限定2色) 各1,650円先行発売日:2021年11月19日(金)~プラザ、ミニプラ、イミュ公式オンラインストア【問い合わせ】イミュカスタマーセンターTEL:0120-371367
2021年09月12日東京・竹芝のホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」(以下、メズム東京)から、『オペラ座の怪人』の世界をイメージしたランチ&ディナープログラムが登場。2021年9月13日(月)から2022年2月28日(月)まで、ホテル16階のフレンチレストラン「シェフズ・シアター」にて販売される。なお、 当初は東京公演が千秋楽を迎える2022年1月10日(月・祝)までを予定していたが期間が延長された。メズム東京×劇団四季『オペラ座の怪人』第2弾劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』とメズム東京が、ホテルのコンセプトルームに続き、コラボレーションを実現。第2弾のランチ&ディナープログラムでは、ランチが舞台の第一幕、ディナーが第二幕の2部構成で、『オペラ座の怪人』の世界観をフレンチメニューで表現する。第一幕:ランチプログラムまず第一幕となるランチプログラムでは、物語の幕開けを告げるオークションシーンから、嫉妬に狂った怪人がシャンデリアを舞台に突き落とす衝撃的な事件までをイメージ。オマール海老のコンソメジュレで“シャンデリア”をイメージしたアミューズブッシュや、信州サーモン&旬の野菜をのせた前菜にはじまり、目玉となる“肉or魚が選べる”メイン料理へと続く。“クリスティーヌの楽屋”着想の肉料理ジューシーな子羊のローストに、旬の食材をのせた肉料理は、物語がドラマティックに展開する契機となる“クリスティーヌの楽屋”に着想した一皿。プレートにのせた小玉葱や銀杏、キノコなどに、アンティークな木苺の色を付けて乾燥させることで、楽屋が持つ独特な雰囲気を演出している。“怪人のボート”イメージの魚料理一方魚料理では、クリスティーヌとオペラ座の怪人をのせて湖を移動する“ボート”をイメージ。白身魚のすり身を調理したフランスの郷土料理「クネル」を主役に、ポエティックに表現しているのが特徴だ。“シャンデリア型”デザート食後のデザートは、オペラ座の怪人の怒りにより、公演中の舞台に落とされた“シャンデリア”に着想した。美しい造形美と共に、甘いマロンクリームや、程よい酸味のヨーグルトパフェを堪能できる贅沢な一品だ。お皿一杯に敷かれたキャラメルソースやクラッシュマロンは、“崩して”食べることで、シャンデリアの落下の衝撃を表現しているという。第二幕:ディナープログラム続く第二幕のディナープログラムでは、いよいよ舞台のクライマックスへ。忌まわしい事件から半年が経った大晦日の華やかな仮面舞踏会のシーンから、悲しくも美しい物語の結末を、アミューズブッシュ・前菜・メイン(魚&肉料理)・デザートの順番で再現する。ドラマティックな魚料理ディナープログラムの魚・肉料理を両方楽しめるメインメニューでは、ドラマティックに展開するストーリーの世界観を落とし込んだ。旬の白身魚をパリっと香ばしく焼き上げた魚料理は、舞台上で怪人がクリスティーヌに激しく愛を告白し、再び連れ去れるシーンを着想源に。劇中でクリスティーヌが手にする赤いリンゴは、トマト&レモンを合わせたコンディメントで表現しているのもポイントだ。“怪人vsラウル”の肉料理またブレス産鳩のもも肉を使用した肉料理は、クリスティーヌを巡って怪人とラウルが対峙するシーンをイメージしたもの。隠れ家を遮断する格子をカシスパウダーで、隠れ家の装飾を付け合わせの銀杏、キノコ、パン生地に包まれた栗のピューレなどで表現した、細やかなビジュアルにも注目したい。“怪人の仮面”を再現したデザートそしてラストを締めくくるデザートは、“怪人の仮面”をモチーフにしたクライマックスの名シーンを再現。グラスロワイヤルで表現した怪人の仮面の下には、口の中で溶ける上品なフロマージュブランのムース、爽やかな味わいの桃「ペッシュ・ド・ヴィーニュ」のコンポートが隠されている。また添えられた真っ赤な薔薇は、ローズ風味のソルベにほうれん草のソースを合わせて表現した。宿泊プランもなお期間中は、『オペラ座の怪人』のランチ&ディナープログラム付き宿泊プランも販売。ホテルで一日中ゆったりと過ごしながら、食事を楽しめるラグジュアリーなひと時を提案する。詳細『オペラ座の怪人』ランチ&ディナープログラム期間:2021年9月13日(月)~2022年2月28日(月) ※除外日12月22日(水)~26日(日)営業時間:ランチ 11:30~15:00(L.O. 14:00)/ ディナー 17:00~22:00 (L.O. 20:30)※営業時間および営業内容が変更になる可能性あり。場所:16階レストラン「シェフズ・シアター(Chef’s Theatre)」住所:東京都港区海岸1丁目10-30 メズム東京、オートグラフ コレクションコース料理価格:ランチ:5,700円/ディナー 11,400円ペアリング価格:ランチ:ワイン(3杯) 3,800円/モクテル(3杯) 1,980円ディナー:ワイン(5杯) 6,400円/モクテル(4杯) 2,640円※価格は全てサービス料込み。■ランチ内容≪アミューズブッシュ: Memories Come Back -蘇る記憶-≫≪前菜:Hannibal -歌劇ハンニバル-≫≪選べるメイン(肉料理):Angel of Music -音楽の天使-≫≪選べるメイン(魚料理):The Phantom of the Opera -オペラ座の怪人-≫≪デザート:Phantom’s Indignation -ファントムの怒り-≫■ディナー内容≪アミューズブッシュ:Masquerade -マスカレード-≫≪前菜:Graveyard Duel -墓場の決闘-≫≪魚料理:Don Juan Triumphant -ドン・ファンの勝利-≫≪肉料理:Beyond the Lake -ファントムの隠れ家-≫≪デザート:The End of Love -愛の結末-≫※ランチ・ディナー共に、デザートの後に小菓子とスペシャルティコーヒー(またはフレーバーティー)を提供。<関連情報>・『オペラ座の怪人』ランチ&ディナープログラム付き宿泊プラン販売期間:9月6日(月)~2022年1月7日(金)宿泊対象期間:9月13日(月)~2022年1月10日(月) ※除外日:12月22日(水)~26日(日)プラン料金:84,755円~ ※サービス料込み。■期間延長について追加販売期間:2021年12月27日(月)~2022年2月25日(金)追加宿泊対象期間:2022年1月11日(火)~2022年2月28日(月)※2022年3月1日(火)チェックアウト分まで価格:69,950円~(1~2名 / 朝食なし)朝食「メズム・ブレックファスト」付きの場合:1名 74,250円~/ 2名 78,550円~客室タイプ:チャプター1ツイン※四季劇場と東京の街並みを見渡すシティービューの部屋。※宿泊プランの詳細は、公式HPを参照。【問い合わせ先】電話:03-5777-1111(代表)
2021年09月12日透明感と深みを両立イミュ株式会社の展開する化粧品ブランド「オペラ」から、「リップティント N」の新色が2021年9月8日(水)から発売された。秋の新色は夢見心地のアースカラー「Dreaming Earth」をテーマに、自然界にある色からインスパイアを受けたダークニュアンスカラー4色だ。光や影を受けて表情を刻々と変えるナチュラルでドラマティックな自然界の色を使い、こっくりと豊かな深みと透明感あふれる質感で唇を魅力的に演出する。人気ブラウンカラーの復刻も新作のカラーラインナップは、果実やナッツの色を思わせる「10 ボルドーブラウン」「11 フィグ」「12 プラムピンク」「13 トープ」の全4色で、価格は各1,650円(税込)。「10 ボルドーブラウン」は、シックなブラウンに、果実のような赤みを差した、透明感溢れる可愛いダークカラー。2021年1月21日に限定発売され即完売した203「ブラウンフィグ」の復刻色だ。透明感のある発色が1日続き、植物性のスクワランを高配合し、かさついた唇にも塗りやすく、潤いをキープする。マスクに色移りしにくいティント処方で、無香料のため香も気にならない。(画像はプレスリリースより)【参考】※オペラ スペシャルサイト
2021年09月09日劇団四季によるミュージカル『オペラ座の怪人』。その制作に携わるプロフェッショナルに密着します。ここでは、“衣裳”の制作スタッフに注目!俳優が自身の役に没入できるよう衣裳でサポート。ミュージカル『オペラ座の怪人』が日本に上陸して30年以上。長く愛され、何度もロングランされている作品だけに、衣裳も丁寧なメンテナンスが必須とされる。「主役の怪人のマントは初演時のものが今も使われています。俳優が大切に扱ってくれているおかげもありますが、重要なのは日々のメンテナンス。クリーニングは月に2回専門業者に依頼。男性のワイシャツなどは、俳優にも手伝ってもらいながら終演後に劇場の洗濯機で洗っています」ドレスの装飾のビーズが一つ取れただけでも、舞台の機構に挟まり故障や事故に繋がる可能性が。そのため公演の前後の時間はつねに補強や修繕に充てているそう。また本番中、常時舞台袖にスタンバイし、俳優の早替えの手伝いを行うのも衣裳さんのお仕事。「畳み方にも着替えやすい工夫があります。ドレスはドーナツ型に畳んでおき、中心に俳優が入るだけで着られるようになっていたり。大人数が同時に着替える場面では、俳優同士で着せつけてもらう場合も。着替えの段取りを覚えてもらうよう、開幕前に早替え稽古というのもしています」当然、傷めば新調することも。「新調する時は、デザインを変えず今までより高いクオリティのものを目指しています。俳優が芝居により集中できるよう、スカートに入っている針金をカーボンに替え軽量化したり、裏地を通気性のあるメッシュ素材にしたり。ただ、重量感が出ないと見た目が安っぽくなることもあるので、そのバランス感が重要なんですが」本作の衣裳チーフに就いてから、あらためて19世紀のヨーロッパの服飾史を学んだという村上さん。「調べると、いかに史実に忠実なデザインかわかります。とくにカルロッタ(オペラ座のプリマドンナ)には当時の最新ファッションが取り入れられている。そこに彼女のプライドの高さやおしゃれに敏感な性格が表れているんです」今の仕事に就いたのは、幼い頃の観劇体験が根底にある。「過去の自分のように、私も新たな一歩を踏み出す誰かの手助けになれていたらいいなと思います」ロングラン公演に対応できるよう、劇団四季ならではの工夫も。ロングラン公演を行っているため、劇団四季では一つの役を複数の俳優が演じている。そのため、一つの衣裳を複数キャストが着回せるよう複数のホックを付け、いろんな体型に対応。写真のピンクとブルーのドレスは、「マスカレード」の場面のクリスティーヌのもの。衣裳部屋にあるミシンは必ず糸がかけてあり、不測の事態が起きた時すぐに縫えるようにしている。【本番!】写真・荒井 健作品で使用される衣裳の数々。なかには重さが約7kgもあるドレスも。衣裳デザイン画。日本初演時、この絵を元に衣裳が製作された。衣裳部屋は床山部屋の並び。劇団四季 ミュージカル『オペラ座の怪人』19世紀半ばのパリ。オペラ座に隠れ住む怪人(=ファントム)と、彼がその才能を見初めた歌姫クリスティーヌをめぐる壮大なラブストーリー。現在、清水建設ミュージカルシアター JR東日本四季劇場[秋]にて上演中。2022年1月10日千秋楽。写真・阿部章仁村上佳穗さん劇団四季 舞台美術部 衣裳所属『オペラ座の怪人』衣裳チーフ。幼い頃に舞台衣裳の仕事に憧れ、服飾の学校へ進学。在学中から小劇場の衣裳を手がけ、卒業後に専門学校を経て現職。入団8年目。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年08月13日ヨーロッパで大人気のファンタジー、子どものためのオペラ《ゴールド!》~少年ヤーコプとふしぎな魚のものがたり(レオナルド・エヴァース作曲)が8月12日(木)・13日(金)に上演される(東京芸術劇場シアターイースト)。東京都と都響主催のサラダ音楽祭の一環。2012年にオランダで初演された作品で、これが日本初演。貧しいヤーコプが不思議な魚を助けたことから始まるさまざまな奇跡と「幸福」をめぐる家族の物語。原作はグリム童話の『漁師とおかみさん』で、主人公の漁師が男の子に替えられている。演出と日本語訳を手がけるのはドイツを拠点に活躍する演出家・菅尾友。「ドイツでは本当にどこに行っても上演されているという感じで、多くの劇場がそれぞれ独自のプロダクションを作っています。頻繁に取り上げられるだけあって、よくできているんです。オペラの入口として非常にわかりやすいうえに、いろいろ考える契機になる深い作品だと思います」というように、「考える」がポイント。優しくてわかりやすいことはもちろん大事だけれど、必要なのは子どもたちがそこから何を感じるか。「この作品は自分に何を問いかけているのだろう?」と考えるところまで広がってほしいのだと語る。「もっとオペラを見てみたい、また劇場へ行ってみたいと思ってくれるのが、僕としては一番うれしいこと。子どもたちだけでなく、一緒に見る大人も楽しめるように作りたいですね」《ゴールド!》では、客席が参加する場面もあって、会場は一体となって盛り上がる。「会場の子どもたちが波の音を作ることが、楽譜に指定されています。ただ、実際にどんな音をどうやって出すかは上演する側にまかされているので、いろいろ工夫したいと思っています」出演者はソプラノの柳原由香と打楽器の池上英樹の二人だけ。「柳原さんはオペラ歌手なのですが、ドイツでは演劇の公演にも出ているぐらい、演技力も非常に素晴らしい方で、この作品に適役です」オペラはけっして古くないと力を込める。「じつはオペラには新しい作品がどんどん生まれています。新しい、すごく生きた表現が試されているジャンルなんですね。その『いま』の作品に肌で触れていただくチャンス。ぜひご覧ください」夏休みの旅行はまだ計画しづらい状況だけれども、《ゴールド!》は、本当の幸福というものについて、一緒に考える機会を与えてくれる、絶好の家族イベントになりそうだ。(宮本明)■子どものためのオペラ『ゴールド!』~少年ヤーコプとふしぎな魚のものがたり8月12日(木)・13日(金) 東京芸術劇場シアターイースト※チケットは予定枚数終了■音楽祭メインコンサート8月13日(金) 東京芸術劇場コンサートホール子供のためのオペラ『ゴールド!』のチケットは予定枚数終了。音楽祭メインコンサートはチケットぴあにて8月11日(水)18時まで販売中。
2021年08月06日ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET=メト)の世界最高峰の最新オペラ公演を大スクリーンで楽しむMETライブビューイング。毎年夏の恒例となっているアンコール上映が、今年も東劇/シネ・リーブル池袋にて開催されることが発表された(池袋では初上映)。ミュージカル『ライオン・キング』の演出で知られるジュリー・テイモアによるモーツァルトの『魔笛』や、恋の騒動を描いたレハールのロマンティック・コメディ『メリー・ウィドウ』など、オペラ・デビューにぴったりの作品が楽しめるのは嬉しい限り。さらには、コロナ禍によって1年半の休館を余儀なくされたニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET=メト)が、本年9月の再オープンを発表したこともビッグニュースだ。まずは、オペラ三昧が楽しめる「アンコール上映2021」に期待したい。『魔笛』(c)Richard Termine/Metropolitan Opera●METライブビューイングアンコール2021 9/3(金)~9/23 (木・祝)東劇 (東京/東銀座) 13作上映シネ・リーブル池袋(東京/池袋)10作上映
2021年08月04日東京・竹芝のホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」(以下、メズム東京)から、『オペラ座の怪人』の世界をイメージしたコンセプトルームが登場。2021年8月6日(金)から2022年1月10日(月)まで、1日1室限定で提供する。予約販売は、8月2日(月)よりスタート。メズム東京×劇団四季『オペラ座の怪人』オペラ座の地下に棲む怪人の歌姫クリスティーヌへの悲恋を、美しく厳かに描いた劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』。本作とコラボレーションを実現したメズム東京のコンセプトルームは、そんな歌姫・クリスティーヌの楽屋をテーマに、物語の世界観をたっぷりと詰め込んでいるのが特徴だ。劇団四季の美術チームも参加完成したコンセプトルームは、劇団四季の美術チームも加わった本格仕上がり。劇中の豪華絢爛な舞台美術や19世紀後半のパリを彷彿とさせるデザインのヘッドボード、 劇中劇「ハンニバル」の額入りポスター、怪人が着用している仮面のレプリカなど、今回のために制作したオリジナルアイテムが、『オペラ座の怪人』の世界観を盛り上げる。“暗闇のミラー”に浮かび上がる怪人の仮面また楽屋の鏡の中から怪人が現れ、クリスティーヌを地底深くへと誘ったように、バスルームのミラーにも一捻り。暗闇の中、怪人の仮面がミラーに浮かび上がる、“あの名シーン”を楽しむことができる。特製アメニティもそのほかコンセプトルームは、特製アメニティも充実。「劇団四季×mesm」のロゴ入りアメニティポーチや、19世紀パリ発祥の伝統菓子なども取り揃えている。【詳細】『オペラ座の怪人』コンセプトルーム提供期間:2021年8月6日(金)~2022年1月10日(月) ※22年1月11日(火)チェックアウト分まで発売日:8月2日(月)AM10:00~住所:東京都港区海岸1丁目10-30 メズム東京、オートグラフ コレクション客室タイプ:チャプター1 ツイン(40平方メートル)1泊料金:69,950円~(1~2名/朝食なし)・朝食「メズム・ブレックファスト」付きの場合:1名74,250円~/ 2名78,550円~※料金は税金・サービス料を含む。<特典>・「劇団四季×mesm」のロゴ入りアメニティポーチ(非売品)※ひとり一点。・ウェルカムスイーツ&スパークリングワイン【予約・問い合わせ】TEL:03-5777-1111(代表/スターサービスセンター)
2021年08月02日オペラ(OPERA)人気の「リップティント N」に、“アースカラー”の新定番色が仲間入り。2021年9月8日(水)より全国発売となる。オペラ「リップティント N」に“夢見心地”アースカラー「リップティント N」は、ひと塗りで美しい発色とふわっと柔らかなツヤ、透けるような質感を叶えてくれるリップスティック。唇そのものが色づいたかのような自然な血色感が魅力的で、ティントタイプなのでキレイな色が落ちずに長くつづく。植物性スクワランを高配合しているため、リップクリームのような塗り心地でストレスフリー。乾燥した唇にもスルスルと広がって、なめらかにフィットしてくれる。新色は「ドリーミング アース(Dreaming Earth)」をテーマに、自然界から着想した4色を揃えた。こっくり豊かな色味にダークニュアンスを効かせたカラーは、どれも“うっとりとした”気持ちにさせてくれる。カラーは全4色展開で、いずれも新定番色として、オペラのリップコレクションに加わる。オペラ リップティント N 新色4色10 ボルドーブラウン:シックなブラウンに、果実のような赤みを差した、透明感溢れる可愛いダークカラー。(限定色「ブラウンフィグ」の復刻カラー)11 フィグ:熟れたイチジクのようなピンクニュアンスのレッド。深みのある甘すぎない、果実の色。12 プラムピンク:青みピンクに、くすみニュアンスを足した大人のためのシックなプラム色。13 トープ:ナッツのようにほろ苦く、日差しのきらめきを感じる洗練ブラウンベージュ。<おすすめの使い方>1) 唇に2~3度塗りし、いつもより濃く塗る。2) 唇をすり合わせ、よく馴染ませる。3) 唇の上のオイル成分をティッシュに移すイメージで、軽くオフする。【詳細】オペラ リップティント N 新色4色 各1,650円(税込)発売日:2021年9月8日(水)取り扱い店舗:全国のバラエティショップ、イミュ公式オンラインストア【問い合わせ先】イミュ株式会社TEL:0120-371367(フリーダイヤル)
2021年06月07日現代を代表する作曲家カイヤ・サーリアホ(1952-)のオペラ『Only the Sound Remains-余韻-』の日本初演が目前だ(2021年6月6日:東京文化会館)。フィンランド出身の作曲家カイヤ・サーリアホの作風は、基本の管弦楽に電子音響が加わった視覚的なイメージを想起させる独特なサウンドにあり、彼女の作品は世界の主要オーケストラや歌劇場等で常に取り上げられる、極めて注目度の高いアーティストの1人だ。今回日本初演される『Only the Sound Remains-余韻-』は、能を題材に書き上げた4作目となるオペラ作品で、2016年にアムステルダムで世界初演され、その後、パリ・オペラ座など欧米でも上演されて絶賛された話題作だ。日本初演においては、新進気鋭の演出家アレクシ・バリエールと人気実力ともにトップクラスの振付家森山開次らを起用したヴェネツィア・ビエンナーレ等との国際共同制作による新しいプロダクションが披露される。サーリアホの持つ独特の世界観、そして、日本の伝統文化にも見出すことができる無限の空間を舞台、音楽、ダンス、映像の融合によって体現される刺激的なステージは見逃すことなかれ!■公演情報6月6日(日)東京文化会館大ホールオペラ『Only the Sound Remains -余韻-』
2021年06月02日『オペラ』で大人気のリップティントシリーズから、5月19日に初夏限定色が発売。どことなく色気漂うヌディーカラー2色なので、発売前から売り切れの予感です。さらに『オペラ』がオススメする、マスクに色移りしにくいリップの塗り方もご紹介します。オペラ「リップティント N」から初夏限定色が2色発売!『オペラ』のリップティントシリーズは、発売当初から爆発的人気を誇っています。限定色は売り切れで手に入らないことも…そんな『オペラ』から、5月19日、初夏に向けた限定色が2色発売されます!初夏限定色は、さりげない色気と今っぽい可愛さが共存する、ヌーディなベージュとオレンジ。ひと塗りで美しく発色するのに、決して“濃く”感じさせない、透ける質感です。「リップティント N」は、唇の水分に反応して血色感を引き出すティント処方だから、マスクに色がつきにくく、自然な血色感が落ちずに続くので、ニューノーマルなライフスタイルにマッチします。まるでリップクリームのように、乾燥した唇にもスルスルとなめらかに伸び、内側から湧き出るような色っぽさを演出。ふわっと柔らかそうな唇で、思わず触れたくなるような仕上がりになります。オペラ リップティント N限定色 全2色 108グラムベージュ/109ヌードオランジェ 各¥1,6505月19日限定発売オペラ「リップティント N 限定色 108 グラムベージュ」「グラムベージュ」は、ヌーディなベージュに、ピンクのピグメントとイエローラメで温かみをプラス。媚びないオトナな色っぽさが漂う、グラムなヌードカラーです。オペラ「リップティント N 限定色 109 ヌードオランジェ」「ヌードオランジェ」は、自然な官能を感じるヌードなオレンジに、ちらっと光るピンクラメ。肌にスッとなじむので、さりげない色気とピュアな可愛さが魅力的です。マスクにつきにくいオススメの使い方『オペラ』がオススメする、マスク着用時でもリップがマスクにつきにくい使用方法ををご紹介します。1. リップティントを唇全体にまんべんなく、2~3度いつもよりたっぷりと濃いめに塗る。2. 「ん〜 ぱっ」と、唇の上下を合わせてリップをなじませる。3. ティッシュを優しく唇にあてて、表面のオイルをオフした後、マスクを着用する。塗った後にティッシュオフすることで、マスクへの着色を劇的に減らすことができます。マスク着用前の数秒でできるので、ぜひ試してみてください。リップティントでマスク生活をストレスフリーに過ごしましょう!マスクで口元が隠れる機会が多いけど、ドリンクを飲む時などマスクを外すこともあり、アイメイクとのバランスを考えると、リップは塗っておきたいもの。『オペラ』から発売される、初夏限定のリップティントで、夏のマスクメイクを楽しみましょう!【参考】5月19日(水)限定発売。オペラ「リップティント」の初夏限定色は、“粘膜カラー”。さりげない色気と旬の可愛さが共存する、ヌーディなベージュとオレンジ。‐PR TIMES文・三谷真美
2021年05月15日“東京のオペラの殿堂”新国立劇場の2021-22シーズンプログラムが発表された。新制作4演目を含む10作品は、まさにオペラ史上に残る名作のオンパレード。オペラファンから初心者までが楽しめる極めて魅力的なプログラムだ。コロナ禍によって出口の見えない状況に置かれた中で用意された10作品は、様々な困難を乗り越えながら新しい歴史を刻んできたオペラの歴史を紐解くことにも繋がるような演目とも言えそうだ。大野和士芸術監督による「新国立劇場と私は、来シーズンのプロダクションが本来の姿で上演されることを、まずは心より願っております。しかし、その日の到来するのが少しばかり遅くなったとしても、できる限りの最良の形で、皆様に喜びをお届けする劇場として一作一作に惜しみなく力を注いで参りたいと考えております」という言葉を起点に、新国立劇場の新たな扉が開かれる。●2021-22シーズン・ラインナップ・ロッシーニ:『チェネレントラ』(新制作)2021年10月・ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』(新制作)2021年11月・12月・プッチーニ:『蝶々夫人』2021年12月・ワーグナー:『さまよえるオランダ人』2022年1月・2月・ドニゼッティ:『愛の妙薬』2022年2月・ヴェルディ:『椿姫』2022年3月・R.シュトラウス:『ばらの騎士』2022年3月・モーツァルト:『魔笛』2022年4月・グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』(新制作)2022年5月・ドビュッシー:『ペリアスとメリザンド』(新制作)2022年7月●2021-22ラインナップ紹介映像
2021年03月16日新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年の公演が中止となった「オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World」『ニュルンベルクのマイスタージンガー』東京文化会館公演&新国立劇場公演の復活上演が各々の主催者から発表された。「オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World」は、東京文化会館と新国立劇場が、〈東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会〉にあわせ、日本を代表する各地の劇場と連携して2年に渡り展開する国際的なオペラプロジェクトだ。2019年には、アジア(中国)が舞台となる『トゥーランドット』(プッチーニ作曲)を上演。2020年は、東京オリンピック・パラリンピック開催年に相応しい祝祭感を持つ大作『ニュルンベルクのマイスタージンガー』(ワーグナー作曲)が予定されていた。今回の復活発表は、公演を待ち望んでいた多くのクラシックファンが待ち望んでいた朗報に違いない。新たな公演日程は以下の通り。(東京文化会館)2021年8月4日(水)14:00、7日(土)14:00、(新国立劇場)2021年11月18日(木)16:00、21日(日)14:00、24日(水)14:00、28日(日)14:00、12月1日(水)14:00*出演者等の公演詳細は、20 Japan↔Tokyo↔World」特設サイト参照。
2021年02月27日文/RKRKリップが大人気の『オペラ』から、『リップティント N』のバレンタイン限定色と、『シアーリップカラー RN』の過去、即完売したカラーが限定で発売されます。今回の限定2色のテーマは、“甘いダークカラーの唇”。バレンタインらしい甘く大人っぽいブラウンカラーで、普段のメイクも一気に旬顔に仕上げてくれます。それぞれ色味や質感が異なるので、好みのカラーをチョイスしてください。ティントでは初のブラウンカラー!『オペラ リップティント N』¥1,500(税抜)マスクにつきにくいと人気の『リップティント N』は、高発色ながら透け感のある“ティントルージュ”です。限定色『ブラウンフィグ』は、熟れたフィグの赤みを感じられるボルドーブラウン。透明感があることでマットリップよりも柔らかな印象で、肌馴染みも抜群。マスクを着用するときは、唇に2~3度、いつもより濃いめに塗り、ティッシュオフするのがおすすめです。【商品情報】『オペラ リップティント N』価格:¥1,500(税抜)カラー:203ブラウンフィグ※限定色即完売したブラウンが復刻…!『オペラ シアーリップカラー RN』¥1,200(税抜)今回登場する『104カカオブラウン』は、2020年1月に発売し即完売となった人気カラー。深みのあるカカオにほんのりと赤が差されたチョコレートブラウンが、バレンタインらしくロマンティックな印象です。ひと塗りで高発色なのに、透明感もあるので、目元にカラーメイクを持ってきても馴染みが良いですよ。【商品情報】『オペラ シアーリップカラー RN』価格:¥1,200(税抜)カラー:104カカオキス※先行販売:2021年1月7日(木)~オペラ オンラインストア、バラエティショップPLAZA・プラザ、MINiPLA店頭で数量限定販売※全国販売:2021年1月21日(木)~全国のバラエティショップで数量限定販売自分へのご褒美にもしたい、限定BOXも『オペラ スペシャルギフトBOX』¥2,700(税抜)オンライン限定では、『リップティント N』の203 ブラウンフィグと『シアーリップカラー RN』の104 カカオキスの2本がセットになった特別なギフトBOXが登場!まるで高級チョコレートのようなBOXは、プレゼントにはもちろん、自分へのご褒美としてもぴったりです。【商品情報】『オペラ スペシャルギフトBOX』価格:¥2,700(税抜)[セット内容]・『リップティント N』203ブラウンフィグ・『シアーリップカラー RN』104カカオキス※2021年1月7日(木)正午12時より、オペラ オンラインストアで販売大人気の『オペラ』の限定カラーは、2本とも即完売の予感……!早めのチェックがおすすめです。【参考】今年のオペラのバレンタイン限定色は、“可愛く”仕上がる、質感違いの2色のブラウン。「リップティント」から、初のブラウンカラーが登場!「シアーリップカラー」からは、即完売した人気色が復刻。 - PR TIMES©︎オペラ
2021年01月09日ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET=メト)の世界最高峰の最新オペラ公演を大スクリーンで楽しむMETライブビューイングは、コロナ禍が続くなか、METの2020-21シーズンが残念ながら中止となってしまった。しかし、そんな今だからこそ、METの極上のオペラ公演を大スクリーンで楽しむ幸せを味わいたいと願う全国のファンに向けた素敵なプレゼントが用意された。2021年2月12日(金)より東劇・新宿ピカデリーほか全国の映画館で上映される「METライブビューイングプレミアムコレクション」は、これまでに上演された数々の舞台の中からの選りすぐりの名作が楽しめる極上のエンタテインメントだ。大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも使用された、ヒットメロディ満載の『カルメン』や、人生で一度は観るべき“泣けるオペラ”『椿姫』。サッカーの応援曲で知られる〈凱旋行進曲〉等の名曲が鳴り響く『アイーダ』などなど。絶対に見逃せない大人気演目6作が順次上映されるのだから楽しみだ。本編冒頭には、今回、日本のファンに向けて特別に収録した、スター歌手やMET音楽監督ヤニック・ネゼ=セガンからのメッセージ映像も用意されるなど、特別感も満載。オペラファンはもちろん、オペラ初心者にも楽しめるプレミアム上映は、2021年の嬉しいお年玉に違いない。【METライブビューイング プレミアム・コレクション2021】第1作:《カルメン》(2009-10):2/12(金)~2/18(木)第2作:《メリー・ウィドウ》(2014-15):3/19(金)~3/25(木)第3作:《ワルキューレ》(2010-11):4/9(金)~4/15(木)第4作:《椿姫》(2018-19):5/21(金)~5/27(木)第5作:《セヴィリャの理髪師》(2006-07):6/18(金)~6/24(木)第6作:《アイーダ》(2018-19):7/30(金)~8/5(木)※()はシーズン名全作品1週間限定公開※東劇のみ2週上映《メリー・ウィドウ》は3週上映詳細は公式HP参照。★METライブビューイング公式HP
2021年01月01日冬の「オペラ」限定色イミュ株式会社が展開するメイクアップブランド「オペラ」より、大ヒットリップアイテムのバレンタイン限定色が2色登場。2021年1月21日(木)の発売に先駆け、公式オンラインショップおよび「PLAZA(プラザ)」、「MINiPLA(ミニプラ)」では、2021年1月7日(木)に先行発売される。限定色のテーマは、バレンタインにぴったりな“甘いダークカラーの唇”。深みのあるダークブラウン2色が、甘く大人っぽい唇を作り上げる。質感の異なる2色のダークブラウン限定色が発売されるのは、オペラで大ヒットを続ける2種のリップアイテム。美しい発色と透けるような質感が人気の「オペラ リップティント N」(税込1,650円)からは、「203 ブラウンフィグ」が登場。甘く熟したフィグのような、大人可愛いボルドーブラウンだ。一方まるでリップグロスのようなツヤと透明感が続く「オペラ シアーリップカラー RN」(税込1,320円)の限定色は「104 カカオキス」。赤みをしのばせた深みのあるチョコレートブラウンで、ロマンティックな唇を演出する。また発売を記念して公式オンラインショップでは、2色をセットにしたスペシャルギフトボックスが、2021年1月7日(木)正午より限定発売される。(画像はプレスリリースより)【参考】※「オペラ」公式サイト
2020年12月27日注目の公演がいよいよ開幕。11月15日(日)に新国立劇場で初日を迎えた《アルマゲドンの夢》は、いま世界で最も注目されている日本人作曲家である藤倉大の新作オペラだ。原作は「SFの父」と呼ばれる英国の作家H.G.ウェルズの『世界最終戦争の夢』(短編ですぐ読めるのでオペラを見る前に一読をおすすめ。電子書籍でも入手可能)。列車のなかで出会った男が未来戦争の悪夢を語るという筋書きで、原作のリアルな登場人物は二人だけだが、藤倉と台本作家のハリー・ロスは、設定を少し変え、原作にない役も加えるなど、巧みにオペラ的にふくらませた。藤倉の音楽は美しく幻想的で、そして雄弁だ。彼のオペラはこれが3作目だが、つねに「メロディ」へのこだわりを感じさせる藤倉の音楽には、オペラこそがふさわしいのかもしれない。「現代音楽だから…」と怖れている人がいたら、それは杞憂。19世紀的な和声の上で展開する旋律でこそないものの、(個人の見解だが)耳に残るメロディのあるアリアや重唱が書かれている。オーケストレーションは多彩でも、巨大な音塊が歌を飲み込んでしまうような場面はなく、歌は終始、言葉まではっきりと聴こえてくる(歌詞は英語。日本語+英語字幕が何気に役に立つ)。当たり前かもしれないが、オペラの主役は歌なのだ。その意味でも、主要役を演じるピーター・タンジッツ(テノール)、ジェシカ・アゾーディ(ソプラノ)、セス・カリコ(バリトン)の3人の外国人歌手たちが、予定どおり出演できたのは大きい。10月の入国制限緩和も幸いし、演出のリディア・シュタイアーら演出チームも含めた海外勢全員が、到着後14日間の自主隔離を受け入れて来日した。加納悦子(メゾ・ソプラノ)と望月哲也(テノール)の二人の日本人歌手もじつに優れた歌唱を聴かせ(望月は赤いハイヒールの女装も熱演)、キャストの水準は相当高い。そして独唱陣に負けない存在感を示しているのが合唱だ。そもそも作品冒頭から、数分におよぶ無伴奏合唱で始まるという型破りなオペラ。作曲の藤倉も演出のシュタイアーも絶賛する新国立劇場合唱団がその実力を存分に発揮する。現在は、歌劇場からアマチュア活動に至るまで世界のすべての合唱に、感染を危惧する逆風が吹くなか、日本でのこの快演は誇らしい。指揮は芸術監督の大野和士(管弦楽:東京フィルハーモニー)。劇場の動画コメントなどからも、大野がこの作品に注ぐ愛情、そしてこの状況下でのオペラ上演にかける熱意がひしひしと伝わってくる。動画だけでも確実に一見の価値あり。ラスト・シーン。ボーイ・ソプラノの澄んだ歌が音楽的なカタルシスをもたらすが、ドラマとしてはそれは暗示的。私たちの前途にあるのは救いか絶望か。その答えの判断は、ぜひ直接ご自身の目と耳で!《アルマゲドンの夢》は残り11月18日(水)、21日(土)、23日(月祝)の3公演。新国立劇場オペラパレスで。(宮本明)
2020年11月16日「日本オペラ振興会(藤原歌劇団・日本オペラ協会)」の来年度シーズン・ラインアップが発表された。日本のニュープロダクション(新制作)及びイタリア・オペラの名作中の名作を揃えたラインナップからは、2021年に設立40周年を迎える日本オペラ振興会の意気込みが伝わるようだ。コロナ禍の中、ステージにも客席にも新たな対応が求められる中、伝統に培われた老舗の技と施策に期待したい。詳細: そして、これらのオペラ公演を更に楽しむための試みもすでにスタートしている。オペラオンデマンド講座「オペラびとの時間」は、自宅にいながらにしてとっておきのオペラトークが楽しめる素敵な時間。クラシック界の第一線で活躍する「オペラびと」たちが披露する、あんな話、こんな思い出、とっておきのエピソードの数々が、貴重な写真や歌の映像とともに披露される60分。毎回ステキなゲストを迎えて開催されるイベントのナビゲーターは、コンサートソムリエ朝岡聡。これを体験すればオペラが100倍楽しめるに違いない。■日本オペラ振興会(藤原歌劇団・日本オペラ協会)2021/22シーズンラインアップ・2021年4月:池辺晋一郎:『魅惑の美女はデスゴッデス!』&プッチーニ:『ジャンニ・スキッキ』(ニュープロダクション)・2021年6月:プッチーニ:『蝶々夫人』・2021年9月:ベッリーニ:『清教徒』(ニュープロダクション)・2022年1月:ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』(ニュープロダクション)・2022年2月:伊藤康英『ミスター・シンデレラ』(ニュープロダクション)
2020年10月29日