『アイアンマン3』の北京ロケが今日10日(現地時間)から開始されることが映画サイト「Deadline.com」によって明らかになった。今年5月からノースカロライナ州で撮影が始まった。8月15日に主演のロバート・ダウニーJr.が足首を負傷するアクシデントも起きたが、一週間ほどの中断を経て撮影は再開、フロリダ州などでもロケを行ってきた。ドリュー・ピアースと共同で脚本も手がけるシェーン・ブラックが監督を務める本作にはグウィネス・パルトロウ、ドン・チードル、前2作を監督したジョン・ファヴローらお馴染みのキャストに加えて、ガイ・ピアース、ベン・キングズレー、レベッカ・ホールらが出演する。中国からは『孫文の義士団』やチェン・カイコー監督の『運命の子』のワン・シュエチーが原子物理学者、ドクター・ウーを演じる。当初、ロバート扮するトニー・スタークの旧友で原子物理学者、チェン・ルー役を演じる予定だったアンディ・ラウの降板を受けてのキャスティングだが、役柄は少し変更になったようだ。アンディは5月の第一子誕生を受けて出演を辞退している。中国本土でのロケは一週間の予定。映画は来年5月3日に全米公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)© Tristan Gregory/Camera Press/AFLO■関連作品:アイアンマン3 2013年4月26日より全国にて公開© 2012 MVLFFLLC. TM & © 2012 Marvel. All Rights Reserved.孫文の義士団 2011年4月16日よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開© 2009 Cinema Popular Ltd. All Rights Reserved.運命の子 2011年12月23日よりBunkamuraル・シネマにて公開© Shanghai Film Group Co., Ltd. Shanghai Film Studio/TIK FILMS/Stellar Mega Films Co., Ltd. /21 Century Shengkai Film
2012年12月10日2012年に公開され、全米で歴代オープニング記録を塗り替えるなど映画を超える社会現象を巻き起こし、日本でも大ヒットを記録した『アベンジャーズ』から1年。“アベンジャーズ”のメンバーの中でも最も高い人気を誇る、億万長者にして天才発明家トニー・スタークことアイアンマンの“最後の戦い”を描いた『アイアンマン3』の待望の予告編がこのたび解禁となった。大ヒットが記憶に新しい『アベンジャーズ』の続編的な意味をもつ本作では、壮絶なアベンジャーズの戦いが残した深い傷と魂の再生が描かれる。主人公トニー・スタークを演じるロバート・ダウニーJr.を始め、彼の公私ともにパートナーであるペッパー・ポッツ役のグウィネス・パルトロウ、ローディ役のドン・チードルなどおなじみのメンバーに加え、ガイ・ピアース、さらにはオスカー俳優ベン・キングスレーといった豪華キャストの競演でもすでに世界中から熱い注目を集めている。今回、解禁された特報予告編では、「ヒーローの時代は終わった」という衝撃のセリフと共に、スタークの家が何者かの攻撃によって無残にも崩れ落ち、彼がこれまで作り上げてきた歴代のアイアンマンスーツが次々と爆破されていくショッキングな映像が展開。また、中にはいままでスタークを陰で支えてきた、彼の恋人であり、仕事での良きパートナーでもあるポッツの身に危険が及ぶ場面も!最後に映し出される「さらば、アイアンマン」というチャッチコピーからもこれまでの『アイアンマン』シリーズとは一線を画す、シリアスな展開を予感させる。トニーが開発した複数のアイアンマンスーツや、アイアンマンの“分身”にして最大の敵となるアイアンパトリオットなど、このシリーズならではのマシーンも登場するそう。2013年5月3日(現地時間)の全米公開に先駆け、4月26日(金)に日本先行公開される本作。これから始まる壮大な戦いを予感させる予告編をまずはチェックしてみて!『アイアンマン3』は2013年4月26日(金)より2D、3Dにて日本先行公開。※こちらの予告編はYou Tubeにてご覧いただけます。■関連作品:アイアンマン3 2013年4月26日より全国にて公開© 2012 MVLFFLLC. TM & © 2012 Marvel. All Rights Reserved.
2012年12月07日ロバート・ダウニー Jr.主演の映画『アイアンマン3』の第一弾予告編がこのほど公開された。先ごろ公開されたポスターには“さらば、アイアンマン”という意味深なコピーがデザインされていたが、予告編はその謎がさらに深まり、さらに衝撃的なシーンが盛り込まれた映像に仕上がっている。『アイアンマン3』予告編『アイアンマン』シリーズは、天才的な頭脳を持つ発明家トニー・スタークが、自身で開発した鋼鉄スーツに身を包み、戦いを繰り広げるアクション・エンターテインメント。最新作でもダウニーJr.をはじめ、グウィネス・パルトロウ、ドン・チードルら前作のキャストが再集結し、新たにベン・キングズレー、ガイ・ピアースが加わる。今夏に公開された『アベンジャーズ』ではチームの中心的な役割を果たし、決死の覚悟で人類の危機を救ったトニー・スターク=アイアンマン。しかし予告編の冒頭では、あれから1年の月日が流れ、海岸沿いに建てられた自宅兼研究室にいる彼は、スポットライトを浴びることなくひとりで研究に打ち込んでいる。さらに彼の公私のパートナーであるペッパー・ポッツが姿を見せたところで、何者かがスターク邸を襲撃。彼がこれまでに創り上げてきたアイアンマンスーツと邸宅は炎に包まれ、海の藻屑と化す。すべてを失ったスタークの呆然とした表情に何者かの声がかぶさる。「ヒーローの時代は終わった」。思い返せばスタークは、かつてテロリストに身柄を拘束され、すべてを失い、死の淵に追い込まれた状況で、自身の中に眠る正義と向き合い、独自にアイアンマンスーツを開発した。最新作で彼がどのような危機に立ち向かうのかは不明だが、予告編の映像から推測するに、新作ではスタークの力と正義感が最も発揮され、同時に試される作品になるのではないだろうか。『アイアンマン3』2013年4月26日(金) 2D/3D日本先行公開
2012年12月07日ロバート・ダウニー Jr.主演の映画『アイアンマン3』の第一弾ポスターが公開された。世界的に大ヒットを記録した『アベンジャーズ』でも活躍したアイアンマン=トニー・スタークの新たなドラマにつけられたコピーは“さらば、アイアンマン”。新作ではどんな物語が描かれるのだろうか?『アイアンマン』シリーズは、天才的な頭脳を持つ発明家トニー・スタークが、自身で開発した鋼鉄スーツに身を包み、戦いを繰り広げるアクション・エンターテインメント。最新作でもダウニーJr.をはじめ、グウィネス・パルトロウ、ドン・チードルら前作のキャストが再集結し、新たにベン・キングズレー、ガイ・ピアースが加わる。『アベンジャーズ』で世界を襲った未曾有の危機を何とか救ったスタークらアベンジャーズ。来年4月公開の『アイアンマン3』は“その後”から始まる。彼らは世界を救ったが、合衆国政府は世界の命運を“ヒーロー”が握っているという事態を危惧。スタークは心身ともに追いつめられた状態で新型アイアンマンスーツの開発を進めるが、何者かが彼を襲う。劇中にはスタークがこれまでに開発した複数のアイアンマンスーツや、アイアンマンの“分身” にして最大の敵となるアイアンパトリオットなども登場するという。本シリーズは、驚異的な戦闘能力をもつアイアンマンと敵とのバトルだけでなく、キレ者で悪を憎む男でありながら、少しシニカルで自信過剰な面もある主人公スタークの魅力が観客の人気を集めてきた。その証拠に前作『アイアンマン2』ではバトルだけでなく、スタークの“過去”が物語の重要な位置をしめ、単なるアクション以上の作品として高い評価を集めた。最新作の詳細な内容は依然として不明だが、このほど公開されたポスター画像は歴代のスーツがズラリと並ぶ部屋に、スタークが背を向けて立っている瞬間をおさめたシリアスなもの。報道陣向けに配布された資料には冒頭に「億万長者にして天才発明家トニー・スターク=アイアンマンの《最後の戦い》を描いたアクション超大作」という記述があり、新作ではこれまで以上に大スケールで、同時にシリアスなアイアンマンのバトルとドラマが描かれるようだ。『アイアンマン3』2013年4月26日(金) 2D/3D日本先行公開
2012年12月03日リュック・ベッソン製作・脚本、ガイ・ピアース主演のSFアクション大作『ロックアウト』が現在公開されている。演技派俳優として知られているピアースは本作で、筋肉隆々の身体でどんな武器も巧みに使いこなす凄腕の元CIAエージェントを演じた。「自分はアクションヒーローを演じるような俳優だとは思わない」という彼はなぜ、本作に参加したのだろうか? 本人のコメントが届いた。その他の写真ピアースは、『メメント』や『L.A.コンフィデンシャル』『プロメテウス』などに出演し、繊細な心理描写が高評価を受けている俳優だ。しかし本作で彼は、宇宙にある刑務所に乗り込み、凶悪犯に拉致された大統領の娘を救出するため孤軍奮闘するワイルドな男スノーを演じている。ピアースは「彼には遠慮がない。礼儀知らずだし、権力に屈しない。それに自分がしたいことをする男。多くのアクション映画に登場する、とてもひたむきなアクションヒーローとは違う。僕がこの役を引き受けたのは、純粋にキャラクターの面白さからだった」と振り返る。そこで彼はスノー像をより立体的にするべく、現場でセリフを追加していった。「リュックもときどき撮影中に新しいセリフを要求してきた。ユーモアを維持することが重要だったと思う」。しかし、スノーは単に傍若無人な男ではない。圧倒的な戦闘能力を誇り、迫り来る凶悪犯をブチのめす。「肉体的にはとても大変だった。もう僕は若くない。2メートルのホームから落ちて、横っ腹で着地するのは20代より40代のほうが痛い」と語るピアースは現在45歳。以前から体型と体調維持のためにウェイトトレーニングをしていたが、本作のために徹底的なトレーニングを積んだ。「キャラクターの容姿がとても大切だと思う。彼の肉体的能力もね。でも毎週、程度の異なる怪我をしたよ。1週間、足の筋肉を傷めたりしたんだ」。年齢を重ね、俳優としての評価もかたまっているピアースはあえて身体を鍛えあげ、スノー役を演じた。「難しい撮影だった。でもどの仕事も難しいほうがいい。不必要な難しさではなかったし、失敗したと感じた挑戦ではなかった。すべてはしかるべきものに思えた」。演技派ピアースが“挑戦”ではなく“必然”だと判断し演じたスノーとは、どのようなヒーローなのだろうか? その勇姿をスクリーンで確認してみてほしい。『ロックアウト』公開中
2012年11月26日リュック・ベッソン製作、ガイ・ピアース主演のSFアクション大作『ロックアウト』が23日(金)から日本公開される前に、モデル栗原類が画面隅に登場する“ネガティブTVスポット”が現在、放映されている。『ロックアウト』CMスポット映画は、宇宙に浮かぶ巨大な刑務所を舞台に、500人の凶悪犯の人質となった大統領の娘を救出するべく戦いを挑む、元CIAエージェント・スノーの戦いを描いた作品だ。しかし、このほど制作されたTVスポットに登場したのは本人曰く「なぜ僕が選ばれたのですか?光栄ですが訳が分かりません!」という栗原。スポット映像では、ワイルドで強くで豪快な主人公スノーの活躍シーンが次々に描かれ、画面の隅で栗原が「僕と正反対です」とネガティブなリアクションを見せている。『ロックアウト』11月23日(金)丸の内ピカデリー他全国ロードショー
2012年11月19日リュック・ベッソン製作、ガイ・ピアース主演のSFアクション大作『ロックアウト』のテレビスポット収録と会見が5日に都内で行われ“ネガティブ”モデルとして活躍中の栗原類が収録に初挑戦した。その他の写真本作は、囚人たちを冷凍睡眠させることで脱獄率0%を誇る刑務所を舞台に、500人の凶悪犯の人質となった大統領の娘を救出するべく戦いを挑む、元CIAエージェント・スノーの戦いを描いた作品。スポット収録後に登場した栗原は「初めてでしたし緊張しました。何しろみなさんに見られてたから…。何度もリテイクして、申し訳ありません」と一礼し、アウトローな主人公スノーの上腕二頭筋と自身を比べ「僕にはない。ある意味、魂もなにもない抜け殻のような身体」、本作の舞台となる2079年には84歳になるが「生きていないと思います。間違いなく…」と、ネガティブ発言の連発で笑いを誘うも、「もし来年も(芸能界で)生きていたら、いろんな作品の魅力を伝えたいし、ナレーションなど限りなくやってみたいです。正直、本業は仕事が減った。だけど本来経験できない事や、お会いする事のない人たちに会えることはすごくありがたいこと」と多忙の中に充実感を感じているようだった。また、フォトセッションでは本作にちなんで、3人の極悪な“宇宙のアルカトラズ”の囚人軍が登場。栗原は「今朝こういう男の方々に襲われる夢をみた」と苦笑いを浮かべていた。栗原類出演のテレビスポットCMは17日(土)よりフジテレビ系、日本テレビ系で放送予定。『ロックアウト』11月23日(金)丸の内ピカデリー他全国ロードショー
2012年11月06日リュック・ベッソン製作、ガイ・ピアース主演のSFアクション大作『ロックアウト』。ハードボイルドな声でおなじみの声優、大塚明夫がナレーターを務める、本作のTVスポット動画が届いた。『ロックアウト』TVスポット本作は、2079年、囚人たちを冷凍睡眠させることで脱獄率0%を誇る刑務所を舞台に、500人の凶悪犯の人質となった大統領の娘を救出するべく戦いを挑む、元CIAエージェント・スノーの戦いを描いた物語。本映像では、冷凍睡眠から目覚めて大暴動を起こす囚人たち、管理システムが制御不能となった監獄に閉じ込められた大統領の娘を探し出そうと潜入する主人公を演じるピアースの姿が映し出されている。映像のなかでナレーターを務めるのは、スティーブン・セガールやニコラス・ケイジの吹替え、ゲーム『メタルギアソリッド』の主人公スネーク役の声で知られる人気声優の大塚だ。過酷なミッションに挑むピアースに、“当然だが、単身潜入だ”“健闘を祈る”と指令を出している。本映像は、公式サイトでは11月3日(土)より、地上波では11月17日(土)より公開される。ハードボイルドな声でピアースを先導する大塚のナビゲートが聞ける本映像を、公開前にチェックしてみてはどうだろうか。『ロックアウト』11月23日(金)丸の内ピカデリー他全国ロードショー
2012年10月29日『トワイライト』シリーズ最終章がまもなく公開になろうとしているが、ロバート・パティンソンのキャリアは絶好調だ。最新作では、キャリー・マリガンとの共演が決まった。最新作となる『Hold On To Me』は、実際に起こった事件にインスピレーションを得た犯罪スリラー。最も裕福な男を誘拐し、身代金を取ろうとたくらんだカップルの運命が、予想もしなかった方向に転がっていく物語だ。イギリス人同士のパティンソンとマリガンの共演はこれが初めて。監督は『マン・オン・ワイヤー』のジェームズ・マーシュだ。『トワイライト』シリーズで大ブレイクしたパティンソンだが、その間も、『恋人たちのパレード』『リメンバー・ミー』などのシリアスなドラマに出演、ただのアイドルではないことを証明し続けてきた。この後もナオミ・ワッツと共演する『Queen of the Desert』や、ガイ・ピアースと共演の『The Rover』などが決まっている。この夏は、恋人クリステン・スチュワートの浮気問題でゴシップ紙の注目の的になったが、最近ふたりの仲も復活し、公私ともに順調のようだ。文:猿渡由紀
2012年10月23日リュック・ベッソン製作、ガイ・ピアース主演のSFアクション大作『ロックアウト』が、11月に日本公開される。2079年の近未来を舞台にした本作の主人公は、1980年代のアクション映画のヒーローを彷彿とさせる“未来版ジョン・マクレーン”のような男だという。その他の写真『ロックアウト』は、元CIAエージェントが、凶悪犯500人が暴動をおこした宇宙刑務所で、人質となった大統領の娘を救出するべく奔走する姿を描くSFアクションで、ピアースが演じる主人公スノーは、近未来では時代遅れとなったタバコをふかし、ぼやきとジョークを連発しながら、単独でミッションをこなすタフガイ。製作陣が『ニューヨーク1997』や『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷』のような「痛快な80年代のアクション作品を意識した」と語るように、ピンチのときでもジョークをカマし、ここぞという場面でズバ抜けた生存本能を発揮する。それは『ダークナイト』三部作で描かれた“苦悩するヒーロー”や、ジェームズ・ボンドやジェイソン・ボーンのような“クールなヒーロー”とは異なるヒーロー像だ。本作以外にも、シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーらが大暴れする『エクスペンダブルズ2』や、スノ―の先輩格ともいえる、タフガイ代表“ジョン・マクレーン”が活躍する『ダイ・ハード/ラスト・デイ』など、80年代に大暴れしたヒーローが続々と登場。悩める主人公が主流となった映画界で、人間味と活力にあふれる80年代ヒーローたちがスクリーンで大暴れすることを期待したい。『ロックアウト』11月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国公開
2012年10月18日リドリー・スコット監督が『エイリアン』の前日譚を描いた『プロメテウス』のブルーレイ&DVDが来年1月に発売されることが決定し、誕生した“エイリアン”の生々しい姿が写真と予告編映像で公開された。『プロメテウス』特別映像『プロメテウス』は、『エイリアン』『ブレードランナー』などを手がけてきたスコット監督が『エイリアン』シリーズの製作スタッフらと新たに手がけたSF超大作。“人類の起源”を解明しようと宇宙に出た者たちが遭遇する異体験を描く。シャーリーズ・セロン、ガイ・ピアース、マイケル・ファスベンダー、ノオミ・ラパスら豪華キャストが顔を揃えている。これまで非公開とされていた写真と映像には、『エイリアン』の生みの親であるスコット監督が製作陣と新たに創造した、誕生したばかりのエイリアンが映し出されており、一瞬だがエイリアン独特の咆哮シーンも観ることができる。さらに、エイリアンのコンセプトアートや、メイキングシーン等も盛り込まれ、見応えのある内容となっている。このたび発売されるブルーレイには、スコット監督があえて劇場版に入れなかった別オープニング、別エンディングや、スコット監督による音声解説、削除されたシーンを映像特典として収録。また、コレクターズ・エディションには、ドキュメンタリー映像やウェイランド社アーカイブ映像などを含めた約11時間に及ぶ映像特典が入り、本作と“エイリアン”に関わる謎が解き明かされる内容になっているという。さらに、『プロメテウス』をより深く楽しむことのできる『エイリアン』シリーズ4作とメイキング、アーカイブ集などが封入された9枚組の『プロメテウス』エボリューション・ブルーレイ・コレクションも4000セット数量限定版として同時発売される。『プロメテウス』ブルーレイ&DVD/4枚組コレクターズ・エディション価格:5990円(税込)エボリューション・ブルーレイ・コレクション/9枚組(4000セット数量限定)価格:13300円(税込)2013年1月9日(水)セル/レンタル発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
2012年10月11日『シャーロック・ホームズ』の監督ガイ・リッチー(44)が、モデルの恋人ジャッキー・エインズリー(30)と婚約した。ふたりの間にはすでに1歳の男の子が生まれており、第二子もまもなく出産の予定だ。リッチーは2000年にマドンナと結婚し、2008年に離婚。華やかな結婚式はスコットランドの古城で行われ、グウィネス・パルトロウやドナテラ・ヴェルサーチらが出席した。元夫妻の間には、実の子ロッコ君と、マラウイから養子に取ったデビッド君がいる。エインズリーとの交際は、2010年に開始。昨年9月には長男ラファエル君が誕生した。今年7月の『ダークナイト ライジング』ロンドンプレミアにはエインズリーが大きなお腹で登場し、第二子の妊娠を公にしていた。具体的なウェディングの予定は、明らかになっていない。昨年末、『Details』誌へのインタビューで、リッチーは「最初の結婚は楽しかったし、後悔はない。あれはポジティブな経験だった」と語っている。文:猿渡由紀
2012年10月10日論議を呼ぶ作品で知られるデンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督の次回作に、シャイア・ラブーフが出演することになった。セックスシーンは見せかけではなく本当にやるという条件で、ラブーフは了承しているという。『メランコリア』が上映された昨年のカンヌ映画祭の記者会見で、フォン・トリアー監督は、「次はポルノを撮る」と宣言していた。その時は、冗談とも取れる口調だったが、どうやら本気だったようだ。次回作のタイトルは『The Nymphomaniac』で、自分の中に潜んでいた性的欲望に気づいた女性の物語だという。ラブーフは、MTVニュースに対して「この映画は、見ているままのもの。脚本にも『全部本当にやる』と注意書きがある」と語っている。また彼は、フォン・トリアー監督について、「彼はとても危険な監督。彼の映画に出ることが恐ろしくてしかたがない。だからこそ自分はこれをやるべきだと思った」とも語った。フォン・トリアー監督は、過激なバージョンと、やや抑えたバージョン、2パターンに編集するつもりでいるという。『トランスフォーマー』を終えた後、ラブーフは、個性的なインディーズ映画を好んで選んでいるようだ。今年のカンヌ映画祭で上映された『Lawless』はその代表で、禁酒法時代のアメリカを舞台にしたバイオレントなドラマ。共演はトム・ハーディ、ガイ・ピアース、ジェシカ・チャステイン。また、その次に公開が予定されている『The Company You Keep』では、ロバート・レッドフォード、ジュリー・クリスティ、リチャード・ジェンキンスと共演する。文:猿渡由紀
2012年08月20日『シャーロック・ホームズ』のガイ・リッチー監督が、恋人との間にまた新しいベイビーをもうけたようだ。元妻マドンナとの間にふたりの子をもつリッチーにとって、4人めのベイビーとなる。リッチーの恋人は、スコットランド出身のイギリス人モデル、ジャッキー・エインズリー(30歳)で、『ダークナイト ライジング』のロンドンプレミアにカップルで出席した時に、大きなお腹がメディアの注目を集めた。ふたりの間には10ヶ月になる男の子ラファエル君がいる。またリッチーは、マドンナとの間に生まれた11歳のロッコ君と、マドンナと結婚中に養子に取った6歳半のデビッド君の父親でもある。リッチーとマドンナは2000年に結婚、2008年に離婚している。エインズリーは、2002年、ロンドンのオックスフォード・ストリートを歩いていて、モデルにスカウトされた。リッチーとの出会いは2009年5月、友人が主催したパーティで、しばらく友達関係を続け、翌年4月に交際を始めたという。ラファエル君が生まれたのは昨年9月。エインズリーは、最近、女性誌のインタビューで「ガイと私は大家族を持ちたいとずっと話し合ってきた」と語り、もっと子供が欲しいという気持ちをほのめかしていた。
2012年07月20日リドリー・スコット監督の最新作『プロメテウス』のワールドプレミアが現地時間5月31日にロンドンのレスター・スクウェアで行われ、スコット監督を始め、出演者のノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン、マイケル・ファスベンダーらが姿を見せた。その他の写真『プロメテウス』は、『エイリアン』や『ブレードランナー』など数々の作品で斬新な映像世界を提示してきたスコット監督が新たに撮りあげた超大作。世界各国の遺跡から発見された“メッセージ”が指し示す宇宙の彼方に向かったプロメテウス号のクルーたちが、人類が決して触れてはならない“秘密”を目撃する姿を壮大なスケールで描く。報道陣やファンがつめかけた会場には、本作の関係者だけでなく、映画監督のテリー・ギリアムや俳優のサルマ・ハエック、トム・ハーディ、音楽家のニック・ケイブらが出席。スコット監督は「映画作りはとても楽しかったから、仕上げるのは惜しい気がした。こういう映画を作る時は、ひとつの世界を1から作りだすようなものだから、すべてのものや人に思い入れがあって、終わってしまうと寂しい気がするものだ」とコメントした。また、スコット監督との仕事についてファスベンダーは「この仕事が現実だと実感した時には責任を感じて怖い気がした」と語り、ガイ・ピアースは「彼は自分の知識や能力を発揮するのと同じぐらいとても熱心に、他の人の意見や考えを聞こうとする。そういう態度で接してくれるから、監督が自分に対して大切な存在であるのと同じように、自分も監督にとって大切なんだという気持ちになれる」と振り返った。本作は“人類の起源”が重要な題材になっているが、セロンは本作で描かれる“秘密”について「彼らは人間の根源を知ろうとして航海に出発したんだけど、映画のエンディングについては教えられないわ。もし何か言ったら、私はスナイパーに殺されちゃうだろうから。エンディングは知っているし、台本も読んだし、実際に出演もしているのに、びっくりして肘を椅子の金属部分にぶつけた瞬間が4回はあったわ」とジョークを交えながら回答。登壇者たちは本作が提示する“人類の起源”の描写に大きな自信を持っているようだ。『プロメテウス』8月24日(金)ロードショー
2012年06月04日世界が注目する巨匠リドリー・スコットの最新作、3Dエピック・ミステリー超大作『プロメテウス』の公開に先駆け、5月31日(現地時間)、エリザベス女王陛下即位60周年記念に沸くロンドンにてワールド・プレミアが開催された。いままで一切ストーリーが明かされず、全貌が謎に包まれたままだった本作の初披露とあって、会場には約1,500名にものぼる大勢のファンが集結!リドリー・スコット監督を筆頭に、主演のノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアースらが大歓声に迎えられた。「人類はどこから来たのか?」という人類史上最大の謎を解き明かす重大なヒントを手に入れ、未知の惑星を訪れた科学者チームの運命を描く本作。スコット監督自らのアイディアを基に、前人未踏の宇宙の彼方に眠る驚愕の真実に迫る。至る所に国旗が飾られているロンドンの中心街レスター・スクウェアに敷き詰められたブルーカーペットでは、駆けつけた報道陣への取材と撮影ののち、ファンサービスに終始していた一同。満を持しての新作の晴れの日を迎え、スコット監督は「映画作りはとても楽しかったから、仕上げるのは惜しい気がした。こういう映画を作るときは一つの世界を一から作りだすようなものだから、全てのものや人に思い入れがあって、終わってしまうと寂しい気がするものだ」と興奮と哀愁入り交じる胸の内を明かした。『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』での演技が監督の目に止まり、主演に抜擢されたノオミは、人類の謎に挑む考古学者であり科学者を熱演。「彼女はリドリー・スコットの映画に登場するヒロイン像だと思うわ。私にとって彼女はアイコン的存在ね。演じるのは楽しかったわ」といい、完成した映画については「これは本当に大作映画だと思うわ」と自信をうかがわせた。スコット監督に「彼は優れた俳優というだけでなくコメディアンでもある」と絶賛されたマイケルは、本作で何とロボット役に挑戦。役作りについて聞かれると「台本を持って電子レンジとかトースターとかに向き合って練習した。午後のお茶のときに、そういう家電たちと輪になって向かい合うんだ。会話は一方通行だけどね」とお茶目な一面を見せた。謎の多い本作の完成はキャスト自身も大いに驚かせたようで、シャーリーズが「エンディングは知っているし、台本も読んだし、実際に出演もしているのに、びっくりして肘を椅子の金属部分にぶつけた瞬間が4回はあったわ。ものすごく大きな痣になったの」と語れば、ガイも「思っていたよりもずっと感情に訴えるものだった。キャラクター同士の人間関係に大いに気持ちが揺さぶられた」とその感動を表した。注目は、開けてはならない“パンドラの箱”の中身であるが、「映画のエンディングについては教えられないわ。もし何か言ったら私はスナイパーに殺されちゃうだろうから」(シャーリーズ)としっかりとお口にチャックも欠かさなかった。この日はほかに、テリー・ギリアム監督やサルマ・ハエック、トム・ハーディら錚々たるゲストたちが姿を現し、会場をさらに盛り上げていた。『プロメテウス』は8月24日(金)より全国にて公開。■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年06月04日本日よりいよいよ開幕となった第65回カンヌ国際映画祭。毎年異なるスタイリッシュなビジュアルで会場でも披露されるポスター・ビジュアルだが、今年のメインビジュアルに選ばれたのは“永遠のセックス・シンボル”マリリン・モンロー。没後50年にあたる節目にあって、いまも尚多くの人たちを魅了し続ける伝説の大女優にオマージュが捧げられている。今年のカンヌ映画祭では、そんな彼女に負けず劣らずの美貌と実力を誇る“現代のミューズ”たちの注目の最新作が数多く集まっている。その中から注目すべきミューズ&映画をご紹介。まずは、2007年公開の『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でオスカー女優の称号を手にしたフランス出身の人気女優、マリオン・コティヤール。『真夜中のピアニスト』などで知られるジャック・オーディアール監督との初タッグを果たした『Rust & Bone』(英題)で、彼女は悲劇的な事故により、脚と夢をいっぺんに失ってしまう女性・ステファニーを演じる。夢を閉ざされ絶望の淵に立たされたステファニーは、家もお金も友人もいない男・アリと出会い、恋に落ち、希望の光を見つけていく。同作はコンペティション部門に出品。体を張った難役に果敢に挑んだマリオンの女優魂がいかに評価されるのか?一方、若手女優の中でもここ数年でめきめきと頭角を現しているのが、『Lawless』(原題/コンペティション)のミア・ワシコウスカ。本作の舞台は1931年、禁酒法真っ只中のアメリカ。密売人として名を馳せていたボデュラント兄弟が自分たちの生きる道を守るため、汚職にまみれた警察、専横的な司法、そしてライバルのギャングたちと闘う姿を描いたハードボイルドな本作で、ミアはシャイア・ラブーフ扮するジャックが恋に落ちる美女・バーサを演じている。ほかにもトム・ハーディやゲイリー・オールドマン、ガイ・ピアース、ジェシカ・チャステインと錚々たる面々が集結している本作。映画祭でのキャスト集合も期待されるところ。映画祭の舞台、フランスのミューズたちももちろん忘れてはならない。そのうちのひとりが、シャルロット・ゲンズブール。女優としてだけでなくファッション・アイコンとしても注目される彼女が出演するのは、「ある視点部門」に出品された、詩人アルフレド・ドゥ・ミュゼの自伝に基づいた映画『Confession of a Child of the Century』(英題)。ケイト・モスの元カレであり、ミュージシャンのピート・ドハーティを主演に迎えた本作で、シャルロットはピート演じる10歳年の離れた青年と情熱的な恋に落ちる未亡人を演じる。お騒がせロックン・ローラー、ピートのスクリーンデビュー作とあって映画業界のみならず、音楽業界でも話題となっている本作のカンヌでの反響にも期待が高まる。もうひとりは、“永遠に愛されるミューズ”の代表格、オドレイ・トトゥ!最近では『ココ・アヴァン・シャネル』で、『アメリ』のイメージを払拭し時代のリーダーを見事に演じきった彼女。この演技の幅の広さこそが、彼女が映画界で愛される理由といえよう。本映画祭では、彼女の最新作であり、今年4月に逝去したクロード・ミレール監督の遺作となった『Thérèse D』がクロージング作品として上映される。政略結婚が広く行われていた時代のフランス・ランド地方を舞台に、前衛的な考えを持ち、地方に根差す慣習に縛られない女性をオドレイが演じる。自らに課された運命から解放され人生を満喫するために、あらゆる手を尽くす彼女の姿は、現代の女性たちにも生きる“ヒント”と“勇気”を与えてくれそう。もちろん、この美しきミューズたちはほんの一部。今年のカンヌ映画祭には、今後の映画界を担うであろう次世代ミューズたちの出演作もまだまだ多数出品される。自由に飢えた3人の若者の旅路を描いたロードムービー『On The Road 』(原題)で奔放で魅力的なヒロインを演じるクリステン・スチュワートもそのひとり。プライベートのパートナーとしてたびたび報じられる、ロバート・パティンソンも主演作『COSMOPOLIS』(原題)も本作同様にコンペ部門に出品されるとあって、もしかしたら2人のツーショットが見られるチャンスも!?ミューズに注目しただけでもひと味違う楽しみ方ができる今年のカンヌ。開催は、5月16日から27日まで。特集:第65回カンヌ国際映画祭■関連作品:Thérèse D (原題)第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]Confession of a Child of the Century (原題)Lawless (原題)Rust & Bone (原題)On The Road (原題)■関連記事:ユアン・マクレガー、A・ペイン監督らが今年のカンヌ国際映画祭コンペ部門審査員にミス・ユニバース優勝の森理世が故郷・静岡とカンヌの結びつきを猛アピール!三池崇史、2年連続でカンヌに殴りこみ!『愛と誠』、カンヌ国際映画祭で上映決定
2012年05月16日前回の初級編に続き、おしゃれで、セクシーで、大人の女性にこそ楽しんでいただきたい“おしゃれセクシーな大人ドラマ”たちをご紹介していきたいと思います。中級編として取り上げたいのは、マーティン・スコセッシが製作総指揮を務めている「ボードウォーク・エンパイア欲望の街」。禁酒法時代のアトランティック・シティを舞台に、街の表と裏を支配する政治家ナッキー・トンプソンの物語が展開する作品です。1920年代アメリカのクラシカルな雰囲気の中、“邪魔な奴は裏切れ、騙せ、そして撃て”のハードでダークな人間ドラマが繰り広げられるとあって、第1話では監督も手掛けエミー賞監督賞に輝いたスコセッシ印とも、「ザ・ソプラノズ」の成功でも知られるクリエイターのテレンス・ウィンター節とも言えるバイオレンス&セックス描写がたっぷり。ナッキー役のスティーブ・ブシェミを始め、映画界でも活躍する実力派キャストたちが、それらの描写に体当たりで挑んでいるのも見逃せないところです。なかでも注目は、マイケル・ピットとマイケル・シャノンのWマイケル。裏社会に生きる野心家の青年・ジミーをピットが、清廉潔白を装うナッキーに疑いの目を向ける捜査官・ネルソンをシャノンが演じているのですが、『ドリーマーズ』などの過去作でも過激な描写に挑んできたピットも、保守的な時代に複雑な性癖を持つ捜査官に扮したシャノンもセクシー担当として天晴れの活躍ぶり。さらに、女性陣からはジミーの若き母親を演じるグレッチェン・モルが自身の代表作『ベティ・ペイジ』での熱演に負けないセクシーさを発揮しています。もちろん、彼らがそれだけの奮闘を見せるのは、演じる人物の内面や人間関係を語る上で欠かせない要素となっているから。まさに、「ボードウォーク・エンパイア」は“大人な”物語が“大人な”描写と共に楽しめる大人ドラマなのです。実際、「ボードウォーク・エンパイア」を放送するHBOは、“大人な”物語が“大人な”描写と共に楽しめるドラマを世に送り出してきたケーブル局。最近の話題作で言えば、ケイト・ウィンスレットが大恐慌下に生きるヒロインを熱演したミニシリーズ「ミルドレット・ピアース 幸せの代償」などが挙げられます。ヒロインの恋人を演じ、エミー賞助演男優賞を受賞したガイ・ピアースがユーモアたっぷりに「ケイトとたくさんセックスしたら、こんなにも素晴らしい賞をいただけました」とスピーチしたことからも本作の“大人な”描写が分かるというもの。そのほか、「glee/グリー」でいまや青春ドラマの第一人者となった敏腕クリエイター、ライアン・マーフィーが学園世界を離れ“大人な”描写をふんだんに駆使した「アメリカン・ホラー・ストーリー」は「glee/グリー」を放送するFOXと同系列のケーブル局FXでオンエア。FXでは同じくマーフィーが手掛けた「NIP/TUCK」、そして「ダメージ」やティモシー・オリファント主演の「Justified」など、FOXのドラマよりも大人めな作品が放送されています。曰くつきの一軒家を舞台にした「アメリカン・ホラー・ストーリー」は、生きている人間と死者が入り乱れて怒涛の愛憎劇を繰り広げる大人のための寓話です。次回は、セクシー度をもっともっと過激に追求した上級編です。(text:Hikaru Watanabe)© 2011 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.■関連作品:ミルドレッド・ピアース幸せの代償 [海外TVドラマ]ボードウォーク・エンパイア 欲望の街 [海外TVドラマ]2011 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.213初めてのエミー賞興奮レポート!最終回シネマカフェ的海外ドラマvol.212初めてのエミー賞興奮レポート!第3回シネマカフェ的海外ドラマvol.211初めてのエミー賞興奮レポート!第2回【ハリウッドより愛をこめて】エミー賞候補作を徹底分析!「マッドメン」のV4は?
2012年02月16日『ヘルボーイ』シリーズ、『パンズ・ラビリンス』で知られるスペインの鬼才、ギレルモ・デル・トロが自らの脚本とプロデュースで伝説のTV映画『地下室の魔物』(’73)を完全リメイクした最新作『ダーク・フェアリー』のポスター画像がこのほど解禁となった。今年8月に全米で公開されたのを皮切りに、各国でスマッシュ・ヒットを記録している本作。ダークファンタジーを得意とするギレルモだが、本作ではどのような“禁断の世界”が描かれているのか?ロードアイランド州プロヴィデンスの郊外にある一軒の屋敷。恋人のキムと共にこの屋敷の修理のためにやってきた建築家のアレックスは、離れて暮らす一人娘のサリーを呼び寄せ、一緒に屋敷で暮らし始める。キムは、両親の離婚で心を閉ざしたサリーに優しく接し、彼女の傷を癒そうとする。だが、その屋敷の地下室には、幼い子供を襲って彼らの歯を喰う魔物たちが封印されていた。やがて、禁断の扉が解かれ、暗闇の奥からおびただしい数の邪悪な魔物たちがサリーを狙う。絶体絶命のサリーを、キムは命懸けで守ろうとするのだが…。今回解禁となったポスターの中央、暗闇に佇むのが幼きサリー。物語のキーパーソンである、このサリーを演じるのは、いまハリウッドで売れっ子子役として注目されているベイリー・マディソン、12歳。『テラビシアにかける橋』や『マイ・ブラザー』などで天才子役として認められた彼女だが、本作ではその悲鳴と絶叫の大熱演が注目される。また、彼女を救うために奔走するキム役に、トム・クルーズの愛妻としても知られるケイティ・ホームズ、父親・アレックス役に『L.A.コンフィデンシャル』、『英国王のスピーチ』などで名演を見せるガイ・ピアースが扮しており、息の合った演技で背筋の凍る“恐怖”の世界を作り出している。ポスターで描かれるサリーの横には「気をつけて!やつらは暗くなるまで待っている」との注意書きが記されているが、果たして少女・サリーを襲う魔物=ダーク・フェアリーの正体とは…?闇に包まれたこのポスターから想像をめぐらしてみて。『ダーク・フェアリー』は2012年1月21日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。■関連作品:ダーク・フェアリー 2012年1月21日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 Miramax Film Corp. All Rights Reserved.
2011年11月07日英国王室史上、最も内気な国王・ジョージ6世の努力と勇気が感動をもたらす『英国王のスピーチ』。英国王室という華やかな題材を扱いながら、観る者すべてに共感を呼ぶストーリーが作品の軸になっているのはまぎれもないが、その周りには“王室ロマンス”というロマンティックなラブ要素がふんだんに盛り込まれている。折りしも、現在の英国王室はウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの婚約に沸いているが、20世紀前半、ジョージ6世の生きた英国王室でもロマンスの花は満開。なかでも、ジョージ6世の兄・エドワード8世の恋愛は、ジョージ6世の誕生そのものにかかわる“世紀のロマンス”として知られている。内気なジョージ6世とは違い、社交的で華やかな場を好む兄・エドワード8世を映画の中ではガイ・ピアースが好演しているが、このエドワード8世こそがジョージ6世誕生の最重要人物。前国王・ジョージ5世死去の際、次の王となったのは当然ながら兄のエドワード8世だが、彼は二度も離婚歴のあるアメリカ人女性、ウォリス・シンプソンとの結婚を望み、わずか1年足らずで王座を去ってしまった。このロマンスは“王冠を賭けた世紀の恋”としていまも広く知られ、日本でも女性誌の特集などでたびたび取り上げられてきたが、このロマンティックな愛の物語の裏で苦悩を強いられた人々がいたのも事実。その人物こそが、この映画の主人公たるジョージ6世なのだ。健康面に不安を抱え、吃音というハンディキャップを負っていた彼は、兄が王位を捨てたことで突如英国王に。そこからジョージ6世の苦難が始まることもあり、映画ではエドワード8世とウォリス・シンプソンに皮肉を込めた眼差しが向けられている。実際、ジョージ6世が王の座に就く前から彼を支え続けた妻・エリザベスは、エドワード8世やウォリス・シンプソンを快く思わず、長きにわたって確執が続いたという。一方、困難の時を夫婦二人三脚で乗り越えたジョージ6世と妻・エリザベスは、穏やかなおしどり夫婦として映画に描かれている。妻の愛を得て真の王への道を歩んでいったジョージ6世の覚悟と、彼を支え続けたエリザベスの献身。現・エリザベス女王も、そんな父母の愛情あふれる関係に触れながら育つ娘として映画に登場する。まもなくロイヤル・ウェディングを迎えるウィリアム王子とケイトさんはどんな“王室ロマンス”を繰り広げていくのか?孫の結婚を祝福し、自身もフィリップ殿下と60年以上の長い結婚生活を送ってきた現・エリザベス女王は、父と母の夫婦愛を描いた『英国王のスピーチ』をとても気に入っているという。(text:Hikaru Watanabe)特集「働く女子の心得『英国王のスピーチ』」特集「2011年 第83回アカデミー賞」■関連作品:英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.■関連記事:英国大使館で『英国王のスピーチ』上映!王子婚約で沸く英国王室も本作に感動英国アカデミー賞開催。やはり強い『英国王のスピーチ』が7部門を制覇働き女子の心得vol.2“働き女子”が共感!『英国王のスピーチ』座談会レポートナタリー効果?『ブラック・スワン』全米1億ドル超え確実!オスカー候補は軒並み好調シネマカフェ的海外ドラマvol.184オスカー直前!今こそ観たいドラマ 第1回
2011年02月21日『英国王のスピーチ』のコリン・ファースがハリウッドのウォーク・オブ・フェイム入りを果たし、名前の入った星型プレートをハリウッド・ブルーバードに設置する式典に出席した。2,429人目の殿堂入りを果たしたコリンのプレートはエマ・トンプソンのプレートの隣に設置された。『英国王のスピーチ』のトム・フーパー監督や同作でファース扮する国王ジョージ6世の兄のエドワード8世を演じたガイ・ピアースも出席して彼を祝福した。プレートの除幕時に涙を拭っていたファースは、スピーチで「いままで僕と一緒に素晴らしい行程を歩んでくれたすべての人々に感謝したいです」と一言述べた後、「でも、誰よりも感謝したいのはリヴィアです。彼女は常に明るく誠実に僕と共にに歩んでくれました。この星型プレートを見るとき、僕の目に見えるのは彼女の名前です」と妻で映画プロデューサーのリヴィア・ジュッジョーリに栄誉を捧げた。ファースは『英国王のスピーチ』で第68回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門主演男優賞にノミネートされている。授賞式は日本時間の17日午前10時から開催。果たして主演男優賞に輝くのか?結果はまもなく判明する。(text:Yuki Tominaga)写真はウォーク・オブ・フェイムのセレモニーに出席したコリン・ファース。© Reuters/AFLO■関連作品:英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.■関連記事:『ソーシャル・ネットワーク』ゴールデン・グローブ賞4冠N・ポートマン主演女優賞【ハリウッドより愛をこめて】オスカー有力候補は?ハリウッドはベビーラッシュ!【ハリウッドより愛をこめて】マライアのベイビーは双子?ガガ&E・ジョンがコラボジョニーが主演賞Wノミネート!オスカー前哨戦のゴールデン・グローブ賞候補が発表デ・ニーロやビノシュらが、石打ち死刑宣告を受けたイラン女性釈放を訴える書簡に署名
2011年01月17日アカデミー賞4冠に輝いた『ノーカントリー』の原作者、コーマック・マッカーシーのピューリッツァー賞受賞作品を映画化した『ザ・ロード』のこの夏の公開が決定、あわせて本作のポスター画像が解禁となった。物語の舞台は文明が失われて10年が経ち、太陽もなく寒冷化が進み、動植物が死滅した世界。そんな荒廃した地で、道なき道を南へと進む父と子のドラマが綴られる。主人公の父親を演じるのは日本でも多くのファンを持つヴィゴ・モーテンセン。息子役は注目の子役、コディ・スミット=マクフィー。さらに、回想シーンで登場する主人公の妻役としてシャーリーズ・セロンが出演するほか、ロバート・デュヴァル、ガイ・ピアースといった名優が脇を固める。2人に常に付きまとう死の匂い。それでも父は、幼い息子に在りし日の世界や道徳観を説き、“善き者”であろうと心掛ける。人類最後の火を掲げ、終わってしまった世界を旅する2人が行き着くのは――?『ザ・ロード』は今夏、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。■関連作品:ザ・ロード 2010年夏、TOHOシネマズ シャンテシネほか全国順次公開
2010年04月20日