キアヌ・リーブス演じる伝説の殺し屋が反逆の逃亡者となる最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』がついに公開。この度、冒頭から畳みかけるノンストップ・キリングアクションから、ジョンの伝家の宝刀“ナイ・フー”が炸裂する本編シーンが解禁となった。裏社会の掟を破った伝説の殺し屋ジョン・ウィックが最強の暗殺集団に追われる身となる本作。10月4日(金)より公開されると3日間(~10月6日)で動員約12.3万人、興行収入約1億8,107万円を記録し、前作『ジョン・ウィック:チャプター2』から180%アップとなる大ヒットスタートとなっている。愛犬を奪ったロシアンマフィアを崩壊させ、思い出の我が家を爆破したイタリアンマフィアも壊滅。復讐の果てに、殺し屋たちの聖域コンチネンタルホテルで不殺の掟を破ったジョン・ウィックは、裏社会の頂点に立つ闇の組織:主席連合によって1,400万ドルの賞金がかけられ、全世界のターゲットとなってしまう。そんな本作から今回到着した映像は、ジョンが大勢のチャイニーズマフィアを容赦なく返り討ちにするシーン。コンチネンタルホテル・ニューヨークの支配人・ウィンストンの厚意で得た1時間の猶予を利用し、雨のマンハッタンをブラックスーツ姿でひた走り、逃亡を図るジョン・ウィック。しかし、どんな時でも変装せずに我が道を行く伝説の殺し屋はあっという間にチャイニーズマフィアに見つかってしまい、雑居ビルで逃げ場をなくしてしまったジョンは、応戦を開始。相手の“カン・フー”に苦戦を強いられるも、まずは日本の伝統武術“JUDO(柔道)”で対抗!さらに周りを見渡すとアンティークの武器が飾られた刃物の宝庫だと気づき、厚い防護ガラスをブチ破ってナイフを取り出し、まるで雪合戦のような怒涛の勢いでナイフを投げつける“ナイ・フー”で敵を圧倒していく。前作でも展開されたナイ・フーだが、今回はこれぞ“ジョン・ウィック”と思わせる、破天荒かつ怒涛のアクションがてんこ盛り。「凄いアクション・シークエンスの連続」と見どころを語るキアヌ“アートの域に達した”と呼ばれる本作のアクションシーンについて、チャド・スタエルスキ監督は「今までの戦いは一対一が多かったが、今回は振り付けが重要な大規模なグループアクションに注力した」と語り、「ジョンは賞金首だから、敵の数も種類も増え、カン・フーから武術太極拳、シラットまで、様々なスタイルの格闘技の使い手と戦うハメになるんだ」と解説。続けてキアヌは、「『パラベラム』は面白い映画で、とにかく作っていて楽しかったんだ。凄いアクション・シークエンスの連続、新たに登場したキャラクターは全て素晴らしいよ。またジョンは少し負け犬的な要素もあるので、みんなはそこに共感してくれるんじゃないかな。この映画は美しいし、アクションが素晴らしく楽しませてくれるよ」と、本シリーズの見どころである超絶アクションと個性豊かなキャラクターの魅力を語っている。『ジョン・ウィック:パラベラム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック:パラベラム 2019年10月4日より全国にて公開®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年10月15日キアヌ・リーブスが“最強の殺し屋”ジョン・ウィックに扮し、逃亡者となった彼が最後の戦いに挑む『ジョン・ウィック:パラベラム』。この度、ジョン・ウィックの必殺キルスキルをぎゅっと凝縮した特別映像が到着した。今作では、裏社会の頂点に立つ闇の組織・主席連合によって1,400万ドルの賞金がかけられ、全世界のターゲットとなってしまうジョン。孤独な闘いを強いられるジョンは、伝説の殺し屋ならではの必殺キルスキルで数々の殺し屋たちに対抗していくのだ。到着した特別映像では、本シリーズの代名詞ともいえる銃と体術を組み合わせたキレ味鋭い流麗なアクション<ガン・フー>をはじめ、ナイフを投げつける<ナイ・フー>、バイカーアサシンに飛びかかり敵をバイクから引きずり落す<バイ・フー>。日本刀を使った<刀(トウ)・フー>、バイクチェイスをしながら刀で敵を突き刺しにする<バイ・フー×刀・フー>の合体技も!さらには、愛犬家のジョンが馬の側面に回り込んで身を隠しながらバイカーを射撃する<馬(マー)・フー>や、ソフィア(ハル・ベリー)の愛犬と息の合った連携を見せる<犬(ドッグ)・フー>といった動物とのコンビネーション技も必見。最後には、公共財であることなどお構いなしに、図書館の本を相手の口に押し込んで殴りつける荒技<本・フー>も誕生している。しかも、キアヌはこれらのアクションは“ほぼノースタント”で挑んだ。「本作の構想はとても野心的だから、(撮影の)4ヶ月前からトレーニングを始めたんだ」と準備も怠らないキアヌ。「戦闘シーンは多種多様で、格闘技や銃バトルだけでなく、オートバイ、乗馬、犬なども操るから、トレーニングはとても過酷だった」とふり返り、「でも正直に言うと、それが好きなんだ。僕はこのキャラクターとジョン・ウィックの世界を愛してるんだ」と作品愛も語っている。『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック:パラベラム 2019年10月4日より全国にて公開®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年09月30日キアヌ・リーブスが数々の伝説と共に裏社会を震撼させてきた最強の殺し屋を演じ、全世界を熱狂させたシリーズの最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』。本作で新キャラクターとして登場し、際立つ存在感を発揮する冷酷な裁定人を演じたエイジア・ケイト・ディロンに注目した。裏社会の聖域:コンチネンタルホテルで不殺の掟を破った伝説の殺し屋ジョン・ウィックは、本作では裏社会の頂点に立つ闇の組織:主席連合によって1,400万ドルの賞金をその首にかけられ、全世界の殺し屋たちのターゲットとなってしまう。なかでも自ら手を下すことなく、ジョン・ウィックを苦しめ追い詰めるのが、主席連合から派遣された冷酷な裁定人だ。裏社会の秩序を乱したジョン・ウィックの粛清に乗り出す裁定人は、手始めにジョンを孤立無援にする。ジョンの数少ない理解者であるコンチネンタルホテル・ニューヨークの支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)には解任を迫り、前作でジョンの復讐を間接的に助けた地下犯罪組織の王バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)には王座剥奪を宣告し、彼の協力者となりうる存在へ圧力をかけて動きを封じようとする。さらには、表の顔はニューヨークの片隅にある寿司屋の板長、裏の顔は暗殺ニンジャ集団のボスというシリーズ最強の暗殺者ゼロ(マーク・ダカスコス)に暗殺を依頼し、完全無欠のジョン包囲網を構築していく。いかなるときも無表情を貫き、冷酷無慈悲かつ用意周到に主席連合の絶対的な権力を駆使して、ジョンを追い詰めるその仕事ぶりはまさにプロフェッショナル!これまでジョンに襲いかかってきた敵とは異なり、武力ではなく、知力を駆使する要注意人物なのだ。キアヌが大抜擢、知力を駆使するキャラクターに「間違いない!と確信」キアヌのアイディアで生まれたという、唯一無二の存在感を放つこの役を演じるのは、本作が映画初出演となるエイジア・ケイト・ディロン。Netflixのヒットシリーズの1つ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」を経て、TVシリーズ「ビリオンズ」(’17~19)で性別を選ばないキャラクター、テイラー・メイソンを演じ高評価を受けており、私生活でも男女どちらにも分類されない、“第3の性”とも呼ばれる“ノンバイナリー”であることを公言している。2017年にアメリカで開催された「MTV Movie & TV Awards」において、対象を性別で分けない初の演技賞である「最優秀俳優賞」が設けられ、エマ・ワトソンが受賞した際には、そのプレゼンターに抜擢されるなど、現代のジェンダーにまつわる課題に取り組む人々の尊敬を集めている。キアヌは「出演作を何本か観ていて、存在感など含めて、キャラクターにぴったりハマるなと感じていたんだ。そして力強さに惹かれたね。実際に会ってみたら非常に印象的で、間違いない!と確信したよ」と共演した感想を明かす。エイジア・ケイト・ディロン「演じるのが楽しかった」裁定人を演じたエイジアは、「ジョン・ウィックと、ウィンストンに対抗できる者はいないと思われたけど、2人を脅かし権力を持ったキャラクターが登場した。裁定人は、コンチネンタルのルールを破ったウィンストンを裁きに現れる。主席連合の前で過ちを犯せば、誰もがツケを払わなくてはならない。この世界のルールを破ったら、それを審判し裁くのが裁定人。とても演じるのが楽しかった。観客は楽しんでくれるはず」と、謎多きキャラクターの立ち位置を解説している。前作『ジョン・ウィック:チャプター2』に出演して強烈なインパクトを残したルビー・ローズも同様に、「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」を経て同作で一気に活躍の場を広げた。エイジアも本作を機にさらなるブレイクを果たすはずだ。『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック:パラベラム 2019年10月4日より全国にて公開®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年09月16日映画『ジョン・ウィック:パラベラム』(10月4日公開)のジャパンプレミアが10日、都内で行われ、来日した主演のキアヌ・リーブス、チャド・スタエルスキ監督、さらに、劇中曲に楽曲が起用された歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが登壇。きゃりーは本作にちなんで忍者風のドレスで登場し、キアヌから「忍者ドレス、ファンタスティック!」と絶賛された。キアヌとチャド監督は、前作より約2年ぶり、シリーズ3度目の来日。舞台挨拶では、客席を歩いてステージに登壇し、キアヌは「ハロー東京! コンバンハ!」「アリガトウ!」と日本語であいさつしファンを喜ばせた。そして、劇中曲に起用された「にんじゃりばんばん」を歌うきゃりーぱみゅぱみゅが2人の来日をおもてなしするために花束を持ってサプライズ登場。「最新作を見させていただいたので、お二人に会えて光栄です」と喜んだ。きゃりーの作品を見ているというキアヌは「エンターテインメントでありながら哲学やハートがこもっているに感じた。ファンタスティックです」、監督は「『ジョン・ウィック』ワールドの一部になっていただいてありがとうございます。素晴らしい作品を使わせていただいてスーパーハッピーです」と語ると、きゃりーは「ありがとうございます。うれしいです」と感激。また、キアヌは「忍者ドレス、ファンタスティック!」と衣装も絶賛した。その後、本作で敵となる忍者が登場し、キアヌへ忍術として印の結びを直伝。レクチャーを受けた後、3人で「エイ!」と印を結んだポーズを披露した。キアヌ演じる伝説の殺し屋ジョン・ウィックの復讐劇を描く「ジョン・ウィック」シリーズ。最新作では、裏社会の聖域・コンチネンタルホテルで不殺の掟を破ったジョン・ウィックが、裏社会の頂点に立つ闇の組織・主席連合によって1,400万ドルの賞金をその首にかけられ、全世界の殺し屋達のターゲットとなってしまう。
2019年09月10日全米初登場No.1&シリーズ最大ヒットを記録した、キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック:パラベラム』から、物語の鍵を握る重要人物たちのキャラクターポスターが解禁となった。今回解禁されたのは、物語の鍵を握る登場人物たちをとらえたキャラクターポスター。ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)をはじめ、本作から新登場となるジョンとの過去の因縁を持つ謎の女ソフィア(ハル・ベリー)や、コンチネンタルホテルの支配人・ウィンストン(イアン・マクシェーン)、同ホテルのマネージャー・シャロン(ランス・レディック)、ニューヨークの情報王バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)らジョン・ウィックファミリーの姿が確認できる。このほか、ジョンの育ての親であるディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)、ジョンに制裁を下すべく主席連合より派遣された裁定人(エイジア・ケイト・ディロン)、ジョン暗殺の命を受けた最強の刺客でニンジャ軍団の長・ゼロ(マーク・ダカスコス)、さらにはこれまで謎に包まれていた主席連合の首領(サイード・タグマウイ)までもが、本作の魅力のひとつである鮮やかな色彩に彩られた美麗なデザインのなかで、堂々たる姿を披露している。さらに、本作のタイトルの由来である「汝平和を欲さば、戦いへの備えをせよ(Si vis pacem, para bellum)」というラテン語の警句も配置。ジョン・ウィックには「伝説の殺し屋」、ソフィアには「ドッグ・フーの使い手」、ウィンストンには「聖域の支配者」など、それぞれに添えられた格闘ゲームやマンガを彷彿とさせるようなキャッチコピーにも注目だ。『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック:パラベラム 2019年10月4日より全国にて公開®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年08月30日『マトリックス』シリーズから『ジョン・ウィック』シリーズまで、長きにわたりハリウッドの第一線で活躍を続けるキアヌ・リーヴス主演・製作の映画『ブルー・ダイヤモンド』。本作では流暢なロシア語を披露し、ロシアンマフィアとの危険な駆け引き、また自らの身に危険が迫るなか燃え上がる刹那の恋が描かれていくが、この度、最大級に不倫愛が燃え上がるシーンの本編映像が解禁となった。本作でキアヌが挑むのは、ダイヤモンドを売りさばくアメリカ人宝石ディーラーの、ルーカス・ヒル。今回到着した本編映像は、いわく付きの幻の宝石“ブルー・ダイヤモンド”を求めて、妻をアメリカに残し、単身でロシア・シベリアの地を訪れたルーカスと、シベリアのカフェ女主人・カティアとの情愛を映し出したシーン。初めて出会った時から、お互い意識し合っていた2人。ルーカスは夜更けにカティアが営むカフェを訪れ、ホテルの自室にあった青いキャンドルを持ちながら「贈り物だ。もし嫌いになっていたら考え直してほしい」と語りかける。シベリアに来た理由を説明しなかったことについて、信用を失ったと感じた彼は、青いキャンドルを使い求愛することにしたのだ。彼の発言に対してカティアは、そっと青いキャンドルを受け取り、ルーカスを受け入れて濃厚なキス。彼女はルーカスに妻がいることを知らぬまま、逢瀬を重ねていくようになっていく…。伝説の殺し屋を演じる『ジョンウィック』シリーズでは決して見ることのできない、セクシーな大人の魅力が切り取られた1シーン。キアヌは、カティアを演じたルーマニア人女優アナ・ウラルについて「すごく勇敢で、心意気や情熱、そして才能がある、とても経験豊かな俳優なんだ」と称賛。一方、アナは「カティアが毅然としているところが好きで、ふたりが一緒になる過程もよかった。今の時代にはラブストーリーがとても少ないから、一生で一度しかなくて悲劇に終わるというこの出逢いは語られるべきものだと思った」と、今後の2人の行末についてもヒントを明かしてくれた。来日直前、伝説の殺し屋ジョン・ウィックとはまるで違う表情を見せる本作のキアヌにも注目してみて。『ブルー・ダイヤモンド』は8月30日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルー・ダイヤモンド 2019年8月30日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2018 MARS TOWN FILM LIMITED
2019年08月28日1作目の公開から20周年を迎えた『マトリックス』が、4作目を製作するという。ワーナー・ブラザース・ピクチャーズの会長トビー・エメリッヒが発表した。主演のキアヌ・リーブスとキャリー=アン・モスが、ネオとトリニティーとして再び出演する。前3作はウォシャウスキー兄弟が監督と脚本を務めたが、4作目は兄(現在は姉)のラリー(現在はラナ)が両方を務める。また、ラナはシリーズ2作で製作総指揮を務めたグラント・ヒルとともにプロデューサーにも名を連ねる。「ラナは先を見通す力がある。豊かな才能とオリジナリティを持つ、クリエイティヴなフィルムメーカーです。彼女が監督、脚本家、プロデューサーとして『マトリックス』の世界の最新章を手掛けることを私たちはとても楽しみにしています」とエメリッヒはラナに対する期待を語っている。ラナは「20年前に私と弟(現在は妹)が掘り下げていた現実性に関するアイディアは、いまはもっと身近に感じます。私の人生に、あのキャラクターたちが戻ってくるのがすごくうれしいですし、素晴らしい友人たちとまた働くチャンスをいただけて、感謝しています」と語った。(Hiromi Kaku)
2019年08月21日全米初登場No.1&シリーズ最大ヒットを記録した『ジョン・ウィック:パラベラム』。この度、主演のキアヌ・リーブスとチャド・スタエルスキ監督が9月中旬に来日することが決定。併せて、キアヌのメッセージ入り特別映像が到着した。キアヌが来日するのは前作『ジョン・ウィック:チャプター2』以来、2年3か月ぶり。今回も盟友チャド・スタエルスキ監督とともに、本シリーズでは3作連続3回目の来日となる。シリーズ最高傑作の呼び声高く、新たに刀やニンジャアクションを取り入れるなど、親日家としても知られるキアヌと監督の日本愛が詰まった本作を自ら日本のファンへお披露目する。この度、キアヌのメッセージ入り特別映像も解禁。5月に行われたL.A.プレミアに参加したキアヌが「この作品を楽しんで観てくれると嬉しいです。ドウモアリガトウゴザイマシタ~!」と日本語を交えながら、テンション高く日本のファンへメッセージを送っている。さらに、「日本には来てくれる?」という問いには「9月に行きたいと思っているよ」と答えており、今回の彼の来日はまさに有言実行を果たしたと言える。キアヌとスタエルスキ監督は、来日にあわせて実施されるジャパンプレミアへの登壇が決定。前作の来日イベントではヒット祈願で和田アキ子と鐘を鳴らし、話題を席巻したキアヌ。今回の来日ではどんな姿を見せてくれるのか、いまから待ち遠しい。『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック:パラベラム 2019年10月4日より全国にて公開®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年08月09日新たにハル・ベリーも参戦し、キアヌ・リーブス演じるジョン・ウィックが最後の戦いに挑む『ジョン・ウィック:パラベラム』。この度、本作の圧巻のアクションがぎゅっと凝縮された日本版予告編が到着した。裏社会の聖域、コンチネンタルホテルでの不殺の掟を破った伝説の殺し屋ジョン・ウィック。全てを奪ったマフィアへの壮絶な復讐の先に待っていたのは、裏社会の秩序を厳守する組織からの粛清だった。1,400万ドルの賞金首となった男に襲いくる膨大な数の刺客たち。満身創痍となったジョンは、生き残りをかけて、かつて“血の誓印”を交わした女、ソフィアに協力を求めモロッコへ飛ぶ。しかし、最強の暗殺集団を従えた組織は、追及の手をコンチネンタルホテルまで伸ばしていた――。アメリカでは興行収入3週連続1位をキープしていた『アベンジャーズ/エンドゲーム』を首位の座から蹴落とし、その後もシリーズ1作目の倍の成績となった前作『ジョン・ウィック:チャプター2』のさらに倍という、シリーズを重ねるごとに大幅に数字が更新される驚異のスーパーヒットを記録した本作。今回到着した予告編では、コンチネンタルホテルでの不殺の掟を破り賞金首となったジョンが、殺し屋たちの追走から逃れるべく馬で走り抜ける様子が登場。馬上で追手と戦闘しながらN.Y.の街を走り抜けるシーンは、本作最大の見せ場のひとつだ。また、この馬のシーンについてキアヌは「『ジョン・ウィック:チャプター2』の撮影後、“もし続編があるならば、ジョン・ウィックを馬に乗せたい”と提案したら実現したんだ」と自身のアイディアが採用されたと語る。しかし、危険もあったそうで「2回ほど馬が突然走り出した時は、安全ベルトで釣り上げてもらったんだ。馬が急に走り出し、僕は馬から振り落とされてしまったんです。でも面白かったですよ」と撮影の様子をふり返っている。さらに、前作までは孤高の殺し屋としてひとりで敵を相手にしてきたが、本作では“ジョン・ウィックファミリー”と共に戦う姿も。ハル・ベリー演じるソフィーとジョンが対面を果たすシーンで、いきなりソフィーがジョンに向けて発砲するシーンや、“ワンちゃん大好き”なソフィーが愛犬を巧みに操りながらジョンと共闘する姿も登場。本シリーズでは斬新なアイディアに満ちたアクションシーンが次々と生み出されているが、今回は“ワンちゃん”דカンフー”の新技<ドック・フー>が新たに加わる!ほかにも、図書館で本を使って敵をキルする<ブック・フー>、ナイフをこれでもかと投げつける<ナイ・フー>など革新的かつ過剰なまでのアクションがふんだんに盛り込まれている。『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック:パラベラム 2019年10月より全国にて公開®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年08月05日いよいよ来週公開のシリーズ最新作『トイ・ストーリー4』から、新しいおもちゃデューク・カブーン役のキアヌ・リーヴスのコメントとデュークの本編シーンを映した特別映像が公開された。今回キアヌが演じるデュークは、キアヌと同じカナダ人でバイク愛に溢れたバイクスタントマンの新しいおもちゃ。到着した映像では、キアヌが「コンニチワ」と日本語で挨拶し、「デュークはバイクとスタントを愛してる見かけ以上にすごい男なんだ。デュークの特別映像を楽しんでください」と日本のファンだけのために特別なメッセージを寄せた。続いて、デュークが初めてウッディと出会う本編シーンも公開。ボー・ピープがデュークにウッディを紹介するも「デューク・カブーン!カナダ一のスタントマン!」とバイクの上で開脚や逆立ちなど謎のポーズを披露。ユニークでチャーミングな一面が覗ける。また、演じるキアヌもバイク愛が深く、完全オーダーメイドのバイクメーカーを設立してしまうというほどバイクが大好き。ジョシュ・クーリー監督は、デュークにそんなキアヌの性格なども反映させたそう。クーリー監督は「キアヌはデュークについて色々とアイデアをくれたんだ。例えば劇中でデュークがバイクの上で両手をあげてポーズを取る仕草がある。それはキアヌが初めて会った時に“デューク・カブーン!”といきなりポーズを取ったから、デュークにも同じポーズをさせることにしたんだよ(笑)彼のユニークな所が詰まったキャラクターになっていると思う」と明かしている。そしてキアヌも「デューク役に決まった時、僕は本当に興奮したんだ。こういう伝説的な作品の一員になれるチャンスをもらえたんだからね」と今作への参加は特別だったと言い、「ピクサーは僕にデューク・カブーンという最高なキャラクターを与えてくれた。デュークは広い心を持ったすごい男で、人生を謳歌する勇敢な一面もある。誰もが心の中にデューク的な部分があるから、彼に共感できるんだと思うんだ」と思いを語っている。『トイ・ストーリー4』は7月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トイ・ストーリー4 2019年7月12日より全国にて公開©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2019年07月02日アンジェリーナ・ジョリーとリチャード・マッデンの出演が確実視されているMCU映画『The Eternals』(原題)に、キアヌ・リーブスが出演するかもしれない。「MCU Cosmic」が報じた。これまで、キアヌは少なくとも2度、MCUに仲間入りするうわさがあった。1度目はベネディクト・カンバーバッジが演じたドクター・ストレンジ役、2度目は『キャプテン・マーベル』でジュード・ロウが演じたヨン・ログ役の出演オファーがあったという。『キャプテン・マーベル』への出演は、『ジョン・ウィック:パラベラム』の撮影スケジュールとの兼ね合いで実現しなかった。つい最近、キアヌは「Buzzfeed」に「マーベルかDCコミックスのキャラクターで演じてみたいのは?」と聞かれ、「どうかなぁ。小さい頃はウルヴァリンを演じたいって思っていた。だから、ウルヴァリンかな」と答えていた。『エターナルズ』に出演するとなれば、もちろんウルヴァリンではない役を演じることになる。『エターナルズ』は『Black Widow』(原題)の製作が終了後、今年後半に撮影がスタートするとみられている。監督はクロエ・ジャオ、脚本はマシュー&ライアン・フィルポ。(Hiromi Kaku)
2019年06月04日キアヌ・リーブス主演・製作のノンストップSFアクション『レプリカズ』。一時期の“ぼっち”報道はどこへやら、『ジョン・ウィック』最新作なども待機し、いまノリにノっているキアヌ…のはずだが、実は本作でも数々のぼっち姿を披露していることが分かった。本作では、家族を事故で失った絶望の中、愛する家族を守るため倫理に反した行動を起こし、暴走が加速していく科学者を熱演しているキアヌ。かつては、ニューヨークのソーホーにあるベンチで1人、昼食を食べる姿や、46歳の誕生日に1人カップケーキとコーヒーでお祝いをしている姿を撮られ、“サッド・キアヌ”と名づけられたことも。本作でも、家族を失った悲しみのどん底に陥り、様々な表情を見せるサッド・キアヌが登場。藁にもすがる思いで、家族を甦らせる実験に試みるも機材が足らず、全員を甦らせることが不可能に。そこには、寂し気な灯りに照らされ、頭を抱える“がっかりキアヌ”が…。また、実験がうまくいかずに夜な夜なパソコンに向かうその背中は哀愁が漂い、膝を抱えて悩む姿は同情を越えて愛おしささえ芽生えてしまう、“しょんぼりキアヌ”。そしてパソコンに囲まれながら、ぼっちメシをする姿はまさに“元祖サッド・キアヌ”再び!?数日前まで家族に囲まれて食事をしていた父親にとっては地獄のような瞬間であり、絶望の表情を浮かべるキアヌに思わず手を差し伸べたくなってしまうほど。ぼっちで奮闘するキアヌに、待ち受ける未来やいかに!?『レプリカズ』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レプリカズ 2019年5月17日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 RIVERSTONE PICTURES (REPLICAS) LIMITED. All Rights Reserved.
2019年05月10日キアヌ・リーブスが“最強の殺し屋”ジョン・ウィックに扮する、シリーズ最新作にしてついにクライマックスを迎える『ジョン・ウィック:パラベラム』。この度、ジョン・ウィックとの過去の因縁を持つ謎の女を演じるハル・ベリーの姿も捉えた特報映像が公開された。1作目『ジョン・ウィック』では、愛犬を殺したロシアンマフィアに怒り爆発し壊滅に追い込み、続く2作目『チャプター2』では家を燃やされぶち切れ、イタリアンマフィアを容赦ないまでに叩き潰した。そして、大切なもののために闘っていたジョン・ウィックだが、2作目のラストでは、怒りのあまり一流殺し屋の集まる「コンチネンタルホテル」の“ホテル内では殺しは行ってはいけない”という掟を犯し、この秋公開の最新作では1時間だけの猶予の後、追われる身に…。今回到着した映像では、傷を負いボロボロの状態のジョン・ウィック、粛清開始までのカウントダウンと同時に敵か味方か分からない人物たちの姿が。その中には、『チョコレート』『X-MEN』シリーズに出演したアクションもこなす肉体派女優ハル・ベリーも登場している。これまで、銃とカンフーを合わせた「ガン・フー」や、車とカンフーを合わせた「カー・フー」など新しいアクションを生み出してきた本作。映像では、ハイスピードで走るバイクの上から刀を操り複数の敵を倒していく、バイク×刀で魅せる新たなアクションも披露されている。さらにラストでは、『マトリックス』からパロディの一言も飛び出している。『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年05月09日キアヌ・リーブスがダイヤモンドを売りさばくアメリカ人宝石ディーラー役で主演を務める『ブルー・ダイヤモンド』の日本公開日が決定。併せて、日本版予告編とポスタービジュアルが解禁となった。今回到着した予告編では、キアヌ・リーブス演じる宝石商のルーカス・ヒルがいわく付きの幻の宝石“ブルー・ダイヤモンド”を品定めするシーンから始まる。商取引のためにロシア・サンクトペテルブルクへと向かうルーカスだが、商材のダイヤを所持する相棒・ピョートルが滞在するはずのホテルの部屋はもぬけの殻となっていた。すでにダイヤの売買を成立させていた、ロシアンマフィアのヴォルコフから「2日後にブルー・ダイヤモンドを持ってこい」と要求され、ルーカスは絶体絶命のピンチに陥ってしまう。相棒が残した伝言を頼りに、ルーカスは極寒の地・シベリアを訪れるが、猟銃を使いこなす謎の集団に襲われてしまう。死の危機に瀕した彼は美しいカフェの女主人・カティアに助けられ、やがて2人は恋に落ちる。妻がいるにも関わらず、刹那の恋に燃え上がるキアヌの迫真の演技は、直近のアクション映画では魅せないスタイリッシュさを放つ。ダイヤを巡るマフィアとの危険な駆け引きや、山中で繰り広げられる銃撃戦の様子も映し出され、続きが気になる予告編となっている。予告編と同時にポスタービジュアルも解禁。降る雪を背景にスタイリッシュなキアヌの姿がでかでかと映し出されたビジュアルには、「その地では、いかなる輝きも凍りつく」というキャッチコピーが配置されている。銃弾によってひび割れたガラスのデザインには、彼の身に危険が待ち受けていることを予想させる。キアヌの魅力を余すところなく堪能できる、至高のサスペンス・アクション。手に汗握る展開は是非劇場でチェックして。『ブルー・ダイヤモンド』は8月30日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年05月08日善悪の判断よりも、家族第一!地獄にだって行ってやる!愛する家族のために暴走する天才科学者を熱演し、『ジョン・ウィック』同様にプロデュースにも名を連ねるキアヌ・リーブス本気の1本となる『レプリカズ』。2019年春は、キアヌをはじめイケメンおじさまが活躍する映画が続々公開!眼福必至の俳優たちの作品を紹介しよう。★キアヌ・リーブス、天才科学者が暴走!『レプリカズ』5月17日公開1964年9月2日、レバノン生まれ。1994年『スピード』でブレイク、1999年『マトリックス』でその地位をさらに確固にする。普段はハリウッド俳優とは思えないほど質素で、ファンにも優しいキアヌ。最近も、彼が乗っていた飛行機が緊急着陸した際、不安な乗客を楽しませて和ませたという。大ヒットした『マトリックス』のシリーズが終わった後、「映画の成功は特殊効果チームのおかげ」と言い、作品に携わったクリエーター全員にハーレー・ダビッドソンをプレゼントしたというエピソードがあるが、成功してからいままで変わることない姿は、ハートまでもイケメン!最新作『レプリカズ』では一度は失った愛する家族のために、倫理も道徳も乗り越えて暴走を繰り返す天才神経科学者役で熱演を見せる。彼の暴走劇には注目だ。★ドミニク・ウェスト、時代のアイコンを支える!?『コレット』5月17日公開1969年10月15日、イギリス・シェフィールド生まれ。『ハンニバル・ライジング』『300〈スリーハンドレッド〉』などに出演。HBOのヒットドラマシリーズ「THE WIRE/ザ・ワイヤー」で主人公を演じるなど、ドラマ、映画、さらにはロンドンの舞台で活躍。『コレット』ではキーラ・ナイトレイ演じる時代のアイコンとなった女流作家、主人公コレットの14歳年上の夫を演じている。★ロバート・ダウニー・Jr.、最後の戦いに挑む!『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開中1965年4月4日、N.Y.マンハッタン生まれ。父親は映画監督ロバート・ダウニー・Sr.、母親は女優のエルシー・フォードという芸能一家に育つ。6歳の時に父親が彼にマリファナを与え、そこから常習者に。一時、薬物やアルコール依存症のためキャリアは低迷するが、『アイアンマン』(’08)の主人公トニー・スターク/アイアンマン役がハマリ役となり、表舞台に大きく返り咲いた。現在公開中の『アベンジャーズ/エンドゲーム』はファン期待のアベンジャーズ最終章。アイアンマンの運命はいかに!?★渡辺謙、ハリウッドで大活躍!『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』5月31日公開1959年10月21日新潟県生まれ。我らが誇るイケメンおじさま!海外映画初出演となったアメリカ映画『ラスト サムライ』(’03)で第76回アカデミー賞ならびに第61回ゴールデン・グローブ賞、第30回サターン賞の助演男優賞にノミネートされるなど高い評価を得る。これを機にロサンゼルスに居を構え、『バットマン ビギンズ』『SAYURI』などに立て続けに出演。今年は5月3日公開の『名探偵ピカチュウ』に加え、5月31日公開の『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』では芹沢博士役で出演、予告編に登場する「我々がペットになるのだ」というセリフが気になる。5月は、輝きを放ち続けるハリウッドのおじさま俳優たちの活躍に注目していて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴジラキング・オブ・モンスターズ 2019年5月31日より全国にて公開© 2019 Legendary and Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved.アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019レプリカズ 2019年5月17日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 RIVERSTONE PICTURES (REPLICAS) LIMITED. All Rights Reserved.コレット 2019年5月17日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.
2019年05月06日御年54歳という年齢を感じさせず、いまなおキレッキレのアクションと匂い立つ男の色香で全世界を魅了するハリウッドきっての大物独身俳優キアヌ・リーブス。『マトリックス』シリーズほか数々のヒット作を持つキアヌだが、2012年にはドキュメンタリー『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』を自ら企画製作してナレーションも務めるなど、出演だけでなく製作側にも名乗りを上げている。そんな彼の40代後半からの出演作品がめっぽう面白い!ということで、今回は実力派俳優キアヌ・リーブスを丸ごとふり返ってみよう。キアヌとはハワイ語で「山からの涼しい風」ハワイ出身アメリカ人の父親とイングランド人の母親の血を引き、レバノン生まれ・カナダ育ちのキアヌ。数度にわたる母親の離婚でたびたび転居することがあった彼は、転校を繰り返し、高校時代にはやんちゃすぎて退学になったことも。残念ながらヒザの負傷により断念してしまったが、学生時代はアイス・ホッケーでオリンピック出場を夢見ていたこともあったという。キアヌの趣味はオートバイ。ハーレー・ダビッドソン含め複数台所有し、レースにも出場するという筋金入りのバイカーだ。現在モーターサイクル・カンパニーを共同経営している。また親日家として知られる彼はラーメンが大好きで、来日の際に必ずと言っていいほど食べるとか。このほかにも俳優・北野武と共演した映画『JM』(1995年)では「洗濯を頼みたい!帝国ホテルでしてくれるような~そう東京の…」とアドリブを入れるくらい日本の帝国ホテルを愛しているという。キアヌとはハワイ語で「山からの涼しい風」という意味。気取らず親しみやすく、自由な彼にぴったりの名前ではないだろうか。サンドラ・ブロック共演『スピード』でブレイク幼い頃よりアクション映画を観て育ち、サニー・チバ(千葉真一)に憧れたというキアヌは、幼少期には子役として活躍。9歳の時にブロードウェイミュージカル「くたばれ!ヤンキース」で舞台に立ち、青春映画『栄光のエンブレム』(1986年)、ヒューマンドラマ『リバース・エッジ』(1986年)に出演した後、SFコメディ『ビルとテッドの大冒険』(1989年)で主役を演じて注目を集める。この頃から精悍さと甘さを併せ持つ美少年ぶりは際立っていたが、リバー・フェニックスと共演した『マイ・プライベート・アイダホ』(1991年)では男娼に扮して話題に。そしてサンドラ・ブロックと共演したノンストップ・アクション『スピード』で、爆弾を積んだバスの乗客を救うSWAT隊員を演じて大ブレイク!出世作はご存知『マトリックス』シリーズ。独特の世界観や最新SFXによる“映像革命”で世界を熱狂の渦に巻き込み、SF映画を新たなるフェーズに押し上げたこの3部作で主人公・ネオを演じたキアヌは、カンフーアクションも披露して一躍スターダムにのし上がる。かと思えばシャーリーズ・セロンと共演したラブストーリー『スウィート・ノベンバー』(2001年)の“11月の恋人”役や、ラブコメディ『恋愛適齢期』(2003年)でのヒロインの年下の恋人役で世の女性たちをキュンキュンさせることも。アクション・恋愛どちらのジャンルでもリストアップ可能な、“甘辛ミックス俳優”としてハリウッドで不動の人気を確立している。自由で、気前が良くて、庶民派で、親切!こんなハリウッドスター、なかなかいない!?キアヌの人気の秘密を伝えるには、その独特な私生活についても語らねばなるまい。長期オフ時の「激太り報道」や、1人で淋しげにぼんやりしている「“ぼっち”写真(※この姿はフィギュアにもなっている)」は、もうお約束になりつつある。また髪の毛がボサボサすぎるオフショットや、ガムテープぐるぐる巻きの破けた靴を履いている姿がパパラッチされたことも…。身なりに関してはかなり無頓着だと言っていいだろう。また常々お金に執着はないと語っているキアヌ。ギャラの大半を病院や慈善団体に寄付したことでも知られるが、過去には厳しい予算の中オファーしたい大物俳優のギャラを捻出するため、自分のギャラを削らせた逸話が2作品で報告されている。このほか映画スタッフに朝食を差し入れ&お金を貸したり、『マトリックスリローデッド』(2003年)ではお世話になったスタントマン全員にハーレー・ダビッドソンをプレゼントしたりする気前の良さも!加えて庶民派として知られるキアヌは、ごくごく普通に地下鉄を利用する。電車に揺られながら新聞を読む姿が目撃されているが、ある時は大きなカバンを持った女性に彼が席を譲る動画が投稿されるなど、その良い人っぷりは周知の事実となっている。俳優だけでなく製作・監督も!キアヌは40代後半からが面白い40代後半に入ってからは出演のみならず製作にも乗り出し、カンフーアクション『キアヌ・リーブスファイティング・タイガー』(2013年)では念願だった監督業にも挑戦したキアヌ。刮目すべきはガンフーアクション『ジョン・ウィック』シリーズだろう。本シリーズで“怒らせたら怖い・元殺し屋”を演じたキアヌは、耽美なまでにスタイリッシュかつノンストップという新たなヒーロー像を打ち立てて華麗なる完全復活を果たしている。また小品ながら新境地となったのはサイコスリラー『ノック・ノック』(2015年)。演じたのは若い女性2人の誘惑に負ける中年男役で、バスルームでの濡れ場や助けを求めて懇願する姿など、これまで観たことのないキアヌを堪能できる。このほかにもラブストーリー『おとなの恋は、まわり道』(2018年)で演じた、風変りな偏屈男も見逃せない。お相手役はフランシス・フォード・コッポラ監督作『ドラキュラ』(1992年)で初共演して以来、4度目のタッグとなったウィノナ・ライダー。酸いも甘いも経験してきた大人だからこその恋愛模様を、キアヌ&ウィノナの芸巧者がユーモアたっぷりに体現している。最新出演映画『レプリカズ』で暴走科学者に!そんなキアヌが製作総指揮に名を連ねる最新出演映画『レプリカズ』(5月17日公開)。愛する家族を甦らせるため、禁断の領域に踏み込んでいく科学者の運命をスリリングに描いたSFアクションだ。医療開発企業で研究にいそしむ神経科学者ウィリアム(キアヌ)は、妻と3人の子どもを連れてバカンスに出かけるも、不慮の事故で家族を亡くしてしまう。悲嘆にくれた彼は、最先端技術を使って家族をクローンとして甦らせるが…。決して絵空事ではない現代科学の進歩を背景に、神の領域に人間が踏み込む危険性に警鐘を鳴らした本作。その一方で「もし愛する者を生き返らせる術があったとしたら、それを行使せずにいられるか?」と、善悪だけで割り切れない複雑な人間心理に揺さぶりをかける問題作だ。キアヌが扮した、倫理も道徳もぶっとばす暴走科学者も必見!その行き着く先を見届けて欲しい。この秋には待望のシリーズ最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』も公開される。まだまだ進化するキアヌ・リーブスから目が離せない!(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:レプリカズ 2019年5月17日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 RIVERSTONE PICTURES (REPLICAS) LIMITED. All Rights Reserved.
2019年05月02日アクションスター、キアヌ・リーブスが主演する映画『SIBERIA』(原題)が、『ブルー・ダイヤモンド』の邦題で今夏、日本公開されることが決定。ブルー・ダイヤモンドを品定めするメインビジュアルも到着した。希少な最高純度のブルー・ダイヤモンドの取引のため、ロシア・サンクトペテルブルクを訪れた宝石商のルーカス・ヒル。ところが、ダイヤを所持していたビジネスパートナーのピョートルとの連絡が途絶え、ルーカスは伝言を便りに彼を追ってシベリアへと飛ぶ。親密になった現地のカフェの女主人カティアを巻き込み、苦労の末にダイヤを見つけ出すが、それは巧妙に作られた偽物だった。期日が近づき、取引相手のロシアンマフィアの手が迫るなか、果たしてルーカスは一世一代の取引を成功させることはできるのか――。『スピード』や『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズと長きにわたりハリウッドの第一線で活躍し続けるキアヌ。今回彼が演じるのは、ダイヤモンドを売りさばくアメリカ人宝石ディーラーのルーカス・ヒル。希少なブルー・ダイヤモンドを求めて、ロシア・シベリアの地で繰り広げられるロシアンマフィアとの危険な駆け引きや、燃え上がる刹那の恋が描かれていく本作。流暢なロシア語を話すキアヌの姿も必見だ。キアヌのほかにも、『インフェルノ』のアナ・ウラル、『ダイ・ハード/ラスト・デイ』のパシャ・D・リチニコフ、『リクルート』のユージン・リピンスキが出演。監督はマシュー・ロスが務めた。『ブルー・ダイヤモンド』は夏、新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年04月18日キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋役で主演を務める『ジョン・ウィック』シリーズ最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』が日本公開することが決定。併せて、ティザービジュアルも解禁となった。壮絶な復讐劇の中で、スタイリッシュなスーツに身を包んで魅せる、銃と体術を組み合わせたキレ味鋭い流麗なアクション“ガン・フー”と、コミックの世界から飛び出てきたような独自の世界観が全世界を熱狂させた『ジョン・ウィック』シリーズ。2015年に日本公開された『ジョン・ウィック』はスマッシュヒットを記録、2017年に公開された続編『ジョン・ウィック:チャプター2』は、トータル興収約4.6千万ドルという大ヒットを達成した。“殺し屋を始末する殺し屋”、“1本の鉛筆で3人を瞬殺”など数々の伝説とともに、暗黒社会を震撼させてきた最強の殺し屋ジョン・ウィックは、前2作で亡き妻の残した愛犬の命を奪ったロシアンマフィアを崩壊させ、思い出の我が家を爆破したイタリアンマフィアも壊滅。3作目となる本作では、復讐の果てに傷だらけの逃亡者となったジョン・ウィックが最後の戦いに挑む。伝説の殺し屋ジョン・ウィックを演じるのは、冴えわたるノースタントのアクションに情熱を燃やすキアヌ・リーブス。前作に続きイアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーンが出演するほか、アカデミー賞女優のハル・ベリーが新キャストとして、ジョン・ウィックとの過去の因縁を持つ謎の女・ソフィア役を演じる。前2作に引き続き監督は、『マトリックス』シリーズで新時代のアクションを生み出し、ハリウッド最先端アクションのトレンドセッターであるスタントチーム「87Eleven」を率いるチャド・スタエルスキが続投する。今回解禁となったティザービジュアルでは、一流の殺し屋たちをもてなす「コンチネンタル・ホテル」の紋章が左右反転して写し出されたガラス窓の前に立つ、ずぶ濡れのジョン・ウィックの姿が。前作で“ホテル内で殺しを行ってはいけない”という掟を破り、ホテルの利用を禁じられたジョン・ウィックの逃げ場のない孤独な状況を見事に表したビジュアルに、「伝説(キアヌ)。遂に、出禁。」というキャッチコピーが配置されている。なお、タイトルにある“パラベラム”とは、ラテン語の格言“Si vis pacem, para bellum”(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ)から引用したもので、「戦いに備えよ」という意味が込められていることをキアヌ自らが明かしている。新次元を切り開いたノンストップ・キリングアクションが究極の進化を遂げて、遂に壮絶なクライマックスへ突入!伝説の殺し屋の最後の戦いを見届けるべく、続報にも引き続き注目したい。『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月17日キアヌ・リーブスが、「GQ」誌で自身のキャリアをふり返り、『スピード』(1994)への出演後に10年以上FOXから締め出しを受けていた過去を明らかにした。『スピード』といえば、キアヌの代表作であり、ブレイクのきっかけともなった作品だが…。『スピード』の大ヒットを受け、続編『スピード2』の製作に乗り出したFOXはもちろんキアヌを続投する予定だった。しかし、キアヌはカナダ・ウィニペグで「ハムレット」の舞台に出演することを選んだ。その結果、『スピード2』は前作でキアヌと共演したサンドラ・ブロックが主役となり、相手役をジェイソン・パトリックが演じることに。「それから『地球が静止する日』まで、(FOXとの)仕事はなかったね」。『スピード』から10年の間に、『マトリックス』シリーズに主演し、さらにビッグスターになったキアヌ。その約5年後、やっと久々にFOX作品『地球が静止する日』のオファーが来たのだった。2015年、キアヌは『スピード2』に出演しなかった理由を「(監督の)ヤン・デ・ボンやサンドラとの撮影は大好きだった」と前置きした上で、「脚本が『あぁ…』って感じだったんだ」と脚本が気に入らなかったとジミー・キンメルの番組で語っている。(Hiromi Kaku)
2019年04月16日キアヌ・リーブス主演ノンストップ SFアクション『レプリカズ』から、キアヌが倫理や道徳を超えた“暴走する科学者”となる予告編が公開された。突如、家族を失う絶望の中で誰もが一瞬よぎる考え=“甦らせる”という倫理的ジレンマを、主演のキアヌ・リーブスとジャンル映画のプロフェッショナル製作陣とがタッグを組み描いた本作。愛する家族のために暴走する天才科学者のノンストップ SFアクションは、キアヌ自身が製作に名を連ねた渾身の1本だ。そしてこの度、キアヌ演じる主人公ウィリアムが暴走へと走るスリル満点の予告映像が解禁。本邦初公開となる映像の冒頭では、ウィリアムのクローン研究に没頭する天才科学者としての一面が描かれている。だが、ある日突然、愛する家族全員を交通事故で失ってしまうウィリアム。雨の中、冷たくなった家族を抱きかかえ悲しみにくれる姿には、誰もが心打たれるだろう。やがて絶望の中、ウィリアムは神をも恐れぬ、ある決断を下す。相棒でもある研究者のエドからの忠告を振り切り、狂気に満ちた天才科学者の暴走が加速。「蘇らせる」のセリフと共にポッドの中から出現するのは彼の妻のクローン!?そして何者かに捕まる家族の姿が!さらには人間を激しく蹴散らすロボットの姿も映し出されていく。天才科学者の暴走の末に見えるものとは!?そんな中、キアヌのカーチェイスやガンアクションなどラスト20秒に詰め込まれた怒涛のシーン展開はインパクト十分。ゾクゾクするスリルたっぷりの映像に、ますます期待が高まる。【予告映像】『レプリカズ』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レプリカズ 2019年5月17日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 RIVERSTONE PICTURES (REPLICAS) LIMITED. All Rights Reserved.
2019年03月01日キアヌ・リーブスが主演する映画『レプリカズ』の公開日が、このほど5月17日(金)に決定。併せてメインビジュアルと場面写真が到着した。突然家族を失い、絶望の中で“甦らせる”という倫理的ジレンマを描く本作。今回到着したメインビジュアルでは、キアヌ扮する暴走科学者ウィリアム・フォスターの狂気が垣間見える。またよく見ると、うっすらとアンドロイドのような輪郭がキアヌの顔に浮かび上がっている、意味深なビジュアルだ。一方、場面写真では、ウィリアムが暴走するきっかけ、家族を事故で失い泣き叫ぶシーンや、人のような物体が閉じ込められた怪しげなポッド、そして苦しむ女性の姿が切り取られている。ウィリアムの発明は果たして家族を救う奇跡なのか?自滅の道へ導く大罪となってしまうのか?類を見ないノンストップSFアクションに期待していて。『レプリカズ』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レプリカズ 2019年5月17日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 RIVERSTONE PICTURES (REPLICAS) LIMITED. All Rights Reserved.
2019年02月14日キアヌ・リーブスが主演を務めるノンストップSFアクション『REPLICAS』が『レプリカズ』の邦題にて5月、全国公開することが決定した。■ストーリー神経科学者ウィリアム・フォスターは人間の意識をコンピュータに移す実験を、いまにも成功させようとしていた。そんな中、突然の事故で家族4人を失ってしまい、タブーを犯す決断をする。家族の身体をクローン化し、意識を移し替え、完璧なレプリカとして甦らせることに成功。ただし、彼らの記憶を少し改ざんしてーー。家族と幸せな日々を送ろうとするウィリアムだが、研究を狙う政府組織がサンプルとして家族を奪おうと襲い掛かる。愛する家族のため、暴走した科学者の戦いがいま、始まる!■キアヌ、家族のために暴走する科学者に北米では今週末1月11日(金)から2,000スクリーン規模で公開される本作。「僕たち全員が人生の中で誰かを失ったことがある。―どうしたら彼らを取り戻せるのか?」と語るキアヌが主演と製作を兼ね、家族を失う絶望の中で誰もが一瞬よぎる考え=“甦らせる”という倫理的ジレンマを描き出す。善悪の判断よりも、愛する家族のために暴走する天才科学者のノンストップSFアクションが誕生した。神経科学者ウィリアム・フォスターを演じるのは、大ヒットシリーズ『ジョン・ウィック』で復讐に燃える元暗殺者を演じたキアヌ・リーブス。本作では、家族を事故で失った絶望の中、愛する家族を守るため倫理に反した暴走が加速していく科学者を熱演。妻役には『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『500ページの夢の束』のアリス・イヴ。『キングコング:髑髏島の巨神』のジョン・オーティスなどが脇を固める。製作には『トランスフォーマー』『RED』『MEG ザ・モンスター』のロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラや、『パッセンジャー』などアクションの傑作を生み出してきたメンバーと、『ジョン・ウィック』『ノック・ノック』で製作総指揮を務めたキアヌ本人も名を連ねる。監督は、『デイ・アフター・トゥモロー』で脚本を手掛けたジェフリー・ナックマノフ。また、解禁となった場面写真は、神経科学者ウィリアム・フォスターが人間のクローン化の研究成果を手に入れようと襲い掛かる組織と戦う最中のもの。誰にも止められない“親父”が辿り着いた先に、その目に映るのは一体、何だろうか――。『レプリカズ』は5月よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年01月09日“恋の始め方”を忘れた人へ贈る大人のラブストーリー『おとなの恋は、まわり道』が、本日12月7日(金)より日本公開。この度、本作で4度目の共演となるキアヌ・リーブスとウィノナ・ライダーの相思相愛っぷりが垣間見える2ショットインタビューがシネマカフェに到着した。『50歳の恋愛白書』以来、約10年ぶりの共演作となった今回。本作で2人が演じているのは、個性が強すぎて恋愛も人生もうまくいかない男女という、インパクト絶大なキャラクター。愛を信じないヘンクツ男フランクと、過去の失恋を引きずるヘリクツ女リンジーは、過去にちょっとした因縁のある相手に招かれた結婚式で出会い、口論を繰り返しながらもまさかの恋におちていく…。今回インタビューでは、出演オファーを受けて“共演相手は彼しかいない”と自らキアヌに脚本を送ったというウィノナが、「キアヌのことを、凄く尊敬してるの。彼との共演は絶対にうまくいくと思っているし、共演できることになって、この仕事は絶対にうまくいくと思って本当に嬉しかったわ」と絶大な信頼を寄せていることを明かしている。一方のキアヌも「僕たちは、個人的にもお互いが好きだし、仕事もあうんの呼吸でできる」と相思相愛だと言い、劇中では数多くの出演者がいるにも関わらず、セリフがあるのは主演の2人だけという中、息ピッタリの掛け合いを見せている。また映像では、「演技も、着るものも似ている」とキアヌが言うと、ウィノナもそれに激しく同意。互いに80年代から仕事を続けてきたことや演技のビジョンが近いことを、「僕たちは、アナログで古臭いんだ」と言えば、「私達は、ボードビル(※昔ながらの演劇スタイルの例え)の申し子よ!」と意気投合する場面もあり、終始リラックスした笑顔のインタビューとなっている。『ドラキュラ』での初共演から26年。共演を重ね、お互いに信頼できる関係となった2人だからこそ実現した、大人のラブストーリーをぜひ劇場で楽しんでみて。『おとなの恋は、まわり道』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:おとなの恋は、まわり道 2018年12月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開
2018年12月08日キアヌ・リーブスとウィノナ・ライダーが、個性が強すぎて恋愛も人生もうまくいかない男女を演じる『おとなの恋は、まわり道』。この度、キアヌ演じるヘンクツ男とウィノナ扮するヘリクツ女が空港で口論を繰り広げる本編映像が解禁された。『マトリックス』シリーズのキアヌと『シザーハンズ』のウィノナが、約10年ぶり4度目の共演となる本作。キアヌが演じるフランクは花婿の異父兄、ウィノナが扮するリンジーは花婿の元婚約者という役柄で、互いにうんざりした気持ちでリゾート婚に参加した皮肉な男女を熱演。今回解禁された本編映像は、初対面の2人が交わす“毒舌バトル”の皮切りとなるシーン。軽い会話を交わした後、フランクが飛行機の搭乗列の最前に並んでいたリンジーの一歩前へ踏み出す。すると、それまでは穏やかだったリンジーが激怒。割り込みは容赦しないとばかりに、「なんのつもり?一歩前に出た」と食ってかかる。しかしフランクは、ひるむことなく、「いいや」の一言でリンジーの主張を一蹴。リンジーは「とぼけないで」と応酬するも、フランクは素知らぬ顔だ。しかし、ここから“ヘリクツ女”リンジーが本領発揮。身振り手振りを駆使してフランクの行動をあげつらい始める。愛想よく話しかけたとみせかけて、割り込んで前に出たと言うと、「15秒前あなたは後ろにいた、忘れてると思うの?」とチクリ。「まさか」の一言で話を切り上げようとするフランクに、「ほら、また前に出た。それってまるで武術みたい」と追い打ちをかける。フランクもとうとう業を煮やし、「時間を気にしながらゲートへ来て楽しい会話を試みた。しかし君が冷淡だったから、それを避けるために前へ出た」と言い訳。なおも食い下がるリンジーは「前じゃなくて後ろに行けば?」と言い返す。するとフランクは「そしてまた追い越せと?」と、大人とは思えないトドメの一言を返すのだが…この後も、リゾート婚に参加したヘンクツ男とヘリクツ女の毒舌バトルが更にヒートアップしていくことに。4度目の共演ともあって、テンポよく舌戦を繰り広げる2人の演技はまずこちらから確認してみて。『おとなの恋は、まわり道』は12月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おとなの恋は、まわり道 2018年12月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開
2018年10月19日キアヌ・リーブスとウィノナ・ライダーが、個性が強すぎて恋愛も人生もうまくいかない男女を演じたラブストーリー『おとなの恋は、まわり道』の公開日が12月7日(金)に決定。併せて、本作で4度目の共演を果たす2人の2ショット場面写真が公開された。カリフォルニア南部ののどかな自然と美しい街並みを背景に、運命の出会いなんて信じない男と、運命のひとを見つけたい女が、まさかの恋におちていく顛末をスパイスのきいたユーモアを添えて描く本作。『マトリックス』シリーズで世界を制したキアヌ・リーブスと『シザーハンズ』で世界の恋人になったウィノナ・ライダーが、約10年ぶり4度目の共演を果たすことでも話題となっている。過去には交際のうわさもされたほどの2人だが、今回の共演は、リンジー役を引き受けることを決めたウィノナが、旧友キアヌに脚本を送ったことで実現したという。今回解禁された2ショット写真には、最悪の出会いを果たした直後、飛行機の席で隣り合わせる場面。互いに厳しい視線を向け合い、険悪なムードが漂っている。このときの2人は、これからあらゆる場面でペアにさせられることなど知る由もなかった。続いて、いたたまれず結婚式を抜け出して散歩をするフランクとリンジーの前に、とある動物が現れる場面。絶体絶命の状況にも関わらず、2人の皮肉の応酬は止まらない。果たしてどうやってこの危機を乗り越えるのか、この後フランクのとる行動は必見だ。さらに、うんざりするような結婚式を乗り切った2人。清々しいはずが、帰りの飛行機を降りてタクシー乗り場へと移動する場面では、なぜかうつむき気味の表情だ。不機嫌な表情でホテルへの迎えの車を待つ場面や、結婚式の会場付近で言い争う場面、別れを惜しむハグの様子など、2人の関係の変化を感じさせる写真が合わせて8枚解禁されている。ちなみに画像のほとんどは2人しか登場していないが、実は本作ではキアヌとウィノナ以外に、セリフのある登場人物がおらず、ほとんどが2人の会話のやり取りのみで進行する。90年代に一世を風靡し、いまも現役のハリウッドスターが見せる大人の恋愛ドラマに注目してみて。『おとなの恋は、まわり道』は12月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おとなの恋は、まわり道 2018年12月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開
2018年10月05日『マトリックス』シリーズのキアヌ・リーブスと『シザーハンズ』のウィノナ・ライダーが4度目の共演を果たす『Destination Wedding』(原題)が、『おとなの恋は、まわり道』の邦題で12月に日本公開決定し、予告編も到着。2人は個性が強すぎて恋愛も人生もうまくいかない男女という、インパクト絶大のキャラクターに挑む。■ストーリーイケメンだけどヘンクツなフランク(キアヌ・リーブス)。美人なのに、ドクゼツが止まらないリンジー(ウィノナ・ライダー)。気が付けば、“おひとり様”記録を更新中のふたりが、最悪の結婚式に招待された。花婿は、フランクが絶縁中の異父弟で、リンジーを捨てた元婚約者なのだ。出会った瞬間から、互いに感じ悪さ爆発のふたりだったが、言い合いを繰り返すうちにお互いに惹かれ始める。しかしこれは、なかなか素直に恋に落ちることができない、大人の恋の始まりだった――。■キアヌ・リーブス&ウィノナ・ライダー、およそ10年ぶり4度目の共演!“絶縁した家族の結婚式”に出席するフランクと、“元婚約者の結婚式”に出席するリンジー。独身生活が長くてお互いにもういい歳をした大人だが、口論や会話を重ねるうちに、徐々にお互いの共通点に気づいていく…。本作は、いまさら自分は変えられないけど、素敵な恋はしたい。そんな全ての人に贈る、“まわり道”ラブストーリーだ。出演するのは、『ドラキュラ』『スキャナー・ダークリー』『50歳の恋愛白書』に続き、今作が4度目の共演となるキアヌとウィノナ。『ドラキュラ』では本物の司祭を呼び、正式な儀式にのっとって結婚シーンを撮影したそうで、2人の結婚は成立していたとかいないとか…。今回は脚本を気に入ったウィノナが、キアヌに脚本を送ったことで実現。共演を重ねてきた2人だから実現できた掛け合いに注目だ。■個性強めなキャラを好演!今回キアヌが演じるのは、ヘンクツで憂鬱な男フランク。キアヌは「ものすごく不安定で人間嫌いだけど、僕は彼のウィットが好きだし、苦しみも理解できる」と演じるキャラクターについて語り、「愛は多くの人にとっては良いものかもしれないが、彼には大きな不幸をもたらして終わるだけのもの。だったら最初から痛みを感じずに済むように関わらなければいいと思っている。だけど彼はリンジーと出会って、彼女に惹かれていく自分に気づき、自分の過去を乗り越えようとするのです」とコメントしている。そして、ウィノナが婚約者に結婚式を目前にして棄てられた過去を持ち、運命の恋を信じられなくなった“毒舌ヘリクツ女”リンジーを演じる。本作の監督を務めたヴィクター・レヴィンは、ウィノナについて「彼女のようには誰も演じられない。この自然なウィノナらしさは誰にも真似できないんだ。彼女はキャラクターを本能で理解している。だから簡単に自分を開放して、自然に演じられるんだ」とまさにハマり役と大絶賛している。■最悪な結婚式での出会い――予告編公開決定と同時に到着した予告編では、キアヌ演じるフランクとウィノナ演じるリンジーが、全く祝う気になれない最悪の結婚式での出会いからスタート。キアヌのキャリアの中でもトップクラスの変人男は、キスをしても相手に「心は開かないからな」と言い放つ始末。一方の“ヘリクツ女”は、元婚約者の結婚式に「過去との決別のため」という理屈で出席するも、逆に上手くいっていないいまの自分にヘコんでしまう…。キアヌ・リーブス×ウィノナ・ライダー、輝き続ける2人が贈るスパイスのきいた大人のラブストーリーをまずはこちらから覗いてみて。『おとなの恋は、まわり道』は12月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年09月14日キアヌ・リーブスが主演を務める映画『ジョン・ウィック:チャプター2』が3日、動画配信サービス・ビデオマーケットで配信をスタートした。『ジョン・ウィック:チャプター2』2014年に公開され、全世界で大ヒットを記録した『ジョン・ウィック』。2015年の日本公開から2年、続編が昨年7月公開された。ニューヨークを舞台に、引退した暗殺者ジョン・ウィックとロシアンマフィアの死闘を描いた前作から、今作はすべての面でパワーアップ。物語は前作の5日後から始まる。ロシアン・マフィアの残党から愛車フォード・マスタングを奪い返したジョン・ウィックは再び隠居生活に入るが、イタリアン・マフィアのサンティーノが姉殺しの依頼にやってくる。しかし、平穏な生活を望むジョンは依頼を断ると、サンティーノの怒りを買って思い出の詰まった家をバズーカで破壊されてしまう。愛犬と共に一命をとりとめたジョンはサンティーノへの復讐を決意。命の危険を感じたサンティーノに7億円の懸賞金を懸けられ、全世界の殺し屋から命を狙われることになる。前作の倍の製作費が投入された本作。前作とほぼ同規模公開ながら、公開8日間で前作の興行収入を上回った。キアヌ・リーブスは今回もノースタントで格闘、銃撃、カーアクションを披露し、前作を超える絶望的な状況の中、研ぎ澄まされた戦闘能力で生き残るジョンを好演している。公式サイトでは著名人からのコメントも公開中。漫画家さいとう・たかを氏は、「リアルなアクション、味のあるキャラをキアヌは見事に体現している。主人公が持つ殺し屋独特の雰囲気や"影"、それはゴルゴとも重なる部分がある」と分析している。(C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C)Niko Tavernise
2018年01月03日全世界で驚異的な大ヒットを記録、主演のキアヌ・リーブスが再度スターダムに返り咲いた超絶アクション映画の続編『ジョン・ウィック:チャプター2』の4K UHDとブルーレイ、DVD化を受け、主演のキアヌ本人がホットなメッセージを贈るコメント動画が解禁となった。パワーアップを遂げた今作では、最強の暗殺者を演じるキアヌが、おなじみの“ガン・フー”アクションだけでなく、“カー・フー”“ナイ・フー”といった多彩なアクションも披露! スタイリッシュなスーツ姿で、容赦なく敵を撃ち殺す過激シーンも大いに健在だ。また、キャスト陣には前作でおなじみのメンバーに加え、キアヌ扮するジョン・ウィックを追いつめる宿敵にグラミー賞ラッパーで人気俳優でもあるコモン、聾唖の殺し屋役にモデルで近年映画界でも目覚ましく活躍中のルビー・ローズ、言わずと知れた名優フランコ・ネロ、あの「マトリックス」シリーズで共演したローレンス・フィッシュバーンも出演するなど、強力な新メンバーも参戦。あらゆる面で前作を凌駕する作品として話題を集めた。このほど解禁となった動画では、キアヌ本人が「やあ、日本のみんな!この映画をブルーレイ・DVDや配信で、何度でも何度でも楽しんで欲しいな。ミ・テ・ネ!」と直々にメッセージ。パッケージ版には豪華な特典などが満載でファン垂涎のアイテムとなっている。『ジョン・ウィック:チャプター2』ブルーレイ&DVDは2018年1月10日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック:チャプター2 2017年7月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年10月24日キアヌ・リーブス主演のノンストップ・キリング・アクションが帰ってきた! アクションのクオリティーもドラマも前作より数倍パワーアップ。そんな続編『ジョン・ウィック:チャプター2』(7月7日公開)を引っさげて来日したキアヌ・リーブスと、チャド・スタエルスキ監督にインタビュー。最強の殺し屋ジョン・ウィックの復讐劇を描く本シリーズ。今回はイタリアン・マフィアのサンティーノ・ダントニオ(リッカルド・スカマルチョ)が、ジョン・ウィックに姉殺しを依頼する。すでに隠居生活を望んでいたジョンが彼の依頼を一蹴したため、サンティーノの怒りを買う。前作では、ジョン・ウィックがたった鉛筆1本で瞬時に3人を殺したというエピソードがインパクト大だったが、今回それが実演されていた! また、前作での銃とカンフーを融合させた"ガンフー"に続き、今回はガンフーとカーアクションが融合した"カーフー"も披露。キアヌとチャド・スタエルスキ監督が、気になる撮影裏話を楽しそうに語ってくれた。――チャプター2では、前作のどういう点がパワーアップしていますか?キアヌ:今回はジョン・ウィックを取り巻く世界観がさらに広がっているよ。「ハイテーブル」という「コンチネンタル」(殺し屋をサポートする組織)の上にある新しい組織が登場するし、ローレンス・フィッシュバーン演じるボワリー・キングというアンダーグラウンドな組織を束ねているキャラクターも出てくる。彼らの間では借りはちゃんと返さないといけないというルールがあるんだ。また、ユーモアもかなりアップしているんじゃないかな。もちろんアクションの形態もより多様化されているよ。全体的にクオリティーがアップしていると思う。チャド:キアヌの言うとおりだ。観客がパート1で気に入ってくれた部分を膨らませている。水先案内人の役割をしているジョン・ウィックの目を通し、コンチネンタルやいろんな都市を見ることができる。個人的にはローレンス・フィッシュバーンが演じたボワリー・キングの世界観が気に入っているよ。――チャド・スタエルスキ監督は、もともと『マトリックス』の時にキアヌ・リーブスさんが演じたネオ役のスタントダブルをされていましたよね。だからこそ同シリーズでモーフィアス役を演じたローレンス・フィッシュバーンさんとキアヌさんの共演シーンはかなり興奮しました!チャド:ボワリー・キングのキャラクターはもともとローレンス・フィッシュバーンをキャスティングしたくて脚本に書いていたんだけど、まさか実現するとは思わなかった。たまたまキアヌがロスでローレンスに会った時に『ジョン・ウィック』の話をしてくれたんだ。それで『ジョン・ウィック:チャプター2』に出演できる?と聞いたら、ぜひ脚本を送ってくれと言ってくれたらしい。彼は『俺、出るよ』と即答してくれたよ。初めての撮影シーンは、キアヌと2人が屋上で話すシーンだったが、あまりにも見入ってしまって、僕はカットをかけるのを忘れてしまった(苦笑)。僕もローレンスとキアヌの大ファンだったので本当にうれしかったよ。キアヌ:もともと彼とはずっと友だちだったけど、彼は素晴らしい役者だと思う。まあ、現場では『モーフィアス!』という感じで、やばいなあと思ったけど(笑)。ローレンスが演じるボワリー・キングが、ジョンを助けるのか殺すのかわからないところも良かった。ローレンスはカリスマ性にあふれ、危険でチャーミングな男で、まさにさまざまな色彩に輝く宝石みたい。共演シーンでは、彼がさらに光を当ててくれたと思っている。――今回もアクションが冴えていました。キアヌさんを演出してみていかがでしたか?チャド:キアヌはまた新しいスキルを身につけてくれた。今回も感心したし、すごく上手くいったと思う。同じことの繰り返しじゃなく、レベルアップできたから。かなり時間を割いて、武器の扱いはもちろん、ガントレーニング、マッスルアーツ、カースタントにも挑戦してもらった。しかも今回彼はイタリア語も話さないといけなかった。キアヌは本当に頑張り屋だと思う。どんなにリハーサルをやっても、場所を変え、衣装を着て本番でやってもらうと、はっとさせられる瞬間があった。いいシーンが撮れると、みんなが笑顔になったよ。キアヌ:とにかく楽しかった。最高のチャンスを与えられているわけだから。ただ、チャドのアクションのレベルが高くて、僕が追いつけないというか、監督の求めるものに応えられない自分が辛かった。いちばん大変だったのは、彼のレベルに合わせることだったのかも。ただ、たとえ僕がチャドをガッカリさせても、彼はちゃんとサポートしてくれたよ。チャド:おいおい。ガッカリしたことなんて全然なかったよ(笑)――今回、逃走経路に武器が隠してあったり、銃弾がなくなったらそれを投げ捨てたりと、リアリティーあふれる演出が印象的でした。そういうアイデアは、おふたりで出し合ったのですか?キアヌ:銃がなくなったらそれを捨てて、他にある銃を手にする。あれはチャドらしいディテールの描き方だったね。チャド:ガンファイトの見せ方をどう変えていくのかについてふたりで話し合ったよ。ハリウッド映画では、銃弾がなくなったり、再装填しているところを見せないことが多い。実際それをやるのは難しいし、スピード感もなくなってしまうから。でも、今回はカメラを引いて、敢えてそうするところを見せたんだ。そのことでかなりユーモアを入れ込むことができた。もちろん、銃を発砲すること以上に練習が必要だったけど、キアヌは頑張ってやってくれたよ。――『マトリックス』を撮影していた当初は、こんなふうに監督と主演俳優としてお仕事をされることは想像していましたか?キアヌ:いや、『マトリックス』の時はそんなに未来の話はしていなかった。でも、3部作を取り終えた後、チャドはセカンドユニットの監督としての仕事を始めたし、役者とスタントマンとしても何度か一緒に仕事をしたんだ。それで僕は外からチャドの仕事ぶりや成長ぶりを見ていた。まあ、彼とは興味があるものや好みが似ていると思う。チャド:お互いにアクション映画が大好きだし。しかもふたりとも乙女座なんだ。キアヌ:完璧主義なんだよね。チャド:そうそう。ちょっとクレイジーだけど、完璧主義だね。■プロフィールキアヌ・リーブス1964年9月2日、レバノン生まれ。主演映画『スピード』(94)で大ブレイクし、その後『マトリックス』(99)が大ヒットし、シリーズ化されて人気を不動のものにする。そのほかの主な出演作に『ディアボロス/悪魔の扉』(97)、『コンスタンティン』(05)、『47RONIN』(13)など。『キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー』(14)では監督デビューを飾り、出演も兼ねた。近作は『ジョン・ウィック』(15)、『砂上の法廷』(16)など。チャド・スタエルスキ監督1968年9月20日、アメリカ生まれ。アクション/スタントコーディネーターとして『マトリックス リローテッド/レボリューションズ』(03)、『300』(07)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)に携わる。スタントとして『マトリックス』(99/スタントダブル:ネオ)他を務める。前作『ジョン・ウィック』(15)で監督を務めた。(C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C)Niko Tavernise
2017年07月08日若い頃のキアヌ・リーブスは、溜め息がもれるほど美しかった。そして50代を迎えたいまのキアヌは、“大人の男”の色気を纏い、これまで以上に私たちを魅了する。彼の新作『ジョン・ウィック:チャプター2』は、伝説の殺し屋の映画、アクション&銃撃戦満載の映画──というと男性向けの映画に聞こえるかもしれないが、実は女性にこそおすすめ。1作目では、大切な存在を奪われてしまった男の“愛”の復讐劇だった。2作目は、大切な想い出を奪われて、ふたたび愛のために、信念のために戦うことに…。シリーズ2作目となる『ジョン・ウィック:チャプター2』について、主演のキアヌと監督のチャド・スタエルスキが語る。『スピード』や『マトリックス』シリーズで観たことのないアクションに挑戦してきたキアヌ。この『ジョン・ウィック』シリーズでは、これまでの経験をフル活用するだけでなく、とんでもない進化を遂げている。銃とカンフーを組み合わせたガン・フーをはじめ、ナイ・フー、カー・フー、柔道、柔術など、次から次へと新しいアクションを身につけ監督を驚かせる。「キアヌは1作目以上にレベルアップしている。武器もマーシャルアーツもカースタントも、かなりの時間をさいて訓練して新しいスキルを身につけてくれた。本当にスゴいよ!」と大絶賛する。一方、キアヌは、「ジョン・ウィックの世界観をより広げたい」という監督の強い意志に応えることが原動力になった。「チャドから最高のチャンスを与えてもらって撮影は本当に楽しかった。でも、彼が目指しているレベルは非常に高い。彼が求めているレベル以上を目指したいのに、それができない、応えられない、そういうときが一番つらかった。たとえば、銃のリロード(装填)とかだね。(利き手の)反対側の手でもできたらよかったんだけど…」と、自らに課しているものが大きすぎる!そんなキアヌだからこそ、監督はほかではやっていないアクションに挑戦したくなるのだろう。アクション映画の多くは、スピード感を保つために銃弾がなくなるシーンや装填するシーンは見せない工夫をするが、この映画は違う。監督が説明する。「この映画では、敢えて引きの画で撮ってリロードシーンを見せることにした。実際に銃弾がなくなったときにどうなるのか、ジョン・ウィックならどう対処するのか、思い切って見せることにしたんだ。それによってユーモアも入れることができた。装填の作業は発疱するよりも難しい。キアヌはかなり練習して演じてくれた」。次から次へと流れるように銃を撃っていくシーンの美しさは、キアヌ・リーブスの努力によって描けたというわけだ。お互いを信頼しているからこその発言、仲の良さ。2人の出会いは『マトリックス』まで遡る。もともとスタントマンとして活躍していたチャド・スタエルスキは、『マトリックス』でキアヌの演じたネオのダブルスタントをつとめ、『マトリックス リローデッド/レボリューションズ』ではアクション/スタントコーディネーターとして参加。その後は、数多くの大作アクション映画に関わってきた、アクションの伝道師だ。そしてついに、前作『ジョン・ウィック』で監督と主演俳優という形でタッグを組むことになった。キアヌは「2人はとても似ている」と言う。「僕とチャドは好きなものや興味がとても似ているんだ。もちろん、大好きなアクション映画のジャンルもね。あと、2人とも乙女座なんだよ!乙女座は、完璧主義でちょっとクレイジーなところがあるけれど、そういうところも似ていると思う(笑)」。もうひとり『マトリックス』からの盟友ローレンス・フィッシュバーンが『チャプター2』に登場する。彼が演じるのは、ニューヨークの情報王バワリー・キングというキャラクターだ。「できることならフィッシュバーンに演じてほしい…」と想定していた監督の願いを叶えたのはキアヌだった。「キアヌがロサンゼルで偶然ローレンスに会ったときに、ジョン・ウィックの『2』に出演しないか?って聞いてくれてね。『すぐに脚本を送ってくれ!』と、即答で出演OKしてくれたんだ。キアヌ・リーブスとローレンス・フィッシュバーン、大好きな俳優が揃って出てくれるなんて!本当に嬉しかった。2人の最初の共演シーンは屋上のシーンだったんだけど、感動して見入ってしまって、カットをかけ忘れて、ローレンスに『いつカットって言うんだよ』って急かされてしまったんだ(笑)」。微笑ましいエピソードだ。また今回の撮影舞台はニューヨークとローマ。そこにも「美しい景色を背景にしたアクションは映える」という監督のこだわりがある。「ジョン・ウィックの世界を作るうえで、アクションだけでなくロケーションに関しても、いままで見たことのないものを作らなければならないと意識した。キアヌとプロダクションデザイナーと話し合って、それに見合ったスポットをニューヨークで見つけた。たとえば、ワールド・トレード・センター駅での撮影は映画史上初だったんだ。そこでジョン・ウィックと彼のライバル、カシアンとの対決シーンを撮っている」。そうやってニューヨークにジョン・ウィックの世界を構築していった。そのなかには非現実的な世界──世界中で活躍する殺し屋をサポートする機関“コンチネンタル”もあり、キアヌが「特にシュールな世界だった」とふり返るのは、コンチネンタルに常駐するソムリエとのシーンだ。「ソムリエが出てきてワインをテイスティングするのかと思ったら…彼は“ウェポン”ソムリエで、兵器のテイスティングなんだ。すごくイカれたシーンではあるけれど、とてもジョン・ウィックらしいシーンのひとつだね」。慣れた手つきでテイスティングするキアヌ・リーブスの武器の扱いは、もちろん絵になる。ローマは、ジョン・ウィックのいる殺し屋の世界、その歴史を感じさせる場所として選ばれた。カラカラ古代浴場、ボルゲーゼ公園にある国立美術館、ナヴォーナ広場、スペイン広場にあるグランド・プラザ・ホテル…などで銃撃戦やチェイスが繰り広げられる。たった1人で世界中の殺し屋を相手にするジョン・ウィック、演じるキアヌの身体能力、格闘術に見とれ、手に汗握りっぱなしの約2時間となるだろう。キアヌを再びスターダムへと返り咲かせたこのシリーズ、すでに3作目も始動しているという。「チャドのビジョンを満足させるために、これまで以上にもっとトレーニングが必要になるだろうね(笑)。でも、それは僕にとって素晴らしい贈り物でもあるんだ」と意気込むキアヌに監督は「希望とおりジョン・ウィックのスキルをもっとレベルアップさせるよ(笑)。新しい挑戦として、モーターサイクルをつかったカンフーアクションなんてどうかな」「OK!舗装されていない道路でバイクを練習しておくよ(笑)。あと、馬もいいかもしれないね」と3作目のアクションについて盛り上がる。この2人の今後にますます期待!(text:Rie Shintani)■関連作品:ジョン・ウィック:チャプター2 2017年7月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年07月05日