Aチームにいた息子が、Bチームに落ちてた。来月セレクションがあるのに、現実は厳しいのか......。と親の方がショックを受けて立ち直れない。子どもにどう声をかけていけばベストな状態でセレクションを受けられるか教えて。とのご相談。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、悩めるお母さんに3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<息子に意地悪する子に注意したらコーチに叱られた、わが子をいじめる子に親が問いただすのはダメなのか問題<サッカーママからの相談>はじめまして。いきなりですが相談です。息子は来年中学生なのですが、来月セレクションがあります。ですが、4月からAチームにいた息子が、今日Bチームに入っていました。なんだか私が凄くショックを受けてしまって立ち直れません。まだセレクションが終わったわけではないのに、やはり現実は厳しいのかと悲しくなってきます。どう声をかけていけばベストな状態で受けることが出来るでしょうか?<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。「現実は厳しいのか」この言葉を、私も思わず漏らしたことがあります。■子どもにとってネガティブなことに親がいつまでも悲しんでたら子どもを2度傷つけることになりかねない私の子どもAが中学3年の夏か秋だったかと思います。地元のジュニアユースクラブでプレーしていたその子は、高校では別のユースクラブへ入ってサッカーを続けることを考えていました。私たち親はAに「好きなようにすればいいよ。任せるよ」と伝えていました。ある日、Aが鉛筆で何か走り書きしたような一枚のレポート用紙を私に見せました。そこにはこうありました。「初めまして。〇〇と言います。ジュニアユースクラブの〇〇でプレーしています。今中学3年です。そちらのユースチームの練習に参加させてもらえないでしょうか。プレーを見てもらいたいです」そして、私に首都圏の強豪ユースクラブ2つに自分で電話をかけて頼んでみようと思う、と言いました。私は「へえ。すごいチャレンジだね。いいじゃん。やってみたら」と言って、その紙を返しました。ひとつのクラブは「ユースからはとっていません」と事務職員の方に断られましたが、もうひとつのクラブはコーチにつないでくれました。保護者同伴で来るように言われ、練習に参加しました。私は仕事だったので、夫が付き添いました。コーチから「もう少し見たいので、もう一度来てほしい」と言われ、2度目の練習に参加しました。練習後少し待たされた後、コーチから「クラブの事情であなたをとれない。残念だけど」と落選を伝えられました。Aは唇を嚙み悔しそうだったと夫から聞きました。もしかしたら受かるかもと思っていた私も「現実は厳しいねえ」と漏らしました。あなたと同じようにショックではありました。悲しくもありました。ただ、そこで考えたのは「一番悲しいのはわが子だ」という事実です。ずっとAチームだった息子さんは、Bチームに落ちてショックだったことでしょう。セレクションを控えているのですから余計に落ち込みます。そんなときに、お母さんが落ち込む姿を見たり、ショックを受けていることを知ったら、彼はどう感じるでしょうか。いえいえ、そんな姿は見せていませんとおっしゃるかもしれませんが、子どもは親の気持ちを感じ取る天才です。子どもがやってしまった失敗やネガティブな出来事を、親がいつまでも嘆き悲しんでいては、子どもを二度傷つけてしまうことになりかねません。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■結果よりプロセス小6でBチームだったりセレクションに落ちることは人生でそんなに重要かそこでお母さんに三つアドバイスさせてください。ひとつめは、息子さんにまつわるどんなことも「結果」よりも「プロセス」を見てください。寄り添う大人がプロセスを重視するほうが、脳科学的に子どもを成長させることがわかっています。目先の結果ばかりを追いかけて干渉してしまうと、子どもの意欲やモチベーションをつぶしかねません。Bチームに落ちたことは結果です。息子さんが楽しく精一杯自分なりにサッカーに取り組んでいるのであれば、そのことを認めましょう。小学6年生でサッカーでBチームだろうが、セレクションで結果が出なかろうが、それらは彼の長い長い人生の中でどれだけ重要なことでしょうか。ぜひそこを考えてください。■子どもにとってベスト場状態に持っていく力は本人の主体性からしか生まれないふたつめ。これまでも何度かこの連載でも書いてますが、わが子の感情に共感しても同化してはいけません。Bチームに落ちたことなんて話題にしなければいいのです。知らん顔する。もし、息子さんが「落ちたんだ」と言ってきたら「そっかー、残念だったね。でも、お母さんは君がサッカーを楽しんでくれているだけで嬉しいよ」と答えてください。そうやって息子さんの残念で無念な気持ちに共感して寄り添うことは、親として大事なことです。しかし、親のほうが落ち込んでしまうと、子どもの感情に同化することになります。同化すると、親としての立ち位置や役割を見失ってしまいがちです。お母さんの役割は何でしょうか?ただ見守ることではないですか?ご相談文に「どう声をかけていけばベストな状態で受けることが出来るか」と質問されていますが、私たち親にそんな力があるでしょうか?自分なりに気持ちを整理してベストな状態にもっていく力は、子どもの主体性からしか生まれません。■もう12歳、この機会に少しずつ自立させよう(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)そして三つめ。もう12歳。この機会をぜひ「子どもの手を離す時間」にしてください。何かについて「お母さんはどう思う?」と相談されたとき、「君に任せるよ」と言える。ちょっぴり心配でも「好きなようにしなさい」ときっぱり言える。そんな態度が息子さんの主体性につながります。もしかしたら揺れる、戻るの繰り返しかもしれませんが、少しずつ自立させてください。ところで、わが子Aは結局、高校から別のクラブでプレーすることになりました。奇遇にも二度練習参加をしてとってもらえなかったクラブと同じエリアでした。Aはそのユースクラブに入ってよく努力しました。しかも、在籍した3年間で、自分を落とした強豪クラブに一度だけ公式戦で勝ちました。他の選手も活躍していましたが、Aもとてもいいプレーを見せてくれました。試合後、泣いていました。嬉しいのはわかるけど、そんなに泣くか?というくらいに。涙の理由は私たち家族だけが知るものでした。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年08月09日クラブ(Club)の2023年秋コスメとして、新作マスカラ「クラブ アミュチア ミルキーメロウマスカラ」が、2023年8月7日(月)に数量限定で発売される。“美発色”ミルキーカラーの新作マスカラ「クラブ アミュチア ミルキーメロウマスカラ」は、やさしいミルキーカラーがひと塗りで見たままの美発色を叶えてくれる新作マスカラ。煌めくシャインパール(※1)がまつ毛にラメ感をプラスするのに加え、クリアファイバーを配合することにより、ニュアンスカラーながら目元を自然に引き立てる。また汗や皮脂に強く、上向きカールを長時間キープしながら、お湯で簡単にオフできるのも嬉しい。さらに、スリムカーブブラシが目尻や下まつ毛などの細かい毛まで1本1本キャッチしてくれるのも魅力。カラーは、抜け感のある色合いにミルキー感をプラスした、デイリーメイクに取り入れやすい4色を展開する。01 バニラベージュ:トレンド感のある儚げベージュ。02 キャンディピンク:ガーリーなメイクにぴったりのピンク。03 オレンジティラミス:日常使いしやすいベーシックなオレンジ。04 おまっちゃクリーム:ポップにもクールにもなれるグリーン。【詳細】クラブ アミュチア ミルキーメロウマスカラ 全4色 各1,100円発売日:2023年8月7日(月)数量限定発売※1 合成フルオロフロゴパイト、酸化チタン、酸化スズ(全て粉体基剤)【問い合わせ先】クラブコスメチックスTEL:0120-16-0077(フリーダイヤル)
2023年08月03日チームラボ(teamLab)の「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」が、2023年冬に沖縄県那覇市のTギャラリア 沖縄 by DFSにてオープン予定。「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」が沖縄に上陸デジタル領域におけるスペシャリストで構成されるチームラボ。国内・海外累計来場者数1500万人を達成している「学ぶ!未来の遊園地」は、子どもから大人まで楽しめるデジタルアートを展示する新感覚の“遊園地”だ。そんな人気を誇るデジタルアート展「学ぶ!未来の遊園地」が沖縄に上陸。会場では同じ空間にいる人々とともに、自分自身もクリエイティブに参加しながらデジタルテクノロジーを体験できる。【詳細】「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」オープン時期:2023年冬場所: Tギャラリア 沖縄 by DFS住所:沖縄県那覇市おもろまち4-1
2023年07月17日待望の小顔トリック下地は8月21日発売資生堂の「マキアージュ」ブランドが、「小顔メイクをしてみたいけど、難しそう」というメイクの悩みに応え、下地で小顔を叶える新商品「ドラマティックフォルミンググロウベース」を開発した。発売は2023年8月21日(月)。つやと陰影で立体感を演出新商品は、透けるような血色感を生み出しつつ、つやと陰影による立体効果で小顔印象に仕上がる新発想の化粧下地。光と影を操る特殊な板状のパールと、つや感たっぷりの「高つや油分」による瞬間コントゥアリング処方によって、顔立ちに合わせて立体感とつや感を演出する。下地を塗布した後は、つや部分の面積が素顔のときの約5倍となり、つやによって立体小顔印象を与えるのだという。テカリ・カサつき防止やスキンケア効果もこのほか新商品では、「うるさらセンサーパウダー」・「うるさらセンサーコート」によって過剰な皮脂や水分が吸収され、テカリとカサつきを同時に防ぐ効果がある。さらに、肌ひきしめ成分「グリシルグリシン」と保湿成分「カフェイン・グリセリン」配合によるスキンケア効果や、 美肌パウダー配合による毛穴カバーと透明感を与える効果もあるという。「マキアージュ ドラマティックフォルミンググロウベース」は、色数1色、参考小売り価格は、30g 3,300円(税込)。(画像はプレスリリースより)【参考】※資生堂 ニュースリリース
2023年07月13日そこそこ強いクラブチームに所属する息子。実力でチームを分けるのは分かるけど、控えチームには90分の練習中一度も指導してくれず放置され、胸が痛い。3対3なんかでも、スタメン組にはずっと指導しているのに、控えには基本すら教えてくれない。子ども自身は「チームが強いから」ここで頑張ると言うけど、どんな風に励ませばいい?とのご相談。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、いまお母さんがラクになるための3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<控えは基本的な動きも指導されず放置、スタメンと控えで指導に差がありツライ問題<サッカーママからのご相談>息子は現在4年生でそこそこ強いクラブチームで控えです。3年生から入れるチームでコーチは1人です。実力で分けるのは当たり前だと思うのですが、コーチはずっとスタメン組を指導し、控え組を全く指導しません。これから中高とサッカーを続けるためには、教えられるのではなく自分で考える力をつけるのが大事と理解してます(必死に自分に言い聞かせています 笑)が、90分間の練習で1度も指導されず放置されてるのは胸が痛いです。例えば3対3。基本的な動き方くらい最初に教えてくれてもいいんじゃないの?まだ育成年代だし、スタメン組にはずーっと教えてるのに......。と感じてしまいます。辛いし、何か言いたくなるのでなるべく練習を見ないようにしていますが、時々練習会場の送迎の関係で見てしまい、心が締め付けられています。試合では、控え組にはコーチング皆無。失点すると、お前のせいだ、自分で考えろなど言われますが、スタメン組にはサイドコーチングしまくりです。右行け、中に切り込め......など。それを見てまた、「何なんだ、この差は!?熱量の差すごい!!」となります。控え組といっても、努力している子が大半です。息子も外のスクールや、本での独学、毎日自主練を頑張ってます。みんなやる気がないわけではないです。なのに、控え組は指導してもらえず自分で考えて自分で努力しなければならない現状。強くなれると信じたいです。 息子はこのチームが強いからここで頑張ると言っています。私としては息子の意思を尊重して、ぐっと我慢して見守る考えですが、何か励ましの言葉を下さい。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。頑張っている息子さんの姿を見ていれば報われてほしいと思うのが親心です。お母さんにとっても辛い日々かとお察しします。何か励ましの言葉を、とのことですが、私がお母さんに一番に伝えたいのは「もう頑張らなくていいよ」の一言です。■口に出さずともお母さんのつらさは息子さんに伝わっているご相談文からしか判断できませんが、お母さんは「辛い」と書かれています。息子さんの練習を見れば心を締め付けられ、このままこのチームで頑張るという息子さんを尊重してぐっと我慢している。つまり、息子さんのサッカーはお母さんにとってネガティブなコンテンツでしかありません。そのことは例えば「お母さんはあなたのサッカーが辛い」と口に出さずとも、息子さんには伝わっているはずです。自分がサッカーをすることで大好きなお母さんを悲しませていると感じているでしょう。そう考えると、母子にとって今の状況は決して良いものではない気がします。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■アドバイス①サカイク的な視点で見ると、スタメン組の方が考える力をつける機会を阻害されているそこで、三つほどアドバイスさせてください。ひとつめ。90分間の練習で1度も指導されず放置されている、スタメン組の指導とは熱量が違いすぎる等々、コーチに対する不満が募っているようです。が、指導方法については、暴力や目に余るハラスメントがない限りコーチに任せるしかありません。そのうえ、息子さんは今のチームで頑張りたいと主張しているなら、好きなようにさせればいいのです。また、「控え組は指導してもらえず自分で考えて自分で努力しなければならない現状」と書かれていますが、それは実は息子さんにとって良い環境とも言えないでしょうか。スポーツは習い事ではありません。もう4年生です。YouTubeなどの動画コンテンツを見たり、サッカーの試合を観戦したり、テレビで見るなどして、自分でサッカーを学ぶことのできる年齢です。もし、そこまで自分でやらないのであれば、それは「そこまでサッカーにはまらなかったんだな」と考えればいいことです。それに、4年生の今ははまってなくても、中学に行ったら猛然とはまり始めるかもしれません。子どもがいつ伸びるかは誰にもわかりませんから。私は息子さんよりも、お母さんが「サイドコーチングしまくり」と書いておられるスタメン組のほうが心配です。サカイクの読者ですから、サッカーは自分で考えるスポーツだという捉え方をご理解いただいているかと思います。その視点で考えると、スタメン組の子どもたちには、自分で考える余裕(余白)を与えられていないようです。これでは、大人の言うとおりにしか動けない子どもに育ってしまいます。サッカーでの習慣がすべてに影響するとは言いませんが、本来スポーツの育成現場は主体性や創造性を身につける場なのにと非常に残念です。■アドバイス②何のためにサッカーをさせているのか、子ども自身はどうなのか、今一度確認しよう二つめ。一度、「何のためにサッカーをさせているか」という原点に立ち返りましょう。ご相談文に「強くなれると信じたい」とありますが、何が何でもプロにさせたいのでしょうか?高校や大学を、受験勉強しなくてもいいスポーツ推薦で行かせたいのでしょうか?そういった思惑は、恐らく皆無かと思います。そうであれば、サッカーを楽しむこと、サッカーに一生懸命取り組むことができていれば、それでいいと考えられないでしょうか。相談文を見る限り、お子さんは懸命にサッカーに取り組んでいます。ただ、ひとつ気になるのは、息子さんが「チームが強いからここにいたい」と話していることです。強豪チームに属するのは試合に勝つことが多く、周囲から羨望の目で見られもするので誇らしい感覚もあるでしょう。しかし、スポーツで一番楽しいのは試合をすることです。実践機会があまりに少ないのであれば、その部分を息子さんに話してみるのもいいでしょう。ただし、どうするかを決めるのはあくまでも本人です。■アドバイス③コーチの言動を片時も目を離さずチェックする親を、子どもは望んでいるのか三つめ。冒頭でお伝えしたように、息子さんのサッカーについてお母さんは頑張るのをやめましょう。私から見ると、お母さんは少々息子さんのサッカーに注目しすぎているようです。90分の練習で息子さんが一度も指導されなかったと書かれていますが、90分間一時も目をそらさず息子さんだけを目で追っていたということになります。目で追いながら「ああ、今のシュート惜しい!」とか「よく頑張って最後までボールを追いかけたなあ」とお母さん自身がサッカーを楽しんでいるのなら良いのですが、どうもそうではなさそうです。そこまで必死になってコーチの言動をチェックすることを、息子さんは決して望んでいないはずです。■子どものサッカーは子どものもの、親が子どもの人生に乗っかると......(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)子どものサッカーや時間は、子どものもの。子どもの人生です。子どもの人生に親が乗っかって生きてしまうと、その重みに子どもは耐えられなくなってしまいます。したがって、お母さんはこれを機会に、趣味など自分の楽しみを見つけるなどして息子さんのサッカーと少し距離を置いたほうがいいと思います。子どもがぐっと伸びるとき、ほとんどの親御さんが「いつの間にか成長していたんですよ」とおっしゃいます。そこに親の干渉はありません。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年07月11日─楽しさと勝利を両立する育成法─株式会社カンゼンは、3度全国大会を制している滋賀の少年野球チーム多賀少年野球クラブの辻正人監督がチームで実践する子どもたちの先を読む力、主体性を引き出す指導法を1冊に凝縮した「多賀少年野球クラブ『脳(ノー)サイン野球』で 子どもの考える力と技術が自然に伸びる!」を7月10日に刊行致します。多賀少年野球クラブ 『脳(ノー)サイン野球』で 子どもの考える力と技術が自然に伸びる! 書影─楽しさと勝利を両立する育成法─なぜ小学生が大人の指示がなくても、自らプレーを選択・決断できるのか。なぜ毎年強いチームであり続けるのか。近江高校出身、学童野球のカリスマ監督がチームで実践する「座学」と「練習」を大公開!指導方針180度転換!子どもたちの先を読む力、主体性を引き出す辻流指導法選手が自ら考えて、行動するノーサイン=脳サイン野球とは?20歳の時、地元の滋賀県多賀町に小学生を対象にした軟式野球チーム「多賀少年野球クラブ」を立ち上げました。現在、年少の園児から小学6年生まで部員が100人を超えています。20年以上前から毎年のように全国大会に出場し、日本一を3度達成していることから、周りからはチームが強いから部員が増えていると思われがちです。ところが、10年前までは、ずっと部員が25人前後。なかなか選手が増えず苦労していました。部員が大幅に増えたのは脳(ノー)サイン野球をスタートし、怒声罵声の指導を全面的に禁止してからです。決してチームの強さだけが要因ではありません。この書籍では、なぜ小学生がノーサインでプレーできるのか、ノーサインで動くためにどんな知識を身に付けているのか、脳サイン野球を体現するにはどのような練習をしているのかなど、惜しみなく伝えていきたいと思っています。サンプルページ第1章「脳サイン野球」を行うために必要な座学第1章「脳サイン野球」を行うために必要な座学②第2章練習の組み立て方と進め方第2章練習の組み立て方と進め方②第3章指導者や保護者からよく聞かれる10の質問第4章他チームの指導者から見た多賀少年野球クラブ第5章「脳サイン野球」から「令和の根性野球」へ目次多賀少年野球クラブ 『脳(ノー)サイン野球』で 子どもの考える力と技術が自然に伸びる! CONTENTSはじめに第1章「脳サイン野球」を行うために必要な座学第2章練習の組み立て方と進め方第3章指導者や保護者からよく聞かれる10の質問第4章他チームの指導者から見た多賀少年野球クラブ第5章「脳サイン野球」から「令和の根性野球」へおわりにプロフィール辻正人(つじ・まさと)1968年1月25日、滋賀県多賀町出身、野球指導者。中学から本格的に野球を始め、近江高では野球部に所属し三塁手として活躍。20歳の時、現在も監督を務める「多賀少年野球クラブ」を創設。2023年で指導歴35年を迎え、学童野球の2大大会である、「マクドナルド・トーナメント」と「全国スポーツ少年団軟式野球交流大会」で計3度の日本一。「世界一楽しく、世界一強く」「勝利と育成の両立」を掲げ、子どもが自らが意欲的に主体的に練習に取り組んで上達していく指導法は全国の学童野球の指導者から注目を集めている。 チームOBには、則本昂大(東北楽天ゴールデンイーグルス)をはじめ、22名の甲子園球児がいる。Instagram: 書誌情報書名:「多賀少年野球クラブ 『脳ノーサイン野球』で子どもの考える力と技術が自然に伸びる!」ISBN:978-4-86255-687-5著者:辻正人(多賀少年野球クラブ監督)ページ数:224P判型:四六判定価:1,980円(本体1,800円+税)発売日:2023年7月10日出版社:カンゼンAmazon : Rakutenブックス : 商品ページ : 【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン宣伝プロモーション部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月04日そこそこ強いクラブチームに所属する息子。実力でチームを分けるのは分かるけど、控えチームには90分の練習中一度も指導してくれず放置され、胸が痛い。3対3なんかでも、スタメン組にはずっと指導しているのに、控えには基本すら教えてくれない。子ども自身は「チームが強いから」ここで頑張ると言うけど、どんな風に励ませばいい?とのご相談。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、いまお母さんがラクになるための3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<遠征2万、練習試合1回1000円。お金がかかりすぎるクラブをやめさせたい問題<サッカーママからのご相談>息子は現在4年生でそこそこ強いクラブチームで控えです。3年生から入れるチームでコーチは1人です。実力で分けるのは当たり前だと思うのですが、コーチはずっとスタメン組を指導し、控え組を全く指導しません。これから中高とサッカーを続けるためには、教えられるのではなく自分で考える力をつけるのが大事と理解してます(必死に自分に言い聞かせています 笑)が、90分間の練習で1度も指導されず放置されてるのは胸が痛いです。例えば3対3。基本的な動き方くらい最初に教えてくれてもいいんじゃないの?まだ育成年代だし、スタメン組にはずーっと教えてるのに......。と感じてしまいます。辛いし、何か言いたくなるのでなるべく練習を見ないようにしていますが、時々練習会場の送迎の関係で見てしまい、心が締め付けられています。試合では、控え組にはコーチング皆無。失点すると、お前のせいだ、自分で考えろなど言われますが、スタメン組にはサイドコーチングしまくりです。右行け、中に切り込め......など。それを見てまた、「何なんだ、この差は!?熱量の差すごい!!」となります。控え組といっても、努力している子が大半です。息子も外のスクールや、本での独学、毎日自主練を頑張ってます。みんなやる気がないわけではないです。なのに、控え組は指導してもらえず自分で考えて自分で努力しなければならない現状。強くなれると信じたいです。 息子はこのチームが強いからここで頑張ると言っています。私としては息子の意思を尊重して、ぐっと我慢して見守る考えですが、何か励ましの言葉を下さい。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。頑張っている息子さんの姿を見ていれば報われてほしいと思うのが親心です。お母さんにとっても辛い日々かとお察しします。何か励ましの言葉を、とのことですが、私がお母さんに一番に伝えたいのは「もう頑張らなくていいよ」の一言です。■口に出さずともお母さんのつらさは息子さんに伝わっているご相談文からしか判断できませんが、お母さんは「辛い」と書かれています。息子さんの練習を見れば心を締め付けられ、このままこのチームで頑張るという息子さんを尊重してぐっと我慢している。つまり、息子さんのサッカーはお母さんにとってネガティブなコンテンツでしかありません。そのことは例えば「お母さんはあなたのサッカーが辛い」と口に出さずとも、息子さんには伝わっているはずです。自分がサッカーをすることで大好きなお母さんを悲しませていると感じているでしょう。そう考えると、母子にとって今の状況は決して良いものではない気がします。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■アドバイス①サカイク的な視点で見ると、スタメン組の方が考える力をつける機会を阻害されているそこで、三つほどアドバイスさせてください。ひとつめ。90分間の練習で1度も指導されず放置されている、スタメン組の指導とは熱量が違いすぎる等々、コーチに対する不満が募っているようです。が、指導方法については、暴力や目に余るハラスメントがない限りコーチに任せるしかありません。そのうえ、息子さんは今のチームで頑張りたいと主張しているなら、好きなようにさせればいいのです。また、「控え組は指導してもらえず自分で考えて自分で努力しなければならない現状」と書かれていますが、それは実は息子さんにとって良い環境とも言えないでしょうか。スポーツは習い事ではありません。もう4年生です。YouTubeなどの動画コンテンツを見たり、サッカーの試合を観戦したり、テレビで見るなどして、自分でサッカーを学ぶことのできる年齢です。もし、そこまで自分でやらないのであれば、それは「そこまでサッカーにはまらなかったんだな」と考えればいいことです。それに、4年生の今ははまってなくても、中学に行ったら猛然とはまり始めるかもしれません。子どもがいつ伸びるかは誰にもわかりませんから。私は息子さんよりも、お母さんが「サイドコーチングしまくり」と書いておられるスタメン組のほうが心配です。サカイクの読者ですから、サッカーは自分で考えるスポーツだという捉え方をご理解いただいているかと思います。その視点で考えると、スタメン組の子どもたちには、自分で考える余裕(余白)を与えられていないようです。これでは、大人の言うとおりにしか動けない子どもに育ってしまいます。サッカーでの習慣がすべてに影響するとは言いませんが、本来スポーツの育成現場は主体性や創造性を身につける場なのにと非常に残念です。■アドバイス②何のためにサッカーをさせているのか、子ども自身はどうなのか、今一度確認しよう二つめ。一度、「何のためにサッカーをさせているか」という原点に立ち返りましょう。ご相談文に「強くなれると信じたい」とありますが、何が何でもプロにさせたいのでしょうか?高校や大学を、受験勉強しなくてもいいスポーツ推薦で行かせたいのでしょうか?そういった思惑は、恐らく皆無かと思います。そうであれば、サッカーを楽しむこと、サッカーに一生懸命取り組むことができていれば、それでいいと考えられないでしょうか。相談文を見る限り、お子さんは懸命にサッカーに取り組んでいます。ただ、ひとつ気になるのは、息子さんが「チームが強いからここにいたい」と話していることです。強豪チームに属するのは試合に勝つことが多く、周囲から羨望の目で見られもするので誇らしい感覚もあるでしょう。しかし、スポーツで一番楽しいのは試合をすることです。実践機会があまりに少ないのであれば、その部分を息子さんに話してみるのもいいでしょう。ただし、どうするかを決めるのはあくまでも本人です。■アドバイス③コーチの言動を片時も目を離さずチェックする親を、子どもは望んでいるのか三つめ。冒頭でお伝えしたように、息子さんのサッカーについてお母さんは頑張るのをやめましょう。私から見ると、お母さんは少々息子さんのサッカーに注目しすぎているようです。90分の練習で息子さんが一度も指導されなかったと書かれていますが、90分間一時も目をそらさず息子さんだけを目で追っていたということになります。目で追いながら「ああ、今のシュート惜しい!」とか「よく頑張って最後までボールを追いかけたなあ」とお母さん自身がサッカーを楽しんでいるのなら良いのですが、どうもそうではなさそうです。そこまで必死になってコーチの言動をチェックすることを、息子さんは決して望んでいないはずです。■子どものサッカーは子どものもの、親が子どもの人生に乗っかると......(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)子どものサッカーや時間は、子どものもの。子どもの人生です。子どもの人生に親が乗っかって生きてしまうと、その重みに子どもは耐えられなくなってしまいます。したがって、お母さんはこれを機会に、趣味など自分の楽しみを見つけるなどして息子さんのサッカーと少し距離を置いたほうがいいと思います。子どもがぐっと伸びるとき、ほとんどの親御さんが「いつの間にか成長していたんですよ」とおっしゃいます。そこに親の干渉はありません。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年06月21日サッカーのクラブチームやリーグは世界中にあるが、各国を代表するスター選手が多数在籍し、最高峰のクラブが集まっているのがヨーロッパだ。そのヨーロッパの今シーズンの最強クラブを決める大会「UEFAチャンピオンズリーグ」(欧州CL)が、ついに決勝戦を迎える。攻撃のマンC vs 堅守インテル。欧州サッカーの頂に立つのは?スペインのラ・リーガ、イングランドのプレミアリーグ、ドイツ・ブンデスリーガ、イタリア・セリエA。これらUEFAランキング1~4位の4大リーグをはじめ、欧州各国の国内リーグで前シーズンの順位が上位だったチームだけが出場できる、欧州サッカーシーンで最も権威ある大会。グループリーグが始まったのは昨年の9月。本大会シードの26チームに予選を勝ち上がった6チームを加えた32チームが、そこから実に9か月かけて戦ってきた。決勝の舞台に進んだのは、マンチェスター・シティ(マンC/プレミアリーグ)と、インテル・ミラノ(インテル/セリエA)。マンCは、準々決勝ではバイエルン・ミュンヘン(ブンデスリーガ)、準決勝では昨年度優勝のレアル・マドリー(ラ・リーガ)と対戦。難敵を破って2大会ぶりに決勝戦に進出し、悲願の初優勝を狙う(今シーズンは、プレミアリーグでも優勝し3連覇を達成。6月3日のFAカップ決勝の結果次第では、3冠をかけた戦いに!)。インテルは、準決勝で同じくミラノに本拠を置く宿敵、ACミランと対戦。イタリア屈指の名門同士のミラノダービーをホーム&アウェイの2戦合計3‐0と完封。優勝した2009/10シーズン以来、13年ぶりの決勝戦となる。マンCには下で紹介する3人の他にも、グリーリッシュ(イングランド代表)やギュンドアン(ドイツ代表)、昨年のW杯でも活躍したアルゼンチン代表のフリアン・アルバレスら強力なアタッカーが揃う。一方、インテルは強固な守備が持ち味。準決勝の2試合を含めてここまで7試合をクリーンシート(無失点試合)で勝ち上がってきた。両者が公式戦で対戦するのは史上初だ。今シーズンの欧州サッカーのラストを飾るCL決勝戦。対照的な2チームによる、欧州王者をかけた頂上決戦に注目したい!マンチェスター・シティケヴィン・デ・ブライネ絶妙なスルーパスに高速クロス。自ら得点も決められる、攻撃を牽引するキープレーヤー。ベルギー代表。MF。ベルナルド・シウバ準決勝で2得点を挙げた得点力、精度の高いパス、運動量。チャンスメイクに欠かせない存在のMF。ポルトガル代表。アーリング・ハーランド今シーズン、プレミアリーグで36ゴール。シーズン最多得点記録を更新した“怪物”。ノルウェー代表。FW。インテル・ミラノロメル・ルカクパワーとスピードを兼ね備えたストライカー。交代出場で流れを変えるスーパーサブ。ベルギー代表。FW。ラウタロ・マルティネスジェコと2トップを組む、インテルのエース。アルゼンチン代表ならではのテクニック、駆け引きなど得点感覚に秀でたFW。エディン・ジェコ193cmの高さ、強靭なフィジカルに加え、テクニックもあるセンターフォワード。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表。UEFA チャンピオンズリーグ 決勝戦6/11(日)4:00~(日本時間)トルコ・イスタンブールWOWOWで独占生放送・配信。※『anan』2023年6月14日号より。写真・Getty Images(by anan編集部)
2023年06月12日クラブチームのコーチが代わったら、去年までより遠征がかなり多くなった。参加、不参加の決定権はなく、1回2万円以上の出費が痛い。他の兄弟にもお金がかかるしこれからの教育費用を考えると、サッカーばかりにお金をかけられない。本人は今のチームを出るつもりもないから無理してでも今のチームにいるか、他のチームに移るかどうしたらいい?というご相談。子どものスポーツとお金の問題は、どこのご家庭でも悩むことではないでしょうか。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、いまお母さんがどうすればいいか3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<練習に行くと大泣きして母親から離れられません問題<サッカーママからのご相談>息子は3年生からクラブチームの選手育成コースにいて現在4年生です。この春からコーチが代わりました。それによって毎週日曜にトレーニングマッチが入り、3年生時よりかなり多くの遠征が予定されています。1番困っているのは遠征費用の捻出です。入会時に遠征がこれほどあるとはひとことも説明がありませんでした。遠征に参加するか否かはこちらに選択権がないため、メンバーに選ばれたら行かざるをえず、1回2万以上の出費があります。クラブの方針というより、コーチのさじ加減によるところが多く、週末のトレーニングマッチも増え、そのたびに1000円かかります。子どもはこの子だけでないので、他の兄弟にもお金がかかます。物価高もありますし、これからの教育費用のことを考えると、サッカーの遠征ばかりにお金をかけているわけにもいきません。また、リフティングを基準に選手を選んだり、ごはんを多く食べたら試合に出すと言ったり、試合中に怒鳴られたり、コーチのそういう考え方に私の感覚が合わず、私は、遠征が少なく週末どちらかは休みにしているチームに移りたいという気持ちが大きくなっています。息子にとってはこのチームがサッカーに出会った最初のチームで、またAチームのスタメンで出してもらうことが多いので、本人は今のチームを変わる気がありません。チームメイトとの関係も良好です。今のところコーチへの不満も言っていません。サッカーにかけるお金の感覚とコーチの指導に私が合わず、なんとも気持ちの悪い状態でいます。息子の意思を尊重して無理して今のチームにいるか、他のチームに移るか、どうしたらいいでしょうか。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。お母さんからのメールを読んで、一瞬デジャブかと思いました。というのも、過度にお金がかかる少年サッカークラブの話を数年前、週刊誌に書いたことがあるからです。■年間の出費が120万円にのぼるようなチームも関西圏にあるその強豪クラブに所属していた保護者によると、遠征など含めた出費は年間120万円にのぼりました。公立小学校の校庭を借りるだけで1回1000円。どこに支払うのか使途不明でも親たちはその都度お金を渡していました。しかも、NPO(非営利団体)でありながら、会員である保護者に収支報告などは一切行っていませんでした。もともと全面的に運営を任されていたコーチの暴力問題が取材の発端でしたが、そのような膨大な活動費と運営の杜撰さも記事にしました。そこでは書き切れませんでしたが、そのようにお金を搾取されても「全国大会に行くため。強いチームなら当然」「子どもがレギュラーだから」と、苦情申し立てをしない従順すぎる親御さんの姿に強い違和感を抱きました。そんな親心を、クラブ側も悪用しているように映りました。無論、このようなクラブはごく一部でしょう。多くは真面目に取り組んでいると思います。が、ここ20年くらいで民間のサッカークラブは急激に増えています。多くの人間がなだれ込む市場は、一時的かもしれませんが玉石混合の状態になりますよね。お母さんの「物価高もあるし、今後の教育費を考えると、サッカーばかりにお金をかけていられない」という意見は、非常にまっとうな感覚です。コーチの指導のまずさに気づける冷静さも持ち合わせています。ご自分の価値観や考え方に自信を持ってください。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■他の学年はどうしているか、などまずは実態把握を私からは3つほどアドバイスさせてください。ひとつめ。コーチが代わってから運営がおかしくなったようなので、もしかしたらクラブではなくこのコーチの個人的な問題なのかもしれません。そこを判断するためにも、まずは他の学年がどうしているかなど、このクラブの情報を集めましょう。クラブの代表者もしくは他のスタッフに、このコーチのありようを相談してはいかがでしょうか。そういったことがやりづらいようであれば、同じ学年の他の保護者にも意見を募ってはどうでしょうか。盲目的にお金を払おうとしている方もいれば、中にはお母さん同様、疑問を持っている方もいらっしゃるでしょう。クラブ側が、金銭的なことや不適切な指導について「コーチに任せているので」などといって問題にしないのであれば、移籍も視野に入れてもいいかと思います。■他の学年の状況を探りつつ、近隣チームの情報収集も並行してふたつめ。そういったことをやりつつ、近隣の他クラブの情報も集めましょう。通える範囲で、常識的な運営がなされ、好ましい指導を受けられるチームがあるのかどうか。さまざまな相談を受けてきましたが、やめさせたのはいいけれど移籍するチームが見つからない、移籍したチームもほぼ同じようにブラックだったという方もいらっしゃいます。この、移籍するかどうかはわからないけれど「次のチームを考えておく」「慎重に選ぶ」という部分は、とても大切です。そのように他のクラブに目を向けることで、子どもにとってどんな環境がベストなのか、もしくはベターなのかをお母さん自身が学べます。加えて、あまり可能性は高くないかもしれませんが、今いるクラブの良さがわかることもあります。■今の環境が良いかどうかの基準は、子どもが楽しくサッカーしているかどうかそして、三つめ。今のクラブというより、今の環境が良いかどうかの基準は、お子さんが楽しくサッカーをしているかどうかです。仲間と楽しくやっているようですし、コーチへの不満もなさそうです。とはいえ、一度お子さんに「今のチームってどう思う?」と尋ねてみてもいいかもしれません。リフティングやごはんの量でレギュラーが決まること、試合中に怒鳴られることなど、どう感じているのか。それに対しお母さんがどう思っているのかも、率直に伝えて良いかと思います。もしかしたら、お子さんのほうでも、コーチが交代してからお母さんに言えない問題を抱えているかもしれません。ただし、すぐに移籍を持ち出したり、お子さんが今現在指導を受けているコーチを強く批判しないようにしましょう。子どもの個人差はありますが、まだ4年生です。話す雰囲気や言葉に気をつけながら対話をしてください。■大人が将来的な経済設計や教育設計を考慮するのは当然、一方子どもは......(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)大人は金銭面などある意味大人の汚いところをきちんと見極めたうえで子どものサッカー環境を一緒に考えなくてはいけません。将来的な経済設計や、教育設計も考慮するのは当然です。実際、それをせずに、目の前の試合結果や子どもがレギュラーか否かで一喜一憂している大人が多いなか、お母さんは素敵です。その一方で、子ども自身は常に「今」を生きていることを忘れないでください。それが子どもです。だからこそ大人がしっかりしなくてはいけません。お母さんは親として視野を広く持ちつつも、ひとりで動かないようにしてください。お母さん自身が抱え込んで辛くなってしまうのは避けましょう。支えてくれる人はきっといるはずです。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年06月07日毎日の料理に役立つ3つの付録5月25日、毎日の美味しいレシピ、時短レシピなどを掲載するKADOKAWAの月刊生活情報誌『レタスクラブ』6月号が発売された。定価は670円(税込)である。今号では、「夏前にやせたい!ダイエット大特集」などが掲載され、「賛否両論 笠原将弘さんの野菜たっぷりBOOK」「ヘルシー麺レシピBOOK」「献立カレンダー」がスペシャル付録として収録されている。やせない4大原因とその対策春が過ぎ、これからは薄着の季節となる。気分は開放的になるが、気になるのは体型だ。本格的な夏が来る前に、ダイエットを成功させておきたいものである。『レタスクラブ』最新号では、やせない4大原因を考え、その対策を掲載する。組み合わせる食材で効果が上がるという「とりむね肉で代謝アップ!」や、「かのまん式 罪悪感ゼロのダイエットスイーツ」、家事の動作の工夫による「ながらエクササイズ」、「食べ過ぎ脳」を抑える方法、やせない原因にもなりうる「寝不足」の解消、努力不要の「やせ見え下着」などが掲載されている。また、はずして使えるとじこみ付録「ヘルシー麺レシピBOOK」は、料理研究家の柳澤英子氏がレシピと調理を担当。パスタ、うどん・そば、アジアン麺、豆腐そうめんアレンジが掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※雑誌レタスクラブ - レタスクラブ
2023年06月02日FC市川GUNNERSが2024年度レディースチーム練習会&セレクションを下記の通り実施致します。千葉県1部リーグ/2部リーグに2チームで所属しています。<練習体験会>・日程※複数回参加できます。7月8日(土)18:30~20:00 (説明会18:00~)7月15日(土)17:30~19:00 (説明会17:00~)7月22日(土)18:30~20:00 (説明会18:00~)・練習内容FC市川GUNNERSのプレーモデルに基づいたメソッドでのトレーニングメニューを体験していただきます。・参加費無料<セレクション>・一次セレクション※複数回参加できます。8月19日(土)18:00~20:008月27日(日)17:00~19:00・募集対象現小学6年生(新中学1年生)・セレクション内容フィジカル測定及び試合中心となります。・参加費1,000円(当日徴収させていただきます)・会場北市川フットボールフィールド(市川市柏井町4-294-5)・お申し込みFC市川GUNNERS レディースチーム練習体験会&セレクション※下記の画面が表示されて詳細に行けない方は、画像右上の×印(赤枠部分)を押してください。
2023年05月24日みなさんは、周りのママ友とうまく付き合えていますか?なかには「距離を置きたい」と感じるタイプの人もいるかもしれませんね。今回は「クラブ参加を強要するママ友の話」を紹介します。 ママ友の妊娠!クラブチームの交代連絡を頼むことにたまには顔を出してほしいといわれ数ヶ月後辞めてほしいといわれてしまう育児や家事に忙しく、なかなかクラブへの参加ができなかった主人公。ついには部長から「さっさと辞めればいいのに」と言われてしまいました…。理由をきちんと伝えていたのにこの発言は酷いですよね。
2023年05月16日創設5年で日本で最も人気のeスポーツチームのひとつになった「Crazy Raccoon」。代表のおじじさんが、異例のチーム運営について語る。Crazy Raccoon(以下CR)は、日本の人気プロeスポーツチームの中でも前例のない挑戦を重ね、独自のポジションを築いているチームだ。チームおよび所属メンバー45人のTwitterやYouTubeの登録者数は計2000万人超。’22年6月には、チームやメンバーのオリジナルグッズを販売する店舗を日本のチームとして初めて渋谷にオープンし、併設の「CR GAMING SPACE」には、無料で使えるハイスペックゲーミングPC60台以上を完備している。もうひとつ忘れてはならないのが主催する「CR CUP」だ。チーム内外のプロ選手やストリーマー、VTuberはもちろん、山田涼介さんや『【推しの子】』の原作などで知られる赤坂アカさんなど幅広い出場者が参加するこの大会シリーズは、’19年の初開催から約4年で国内最大級のeスポーツイベントとなった。最近では自社で格闘ゲームの開発を始めたりと、eスポーツチームとしてはあまりに異例ずくめのCR。思わず「なんと呼ぶのがよいでしょう?」と代表のおじじさんに聞くと、かなり悩んだのちにこう答えてくれた。「一言で言うなら、ゲームがうまい人たちのエンタメ集団…ですかね」異例なのは、事業の幅広さだけではない。プレイヤーファーストを掲げるCRでは、大会の賞金も配信の収益も100%選手のものだとおじじさんは言う。選手が獲得した賞金や配信の広告収入の一部をチームの収入とする契約を結ぶeスポーツチームがほとんどであることを考えると、CRの言うプレイヤーファーストの本気度が窺える。動画の編集やプロモーションにかかる費用はもちろんチームが負担。チームの主な収入源はグッズの売り上げだという(その利益も選手と折半だ)。その徹底ぶりの背景にあるのは、おじじさんがチームを結成したそもそもの理由。「焼き肉店のオーナーをしていた時代に、プロゲーマーの人たちから『ゲームだけでごはんを食べていくことが難しい』という話を直接聞いたんです。それなら自分でプレイヤーが第一のチームをつくろうと思って設立したのがCRでした」と振り返る。「ゲームへの愛なら、ほかのどのチームのオーナーにも負けないと断言できます。だからこそプロや配信者を誰よりもリスペクトしているし、自分の手で環境を変えたかったんですよね」2018年4月の設立からたった5年で、CRは日本随一の人気チームに成長。チーム全体が人気を獲得し続けている理由のひとつは、おじじさんの“視点”にあるのだろう。「選手の多くは、ゲームのうまさが正義だと思っているんですよ。これは正しいけれど、本質的ではない」と、おじじさん。「例えば、クリスティアーノ・ロナウドのスニーカーが売れるのは、サッカーがうまいからではありません。人気だから売れるんです。技術が高いことは、人気の理由のひとつでしかないわけです」eスポーツの世界で、大会の賞金だけで生きていける人はごくわずか。しかし、たとえゲームの技術が一番でなくとも、圧倒的人気のあるプレイヤーなら契約するチームはあるし、お金を稼ぐ手段も増えるとおじじさんは言う。「まず人気について考えよう、ということはチームのベースになっていますね。『そのためにこれをしろ』と選手に強制することはありませんが、サポートは全力でします」今年4月には、初の大型ファンイベント「CR FES 2023」を開催したCR。1万8000人のキャパシティをもつ幕張メッセを会場にしたにもかかわらず、チケットへの応募はそれをはるかに上回った。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだが、おじじさんの目標はさらに壮大だ。「日本のeスポーツ業界はまだまだブルーオーシャンだと思います。CRとしては数十億円規模で実施したい企画をいろいろ溜めていますし、いつかは東京ドームをファンで埋めます!」Crazy Raccoonとは?“ゲーマーをかっこよく魅せる”というテーマのもと、2018年4月に結成。『Fortnite』『Apex Legends』『VALORANT』『Clash Royale』『Super Smash Bros.』『Brawl Stars』の6タイトルに配信者の『Streamers』部門を加えた7部門を展開。選手のSNSのフォロワーは合わせて900万人、YouTubeの登録者数は860万人を超える。国内最大級のeスポーツイベント「CR CUP」を主催するほか、ゲーミングスペースや実店舗の運営も行う。おじじさんプロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」代表。ラッパーや役者、焼き肉店のオーナーなどを経験し、2018年にプロゲーマーの友人たちと同チームを結成。自身も1日に10時間以上プレイする日もあるという大のゲーム好き。※『anan』2023年5月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・宮坂和典取材、文・川鍋明日香(by anan編集部)
2023年05月13日チームラボ(teamLab)は、大阪府大阪市の「長居植物園」に常設する「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」にて、春の新作を2023年4月8日(土)から5月7日(日)まで公開する。夜の常設野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」大阪・長居植物園の常設野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」。今回、ネモフィラの開花と見頃に合わせた新作《生命は闇に浮かぶまたたく光-ネモフィラ》を期間限定で公開する。《生命は闇に浮かぶまたたく光-ネモフィラ》では、約2,000平米を誇るライフガーデンに咲き誇るネモフィラをライトアップ。人々がネモフィラの近くで立ち止まると、より強い輝きを放ち、音色を響かせる。その輝きはまわりのネモフィラへと伝播していき、音色を響かせながら輝き続けていく。4月中旬頃に見頃を迎える予定のため、気になる人は開花状況などをチェックしてみて。詳細《生命は闇に浮かぶまたたく光 - ネモフィラ》期間:2023年4月8日(土)~5月7日(日)場所:長居植物園「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」住所:大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23時間:・4月 19:00~21:30・5月1日~7日 19:00~21:30※最終入場20:30。※開催時間はシーズンによって異なる。【問い合わせ先】TEL:06-6699-5120(12:00~20:00)
2023年04月11日チームラボ(teamLab)は、大阪府大阪市の「長居植物園」に常設する「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」にて、春の新作を2023年4月8日(土)から5月7日(日)まで公開する。夜の常設野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」大阪・長居植物園の常設野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」。今回、ネモフィラの開花と見頃に合わせた新作《生命は闇に浮かぶまたたく光-ネモフィラ》を期間限定で公開する。《生命は闇に浮かぶまたたく光-ネモフィラ》では、約2,000平米を誇るライフガーデンに咲き誇るネモフィラをライトアップ。人々がネモフィラの近くで立ち止まると、より強い輝きを放ち、音色を響かせる。その輝きはまわりのネモフィラへと伝播していき、音色を響かせながら輝き続けていく。4月中旬頃に見頃を迎える予定のため、気になる人は開花状況などをチェックしてみて。【詳細】《生命は闇に浮かぶまたたく光 - ネモフィラ》期間:2023年4月8日(土)~5月7日(日)場所:長居植物園「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」住所:大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23時間:・4月 19:00~21:30・5月1日~7日 19:00~21:30※最終入場20:30。※開催時間はシーズンによって異なる。【問い合わせ先】TEL:06-6699-5120(12:00~20:00)
2023年04月10日サイドバックを活かす攻撃が特徴のチーム。3-2-2のフォーメーションを使っているが、U-10世代への指導が難しい。というご相談をいただきました。2トップ、中盤のポジショニングの指導に悩んでいるとのことですが、今回の池上さんの回答は......。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、小学生年代で特定のチーム戦術を教え込みすぎる弊害なども含め、指導のアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<人数はいるけどGKやりたい子がいない、上手く褒めて1人を固定にするか複数人で回すかどちらが良いか教えて<お父さんコーチからの質問>はじめまして。子どものチームで保護者コーチをしています。指導カテゴリーはU-10~です。ウチのチームは3-2-2というフォーメーションを使っています。サイドバックを活かす攻撃が特徴で、ツートップはなるべく広がらず真ん中で近い距離に、というのが基本です。ですが、ツートップ、二枚の中盤のポジショニングがなかなか難しいです。このフォーメーションの場合、どのようなことから教えていくのが良いと思いますか?<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。10歳以上なので4年生でしょうか。ご相談に書かれているように「サイドバックを生かした攻撃でツートップはなるべく広がらず真ん中で近い距離にいなさい」と指示してしまうのは、少し早すぎる気がします。■小学生年代は特定のフォーメーションに特化するより、どんなサッカーにも対応できるベースを作る時期プロや大学生のチームならば、戦術はあって当然でしょう。しかしながら、わずか10歳の子どもはどんな選手に成長するのか、キャリアを積んでどんなチームに行くのかも私たちに予測はできません。したがって、私たちが行う育成は、どんなサッカーにも対応できるよう一人ひとりのサッカーのベース作りをしなくてはいけません。ドイツなどサッカー先進国と言われる欧州の子どもたちは、小さいころからサッカーの原理原則を学ばせます。トライアングル、数的優位といったサッカーの成り立ち。どんなふうにパスをつなげて点を取るか。どんなふうに守って失点を防ぐか。そういったことを学ぶために、欧州では10歳ぐらいまでは5人、もしくは7人制で試合をします。そこにフォーメーションが重要だという考えはありません。そう考えるとご相談者様のチームは、子どもがもう少し自由に自分の意志で動きを覚えられるような仕組みを考えたほうがよさそうです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■スペースの使い方など「相手守備が困ること」を実感させる例えば、このように教えたらどうなるでしょうか。「広がると自分たちが使えるスペースがたくさんできて、パスをつなぎやすくなるね」あるいは、「広がって動けば相手は守りにくくなるね」と。そうすると、トップが広がらないというポジショニングでは「相手は守りやすい」という状況になります。自分たちが広がることによって相手守備が困ることを実感してほしいのです。しかし、ご相談者様のチームは恐らくスピードのあるサイドバックがドリブルで攻め上がる際、2トップが広がっていると邪魔になる。そのため真ん中に一緒に立っていなさいという指示になるのかもしれません。そうなると、真ん中にいるトップの選手にボールが入ったとき、もう一人のフォワードが近くにいれば相手ディフェンスも守りやすいので、選手は大変だと思います。対象が小学生ではなく、せめて高校生など大人に近い年代ならば「前のふたりで相手を崩せるからあまり広がらないほうがいいね」と指示を出せます。そのような選手の特徴を生かすことも考えられます。■高学年になって周囲のサッカー認知度が高まると、SBも今のように抜けなくなるただし、何度も言うようですが、小学生にこのような限定的な動きを教え込むことはあまり賛成できません。足の速い子を前に置いて、裏に抜けて点を取る。それができたら違うことに移るべきです。ずっと同じプレーをやらせていてはその子のテクニックは上がりません。サイドバックの子も同じです。ドリブルがうまい子がボールをもらってサイドから自分でドリブルをする。3~4年生くらいまでは通用しても、高学年になって他の選手たちのスピードや体格、サッカーの認知が上がってくると、その途端に抜けなくなります。そこでワンツーパスを使うとか、フィードするパスをして組み立てるといったことができるようにしてほしいのです。そのためにはきちんと土台をつくらなくてはなりません。■「3人目」の動き、数的優位を意識させるトレーニングをすることそれをつくるには、低学年のころから2対1などの数的優位をどう使うか。意識できるようトレーニングを積まなくてはいけません。試合でもそれを意識させてください。両サイドバックが少し高い位置を取って、真ん中に中盤の選手がいる。常にダイヤモンドの形をつくるよう心掛けてもらいます。中盤の上にはトップがいてまた別のダイヤモンドをつくれます。幅と深さ、トライアングル。ボールを持ったときに誰と誰を見たらいいの?場面によってトライアングルができることを意識して、何を見たらいいのかを学ばせてください。そういった学びを小学生の間にしてもらいたいのです。ドイツに「フニーニョ」(※フニーニョを紹介した記事に飛びます)という3対3のゲームがあります。概ね縦25~30メートル、横20~25メートルのフィールドで、攻撃方向にそれぞれ2つずつ、計4つのゴールを置いて3対3を行います。自分たちが攻めるゴールが2つあるので、トライアングルの「3人目」を意識しやすくなります。つまり、視野が広がる。視野の確保とサッカーの成り立ちを体得するのにうってつけの方法です。今の時代、ネットで探せばやり方や動画をたくさん観ることができます。ぜひやってみてください。■チーム戦術が先に来ると、そのチームでしか使えない選手になる(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)これまでブンデスリーガのクラブや、意識の高いジュニア年代の指導者がトレーニングなどに導入していましたが、ドイツサッカー連盟はこれを10歳以下のカテゴリーすべての試合で行う方向で進めています。チーム戦術みたいなことが先に来てしまうと、そのチームでしか使えない選手になってしまいます。将来を考えてあげると、何でもできるようにしておく必要がある。ぜひそのことをあらためて考えていただければと思います。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年03月31日サッカーをする子を持つ保護者の皆さんが「こんな記事があったらいいのに」と思っているのはどんなことでしょうか。今回は、関東で活動するとあるチームにお伺いして、保護者の皆さんと屋外企画会議ならぬ「サカイクにあったらいいなと思う記事」について親目線のリアルなアイデアをいただく機会を設けました。後編では、主に高学年になると出てくる悩みに関するご意見をいただきました。みなさんも「わかる」と共感いただける内容になっているかと思いますので、ご覧ください。<<前編:サッカーをする子の保護者たちに聞いた「親向けのこんな記事が欲しい」その内容は?サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■その1.ほかのスポーツとの両立、どうする?サッカーと水泳、サッカーと野球、など複数のスポーツをしているお子さんも多いですよね。学年が上がると練習日が増えたり、公式戦が始まったります。そうすると、日程が重なる日が出てきて、どちらかを欠席しなければならなくなります。今回お話を聞いた保護者の中には、お子さんが野球とサッカーをしている方がおり、試合の日程が重なったときは、本人がどちらに行くか決めているとのことでしたが、「フォーメーション変更が発生したり、チームに負担をかけて心苦しい」と明かしてくれました。子どももどちらのスポーツも好きだし、親としても色々なスポーツを経験させたい。だけど、高学年になるとどうしても何か一つに絞らなければならない状況になるので、上手く両立している子がどんなふうにやっているか知りたい、との声をいただきました。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■その2.中学以降の進路部活にするか、クラブチームにするかお子さんが高学年になると、中学以降の進路を意識しだす家庭も多いのでは。サッカーを続けるのなら中学校の部活動か、学校外のクラブチームに所属するか、クラブチームに行くならセレクションはいつ頃開催されるのか、セレクション情報はどこで得るのか、などいろんなことが気になりだす時期ですよね。お子さんが中学以降もサッカーをするかどうか、というのもありますが、サッカーを続ける場合にどの進路が本人にとって良いのか、選択肢を示してあげるために知っておきたいと考える保護者も多いかと思います。そういった事情から、他のご家庭はいつぐらいから考え出すのか知りたい、大体のスケジュールやすでに経験した保護者の体験談があると助かる、という保護者視点のリアルな提案でした。■その3.写真、動画の撮り方高学年になると、卒団アルバムづくりを意識する時期でもあるので、写真や動画の撮り方を教えてくれると助かる、という声もありました。プロのクラブと違って少年サッカーで専属のカメラマンがいることは無いので、親御さんたちが試合ごとに写真や動画を撮りためて、卒団アルバムやDVDを製作するチームは多いですよね。写真や動画撮影が上手でいつも率先して引き受けてくれる方がいればいいですが、そんな状況は中々ありません。最近はスマートフォンのカメラの性能も高くなっているので、保護者がスマートフォンで撮影しているチームも多いと思いますが、日常生活を写すのと違ってサッカーをしている子どもたちの躍動感や表情を上手く撮るのは難しいものです。なので、素人でも上手に撮影できる方法を伝授してくれるコンテンツがあると保護者としてありがたい、という声をいただきました。いかがでしたでしょうか。後半では主に高学年になると意識する悩みに即したアイデアをいただきました。いただいたアイデアをもとに、保護者の皆さんのためのコンテンツを作成していきますのでお楽しみに。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年03月27日チームラボ(teamLab)の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」は、2023年3月4日(土)より春季限定の作品を順次公開する。チームラボの次世代ミュージアム「チームラボフォレスト」アート集団・チームラボが手がける「チームラボフォレスト」は、「捕まえて集める森」「運動の森」と呼ばれる、2つのインタラクティブな空間で構成されるアート施設。自身の身体とスマートフォンなどのデジタル機器を駆使しながら、空間全体でインタラクティブなアートを楽しむ次世代のミュージアムだ。チームラボの作品の特徴の一つは、鑑賞者の存在やコンピュータプログラムによって変化し続ける事。「チームラボフォレスト」もその例に漏れず、季節の移ろいに合わせて、その時々にしか体験出来ない展示が展開されている。「運動の森」たとえば、無数の花々でできた生き物たちを立体的な空間に投影する《うごめく谷の花と共に生きる生き物たち - A Whole Year per Year》には、桜の花でできた動物たちが登場。コンピュータプログラムによってリアルタイムで描写されている生き物たちは、他の生き物を食べたり、人々に踏まれることで散ったりと、その時々の状況を反映して常に変化する。このほか、空間の中を群蝶が舞う作品《群蝶、儚い命》、降り注ぐ光の粒が地層模様を描く《つぶつぶの地層のふわふわな地形》でも、春の季節ならではの色彩が楽しめる。「捕まえて集める森」また、スマートフォン片手に展示スペースを探索し、様々な動物を捕まえて観察する「捕まえて集める森」も、3月24日(金)より春の景色に。動物たちの住む森に桜の花が咲くという、春にしか見られない景色が初めて公開される。詳細「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」2023年春季限定の作品群公開日:2023年3月4日(土)※「捕まえて集める森」は、3月24日(金)より公開。場所:ボス イーゾフクオカ(BOSS E・ZO FUKUOKA) 5階(福岡PayPayドーム隣)住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6
2023年03月06日チームラボ(teamLab)のアート展「チームラボ かみさまがすまう森」が、2023年7月14日(金)から11月5日(日)まで、佐賀県武雄市の御船山楽園にて開催される。チームラボ×御船山楽園「チームラボ かみさまがすまう森」開催9年目を迎える「チームラボ かみさまがすまう森」は、50万平米にも及ぶ敷地内に作られた大庭園・御船山楽園を舞台にしたアート展だ。超自然的に積み重なった巨石、樹齢3,000年の木が存在する森、名僧・行基が500体の羅漢像を安置した洞窟。長い時間の中で形作られてきた自然のありのままの形を、非物質的なデジタルテクノロジーを駆使してアートにすることで、自然と人との営みの軌跡と、時間の連続性を表現する。《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》たとえば、《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》は、高さ約3m、幅約4.5mの巨石にデジタルの滝を投影したインスタレーション作品だ。仮想の三次元空間に再現した巨石に水を落下させ、その動きをシミュレーション。粒子間の相互作用まで計算された水の粒子が線を描き、それが滝となって巨石を彩る。《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》御船山楽園の池の水面にカラフルな魚たちの映像を投影する《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》は、本展のメイン作品の一つ。その映像は、池に浮かんで進む小舟に合わせてインタラクティブに変化。魚たちは浮かぶ小舟に集まるだけではなく、動き出した小舟からは離れていくなど、まるで生命が宿ったかのような動きを見せる。それが即興的なドローイングとなり、水面を色鮮やかに彩る。このほか、御船山楽園の自然を活かした多彩な作品の数々を展示。「自然が自然のままアートになる」チームラボの作品を通して、美しい文化的遺産を楽しめるイベントとなっている。「御船山楽園ホテル らかんの湯」ともコラボレーションもなお、毎年恒例となっている「御船山楽園ホテル らかんの湯」とのコラボレーションは、今年も継続。3年連続で「サウナシュラン」グランプリを受賞し殿堂入りを果たしたサウナとアートをセットで体験できるチケットが販売予定だ。開催概要「チームラボ かみさまがすまう森」開催期間:2023年7月14日(金)〜11月5日(日)場所:御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
2023年01月31日ロエベは、1月21日、パリ テニスクラブにおいて、2023年秋冬メンズコレクションを発表しました。Courtesy of LOEWE成型、歪曲、凍結により仕立てられたシルエット。描かれた線、刻まれた折り目。コート、トレンチコート、刈りこまれたシアリングコート、カーディガン、クルーネック、スリムなスーツ。それらの放つステートメント。オーバーサイズのバッグ、つま先に丸みを帯びたブーツやレースアップシューズ。外形と、その内容。パズルバッグのしなやかな新作、パズルトート。Courtesy of LOEWECourtesy of LOEWECourtesy of LOEWE古の技法への関心は、アメリカ人アーティスト、ジュリアン・グエン(1990年生)との対話から生まれました。基底材に銅やベラムを用い、油彩やテンペラ、ジェッソ、エンカウスティック、銀筆などの伝統的な画材を組みあわせる彼の手法と初期ルネサンス絵画やSFなどのリファレンスは、コレクションにおける素材選定と図像的要素に影響を与え、還元主義的実践を推し進めました。Courtesy of LOEWEジュリアン・グエンはロエベのために3つのアートワークを制作しました。彼のモデルでありミューズでもあるニコス氏の姿が、祈りにも似た迫真性とともに描かれています。インビテーションのために制作されたミニチュア・ポートレートは、プリュードンによる運命の化身の絵画を思わせながら、ニコラス・ヒリアードのエリザベス朝肖像画のスタイルを踏襲しています。そこにはいくつもの隠された意味が散りばめられ、ラテン語で記された‘Ubi Amor, Ibi Oculus’は、トマス・アクィナスが‘Where there is love there is sight’(愛のあるところ、そこに眼がある)と翻訳した辞句です。ショー会場では、時間を越え、瞬間的に切り取られたニコス氏の姿が2つの巨大なデジタルイメージとして映し出されます。私的で親密な空気感の中でとらえられた彼の身体には、愛の力を讃えるシンボルが刻まれています。Courtesy of LOEWECourtesy of LOEWECourtesy of LOEWECourtesy of LOEWECourtesy of LOEWECourtesy of LOEWE#LOEWE#LOEWEFW23アートワーク クレジットJULIEN NGUYEN, Ubi Amor, Ibi Oculus 2023©Julien Nguyen, Courtesy Matthew Marks GalleryJULIEN NGUYEN, Nikolaos Tying Tie at The Bristol Hotel 2023©Julien Nguyen, Courtesy Matthew Marks Gallery
2023年01月23日チームラボ(teamLab)のアート展「チームラボ かみさまがすまう森」が、2023年7月14日(金)から11月5日(日)まで、佐賀県武雄市の御船山楽園にて開催される。チームラボ×御船山楽園「チームラボ かみさまがすまう森」開催9年目を迎える「チームラボ かみさまがすまう森」は、50万平米にも及ぶ敷地内に作られた大庭園・御船山楽園を舞台にしたアート展だ。超自然的に積み重なった巨石、樹齢3,000年の木が存在する森、名僧・行基が500体の羅漢像を安置した洞窟。長い時間の中で形作られてきた自然のありのままの形を、非物質的なデジタルテクノロジーを駆使してアートにすることで、自然と人との営みの軌跡と、時間の連続性を表現する。《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》たとえば、《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》は、高さ約3m、幅約4.5mの巨石にデジタルの滝を投影したインスタレーション作品だ。仮想の三次元空間に再現した巨石に水を落下させ、その動きをシミュレーション。粒子間の相互作用まで計算された水の粒子が線を描き、それが滝となって巨石を彩る。《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》御船山楽園の池の水面にカラフルな魚たちの映像を投影する《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》は、本展のメイン作品の一つ。その映像は、池に浮かんで進む小舟に合わせてインタラクティブに変化。魚たちは浮かぶ小舟に集まるだけではなく、動き出した小舟からは離れていくなど、まるで生命が宿ったかのような動きを見せる。それが即興的なドローイングとなり、水面を色鮮やかに彩る。このほか、御船山楽園の自然を活かした多彩な作品の数々を展示。「自然が自然のままアートになる」チームラボの作品を通して、美しい文化的遺産を楽しめるイベントとなっている。「御船山楽園ホテル らかんの湯」ともコラボレーションもなお、毎年恒例となっている「御船山楽園ホテル らかんの湯」とのコラボレーションは、今年も継続。3年連続で「サウナシュラン」グランプリを受賞し殿堂入りを果たしたサウナとアートをセットで体験できるチケットが販売予定だ。開催概要「チームラボ かみさまがすまう森」開催期間:2023年7月14日(金)〜11月5日(日)場所:御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
2023年01月22日最近の次女は荒っぽいときが多いのですが、とくに寝起きがひどいです特に中2の次男に対してのあたりがひどい!(仲がいいときはいいんだけど…)大好きなお姉ちゃん(大学生・成人済み)にも当たってしまう!ちょっとでも自分の思い通りにならないことがあると、こうなるみたい…寝起き時がとくにひどいのですが、たとえば「ゲームしていい?」と次女が言ってきたときに、「宿題終わってからね」と返すと、もう態度が悪くなるんですよねえ。いったん態度が悪くなると、本人が持ち直すまで時間がかかるようです…。ほうっておけば落ち着くんだけど、まわりに当たり散らかすとなると注意することに。そうすると怒られたことで、ますます態度が悪くなるという悪循環。これはもう年齢的なもの、ある意味反抗期だと思うのですが、毎日となるとちょっと大変ですねえ…
2022年12月17日現代アートチーム・目[mé]による企画展「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.5『目[mé]』」が2023年1月13日(金)から3月24日(金)まで東京・渋谷スクランブルスクエアの展望施設「渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)」で開催される。現代アートチーム・目[mé]の企画展「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES」と題して、本格的な企画展を定期的に開催している渋谷スカイ。5回目となる今回は、世界の見方を変容させる現代アートチーム・目[mé]による企画展「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.5『目[mé]』」が行われる。企画展に向けて目[mé]が掲げる展示コンセプトは、“都市の運動から抜け出し「ただ、眺める」”。現実の不確かさを見つめる目[mé]自身の視点と、非日常から世界を眺めることを可能にする渋谷スカイの視座を重ね合わせることで、普段の景色から解放された、ただ物事のありのままを眺める体験を創出する。【詳細】SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.5『目[mé]』開催期間:2023年1月13日(金)~3月24日(金)開催場所:渋谷スカイ 46階「SKY GALLERY」住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12参加方法:イベント当日の渋谷スカイ入場チケット、もしくは年間パスポートを所持者は、誰でも鑑賞可能。入場チケットの購入についての詳細は公式サイトを要確認。※渋谷スカイチケットは、事前に入場日時を指定して購入できる「WEBチケット」と、入場当日の窓口にて時間を指定して購入する「当日窓口チケット」がある。「WEBチケット」は購入日の4週間先の日付まで販売している。※渋谷スカイチケットは数量限定。希望日時のチケットが完売の場合は購入できない。※入場後の滞在時間に制限を設けていないが、退場後の再入場はできない。■チケット料金渋谷スカイ 入場チケット・窓口チケット(当日券のみ)購入方法:14階チケットカウンター料金:大人(18才以上) 2,000円、中・高校生 1,600円、小学生 1,000円、幼児(3~5才) 600円、3才未満 無料・ウェブチケット(チケット予約)購入方法:公式オンラインサイト料金:大人(18才以上) 1,800円、中・高校生 1,400円、小学生 900円、幼児(3~5才) 500円、3才未満 無料※再入場及びチケットの払い戻し不可。※来場時にチケットカウンターにて障がい者手帳提示で、障がい者手帳保持者とその介助者(1名まで)は半額。※当日の混雑状況により、チケットの購入、入場までに待ち時間が発生する場合あり。
2022年12月04日癇癪があり、真面目で融通が利かない娘わが家の娘は小学5年生です。小4のときにASDの可能性があると言われました。娘は子どものころから癇癪が多く、気に入ったことには熱中をしますが、それ以外には全く興味を示さない一面や、聴覚過敏の特性などもあり、発達グレーゾーンかもしれないと感じていました。真面目で融通が利かない部分もある娘。それでも、成長と共に改善するだろうとそれほど気にせずに過ごしていました。小2のころから行き渋りが始まった娘は小2くらいから週1回くらい休むようになりました。小2の3学期からコロナ禍で休校がたびたび入るようになり、休んでいること自体は目立たなくなりましたが、週1~2回は休んでいたように思います。休みながらも学校には行っていた娘でしたが、小4の6月くらいから欠席がさらに増え、教室へ全く入れなくなってしまいました。私は「今日は仕方がないから欠席してもいいけど、明日は行こうね!」と励ましていましたが、娘は次第に「私は生きている価値がない」と暗い表情をするようになってしまいました。Upload By ユーザー体験談担任の先生に相談をすると保健室登校を提案され、7月からは週2日ほど保健室登校するようになりました。登校して2時間ほど保健室で先生からの課題をこなしたり、折り紙をしたりしていました。ですが、課題が終わらず、癇癪を起こして泣くこともありました。小4の夏休み明けから完全に不登校に夏休み明けからは学校へ向おうとすると涙を流して足が動かなくなり、完全に不登校となりました。学校近くの駐車場まで車で送って、学校へ向おうとしましたが、涙目になってしまって動けなくなってしまった娘。親としてはそれまでは何とか保健室登校を続けて最終的には教室登校へ戻れればいいなと思っていましたが、本人としては一度ダメだと思った場所にはもう二度と行きたくないようでした。Upload By ユーザー体験談私は娘がこの小学校へ通うのは無理だと感じ、現在の私立の小学校から公立小学校への転校を考えました。娘は漢字や英語がとても苦手だったので、先生から本人に合った勉強の仕方があるのではないかと知能検査をすすめられ、9月にはスクールカウンセラーの先生が所属しているカウンセリングルームで検査を受けました。医師はいなかったので診断には至りませんでしたが、知能検査の結果や今までの様子から集団での授業についていくのは難しい部分もあるのではないかということでした。また発達障害に対するサポート(放課後等デイサービスなど)を考慮してはどうかとカウンセラーの先生から言われました。「家にいてもやることがない」と言う娘からの希望もあり、10月からはフリースクールに通いはじめました。そして転校についても本格的に考え始めました。カウンセラーの先生から「この知能検査の結果なら別の学校の特別支援学級へ入ることも可能だと思いますよ」と言われたこともあり、転校して環境を変えたら学校に通えるかもしれないという気持ち、そして現在通っている学校は私立ということで学費がもったいないという気持ちもあり、「12月から転校したい」と相談しました。すると、特別教育相談センターへの相談日程を異例の早さで組んで下さり、小4の12月に公立小学校の特別支援学級へと編入をしました。公立小学校の特別支援学級へ編入、しかし…当初は「転校しても通えない」と言っていた娘でしたが、初日が得意な図工の授業だったことから、通えるようになりました。小4のうちは給食は食べずに午前中のみで帰宅していたものの、週4回くらい通えていました。またフリースクールも引き続き通いたいということで、週2回、午後のみ通っていました。しかし、5年生に進級後、4月末から腹痛のため小学校へ全く通えなくなってしまいました。本人は何も言いませんが、原因は4月から始まった通常級との交流が負担だったのではないかと思っています。今思えばですが、先生方も通常級との交流がそんなに負担になるとは考えていなかったと思いますし、親の私も「今年からは通常級との交流が入るんだな〜」程度にしか考えていませんでした。でも本人的には特別支援学級へ通うことで精一杯だったんだと思います。それを見抜けずに勝手に負担を増やしてしまったことを反省しています。また、フリースクールでも「卒業生への寄せ書き」「来年へ向けての目標」などを書くことができずに毎回涙目になっていたようです。カウンセラーの先生から「文章を書くことが苦手なら、3択くらいで書けそうな文章から選んでもらうなどの配慮が必要」と言われて、娘がそこまで文章を書くのが苦手だとは認識していなかったので、配慮をお願いしていなかったとを反省しました(フリースクールも7月中旬にトランプに負けて癇癪を起こしたことをきっかけに通えなくなってしまいました…)。またカウンセラーの先生からは「娘さんが癇癪を起こしたときには別室などで1人にしてあげるのが良い」と言われました。それまでは癇癪時も先生方は「大丈夫?」などと声をかけてくれていたようで、かえって火に油を注ぐ対応になっていたようで、親も特性に対する勉強と配慮が足りていなかったと思います。現在の娘の様子はフリースクールへ通えなくなったあと、やはり「ずっと家にいるのはやることがない」と本人に言われ、市の不登校支援の教室なども考えましたが、娘のほかにもきょうだいが2人いるため送迎の都合がつかず行くことができませんでした。いろいろと検討した結果、特性への理解もある放課後等デイサービスが本人にとっても、一番居心地が良いのではないかと考え、10月から通い始めたばかりです(市役所では放課後等デイサービスを不登校の居場所代わりに使うことに難色を示され、受給者証の認可が下りるまで時間がかかりましたが…)。娘の興味がある内容で無理なく通えることを重視したので、レクリエーション・クッキング・お出かけなどその日によってやる内容はさまざまです。プログラム以外の編み物やアクアビーズなどを娘の希望ですることもあり、興味がないプログラムのときは無理せず欠席しています。Upload By ユーザー体験談娘が不登校になってからいろいろと勉強し、1年経ってようやく、もともと発達障害が根底にあり、否定されることや成績不振が重なり、自分は生きている価値がないと感じるようになってしまったのだろうと理解しました。そこから不登校へとつながってしまったように思います。もしもっと早く発達障害について学んでいれば…不登校状態となる背景には発達障害が隠れているかもしれないこと、小学校中学年くらいになると勉強が難しくなり、成績不振になる子どもが多いこと、発達障害の特徴は消えるということはなく一生付き合っていかなくてはならないことなどを知っていれば早期に適切な対応ができたのではないかという後悔もあります。きょうだいで発達障害。親の願いは…わが家には3人子どもがいるのですが、(この話の娘が長女です)その反省を生かして、登園しぶりが見られたのと習い事で集団活動ができなかった年中の長男は発達障害を疑いすぐに療育センターに相談し、支援につなげることができました。そして周りの子と同じようにできないことを叱っていた育児から、本人ができたことを一緒に喜んだり、スモールステップで挑戦する育児へ切り替えることができました。少なくとも長女のように苦しむ可能性は少なくできたのかなと思います。保育園や学校への行き渋りや不登校に悩む場合には発達障害の可能性も視野に入れた方が良いということ、親に診断を受け入れる勇気がなく、医療機関を受診しようか迷っている方がいらっしゃったら、環境が変わらないことなどで苦しむのは子ども自身なので、子どものためを思うなら早期の受診をしてほしいなと思います。わが家の場合は現在小1の次女も場面緘黙があり、特別支援学級へ通っています。きょうだい3人とも発達障害があるため、それぞれの良いところを見つけて褒めて伸ばしていってあげたいと思っています。長女に関しては、初めての場所でも話せること(下2人は場面緘黙があり、そのような場面で話すことが難しいというのを経験していることもありで、とてもすごいことだと思います)、下のきょうだいの面倒見が良いこと、今は料理や工作を楽しんでいることなどから、まずは自分に対する自信をつけていってほしいと思います。そうして最終的には自分のやりたいことを見つけていってほしいと願っています。Upload By ユーザー体験談イラスト/keikoエピソード参考/かい(監修:井上先生より)女の子の場合男の子に比べて、発達障害を早期に気づくのは難しいと言われています。初めての人や場所、活動に対する高い不安や、環境や予定の変更などによる高いストレスなど大人から見ると目に見えにくい困難が多かったのだと思います。親御さんの理解によって、お子さん本人もうまくいかないことは自分のせいではなく、自分の特性に合わせて環境や学び方を工夫すると良いことに少しずつ気づかれていくのではないでしょうか。かいさんの書いておられるように、それぞれのお子さんの得意な所や好きな所をたくさん褒めていくことがお子さんの自信を高めることにつながると思います。
2022年11月26日クラブ(Club)の人気スキンケアパウダー「クラブ すっぴんパウダー」から、数量限定「サクラシャボンの香り 2023」が登場。2022年12月13日(火)より発売される。洗顔不要のスキンケアパウダー「クラブ すっぴんパウダー」は、つけたまま寝ることもできる洗顔不要の人気スキンケアパウダー。きめ細かいパウダーが肌の色ムラや毛穴をナチュラルにカバーしながら、テカリを抑え、透明感のある肌へと導いてくれる。また、ヒアルロン酸Naや水溶性コラーゲンなどの保湿成分でコーティングしたパウダーが肌の潤いをキープ。さらに、アルギン酸Na、オウゴン根エキス(被膜剤)といったフィルター成分が大気中の微粒子物質等の付着を防いでくれるなど、“すっぴんでいるより肌にやさしい”処方となっている。「サクラシャボンの香り 2023」が数量限定で登場そんな「クラブ すっぴんパウダー」から、春気分を盛り上げる“サクラ”の香りが数量限定で今年も登場。保湿効果があるソメイヨシノ葉エキスを配合した、“甘い桜×さっぱりとしたシャボン”が上品に香る「サクラシャボンの香り 2023」が展開される。ほんのり“サクラピンク”色のパウダーで、血色感と温もりを演出。また、可憐なピンクカラーの限定パッケージ&パフも魅力的だ。【詳細】クラブ すっぴんパウダー サクラシャボンの香り 2023 26g 1,760円<数量限定品>発売日:2022年12月13日(火)【問い合わせ先】クラブコスメチックスTEL:0120-16-0077(フリーダイヤル)
2022年11月20日明治大学国際日本学部の山脇啓造ゼミナール(専門:多文化共生論)と中央大学、東京女子大学、法政大学、留学生チームの大学生5チームが参加する「ダイバーシティ・プレゼンコンテスト」が、11月20日(日)に東京国際フォーラムで実施されます。東京都が主催する「ヒューマンライツ・フェスタ東京2022」の一環として、上記5チームの企画・運営によって開催されます。当日は、様々な背景や価値観を持つ人が、違いを認め合いながら共に交流し、支え合う共生社会「インクルーシブシティ東京」を実現するために効果的な取り組みについて、上記の5チームがプレゼンを行います。ダイバーシティ・プレゼンコンテスト日時: 2022年11月20日(日)13:30~16:45 (13:00開場)会場: 東京国際フォーラム ホールD5 [東京都千代田区丸の内3-5-1]テーマ: ダイバーシティ&インクルージョン ー大学生が考える東京の未来ー主催: 東京都企画・運営: ダイバーシティ・プレゼンコンテスト実行委員会協力: 電通ダイバーシティ・ラボ参加費: 無料対象: ダイバーシティに関心のある学生や社会人、行政や市民活動関係者参加チーム:留学生チーム明治大学 国際日本学部 山脇啓造ゼミ法政大学 キャリアデザイン学部 松尾知明ゼミ東京女子大学 現代教養学部 松尾慎ゼミ中央大学 総合政策学部 李里花ゼミ審査員: 吉村幸子(東京都総務局人権部長)、相川浩太郎(BBCグローバルニュースジャパン株式会社代表取締役マネージング・ダイレクター)スティーブ・ソレイシィ(英会話コーチ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月14日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!陰口を言う古参に実力を見せつけて…フィットネスクラブ歴20年以上で、その間休会することもなく、常にどこかのクラブに所属してきました。しかし新しいクラブへ行くと必ずそこの古参に目をつけられます…。そしてお決まりの陰口…新参者だからとおとなしくしていると、嫌がらせも受けることも多々あります。しかし私は、エアロビクスもヨガも長年やっていて、その上ヨガはインストラクターの資格も持っています。そのため、嫌味を言う人と同じレッスンに参加すると、その後は態度がガラッと変わっておとなしくなるのでスカッとします。(女性/会社員)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年11月11日1993年の『ジョイ・ラック・クラブ』の続編の企画が進行していることがわかった。原作者エイミー・タン、オリジナルの脚本家ロン・バスが手がけるもので、オリジナルのキャストにも出演交渉がなされているという。監督は未定。母と娘のストーリーというアプローチは続編でも貫かれるが、今回は次の世代に焦点が当てられるようだ。ウェイン・ワンが監督したオリジナルは、当時のハリウッドで非常に珍しい全アジア系キャストの映画ということで注目された。製作費は1,100万ドルに対し、北米で3,300万ドルを売り上げるスマッシュヒットとなっている。文=猿渡由紀
2022年10月13日チームラボ(teamLab)の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 ‐ SBI証券」は、秋限定の展示をスタートします。福岡「チームラボフォレスト」の作品が秋仕様にコンピュータプログラムによってリアルタイムで更新・変化を続けるチームラボの作品は、季節ごとに仕様が変化することも特徴の一つ。「チームラボフォレスト」館内も、期間限定で秋の装いに切り替わります。“紅葉”する秋の森の木々や“秋の花”をまとった動物たちなどスマートフォンを片手に様々な動物を「捕まえ、観察し、解き放つ」がコンセプトの《捕まえて集める森》では、現実世界と同様の流れの中で、森と海の景色が変化。森の木々が紅葉する秋の景色など、秋らしさを感じることができます。高低差のある立体的な世界《うごめく谷の、花と共に生きる生き物たち》では、秋の花々でできた生き物たちが生息する様子を見ることができます。《花と共に生きる動物たちII》では、動物たちを形作る花が秋の花々に変化。花々が誕生と死滅を永遠に繰り返し、生き物や動物たちを形成し続ける様子を表現しています。さらに、季節ごとに異なる色で空間の中を蝶たちが舞う《郡蝶、儚い命》や、降り注ぐ粒が変化する地層模様を描く《つぶつぶの地層のふわふわな地形》などの作品も、秋の様相に一新します。【詳細】チームラボフォレスト 秋限定展示展開開始日:2022年9月23日(金)~場所:チームラボフォレスト 福岡 ‐ SBI証券住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6 ボス イーゾ フクオカ 5階(福岡PayPayドーム隣)
2022年10月03日チームラボ(teamLab)の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 ‐ SBI証券」は、秋限定の展示をスタートする。福岡「チームラボフォレスト」の作品が秋仕様にコンピュータプログラムによってリアルタイムで更新・変化を続けるチームラボの作品は、季節ごとに仕様が変化することも特徴の一つ。「チームラボフォレスト」館内も、期間限定で秋の装いに切り替わる。“紅葉”する秋の森の木々や“秋の花”をまとった動物たちなどスマートフォンを片手に様々な動物を「捕まえ、観察し、解き放つ」がコンセプトの《捕まえて集める森》では、現実世界と同様の流れの中で、森と海の景色が変化する。森の木々が紅葉する秋の景色など、秋らしさを感じることができる。高低差のある立体的な世界《うごめく谷の、花と共に生きる生き物たち》では、秋の花々でできた生き物たちが生息する様子を見ることができる。《花と共に生きる動物たちII》では、動物たちを形作る花が秋の花々に変化。花々が誕生と死滅を永遠に繰り返し、生き物や動物たちを形成し続ける様子を表現している。さらに、季節ごとに異なる色で空間の中を蝶たちが舞う《郡蝶、儚い命》や、降り注ぐ粒が変化する地層模様を描く《つぶつぶの地層のふわふわな地形》などの作品も、秋の様相に一新する。【詳細】チームラボフォレスト 秋限定展示展開開始日:2022年9月23日(金)~場所:チームラボフォレスト 福岡 ‐ SBI証券住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6 ボス イーゾ フクオカ 5階(福岡PayPayドーム隣)「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」 福岡PayPayドーム隣 ©チームラボ
2022年09月29日